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  1. 町田市議会 2020-05-22
    令和 2年文教社会常任委員会(5月)−05月22日-01号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-15
    令和 2年文教社会常任委員会(5月)−05月22日-01号令和 2年文教社会常任委員会(5月)              文教社会常任委員会記録 1 日時  令和2年(2020年)5月22日(金)本会議休憩中 2 場所  第4委員会室 3 出席者 委員長 おぜき重太郎       副委員長 おんじょう由久       委員 斉藤かつひろ 石川好忠 佐藤和彦 松岡みゆき いわせ和子          戸塚正人 殿村健一 4 出席説明員       子ども生活部長 学校教育部長 その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事係担当係長 佐藤義男       担当 草柳雄一
    6 速記士 波多野夏香澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        健康福祉常任委員会審査順序                        令和2年(2020年)                     5月22日(金)本会議休憩中                             第1委員会室  1 保健所  (1)第46号議案 令和2年度(2020年度)町田一般会計補正予算(第2号)  ────────────────────────────────────              午後1時8分 開議 ○委員長 ただいまから文教社会常任委員会を開会いたします。  今期臨時会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △第46号議案子ども生活部所管部分) ○委員長 第46号議案を議題といたします。  本案のうち、子ども生活部所管部分について、提案者説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第46号議案 令和2年度(2020年度)町田一般会計補正予算(第2号)のうち、子ども生活部所管分につきましてご説明申し上げます。  初めに、歳入でございます。  お手元の補正予算書の10ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金、項の1、国庫負担金、目の1、民生費国庫負担金、節の7、子どものための教育保育給付費4,410万4,000円は、認定こども園地域型保育事業者新型コロナウイルス感染症対策に対する施設型給付費等に係る国補助分を増額するものでございます。  第16款、都支出金、項の1、都負担金、目の1、民生費都負担金、節の8、子どものための教育保育給付費1,789万7,000円は、認定こども園地域型保育事業者新型コロナウイルス感染症対策に対する施設型給付費等に係る都補助分を増額するものでございます。  項の2、都補助金、目の2、民生費都補助金、節の18、認証保育所運営費補助384万円は、新型コロナウイルス感染症対策に対する東京都の補助制度が創設されたことに伴い、都補助分を増額するものでございます。  11ページをご覧ください。  節の38、一時預かり事業定期利用保育事業費補助211万2,000円は、新型コロナウイルス感染症対策に対する東京都の補助制度が創設されたことに伴い、都補助分を増額するものでございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  補正予算書の12ページをご覧ください。  第3款、民生費、項の2、児童福祉費、目の1、児童福祉総務費説明欄の3、児童育成手当費1億2,430万1,000円は、独り親家庭等である児童育成手当受給者に対し、対象児童1人につき2万円を支給する臨時特別給付金等増額分でございます。  目の2、保育幼稚園費説明欄の4、施設型給付費1,326万8,000円は、新型コロナウイルス感染症対策として、市の要請により認定こども園への登園を自粛したことに対し、当該日数に応じて保育料を軽減するため、施設型給付費を増額するものでございます。  説明欄の5、地域型保育給付費3,874万3,000円は、市の要請により小規模保育事業所家庭的保育事業者への登園を自粛したことに対し、当該日数に応じて保育料を軽減するため、地域型保育給付費を増額するものでございます。  説明欄の6、認証保育所事業費768万円は、市の要請により認証保育所への登園を自粛したことに対し、当該日数に応じて保育料を軽減するため、認証保育所運営費補助額を増額するものでございます。  説明欄の8、民間保育所運営費422万4,000円は、市の要請により民間保育所等において実施する一時預かり事業定期利用保育事業の利用を自粛したことに伴い、当該利用日数に応じた保育料分を補助するために増額するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 ありがとうございます。歳出の12ページ、独り親家庭給付金のことについて、概要の13ページも使って質疑させていただきます。  先ほど、質疑でもあったように、このたび、速やかに独り親家庭方たち給付金をやるために申請は不要で、既存の児童手当のところの銀行口座に振り込まれるというような答弁だったと思いますので、本当に町田市のスピーディーな対応に心から感謝したいと思います。  そこで質疑なんですけれども、テレビ等でも言っていたんですけれども、やっぱりシングルマザー、また、母子家庭父子家庭方々が働けなくなって、収入が激減して大変困るということと、あと、休校中のお子様に給食がないので食事を作るということで、その食費も大変な負担になっているということで、町田も例外ではないと思うんです。  そこで、私も市民の方からもよく質問を受けるんですけれども、ちょっと分からないので、2点ほどお聞きしたいんです。  1つは、町田市の、今3か月間休校がなろうとしていますけれども、子ども食堂というところは開いてあるんでしょうか。もし開いてあったら、どこが開いているのか教えていただきたいんですけれども、そういう困っている方々の、子どもたちの食事を確保するという点で、もし分かったら教えていただけませんでしょうか。 ◎子ども総務課長 担当課が来ていませんので、知っている範囲でお答えしますと、子ども食堂に関しては、現在開いておりません。ただ、検討は、進めているところです。 ◆松岡 委員 休校が3か月も続くとなると、やはり独り親家庭にとっては収入が激減して、特に子どもたちが栄養をしっかり確保する、給食がないもので、やはり子ども食堂がとても力になるのではないかと思うので、先が見えないので、これから6月どうなるか、また、第2波、第3波も予想されていますので、想定外のことが起きると考えて、そういうこともしっかり取り組んでいく必要があるのではないかなと。この給付金もそうですけれども、それに特化して、そういうことも視野に入れていく必要があるのかなと思います。  あるテレビでは、2メートル間隔を空けて、子ども食堂に来て、大勢ではないけれども、何曜日か振り分けて、そういうところもあったので、町田もぜひそういうことも今後のための検討に入れておくべきだなと。また答えが分かったら教えていただきたいと思うんですけれども、担当がいらっしゃらないと言われたので、子ども食堂がどこで何件やっているか、分かった時点でまた教えていただきたいと思います。  次に、もう一つなんですけれども、あとは、独り親家庭方々が、収入が激減して食費とかにすごく困っていらっしゃるので、それで、よく食材が要らなくなったのを集める、食材を家庭で使わなくて、どこかに持ってくるところがありますよね。町田は、それはあるんですか。市民の方たちが、この食材は使わないから、缶詰とか、いろんな乾物とか、そういうところは、町田はあるんですか。 ◎子ども総務課長 こちらに関しても担当が来ておりませんので確かな話ではないんですが、フードバンクがありますので、山崎のほうにたしかあったかと思います。また細かいお話につきましては、担当のほうからお答えさせていただければと思います。 ◆松岡 委員 そうでした。言葉を忘れてごめんなさい。フードバンクです。そのフードバンクももしあったら、そういうものも利用して、無料提供とか、なるだけそういう方たちの力になれるように、市も大変ではございますけれども、先が見えないというのが一番親御さんは不安がっていらっしゃるので、少しでも、給付金以外にも、そうやって独り親家庭方々にお力添えになれるというか、寄り添うというか、なるだけ貧困家庭に陥らないような方法をぜひ考えていただければと思います。 ◆斉藤 委員 独り親家庭支援についてお聞きいたします。  こちらは前回の委員会の中でも要望させていただきまして、独り親家庭の方への支援が実現しまして、すぐに対応していただきまして本当にありがとうございます。また引き続き、独り親家庭だけに関わらず、多子世帯についてもぜひ要請を続けたいと思うんですけれども、多子世帯についてはどのようなことを考えておられますでしょうか。 ◎子ども総務課担当課長 今、多子世帯ということでお話をいただいているんですけれども、例えば、児童手当については3子目以降、5,000円加算されるような仕組みにはなっているんですけれども、それ以外の、例えば今回のコロナのような対応、多子世帯の方はどういったことに困っているのかとか、困っていることについて市が何を支援することができるかについて研究していきたいと思っております。 ◆斉藤 委員 よろしくお願いいたします。  続いて、松岡委員も触れられているんですけれども、やっぱり支援を渡すだけではなくて、もうちょっと様々な地域の資源を活用した支援ということが必要ではと思うんです。子ども食堂も1つなんですけれども、子育て世帯を助けるための支援のものとして、どういった資源が町田市の中にあるんでしょうか。  1つは、子ども食堂を中心として、また食材を集めるところとか、そういうものがありますけれども、それ以外にも様々な地域資源があると思うんですけれども、どういった資源が考えられるんでしょうか。 ◎子ども総務課担当課長 災害になりますと、やっぱり地域の助け合いが非常に大事になってくるかと思いますので、例えば、町内会自治会だとか、市内ですと子育てサークル活動なんかもあるかと思いますので、そういった方たちと連携して何か取組ができればいいかなというふうに考えております。 ◆斉藤 委員 地域活動サポートオフィスというのがあると思うんですけれども、そちらのほうが子育て支援について行うということは考えられるんでしょうか。 ◎子ども総務課担当課長 ちょっとそちらについても担当課のほうと調整というか、打合せ等をしていきたいと思っております。 ◆斉藤 委員 よろしくお願いいたします。様々顕在化しないところで子育てを抱えていらっしゃる方が、特に独り親とか多子世帯のご家庭とかが非常に困っていらっしゃるということを聞いておりますので、ぜひお願いしたいと思います。  それで、次の補正というか、国とか都が進めております2次補正というか、そういううわさも聞きます。その中で、そういう部署で直接お困りの子育て世帯にお届けする事業が考えられるんですけれども、市がこの後に考えているようなことがありましたら、ご紹介ください。 ◎子ども総務課長 今回、6月に支給する子育て世帯への臨時特別給付金や、今回のひとり親家庭等臨時特別給付金の効用、この先の独り親家庭子育て世帯の経済的な影響の把握に努め、国や東京都の動向に注視しながら、どのような支援が必要なのかというところを考えながら、対象や時期、財源の確保も含めて研究してまいりたいと考えております。 ◆殿村 委員 前回、国の制度として行われた児童手当受給される世帯に対する給付金がありましたけれども、そのときの手続の仕方、これは基本的に今回の市独自の給付金手続の、つまり発送、申請、支給という流れがあると思いますが、これは全く同じですか。そこをまず聞きます。 ◎子ども総務課担当課長 子育て世帯臨時特別給付金と同じような仕組みになっております。 ◆殿村 委員 10万円の特別給付金のほうでもいろいろ手続上、混乱があったりしていると思います。そういう点で、ここでも申請方法支給予定日のところに説明が書いてありますけれども、受け取りを辞退される方は市にお届けが必要だということや、支給が決定次第、お知らせしますと。これは前回のあれと同じだということなんですけれども、この辺は、手続上はスムーズにいくのかどうか、その辺を確認したいと思います。 ◎子ども総務課担当課長 まず、その申請方法ということで、こちらのほうから給付金お知らせ受け取りを辞退される方はお届けくださいということで、送付してから1週間程度、期間を設けて支給手続に入りますので、そこについては順調にいくというふうに考えております。  支給日につきましても、できる限り早く払えるように今進めていますので、今この場で何日に振り込みますと言うことはできないんですけれども、6月中には必ず払うように準備を進めているところであります。 ◆殿村 委員 この10万円の特別給付金の場合は、受給をお断りする場合はチェックする項目があってというやり方ですよね。こちらのほうはどういうやり方でそれを伝えるということになるんでしょうか。 ◎子ども総務課担当課長 こちらにつきましては、うちのほうからお知らせをするんですけれども、辞退される方はお届けくださいという形になりますので、お届けがなければ受けるという意思表示を確認したということで、お支払いをしますので、定額給付金のようなチェックをするしないという状態ではない仕組みになっています。 ◆殿村 委員 ということは、文章でお届けくださいと書いてあるだけで、その辺がちょっとリアルに分からないので、なので特別給付金と比較してどういう形式になっているかということで、つまり、早くスピーディーに受給ができるようなシステムになっているかということで、どういう表現になっているんでしょうかというところを確認したいんです。 ◎子ども総務課担当課長 市民の方へのお知らせにつきましては、受け取りを辞退される場合は所定の用紙でお届けくださいという表示になっていますので、それがなければ速やかに支給の準備に入ります。 ◆殿村 委員 理解しました。  それからもう1点は、この児童1人当たり2万円という支給額について、本会議場でもご説明がありましたけれども、他市の状況を見てということでした。他の自治体では、現在支給されているところでは、ちなみに何市ではどのぐらいとかいうことでご説明いただきたいと思います。 ◎子ども総務課担当課長 近くの自治体ということで、まず、府中市のほうで児童育成手当児童扶養手当受給権がある方はそれぞれ1万円ずつという形になっています。それと、狛江市も同じような給付金です。あと、お隣、川崎市になるんですけれども、こちらは1世帯2万円で、相模原市もたしか1世帯2万円と確認をしております。 ◆殿村 委員 分かりました。  あともう1点、保育幼稚園費のところで、保育料との関係で支出がありますけれども、これは幼児の年齢、ゼロ歳児、1歳児とか、年齢によって対応が違うのではないかと思いますけれども、この保育無償化との関係、これは今回の予算の組立てとしては、また、今後の方向としてはどういうふうに理解をしたらよろしいのでしょうか。 ◎保育幼稚園課長 まず、対象になる方は、今、委員からお話がありましたように、無償化の対象にならない方になりますので、ゼロ歳児から2歳児という形になります。その中で、かつ所得に応じた保育料の算定をしておりますので、その保育料を自粛に応じて、ご協力いただいて、そして減額したという計算方法になってまいります。 ◆殿村 委員 これを踏まえて、あと、今後の課題というのは何かあるんでしょうか。 ◎保育幼稚園課長 今後の課題というのは、今のところ、こういう大変な新型ウイルスのところの感染症の拡大に、いろいろとそれぞれのご家庭でご事情がありながらもご協力いただいたというところで、今後は収束に向けて、そしてまた通常の保育に戻れるような状態にしていくというところ、やはりお勤めされている方々保育の必要の方々保育をしっかりと担保できるようにというところに進めていかれればというところになるかと思います。 ◎子ども総務課長 先ほど松岡委員からご質疑いただいた子ども食堂に関してお答えいたします。  現在、市内に子ども食堂は10か所ございます。先ほどもお話ししましたように、5月中、全て休止しております。6月から1事業所コロナに十分配慮して開始するという予定でございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって子ども生活部所管部分質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後1時32分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時40分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第46号議案学校教育部所管部分) ○委員長 第46号議案を議題といたします。  本案のうち、学校教育部所管部分について、提案者説明を求めます。 ◎学校教育部長 第46号議案 令和2年度(2020年度)町田一般会計補正予算(第2号)のうち、学校教育部所管分についてご説明いたします。  初めに、お手元の補正予算書の10ページをお開きください。  歳入でございます。  第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第5目、教育費国庫補助金、第9節、校内通信ネットワーク等整備事業費補助につきましては、GIGAスクール構想における児童生徒1人1台端末の実現のための整備委託及び備品等購入に対する補助金でございます。
     その下の第10節、学校保健特別対策事業費補助につきましては、市立小中学校集団宿泊行事延期等に伴うキャンセル料等に係る補助金でございます。  次に、歳出でございます。  13ページをお開きください。  第10款、教育費、第1項、小中学校費、第5目、教育指導費、第18節、負担金補助及び交付金説明欄9、小学校校外学習推進事業費324万9,000円及び説明欄10、中学校校外学習推進事業費613万5,000円につきましては、市立小中学校集団宿泊行事延期等に伴うキャンセル料保護者に補助するため計上するものでございます。  その下の第6目、教育センター費、第12節、委託料及び第17節、備品購入費説明欄4、小学校ネットワーク費8億4,692万7,000円及び説明欄7、中学校ネットワーク費5億3,431万4,000円につきましては、GIGAスクール構想における児童生徒1人1台端末の実現のための小中学校整備委託及び備品等購入に係る経費を計上するものでございます。  学校教育部所管分説明は以上でございます。よろしくお願いたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤 委員 タブレット端末についてお伺いいたしたいと思います。  当初は4年間で整備する予定ということを今年度1年間でやるということで、2万9,500台、非常に大変な状況であると思いますが、それに加えて学校無線LANの設定の整備というのも、これは全校やるということで非常に大変になると思うんですけれども、できるだけ、例えばこの学校が早く始まったとか、この学校が遅かったとか、そういうことが極力ないように、ぜひこれは進めていただきたいと思います。  運用部分、1点だけ確認をさせていただきたいことがあるんですけれども、このグーグルクラスルームということで、児童生徒個人パスワードを設定すると思うんですけれども、これは本人の生年月日にすると学校から指示があったという話を聞いたんですけれども、これについては、このような運用で全ていくのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ◎宇野 指導課担当課長 アカウントを配付するに当たって、まず例として分かりやすいように生年月日ということで示しておりますが、セキュリティー上の課題もあるので、この後また個々でパスワードを設定するように学校のほうに指示をする予定です。 ◆佐藤 委員 確かにこれは生年月日だと、例えば、なりすましのような状況だとか、他人の生徒になってやってしまうということもあり得るかと思ったので、この運用についてはよくないんじゃないかと思ったんですけれども、今のお話ですと、この運用はあくまでも例であって、それについてパスワードを新たに設定していくということがあると思うんです。  そうなった場合、例えば、低学年なんかだとパスワードを忘れてしまうとか、そのような形もあり得るかと思うんですけれども、ある自治体ですと、このパスワードについて、親の管理の下にパスワードを設定しているとかという話も聞いているんですけれども、その辺の運用についてはどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。 ◎教育センター所長 低学年のパスワードに関してなんですが、今、委員からご指摘があったとおり、なかなか低学年だと設定しても忘れてしまうという危惧がございますので、今現在、グーグルに相談をかけまして、これは今、例なんですが、海外での事例として、絵のアイコン、虎とか熊とか犬とか、それの順番でパスワードができるというようなソリューションがあるということを聞いていまして、それを町田市の中で導入できないかということを今検討中でございます。 ◆佐藤 委員 せっかくのいい仕組みなので、運用に間違いと言ってはあれですけれども、やはりこれはスムーズにやっていったほうがいいかなという気がしますので、その辺のパスワードの点の配慮、特に低学年について、中学生とか小学校高学年については、このような形はある程度は慣れているんでしょうけれども、繰り返しになりますけれども、やはり今、キャッシュカードとかも、電話番号をやめましょうとか、生年月日をやめましょうとかという話があるので、そういうことが決してないようにうまく運用していただくようお願いしたいと思います。 ◆松岡 委員 私も同じくタブレット事業についてお聞きいたします。  まず、今この3か月になろうとする休校で、子どもさんはもちろん、親御さんがやっぱり子どもたちの学業が遅れるということをとても不安がっていらっしゃいます。よく聞きますが、それで、このたび全児童タブレット端末を前倒しでということで配付される事業ということで、本当に心から感謝いたしたいと思います。  それで、先ほどの子ども生活部でも言ったんですけれども、第2波、第3波が来るかもしれないので、先が見えないためにオンライン授業をするわけですけれども、確認をちょっとしていきたいんです。  まず、先生がタブレットを使ってオンライン授業をするときに、その授業内容学校の教室でビデオ撮影されるかと思いますけれども、そういうことでよろしいんでしょうか。 ◎指導室長 現段階では、授業の動画を必ず全員の教員が撮影するといったようなことは考えておりませんで、学校の実情ですとか子ども発達段階に応じて必要な部分の取組から進めていきたいと考えております。 ◆松岡 委員 今よく民間でもオンライン授業といって、講師とか先生が授業をした風景をオンラインで流すと、子どもたちもいつもの授業風景がそのまま、おうちが教室みたいになってすごく安心するという、そういう心理的効果もあるということで。先ほどの答弁では、まだそこまではとおっしゃっていましたけれども、行く行く長期戦になったときとかの場合、やっぱり親御さんも子どもも学業が本当に落ちるのですごく不安なので、そもそものタブレットオンライン学習という効果は、その授業にあると思うので、そういうことも先々踏まえて、ビデオ撮影の整備とか、ビデオの機械も要りますので、そういうことも視野に入れていく必要があると思いますけれども、そういう見解はあるんですか。 ◎指導室長 現在、モデル校におきまして様々な取組を展開しております。そのモデル校の取組を参考に、どのような、今おっしゃってくださったような部分で進められるのかということを今後検討し、全校に広げていく予定でございます。 ◆松岡 委員 想定外のことが起こり得ると思うので、そういうことも、行く行くは先生が授業を自分の教室でやっているような姿を子どもに見せていただいて、それを子どもが受けるというのが一番安心感があるというか、学校にいるんだみたいな、家が学校になっているというような心理があるということなので、そういうことも行く行く考えていただきたいと思っております。ぜひお願いいたします。  それともう一つは、休校で家にいるお子さんたちは、親御さんが1日中見ていくわけにはいかないし、親も子もストレスがもうぱんぱんにたまっちゃいますので。もう一つは、親御さんが働いていらっしゃるから、ある家庭では子どもさんだけでいらっしゃるという、1日中お留守番というか、日中は子どもだけになっていらっしゃるところも、このコロナに関して、様々な生活形態があると思うんです。  そのときに、先ほど言った、タブレットを使って授業をするとしたときには、先々のこともですけれども、時間割というんですか、タブレットの前に9時に座るとこれが流れるんだよとか、10時に座るとこれが流れるんだよというと、学校と同じように規則正しく、今、子どもさんたちのリズムが家庭の中で崩れているので、やっぱりそういうリズムを取り戻す、1時間目から6時間目までは難しいですけれども、せめて午前中の1時間、10時に座るとこれが流れるよとか、午後1時からはこれが流れるよとか、そういう時間割とかは考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎指導室長 現在、自分で時間割を考えてみようですとか、また、小さい学年ですとそれが難しいですので、学校のほうから基本的な家庭における時間割、何時からこういう学習をしましょうというようなものを各学校で提示しながら進めているところでございます。  今おっしゃった動画等につきましては、先ほど申し上げましたように、全校で一斉にということを今できませんので、現在、東京都のほうで、ちょうど朝8時半からと、それから午後、同じように3時頃に、今おっしゃってくださったような学習のスタートと終わりの部分をまとめられるようなものを放映しておりますので、こちらの視聴を学校のほうには勧めております。各家庭にもお勧めをしております。 ◆松岡 委員 さっきおっしゃったように、子どもが時間割を作るのはなかなか難しいので、できれば学校のほうから時間割を設定して、せっかく1人1台あるわけですから、子どもタブレットを持ち帰ったら時間割を決めて、そこに座ると、そこが見られる、そういうと規則正しい生活になるのかななんて、私も母を経験した者として、なかなか自由になっちゃっていると規律正しいリズムがなくなっちゃうので、そこら辺がやっぱり親御さんも子どもさんもストレスがたまるのかなと思うので、1台せっかくあるから、そういうのをフル活用して、なるだけ教育委員会のほうからいろんな知恵を出し合って、子どもさんたち学校にいるときのようにリズムが作れるように知恵を絞っていただきたいと思います。  最後に、先ほど佐藤委員もおっしゃったように、この通信料のことなんですけれども、ネットワークがつながっていない家庭もいらっしゃると、タブレットで受ける権利は誰も等しいんですけれども、ネットがつながっていないと通信料が不公平になると思うんです。そのあたりはどうされていくんでしょうか。 ◎教育センター所長 通信費に関しましては、今現在、アンケートでどのぐらいいらっしゃるかというところを細かく取得しているところなんですが、教育の情報化推進事業の中で、各学校に既にクロームブックと、あとLTE通信ができる装置を既に町田市では整備してございますので、それを市内で2,440機持っていますので、家庭に環境がない児童生徒に関しては、そちらを貸し出していこうと考えております。 ◆松岡 委員 最後に確認ですけれども、ごめんなさい、私もちょっと勉強不足で分からないんですけれども、その通信料というのは市が払うんですか。 ◎教育センター所長 おっしゃるとおりです。今現在、児童生徒学校で使うために町田市のほうで用意している通信機器がございまして、使用料は当然町田市が負担しておりますので、そちらを一時的に貸し出すというようなことで考えております。 ◆斉藤 委員 続けて、タブレットの配付について聞きたいと思います。  まず、タブレットを4年かけて全生徒に配付する予定だったのが前倒しになって、この1年で配付するという予定なんですけれども、配付に当たって、それぞれ整備はされるんでしょうけれども、どうしても教員の負担というか、そちらのほうも4年分が一気に全学年に、全生徒ということでなるので、教員のほうの負担が非常に大きくなるんじゃないかと思うんですけれども、こちらのほうには何か手を打っていることは、現在進めているんでしょうか。 ◎指導室長 現在、今おっしゃったように、4年間かけてというところを1年間でということにつきましては、やはり教員の研修についてしっかりと進めていく必要があると考えております。こういった新型コロナウイルス感染症関係で予算も動いておりますので、急遽、そういった教員の研修については、センターとも連携をしながら進めていくところでございます。 ◆斉藤 委員 実際、そばにいる教員の方がそのことについて習熟するというのは大変重要なことだと思うんですけれども、どうしてもネット環境の整備だとか、それだけのために、教員というのは少し大変かと思うので、それをサポートする専門員、そういう方が必要かと思うんですけれども、そういうサポートをする方の人数が、今回の1年間で全生徒にというところに対しては、どれほど拡充されているかというかという点をお聞きしたいと思うんです。 ◎教育センター所長 今のサポートするスタッフというところ、私どもで言うところのICT授業支援員というもので位置付けておりますが、今現在、会計年度任用職員で1名雇用しております。それに加えて、外部委託で2名の方を今委託させていただいているという状況がございます。  この3人で、それぞれ学校で抱えている課題であるとかというのを集約しながら、3人しかいないので常にはいないんですが、3日とか1週間とか、1つの学校に1人の支援員が行って、困っていること、悩みを聞きながら一緒に授業に参加するというような形を、既にもうそれは始めているんですけれども、これから1人1台ということになりますので、ちょっとそこら辺のスタッフの数を増やしていけないかというところは検討していきたいと考えております。 ◆斉藤 委員 いろんなことが起きるので、支援員については、配付予定をしている学校については、できれば二、三校に1人ぐらいのボリュームが必要かなと思うので、またそこはしっかりお願いします。  今度は通信費についてお聞きしたいと思いますけれども、先ほど、松岡委員のほうからも通信費について、どういうことが今用意しているかということについてお答えいただいたんですけれども、最終的に通信については、配付できる町田市のものを含めて、どういった姿になるのかなと思うんですけれども、そこら辺をお答えください。最終的には、家庭がもう既に用意している通信設備とかも有効活用するし、さらに、それが間に合わなかった、また、用意できないところについては町田市のものを貸与するとか、そういう全体的な通信費について、どういうところで費用がかかってということをお聞かせ願いたいと思います。 ◎教育センター所長 家庭の通信環境につきましては、質疑でもご答弁申し上げたとおり、課題であるというところは重々承知しております。今現在、他自治体についても、そこら辺、どういうふうに考えを持ってやっているかというところでヒアリングもして回っておるんですが、やはり今は1人1台環境を整備する、校内ネットワークを整備するというところに優先順位を高くして行っているので、家庭のところというのは、うちはアンケートでかなり数をはじいていますけれども、まだそれもやっていないという自治体がほとんどでございます。  ちなみに、渋谷区は先んじて1人1台環境がもう既に達成されているんですが、渋谷区に関しては、各家庭の無線の整備率は100%であったというふうに聞いております。そういった自治体はこういった心配はないと思うんですが、質疑でご答弁したとおり、1割ぐらいのご家庭がまだないというところを行政として、ずっと行政が負担して使用料を払うというのはちょっとあり得ないのかなと思っていますので、そこら辺も踏まえて、今後どうしていくかというところをしっかり検討していく必要があると考えております。 ◆斉藤 委員 その中で、そういう意味では、家庭負担するということにおいても、生活支援を受けている方が教育についても十分費用を持てない、割り当てられないという家庭もいらっしゃると思うんです。そういう部分で、教育扶助とかが有効に活用できるものもあるかと思うんですけれども、国もそういう検討を進めているというところを聞き及びまして、そういう部分でそれぞれ役割分担をして、どうしても必要な方には、そういう教育費の補助というか、そういう中で通信費の部分負担していかなきゃいけないかなと思うんです。  ちなみに、町田市でそういう教育扶助とか補助を受けていらっしゃる方というか、そちらのほうに費用負担している方々はどれぐらいいらっしゃるんでしょうか。ちょっとレベルがあると思うんですけれども、仮にで構いませんので、通信費を負担するのが難しい方というのはどれくらいいらっしゃるのか、分かりましたら教えてください。 ◎教育総務課長 2018年度の就学援助の要保護、準要保護の児童生徒の数としてお答えさせていただきます。  2018年度、小学校では要保護世帯が349、準要保護世帯が2,542、中学校では要保護世帯が211、準要保護世帯が1,463となっております。 ◆斉藤 委員 今ご提示していただいた数字と、また、ネット環境ということは、大雑把に言うと相関があることが考えられますので、町田市の中でも相当数の児童生徒がそういう環境にない方がいらっしゃいますので、そういう方に対する手厚いものというか、それが子ども教育の格差にならないようにということで、しっかり目を向けて、そういう整備を進めてもらいたいと思います。 ◆殿村 委員 小中学校タブレット端末事業についてですけれども、予算では備品購入費という項目になっております。それで、東京都の新たにつくられた制度のほうでは、この説明では貸与制度と書かれていますが、今回の予算との関係でいくと、どんな制度設計になっているのでしょうか。 ◎教育センター所長 まず、備品購入というのは、あくまでGIGAスクール構想町田市で担保するために町田市のほうで予算計上させていただいているというものでございます。東京都からの貸出し制度というのは、GIGAスクール構想を補完するものというよりかは、コロナ関連で途中から補助金の要綱が出たというものでございまして、整備が完了するまで一時的に貸し出しますよというようなもので案内が届いておるんですけれども、東京都からは、端末の数は限りがあって、十分な台数はないということのお示しもいただいておりますので、それを町田市のほうで整備するまでに、借りている端末で1人1台環境になるというのはなかなか難しいと考えております。  今現在、町田市として考えておりますのは、一番注力するべき学年というところに1人1台環境を整備、東京都の端末を借りてできないかというところを中心に考えていきたいと考えております。 ◆殿村 委員 はっきり分からないんですけれども、それで、東京都から、つまり、今回の予算では、備品購入でタブレット端末を買うわけですよね。買う予算案です。それで、その財源としては東京都が――町田市が出すわけじゃないでしょう。国、東京都の支出金がその大半になっていますよね。ということは、東京都が出すという設計になっていますよね。  だから、今回のコロナ対策の貸出し制度というふうに銘打ったこの制度と、今回のこの予算立ての仕組みの、その相関関係、それが先ほどの説明ではよく分からないんです。 ◎教育センター所長 まず、今回のご審議いただいておりますこちらの事業費ですが、備品購入費で9億9,000万円というところ、特定財源で公立学校情報機器整備費補助金、これが国費になります。あとは東京都市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金が東京都から出ております。こちらの東京都の交付金に関しましては、市に金額が来て、それをどういうふうに使うかというところは市のほうで考える内容になっておりますので、今回、タブレットのほうにもこの金額を入れていただいておりますけれども、ほかの事業でもこの東京都の交付金を使われているという形になっております。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時8分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時9分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎教育センター所長 失礼いたしました。  貸与のほうの枠組みでございます。家庭学習の環境整備に取り組む区市町村教育委員会支援するためにモバイルルーターの通信料や学校配備の端末を家庭学習用端末に転用する際の設定費用等の補助、あと、学校で配備されている端末を貸し出しても不足する状況がある場合に東京都教育委員会で調達する端末の貸し出しを行いますという案内が来ております。こちらの貸し出す端末について台数に上限があるので、1人1台環境までは貸せないよということをいただいているところでございます。 ◆殿村 委員 そうすると、東京都の端末の貸出し制度を、まずは活用して、これは、台数は全体で2万9,000幾らでしたっけ。そのうちの何台ぐらいまでは貸し出されるのか。それを借りている間に、町田市はこの備品購入費で新たな端末を購入して、借りなくてもいいという状態を年度内につくっていくという見方でいいんですか、そこのところを聞いているんです。 ◎教育センター所長 おっしゃるとおりでございます。町田市で今年度中に端末は1人1台のタブレットを購入いたしますので、その辺の整理が整うまでの間、東京都から端末をお借りするというところでございます。 ◆殿村 委員 東京都からの貸し出しは何台ぐらい……。 ◎教育センター所長 今、東京都のほうから数に限りがあるというアナウンスはいただいておるんですが、何台まで貸せるとか、そういった具体的な数字というのはいただいておりません。 ◆殿村 委員 そうすると、つまり、借りる台数と買う台数、これがどこまで整合性が取れていくかで、年度内にどれだけ、先ほどもお話があったと思うんですけれども、早く全ての学校に配備される、子どもたちに届けられるという状況が変わってくると思うんですけれども、その辺は、まだ皆目分からないということですか。それとも、ある程度見通しがついているのか。 ◎教育センター所長 端末調達に関しましても、これから一般競争入札で業者が決まるというところですので、デリバリーの具体的な数字というのは、なかなかまだ分からない状況です。かつ、東京都の端末に関しましても、まだ東京都から何台までお貸しいただけるという情報もいただいておりませんので、いまだちょっと不透明なところが多いという部分は、ご容赦いただければと思います。 ◆殿村 委員 何か不透明だということが分かりましたが、できるだけその辺は明瞭にして早期整備をお願いしたいと思います。  それについては以上です。  それからもう1点は、小中学校の校外学習推進事業費について伺います。  校外学習ということで、例えば、その中に合唱祭等の学校のイベントといいましょうか、授業も含まれているのかなと思いますけれども、対象となるのは、どういったものが対象となるんでしょうか。 ◎野田 指導課担当課長 補助金に該当しているのは、修学旅行に限られております。 ◆殿村 委員 いろいろお話を伺うところによりますと、この合唱祭等でもホール等を借りて、結局、延期の状況が続くということを見ながら中止せざるを得ないという学校も、この合唱祭等で出ているというふうに伺っております。  このあたりについては、修学旅行等以外にも、この対象とならない理由というのはどんなことによるのでしょうか。 ◎野田 指導課担当課長 現在、合唱コンクールは会場を借りている学校と自分の学校でやっているところもあるので、その辺の公平性の観点からもちょっと難しい状況でございます。 ◆殿村 委員 そういった理由はあろうかと思いますけれども、現状としては、コロナ感染による、こうした開催できなくなるということが主な理由と考えられますので、ぜひ今後そういったところにも手立てを検討していただきたいと要請したいと思います。 ◆石川 委員 タブレットの件について聞きたいんですけれども、これは2万9,500ということで、この管理体制はどういうふうに考えているか、教えてください。 ◎教育センター所長 まず、児童生徒に使ってもらうための初期設定は、当然学校単位で納品の際に設定をして、児童生徒に配備をしたいと考えております。  保守のほうなんですけれども、2万9,500台、児童生徒を合わせると約3万人おりますので、それを1か所の窓口で対応するというのはなかなか難しいと考えておりますので、今考えているのは、各学校単位で予備機をある程度用意いたしまして、壊れたときは、まずは取り替えてすぐに使ってもらえるようなことをして、壊れたやつは事業所のほうに送って、修理をして戻ってきたらまた元に戻すというような運用を考えております。 ◆石川 委員 あと、これの保管方法とか、その辺はどういうふうに考えていますか。 ◎教育センター所長 保管ですが、こちらはGIGAスクール構想の補助対象の中に充電ができる保管庫も入っておりまして、それを各学校に整備する予定でございます。 ◆おんじょう 委員 ちょっと教えてください。通信費の件なんですけれども、先ほど、通信費を継続的に負担していくわけにいかないというようなお話がございましたけれども、これまでを振り返ればそういうことかなとは思うんですけれども、今、教育のスタイルが変わろうとしていて、そういう意味で、国のほうでは教育扶助であったり、就学援助であったり、そういう中では、教育という位置づけの下に負担をしようかという動きになっていると思うんです。  11%がそういったネットワーク環境がないという町田市の状況の中で、それを超えたいわゆるその先の、先ほどの準要保護世帯、そこの領域までをカバーしてこないと、恐らく11%に乗ってこないと。必ずしも相関しているということではないと思うんです。いろんな事情で、高所得であってもネットワーク環境がないということもあったりはもちろんするので、相関性は100%ではないかもしれませんが、あらかた準要保護のところまでをカバーしてこないと100%にはなってこないというのが現実だろうと思うんです。  そこに対して、国がここまでは教育費の一環として継続的に面倒を見ていく。でも、ここからここについては国のそういった補助がないので、市として、こういうところまでは継続的に通信費や教育費として位置づけて継続的に見ていきますと。だけれども、こういうところについては経過措置、時限的に市のほうでは、先ほどのモバイルルーターのような、LTEのやつだとかを貸し付けて、あるところまでご準備いただきたいというやり方をするというゾーンもあるかもしれません。  だけれども、そういうことを考えていかない限りは、この11%の話は解決しないのではないかなと思うんです。このあたりについてお考えをお聞かせいただきたいと思うんです。 ◎指導室長 現在、通信費については大きな課題だというふうに捉えておりまして、全国的にも様々な取組が展開されておりますので、そういった取組を今収集しているところでございます。町田市に合った形をどのようにしていくのか、検討してまいります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって学校教育部所管部分質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後2時18分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時20分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第46号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第46号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第46号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
     以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって文教社会常任委員会を閉会いたします。              午後2時21分 散会...