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令和 2年 9月定例会(第3回)-08月27日-01号
令和 2年 9月定例会(第3回)-08月27日-目次

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  1. 町田市議会 2020-08-27
    令和 2年 9月定例会(第3回)-08月27日-01号


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    令和 2年 9月定例会(第3回)-08月27日-01号令和 2年 9月定例会(第3回) 町田市議会会議録第18号 8月27日(木曜日)  議席の変更前  出席議員(35名)     1 番   東     友  美    2 番   ち  だ  伸  也     3 番   矢  口  ま  ゆ    4 番   深  沢  ひろふみ     5 番   村 ま つ  俊  孝    6 番   斉  藤  かつひろ     7 番   おんじょう 由  久    8 番   田  中  美  穂     9 番   星     だいすけ   10 番   木 目 田  英  男    11 番   石  川  好  忠   12 番   渡  辺  厳 太 郎    13 番   佐  藤  和  彦   14 番   森  本  せ い や    15 番   わ た べ  真  実   16 番   お ぜ き  重 太 郎    17 番   白  川  哲  也   18 番   松  葉  ひ ろ み    19 番   山  下  て つ や   20 番   佐 々 木  智  子    21 番   松  岡  み ゆ き   22 番   い わ せ  和  子    23 番   三 遊 亭  ら ん 丈   24 番   若  林  章  喜    25 番   戸  塚  正  人   26 番   新  井  よしなお
       27 番   友  井  和  彦   28 番   吉  田  つ と む    29 番   大  西  宣  也   30 番   お  く  栄  一    31 番   細  野  龍  子   32 番   殿  村  健  一    33 番   熊  沢  あ や り   34 番   藤  田     学    35 番   佐  藤  伸 一 郎  欠席議員(1名)    36 番   おさむら  敏  明       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――  議席の変更後  出席議員(35名)     1 番   戸  塚  正  人    2 番   わ た べ  真  実     3 番   東     友  美    4 番   吉  田  つ と む     5 番   深  沢  ひろふみ    6 番   村 ま つ  俊  孝     7 番   斉  藤  かつひろ    8 番   おんじょう 由  久     9 番   田  中  美  穂   10 番   佐 々 木  智  子    11 番   星     だいすけ   12 番   木 目 田  英  男    13 番   石  川  好  忠   14 番   矢  口  ま  ゆ    15 番   新  井  よしなお   16 番   友  井  和  彦    17 番   藤  田     学   18 番   松  岡  み ゆ き    19 番   熊  沢  あ や り   20 番   お ぜ き  重 太 郎    21 番   松  葉  ひ ろ み   22 番   細  野  龍  子    23 番   い わ せ  和  子   24 番   三 遊 亭  ら ん 丈    25 番   佐  藤  和  彦   26 番   森  本  せ い や    27 番   白  川  哲  也   28 番   山  下  て つ や    29 番   若  林  章  喜   30 番   渡  辺  厳 太 郎    31 番   ち  だ  伸  也   32 番   大  西  宣  也    33 番   お  く  栄  一   34 番   殿  村  健  一    35 番   佐  藤  伸 一 郎  欠席議員(1名)    36 番   おさむら  敏  明       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員  市長     石  阪  丈  一     副市長    髙  橋     豊  副市長    木  島  暢  夫     政策経営部長 小  池     晃  総務部長   髙  橋     晃     財務部長   堀  場     淳                        いきいき生活部長  税務担当部長 鈴  木  秀  行            岡  林  得  生                        都市整備担当部長  環境資源部長 荻  原  康  義            平  本  一  徳  会計管理者  小 田 島  一  生     教育長    坂  本  修  一  代表監査委員 高  野  克  浩       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席事務局職員  事務局長   古  谷  健  司     事務局課長  横  山  隆  章  議事担当課長 水  元  友  朗     議事係長   新  井  亮  介  議事係主任  三 田 村  美  子     議事係主任  五 十 嵐  大  悟  速記士    三  階  佳  子(澤速記事務所)       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――     令 和 2 年(2020年) 8 月 27 日(木)     議   事   日   程   第  18  号                                   午 後 1 時 開 議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 諸報告 第 4 多摩ニュータウン環境組合議会議員の選挙     【提案理由説明・質疑・表決】 第 5 第 82号議案 多摩ニュータウン環境組合規約の一部を改正する規約     第 86号議案 土地の買入れについて 第 6 第 87号議案 差押債権に係る取立訴訟の提起について 第 7 第 88号議案 国民健康保険療養給付費返還金に係る訴訟の提供について     【提案理由説明】 第 8 第 69号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計補正予算(第4号)     第 70号議案 令和2年度(2020年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)     第 71号議案 令和2年度(2020年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第1号)     第 72号議案 令和2年度(2020年度)町田市後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)     第 73号議案 令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)     第 74号議案 町田市附属機関の災害時等における審議等の実施のための関係条例の整備に関する条例     第 75号議案 町田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例     第 76号議案 町田市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例     第 77号議案 町田市手数料条例等の一部を改正する条例     第 78号議案 町田市市税条例等の一部を改正する条例     第 79号議案 町田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例     第 80号議案 町田市義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例     第 81号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例     第 83号議案 健康増進温浴施設整備工事請負契約     第 84号議案 健康増進温浴施設整備給排水衛生設備工事請負契約     第 85号議案 香山緑地整備工事(その1)請負契約     第 89号議案 市道路線の認定について     第 90号議案 市道路線の廃止について     第 91号議案 市道路線の変更について     第 92号議案 小山子どもクラブの指定管理者の指定について     第 93号議案 金森学童保育クラブ外2箇所の指定管理者の指定について     第 94号議案 どろん子学童保育クラブ外3箇所の指定管理者の指定について     第 95号議案 小山ヶ丘学童保育クラブの指定管理者の指定について     第 96号議案 小山学童保育クラブ外1箇所の指定管理者の指定について     第 97号議案 南第一さくら学童保育クラブの指定管理者の指定について     第 98号議案 みわっこ学童保育クラブの指定管理者の指定について     第 99号議案 町田市文化交流センターの指定管理者の指定について 第 9 認定第  1号 令和元年度(2019年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について     認定第  2号 令和元年度(2019年度)町田市病院事業会計決算認定について  議 事 日 程 追 加 の 1 第 1 議席の変更       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 会議に付した事件  日程第1から日程第9及び追加の1の日程第1まで
                   午後1時 開会 ○議長(熊沢あやり) ただいまから令和2年第3回町田市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、議席の間隔を空けるため、傍聴席を使用したいと思います。よって、今期定例会の間、町田市議会本会議場に附属する傍聴席を本会議場内と定めたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって、傍聴席を本会議場内と定めます。  お諮りいたします。この際、議席の変更を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって、この際、議席の変更を日程に追加し、議題とすることに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △議事日程追加の1 日程第1   ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 議席の変更を行います。  お諮りいたします。議席は、会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配付の議席変更表のとおり変更したいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって、お手元に配付の議席変更表のとおり変更することに決しました。  それでは、ただいま決定いたしました議席にそれぞれお着き願います。   ―――――――――◇―――――――― △日程第1  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。  1番 戸塚 正人議員  2番 わたべ真実議員  今期定例会の運営について議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。  議会運営委員長 森本せいや議員。    〔議会運営委員長森本せいや登壇〕 ◎議会運営委員長(森本せいや) 今期定例会の運営について、8月20日及び本日開会前に議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果をご報告申し上げます。  まず、会期につきましては、本日から9月30日までの35日間とすることで意見の一致を見ております。  次に、多摩ニュータウン環境組合議会議員の選挙につきましては、本日の冒頭で行うことにいたします。  次に、第82号議案及び第86号議案から第88号議案までにつきましては、申し合わせに従い、委員会への付託を省略の上、本日即決をいたします。  次に、一般質問につきましては、通告期限までに31名の通告者がありましたので、議長案のとおり、9月1日に6名、2日に6名、3日に6名、4日に6名及び7日に7名といたします。  次に、常任委員会は9日から11日まで、14日、16日及び18日の6日間といたします。9日、10日及び16日は総務と健康福祉、11日、14日及び18日は文教社会と建設の1日2委員会といたします。  次に、質疑の発言通告及び各提出議案の提出締切日時につきましては、日程一覧表の備考欄をご参照願います。  最後に、本定例会は起立表決により表決を行うことといたします。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(熊沢あやり) 議会運営委員長の報告は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第2  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月30日までの35日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって、会期は、本日から9月30日までの35日間とすることに決定いたしました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第3  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第3、諸報告。事務局長に諸般の報告をさせます。  事務局長 古谷健司君。 ◎事務局長(古谷健司) 報告いたします。  8月20日、市長から、本定例会を8月27日に招集する旨、告示がなされ、同時に付議される市長提出議案33件及び認定第1号並びに認定第2号に付する監査委員の意見書の送付を受けましたので、参集通知と併せて直ちに送付いたしました。  次に、本定例会の招集に伴い、地方自治法第121条第1項の規定により、市長、教育委員会教育長選挙管理委員会委員長農業委員会会長及び代表監査委員に、それぞれ出席要求をいたしました。  次に、議会の指定議決に基づいて専決処分した事項につきましては、地方自治法第180条第2項の規定により報告がございましたので、その写しを送付いたしました。  次に、令和元年度町田市健全化判断比率及び令和元年度町田市健全化判断比率に付する監査委員の意見書につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告がございましたので、送付いたしました。  次に、令和元年度町田市各公営企業会計資金不足比率及び令和元年度町田市各公営企業会計資金不足比率に付する監査委員の意見書につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告がございましたので、送付いたしました。  次に、教育委員会教育長から、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、2020年度町田市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書が提出されましたので、その写しを送付いたしました。  次に、お手元にご配付いたしました議会運営委員辞任名簿のとおり、8月14日、議会運営委員から委員辞職願が提出され、議長は委員会条例第14条の規定により、これを許可いたしました。  次に、議会運営委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、8月14日、お手元にご配付いたしました議会運営委員名簿のとおり、議長は指名いたしました。  次に、8月5日、藤田学議員が自由民主党を離脱し、会派の所属議員が1名減員になった旨の会派変更届が自由民主党代表者より提出され、議長は受理いたしました。  次に、8月5日、藤田学議員より、諸派を結成した旨の会派結成届が提出され、議長は受理いたしました。  次に、第2回定例会以降における議会活動状況につきましては、これを配付いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(熊沢あやり) 事務局長の報告は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第4  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第4、多摩ニュータウン環境組合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって選挙の方法については指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって議長において指名することに決しました。  多摩ニュータウン環境組合議会議員佐藤伸一郎議員を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました佐藤伸一郎議員多摩ニュータウン環境組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました佐藤伸一郎議員多摩ニュータウン環境組合議会議員に当選されました。  ただいま多摩ニュータウン環境組合議会議員に当選されました佐藤伸一郎議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。   ―――――――――◇―――――――― △日程第5  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第5、第82号議案及び第86号議案を一括議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、第82号議案 多摩ニュータウン環境組合規約の一部を改正する規約についてご説明申し上げます。  本議案は、町田市及び八王子市の区域の一部を新たに多摩ニュータウン環境組合のごみ処理区域に編入するため、規約の一部を変更するもので、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  町田市における編入区域は、大蔵町、真光寺町、真光寺一丁目から三丁目、広袴町、広袴一丁目から四丁目及び鶴川団地です。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 副市長 木島暢夫君。    〔副市長木島暢夫登壇〕 ◎副市長(木島暢夫) それでは、第86号議案 土地の買入れについてご説明申し上げます。  本議案は、町田都市計画緑地事業第33号小山片所谷戸緑地用地について、町田市土地開発公社から買い入れるものでございます。
     土地の所在は、町田市小山町字21号2,318番3ほか5筆で、合計面積は5,675.35平方メートルでございます。  予定価格は1億5,211万3,330円でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第82号議案を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(熊沢あやり) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第86号議案を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(熊沢あやり) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第6  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第6、第87号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、第87号議案 差押債権に係る取立訴訟の提起について、ご説明申し上げます。  本議案は、滞納市税の徴収のため、滞納者の役員報酬の支払請求権を差し押さえましたが、役員報酬の支払いをしている法人が町田市へ差押え債権の支払いに応じないため、差押え債権の取り立てを求めて訴訟を提起するものでございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。  22番 細野龍子議員。    〔22番細野龍子登壇〕 ◆22番(細野龍子) 議長の許可を得まして、第87号議案 差押債権に係る取立訴訟の提起について、質疑を行います。  改めて、目的、内容、そして、この議案の理由についてお答えいただきたいと思います。  また、これまでの徴収に係る、初めて聞く訴訟案件ですので、一度ご丁寧に伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(熊沢あやり) 税務担当部長 鈴木秀行君。 ◎税務担当部長(鈴木秀行) 第87号議案の目的、内容及び理由は何かについてお答えいたします。  目的といたしましては、差し押さえした報酬の支払いに応じない第三債務者である法人に対し、訴訟を提起することにより差押え債権の取立てを実施することでございます。  内容といたしましては、滞納者の税金を徴収するため、滞納者が代表取締役を務める法人に対して、滞納者の役員報酬の支払請求権を差し押さえましたが、町田市への支払いに応じないため、差押え債権の支払いを求めて訴訟を提起するものでございます。  次に、理由といたしましては、これまでも催告を繰り返してまいりましたが、いまだに全額の支払いがないことから、訴訟を提起することにより差押え債権の支払いを求める必要があると判断したためでございます。  また、これまでに取立てを提起したことはあるのかないのかというお話がありましたが、1件提起したことがございます。これは50万円以下の案件でございましたので、議会のほうには諮っていない内容になります。 ○議長(熊沢あやり) 22番 細野龍子議員。 ◆22番(細野龍子) それでは、今大分お答えいただいたんですが、確認をさせていただきたいと思います。  1件これまであったということで、今回は特に会社役員という特殊なケースなのかなと思いますが、こういうケースというのは過去1件だけ、これも含めて2件だけということになるんでしょうか。  また、今後の流れについて、予測される流れについて教えていただきたいと思います。 ○議長(熊沢あやり) 税務担当部長 鈴木秀行君。 ◎税務担当部長(鈴木秀行) 今お話しのとおり2件目でございます。  今後の対応でございますが、本件可決後、裁判所へ訴訟を提起いたします。その後、勝訴判決を得た場合は、裁判所を介して強制執行の手続を行います。 ○議長(熊沢あやり) 22番 細野龍子議員。 ◆22番(細野龍子) 了解しました。なかなか取立てに応じないということでしたが、どのような取組を行われたのか、簡単で結構ですので教えていただきたいと思います。 ○議長(熊沢あやり) 税務担当部長 鈴木秀行君。 ◎税務担当部長(鈴木秀行) 1答目でお答えをさせていただきましたが、滞納者が代表取締役を務める法人に対して、再三催告のお願いをさせていただいたところでございます。しかし、残念ながら支払いに応じていただかなかったため、訴訟を提起するものでございます。 ○議長(熊沢あやり) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第87号議案を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(熊沢あやり) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第7  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第7、第88号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、第88号議案 国民健康保険療養給付費返還金に係る訴訟の提起について、ご説明申し上げます。  本議案は、町田市の国民健康保険に加入していた者が、被保険者資格を喪失した後に当該被保険者証を使用して診療を受けたため、不当に給付を受けた療養給付費の返還を求めて訴訟を提起するものでございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。  22番 細野龍子議員。    〔22番細野龍子登壇〕 ◆22番(細野龍子) 第88号議案 国民健康保険療養給付費返還金に係る訴訟の提起について、質疑を行います。  これについても、目的、内容、理由についてお答えいただきたいと思います。こういう議案についても初めてかなと思いますので、ご説明いただきたいと思います。 ○議長(熊沢あやり) 税務担当部長 鈴木秀行君。 ◎税務担当部長(鈴木秀行) 第88号議案の目的、内容及び理由は何かについてお答えいたします。  目的といたしましては、不当に給付を受けた療養給付費を返還していただくためでございます。  内容といたしましては、町田市の国民健康保険に加入していた者が、被保険者資格を喪失した後に、町田市の国民健康保険証を使用して診療を受けたため、不当に給付を受けた療養給付費の返還を求めるものでございます。  次に、理由といたしましては、これまでも督促、催告を行ってまいりましたが、いまだに返還がないことから、訴訟を提起することにより不当に給付を受けた療養給付費の返還を求める必要があると判断したためでございます。  この案件については、こういった案件については初めてでございますので、過去にこういった形での訴訟の提起はありません。 ○議長(熊沢あやり) 22番 細野龍子議員。 ◆22番(細野龍子) ありがとうございます。  それでは、何点か質疑を行わせていただきます。  国民健康保険の資格を転居によって喪失したということですが、なかなかその事情を知るのが難しく、この療養給付費の取立てが必要だということで認識したというのは、どのようなことを契機に、また具体的にはどのように徴収を行ってきたのか、どのような形で行われてきたんでしょうか。  また、国民健康保険資格を喪失した後、使用した医療費について、今、例はないということでしたが、こういうケースについてはほかになかったのか、その点についてお聞きしたいと思います。  また、訴訟法の流れについても予想される流れについてお答えください。 ○議長(熊沢あやり) 税務担当部長 鈴木秀行君。 ◎税務担当部長(鈴木秀行) 案件については、先ほどお話ししたとおり、以前にそういった案件はございません。  市外在住である方が議案が可決された場合について、訴訟及びその後の流れはどうなるかについてでございますが、本件可決後、裁判所へ訴訟を提起いたします。その後、勝訴判決を得た場合は、裁判所を介して強制執行の手続を行います。
    ○議長(熊沢あやり) いきいき生活部長 岡林得生君。 ◎いきいき生活部長(岡林得生) ほかにこのようなケースがあったかということですけれども、本来、市外に転出する際は町田市に転出届を提出する必要がございます。同時に、町田市国民健康保険の資格を喪失しますので、このタイミングで被保険者証を返還していただいております。  しかしながら、当該被保険者は、これらの手続を行わないまま市外に転出したため、被保険者証を所有しておりました。その保険証を使ってそのまま受診をした――入院ですけれども、したわけなんですけれども、これ以外にもこういったケースというのは存在はします。  ただし、その場合は転入した市町村で新たに国民健康保険に加入してございますので、その給付費の費用につきましては、当該転出先の国民健康保険、そちらのほうでの給付というふうになる。一旦町田市が給付をした後に、転出先の国民健康保険の被保険者のほうから、その金額について得るということになります。 ○議長(熊沢あやり) 22番 細野龍子議員。 ◆22番(細野龍子) ありがとうございます。特異なケースということですが、今回の場合は九州のほうの自治体からは給付について町田市に戻ってくることはないのでしょうか。 ○議長(熊沢あやり) いきいき生活部長 岡林得生君。 ◎いきいき生活部長(岡林得生) 北九州に行ったというのは、本人がそのようには申しておりますが、実際の住民票の異動がされていない関係で具体的な請求というのは難しいかと考えております。 ○議長(熊沢あやり) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第88号議案を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(熊沢あやり) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第8  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第8、第69号議案外議案26件を一括議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。 ○議長(熊沢あやり) 副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、補正予算の議案についてご説明申し上げます。  第69号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計補正予算(第4号)につきまして、その概要をご説明申し上げます。  今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策予算(第3弾)として、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な不安を抱えて出産及び育児を行う子育て世帯を支援するため、国の特別定額給付金の基準日の翌日以降に生まれ、新たに町田市民として住民登録された新生児のいる世帯に対し、臨時特別定額給付金を支給します。  また、国の第2次補正予算を活用し、妊婦の方が分娩前にPCR検査を受けることができる体制を整備するとともに、新型コロナウイルス感染症の最前線で戦っている医療機関を支援することを目的に、ふるさと納税を活用し、市内の診療所に必要な物資等を支援するため、特別給付金を支給するほか、国の自粛要請等に伴い中止・縮小した事業など、事務事業の見直しによる減額分などについて編成しております。  タブレットの87分の8ページ、補正予算書のページ番号ですと4ページをご覧ください。  以後、ページ番号は補正予算書のページ番号でご説明いたします。  第1表、歳入歳出予算補正につきましては、まず歳入において、使用料及び手数料について減額する一方で、地方交付税、分担金及び負担金、国庫支出金、都支出金、財産収入、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入、市債について増額計上しております。  5ページをご覧ください。  歳出におきましては、議会費にて議会活動費、農林費にてふれあい農業推進事業、商工費にて商店街活性化支援事業など、土木費にて緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業など、消防費にて防災普及事業、教育費にて小・中学校教育情報化推進事業や東京2020オリンピック・パラリンピック等国際大会推進事業などについて減額する一方で、総務費にて各種基金への積立金など、民生費にて前年度分の精算に伴う国・都支出金返還金、衛生費にて救急医療対策事業や予防接種事業などを増額計上しております。  その結果、歳入歳出それぞれ56億5,049万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,217億5,326万1,000円とするものでございます。  6ページをご覧ください。  第2表、債務負担行為補正につきましては、新生児臨時特別定額給付金支給事業、市立保育園給食調理業務委託事業を追加するものでございます。  7ページをご覧ください。  第3表、地方債補正につきましては、学童保育クラブ整備事業ほか2件について、限度額を変更するものでございます。  それでは、歳入の主なものから順を追ってご説明申し上げます。  12ページをご覧ください。  第11款、地方交付税、9億8,331万7,000円の増額につきましては、普通交付税の交付見込みに基づく増額計上でございます。  第13款、分担金及び負担金215万円の増額につきましては、予防接種費負担金を増額計上しております。  第14款、使用料及び手数料3,600万円の減額につきましては、学童保育クラブ育成料を減額計上しております。  第15款、国庫支出金1億4,775万円の増額につきましては、歳出の見込みを勘案し、防災・安全交付金や校内通信ネットワーク等整備事業費補助などを減額する一方で、生活困窮者自立相談支援事業費等負担金や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを増額計上しております。  14ページをご覧ください。  第16款、都支出金5,982万円の増額につきましては、歳出の見込みを勘案し、耐震改修費補助や放課後子ども教室推進事業費補助などを減額する一方で、新たに放課後等デイサービス支援事業費補助を計上するとともに、子ども・子育て支援交付金や出産・子育て応援事業費補助などを増額計上しております。  17ページをご覧ください。  第17款、財産収入641万円の増額につきましては、土地売払収入を増額計上しております。  第18款、寄附金1,500万円の増額につきましては、指定寄附金を増額計上しております。  第19款、繰入金9億5,411万7,000円の増額につきましては、歳出の見込みを勘案し、廃棄物減量再資源化等推進整備基金繰入金を減額する一方で、決算に伴う各特別会計からの繰入金を増額計上しております。  第20款、繰越金35億796万8,000円の増額につきましては、前年度繰越金を増額計上しております。  第21款、諸収入96万1,000円の増額につきましては、歳出の見込みを勘案し、多摩・島しょ広域連携活動助成金などを減額する一方で、さくら祭り負担金返還金を新たに計上しております。  18ページをご覧ください。  第22款、市債900万円の増額につきましては、臨時財政対策債などを減額する一方で、都市計画事業債を増額計上しております。  引き続きまして、歳出の主なものにつきまして、20ページからご説明申し上げます。  第1款、議会費1,894万3,000円の減額につきましては、議会活動費を減額計上しております。  第2款、総務費48億3,176万8,000円の増額につきましては、情報システム運営費のシステム導入委託料などを減額する一方で、前年度決算剰余金の一部を各基金に積み立てるため、新たに退職手当基金積立金を計上するとともに、財政調整基金積立金などを増額計上しております。  23ページをご覧ください。  第3款、民生費11億6,993万3,000円の増額につきましては、施設等利用費の施設等利用給付費などを減額する一方で、障がい福祉事務費の国庫支出金返還金など、前年度分の精算に伴う、国・都支出金返還金を計上するとともに、新たに児童福祉事務費に新生児臨時特別定額給付金を計上しております。  28ページをご覧ください。  第4款、衛生費1億6,349万3,000円の増額につきましては、3R推進事業費の施設等管理委託料などを減額する一方で、保健医療対策事業費の診療委託料や予防接種費の予防接種委託料などを増額計上しております。  31ページをご覧ください。  第6款、農林費372万円の減額につきましては、ふれあい農業推進費の農業祭負担金を減額計上しております。  第7款、商工費1,629万5,000円の減額につきましては、商工業振興対策費の商店街チャレンジ戦略支援事業補助金などを減額計上しております。  第8款、土木費1億4,320万円の減額につきましては、狭あい道路・私道等整備費の整備工事費や野津田公園費の整備工事費を増額する一方で、住宅改良費の緊急輸送道路沿道建築物耐震促進助成金などを減額計上しております。  33ページをご覧ください。  第9款、消防費34万2,000円の減額につきましては、災害対策費の設営委託料を減額計上しております。  第10款、教育費3億3,220万1,000円の減額につきましては、中央図書館費の手指消毒用消毒液消耗品費などを増額する一方で、小中学校ネットワーク費のタブレット端末備品購入費、東京2020オリンピック・パラリンピック等国際大会推進事業費の事前キャンプ受入業務委託料などを減額計上しております。  以上が一般会計補正予算の概要でございます。  次に、第70号議案 令和2年度(2020年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)について、その概要をご説明申し上げます。  補正予算書の45ページをご覧ください。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ6億4,639万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ409億358万3,000円とするものでございます。  初めに、歳入からご説明申し上げます。  52ページをご覧ください。  第5款、繰入金1,044万2,000円の減額は、総務費の減額と国民健康保険事業費納付金の確定によるものでございます。  第6款、繰越金6億5,683万2,000円の増額は、前年度の繰越金を計上するものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  54ページをご覧ください。  第1款、総務費27万6,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う事業の見直しによる不用額等を減額するものでございます。  第3款、国民健康保険事業費納付金1,016万6,000円の減額は、納付額の確定によるものでございます。  第6款、諸支出金6億5,683万2,000円の増額は、前年度都支出金の精算に伴う返還金と前年度国民健康保険事業会計の決算に伴う一般会計への繰出金を計上するものでございます。  以上が国民健康保険事業会計補正予算の概要でございます。  次に、第71号議案 令和2年度(2020年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第1号)について、その概要をご説明申し上げます。  補正予算書の59ページをご覧ください。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ6億9,487万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ361億2,270万6,000円とするものでございます。  初めに、歳入からご説明申し上げます。  66ページをご覧ください。  第1款、保険料159万8,000円の減額は、地域支援事業費の減額に伴う第1号被保険者保険料負担分の減額によるものでございます。  第3款、国庫支出金165万円の減額は、調整交付金、地域支援事業交付金を減額することによるものでございます。  第4款、支払基金交付金1,487万6,000円の増額は、介護給付費交付金の増加によるものでございます。  第5款、都支出金84万6,000円の減額は、地域支援事業交付金の減額によるものでございます。  67ページをご覧ください。  第6款、財産収入35万2,000円の増額は、介護保険給付費準備基金の運用利子の増加によるものでございます。  第7款、繰入金318万2,000円の増額は、地域支援事業費の減額に伴う地域支援事業繰入金の減額、低所得者保険料軽減負担金の増加に伴う低所得者保険料軽減繰入金の増額及び総務費の減額に伴うその他一般会計繰入金の減額によるものでございます。  第8款、繰越金6億8,056万2,000円の増額は、前年度の繰越金を計上するものでございます。
     続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  68ページをご覧ください。  第1款、総務費11万2,000円の減額は、賦課徴収費に不用額が生じたことにより減額するものでございます。  第3款、地域支援事業費675万9,000円の減額は、主に介護予防・日常生活支援総合事業費に不用額が生じたことにより減額するものでございます。  69ページをご覧ください。  第4款、基金積立金5億1,446万3,000円の増額は、前年度の保険給付費及び地域支援事業費の確定による保険料収入の剰余金及び介護保険給付費準備基金の運用利子の増加によるものでございます。  第5款、諸支出金1億8,728万6,000円の増額は、前年度の保険給付費及び地域支援事業費等の確定による、国等への償還金及び一般会計への繰出金でございます。  以上が介護保険事業会計補正予算の概要でございます。  次に、第72号議案 令和2年度(2020年度)町田市後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)について、その概要をご説明申し上げます。  補正予算書の73ページをご覧ください。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ1億5,420万7,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ120億73万7,000円とするものでございます。  初めに、歳入からご説明申し上げます。  80ページをご覧ください。  第4款、繰入金26万7,000円の増額は、広域連合事務費負担金の確定に伴う増額と、総務費のうち、事務経費の減額によるものでございます。  第5款、繰越金1億1,160万9,000円の増額は、前年度の繰越金を計上するものでございます。  第7款、広域連合支出金3,881万1,000円の増額は、前年度精算に伴う広域連合納付金の返還金でございます。  第8款、国庫支出金352万円の増額は、電算システム改修に伴う補助金を計上するものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  82ページをご覧ください。  第1款、総務費340万8,000円の増額は、電算システムの改修費の増額等によるものでございます。  第2款、広域連合納付金4,218万8,000円の増額は、広域連合事務費負担金の確定と、前年度保険料等負担金の追加納付が生じたことによるものでございます。  第5款、諸支出金1億861万1,000円の増額は、前年度葬祭費交付金の精算に伴う返還金と、前年度後期高齢者医療事業会計の決算に伴う一般会計への繰出金を計上するものでございます。  以上が後期高齢者医療事業会計補正予算の概要でございます。  以上、補正予算議案についてよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、条例議案についてご説明申し上げます。  第74号議案 町田市附属機関の災害時等における審議等の実施のための関係条例の整備に関する条例について、ご説明申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、今後、集合方式による会議の開催が困難な場合であっても、設置者である市長などの判断で書面による審議など、別の方法を加えることができるように、各附属機関の会議の開催方法等を規則に委任するため、所要の改正をするものでございます。  次に、第75号議案 町田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、保健所に勤務する職員等が新型コロナウイルス感染症に係る業務に従事した場合の特殊勤務手当の支給限度額について、特例を定めるため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症に係る業務に従事した場合の支給限度額について、「1日につき3,000円を超えない範囲内」とする特例を定めるものでございます。  次に、第76号議案 町田市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、今後、会計年度任用職員が新型コロナウイルス感染症に係る業務に従事した場合を想定し、会計年度任用職員に対して特殊勤務手当に相当する報酬を支給した場合の期末手当の額の決定に関する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、会計年度任用職員の期末手当の算定基礎額について、特殊勤務手当に相当する報酬を含まない取扱いにするため、規定を改めるものでございます。  次に、第77号議案 町田市手数料条例等の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、関係する規定を整備するため及びコンビニエンスストアにおいて証明書自動交付サービスを利用した場合の手数料の減額特例措置の期間を延長するため、所要の改正をするものでございます。  改正内容は2点ございます。  1点目は、法改正により通知カードの制度が廃止されたため、通知カードの再交付手数料の規定を削除するものでございます。  2点目は、2018年度から実施している「コンビニエンスストアでのマイナンバーカードを利用した自動交付機による証明書交付手数料を50円減額する特例措置」を、2年間延長し、2022年度までとするものでございます。  次に、第78号議案 町田市市税条例等の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、地方税法等が改正されたことに伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  主な改正内容は2点ございます。  1点目は、個人住民税に関する規定を改めるものでございます。生計を一にする子を有する単身者について、前年の合計所得金額が500万円以下の場合に、婚姻歴の有無や性別にかかわらず、ひとり親控除の対象といたします。また、非課税制度の対象者として、前年の合計所得金額が135万円以下のひとり親を加えるものでございます。  2点目は、延滞金の利率に関する規定を改めるものでございます。法人市民税について、納期限の延長があった場合の延滞金の利率を現行の1.6%から1.1%に引き下げるものでございます。また、延滞金に係る用語である「特例基準割合」が「延滞金特例基準割合」に改められたことに伴い、関連する条例について文言整理を行うものでございます。  これらの規定は、2021年1月1日から施行いたします。  次に、第79号議案 町田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、厚生労働省令の改正に伴い、関係する事項を改正するものでございます。  内容といたしましては、「主任介護支援専門員」を管理者の要件とする指定居宅介護支援事業所の「管理者要件の緩和」及び「管理者要件の適用時期の猶予」に関し、必要な事項を改正するものでございます。  次に、第80号議案 町田市義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、安心して子育てができる環境を整備することを目的として、義務教育就学児の医療費の助成における所得制限を撤廃するため、所要の改正をするものでございます。  以上、条例議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、契約議案についてご説明申し上げます。  第83号議案 健康増進温浴施設整備工事請負契約について、ご説明申し上げます。  本議案は、町田市5ヵ年計画の重点事業に掲げられている「健康増進施設の整備」を目的とし、市立室内プールに健康増進温浴施設を増築する工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、健康増進温浴施設の増築及び関連する外構工事、健康増進温浴施設増築に伴う室内プールの改修工事等を行うものでございます。  増築棟の概要といたしましては、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、地上3階建てで延べ面積は1,890.60平方メートルでございます。  次に、第84号議案 健康増進温浴施設整備給排水衛生設備工事請負契約について、ご説明申し上げます。  本議案は、第83号議案と同様に、町田市5ヵ年計画の重点事業に掲げられている「健康増進施設の整備」を目的とし、市立室内プールに健康増進温浴施設を増築することに伴う給排水衛生設備工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、衛生器具設備工事のほか、給水設備工事、排水設備工事、給湯設備工事、消火設備工事、ガス設備工事、ろ過設備工事を行うものでございます。  次に、第85号議案 香山緑地整備工事(その1)請負契約について、ご説明申し上げます。  本議案は、香山緑地を町田市の観光拠点の一つとするため、園路や庭園等を整備する工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、園路の整備工事、庭園風景の整備工事、管理施設の整備工事、サービス施設の整備工事、擁壁工事等を行うものでございます。  以上、契約議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、第92号議案から第98号議案までの指定管理者の指定に関する議案について、ご説明申し上げます。  これらの議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定管理者を指定するものです。  初めに、第92号議案 小山子どもクラブの指定管理者の指定につきましては、小山子どもクラブを管理運営する指定管理者として、特定非営利活動法人青少年健全育成会ホシザクラを指定するものでございます。  次に、第93号議案につきましては、南第三小学校の金森学童保育クラブ、鶴川第四小学校の鶴川第四学童保育クラブ、町田第四小学校の森野学童保育クラブの計3か所の学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、社会福祉法人町田市社会福祉協議会を指定するものでございます。  次に、第94号議案につきましては、南第四小学校のどろん子学童保育クラブ、金井小学校の金井学童保育クラブ、鶴川第三小学校の鶴川学童保育クラブ、南大谷小学校の南大谷学童保育クラブの計4か所の学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、特定非営利活動法人町田市学童保育クラブの会を指定するものでございます。  次に、第95号議案につきましては、小山ヶ丘小学校の小山ヶ丘学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、社会福祉法人景行会を指定するものでございます。  次に、第96号議案につきましては、小山小学校の小山学童保育クラブ、小山田南小学校の桜の森学童保育クラブの計2か所の学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、社会福祉法人貴静会を指定するものでございます。  次に、第97号議案につきましては、南第一小学校の南第一さくら学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、特定非営利活動法人ワーカーズコープを指定するものでございます。  次に、第98号議案につきましては、三輪小学校のみわっこ学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、社会福祉法人三輪愛光会を指定するものでございます。  第92号議案から第98号議案の指定管理者の候補者につきましては、子どもに関する施設の運営実績のある団体から募集し、「町田市指定管理者候補者選考委員会」の選考結果を参考に、最も適切に子どもクラブ及び学童保育クラブを運営できる団体を選定いたしました。  指定管理者の指定期間は、いずれも2021年4月1日から2026年3月31日までの5年間でございます。  以上、指定管理者の指定に関する議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 副市長 木島暢夫君。    〔副市長木島暢夫登壇〕 ◎副市長(木島暢夫) それでは、私からは補正予算議案1件、条例議案4件、指定管理者の指定に関する議案1件につきまして、ご説明申し上げます。  まず、第73号議案 令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、その概要をご説明申し上げます。  お手元の「令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計補正予算書」の1ページをご覧ください。タブレットですと16分の3ページをご覧ください。  以後、ページ番号につきましては、補正予算書のページ番号でご説明をいたします。  第2条、収益的収入及び支出の補正の予定額でございます。収入は、第1款、下水道事業収益が613万2,000円減の129億5,774万1,000円で、その内訳は、第2項の営業外収益が1,613万2,000円減の68億4,423万1,000円となっております。  支出は、第1款、下水道事業費用が3,506万7,000円増の124億4,615万7,000円で、その内訳は、第1項、営業費用が3,374万3,000円減の113億1,322万2,000円、第3項、特別損失が6,881万円増の1億4,208万7,000円となっております。  第3条は、資本的収入及び支出の補正の予定額でございます。当初予算第4条、本文括弧書きの資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額26億3,559万6,000円を補填する財源の内訳を記載のとおり改めております。  第4条は、特例的収入及び支出の補正の予定額でございます。当初予算第4条の2、当該事業年度に属する債権として整理する未収金額を5億8,693万3,000円に、また、当該事業年度に属する債務として整理する未払金額を4億5,184万8,000円に改めております。  以上が町田市下水道事業会計補正予算の概要でございます。  以上、補正予算議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、条例議案についてご説明申し上げます。  第81号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、分娩介助料の無痛分娩加算の新設及び駐車場料金の変更を行うために改正するものでございます。  分娩介助料の無痛分娩加算につきましては、出産方法の選択肢を増やし、妊婦の要望にきめ細かに対応できるよう、新設するものでございます。  駐車場料金の変更につきましては、受益者負担の適正化に関する基本方針に基づき、30分を超え4時間までを100円から200円に改めるものでございます。  無痛分娩加算の新設につきましては、2020年10月1日から、駐車場料金の変更につきましては、2021年1月1日から、それぞれ施行いたします。  次に、第89号議案、第90号議案及び第91号議案について、一括してご説明申し上げます。  第89号議案 市道路線の認定については、開発行為により築造された道路を認定するものでございます。  認定する路線は、議案の1ページに記載しております10路線で、総延長は589メートルでございます。  各路線の位置につきましては、2ページから11ページの認定略図にお示ししております。  続きまして、第90号議案 市道路線の廃止については、道路として機能のない路線、他の市道路線と重複している路線、公園整備事業に伴い公園用地内に取り込まれる路線及び河川改修事業に伴い河川区域内に取り込まれた路線を廃止するものでございます。  廃止する路線は、議案の1ページに記載しております8路線で、廃止総延長は1,022メートルでございます。  各路線の位置につきましては、2ページから8ページの廃止略図にお示ししております。  続きまして、第91号議案 市道路線の変更については、河川改修事業に伴い、既存路線の区域の一部を新設された道路の位置に変更するものでございます。
     変更する路線は、議案の1ページに記載しております1路線で、河川区域に取り込まれた延長146メートルを廃止し、新設された道路の延長108メートルを認定するものでございます。  路線の位置につきましては、2ページの変更略図にお示ししております。  以上、条例議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、指定管理者の指定に関する議案につきましてご説明申し上げます。  第99号議案 町田市文化交流センターの指定管理者の指定について、ご説明申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、町田市文化交流センターを管理運営する指定管理者として、株式会社町田まちづくり公社を指定するものでございます。  指定管理者の指定期間は、2021年4月1日から2026年3月31日までの5年間でございます。  なお、指定管理者の候補者につきましては、これまでの実績を踏まえ、現指定管理者である法人を指定管理者として指定するものでございます。  説明は以上でございます。  以上、指定管理者の指定に関する議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 市長の説明は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第9  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第9、認定第1号及び認定第2号を一括議題といたします。  本件について、市長から、提案理由の説明を求めます。  副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、認定第1号 令和元年度(2019年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について、決算の概要をご説明申し上げます。  令和元年度の市政運営に当たりましては、町田市基本計画「まちだ未来づくりプラン」の8年目、その実行計画である町田市5ヵ年計画17-21の3年目に当たり、現計画の集大成の時期を迎えていることから、計画における目標達成に向けた取組を着実に進めてまいりました。  そのため、町田市の令和元年度予算は、計画の進捗を確認し、新たな着眼、柔軟な発想に基づく取組を行い、目標達成に向けた予算編成を行いました。  また、予算執行に当たりましては、引き続き計画的かつ適正な執行に努めてまいりました。  それでは、一般会計から順を追ってご説明申し上げます。  タブレットの302分の11ページ、決算書のページ番号ですと、6ページをご覧ください。  以後、ページの番号は決算書の番号でご説明いたします。  令和元年度町田市一般会計の歳入決算額は1,603億6,188万円で、前年度に比べて60億3,975万円、3.9%の増、また、歳出決算額は1,552億8,798万円で、34億7,146万円、2.3%の増となりました。  歳入から歳出を差し引いた形式収支は50億7,390万円となり、翌年度へ繰り越すべき財源5億6,593万円を差し引いた実質収支は45億797万円となりました。これにつきましては16ページに記載してございます。  続きまして、7ページから10ページの歳入でございます。  歳入の主なものは、第1款、市税は689億7,373万円で、前年度に比べて5億6,665万円、0.8%の増となりました。  増減の内訳でございますが、前年度に比べて法人市民税が4,744万円、1.3%の減となった一方で、固定資産税は2億703万円、0.8%の増、都市計画税は2,892万円、0.6%の増となりました。  このほか、第10款、地方特例交付金、第15款、国庫支出金、第16款、都支出金、第19款、繰入金、第22款、市債などで前年度を上回る決算となりました。  このうち、第15款、国庫支出金は299億6,935万円で、前年度に比べて19億6,935万円、7.0%の増、第16款、都支出金は213億6,356万円で、前年度に比べて14億839万円、7.1%の増、第22款、市債は109億1,320万円で、前年度に比べて37億370万円、51.4%の増となりました。  一方、第6款、地方消費税交付金、第11款、地方交付税、第13款、分担金及び負担金、第17款、財産収入、第20款、繰越金などでは、前年度を下回る決算額となっています。  このうち、第13款、分担金及び負担金は11億8,451万円で、前年度に比べて4億7,768万円、28.7%の減、第20款、繰越金は25億560万円で、前年度に比べて23億6,641万円、48.6%の減となりました。  歳入決算額の構成比は、大きい順から第1款、市税が43.0%、第15款、国庫支出金が18.7%、第16款、都支出金が13.3%、第22款、市債が6.8%となっております。第1款、市税の構成比は、前年度に比べて1.3ポイント減少いたしました。また、予算現額に対する歳入決算額の割合は96.3%となっております。  次に、11ページから13ページの歳出でございます。  歳出の主なもので、前年度に比べて決算額が増加したものは、第3款、民生費、第4款、衛生費、第7款、商工費、第8款、土木費、第12款、公債費でございます。  このうち、第3款、民生費は793億1,290万円で、前年度に比べて32億3,297万円、4.2%の増となっております。これは、認定こども園等施設型給付事業や児童扶養手当支給事業などの増によるものでございます。  第7款、商工費は18億610万円で、前年度に比べて8億6,103万円、91.1%の増となっております。これは、プレミアムつき商品券発行事業などの増によるものでございます。  第8款、土木費は151億1,272万円で、前年度に比べて15億4,215万円、11.4%の増となっております。これは、野津田公園スポーツの森整備事業や町田薬師池公園四季彩の杜整備事業などの増によるものでございます。  一方、前年度に比べて決算額が減少したものは、第2款、総務費、第10款、教育費でございます。このうち、第2款、総務費は180億9,359万円で、前年度に比べて22億8,933万円、11.2%の減となりました。これは、スポーツ施設長寿命化事業の増の一方、公共施設整備基金積立金などの減によるものでございます。  第10款、教育費は137億4,205万円で、前年度に比べて7億3,827万円、5.1%の減となりました。これは、小中学校体育館空調設備設置事業の増の一方、小学校校舎等改修事業や小学校屋内環境整備事業などの減によるものでございます。  歳出決算額の主な構成比は、大きい順から、第3款、民生費が51.1%、第2款、総務費が11.7%、第8款、土木費が9.7%、第4款、衛生費が9.0%、第10款、教育費が8.8%となっております。また、予算現額に対する歳出決算額の割合は93.2%となっております。  以上、一般会計の決算概要についてご説明申し上げました。  市財政を取り巻く環境は、今後、新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況が見込まれます。そのような状況の中にあっても、社会情勢や環境の変化へ迅速に対応し、未来へつなげる施策を展開していかなければなりません。  歳入の確保に最大限努め、危機感を持って、事務事業を徹底的に見直すとともに、最少の経費で最大の効果を上げる取組を推進し、厳しい財政状況に対応してまいりたいと存じます。  続きまして、特別会計の決算の概要について、ご説明申し上げます。  初めに、国民健康保険事業会計でございます。  200ページをご覧ください。  国民健康保険事業会計の歳入決算額は423億1,056万円、歳出決算額は416億5,372万円で、差し引き6億5,683万円を翌年度に繰り越しております。  続きまして、201ページの歳入でございます。  歳入の主なものは、第1款、国民健康保険税85億8,628万円、第4款、都支出金279億3,094万円、第5款、繰入金45億5,597万円でございます。  次に、202ページから203ページの歳出でございます。  歳出の主なものは、第2款、保険給付費271億342万円、第3款、国民健康保険事業費納付金124億5,202万円、第6款、諸支出金9億5,167万円でございます。  次に、下水道事業会計でございます。  222ページをご覧ください。  下水道事業会計の歳入決算額は93億5,024万円、歳出決算額は87億7,523万円で、歳入から歳出を差し引いた形式収支は5億7,501万円となりました。このうち、翌年度へ繰り越すべき財源1,547万円を差し引いた実質収支は5億5,954万円となりました。これにつきましては228ページに記載しております。  なお、歳入から歳出を差し引いた形式収支5億7,501万円につきましては、令和2年度から下水道事業会計に地方公営企業法が適用されたことに伴い、同法の規定による特別会計へ引き継いでおります。  続きまして、223ページから224ページの歳入でございます。  歳入の主なものは、第2款、使用料及び手数料52億4,361万円、第3款、国庫支出金5億1,394万円、第6款、繰入金20億4,858万円、第9款、市債13億8,070万円でございます。  次に、225ページの歳出でございます。  第1款、下水道費は51億668万円で、主なものは、管渠費が17億1,892万円、処理場費が24億6,778万円でございます。  第2款、公債費は36億6,855万円でございます。  次に、介護保険事業会計でございます。  242ページをご覧ください。  介護保険事業会計の歳入決算額は340億7,489万円、歳出決算額は333億2,933万円で、差し引き7億4,556万円を翌年度に繰り越しております。  続きまして、243ページから244ページの歳入でございます。  歳入の主なものは、第1款、保険料73億6,290万円、第3款、国庫支出金70億4,401万円、第4款、支払基金交付金83億5,697万円、第5款、都支出金47億71万円、第7款、繰入金57億4,194万円でございます。  次に、245ページから246ページの歳出でございます。  歳出の主なものは、第1款、総務費8億6,831万円、第2款、保険給付費298億5,727万円、第3款、地域支援事業費17億122万円でございます。  最後に、後期高齢者医療事業会計でございます。  266ページをご覧ください。  後期高齢者医療事業会計の歳入決算額は114億7,860万円、歳出決算額は113億6,699万円で、差し引き1億1,161万円を翌年度へ繰り越しております。  続きまして、267ページの歳入でございます。  歳入の主なものは、第1款、後期高齢者医療保険料57億8,738万円、第4款、繰入金52億3,423万円でございます。  次に、268ページの歳出でございます。  歳出の主なものは、第2款、広域連合納付金105億1,448万円でございます。  特別会計の決算概要は以上でございます。  なお、各会計の決算の詳細につきましては、それぞれの会計の歳入歳出決算事項別明細書に記載しております。  以上、一般会計及び特別会計の決算について、その概要をご説明申し上げました。  事業の詳細につきましては、主要な施策の成果を説明する書類として「町田市課別・事業別行政評価シート」を、また、参考資料として「町田市の財務諸表」を併せて提出させていただきました。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 副市長 木島暢夫君。    〔副市長木島暢夫登壇〕 ◎副市長(木島暢夫) それでは、私からは認定第2号 令和元年度(2019年度)町田市病院事業会計決算認定について、決算の概要をご説明申し上げます。  令和元年度(2019年度)町田市病院事業会計決算書の2ページ及び3ページ、タブレットですと41分の4ページ及び5ページをご覧ください。  以後、ページ番号につきましては決算書のページ番号でご説明いたします。  令和元年度町田市病院事業決算報告書でございます。この報告書は消費税及び地方消費税込みの額となっております。  まず、(1)収益的収入及び支出でございます。収入でございますが、病院事業収益の決算額は136億1,628万円となりました。内訳といたしましては、医業収益が120億5,201万円、医業外収益が15億3,443万円、特別利益が2,984万円でございます。  次に、支出でございますが、病院事業費用の決算額は138億8,479万円となりました。内訳といたしましては、医業費用が133億3,365万円、医業外費用が4億8,739万円、特別損失が6,375万円でございます。  4ページ及び5ページをご覧ください。  (2)資本的収入及び支出でございます。収入でございますが、資本的収入の決算額は7,881万円となりました。内訳は、都補助金7,881万円でございます。  支出でございますが、資本的支出の決算額は9億1,339万円で、内訳といたしましては、建設改良費1億9,014万円と企業債償還金7億2,325万円でございます。建設改良費の内容は、全て医療機器等の資産購入費でございます。  以上の結果、4ページの一番下に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額8億3,458万円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額51万円と過年度分損益勘定留保資金8億3,407万円で補填いたしました。  続きまして、6ページをご覧ください。  令和元年度町田市病院事業損益計算書でございます。概要につきましてご説明いたします。  なお、この損益計算書は税抜きの額となっております。  1、医業収益の主なものとしましては、(1)の入院収益が81億2,576万円で、前年度に比べ2億7,778万円の増加、(2)の外来収益が32億1,054万円で、前年度に比べ2,433万円の減少となりました。医業収益全体では120億2,529万円となり、前年度に比べ2億1,599万円増加いたしました。  2、医業費用でございます。主なものとしましては、(1)の給与費が73億4,149万円で、前年度に比べ7,547万円の増加、(2)の材料費が27億8,263万円で前年度に比べ1億6,555万円の増加、(3)の経費が19億7,953万円で前年度に比べ6,546万円の増加、(4)の減価償却費が9億1,184万円で前年度に比べ2,264万円の減少となりました。
     医業費用全体では130億4,571万円となり、前年度に比べ2億7,428万円増加いたしました。医業収益から医業費用を差し引いた医業収支は10億2,042万円の損失となりました。  続きまして、3、医業外収益でございますが、15億2,640万円となり、前年度に比べ2,305万円増加いたしました。  4、医業外費用につきましては、全体で7億4,528万円となり、前年度に比べ5,796万円増加いたしました。この結果、経常損失として2億3,930万円を計上いたしました。  続きまして、7ページをご覧ください。  5、特別利益は2,981万円、6、特別損失は6,365万円でございます。  以上の結果、令和元年度におきましては、当年度純損失2億7,314万円を計上いたしました。  なお、前年度繰越欠損金と合わせた当年度未処理欠損金は45億6,843万円となっております。  続きまして、8ページ、9ページをご覧ください。  令和元年度町田市病院事業剰余金計算書でございます。  上から4段目の当年度変動額をご覧ください。  資本金及び資本剰余金につきましては、前年度からの変動はございませんでした。  9ページの未処理欠損金の欄をご覧ください。上から3段目の前年度からの繰越欠損金42億9,529万円に、当年度純損失2億7,314万円を加えた当年度未処理欠損金は45億6,843万円でございます。  続きまして、10ページをご覧ください。  令和元年度町田市病院事業欠損金処理計算書(案)でございます。  資本金、資本剰余金、未処理欠損金ともに処分額はなく、未処理欠損金全額45億6,843万円を繰越欠損金とするものでございます。  続きまして、11ページをご覧ください。  令和元年度町田市病院事業貸借対照表でございます。概要につきましてご説明いたします。  なお、この貸借対照表は、税抜きの額となっております。  まず、資産の部でございますが、1、固定資産につきましては、(1)の有形固定資産、(2)の無形固定資産及び(3)の投資その他の資産で、前年度末に比べ7億4,905万円減少し、111億2,521万円となりました。  続いて、2、流動資産につきましては、(1)の現金預金、(2)の未収金、(3)の貯蔵品及び(4)の前払金で、前年度末に比べ2億2,156万円減少し、31億4,268万円となりました。資産の合計は142億6,788万円でございます。  次に、負債の部をご覧ください。  負債の合計は、3、固定負債、4、流動負債及び5、繰延収益を合わせて144億8,307万円でございます。  資本の部をご覧ください。  資本の合計は、6、資本金と7、剰余金を合わせてマイナス2億1,519万円でございます。  町田市病院事業会計決算の概要説明は以上でございます。  なお、決算額の明細及び注記につきましては、15ページから25ページの決算付属明細書に、事業報告書につきましては27ページ以降に掲載しております。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 市長の説明は終わりました。  この際、代表監査委員から、決算審査意見書についての説明を求めます。  代表監査委員 高野克浩君。    〔代表監査委員高野克浩登壇〕 ◎代表監査委員(高野克浩) 令和元年度(2019年度)決算審査結果についてご説明申し上げます。  審査の対象は、地方自治法の規定に基づき審査に付された町田市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算並びに附属書類、町田市各基金の運用状況を示す書類、地方公営企業法の規定に基づき審査に付された町田市病院事業会計決算、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき審査に付された町田市健全化判断比率及び町田市各公営企業会計資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類、これらが審査の対象となります。  審査に当たりましては、定期監査及び例月出納検査の結果なども参考にし、総合的に判断しているところでございます。  審査の結果は、いずれも関係法令に準拠しており、その内容を適正に表示しているものと認められました。  それでは、審査内容から主に一般会計及び普通会計について、財政状況を中心に述べさせていただきます。  なお、決算審査意見の詳細につきましては、お手元の意見書をご覧いただきたいと存じます。  令和元年度町田市決算審査意見書の2ページをお開きください。  決算規模の年度比較になっております。上の表は一般会計・特別会計合計の決算額です。  令和元年度をご覧ください。歳入が2,575億7,616万5,000円、歳出が2,504億1,325万1,000円、一番下の実質収支額が65億8,151万8,000円の黒字となっております。  前年度に比べ黒字額が増加した要因は、一般会計の歳入総額が増加したことによるものです。主に国庫支出金、都支出金、市債などの増加が影響しております。  一方、特別会計では、介護保険事業会計におきまして、要介護・要支援認定者数の増加等に伴い、毎年度歳出が増加しております。  6ページをお開きください。  予算の執行状況です。一般会計当初予算額につきましては、前年度が骨格的予算であったため、6月補正後総予算との比較で115億5,127万5,000円、7.8%増の1,597億6,060万8,000円となっております。この増加は、主に循環型施設整備事業や野津田公園スポーツの森整備事業、町田薬師池公園四季彩の杜整備事業など未来への投資によるものです。  執行率ですが、前年度に比べ一般会計歳入の収入率が2.2ポイント低下の96.3%、歳出の執行率が3.7ポイント低下の93.2%です。収入率では、主に国庫補助金に係る補助単価の関係などにより、また、執行率では不用額が多額に生じたことなどにより、それぞれ低下しております。  その不用額につきましては、下の表と図をご覧ください。  一般会計歳出の不用額は、前年度に比べ20億7,767万円、44.5%増加し、67億4,312万9,000円となっております。その中で民生費は前年度に比べ減少しておりますが、商工費では、主にプレミアム付き商品券事業におきまして、商品券購入までの手続が複雑であったことなどを理由とする申請率の低下などにより、また、土木費では主に設計変更や契約差金などを要因として、それぞれ増加しております。  不用額につきましては、再度増加要因等を正確に分析し、次年度以降の予算編成に反映させていただきたいと思います。  7ページをご覧ください。  一般会計の流用額と予備費の充用額についてご説明いたします。  本年度の流用額は、前年度に比べ26億2,353万2,000円増加し、33億367万5,000円でした。主にプレミアムつき商品券の換金業務に係る委託契約の変更による流用が大宗を占めております。  また、予備費に関しましては、前年度には主に小中学校ブロック塀等緊急安全対策工事などがあり充用額が増加しましたが、本年度は前年度に比べ1億2,207万4,000円減少し、8,522万5,000円でした。主に台風第15号及び第19号被災者への住宅補修緊急支援事業補助金の支給などであります。  次に、歳入のうち、市税についてご説明いたします。  29ページをお開きください。  本年度の市税の収入済額は、前年度に比べ5億6,664万5,000円、0.8%増加し、689億7,373万円でした。  税目のうち、変動が大きかったものについてご説明いたします。  市民税のうち、個人市民税につきましては、主に土地家屋や株式などの分離譲渡所得などの増加を要因として、総所得金額が増えたことなどにより、また、固定資産税では、令和元年度の新増築家屋が増加したことなどにより、それぞれ増加しております。  一方、法人市民税は、金融保険業界で前年度に比べ大きく納税額が減少した法人が数社あった影響もあり、前年度と比べ減少しております。  市税の収納状況ですが、33ページをお開きください。  市税全体、現年課税分プラス滞納繰越分の収納率は前年度に比べ0.1ポイント上昇し、99.2%となり、多摩26市中4位であります。  歳出についてですが、11ページにお戻りください。  目的別経費の支出では、総務費及び教育費などが減少し、民生費及び土木費などが増加しております。一般会計に占める割合の大きい民生費の状況を支出済額で前年度と比べますと、社会福祉費では、主に障がい者福祉費の扶助費、児童福祉費では、主に保育・幼稚園費の扶助費がそれぞれ増加しております。  また、12ページですが、一般会計から医療・介護の3つの特別会計への繰出金の推移を示しております。その中で国民健康保険事業会計では、税率改定の実施等により減少しているものの、合計では前年度に比べ増加しております。  続きまして、財政構造につきまして普通会計によりご説明いたします。  22ページをお開きください。  上段が歳入の分析になります。自主財源、依存財源の割合を構成比で見ますと、平成28年度を境にして自主財源は減少、一方、依存財源は増加となってきております。  また、その下では、歳出を性質別分類に基づき分析しております。構成比で見ますと、前年度と比較して義務的経費と投資的経費が増加しております。義務的経費では、特に扶助費の増加、主に認定こども園等施設型給付事業、自立支援給付費、児童扶養手当など、投資的経費では、循環型施設整備事業、野津田公園整備事業、スポーツ施設長寿命化事業、町田薬師池公園四季彩の杜整備事業などによる増加であります。  次に、26ページをごらんください。  上の図は経常収支比率の推移です。本年度は前年度と比べ2.0ポイント上昇し93.3%、また、臨時財政対策債を除く実質的な経常収支比率は、前年度から1.7ポイント上昇し97.6%であります。主な要因として、扶助費、公債費の増加が挙げられます。  最後になりますが、17ページにお戻りください。  市債の未償還額の推移です。本年度の一般会計における市債の借入額は109億1,320万円で、前年度に比べ37億370万円、51.4%の増加となりました。一方で臨時財政対策債につきましては、前年度と比べ3億9,700万円、10.3%減少しております。  また、次の18ページ、債務負担行為の状況ですが、前年度と比べ11億4,368万7,000円の減少となっております。主に製造・工事の請負に係るもののうち、熱回収施設等整備運営事業や町田第一中学校改築事業など、債務負担行為履行による減少であります。財政運営上、今後も適正に運用していただきたいと思います。  それでは、15ページ「むすび」の一番上、市の財源についてのところから読み上げさせていただきます。  なお、参照ページのところは省略させていただきます。  市の財源について、市税全体では、一般会計の歳入に占める割合は43.0%と前年度より1.3ポイント低下しており、将来人口の推計からも市税の増収に大きな期待は出来ない。  その中で、ふるさと納税に係る促進策の実施として、納税制度のPRや市の政策実現につなげられる使い道の設定、受益者負担に関する説明責任の向上に伴う料金改定による財源確保など、職員一人ひとりが財政状況を認識し、財源不足の解消に向けて取り組んでいることは評価できる。さらに、市は、的確な予算執行により住民の福祉の増進に努め、併せて財政調整基金及び市債の借入額それぞれの残高に留意しながら、健全な財政運営を継続されたい。  現在、新たな基本構想・基本計画である(仮称)まちだ未来づくりビジョン2040の策定が進められている。未来の進むべき方向性を常に市民と共有され、安定的な行政経営が実現されるビジョンであることを望むものである。  以上をもちまして、決算審査の報告とさせていただきます。 ○議長(熊沢あやり) 代表監査委員の説明は終わりました。  以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。  お諮りいたします。議案調査等のため、8月28日及び31日は休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって、8月28日及び31日は休会することに決しました。  9月1日は定刻本会議を開き、一般質問を行いますのでご参集願います。  本日はこれをもって散会いたします。              午後2時45分 散会   ――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   議  長  熊   沢   あ や り   署名議員  戸   塚   正   人   署名議員  わ た べ   真   実...