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  1. 町田市議会 2020-03-26
    令和 2年文教社会常任委員会(3月)-03月26日-01号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 2年文教社会常任委員会(3月)-03月26日-01号令和 2年文教社会常任委員会(3月)              文教社会常任委員会記録 1 日時  令和2年(2020年)3月26日(木)午前10時 2 場所  第2委員会室 3 出席者 委員長 おぜき重太郎       副委員長 おんじょう由久       委員 斉藤かつひろ 石川好忠 佐藤和彦 松岡みゆき いわせ和子          戸塚正人 殿村健一 4 出席説明員       市民部長 市民協働推進担当部長 市民部次長 文化スポーツ振興部長       子ども生活部長 その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       庶務係担当係長 門間康博       調査法制係主任 渡邊祥平
          担当 折本大樹 6 速記士 三階佳子(澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        文教社会常任委員会審査順序                        令和2年(2020年)                      3月25日(水)午前10時                      3月26日(木)午前10時                             第2委員会室  1 防災安全部  (1)行政報告 新型コロナウイルス感染症の対応について  2 生涯学習部  (1)請願第 1 号 『新町田市史』発刊の促進を求める請願  (2)行政報告 「効率的・効果的な図書館サービスのアクションプラン」の策定について  (3)請願第 2 号 「効率的・効果的な図書館サービスのアクションプラン」の見直しを求める請願  (4)第 7 号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算  (5)行政報告 「第四次町田市子ども読書活動推進計画」の策定について  3 防災安全部  (1)第 7 号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 町田市地域防災計画(第1章~3章)の修正について  (3)行政報告 町田駅周辺地域エリア防災計画の策定について  4 市民部  (1)第15号議案 町田市印鑑条例の一部を改正する条例  (2)第 7 号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算  (3)請願第12号(1) 並木町会の独立に関する請願  (4)行政報告 町田市性自認及び性的指向に関する相談事業の実施について  5 文化スポーツ振興部  (1)第 7 号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 町田市立博物館閉館後の状況等について  (3)行政報告 東京2020オリンピック聖火リレー及びオリンピック自転車競技ロードレースに伴う交通規制について  6 子ども生活部  (1)第19号議案 町田市学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例  (2)第20号議案 町田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例  (3)第 7 号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算  (4)行政報告 「新・町田市子どもマスタープラン(後期)」策定に係るパブリックコメントの実施結果及び計画策定について  (5)行政報告 三輪子どもクラブの整備について  (6)行政報告 保育料等の算定における「年少扶養控除のみなし適用」の終了について  7 学校教育部  (1)第23号議案 町田市奨学資金支給条例を廃止する条例  (2)第24号議案 町田市学校給食問題協議会の設置に関する条例の一部を改正する条例  (3)第28号議案 南つくし野小学校中規模改修工事請負契約  (4)第 7 号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算  (5)行政報告 「町田市立学校の適正規模・適正配置の基本的な考え方」の策定について  (6)行政報告 学校施設のブロック塀等の撤去・改修工事の完了について  (7)行政報告 中学校給食無料試食会の実施結果について  (8)行政報告 町田市学校給食問題協議会の答申について  (9)行政報告 第2期町田市特別支援教育推進計画の策定及び意見募集の実施結果の報告について  8 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前10時2分 開議 ○委員長 ただいまから文教社会常任委員会を開会いたします。  3月25日に続き、当委員会に付託されました案件について審査を行います。 △第15号議案 ○委員長 第15号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎市民部長 第15号議案 町田市印鑑条例の一部を改正する条例について、ご説明を申し上げます。  会議資料一覧の14をごらんください。  本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の趣旨を踏まえ、関係する規定を整理するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、印鑑の登録を受けることができない者を「成年被後見人」から「意思能力を有しない者」に改めるものでございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 2点質疑しますので、簡潔にお答えください。  先ほど説明のあった改正前「成年被後見人」が改正後「意思能力を有しない者」としたその理由は何か。  また、第16条の改正前の2番「代理人が第5条」と書いてありますけれども、それが改正後、削除された理由を簡潔にお答えください。 ◎市民課長 まず、「意思能力を有しない者」とした理由についてでございますが、国が示す基準といたしましては、まず成年被後見人であっても、法定代理人が同行しておりまして、かつ成年被後見人本人による申請がある場合には、当該成年被後見人を意思能力を有する者として取り扱って差し支えないという形になりましたので、表現を改めさせていただきました。  あと、第16条につきましては、後ほどお答えをさせていただいてよろしいでしょうか。 ◆松岡 委員 はい。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第15号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第15号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(市民部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、市民部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎市民部長 第7号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算のうち、市民部所管分についてご説明申し上げます。  初めに、タブレットの273分の18、予算書の12ページをごらんください。  この後、ページ番号については予算書のページ番号でご説明いたします。  第3表、地方債でございます。  一番上の地域センター整備事業、限度額のうち5億1,100万円は玉川学園コミュニティセンター建てかえ工事に係るものでございます。
     続きまして、歳入でございます。  24ページをごらんください。  第14款、使用料及び手数料、第1項、使用料、目の1、総務使用料、節の1から13までは、市民部所管施設のホール、会議室等の施設及び附属設備に係る使用料でございます。  次に、27ページをごらんください。  同款、第2項、手数料、目の1、総務手数料、節の1、戸籍手数料、ここから30ページ、節の9、番号制度カード発行手数料までは、市民課、各市民センター及び連絡所の各種証明書等の発行・交付手数料でございます。  次に、34ページをごらんください。  第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、目の1、総務費国庫補助金、節の2、個人番号カード交付事業費補助2億5,416万2,000円は、地方公共団体情報システム機構への個人番号カード発行事務委託に充当する市への補助金でございます。  同じく節の3、個人番号カード交付事務費補助5,777万6,000円は、市の取り扱いに係る事務費補助でございます。  次に、38ページをごらんください。  同款、第3項、委託金、目の1、総務費委託金、節の3、中長期在留者住居地届出等事務委託金157万5,000円は、居住地の届出・特別永住者証明書の交付等のための国からの委託金でございます。  次に、46ページをごらんください。  第16款、都支出金、第2項、都補助金、目の5、商工費都補助金、節の2、消費者行政活性化交付金146万円は、地方自治体の消費者行政を推進するため、消費者被害防止の啓発グッズ作成等に対する補助金でございます。  次に、50ページをごらんください。  同款、第3項、委託金、目の1、総務費委託金、節の4、住民基本台帳人口調査委託金71万7,000円、同じく節の5、人口動態調査委託金33万3,000円は、調査事務のための都からの委託金でございます。  次に、52ページをごらんください。  第17款、財産収入、第1項、財産運用収入、目の1、財産貸付収入、節の1、土地建物貸付収入のうち、説明欄の1行目、普通財産貸付料の市民協働推進課分15万1,000円は、集会施設用地内にある自動販売機設置場所の貸付料でございます。  次に、2行下、行政財産貸付料の市民協働推進課分34万9,000円は、市民フォーラムと成瀬、つくし野及び三輪の3コミュニティセンター内にある自動販売機設置場所の貸付料でございます。  次に、56ページをごらんください。  第21款、諸収入、第4項、受託事業収入、目の1、総務費受託事業収入、節の1、広域交付事務受託収入38万7,000円は、相模原市との協定に基づく証明書の広域交付事務の受託収入でございます。  次に、57ページをごらんください。  同款、第6項、雑入、目の6、雑入、節の1、総務費雑入の説明欄、電話使用料以降59ページの駐車場使用料までは市民部における雑入を計上しております。  そのうち、58ページ、説明欄の一番上、コミュニティ助成金250万円は、一般財団法人自治総合センターからコミュニティ活動に必要な設備等の整備に関する助成を受けるものでございます。  同じく説明欄の上から3行目、集会施設用地利用料39万6,000円は、やまさき会館の用地借上利用料でございます。  次に、同じく説明欄の下から4行目、収益還元金の市民協働推進課分240万1,000円は、市民フォーラムと成瀬、つくし野及び三輪の3コミュニティセンター並びに集会施設用地内にある自動販売機の売上手数料でございます。  次に、65ページをごらんください。  第22款、市債、第1項、市債、目の1、総務債、節の1、地域センター整備事業債5億1,100万円は、玉川学園コミュニティセンターの建てかえ工事に係るものでございます。  次に、歳出につきましては「予算概要説明書」を使い、ご説明いたします。  タブレットの632分の182、「予算概要説明書」の176、177ページをごらんください。  この後、ページ番号については、「予算概要説明書」のページ番号でご説明いたします。  市民部予算のポイントとして、予算編成にあたっての背景・課題、予算編成の考え方、予算編成で重視した取組を記載しております。  2020年度は、まちだ未来づくりプランの実行計画である町田市5ヵ年計画17-21の開始から4年度目でございます。計画期間を意識し、着実に事業を推進してまいります。  予算編成では、重点事業である「新たな地域協働の推進」「市民協働・地区協議会への支援」「地域コミュニティ施設整備」を重視して予算編成を行いました。  次に、178、179ページをごらんください。  市民部予算総括表でございます。  市民部所管分全体の事業費は17億946万8,000円で、2019年度に比べ7億49万1,000円の増加、一般財源ベースでは1億4,805万円増加しております。  次に、180ページをごらんください。  ここから187ページまでが市民部所管分全体の事業別支出科目一覧でございます。  それでは、事業ごとに予算の内容をご説明いたします。  188ページをごらんください。  上段、市民総務費でございます。南多摩斎場組合負担金1億1,275万円を初め、まちだ施設案内予約システム電算システム使用料や各施設の券売機賃借料に係る経費に加え、市民部施設の機能再編計画である「市民センター等の未来ビジョン」策定のため、計画策定支援委託料等を計上しております。  下段、地域センター整備費6億8,236万8,000円は、2018年度に工事着手した玉川学園コミュニティセンターの建てかえ工事に係る経費でございます。  次に、189ページをごらんください。  上段、市民活動推進費でございます。中間支援事業委託料、地域情報誌「まちびと」発行業務委託料、地区協議会補助金等に係る経費で総額5,446万6,000円でございます。  下段、町内会・自治会支援費につきましては、町内会・自治会への補助金、町内会・自治会連合会への補助金、回覧物・掲示物封入封かん作業委託等、総額3,491万9,000円でございます。  次に、190ページをごらんください。  上段、集会施設費につきましては、地域コミュニティーの活動の場である集会施設整備補助金等で総額3,560万9,000円でございます。  下段、コミュニティセンター費につきましては、成瀬、つくし野、木曽森野及び三輪の4コミュニティセンターの施設運営に係る経費で、総額7,313万9,000円でございます。  次に、191ページをごらんください。  上段、市民フォーラム費につきましては、市民フォーラムの管理組合負担金や建物借上料など、町田市民フォーラムの施設運営に係る経費で総額1億514万6,000円でございます。  下段、男女平等推進費につきましては、悩みごと相談の相談業務委託料、意識普及啓発講演会や講座の講師謝礼、男女平等参画協議会委員謝礼等の経費で総額1,096万4,000円でございます。  次に、192ページをごらんください。  忠生市民センター費3,841万2,000円は、総合管理委託料及び光熱水費等の施設の維持管理に係る経費と事務経費が主なものでございます。  193ページの南市民センター費から197ページの小山市民センター費まで同様の内容でございます。  次に、198ページをごらんください。  町田駅前連絡所費1,789万円は、町田駅前連絡所の建物借上料等の管理経費及び連絡所の事務経費が主なものでございます。  次に、199ページをごらんください。  木曽山崎連絡所費3,282万2,000円は、施設の総合管理委託料及び光熱水費等の施設の維持管理に係る経費と連絡所の事務経費が主なものでございます。  次に、200ページをごらんください。  玉川学園駅前連絡所費3,682万4,000円は、玉川学園コミュニティセンターの建てかえ工事に伴い移転した仮設事務所の建物借上料等の管理経費及び新たな施設開設に伴う初度調弁に係る経費が主なものでございます。  次に、201ページをごらんください。  上段、鶴川駅前連絡所費147万円は、施設の総合管理委託料及び光熱水費等の施設の維持管理に係る経費と連絡所の事務経費が主なものでございます。  下段、南町田駅前連絡所費1,309万5,000円は、南町田駅前連絡所の建物借上料等の管理経費及び連絡所の事務経費が主なものでございます。  次に、202ページをごらんください。  上段、戸籍住民基本台帳費でございます。各種証明書の発行・交付、転入転出等の届出、戸籍の届出等の処理に係る経費が主なもので総額3,561万7,000円でございます。  下段、社会保障・税番号費でございます。通知カードの送付及びマイナンバーカードの交付に係る経費で総額2億6,385万円でございます。  次に、203ページをごらんください。  消費生活センター運営費の562万8,000円につきましては、消費生活センターだより印刷製本費、配布委託料、講座開催に伴う講師謝礼等でございます。  市民部所管分の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 それでは、何点か質疑させていただきます。  まず、100ページぐらいの薄いほうの「予算の概要」から、32ページの玉川学園コミュニティセンター整備事業でございますが、ここに書いてありますように、「隣接する玉川学園二丁目自転車駐車場用地をコミュニティセンター敷地に取り込み、施設を建替えます」とありますが、もちろん市民にとっては自転車の駐車場が必要でございますから、そのときのための代替地というのか、そういう施設を確保されているのかを確認したいと思います。  もう1点、33ページです。玉川学園コミュニティセンターの案内図が描いてあるんですけれども、このエレベーターの設置をされるという箇所で、ちょっとこの図でわかりにくいので質疑したいんです。もちろん、このエレベーターというのはデッキとつながっていると思うんですけれども、ここに階段の図も小さく載っているんです。階段のところでもおりられるのか、両方ともデッキと階段とエレベーターでつながっているのか、そこがわからないのでお聞かせください。  そしてまた、このエレベーターは何階建てになっているのか、お尋ねいたします。 ◎市民総務課担当課長 ただいまのお尋ねに関しまして、まず、自転車駐車場の件でございますが、こちらはもう既に、ちょっと不正確な記憶で申しわけありません、2018年12月に新たに仮設の玉川学園五丁目に自転車駐車場を移転しておりまして、もう既に運営を行っております。  申しわけございませんが、こちらは市民部というよりも道路部所管で行っている事業で、一体で進めておりまして、将来的には玉川学園コミュニティセンターの一番上部に再開ということで、設置する予定になっているところではございますが、工事、管理の所管は現状では道路部の所管になっているものでございます。  それから、2点目のエレベーターに関してでございますが、今回、契約案件で、こちらも道路部のデッキと一体型の契約の案件ということでお示ししているところで、今審議をいただいているところなんですけれども、こちらに関してはデッキと当然接続をされまして、同じく今ある階段はございますけれども、そこは一旦撤去をいたしまして、改めて階段でもデッキのほうに上がれるようなものを再構築するということで今計画になっております。  こちらは今回の議会でご可決いただければ、3月30日に契約をして、工事に取りかかるという予定になっております。  エレベーターは何階建てかというお話だったんですが、何階かという形というよりも、駅前道路からデッキまで直接上がる形のエレベーターが設置になるというふうに確認しております。 ◆松岡 委員 わかりました。  それでは、今度は大きいほうの「予算概要説明書」から、189ページ、市民活動推進費でございますけれども、地区協議会が結成されて数年たちます。今、全体で何団体ありまして、これは1,000万円の事業費がついておりますけれども、1団体につき幾らか。そして、去年、どれぐらい使われたのかをお聞かせください。  次に、190ページ、集会施設費です。空家活用補助金、空き家がふえておりますので、利用することに対して大変よい施策だと思いますけれども、これは「空家を集会施設として活用することを希望する町内会・自治会に対して、空家活用補助金を交付します」とありますが、どれぐらいを見込んで補助金をつけていらっしゃるのか。  まず、その2点、お聞かせください。 ◎市民協働推進課長 地区協議会の数なんですけれども、市内全10地区のうち、現在、10地区において地区協議会が設立されております。  続きまして、地区協議会補助金1,000万円なんですけれども、1地区100万円を上限としまして、10地区分の予算を計上させていただいております。  昨年度、この補助金が幾ら執行されたかにつきましては、ちょっと今手元に資料がありませんので、後ほどお願いいたします。  最後に、空家活用補助金なんですけれども、町内会・自治会がその区域の中に集会施設がなくて、空き家があって空き家を活用したいといった場合の予算を計上させていただいておりまして、集会施設としては1つ、空き家活用としてご相談いただくのは1件を想定して予算措置をさせていただいております。 ◆松岡 委員 最後に、数点お聞かせください。  次に、192ページから、忠生市民センターや堺市民センター、木曽山崎コミュニティセンター等々の説明が書いてございますが、これらを見ていると、夜間の利用率が低いから向上のための取り組みとして、夜間の学生割引を含めて広報活動、PRとありますけれども、どのような方法でPRをしていくのか。学校とかに持っていくのか、そういうところをお聞かせください。  次に、198ページです。一括してですけれども、町田駅前連絡所費でございます。これは小田急の町田駅前なのでございますけれども、一番買い物で行き交う人が多いと思いますけれども、去年の利用者数はどれぐらいだったのか。今後、向上のためにどんな取り組みをしていくのか、お知らせください。  最後に、200ページでございますが、玉川学園駅前連絡所、先ほども質疑いたしましたけれども、こちらの大きい「予算概要説明書」で質疑いたします。この玉川学園コミュニティセンターを建てかえるまで、ホールとか会議室が使用できないことになっておりますけれども、その代替地とかはどのようなところを紹介されているのか、以上、お聞かせください。 ◎忠生市民センター長 まず、夜間の学生割引のPRについてお答えをさせていただきたいと思います。  これは各センターにおきまして、近隣の大学等に対しまして、パンフレット、チラシをつくりまして、それを配布するという形でPRをさせていただいております。忠生市民センターにつきましては、地域協議会が開催されておりまして、その中に近隣の大学の委員の方も入っておりましたので、その方に対しまして広報の依頼をいたしまして、学内の電子掲示板にそれを掲示していただくというふうな形でお願いをいたしました。 ◎市民課長 まず、先に町田駅前連絡所の利用者数なんですけれども、駅前連絡所では証明書の発行にいらっしゃるお客様が多いんですけれども、月平均で5,800件ぐらいの証明書を出しているような状況です。それ以外にも、やはり駅前という利便性がございますので、割と市内の観光とかも含めて、いろいろなお問い合わせも来ますので、そういった全体の数までは、申しわけございません、今捉えてはいないんですけれども、かなり多くの方にご利用をいただいているといった状況でございます。  あと、玉川学園の現在建てかえ中に伴っての施設利用についてなんですけれども、こちらの建てかえ前に、建てかえに伴って施設の利用ができなくなりますので、利用されている団体の方々には、ほかに例えばホームグラウンドといいますか、利用の登録をし直すことができますよというようなご案内はさせていただいています。その方々が今現在どこを利用しているかまでは、申しわけございません、把握はできておりません。 ◆松岡 委員 済みません、戻りますけれども、先ほどの町田駅前連絡所ですね。数はわかりましたけれども、向上のための取り組み、つまり、知っていらっしゃる方は知っていますけれども、町田駅の小田急のところで、こういう市に対してのいろいろな利用ができるということを知らない方もいらっしゃるかと思いますけれども、一番人々が行き交うので、絶好のチャンスなので、市民に知らせる方法を何かやっていらっしゃるんですかね。 ◎市民課長 一般的なお話で申しわけありませんが、広報ですとかホームページですとか、そういったものでの周知はさせていただいてはおります。 ◆松岡 委員 最後になりますけれども、小田急デパートということもあり、小田急と提携して町田市の市民にとって住民票とか、そういうこともとれるんですよという、小田急デパートのチラシとかがありますよね。そういうので提携して、たしか日曜日もあいていますよね。そういうのを知らせるような提携はしていかれないんですかね。 ◎市民課長 現在、そういった取り組みは行っておりませんので、今後、どのように周知できるかについては、また検討させていただきたいと思います。 ◆松岡 委員 ありがとうございました。また、各部局のご努力をさらにお願いしたいと思います。 ◎市民協働推進課長 先ほどお尋ねのありました地区協議会の補助金、2018年度の実績でございます。約695万円でございます。
    ◆戸塚 委員 3点お伺いします。  「予算概要説明書」の179ページの市民部の予算です。本年度に関しては1億4,800万円ふえているんですけれども、こちらについての詳細は、何か要因があれば教えていただきたいと思います。  続きまして、189ページの市民活動推進費のうち、町田市地域活動サポートオフィスの関連の予算というのは、このうちどのぐらいなのか教えていただきたいと思います。  もう1個が、先ほど松岡委員からもありました190ページの空家活用補助金です。こちらについては毎年予算で上がっていると思うんですけれども、実績としてはふえてきているのかどうかというのを確認させてください。 ◎市民部次長 市民部全体の予算の関係のお話でございますが、おっしゃるとおり、玉川学園の整備費用が多くを占めております。こちらは連絡所を当然借りる費用とか、そういったものと建設の費用という形で二重にかかってきている部分が大きいと思います。 ◎市民協働推進課長 一般財団法人町田市地域活動サポートオフィスに関連する事業費でございますが、主な事業費の中で中間支援事業というふうに書かれております2,816万円を計上しております。  続きまして、空家活用補助金の実績でございますが、これまでのところ、さまざまな形でご相談はいただいているんですが、実際にこの補助金を活用したというところに至った事例はございません。 ◆戸塚 委員 予算全体の内容につきましては理解をいたしましたので、終わらせていただきます。  続きまして、町田サポートオフィスの関係なんですけれども、これは予算の中身というか、何にお金がかかるのかというのを教えていただきたいんです。あと、活動内容です。昨年から始まったのかな、教えていただければなと思います。  あと、空き家活用の関係は、例年ご相談はあるけれども、実績につながらないというところですけれども、最大の要因というのはどういったところにあって、それに対する町田市の取り組みというんですか、対策というのは何か施されているんでしょうか。 ◎市民協働推進課長 町田市地域活動サポートオフィスの事業でございますが、何に充てられているかということなんですけれども、地域活動に関するコーディネート事業、いわゆる相談対応というのをベースにしております。また、地域活動に関する情報の収集と発信、そのほかご相談いただいた組織の基盤強化及び人材育成事業という名前で、講座であるとかワークショップを実施しております。そのほか、資金調達をしたいんですといった具体的なご相談につきましては、補助金の申請に向けた支援を行うということを主な取り組みとしております。  実績でございますが、3月17日時点での相談なんですけれども、来所による相談が111件、またアウトリーチ、外に出かけていってご相談、またヒアリングするという案件については89件、延べ200件のご相談にあずかっております。  また、情報を発信する事業につきましては、2019年度は7回、SNS、フェイスブックといったインスタグラムなどでも頻回に情報を更新しているという状況にございます。  空き家活用の申請がなぜ結びつかないのかというお話なんですけれども、現在、とりわけ南地区の町内会・自治会から、空き家についてのご相談をいただいていて、なかなかいい物件がというんでしょうか、区域内でのいい物件、例えば場所であるとか、あるいは家賃の部分であるとかというのが見つからないという現状があるように聞いております。  それ以外の町内会・自治会からは、空き家ではなくて土地がないかといったご相談があったりしまして、直接的に空き家を探して使いたいという町内会・自治会のご相談というのは、今現在はないという状況にございますが、ただ、もしご相談があった場合に必要な措置として予算は計上させていただいております。 ◆戸塚 委員 わかりました。集会所の件は了解いたしました。ぜひ実績を積めるようにサポートしていってあげてほしいなと思います。  地域活動サポートオフィスの件なんですけれども、私もこの間、見ていまして、いろいろワークショップとかを行っているなというのはわかるんですけれども、本来、設置された意義というんですか、相談件数とかはあるとは言っていますけれども、実際問題、資金繰りの関係、今、まちだ〇ごと大作戦とかでいろいろ事業をやられていて、いろんな市民団体とか市民の方々が事業、いろいろ行事をやられて、それを踏まえて今後活動していくときに、サポートをしていただけるのだろうと私も期待をしていたんですけれども、実績としては、相談件数なんかは言われていましたけれども、それが実を結んだケースというのはどれぐらいあるんでしょうか。 ◎市民協働推進課長 相談にあずかる中で、組織としての例えば事業戦略であるとか組織戦略、あるいは財源戦略といった部分を含めて、ご相談にあずかるということが基本になっています。その中で、オフィスがかかわることで具体的なアクションまで、例えば助成金の申請に至るとか、事業計画をつくりましょうというところまで至った団体として、現在まで12団体が具体的なアクションまでつながったということをカウントしております。 ◆戸塚 委員 私も見ていて、どちらかというとワークショップとか講和というんですか、そういったことでいろいろやられているのは、そっちに予算が結構割かれているイメージがあるんですけれども、どちらかというと、将来的には独立というか、自立をしていただいてやっていくべき団体なのかなと私は思っていまして、独自で自立して市民活動のサポートをしていく。そういったやり方を今後検討していく必要があるのではないかなと思うんですけれども、その件についてはどう思っていますか。 ◎市民協働推進課長 町田市として、市内で活動している団体が力強くその活動を続けていけるようにという判断のもとで設立した一般財団法人町田市地域活動サポートオフィスですので、市としてやっていきたいという施策、使命については、引き続き市として予算計上していくという部分はあろうかと思います。  その一方で、一財団法人として財源の多様化ということを図っていくことが必要と考えておりますので、今後、中間支援組織を含めて調査研究は進めていきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 189ページの市民活動推進費の中で、地区協議会という話でもう何年かたって、先ほど予算の執行額も695万円という話でしたけれども、これは7割から7割強ぐらいなんでしょうかね。各協議会100万円でしょうから、だんだんと活動自体が少し行き詰まったという言い方は変かもしれないですけれども、少しマンネリ化してきたというか、新しいものがなかなか見出せない状況になってきたのかなという声も徐々に聞くところなんです。  これは2020年度に向けてですけれども、昨年も含めてですが、新たな事業というのがどんどん立ち上がってきている状況なのか、コーディネーターが皆さん頑張って、成瀬・高ヶ坂のほうも新たに始まるということでありますけれども、新たな取り組みというのがどんどん出てきているのか、まずそこを聞きたいんです。 ◎市民協働推進課長 地区協議会の皆さんが行っている事業につきましては、まず、その地区で何が課題かということを皆さんでお話し合いいただきまして、その中でその課題を解決するための取り組みというのを、みずから地区協議会が実施する場合と公募するような形で実施しているという地区協議会もございます。それは各地区の取り組みはさまざまですし、引き続きやっていかなければいけない事業と少し新しいことをやってみましょうという事業とさまざまございます。  それを市のほうで、これをしてください、あれをしてくださいということではありませんので、私ども市の担当する職員が一緒に伴走させていただきながら、事業についてのご相談であるとか、あるいは庁内での連携が必要な部分については一緒に応援させていただきたいというふうにやっております。  その一方で、地区協議会で一番早く設立されたものがこの4月に丸6年たつところになっておりまして、ここで私ども市としましても、新たな担い手であるとか、地域の中の企業であるとか、行政も含めて地区を越えた新たな出会いであるとか、また新しい課題解決への取り組みが始まるようにという機会を来年度つくっていきたいと考えておりまして、この資料の中では地区協議会支援事業ということで98万6,000円計上させていただいているんですが、その中でまた地区協議会のほうに支援させていただきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 当然、予算を全部執行しないからやっていないというわけではないでしょうし、積み重ねて毎年のようにやっていかなきゃいけない事業というのもあるのは重々承知なんですけれども、今、課長がおっしゃったように、当然新たな担い手でしょうか、若者も含めて、いろいろ団体が高齢化してきているというところもありますけれども、新たな担い手を探し出していかなきゃいけないというか、若い世代がそのような地区協議会にかかわっていかなきゃいけないというふうには思うんですね。  今、そんな中で、幾つかの協議会の中で連携をしてやっていこうという取り組みもあるという話ですけれども、若い世代を取り込むというか、一緒にやってもらうために、どのような活動、取り組みを行っているのか、それを聞かせていただきたいと思います。 ◎市民協働推進課長 まず、新しい担い手の方に知っていただくということがとても大切なことだと考えておりまして、そのために市のホームページでは、これまでの地区協議会の取り組みについて、できるだけわかりやすい形で発信させていただいています。  また、1年に1回、各地区協議会の皆さんにお集まりいただいて自慢大会、地区協議会の活動報告会というのをさせていただいているんですが、その場に来られない方、また後からどんな発表があったのか見たい方のために、ことしはユーチューブだったかな、ライブ配信でこういうことを地域の方々がやっています。配信していますというのを、若い人が見やすいようにホームページ上でご案内しているというところでございます。 ◆佐藤 委員 市長も本会議とかで口は出さないみたいなことをよく言っていましたけれども、僕は少し口を出してあげても――逆にあげたほうがいいかと思っているんですね。町内会・自治会の人たちを中心にやっていると思うんですけれども、その辺も皆さん、一応ノウハウがあっていろいろやっていると思うんですけれども、特に初めてやるようなところというのは、なかなかわからない状況も多いと思うんですね。  なので、まずはいろいろ提案も含めて、こういう形でやったらどうかということも含めて、僕はやっていただきたいなと思っていますし、これは恐らく将来に向けてずっと続くわけですよね。それであれば、将来に向けて、先ほど言った若者の担い手も含めてやっていくために、一生懸命やっていただいているのはわかっているんですけれども、もっとコーディネーターが口を出してほしいと私は思っているんですけれども、コーディネーターとの兼ね合いというか、今後についてはどういうふうにやっていくかというか、僕はもっと口を出してほしいと思っているんですけれども、やはり市長が口を出すなと言うから言えないものでしょうかね。提案をしてほしいということなんです。 ◎市民協働推進課長 担当している地域応援コーディネーターなんですけれども、これまでの積み重ねであるとか、あるいはほかの地区の地区協議会の状況というのもよく知っておりますので、そういう中で市のほうからの提案というよりは、こういった事例がありますという情報提供であるとか、あるいはほかの地区の方とお会いしてお話ししてみませんかといった形で、よりよくお話し合いが進むような形のサポートというのは可能かと思いますので、いろいろ工夫させていただければと考えております。 ◆佐藤 委員 それはわかりました。ぜひこれは発展していただきたいと思いますし、やはり地域のためにあえて予算をつけてやっているということなので、ぜひ今後についてはどんどん発展していくような形でサポートしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  2点目が男女平等推進費の新たなLGBTの悩みごと相談について少し詳しくお聞きさせていただきたいと思うんですけれども、新たな取り組みということで、この後、行政報告もあるかもしれませんが、ここの予算の部分で少し聞きたいと思うんです。  まず、新たな相談窓口ということで、ホームページについて、相談窓口を開設することによって、ホームページに当然載せていくと思うんですけれども、この更新に関してどのように考えているのか。  そして、2点目が性の多様性に関する基礎知識とか具体的な悩みの例というものを記載していくのかどうか。  3点目として、子ども、小学生とか中学生向けの対応について、ホームページにどう記載していくのか。  その3点をまずお聞かせください。 ◎男女平等・消費生活担当課長 今ご指摘のありましたホームページなんですけれども、現在は女性悩みごと相談の中で一括してやっているということで、そこでLGBTも受けていますという形の表記になっているんですが、これは新しく5月からLGBTの相談窓口を開設する予定になっているんです。そちらを開設しました後については、そちら専用のホームページを設置する予定にしております。その中で、今、委員からご指摘のありました、LGBTというのはどういった方なのかというような例示とかもしていきたいと考えております。  子どもについてなんですけれども、子どもへの対応というところ、そこにフォーカスを当てて今のところ、具体的にどうというところまではちょっと考えていなかったんですけれども、今のところ相談がある中では、お子さんについては多分学校のほうに直接相談が行っているのだと思うんですけれども、女性悩みごと相談の中では、そんなにお子さんについてLGBTの関係で相談というのは入っておりませんで、今後相談を受けていく中で、その相談の内容も分析しながら、必要に応じてその辺の変更なんかも取り組んでいきたいと思います。 ◆佐藤 委員 ホームページは専用の部分をつくるということと、具体的な事例も載せていくということで、子どもに関しては、キッズページみたいなものが前にホームページにありましたよね。そういうのに載せてもらえるのはどうなのかななんていう提案も1つとして、子どももホームページを見て相談するかどうかというのはちょっとわからないですけれども、キッズページか何かにもし載せていただけるようであれば、そういうのがあればいいかななんていうふうに、これは勝手な要望として思いました。  次に、周知についてです。まず、相談窓口設置についての周知をどのように行っていくかというのが1点目。  2点目として、これについても子どもたちが、このような相談窓口があるということがわかるための方法は、どのようなことをやっていくのか。  3点目が、今、女性の悩みごと相談で、トイレなんかにカードとかを設置していると思うんですけれども、そのようなことをやっていく予定はあるのかどうか。  そして、4点目がポスターとか、そういうもので周知をしていくという予定はあるのかどうか。  この4点、済みません、お願いいたします。 ◎男女平等・消費生活担当課長 まず、周知なんですけれども、4月にマスコミ発表、あと広報、ホームページ等のPRをしていく予定になっております。  トイレに今、置いてあるDVカードがあるんですけれども、それと同じようなものをということなんですけれども、こちらにつきましては、今年度の印刷製本費の中などで執行状況を見ながら考えていきたいと思います。  あと、ポスターについては、こちらもオリジナルでつくりまして、開始に合わせて掲示していく予定になっております。 ◆佐藤 委員 ポスターの掲示というのは、例えばどこにする予定でしょうか。  あともう1点、子どもに届く方法についてはちょっとお答えがなかったので、子どもについてもお願いします。 ◎男女平等・消費生活担当課長 ポスターの掲示なんですけれども、当面は市庁舎及び市民センター等の市の施設を予定しております。  子どもに届くような形というところなんですけれども、こちらにつきましては、今の男女平等推進センターのメーンのお客様が余り子ども関係というものがないもので、その辺は学校とか子ども関係の部署とも相談させていただきながら、今後検討していきたいと思います。 ◆佐藤 委員 最後に、庁内との連携について伺いたいんですけれども、多分他市の事例を見ていると、相談者の住まいとか法律関係とか、経済的なことの相談がこれから多くなるんじゃないかという予想がつくんです。例えば、そうなると関係部署につなぐとか、そういうこともあると思うんですけれども、関係部署に対して研修と言わないまでも、こういう相談があったときには、こういう対応をしてくださいみたいな対応をしていくのかどうか。  例えば法律相談だと、違う部署の人にお願いをしますよね。そうすると、相談窓口で解決するわけではなくて、多分ほかの部署に振ったりとかすることもあると思うんですけれども、そういう先にまで何か、研修は言い過ぎだと思うんですけれども、対応していくようなことをやっていくのか。周知というか、LGBTの相談があったら、こういうことをやってくださいみたいなことをやっていくのかどうかということを聞きたいんです。 ◎男女平等・消費生活担当課長 今の男女平等推進センターの活動の中では、他課に経済的な意味での研修的なところがやれるかというと、うちのほうから研修というのはなかなか難しい状況にあると思いますけれども、経済的な意味ということであれば、LGBTの方なんかで例えば住宅は何とかならないのかとかいうお話があれば、庁内で担当部署にこちらから相談を持ちかけていって、担当部署のほうで検討していただくというような橋渡し的なところを行うことを考えております。 ◆佐藤 委員 その先の部署に対して、例えばLGBTの相談のようなこともあるんだということを周知してほしいというか、こういうことがわかってもらえるように、例えばいきなりその部署の人が、いや、何のことなんだろうとわからないようではちょっとまずいと思うので、こういうシビアな問題ですから、ぜひそういうことを他の部署に対しても、LGBTみたいな相談があるんだよということを周知してほしいという形なんですけれども、そういうことはできますでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 もちろん、こちらに入りました相談については、相談があった方からいろいろヒアリングを行って、必要な情報を相談者の方から許容していただける範囲で担当課にお伝えした上で、こちらも一緒に解決に向けて考えていこうと思います。 ◎市民協働推進担当部長 いろいろご質疑ありがとうございます。もちろん、私どもは市民協働推進課ですから、庁内も連携を図っていくという形で考えておりまして、大きな事業として、いわゆるLGBTの専用の窓口を設置するということですから、市でやるということですから、これはもう各課も周知を図っていきたいと思っています。  また、LGBTに関する職員研修も、ついこの間も2月に行いましたけれども、職員課と市民協働推進課、男女平等推進センターで連携して行っていますので、かなり多くの職員が参加していますので、そういう面では啓発という形でも推進しております。  あともう1点ですけれども、相談者の具体的な例示については、ホームページに掲載するかどうかは、誰にも相談したくないことを相談員に電話で話してくる内容についてホームページに掲載してしまいますと、私が言ったことが何でここに載っているのとなるとかなり難しいので、内容については今後いろいろと検討しながら、また慎重に考えていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ◆殿村 委員 まず、南多摩斎場組合の負担金のところでお尋ねしたいと思います。組合には議員も派遣していますので、そちらの報告は報告であるわけですけれども、ここで答えていただける範囲でということで結構です。  ここで市民の利用状況に応じて負担しますと、市民の利用状況ということですが、最近の利用状況の特徴としてどんなことが挙げられるかということで、主なところをお答えいただければと思います。 ◎市民部次長 現在、南多摩斎場、基本的に組織市は5市で組織しております。その中で今回、八王子市、多摩市、稲城市、日野市、それに町田市という形になるんですが、全体の利用から見ますと、おおよそ52%が町田市でございます。それ以外に、この組織市5市以外にも、市外の方も利用されるというのがございますけれども、そちらも若干ふえているという状況でございまして、総トータル、去年では、細かい数字がちょっと今手持ちにないんですが、おおよそ7,600件の火葬を行っているという状況でございます。 ◆殿村 委員 そうしますと、7,600件というのは、経年で見ますとどんな状況なのでしょうか。  それと、最近よく言われますけれども、市民の方から実際に炉を使用する場合、以前に比べてかなり待たなければならない、そんな声を聞いておりますが、その辺の状況、また対応についてお答えいただきたい。 ◎市民部次長 実際には2016年、2017年、2018年と比較しますと漸増でございます。随時件数がふえておりますので、その中で南多摩斎場も何回転――回転という言葉が正しいかどうかあれですけれども、何回機械を回すかというところを変更しまして、1日の稼働数自体をふやすということはしております。 ◆殿村 委員 わかりました。お亡くなりになる方というのは急な場合もありますし、そのときの対応というのは、落ちついて対応できないというときもありますので、より効果的にご活用いただけるような広報ということも、今後また取り組んでいただければと思います。  次に、町田市民センター等の未来ビジョンの策定に向けた検討ということで、この目的とどのような取り組みをするのか、お答えいただきたいと思います。 ◎市民部次長 こちらのあり方検討事業についてでございますけれども、こちらは町田市の5ヵ年計画と町田市の公共施設等総合管理計画に基づきまして、今後考えられる人口減少、財政状況の見通し、公共施設の老朽化など、10年、20年先を見据えて市民センターのあり方について検討するものでございます。  内容といたしましては、まず、市民センターの機能や量、それと配置場所について検討する市民センター等のあり方検討委員会というものを開催いたします。その検討委員会と同時に、ワークショップなどの実施、あと市民意見の募集を実施いたしまして、皆様のご意見を伺う予定でございます。  こちらの検討の内容を踏まえまして、今後、市民センターの未来ビジョンというものを策定いたしたいと考えております。 ◆殿村 委員 昨日も、生涯学習部で図書館のあり方検討について市民から請願も出されて、地域から現在使われている――きのうの場合は図書館ですけれども、公共施設を市の計画の中でなくしていく、そういう計画が示されることに対して、やはり地域住民の皆さんは非常に敏感な意見等を持っておられるということがあります。  そのことを考えたときに、ちょっと5ヵ年計画を見てこなかったんですが、町田市5ヵ年計画17-21の中では、市民センター等については、図書館みたいに統廃合というか、減らしていくというような計画が盛り込まれているのでしょうか。そのことを前提にした議論、検討というふうになっていくのかどうか、その辺をお尋ねしたいと思います。 ◎市民部次長 市民センターも含めてそうですが、市民部の施設というのが行政窓口機能を持ったものと集会施設というような機能を持ったものとあわせてあるものというような形でございますけれども、それぞれにどういった場所に、どういったものが必要かというのを来年度検討させていただくという形になりますので、一律に廃止というようなこととか、そういうことについては今の段階ではお話しするところではないんです。  ただ、機能の再編という意味で、それぞれ取り扱う機能もございますでしょうし、場所的なものもございます。量的なものもあるかと思いますので、そういったものを再編していくということは5ヵ年計画に記載されているところでございます。 ◆殿村 委員 5ヵ年計画の目的意識のところで、やはり財政問題とか人口減というところから出発しているがために、どうしてもコスト削減とかいうことが他の公共施設においてもあらわれてくるわけですよ。そうすると、もうそこのところは変わらないからということで、実際に利用している市民の皆さんの声がどうしても後景に追いやられる傾向が、きのうの図書館などについては私はあるなというふうに思いました。  そういう意味では、やはり地方自治体というのは、住民の福祉向上という市民の暮らしを豊かにするためにあるわけですから、その市民の声をしっかりと反映させるような公共施設のあり方ということで、もちろん市民から声を聞いてということはうたってはあるけれども、実際のところ、そうでない事例が見られるので、きのうも大変時間を要して議論したところなんですよ。  なので、私は同じ轍を踏まないでほしいというところを強くお願いしたいし、また、そういう意味では非常に重要な公共施設の市民部の施設でありますので、その辺はぜひお願いしたいと思いますが、基本的な質疑になりますけれども、いかがでしょうか。 ◎市民部長 今、片方の面からのお話をいただいたんですけれども、市民部の市民課もそうですし、各窓口については、今ちょうど繁忙期で非常にごった返している状況なんです。今、手続としては紙媒体で、例えば転出する場合には従前の市町村でもらって、それを持って新しいところに行って手続をするという形がほとんどなんですけれども、今後――今後というのは国の取り組みにも影響があるんですけれども、それがどんどん電子化されていくということはもう流れとしては明らかなわけです。  ですから、今の窓口の混雑状況が10年後、20年後にどうなっているかということ、あと、それに伴って証明発行もそうなんですけれども、今、電子的なマイナンバーの連携で、かなり証明発行が減っている状況なんですね。そうしますと、今の市民課ですとか市民センター、各連絡所の窓口のあり方というのが多分大きく変わってくるだろう。  そう変わってきたときに、市民の皆さんが窓口に行く機会が減るんだけれども、別の需要が多分出てくるだろう。そういったことも見据えて、やはり市民の方にとって、そのときにどういう窓口のあり方がいいかということも考えながら進めていきたい。  一方では、今お話ししました公共施設再編の話というのも片方で見ながらということになるんですけれども、やはり我々は市民の方にとってどういう窓口がいいか、そこは外せないところなので、そこは並行してやっていきたいと考えております。 ◆殿村 委員 IT化とかAIとか、もちろん科学技術の進歩したものを取り入れていくということは1つあるとは思いますが、と同時に、それは極めて慎重に対応する必要があるなというのは私の意見であります。  なぜならば、人間を相手にするわけですから、ましてこれから高齢化が進んでいくということになれば、血の通ったというか、心の通じる――ロボットと通じるのかどうかわかりませんけれども、そういう地方自治体の業務というのも、これもまた重要な観点だろうと思いますので、その辺は国の方針は方針としてありますけれども、町田市の実態に見合って、しっかりその辺は踏まえた検討をぜひお願いしたいと思います。それは要望です。  最後になりますけれども、先ほども出ましたLGBTに関する相談に関してですけれども、これは予算的には前年度とさほど変わっていないかなと。ということは、相談を委託する側に、それまでの体制というか、どういう委託をお願いするということになるんでしょうか。  つまり、この件に、LGBTに関する専門家の方なども加えてということで、プラスアルファで対応するのか、それとも人員配置を中で検討していただいてということになるんでしょうか、予算の面を含めてお答えいただければと思います。 ◎男女平等・消費生活担当課長 LGBTの相談窓口につきましては、今現在、女性悩みごと相談の業務を委託している事業者に、一括して業務委託をする予定でおります。月に1回予定をしておりまして、トータルでの金額は変わらないんですけれども、その辺、同一の事業者に業務委託することによって、費用面を抑えることができるというようなところも加味して検討した結果となっております。  誰が相談に当たるかということなんですけれども、この相談業務につきましては、かなり専門的なスキルが必要になるというのは受ける事業者のほうも認識をしておりまして、その事業者の中でも最も専門的なスキルを有する――代表の方なんですけれども、臨床心理士とか、あとはメンタルヘルスとかカウンセリングのさまざまな資格を持って、大学などでも講師として教えているような方を充ててもらうということで調整を進めております。 ◆殿村 委員 わかりました。  そうしますと、その方はお1人が対応するということなんでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 当面は、その方1人がLGBTに関しては専門で相談を受けるというような予定でおります。 ◆斉藤 委員 LGBTについて聞きたいんですけれども、この後、行政報告があるというのはパスさせていただいて、今までもLGBTの相談を受けていたということだったので、それとシームレスに今回新たに抽出するという話なので、そういう意味でこれまでの引き続きがある中で、相談内容について代表的なところについて教えていただきたいと思います。 ◎男女平等・消費生活担当課長 余り細かい相談内容を申し上げることはできないんですけれども、ご本人が相談をされてきて、周囲への打ち明け方というか、理解してもらえないというお悩みをされる件であるとか、あとはご家族の方から自分の子どもがLGBTのようなんだけれども、どう接していいかとか、そういったお悩みが今のところ入っているものとなります。 ◆斉藤 委員 そういう意味では、ご家族等家庭内のご相談が主であるということは理解したとして、その後、そういう相談の中で特に今後のパートナーシップの検討とか、そういうものにつながるような相談件数の蓄積とか、そういうものについて伝わることが大切だと思うんですけれども、その点について何かコメントはありますでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 パートナーシップの件なんですけれども、こちらにつきましては、東京都内区部ではだんだんと広がってきておりまして、今、市部でも府中市が始めたところになっております。こちらでも今後、相談窓口を設けることでLGBTの方の相談を今までよりも具体的に受けとめて内容の分析等もできるようになりますので、そういった蓄積を経ましてパートナーシップの導入というのも、他市なんかの状況も見ながら研究を進めていきたいと考えております。 ◆斉藤 委員 今後、そういう相談もふえてくるでしょうという上で、パートナーシップに関するそういう件数がもしふえてきた場合に、その蓄積を生かしていきたいということですので、よろしくお願いしたいと思います。  最後に、殿村委員も聞いていましたけれども、相談の受託をしてくださる方が特定の方ということで、その方のネームバリューというか、そういうことを公開するということについてはどういうふうにお考えでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 現在、女性悩みごと相談も含めてなんですけれども、相談員については、業者名も含めて非公開とさせていただいておりまして、今後も、その辺につきましては誰が相談を受けているとか、そういったことを公開する予定はございません。
    ◆斉藤 委員 そういう業務上の制限があるのは仕方がないんですけれども、できればそういう方が名前を公表してもいいよということであれば、町田市では、こういう方が相談に乗ってくれていますというお話と、そこも周知の中で入れることができれば、さらにいい効果というか、表面的ないい効果が得られると思いますので、そのこともぜひお願いしたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって市民部所管部分の質疑を終結いたします。 △請願第12号(1) ○委員長 請願第12号(1)を議題といたします。  本件は12月12日の委員会で継続審査となったものでありますが、担当者から、その後の経過について何か説明があればお願いいたします。 ◎市民協働推進担当部長 請願第12号(1) 並木町会の独立に関する請願について、2019年12月12日に開催されました文教社会常任委員会以降の状況についてご説明申し上げます。  野津田町内会、並木町会の双方におきまして、弁護士の代理人を立てて協議を重ねていると聞いております。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆石川 委員 この件に関しましては、町内会で話がついていて、総会が終われば結論が出るような話を聞いているんですけれども、その辺の情報は入っていませんか。 ◎市民協働推進担当部長 明快な内容はお聞きしていません。ただ、弁護士が代理人に立って、双方で順調に話し合いをしているということを聞いておりまして、近々総会を開くということは伺っております。 ◆石川 委員 町内会長から話がありまして、一応話し合いはうまくいって、総会を開かないと答えが出ないということなので、その辺で、できれば継続という形で進めていただければ、その後、結論が出れば取り下げになるのかなと思っているんですけれども、その辺、総会によって状態がどう変わるかわかりませんけれども、そういう話は聞いているので、行政のほうにはそういう話が出ていないのかなと思ったので。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があれば、お願いいたします。 ◆石川 委員 町内会長のほうで話がついているということで、総会によって変わるかわからないとは思いますが、継続でやっていただきたいなと。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午前11時15分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時16分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆石川 委員 今、両町内会で話し合いが進んでいて、総会によって結論が出るということなので、継続でお願いいたします。 ○委員長 お聞き及びのとおり、継続審査にすべきであるとの意見がありますので、お諮りいたします。  本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって本件は継続審査とすることに決しました。  休憩いたします。              午前11時17分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時18分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(町田市性自認及び性的指向に関する相談事業の実施について) ○委員長 行政報告、町田市性自認及び性的指向に関する相談事業の実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎市民協働推進担当部長 それでは、行政報告、町田市性自認及び性的指向に関する相談事業の実施について、担当からご報告を申し上げます。 ◎男女平等・消費生活担当課長 それでは、タブレットの資料、市民部行政報告「町田市性自認及び性的指向に関する相談事業について」をごらんください。  まず、本事業を行う背景と目的についてでございますが、近年、性自認及び性的指向の多様性への関心が高まっております。その一方で、性的マイノリティの方々に対する偏見や固定観念は依然として存在し、人権の尊重についてより一層の配慮が求められております。  これらの方々やそのご家族などが抱えるさまざまな悩みや問題について、傾聴や助言を行うことによって性自認及び性的指向に関する相談者の悩みや不安を解消することを目的としております。  次に、事業名称につきましては、町田市性自認及び性的指向に関する相談事業とし、電話にて相談業務を行います。  事業形態は業務委託とし、現在当課にて行っている女性悩みごと相談の委託業者に一括して業務委託を行います。  相談日時につきましては、毎月第2水曜日の午後3時から午後8時までです。  事業開始は2020年5月13日水曜日を予定しております。  本事業を行うに当たり、4月にプレス発表、「広報まちだ」、町田市ホームページ及びフェイスブック等での周知を行う予定です。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆いわせ 委員 先ほど予算のところでるる質疑があったので、2点だけお伺いいたします。  まず、月1回、第2水曜日だけということなんですけれども、これはちょっと少ないんじゃないかなと単純に思うんですが、こう決めた理由をお聞かせください。 ◎男女平等・消費生活担当課長 こちらの回数、時間につきましては、都内の実施をしている自治体にヒアリングを行いまして、それを参考にして決定しています。  今、都内で東京都も含めて相談窓口を開設しているのが5自治体あるんですけれども、基本的に月1回ないしは2回という形で行っていまして、時間的にも午後5時から8時ぐらいをコアな時間帯として行っているところがほとんどでした。  LGBTの方で、特にお仕事をされている方などを想定して遅い時間に設定しているのだと思うんですけれども、各開設日につきまして相談の件数が1件ないし2件ぐらいということになっておりました。そういった先行自治体の状況を勘案して、私たちでも、まずは月1回、第2水曜日ということで始めてみようという決定をしております。  時間につきましては、先ほど午後5時からが多いというご説明を差し上げたんですけれども、少し早めて3時というふうにこちらで設定いたしましたのは、ご本人だけではなくて、そういった方がいらっしゃる事業者の同僚の方とか、そういった方々からのご相談がもしかしたらあるというようなことも考えまして、そういった方がもしお電話されるのであれば、5時からではなくて、そういった方がお仕事をされている時間ということで、少し早くからあけておいたほうがいいのかなという考えがありまして、近隣自治体より若干早目の午後3時からスタートということにいたしました。 ◆いわせ 委員 丁寧な対応をこれからしていくということですね。よろしくお願いいたします。  月1回ないしは2回やっているところもあるということなので、必要に応じては町田市としても2回になる可能性もあるということで認識をさせていただいてよろしいですか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 今後の相談の件数等を見ながら、その辺は検討させていただきたいと思います。 ◆いわせ 委員 あと1点伺います。とてもいい取り組みだと思っておりますが、これは電話での対応ということなんですが、今後メールでの対応というのはされないのでしょうか。というのは、やはり電話をするというのは勇気が要ることだと思うんですね。その辺はどうなんでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 メールでの対応なんですけれども、こちらは今の女性悩みごと相談も含めまして、現状の市の相談の体制ではメールでのやりとりを行うような体制は整っておりませんで、今のところはメール相談の導入というのはまだ検討の状況には至っていないです。 ◆いわせ 委員 メールのほうが気楽――気楽にという言葉が適しているのかわからないんですけれども、相談しやすいのではないかと思いますので、今後ぜひ検討していただければと。これから新たに始まることなので、その状況を鑑みてメールのほうも対応できるような形を要望いたします。 ◆殿村 委員 要領の第2の「対象者」で、(1)は市内在住、在勤、在学かつということで、(2)がそのほか、市長が特に認める者ということで予備を設けているわけですけれども、この相談の情報を知る方は、ホームページを見れば全国でわかるわけですし、電話であれば他市からということも当然ありますよね。この関係で、どの範囲までが許容範囲として、市長が認める者という項目も設けてありますけれども、どう解釈したらよろしいでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 対象者なんですけれども、原則的には(1)に書かれている市内在住、在勤、在学というような範囲を想定しているんですけれども、こちらの相談は匿名となっておりまして、かけてこられた方に特にどこにお住まいですかとか、そういった確認はしないんですね。  なので、実際は市外の方が電話をされてくるようなこともあるかと思うんですけれども、その辺は事実上は余り気にせずというか、不問に付した形で相談の対応をさせていただいております。今後も、そういった形で対応をしていこうと考えております。 ◆殿村 委員 わかりました。  それから、これはさっきの予算のほうで聞けばよかったかもしれませんが、このLGBTなどに関する講習会というか、講座というか、これまでもそういった企画は、どこが主催ということはありますけれども、あったような記憶があります。今回の電話相談とはちょっと違うんですけれども、そちらのほうでの取り組みというのは何か考えているんでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 講座、講演会等については、これまでも行ってきたところなんですけれども、市主催ということで、先ほども説明にありましたけれども、市職員向けということで、職員の理解を深めるためということで行っているものもあります。そういったものは今後も継続していこうと考えています。  また、男女平等推進センターの登録団体の中にLGBTの関係の団体の方々もいらっしゃいまして、そういった方々が行う講座なども、センターも共催みたいな形で男女平等推進センターなどで行っております。今後も、そういった方々と一緒に、こういった活動を続けていって啓発を進めていきたいと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午前11時28分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時39分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第7号議案(文化スポーツ振興部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、文化スポーツ振興部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 第7号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算のうち、文化スポーツ振興部所管分の主なものにつきましてご説明を申し上げます。  タブレット273分の17ページ、予算書のページ番号ですと11ページをごらんください。  以下、予算書のページ番号でご説明いたします。  まず、第2表、債務負担行為でございます。11ページの下から5段目、(仮称)国際工芸美術館整備事業については限度額7,238万円、その下の国際版画美術館展示事業については限度額1,234万7,000円、その下の温浴施設整備事業につきましては限度額7億1,885万1,000円です。3件とも期間を令和2年度から令和3年度までの債務負担行為として設定するものでございます。  続きまして、13ページをごらんください。  第3表、地方債でございます。下から3段目にございます(仮称)国際工芸美術館整備事業のため限度額2,300万円、その下の体育施設整備事業のため限度額3億1,900万円を起債するものでございます。  次に、歳入の主なものをご説明申し上げます。  27ページをごらんください。  第14款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の7、教育使用料は、節の3、国際版画美術館使用料3,026万9,000円や、節の4、学校施設使用料1,168万8,000円を計上しております。  続きまして、48ページをごらんください。  第16款、都支出金、項の2、都補助金、目の7、教育費都補助金は、節の15、スポーツ振興等事業費補助722万3,000円や、次ページ、節の21、東京2020大会等事業費補助1,994万9,000円、その次の50ページ、第22節、TokyoTokyo FESTIVAL助成事業費補助40万1,000円を計上しております。  続きまして、53ページをごらんください。  第17款、財産収入、項の2、財産売払収入、目の2、物品売払収入は、国際版画美術館の図書等販売代181万9,000円や図録販売代484万円などを計上しております。
     続きまして、63ページをごらんください。  第21款、諸収入、項の6、雑入、目の6、雑入、節の7、教育費雑入は、広告掲載料として鶴川緑の交流館ネーミングライツ使用料450万円や次ページの国際版画美術館の地域の文化・芸術助成事業創造プログラム助成金300万円などを計上しております。  続きまして、歳出について「予算概要説明書」を使い、ご説明いたします。  タブレット632分の211ページ、「予算概要説明書」のページですと205ページをごらんください。  以下、「予算概要説明書」のページでご説明いたします。  文化スポーツ振興部予算のポイントは206ページに記載してございます。  208ページをごらんください。  文化スポーツ振興部の予算総括表でございます。予算額は18億2,851万4,000円、事業費ベースで対前年度2億5,724万4,000円、一般財源ベースで9,377万9,000円の増額でございます。  209ページから213ページまでに事業別支出科目一覧を掲載しております。  それでは、事業ごとにご説明申し上げます。  214ページをごらんください。  文化振興費3,799万3,000円は、一般財団法人町田市文化・国際交流財団への補助金や町田市フォトサロンの指定管理委託料などでございます。  続きまして、215ページをごらんください。  市民ホール費1億7,549万3,000円は、町田市民ホールの指定管理委託料などでございます。  続きまして、216ページをごらんください。  鶴川緑の交流館費1億5,117万3,000円につきましては、和光大学ポプリホール鶴川の指定管理委託料などでございます。  次に、217ページをごらんください。  上段の博物館事業費6,701万4,000円は、博物館所蔵作品整理に係る経費や総合管理委託料などでございます。  下段の遺跡保存管理費559万円は、本町田遺跡公園の管理委託料などでございます。  続きまして、218ページをごらんください。  (仮称)国際工芸美術館整備費6,723万6,000円につきましては、芹ヶ谷公園芸術の杜と一体的に整備する(仮称)国際工芸美術館の設計委託料や、工芸美術のアウトリーチ展示に係る経費などでございます。  続きまして、219ページをごらんください。  上段の東京2020オリンピック・パラリンピック等国際大会推進事業費80万2,000円は、文化プログラムのイベント企画運営委託料などでございます。  下段の(仮称)町田市文化芸術のまちづくり基本計画策定費62万3,000円は、基本計画の策定に向けた市民意識調査に係る経費などでございます。  続きまして、220ページをごらんください。  国際版画美術館事業費1億6,685万4,000円は、施設の総合管理委託料や新たに運行するシャトルバス、展覧会開催に係る経費などでございます。  続きまして、221ページをごらんください。  普及費636万円は、版画の実技講座の実施や国際版画美術館友の会との共催によるゆうゆう版画美術館まつり開催に係る経費などでございます。  続きまして、222ページをごらんください。  上段の体育館費2億5,339万5,000円は、総合体育館の指定管理委託料などでございます。  下段の保健体育事務費685万8000円は、施設案内予約システム券売機賃貸借契約料などでございます。  続きまして、223ページをごらんください。  室内プール費5億7,397万1,000円は、室内プールに併設する温浴施設整備に係る整備工事費や室内プールの指定管理委託料などでございます。  続きまして、224ページをごらんください。  上段の屋外スポーツ施設費3,011万3,000円は、三輪みどり山球場、成瀬クリーンセンターテニスコート、緑ヶ丘グラウンドの指定管理委託料などでございます。  下段のスポーツ広場費1,100万5,000円は、小山スポーツ広場の整備工事費、市内23カ所のスポーツ広場の維持に係る経費などでございます。  続きまして、225ページをごらんください。  スポーツ振興費1億119万6,000円は、町田市体育協会への補助金や成瀬鞍掛スポーツ広場の実施設計委託料、クラブハウスの管理委託料などでございます。  続きまして、226ページをごらんください。  学校施設開放費7,172万3,000円は、町田第一中学校、南中学校、鶴川中学校の学校温水プール施設や木曽中学校の夜間校庭開放に伴う施設等の管理委託料、夏休み期間のプール開放のための事業委託料などでございます。  続きまして、227ページをごらんください。  東京2020オリンピック・パラリンピック等国際大会推進事業費1億111万5,000円につきましては、東京2020オリンピック・パラリンピックに出場する海外代表チームの事前キャンプ受け入れやコミュニティライブサイトを初めとする大会気運醸成、聖火リレー等のオリンピック・パラリンピック関連事業実施に係る事業委託料などでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 まず初めに、「予算の概要」の薄いほうの35ページでございます。温浴施設整備事業、これは忠生地域にあるごみ焼却施設で発生する熱エネルギーを有効に活用して温浴施設を室内プールの附帯施設として整備する事業なんですけれども、そもそもこれは工事に当たっては、室内プールと温浴施設を渡り廊下でつなぐんです。工事中に渡り廊下でつなぐ工事もするかと思うんですけれども、そのときのプールの使用はどうされるのか、平常どおりしていいのか、それともどのように対応されるのかというのを1つ聞きたいということ。  米印にあるように、オリンピック事前キャンプ受け入れのため、室内プールを使用予定とありますが、先ほども言われたように、オリンピック・パラリンピックの延期がありましたので、これは平常どおり市民は使えるということでよろしいのでしょうか。  また、駐車場の件ですけれども、温浴施設に来られる方の駐車場はどのようにされるのかです。  次に、44ページ、45ページなんですが、一括して質疑しますけれども、町田市文化プログラム推進事業でございますが、浮世絵のついているシャトルバスのイメージ図がございますけれども、実はよく市民要望があるのは、町田駅から坂を下って国際版画美術館まで行くのは、特に高齢者の方は大変な労を要するので、ぜひバスをというふうな要望がよくありますけれども、これはまず何人乗りなのか、1日何便運行するのか。  最後に、例えばこのときは無料のバスだと思いますけれども、これはもしやったらとても人気が出るのではないか、特に高齢者の方とか足の悪い方とか、もしそういう要望が出て、ぜひともこのバスをまた継続してやってほしいみたいな要望が出るときに、定期運行の選択肢もあるのかどうか、あわせてお聞かせください。 ◎スポーツ振興課長 まず、温浴施設工事中の室内プールへの影響ということでお答えをさせていただきますと、温浴施設と室内プールにつきましては、室内プールの3階部分で渡り廊下で接合することになります。ということになりますと、トレーニングルームがちょうどそこの接合部分に当たりますので、トレーニングルームにつきましては、そこで営業することができない期間がございます。室内プールにつきましては、その下に入り口がございます。そこも影響を受けることになります。  ただ、入り口を変えて室内プールは引き続き営業できるように検討しております。トレーニングルームにつきましても、場所を変えてサービスが提供できないかというところで今検討を進めているところでございます。  次に、オリンピック・パラリンピックが延期になったということで、それに伴って7月、キャンプ受け入れのための室内プール使用というところは市民に開放されるのかということですが、これは今の日程ですと年内にオリンピックはないということでございますので、市民に開放することになります。  あと、温浴施設の駐車場に関しましては、今ある室内プールの第2、第3駐車場をご利用いただくことで想定をしております。 ◎国際版画美術館副館長 まず、シャトルバスの件の何人乗りで、1人何便かというご質疑につきましては、10人乗りでございます。これは改造車でございまして、車いすを1台入れられるようになっておりますので、車椅子の方がお乗りになった場合は7人の乗車が可能というふうな形になります。  何便かというところですが、駅から20分間隔で15便を考えております。  2つ目の無料でやるということだが、継続の要望があるので、定期運行の可能性についてということなんですけれども、今回、この形で芹ヶ谷公園脇の急坂を初めて運行いたします。その運行結果を見まして、今後の分析と研究等をしてまいりたいと思っております。 ◆松岡 委員 今回は無料だということで期間限定で、先ほどは検討してまいるということで、例えば100円か、少ないバス賃を取ったとしても人気が出そうなというか、坂がきつくてせっかく行きたくても行けないというか、国際版画美術館は1年を通していろんな展示をしておりますので、ぜひともこれは視野に入れて検討していただきたいなと思っております。  最後に、厚いほうの「予算概要説明書」で最後になりますけれども、224ページの屋外スポーツ施設費でございます。これは成瀬クリーンセンターテニスコートの利用率がすごく高くて90.6%、すごく稼働率がいいなと思っておりますが、この写真からちょっとわかりにくいんですけれども、電灯がついていて夜間も使っているのかなというような予想がされますけれども、この90.6%の高い利用率はなぜなのかを教えていただけますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 利用率が高い原因としましては、やはり利用しやすい立地にあるということが第一だと思いまして、あとはこれぐらいの規模のテニスコートの面数があるところがなかなか近隣の自治体にありませんので、大きな大会等でもご利用いただいているというのが利用率の高い原因だと考えております。 ◆松岡 委員 夜間も使えるんですかね。 ◎スポーツ振興課長 ナイター利用もできます。 ◆松岡 委員 最後に、とてもいいことだと思います。この使用料というのはどれぐらいを設定されているのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 済みません、確認させていただいていいですか。 ◆松岡 委員 とにかくテニスは生涯にわたって高齢者の方でもできる一生のスポーツでもありますので、このようにますます稼働率の高いスポーツ施設となるように、今後またますますご努力をお願いしたいと思います。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時57分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時59分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎スポーツ振興課長 済みません、先ほど松岡委員の質疑の答弁漏れについてお答えをさせていただきます。  成瀬クリーンセンターテニスコート1面の利用料につきまして、1単位2時間1,040円となっております。 ◆佐藤 委員 まず、224ページの屋外スポーツ施設費について伺いたいと思います。  三輪みどり山球場の利用率が52%ということで、約半分ということで、今、スポーツ広場をスポーツ施設化するという話もある中で、まず、既存のスポーツ施設をしっかりと利用率を上げて、その後にスポーツ広場を利用していこうという考えのほうが普通じゃないのかなと思いながら、この52.9%を上げていくための努力というのはしているのかどうか、お伺いしたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 三輪みどり山の利用率につきまして、平日の利用率がかなり低いということになっております。平日をどう利用するかということで、まず野球場となっておりますので、野球という種目に捉われず、幅広い種目で開放できないかといったところを今検討しております。あとはテスト的に指定管理者によって、野球以外の種目で教室などを開きまして、それを検証して種目を拡大できるように今検討しておりますので、そこの部分は来年度以降取り組んでいきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 例えば藤の台球場とか野津田の球場、この辺は公園の管轄になるから、その辺の利用率というのはわからないですかね。であれば、それもスポーツするところでありますので、スポーツ振興課としても、公園緑地課等と連携をとっていただいて、スポーツをする場として利用率が低いのであれば、上げるために努力をしていただいて、その上でまだ足りないということであれば、スポーツ施設化をやっていくというのが僕は筋だと思っていますので、そういう形で調べていただいて、公園施設に附属するスポーツ施設についても、利用率を上げるための最低限の努力はしていただきたいと思います。  それを踏まえて、今度は「予算の概要」の58ページで、スポーツをする場の環境整備事業ということで、これは今の話に付随をいたしまして、スポーツ広場をスポーツ施設化していこうという形で、来年度については実施設計をやっていこうという予算案が出されていますけれども、これに先立って基本設計をして、その後の説明会を開かれたということを聞いておりますけれども、この中で地元の反応についてはどういう反応があったのか、お伺いしたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 基本設計の説明会につきましては、2019年12月に開催させていただいております。お忙しい中、多くの方にお集まりいただきまして、ここで基本設計案についてご説明をさせていただきました。  その中で、今までは整備することに対してちょっと疑問を持っていた方たちも、整備するのであれば、こうしてほしいというご意見が出てくるようになりました。その中では、砂じん対策と防犯対策、一番大きかったのは、これから実施設計を進める中で、実施設計を固める前に意見を聞く場を設定してほしいというご意見がありましたので、この実施設計を進めさせていただけるのであれば、固める前にしっかりもう1度説明会を開催して、意見を聞きながら実施設計を固めていきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 今、地元でも理解を示す反応が出てきたという答弁がありましたけれども、今、スポーツ広場ということで町内会・自治会の行事、イベント等も多々行われているんですね。以前、西田のグラウンドの話でもありましたけれども、町内会・自治会のイベントというのは、市のほうも重要視されていることだと思いますので、スポーツ施設化した後に、町内会・自治会の行事、イベントについてはどのような方向で考えていくのか、そこをまずお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 この鞍掛整備の基本方針にも、地域コミュニティの拠点として充実を図るという基本方針がございます。その中で、今、委員からお話があったように、地域コミュニティーを強固にするような自治会・町内会の行事につきましては、利用できるように個別で調整をさせていただきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 今、ご答弁の中で町内会・自治会のイベントについては調整をしていくという話がありました。その辺は、町内会・自治会のコミュニティーというのは、市としても重要視していくことは当然でしょうし、地元の人たちにとっても、それがなくなるのは困ると。この間、ある自治会の総会にも出席をしましたけれども、そういう話が出ていましたので、その辺はきっちりご配慮いただきたいなと思っています。  そして、もう1点、今度は市民がスポーツをする場という意味で、スポーツ施設化することによって、当然スポーツする場が提供されるということは事実なんでしょうけれども、今、スポーツ広場を使っている人たちにとって、スポーツする場が少なくなっていく、なくなっていくということも懸念されることだと思うんですね。  そんな中で緑ヶ丘グラウンドですとか、鶴間のほうでも地域スポーツクラブというのが今できている。多分スポーツする場を求めてできているんだと思うんですけれども、地域スポーツクラブをつくることによって、どのようなメリットがあるのか、利点があるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 今、市でも地域スポーツクラブの設立に向けて、こちらも支援をしているところでございます。その中でありますのは、やはり設立準備に2年間15万円の補助金を出すということ、あとは設立後3年間30万円という形で補助金を出しながら、地域スポーツクラブの運営が成り立つように援助していきたいと考えております。  こちらとしても、お金だけではなくて、スポーツ推進委員とか、あと体育協会とかがありますので、そういったところと連携をしながら、地域スポーツクラブの活性化に努めているところでございます。そんな中、地域スポーツクラブを立ち上げることによって、地域のスポーツニーズを捉えることができるということで、きめ細やかなスポーツ振興が進んでいくということで私たちは捉えております。  例えば、ここの地域はこういう種目を教える人がいないとか、そういったところ、地域ごとにスポーツの進捗状況とか、運営状況とかが変わってきますので、しっかりとそこのスポーツニーズを捉えて、そのニーズに合った事業を展開できるということで、さらなるスポーツ振興が図れるということで、地域スポーツクラブの設立に向けてうちは支援しているということでございます。 ◆佐藤 委員 今の説明でよくわかりました。市としても、するスポーツの場を提供していくというのは、スポーツ推進計画でも掲げられていることでしょうし、これについてはより一層、する場の提供というのは心がけていただきたいですし、先ほども申し上げましたとおり、既存のスポーツ施設についても、利用率がもういっぱいで足りないので、スポーツ施設をつくるべきだという話、そういうロジックが普通は必要だと思っていますので、ぜひそういう形でスポーツをする場の提供にご尽力いただきたいとともに、スポーツ広場がなくなっていくという言い方は変かもしれないですけれども、そういうスポーツする場がなくなっていく人たちに対しての配慮というのをしっかりとこれからもお願いしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆殿村 委員 215ページの市民ホール費について伺います。指定管理料というのが計上されておりますけれども、このところの新型コロナウイルスの影響で公演等が中止になったりということで、市民ホールなどにとっては収入が減るということになるんじゃないかなと思いますけれども、その辺で対応は何かあるんでしょうか。 ◎文化振興課長 新型コロナウイルス関連に関する使用料収入が減少していることの対応というのは今後検討してまいります。 ◆殿村 委員 収入が減っているということの影響について、影響の改善、対応を検討するということでよろしいのでしょうか。 ◎文化振興課長 現在、新型コロナウイルス対応に関しては日々状況が変わる状況でございますので、今後の検討ということになっております。 ◆殿村 委員 よろしくお願いしたいと思います。  次に、217ページの博物館事業費について伺います。これは後で行政報告があるようですが、行政報告のほうに具体的なことが書いてあるので、お答えできる範囲内でこちらの予算に絡めて質疑をしたいと思います。  まず、行政報告の中身を読んだので、それを見ると、要は(仮称)国際工芸美術館ができたときに、博物館の建物を解体するというふうに書かれてありましたので、そのことを頭に想定しながら、このことを質疑したいと思うんですけれども、要するに、博物館の建物のあり方については、地元の町内会の皆さんなどとの定期的な協議が行われてきたと思います。その中でどんな双方の話し合いになってきたのか、現在の到達点をお知らせいただきたいと思います。 ◎文化振興課長 委員のおっしゃるとおり、地元弥生ヶ丘自治会とは定期的に意見交換の場を持ったり、あと毎年、町田第二地区の市政懇談会ではご要望をお伺いして、それに対する市の考え方を説明させていただいたところでございます。 ◆殿村 委員 市からの説明に対して、地元自治会のほうでは建物を存続してほしいという、その活用については地元でもいろんなご意見があったようですけれども、少なくとも山口文象氏が設計した現在の市立博物館の建物そのものについては、存続してほしいというのが大前提としてあるというふうに私は認識しておりますし、また、先般、市立博物館を郷土歴史博物館として存続してほしいという請願が多数で採択されています。議会の意思としても存続を認めたということだと思います。  そのことを踏まえて、話は戻りますけれども、地元住民の皆さんは現博物館の建物を残してほしいという声に対して、どういう話し合いが行われてきたのでしょうか。 ◎文化振興課長 市政懇談会等でお話をさせていただいているとおり、まず、山口文象氏の作品ということに関して、山口文象さんは高い評価を受けた建築家ですけれども、町田市として、だから建物を保存する考え方はないということはお話を申し上げております。  それから、建物の保存に関しては、今後の公共施設のあり方として将来に負担を残すことなく、今までと同じように維持することはできないということは考えとしてお話をしてきたところでございます。 ◆殿村 委員 地元住民の皆さんは、それで納得したということですか。
    ◎文化振興課長 市の考え方は継続的にご説明をしてきたところでございます。 ◆殿村 委員 だから、それに対する答えになっていないので、質疑は、そういうご説明をしてきたところだと、それに対して住民の皆さんは何とおっしゃっているのですかという質疑です。 ◎文化振興課長 こういう場で市の考え方はお話ししますということでお話を続けてきたところでございます。 ◆殿村 委員 ちょっとわからない。もう1度お願いします。 ◎文化振興課長 市の考え方については、ご説明を続けてきたところでございますし、市として方針を固める場合は、きちんと報告させていただくということで伝えてまいりました。 ◆殿村 委員 これもきのうの図書館と一緒なんですよ。市の考えはこうですよということを、もちろん、それは言うのは当たり前なんですけれども、これも市民あっての町田市政なのに、今のお答えでも、どう言っているかということも答弁できないじゃないですか。つまり、引き続き残してほしいと言っているのか、市の考えは一定理解しますと言っているのか、それすらお答えできない状況ですよ。  そうすると、きのうの図書館もそうなんですよ。図書館協議会にご意見は聞きますけれども、市のほうの考えはそのまま進めますよという片肺的なやり方でしょう。これでは、地方自治体の役割を果たしていないと私はきのうも申し上げたんですけれども、そこはこの文化スポーツ行政においても同じだなというふうに捉えざるを得ませんが、改めて伺いたいと思います。  住民の皆さんが、市民の皆さんが現時点において、博物館の存続についてどういうご意見を言っているかということを答えていただけますか。 ◎文化振興課長 請願に関しては、郷土博物館として残してほしいという請願でございました。直近の町田第二地区の市政懇談会においては、郷土博物館としてというところも含めて、また地域のコミュニティーの拠点ですとか防災施設としてというのもどうでしょうかというようなご提案はいただいているところです。 ◆殿村 委員 これまでは、市のほうの考えはあったにしても、地元の自治会と話し合いは定期的に続けていくというのがこれまでの市のほうのスタンスだったと思います。今ご答弁がありましたように、この請願の内容と全く一緒ではないけれども、地域のコミュニティーに資するような建物としても含めて、現建物を残してほしいということでいいわけでしょう。であるならば、どうして話し合いを継続するというふうにしないのですか。 ◎文化振興課長 博物館の建物の用途を変えて活用していくということは、現在計画にないということは市政懇談会の場でも、弥生ヶ丘自治会の皆様との場でもお話は申し上げているところでございます。 ◆殿村 委員 話は戻りますけれども、だって、それは請願が採択されたわけでしょう。それを全く踏まえないということですか、どうでしょうか。 ◎文化振興課長 博物館を長年ご愛好いただいた、特に地元の皆様、市民の皆様に、当然施設に対する愛着であるとか、そういった思いがあることはきちんと受けとめておりますが、今後の公共施設のあり方として将来に負担を残すことなく、今までと同じように維持することはできない。博物館の建物をほかに転用することは、計画に含まれていないという考え方でございます。 ◆殿村 委員 議論が堂々めぐりですけれども、きのうの図書館のときにも私はお話ししたんですけれども、計画に含まれていないという計画は、5ヵ年計画17-21の中で示されている計画ですよ。それに対して市民の皆さんが、そうではなくて、こういう形で現博物館を残してほしいという請願を出し、市民の意思表示をした。それを町田市議会は、そうですという判を押したということですよ。  だから、博物館のところについては、5ヵ年計画17-21の計画にあるからという、そこに異議ありという判断を少なくても市議会はしたということですよ。きのうもそうなんですが、そこの認識が完全に欠如しているんですよ。だから、もう頭のほうは、思考のほうは固まってしまって、そこで決められたことだから、どんなに市民が意見を述べようが、議会がその意見を支持しようが、決めたことだからとそこに戻ってしまう。これはおかしいじゃないですかということを、何度もさっきからそのことを言っているんですが、答弁は同じ答弁の繰り返しで、改めて道理に合わないということを指摘しておきたいと思います。  一方、隣接地にある縄文時代、弥生時代の遺跡については保存をして残しているわけですね。山口文象さん、私はそれなりに一時代を担った建築家であるというふうに受けとめております。この作品がどうこうという以前に、ヨーロッパの近代建築の巨匠たちが集まるようなところにまでかつて行き勉強し、学んだ技術を生かされたという点では非常に功績のある建築家の一人だと私は思います。  古代の遺跡を残すと同じように、今、生活している住民の皆さんが、そこにある博物館の建物を存続してほしいと。そして、いろんな理由として、例えば費用はどうするんだとか、そういう問題については一緒に考えていきたいということを述べられているわけですから、住民の皆さんと一緒に、この博物館の建物の存続については引き続き進めていただきたい。もう取り壊すという考えはやめていただきたいということを改めて申し上げたいと思います。  次に移ります。それと関連して、(仮称)国際工芸美術館の整備費について伺いたいと思います。  まず、基本設計・実施設計の委託料等が計上されておりますけれども、このコンセプト、内容についてお答えいただきたいと思います。 ◎文化振興課長 建物の基本設計のコンセプトというところでございますけれども、芹ヶ谷公園芸術の杜全体のコンセプトというのを昨日、総務常任委員会でご報告を差し上げたところでございますが、公園全体で町なかとのつながりも含めて、皆様が芸術に親しんで、特に子どもと体験という視点を取り入れて、美術とか芸術の鑑賞、絵画の鑑賞とかに特に興味があって来る方だけではなくて、公園を訪れた方が芹ヶ谷公園の自然の中でアートに親しんでということができるような場づくりを目指しています。美術館に関しても、その全体コンセプトに沿う形で設計を進めてまいります。 ◆殿村 委員 私は、国際版画美術館がこの30年の歴史の中で、一定その役割は果たしてきているというふうに認識をしております。その上で、子どもたちを含めた市民参加の工芸という点でも、国際版画美術館も、その役割を果たしてきていると私は思いますし、何も新たに何か今までになかったものをというふうな印象はありません。  そこで、工芸美術館の建物は、たしか前に私が総務常任委員会でお聞きしたときには、現在の博物館とほぼ同規模の建物になるというお話がありました。こちらは、建物はどのぐらいの規模、内容になるのか。そして、(仮称)国際工芸美術館全体の総事業費としては幾らを見込んでいるのか。基本設計ももうされるわけですから、大体工事費も見込みがつくと思うんですけれども、どのぐらいを想定されておりますか。 ◎文化振興課長 工芸美術館の建物の規模ということですけれども、委員がおっしゃるとおりで、現在の博物館の建物と同程度というふうに今想定しております。そして、総事業費に関しては、今後の基本設計を経て算定いたします。 ◆殿村 委員 だけれども、全体の5ヵ年計画だって、一定の事業規模を想定して5ヵ年計画を示したでしょう。基本設計・実施設計まで予算を組んでいるのに、どのぐらいの規模で、つまり、財政規模を含めて、どういった規模でやっていこうという考えは、もう基本設計のところで示されなきゃおかしいんじゃないですか。 ◎文化振興課長 総事業費ということで、概算工事費に関しましては、基本設計の後半、今年度の夏ごろに算出することを予定しております。2020年の夏に(仮称)国際工芸美術館の概算工事費に関しては算定する予定です。 ◆殿村 委員 そうしますと、それは何らかの形で明らかにするんでしょうか。 ◎文化振興課長 基本設計の報告ということでさせていただければと考えております。 ◆殿村 委員 では、それを待ちたいと思いますけれども、国際版画美術館とも絡みますけれども、工芸美術館と国際版画美術館と一体で――美術館のほうは改修工事でしょうか――というような予算が組まれていると思いますけれども、工芸美術館と国際版画美術館と建物をくっつけるというか、近づけて何かそこを橋渡しするとか、そういう国際版画美術館と(仮称)国際工芸美術館との関係は設計上どうなっていくのでしょうか。 ◎文化振興課長 (仮称)国際工芸美術館と国際版画美術館については、芹ヶ谷公園の全体のコンセプトに沿う形で、また、子どもと体験という新たな要素を加味して、そして国際版画美術館に関しても、あわせて一体的に改修することにより、2つの美術館の価値を高めて、より使いやすくするということを目指しております。 ◆殿村 委員 そうしますと、隣接地に(仮称)国際工芸美術館をつくり、整備し、そしてそこからすぐに国際版画美術館に移動できるような建物の設計、改修を行うということですか。その辺、もう少し今わかっている範囲内で具体的にお答えいただきたいと思います。 ◎文化振興課長 まだ検討段階ではございますけれども、芹ヶ谷公園側の美術館へのアプローチとして、国際版画美術館の入り口から入って、そして(仮称)国際工芸美術館に入る動線というのも検討しております。 ◆殿村 委員 国際版画美術館の入り口というのは、下の正面玄関のことを言っているんですか、それとも上の、入り口というのは2つあると思うんですけれども、せりがや会館のほうの入り口もありますよね。どちらを指しているんですか。 ◎文化振興課長 済みません、説明が不足していたかと思うんですけれども、今、入り口と申し上げたのは建物の入り口という趣旨で申し上げました。国際版画美術館の芹ヶ谷公園側の入り口から入ってという動線という意味で申し上げました。 ◆殿村 委員 連続した動線を考えているということですね。  (仮称)国際工芸美術館ということで、前の博物館と違う点は、国際工芸という名称になると思うんですけれども、前の博物館の活動と(仮称)国際工芸美術館が行う活動で、国際工芸というところの違いはどんなことにあらわれるんでしょうか。 ◎文化振興課長 国際工芸ということで、今、博物館の収蔵品の中で大変特色があるガラスと陶磁器分野、そこにフォーカス、焦点を当てた美術館ということになります。 ◆殿村 委員 ですから、今までの博物館の活動と大きく違う点は何になるのか。今までもそれはやってきていたと思うんですね。今の答弁では違いがよくわからないのですが、その辺はいかがですか。 ◎文化振興課長 今の博物館の収蔵品の中で考古・歴史・民俗資料に関しては教育委員会に移管をいたしますので、(仮称)国際工芸美術館におきましては、博物館の収蔵品の中で特に今評価の高いガラスと陶磁器というところに焦点を当ててまいります。 ◆殿村 委員 それは特化して焦点を当てるというだけのことで、ですから、国際工芸という名に、私はさっきも言ったように、今までは考古など歴史分野も、博物館では事業として取り組んできたことはもちろん存じ上げておりますが、同時に、ガラス工業部門においても、すばらしい展示や事業を行ってきたわけですから、それとどこが違うんでしょうかということをお聞きしているわけです。国際工芸というところの違いをお聞きしていると。 ◎文化振興課長 繰り返しになってしまうんですけれども、博物館の特色、特に特色のある評価の高い収蔵品であるガラスと陶磁器というところに特化した美術館となります。 ◆殿村 委員 なかなか納得のいく答弁は得られないので、次に進みたいと思います。  次に、国際版画美術館について質疑を行いたいと思います。シャトルバスの事業を行うのが、ちょうど広重等の「浮世絵風景画展」ということで、このときにシャトルバスを走らせるということです。  まず初めに、2020年度の事業として主にどういった企画展などが用意されているのか、お答えいただきたいと思います。 ◎国際版画美術館担当課長 まず、2020年度の事業についてですけれども、4月11日からオープン予定の「インプリントまちだ展2020」という展覧会で、これは2017年度から継続してやってきている、若手のアーティストによって町田市を取材した作品を展示するという事業になります。  続いて、延期になりましたけれども、オリンピック・パラリンピックの時期に合わせてインバウンドの方にもたくさん来ていただくような形で「浮世絵風景画-広重・清親・巴水展」という展覧会を開催する予定でおります。秋につきましては、例年ですと大型の企画展を用意しているんですけれども、オリンピック・パラリンピックの年ということで計画していたのは、前半期に大きな展覧会をやるというようなことで、秋については収蔵品で西洋の版画の500年の歴史をたどるような展覧会を予定しております。  それから、学芸員が企画して開催する展覧会としては、もう1つ、年度末に西洋の版画を核とした室内画を描いた作品を展示するという内容の展覧会を用意しております。それ以外の展覧会につきましては、毎年開催しております「全国大学版画展」、市内の小中学生の展覧会、それから新収蔵品展などを考えております。 ◆殿村 委員 わかりました。  オリンピック・パラリンピックの延期ということで、基本的に国際版画美術館の展覧会については変更はないというふうに考えていいのか、それとも若干の変更はあるということなのか、その辺、お答えいただきたいと思います。 ◎国際版画美術館担当課長 現在のところ、変更する予定はありません。 ◆殿村 委員 わかりました。その辺はよろしくお願いしたいと思います。  シャトルバスの件ですけれども、先ほども質疑がありましたが、今後、(仮称)国際工芸美術館の設計がどうなるかということは別として、これまでもバスの運用というのは大きな課題になってきたところです。浮世絵の展覧会の時期に合わせてということなんですけれども、日程的には、これは何日から何日ということに、展覧会と一緒ということになると思いますが。 ◎国際版画美術館副館長 今おっしゃられたとおり、2つの展覧会の会期中を考えておりまして、4月11日から2つ目の「浮世絵風景画展」が終わる9月13日、日曜日までの会期中の土曜日、日曜日、祝日とシルバーデー、それから10月になりまして、ゆうゆう版画美術館まつりの開催期間が2日間ございますので、そこを入れた形で考えております。 ◆殿村 委員 ということは、今言った4月から9月、ちょっと大ざっぱですが、それと10月のゆうゆう版画美術館まつり、そのあたりについてはシャトルバスの運行をするということですね。今後については、また再検討といいましょうか、検証というのか、その辺は、つまり次年度も、あるいは2020年度内、それ以降で必要なところでということも含めて、今お話があった日程以外の運行についてはどのように考えているのでしょうか。 ◎国際版画美術館副館長 2020年度につきましては、今申し上げた期間のみの運行を考えているのみでございますが、先ほども申し上げましたが、芹ヶ谷公園脇の急坂を通るという初めての運行ですので、その結果を踏まえまして、今後の検討課題として考えてまいりたいと思います。 ◆殿村 委員 ぜひとも継続してシャトルバスが運行できるよう、要望したいと思います。  国際版画美術館の中に喫茶けやきがありますけれども、これは美術館のほうで、例えば何らかの使用料とかいう形で予算化はされているのか。そして、ここの使用に関しての窓口はどこが担当されているのでしょうか。 ◎国際版画美術館副館長 館内の喫茶けやきの使用に関しましては、国際版画美術館と協定書を毎年締結しておりまして、無償で喫茶けやきのコーナー、約70平米になりますが、そこを毎年更新してお貸ししている形になります。  あと、そこを使っていただくに当たりましては、光熱費等の費用に関しましては喫茶けやきのほうで費用を分担していただいているという形になります。 ◆殿村 委員 芹ヶ谷公園の整備計画が今進められていて、担当は政策経営部ということになるかと思いますけれども、具体的には国際版画美術館と契約して、これは年度、1年ごとということでしょうか。 ◎国際版画美術館副館長 毎年、1年度ごとに協定書を結んで使っていただいております。  先ほど喫茶けやきと申しておりますが、実際のところ、協定を結んでいる相手方としましては、その母体であります特定非営利活動法人アミティ町田けやきでございます。 ◆殿村 委員 このほかにも生涯学習センターのビルと文学館にも、たしか喫茶コーナーがあろうかと思いますね。恐らくそれぞれで契約されているのかなと今想像したわけですけれども、先ほど申し上げたように、芹ヶ谷公園の整備計画が一方であります。私自身も前から心配しているのは、喫茶けやきが現状どおりここで事業が営めるようにしてほしいということですが、担当としてはどんなふうに考えているのでしょうか。 ◎文化振興課長 芹ヶ谷公園内に設ける機能や施設に関しては、芹ヶ谷公園芸術の杜コンセプトに基づき今後検討を進めてまいります。その中で飲食施設などの機能や施設に関しては、芹ヶ谷公園全体の魅力を高めるという観点から、公園内で最適な位置に配置していきたいという考えを持っております。 ◆殿村 委員 これもわかるようでわからない答弁ですが、要するに、もうちょっと具体的に答えてほしいんですけれども、喫茶けやきが今、国際版画美術館の一室を借りて事業されております。そのやっておられる団体の皆さんも、引き続き継続してほしいという要望は私たちのところにも届いているところです。それはどういう形に今後なっていくのか。そのまま継続ということ、基本的に今後も契約を継続していく考えであるということか、それともそうでないのか、その辺をお聞きしています。 ◎文化振興課長 飲食施設に関しては、芹ヶ谷公園芸術の杜全体コンセプトに基づいて検討を進めてまいります。公園の中のどの場所に飲食施設、カフェがあるか、喫茶店があるかということも含めて今後の検討課題でございます。 ◆殿村 委員 政策経営部のコンセプトの絵図が既に総務常任委員会でも配られていたので、その中では、要するに、もうちょっと公園の中の噴水の広場より駅寄りというのでしょうか、そのあたりにカフェというのは描かれておりました。  私、そこでも質疑をしたわけなんですけれども、要するに、今現在、喫茶けやきが入っているカフェというものは存在するわけですね。私は、それを無視して新しいものを描くということはあり得ないでしょうという意見であります。そういう新しい計画をするにしても、今現在、使用していただいている団体の方々との協議は当然必要だろうと思いますが、それはされているんですか。 ◎文化振興課長 現時点ではまだ協議という段階には至っておりません。 ◆殿村 委員 私の問題意識に基づく答弁をお願いしたいんですけれども、今後ぜひ喫茶けやきという団体との協議を早急に進めていただきたい。それは存続という方向で私は進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎文化振興課長 いずれにいたしましても、大きな環境の変化というものが想定される場合は、十分な期間を置いて伝えていくということは必要だと思いますので、十分配慮して協議を進めてまいりたいと思います。 ◆殿村 委員 何か微妙な表現が出てくるので、大きな環境の変化というのをどう受けとめればいいのか、これは関係する団体の方にとっては非常に不安をあおる言葉ですよ。来年度の契約について、美術館とは毎年いつごろ契約の更新というのをしているんですか。 ◎国際版画美術館副館長 おおよそ年明けから年度末にかけてという時期でございます。 ◆殿村 委員 来年度についてはどうなっているんでしょうか。 ◎国際版画美術館副館長 来年度につきましては、既に協定書を取り交わしております。 ◆殿村 委員 もう1度課長に伺いますが、先ほど大きな変化があるので時間をかけてということですが、喫茶けやきとの協議はしっかりと進めていただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎文化振興課長 環境の変化が想定される場合は、十分な期間をとってということで早目に協議を始めたいと思います。 ◆殿村 委員 非常に微妙な表現ですが、環境の変化が生ずるときというのを私なりに訳すと、ここではもう営業できませんよ、ほかのカフェの専門業者を入れることももう検討しているからというように聞こえてくるわけですよ。  それは町田市のこれまでの福祉に対する歴史を鑑みたときに、やはりそこを無視してはならないだろうと。ちゃんとこれまで担ってきていただいた障がい者の就労の施設の一部として、やはり町田市として位置づけをした上で、改めて喫茶けやきと協議を進めていただきたいということを強く要望したいと思います。  最後に伺います。温浴施設のところですけれども、これは温浴施設のエネルギーとしては、ごみの焼却エネルギー、そちらのほうから持ってくるのだと思いますが、熱量は温浴施設に十分対応できる、一方、温水プールがあって併設になるわけですけれども、その辺の対応は大丈夫かどうか、具体的にお答えいただければと思います。 ◎スポーツ振興課長 熱量につきましては十分清掃のほうと調整をしまして、足りる方向で調整をしております。ただ、万が一のために、熱量を発するような装置を設置しておりますので、仮に熱量が足りなかったとしても、その装置で営業は継続できるように想定しております。 ◆戸塚 委員 数点伺わせていただきます。  まずは「予算概要説明書」の219ページ、(仮称)町田市文化芸術のまちづくり基本計画策定費ですけれども、こちらの今回策定を予定している計画の内容を教えていただきたいと思います。  それから、今回のこの策定計画というのは、いわゆる文化芸術ホールの関係も入ってくるのかどうか、そこの部分について教えていただきたいと思います。  あと、計画期間を今回、10年で想定していますけれども、こちらの10年の根拠を教えていただければと思います。  それから、「予算概要説明書」の224ページの先ほども質疑がありましたスポーツ広場費に関してですけれども、この間も本会議等で議論されているとおり、市民要望としても市としても、スポーツを行う場所については現状不足をしている認識もあるでしょうし、これからふやさなければいけないということもあるんでしょうけれども、これを見る限りだと、今ある広場の管理業務に付随してくる予算のみだと思うんです。こういった広場を今後探してふやしていくといった取り組みというのはされないんでしょうか。  もう1つは、鶴間公園しかり、今回の鞍掛もそうなんですけれども、結果的に、先ほど答弁ではさまざまな地域のコンセプトとか、どういったスポーツが利用されやすいかというのを鑑みて、これから進めていくというご答弁でありましたけれども、その割には毎回全部芝生を張っていますよね。課長が一番よくご存じのとおり、芝生を張っちゃうとできないスポーツというのはたくさんあるじゃないですか。  そういったところも考えていく必要があるんじゃないかと思うし、全部芝生を張ってしまえば、芝生を張ったほうがやりづらいスポーツの方々は、今でも少ないのにどんどん減っていくわけですよね。その現状をどう認識して、今後そういった検討をしていただけるのかどうか、そこについて教えていただきたいと思います。 ◎文化振興課長 (仮称)町田市文化芸術のまちづくり基本計画についてご質疑をいただきました。内容については今後の検討となりますので、具体的な章立てとか、そういうものが見えているわけではありませんけれども、町田市として、どういう施策を展開して、どういう町をつくっていくのか、そういうところの出発点になるような計画にしたいと思っています。  それから、文化芸術ホールとの関連性ということだったかと思いますけれども、文化芸術ホールに関しては、ホールをつくる、施設をつくるというハードの部分だけではなくて、町田市として文化芸術の町をつくるという大きな視点の中で、どのようにハードの整備に取り組んでいくかということが重要だと考えておりますので、この基本計画の中で文化芸術ホールの整備に関してもカバー範囲にするといった考え方でございます。  それから、10年の根拠というところなんですけれども、特に文化芸術のまちづくりというところで、ほかのまちづくりに関する計画との整合性等もありますので、計画期間を合わせて10年といったところで設定をいたしました。 ◎スポーツ振興課長 2点ご質疑をいただきました。  まず1点目、スポーツ広場だけでなく、ほかに空き地等を探してグラウンド等を設置しないのかということでございますが、スポーツをする場の環境整備事業、まさに今回、鞍掛の事業の中にありますとおり、学校跡地や予定地、あとは高架下、調整池等、こういう未利用地のところをしっかり活用してグラウンドを設置していきましょうということがございますので、この事業の中で、そういったところは取り組んでいるところでございます。  あと、2点目の芝生を張るというところでございますが、今回、鞍掛につきましても、土のグラウンドにしていく予定で今進めております。やたらめったら芝を張っているということではなくて、地域の方とご相談をしながら、その場所に適した環境を整備していければと考えております。 ◆戸塚 委員 ありがとうございます。  文化芸術のまちづくり基本計画というのは中身のイメージが、芹ヶ谷も含めて結構いろんなところで文化芸術に関しての計画があるじゃないですか。その上で、このまちづくり基本計画を策定するということなので、どういったイメージでつくるのか、そのコンセプトの部分を知りたかったんです。  となると、先ほどの答弁で言うと、総体的なというか、幅広い意味で町田市の文化芸術とまちづくりについて、イメージのわかるビジョンみたいなものを策定していくということでよろしいのかどうかですね。  例えば芹ヶ谷公園周辺だけとか、町田駅周辺だけとか、そういうわけではなくて、全市的に文化芸術のまちづくりについてどういうふうに考えていくか、そういう考え方でよろしいのでしょうか。 ◎文化振興課長 町田市の特定の地域を対象にするという考え方はございません。 ◆戸塚 委員 わかりました。  それから、さっきのスポーツ広場なんですけれども、これだけスポーツをやる場所が少ないとなると、スポーツ振興計画というのがあっても書面上のものにしかならないと思うんですよ。計画に書いてあることはすごくいいことも書いてあるし、僕がすごく評価しているのは、実態としてこういうところが少ないとか、そういった負の意見の部分も全部書いてあるじゃないですか。
     そういう計画は非常にいいなと思うんですけれども、その課題解決のための方針というんですか、具体的な計画というのを立てない限り、これから多分スポーツ広場は、未利用地だけ探していったり、空き地を探していったりするだけだと、もうふえていかないと思うんですよね。減る一方だと思うんですよ。だって、今、暫定的に使っている広場が結構あって、西田とかみたいに何かしらの状況で使えなくなるケースはこれから考えられるじゃないですか。そういった意味だと減る一方になるんですよ。  ある程度市としてスポーツを子どもたちや大人たちに、介護予防だったり、青少年育成であったり、そういった趣旨のもと、しっかりとした計画を策定した中で進めていかない限り、同じことにどんどんなっていくんではないかなと私は思っているんです。そこについての考え方というか、取り組みを教えていただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 今のご質疑に対しまして、今回作成しました町田市スポーツ振興計画の中でアクションプランというものを掲げております。その中で、先ほどお話ししませんでしたが、身近な公園でボール遊びができるように、今、各公園の環境に応じて調整をしておりまして、まずはそういったところで、身近なところでスポーツが楽しめる環境を整備していきたいと考えております。  あと、正直、空き地というものはなかなか見当たりませんので、大学や企業の方が所有しているグラウンド等をお借りしまして、市民の方が利用できるように調整していくというところがアクションプランに掲げているところでございます。その中で計画を進めていくことによって、スポーツ実施率を向上できると考えております。 ◆戸塚 委員 いずれにしても、さっき質疑にあった、例えば三輪みどり山球場だったら52%ぐらいの利用率と書いてあるけれども、恐らく土日に限定すると、もうほぼ100%だと思うんですよ。  そういった実態を見込むと、利用しやすい広場は、例えば鶴間公園とかだと平日の日中は開放しますと言うけれども、果たしてその時間帯にスポーツに親しめる方が全体の子どもたちのうち、大人のうち、どのぐらいいるのかというのはすごく疑問ですよね。数字をしっかりと明確に把握して出している施策とは僕は到底思えないんですよ。  そういった意味で、その中でふやしていく、具体的にこういうところにアプローチをして、目標として、今、10だったら、それを20にするのか、30にするのかとか、そういったところまでしっかり明確化して、計画立ててふやす以外にやっぱりないんですよね。  取り組みとして、市として取り組みますという形にしないと、スポーツ振興課だけで、あそこは空き地があるからちょっと交渉しようみたいな、そういうその場その場で打開策でやっていくというのが関の山なのかなというところもあるので、しっかりとしたスケジュールとか計画を立てて進めてもらいたいなと、これは要望にとどめておきます。  続きまして、確認したいところが「予算の概要」の42ページの東京2020オリンピック・パラリンピック等国際大会推進事業なんですけれども、今回の新型コロナの関係で延期が決定したので、行政報告も取り下げられましたけれども、この予算については、もう完全に使わなくて済むのか、それとも何かしら使う部分があるのか、そこの部分を教えていただきたいと思います。  それから、これから課題になってくると思うんですけれども、キャンプ地を誘致している各国のスポーツがありましたね。そこに対するアプローチというのは、現状では何か既に影響が出ていて、今後こういうふうにしていきましょうとか、そういった話があるのかどうか、現状をわかる範囲で構わないので教えてください。 ◎オリンピック・パラリンピック等国際大会推進課長 まず、予算のご質疑からお答えをさせていただきます。  延期が決まりましたのが24日ということで、まだ日が浅くて、どうするかというところは、実際のところ、まだ検討がし切れていないというのが実際のところです。  計上しました予算約1億100万円でございますが、オリンピック・パラリンピックの大会を前提として、それに直接的に関連する事業費と直接的には関係ない事業費がございます。例えばまちだサポーターズの関連だとか、あとはパラスポーツの理解促進だとかというのは、オリンピック・パラリンピックが延期になったとしても計画どおりやりたいとは思っております。  逆に、ご質疑いただきました事前キャンプの関連、それから聖火リレー、ロードレース等々については、今後、大会自体がどうなっていくかというところを注視しまして、事業については再検討も必要なのかと思っております。  それから、キャンプの関係でございます。現在の到達点としまして、何競技かが、幾つかが最終契約の締結が済んでおります。また、何競技かがまだ最終契約締結の1つ手前ぐらいというんですか、調整をしているところです。  今の想定している日程での事前キャンプというのは、もうないというのは明確化しているんですけれども、それをどう再構築するかというところは、まずは本大会がいつごろになるのかとか、そういうところを踏まえまして、また相手国、相手チームの意向もあろうかと思います。それから、スケジュールを再度組む中で施設が確保できるのかというところもありますので、その辺、調整、検討しなきゃいけない部分かなと思っています。 ◆戸塚 委員 ありがとうございました。  もう1点気になっている予算の部分なんですけれども、少なからず今まで7月開催に向けて出資してきた、市の持ち出しをしてきたお金というのはありますね。それが延期になったことによって、こういう言い方をしていいかどうかわからないですけれども、被害額というんですか、そういったものがどのぐらいあるのかというのはわかりますか。  仮にあるとしたら、延期することになったとして、再度またかかってくる可能性もありますね。そうなった場合に東京都のほうに、そこの部分というのは補填してもらう考え方とかというのもあると思うんですけれども、その辺はどういう考えなんでしょうか。これからかな。 ◎オリンピック・パラリンピック等国際大会推進課長 被害額と言われますと、何をもって被害というか、その辺がありますので、ただ、例えば事前キャンプについては、2013年以来、招致活動は続けておりまして、数千万円のお金も投じてきたところでございます。延期に伴ってキャンプが行われなくなるとしたら、そういうところはもったいなかったのかなという感じにはなります。  ただ、そうならないように事業の再構築をしまして、また新年度分ではなくて、2019年度分もいろいろお金を投じた部分も、投じたお金を生かせるようになるべくしていきたいと思っています。  東京都へ損失の補填を求められるのかというところについては、今のところ、まだどういう状況になろうかというのが見きわめられない状況ですので、今後の検討かと思っております。 ◆戸塚 委員 ありがとうございます。了解いたしました。  続きまして、「予算の概要」の50ページです。済みません、私も芹ヶ谷公園芸術の杜・(仮称)国際工芸美術館整備事業について質疑させていただければと思うんですけれども、まず、「予算の概要」に書かれている予算の内容を教えていただきたいんです。  1点は確認で、芹ヶ谷公園の基本設計第2期委託料になっていまして、今回、1期、2期と分かれているじゃないですか。これの意図とか考え方があれば教えていただきたい。  基本設計が今回上がってきておりまして、その下を見ると実施設計の委託料第2期というのが上がっているんですけれども、この実施設計の委託料の考え方というのは、どういうふうに解釈すればいいのかを教えていただきたいと思います。  もう1点が、今回、国際版画美術館の改修工事を行うということになっていまして、その理由が(仮称)国際工芸美術館との具体的な連携による改修とありますけれども、この具体的な連携による改修とはどういうことなのか、その内容を教えていただきたいと思います。  もう1点が、その下の官民連携手法に係るアドバイザリー業務委託料、こちらについての内容を教えていただければと思います。 ◎文化振興課長 まず、お尋ねの1点目、芹ヶ谷公園の基本設計第2期という部分は公園緑地課所管になります。 ◆戸塚 委員 ごめんなさい、3番ですね。③-Ⅰに(仮称)国際工芸美術館基本設計、そこですね。間違えました。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時12分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時20分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆戸塚 委員 申しわけございません。先ほど芹ヶ谷公園の基本設計第2期と実施設計第2期と申し上げましたけれども、間違えていまして、(仮称)国際工芸美術館基本設計委託料その2で、今回その2ということになっている理由と、その下、(仮称)国際工芸美術館実施設計委託料、こちらも2020年度、2021年度の債務負担行為になっていますけれども、この基本設計委託料が上がってきて、なおかつ実施設計委託料の債務負担行為が今回出されている理由を教えてください。 ◎文化振興課長 まず、「予算の概要」の51ページを見る前提といたしまして、主な事業費のところの所管課についてご説明を差し上げておこうと思います。  ①に関しては企画政策課でございます。②-Ⅰ、②-Ⅱに関しては公園緑地課でございます。③-Ⅰ、Ⅱ、Ⅲについては文化振興課でございます。④⑤に関しては企画政策課、⑥は文化振興課でございます。  その上で、まず③-Ⅰという部分、(仮称)国際工芸美術館基本設計委託料(その2)というところなんですけれども、これは2015年度に行った基本設計を芹ヶ谷公園との一体的な整備及び子どもと体験という新しい視点を取り込んだ美術館の設計を行うというところで、2019年度から2020年度にかけて基本設計を行う、そのための委託料として計上しております。  それから、③-Ⅱ実施設計委託料でございますが、これは基本設計(その2)という部分に基づいて実施設計を行うために計上している委託料でございます。 ◆戸塚 委員 その2の理由はわかりました。  その下の実施設計の部分で、今回、基本設計の委託料と同年度で実施設計委託料というのが出ていると思うんですよ。通常だと基本設計委託料が例えばそこの年度で可決されると、実施設計というのは翌年度とかの本予算とかで上がってくるケースがほとんどじゃないかと思うんですけれども、今回、同じ年度の本予算の段階で上がってきているというのは何か理由があるのかどうか。 ◎文化振興課長 実施設計の実施時期に関しては、当初からこのスケジュールで、2019年度予算の計上時点で実施設計に関しては2020年度の後半から開始して、2021年度にかけて行うというスケジュールで進めてございます。 ◆戸塚 委員 このスケジュールで見ると、実施設計を行うのは2020年度の6月ぐらいからになっていますよね。だから、本年度中に行う予定だから、実施設計も今年度の当初予算で上げてしまおうということなんでしょうか。  そうすると、例えば基本設計が終わった後に、先ほどの話じゃないですけれども、予算を立てるわけですね。その段階ですぐ実施設計に入っちゃうということなんですか。 ◎文化振興課長 実施設計に関しては、下半期ですので10月以降から着手ということで想定をしております。 ◆戸塚 委員 ですから、基本設計が終わった後に、さっき課長が答弁していたように、どのぐらいの総事業費になるのか、さまざま明らかになるわけですね。それが多分このスケジュールでいくと6月議会ぐらいで明らかになると見込みまして、すぐもう実施設計に入るということですか。10月ですよね。その間は9月議会がまだあるじゃないですか。  だったら、別に基本設計委託料で基本設計したのを根拠に、今度は実施設計に入るわけですね。そうすると、この実施設計の今回出ている金額の根拠というのは余りないんじゃないかなと思うんですけれども。 ◎文化振興課長 実施設計に関しては、想定する建物の規模等に基づいた見積もりに基づいて計上しておりますので、基本設計終了後に実施設計に移るというスケジュールでおります。 ◆戸塚 委員 今の答弁だと、逆に言うと基本設計をしてみないと、トータルの今回の(仮称)国際工芸美術館の概算が出ないというのも余り信憑性がないと思うんですよ。  さっきの答弁で基本設計がされて、ある程度の事業概算が出ますね。それにのっとった形で今度は実施設計に入るわけなので、基本設計の設計図と実施設計の設計図が100%一緒ということにはならないでしょう。変わってくる部分とかがあるじゃないですか。  そういった意味で、スケジュールが当初からそうだからといって、こんなに急いで実施設計を今回出す意味は何かあるんですか。手続として、そんなに急いでやらないといけないものなのでしょうか。 ◎文化振興課長 総事業の算定に関しては、工事費というところで申し上げました。実施設計に関しては予算計上、見積もりに基づいた実施設計、見積もりに基づいた金額で計上させていただいております。 ◆戸塚 委員 では、簡潔に聞きたいんですけれども、今回、実施設計の予算を、別に普通であれば違う年度に上げますよね。同じ年度に基本設計と実施設計を同時に上げるというケースは逆にあるんですか。今ここで聞いても誰も答えられないと思うけれども、多分そんなにないと思うんですけれども、今回そうした理由を明確に聞きたいんです。  ただ単に、前から立てているスケジュールが、そうでないと実施設計に間に合わないから、6月ではなくて3月に上げていますよという話なのか。6月には上げられない理由が何かあるのか、その辺を教えていただきたい、ただそれだけの話なんです。結構事務的な質疑なんですけれども、何かあるのかなと思って。 ◎文化振興課長 繰り返しになってしまいますけれども、このスケジュールで(仮称)国際工芸美術館の整備を進めるといったところで設定したスケジュールでございます。 ◆戸塚 委員 1点だけ確認したいのが、さっき10月から実施設計に入る予定だと言われていましたけれども、それだったら別に6月か9月でもいいわけですね。9月はぎりぎり過ぎるとしても、6月議会だっていいわけですね。今回、別に3月に急いで上げる理由があるのかなというところなんですけれども。 ◎文化振興課長 補正予算でという意図ということですよね。考え方としてはあろうかと思いますが、年間総予算ということで当初予算に計上しているものでございます。 ◆戸塚 委員 わかりました。この議論は余り意味がないので、そのぐらいします。  あと、官民連携手法に係るアドバイザリー業務委託料についてなんですけれども、こちらの中身について教えていただきたいと思います。 ◎戸田 企画政策課担当課長 官民連携手法に係る検討についてご説明を差し上げます。  2019年度から引き続き検討を行うものなんですけれども、2019年度の調査の概要についてご説明しますと、官民連携事業手法検討支援として芸術の杜の整備運営に係る全体的な官民連携事業の導入可能性について幅広な検討を行ったところです。事業範囲だとか期間だとか、例えば民間の方と町田市としての役割分担だとか、手法ごとにおける財政負担の抑制効果があるのかどうかといったことについて検討を行ってまいりました。  今回は公園があって、美術館もあってというところなので、基本的には美術館単体のPFIがどうのこうのというところもあろうかと思うんですけれども、公園も含めた一体的な整備から運営にかけてまで民間の方の力を活用して、持続可能というか、価値を生み出せる手法というのがあるかないかという大きな視点で今、管理運営も含めたことができるんじゃないかという検討を行っているところです。 ◆戸塚 委員 わかりました。となると、考え方としては、どちらかというと(仮称)国際工芸美術館に対する官民連携の委託というよりは、今回の芸術の杜全体のコーディネートとしてどういうコーディネートをしていけば、要は芸術の杜としてしっかりとお客さんを呼べるような公園にしていけるか、そういった考え方ということでよろしいでしょうか。 ◎戸田 企画政策課担当課長 委員がおっしゃるとおり、美術館があるからどうとか、公園だけではなくて美術館もある、全体として今回のコンセプトとして、パークミュージアムというコンセプトを掲げましたけれども、公園全体として、どういった形がこれからずっと芹ヶ谷公園というものが魅力的な公園なんだよねというところに導けるかという長期的な視点を踏まえて検討しているところです。 ◆戸塚 委員 ありがとうございます。  1つ確認なのは、委託するに当たって、去年の3月も文教社会常任委員会で議論になっていたんですけれども、そういったコーディネートを含めての芸術の杜全体の話を議論していく中で、(仮称)国際工芸美術館が必要なのかどうなのかという議論をするのが通常じゃないかと。それが1つの筋論じゃないかという議論があったんですけれども、そういう議論はあったにせよ、今回としては、(仮称)国際工芸美術館は芸術の杜の中にはあくまで設置をして、その上でどういうふうに市民を呼べる公園にするかという考えなんでしょうか。 ◎戸田 企画政策課担当課長 昨年の委員会でもご説明を差し上げたところでございますけれども、本町田の博物館がここで6月ですか、営業を終了したところで、言い方はあれですけれども、去年、市長も申し上げましたが、リストラクチャリング、公共施設の再編という形の中で、あそこで収蔵しているガラスと陶磁器というものを、工芸美術館という形で芹ヶ谷公園でみんなに広く見ていただこう、それを含めた芸術の杜をしっかりつくり上げましょうという発想になっております。 ◆戸塚 委員 わかりました。  そうしましたら、(仮称)国際工芸美術館の整備事業について総体的な話でいろいろ聞きたいと思うんですけれども、昨年3月の文教社会常任委員会で踏み込んで結構問題提起もされておりました。  1つは、先ほど申し上げたとおり、あくまで公園全体のコーディネートとして(仮称)国際工芸美術館が本当に必要かどうなのか、そういった議論をするべきじゃないかという部分があったと思います。その部分については、今のご答弁で、あくまで博物館がなくなる、その受け皿としてつくるので、この(仮称)国際工芸美術館が必要ではないという議論には、ゼロベースからもうそういうのはないということだと思います。  一般的に私が疑問に思っているのは、今、公共施設の再編計画で随分財政を圧迫しているので、地域の市民の方々には、ある程度我慢をしてもらいながら、公共施設を統合したり、いろいろしながら予算を捻出するような動きに市としてなっているじゃないですか。  そんな中で今回、(仮称)国際工芸美術館を整備するというふうになっているんですけれども、博物館のかわりにというだけであれば、別にこういった美術館をわざわざ建てる必要はないと思うんです。そういった意味では、そういった収蔵庫をしっかりすればいいだけの話だと思うので、ただ、今回は、先ほど課長からの答弁もあったとおり、ガラスと陶磁器に特化した美術館を建てますという話じゃないですか。  そうなると、そもそも国際版画美術館だって、ある程度全国でもまれに見る美術館として建てたじゃないですか。その結果、今、国際版画美術館自体の事業としては多分赤字だと思うんですね。それと同じようなコンセプトのものを隣に新しく、数十億円多分かかると思いますけれども、それを建てて、普通に考えたら、国際版画美術館を別に悪く言うつもりはないですけれども、現時点で赤字になっている公共施設がもう1つふえるのかという市民感情というのは当然あると思うんですよ。  きのう、多分総務常任委員会で行政報告した市民に対してアンケートをとった結果の中でも、別に(仮称)国際工芸美術館は要らないんじゃないかという意見も数件ありますよね。それは当然そうだと思いますよ。だって、片や公共施設を減らそうと、そのぐらい経済が逼迫しているんだと言っておいて、同じような赤字になりそうな施設をもう1個建てますというわけですから、それはやっぱり市民としては、そんなの必要ではないんじゃないかという議論に恐らくなると思うんですよ。  そういった意味で、収支計画といったものをしっかりとつくらないと、なかなか市民の納得というのは得られていかないんじゃないかと思うんですけれども、その点についてはどのようなお考えで計画を進めようとしているんでしょうか。 ◎文化振興課長 2018年(平成30年)の第2回定例会において、(仮称)国際工芸美術館に関しては、委員がおっしゃったように、そもそも必要性の問題であるとか、あと市立博物館が所蔵している作品の価値を市民の皆さんにもっと知っていただく必要があるのではないかというご指摘をいただいたところです。  それを踏まえて、改めて美術館のあり方や芹ヶ谷公園とのつながりというところについて検討して、美術館単体としてではなくて、芸術の杜という大きなテーマの中で、多様なアートに触れられる場をつくっていくというところを目指しているところです。  そういって美術館で鑑賞することにとどまらずに芸術文化、あるいは芹ヶ谷公園の自然に触れられるというところで、そのような活動によって公園に来ていただく方、とりわけ子どもたちに文化芸術活動に多様な形で触れられるような芹ヶ谷公園、2つの美術館がある場ならではの価値を提供できる場としていきたい。そういう考え方で、このような提案になっております。 ◆戸塚 委員 逆に言えば、そういう考えでないとなかなか――僕は正直、黒字施設でない限りは建てるべきではないと思っているんですよ。そのぐらい市民に対しても経済逼迫を訴えているわけなので、逆に公園全体で考えて、今回、コーディネートもしてもらって、逆にコーディネートの中身としては、収支計画というか、こういうふうにすれば、このぐらいの収益とか集客を見込めますよといったところまでご提案していただけるような委託なのかどうか、そこの部分についてはどうなんでしょうか。 ◎戸田 企画政策課担当課長 今回、いろんな民間企業の方にもヒアリングをさせていただいたりとかやっているところですけれども、公園の中だけで本当に収支が回るのかというところは、そこは民間さんに追ってもらうところ、私たちがしっかり確保しなきゃいけないところがあると思いまして、例えば建物を町田市がつくるんだ。それは建物としての町田市の財産になるからというところで、それを回収できるかどうかというのは、公園の中もそうですし、もう少し広い目線で、もしかすると町の中に人が来て、そこで消費活動が起こるからというところまで見据えて考えるべきなのかなと思うところでありますけれども、今回の官民連携手法に係るアドバイザリー業務の中で、そこまでたどり着けるかというのはなかなか難しいところでありますが、事業として、整備事業から管理運営まで有効・効果的にやる手法は何かというところを今探している最中ですので、少しこの中でそういった目線を持てるかどうかというところも検討していきたいと思います。 ◆戸塚 委員 ぜひそういう視点は持っていただかないと、逆に市民に対して、多分納得は得られないのかな、理解は得られないと思うんです。幾ら子どもたちを集約するといっても、多分美術館ができてしまえば、きっと無料で入館していいような施設ではないわけでしょう。恐らく有料化になるわけだし、それになれば子どもを連れて入る人がどれだけいるか、その辺も考えるのでしょうけれども。  さっき申し上げた部分で聞きたいのは、(仮称)国際工芸美術館の実施設計に入る前に、ある程度の収支計画というのですか、あくまで赤字にならないような収支計画を組む時期というんですか、そういったタイミングというのはつくる予定でいらっしゃるんでしょうか。 ◎文化振興課長 済みません、収支計画の全部を説明できる説明にならないんですけれども、集客の目標というところに関して言えば、基本設計の過程でどのくらい見込む施設にするかというところを作業してまいりたいと考えております。 ◆戸塚 委員 要望になりますけれども、ぜひこれを進める中で最終決断の前にしっかり、後世に赤字の施設を残しちゃいけないんじゃないかなと僕も純粋に思うわけですよ。そういった施設はやめましょうとしているわけではないですか。それを新たに建てるのであれば、それなりに黒字収益になるような計画を立てられるようなものを出して、しっかり議論できる場を設置していただきたいと思いますけれども、いかがなんでしょうか。  あと、一応私の意見も申し上げると、例えば博物館のかわりだということであったり、ガラス工芸とか陶磁器を市民の方々が来やすい状況で見てもらいたいというのがコンセプトであれば、別の建物をゼロから建てるのではなくて、国際版画美術館を増築改修して、それだって1つの――この間の附帯決議で言う予算総額の圧縮になる可能性だってあるわけじゃないですか。そういった意味でいろんな計画の修正を検討していただけないかどうか、最後にお伺いしたいんです。 ◎文化振興課長 芹ヶ谷公園芸術の杜のコンセプト、パークミュージアムの中でもお示ししているとおり、先ほど来話題に出ていました1回目の基本設計というところでは、(仮称)国際工芸美術館単体でその中に、いわゆる美術館に必要な機能全てを盛り込むといったような考え方になっておりましたけれども、現在は国際版画美術館と共有できる機能とか施設に関しては、それは共有する。また、公園の中に全体的にサービス機能に関しては配置していく。そういう形をとって、昨年の附帯決議にありました予算総額の圧縮といったところの1つの形になるかと考えています。 ◆戸塚 委員 わかりました。  最後にいたします。逆に最後に聞きたいんですけれども、今の話も予算の圧縮の考え方だと思うんです。集客をある程度公園全体として考えて上げていくというのも、長期的に見れば予算総額の圧縮になるのかもしれないですけれども、そもそもいろんなコンセプトがあるにせよ、今ゼロベースで別の建てものを建てるのか、今ある国際版画美術館をうまく改修などして利用しながらできることなのか、そういった検討というのは今までにされたんですか。 ◎文化振興課長 今の国際版画美術館の改修という形で、博物館の後継施設とするという考え方は持っておりません。 ◆斉藤 委員 引き続き、(仮称)国際工芸美術館について質疑させていただきたいと思います。  政策経営部の方にも来てもらいましたけれども、その中で担当が違うということで呼んでいただきましたので、50ページの上のほうの真ん中にある絵を見て、あれっと思ったんですけれども、体験工房というところに左下に線が引いてあります。(仮称)国際工芸美術館の中にてっきりできるものと思っていたんですけれども、ちょっと外出しで、なおかつ野外に新たに設置されるようなイメージで描いてありますけれども、これはどういった内容になるんでしょうか。 ◎文化振興課長 これは今、芹ヶ谷公園の中にある未利用地を活用して、美術に関する体験という活動はここに集約するという意図で体験工房として設ける考え方でおります。 ◆斉藤 委員 ということは、(仮称)国際工芸美術館の中には、体験工房が果たすべき機能はないということでよろしいでしょうか。 ◎文化振興課長 (仮称)国際工芸美術館と芹ヶ谷公園の一体的な整備を進めるに当たりまして、今回、国際版画美術館に関しても、これらの整備と連携を図るための改修ということで、基本設計の予算を計上しているものでございます。今の版画美術館の体験工房等に関しましては、その中で一体的に考えてまいります。 ◆斉藤 委員 ということは、(仮称)国際工芸美術館の内容というのは、体験工房は外出しというか、外で体験するということで、その中には入れる考えみたいなものは、もうある程度形になっているということで、その内容について教えてください。 ◎文化振興課長 (仮称)国際工芸美術館整備の考え方として、工房のような教育普及機能というのは、公園の中で最適な場所を含めて配置を考えていくということにしております。 ◆斉藤 委員 ということは、(仮称)国際工芸美術館は、今まで博物館で展示していましたガラス工芸とか、そういうものの展示というのが主になるのでしょうか。 ◎文化振興課長 (仮称)国際工芸美術館の建物としてメーンになる機能は、作品を展示する部分と作品を保管する、収蔵するという部分が美術館の核になる機能として建物に配置する考え方を持っております。 ◆斉藤 委員 そうなりますと、先ほど委員からありましたような心配が常に浮かんでしまうんですけれども、わかりました。
     それでは、話を変えます。このスケジュール表の中で国際版画美術館について改修の基本設計等、それについて来年度実施設計という線がありますけれども、こちらの改修については、先ほど来からあります国際版画美術館と(仮称)国際工芸美術館の内容の連携というものも含まれているのでしょうか。 ◎文化振興課長 はい、委員のおっしゃるとおりでございます。 ◆斉藤 委員 今年度、基本設計が終わるということで報告等も予定されているかと思いますので、その内容を教えてください。 ◎文化振興課長 設計に関して、今は検討段階で毎回変化があるような形ですけれども、ある程度概要で固まったという段階で、議会でご報告をさせていただく予定でございます。 ◆斉藤 委員 その時期というのは、先ほどあったように、夏からにかけてということで理解してよろしいでしょうか。 ◎文化振興課長 現時点では、第2回定例会、6月を想定しております。 ◆殿村 委員 51ページの整備のスケジュールの中で、管理者選定というのが今年度の取り組みとしてありますけれども、この内容についてご説明いただきたいと思います。 ◎戸田 企画政策課担当課長 ご質疑いただきました。お示ししているスケジュールには、管理者の選定と表現、これは実は去年の予算のときからここに書かせていただいているんですけれども、先ほども申し上げたとおり、全体をうまくマネジメントしていくための体制を今いろいろ検討しておりますので、ここに目標として2020年度内に管理者選定と書かせていただいておりますけれども、美術館の基本設計も含めて基本設計も今並行して進めているところでございます。  公園の開園の時期だとか、また今、民間事業者にもいろいろヒアリングさせてもらっているところですので、ここについてはしっかり形が見えたところ、柔軟に対応していこうと思っていますので、必ずしも今年度内に管理者の選定が達成できるかというところはもう少し検討が必要かと思っております。 ◆殿村 委員 そうしますと、イメージとして2つの美術館と公園、その3つ全体を管理する管理者、その考え方、その辺はどうなんでしょうか。 ◎戸田 企画政策課担当課長 先ほども申し上げましたとおり、公園全体で美術館も公園も含めてパークミュージアムとして、今、パークミュージアムがコンセプトですけれども、それを実現するために一体的な管理というか、マネジメントの方法を検討しているところでございます。 ◆殿村 委員 当然、美術館2つの管理も含めて一体としてということになれば、そこで働く人たちの管理運営ということもかかわってきますね。そうなってきたときに、まず、今現在の国際版画美術館の職員の体制と内訳はわかりますか。それから、博物館の今現在と――これがまた微妙なところですね。今現在のところをまずお聞きしたいと思います。職員の体制と内訳。 ◎国際版画美術館副館長 今現在の国際版画美術館の職員体制は15名おりまして、うち5名が一般事務職で、10名が学芸員、専門職でございます。 ◎文化振興課長 博物館に関しては、学芸員4人、一般事務職2人でございます。 ◆殿村 委員 正規職員、あと来年度からは会計年度任用職員となるのでしょうか、あと臨時職員とかいう職員の内訳はどうなりますか。 ◎国際版画美術館副館長 国際版画美術館は、まず館長が非常勤特別職ということになっております。1名です。それから、次年度から会計年度任用職員になる今の臨時職員は7人おります。 ◎文化振興課長 博物館に関して、館長に関しては国際版画美術館と同様で非常勤の特別職としております。それから、今の事務2名、学芸員4名というところに関しては全員正規職員でございます。展示の監視とか、そういったところでこれまでの臨時職員、4月からの会計年度任用職員の任用がありますけれども、基本的には正規職員での体制となっております。 ◆殿村 委員 管理者の選定ということで、具体的には指定管理者ということで今検討しているということでしょうか。  その上で、今の職員の内訳を含めた体制、これらはどのように協議をしているのでしょうか。 ◎文化振興課長 現在は、(仮称)国際工芸美術館開館後であるとか、管理者が決まって、どういう体制にするとかという検討はまだしておりません。今後の課題でございます。 ◆殿村 委員 何か随分のんびりしていますね。指定管理者の内容について、先ほど政策経営部から答弁があった今年度を含めて検討しているということですが、そこで内容についてももう既に検討を始めているということじゃないんですか。それは分けているということなんですか。それはちょっと理解できないんですが。 ◎文化振興課長 例えば指定管理者制度の導入というのは、確かに選択肢の1つにはなり得ると思いますが、まだ2つの美術館について、どういう体制で、どういう運営手法でというところの検討には至っておりません。 ◆殿村 委員 私は、これまでも何度か述べてきたように、やはり国際版画美術館、そして博物館、特に学芸員という職種の役割の重要性を重く感じているところです。そういう点からしても、指定管理者の導入によって、その機能が失われる、あるいは後退するということがないように、体制のあり方はしっかりと、これは全部私は認めて言っているわけではもちろんないですよ。だけれども、それを前提にお話をしているわけですけれども、つまり、具体的に言えば、国際版画美術館と博物館の職員、特に学芸員の体制が後退することがないように強く求めたいと思います。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時2分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆いわせ 委員 スポーツ振興課にお伺いします。  昨年、FC町田ゼルビアに鶴見川クリーンセンターの土地の貸し付けが発表されたんですけれども、3カ月しかたっていないんですけれども、今日までの市の取り組み、あと地域に対してどのようなアナウンスをされたのか確認させてください。 ◎スポーツ振興課長 今日までの市の取り組みについてでございますが、土地をお貸しするということで、お貸しするFC町田ゼルビアと調整をしながら説明会の実施等々、住民の方に理解を得られるような考え方を共有しながら、FC町田ゼルビアと一緒に住民の理解を得られるように取り組んでまいりました。  あと、住民への説明ということでございますが、あくまで市は借り主、借り主が市となって説明を進めながら理解を得ているところでございます。 ◆いわせ 委員 どのような意見というか、声が上げられたのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 住民のご意見を借り主から聞いているところによりますと、やはり騒音のことについて騒音対策をしてほしいといったところ、あとは住民の方、地域の方もしくは市民の方が利用できるようにしてほしいといったところが主なご意見だったと思います。 ◆いわせ 委員 今回、こういう形になれたのは地元自治会の同意があったからですので、しっかりと自治会の声、また地元の声も聞いていただきたいと思います。  今後の予定について確認をさせてください。 ◎スポーツ振興課長 今後につきましては、FC町田ゼルビアが主でいろいろ調整をしていくことになります。今、まちづくり調整協議会という内部の調整をしまして、これから3月28日に地元の説明会をすると聞いております。まずはそこで説明をして、ご意見を聞きながら、問題がなければ5月末か6月に着手できればということでFC町田ゼルビアから話は聞いております。 ◆いわせ 委員 その説明会というのは、去年12月に無償貸し付けという話があって、初めて今度の3月28日に地元の説明会ということになるんですか。2回目。 ◎スポーツ振興課長 FC町田ゼルビア独自で説明会をやるのは今回が初めてです。12月以降は初めてです。 ◆いわせ 委員 FC町田ゼルビアが主催で今月の28日にやる。市のほうの説明会とかというのは特に。 ◎スポーツ振興課長 あくまで事業主が説明するということで、FC町田ゼルビアの説明会を開催するということで、市は特に説明会を開催する予定はございません。 ◆おんじょう 委員 50ページ、51ページの芹ヶ谷公園と(仮称)国際工芸美術館の件、重複していたら申しわけないんですけれども、一応確認させてください。  先ほどのご答弁で、基本設計については6月の議会でレビューをしたいという話がありました。これに伴って、先ほど実施設計については10月以降、下半期であるというお話なんですけれども、実際の実施設計を委託するお相手に引き金を引く時期といいますか、発注をする時期、要は6月の段階でもう実はお相手が決まっていますという状態だといろんな影響が出てくる可能性があるので、プロセスとして基本設計のレビューがあり、委託先が決まり、実施設計を行う、この順番はきちんと回るかどうか、これをまず確認しておきたいところなんです。 ◎文化振興課長 まず、実施設計の契約相手方でございますけれども、現時点では未定ですが、基本設計との整合性は確保できるようにというところは前提にございます。その上で契約のプロセスに関しては、基本設計の進捗状況という形でご報告を差し上げて、その上で実施設計へという流れはつくってまいりたいと思います。 ◆おんじょう 委員 ありがとうございました。お相手が決まっていても、要は動き出すかどうかというところがよく整合性があれば、1カ月前に来ても後ろに来ても、連続的な形になるというようなことがあると思いますので、要はレビューをするというタイミングが、レビューの価値があるイベントでなければ意味がない。その確認のためにお話をさせていただきました。  これを考えたときに、先ほど来のご答弁で気になったのが、基本設計については、金額、規模についてはことしの夏の算出になります。これは前提が違うというお話と多少あったんですけれども、実施設計のほうは、国際版画美術館なんかと同規模水準ということを想定して、あくまでも想定だと思うんですけれども、こんな金額、イメージで予算化を図っています。中身については今検討しております。熟すのはこれからですということになると、印象として入れ物からきちゃっているという感がどうしても残っちゃうんです。  今は公園全体をどういうふうにというビジョンを描き、その中の芸術の杜たるところの売りであり、価値の1つである(仮称)国際工芸美術館をどう位置づけるか。そこにどれだけのお金を投じ、どういうものに仕上げ、多くの人に喜んでいただけるものにしようかということをやるので、まずこの51ページの上の絵づらなんですが、面で全部のことをやっていますよという絵ではあるものの、つながりがわからないんです。  私は普通に考えると、公園としての絵を描いていらっしゃいますね。その中に美術館があったときに、ここの間のやりとりが、キャッチボールとかがあって、ある程度基本設計の中でも、どんなイメージというのが描かれながら並行していくものだというイメージがあるんですけれども、結果が出るまでわかりません。だけれども、公園の漠としたイメージはこうです。こういうステップも当然あると思うんですけれども、今もう基本設計の3分の2が時期的には過ぎている。  最後に完成度が上がると思うので、実際の進捗はまだ半分なんですとか、そういうことはもちろんあるとは思うんですけれども、そういう意味で今がすごくおぼろげな中で、あるタイミングに実施設計に移行してしまうという感があるので、そういう意味では上の絵なんかも、どういうやりとりをしているのか、もう少し皆さんにわかりやすく、基本設計で公園をこういうふうにして、そのときに(仮称)国際工芸美術館をこういうふうにし、このときに活用の仕方として、官民の手法はこうだというようなところがもう少し全体として見えるようにしていただけると、多くの人が安心感を持ちながら、6月のレビューをいただいたときにも非常にスムーズに話が進むのではないかなと思うんです。  きょうも後から皆さんにお集まりいただくという構図になっているのが、ある意味こういう絵づらのつながり、そういうところから縦にも横にもつながりでどうもというところにつながっているような気がするんです。  先ほど黒字でなければという話もあったんですが、直接的な経済効果と間接的なものもあるし、必ずしも経済効果じゃなくて、芸術の杜である以上、心とか健康とか、いろんなことを評価するものだとはもちろん思うんですけれども、むだなお金は使えないというか、裏を返せば生きたお金を使いましょうでもないのでしょう。生きたお金も使える分しか使えない時代になっちゃっているでしょう。  なので、その価値をきちんとというところを皆さん、納得感のある形にするというのが、前回リセットをして、今回第2ステップをやっている意味なので、中身をわかるようにしていただきたいということを、済みません、質疑じゃなくて長くしゃべっちゃいましたが、それに対して期待するシナリオでいくのかというところだけ、各部の方からお聞かせいただきたいんですね。期待はしているんですよ。 ◎企画政策課長 ありがとうございます。ただいまおっしゃっていただいたように、常日ごろ各部は実は連携はとっているんですけれども、こういう場でそのつながりがちょっと見えづらいというご指摘だと思いますので、今後その辺の指摘を踏まえて見えるような形でやっていきたい。  それから、先ほどおっしゃっていただきましたけれども、黒字ありきだけではなくて、心とかという部分なんですけれども、確かに私どもは文化をいかに後世に承継していくかという部分も大事だというふうに思っているんですね。そこには貨幣価値以外のものというのが当然入ってきます。  研究分野の中では文化経済学というのがあるようなんですけれども、貨幣価値だけではなくて、どのように市民の方が心豊かになるかという部分も踏まえて考えていくというような学問のようなのですけれども、そういった点も踏まえまして、だからといってお金を幾ら使ってもいいわけではないので、いかにコストを削減しながら後世に文化を伝えていくか、そういった視点で今後も進めてまいりたいと思っております。 ◎公園緑地課長 今、政策経営部からもお話がありましたけれども、この(仮称)国際工芸美術館と公園の整備に当たりましては、皆、職員が一緒に一体となって、建物も公園も同席をして検討しているところでございます。一体的にコンセプトを統一して、公園に来たお客様が美術館に来ていただける、美術館に来ていただいた方が公園も楽しんでいただけるという相乗効果が上がるような形での設計をしていきたいと考えております。 ◎文化振興課長 芹ヶ谷公園芸術の杜というところで、今の国際版画美術館、新しく建設をする(仮称)国際工芸美術館、それから体験工房といったところで、芸術の杜の中でも特に美術エリアとして、鑑賞を目的、趣味にして目的でいらっしゃる方もそうですし、ふらっと来た方でも何かおもしろそうなことをやっているなといって入っていって価値に気づいていただいて、また足を運んでいただけるとか、そういう施設になることを目指すべく、関係各部各課で連携をとっておりますので、それが皆様にも見える形でというところをしっかり受けとめたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって文化スポーツ振興部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後3時15分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時47分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(町田市立博物館閉館後の状況等について) ○委員長 行政報告、町田市立博物館閉館後の状況等についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 町田市立博物館閉館後の状況等について、ご報告いたします。  詳細については、担当から説明を申し上げます。 ◎文化振興課長 町田市立博物館は、ファイナル展の最終日である昨年6月16日をもって閉館しました。それ以降に実施した取り組みや今後の方向性についてご報告いたします。  1項目め、アウトリーチの実績でございます。  (仮称)国際工芸美術館の開館に向けて、市民の皆様に鑑賞や製作体験を通じて工芸美術に親しんでいただけるよう、市内の施設での展示や体験講座などのアウトリーチを実施しています。  館外展示については、合計4回実施し、2月27日時点で延べ1万5,529人の方にごらんいただきました。3月6日時点では1万6,118人となっております。展示の会場や時期を工夫したことによって、限られた期間の中でも多くの方にごらんいただけたと考えています。  体験講座については、合計17回実施し、延べ358人の方に参加していただきました。ほぼ全ての講座が申し込みの開始から数日間で満席になったことから、市民の関心は高く、ものづくりを体験したい、子どもたちに体験させたいという需要があらわれていると受けとめております。  なお、アウトリーチの詳細につきましては、2ページの別表に記載しております。  2項目め、収蔵品の取扱い方針についてご説明します。  市立博物館がこれまで収集してきた資料のうち、考古・歴史・民俗資料については、2020年度中に教育委員会に移管します。  ガラス・陶磁器等の資料については、(仮称)国際工芸美術館が完成した後に速やかに移動できるよう、引き続き保存状態の確認やシステムへの登録の作業を進めるとともに、市内でのアウトリーチや市外の美術館への貸し出しも行います。  3項目め、施設の今後についてでございます。  (仮称)国際工芸美術館が完成するまでの期間は、現在の博物館の建物を収蔵品の保管場所として利用します。  なお、(仮称)国際工芸美術館の開館は、2025年1月ごろを予定しています。  (仮称)国際工芸美術館の開館後、博物館の建物を速やかに解体し、土地は更地にした上で地権者にお返しすることといたします。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆殿村 委員 先ほど一定の質疑はしましたので、この件に関してあと若干質疑をしたいと思います。  芹ヶ谷公園の整備計画と(仮称)国際工業美術館の整備を動かさない、変更しないということを前提に、博物館は2025年に解体するということですね。そういう前提をちょっと崩した質疑をしたいと思います。  先ほどの予算のところでも、博物館の用地借上料が年間1,476万円ということで、例えば地元の方々からのお話を聞いておりますと、貸し主のほうはもっと賃料について交渉する用意があるというお話も伺ったりしているところです。つまり、用意というのは上げるということではなく、値下げということも言われていて、そうなると、さっき(仮称)国際工芸美術館の整備に幾らかかるのかということでお答えがありませんでした。当初は30億円ということで示されていたと思います。  それが恐らく子どもたちの体験コーナーなどを外に持っていくというようなことで、要するに、実態としては今の博物館をここに新しく移設するようなことかなと。新しいものを建てる、規模は同じというわけですから。内容も考古、歴史を除いて新しいところでやるというわけですから、言ってみれば同じ内容を引き継いでいくということだと理解したときに、例えば用地借上料、もちろんそれだけでは済まないことはわかっています。  ただ、人件費、管理運営費等は、どちらに移ってもそんなに変わらないということですから、用地借上料を値下げしてもらって、だから、幾ら総事業費がかかるのかわからないんですけれども、仮に半分の15億円としますよね。借上料が1,500万円ですからね。ということは、言ってみれば100年分に相当するということでしょう。  そうなったら、今のところでメンテナンスをしてできるじゃないかと。だって、地震で完全に壊れてしまったわけでもないし、人が壊さなければ壊れないわけですから、もっと安く済むのではないのかなというふうに、これを見て私は思ったわけですよ。  だから、移設ありきということに、それに金縛りに遭っているために、もうそこから動けないということになっちゃっていて、もっと頭をやわらかくして、住民の皆さんの声なども聞きながら、選択肢をもう1度考えるということはできないんですか。 ◎文化振興課長 竣工から博物館は47年がたっております。このような建物を今後も使用し続けるためには、多額な費用を投じなければいけませんので、例えば修繕して今後も使用を続けるということは考えておりません。 ◆殿村 委員 何十年たとうが、ヨーロッパなんかは博物館や美術館は何百年も大切に保存しているじゃないですか。それは理由としてはおかしいですね。幾らかかるかということは、これはまたこれで財政上のことを考えればいいわけであって、さっき言ったように、賃料などを値下げしたりして十分にこれはね。だって、幾らかかるといったって、そこに建てかえるわけじゃないんですから、その辺は十分可能なんじゃないでしょうか、いかがですか。 ◎文化振興課長 市が民間の方から用地を借りる場合の賃借料でございますが、固定資産税、都市計画税の額に基づく基準により定めていますので、値下げ交渉といったことは行うことができません。特定の方に対して、この基準から高くとか、あるいは低くということは、そのような設定は不適切であるというふうに考えます。 ◆殿村 委員 だから、100年たっても壊れませんじゃないですけれども、100年使っても15億円にはならないでしょうということを言っているわけなんですよ。ということで、私は今の報告を聞いて、解体をするには早過ぎるし、市民の皆さんもそれは望んでいないし、まだ時間がありますので、再考していただきたいと要望したいと思います。 ◆おんじょう 委員 ただいま建物にフォーカスしたお話があるんですが、地域で耳にしているのは、必ずしも建物ということではなくて、地域として、地域づくりとして、こうしたいというような意見をお持ちの方なんかもいるというふうに認識をしています。その辺は何かお聞きになっていらっしゃいますでしょうか。 ◎文化振興課長 昨年、大きな被害が出た台風なんかもありましたので、例えば地域の防災の拠点であるとか、あるいは地域活動をする場として、コミュニティセンターのような場として使うことはできないだろうかというようなアイデアは伺っております。
    ◆おんじょう 委員 そういう意味で、建屋をどう使うかというご意見が入っているという感じなんですが、例えば本町田遺跡公園なんかもあるので、そういうものを含めて、あの地域としてこういうふうにということをぜひ市のほうとやりたいと。そういうことを申し上げているというようなことも伺っているんですね。今回、こういった動向を含めて丁寧に説明をいただいて、とにかく地域の人のそういった声に耳を傾けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後3時58分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時10分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第19号議案 ○委員長 第19号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第19号議案 町田市学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、学童保育クラブでの高学年児童の受け入れを開始することを目的として、関係する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、これまで学童保育クラブの入会の対象児童が小学1年生から3年生だったものを6年生まで拡大するものです。  説明は以上になります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第19号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第19号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第20号議案 ○委員長 第20号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第20号議案 町田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令の改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  説明は以上になります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第20号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第20号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(子ども生活部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、子ども生活部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第7号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算のうち、子ども生活部所管分につきましてご説明申し上げます。  タブレットの273分の16ページをごらんください。予算書では10ページになります。  以降は予算書のページ番号でご説明いたします。  第2表、債務負担行為でございます。  上から9番目、小山田中学校区子どもクラブ整備事業につきましては、限度額を1億3,934万5,000円とし、令和2年度から令和3年度までの債務負担行為を定めるものでございます。  12ページをごらんください。  第3表、地方債でございます。  上から3番目、民間保育所整備事業に6,100万円を、5番目、学童保育クラブ整備事業に6,000万円を、7番目、子どもクラブ整備事業に1億3,000万円を計上しています。  次に、歳入でございます。  24ページをごらんください。  第13款、分担金及び負担金、項の1、負担金、目の2、民生費負担金でございます。主なものとして、節の3、児童保育費負担金6億5,891万4,000円は、民間保育所の保護者負担金でございます。  26ページをごらんください。  第14款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の2、民生使用料でございます。  主なものとして、節の4、市立保育園保育料(個人給付相当額)5億1,724万2,000円は、市立保育園の利用者に対する保育サービスの個人給付相当額を町田市が法定代理受領するものでございます。  節の6、学童保育クラブ育成料2億9,832万4,000円は、学童保育クラブの利用料でございます。  27ページをごらんください。  目の7、教育使用料、節の1、青少年センター使用料984万8,000円は、大地沢青少年センターの施設使用料でございます。  32ページをごらんください。  第15款、国庫支出金、項の1、国庫負担金、目の1、民生費国庫負担金でございます。  主なものとして、節の5、児童手当負担金43億8,760万4,000円は、中学修了前の子どもに手当を支給するための国負担分でございます。  節の6、児童扶養手当負担金5億122万3,000円は、ひとり親家庭等に手当を支給するための国負担分でございます。  33ページをごらんください。  節の7、子どものための教育・保育給付費50億7,168万7,000円は、民間保育園、新制度に移行した幼稚園や認定こども園、家庭的保育事業者等に支払う給付費に対する国負担分でございます。  節の15、子育てのための施設等利用給付交付金4億9,223万3,000円は、幼児教育・保育の無償化実施のための施設等利用費給付に対する国負担分でございます。  34ページから36ページをごらんください。  項の2、国庫補助金、目の2、民生費国庫補助金でございます。  主なものとして、節の3、子ども・子育て支援交付金のうち、主なものとして、説明欄の放課後児童健全育成事業費《児童青少年課》2億7,597万7,000円は、学童保育クラブの運営費などに対する国からの交付金でございます。  節の4、保育所等整備交付金2億1,847万3,000円は、認可保育所の整備に対する国からの交付金でございます。  節の6、保育対策総合支援事業費補助のうち、主なものとして、説明欄の保育士宿舎借上支援事業費1億1,463万6,000円は、保育所等に補助する保育士宿舎借上支援事業などに対する国補助分でございます。  38ページ、39ページをごらんください。  第16款、都支出金、項の1、都負担金、目の1、民生費都負担金でございます。  主なものとして、節の6、児童手当負担金9億6,810万8,000円は、中学修了前の子どもに手当を支給するための都負担分でございます。  節の7、児童育成手当負担金10億3,835万4,000円は、ひとり親家庭で児童を育てている方または障がいのある児童を育てている保護者に支給される手当に対する都負担分でございます。  節の8、子どものための教育・保育給付費25億1,261万円は、民間保育園、新制度に移行した幼稚園や認定こども園に支払う給付費、家庭的保育事業者等に対する都負担分でございます。  節の15、子育てのための施設等利用給付交付金2億4,611万6,000円は、幼児教育・保育の無償化実施のための施設等利用費給付に対する都負担分でございます。  40ページから45ページをごらんください。  項の2、都補助金、目の2、民生費都補助金でございます。  主なものとして、節の12、乳幼児医療費助成事業費補助3億2,282万7,000円は、未就学児が医療機関にかかった場合の費用に対する都補助分でございます。  節の13、義務教育就学児医療費助成事業費補助3億6,337万6,000円は、小学校1年生から中学校3年生までの児童の医療費補助事業に対する都補助分でございます。  節の14、ひとり親家庭医療費助成事業費補助1億1,459万5,000円は、ひとり親家庭の医療費補助事業に対する都補助分でございます。  節の15、私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業費補助1億3,356万7,000円は、幼稚園児の保護者に対する負担を軽減する事業などに対する都補助分でございます。  節の18、認証保育所運営費補助1億1,685万2,000円は、町田市の乳幼児が入所する東京都認証保育所の運営費に対する都補助分でございます。  節の20、子育て推進交付金16億7,011万6,000円は、ゼロ歳児保育、11時間開所などの保育所運営などに対する都からの交付金でございます。  節の21、子ども家庭支援包括補助事業費補助のうち、主なものとして、説明欄の子ども家庭支援包括補助事業費《保育・幼稚園課》1億8,996万1,000円は、保育所等に補助する保育サービス推進事業、保育力強化事業、産休・病休等の代替職員費補助事業などに対する都補助分でございます。  節の23、子ども・子育て支援交付金のうち、主なものとして、説明欄の放課後児童健全育成事業費《児童青少年課》2億7,597万7,000円は、学童保育クラブの運営費などに対する都からの交付金でございます。  節の39、保育士等キャリアアップ補助2億2,875万4,000円は、保育士等キャリアアップ事業費に対する都補助分でございます。  節の44、東京都多子世帯負担軽減事業補助2億4,815万2,000円は、保育所等利用者の多子世帯負担軽減事業に対する都補助分でございます。  48ページをごらんください。
     目の7、教育費都補助金、節の11、放課後子ども教室推進事業費補助9,146万円は、放課後子ども教室「まちとも」に対する都補助分でございます。  50ページから51ページをごらんください。  項の3、委託金、目の2、民生費委託金でございます。  主なものとして、節の4、母子及び父子・女性福祉事務委託金1,570万3,000円は、母子及び父子・女性福祉資金貸付事業に対する都からの委託金でございます。  52ページをごらんください。  第17款、財産収入、項の1、財産運用収入、目の1、財産貸付収入、節の1、土地建物貸付収入、説明欄の行政財産貸付料《児童青少年課》86万4,000円は、子どもセンターただONの清涼飲料自動販売機設置及び子どもセンターまあちのカフェ設置にかかわる貸付料でございます。  54ページをごらんください。  項の2、財産売払収入、目の2、物品売払収入、節の1、物品売払収入、説明欄の保育園給食売払収入《子育て推進課》4,299万1,000円は、公立保育園の給食費の園児及び職員等の負担分でございます。  55ページをごらんください。  第21款、諸収入、項の2、市預金利子、目の1、市預金利子、節の1、市預金利子、説明欄の歳計現金預金利子《子ども家庭支援センター》1,000円は費目存置でございます。  56ページをごらんください。  項の4、受託事業収入、目の2、民生費受託事業収入、節の1、管外受託児保育事業収入630万7,000円は、公立保育園が市外の園児を受け入れた際の運営費収入でございます。  59ページ、60ページをごらんください。  項の6、雑入、目の6、雑入、節の2、民生費雑入でございます。  主なものとして、説明欄の嘱託医負担金2,383万1,000円は、嘱託医の経費に対する新制度に移行した幼稚園、家庭的保育者等の負担金でございます。  同じく自立支援給付費《子ども発達支援課》1億134万1,000円は、障がい児通所支援サービス等に対する施設給付費でございます。  62ページから64ページをごらんください。  節の7、教育費雑入でございます。  主なものとして、説明欄の講習会等参加費《大地沢青少年センター》85万円は、大地沢青少年センターが主催する事業への参加費でございます。  65ページ、66ページをごらんください。  第22款、市債、項の1、市債、目の2、民生債でございます。  主なものとして、節の2、児童福祉施設整備事業債のうち、主なものとして、説明欄の子どもクラブ整備事業1億3,000万円は、小山田中学校区子どもクラブ整備に係る市債でございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出について「予算概要説明書」を使いご説明申し上げます。  タブレットの632分の342ページから344ページをごらんください。「予算概要説明書」では336ページから338ページになります。  以降は「予算概要説明書」のページ番号でご説明いたします。  子ども生活部予算のポイントとして、安心して楽しく子育てができる環境をつくるため、保育所の整備の推進や子育て相談・支援体制の充実など、予算編成にあたっての背景・課題、予算編成の考え方、予算編成で重視した取り組みを記載しております。  339ページ、340ページをごらんください。  子ども生活部の予算総括表でございます。  事業費合計で321億6,023万6,000円でございます。事業費ベースで対前年度8,735万3,000円を減額、一般財源ベースで14億7,752万3,000円を減額しております。  341ページから352ページをごらんください。  事業別支出科目一覧でございます。  大事業名ごとに1,000万円未満の項目についても掲載しております。  それでは、事業ごとに予算の内容についてご説明いたします。  353ページの上段をごらんください。  児童福祉事務費でございます。子ども総務課の事務経費及び子ども生活部内の研修などに係る経費で、総額435万4,000円でございます。  下段をごらんください。児童育成手当費でございます。ひとり親家庭で児童を育てている方、また、障がいのある子どもを育てている保護者に支給される手当に係る経費で、総額10億3,840万2,000円でございます。  354ページの上段をごらんください。児童扶養手当費でございます。母子家庭・父子家庭等に支給される手当に係る経費で、総額15億388万8,000円でございます。  下段をごらんください。乳幼児医療費助成費でございます。就学前の児童が医療機関にかかった場合の自己負担分の助成に係る経費で、総額6億5,610万7,000円でございます。  355ページの上段をごらんください。義務教育就学児医療費助成費でございます。小学1年生から中学3年生までの児童の医療費助成に係る経費で、総額6億8,016万2,000円でございます。  下段をごらんください。ひとり親家庭医療費助成費でございます。ひとり親家庭等の医療費助成に係る経費で、総額1億6,281万1,000円でございます。  356ページの上段をごらんください。児童手当費でございます。中学修了前の子どもを養育している方へ支給される手当に係る経費で、総額63億2,566万2,000円でございます。  下段をごらんください。子ども・子育て支援施策推進事務費でございます。子ども・子育て会議に係る経費で、総額175万5,000円でございます。  357ページの上段をごらんください。認可外幼児教育施設保護者補助事業費でございます。市が認定した認可外の幼児教育施設利用者への補助に係る経費で、総額55万5,000円でございます。  下段をごらんください。認可外保育施設利用者補助事業費でございます。認可外保育所利用者への補助に係る経費で、総額1億2,331万5,000円でございます。  358ページの上段をごらんください。保育・幼稚園事務費でございます。登園許可証の証明手数料、登園許可証などの印刷、法人立保育園協会の研修の補助などに係る経費で、総額712万8,000円でございます。  下段をごらんください。私立幼稚園費でございます。幼稚園、認定こども園における障がいのある児童の通園促進事業、教育時間後の園児の一時預かり事業に対する補助などで、総額2億2,417万7,000円でございます。  359ページをごらんください。  施設型給付費でございます。施設型給付に移行した幼稚園と認定こども園に支払う給付費及び公立保育園の保育サービスに係る個人給付相当額、私立幼稚園等園児保護者補助金などで、総額38億5,298万7,000円でございます。  360ページをごらんください。  地域型保育給付費でございます。家庭的保育事業者等に対する給付費、保育士等キャリアアップ補助金などで、総額12億8,201万1,000円でございます。  361ページの上段をごらんください。  認証保育所事業費でございます。東京都認証保育所の運営費や福祉サービス第三者評価の受審費等の補助に係る経費、保育士等キャリアアップ補助、保育力強化事業補助で、総額2億6,261万3,000円でございます。  下段をごらんください。保育料徴収事務費です。保育所保育料の保護者負担金の徴収に係る経費で、総額224万6,000円でございます。  362ページをごらんください。  民間保育所運営費でございます。市内の民間保育園の運営や保育の質の向上などに係る経費で、総額112億7,546万円でございます。  363ページの下段をごらんください。  送迎保育ステーション事業費でございます。送迎保育の事業・業務委託料、一時預かり・定期利用保育補助金などで、総額4,825万1,000円でございます。  364ページの上段をごらんください。  幼保小連携推進事業費でございます。幼児期と児童期の教育を円滑に接続させ、子どもの発達や学びの連続性を構築し、子どもたちの生きる力を高めていく事業に係る経費で、総額4万4,000円でございます。  下段をごらんください。施設等利用費でございます。幼児教育・保育の無償化実施のための施設等利用費給付に係る経費で、総額8億9,648万9,000円でございます。  365ページの上段をごらんください。  子育て推進事務費でございます。保育園・幼稚園の食物アレルギー生活管理指導表の印刷・発行手数料などに係る経費で、総額371万7,000円でございます。  下段をごらんください。ファミリーサポートセンター費でございます。ファミリーサポートセンター事業の委託と会員活動の傷害保険に係る経費で、総額1,612万4,000円でございます。  366ページの上段をごらんください。  公立保育園費でございます。公立保育園5園の管理・運営などに係る経費で、総額1億6,979万5,000円でございます。  下段をごらんください。地域子育て相談センター費でございます。在宅での子育てをサポートする地域拠点として、公立保育園に併設する地域子育て相談センターのスーパーバイザーなどに係る経費で、総額453万1,000円でございます。  367ページの上段をごらんください。  マイ保育園事業費でございます。在宅の子育て家庭への情報提供や育児相談など、マイ保育園事業の委託に係る経費で、総額1億4,851万1,000円でございます。  下段をごらんください。病児・病後児保育事業費でございます。市内の病児保育施設及び病後児保育施設への委託などに係る経費で、総額1億134万8,000円でございます。  368ページをごらんください。  保育所等整備補助事業費でございます。小規模保育所及び認可保育所の整備やこれまでに整備した20年間期間限定認可保育所などへの借上料の補助などに係る経費で、総額5億5,367万9,000円でございます。  369ページの上段をごらんください。  保育士等人材確保事業費でございます。保育士等の人材不足を解消するため、市主導の就職相談会等を実施するための経費で、総額331万3,000円でございます。  下段をごらんください。医療的ケア児通園促進事業費でございます。医療的ケアが必要な児童が、他の児童と同様に保育の機会が得られるよう、公立保育園に配置する看護師の委託などに係る経費で、総額710万6,000円でございます。  370ページをごらんください。  子ども家庭支援センター事業費でございます。子どもと子育て家庭に対する総合相談や子どもショートステイ・トワイライトステイ事業及び子ども向けの虐待防止啓発のための出前講座などに係る経費で、総額4,826万円でございます。  371ページをごらんください。  ひとり親家庭自立支援費でございます。母子家庭、父子家庭の自立に向けた就労支援を目的とした高等職業訓練給付金、ホームヘルパー派遣費、ひとり親家庭等子どもの生活・学習支援、おうちでごはん事業などに係る経費で、総額6,577万1,000円でございます。  372ページをごらんください。  母子生活支援施設助産施設措置費でございます。母子家庭の自立支援のための入所施設などの利用に係る経費で、総額6,573万3,000円でございます。  373ページから378ページをごらんください。  子どもセンターばあんのほか、子どもセンター5施設、分館1施設、子どもクラブ6施設の運営費でございます。各子どもセンター等の運営・管理などに係る経費をそれぞれ計上しています。  379ページをごらんください。  子どもクラブ整備費でございます。小山田中学校区に子どもクラブを整備するための経費で、総額2億840万8,000円でございます。  380ページをごらんください。  児童青少年育成費でございます。放課後子ども教室事業「まちとも」や冒険遊び場事業費の補助などに係る経費で、総額2億3,230万2,000円でございます。  381ページをごらんください。  学童保育費でございます。学童保育クラブの管理運営委託と学童保育クラブの整備工事等に対応するための経費で、総額16億1,743万2,000円でございます。  382ページをごらんください。  子ども創造キャンパスひなた村運営費でございます。指定管理者制度に係る経費等で、総額5,552万1000円でございます。  383ページの上段をごらんください。  子ども発達支援推進費でございます。発達におくれや不安のある子どもについての理解促進や発達支援の取り組みを推進する経費で、総額2,297万4,000円でございます。  下段をごらんください。子ども発達センター費でございます。発達におくれや不安のある子どもとその保護者の相談や障がい児通所支援サービスの実施に係る経費で、総額4,496万7,000円でございます。  384ページをごらんください。子ども発達センター管理費でございます。子ども発達センターの設備等の定期点検や警備、清掃等、維持管理に係る経費で、総額3,037万2,000円でございます。  385ページをごらんください。  大地沢青少年センター運営費でございます。大地沢青少年センターの維持管理及び主催事業等の実施に係る経費などで、総額6,900万9,000円でございます。  386ページをごらんください。  自然休暇村管理費でございます。長野県川上村にございます町田市自然休暇村の維持管理に係る経費で、総額9,519万6000円でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
    ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 それでは、「予算の概要」から何点か質疑をさせていただきますので、簡潔にお答えいただければと思います。  まず、「予算の概要」の363ページなんですけれども、送迎保育ステーション事業費でございますが、働いている親御さんにとりましては、このステーションを利用できるということは駅近でということですばらしい事業だと思っております。では、1日何便の送迎バスが出ているのか。また、この事業を利用している保護者の方は、2018年度は何人いらっしゃるのか。その中で一時預かり事業と定期利用保育事業がありますけれども、それぞれ何名利用されているかをお聞かせください。  次に、364ページ、11番、施設等利用費でございますが、これは子ども・子育て支援新制度に移行していない幼稚園とありますけれども、見込みは2,343名とありますけれども、これはなぜ移行されていないか、その理由ですね。それと、市内で何カ所の幼稚園があるのか、移行していない幼稚園の数をお答えください。  次に、365ページ、3番、ファミリーサポートセンター費でございますけれども、今、核家族がほとんどですので、日中、母と子だけでいるということは大変育児に疲れる。悩みもあるけれども、相談する相手がいないということで、これは虐待も防ぐということで、お母さんにとってとても大事な本当にすばらしい取り組みだと思います。それで、ぜひ利用者数の推移を知りたいので、ここ二、三年の利用者の数がわかればお聞かせください。  まず、以上、簡潔にお願いいたします。 ◎保育・幼稚園課長 まず、363ページの送迎保育ステーションですけれども、2台で朝2便、夕方2便という形で行っております。  それから、利用者数につきましては定員を30名としております。  一時預かり、定期利用保育につきましては、数を確認して後ほどお答えさせてください。よろしくお願いいたします。  続きまして、364ページの施設等利用給付費ということで、こちらに移行していない幼稚園ということですけれども、こちらは市内につきましては17園という形になっております。  移行されない理由ということですけれども、幼稚園につきましてはそれぞれ移行されていない幼稚園、教育のお考えというところもあられて、まだ施設の利用に移られていないところがあるという状況でございます。 ◎子育て推進課長 先ほどファミリーサポートセンターの利用件数ということでご質疑をいただきました。  過去2年の推移、2017年が9,300件、2018年が約1万件ということで、大体9,000件から1万件の間というような状況でございます。 ◆松岡 委員 よくわかりました。ありがとうございます。  ステーション事業につきましては、ぜひ交通安全に気をつけて、今でも事故が頻繁に起こっていますので、ぜひ気をつけてやっていただきたいと思います。  ファミリーサポートセンターは年々利用する方が多いんだなというのは数字でよくわかりました。ありがとうございます。  では続きまして、370ページでございますが、子ども家庭支援センター事業費でございます。昨年、千葉県の小学4年生の女の子が父親からの虐待でお亡くなりになるという事件がありまして、ことしになって裁判が行われておりますが、町田市も例外ではなくて、虐待を未然に防ぐというのは各部署が連携してやらなければいけない喫緊の課題だと思っております。そのためのすばらしい事業だなと私も思っております。  そこで質疑なんですが、まず初めに、子どもショートステイ・トワイライトステイ事業を利用した人数を知らせてください。  また、「新たにタクシーを利用した送迎サービスを実施します」とありますが、これは無料でサービスするんでしょうか。利用料が要るのかをお答えください。  また、育児支援ヘルパー派遣を利用しているお母様方というか、保護者の方は何名いられるのか、お答えいただければと思います。  次に、371ページ、ひとり親家庭自立支援費でございますけれども、母子家庭、父子家庭の方々にとってはこれも大切な事業でございます。まず、教育訓練給付金事業・高等職業訓練給付金事業、長いこういう事業がありますが、この利用者数、あとはこれを使って就職に結びつくように資格を取る事業なんですけれども、これは資格を取った方はどれぐらいいらっしゃるんでしょうか。これを使ったお母様方も私もよく知っていますので、何名資格を取った方がおられるのか、お答えいただければと思います。  もう1つは、ひとり親家庭ホームヘルパー派遣事業、これもひとり親で子育てする方々にとってはとても大事な事業ですので、これも利用者は何名いられるでしょうか。  最後に、お弁当の配達とあわせて相談支援を行うおうちでごはん事業、これはふるさと納税を使った最近の事業なんですけれども、これはもちろん配達と一緒に、そこのおうちにお弁当を届けて、そこで何か悩み相談があったら相談に乗るという事業だと思うんですけれども、これは誰が行っているのか。  そして、ここに事業費で、おうちでごはん事業は1,081万円で、ふるさと納税が233万円とありますけれども、これを合わせた費用でやっていらっしゃるというのでよろしいのでしょうか、その確認をお答えください。 ◎子ども家庭支援センター担当課長 まず、ショートステイの利用者数になりますけれども、2017年度は333名、2018年度346名の利用がございました。こちらはショートステイのほうになります。トワイライトのほうですけれども、2017年度は573名、2018年度は662名の利用がございました。  続きまして、育児支援ヘルパーの利用者数になりますけれども、2017年度は175名、2018年度は134名の利用がございました。タクシーの利用についての料金なんですけれども、こちらにつきましては、利用者については1回送迎につき500円という形でいただいております。 ◎子ども家庭支援センター長 まず、371ページ、教育訓練給付金事業、それから高等職業訓練給付金事業のそれぞれの年度別の件数ですが、まず教育訓練給付金、2017年度が支給人数は8人、2018年度が8人、2019年度が12人ということになっています。それから、高等職業訓練給付金、こちらも2017年度が19人、2018年度が24人、2019年度が13人ということになっております。  高等職業訓練の場合は国家資格ということになっていますので、最終的に例えば看護師の資格ですとか保育士の資格を取って就労ということになりますが、何せ資格を取るのに3年とか4年とかかかりますので、終わった方については、その後の追跡調査ということで件数を、どういったところに就職したとかというのは確認をしていますが、ちょっと手元に資料がないので後ほどということで。  それから、ホームヘルパーについては、2017年度が延べの利用世帯数ですが、143世帯、2018年度は110世帯ということになっております。  あとは、おうちでごはん事業ですかね。実際に相談に当たっているのは、補助金を出している町田市社会福祉協議会の中のコミュニティソーシャルワーカーという者がいますので、そちらが実際には相談に乗っております。  あと、ふるさと納税の金額ですが、もちろん市の市財、国の国庫補助等を含めての事業費ということになりますので、こちらの納税も含めた事業費ということです。委員のおっしゃるとおりということで大丈夫かと思います。 ◆松岡 委員 それぞれご答弁ありがとうございました。  次に進みたいと思います。最後ですけれども、372ページなんです。私もこれを知って、これはいい措置だなと思っているのは、母子生活支援施設措置費、入院助産施設措置費という名前なんですけれども、これは要するにお母さんと子ども、お父さんがいないというか、大変生活に困っている方たちが児童の養育をするときに、町田市がいろんな支援をしているという事業なんです。  1つは確認なんですけれども、出産の費用を市が本人にかわって支払いますよという措置費なんですけれども、今、女性が出産するときは、出産費は国から全額補助されます。まず自分が支払って、それから申請して、その後また振り込まれるという形で、結局出産費はかからないけれども、その間に病気で入院したりするのはまた別、それは自分で費用を払わなきゃいけませんけれども、出産費用が大分楽になってきたということで、これは確認なんですけれども、まず、その費用を市が本人にかわって全額支払うということでよろしいのか、これが1点ですね。この事業は本当に女性を応援する事業だなと思っております。  もう1つは、母子生活支援施設入所世帯数というのが2016年度は56世帯からどんどんふえていって、今、2020年度見込みが120世帯ありますよと。ということは、お母さんと子どもでどうしても経済的に困っていて、その施設に入れるという事業なんですけれども、これは期間限定で入らなきゃいけないのか、それともそのお母さんが生活に困らないように自立するまで入っていていい事業なのか、ここを確認させていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長 休憩いたします。              午後4時54分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時55分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎子ども家庭支援センター長 母子生活支援施設、自立の期間というのは2年ということで設けております。  それから、入院助産は、基本的に分娩費用について全額こちらで負担しています。補助金も含めて、市のほうから入院助産の施設ですね。主に町田市民病院が多いんですけれども、そちらにお支払いをしています。 ◆松岡 委員 ご答弁ありがとうございました。困った女性の方々の生活を支えるということで、まず子どもさんも一緒に支えるという事業なので、ぜひまた力を入れてやっていただきたいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 先ほど松岡委員からいただきました363ページの送迎保育ステーション事業の一時預かりの人数ということで、予算の見積もりの中では2020年度は304名を見込んで、それから定期につきましては595名を見込んで予算として計上しております。 ◆戸塚 委員 何点かお伺いしたいと思いますけれども、1点目が予算編成の考え方の部分で総体論でお伺いしたいと思いますけれども、近年、町田市は転入率がすごく高い水準で保たれていますよね。そんな中で小学校とかの取り組みは、この間、英語に関してとかいろいろあるんですけれども、転入者に対する調査はいろいろしているとは思うんですけれども、その中で保育環境についてどのようなところで町田が選ばれているかというのは、何か調査結果が出ていれば教えていただきたいなと思っています。  もう1点が、保育士等の人材確保については、今現状は町田市は結構困っていらっしゃるのか、それともある程度予算措置もされていますけれども、どのような事業をメーンでやっていって、どのような効果が出ているのかというのを1点お伺いしたいと思います。  もう1点が、その中で今回、昨年度に比べて14億7,000万円ぐらい減額になっていますけれども、これは何か要因があれば教えていただきたいと思います。  もう何点かあるので一気に質疑をさせてもらいますけれども、「予算概要」の370ページ、子ども家庭支援センター事業費、今回新規でやられるということで、この事業を行うに当たりまして、どこか他の自治体の例などを参考にしていれば、そこを教えていただきたいのと、今回の事業で明確な効果はどのあたりに設定して考えていらっしゃるのか教えていただきたいと思います。  もう1点、済みません、最後になりますけれども、隣の371ページ、これは拡充の事業として、ひとり親家庭自立支援費の部分で、おうちでごはん事業の配食数を拡充していると思うんですけれども、これに当たります人員の確保のめどが立っているかどうか、お伺いしたいと思います。 ◎子ども総務課長 1点目の予算編成上のなぜ町田市が保育環境等々、どういうところを重視しているのかというところの調査に関しましては、昨年5月に子どもマスタープラン編成のためにアンケート調査を実施しております。この調査につきましては、就学前の児童の保護者を無作為にお願いしたものと、小学生低学年の保護者、また小学校高学年の保護者、中学生、高校生本人から無作為で調査をした結果がございます。  その結果等々からいたしますと、施政方針の中で市長がお伝えしているように、保育園、幼稚園、認定こども園、子どもセンター等々、いろいろ大人も子どもも選べる選択肢がたくさんあるといったところが1つのポイントになるのかなというふうに思います。  保育園に関しましては、まだ待機児がいるような状況ではございますが、地域によってはもう待機児がいない状況もございます。そういったところも考えながら、いろいろ保護者の方は選ばれて、また住むところも選んでいらっしゃるのかな、そこの辺が強みなのかなというふうには思っております。 ◎子育て推進課長 先ほど保育士の人材確保に関するご質疑がございました。  保育士の人材確保につきましては、やはり町田市としても課題だというふうに認識をしております。具体的な今回の予算計上している内容、これも含めて今現在の取り組みに関してご説明させていただきますと、具体的には市主催で保育士の就職相談会というのを行っております。  2019年度については、昨年7月にレンブラントホテルで相談会をやりました。公立保育園だけではなくて、法人立の保育園も含めてブースを出しまして、説明をしていただく、そういうようなイベントを開催しております。その結果、就職につながったという方もいらっしゃいます。一定の効果は出ているのかなというふうに考えております。  そのほか、東京都が主催する同様の相談会、また近隣で言いますと、川崎市でも同様の相談会を開催しております。そちらにも参加させていただきまして、確保に向けた取り組みを行っているところでございます。 ◎子ども生活部長 私から、一般財源ベースで14億円減額になっているけれども、それはどういうことかということなんですが、先ほどご説明したときに、事業費総額としては8,735万3,000円の減額、一般財源ベースになると14億円になるというところは、一番大きいのは教育・保育の無償化によって国とか東京都の補助金が入ってくることによって、今までの一般財源で負担していた部分が軽減されたというところが一番大きなところです。あと、ほかにもなるべくそうやって補助金をいただくようにしているので、これだけの額で一般財源としては出ています。  ただ、事業費ベースでよく言われるのが、子どもにすごく力を入れているということなのにマイナスになっているというのは、これはどうしても子どもの数自体は減っておりますので、先ほど説明したところの児童手当とか、そういう手当関係は徐々に減っていますので、そういうところが積み重なったところで、どうしても総額としては減っているというふうに理解しております。 ◎子ども家庭支援センター担当課長 新しく行います育児支援講座の件につきまして、まず、他市を参考にしたのかというところなんですけれども、こちらにつきましては特に参考にはしておりませんけれども、小学生を対象に出前講座というのをやっておりまして、そちらは小学6年生を対象にしていますが、こちらの事業は就学前の保護者の方を対象にしておりますので、出前講座のノウハウといったものも、少し寸劇なども入れてやっていく予定になっております。  明確な評価についてでございますけれども、こちらの内容的にはひとりで抱え込まないで相談をしていきましょうということですとか、あとは年齢によって発達が違いますので、そういったことを理解しながらかかわっていけるようにとか、あとは虐待防止の条例で出ました、しつけと称してたたくことを禁止というようなことがありますので、日ごろのよくある場面を想定して、寸劇や解説を入れながら、評価としてはその後のアンケートで、どのぐらいご理解いただけたかというようなところで見ていきたいと考えております。 ◎子ども家庭支援センター長 最後に、おうちでごはん事業が倍増したというところで、配達員等々の人材が確保できたかということについては、人材については倍増がもう既に、これから可決ですが、倍増するという方向で動いていますので、社会福祉協議会には話をして人選に当たっていただいているところです。  それから、先ほど松岡委員からあった人数ですね。先ほど高等職業で追跡調査するといった人数のものなんですけれども、それについて高等職業を終わった場合、修了支援給付金というものをお支払いしています。2017年度は1名、2018年度は8名、2019年度は9名ということで、要は資格を取れました。国家試験は受からないとだめですけれども、講座が終わったので終わったということで、給付金を支給している人数がこの人数ということになります。 ◆戸塚 委員 ありがとうございます。  1点ありまして、細かな部分で、おうちでごはんの部分で、これは社協に委託がされていますけれども、実際の配達して話を聞いたりする方というのは多分社協の職員ではないのではないかと思うんですけれども、どういった方がやられるのか。  あと、御飯を実際につくる方というのは、どこでやられているのかというのを教えていただきたい。  あと、先ほど保育士の人材確保の部分で、いろいろ相談会等を開いて、ある程度の結果は出ているんじゃないかということで言われていましたけれども、実際に町田市内の保育園に就職すると、こういったメリットがありますよというような事業が幾つかあると思うんです。キャリアアップの事業も出ていますし、あと家賃補助の部分もあると思うんですけれども、その辺の充実をさせるための予算措置というのは今回いろいろ考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎子ども家庭支援センター長 まず、1点目の委託ではなくて補助金という形式でやらせていただいております。  それから、実際に配達をする者なんですけれども、ボランティアという形で募って、その方々が配られています。実際に行った先で相談に乗るというよりは、そういった話を聞いて、先ほど言った社協のコミュニティソーシャルワーカーにつなげて、そこからさらにまた総合的な支援が必要だということになれば、子ども家庭支援センターのほうで吸い上げていくという形を今はとっています。  あと、最後が調理している場所ですね。山崎団地の外周にあるグランハート町田ですか、大もとは悠々会が運営していますが、そちらの場所でつくって配送にかけているという形です。 ◎保育・幼稚園課担当課長 人材確保のところでの実際に就職してからの、あと町田特有の改善の確保策があるのかというところなんですけれども、来年度に向けて新たにというところは行っていなくて、当然キャリアアップの補助ですとか家賃補助を引き続きやっている形、あとは保育士の資格を取るための支援とか、そういったところも国と都の補助があるものについて引き続きやっているという状況で、町田市独自というところは特にないです。 ◆戸塚 委員 最後にしますけれども、いろいろ保育園の話を聞いていると、家賃補助の予算を削られていると思うんですけれども、間違いないですかね。減額していませんか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 国のほうから見直しという話は来ているんですけれども、今のところ、こちらにおりてきていなくて、東京都がどうするのかなというところとか、そこはまだ決まっていなくて、今のところ、現状の予算で計上しております。 ◆いわせ 委員 待機児童のことについてお伺いしたいと思います。  昨年の施政方針で2019年4月に待機児童をゼロにするという目標を市長が掲げられました。今回の待機児童解消対策事業では、2021年4月に解消ということで、2年先延ばしになったという形なんですけれども、この待機児童に関しましては、本当にいつまでたってもイタチごっこという状況なんですが、2019年4月ゼロから、また2021年4月に待機児童解消というふうに変わった根拠といいますか、市の考え方、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 ◎子育て推進課長 待機児童につきましては、2019年4月に解消ということで進めておりましたが、ご案内のとおり、2019年4月の段階で127名の待機児童が生じたというところでございます。その後、国の計画で2021年4月に待機児童解消ということで国の計画がございます。その時点をターゲットに、改めてここで整備計画を精査させていただきまして、2020年4月に今回の整備計画を立てたというところでございます。 ◆いわせ 委員 待機児童の解消方法として、いろいろと施設設備をされているんですけれども、そのほかに、例えば保育ステーションが2017年10月から森野のほうにできたわけなんですけれども、解消策として保育ステーションをさらに新たに設置するとか、そういう考えはございますか。 ◎保育・幼稚園課長 ステーションのほうにつきましては、今のところ新たなというところは予定はございません。待機児童につきましては、南地域のほうは余りよろしくない状況だったということもありまして、そちらに向けて今、子育て推進課長からお話がありましたように、2021年4月に向けて整備を進めていくというところで進めております。  ステーションのほうは片道30分以内というところでの事業で、乳幼児の安全も確保の上ということで進めておりますので、そういう形で今のところは予定はございません。 ◆いわせ 委員 何とか保育園の待機児童をゼロにしたいんですけれども、どうしても2021年4月に目標のゼロに達しなかった場合、何か解消策を考えていますか。今の時点から考えておかなければいけないことだと思うんですけれども。 ◎子育て推進課長 まずはこの時点で、2021年4月の段階で解消するという目標に向かって整備をするという考え方でございます。その結果を受けて、どういう形で、仮に生じてしまった場合、どういう方法がとれるかといったところは、状況に応じて手法に関しては検討していきたいなというふうに考えております。 ◆いわせ 委員 そういう答えしか言えないと思うんですけれども、しっかりと取り組みを引き続きよろしくお願いします。  あと、もう1点お伺いしたいんですけれども、大地沢青少年センターのことについてお伺いしてもよろしいでしょうか。昨年、ちょうど1年前の行政報告の中に、あり方検討結果というんですか、行政報告があったみたいなんですけれども、その中では2019年度は最も効果的な民間活力導入方法を決定しということなんですけれども、これは指定管理者を導入するという考え方でよろしいんでしょうか。済みません、その辺、教えていただけますか。 ◎大地沢青少年センター所長 基本的には、指定管理等も含めまして、いろいろな方式も含めて検討しようということで考えております。指定管理以外も含めての。 ◆いわせ 委員 以外も含めて……。 ◎大地沢青少年センター所長 そういうことですね。 ◆いわせ 委員 その行政報告の中で、2020年度には事業者を決定して、また事業運営準備を行うということになっているんですが、この準備金とかというのは今回の予算の中にはどこかで反映させているんでしょうか。 ◎大地沢青少年センター所長 今回につきましては、今のところまだ計上はしておりません。 ◆いわせ 委員 済みません、2020年度の取り組みというところに特に明記されていなかったもので確認をさせていただきました。  大地沢青少年センターは、とても山奥で立地のいいところで、本当に心が癒される場所で、先ほど指定管理者も含めて民間活力を導入するということだったんですけれども、ぜひとも今までの活動はプラスアルファということで、子どもたちに喜ばれる取り組みをしていただきたいと思います。  それで確認といいますか、あれなんですけれども、大地沢青少年センターが中心になって川上村のほうに子どもたちが、川上村子ども自然体験塾という取り組みをされていると思うんですけれども、この事業を行うときに集合場所というのが大地沢青少年センターなんですよ。そうすると、堺エリア、忠生エリアの人たちは行きやすいんですけれども、言葉が悪くて恐縮なんですが、南エリアの子どもたちは、ここに行くまでに1時間かかってしまうというような状況になりますので、例えば市役所で、中間地点で集合場所を設けて、たくさんの子どもたちにこういう自然体験をしてもらいたいという要望でございます。  なので、今度新しい民間の活力を導入するということなんですけれども、その辺も含めてやってもらえるようにしていただきたいと思いますが、お願いします。 ◎大地沢青少年センター所長 ありがとうございます。参考にさせていただきたいと思います。 ◆いわせ 委員 ぜひとも子どもたちのためにもいろいろな取り組みを、しっかりと大地沢青少年センター、また自然休暇村の川上村、取り組みをよろしくお願いいたします。 ◆斉藤 委員 私からは1点、子どもクラブの整備事業について教えてください。  来年度は小山田中学校区の子どもクラブを整備されるということですので、その場所について教えていただきたいと思います。 ◎児童青少年課長 来年度整備をさせていただく小山田中学校区の子どもクラブでございますけれども、所在地については小山田桜台の中にありますURが持っている土地になります。 ◆斉藤 委員 その中で、下水処理場だったということもありまして、そこら辺の土地改良とか、そういうことを予定しているのかどうか教えてください。 ◎児童青少年課長 ただいまのご質疑ですけれども、確かに汚水処理場の跡地でございます。実際にはし尿処理の施設でございまして、東京都の環境確保条例等、土壌汚染の対策をとらなければいけないかというところだと思うんですけれども、その場合、汚水処理場、生活排水を処理していたということで、東京都が特定する有害物質の使用はしていなかったということですので、そもそも土壌汚染対策をとる必要がないというようなところでございますので、こちらについては有害物質を使用していませんでしたので、そのまま建設ができるということでございます。 ◆殿村 委員 まず、355ページの義務教育就学児医療費助成費について伺います。  所得制限があり、そして助成内容として、ここにも書かれてありますように、通院1回につき200円の負担を控除という助成をしているということであります。本会議での答弁でもありますように、この所得制限の部分については撤廃をしていくという方向であるということですが、改めてお聞きしますけれども、金額的にはどのぐらい費用を伴うものになるんでしょうか。
    ◎桒原 子ども総務課担当課長 見込みなんですけれども、2億円前後かかるかなというふうに見ています。 ◆殿村 委員 ということは、ここで言うと、財源内訳のところで言うと、市の一般財源が当年度2億5,000万円、これにプラス2億円ということになりますか。 ◎桒原 子ども総務課担当課長 はい、そのとおりです。 ◆殿村 委員 あと、通院のほうなんですけれども、こちらは仮にこの部分を市が負担するということになった場合は、幾らぐらい財源は必要になってくるんでしょうか。もし試算していればということで。通院200円。 ◎桒原 子ども総務課担当課長 もし市が負担した場合なんですけれども、7,000万円ぐらいかなというふうに見ています。 ◆殿村 委員 これまでの本会議での答弁でも、さまざまな子どもの関係の施策に取り組んでいるのでということで、当初は所得制限も、通院部分についても今のところは実施は考えていないという答弁がずっと続いてきたところです。ここのところになって、所得制限について撤廃に踏み出すということになったわけですが、区部などは通院部分についても自治体から補助が出ているということで、今、7,000万円というお話でしたけれども、この辺は今後どんなふうに考えているのか、お答えいただきたいと思います。 ◎桒原 子ども総務課担当課長 200円については、現状どおりの制度を維持していきたいというふうに考えております。 ◆殿村 委員 現状どおりなので、こういう予算でしょうけれども、そういう意味ではなくて、こうやって所得制限の撤廃ということで政策的な判断をされたわけですから、もう1つの課題である通院費についての市の支援については、今どんなふうに認識をしているのかなということですね。 ◎子ども総務課長 通院の200円の自己負担の継続につきましては、子どもの医療費の無料に関して、緊急性のない軽症でも夜間や休日を問わず救急外来だとか医療機関を受診するといった、倫理観の欠如とまでは言わないんですが、そういった利用を招くことがないように施策を進めていくことが重要であるというところも鑑みまして、200円の自己負担については継続ということで考えてございます。 ◆殿村 委員 現在の考え方はわかりましたが、ぜひ今後、子どもたちに対する施策の1つとして負担軽減ということも検討していただきたいと思います。  それから、次に373ページの子どもセンター「つるっこ」運営費について、ここでプールの跡地の活用について検討している動きはあるでしょうか。 ◎児童青少年課長 プールの跡地につきましては、一般質問でもございましたけれども、今のところ、まだ当てはないんですが、検討をしているところではございます。 ◆殿村 委員 どの程度、今どういうところで検討している、検討している内容の段階というところで。 ◎児童青少年課長 今のところは、まだ内部で、あそこでどんなことができるだろうかというようなところを話し合っているようなところでして、あとは実際につるっこの運営委員会の委員をされている方なんかもいらっしゃるんですけれども、そういった方からも、あそこはどうなるんでしょうかというようなところで興味を持たれている、関心を持たれていて、例えばこういうのはどうでしょうかというようなお話はいただいたりはしていますが、まだ内部でもんでいるところで、外に何かお出しできるようなものがあるかというと、そういったところは今ございませんというような状況です。 ◆殿村 委員 わかりました。利用者の方々や市民の方々の声なども大いに参考にしていただき、具体化していただきたいと思います。  次に、378ページの南町田子どもクラブ運営費について伺います。これは例のグランベリーパークの中に設置された子どもクラブだと思いますけれども、たしかあの予算が出たときにも議論したと思いますけれども、利用する子どもたちについて、ここでは半径1.5キロメートルを利用圏域とした児童館としての役割、要するに地域の子どもクラブという位置づけがあろうかと思います。  たしかあのときには、もう一方でグランベリーパークに来るお客さんの利用も可だよというお話だったと思いますが、その辺は供用開始がされて実態としてどのような利用状況になっているのか。また、今後の方針はどうかということで伺います。 ◎児童青少年課長 南町田子どもクラブ「つみき」の利用状況ということでございますが、おかげさまをもちましてといいますか、今のところ、11月の開館から4カ月たちまして、約1万5,000人の方にご利用いただいているところでございます。これは年間ベースに直しますと、4万人ぐらいを超えるのかなというふうに思っておりまして、こちらにつきましては通常の子どもクラブが二、三万人というところですので、非常に利用は多いというようなところでございます。  地域と市内、市外の割合を見ますと、約54%が市外の方のご利用でございました。実際にこの辺の数字を直しますと、市内の利用の方については、ほかの子どもクラブと同じくらいの人数になるのかなというふうに思っておりまして、ここの空白の区域というんですか、つくし野中学校区でございますけれども、こちらの空白区域の皆さんのご利用には応えられているのかなというふうには思っているところでございます。 ◆殿村 委員 そうすると、市内が46%ということですね。市内の中でも、いわゆる1.5キロメートル圏内の子どもたちと、それ以外の子どもたちということになるとどうなんですか。そこまで統計はとっていないですか。 ◎児童青少年課長 済みません。今、委員がおっしゃるとおり、統計上はそこまではとっていませんで、市内、市外という区分のみで今のところは統計をとっているところでございます。 ◆殿村 委員 要するに、何を伺いたいかというと、いわゆるグランベリーパークに来た家族連れで、子ども1人だけではなかなかというふうに思うんですけれども、パークに遊びに来られた関係者のお子さんの割合、つまり、そこが他の子どもクラブや子どもセンターなどとちょっと性質が違うのかなと。  だから、かなり商業施設であるグランベリーパークの一環の施設というふうに私は捉えているんですけれども、実態としてはどうなんでしょうか。あそこに遊びに来られている方々のお子さんが多数を占めるというふうに、その辺、統計がないようですので、どうなんでしょうか。 ◎児童青少年課長 ご心配されていることは、地域の市民の方のご利用が圧迫されていないかというところがあるかと思いますけれども、例えば非常に混んでしまって利用ができないというようなとき、あるいは入場制限をしなければいけないような状態がもし起きた場合につきましては、例えば市民優先の利用というようなところは、利用方法というところを考えなければいけないというふうには思っておるところですが、今のところ、まだそこまでの心配するところはないというところで、むしろあそこにこうした子どもクラブ「つみき」があるというようなところは、シティプロモーション的にも、町田市は子どもの施策、あるいは施設に力を入れているというふうなアピールにもなりますので、現状はこのまま市民の利用が圧迫されなければ、このままでも大丈夫かなというふうには考えているところでございます。 ◆殿村 委員 その辺はぜひご留意いただいて取り組んでいただきたいと思います。  次に、381ページの学童保育クラブについて伺いたいと思います。先ほど条例もありましたけれども、高学年の受け入れについて、スペースの確保というようなことも予算化されているところです。  これは実態としては、具体的にはどういった学童保育クラブ、町田第一小学校などが挙げられておりますけれども、市内全域を見たときに必要とされるスペースの確保、この取り組みに関連して新たなスペースの確保ということで、対象課題に挙げられているところはどういったところがあるでしょうか。 ◎児童青少年課担当課長 学童保育クラブのスペースについてのご質疑ということで、2021年度から高学年を開始するに当たりまして、特にスペースが不足すると想定されている学童保育クラブが5カ所あるという形で今までお話をさせていただいていたところでございます。そのうち、今回、この2カ所については整備を実施させていただきまして、そのほかのクラブにつきましても、学校の余裕教室等を活用するなどの方法をとりまして、スペースの確保には2021年度開始に向けて取り組んでいくところでございます。 ◆殿村 委員 そういった空き教室等の活用ということもあろうかと思いますけれども、問題は子どもたちにちゃんと目が行き届く指導員の体制ということが1つ、つまり、新たなスペースが空き教室などで近い場所にあればいいとは思いますが、離れていたりした場合、そういったところはどんな留意をされているのでしょうか。 ◎児童青少年課担当課長 学校の余裕教室を活用した場合の保育についてでございますけれども、実際に今もう既にそのような形で保育を実施している学童保育クラブがございます。学童保育クラブに、いわゆるクラスみたいな支援の単位という考え方がございまして、教室を1つお借りすると、支援の単位と言うんですけれども、1つ分という形になります。  そこについては必ず学童保育の指導員を2名以上配置するということを定めさせていただいておりますので、仮に離れた場所で保育するような形になっても、必要な指導員については適切に配置をさせていただいているところで、それは2021年度以降のところでも同様にさせていただく、そのような形になります。 ◆殿村 委員 全体として新たな高学年の受け入れを進めるということに当たって、先ほど来ご答弁がありましたように、新たなスペースを設ける。それに当たって指導員の体制も必要になってくるということで、それぞれの学童保育クラブによって人数や施設の状況も違うでしょうし、全体として指導員の体制、新たな体制の補強ということでは、どのような協議をされているのでしょうか。 ◎児童青少年課担当課長 2021年度に高学年を開始いたしますと、当然児童数が、ご利用いただくお子さんの数はふえる形になりますので、それにつきましては必要な支援員を確保していくということが必要になってまいります。  既に高学年受け入れを検討する中で、各クラブごとにこのぐらいの人数が入ってくるんだろうなという推計値をつくらせていただいておりますので、それをもとに必要な指導員が大体このぐらいになりますよということは、実は運営している法人を含めて事前にお知らせをして、そこについても法人のほうで準備を含めて取り組みを進めていただくようにという形で、市と指定管理をしていただいている法人、情報を共有しながら、そこのところは準備を進めさせていただいているところです。 ◆殿村 委員 法人の指導員の方々としっかり協議を調えて、この取り組みに当たっていただきたいと思います。  次に、360ページ、地域型保育給付費について伺います。ここで地域型保育事業所ということで、小規模保育事業と家庭的保育事業などが対象というふうになっております。いろいろ伺っているところによりますと、家庭的保育室と言われている――これは無認可保育ということでしょうか、この方たちのところには、保育士等キャリアアップ補助というのは出ているのでしょうか。対象になっているのかということで伺いたいと思いますが、どうでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 まず1点、家庭的のほうの保育者につきましても認可という形になります。無認可ではございません。  ご質疑の中の保育士等キャリアアップ補助金につきましては補助をさせていただいているところでございます。 ◆殿村 委員 あと、家賃の補助というのは、ここではないのかもしれませんが、どうなんでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 家庭的のほうにつきましては家賃補助というのはございません。 ◆殿村 委員 それはどのような理由によってなのか。こういったキャリアアップ補助のほうは出ていますよということで、そういう支援の必要性は認識された上での取り組み事業だと判断しますが、家賃補助については出ていないということの理由と今後の対応について伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課担当課長 家賃補助の制度につきましては、保育士の確保策というところがメーンとなりまして、財政の使い方というところもあるんですけれども、まずは保育士1人で賄える、担当できる人数というのはすごく多くあるわけで、保育士の効果からすると、まずは認可保育所からというところで進めているところでございます。  今後につきましては、家庭的保育の質の部分というところを考えながら、家庭的の方等の意見を聞きながら考えていくべきかなと思っております。 ◆殿村 委員 認可保育園の中でも、さまざまな形態の保育所があるもとで、子どもたちにしてみれば、また預かっていただいているご家庭にしてみても、やはりそこはできるだけ公平なサービスを受けたいということは当然だと思います。安定した保育サービスが進められていく上でも、いろんな過程はあろうかと思いますけれども、それを踏まえてぜひ家庭的保育室から出ている家賃補助についても、今後ぜひ検討していただきたいと思います。  それでは、最後に362ページの民間保育所運営費について伺いたいと思います。  ここで、この間、話題になっているいわゆる給食費について、ここで伺ってよろしいでしょうかね。補助ということで実際に行っている自治体も他にある中で、町田市としては検討しなかったのでしょうか。今後はどうでしょうかというところをお聞きしたいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 無償化に当たりまして、食材料費のところにつきましては、実費徴収というところで判断をさせていただいたところでございますので、現在のところ、新たに補助というところは行う予定はございません。 ◆殿村 委員 そういうことはわかっていて質疑したんですけれども――ということで給食費の補助もぜひやってほしいという声は多く寄せられておりますし、他市で実施されている自治体も現にあるわけですので、子育て支援施策の1つとしてぜひ今後検討していただきたいと思います。  それから、この給食費の取り扱いの事務的な負担が以前に比べてふえてきているというふうに聞いているところです。これについては、何か町田市として支援策は考えているのでしょうか、対応はいかがでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 新たに現金などで実費徴収することになったことについては把握しております。認識しておりますので、そこの徴収する事務負担について、何らかの補助をしていこうというところで、今、保育園と幼稚園の協会と意見交換をしているところです。 ◆殿村 委員 ぜひ負担軽減、支援を実施していただきたいと要望したいと思います。 ◆石川 委員 380ページの「まちとも」に関して、ことし中に34校が「まちとも」に移行になるということなんですけれども、人数確保を含めた問題点があるか。  それと、業務委託料の支払い時期、支払い方法、会計監査の方法を教えてください。 ◎児童青少年課長 ご質疑の3点のうち1つ、人の確保の問題点ですけれども、こちらにつきましては特に来年度、再来年度はスタートが遅くなるところの地域でございまして、地域の中で人を集めるのがそもそも難しいというふうに感じていらっしゃったところでございます。その中でも核になっていただける方のご尽力と学校長のご努力等により、おかげさまをもちまして何とか新年度も8校実施できる見込みでございます。  それから、2つの委託料のお支払いについてでございますけれども、こちらにつきましては概算払いという制度で、例えば毎月毎月かかったお金をお支払いしているのではなくて、まとめてお支払いをしております。来年度につきましては、支払い回数を年2回に分けまして実施をする予定でございます。  それから、3点目の会計監査等の方法でございますけれども、こちらにつきましては、1つには運営協議会というところに委託をしているわけですけれども、こちらの中で会計事務、それから会計監査の充実をお願いしているところで、その辺につきましても研修等を通じてやっていったり、具体的な金額等を策定するときのサポート等も児童青少年課で行っているところでございますし、今後もサポートをしていきたいと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって子ども生活部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後5時50分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時8分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(「新・町田市子どもマスタープラン(後期)」策定に係るパブリックコメントの実施結果及び計画策定について) ○委員長 行政報告、「新・町田市子どもマスタープラン(後期)」策定に係るパブリックコメントの実施結果及び計画策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 「新・町田市子どもマスタープラン(後期)」策定に係るパブリックコメントの実施結果及び計画策定につきまして、担当者から報告をさせていただきます。 ◎石崎 子ども総務課担当課長 タブレットの資料番号59をごらんください。  本件は、2019年3月定例会で策定の方向性について、また、12月定例会でパブリックコメントの実施について報告いたしました新・町田市子どもマスタープラン(後期)について、パブリックコメントの結果及び策定した計画について報告するものでございます。  タブレット192分の1ページをごらんください。  「1 パブリックコメントの実施結果について」でございます。  2019年12月16日から2020年1月15日にかけまして意見の募集を行いました。  寄せられたご意見につきましては、29名、88件でございました。意見募集の公表場所につきましては、12月議会でご指摘いただきました子どもクラブや保健所等を追加して、意見の募集を行いました。  結果の公表・配布につきましては、3月15日から町田市ホームページで公表、3月16日から意見募集を行いました市内47カ所で窓口配布を実施しております。  いただいたご意見を計画の体系別に分類した内訳を表であらわしてございます。  続きまして、タブレット192分の2ページをごらんください。  主なご意見の概要でございます。計画の体系に沿いまして、例えば計画全般ですと取り組みに前年度の実績数を記載したほうがわかりやすいのではないか。続きまして、子どもの参画について、学童保育クラブについて、義務教育就学児医療費助成制度について等のご意見をいただいてございます。  続きまして、「2 計画の特徴について」でございます。  「新・町田市子どもマスタープラン(後期)~子どもにやさしいまちづくり計画~2020-2024」は、新・町田市子どもマスタープランの後期行動計画として、待機児童対策や地域の子育て支援の計画である第二期町田市子ども・子育て支援事業計画や町田市子ども発達支援計画等の子どもに関する計画や方針を取り込んだ子どもに関して統合した計画となってございます。  タブレットの192分の7ページをごらんください。こちらの目次となってございます。  こちらに、例えば50ページのところで子ども・子育て支援事業計画、63ページのところで子ども発達支援計画などというような形で各計画を取り込んでございます。  192分の2ページにお戻りください。  計画の副題は「子どもにやさしいまちづくり計画」といたしましたが、これは本市の子どもの参画についての施策が高い評価を受け、ユニセフの日本型子どもにやさしいまちモデルの基準づくりに参加していることから副題としたものでございます。  タブレットの192分の3ページ以降は、お手元にお配りいたしました計画を掲載しております。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(三輪子どもクラブの整備について) ○委員長 行政報告、三輪子どもクラブの整備についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 三輪子どもクラブの整備につきまして、担当者から報告をさせていただきます。 ◎児童青少年課長 それでは、三輪子どもクラブの整備についてご報告をいたします。  タブレットの資料60をごらんください。
     三輪子どもクラブは、市内で6館目の子どもクラブになります。  まず、項目の1は施設の概要になります。  三輪緑山スポーツ広場北側の一角に整備を行いました。運営は指定管理者制度により行います。  次に、項目の2の愛称でございます。  愛称につきましては、施設の近隣にある三輪小学校の皆さんにご協力をいただいて、愛称の募集を行い、ご応募いただいた中から「MIWA~GO」(みわ~ご)に決定をいたしました。資料にもございますとおり、三輪に行こうという意味の「GO」と友達の意味を持つ「アミーゴ」をくっつけたものとなります。  三輪子どもクラブにつきましては、構想の段階から地域の皆さんも手厚いサポートをいただいて建設を進めてまいりました。オープンにつきましては、4月1日を予定していましたけれども、コロナウイルスの関係で延期をする予定でございます。  開館の時期につきましては、ホームページ等でお知らせしたいと思っております。  あわせまして、通常行っておりますオープニングのイベントでございますけれども、こちらは中止とさせていただきたいと思っております。  それから、資料の写真は2月のものでございますけれども、現在、桜の季節となって、さらに地域に映える施設となっております。この時期に開館できないことは心苦しいばかりですが、お近くにお越しの際はせめて景観だけでもごらんになっていただければと思います。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆いわせ 委員 地元の子どもたちはとても楽しみにしていた「MIWA~GO」(みわ~ご)の開館なんですけれども、今週、地元の人たちには内覧会もやるというようなお話もあったんですが、それも中止になってしまって、今のお話ですとオープニングのイベントも中止ということなんですが、ある程度落ちついたらオープニングイベントをやるという考えはないですか。  といいますのは、せっかく「MIWA~GO」(みわ~ご)という名前をつけてくれた子どもさんもいらっしゃいますし、今までの子どもクラブがオープニングのときには、名前をつけてくれた子どもさんたちに、皆さんの前で一言あったりとかしたと思うんですけれども、子どもさんたちのためにも、今の状況では難しい、中止ということなんでしょうけれども、落ちつきましたら、ちょっとしたセレモニーをやってもらえればありがたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎児童青少年課長 通常のオープニングの日には、市議会議員の皆様であったり、地域の皆さんであったり、そういった方々をご招待して、オープニングのイベントをさせていただいておりました。できるだけ早く施設は開きたいと思っておりまして、オープニングのイベントにつきましては、例えば今までのような形ではなかったにしても、何か別の方法がとれないかというようなところは考えていきたいとは思います。 ◆いわせ 委員 ぜひともよろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(保育料等の算定における「年少扶養控除のみなし適用」の終了について) ○委員長 行政報告、保育料等の算定における「年少扶養控除のみなし適用」の終了についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 保育料等の算定における「年少扶養控除のみなし適用」の終了につきまして、担当者から報告をさせていただきます。 ◎保育・幼稚園課長 それでは、保育料の算定における「年少扶養控除のみなし適用」の終了についてにつきましてご報告させていただきます。  タブレットの61をごらんください。1分の1になります。  まず、経過でございます。税制の改正に伴いまして、平成24年度分から税額の算定におきまして、所得控除の年少扶養控除の廃止が行われました。これに伴いまして国は、この廃止における保育料の利用者負担額、保育料におきまして、急激な負担増を緩和するために、平成26年度までの経過措置として、年少扶養控除のみなし適用を行い、保育料の算定における軽減措置を実施してまいりました。  平成27年度以降は、平成26年度に在園している児童が卒園するまでの間に限り、年少扶養控除のみなし適用を可能とし、町田市は引き続き同様の取り扱いを実施してまいりました。  今回、その適用期間が満了するということにより、年少扶養控除のみなし適用を令和2年3月末日をもって終了することとなりました。  なお、現状、多摩26市のうち、年少扶養控除のみなし適用を実施している自治体は、八王子市、武蔵村山市、羽村市、国立市、町田市の5市となっておりましたが、八王子市を除く4市は年少扶養控除のみなし適用を終了する予定としております。  「2 終了に伴う影響」です。終了に伴いまして3点ございます。(1)0歳児・1歳児の利用者負担額(保育料)、(2)3歳児・4歳児の給食費の減免対象の可否、(3)3歳児・4歳児の私立幼稚園保護者補助金額の以上3点に影響が生じるという形になります。  2歳児及び5歳児につきましては、それぞれ新年度には無償化の対象になること、また卒園をなされるということで、今回の影響の対象から除外させていただいております。  具体的にどのような影響が生じるかということでございますが、(1)0歳児・1歳児までの利用者負担額(保育料)につきましては、東京都第3子減免制度の適用があることから、影響の範囲が限定的なところになっております。影響の生ずる人数は13名を見込んでおりまして、最大で1カ月当たり3,500円程度の負担額増となっております。平均しますと、1人1カ月当たり1,500円程度の負担が増加するということになります。  (2)3歳児・4歳児までの給食費の減免対象の可否についてでございます。1カ月の給食費を6,000円程度と想定しますと、少なくとも45名の方が対象外となっておりまして、1カ月当たり6,000円程度の負担が増加することとなります。  (3)としまして、3歳児・4歳児までの私立幼稚園保護者補助金額について、補助金の額が減少する人数はおおむね56名ということになっております。最大で4,400円の負担増ということになっております。平均しますと1人当たり1カ月2,100円程度の負担が増加するということになります。  米印1、2につきましては、それぞれ2号認定の児童で、同一世帯に対象者が2人いる世帯が2世帯あります。それから、私立幼稚園保護者補助金のきょうだいの年齢カウント方法の区分や給食費の減免対象者ともに、年収360万円を基準としているため、私立幼稚園保護者補助金の金額が4,400円減少し、かつ、給食費の減免対象から除外される人が17名いるという形になります。この方々につきましては、1カ月当たり1万円程度の負担増ということでございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  本日はこれをもって委員会を閉会いたします。              午後7時27分 散会...