6 速記士 三階佳子(
澤速記事務所)
7 事件 別紙のとおり
────────────────────────────────────
文教社会常任委員会審査順序
令和5年(2023年)
11月10日(金)本
会議休憩中
第1
委員会室
1
文化スポーツ振興部
(1)第107
号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計補正予算(第7号)
────────────────────────────────────
午前11時5分 開議
○
委員長 ただいまから
文教社会常任委員会を開会いたします。
今期臨時会におきまして、当
委員会に付託されました案件について審査を行います。
審査順序につきましては、お手元に配付してあります
委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
△第107
号議案(
文化スポーツ振興部所管部分)
○
委員長 第107
号議案を議題といたします。
本案のうち、
文化スポーツ振興部所管部分について、
提案者の説明を求めます。
◎
文化スポーツ振興部長 第107
号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計補正予算(第7号)のうち、
文化スポーツ振興部所管分についてご説明いたします。
歳出についてご説明いたします。
補正予算書の16ページをご覧ください。
第10款、
教育費、第3項、
保健体育費、第1目、
スポーツ振興費、12節、委託料1,133万8,000円の増額につきましては、事業・
業務委託料を増額計上するものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○
委員長 これより質疑を行います。
◆田中 委員 本会議でも佐々木から質疑をさせていただきましたが、幾つか質疑を行いたいと思います。
まず、
野津田公園、
Jリーグの試合の際の現状のバスでの輸送というのは、
先ほど神奈川中央交通と
FC町田ゼルビアの話がありましたけれども、どのくらいの人員を、どこからどういった分担で輸送されているのかという点を、まず現状を確認させてください。
◎
スポーツ振興課長 本会議でもお話をいたしましたけれども、
Jリーグの今の現状の
輸送体制という
ところだと思うんですが、まず、
交通事業者である
神奈川中央交通については、鶴川駅と町田駅の直行便を出しています。それ以外では、ちょっと数はつかめないんですけれども、普通の
路線バスは
路線バスで走っていますので、そちらを利用されているという方もいらっしゃいます。
そして、
クラブ側の
FC町田ゼルビア側としては、
南町田駅と
淵野辺駅、それと
多摩センター駅に無料の
シャトルバスという形で運行をしております。
◆田中 委員 詳細ありがとうございました。
神奈川中央交通の鶴川駅と町田駅からの
直行バスは料金も取っているということだと思います。
この間、予算の概要の
説明書にも書いてありますけれども、1万2,000人の試合が行われた際の実際の交通の事情についての詳細についても伺いたい。
もう1点、この計画の中で1万5,000人に対応するという
ところでは、バスで
野津田公園に運ぶという
ところでは、全体で何人ぐらいをバスで移動していただくという想定なのか、その点、2点伺います。
◎
スポーツ振興課長 今回の予算では、
交通手段としてバス、1万5,000人を運ぶときの
シミュレーションとして、バスでは
路線バスと
貸切バスで8,000人を想定しています。自家用車で4,500人、徒歩・自転車で2,500人ということで、1万5,000人ということで
シミュレーションをしております。
現状なんですけれども、
先ほども答弁が漏れちゃっていたかと思いますが、バスの
利用者というのは、全体の来られる方の約4割がバスの
利用者ということで、出っ込み引っ込みは、そのときの試合、天候ですとか試合の相手ですとかによって少しは変動はありますけれども、およそ来られる方の4割はバスを利用されているということで聞いております。そのさらに4割が鶴川駅を利用されているということで聞いております。
◆田中 委員
町田GIONスタジアムの交通の便については、インターネットとかでも様々な感想などを見ると、不便に感じられている方が多いというのは見ております。
先ほど想定ではバスは4,000人ということでしたが、町田駅から、そのうち何人を運ぶ想定だったのか。本会議で答弁があったら申し訳ないんですけれども、再度確認をさせていただきたいと思います。
その人数というのは、本会議の質疑とも関連しますけれども、どうやって
交通事業者、また
FC町田ゼルビアと分担というふうなことで協議をされたのか伺います。
◎
スポーツ振興課長 まず、町田駅からの輸送に関してなんですけれども、今回の予算では1,000人の方を町田駅から
町田GIONスタジアムに運んでこようということで考えております。
分担についてなんですけれども、本会議でも申し上げましたが、まず、今、結構バスの運転手不足ですとか、そういうのが社会的な問題にもなっていまして、その中で
交通事業、
バス輸送の
効率化という
ところだけを考えますと、やっぱり近い駅にただただ運ぶというのは一番効率的ではあると思うんですけれども、その中で
交通事業者のほうは鶴川駅に一生懸命頑張って移送しますという意向もありますし、
クラブ側、
FC町田ゼルビア側についても、今までやっている無料の
シャトルバスはしっかりとこれからも継続してやるという意向がありました。
その中で町田駅、せっかく町田市の玄関口である町田駅に、誰もそこを使って利用していただかないという手はないので、1万5,000人規模の
イベントで人が集まるというこの機会を逃してはいけないなという
ところで、町田市として
中心市街地から、
中心市街地の
活性化を目的としてしっかりと輸送しようということで
役割分担をしている
ところです。
◆田中 委員
神奈川中央交通が鶴川駅と町田駅をやっていた
ところ、鶴川駅に集中したいという背景があるということなんですけれども、その1万5,000人という人数が町田駅、鶴川駅、ほかの駅と、そして
野津田公園に集中するという
ところでは、
一般利用者ですとか
市民生活への影響という
ところも考える中で、今回の町田駅からのバスという
ところでは、
市民生活への影響の軽減、
渋滞緩和などに、そういったことにも寄与するものになると考えていらっしゃるのか、その点をまずお伺いしたいと思います。
◎
スポーツ振興課長 市民生活への影響といった
ところで、
FC町田ゼルビアの試合があるなしにもかかわらず、やはり周辺というのは渋滞なんかは日常的にあるということも、私も通行するたびに思っている
ところではございます。
ただ、それを少しでも緩和させるには、
先ほど委員がおっしゃったとおり、バスを使った輸送という
ところ、
あとバスを
分散化させるという
ところは非常に重要な
ポイントであるんだろうなと思っています。
そういう意味で鶴川駅、
多摩センター駅、
南町田駅、
淵野辺駅、そして町田駅という
ところで、しっかりと分散をさせて、できればバスは1か所の真ん中の中央第2
駐車場から出ているんですけれども、そういった
発着場所なんかも分散させられるように調整をしていきたいということで今考えております。
◆田中 委員 分かりました。
一方で、これだけの予算という
ところで、これは今年度の予算であって、本会議の質疑でも、来年度20
試合程度ということを想定すると、大体の金額が想像できるわけなんですけれども、やはり市民の市税を使うという
ところで、市民の理解を得られる理由というか、説明がすごく重要だと思うんですけれども、
中心市街地活性化の寄与ですとか、バスの分散という様々なメリットを考えた対策ということは分かるんですけれども、一方で観戦する方、それだけ試合を見に来る方が多くなるという
ところでは、
FC町田ゼルビアの
興行収入という
ところも考えられるわけで、現状の
シャトルバスは
FC町田ゼルビアが継続する。
ただ、町田駅についても、例えば
神奈川中央交通が鶴川に集中するから、町田駅も
FC町田ゼルビアのほうでバスが出せないのかとか、そういった協議とか、このJ1の昇格に当たって、どのような協議をいつぐらいからこのバスのことについては行われて、どういった内容の話がされたのか、再度確認をさせていただきたいと思います。
◎
スポーツ振興課長 今回、今シーズンが始まってから非常に
FC町田ゼルビアは好調だったので、J1昇格というのはもう夢じゃないのかなという
ところは早い段階ではございました。そんな中で庁内で、しっかりと
交通対策をしていかないと、
先ほども委員からおっしゃっていただいた不便というお言葉があったかと思うんですけれども、これは
スポーツだけでどう考えるという
ホームタウンチームを支援するのはもちろんですが、
周辺地域の生活への影響という
ところでも、道路ですとか
交通事業ですとか公園も含めて、そして
中心市街地ということですと、経済なんかの部署も含めた上で、いつからというのは今覚えていないんですけれども、6月から一応庁内での協議を始めていました。
そんな中で
FC町田ゼルビアとも、その都度その都度情報は共有しながら進めていまして、今回、その協議を進める中で
役割分担というんですか、しっかりと考え方の整理をして、これを機に町田市のほうが町田駅に、そういう
中心市街地の
活性化という観点とバスの発着の分散という
ところをしっかりとやっていくことで、より来られる方が快適に、せっかく来ていただいた方が快適に帰れないということはやっぱり問題なので、そこをしっかりやっていこうということで役割を決めてきました。
◆田中 委員 経緯についてお答えいただきましてありがとうございます。
ご答弁の中でも、交通の問題などは本当に行政も対応策を考えなくてはならないものだと思いますし、ただ、
FC町田ゼルビアのJ1昇格という
ところでは選手の皆さんのご努力ですとか、多くのサポーターや市民の方が支えられた本当に貴重な結果だと私も認識をしている
ところなんです。
一方で、今回は臨時的に急遽J1開幕に合わせてやらなきゃいけないという
ところがあると思うんですけれども、例えばこの事業を今回やってみて費用対効果、経済的な効果ですとか、そういった
ところを検証して見直ししていくですとか、あとは
先ほど直接
FC町田ゼルビアへの町田駅の分担という
ところについては、どういう話があったのか正直分からなかったんですけれども、そういった
ところを再度検討したり協議をしたりということは考えられているのか、その点を伺いたい。
もう1点は、市内の事業でこういった市の
借り上げバスを出しているような
ケースというのは、把握しているだけでいいんですけれども、もしあるとしたらどんな
ケースがあるか、その点も併せて伺いたいと思います。
◎
スポーツ振興課長 1点目について、今回、11月議会で臨時的にやらせていただいた
ところなんですけれども、これについては
交通事業者、
FC町田ゼルビア、町田市、それぞれ事業をやった上でのそういう効果だとか、そういう検証だとか検討だとか、やっぱりずっと同じままでいいかというのはありますし、もちろん
チーム状況ですとか、様々な
チーム、相手によっても本当に違うとは思うんですけれども、今回、町田市というのが報道なんかでもすごくされてきているので、そういう
ところで効果はもうかなり出てきているなというのは感じている
ところでございます。
あと、2点目の
借り上げバスについてなんですけれども、市の中で実施しているということでしたら、公園なんかで
シャトルバスなんかを西園からぼたん園へ出したりとか、そういうのはたしか私の記憶ですとやっていたかなとは思います。
○
委員長 休憩いたします。
午前11時22分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時23分 再開
○
委員長 再開いたします。
◆藤田 委員 それでは、質疑をさせていただきます。
渋滞等については
建設常任委員会のほうでだと思いますので、私からは輸送時間の短縮という視点で、まさに提案された視点で質疑をさせていただきたいと思います。
前回、
文教社会常任委員会で、認定第1号で
ホームタウンチームの
観戦者数増加に対する対策は
観戦者が
ストレスなく来場、観戦でき、
おもてなしの
環境づくりを全庁挙げて取組みたいというのを
全会一致でつけておりますので、その視点で何点か質疑をさせていただきたいと思います。
まず、
輸送ストレスなくということで言えば、今回の分散させるという施策というのはまさに寄与するものだと思っています。特にJ2においても、例えばJ1経験がある
クラブチームのときは、途中で渋滞に巻き込まれて観戦に間に合わなかったという
ケースも報告されていますので、まずお伺いしたいのが、今回、そういう面で言うと、混む
ところは
トンネルの部分ですね。
トンネルの部分、そこから動かなくなったり、小野路の交差点の部分、そして
反対側からいくと、北に集中しているので
小野神社付近の縦と横ですね。そういう面で言うと、今回の
野津田車庫というのは、そこで降ろすというのは、そこに入る前ですから非常に効果的なことだと思っております。あわせて言えば、西口の部分も、そこの
分散化を図る上では、降車場にしてくれるともっと
分散化が図れるんだと思うんです。
そこの中で、今ありました
クラブ側と契約を結んで行っている
シャトルバスなんですが、
神奈川中央交通の
野津田車庫の方面、そこの
乗降客の
ところというのは、その
クラブ側と
シャトルバスを無料でやっている町田市の
バス会社のほうのいわゆる
乗り入れ先としても、
野津田車庫も想定されていると考えていいのか、そこを確認させていただいていいですか。
◎
スポーツ振興課長 野津田車庫ですか。
◆藤田 委員
車庫側ですね。今回、整備をされるバス停のほうに。
◎
スポーツ振興課長 南のほうですか。
◆藤田 委員 そうですね。
◎
スポーツ振興課長 まず、どこからのバスを南側へ送るかという
ところについては、まだ南側の整備はこれから先の話になりますので、町田駅がいいのか、
淵野辺駅がいいのか、
多摩センター駅がいいのかという
ところはまだこれから調整という
ところです。まだ決まっていないです。
◆藤田 委員 そうじゃなくて、
シャトルバスは、本
会議場でもありましたけれども、
淵野辺駅とか
多摩センター駅だとか、町田駅だとかいろいろあるんですけれども、特に
クラブ側で契約している無料の
シャトルバスというのは、例えば
淵野辺駅からにするにしても、
ルートとしていくと途中で、今回の整備の段階でも、今回、
路線バスも含めて
野津田車庫側からの
ルートを整備するということで、そこで
分散化を図るということなので、その
シャトルバスについても、ここで
乗り入れができるようにしていくというのが効果的だと思うんですけれども、降りるほうです。
◎
スポーツ振興課長 分散化という
ところで、バスを降りる場所についても分散させるというのは非常に重要なことだと思っています。南側もそうですし、これから町田駅の部分も出すバスについては、何とか中央を使わないで、それ以外の場所という
ところで周辺ですとか、
野津田公園の中ですと
転回広場なんかを活用できないかですとか、いわゆる西寄りというか、
南寄りというのですか、そちらのほうでも分散して乗降ができないかという
ところで、それは今調整をしている
ところでございます。
◆藤田 委員 これからJ1に行って、
先ほど言ったとおりに、
駐車場のことを考えても、やっぱりここのバスというのは非常に大きな
ルートになると思うので、
神奈川中央交通だと限界があると思うんですよ。いわゆる乗務員の問題だとか、そういう
ところで、これは
クラブ側と調整をして、
クラブ側から出している
シャトルバス等についても、それを有料にするかどうかというのは、
バス会社と連携して
クラブ側が判断することです。
どちらにしても、そちらのバスのほうも増便していく。そして、その増便した部分を中央に集中させるんじゃなくて、
路線バスと同じように
野津田車庫側にも乗客していって分散を図るというのは、これは非常に重要な
ポイントだと思うので、これからということよりも、そこを想定した上で今回の
野津田車庫側の整備というのは非常に重要になると思うんですけれども、そこの認識をもう一度お伺いしたいんです。
◎
スポーツ振興課長 バス事業者についても、確かに
神奈川中央交通だけではという
ところもありますし、そこについては
バス利用者ともよく話していかないといけない
ところではあるかとは思います。今、委員がおっしゃったとおり、南側の
転回広場についても、
シャトルバスですとか、そういうのもこれから
クラブ側と
交通事業者としっかりと情報共有しながら、今回のこういう予算をかけて、こういうスケジュールという
ところで見えてくれば、そこについてしっかり情報共有して、どういうオペレーションが一番
おもてなしになるのかという
ところで、観客の方たちに
ストレスがないような形で進めていきたいと思っています。
◆藤田 委員
神奈川中央交通のバスの関係で言っても、今回、
野津田車庫側というか、南のほうで整備するという
ところは非常に大きくて、これは
FC町田ゼルビアだけのことではなくて、
野津田公園でする
スポーツをしている、ふだん
サッカー以外に、来客以外にしている
人たちも、非常に交通の不便性を感じているんですよ。
そういう面で言うと、
野津田車庫側からバスが通っていますから、
乗降客が減っていて減便されている
ところもあるんですが、それを逆にこちらを整備して、ふだんする
スポーツをしている、ほかの面でも
野津田公園に来る
人たちが乗るようになるわけですから。ここというのは、そういう面でも何も
FC町田ゼルビアだけのことではなくて、今回、
野津田車庫側の整備をするというのは、ふだんの
神奈川中央交通の
乗降客が増えるわけですから。そして、ふだんの増便を図ることによって、
サッカー以外で
野津田公園に、
スポーツ公園に来る
人たちにも寄与するという視点もぜひ入れて、
神奈川中央交通と交渉も含めて今後やっていただければと思うんですが、その辺はいかがですか。
◎
スポーツ振興課長 FC町田ゼルビアの見る
スポーツという視点だけではなくて、するという環境で、
町田GIONスタジアムに行くには、今は北と西しかないので、そこについては南側を活用して、
野津田車庫側を活用するというのは非常に大きな
ポイントだとは思っています。
そんな中でする
スポーツも、市民がするも見るも両方あるのかもしれませんが、例えばですけれども、
子どもたちの
連合運動会ですとか、ああいうのは様々な
市内全域からバスで
子どもたちを連れてくるなんていうこともありますので、また、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんまで応援にも来てくれるような大会ではありますので、そういう
ところでも南側の活用というのは非常に重要な
ポイントだとは思っています。そういう
ところで
バス事業者も含めて今後調整していきたいと思います。
◆藤田 委員 ぜひそういう視点で、総合的な視点で今回上程されている南側のほう、今回は補正で、まずは
転回等も含めてなんですが、今度ここを歩いていく部分のいろいろ、これは公園のほうでやるんでしょうけれども、照明だとか、ナイターのときもあるわけですから、もう少し歩く環境、観戦していくぞみたいな
ところも含めて、こちらを一つの
ルートとして、重要な
ルートとして今後連携していただければと思います。
次は今回、
中心市街地の
活性化というか、
大型イベントの
機運醸成というのも、これは
文化スポーツ振興部のほうで提案されておりますけれども、確かに重要なことだと思います。いろんな
ところで、そういう
機運醸成を図る。
ただ、
ポスターとかフラッグとかも含めてなんですが、今回、
補正予算に上がっている部分も重要なんですが、
中心市街地の
活性化等も含めれば、今度J1になったら、結構アウェーから
泊まり込みで来る人もいるんです。
ホテル不足もあるんですけれども、そういう面で言うと、バスの
乗り入れする周辺だとか、
サイン表示だけではなくて、
ホテルのほうに
ポスターなのか、そういうものも協力を依頼するとか、
あと商工会議所等も通じて、
中心商店街でも、今度J1の試合のときには、恐らく
中心市街地でも
イベントを考える。ホームスタジアムで勝ったら何とかといろいろ考えてくると思うので、入り口だけではなくて、町田市
中心商店街全体の上でのPRだとか
機運醸成が必要だと思うんです。
これは
経済観光部との関係になると思うんですが、特に僕は
ホテルですね。少ないですけれども、そういう
ところとの連携というのは非常に大事だと思っているんですけれども、そこの
ところだけ確認させていただいていいですか。
◎
スポーツ振興課長 町なかに盛り上がりや
機運醸成を図るといった
ところは非常に重要なことだと思っております。今回の
補正予算では、
バス輸送に関わる部分と
中心市街地での1
号デッキの
ところの装飾ですとか、そういう
ところで
予算計上はさせていただいておりますが、バスから降りた後の取組ですとか、バスの中にいてでも、いろんな案内は多分できるとは思うんですね。そういった
ところは今後、
クラブだとか
商工会議所、
商店会、場合によっては
観光コンベンション協会なんかも含めて連携をして、より地域が活性するような取組にしていきたいと考えています。
◆藤田 委員 ありがとうございます。ぜひそうしていただくと同時に、これは
経済観光部とも連携して、J1
チームになって一番は、
先ほども言いましたけれども、
宿泊施設だと思うんです。それが町田にとどまってくれるかどうかにも関係してくるので、そこの
ところは連携して、今度、
南町田のほうにも何か
ホテルができるようでありますけれども、そういう宿泊とかの
ところとも連携して、今後、
機運醸成を図っていただきたいと思いますので、重要な
ポイントとして、そこだけご指摘をさせていただきたいと思うんですが、最後にそこだけ確認させていただいて終わりたいと思います。
◎
スポーツ振興課長 J1に上がることで、またより多くの市外からの
来訪者というのは望める
ところだとは思っていますので、もちろん、町田市にはまだ
宿泊施設が確かに少ないとは私も思っていますので、そういう
宿泊施設との連携なんていうのは、
経済観光部とも情報共有しながら進めていきたいと思います。
◆笹倉 委員 まず、
中心市街地への
バス輸送の
ところなんですけれども、
来場者バス輸送委託料の財源が
スポーツ振興費の
保健体育事務費ということなんですが、
FC町田ゼルビアの試合のためのバスであるならば、町田市が全額負担するという
ところに、ちょっとうんっという
ところなんですけれども、町田市5ヵ年計画22−26には、
重点事業に
ホームタウンチームとの連携とあり、
出前サッカー、
フットサル教室、ペデストリアンデッキの
装飾委託、
ホームタウンチームの
PR活動という
ところで、
事業費概算で2,900万円というふうについていたんですけれども、今回の財源というのは、この部分から使われているものなんでしょうか。
◎
スポーツ振興課長 今回の予算については、その5ヵ年とは別な予算になります。
◆笹倉 委員 分かりました。
では、
ポスターのほうになりますが、PR
ポスターの作成委託料が173万8,000円で、これはどういう内容なんでしょうか。今回、2月の
ところまでの費用だと思うんですけれども、
FC町田ゼルビアの
ポスターを作るものなのか、どういう計画での173万円なのか。
その後、このスケジュールを見ると、2026年まで掲示というふうになっているんですが、継続していく事業ということなのか、お尋ねします。
◎
スポーツ振興課長 今回のこの173万8,000円ですけれども、壁面を装飾する仕様のものということで、大型の
ポスターというか、シールというか、そういったものを考えています。これについては、
FC町田ゼルビアのためというものではなくて、あくまでも
ホームタウンチームを応援するという意味合いでのものですので、
ホームタウンチームというのはASVペスカドーラ町田もございますし、そういう意味で町田に市内外から多くの方が今度来られるという
ところで、その中であそこの1
号デッキでのPRというのは非常に重要だと考えています。そういう
ところでしっかりと町田市の施策も含めてPRしていければなということで考えております。
◆笹倉 委員 大きなもので
ホームタウンチームを応援するものということで、それは2月まで貼っておく1種類のものという感じなんですか。
◎
スポーツ振興課長 あそこの使い方というのは、今までは
スポーツだけではなくて、いろんな文化のものもいろんなPRはしていたと思うんですね。その中で継続して当然
ホームタウンチームはPRしていきたいなとは思っていますけれども、2024年度の予算のお話まではここではできないので、あくまでもあそこで1回だけPRして終わりというものではないので、何回も変えてPRをしていくという
ところで考えております。
◆笹倉 委員 それは今回出た予算の中でも何回も変えるということですか。それは1回ぼんと3月まで出す感じなんですか。
◎
スポーツ振興課長 申し訳ないです。今回は1回でということで考えています。
◆笹倉 委員 分かりました。
先ほどから少し申し上げたんですけれども、今回のバスの輸送費であったり、今も
ポスターに関しては
FC町田ゼルビアだけではなくて、ASVペスカドーラ町田とかの
チームのことであったり、町田市のシティプロモーションという観点なので、市の予算なのかなとは思うんですけれども、全て市が全額負担して投入していくというのは、市民感覚としたら今回こうやってすごく喜ばしいことだということはよく分かっているんですけれども、ふだんは予算がないとか、お金がないと言っているけれども、急に予算はぼんとつくんだななんて感じる市民の方がたくさんいると思うんですね。
今回、新規事業で出てきたものが今後もずっと続いていくんだということなのか。今後のことなので、それはお答えは要らないんですけれども、町田市の
スポーツ推進条例には、
スポーツの推進に当たっては、市、市民と
ホームタウンチーム及び
スポーツ関連団体がそれぞれの責務または役割を理解し、相互の信頼のもとに連携及び協力が図られなければならないという基本理念があって、それぞれの役割というか、責務が書いてあるんですけれども、この条例だけだと細かい
ところではないというか、そういう
ホームタウンチームとの関係性みたいな形なので、やはり今回のように、こういうふうになってくると、町田市としてしっかりした契約的なものが必要なんじゃないかなと考えるんです。
今後もこのまま
FC町田ゼルビアは
ホームタウンチームとしてこれまで以上に愛されるためには、サポーターだけではなくて、地域住民や公園
利用者や多くの市民の理解は不可欠なので、やはりこういった事業に関しては
FC町田ゼルビア側だったり、サポーターであったりの負担も必要ではないかと考えて、そうすることで協力して盛り上げていくということにつながるのではないかと考えるんですが、そこは最後にいかがでしょうか。
◎
スポーツ振興課長 今までも観客席の増席でしたりとか、大型映像装置の設置でしたりとか、そういう
ところでも寄附を募ったりですとか、ふるさと納税を活用したりというのはあったと思います。そういう中で、今回の本事業についても、いろんな歳入というのか、考え方は今後もできると思うので、そこについてはこれから検討していきたいと思います。
◆松葉 委員 そうしたら、交通渋滞ということで今バスのお話がありましたけれども、バスとともに、やっぱり自家用車ですね。4,500人を想定しているという
ところで、自家用車をいかに減らすか――減らすかというか、それもやっぱり
渋滞緩和策の一つになるのではないかなと思うんですが、中継的なパークアンドライドみたいなハブを設けるとか、そういったようなことは、例えば御殿場のアウトレットみたいに、ちょっと離れた
ところに、そこから輸送するみたいなことは検討はされたのか、これから検討する予定はあるのか、お伺いしたいと思います。
◎
スポーツ振興課長 今回、4,500人という自家用車を
シミュレーションしている中には、ふだん自家用車はなかなか増やすしようがないので、この4,500人というのは、ふだんの試合と変わらない人数で想定はしています。今、委員からお話がございましたパークアンドライドの考え方ですとか、その辺については、平場の大きな
駐車場がある
ところというのは、なかなか限られてきちゃうので、そういう中でも小さい
ところでもいいですから、こういう
ところを活用できないかという
ところは、
FC町田ゼルビアからもどこかないですかというお話もありますし、うちのほうから公共施設のこういう
ところは少ないですけれども、使える可能性はあるのであれば検討できませんかなんて、そういうやり取りはしている
ところでございます。今後も含めて、そういう
ところは考えていきたいと思います。
◆松葉 委員 平場のそういう場所があるかというと、なかなか難しいとは思うんですけれども、考えている範囲をちょっと広げてみるとか、視点を変えてみるとか、例えば団地とか、木曽団地、山崎団地などもグラウンドがあったりとか、ふだん使用している
ところではありますけれども、試合のときに限定してだったりとか、そういった幅広い視野で、そういった
ところもご検討いただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
あと、
分散化という
ところでは、本
会議場でも少しありましたけれども、キックオフ前に会場に来ていただく企画でしたりとか、また終了後もすぐに帰るのではなくて、そこで楽しめて
分散化というんですか、そういうようなことができるということも必要ではないかなと思いますが、現状、そのあたりについてご検討されていることというのはありますでしょうか。
◎
スポーツ振興課長 町田市でこれを考えているというのは、今すぐ特にないんですけれども、
クラブ側としては、やはりキックオフ前のにぎやかしですとか、試合終了後もファンへのサービスですとか、
子どもたちとの触れ合いの
サッカーをやったりですとか、様々な取組はやっている
ところでございます。今後も
来訪者がかなり増えるということは
クラブ側も想定していますので、その辺で試合後のもっと楽しみだとか、わくわくできる環境とか取組について、興行主側としても、そこは検討している
ところでございます。
◆松葉 委員
分散化していくということで、渋滞の一つの緩和策ではあるかなと思いますので、しっかりとまたそこも検討していただきたいと思います。
あと、バスですね。
先ほどもちょっとありましたけれども、バスの運賃、
クラブ側は無料
シャトルバスを出していて、鶴川駅への
神奈川中央交通に関しては料金を取っているということなんですけれども、町田駅への
バス輸送という
ところでは、この受益者負担という
ところについては現在どのようにお考えでしょうか。
◎
スポーツ振興課長 本会議でもちょっと出た
ところではございますけれども、原則やはり受益者負担というのは考えていかなければいけないのかなという
ところで検討している
ところです。
◆松葉 委員 分かりました。それに伴って町田駅です。バスが発着をする
ところには、そこに大勢の人が町田駅に降り立っていただくわけで、そうすると、そこの警備ですかね。整理誘導でしたりとか、その警備の人員配置という
ところも考えていかなければいけないと思うんですけれども、そういった
ところは
クラブ側が持つというような考え方でよろしいのでしょうか。それとも町田市が負担をしていくということで検討されているのか、いかがでしょうか。
◎
スポーツ振興課長 今回の
バス輸送の予算に関しましては、単純にそのバスだけではなくて、やはりバスの
発着場所もまだ未定ですので、その
発着場所によっては道路を横断しなければいけないような
ところがあったりですとか、危険な場所も想定されるので、今回の
補正予算の中では、そこの辺の警備誘導といった
ところは含んでおります。
◆松葉 委員 そうすると、補正なのであれですけれども、考え方としては今後も同様の考え方ということでしょうか。
◎
スポーツ振興課長 例えば公園内、
町田GIONスタジアム周辺の警備誘導とか、その辺はもう既に
FC町田ゼルビアのほうでやっている
ところですので、どこで線を引くかという
ところもありますが、しっかり今回の予算では、安心して安全に町田駅のほうから
町田GIONスタジアムまで
来訪者の方を輸送して、その後また安心して安全に帰ってもらうという
ところが目的ですので、その部分はしっかりとこの予算の中でも、もちろん今後もそういうことは想定して考えていきたいと思います。
◆木目田 委員 まずバスの、今でも中央第2パーキングってかなり混雑、行きは分散してくるので大体いいんですけれども、帰りの
ところが集中して中央第2パーキングはいっぱいいっぱいでもないんですけれども、これで20便だと、何台か分からないですけれども、そのパズルというか、配置というか、そもそも論で新たなバスというのが入るんですかね。
◎
スポーツ振興課長 現状で中央第2
駐車場というのは、今あるバスをオペレートするだけでいっぱいいっぱいなので、やはりその中で今後増えるという
ところを想定した上での
分散化ということで考えております。
◆木目田 委員
分散化するにしても、南側の
ところもまだできないですし、西側だとか、下に下りていってできないか。いや、今回のこの予算でついているバスに中央第2パーキングで乗るのかどうなのかというのは。
◎
スポーツ振興課長 おっしゃるとおり、中央第2
駐車場はいっぱいですので、公園の中で言えば南側になるのかな、展望広場のほうですとか、都立学校がある側ですとか、そういう
ところで今調整を進めている
ところです。
◆木目田 委員 そもそも論でバスがかなり複雑になっていて、
路線バスとしての
神奈川中央交通の鶴川駅行き、あと
野津田車庫からの町田駅行きとか、下りてサンシティ町田の
ところからのバスだとか、貸切りバスの
南町田駅、
多摩センター駅、
淵野辺駅で新たに町田市のバスとなると、もうわけが分からなくなっちゃうと思うんですけれども、その整理とかというのをどうやっていくかとか、何か打合せしているんですか。
◎
スポーツ振興課長 もちろん、当然当日の現場でのオペレートというのは一番重要な
ところだと思いますので、バスの混在はしてきますから、そういう意味で
クラブの実際に現場でオペレートしている側と今までも情報共有はしていますし、今後も一緒に現地なんかを改めて見ながら、どういうオペレートが一番安全で安心してお客様を返すことができるのかという視点で検討を進めていきます。
◆木目田 委員 こういう複雑なオペレートがまさにデジタル化の得意な分野で、一回議場でやりましたけれども、MaaSで、なおかつ
中心市街地の
活性化をやるのであれば、ますますMaaSみたいな、モビリティーサービスみたいな、いわゆるデジタルの力で町田駅に来て、こういう
ところに行ってくださいとか、野津田周辺に立ち寄り地があるのか分からないですけれども、薬師池公園に途中下車できないけれども、歩くんだったら、薬師池にちょっと歩いてからバスに乗ろうかとか、そこがまさにMaaSとか、これは
経済観光部の領域になっちゃいますけれども、前からやっているDMOだとか、コンベンションビューローみたいな、いわゆる観光の視点でデジタルを使って観光スポット誘客だとか、交通アクセスの複雑さをポータルサイトみたいなもので整理するものだと思うんですけれども、その辺というのを
FC町田ゼルビアのほうともいろいろ検討していっていただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎
スポーツ振興課長 私も知識不足で、そういうMaaSとか、どれだけのデジタルの力でそういうバスのオペレートですとか観光地への案内だとか、いろいろあるとは思うんですけれども、そこは今後も
FC町田ゼルビアとは情報は共有しながら、どういうやり方が一番いいのか。それだけにとどまらず、しっかりと調整していきたいと思っています。
◆今村 委員 今、それぞれ本
会議場をはじめ
委員会でも、重要な指摘が各議員からされて、今回の予算は960万円と173万円強という予算ですけれども、それにとどまらず、これからまさにJ1が、年度でいけば3月以降もずっと続いていくわけですから、そういったいろいろな視点を各議員が指摘してくださったのはとても大事なことだと思います。
まさに今回の960万円や173万円が、ある意味それだけお金をかけたものが、よりそのお金以上の効果を生むようにしていただきたいというのは各皆さんの思いでもあるんだなというふうに私自身は思っていて、今回の臨時議会も、もう2週間でも早く臨時議会を開いてということでしょうから、当
委員会では
文化スポーツ振興部ですけれども、今回、予算が都市づくり部、道路部、それから
経済観光部は直接は入っていませんけれども、当然関わってこなければいけない部署だというのは、今までの議論でも、課長の答弁にもありましたので、ぜひそういった来年度、新年度予算にどのようないろいろな関わりで出てくるのか分かりませんけれども、見ている市民の皆さんも、一方で一体幾らお金をかけるのか。すごく応援してもっとお金をかけてほしいという人と、なるべくお金をかけないほうがいいよねといういろいろな意見もあると思います。
ぜひ市役所の中でしっかりと横串を刺して、各担当部がそれぞれよかれと思ってやっていることはもちろんですけれども、相乗効果でやらせる予算も出てくるでしょうし、民間の力ももっとたくさん、これまでの経験もあるので、生かしていただきたいなと思いますので、最後に部長、そういったことを含めてご答弁いただけたらと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎
文化スポーツ振興部長 町田市
スポーツ推進計画では「
スポーツで人とまちが一つになる」という言葉を掲げていまして、また中身にも
スポーツに期待をすることということで、
スポーツを観戦したり、地元
チームを応援したりすることは町のにぎわいを創出し、明るく豊かで活力に満ちた社会を形成しますということを書いております。これは
文化スポーツ振興部所管のことだけではございませんので、今村委員のおっしゃることも考え方としては同じなんだろうなと思います。
これまでのほかの各委員のご質疑の内容でも、やはり直接は
文化スポーツ振興部所管で予算を見積もっているバスの話だけれども、公園所管の整備の
ところだとか、あるいは
経済観光部ともうちょっとしっかりやっていったほうが効果的ではないかというご質疑もございましたが、そのあたりはしっかり認識をしてございまして、今回、予算を見積るに際しても、
先ほどスポーツ振興課長からも、6月からは関係各部課と協議しながら進めてまいりましたという話をお答え申し上げました。
その中では直接予算見積りをしているわけではありませんけれども、
経済観光部とも情報共有してまいりましたし、
先ほど本会議の答弁でも申し上げましたが、
商工会議所だとか
商店会だとか、
観光コンベンション協会ともしっかり情報共有させていただいて進めてまいりましたので、そのあたりは我々が進めたい方向性と今村委員のご質疑の内容とは同じ内容なのかなと考えております。
◆矢口 委員 ちょっとのどの調子が悪いんですけれども、すみません。
1点だけ出てこなかった
ところで質疑なんですが、輸送人数1,000人ということでやっていますけれども、この目的が地域
活性化という形になっていますが、目的の全部がこれなのかというのを、周辺の道路の混雑緩和とか、そういった
ところは目的かどうかという
ところを改めて答弁いただきたいなと。
◎
スポーツ振興課長 もちろん、1,000人を
中心市街地に運ぶという
ところで地域
活性化というのは一つあります。あと、やはり
分散化をして運ぶという
ところでは、周辺の道路の渋滞の緩和にはつながっていくと思っております。
◆矢口 委員
先ほど受益者負担の話もあったんですけれども、混雑の緩和という
ところも考えた上で費用設定していただくのが、受益者負担の原則だけを見るのではなくて、事業の目的として混雑緩和があるという
ところで、例えば500人しか利用しなかったといったら、ほかの500人が車で行ってしまってということになってしまってはよくないんじゃないか。だったら、思い切って受益者負担の原則よりもちょっと下げて、1,000人全員バスでぱんぱんで運んでもらうほうがより混雑緩和にはつながるとか、そういった考え方もあると思うので受益者負担の原則に100%つなげるのではなくて、そういった考え方を大切にしていただきたいなと思いました。
◆東 委員 るる議論を聞いている中で1点だけまとめてお伺いしますが、今回上程されている予算の中でも、
スポーツ振興課の所管部分は特に
FC町田ゼルビアへの貢献度が、
FC町田ゼルビアのみのための予算と言っても過言ではないと私は思うぐらい、かなり
FC町田ゼルビアのために使う税金なのだと考えております。
この予算を市が100%負担する理由が、いろいろご説明はされていましたけれども、いまいち納得がいかなくて、それでお聞きしたいんですけれども、市がこういう事業を考えているということを
FC町田ゼルビアに話して、例えば費用の折半だとか案分だとか、そういった費用負担なんかは求めたことがこれまでにあるのでしょうか。
◎
スポーツ振興課長 費用の折半だとか、そういった視点での
FC町田ゼルビアとの交渉というのは特にございません。
◎
文化スポーツ振興部長 個別具体的に今回予算を見積もったものについて、
FC町田ゼルビアから費用負担を求めるかというと、今、
スポーツ振興課長がお答えしたとおりでありますけれども、
先ほど矢口委員からも、私が本会議で答弁した、主に
中心市街地に人を誘導して地域
活性化という理由だけですかというのに対して、全体で言うと
渋滞緩和だとかというのもありますというお答えをいたしました。
全体的に言うと、
FC町田ゼルビア側でも自分たちで負担をして、既に運行しているバスをしっかりこれからもやっていくということで負担をしていただいていて、また、
バス事業者が通常の運行で最寄りの鶴川駅との輸送をしっかりやりたいという話もありまして、そこで少し市としても
中心市街地に誘導したいという
ところが抜けますので、そこは市としてやっていきたいという内容ですので、
FC町田ゼルビアが負担しないとか、そういう話ではないのかなと考えております。
◆東 委員 ただ、あくまで
FC町田ゼルビアを目的に来たお客さんを運ぶ、この
中心市街地の
バス輸送実施の点に関しては、そういうことだと思うんですけれども、一部のお客さんを
FC町田ゼルビアの費用で運んでいるから、一部のお客さんを町田市がやるというのは、やっぱり私はおかしいと思っていて、例えば同じ
野津田公園を使う方、ほかの
イベントについては別に町田市が町田市のバスで町田駅に送り迎えしたりしないですよね。それなのに、どうして
FC町田ゼルビアのお客さんだけが優遇されて税金で移動ができるのかというのがいまいち納得がいかないんです。
ホームタウンだとか、そういう条件は分かりますけれども、もっと
FC町田ゼルビアに対してもきちんと求めてほしいんですよね。今回の予算を可決したとしたら、これは今年度で終わる事業じゃないですから、来年度以降も予算が継続するわけですね。そこを市が負担してしまうと、市だって財政状況が厳しいので、絶対どこかで破綻するじゃないですか。
市がもうこれ以上負担できないという
ところまで行く可能性もあって、では、できませんと言ったときに急にやめるわけにもいかないし、そのあたりもきちんと考えて
FC町田ゼルビアと協議していただきたいですし、今回、市費が全額ですけれども、国や都の補助金、助成金が今回もないという
ところですが、そのあたりも今後さらにきちんと調べていただきたい、そのあたりについてはいかがでしょうか。
◎
スポーツ振興課長 今回、この予算で今年度の試合についてしっかりとやりながら、そこはしっかり検証もしていかないといけないと思っていますし、特財についても、東京都だとか国だとか、そういう
ところでの財源というのがあるかどうかというのはしっかり調査をして進めていきたいと考えております。
○
委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 これをもって
文化スポーツ振興部所管部分の質疑を終結いたします。
これより第107
号議案のうち、当
委員会所管部分についての討論を行います。
◆田中 委員 第107
号議案、
補正予算に賛成の立場で討論を行います。
FC町田ゼルビアJ1昇格に伴う対応という
ところで、特に試合時の
野津田公園までの交通不便の解消は待ったなしの課題と認識しております。そのため、今回の2月のJ1開幕に向けて臨時的に急遽対応が必要なものだというふうに受け止めております。
一方、今回のバス借り上げの予算は4試合分のみの予算であり、答弁でもありましたが、来年度20
試合程度想定をされているということでは、単純に5倍の予算がかかると考えられます。
今後のそうした予算も考えますと、この間、
市民生活、町田市の市政においては決して多いとは言えなかった教育分野の予算や事業が縮小・廃止されてきた経過も見てきた者として、そういった大きな金額が今後かかってくるだろうという
ところについては、質疑の中でも求めましたけれども、今後のバス借り上げの費用の分担などや費用対効果の検証ですとか、町田市の分担という
ところに固定せずに、今回4試合やってみて、どのように人が動くのかなど様々な検討を求めることを付しまして、賛成とさせていただきます。
○
委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第107
号議案のうち、当
委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
委員長 挙手全員であります。よって第107
号議案のうち、当
委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上ですべての案件の審査が終了いたしました。
これをもって
文教社会常任委員会を閉会いたします。
午後零時12分 散会...