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令和 2年建設常任委員会(12月)-12月11日-01号
令和 2年文教社会常任委員会(12月)-12月11日-01号

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  1. 町田市議会 2020-12-11
    令和 2年建設常任委員会(12月)-12月11日-01号


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    令和 2年建設常任委員会(12月)-12月11日-01号令和 2年建設常任委員会(12月)              建設常任委員会記録 1 日時  令和2年(2020年)12月11日(金)午前10時 2 場所  第1委員会室 3 出席者 委員長 渡辺厳太郎       副委員長 深沢ひろふみ       委員 田中美穂 わたべ真実 友井和彦 吉田つとむ          おく栄一 佐藤伸一郎 おさむら敏明 4 出席説明員       環境資源部長 循環型施設建設担当部長 道路部長 都市づくり部長       都市整備担当部長 都市づくり部次長 下水道部長 下水道部次長       その他担当管理職職員 5 参考人 和田芳江 桜井朋広
    6 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介 調査法制係長 佐々木健       担当 青栁晴香 7 速記士 植木那津子澤速記事務所) 8 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                        令和2年(2020年)                     12月11日(金)午前10時                            第1 委員会室  1 都市づくり部  (1)請願第 11 号 野津田公園バラ広場移設延期等に関する請願  (2)第113号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例  (3)第115号議案 町田市立陸上競技場観客席増設工事請負契約変更契約  (4)第116号議案 町田市立陸上競技場観客席増設電気設備工事請負契約変更契約  (5)第117号議案 野津田公園拡張区域整備工事(その1)請負契約変更契約  (6)第101号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計補正予算(第5号)  (7)行政報告 南町田拠点創出まちづくりプロジェクトについて  (8)行政報告 「(仮称)町田市都市づくりマスタープラン」の策定及び「町田市住みよい街づくり条例」の改正に関する検討状況について  (9)行政報告 土地の買入れについて(三輪緑地用地)  (10)行政報告 土地の買入れについて(蓮田緑地用地)  2 下水道部  (1)第104号議案 令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計補正予算(第3号)  (2)行政報告 (仮称)町田市下水道事業経営戦略策定の中間報告について(その2)  3 環境資源部  (1)第101号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計補正予算(第5号)  (2)行政報告 「第3次町田市環境マスタープラン」の策定について  (3)行政報告 「(仮称)第2次町田市一般廃棄物資源化基本計画」(案)のパブリックコメントの実施について  (4)行政報告 新たなごみの資源化施設について  4 道路部  (1)第118号議案 忠生732号線(尾根緑道)道路改良工事請負契約変更契約  (2)第101号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計補正予算(第5号)  (3)行政報告 南町田グランベリーパーク駅東バイク駐車場の整備について  (4)行政報告 未来のまちづくり スマートシティ共同検討等に関する協定について  5 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────                午前10時 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △請願第11号 ○委員長 請願第11号を議題といたします。  請願者から、意見陳述の申出がございます。  お諮りいたします。本日、12月11日の本委員会に、参考人として請願者である和田芳江さんと桜井朋広さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思います。このことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時1分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時2分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日は、参考人として請願者である和田芳江さんと桜井朋広さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、本委員会にご出席いただき、ありがとうございます。委員会を代表して心からお礼申し上げますとともに、忌憚のないご意見をお述べくださるようお願いいたします。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。請願者の方は、5分を限度としてご意見を述べていただき、その後、委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは、請願者和田芳江さんと桜井朋広さん、お願いいたします。 ◎桜井 参考人 野津田公園バラ広場を愛する会、桜井と和田から請願の趣旨説明を行います。  野津田公園ばら広場は、2001年開園から多くの市内外の人たちに親しまれてきました。ところが、2013年、市ではグラウンド脇に新たなバラ園を建設、今のばら広場にはテニスコート12面を建設すると計画。ばら広場で尽力してきた町田ばら会市民ボランティアなどの市民から、ばら広場存続を求める請願が出されました。しかし、市から同じ面積を確保して移転するなどの条件が出されたため、一旦、これは取下げになりました。  しかし、後に大幅な面積縮小など計画が変遷したためこれに抗議し、2度目の請願を出しましたが、2019年に否決、さらに説明もなしに大幅な計画変更がなされ、今の計画では8,700平米ある現在のばら広場は7割弱の敷地となり、そこに新たな株を1,000株、移植株に加えて植えるため、人もバラも密となる計画になっています。現在、市内でも感染症が蔓延していますが、それに対する対策としても反したものになっています。今の広場は数十名利用しても余裕のある広い場所ですので、移植先は設計など再検討が必要ではないでしょうか。  また、ばら広場の移転の目的とされるテニスコート12面の建設についてですが、計画地内には2軒の農家が営農しています。ともに営農の意思は固く、市の買収は現在困難となっています。もし不十分な形でテニスコートの造成を急げば、養鶏などを営んでいる農家へのダメージは避けられず、このままではまずいでしょう。  こうした懸念にかかわらず、市によるばら広場の移転について、一般市民向けの説明会というのは行われていません。議論を省いて無理に計画を急げば、必ず禍根を残します。感染症対策をして説明会などを行うべきと考えます。現在、収束も、再発も見通せない感染症もある中で、市はばら広場の移転を急がず慎重に立ち止まって、市民とともに考える時間を持つべきと考えます。  では、以下、和田、お願いします。 ◎和田 参考人 このたびコロナウイルスの蔓延という予想外のことが起こりまして、ばら広場の役割が非常に大きなものだということが明らかになっています。  この春、夏のときにはよくばら広場に行って、特に夕方、皆さんの様子を見ていたのですが、多くの方が家族連れで見えたりして、実にリラックスしてその広場を有効に使っていました。これはほかの施設がコロナ対策で軒並み閉まっていて、屋外しか来るところがない、川沿いをウオーキングしたり、そういう楽しみ方しかないというところで、ばら広場のバラを眺め、香りを嗅ぐ、そういう心安らぐ場所が少ないもので、これだけ多くの方が利用しているんだなというのを切に感じました。まだコロナがこれから蔓延して、ますます1日の感染者が増えている今、そこを埋め立ててテニスコートにしてしまうというのは、市民のためにどうなのかなと思って、それをぜひあと1年、せめてコロナが収まるまで計画を伸ばしていただけないかというのが切なる願いです。  そして、なぜ移転するのかという市民や私たちの質問に対して、同じような場所を移転先に造りますというのがお答えなんですが、移転先はばら広場ではなくバラ園だと思うのですが、今あるばら広場とは明らかに違う場所なんです。植物学的に見ると、確かにバラが植えてある場所という意味で一緒なんですが、全く違う場所になっています。そして、今のばら広場経済的効果がないという理由でテニスコートに変えられるのであれば、十分今のままでも工夫をすれば経済的効果があるわけです。あと、今はバラを見る場所になっていますが、いろいろほかの使い道も工夫すればたくさんあるので、その工夫もしないまま、ただ埋めてテニスコートにするというのは、市民の財産を無駄にすることにつながりますので、ぜひ検討していただいて、例えば、市民にこのばら広場を有効利用するにはどうしたらいいかという知恵を絞ってもらい、それを実行するのもいいかと思います。  ぜひ再検討をよろしくお願いいたします。 ○委員長 ありがとうございました。  以上で請願者和田芳江さんと桜井朋広さんからのご意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。請願者は、委員長の許可を得て発言し、また、委員に対しては質疑をすることができないことになっておりますので、ご了承願います。  それでは、これより質疑を行います。 ◆田中 委員 今日は貴重なご意見をありがとうございました。  今、請願者の方から、コロナ禍の下でばら広場に人が訪れて、ゆったりと過ごされていたというお話ですとかがありましたけれども、ばら広場のそのときの様子をもう少し詳しく伺いたいなというのと、あと、請願者の周りで今のばら広場に対してどういった声があるかを教えていただきたいと思います。 ◎和田 参考人 お答えします。  まず、先日、ばら広場のある行事がありまして、そのときに何名かの市民が見に来ていました。そして、この紙を配って、名前と地域、それとばら広場に対して一言書いていただきました。その中の何枚かを読ませていただいてもよろしいでしょうか。ばら広場を残してほしい、ただそれだけ。市内木曽町の72歳の女性です。こんなすてきなところがなぜテニスコートに。市民全体のことはまるで考えていないのですね。スポーツできる人ばかりではないのに。70代。よく来ることはないけれども、散歩コースの中にここがあることはほっとしていました。里山、公園、スポーツ公園、変化していくのは少し寂しい気がしています。市のほうでもう少し力を入れてもいいのでは。常盤町の70歳の方。このばら広場は安らげるところ、このまま置いてほしい。全部のバラに命があるので、それを分かってほしい。雑木林に囲まれたすてきな憩いの場所、雑木の恵みは人にも、動物たちにも大切です。テニスコートの乾いた場所にしないでほしい。地球温暖化を防止しましょう。都会でありながら、自然の貴重な空間を保存したいだけ。切に願います。四季折々の色、静けさ、バラが咲き続けるように。以上、まだ何枚かあるんですが、とりあえず。 ◆田中 委員 自然を求める声が多かったというように印象を受けました。  今の請願者のご意見の中で、現在のばら広場の魅力ですとか、あとは市民から知恵を絞って活用方法をというお話もあったんですけれども、どういった活用をされたらいいなというのがもしあれば教えてください。 ◎和田 参考人 お答えします。  私個人の考えだけではなく、ある編集者がばら広場を見に来てくださいました。その方とばら広場の中と周囲の雑木林の中の林道を一緒に歩きましたところ、こんなことを言ったのです。和田さん、フットパスを知っていますかと。私は存じ上げなかったので、知りませんと答えますと、今、世界的なブームなんです、自然の中を歩いたり運動したりして過ごすことなんですよ、ここのばら広場を含めた林道はまさに何もしなくてもフットパスコースそのものじゃないですかと。私はここのばら広場はなくなるんですとお伝えしていましたので、何でこのまま使えるところを潰してしまってテニスコートにするんですかとびっくりしていました。町田市は何てもったいないことをするんですかねと。そして帰られたんですが、次の日に、私にまた電話がありまして、いろいろ調べてくださったようです。和田さん、日本でもフットパスをやっていますよ、そして町田市が日本フットパスの発祥の地ですよ、しかも会長は町田市長ですよと教えられました。私もそれまで知らなかったのでびっくりいたしました。  フットパスというのは、ある一定の場所ではなく、なるべく住民のそばにあったほうがいいわけです。要するに、ウオーキングを里山の中でやる、新鮮な酸素を吸いながら歩く、それが簡単に言ってしまえばフットパスなので、それには特別な場所に行かなければいけないというよりも、住まいのすぐ近くにあるほうが、高齢の方も含めてとてもフットパスができる環境にあるわけです。そういう意味では、野津田公園ばら広場は、バラを見たいという思いからばら広場に行き、その後で周りを歩くという。  私がばら広場をこの春、夏に見ているときに多くいらしていたのが、さっきの田中委員の質疑と重なりますが、あのとき答えられなくてすみません。一番多いのが高齢者の方です。家族と一緒の方、あとは友達との方、皆さんゆったりと歩きながら、バラの匂いを嗅いだり、ふかふかの緑を踏みしめながら、実ににこやかに楽しそうに歩いていらっしゃいます。  車椅子で途中まで入ってきて、そこから家族に支えられて立ち上がって、要するに転んでも安全な場所なので、それでゆっくりゆっくりご自分の足で、ご自分のペースで歩かれて、終始笑って、これはすばらしいリハビリだなと私は思いました。私のおじも一時期病院でリハビリを受けておりましたが、病院の壁を見ながら手すりにつかまって、確かに訓練ではあるんですが、ただの訓練で楽しみというのはないです。でも、あそこは香りを嗅いで、バラに癒されながら、それがリハビリになるという、何てすばらしいところだろうと思いました。そういう方が何人もいらっしゃいました。  あと、家族連れの方は、小さな赤ちゃんを緑の上に座らせて、周りに車が来ることもなく、すり鉢状になっていますので、外に出ることもないので……。 ○委員長 簡潔にお願いします。 ◎和田 参考人 いろいろな年代の方が楽しく使える場所ということです。 ◆田中 委員 利用の様子を詳しく教えていただいて、ありがとうございました。よく分かりました。ありがとうございます。 ◆わたべ 委員 請願者の方にお伺いします。今日は来ていただいてありがとうございました。  請願項目の中に、1で移植先の感染症対策が完成しとあるんですけれども、これは多分請願の大きな趣旨としては、せめて1年間でも延期してほしいというお気持ちなんだろうと思いますけれども、これは移転先の設計変更というか、密にならないようなことまで求めていらっしゃるのかということ。  あとは、2の地権者農家との誠実な話し合いの結論が出るまで延期して下さいということなんですけれども、請願者の方は、今、地権者農家と誠実な話合いが行われていないと認識していらっしゃるということでよろしいのかどうか、その点を確認させてください。 ◎桜井 参考人 1つ目のご質疑について、感染症対策ということでご質疑を受けたんですが、正直な話、こちらも新しいバラ園の詳細な設計計画については、説明会などで詳しく説明されたわけではないので、図面で見る限りでしか理解できていません。ただ、それで見た限りでは、今のばら広場が芝生の中に点々とバラが植えられているという状況で、実際、バラが咲く時期には大勢の方が訪れていて、1度に30人、40人という方が入られているんですが、十分に間隔を取って皆さん楽しんでいると。  それに対して、新しいばら広場の設計を見ると、先ほど申したとおり、バラの数が倍になっていて、しかも密になっていることで、通路がかなり、どのくらいの幅かは数字が入っていないので分からないんですが、すれ違えるかどうかぐらいにしか見えない。この状況下で、もし観光バスで訪れる方とか、またはサッカーを見に大勢の方が訪れるといった場面を想像しますと、恐らくかなり密になるんじゃないかと。多分ですが、この設計について、コロナ、いわゆるCOVID-19と言われる新型コロナウイルスなど、またはその後に同じようなことが起きないとも限らないと思うんですが、こうした感染症対策というのは考慮されていないんじゃないかと思ったため、このような請願にいたしました。
     なので、時間が取れれば、そうした感染症についての十分な対策は少なくとも必要じゃないかと。もちろん移転そのものを白紙撤回という可能性があればそれはそれでありがたいんですが、それが無理であるにしても、最低限そのぐらいはやってほしいと考えております。  また、今のばら広場そのものをできる限り残すことによって、新しいバラの――バラ園と先ほど和田さんは言いましたが、バラの広場に人が集中しなくなるような考え方もあってもいいのかなと思います。 ◎和田 参考人 お答えします。  ばら広場の近くには2軒の専業農家さんがいます。まず、荻野さんという養鶏場なんですが、その方にも何回か会っているんですが、昨日も改めて会ってきました。ちょうど跡継ぎである息子さんと一緒に作業していらして、跡継ぎもいるので、少なくとも20年はここで動かない、ここでずっと営農していくとおっしゃっていました。  それからミヤモトさん、その方も息子さんに会いました。お父さんは畑によく出ていらっしゃるんですが、息子さんとお会いするのは初めてでした。息子さんは果樹園をなさっていましたので、お父さんは畑をなさっているんですが、もし父親がいなくなったときは、私はそこで果樹園をやりますとおっしゃっていました。どちらもまだまだ農業を続けるという意思は固いように思いました。 ◆おさむら 委員 野津田公園バラ広場を愛する会ということで紹介されたんですけれども、初めて聞く会の名前なんですけれども、これは最近立ち上がったんですか。 ◎桜井 参考人 会としてはつい最近、正式な規約を持った会ではないのですが、ばら広場の問題について前々から疑問を持った人はいたんですが、特にこの8月以降、工事が実際に始まってみて、今まで考えていたものと全く違うと。しかも、今まで正直説明会がなかったので詳しくは分からないんですが、どういう経緯かで大量の伐採を伴ったり、または設計についてもつい最近明らかになったのを見て、これはちょっとというふうに問題意識を持った人が集まって、急遽というのか、ごく最近結成した会です。  なので、実は野津田公園バラ広場を愛する会という名前も正式名称ではなく、あくまで仮称ですが、とにかく前々から関心を持っている市民が集まってつくった会だということだけは確かだとお伝えしておきたいと思います。 ◆おく 委員 今日は、ありがとうございました。  先ほど和田さんがちょっとお話をされておりました、高齢者の方とか家族の方々、または車椅子の方々も非常に楽しんでいらっしゃるというお話を伺ったわけですけれども、皆さん、どうなんでしょう。この広場に来られる方々というのは大体散策が中心になるんでしょうか。それともこのバラの咲いている時期だけ来られるんでしょうか。年間を通して、植栽されているものを楽しみながら来られていらっしゃるのかどうか、その辺をちょっともし知っていたら教えてください。 ◎和田 参考人 基本的に一番見に来られる方が多いのは、やはりバラの花の咲いている春と秋なんですが、そのほかでも、先ほども申し上げましたが、ふかふかの緑なんです。芝生と、あと草が生えているので、ウオーキングの目的でバラは咲いていなくてもいらっしゃる方もたくさんいます。花のない時期にも何回も見に行きましたら、必ず人はおります。特に1年を通じて、花だけではなくウオーキングという点で使われている広場です。 ◆おく 委員 ありがとうございました。状況がよく――私もあまり足を運んでいたほうではないので、参考になります。  もう一つ和田さんに伺いたいんですけれども、行政側がこれからのバラ園ということで打ち出したわけでございますけれども、ばら広場との違いをもう一度、ここが違うんだということをちょっと伝えていただけますか。 ◎和田 参考人 お答えします。  新しいバラ園のほうですけれども、簡単に言うと、人のためにある、バラの集まるところなんです。それは、今スタジアムを建築中でして、スタジアムの飾りと言っては変ですが、スタジアムに来た人がそこのバラを見てきれいだねというための飾りです。ばら広場のバラは、バラのためにあるところなので、バラが実にのびのびとバラらしく生きていて、好きなように伸びやかに枝を張って、そして木の添え木しかないのです。鉄のでやりますと、夏の暑いときに熱を持ってバラの苗にとてもいい影響がないので、ちゃんと木だけを使ってあります。  そして、その伸びやかなバラを見る、人とバラが一緒に過ごす場所なんです。なので、バラの花が咲いている場所という意味では一緒ですけれども、全く違います。だから、その伸び伸びしたバラを見ることで、不思議に本当に心が安らぐ、まさにパワースポットと言ってもいいかと思います。そこが全く違うところです。 ◆吉田 委員 直接、ばら広場、バラ園の話じゃなくて申し訳ないんですけれども、先ほどわたべ委員が聞かれていたことと同じ内容で続きになります。固有名詞は結構でございますので、そこは2軒あるわけですね。その確認と、2軒の方に対して、先ほど説明されていましたけれども、もう一度ちょっと言っていただきたいのは、養鶏場をやられている方の親御さんの話とご子息の話を出されていたと思いますけれども、両方とも同じ意見だったのか、それともご子息が今後強くやっていこうと、継続しようとしているのか、そういった確認をされたみたいなので、もう一度その確認の話を、固有名詞は除いて結構です。もう1軒のほうの果樹園を今後やっていきたいという話は、将来展望として言われたわけですか。もう一度、そこの点をお願いします。 ◎和田 参考人 まず、鶏の卵のほうですが、養鶏農家のMさんですが、同じ部屋で背中合わせになって、お父様と息子さんが作業しているときに私は行きました。お父さんにそのことを話したときに、息子さんもにこやかに振り返って見ていました。否定することもなく、特に言葉はありませんでしたが、私はお父さんと同じ考えだなというのははっきりと分かりました。  もう1人、農家の方ですが、その方は、お父さんは今畑としてばら広場の近くのところを作っています。息子さんは、自宅の斜面を利用してブルーベリー農園をやっています。なので、お父様にもしものことがあって、その畑も自分がやることになったら、畑ではなくブルーベリーになるだろうということをおっしゃっていました。とにかく農業はやるという意味です。 ◆吉田 委員 そうしたら今、養鶏場の方が話をされたのは、実際は親のほうですね。息子さんについては直接話をされていない。親御さんが継続する意思を示されたということですね。 ◎和田 参考人 あえて声をかける必要もないほど、にこやかに振り返ったので、そこでちょっと声をかけるのは私ごときがためらわれたので、それで意思が表れたと思って声はかけませんでしたが、私は態度で明らかにお父さんの跡はこの方が継ぐんだなというのは伝わりました。 ◆吉田 委員 細かいような話にこだわっていて、すみません。私の認識とそこの点が違っていたものですから。子どもさんがやる意思があって話をされている、親御さんはそうでもなくても息子さんがやられているからという話を最初説明されたように聞こえてしまったんです。そうじゃなくて、あくまで現在の所有者の方が継続したいという意思を示されているということですね。 ◎和田 参考人 そうです。お父様は今72歳ですか、なのでまだまだお元気でやられるでしょうから、でも息子さんも一緒にやって学んでいるというふうです。今はお父様が中心でなさっています。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で請願者和田芳江さんと桜井朋広さんに対する質疑を終了いたします。  この際、請願者和田芳江さんと桜井朋広さんに対し、委員会を代表して一言お礼申し上げます。  本日は、ご出席いただきましてありがとうございました。  本委員会として、皆様のご意見を委員会審査に十分生かしてまいりたいと思います。  休憩いたします。              午前10時28分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時29分 再開 ○委員長 再開いたします。  次に、本件について、担当者から、願意の実現性、妥当性について意見を求めます。 ◎都市整備担当部長 願意の実現性についてお答えいたします。  新設するばら広場の整備工事につきましては、2020年度予算のご審議を経て、6月から既に着手しております。バラの移植につきましては、2020年2月にボランティアとして関わっている町田ばら会の方々の立会いの下でバラの根切りを行うなど、これまで丁寧に移植準備を進めてまいりました。  まず、請願項目1のバラ広場のバラ株を新しい場所に移植するのは、移植先の感染症対策が完成し、かつ移植に最適な季節となるまで1年間延期して下さいについてでございますが、新しいばら広場は、野津田公園中央の芝生広場に隣接した位置に整備面積約5,300平米、バラの植栽本数約1,600株と十分な広さを有した施設でございます。ばら広場は屋外にあり、他の公園施設と同様に施設整備において新型コロナウイルス感染症対策を行うことは考えておりません。なお、ばら広場の平面図をタブレットに掲載しておりますが、園路はバラを多方向から鑑賞できるように配置しており、鑑賞の際に、密集、密接することを一定程度避ける効果があると考えております。バラの移植時期につきましては、一般的にバラの休眠期である12月下旬から2月の間に行うことが望ましいとされており、今回のバラ移植に当たっても2月までに移植を終える予定です。  次に、請願項目2の現在のバラ広場でのテニスコート造成は、地権者農家との誠実な話し合いの結論が出るまで延期して下さいについてでございますが、町田市では、工事の内容や進捗状況について隣接地権者の方々に丁寧に説明を行い、拡張区域の整備事業についてご理解をいただいております。テニスコートの造成に当たりましては、隣接地への影響がないように丁寧な施工に努めてまいります。なお、野津田公園の既存のテニスコート3面は、当面の間、新設するテニスコート4面と併用して合計7面で運用し、稼働率の高いテニスコートの利便性を高めてまいります。  最後に、請願項目3のばら広場の移転事業について、市民に向けての説明会を開いて十分な説明をして下さいについてでございますが、ばら広場の移転につきましては、2年前の2018年10月に野津田公園整備に関わる事業説明会を行っているほか、2019年7月に関係する町内会・自治会の各会長へ個別にご説明させていただき、2020年度は6月にばら広場移設工事の着工に際して、関係町内会へ個別にご説明させていただきました。そのほかにも「広報まちだ」への掲載、ホームページでの平面図の公表、公園内に工事のお知らせを掲示するなど整備事業の周知に努めてまいりました。加えて、請願趣旨にも記述がありますように、市民の方からの求めに応じて話合いの場を設定するなど、適切に対応しております。  以上のことから、項目1、2、3、いずれも願意に沿うことはできません。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆吉田 委員 先ほど請願者に尋ねたことですが、まず、私は先ほどから言っていますように、バラ園自体がどうのという話の前に、市の計画で養鶏をやっているお宅の土地に関しては購入を前提に考えているわけですか。 ◎公園緑地課長 隣接の方につきましては、第二次野津田公園整備基本計画の区域の中に含まれておりますので、今後もご理解いただけるようにご説明をさせていただきたいと思います。購入をさせていただきたいということで、ご説明はしていきたいと考えております。 ◆吉田 委員 理解をいただきたいという話と現実の話をしているわけで、今、請願者の話によれば、養鶏をやっている方は売る気がないという話をされていて、また息子さんもいらっしゃるという話をされておった上での話なので、市が交渉しているという話の分と、それが現実可能性があるかどうかということを私は聞いているわけです。だから、請願者の話が間違っていると言ってもらえばいいわけです。そうしたら、市はあの人たちは勘違いしているんです、もう話が順調にいっていますと言われれば分かりやすいんですけれども、その点をもう一度説明してください。 ◎公園緑地課長 2014年の第二次野津田公園整備基本計画を策定する際に、区域の中にそこを設計図の基本計画図の中に含めさせていただくということで、事業についてご説明をさせていただいておりまして、この事業計画にはご理解をいただいていると考えております。ただ、この時期につきましては調整中ということで交渉しているというところでございます。現在の拡張区域の整備工事の区域には、隣接の方の土地につきましては、当然ながら含まれておりません。 ◆吉田 委員 ちょっと最後の言葉が分からなかった。私が今尋ねている部分は、養鶏をやっておられる方の分は、今現在、テニスコートを12面造るという中に、そのためにそこは移転してもらって、そこのスペースも含めた、養鶏場も含めたスペースが必要だという計画を理解してもらっているということなんですけれども、片や継続するという話なので、ここがあまりにも話が離れ過ぎていますよと、そのことの現実性はどうですかと言っているわけです。  もう一つの分については、隣接しているという問題だけなんですか。それとも計画の用地の中に入っているんですか。12面造るということに関しては、隣にもう1軒農家があって、ブルーベリー農園にしたいという話をされているところの分の土地も含めて、2軒の分は必要だということですか。 ◎公園緑地課長 基本計画の区域の中には含まれてございます。 ◎都市づくり部長 第二次野津田公園整備基本計画の中に、今12面ということで、その養鶏場と農家は含まれております。現在やっているのは、都市計画決定をして、都市公園として区域を定めてやっております。この区域からは現在の養鶏場と農家の部分は除外してあります。今は、その工事区域において工事をすることに対してご理解はいただいております。行く行く土地を売ってもいいよという話になった段階で、また改めて都市計画決定をして公園区域に入れて、その段階で初めて12面の整備という形になっていく予定です。 ◆吉田 委員 そうすると、仮定の話なんですけれども、農家は、養鶏場はそのまま継続して、そこは農業を継続すると言っているので、そこについては都市計画決定が変更されないというのも理論的には考えられるわけですか。 ◎公園緑地課長 整備に当たって、都市計画決定をするに際しては、私どもは地権者の方のご理解をいただいた上で、都市計画決定をする予定でございます。 ◆吉田 委員 そうすると、今の整備を進めていることに関しては、そこに養鶏場があっても、もう1軒の農家があっても、お互いに支障はないということですか。 ◎公園緑地課長 工事区域は分かれてございますので、特に支障はございません。 ◆吉田 委員 私が何でこんな質疑をしているか分かりますよね。もともと何でこんなことを質疑したがっているか、分かっていないですか。 ○委員長 休憩いたします。              午前10時39分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時44分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆吉田 委員 非常にやり方の中に無理があると思うんです。それはなぜかというと、計画を全面的に、長期的な計画も含めてどの時点まで進む意思があるということを明確にしておかないと、相手は生きているわけですし、生活されている方ですから、自分はどういうふうにやっていったらいいかを考えるということを前提に考えてやっていかないといけないと思いますけれども、その点のご理解はどうなっていますか。 ◎公園緑地課長 基本計画策定当時の地権者との交渉、お話合いにつきましては、将来的にここについて公園整備をしていくということでご理解をいただいておりまして、事業についても何年度までにとは申し上げてはおりませんけれども、十分ご協力をいただけるご意思があったと認識をしております。 ◆吉田 委員 今の説明では、なかなか私は納得し切れないということで、質疑は終わります。 ◆わたべ 委員 先ほど請願者にお尋ねした請願項目の1については、感染症対策も屋内の感染症対策とはまた違うということは理解しました。  それで、項目の2の先ほどの吉田委員とのお話に絡めてなんですけれども、第二次野津田公園整備基本計画の中に2軒の農家の方が入っていらっしゃるということは前提で、将来的には公園の区域の中に入ることを理解していただいているということなんですけれども、その意思を確認するやり方というんですか、例えば1年に1度お尋ねして、営農の継続の意思が今どんな段階ですかと、ある程度期間を置いて定期的にお尋ねしている状況なんでしょうか。そのあたりを教えてください。 ◎公園緑地課長 地権者の方とは、用地交渉そのもの以外にも、実際この拡張区域の整備工事を進めるに当たりまして、ご説明等でお伺いをさせていただいております。そういう中で、今後の意向につきましてもお聞きしている状況でございます。定期的に、例えば1年に1回必ず行くとか、そういう期間を決めているものではございません。 ◆田中 委員 何点かお聞きしたいんですけれども、まず、請願項目の1のところで、バラの移植の時期などのことが先ほどお話があったと思うんですけれども、2020年2月、今年の2月にバラの根切りを行ったと。2月の間に移植をするというお話があったんですけれども、移転先のばら広場の完成は3月ぐらいだと思うんですけれども、どういった流れでやられるのか伺いたいと思います。 ◎公園緑地課長 現在、植える先の移設先のばら広場の整備工事、上物の部分を施工しておりまして、バラが植えられる植栽ますの状態を2月までに整えた上で移植をしたいと考えております。 ◆田中 委員 先ほどお話の中でも、冬場の時期に移植をする必要があるということでは、2月の初旬なのか下旬なのかというのもちょっとあるかなと思うんですけれども、大体どのあたりを想定されているんでしょうか。 ◎公園緑地課長 2月中にと考えてございます。 ◆田中 委員 2月中ということは2月の下旬ぐらいになる可能性もあるということなんでしょうか。 ◎公園緑地課長 そのとおりでございます。 ◆田中 委員 ちょっと移植の時期としてはぎりぎりになってしまうのかなと受け止めたんですけれども、一般質問でそのバラの移植を、もともとのバラの数より半分までは行かないですけれども、移植に耐えられるバラの数が減るわけなんですけれども、移植の時期によって耐えられるバラの数が違ってくるといったことはあるんでしょうか。請願の方の記述の中にも、バラの移植の時期について書いてありますので、お尋ねするんですけれども、移植の時期とその移植に耐えられるバラの数の関係性があるかどうかを伺いたいと思います。 ◎公園緑地課長 移植の適期とされる時期であれば、そこについては変わりないと考えてございます。 ◆田中 委員 分かりました。  では、次なんですけれども、そうなると、一応バラの移植には耐えられる時期に移植するということで進めているという理解でいいのでしょうか。本来だと、1月とかそのあたりに移植をする予定だったとか、そういうことはありますか。 ◎公園緑地課長 当初から移植の適期にということで考えておりましたので、例えば、1月限定とか12月限定と決めていたわけでございません。 ◆田中 委員 分かりました。移植に耐えられるバラの数が、当初想定していたよりは少ないなというところで、例えば、この請願の中にあるように、1年延ばし、12月とか1月、そういった休眠の最初の時期に移植をしたほうがバラの残る数が増えるといったことを検証されたりということはありますでしょうか。 ◎公園緑地課長 現在のスケジュール上、この適期に植えることを考えておりますので、次年度にということは考えておりません。 ◆田中 委員 もっと早い1月とか12月とかに植え替えれば移植に耐えられる株が増えたかどうかというのをちょっとお尋ねしたかったんですけれども。 ◎公園緑地課長 もう既に、今年度、移植の準備となる作業である根切りもしておりまして、特に時期によって数が変わるということは考えておりません。 ◆田中 委員 根切りをしてもすぐに移植しなきゃいけないというわけじゃないと聞いてはいるんですけれども、分かりました。  次に、お尋ねしたいと思います。先ほど話題にもなりましたテニスコートの整備について、願意の実現性のところでは、既存のテニスコートは当面の間残して7面で稼働していくというお話だったんですけれども、そもそも第二次野津田公園整備基本計画で言うと、テニス協会の要望としては、新設5面以上で全天候型の公式試合ができることとあるんですけれども、3面プラス4面という今の状況では公式試合に対応ができるのかどうか教えてください。 ◎公園緑地課長 市町村大会等を開催するには十分な面数としては12面ということで考えてはおりますけれども、その数につきましても、今後、開催できるのかどうかということにつきましては調整をしていきたいと思います。 ◆田中 委員 今の計画、3面プラス4面では対応できるかできないかというのをお尋ねしたんですけれども。 ◎公園緑地課長 やはりコートにつきましては、一体的な場所にあることが大会の運営上も必要だと考えておりますので、そこにつきましては今後調整していかないと確認はできないと考えております。 ◆田中 委員 ということは、今の段階ではできないということなのかなと理解いたしました。  そうなると、公式試合をやろうとすると12面となってくるんだと思うんですけれども、先ほど議論が吉田委員からも、わたべ委員からも出たと思うんですけれども、見通しが今のところ、12面というところでは、お相手の方の同意が得られれば売買の話になるのは当然だと思うんですけれども、相手のあることなので、見通しとしては現状分からないというところになる中で、先に4面ができて、この先ここが12面に、公式試合ができるようになりますよと。  でも、土地が今のところ購入できないというところでは、公式試合ができる12面が、欲しいという方々と、まだ営農を続けたいという方々の市民対市民の対立みたいなのを生じさせるような状況を生むことになりかねないんじゃないかというのをすごく心配しているんです。なので、4面を先に整備してしまうことで、そういった対立が生まれてしまうんじゃないかというところをすごく心配するんです。やはり1度、4面については、請願者の方からの提案も様々ありましたので、スポーツ公園の中でテニスコートというところは見直して、別な活用方法について考え直すということが必要じゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎公園緑地課長 大会の開催については、開催をするのは主催者の判断ということになろうかとは思いますけれども、私どもは大会を開くためだけに12面ということではございません。野津田公園に限らずでございますけれども、テニスコート自体は非常に利用率が高い施設でございます。例年ですと、95%ほど稼働率がありまして、11月の例でいきますと93%ほどの稼働率になっております。そのほかにも倍率ということで考えますと、8割以上が2倍以上ということで、ニーズは相当高いと。5倍以上というところも1割弱ございますけれども、そういったニーズに応えていくためには必要であるという判断で、この基本計画の中で12面という計画を立てているところでございます。ですので、ここのテニスコートの予定地のところを別の活用方法をするということは考えてございません。 ◆田中 委員 稼働率が高いところは理解をするんですけれども、一方で、公式試合を期待されている――それだけじゃないというご答弁でしたけれども、期待されている声もある中で、実際にはなかなかそれが実現できないというところについて、もっとほかの場所に造ってほしいとか、そういう声が上がってくる可能性もあるんじゃないかなと思うんです。そういったテニスコートの12面の状況について、何か関係団体と連絡を取り合ったりとか、そういったことはされているんでしょうか。 ◎公園緑地課長 数につきましては、今現在のところ調整はしておりません。将来的にこの12面整備は進めていきたいということはまだ考えておりますので、特に現在のところ、テニス協会等にお話をすることはしておりません。 ◆田中 委員 お話はされていないというご答弁だったんですけれども、今回の請願のところで、趣旨として少なくとも延期をしてほしいというところなので、そういった関係者団体の方への聞き取りですとかもやる中で見直しということも可能なんじゃないか、見直しもぜひしていただきたいなと思っております。  もう1点お尋ねしたいんですけれども、これまでも多目的グラウンドの土をばら広場に持ってくるという工事の説明を受けているんですけれども、もし仮にテニスコート4面の整備を立ち止まった場合に、残土の処理にはどのくらいかかるのかといった想定で計算をされていることはありますでしょうか。 ◎公園緑地課長 グラウンドの建設発生土をテニスコートの造成土として利用することにつきましては、工事間利用をするということで、工事費自体は約1億円ほどの縮減が図られると考えております。つまり、テニスコートにしないことによってその分の費用がまた新たに発生をすることになろうかと思います。 ◆田中 委員 1億円ほどというお話でした。そうなると、テニスコート4面自体の工事費の予算は大体幾らになるか伺いたいと思います。 ◎公園緑地課長 今年度の予算の中で、2020年度、2021年度の債務負担で、2020年度予算として計上している金額としましては、約3億9,000万円でございます。 ◆田中 委員 予算のご答弁ありがとうございました。4億円ということなので、そちらをストップすれば4億円がかからないと。残土の処理については1億円という。新型コロナ禍の下でどういったところにお金をかけるのかというところはあるかなと思っています。  あと最後の1点、当面の間、現在の3面については、先ほどもちょっと聞きましたけれども、使っていくということなんですけれども、当面の間というのはどういったところで判断をされるのかをお伺いしたいと思います。 ◎公園緑地課長 野津田公園整備基本計画に基づきまして、この後の拡張区域以後の整備を進めるに当たりまして、既存のテニスコートをいつまで残すのかも今後検討してまいります。
    ◆田中 委員 今のお話だと、拡張区域の整備が終わるまでという印象を受けたんですが、もう一度、お願いします。 ◎公園緑地課長 拡張区域以外の区域の整備について、今後検討してまいりますけれども、その中で既存のテニスコートにつきましても考えてまいります。 ◆田中 委員 そうなると、将来的には廃止も含めてということでよろしいでしょうか。 ◎公園緑地課長 今後の整備計画に応じて検討してまいります。 ◆田中 委員 ありがとうございました。 ◆友井 委員 当初の整備計画中の12面のテニスコートの計画がありました。そのときの敷地の総面積、それと今、請願者からもいろいろとお話を伺って、2者の営農者の営農している面積が今どのぐらいあるか。結果、今活用できるのがどのぐらいなのかということを教えていただけますか。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時5分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時6分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎公園緑地課長 テニスコートにつきましては、基本計画のときでいきますと、コート面積は約8,500平方メートルでございます。現在のテニスコートの面積でいきますと約3,000平方メートル弱ということになります。 ◆友井 委員 そうすると今、当初の計画総面積から考えると3分の1程度のエリア、面積で4面のテニスコートを運営していくということだと思うんですけれども、請願者のお話を含めますと、営農の意思がおありのようで、今後協議は当然続けていくんでしょうけれども、協会の大会運営等を考えると、当初の思惑と大分ずれてきてしまうんじゃないかなという感想を持ちます。20年程度はまだまた営農の意思があるようなこともあるので、そのことについてどうお考えでしょうか。当初のもくろみと20年程度はもしかしたらずれるかもしれないということ。 ◎公園緑地課長 先ほども申し上げましたけれども、テニスコート自体につきましては非常に求められている施設、ニーズの高い施設と考えておりますので、4面ではございますけれども、合わせて7面ということで機能そのものにつきましては増強されるということで、これにつきましては進めていきたいと考えております。 ◆友井 委員 そうすると、12面を予定したときに、協会及び市のほうで考えていた大会運営というのは、現段階ではできないと判断してよろしいですか。 ◎公園緑地課長 開催するかどうかにつきましては主催者の判断になろうかと思います。 ◆おさむら 委員 移転先となる用地については、ちょうど村野さんの住宅と遊具があった場所に隣接する山林というか、雑木林というか、この一部も今度新しい予定地として含まれると思うんですけれども、この山林の部分の面積と既存の面積と移転先の面積を教えてもらいたいんですが。 ◎公園緑地課長 現在のばら広場のバラが植栽されている広場の部分につきましては約5,100平方メートルでございます。移転先の整備工事の区域の面積につきましては約5,300平方メートルでございます。 ◆おさむら 委員 山林は。雑木林か山林。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時11分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時13分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎公園緑地課長 面積につきましては約800平方メートルでございます。 ◆おさむら 委員 このばら広場が当初でき上がった経緯というのは、私が聞いているところでは、初代の青山藤吉郎市長が青少年の健全育成を目的としてばら広場を立ち上げたと聞いているんです。それで、正直言いまして、この野津田公園は、幼稚園、保育園の園児、低学年の子どもたち、小学生が、町田市内に限らず結構遊びに来ているというか遠足です。遠足というか校外学習、こういったことで使われているわけです。弁当を食べたり、休憩したり、こういった憩いの場にするということは、今までの既存のばら広場に比べて駐車場が近いということ、今までの既存のばら広場はシーズンになりますと車が止められないといったことが結構あった。今回、駐車場に近いからそういったことは解消されるんだろうと思います。  今のばら広場は結構周りが山林に囲まれていますので、そういった意味では非常に風情があるというか、憩いの場にふさわしいんです。ぜひ山林も含めて、そういった憩いの場になるように、お年寄りの方に夏のちょっと暑いときに日陰になるような工夫も踏まえて計画してもらいたいなと思うんです。この辺の考え方について、整備計画について、考え方で結構でございますけれども、なければないで結構ですけれども、ありましたら、示してもらいたいんですが。 ◎公園緑地課長 ばら広場をこちらの入り口に近いところにという考え方でございますけれども、今のばら広場につきましては、斜面地ということで高低差があって、なかなかベビーカーですとか、車椅子の方がお越しいただくには不便であるというところと、あと、その位置から言って、公園の来園者の目につきにくい場所にあると。私どもは、バラがお好きな方はもちろんおいでいただきたいんですけれども、それ以外の方、バラにそもそも興味がない方も、こういった入り口に近いところに配置をすることで、新しいこのばら広場の魅力を感じていただいて、バラを好きになっていただける、それを魅力として感じていただける、バラをお好きな方の幅が広がるようにということで、よく野津田公園のバラの魅力を広めたいという思いで、こちらに配置しております。  今回、ここのばら広場につきましては、今お話がございましたとおり、駐車場からも近い距離で平坦な場所にございまして、例えば、スポーツをされる方もここを通ることでバラが目に触れるという、大勢の方の目に触れる場所にあるというところが一番重要なところなのかなと考えております。それから、ばら広場自体は、隣にある芝生広場とも隣接してございますので、少し遠くはなりますけれども、バラをご覧いただきながらそこでレジャーシートを敷いてお食事をしていただいたりということもできるであろうと考えております。また、樹林地も、このばら広場は角度によっては後ろのほうが濃い緑のバックになりますので、バラの花の色が映えるのではないかということも考えております。 ◆おさむら 委員 分かりました。  それで、山林というか雑木林のところの下草をきれいに刈って、ばら広場の予定地じゃないところも隣接するわけですし、また、この雑木林は芝生広場とも隣接するわけです。ですから、その辺も含めて、雑木林の中で弁当を食えるとかこんなことも一体として、芝生広場の雑木林、またばら広場の雑木林と、兼ねた一体で整備してもらうとまた非常にいいのかなと。広々として、景観を含めて憩いの場所になり得るんじゃないかと思いますので、その辺も含めてよろしくお願いしたいと思います。 ◎公園緑地課長 おっしゃるとおり、これは単にばら広場だけを造るということではございません。野津田公園全体の魅力向上に向けてということで造っておりますので、近くの芝生広場、あるいは樹林地とも一体的に皆さんにご利用いただくことで魅力を高めていきたいと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があれば、お願いいたします。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午前11時19分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時20分 再開 ○委員長 再開いたします。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆田中 委員 請願に対して賛成の立場で討論を行いたいと思います。  請願の願意としては、まず1年間延期をしてほしいという内容で、ばら広場の今の利用状況で、市民の方がほかの場所と異なって、自然の中でウオーキングリハビリをされているという方もいるというお話でした。コロナ禍の下で、市民の新たなニーズが生まれる中、また、テニスコート整備には、ご答弁にあったように4億円かかるということから、今の新型コロナ禍の下で延期をしてほしいという願いについては届けるべきことだと思いまして、賛成討論といたします。 ◆わたべ 委員 請願について反対の立場で討論いたします。  請願者の今の芝生に囲まれた現在の環境を愛するお気持ちというのは十分私は理解しております。ただし、既に私たち議会で予算を決定して、もう移植を待つばかりの段階まで工事が来ていることを考えますと、1年の延期というのは現実的にも受け入れがたいと考えます。  最後に、おさむら委員が言われました移転先のばら広場の環境をもっと市民に愛されるように整えていただいて、今請願を出された方々にも愛されるばら広場になるように願っております。  そのことをお願いいたしまして、私の反対討論といたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  請願第11号を採決いたします。  本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手少数であります。よって請願第11号は不採択すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前11時21分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時22分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第113号議案 ○委員長 第113号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第113号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、山王塚公園グラウンドの整備に伴い施設の利用時間、利用料金等を新たに設定するため、並びに受益者負担の適正化に関する基本方針に基づき、町田市立陸上競技場及び小野路球場の施設のうち、専用利用する場合で入場料の徴収またはこれに類する取扱いをする場合等の料金を改定するため、それぞれの所要の改正をするものでございます。  改正後の利用料金につきましては、2021年4月1日から施行いたします。  よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆田中 委員 まず初めに、山王塚公園グラウンドについて伺いたいんですけれども、これまで利用料金というのはどういった状況になっていたのか。また、ご説明の中に、グラウンドの整備に伴いということで、利用料金を改めて設定するということだと思いますけれども、どういった整備が行われてきたのか。  もう1点、これまでの主な利用団体というのはどういったところになるのか伺います。 ◎公園管理担当課長 山王塚公園グラウンドについては、今まで利用料金は頂いていないところでございます。ただ、年明けの1月から外野のフェンスとかバックネットのフェンスが古くなって、正直言って破れてきて使われている方々が危険な状態でありました。そういった状況でありましたので、今回、フェンスの修繕を行うとともに、利用されるときにどうしてもグラウンドを整備するためのレーキ、ならすためのものも含めてそういったものの倉庫とか、保管できる場所の設置も考えているところでございます。  主に利用されている団体については、低学年の少年野球とか、大人の方であればソフトボールのチームの方々が使っていただいているところになります。 ◆田中 委員 これまでは無料だったというところで、様々整備をされるということでした。利用団体は、少年野球ですとか地域のスポーツ団体なんだと思いますけれども、そういったところとの話合いというか利用料金についてはどういったお声があるのか、そのあたりを伺いたいと思います。 ◎公園管理担当課長 今回、フェンスを修繕することによって利用環境の向上に向けた取組を、いろんな関係団体に私がお会いするときにお伝えさせていただいているところです。その中に、やっぱり特定の団体が特定のエリアを独占して利用するものについては、他の施設と同様に含めて利用料金を徴収する、頂くことになりますということも踏まえてご説明させていただいているところでございます。そういったことでご理解をしていただいている状況でございます。 ◆田中 委員 説明をしていただいているということは分かりました。ただ、子どものスポーツ団体というところでは、ほかのこういった整備後に有料になるケースとかで話題になるところでは、子どものスポーツ団体については無料にできないかといった議論があったと思うんですけれども、そういった検討はされなかったのか、または無料になったりしないのかということをちょっとお尋ねしたいと思います。 ◎公園管理担当課長 今回の条例改正については、受益者負担の基本方針に基づき行うところになります。その中で、負担の公平の観点を含めて、やはりほかの施設と同様にご負担していただくことを考えております。 ◆田中 委員 ほかのところと同じく負担ということで理解をいたしました。  もう1点、後半の野津田公園の陸上競技場と小野路球場について伺います。本会議の質疑の中で、ほかの議員も質疑されていたので確認なんですけれども、入場料を徴収する試合などの利用については、野津田の陸上競技場が年間20日、小野路球場が12日と答弁があったというように私は聞いたんですけれども、それぞれどういった団体が利用をされているのか。  もう1点、この利用料金が値上げになることで――興行収入を得る団体についてはチケット代になりますよね――チケット代が高くなったりという可能性については、何か認識をされているのか。  もう一つは、入場料を取らないケースについては値上げをしなかったということなんですけれども、その理由を伺いたいと思います。 ◎公園管理担当課長 主な大会とイベントの日数なんですけれども、野津田の町田市立陸上競技場については21日ということでご説明させていただいたところになります。Jリーグとか、2019年度においてはラグビーのトップリーグとかになってくるところでございます。また、小野路球場については、高校野球の地区予選とか首都大学の試合を開催していただいているところになります。  また、こういった利用料金を改定するに当たって、チケット代へ反映するかどうかについては、そういった話は一切聞いているところではございません。  また、今回、個人利用の方についての利用料金についての改定はいたしておりません。主に野津田の町田市立陸上競技場、小野路球場については、見る視点で今まで設備投資させていただいたところでありますので、そういった視点で、興行、入場料を頂く際の状況の利用料金について、今回改定させていただくところになります。 ◆田中 委員 大会、イベントの内容ですとか、これまで投資をしてきたことの関連で個人利用については値上げをしなかったということで理解をいたしました。どうもありがとうございます。 ◆わたべ 委員 山王塚公園グラウンドの料金徴収に関連してなんですけれども、近隣の地域に、今は無料で整備を予定しておられるところもあるかと思うんですが、そこのグラウンドの名前が分かりましたら教えていただきたいんですけれども。例えば、金井スポーツ広場とかはそういう対象なんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 市内にはいろいろなスポーツができる施設はございますけれども、公園条例に該当する施設については、山王塚公園グラウンドが整備する直近のところになります。 ◆吉田 委員 お尋ねします。  施設の利用料になっていますけれども、このほかに夜とかは照明をつけたり、それから野津田のところは大型映像装置を設置していますけれども、これの使用料というのは連動しているんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 今回の条例改正においては、附属設備の部分についても利用料金の改定をさせていただいております。そういった意味で、入場料を徴収する際のところについては、今回と連動しているところになります。 ◆吉田 委員 連動しているということは、これは施設の利用料になっていますけれども、この中にセットとして含まれているのか、それとも別立てで、今の言葉を聞いていると、これ以外にも何か料金が上がるのがありますよと。上げるのが賛成とか、反対とか言っているんじゃないです。この中に含まれているのか、それとも別立てでまた設定をされるのかどうかお尋ねします。 ◎公園管理担当課長 公園条例の中では、今お話しさせていただいた利用料金と別の枠に附属設備利用料金という表がございます。そこの部分については改定させていただくところになります。 ◆吉田 委員 改定させていただきますというのは、今回の分には含まれていないけれども、いずれ先々予定するということですか。それとも、これは条例には入らないけれども、別に規則か何かで決められるということですか。 ◎公園管理担当課長 大変恐縮です。条例の中でもう既に規定されているのが附属設備利用料金になります。今回の条例改正と併せてそこの部分についても料金の改定を行います。 ◆吉田 委員 すみません、条例の説明文だけ見ていたので、そっちが入っていたのは気がつかなかったんです。では、相応にそれが全部含まれてやるということですね。それで承知しました。  それ以外に、先ほどの料金設定は、FC町田ゼルビアが使っている分はどういう料金設定になるんですか。先ほどの野津田を使いますけれども、FC町田ゼルビアの場合はこの中の料金設定はどれに入っているんですか。
    ◎公園管理担当課長 入場料が3,000円以上の部分の枠に入ってくるところになります。 ◆吉田 委員 そうすると、この試合の日がそういう設定で、試合じゃなく使っている日の分はどうなっているんですか。それは入場料を徴収しないという金額になるんですか。 ◎公園管理担当課長 おっしゃるとおりです。 ◆吉田 委員 一連のものという理解はされないわけですね。入場料を取るためにこの場所を前借りしたりする話の中には入らないわけですか。 ◎公園管理担当課長 おっしゃるとおり、それは入場料を徴収しない利用になりますので、入場料徴収と一体化の中には含まれてきません。 ◆吉田 委員 何かちょっとそこがはっきり確定していないんですけれども、市民ホールを我々が借りる場合に、催しを何日かやります。そうすると、前日に仕込みをするときがあるんですけれども、そのときは何か一体じゃなかったかなという気がしているんですけれども、それは気がしているだけです。確定的には記憶していないんですけれども、スポーツ施設の場合はあくまでそれはプロが使ったんだという判定をするんじゃなくて、入場料を取らなかったという判定をしているということですか。 ◎公園管理担当課長 興行の中でも、通常1日、2日、帯になって取られる場合がございます。そういったものについては入場料を取るという解釈もあるかと思いますけれども、例えば、FC町田ゼルビアさんが練習に使うということは、1日、1日ごとの予約をいただきながらさせていただいておりますので、そういった状況とちょっと異なってくるところになります。 ◆友井 委員 何点かお聞きしたいんですけれども、まず、陸上競技場と小野路球場の改定前料金については、受益者負担割合はそれぞれ7.2%と9%というのが数字で、表を見て分かるんですけれども、まず、改定後はどの程度になりますか。 ◎公園管理担当課長 陸上競技場については、改定後の受益者負担割合については10%、小野路球場については9.9%になります。 ◆友井 委員 そうすると、この下の注釈の、現行の利用料金の1.5倍が改定の引上げ上限枠みたいなことだと思うんですけれども、このもともとの受益者負担に関する基本的な考えとして、3割程度が目標値というか、あると思うんですけれども、これは今のところ、野津田の陸上競技場と小野路球場は10%程度なので、今後も30%を目指して、毎年、例えば改定をしていく考えがあるのかどうかお聞かせ願えますか。 ◎公園管理担当課長 1度、この施設において利用料金の改定を行ったものについては、2年間据え置くということを基本的に考えているところでございます。ただ、その間、利用率の向上とか、サービス原価の引下げといったことの視点を含めながら、公園運営ができればと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆田中 委員 第113号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例に対して反対の立場で討論を行います。  山王塚公園グラウンドについては、整備をされ環境が改善されたとはいえ、子どものスポーツ団体の利用料金負担が生じるという、市民の負担が増えるというところから反対をいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第113号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第113号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時39分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時40分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第115号議案・第116号議案 ○委員長 第115号議案及び第116号議案を一括議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第115号議案 町田市立陸上競技場観客席増設工事請負契約変更契約についてご説明申し上げます。  本議案は、2019年第3回定例会においてご可決いただき、2019年8月29日に西武建設株式会社東京支店との間で締結いたしました、町田市立陸上競技場観客席増設工事請負契約の工期を変更するものでございます。  変更内容につきましては、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う施工可能日数の減少、感染防止対策のための作業日数の増加及び作業員の確保が困難なことにより、工事の進捗に遅れが生じているため、履行期限を2021年2月15日から2021年3月31日に変更するものでございます。  続きまして、第116号議案 町田市立陸上競技場観客席増設電気設備工事請負契約変更契約についてご説明申し上げます。  本議案は、2019年第3回定例会においてご可決いただき、2019年8月29日に栗原・協立特定建設工事共同企業体との間で締結いたしました、町田市立陸上競技場観客席増設電気設備工事請負契約の工期を変更するものでございます。  変更内容につきましては、町田市立陸上競技場観客席増設工事の契約変更に伴い、履行期限を2021年2月15日から2021年3月31日に変更するものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆田中 委員 115号議案、116号議案、両方にお尋ねしたいんですけれども、今回の工期の延長で工事費の増額、契約金額の増減額はそれぞれ幾らになるのか、合計で幾らになるのかというのをお尋ねします。 ◎公園緑地課長 契約金額は幾らになるのかというご質疑でございますけれども、観客席の増設工事につきましては、工期の変更についてご承認をいただきましたら、工事の諸経費について積算上増額となることで、増額の金額につきましては、建築工事につきましては928万4,000円、契約金額は32億9,582万円でございます。観客席の増設の電気設備工事につきましては、増額の金額が149万6,000円、契約金額が3億8,393万3,000円でございます。 ◆吉田 委員 今回の履行期限の日にちなんですけれども、3月31日という切りのいい日になっているんです。たまたま議案概要を見ていますと、ほかの工事なんかが全然別の日になっているんですけれども、これは一つ一つを積み上げて、一件一件ごとに積み上げてたまたま切りがいい日になっているということですか。ほかのやつを見ると、全部違っているんです。今の一括で上がった分は3月31日だけれども、中身は聞きませんけれども、次の議案は別の日になっているし、ほかの委員会の分も全然別の日になってばらばらになっているんですけれども、これは工事の遅れの一つ一つの理由でこういう日にちになるんですか。 ◎公園緑地課長 まず、この115号議案と116号議案につきましては、一体の工事ということですので、同じ工期の変更となっております。工期の延長期間につきましては、現在の作業効率、新型コロナウイルスの影響が反映された、現在の作業効率を勘案して工程表の見直しを行っておりまして、その結果、必要と考えられる日数を追加して工期を変更するものでございます。 ◆吉田 委員 たまたま切りよくなっているけれどもというのが質疑なんですけれども、これは切りを考えてこの日になったわけじゃなくて、積み上げ算でこうなったわけですかということを言っているんです。 ◎公園緑地課長 積み上げをしてこの日程になったということでございます。 ◆吉田 委員 そうすると、竣工検査はこれよりも後になるということですか。 ◎公園緑地課長 年度内の工事ですので、当日検査をすることになろうかと思います。 ◆友井 委員 1点、よく聞き取れなかったこともあるので再確認したいんですけれども、115号の諸経費が928万円プラスになりますと。契約金額の数字も言われていましたけれども、田中委員に伝えていたのは、それはただ単に928万円を足し上げればその数字になったんですか。まだ別に費用があるわけですか。諸経費だけが上乗せになったよということを今言っていましたか。分かりました。それでオーケー、確認が取れました。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより一括して討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、第115号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第115号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第116号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第116号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時47分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時48分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第117号議案 ○委員長 第117号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第117号議案 野津田公園拡張区域整備工事(その1)請負契約変更契約についてご説明申し上げます。  本議案は、2019年第3回定例会においてご可決いただき、2019年9月30日に大日本・岳大特定建設工事共同企業体との間で締結いたしました、野津田公園拡張区域整備工事(その1)請負契約の契約金額と工期を変更するものでございます。  変更内容につきましては、野津田公園北側拡張区域の多目的グラウンドに設置する防球ネットへの避雷設備の追加及び工事区域内における埋蔵文化財調査の実施による工事の進捗の遅れのため、契約金額を7億7,144万7,600円から7億8,692万1,300円に、履行期限を2021年2月26日から2021年3月25日に変更するものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆わたべ 委員 野津田公園の拡張区域整備工事に関しましては前回の議会でも補正予算で、たしか擁壁を立ち上げたときの土壌が軟弱で、そのための固化剤を追加して補正予算が発生したということだったんですが、今回は埋蔵文化財調査というのはそうなのかと思うんですが、防球ネットへの避雷設備の追加というのが工事としてあるんですけれども、それは初めから予想できなかったのかということと、避雷針設備工事費だけでどれぐらい費用がかかるものかについてお願いします。 ◎公園緑地課長 避雷設備につきましては、当初から建築の担当の部署と協議はしておりましたけれども、実際、防球ネットを設置する今回の工事の協議を行った結果、当初想定していなかった避雷設備の追加が許可条件ということになりましたので、それに伴いまして増額変更の分が1,547万3,700円でございます。 ◆わたべ 委員 避雷針設備工事というのも、避雷針を増やさないと条件としては使用許可というか、工事が進められないということのご説明だったということですね。それは、防球ネットの工事範囲が広がったということとは別に関係ない、そういうことではないということですか。 ◎公園緑地課長 避雷針につきましては、20メートルを超える高さの工作物に対して設置が必要となっております。本工事は、防球ネットを張る高さが、グラウンド面に対して約10メートルということですので、避雷針の設置が不要と当初は判断しておりました。ただ、工事着手後、建築基準法に基づく防球ネットの工作物の申請の協議を進めて精査をしたところ、許認可の部署から、ネットの高さではなくて、防球ネットの支柱の高さが一定基準を超えた場合は避雷針の設置が望ましいという判断が示されました。そのために設置をするということになっています。 ◆わたべ 委員 詳しく説明していただいてありがとうございました。分かりました。 ◆友井 委員 1点だけお聞きします。避雷針の設備の追加で1,547万円という数字をお話しされていましたけれども、この契約金額の変更前と変更後の金額の差はその程度だと思うんです。この議案提出の目的の中に書いてある埋蔵文化財調査の実施による工事の進捗の遅れによって、先ほどと同じように工期変更もあるので、プラスされる費用はないんですか。 ◎公園緑地課長 これは公園工事、土木の工事発注の積算上は、工期の延伸に伴う諸経費の増加はございません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第117号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第117号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第101号議案(都市づくり部所管部分) ○委員長 第101号議案を議題といたします。
     本案のうち、都市づくり部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第101号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計補正予算(第5号)のうち、都市づくり部所管分についてご説明申し上げます。  予算書6ページをご覧ください。  第3表、債務負担行為補正でございます。  追加分の町田薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲートバスベイ整備事業につきましては、期間を令和2年度から令和3年度まで、限度額を8,219万2,000円とするものでございます。ウェルカムゲートバスベイ整備工事につきましては、2019年度に予定していた工事契約が入札不調となり、2020年度内の工事完了が見込めなくなりました。そのため、改めて工事期間を変更して発注するため、2020年度から2021年度までの債務負担行為を設定いたします。  次に、第4表、地方債補正でございます。  予算書7ページをご覧ください。  変更分の都市計画公園整備事業につきましては、ウェルカムゲートバスベイ整備工事の債務負担行為補正に合わせて、限度額を39億3,300万円から39億2,000万円とするものでございます。  次に、歳入でございます。  予算書12ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の1、総務費国庫補助金、節の4、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、説明欄の一番下、公園緑地課分1,380万6,000円の増額につきましては、指定管理者事業継続支援事業の特定財源として補正するものでございます。  予算書14ページをご覧ください。  第22款、市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の2、都市計画事業債の1,300万円の減額は、薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲートバスベイ整備工事に対する市債でございます。  次に、歳出でございます。  23ページをご覧ください。  第8款、土木費、項の3、都市計画費、目の4、交通事業推進費、節の12、委託料1,582万5,000円の減額は、路線バス乗り継ぎ拠点整備に係る費用について、事業の実施時期を見直したため、減額するものでございます。  目の8、公園緑地費、節の14、工事請負費の1,853万4,000円の減額は、町田薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲートバスベイ整備工事に対する補正でございます。  節の18、負担金補助及び交付金1,380万6,000円の増額につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止を図るための施設休止により、利用料金収入が大きく減少した指定管理者に対する事業継続のための支援金でございます。  以上が、一般会計補正予算のうち、都市づくり部所管分でございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時59分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時59分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告南町田拠点創出まちづくりプロジェクト) ○委員長 行政報告南町田拠点創出まちづくりプロジェクトについてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 南町田拠点創出まちづくりプロジェクトにつきましては、都市政策課担当課長から説明いたします。 ◎政策・多摩都市モノレール推進担当課長 南町田拠点創出まちづくりプロジェクトにつきまして、進捗のご報告でございます。  このプロジェクトを進めていく上で策定をしてきました2つの計画について、変更や事後の手続を行ってまいります。こちらの2つについてのご報告をさせていただきます。  1つは、土地区画整理事業でございます。事業期間を1年半延伸するという変更認可の申請を行っていく予定でございます。そちらの理由につきましては、事業区域内の複合利用ゾーン――まだ更地で残っているところですけれども――の土地利用計画の検討がいましばらくかかるため、事業期間を1年半延伸したいと考えております。なお、事業費の総額に変更はございません。年明け以降、東京都に事業認可の変更のお認めをいただけましたら、必要な手続を進めていくということでございます。  それからもう一つが、国の交付金を得るための計画として、社会資本整備総合交付金の都市再生整備計画というものを南町田では策定しております。こちらの事業が完了いたしましたので、事業実施後の評価というものを行って、今、歩行量調査など実績データを基にその評価内容を取りまとめているところでございます。原案の取りまとめまで進んでまいりましたので、来週以降、市民の皆様のご意見を伺うなどして、年度末までに国に提出しようと考えているところでございます。  その他、既に議員の皆様にはご報告をさせていただいたところですが、プロジェクトとして10月に2つの賞を受賞してございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「(仮称)町田市都市づくりマスタープラン」の策定及び「町田市住みよい街づくり条例」の改正に関する検討状況について) ○委員長 行政報告、「(仮称)町田市都市づくりマスタープラン」の策定及び「町田市住みよい街づくり条例」の改正に関する検討状況についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 「(仮称)町田市都市づくりマスタープラン」の策定及び「町田市住みよい街づくり条例」の改正に関する検討状況につきましては、都市政策課担当課長から説明いたします。 ◎政策・多摩都市モノレール推進担当課長 都市づくりマスタープランの策定、住みよい街づくり条例の改正については、昨年第4回定例会に行政報告をさせていただいて、既に検討が進んできております。そちらの進捗状況についてのご報告でございます。  まず、都市づくりマスタープランでございますが、こちらは都市計画マスタープラン、交通マスタープラン、緑の基本計画、住宅マスタープランの4つの計画を一括で改定する、取りまとめて1つのマスタープランとして検討しているものでございます。  今年の2月に、都市計画審議会にこちらの改定をしたいということについて諮問をいたしまして、学識者と関係機関、市民委員などから成る16名で特別委員会というものを設置していただいております。特別委員会でこれまで5回議論をしまして、11月に特別委員会から審議会に対しまして行いました中間報告の内容が、資料の3ページから10ページでございます。  こちらをざっとご説明しますと、3ページ、4ページにつきましては、今後20年間のまちづくりを捉えるときの着眼点をまとめていただいています。  5ページ以降は、さらに町田市の特徴を捉えまして、町の資源を積極的に活用することで実現される町と暮らしの風景、2040年の暮らしのイメージと名づけておりますが、そちらを中間の内容として取りまとめていただいております。  年明けの1月以降、中間まとめ以降になりますが、特別委員会を再開いたしまして、8ページ、9ページに書いてございますが、分野横断的に都市づくり全般として取り組むべき内容だとか町田市の都市構造、各分野の方策などについて委員会内で議論を進めていっていただく予定でございます。  今後につきましては、来年8月に特別委員会から都市計画審議会に最終報告を行っていただきまして、審議会として答申をまとめていただきます。パブリックコメント等を経て、来年度中に新しいマスタープランを確定してまいりたいと考えております。  もう1点、住みよい街づくり条例の改正というものも今進めてございます。こちらはマスタープランの実現手段となるものですので、同時並行で議論を進めております。同じく2月に、こちらは街づくり審査会に条例改正に関する諮問を行いまして、専門部会を設置していただいて議論を進めていただいております。  資料の10ページがマスタープランの中間報告時に併せて都市計画審議会にご報告をした内容、11ページはその補足資料になります。  今の街づくり条例につきましては、町の皆さんで将来像を議論、検討していただいて、都市計画の中の地区計画というツールを使って地域のルールを定めるというプロセスが位置づいてございます。改正後は、この地区計画がゴールになっているということに限定せずに、町の皆さんが町をよくしようと取り組まれること、ハード面、ソフト面、両面から皆さんがアクションをされることについて、市として支援していくような仕組みにできないか、もう少しまちづくりのターゲットを広めていけないかという議論を、今、専門部会でいただいております。  それから、11ページの右側にございますまちの将来像(ビジョン)というものですが、こちらはアクションを重ねていく中で、まちの将来像を地域の中でつくっていく体制を整えるということと、このビジョンを都市づくりマスタープランの一つに位置づけていくという、条例と計画の連携を取っていくことで、より実現性の高い地域まちづくりが進むのではないかと考えて、今、この仕組みを議論いただいております。  今後につきましては、マスタープランと同様、来年度、新しい条例を位置づけていけるように手続を行っていく予定でございます。  資料2ページにお戻りください。  ここまで検討が進んできた内容につきまして、市民の皆様にお知らせする取組も行ってまいります。「広報まちだ」を使ったツールでのお知らせでございますが、先んじて8月15日号から、都市づくりマスタープランもそうですし、地域福祉計画、環境マスタープラン、それからもちろん未来づくりビジョンと連携して、みんなで描くまちだの未来というコラムを「広報まちだ」の中で、毎号、定期掲載をしてきております。  年明け2月に、今回、審議会でまとめていただいている中間まとめの内容について、主に子どもたちに分かりやすい内容ということで、広報の特集号、別冊を作成しまして、学校などにもお配りをしながら、分かりやすい内容で表現をして、子どもたちからのアイデアをさらに募っていく取組もしてまいりたいと考えております。現在の進捗のご報告でございました。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆田中 委員 説明、ありがとうございました。1点だけ、子どもたちと考える「未来のまちアイデア」の募集というところで、子どもたちの意見を聞くところが面白いなと思ったんですけれども、来年2月ということで割とすぐなんだなと思ったんですけれども、アイデアの募り方というところでは、どういった方法を考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎政策・多摩都市モノレール推進担当課長 今、学校さんとご相談をしているのですが、まず、全生徒さんにこの特集号を配付していただくのと、それから、学校の中に意見を入れやすいようなボックスだとか、そういうものを設置してもらうとか、授業で取り上げてもらうとか、どんなことができるかは学校の先生方とご相談しながら進めたいと思っております。 ◆田中 委員 学校の中にボックスがあれば、すごく出しやすいなと思いました。ありがとうございます。  今回、小中学校ということなんですけれども、割と町田市は高校生にも意見を聞く場が多いと思うんですけれども、今回のこの件については小中学生とした理由とかはありますか。 ◎政策・多摩都市モノレール推進担当課長 20年後の町を考えるという意味で、高校生とか、もちろん幅広く捉えてはいますが、20年後に町のプレーヤーとして中心になっている世代、なっていってほしい世代ということで、小学校の皆さんに20年後を想像してもらったらどんなふうな意見が出てくるだろうということは、私たちもよく考えて捉えていきたいので、小中学生ということを一つ指標として置いてございます。 ◆田中 委員 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(土地の買入れについて(三輪緑地用地)、土地の買入れについて(蓮田緑地用地)) ○委員長 行政報告、土地の買入れについて(三輪緑地用地)及び土地の買入れについて(蓮田緑地用地)を一括議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 土地の買入れについて、三輪緑地及び蓮田緑地用地につきましては、公園緑地課長から説明いたします。 ◎公園緑地課長 それでは、ご説明いたします。  土地の買入れについて、三輪緑地、蓮田緑地の事業用地を町田市土地開発公社により代行取得いたしましたので、その件につきましての報告でございます。  まず、三輪緑地でございます。  案内図をご覧いただきたいんですけれども、町田市三輪町の東にありまして、横浜市との境のところにございます都市計画緑地でございます。面積につきましては約21.1ヘクタール、図面上の平面図の赤い部分が今回の対象地でございます。  1枚目に戻りまして、概要でございますが、地権者の方は1名、そして、契約日は9月4日、実測の面積は全体で6,075.6平方メートル、取得価格につきまして2,865万580円でございます。  続きまして、蓮田緑地でございます。  蓮田緑地につきましては、下小山田町の南部に位置しておりまして、計画地の南側には小山田神社があるハス田の部分でございます。こちらにつきましても、図上の赤い部分が今回の対象地でございます。  相手方につきましては、地権者7名、一部共有名義の方がいらっしゃいますので、契約件数としては5件でございます。契約日につきましては11月2日から6日にかけて契約をしております。実測面積につきましては全体で4,717.18平方メートル、取得価格につきましては2億3,911万1,668円でございます。  ご説明につきましては以上でございます。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆友井 委員 両方の行政報告のそれぞれの該当の地を購入することなんでしょうけれども、それぞれの地目と現況はどうなっていますでしょうか。 ◎公園緑地課長 まず、三輪緑地につきましては山林でございます。現況も山林でございます。蓮田緑地につきましては畑と田んぼの部分でございます。 ◆友井 委員 現況も一緒ですか。 ◎公園管理担当課長 はい。 ◆友井 委員 オーケー。いいですよ。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後1時14分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時19分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第104号議案 ○委員長 第104号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第104号議案 令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  お手元の令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計補正予算書、12月補正の1ページをお開きください。タブレットですと16分の3ページをご覧ください。以後、ページ番号につきましては、補正予算書のページ番号でご説明いたします。  第2条は、収益的収入及び支出の補正の予定額を補正するものでございます。  第1款、下水道事業費用、第1項、営業費用1,189万円の減額につきましては、総係費の職員人件費について人員構成の変更に伴う不用額が生じたためによるものでございます。  続きまして、第3条、資本的収入及び支出の補正は、第1款、資本的支出、第1項、建設改良費1,189万円の増額につきましては、管渠整備費及び処理場改良費の職員人件費について人員構成の変更に伴う不足が生じたことによるものでございます。  詳細につきましては、補正予算実施計画、6ページ、7ページに掲載しております。  また、これに伴い、予算第4条本文括弧書きに定めた資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を26億4,748万6,000円に、当年度利益剰余金処分額を4億9,188万2,000円に改めるものでございます。  以上が町田市下水道事業会計補正予算の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第104号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第104号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △行政報告((仮称)町田市下水道事業経営戦略策定の中間報告について(その2)) ○委員長 行政報告、(仮称)町田市下水道事業経営戦略策定の中間報告について(その2)を議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 (仮称)町田市下水道事業経営戦略策定の中間報告について(その2)について、下水道経営総務課長から説明をさせます。 ◎下水道部次長 それでは、(仮称)町田市下水道事業経営戦略策定の中間報告について(その2)につきましてご説明申し上げます。  2020年第3回定例会での行政報告に続きまして、2回目の報告になります。  前回の報告の内容の継続として、現在、諮問機関である町田市下水道事業審議会で審議していただいている内容をご報告いたします。  1ページをご覧ください。  1、今後10ヵ年の事業計画、こちらは経営戦略の第6章に書かれているものですが、これについてご説明をいたします。  中ほどの表をご覧ください。町田市下水道ビジョンで掲げた3つの基本方針である「環境に配慮した施設整備・より良い環境づくりの推進」「災害に強いまちづくりの推進・安心な暮らしの構築」「経営の効率化及び健全化・より良い下水道サービスの導入」、これらの実現に向けて、その実行計画である町田市下水道アクションプラン――左側の表に掲げている33の事業を今まで進めてまいりました。  続いて、右側の表をご覧いただきますと、(仮称)町田市下水道事業経営戦略では、公営企業として下水道事業を持続させていくため、町田市下水道アクションプラン(2017年度~2021年度)の全ての事業計画を承継しつつ、今後10年の計画的な施策の展開、徹底した効率化、経営健全化を行ってまいります。なお、アクションプランの事業計画の一部は、経営戦略の第5章、効率化・健全化の取組み、第9章、経営戦略の進捗管理へ継承しております。  続きまして、2ページをご覧ください。  今後10ヵ年の収支計画、こちらは経営戦略の第8章に掲げているものですが、これについてご説明いたします。  この第8章では、第6章で掲げた10か年の事業計画に係る事業費と、第7章で掲げたこれに伴う財源確保のための財源計画に収支差額、いわゆるギャップが発生した場合、その差額をカバーするための方策を示し、事業を継続的に遂行するために、投資と財源のバランスが保たれた投資財政計画を作成いたします。ここでは、施設の維持管理を伴うための収益的収入、収益的支出、新たな施設の整備や既存の施設の改築、更新を行うための資本的収入、資本的支出、そして、その収支差額である当年度純利益、これらについてご説明いたします。  まず、①収益的収入でございますが、今後10年の人口減少に伴い、下水道使用料――こちらのグラフでいきますと水色の部分になりますけれども――は減少する見込みとなっております。また、雨水処理負担金、いわゆる一般会計の負担金なんですけれども、こちらはグラフではだいだい色の部分になります。こちらは雨水公費、汚水私費の原則に基づき、汚水私費部分である分流式下水道等に要する経費に対する経費を2030年度までに段階的に削減してまいります。  ②収益的支出でございますが、下水道施設を適切に維持管理するための修繕費や処理場運転費など固定的な費用で、こちらは全体の事業費から減価償却費と企業債の支払利息を差し引いた額になります。こちらが毎年度35億円ほど必要になる見込みとなっております。  続きまして、③資本的収入でございますが、下水道施設の改良工事の進捗に伴い、企業債の収入額が増加する見込みです。言い換えますと、企業債の借入れが増加するという見込みになっております。  続いて、④資本的支出ですが、下水処理場や管渠などの下水道施設の改築更新事業が本格化するため、事業費は増加する見込みとなっております。なお、下水処理場については2022年度から、管渠については2028年度以降、改築更新事業が本格化する見込みとなっております。  続きまして、3ページをお開きください。  ⑤当年度純利益ですが、維持管理に必要な固定経費が一定程度見込まれるのに対し、下水道使用料収入等が減収となるため、2028年度――令和10年度になりますけれども――以降、純利益は赤字となる見込みとなっております。この経営上の課題に対して、経費の削減による対応が考えられますが、ライフラインである下水道施設の適切な維持管理を行っていくためには、大幅なコスト削減には限界がございます。できる限り費用の見直しを行いつつ、下水道使用料の改定を検討する必要があります。検討に際しましては、諮問機関である町田市下水道事業審議会に諮問し、委員の方のご意見、答申をいただきながら、今後進めてまいりたいと考えております。  次、3、経営戦略の進捗管理についてご説明いたします。  経営戦略は、将来的な事業環境や事業展開を予測した上で策定しているため、今後の社会情勢や様々な要因により、計画の内容が変更される可能性がありますので、毎年度、投資財政計画の実施・進捗に関する測定、いわゆるモニタリングを行い、PDCAサイクルの手法を用いて事業の分析や把握を行うとともに、実情を勘案した見直し、ローリングを行ってまいります。  下のほうのPDCAサイクルのイメージ図についてご説明いたします。  まず、P、計画の策定、これに本経営計画の策定が当たります。  続いて、D、事業の推進、実施している事業を進捗管理し、その達成状況を確認、C、チェックをいたします。  チェックに際しては、評価指標を用いて客観的に分析を行います。これらをモニタリングと言い、こちらについては毎年度行ってまいります。こうして毎年度モニタリングを行った結果は、ホームページなどで公表するとともに、改善策の検討を行ってまいります  その後、アクションのAとなり、実情を勘案した計画の見直し、ローリングにつながります。  なお、このローリングに際しては、現時点では3年から5年ごとを想定しております。  続いて、4ページをお開きください。  最後に、4、経過と今後の予定についてご説明いたします。  2020年第3回定例会での行政報告以降、9月28日に第3回下水道事業審議会を開催いたしました。第8章の投資財政計画を基に収支差額の把握と対応及び経営戦略の進捗管理について審議いたしました。  今後になりますが、12月18日に第4回審議会を開催する予定で、第1章から第9章、全体についての審議をする予定になっております。以降、2021年2月に答申をいただき、2021年3月に(仮称)町田市下水道事業経営戦略の策定を予定しております。  説明は以上になります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤 委員 1点だけ、ちょっと聞かせてもらいたいんですけれども、これから更新だとか管理の部分では厳しい時代に入っていくと思うんです。新たな工法というか、それに対応する工法自体がすごく出てきていると思うんですけれども、そうじゃなくて、全く新しい管に換えてしまうとか、そういうことで工法についての研究はされるのかどうか聞かせてください。 ◎下水道部次長 新しい研究については第5章で、今後、こういった経営戦略を行っていく上で、効率化とか経営の健全化をどういった方法で検討していくかということも検討しておりまして、例えばB-DASH、ご存じだと思いますけれども、そういった新しい技術の活用というのは、今後もそういったものを取り入れて経営の健全化、あと、経費がかからない形での事業の継続、そういったものを考えております。 ◆田中 委員 1点伺います。先ほどの説明の中で、今後の見通しというところでは、料金改定についても話し合われているというご説明があったんですけれども、これは(仮称)町田市下水道事業経営戦略の中にそういったことが入って提案をされているという、答申が出されるという理解でよろしいでしょうか。 ◎下水道部次長 そちらにつきましては、今、審議会でいろいろ検討していただいていますので、現時点でそれがどうなるかということは、申し訳ないんですけれども、この場では申し上げられないということでご勘弁いただければと思います。 ◆田中 委員 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後1時35分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時36分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第101号議案(環境資源部所管部分) ○委員長 第101号議案を議題といたします。  本案のうち、環境資源部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 それでは、第101号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計補正予算(第5号)のうち、環境資源部所管分につきましてご説明申し上げます。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。  補正予算書、14ページをお開きください。タブレットでは、61分の18ページとなります。  説明欄の上から3つ目、第19款、繰入金、第2項、基金繰入金、第1項、基金繰入金、第1節、基金繰入金のうち、廃棄物減量再資源化等推進整備基金の63万4,000円の減額は、対象事業費の減額に伴い、基金からの繰入れを減額するものです。  その3つ下、第21款、諸収入、第6項、雑入、第6目、雑入、第3節、衛生費雑入の49万8,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、三多摩は一つなり交流事業を中止したことに伴い、東京たま広域資源循環組合から受ける補助金を減額するものです。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  20ページをお開きください。  ページ下段、第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、第5目、環境政策費、第12節、委託料の190万7,000円の減額は、省エネルギー法等対応事務支援業務委託、環境白書作成業務委託、環境マネジメントシステム運営支援業務委託の契約差金です。  その2つ下、第7目、環境衛生費、第12節、委託料の73万9,000円の減額は、河川調査業務委託、地下水調査業務委託の契約差金です。  21ページに移りまして、第3項、清掃費、第1目、資源化政策費、第12節、委託料の49万8,000円の減額は、三多摩は一つなり交流事業を中止したことによる減額です。  その4つ下、第3目、廃棄物処理費、第12節、委託料の461万5,000円の減額は、ごみの組成分析調査業務委託、設備の保守点検業務委託、リサイクル文化センター周辺の環境調査業務委託などの契約差金です。  その下、第4項、3R推進費、第10節、需用費の63万4,000円の減額は、資源とごみの収集カレンダーの印刷における契約差金です。  その下、第12節、委託料の815万6,000円の減額は、可燃物及び容器包装プラスチックの収集運搬業務委託の契約差金です。  令和2年度(2020年度)町田市一般会計補正予算のうち、環境資源部所管分についてご説明申し上げました。
     説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(「第3次町田市環境マスタープラン」の策定について) ○委員長 行政報告、「第3次町田市環境マスタープラン」の策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 本件につきましては、環境政策課長よりご説明申し上げます。 ◎環境政策課長 行政報告の「第3次町田市環境マスタープラン」の策定についてご説明いたします。  2012年4月に策定いたしました第二次町田市環境マスタープランが2021年度をもって終了するため、2022年度から2031年度までの10年間を計画期間とする第3次町田市環境マスタープランを策定いたします。本計画の策定につきましては、年が明けて2021年1月19日に市長の附属機関である町田市環境審議会に諮問してまいりたいと考えております。  まず、資料につきましてですが、1点目、背景・目的につきましてですが、現行計画の取組においては一定の成果があったところなんですが、地球温暖化対策やごみの減量の面では課題が残っております。また、現行計画の期間内において、世界の情勢としまして、持続可能な開発目標、SDGsやパリ協定の採択がございました。我が国では、第五次環境基本計画の閣議決定等があり、国内外において環境を取り巻く情勢は、大きな変化が起こっております。第3次町田市環境マスタープランでは、これら環境を取り巻く情勢の変化に対応しつつ、現行計画の成果や課題、また、市民の意向等を踏まえまして、また、市の上位計画、関連計画との整合を図りながら、新たな町田市の環境政策を推進するための計画とする必要があると考えております。  2点目、2ページ目をご覧ください。  計画の位置づけにつきましては、上位計画である(仮称)まちだ未来づくりビジョン2040のほか、関連する計画や条例との整合を図りながら取組を推進してまいります。また、次期計画には、新たに策定する地球温暖化対策実行計画の区域施策編や現行の生きもの共生プランを包含し、それぞれをアクションプランとして位置づけてまいります。  策定体制につきましては、図に示した形となります。左側の市民、事業者からの意見につきましては、市内の大学などと連携するなど、既に収集を始めているところでございます。  3ページ目の図をご覧ください。  策定までの流れとなります。これまでに諮問前の段階として、基礎調査、主要な課題の抽出、整理が終わり、現在は3番目、次期計画の基本的方向性、環境像、基本目標の検討を行っております。今後、環境審議会に諮問し施策の体系を含む骨子を策定、続いて、素案を策定しパブリックコメント等を得た上で、最終的な計画として策定してまいります。  4ページ目をご覧ください。  スケジュールについてはご覧のとおりでございます。2021年の第3回定例会でパブリックコメント前の素案について、また、2022年の第1回定例会におきましては策定についての行政報告を行う予定でございます。  次期計画の方向性につきましては、ご覧の6点を掲げております。社会情勢、SDGs等や環境の変化に的確に対応し、町田の特性である水と緑の豊かさを保全し、生活環境の維持、向上を図るとともに、市民、事業者、市がより一層連携協力することで、次世代に町田のよりよい環境を引き継いでいくことを目指してまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「(仮称)第2次町田市一般廃棄物資源化基本計画」(案)のパブリックコメントの実施について) ○委員長 行政報告、「(仮称)第2次町田市一般廃棄物資源化基本計画」(案)のパブリックコメントの実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 本件につきましても、環境政策課長よりご説明申し上げます。 ◎環境政策課長 それでは、行政報告、「(仮称)第2次町田市一般廃棄物資源化基本計画」(案)のパブリックコメントの実施についてご説明いたします。  本計画につきましては、本年、令和2年第1回定例会の建設常任委員会において策定に向けた行政報告を行わせていただきました。これまで町田市廃棄物減量等推進審議会で審議を重ねてまいりました。このたび、素案がまとまりましたので、ここでパブリックコメントを実施したいと考えております。その内容につきまして、ご報告をいたします。  期間につきましては、2020年12月15日火曜日から2021年1月14日木曜日までと予定しております。  資料の閲覧及び配布につきましては、素案を町田市ホームページに掲載するほか、市庁舎、各市民センター、駅前連絡所、図書館、町田リサイクル文化センター等で閲覧及び概要版の配布を行います。  意見の提出方法としましては、郵送、ファクス、Eメール、窓口への提出を用意しております。  今後、2021年2月に計画を策定いたしまして、3月の第1回定例会で策定の行政報告をさせていただく予定でございます。  本日は、別紙として素案の概要版をつけさせていただいております。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆田中 委員 パブリックコメントは、ぜひできるだけたくさんの方に出していただきたいなと、どのパブコメでも思っておりまして、その点からちょっと質疑をさせていただきたいと思います。  15日から配布ということで、印刷とかはもう終わられていると思うので、配布の場所についてお伺いしたいんですけれども、ここにいつもどおり、市民センターですとか、あとはリサイクル文化センターということが書いてあるんですけれども、例えば、今、3R推進課さんでやられている出張のリサイクル広場みたいな場所ですとか、あと、市民の方がやられているリサイクル広場が定期的にあると思うんです。時期的に合うかどうか分からないんですが、そういった場所において配布については考えておられるかどうか伺いたいと思います。 ◎環境政策課長 リサイクル広場等につきましては、現在、地域で行われる広場等につきましては考えておりません。 ◆田中 委員 前、文教社会常任委員会だったときには、回収をするので、ちゃんとした場所じゃないと配布ができないということがあったんですけれども、そういったリサイクル広場とかに来る方は関心も高いでしょうし、また、ごみ削減を目指している内容だと読み取りまして、そういった減量について考えてもらうきっかけにもなると思ったので、何とか工夫してそういった場所での配布も検討していただけないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎環境政策課長 12月15日から行わせていただきたいと思っておりますので、現在、予定して、お願いしているところで進めさせていただきたいと考えております。 ◆田中 委員 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(新たなごみの資源化施設について) ○委員長 行政報告、新たなごみの資源化施設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 本件につきましては、循環型施設整備課担当課長よりご説明申し上げます。 ◎古屋 循環型施設整備課担当課長 それでは、新たなごみの資源化施設について、2020年9月以降の進捗状況について報告します。  1、資源ごみ処理施設について。資源ごみ処理施設整備は、稼働目標年度に向け、関係者と施設の建設に関する協議及び調整を進めております。また、町田リサイクル文化センター内で処理を行っているペットボトル等の暫定処理についての準備も進めておるところです。  2、町田市バイオエネルギーセンターについて、(1)地区連絡会。町田リサイクル文化センター周辺地区連絡会の委員を対象に、11月23日に工事現場見学会を実施しました。当日は8名の委員の方に参加いただき、煙突の内部、見学者用通路等を見ていただき、工事の進捗状況や新工場の規模等を確認していただきました。写真は見学時の様子を撮影したものとなります。  (2)工事の進捗状況及び今後の予定。現在、工事は予定どおり進んでおり、建築工事、プラント工事を進めております。また、2021年1月頃から西側の交差点改良工事に着手する予定です。工事に当たっては、引き続き、周辺への配慮に努め、安全第一に進めてまいります。  2ページ目につきましては、2020年10月20日撮影の航空写真となります。施設全体の形が分かるようになってきております。  最後に、施設整備の全体スケジュールとなります。工事は順調に進んでおり、2022年1月に新工場が稼働し、2024年6月にはストックヤード棟整備等が全て完了する予定となっております。  報告は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後1時51分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時54分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第118号議案 ○委員長 第118号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 第118号議案 忠生732号線(尾根緑道)道路改良工事請負契約変更契約についてご説明申し上げます。  本議案は、町田市道忠生732号線(尾根緑道)の道路改良工事施工に当たり、移設する電柱について関係機関との協議に時間を要したため、工期の変更契約を締結するものでございます。  変更の内容につきましては、履行期限について2021年2月24日を2021年3月25日に変更するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆田中 委員 2点質疑いたします。移設する電柱について関係機関と協議ということでしたが、どういった協議を具体的に行ったのかという点と、今回の工期の変更による契約金額の増減額を教えてください。 ◎道路整備課長 まず、1点目のどういった協議ということですが、協議につきましては、今回、電柱の移設に関しては、当初、設計のときから事前に依頼を出して、現場で立会いしてということで進めてきたんですが、その後、業者が決まって、現地をまた詳細に測量した後に電柱が移設になるということになりましたので、現場での立会いなど、そういったところで実際に電柱が必要になるということの協議を進めてまいりました。  あともう1点、今回、この電柱につきましては道路区域内の移設になりますので、市の費用負担はございません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第118号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第118号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第101号議案(道路部所管部分) ○委員長 第101号議案を議題といたします。
     本案のうち、道路部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 第101号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計補正予算(第5号)のうち、道路部所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳入についてご説明いたします。  予算書の13ページから14ページをご覧ください。  第17款、財産収入、項の2、財産売払収入、目の1、不動産売払収入、節の1、土地売払収入740万1,000円の増額につきましては、土地売払代でございます。  続きまして、歳出についてご説明いたします。  予算書の22ページをご覧ください。  第8款、土木費、項の1、土木管理費、目の1、道路総務費17万6,000円の減額につきましては、土木工事積算システム保守委託契約の契約差金でございます。  同款、項の2、道路橋梁費、目の3、道路維持費3万2,000円の減額につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、宿泊研修やイベント出席を見合わせたため、旅費と有料道路通行料の減額補正を行うものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆田中 委員 1点質疑いたします。補正予算書の14ページの土地売払代の具体的な内容を教えてください。 ◎道路整備課長 今回、この売払いしたものにつきましては、都市計画道路の2路線の事業完了に伴いまして、事業協力者に対して売却したものとなっております。全体で3件で、全部で6筆あるということでございます。 ◆田中 委員 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって道路部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告南町田グランベリーパーク駅東バイク駐車場の整備について) ○委員長 行政報告南町田グランベリーパーク駅東バイク駐車場の整備についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎道路部長 南町田グランベリーパーク駅東バイク駐車場の整備につきまして、道路管理課長よりご報告申し上げます。 ◎道路管理課長 行政報告南町田グランベリーパーク駅東バイク駐車場の整備についてご説明させていただきます。  1の経緯についてですが、南町田グランベリーパーク駅周辺では、2019年11月に民間の定期利用のバイク駐車場が閉鎖したことにより、定期利用のできるバイク駐車場がなくなりました。南町田グランベリーパークの商業施設内にバイク駐車場48台がありますが、全て一時利用であるため、通勤、通学としては利用しにくい状況にあります。町田市は、これまでバイク駐車場や駐輪場として整備できる用地を検討してまいりました。  別紙の案内図をご覧ください。黒く着色している部分でございます。南町田グランベリーパーク駅は自転車の需要も多いことは認識しておりますが、本件の用地は車道に挟まれた交通島であるため、入出庫などの安全性を考慮し、バイク駐車場といたしました。  本件のバイク駐車場の整備や施設の管理、運営についてですが、公益財団法人自転車駐車場整備センターが整備及び施設の管理運営を行い、町田市の財政的負担はございません。引き続き、駐輪場整備についても検討を進めてまいります。  整備内容についてですが、名称は、南町田グランベリーパーク駅東バイク駐車場とします。設置場所は、別紙の案内図のとおりです。  別紙の配置図をご覧ください。構造についてですが、配置図のとおり、屋根はなく平面式のべた式です。  収容台数についてですが、バイク94台分が格納できます。全排気量のバイクを収納します。  最後にスケジュールですが、今後の予定として、2020年12月から2021年3月までに工事を完了し、2021年3月までに供用開始を予定しております。  説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆吉田 委員 そこの駐車場に止めた人は、駅に向かうときには大体どっち側から行くんでしょうか。 ◎道路管理課担当課長 駅に向かうときは、資料の3ページ目を見ていただきますと、この図面の右側が歩道になっております。二等辺三角形の斜辺のところからバイクが進入して、所定の場所にバイクを駐車した後に、歩道のところに出ていって、その歩道から駅のほうに向かうようになります。 ◆吉田 委員 ちょっと聞き方が悪かったんでしょう。私が言っていますのは、東急の土地の中を通っていくのか、それとも16号沿いのところを通っていって駅の北口のほうに出ていくのか、どっちかを聞いているんですけれども。バイクを止めた後、どんなふうな歩き方をしてくるんでしょうかという質疑です。 ◎道路管理課担当課長 バイクを止めた後、この図面で言う右側のところ、これは歩道になるんですけれども、歩道から16号を南町田のほうに歩いていって、地下道をくぐって駅のほうに行くような、駅に向かう動線はそのようになるかと思います。 ◆吉田 委員 そうしたら、マンションの人たちが歩いてくる道と同じ道、今の現在の北口の地下駐輪場のところを通って、自転車の駐輪場の間を通って出てくるということですか。そういうルートになるんですか。私は尋ねたかったのは、要するにそっち側から通ってくるのか、それとも16号の図面で言うと南側というか、マンション側じゃなくてその反対側の道路を通ってくる可能性はあるんですかという質疑なんですけれども。 ◎道路管理課担当課長 おっしゃるとおり、近くに歩道橋もございますので、歩道橋を通って16号を横断する方もいらっしゃるかと思います。 ◆おさむら 委員 ここは国有地ですか。 ◎道路管理課担当課長 この土地は市の土地になります。 ◆おさむら 委員 何でこんなところに市が土地を持っているの。どういう経緯があるのですか。 ◎道路政策課担当課長 こちらなんですが、南町田グランベリーパークへ入っていくランプのちょうど入り口になっていまして、町田市道の用地になっております。 ◆おさむら 委員 国からもらったわけだ。 ◎道路政策課担当課長 南町田第一土地区画整理事業の際に築造されたものになります。換地処分は1975年になります。 ◆おさむら 委員 そんなところを持っていたの。分かりました。 ◆おく 委員 ちなみに、ここからは駅まで徒歩で何分ぐらいですか。 ◎道路管理課担当課長 駅まで直線距離が300メートルぐらいになっておりますので、5分ぐらいかと思います。 ◆おく 委員 直線で300メートル、では、歩道とか、上だ、下だを通ると、プラスアルファ二、三分かかるということですね。了解です。 ◆友井 委員 当該土地は町田市の土地ということでしたけれども、土地の無償貸借契約か何かを結ぶんですか。 ◎道路管理課担当課長 今回、整備費を約1,500万円予定しておりまして、最初に造るのは、整備センターのほうでその1,500万円を出して整備をしていただきます。一応今、計算ですと、利用料収入からかかった費用を償還しつつ、維持管理も含めて15年ぐらいで償還できるという予定でいるんですけれども、その15年の間は、整備センターから駐輪場の占用申請を出していただいて、許可をいただくような形を今考えております。 ◆友井 委員 許可をいただくというのは……。 ◎道路管理課担当課長 市が許可を出すんです。 ◆友井 委員 分かりました。 ◆田中 委員 2点お尋ねします。1点目は、民間のなくなってしまった駐車場は何台分だったのか、もし分かれば伺いたいと思います。あと、整備が終わって利用が開始された後、利用料というのが、こちらで決めるものじゃないと思うんですけれども、もし分かれば伺いたいと思います。 ◎道路管理課担当課長 まず、民間のバイク駐車場ですけれども、閉鎖前は定期で100台の収容がございました。それと、新しいバイク駐車場の利用料金なんですけれども、今考えているのは、50ccまでが1か月約3,200円、50ccから124ccまでを約3,800円、125cc以上を約4,500円ということで今考えております。 ◆田中 委員 詳しくありがとうございます。以前の民間のところとの利用料の違いみたいなところはあるんでしょうか。大体同じぐらいなのかというのがもし分かれば、分からなかったらいいんですけれども、お願いします。 ◎道路管理課担当課長 民間は1か月1,500円から2,000円ぐらいになっていたようです。 ◆田中 委員 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(未来のまちづくりスマートシティ共同検討等に関する協定について) ○委員長 未来のまちづくりスマートシティ共同検討等に関する協定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎道路部長 未来のまちづくりスマートシティ共同検討等に関する協定につきましては、道路管理課許認可・用地管理担当課長よりご報告申し上げます。 ◎許認可・用地管理担当課長 私からは、未来のまちづくりスマートシティ共同検討等に関する協定についてご説明いたします。  初めに、1、経緯についてです。現在、町田市は新しい様々な基本構想や基本計画を策定中でございます。これらの計画実行を加速、もしくはプラスアルファできるのがICT技術と考えております。事実、この10年程度の間にスマートフォンが普及し、SNS等で人々の価値観、行動など生活様式に変革をもたらしています。町田市もICT技術をより一層活用し、デジタルトランスフォーメーションを起こしまして、Society5.0以上の未来を見据えた町田市政を推進するため、本協定を締結するものでございます。まず、道路部が先行して、テーマ1としまして、道路占用申請のオンライン化、テーマ2といたしまして、災害時のインフラ資産、早期復旧のための情報共有プラネットに取り組んでまいります。  次に、2、協定締結先についてです。締結先はNTT東日本、事務局は西東京支社が務めます。協定締結に至った理由といたしましては、NTT東日本は、道路占用申請や災害時のインフラ資産の早期復旧等の課題に、市と共通認識を持ち、通信回線シェアナンバーワンの社会インフラを維持、管理する企業であるためでございます。  続きまして、3、今後のスケジュールについてです。2021年1月に、本件に関する協定書の締結調印及び記者会見を予定しております。2021年1月以降は、協定に基づきまして、テーマ1とテーマ2の実証実験を実施してまいります。実証実験の状況次第にはなりますが、実験完了後の2022年度以降に、本開発の可否を判断いたします。なお、費用負担につきましては、市民サービスに寄与すると判断できるまで、町田市のコストの負担はございません。  最後に、別添資料をお開き願います。本件のイメージ図になります。上段はスマートシティのイメージでございます。現時点でのイメージですので、詳細につきましては割愛いたします。下段は実証実験を行うテーマ1とテーマ2の概要となります。下段の左側、テーマ1、道路占用申請につきましては、可能な限りオンライン化、ペーパーレス化を進めてまいります。下段の右側、テーマ2、災害時のインフラ資産、早期復旧のための情報共有プラットフォームにつきましては、情報の集約やガス、水道などインフラ資産の管理者を情報共有のパートナーといたしまして、情報共有する仲間をできる限り増やしていく想定でございます。  説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆友井 委員 ご説明、ありがとうございます。  今後のスケジュールの下段に、市民サービスに寄与すると判断できるまで市のコスト負担はありませんとありますが、判断ができた場合の負担イメージはどんなものがありますか。 ◎道路管理課担当課長 負担イメージということなんですけれども、例えば、占用の話ですと、いずれにしてもシステムをつくるようになります。そのシステムの改良の費用ですとか、運営の費用の一部が、判断した後はかかるといったところです。 ◆友井 委員 経緯の中の文章に、テーマ1として、テーマ2としてとあって、オンライン化とか、インフラ資産の早期復旧のための情報共有プラットフォームという、この辺は当然かかっていくのかなということは分かるんですけれども、国のデジタル化を推進している部分と、国と地方のシステムの共有化とか、そういうところには絡んではこない部分なんですか。NTT東日本と当然やっていくということですけれども、そのあたりはいかがですか。 ◎道路管理課長 今回、NTT東日本さんとの協定ということなので、国とか都は絡んでいません。ただ今後、今、国や都でも電子申請であるとか、占用関係のを考えていますので、それが出た時点でまたどちらがいいのか検討する必要があると。 ◆友井 委員 そうすると、後々、このフォームだと共有化ができないので、もう一度やり直してくださいということも考えられるということですか。 ◎道路管理課長 あくまでも、今回、実証実験ということになってございますので、その辺については実証実験を経て検討したいと。 ◆友井 委員 では、実証実験後、国とかいろいろな周辺の状況をよく見ていただいて、そのあたりが重ならないようにご留意ください。 ◆おく 委員 そんな難しい話ではないんですが、「まちピカ町田くん」との絡みはどうなってくるんですか。テーマ1、テーマ2を見ると、道路占用申請とか、災害時のインフラ資産と。赤い枠を見ると、現在はこうなっていますよと自治体から地域住民まで羅列されているのがあります。この地域住民は、災害があれば電話だとか、写真だとか、「まちピカ町田くん」で報告とか連絡をしますけれども、平時のときもこれはそのままそっくり「まちピカ町田くん」と重なる部分が出てきて、「まちピカ町田くん」はなくなるのですか。 ◎道路管理課長 これは別のシステムでして、今、NTTさんでシステムを現に持っているんです。そっちのプラットフォームを使いますので、「まちピカ町田くん」とは別物です。 ◆おく 委員 分かりました。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時19分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時21分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第101号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。
     第101号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第101号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時22分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時23分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査の申し出を議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後2時24分 散会...