町田市議会 2021-12-22
令和 3年12月定例会(第4回)-12月22日-08号
令和 3年12月定例会(第4回)-12月22日-08号令和 3年12月定例会(第4回)
町田市議会会議録第35号
12月22日(水曜日)
出席議員(33名)
1 番 東 友 美 2 番 ち だ 伸 也
3 番 矢 口 ま ゆ 4 番 深 沢 ひろふみ
5 番 村 ま つ 俊 孝 6 番 斉 藤 かつひろ
7 番 おんじょう 由 久 8 番 田 中 美 穂
9 番 (欠 番) 10 番 木 目 田 英 男
11 番 石 川 好 忠 12 番 渡 辺 厳 太 郎
13 番 佐 藤 和 彦 14 番 森 本 せ い や
15 番 わ た べ 真 実 16 番 お ぜ き 重 太 郎
17 番 白 川 哲 也 18 番 松 葉 ひ ろ み
19 番 山 下 て つ や 20 番 佐 々 木 智 子
21 番 (欠 番) 22 番 い わ せ 和 子
23 番 三 遊 亭 ら ん 丈 24 番 若 林 章 喜
25 番 戸 塚 正 人 26 番 新 井 よしなお
27 番 友 井 和 彦 28 番 (欠 番)
29 番 大 西 宣 也 30 番 お く 栄 一
31 番 細 野 龍 子 32 番 殿 村 健 一
33 番 熊 沢 あ や り 34 番 藤 田 学
35 番 佐 藤 伸 一 郎 36 番 おさむら 敏 明
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席説明員
市長 石 阪 丈 一 副市長 髙 橋 豊
副市長 赤 塚 慎 一 政策経営部長 小 池 晃
総務部長 髙 橋 晃 財務部長 井 上 誠
いきいき生活部長
地域福祉部長 中 村 哲 也 岡 林 得 生
子ども生活部長
神 田 貴 史 下水道部長 荻 原 康 義
市民病院事務部長 総務部総務課長
服 部 修 久 谷 勇 児
教育長 坂 本 修 一 生涯学習部長 佐 藤 浩 子
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席事務局職員
事務局長 古 谷 健 司 事務局課長 横 山 隆 章
庶務係担当係長
議事担当課長 水 元 友 朗 村 山 勝 洋
庶務係 毛 利 友 紀 議事係長 新 井 亮 介
議事係担当係長
佐 藤 義 男 議事係主任 三 田 村 美 子
議事係主任 五 十 嵐 大 悟 議事係主任 青 栁 晴 香
議事係 草 柳 雄 一 調査法制係長 佐 々 木 健
調査法制係主任
小 川 政 孝
速記士 波 多 野 夏 香(澤速記事務所)
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
令 和 3 年(2021年) 12 月 22 日(水)
議 事 日 程 第 35 号
午 前 10 時 開 議
第 1 会議録署名議員の指名
【提案理由説明・質疑・表決】
第 2 委員会提出議案第2号
町田市議会会議規則の一部を改正する規則
【提案理由説明・質疑・表決】
第 3 議員提出議案第30号 「
地方自治法施行令第167条の2第1項第1号」に定める少額随意契約の限度額の見直しを求める意見書
第 4 議員提出議案第31号 町田児童相談所の早期設置を求める意見書
【
総務常任委員会審査報告・質疑・表決】
第 5 第102号議案 町田市市民農園条例の一部を改正する条例
第112号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例
第 93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)
第 6
総務常任委員会継続審査申し出について
請願第 13号 熊沢あやり町田市議会議長の数々の問題行動により、毀損した町田市及び町田市議会の名誉の回復を求める請願
請願第 14号 リニア・トンネル工事について市民の安全・安心のための請願書
【
健康福祉常任委員会審査報告・質疑・表決】
第 7 第 72号議案 町田市葬具使用条例を廃止する条例
第 97号議案 町田市障がい
者福祉センター条例を廃止する条例
第 98号議案 町田市国民健康保険条例の一部を改正する条例
第114号議案 損害賠償の額の決定について
第 93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)
第 94号議案 令和3年度(2021年度)町田市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)
第 95号議案 令和3年度(2021年度)町田市
介護保険事業会計補正予算(第3号)
第 96号議案 令和3年度(2021年度)町田市
病院事業会計補正予算(第1号)
第 8
健康福祉常任委員会継続審査申し出について
請願第 11号 町田市の葬祭事業の継続を求める請願
請願第 12号 町田市の葬祭事業廃止にあたり、この事業の継続を求める請願
請願第 15号 中等度難聴者に対する補聴器購入費の助成を求める請願
【
文教社会常任委員会審査報告・質疑・表決】
第 9 第 99号議案 町田市
子どもセンター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
第100号議案 町田市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
第101号議案 町田市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
第105号議案
町田市立図書館条例の一部を改正する条例
第106号議案 (仮称)成瀬
鞍掛スポーツ施設整備工事請負契約の変更契約
第 93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)
請願第 17号 認可保育所と認定こども園の運営費補助格差を解消し、認定こども園が健全に運営できるよう是正することを求める請願
第10
文教社会常任委員会継続審査申し出について
請願第 18号 本町田小学校の存続を求める請願
【
建設常任委員会審査報告・質疑・表決】
第11 第103号議案 町田市住みよい街づくり条例
第104号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例
第107号議案 町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する
施設整備工事請負契約の変更契約
第 93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)
【質疑・表決】
第12 第108号議案 市有財産の無償譲渡について
【提案理由説明・質疑・表決】
第13 議員提出議案第24号 特別支援教室の教員削減は中止し、指導の充実を求める意見書
議員提出議案第26号 生活保護の級地区分の見直し中止を求める意見書
議員提出議案第29号 同性婚を認める法改正に向けた議論の促進を求める意見書
第14 各常任委員会の
特定事件継続調査申し出について
議 事 日 程 追 加 の 1
第 1 第115号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第8号)
議 事 日 程 追 加 の 2
第 1 第115号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第8号)
議 事 日 程 追 加 の 3
第 1 議長不信任の動議
議 事 日 程 追 加 の 4
第 1 議長の辞職
議 事 日 程 追 加 の 5
第 1 議長の選挙
議 事 日 程 追 加 の 6
第 1
南多摩斎場組合議会議員の選挙
議 事 日 程 追 加 の 7
第 1
多摩ニュータウン環境組合議会議員の選挙
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
会議に付した事件
日程第1から日程第14まで及び追加の1の日程第1、追加の2の日程第1、追加の3の日程第1、追加の4の日程第1、追加の5の日程第1、追加の6の日程第1並びに追加の7の日程第1
午前10時1分 開議
○議長(熊沢あやり) ただいまから本日の会議を開きます。
――
―――――――◇――――――――
△日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。
24番 若林章喜議員
25番 戸塚正人議員
この際、事務局長に事務報告をさせます。
事務局長 古谷健司君。
◎事務局長(古谷健司) 報告いたします。
本日、市長から追加議案として第115号議案の送付を受けましたので、直ちに配付いたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(熊沢あやり) 事務局長の報告は終わりました。
本日、開会前に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。
議会運営委員長 森本せいや議員。
〔
議会運営委員長森本せいや登壇〕
◎議会運営委員長(森本せいや) おはようございます。本日、開会前に議会運営委員会を開催いたしましたので、協議の結果をご報告申し上げます。
まず、12月9日、議会運営委員会より提出されました委員会提出議案第2号
町田市議会会議規則の一部を改正する規則につきましては、本日の議事日程第2として上程し、提案理由説明の後、お諮りいたします。
次に、議員提出議案につきましては、提出締切日までに3件提出されております。これらの議員提出議案の取扱いにつきましては、申し合わせに従い、提案理由説明及び委員会への付託を省略の上、即決をいたします。
次に、12月15日、いわせ和子議員外6人より提出されました議員提出議案第30号の取扱いにつきましては、本日の議事日程第3として上程し、提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、即決をいたします。
次に、12月15日、いわせ和子議員外5人より提出されました議員提出議案第31号の取扱いにつきましては、本日の議事日程第4として上程し、提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、即決をいたします。
次に、本日、追加議案として送付されました第115号議案の取扱いにつきましては、本日の議事日程第13の前に追加議事日程として上程し、提案理由説明の後、無通告による質疑を行い、委員会へ付託してまいります。
その後、本会議を休憩し、委員会を開催いたします。
委員会終了後、本会議を再開し、表決を行ってまいります。
次に、請願及び陳情につきましては、11月29日以降、陳情1件を受理いたしました。
次に、「議会だより」の編集につきましては、8ページ立てで1月30日に発行の予定であります。
以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(熊沢あやり) 議会運営委員長の報告は終わりました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第2
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第2、委員会提出議案第2号を議題といたします。
本案について、提出者から、提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長 森本せいや議員。
〔
議会運営委員長森本せいや登壇〕
◎議会運営委員長(森本せいや) 委員会提出議案第2号
町田市議会会議規則の一部を改正する規則に関しまして、提案理由を申し上げます。
本案は、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や委員会への欠席事由として、既に先行して規定している疾病、看護、介護、出産、育児に加え、配偶者の出産補助等を明文化するとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した改正をするものです。
施行日につきましては、公布の日からといたします。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(熊沢あやり) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託をいたしません。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
委員会提出議案第2号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第3
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第3、議員提出議案第30号を議題といたします。
本案について、提出者から、提案理由の説明を求めます。
23番 三遊亭らん丈議員。
〔23番三遊亭らん丈登壇〕
◎23番(三遊亭らん丈) おはようございます。それでは、議員提出議案第30号 「
地方自治法施行令第167条の2第1項第1号」に定める少額随意契約の限度額の見直しを求める意見書につきましてご説明申し上げます。
本意見書は、市内のある事業者の方から、市の施設のちょっとした修繕を随意契約にて請け負うことがあるが、工事をしている間に契約上限の130万円以内で収まらなくなる場合がある。そうした場合、新たに契約を結び直さなければならなくなるため迅速な対応に遅れが生じる場合があるというご意見が寄せられたことがきっかけでした。
調べてみますと、現在の少額随意契約の限度額は1982年の
地方自治法施行令の改正により改定されたものであることが分かりました。その額は、工事または製造の請負にて130万円、財産の買入れで80万円、物件の借入れで40万円、財産の売払いで30万円、物件の貸付けで30万円、業務委託などのこれら以外のもので50万円です。
この改正の後、1989年には消費税が導入され、2019年には税率が10%となりました。契約額は消費税を含んだ額となります。
また、人件費や物件費の上昇もあり、受注事業者の収入は1982年当時と比べて目減りしている状況です。また、能率的な行政運営に支障を来すおそれもあります。しかしながら、地方自治体は、
地方自治法施行令が改正されない限り、これらの限度額を上回る額を随意契約できる額として規定することはできません。
そこで、受注事業者の契約が複数回にわたらないよう、国に対して以下について求めます。
1、今から約40年近く前に定められた
地方自治法施行令第167条の2第1項第1号の少額にて随意契約できるそれぞれの限度額は、消費税の導入や人件費及び物件費の上昇といった状況を反映していない。透明性を担保した上で、適正な限度額に是正すること。
以上、議場にいらっしゃる議員皆様のご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(熊沢あやり) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
議員提出議案第30号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま議決されました議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第4
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第4、議員提出議案第31号を議題といたします。
本案について、提出者から、提案理由の説明を求めます。
22番 いわせ和子議員。
〔22番いわせ和子登壇〕
◎22番(いわせ和子) おはようございます。議員提出議案第31号 町田児童相談所の早期設置を求める意見書についてご説明申し上げます。
全国の児童相談所が2020年度に相談対応した児童虐待件数は調査開始以来初めて20万人を超え、2019年度に虐待で死亡した子どもは前年度より5人増え、78人となりました。
この町田市においては、
八王子児童相談所が管轄し、市の関係各所と連携して児童虐待予防等に努力されていますが、
八王子児童相談所の管轄は、八王子市、町田市、日野市のおよそ120万人規模であります。体制上、また地理的な状況から迅速な対応に課題を抱えていることは、これまでも指摘されていることであります。
令和5年4月1日施行の
児童福祉法施行令の改正では、児童相談所の管轄は「管轄区域における人口が、基本としておおむね50万人以下であること」としています。さらに、「『
児童福祉法施行令及び
地方自治法施行令の一部を改正する政令』の公布について(通知)」、令和3年7月21日
付厚生労働省子ども家庭局長通知によれば、「『おおむね50万人』との規定は、〈略〉管轄人口20万人から100万人までの範囲が目安となる趣旨であり、これを踏まえて積極的に管轄区域の見直しを検討されたいこと」とあります。
虐待予防、早期発見に力を入れるとともに、訪問調査、一時保護などに対応する児童相談所の設置は急務であります。子どもが虐待で生命を奪われることのない社会、これは行政、そして私たち大人の責任であると考えます。
よって、東京都に対し、町田市に児童相談所を早期に設置することを強く求めるものです。
以上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げ、提案理由説明とさせていただきます。
○議長(熊沢あやり) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
議員提出議案第31号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま議決されました議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第5
△日程第6
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第5、第102号議案外議案2件及び日程第6、
総務常任委員会継続審査申し出についてを一括議題といたします。
────────────────────────────────────
総務常任委員会議案審査報告書
1.第102号議案 町田市市民農園条例の一部を改正する条例
1.第112号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例
1.第 93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)
本委員会は、12月9日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
令和3年(2021年)12月13日
総務常任委員長 ち だ 伸 也
議長 熊 沢 あ や り 様
────────────────────────────────────
総務常任委員会継続審査申出書
本委員会は、会議規則第111条の規定により下記のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので申し出ます。
記
1.請願第 13号 熊沢あやり町田市議会議長の数々の問題行動により、毀損した町田市及び町田市議会の名誉の回復を求める請願
理由 議会運営委員会で審議しているため。
1.請願第 14号 リニア・トンネル工事について市民の安全・安心のための請願書
理由 市の住民への寄り添う姿勢を貫いてほしいため。
令和3年(2021年)12月13日
総務常任委員長 ち だ 伸 也
議長 熊 沢 あ や り 様
────────────────────────────────────
○議長(熊沢あやり) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務常任委員長 ちだ伸也議員。
〔総務常任委員長ちだ伸也登壇〕
◎総務常任委員長(ちだ伸也) おはようございます。今期定例会において、当総務常任委員会に付託された議案3件及び請願2件につきまして、12月13日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。
まず、第102号議案 町田市市民農園条例の一部を改正する条例について申し上げます。
まず、委員より、返還の申出の主な理由を教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、相続が発生したことに伴う返還であるとのことでした。
次に、委員より、使用の貸借契約の上での原状復帰の中身を教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、倉庫類やトイレなどを壊し、更地にして戻すとのことでした。
次に、委員より、市民農園を利用されている方への周知は済んでいるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、10月1日付で利用者向けにお知らせを配付した。その後、希望者に説明会も実施しているとのことでした。
次に、委員より、まだ実際に植えている方は、借りていた区画は自分たちで全部収穫を済ませて返すだけでいいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、1月31日までに全部収穫は終わらせるところと、片づけなども個々の区画についてやるということでお願いしているとのことでした。
次に、委員より、耕作をどこか別の場所でやりたい方がいれば、近所で違う場所の紹介などもやるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、近隣の市民農園について、近くが空いていたので、そちらを紹介しているとのことでした。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第112号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)のうち、当委員会所管部分につきましては、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、請願第13号 熊沢あやり町田市議会議長の数々の問題行動により、毀損した町田市及び町田市議会の名誉の回復を求める請願については、議会運営委員会で審議しているため、継続審査とすべきものと決しました。
最後に、請願第14号 リニア・トンネル工事について市民の安全・安心のための請願書については、市の住民への寄り添う姿勢を貫いてほしいため、継続審査とすべきものと決しました。
以上で総務常任委員会の報告を終わります。
○議長(熊沢あやり) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第93号議案を除く議案に対する討論を許します。
討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第102号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第112号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
総務常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第7
△日程第8
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第7、第72号議案外議案7件及び日程第8、
健康福祉常任委員会継続審査申し出についてを一括議題といたします。
────────────────────────────────────
健康福祉常任委員会議案審査報告書
1.第 72号議案 町田市葬具使用条例を廃止する条例
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
記
1.本条例の執行に当たっては、新たな枠組みに対し各種市内事業者の合意形成が十分に図られるよう、また、市民のために、安価で厳かな、安心のできる葬祭事業が市内で継続されるよう、町田市のさらなる努力を求める。
1.第 97号議案 町田市障がい
者福祉センター条例を廃止する条例
1.第 98号議案 町田市国民健康保険条例の一部を改正する条例
1.第114号議案 損害賠償の額の決定について
1.第 93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)
1.第 94号議案 令和3年度(2021年度)町田市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)
1.第 95号議案 令和3年度(2021年度)町田市
介護保険事業会計補正予算(第3号)
1.第 96号議案 令和3年度(2021年度)町田市
病院事業会計補正予算(第1号)
本委員会は、12月9日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
令和3年(2021年)12月13日
健康福祉常任委員長 松 葉 ひ ろ み
議長 熊 沢 あ や り 様
────────────────────────────────────
健康福祉常任委員会継続審査申出書
本委員会は、会議規則第111条の規定により下記のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので申し出ます。
記
1.請願第 11号 町田市の葬祭事業の継続を求める請願
理由 第72号議案に対し、附帯決議を委員会として決することになり、その趣旨を見守り、その間の町田市のさらなる努力を求めるため。
1.請願第 12号 町田市の葬祭事業廃止にあたり、この事業の継続を求める請願
理由 第72号議案に対する附帯決議を委員会として決し、町田市にさらなる努力を求め、その趣旨を見守るため。
1.請願第 15号 中等度難聴者に対する補聴器購入費の助成を求める請願
理由 本請願は、これからの難聴施策を考えていく上で大変重要であり、議論する場も含めて、国に地方自治体から求めるということもあるので、国の政策をしっかりと議論して、私たちも実現するように責任ある立場として、導いていくべきであるため。
令和3年(2021年)12月13日
健康福祉常任委員長 松 葉 ひ ろ み
議長 熊 沢 あ や り 様
────────────────────────────────────
○議長(熊沢あやり) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
健康福祉常任委員長 松葉ひろみ議員。
〔健康福祉常任委員長松葉ひろみ登壇〕
◎健康福祉常任委員長(松葉ひろみ) 今期定例会において、当健康福祉常任委員会に付託された議案7件、請願2件及び継続審査となっておりました議案1件、請願1件につきまして、12月13日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。
まず、一括議題として審査いたしました第72号議案 町田市葬具使用条例を廃止する条例、請願第11号 町田市の葬祭事業の継続を求める請願及び請願第12号 町田市の葬祭事業廃止にあたり、この事業の継続を求める請願のうち、結論の出ました第72号議案について申し上げます。
まず、委員より、市のほうで必要性がなくなったと判断したということだが、市民にとって本当にどうなのかということが検証されたのか。アンケートもされていて95%の満足度を得ている事業なわけだが、その辺の判断というのは全く行われなかったのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、市の考え方として、一番大きな理由は、この事業が発足した当時、葬儀の在り方というのが、自宅で行う、近所やいろいろな方が盛大に行って費用もかかるものが中心であったが、そこをカバーするために、この事業ができたと考えている。ここ10年ぐらい、世の中の葬儀の在り方が非常に変わってきている。葬儀屋からも聞いているが、民間事業者はより安価に充実したサービスを提供しているということで、まず値段としては、火葬のみであるとか、10名程度で行う小規模ないわゆる家族葬というものがある。そういったものの料金で比べると、市の事業と同等またはもっと安いものが出てきている。もう一つ、葬祭事業というのは、いろいろな花や、搬送などを料金に合わせて業者を紹介し、喪家の方が業者と話をして、料金を払うという仕組みになっているが、民間の葬祭事業者は全てをパックでやるということ。それから、24時間365日の対応であるということなどで、サービスもそういう意味ではなかなか勝てないというところで、もう行政がやるという意味合いはなくなってきているということで廃止を決めたとのことでした。
次に、委員より、葬祭事業の廃止が検討され、今年の5月19日に起案されたということが分かった。ちょうどコロナ禍ということもあり、葬儀に人を呼ぶこと自体、危惧されるという状況の中で利用も少ないというところで結論を出すというのは、市民にとっては大変大きな影響が今後あると思う。葬儀自体が現在は小規模の個人の直葬や家族葬など本当に小さなものになっているが、今後必要があれば通常の葬儀ということも増えてくる。コロナが収束していけば、そういった方向ももしかしたらあるかもしれないし、この葬儀自体の市民のニーズというのも、これからの経緯の中で変わってくる部分もあると思うが、こういう時期に結論を出すというのはどうなのか。そういったことは検討されなかったのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、検討をしていく中で、他市の例に倣ってであるとか、利用状況も当然視野に入れて、ここ3年間にかかわらず、利用状況が、ここ10年ぐらいはずっと減少してきている。高齢化社会の進展に伴って亡くなる方は逆に増えている。そうすると、当然需要が増えるから利用も増えるのではないかということだが、利用が少しずつ減ってきているというのは、民間で同等のサービス、値段のものが出てきているという部分も大きい。廃止を決定した背景には、そういったこともあるとのことでした。
第72号議案については、なお調査を要するため、継続審査の取扱いとなった後、担当者より、その後の経過について次のとおり報告がありました。
前回の審査以降、10月1日から、協定事業者の方々へ改めて市の考えを説明した。具体的には、前回の審査で使用した資料に基づき、訪問、電話を含め、各協定事業者に8回から11回、長いときには120分間、機会をもらって、話合いを重ねていく中で、各協定事業者からも市の考えについておおむね理解してもらえたと考えている。また、葬祭事業が廃止となった後には、各協定事業者が葬祭事業の趣旨を引き継ぐ受皿として、新たな組織を設立しようと話合いをしていると聞いている。市としては、新しい受皿の連絡先をホームページで案内するほか、閉庁時であっても市民から市役所に問合せがあった際にも対応できるよう、代表電話と情報を共有し、案内できる体制を整えるなど、葬祭事業廃止後も安心感を担保できるよう努めていく。
価格についても、9月14日と15日に葬祭事業者3者から見積書を徴取し、パッケージに含まれる内容を確認している。通常、別料金とされていることが多いドライアイス、遺影写真、遺体の搬送なども基本料金に含まれており、市の葬祭事業を利用した場合とほぼ同一の内容で、民間事業者のほうがより安価であることが確認できている。町田市葬祭事業で一番価格の低いプランは火葬のみである。火葬のみの場合、葬祭事業所で棺や骨つぼを購入し、搬送や安置代、花などには別途料金が発生し、15万5,900円かかる。民間では、ほぼ同一の内容を8万9,100円で提供しているとのことでした。
これに対して、委員より、新たな組織というのは市民の安心を何とか守っていきたい、継続していきたいという意思に基づいて市内の葬祭業者、生花商組合、あるいは印刷や運送などがその事業を引き継いで、これまでどおりに市民の安心を守っていきたいということで、この事業を一業者として請け負ったとしても、とても黒字になるようなことではないと聞いている。
今、安価なところがたくさん増えてきたという答えだが、一方で「消費生活センターだより」なども、特にネットなどで安い金額を出しておいて、実際になると何か積み上がって料金が高くなったという事例が消費者トラブルになっている。そういう業者につながないという意味でも、市民の安心を守っていくということは、事業を廃止したとしても、事業の理念をしっかりと継続していくことが大切だと思うが、今そのように協力していただいて、協議を行っている協力会とはどのような形でやり取りをして、お互いに安心につなげていくような議論をされているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、市としてもこの葬祭事業が廃止になった後に、市の事案を受け継いで市民にいいサービスを市内の事業者でやっていこうという話をいただいて、まずは最初に市のほうから各事業者に声かけをさせてもらえないかということで、11月に2回、話合いを持たれている。その中で、今までの市の葬祭事業の趣旨を反映したものを我々でつくっていこうというところで聞いている。
金額については透明性の高い、必ず見積りを出して、その内容でやるとか、少なくとも今市がやっている葬祭事業よりも安いもので提供できないかということで検討していきたいということで聞いている。市としても、そこを将来、市のホームページで市民からの相談先として紹介するのであれば、しっかりとしたサービスが提供されないと困るので、しっかりと関わりを持っていかなければいけないと考えているとのことでした。
次に、委員より、市が関わった市の事業としての葬祭事業への信頼と、また、そこを担保にして、ある意味、利益をそれほど生まなくてもいいような仕組みにはなっているので、何より市民の利益を優先にして相談に乗ることができるという体制もつくってこられたと思う。新たな組織ができるということで市が事業を廃止するわけであるから市の関与はなくなる。ホームページに載せるなどいろいろあるが、そのことについては十分検討した結果だとは思うが、こうした市民の期待に対して、どのような情報提供をしていくのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、当然、葬儀に関して市民から問合せがあると思う。今考えられている組織ができた際には、あくまでも葬儀のサービスであるので、そこを仕切る葬祭事業者がどれだけ信用がおけるかということなのだろうと思うが、そこは全日本葬祭業協同組合連合会加入ということで、トラブルが起きたときのバックアップ等もあるので、そういったことも活用しながら、もし何かあった際には、しっかりと市民の方に迷惑がかからないように対処していきたいとのことでした。
次に、委員より、新たな取組が4月までにできる段取りで進んでいるという話はあったが、生花商組合の認識としては、来年4月からの新しい取組はもう間に合わないと見込んでいる。恐らく、さらに半年ぐらいの時間がないと新たな取組のスキームが構築されないのではないか。それで、今回廃止する条例が出ているが、もともとの条例を廃止するまでの期間を延長してほしいということを行政側に生花商組合からお願いをしていたが、それに関してはできないと断られたということである。そのあたりの市の認識について伺うとの質疑がありました。担当者の説明によれば、時間がないという話は、話合いの中で出た。ただ、全然間に合わないというようなことではなかったと思う。どこか切らずに、延ばすとか、延ばさないとかというところは難しいということは申し上げたが、全然間に合わないという結論が出たという認識は持っていないとのことでした。
質疑終結後、第72号議案については、まず、反対の立場から、昭和33年から継続してきた本事業は、協定を結んでいる事業者からも請願が出され、その存続の必要性が訴えられている。市民からも新たな署名が追加されて、ぜひ存続してほしいという願いが届いている。町田市の安価で厳かな葬儀を営めるという、この葬祭事業、やはり守っていくために、また、事業者が協力して公平性や公正性を守りながら業務を続けていくためにも市の関与が必要だということが明らかになった。当面、その準備なども整うまでの市の努力も一層求められていると思う。やはり市の葬祭事業を引き続き継続することが必要だと考え、廃止ありきではなく、この事業自体の存続を実現するための見直しを求め、第72号議案に反対するとの反対討論がありました。
次に、反対の立場から、本日の委員会の審議の中でも、また、今後行われるであろう協定業者のサービス、代替的なものになるという町田市のこれまでの葬祭事業の趣旨を受け継いだ安価で厳かな葬儀を行うための事業をやってくれるという方針で進めているということだが、まだその部分について具体的に形になっていないというように感じた。また、そのサービスが開始可能なタイミングというのがまだ分からない状況で条例の廃止のタイミングを決めるというのは、やはり順序が逆で、サービスの開始が可能なタイミングがきちんと分かって、今後どういうふうになっていくのかがもう少し明確になってから条例の廃止というところに動くべきではないかと思うので、反対するとの反対討論がありました。
次に、賛成の立場から、これまで様々議案、請願等を審査してきたが、私たちは決算でも求めたが、事業が新たな形になったとしても、市民の安心と安価な葬祭事業を継続していく、そして、市内の事業者と市民協働で、市ももう少ししっかりと関わって、そこを担保していく、そういったことを求めて今条例には賛成をするとの賛成討論がありました。
討論終結後、採決の結果、第72号議案については、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
なお、採決終了後、東友美委員外6名より、本条例の執行に当たっては、新たな枠組みに対し各種市内事業者の合意形成が十分に図られるよう、また、市民のために、安価で厳かな、安心のできる葬祭事業が市内で継続されるよう、町田市のさらなる努力を求めるとの附帯決議が提出され、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって附帯決議を付すことに決しました。
次に、第97号議案 町田市障がい
者福祉センター条例を廃止する条例について申し上げます。
まず、委員より、ひかり療育園を廃止するということだが、この中で行われていた事業について全て廃止するのか、町田市の業務として、これまでひかり療育園が行っていた業務の中で継続するものがあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、ひかり療育園で行ってきた4つの事業、生活介護事業、訪問事業、成年後見制度の相談事業、高次脳機能障がいの相談事業についてだが、生活介護事業については、民営化し、まちだ育成会に引き継いでいく。訪問事業については、現在の訪問をしている方、今2名いるが、障がい福祉課で継続していくということと、社会的に孤立する障がい者への相談支援を行う事業として、障がい福祉課で続けていく。成年後見制度の相談事業については、社会福祉協議会に引き継いで、委託して行ってもらうということになる。高次脳機能障がいの相談事業については、まちだ育成会がひかり療育園の地で相談事業を委託して続けていくということになるとのことでした。
次に、委員より、今回この条例改正によって、町田市直営のひかり療育園が民間の生活介護をメインとした施設に変わるということだが、そのことによる町田市の障がい者福祉に対する影響というのをどのように考えているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、ひかり療育園では、ひかり療育園ができた経緯の中に、孤立した障がい者をなくそうという理念の下、今まで継続して事業を行ってきたところである。この孤立障がい者をなくそうという理念は、障がい福祉課に引き継いでいきたい。具体的には、町田市障がい者プラン21-26の重点施策にも位置づけた、孤立障がい者や家庭に対する相談支援というような事業を行うところで担保していきたい。孤立障がい者や家庭を積極的に探す、調査して、そういうスタンスで事業を進めていくというところを、行政の公的な役割として残していこうと考えているとのことでした。
質疑終結後、反対の立場から、長年、町田の孤立した障がい者をなくすという理念の下で、様々な幅広い事業、障がい福祉の町田市のセンターとして大きな役割を果たしてきたひかり療育園を様々な事業に分割して、基本的にはこの施設については、生活介護事業所として民間の事業所に譲渡していくという議案になる。直営のひかり療育園がこれまで果たしてきた役割は、やはり大変大きなものであり、今後町田市の障がい者施策を進めていく上でも、市にとって大事な施設になると思う。そういったことを考えた上で、この条例には反対をするとの反対討論がありました。
討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第98号議案 町田市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第114号議案 損害賠償の額の決定についてについては、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)について申し上げます。
まず、地域福祉部所管部分については、担当者の説明をおおむね了としました。
次に、いきいき生活部所管部分について申し上げます。
委員より、高齢者住宅管理運営事業費において、債務負担行為にする理由と目的について、詳しく聞きたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、令和4年4月から市内シルバーピア、23棟の協力員の配置を予定しているので、プロポーザルで委託を受けた事業者が十分な、しっかりした採用活動を行うために早めに契約をして、4月に臨むためにしっかりと協力員になる方を確保してもらうために行うものであるとのことでした。
以上がいきいき生活部所管部分についてであります。
次に、保健所所管部分について申し上げます。
まず、委員より、新型コロナウイルスワクチン接種事業において、コールセンターについてだが、第1回、第2回に比べ第3回では回線数をどのぐらい増やすのか。いつからになるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、1回目、2回目については50回線をコールセンターで設けていたが、今後については約2倍、100から120回線に増やす予定になる。接種券を送るタイミングについては、年明け1月から2月にかけて調整を今図っているとのことでした。
次に、委員より、インターネット予約が困難な方への対応ということで、高齢者支援センターで協力をしてもらうということを聞いたが、果たしてこれで足りるのかという懸念がある。これ以外にインターネット予約の支援ということがされるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、高齢者支援センター等についても、引き続き協力をお願いして行ってもらう予定でいるが、また新たに会場を町田駅の近くに設置しながら、そういった支援ができないかということで現在調整を図っているとのことでした。
以上が保健所所管部分についてであります。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第93号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第94号議案 令和3年度(2021年度)町田市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第95号議案 令和3年度(2021年度)町田市
介護保険事業会計補正予算(第3号)については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第96号議案 令和3年度(2021年度)町田市
病院事業会計補正予算(第1号)については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、請願第11号については、第72号議案に対し、附帯決議を委員会として決することになり、その趣旨を見守り、その間の町田市のさらなる努力を求めるため、継続審査とすべきものと決しました。
次に、請願第12号については、第72号議案に対する附帯決議を委員会として決し、町田市にさらなる努力を求め、その趣旨を見守るため、継続審査とすべきものと決しました。
次に、請願第15号 中等度難聴者に対する補聴器購入費の助成を求める請願につきましては、本請願は、これからの難聴施策を考えていく上で大変重要であり、議論する場も含めて、国に地方自治体から求めるということもあるので、国の政策をしっかりと議論して、私たちも実現するように責任ある立場として、導いていくべきであるため、継続審査とすべきものと決しました。
以上で健康福祉常任委員会の報告を終わります。
○議長(熊沢あやり) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第93号議案を除く議案に対する討論を許します。
討論の通告がありますので、発言を許します。
第72号議案及び第97号議案に対する反対討論。
8番 田中美穂議員。
〔8番田中美穂登壇〕
◆8番(田中美穂) 日本共産党市議団の一員として、第72号議案 町田市葬具使用条例を廃止する条例、第97号議案 町田市障がい
者福祉センター条例を廃止する条例に反対の立場で討論を行います。
第72号議案 町田市葬具使用条例を廃止する条例により町田市の葬祭事業が終了してしまうことに対し、9月議会では関連業者との合意のないまま提案がされ、市民や議会にあまりに急に出されたという点などが指摘され、継続審査となりました。今議会の審査で、関連業者の方との話合いや進展があったことが分かりましたが、今回、継続審査となった請願にあるように、市民が安心して安価で利用できる事業が担保されるかは、やはり条例上に位置づけられない、市の事業ではなくなるということへの心配を拭うことができません。利用した方からの感謝の声が私にも届くほど利用者の評判がよい事業についてなくすことは、福祉増進に逆行する廃止条例案と考えます。誰もが人生の終わりを安心して迎えられるよう、市の葬祭事業の存続を求めます。
よって、第72号議案に反対いたします。
第97号議案についてです。ひかり療育園は、町田市の障がい者福祉センターとして、市の障がい者福祉の柱を担ってきました。委員会審査の中でこれまでひかり療育園が果たしてきた役割、行き場のない障がい者の最後のとりでとして市が責任を持って受入れを行ってきたこと、市の職員が配置され、障がい者やその家族を支える施設を運営してきたことが市の障がい者福祉施策に生かされてきたことが分かりました。
こうした役割を果たしてきた障がい者福祉センターを市が直営で存続することが引き続き必要と考え、第97号議案に反対いたします。
○議長(熊沢あやり) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第72号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第97号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第98号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第114号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第94号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第95号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第96号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
健康福祉常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第9
△日程第10
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第9、第99号議案外議案5件、請願1件及び日程第10、
文教社会常任委員会継続審査申し出についてを一括議題といたします。
────────────────────────────────────
文教社会常任委員会議案審査報告書
1.第 99号議案 町田市
子どもセンター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
1.第100号議案 町田市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
1.第101号議案 町田市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
1.第105号議案
町田市立図書館条例の一部を改正する条例
1.第106号議案 (仮称)成瀬
鞍掛スポーツ施設整備工事請負契約の変更契約
1.第 93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)
本委員会は、12月9日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
令和3年(2021年)12月10日
文教社会常任委員長 お ぜ き 重 太 郎
議長 熊 沢 あ や り 様
────────────────────────────────────
文教社会常任委員会請願審査報告書
1.請願第 17号 認可保育所と認定こども園の運営費補助格差を解消し、認定こども園が健全に運営できるよう是正することを求める請願
請願者 町田市常盤町3031-2
町田市認定こども園協会
会長 小 山 貴 好 外1人
本委員会は、12月9日付託された上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
令和3年(2021年)12月10日
文教社会常任委員長 お ぜ き 重 太 郎
議長 熊 沢 あ や り 様
────────────────────────────────────
文教社会常任委員会継続審査申出書
本委員会は、会議規則第111条の規定により下記のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので申し出ます。
記
1.請願第 18号 本町田小学校の存続を求める請願
理由 今後の取扱いについて、精査・検討が必要であるため。
令和3年(2021年)12月10日
文教社会常任委員長 お ぜ き 重 太 郎
議長 熊 沢 あ や り 様
────────────────────────────────────
○議長(熊沢あやり) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
文教社会常任委員長 おぜき重太郎議員。
〔文教社会常任委員長おぜき重太郎登壇〕
◎文教社会常任委員長(おぜき重太郎) 今期定例会において、当文教社会常任委員会に付託された議案6件及び請願2件につきまして、12月10日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。
まず、第99号議案 町田市
子どもセンター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
委員より、期間を延長する中で、事業運営に影響はないかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回の条例改正では、小山田子どもクラブについて、当初、2022年3月の開館を予定していたが、ウッドショック――木材の価格高騰、供給不足で参加者がいなく、期間を延ばしているが、具体的に事業者等はまだ決定をしていない。建設整備を進めた段階で管理の運営者等を決定していく流れになっているので、現時点では、影響はないものと考えているとのことでした。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第100号議案 町田市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第101号議案 町田市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第105号議案
町田市立図書館条例の一部を改正する条例について申し上げます。
委員より、休館日の縮小は、開館時間を増やすということで、図書館利用者からの要望も反映されているかと思う。一方、それを行うためには、働く職員の勤務時間を増やさなければならないということが課題として出てくるが、どのように考えているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、指定管理者の従業員の労働条件等に関しては、サービスの質に関わってくる問題であるため、指定期間中しっかりモニタリングをしていくとのことでした。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第106号議案 (仮称)成瀬
鞍掛スポーツ施設整備工事請負契約の変更契約については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)について申し上げます。
まず、防災安全部所管部分について申し上げます。
委員より、常備消防委託料について、1,089万7,000円増額しているが、当初予算よりどういうことが増えたのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、標準的な消防本部を立ち上げた際の1人当たりの費用である単位費用というものが300円増えていることから今回増額になっているとのことでした。
以上が防災安全部所管部分についてであります。
次に、市民部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。
次に、文化スポーツ振興部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。
次に、子ども生活部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。
次に、生涯学習部所管部分について申し上げます。
委員より、デジタルデバイド対応促進事業について、図書館の中でこれを活用しようと考えた理由は何かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、既に6月に生涯学習センターにおいて、このデジタルデバイドの対応促進事業を取り組んでおり、さらにその拡充として、今回、都の補助が活用できるのではないかと考え、東京都に協議して採択をいただいて、今回の補正予算の計上になったとのことでした。
以上が生涯学習部所管部分についてであります。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第93号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、請願第17号 認可保育所と認定こども園の運営費補助格差を解消し、認定こども園が健全に運営できるよう是正することを求める請願について申し上げます。
まず、請願者の意見陳述の要旨は次のとおりです。
今回、請願を出すに至ったのは、認可保育所と認定こども園の運営費加算補助金に大きな乖離があり、これを是正していただきたいということである。認定こども園が運営に支障を来すほど補助が低く、このままでは東京都の基準を満たし続けることが困難な内容になっていることが顕在化されてきている。その実態をご理解いただき、是正のための方策を一刻も早くしていただきたい。認可保育所において東京都の基準を満たすための必要な保育所運営費特別保育加算が支弁されている。同様に、認定こども園においては、町田市認定こども園運営充実事業補助金が支弁されている。これを比較すると、単価や項目に大きな隔たりがあり、東京都は保育所も認定こども園も同額の補助金を町田市に支給しているはずが、現状は認定こども園の運営充実費は、東京都の町田市に支払われている交付金をも下回っている。これはどこに消えてしまったのか。町田市では、国の公定価格が認定こども園のほうが多く問題ないと考えているようである。しかし、認定こども園は、保育園よりも教育・保育機能の上で職員配置、施設設備が高い基準を定めて認可している。保育所よりも認定こども園のほうが補助金の額が高くなるのは、このような内容なので当然と考えられる。実際に国においても、都道府県においても、他の区市の自治体においても、保育所の補助金を下回ることはほとんどない。
町田市においては、国が定める子ども・子育て支援法を否定しているかのように思える。このままでは、認定こども園は質の高い運営は行えない。運営自体が危機的状況に今なりつつある。どうか町田市でも、国や東京都が進めるように、保育所運営費特別保育加算と認定こども園運営費充実事業補助金を見直し、同じ事業には同等の補助金が支払われるように見直しを求める内容をお願いしたいとのことでした。
続いて、別の請願者から、もともとこの充実補助金といった要綱は、以前から用意をされていたが、今回初めてこのような形で請願を行うようなことになったのは、今年度、町田市では初めて認可保育所から認定こども園に移行をした園がある。そのため、今までは分からなかったが、認可保育所から移行した場合に大きな補助金額の隔たりがあることが分かった。このままでは運営に非常に大きな支障を来してしまう。また、在籍している保護者にとっても、今まで受け取っていた補助金が変わってしまうので、より多く受け取らなければいけなくなってしまう。約100人規模の園であれば、年間で3,000万円から4,000万円近く、1人頭1年間に通してみると約30万円、その金額を上乗せしていただかなければ、私たちは今までと同等の保育内容を提供することができなくなってしまう。そのため、このようなお願いを今回させていただいたとのことでした。
これに対し、委員より、町田市においては、このままいくと認可保育所からこども園に移行しづらくなるということで危惧されているように伺ったが、具体的にどのような根拠でそういうことが懸念されるのかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、国も東京都も相当な支援をしていただいて、職員の配置も質を最高基準に高めた制度になっている。ただし、町田市で今回、幼稚園のほうは保育園の補助金の内容をよく分かっていないために、町田市の出している補助金がこれだけなのかという思いが強かったと思う。それが今回、保育園のほうから設立されたこども園ができたために、保育園とこども園の違いが明らかになり、それも数千万円単位で減収になるという大きなことがあって、このままいくと当然運営はできなくなる、それを危惧して今回の請願に至っているとのことでした。
次に、委員より、今後、今の状態が長引けば、経営に影響が出るということであるが、具体的にはどのような内容に影響が出てくるのかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、認定こども園の基準は、保育機能と教育機能の両方を備えているために、教育職員と保育職員が融合して、配置基準も保育園より多くなっている。そのため、保育園より当然収入が多くないと運営できない。質を保ちながら今後運営していくためには、職員をしっかりと確保していかなければいけないが、このままでは今の給料は払えなくなるという心配があるとのことでした。
次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は次のとおりです。
まず初めに、町田市の認識について説明する。2015年度に子ども・子育て支援新制度が始まった。この際、幼稚園から認定こども園に移行した施設に対しては、施設規模にもよるが、例えば200名程度の利用児童がいる認定こども園である場合、国基準の運営費のほかに保育の充実を目的とした補助金を約1,000万円程度支給するようになった。そのため、幼稚園から認定こども園に移行した施設に対しては、実施している対象事業に対して必要な補助を既に行っているという認識である。
次に、保育所から認定こども園に移行したゼロ歳児保育を行っている施設に対しては、町田市は保育の継続性、安定性を保つために、補助金を3年間のサンセットの見直し期間を設けて交付し、その後については状況を見ながら対応していくということを先月11月にこども園協会に提案させていただいている。また、ほかの市の保育所と同様の補助を受けている幼保連携型認定こども園の状況については、ほとんどが保育所からの移行や待機児童対策として新規開設しているなど、ゼロ歳児も含めた保育を行っていると伺っている。なお、町田市の認定こども園については、ゼロ歳児保育を行っている認定こども園は2021年度に保育園から移行した1園のみであり、他市とは経緯、背景が異なるものと認識している。
以上のことから、請願項目1については、繰り返しになるが、2015年度の子ども・子育て支援新制度移行後6年間、既に幼稚園から認定こども園に移行した施設に対しては、実施している対象事業に対して必要な補助を行っている。
次に、請願項目2についてであるが、東京都の子育て推進交付金の財源は、広く市町村の子育て支援の充実のために支給されているものであり、保育施設への施設給付のみならず、学童保育クラブの運営や予防接種事業など、町田市民が求める幅広い子育て環境の整備を目的に活用している。
最後に、請願項目3についてであるが、ご指摘いただいている特定の施設やサンセットつきの特例の補助金ということについては、町田市では原則としてサンセット条項を設けている。
以上のことから、本請願については願意に沿うことはできないものと考えている。ただし、今後についても、引き続き認定こども園が健全に運営できるよう、個々の事業に対して必要な経費を見極めながら、必要に応じた補助制度とすべく、認可保育所、小規模保育所も含めて補助制度の在り方を研究していくとのことでした。
これに対し、委員より、保育所から認定こども園、幼保連携型に行って認定こども園に移行した場合に、3年間はやっていくという話があったが、これは4年後からはなくなるという考えなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、町田市のあらゆる補助について、基本的にはサンセット条項を設けることが基本となっている。本件についても、3年間の園の経過や財務状況などを見ながら、次の継続や補助額について検討していくという形になっているとのことでした。
これに対し、委員より、検討していくということは、基本的に変わらずに、4年目以降もそれを継続していくという考えでよいかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今と同じような形での運営、事業の進め方、周辺の待機状況等を勘案して補助を決めていくということになるかと思うが、必要な補助については継続していくという考えでいるとのことでした。
次に、委員より、町田市はほとんど幼稚園からの移行ということで、それほど影響はないと思うが、保育園から幼稚園になると、どうしてもその補助金が減ってくる。そこをよく町田市でも考えないといけない点かと思うが、どのように考えているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、幼稚園からの移行と保育園の移行では、もともとの対象となる受入児童や、それにかかるコスト、経費が異なっているので、そこをしっかりと見ながら補助を考えていきたいとのことでした。
次に、委員より、保育所運営費特別保育加算と認定こども園運営充実事業補助金との間に差が生じてしまっているのはなぜかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、一番の違いは、経緯や実施内容の違いになるが、理由としては、ゼロ歳児の受入れや低年齢児の部分にかかるコストの部分である。もう一つ、保育所運営費特別加算については、2005年度に東京都の制度改正に伴って、東京都での加算を町田市に引き継いだという経緯があり、そのときの東京都で実施した手厚い上乗せ部分というのを保育所には引き継いでいるとのことでした。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって採択すべきものと決しました。
最後に、請願第18号 本町田小学校の存続を求める請願につきましては、今後の取扱いについて精査、検討が必要であるため、継続審査とすべきものと決しました。
以上で文教社会常任委員会の報告を終わります。
○議長(熊沢あやり) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第93号議案を除く議案及び請願に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第99号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第100号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第101号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第105号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第106号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
請願第17号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本件は採択と決しました。
文教社会常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第11
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第11、第103号議案外議案3件を一括議題といたします。
────────────────────────────────────
建設常任委員会議案審査報告書
1.第103号議案 町田市住みよい街づくり条例
1.第104号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例
1.第107号議案 町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する
施設整備工事請負契約の変更契約
1.第 93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)
本委員会は、12月9日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
令和3年(2021年)12月10日
建設常任委員長 渡 辺 厳 太 郎
議長 熊 沢 あ や り 様
────────────────────────────────────
○議長(熊沢あやり) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
建設常任委員長 渡辺厳太郎議員。
〔建設常任委員長渡辺厳太郎登壇〕
◎建設常任委員長(渡辺厳太郎) 今期定例会において、当建設常任委員会に付託された議案4件につきまして、12月10日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。
まず、第103号議案 町田市住みよい街づくり条例について申し上げます。
まず、委員より、今後、地区街づくりプランをつくるための市民活動の形態が少し変わるのか。現行のまちづくり市民団体というのが廃止されるというが、市民団体はどうなるのか、活動はどうなるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、これまでは団体を認定させていただいた上で、まちづくりの活動を行っていただいていたが、今回の条例については、町の中でも起こっている活動をしっかり認定していくという形に変えている。これはルールづくりだけではなくて、活動をしっかり受け止めるという観点から、その活動を認定することによって、市民のやりたいことをしっかり支えていくという体制に変えた。また、今までの団体については、既にプランをつくっていただいていたり、既に活動していただいているところについては、そのプランを運用するものを街づくりプロジェクトという形の活動に置き換えていただいて、その活動に対してこれまでどおり支援を行っていくという形になるので、支援の内容としては団体の位置づけはなくなるが、これまでどおりやっていくとのことでした。
次に、委員より、第16条の4、5、6、7について、今の運用上、そうなっているので90日を明文化したということであるが、90日の日数の根拠というのはどういったものなのか。また、90日という締切りに不安に思われる方もいて、現状の条例でも協議が90日で打ち切られているんじゃないかというところを心配しながらやられているという声があるものが、明文化されたことでどういった影響があるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今現在の運用を踏まえ90日としているので、それ以上の根拠はない。また、打切りというような話もあったが、あくまでも市民の方、市、事業者を含めて3者で住みよい町をつくっていきましょうということが、まずは前提であるので、そういった建築等に対する紛争等の内容については、別の条例という形になるとのことでした。
次に、委員より、町田市住みよい街づくり条例の全部改正ということであるが、つい最近、多摩境がランキング3位に入ったということは、すごいなという思いでいる。今後も引き続き、市内の各地区がランキングで上位になっていただければいいなという思いでいるが、そこの考え方を教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、本条例においても、市民の方々が、やはり地域に対して愛着であったり、住み続けたいという思いを持っていただきたいという願いの下に、まちビジョンというものをみんなでつながり合いながらつくっていこうと考えている。街づくりプロジェクトや街づくり活動が継続したり、発展したり、新しいものができたりすることで町の活性化につながっていくという思いを込めて、条例の改正をしているとのことでした。
質疑終結後、反対の立場から、1章、2章の住民の地域活動を応援する点や、また第3章の大規模土地取引に関するところでは、今よりも早期の段階で住民に情報が届くという点については改善だと認識をしているところである。一方、運用面については、事業者からの周知から住民側の協議の期間に関して、住民にとって期間が目安として出てしまうということで、協議をもっと継続したいと思っている住民にとっては不利になる可能性があることに懸念があるため、反対するとの反対討論がありました。
討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第104号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第107号議案 町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する
施設整備工事請負契約の変更契約について申し上げます。
委員より、工事に関しての安全確保についてはどのような対策が取られているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、国から石綿除去の作業に関してガイドライン等を示されているので、遵守しながら進めていきたいと思っているとのことでした。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第93号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第6号)について申し上げます。
環境資源部所管部分について申し上げます。
委員より、土砂搬入収入だが、量と単価が大体幾らぐらいになるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、土砂の搬入量と単価については、搬入量はおよそ8万6,400立米を予定していて、単価については税抜き1,300円、税込みで1,430円を予定しているとのことでした。
以上が環境資源部所管部分についてであります。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第93号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で建設常任委員会の報告を終わります。
○議長(熊沢あやり) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第93号議案を除く議案に対する討論を許します。
討論の通告がありますので、発言を許します。
第103号議案に対する反対討論。
32番 殿村健一議員。
〔32番殿村健一登壇〕
◆32番(殿村健一) 日本共産党市議団の一員として、第103号議案 町田市住みよい街づくり条例に対する反対討論を行います。
本条例は、現在の条例の全部改正となっていますが、第1に、前文の内容が本来の趣旨から大きく後退していることを指摘しなければなりません。現条例では、これからの都市づくりには地域に根差した生活者の視点を最大限生かした柔軟で多様な展開が求められるとして、住民自身が地域の課題を話合いで解決するなどの取組の重要性を位置づけています。
そして、住民と行政による相互理解と十分な意見交換の必要性が述べられていて、将来の自分たちの街を負の遺産にしないで次世代に引き継ごうと呼びかけています。このように住民の果たす役割が明確になっていますが、新たな条例では、このような位置づけがなくなっていることです。
第2に、第1章第1条で位置づけられているまちだ未来づくりプラン2040及び都市づくりのマスタープランでは、多摩都市モノレール延伸やリニア中央新幹線整備をまちづくりの前提に据えていることなどの問題があり、住環境に大きな影響が及びます。
第3に、第3章、早期周知による街づくりについてです。1つは、説明会の開催等を定めた第15条において、説明会の開催について、「災害その他のやむを得ない理由により説明会を開くことができない場合は、この限りではない」として、説明会の開催をしなくてもいいとしていることです。行政の都合によって住民説明会が形骸化されてはなりませんし、住民との協議の重要性を位置づけるべきです。
もう一つは、関係住民と事業者との協議を定めた第16条です。第4項では、第1項の協議を、申出があった日の翌日から90日以内に終了させるよう努めるものとするとし、第6項では、協議が終了しない場合でも、市長の判断によって協議を終了させることができるとしていることです。この条項は現条例にはなく、私自身の経験では、くじら山の宅地開発の際には住民と事業者との時間をかけた協議と行政の対応があり、住民の要望が一定反映されたまちづくりだったと認識しています。このように、住民主体のまちづくりの視点が後退した本条例は問題があると考えます。
以上の理由で、第103号議案に対する反対討論とします。
○議長(熊沢あやり) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第103号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第104号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第107号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
これより第93号議案の討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第93号議案を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第12
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第12、第108号議案を議題といたします。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
20番 佐々木智子議員。
〔20番佐々木智子登壇〕
◆20番(佐々木智子) 議長のお許しをいただきましたので、第108号議案 市有財産の無償譲渡について、無通告の質疑をいたします。
まず1点目、目的、内容は何か。
2点目、議案提案に至る経過を伺います。
3点目、無償譲渡後の園舎の補修工事費用などはどうなるのか、お答えください。
4点目に、利用者への影響はどうか。
以上、壇上からの質疑といたします。
○議長(熊沢あやり) 地域福祉部長 中村哲也君。
◎地域福祉部長(中村哲也) まず、目的、内容についてでございますが、2022年4月にひかり療育園の生活介護事業を社会福祉法人まちだ育成会へ移譲するに当たって、生活介護の運営に必要となる園舎及び倉庫等の建物も同法人へ無償譲渡することで、安定した運営の継続を確保することを目的としております。
譲渡の内容は、ひかり療育園の園舎及び倉庫延べ床面積、計1,531.64平方メートルの建物を相手方へ無償で譲渡するものでございます。
次に、議案の提案に至った経緯についてでございますが、ひかり療育園の生活介護事業については、2019年9月に民営化の方針を発表いたしました。方針の発表以降、さらに検討を進める中で、建物を無償譲渡することが安定的な事業運営のため、より好ましいと考えたことから、今回建物を無償譲渡することといたしました。
次に、無償譲渡後の園舎の補修や建て替えの費用負担についてでございますが、現在の園舎を使用する期間内に必要な補修については、市が費用を負担します。ただし、軽微な補修についてはまちだ育成会が負担して修繕を行います。ひかり療育園の現在の園舎は運営移行から5年後を目途に市が建設費を補助して、まちだ育成会が建て替えることとしております。建て替え後の新園舎の維持管理や補修は、まちだ育成会が実施いたします。
最後に、利用者への影響についてでございますが、建物の所有者が変わることによる利用者への影響はなく、利用者にはこれまでと同様にサービスを受けていただけるものと考えております。
○議長(熊沢あやり) 20番 佐々木智子議員。
〔20番佐々木智子登壇〕
◆20番(佐々木智子) 2点ほど、再質疑をさせていただきます。
今のご答弁で、建物については現状での譲渡で、障がい者福祉サービス事業と地域福祉の向上に資する、そういう条件で建て替えなども市が負担をするというご説明がありました。それと同様に、市有財産である土地についてどのような扱いになるのか、お答えください。
園舎隣の駐車場敷地も含めて、それもどうなるのかお答えいただきたいと思います。
また、ひかり療育園を民営化するとなれば、これまで同様、利用者の送迎バスも引き継ぐということになると思います。送迎バスは市の備品ということではないと思うんですが、これまで市が負担していた送迎バスの費用などはどうなるのでしょうか。
○議長(熊沢あやり) 地域福祉部長 中村哲也君。
◎地域福祉部長(中村哲也) まず、土地の貸付けについてでございますが、園舎の隣にある駐車場用地も含めて、まちだ育成会へ無償貸付けいたします。事業者選定プロポーザルにおいて駐車場としての機能を維持することが募集条件となっておりましたので、引き続き駐車場用地として活用されることとなります。
次に、送迎バスについてですが、ひかり療育園がこれまで送迎に使用していた車両は、運行委託業者、またはリース会社が所有している車両でございます。まちだ育成会もこれらの契約を引き継ぐ意向と伺っているため、これまでと同様の手法でサービスが継続されるものと考えております。
○議長(熊沢あやり) 19番 山下てつや議員。
〔19番山下てつや登壇〕
◆19番(山下てつや) 議長のお許しをいただきまして、第108号議案 市有財産の無償譲渡について、重なる部分があるかもしれませんけれども、確認をさせていただきます。
1、これまでの劣化に対する維持管理費用は。
2、今後発生する修繕についてはどう考えるのか。
3、大規模改修は予定されているのか。
以上、壇上からの質疑といたします。
○議長(熊沢あやり) 地域福祉部長 中村哲也君。
◎地域福祉部長(中村哲也) まず、これまでの劣化に対する維持管理費用と今後発生する修繕について、併せてお答えいたします。
現在の園舎を使用する期間内に必要な補修については市が費用を負担いたします。ただし、軽微な補修については譲渡の相手方である社会福祉法人まちだ育成会が負担して修繕を行います。
次に、大規模改修は予定されているかについてでございますが、ひかり療育園の現在の園舎の大規模改修は予定しておりませんが、運営移行から5年後を目途に市が建設費を補助して、まちだ育成会が建て替えることとしております。建て替え後の新園舎の維持管理や補修は、まちだ育成会が実施いたします。
○議長(熊沢あやり) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第108号議案を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。この際、第115号議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってこの際、第115号議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△議事日程追加の1 日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 第115号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
副市長 髙橋豊君。
〔副市長髙橋豊登壇〕
◎副市長(髙橋豊) それでは、補正予算の議案についてご説明申し上げます。
第115号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第8号)につきまして、その概要をご説明申し上げます。
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、その実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、国は子育て世帯への臨時特別給付金の支給を決定いたしました。これに伴い、今定例会において、12月9日に国の補助金を活用し、18歳までの児童を養育し、児童手当の所得要件を満たした子育て世帯に対し支援を行うため、子育て世帯臨時特別給付金関連予算案についてご可決いただきました。
今回の補正予算は、国の2021年度補正予算において、5万円相当のクーポン券等による追加給付を決定したことを受け、町田市においては、市民ニーズに応えるとともに事務の効率化を考慮し、現金で支給するものでございます。
8ページをご覧ください。
第1表、歳入歳出予算補正につきましては、まず、歳入において、国庫支出金、繰入金について増額計上しております。
9ページをご覧ください。
歳出におきましては、民生費にて子育て世帯臨時特別給付金支給事業を増額計上しております。
その結果、歳入歳出それぞれ29億916万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,901億7,664万4,000円とするものでございます。
10ページをご覧ください。
第2表、繰越明許費補正につきましては、子育て世帯臨時特別給付金支給事業について変更するものでございます。
それでは、歳入の主なものから順を追ってご説明申し上げます。
14ページをご覧ください。
第15款、国庫支出金29億866万7,000円の増額につきましては、子育て世帯臨時特別給付金給付事業費補助などを増額計上しております。
第19款、繰入金50万円の増額につきましては、財政調整基金繰入金を増額計上しております。
続きまして、歳出の主なものにつきまして、16ページからご説明申し上げます。
第3款、民生費29億916万7,000円の増額につきましては、子育て世帯への臨時特別給付金を支給するため、児童手当費の子育て世帯臨時特別給付金などを増額計上しております。
以上、
一般会計補正予算の概要につきましてご説明申し上げました。よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(熊沢あやり) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
26番 新井よしなお議員。
〔26番新井よしなお登壇〕
◆26番(新井よしなお) 第115号議案について質疑を行います。
給付については、利便性や市民のニーズからも現金の給付が私も適していると考えておりました。ただ、議会は多様な意見を議論する場ということで、クーポン派の方のご意見をいただきましたので質疑をいたします。
その内容ですが、買えるものが限定されるクーポンにしないと、酒、たばこ、ギャンブルということに使う家庭があるというものでした。現金で給付をしつつ、こういった家庭へのフォローができれば一番いいのではと考えますが、こういった家庭への対応策、フォローが何かあるのかを伺います。
○議長(熊沢あやり) 子ども生活部長 神田貴史君。
◎子ども生活部長(神田貴史) 質疑にお答えいたします。
この制度が国から発表されて、子ども生活部にお電話、メール等を含めまして、約250ぐらいご意見をいただいております。その中で、全ての要望が現金支給でというようなところでございました。それを踏まえまして、先ほどお話ししたとおり、ニーズに応じてということで現金の支給をさせていただくということにさせていただきました。
今後、その使い道につきましてアドバイスということですが、そちらのほうについては研究をしていきたいというふうに思っています。
○議長(熊沢あやり) 17番 白川哲也議員。
〔17番白川哲也登壇〕
◆17番(白川哲也) 第115号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第8号)、子育て世帯臨時特別給付金事業についてお伺いいたします。
今回、クーポン給付ではなく現金給付ということでありますけれども、そもそもクーポンにするということは、期限を定めることによって、その期間内にお金を使ってもらう、経済の効果を生む、町田市で言えば市内経済の活性化という視点があったかと思います。今回、現金給付ということを選択するわけでありますけれども、その中で経済対策の効果を発揮していくことについての考え方についてはどう考えているのか、お伺いいたしたいと思います。
○議長(熊沢あやり) 子ども生活部長 神田貴史君。
◎子ども生活部長(神田貴史) 先ほどもお話ししましたが、まず現金にした経過としましては、市民要望にお応えするということでございます。
あとクーポンの件ですが、今回の給付金の趣旨は、迅速に対象者の方にクーポン並びに現金を支給するということがテーマでありますので、これをクーポンにした場合ですと、やはり事務手続に時間がかかりますので、あえて今回は現金とさせていただいたと。
先ほどの答弁と同じになりますが、今後の使い道のアドバイス等については、研究をしてまいりたいというふうに思っています。
○議長(熊沢あやり) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
第115号議案は文教社会常任委員会へ付託いたします。
あらかじめ会議時間の延長をいたします。
休憩いたします。
午前11時42分 休憩
―――◇―――◇―――
午後1時 再開
○議長(熊沢あやり) 再開いたします。
お諮りいたします。この際、第115号議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってこの際、第115号議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△議事日程追加の2 日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 第115号議案を議題といたします。
────────────────────────────────────
文教社会常任委員会議案審査報告書
1.第115号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第8号)
本委員会は、12月22日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
令和3年(2021年)12月22日
文教社会常任委員長 お ぜ き 重 太 郎
議長 熊 沢 あ や り 様
────────────────────────────────────
○議長(熊沢あやり) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
文教社会常任委員長 おぜき重太郎議員。
〔文教社会常任委員長おぜき重太郎登壇〕
◎文教社会常任委員長(おぜき重太郎) 今期定例会において、当文教社会常任委員会に付託された議案1件につきまして、本日審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。
第115号議案 令和3年度(2021年度)町田市
一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会所管部分につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で文教社会常任委員会の報告を終わります。
○議長(熊沢あやり) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第115号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第13
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 日程第13、議員提出議案第24号外議案2件を一括議題といたします。
お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって本案については提案理由の説明を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
19番 山下てつや議員。
〔19番山下てつや登壇〕
◆19番(山下てつや) 議員提出議案第24号 特別支援教室の教員削減は中止し、指導の充実を求める意見書について質疑をいたします。
今回の、この10人に1人から12人に1人という基準の措置というのは、暫定的に導入をしたものに対する、あと、後の法施行についての、その後の協議の上での結果と認識をしておりますけれども、現在の法律改正の後の13人に1人という教員の配置基準についてはどのようにお考えでしょうか。
以上、壇上からの質疑といたします。
○議長(熊沢あやり) 8番 田中美穂議員。
〔8番田中美穂登壇〕
◆8番(田中美穂) ただいま質疑をいただきましたので、お答えいたしたいと思います。
国の基準としては13人に1人ということを前提とした質疑だったと思います。今回の議員提出議案で出している本文には、これまでは10人に1人で、今後12人に1人になるということの問題点を指摘しています。ただし、国の基準よりも手厚いということをご指摘なのかなというふうに思ったんですけれども、現実の教室の状況を直視することが必要だと考えます。
本文に書きましたように、現状の教員配置でも困難が生じているという声は現場から聞こえております。また、定数が10人から12人と変わることで教員が余ってしまう、過員になってしまうために、その分、異動しなくてはならないと。その異動対象者の方は年数の長い教員が対象となるために、特別支援教室の指導の質の担保が心配だという声が今現場から上がっています。定数に関しては、こうした現場の声に応える必要があるというふうに考えています。
○議長(熊沢あやり) 19番 山下てつや議員。
〔19番山下てつや登壇〕
◆19番(山下てつや) 引き続き、この第24号について再質疑させていただきますけれども、特別支援教育の現場の充実という意味では、教員の配置は当然ありますけれども、専門員の配置というのが、私が現場を見てきた限りでは大変重要なポイントだというふうに思います。そういう意味では、平成28年度から10人に1人というのは暫定的に導入されたものでございますけれども、その時点から特別支援教室の専門員を全校に配置してきたと。あるいは、臨床発達心理士などの導入を全校に派遣してきたというようなことなど、教員の配置以外にこうした充実の体制を築いてきたということの評価についてはどのように判断されているんでしょうか。
○議長(熊沢あやり) 8番 田中美穂議員。
〔8番田中美穂登壇〕
◆8番(田中美穂) 再質疑いただきましたので、お答えいたします。
これまで専門員の配置ですとか、そういった心理士の方などの配置もされてきたというご質疑でした。特別支援教室の教員というのは、実際の子どもたちが通常のクラスで過ごしている様子を見ることで実際の指導に生かしていくことや、また、教室でどのような支援が必要なのかということを担任の教員に指導する役目も負っていますが、実際には、実際の子どもたちの特別支援教室での指導がやはり主になってしまって、なかなかそこまで手が回らないという現場の声を見聞きしております。専門員の配置というのはそこを補うものであって、やはり特別支援教室の教員の定数を手厚くするということが必要だと考えています。
○議長(熊沢あやり) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
19番 山下てつや議員。
〔19番山下てつや登壇〕
◆19番(山下てつや) 議員提出議案第24号に反対の立場から討論をいたします。
本意見書には、教員の配置のみに触れられておりまして、この特別支援教育の現場で様々な役割を果たす方々の、先ほど申し上げました専門員などの配置についての、体制についての評価というものがございません。そういう意味では、やはりこうした充実を求めていくには様々な専門員の配置を、体制をしっかりと整えた上で検討していくべき話だというふうに考えます。
また、この間ずっと東京都の教育庁と各教育委員会で議論されてきたということでありますので、その点を尊重するという意味でも、この第24号に反対の立場からの討論といたします。
○議長(熊沢あやり) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
議員提出議案第24号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本案は否決されました。
議員提出議案第26号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本案は否決されました。
議員提出議案第29号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま議決されました議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。(「議長、29番、動議」と呼ぶ者あり)
29番 大西宣也議員。
〔29番大西宣也登壇〕
◎29番(大西宣也) ただいま議長のご指名をいただきましたので、お話をさせていただきます。
議長不信任動議を提案いたします。
○議長(熊沢あやり) 休憩いたします。
午後1時14分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時10分 再開
○議長(熊沢あやり) 再開いたします。
休憩中、議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。
議会運営委員長 森本せいや議員。
〔
議会運営委員長森本せいや登壇〕
◎議会運営委員長(森本せいや) 本会議休憩中に議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果をご報告申し上げます。
議長不信任の動議が提出されましたので、その取扱いにつきましては、追加議事日程として上程し、お諮りいたします。
なお、本動議の採決に際し、無記名投票による表決要求書が提出されておりますので、表決方法については、無記名投票といたします。
以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(熊沢あやり) 議会運営委員長の報告は終わりました。
ただいま大西宣也議員外2人から議長不信任の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
お諮りいたします。この際、議長不信任の動議を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってこの際、議長不信任の動議を日程に追加し、議題とすることに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△議事日程追加の3 日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(熊沢あやり) 休憩いたします。
午後2時12分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時13分 再開
○副議長(おく栄一) 再開いたします。
副議長が議長の職務を行います。
議長不信任の動議を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
29番 大西宣也議員。
〔29番大西宣也登壇〕
◎29番(大西宣也) それでは、議長不信任の動議を提出いたします。
町田市議会は熊沢あやり議長を信任しません。地方自治法第104条では『議長は議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する。』という重責を果たしていません。
1、不信任の理由。
町田市議会ホームページの正副議長の就任挨拶に、市民の負託に応えるため市民本位の議会運営に誠心誠意努力しますと述べ、行政に対する監視機能に加えて審議能力、政策立案機能の強化、開かれた議会を目指し、市民の目線に立って、より透明性の高い身近な議会の実現に取り組んで参ります。と高らかに宣言しています。
しかし、12月15日に行われた議会運営委員会で議長公用車の私的利用やFacebookでの大西宣也に対する名誉毀損について熊沢議長から回答がありましたが到底納得のいくものではありませんでした。
公用車の利用に関しては、自宅からの市役所の往復に際して渋滞等により道を変えるため距離が増えてしまうことについて言及がありました。しかし、自宅からの往復の距離が大きく乖離していた場合に際しても、公務以外一切使っていない、他の場所に寄ったことがないという話でした。別の場所に寄ったことの証言なども聞いております。一切、どこにも寄っていないということは難しいと思います。
また、Facebookで縦に読むと「おおにしのぶや」となることが偶然であるとの説明でありました。Facebookのその他の投稿についても頭文字を取ると「おおにし」になるものもあり、大西宣也を指していることは明らかです。
熊沢あやり議長本人が言うように先頭の文字を縦に読むと偶然にそうなる可能性はゼロではないが、わざわざ、ひらがなで記載していることなど含め、故意に作成したことは社会通念上、疑いようもありません。
市民や職員から議長の行動に対し多くの苦情や意見が寄せられており、議長の問題行動で請願が出され、その究明を求められています。権威ある町田市議会の長い歴史の中でも議長自身が請願で議論の対象になるなど、前代未聞の事であり、町田市議会の信頼と信用を失わせています。
2022年3月で議長の任期も終わります。議会運営委員会での議論は打ち切られました。けじめをつけなくてはなりません。議会のことを議会で完結しなくてはなりません。自浄作用の働く議会でなくてはなりません。しっかりと責任を取っていただく必要があると思います。
議会運営委員会の場で熊沢あやり議長が虚偽の発言をしたことは間違いなく、公の場で嘘をついたことは市民の信頼を損ねる行為であり、不信任にあたると判断致します。
○副議長(おく栄一) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております動議に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております動議については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております動議については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
議長不信任の動議を採決いたします。
この採決については、大西宣也議員外3人から無記名投票によられたいとの要求がありますので、無記名投票をもって行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○副議長(おく栄一) ただいまの出席議員数は32名であります。投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○副議長(おく栄一) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○副議長(おく栄一) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。本動議を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
なお、重ねて申し上げます。
投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により否とみなします。
点呼を命じます。
〔点呼及び投票〕
○副議長(おく栄一) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○副議長(おく栄一) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に26番新井よしなお議員及び35番佐藤伸一郎議員を指名いたします。よって両議員の立会いを願います。
〔開票〕
○副議長(おく栄一) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 31票
議長は表決権がありませんので、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち
賛成 21票
反対 10票
以上のとおり、賛成が多数であります。
よって本動議は可決されました。
立会人の方はありがとうございました。
休憩いたします。
午後2時33分 休憩
―――◇―――◇―――
午後4時31分 再開
○副議長(おく栄一) 再開いたします。
休憩中、議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。
議会運営委員長 森本せいや議員。
〔
議会運営委員長森本せいや登壇〕
◎議会運営委員長(森本せいや) 休憩中に議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果をご報告申し上げます。
議長の辞職については、直ちに追加議事日程として上程し、お諮りいたします。
以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○副議長(おく栄一) 議会運営委員長の報告は終わりました。
ただいま熊沢あやり議長から、議長の辞職願が提出されました。
お諮りいたします。この際、議長の辞職についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) ご異議なしと認めます。よってこの際、議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△議事日程追加の4 日程第1
――
――――――――――――――――
○副議長(おく栄一) 議長の辞職についてを議題といたします。
事務局長に議長の辞職願を朗読させます。
事務局長 古谷健司君。
〔事務局長朗読〕
――
――――――――――――――――
辞 職 願
今般一身上の都合により議長を辞職したいので許可されるよう願います。
令和3年12月22日
町田市議会議長 熊 沢 あ や り
町田市議会副議長 お く 栄 一 様
――
――――――――――――――――
○副議長(おく栄一) お諮りいたします。熊沢あやり議長の議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) ご異議なしと認めます。よって熊沢あやり議長の議長の辞職を許可することに決しました。
熊沢あやり議員から退任のご挨拶がございます。
〔33番熊沢あやり登壇〕
◆33番(熊沢あやり) 貴重なお時間をいただきまして、退任のご挨拶をさせていただきたいと思います。
昨年、議長就任時より新型コロナウイルス感染症拡大により多くの様々なことで議員の皆様にご協力をいただきながら議会運営をしてくることができました。一般質問を取りやめるなど多くのことを皆様からご協力いただいた中で町田市政、町田市議会が運営できたかと思います。本当にありがとうございました。
また、私のことで皆様にいろいろなご迷惑をおかけしたこともあったかと思いますが、本当に申し訳ございませんでした。これからも皆様と共に市政運営に取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。
○副議長(おく栄一) ご苦労さまでございました。
ただいま議長が欠員になりました。
お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) ご異議なしと認めます。よってこの際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△議事日程追加の5 日程第1
――
――――――――――――――――
○副議長(おく栄一) これより議長の選挙を行います。
休憩いたします。
午後4時35分 休憩
―――◇―――◇―――
午後4時36分 再開
○副議長(おく栄一) 再開いたします。
これより議長の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) ご異議なしと認めます。よって選挙の方法については指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) ご異議なしと認めます。よって議長において指名することに決しました。
議長に佐藤伸一郎議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました佐藤伸一郎議員を議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(おく栄一) ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました佐藤伸一郎議員が議長に当選されました。
ただいま議長に当選されました佐藤伸一郎議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
佐藤伸一郎議員、議長当選承諾の上、ご挨拶をお願いいたします。
〔35番佐藤伸一郎登壇〕
◆35番(佐藤伸一郎) ただいまご推選いただきまして、本当にありがとうございます。残り期間は短いのでありますけれども、おく副議長と連携して議員の皆様のご支援、ご協力をいただきながらしっかりと務めさせていただきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○副議長(おく栄一) それでは、佐藤伸一郎議長、議長席にお着き願います。
休憩いたします。
〔佐藤伸一郎議長、議長席に着席。おく栄一副議長退席〕
午後4時37分 休憩
―――◇―――◇―――
午後4時38分 再開
○議長(佐藤伸一郎) 再開いたします。
お諮りいたします。この際、
南多摩斎場組合議会議員の選挙を日程に追加し、議題することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤伸一郎) ご異議なしと認めます。よってこの際、
南多摩斎場組合議会議員の選挙を日程に追加し、議題とすることに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△議事日程追加の6 日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(佐藤伸一郎)
南多摩斎場組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤伸一郎) ご異議なしと認めます。よって選挙の方法については指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤伸一郎) ご異議なしと認めます。よって議長において指名することに決しました。
南多摩斎場組合議会議員に藤田学議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました藤田学議員を
南多摩斎場組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤伸一郎) ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました藤田学議員が
南多摩斎場組合議会議員に当選されました。
ただいま
南多摩斎場組合議会議員に当選されました藤田学議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
お諮りいたします。この際、
多摩ニュータウン環境組合議会議員の選挙を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤伸一郎) ご異議なしと認めます。よってこの際、
多摩ニュータウン環境組合議会議員の選挙を日程に追加し、議題とすることに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△議事日程追加の7 日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(佐藤伸一郎)
多摩ニュータウン環境組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤伸一郎) ご異議なしと認めます。よって選挙の方法については指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤伸一郎) ご異議なしと認めます。よって議長において指名することに決しました。
多摩ニュータウン環境組合議会議員に藤田学議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました藤田学議員を
多摩ニュータウン環境組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤伸一郎) ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました藤田学議員が
多摩ニュータウン環境組合議会議員に当選されました。
ただいま
多摩ニュータウン環境組合議会議員に当選されました藤田学議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
この際、事務局長に事務報告をさせます。
事務局長 古谷健司君。
◎事務局長(古谷健司) 報告いたします。
お手元にご配付いたしました議会運営委員辞任名簿のとおり、12月22日、議会運営委員から委員辞職願が提出され、議長は委員会条例第14条の規定により、これを許可いたしました。
次に、議会運営委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、12月22日、お手元にご配付いたしました議会運営委員名簿のとおり、議長は指名いたしました。
以上で報告を終わります。
――
――――――――――――――――
●議会運営委員辞任名簿
佐 藤 伸一郎
――
――――――――――――――――
●議会運営委員名簿
石 川 好 忠
――
――――――――――――――――
○議長(佐藤伸一郎) 事務局長の報告は終わりました。
休憩いたします。
午後4時43分 休憩
―――◇―――◇―――
午後4時58分 再開
○議長(佐藤伸一郎) 再開いたします。
――
―――――――◇――――――――
△日程第14
――
――――――――――――――――
○議長(佐藤伸一郎) 日程第14、各常任委員会の
特定事件継続調査申し出についてを議題といたします。
各常任委員長から、目下委員会において調査中の特定事件につき、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤伸一郎) ご異議なしと認めます。よって委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
斉藤かつひろ議員、わたべ真実議員及びおさむら敏明議員から発言の申出がありますので、この際、発言を許します。
6番 斉藤かつひろ議員。
〔6番斉藤かつひろ登壇〕
◆6番(斉藤かつひろ) 議長にお許しをいただきましたので、一言お礼を述べさせていただきます。
「小さな声を、聴く力」、これは我が公明党が2年半前の参議院選挙で打ち出した公約のタイトルです。市民に代わって、その声を市政に反映する市議会議員こそ、小さな声を聴く力でありたいと、今日まで私なりに努めてまいりました。振り返って、それが十分にできたかどうか分かりません。ただ、多くの人と出会い、話を聞き、その声が実現できたことは私の財産となっております。
残念ながら、今期で議員としての役割は終わりますが、これからは一市民として町田市の市政の発展を見守っていきたいと思います。
最後に、市長をはじめ理事者の皆様、職員の皆様、議員の皆様、そして議会事務局の皆様に心から感謝を申し上げます。
今後は、皆様のご活躍をご祈念いたしております。本当に4年間、ありがとうございました。(拍手)
○議長(佐藤伸一郎) 15番 わたべ真実議員。
〔15番わたべ真実登壇〕
◆15番(わたべ真実) わたべ真実です。お時間をいただきまして、ありがとうございます。
今から40年以上前に、当時のドイツの緑の党に倣い、日本でも交代制で議会に人を送り、市民の政治参加の裾野を広げようという社会実験のような市民運動が生まれました。それが生活者ネットワークの始まりです。私は、町田市議会では1982年に議員となった初代の鱒沢サト議員から数えて8人目に当たります。3期12年という期間は、多くの議員の方にとりましては、とても短い期間であると思われるかと思います。しかし、私にとっては十分に長い期間でありました。
1期目の旧庁舎では、3.11の地震で議場から逃げ出したことの強烈な思い出が残っております。また、翌年、新庁舎に移りましてから、タブレット端末の議会への導入にも関わることができました。
この間、私自身の私生活にも大きな変化があり、時には皆様にはご迷惑をかけたこともありましたが、その点につきましては、この場でまとめておわびを申し上げます。
今後は、一市民の立場で町田市政を見守り、生活者ネットワークの一員として活動していきます。これまでの私の議会活動を支えてくださった全ての皆様に深く感謝を申し上げまして、退任のご挨拶といたします。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(佐藤伸一郎) 36番 おさむら敏明議員。
〔36番おさむら敏明登壇〕
◆36番(おさむら敏明) 貴重な時間をいただきまして、誠にありがとうございます。今日、お昼頃には挨拶できるのかなと思ったんですけれども、なかなか議会というところは、そういうところではございません。また、今日は退任の挨拶をさせていただくということで、また新たな思い出の1ページが刻まれたなと、そんな思いでおります。
議員の皆様方、また、市長をはじめ行政職の皆様方には本当に長い間お世話になりまして、改めて感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
平成6年に初当選させていただきまして、7期28年間、町田市議会で務めさせていただきました。平成14年に議長に就任させていただきまして、2年間、公明党の佐藤常雄議員に副議長になっていただいて、佐藤さんの、先輩のご指導をいただいて議長職を務めることができまして、そういった意味では、本当にいまだに感謝しているところでございます。
いろいろ思い出はたくさんあるんですが、2つ披露させていただきますと、町田市は神奈川中央交通が相模原市、大和市、町田営業所で、3つの営業所で成り立っているんですが、南地域は大和営業所でございまして、その昔、大和営業所のバスは全て町田ターミナルで止まってしまいました。ですから、南地域の人たちは、町田ターミナルや町田バスセンターまで来て、また市民病院のバス、市役所のバス、小田急線に乗るという、足の不自由な方は15分も20分もかかる、こういったお話をたくさんいただいた中で、町の循環バスの運行を、多分、四、五回は質問させていただいたと思うんですが、その当時、都市緑政部の部長が相原の青木さんでございました。「おさむらさん、やるからよ」と言って、「ありがとうございます」と。それでスタートさせていただいたのが相原から町田の直行便でございました。
そうしたら、「おさむらさん、相原の直行便を先にやらせてもらったから」と。「ああ、そうですね」と言って。翌年、「来年やるから」ということで、今も循環バスが動いているようでございます。あまり利用者はいないようでございますが、そんな思い出もございます。
市の職員の皆さん方にいろんな面で助けられて、何しろ議員は何もできませんので、そういった意味では、本当に職員の皆さん方にお世話になったなと思います。
何といっても一番思い出深いのが、平成16年2月27日の定例議会の最終議会と言っていいと思いますが、ちょうど第123号議案 市役所の位置を定める条例の一部を改正する等の条例というのがございまして、中町にあった庁舎をこの森野に移転する。位置の変更をするといった条例でございますが、これには3分の2の議決が必要ということで、これは本当に3分の2というのは50年に1回あるのか、100年に1回あるのか分かりませんけれども、町田町の間から町田市議会に来ておりますけれども、多分、今まで一度もなかったのではないかなと思うんです。
3分の2というのは36人で24人の賛同を得るということでございますので、ちょうど平成16年2月27日に、最後の議会でございましたけれども、庁舎の移転、この議決が可決されました。24の賛同を得たと、こういった結果でございましたが、こういったところに立ち会わせていただくという、こんな機会もいただいたということ、私の一つの大切な思い出として、これからもずっと刻まれていくんだろうと思います。
私たち議員というのは、市民の負託に応えて日々活動しているわけでございます。何というんでしょうか、しゃれたパフォーマンスも要りませんが、地味、地味と、こつこつと市民要望に応えていけるような、そんな議員が多くいれば町田市もよくなるんじゃないかなと思います。
どうか皆さん方におかれましては、健康に留意されまして、市の職員と連携を取りましてすばらしい町田市をこれからもつくり上げていっていただきたい、こんなことを要望させていただきまして、お世話になった皆さん方に厚く御礼申し上げ、挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(佐藤伸一郎) 議員の発言は終わりました。長い議員生活、本当にご苦労さまでございました。これからも健康にご留意されまして、今後の市議会に対しましても、ご指導いただきたいと思います。大変ご苦労さまでした。
以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
会議を閉じます。
これをもって令和3年第4回町田市議会定例会を閉会いたします。
午後5時11分 閉会
――
――――――――――――――――
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 熊 沢 あ や り
議 長 佐 藤 伸 一 郎
副議長 お く 栄 一
署名議員 若 林 章 喜
署名議員 戸 塚 正 人...