町田市議会 > 2023-02-22 >
令和 5年 3月定例会(第1回)-02月22日-02号

  • "地方消費税資本的収支調整額"(/)
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  1. 町田市議会 2023-02-22
    令和 5年 3月定例会(第1回)-02月22日-02号


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    令和 5年 3月定例会(第1回)-02月22日-02号令和 5年 3月定例会(第1回) 町田市議会会議録第2号 2月22日(水曜日)  出席議員(36名)     1 番   秋  田  し づ か    2 番   渡  辺  さ と し     3 番   小  野  りゅうじ    4 番   笹  倉  み ど り     5 番   小 野 寺  ま な ぶ    6 番   村 ま つ  俊  孝     7 番   木 目 田  英  男    8 番   渡  辺  厳 太 郎     9 番   中  川  幸 太 郎   10 番   矢  口  ま  ゆ    11 番   加  藤  真  彦   12 番   石  川  好  忠    13 番   佐  藤  和  彦   14 番   森  本  せ い や    15 番   東     友  美   16 番   松  岡  み ゆ き    17 番   おんじょう 由  久   18 番   松  葉  ひ ろ み    19 番   白  川  哲  也   20 番   い わ せ  和  子    21 番   田  中  美  穂   22 番   佐 々 木  智  子    23 番   お ぜ き  重 太 郎   24 番   三 遊 亭  ら ん 丈    25 番   戸  塚  正  人   26 番   今  村  る  か    27 番   新  井  よしなお   28 番   吉  田  つ と む
       29 番   山  下  て つ や   30 番   お  く  栄  一    31 番   若  林  章  喜   32 番   熊  沢  あ や り    33 番   細  野  龍  子   34 番   殿  村  健  一    35 番   藤  田     学   36 番   佐  藤  伸 一 郎       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員  市長職務代理者副市長         榎  本  悦  次     副市長    赤  塚  慎  一  政策経営部長 神  蔵  重  徳     総務部長   髙  橋     晃  財務部長   井  上     誠     地域福祉部長 中  村  哲  也  いきいき生活部長              子ども生活部長         岡  林  得  生            神  田  貴  史                        都市づくり部長  道路部長   萩  野  功  一            窪  田  高  博  下水道部長  荻  原  康  義     会計管理者  今  國  隆  市  市民病院事務部長              総務部総務課長         服  部  修  久            谷     勇  児  教育長    坂  本  修  一       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席事務局職員  事務局長   鈴  木  秀  行     事務局課長  重  田     淳  議事係担当係長         佐  藤  義  男     議事係主任  青  栁  晴  香  速記士    三  階  佳  子(澤速記事務所)       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――     令 和 5 年(2023年) 2 月 22 日(水)     議   事   日   程   第  2  号                                   午 前 10 時 開 議 第 1 会議録署名議員の指名     【総務常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 2 第  1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)     【健康福祉常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 3 第  1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)     第  2号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第3号)     第  3号議案 令和4年度(2022年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第2号)     第  4号議案 令和4年度(2022年度)町田市後期高齢者医療事業会計補正予算(第2号)     第  6号議案 令和4年度(2022年度)町田市病院事業会計補正予算(第1号)     【文教社会常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 4 第  1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)     【建設常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 5 第  1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)     第  5号議案 令和4年度(2022年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)     【提案理由説明・質疑・表決】 第 6 議員提出議案第 1号 町田市議会の個人情報の保護に関する条例 第 7 市長の施政方針     【提案理由説明】 第 8 第  7号議案 令和5年度(2023年度)町田市一般会計予算     第  8号議案 令和5年度(2023年度)町田市国民健康保険事業会計予算     第  9号議案 令和5年度(2023年度)町田市介護保険事業会計予算     第 10号議案 令和5年度(2023年度)町田市後期高齢者医療事業会計予算     第 11号議案 令和5年度(2023年度)町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計予算     第 12号議案 令和5年度(2023年度)町田市下水道事業会計予算     第 13号議案 令和5年度(2023年度)町田市病院事業会計予算     第 14号議案 町田市性の多様性の尊重に関する条例     第 15号議案 町田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例     第 16号議案 町田市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例     第 17号議案 町田市営住宅条例の一部を改正する条例     第 18号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例     第 19号議案 町田市避難行動要支援者の名簿情報の提供に関する条例     第 20号議案 町田市国民健康保険条例の一部を改正する条例     第 21号議案 こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例     第 22号議案 町田市子ども発達センター条例の一部を改正する条例     第 23号議案 町田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例     第 24号議案 町田市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例     第 25号議案 町田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例     第 26号議案 町田市道における道路構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例     第 27号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例     第 28号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例     第 29号議案 町田市忠生公園自然観察センター条例を廃止する条例     第 30号議案 町田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例     第 31号議案 香山緑地既存建物耐震改修他工事請負契約     第 32号議案 旧忠生第六小学校解体工事請負契約の変更契約     第 33号議案 忠生630号線(第二期)道路改良工事(その4)請負契約の変更契約     第 35号議案 鶴川駅南北自由通路の整備に関する施行協定     第 36号議案 鶴川駅改良事業の工事に関する施行協定     第 38号議案 市道路線の認定について     第 39号議案 市道路線の廃止について     第 40号議案 包括外部監査契約の締結について 第 9 第 42号議案 町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方について     【提案理由説明・質疑・表決】 第10 第 41号議案 指定金融機関の指定について       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 会議に付した事件  日程第1から日程第10まで                午前10時 開議 ○議長(戸塚正人) ただいまから本日の会議を開きます。   ―――――――――◇―――――――― △日程第1  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     本日の会議の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。  36番 佐藤伸一郎議員  1番 秋田しづか議員  本日、開会前に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。  議会運営委員長 山下てつや議員。    〔議会運営委員長山下てつや登壇〕 ◎議会運営委員長(山下てつや) 本日、開会前に議会運営委員会を開催いたしましたので、協議の結果をご報告申し上げます。  まず、請願及び陳情につきましては、今月21日までに請願5件、陳情1件を受理いたしました。なお、即決請願はございません。  次に、2月21日に提出されました議員提出議案第1号の取扱いにつきましては、本日の議事日程第6として上程し、提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、即決をいたします。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 議会運営委員長の報告は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第2  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第2、第1号議案を議題といたします。  ────────────────────────────────────                  総務常任委員会議案審査報告書 1.第  1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)  本委員会は、2月21日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2023年2月21日                                      総務常任委員長                                       おんじょう 由 久 町田市議会議長  戸 塚 正 人 様  ──────────────────────────────────── ○議長(戸塚正人) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  総務常任委員長 おんじょう由久議員。    〔総務常任委員長おんじょう由久登壇〕 ◎総務常任委員長(おんじょう由久) 今期定例会において、当総務常任委員会に付託された議案1件につきまして、2月21日に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。  第1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会所管部分につきましては、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。   ―――――――――◇―――――――― △日程第3  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第3、第1号議案外議案4件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                 健康福祉常任委員会議案審査報告書 1.第  1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号) 1.第  2号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第3号) 1.第  3号議案 令和4年度(2022年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第2号) 1.第  4号議案 令和4年度(2022年度)町田市後期高齢者医療事業会計補正予算(第2号) 1.第  6号議案 令和4年度(2022年度)町田市病院事業会計補正予算(第1号)  本委員会は、2月21日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2023年2月21日                                      健康福祉常任委員長                                         石 川 好 忠 町田市議会議長  戸 塚 正 人 様  ──────────────────────────────────── ○議長(戸塚正人) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  健康福祉常任委員長 石川好忠議員。    〔健康福祉常任委員長石川好忠登壇〕 ◎健康福祉常任委員長(石川好忠) 今期定例会において、当健康福祉常任委員会に付託された議案5件につきまして、2月21日に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。  まず、第1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会所管部分につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第2号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第3号)につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第3号議案 令和4年度(2022年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第2号)につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第4号議案 令和4年度(2022年度)町田市後期高齢者医療事業会計補正予算(第2号)につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第6号議案 令和4年度(2022年度)町田市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上で健康福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第1号議案を除く議案に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第2号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第3号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第4号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第6号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。
     賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第4  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第4、第1号議案を議題といたします。  ────────────────────────────────────                 文教社会常任委員会議案審査報告書 1.第  1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)  本委員会は、2月21日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2023年2月21日                                      文教社会常任委員長                                          東  友 美 町田市議会議長  戸 塚 正 人 様  ──────────────────────────────────── ○議長(戸塚正人) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  文教社会常任委員長 東友美議員。    〔文教社会常任委員長東友美登壇〕 ◎文教社会常任委員長(東友美) 今期定例会において、当文教社会常任委員会に付託された議案1件につきまして、2月21日に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。  第1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会所管部分につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上で文教社会常任委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。   ―――――――――◇―――――――― △日程第5  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第5、第1号議案外議案1件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                  建設常任委員会議案審査報告書 1.第  1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号) 1.第  5号議案 令和4年度(2022年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)  本委員会は、2月21日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2023年2月21日                                      建設常任委員長                                         渡 辺 厳太郎 町田市議会議長  戸 塚 正 人 様  ──────────────────────────────────── ○議長(戸塚正人) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  建設常任委員長 渡辺厳太郎議員。    〔建設常任委員長渡辺厳太郎登壇〕 ◎建設常任委員長(渡辺厳太郎) 今期定例会において、当建設常任委員会に付託された議案2件につきまして、2月21日に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。  まず、第1号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会所管部分につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第5号議案 令和4年度(2022年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上で建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第1号議案を除く議案に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第5号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  これより第1号議案の討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。  22番 佐々木智子議員。    〔22番佐々木智子登壇〕 ◆22番(佐々木智子) 第1号議案、2022年度町田市一般会計補正予算(第7号)に反対の立場で討論します。  今回の3月補正のメインでもある国や東京都の交付金、補助金を活用した出産・子育て応援事業については、妊娠期から出産、子育てまでの切れ目のない支援をさらに拡充する上でも必要であると考えます。  しかし、一方で公共施設整備基金積立金15億5,900万円のうち、10億円を新しい学校づくり推進事業のために積み立てることが明らかになりました。学校統廃合について、市民の理解を得られていないもとでの優先的運用は問題であると考えます。  よって以上の理由から、2022年度町田市一般会計補正予算(第7号)に反対します。 ○議長(戸塚正人) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第1号議案を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第6  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第6、議員提出議案第1号を議題といたします。  本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。  15番 東友美議員。    〔15番東友美登壇〕 ◎15番(東友美) 議員提出議案第1号 町田市議会の個人情報の保護に関する条例についてご説明申し上げます。  本案は、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、市議会の保有する個人情報の適切な取扱いについて必要な事項を定めるものでございます。  施行日につきましては、令和5年4月1日といたします。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。
     お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  議員提出議案第1号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第7  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第7、市長から、今期定例会に当たり、施政方針について発言の申出がありますので、この際、これを許します。  市長職務代理者 榎本悦次君。    〔市長職務代理者榎本悦次登壇〕 ◎市長職務代理者(榎本悦次) おはようございます。  それでは、令和5年度市長の施政方針を代読させていただきます。  2023年第1回町田市議会定例会の開会にあたり、2023年度の施政方針を申し述べさせていただきます。  議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  それではまず、市政を取り巻く状況について、私の認識をお話しします。  新型コロナウイルスが、最初に感染報告されてから3年が経過しました。この間、ウイルスの変異と感染拡大を繰り返し、世界規模で社会経済に大きな影響を与えてきました。ここへ来てようやく、世界の多くの地域で新規感染者数は減少しており、国内においても同様の傾向であります。各地では様々なイベントが開催され、観光地では賑わいを取り戻すなど、ようやく明るい兆しが見えております。  こうした中、国は、5月から新型コロナウイルスの感染症法上の分類を、特段の事情が生じない限り、季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」とする方針を決定しました。これにより、家庭や学校、職場、地域など社会全体で感染対策の見直しを図ることとなり、日常生活を取り戻していくための新たなフェーズを迎えております。  一方、ロシアによるウクライナへの侵攻は未だに続いています。多くのウクライナ国民が国外に避難し、国内でも2,000人を超える避難民を支援しております。異国の地で、避難生活を余儀なくされている現実を思うと、大変胸が痛みます。一刻も早く平穏な日々が戻ることを切に願っております。  そして、こうした社会情勢を背景とした原油価格の高騰や為替の変動の影響による急激な物価の上昇は、国内においても光熱水費や食料品といった生活必需品の価格にも及んでおります。1月20日に発表された12月の全国の消費者物価指数は、前年12月比で4.0%の上昇となり、41年ぶりの高水準を記録し、市民生活に大きな影を落としております。世界的な動きとして様々な要因が重なっていることからも、経済情勢や国、東京都の動向を見極めながら、お困りの方々に支援の手が届くよう、地域のニーズや状況を的確に捉えていかなければならないと認識しております。  また、ここ数年の社会の動きを見ますと、コロナ禍でデジタル化が加速し、あらゆる分野でデジタルが基盤となる新たな社会では、世界が驚くほど近くなったと感じております。更には、SDGsのように世界規模の社会課題に貢献する活動が、行政や事業者においても盛んになっており、世界情勢の影響をより一層反映した社会に移り変わってきております。  “持続可能な社会の実現”が人類のテーマであり、共通の課題である中でも、地球温暖化による気候変動は、私たちの生活や自然環境、あるいは、生態系にも様々な影響を与えるなど、問題は深刻であり、今手を打たなければ取り返しのつかない状況です。国は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを宣言しております。  町田市においても、2030年までに、2013年度と比べて、市内の温室効果ガスの排出を約33%削減し、2050年には実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティまちだ」を昨年1月に宣言しており、一自治体として課題解決に貢献するため、取り組んでいるところでございます。  加えて、近年特に社会的にも重視されている“多様性の尊重”という考え方は、こうした共通の社会課題に対応していくためのベースであり、重要な要素だと認識しております。誰もが社会の主役であり、未来を切り開く当事者となって課題解決していくためには、一人ひとり生き方の違う人たちが、お互いを尊重し、認め合えるような土壌をつくること、すなわち「ダイバーシティ」が求められております。  他方、国内においては、人口減少や少子高齢化は一層切迫しております。特に少子化対策は喫緊の課題です。昨年、2022年の出生数は77万人と、統計開始以来、初めて80万人を下回る見込みであり、国の推計よりも8年も早いスピードで子どもが減っています。2015年に100万人を超えていた出生数が、7年ほどで2割以上減少している現状に、強い危機感を抱いております。  国は、この4月に子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」を創設します。これまで大人中心であった社会を、子どもの声や意見を聴いて子ども中心に変えていくとともに、省庁を横断して政策や取り組みを推進することで、少子化に歯止めをかけ、子どもや子育て家庭への更なる支援につなげていくための組織です。  少子化の根本的解決には、給付金の支給や収入の補填だけでは不充分です。若い人たちが子育てに前向きになるには、産み育てることを躊躇わせる社会の様々な制約を取り除く社会改革が伴わなければなりません。長時間労働の是正や、実質所得の向上、賃金格差の是正を含む女性の地位向上、そして男性が主体的に子育てに関わることのできる環境づくりなども必要な改革、緊急の改革だと考えています。こども家庭庁の創設が、そういった社会改革の足掛かりとなることを期待しております。  子どもの声や意見を聴くという点で、町田市では、国や他の自治体に先駆けて、「若者が市長と語る会」や「町田創造プロジェクト」などといった子どもの参画に取り組んでまいりました。  2021年12月には、「子どもにやさしいまちづくり事業」を実践する全国5自治体のうちの1市として、日本ユニセフ協会から承認を受けております。これは子どもの参画を推し進めてきたことが評価された成果でございます。  そして、昨年スタートした「まちだ未来づくりビジョン2040」は、子どもたちの思いも受け止めて策定した長期計画であり、これまでの子どもにやさしいまちづくりの取り組みの姿勢を継承しながら、子どもの視点でまちづくりを推進しているところです。  次に、子どもの数という点で市の状況を申し上げますと、年少人口の転入超過数は、約1,700自治体の中でも近年トップレベルを維持し続けており、2022年においては、政令指定都市を除いて全国第1位に輝き、子育て世帯に選ばれております。しかしながら、子どもは年々減少傾向にあり、将来にわたって持続可能なまちであり続けるためにも、子どもを産み育てたい人たちの希望が叶えられるようなまちづくりに果敢に取り組むとともに、その輪を広げていかなければならないと考えております。  また、超高齢社会を迎えた我が国にあっては、現在総人口の29.1%を占める65歳以上の高齢者の割合は、2040年には35%を超える見通しであり、この傾向は町田市でも同様です。  高齢化の進展によって老老介護や8050問題などが社会問題化しております。地域の担い手、介護の担い手不足も顕在化している中では、今後より一層地域ぐるみで見守り合い、支え合える体制を強化していく必要があります。  半年先さえも予測が難しい、先行きの見えない社会状況が続いております。市の責務として積極的に歳入を確保するとともに、直面している多くの行政課題や社会変化に対応しつつ、未来を見据えた的確な選択と効果的な投資を行っていかなければなりません。そのため、その選択と投資を実行するとともに、他の自治体との比較をもって、一段上の行政サービスを提供し、市民の皆様の生活の質を向上させ、まちを活性化させていく必要があります。  まちづくりの主役は、暮らす人、働く人、訪れる人など、様々な「人」でございます。これからも市民の皆様と共に知恵と力を合わせてまちづくりを進め、「なんだ かんだ まちだ」、なんだかんだ言っても、やっぱりまちだが一番、と思えるまちづくりに取り組んでまいります。  それでは、2023年度の主要な施策について、「まちだ未来づくりビジョン2040」に掲げる3つの「なりたいまちの姿」ごとにご説明いたします。  1つ目は、“子ども”がキーワードの「ここでの成長がカタチになるまち」についてです。  子どもたちが楽しく健やかに成長していくためには、当たり前のように安全・安心な生活があり、拠り所となる居場所があり、自分の思いを自由に伝える機会があることが大切であると考えております。子どもを起点としたまちづくりを進めていくことで、子どもはもちろん、大人たちも共に成長し、幸せを感じられるようなまちにしてまいります。  そして、そのためには、今大人である私たちが10年後、20年後の未来の町田を担う子どもたちのことをしっかりと考え、責任を持って守っていくことが前提です。  この大人の責任を明確にするため、「(仮称)子どもにやさしいまち条例」を2024年1月に制定することを目指して検討してまいります。この条例は、まちづくりの理念を掲げるものであり、制定をきっかけとして、“子どもが幸せになるために、私たち大人には何ができるのか”について考えるような、例えば市内企業、あるいは経営者の皆様が、女性の地位向上や男性の育児支援などといった子育て支援を考える契機になれば、という思いを込めて制定するものです。  一方、子どもたち自身が、自分たちには何ができるのかを考えることも大事です。自分の思いを自由に伝え、“やりたい”ことを実現する機会といたしまして、2023年度から「まちだ若者大作戦」を実施いたします。子どもたちが日々の暮らしの中で持つ夢や思い、例えば、原町田大通りを通行止めにして子どもだけのお祭りをしたいなどといったことを行政が応援して形にする、そんな取り組みです。引き続き、子どもの参画を促し、子どもの意見を市政にいかしていくことで、「子どもにやさしいまち」を更に推進してまいります。  また、児童虐待等の予防をはじめ、実際に子どもたちを守るという意味においては、市の子ども家庭支援センターと東京都の児童相談所との連携がますます重要になってまいります。この度、多摩地域の児童相談所の管轄区域の見直しにより、新たに町田市に設置されるという素案が示されました。今後も引き続き、教育や子ども・子育て支援、母子保健に関する機能等の複合施設となる(仮称)子ども・子育てサポート等複合施設への設置を東京都に働きかけてまいります。  子育て中の親子にとって、遊んだり、学んだり、気軽に相談できる居場所が地域にあり、それらを選べることは満足感と安心感につながります。  子どもの居場所としまして、先月1月末には、市内5か所目となる常設型冒険遊び場「松葉谷戸冒険遊び場」がオープンしました。7月には、小山田地区に市内7か所目となる子どもクラブがオープンします。そして、成瀬地区では、今後新たに子どもクラブを整備するための準備を進めてまいります。  また、保育の場の充実としましては、この4月に南地区に認可保育所を開設いたします。さらに、2024年4月にも同じく南地区に認可保育所を開設できるよう準備し、当該地区で高まっている保育ニーズに対応してまいります。  病児・病後児保育施設につきましては、八王子市、相模原市に加え、この1月から川崎市と相互利用を開始しております。隣接自治体との連携を図ることで、より広域にわたる子育て支援が実現したことから、利便性が向上し、安心して子育てできる環境が整っております。  次に、現在進めている「まちだの新たな学校づくり」についてです。この取り組みは、子どもたち、さらにはこれから生まれてくる子どもたちが夢や志をもち、未来を生き抜く力を育むために必要な未来への投資と考えております。  最初に申し上げたとおり、町田市においても子どもが減少傾向にあり、今後も減少が見込まれております。このような中では、1学年単学級になる学校が増えてくると想定され、そうした場合でも教員の学校運営に関する業務が減ることはありません。また、教員不足や教員の多忙化が社会問題となる中、子どもの教育といった本来の業務がおろそかになる、そんな現場の声を受けており、このことが学校再編に乗り出したきっかけです。  「まちだの新たな学校づくり」は、子どもたちが1日の大半を過ごす学校での生活がより充実したものとなるよう、新たな教育環境を整備するとともに、教員が教育活動に専念できる環境づくりを進めることを、学校統合等に合せて実現する全国に先駆けた取り組みです。さらには、学校が地域活動の拠点としてより利用しやすくなることも目指してまいります。2023年度は、学校統合及び単独建替えに向けて、各地区に(仮称)新たな学校づくり推進会を設置し検討を進めるとともに、設計や地質調査といった準備を進めてまいります。  また、“心身ともに健やかに育つ”というところでは、「食」が重要です。成長期にある中学生全員に温かい給食を提供するため、かねてから検討を重ねてきた中学校給食センターは、いよいよ建設工事に着手いたします。  最後に、2024年度に改定の時期を迎える「町田市教育に関する総合的な施策の大綱」と「町田市教育プラン」につきましては、子どもにとって豊かな経験ができるよう、そして、子どもから大人まで、市民一人ひとりの多様な学びのニーズに応え、生涯を通じて学び続ける力を育むことができるよう、道筋を示してまいります。  続いて、なりたいまちの姿の2つ目は、“くらし”がキーワードの「わたしの“ココチよさ”がかなうまち」についてです。  町田と言えば、商業のまちであり、学生のまちでもあり、そして、都心に程近いながらも豊かなみどりが広がるまちなど、様々な顔を併せ持つ“ちょうどいいまち”です。このまちが将来にわたって選ばれ続けるためにも、日常的に居心地のよさや住み心地のよさを感じられるようなまちにしてまいります。  こうした心地よさを叶える上では、交通の利便性が特に重要な要素です。一昨年末にルート選定された多摩都市モノレールの町田方面延伸につきましては、市内外の人の流れや都市構造そのものを大きく変える都市インフラと捉えております。早期実現に向けては、引き続き東京都をはじめ関係事業者との連携を図るとともに、モノレール延伸の効果を最大限に発揮してまいります。  そのため、都市骨格軸となるモノレール沿線の町田駅周辺、木曽山崎団地、忠生・北部の3つのエリアでは、「町田市都市づくりのマスタープラン」に基づいて、まちの構造や機能を再設定するプロジェクトを推進いたします。3つのエリアで、それぞれが持つ「都市的なにぎわいや活動」、「居心地のよい住環境」、「豊かなみどり・自然」の要素をいかした取り組みを進め、まち全体の魅力を高めてまいります。  特に、モノレールの新たな起終点となる町田駅周辺では、「商業地を多機能化・ウォーカブルなまち」にするプロジェクトを進めてまいります。具体的には、大規模店舗等の更新や土地の高度利用など、駅周辺の開発を進め、魅力ある駅前空間づくりに取り組んでまいります。そして、プロジェクト推進にあたっては市の組織体制を強化してまいります。また、原町田大通り、原町田中央通り、文学館通りは、より安全で快適に通行できるように整えることで、中心市街地一体を回遊しながら楽しめる空間にしてまいります。  加えて、中心市街地全体の活性化に不可欠な要素となるのが、町田駅から徒歩圏内にある、芹ヶ谷公園です。中心市街地全体の回遊性を高めるために、芹ヶ谷公園が人々をひきつける魅力的な場所となるよう、引き続き整備してまいります。  目指すは、「町田の公園といえば、芹ヶ谷公園」と言われるような、町田市を象徴する公園です。そのためにも、2023年度は、(仮称)国際工芸美術館の整備工事等に取り掛かり、着実に進めてまいります。そして、芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアムとして、多様なアートカルチャーや豊かな自然を学び楽しむことができ、来園した方々の記憶に残り、何度も訪れたくなる新しい体験型の公園にグレードアップさせてまいります。  その他の駅周辺の再整備という点では、鶴川駅周辺・相原駅周辺のまちづくりも着実に進めているところです。鶴川駅周辺におきましては、北口広場に続き、駅舎、南北自由通路、南口土地区画整備事業の整備工事に着手いたします。駅舎と南北自由通路につきましては、鶴川駅開業100周年にあたる2027年度末での使用開始を目指してまいります。  また、相原駅周辺におきましても、町田街道から駅東口への新たなアクセス路と東口駅前広場を整備するとともに、駅前街区の再編整備に向けた協議を進めてまいります。  駅周辺をリデザインすることは、人々を呼び込み、賑わいをもたらします。加えて、まち全体の活性化という観点では、北部エリアの魅力向上も必要です。  忠生地域の町田市バイオエネルギーセンター周辺においては、昨年4月に温浴施設「町田桜の湯」をオープンしており、施設の西側に位置する最終処分場池の辺地区、峠谷地区、旧埋立地につきましては、「忠生スポーツ公園」として整備します。  最終処分場の西側に位置する池の辺地区につきましては、今年9月に、自由に遊べる広場やスポーツも楽しめる多目的芝生広場等を設け、先行して開園いたします。  また、東側の峠谷地区と旧埋立地につきましても、複数のスポーツが楽しめる場として2032年度の開園に向け、「町田市バイオエネルギーセンター周辺施設整備基本計画」を策定いたします。  最終処分場は、様々な世代が憩い、体力づくりもできる新たな賑わいのスポットとして生まれ変わってまいります。  加えて、スポーツを通じたまちづくりとしまして、旧忠生第六小学校の用地には、地域の皆様の健康づくりの拠点となる「(仮称)町田木曽山崎パラアリーナ」を整備してまいります。こちらにつきましては、パラリンピックのレガシーの継承を目的に、パラスポーツを「する」場・「みる」場づくりにも取り組むなど、障がいのある方々にとっても使いやすく、パラスポーツを身近に感じられるような体育館として、新たな魅力を創出してまいります。2026年度のオープンを目指して、2023年度は民間事業者とのコラボレーションによる整備手法を検討してまいります。  続いて、なりたいまちの姿の3つ目は、“つながり”がキーワードの「誰もがホッとできるまち」についてです。  性別も年齢も障がいの有無も関係なく、どんな生き方をしようともこのまちは受け入れてくれる、そう思えることが、多くの人の安心感を生んでまいります。時に緩く、時に密につながることで、互いに尊重し、認め合えるまちにしてまいります。  本議会に提出しております「町田市性の多様性の尊重に関する条例」におきましては、「町田市パートナーシップ宣誓制度」を位置づけ、性の多様性に対する社会的な理解を促進してまいります。  また、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、「(仮称)町田市障がい者差別解消条例」の制定を目指し、検討を進めてまいります。  こうした条例の制定をきっかけとして、すべての人が、互いに個性を尊重し、誰もが安心して暮らせる共生社会の実現に寄与してまいります。  地域で安心した生活を送っていくには、困りごとを気軽に相談でき、必要な時に必要な支援が受けられる体制を備えておくことも必要です。そのため、市内に順次「地域福祉コーディネーター」を配置し、困りごとの相談先が分からない人や、ひきこもり等で自ら声を上げることのできない人のもとにコーディネーターが出向き、必要な支援につなげていく体制を整えてまいります。  まずは、この1月から、相原地区及び小山地区にその活動拠点と相談窓口となる「まちだ福祉〇ごとサポートセンター堺」を開設いたしました。2023年度中に、鶴川地区に2拠点目を開設し、地域における福祉の困りごとの相談支援体制を強化してまいります。  さらに、つながりという点では、人と自然とのつながりにも注力してまいります。  里山をはじめとした豊かな緑は、市の大きな魅力であり、価値ある資産でございます。この恵まれた自然環境、とりわけ、まちだの里山と、それらを支えてきた農業を市としてもしっかりと守り、大切にしていかなければならないと考えております。そして、それらを未来に引き継いでいくためには、人と自然とが調和していくことが重要です。  このため、「住む人も 訪れる人も 居心地のよい まちだの里山」を目指し、地域住民や企業・団体等と連携して、山林や農地の再生・保全を行うほか、環境学習や観光・レクリエーションを通して里山をまるごと体感できる取り組みを進めてまいります。  小山田エリアにつきましては、来訪した方々と地域住民との交流や、木工体験、農とのふれあいなど、里山を身近に感じ、楽しむことができる交流回遊拠点の整備に向けて、2023年度に基本構想を策定いたします。  最後に、災害における備えという点では、地方自治体として町田市が担う「住民の生命・身体及び財産を災害から保護する。」という役割を認識した上で、自助・共助が最大限発揮され、まち全体の防災力が高められるよう、市としてしっかりと取り組んでまいります。  具体的には、「まちだ防災カレッジ」のポータルサイトやSNS等を活用して、防災に関する必要な知識を習得する機会を広く市民に呼びかけることに加え、屋外用テントを活用し、アウトドアと防災を融合した宿泊体験型の訓練も行うなど、“自分の身は自分で守る”“自分の地域は自分たちで守る”という意識の啓発に努め、自助・共助の力を高めてまいります。  一方、自分一人で避難することが難しい避難行動要支援者への対応についてもしっかりと備えなければなりません。発災時に、地域の助け合いの中で、速やかに避難や安否確認ができる体制を整えられるよう、関係者と協議を進めます。  また、いつ、どこで起きてもおかしくない自然災害に対して、事前に想定される被災規模を分析し、平時から復興体制や方針等を整えるなど、被災後に早急かつ的確に復興を実現していく備えをしてまいります。  今年は関東大震災から100年の節目を迎えます。昨年5月には東京都が、「首都直下地震等による東京の被害想定」を新たに公表しました。この想定によると、建物の耐震化等により、避難者数や帰宅困難者数が見直されており、各避難施設の備蓄物資等の適切な再配分が必要となってまいります。したがいまして、2023年度は、市内の避難施設ごとの避難者数を再推計するとともに、町田市地域防災計画を修正します。こうした取り組みを通じて、平時から備えていくことで災害対応力を強化し、災害に強い安心できるまちを築いてまいります。  続いて、「行政経営の姿」である「みんなの“なりたい”がかなうまち」の取り組みについてご説明いたします。  改めて近年を振り返りますと、新型コロナウイルスの拡大や物価高騰といった世界的な動向は、目まぐるしく、そして、不規則に変化し、市内経済や私たちの日々の暮らしに至るまで、大きな影響が及ぶ状況が続いていると認識しております。  そういった中でも、市といたしましては、生活者・事業者の支援はもちろん、保健所機能の維持に向けた組織的な応援体制の構築やデジタル化など、関係機関とも連携を図りながら、個々の変化へ機敏に対応してまいりました。  一方では、これらの個々の変化への対応にも一貫性を持たせることができるよう、私の信念でもある経営品質の考え方をあらゆる行動の原理原則とし、市民満足と職員満足を共に大事にしながら、まちづくりを力強くしなやかに支える行政経営を進めていくことが大切であると考えております。  こうした想いや考え方を含め、市民の皆様と一緒に形にした「みんなの“なりたい”がかなうまち」というビジョンを胸に、経営基本方針に基づく行政サービス改革と経営基盤の強化に取り組むことで、町田市の持つ魅力や強みを生かした公共サービスを展開できるまちを目指してまいります。  まず、具体的な内容として、基本方針1「共創で新たな価値を創造する」に関する取り組みです。「きょうそう」とは、「共に創造する」の共創でございます。  2022年度には、地域の「やりたい」を叶えるつづけるための市の体制として、「地域かがやき作戦本部」を立ち上げました。「地域かがやき作戦本部」においては、地域の居場所づくりや町内会・自治会の担い手不足など、地域におけるやりたいことや困りごとに関する相談を幅広く受け付け、関係機関へのコーディネートやマッチングを行い、個々の課題解決に向けた取り組みを後押ししております。  さらに、「地域かがやき作戦本部」では、市民・地域団体・企業・公的機関など、多様な主体の対話の場である「THE YORIAI」を開催し、自分ゴトとして地域課題を捉え活動する人を増やすことにより、地域における交流の促進や魅力の向上などにつなげるサポートを始めております。  このように、市役所が多様な人材の橋渡しを行い、地域活動の土台から支えていくプラットフォーマーの役割を果たすことで、地域における共感の輪を広げ、誰にとっても暮らしやすい地域社会を、市民の皆様と共に創り上げていきたいと考えております。
     次に、基本方針2「対話を通して市役所能力を高める」に関する取り組みです。  私は、人同士のつながりを深め、一人の人間や一つの組織では到達し得ない成果を生み出していくには、対話の機会を継続的に持つことが重要であると考えております。  これまでも、庁内横断的に行政のDX、デジタルトランスフォーメーションを推進する“e-まち実現プロジェクト”では、ワーキング形式により組織間の対話を重ね、できることから速やかに、市民目線のデジタル化を進めてまいりました。これらを含めた市のデジタル化の取り組みについては、2022年度に「Tokyo区市町村DX賞」や「マニフェスト大賞 コミュニケーション戦略賞・優秀賞」を受賞するなど、各方面から、高い評価をいただいております。  また、新たに設置した「町田市デジタル化推進委員会」においては、外部有識者との対話を重ね、デジタル化の具体的な方策を示す「町田市デジタル化総合戦略2022」を策定してまいりました。  2023年度は、この戦略に基づく重点的な取り組みとして、LINEなどのオンライン行政手続プラットフォームをフル活用し、市民の皆様に利便性を身近に感じていただくともに、職員にとっても手間のかからない行政手続のDXを進めてまいります。  こうした取り組みの積み重ねにより、「人手のかかるサービスデザイン」から「デジタルベースのサービスデザイン」への変革を促し、誰もが豊かさを実感できるデジタル社会の実現を目指してまいります。  また、このほかの取り組みといたしましては、従来の自治体間ベンチマーキングとは異なる手法である「中核市ベンチマーキング」に取り組んでまいります。  私は、全国の各地域において、自主性・自立性を高めつつ、実情に応じた個性豊かな地域社会を創る先導役となる中核市と町田市とを比較することが、今後の町田市における市政運営において、大変有意義なものになると考えております。  そのため、「中核市ベンチマーキング」は2022年度の調査・研究段階から、2023年度は実践段階へとステップアップし、企画部門と事業部門による組織間の対話を通して、より戦略的な事業展開につなげてまいります。  このように、デジタル化の推進や自治体間比較を通じて、町田市をより良くしていきたいという想いを共有しながら、職員同士がアイデアや知恵を結集していくことで、更なるサービス改革と業務改善を進め、市民サービスの向上と市役所の生産性の向上を図ってまいります。  次に、基本方針3「次世代につなぐ財政基盤を確立する」に関する取り組みです。  具体的には、特別会計・公営企業会計の健全化、また、税外収入等による効果的な財源確保、そして、公共施設の再編や維持管理といった財政基盤を確立するための取り組みを着実に行ってまいります。  特に、公共施設の再編にあたっては、施設総量を圧縮しながらも、市民や地域との話し合いを踏まえ、多くの方々の「こうあってほしい」という想いを実現することで、公共サービスの維持・向上を図り、公共施設の「より良いかたち」をつくってまいります。  例えば、現在進めている(仮称)子ども・子育てサポート等複合施設の整備においては、子どもと親の両面から子育ち・子育てをサポートするとともに、民間サービスとのコラボレーションにより、誰もが気軽に立ち寄って思い思いの時間を過ごせるような施設にしてまいります。  同時に、このような公共施設の再編の機会を捉え、太陽光発電等の再生可能エネルギーの利用や使用エネルギーの省力化にも取り組むことで、より一層環境に配慮した公共施設を目指してまいります。  こうした取り組みを通じて、歳入確保や歳出削減、経営資源の有効活用を図り、未来の世代にも公共の利益をもたらす持続的な行政経営を行ってまいります。  以上のような考えで編成した2023年度当初予算案の規模は、一般会計、1,684億2,648万円、特別会計、1,319億8,967万円、合計、3,004億1,615万円となっております。  2022年度の当初予算と比べますと、一般会計では約3.8%増、特別会計では約1.1%増、合計すると約2.6%増となっております。  まちだの未来をつくるために重要な役割を果たす、「まちだ未来づくりビジョン2040」と「町田市5ヵ年計画22-26」は、2年目を迎えます。  2023年度の市政運営にあたっては、2006年の市長就任から私が最も大切にしてきた「すべての世代の方々に生活の質の向上を実感していただく」こと、そして、「市民目線で行政経営改革を進める」こと、この2つの志を常に持って臨んでまいります。  まちづくりを進める上で、市民の皆様と町田市のなりたい未来の姿を共有しながら、その実現を共に目指していくことが、市政運営の基本でございます。  国全体としても人口減少の時代です。また、温室効果ガスの排出抑制など、経済にとっても環境制約の時代だからこそ、繰り返し申し上げている「子どもにやさしいまち」の実現のために、市民や地域企業の皆様が、互いに支え合い、それぞれの持ち場で具体的に活動している、そんなまちを目指してまいりたいと思います。そして、誰もが「町田に住んでよかった」「町田で育ってよかった」と思えるまちに発展させていく所存です。  以上、2023年度の施政方針を申し述べさせていただきました。各取り組みを進めるにあたっては、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(戸塚正人) 市長の発言は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第8  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第8、第7号議案外議案31件を一括議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  市長職務代理者 榎本悦次君。    〔市長職務代理者榎本悦次登壇〕 ◎市長職務代理者(榎本悦次) それでは、第7号議案 令和5年度(2023年度)町田市一般会計予算について、ご説明申し上げます。  令和5年度の当初予算につきましては、昨年から続く光熱費の高騰や物価上昇の影響を適切に見込むとともに、将来を担う子どもたちに優しい、未来に希望の持てる地域社会の実現に向けた予算を計上しております。  また、まちだ未来づくりビジョン2040、その実行計画である町田市5ヵ年計画22-26の2年目に当たって、目標達成に向けた取組を着実に推進するための予算を計上するとともに、学校再編等に係る将来の財政需要を見据えた予算編成を行っております。  10ページをご覧ください。  第1表、歳入歳出予算につきましては、まず、歳入において、市税のうち、個人市民税及び法人市民税について、経済活動の回復に伴い、令和4年度に比べ増額を見込んでおります。  また、株式等譲渡所得割交付金、国庫支出金などについて、令和4年度に比べ減額を見込む一方、地方消費税交付金や都支出金などについては増額を見込んでおります。  14ページをご覧ください。  次に、歳出において、令和4年度に比べ、商工費にてキャッシュレス決済プレミアムポイント付与事業費が皆減し、消防費にて常備消防費が減少するなどの一方で、教育費にて小中学校教材費等公会計事業費が皆増し、民生費にて障がい者サービス給付事業費などが増加しました。  その結果、一般会計予算の総額は1,684億2,648万1,000円となり、令和4年度の当初予算と比較しますと61億6,308万5,000円、3.8%増の予算を計上することとなりました。  16ページをご覧ください。  第2表、債務負担行為につきましては、文書保管委託事業その2ほか53件、また、19ページ、第3表、地方債につきましては、地域センター整備事業ほか17件をそれぞれ定めるものでございます。  それでは、歳入の主なものから順を追ってご説明申し上げます。  24ページをご覧ください。  第1款、市税につきましては、個人市民税、法人市民税、固定資産税などの増に加え、税率の改定に伴う都市計画税の増などにより、市税全体では、令和4年度に比べ22億3,989万3,000円、3.3%の増となる707億1,164万円を計上しております。  27ページをご覧ください。  第2款、地方譲与税から、30ページの第12款、交通安全対策特別交付金までにつきましては、それぞれ関係法令に基づき交付されるもので、前年度までの収入額並びに収入見込額を勘案し計上しております。  第13款、分担金及び負担金7億374万1,000円につきましては、児童保育費負担金などを計上しております。  第14款、使用料及び手数料36億4,540万9,000円につきましては、廃棄物処理手数料、市立保育園保育料や学童保育クラブ育成料などを計上しております。  37ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金328億7,018万5,000円でございますが、まず、第1項、国庫負担金につきましては、第1目、民生費国庫負担金で、自立支援費負担金や子どものための教育・保育給付費の増などにより、令和4年度に比べ7億9,368万9,000円、2.8%の増となりました。  次に、39ページ、第2項、国庫補助金につきましては、第3目、衛生費国庫補助金の循環型社会形成推進交付金の増がある一方で、第1目、総務費国庫補助金で新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の減や、第2目、民生費国庫補助金で保育所等整備交付金の皆減、第5目、教育費国庫補助金で防衛施設周辺防音事業費補助の皆減などにより、令和4年度に比べ28億3,151万7,000円、45.6%の減となりました。  次に、44ページ、第3項、委託金につきましては、第2目、民生費委託金で基礎年金等事務委託金の増などにより、令和4年度に比べ360万2,000円、3.1%の増となりました。  45ページをご覧ください。  第16款、都支出金251億4,146万3,000円でございますが、まず、第1項、都負担金につきましては、第1目、民生費都負担金で自立支援費負担金や子どものための教育・保育給付費の増などにより、令和4年度に比べ5億8,815万7,000円、5.5%の増となりました。  次に、47ページ、第2項、都補助金につきましては、第2目、民生費都補助金で保育士等処遇改善臨時特例交付金の皆減がある一方で、保育対策総合支援事業費補助の増や高校生等医療費助成事業費補助の皆増のほか、第6目、土木費都補助金で都市計画費補助の増などにより、令和4年度に比べ8億7,438万円、7.2%の増となりました。  58ページをご覧ください。  第3項、委託金につきましては、第1目、総務費委託金で統計調査委託金などが増となる一方で、選挙費委託金の皆減などにより、令和4年度に比べ1億7,109万9,000円、16.3%の減となりました。  60ページをご覧ください。  第17款、財産収入17億6,500万2,000円につきましては、物品売払収入の増などにより、令和4年度に比べ2,049万3,000円、1.2%の増となりました。  62ページをご覧ください。  第18款、寄附金2億2,722万6,000円につきましては、指定寄附金の増により、令和4年度に比べ4,283万3,000円、23.2%の増となりました。  第19款、繰入金56億6,459万4,000円につきましては、廃棄物減量再資源化等推進整備基金繰入金や公共施設整備基金繰入金の増などにより、令和4年度に比べ6億2,388万4,000円、12.4%の増となりました。  第20款、繰越金10億円につきましては、前年度繰越金を計上しております。  63ページをご覧ください。  第21款、諸収入30億6,022万円につきましては、64ページになりますが、第4項、受託事業収入で、みちづくり・まちづくりパートナー事業受託収入や、67ページになりますが、第6項、雑入で自立支援給付費などを計上しております。  また、教材費等公会計事業の実施に伴い、新たに学校教材費等保護者負担金を計上しております。  71ページをご覧ください。  第22款、市債71億7,400万円につきましては、説明欄にございますように、歳出における起債対象となる施設整備事業などについて、それぞれ計上しております。  また、臨時財政対策債は、財源確保のために借り入れるものでございます。  続きまして、歳出の概要について、ご説明申し上げます。  76ページをご覧ください。  第1款、議会費6億5,252万4,000円につきましては、議会活動に要する諸経費でございます。  77ページをご覧ください。  第2款、総務費178億7,109万5,000円につきましては、情報システム運営費や財政事務費の増などにより、令和4年度に比べ1億620万4,000円、0.6%の増となりました。  まず、第1項、総務管理費につきましては、82ページになりますが、第10目、情報システム費でシステム使用料、85ページになりますが、第14目、営繕管理費で児童青少年施設営繕費の改修工事費などを計上しております。  次に、92ページ、第2項、徴税費につきましては、93ページになりますが、第3目、納税管理費で市税の還付金・返還金などを計上しております。  96ページをご覧ください。  第3款、民生費890億4,773万6,000円につきましては、障がい者サービス給付事業費や民間保育所運営費などの増により、令和4年度に比べ30億5,345万1,000円、3.6%の増となりました。  まず、第1項、社会福祉費につきましては、99ページになりますが、第3目、障がい者福祉費で障がい者サービス給付事業費として、自立支援給付費や障害児通所給付費などを計上しております。  各特別会計に対する繰出金につきましては、102ページになりますが、介護保険事業会計に62億9,807万8,000円、後期高齢者医療事業会計に61億9,578万8,000円、国民健康保険事業会計に52億1,048万7,000円を計上しております。  次に、103ページ、第2項、児童福祉費につきましては、まず、第1目、児童福祉総務費で児童扶養手当や児童手当などを計上しております。また、104ページとなりますが、新たに高校生等医療費助成費に係る医療費助成費などを計上しております。  105ページとなりますが、第2目、保育・幼稚園費では、民間保育所等の施設型給付費、児童保育委託料などを計上しております。  111ページになりますが、第5目、児童青少年費では、児童青少年育成費としての放課後子ども教室「まちとも」の事業・業務委託料や学童保育費として学童保育クラブの指定管理委託料などを計上しております。  また、新たに大地沢自然交流サイト運営費として指定管理委託料などを計上しております。  次に、113ページ、第3項、生活保護費につきましては、生活保護世帯に対する生活扶助費、医療扶助費などを計上しております。  115ページをご覧ください。  第4款、衛生費155億6,647万4,000円につきましては、予防接種費の減などの一方で、循環型施設整備事業費の増などにより、令和4年度に比べ4億8,617万7,000円、3.2%の増となりました。  まず、第1項、保健衛生費につきましては、116ページになりますが、第2目、健康推進費で健康診査等委託料、117ページになりますが、第3目、保健予防費で予防接種委託料などを計上しております。  次に、120ページ、第2項、病院費につきましては、救急医療・小児医療など病院事業会計に対する負担金を計上しております。  次に、第3項、清掃費につきましては、第1目、ごみ政策費で、東京たま広域資源循環組合負担金など広域廃棄物処理に係る負担金などを計上しております。  121ページになりますが、第2目、循環型施設整備費で、資源化施設整備費としての整備工事費などを計上しております。  第3目、廃棄物処理費では、廃棄物処理施設の運営経費などを計上しております。  123ページになりますが、第4目、ごみ収集費では、廃棄物の収集・処分等委託料などを計上しております。  124ページをご覧ください。  第5款、労働費3,781万円につきましては、一般財団法人町田市勤労者福祉サービスセンターへの補助金などを計上しております。  125ページをご覧ください。  第6款、農林費3億4,847万3,000円につきましては、農業委員会運営費を計上するほか、北部丘陵の里山環境保全に係る経費などを計上しております。  127ページをご覧ください。
     第7款、商工費11億7,973万円につきましては、町田ターミナルプラザにおける運営管理、設備修繕に係る負担金や中小企業融資利子補助金などを計上しております。  130ページをご覧ください。  第8款、土木費157億2,219万6,000円につきましては、都市公園費の公園整備事業や(仮称)蓮田緑地整備事業における用地購入費の減などの一方で、道路新設改良費の相原駅東口アクセス路整備事業や無電柱化推進事業などに係る経費の増などにより、令和4年度に比べ12億5,585万9,000円、8.7%の増となりました。  まず、131ページ、第2項、道路橋梁費につきましては、132ページになりますが、第3目、道路維持費では、道路等修繕料などの維持管理経費を計上しております。  133ページになりますが、第4目、道路整備費では、道路整備工事費や物件等補償料などを計上しております。  次に、134ページ、第3項、都市計画費につきましては、第1目、都市計画管理費で南町田グランベリーパーク運営事業負担金、多摩都市モノレール基金積立金などを計上しております。  136ページになりますが、第3目、まちづくり推進費では、鶴川駅南土地区画整理事業会計繰出金などを計上しております。  139ページになりますが、第7目、公共下水道費では、下水道事業会計負担金を計上しております。  第8目、公園緑地費では、公園や緑地の管理費のほか、都市公園費としての忠生スポーツ公園や(仮称)蓮田緑地の整備工事費や、野津田公園費としての野津田公園スポーツの森の改修工事費などを計上しております。  次に、141ページ、第4項、住宅費につきましては、市営住宅の施設等管理委託料のほか、住宅耐震促進助成金などを計上しております。  143ページをご覧ください。  第9款、消防費49億961万8,000円につきましては、消防団運営費のほか、常備消防に係る東京都への委託料などを計上しております。  145ページをご覧ください。  第10款、教育費152億2,393万6,000円につきましては、新たな学校づくり推進事業費における事務局運営費の減などの一方で、新たに教材費等公会計事業を計上したことによる消耗品費や事業・業務委託料などの増などにより、令和4年度に比べ18億7,792万1,000円、14.1%の増となりました。  まず、第1項、小中学校費につきましては、第1目、教育総務費で教育委員会及び事務局の運営費並びに小中学校の管理運営費などのほか、新たに小中学校の教材費等公会計事業に係る消耗品費などを計上しております。  147ページになりますが、第2目、学校施設費では、小中学校の整備工事費、学校用務に係る事業・業務委託料などのほか、学校跡地利用事業費として中学校給食センターの整備に係る旧忠生第六小学校の解体工事費を計上しております。  149ページになりますが、第4目、保健給食費では、小中学校の給食運営に係る経費や小学校給食公会計事業に係る経費、中学校給食センターの整備に係る経費などを計上しております。  154ページになりますが、第7目、新たな学校づくり推進費では、統合新設小学校におけるPFI事業者の公募準備などに係る事業・業務委託料などを計上しております。  次に、第2項、社会教育費につきましては、市民ホールや鶴川緑の交流館などの指定管理委託料など、生涯学習センター、図書館、国際版画美術館の施設管理費や展覧会の事業費などのほか、(仮称)国際工芸美術館の整備工事費などを計上しております。  次に、160ページ、第3項、保健体育費につきましては、総合体育館や室内プールなどの指定管理料などを計上しております。  163ページをご覧ください。  第12款、公債費77億6,688万3,000円につきましては、令和5年度に償還する元利償還金などを計上しております。  以上、町田市一般会計予算の概要についてご説明申し上げました。  次に、第8号議案 令和5年度(2023年度)町田市国民健康保険事業会計予算について、ご説明申し上げます。  183ページをご覧ください。  令和5年度の国民健康保険事業会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ422億4,688万9,000円で、前年度に対して5億2,073万7,000円の減となっております。  初めに、歳入からご説明申し上げます。  190ページをご覧ください。  第1款、国民健康保険税87億6,182万2,000円は、国民健康保険税の税率改定や収納実績などを勘案し、計上するものでございます。  191ページをご覧ください。  第4款、都支出金281億9,069万1,000円は、主に保険給付に係る費用に対し交付される保険給付費等交付金などを計上するものでございます。  第5款、繰入金52億1,048万7,000円は、保険基盤安定繰入金及び未就学児均等割保険税繰入金や、歳入不足補填等のための一般会計繰入金を計上するものでございます。  192ページをご覧ください。  第7款、諸収入8,382万6,000円は、主に国民健康保険税の延滞金を計上するものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  194ページをご覧ください。  第1款、総務費6億7,900万2,000円は、職員人件費やシステム保守点検委託料等を計上するものでございます。  195ページをご覧ください。  第2款、保険給付費275億6,492万5,000円は、被保険者数や被保険者1人当たりの保険給付費の動向などを勘案し、計上するものでございます。  197ページをご覧ください。  第3款、国民健康保険事業費納付金132億4,882万円は、保険給付等に必要な費用として東京都に支払う納付金を計上するものでございます。  198ページをご覧ください。  第5款、保健事業費5億9,246万5,000円は、特定健康診査等に係る費用を計上するものでございます。  199ページをご覧ください。  第6款、諸支出金1億5,666万2,000円は、主に国民健康保険税の還付金及び還付加算金を計上するものでございます。  以上、国民健康保険事業会計予算の概要についてご説明申し上げました。  次に、第9号議案 令和5年度(2023年度)町田市介護保険事業会計予算について、その概要をご説明申し上げます。  209ページをご覧ください。  令和5年度の介護保険事業会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ387億5,605万円で、前年度に対して9億6,461万9,000円の増となりました。  介護保険事業に関しましては、令和3年度から令和5年度までの3か年について、第8期町田市介護保険事業計画「町田市いきいき長寿プラン21-23」を策定しており、令和5年度は事業計画の3年度目に当たります。令和5年度の介護保険事業会計予算は、この計画を基に編成しております。  初めに、歳入からご説明申し上げます。  216ページをご覧ください。  第1款、保険料77億5,595万7,000円は、保険給付費及び介護予防・日常生活支援総合事業費に対する65歳以上の第1号被保険者の負担する介護保険料を計上するものでございます。  第3款、国庫支出金86億4,072万1,000円は、主に保険給付費及び地域支援事業費に対する国の負担金並びに被保険者の所得割合及び高齢者の人数割合に応じて交付される調整交付金を計上するものでございます。  217ページをご覧ください。  第4款、支払基金交付金99億1,430万2,000円は、保険給付費及び介護予防・日常生活支援総合事業費について、社会保険診療報酬支払基金を通じて交付される第2号被保険者の負担割合に基づく交付金を計上するものでございます。  第5款、都支出金55億1,947万7,000円は、主に保険給付費及び地域支援事業費に対する都の負担金及び交付金を計上するものでございます。  218ページをご覧ください。  第6款、財産収入413万1,000円は、介護保険給付費準備基金の運用利子を計上するものでございます。  第7款、繰入金68億5,307万8,000円は、介護給付費繰入金、地域支援事業繰入金、低所得者保険料軽減繰入金、事務費等のその他一般会計繰入金及び介護保険給付費準備基金からの繰入金を計上するものでございます。  219ページをご覧ください。  第8款、繰越金6,500万5,000円は、前年度からの繰越金を計上するものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  220ページをご覧ください。  第1款、総務費10億9,651万5,000円は、主に職員人件費を含めた一般管理費、介護保険料の賦課徴収費、介護認定審査会費及び認定調査等費等の事務経費を計上するものでございます。  221ページをご覧ください。  第2款、保険給付費355億7,618万9,000円は、介護サービス及び介護予防サービス等に係る費用を計上するものでございます。  222ページをご覧ください。  第3款、地域支援事業費19億9,409万円3,000円は、介護予防・日常生活支援総合事業に係る費用、地域包括支援センターの運営等に係る費用及びその他任意事業に係る費用を計上するものでございます。  224ページをご覧ください。  第4款、基金積立金413万1,000円は、介護保険給付費準備基金の運用利子を計上するものでございます。  第5款、諸支出金8,000万5,000円は、第1号被保険者の保険料還付金及び前年度の国庫負担金、支払基金交付金、都負担金等の精算に伴って返還する償還金を計上するものでございます。  以上、介護保険事業会計予算の概要についてご説明申し上げました。  次に、第10号議案 令和5年度(2023年度)町田市後期高齢者医療事業会計予算について、ご説明申し上げます。  235ページをご覧ください。  令和5年度の後期高齢者医療事業会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ134億1,806万1,000円で、前年度に対して6億2,325万2,000円の増となっております。  初めに、歳入からご説明申し上げます。  242ページをご覧ください。  第1款、後期高齢者医療保険料68億1,496万4,000円は、被保険者数の増加などを勘案し、計上するものでございます。  第3款、都支出金400万5,000円は、総合的保健推進事業費に係る都の負担金を計上するものでございます。  第4款、繰入金61億9,578万8,000円は、一般会計繰入金として、療養給付費繰入金、広域連合事務費繰入金、保険基盤安定繰入金、保険料軽減措置繰入金、健康診査費繰入金及びその他一般会計繰入金を計上するものでございます。  243ページをご覧ください。  第6款、諸収入4億330万円は、健康診査費受託事業収入及び葬祭費受託事業収入などを計上するものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  244ページをご覧ください。  第1款、総務費1億6,932万3,000円は、職員人件費や後期高齢者医療事務等の事業事務経費を計上するものでございます。  第2款、広域連合納付金124億7,902万5,000円は、後期高齢者医療保険事業の保険者である広域連合に対する負担金を計上するものでございます。  245ページをご覧ください。  第3款、保健事業費5億8,571万4,000円は、健康診査等に係る費用を計上するものでございます。  第4款、葬祭費1億6,515万4,000円は、葬祭費を給付する費用等を計上するものでございます。  第5款、諸支出金1,384万5,000円は、後期高齢者医療保険料の還付金及び還付加算金等を計上するものでございます。  以上、後期高齢者医療事業会計予算の概要についてご説明申し上げました。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、条例議案について、ご説明申し上げます。  第14号議案 町田市性の多様性の尊重に関する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、性の多様性が尊重される社会の推進に関し、基本理念等を定め、一人一人が個性と能力を発揮しながら、その人らしく生きることができる社会の実現に寄与することを目的として、制定するものでございます。  内容といたしましては、性自認及び性的指向の多様な在り方が尊重され、性自認及び性的指向を理由とする偏見及び差別がなく、誰もが安心して暮らしながら、多様な生き方を選択できる社会の実現を目指すことを基本理念としております。  そして、市の責務及び市民、事業者、教育に携わる者の役割を定めるとともに、当事者の方が安心して生活できるよう、性自認や性的指向を理由とする差別的取扱い、性自認や性的指向についての公表の強要等の禁止について定めるものでございます。  また、同性の2人が自由意思により、お互いを人生のパートナーとして協力し合うことを約束した関係であると宣誓したことを行政が証明する町田市パートナーシップ宣誓制度に関する規定を定めるものでございます。  本条例は、2023年4月1日から施行いたします。
     次に、第15号議案 町田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、町田市パートナーシップ宣誓制度の創設を踏まえ、職員の給与及び休業・休暇の制度におけるパートナーシップの相手方等の取扱いについて規定するため、関係する条例6本の改正を一括して行うものでございます。  この規定は、2023年4月1日から施行いたします。  次に、第18号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  主な内容といたしましては、建築物のエネルギー消費性能向上計画及び低炭素建築物新築等計画の認定に係る手数料を改めるものでございます。  この規定は、2023年4月1日から施行いたします。  次に、第19号議案 町田市避難行動要支援者の名簿情報の提供に関する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、災害対策基本法の規定に基づき、避難支援等関係者に対する避難行動要支援者の名簿情報の提供に関し、必要な事項を定めるため、制定するものでございます。  内容といたしましては、災害の発生に備え、避難行動要支援者名簿の情報を、現在と同様に本人の同意を得ることなく、消防、警察、民生委員等の避難支援等関係者へ提供できるようにするものでございます。  本条例は、2023年4月1日から施行いたします。  次に、第20号議案 町田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、国民健康保険財政の健全化を図ることを目的とした第5期町田市国民健康保険事業財政改革計画に基づき、国民健康保険税の税率及び税額を改定するため及び健康保険法施行令等の一部を改正する政令に伴い、出産育児一時金の支給額を改定するため所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては2点ございます。  1点目は、国民健康保険税の税率及び税額の改正でございます。  町田市の国民健康保険事業会計においては、毎年度、財政赤字が発生し、市税等で構成される一般会計から赤字補填を行う状況が続いております。このため、第5期町田市国民健康保険事業財政改革計画に基づき、保険給付の適正化や、医療費の適正化、保険税の徴収の適正な実施に努めるとともに、段階的、計画的な保険税率の改定を行っております。  2023年度の保険税率改定について、本年1月に町田市国民健康保険運営協議会へ諮問し、答申を受けました。  国民健康保険税の税率及び税額ですが、医療分につきましては、所得割を5.93%から6.25%に、均等割を3万4,400円から3万6,500円に改めるものでございます。  後期高齢者支援金分につきましては、所得割を2.00%から2.09%に、均等割を1万1,500円から1万2,100円に改めるものでございます。  介護分につきましては、所得割を1.87%から1.94%に、均等割を1万4,100円から1万4,600円に改めるものでございます。  2点目として、健康保険法施行令等の一部を改正する政令に伴い、出産育児一時金の支給総額を42万円から50万円に改定するものでございます。  この規定は、2023年4月1日から施行いたします。  次に、第21号議案 こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律による子ども・子育て支援法等の改正に伴い、関係する条例6本を一括して整理するため、制定するものでございます。  内容といたしましては、子ども・子育て支援法の条項番号が変更となることに伴い、同法から引用する条項番号を改めるとともに、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に規定する事務について、所管する省庁が変更されることに伴い、同法から引用する文言を改めるものでございます。  この規定は、2023年4月1日から施行いたします。  次に、第22号議案 町田市子ども発達センター条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、児童福祉法等の改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  主な内容といたしましては、児童発達支援センターの福祉型と医療型の2つの類型が廃止され、児童発達支援センターに一元化されたことに伴い、町田市子ども発達センターを「福祉型児童発達支援センター」から「児童発達支援センター」に改めるものでございます。  次に、第23号議案 町田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律による子ども・子育て支援法等の改正及び内閣府令の改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては、子ども・子育て支援法及び学校教育法から引用する条項番号を改めるとともに、懲戒に係る権限の濫用禁止に関する規定を削除するものでございます。  この規定は、2023年4月1日から施行いたします。  次に、第24号議案 町田市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、家庭的保育事業等の設備及び運営の基準を定める厚生労働省令の改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては、家庭的保育事業者等に対して新たに安全計画の策定を義務づける項目等を加えるとともに、懲戒に係る権限の濫用禁止に関する規定を削除するものでございます。  この規定は、2023年4月1日から施行いたします。  次に、第25号議案 町田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準を定める厚生労働省令の改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては、放課後児童健全育成事業者に対して、新たに安全計画の策定を義務づける項目等を加えるものでございます。  この規定は、2023年4月1日から施行いたします。  以上、条例議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、契約議案についてご説明申し上げます。  第31号議案 香山緑地既存建物耐震改修他工事請負契約についてご説明申し上げます。  本議案は、香山緑地内に立地する書院造の建物を活用し、町田市の観光拠点の一つとするため、既存主屋の耐震改修工事並びに厨房棟及びトイレ棟の増築工事を行う工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、既存主屋の躯体を持ち上げる揚げ屋工事を行い、続いて、基礎の改修工事、耐震補強工事、内外装改修工事を行うほか、厨房棟及びトイレ棟の増築工事を行うものでございます。  建築物の概要といたしましては、木造平屋建て、延床面積につきましては、既存主屋部分が357.98平方メートル、増築部分が140.31平方メートルでございます。  次に、第32号議案 旧忠生第六小学校解体工事請負契約の変更契約について、ご説明申し上げます。  本議案は、2022年第3回定例会においてご可決いただき、2022年9月30日に株式会社エコワスとの間で締結いたしました旧忠生第六小学校解体工事請負契約の契約金額及び工期を変更するものでございます。  変更内容につきましては、本件工事請負契約のうち、給食棟の解体工事について、既存杭の撤去及び擁壁の設置工事を追加することに伴い、契約金額を3億5,656万5,000円から3億7,331万8,000円に、履行期限を2023年6月30日から2023年9月29日に変更するものでございます。  なお、契約金額の変更につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により市長の専決処分の対象となる範囲でございますが、工期の変更を伴うため、併せてご審議をいただきたく、議案といたしました。  次に、第33号議案 忠生630号線(第二期)道路改良工事(その4)請負契約の変更契約についてご説明申し上げます。  本議案は、2022年第2回定例会においてご可決いただき、2022年6月30日に岳大土木株式会社との間で締結いたしました忠生630号線(第二期)道路改良工事(その4)請負契約の契約金額を変更するものでございます。  変更内容につきましては、道路事業用地の取得に伴い施工範囲を拡大し、排水施設工事、街築工事、舗装工事、擁壁工事、交通安全施設工事を追加することにより、契約金額を2億6,107万8,400円から4億58万7,000円に変更するものでございます。  以上、契約議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、第40号議案 包括外部監査契約の締結について、ご説明申し上げます。  本議案は、包括外部監査契約の締結に当たり、地方自治法第252条の36第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  契約の相手方は、公認会計士の谷川淳氏で、契約の金額については、950万円を上限といたします。また、契約の期間については、2023年4月1日から2024年3月31日までの1年間とするものでございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 副市長 赤塚慎一君。    〔副市長赤塚慎一登壇〕 ◎副市長(赤塚慎一) 私からは、まず、予算議案3件をご説明申し上げます。  初めに、第11号議案 令和5年度(2023年度)町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計予算について、その概要をご説明申し上げます。  「令和5年度(2023年度)予算書」の255ページをご覧ください。  令和5年度予算につきましては、歳入歳出をそれぞれ4億3,406万4,000円とするものでございます。  262ページをご覧ください。  歳入でございます。  第1款、繰入金は、一般会計からの繰入金3億9,806万4,000円、第2款、国庫支出金は300万円、第3款、都支出金は300万円、第4款、市債は3,000万円を計上するものでございます。  続きまして、264ページをご覧ください。  歳出でございます。  第1款、総務費は2,687万円を計上してございます。  右端の説明欄をご覧ください。  2、区画整理事務費65万6,000円は、土地区画整理事業に係る事務経費でございます。  3、審議会委員費44万5,000円は、土地区画整理審議会に係る経費でございます。  第2款、事業費の4億669万3,000円は、公益財団法人東京都都市づくり公社への土地区画整理事業委託料でございます。  第3款、諸支出金は1,000円を計上してございます。  第4款、予備費は、50万円を計上してございます。  以上が町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計予算の概要でございます。  次に、第12号議案 令和5年度(2023年度)町田市下水道事業会計予算について、その概要をご説明申し上げます。  お手元の「令和5年度(2023年度)町田市下水道事業会計予算書」の3ページをご覧ください。  第2条、業務の予定量でございます。  (1)計画人口、(2)年間総処理水量、(3)一日平均処理水量につきましては、それぞれ予算書に記載しているとおりでございます。  (4)主な建設改良事業につきましては、①管渠整備費として14億8,745万6,000円、②管渠改良費として5億9,750万円、③処理場改良費として20億2,404万2,000円を予定しております。  第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。下水道事業収益には125億77万5,000円、下水道事業費用には120億8,491万6,000円を計上いたしました。  4ページをご覧ください。  第4条、資本的収入及び支出の予定額でございます。資本的収入には45億6,976万6,000円、資本的支出には71億9,955万8,000円を計上いたしました。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額26億2,979万2,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2億6,265万円、過年度分損益勘定留保資金5億1,219万5,000円、当年度分損益勘定留保資金18億4,920万6,000円及び繰越利益剰余金処分額574万1,000円にて補填してまいります。  第5条、債務負担行為につきましては、債務負担行為の期間及び限度額を記載しているとおり定めるものでございます。  5ページをご覧ください。  第6条、企業債につきましては、下水道事業(建設改良)の起債限度額を28億1,590万円、資本費平準化対策の起債限度額を5億9,500万円と定めるものでございます。  第7条、一時借入金につきましては、一時借入金の限度額を20億円と定めるものでございます。  第8条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、(1)営業費用と営業外費用の間の流用及び(2)建設改良費と企業債償還金の間の流用ができると定めるものでございます。  第9条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては職員給与費8億3,938万1,000円を定めるものでございます。  6ページをご覧ください。  第10条、利益剰余金の処分につきましては、繰越利益剰余金のうち、減債積立金として処分する金額574万1,000円を計上するものでございます。  続きまして、令和5年度町田市下水道事業会計予算実施計画につきまして、ご説明申し上げます。  10ページをご覧ください。  収益的収入及び支出の収入でございます。 下水道事業収益の営業収益には、61億9,827万5,000円を計上しております。営業外収益には、63億218万4,000円を計上しております。  11ページをご覧ください。
     支出でございます。  下水道事業費用の営業費用には、112億9,702万円を計上しております。営業外費用には、7億5,789万6,000円を計上しております。  12ページをご覧ください。  資本的収入及び支出の収入でございます。  資本的収入には、企業債34億1,090万円、他会計負担金8,227万円、補助金として10億6,388万4,000円を計上しております。  13ページをご覧ください。  支出でございます。  資本的支出には、建設改良費として41億2,663万6,000円、企業債償還金として30億7,154万8,000円などを計上しております。  以上が令和5年度(2023年度)町田市下水道事業会計予算の概要でございます。  次に、第13号議案 令和5年度(2023年度)町田市病院事業会計予算について、その概要をご説明申し上げます。  「令和5年度(2023年度)町田市病院事業会計予算書」の3ページをご覧ください。  第2条、業務の予定量でございます。  (1)病床数につきましては、4月は447床、5月以降はHCU(高度治療室)の開設に伴い、440床での運営を予定しております。  (2)年間患者数、(3)1日平均患者数につきましては、町田市民病院第4次中期経営計画(2022年度~2026年度)における目標値や、2022年度の実績などを勘案して設定いたしました。  (4)主な建設改良事業につきましては、医療機器等購入費として5億6,845万7,000円を予定しております。  第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。  病院事業収益には143億8,224万7,000円、病院事業費用には161億7,470万6,000円を計上いたしました。  第4条、資本的収入及び支出の予定額でございます。資本的収入には8,233万7,000円、資本的支出には16億7,542万6,000円を計上いたしました。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額15億9,308万9,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填してまいります。  4ページをご覧ください。  第5条、一時借入金につきましては、その限度額を20億円と定めるものでございます。  第6条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、(1)医業費用と医業外費用の間の流用及び(2)建設改良費と企業債償還金の間の流用ができると定めるものでございます。  第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、(1)給与費80億9,621万7,000円及び(2)交際費70万円を計上するものでございます。  第8条、たな卸資産購入限度額につきましては、18億4,788万4,000円と定めるものでございます。  第9条、重要な資産の取得につきましては、医療機器として全身用MR装置1.5テスラ、結石破砕装置を取得するものでございます。  6ページをご覧ください。  令和5年度町田市病院事業会計予算実施計画につきましてご説明申し上げます。  収益的収入及び支出の収入でございます。  病院事業収益の医業収益には、130億6,708万1,000円を計上しております。  医業外収益には、12億8,968万2,000円を計上しております。  次に、支出でございます。  病院事業費用の医業費用には、155億7,605万7,000円を計上しております。  医業外費用には、4億8,566万円を計上しております。  7ページをご覧ください。  資本的収入及び支出でございます。  資本的収入には、都補助金8,102万2,000円、他会計補助金負担金交付金131万4,000円などを計上しております。  資本的支出の建設改良費には16億7,542万6,000円を、企業債償還金には10億9,999万5,000円を計上しております。  以上が令和5年度(2023年度)町田市病院事業会計予算の概要でございます。  以上、予算議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  次に、条例議案を7件ご説明いたします。  初めに、第16号議案 町田市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、町田市パートナーシップ宣誓制度の創設等を踏まえ、特定公共賃貸住宅の使用者及び同居者の資格等を見直すため、所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては、特定公共賃貸住宅の使用者と同居できる人に、パートナーシップの相手方及び里子を追加し、特定公共賃貸住宅の使用権を承継できる人に、パートナーシップの相手方を追加するものでございます。  本条例は2023年4月1日から施行いたします。  説明は以上でございます。  次に、第17号議案 町田市営住宅条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。  本議案は、町田市パートナーシップ宣誓制度の創設等を踏まえ、市営住宅の使用者及び同居者の資格等を見直すため、所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては、市営住宅の使用者と同居できる人に、パートナーシップの相手方及び里子を追加いたします。  また、身体上または精神上、著しい障がいがあるために常時の介護を必要とし、かつ、居宅において介護を受けられない人について、市営住宅に単身で入居できないとする規定を削り、入居できるようにいたします。  さらに、市営住宅の使用権を承継できる人に、パートナーシップの相手方を追加いたします。  本条例は2023年4月1日から施行いたします。  説明は以上でございます。  次に、第26号議案 町田市道における道路構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本条例は、関係法令である道路構造令及び都道における道路構造の技術的基準に関する条例を参酌いたしまして、町田市道における自転車通行帯、自動運行補助施設及び歩行者利便増進道路に係る道路構造の技術的基準を定めるため、及び自転車道の設置要件を改めるため、所要の改正を行うものでございます。  本条例は2023年4月1日から施行いたします。  説明は以上でございます。  次に、第27号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、2022年11月に告示いたしました境川団地地区地区計画の都市計画決定及び2023年1月に告示いたしました木曽山崎地区地区計画の都市計画変更に伴い、地区整備計画に定めた建築物等に関する規定を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては、境川団地地区における建築することができる建築物、建築物の敷地面積の最低限度、壁面の位置の制限及び建築物の高さの最高限度を定めます。  また、木曽山崎地区においては、公共・公益施設地区の一部を健康増進関連拠点地区として定め、建築することができる建築物等の制限を定めるとともに、給食センター及び体育館等を建築できるよう、建築物の用途の制限を緩和する規定を改めます。  本条例は公布の日から施行いたします。  説明は以上でございます。  次に、第28号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、市立公園における映画等の撮影や営業行為等を行う場合に、指定管理者が管理する公園については指定管理者が許可を行えるようにするため、所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては、指定管理者が市立公園における映画の撮影や営業行為等の許可を行い、それに係る料金を指定管理者の収入として収受できるようにする規定を追加するものでございます。  本条例は2024年4月1日から施行いたします。  説明は以上でございます。  次に、第29号議案 町田市忠生公園自然観察センター条例を廃止する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、忠生公園内にある忠生公園自然観察センターの施設「忠生がにやら自然館」を、忠生公園と一体的に管理を行い、公園を訪れた方が多目的に利用できるようにするため、本条例を廃止するものでございます。  内容といたしましては、「忠生がにやら自然館」の名称は継続しつつ、町田市立公園条例に基づく公園施設に位置づけを変えまして、忠生公園と一体的に運営をすることといたします。これにより、現在の植物や生き物などの自然に親しむ機能に加えまして、公園を訪れた方が自由に休憩されたり、活動したりする場として活用し、より多くの方に利用していただけるよう改めるものでございます。  本条例は2023年6月1日に廃止いたします。  説明は以上でございます。  次に、第30号議案 町田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、診療を行う科目を改めるため及びHCU(高度治療室)の開設に伴い、病床数を改めるため、所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては、診療を行う科目から、漢方内科を削除いたします。  また、HCU(高度治療室)の開設に伴い、病床数を458床から440床に変更いたします。  本条例は、診療科目の変更につきましては公布の日から、病床数の変更につきましては2023年5月1日からそれぞれ施行いたします。  説明は以上でございます。  次に、その他議案を2件ご説明申し上げます。  初めに、第35号議案 鶴川駅南北自由通路の整備に関する施行協定について、ご説明申し上げます。  本議案は、鶴川駅周辺の回遊性の向上を目指して整備する南北自由通路のうち、工事の一部である鉄道敷に影響がある範囲の整備工事を小田急電鉄株式会社に委託するため、施行協定を締結するものでございます。  委託する鶴川駅南北自由通路の規模は、延長50.4メートル、幅員10.5メートルでございます。  説明は以上でございます。  次に、第36号議案 鶴川駅改良事業の工事に関する施行協定について、ご説明申し上げます。  本議案は、鶴川駅の自由通路整備に併せて、改札口等の駅機能を移設するため、小田急電鉄株式会社と施行協定を締結するものでございます。  協定内容といたしましては、小田急電鉄が工事を実施するに当たり、町田市が小田急電鉄へ補助する金額や工事期間を定めるものでございます。  補助金額は20億8,900万円、協定期間は、協定締結予定である2023年4月から2029年3月31日までの6年間を予定しております。  説明は以上でございます。  次に、第38号議案及び第39号議案の市道路線の認定及び廃止について、一括してご説明申し上げます。  第38号議案 市道路線の認定については、開発行為によって築造された道路、私道移管事業によって移管された道路、土地区画整理事業によって築造予定の道路を市道として認定するものでございます。  認定する路線は、町田930号線及びその他合計21路線で、総延長は1,639メートルでございます。  続きまして、第39号議案 市道路線の廃止については、道路として機能のない路線を廃止するものでございます。  廃止する路線は、南404号線及びその他合計4路線で、総延長は549メートルでございます。  説明は以上でございます。  以上、条例議案7件、その他議案2件、道路の認定及び廃止につきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 市長の説明は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第9  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第9、第42号議案を議題といたします。
     本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  市長職務代理者 榎本悦次君。    〔市長職務代理者榎本悦次登壇〕 ◎市長職務代理者(榎本悦次) それでは、第42号議案 町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方について、ご説明申し上げます。  本議案は、町田市表彰条例に基づき、毎年2月1日をもって調査し、顕著な功績があった方々に対し、表彰を行うものでございます。  各部局が、市政の振興、公共の福祉の増進、文化の向上などに尽力し、その功績が顕著である方々を推薦し、町田市表彰検討委員会において協議・検討を行った結果、基準に該当していると認められた79件を表彰するものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 市長の説明は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第10  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第10、第41号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  市長職務代理者 榎本悦次君。    〔市長職務代理者榎本悦次登壇〕 ◎市長職務代理者(榎本悦次) それでは、第41号議案 指定金融機関の指定について、ご説明申し上げます。  本議案は、地方自治法第235条第2項及び同施行令第168条第2項の規定に基づき、本市の公金の収納及び支払いの事務を取り扱わせる金融機関を指定するものでございます。  現在の指定金融機関である株式会社横浜銀行との契約は、本年6月30日をもって契約期間が満了いたしますので、新たに株式会社きらぼし銀行を指定いたします。  きらぼし銀行の昨年9月の中間決算における自己資本比率、これは銀行経営の健全性を表す代表的な指標でございますが、こちらは8.46%であり、国際基準の8%を超えております。また、町田市の指定金融機関としての実績もあることから、本年7月から2年間の指定を行うものでございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第41号議案を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。  お諮りいたします。議案調査等のため、2月24日及び27日から3月3日までの6日間、休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって、2月24日及び27日から3月3日までの6日間、休会することに決しました。  3月6日は定刻本会議を開きますのでご参集願います。  本日はこれをもって散会いたします。              午後零時7分 散会   ――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   議  長  戸   塚   正   人   署名議員  佐   藤   伸 一 郎   署名議員  秋   田   し づ か...