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令和 4年文教社会常任委員会(12月)-12月13日-01号
令和 4年建設常任委員会(12月)-12月13日-01号

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  1. 町田市議会 2022-12-13
    令和 4年建設常任委員会(12月)-12月13日-01号


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    最終取得日: 2023-04-15
    令和 4年建設常任委員会(12月)-12月13日-01号令和 4年建設常任委員会(12月)              建設常任委員会記録 1 日時  令和4年(2022年)12月13日(火)午前10時 2 場所  第4委員会室 3 出席者 委員長 渡辺厳太郎       副委員長 村まつ俊孝       委員 小野寺まなぶ 中川幸太郎 佐藤和彦 松岡みゆき          若林章喜 細野龍子 4 欠席者 委員 佐藤伸一郎 5 出席説明員       環境資源部長 循環型施設担当部長 道路部長 都市づくり部長       都市整備担当部長 その他担当管理職職員 6 参考人 和栗健二郎
    7 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介 調査法制係長 佐々木健       担当 青栁晴香 8 速記士 波多野夏香澤速記事務所) 9 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                        令和4年(2022年)                     12月13日(火)午前10時                             第4委員会室  1 都市づくり部  (1)請願第 9 号 都市づくり部建築審査課審査係安全対策の通知の見送りについて第三者による事実調査と、改めて現地調査安全対策通知の再開を求める請願  (2)第111号議案 町田都市計画忠生土地区画整理事業施行に関する条例を廃止する条例  (3)第101号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第6号)  (4)行政報告 町田市景観計画見直し等について  (5)行政報告 「町田市マンション管理適正化推進計画」の策定及びマンション管理計画認定制度の開始について  (6)行政報告 東急株式会社との空家等相談窓口の協定締結について  (7)行政報告 土地の買入れについて(薬師池西公園用地)  (8)行政報告 土地の買入れについて(蓮田緑地用地)  (9)行政報告 「町田市公園利用促進計画」策定に係る市民意見募集の実施について  2 環境資源部  (1)第101号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第6号)  (2)行政報告 忠生スポーツ公園最終処分場峠谷地区・旧埋立地)の整備スケジュールについて  (3)行政報告 町田市バイオエネルギーセンター火災による被害に伴う今後の修繕について  (4)行政報告 新たなごみの資源化施設について  3 道路部  (1)第101号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第6号)  (2)行政報告 町田市街路樹更新計画(素案)の市民意見募集について  4 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────                午前10時 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △請願第9号 ○委員長 請願第9号を議題といたします。  請願者から意見陳述の申出がございます。  お諮りいたします。本日、12月13日の本委員会に、参考人として請願者である和栗健二郎さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思います。このことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時1分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時2分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日は、参考人として請願者である和栗健二郎さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、本委員会にご出席いただき、ありがとうございます。委員会を代表して心からお礼申し上げますとともに、忌憚のないご意見をお述べくださるようお願いいたします。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。請願者の方は、5分を限度としてご意見を述べていただき、その後、委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは、請願者和栗健二郎さん、お願いいたします。 ◎和栗 参考人 和栗と申します。座らせていただきます。  まずもって、この場をお与えいただいて、ありがとうございます。また、この請願に当たり、議会の全会派に文書で事前にお願いをしたところです。紹介議員になっていただきたいとお願いしたんですが、最後お1人だけ、紹介議員に、難しいけれども、なろうかと引き受けていただいた、紹介議員におなりいただいた吉田議員様には感謝しかありません。本当にありがとうございます。  どこに訴えましても取り上げていただけず、事実関係が風化していくことに耐えられず、本日を迎えました。ようやっと正式な場で訴えを聞いていただけるチャンスに恵まれたわけです。  今回の請願の願いは、私、住宅裏の擁壁2種類が安全かどうかを改めて見ていただき、安全対策を求める指導を願うものです。  しかし、必ずしも請願になじむとも考えてはおりません。それは、市長名で一旦出された通知の見送りのためであります。しかし、この通知の見送りは明らかに不正通知です。市長のお名を汚す通知でもあります。違法で危険な擁壁の撤去工事の件で業者に指導しておきながら、つまり、擁壁の存在を分かっていながら擁壁の存在に関わらないでおこうとした通知なんです。虚偽とも言えます。  過去30有余年にわたり、歴代の市の担当者のおかげで現地調査安全対策を求める通知を毎年出していただきました、私も何度も現地調査のときに立ち会わせていただいて、係の方にも苦情を聞いていただきながら、必ず勧告通知を出しますから、そういうお言葉もいただいてきたものです。本当にそのおかげで、一旦、裏の擁壁の一部は積み直しをされたこともございます。  通知の見送りによる最大の問題は、今回の担当課による過去の不都合な問題を全て闇に葬り去ってしまったことだと思います。しかも、7月5日及び8月30日に出された回答は不当であります。インチキと言ってもいいところがあります。  主たる理由は、財務省管理地にあるため、また、市が許可した擁壁ではないためと問題をすり替えました。危険な擁壁だということで毎年見ていただいた擁壁の危険性は一体どこへ行ってしまったのでしょう。問題をすり替えたと思います。  今までの勧告指導の根拠は何だったのか。市民の安全を考えて、市の歴代の担当者が継続的に行政指導の努力をしてくださった安全勧告通知、それをなしにしてしまったのです。一切闇に葬られました。許されざる悪行です。歴代の担当者のお働きまで無にしたんです。  この通知の見送りのため、二度と現地調査も行われず、違法で危険な擁壁は放置状態です。大量の土盛りが擁壁の裏にあり、崩壊でもして物的な、または人的な被害でも出たらどうなるのでしょう。  9月以降、改めて現地調査を担当課にお願いしました。現地調査をぜひお願いします。何度もお願いしました。でも、一事不再理のような扱いを広聴課からも受けております。  令和2年、当該地が売りに出されたとき、買い手側が擁壁の存在を知られ、擁壁撤去工事をやることになりました。もう30何年の懸案が解決される、喜んだのですが、いつの間にか、その擁壁撤去工事もうやむやにされ、令和3年には売主が変わり、いつの間にか売却されていたのです。しかも、この売買の場で当通知の見送り文書が利用されたのです。まさか売買に悪用されるとは思わなかったでしょう。  いずれにしましても、今回、議会の汚点にしないためにも、請願をぜひともお認めいただきたく存じます。なぜなら、この訴えがいつの日か、司法の場でもあかしになるかと考えるのです。  いずれにしましても、市長様から法律や土地の専門家による事実調べを命じられ、改めて市による現地調査安全対策指導通知をお願いします。あわせまして、国との問題のすり合わせもしていただけたらと思います。 ○委員長 ありがとうございました。  以上で請願者和栗健二郎さんからのご意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。請願者は、委員長の許可を得て発言し、また、委員に対しては質疑をすることができないことになっておりますので、ご了承願います。  それでは、これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で請願者和栗健二郎さんに対する質疑を終了いたします。  この際、請願者和栗健二郎さんに対し、委員会を代表して一言お礼申し上げます。  本日は、ご出席いただきましてありがとうございました。  本委員会として、皆様のご意見を委員会審査に十分生かしてまいりたいと思います。  休憩いたします。              午前10時8分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時9分 再開 ○委員長 再開いたします。  次に、本件について、担当者から、願意の実現性、妥当性について意見を求めます。 ◎都市整備担当部長 初めに、本請願の内容につきましては、民地と民地の間にある個人が所有する擁壁のことや、町田市が個人に宛てた通知の内容などでありまして、本来であれば第三者が知り得ない内容と理解しております。よって、このような場で説明することは個人情報を多く含む内容でございます。町田市として秘密を守る義務がございますことをご理解願います。  では、法律の趣旨や現状について説明させていただきます。  宅地造成等規制法第16条第1項では、「宅地の所有者、管理者又は占有者は、宅地造成に伴う災害が生じないよう、その宅地を常時安全な状態に維持するように努めなければならない。」と明記されております。よって、当該の擁壁は宅地の所有者、管理者または占有者が管理する擁壁であると判断しております。  請願者や関係者に伺う限りの情報では、当該の擁壁は個人が築造した擁壁であり、おおむね財務省が管理する国有地に設置されていると思われます。  次に、通知を取りやめた経過について説明させていただきます。  宅地造成等規制法第16条第2項では、「都道府県知事は、宅地造成工事規制区域内の宅地について、宅地造成に伴う災害の防止のため必要があると認める場合においては、その宅地の所有者、管理者、占有者、造成主又は工事施行者に対し、擁壁等の設置又は改造その他宅地造成に伴う災害の防止のため必要な措置をとることを勧告することができる。」と明記されており、町田市では、当該勧告を含む宅地造成等規制法の事務を2000年から東京都より委任を受けております。  町田市は、東京都の運用指針を参考に運用指針を策定し、国土交通省発刊の「宅地擁壁健全度判定予防保全対策マニュアル」に基づき、勧告の要否を判断するため評価を行っております。  評価に当たっては、擁壁のひび割れや傾斜などを確認することになりますが、当該の擁壁は著しい変状が見られないため、勧告を必要とする基準に達しておりません。  なお、本資料はmoreNOTEに掲載させていただきました。  続いて、取りやめた通知とは、勧告を必要とする基準に達しない擁壁に対しても、かつて東京都が事務を行っていたときから通知していたと推察いたします。当該の通知は勧告とは異なり、法律上の根拠がございませんでした。そのようなことから、現在、町田市では全ての擁壁に対して、法律の位置づけのない通知は行っておりません。  また、前述のように国有地に設置されていると思われる擁壁について、特定の個人に通知を行うことも不適当であると考えております。
     このような状況を踏まえまして、願意の実現性についてお答えいたします。  まず、請願項目1の「〈20町都開第473号の2〉の真偽、事実関係及び擁壁の危険の有無等の究明を町田市が専門家(法律、建築)による第三者で行うようにしていただきたい」についてでございますが、町田市が公費を使用し、第三者に依頼することはございません。  次に、請願項目2の「改めて町田市が現地調査を実施し、擁壁二種類の危険の有無をそれぞれの所有者に安全対策を求める通知の再開(行政指導)をお願いしたい」についてでございますが、前述で説明したとおり、当該の擁壁は勧告を必要とする基準に達していなく、法律の位置づけがないため通知は行いません。  次に、請願項目3の「無番地における危険な築造物について町田市が国と協議を行って頂きたい」についてでございますが、既に国に情報提供を行い、宅地造成等規制法第16条の説明は行っております。前述で説明したとおり、当該の擁壁の管理者または占有者等が国と協議するものと考えておりますので、町田市は、国と協議は行いません。  以上のことから、項目1、2、3、いずれも願意に沿うことはできません。  最後に、冒頭に説明させていただいたとおり、本請願の内容は個人情報を多く含んでおり、町田市として秘密を守る義務がございます。お答えできる範囲が限られてしまうことについて、皆様、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 請願者の方、お疲れさまでした。  今、市のほうの願意の実現性についてご説明いただいたんですが、何点か質疑を行わせていただきたいと思います。  個人情報もかなり微妙な問題だということは承って、私どもも請願にはちょっとなじまないのかなということで受け止めてはいたんですが、しかし、請願者の方のお話も伺い、また、現場も見せていただきましたけれども、やはりこれまでの経緯を見て、考えて、請願書の方の思いというのは本当によく分かりまして、何とかならないのかなというふうに思ってはおりました。  そんな中、市の対応が大きく令和3年から、その前の令和2年までは擁壁の改修自体を持ち主の方も検討されていたということですので、町田市の対応が令和3年のこの通知のところから変わったというのは、法的な位置づけ、あるいは市のほうの認識が変わったということなんでしょうか、その件について、答えられる範囲で答えていただきたいと思います。 ◎建築開発審査課担当課長 本件につきましては、いろいろと状況の整理をさせていただく中で、いろいろと調べていきますと、やはり法律に基づく勧告の基準というのがございますので、そういったものを重視して、今回対応に当たったということでございます。 ◆細野 委員 それはいつから、令和3年ということでよろしいのでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 そのとおりです。その前後です。 ◆細野 委員 大きく対応が変わったということで、ちょうどそのあたりで土地の所有者の変更などが行われたということで、請願者の方にとっては、特に擁壁の管理や所有についてもどうなるのかということで、本当に不安を感じられたでしょうし、さらにそこに市の対応が変わったということでは大変大きな不安を感じて今回の請願に至ったのかなというふうに認識するんですけれども、その辺の経緯についてのご説明というか、法的な根拠がないということに尽きるのかもしれないですけれども、請願者もいるので難しいかもしれないですけれども、市として、そのあたりでどのような対応をされてきたのか。その辺については、この問題、あと、一般的にどのような対応がこれまで行われてきたのか。同様のようなケースというのはほかにもあるんでしょうか。見直すことによって、これまでの対応と変わるという状況が生じたというのは、ほかのケースでもあるんでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 令和2年か令和3年あたり以前に通知を行っていた件数は20件ほどございました。ただ、当該擁壁程度レベルの擁壁につきましては、町田市については丘陵地が多く、市内を見渡すと結構な数がございまして、こういった問題を受ける中で、やはりそこをちゃんと整理しないと、通知を出す、出さない、正直、同レベルの擁壁でも出していないところもございましたので、そういったものも全て整理をする中で、やはりこういった基準に基づいてやっていくのがベストだろうということの判断になります。  今まで通知を出していたことにつきましては、先ほどの説明でもさせていただきましたが、2000年から本事務を我々が委託を受けているんですけれども、その以前から、ちょっと東京都時代から送っていて、それをそのままやっていたというような状況で、今回、令和2年、令和3年あたりにいろいろとこういった問題がある中で整理をしていく中での判断となりました。 ◆細野 委員 都から移管を受けているわけですので、今後、市としての対応も求められてきていると思うんですけれども、必要があれば、そういった勧告というのは、むしろ逆に法的な位置づけの下で出せることになったということでよろしいでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 基準を整理させていただきまして、基準の点数に達しているものについては勧告という形で出させていただくような形になります。 ◆細野 委員 この国土交通省から出された通知は令和4年4月となっているんですが、これは内容が変わって、こういう年月になっているんでしょうか。宅地擁壁健全度判定というマニュアルが資料に載っているんですけれども、その辺を教えてください。 ◎建築開発審査課担当課長 本資料につきましては、「宅地擁壁健全度判定予防保全対策マニュアル」は令和4年4月となっております。それ以前に、資料には掲載していないんですけれども、ホームページ等では公開されていますけれども、平成14年に国土交通省が作成した「宅地擁壁老朽化判定マニュアル」というものがございました。令和4年4月以前のものについては、そのマニュアルに基づいて判定をしております。  この判定方法につきましては、東京都から事務委任を受けていますけれども、東京都についても同様の内容で勧告の基準等につきましても、今のこの予防保全マニュアルでは、9点を超えるものについては勧告というふうになっているんですけれども、そういったものについて勧告をするという手続を経ています。 ◆細野 委員 そうしますと、何らかの危険性が確認された段階では勧告をするということになると思うんですが、その辺の危険かどうかの判定を行う調査は町田市も行うということでよろしいのでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 我々職員が常に民地の擁壁についてパトロールするわけには、なかなか現実的には難しいので、やはりその擁壁の管理者や隣接の方々から、著しい損傷があった場合、写真等を提供していただいて、そういったものを見ながら、ここはちょっと見に行かなきゃいけないなというものについては現地を調査したいと思います。  ただ、日常的に調査に行くということは、先ほど説明したとおり、町田市は丘陵地が多い中で全箇所を回ることはなかなかできませんので、そういった著しい損傷が発生した場合のみ我々としては対応していこうかと考えております。 ◆細野 委員 そういう対応がこれまでと変わってきたということだと受け止めましたが、これまでそういう、先ほど20件ほど町田市独自で通知を出していたというケースがあるのは、同様な対応を市のほうで丁寧に行われてきたということだと思います。  そういう中で、今回改めて整理されたということは受け止めたんですが、危険性の判定については、基本的には管理者が行うということで対応するということだと思うんですが、やっぱり擁壁の隣に住んでいらっしゃる方が一番危険性を察知できるという点では、最もそういう役割を果たすことが多いのかなと思うんですが、ごめんなさい、ちょっと戻りますが、この「宅地擁壁健全度判定予防保全対策マニュアル」では、玉石積みの擁壁については適用外とするというような文章があったんですが、その辺、擁壁の危険度判定の中で、空石積みのところについては判定外とするとしたんですが、玉石積みの擁壁の安全性というのは、何か別の基準になっているんでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 すみません、資料のページ数で言いますと25ページに、「空石積の変状」ということで出ておりまして、小変状の場合は目地がずれている、中変状の場合は石が抜けちゃっている、大変状の場合は膨らんでいるというようなことで、玉石積みであれば、こういったものの事象があれば、我々としては調査を行っていくということになります。 ◆細野 委員 では、危険性はそういった事実が出てきた場合には市のほうでもきちんと調査をして対応するということで確認をいたしましたが、そういう状況とか危険性を察知して様々な対応が必要になった場合は、市もこれまでどおり、もちろん確認に行っていただいて勧告も行うということで確認をさせていただきたいと思います。  例えば、請願者の方から、先ほど、これまでの対応について、要するに、無視されるというか、除外されるということはないということで確認をさせていただきたいと思います。 ◎建築開発審査課担当課長 著しい変状が生じた場合には、隣地の方とか所有者から連絡をいただいて、写真等を確認して我々も現地に行って、このマニュアルと、あと運用指針というものがございまして、運用指針の中では、このマニュアルの26ページに「宅地擁壁健全度判定区分」というのがあるんですけれども、それが9.0点以上が低ということになりまして、変状等の程度が特に顕著でということで危険な擁壁であるということになります。9.0を超える擁壁については、勧告等を出すことになると思います。 ◆細野 委員 最後にしますが、そうはいっても、これまでの市のほうで出した通知に基づいて所有者の方も改修というか、撤去を検討されるような状況にあったと思うんですが、それがこの通知を撤回したことによって変更になったという点については、ちょっとどこまで答えられるかはあれですけれども、その辺の因果関係についてはどのように考えられますでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 我々としては、その辺の因果関係というのは一切知り得ていませんし、そういったことも把握はしていません。 ◆細野 委員 そういうちょっと変更があったという点で、その変更について、請願者もですし、これまで通知を出してきた方々への説明というのは事前に行われたのでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 2件ございまして、1件のうちに関してはいろいろとお話を伺ったりしていますので、そういった方のお話というのはしております。ただ、もう1件のほうについては、特段連絡等はございませんので、特段話はしていないです。 ◆中川 委員 すみません、繰り返しになってしまうかもしれないんですけれども、資料の5ページ目、壁の種類なんですけれども、番号で言うと、4番とどれになるのかなと思ったんですけれども、今問題になっている擁壁の種類というのは何番になるのかなという……。 ◎建築開発審査課担当課長 現地の状況がこれに100%一致するというような構造ではないので、どれがどれですよというのはなかなか難しいところなんですけれども、強いて言うならば5番が適切なのかなということで、増積み擁壁という形で判断するのが適切なのかなということで我々は考えております。 ◆中川 委員 最後に、この今問題になっている擁壁というのは、市の認識としては個人が所有しているものということでいいんですか。 ◎建築開発審査課担当課長 我々の認識としては、おおむね国有地に入っているのかなと。それは公図だとか、1回、境界確定を試みたということの情報を関係者から得ていますので、おおむねそうなのかなというふうには思っています。  築造をしたのが誰かということにつきましては、ちょっと我々のほうで明確なものというのはございませんけれども、話を聞く限りは、個人の方が築造された擁壁で間違いないのかと考えております。 ◆中川 委員 国有地のところに個人が築造するというのは、よくあることというか、普通のことなんですか。 ◎建築開発審査課担当課長 事例としては、なくはないのかなと。いろんなところでもあるのかなというふうに思っております。ただ、国の土地であれば、やはりそういったものの手続等が必要になるのかと判断をしております。 ◆中川 委員 国の許可が必要となっている土地に対して家を建てちゃったというか、擁壁を建てちゃった場合はどうなるんですか。違法建築というか、それとも、よくある事例としてみなされてスルーされているのかというのは、どっちなんでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 我々の判断としては、宅地造成等規制法に基づく擁壁の危険性だとか、そういったものの判断でありまして、誰の土地に造ったとかいうことについては、特段そこまでは、その法律の中では明記はございません。  ただ、境界が決まっていないので明らかに国の土地とは言えないんですけれども、国の土地に個人の方が設置しているのであれば、それは国と個人の方の話合いになりますので、市としてそこの話合いに関与するということはなかなか難しいのかなと考えております。 ◆松岡 委員 1つだけ確認させてください。先ほどから市のほうが、この件に対しては個人情報、秘密を守る義務があるということを前提にお話をなさっているかと思うんですけれども、願意の実現性を聞いていると、当該の擁壁については勧告を必要とする基準に達していないということだったと思います。  近年は、例年にない豪雨災害というか、本当に何十年ぶりというような雨が、よく市民の方も、高齢者の方が、90歳代の方が生まれて初めて経験するという雨がよくありますが、お話を聞いていて、細野委員もおっしゃっていましたけれども、何年からなったのかということと、あと、今のこの自然災害の特異な、ひどいその豪雨災害の影響とかを鑑みますと、そういういろんなことに対しても、この擁壁が人の命に、あと物質、建物とか、人の命がそれによって害を受けないという、先ほど、勧告を必要とする基準に達していないとおっしゃいましたけれども、そのあたりは、今後の災害を見ても、それはもう事実に相違ないということでしょうか。それだけ確認させてください。 ◎建築開発審査課担当課長 本判定に基づくものにつきましては、先ほどからちょっと資料を紹介させていただいています「宅地擁壁健全度判定予防保全対策マニュアル」というものを根拠にしております。それは、令和4年4月に国土交通省がつくったものであります。国土交通省もそういった近年の豪雨災害だとか地震だとかに基づきこれを、平成14年につくったものを令和4年に改定したのかなと思いますので、やはり我々としてはこれに基づいて根拠ある形で指導をしていかないと、この擁壁は指導している、この擁壁は指導していないというのは平等性に欠ける部分がございますので、やはり数値化したこういった基準を使うのが妥当なのかなと考えております。  あともう一つ、町田市は宅地造成等規制法の許可をやっておりますけれども、ほかの多摩市だとかは東京都のほうで許可をしているんですけれども、東京都も、やはりこの基準を使って同じ点数を採用しています。足並みをそろえるという意味でも、東京都と町田市は同じ考え方で今やっておりますので、当分はこの方針でやっていきたいと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があれば、お願いいたします。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午前10時38分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時39分 再開 ○委員長 再開いたします。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 ちょうど町田市の方針変更見直しの時期に、この請願者の方が住んでいらっしゃるところの擁壁についての対応が変わったという点で、そういう意味では、請願者がこれまでの対応の変更に対して大変不安も感じ、また、ちょっと不信感という形で請願が出されてきたと思います。  そういう意味では、こういった請願者に対してもっと丁寧な対応をされるべきだったのかなと思いますし、その点で、この請願については請願者の思いも酌んで、そういった対応を今後、市のほうに求めて賛成したいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  請願第9号を採決いたします。  本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手少数であります。よって請願第9号は不採択すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前10時40分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時41分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第111号議案 ○委員長 第111号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市整備担当部長 第111号議案 町田都市計画忠生土地区画整理事業施行に関する条例を廃止する条例につきましてご説明申し上げます。  本議案は、町田都市計画忠生土地区画整理事業が終了したため、公布の日をもって条例を廃止するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第111号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第111号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第101号議案(都市づくり部所管部分) ○委員長 第101号議案を議題といたします。  本案のうち、都市づくり部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第101号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第6号)のうち、都市づくり部所管分につきましてご説明申し上げます。
     補正予算書12ページをご覧ください。  第3表、債務負担行為補正でございます。  変更分の香山緑地整備事業につきましては、期間を令和4年度から令和6年度まで、限度額を2億1,828万6,000円から2億4,046万7,000円とするものでございます。  香山緑地整備工事につきましては、2022年7月に実施設計の修正設計を行ったところ、木材を中心とした資材の高騰により工事費が増加したため、増額するものでございます。  13ページをご覧ください。  第4表、地方債補正でございます。  変更分の都市計画公園整備事業につきましては、限度額を9億4,100万円から9億5,200万円とするものでございます。  続いて、歳入でございます。  19ページをご覧ください。  第22款、市債、項の1、市債、目の3、土木債、節の2、都市計画事業債、都市計画公園整備事業の1,100万円の増額は、香山緑地整備工事に対する市債でございます。  続いて、歳出でございます。  30ページをご覧ください。  第8款、土木費、項の3、都市計画費、目の8、公園緑地費、説明欄2、公園緑地管理費の3万6,000円の増額は、地域環境力活性化事業補助金の交付額確定により、実績額に対して生じた超過分の補助金を返還するため、増額するものでございます。  説明欄6、都市公園費の1,478万8,000円の増額は、第3表、債務負担行為補正の説明にて申し上げたとおり、香山緑地整備工事につきまして、修正設計を行ったところ工事費が増加したため、増額するものでございます。  以上が一般会計補正予算のうち、都市づくり部所管分の説明でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤〔和〕 委員 今話がありました香山緑地の整備事業の増額について、物価高騰による工事費の増額ということでありましたけれども、さきの本会議でもありましたとおり、中学校給食センターの関係でもある程度根拠が示されて建設費がこれだけ上がったとか、根拠が示されたと思うんですけれども、工事費の増加という説明がありましたけれども、もう少し具体的に工事費の中身というか、もう少しこういうところが上がりましたというのを詳しく教えていただきたいと思います。 ◎公園緑地課長 補正の内容ということですけれども、まず変更する理由なんですけれども、先ほど申し上げたとおり、木材の高騰ということが主な理由ですけれども、この耐震改修工事につきましては、実施設計をまず2019年から2020年にかけて行っておりまして、完了したのが2021年3月の中旬でございますので、工事価格の算出自体が2021年3月の段階の金額で2021年度予算には計上していると。  その後、2021年度当初、そのまま発注する予定でしたけれども、新型コロナウイルス感染症の関係で、社会状況の変化に伴いまして2021年度は見送りまして2022年度に計上しているということで、かなり工事期間が、実際発注するまでの間、工事金額の算出との間に1年以上間が空いておりまして、本年の7月に改めて単価を算出したところ、増額になったというところでございます。  具体的な金額で申し上げますと、この補正予算書の中では債務負担ということで年度ごとの金額が分割して出ていてちょっと分かりにくいので、3年間の債務負担の総事業費で申し上げたいと思います。  当初のほうは3億4,346万円という金額なんですけれども、今回の補正の中で計上させていただいた金額につきましては3億8,042万9,000円ということになります。これは割り返すと、率としては約1.11倍ぐらいの金額になっております。  この耐震改修工事につきましては、分割発注ということで、木材を主に使う建築工事本体と、それから、電気設備工事、給排水衛生設備工事、空気調和設備工事、設備関係の工事と分かれておりまして、建築工事本体で言いますと2億6,929万9,800円が3億796万7,000円になっておりまして、これは率で言いますと約1.14倍、その他の3つの設備工事につきましては、ほぼほぼ同じような金額ということになっております。  この建築工事の本体の上がった原因につきましては、7月時点で木材の上昇率の比較をしておりまして、これは2021年4月の「建設物価」という財団法人建設物価調査会が出している市場価格を反映した公表価格というのがございます。毎月発行されていますけれども、それの中で代表的な工種で申し上げますと、例えば、構造用合板というものが1枚当たり990円だったものが、2022年7月で言いますと2,000円ということで、率で言うと102%ほど上がっております。それから、ヒノキを土台として使う場合の材積、体積で言いますと立米当たり7万7,000円のものが、今年の7月だと14万4,000円、これは87%上がっております。それから、柱として使う杉ということで申し上げますと、6万2,000円が11万9,000円ということで、これも92%ほど上昇しているということで、1年3か月ほどでそれぐらいの金額が上がっているということから、木材関係、あと屋根とか雨どいとかに使う銅板も含めて、各工種、全部積み上げですので違いはありますけれども、おおむね約1.8倍の単価を見ておりまして、それを全部積み上げますと先ほど申し上げたような金額になっているということでございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 詳しくご説明をありがとうございます。今回、詳細な形で精査をされたということで、今後、もしかしたらまたさらに上昇とか、何か社会情勢の変化等があるかと思いますが、基本的には、現時点ではもうこれ以上増額はないという形で考えてよろしいでしょうか。 ◎公園緑地課長 工事発注はこの金額で行くということで考えてございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(町田市景観計画見直し等について) ○委員長 行政報告、町田市景観計画見直し等についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 この件につきましては、地区街づくり課長からご報告いたします。 ◎地区街づくり課長 町田市景観計画見直し等について報告いたします。  町田市は、2009年に景観法に基づく景観条例を制定し、景観施策を担う景観行政団体となり、景観計画を策定しております。この景観計画に基づきまして、市民、事業者、行政の協働による景観づくりを進めてきたところでございます。  現在、景観計画の策定から12年が経過しておりまして、昨年度に景観計画の評価、検証を行い、今後に向けた課題を整理いたしました。  また、本年3月には景観計画の上位関連計画となりますまちだ未来づくりビジョン2040や、町田市都市づくりのマスタープランにおいて新たな将来像が示されたところでございます。  これらの課題や新たな将来像への対応を図るため、町田市景観審議会に市が今後取るべき景観施策の在り方について諮問し、本年10月に審議会から答申をいただいたところでございます。  今後、さらに市民、事業者、行政の協働による景観づくりを推進するため、2024年3月を目指して景観計画の一部改定と、これに伴う景観条例の改正、並びに新たに屋外広告物条例の制定に取り組んでまいります。  資料の2ページ以降は、本年10月に審議会からいただきました答申となっております。概略について説明いたします。  2ページは、検討に当たりまして、町田市におけるこれまでの景観施策の取組をまとめたものとなっております。  3ページは、景観施策の現状と課題、町田市の動向と併せて、全国的な近年の景観づくりに関する動向を取りまとめております。  4ページは、今後の景観施策において目指すこととしまして、景観施策の検討の基本的な考え方、景観施策での目指すことを取りまとめております。  これらを受けまして、5ページ目に6つの景観施策の方向性と今後の取り組む景観施策の具体的なイメージを取りまとめております。  最終ページの6ページは、5ページの方向性や景観施策の具体的なイメージを実現するために取り組む項目を整理したものとなっております。  資料の1ページにお戻りください。  3の今後の取り組みといたしまして、3点ございます。  まず1点目は、先ほどご説明いたしました答申を受けまして、具体的な景観施策について、町田市景観審議会においてさらに検討を進めてまいります。  2点目は、町田市景観審議会での検討の後に、景観計画の一部改定や景観条例の改正等を行ってまいります。  3点目は、屋外広告物につきまして、市独自の屋外広告物条例の検討や、東京都に対しまして屋外広告物事務に係る権限移譲の協議を進めてまいります。  最後にスケジュールとなりますが、2023年8月に審議会から答申を受けて、10月にパブリックコメントを実施する予定でございます。その後、2024年3月に町田市景観計画の改定、及び町田市景観条例の改正等を目指してまいります。  町田市屋外広告物条例につきましては、景観計画の改定と同時に策定できるよう、東京都と調整してまいります。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 ありがとうございます。今まで説明のあった景観施策を進めることは、町田市にとっても全国や、あるいは他市から町田市はきれいな町だということで、住んでみようかなと、それが転入になって、それが定住になることが一番望まれることだと思いますが、参考までに、今までに町田市が景観ですばらしいと受賞した例があれば、それを教えていただけますでしょうか。何かデザイン賞とか、幾つか受賞したことがあれば。 ◎地区街づくり課長 ここ最近でいきますと、南町田グランベリーパーク、こちらのほうは、都市景観大賞ということで2020年に国土交通大臣賞をいただいているという事例が官民で一緒に景観づくりに取り組んだ好事例というふうに考えております。 ◆松岡 委員 私も最近、町田市外の方がグランベリーパークに、今はやりの「すずめの戸締まり」ですか、映画を見に行ったということをあちこちから聞きまして、他市からグランベリーパークに行っているという、これからもぜひ定住ができるような、そういう景観施策を進めていっていただきたいと思います。ありがとうございます。 ◆細野 委員 基本的なことで、今回、景観計画の見直しということなので、これまでの景観計画と、それから、新しい見直した中での変更点というか、大きく変わったことというのはどんなことでしょうか。 ◎地区街づくり課長 具体的には、今、景観審議会の下部組織としまして専門部会を開催しておりますので、その中で具体的な変更点も含めて、取組を今進めているというところです。  一方で、在り方検討を終えておりますので、その中では、やはり景観計画をしっかり実効性あるものにすることであったり、あとは上位関連計画、先ほどのまちだ未来づくりビジョンとか都市づくりのマスタープラン、こちらで新しい将来像が描かれていますので、そこを景観の視点でどう実現していくのかというようなことであったり、あとは景観計画を2009年に策定しておりますので、それ以降、社会状況が変わっていますので、そのあたりの新しい社会ニーズ、こういったところに景観として取り組むべき内容というのはあるよねということを主に検討していくという内容になっております。 ◆細野 委員 今評価されたのは、南町田のような新しいまちづくりという点で、企業との連携で実現したまちづくりというのが評価されたということでしたが、今後、こうしたまちづくりによって新たにつくられた都市の景観というか、そういったものを重視していくことになるんでしょうか、それとも、残されたいろいろな自然環境とか、そういったものの景観はどのように位置づけられるんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 南町田を好事例ということでお話ししましたが、鶴川のほうでもまちづくりを行っておりますし、今後、中心市街地の中でもまちづくりが進展していくと考えておりまして、そこで、南町田の事例も生かしながら、拠点的な市街地の整備であったり、その他、町田市が行う事業についてはしっかり景観的な視点、これを大切に進めていきたいと考えております。  また、全市的な話ですけれども、やはり住宅都市でございますので、ゆとりある住環境だったり、あと、緑豊かな北部丘陵の緑だったり、そういった大切にしなきゃいけない景観、こちらもございますので、そういった視点もこれまで以上に守っていくような、引き継いでいけるような景観計画の改定を目指していきたいと考えております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  それと、屋外広告物条例の見直しが行われるんですが、その中で重点で広告物としてどのようなものを対象として想定され、どんなことを目指していくのか、概要を、ごめんなさい、今説明していただいたと思うんですが、もう少し具体的にお聞かせください。 ◎地区街づくり課長 現在、東京都が条例を立てて、都内全域に対して一律の基準で屋外広告物の取扱いというか、許可業務をされているんですけれども、それを町田市のほうに、地域特性に合わせた、屋外広告物も重要な景観の要素なんですけれども、建築物などと一体的に景観誘導していくというところが一番大きなところになっておりますので、その基準等は、今、東京都がやっていらっしゃいますので、その内容を引き継ぎながら、大きく変えるところは少し事前の協議をさせていただくというようなことであったり、あとは、先ほどのゆとりある住環境だったり、北部丘陵の緑、こういったところを少し基準を新たにつくりながら、守るべき景観をしっかり守っていくという方向で、今、専門部会のほうで議論をしているところでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「町田市マンション管理適正化推進計画」の策定及びマンション管理計画認定制度の開始について) ○委員長 行政報告、「町田市マンション管理適正化推進計画」の策定及びマンション管理計画認定制度の開始についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 本件につきましては、住宅課長からご説明いたします。 ◎住宅課長 それでは、「町田市マンション管理適正化推進計画」の策定及びマンション管理計画認定制度の開始についてご報告させていただきます。  資料の1ページをご覧ください。  まず、趣旨でございます。  マンションの維持管理の適正化を推進するため、町田市マンション管理適正化推進計画を策定いたしました。計画期間は、2023年1月から2031年3月までです。また、これに伴い、マンション管理計画認定制度を2023年1月から開始します。  次に、策定した背景でございます。  今後、全国的に築40年を超える高経年マンションの急増が見込まれ、その維持管理が課題となることから、国において、マンションの管理の適正化の推進に関する法律が改正され、地方自治体によるマンション管理適正化推進計画の策定等の規定が追加されました。  続いて、マンション管理適正化推進計画の内容ですが、管理不全を予防するための必須事項や、マンションの社会的機能向上に向けた取組を示した指針と、この指針に沿った管理計画を持つマンションを認定する際の基準などを定めています。  具体的な内容は、2ページ以降に添付しております。  マンション管理計画認定制度に基づく認定を受けるメリット、近隣自治体のマンション管理適正化推進計画策定状況は記載のとおりです。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告東急株式会社との空家等相談窓口の協定締結について) ○委員長 行政報告東急株式会社との空家等相談窓口の協定締結についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 本件につきましては、住宅課長からご説明いたします。 ◎住宅課長 それでは、東急株式会社との空家等相談窓口の協定締結についてご報告させていただきます。  このたび、東急株式会社と郊外住宅地の持続可能な住環境づくりの推進に関する協定を締結しました。これまで市では、空き家対策として、弁護士、税理士など、士業10団体と個別に協定を結び、空き家に関する無料相談会や空家セミナーなどを行ってきましたが、時間が限定されていることや、相談内容が明確になっていないと相談しにくいといった課題がありました。  東急株式会社は、住まいと暮らしのコンシェルジュにおいて、相続、売却、管理など、空き家に関する相談に、年末年始を除く年中無休で、無料で応じています。
     今回の協定により、これまでの空家に関する無料相談に加え、東急株式会社の相談窓口を利用することにより、空き家に関する相談体制のさらなる充実を図ってまいります。  このほかに、市と東急株式会社は、子育て世帯や高齢者世帯の住宅確保、住宅の耐震化やバリアフリー化の促進、多世代居住による持続可能な住環境づくりの推進など、住まいに関する情報発信を行います。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 先ほどおっしゃいました市と東急が子育て世帯や高齢者世帯の住宅確保のために情報発信を行うとありますが、どのような周知方法をされるんでしょうか。発信方法をお聞かせください。 ◎住宅課長 発信方法なんですけれども、市のほうですと、今後、東急との協議になるんですけれども、子育て世帯という面でいきますと、市民住宅、子育て世帯向けに募集しておりますけれども、そういったものをより周知していくために、東急の住まいと暮らしのコンシェルジュを活用していくといったようなことが考えられるかなというところでございます。 ◆松岡 委員 住まいを確保するということは一番大切なことなので、町田市に定住していただいて、一人でも多くの人口増加というか、今後のために、より努力をお願いしたいと思います。 ◆中川 委員 市庁舎でやっている空家に関する無料相談は継続ということですか。 ◎住宅課長 空家に関する無料相談は、これまでどおり継続をしてまいります。 ◆細野 委員 南町田のまちづくりの中で住み替え住宅の計画を、この窓口もその一つというか、そういった方向で一般質問でもお答えがあったんですけれども、東急が行っている事業を東京都のほうの事業を活用してということだと思うんですが、これ以外にいろんな業者、企業がこういった相談に乗って、住宅を活用して老後資金を一部活用して住み続けたり、あるいは住宅を販売したりとかいう事業をやっている企業もあると思うんですけれども、そういった事業所が今後、こういった相談窓口の対象として、要するに、町田市がほかの企業とこういった形の契約というか、そういった協定を結ぶということがあるのでしょうか。 ◎住宅課長 東急とは、これまでも田園都市線沿線のまちづくりということで共同してやってまいりまして、このたび東急からこういったような連携ができるんじゃないでしょうかというふうなお話等がありまして、市の施策と東急のできることとをお話合いの上で今回の協定締結に至ったということでございますので、今後、他の事業者から提案等があれば、やはりお互い協議をしていく中で、ほかの事業者と協定を締結するということも考えられるのかなというところでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(土地の買入れについて(薬師池西公園用地)、土地の買入れについて(蓮田緑地用地)) ○委員長 行政報告、土地の買入れについて(薬師池西公園用地)及び土地の買入れについて(蓮田緑地用地)を一括議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 本件につきましては、公園緑地課長からご説明をいたします。 ◎公園緑地課長 それでは、土地の買入れ(薬師池西公園用地)、それから蓮田緑地用地についてご報告をいたします。  まず1件目、薬師池西公園用地につきましては、町田都市計画公園事業第7・4・4号薬師池西公園整備を進めるために、事業用地を町田市土地開発公社において代行取得いたしましたので、ご報告するものでございます。  薬師池西公園というのは都市計画決定上の名称でございまして、公園の名称としましては町田薬師池公園四季彩の杜西園ということになります。  代行取得の内容につきましては、概要欄に記載のとおり、山崎町に所在する1筆、実測面積は1,924.27平方メートル、取得価格は7,562万3,811円でございます。  場所につきましては、資料の2枚目に位置図、案内図をつけておりまして、その中の赤色で着色した1筆が今回の公社の取得地でございます。  続いて、蓮田緑地についてでございますけれども、蓮田緑地につきましても町田都市計画緑地事業第34号蓮田緑地の整備を進めるために、事業用地を同様に土地開発公社にて代行取得いたしましたので、ご報告をいたします。  代行取得した土地につきましては、下小山田町に所在する6筆、実測面積としましては合わせて1,899.14平方メートル、取得価格は6,237万5,834円でございます。  場所につきましては、これも同様に、案内図、位置図、平面図をつけておりまして、平面図の中の赤色の着色の部分が今回の対象用地でございます。  ご説明については以上です。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆松岡 委員 蓮田緑地の土地の買入れについて、1点だけ確認のためお聞かせください。  今回、整備を進めるために事業用地を取得しておりますけれども、およそ1,899平方メートルですが、そもそもこれは、蓮田緑地の整備には全体でどれくらいの面積を必要とするんでしょうか。 ◎公園緑地課長 全体の土地につきましては、約1.6ヘクタールということになります。 ◆細野 委員 蓮田緑地については、これで市有地が全部まとまって今後所有できるのかなと思うんですが、まだどれぐらい残されているんでしょうか。 ◎公園緑地課長 取得率につきましては約99%ということで、平面図のほうをご覧いただいて、平面図の中の右下のところに緑の少し細長いくさびのような形で描いてあるところがございまして、ここ以外の土地は全てこれで取得をしているということになります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「町田市公園利用促進計画」策定に係る市民意見募集の実施について) ○委員長 行政報告、「町田市公園利用促進計画」策定に係る市民意見募集の実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 本件につきましては、公園管理担当課長からご説明いたします。 ◎公園管理担当課長 「町田市公園利用促進計画」策定に係る市民意見募集の実施についてご報告させていただきます。  まず、趣旨・背景でございますが、近年、人々のライフスタイルが変化し、公園に対するニーズも多様化しており、それに対応した公園づくりが求められております。市民のライフスタイルやニーズに対応した公園づくりを行うため、計画の策定を町田市では進めております。計画の策定に当たり、市民意見募集を今回行うものでございます。  次に2番、計画についてでございますが、資料の2枚目が概要版になっており、資料の3枚目以降が素案でございます。これを基に市民意見募集を行う予定としております。  計画の位置づけといたしましては、都市づくりのマスタープランのみどりの方針編の目標を実現するための計画として位置づけております。  計画の基本理念といたしまして、「みんなでつかう町田の暮らしが好きになる公園」としております。  基本方針の①として、市民による公園づくりを行う、基本方針の②として、民間事業者と共に魅力的な公園づくりを行うこととしております。  次に、市民意見募集の期間でございますが、期間は来年、2023年1月10日から1月31日まで、計画の閲覧場所は、庁舎8階公園緑地課及び各市民センター、あとホームページでご覧いただけます。  意見の提出方法としましては、郵送、電子メール、あと直接持込みで受け付けております。書式などは任意でございます。  最後に今後の予定でございますが、2023年1月に市民意見募集を行い、2月にいただいた意見を参考に計画を策定いたします。3月には、この委員会にて策定した計画をご報告させていただく予定としております。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆小野寺 委員 3点、教えていただければと思いますけれども、資料の2ページ目の右下のところの推進方策とありますけれども、「大規模な公園」とありますが、具体的に大規模な公園というのがどれぐらいあるのか。  あと、9ページ、ページ数で言うと9枚目のところですかね、2の計画の位置づけということで、対象とする公園が公園、緑地の811か所を対象とありますけれども、さらに30枚目のところに、小さな公園まできちんと維持管理するという形になっていますが、具体的にどういう維持管理をされるのか、教えていただければと思います。 ◎公園管理担当課長 まず1点目の規模の大きな公園ということですけれども、特殊公園とかスポーツ公園もありますけれども、野津田公園とか薬師池公園、鶴間公園などの大きな公園を意味しております。  あと、位置づけでよろしいですか。 ◆小野寺 委員 大規模公園という位置づけとともに、数というのが市内にどれぐらいあるのでしょうか。 ◎公園管理担当課長 資料の15ページになりますけれども、その中に街区公園、近隣公園、地区公園、総合公園等あるんですけれども、大きな公園として考えているのが総合公園以下の公園になります。というふうに考えておりますので、4か所、2か所、6か所、12か所ぐらいの公園が規模の大きな公園として、市としては位置づけているような形になります。  あと、小さな公園についての具体的な管理ですかね、こちらのほうは現在も行ってもらっているんですけれども、ボランティア活動の方々と市民活動の方々、あと、市のほうで直接委託している業者の方々と共に管理を引き続き行っていきたいと思うんですけれども、この計画の中では民間企業者と連携して、今後、効率的に管理が行えればいいなというふうに計画のほうではしております。 ◆細野 委員 今、伺いたかったところの公園の対象についてご説明があったんですけれども、大規模な公園ということで、都市公園の中でも総合公園以下の大きな公園ということで、広場公園までということでしょうか。  それで、この公園のうち、4つのもりとかということで公園の整備を行ってきた公園も含まれているのかなというふうに思いますが、それぞれの公園の目的とか、どのような公園で活用されているかということで、ニーズはそれぞれ変わってくるのかなと思うんですが、その公園一つ一つについて、この公園はこうしてほしいというような調査ということで取られるんでしょうか。それとも、総合的に全体に対する要望ということになってくるんでしょうか。どういうものを求めているのか、伺いたいと思います。 ◎公園管理担当課長 それぞれの公園の特色を生かして、今後、維持管理、運営まで含めて行っていきたいと考えておりますので、それぞれの公園、運動公園なら運動に特化したものとか、観光なら観光に特化したものというような形で、それぞれの特徴を生かして管理運営を進めていきたいというふうな計画になっております。 ◆細野 委員 そうしますと、それは市民アンケートでどういうものを求めているかというところを市民から聞くということでよろしいんでしょうか。管理運営についてということがアンケートの主な狙いということでよろしいでしょうか。 ◎公園管理担当課長 おっしゃるとおりです。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時22分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時26分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第101号議案(環境資源部所管部分) ○委員長 第101号議案を議題といたします。  本案のうち、環境資源部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 第101号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第6号)のうち、環境資源部所管分につきましてご説明申し上げます。  補正予算書の27ページをご覧ください。  歳出になります。  ページの下のほう、第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、第6目、環境衛生費です。  第22節、償還金利子及び割引料の28万9,000円の増額は、アライグマ、ハクビシンの防除事業において、2021年度に受領した都補助金の交付額が決定したため、その一部を返還するものです。  説明は以上となります。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 今ご説明いただいた都の補助、アライグマ、ハクビシンの駆除の補助金ですけれども、2021年度の返還金ということだと思いますが、ようやくできた制度で本当に助かっている方も多いかと思いますが、今年度の利用状況についてはいかがでしょうか。アライグマ、ハクビシン。 ◎環境共生課長 今年度なんですが、ベースで言っておきますと11月までの実績値なんですが、今年度は昨年に比べて少し減っている状況です。これからまだ12月、1月、2月、3月とあるんですが、当初予定をした2019年度が一番多くて、少しずつ減ってきている状態です。 ◆細野 委員 そうすると、割と被害が減ってきているというような状況なんでしょうか。 ◎環境共生課長 そのとおりです。 ◆細野 委員 前は、やっぱりご相談いただいたりとか、ちょっと何人かいらっしゃったんですが、そういえば最近は聞かないなと思っていたんですが、そういった困っている方は大体この制度にアクセスして補助金を活用できている状況ということでよろしいんでしょうか。 ◎環境共生課長 困っている方というか、これは事業がそもそも家の屋根裏とかにアライグマとかハクビシンがいるということで、あと、外を歩いているので駆除してほしいというのは、この事業の対象ではありませんので、その辺の違いがあると思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。
    行政報告忠生スポーツ公園最終処分場峠谷地区・旧埋立地)の整備スケジュールについて) ○委員長 行政報告忠生スポーツ公園最終処分場峠谷地区・旧埋立地)の整備スケジュールについてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 この件につきましては、池澤環境政策課担当課長より説明申し上げます。 ◎池澤 環境政策課担当課長 忠生スポーツ公園最終処分場峠谷地区・旧埋立地)の整備スケジュールについてご報告させていただきます。  まず、こちら、忠生スポーツ公園、バイオエネルギーセンターの隣接にあります最終処分場上部に公園を整備するというものでございます。  5ヵ年計画22-26に位置づけられており、池の辺地区につきましては来年、2023年9月の開園を予定しているところです。  残りの峠谷地区、旧埋立地につきまして、2032年度の開園を予定しておりまして、ここに開園までのスケジュールを報告させていただきます。  今後は、別紙のスケジュールを地元の皆様と共有して意見交換を行いながら、開園に向けて進めてまいります。  概要を下段にお示ししております。簡単にご説明いたします。  矢印が大きく3段に分かれております。一番上のところ、2022年度から2032年度に向けてということで、まずは2022年度から既存施設の移転、解体を行い、2026年度に解体を終える予定でございます。  2段目です。最終処分場の閉鎖に向けた安全対策の検討及び安全対策の工事を2028年度に向けて行います。  最後の段です。公園の基本設計、実施設計、整備を含め、2026年度以降、2032年度の開園に向けて行ってまいります。  詳細スケジュールになります。別紙をご覧ください。  2022年度から2031年度の作業工程ということで項目をお示ししております。  項目につきましては、一番左、全体と処分場、公園、その他ということで分かれております。先ほど概要でお話しした上部の施設の移転につきましては、その他のところにお示ししております。  瓶缶施設ですとか、リサイクル広場、常設のところの移転を想定しております。  上に戻りまして、処分場のところが安全対策になります。2022年度、今年度から行っておりまして、2028年度までで安全対策工事を予定しております。  真ん中の段、公園のところ、基本設計、実施設計、公園工事という形で年度に棒グラフをお載せしております。こちらを地元の忠生地区の皆様と共有しながら実現に向けて進めてまいります。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆小野寺 委員 忠生スポーツ公園、池の辺地区がもう2023年9月ということで開始になる予定ですけれども、その後、2032年まで峠谷という形になりますが、この池の辺地区がオープンするところでの遊具が、おおよそどういったものが置かれるのか。  また、峠谷も含めて、忠生スポーツ公園、インクルーシブ遊具が入るのが予想されるのかどうか、教えていただければと思います。 ◎池澤 環境政策課担当課長 上部の公園の遊具につきましては、担当部ではございませんので、ちょっとお答えできない……。 ◎環境資源部長 都市づくり部のほうになるので、ちょっと説明しても、もしかして間違いがあるといけませんので、申し訳ございません。 ◆細野 委員 処分場の地下水シミュレーションについて、もう2022年度から進められていると思うんですが、地下水が調査を2年間で行うんですが、安全対策としては調査に基づいてでしょうけれども、地下水の処理というのはどういう形で検討されているんでしょうか。 ◎循環型施設管理課長 地下水のシミュレーションの後、安全対策をどのように考えているかということで、今回、今まで6割ぐらいしか埋まっていなかった峠谷地区に覆土をかけまして上部を公園へと整備するということで、土圧がかかったりとか、今までと条件が変わりますので、これによって水みちが変わったりしないかどうかというところを中心に地下水のほうを確認してまいります。  水質がよい値でなければ、今現在、分析している中では、水質はもう処理が必要でないレベルの質になっている状態なんですが、この後、変化がないかというのを確認して、変化が出た場合には、その下流側にある排水浄化センターで浄化処理をして放流するということになっております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市バイオエネルギーセンター火災による被害に伴う今後の修繕について) ○委員長 行政報告、町田市バイオエネルギーセンター火災による被害に伴う今後の修繕についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 この件につきましては、循環型施設管理課長より説明を申し上げます。 ◎循環型施設管理課長 では、町田市バイオエネルギーセンター火災による被害に伴う今後の修繕についてご報告させていただきます。  町田市バイオエネルギーセンター不燃・粗大ごみ処理施設内――以下、処理施設と呼びます――で2022年2月に発生しました火災による被害について、現在の状況及び今後の修繕予定についてご報告いたします。  その下に図1ということで図が描いてございますが、画面でご覧の方はカラーかと思いますが、真ん中の赤い枠、破線で囲ってあるところ、ここの部分についてのご説明になります。  最初に、1番、不燃・粗大ごみ処理施設の状況ということですが、処理施設の損傷状況等を調査しまして、機器を動かすための最小限の修繕を行い、現在では通常のごみ処理を行っております。しかし、クレーンに使われている電動機等が火災の熱やすすにより著しく劣化した状態となっています。また、処理機能に直接影響しない天井照明や放送設備といった建築附帯設備については未復旧の部分がありまして、引き続き修繕が必要な状況です。その下の写真がまだ復旧できていない建築系の附帯設備の写真となっております。  次のページへ参ります。  2番の今後の修繕予定につきましてですが、以下の表1のとおり、修繕を予定しております。あわせまして、この修繕と併せた形でクレーンのガーターの強度検査等の詳細検査を実施いたしまして、損傷状況を確認しながら必要箇所の追加補修を実施してまいります。  修繕の実施に当たりましては、不燃・粗大ごみの受入れ及び処理が滞らないように修繕を分割して施工する予定となっております。  表の1になりますが、まず年明け早々に照明設備、放送設備、これらの器具の交換等を行う復旧をかけます。  それから次に、同じ時期になりますが、防火防炎ダンパ、配線が焼損しているものになりますが、これのダンパの整備を行います。  次に、3月ぐらいの予定になっておりますが、トップライト、天井のところにある明かり取り、このガラスの交換を予定しております。  最後の枠ですが、不燃・粗大ごみクレーン、走行装置の交換、それから、トロリ本体交換ということで予定しておりますが、こちらについては施工時期未定と、2024年度中を目指しております。  真ん中、左側の写真をご覧ください。これはクレーン設備の写真になっておりますが、上側、赤い枠で囲ってあるところがガーターと呼ばれるものです。これがクレーンの下のバケットと呼ばれるごみをつかむところを支えているものです。桁になります。この桁が熱の影響とかを受けていないか、ほかの箇所の修繕に併せて足場等がかかりますので、詳細の検査を行いまして、必要な修理箇所があればその部分を修理していきたいと考えております。  それから、同じ写真で白枠で囲ってあるトロリと呼ばれるものですが、このトロリというのは下のごみをつかむバケットと呼ばれるものを桁の上を横移動させるための動く台車です。これら、トロリにつきましては本体の交換を想定しております。  次に、一番下の枠で囲われた部分についてご説明いたします。  この報告を作成中だったんですが、11月17日に町田市バイオエネルギーセンターにおきまして小規模な火災が発生いたしましたので、併せて報告させていただきます。  日時が11月17日の木曜日です。13時48分に発災いたしまして、消防への通報が13時50分、自衛消防のほうで初期消火を始めまして、51分、もう既に1分後には初期消火は完了しております。通報しまして10分、20分弱で消防が到着しまして現状確認、鎮火を確認していただきました。  場所につきましてですが、1枚目の画面、上のほうに図面があるかと思いますが、この図面でいきますと赤枠で囲ったところの右側、⑨が大型回転破砕機になりますが、これの出口、⑨と⑩の間のところで火事が発生しております。  原因につきましては、当日午後いっぱい消防で確認をいただきました現場検証の中では、リチウムイオン電池が火元である可能性が高いということで、確定ではないんですが、そういう推定という見解をいただきました。  被害状況につきましては、この搬送コンベヤの一部が焼損しましたが、運転自体には支障がございませんで、当日は消防の検査がありまして夕方までかかりましたので、翌日からは通常どおりの運転を再開して処理は継続しているところです。  ご報告は以上になります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 市民にとっての安心安全なバイオエネルギーセンターでなければいけませんけれども、2月に火災が発生したということで修繕を予定されております。幾つか質疑していきますけれども、先ほど、被災した設備と施工時期がございますけれども、これらにかかる予算の見積りはどれくらいなんでしょうか。 ◎循環型施設管理課長 2ページ目にあります今後の施工内容というところかと思いますが、現在、順次復旧が可能な部品についての手配を進めてもらっているところなんですが、2月、それから6月と火災が起きております。そういう中で、全体としてどういう費用が必要になるかということで協議、調整をしておりまして、まだ個別の具体的な額についてはお伝えできない状態です。 ◆松岡 委員 今後もしっかり対応していただきたいと思います。  次に、11月17日、1か月ほど前にまた火災が発生して、その原因が、火元がリチウムイオン電池でなかろうかという見解であったと。そこから幾つか質疑していきますけれども、2月に火災が発生したときもリチウムイオン電池とかじゃないだろうかということで、今まで町田市は収集していなかった、そのリチウムイオン電池などを、変更しました、7月から町田市で収集しますよと。  ここで確認したいんですけれども、市民に周知しておりますけれども、まずこの火災の原因であるんじゃないかというリチウムイオン電池は、町田市民はどのような方法で捨てるのか、もう一度確認させてください。 ◎ごみ収集課長 町田市内で、今、資源とごみの収集カレンダーでお知らせしているんですけれども、9月から月1回、この資源とごみの収集カレンダーですと土曜日ですけれども、集積所に有害ごみ(電池)という籠がありますので、そこにビニールテープで金属が露出している部分を絶縁していただいた形でお出しいただくような形です。 ◆松岡 委員 私の家庭にも、どこの町田市民の家庭にも、7月以降、A4ぐらいの有害物のごみの出し方と書いてあるものが配布されまして、私もちゃんと冷蔵庫の横に貼っているんですけれども、やっぱり市民の意識が、火災につながらないようにきちんと捨てるということが大前提だと思います。  そこで質疑なんですけれども、今まで町田市で収集していなかったけれども、今回、2月の火災を受けて収集することになりました。きちんと収集する方法も提示して、皆さん、市民も協力していらっしゃると思いますけれども、そもそもそれをバイオエネルギーセンターに集積したら、市は、リチウムイオン電池の最終処分方法はどうやってされるんでしょうか。 ◎循環型施設管理課長 回収しましたリチウムイオン電池につきましては、電池の業界団体であるJBRCというところが回収できる基準がありまして、三角の3Rマークという、くるっと三角形に矢印がなっている、そのマークがついていて、協会の認定された製品ですよと分かるような電池であればJBRCに送って、そちらで資源化していただくことができます。  ただ、残念ながらインターネットで販売されていたり、海外から輸入されていたりする、そのマークのついていない、協会で扱えない電池というものもございまして、今回、収集を始めるに当たりまして、その協会で扱えない部分についても資源化ができないかということで事業者を探してきまして、今は、協会で扱えない部分につきましても資源化できる事業者に引渡しをしまして、そちらが無害化して有用なリチウムとか、そういう材料を回収するということで処理をしていただいています。 ◆松岡 委員 ということは、今回、その原因がリチウムイオン電池じゃないかしらという、どうやって混入したと想定されるんですか。この火災の原因を突き止めないと今後もまた起こる可能性があるので、市がバイオエネルギーセンターでそうやって一生懸命されていますけれども、何かのあれで混入しているわけですよね。発生の原因となっていると。どんな想定をされるんでしょうか。 ◎ごみ収集課長 市民の方に、実際、2月22日の火災から11月30日までの時点で21種類の広報媒体を使って、延べ47回なんですけれども、正しい出し方というか、町田市の新しいルールとして処分の仕方をお知らせはしているんですが、やはりまだ浸透していない部分というのがあります。  今、収集を担当している職員が不燃の収集で袋を収集車に入れるときに、それぞれ目視をすることを強化するということで、袋も、実は車に積むときに開けて、中身を確認は行っておるんですが、そこに、例えば電動歯ブラシとか、そういった、なかなかリチウムイオン電池が入っているというのが分からないような、そういったものが残念ながら混入しているという現状がございます。  なので、まだまだこれから私どもとしては、市民の皆様にお知らせをしていくということは継続する必要があると認識しております。 ◆松岡 委員 今後の対策を聞きたかったんですけれども、先ほどの答弁がありましたので、バイオエネルギーセンターの周りにも民家もありますし、まず火災があっては安心安全が崩れてしまうということが1つと、あと、やっぱり火災になったら修繕にお金もかかるし、時間もかかるということで、よろしくないことが積み重なっていくので、本当に徹底するというか、火災が3度、4度起こらないように、大変なことかと思いますけれども、ぜひ担当部のご努力をお願いしたいと思います。 ◆佐藤〔和〕 委員 すみません、先ほど松岡委員から話があった工事の費用金額についてはまだ分からないということでありましたけれども、費用負担のほうについては市なのか、それとも管理会社なのか。  もし市が負担するということになった場合は、一般財源なのか保険で扱われるのか、その辺の費用負担の在り方について教えてください。 ◎循環型施設管理課長 不明な部分がまだあるということで、額についてはということで、同じ流れの話として費用負担がどうなるかというお問合せだったかと思うんですが、火事の原因としてリチウムイオン電池が想定されるということではあるんですが、その電池が何で入ってきてしまうかということについてはいろいろな要素があるということで、現在、事業者と、こういう対応をした、こういうことはやっていたよというような協議を重ねておりまして、市が負担すべきなのか、事業者が負担すべきなのか、もしくはどういう割合で負担をお互いがするべきなのかというところについて協議中であります。  また、保険につきましても市有財産になりますので、火災の共済に入っております。それが適用できるかどうか、額の算定を、まず総額幾らかかる、どういう内容だというのを明示できるようになりますと全国市有物件共済会のほうでそれについての査定が入りますので、共済が適用できるのかできないのかというところへ、全国市有物件共済会の査定からはっきりしてくると思います。  まだ総額が明示されていないということと、その修理の内容が確定しないという中で、まだ査定に進んでおりませんので、いろいろ協議、調整はしているところですが、まだ明示的なお話ができない段階です。 ◆佐藤〔和〕 委員 これは最初の費用負担の割合がどうなっていくかという話で、1回目の話ですから、これで何回か、今、リチウムイオン電池関係で火災、小規模な火災ですけれども、起きているということなので、今後も何回か続くことがあり得る話だと思いますので、これはずっと続いていくことのようなので、しっかりとした取決めというか、その辺の話合いというのははっきりしておいていただきたいなというのと、市がなるべく負担をしないような形がありがたいんでしょうが、この辺についてはしっかりと協議をして、可能ならば協議の経過等もしっかりご報告いただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。 ◆細野 委員 今の佐藤(和)委員の質疑に関連してなんですが、リチウムイオン電池による火災が、これまでもそれが疑われていて、一番は、今、収集のときに目視で確認していただいているという、強化もされている。さらに、手選別による、図1の④の部分ですか、ここのところも強化していくということのお話があったかと思いますが、この辺については、今回また起こってしまったということでは、どのような状況だったのか教えてください。 ◎循環型施設管理課長 手選別の強化につきましては、前回でしたか、ご報告差し上げておりまして、引き続きその対応は継続しているところです。水際ということで、入ってくる手前、まず市民の皆さんに周知させていただくこと、それから、収集しているプロセスで分かったものについてはよけて、別に下ろしてもらうということもしておりますが、まだどうしても混入は防げていません。  毎月、手選別のラインから3か所、入り口、入ってきて最初に床の上に下ろすところで大きなものとか、袋から飛び出ているようなものをまず拾います。次に、袋を破く機械を通った後に1本目のコンベヤがありまして、そのコンベヤのところで拾います。次に、破砕機を通った後、もう1本、2本目のコンベヤがありますので、その2本目のコンベヤでも選別をしております。それらのおのおのの選別の場所で、毎月数百個とか1,000個に近いような電池類が回収されます。  その回収率につきましては、今のところまだ目立っては下がってきていませんので、なかなかこの後も周知を繰り返しさせていただくこと、それから、今、全国的な問題として、このリチウムイオン電池、私たちの町田市バイオエネルギーセンターでもそうですが、いろいろな工場でこういう火災のような事象が起きておりますので、そういう大きな対応として、混入が減っていくということを、こちら側としてもいろいろな場を使ってお伝えしながら、何とかこれを落ち着かせていきたいと考えているところです。  手選別については、いずれにしても引き続き強化しているところです。 ◆細野 委員 強化していて、またちょっと発生してしまったという点では、コンベヤのスピードをちょっとゆっくりして、じっくり確認するようにするとか、人を増やすとか、やっぱりこれだけの被害が起きていますので、何か対応が、また改善が必要なのかなというのと、そもそもリチウムイオン電池を使った商品とか製品の、そのときに何か分別できるような仕組みを国のほうの流れでつくっていく必要があるのかなと思いますが、何かそういった動きというのは特にないんでしょうか。 ◎循環型施設管理課長 人につきましては、火災発災後、もともとのコンベヤでの選別要員の定数に対して2名ぐらい足して強化はしているところです。  それから、分別、国としてというところでは、まだなかなか大きな動きはないのかと思うんですが、業界の団体の中では、例えば、電子たばこの中にやっぱり電池が入っていますが、そういうのを業界が自主回収するような動きも少しずつ出てはきております。  それから、設備として対応ができるかどうかはまだ研究の段階ではあるんですが、リチウムイオン電池を機械的に選別するような装置が、例えば、それが磁力だったりとか、赤外線とか、紫外線とか、エックス線とか、何かそういうものを使って電池を、人の手では気づかなかったものもさらに選別が精度よくできないかというものについては、そういうものを研究開発している業者の話なども市の職員が聞きに行ったりしながら、何か決め手になるような対策が取れないか試行錯誤しているところです。 ◆細野 委員 いろいろ努力いただいているんだなというのは十分分かったんですが、またどうぞよろしくお願いします。 ◆小野寺 委員 こちらは機械のほうと交換するという予定になっているかと思いますが、現場を見せていただいたときに、炎がそのまま直に機械等へ延焼したわけではないと思うんですけれども、かなりの距離がありながら損傷するといった形になってしまったと思うんです。これは今後の対策として、具体的に煙で損傷したかと思うんですけれども、その辺はどういうふうな対応を取られようとしているのか。今の段階で決まっていたら教えていただけますか。 ◎循環型施設管理課長 今回、2月の火災が起きた後、まず対応として、現場ですぐに実施したものが、ごみの貯留量を下げるということで、最初の火災のときには放水を続けても、注水を続けてもなかなか鎮火に至らなかったというところがあって、ごみの層が高く積まれていたということで、内部のほうでの燃焼が消防の後日の調査ではっきりしまして、随分ごみ層の下のほうで黒焦げなものが出てきたということがありました。  それに対しまして、5メートルとか7メートルとかピットの容量としてはあるんですが、なるべく積み上げないで、毎日できる限りの処理をして、ごみが低くなるように、その注水の効果が取れるようにというような対策は火災の後ほどすぐに始めておりまして、時々高い低いはあるんですが、原則的にはそれを少なく保とうという対応をしているところです。 ◆小野寺 委員 そういう対応はしているかと思うんですけれども、またその火がくすぶるというか、そういう可能性はなきにしもあらずだと思いますので、このケーブル等もむき出しになっているのではなくて耐熱用のカバーで保護するとか、機械もなるべく煙が上がったときに煙が逃げていくような対策とか、そのようなプラスの対策、悪かったものを交換するじゃなくてプラスアルファで保護するといったところまで検討はされていらっしゃるんでしょうか。 ◎循環型施設管理課長 設備の復旧に当たってプラスの部分というのは、今のところ事業者とそういうやり取りはしていないんですが、今お話もいただきましたので、相談してみたいと思っているところです。  もともとピットの火災を早期に検知するために、不燃のピットでは炎の検知装置、可燃のピットでは熱の検知装置というものがありまして、そのセンサーで面を常時検査しながら、ここら辺に炎が出たとか、熱が上がったとかというと、それに対して放水銃が放水をするというような仕掛けはあります。それにつきましても、その検知方法が今回の火災に対してうまく効いたか効かなかったかというところの検証を進めて、場合によっては方式を変えることも含めて、より火災につながらないような対処をしようということで事業者と協議をしているところです。 ◆松岡 委員 すみません、最後に一言、いろいろ話を聞いていて、市のほうも対策にご努力なさっているのはよく分かりましたが、再度、何度も同じ火災が起きていて、その理由がリチウムイオン電池だろうということで、もっと根本的に解決するにはというか、市民に、大きくこれだけの被害があって、これだけの火災があると。もっと市民に協力してもらうように、やっぱり幅広く協力を呼びかけたほうが今後のためにはいいと思います。広報にでかく載せるとか。やっぱりこれはもう市民一人一人の意識を高めて協力してもらうしかないと思うんです。  だから、もっと市民の協力を得たほうがいいんじゃないかと思います。広報なりなんなり大きく、でかく載せるとか、安心安全のために皆さんで協力し合うということも考えていただけないでしょうか。 ◎循環型施設担当部長 ただいま委員からご提案いただきましたので、そういった手法も含めて、今後、環境資源部全体で、課だけではなくて部の中でこういった取組ができないのかということをきちんと議論をして検討してまいりたいと思います。
    ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(新たなごみの資源化施設について) ○委員長 行政報告、新たなごみの資源化施設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 この件につきましては、古屋循環型施設整備課担当課長及び循環型施設管理課担当課長よりご報告させます。 ◎古屋 循環型施設整備課担当課長 新たなごみの資源化施設について、2022年9月の行政報告以降の進捗状況等を報告します。  1、町田市資源循環型施設整備基本計画の見直しについて。2013年度に策定した整備基本計画について、2022年4月にプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が施行されるなど、資源ごみ処理に関する状況が計画策定時から変化しているため、分散化等の基本方針はそのままに、計画ごみ量を更新するなどの見直しを行っています。  2、資源ごみ処理施設。資源ごみ処理施設整備は目標年度での稼働に向け、関係者等と施設の建設に関する協議、調整を進めています。相原地区につきましては、用地取得に向け、関係者等との調整を進めています。また、施設建設に向け、プラントメーカーから見積設計図書を取得するための発注仕様書の作成を開始しました。今後も、地域のご理解を得ながら整備事業を進めてまいります。  3、町田市バイオエネルギーセンター。(1)工事の進捗状況。旧工場の解体工事は、内部機械の撤去を順次進め、建物の解体工事に着手していきます。煙突の解体工事は内部設備の撤去が完了し、外壁の解体を進めています。現在は100メートルあった煙突が約40メートルまで短くなっている状況になります。工事に当たっては、引き続き周辺への配慮に努め、安全第一に進めてまいります。下の写真は、現在の工事状況写真となります。  2ページ目をご覧ください。  施設整備全体のスケジュールになります。工事は順調に進んでおり、2024年6月の工事完了を予定しております。  (2)旧工場敷地内の土壌汚染調査について。旧リサイクル文化センターの解体工事におきましては、法令や条例に基づき、土壌汚染調査を行う必要があります。  下の調査地点図をご覧ください。こちらは解体工事範囲を示した図になります。真ん中の辺りの太い赤枠で囲まれた部分と、右下の赤枠部分が現在調査を進めている76地点となります。こちらにつきましては、来年1月中旬に土壌採取を完了し、2月中旬に分析結果が得られる予定となっております。調査結果につきましては、改めてご報告させていただきます。  循環型施設整備課からの報告は以上となります。 ◎循環型施設管理課担当課長 続きまして、町田市バイオエネルギーセンター運営協議会についてご報告申し上げます。  前回、第2回に続きまして、今回は第3回の運営協議会となりまして、こちらを10月26日に町田市バイオエネルギーセンターの会議室で行っております。  主な議事と委員からのご意見等ですが、まず運転状況の報告としましては、ごみ処理実績、また、排ガスの測定値などについてご報告をしております。  下の運転状況の参考の表ですが、こちらは実際に使った資料でございまして、上の四角内が6月から9月の焼却状況の資料となっております。  下側の枠内がバイオガス施設の処理状況を表す資料となっております。  この中でいただいたご意見ですが、ガス発電機の排ガス測定値についてのご意見をいただいておりまして、全体として流れの分かるような資料をつけてほしいというようなご意見をいただいております。  次に、(イ)の部分ですが、火災の対応状況について、火災後の補修の内容についてご説明を申し上げております。中身としましては、6月のコンベヤの火災についての復旧状況の報告をしております。  続きまして、(ウ)の緊急対応マニュアル、苦情対応マニュアルについてですが、こちらにつきましては緊急対応マニュアルの中に連絡網の部分がございますが、こちらについて、周辺の施設についての連絡についても追加等をしたほうがいいんじゃないかというご意見をいただきました。  最後に、(エ)の部分、その他としまして、町田市バイオエネルギーセンターの愛称募集につきまして、こちらの経過報告と今後の予定、また、今、旧施設の解体工事現場で行われております土壌汚染調査についてのご説明を申し上げております。  ご報告は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後零時7分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時5分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第101号議案(道路部所管部分) ○委員長 第101号議案を議題といたします。  本案のうち、道路部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 第101号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第6号)のうち、道路部所管分につきましてご説明申し上げます。  歳出について説明いたします。  補正予算書の29ページ、30ページをご覧ください。  第8款、土木費、項の2、道路橋梁費、目の3、道路維持費283万9,000円の増額につきましては、電気料金の高騰に伴い、光熱水費等の増額補正を行うものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 電気料金の高騰などの影響ということですけど、どれぐらいの割合で、あとLED化など街路灯の改修を図っているかと思いますが、その効果というか、その辺はいかがでしょうか。 ◎道路維持課長 どれぐらいの割合かというご質疑ですが、割合というよりも、電気料金に含まれる燃料調整費という費用がありまして、その部分につきまして高騰が続いておりまして、それを補填したいということで補正するものでございます。  もう一つ、LED化の効果ということですが、効果は十分得られておりまして、それ以上に燃料費の高騰ということで予想以上の費用がかかっているというところでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって道路部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(町田市街路樹更新計画(素案)の市民意見募集について) ○委員長 行政報告、町田市街路樹更新計画(素案)の市民意見募集についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎道路部長 町田市街路樹更新計画(素案)の市民意見募集については、道路政策課長から説明いたします。 ◎道路政策課長 それでは、町田市街路樹更新計画(素案)の市民意見募集についてご説明させていただきます。  資料のほうが、1枚目にこちらの意見募集についてということで概要をまとめたものと、素案、本編がかなりボリュームがございますので、そちらをまとめたものが次のページに概要版として入っておりますので、両方併せてご覧いただければと思います。  それでは、目的と背景のところからご説明させていただきます。  皆様、町なかの緑ということで親しみを持っていただいております街路樹なんですが、ここで約50年という経過を経ているものも結構出てきておりまして、高木――3メートル以上のものですけれども――は約1万5,600本と、都内でも結構上位となるボリュームを維持しております。こちらについては老木化、大径木化ということで様々な問題を生じておりまして、維持管理部門のほうはこれまでも必死でやらせていただいております。  これまでの維持管理のスキルと情報を集めながら管理方針というものを内部で昨年つくりまして、それらを基に、皆様の生活に支障のないように維持管理を進めてきているところなんですけれども、ここで大きく量の拡大から質の向上ということで、よりきめ細やかな管理をしていこうということで、こちらの更新計画を策定させていただきました。  概要のほうなんですけれども、街路樹の目的、機能を全て網羅できるように、安全性を第一番に重視し、良好な景観、また周辺環境に適した道路空間の形成ですとか持続可能な管理ができるようにという管理方針に基づきまして4つの項目、路線を分けてこれから進めていこうということで考えております。  概要の①のところをご覧ください。景観重視路線ということで、かなり広めの歩行者空間が確保できている路線につきましては、景観を配慮できるというところがございますので、きめ細やかな管理を行える、安全に配慮した管理を行うというところで決めております。  また、②といたしまして、植栽環境改善路線というところで、安全に支障がある、根が上がってしまったりですとか、枝がどうしても折れやすいものですとか、風で倒れやすい樹種等がございますので、こちらについては伐採や剪定を行うことによって良好な植栽環境に改善していく路線というものを整理していきたいと思っております。  また、③樹種変更路線。今、倒木、風の強い日が、かなり台風のときなど増えてきておりますので、こちらは倒木の危険性の高い樹種、また病気によって倒れやすくなっている、折れやすくなっている樹種についてを入れ替えていきましょうという路線のほうも指定してございます。  あと、④樹木撤去路線。歩行者空間、歩道が狭いのにどんどん大きくなってしまって歩行者が危険を伴っていたりですとか、あとは、公園の前で樹木が両方かぶってしまっているようなところ、こちらについての高木、また、視認性の問題から低木、ツツジとかが結構交差点の部分で見にくくなっているよというお話もございますので、こちらについて撤去していく路線というもの、こちらは大きく4つの項目に分けて計画を策定しております。  ちょっと今日は全て見ていただくわけにはいかないですけれども、本編のほう、moreNOTEで言うと31ページから、図面のほうに町田市内およそ100路線を選定して、この4つの区分に分けて更新をしていこうという計画になってございます。  こちらについては、やはり市民の方々から様々、今現場に入った中でもご意見をいただいたりもしますし、突然なくなってしまって寂しいというようなご意見もあったりしますので、こういう方針で進めていきますよというところを見ていただくのと、また、必ず現場に入るときには皆様のお話を聞きながら進めていきますということを広く皆様にお示しして、ここで意見を聞いていきたいというところが今回の市民意見募集の目的となっております。  3番、市民意見募集につきましては、12月20日から1月19日までの期間で実施する予定です。広報の方法としましては、12月15日号の町田市の広報、また、同日にホームページにこちらの本編も載せさせていただく予定になっております。  今後のスケジュールといたしましては、意見をいただきました後、3月末に意見の結果を公表しながら、またこちらの意見の内容を踏まえた内容について計画を行政報告させていただく予定で、実際には2023年4月から、おおむね10年の計画になっております。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 ご説明、ありがとうございました。何点か質疑させていただきます。  まず、町田市の植栽が50年たって諸問題が生じたので街路樹の更新計画をなさるということで理解しました。そのときに、先ほどおっしゃったように町田市は広うございますから、まず優先的に100路線を選定したと。その選定した根拠を教えてください。 ◎道路政策課長 ありがとうございます。100路線を選定した根拠でございますが、町田市の街路樹のある路線、長いものと短いものがございますが、およそ400路線ございます。倒木の危険性の高い樹種がもう既に今までの経験の中で分かっておりますので、こちらについての路線ですとか、あとは大きさ、大きくなり過ぎて木と木の間が狭くなってきてしまった路線というもの、また、あと歩行者空間がかなり厳しい状況、根が上がったりとか狭くなってしまったりという、まず安全にということで、管理上、課題の多いところを主に抽出しております。  また、先ほどの重要な管理をしていきましょうというところにつきましては、景観上、皆様から大事にされていたりとかというところについて、ハナミズキやヤマボウシといった小径木が植栽されている路線については、ちゃんときれいに今まで管理されているところですので、そちらは通常どおりいきましょうということ、めり張りをつけた更新計画をつくるために100路線を選出させていただいております。 ◆松岡 委員 ありがとうございます。よく理解できました。  先ほどの答弁で、400路線の中、一番近々にあるところが100路線と。もう倒木される木が決まるということで、まず100路線やりましょうということで、市内を大きく分けると4分の1かと思うんですけれども、市民意見募集もやりますけれども、その100路線に関しての各町内会とかがあるかと思いますけれども、そういう町内会にも理解してもらうために、お話というか、調整とか、そういうところはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎道路政策課長 ありがとうございます。選ばれた100路線について、これから10年で進めていくに当たりまして、ここから着手しようというところにつきましては必ず、今までもそうなんですけれども、町内会の方に、この路線についてこういう計画をしております、こういう整備を進めていきますというお話をさせていただきます。  ただ、町内会に入っていらっしゃらない方もいらっしゃるということで、前回やらせていただいたのは、街路樹自体に、こちらの樹木を切りますよとか、これから整備していきますよというものをお知らせする、掲示するような形で、通りがかりの方々にも気づいていただける、町内会に入っていらっしゃらない方にも気づいていただけるような方法を取っております。 ◆松岡 委員 ありがとうございました。さっきおっしゃったように、町内会に入っていらっしゃらない方のためにもということで、最初の説明でも、倒木されている木を植え替えるとか、それはもうよく分かるんですけれども、中には、市民から見て、あらっ、これは切られてしまったのという木もあるかと思うんです。今まできれいに咲いていたのを間隔を空けるために切るということが。見ていると15年スパンでやると書いてありますけれども、そういう市民全体に知らせる周知方法というのは考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎道路政策課長 ありがとうございます。市民全体に全ての路線の細かなところを理解いただくというのはなかなか難しいことがあるんですけれども、今回、更新計画の中でこの路線はこの先10年かけて整備していきますよ、こういう更新をしていきますよというものになればいいかなと、この計画を策定しております。 ◆松岡 委員 最後になります。SDGsということもありますし、もちろん、市民の方もそうですけれども、学校教育というか、緑を大切にと。ある日突然、木が切られて、子どもの中には、どうしたのと思う子どももいるかと思うんですけれども、そういう教育は学校側に対してなさるんでしょうか。 ◎道路政策課長 ありがとうございます。周辺の学校への配慮ということは、ちょっと今、こちらのほうに盛り込んではおりませんけれども、親しんでいただいた学校通学路の樹木ということも可能性としてはありますので、その際には配慮していければなと考えております。ご意見としていただきたいと思います。ありがとうございます。 ◆松岡 委員 ありがとうございます。ぜひ子どもたちへの樹木の教育というか、そういう面でもきめ細やかな配慮をしていただければと。よろしくお願いいたします。 ◆細野 委員 大事な課題だなというふうに思い、市民の意見を聴取する機会を設けていただくというのは本当にありがたいなと思うんですが、期間的には結構短いのかなと思いまして、12月15日から実施されるということですので、先ほど、どういう形でということは松岡委員への説明にありましたけれども、その辺のスパンというか、期間の設定について伺いたいのと、あと、自治会・町内会にはまた別個に情報提供して意見を聞いていくということですので、その時間的な、いつ頃どのような形で行うのか、ご説明いただきたいと思います。 ◎道路政策課長 ありがとうございます。意見募集の期間が短いというご意見だったかと思うんですけれども、1か月というのが短いと捉えるか、広く大きな計画になっておりますので、もしかしたら短いと感じられているのかもしれません。あまり長く、広くということをさせていただいても、うちのほうのまとめの時間等、あとまた必要な周知について、ほかの方策ということもまた検討できることがあるのかなと。意見の中でこういう周知がいいんじゃないのということもあり得ますので、少しその辺の意見も聞きながら方法を考えていきたいと思います。  また、こちらの大きな計画で示した内容で、もうここに書いてあるから絶対切るよ、何も聞かないで切るよということではなく、現場現場で、入ったところでのまたお話をさせていただきながら理解を求めていきたいと思っていますので、その辺は配慮していきますので大丈夫だと思います。 ◆細野 委員 自治会・町内会の……。 ◎道路政策課長 すみません、今回の計画の個別の内容の意見募集について、町内会に今、この計画をもって、どうでしょう、どうでしょうという意見を募集するという予定はないんですけれども、広く広報でお示ししていることと、これまでも皆様の、街路樹に関していろいろ関心を持ってくださっている方々を通じて情報共有していただければよろしいかなと思っています。  お問合せがありましたらまた確認させていただきますし、近々に事業が予定されているところにつきましては直接お話しする機会がございますので、そこで情報共有させていただければと思っております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。アンケートを取る期間が1か月ということよりも、周知して、こういう市民意見を聴取しますよというような情報提供までがちょっと短いのかなと思ったものですから、そういった確認です。  あと、やっぱり地域で街路樹に対しては様々な思い入れもあるし、保全するいろんな団体とか個人の方がいらっしゃったりということで、その辺についてはどの程度、計画の中に反映させていくかということだと思うんですけれども、やはり丁寧に事前の情報提供をして、その意見も入れながら、この計画の中に反映させていただければいいのかなと思いますが、これまでいろんな情報も来ていると思いますので、その辺がどのように反映されたのか教えてください。 ◎道路維持課長 町内会・自治会とか周囲の方への周知ということですが、計画を進めるに当たりまして、該当の路線の周辺の地域の方にご説明をしていきながらその計画を進めていくようにしますので、今回のこの意見募集は広く意見を募集する機会を設けたいということで、個別の路線につきましては、その都度、計画の進み具合に応じて説明をしてまいりたいと思います。 ◆細野 委員 また再度になるんですけれども、今まで結構街路樹に対してはいろんな形で、それぞれの立場で要望するので、計画の中に全て網羅するというのは難しいと思うんですが、その辺の、これまでのいろんな要望とかというのはどの程度反映されたんでしょうか。それとも、全くそういうのはなしで市として検討したのかどうか。 ◎道路政策課長 これまでの要望は、今、道路維持課の課長から話がありましたように、主に道路維持課が現場でいろいろなお話を聞きながら検討を進めてきた管理の業務なんですけれども、それらを基に、昨年、これまでの課題をどうしていきましょうというところで、管理の方針というベースをつくってくださっています。
     それに道路政策課が一緒に協働という体制を取って、これからどうしようという話、安全性ですとか、また、今、景観ですとか道路空間の活用といった新たな道路の使い方のお話も出てくる中で、これまでの街路樹の在り方、機能の持たせ方ということをどうしていきましょうというところを示しておりますので、今までの課題ですとかご意見というのは、こちらの検討の中では十分生かされていると考えております。 ◆小野寺 委員 資料の2ページのところで、持続可能な管理手法の検討ということで、15年置きに間引きで交換する予定の計画になっていますけれども、これは、間の樹木というのは、思い的に全部同じ種類じゃなくて違う種類を交互にやりながらというほうが、15年置き、それが替わったんだとかといった、一遍に間引きされると、ちょっと雰囲気がといったところ、景観も含めて、そういったところも取り入れていただけるといいかなと思うのが1点。  あとは、街路樹に関しては桜等が、一般質問でもお話しさせていただきましたけれども、ソメイヨシノだと暴れてといったところになるので、それに似た桜とかに替えたりしているかと思うんですが、車とかが通らないような尾根緑道とか、具体的に言うと恩田川とか、あの辺は桜がすごくきれいなところなので、それはそれなりにソメイヨシノというか、暴れてもいいような景観、みんなに楽しんでもらえるような木を選定する予定なのかどうか教えていただけますか。 ◎道路政策課長 先ほどの樹木の入れ替え、間隔を空けて入れ替えていく、同じ樹木じゃなくてもいいんじゃないかというご意見は、確かにおっしゃるとおり、そういう考え方もあるし、すてきだなというところもあったので、これからどうしていくかというのを地元の方々とお話ししながら樹種を選定させていただきますので、その中で提案させていただくような形を取れればと思っています。  あと、今、桜のお話が出たかと思うんですけれども、やはり桜というのは皆様どうしても大切にされて、思い入れもあってというところで、ただ一方、管理しにくい部分ですとか、かなり寿命が来ているものもあるということで、やはり更新は必要なのかなと。管理しやすい樹種として、今、ジンダイアケボノとか、桜のソメイヨシノ以外の品種というもので入れ替えている部分もかなりありますので、そちら等をまた地元の方々とお話をさせていただきながら選定していければなと思っております。 ◆若林 委員 この計画は街路樹なので町田市の景観だとか、そういったものですごく重要だと思うんです。先ほども町内会・自治会だとか、そういったところもあるんですけれども、町内会・自治会に皆さんが当たるんですけれども、例えば、市民協働もあったりだとか、道路部は認識されると思うんですけれども、今後、公園だとか交通の面で、あとは学校の並木通りだとか、そういったのもあると思うんですけれども、庁内の理解ということについて、結構町田市全域のことなので、そういったものが重要だなというふうに思うんですが、そういったことに関してはどのようにお考えでしょうか。 ◎道路維持課長 市民協働で町内の美化ということでよろしいかと思うんですが、もともと道路部ではアダプト・ア・ロード事業というのがございまして、市民協働の窓口といいますか、そういうものがございまして、これをするに当たっても、そういう窓口を活用しながら、市民の方々の協力をいただきながら管理も進めていきたいと思っております。 ◆若林 委員 そういったところと、あとは市役所全庁の中での共通した認識というのが、こういった計画は大事だなと思うんです。この担当課じゃなくても、ほかにもいろいろ聞いてくるんだと思うので、役所内での他部署での理解だとか、そういったものをどのように進めていこうと考えているのか、お聞かせください。 ◎道路政策課長 ありがとうございます。全庁というと、そこまで今、配慮できていないかなという反省点が見えたんですけれども、特に景観について、あと公園ですとか学校ですとか、隣接する緑地を持つ職場については、この計画について周知、また、これからどうしていくという具体的な検討に当たってはお話をさせていただく予定になっております。  特に景観計画は、ここで見直しをさせていただいていることもございますので、この街路樹、うちは切りたいんだけれども、景観的に大事にしているエリアだよねというようなやり取りは、既にここからやらなきゃねという話は、計画策定の段階でも意見交換はさせていただいているところです。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後1時28分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時32分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第101号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第101号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第101号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後1時33分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時34分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査の申し出についてを議題といたします。  特定事件の継続調査申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後1時35分 散会...