町田市議会 2022-06-13
令和 4年建設常任委員会(6月)-06月13日-01号
担当 青栁晴香
6 速記士 三階佳子(澤速記事務所)
7 事件 別紙のとおり
────────────────────────────────────
建設常任委員会審査順序
令和4年(2022年)
6月13日(月)午前10時
第4委員会室
1 道路部
(1)第 53 号議案 忠生630号線(第二期)道路改良工事(その4)請負契約
(2)第 54 号議案 忠生732号線(尾根緑道)道路改良工事(その3)請負契約
(3)第 57 号議案 (仮称)鶴川1
号踏切道拡幅改良工事に関する基本協定
(4)第 58 号議案 (仮称)相模原市道
宮上横山(相模原都市計画道路3・4・6号
宮上横山線)及び町田市道堺957号線(
町田都市計画道路3・4・41
号ニュータウン幹線)の橋の新設工事に関する協定
(5)第 59 号議案 東急田園都市線に架かる跨線橋(長津田車庫跨
線人道橋上部施設)の補修工事の施行に関する協定
(6)第 45 号議案 令和4年度(2022年度)町田市
一般会計補正予算(第1号)
2 都市づくり部
(1)第 50 号議案 町田市
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例
(2)第 55 号議案 (仮称)
忠生スポーツ公園整備工事(その2)請負契約
(3)第 56 号議案
野津田公園拡張区域整備工事(その3)請負契約
(4)第 45 号議案 令和4年度(2022年度)町田市
一般会計補正予算(第1号)
(5)行政報告 境川団地地区の都市計画変更について
(6)行政報告 町田市(仮称)
教育環境整備地区建築条例案の
パブリックコメントの実施結果及び特別用途地区(仮称)
教育環境整備地区の決定に係る都市計画手続きについて
(7)行政報告
公園施設ネーミングライツスポンサー企業の新規募集について
3 環境資源部
(1)第 45 号議案 令和4年度(2022年度)町田市
一般会計補正予算(第1号)
(2)行政報告 「
使用済み紙おむつのリサイクル推進に向けた実証事業」の結果について
(3)行政報告
美化推進重点区域・
道路等喫煙禁止区域の追加指定について
(4)行政報告 小型充電式電池及びボタン型電池の行政回収について
(5)行政報告 ごみ相談窓口の受付状況について
(6)行政報告 町田市
バイオエネルギーセンター火災の経過報告について
(7)行政報告 新たなごみの資源化施設について
4 特定事件の継続調査申し出について
────────────────────────────────────
午前10時3分 開議
○委員長 ただいまから
建設常任委員会を開会いたします。
今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。
審査順序につきましては、お手元に配付してあります
委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
△第53号議案
○委員長 第53号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎道路部長 第53号議案 忠生630号線(第二期)道路改良工事(その4)請負契約についてご説明申し上げます。
本議案は、町田市道忠生630号線において、沿道住民の利便性の向上、歩行者の安全確保及び車両の円滑な交通処理を目的とし、準幹線道路として道路の拡幅を行う工事請負契約を締結するものでございます。
工事内容につきましては、排水施設工事、擁壁工事、車道及び歩道の舗装工事等を行うものでございます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆細野 委員 基本的なことで、住民の方々の利便性向上ということですので、地域の方々からも喜ばれる事業だと思いますが、実際に現状としてどのように変わるのか、今、工事内容については説明いただいたんですが、具体的内容としてどう変わるのか、教えていただきたいと思います。
◎道路整備課長 現道を13メートルの道路に拡幅いたしまして、忠生方面から唐木田方面に抜ける道路を造っていく予定となっております。
◆細野 委員 歩行者の歩道とかはどういうふうに変わるんでしょうか。
◎道路整備課長 歩道につきましては、2.5メートルの両側歩道がつく予定となっております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第53号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第53号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第54号議案
○委員長 第54号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎道路部長 第54号議案 忠生732号線(尾根緑道)道路改良工事(その3)請負契約についてご説明申し上げます。
本議案は、町田市道忠生732号線(尾根緑道)において、歩行者等の安全を確保するため、車道及び歩道の整備をする工事請負契約を締結するものでございます。
工事内容につきましては、排水施設工事、車道及び歩道の舗装工事などを行うものでございます。
以上、契約議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆小野寺 委員 こちらの工事なんですけれども、完了後というのは、今、一つの車道で両方とも車が行き交いができるようになっていますけれども、各車線、一方通行になる予定なんでしょうか。地域との話合いは、どういうふうな形になっていますか、教えていただけますか。
◎道路整備課長 今回の工事というか、事業としましては、種入のバス停から
桜美林グラウンドのほうまでの約1.1キロメートルを予定しておりまして、そのうち桜美林側から約200メートル区間については相互通行になります。そこから種入方面に向かいまして、一方通行化という形になる予定となっております。
地元とは2014年度から、2014年1月から検討会等を行いまして、こういった内容についても地元と調整させていただいて、この形になったということでございます。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第54号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第54号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第57号議案
○委員長 第57号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎道路部長 第57号議案 (仮称)鶴川1
号踏切道拡幅改良工事に関する基本協定についてご説明申し上げます。
本議案は、踏切道の安全性向上を図ることを目的として、
小田急電鉄株式会社に踏切道の拡幅改良工事を委託する協定を締結するものでございます。
踏切道の工事概要といたしましては、幅4.1メートルの踏切道を幅6メートルに拡幅するものでございます。
工事内容といたしましては、支障物移設やカラー舗装などを行うものでございます。
よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆細野 委員 ここの拡幅も求められていたと思うんですが、住民の方からはまたもう少し広くというようなご意見もあったと思うんですが、その辺の地域の方々との合意形成についてはどのように行われたのか。
それと、3億4,200万円余りという予算なんですけれども、それについての算出根拠を教えていただければと思います。
◎道路整備課長 まず、地元とのお話というところでございますが、こちらの事業は鶴川駅周辺再整備事業と併せて事業をしているところでございます。そちらにつきましては、鶴川駅周辺再整備事業につきましては、まちづくりということで地元と様々なお話合いをされてきているかと思います。こちらは区画整理側のほうが6メートルに拡幅されます。また、今、既存の踏切の北側、そちらは6メートルで既にもうでき上がっております。両側6メートルになりますので、その幅に安全確保、ボトルネックをつくらないという形で今回拡幅するという格好でございます。
3億4,000万円の積算根拠といたしましては、こちらは小田急電鉄の軌道上ということで特殊な状況になりますので、積算につきましては小田急電鉄にしていただきながら、その証左を町田市でさせていただいて、こちらの金額になっております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第57号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第57号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第58号議案
○委員長 第58号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎道路部長 第58号議案 (仮称)相模原市道
宮上横山(相模原都市計画道路3・4・6号
宮上横山線)及び町田市道堺957号線(
町田都市計画道路3・4・41
号ニュータウン幹線)の橋の新設工事に関する協定についてご説明申し上げます。
本議案は、相模原市方面のアクセス向上及び町田街道の慢性化した渋滞を解消することを目的として、橋の新設工事を相模原市に委託する協定を締結するものでございます。
橋の概要といたしましては、橋の長さ45.8メートル、幅18メートルでございます。
工事内容につきましては、橋桁の製作及び架設等を行うものでございます。
よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第58号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第58号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第59号議案
○委員長 第59号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎道路部長 第59号議案 東急田園都市線に架かる跨線橋(長津田車庫跨
線人道橋上部施設)の補修工事の施行に関する協定についてご説明申し上げます。
本議案は、老朽化した東急田園都市線長津田車庫跨
線人道橋上部施設の補修を行うことを目的として、
東急電鉄株式会社に補修工事を委託する協定を締結するものでございます。
人道橋の概要といたしましては、延長196メートル、幅3メートルでございます。
工事内容といたしましては、既設転落防止柵の撤去、舗装の打ち替え及び照明交換等を行うものでございます。
よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆細野 委員 もともとこの跨線人道橋については、所有の移転が令和2年度に行われたと聞いているんですが、その辺の経緯と、それで今回補修ということですけれども、その費用負担ということについては、東急電鉄との話はどのように進んできたんでしょうか。
◎道路維持課長 東急電鉄との協議ですが、昨年まで、2020年度に市道に認定いたしまして、その後、東急電鉄が下部の耐震補強工事を行いまして、その時点で完了してから東急電鉄より全体を移管されております。今回、この案件が成立しますと、上部の傷んでいる部分の補修作業に取りかかれるということになります。
説明は以上になります。
◆細野 委員 そうしますと、町田市が全額負担ということになるということでしょうけれども、その費用として5億5,200万円、橋上というか、鉄道の上の橋の補修ということで難しいと思うんですが、結構費用的には大きいかなと思うんですが、その辺の妥当な金額なのかどうか。
先ほど小田急とのあれでも証左という言葉がありましたけれども、金額についての妥当性というか、その辺についてはいかが検討されたんでしょうか。
◎道路維持課長 費用につきまして、東急電鉄と協議をいろいろ重ねてまいりまして、妥当性を見出して発注したいと考えております。
あとは費用が高過ぎるかどうかというお話だと思うんですけれども、今回、長津田の車庫の上にずっと覆いかぶさるような形で橋が存在していますので、実質作業ができる時間が1日のうち数時間ということで、その費用も相当時間がかかるということで高価なものになってきてしまっているところでございます。
◆細野 委員 市道として認定をしてということで、変更されて発生した事業だと思うんですが、利用状況とか頻度とか、歩行者用の道路ですので、どの程度利用されているのか、基本的なところを確認したいと思います。
◎道路維持課長 この補修が必要かどうか、妥当性ということだと思うんですけれども、そもそも造ったときにいろいろ地元の方との協議もございまして、必要性があるということで造った橋になりますので、ある程度利用がある以上は閉鎖するとか、そういうことにはできないと思っております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第59号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第59号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第45号議案(
道路部所管部分)
○委員長 第45号議案を議題といたします。
本案のうち、
道路部所管部分について、提案者の説明を求めます。
◎道路部長 第45号議案 令和4年度(2022年度)町田市
一般会計補正予算(第1号)のうち、道路部所管分の主なものにつきまして「6月
補正予算概要説明書」を使ってご説明申し上げます。
94ページをご覧ください。
道路部の予算のポイントとして、予算編成に当たっての予算編成の考え方、重視した取り組みを記載しております。
95ページをご覧ください。
道路部予算総括表でございます。
下段の財源内訳の比較欄をご覧ください。
6億3,735万9,000円の増額補正となっております。
次に、主な事業につきましてご説明いたします。
96ページをご覧ください。
道路維持費の①をご覧ください。
まず、事業の内容でございますが、道路を計画的に維持管理することで、良好な道路環境を維持し、誰もが安全かつ円滑に移動できるようにいたします。
次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、道路3路線の舗装補修を行います。
事業費でございますが、補修工事費8,830万6,000円などでございます。
特定財源でございますが、
道路橋梁費補助金2,118万9,000円などを計上しております。
次に、道路維持費の②をご覧ください。
まず、事業の内容でございますが、橋梁や
ペデストリアンデッキの定期点検や補修工事を計画的に行い、安全で快適に通行できるようにいたします。
次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、橋梁3橋の補修設計と鶴川地区55橋及び相原橋の定期点検を行います。
事業費でございますが、
機器等保守点検委託料3,367万1,000円などでございます。
特定財源でございますが、
道路メンテナンス事業費補助金841万5,000円などを計上しております。
続きまして、97ページ、98ページをご覧ください。
道路整備費の①をご覧ください。
まず、事業の内容でございますが、市道町田835号線(
原町田中央通り)は、市民や来街者の通行が多く、景観向上、商業活性化が期待されることから、無電柱化に向けた整備を行います。
次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、道路及び電線共同溝の詳細設計を行います。
事業費でございますが、設計委託料1,550万円でございます。
特定財源でございますが、無
電柱化チャレンジ支援事業補助金1,550万円を計上しております。
次に、道路整備費の④をご覧ください。
まず、事業の内容でございますが、相原駅周辺のまちづくり推進のため、相原駅東口へのアクセス路等の整備を行うものでございます。
次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、用地取得を行います。
事業費でございますが、物件等補償料1億9,210万円、用地購入費8,288万7,000円でございます。
特定財源でございますが、
道路橋梁費補助金1億1,994万8,000円などを計上しております。
次に、道路整備費の⑥をご覧ください。
まず、事業の内容でございますが、市道町田664及び414号線の自転車と歩行者、自動車が安全安心に通行できる道路空間を実現するため、自転車通行空間の整備を行うものでございます。
次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、道路改良工事を行います。
事業費でございますが、整備工事費573万円でございます。
特定財源でございますが、防災・安全交付金120万円を計上しております。
次に、債務負担行為でございますが、⑦の市道鶴川1972号線(鶴川1号踏切道)
踏切道改良事業の整備等負担金について、工期及び各年度の実施内容の見直しを行った結果、2022年度の事業費を減額するものでございます。
総事業費は3億9,537万3,000円でございます。
99ページ、100ページをご覧ください。
街路整備費の②をご覧ください。
まず、事業の内容でございますが、
町田都市計画道路3・4・22号(小野路)は、鎌倉街道の小野路交差点における交通の円滑化を図るため、整備を都から受託し、市が用地取得・工事を行うものでございます。
次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、道路詳細設計と地質調査を行います。
事業費でございますが、設計委託料779万3,000円、調査等委託料540万円でございます。
街路整備費の⑤をご覧ください。
まず、事業の内容でございますが、
町田都市計画道路3・4・34号(南大谷)及び3・4・9号(成瀬)は、南大谷交差点から小田急線をアンダーパスし、南大谷小中学校の間を抜け、
成瀬うさぎ谷戸公園西側までを整備することで、
成瀬三ツ又交差点から南大谷交差点までの既存路線の慢性化した渋滞を解消するものでございます。
次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、路線及び用地測量を行います。
事業費でございますが、測量委託料580万円でございます。
街路整備費の⑥をご覧ください。
まず、事業の内容でございますが、鶴川駅北口広場、鶴川駅南北自由通路は、都市基盤整備により駅前における土地利用の増進や都市防災機能の向上などを進め、交通利便性と生活環境などの改善及び駅南北の連絡性の向上を図り、交通結節点としての機能を強化するものでございます。
次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、修正設計などを行います。
事業費でございますが、設計委託料2,500万円でございます。
最後に、120ページをご覧ください。
事業別支出科目一覧でございます。このページ以降、大事業名ごとに、道路部の全ての支出科目を掲載しております。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆松岡 委員 では、「6月
補正予算概要説明書」の97ページから2点ほど質問いたします。
まず初めに1点目は、無電柱化ということで防災の点から大変必要になってきておりますけれども、
原町田中央通り、延長280メートル、文学館通りが280メートル、消防署前が900メートルということでございますが、これはそれぞれどれくらいの期間を想定されているのでしょうか。
次に、⑥の自転車通行空間の整備についてでございますけれども、自転車はもちろん車道扱いなんですけれども、町田街道のところでは道幅が狭いところもあって、自転車は大変危険だと思っております。このたびは町田664・414号線の整備ということですけれども、この場所と整備期間を教えてください。
◎道路整備課長 まず、1点目の無電柱化の各路線の事業期間ということです。
まず、
原町田中央通りですが、2023年度の着工を目指していまして、2027年度末の完成を目指しております。
続きまして、町田623号線、消防署前の通りになりますが、こちらは今年度から着工をいたします。完成としましては2026年度末を予定しております。
最後に、町田37号線、文学館通りなんですが、こちらは地元と一方通行化ということで議論をさせていただいております。まだ地元の地権者全ての方のご了解がいただけていないという状況もありますので、今後どういった形で整備していくのかも含めまして検討を進めていきたいということで、まだ事業の期間は明確になっていないという状況でございます。
それから、自転車についてですけれども、
町田市立中央図書館の前あたりから、交差点のところから三塚の交差点までの約300メートルを予定しておりまして、今年度で完了するというような状況でございます。
◆小野寺 委員 96ページの主な事業費②なんですけれども、
ペデストリアンデッキの点検や補修工事を計画的にということで、3月の議会のときにドローンを使ってというお話がございましたけれども、その後の進捗状況はどういう形になっているか。
◎道路維持課長 最新技術ということでドローンも含まれると思うんですが、まだ町田市に関しては、ドローンでの点検は行っていません。今後も検討は続けていく予定ではあるんですが、まだ導入はできていないというところでございます。
◎道路政策課長 ドローンにつきましては、今年度から検討を進めておりますうちのアセットの関係で調査を行いまして、実際にどこが適用できるかというのを調べてまいりますので、また情報が入り次第お知らせしたいと思います。
◆細野 委員 5点ぐらい伺いたいんですけれども、まず、今の96ページの
ペデストリアンデッキの補修工事なんですが、西友前から
ペデストリアンデッキに上がっていく階段のところなんですけれども、すごく凸凹していて危険だという声を聞いておりまして、確認なんですが、そこも含めて改修が行われるということでよろしいのでしょうか、確認をお願いしたいと思います。
それから、その前の補修工事費、合わせて3路線ということですけれども、老朽化した道路を長い距離補修していただけるのかなと思うんですが、この補修計画の3路線についてご説明をお願いしたいと思います。どの程度の規模で、どの地域で行われるのか、教えていただきたいと思います。
それから、先ほど松岡委員も聞いたんですが、97ページの町田664号線と414号線の自転車通行空間の整備についてですけれども、今後、自転車が通行しやすい空間をどう増やしていくかというところで、ぜひ市民要望でもありますのでお願いしたいと思いますが、この事業というのは、そもそも道路の幅がどれくらいで、歩道がどれぐらいあって、自転車空間をどのように確保されていこうとしているのか。どのような形になっていくのか、教えていただきたいと思います。
取りあえず、3点お願いします。
◎道路維持課長 まず、
ペデストリアンデッキの西友の前が補修に入っているかどうかというご質疑なんですが、西友の前の階段の補修につきましては、通常の維持補修の中で修理するようになります。
あと、道路の3路線でございますが、まず1つ目が町田439号線という路線なんですが、今井谷戸の交差点から藤の台団地のほうに向かう部分でございます。延長がおおむね280メートルぐらいあります。
それから、2つ目の路線ですが、町田440号線という名前の道路で、町田第三小学校に近いところ、外周に川があるんですが、川沿いの道というふうに説明すると分かりやすいかもしれません。この距離が約370メートルでございます。
最後に3つ目、町田128号線という番号の道路なんですが、これは玉川学園前駅の駅前、少し通り過ぎた玉川大学に向かうところに勾配があるんですけれども、その辺りまで、延長が140メートルほどになっております。
◎道路整備課長 自転車レーンなんですが、道路の総幅員といたしましては約16メートルとなっております。歩道につきましては、両側が2.5メートルございまして、なので車道が11メートルという形になるんですが、三塚の交差点と市立中央図書館前の交差点と付加車線といって右折レーンがつくような形になっていますので、その関係もあって自転車の空間としては0.75、75センチ分の矢羽根というような矢印みたいなものを設置していくという形で考えております。
◆細野 委員 ありがとうございます。すみません、もう一度確認で、通常の予算の中で
ペデストリアンデッキへの上る階段、西友前の大変傷んでいるかなと思うんですけれども、そこは今年度の予算で直していただけるということで確認でよろしいんでしょうか。
それから、3路線の改修ということで道路の具体的な説明、ありがとうございます。それぞれどのような形で傷んだ道路の補修ということになる、形状はそのままということになるんでしょうか、改修の仕方について伺いたいと思います。
また、そっちこっち道路も補修の必要なところがあるんですが、穴が開いているところはすぐやっていただいて本当に感謝しているんですけれども、結構ひび割れが入ったりというところが継続して続いているという道路を見受けるんですけれども、そういう道路の補修については、このような形で予算化していかないとなかなか直らないものなのか。今年の道路補修の予算、補正予算が今回つきましたけれども、どの程度の補修ができるぐらいの予算になるんでしょうか。今回の予算も併せて伺いたいと思います。
それから、自転車通行の空間整備については、やはりきちんとした16メートル道路というところでの自転車道ということで了解いたしました。今後の見通しとして、そういう広い道路ということ、市内ではまだまだ少ないんですが、自転車走行の空間確保ということでは、何か検討されていることがありますでしょうか。
また、今後こうした16メートル道路が整備されていったときに、併せて自転車の空間をつくっていくという方向なのか、確認をさせてください。
◎道路維持課長 西友の前の階段の補修、今年度行いますかというご質疑でよろしいかと思いますが、規模によって修理の仕方が変わってくるんですが、通常の階段の補修であれば、ここに限らず一般的な修繕工事で対応させていただいております。
それから、3路線の補修の仕方ということでよろしいかと思うんですが、道路の形状は基本的には変えず、元のとおりに表層を剥がして新しく舗装し直すというふうにイメージしていただければよろしいかと思います。
あと、全体の補修費用の規模ということで、今回この3路線と同じように、長い延長で施工する費用につきましては約1億9,000万円弱を予算として用意しております。
◎道路整備課長 自転車通行空間の環境整備事業の今後といったところにつきましては、昨年度、町田市自転車活用推進計画というものの策定がされております。そちらに載っておりまして、環境整備をしていくというところにはなっているんですけれども、併せて今年度、来年度というところで、自転車活用推進計画を受けまして、自転車ネットワーク計画というものを策定する予定としております。
その中で、例えば都市計画道路を整備するときには、併せて自転車空間をつくっていくというところもそうですし、既存のところも含めまして、そういった今後の計画の中で検討していくというような格好になっております。
◆細野 委員 ありがとうございました。ぜひ西友前の階段を何とか直していただきたいと思いますので、今年度の予算でお願いしたいと思います。
続きまして、100ページの一番上、⑤の南大谷交差点から小田急線のアンダーパスということで、この路線の整備については課題があるということで、本会議のところで新井議員の質疑に答えていらっしゃったんですが、どのような課題があって、計画を見直すということもお答えされていたかなと思いますが、どのように見直されるのか、教えていただきたいと思います。
◎道路整備課長 都計道3・4・34、南大谷につきましては、恩田川の都市計画河川と都市計画道路、今回の3・4・34号線とが一部重複している箇所があるというところで、そちらが課題ということで挙げさせていただいております。そちらにつきましては、都市計画の変更も含めまして、東京都や警視庁などと協議を進めているという格好でございます。
◆細野 委員 河川の一部上を通るという計画になっているということですが、路線自体を変更するのか、あるいは河川の上に造れるような都市計画の変更になるのかということ。
この3・4・34号線については、その後、延長して小学校と中学校の間を通るということになっていくと思うんですが、そこについては将来的には南大谷小学校が統廃合されたりということで、南大谷小学校の学校なども組み込みながら道路整備計画が進められていくのか、学校の位置づけについてはどのようになるんでしょうか。
◎道路整備課長 繰り返しにはなるんですが、都市計画の変更も含めまして、今、東京都や警視庁と協議をしているという格好でございます。
小中学校の間につきましては、今のところ、そこを通るような線形が入っているということで、今後もし当たるようであれば、そういった調整も今後出てくるのかなと思っております。
◆若林 委員 「6月
補正予算概要説明書」97ページ、①の町田835号線、
原町田中央通りの無電柱化事業のことなんですけれども、現在、外用コンセントがあって活用している状況もありまして、また無電柱化になる際にも活用して活性化につなげたいという声もあるわけなんです。この外用コンセントというのをつける予定があるのか、お聞かせください。
◎道路整備課長 地元で管理しております現在の街路灯にも、コンセント機能がついております。また、設置し直す街路灯につきましても、同様にコンセント機能をつけてほしいということで地元からもご意見をいただいておりますので、コンセントにつきましては機能回復をしていくという方向で検討を進めているところでございます。
◆若林 委員 今年度初の無電柱化の予算なので、改めて確認なんですけれども、無電柱化チャレンジ支援事業というのは東京都が進める事業で、100%の補助だというふうに思っております。よく市民から、どんどん無電柱化すればいいじゃないかという声があったりとか、ここの電柱がなくなればいいんだ、東京都の予算があるならやれよみたいな形とかもいろいろ聞くんですけれども、そういったところについて、どういう制度なのかというところの確認をさせていただきたい。
また、町田市の計画の中で、この3路線、今回やるんですけれども、今後どのように進めていくのかというのをお聞かせいただければと思います。
◎道路整備課長 無電柱化のチャレンジ事業につきましては、例えば歩道の狭い2.5メートルの幅員が取れないような、要は地上機器と呼ばれるものとかが置けないような道路に対して無電柱化を図っていこうということで、そういった無電柱化の難しい路線に対して、東京都のほうで100%という形で補助を出していただきながらやっていく事業となっております。
◎町田 道路整備担当課長 今後についてというところですが、今、無電柱化計画についてはチャレンジ路線3路線、そのほか街路が出ているんですけれども、それを粛々とやりつつ、基本的には都計道については無電柱化をするということで今やっております。
◆若林 委員 無電柱化のところ、そういった市民の声とかもあって、1本とかいうのはなかなか難しいんですね。ここを変えてくれという、そういったところの制度の概要を少し教えていただければと思います。
◎道路政策課長 無電柱化、1本ができるかどうかということなんですけれども、先ほど無電柱化の推進、東京都で持っています無電柱化推進計画、また、それに基づきまして町田市の無電柱化推進計画というのを持っているんですけれども、その基本的な考え方としましては、防災とか安全とか景観という主な考え方がありまして、確かに歩行の邪魔になるから、これをどけてというご意見もあるかと思うんですけれども、路線として寄与するところを選んでいくということになります。
先ほどの地上機器という話もありまして、あまり狭いところで、今度、歩道の幅員が2.5メートル以下になってしまうと、それも置けないとなりますと、生活道路、小さな道路というのはなかなか難しいのかなというところで、いろんな抽出項目がございまして、12メートル以上の幅員のところを主に選ばせていただいています。
今ですと、まちづくりのほうで効果的な整備としましては、地域防災計画ですとか都市計画マスタープランに基づいた路線として考えられるところでしたり、あとは先ほど都市計画道路というお話がありましたが、それは第4次事業化ということで事業を推進しているところ、あと、まちづくりに寄与するというところで中央通りですとか文学館通りというところを選ばせていただいているので、生活道路、うちの前の電柱をどけてよというお話には対応できる性格にはなっておりません。
◆若林 委員 生活道路とかはなかなか難しいというのがよく分かりました。また、今後、補助制度の状況とかもありますので、そういったものを見極めて、できればどんどん進めていっていただければと思っております。
もう1点、「6月
補正予算概要説明書」99ページの⑤の都計道3・4・34号線、南大谷の小学校、中学校の間の道路だというふうに思うんですけれども、これは今現在、消防団で訓練をしている場所なんです。今後、この事業が進んだ際には使用ができなくなるんでしょうかというところの確認です。
◎道路整備課長 将来的に道路となる土地になりますので、今すぐというわけではないんですが、将来的には使用できなくなるという状況でございます。
◆若林 委員 今すぐということではないんだと思うんですけれども、消防団の訓練の場所を確保するのがすごく大変で、今回、舗装していたりとか、いろいろ備品だとか、そういったものも消防団で用意したりとかしていましたので、ぜひ防災課とも連携を取る中で助成していっていただければなと。すぐではないとは思うんですけれども、今のうちからしていっていただければと思っております。
◆佐藤〔伸〕 委員 98ページで無電柱化、今質疑が出たので質疑させてもらいたいのが、主な事業費で設計委託料、この中には当然道路の埋設管状況を調査するということ、これは当たり前ですよね。それはどうなのか、お聞きしたい。
◎道路整備課長 おっしゃるとおりで、埋設物調査等もやっておりまして、こちらは主な予算ということでしか載せていないんですが、文学館通りのほうでは3Dを使った埋設物調査とかをやる予定としております。
◆佐藤〔伸〕 委員 これがメインの調査になってくると思うんですけれども、ここで相模原市は埋設管地図情報をデータとして一般に出しているというのがあるんですね。だから、将来、町田市も埋設管情報を、道路の工事等を含めた中で情報提供があるので、それを収集して一つの地図情報まちだの中でそういうことをやってくれると、業務の効率化という点ではすごく、あくまでも一つの目安なんですけれども、それは実際に実査してみないと分からない話なんだけれども、でも、やっぱりそこが一つの基準になると思うんだよね。どこの誰の管だとか、そういう状況でやっている。NTTの管だとか、そういうところで過去にもいろんな問題があったと思うんだけれども、そういうものが整理できてくると、将来の無電柱化の業務効率が上がってくるのかなと思っているんですけれども、それはどう考えているのか、教えてください。
◎道路整備課長 今回行います無電柱化のこの3路線につきましては、当然事業が完了したときには、そういった埋設物台帳という形で台帳を整備する予定としております。委員おっしゃるとおり、そういった埋設物の情報がきっちり市でも把握できるという状況が大切なのかなと思っております。
◆村まつ 委員 すみません、少しだけお伺いできればと思います。
先ほど来、話が出ています
電柱化チャレンジ支援事業補助金という東京都の補助金なんですけれども、これは毎年毎年補助金として認められるものがあるのか、どういう仕組みで市が活用できるのかというのをお伺いしたいと思います。
というのは、これを市としては100%使い切っている状態なのかどうなのか、また、来年度以降もこういったものが継続的に出てくるのかという観点で伺えればと思います。
◎道路整備課長 こちらの無電柱化チャレンジ事業につきましては、東京都から事業認定という形で認定を受けて、最終的に着工というか、事業化されるという状況でございます。今現在、
原町田中央通り、町田835号線と町田623号線につきましては、既に事業認定を受けておりまして、継続的に今後も補助金を頂きながら事業を進めていくという状況でございます。
町田37号線の文学館通りにつきましては、事業認定を受けるための、先ほどちょっとお話しさせていただきましたが、どういった形で整備をしていくのかというところを今年度検討した上で、事業認定の採択に向けて検討していくという状況でございます。
◆村まつ 委員 そうしましたら、文学館通りについてなんですけれども、一方通行にしようという計画があるというのは市政懇談会でも出ていたかと思うんですけれども、このあたりの議論というのは、どういったところから出てきているのか。また、方向性として市はどう考えているのか、お伺いしたいと思います。
◎道路政策課長 文学館通りにつきましては、先ほど説明の中にもありましたように、今、地元の商店街の方々と一緒に、地権者との考え方のすり合わせをしておりまして、地区街づくり課と一緒に一方通行化に向けての調整を進めさせていただいているところです。
◎道路部長 文学館通りにつきましては、もともと歩道が1.5メートルで車道が入っているという非常に狭い幅員になっております。これはもう十数年前から、あそこのところを拡幅という話が当初あったんですが、それがいろんな商店が張りついている中で難しいということがあって、最終的に無電柱化するという中で、車の通行とかをどうするかというところで、今、本来の構造基準に満たない車道幅員で2車線化されていますので、そういう中で一方通行化をすることが安全であるし、また、歩行者優先の道路という考え方も踏まえますと、車道をある程度狭めて歩行者を歩かせていく。そのような話の中から、一方通行というのが出てきたと記憶しております。
◆村まつ 委員 ありがとうございました。
もう1点だけお伺いしたいと思います。96ページになりますが、路面性状調査を堺地区で実施しますとありますが、この方法についてお伺いをしたいと思います。
◎道路維持課長 路面性状調査は、機器を搭載した車両で路面を実際に走って、路面の状況を確認するというものでございます。
◆村まつ 委員 今、スマートフォンで調査をするとか、いろんなものが出てきていると思うんですけれども、そういった新しい取組というのは特にないということでしょうか。
◎道路維持課長 新しい取組とおっしゃられたスマートフォンを使ってとかということで、過去に少し試行したことはあるんですけれども、やはりスマートフォンで計測するにしても、全ての路線を私たちは調査していますので、そのために今度は走らなければいけなくなるとか、そういう問題も分かってきましたので、今のところ、業者にお願いして機械を搭載した車両で正確なデータを取るようにしております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって
道路部所管部分の質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午前10時59分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時5分 再開
○委員長 再開いたします。
△第50号議案
○委員長 第50号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎
都市づくり部長 第50号議案 町田市
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
本議案は、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律施行規則の改正に伴い、関係する規定を整理するため、所要の改正をするものでございます。
内容といたしましては、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律施行規則から引用する規定の号番号を改めます。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第50号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第50号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
休憩いたします。
午前11時6分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時7分 再開
○委員長 再開いたします。
△第55号議案
○委員長 第55号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎
都市整備担当部長 第55号議案 (仮称)
忠生スポーツ公園整備工事(その2)請負契約についてご説明申し上げます。
本議案は、熱回収施設等の周辺施設整備基本構想に基づき、最終処分場の一部を閉鎖し、多世代が集えるスポーツ公園として活用を図るため、多目的芝生ゾーンや軽スポーツゾーンなどを整備する工事請負契約を締結するものでございます。
工事内容につきましては、芝生広場及びバスケットボールコートや壁打ちテニス場などの整備のほか、遊具、駐車場などの整備を行うものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆松岡 委員 それでは、第55号議案について何点か質疑させていただきます。
まず1点目に、3月議会でも南地域でテニスコートのボールの音の被害ということで請願が出されておりましたけれども、このたびの壁打ちテニス場の位置は、そのような配慮、その立ち位置が音の被害はないのかということ。
軽スポーツゾーンの整備というところで健康遊具とありますけれども、これはどういう内容のものなのか。
次に、3点目の確認でございますが、大きな公園には必要条件となるトイレと水飲み場及びベンチというものは設置予定をされているのか。
以上、3点お聞かせください。
◎公園緑地課長 まず、テニスコートのボールの音は影響がないのかというご質疑ですけれども、これは隣接の小山田桜台団地等の位置からは100メートルぐらい奥に入ったところですので、音の問題は生じないというふうに考えております。
それから、健康遊具につきましては、すみません、後ほどご説明したいと思います。
あと、ここは一般的な公園と同じように、トイレですとかベンチですとか、そういった施設も設置をする予定です。水飲みとかもあります。
◆松岡 委員 では、あとは健康遊具ということ、分かれば後でまた教えてください。ありがとうございます。
◆細野 委員 この公園の工事が整備された後の管理運営についての見通しはどのように考えていらっしゃるでしょうか。
◎公園管理担当課長 忠生スポーツ広場の管理運営についてですけれども、当面直営で管理する予定となっております。
◆細野 委員 今伺ったところでは、施設としては有料の施設ということはあまり想定されていないのかなと思いますが、その辺の確認、有料のものというのがあるのかどうか。
あと駐車場がありますが、その内容については有料化されていくんでしょうか。
◎公園緑地課長 ここに壁打ちテニスですとか、3X3のバスケットコートですとか、設ける遊具につきましては特段有料ということは考えておりません。
駐車場につきましては、通常の公園、ほかの公園と同様に有料化ということで考えております。
◆細野 委員 地域の利便性を、特に迷惑施設だった、そういうところに造られる施設ということで、駐車場が設けられて、そうすると、遠隔地からも来て使ってもらうということを想定されているということだと思うんですが、時間帯、使用する時間についてはどれぐらいを想定してスポーツゾーンなどを使っていくのか、その辺の想定についてはどのようにされたでしょうか。
◎公園緑地課長 ここは処分場の位置づけがまだ残っておりますので、24時間空けておくということはできないので、夜間は門扉で閉鎖することを考えておりますが、時間が何時から何時までというのはこれから検討してまいります。
◆細野 委員 確認なんですけれども、駐車場が有料になっていくということでは、そうすると、町田市立公園条例の中に定めていくということになるのか、その辺の位置づけについて確認させてください。
◎公園緑地課長 おっしゃるとおり、条例化いたします。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第55号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第55号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第56号議案
○委員長 第56号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎
都市整備担当部長 第56号議案
野津田公園拡張区域整備工事(その3)請負契約についてご説明申し上げます。
本議案は、第二次野津田公園整備基本計画に基づき、スポーツの森としての魅力を創出するため、野津田公園北側拡張区域にテニスコートの整備を行う工事請負契約を締結するものでございます。
工事内容につきましては、テニスコート整備工事、園路整備工事、給排水設備工事、電気設備工事などを行うものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆松岡 委員 先ほどもそうだったんですけれども、このテニスコートは、スポーツをするときにはトイレ設置は条件だと思うんですけれども、これを見ても、図面から見ても、トイレ設置をする予定はあるんでしょうか。
◎公園緑地課長 今回の拡張区域整備工事(その3)の中には入っておりませんが、下に以前、小野路屋敷というふうに使われていた古民家がありますけれども、そこを改修してテニスコート利用者のための更衣室とトイレにする予定としております。
◆松岡 委員 小野路屋敷、私もここは何度も使ったことがあるんですけれども、改修してということは、ここは小野路屋敷として使用料を取って、多分何か会議室とかがあると思うんですけれども、テニスのスポーツで使うトイレをそこに設置するということなんでしょうか。
◎公園緑地課長 小野路屋敷につきましては、現在は指定管理者が事務所として使っておりまして、会議室としては開放はしておりません。そこを改めて公園利用者、テニスコート利用者のために、トイレと更衣室として使えるように仕切り等の改築をするということでございます。
◆松岡 委員 では、それはテニスコートの整備とともに、このトイレ、テニスコートが出来上がったときにやっぱりトイレはないといけないと思うので、その期間というのは、工事期間とかはどのように設定していくんでしょうか。
◎公園緑地課長 クラブハウスの改修工事費につきましては、当初予算で計上させていただいておりまして、今年度中に実施をする予定でございます。
◆松岡 委員 分かりました。では、よろしくお願いしておきます。ありがとうございます。
◆細野 委員 この事業については、もともとばら広場だった広いところをテニスコートにするということで、市民の方からも幾つかの請願が出されたりということでご意見があった場所だと思います。そうした状況の下で進められていく工事で、住民の方への説明とか、あるいはこれまで協力していただいたばら会への説明とかはどのように行われ、今どのような関係性になっているでしょうか。
◎公園緑地課長 工事に関わる説明会だということだと思いますけれども、この契約が済み次第、速やかに工事説明会の準備をする予定でおります。
◎公園管理担当課長 ばら会への説明につきましても、工事と同じ時期に考えております。
◆細野 委員 説明自体もこれからということで承りました。
あと、今後の公園の拡張区域についてですけれども、これはまだ第1段階というか、これからさらに拡張していく計画になっていると思いますが、今後の見通しと拡張を進めていくと、現在、営農されている農地なども含まれることになってきますが、そうした農地に対する対応について、今の見解がありましたら、ご説明をお願いしたいと思います。
◎公園緑地課長 今現在、この基本計画の中で拡張区域としている部分について、隣接の方、一部都市計画決定に同意をいただけなかったところの部分につきましては、今後も地権者の方に丁寧にご説明をして、ご協力を得られるようにお話はさせていただきたいと考えております。
◆細野 委員 今後の見通しとして、年次計画で何か具体的にいつまでみたいな見通しというのは持っていらっしゃるのか、お聞かせください。
◎公園緑地課長 この拡張区域の部分につきましては、何年度までということは今計画としては持っておりません。引き続き、地権者の方と交渉は継続してまいりたいと考えております。
◆細野 委員 今後、営農を続けていかれたいという意向も持っていらっしゃるようですので、合意が得られない場合は、そういった地権者の方の考えを尊重するということでよろしいのか、確認させてください。
◎公園緑地課長 私どもがお話ししている限りでは、地権者の方は計画そのものには反対ではないというふうにお聞きしておりますので、今後も交渉は継続させていただきたいと考えております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
◆細野 委員 第56号議案
野津田公園拡張区域整備工事(その3)請負契約について反対の立場で討論します。
本議案は、もともと広々した原っぱにあるばら広場として市民からに親しまれてきた場所にテニスコートを整備するという、それをいよいよ工事請負契約という議案です。地域住民やばら会も存続を求める請願なども議会に届けられています。それに対して説明等はこれからということで、まだまだ十分な合意を得る努力をしたというふうには考えられません。
また、拡張計画は現在も営農される農地も一体で進められ、今のご説明にもありましたけれども、そういった農業を営んでいらっしゃる方の暮らしにも関わる重要な問題だと思います。そういった営農の見通しにも不安を与える計画であり、この場所での拡張計画は見直すべきと考え、本議案に反対いたします。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第56号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手多数であります。よって第56号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
休憩いたします。
午前11時22分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時24分 再開
○委員長 再開いたします。
△第45号議案(都市づくり部所管部分)
○委員長 第45号議案を議題といたします。
本案のうち、都市づくり部所管部分について、提案者の説明を求めます。
◎
都市づくり部長 第45号議案 令和4年度(2022年度)町田市
一般会計補正予算(第1号)のうち、都市づくり部所管分の主なものにつきまして「6月
補正予算概要説明書」を使ってご説明申し上げます。
102ページをご覧ください。
都市づくり部予算のポイントとして、予算編成に当たっての予算編成の考え方、重視した取り組みを記載しております。
多摩都市モノレール町田方面延伸の事業化に向けた取組、鶴川駅周辺の再整備、相原駅東口のまちづくりや公園整備事業などの8項目を記載しております。
103ページをご覧ください。
都市づくり部予算総括表でございます。
下段の財源内訳の表をご覧ください。
6億7,977万4,000円の増額補正となっております。
次に、主な事業につきましてご説明いたします。
104ページをご覧ください。
都市計画管理費の事業の内容でございますが、2021年12月に延伸ルートが選定されたことを受けて、多摩都市モノレール町田方面延伸の早期事業化に向け、モノレール沿線のまちづくりを深度化し、モノレールのさらなる需要の創出を目指してまいります。
2022年度6月補正における取り組みでございますが、モノレール沿線まちづくり構想策定に向けて、沿線の土地利用状況などの基礎調査を行います。
事業費でございますが、モノレール沿線基礎調査支援委託料800万円でございます。
105ページをご覧ください。
まちづくり推進費の主な事業の内容でございますが、①の鶴川駅周辺街づくり事業につきましては、鶴川駅周辺再整備基本方針に基づき都市基盤整備を行い、安全で便利な交通と快適で賑わいのある駅前空間を実現してまいります。
②の相原駅周辺街づくり推進事業につきましては、町田街道の大戸踏切立体交差化事業に伴う町田街道から駅東口へのアクセス路整備を契機とし、町田市都市づくりのマスタープランで定める生活拠点にふさわしい土地利用の誘導を図り、生活利便性の高いまちづくりを推進してまいります。
2022年度6月補正における主な取り組みでございますが、①につきましては、鶴川駅南口アクセス道路の整備に向けた詳細設計等を行います。
②につきましては、相原駅東口の駅前広場用地を取得するとともに、駅前広場に接する地権者や関係者と駅前街区の再編整備に向けた検討を進めてまいります。
主な事業費でございますが、①につきましては、交通利便性の向上と良好な住環境の形成を目指した鶴川駅周辺の整備における鶴川駅南口アクセス道路代替地の用地購入費9,674万7,000円などでございます。
②につきましては、相原駅東口駅前街区の再編整備に向けた相原駅東口駅前広場用地購入費2億2,162万9,000円などでございます。
特定財源でございますが、相原駅東口駅前広場用地取得を対象として、
道路橋梁費補助金1億1,081万4,000円を計上しております。
106ページをご覧ください。
公園緑地費の主な事業の内容でございますが、①と③をご覧ください。
①につきましては、中心市街地の新たな賑わい創出に向けて、芹ヶ谷公園利用者の利便性と周辺環境を向上させるための整備を行ってまいります。
③につきましては、香山緑地を町田市の観光拠点の一つとするため、池泉回遊式庭園と書院造りの建物を生かした緑地として整備を行ってまいります。
2022年度6月補正における主な取り組みでございますが、①につきましては、芹ヶ谷公園において樹林の適切な伐採、剪定等を行い、林相を整え、公園内の安全性を確保するとともに、公園内の高低差を解消するため、公園エレベーターの概略設計及び測量を実施いたします。
③につきましては、香山緑地において既存建物の耐震・改修工事を行います。
主な事業費でございますが、①につきましては、芹ヶ谷公園樹木適正配置の剪定・除草委託料2,100万円などでございます。
③につきましては、香山緑地既存建物耐震改修他工事の整備工事費1億3,738万3,000円でございます。
債務負担行為でございますが、香山緑地既存建物耐震改修事業の整備工事期間が複数年に及ぶことから、債務負担行為とするものでございます。
主な特定財源でございますが、③につきましては、香山緑地整備事業等を対象として、都市計画事業債1億300万円などを計上しております。
121ページをご覧ください。
事業別支出科目一覧でございます。
このページ以降、大事業名ごとに、都市づくり部の全ての支出科目を掲載しております。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆松岡 委員 1点だけお聞かせください。
106ページの⑤の蓮田緑地の件でございますが、2023年にプレオープンということで、先行して開花時期に合わせて駐車場を造るとありますけれども、これは何台で、これは有料ということなんですか、そのあたりを教えてください。
◎公園緑地課長 台数につきましては30台弱ぐらいになろうかと思います。ただ、ここは常時駐車場として造るのではなくて、花が見られる時期だけ開放する。それ以外は多目的広場として使うということで運用を考えております。
◆松岡 委員 ということで確認は、駐車場代としては無料ということですか。
◎公園緑地課長 はい、無料でございます。
◆小野寺 委員 105ページのまちづくり推進費ということで上から2つ目の丸なんですけれども、2022年度6月補正における取り組みという②なんですが、「相原駅東口の駅前広場用地を取得するとともに、駅前広場に接する地権者や関係者と駅前街区の再編整備に向けた」ということであります。東口は商店街があるかと思うんですが、その辺は丸ごと移動する予定なのか、その辺の話合いはどういう形になっているか、教えていただけますか。
◎地区街づくり課長 相原駅東口の既存商店街というところですが、今回、今年度、予算計上させていただいていますのが東口の駅前広場、アクセス道路と併せて整備を進めていきたいというところでございまして、その駅前広場の用地、今現在、JRがお持ちの用地になるんですが、そこの用地の取得が小田急とおおむね合意が取れてきましたので、その用地取得に向けた予算を計上させていただくとともに、駅前広場を整備しただけではなくて、その周辺の土地の関係者の方々にお声がけさせていただいて、駅前広場と一体的な利用を進めていきたいという中での検討するための費用という形で委託料を計上しているところでございます。
既存商店街につきましては、まちづくり構想というものを2020年につくっておりますので、その構想に基づいて既存の商店街の方々との話合いの中では、今の町並みを大きく変えないというところもございまして、今の商店街を維持していくという形のお話合いの中で、まちづくりの方向性を定めているところでございます。
すみません、東口用地の今現在お持ちの方はJR東日本でございます。失礼しました。
◆細野 委員 それでは、何点か伺わせていただきます。
まず最初に、104ページのモノレール沿線基礎調査支援委託料ですけれども、これからモノレールを延伸させていく上で、町田市に求められていく採算性などを確保するため、また町田市としてもまちづくりを進めていくというために行われる調査かと思いますが、改めて目的、それから算出根拠と期待される成果物、併せて調査内容についてご説明いただきたいと思います。
◎多摩都市モノレール推進室長 まず、モノレール沿線まちづくり構想策定に向けた基礎調査ということになりますので、沿線人口ですとか土地利用の状況、あとは建物の立地状況などの現状把握をしたいと思います。さらに、関係計画などの基本的な情報を収集する予定でございます。
◆細野 委員 一応3か所を想定していると思いますが、3か所を並行してやっていくのか。また、委託ですので、どういう事業所に委託していくのか。今年度どこまで成果を期待するのかについてはいかがでしょうか。
それと、それぞれの地域が、忠生・北部地域とか木曽山崎団地とか町田駅周辺ということで3か所提案されていますけれども、それぞれどのような調査になるのか。今、人口とか調査内容をお答えいただきましたけれども、同じ内容で調査していくのか、そのあたりはいかがでしょうか。
◎多摩都市モノレール推進室長 「6月
補正予算概要説明書」の32ページに町田駅周辺と木曽山崎団地と忠生・北部、多分この3つのプロジェクトということが掲載されているので、これに対する調査というようなご認識なのかなと思ったんですが、そうではなくて、今回は沿線全体、町田市内のモノレールが通るルートの沿線全体の人口ですとか、土地利用ですとか、建物の状況などの基礎情報をまず集めるというところで今年度は考えております。
◆細野 委員 それは町田市としてもできることかなと思いますが、やるのは町田市が調査をするということでよろしいのでしょうか。委託料ということですけれども、どういう事業を委託するのでしょうか。
◎多摩都市モノレール推進室長 町田市で委託を行います。内容につきましては、あくまでも基礎調査ということで基本的な情報の収集を行うものでございます。
◆細野 委員 町田市がどこかの事業所に委託するということですよね。そういう調査を、町田市が持っている情報が多いかなと思いますが、それを改めて調べていただくということになるということでしょうか。
◎多摩都市モノレール推進室長 委託料ですので、町田市からコンサルタントに業務を委託する形になります。
◆細野 委員 今年度の成果はどこまで期待しているんでしょうか。
◎多摩都市モノレール推進室長 2023年度に沿線まちづくり構想を策定する予定ですので、そのための基礎情報について今年度は収集するというのを成果目標としております。
◆細野 委員 率直な今の状況ということで、今後のまちづくり等はその後ということで認識してよろしいのでしょうか。すみません、確認だけお願いします。
◎多摩都市モノレール推進室長 今年度は、あくまでも基礎調査ということで基本的な情報の収集を行いたいと思っております。
◆細野 委員 続いて、「6月
補正予算概要説明書」の105ページでご説明いただいた鶴川駅南口のアクセス道路の整備なんですが、いよいよそういった方向に行くと思うんですが、この計画については、北口広場詳細設計の修正の予算が載っていますが、この修正の箇所、大した予算ではないんですけれども、どのような修正が行われるのでしょうか。
それから、南口アクセス道路整備について、この地域の整備については鶴川駅周辺街づくり連絡会を立ち上げたと思うんですが、その状況については現在どのように動いていらっしゃるんでしょうか。
それと南口のアクセス道路なんですけれども、ほとんどが川崎の岡上地域ということで、川崎のほうからは道路自体が狭いということで、そこをバスが通ったりすることが大丈夫だろうかと危惧されているという声もあるということを伺ったんですが、その辺の見通し、岡上地域の道路の拡幅等、どういう状況になっているんでしょうか、併せてお聞きしたいと思います。
◎地区街づくり課長 3点いただきました。
まず1点目、北口広場の修正設計ということで、どんなことをやるのかというところだと思います。今年度は、実施設計を終わっていますので、年度ごとに工事に入る前に区分けをさせていただいて、実際の数量とか、そういったものをしっかり把握するという中の修正設計という内容でございます。
2つ目が、鶴川駅周辺街づくり連絡会の状況ということで、地元の商店会の代表の方とか、町内会の方、あと連合会の会長、町田市をメンバーとします鶴川駅周辺街づくり連絡会につきましては、3月に立ち上げさせていただきました。
その後、今現在、今後の地元に対しての説明のやり方とか内容を実際に代表の方々に集まっていただいて、こういう内容をこういう時期に、こういう場所でやっていきたいというところを、まず今のコロナの状況もございますので、地元のコンディションも確認しながら相談をさせていただいているという状況でして、今月、1回目の打合せをやらせていただきたいということで申入れをさせていただいているところでございます。良好な環境でやらせていただいているというところです。
最後に、南口のアクセス道路につきましては、委員からありましたとおり、川崎市側から駅の南側の新しい広場のほうに入ってくる道路になります。この内容については、川崎市と連携しながら事業を進めているところでございまして、先日、5月21日に地域の方々、岡上地区の方々を対象としました説明会、これはまちづくりの説明会というものと道路の沿道の地権者の方々を対象とした事業の説明会という2つの説明会を2回ずつ、合計4回やっております。
この中で事業に対して反対される方はございませんで、通ったときの整備後の例えば抜け道対策とか安全対策とか、ソフト面での対応等、こういったところのご心配をいただいておりますので、引き続き川崎市と連携させていただいて、地域の方々にしっかりとした正確な情報を伝えていきたいというところでございます。
◆細野 委員 了解しました。地域住民の方への説明も、これから丁寧に行われていくということで、その事前の調整も行われているということで了解いたしました。
また、岡上地域の皆さんにも説明を行って、理解を得られるように努力されているということも了解いたしました。ぜひ川崎市と一体で道路の拡幅整備なども進められるよう、またご尽力をお願いしたいと思います。
続きまして、同じページ、相原駅周辺街づくり推進事業についてですけれども、このまちづくりとして、今もそれほどにぎわいのあるところではないので、今後のまちづくりを、利便性を向上させ、にぎわいをつくっていくといったことをこれから検討されていくということですが、広場を造られて整備をしていくわけですけれども、何か相原駅の東口についてのそういったにぎわいを形成するような構想については、いろいろ一般質問などでもやられてはいると思うんですけれども、今の段階で見解がありましたらお聞かせください。
◎地区街づくり課長 相原駅の東口のまちづくりにつきましては、2013年から地域の方々とまちづくりの検討をしてまいりまして、都市づくりのマスタープランで定めています生活拠点をしっかりつくっていくという中で、その必要となる基盤のお話だとか、その沿道、どういう形のまちづくりをしていくのかということを地権者の方々を含めて検討したところでございます。これは町田市でも、策定後の整備を含めて、まずはしっかりした基盤の形成、あと土地利用の状況が、第1種低層住居専用地域ではにぎわいづくりというのはなかなか難しいところがございますので、この用途地域の変更を含めた都市計画を変更してきたところでございますので、この後、地元の方々と整備後のまちづくりについても、にぎわいづくりをしっかりやっていけるように、引き続き協議を始め、検討を進めていきたいというところでございます。
◆細野 委員 ありがとうございます。長い時間をかけてじっくり検討されているということが分かりました。
ちなみに、ごめんなさい、基本的に基盤づくりということで、地域の方とお話をされているという基盤という内容について、ご説明をお願いしてよろしいでしょうか。
◎地区街づくり課長 道路とか駅前広場、こういったものを都市基盤という形で書かせていただいております。
◆細野 委員 了解しました。その事業を今やられている、進められているということで分かりました。あとは地域の皆さんと協力しながら、にぎわいある、利便性ある生活がよくなるようなまちづくりが進められていくということだと思います。また、今後、見守っていきたいと思います。
あと、106ページの大戸広場整備事業については、ここで伺ってもよろしいのでしょうか。予算がついているんですが、この整備の目的とか内容とか、どの程度の規模のものなのかとかいうことを教えていただきたいと思います。
◎公園緑地課長 大戸広場の整備事業につきましては、まず目的ですけれども、相原地区の資源ごみ処理施設の整備をこの隣接地のところに設置するということを考えておりまして、それに伴って周囲との環境との緩衝帯としての緑地として、また、地域交流を深める憩いの場となるようにということで、緑地を整備するということで考えております。
2022年度の内容につきましては、基本設計をする予定になっておりまして、あと、地形がかなり高低差が大きいところですので、地形測量も行うということを考えております。
◆細野 委員 内容は了解いたしました。
あと、地域住民の方々の合意を得る上で資源中間処理施設の整備のための事業だなというふうには受け止めるんですが、この規模感はどの程度の広さになるんでしょうか。
◎公園緑地課長 すみません、答弁が漏れていましたけれども、面積的には約4.1ヘクタールほどの緑地でございます。
◆細野 委員 その緑地を購入して緩衝帯とするというところで、今回の予算がまず第1弾ということで受け止めてよろしいんでしょうか、確認させてください。
◎公園緑地課長 2022年度は基本設計、それから2023年度以降は順次実施設計、それから整備工事ということで、将来的には2026年の開園を目指して取り組んでまいります。
◆細野 委員 ありがとうございます。
続いて同じ106ページなんですけれども、①の剪定・除草委託料、それから整備工事費と測量委託料ですね。芹ヶ谷公園樹木適正配置、また公園駐車場進入路拡幅事業について、あと公園エレベーターの事業についても、目的と内容についてそれぞれご説明をお願いしたいと思います。
◎公園管理担当課長 私から樹木適正化の委託料についてご説明を差し上げたいと思います。
芹ヶ谷公園は、2017年度から樹木を適正配置するように、剪定、伐採等を行ってきて、見通しが利くような里山を目指して剪定、除草、伐採を進めているところでございます。
◎公園緑地課長 続きまして、芹ヶ谷公園の駐車場の進入路の拡幅の整備工事費でございますけれども、これにつきましては芹ヶ谷公園の既存の駐車場、都営住宅跡地側の上のほうにある駐車場への進入路なんですけれども、そこの進入路自体がかなり幅が狭いということで、そこを拡幅工事するというものです。現状3メートルから4メートルぐらいの幅員ですけれども、それを6メートルに拡幅いたします。約40メートルの区間でございます。
次に、測量委託料、設計委託料の公園エレベーターというものですけれども、これは今、芹ヶ谷公園のアクセス、高低差がかなり大きいということで、地域の方から以前からエレベーターを設置してほしいというご要望がございまして、公園利用者のためのエレベーターを設置する手始めとして、測量をするということと概略の設計、エレベーターの設置箇所ですとか箱の大きさとか、実際にこの土地のところにこれが設置可能なのか、どうなのかというところについて設置箇所の検証をしていきたいと考えております。
◆細野 委員 それぞれありがとうございます。進入路については了解しました。分からなくて今ご説明いただいて理解いたしました。
それと樹木の剪定、除草ですけれども、この行われる場所というのはどこになるんでしょうか。
◎公園管理担当課長 現在予定しているのが都営住宅跡と多目的広場の間の斜面地の部分を予定しております。
◆細野 委員 そうしますと、今回の樹木の剪定、除草というのは、下の(仮称)国際工芸美術館とか国際版画美術館の整備される地域、あるいはせりがや会館から進入する緑地とか、そういったところについての対象にはなっていないということでよろしいのでしょうか。
◎公園管理担当課長 おっしゃるとおりです。ただ、年間で草刈りとか全体的にやっていますので、その分はやらせていただくようになります。
◆細野 委員 公園のエレベーターの今回の予算ですけれども、公園利用者のためということで、当初は(仮称)国際工芸美術館と一体で造られていくという予定でしたけれども、それを別のものにするという予定だということでよろしいのでしょうか。エレベーターの数というのは、今回の整備計画の中でどのように位置づけられ、また、今回のこのエレベーター整備になったのか、その辺の経緯を教えてください。
◎公園緑地課長 地域の方からのご要望ということが以前からありましたので、今回の(仮称)国際工芸美術館と国際版画美術館の一体化整備の中で、公園利用者のためのエレベーターと美術館利用者のためのエレベーターというのを兼ねて当初は1つということで考えておりましたけれども、それを今回は公園利用者のためのエレベーターを分離して設置するということにしております。そういう意味では、今まで1つだったものが2つにはなるということでございます。
◆細野 委員 そうすると、ちょっと離れたところにまたもう1か所エレベーターが整備されるということで、この利用者は公園利用者という設定で今ご説明いただいたんですが、ご要望いただいているのは地域の方で、高低差のある地域に住んでいらっしゃる方々がバリアフリー化を求めてエレベーターを造ってほしいというのも、この地域での今回の整備計画での要望だったと思うんですが、その辺についてはどのように反映されたんでしょうか。
◎公園緑地課長 基本的に公園利用者というのは、もちろん地域の方もご利用されますし、遠くからいらっしゃる方もご利用されますので、それは特に区分が、地域の方のためにとか、外からの方のためにということは考えておりません。公園利用者全般の利用者のためにエレベーター、高低差の解消が必要だというふうに考えております。
◆細野 委員 そうではありますが、地域の高低差を解消するためにと求められている方々としては、できる場所ですね。公園の奥側ですと、地域の住民の方々が自宅に帰るまでの通路が遠くなってしまったりとかいうことが想定されるわけなんですが、その辺は地域の利用したい、バリアフリー化を求めていた住民の方のここら辺にという場所への要望というのは聞いていらっしゃるんでしょうか。
◎公園緑地課長 これまでも、どこの辺りにというところはもう地域の方から、今回の芹ヶ谷公園芸術の杜整備事業以前からもご要望はいただいておりましたので、そこのところは把握しております。
その上で今回の整備の際に、どこが最適なのかというところを考え合わせて、今、南側の入り口から入っていく、メインのエントランスから入ってきて、銀色のボールのような彫刻がありますけれども、そこの部分から芹ヶ谷公園の一番の売りといえば売りだと思いますけれども、彫刻噴水の方向に向かって公園をアピールするための位置に設置をするということで今のところは考えております。
◆細野 委員 そうすると、公園の中では比較的奥側というか、中間ぐらいの場所にあるかなと思うんですが、場所としては分かりました。イメージは持てました。
エレベーターの管理についてはどのように検討されているのか。利用時間とか使用できる時間帯とか何か想定されていることはありますでしょうか。
◎公園緑地課長 地域の方からはいろいろご要望はいただいておりますけれども、公園のエレベーターとして防犯上ですとか利用勝手、使い勝手、そこを総合的に考えながら今後検討してまいりたいと思います。
◆細野 委員 ちょっと公園の奥側ですので、日中、明るいうちは大丈夫だと思いますが、暗くなると安全性なども危惧される場所だなというふうに受け止めまして、そうなると、夜の帰宅とかに使えるかといえば、なかなか難しいのかなというふうに受け止めました。
ただ、そういう地域の方々の声を受け入れながら、一つ検討として、そういった公園の中にエレベーターを施設と別に造るということについては今ご説明いただいたので、現段階では分かりました。
今回の都市づくり部の予算では、この芹ヶ谷公園芸術の杜の整備事業についてという点での関連予算としては、この公園の今のエレベーター設置ということになるんでしょうか。事業の中に予算として盛り込まれているものは何なのか、確認させてください。
◎公園緑地課長 芹ヶ谷公園芸術の杜パークミュージアムの推進事業としましては、ここで今お示ししている剪定・除草委託料、整備工事費、それから測量委託料、設計委託料、これは全てパークミュージアム全体の推進事業のための一体的な事業というふうに捉えております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午後零時2分 休憩
―――◇―――◇―――
午後1時 再開
○委員長 再開いたします。
△行政報告(境川団地地区の都市計画変更について)
○委員長 行政報告、境川団地地区の都市計画変更についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎
都市づくり部長 境川団地地区の都市計画の変更につきましては、都市政策課長から説明いたします。
◎都市政策課長 それでは、説明させていただきます。
境川団地地区の都市計画変更についてご報告いたします。
まず、趣旨・背景でございますが、境川団地地区は、東京都住宅供給公社の賃貸住宅団地と教育センター用地を含む一帯の地区で、1968年に一団地の住宅施設として都市計画決定されております。
2022年3月に策定した町田市都市づくりのマスタープランでは、周辺住民の日々の暮らしや多様な生活を支える都市機能の維持・育成を図り、地域のみんなで支え育んでいく暮らしのかなめの一つとして位置づけております。
また、同じく2022年3月に策定した境川団地地区まちづくり構想では、教育センターの建て替えを契機として、東京都住宅供給公社とも連携しながら、段階的にまちづくりを進めていくとしております。このまちづくり構想の実現のため、都市計画変更手続を進めてまいります。
それでは、資料の2ページをご覧ください。
都市計画変更内容についてご説明いたします。まちづくり構想の実現に向けて、一団地の住宅施設を廃止し、新たに境川団地地区地区計画を定め、教育センター用地をセンター北地区、その対岸の東京都住宅供給公社が所有する一団の区域をセンター南地区、それ以外を住宅地区として区分いたします。
また、一団地の住宅施設で定められていた公園などの公共施設は、地区内の良好な住環境を維持しているため、地区施設として引き継ぐとともに、外周部の道路と教育センター東側に設ける環境緑地を新たに地区施設として位置づけいたします。
センター北地区及びセンター南地区については、暮らしの要にふさわしい複合的な土地利用を図っていくため、用途地域を第一種中高層住居専用地域及び第二種中高層住居専用地域から第二種住居地域へ変更し、建蔽率60%、容積率200%といたします。高度地区、防火地域及び準防火地域に変更はございません。
今後の都市計画手続につきましては、明日以降順次地区内の権利者に対して個別に都市計画原案の内容を説明し、ご理解をいただく予定でございます。
その後は、本年7月と10月に開催予定の町田市都市計画審議会で審議いただいた後、本年11月頃の都市計画変更告示を予定しております。
以上で報告を終わります。
○委員長 これより質疑を行います。
◆細野 委員 今ご説明をいただきましたが、教育センターの子ども関係の施設の複合化を目指す地域がセンター北地区というふうに位置づけられていくんだなと。それと併せて土地利用の変更も行われるということですが、暮らしのかなめにふさわしい複合的な土地利用というのが、賑わいの創出、利便性向上ということで想定されているこのまちづくりの計画について、どのようなイメージで用途地域が変更されるのか。また、それによって可能になる施設の整備については、どのようなものが想定されるのでしょうか。
同様に、センター南地区についても、東京都の所有だということですが、その地域についても、どのように想定されているんでしょうか。
◎都市政策課長 今回、こちらのセンター北地区と南地区につきましては、第一種中高層住居専用地域ということで、こちらを第二種住居地域ということで変更させていただきます。それによって建てられる規模の面積とかが変わってきますので、店舗の床面積が3,000平米を超える店舗や事務所の立地とか、あとスポーツジムなどの運動施設の立地が、この住居地域に変えることによって可能になるということです。
可能なものとしましては複合施設ということで、今回、教育だけではなく、子どもとか医療とか福祉などの地域に必要な幅広い公益サービスを複合的に提供する拠点として考えております。
◆細野 委員 南地区も併せてされていると思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。
◎都市政策課長 あと、南地区につきましては、こちらについては現在、境川住宅の商店街、ドラッグストアとかがある敷地については、ワークスペースや健康増進施設など、地域住民のニーズに合った機能の導入を目指し、管理者であります東京都住宅供給公社が検討を進めているところでございます。
ただ、現在のところ、具体的な整備計画などの内容が定まっているものではなくて、時期についても未定でございます。
◆細野 委員 この地域は、もともとスーパーというか、そういった施設も入っていた。南地区は、そういう位置づけだったと思いますが、そういう中でにぎわいとか需要という点で、そういうニーズに応えるものではなかったのかなと思うんですが、その辺の今後の見通し、健康増進とか、そういった活用ということなので、買物の拠点というかスーパーとか、そういったものではなくなるということでよろしいでしょうか。また、それが住民の方にとってはどのように受け止められているのか、お聞きしたいと思います。
◎都市政策課長 先ほども申しましたけれども、東京都住宅供給公社のほうで、この南地区については今後考えていくということになりますので、先日伺ったところではまだ内容が決まっていないし、時期も未定ということになっていますので、今のところ、それ以上のお答えが難しいということでご理解いただければと思います。
◆細野 委員 了解しました。
センター北地区については、町田市の所有の土地ということで、これから設定されていくと思うんですが、これもにぎわいを、地域の活性化に寄与するということも目的に上がっていたと思うんですが、それはスポーツ施設等も今提起されましたけれども、どのようなにぎわいをつくっていこうとしているのか、もし想定されていましたら、お聞かせください。
◎都市政策課長 こちらも先ほど申しましたが、教育だけでなくて子どもとか医療とか福祉とか、そういったものを地域に幅広い公共的なサービスを複合的に提供するということで、現在、政策経営部が中心となって2022年度策定予定の町田市教育センター複合施設整備基本計画というのがあるんですけれども、そちらの中で民間の活用の方向をどうするかとか、その辺を今後考えながら整理していくという予定になっております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
△行政報告(町田市(仮称)
教育環境整備地区建築条例案の
パブリックコメントの実施結果及び特別用途地区(仮称)
教育環境整備地区の決定に係る都市計画手続きについて)
○委員長 行政報告、町田市(仮称)
教育環境整備地区建築条例案の
パブリックコメントの実施結果及び特別用途地区(仮称)
教育環境整備地区の決定に係る都市計画手続きについてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎
都市づくり部長 町田市(仮称)
教育環境整備地区建築条例案の
パブリックコメントの実施結果及び特別用途地区(仮称)
教育環境整備地区の決定に係る都市計画手続きについてにつきましては、都市政策課長から説明いたします。
◎都市政策課長 町田市(仮称)
教育環境整備地区建築条例案の
パブリックコメントの実施結果及び特別用途地区(仮称)
教育環境整備地区の決定に係る都市計画手続きについてご報告いたします。
まず、趣旨・背景でございますが、町田市公共施設再編計画や町田市新たな学校づくり推進計画において、学校施設の多機能化やほかの公共施設との複合化により、多様な人々が交流し、活動する環境を整備すること、また建物の総量圧縮を図ることを示しております。
これを踏まえ、限られた公共施設、公共空間を活用し、学校施設機能の集約化及び地域に必要な機能の補完または周辺環境の保護などを図るため、建築基準法に基づき、特別用途地区内における必要な規定を定める条例案の
パブリックコメントを実施いたしました。
なお、条例案に関する意見はございませんでした。
今後は、学校施設機能の複合化、多機能化などを図るため、本条例の制定と併せて都市計画法第8条に基づき、用途地域を補完して定める特別用途地区(仮称)
教育環境整備地区を活用し、都市計画を決定してまいります。
続いて、今回変更する都市計画案について説明いたします。
資料の3ページをご覧ください。
都市計画を決定する位置を示しております。2022年3月に策定したまちだの中学校給食センター計画において、中学校給食センターの建設候補地とされている旧忠生第六小学校跡地に、特別用途地区(仮称)第一種
教育環境整備地区を、東光寺公園に特別用途地区(仮称)第二種
教育環境整備地区を決定します。
旧忠生第六小学校跡地は、2013年に策定した木曽山崎団地地区まちづくり構想において健康増進関連拠点として位置づけ、健康増進に関連する施設の導入を図るとされております。これを踏まえ、健康増進に関連した食の視点として中学校給食センターを、スポーツの視点として体育館を整備することを目指しているところでございます。
資料の4ページ、上の表をご覧ください。
具体的な制限内容を示しております。表の左側は、旧忠生第六小学校跡地に定める(仮称)第一種
教育環境整備地区についてです。当該敷地は、用途地域が第一種中高層住居専用地域となっており、このままでは給食センターや体育館は建築できませんが、給食センターや体育館等の建設が可能となるよう、建築物の用途制限を一部緩和するとともに、周辺環境への対策として、敷地面積の最低限度500平米、壁面の位置の制限5メートル、建築物の高さの最高限度20メートルを定めます。
表の右側は、東光寺公園に定める(仮称)第二種
教育環境整備地区についてです。当該敷地は、用途地域が準工業地域となっており、給食センターが建築可能な用途地域ではありますが、周辺住宅地への配慮などから、給食センター以外の工場の立地を制限するとともに、敷地面積の最低限度1,000平米、建築物の高さの最高限度20メートルを定めます。
同ページの下の表をご覧ください。
旧忠生第六小学校跡地は、既に決定している木曽山崎地区地区計画区域内にあり、この地区計画についても、特別用途地区と整合を図るため、公共・公益施設地区のうち、旧忠生第六小学校跡地を健康増進関連拠点地区に区分し、特別用途地区と同様の制限を定めます。
資料の5ページをご覧ください。
2、地区計画の目標、3、土地利用の方針についても、健康増進関連拠点の整備に関する文言を追加いたします。さらに4、地区施設に関して、既存の緑や広場環境を維持していくため、周辺の樹木等を環境緑地に、既存のグラウンド部分の一部を広場状空地として、それぞれ地区施設に位置づけます。
資料の2ページにお戻りください。
今後の予定につきましては、条例案を2022年9月の第3回町田市議会定例会に上程いたします。その後、2022年10月及び12月の町田市都市計画審議会で審議いただいた後、2023年1月頃の都市計画決定告示を予定しております。
以上で報告を終わります。
○委員長 これより質疑を行います。
◆松岡 委員 それでは、1点お聞かせください。
5ページにもあるように、中学校給食センターと体育館が併設されるということなので、防災拠点という点として確認でございますけれども、もう一度、内容はどのように考えていらっしゃるか、お聞かせいただけますでしょうか。
◎都市政策課長 5ページにございます計画図、健康増進関連拠点地区及び追加というところで、この5番になりますが、この地図の中の全体の黄色の部分が木曽山崎団地の地区計画が立ててあるところでございまして、今回、緑色になっているところが健康増進関連拠点地区ということで、もともと公共・公益施設地区というところを健康増進関連拠点地区ということに区分を、地区の名称を変えております。それによって給食センターだけでなく、体育館とか、そういった施設も建築ができるようになるというような内容になっております。
◆松岡 委員 ごめんなさい、分かる範囲で、防災拠点としての考え方は。
◎都市政策課長 防災につきましては、消防団の器具置場の導入などを検討しているところでございます。
◆松岡 委員 すみません、聞き方を変えまして、防災拠点として、まず大災害が起きたときの災害の対応とか、そういうことも考えてらっしゃるということでよろしいのでしょうか。
◎都市政策課長 防災拠点につきましては、位置づけについては現在しておりませんので、今後の検討課題とさせていただきたいと思っております。
◆松岡 委員 できれば給食センターと体育館が近いわけですので、万一、大災害が起きたときに、ライフラインが止まりますけれども、そのあたりを給食センターのガスですか、そういうものを使ってできるように、早く復興させて、体育館に寝泊まりする市民の避難場所になるかなと思われますけれども、そういうことも先々計画を立てて綿密にすると、大災害に対応できるのかなと思いますけれども、そのあたりのことについてはどうでしょうか。
◎都市政策課長 先ほど今後の検討課題と申しましたけれども、災害時は給食センターを使っての炊き出しなど、そういうことも検討していきたいと考えております。
◆細野 委員 今回、地区計画の変更についてですけれども、それぞれ給食センターを整備するための用途地域の変更が必要ということで提案されたと思います。
パブリックコメントが全くなかったというのは、どのように受け止めていらっしゃるのか、一つ伺いたいと思います。
また、その情報提供というか、
パブリックコメントをやっているという周知については、どのように行われたのでしょうか。
それから、木曽山崎の地域については、健康増進の拠点ということで変更されるということですけれども、これは12ヘクタールのうちの1.7ヘクタールだけを一部変更するということ、ごめんなさい、ご説明があったかもしれませんが、その辺の考え方についてお聞きしたいと思います。
今のままだと、給食センターの整備はどこもできないんですかね。できないのかなと思いますが、この用途地域の変更等は、今後の整備に向けて間に合うのかというか、並行して進められるのかどうか、その辺については時期的なものとしてどのような見通しになっているでしょうか。
◎建築開発審査課長
パブリックコメントに対して、特に意見がなかったということなんですが、
パブリックコメントの周知の方法に関しましては、2022年4月15日号の「広報まちだ」であったり、市のホームページで行いました。実施の期間は、4月15日金曜日から5月13日金曜日まで約1か月間いたしました。
資料の閲覧であったり配布については、市のホームページに掲載したほか、部署の窓口については、例えば建築開発審査課であったり、広聴課、市政情報課、あと男女平等推進センター、そのほかに生涯学習センターであったり、各市民センターや連絡所、市立体育館、町田市民文学館に資料を置きました。合計で25か所に資料を置きましたので、周知の方法としてはしっかりやったと思います。
これに対して意見がなかったということについては、特に今回の計画に対する反対の方がいらっしゃらなかったのかなというふうに、想像ですが、いたします。
私からは以上になります。
◎都市政策課長 もう一つ、先ほどご質疑がございました地区計画の区域が全体で約107ヘクタールでございます。そのうち、公共・公益施設地区が12ヘクタールございまして、そのうちの1.7ヘクタールが今回、忠生第六小学校の跡地、この健康増進地区ということになります。
整備状況ですが、都市計画上は2023年1月に都市計画決定の告示を予定しておりますので、給食センターには時期的には間に合うかなというふうに考えております。
◆細野 委員 あと、ここでお聞きしてあれなのかどうかちょっと確認ですが、特に忠生第六小学校に造られる給食センターと体育館については、それぞれ目的と用途が異なると思うんですけれども、その整備手法と管理運営手法については何か検討されていますでしょうか。給食センターについては、PFIなどの提案もありますが、体育館については何か検討されていますでしょうか。
◎都市政策課長 パンフレットなどでもPFIとかいろいろ書いてありますけれども、基本的には学校教育部のほうで、そのあたりは考えられているということで、すいません、私のほうはそれ以上説明ができないので、申し訳ございません。
◆細野 委員 分かればで。一体で管理運営されるのか、それとも分離してそれぞれ整備していくという方向で聞いていらっしゃるでしょうか。
◎都市政策課長 そちらも私どもで決められるものではないので、学校教育部のほうできちんと話し合って決められると思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
△行政報告(
公園施設ネーミングライツスポンサー企業の新規募集について)
○委員長 行政報告、
公園施設ネーミングライツスポンサー企業の新規募集についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎
都市づくり部長 公園施設ネーミングライツスポンサー企業の新規募集についてにつきましては、公園緑地課長から説明をいたします。
◎公園緑地課長
公園施設ネーミングライツスポンサー企業の新規募集についてご説明をいたします。
まず、趣旨でございますけれども、このネーミングライツの命名権料を公園の管理運営の財源に新しく活用すること、あと愛称をつけることによって、公園施設そのもののPRですとか知名度向上を図っていきたいと考えております。
対象施設は2つの公園、町田中央公園と小野路公園、そして公園の中の施設がそれぞれ2施設ございます。町田中央公園はサン町田旭体育館と市民球場、それから小野路公園につきましては小野路球場と小野路グラウンドです。
応募条件につきましては、それぞれの公園2施設で1件の契約としまして、命名権料は最低限度が300万円以上ということです。命名期間につきましては3年以上というふうに条件をつけております。
今後の予定としましては、7月にプレスリリースをかけた後に、8月に公募をいたしまして、9月にスポンサー事業者の選定をいたします。その後、契約を締結した後に、2023年4月から実際の愛称については開始をするということで考えております。
ご報告は以上です。
○委員長 これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
休憩いたします。
午後1時26分 休憩
―――◇―――◇―――
午後1時34分 再開
○委員長 再開いたします。
△第45号議案(環境資源部所管部分)
○委員長 第45号議案を議題といたします。
本案のうち、環境資源部所管部分について、提案者の説明を求めます。
◎環境資源部長 それでは、第45号議案 令和4年度(2022年度)町田市
一般会計補正予算(第1号)のうち、環境資源部所管分につきまして「6月
補正予算概要説明書」を使ってご説明申し上げます。
90ページをご覧ください。
環境資源部予算のポイントとして、予算編成に当たっての予算編成の考え方、重視した取り組みを記載しております。
91ページをご覧ください。
環境資源部予算総括表でございます。
下段の財源内訳の補正額の欄をご覧ください。
4億5,002万8,000円の増額補正となっております。
市債、その他歳入の増額があるため、一般財源ベースの増額はございません。
次に、主な事業につきましてご説明いたします。
92ページをご覧ください。
循環型施設整備費です。
まず、事業の内容でございますが、町田市資源循環型施設整備基本計画に基づき、容器包装プラスチック、瓶、缶などの資源ごみ処理施設を市内2か所に整備いたします。
次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、測量や用地取得に向けた手続、法令手続の準備等を進めます。
次に、事業費でございますが、相原地区の物件等補償料2億8,000万円、相原地区の用地購入費1億5,000万円、上小山田地区の測量委託料2,002万8,000円を計上しております。
最後に、特定財源でございますが、廃棄物処理施設整備事業債3億2,200万円、廃棄物減量再資源化等推進整備基金繰入金1億2,802万8,000円を計上しております。
120ページをご覧ください。
事業別支出科目一覧でございます。
下から3項目めの第4款、第3項、第2目、循環型施設整備費が環境資源部所管分となります。
環境資源部の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆細野 委員 92ページ、ただいま「6月
補正予算概要説明書」でご説明いただきました事業についてお聞きしたいと思います。
廃プラスチック中間処理施設の整備ということで、ずっと計画実施のために努力されてきた事業でしたが、いずれも地域の方々とのお話合いという点でなかなか進まなかったという経緯があったかと思います。その辺の経緯についてご説明いただきたい。
また、進めていく条件として今回予算に上がっていますけれども、この用地購入費の中にそうした条件なども含まれているのかどうか、その辺についてお聞かせください。
◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 ただいまの資源ごみ処理施設の整備について、2つご質疑をいただいたと思います。今までの地域の方々とのお話合いの経緯、あと整備に当たっての条件というところかと思います。
経緯につきましては、まず、相原地区につきましては、都市計画決定のご承諾というところ、町田市におきましては、都市計画決定をさせていただく上では、地権者の方々にある一定のご負担をいただくところですので、ご説明を申し上げて、そちらのご了解をいただく、ご承諾をいただくということを前提に事業を進めさせていただいておりました。
そちらにつきましては、地権者の方々全員の方々からご承諾は得られたということで、このたび事業を進めさせていただいているところです。
用地交渉、用地を購入させていただくという点につきましては、これからの交渉になりますので、まだまだ丁寧に進めさせていただかなければならないところですけれども、先日、2月28日に都市計画決定を行い、施設につきましては5月31日に東京都から事業認可がおりたところでございます。
また、条件ですけれども、今申し上げましたように、用地、あと物件につきましては、これからの交渉ということになりますので、お話合いというところにつきましては丁寧に進めさせていただきたいと思っております。
上小山田につきましては、残念なんですけれども、用地の測量といったようなものもまだ終えていないところがございます。こちらにつきましても、地権者の方々、あと地元の方々のご了解を得ながら、一歩一歩事業を進めさせていただけたらなと考えているところです。
◆細野 委員 まだまだ大変ご苦労されているなということを伺いました。
今年度、予算をそれぞれつけていただきましたけれども、相原は一歩進んだということで、緩衝地帯を設けるということで都市づくり部のほうでもご説明がありましたけれども、そういうものとセットで進めてきたということで受け止めてよろしいんでしょうか。
◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 今、委員がおっしゃられたとおりでございます。公園も地域の方々のご要望に応えるという形で話合いを進めながら、整備を計画させていただいているところです。
◆細野 委員 今回の用地購入費は、その用地も含めての購入費となっているんでしょうか。
◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 こちらにつきましては、施設の用地のみになっております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。
△行政報告(「
使用済み紙おむつのリサイクル推進に向けた実証事業」の結果について)
○委員長 行政報告、「
使用済み紙おむつのリサイクル推進に向けた実証事業」の結果についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎環境資源部長 この件につきましては、環境資源部次長よりご報告させていただきます。
◎環境資源部次長 それでは、「
使用済み紙おむつのリサイクル推進に向けた実証事業」の結果について、ご報告を申し上げます。
この事業は、東京都による実証事業で、2つの事業者グループの取組に対しまして町田市が協力したものでございます。
まず、事業の目的です。家庭から排出される
使用済み紙おむつを分別回収し、リサイクル処理を行うに当たっての課題を把握し、課題の対策を明確にすることでございます。
次に、事業の期間です。こちらは昨年11月から今年の3月までになっております。
次に、市の検証内容でございます。こちらは3点ございまして、まず1点目が、おむつ専用袋による分別回収の見込量と排出世帯割合の把握です。2点目、異物混入への効果的な啓発方法の検討。3点目、効率的な収集・運搬方法の検討でございます。
次に、実施の結果です。
まず(1)といたしまして、紙おむつの収集量です。こちらは下表のとおりですが、左から地区・箇所、収集回数、日数、それから右に移りまして収集量、こちらは大人用と子ども用に分かれてございます。一番右側ですが、こちらはガイドラインに基づく推計量としまして、環境省によるガイドラインを基にしまして、地区ごとの集計量を記載してございます。
1行目、南つくし野の例で1点説明させていただきます。収集量は719キログラム、そのうち大人用が181キログラム、子ども用が538キログラムということで、大人用の紙おむつは、おむつ専用袋を使用しての排出量、こちらは環境省のガイドラインに基づく推計量の約10%程度ということで、全体でも10%から16%程度にとどまっております。また、排出世帯割合、こちらは南つくし野で4%、それから三輪緑山で3.9%程度の排出割合となってございます。
次に、(2)異物混入率です。まず、南つくし野でございますが、こちらは1回目が1.6%、その後、下がっておりますが、1回目と2回目の間に啓発のチラシを配布して、混入率が下がっているというような状況がございます。
次ページに移ります。
②③は、それぞれの地区の割合になっております。
(3)運搬方法の効率化でございますが、こちらはシステムを活用しましたので、このシステムを活用し、効率的なルートで収集運搬することが可能になったということでございます。表はシステムありの場合となしの場合のそれぞれの車の台数でありますとか、収集時間、距離などが記載してございます。
最後に、5といたしまして、課題と今後必要となる対応です。こちらは3点ございまして、まず1点目、協力率の向上、大人用紙おむつは、家庭から排出される割合は少ない結果となってございます。今後、排出状況を把握しまして、今回の実証実験とは別の地区で組成調査を引き続き行っていきます。また、高齢者施設などへのヒアリングを行いまして、実態をつかんでいきたいと考えております。
次に、2点目です。収集体制全般の効率化、こちらは収集品目を追加するために、既存の収集体制を含めて全体を効率化しまして、余力を生み出す必要がございます。そのため、システムを用いたルートの作成、それから収集エリア分けの検証を引き続き行ってまいります。
最後に、リサイクルルートの確保ということで資源化のルートです。こちらは、紙おむつをリサイクル処理できる施設は関東近辺にはない状況です。リサイクル実現に向けて環境省や東京都、また事業者の動向を把握し、情報収集を引き続き行ってまいりたいと考えております。
報告は以上になります。
○委員長 これより質疑を行います。
◆松岡 委員 何点か質問させていただきたいと思います。
まず、この紙おむつのリサイクル推進は、東京都の実証事業ということでしたが、市の検証の内容で異物混入の内容、どういうようなものを異物混入として捉えているか、その内容。
もう1点は、南つくし野で異物混入率を調べた結果、1回目と2回目で、チラシを入れておむつ専用袋に入れていいものと入れてはいけないものを配布したとありましたけれども、そのチラシの内容はどういうものであったのか、お聞かせください。
◎環境資源部次長 まず、異物の内容でございますが、こちらはマスクが入っていたり生理用品、それから衛生用品でないものとしまして食品でありますとか薬の袋、容器包装的なプラスチックが混入されているものが多かったというところです。
それから、チラシのほうは担当課長から答えさせていただきます。
◎池澤 環境政策課担当課長 チラシの内容なんですけれども、おむつのみを入れてくださいという中にも、生理用品がいいのかとか、大人用がいいのかとか、いろいろありましたので、そこについては明確にお示しして、大人用の紙おむつについてはパッドになるものも大丈夫ですよということを詳しく書いたところです。
あとは、実際のチラシには日程を詳しくお示しするところがありましたので、おむつの収集袋の存在も明確にお伝えしたいというところで、その内容をお伝えいたしました。
◆細野 委員 大変いい取組だなと思って期待していたんですが、なかなか難しいこともあるんだなということを今お聞きしまして感じました。
排出量が少ないということで、4%程度という報告が今ありましたけれども、一つは、今おっしゃっていただいたんですが、やはり紙おむつの専用袋の周知というのがまだまだ行き届いていないのかなということ。
あと、それをどう知らせていくのかというのを、高齢者支援センターとか、いろんな協力を得ながら広げていくことが必要なのかなと思ったんですが、その見通しについてお聞きしたいと思います。
また、残念ながら関東では、その処理施設がないということで、今後の見通しについて、もし取り組むとなれば、どこに持っていって、どのような形でリサイクルができるのか、教えていただきたいと思います。
◎池澤 環境政策課担当課長 大人の排出量のところです。実際には、組成調査をやってみないと分からないというところもございますので、今後の課題として挙げていますけれども、高齢者施設にヒアリングをしたりとかというところが大事なのかなと思っております。実際にガイドラインの推計量というところで出した数字ではありますから、そこの実態の開きというところも、実際のところはあるのではないかというところ。
あとは家庭として出すんだとしたときに、実際には要介護の方であることが知られたくないといった心理も働いているかもしれませんので、そこら辺は丁寧にヒアリングをしていこうかなと思っております。
処理場の見通しです。ハード面というところが費用のところもございます。あとは処理には大量の水を使うというところで、なかなか一自治体でやっていくというのは難しいところですから、今のところ見通しは立っていないというところで、今、実証実験をやっているところで、より条件をそろえた上で、ハード面の条件が整ってきたときに、素早く対応できるようにしたいと思っております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
△行政報告(
美化推進重点区域・
道路等喫煙禁止区域の追加指定について)
○委員長 行政報告、
美化推進重点区域・
道路等喫煙禁止区域の追加指定についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎環境資源部長 この件につきましては、環境共生課担当課長よりご報告させていただきます。
◎環境共生課担当課長 それでは、行政報告、
美化推進重点区域及び
道路等喫煙禁止区域の追加指定について、ご報告申し上げます。
本件は、南町田グランベリーパーク駅周辺に喫煙所設置を求める要望があり、このたび地元の町内会・自治会から合意が得られましたので、町田駅、鶴川駅、成瀬駅、多摩境駅に続いて、区域の追加指定を行うものです。
1、目的です。南町田グランベリーパーク駅周辺でごみの散乱等がなく、きれいで住みやすい町にしていくため、町田市あきかん・吸い殻等の散乱防止等に関する条例に基づき、別紙1にございます南町田グランベリーパーク駅周辺を
美化推進重点区域及び
道路等喫煙禁止区域に指定し、ポイ捨てや道路喫煙の防止を図ります。
また、
道路等喫煙禁止区域内に指定喫煙所を1か所設置し、喫煙者と非喫煙者が共存できる環境づくりも進めます。
2、区域指定日は、本年10月1日でございます。
3、区域指定範囲・喫煙所設置場所は、別紙1のとおりでございます。設置場所周辺や喫煙所のイメージにつきましては、別紙1の左側上部にお示ししてございます。
4、区域指定面積は約5万平方メートルでございます。
5、周知方法でございますが、告示と「広報まちだ」及び町田市ホームページ、ハスのんインスタグラム等へ記事を掲載いたします。なお、周辺地域への周知は、区域指定に関するチラシを配布いたします。
6、今後のスケジュールですが、本年9月下旬に指定喫煙所設置工事が完了いたします。9月16日に告示いたします。「広報まちだ」、ハスのんインスタグラム等への記事を掲載いたします。10月1日に
美化推進重点区域及び
道路等喫煙禁止区域を指定し、併せて指定喫煙所の供用を開始いたします。また、10月下旬にポイ捨て・路上喫煙禁止の啓発・清掃活動を実施する予定でございます。
説明は以上でございます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆松岡 委員 何点か質疑させていただきたいと思います。
まず初めに確認なんですけれども、町田市には町田市全域ポイ捨て禁止条例がございますが、これは10月1日からということですけれども、ここの地域がそれに該当すれば、条例により2万円以下の罰金等を課せられていますけれども、それに該当するということなんでしょうか。
もう一つ、区域指定面積が5万平方メートルということですけれども、2ページから質疑させていただきたいんですが、確認のため、分からないので、赤い線と緑の点々の線で囲まれておりますが、これは道路のみを言っているのか、それとも多分中のほうの駅とか、グランベリーパークの中とか、全てを含んだところが地域として該当するのか、分からないので教えてください。
◎環境共生課長 1点目の10月1日からというのは、あくまでも南町田だけです。町田市あきかん・吸い殻等の散乱防止等に関する条例については全市、町田市域にかかっていますので、あくまでも10月1日からここを区域指定、区域指定というのが、今、委員がおっしゃっているとおり、赤の部分が
美化推進重点区域、点々の部分が
道路等喫煙禁止区域ということで、重複認定といって一緒に認定します。この区域内でポイ捨てとたばこを吸った場合は過料という形で、条例上のお金がされるということです。
2つ目の5万平米のことなんですが、あくまでもここの地域で、この下が町田グランベリーパークなんですが、ここの中は民有地でしてなかなか区域指定できませんので、あくまでもここのくくりの部分が約5万平米ということで見ております。
◆松岡 委員 よく理解できました。今後も美しい景観が保たれるように、ご努力をお願いしたいと思います。ありがとうございます。
◆細野 委員 区域指定、
美化推進重点区域の指定ということで、喫煙禁止区域と併せて追加をされるということですが、それとともに喫煙場所の設置ということで、スペースとしてはどういう規模で、場所としてはどこを想定しているのか、大ざっぱに丸はしているんですけれども、どこになるのか教えていただきたいと思います。
◎環境共生課長 場所なんですが、この青丸の部分でして、北口のバスロータリーの今、移動の車が、よく交番が来ていたところがあると思うんですが、そこの部分です。大きさ的に、設置イメージと書いてあるんですが、横幅が5メートル、短いほうが約3メートル、約15平米を予定しております。
実際に喫煙できる喫煙スペースというのがあるんですが、これは当然離隔とか、そういう問題がありますので、中に同時で一緒に吸うことができるのが三、四人程度と見ております。
◆細野 委員 そうすると、今まで臨時の交番として使用していた場所にという想定ということでよろしいでしょうか。
通行されている方の流れを見ますと、バスから降りてくる方は新たにできた交番前を通ってこられたり、国道16号の反対側からマンションの方々が大勢来ますけれども、そういう方々が階段を上がってくるんですが、そうなると、そういう流れからは少し外れてしまうのかなと思うんです。
周知されれば、吸いたい方はそれでも行かれるとは思うんですけれども、その辺は町内会・自治会との合意というか、スペースについては、そういったこともお話しされながら決められたということでよろしいのでしょうか。
◎環境共生課長 町会とは昨年の10月から協議をしていまして、場所についても国道沿いであるとか、この場所とか、一応選んでいったんですが、町会から強い要望がございまして、一番駅に近いここということに決めております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
△行政報告(小型充電式電池及びボタン型電池の行政回収について)
○委員長 行政報告、小型充電式電池及びボタン型電池の行政回収についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎環境資源部長 この案件につきましては、ごみ収集課担当課長よりご報告申し上げます。
◎ごみ収集課担当課長 それでは、小型充電式電池及びボタン型電池の行政回収についてご報告を申し上げます。
町田市バイオエネルギーセンターやごみ収集車の火災を防止するため、2022年8月からリチウムイオン電池等の小型充電式電池及びボタン型電池の回収を始めます。なお、火災原因になるごみのうち、ライター及びスプレー缶、カセットボンベの回収については実施済みです。
まず、1の実施内容についてでございますが、これまで市で回収していなかった下記2品目の行政回収を開始いたします。
①小型充電式電池、こちらはデジタルカメラや電動工具などで利用されております。A、リサイクルマークがあるもの。下の表をご覧ください。
①Aにつきましては、現在、回収協力店による回収を行っております。こちらを8月より有害ごみとして行政回収を開始いたします。また、回収協力店による回収も引き続き行ってまいります。
①B、破損しているもの・リサイクルマークがないもの、こちらにつきましては、現在、家庭で保管をお願いしておるものでございますが、8月から有害ごみとして行政回収を開始してまいります。
②ボタン型電池、こちらは現在、回収協力店による回収を行っております。8月以降は有害ごみとして行政回収を開始するとともに、回収協力店による回収も引き続き実施してまいります。
なお、電池を取り外すことができない小型家電につきましては、これまでどおり小型家電回収ボックス及びリサイクル広場、地域リサイクル広場は除きますが、こちらで拠点回収を行います。
乾電池及びコイン型電池につきましては、変更はございません。
次に、2の市民への周知方法についてでございますが、「ECOまちだ」、ごみナクナーレ、町田市資源とごみの収集カレンダー、資源とごみの出し方ガイド及び町田市ごみ分別アプリ、町田市公式ハスのんツイッター・インスタグラム、ごみナクナーレツイッター・インスタグラム、「広報まちだ」及び町田市公式ホームページ等で出し方についての市民への周知を行ってまいります。
次のページになります。
周知方法につきましては、この下のカラーの図をご覧いただきたく存じます。
最後に、3の実施スケジュールについてでございますが、本日、6月13日に
建設常任委員会へ報告させていただいております。6月14日、報道機関へ情報を提供、7月1日、市民生活連絡会へ報告、7月から市民周知を実施いたしまして、8月から小型充電式電池等の行政回収を開始するというスケジュールでございます。
ご説明は以上です。
○委員長 これより質疑を行います。
◆松岡 委員 何点か質疑をさせていただきます。
今まで市では回収してこなかったけれども、このたびの火災でということでの改革だと思いますけれども、②のボタン型電池、小さいボタン型電池ですけれども、これは以前、議員視察で相模原市の消費者センターに行って記憶があるんですけれども、これは幼児が飲み込むと命に危険があるということで、次のところで茶色いかごにテープを巻いて捨ててくださいというふうに周知してありますけれども、ボタン型電池については、そのまま茶色いかごに入れるようになっているのかということ。
もう1点、市民への周知方法なんですけれども、この中には町内会というのが入ってございませんけれども、町内会は一番早く通ると思いますけれども、ぜひとも市民の皆様に回覧とかで回していただくということも視野に入れていただければと思いますけれども、この件についてお聞かせください。
◎ごみ収集課長 2つご質疑をいただきました。
まず、ボタン型電池の捨て方なんですけれども、茶色のかごのスリットの間から落ちてしまったりして、それがお子さんの口に入ったり、拾ったりするとよろしくないので、テープをまいて落ちにくい形にしてお出しいただきたいと考えてございます。
もう一つ、町内会への周知ですけれども、私どもも、できる限りのことはやっていきたいと思いますので、そういった町内会の皆様にも積極的に周知は進めていきたいと考えてございます。
◆松岡 委員 ありがとうございます。
先ほど答弁してくださいましたボタン型電池は、茶色かごは穴があいていますので、落ちて万が一子どもが飲み込んだら、子どもは口にすぐ入れ込みますので、命に関わりますので、ここにはボタン型電池をテープで巻きなさいという示しがないんですけれども、それはどこかに、一番下にあるんですかね。ごめんなさい、これですね。ここは私も気づかなかったです。申し訳ないです。穴があいているので、大変気になっていたところでございました。
あとは町内会のほうにはよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。
◆細野 委員 大変ありがたい改善というか、市民の皆さんがちゃんと分別して出してくれれば、この前のような火災もなくなるということで、大変ありがたいなと思いますが、一方で、こうした回収した電池というのは、その処理の仕方なども難しいということを聞いていたんですが、今、ボタン型電池も含めて、マークなしの破損したものも含めて回収していくということで、今後の行き先というんですか、こういった回収したものがどのように扱われていくのか、教えていただきたいと思います。
◎循環型施設管理課長 出されたものの処理のお話についてご質疑をいただいたかと思いますが、今回、この電池を回収するのに当たりまして、今までは販売店とかでの自主的な回収に頼ってきたところではあるんですが、どうしても海外製のものとか、マークのついていないもの、先ほどご案内させていただきましたが、そういうものを引き取っていただけないなど難点がありましたので、今回は小型家電の回収を、広域認定を受けて適正に処理ができるという事業者にお願いしまして、この後、回収したものはそれぞれ材料ごとに分けて資源化を進めていただくように処理をしていく予定となっております。
◆細野 委員 企業の力も借りながらということで進めていただきたいと思います。
ただ、今の分別等は町田市のほうで進めていくということになるんでしょうか。どのような形で分別していくのか、そういうシステムはどこで、どのようにつくられるんでしょうか。
◎循環型施設管理課長 委員のご質疑は、こちらのチラシ、今日の行政報告の資料で出し方と書いてあって、黄色とオレンジと青とそれぞれ種類が分かれていますよという、この種類をどういうふうに分別、分離するかというご質疑でよろしかったですか。意図が違いますでしょうか。そういう感じでよろしいでしょうか。
かごには一緒くたに排出していただきますので、市民の皆様は、電池であれば、どの種類であっても茶色のかごへ入れていただけます。今、回収は がやっておりますので、引き続き、茶色のかごの回収は がやりますので、集まってきたものをマークの種類ごとに分離して、それを広域認定を受けている事業者に引き渡すことで、種類ごとに適正なリサイクルへ進むようになっております。そういうスキームで考えております。
◆小野寺 委員 小型家電の回収について、回収店で引き取ってもらえないものを市で回収していただくという形で、すごい取組だとは思いますけれども、電池を取り外すことができないもの、小型家電については、リサイクル文化センターに自分で持っていくような形にはなるかと思うんですが、例えばインセンティブなポイントをつけるという形で、わざわざ持ってきてくれる方には、そういうポイントがついたら、もっとちゃんと回収ができたりするんじゃないかといった要望というか、声も聞いているんですけれども、市としてどんな感じでお考えでしょうか。
◎ごみ収集課長 今、取り外せない小型家電の捨て方、処分の仕方についてご質疑をいただいたかと思います。
今のところ、市内に23か所ありますボックスもしくは広場のほうにお持ちいただいているかと思います。インセンティブというところについては、これからの持ち込んでいただける数などの推移を見ながら考えていく必要があるかと認識しております。
○委員長 休憩いたします。
午後2時12分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時14分 再開
○委員長 再開いたします。
◎循環型施設管理課長 先ほど答弁の中で、扱う事業者名を ということで特定の事業者名をお出ししてしまいましたが、あくまでも受託をしていただく事業者ということで、特定の事業者名は削除していただくようお願いしたいと思います。訂正してお願いいたします。よろしくお願いいたします。
○委員長 この際、お諮りいたします。ただいま申し出のとおり、循環型施設管理課長より発言を取り消したい旨の申し出がありました。この取り消し申し出を許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認めます。よって循環型施設管理課長からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。
休憩いたします。
午後2時15分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時16分 再開
○委員長 再開いたします。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
△行政報告(ごみ相談窓口の受付状況について)
○委員長 行政報告、ごみ相談窓口の受付状況についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎環境資源部長 この件につきましては、ごみ相談担当課長よりご報告させていただきます。
◎ごみ相談担当課長 それでは、行政報告、ごみ相談窓口での受付状況についてご報告させていただきます。
先ほどご挨拶させていただきましたが、2022年4月1日付の組織改正で、ごみに関する困り事をご相談いただくため、新たにごみ相談窓口として、ごみ収集課にごみ相談係を設置しましたので、4月1日から30日までの1か月間の受付状況についてご報告させていただきます。
まず、ごみ相談係の設置目的でございますが、資源を含めたごみは日々の生活の中で必ず発生することから、分別ですとか出す方法については、意識的か無意識的かにかかわらず、日々市民の方々にご判断をいただいています。基本的なごみの分別や処理手続については、2006年4月に町田市でコールセンターを設置しまして、2011年4月から代表電話で統合しておりますけれども、その中でご案内をいただいているところです。
しかし、年々ごみとして処理することが難しい製品が増えてきていること、また、ごみの処理自体、複数の課や委託事業者も含めて様々なものの間をまたいで行っているため、個別の問合せ先が分かりにくいということがありますので、今回、ごみに関する困り事を一括してお受けし、解決につなげる窓口として設置しております。
4月の相談の状況です。4月は、ご存じのように、春休みですとかゴールデンウィーク期間と重なったこと、また転入期間とも重なる関係で、引っ越しですとか自宅の片づけ等に伴うごみの資源に関する相談のほか、町田市でのごみの出し方ですとか、自宅からどこにごみを出せばいいのかというような基本的な出し方についての相談も多く見受けられました。
以下の表に4月の相談状況をまとめておりますが、裏面に具体的な相談の内容についてお示ししてあります。併せてご覧いただければと思います。
まず、出し方や分別方法ですけれども、やはり引越しの方が多かったという関係で、テレビですとか電子レンジなどの家電を処分したいですとか、片づけで大量に出るごみのこと、また転入してきたのですが、資源をどこに出せばいいでしょうかですとか、引越しの関係だと思いますが、回収の申込みをしたいという様々な電話をいただいています。
ごみの出し方については、町田市でもこれまで啓発をしてきている状況ではございますが、実際には、このような問合せをいただいていることで、課題と対策になりますけれども、まず、ごみの分別や処理方法などについては多くの問合せをいただいています。これからも市民の方々への情報発信を強化することが必要だと考えております。また、ごみを出す場所の相談やごみ出しに関するトラブルに対する対応の強化が必要だと考えております。
これらの対策ですけれども、まず資源とごみの収集カレンダーですとか、町田市公式ホームページでこれまでご案内をしていますけれども、現在の案内内容ですとか記載の内容について検討して改善を図ってまいりたいと思います。また、環境資源部で現在行っています出前講座の中やイベント等での周知方法についても検討を進めたいと考えております。
また、実際に相談の対応をしているのは、ごみ収集ですとかごみ処理を経験している経験豊富な職員による対応になっていますけれども、それらについても具体的な相談に対応できるよう、解消に努めてまいりたいと考えております。
今後もごみの相談が減少し、皆様の手間をできるだけ減らせるよう、市民のニーズをしっかり受け止め、市民サービスの向上に努めてまいります。
今後のスケジュールです。これは既に日程が決まっていますが、2022年9月に相談内容を反映した資源とごみの収集カレンダーの配布、それから2023年3月、来年の3月になりますが、また相談内容を反映し、資源とごみの出し方ガイド、これは2023年版になりますけれども、刊行の中でご相談いただいている内容についてしっかり把握をして対応してまいりたいと考えております。
また、町田市公式ホームページやごみ分別アプリなどでの情報発信については、相談の状況を踏まえて随時見直しを行うとともに、時期や行事などに合わせた情報発信も行ってまいります。
○委員長 これより質疑を行います。
◆小野寺 委員 コールセンターということで記載されていますけれども、パソコンでインターネットで町田市、ごみ、相談ということで打ち込んだら、すぐ出たんですが、番号が797-7111が正解ですか。これは町田市のほうでごみアプリを推進されているかと思うんですけれども、それを開いても、その番号が出てこないんです。
なので、せっかくのごみをどういうふうに捨てたらいいかなという形で調べようとしても、当てはまらないところを相談したいといったところにたどり着かないので、それは分かるようにされたほうがよろしいんじゃないかなという声がありましたので、ご報告させていただければと思います。
◎ごみ相談担当課長 ありがとうございます。ごみ分別アプリのほうにはプッシュ通知で1回出したんですけれども、どうしても次の情報が重なってしまうと下に下がってしまうというところもあるので、アプリの出し方については工夫させていただきたいと思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
△行政報告(町田市
バイオエネルギーセンター火災の経過報告について)
○委員長 行政報告、町田市
バイオエネルギーセンター火災の経過報告についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎環境資源部長 この件につきましては、資源型施設管理課長よりご報告しますが、その前に私から、実は6月10日金曜日午前に、2月の苦い思いをしました火災が発生したのは皆さん記憶にあるかと思います。そこまでの規模ではないんですが、残念ながら消防隊の放水活動をするような内容になりました。現在、お手元の資料にはそこまで反映させておりませんので、それを追加ということで口頭説明を併せてさせていただきます。
なお、先ほどごみ収集課担当課長よりも、小型充電式の電池の行政回収についてスケジュールをお話ししておりますが、内容を聞いた上で、私どもとしては8月というのを前倒しということも、課長のほうから説明をさせますので、どうぞよろしくお願いします。
◎循環型施設管理課長 ではまず、町田市
バイオエネルギーセンター火災の経過報告についてからご説明させていただきます。
2022年2月に発生しました町田市バイオエネルギーセンター不燃・粗大ごみピットの火災につきまして、2022年3月の行政報告以降の状況を報告いたします。
まず、不燃・粗大ごみ処理施設の状況についてですが、クレーン設備のほか、照明、放送器具等修理、また交換が必要な状況となっております。当初5月中に設備等の復旧工事を開始する予定でしたが、部品の調達において、コロナ禍による世界的な資機材の不足や生産の停滞等によって納期が未定である状況が判明し、現在調整を進めております。
不燃・粗大ごみクレーンにつきましては、3月に手動で操作ができる状態まで修理をいたしまして、3月14日に消防署の原因調査が終了した後、使用を再開しております。現在、10月までをめどに詳細の調査を実施しまして、設備及び建屋の恒久的な復旧工事に向けた調整を行っているところです。
多摩ニュータウン環境組合・八王子市への応援処理状況についてです。多摩ニュータウン環境組合、多摩清掃工場には、処理量としまして356.19トン処理をお願いいたしました。こちらの処理につきましては、4月26日で応援処理を終了しております。
八王子市におきましては、戸吹クリーンセンターにて応援処理をいただきまして、処理量としましては90.61トン、こちらは3月11日に応援処理を終了しております。これはクレーンが手動で操作できるような状態になったことから、場内で処理をするめどが立ったので、応援処理を終了させていただいております。
次に、発災当日、2月21日からの市民への情報提供、対応等につきましてです。2月21日、当日既に町田市公式ホームページで火災の発生状況等をお知らせしまして、順次その後、経過についてもホームページや広報、施設見学の中でお伝えしてまいりました。今後もごみの適正排出を進めるため、継続して情報発信をしてまいります。
これまでに市民の皆様に向けた主な情報提供は、以下書いてあるとおりになります。まず、3月22日、約1か月施設見学を火災の関係で中止しておりましたが、3月22日より施設見学を再開させていただいております。それから5月12日になりますが、午前10時から約25分間のJ:COMのライブニュースという番組の中で中継をいただきまして、バイオエネルギーセンターでごみの出し方等、火災があったことをお伝えしております。
それから、5月15日号の「広報まちだ」にも掲載をさせていただきまして、このときは「そのごみ、発火しています!」ということで、1面、2面で大きく掲載をさせていただきまして、市民の皆様に大変な状況と分別排出のお願いについてお知らせしております。
最後に、再発防止策につきましてですが、運転管理上の対策といたしましては、今回の火災、2月の火災におきましてはピット内のごみの深い位置で発火したため、消火が困難な状況になったと考えられております。そのため対策としまして、不燃・粗大ごみピットの貯留量を運転上、支障のない範囲でなるべく少なく維持することで、ピット内のごみの発火を予防いたします。また、施設内の手選別につきましても、引き続き強化しています。
それから、市民の皆様への啓発ということでは、施設見学、広報等を活用しまして、積極的に情報を提供することで、市民の皆様にごみの適正排出の案内を進めてまいりたいと思います。
続きまして、資料はございませんので口頭でのご報告になります。
最初に1点、訂正をさせてください。先ほど野田より火災の発生日について、6月10日金曜日というふうにご案内いたしましたが、火災が発生しましたのは6月11日土曜日になっております。申し訳ございません。おわびして訂正させていただきます。
◎環境資源部長 すみません。先ほど発火日を6月10日金曜日と申し上げましたが、6月11日土曜日で訂正をよろしくお願いします。申し訳ございませんでした。
◎循環型施設管理課長 では、続きまして口頭でのご報告になりますが、6月11日、おととい、土曜日にありました町田市バイオエネルギーセンター不燃・粗大ごみ処理施設の火災について追加のご報告をいたします。
発生日が6月11日土曜日、午前9時ぐらいに発生しております。不燃・粗大ごみの処理施設で、今回は破砕物搬送コンベヤーというコンベヤーで火災が発生しました。2月21日ほど大きな火災ではありませんでしたが、コンベヤーが損傷するという形での規模の発生となってしまいました。
時系列でいきますと、午前9時4分ぐらいにフロアで作業していた作業員が発煙に気づきまして、午前9時5分、直後、火災報知機が鳴りまして、場所の特定、消火作業の開始に入っております。この段階で既に入場を規制して、中へ入ってきて危険にならないように、ごみをお持ちになってくる方たちには、申し訳ないんですがということで入り口で止めさせていただきました。西門、それから正門に職員が出て、そのご案内をしております。
まず、午前9時9分に町田消防署へ火災の第一報を入れました。第一報を入れるとともに、自衛消防で消火栓の水を使いまして消火活動を開始しております。一時期は破砕機室内部に白煙が充満するような状況となっておりました。
午前9時16分に町田消防が到着いたしまして、散水を開始。順次消防車に来ていただきまして、およそ10台の消防車、それから2台の警察車両が当日対応いただきました。消防がおいでになった頃には、自衛消防のほうである程度散水が進んでおりまして、もう既にくすぶっている程度、炎は見えなくなった状態で消防隊へ引き継いでおります。
午前10時25分ぐらいに消防からは、もうおよその安全は確保できたので、入場再開を準備してくれということでお話をいただき、職員が案内の準備を始めております。午前10時40分にごみの搬入を再開しております。
その後も消防に散水、現場の確認を続けていただきまして、午後12時5分に町田消防から、本日は引き揚げると。ただ、一定の規模があったので、ポンプ車1台を24時間待機させますということで、警戒待機のポンプ車1台を残して全ての対応いただいた消防、警察の皆さんがお引き取りいただきました。
今回の火災による影響ですが、被災者はありませんでした。また、一定白煙、煙は出たんですが、周辺への大きな影響はありませんでした。それから、収集作業については午前9時から午前10時半ぐらいまで、1時間半ぐらいが止まっておりましたが、その後、追い上げてくれまして、お昼休みも搬入を受ける形で、午前中分は昼休みまでに一通り終わっております。
それから、エコライフの粗大の収集につきましては、一旦三角地に集めてきたものを仮に下ろして次の収集へ出ましたので、そういう点では大きな影響なく進んでおります。
ただ、場内へお持込みになるお客様もいらっしゃったんですが、午前中、その時間帯において24名ほどが火災で粗大ごみを受け取ることができませんでした。午前10時40分から再開しましたので、その後、エコライフより搬入ができなかった方たちにはお電話をさせていただきまして、再開しておりますということでご案内しております。
あと、正門のほう、正面側へ来ていただいたお客様に10名ほどお帰りいただいております。エコライフの粗大ごみを再生する展示場をご覧になりに来た方たちだと思うんですが、今、火災で中へ入れないということをお伝えしまして、大変恐縮ですが、このときはお帰りいただいております。
影響としましては、先ほどお伝えしました破砕物搬送コンベヤーという粗大ごみ・不燃ごみを砕いて細かくなったものが出てくる、その直後、1本目のコンベヤーなんですが、こちらが焼損しております。今後、修繕をかけるときに機械を一回ばらしますので、機械をばらしながら、消防のほうがばらす工程の中で調査をするということでお話をいただいております。
今後の対策ということなんですが、これまでも対応してきましたということを、ペーパーをお出しした行政報告の中でお伝えしたところなんですが、加えまして次の対策を今やろうというところで準備しております。
1つ目が、燃やせないごみの収集において、収集車でごみを積み込むときに、もう袋を1回開けて、そこで何か異物が入っていないかというのを、ふだんでしたら、袋を積んだらそのまま車の中へ回転盤を回して押し込んでしまうんですが、その前で1回、中を確認しようということを今検討しております。
それから、戸別収集で一軒一軒回っておりますので、それぞれのお宅に、今までも広報とかホームページとか、いろんなものでご案内はしているんですが、収集しながら、それぞれのお宅にポスティングをして、分別の協力をご案内していきたいと思っております。
それから、バイオエネルギーセンターのほうへ運び込まれた後、今も場内で床にあけて、その中から悪いものがないかという選別作業は行っているんですが、そこへもう2名ぐらい増員をかけまして、さらに選別の精度を上げていきたいと考えております。
あと、現在、作業エリアには消火器が設置されています。法定に必要な数はちゃんと設置されているんですが、今回このようなことも発生しておりますので、事故の発生したエリア、発生の予測されるようなエリアにつきましては、さらに追加購入して、1.5倍程度になるようにできないかなということで今見込んでいるんですが、消火器の配備を増強しようと考えております。
冒頭、部長からも案内がありましたが、ごみ収集課より行政報告させていただきました小型充電式の行政回収の開始につきましてですが、当初8月を目途にいろいろ準備を進めてきたんですが、こういう火事がまた再び発生してしまったということもある中で、これを7月にもう1か月前倒しをしようということで今準備に入っているところです。
口頭になって申し訳ございません。報告は以上になります。
○委員長 これより質疑を行います。
◆佐藤〔伸〕 委員 破砕してベルトコンベヤーで発火した、これは根本的な原因がはっきり分からないんですか。
◎循環型施設管理課長 今回、11日の火災につきましても、消防のほうでまだこれという特定の話をいただいておりませんで、どうしても中に入っているものに火がついてしまったということであるので、電池の可能性というのは大いにあるとは思うんですが、必ず電池というふうにまだ特定されていない状態です。
◆佐藤〔伸〕 委員 前も、3月もそうなんでしゃない。それに何か対応できないと、消火器を増やす、スプリンクラーか何かはつけていないの。そういうのは関係ないの。
◎循環型施設管理課長 場内、粗大の処理施設の中の天井から吹くスプリンクラーというものは特別ないんですが、コンベヤーの中に水を吹くように散水する装置というのがついておりまして、火災を検出しますと、その中へ水を吹くようなものはついてございます。
◆佐藤〔伸〕 委員 何でそれが機能しなかったの。それだったら足りないんじゃないの。だって、ベルトコンベヤーが焼けちゃったなんていったら、どれだけ金がかかるの。
◎循環型施設管理課長 おっしゃるとおりだと思うんですが、今回、散水のほうの機能はちゃんと機能しておりまして、コンベヤー、上流の破砕した機械から落ちてくる直下のところで燃えております。長いコンベヤーになっているので、その要所要所にノズルがついていて水を吹くようになっているんですが、直下のところというのはシュートから落ちてくるので、そこには散水のノズルがちょうどついていない位置にあったというところで、ちょっと盲点だったところがあると思うので、この後、修理をするときに、それについての対応も考えていかなきゃいけないというところです。
◆佐藤〔伸〕 委員 修繕費をかけるんだったら、手を打っておいたほうがいいと思うんだけれども、考えられること、今までと違うことで想定外のことが起きているんじゃない。それはちょっと検討しておいてよ。
◎環境資源部長 ご心配いただきまして、ありがとうございます。
ほかの周辺市も確認をしているんですが、同じようなもので、要するに、センサーで温度が上がったところというのは、放水銃というのを全て持っているんですが、今言ったとおり、かゆいところに手が届かないというところが我々のほうも今問題となっております。
これにつきましては、当然施設的なもののグレードは、最新鋭の施設ですのでグレードがいいという判断をしていたんですが、ここで担当部長がいますので、もう一回精査をする。
ただ、その前に我々が一番できるというのは、工場に入る前の水際対策というのも重視しながら、市民の方だけの努力ということではなくて、今言ったとおり、発生原因が明確になっていないというのが肝でして、そこら辺も踏まえて、市民にもお願いするんだけれども、我々にとってもしっかりできることはしていくということでやらせていただこうと思っていますので、見守っていていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
◆細野 委員 新しく施設が稼働した途端に連続してということなので、その辺の何が問題なのかというのは特定をしていただきたいと、佐藤(伸)委員も求めましたけれども、同様に思うんです。
施設の職員体制とか、そういう状況というのは、土曜日でしたので、通常とはまた配置が違っていたかもしれないんですが、その辺の配置状況とかはどのようになっているんでしょうか。
◎循環型施設管理課長 職員の配置ということでご質疑いただきましたが、不燃・粗大の設備、それから焼却の設備というのは、土曜も普通に稼動しておりますので、交替制にはなっておりますが、人数としては平日とおよそ変わらない人数は在籍して作業しておりました。
◆細野 委員 これまでの市が直営でやっていたときと同様の体制で置かれているということでよろしいのでしょうか。何人体制で見ていらっしゃるんでしょうか。
◎循環型施設管理課長 直営のときとちょっと変わっておりまして、直営のときは手で選別するというプロセスがなく、粗大ごみ、不燃ごみというのは、収集してきたらピットに入って、クレーンでつかんで機械へ入れたら、ずっと機械で処理をして、途中1人、大きな鉄、鍋釜みたいなのは磁石で取る機械で取れないものがあるので、そういうのを拾う要員は僅かにいたんですが、選別をする要員というのは特におりませんでした。
今現在、バイオエネルギーセンターになりましてからは、不燃・粗大ごみの処理のラインでも、できるだけ資源化を進めようということで、集めてきたものの中から、鉄やアルミ、それから硬質プラスチックといったものを取り出して資源化へ回せるように、手選別の要員が配置されております。
その要員は、最初に入ってきて収集車がおろした床の上で4名から6名ぐらい、手で取る部隊がいて、その後、コンベヤーに乗って袋を破く機械を通った後のところにまた4名ぐらいの人員がコンベヤーで取っております。
その後、破砕する機械を通って、機械で磁石を使って鉄、それからその次の機械でアルミを取った後、最後に流れていく、もうこれ以上は取れないよというところの手前のところにもう1個コンベヤーがあって、そこでも2名程度手選別をする要員がおりますので、そういう点では前の工場とは大分体制が変わって、一生懸命取ってはいるんですが、それでもなお取り切れないというのが今の状況です。
◆細野 委員 そうすると、要員としてはもう十分というか、体制がこれまでよりも手厚く選別されているということで伺ったんですが、そこでは発見し切れない状況というのはあると。さらにということであれば、どのようなことが考えられるでしょうか。
◎循環型施設管理課長 どうしても袋を二重に、普通不燃ごみは緑の袋に入れてお出しいただきますが、何か違うものに入れて、もしくは何かケースみたいなものに入った状態で袋の中に入れられちゃって、ぱっと見た目にそれが異物だというふうに気づけないというようなこともありますので、そういう点では処理のために、コンベヤーのスピードを変えてゆっくりして選別をかけたりとか、あとは先ほどお伝えしましたが、収集の作業のときにチェックして、入ってきてからチェックしてというダブルチェックすることで、なお一層不適物を確認、除去できるようにするとかというのは今考えている対策であります。
◆松岡 委員 何点か。先ほど佐藤(伸)委員もおっしゃったように、火災が度重なっておりますので、予防策を徹底するということには私も全く同感でございます。
しかしながら、一番最初は市民が分別を徹底しなければいけないというのは全くの基本なのでございますので、その周知方法をまず徹底していただくというところをどう思っていらっしゃるのかということ。
もう一つは、2月21日に最初の火災のときから、修理しなきゃいけないので、クリーン設備や照明、放送器具等々の修理や交換が必要と書いていらっしゃいますし、また10月をめどに復旧工事に向けた調整を行うとありますが、分かる範囲でいいので、どれくらいの予算の見込みを取っていらっしゃるんでしょうか。分かったら教えてください。
◎ごみ収集課長 市民の方にお知らせする方法といたしましては、先ほど小型充電式電池、それからボタン型電池の行政回収のところでご説明申し上げましたような「ECOまちだ」ですとか、ごみナクナーレ、それから町田市資源とごみの収集カレンダー、資源とごみの出し方ガイド、町田市ごみ分別アプリ、町田市公式ハスのんツイッター・インスタグラム、それからごみナクナーレツイッター・インスタグラム、そして「広報まちだ」、町田市公式ホームページなど、あと先ほど委員からお話がありましたように、町内会・自治会にも、今回特にお出しいただくときに、テープで電極の部分を巻いていただくようなこともお願いすることになろうかと思いますので、そういった点について、できる限り丁寧に、あと分かりやすくお伝えする必要があると考えてございます。
周知期間がとても短いという中での市民の皆様へのお知らせということになりますので、実際その収集が始まった後も、啓発活動を継続して取り組んでいきたいと考えてございます。
◎循環型施設管理課長 いろいろな設備を修理しなきゃいけない予算のことについてご質疑いただいたかと思うんですが、前回、先ほど報告の中でもお伝えしました5月15日の「広報まちだ」に、応援の処理にかかったお金がこのぐらいですということで、およそ450万円ぐらい多摩ニュータウン環境組合と八王子市に応援処理いただくための費用として負担しなきゃいけなかったということは、もう既に確定したものとしてお伝えできたところなんです。
今、協議をしているということをお伝えしましたが、部品が入ってこないというのがとにかく一番のネックで、かつ皆様もよくお聞きになっているかと思うんですが、半導体の製造が非常に滞っている中で、部品価格も大分高騰していると伺っておりまして、何をどこまで直すかによって価格が大きく動くというところで、今まだ詳細を調整しているところなので、具体的にどのぐらいの規模か、予算額になるかというのはまだはっきりしていないというのが現状です。申し訳ございません。
◆松岡 委員 よく分かりました。
最後に、度重なる火災が起きて修理にも予算が膨大にこれからもかかっていくかもしれませんので、火災がまた6月11日に起きたということで、まず、火災が起きたという事実を市民の方に周知するということが一番大事かなと思って、市民の方に皆さんで徹底して協力して、こういうことを起こさない、原因をつくらないというか、事実をきちんと知らせることが大事なのかなと今思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆小野寺 委員 今回、火災が続いておりますけれども、新しい施設ができたからというか、周辺の方々から前はどうだったんだ、前はそんなことはなかったのに、新しい施設になったらこんなに続いてといった不安の声が出ているんですけれども、資源化システムでベルトコンベヤーを導入したから、それに絡んで火がついたのか、今後も含めてそれがしっかり改善されるのか、周辺の人たちが安心できるようなお話ができればと思うんですけれども、それが1点。
また、隣接した地域においても、そういう火災が起きているということで、部長が先ほどお話がありましたけれども、国とか東京都に関しては、リチウム電池の混入による火災事故について何らかの対策とか、そういう必要性を感じているといったところに関しては、町田市はそういう話を聞いているのかどうかというのを教えていただければと思います。
◎環境資源部長 2点目についてお答えをします。
東京都のほうも、当然リチウム電池等については、先ほどうちの担当が説明したとおり、回収場所、要は売った方の回収義務というのがあるんですが、なかなかうまくいっていないということで、ほかの市でもあまりやっていない、火災があったというのも引き金にはなっているんですけれども、積極的に行政回収をするべきタイミングなのかなということで前向きにやっております。
また、東京都の環境局とも情報交換はしておりますので、今後何か東京都で援護していただけるものがあれば、モデルケースでもいいんですけれども、そういうのも今相談をしながら、うちは独自にやるよということで、こういう事情があるんですけれども、そういうことで火事がないだとか、当然清掃工場の――今、佐藤(伸)委員からもお話をいただきましたけれども、その前に車のほうも当然燃えているケースもありますので、そういう意味だと、うちの収集職員も大変なんですけれども、そこら辺で強化して水際対策、要は火事を出さないということでやりたいと思います。
中の工場棟については、いろいろ先進技術のものは、最新鋭のものは入れているんですけれども、安全を取るのにプラスすることというのは悪いことではないんですが、当時、これを設計して工場を稼働する前に、最低限というんではなくて、ある程度の物は入れさせていただいていたんですけれども、こういうことがあるということは、まだ不備のある施設というふうな判断も見ることもできますので、それについては精査してないようにしたいと思っております。
◎循環型施設管理課長 新しい工場で火災が何度も起きて、周辺の皆様には大変ご心配をおかけして申し訳ないと思っているところなんですが、私は古い工場のときから工場の担当でやっておりましたが、工場が古いときにも、新しくなってからも、やはり小さい発火、発煙というのは同様に起きております。
昔は、そういう発火、発煙の原因になるものというのは、主にスプレー缶だったり、使い捨てのライターだったり、こういうものが主たる要因としてありました。今もそれがなくなったわけではないので、そういうのが原因になって火が出ることもあると思います。
その一方で、昔はなかったリチウムイオン電池、こちらが小さくてすごくエネルギー密度が高いので、力がかかって炎を吹いちゃうようなときには、今までの発火原因とは比べ物にならない火がつく力があるという中で、私たちの工場は1月から稼働を始めましたが、一昨年稼働した浅川清流環境組合とか、2年ぐらい前に稼働した武蔵野市の清掃工場とかでも、やはり同様に火災が頻発しているという事実がございますので、工場の新しい古い、どこも最新の設備を入れて、できる限りの対応を準備して頑張ってやっているとは思うんですが、それを超える勢いで新しいリチウムイオン電池が普及してきているという面は否めないかなというふうに考えているところです。
ただ、それを何とかして抑え込んでいかなきゃいけないと思っていますので、引き続き対応を続けてまいりたい、地元の皆様にご安心していただけるように何とかやっていきたいと思っております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
△行政報告(新たなごみの資源化施設について)
○委員長 行政報告、新たなごみの資源化施設についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎環境資源部長 この件につきましては、古屋循環型施設整備課担当課長よりご報告申し上げます。
◎古屋 循環型施設整備課担当課長 新たなごみの資源化施設について、2022年3月の行政報告以降の進捗状況について報告させていただきます。
1、資源ごみ処理施設。資源ごみ処理施設整備は、相原地区は2025年度、上小山田地区は2027年度の稼働に向け、関係者等と協議、調整を進めております。
相原地区につきましては、施設に隣接して整備する(仮称)大戸広場とともに、2022年2月に都市計画決定を行いました。資源ごみ処理施設は5月31日に(仮称)大戸広場、こちらには6月中旬と記載しておりますが、6月10日に都市計画事業として認可されました。現在は、東京都条例に基づく自然環境調査を開始するとともに、用地取得に向けた準備を進めております。また、相原地区にお住まいの方々に向けた事業説明会を6月25日に開催いたします。今後も地域にご理解ながら、整備事業を進めてまいります。
続きまして、2、町田市場エネルギーセンター。
(1)工事の進捗状況です。旧工場の解体工事は、防音パネルの設置工事や内部機械の撤去を順次進めております。今後は建物の解体工事に着手していく予定です。工事に当たっては、引き続き周辺への配慮に努め、安全第一に進めてまいります。
下の写真をご覧ください。右側の航空写真の点線で囲まれた部分が旧焼却施設の解体工事範囲となります。左の写真は現場の状況写真となっております。
次ページにお進みください。
施設整備の全体スケジュールとなります。工事は順調に進んでおり、2024年6月の完了を予定しております。
続きまして、(2)町田市バイオエネルギーセンター運営協議会について。2022年1月の町田市バイオエネルギーセンターの本稼働に伴い、町田リサイクル文化センター周辺地区連絡会は、新たに設置した町田市バイオエネルギーセンター運営協議会に切り替わりました。町田市バイオエネルギーセンター周辺の15町内会・自治会等で組織することについては変更ありません。
2022年3月7日に町田市バイオエネルギーセンター運営協議会の委員を対象に、運営協議会の概要や今後のスケジュールについて報告を行いました。次回は6月27日の開催を予定しております。
(3)町田市バイオエネルギーセンターの愛称について。市民の皆様に施設に対する理解を深め、親しみを感じていただくとともに、ごみの減量・資源化等による環境負荷低減への意識向上を目的に、6月1日から市内在住者を対象に愛称の募集を行っております。応募作品の中から町田市バイオエネルギーセンター運営協議会で優秀作品を選考し、優秀作品の中から見学に来られた小学生の投票により最優秀作品を決定いたします。最優秀作品に選ばれた愛称については、パンフレット等への掲載のほか、イベント等で使用していく予定となっております。
下記は愛称のスケジュールとなります。2023年3月までに愛称を決定する予定としております。
報告は以上になります。
○委員長 これより質疑を行います。
◆松岡 委員 何点か質疑させていただきます。
まず1点目に、これから2年間、解体工事が始まると思いますけれども、それにつきまして近隣住民、図師小学校とか、ほかの学校にも通われる子どもの登下校の安全対策が一番気になるところなんですけれども、撤去物を運ぶトラック等の多量の台数が予想されますけれども、どれぐらいで、そしてまた、安全対策はどのように考えていらっしゃるか、確認させてください。
◎古屋 循環型施設整備課担当課長 工事現場の車両台数なんですけれども、現状は常時の車両の出入りとしては、作業員の車両が1日五、六台入っているという状況です。ほかに、毎日ではないんですけれども、機材搬入車両が1日当たり20台程度入る日もあるというところです。こちらの作業については、今年の9月ぐらいまで行われる予定です。
今後なんですけれども、今後、解体工事が進みまして、撤去品の搬出が進みますと、多くて1日当たり50台程度の搬出車両が出入りする予定にしております。また、その後なんですけれども、工場棟を解体した後に造成工事が入ってくるので、造成工事のときには1日150台のトラックが出入りする予定となっております。
安全対策なんですけれども、登下校時の車両の出入りについてはなるべく行わない。この時間は避けるというような対策をするとともに、交通誘導員を配置するなど、安全第一に進めていきたいと考えております。
◆松岡 委員 了解いたしました。どうぞ安全対策、しっかりとよろしくお願いいたします。
◆若林 委員 2番目の町田市バイオエネルギーセンター運営協議会についてです。先ほど来の質疑がありました火災の現状とかも、この運営協議会には説明もするということでよろしいでしょうか。それをお願いします。
◎古屋 循環型施設整備課担当課長 こちらの件につきましても、運営協議会の中でご報告させていただく予定になっております。
◆若林 委員 ぜひ安心をさせていただければと思っております。
次の3番目、バイオエネルギーセンターの愛称について、見学に来られた小学生の投票というふうにありましたけれども、夏休みというのは、見学はどういうふうな形でやるのか。土日はやっているのか。この間、議会でも受けさせていただいて、丁寧にすごく面白くやらせていただいたんですけれども、これも土日やっているのかどうか。今の現状ですね。また、夏休みはどういうふうになるのか、教えてください。
◎循環型施設管理課長 見学についてのご質疑でしたが、今現在は、土日につきましては対応できる職員がいない形になってしまうので、特別のお申込みがあって対応することというのはあるかもしれないんですが、通常は土日は見学を受けておりません。
夏休みにつきまして、特別に何かということは今大きな予定は立っていないんですが、普通に職員は平日勤務しておりますので、夏休みだから見学は休みということではなくて、ずっと同じように見学のほうは受け付けてまいりたいと考えております。
◆若林 委員 愛称とはちょっと別なんですけれども、この見学とかは各地域の青少年の団体とかがやりたいといったときは、一応土日だとかが主になってくるかなと思いますので、ぜひそういったところの対応もしていただければと思っております。
◆小野寺 委員 1番のほうなんですけれども、資源ごみ処理施設ということで、今回、相原地区が2025年、上小山田地区が2027年ということで、容器包装プラスチックの回収もこちらでやっていただけるような形になるんです。現状は、南エリアの2016年4月からプラスチックの分別収集開始ということで、リレーセンターみなみだけでしかやっていないかと思うんですが、こちらの相原と上小山田が造られることによって町田全体が補われることになるのかというのが1点。
また、ごみ袋も安くしてほしいといった話がありながら、この容器包装プラスチックに関しては、通常の燃やせるごみ、燃やせないごみの半額で購入ができるということで、これは皆さん市民の方々が、ごみ袋を安くしてくださいといったところに到達するかなとは思うんです。2027年にできることによって、景気の問題もありますけれども、ごみ袋は、容器プラスチック用は全体的に半額で収まるのかといった2つ、今後考えていただければと思うんですが。
◎環境資源部次長 2点いただきまして、まず1点目ですけれども、全域の容器包装プラスチックの収集、こちらは相原地区の完成が2025年度中を目指しております。上小山田のほうはもう少し先になりますが、相原が稼働した段階で全市域の収集について、そこでスタートするかどうかというのは今検討しているところでございます。
それから、2点目の袋の料金ですけれども、こちらについては今半額ということですが、ごみ袋の価格というのは、多摩26市周辺の自治体の価格を見ながら価格設定しているところがございますので、その段階でまた周辺市などの状況を見ながら判断していきたいと考えております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
休憩いたします。
午後3時3分 休憩
―――◇―――◇―――
午後3時5分 再開
○委員長 再開いたします。
これより第45号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。
◆細野 委員 第45号議案に反対の立場で討論を行います。
まず第1点目の理由ですが、多摩都市モノレール町田方面延伸のための基礎調査委託料が入っていることです。小野路方面への延長ルートが決定して、事業予算を大幅に増額することが予想されます。そういう中で町田市に求められる採算性を上げるためのまちづくりを進めるための調査であり、採算を確保することを前提とした基礎調査ということになると思います。地域住民の利便性を優先的に考えるのであれば、道路整備とほぼ同時にスタートできるBRTのような手法も検討すべきと考え、反対といたします。
第2は、芹ヶ谷公園芸術の杜パークミュージアム推進事業の関連の予算についてです。芹ヶ谷公園の緑、また現在ある国際版画美術館との景観が市民の皆さんの大事な資源として、また愛されている施設の一つであります。市がこれから資源として市民合意を十分得ないことによって、こうした環境を壊すことは問題だと考えます。また、芹ヶ谷公園芸術の杜整備計画自体についても、市民の方々が見直しを求める声を上げています。住民合意が図られていないという整備計画の一体の予算であり、この予算について反対いたします。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第45号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手多数であります。よって第45号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
休憩いたします。
午後3時7分 休憩
―――◇―――◇―――
午後3時8分 再開
○委員長 再開いたします。
△特定事件の継続調査申し出について
○委員長 特定事件の継続調査申し出についてを議題といたします。
特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申出することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。
以上ですべての案件の審査が終了いたしました。
これをもって
建設常任委員会を閉会いたします。
午後3時9分 散会...