• "プラスチック利用"(/)
ツイート シェア
  1. 町田市議会 2022-03-18
    令和 4年建設常任委員会(3月)-03月18日-01号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 4年建設常任委員会(3月)-03月18日-01号令和 4年建設常任委員会(3月)              建設常任委員会記録 1 日時  令和4年(2022年)3月18日(金)午前10時 2 場所  第4委員会室 3 出席者 委員長 渡辺厳太郎       副委員長 村まつ俊孝       委員 小野寺まなぶ 中川幸太郎 佐藤和彦 松岡みゆき          若林章喜 細野龍子 佐藤伸一郎 4 出席説明員       環境資源部長 循環型施設建設担当部長 道路部長 都市づくり部長       都市整備担当部長 都市づくり部次長 下水道部長 下水道部次長       その他担当管理職職員 5 参考人 鍋島怜
    6 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介 調査法制係担当係長 越智崇全       調査法制係 寺内悠莉       担当 青栁晴香 7 速記士 小島由佳里(澤速記事務所) 8 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                        令和4年(2022年)                      3月18日(金)午前10時                             第4委員会室  1 都市づくり部  (1)請願第 3 号 「鶴間公園テニスコート防音壁建築に伴う早期予算化を求める事」に関する請願  (2)第 23 号議案 町田市宅地開発事業に関する条例及び町田市市街化調整区域における適正な土地利用の調整に関する条例の一部を改正する条例  (3)第 24 号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例  (4)第 37 号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲートバスベイ整備工事請負契約の変更契約  (5)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  (6)第 11 号議案 令和4年度(2022年度)町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計予算  (7)行政報告 地形地物の変更等に伴う都市計画の見直しについて  (8)行政報告 「町田市都市づくりのマスタープラン」策定及び「町田市土地利用に関する基本方針及び制度活用の方策」改定について  (9)行政報告 南大谷及び東玉川学園三・四丁目地区住所整理事業について  (10)行政報告 町田市自転車活用推進計画の策定について  (11)行政報告 シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」の開始について  (12)行政報告 町田市交通事業者運行継続支援事業の実施結果について  (13)行政報告 鶴川駅周辺再整備事業の進捗状況について  (14)行政報告 「原町田中央通り沿道空間をつかうためのガイドライン」の策定について  (15)行政報告 「町田市(仮称)教育環境整備地区建築条例」の制定のためのパブリックコメントの実施について  (16)行政報告 土地の買入れについて(三輪緑地用地)  2 環境資源部  (1)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 「第3次町田市環境マスタープラン」の策定について  (3)行政報告 美化推進重点区域道路等喫煙禁止区域の追加指定について  (4)行政報告 新たなごみの資源化施設について  (5)行政報告 町田市バイオエネルギーセンター火災の経過報告について  3 道路部  (1)第 30 号議案 市道路線の認定について  (2)第 31 号議案 市道路線の廃止について  (3)第 32 号議案 市道路線の変更について  (4)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  4 下水道部  (1)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  (2)第 12 号議案 令和4年度(2022年度)町田市下水道事業会計予算  5 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前10時3分 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △請願第3号 ○委員長 請願第3号を議題といたします。  請願者から、意見陳述の申出がございます。  お諮りいたします。本日、3月18日の本委員会に、参考人として請願者である鍋島怜さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思います。このことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時4分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時5分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日は、参考人として請願者である鍋島怜さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、本委員会にご出席いただき、ありがとうございます。委員会を代表して心からお礼申し上げますとともに、忌憚のないご意見をお述べくださるようお願いいたします。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。請願者の方は、5分を限度としてご意見を述べていただき、その後、委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは、請願者鍋島怜さん、お願いいたします。 ◎鍋島 参考人 私は約70名のメンバーが在籍しておりますソフトテニスサークルの運営をしております、代表の鍋島と申します。本日はよろしくお願いいたします。  私たちのサークルでは、鶴間公園のテニスコートをメインに利用させていただいておりまして、例えば、2月ですと17回活動がありました。そのうち11回が鶴間公園のコートを利用させていただき、日々、規模拡大が図られております。鶴間公園利用前は、約半数のメンバーだったのが、約1年かけて倍まで人数が増えた実績があります。駅から徒歩圏内であることであったり、夜間も利用できることから、終業後の隙間時間などを利用して、市内外問わずメンバーがたくさん集まり、鶴間公園にテニスコートができてからプレーできる回数も大変増えました。そして、メンバー内での鶴間公園の評価は大変高く、ますます運営拡大を図っております。  ところが、2月9日に公園管理者より、近隣住民の方々から打音に関する意見をいただいており、昼夜問わず、5月1日以降はソフトテニスの利用が中止になるという旨を知らされました。大変驚き、市に問合せをしたところ、防音壁が完成されるまでは利用を停止するとのことでした。ただ、令和4年度の予算にまだ組み込まれていないため、防音壁が完成するまで利用再開できるのに、見込み2年以上かかるとのことです。利用再開がいつになるか分からない、そして、最低でも2年以上は利用できないということを知り、メンバー一同大変驚いております。  同じスポーツでありながら、硬式テニスの活動はよくて、ソフトテニスは駄目、また、住民の権利は通っても、施設使用者の権利は認められない、声を大きく上げた意見を優先しているように感じ、とても納得できておりません。本来であれば、テニスコート建設段階から防音に関する問題は解決した上で進めていくべきだったかと思いますが、なお、今後も硬式テニスの利用は続くことから、近隣住民の方々のためにも早期の防音壁設置が必要と考えております。  請願項目、防音壁を早期設置することを願います。できる限り早期の防音壁設置をご検討いただけないでしょうか。  やはり、近隣住民の方々がお困りということで、防音壁の完成まで利用できなくなるというのは納得しておりますし、仕方のないことだと思っております。私たちも、近隣の方々の迷惑の上で無理やりテニスをするというつもりはございません。近隣住民の立場に立った際、やはり、現状ソフトテニスの打球音が際立ちますが、今後、硬式テニスの打球音さえもストレスに感じることもあるかと思われます。今問題が浮き彫りになったこのタイミングであるからこそ、そのままにせず、真剣に考えていただけませんでしょうか。  この住民の方のご意見というのは、ここ最近起こったことではなくて、管理者の方から、もう約1年以上前から、今日は住民の方が具合が悪いから、ちょっと打球音を静かにしてもらえませんかといったような個々の相談も都度受けておりました。やはりこのタイミングかなと思っております。  やはり、鶴間公園はテニスコートにかかわらず、駅からのアクセスや見た目がきれいであったり、施設がとても整っております。大変人気のスポットです。私も南町田在住で、やはり地域の住民からすると大変自慢の施設です。このような理由で地域の評価を落とすのは大変残念で仕方ありません。  また、早期予算化が困難であるのであれば、利用時間や利用できるコート、利用時のボールの個数制限など、利用方法を変えて、利用内容に制約があっても構いませんので、住民の方との話合いの上、ソフトテニスの利用が継続できるような方法をいま一度模索していただけませんでしょうか。  以上となります。 ○委員長 ありがとうございました。  以上で請願者鍋島怜さんからのご意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。請願者は、委員長の許可を得て発言し、また、委員に対しては質疑をすることができないことになっておりますので、ご了承願います。  それでは、これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 本日はどうもありがとうございました。何点かお聞きしたいと思います。私は、硬式の音は何となくイメージがつかめるんですけれども、ソフトテニスの音がちょっとイメージがつかめなくて、今回は硬式のほうは続くということで、ソフトテニスに対して、やっぱり近隣住民のほうから1年ほど前から、先ほどの陳述によりますと、体調が悪い方とかもいるから、その音がちょっとうるさいということで苦情があったというふうに私は捉えておるんですけれども、ソフトテニスをなさる方々ご自身も、やはり近隣住民の立場に立った場合、そういうふうに音が硬式よりソフトテニスのほうがはるかに大きいと感じられておりますでしょうか。 ◎鍋島 参考人 ご意見ありがとうございます。ソフトテニスと硬式テニスの打球音に関して、正直に申し上げますと、やはり若干ソフトテニスのほうが高い音が鳴るような印象があります。特に私たちのサークルでは、やはり上級者の方も多くいるので、強い打球から音も高くなることはあるかと思います。ただ、硬式テニスにおきましても、やはり上級者の方を交えますと高い音が出るというのは否めないことかと思いますし、ソフトテニスだけに至ったことではないかと思っております。 ◆松岡 委員 ありがとうございます。  では次に、このことを2月に公園管理者からお聞きになったということで、メンバーの方々のご意見はどういうご意見があったでしょうか、お聞かせください。 ◎鍋島 参考人 LINEでの情報共有を行っているんですけれども、全体LINEでこの旨をお伝えしたところ、やはり皆さん驚愕されておりまして、何とか続けられないか、特に終業後に活動される方というのは、アクセスのいい鶴間公園というのは、仕事が終わった後すぐに活動できるということで、ほかのテニスコートと違ってそのまま活動できるということで、これが失われることで大変残念がっておりました。 ◆松岡 委員 ありがとうございます。  では次に、請願項目の中に、「もし早期の予算化が困難なのであれば、利用時間、利用できるコート、利用時のボールへの個数制限、利用形式について試合形式に制限するなど利用内容に制約があっても構いません」ということが書かれておりますが、今現在、ソフトテニスの利用時間と利用できるコート面はどれぐらい使用されているのかお聞かせくださいませ。 ◎鍋島 参考人 テニスコートは3面、A、B、C、3コートあるんですが、今は特に時間を問わず、どのコートも自由に予約ができるので使っております。ただ極力、やはりご意見のある住宅の後ろにあるCコートに関しては、予約をしないように活動しております。また、ボールの個数制限であったり、活動の試合形式に制限するなどの制約は今のところ全く取っておりません。 ◆松岡 委員 ありがとうございます。  では最後に、もし予算化が困難な場合、ソフトテニスの方々は利用時間、利用できるコートを今後制限するとしたら、どのような形に持っていこうとされると予想されていますでしょうか。 ◎鍋島 参考人 まずは、住民の方の意見を参考にしたいとは思いますが、具体的に使えるコートを制限されるのであれば、それに従って行います。ボールの制限であったり、試合形式に絞るなどもあれば、それに従うつもりです。また、時間帯に関しても、やはり夜の時間帯というのは迷惑になることもあると思いますので、使ってはいけないというふうに申出があるのであれば、それに従って昼だけの活動などに絞るつもりです。それは防音壁ができるまで、何とか住民の方の意見に沿って間の着地点を見つけたいと考えています。 ◆若林 委員 これまで近隣の方との話合いというのはやってきたんでしょうか。
    ◎鍋島 参考人 直接近隣の方と面と向かって話すということはなく、あくまで公園管理者の方を介して、こういうふうな電話が来ているから、今日はちょっと音を静かにしてねといったようなやり取りレベルです。今回の5月1日から使えなくなりますよというのも、公園管理者から紙面にて受けたまでです。なので、直接お会いして話したことは一切ありません。 ◆若林 委員 公園管理者とは結構密に連絡は取っていて、公園管理者にも、そういった自分たちの制限というのもかけられますよ、それを住民にも伝えていただけますかということもしていらっしゃいますか。 ◎鍋島 参考人 いえ、公園管理者の方に、こういったボールの数の制限であったり、試合形式に絞るなどといった、利用時間、利用できるコートを絞ることなどに関しての意見は全くしておりません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で請願者鍋島怜さんに対する質疑を終了いたします。  この際、請願者鍋島怜さんに対し、委員会を代表して一言お礼申し上げます。  本日は、ご出席いただきましてありがとうございました。  本委員会として、ご意見を委員会審査に十分生かしてまいりたいと思います。  休憩いたします。              午前10時16分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時17分 再開 ○委員長 再開いたします。  次に、本件について、担当者から、願意の実現性、妥当性について意見を求めます。 ◎都市整備担当部長 請願第3号の願意の実現性についてお答えいたします。  防音壁の早期設置についてでございますが、鶴間公園テニスコートは2019年度の開園以来、隣接住民や地元町内会の方から騒音対策の要望をいただきまして、2019年度に中木による緩衝帯の設置及び騒音軽減のための利用者に対する協力要請、それと2020年度には防音壁の部分的な設置及び中木の追加補植を行ってまいりました。  しかしながら、隣接住民や地元町内会の方から十分な理解は得られておりません。そのため、公園事業の優先度を勘案した上で、今後、防音壁の早期設置に努めてまいります。  次に、ソフトテニスの利用が継続できる方法をいま一度模索することについてでございますが、既にソフトテニスの利用の際には、近隣住民の方に対する利用予定の事前周知や川側コートから利用するなどの対策を講じておりますが、騒音に対しては依然として解決に至っておりません。また、隣接住民や地元町内会の方とは、住宅側全面に防音壁を設置することでご理解をいただいており、現状においては、これが唯一の解決策と考えております。  そのため、ソフトテニスの利用を継続するほかの方法を模索することは難しいため、願意に沿うことはできません。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 今願意に沿うことができないというお話でしたが、請願者の方は、一番には防音壁を早期に設置してほしいという、このような請願の内容になっているわけで、市としても、防音壁を設置していくという方向は必要だと、住民との話合いの中でも、そういう方向でお話をされているということでご説明があったんですが、防音壁を設置するという点では一致している。その時期についてが願意に沿えないということなんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 願意に沿えない部分としましては、今述べさせてもらったように、これまでも2019年度から様々な対策は住民の方と話し合いながら取らせていただいたんですけれども、もう到底ソフトテニスの音について納得できないということで、今、我々としては防音壁を早期に設置するということで進めております。 ◆細野 委員 防音壁を早期に設置していただければ、住民の方もソフトテニスについても受け入れて、やってもらってもいいということですので、それが一番の解決策になるのかなと思いますが、やはり様々努力をしてこられたというのは、私も地元の議員として、そのこともお願いしてきましたし、実際に対応していただいたというのは了解しているんですが、やはりその手法というか、対応が不十分というか、住民の方にとってみれば、本当に騒音をなくすための対策として十分なものというふうには捉えられていません。実際に騒音も収まっていないということなので、やはりその点について、抜本的に解決をしていく必要があったのかなと、今になってみればですけれども、そう思っているところです。  請願者の方からも、やはりこのスポーツ施設をあそこの場所に持ってきて、これまでと大きく形を変えてスポーツ広場を造ったわけですけれども、テニスコートを住宅側のほうに持ってきたという時点で、やはり騒音に対する配慮というのをもっと優先して取っていくべきだったと思いますが、その辺のスポーツ広場の造るときの考え方についてはどうだったんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 整備計画の段階でも、地元住民の方々と話し合いながら設計を進めてきておりますので、その点については、話し合いながらテニスコートの位置等は決めてきていると考えております。 ◆細野 委員 ここまで来てしまったというか、やっぱりソフトテニスをやめてほしいという強い要望を住民の方、地域の方が出したその経緯は、やっぱり最初の対応と、その後の一生懸命話合いもしていただいて努力されてきたのは了解するんですけれども、それが目に見えた効果が上がらないということでなかなか――誠意は持っていただいているのであれなんですけれども、そこら辺が住民の方の理解と食い違ってきているのかなと感じていたところ、今度はこういう努力をしていただいて、テニスコートのソフトテニスの利用を中止するということで対応されたということになったわけです。  やはりそういった状況、これまでの経緯などもある中でのこういう対応であり、また、請願者の方々の要望も当然の要望だなと受け止めますし、一刻も早く対応していただきたいと思いますが、その辺についてはどの時点で、今の解決策としては、防音壁を早期に設置するというのがお互いの一番の解決策ですし、対応だと思うんですが、その辺についてはいつ頃ということで、もしこの請願が出た時点で検討されていればお聞かせいただきたいと思います。 ◎公園管理担当課長 先ほども述べさせていただいたように、来年度予算要求をいたしまして、2023年度には防音壁の整備をする予定にしております。 ◆細野 委員 その際に防音壁の高さ、それから幅についてはどのように検討されているんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 先ほども述べさせていただいたように、住宅側全面に防音壁――現状約3メートルの防音壁をつけているんですけれども、それを延長して川側まで設置する予定でございます。 ◆細野 委員 高さについては3メートルのままということで、それで十分なんでしょうか。ちょっと確認だけお願いしたいと思います。 ◎公園管理担当課長 実際、今3メートルを部分的にはつけているんですけれども、一定の効果はあるというふうに考えております。 ◆細野 委員 その際の騒音の状況というのは、いろんな地点で測ったりはしているんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 騒音測定についても、測定させていただいております。 ◆細野 委員 曜日とか、あとソフトテニスをやっているときにとか、そういった時点での騒音測定をやっているということでよろしいんでしょうか。その騒音測定についても、専門家の方にきちんと専門的に測定してほしいという地域からの要望があると思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎公園管理担当課長 測定の機械がありますので、それで測っておりますので、特に機械が測るものなので、専門家を呼んで委託までかけては現在行っておりませんけれども、騒音機で測っております。 ◆細野 委員 測定の仕方とか、手法とか、考え方というのは、測定方法について専門的な知見というのは必要ないんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 測定については、軟式テニスを行っているときとか硬式テニスを行っているとき、それぞれの場合において、測定パターンにおいて測定させていただいています。その中で、軟式テニスを行っている際の騒音のほうが若干高く出ているという結果は得ております。 ◆細野 委員 そういう中で防音壁も必要だという結論というか、市としてもそういう認識になったということで受け止めてよろしいんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 おっしゃるとおりです。 ◆佐藤〔和〕 委員 何点かちょっと確認を。これは請願者の文章を読むと、このままだと硬式テニスはできるということなんですけれども、その辺は住民と合意ができているということですか。硬式テニスだけは、今の防音壁がなくてもやっていいと、その辺の合意はできているということなんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 おっしゃるとおりです。 ◆佐藤〔和〕 委員 それは、なぜ硬式だけよくて軟式が駄目なのか。それはさっき言った騒音測定、そこの理由ですか。 ◎公園管理担当課長 おっしゃるとおりです。請願者も述べられていたとおり、軟式テニスの音のほうがかなり高い音が出てしまうので、近隣住民の方もそれに対して困っているということです。 ◆佐藤〔和〕 委員 そうしたら、近隣住民の方、町内会の方という話もさっきありましたけれども、近隣住民の方としては、2階ぐらいまでの高さの防音壁をつければ、ソフトテニスもやっていいよという、その辺の合意はもう得ているという考えでよろしいでしょうか。 ◎公園管理担当課長 我々としては、そういうふうに考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 先ほどの願意の実現性の中で、防音壁をつけていくということを努めていくということで、これからつけていくように聞こえたんですけれども、仮につけても、軟式テニスをやってもいいですよとオーケーしました。でも、結局やっぱりうるさいじゃないかとか、そういうことにならないのかなというのが気になったんですけれども、それについてはどうなんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 全面3メートルの高さで住宅側につけるんですけれども、完全に囲ってしまうわけではないので全く音が出ない状況にはできないので、その辺はまた設置してから住民の方との話合いをしていかなければいけないというふうには考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 そういうことを考えると、もう少し住民の方と、さっき請願者から要望もありましたけれども、壁をつけるのがソフトテニスの利用ができる唯一の方法とおっしゃっていましたけれども、もう少し合意できるようなポイントがあるんじゃないかなと思ったんですよね。あともう一点は、壁をつけたからといって、やっぱりうるさいよねという話になったとき、そうすると、それが無駄になってしまう可能性があるわけじゃないですか。その辺って、もう少し住民の方、町内会の方と話し合える余地がないのかなと思ったんですけれども、唯一は壁をつけることと、それはもう断言されますか。 ◎公園管理担当課長 住民の方とは、2019年以来ずっと話を続けてきたところではあるので、今の状況で防音壁が最終的な手段だと我々は考えております。 ◆佐藤〔伸〕 委員 全面防音壁をつけるということで、さっき細野委員のほうからも出た高さというのは、またそれはそれで高いと、今度近隣との別な問題が出てくると思うんだよね。今、佐藤和彦委員のほうからも出たように、やっぱり言質を取れるというか、言った言わないという言葉で、ある程度そこを詰めて、全面防音壁をやるんだったら早期に、今町田市としても、スポーツ振興課のほうは、スポーツ広場含めて、スポーツをするということに今力を入れてやっている中で、やっぱりソフトテニス――私も実はラグビー部だったんだけれども、大学で4年間軟式テニスだったので、昔だから。そんなあれがあって、東京都内、千葉のほうまで、近隣でスポーツ公園でやらせてもらったりしていると、やっぱりそういうところの配慮がしっかりしてやっているというのがあって、その点を十分考慮して、近隣の方との協議、それをしっかりとした形で取って、やっぱり早期にやってあげていただきたいという思いでありますけれども、すみません、意見みたいになっちゃって。それでどうか。 ◎公園管理担当課長 委員おっしゃるとおり、我々としても早期に防音壁の実現ができるように、再来年度と言わず、来年度についても公園事業の優先順位を勘案しながら、できればやっていきたいというふうには考えております。 ◆若林 委員 まだ話合いの余地は十分あるのかなと思っています。利用制限をかけると結構具体的に言われているというところなので、市と例えば管理者の人たち、その住民を入れてという形の中で、市は長く折衝していただいているというのはすごく理解するんですけれども、そういった形もあるのかなと思いますし、当然防音壁をつけるというところの、先ほどの佐藤伸一郎委員のほうでは言質というか、しっかり話をして、やっぱり懸念するのは、建てたはいいけれども、やっぱり駄目だったよねというのがすごく懸念するところなんです。ただ、今回利用されている方たちは、利用制限もしていいよというところなので、そういった話合いの余地というのは十分あるのかなと思うんですが、それが1点。  あともう一つ、防音壁の予算は大体どのぐらいかかるのかというのを教えていただければと思います。 ◎公園管理担当課長 まず予算のほうですけれども、2020年度に部分的に設置した部分の約倍ぐらいになるので、残りをつけるのに2,000万円弱かかるかなというふうには見積もっております。  あと、話合いの余地のほうですけれども、我々、市と直接住民、町内会の方と話すTsuruma Park  懇談会というのがございますけれども、その中でも話合いはさせていただいています。それ以外にも、管理者である指定管理者とは、ほぼ毎日のように話合いを繰り返しておりますので、その中で、もうこれ以上は難しいかなということで防音壁に踏み切ったところではあるので、我々としては、それが今のところ唯一の策かなと考えております。 ◆松岡 委員 1点だけお聞かせください。先ほど、若林委員のほうからも、近隣住民とソフトテニスをやっている方たちとの話合いの余地もあるのではないかというようなお話でして、先ほど請願者からは、一度も話したことがないということだったので、市が入って、そういう場を設けるということも一度考えたほうがいいんじゃないかなとちょっと思ったんですけれども、それはいかがでしょうか。 ◎公園管理担当課長 利用者と直接近隣の方との話合いということだと思うんですけれども、直接話すのがいいのかどうなのかというのはちょっと、感情的になる部分もございますので、私としてはよろしくないかなとは思います。 ◆松岡 委員 なかなか難しいのかもしれませんが、請願者は早期実現がもしできなかったならば、利用制限とかそういうこともというふうに、住民がおっしゃるような形で、それに沿うというような先ほどのご意見があったので、そういうところが何か、もう少しもんであげたらいいんじゃないかなと思ったんですけれども、そのあたりは市としていかがでしょうか。 ◎公園管理担当課長 何度も言わせていただいているように、2019年ですから2年前ぐらいから、ずっとこの話合いは続けてきておりまして、住まれている方、町内会の方は、もうそろそろ限界だ、体調も崩してしまっている。請願者も指定管理者から聞いてご存じだと思うんですけれども、体調を崩しているとか、そういった状況に陥ってしまっているので、我々としても、もっと早く防音壁とかの抜本的な対策を立ててあげれば、そういう体調を崩すということもなかったんだと、今さらながら思うんですけれども、そこが今のところの唯一の解決策ということで進めさせていただきたいというふうに考えております。 ◆松岡 委員 たしか、できるまでに2年か3年くらいかかるんでしょうか。完全に防音壁ができる時期は。 ◎公園管理担当課長 正式に来年度予算を立ててやれば、再来年度に設置工事という形になります。 ◆松岡 委員 最後になりますけれども、やはり2019年からということで、市の先ほどおっしゃったご答弁で、住民の方も病気を持っている方とか、そういう方々の気持ちも本当に分かりますし、ソフトテニスをやる方々の気持ちも分かりますけれども、やっぱり一緒に同じテーブルに着いていないというのが、何も意見が通じていないというのはちょっともどかしいかなと、お話を聞きながら思いました。そのあたりが何か解決の糸口にもなりそうで、そこのあたりがちょっと何とかならないかなと、これは意見ということでよろしくお願いします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があれば、お願いいたします。 ◆若林 委員 予算化は当然取り組んでいただきたいんだけれども、まだ長い状況なので、まだ話合いの余地は十分あると思っているんですよ。だから、その中で1度、やっぱり条件がボールの制限とかかなり具体的に、だから5月1日から絶対駄目だという形にならないように継続して話していっていただければなというふうに思うんですが、その話合いのところ、その制限というのを持っていって話していただければと思うんですけれども、その内容で継続という形がいいのかなと思うんですが、それについてはどうですか。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午前10時40分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時45分 再開 ○委員長 再開いたします。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  請願第3号を採決いたします。  本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって請願第3号は採択すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前10時46分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時47分 再開 ○委員長 再開いたします。  お諮りいたします。ただいま採択と決定いたしました本請願については、執行機関に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時48分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時49分 再開 ○委員長 再開いたします。
    △第23号議案 ○委員長 第23号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市整備担当部長 第23号議案 町田市宅地開発事業に関する条例及び町田市市街化調整区域における適正な土地利用の調整に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、町田市住みよい街づくり条例の改正に伴い、関係する2本の条例について、規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、町田市住みよい街づくり条例から引用する条項番号などのほか、「地区街づくりプラン」の名称を「まちビジョン」に改めます。  また、町田市住みよい街づくり条例による標識設置等の手続が、早期に実施されることに伴い、標識設置などの適用除外に関する規定を削ります。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第23号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第23号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第24号議案 ○委員長 第24号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市整備担当部長 第24号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、2021年11月に告示いたしました町田都市計画南町田グランベリーパーク駅周辺地区地区計画の都市計画変更に伴い、地区整備計画に定めた建築物等に関する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、当該地区における「地区計画の名称」、「建築することができる建築物」などを改めます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 南町田グランベリーパーク駅周辺地区地区計画の変更ということで、今回倉庫を建てられるようにするということですけれども、その地域についてはどの地域になるのか。  それから、工場が建設できなくなったということで、これは全体に係るものなのか、その点についてお聞きしたいと思います。 ◎建築審査担当課長 倉庫が建設できる場所につきましては、今、議案概要の区域の右の下、ケーズデンキの跡地の部分、こちらについて倉庫ができるようになります。  それからもう1点が、工場ができない地域なんですが、今回の都市計画決定の中で用途地域が変わりまして、一般的な工場もできるような工場になりましたので、従前の自家販売ができる小規模な工場のものだけを許容するような、今までを維持するような制限をかけるというような内容に今回はなっております。 ◆細野 委員 ケーズデンキ跡地ということですので、この利用については東急との話合いの中で、こういう方向で今回改定されるということでよろしいんでしょうか。 ◎建築審査担当課長 今回の条例そもそもとしましては、地区計画に定められたので、建築確認申請と連動させるために今回条例の改正をするもので、今おっしゃられているのは都市計画の決定時点での内容になるかと思うので、ちょっと詳細のところまでは把握していないんですけれども、ある程度、事業者との話も含めて、あと都市計画の考え方、それからニーズも取り入れた中で、今回の決定をしているというふうに考えております。 ◆佐藤〔伸〕 委員 地区計画なんですけれども、何十年も先に行って、今度、町の形態が変わってくるようなときには、この地区計画の変更ということも、将来的には考えていくというのもあるんですか。というのは、多摩境駅周辺でやっぱり地区計画があって、それで多摩境駅も30年もたってくると、やっぱり張りついてくると要望なんかも受けるということもあったり、でもその当時の地区計画があって、それがあるから変更はできないという部分での話もあったりして、今回、南町田についてのその考え方というのはどうなのかなと。ちょっと違っちゃうのかなとか思いながら、今これを出してくるに当たって、将来的な部分ではどうなのか。 ◎都市づくり部次長 ただいまのご質疑ですけれども、今回は南町田の地区計画で、前年の11月30日に地区計画をかけまして、告示しておるんですけれども、それに伴った条例ということで今挙げておりますが、今ご質疑いただいた内容は当然のことながら、将来的には今の現状のままというか、やはりまちづくりはそれがずっと続くわけでもないものですので、将来的な姿を地権者なり、住民の方なり、そういった方々といろいろ協議会なり、ご意見を聞きながら変更していくことも、当然のことながら可能性的にはゼロではございません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第24号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第24号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前10時56分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時57分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第37号議案 ○委員長 第37号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市整備担当部長 第37号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲートバスベイ整備工事請負契約の変更契約についてご説明申し上げます。  本議案は、町田薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲートの交通アクセス向上のため、2021年3月30日にASAHI POSIST-1株式会社との間で締結いたしました、町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲートバスベイ整備工事請負契約の契約金額及び工期を変更するものでございます。  当初の契約金額は1億2,980万円、履行期限は2022年3月17日でございました。その後、電柱移設時期の変更や土留め工事の追加などに伴い、2021年9月及び2022年1月に変更契約を行い、現在の契約金額は1億6,305万5,200円、履行期限は2022年3月31日でございます。  今回の変更は、工事箇所で発生した土砂崩れへの対応のため、のり面を安定化させる追加工事などが必要となったことから、契約金額を2億2,206万9,100円に、履行期限を2022年8月31日へ変更するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤〔伸〕 委員 今回のケースは、なかなか想定外のことが起きたということで聞いておりますけれども、こういうことがないように、余計な出費だと思うんですよね。それから、工期についても延びてしまうということで、計画全体がちょっと狂うということで、そういう思いがあるんですけれども、どうでしょうか。 ◎公園緑地課長 今回の土砂が崩れた原因というのは、前日に想定外の大雨が降ったことによって、一部の軟弱層が崩れたということで、これは当然工事の前に、設計の際にボーリング調査等で、一部軟弱な層があるというふうに把握はしておりましたけれども、特別な対策を取る必要はないという調査結果でございましたので、今回は適正な工事の執行がされているというふうには認識しておりますけれども、今後もこういった想定外の事態が起こらないようにということは、これからも我々は肝に銘じて、発注作業をしていきたいと思います。 ◆松岡 委員 この図面ですけれども、ウェルカムゲートに行くところのバスベイが工事箇所になるわけですけれども、では、今後市民や他市の方がバス等々で乗り入れするとき、このところに入場するときの制約とかはかかるということなんでしょうか。工事について、ここの図面のところが工事箇所になるわけですけれども、市民がこのウェルカムゲートに行くときに制約とかはかからない、大丈夫なんでしょうか。 ◎公園緑地課長 現状、工事をしているところにつきましては、施工区域をきちんと区分しておりますので、歩行者等の通行については問題ないというふうに考えております。それから、施工後のバスベイ工事完成後は、きちんと崩れにも対処した工法で工事を終えますので、特段の支障はないというふうに考えております。 ◆松岡 委員 今の答弁で、車、バス、歩行者全てに、この工事に関して特段の制約とかはかからない、今までと同じようにウェルカムゲートに行けるということで確認したいんですけれども、それでよろしいでしょうか。 ◎公園緑地課長 おっしゃるとおりです。 ◆細野 委員 想定外の工事が発生することになったわけですけれども、当初地盤の調査を行って、軟弱な地盤があったということでご説明がありましたが、そのときに、微小なものなので特に対応の必要はないというふうな判断というのは、どなたがされたんでしょうか。 ◎道路整備課長 実際に雨が降る前に、擁壁の床掘りを10月15日に行いまして、10月17日の日曜日に大雨が降りました。雨が降って土砂が、軟弱なところは崩壊してしまったということなんですけれども、現場に業者が行ったのが日曜日ということで、ちょうど市役所が閉庁していたときで、その後、話を聞いて、月曜日にすぐ職員が行って、この土砂が崩れているということで対応させていただいたということで、道路部のほうで対応させていただきました。 ◆細野 委員 今のは土砂崩れが起きた後、崩壊した後の対応ということで、市が対応されたとのことですが、その調査をした時点で軟弱な地盤があったことを確認されていたということなんですか。 ◎道路整備課長 調査のときは、ボーリング調査を実際にしておりまして、その中で、地層が軟弱ということでは分かってはいたんですけれども、実際に掘削工事をするときに崩壊のリスクまでは想定されないということでありましたので、実際にここの工事をするときに崩れることは想定しておりませんでした。 ◆細野 委員 でも、実際崩れてしまったわけで、その判断がどうだったのかということがあると思いますし、ボーリングのところを増やして、きちんと軟弱地盤の確認とかというのはする必要がなかったのか、その辺の判断の仕方というのはどうだったんでしょうか。 ◎公園緑地課長 設計の際は、調査会社と設計会社、それから、我々は当然発注者としての町田市がその設計に責任を持つということですので、その3者で判断をして問題はないということで、この設計になったということでございます。 ◆細野 委員 工事の前というか、工事中の事故だったので、それに対応して、これからちゃんと擁壁できちんと抑えることができると思いますけれども、それが万が一、そのままの状態で実際稼働してから土砂崩れとかとなれば、また大変な事故なども考えられる状況で、やはり最善の安全というか、最善にしていくべきだと思うんですけれども、そういうことは専門家が見て判断して対応していくということで、やむを得ない状況ということで受け止めてよろしいんでしょうか。 ◎公園緑地課長 今回の土砂崩れに伴う状況等を踏まえて、対策工事というのをしっかりと私どものほうで設計をしておりますので、施工後は問題がないというふうに考えております。 ◆細野 委員 今後、こういうことで教訓とか、何か市のほうで考えていらっしゃることがあれば、特にないですか。 ◎道路整備課長 今回は実際に崩れてしまいましたが、今後このようなことがないような形で、道路部のほうでもしっかりと設計から工事をしていきたいというふうに考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第37号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第37号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前11時7分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時8分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第7号議案(都市づくり部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、都市づくり部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第7号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算のうち、都市づくり部所管分の主なものについてご説明申し上げます。
     予算書17ページをご覧ください。  第2表、債務負担行為でございます。  下から9番目、南大谷及び東玉川学園三・四丁目地区住所整理事業について、期間を令和4年度から令和6年度まで、限度額を9,618万4,000円とするものでございます。  その2つ下、香山緑地整備事業について、期間を令和4年度から令和6年度まで、限度額を2億1,828万6,000円とするものでございます。  その下、忠生スポーツ公園整備事業について、期間を令和4年度から令和5年度まで、限度額を1億9,348万4,000円とするものでございます。  19ページをご覧ください。  第3表、地方債でございます。  上から6番目、都市計画公園整備事業について、起債の限度額を8億2,500万円とするものでございます。  33ページをご覧ください。  歳入でございます。  第14款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の6、土木使用料、節の4、市営住宅使用料の1億7,470万5,000円は、市営住宅6団地、全514戸の住宅使用料及び共益費並びに320台分の駐車場使用料でございます。  43ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の4、土木費国庫補助金、節の1、社会資本整備総合交付金の2番目、都市計画公園整備費の2億6,950万円は、蓮田緑地、図師南特別緑地保全地区などの用地購入に対する補助金及び野津田公園テニスコート整備工事、忠生スポーツ公園整備工事などに対する補助金でございます。  節の2、防災・安全交付金の1番目、住宅・建築物安全ストック形成事業費の1億4,238万8,000円は、木造住宅及び分譲マンションの耐震化事業とブロック塀等撤去助成事業に対する補助金でございます。  55ページをご覧ください。  第16款、都支出金、項の2の都補助金、目の6、土木費都補助金、節の2、都市計画費補助の4番目、都市計画交通事業推進費の5,620万6,000円は、鉄道駅ホームドア整備事業及びオンデマンド交通実証実験の実施事業に対する補助金でございます。  節の3、住宅費補助の1番目6,777万6,000円は、耐震化促進事業に対する補助金でございます。  節の10、生産緑地買取事業費補助の1億1,790万円は、蓮田緑地の用地購入に対する補助金でございます。  62ページをご覧ください。  第19款、繰入金、項の2、基金繰入金、目の1、基金繰入金、節の1、基金繰入金の3番目、緑地保全基金繰入金の2億1,244万1,000円は、蓮田緑地、図師南特別緑地保全地区及び三輪緑地などの用地購入に係る繰入金でございます。  72ページをご覧ください。  第22款、市債、項の1、市債、目の3、土木債、節の2、都市計画事業債の4番目、都市計画公園整備事業の8億2,500万円は、蓮田緑地などの用地購入に対する市債及び野津田公園テニスコート整備工事、忠生スポーツ公園整備工事などに対する市債でございます。  以上が歳入の概要でございます。  次に、歳出につきまして「予算概要説明書」を使って説明いたします。  236ページをご覧ください。  都市づくり部予算のポイントとして、予算編成に当たっての予算編成の考え方、重視した取り組みを記載しております。  多摩都市モノレール町田方面延伸の事業化に向けた取組、小型バス運行事業、鶴川駅周辺の再整備や公園整備事業などの7項目を記載しております。  237ページをご覧ください。  都市づくり部予算総括表でございます。予算額は45億4,807万3,000円、そのうち一般財源は21億9,597万7,000円でございます。  次に、主な事業につきまして説明いたします。  予算書では、133ページから139ページに記載されておりますが、説明につきましては、引き続き「予算概要説明書」を使いご説明いたします。  「予算概要説明書」の239ページをご覧ください。  第8款、土木費、項の3、都市計画費、目の1、都市計画管理費が3億2,222万円でございます。作成委託料の816万2,000円につきましては、学校施設の再編における用途地域などの決定、変更、町田都市計画道路3・3・36号の整備に合わせた沿道地域の用途地域などの変更、東京都の区域区分一括変更に合わせた町田市全域の用途地域などの見直しに必要な図書の作成に係る経費でございます。多摩都市モノレール町田方面延伸の事業化に向けた経費としましては、多摩都市モノレール基金積立金の2億5,058万6,000円のほか、事業・業務委託料の2,910万円につきましては、町田駅周辺の歩行者ネットワーク構築に関する検討や、木曽山崎団地地区における地域交通ネットワーク構築に関する検討のための事務委託料などに係る経費でございます。  240ページをご覧ください。  目の2、土地利用調整費が9,399万円でございます。地理情報システム保守点検委託料が4,200万円、作成委託料の2,213万6,000円につきましては、共通地形図及び都市計画図などの修正、データ更新や、特定生産緑地の指定などに係る経費でございます。調査等委託料の1,422万8,000円につきましては、都市農地維持活性化方策の検討に係る経費でございます。主な特定財源は、地場産農産物消費拡大支援事業費補助金、都市農地事業費補助金などでございます。  242ページをご覧ください。  目の4、交通事業推進費が2億5,853万6,000円でございます。バス利用促進等補助金の4,318万3,000円につきましては、小山田桜台から唐木田方面への小型バス運行事業補助などに係る経費でございます。地域コミュニティバス運行事業補助金の4,950万7,000円につきましては、「玉ちゃんバス」及び「かわせみ号」の運行事業補助に係る経費でございます。小田急多摩線共同調査負担金の1,015万円につきましては、小田急多摩線の延伸実現に向け、相模原市と共同で実施する調査に係る経費でございます。鉄道駅ホームドア整備事業補助金の1億1,000万円につきましては、市内鉄道駅にホームドアを整備する事業の補助に係る経費でございます。特定財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のほか、都市計画交通事業推進費補助金、広告掲載料、まちだ未来づくり基金繰入金でございます。  244ページをご覧ください。  目の8、公園緑地費が32億6,249万2,000円でございます。①整備工事費の3億2,422万2,000円につきましては、第二次野津田公園整備基本計画に基づくテニスコート整備工事に係る経費でございます。改修工事費の5,783万8,000円につきましては、町田GIONスタジアムトラックフィールドの改修工事に係る経費でございます。②整備工事費の2億4,289万7,000円につきましては、熱回収施設等の周辺施設整備基本構想に基づく忠生スポーツ公園の整備工事に係る経費でございます。主な特定財源は、社会資本整備総合交付金、都市計画事業債などでございます。  245ページをご覧ください。  項の4、住宅費、目の1、住宅費が5億4,748万7,000円でございます。施設等管理委託料の2億1,681万4,000円につきましては、管理代行制度による市営住宅の管理に係る経費でございます。住宅耐震促進助成金の2億7,166万2,000円、事業・業務委託料の1,926万7,000円、緊急輸送道路沿道建築物耐震促進助成金の1,535万2,000円につきましては、大規模地震による建築物の被害を最小限にするため、木造住宅、分譲マンション、緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進に係る経費でございます。主な特定財源は、防災・安全交付金、市営住宅使用料、住宅費補助金などでございます。  354ページから359ページをご覧ください。  事業別支出科目一覧でございます。大事業名ごとに都市づくり部の支出科目を掲載しております。  以上が一般会計予算の都市づくり部所管分の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 私は「予算概要説明書」の45ページから質疑させていただきます。忠生スポーツ公園整備事業でございますけれども、この図面から見ますと、駐車場がまず書かれておりますが、これは無料ということでよろしいのでしょうか。あと、何台設置される予定でしょうか。  また、この図面から見ると、自転車の駐輪場がなさそうなんですけれども、自転車の駐輪場は予定されているのか。また、散策ゾーンがございますけれども、もし自転車の駐輪場があるとしたら、その自転車の乗り入れとかは、自転車で走るというか、近隣住民の方々は大変期待していらっしゃる忠生スポーツ公園ですので、多くの利用客が予想されますので、そのあたりをお聞かせください。 ◎公園緑地課長 まず、駐車場につきましては、台数が35台ということにしております。料金につきましては、これから決定してまいりますけれども、基本的には有料駐車場というふうに考えております。  それから、駐輪場でございますけれども、駐輪場につきましても、これは計画上43台、バイクは3台ということで計画をしております。  それから、この散策ゾーンのところに自転車が入れるかというご質疑でございますけれども、基本的には、自転車は公園の入り口付近に設ける駐輪場に止めていただいて、公園の中はご利用をいただくということになろうかと思います。通過をするとか、公園の中を通って下のほうに行きたいというときには、乗らずに押していただいて、歩行者の方の安全をきちんと確保した上で、乗り入れていただくというような形になろうかと思います。 ◆松岡 委員 分かりました。あとは、多目的芝生ゾーンがございますけれども、今、よく問題になっている、各地域に小さい公園等々があって、子どもたちがボールを使っちゃいけないとか、蹴っちゃいけないとか、そういういろんな禁止項目があってなかなかボールを使用できませんけれども、これはそもそもですけれども、ここの芝生ゾーンでは、もちろんサッカーというか、ボールを持って子どもたちとかが使用していいということでよろしいんでしょうか。 ◎公園緑地課長 ボール遊びにつきましても、これから利用については決めていきますけれども、基本的には公園の中でボールをしてはいけませんということは申し上げていないんです。利用者の方同士で安全を確保できた状態であれば、ボール遊びも当然可能であるというふうに考えております。 ◆松岡 委員 あと1つ、最後にですけれども、これは図面から見ても決まったことだとは思うんですけれども、とても市民が期待していたバスケットボールコート、なかなかないのでここに造ってあるということはとてもすばらしいことだと思いますけれども、ちょっと残念ながら、やっぱりこれを見ると半面コートであるということで、ゲーム、試合は全コート――私もバスケットボールをかつてやっていましたので、半面コートだと試合ができないというか、ゲームができないところは、ちょっと残念だなと思いますけれども、そのところはどうでしょうか。 ◎公園緑地課長 今回設けているのは、バスケットボールの半面コートですけれども、これはスリー・オン・スリーという3対3でやる、半面を使ってやるという、それ用のコートということにしておりまして、フルコートというのは今回は整備しない予定です。 ◆松岡 委員 分かりました。さきのオリンピックでも、スリー・オン・スリーはありましたので、分かりました。了解いたしました。大変近隣住民が期待していると思いますので、今後もよろしくお願いしたいと思います。  次に、「予算概要説明書」の59ページでございます。生活交通バス運行事業でございますけれども、これに関しまして、忠生地域の路線バス利用促進事業ということで、小山田桜台、多摩南部地域病院間の小型バス運行事業がありますけれども、この内容をもう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。 ◎交通事業推進課長 小山田桜台から唐木田方面へ行くバスにつきましては、市が将来、路線バスを導入したいと考えている路線につきまして、バスの需要をはかるため運行しているものでございます。運行を通じて出てきた課題を改善することで、利用促進を図って、路線バス導入に向けた環境の醸成をしていくといったところでございます。 ◆松岡 委員 理解いたしました。ありがとうございます。  ほかにあと2点ですけれども、2020年度に小田急電鉄とオンデマンド交通の実証実験、これも私もかつて視察したことがございますけれども、これにも予算が組まれておりますが、まずその内容をお願いいたします。 ◎交通事業推進課長 これはE-バスのことだと思いますが、2020年度に山崎団地エリアを中心として、小田急電鉄と連携して、郊外住宅エリアにおけるオンデマンド交通の需要とか、インセンティブを活用したオフピーク利用促進効果等の検証を目的に実証実験を行ったものでございます。 ◆松岡 委員 最後になりますけれども、「交差点や横断歩道至近にある危険なバス停の解消に向けた取組み」のために予算が組まれているんですけれども、そもそも町田市内の交差点や横断歩道付近にある、大変危険だと思いますけれども、今現在それはどこにあるか教えていただいてよろしいでしょうか。 ◎交通事業推進課長 今具体な場所については持ち合わせていないんですが、市内に約11か所あるというふうに聞いてございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 59ページ、生活交通バス運行事業について伺いたいと思います。これは「相原地区、本町田地区、つくし野地区で行ってきた地域交通の導入に向けた検討を継続」という形に書いてありますけれども、これは多分、どこの地域も1回は実証実験をやって、2回目はどうしようかという話の状況だというふうに思うんですけれども、今コロナがあってなかなか検討が進んでいない状況かもしれませんが、これはそれぞれ2回目について、地元の運営委員会、推進委員会ですか、どのような話合いになっていて、どれぐらいの時期に2回目をやろうかなと考えているのか、その辺の各地区それぞれの状況を教えていただきたいのと、あと、成瀬地区もたしか1回実証実験をやって、この中にちょっと今組み込まれていないんですけれども、その辺の状況がどうなっているのか。成瀬地区も2回目の実証実験についての検討が行われているのかどうか、そこを併せてお聞きしたいと思います。 ◎交通事業推進課長 ここに記載しております、相原地区、本町田地区、つくし野地区におきましては、地域の支え合いを中心とした取組にシフトしていこうというふうに考えてございます。実施時期については、まだこういう状況ですので協議がしっかり整っておりませんので、来年度中には取り組みたい、また実行に移していきたいと考えております。  成瀬地区につきましては、地域の活動がちょっと閉鎖している状況ですので、折を見てしっかりと調整はしていきたいと考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 今のお話ですと、相原と本町田とつくし野地域においては、地域の支え合いという話で、1回目の実証実験と同じような形でやるわけではなくて、今度、新たな形を考えていくためのこの予算という考え方でよろしいでしょうか。 ◎交通事業推進課長 これまでやってきた小型乗り合い交通にとらわれずに地域協議会と取組を進めていく、その地域の支え合いによる移動に関してつけた予算でございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 今までとは変わったというか、違う形も考えていこうねという、それで1回目に実証実験をやったところを中心に、今回予算をつけている、そういう形でよろしいですね。 ◎交通事業推進課長 そのとおりでございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 分かりました。あと、その下に「『まちだ〇ごと大作戦』で実施されてきた地域交通の取組等に対して、経費の一部を補助」という形で予算が計上されていますけれども、これはまちだ〇ごと大作戦の予算がなくなったからつけていこうという話だと思うんですけれども、これはこの単年度のみの話なのか、それともこれ以降も継続していこうと考えているのか、そこの考え方を教えてください。 ◎交通事業推進課長 継続してやっていこうと考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 あと、今回まちだ〇ごと大作戦というくくりで言われていますけれども、今、課長から話もあったように、地域ごとにこれから新たな交通システムというのができてくるんじゃないかと思うんですけれども、こういうことに対しても今後は積極的に予算計上していこうと考えている、そういう考えでよろしいですか。 ◎交通事業推進課長 そのとおりでございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 その新たな交通システムのつくり方ということで、社会福祉法人だとか、そういうことの今いろいろと各地域で検討が進んでいるというふうに思うんですけれども、それはそれで進めていっていただきたいと思うんですが、それ以外にも何か、今、新たな取組で交通事業推進課のほうで考えていることはあるんですか。 ◎交通事業推進課長 具体なものは特にないんですけれども、例えば個人の持っている車両で送迎ができるような仕組みだとか、そういったところも考えていきたいと考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 分かりました。やっぱり地域交通って、今までは多分路線バスが敷けるところは路線バスでお願いしたい、それが駄目であればコミュニティバスを検討、それが厳しければ、またオンデマンドとか、タクシー車両とか、そういうだんだん小さくなっていくようなことも考えてきたと思うんですけれども、やはりこれから高齢化社会を迎え、特に高齢者の方たちの足が必要になってくるわけですから、それについては柔軟な対応をしていくということで今理解しましたので、ぜひこの地域コミュニティーのバスというか、運行に関する予算というのは、しっかりと今後も取り続けていただきたいなと思います。これは要望とさせていただきたいと思います。  次が66ページ、相原駅周辺街づくり事業につきましては、今回、相原駅の東口から町田街道までの予算ということですよね。これは多分、道路整備などがこれで進んでいくという形で思っているんですけれども、今回、事業の背景・目的にも書いてありますように、「にぎわいの形成」という形で書かれていますけれども、このにぎわいの形成については現時点でどのようなことを考えているのか。にぎわいは大切だと思うんですよね。道路も当然大切なんですけれども、にぎわいというのが非常にやっぱり重要な部分だと思うので、にぎわいの形成についての今の現時点での考えはどうなのかを教えてください。 ◎地区街づくり課長 相原駅の周辺のまちづくりにつきましては、にぎわいというお話でしたけれども、まず都市計画の決定変更といいますか、地区計画を定めまして、用途地域等の変更を2021年に終えたといったところで、今後、まずは土地利用の関係が、にぎわいがしっかり誘導できるような土地利用になっております。  今後、まず駅周辺の交通広場が今はなかなか機能していないところもございますので、そちらから、今JR東日本との協議を進めておりまして、駅前広場の整備に着手していきたいというふうに思っております。また、その周辺の状況も地権者様とお話をしながら、町田市もできる限りにぎわい形成に向けた取組を進めていきたいと考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 今回の整備で、恐らく商店とか、そういうのが移転するとか、そういうことを余儀なくされているケースもあると思うんですけれども、やはり、にぎわいの一環としてある程度、商店街の形成だとか、店舗が増えるだとか、そういうことも1つのにぎわいにつながってくると思うんですが、商店街の形成だとか、そういうことについては何か今お考えはありますでしょうか。 ◎地区街づくり課長 既存の商店街もございますので、そちらのほうのこれまでどおりの継続と、さらなる駅周辺、駅前街区がございますので、ロータリーを新たに、交通広場を考えておりますのでその周辺を、まずは地権者様と話を進めていきたいというふうに考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 このにぎわいだとか、やはり相原駅は非常にこれから発展してくるとは思うんですけれども、例えば町内会・自治会とか、連合会とか、地区協議会、この辺とも連携をしながら話を進めていくという形でよろしいんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 おっしゃるとおりでございます。 ◆小野寺 委員 59ページの生活交通バス運行事業の中で、「地域の支え合いによる移動支援の取組や、自動運転等の新技術」について、どのように行っていくんでしょうか。この自動運転の見通し的には。 ◎交通事業推進課長 自動運転の技術の活用につきましては、現在具体的なものは決まってございません。ただ、町田市で実験を行いたいという事業者があれば、しっかり協力していきたいというふうに考えてございます。 ◆細野 委員 何項目か伺いたいと思います。  まず最初に、「予算概要説明書」の62ページと239ページのモノレールの整備についてですけれども、モノレール検討の中で、それぞれのまちづくりの検討も3地域で進められていくということが説明されていましたけれども、森野団地の整備については、昨日、本会議の質疑でもお答えがありましたけれども、場所としてはどこを通って横断をするようになるのか。そして、森野団地の再整備ということで、住み替えなども考えて団地再生も行われていくということなんですが、どのように検討されていくのか。その内容について、現在分かっていることがありましたら教えていただきたいと思います。  それから、木曽山崎地域の整備についてもプラットフォーム、整備事業について計画をしていくということでありましたけれども――木曽山崎団地地区の基盤整備の概要について、交通広場のようなスペースを設けていくということでしたが、どのような規模で想定されているのか。また、そこでのモノレールとの結節点として、乗換えの拠点として、そこを整備していくということですが、どの地域に木曽山崎を乗換えて、どの地域にバスを走らせるのか、検討していることがあったらお聞かせいただきたいと思います。 ◎多摩都市モノレール推進室長 2点ご質疑をいただきました。  まず、森野住宅の関係なんですが、区域としては、横浜線よりも南側で境川に挟まれたエリアになります。歩行者デッキの設置位置につきましては、来年度の検討委託、概略を検討しますので、その中で位置については決めていきたいと考えております。  続いて、2点目の木曽山崎団地の交通広場についてでございますが、こちらも来年度の検討委託の中で位置ですとか、規模について検討してまいりたいと考えております。 ◆細野 委員 これから具体的になっていくと思うんですが、そのあたりについては、検討の中に住民の皆さんの声とか、地域の声とか、あと情報提供しながら進めていかれると思うんですが、その辺の計画については、どのように住民に情報提供と意見の聴取というんですか、意見を反映させるような仕組みというのはつくられるのかどうか。今のお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。  それから、「予算概要説明書」の239ページの中に、町田駅周辺地区基盤整備等概略検討が予算化されていますけれども、この内容について、また、これまで検討も進めてきた部分もあるのかなと思いますので、これまでの検討内容について、もし予算の中に盛り込まれているのであれば簡単で結構ですが、お聞かせいただきたいと思います。 ◎多摩都市モノレール推進室長 こちらも2点ご質疑いただきました。  まず、1点目の市民の意見を反映していくのかというようなお話だったと思うんですが、森野住宅につきましては、今年度から森野住宅周辺地区まちづくり勉強会ということで、地権者の方と将来のまちづくりについて検討をしております。ですので、引き続きこの勉強会の中で、情報共有、情報交換をしていきたいと考えております。ちなみに、木曽山崎団地につきましては、来年度、初めて委託で交通広場等の設置の検討を行っていきますので、それが終わった後に市民との情報共有、情報交換については考えていきたいと思っております。  続いて、2点目の町田駅周辺の検討業務委託なんですけれども、こちらは先ほど申し上げました歩行者ネットワーク、歩行者デッキをどの位置に設置するかなどの調査検討を行う予定です。 ◆細野 委員 モノレールの延伸を契機にしながら、様々なまちづくりのことが進められていくということで受け止めました。この進めていく流れですけれども、最終的には小田急線西口の整備事業ともかみ合ってくるということで、そういった全体像というのは、いつ頃明らかになっていくんでしょう。計画については、どこでどのように進められ、また、今後どのように明らかになっていくのでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 今回、町田市都市づくりのマスタープランを策定しました。これが2040年の姿を描いていますので、2040年に向けて検討を行っていきたいと思っております。 ◆細野 委員 先ほどプラットフォームと伺ったんですが、ちょっと1点。忠生・北部丘陵地区プラットフォーム構築運営及びビジョン策定委託料ということで、この目的とどのようなものが想定されているのか、またご説明をお願いしたいと思います。
    ◎公園緑地課長 これは、ここの忠生・北部丘陵地区に限るものではないんですが、町田市の緑をどういうふうに考えていくかということで、公園とか緑地、農地とかも含めて、緑に関わる活動をしている団体の方ですとか、関心の高い農業者の方、あるいはNPO法人などの方と意見交換を実施しながら、みどり空間を活用していく、そういうプラットフォームを構築したいということで取組をしておりまして、2022年度中にこういったプラットフォームを構築した上で、その皆さんのご意見も加味しながら、協議しながら、町田市全体の緑のビジョンというのをつくっていきたいと考えているというところです。 ◆細野 委員 そうしますと、直接モノレールの延伸との関連ということでは、モノレールの駅として、そこが多くの方に楽しんでもらう地域とか、そういったことで想定されているのか。この事業の中に入っているというのは、その理由についてお聞かせいただけますでしょうか。 ◎公園緑地課長 これは駅とか、そういった具体的な施設というよりは、このモノレールが通る延伸ルートの沿線上の地域全体の活用をしていきたいというところで、この緑のプラットフォームの事業についても、ここに掲載をされているというところです。 ◆細野 委員 続きまして、59ページ、先ほどから質疑がありましたが、生活交通バス運行事業についてですけれども、3つの路線について1回実証実験を行った地域ですけれども、様々な課題があったと思うんですが、これまでのもの以外にも想定しながらということで、3か所挙げられています。この3か所については、こうしたこれまで1回行った実証実験に基づいた改善なども含めて検討されていくのでしょうか。また、地域の方々の動きというのは、しっかりと動いていて要望されているということでよろしいんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 これまで一緒に協議を進めてございます。1回実証実験しておりますが、思うような結果にはならなかったものですから、小型乗り合い交通に代わる手法につきまして、地域協議会と現在は検討を進めているところでございます。 ◆細野 委員 つくし野地域などは、終起点というんですか、終点が駅からちょっと離れていたりとか、そういった課題もあったかなと思うんですが、そういったものについては、これから新たな手法で運行していくとしても、同じような課題が出てくるのかなと思いますが、そういった問題については今後改善をされていくのでしょうか。  もう一つ、路線バスの新規路線導入実施事業などにも取り組まれておりますが、これは小山田桜台と唐木田との間ということでしたけれども、他の地域でも、こうした場所が新たな路線バス導入の可能性のある場所として認定されれば、こうした事業を実施していくということになるのか、その条件としてはどのようなものが想定されるんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 1点目が、小型乗り合いのお話だと思うんですけれども、乗り場の関係だとか、そういったところは当然改善をしていかなければいけない部分だと考えてございます。  2点目の路線バスの可能性のところだと思うんですが、現在そういったところを考えてはおりません。条件としましては、やはり交通不便地区に近いところ、あるいはどうしても路線バスが必要なところについては、今後改めて検討していかなければならないのかなと考えてございます。 ◆細野 委員 また新たな道路なども、計画道路などが整備されてくる中で、バスの交通なども可能なルートというのが地域の要望なんかでも出てくると思うんですが、そういったものを吸い上げていくという可能性は今のところはないということでしたけれども、ぜひお願いしたいというふうに思います。  あと、改修工事費140万円ついておりますが、これもバス停の上屋とか、ベンチの設置とか、大変住民の方から要望の強い課題で、140万円ですので2台分だと思うんですが、この方向性についてはいかがでしょうか。2021年度、今年度については、これが残念ながら活用されなかったということを伺っていますが、事業所との関係などもあるとは思うんですけれども、全額――今は2分の1補助ということで限定されていますが、例えば前年度のを繰り越して2台分を全額補助とか、そういった形でもっとピッチを上げて進めていくということは検討されないんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 基本的に、バスのベンチ、上屋につきましては、事業者が設置して、事業者が管理するものでございますので、事業者と調整しながら、ここは進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 続けて、「予算概要説明書」の242ページですけれども、鉄道駅ホームドア整備事業補助金が予算化されています。この内容については、鉄道駅のホームドアということでしたが、具体的にどこの駅のどの場所とかというのは想定されているんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 2022年度は小田急町田駅です。 ◆細野 委員 なかなか進まないんですが、これによって小田急町田駅については、完了するという見込みでよろしいでしょうか。 ◎交通事業推進課長 2022年度、2023年度で終わる予定でございます。 ◆細野 委員 続きまして、野津田公園を伺わせていただきたいと思います。野津田公園のテニスコートの整備費が予算化されておりますが、この予算によって、野津田公園のテニスコートというのは全部で何面になるんでしょうか。 ◎公園緑地課長 今回の新しく造るテニスコートとして4面、既存のテニスコートが3面、合わせて7面です。 ◆細野 委員 当初の第二次野津田公園整備基本計画では12面だったかと思いますが、今回4面で、その後の計画の中でも直近では入っていないのかなと思うんですが、その4面で当面とどめておくということなんでしょうか、その辺の考え方についてお聞かせください。 ◎公園緑地課長 当面の運用は、この合わせて7面ということになりますけれども、まだ都市計画決定にご承諾いただけていない方に対しましても、今後も継続してご理解を得られるように取組を続けていきたいと考えております。 ◆細野 委員 ぜひ、恐らく農業の継続とか、近隣住民の方の合意ということでいらっしゃると思いますので、この計画については、しっかりと住民の方々に同意が図られるまで強引に進めることのないよう要望したいと思います。  あと、夜間照明が設置されるということで、本会議で質疑がありました。周辺には迷惑をかけないということでご答弁がありましたけれども、その辺の理解というか、造りますよということについては、まだ知らせていないということでしたが、本当に大丈夫なんでしょうか。先ほどの防音壁の問題もあるんですけれども、やはり住民の方々にとって、あるいは農業という本当に生活の糧にもなっている事業を行っている方々ですので、やはり、十分事前にご相談しながら進めていくということが大事かなと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎公園緑地課長 本会議のほうでもご答弁差し上げておりますけれども、今回の照明につきましては、高さが約6メートルということで、横方向に水平距離で100メートル離れていることから、基本的にはそちらに届く光というのは非常に限定的で、影響は最小限であるというふうに考えております。テニスコート自体、そこに設けることの整備事業の内容につきましては、これまでも地権者の方にご説明はさせていただいておりますが、施設の詳細につきましては、例えば照明がどのぐらいのものがつくのかといった詳細につきましては、今後丁寧にご説明をさせていただきたいと考えております。 ◆細野 委員 丁寧に説明していただいて、影響がないとしても、そういうものができても影響ありませんよという説明があれば安心もできるでしょうし、ぜひ配慮をお願いしたいと思います。  続きまして、「予算概要説明書」の69ページの中心市街地整備事業についてですけれども、この事業については、いろいろ試行錯誤されながら進められている課題だと思いますが、原町田中央通りのかなり狭い通りですけれども、ここの沿道を活用するということでは、さらに車の通る部分というのが、もともとあまり通ってはいないですけれども、一応車両が進入できるような通りでもあり、安全性といったものについてはどのように配慮されているのか。また、そもそもこの内容について、どのようなことを想定されて進められているんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 原町田中央通りの今現在の事業の内容になりますけれども、現在商店会とにぎわいづくりを進めていきたいというところで、以前からお話をしていまして、このたびガイドラインというものを策定しまして、委員おっしゃったとおり、今の通行機能だけではなくて、通りのにぎわいを形成するためのガイドラインということで、この地域は市街地道路の拡幅整備に関する要綱というものを持っていまして、その下がっていただく3メートルの部分、現道6メートルに対して、両側は3メートル下がっていただくんですけれども、その3メートルを使って、通行機能だけではなくて、にぎわいに資するような活用を進めていくということで、通行機能がメインになりますので、そこを活用してにぎわいをつくるということで、そのルール化を地元の方と一緒に進めてきて、このたびガイドラインをつくりますので、そのガイドラインを基に、来年度以降実証実験を含めて、さらにその運用体制とかルールというのをつくっていくという内容の事業になっております。 ◆細野 委員 車の運行、安全性とか。 ◎地区街づくり課長 運行のほうは、今規制が一部かかっておりまして、11時から19時が車両ができるだけ入らない、入る場合は許可証が必要だというようなところになっていまして、そこは変わりなくて、規制の内容は変わるものではございませんので、下がっていただく空間をにぎわいに資するような空間にしていくという事業でございます。 ◆細野 委員 そうすると、それぞれの商店であったり事業所が、何らかの形で沿道の部分を利用すると。その際のルールづくりが目的だということが分かりましたが、そうなると、ちょっとお店を広げたりとか、そういったことも可能性としてはあるということになるんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 おっしゃるとおりでございます。 ○委員長 休憩いたします。              午後零時1分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆細野 委員 あと3項目お聞きしたいと思います。  先ほどの野津田公園スポーツの森整備事業について、項目の中に、予算の中に直接ではないんですが、パークセンターゾーンの整備計画ということで載せられていますが、この内容について教えていただけますでしょうか。また、もし検討していることがあればお聞かせいただきたいと思います。 ◎公園緑地課長 まだ具体的な内容は出ておりませんけれども、パークセンターゾーンというのは、野津田公園のメインの入り口を入っていった既存のテニスコート周辺のところ、バスの臨時の駐車場があるところですけれども、そこの部分周辺を次期整備区域というふうに考えておりまして、2023年度から基本設計に入っていきたいと考えております。 ◆細野 委員 現在でもテニスコートがそこに3面あるわけですけれども、そこにもし必要であれば、テニスコートをまた整備するというようなお考えというのはないんでしょうか。今のテニスコートを整備されるところで、その先は空白ですけれども、やはり農家の方とかのお考えを聞くと、なかなか今後何年でということも難しいのかなと思いますが、そんなことはこの計画の中に盛り込まれるということではないのかお聞かせください。 ◎公園緑地課長 このパークセンターゾーンには、第二次野津田公園整備基本計画の中では、お子様向けの遊具を配置する予定になっておりまして、冒険の森とか、芹ヶ谷公園にもありますがスライダーという長い大きな滑り台があります。そういったお子様向けの遊具を整備するゾーンというふうになっておりまして、ここにはテニスコートを設ける予定はございません。 ◆細野 委員 今後の計画ということですので、子どもたちの遊び場もかつては結構広々とありましたので、大事な要素でありますけれども、また、市民のニーズなどに応えてやっていただければと思います。  続きまして、「予算概要説明書」の40ページ、町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上推進事業について伺います。西園のウェルカムゲートの工事が終わり、これからまた南園、北園の整備ということで盛り込まれておりますが、それぞれの目的及び内容について確認をさせてください。また、財政見通しについてはいかがでしょうか。 ◎公園緑地課長 都市づくり部所管の予算としましては、2022年度は用地測量ということで、南園の用地測量になっております。主な事業費の3の南園測量委託料というところです。南園というのは、今現在のえびね苑のある場所ですけれども、そこの部分についての用地測量を計上しております。 ◆細野 委員 予算はないんですけれども、北園の方向性というのはないんでしょうか。 ◎公園緑地課長 北園につきましては、基本的には現在の樹林地を生かして、あと景観作物を今現在もやっておりますけれども、そういったものを今現在の状況を生かした方向で整備する予定でございます。 ◆細野 委員 そうしますと、都市づくり部のほうで今後進めていく南園の事業としては、将来的にはどのようなものを想定しながら進められているんでしょうか。 ◎公園緑地課長 南園につきましては、具体的な基本計画を2024年からということにしておりまして、その中で検討をしていく予定です。 ◆細野 委員 大薬師池公園構想ということもあり、これからさらに広げていくということでの計画だと受け止めました。実際には、これから計画がされていくということで了解いたしました。  それと、その中に挟まって、地域的にそこにあるリス園ですけれども、今回予算が100万円ついております。この内容について、また、この施設についてどの程度の建て替えになるのか、かなり時間をかけておりますので、どのような構想をお持ちでしょうか。 ◎公園緑地課長 リス園の改修工事費につきましては、地域福祉部の所管となっておりますけれども、この100万円につきましては、安全維持のための改修を行うと。園路の舗装ですとか、施設点検等で老朽化が確認された箇所を適宜改修していくというものだと聞いております。 ◆細野 委員 了解いたしました。将来的に薬師池公園について、現在の西園が整備され、にぎわいをさらに創出していくような事業として進められていくのか、南園の位置について、えびね苑などもありますけれども、そういった具体的な現在の施設などで、この施設を生かしながらとか、もしそういう構想がありましたら、場所だけ確認をさせてください。 ◎公園緑地課長 南園につきましては、今現在は、エビネが約5,000株ある、あるいはアジサイとかが見どころの場所でございますけれども、そういったものを今後どういうふうに生かしていくのか、ここが本当に適地なのかどうなのかというところも含めて、検討していきたいと今のところは考えております。 ◆細野 委員 分かりました。そうなると、南園として位置づけられているのは、現在のえびね苑の場所ということで、了解いたしました。 ◆佐藤〔伸〕 委員 「予算概要説明書」の240ページ、土地利用調整費の中で、システム保守点検委託料(地理情報システム)の中で、用途地域だとか、いろいろ都市計画図の中へ入れ込んでもらっていてあれなんですけれども、無電柱化事業、これは道路整備課の所管なんですけれども、その前段に当たって、道路内の埋設管情報を地理情報システムの中に盛り込むというようなご検討は、2022年度されたのかどうか教えてください。 ◎土地利用調整課長 地下埋設物の情報につきましては、この予算は、要は地形図を作成するものでありまして、そこにどのようなことを載せていくかということでは、道路部と調整をしながら進めていくことになるかと思います。特にここでの検討はございません。 ◆若林 委員 「予算概要説明書」の59ページ、生活交通バス運行事業の予算額9,800万円のところで、コロナの臨時交付金がほとんどなんですけれども、来年度はこれだけつくという形の中で、再来年度の話になるんですけれども、そういった見通しだとか、これがない場合は、こういった事業は単費になるのかどうかというのをお聞かせください。 ◎交通事業推進課長 交付金の件なんですけれども、2023年度以降の充当については確約されているものはございません。今後、交付金や補助制度につきましては、注視しながら予算の確保に努めてまいりたいと思っております。 ◆若林 委員 「予算概要説明書」70ページの(仮称)蓮田公園整備事業についてなんですが、来年度、実施設計で駐車場整備工事、2023年度にプレオープンとなっているんですけれども、このプレオープンのざくっとした内容、またこの駐車場整備をして、これは使えていくものなのかどうかというのを教えてください。 ◎公園緑地課長 プレオープンですけれども、2022年度、今回の当初には、この実施設計駐車場整備工事は入っておりませんで、6月補正のときに計上する予定ではございますが、2022年度中に大きな造成をしなくても整備に手をつけられる部分がございまして、畑地のところを駐車場として整備をして、その駐車場部分については2023年度にプレオープンという形で開放して、ハスの花が見られるようにということで考えております。 ◆若林 委員 来年度、駐車場整備をして、この駐車場整備については地域利用とか、そういったものが可能になっていくのかどうかだけ確認させてください。 ◎公園緑地課長 基本的には、蓮田公園の駐車場ということですので、公園利用者のための駐車場という位置づけでございます。 ◆村まつ 委員 何点かお伺いをしたいと思います。まず40ページになります。町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上推進事業ですが、先ほどちょっと質疑もありましたけれども、リス園についてなんですが、事業の内容を見ると、「今後のリス園の魅力向上を図るため、検討を行います」というふうにあります。先ほど、工事は安全維持のためだということだったんですが、この検討を行うというのは、何か具体的に決まっているのかお伺いをしたいと思います。 ◎公園緑地課長 この事業の内容のところで書いてある検討というのは、老朽化しているリス園をより魅力的にすることで、四季彩の杜全体にお客様にもっと来ていただきたいということで検討することにしておりまして、予算の所管は、スケジュールの一番上の魅力向上計画というところにございます。経済観光部の所管ではございますけれども、ここの四季彩の杜全体の在り方を、2022年度に魅力向上計画として改めて計画を策定しようと考えておりまして、その中でも、このリス園の在り方というのも検討していく予定でございます。 ◆村まつ 委員 ありがとうございました。もう1点は、この四季彩の杜のエリアについてなんですけれども、四季彩の杜を散策するのですごく楽しんでいらっしゃるという声を聞くんですけれども、範囲として七国山の山頂付近も入るのかどうか。例えば、こころみ農園とかもあると思うんですけれども、あの辺りも含めての魅力向上ということを考えていくのか、そこは範囲としては入っていないのか確認したいと思います。 ◎公園緑地課長 これは当初の魅力向上計画の中でも、七国山緑地保全地域についても含んでおります。 ◆村まつ 委員 ありがとうございました。  続きまして、44ページになります。野津田公園スポーツの森整備事業ですが、先ほどパークセンターゾーンの整備という話がございました。野津田公園の中に、ニュースポーツパークをつくるみたいな計画も以前あったかというふうに記憶をしております。スケートボード等のこういったニュースポーツについては、進捗はあるのかどうか確認をしたいと思います。 ◎公園緑地課長 パークセンターゾーンの中には、おっしゃられたスケートパークですね。第二次野津田公園整備基本計画の中では、調整池の一部にスケートパークをという計画になっておりまして、ここも含んで検討をしていくということになっております。 ◆村まつ 委員 ありがとうございます。  59ページに行きます。生活交通バス運行事業ですが、小田急電鉄と連携して行われたE-バスの件で、「内容、仕組みを更新し、東京都の補助を活用しながら再度、実施します」とありますが、これは具体的に決まっていることがあればお伺いをしたいと思います。 ◎交通事業推進課長 まだ具体的な内容は決まっておりませんが、来年度の中のどこかで、もう一度実証実験等を行いたいと考えております。 ◆村まつ 委員 もう1点、「玉ちゃんバス」の件ですけれども、「玉ちゃんバス」のたしか南ルートだったかな、減便をしているかと思います。コロナの影響で乗車数が減っているということですが、この減便というのは一時的なものなのか、それとも今後もずっと減便をしていくのか。というのは、地域の方からは、やっぱり減らさないでほしいという声が出ていますので、こういったことを確認したいと思います。 ◎交通事業推進課長 コミュニティバス事業におきましては、地域住民、運行事業者、市の3者の協働で取組を行っている事業でございます。今回減便をしたのも3者協働で協議した結果ではございます。コロナの回復状況を見ながら、今後、運行内容については見直しも検討していくということで考えております。 ◆村まつ 委員 そうすると、減便というのは一時的なものなのか、それとも恒久的なものなのかという観点ではどうなんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 バス事業全体としては、臨時的なものではないと考えております。 ◆村まつ 委員 ありがとうございます。もう1点、「玉ちゃんバス」の件で、これはたしか車内の広告だと思うんですけれども、広告があると思います。広告による収益というのも得ていると聞いているんですが、一部のこれはうわさなので、どこまでのことか分からないんですが、その広告で得た収入については寄附をするみたいな声があるというふうに聞いているんですが、この点はいかがでしょうか。意図としては、寄附するんだったらコミュニティバスを減らさない方向で、もっと有効的な使い方ができないのかという観点でお聞きをしております。 ◎交通事業推進課長 コミュニティバスの広告収入につきましては、運行経費から運行収入を引いた差額の部分というところで、運行経費の一部として計上しております。 ◆村まつ 委員 分かりました。コミュニティバスをやっていらっしゃる事業体も、広告収入も同じ事業体だと考えてよろしいですか。 ◎交通事業推進課長 広告は別にバス事業者ではなくて、本当に一般に集ったものでありますので、交通事業者とは別物と考えてございます。 ◆村まつ 委員 そうすると先ほどの話で、別々な事業者だとすると、それを運行費に充てているというのがちょっと理解ができないんです。 ◎交通事業推進課長 広告収入は、一旦、市のほうに広告収入として納めていただいております。その収入になったものを運行経費に充てているというものでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。 △第11号議案 ○委員長 第11号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市整備担当部長 第11号議案 令和4年度(2022年度)町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計予算についてご説明申し上げます。  予算書の248ページをご覧ください。  歳入でございます。  第1款、繰入金は、一般会計からの繰入金2,600万9,000円、第2款、国庫支出金は7,780万円、第3款、都支出金は3,890万円を計上しております。  次に、歳出につきまして「予算概要説明書」を使ってご説明いたします。  予算概要説明書の246ページをご覧ください。  事業費は1億1,769万2,000円でございます。土地区画整理事業委託料の1億1,670万円につきましては、鶴川駅南土地区画整理事業の先行用地取得に要する経費でございます。特定財源は、社会資本整備総合交付金、都市再生土地区画整理助成金でございます。  393ページをご覧ください。  事業別支出科目一覧でございます。大事業名ごとに鶴川駅南土地区画整理事業会計の支出科目を掲載しております。  以上が町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計予算の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
    ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第11号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第11号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △行政報告(地形地物の変更等に伴う都市計画の見直しについて) ○委員長 行政報告、地形地物の変更等に伴う都市計画の見直しについてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 地形地物の変更等に伴う都市計画の見直しにつきましては、都市政策課長から説明いたします。 ◎都市づくり部次長 では、地形地物の変更等に伴う都市計画の見直しについてご報告いたします。  まず、趣旨・背景でございますが、2004年に東京都が都内区市町全域で実施した用途地域等の一斉見直しから約18年が経過しているため、用途地域の境界の根拠となる道路等の整備によって、図面と現況に不整合が生じるなど、都市計画の運用に支障が生じております。この状況を解消するため、2020年度から進めております都市計画の見直しにつきまして、現時点での状況をご報告いたします。  今回の都市計画変更の対象といたしましては、2004年に実施した一斉見直し以降に、用途地域等の境界の基準としていた道路等が拡幅や整備によって位置、形が変更したもの、また、既に指定されている用途地域等の境界の根拠が不明瞭となっているものについて変更を行います。  資料の1ページ、中央の図をご覧ください。  上の例でご説明いたしますと、変更前は、屈曲した道路の中心が第一種低層住居専用地域と第二種中高層住居専用地域の用途地域等の境界としておりました。変更後は、道路整備後の直線化された道路の中心を第一種低層住居専用地域と第二種中高層住居専用地域の用途地域等の境界とするものでございます。  次に、下の例につきましては、第一種低層住居専用地域と第一種中高層住居専用地域の用途地域等の境界の位置が現在の地形地物では表現できていないため、最寄りの道路の中心に置き換えるものでございます。  このような変更につきましては、町田市内で区域区分が3か所、用途地域等が27か所を予定しております。変更対象となる権利者の方には、変更に関するご案内を2月下旬から個別に送付し、ご不明な点等をご連絡いただいた方に個別に変更内容の説明を行っております。  今後の予定につきましては、2022年5月頃から市内全域を対象として、素案説明会を10回程度開催し、2023年2月頃に町田市都市計画審議会へ都市計画案を報告後、2023年3月頃から都市計画法に基づく法定手続を開始し、2024年7月頃の都市計画変更告示を予定しております。  以上で報告を終わります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 用途地域の境界の変更ということなのでないかもしれないんですが、地権者の方のいろんな不利益とか、何か変更ということが発生するのでしょうか。この事業によって、特に面積が変わったりとか、そういった不利益というような状況はないのですか。 ◎都市づくり部次長 今の地権者の方の面積が変わるというものはございません。ただ、用途地域の変更によって、例えば今、建てて住んでいらっしゃいます建物が既存不適格になることがございますけれども、それは今すぐ是正するものではなくて、今後例えば建て替えをする場合には、新しく指定された用途地域に沿って建てるというようなことはございます。ただ、今回そういった地権者の方には個別にご説明をしておりますので、特に反対のご意見をいただいているものはございません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「町田市都市づくりのマスタープラン」策定及び「町田市土地利用に関する基本方針及び制度活用の方策」改定について) ○委員長 行政報告、「町田市都市づくりのマスタープラン」策定及び「町田市土地利用に関する基本方針及び制度活用の方策」改定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 「町田市都市づくりのマスタープラン」策定及び「町田市土地利用に関する基本方針及び制度活用の方策」改定につきましては、都市政策課長から説明いたします。 ◎都市づくり部次長 では、「町田市都市づくりのマスタープラン」策定及び「町田市土地利用に関する基本方針及び制度活用の方策」改定についてご報告をいたします。  まず、趣旨・背景でございますが、町田市都市づくりのマスタープランは、まちだ未来づくりビジョン2040の策定に合わせて、都市計画、緑、住宅、交通分野のマスタープランを統合し、2040年を見据え、目指すべき暮らしと町のビジョンの実現に向けた都市づくりの基本的な方針と具体的な方策を示しております。  町田市都市づくりのマスタープランの策定の経過でございますが、2020年2月に都市計画審議会へ諮問し、全9回の特別委員会を経て、2021年8月に答申をいただいております。その後、2021年9月から10月にかけまして、約1か月間実施したパブリックコメントの結果を踏まえ、内容を精査し、策定をいたしました。また、町田市土地利用に関する基本方針及び制度活用の方策につきましては、2021年1月に都市計画審議会へ諮問し、全4回の特別委員会を経て、2022年1月に答申をいただいております。その後、町田市都市づくりのマスタープランと同時に実施した市民意見募集の結果を踏まえて、内容を精査し、策定をいたしました。  次に、町田市都市づくりのマスタープランの概要を簡単にご説明いたします。  資料の36ページをお開きください。  こちらに全体構成を示しており、上から、ピンク色で塗っている部分がビジョン編、真ん中のオレンジ色で塗っている部分が方針編、下の青色で塗っている部分がコンテンツ編の3編の構成としております。  ビジョン編では、2040年の将来像を暮らしとまちのビジョンとして掲げ、その実現に向けた行動指針と都市の設計図を示しております。  方針編では、ビジョン編を受け、都市計画、交通、みどり、住宅の各分野の施策の体系化を示しております。また、モノレール沿線の町田駅周辺、木曽山崎団地、忠生・北部の3つのエリアにつきましては、ビジョン実現のために4分野を横断するプロジェクトを立ち上げております。  コンテンツ編は、街づくり条例により策定される市民によるまちビジョンや、方針編に基づく拠点整備計画などを都市づくりのコンテンツとして位置づけていくつくりとなっております。  続きまして、資料の155ページをお開きください。  町田市土地利用に関する基本方針及び制度活用の方策は2章立ての構成としており、1章では、町田市都市づくりのマスタープランの実現に向けた具体のテーマごとの土地利用の方向性として、複合的な土地利用の在り方や、多摩都市モノレール沿道の土地利用の考え方などを示しております。  2章では、用途地域等の決定や変更の際の基準を再設定しており、都市計画法の改正で新設された田園住居地域の指定の考え方などを追加しております。  今後、町田市内で用途地域等の決定、変更を行う際には、町田市土地利用に関する基本方針及び制度活用の方策に基づき、用途地域等を決定、変更してまいります。  以上で報告を終わります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(南大谷及び東玉川学園三・四丁目地区住所整理事業について) ○委員長 行政報告、南大谷及び東玉川学園三・四丁目地区住所整理事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 南大谷及び東玉川学園三・四丁目地区住所整理事業につきましては、土地利用調整課長から説明いたします。 ◎土地利用調整課長 それでは、南大谷及び東玉川学園三・四丁目地区住所整理事業について、ご説明をいたします。  まず、趣旨・背景でございますが、南大谷及び東玉川学園三・四丁目地区では住居表示が実施されておりません。住所を分かりやすく整備することで、安心して暮らせるまちづくりを目的としまして、住所整理事業を実施するものでございます。  これまでの経緯でございますが、2019年7月3日、町田市住居表示整備審議会答申によりまして、南大谷地区を次期住所整理事業実施地区に決定をしております。2021年5月から7月にかけまして、町区域の新設に関する市民懇談会の会員の募集と会員の委嘱をいたしまして、以降、9月、11月、2022年の2月の3回にわたりまして、この市民懇談会を開催しております。  実施の概要でございますが、2022年2月1日時点でのデータでございますが、面積が約153ヘクタール、世帯数が5,383、世帯人口が1万2,136人でございます。  今後のスケジュールといたしましては、2022年4月から8月にかけて、3回の市民懇談会の開催を予定してございます。9月に市民懇談会の報告書作成及び計画書を市長報告する予定でございます。12月に住居表示整備審議会を開催いたしまして諮問、答申を行います。2023年4月に案の公示を行いまして、6月に議会への上程、議決、そして、2024年の7月に南大谷地区の住居表示を実施する予定でございます。  次に、区域図が載せてあります。ここが、今回実施する予定の南大谷、東玉川学園三丁目・四丁目の区域でございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 直接このことではないんですが、せっかく住居表示を整理されて、地番などが分かりやすくなった、そういう地番を電柱なんかに表示してあるその表示の仕方というのは、何か考え方があるんでしょうか。 ◎土地利用調整課長 これは基準に基づいてやっております。例えば、東玉川学園四丁目、あとは何番ぐらいまで表示をしているような形で、大体、緑色に白抜きで要所要所に、電柱ですとか、そういったものに掲示をさせていただいております。 ◆細野 委員 これからこの地域はされるということで、これまで整理してきたところの電柱への表示というのは、頻繁にあるところとないところと、ばらつきが地域を回っていてあるような感じがするんですけれども、つけ方というんですか、電柱につける際のつけ方というのは、市のほうでつけていただいているんでしょうか。 ◎土地利用調整課長 委員のおっしゃるとおり、つけられる場所も限られておりますが、大体均等になるように設置をするようにしております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市自転車活用推進計画の策定について) ○委員長 行政報告、町田市自転車活用推進計画の策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 町田市自転車活用推進計画の策定につきましては、交通事業推進課長から説明いたします。 ◎交通事業推進課長 それでは、行政報告、町田市自転車活用推進計画策定について報告いたします。  まず、1の趣旨・背景についてでございますが、2017年に自転車活用推進法が施行され、2018年には国、2019年には東京都が自転車活用推進計画を策定し、総合的かつ計画的に自転車活用を推進してきております。町田市も町田市都市づくりのマスタープラン方針編(交通)の中で、「地域の中を快適に移動できる『小さな・ゆったりとした』交通を生み育てる」ことを施策の柱の一つと掲げており、自転車は環境に優しく健康にもよく、重要性が増していると捉えてございます。これらのことから、今後、市の自転車を活用する施策を総合的、計画的に推進していくために、町田市自転車活用推進計画を策定いたしました。  次に、計画の概要につきましては、タブレットに収納されている概要版に沿って説明させていただきます。  1ページ目をご覧ください。  本計画は2022年度から2026年度を期間として、市内の自転車利用環境の現状を踏まえた課題などに対応した取組を進めていくこととしてございます。  次のページをご覧ください。  計画では、「はしる」「とめる」「まもる」「いかす」という4つの施策の柱を掲げ、それぞれの柱の下に各種の取組を進めてまいります。  主な取組としましては、「はしる」では自転車走行環境の充実、「とめる」では利用者ニーズに応じた駐輪場の質の向上、「まもる」では交通安全学習の充実、「いかす」では自転車を活用した健康づくりの推進などがございます。  次のページをご覧ください。  本計画に基づく取組は市が中心となり、多様な主体とともに進めてまいります。計画の進捗や評価につきましては、市のホームページで随時、適宜公表していく予定でございます。  次に、本計画の策定に当たっては、昨年の10月から11月にかけて市民意見募集を実施し、4名から19件のご意見をいただきました。内容は、取組に関するアイデアや計画への好意的なご意見などでございました。  最後に、今後のスケジュールですが、本日のご報告後に市ホームページやプレスリリースにて計画を公表し、それぞれの取組を進めてまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 大変いい計画だなと思いますが、どの程度の自転車活用を見越して計画を立てていかれるんでしょうか。道路整備とかもやっていくということですけれども、ヨーロッパなんかでは、かなり自転車活用など、自転車が運行に優先するような道路があったりとか、そういった形での自転車の活用なんかが進められていますが、どのようなところまで想定されているんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 本計画では、主に走行環境の充実といったところがメインになろうかと思われます。ですから、これの計画に基づいて、自転車計画ネットワークですとか、そういったところを充実させていければと思ってございます。
    ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」の開始について) ○委員長 行政報告、シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」の開始についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」の開始につきましても、交通事業推進課長から説明いたします。 ◎交通事業推進課長 それでは、行政報告、シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」の開始についてご報告申し上げます。  まず、1の趣旨・背景でございますが、シェアサイクル事業は2019年4月から社会実験として実施してまいりましたが、今報告しました、町田市自転車活用推進計画の策定と併せまして、今年3月からOpenStreet株式会社が運営する新たなシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を開始いたしました。  2のサービスの概要についてですが、サービスは3月1日に運用を開始しております。  自転車を借りたり、返せたりする場所であるステーションを市内に44か所設置してございます。詳細な設置場所については、添付の書類資料をご覧ください。  利用料金は、3月時点におきましては、15分ごとに70円、最大料金として12時間まで1,000円でご利用いただけます。4月以降は、最初の30分が130円、以降15分ごとに100円、最大料金が12時間までで1,800円となります。  利用方法は、スマートフォン用のアプリをダウンロードしていただき、そのアプリ上で会員登録をして、自転車の予約や決済ができるようになっております。  3の社会実験との主な違いですが、4点挙げさせていただいております。  まず、料金の決済方法について、これまでクレジットカード決済のみだったんですが、それに加えて、スマートフォンキャリア決済やPayPay残高による決済などが可能になります。  次に、これまでは市内のみでしか利用できませんでしたが、HELLO CYCLINGを導入している近隣自治体との行き来が可能になります。予約機能もこれまでありませんでしたが、利用時及び返却時の30分前から予約ができるようになりました。  最後に、運営事業者から提供されるデータの種類が増えることで、今後、シェアサイクルの利用データを自転車関連の施策検討に有効に活用できるようになります。  シェアサイクルにつきましては、今後利用者のニーズを把握しながら、利用できるステーション箇所の増加を目指して進めてまいります。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市交通事業者運行継続支援事業の実施結果について) ○委員長 行政報告、町田市交通事業者運行継続支援事業の実施結果についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 町田市交通事業者運行継続支援事業の実施結果につきましても、交通事業推進課長から説明いたします。 ◎交通事業推進課長 それでは、町田市交通事業者運行継続支援事業の実施結果についてご報告申し上げます。  まず、1の趣旨・背景でございますが、今回の交通事業者運行継続支援事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大により輸送人員減少等の影響を受けている交通事業者に対し、支援金を交付することで事業継続を支え、市内交通の維持に寄与することを目的として実施いたしました。  実施の概要ですが、市内に営業所などを有する乗合バス事業者、貸切バス事業者、タクシー事業者を広く対象として、2021年9月30日から11月30日の2か月間で申請を受け付けました。  支援の金額については、資料の中ほどに記載がございます表のとおりでございます。  次に、2の実施結果をご覧ください。今回の事業では、計125事業者に対して支援を実施し、支援金の総額は4,770万円となりました。事業区分ごとの事業者数及び車両台数は表のとおりでございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(鶴川駅周辺再整備事業の進捗状況について) ○委員長 行政報告、鶴川駅周辺再整備事業の進捗状況についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 鶴川駅周辺再整備事業の進捗状況につきましては、地区街づくり課担当課長から説明いたします。 ◎地区街づくり課担当課長 鶴川駅周辺再整備事業の進捗状況についてご報告いたします。  背景と趣旨ですが、2016年策定の鶴川駅周辺再整備基本方針の実現を図るため、北口広場整備事業、南北自由通路整備・駅改良事業、鶴川駅南土地区画整理事業及び南口アクセス道路整備事業等を進めており、この進捗状況を報告するものです。  各事業の進捗状況につきましては、3ページの完成イメージと併せてご覧ください。①の北口広場整備事業につきましては、本年11月から工事に着手し、今年度予定していた電線共同溝の工事を完了いたしました。2022年度は、街築とバス停の上屋の一部の工事を進めてまいります。  ②の鶴川駅南北自由通路整備・駅改良事業につきましては、小田急電鉄との協定に基づく実施設計を本年3月に完了いたしました。2022年度は、南北自由通路整備の事業認可取得に向けて、関係者と協議を進めてまいります。  ③の鶴川駅南土地区画整理事業につきましては、換地設計案を決定し、個別説明を完了いたしました。2022年度は、2023年度の工事着手に向けて、換地設計や事業計画、用途地域等の変更の手続を進めてまいります。  ④の南口アクセス道路整備事業につきましては、川崎市や神奈川県警との協議を終え、来年度は、2023年度の用地取得に向けて測量や設計を行ってまいります。  ⑤の鶴川1号踏切改良事業につきましては、2022年3月に実施設計を完了し、来年度から工事に着手してまいります。  次に、「鶴川駅周辺街づくり連絡会」設立についてでございますが、本事業に関する情報を共有し、円滑な事業の推進を図ることを目的に、地元町内会や商店会などの代表者及び町田市を参加者とする鶴川駅周辺街づくり連絡会を2022年3月15日に設立しました。今後は、連絡会を通じて、事業の内容や進捗状況等を丁寧に説明し、意見交換を行いながら事業の推進を図ってまいります。  最後に、今後のスケジュールですが、ご覧の表のとおりに進めてまいります。  なお、本年9月の建設常任委員会において報告いたしました、全体的なスケジュールからの変更はございません。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「原町田中央通り沿道空間をつかうためのガイドライン」の策定について) ○委員長 行政報告、「原町田中央通り沿道空間をつかうためのガイドライン」の策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 「原町田中央通り沿道空間をつかうためのガイドライン」の策定につきましては、地区街づくり課長から説明いたします。 ◎地区街づくり課長 「原町田中央通り沿道空間をつかうためのガイドライン」の策定につきまして報告いたします。  資料は1枚目の説明資料と2枚目以降にガイドラインを添付しております。  まず、背景・趣旨ですが、原町田中央通りは、2016年に策定しました町田市中心市街地まちづくり計画に掲げる10のプロジェクトの一つ、個性と魅力あふれる商店街づくりプロジェクトの先行地区として、無電柱化事業の実施に併せて沿道空間を活用した通りの魅力づくりに取り組んでおります。このたび、原町田中央通りの魅力やにぎわいづくりを目的とする原町田中央通り沿道空間をつかうためのガイドラインを策定いたしました。  策定に当たりましての検討体制としましては、対象地区の2つの商店会及び株式会社町田まちづくり公社と協定を締結しまして、協働して検討をしてまいりました。  ガイドラインの概要ですが、ガイドラインの2ページ、下段をご覧ください。  このガイドラインの対象範囲につきましては、原町田中央通りのうち原町田大通りから文学館通りまでの区間とし、沿道空間とは、町田市市街地道路の拡幅整備に関する要綱において、道路からセットバックいただいた約3メートルの空間となります。このガイドラインは、本来通行のためのみしか使えない道路両側の約3メートルの沿道空間、セットバックしていただいた空間を通りの魅力やにぎわいづくりに活用するための基準及び仕組みを示すものでございます。  ガイドラインの4ページ、5ページをご覧ください。  このイラストは、原町田中央通りが目指す将来イメージでございます。無電柱化されました通りの沿道では、店頭販売やオープンカフェ、くつろぎの場所などがあり、人々がこの場所を目的に訪れ、買物や、ここでしかできない体験を楽しむなど、にぎわいにあふれ居心地のよい通りを目指しております。  ガイドラインの8ページからは、沿道空間の活用に当たっての使い方、設置できるもの、場所、範囲、時間などの基準をイラストとともに規定しております。  12ページからは、沿道空間の利用に当たっての手順や仕組みなどを示しております。利用に当たっては、市に申請していただき、沿道店舗を自らが使ったり、第三者に貸し出すことが可能となります。  1枚目の説明資料にお戻りください。  最後に、今後のスケジュールとなりますが、来年度、2022年度と2023年度は、引き続き商店会及び町田まちづくり公社とともに、このガイドラインを試行的に運用し、社会実験などを通じながら具体的な運用ルールの検証や、運用体制の構築を進めてまいります。2024年度からは本格運用を目指してまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 沿道を有効に活用してという、にぎわいづくりの一環ということです。ちょっと先ほど予算の審議で気になっていたのが、障がい者の方が歩くときに、この沿道にいろんなものが出ているというのが、安全性とかどうなのかな。特に視覚障がいの方が、結構道路のふちを探って歩くというお話も聞いたことがあって、そういう方々の状況なども加味された計画なのか、あるいはそういう声も取り入れながらされたのか確認をしたいと思いまして、聞かせてください。 ◎地区街づくり課長 そちらのほうも考慮しながらつくったガイドラインでございます。先ほども申しましたけれども、規制自体が変わるわけではございませんし、例えばバリアフリー関係で建築基準法によって表示等がございましたら、そちらのほうは当然にぎわいを、何か物を置いたりとか、何か使ったりということがないように、ガイドラインの10ページにも、そのようなことを盛り込んだガイドラインになっております。 ◆細野 委員 こういうのをやりますよというのは、視覚障がいの方かなとは思うんですけれども、そういった団体とかに投げて、ちょっとご意見を伺うとか、そういったことをされたらどうか、されているかもしれませんが、もしまだでしたらやっていただければなと思うんですがいかがでしょうか。 ◎地区街づくり課長 今回も社会実験を通じて、実際ににぎわいをつくってみて、この運用の体制等も確認しながら、ガイドラインをつくっております。また来年度も、新たな社会実験も行いながら、そういった方々のご不便にならないような形で、計画のほうを進めていきたいというふうに思っております。 ◆村まつ 委員 1点だけ、お伺いいたします。マネジメント組織というものを2023年確立予定というふうに書いてあるんですが、これはどういった方々が入るということを想定されていますでしょうか。 ◎地区街づくり課長 これは来年度しっかり検討していくところになりますが、今現在、町田まちづくり公社と地元の商店会、2つの商店会とお話をさせていただいておりますので、やはりマネジメント組織となると地元の方々、こういった方々を中心にマネジメント組織を立ち上げられればということで検討を進めてまいります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「町田市(仮称)教育環境整備地区建築条例」の制定のためのパブリックコメントの実施について) ○委員長 行政報告、「町田市(仮称)教育環境整備地区建築条例」の制定のためのパブリックコメントの実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 「町田市(仮称)教育環境整備地区建築条例」の制定のためのパブリックコメントの実施につきましては、建築開発審査課長から説明いたします。 ◎建築開発審査課長 それでは、「町田市(仮称)教育環境整備地区建築条例」の制定のためのパブリックコメントの実施についてのご報告をいたします。
     1番目、趣旨・背景をご覧ください。  町田市では、町田市公共施設再編計画や町田市新たな学校づくり推進計画において、学校施設の多機能化や複合化により整備すること、また、建物の総量圧縮を図ることとなっております。これらを踏まえまして、学校施設を今後整備していくために、建築基準法に基づき本条例を定めていきます。  ここで、ちょっと1度、2番目の条例の概要をご覧ください。  本条例は、建築基準法に基づき、都市計画法で特別用途地区として指定する、今回の教育環境整備地区です。こちらの中において、建築物の建築制限の強化及び緩和等に関し必要な事項を定めるものでございます。  以下、2つの地区です。こちらのほう、①、②を考えております。また、建築物の用途、敷地面積の最低限度、壁面後退距離、建築物の高さの限度などを規定していきます。  また、1番の趣旨・背景のなお書きのところにお戻りください。  まず、2022年度は、こちらのほう中学校給食センターの建設予定地である町田忠生小山エリア(忠生第六小学校跡地)と南エリア(東光寺公園)に特別用途地区の指定を検討しております。この本条例の制定に先駆けて、広く市民の方の意見を伺うため、パブリックコメントのほうを実施いたします。  その内容については、2ページ目以降をご覧ください。  2ページ、3ページ、4ページとなっております。この3ページ、4ページ目にパブリックコメントの内容が書いてあります。1つ目に背景・目的、2つ目に条例の内容、そして、3つ目に条例策定の時期が書いてあります。  1枚目にお戻りください。  3番目、パブリックコメントの実施期間です。予定ではありますが、来年度の4月15日から5月13日までを予定しております。  4番目、今後の予定です。来年度の9月の条例施行を目指し、ご覧の予定を考えております。  報告は以上になります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 建物の用途制限の緩和または強化ということで、それぞれ第一種、第二種と定められるということですが、この目的は先ほどお聞きしたんですけれども、もう少し詳しくどのようなことを想定しているのか、具体的に何か例としてありましたら、ちょっとお聞かせいただければと思います。 ◎建築開発審査課長 目的ということでございます。目的は、先ほどちょっと申し上げたとおり、もちろんこの名前のとおり、教育環境の整備というところが目的です。ただ、来年度においては、今考えております給食センターを建てる計画の位置が、都市計画法の用途地域がかかっておりまして、その用途地域の中で、給食センター自体が工場という扱いになりますので、工場が建てられない可能性がありますので、それを緩和してあげたり、あと場合によっては、もう一つの東光寺公園のほうは、もともと準工業地域というところで建てられるんですけれども、ただ建てるのではなく、制限をして、きちんとした環境を整備するということを目的としております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(土地の買入れについて(三輪緑地用地)) ○委員長 行政報告、土地の買入れについて(三輪緑地用地)を議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 土地の買入れについて(三輪緑地用地)につきましては、公園緑地課長から説明いたします。 ◎公園緑地課長 それでは、ご報告いたします。本件は、資料の1に記載のとおり、町田都市計画緑地事業第27号三輪緑地の整備を進めるための事業用地を町田市土地開発公社において代行取得いたしましたので、ご報告するものです。  代行取得の内容ですが、売買契約の締結日は2021年の12月14日、取得した土地の所在は町田市三輪町字九号725番の2の1筆の土地です。面積は1,115.95平方メートル、取得価格は468万6,990円でございます。  なお、土地開発公社からの買戻しにつきましては、来年度以降、順次対応してまいります。  資料の2枚目をご覧ください。  資料右上の案内図ですが、三輪緑地は、町田市三輪町の東に位置しておりまして、横浜市青葉区との都県境にございます。緑地の南側は、横浜市青葉区寺家町の寺家ふるさと村と接しておりまして、良好な緑の景観を維持しております。  資料下側の公図をご覧ください。公社取得地として赤色でお示ししている箇所が、今回ご報告する土地となります。  ご報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後2時4分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時12分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第7号議案(環境資源部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、環境資源部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 それでは、第7号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算のうち、環境資源部所管分につきましてご説明申し上げます。  予算書の16ページをご覧ください。  第2表、債務負担行為でございます。  下から3番目、大型コンテナ車可燃ごみ運搬委託事業は、リレーセンターみなみでコンテナに積まれた可燃ごみを、町田市バイオエネルギーセンター、または多摩清掃工場へ運搬する業務委託です。  その下、最終処分場峠谷地区適正化検討支援委託事業は、既存の調査データなどから地下水シミュレーションを行い、対策工法の作成支援を受ける委託です。  その下、古紙等資源物収集運搬業務委託事業は、古紙や古着などの収集運搬業務委託です。  17ページに移りまして、一番上、廃棄物・資源物収集運搬業務委託事業その2は、燃やせるごみ、容器包装プラスチックの収集運搬業務委託です。  その下、指定収集袋製造委託事業は、ごみの指定収集袋の製造委託です。  以上5件について、期間、限度額を設定するものです。  続きまして、19ページをご覧ください。  第3表、地方債でございます。  上から3番目、資源化施設整備事業に2億1,800万円を計上しています。  続きまして、37ページをご覧ください。  歳入について主なものをご説明申し上げます。  第14款、使用料及び手数料、第2項、手数料、第3目、衛生手数料、第8節、廃棄物処理手数料として、説明欄に記載のあるとおり、持込ごみ処理手数料7億1,766万9,000円、家庭ごみ処理手数料9億6,814万円などを計上しております。  次に、43ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第3目、衛生費国庫補助金、第1節、循環型社会形成推進交付金、説明欄の2番目、施設整備事業費9,733万3,000円は、熱回収施設等整備工事への補助金です。  次に、58ページをご覧ください。  第16款、都支出金、第3項、委託金、第3目、衛生費委託金、第1節、公害対策事業委託金、説明欄の公害対策事業費3,815万8,000円は、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例に基づく、事業者指導などの委託金です。  次に、61ページをご覧ください。  第17款、財産収入、第2項、財産売払収入、第2目、物品売払収入、説明欄中段の資源物売払代のうち資源循環課分2億9,638万8,000円は、市が収集した、瓶、缶、古紙などの売払い代金です。  次に、62ページをご覧ください。  第19款、繰入金、第2項、基金繰入金、第1目、基金繰入金、説明欄の下から2番目、廃棄物減量再資源化等推進整備基金繰入金6億145万2,000円は、ペットボトルや容器包装プラスチックの収集、処理、剪定枝資源化センターの運営など、ごみの資源化事業の財源とするため、基金から一般会計に繰り入れるものです。  次に、68ページをご覧ください。  第21款、諸収入、第6項、雑入、第5目、雑入、第3節、衛生費雑入、説明欄の上から3番目、余剰電力売払収入9,270万7,000円は、町田市バイオエネルギーセンターで発電した電力のうち、余剰分の売払い収入です。  そのページの中段、説明欄の土砂搬入収入1億2,262万3,000円は、木曽東調節池整備工事で発生した土砂を最終処分場峠谷地区で受け入れる搬入料です。  次に、71ページをご覧ください。  第22款、市債、第1項、市債、第2目、衛生債、第1節、廃棄物処理施設整備事業債の資源化施設整備事業2億1,800万円は、説明欄の熱回収施設等整備工事のための市債です。  歳入につきましては以上です。  続きまして、歳出について「予算概要説明書」を使いご説明いたします。  「予算概要説明書」の216ページをご覧ください。  環境資源部の予算のポイントを記載しております。  次に、217ページをご覧ください。  環境資源部の予算総括表です。上の表の合計欄に記載のあるとおり、事業費ベースでは、対2021年度比で141億7,735万3,000円の減額となっています。  下の表の財源内訳をご覧ください。比較欄に記載のあるとおり、一般財源ベースでは3億952万円の減額となっています。  それでは、予算の内容をご説明いたします。  まず、218ページをご覧ください。  項の1、保健衛生費、目の5、環境政策費2,348万6,000円です。環境政策費は、第3次環境マスタープランの進捗管理に係る経費、町田市環境マネジメントシステムの運用に係る経費、再生可能エネルギーの普及に係る経費などを計上しております。  次に、219ページをご覧ください。  目の6、環境衛生費7,084万9,000円です。環境衛生費は、公害発生を未然に防止することを目的とした市内の環境の実態把握と監視に係る経費、町の美化推進に係る経費、生物多様性の保全に係る経費などを計上しております。  次に、220ページをご覧ください。  項の3、清掃費、目の1、ごみ政策費23億4,688万9,000円です。ごみ政策費は、第2次町田市一般廃棄物資源化基本計画に基づくごみの減量や資源化を推進する経費のほか、多摩清掃工場での廃棄物処分手数料3億5,000万円、東京たま広域資源循環組合への負担金6億8,687万5,000円、指定収集袋の製造委託料2億4,756万円などを計上しています。  次に、221ページをご覧ください。  目の2、循環型施設整備費5億4,954万1,000円です。循環型施設整備費は、熱回収施設等の整備工事費3億4,000万円、既存工場棟の解体に伴う土壌汚染調査委託料5,445万円などを計上しております。  次に、222ページをご覧ください。  目の3、廃棄物処理費18億8,942万8,000円です。廃棄物処理費は、町田市バイオエネルギーセンターの施設運営委託料9億2,631万4,000円、最終処分場である峠谷地区の覆土工事費8,408万4,000円などを計上しております。  次に、223ページをご覧ください。  目の4、ごみ収集費17億3,958万2,000円です。ごみ収集費は、資源、ごみの収集・処分等委託料16億3,927万7,000円などを計上しております。  令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算のうち、環境資源部所管分についてご説明申し上げました。  説明は以上となります。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 「予算概要説明書」49ページから質疑させていただきます。次世代エネルギー等推進事業でございますけれども、これは温室効果ガスの排出量を削減して地球温暖化対策を行うことはとても大事なことだと思っておりますが、その中で、事業の内容で家庭用燃料電池設置奨励金が525万円ほど予算が計上されておりますけれども、この家庭用燃料電池、この中身の内容をもう少し詳しく分かるように教えていただけますでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 ご指摘いただきました家庭用燃料電池の設置でございますが、これは各家庭に都市ガスから水素を分離しまして、その水素を利用することで温水を作る以外に発電をいたします。つまり、熱電併給といいますか、今までお湯を沸かすことしか使えなかったガスで、電気も発電するというような装置でございます。そうなりますと、電力会社から購入する電力が減りますので、電力会社が供給する電力が減る、つまり、電力を発電するために使うエネルギーが社会全体で見ると減るというような形です。
     特に、電力会社が各家庭に電力を供給する場合は、離れた発電所から家庭まで、高圧線ですとか、電線ですとかを通じて配電しますので、その間に熱抵抗としてエネルギーが減ってしまう、消えてしまうという症状がございますが、それが発生しませんので、相対的に見ますと温室効果ガスの排出の削減につながる、そういうような物品になります。それを各家庭で購入する場合に補助といいますか、奨励金を給付しまして、温室効果ガスの排出削減につなげていくというような制度がこの概要でございます。 ◆松岡 委員 よく分かりました。  あと2点ほど、それに関連いたしまして、小中学校でも「水素エネルギーの普及啓発環境学習会を開催します」とありますが、これは全校、小学校42校、中学校20校に対して学習会を開催されるのか。  またもう1点です。一般市民を対象としまして、水素エネルギーや再生可能エネルギーの普及、導入の促進のための講演会をするとおっしゃっておりますが、この周知方法、この2点をお聞かせください。 ◎環境・自然共生課長 まず、小中学校の何校にこの学習を広めていくかということでございますが、これは小中学校に希望を募ります。希望を募った結果、手を挙げてきた学校にそういうような勉強会、出前講座を行うという形になりますので、何校かというのは現時点では、まだ調査しないと分からないという形でございます。  また、一般市民の方への勉強会、講習会の周知方法でございますが、既に行っているケースもございますが、もちろん「広報まちだ」、あるいは町田市のホームページ、それから、最近ではというか事例としましては、駅貼りポスターを使ったり、あるいは路線バスのデジタルサイネージというんでしょうか、バスの中で広告が電光掲示板のように流れる、そういうようなサービスもございまして、そちらを使って周知するという形になろうかと思います。 ◆松岡 委員 よく理解できました。ありがとうございます。  次のページ、50ページの循環型施設整備事業について質疑させていただきます。私の住んでいる忠生地域のほうに今年1月から稼動したということで、住民の方々も大変待っていたところでございます。事業の内容の熱回収施設について質疑を何点かさせていただきます。  まず、今度は既存のところの解体作業にかかるかと思いますが、この解体の期間は2024年6月までという確認でよいのか。  もう一つは、解体に及びまして、きっと車両の出入りがかなり多くなると予想されますけれども、1日何台ぐらいの車両が出入りする見込みなのか、まずそれを教えてください。 ◎古屋 循環型施設整備課担当課長 まず、1点目の解体工事なんですけれども、まず第3期工事といたしまして、旧焼却施設の解体工事を行います。こちらにつきましては、2022年1月から2023年12月の解体完了を予定しております。その後なんですけれども、第4期工事としまして、解体した跡地の造成ですとか、外構工事、あと鉄類等の資源物を保管するためのストックヤード棟というのを建設するのが予定されております。こちらにつきましては、2023年6月から2024年6月の完了を予定しているところでございます。  あと搬出車両についてなんですけれども、今明確な車両台数というのがちょっと言えないんですけれども、今までの工事と同様のトラックの台数になってくるかなとは思うんですけれども、多くのときは、造成のところで車両台数が増えてくるということを予定しております。 ◆松岡 委員 まだ車両の台数の見込みが分からないということでございましたが、造るときに際しても、相当多くの車両が行き交ったのは、私もこの目で見ておりまして、解体のときの車両が出入りするときに、そこは図師小学校へ子どもたちが通学いたします。また、近隣住民もそこを行き交う方が大変いらっしゃいますので、そのときの近隣住民及び子どもたちへの対応というか、どのような安全施策を取っていらっしゃるんでしょうかお聞かせください。 ◎古屋 循環型施設整備課担当課長 安全対策なんですけれども、今までと同様に交通誘導員の配置でありますとか、あと、学校等にはその都度、車両の搬入とか搬出がある場合には、お知らせをしていくように考えております。さらに、今回の工事の車両というのが分かるように、車のフロントガラスのところに今回の関係車両が分かるように明示をしていくことになっております。 ◆松岡 委員 よく理解できました。最後の確認なんですけれども、特に子どもたち、小さい子どもたちの通学のときに、やっぱり大きいトラックから死角になったりとかするので、その対応する、そこの安全を確保するための人の配置とか、そういうのはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎古屋 循環型施設整備課担当課長 現在、登校時間については、よっぽどのことがない限りは車両の通行をしないように考えております。あと下校時間とか、そちらのほうについては交通誘導員でありますとか、あとシルバーのほうを雇って注意をしていきたいと考えております。 ◆松岡 委員 最後になりましたけれども、ぜひ安全で取り組んでいただきたいと思います。ありがとうございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 それでは、次世代エネルギー等推進事業について、今、松岡委員からも話がありましたが、家庭用燃料電池設置奨励金ということですけれども、これは1台当たり幾ら補助を町田市としてすることになっているのかお伺いします。 ◎環境・自然共生課長 あくまでも予算の中で給付するということになります。現時点の想定としましては、1台当たり3万5,000円で150台という形の想定になっております。 ◆佐藤〔和〕 委員 これを町田市として補助するというと、やはり基礎自治体で補助するというと普及率も多分上がってくると思うんですけれども、これは国とか東京都の補助も合わせてある、そういう考えでよろしいんでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 都の補助がございます。国の補助はございません。 ◆佐藤〔和〕 委員 分かりました。あと、これは1年間限定というか、新規の取組なのでまだ分からないかもしれないんですけれども、これは継続的にやっていこうという方向性であるのかどうかお伺いします。 ◎環境・自然共生課長 今後の給付、また製品の値下がりの状況、動向を踏まえながら決定していくことになると思います。補助金を出すことによって、商品の値下がりを妨げるような効果がまた指摘される向きもございますので、そこら辺のバランスを考えながら継続するということになるかと思います。 ◆佐藤〔和〕 委員 分かりました。  次に、50ページの循環型施設整備事業です。これは相原の資源ごみ処理施設の物件補償費積算委託料と土地鑑定委託料が出ていますけれども、実際、これはスケジュール的にはこれからどうなっていくんでしょうか。今、建設するまでに当たっての課題か何かがあれば、それを教えていただきたいと思います。 ◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 今のご質疑ですけれども、まずスケジュール的なものですけれども、現在、都市計画決定を2月28日に告示いたしまして、これから事業としてスタートさせるために都市計画法に基づく事業認可の申請を行うということで、東京都との調整に入っております。それが終わりましたら、今計上させていただいている物件補償費、土地の鑑定費を使いまして鑑定させていただいて、各地権者様と交渉に入っていくというところでございます。スケジュールとしますと、こちらのほうの土地の購入について、2年ほどかけて何とか買わせていただきまして、整備工事を進めていこうと考えているところでございます。  課題につきましては、そちらの土地については、事業を行われている方も現在いらっしゃいます。なので、いろいろとご事情が出てくると思いますので、そちらのほうとのお話合いがどのように進んでいくかというところが、まだ見通せないというところはちょっとございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 そうなると、交渉というのがまだまだこれから続くものだという考えで、ある程度、もう話がついているというわけではなくて、これから交渉が始まっていって、そこで交渉を経た上で土地を取得して、それからまた建設という段階になっていく。完成予定というのは、今の現時点ではいつ頃と踏んでいますか。 ◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 完成については、2025年度中を目指しているというところでございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 分かりました。2025年度中というと、あと3年ぐらい。ぜひ、それに向けてお願いしたいと思います。また、上小山田地区は、多分もっといろいろと遅れてきていると思うんですけれども、上小山田地区も事業の背景・目的の中には整備しますという形で書いてありますが、今回の予算には特に載っていないと思うんですが、これについても今の現状、どんな状況なのか、そして建設に向けての課題がどういうことなのか、そこを教えてください。 ◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 今ご質疑いただきました上小山田につきましては、委員ご存じのとおりだと思いますけれども、関係者との調整、こちらのほうに時間を要しているところでございます。実際のところ、進捗状況としては芳しくないといったところではございます。現在、2027年度を目指しているところでございますけれども、なかなかちょっとそちらのほうの計画は難しいというところにはなっております。 ◎循環型施設整備課長 進捗に応じまして、また必要に応じて予算措置等々させていただいて、事業を進めていきたいと考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 なかなか状況としては厳しいと、あまり答弁できないぐらい大変なのかもしれないんですけれども、計画はたしかもっと、新たなバイオエネルギーセンターができるのと同じ時期で話をしていて、もう少し早かったようなことを記憶しているんですけれども、これについて容器包装プラスチックだとか、瓶、缶の処理というのが、今遅れているわけじゃないんでしょうけれども、やっぱり計画に基づいて、これからやっていかなきゃいけないというふうに思いますので、なかなか大変だと思います。今、相原が2025年度予定で、上小山田については2027年度予定ということでありますので、しっかりとこの辺については稼働に向けて努力していただきたいと思います。分かりました。 ◆若林 委員 今の関連なんですけれども、50ページの小山田の瓶、缶のところなんですけれども、やはり分散を目指すというところで、そのままになるということは、忠生地域のまちづくりの中でも影響があるというふうに思っているんですけれども、これについて今現状ある瓶、缶のところについては、どういったことを予定していますでしょうか。移転とかを含めて考えられていますでしょうか。 ◎循環型施設整備課長 現在、土木サービスセンターの横、瓶・缶処理施設がございます。そこを今度、上部利用というところもございまして、施設棟の移転を考えなくてはいけないというところがございます。一方で、今の相原、上小山田の資源化施設の建設も必要になってくるところです。時間的なところもございますので、これから考えるところではございますが、暫定的な処理、例えば民間委託、民間で処理してもらうとか、そのような形をして、事業として滞りのないように進めていきたいなというふうに考えているところです。 ◆若林 委員 当然そうですね。民間だとか、広域の考え方ということで、地権者だけに頼る形ではなくて、やっぱり町田市としての姿勢は分散をしていくというところ、これを堅持していただければなと思っています。  引き続き、何度も質疑があるんですけれども、49ページの次世代エネルギー等推進事業の家庭用燃料電池のところです。150件ほどだというところで、これは成果をどう図るかというのは、例えば排出ガスがどのぐらいというのは、なかなか出しにくいんだとは思っているんですけれども、やっぱり、これはそういった環境意識の高い市民に対しての市民サービスの部分もあるのかなと思っていますので、周知をする中で、ただ補助金をあげるというんじゃなくて、奨励金という形ではなくて、市民サービスの観点でも環境に特化した中での運用をしていただければなと思っているんです。分かりますかね。  要するに、ただ奨励というんじゃなくて、町田市はこれだけ環境にも意識をしていますよ、ぜひ環境意識の高い方はご賛同くださいだとか、そういった形にもなるような、そういった運用にしていただければいいなというふうに思っております。それについての感想と、また、この燃料電池については、市内事業者を活用するということでよろしいんでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 ご指摘いただきました家庭用燃料電池の奨励に当たっては、環境意識の向上を目指した周知が必要だということで、そのような形で取り組みたいと考えております。この製品を使うと、国の機関の調査では、1年当たり1,300キログラムぐらいの二酸化炭素排出量削減になるということのデータがございますので、そのような周知も含めまして、そういうような方向性で町田市は取り組んでいると周知を行いたいと思います。  また、この装置についての取扱業者ですが、当然市内業者を想定して、市内業者に対して、こういうサービスをする、こういう事業をするというような周知も含めまして、市内業者を中心に取り扱っていただくという方向で考えております。 ◆若林 委員 「予算概要説明書」の222ページの廃棄物処理費のところの「最終処分場の閉鎖に向け」とあるんですけれども、この手続はどういった形をやるのか、基本的なところを教えていただければと思います。  もう1点は、土砂搬入による収入ということで今回8,400万円で、この土砂搬入の収入増の取組というものも引き続き考えていただければなと。今回は最終処分場のところに、峠谷に入れるという形だったんですけれども、引き続きこういう取組というものは進めていっていただければなと思うんですが、その考え方。  それともう一つが、余剰電力売払収入のところなんですけれども、これについての算出根拠だとか、これまでのバイオガスになったことでの違いだとか、効果も教えていただければと思います。 ◎資源循環課長 委員から3点ご質疑いただきました。  まず、最終処分場の閉鎖の手続というご質疑だったかと思います。最終処分場の閉鎖というのは、法律上の文言ではありませんで、法律の届出としましては、最終処分場の埋立処分終了届というものを提出することが、この手続に該当します。これ以上、もうこの場所にごみを埋めませんよという届出になります。この届出を出すのに当たっては、最終処分場のこの後の流れとしては、まず閉鎖をしてこれ以上埋めなくなると。その後、安全が確認できるまでずっと経過を観察して、最後は廃止届というものを――確認を受けることになるんですが、廃止までの間、ごみを埋め立てた処分場を安全に維持管理していかなければなりませんので、その維持管理に向けて安全を最大限確保できるように対策する工事を、この後、行っていくということで、その工事の後に届出を出すというのが閉鎖の手続になります。  それから、2点目のご質疑は、土砂の搬入収入を多くしていく取組というんですか、こちらを継続してということでのご質疑だったかと認識しました。土砂の搬入収入につきましては、境川沿いにあります木曽東調節池という東京都の事業のエリアから土の搬出をされまして、こちらの処分場で受け取りをするということになっております。都と市の公共工事間のやり取りになりますので、東京都と町田市との間で協議を重ねまして、公共工事として適切な価格設定ということでの協議が整って、今回のこの収入の予算立てになっておりますので、それにつきましては、なかなか上げたり下げたりというよりは、実際にかかる費用をお互いに合意を得た上で価格設定したというところになっておりますので、受入れ終了までは、この金額というのは特別変わる予定がないというのが実態です。  それから、3点目の余剰電力売払収入につきましてご質疑です。こちらの予算の算出根拠につきましては、現在1月から稼働を始めました熱回収施設――町田市バイオエネルギーセンターです。こちらを建設する入札を受けるときに当たりまして、町田市熱回収施設整備運営事業の基礎審査資料という資料を事業者が提出しておりまして、そちらに損益計算書というものが、かなりいろんなものについての金額が載っている表を提出いただきました。その表の中に、余剰電力売払収入という項目がありますので、その売電収入の金額を予算計上しております。  こちらにつきましては余剰電力、余った電気は全部、電力会社へ売るんですが、売った量の全体の3分の1が市の収入になるというのが取決めとしてなっておりますので、この金額が全額売払いの額ではなくて、全額のうちの3分の1がここへ計上している額というふうになります。  余剰電力の発電の状況というんですか、状態につきましては、これまで運営していました町田リサイクル文化センターにつきましては、蒸気を使った蒸気タービンによる発電を行っているだけだったんですが、今回バイオエネルギーセンターになることによりまして、委員からもお話のありましたバイオガスによる発電も並行してやっております。あとは、本当に微々たる量ですが、環境学習的な意味も含めて太陽電池、それから風力発電、水力発電をそれぞれ入れてありまして、それらの電力を場内で使って余った分は売り払ってということで、電力収入もなるべく多くなるようにしております。  この1月から本稼働が始まりましたが、これまで焼却炉は476トンごみを燃せるキャパシティーを持っていましたが、現在は258トンと、大分キャパシティーは小さくなりましたが、発電機のサイズは、以前が4,000キロワットの発電機を持っていたんですが、現在は6,220キロワットと、ごみを燃せる量は少なくなったんですが、発電できる量は多くなっているということで、大変高効率な発電機が入っているという状態になっておりますので、今後も継続的に余剰電力の収入をしっかり歳入として繰り入れていきたいというふうに考えているところです。 ◆若林 委員 余剰電力のところは、そういった上がっているとか、実績のところも市民にしっかり伝えていっていただければなと思っております。  最後に1点、219ページなんですけれども、「まちピカ町田くん」は昨年の決算のところで、高校生にアプリ「まちピカ町田くん」の案内を配付ということもあったので、その配付は今後どうしていくのかというところ、あとは「まちピカ町田くん」のアプリを活用して、生き物情報とかをやっていくということなので、これは非常に楽しい取組だなと思っていますし、若い人たちがキャッチーに取り組んでいくのかなと思っていますので、ぜひSNSを活用していただければなというふうに思っているところでございます。それについてご意見をいただければと思います。  そして最後は、主な事業費②の事業・業務委託料等々なんですけれども、ポイ捨て関連です。これは全体の予算の約半分である3,500万円を使ってのポイ捨ての事業だと思うんですけれども、これについての効果というのは、どういうふうにはかっているのかお聞かせください。 ◎環境・自然共生課長 「まちピカ町田くん」につきましては、現在担当しております環境・自然共生課からご説明いたします。  まず、高校生への配付の件でございます。高校生への配付は、各高校へ配付という形は取れておりませんが、これは一例なんですけれども、例えば子どもセンターは、小学校、中学校、高校生まで対象の施設でございます。高校生が主体的に委員会をつくって運営しているような形を子どもセンターは取っておりますので、子どもセンターの中でも北部丘陵に近いような自然環境が豊かな地域にある子どもセンターにチラシを配って、取って見てもらうというような形の配付になるのかどうかあれですけれども、そういうような形を取った実績がございます。  また、SNSの活用でございますが、環境資源部の場合、ハスのんツイッター――ハスのんは環境資源部の環境キャラクターでございます――ハスのんインスタグラムというようなSNSの活用がございますが、その中で、「まちピカ町田くん」で市民から投稿していただいた写真を、例えば4月であればタンポポ、5月であればチョウ、6月であれば昆虫の幼虫ですとか、このような形で掲載できる写真は限られてしまいますけれども、そういうような周知を月一、二回程度、冬の場合は生き物があまり出てきませんので1月以降はちょっとできていないですが、そういうようなものにとどまりますが周知を行っております。  ハスのんインスタグラムでは、夏の間に生き物の投稿のキャンペーンをして市民に呼びかけているんですが、そのキャンペーンについて、ハスのんインスタグラムで周知を図るというような形にとどまりますが、そのような形を取っております。今後、さらに充実させていければなというふうに考えております。 ◎環境保全課長 219ページの3,500万円の環境衛生費の半分を占めているということで、効果はということだと思うんですが、この3,500万円の事業費の大部分は、町田駅、それから成瀬駅、鶴川駅、3駅の美化推進重点区域及び道路等喫煙禁止区域の清掃費及び巡回委託費の費用がほとんどです。当然ポイ捨てを抑制し、ポイ捨てのないきれいなまちづくりを行っていく上には、定期的な清掃というのが必要でして、どうしてもこのような費用がかかっています。  このための一つの手段なんですが、来年度になるんですが、多摩境駅、あと南町田グランベリーパーク駅の2つを美化推進重点区域及び道路等喫煙禁止区域に指定して、区域内の定期清掃や巡回指導ということを地域の方々と一緒に取り組むことで、ポイ捨てのないきれいなまちづくりを進めていくことで、町の美化に関する市民の関心の効果が得られると考えています。 ◆若林 委員 「まちピカ町田くん」については、決算でそういう意見がついたと、若い人にも周知してねということだったので、引き続きこれをお願いしたいと思います。また、SNSも活用して盛り上げて、ハスのんだけにこだわらず、いろんなツールがあると思うので、そういったところをお願いしますというところでございます。  ポイ捨てのところに関して、年間3,500万円使って清掃というのがあるんですけれども、やっぱりごみの量がこれだけ減って、意識としても多摩境地域、南町田も町田駅も、ごみを捨てる人が本当に少なくなってきたんだという成果が分かるような形がないと、そのまま委託だからという形じゃなくて、そういうのをはかれるようにしていただければなと思っています。 ◆細野 委員 今まで質疑がありました水素を生成させて、家庭用燃料電池を助成して購入拡大していくという施策ですけれども、どれぐらいの電力を発生するんでしょうか。この家庭用燃料電池の性能について、ちょっとご説明をいただければと思います。  それから、222ページ、バイオエネルギーセンターがいよいよ稼働が始まりまして、当初DBO方式の手法で取り組むということで、管理運営に対する監視というか、市の職員の方々がどのように関与していくのかというところで、スタートする前に質疑したことがあったんですが、そうした状況についてご説明いただければと思います。 ◎環境・自然共生課長 ご指摘いただいた発生する電力量でございますが、機種によりますが、0.7キロワットあるいは0.4キロワット、つまり、700ワットあるいは400ワットでございます。 ◎資源循環課長 新しくDBO方式で始まりました町田市バイオエネルギーセンターの運営につきましてですが、こちらの事業の運営自体は特定目的会社――SPCである町田ハイトラストが行っておりまして、町田ハイトラストからは日々の日報、それから月々の月報、まだ1年たっておりませんので、この後になりますが年報、そういう区切りごとの報告が上がってまいりますので、そういうものにつきまして市の職員が、特に日報の場合は必要があれば都度打合せ、月報につきましては、月次の打合せ会というのを定例で決めてやっておりますので、そういう打合せの場を通じて、運転の状況等については確認をさせていただいているところです。 ◆細野 委員 了解しました。そういう打合せの中で何か課題があれば、その改善を求めたりとか、そういうことも行われているということだと思うんですが、火災なども――後で報告があると思うので、またそちらで伺えればと思いますが、そういった何らかのリスクも出てくると思いますので、そういった実態には、やっぱり市のほうも絡みながら、関与しながらになるということでよろしいんでしょうか。 ◎資源循環課長 当然課題がありましたときには改善を求めてまいりますし、その改善状況について、また報告をいただいております。リスク管理につきましても、当初の取決めがございますので、それに基づいて報告を受け、改善を求めるという、このサイクルは同じようにやらせていただいております。 ◆細野 委員 「予算概要説明書」の343ページですけれども、ごみ政策推進費の中に奨励金・報償金8,940万円というのが入っているんですが、この内容についてご説明いただけますでしょうか。 ◎3R普及担当課長 こちらは地域資源回収の奨励金の金額になっています。これは、今まで3R推進課のほうで所管していたんですけれども、ここで組織改正で所管が替わるので、ちょっと見え方が違ってしまいますが、現在は3R推進課で行っている地域資源回収の奨励金になります。 ◆細野 委員 了解しました。ちょっと今までないなと思って確認をしてみましたが、分かりました。  220ページ、指定収集袋売払いについてですけれども、これによって、ごみがどれぐらい出されているかという町田市の市民の方々の状況などがつかめると思いますが、2022年度の予定として、このごみの量がどういう方向に行くということで想定されているのか。  それから、売上げについては基金に繰り入れられていくと思いますが、その基金の状況についてはどのように想定されているでしょうか。 ◎3R推進課長 まず、ごみの袋の作成量についてご説明をさせていただきたいと思います。一応、2021年度の見込みに2%増やしたような形で袋は作成していこうというふうに考えております。やはり、まだコロナの影響もあるというふうに考えておりますので、大幅に減るとか大幅に増えるということではなくて、微増というような形で考えて、作成したいと考えているというところでございます。  もう一つ、基金の繰入れについてもご質疑いただいたと思いますけれども、基金については6億793万6,000円を今見込んでいるところでございます。2021年度に比べまして、約3,000万円増を見込んでいるところです。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時32分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆細野 委員 先ほどに続いて質疑をさせていただきます。先ほど指定収集袋の量を確認しましたところ、2%程度、少し増えるかなという見込みだということでお話がありました。そんな中でスタートしたバイオエネルギーセンターの焼却施設の処理量は、先ほどの質疑でもこれまでと比べて減らしたというお答えがありましたが、コロナでこの間ごみが増えている中で、そうした処理についてはどのような状況なのかお聞かせいただきたいと思います。  それと基本的なところで、バイオガス化施設も可燃物の処理を行うと思いますが、その辺をどのように分けているのか、あるいはその中から一緒に処理されているのか。その辺、バイオガス化施設と焼却施設のごみ処理については、どのようになっているのか教えていただきたいと思います。 ◎資源循環課長 ごみの袋については、2%ぐらいの増加を見込んでいるということで、コロナ禍において、巣籠もり等によって、ごみの増加は一定続いているところでありますが、ごみの処理につきましては、処理量自体はキャパシティーを下げてはあるんですが、その中でも事業者との協議の中で、点検の期間等を調整するとか、そういう面、あとは資源化をなるべく頑張って、炉に入れないように分別を内部でもしていくとか、いろんな対策を打ちながら、ごみ処理が滞らないように運営をしてもらうように話をやり取りしているところです。  それから、可燃物の処理ということでお話がありました。バイオガス化施設につきましては、市民の方に排出いただいた黄色い燃やせるごみの袋に、特別何ら操作をせずに機械で選別するところへ投入いたしまして、そこから発酵に適したもの適さないものを機械的に分けて発酵槽のほうへ入っていくということで、ごみの増減には直接的にはかかわらず、発酵槽の容量に対して必要な量が投入されていくということで、そうすると、増えた分については発酵槽の上限がありますので、残りは可燃の焼却炉のほうで処理をしていくということになります。 ◆細野 委員 見せていただいて、説明も聞いたんですが、よく分かりました。ありがとうございます。そういう中でいろいろ工夫をされながら、焼却施設のほうの処分量についても工夫していただいているということは分かりました。  本来であれば、もう少しごみの量が減っていくという見通しで焼却施設の規模を定めたと思うんですが、2022年度、そうしたごみの量について、今までも減量の様々な努力はしてきていらっしゃると思うんですが、新たな施設がスタートしたことによる可燃ごみだけじゃないですけれども、ごみの量の減量についてはどのように考えていらっしゃるか、何か施策がありましたらお聞かせください。 ◎3R普及担当課長 具体的には、市民の皆様方に減量のご協力をしていただきながらという形になると思います。新しく町田市バイオエネルギーセンターができて、議員の皆様方にもお越しいただきましたけれども、施設の見学をしていただいて、その中でごみの減量の必要性ですとか、町田市が今どういう状態でごみ処理をしているかということについて、きちっと周知をしながら、勉強していただく機会を設けていきたいと思っています。  これまでも、イベントですとか学校での出前講座を行っていますが、そちらについても引き続き行っていきますけれども、先ほど委員からご質疑いただいた新たな取組ということだとすると、やっぱりバイオエネルギーセンターができて、見学施設がきちっとできて、そこで皆さんに見ていただくということが、やっぱり一番だろうというふうに思っています。今、火事の関係で少し見学は止まっていましたけれども、ここで改めて再開させていただきましたので、その中で、ぜひ皆さんにお越しいただいて、町田市のごみの現状とごみの減量への取組を重ねてお願いしていきたいというふうに思っています。まずは、その取組をしっかりやっていきたいと思います。 ◆細野 委員 ありがとうございます。また、大いに市民の皆さんにも新しい施設を見てもらいながら、さらなる減量意識を高めてもらうということで分かりました。ぜひ、そういう取組をさらに広げていっていただきたいと思います。  続いて、ちょっと関連もあるかなと思うんですが、344ページの生ごみ処理機購入費補助金についてですけれども、これについてはこれまでどおりの方針で進めていかれるのでしょうか。 ◎3R普及担当課長 基本的な考え方については今までどおり変わらないと思っています。ただ、今年度からダンボールコンポストの講習会をエコライフ推進公社に委託をしていまして、事業拡大していきたいというふうに思っています。今までは、生ごみ処理機のいわゆる補助金を一括で金額計上していたんですけれども、今年度については、従前から予算化させていただいて市民の皆様にご利用いただいている補助金の分とは別に、ダンボールコンポスト講習会開催に伴って、こちらの思い入れもあるんですけれども、市民の方々にさらに使っていただけるようにということで、その分を増額して予算立てしています。なので、補助の考え方については変わらないんですけれども、金額自体については、その分さらに増額して計上しているという形になっています。 ◆細野 委員 ダンボールコンポストは力を入れていただいてうれしいなと、やってみて、本当に結構楽しい事業ですので、ぜひ市民の方にも大勢取り組んでいただきたいと思うんですが、ダンボールコンポストについては、最初の頃は無料で使わせていただいたりしたんですが、今ダンボールコンポストをこれからやっていくに当たっては、どのような制度になっていくんでしょうか。 ◎3R普及担当課長 今までも講習会参加の方については、1台を無料で差し上げていたんですけれども、それについてはこれまでどおり講習会参加の方については、1台そのままお持ち帰りいただくということで無料にさせていただいています。ただ、当然講習会へ参加いただいた方については継続的にお使いいただきたいというふうに思っているので、講習会参加以降、ご自宅でさらに使う方については購入をいただきまして、今生ごみ処理機は基本的に補助率2分の1にしているんですけれども、その2分の1の分について補助をお出しするというふうに考えています。 ◆細野 委員 そうしますと、自己負担が1,500円ぐらいでしたっけ、幾らぐらいになって、いろいろグッズもついてきたかなと思うんですが、そういうものがセットで分けていただけるのか、その辺について確認をお願いします。 ◎3R普及担当課長 まず、ダンボールコンポストというのは、エコライフ推進公社が販売するもの以外に、いろんな民間事業者も含めて商品化されているものもあるので、別にそれらについても補助を出さないということにはなっていないので、まずは販売価格の2分の1の補助を出しますという形になりますので、販売価格が幾らになるのかによって補助額については変わってきます。  ちなみに、町田市で今年度から販売しているダンボールコンポストについては、今、委員からもご紹介あったように、段ボールと中に入れる基材と、それからいわゆる微生物を育むための基材も含めて入れてあって、要するにセットになっているものになっていて、頒布価格としては1,800円いただく形になっています。ですので、2分の1の補助なので900円をご負担いただくという形になります。 ◆村まつ 委員 2点お伺いしたいと思います。  1点目ですけれども、50ページの循環型施設整備事業についてなんですが、先ほど来、資源ごみ処理施設の計画で、どうやって稼働させていくかという計画のお話がございましたが、プラスチック新法というのが今年の4月から施行されると思いますが、それによりプラスチックの量というのも、世の中で使うのを減らしていこうという流れになっていくかと思います。また、事業者は自ら回収していくという流れもできていくかと思うんですが、このあたりの影響をどういうふうに考えていらっしゃるのか。プラスチックの量が減っていくと、もしかすると2つ造らなくてもいいかもしれないという可能性もなくはないのかなと思っておりまして、どう考えていらっしゃるかということをお伺いしたいと思います。 ◎循環型施設整備課長 4月に新法ができるというところで、プラスチックを少し制限していきましょうという内容なんですけれども、直ちに減るというのはなかなか考えづらいところもございます。また、今まで容器包装という形でプラスチックをよけていたんですけれども、今度は製品のプラスチックですとか、そういうことも対象になってくるというところで、そういうところも考えながら、施設整備も含めてやっていきたいなと考えております。量が減れば減ったで、それはありがたい話ではあるんですけれども、現実なかなかすぐには難しいのかなというふうな認識でおります。 ◆村まつ 委員 基本的には、計画はそのまま進めていくということだと思うんですが、積極的にこういったことをよりPRしていきながら、減らしていくという方向で町田市としても取り組んでいくという観点は重要じゃないかと思うんですが、この点、何か取り組まれていく予定があるのかどうか確認をしたいと思います。 ◎環境政策課長 今お話しのありましたプラスチックの減量につきまして、現在もやっているんですけれども、例えばマイボトルの推進、マイボトルキャンペーンですとか、マイボトルOK店の推進なんかもやっております。今後もそういった動きに併せまして丁寧な啓発をすることで、皆さんのプラスチック利用を減らしていっていただけるようお願いしていきたいと思っています。
    ◆村まつ 委員 ありがとうございました。ぜひ4月から変わりますので、そこを踏まえて、さらなる一手をお願いしたいというふうに思います。  それに関連してなんですけれども、220ページになります。先ほどもごみを減らしていくという話がございましたが、2022年度の取り組みというところで、もちろんバイオエネルギーセンターを見学するということも有効だと思うんですが、「動画配信やスマホアプリ等を用いたごみ減量の啓発を行います」というふうにありますが、これは具体的にお伺いをできればと思います。 ◎3R普及担当課長 今SNSですとか、動画配信のご質疑をいただきました。現在もさんあーるチャンネルというユーチューブチャンネルを持っていますし、アプリに関しても、ごみ分別アプリを持っていますし、あとはインスタグラムですとか、ツイッターも行っていて、都度都度、情報提供はさせていただいています。基本的には、今やっていることをさらに充実していきたいという話になると思ってはいますけれども、いずれにしても、それらのツールを活用しながら啓発していきたいというふうに思っています。内容としては、今までの取組を引き続きという形になると思います。 ◆村まつ 委員 ありがとうございました。これも、できればコンテンツをもう少し変えていくというような取組も、ぜひお願いをできればと思います。  もう1点だけ、最後になります。218ページになります。環境政策費の中ですが、2022年度の取り組みの③の一番最後に「水素ステーション設置を目指します」というふうにありますが、これも具体的な計画があればお伺いをできればと思います。 ◎環境・自然共生課長 水素ステーションでございますが、計画の具体化はまだされておりません。用地と運営事業者のマッチングを図っているところですが、用地がなかなか、用途基準ですとか、接道状況ですとか、かなりハードルが高い部分がございまして、そういうところを今検討中ということでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(「第3次町田市環境マスタープラン」の策定について) ○委員長 行政報告、「第3次町田市環境マスタープラン」の策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 この件につきましては、環境政策課長のほうからご説明いたします。 ◎環境政策課長 それでは、「第3次町田市環境マスタープラン」の策定について、環境政策課のほうから説明させていただきたいと思います。  2022年度から2031年度までの10年間を計画した町田市環境マスタープランでございます。本件につきましては、この建設常任委員会におきましても、策定からパブリックコメントの実施前、それから結果ということで、これまで3回報告をさせていただいてきました。  経過について、資料の2の策定の経過のところに書いてあるんですけれども、下から2番目になりますけれども、2022年の1月19日に環境審議会から答申をいただくことができました。本日、ここで策定に至ったことをご報告するものでございます。  公表につきましては、まちだ未来づくりビジョン2040、また、町田市都市づくりのマスタープラン、町田市地域ホッとプランと同じタイミングで、3月の末から4月の初めの間で「広報まちだ」などを通しまして、公表していく予定になっております。  本日は、策定した内容につきまして添付をさせていただいております。  説明は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(美化推進重点区域道路等喫煙禁止区域の追加指定について) ○委員長 行政報告、美化推進重点区域道路等喫煙禁止区域の追加指定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 この件につきましては、環境保全課のほうからご説明いたします。 ◎環境保全課担当課長 それでは、行政報告、美化推進重点区域道路等喫煙禁止区域の追加指定についてご報告いたします。  本件は、小山地区連合町内会市政懇談会で、多摩境駅周辺に喫煙所設置を求める要望がございました。それに基づきまして、地元の町内会・自治会と検討を進めた結果、合意が得られましたので、区域の追加指定を行うものです。  目的でございますが、多摩境駅周辺でごみの散乱等がなく、きれいで住みやすい町にしていくため、条例に基づき、別紙1にございますけれども、多摩境駅周辺を美化推進重点区域及び道路等喫煙禁止区域に指定し、ポイ捨てや路上喫煙の防止を図ります。また、道路等喫煙禁止区域内に指定喫煙所を1か所設置いたします。これによって、喫煙者と非喫煙者が共存共栄できる環境づくりも進めてまいります。  区域指定については、本年4月15日でございます。  区域指定範囲・喫煙所設置場所は、別紙1のとおりでございます。この区域指定の範囲には、モニュメントを含みます地下の広場、こちらも含まれております。  区域指定面積は約3万平方メートルでございます。  こちらの周知についてですけれども、告示と「広報まちだ」及び町田市ホームページ、SNS等への記事掲載とともに、地域の方への周知といたしまして、区域指定に関するチラシを配布する予定でおります。  今後のスケジュールでございますが、本年3月下旬に指定喫煙所設置工事が完了する予定です。4月1日に告示、「広報まちだ」、SNS等への記事を掲載いたします。4月15日に美化推進重点区域及び道路等喫煙禁止区域を指定し、併せて指定喫煙所の供用を開始いたします。  また、5月29日の日曜日にごみゼロデー美化キャンペーンを実施する予定でございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(新たなごみの資源化施設について) ○委員長 行政報告、新たなごみの資源化施設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 この件につきましては、篠塚循環型施設整備課担当課長より説明させていただきます。 ◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 それでは、新たなごみの資源化施設の整備について、2021年12月の行政報告以降の進捗状況等をご報告いたします。  初めに、本事業の経過についてご説明いたします。1982年に稼働いたしました町田リサイクル文化センターが老朽化する一方で、国におきましては、1995年以降、容器包装、食品、家電などのリサイクル法を制定いたしまして、循環型社会の構築に向けた動きを強めておりました。  そのような中、町田市は、町田市のごみ処理について将来的な検討を行っていただくため、2006年10月に多くの市民の方々のご参加をいただいたごみゼロ市民会議を立ち上げまして、家庭生ごみの全量資源化を計画的に進めるなどといったご提言をいただきました。  この提言を踏まえ、2011年4月に、町田市一般廃棄物資源化基本計画を策定、同年5月に町田市資源循環型施設整備基本計画検討委員会、こちらを設置いたしまして、施設整備に関するご検討をいただき、2013年4月に町田市資源循環型施設整備基本計画を策定いたしました。  この整備基本計画におきましては、焼却施設、バイオガス化施設、不燃・粗大ごみ処理施設を一体的に整備すること、また、資源ごみ処理施設を市内に分散配置することを定めまして、現在この計画に基づいて事業を進めているところでございます。  以上が本事業の経過になります。  続きまして、資源ごみ処理施設の進捗状況についてご報告いたします。  2、資源ごみ処理施設、こちらにつきましては、先ほど委員の方々からご質疑いただきまして、お答えいたしましたとおりになります。上小山田地区につきましては2027年度、相原地区につきましては2025年度の整備を目指しているところでございます。  なお、上小山田地区につきましては、時間を要する状況となっております。今後は施設の整備ができるまでの間の処理方法などにつきましても、検討のほうを行ってまいりたいと考えております。  続きまして、3、町田市バイオエネルギーセンター、町田市バイオエネルギーセンターは、施設の設計、建設から運営管理までを一括して事業者が実施するDBO方式を採用した施設で、約5年に及ぶ工事期間を経て、今年1月から本稼働を開始しております。  施設整備の全体スケジュールをご覧ください。現在は、第3期工事として、既存工場棟の解体工事の準備作業に着手しているところでございます。  その下の写真をご覧ください。解体を行う範囲を黄色の網かけでお示ししております。今後、この既存の工場棟と煙突、こちらを解体してまいります。工事に当たりましては、引き続き周辺への配慮に努め、安全第一に進めてまいります。  報告は以上になります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市バイオエネルギーセンター火災の経過報告について) ○委員長 行政報告、町田市バイオエネルギーセンター火災の経過報告についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 この件につきましては、資源循環課長のほうから説明させていただきます。 ◎資源循環課長 町田市バイオエネルギーセンターの火災の経過についてということで、議員の皆様には大変ご心配いただいているところで、取りあえずの初報につきましては、市議会の皆様に入れさせていただいたところでございます。この経過、その後の部分と今後の対応につきまして、ご報告させていただきます。  2月21日、朝7時25分ぐらいに町田市バイオエネルギーセンターの不燃・粗大ごみピットで発生した火災につきましてですが、経過につきましては、およそご報告させていただいたとおりですが、朝7時25分頃の火災発生、その後、自衛消防による消火活動が始まったんですが、自衛消防での消火は困難という判断になりまして、消防署に通報を入れました。消防車が到着してから、お昼過ぎぐらいまで消火活動が継続しております。泡の消火剤を入れまして、一旦は鎮火したかのように見えたんですが、その後も泡が切れて煙が上がったりというのを繰り返す中で、消防のほうは注水、泡の追加を繰り返しまして、15時半に鎮火の確認が出ました。翌日まで24時間、消防のほうが1小隊現場に残していただきまして、監視活動、警戒活動を継続いただきました。  24時間継続して監視の後、その後の発火等がないために、消防のほうはそのタイミングで引き上げられまして、それ以降につきましては、現場運営をしております町田ハイトラストによって、監視が現在も継続している状況です。  2番目、影響になりますが、発災当日は消防の活動によりまして、一切の入場を禁じられたため、ごみの収集車等は場内へ入ってこれませんでした。このことによりまして、可燃ごみ、不燃ごみの処理につきましては、近隣の工場へ応援の要請をいたしました。また、場内に誰も立ち入れないため、粗大ごみを持ち込まれる市民の方につきましても、お電話をして、なるべく今日はこういう状況なので来場できませんということをご案内して、お電話がつながらない方については入り口のところでのご案内ということになりましたが、ご案内させていただいて当日を過ごしました。  当日お昼頃、およそ収まりまして、その後、東京都の環境局職員の方も現地の視察をされました。その中で、周辺環境への影響についてはよくよく確認しておくようにということで指導もありまして、何人かを組にして、北側と南側、それぞれもみじ台並びに竹桜地区については、30分程度時間をかけて、ずっと徒歩にて巡回して環境影響がないということで、何か臭いがしないかとか、ほこりとかちりが舞っていないかとか、そういうところの状況を目視にて確認いたしました。  それから、MBECの対応と書かせていただいております。これは、町田バイオエネルギーセンターの略です。申し訳ございません。こちらにつきましては、翌日からは、不燃ごみピットが実際火災のあった場所ですので、その場所については証拠を保全するということで触ってはいけないと言われましたが、それ以外の場所の操業は可能ということで許可をいただきましたので、可燃ごみはじめ、場内の処理活動は翌日以降再開しております。こちら不燃ごみ以外の再開はしたんですが、不燃ごみにつきましては、場内での処理はいつもどおりにはできないので、可能な範囲での処理をしつつ、外部への、他工場への処理依頼を応援いただいている状態です。  また、火災当日につきましては、焼却炉について安全のために1度立ち下げを行いましたので、蒸気の発生が止まってしまいました。火災は月曜日に起きましたので、月曜日はお隣の室内プールは休館でしたので影響はなかったんですが、翌日、火曜日は営業日ではあったんですが、鎮火の確認を受けて月曜日の夕方から焼却炉の起動には入ったんですが、まだその蒸気が安定して出る状態にならないということで、プールについては1日、火曜日を休業ということでお願いさせていただきました。  不燃ごみにつきましては、他工場への処理を応援いただいているところなんですが、発災日以降、多摩ニュータウン環境組合、町田市も構成市になっております。こちらの組合、多摩の唐木田駅のそばにありますが、ここの工場に搬出をしております。また、それぞれの工場のご都合もある中で、量につきましては、週ごとに調整をさせていただいているんですが、2月28日から3月11日までの間には、八王子市の戸吹クリーンセンター、こちら戸吹町という八王子でも町田からは大分遠い側にあるんですが、こちらの工場へも一時応援をいただいております。引き続き、なるべく場内で処理できるよう努力を今しているところであるのですが、多摩ニュータウン環境組合のほうでの受入れの量を調整させていただきながら、応援をいただいているところです。  復旧のスケジュールですが、3月14日まではもう既に終わった部分で、実際このスケジュールで進んでおりました。本日18日ですが、15日以降の部分の予定につきましてですが、クレーン、それから建築設備、いろいろな破損してしまったものを元どおりに復旧しなければならないんですが、電気の部品が特に損傷しているものがいろいろありまして、現在コロナの影響もありまして、半導体の生産、流通が大変滞っている状態です。ですので、クレーンを動かすための様々な部品、それから天井の照明のLED、これらの入荷がなかなか見通しが立たないところでございまして、今のところ、これは本当に仮の見込みですが、6月30日ぐらいまで、この本復旧をするのには時間が要るのではないかと見ております。事業者とも協議を重ねて、なるべく早く手に入るような部品を調達するとか、代替の手段は何かほかにないのかとか、いろいろそういうところは協議をして、何とか早く完全復旧に向けて動きたいというふうにやっております。  それから、最後のページに火災の原因ということで書いてございます。消防の調査につきましては、3月14日、クレーンが仮復旧して、中の不燃ピットから燃えたごみをつまみ出して、外で調査ができる状態になりましたので、14日の日に町田消防署の皆様にご足労いただきまして調査していただいたんですが、なかなか広範囲に燃えていて、ごみの量も多い中で、これが原因だという特定には至らなかったんですが、火災の原因として推定されるものとして、スプレー缶やカセットボンベ、ガスボンベです。それからライター、特に使い捨てのライターなんかがそうですが、あとは小型充電式電池、リチウムイオンのものもありますし、それ以外のニッケル水素とかもありますけれども、こういうものが火災の原因としては多くあります。考えられているところです。  上のほうの写真は、これは火事の当日のものではなくて、別の写真をこんなものですという見本におつけしております。ここにはスプレー缶のようなものが右側に、それからライターもちょっと見えているかと思うんですが、従来から、スプレー缶、ライター、それからガスボンベはどうしてもごみの中に混入してしまうと、火事の原因になっているというのが実際のところです。  下の写真は火事当日の写真でして、不燃の処理棟のほうから、真ん中から右上の方に向かって白い煙がたなびいているのが分かるかと思いますが、これは実際火事のあったときの発煙の状況です。  これらの火事の原因となるような、スプレー缶とかカセットボンベ、ライターにつきましては、それぞれ排出方法が右側に書いてあるとおり決まっております。これまでもこのご案内はしているところですが、引き続き適正排出いただけるように周知のほうを強化していきたいと考えております。  これまで、それから、これから行う市民の皆様向けの対応ですが、発災の当日、2月21日につきましては、まず火事がありましたということをホームページのほうへ掲載させていただいております。また、その日含めてバイオエネルギーセンターの見学の予約が多数入っていたところなんですが、当日の対応、それから、それ以後の調査ということもありまして、工場見学の受入れを、この日以降1か月中止ということでお願いさせていただきました。  少し空きまして、3月14日、15日につきましては、先ほどほかの内容でも、今SNSでの発信をしていますよというところで案内させていただいたところですが、ハスのんのツイッター、ハスのんのインスタグラム、それからごみナクナーレのほうのインスタグラムとかツイッターで、この火災についてのお願い、または分別の排出、ぜひご協力をということで案内させていただいております。  この後の予定としましては、およそ1か月中止していました見学につきましては、まだ完全復旧ではないので、火災の跡は見て分かるところは残っているんですが、逆に見学に来ていただいた皆様に、こういうものが入ってくると火事になって大変なことになってしまうんですという部分の啓発の案内も含めまして、案内を再開しようということで、22日から見学の再開を予定しております。それから、4月1日の「広報まちだ」にこちらの火災があったこと、近隣の工場で応援の処理をいただいているというところもある中で、ぜひ減量、それから適正な排出、こちらをお願いしたいというところを広報させていただこうと思っております。  ご報告は以上になります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 先ほどの行政報告をお聞きしまして、まず不燃ごみピットで火災が発生して、消火から鎮火まで、時間を見ますと7時間という長時間かかっております。これが大災害にならずに本当によかったと胸をなでおろしておりますけれども、やはり近隣には住宅がたくさんありますので、大災害になってはいけないということがまず第一です。  市民への周知として、ホームページで近々の3月14日、15日に更新の周知をされておりますが、この内容からしても、やはりリチウムイオン電池の発火の可能性が推定されるということで今調査中みたいなんですけれども、復旧までに数か月ということで、先ほど6月30日頃までかかるということで、これに対しては、また日常で出る町田市民のごみの収集とか、そういうことについても大変な支障が来しているということが見てとれるんです。  おっしゃっていたようにスプレー缶、過去にもごみ収集のときの車両で火災が町田市内でもあったということです。主に理由が、その分別するときにスプレー缶は瓶、缶の日、ライターは有害ごみの日、またリチウムイオン電池やモバイルバッテリーは販売店にということで、このリチウムイオン電池とモバイルバッテリーを市は回収していないので、きっとこれが多分、まだ推定中ということで調査中と書いてありますけれども、リチウムイオンではないかと言われている。理由は推定ということですけれども、町田市が回収しないものが、そもそも不燃物の燃えないごみの日にそこに入っていたということだと思うんです。  市民の方にこれは徹底して周知しないと今後も起こり得るというか、起こってはいけないんですけれども、このあたりが一番の要かなと思っておりますけれども、今後の市民への分別の徹底周知というか、やっぱり不燃物にぽんと入れてしまうんじゃないかなと推測されます。その市民への周知は今後どのように徹底されるんでしょうか。 ◎資源循環課長 市民の皆様への周知ということでは、この間ほかの答弁でもいろいろ案内しているとおり、今持っている市の広報、それからホームページ、またはインスタグラムみたいなSNS、こういった媒体、それから、見学を再開するということを今ご案内させていただきましたが、工場へ実際に来ていただける方たちに、こういう実情なんですよということを繰り返しご案内することによって、皆様の意識に定着していくように努力していきたいと考えております。 ◆松岡 委員 SNSはもちろん大事なことだと思いますが、一番身近な――私は分別というのは大事なことだと思うので、特に町内会の皆様は結構分別に力を入れておりまして、町内会の回覧板、アナログ形式ですけれども、一番手っ取り早く町内の方たちに周知ができるかなと。見やすくてお年寄りまでですね。だから、町内会の回覧板、アナログ形式ですけれども、徹底して行うということが大事じゃないかなと思います。ぽいっと不燃物に、これぐらいいいだろうじゃなく、やっぱり分別がしっかり認識されていないんじゃないかなと思うんです。これぐらいが火災につながるということをしっかりと周知していただきたいなと思いますけれども、どうでしょうか。 ◎3R推進課長 町内会の皆様方にも早急に、こういったことが起きているという事実をお伝えしながら、分別のご協力をさらに高めていただけるよう、取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ◆松岡 委員 ぜひ、今も毎日のごみ収集が外部にも依頼されているということがここに書いてありますけれども、近隣にもまた迷惑がかかりますし、徹底していただければと思います。
     もう一つ質疑するのは、6月30日ぐらいまで見込みがかかるということで、最近は半導体がなかなか手に入らないということで、これは奇遇かもしれませんけれども、4月から、たしか図師のプールの横の温浴施設がスタートいたします。町内会の掲示板にもばんっばんっと貼って、皆さん楽しみにしているところなんですけれども、これに支障というか、影響はないんでしょうか。 ◎資源循環課長 温浴施設は4月1日からいよいよオープンというところに来ておりますが、温浴施設につきましては、工場の焼却炉から出ました余熱、蒸気を使いまして温水を作る、お湯を作るという仕掛けになっておりますので、今、不燃のほうの設備については復旧を急いでいるところですが、可燃ごみの焼却炉については、特別何ら支障なく運転を続けておりますので、4月1日のオープンに向けて特別の支障になることはない状態です。 ◆松岡 委員 最後に、近隣住民が楽しみにされていたバイオエネルギーセンターの見学が、この火事が原因で中止になったり、あるいはプールが使えなくなったという支障を来しておりますので、とにかく全市民に周知徹底をということで、分別を皆さんが理解できるように、よろしくお願いしたいと思います。 ◎環境資源部長 補足をさせてください。今、資料の後ろに、資料1、資料2ということでホームページを掲載させていただいております。私のほうからも、当然理事者のほうからも、これについては重大な案件として判断しております。早々に出しております。ただ、ホームページをどなたが見るのか、「広報まちだ」をどなたが見るのかという問題がありますので、それについてはそれ以外のもの、例えば、私ども見学コースを今度設けましたので、そこの場所に、こういう状況だということでリアルな写真を展示したりしようかと思っています。  実は、この2月21日以降、3月12日、3月15日と、先ほどお話しいただきました収集車での火災が発生し、南署のほうだとか、いろいろ来て応援体制でやっていただいています。消防署のほうに私も出向きまして、いろいろ話をした中では、やっぱりこの機に市民の方の分別というのを強化するには、変な言い方ですけれども、お願いをするのは一番大事だということになっておりますので、先ほどご提案いただきました市民協働推進課のほうの自治会関係についても、もう事前に話をして、後はいつやるかというタイミングを今は調整しているようなところです。  何しろできることについては、重大案件になりますし、市民サービスが脅かされる内容になりますので、部を挙げて、これについては調整をしていきたいと思いますので、皆様のほうも市民の方とお話しするときに、お話ししていただければ幸いかと思いますので、それについてはご協力お願いしたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時13分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時24分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第30号議案~第32号議案 ○委員長 第30号議案から第32号議案までを一括議題といたします。  本案について、一括して提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 町田市道路線の認定、廃止及び変更につきまして、第30号議案、第31号議案及び第32号議案を一括してご説明申し上げます。  議案とは別に、案内図として町田市全体図を作成しております。お手元のタブレットでご確認いただくようお願いいたします。  初めに、第30号議案 市道路線の認定についてご説明いたします。  認定する路線は、議案の2ページから3ページに記載しております、14路線、総延長1,066メートルでございます。  4ページの別図1から16ページの別図13までの13路線は、開発行為により築造された道路を町田市道として認定するものでございます。  17ページの別図14の1路線は、境川金森調節池整備事業に伴い築造予定の道路を町田市道として認定するものでございます。  続きまして、第31号議案 市道路線の廃止についてご説明いたします。  廃止する路線は、議案の2ページに記載しております、1路線、延長は28メートルでございます。  3ページの別図に位置をお示ししております。こちらは、調査の結果、道路として機能がないことが判明した路線を廃止するものでございます。  続きまして、第32号議案 市道路線の変更についてご説明いたします。  変更する路線は、議案の2ページに記載しております、1路線でございます。  3ページの別図に位置をお示ししております。こちらは、開発行為に伴い、開発区域内の既存路線の一部、延長198メートルを廃止し、新設された道路の延長156メートル及び他路線と重複する延長87メートルの合計243メートルを新たに町田市道として認定することにより、路線の位置を変更するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより一括して討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、第30号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第30号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第31号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第31号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第32号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第32号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(道路部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、道路部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 第7号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算のうち、道路部所管分の主なものにつきまして、お手元の予算書及び「予算概要説明書」に沿ってご説明申し上げます。  初めに、市債についてご説明いたします。  予算書の19ページ、タブレットでは264分の19ページをご覧ください。これ以降、予算書のページのみでご説明いたします。  第3表地方債、上から4行目、道路整備事業を限度額6億5,300万円、その下、都市計画道路整備事業を限度額3億8,100万円として定めております。  次に、歳入について、主なものを予算書に沿ってご説明いたします。  予算書33ページをご覧ください。  第14款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の6、土木使用料、節の1、道路占用料2億3,603万8,000円は、地下埋設物や電柱など、道路を継続的に使用するための占用料でございます。  予算書の43ページ、44ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の4、土木費国庫補助金、節の2、防災・安全交付金、説明欄の4番目、防災都市構築道路整備事業費5,050万円は、鶴川駅北口広場の整備事業に対する国庫補助金で、補助率は2分の1でございます。  同目、節の4、道路メンテナンス事業費補助、道路メンテナンス事業費のうち、道路政策課分2,003万円は、道路のアセットマネジメント事業に対する国庫補助金で、補助率は10分の5.5でございます。  その下、道路維持課分1億917万5,000円は、長津田車庫跨線人道橋補修工事、ペデストリアン1号デッキ上屋補修工事、ほか3件の事業に対する国庫補助金で、補助率は10分の5.5でございます。  同目、節の7、無電柱推進計画事業費補助、無電柱推進計画事業費3,960万円は、市道2路線の整備事業に対する国庫補助金で、補助率は10分の5.5でございます。  54ページ、55ページをご覧ください。  第16款、都支出金、項の2、都補助金、目の6、土木費都補助金、節の1、道路橋梁費補助、説明欄の2番目、道路整備課3億6,702万円のうち3億3,462万円は、市道12路線の整備事業に対する都補助金で、補助率は2分の1でございます。また、3,240万円は無電柱化推進事業に対する都補助金で、補助率は10分の4.5でございます。  その下、道路維持課分6,450万1,000円は、道路及び橋梁の補修工事や、橋梁点検に係る費用に対する都補助金でございます。  同目、節の2、都市計画費補助、説明欄の1番目、都市計画道路整備費1億775万円のうち8,250万円は、都市計画道路3・4・41(小山)の整備事業に対する都補助金で、補助率は2分の1でございます。また、2,525万円は鶴川駅北口広場の整備事業に対する都補助金で、補助率は4分の1でございます。  同目、節の7、地域福祉推進包括補助事業費補助、地域福祉推進包括補助事業費5,500万円は、鶴川駅北口広場の整備事業に対する都補助金で、補助率は2分の1でございます。  63ページをご覧ください。  第21款、諸収入、項の4、受託事業収入、目の4、土木費受託事業収入、節の2、道路整備事業受託収入、説明欄の1番目、みちづくり・まちづくりパートナー事業受託収入5億6,036万3,000円は、都道3路線の整備事業に対する東京都からの受託事業収入でございます。  71ページ、72ページをご覧ください。  第22款、市債、項の1、市債、目の3、土木債、節の1、道路整備事業債、説明欄の1番目、道路整備事業のうち、道路整備課分5億9,700万円は、市道10路線の整備事業が対象でございます。  道路維持課分5,600万円は、市道2路線の補修事業が対象でございます。  同目、節の2、都市計画事業債、説明欄の1番目、都市計画道路整備事業3億8,100万円は、都市計画道路3・4・41(小山)と鶴川駅北口広場の整備事業が対象でございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出につきまして「予算概要説明書」を使ってご説明いたします。  「予算概要説明書」の227ページ、タブレットでは400分の227ページをご覧ください。これ以降、「予算概要説明書」のページのみでご説明いたします。  道路部の予算総括表でございます。下段の財源内訳の比較欄をご覧いただきますと、予算額で対前年度比で9億4,040万4,000円の増となっております。  次に、主な事業につきましてご説明いたします。  228ページをご覧ください。  中段、道路計画費の①をご覧ください。事業の内容は、道路施設について管理計画に基づき、事後対応的な保全から予防的な保全に転換を図ることで、安全な道路環境を保つとともに、補修費用の縮減や平準化を図るものです。2022年度の取り組みは、トンネル、横断歩道橋の管理計画策定などを行います。事業費は4,142万1,000円でございます。  229ページをご覧ください。  道路管理費の①をご覧ください。事業の内容は、道路の適正な管理のため、道路の不具合に関する通報の受付や調査、指導などと、放置自転車の撤去や保管、返還などの放置自転車対策です。2022年度の取り組みは、道路の不具合をスマートフォンで通報できる市民通報アプリ「まちピカ町田くん」のPRなどを推進します。また、安全な歩行空間の実現のため、放置自転車対策を行います。事業費は5,573万7,000円でございます。  230ページをご覧ください。  道路維持費の①をご覧ください。事業の内容は、道路及び道路関連施設を計画的または応急的に維持管理を行うものです。2022年度の取り組みは、良好な道路環境を維持するため、道路及び道路関連施設の応急修繕や街路樹の管理を行います。事業費は、道路等修繕料4億8,017万8,000円、施設等管理委託料2億1,500万円でございます。  231、232ページをご覧ください。  道路整備費の④をご覧ください。事業の内容は、相原駅周辺の街づくりの推進のため、相原駅東口へのアクセス路等を整備するものです。2022年度の主な取り組みは、用地取得を行います。主な事業費は、物件等補償料1億3,740万円、用地購入費1億3,671万6,000円でございます。  233、234ページをご覧ください。  街路整備費の⑥をご覧ください。事業の内容は、鶴川駅周辺の都市基盤整備を行い、都市防災の向上等を進め、交通利便と生活環境等の改善を図るために鶴川駅北口広場を整備するものです。2022年度の主な取り組みは、バス乗り場の上屋及び道路の街築工事を行います。主な事業費は整備工事費2億6,000万円でございます。  最後に、350ページをご覧ください。タブレットでは400分の350ページとなります。  事業別支出科目一覧でございます。このページ以降、大事業名ごとに道路部全ての支出科目を掲載しております。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤〔伸〕 委員 それでは、4点ほど質疑させてください。  まず、「予算概要説明書」の57ページ、都市計画道路3・4・41号線(小山)について、2022年度の事業内容を教えてください。 ◎道路整備課長 2022年度の主な事業は、橋梁工事の下部工と上部工の製作を行います。整備については、相模原市との境川に架かる橋の管理協定という協定がございますので、それに基づきまして、町田市から相模原市に負担金を支払いまして、相模原市が整備をいたします。 ◆佐藤〔伸〕 委員 今、橋梁という話なんですけれども、管理者である神奈川県と河川の調整は順調に進んでいますか。
    ◎道路整備課長 相模原市が神奈川県と調整を進めておりますが、相模原市からは順調に進んでいるというふうに伺っております。 ◆佐藤〔伸〕 委員 今後の予定を教えてください。 ◎道路整備課長 今後は2022年度から2023年度の債務負担工事で、橋梁工事の下部工と上部工を完成させまして、さらに、2023年度に多摩ニュータウン入口交差点の整備をしまして、2024年4月の使用開始を目指してまいります。 ◆佐藤〔伸〕 委員 続きまして、都市計画道路3・4・19号線(矢部)についてなんですけれども、2022年度の事業内容を教えてください。 ◎道路整備課長 3・4・19号線(矢部)の2022年度の主な事業は、過年度までに行いました詳細設計の修正を行います。そして、この成果を使いまして、護岸及び河川管理の整備について、河川管理者と協議を進めてまいります。 ◆佐藤〔伸〕 委員 相模原市からの受託事業収入と記載されていますが、宮前橋は町田市で整備するのですか、教えてください。 ◎道路整備課長 こちら宮前橋ですが、相模原市との協定に基づきまして、宮前橋は町田市で整備する範囲となっておりますので、町田市で整備をいたします。そのため、相模原市から設計委託料の50%を負担してもらうために、このような受託事業収入として載せております。 ◆佐藤〔伸〕 委員 今後の予定を教えてください。 ◎道路整備課長 現在、相模原市が相模原市内の地権者の用地折衝を進めておりますので、用地取得後、工事自体は3年ぐらいを想定しております。 ◆佐藤〔伸〕 委員 それでは次に、都市計画道路3・4・49号線(相原町)に入ります。これも2022年度の事業内容を教えてください。 ◎道路整備課長 2022年度の主な事業は、相模原市におきまして、相原橋の詳細設計を実施いたします。 ◆佐藤〔伸〕 委員 相模原市からは、まだ協力を得られていない地権者との用地買収はどのように進んでいると聞いておりますか。 ◎道路整備課長 相模原市からは、協力を得られていない地権者と今年度に3回ほど用地折衝を実施しているというふうに伺っておりまして、2022年度も引き続き用地折衝を進めていくというふうに伺っております。 ◆佐藤〔伸〕 委員 今後の予定を教えてください。 ◎道路整備課長 今後につきましては、町田市内の地権者とはおおむね協力を得られておりますので、今後、相模原市内の地権者の用地折衝を進めていただきまして、用地取得後、相模原市と協力しながら、橋梁工事及び道路整備を進めまして、早期開通を目指してまいります。 ◆佐藤〔伸〕 委員 最後にいたしますけれども、相原駅周辺街づくり事業で2022年度の事業内容を教えてください。 ◎道路整備課長 2022年度の主な事業は、工事着手に向けまして用地取得及び物件補償を行います。 ◆佐藤〔伸〕 委員 現在までの用地取得はどのくらいでしょうか。 ◎道路整備課長 2021年度までの用地取得率は、面積比で約17%となっております。 ◆佐藤〔伸〕 委員 最後にします。これについても今後の予定を教えてください。 ◎道路整備課長 用地折衝を引き続き進めていきまして、2023年度から町田街道から相原駅へ向かう12メートルの道路工事に着手していきまして、2027年度の完成を目指してまいります。 ◆小野寺 委員 境川を境に、町田市が相模原市のほうに入っている地域があるんですけれども、そこに橋ができればといった話が出ていまして、そういうのというのは車が通る橋じゃなくても、歩行者だけ渡れる橋というのは造ることは可能なんでしょうか。人道橋というんですか。 ◎道路部長 地域の方々のご要望とか、当然そこへのアクセスというのは現在できているはずですので、それ以上のものがどれだけ必要かというところも含めまして、検討はさせていただくことは可能だとは思っております。 ◆小野寺 委員 要望がしっかり上がればというところですか。 ◎道路部長 まずは、その住民の方及び議員の方も含めまして、そういったご要望を受けまして、我々のほうで検討させていただくということになると思います。 ◆細野 委員 何点か伺わせていただきます。まず、54ページから55ページの都市計画道路の築造についての予算ですけれども、8路線あるわけですけれども、そのうちの用地取得が予算に入っているものについて、①、②、③になるのかなと思いますが、その対象件数についてそれぞれ教えていただけますでしょうか。総数でも、今年度でなくてもいいです。 ◎町田 道路整備課担当課長 今件数というお話でしたが、用地取得の必要な面積ということでお答えさせていただけるのであれば、まず3・3・7号線につきましては、用地取得を今考えている面積が約730平米ございます。続きまして、3・4・11号線については約6,700平米、最後に、3・4・22号線につきましては1,100平米です。これが用地取得の全体面積になっております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。そうしますと、今年度そのうちの幾つかをどれぐらいか、それぞれ用地を取得していくということになると思うんですが、その中には、住宅とかも含まれている面積でしょうか、それとも、それ以外の土地ということになるんでしょうか。 ◎道路整備課長 どの路線も住宅が入っております。3・3・7号線(成瀬)につきましては、成瀬コミュニティセンターの駅交差点の近辺になりますし、ここはレストランも対象にはなっていきますし、3・4・11号線については、ちょうど住宅街を通っていきますので、住宅地が入っております。また、3・4・22号線(小野路)につきましても、拡幅路線に住宅が入ってきておりますので、全ての路線に住宅がございます。 ◆細野 委員 そうしますと、かなり広い地域ですけれども、2022年度実施する事業というのは、その中で手を挙げたところとか対象を絞っていくのか、それとも、最初からここにということで全部やるのか、その辺を教えてください。 ◎道路整備課長 道路の線形が決まっておりますので、その線形の中に入っている住宅や、そういった営業店舗などが対象になってまいります。 ◆細野 委員 その線に入っている、この図面の中に入っている用地については全て、2022年度の取得の対象になっているということでしょうか。 ◎道路整備課長 2022年度の予算で全てができることではありませんので、この2022年度に計上している路線の中に入っている用地については、取得していく予定で進めてまいります。 ◆細野 委員 この路線の中に入っている地権者の方々の同意というのは、もう既に得られていると考えてよろしいんでしょうか。 ◎道路整備課長 3・3・7号線については、まだこれからです。2022年度から用地取得に入っていきまして、3・4・11号線も同様に2022年度から用地取得に入っていきます。3・4・22号線(小野路)につきましては、今年度、既に用地を取得しているものがございます。 ◆細野 委員 了解しました。  続きまして、73ページ、道路のアセットマネジメントですが、老朽化した道路等の早めの対応ということで予算化されているということで、大変重要な施策かなと思いますが、これは計画を策定していくということになりますが、この計画についてはどのような形で、道路の管理計画策定ということなんですけれども、もう少し分かるようにご説明をお願いできますでしょうか。  それから、街路樹の管理計画策定ですけれども、これまでの街路樹の考え方と方針が変わってきているのか、その辺の考え方を伺いたいと思います。 ◎道路政策課長 道路アセットマネジメント事業について、具体的な内容のご質疑が1つ目、2つ目が街路樹の管理計画がこれまでとどう変わったかというところでよろしいでしょうか。  では、1つ目の道路アセットマネジメント事業の概要についてご説明させていただきます。道路アセットマネジメント事業は、道路の資産をマネジメント、管理していくという計画になりまして、これまでも施設の管理計画というのはそれぞれございますが、ここで新しい技術、3Dデータを活用するですとか、ドローンを活用するですとか、今まで全て人力でどうにかしてきたものをいろんな技術を使ってやっていくことができるかどうかという、その辺の検証も含めて見直していくというところが大きな概要になっております。  あと、街路樹計画がこれまでとどう変わったのかというところなんですけれども、これまで更新計画の管理のほうを進めておりますが、大径木、大きくなってしまったものをどう更新していくか、あとは景観も含めて、地域の状況を反映してどう管理していくかというところも含めて見直していくというところでございます。  以上でよろしいでしょうか。 ◆細野 委員 ありがとうございます。実際の管理計画に新しい様々な手法を駆使してというご説明がありました。それによっていろいろ分かってくることやら、これまでといろいろ計画が変わってくることとか、予測されている、期待されている効果というのはどのようなものがあるのかお聞きしたいと思います。  それから、街路樹については、住民の皆さんの要望などもあり、いろいろ対応していただいているなというふうに思っているんですが、既に2021年度も街路樹の伐採等がかなり行われていたかと思いますが、そういったことも計画の中に含めてというか、そういう方針を引継ぎながら計画を立てていくのか。あと、伐採した樹木は結構巨大化した大きな木が多いと思うんですけれども、その木の活用というのは何か検討されているのか教えていただければと思います。 ◎道路政策課長 最初に、期待されている効果についてです。今回の道路アセットマネジメント事業の中で、先ほど新技術のお話をさせていただきましたが、今までも維持管理を進めておりますが、かなり年数が経年化したものに大規模修繕の時代がやってくるというところで、どういう形で延命というか、管理していくのがベストかというところも含めて、全体の総事業費を平準化していくという行為が見込まれます。先ほどの新しい手法を使うことにより、事業費が削減できる部分もありますし、平準化によって、いろいろな施設を予算化、うまく均等に予算を取っていくという形もございますので、ちょっと今数字的に幾ら減りますとか、幾らぐらいになりますとお示しはできないんですけれども、財政的に負担のないように、適切な維持管理ができるような効果が見込めます。  また、街路樹の伐採なんですけれども、今管理のしにくいものでしたり、結構苦情が多い樹種だったり、あと大径木化して管理しにくくなってきたものを今見直して、樹種の選定も含めて進めております。また、木の活用なんですけれども、かなりケヤキですとか大きな木を切らせていただいているんですが、それについてもどうにか活用ができないかというところで、今、里山の管理のメンバーと一緒に活用方法についても検討しているところでございます。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  続きまして、街路灯なんですけれども、予算が増えているかなと思うんですが、今の状況、2021年度の状況に比べて、街路灯の整備については増やしたのか、それともそのまま維持、横ばいなのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎道路維持課長 もう一度、すみません、ページでいきますと何ページになりますでしょうか。230ページとかでしょうか。 ○委員長 休憩いたします。              午後4時56分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時57分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎道路維持課長 街路灯の整備費ということで、前年に比べて少し縮小傾向になっております。維持管理につきましては、横ばいというふうになっております。 ◆細野 委員 総額がちょっと増えていたものですから、街路灯も増えたかなと思って聞いたんですが、LED化も少しずつ進んでいると思うんですが、その辺で長寿命化ということで期待もできるかと思いますが、そのLEDの費用も換えていくには高額になると思うんですが、その辺の方針についてはいかがでしょうか。 ◎道路維持課長 今回、街路灯の費用が上昇しているのは、電気料金の値上がりといいますか、そこの部分を補うためのものでして、整備に関しましては、LED化が済んだところでかなり充実してきておりますので、ご依頼いただいたものに応えていくのは変わりなくやっていく予定ではあるんですが、予算としては、今回アップしているのは、電気料金の分というふうにご理解いただければと思います。 ◆若林 委員 2点で、まず「予算概要説明書」の73ページ、道路アセットマネジメント事業についてです。先ほどの質疑の中で縮減等の数字はなかなか出ないというところだったんですけれども、計画をする道路だとか街路樹とかも含めて、通常、維持費がどの程度かかっていて、新たに計画をすることでどの程度縮減が図れるのかというのを、例えばその期間を見て、4,000万円の予算を使ってどれだけの効果があったというのが、ぜひ検証できるようにしていただければなと思って、どのぐらいの期間でこの4,000万円分が回収できて、何年からプラスになるんですよというのが大体では――じゃ、この計画の期間というのはどのぐらいを想定していますでしょうか。期間と考え方、いつどのぐらいで回収できるのかというところを言っていただければ。 ◎道路政策課担当課長 計画の期間に関しましては、今現在5か年で考えております。2022年度に策定いたしまして、5か年で管理計画を立てていくという形になっております。ただ、実際にこの管理計画自体は実施計画になりますので、何年度にどういった補修、修繕をしていくかというような年度計画を立てていくという形でして、その中で、実際に効果が出るというところになってくると、先ほど長寿命化というお話があったと思うんですが、50年とかかなり長いスパンで見たときに、どれだけコストが縮減できるかというような見方になりますので、この計画期間5年間で、すぐに何か成果が出るというよりは、長期間見たときにという形になろうかと思います。  この計画を立てるに当たっては、当然そういったところ、何年でどのぐらいの効果が出るよというところは、検証した形で盛り込んでいきたいというふうに考えております。 ◆若林 委員 道路ですから、その世代だけじゃなくて、ずっと一生物だというふうに考えるので、そういう形になると思うんですけれども、計画を立てるときに、どれだけの予算をかけて、回収までいかなくても、こういうふうに効果が上がっているんだというのが分かるようになるといいのかなと思っております。  これはモノレールが入ってくるというところでの連動までは考えられていますでしょうか。 ◎道路政策課担当課長 特段、モノレールを直接意識してというところでは考えてはおりません。 ◆若林 委員 5か年計画なので、5年で来るわけではないのでいいとは思うんですけれども、今後、ペデストリアンデッキの在り方とかも、モノレールとか当然入ってくるとは思いますので、そういったところも視野に入れて、全く新しいデッキになるかもしれないというところの考え方もあるかなと思っております。  この項目は最後で、道路とかについて、白線が結構今もう薄くなっているところとかもあるんですけれども、そういったところについてはどういった計画をしていますでしょうか。 ◎道路維持課長 道路の白線につきましては、ご要望いただいたものから、危険度が高いとか低いということで優先順位をつけながら、更新をしていきたいというふうに考えております。 ◆若林 委員 ぜひ、こういった白線についても、最近市民の要望とかも多くなっているので、計画を立てた中で、よく保育所待機ゼロとか言っているんですけれども、道路とかのそういった要望もゼロを目指す、そんな取組の計画を立てていただければいいのかなと思っております。  続いて、226ページの無電柱化のところです。無電柱化を原町田中央通りと消防署のところでやるんですけれども、例えば原町田中央通りとかだと、お店も結構張りついちゃっている状況で、この無電柱化をやるに当たって、推進するに当たっての課題点というのは何かありますでしょうか。よく無電柱化してもトランスというものを立てると、無電柱化はいいけれども、それをうちの店の前に置かないでとか、そういうのが多々あると推進ができないんじゃないかなというところがあって、そういった課題点というのはどういうところがあって、どう解決していくのかを教えてください。 ◎道路整備課長 トランスという地上機器と呼んでいるんですけれども、原町田中央通りにつきましては、過年度で地上機器の位置をこの地域の商店会や地域の皆さんとお話しさせていただいて、もう既に決定しております。なので、本当はここはすごく課題になるんですけれども、地上機器については位置は決まりました。 ◆若林 委員 であれば、推進できてくるのかなと思っています。今後、この無電柱化の理想像は、例えば町田市全域で全部やるんだと、お金の問題とかもあるとは思うんですけれども、そのように考えると、小規模開発、10件ぐらいの開発とかのときの事業者との連携というのも考えていく必要があるのかなと。事業者に電柱があるせいで開発が進まない、これを移行してもらわなきゃいけないという事例があるときに、いや、もう無電柱化に一緒にしましょうみたいなのができるのかどうか。  無電柱化の理想を町田市はどういうふうに考えているのかというのと、その小規模開発等々、事業者との連携はどういうふうに考えているのか教えていただければと思います。 ◎道路政策課担当課長 無電柱化の進め方につきましては、2020年の3月に町田市無電柱化推進計画というのを策定しております。そちらに、まず町田市で無電柱化を推進していく路線ということで、何路線か挙げさせていただいておりまして、町田市としては、まずそこから無電柱化を進めていくということで考えております。例えば、選定指標としては、緊急輸送道路ですとか啓開道路、そういったところですとか、今実際にやっておりますのが消防署の前面道路とか、そういったところを進めていくということで考えております。 ◆若林 委員 大丈夫です。小規模はいいです。 ◎道路部長 先ほど白線の話をしていただいたところで、今、市民からのご要望に対しましては、白線の引き直し等は何とか賄えているのかなというところでございますが、ご要望とかご意見いろいろ多いところですので、先ほど優先順位をつけてやっていくということで、今計画をさせていただいていて、今年度からスタートできればよかったんですけれども、ちょっといろいろな予算の都合上も含めまして、来年度以降この辺を計画的に――今までは要望を受けて対応という形でしたが、これからは計画的に白線を引いていくということを念頭にしながら、事業を進めていきたいというふうに考えております。 ◆佐藤〔伸〕 委員 若林委員から無電柱化と出て、さっき都市づくり部の土地利用調整課のほうでシステム保守点検委託料の中の地理情報システムが出てきて、そのときに無電柱化の前段で道路の中の埋設状況、これをやっぱり把握するのが物すごく大変だということを言われていて、その中で、今新しい会社が3Dみたいに地中を見ていくという中で、相模原のほうは埋設状況がその地理情報システムの中で出てくるんです。だから、せめてそういうのがあったら、その情報収集は大変だと思うんだけれども、工事するのに道路占用許可を取るときに図面を出してくると思うんだけれども、それを収集しながら、そういうシステムをつくっていけないかどうか、ちょっと聞きたい。 ◎許認可・用地管理担当課長 今ご指摘ありました、確かにいろんな占用物がございまして、占用企業者と調整をしながら、そういった課題について今後検討していくべきものだと認識しておりますので、ご理解いただければと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって道路部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後5時9分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時18分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第7号議案(下水道部所管部分)・第12号議案 ○委員長 第7号議案のうち、下水道部所管部分及び第12号議案を一括議題といたします。  本案について、一括して提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 それでは、第7号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算のうち、下水道部が所管する主な予算につきましてご説明申し上げます。  初めに、歳入につきましてご説明いたします。  予算書の33ページをご覧ください。  第14款、使用料及び手数料、第1項、使用料、第6目、土木使用料につきましては、節の10、水路占用料として303万5,000円を計上しております。  43ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第3目、衛生費国庫補助金につきましては、節の1、循環型社会形成推進交付金のうち、説明欄の浄化槽設置整備事業費として516万円を計上しております。  続きまして、歳出につきまして、「予算概要説明書」を使いご説明いたします。  「予算概要説明書」の248ページをご覧ください。  (1)下水道部予算のポイントでございます。  まず、一般会計分の予算編成で重視した主な取り組みにつきましてご説明いたします。  1と2につきましては、浄化槽に関することで、合併処理浄化槽設置事業補助金を交付することにより、合併処理浄化槽の普及を推進していきます。また、維持管理費用に対して補助金を交付及び啓発活動を行うことによって、浄化槽の適正な維持管理を推進していきます。
     3につきましては、くみ取り便槽を対象とした、し尿くみ取り業務を実施し、衛生的な住環境を確保いたします。  4につきましては、雨水浸透設備設置助成事業に関することで、雨水浸透設備の設置費用を補助することにより、雨水浸透ますと浸透管の設置を促進し、河川の流域対策強化を図るため、引き続き事業を実施していきます。  5と6につきましては、水路及び雨水調整池の維持管理に関することで、施設を健全な状態で維持するため、点検を実施し、異常箇所を発見した際には、修繕や清掃を迅速に行います。また、水路の効率的かつ効果的に維持管理を推進するため、2016年度から2021年度に行った水路現況調査の成果の取りまとめを行い、水路の修繕計画策定に活用いたします。  以上の事項を念頭に予算編成を行いました。  249ページをご覧ください。  (2)2022年度下水道部予算一般会計分の総括表及び財源内訳でございます。職員人件費を除いた金額ではございますが、歳出の総額を18億6,463万8,000円とするものでございます。前年度と比較して、1億1,971万8,000円の減額となっております。  続きまして、(3)事業の説明でございます。  250ページをご覧ください。  浄化槽普及管理費3,603万6,000円につきましては、市内にある浄化槽の適正な維持管理促進のため、浄化槽使用者に対する啓発や助言・指導を実施していくものでございます。予算書では118ページに記載しております。  下段のし尿処理費5,876万3,000円につきましては、市内のくみ取便所などのし尿くみ取り業務を行うことで、衛生的な住環境を確保するものでございます。予算書では121ページに記載しております。  251ページをご覧ください。  治水管理費1億7,468万3,000円につきましては、雨水浸透設備の設置費用の一部を補助することにより、雨水浸透ますなどの設置を促進し、河川の流域対策強化を図るものでございます。また、水路や雨水調整池の適正な維持管理、点検、調査を行うことによって、大雨の被害や市民要望への迅速な対応を図るものでございます。予算書では129ページに記載しております。  252ページをご覧ください。  治水対策費45万6,000円につきましては、国土交通省、東京都、神奈川県及び境川や鶴見川の流域関係自治体と連携、協力し、流域全体での総合的な治水対策に取り組むものでございます。予算書では130ページに記載しております。  下段の公共下水道費15億9,470万円につきましては、雨水処理に必要な経費などで、一般会計が負担する費用でございます。予算書では137ページに記載しております。  以上が一般会計予算のうち、下水道部所管分の概要でございます。  続きまして、第12号議案 令和4年度(2022年度)町田市下水道事業会計予算の主な内容につきましてご説明いたします。  町田市下水道事業会計予算書の3ページをご覧ください。  第3条、収益的収入及び支出の予定額につきましては、下水道事業収益を125億2,020万8,000円、下水道事業費用を121億1,405万3,000円計上するものでございます。  4ページをご覧ください。  第4条、資本的収入及び支出の予定額につきましては、資本的収入を49億1,333万円、資本的支出を74億4,308万5,000円計上するものでございます。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額25億2,975万5,000円につきましては、記載の額のとおり当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、それから、過年度損益勘定留保資金及び当年度損益勘定留保資金にて補填してまいります。  第5条、債務負担行為につきましては、記載のとおり成瀬クリーンセンター改良事業汚泥処理棟耐震補強工事ほか2件の期間及び限度額を定めるものでございます。  5ページをご覧ください。  第6条、企業債につきましては、下水道事業(建設改良)の起債限度額を28億5,400万円、資本費平準化対策の起債限度額を7億6,040万円にそれぞれ定めるものでございます。  第7条の一時借入金につきましては、一時借入金の限度額を20億円と定めるものでございます。  第8条の予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、営業費用と営業外費用の間の流用及び建設改良費と企業債償還金の間の流用ができると定めるものでございます。  第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費8億3,755万5,000円を定めるものでございます。  続きまして、予算の主な内容をご説明申し上げます。  8ページをご覧ください。  収益的収入でございます。  第1款、下水道事業収益の第1項、営業収益61億9,492万7,000円につきましては、公共下水道使用料収入及び一般会計からの繰入金などの収入でございます。  第2項、営業外収益63億2,528万1,000円につきましては、一般会計からの繰入金及び下水道事業に対する国庫補助金等の償却に伴う戻入益などの収入でございます。  続きまして、10ページをご覧ください。  資本的収入でございます。  第1款、資本的収入の第1項、企業債36億1,440万円は、公共下水道事業債及び資本費平準化債によるものでございます。  第2項、他会計負担金1億5,025万8,000円につきましては、一般会計からの繰入金でございます。  第3項、補助金11億3,531万5,000円につきましては、国庫補助金及び都補助金などの収入でございます。  第4項、分担金及び負担金1,274万9,000円につきましては、公共下水道の整備に係る受益者負担金及び受益者分担金でございます。  第5項、長期貸付金償還金60万8,000円につきましては、水洗便所改造貸付金に係る返還元金でございます。  収益的収入及び資本的収入につきましては、以上でございます。  次に、収益的支出及び資本的支出について「予算概要説明書」を用い、ご説明します。  「予算概要説明書」253ページをご覧ください。  下水道部予算のポイントでございます。  下水道事業会計の予算編成で重視した主な取り組みにつきまして説明いたします。  2021年3月に策定した「未来につなぐ下水道事業プラン(町田市下水道事業経営戦略)」に基づいて、以下のとおり取り組んでまいります。  1から3について、浸水被害軽減のための雨水管の整備や、大規模地震に備えるためのマンホールトイレの設置などを実施するとともに、衛生的で良好な生活環境の確保を図るため、汚水管の未整備地域の解消及び市街化調整区域への汚水管整備を進めてまいります。  4と5について、汚水管や雨水管などの下水道施設の点検を計画的に行い、異常箇所を早期に発見し、修繕や清掃を迅速に行うなど、予防保全型の維持管理を推進します。また、最新の下水道管の埋設情報などを閲覧できるようにすることで、市民サービスの向上を図ります。  6と7について、災害時においても安定的に下水処理を行うため、成瀬クリーンセンターでは、施設の耐震化を進めます。また、安定した下水処理を行うため、成瀬クリーンセンター及び鶴見川クリーンセンターの両処理場において、老朽化した設備の更新工事を計画的に行ってまいります。  以上の事項を念頭に予算編成を行っております。  254及び255ページをご覧ください。  下水道部予算(公営企業会計)分の総括表及び財源内訳です。職員人件費及び予備費を除いた金額でありますが、支出の総額を187億6,288万8,000円とするものでございます。  続きまして、支出の内容についてご説明します。  256ページをご覧ください。  3条、収益的支出でございます。主な事業費につきましては、管渠等管理委託料として1億6,645万6,000円、処理場等管理委託料といたしまして5億7,591万7,000円などを計上しております。町田市下水道事業会計予算書では、36ページから41ページに記載しています。  257ページをご覧ください。  4条、資本的支出でございます。主な事業費につきましては、整備委託料(雨水幹線・枝線)といたしまして8億3,830万円、処理場改良委託料(鶴見川クリーンセンター改築)といたしまして12億6,380万円などを計上しております。町田市下水道事業会計予算書では、44ページから46ページに記載しております。  以上が町田市下水道事業会計予算の概要でございます。  説明は以上です。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆細野 委員 2点伺いたいと思います。  1つは、マンホールトイレの整備の計画が、また2022年度もあるんですが、今どのような状況になっているのか。また、2022年度はどのようになるんでしょうか。整備状況についてお聞きします。 ◎下水道整備課長 マンホールトイレの現状と、2022年度ということでございますが、2021年度現在で、避難施設71か所のうち49施設にマンホールトイレを設置済みでございます。2022年度は三輪小学校、薬師中学校、南成瀬小学校、つくし野小学校、鶴間小学校、南第四小学校の6校にマンホールトイレを設置する予定でございます。 ◆細野 委員 ありがとうございます。着々と整備を進めていただいているので、これも順次進めていただきたいと思いますが、今後の見通しとしては、あとどれぐらいで全避難場所に整備されていくようになるんでしょうか。何か目標とかはあるんでしょうか。 ◎下水道整備課長 目標といたしまして、2025年度末を最終年度として進めておりますが、学校再編の話もございますので、若干変わる可能性もございますが、目標年次といたしましては、2025年度末を目標としております。 ◆細野 委員 了解いたしました。  もう一つ、雨水浸透ますの設置費用の補助金が400万円ついているんですが、これまでの利用状況と2022年度の予測される状況について、どのように検討されたんでしょうか。 ◎下水道管理課長 こちらの補助事業につきましては、2021年度、今年度の実績で行きますと8件予算を取っていたところ、8件全て申請をいただいているという状況でございます。2022年度につきましては400万円ということで、実はこれは上限を20万円から40万円まで拡大させていただいて、10件を予定していこうと思っております。 ◆細野 委員 大分増やしていただいているということは理解いたしました。ただ、地域の状況を見ていますと、これまでの農地だったところが整備されて、住宅の宅地になって全部埋まっていくという状況を見ておりまして、やはり、そういったところが浸透ますのようなものを、雨水の処理をしっかりしていかないと、また境川にどんどん雨水がそのまま流れ込むというような状況にもなってしまいますので、この利用状況などもしっかり把握していただいて、ぜひこれを全部使い切っていただくように進めていただきたいと思うんですが、何か窓口で工夫されていること、何年か前は2件ぐらいしかないとか、そういうこともありましたけれども、何かありましたらお聞かせください。 ◎下水道管理課長 今回お使いいただきやすいように、上限額を上げさせていただいたことも1つですし、あと窓口的にというか、その周知の部分ですね。パンフレットを少し分かりやすく変えていたりとか、それから管工事組合へ協力要請したりとか、そういったところをやってまいりました。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって第7号議案のうち、下水道部所管部分及び第12号議案の質疑を終結いたします。  これより第12号議案の討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第12号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第12号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後5時35分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時39分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第7号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。 ◆細野 委員 建設常任委員会所管部分の第7号議案について、反対の立場で討論を行います。  本予算には、ごみ政策や老朽化した道路、下水の管理計画をはじめ、コミュニティバスの運行など、市民生活を送る上で重要な事業や施策が盛り込まれています。しかしまた、その一方で、これから市の財政も厳しくなるとされている中で、3つのもりなど、不要不急の大型開発が幾つか盛り込まれています。  第1に、野津田公園ばら広場を移転した跡地へのテニスコートの整備です。近隣農家にまだ相談もないまま、夜間照明などの計画も盛り込まれているということで、これについては賛成できません。  第2に、四季彩の杜魅力向上の予算です。西園に続き、南園の測量に着手し、次年度以降、また北園の整備が計画されるなど、際限ない開発が進められ、予算がつぎ込まれることになるのではないでしょうか。  第3に、多摩都市モノレールの延伸を契機に、沿線まちづくりの計画が進められることになります。中でも、起終点駅の町田駅周辺では、森野住宅への道路整備計画など、その後、小田急線西口の再開発などとも連動し、莫大な財政投入が求められることになります。また、森野団地や木曽山崎団地の住民の居住環境なども大きく変えられ、住み続けられる地域を守れるかどうかも問われてくると思います。  市民の命、暮らしや営業を守る本来の自治体の役割を脇に置いて、大型開発優先の市政については転換すべきと考え、本予算に反対いたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第7号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第7号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。
                 午後5時41分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時42分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査申し出についてを議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後5時43分 散会...