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令和 2年健康福祉常任委員会(6月)-06月18日-01号
令和 2年総務常任委員会(6月)−06月18日-01号

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  1. 町田市議会 2020-06-18
    令和 2年健康福祉常任委員会(6月)-06月18日-01号


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    最終取得日: 2023-04-15
    令和 2年健康福祉常任委員会(6月)-06月18日-01号令和 2年健康福祉常任委員会(6月)              健康福祉常任委員会記録 1 日時  令和2年(2020年)6月18日(木)午前10時 2 場所  第4委員会室 3 出席者 委員長 松葉ひろみ       副委員長 東友美       委員 矢口まゆ 村まつ俊孝 三遊亭らん丈          大西宜也 細野龍子 熊沢あやり 藤田学 4 出席説明員       地域福祉部長 いきいき生活部長 市民病院事務部長       市民病院次長 その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介       調査法制係 田中雅子
          担当 五十嵐大悟 6 速記士 植木那津子澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        健康福祉常任委員会審査順序                        令和2年(2020年)                      6月18日(木)午前10時                             第4委員会室  1 市民病院  (1)行政報告 町田市民病院中期経営計画(2017年度~2021年度)及び事業計画進捗状況について(2019年度)  2 いきいき生活部  (1)第51号議案 町田市介護保険事業計画高齢者福祉審議会条例の一部を改正する条例  3 地域福祉部  (1)第50号議案 町田市地域福祉計画審議会条例の一部を改正する条例  (2)行政報告 「(仮称)第4次町田市地域福祉計画」の策定に向けた市民アンケート調査の結果及び計画策定の進め方について  (3)行政報告 特別定額給付金事業実施状況について  (4)行政報告 ひかり療育園の新たな運営体制への移行スケジュール変更について  4 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前10時1分 開議 ○委員長 ただいまから健康福祉常任委員会を開会いたします。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △行政報告町田市民病院中期経営計画(2017年度~2021年度)及び事業計画進捗状況について(2019年度)) ○委員長 行政報告町田市民病院中期経営計画(2017年度~2021年度)及び事業計画進捗状況について(2019年度)を議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎市民病院事務部長 町田市民病院では、質の高い医療サービスを提供し、安定した病院経営を維持していくために、町田市民病院中期経営計画(2017年度~2021年度)及び2019年度町田市民病院事業計画を策定し、これに基づき、経営改善を進めております。  このたび2019年度の進捗状況をまとめましたので、その結果について担当よりご報告申し上げます。 ◎経営企画室長 それでは、2019年度の進捗状況をご報告させていただきたいと思います。  タブレットの会議資料の70_市民病院_行政報告資料_町田市民病院中期経営計画(2017年度~2021年度)及び事業計画進捗状況について(2019年度)をご覧ください。  タブレットの5分の2ページ、資料の1ページをご覧ください。以降、資料のページ番号で申し上げます。  まず、表の見方でございますが、一番左が項目及び中期経営計画の目標値であります。次が年度ごとに定めている病院事業計画の目標値であります。次が事業計画目標に対する結果で、その次が事業計画目標に定める主な取組内容です。その次が2019年度の実績で、一番右が事業計画目標に対する自己評価です。  まず、1.患者・マーケットに関する取組の(1)患者満足度の向上でございます。患者満足度調査で評価の低い病棟の食事アンケート調査の結果を踏まえ、新献立の開発や産後食の満足度を上げるべく献立改定を給食事業者と共同で着手しました。  次に、(2)情報提供の充実ですが、市民公開講座目標どおり6回開催いたしました。参加者からの満足度は合計で90%となりました。  次に、(3)医療連携の推進ですが、紹介率は76.5%となり、2018年度実績と比べて5.8ポイント増加しました。また、逆紹介率は70.3%となり、2018年度実績と比べて4.7ポイント増加しました。  次に、(4)高齢患者に安心な退院支援の充実ですが、入退院支援加算件数は2,424件となり、おおむね目標を達成しました。  次に、(5)小児医療・周産期医療の確保ですが、外来診療や予防接種の充実等により入院が必要な児童が減少しており、新生児内科を含む小児入院患者は1日当たり17人となりました。また、母体搬送受入人数は87件となりました。南多摩保健医療圏で唯一の地域周産期母子医療センターとして、今後も積極的な受入れを行っていきます。  続いて、2ページをご覧ください。  2.収支改善に関する取組です。  (1)病床の安定的稼働です。地域連携の強化や救急患者の受入れを積極的に行うことで、新規の入院患者増に努めましたが、新入院患者月当たり895人となり、2018年度実績を僅かに下回りました。また、病院全体の病床利用率は77.9%となり、2018年度実績から0.6ポイント減少いたしました。入退院支援センターで特別室の案内を行うなどしたことにより、有償利用率は49.9%となり、2018年度実績と比べて3.2ポイント上昇しました。  次に、(2)診療単価の上昇です。入院単価については、適切な入院期間を維持するとともに、クリニカルパスの見直しを実施し、単価上昇につなげることができました。また、外来単価については、医師事務作業補助者を活用し、安定的に指導管理料の算定につなげることができました。  次に、(3)材料費の削減です。薬品費の値引き交渉を行った結果、値引率12.2%で妥結しました。共同購入、商品入替え、価格交渉により、診療材料費を年間792万円削減することができました。  事業計画目標のその他ですが、自動精算機を2台増設し、5台とすることで使用率の向上を目指しましたが、原則廃止予定であった有人窓口の使用を縮小の上、継続としたため、使用率は61.2%にとどまりました。  続いて、3ページ、3.業務向上に関する取組をご覧ください。  (1)救急医療体制の充実ですが、救急車による受入患者数月当たり467人となり、目標を上回ることができました。  (2)災害拠点病院としての機能の充実ですが、感染症診療協力医療機関として、新型コロナウイルス感染症患者の受入れを2月から開始しました。  (3)急性期病院としての質の向上ですが、外科、眼科などの手術件数が増加し、手術件数4,756件と過去最高件数となりました。また、リハビリ実施単位数月当たり5,984単位と過去最高件数となりました。  (5)外来機能の効率化ですが、退院患者に対するかかりつけ医への積極的な情報提供を継続するなどした結果、逆紹介件数月当たり1,255件となりました。  外来化学療法センター運営効率化ですが、曜日ごとの予約数のばらつきは改善しましたが、月当たりの件数は181人となり目標を下回りました。  続いて4ページ、4.進化・成長に関する取組です。  (1)質の高い病院職員安定確保ですが、臨床研修指導医は2018年度末に1名が退職し、18名となりましたが、2019年度に新たに4名が指導医講習会を受講し22名となりました。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 1点、総じてお伺いしたいんですが、この期における医師の確保状況に伴う診療科の開設状況、それがイコール経営にどう影響したかお伺いしたいと思います。 ◎市民病院総務課長 医師の確保状況ですが、昨年度まで呼吸器内科の医師が不在ということでございましたが、今回の2019年度では違うんですが、今年度から新たに呼吸器内科の医師を慈恵医大から派遣いただくことになりまして、こちらは充実できるのかなと考えております。呼吸器内科を充実させることによって、当然、患者の受入れの幅が広がりますので、今、コロナの関係もありますので、総合的にはなりますが、そういった点では改善していくのかなと考えております。 ◆藤田 委員 今、これからのことも含めてお話しいただいたんですけれども、報告の中ではやはり影響されている部分もあるかと思うんですけれども、この時点での評価において、診療科が開けなかったとか、そういうのがどう影響しているのか、そこを今後のためにもお伺いしたいと思います。 ◎経営企画室長 2019年度の状況で申し上げますと、先ほど市民病院総務課長からご説明させていただいた件につきましては、2020年度から新たに呼吸器内科医を獲得できたということですので、2020年度以降の経営にはプラスの要因になるかなというところでございます。2019年度の体制といいますと、2018年度の体制とほぼ同じような体制でございましたので、業績に対する診療体制の状況でいきますと、やはり2018年度と同じような状況だということだと思います。 ◆藤田 委員 先ほど、今後のこともお話しいただきましたけれども、新型コロナウイルスの関係で、医師の確保状況とか、医師の疲労度とか、これから診療科の件もいろいろ変わってくるかと思いますけれども、引き続き、そこの部分も含んだ上で、来期の中間報告にまた期待したいと思います。今、大変な状況でございますけれども、医師の方々を含め看護師さん、そして医療従事者の方々に改めて感謝を申し上げたいと思います。 ◆大西 委員 2ページなんですが、患者満足度の向上というところで、入院患者が90%、外来患者は85%の人が満足しているが、ほかの人がまだ満足できていない理由は、どういうことに満足していないんですか。 ◎市民病院総務課長 様々なところがあるんですが、昨年と比較して、外来のところが今年度、総合的なところで満足度が若干下がっておるんですけれども、その原因としては、採血室の説明が分かりやすかったですかとか、そういう質問項目がございます。そこの満足していますよという人の割合が若干減って、やや満足という評価に下がっております。そういうところを見ると、まだ満足していない方については、より丁寧な説明が必要なのかなと思います。当然、今まで口頭で説明してきたものを紙を利用することで、今まで不満足だった方について改善していかなくてはいけないと考えております。 ◆大西 委員 そうすると、満足していない人はこういうことで満足していないんですよというアンケートを取ったものは残っているんですか。 ◎市民病院総務課長 個別で取った資料については取っておいてあります。その中で、各項目のところで不満足という方も当然おりますので、それについては把握しております。 ◆大西 委員 そうすると、どういうことが不満足なんですか。 ◎市民病院総務課長 項目としては様々なところがございます。入院のところで確認すると、ちょっと低めのところは、ホームページの内容がどうでしたかといったところで、満足度が80%と、ほかの項目に比べて比較的低いというところでございます。その他の項目は90%を超えているんですが、項目としては、食事の内容が全体的に、例えば、入院のところを見ると、どうでしたかというところもやはり79.2%と、ほかの項目と比べて若干低めになっております。外来のところを見ますと、診察までの待ち時間がほかと比べて低くて71.7%の満足度で、ほかの項目がおおむね80%超えをしている中で、こういったところは、我々としても引き続き改善をしていかなくてはいけないと考えております。 ◆大西 委員 それぞれ今教えていただいたんですが、特に待ち時間の関係なんですけれども、改善の余地というのはどういうことをすれば改善につながりそうなんですか。 ◎医事課長 外来の待ち時間の改善につきましては、中期経営計画の中で外来患者数の減少を目標値に掲げております。中期経営計画策定時には、1日当たり1,300人ほど来院の患者さんがいらっしゃいましたけれども、最終的には1,000人まで減らしていきたいということです。どうしても患者さんが多くなりますと、偏った診療科については待ち時間が1時間を超えるようなケースも出てまいりますので、積極的に逆紹介をさせていただいて、地域のクリニックとともに町田の医療を支えるという取組を進めることで、外来患者数、当院に来られる患者数は減らす方向で努力させていただき、そのことによって、待ち時間ですけれども、2018年度と比べますと約12%短縮することができております。予約患者だけで考えますと、約17%ほど待ち時間が短くなっているということで、患者さんを逆紹介していくという取組が待ち時間の短縮にも具体的につながっていると考えております。 ◆大西 委員 中期経営計画は、1,300人の患者数を1,000人ぐらいに減らす、約3割減らすという目標を立てている、そういう意味なんですか。実際に減っていても、なおかつ不満足のところがなかなか満足してもらえないということは、どういうことが原因になっているんですか。 ◎医事課長 まず、3割ぐらい減らしていく、1,000人まで減らしていくというのは、委員のおっしゃるとおりでございます。患者数が着実に減ってはいるんですけれども、診療科によっては、かなり丁寧に話を聞かないといけない循環器内科ですとかリウマチ科といった診療科がありますと、どうしても1人当たりにかかる時間が長くなるので、患者数が減っても、その科については待ち時間の短縮になかなかつながらないという部分。  あと、予約時間からどれぐらい待ったかということで考えているんですけれども、患者さんの中には、予約時間よりかなり早く来られて待っていらっしゃる患者さんがいるので、予約時間よりも1時間、2時間前に来られて、ずっと病院にいるので待ち時間が長いという感覚でアンケートに答えられる患者さんもかなりの数いらっしゃるということになります。ただ、時間自体は、先ほど申しましたように、着実に短くなってきているので、この努力を続けていきたいと思っております。 ◆大西 委員 そうすると、全体的には満足度もあるけれども、特定の幾つかの科についてはなかなかそれが下がっていかないということで、100%にならなくて、85%で終わっているという理解でよろしいですか。 ◎医事課長 満足度につきましては、患者さんの感覚的なところもありますので、15分待っても長いと感じる患者さんもいれば、特定の診療科に関しては待つのはしようがないということで、1時間待たれても先生にしっかり診ていただいているのでということで満足されて帰られる方もおります。そこのところを100%に持っていくのは非常に厳しいところではありますけれども、満足していただけるように努めていきたいと思っております。 ◆三遊亭 委員 私からは、自動精算機の使用率なんですが、目標値が90%ですが、実施した暁には61.2%だったということです。理由もここに書いてある、有人窓口を継続したためということなんですが、そもそも目標値が高過ぎたのかなとも思うんですが、いかがでしょうか。 ◎医事課長 当初の計画の段階では、有人窓口を廃止すると必然的に精算機を使わざるを得ないということになりますので、スタート時点ではそういった取組で、必ず精算機を使ってくださいという案内をしたんですけれども、精算機の台数が非常に少なかったということと、あと、高齢の患者さんがやっぱり多くいらっしゃいますので、そういう話が一つあります。  もう一つは、診療費を一括でその日に払えない患者さんも実は結構いまして、分割払い等をする場合については、精算機では扱いができませんので、どうしても有人での対応が残るということもあります。当初は切り替えて機械で全部ということだったんですけれども、非常に長い行列ができまして、これは患者さんの負担を逆に増大させてしまうということで、有人窓口を復活させております。その後、精算機を増大して、今はかなりスムーズに運用できている状態ですけれども、相変わらず高齢の方を中心に有人のほうでどうしても精算したいという患者さんがいらっしゃいますので、そこを残した結果、こういう数字になっているということでございます。 ◆三遊亭 委員 そうすると、有人窓口は全面廃止しないで、今後も継続していくと考えてよろしいんでしょうか。 ◎医事課長 もう少し精算機への誘導は増やしたいと思っていますけれども、先ほど言いましたように、分割払い等の取扱いもありますので、完全にゼロにはできませんので、可能な限り誘導はしていきますが、有人窓口は一部は必ず残ってしまうという取扱いになろうかと思います。 ◆細野 委員 ありがとうございます。2点伺いたいと思います。  1つは、小児医療・周産期医療の確保についてですが、先ほどご説明いただいたんですが、小児入院患者が減っているということで、そういう必要が大分軽減されてというプラス面でご説明いただいて、よかったなとは思ったんですが、もう少しどういう状況か伺いたい。  一方で、南多摩保健医療圏で果たす役割も大変大きいということでご説明がありました。医師の確保がいっとき大変心配な時期もありましたけれども、その体制についても、2019年度の状況はどうだったのかお聞きしたいと思います。  それから、医療費の単価ですけれども、中期経営計画の目標の費用よりもかなり高くなっているのですが、その辺の状況についてご説明いただければと思います。 ◎医事課長 まず、小児の入院に関しましては、かなり医療も進んでまいりまして、ぜんそくですとかアレルギーの対応でこれまで入院をしていただかないとなかなか治療が難しかった患者さんが、よく効くお薬も出てきましたので、外来だけで帰宅できる患者さんが増えている関係で、小児の入院患者数はなかなか数としては伸びていない。逆に外来だけで帰れるということなので、負担は少し減っているのかなというところもあります。  医師の数につきましては、前は9人いたので小児入院管理料の2という上の基準が取れたんですけれども、現在は8名の体制になっています。8名でも小児の準夜・休日クリニックといったところと連携しながら、きちんと二次救急の役割を果たせているかと思っております。  入院単価につきましては、2018年度に取組をかなり進めまして、地域医療支援病院ですとか、医師事務作業補助者を増やすことで加算の増加、あと看護職員の夜間配置ですとか看護補助の体制についての見直しを行ったことで、2018年度の途中から係数が上がりまして単価が高くなってきています。係数の増がありましたので、2018年度中にその影響で大体半分ぐらい高くなってきていたんですけれども、2019年度については、その影響が通年で享受できるということ。2018年度は半分の影響だったんですけれども、1年間を通して単価増の影響が出ているということですので、2018年度の数字と比べるとかなり上がっているというのは、2018年度中の取組がかなり大きなものを取得していきましたので、そういった影響が出ております。  2019年度中に取得した施設基準等もあるんですけれども、画像診断管理加算ですとか、影響としては少し小さいものですので、単価増の大きな影響としては、2018年度中に取得した地域医療支援病院等による係数の増加というところが一番大きな要因だと思っております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。小児の入院患者についてはよく分かりました。  NICU利用状況についてはどうだったんでしょうか。2019年度について伺いたいと思います。  あと、入院単価の費用が病院の機能を充実させたことによって上がったというのはよく分かったんですが、それは患者さんに対してはどのような影響があるのか、その点からお聞かせいただきたいと思います。 ◎経営企画室長 NICU病床利用率でございますけれども、2019年度のNICU病床利用率は85.6%でございまして、2018年度は93.9%でしたので、8.3ポイントほど減少しているといったところでございます。  影響といたしましては、NICUは新生児で一定の疾患等の関係で入院していただくんですけれども、そもそも前提となるお産が減っているというところがございます。分娩の件数なんですけれども、2018年度は580件当院で分娩があったんですけれども、それが2019年度は496件ということで、84件減少しているということで、そもそもの出生の件数が減ってきているところでございます。  あと、患者負担ですけれども、患者負担の増加ということはほぼないのではないかと捉えているところでございます。 ◆矢口 委員 中期経営計画ということで4年間なんですけれども、今見たところ、目標を達成しているようなところとか、あとは目標値になかなか思ったように届かなかったところとかがあって、4年間の中で状況がいろいろ変わっていくものも世の中にはあるのかと思うんですが、4年間のうちで途中で目標を柔軟に変えていく、調整していくみたいな機会というのはあるんでしょうか。
    経営企画室長 5年間の計画、この計画は2016年度につくっているものなんですけれども、その段階でつくった中期経営計画は、この計画が終わった段階で振り返りをしていく必要性がありますので、基本的には中期経営計画自体の目標については変えないでいくというスタンスでおります。ただ、既に中期経営計画の目標を達成しているようなものにつきましては、それを上回るような目標を、各年度で病院事業計画というものを策定しておりまして、今回併せて報告させていただいておりますけれども、そこで、今後目指すべき目標というのを、上乗せの目標みたいな形で策定、運用させていただいているところでございます。 ◆矢口 委員 病院事業計画で1年ごとに目標があって、それと別に中期経営計画があって、では、中期経営計画の目標値と病院事業計画での目標値が異なることは十分にあり得るということなんでしょうか。 ◎経営企画室長 例えば、今回、先ほども話題になりましたけれども、資料の2ページでございます。入院単価なんですけれども、中期経営計画のほうでは2020年度までに5万8,000円を達成するという目標だったんですけれども、もう既にこの金額は達成してございましたので、事業計画目標のほうでは改めて6万2,500円という目標を掲げさせていただいていたところが一例としてございます。 ◆矢口 委員 今やっと見方が分かってきたんです。ありがとうございます。ということは、実際には、1年置きに更新する事業計画目標を目標にやっていくということなんでしょうか。 ◎経営企画室長 中期経営計画がもちろん5年間のベースとしてあるものでございますけれども、そのベースの下に当院の置かれている状況等を踏まえまして、病院の事業計画中期経営計画の年度の目標として掲げさせていただいているというふうな関係にあるところでございます。 ◆矢口 委員 分かりました。  あと、待ち時間の件なんですけれども、先ほど、外来の待ち時間の短縮が目標というお話だったんですけれども、私は市民病院で受診したことがないので、予約とかそういうシステムが分かっていないんですけれども、インターネットとかで予約とかは今できるんでしょうか。 ◎医事課長 インターネットでの予約は今やっておりません。 ◆矢口 委員 最近結構、病院でもインターネットで予約して、今何番目まで受診が終わっていますみたいなことがネットで表示されていて、それは予約しなくても今受診番号が何で、何人待ちですというのが表示されて、自分の受診する番号の何個前までには病院にいてくださいねみたいなことで、子どもがいると、特に病気じゃないのに下の子を連れて行くということもあって、そういうときに長居したくないというのもあるので、私はそういう病院を選ぶように自然となっている部分があるんです。  こういったいろんな診療科がある病院では、特にそういったのが有効なのかなと思うんです。待ち時間を減らすという点でも、今、満足度が結構高くはなってきているんですけれども、あと一歩というところで、そういったインターネットで何人待っているか分かったりというシステムもちょっと有効なのかなと思います。今まで、そういう検討はありますでしょうか。 ◎医事課担当課長 そういった患者様からのご意見もありましたし、院内でも、今もう本当に皆さんがスマホを持たれてということなので、そういったものを活用できないかという話は出ておりますが、具体的にはどうするかというところで、院外から当院の状況を見るということが今できていない状況ですので、待ち時間とか、自分があとどのぐらいの順番というのは院内で表示をしているところが現状でございます。 ◆村まつ 委員 2点お伺いしたいと思います。  1点目が、4分の1ページの(3)医療連携の推進で、紹介率と逆紹介率が今年度5.8ポイント、4.7ポイント増加したということなんですが、これは前年に対してどのようなことを変更しているのかお伺いしたいと思います。  もう1点は、一番最後のページの(3)の職員満足度の向上なんですけれども、調査結果に基づいた業務改善とあるんですけれども、2019年度は満足度調査は行っていないんでしょうか。  以上、2点になります。 ◎医事課担当課長 昨年とすごく大きくということではないんですけれども、同じように地域のクリニックさんを訪問したりということは行っております。医師も同行して、各診療科を回ったりということで、顔の見える関係づくりということで訪問しました。あと、地域医療交流会というものを市民病院で行っていますが、2018年度は町田市内の医療機関のみでしたが、2019年度は相模原市の医師会の方たちとも交流会という形で研修と懇親会を行い、顔の見える関係づくりということで、そういったことで紹介、逆紹介につながっているかと思います。連携医も500件を超えておりまして、そういったところで地域との連携を深めているところです。 ◎経営企画室長 職員満足度調査ですけれども、課題に対する取組を行った上で満足度の向上を図っていくということが重要かなと考えておりまして、3年に1回実施していくという形にしておりまして、前回が2017年度の実施でございましたので、2019年度は調査は実施していないといったところでございます。 ◆村まつ 委員 職員満足度をもう一度お伺いしたいんですけれども、2017年度のときは何%だったんでしょうか。あと、満足度を測るときの方法はどういう調査をしているのか。 ◎経営企画室長 2017年度に行いました職員満足度調査の結果でございますけれども、全体の満足度といたしましては61.5%でございます。この満足度なんですけれども、経営方針とか職員の仕事のやりがい、処遇、また、能力開発とか職場環境、働きやすい環境とか、負担がかかっていないか、それから自分の仕事が地域、患者から評価をされているかといった質問がございまして、それらを総合的にトータルいたしました総合評価が、今回の2017年度の結果でいきますと61.5%でございまして、全国平均と比較しますと、61.5%ですので、5%ほど高いというふうな状況になっているところでございます。 ◆村まつ 委員 何名にアンケートですか、調査をされているのかということと、どういう方式でやっているのか、紙でアンケートを集めているのか、もしくはインターネットで入力する形なのか、対面式でやっているのかとか、方法があると思うんですが、どんな形でやっているんでしょうか。 ◎経営企画室長 方法でございますけれども、2017年度調査は紙の配付です、調査用紙、A4、4ページのものを無記名の形で院内で配付いたしまして回収したものでございます。調査内容ですけれども、先ほど申し上げたような質問が27問、自由記述が8問ほどございまして、それに答えていただくということでございます。調査対象なんですけれども、病院の常勤、非常勤の職員、その当時の対象者といたしまして940名ございまして、そのうち839名から回答いただいて、有効回答が829通であったといったところでございます。 ◆村まつ 委員 ありがとうございます。これを3年に1回には何か理由があるんでしょうか。可能であれば、毎年のほうがいいんではないかと個人的には思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎経営企画室長 調査ですので、やはり基本的に調査の結果をフィードバックして改善の取組を行った上で、次回の調査で改善をしていくのが望ましいのではないかと考えてございまして、現状では3年に1回という対応としているところでございます。 ◆村まつ 委員 多分3年に1回だと、どうしてもやっぱりスピード感がないんじゃないかなというのが懸念なんです。せっかくなので、課題があればそれをすぐに解決してもらえたほうが、働いている方にとってはやりがいにつながるんじゃないか。それだけでも、そうやって悪いところはすぐよくしようと思ってくれているんだと、私が働いていたらなんですけれども、受け止めると思うんです。そういう意味で、今回の2019年度の実績というところを見たときに、上の段の市民病院のお財布事情というのは、果たしてこれが本当に職員の方の満足度につながるのかなというと、もちろん知識として、研修としてはいいと思うんですけれども、これが満足度の低いことを上げることにつながっているのかなというと、どうもそういう感覚は私にはありません。下のところの交流会でいろんな風通しをよくするというのはいいと思うんですけれども、なので、毎年やることによって皆さんがより満足できる体制づくりができるんじゃないかと思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。 ◎経営企画室長 委員のご指摘いただいているところはごもっともなところもありますし、最近、職員満足度、いわゆるESの充実というのが非常に重視されていまして、患者満足度を上げていくためには、まず職員の満足度が高くないといけないということは、結構いろんなところで言われております。体制等の問題もあるので、なかなか確約等できるところではないんですけれども、今年度、職員満足度調査をやることにしておりますので、その結果等も踏まえて、今後、どのようなタイミングでやっていくのがいいのかといったことについては検討していきたいと考えております。 ◆村まつ 委員 ぜひよろしくお願いいたします。  もう一度戻りまして、(3)医療連携の推進の紹介率と逆紹介率が2019年度は高まっているというところなんですけれども、さほどやることを変えていないにもかかわらず、これだけポイントが上がるというのは、今までやってきたことが浸透してきて結果につながったのかなとは思っているんですけれども、それ以外の要因は何か考えられるんでしょうか。  あと、紹介率、逆紹介率は何%ぐらいが適正になるのか、今後の見込みなんですけれども、この点をお伺いできればと思います。 ◎医事課担当課長 昨年、特に大きく取組を変えたということはないので、当院が2018年8月に地域医療支援病院の承認を受けました。そのことが大分市民の皆様にも伝わりまして、市民病院にかかるには、地域のお医者さん、かかりつけ医から紹介状を持ってくる、市民病院で治療が終わったら、またかかりつけ医のところに戻るという、町田市でも取り組んでいる地域で連携していくというところが、大分皆さんにも浸透したのかなと感じております。  紹介率、逆紹介率のどのぐらいを目指すのかというところですが、目標値で両方とも70%以上というところを事業計画で立てて目標をクリアしています。地域医療支援病院としての紹介・逆紹介率の要件を今十分満たしていますので、現状、このまま続けていって、より地域の先生方、かかりつけ医の方と連携して、市民病院で診る患者さんをきちんと診て、また地域にお返しするということを今後も続けていきたいと思っております。 ◆村まつ 委員 最後にもう1点だけ、これが例えば80%、90%と高くなると、逆にデメリットというかマイナス面はあるんですか。何かほかの業務ができなくなってしまうとか、そういうものはあるんでしょうか、 ◎医事課長 紹介率、逆紹介率については、初診の患者さんが紹介状を持ってくるかどうかというところになってきますので、基本的には高くて問題が起きることはないと考えております。一般で来られる患者さんは地域で1回、お医者さんに診ていただいた上でということであれば、より二次医療に専念できることになりますし、そこで浮いた労力は救急に回すこともできますので、基本的には、この数字は上げていったほうが病院の経営にもプラスに働くと考えております。 ◆東 委員 要望だけ1点お伝えさせていただきます。  三遊亭委員からもございましたが、精算に関してなんですけれども、自動精算機に関しまして、有人窓口を廃止されるとした当時、窓口でその旨のご案内があったと思うんですが、その際に、患者様から有人窓口をなくさないでほしいというご要望が私のほうに複数寄せられました。その当時は、病院さんともやり取りさせていただいていたんですけれども、やはりご高齢の方で、しかも体調が悪いときに、今まで使ったことがない機械を使うというのは非常に心に負担のかかることで、場合によっては、それが恐怖体験となって病院に行きたくなくなってしまったりとか、治療に影響を及ぼすことも考えられますので、先ほど残されるというご答弁でしたけれども、必ず有人窓口については残していただくようにお願い申し上げます。 ◎市民病院事務部長 有人窓口につきましては、先ほど医事課長からお答えしましたとおり、必ず必要な状況になるということがありますので、これについては残していきたいと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午前10時47分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時50分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第51号議案 ○委員長 第51号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎いきいき生活部長 第51号議案 町田市介護保険事業計画・高齢者福祉計画審議会条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、条例が想定している集合方式による会議の開催が困難な状況が続いています。そこで、集合方式による会議の開催が困難な場合には、町田市介護保険事業計画・高齢者福祉計画審議会の設置者である市長の判断で、書面会議など、別の開催方法を加えることができるように、会議の開催方法等を規則に委任するため、条例を改正するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 1点です。会議の在り方を変えるというのはやっぱり必要なことだと思いますけれども、書面等と言っておりますけれども、想定される会議の在り方はどういうふうに考えているのか、そこをお伺いしたいと思います。 ◎いきいき総務課長 書面等ということですので、1つは書面による会議を想定しております。そのほかに、例えば、3密を避けるということで、半分ずつの委員に分けて会議を行っていくとか、書面とそのほかの会議を組み合わせるとか、そういった様々な方法が今後考えられるかということで、今回、挙げさせていただきました。 ◆藤田 委員 例えば、一般的にいうリモート会議等も想定されるということでよろしいですか。 ◎いきいき総務課長 リモート会議のように、いわゆるパソコン上で顔を対面した形でできる会議は、現在の条例でももともとできると考えておりますので、あくまでも書面会議等、直接の合議ができない体系のことを書面会議等と呼んでおります。 ◆藤田 委員 例えば、書面でのやり取りはどういうやり取りをされるんですか。 ◎いきいき総務課長 書面の会議におきましても、当然ですが、審議はしっかりと行っていただかなければいけないということになりますので、まず、各委員にこういった調査、審議をすることに関する同意を得た上で、資料を作成いたしまして、その資料を分かりやすいように説明等を加えたものを委員に配付させていただきまして、委員に配付した資料を基に、委員にはその資料を確認していただきまして、疑義等が生じたものをこちらに報告いただくとか、それに対するご意見をいただくという形で、そういったものを取りまとめていきたいと思っております。取りまとめた、集約したものについては、速やかに各委員にお返しして、各委員で再度確認していただくという形で書面会議は考えております。 ◆藤田 委員 先ほど、リモート会議というふうにこだわったのは、この審議会だけではないんですけれども、もっと言えば町田だけじゃないんですけれども、審議会の進め方として、委員の方からよく声があるのは、あらかじめストーリーが決まっていて、それを何か承認しているような印象で捉えている。これは町田に限ったことではないんですけれども、そこのところは双方向でやり取りして、書面で意見をくれてということじゃなくて、そういう双方向の会議というのが非常に大事だと思うんです。書面会議をするに当たっても、その辺のところを留意していただきたいと思いますが、その辺の考え方をお伺いしたいです。 ◎いきいき総務課長 おっしゃるとおり、基本的には対面で、集合によって、皆さんでこういう形でお話し合いをしてというのが一番望ましいと考えております。それができないようであれば、当然、リモート会議も頭に入れなければいけないと思います。ただ、リモート会議をしますには、やはりパソコンの環境ですとか、それなりに整えていく必要がございます。審議会の委員の方々の中には、市民委員も含めていろいろな方がおりますので、そういった方々の環境がまず整うというところがリモート会議ができる条件になってくるかと思います。その上で、真にやむを得ないという判断のときに書面会議と考えておりますので、安易に書面会議という方向で考えているということではございません。 ◆藤田 委員 今回、書面会議にしても、例えば、リモートになったとしても、傍聴は多分できないと思うんです。そうした中で、やっぱりそこで大事になってくるのが議事録だと思うんです。書面にしても、そういうことにしても議事録をしっかり残しておくのが大事なことだと思うんですけれども、その議事録はどういう形で残していくのか、そこを最後に確認させていただきたいと思います。 ◎いきいき総務課長 当然ですが、これまでの会議につきましても、議事につきましてはしっかりと結果を記録しております。記録した上で、ホームページ等で議事については公開しておりますし、また、市政情報等におきましても審議記録については公開しておりますので、ご覧になっていただくことは可能でございます。 ◆細野 委員 藤田委員と同趣旨で質疑したいと思っていたんですが、今回、第8期の介護保険事業計画なども、何でもそうですけれども、大事なものでありますし、いろいろ配慮していただいているというのはよく分かったんです。今回のこうした計画を立てる上で、1度送っていただいた書類で見て、それで意見を寄せるという形で、計画をつくる上で深めていくということになると思うんですが、それをまた再度会して、横の中で、審議委員の皆さんの中で意見を共有しながら、また意見を再度という形で検討できるのかどうか、そういった時間の余裕があるのかどうか、その点についてはいかがでしょうか。 ◎いきいき総務課長 今、委員がおっしゃっていただいたとおり、当然、出していただいたご意見は、計画の関係もそうですが、そういったものはこちらだけで集約するのではなくて、委員の皆様が共有できるようにはしていくつもりでございます。そういった共有ができるかどうかというご質疑がございましたが、基本的には共有を図っていくようにこちらが努めなければいけないと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第51号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第51号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前10時59分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時1分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第50号議案 ○委員長 第50号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎地域福祉部長 それでは、第50号議案 町田市地域福祉計画審議会条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、条例が想定している集合方式による会議の開催が困難な状態が続いております。そこで、集合方式による会議の開催が困難な場合には、町田市地域福祉計画審議会の設置者である市長の判断で、書面会議等、別の開催方法を加えることができるように、会議の開催方法等を規則に委任するため条例を改正するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 今、いきいき生活部に質疑したのと全く同じなんですが、書面等、会議の在り方は変えなきゃいけないと思うんですが、改めて想定される会議の在り方についてお伺いしたいと思います。 ◎福祉総務課長 想定される会議の方法でございますけれども、先ほどもありましたように3密を避けるために会議を半分ずつに分けて、意見をお伺いするとか、代表者の書面会議と併せてとか、そういう形も想定されるかと思っております。 ◆藤田 委員 まとめて言いますけれども、先ほども言ったんですが、例えば、リモート会議等は想定されないのか。あらかじめ言いますと、その理由としては、こうした市の審議会の在り方は、これまでいろんな部でやられていると思いますけれども、言ってみれば、諮問の在り方として、あらかじめ市でストーリーが決まっていて、そこに意見を挟むとか変えるのはなかなか困難であって、参加者からもそういう声は聞いております。そういう意味において、双方向でしっかり委員からのそれまでの意見を聴くのも非常大事だと思うんです。特に書面等となっておりますけれども、そういう場合、どういうふうにそこを解決していくのか、そこをお伺いしたいと思います。 ◎福祉総務課長 即座にやり取りができるような形が本来ですと一番いいかとは思っております。ただ、やはりこういう不測の事態の場合に、やむを得ず書面会議という形になるかと思いますけれども、その場合には丁寧に委員たちのご意見が反映できる形でやり取りを進めさせていただこうとは思っております。 ◆藤田 委員 これは、さっきいきいき生活部にも求めたんですけれども、いろんな理由はあるかと思いますけれども、やっぱりリモート会議とかは検討されるべきことだと思うんです。そこのところは要望というか、在り方を検討していただきたいと、とどめておきます。  書面会議にしても、傍聴等も許されない中で、後にしっかり議事録を残しておくのが非常に大事だと思いますけれども、その議事録の在り方について、最後に質疑したいと思います。 ◎福祉総務課長 委員がおっしゃるとおり、やはり議事録、記録は大切なことだと思っておりますので、しっかりホームページですとか、そういったものにも公開して、皆さんにこういう議事があったということはお知らせできる形を取らせていただこうとは思っております。 ◆大西 委員 条例の3条の改正事項の中で、学識経験を有する者と学識経験者は何が違うんですか。有する者と学識経験者というのは。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時6分 休憩            ―――◇―――◇―――
                 午前11時7分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎福祉総務課長 学識経験者の方ということでございますけれども、地域福祉計画を立てるに当たって、専門でやられている大学の先生とかを想定しております。それから、等というのが……。 ◆大西 委員 ここに書いてあるように、学識経験者と分けてあるじゃないですか。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時8分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時9分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎福祉総務課担当課長 今回の改正の中の3条の2の(1)学識経験を有する者ということで、以前までが学識経験者ということで、そこの違いというところだと思うんです。学識経験を持っている方につきましては、実際に大学の教授をやられていた方で、大学の教授をご卒業されたというか、退職された後に、またさらにその方に審議会の会長としてお願いする場合もございますので、そういう意味で学識経験を有する者ということで改正させていただいているところでございます。 ◆大西 委員 だから、片方の学識経験者から学識経験を有する者に変わっているじゃないですか。学識経験者とはどういう人をいうのか、同じじゃないの。まあ、いい、以上。おしまい。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第50号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第50号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △行政報告(「(仮称)第4次町田市地域福祉計画」の策定に向けた市民アンケート調査の結果及び計画策定の進め方について) ○委員長 行政報告、「(仮称)第4次町田市地域福祉計画」の策定に向けた市民アンケート調査の結果及び計画策定の進め方についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎地域福祉部長 それでは、「(仮称)第4次町田市地域福祉計画」の策定に向けた市民アンケート調査の結果及び計画策定の進め方について報告をさせていただきます。  詳細は、担当より説明申し上げます。 ◎福祉総務課担当課長 それでは、「(仮称)第4次町田市地域福祉計画」の策定に向けた市民アンケート調査の結果及び計画策定の進め方につきまして、ご報告いたします。  本件は、2019年第3回定例会の行政報告後の経過報告となります。  資料は、タブレットの資料番号71番をご覧ください。  まず、(1)調査の概要についてでございますが、当調査は、計画策定の基礎資料の参考とすることを目的として、2019年4月1日現在、市内在住の18歳以上の男女2,000人の市民を対象に、2020年2月13日から3月5日にかけて、郵送により実施いたしました。  次に、(2)回収状況といたしましては、発送件数2,000件に対しまして1,015件の回答を得ており、回収率は50.8%となっております。  次に、(3)調査結果の概要の①市民の困りごとの状況についてでございますが、健康、子育て、介護、経済、住まいの項目で1項目でも困り事のある方の割合は6割となっております。また、2項目以上ある方は3割となっております。次に、家族にひきこもりの状態にある方がいらっしゃる方は31人となっており、そのうち20歳から40歳代の方が17人、50歳代以上の方が7人となっております。  次に、②の地域活動への参加状況についてでございますが、困っている方から日常生活における手助けを頼まれたらできると回答した方の割合は9割となっております。また、住民同士の自主的な協力関係につきまして必要と感じている方の割合は6割となっております。一方で、地域活動やボランティア活動に参加していない方の割合は7割となっております。  次に、③の市の福祉施策や制度・サービスについてでございますが、市の福祉施策等に関する情報を入手できていないと回答した方は4割おり、そのうち30歳から49歳の方の割合が高くなっております。また、その内容について、分かりにくいと回答した方は3割おり、そのうち18歳から29歳の方の割合が高くなっております。  なお、当アンケートの調査結果につきましては、本日中に市ホームページに掲載する予定ですので、詳細は後ほどご確認いただきますよう、よろしくお願いします。  次に、2の計画策定の進め方の(1)計画策定体制でございますが、外部の学識経験者及び各関連機関の代表者で構成する審議会を設置いたします。また、市民等からの意見を収集、把握し、計画に反映するため、地区別懇談会などを実施いたします。庁内におきましては、副市長及び部長級で構成する庁内策定検討委員会、部長級及び課長級で構成する庁内策定検討部会、課長級及び係長級で構成する庁内策定作業部会を設置し、検討を進めてまいります。  最後に、(2)の今後のスケジュールでございますが、2021年度の2月の完成を目指し策定作業を進めます。市議会への行政報告は、2020年度の9月に計画策定の方向性を、2021年度の9月に計画素案を、12月にパブリックコメントの結果を、3月に計画概要を報告させていただくことを予定しております。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 1点、さっきの条例とも絡むんですけれども、例えば、後ほどホームページに詳しくアップされるということでありましたけれども、調査結果というのは、審議の上でも物すごく大事だと思うんですんです。本当は資料請求しようと思ったんですけれども、後ほどホームページにアップされるということですので、確認をしたいと思います。  ホームページにアップされるのは、例えば、グラフになっているだとか、一番最近でやっている市民の困り事でも、健康、子育て、介護、経済、住まいの中でどういうところに集中して困り事があるのか、何か手助けできると答えた人たちはどういう手助けができるのかとか、そういう分析等も含めて、しっかり資料としてまとめられていると解釈していいんですか。そこを信じていいんですか。 ◎福祉総務課担当課長 アンケートの分析結果というところでございますが、先ほど委員からおっしゃられた困り事の複合化の状況というところも、例えば、2項目以上の困り事の中で、健康と経済が最も多かったところでございます。それぞれの項目で、例えばどんなことで困っているかという内容もアンケートの中には入っておりますので、そこにつきましてもしっかりとまとめさせていただいて、市ホームページの中で公表させていただこうと思っております。 ◆藤田 委員 できれば、そのグラフぐらい、この委員会の場であったらよかったと思いますけれども、今後、審議会の方々にもこれが提示されていくと思うんですけれども、その辺のやり取りで双方向というのは大事かなと思ったんです。委員に送る内容はこの後ホームページで確認させていただきますけれども、いわゆる市の調査の結果に基づいた数字だけじゃなくて、今、課長がおっしゃったような分析だとか、こういう傾向があるというのも開示される調査内容には含まれているということでいいんですか。 ◎福祉総務課担当課長 どこまで詳しい分析ができているかというところについては、委員の求めているレベルまであるのかというところがはっきりと今お答えできていないところがあるのかもしれませんが、次回の9月の定例会の中で、アンケート結果の分析を生かして、しっかりと方向性につきましてご報告させていただこうと思っていますので、その際には、今、ホームページに掲載しようと思っている以上の内容も含めてご報告させていただければと思っております。 ◆藤田 委員 では、ホームページなり、9月を待ちたいと思いますが、我々というよりも審議会の方々に示すのは、やり取りも含めてこれは非常に大事な調査結果だと思いますので、そこのところはなるべく細かく、特に書面会議等も想定されますので、そういうところはしっかりやっていただきたいと思っています。9月を期待しています。 ◆三遊亭 委員 今の藤田委員の関連なんですが、非常に大事なアンケートだと思うんですが、現段階で町田市が他自治体に見られない特異な結果が分かっていれば教えていただければありがたいんですが。 ◎福祉総務課担当課長 今回のアンケート結果の内容の特徴ということだと思いますけれども、特に町田市の特徴として言えるのが、今回報告させていただいた、困っているときに頼まれたらできること、困っていたらお願いしたいことという項目で、例えば、何かしらできることがある、何かしらやってほしいことがあるということで答えられた方が約9割いらっしゃるという状況が見られました。また、近所付き合いの程度というところで、すれ違ったら、簡単に会釈とか挨拶をする程度の関係が築けているという方が約9割いらっしゃる、9割の方がそのような近所付き合いの程度があるというところで、そういう意味では、町田市の地域の状況というのが、助け合い、支え合いの意向が高いというところと、近所付き合いの程度が高いんじゃないかと感じたところではあります。  ただ一方で、地域活動への参加状況が約3割にとどまっているところもあるので、そういった意味では、助け合いとか支え合いの意向は高いんですけれども、実際に地域活動に参加できていないという状況が見られるので、そういったところが今後の検討の課題かと思っておるところでございます。 ◆三遊亭 委員 分かりました。例えば、①の市民の困り事状況、ひきこもり状態のことがここに載っていますけれども、こういうのも他自治体と比べるとあまり変わらないような傾向と考えてよろしいんでしょうか。 ◎福祉総務課担当課長 ひきこもりの状態につきましては、そもそも他の自治体で公表している自治体が少ないという状況がございますので、たくさんの比較はできない状態ではあるんですけれども、私どもで把握している自治体の中で、狛江市で公表している部分がございまして、狛江市は2016年に調査をしているところですけれども、狛江市の調査の中では、アンケートをされた方の中で約2.5%程度の方が、ひきこもりの状態にある方が家族にいらっしゃるという状況がございましたが、今回、町田市では、回答された方の3.1%の方が家族にひきこもりの状態にある方がいらっしゃるという状況があります。  というところで、町田市のほうが高い状況にはあるんですけれども、ただ、比較できる自治体の数が少ないという状況がございますので、そういった意味では、これが高いのか低いのかというところまでは、一概にはなかなか言えないのかなと思っております。 ◆細野 委員 市民アンケートは、今、ほかの委員もおっしゃったように、大事な資料になるなと改めてざっくり読ませていただいて思ったんですが、これを本当に生かしていくということをお願いしたい。  あと、時期を見ましたら微妙な時期で、2月から3月5日までということで、コロナウイルス感染の拡大が広がっている時期ということもあって、その後、またいろいろな状況が変わったり、事業所などで営業が大変になったりという状況も市民の方でも聞いていますし、そういった方々の意見はまだここには反映されていないのかなと思いますので、なかなか難しいと思いますが、そういったことも加味しながらのアンケートが可能となるのか。  一方で、市民の方の関わりの中で支援したいと思っている方がたくさんいらっしゃるんだというのは大変心強く思ったんですが、ただ、コロナウイルスの中で自粛と言われると、なかなか訪問して見守りというのも難しくなる状況も一方であるということで、やはりこの時期を境に、やりたくても自粛してしまうような状況の中で、これをストレートにボランティアに任せていくという活動がどこまでできるのかといったことも加味しながら検討していただきたいと思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎福祉総務課担当課長 まずは、コロナ禍における意見という部分が1点ございましたけれども、既に2019年度に市民意見の収集、把握として実施しているものも幾つかございますが、今後、第3次町田市地域福祉計画で地区別住民懇談会というものを行っておりまして、その中でも地域の皆様からご意見を伺える機会があるかなと思っています。コロナの大変な状況の中で、どういった地域活動ができていたのかというところは確認していければと思っております。  それと、議員がおっしゃられたコロナ禍の中でボランティアだけに頼っていけるのかというご意見の部分もありましたけれども、つまり地域の、または地域福祉を推進する上での担い手というようなお話だと思いますけれども、そこについてはボランティアだけではなくて、様々な方が主体となって活動できるような方向性で検討をしていきたいと現在は思っております。 ◆矢口 委員 無作為抽出とあるんですけれども、具体的にどういうやり方で無作為に抽出したのか、手順とか方法を教えていただければと思います。 ◎福祉総務課担当課長 こちらにつきましては、未来づくりビジョン2040の取組の中で、無作為抽出という形で行ったものになっております。我々のほうでは、会議の中にどんな意見が出ているのかなというところで、一緒になって参加させていただいたところではあるんですが、募集の方法ということだと思うんですけれども、そちらにつきましては政策経営部で行って、我々のほうでまだ把握していないところもあって、今、手元に資料がないということもございまして、申し訳ございません。 ◆矢口 委員 では、回収率は50%じゃないですか。回収しなかった50%の方々が、例えば、年代が何歳ぐらいで、家庭構成はどんな感じでといったところの情報は分かって、それもアンケートの結果の一つとして、どういう人から回答がなかったかというところも結果の一つとして分析していただけているということでいいでしょうか。 ◎福祉総務課担当課長 回答のあった方につきましては、例えば、年代がどれぐらいの方なのかといった情報については、これから公表させていただきますアンケートの結果の中に載せさせていただいてはいるんですけれども、回答がなかった方につきましては、今回、アンケートをするに当たって無作為抽出という形で、年齢とかに特に縛りをつけずに抽出させていただいているというところもあって、そういう意味では回答された方の年齢というのは分かるんですけれども、回答されていない方の年齢までは把握していないというところもございますので、そこはちょっと難しいかなと思っております。 ◆矢口 委員 回答のない方々も市民であり、守るべき存在だと思うんです。回答をくれた50%と回答のない50%の方々とで、もしかしたら生活が大きく異なるところがあるかもしれない中で、どういった方々がアンケートの回答をくれないというところも、今後、こういうアンケートを行っていくときにどうすれば回収率が上がるのかというところ、回答をくれない人たちは何で回答をくれないのか、そういう人たちにアプローチするためには、どういうアンケートにしたら回答をもらえるんだろうというふうにしなければ、回収率は変わっていかないと思うんです。  無作為抽出といえども、郵送で送付しているんです。そこの家庭構成とかはデータで分かっていますよね。住所も書いて、名前も書いて送っているんですから、分かって送っているはずなんです。今からでも、誰に送ったかという住所とか記録は残っていると思うんです。大変かもしれないんですけれども、どんな人に送ったのか改めて見て、誰から回答がないのか、若い世代から回答がないんだったら、そこの部分も併せて何かやってほしいなと強く思うんですけれども、お考えはどうですか。 ◎福祉総務課担当課長 委員のおっしゃるとおり、回答のなかった方につきましても、必ず意見があると思うんです。そういった部分については確かに拾っていかなければならない声だと思いますので、今、委員がおっしゃられたアンケートを送った方の情報を再度、確認ができる範囲で確認させていただくことはもちろんのこと、それ以外にも、今回の地域福祉計画は福祉の各分野にまたぐ共通の理念を定める計画になっていますので、例えば、若年層のアンケートの回答のほうが少ないというような状況はもちろんありますから、そういった意味では子ども側の計画のアンケートの状況とか、あとは、例えば、子ども側の会議の中で意見を聞いていくといったことは考えていきたいと思っております。 ◆矢口 委員 分かりました。できたら、今回のアンケートから無作為抽出でやったけれども、回収しなかった人たちに関しての分析をできるように、今後考えていただければと思います。  それと、先ほど地区別懇談会の話があったと思うんですけれども、これは開催時間も夜だったり、昼だったり、多分いろいろ工夫されてやっていたかと思うんですけれども、保育サービスはあったんでしょうか。 ◎福祉総務課担当課長 保育サービスの関係ですけれども、市内の10地区で開催させていただいておりますが、その地区ごとでテーマが異なります。例えば、若いお父さん方に参加してもらいたいような、お父さんが活躍できるまちづくりというタイトルで懇談会を行った場合については、お父さんとお子様が一緒になって来てくれるということもございます。その場合には、子どもの面倒を見てもらえるような、例えば、学童保育の担当の方に来ていただいて見てもらうといった配慮はさせていただいております。 ◆矢口 委員 こういったところに意見があっても、都合で行けない人は多分結構いると思うんです。夜とか行きたくても、子どもが2人、3人いると連れていって意見を言うというのも現実的に無理じゃないか、迷惑をかけちゃうんじゃないかとか、子どもがはしゃぎまわるんじゃないかとか、行く道も大変なのに行ってからも大変で、帰りもまた大変でとかあると思うんです。今、学童の方を呼んでやってくださっているところもあると思うので、それを分かりやすく案内で書いたりとか、そういったサービスをより拡充してもらって、そういった心配のある方も、みんなが心配なく参加できるように、むしろ子育ての息抜きになるという気持ちで行けるようなことをしてもらって、よりいろんな方から意見を聞いていただければと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告特別定額給付金事業実施状況について) ○委員長 行政報告特別定額給付金事業実施状況についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎地域福祉部長 それでは、特別定額給付金事業実施状況につきましてご報告をさせていただきます。  詳細は、担当より説明申し上げます。 ◎臨時給付金担当課長 それでは、特別定額給付金事業実施状況について行政報告をさせていただきます。  タブレットの72番の資料をご覧ください。  資料ですけれども、項目で1と2として作らせていただいております。項目1については事業概要、2では申請・振込状況、6月12日時点ということで作成させていただいております。また、①、②という形で表記させていただいておりますけれども、①についてはオンライン申請方式、②については郵送申請方式という形で記載させていただいております。  それでは、資料に基づいて説明させていただきます。  1の特別定額給付金事業概要になりますけれども、支給対象者は、支給額、申請方式、支給方法につきましては、5月の臨時会で一般質問等で答弁させていただいた内容と変更はありません。  申請期間になりますけれども、①オンライン申請は5月1日から5月28日まで受付をいたしました。5月29日からは郵送申請に一本化し、事業効率を早めるために、オンライン申請を一時休止という形を取らせていただいております。②郵送申請方式ですけれども、5月29日に一斉に配送させていただいて、9月11日までを期限として受付を行います。なお、9月11日の消印有効という形で受付をすることにしております。  支給開始時期をご覧ください。①オンライン申請の支給開始時期は5月28日から6月11日の期間で振込を行いました。②郵送申請方式ですけれども、6月15日から今週の月曜日から順次開始していく予定で行っております。また、銀行口座等をお持ちでない方については、窓口での現金給付という形での対応を行っていく予定でおります。  次に、2の申請・振込状況(6月12日時点)をご覧ください。4月27日時点での対象世帯数(人数)につきましては19万9,713世帯、42万9,746人の方が対象となっております。申請件数になります。①のオンライン申請は1万1,101件、対象世帯数に対する割合ですと、右のほうに5.6%という形になっております。②郵送申請ですけれども、6月12日時点で返送があったのが15万629件、これも世帯数の割合でいくと75.4%の方の返送があったという状況になっております。  振込件数ですけれども、これはまだオンラインの記載になっておりますけれども、①で1万96件、世帯数の割合でいくと5%程度になっております。郵送申請については、12日時点ということなので、今ブランクという形になっております。再申請依頼件数ですけれども、オンライン申請は1,005件の方についてお願いしている状況になっております。  最後に、一番下の給付金振込済額ですけれども25億280万円、予算全体の総額428億8,510万円の割合から行くと5.8%の支給という状況になっております。  報告は以上になります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 ありがとうございます。今、ご報告いただいているんですが、郵送で申請された方は15日から開始されているということなんですが、見通しとして、15万件がもう既に来ているということですが、一斉に振り込まれるのか、2週間程度で振り込まれるという見通しですけれども、その辺の状況について、もう一度確認させていただきたいと思います。 ◎臨時給付金担当課長 郵送申請は、一般質問の答弁でもありましたけれども、週2回を今想定しております。今のところ、6月1日から3日に返送があったものが205件でした。こちらについては6月15日の振込という形で対応させていただいております。順次、週2回というところで少しでも早く給付できるような体制は考えていきたいと思っております。 ◆細野 委員 1回の振込でどれぐらいを振り込めそうなのか、その辺の状況についてよろしくお願いします。 ◎臨時給付金担当課長 1回、3万件ぐらいを想定はしています。これは処理ができた最大の件数ということで考えておりますので、そこに向けて頑張れればと思っております。 ◆東 委員 表の見方について1点だけ確認させていただきたいのですが、2項目めの再申請依頼件数なんですけれども、こちらは1,005件とございますが、6月12日時点で再申請を依頼している件数が1,005件なのか、あるいは始まってから6月12日までの累計の件数が1,005件なのか、どちらでしょうか。 ◎臨時給付金担当課長 オンライン申請をいただいた累計全て、振込処理まで終わった段階での再申請依頼件数となっております。 ◆東 委員 そうしますと、6月12日時点でまだ手続が完了していない、再申請を依頼しているというのは何件だったんでしょうか。 ◎臨時給付金担当課長 今現状、そこまで資料を持ってきてはいないんですけれども、1,005件の方についてはオンライン申請が閉まってしまっている状況もありますので、郵送のほうでお願いしている状況になっています。
    ◆村まつ 委員 まず、スケジュールを早めていただきまして、本当にありがとうございました。もともとのスケジュール案から2週間、郵送申請については早められたんですけれども、これはどういう手を打って2週間早まったのかというのをお伺いできますでしょうか。 ◎臨時給付金担当課長 2週間早まったのは、5月7日の委員会のときにも少しお話しさせていただいたんですけれども、返信用の封筒を少し小さくさせていただいて、折り込みの作業工程を短くしているのが1つ目。あと、封筒のデザインなんですけれども、特別定額給付金関係という表記で書類を全部統一したこと、それと、紙の色なんですけれども、在庫ですぐに用意できるものを探して、早めるような動きをさせていただきました。 ◆村まつ 委員 ありがとうございました。実は、返信用封筒は折り方を変えないと入らないという声もいただいていましたので、理由が分かりました。早めるために仕方なかったということで理解いたしました。  あとは、臨時会のときに少し依頼させていただいた点字なんですけれども、今回、時間がなくて難しかったとは思うんですけれども、次回以降、もしこういうことがあった場合には、点字を入れていただいて送るという体制を組むことは可能でしょうか。 ◎臨時給付金担当課長 次回以降、今、私のほうでもそこは考えております。やはり丁寧にできるような形がいいと思っておりますので、外封筒にも点字、あとは説明の中身にも音声ガイドラインが流れるようなことを今考えて、今後に向けては準備しているような状況になっております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告ひかり療育園の新たな運営体制への移行スケジュール変更について) ○委員長 行政報告ひかり療育園の新たな運営体制への移行スケジュール変更についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎地域福祉部長 それでは、ひかり療育園の新たな運営体制への以降スケジュール変更について説明を申し上げます。  詳細は、担当より報告させていただきます。 ◎ひかり療育園長 それでは、ひかり療育園の新たな運営体制への移行スケジュールの変更について報告いたします。  資料は、タブレットの73番をご覧ください。  ひかり療育園では、事業への民間活力導入を含めた新たな運営体制への移行について、昨年9月議会で行政報告させていただいたとおり、移行時期を2021年度と定め、これまで事業者選定等の準備を進めてまいりました。しかし、今般の新型コロナウイルス感染拡大の影響から、事業者を選定する環境が大きく変化してきたことを受け、移行スケジュールを変更することといたします。  まず、1項目めのこれまでの経過ならびに現状ですが、2019年10月以降、市内、市外の法人に情報提供及びヒアリングを行い、事業者選定のための募集条件の検討を行ってまいりました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、法人からは、感染を懸念する利用者の自粛により、利用率が低下している、次年度の採用活動をストップしている、法人内部での会議や協議もままならない等の声も聞かれ、法人側で、2021年度の運営移譲や新規の事業展開といった大きな経営判断を下すことが困難な状況となっていることが分かりました。  そこで、今後のスケジュールの変更についてでございますが、2項目めをご覧ください。まず、運営体制の移行時期については1年遅らせ、2022年度に変更いたします。2020年度は、時期を見まして事業者へのヒアリングを再開し、事業者選定の条件を確定いたします。2021年度上半期には、事業者選定のプロポーザルを行い、事業者を決定し、下半期には各事業の業務引継ぎを行い、2022年度に新たな運営体制へ移行いたします。  報告、説明は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 今回、ひかり療育園の新たな運営体制というのは、取下げになりましたけれども、前回、請願の中でも議論させていただきましたけれども、特に重度障がい、医療的ケア等も含めて、これは物すごい、町田市のその分野の施策を左右する大変重要なことだと思っている。そういう意味で、むしろ、今回、そこを慎重に移行時期をずらして、もう一度、事業者等のヒアリングも含めてやるというのは、むしろ評価をさせていただきたいと思います。  変更後のタイムスケジュールの中で、改めて事業者の選定条件、プロポーザルに出していくに当たって、これまでも市内、市外の法人への情報提供、ヒアリング等も行ってきたと思うんですけれども、そういった中で、改めて、どのような法人さんにヒアリングを行ってきたのか、そして、今回のコロナウイルスということではなくて、事業内容だとか、そこにするに当たっての意見というものは、これまでの中でどのようにしてきたのか、そこを確認させていただきたい。 ◎ひかり療育園長 今まで市内13法人、市外は32法人に対して、情報提供及びヒアリングを行っているという状況でございます。法人につきましては、市内の社会福祉法人には全部回らせていただいて、これまでひかり療育園は大変お世話になっておりますので、実際に会ってこのような方針を立てたということを説明させていただいております。どのようなご意見があるかというところにつきましては、これから選定するに当たって、プロポーザルの支障になるので、あまり言えないところではあるんですけれども、様々なご意見や新たな事業展開などのアイデアなどもいただいているところでございます。 ◆藤田 委員 さっきも言いましたように、町田市の重度障がい者に対する施策に物すごく重要なことなんです。言ってみれば、ひかり療育園の運営に当たって、ここにも少し書いてありますけれども、どういう事業をどうやってお願いしていくのかとか、業務をやっていくのに物すごい重要なこと。利用者にとっても重要な、これから想定される部分の新たな――ひかり療育園が移行するに当たって、ここのところは引き続きやってほしいという声もあるし、むしろ今度は医療法人じゃないですけれども、そういったところとの部分も含めてほしいという意見もこれまであったと思うんです。  そういうところを総合して、今度、プロポーザルを出すに当たって、そういうところをどうやって条件として入れていくかというのは、物すごい重要なことだと思うんです。プロポーザルの公平性はもちろんなんですけれども、そこのところをしっかりヒアリングした上で、そういった事業内容というものをしっかり委託して、移行していくのが大事だと思うんです。  だから、これを機会に、これからの重度障がい者への施策も含めて、ここのところは慎重かつ、できればこの移行というものが後退ではなくてむしろいいほうに進むように、そういう形で進んでほしいという意味でお尋ねしているんです。だから、単に事業プロポーザルがあるから言えないとか、そういうレベルの話をしているんではなくて、今まで事業者、法人からどういう声があったんですかということを確認しているんですけれども、そこのところをもう1回お伺いしたいと思います。 ◎ひかり療育園長 ひかり療育園は、重度障がい者施策の中でつくられた施設という部分もありますけれども、独りぼっちの障がい者をなくそうということでつくられた施設です。もともとは訪問事業から、独りぼっちになっている知的障がいや重度障がいの方もいましたけれども、そういう方たちを社会につなげていこうという施策の中で動いてきた施設ですので、重症心身障がい者だけの施設というわけでなく、現在は、中途障がいや高次脳機能障がいといった、はざまになっている障がいのある方を受け入れる施設として、今、多くの中途障がい者を受け入れている施設になります。  当然、重度障がい者の方も、重症心身障がいのある方も通っていらっしゃいますけれども、そういうことも含めまして、独りぼっちの障がい者をなくすという施策を今までずっと続けてきたというところは、市内の各法人から評価いただき、それについてはぜひとも継続していただきたいというようなご意見もいただいております。また、高次脳機能障がいの相談事業と通所の事業を併せて行ってほしいというご意見もいただいております。 ◆藤田 委員 団体さんから我々も聞いていますから、その歴史は十分分かっています。だから、今までの歴史の部分も含めて、今回、移行するに当たって、町田市は遅れているわけではないけれども、請願のときもありましたけれども、そういった方々の医療的な部分も含めてひかり療育園でさらに担っていただくと、今の状況から大変助かるという声もいただいているんです。だから、それができるかどうかというのは非常に難しいところもあるかもしれませんけれども、市内の中で重度障がい者の方々へ求められているところが、今、ひかり療育園にもさらに求められているというところはしっかり捉えてほしい。  そういう意味で、今回、事業内容を決める部分につきましても、法人さんとのヒアリングの中でそこのところは十分やっていると思いますけれども、そういう形で新たに加える部分もあるかもしれませんけれども、そういったところも含めて、今後、延びた期間の中でもう一度ヒアリングをしてほしいという意味ですので、もう1回お願いします。 ◎ひかり療育園長 ありがとうございます。今回延びたということで、市内で足りていないサービスというところについても、短期入所が足りていないというご意見が結構多かったりもしますけれども、そういう部分も実現可能かどうかというヒアリングもさせていただいております。それで、今回延びたことで、現在策定作業中の障がい福祉事業計画を策定する中で、いろいろな調査も行って、委員のご意見も多々あると思いますので、そういう部分も含めまして、これからの事業のプロポーザルに向けた選定作業の募集要項もつくっていきたいと考えております。 ◆細野 委員 今の関連となりますが、今、園長のほうでひかり療育園の成り立ちからということでお話がありました。独りぼっちの障がい者をなくしていくというのも大きな役割だったと思うんですが、今、社会的な状況もいろいろ変わってきて、いろいろな施設が町田の中でも増えてきて、生活介護の事業所なんかもそれぞれが個性的ないろんな活動をされている状況です。今、このひかり療育園が民間活力を導入してということで新たなスタートを切ろうとしているときに何を求められているのかというのは、これまでもいろいろな請願なり、いろんなご意見があったと思うんです。そういう中で、やはり一番要望として強かったのが、今お話のあった、医療的な対応も含めてできる事業所ということで、市としても検討していただいているということでした。  ちょっと気になるのが、これまで担ってきた独りぼっちをなくすという機能、訪問の事業も、それから高次脳機能障がいについても、町田市で残していくという計画になっているわけですけれども、それはそのままなのか。  そして、そういった訪問というのは、通常は重度でなかなか家庭から出られない方をこれまでは対象としてきたんですが、そういう方を受け入れる施設も増えてきている状況の中で、町田市が訪問、それから高次脳機能障がいを残した意図について、もう一度確認させていただきたいと思います。 ◎ひかり療育園長 高次脳機能障がいの相談事業につきましては、東京都から補助をいただきながら行っている事業でございます。ひかり療育園で月に1回のグルーピングや家族会を設立できないかということで、今まだ動いている最中で、これから民間にという間に少しでも形になっていけるようにと努力しているところでございます。  それと、訪問事業につきましては、身体的ですとか、障がいの状況、家庭の状況で通所施設に通えない方、また、通所施設に通っていたけれども、そこでトラブルがあって通えなく、次にステップできないという方が対象となっているんですけれども、そこについては、現在も3名の方に関わらせていただいています。先ほどと同じようになってしまいますが、今回、障がい者の計画を策定中なんですけれども、その委員からも、これからの事業展開について調査の結果からいろいろ意見が出ていると聞いておりますので、そういうものも含めまして、現在の3名の方の不安の軽減にきちんと努めながら、障がい福祉課に引き継いでいくこと、それから、今後の訪問事業の進め方についても、そちらの計画で携わっている委員の意見を聞きながら、検討していきたいと考えております。 ◆細野 委員 いろんなケースの方がいらっしゃるので、重症心身障がいの方とは特定できないと思うんですが、いずれにしろ、医療的な支援が必要な方がいらっしゃるのかどうか分からないですけれども、今後も含めて対応できる機能が訪問には必要だと思いますし、まして高次脳機能障がいは大変難しい障がいです。ご家族も本当に苦労なさっている障がいで、これについてもやはり医療的な知見も必要だし、今まではひかり療育園が担っていただいていたわけです。  そういったことを考えたときに、やはり医療的な機関との連携も大変重要かと思いますが、その辺がこれから新たに民間に委託されていくところで、医療の体制が取れるところと連携できていくのか、そもそもそこがきちんと医療的な事業が行えるような施設になるのか、その辺を加味しながらプロポーザルで検討されていただいているのか、教えていただきたいと思います。 ◎ひかり療育園長 医療的ケアの必要な障がい者につきましては、やはり様々なご要望も、私も関わらせていただいて理解しているところでございます。町田の市民の方で医療的ケアの必要な障がいのある方が通っている法人ですとか、そういうところにも声をかけさせていただいておりますので、また、今回1年延びたという情報も、改めて広くそういう法人にも声をかけていくつもりでございます。 ◆細野 委員 市内でも、重度の障がいの方を受けていただいている施設は幾つかありますし、そういう努力もしていただいているわけですけれども、やはり町田で不足しているのは、医療法人とかがきちんと連携される施設で、医療的なサポートもしっかり行えるという点で、まだまだそういうのが、これまで町田市内ではできていなかったと思うんですが、そういったことも含めて、この機会ですので、市が検討しているのかまた確認させてください。 ◎ひかり療育園長 委員のおっしゃるとおり、そこも含めまして、町田市に足りていないサービスについては、ひかり療育園の民営化に向けて検討する内容だと認識しておりますので、そのように動いていきたいと思っております。 ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後零時2分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時3分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査申し出についてを議題といたします。  特定事件の継続調査申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申し出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午後零時4分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時5分 再開 ○委員長 再開いたします。 △委員派遣の撤回について ○委員長 委員派遣の撤回についてを議題といたします。  お諮りいたします。7月6日から7月8日までの3日間の日程で、特定事件の調査のため、委員派遣を予定しておりましたが、事情変更により撤回し、あわせて、今年度の当委員会の委員派遣を中止いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって健康福祉常任委員会を閉会いたします。              午後零時6分 散会...