町田市議会 2024-03-27
令和 6年 3月定例会(第1回)-03月27日-10号
令和 6年 3月定例会(第1回)-03月27日-10号令和 6年 3月定例会(第1回)
町田市議会会議録第10号
3月27日(水曜日)
出席議員(36名)
1 番 秋 田 し づ か 2 番 渡 辺 さ と し
3 番 小 野 りゅうじ 4 番 笹 倉 み ど り
5 番 小 野 寺 ま な ぶ 6 番 村 ま つ 俊 孝
7 番 木 目 田 英 男 8 番 渡 辺 厳 太 郎
9 番 中 川 幸 太 郎 10 番 矢 口 ま ゆ
11 番 加 藤 真 彦 12 番 石 川 好 忠
13 番 佐 藤 和 彦 14 番 森 本 せ い や
15 番 東 友 美 16 番 松 岡 み ゆ き
17 番 おんじょう 由 久 18 番 松 葉 ひ ろ み
19 番 白 川 哲 也 20 番 い わ せ 和 子
21 番 田 中 美 穂 22 番 佐 々 木 智 子
23 番 お ぜ き 重 太 郎 24 番 三 遊 亭 ら ん 丈
25 番 戸 塚 正 人 26 番 今 村 る か
27 番 新 井 よしなお 28 番 吉 田 つ と む
【
提案理由説明・質疑・表決】
第 8 第 50号議案 町田市副市長の選任につき同意方について
第 9 第 51号議案 町田市監査委員の選任につき同意方について
第10 第 52号議案 町田市
教育委員会教育長の任命につき同意方について
第11 第 53号議案 町田市
教育委員会委員の任命につき同意方について
第12 第 54号議案
人権擁護委員候補者の推薦につき同意方について
【
提案理由説明・質疑・表決】
第13
議員提出議案第 1号 地方創生に貢献するサーキュラーエコノミー(循環経済)の一層の推進を求める意見書
議員提出議案第 2号 若者のオーバードーズ(薬物の過剰摂取)防止対策の強化を求める意見書
議員提出議案第 3号 学校給食費の無償化に全額補助を求める意見書
議員提出議案第 4号
食糧自給率向上を政府に求める意見書
議員提出議案第 5号 自民党派閥による
政治資金パーティーをめぐる裏金問題の真相解明を求める意見書
議員提出議案第 6号 訪問介護の基本報酬の
引き下げ中止を求める意見書
議員提出議案第 7号 離婚後共同親権の導入に関し慎重な議論を求める意見書
議員提出議案第 8号 再審法の改正の促進を国に求める意見書
第14 議員派遣について
第15 各常任委員会の
特定事件継続調査申し出について
議 事 日 程 追 加 の 1
第 1
議員提出議案第 9号 「町田市新たな
学校づくり基本計画」における
通学環境改善のための
スクールバス導入を求める決議
議 事 日 程 追 加 の 2
第 1 第8号議案に対する附帯決議
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
会議に付した事件
日程第1から日程第15まで及び追加の1の日程第1並びに追加の2の日程第1
午前10時 開議
○議長(
木目田英男) ただいまから本日の会議を開きます。
――
―――――――◇――――――――
△日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。
18番
松葉ひろみ議員
19番 白川 哲也議員
この際、事務局長に事務報告をさせます。
事務局長 鈴木秀行君。
◎事務局長(鈴木秀行) 報告いたします。
本日、市長から、追加議案として第50号議案から第54号議案までの5件の送付を受けましたので、直ちにご配付いたしました。
次に、3月19日付で新井よしなお議員外2人から第8号議案に対する修正案が提出されておりますので、ご配付いたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(
木目田英男) 事務局長の報告は終わりました。
本日、開会前に
議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。
議会運営委員長 東友美議員。
〔
議会運営委員長東友美登壇〕
◎
議会運営委員長(東友美) 本日、開会前に
議会運営委員会を開催いたしましたので、協議の結果をご報告申し上げます。
まず、
議員提出議案につきましては、提出締切日までに8件提出されております。そのうち、
議員提出議案第8号につきましては、採択請願に伴い提出されたものであります。これらの
議員提出議案の取扱いにつきましては、申し合わせに従い、
提案理由説明及び委員会への付託を省略の上、即決をいたします。
次に、本日、
戸塚正人議員外3人より提出されました「町田市新たな
学校づくり基本計画」における通学環境の改善のための
スクールバス導入を求める決議を上程し、議決してもらいたい旨の動議につきましては、本日の冒頭に取り扱います。
次に、追加議案として人事案件であります第50号議案から第54号議案までの5件の送付がありましたので、本件の取扱いにつきまして協議いたしました結果、本日の議事日程第8から日程第12までとしてそれぞれ上程し、
提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、簡易表決による即決をいたします。
次に、議員派遣につきましては、本日の議事日程第14として上程し、簡易表決による即決をいたします。
次に、請願及び陳情につきましては、2月22日以降、陳情1件の提出がありました。
次に、「議会だより」の編集につきましては、8ページ立てで4月30日に発行の予定であります。
以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(
木目田英男)
議会運営委員長の報告は終わりました。
この際、
戸塚正人議員外3人から提出された「町田市新たな
学校づくり基本計画」における
通学環境改善のための
スクールバス導入を求める決議を上程し、議決してもらいたい旨の動議について、これより表決に入ります。
お諮りいたします。本動議の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本動議は可決されました。
――
―――――――◇――――――――
△
議事日程追加の1 日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男)
議員提出議案第9号を議題といたします。
本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。
25番
戸塚正人議員。
〔25番
戸塚正人議員登壇〕
◎25番(戸塚正人) 動議のご可決、ありがとうございます。
それでは、
議員提出議案第9号 「町田市新たな
学校づくり基本計画」における
通学環境改善のための
スクールバス導入を求める決議を上程させていただきます。
町田では、将来的な財政状況や今後の公共施設の維持管理費を鑑み、町田市
公共施設等総合管理計画を策定しました。特に施設の老朽化が懸念されている小学校、中学校の再編においては、町田市新たな
学校づくり基本計画を策定し、現在、地域の説明会などを開催しながら進めております。この計画では、築年数が40年を超える学校施設を中心に小学校42校から26校、中学校を20校から15校と再編するものであります。
学校施設を再編することは、少子化や財政的な面で理解はするものの、児童生徒、保護者にとっては重要な問題であり、市民に寄り添い慎重に進めるべき課題であると認識しております。こうした状況において、町田市が行った
アンケート調査では、通学環境についての不安が大多数を占めており、町田市議会は町田市新たな
学校づくり基本計画において、児童生徒、保護者に寄り添い、以下について求めます。
1 児童・生徒・保護者から不安視されている通学環境の改善のため、
スクールバスを導入すること。
以上、決議する。
皆様方におかれましては、ご可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(
木目田英男) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
○議長(
木目田英男) 10番
矢口まゆ議員。
◆10番(矢口まゆ) ただいまの決議案について質疑させていただきます。
1点で、こちらの内容は、どのような学校に
スクールバスを求めているのか。町田市では既にこういう一定の基準を超えるような通学負担の子どもたちには
スクールバスを出すよということですとか、もしくはタクシーであったり、小型の交通機関であったりとかを使うよということは既に話で何度も何度も説明いただいていて、小山田地区なんかは、そういったものを使わなきゃ通学は無理だよねというような議論もこれまでになされておりますので、通学の負担が大きいところには
スクールバスだったりタクシーだったりを既に行っていくという市の方針が出ていると思うんですけれども、その上でこちらを出すというのは、新たに基準を変えるとか具体的なご提案があってのことかと思い、質疑いたします。
改めて言うと、全ての学校に
スクールバスを出すことを求めているのか、どのような基準で求めているのか、お伺いします。
○議長(
木目田英男) 25番
戸塚正人議員。
◎25番(戸塚正人) ありがとうございます。前提としましては、あくまで子どもたちの通学路の安全のためが最優先と考えております。
対象につきましては、基本的には、現段階で考えるのは学校再編で対象とされている対象校の方々です。議員おっしゃるとおり、現在、何地域か遠いところで導入を検討している部分は認識しておりますが、さらに言えば、ほかの対象校に至ってもかなり多くの方々から
スクールバスの導入を望んでいる声が多く寄せられております。
もう少し我々としては柔軟に
スクールバスの導入を考えていただきたいという旨で提出をさせていただいております。
○議長(
木目田英男) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
21番
田中美穂議員。
〔21番
田中美穂議員登壇〕
◆21番(田中美穂) ただいまご提案がありました決議、
議員提出議案に対して反対の立場で討論をいたします。
統廃合で学校が遠くなるから、せめて
スクールバスをという保護者の声は多く、また、路線バスが不安定な状況の中で
スクールバスの導入、柔軟な対応は必要なことだと思います。
一方、これだけの大きな統廃合をする学校、新たな
学校づくり推進計画自体への市民合意が取れていないという状況があると考えております。統廃合の計画を前提とした決議というところで、反対をさせていただきます。
○議長(
木目田英男) 28番 吉田つとむ議員。
〔28番吉田つとむ議員登壇〕
◆28番(吉田つとむ) ただいまの
スクールバスの導入を求める決議案に対して、安全な通学を保障するという立場で賛成討論を行います。
この決議案の表題は、「町田市新たな
学校づくり基本計画」における
通学環境改善のための
スクールバス導入を求める決議となっております。町田市の公立学校の統廃合そのこと自体に対しましてはいろいろ意見もありますし、私も考えを持っているところであります。そのことは置いておいて、バスの通学ということに関してだけ意見をここで述べさせていただきます。
町田市は非常に道路が狭い、曲がっている、かつ、また車の通行量が多いところがたくさんあります。そういうことで、バス通学の利便性というのは大変高いというふうに思っております。
先日、こうした決議が出るとは思いもしませんでしたが、私は一般質問で
スクールバスの話をいたしております。香川県の東かがわ市というところがありまして、ここは町田市と全然違って小中一貫で9年制の学校制度を取っているところなんですけれども、ここでは
スクールバスを配備しまして、徒歩で行くか、
スクールバスを選択するかという2つの選択肢が出されております。
なお、中学生に対しては自転車通学も認められておりまして、非常に広範囲な体制が取られているところであります。そうしたこれから先のことを考えまして、改めてこの東かがわ市の例を提起させていただきました。
そして、今後の考え方としまして、住民には安心できる制度を長期的に保障することが優先されるというふうに思っております。児童・青少年世代に対して、この町田市政がどんなふうな考え方を持っていくのか、どういう立場で見ていくかということを今後いろいろ提起していくのが議会の役割だろうと思いますし、そういう趣旨でこの
スクールバスを導入すべきだという考えの決議案に賛成をさせていただきます。
○議長(
木目田英男) 10番
矢口まゆ議員。
〔10番
矢口まゆ議員登壇〕
◆10番(矢口まゆ) ただいまの決議案に反対の立場で討論させていただきます。
これまでも市からは、徒歩で30分以上となるような距離の子どもたちに対しては、まずは路線バスの活用、路線バスでは対応できない困難な地域については中型バス、小型バス、マイクロバス、タクシーのような小型乗用車などの対応も検討する、このような方針が説明されており、実際に路線バスで対応できない地域があるというところではそのような議論がされてきたところであります。
個人的には、徒歩の時間についても低学年については2キロメートルとか30分とか言わず、もうちょっと1.5キロメートルくらいからは通学手段を徒歩以外で
スクールバスとかも検討していいんじゃないか、路線バスとかも検討していいんじゃないか、そういった思いは実際ありますし、路線バスの本数についても、今、市が提案している基準は少し厳し過ぎるのではないか、そのような思いはあります。
ですが、今回の決議については、現在の基準を変えるというような具体的なものではなく曖昧な表現であるという点が気になっております。この決議が通ったところで、市はどのように対応すべきなのかが明確に伝わってまいりませんでした。
そもそも
スクールバスは、あくまでも学校は徒歩で行くべきであり、その次に
公共交通機関、それでも通学が困難なときには新たに財源を支出して
スクールバスを出す、これが今回、統廃合の計画の中でも
先ほど提案者の方から財政負担という点がありましたけれども、財政負担という点を考えたときにも、やはりそのような、ある意味では慎重な議論も基準を考える上では大変重要になってくるかと思います。
提案者の方から柔軟に考えていくということがありましたけれども、43万人が住むこの自治体という中で、小中学校というような義務教育を行う、たくさんの子どもたちが通う中で何か事業を行うときには、やはり一定の基準を設けるということが非常に重要であり、その一定の基準を設けるときに責任を持って基準を提案していくのが行政であり、私たち議員の役割ではないでしょうか。
具体的な基準が分からず、今の町田市の考え方の何を否定しているのかが分からないような内容の決議の内容を通すことには賛同できません。
以上の理由で、反対の討論とさせていただきます。
○議長(
木目田英男) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
議員提出議案第9号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま議決されました
議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第2
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第2、第15号議案外議案5件を一括議題といたします。
────────────────────────────────────
総務常任委員会議案審査報告書
1.第 15号議案 町田市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例及び町田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
1.第 16号議案 町田市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例
1.第 17号議案 町田市個人番号及び
特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例
1.第 48号議案 町田市市税条例の一部を改正する条例
1.第 45号議案
包括外部監査契約の締結について
1.第 8号議案 令和6年度(2024年度)町田市
一般会計予算
本委員会は、3月11日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
2024年3月13日
総務常任委員長
村まつ 俊 孝
町田市議会議長
木目田 英 男 様
────────────────────────────────────
○議長(
木目田英男) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務常任委員長 村まつ俊孝議員。
〔総務常任委員長村まつ俊孝登壇〕
◎総務常任委員長(村まつ俊孝) 報告に先立ち、一言ご挨拶を申し上げます。
このたび、新しい議会構成に伴い、総務常任委員長の任を拝しました村まつ俊孝でございます。副委員長の中川幸太郎議員ともども皆様のご協力をいただき、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
それでは、報告をさせていただきます。
今期定例会において、当総務常任委員会に付託された議案7件につきまして、3月12日及び13日に審査を行いました。
このうち、第47号議案を除く議案6件について、その結果についてご報告いたします。
まず、第15号議案 町田市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例及び町田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第16号議案 町田市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第17号議案 町田市個人番号及び
特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第48号議案 町田市市税条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第45号議案
包括外部監査契約の締結につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第8号議案 令和6年度(2024年度)町田市
一般会計予算のうち、当委員会所管部分につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で第47号議案を除く総務常任委員会の報告を終わります。
○議長(
木目田英男) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第8号議案を除く議案に対する討論を許します。討論の通告がありますので、発言を許します。
第17号議案に対する反対討論。
33番 細野龍子議員。
〔33番細野龍子登壇〕
◆33番(細野龍子) 日本共産党市議団の一員として、通告に基づき、第17号議案 町田市個人番号及び
特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例について、反対討論を行います。
本条例改定の根拠となるマイナンバー法改定が昨年6月に行われました。マイナ健康保険証の一体化とともに、社会保障と税、防災の3分野に限定していた利活用の範囲をそれ以外の分野でも活用できるように拡大されることになりました。
誤登録や誤交付が問題となる中、マイナ保険証の利用率はいまだに5%にもなりません。国民の信頼が得られていないことは明らかであり、このような中、マイナ保険証の利用を義務づけるマイナンバー法改定が強行されたことは問題です。
本条例改正は、これまでマイナンバー法で限定されていなかった自治体の事務が法改定によってマイナンバーとひもづけされたため、これまで自治体が行う事務を一覧表で定めていた項目を削除するための条例です。
法律でひもづけする情報の範囲を広げ、一括で国が管理することになります。自治体の権限をなくし、国が一括して管理する膨大な情報については個人情報漏えいの可能性を拡大することになり、問題だと考えます。
以上の点から、第17号議案、マイナンバー法改定に伴う町田市個人番号及び
特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例については反対いたします。
○議長(
木目田英男) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第15号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第16号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第17号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第48号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第45号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第3
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第3、第47号議案を議題といたします。
────────────────────────────────────
総務常任委員会議案審査報告書
1.第 47号議案 町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方について
本委員会は、3月11日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
2024年3月13日
総務常任委員長
村まつ 俊 孝
町田市議会議長
木目田 英 男 様
────────────────────────────────────
○議長(
木目田英男) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務常任委員長 村まつ俊孝議員。
〔総務常任委員長村まつ俊孝登壇〕
◎総務常任委員長(村まつ俊孝) 今期定例会において、当総務常任委員会に付託された議案のうち、第47号議案 町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で総務常任委員会の報告を終わります。
○議長(
木目田英男) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第47号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第4
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第4、第19号議案外議案12件及び請願2件を一括議題といたします。
────────────────────────────────────
健康福祉常任委員会議案審査報告書
1.第 19号議案 町田市障がい者差別をなくし誰もがともに生きる
社会づくり条例
1.第 20号議案 町田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
1.第 21号議案 町田市
介護保険条例の一部を改正する条例
1.第 22号議案 町田市
介護保険給付費準備基金条例の一部を改正する条例
1.第 23号議案 町田市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例
1.第 24号議案 町田市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例
1.第 25号議案 町田市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例
1.第 26号議案 町田市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例
1.第 8号議案 令和6年度(2024年度)町田市
一般会計予算
1.第 9号議案 令和6年度(2024年度)町田市
国民健康保険事業会計予算
1.第 10号議案 令和6年度(2024年度)町田市
介護保険事業会計予算
1.第 11号議案 令和6年度(2024年度)町田市
後期高齢者医療事業会計予算
1.第 14号議案 令和6年度(2024年度)町田市
病院事業会計予算
本委員会は、3月11日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
2024年3月13日
健康福祉常任委員長
松 岡 みゆき
町田市議会議長
木目田 英 男 様
────────────────────────────────────
健康福祉常任委員会請願審査報告書
1.請願第 6号 第9期介護保険料の値上げを行わないことを求める請願
請願者 町田市山崎町1483 山崎団地8-2-304
八柳 ひろ子 外3人
本委員会は、3月11日付託された上記請願審査の結果、「不採択すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
1.請願第 7号
国民健康保険税の値上げを行わないことを求める請願
請願者 町田市山崎町1483 山崎団地8-2-304
八柳 ひろ子 外3人
本委員会は、3月11日付託された上記請願審査の結果、「不採択すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
2024年3月13日
健康福祉常任委員長
松 岡 みゆき
町田市議会議長
木目田 英 男 様
────────────────────────────────────
○議長(
木目田英男) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
健康福祉常任委員長 松岡みゆき議員。
〔健康福祉常任委員長松岡みゆき登壇〕
◎健康福祉常任委員長(松岡みゆき) おはようございます。報告に先立ち、一言ご挨拶を申し上げます。
このたび、新しい議会構成に伴い健康福祉常任委員長の任を拝しました松岡みゆきでございます。副委員長の笹倉みどり議員ともども皆様のご協力をお借りしながら、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
それでは、報告をさせていただきます。
今期定例会において、当健康福祉常任委員会に付託されました議案13件、請願2件につきまして、3月12日及び13日に審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。
まず、第19号議案 町田市障がい者差別をなくし誰もがともに生きる
社会づくり条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、一括議題として審査いたしました第20号議案 町田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例及び請願第7号
国民健康保険税の値上げを行わないことを求める請願につきましては、第20号議案については、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと、請願第7号については、賛成討論の後、採決の結果、賛成少数をもって不採択すべきものと決しました。
次に、一括議題として審査いたしました第21号議案 町田市
介護保険条例の一部を改正する条例及び請願第6号 第9期介護保険料の値上げを行わないことを求める請願につきましては、第21号議案については、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと、請願第6号については、賛成討論の後、採決の結果、賛成少数をもって不採択すべきものと決しました。
次に、第22号議案 町田市
介護保険給付費準備基金条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、一括議題として審査いたしました第23号議案 町田市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例、第24号議案 町田市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例、第25号議案 町田市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例及び第26号議案 町田市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第8号議案 令和6年度(2024年度)町田市
一般会計予算のうち、当委員会所管部分につきましては、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第9号議案 令和6年度(2024年度)町田市
国民健康保険事業会計予算につきましては、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第10号議案 令和6年度(2024年度)町田市
介護保険事業会計予算につきましては、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第11号議案 令和6年度(2024年度)町田市
後期高齢者医療事業会計予算につきましては、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第14号議案 令和6年度(2024年度)町田市
病院事業会計予算につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で健康福祉常任委員会の報告を終わります。ありがとうございました。
○議長(
木目田英男) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第8号議案を除く議案及び請願に対する討論を許します。討論の通告がありますので、発言を許します。
第20号議案及び第21号議案に対する反対討論並びに請願第6号及び請願第7号に対する賛成討論。
22番 佐々木智子議員。
〔22番佐々木智子登壇〕
◆22番(佐々木智子) 共産党市議団の一員として通告に基づき、請願第7号
国民健康保険税の値上げを行わないことを求める請願に賛成、第20号議案 町田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例に反対の立場で、請願第6号 第9期介護保険料の値上げを行わないことを求める請願に賛成、第21号議案 町田市
介護保険条例の一部を改正する条例に反対の立場で一括して討論します。
町田市の
国民健康保険税は、2018年度の都道府県単位化から一般会計の赤字繰入れを減らすために毎年税率改定を繰り返し、2024年度は解消すべき赤字額が7.2億円あるとして、そのうちの5億円を被保険者の保険税の値上げで賄うということが本議案の内容であります。
1人当たりでは10万8,236円から11万3,466円へ5,230円の増額となり、市がモデル世帯とした40代所得260万円夫婦と小学生以上の子ども1人世帯では44万2,280円から46万6,980円へと、年間2万4,700円もの負担増となります。物価高騰で賃金も上がらない状況の中、国保税だけで1か月の給料分を超えてしまうような保険税負担は尋常ではありません。
また、国保税は長期滞納すれば保険証から資格証明書の交付に変わり、病気になっても10割負担となれば、実質、医者にかかれなくなります。請願者は陳述で、2023年度は町田市でも85件の資格証が発行されたとして、自治体の責務として、住民の命、暮らしを守るために連続値上げはやめるべきと述べられました。
国が未就学児の均等割を2分の1補助することになったのも、収入のない子どもから保険料を徴収する構造的仕組みに各方面から改善を求める声が出ているからです。
また、国保加入者は非正規労働者や年金生活者など低所得者が多く、町田市でも国保被保険者の約半数が7・5・2割の軽減措置の対象者となっています。
このようなことから、国保税を値上げする第20号議案には反対、値上げを行わないことを求める請願第7号に賛成します。
次に、第21号議案 町田市
介護保険条例の一部を改正する条例については、介護給付費準備基金30億円のうち約16億5,000万円を取り崩し、値上げ額を380円抑えることができたとのことですが、基準額で月290円の値上げ、年額では6万9,000円から7万2,400円に3,400円の負担増となります。準備基金は第1号被保険者が納めた保険料の余剰金ですから、30億円全額を活用すれば値上げせず据置きとすることも可能でした。
また、第1号被保険者は介護サービスを受けるときに利用料を払いますが、既に原則1割負担から一定の所得がある場合は2割・3割負担が導入されています。本条例改正では、所得区分を増やしたことで、区分400万円以上は所得が変わらなくても年に1万3,500円から3万円を超える負担増となっています。この所得区分の方たちの多くは介護サービス利用料も2割・3割負担ですから、市が保険料を引き上げることは利用者への二重の負担増ということになります。
介護保険は導入当初、介護の社会化といってスタートしましたが、今では、保険あって介護なしという訴えを聞くことが多くなりました。
よって、以上の理由から介護保険料を値上げする第21号議案には反対、値上げを行わないことを求める請願第6号には賛成いたします。
○議長(木目田英男) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第19号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第20号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第21号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第22号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第23号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第24号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第25号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第26号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第9号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第10号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第11号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第14号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
請願第6号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本件は不採択と決しました。
請願第7号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本件は不採択と決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第5
△日程第6
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第5、第27号議案外議案5件、請願4件及び日程第6、
文教社会常任委員会継続審査申し出についてを一括議題といたします。
────────────────────────────────────
文教社会常任委員会議案審査報告書
1.第 27号議案 町田市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
1.第 34号議案
町田市立学校設置条例の一部を改正する条例
1.第 35号議案 町田市
学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例
1.第 36号議案
町田市立小学校等の学校給食費に関する条例の一部を改正する条例
1.第 37号議案 町田市生涯
学習審議会条例の一部を改正する条例
1.第 8号議案 令和6年度(2024年度)町田市
一般会計予算
本委員会は、3月11日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
2024年3月15日
文教社会常任委員長
佐々木 智 子
町田市議会議長
木目田 英 男 様
────────────────────────────────────
文教社会常任委員会請願審査報告書
1.請願第 1号
南成瀬地区小学校の統廃合計画を一旦止めて、地方自治の本来の姿として、学校のある地域に丁寧な説明をし、当事者の声を大切にし、地域の了解をえながら、一緒に進めることを求める請願
請願者 町田市南成瀬8-15-7
豊かな教育と公正な税金の運用を求める会
事務局 佐 藤 和 行
本委員会は、3月11日付託された上記請願審査の結果、「不採択すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
1.請願第 2号
国際工芸美術館(仮称)に関し、CM方式による事業予算額が明確にされていないのに3月議会において、予算増額案を成立させないことを求める請願
請願者 町田市高ヶ坂2-23-10
清 家 亮 三
本委員会は、3月11日付託された上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
1.請願第 3号
本町田東小学校および
本町田小学校の廃止と「本町田ひなた小学校」の開校に反対を求める請願
請願者 町田市木曽東4-11-イ-10-201
芥 川 進 外1人
本委員会は、3月11日付託された上記請願審査の結果、「不採択すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
1.請願第 5号 まちだの新たな
学校づくり推進計画において、子どもの意見表明の実施を求める請願
請願者 町田市広袴2-14-56
髙 栁 真希子 外2人
本委員会は、3月11日付託された上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
2024年3月15日
文教社会常任委員長
佐々木 智 子
町田市議会議長
木目田 英 男 様
────────────────────────────────────
文教社会常任委員会継続審査申出書
本委員会は、会議規則第111条の規定により下記のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので申し出ます。
記
1.請願第 4号 まちだの新たな
学校づくり鶴川地区小中学校計画の開かれた議論を求める請願
理由 災害が発生した時の仮設時の防災体制が担保されておらず、なお調査を要するため。
2024年3月15日
文教社会常任委員長
佐々木 智 子
町田市議会議長
木目田 英 男 様
────────────────────────────────────
○議長(
木目田英男) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
文教社会常任委員長 佐々木智子議員。
〔文教社会常任委員長佐々木智子登壇〕
◎文教社会常任委員長(佐々木智子) 報告に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。
このたび、新しい議会構成に伴い、文教社会常任委員会委員長の任を拝しました佐々木智子でございます。副委員長の渡辺さとし議員ともども皆様方のご協力をいただき、公正で円滑な委員会運営に努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
今期定例会において、当文教社会常任委員会に付託された議案6件、請願5件につきまして、3月14日及び15日に審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。
まず、第27号議案 町田市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第34号議案
町田市立学校設置条例の一部を改正する条例につきましては、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第35号議案 町田市
学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例につきましては、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第36号議案
町田市立小学校等の学校給食費に関する条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第37号議案 町田市生涯
学習審議会条例の一部を改正する条例につきましては、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第8号議案 令和6年度(2024年度)町田市
一般会計予算のうち、当委員会所管部分につきましては、反対討論及び賛成討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、請願第1号
南成瀬地区小学校の統廃合計画を一旦止めて、地方自治の本来の姿として、学校のある地域に丁寧な説明をし、当事者の声を大切にし、地域の了解をえながら、一緒に進めることを求める請願につきましては、賛成討論の後、採決の結果、賛成少数をもって不採択すべきものと決しました。
次に、請願第2号
国際工芸美術館(仮称)に関し、CM方式による事業予算額が明確にされていないのに3月議会において、予算増額案を成立させないことを求める請願につきましては、賛成討論の後、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決の結果、採択すべきものと決しました。
次に、請願第3号
本町田東小学校および
本町田小学校の廃止と「本町田ひなた小学校」の開校に反対を求める請願につきましては、賛成討論の後、採決の結果、賛成少数をもって不採択すべきものと決しました。
次に、請願第5号 まちだの新たな
学校づくり推進計画において、子どもの意見表明の実施を求める請願につきましては、賛成討論の後、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決の結果、採択すべきものと決しました。
最後に、請願第4号 まちだの新たな
学校づくり鶴川地区小中学校計画の開かれた議論を求める請願につきましては、災害が発生したときの仮設時の防災体制が担保されておらず、なお調査を要するため、継続審査とすべきものと決しました。
以上で文教社会常任委員会の報告を終わります。
○議長(
木目田英男) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第8号議案を除く議案及び請願に対する討論を許します。討論の通告がありますので、順次発言を許します。
第34号議案及び第35号議案に対する反対討論並びに請願第1号から請願第3号までに対する賛成討論。
21番
田中美穂議員。
〔21番田中美穂登壇〕
◆21番(田中美穂) 日本共産党市議団の一員として、通告に基づき討論を行います。
請願第1号
南成瀬地区小学校の統廃合計画を一旦止めて、地方自治の本来の姿として、学校のある地域に丁寧な説明をし、当事者の声を大切にし、地域の了解をえながら、一緒に進めることを求める請願、請願第3号
本町田東小学校および
本町田小学校の廃止と「本町田ひなた小学校」の開校に反対を求める請願に対して賛成の立場、第34号議案
町田市立学校設置条例の一部を改正する条例、第35号議案 町田市
学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例に反対の立場で、また、請願第2号
国際工芸美術館(仮称)に関し、CM方式による事業予算額が明確にされていないのに3月議会において、予算増額案を成立させないことを求める請願に賛成の立場で討論をいたします。
まず、請願第1号は、南成瀬地区の学校統廃合に対して住民の話合いを継続し、納得いく行政が進められることを求める内容です。南成瀬地区については2023年3月にも計画の見直しを求める請願が出されています。
今回、請願者から横浜市の学校統廃合の事例が出され、時間をかけて地域と話し合い、議会でも地域の合意が図られているということで一致して結論を出していると紹介がありました。また、文部科学省に対して、学校教育法施行規則の標準学級数について、地域の実態、その他による特別な事情というのは、地域によっては1学年1クラスしかできない、そういった地域を想定しているという話を伺ったということも紹介をされました。
改めて新たな
学校づくり推進計画の適正規模についての再考が必要だと考えますし、また、今回の推進計画は市内全域に当てはめて計画をつくったものですが、こうした請願が出される中で、対象学区の地域の実情に合わせた学校規模や地域がどのように選択をするのか、幅広い当事者の参画で地域の合意形成を丁寧につくっていくことは、地域の学校への愛着や社会参画、民主主義の成熟を本来促す取組になり得るものだという指摘だと思います。本請願は、そういった経緯が不十分だという指摘だと受け止めています。
請願第3号は、住民との話合いを優先し、引き続き話合いをしていただきたいという、そういった内容で、本議会で
本町田東小学校、
本町田小学校の廃校を決めないでほしいという内容です。
本町田地域については、統廃合の中止や見直しを求める請願が2021年に1件、これは継続審議になっていました。2022年に2件、2023年に1件、そして、今議会と出されている状況です。これだけ地域に必要とされている学校だということを表していると受け止めています。
請願者の方は、見守りボランティアをされている際のエピソードも紹介をしてくださっておりました。子どもたちに安心安全の学校とは、よりよい教育環境とは、そういった点について、もっと対話を行うことが必要だと改めて思いました。
また、どちらの請願審査でも合意形成についての経緯について多数の質疑がありましたが、各地区の検討会を行う前の意見交換会については、2021年に地域の方を対象にした意見交換会の場で参加者が南成瀬地区では合計3人、本町田地区でも合計3人であったという点は指摘をしたいと思います。
学校の代替の避難施設の具体化についても課題を残したままです。
以上のことから、請願第1号、請願第3号に賛成するとともに、地域の合意形成が不十分なまま2025年度から
本町田東小学校、
本町田小学校を廃止し、本町田ひなた小学校を開校する、南第二小学校と南成瀬小学校を廃止し、成瀬小学校を開校する
町田市立学校設置条例の一部を改正する条例と学校統廃合に伴う学童保育クラブの名称と位置を変更する第35号議案 町田市
学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例には反対をいたします。
次に、請願第2号に賛成の立場で討論をいたします。
請願の趣旨は、(仮称)
国際工芸美術館整備に対して10億円増額の予算を成立させないでほしいという内容です。地域の皆さんや、市のパークミュージアム会議の構成団体である芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークも含めて、(仮称)
国際工芸美術館の現在地建設の賛否の立場を超えて今回の請願を出されているということを重く受け止めたいと思います。
今年度、2023年度は33億円という増額した予算でも入札不調が続いたという事実、CM方式を取り入れながら、次年度予算については予算額が10億円増え、また、その約43億円の予算は上限だという説明もありましたが、社会情勢の変化によるさらなる増額も懸念をされています。CMを来年度も継続する、また、設計やり直しの予算と合わせて約1,500万円も、その点の予算も追加されていることなど、(仮称)
国際工芸美術館の現在の計画に対して税金の使い方がどうなのか、市民の疑問がさらに膨らむのは当然と考えます。
立場の違いを超えて出された本請願は、一度立ち止まって再考を促すものだと受け止めております。よって、請願第2号に賛成をいたします。
○議長(
木目田英男) 請願第1号に対する賛成討論。
16番 松岡みゆき議員。
〔16番松岡みゆき登壇〕
◆16番(松岡みゆき) 請願第1号
南成瀬地区小学校の統廃合計画を一旦止めて、地方自治の本来の姿として、学校のある地域に丁寧な説明をし、当事者の声を大切にし、地域の了解をえながら、一緒に進めることを求める請願に賛成の立場から討論いたします。
まず、学校の設置、廃止という問題は当事者である子どもたちや家族の意見、あるいは地域の多数の幅広い意見を基に議論を重ね、結論を出していくべきものと思います。一部の学者や専門家の人口動態の予測を基本にして行政と団体代表の論議だけで学校設置の在り方を考えるものではなく、児童生徒の当事者、家族、そして学校と共に歩んできた地域の皆様の重層的な議論を前提として決め、基本案を提起するものではないでしょうか。
また、町田市は首都近郊にあり、他の地域と異なり、衰退よりも今後発展する可能性を持った都市の形態を持っています。それは、町田市が多摩都市モノレールの町田延伸や小田急多摩線の延伸を展望しており、全国的にも利便性の高い都市にレベルアップしていくことを主要な政策的課題にしていること、また、世界に誇るリニア中央新幹線の開通、最寄り駅がJR東海によって設置される橋本駅に隣接していることを併せても、今後、首都圏の中でも都市としての人気度が上昇する可能性を持った地域となっていくと私たちは考えます。このことを踏まえて、これから町田市の児童生徒が3割も減少するという判断は、町田市行政の交通政策の根本に疑問を持つことにもつながります。
次に、請願者が述べていますように、文部科学省は学校教育法施行規則第41条で、「小学校の学級数は、12学級以上18学級以下を標準とする。ただし、地域の実態その他により特別の事情があるときは、この限りでない。」と定めており、標準は学年2学級から3学級としています。まさに町田市の状況は、国が求める標準の学級数を実現するチャンスが到来していると言えます。
さらに、今後、文部科学省が学級当たりの児童数を減少することを厳格に求めてきた場合、教育委員会が想定し、建て替えた校舎の規模の適正化を再度問われる時が来るのではないでしょうか。近年、都心部では小中高生が私立校に通う傾向が高まっています。5割近くが私立という都心部自治体が出ていますが、学校統合化でそれに果たして対抗していけるのでしょうか。
むしろ、町田市立小中学校は身近な存在、歩いて行ける学校が基本という考え方で、きめ細やかさで児童生徒と向き合っていくのが適正な考え方ではないでしょうか。
最後に、南成瀬地域の特徴につきましては、さきに述べましたJR東海が推進するリニア中央新幹線の駅ができる橋本駅と東海道新幹線の新横浜駅の中間的な場所であるJR横浜線成瀬駅のすぐ北側ロータリーから広がるエリアが南成瀬小学校の校区です。
1駅先の町田駅から小田急線に乗り換える人、あるいは反対側の長津田駅から東急田園都市線に乗り換える人が多数住んできた町です。今後、小学校が統合され、遠くの町田市立南第二小学校に通わなければならない事態が生じるとなると、通勤者の多い電車を使い、町田市立小学校の子どもたちが鉄道利便性が高い私立小学校に通う児童が増えて、教育委員会と町田市が全く意図しない時代が発生するやもしれません。当事者の声を大切にし、地域の了解を得ながら、一緒に進める学校教育を求めます。
以上をもちまして、請願第1号の賛成討論といたします。一人でも多くの皆様のご理解と賛同をお願いいたします。
○議長(
木目田英男) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。
27番 新井よしなお議員。
〔27番新井よしなお登壇〕
◆27番(新井よしなお) 第34号議案
町田市立学校設置条例の一部を改正する条例、第35号議案 町田市
学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例に反対の立場で、請願第2号
国際工芸美術館(仮称)に関し、CM方式による事業予算額が明確にされていないのに3月議会において、予算増額案を成立させないことを求める請願、請願第3号
本町田東小学校および
本町田小学校の廃止と「本町田ひなた小学校」の開校に反対を求める請願、請願第5号 まちだの新たな
学校づくり推進計画において、子どもの意見表明の実施を求める請願に賛成の立場で討論を行います。
無所属会派としてこれまで主張してまいりました市民の声を反映させ、まちづくりを進めるということ、これは、(仮称)
国際工芸美術館整備計画を含むパークミュージアム計画、学校統廃合計画、こちらに関しては丁寧に説明しているという行政の主張も、丁寧に同じことを繰り返し言うだけであり、市民の声が反映されていない現実があるからこそ変更を求めるものであったり、白紙に戻すという要望であったり、話を聞く機会をつくってほしいという要望が議会ごとに市民から請願として出されているのではないでしょうか。
そういった皆様の声を届けるためにも、そして実現をしていくためにも、市民としっかりと話合いをし、市民と共によりよい計画を立てていくべきであると考え、第34号議案、第35号議案に反対し、請願第2号、第3号並びに第5号に賛成いたします。
○議長(
木目田英男) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第27号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第34号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第35号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第36号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第37号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
請願第1号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本件は不採択と決しました。
請願第2号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本件は不採択と決しました。
請願第3号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本件は不採択と決しました。
請願第5号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本件は採択と決しました。
文教社会常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第7
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第7、第28号議案外議案15件を一括議題といたします。
────────────────────────────────────
建設常任委員会議案審査報告書
1.第 28号議案 町田市
屋外広告物条例
1.第 29号議案 町田市景観条例の一部を改正する条例
1.第 30号議案
町田市街づくり景観審議会条例
1.第 31号議案 町田市住みよい
街づくり条例の一部を改正する条例
1.第 32号議案
町田市立公園条例の一部を改正する条例
1.第 33号議案 町田市
緑地保全基金条例の一部を改正する条例
1.第 39号議案 忠生732号線(尾根緑道)
道路改良工事(その4)請負契約
1.第 40号議案 鶴川駅
北口広場デッキ整備工事請負契約
1.第 41号議案
町田都市計画事業鶴川駅
南土地区画整理事業に関する
業務委託変更契約
1.第 42号議案 市道路線の認定について
1.第 43号議案 市道路線の廃止について
1.第 44号議案 町田市と川崎市が重複して路線を認定する道路の管理の協議について
1.第 49号議案
小山田蓮田緑地整備工事請負契約の変更契約
1.第 8号議案 令和6年度(2024年度)町田市
一般会計予算
1.第 12号議案 令和6年度(2024年度)町田市鶴川駅
南土地区画整理事業会計予算
1.第 13号議案 令和6年度(2024年度)町田市
下水道事業会計予算
本委員会は、3月11日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
2024年3月15日
建設常任委員長
森 本 せいや
町田市議会議長
木目田 英 男 様
────────────────────────────────────
○議長(
木目田英男) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
建設常任委員長 森本せいや議員。
〔建設常任委員長森本せいや登壇〕
◎建設常任委員長(森本せいや) 報告に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。
このたび、新しい議会構成に伴い建設常任委員長の任を拝しました森本せいやでございます。副委員長の新井よしなお議員ともども皆様方のご協力をいただき、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、報告をさせていただきます。
今期定例会において、当建設常任委員会に付託された議案16件につきまして、3月14日及び15日に審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。
まず、第28号議案 町田市
屋外広告物条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第29号議案 町田市景観条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、一括議題として審査いたしました第30号議案
町田市街づくり景観審議会条例及び第31号議案 町田市住みよい
街づくり条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第32号議案
町田市立公園条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第33号議案 町田市
緑地保全基金条例の一部を改正する条例につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第39号議案 忠生732号線(尾根緑道)
道路改良工事(その4)請負契約につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第40号議案 鶴川駅
北口広場デッキ整備工事請負契約につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第41号議案
町田都市計画事業鶴川駅
南土地区画整理事業に関する
業務委託変更契約につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、一括議題として審査いたしました第42号議案 市道路線の認定について及び第43号議案 市道路線の廃止についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第44号議案 町田市と川崎市が重複して路線を認定する道路の管理の協議につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第49号議案
小山田蓮田緑地整備工事請負契約の変更契約につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第8号議案 令和6年度(2024年度)町田市
一般会計予算のうち、当委員会所管部分につきましては、反対討論及び賛成討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第12号議案 令和6年度(2024年度)町田市鶴川駅
南土地区画整理事業会計予算につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第13号議案 令和6年度(2024年度)町田市
下水道事業会計予算につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で建設常任委員会の報告を終わります。ありがとうございます。
○議長(木目田英男) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第39号議案、第40号議案、第49号議案及び第8号議案を除く議案に対する討論を許します。討論の通告がありますので、発言を許します。
第13号議案に対する反対討論。
33番 細野龍子議員。
〔33番細野龍子登壇〕
◆33番(細野龍子) 日本共産党市議団の一員として、通告に基づき、第13号議案、町田市下水道事業会計について反対の立場で討論を行います。
本予算は、市民生活に欠かせない下水道事業を継続して行うための予算であり、また、東京都の強靱化プロジェクト、国の脱炭素化推進交付金や防災安全交付金などを活用した地震災害や豪雨災害の被害を防ぐための重要な事業が盛り込まれています。
その一方で、本予算には下水道事業のPPPやPFI手法の導入を検討する委託費1,684万9,000円の予算が盛り込まれています。町田市の下水道事業の長年積み上げられたノウハウ、また、技術は大変優れたものだと考えます。
また、下水道環境整備やクリーンセンター改修工事の多くは民間に委託され、その多くを市内業者が受注して経済活性化にも寄与しています。この民営化を検討することによって推進されれば、これまで引き継がれてきたノウハウや技術を失われてしまうことも危惧され、市民にとっても大きな損失だと考えます。
公共性が高い下水道事業や水道事業、民間企業に管理運営を任せるPPP、PFIなど、コンセッション方式なども含めた、こうした手法は世界でも先進的に行われてきましたが、その多くが失敗して公営に戻されていると言われています。
下水道事業は直営で行うべきであり、民営化の検討は中止すべきであり、本予算に反対いたします。
○議長(木目田英男) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第28号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第29号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第30号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第31号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第32号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第33号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第42号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第43号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第44号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第12号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第41号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第13号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第8号議案に対する修正の動議が新井よしなお議員外2人から提出されています。
本動議は所定の提出者がありますので、成立しております。
この際、提出者から、説明を求めます。
27番 新井よしなお議員。
〔27番新井よしなお登壇〕
◆27番(新井よしなお) 第8号議案 令和6年度(2024年度)町田市
一般会計予算に対する修正案を地方自治法第115条の3及び町田市議会会議規則第17条の規定により提出いたしましたので、その提案理由を説明いたします。
予算修正の説明ですが、まず、1.第1条第1項中、歳入歳出予算の額1,792億8,242万6,000円から歳入歳出それぞれ14億7,173万9,000円を減額し、1,778億1,068万7,000円とする。
2.第1表歳入歳出予算の歳入、款16.都支出金、項2.都補助金133億9,516万円のうち、目1.総務費都補助金の市町村総合交付金《財政課》36億2,000万円から1,000万円、目6.土木費都補助金の緑地保全事業費《公園緑地課》2,158万8,000円から338万4,000円を減額し、133億8,177万6,000円とする。
3.第1表歳入歳出予算の歳入、款18.寄附金、項1.寄附金2億2,842万6,000円のうち、目2.指定寄附金の指定寄附金《財政課》2億2,442万5,000円から32万5,000円を減額し、2億2,810万1,000円とする。
4.第1表歳入歳出予算の歳入、款19.繰入金、項2.基金繰入金92億1,986万1,000円のうち、目1.基金繰入金の財政調整基金繰入金《財政課》61億9,283万1,000円から3億7,968万2,000円、公共施設整備基金繰入金《財政課》20億円から2億1,200万円、まちだ未来づくり基金繰入金《財政課》1,754万9,000円から32万5,000円、まち・ひと・しごと創生基金繰入金《企画政策課》661万9,000円から602万3,000円を減額し、86億2,183万1,000円とする。
5.第1表歳入歳出予算の歳入、款22.市債、項1.市債92億1,900万円のうち、目5.土木債の都市計画公園整備事業《公園緑地課》9億1,300万円から3,600万円を減額し、目7.教育債の小中学校施設改築事業《施設課》から6,300万円を削除し、小中学校施設改修事業《施設課》13億3,200万円から1億7,100万円を減額し、小中学校屋外教育環境整備事業《施設課》1,700万円を削除し、(仮称)
国際工芸美術館整備事業《文化振興課》5億7,300万円を削除し、83億5,900万円とする。
6.第1表歳入歳出予算の歳出、款3.民生費、項2.児童福祉費390億9,736万5,000円のうち、目5.児童青少年費の学童保育費20億1,370万円から550万円を減額し、390億9,186万5,000円とする。
7.第1表歳入歳出予算の歳出、款8.土木費、項2.道路橋梁費61億4,370万6,000円のうち、目3.道路維持費の道路維持費12億6,586万7,000円から469万円、街路灯費3億2,725万1,000円から31万円を減額し、61億3,870万6,000円とし、項3.都市計画費105億3,761万円のうち、目8.公園緑地費の都市公園費24億9,271万1,000円から7,320万円を減額し、104億6,441万円とする。
8.第1表歳入歳出予算の歳出、款10.教育費、項1.小中学校費143億8,899万5,000円のうち、目1.教育総務費の小中学校管理運営費11億4,317万6,000円から508万7,000円を減額し、目2.学校施設費の小学校施設費12億5,855万4,000円から4億9,817万6,000円を減額し、中学校施設費14億8,764万1,000円から95万7,000円を減額し、目3.学事費の小学校維持費1,480万5,000円から100万円を減額し、目4.保健給食費の小学校給食運営費8億6,498万2,000円から275万円を減額し、目5.教育指導費の小学校ネットワーク費7億8,438万1,000円から3,036万円を減額し、目7.新たな学校づくり推進費の事務局運営費6,267万6,000円から6,262万1,000円を減額し、137億8,804万4,000円とし、項2.社会教育費33億7,149万2,000円のうち、目2.文化振興費の(仮称)
国際工芸美術館整備費7億9,220万5,000円から7億8,708万8,000円を減額し、25億8,440万4,000円とする。
9.第2表債務負担行為の事項から芹ヶ谷公園擁壁設置事業、本町田地区・南成瀬地区統合新設小学校物品移転事業、鶴川東地区統合新設小学校擁壁改修設計事業、鶴川西地区統合新設小学校基本・実施設計事業、南第一小学校外小学校用運動場等整備事業、南第一小学校外仮校舎借上事業、南成瀬地区統合新設小学校仮校舎借上事業、本町田地区・南成瀬地区統合新施設小学校整備等PFI事業、芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム・(仮称)
国際工芸美術館整備事業、芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム整備・運営事業を削除する。
10.第3表、地方債の限度額92億1,900万円のうち、都市計画公園整備事業の限度額11億6,400万円から3,600万円を減額、小中学校施設改築事業の限度額6,300万円を削除、小中学校施設改修事業の限度額13億5,400万円から1億7,100万円を減額、小中学校屋外教育環境整備事業の限度額1,700万円を削除、(仮称)
国際工芸美術館整備事業の限度額5億7,300万円を削除し、83億5,900万円とする。
続きまして、修正案を提案に至りました背景について説明を申し上げます。
今回、予算を削るのは、芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム推進事業のうち、地域住民の皆さんからの要望であった自転車も通れるエレベーターに関わる公園エレベーター整備の予算と、アウトリーチ関連事業は残しますが、それ以外の部分と学校統廃合に関わる予算を削るものでございます。
私ども無所属会派は、これまで一貫して同じ主張をしてきました。市民の声を反映させ、まちづくりを進めるためにも、(仮称)
国際工芸美術館整備計画を含むパークミュージアム計画、学校統廃合計画は、丁寧に説明をしているという行政の主張も、丁寧に同じことを繰り返し言うだけであり、市民の声が反映されていない現実があるからこそ、変更を求めるものであったり、白紙に戻すという要望であったり、話を聞く機会をつくってほしいという要望が議会ごとに市民から請願として出されているのではないでしょうか。
そういった皆様の声を届け、実現していくためにも本修正案を提案させていただきました。
まちづくりの中心は市民です。行政が見るべきは市民です。聞くべき声は市民の声です。市が一方的に計画を決め、同じことを繰り返し説明すれば済むものではありません。市民としっかりと話し合い、その上で再度計画をしていくために議員の皆様のご賛同をお願いし、
提案理由説明といたします。
○議長(
木目田英男) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております修正の動議に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
これより第8号議案及び第8号議案に対する修正の動議の討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。
第8号議案に対する反対討論。
34番 殿村健一議員。
〔34番殿村健一登壇〕
◆34番(殿村健一) 日本共産党市議団の一員として、第8号議案、2024年度
一般会計予算に対する反対討論を行います。
また、先ほど提案された第8号議案に対する修正案については、この後述べる第8号議案の反対理由の主要な内容と一致しますので賛成します。
さて、新年度予算における以下のような市民要望を反映させた予算については評価をしたいと思います。例えば、今年度から始まる中学校全員給食実施に向けた工事や、第2子からの学校給食無償化や給食食材価格高騰分の軽減、中学校へのエレベーター設置工事、子どもにやさしいまち条例に基づく事業や、子どもクラブの増設などであります。また、障がい者差別をなくし誰もがともに生きる
社会づくり条例に基づく事業や地域における福祉の困りごと相談体制の拡充などであります。
その一方で、地方自治体本来の役割に照らして問題点を指摘しなければなりません。
第1に、公共施設再編計画の推進についてであります。本議会にも本町田地域、成瀬地域、鶴川地域の市民から学校統廃合の見直しを求める請願が出されました。統合校の名称を変更し、PFI方式を含めて市民の理解を得ずに進める新たな学校づくり推進事業に6億円が計上されました。市民の理解と合意が得られていない学校統廃合計画は行うべきではありません。
鶴川図書館の民営化への移行や、さるびあ図書館の集約検討など、採択された存続を求める請願の意思に反する事業を進めるなど、市民の声に背を向ける予算は問題であります。
芹ヶ谷公園パークミュージアム推進事業の(仮称)
国際工芸美術館整備工事については前年度比10億円の予算が組まれました。昨年度行われた本整備工事の入札が3回中止となり、12月、特命
随契によるCM業務が510万円で委託され、工事費削減とVE提案が検討されてきましたが、工事費がさらに上がる可能性も指摘されました。
崖地での工事という条件のまま工事費削減を追及しても矛盾は拡大するばかりで、問題は解決しないことは明らかであり、整備工事とCM関連予算に根拠はありません。崖地という絶対条件を外すなど、市民の提案を参考にして財政的にも環境と防災的にも、また、文化芸術面からも現計画を見直し、再検討すべきであります。
第2に、市民の暮らしが厳しい中で、高過ぎる
国民健康保険税の連続値上げをしないための一般会計からの必要な繰入れが行われなかったことであります。また、市民の命と健康を守るためにも市民への負担増にならないための一般会計からの繰入れを求めるものであります。
国保税に加えて、介護保険料や後期高齢者医療保険料まで滞納整理事務を納税課に一元化することはやめて、職員が市民や高齢者の生活に寄り添った税や料金の徴収に対応することを求めます。
第3に、中心市街地開発推進事業についてです。町田駅周辺の原町田と森野の4地区で再開発事業を50年ぶりに行う予算1億円が盛り込まれました。前回の再開発事業の費用は700億円を超えていますが、施工面積で前回を上回る今回の大型開発の総事業費については未定だというのは重大な問題であります。市民が利用する公共施設を減らし、市民が負担する国保税の値上げは計画的に行いながら、多摩都市モノレール延伸をてこにして大型開発は青天井で推進する財政運営の転換を求めるものであります。
また、D地区、森野住宅周辺地区のまちづくりにおいて、長年この地で生活を続けてきた公社住宅の住民に対するまちづくりの説明会が行われていない問題であります。約400世帯の半分は普通借家人であり、再開発事業が行われた場合、借家人は都市再開発法に基づいて権利返還等の権利を有することになります。
都市計画法並びに都市再開発法は、その第1条で、公共の福祉に寄与することを目的と定めています。同時に、日本国憲法が提示する生存権に基づく居住する権利が保護されなければなりません。安心して住み続けられるよう住民の理解の下で公社住宅の建て替えが行われることを強く求めるものであります。そのためにも、公社住宅の住民を対象にした説明会の早期開催を求めます。
そして、多摩都市モノレール延伸を前提にした木曽山崎団地などの団地再生についても住民主体のまちづくりを求めるものです。また、BRTやスローモビリティーなど新たな公共交通の検討を強く求めます。
第4に、野津田公園スポーツの森事業についてです。湿性植物園におけるスケートパークの整備の2度目の基本設計予算が組まれました。ビオトープとして豊かに再生された自然環境を壊してまで他市に勝るコンクリートの施設を造ることは、自然の中で楽しむ総合スポーツパークという野津田公園の理念とともに、地球温暖化対策や自然環境と生物多様性の保全を掲げる第3次町田市環境マスタープランの理念にも背くものだと考えます。
また、公園内で行われる大型イベントの参加者を輸送するバスの転回広場を豊かな自然が残る上の原広場を全面的に使って整備するとともに、芝溝街道から上の原広場方面を結ぶ道路の拡幅工事が行われることです。ここは鎌倉古道が発見、保存されている場所であることや、芝溝街道などの交通渋滞に拍車をかけることにもなります。
市民との話合いが不十分で理解が得られていない事業の推進は許されません。野津田公園の貴重な自然を最大限守り、生かす方向で計画の見直しを求めるものです。
以上、市民の声に耳を傾けずに学校や公共施設、また、自然を減らし、新たな大型開発、公共事業を推進する予算ではなく、市民の命と暮らし、豊かな教育を第一にした予算への転換を求めて、第8号議案に対する反対討論とします。
○議長(
木目田英男) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第8号議案を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は可決でありますので、まず第8号議案に対する新井よしなお議員外2人から提出された修正の動議について採決いたします。本修正案の賛否について表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって修正案は否決されました。
次に、原案について採決いたします。原案の賛否について表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって第8号議案は原案のとおり可決されました。
これより第39号議案、第40号議案及び第49号議案の討論に入ります。
討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第39号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第40号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第49号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。(「議長、動議」と呼ぶ者あり)
休憩いたします。
午前11時40分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時41分 再開
○議長(
木目田英男) 再開いたします。
25番
戸塚正人議員。
◎25番(戸塚正人) 先ほど可決されました第8号議案につきまして附帯決議をつけたいと思いますので、議長のお取り計らいをよろしくお願いいたします。
○議長(
木目田英男) 休憩いたします。
午前11時42分 休憩
―――◇―――◇―――
午後1時 再開
○議長(
木目田英男) 再開いたします。
休憩前に引き続き、議事を続行いたします。
休憩中、
議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。
議会運営委員長 東友美議員。
〔
議会運営委員長東友美登壇〕
◎
議会運営委員長(東友美) 本会議休憩中に
議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果をご報告申し上げます。
第8号議案に対する附帯決議が提出されましたので、その取扱いにつきましては、直ちに追加議事日程として上程し、お諮りいたします。
以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(
木目田英男)
議会運営委員長の報告は終わりました。
お諮りいたします。この際、第8号議案に対する附帯決議を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よってこの際、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△
議事日程追加の2 日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 第8号議案に対する附帯決議を議題といたします。
本件について、提出者から提案理由の説明を求めます。
25番
戸塚正人議員。
〔25番戸塚正人登壇〕
◎25番(戸塚正人) それでは、第8号議案に対する附帯決議を上程させていただきます。
第2表、債務負担行為、芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム・(仮称)
国際工芸美術館整備工事の予算には周辺住民、利用者団体などとの合意形成について大いに疑義がございます。
町田市は昨年度、昨今の資材・人件費の高騰を理由に増額予算計上を行い、町田市議会は可決をいたしております。一方で、周辺住民や利害関係者により構成される公聴会において約7割の方々から疑義が表明されていたことによりまして、市議会では周辺住民に対するさらなる当事業についての協議及び説明を行うよう行政側に求めてまいりました。
その後、町田市は2023年3月議会以降、3回にわたり入札が中止になりまして、新たにCM、コンストラクションマネジメントにより積算の適正化を目指すという、いわゆる異常事態に陥っております。
しかし、このような事態にもかかわらず、これまで行政側、地域住民の調整役を担ってまいりました芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークや利害関係者を含めた周辺住民に対し、状況説明やコンストラクションマネジメントについての説明の機会をほとんど設けることは――文教社会常任委員会で確認した上では――なかったと理解しております。これは地域住民の分断や対立を生み、多くの関係者に不信感を抱かせていたと思います。
このような状況下におきまして、スケジュールありきで予算計上することは極めて市民不在であると言わざるを得ない状況にあると考えます。
以上の点から、以下の項目について求めます。
1 「芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワーク」が提出した要望書のとおり、「市と周辺住民と直接芹ヶ谷公園、版画美術館、工芸館に関する団体などを主とする協議の場(協議会・プラットフォーム)の設置と合わせ、協議の場に参加しない市民の方々にも広く説明会、意見交換の場を設定し、施設利用者を含む関係者等の声を最大限に反映し進めること。
2 (仮称)
国際工芸美術館整備事業に係る整備工事等について、市内事業者が必ず、下請け業務ではなく、参画出来る状況での入札・契約業務を行うこと。
3 上記項目内容が達成されるまで、(仮称)
国際工芸美術館整備工事費の関連予算を凍結すること。
4 上記課題について、その都度市議会に報告すること。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
木目田英男) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております案件に対する質疑を許します。
10番
矢口まゆ議員。
◆10番(矢口まゆ) ただいまの附帯決議について質疑をさせていただきます。
項目の4つのうちの3で関連予算の凍結を求めておりますが、決議が通ったとしても予算の凍結は必ずできるものではなく、予算の凍結を求めるのであれば予算の修正案を出すのが通常の手法ではないでしょうか。なぜ、あえて附帯決議のみで予算の修正案を提出していないのか教えてください。
2つ目が、項目の2番の市内事業者が必ず参画できる状況と書いておりますが、この必ず参画ができる状況というのは、具体的にどのような状況を示しますでしょうか。また、これは市内事業者が入札に参画するまでは予算を凍結するという意味合いでよろしいでしょうか。
○議長(
木目田英男) 25番
戸塚正人議員。
◎25番(戸塚正人) ありがとうございます。3つ質疑をいただいております。
まず、なぜ修正議案ではないのかという部分でございますけれども、当然、我が会派のほうは修正議案も含めての検討を行いましたが、総合的に勘案して考えた場合に、より現実的な提案をするのであれば附帯決議のほうが現実的にいいのではないかと判断した次第でございます。
2つ目の質疑でございます。「必ず、下請け業務ではなく、参画出来る状況での入札・契約業務を行うこと」の詳細でございますけれども、こちらにつきましても、我が会派からは委員会でもこの間、質疑、議論をさせていただいておりますが、中学校給食等も市外事業者に受託をしている状況でございまして、ぜひともこの
国際工芸美術館整備工事につきましては市内事業者に何とか受けていただきたいという旨の議論をさせていただいているところでございます。
具体的には、下請業務ですと、施工の元請事業者の下請になりますので、幾ら追加発注や追加工事、また、人件費が高騰している中で追加の予算が発生したとしても元請の権限になりますので、下請業務だとそういった権限がなかなか難しいという状況があります。
そういった中で、例えばJVを組むのであれば、そのJVの中に市内事業者を参画させていただきたい、そこの部分について最大限努力をしていただきたいという趣旨でございます。
3つ目の部分につきましても先ほどの答弁と関連はいたしますが、最大限こうした状況の中で体制を整えた中で入札・契約業務を行っていただきたい、そういう旨でございます。
○議長(
木目田英男) 1番 秋田しづか議員。
◆1番(秋田しづか) 附帯決議の内容にあります芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークが提出した要望のとおり、市民の方々に広く説明、意見交換、市民の声を反映させることや、市内経済の活性化はどちらも大切なことで共感するところです。
ただ、附帯決議の第2項、第3項については非常に拘束力の強い文章となっておりまして、
国際工芸美術館整備工事の規模と現在の市内事業者のキャパシティーを勘案すると地方自治法に抵触する可能性があること、それから、公正ではない取引を助長する可能性があることが懸念されます。リーガルチェックを行っているのか、確認させてください。
○議長(
木目田英男) 25番
戸塚正人議員。
◎25番(戸塚正人) ありがとうございます。こちらにつきましては、当然文面を見て分かるとおり、受託させることということにすると法に抵触する可能性がございます。この文章をつくった際に、当然ながら市内の関係部署、対象の部署には確認をして、この文面であれば競争性が保たれるので、特段、法的に触れることはないという確認は取っております。
○議長(
木目田英男) 14番 森本せいや議員。
◎14番(森本せいや) 補足でちょっと丁寧に発言させていただきます。
ご承知のとおり、国においては会計法、地方公共団体では地方自治法並びに地方自治法施行令によって、不特定多数の参加者を募るという公平性と価格競争という経済性から一般競争入札が原則とされています。
言うまでもないことですが、公職である私たちが地方自治法や独占禁止法等、各種法令に抵触するようなことを決議であれ、何であれ求めることはあり得ません。あくまでも法令にのっとった公平公正な入札方式を大前提に市内事業者の参入を求めるものであります。
その上で、各種法令に抵触しない範囲でできるだけ地元事業者に公共調達の機会をと努力している関係部署の努力も理解をしております。しかし、繰り返し議論が行われておりますとおり、給食センターで市内事業者がSPCに参入できなかった。当然に下請事業に入れるとも言い切れない状況であり、あえて申し上げているところであります。
JV方式であれば構成員に市内事業者が入る例は幾つもございます。また、今般の本町田地区・
南成瀬地区小学校整備等PFI事業においては、応募者の資格要件のうち、例えば、建設業務を行うものという項目の中に総合点数が1,150点という要件があり、こちらを満たす市内事業者はいらっしゃいません。
しかしながら、この要件については少なくとも建設業務の構成員のうち1社が満たせばよいとの記載もあり、この点数を満たす市外事業者と市内事業者がSPCの中で、いわばJVのように連携をするという余地も残されております。これは、町田市行政側の見識というか、現段階ででき得る努力の結果かと思っております。
そして、さらに申し上げるならば、町田市(仮称)子ども・子育てサポート複合施設整備等事業においても、(仮称)町田木曽山崎パラアリーナ整備・運営事業においても、この要件は同様であります。
その中で、(仮称)町田木曽山崎パラアリーナについては、せんだっての本会議答弁で、さらなる方策として市内事業者との連携を事業への参加要件とすることを検討している。市内事業者のSPCへの参画や調達品等の市内事業者への発注を参加要件にできないか検討しているという答弁もありました。
市内事業者参入に関して一歩踏み込もうとしている町田市の姿勢を評価させていただき、大変に期待しているところであります。芹ヶ谷公園に関する当事業に関しても市内事業者参入を求める声は担当者の方に様々な場で届いていると存じます。
質問でいただいた項目においては、当事業について、行政の取組、さらなる工夫、努力を求める趣旨であり、また、いただいている答弁を後押しする趣旨であり、いただいたご懸念、ご指摘は全く当たらないと存じます。
○議長(
木目田英男) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
28番 吉田つとむ議員。
〔28番吉田つとむ登壇〕
◆28番(吉田つとむ) ただいまの第8号議案に対する附帯決議に対する反対討論を行います。
まず、趣旨を述べます。先ほど、この(仮称)
国際工芸美術館整備事業の工事費などを削除した修正案が否決をされました。当事者の一人であります。先ほど質疑の方もそのことに触れていただいておりまして、大変ありがとうございました。
ところが、この第8号議案に対する附帯決議におきまして、(仮称)
国際工芸美術館整備の予算が計上されること自体、「市民不在であると言わざるを得ない」と、今になってこの批判をされる主張をされております。
これでは、議会の議決機関としての機能を自ら果たさず、私は単なる議会の行政に対する要望機関になってしまうのではないか、このように懸念をしておるわけであります。
それでは、意見のほうを言わせていただきます。1番の問題です。
この間、地元の声を取るべきだという意見が様々出てきました。そうした上でも行政の方々は市民の意見を聞いてきた。市民の声を反映してきたという立場を一貫して捉えてきております。さらに行政は、部長の答弁なんかでも出てきておりましたが、市民の中には早く建設してほしいというような声を紹介されることもありました。こうした中で
国際工芸美術館の建設の計画が進んできているわけであります。
様々な声を行政への要望とした決議として議会が決定することが果たしてどのような意義があるでしょうか。これでは、行政を拘束する手段にはならず、むしろ市民へのパフォーマンスということにすぎないというふうに考える次第であります。
2番目の問題、入札の在り方を問う問題ですが、この提案では地元業者の基幹的な業務での参画を求めております。その意見は、町田市民としてもっともだろうという反面、市長が建設をしようとしております(仮称)
国際工芸美術館の入札行為の現状に対して果たして有効性を発揮するものでしょうか。これは、先ほど質疑があったことに対して答弁者の中でも触れておりますが、法律の関係があるわけであります。
しかし、現状、この現状というのは入札が不調になってもどんどんと進行していこうというのが行政の進んでいる段階です。これを是正する手段としては、私は可能性として唯一あるとすれば、もともとこの建物を建てる意義を地元産業の振興のため、あるいはこの地元企業の建設業者を育成するためというような目的があって、そのような趣旨の条例があって、そうしたものの地元業者を育てるための事業ですというような形態を取らないと法律に接触しないというような形態で地元業者参加、地元業者育成というようなことを実際に果たしていくことは難しいだろうというふうに思っております。
結果的に、我々が提起しました、この当該部分を削除した修正案に立つほかなかったのではないかというふうに考える次第であります。
以上の理由で、この第8号議案に対する附帯決議の反対討論といたします。
○議長(
木目田英男) 10番
矢口まゆ議員。
〔10番矢口まゆ登壇〕
◆10番(矢口まゆ) ただいまの第8号議案に対する附帯決議に反対の立場で討論させていただきます。
項目の1の内容については、私もこれまで特定の団体だけではなく、参加したいと希望する市民に対し、みんなに対して開かれた場所で意見交換をする環境をつくってほしいということは求めてまいりましたし、理解をするところであります。しかし、この決議の中の2と3については、やはり賛同しかねると判断いたしました。
2の市内事業者が必ず参画できる状況というのは、やはり参画するかどうかは事業者の判断、選択でもあり、求めるべきは必ず参画できる状況というものではなく参画しやすい状況であり、もし今参画しにくい状況であるのであれば、なぜ参画しにくいのか、それらを確認してもらうことや、参画しにくい原因となるものが既に明確になっているのであれば、その点を指摘して改善を求めていただく附帯決議とするのがよろしいのかと思います。先ほどの質疑の答弁でもそのようなニュアンスを感じたのではありますが、実際の文面ではもっと強い表現になっているというふうに感じております。
また、市内にある限られた建設事業者が、ときにその募集内容によっては対応ができる事業者が存在しないということはもう十分にあり得ることであり、そもそも公共事業の契約において最も重要なことは、最優先されるものとして、市内事業者を使うことも大切ではありますが、その前にやはり市民から預かった税金を使うという前提で、その契約内容の履行の質が担保されることであったり、質に対してその価格が適正であること等、費用対効果が最大限となる契約を行うことがまずは最優先であると考えます。
市内の事業者をあえて不利にすることはあってはなりませんし、町田市産業振興基本条例に基づいた町田市市内事業者優先発注等に係る実施方針、こちらをしっかり守っていただくことは当然に大切ですが、市内業者が必ず参画できる状況という強い表現には費用対効果を最大限にすべき契約業務によくない判断の影響を与える可能性もあるのではないかと危惧しております。
また、答弁では総合的に判断して決議になったということでありましたが、やはり凍結を求めるのであれば、あくまでも決議ではなく予算の修正案で提出すべきものであろうという考えは答弁を伺っても変わりませんでしたので、今回のこの附帯決議には反対をさせていただきます。
○議長(
木目田英男) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第8号議案に対する附帯決議を採決いたします。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本件は否決されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第8
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第8、第50号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
市長 石阪丈一君。
〔市長石阪丈一登壇〕
◎市長(石阪丈一) それでは、第50号議案 町田市副市長の選任につき同意方について、ご説明申し上げます。
本議案は、2021年4月から町田市副市長として、市政にご尽力いただいております赤塚慎一氏から本年3月31日付で退任の申出がありましたので、その後任として櫻井純氏を選任いたしたく提案するものでございます。
櫻井氏は、1999年4月に東京都に入職し、以来、福祉保健局、総務局、港湾局、都市整備局などで要職を歴任され、東京都行政の重要な任務に携わってこられました。
櫻井氏は、人格、識見ともに、大変優れた方であり、町田市の副市長として、最適任者と思料されますので、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
木目田英男) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第50号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。
ただいま副市長に同意されました櫻井純君から、この際、ご挨拶をお願いいたします。
〔櫻井純登壇〕
◎(櫻井純) ただいま議員の皆様のご同意を賜り、町田市副市長に選任をいただきました櫻井純と申します。
本会議中の貴重なお時間に議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。
このたび、町田市の市政に参画する機会をいただきましたことは、誠に身に余る光栄と存じております。石阪市長、榎本副市長のご指導の下、職員の皆様のご協力をいただきまして、市民の皆様のお役に立つことができますよう全力で職務に取り組んでまいる所存でございます。
もとより、これまでの先輩方のようにはまいりませんが、誠心誠意努めさせていただきますので、何とぞ市議会の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
甚だ簡単ではございますが、私からの挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。(拍手)
○議長(
木目田英男) 以上で櫻井純君の挨拶は終わりました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第9
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第9、第51号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
市長 石阪丈一君。
〔市長石阪丈一登壇〕
◎市長(石阪丈一) それでは、第51号議案 町田市監査委員の選任につき同意方について、ご説明申し上げます。
本議案は、町田市監査委員として議員のうちから選任されておられました佐藤和彦氏及び白川哲也氏から本年3月31日付の辞職願が提出されましたので、その後任として、三遊亭らん丈氏及び東友美氏を選任いたしたく提案するものでございます。
両氏とも町田市議会議員として市民からの信頼が厚く、人格、識見ともに大変優れた方であり、町田市監査委員として、最適任者と思料されますので、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
木目田英男) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第51号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第10
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第10、第52号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
市長 石阪丈一君。
〔市長石阪丈一登壇〕
◎市長(石阪丈一) それでは、第52号議案 町田市
教育委員会教育長の任命につき同意方について、ご説明申し上げます。
本議案は、町田市
教育委員会教育長としてご尽力いただいております坂本修一氏の任期が、本年3月31日をもって満了いたしますので、その後任として小池愼一郎氏を任命いたしたく、提案するものでございます。
小池氏は、1984年に世田谷区で小学校教諭として赴任され、2010年からは小学校校長として、各学校で教育に全力を傾注するとともに、2011年から3年間は町田市教育委員会学校教育部指導室長を務めておりました。
小池氏は、人格、識見ともに大変優れた方であり、町田市
教育委員会教育長として最適任者と思料されますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
よろしくご審議の上、ご同意賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
木目田英男) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第52号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。
ただいま教育長に同意されました小池愼一郎君から、この際、ご挨拶をお願いいたします。
〔小池愼一郎登壇〕
◎(小池愼一郎) 議長のお許しをいただき、本会議中の貴重なお時間をお借りしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
ただいま教育長任命のご同意を賜り、誠にありがとうございました。
社会状況が激変する現在、教育委員会に求められる課題も多いと認識しております。2024年度から始まる新しい町田市教育プランの教育目標にあるとおり、全ての市民が学びを通して自らの生きがいを見つけ、他者への理解を深め、学び合い、自らが望む未来をつくり上げていくことができる地域社会の構築を目指してまいりたいと思います。
つきましては、理事者、教育委員の皆様のご指導をいただきながら職員と協力して全力で取り組んでいく所存です。
最後に、議員の皆様には、今後ともより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
木目田英男) 以上で小池愼一郎君の挨拶は終わりました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第11
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第11、第53号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
市長 石阪丈一君。
〔市長石阪丈一登壇〕
◎市長(石阪丈一) それでは、第53号議案 町田市
教育委員会委員の任命につき同意方について、ご説明申し上げます。
本議案は、町田市
教育委員会委員としてご尽力いただいております井上由奈氏の任期が、本年3月31日をもって満了いたしますので、再度任命いたしたく、提案するものでございます。
井上氏は、人格、識見ともに大変優れた方であり、町田市
教育委員会委員として、最適任者と思料されますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
よろしくご審議の上、ご同意賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
木目田英男) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第53号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第12
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第12、第54号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
市長 石阪丈一君。
〔市長石阪丈一登壇〕
◎市長(石阪丈一) それでは、第54号議案
人権擁護委員候補者の推薦につき同意方について、ご説明申し上げます。
本議案は、人権擁護委員としてご尽力いただいております萩原惠子氏を、再任候補者として法務大臣に対し推薦いたしたく提案するものでございます。
萩原氏は、人格、識見ともに大変優れた方であり、人権擁護委員として、最適任者であると思料されますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
よろしくご審議の上、ご同意賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
木目田英男) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第54号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第13
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第13、
議員提出議案第1号から第8号までを一括議題といたします。
お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって本案については提案理由の説明を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
議員提出議案第1号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
議員提出議案第2号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
議員提出議案第3号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
議員提出議案第4号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本案は否決されました。
議員提出議案第5号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
議員提出議案第6号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本案は否決されました。
議員提出議案第7号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本案は否決されました。
議員提出議案第8号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(
木目田英男) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま議決されました
議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第14
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第14、議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、お手元にご配付いたしました議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行うことに決しました。
お諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について変更を要するものについては、その措置を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって議員派遣について変更を要するものについての措置は議長に委任することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第15
――
――――――――――――――――
○議長(
木目田英男) 日程第15、各常任委員会の
特定事件継続調査申し出についてを議題といたします。
各常任委員長から、目下委員会において調査中の特定事件につき、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木目田英男) ご異議なしと認めます。よって委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
この際、3月31日付をもって退任される副市長、赤塚慎一君並びに教育長、坂本修一君から、順次、挨拶をお願いいたします。
副市長 赤塚慎一君。
〔副市長赤塚慎一登壇〕
◎副市長(赤塚慎一) 本会議中の貴重な時間ではございますが、議長のお許しをいただきましたので、退任に当たりましてご挨拶を申し述べさせていただきたいと思います。
3年前、町田市議会は町田市での実績が全くない私の副市長選任に同意をしていただきました。当時の2021年を振り返ってみますと、その前年の2020年4月には新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が1都3県に発令され、蔓延防止対策などを取られながらも、その後も緊急事態宣言が度々延長されておりました。
その一方で、営業時間の短縮やイベントなどの開催制限などが段階的に緩和され、感染症対策と社会経済活動の両立を模索し始めていた時期でもございました。
そのような状況の中でワクチン接種が開始されたのもこの時期で、町田市でもこの2021年の4月18日に最初の高齢者向けワクチンが届きまして、翌日から高齢者施設の入所者と従事者を対象にワクチン接種が始まりました。当時は、自治体へ配給されるワクチンの量の見通しがなかなか立たず市役所内でも担当部署を中心に苦労しておりまして、当時の髙橋副市長と共に一緒に都庁を訪れて担当の理事にワクチン供給要請を直談判したことで、その後、町田市はほかの自治体に比べて市民への安定したワクチン接種につなげることができた、そういったことを思い出したところでございます。
2022年9月頃までは市議会の定例会でも、ほぼ毎回、新型コロナウイルス感染症対策の補正予算を上程しておりまして、町田市民の安全安心の確保ですとか、市内経済の維持という共通の目的のために議員の皆様と一致協力して対応してきたことを、今改めて思い返しております。
早稲田大学のマニフェスト研究所が実施する議会改革度調査では13年連続都内ナンバーワンを獲得するとともに、多くの地方議会の視察を受け入れるなど、その先進性が高く評価されております町田市議会の皆様と、この3年間、市民生活の向上やまちづくり、それから、市内産業の発展などについて共に議論をして、共に取り組む機会をいただきましたことは、私にとっても大変貴重な経験となりました。
市議会での質疑ですとか、個別の案件におきまして市民生活や市民感覚に根差した議員の皆様から真摯な問いを受けたとき、果たして我々執行機関は市民の代表である議員の皆様にしっかりと説明できているのか、共感していただけるよう熱意を持って対応しているのか、自問をいたしました。
少子、高齢、人口減少、経済の低成長を前提とする社会がまさに到来しております。地方自治体は、これまでにも増して厳しい状況の中で市民福祉の向上を目指していかなければなりません。
しかしながら、私は町田市の未来を決して悲観しておりません。町田は卓越した行政経営能力を持っているし、文化芸術、スポーツの振興、それから豊かな里山、武相エリアの中核となる商業のにぎわいやまちづくりなど、多くのポテンシャルを秘めております。ほかの自治体が持ち得ていない様々な資源を生かすことができるか、町田市は今、その岐路に立っていると思っております。
かつて私が行政学を学んだときの法学者で兼子仁東京都立大学名誉教授がいらっしゃいますけれども、その方の著書に地方自治という著書があるんですけれども、その中で、議会がしっかりしない地方自治は本物にならない、そのように述べられております。
町田市議会がこれからも町田市の住民自治の発展に大きく寄与し、全国約1,700市区町村議会のトップランナーとしての地位を築き続けることを期待しております。
私も、町田市副市長という立場を離れましてもお世話になりました町田市をしっかりと応援してまいります。
結びになりますが、議長、副議長をはじめ議員の皆様の今後ますますのご活躍、ご健勝を祈念するとともに感謝を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。3年間、誠にありがとうございました。(拍手)
○議長(
木目田英男) 教育長 坂本修一君。
〔教育長坂本修一登壇〕
◎教育長(坂本修一) 引き続きお時間をお借りいたしまして、退任に当たりまして一言挨拶をさせていただきます。
私は、この町田市役所に昭和53年、1978年に入職して以来、一般職として36年間、そして教育長として10年間、計46年間にわたりまして在職させていただきました。
その46年間の約半分を教育委員会で過ごしてきたというふうに記憶をしております。この町田市に生まれて育ち、暮らしている人間として、地元の子どもたちの環境を少しでもよくしてやりたい、そのような思いだけで努めてきたというふうに思っています。
私は、各学校の自主的、自律的な運営を支援する、そういうスタンスで、できるだけ敷居の低い教育委員会を心がけまして、町田市教育プランに掲げている多くの重点事業を私の政策的な指針として、行政出身である教育長ということを生かして、教育環境の整備や制度の改善など、ハード、ソフト両面の事業に取り組んでまいりました。
こういうときは大過なくとか言うんでしょうけれども、大過もいっぱいございました。何か成果があったと思われる事業がありましたら、それは職員の手柄であって、大過と言われるものは全て私の監督不行き届きでございます。
50歳で、たしかですが、指導課の管理職になって以降、財政課長、財務部長、
学校教育部長、教育長と、この20年間ずっと走りっ放しで来たように感じております。今年の8月で何と70歳を迎えますが、今から体がコキコキ(古希、古希)いっていますので、今後は少し体のメンテナンスをした上で、まだ少しやりたいこと、行きたいところ等がございますので、家族に恩返しをしながら、認知症にならないように暮らしていきたいというふうに思っております。
これまで長年にわたりご指導いただきました石阪市長、そして市議会議員の皆様をはじめ多くの皆様からいただいたご指導、ご支援に心から感謝を申し上げますとともに、今後の町田市並びに町田市議会のますますのご発展をお祈り申し上げまして、退任の挨拶とさせていただきます。本当に長い間、お世話になりまして、ありがとうございました。(拍手)
○議長(
木目田英男) 以上で赤塚慎一君並びに坂本修一君の挨拶は終わりました。
赤塚慎一君並びに坂本修一君におかれましては、大変長きにわたりまして、町田市の発展のためにご尽力をいただきまして、ありがとうございました。これからは健康に留意され、お過ごしください。
以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
会議を閉じます。
これをもって令和6年第1回町田市議会定例会を閉会いたします。
午後1時52分 閉会
――
――――――――――――――――
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 木 目 田 英 男
署名議員 松 葉 ひ ろ み
署名議員 白 川 哲 也...