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令和 2年 3月定例会(第1回)-02月27日-03号

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  1. 町田市議会 2020-02-27
    令和 2年 3月定例会(第1回)-02月27日-03号


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    令和 2年 3月定例会(第1回)-02月27日-03号令和 2年 3月定例会(第1回) 町田市議会会議録第3号 2月27日(木曜日)  出席議員(36名)     1 番   東     友  美    2 番   ち  だ  伸  也     3 番   矢  口  ま  ゆ    4 番   深  沢  ひろふみ     5 番   村 ま つ  俊  孝    6 番   斉  藤  かつひろ     7 番   おんじょう 由  久    8 番   田  中  美  穂     9 番   星     だいすけ   10 番   木 目 田  英  男    11 番   石  川  好  忠   12 番   渡  辺  厳 太 郎    13 番   佐  藤  和  彦   14 番   森  本  せ い や    15 番   わ た べ  真  実   16 番   お ぜ き  重 太 郎    17 番   白  川  哲  也   18 番   松  葉  ひ ろ み    19 番   山  下  て つ や   20 番   佐 々 木  智  子    21 番   松  岡  み ゆ き   22 番   い わ せ  和  子    23 番   三 遊 亭  ら ん 丈   24 番   若  林  章  喜    25 番   戸  塚  正  人   26 番   新  井  よしなお    27 番   友  井  和  彦   28 番   吉  田  つ と む
       29 番   大  西  宣  也   30 番   お  く  栄  一    31 番   細  野  龍  子   32 番   殿  村  健  一    33 番   熊  沢  あ や り   34 番   藤  田     学    35 番   佐  藤  伸 一 郎   36 番   おさむら  敏  明       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員  市長     石  阪  丈  一     副市長    髙  橋     豊  副市長    木  島  暢  夫     政策経営部長 小  池     晃  総務部長   榎  本  悦  次     財務部長   堀  場     淳  防災安全部長 篠  崎  陽  彦     市民部長   今  野  俊  哉  文化スポーツ振興部長         黒  田     豊     地域福祉部長 神  田  貴  史  いきいき生活部長         奥  山     孝     保健所長   河  合  江  美  子ども生活部長         石  坂  泰  弘     経済観光部長 井  上     誠  環境資源部長 荻  原  康  義     道路部長   福  田     均  都市づくり部長         神  蔵  重  徳     下水道部長  野  田  好  章                        市民病院事務部長  会計管理者  小 田 島  一  生            亀  田  文  生  総務部総務課長         高  橋     晃     教育長    坂  本  修  一  学校教育部長 北  澤  英  明     生涯学習部長 中  村  哲  也  選挙管理委員長               農業委員会会長職務代理者         坪     義  秋            石  阪  至  孝  代表監査委員 高  野  克  浩       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席事務局職員  事務局長   古  谷  健  司     事務局課長  横  山  隆  章  議事担当課長 水  元  友  朗     担当課長   佐  藤  安  弘  議事係担当係長               議事係担当係長         佐  藤  義  男            長 谷 川     拓  速記士    三  階  佳  子(澤速記事務所)       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――     令 和 2 年(2020年) 2 月 27 日(木)     議   事   日   程   第  3  号                                   午 前 10 時 開 議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 市長の施政方針     【提案理由説明・質疑・表決】 第 3 第 26号議案 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約     【提案理由説明】 第 4 第  7号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算     第  8号議案 令和2年度(2020年度)町田市国民健康保険事業会計予算     第  9号議案 令和2年度(2020年度)町田市介護保険事業会計予算     第 10号議案 令和2年度(2020年度)町田市後期高齢者医療事業会計予算     第 11号議案 令和2年度(2020年度)町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計予算     第 12号議案 令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計予算     第 13号議案 令和2年度(2020年度)町田市病院事業会計予算     第 14号議案 町田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例     第 15号議案 町田市印鑑条例の一部を改正する条例     第 16号議案 町田市高齢社会総合計画審議会条例の一部を改正する条例     第 17号議案 町田市国民健康保険条例の一部を改正する条例     第 18号議案 町田市保健所関係手数料条例の一部を改正する条例     第 19号議案 町田市学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例     第 20号議案 町田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例     第 21号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例     第 22号議案 町田市浄化槽の清掃及び保守点検に関する条例の一部を改正する条例     第 23号議案 町田市奨学資金支給条例を廃止する条例     第 24号議案 町田市学校給食問題協議会の設置に関する条例の一部を改正する条例     第 25号議案 町田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例     第 27号議案 玉川学園前デッキ整備工事請負契約     第 28号議案 南つくし野小学校中規模改修工事請負契約     第 29号議案 町田市公共下水道事業(2019年度)に関する業務委託契約を変更する契約     第 32号議案 市道路線の認定について     第 33号議案 市道路線の廃止について     第 34号議案 包括外部監査契約の締結について 第 5 第 35号議案 町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方について       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 会議に付した事件  日程第1から日程第5まで                午前10時 開議 ○議長(熊沢あやり) ただいまから本日の会議を開きます。   ―――――――――◇―――――――― △日程第1  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。  3番 矢口まゆ議員  4番 深沢ひろふみ議員  この際、事務局長に事務報告をさせます。  事務局長 古谷健司君。 ◎事務局長(古谷健司) ご報告いたします。  2月25日、まちだ市民クラブ会派から、会派の代表者を森本せいや議員からわたべ真実議員に変更する旨の会派代表者変更届が提出され、議長はこれを受理いたしました。  次に、2月25日、自由民主党会派から、会派の代表者を若林章喜議員からいわせ和子議員に変更する旨の会派代表者変更届が提出され、議長はこれを受理いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(熊沢あやり) 事務局長の報告は終わりました。  本日、開会前に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。  議会運営委員長 森本せいや議員。    〔議会運営委員長森本せいや登壇〕 ◎議会運営委員長森本せいや) 2月25日及び本日開会前に議会運営委員会を開催いたしましたので、協議の結果をご報告申し上げます。  まず、請願及び陳情につきましては、今月21日までに、請願3件、陳情4件を受理いたしました。なお、即決請願はございません。  次に、「議会だより」臨時号の編集につきましては、2ページ立てで3月18日に発行する予定であります。  なお、議会運営委員会に広報広聴小委員会を設置することと決定いたしました。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。
    ○議長(熊沢あやり) 議会運営委員長の報告は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第2  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第2、市長から、今期定例会に当たり、施政方針について発言の申し出がありますので、この際、これを許します。  市長 石阪丈一君。    〔市長石阪丈一登壇〕 ◎市長(石阪丈一) おはようございます。  令和2年(2020年)第1回市議会定例会の開会にあたりまして、2020年度の施政方針を申し述べさせていただきます。議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。  まず、施政方針の前に、去る1月1日にご逝去された町田市名誉市民の荒谷俊治氏へのお悔やみの言葉を申し述べさせていただきます。荒谷俊治氏は指揮者として、日本にとどまらず、海外でも幅広く活躍され、日本指揮者協会の第4代会長も務められました。また、町田フィルハーモニー交響楽団・合唱団の音楽監督や指揮者を務められるとともに、各地で音楽家の指導や育成、地域音楽の発展に精力的に取り組んでこられました。音楽家として生涯現役を貫いた姿は、広く市民に敬愛され、町田市の誇りとするところであります。ここに故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。  それでは、市政を取り巻く状況について、私の認識を申し述べさせていただきます。  今、これまで経験したことのない大きな変化が、驚くほどのスピードで訪れていると感じております。  まず、グローバル化や共生社会という観点からは、半世紀ぶりに開催される東京2020オリンピックパラリンピック競技大会で、過去に例がないほど数多くの外国人観光客が日本を訪れます。これを契機に今後は一気にグローバル化が加速し、異文化交流が日常のこととなることが予想されます。同時に、障がいのある海外の選手たちをお迎えすることで、私たちは、ユニバーサルデザインまちづくりなどに関する意識をより一層深め、共生社会の実現に更に一歩近づきます。  また、技術革新という観点からは、AIやⅠоTをはじめとしたテクノロジーが、想像を超える速度で進展しています。携帯電話を一例に出しますと、ただ通話するだけだったものから20年足らずで、交通や商業、金融やゲームなど多岐にわたる分野と深く結び付き、今やスマートフォン1台で生活に必要な情報が事足りるようになっています。このような技術革新によって、時間や場所にとらわれない暮らしが当たり前の時代、あらゆることがデジタル世界の中で完結する時代がすぐそこまで来ています。  そして、人口構造の変化という観点からは、人口減少や少子高齢化は日本全体の共通の傾向として、この先数十年続くことが見込まれています。昨年2019年に国内で生まれた子どもの数は86万4,000人で、統計開始以来、最も少ない出生数でした。  こうした中で、町田市の合計特殊出生率は、国や多摩26市の平均をさらに下回っているのが現状です。この現状を変えていくためには、子どもを産み育てたい人たちの希望を叶えられるような環境づくりを更に進めていかなければなりません。  一方、年少人口という括りで見ますと、幸いなことに、町田市は、これまでに取り組んできた子育てしやすい環境の整備が実を結び、ここ数年、年少人口の転入超過が続いております。子育て世代に選ばれるまちになっておりまして、このことは、未来を担う子どもたちにやさしいまちづくりを推し進めている成果であると感じております。  そして、子どもたちにやさしいまちは、高齢者や障がい者にもやさしい、みんなにやさしいまちであると思います。様々な社会変化の中にあっても、それらを一つのチャンスと捉えて、誰もが夢を描くことができ、幸せを感じられる“まちだの未来”をつくることができるよう、市政運営に臨んでまいります。  続いて、2020年度の主要な施策について、町田市基本計画「まちだ未来づくりプラン」に掲げる4つのまちづくり基本目標と3つの行政経営基本方針の視点からご説明いたします。  まず、4つのまちづくり基本目標ごとにご説明いたします。  1つ目の「将来を担う人が育つまちをつくる」に関する施策ですが、0歳児から2歳児を対象とした小規模保育所を、町田地区に2園、南地区に1園整備いたします。加えて南地区には小規模保育所卒園後の受け皿となる認可保育所を1園整備いたします。  また、学童保育クラブにつきましては、2021年4月からの高学年受け入れに向けて、準備してまいります。  更に、子どもの居場所の更なる充実を図るため、小山田中学校区では新たに、子どもクラブの建設工事に着手いたします。  町田市でならば安心して子どもを産み育てられるという信頼を獲得するため、保育や子どもの居場所を更に充実させ、子育てしやすい環境を整えてまいります。  また、冒頭で申し上げた「子どもにやさしいまち」を体現するため、昨年10月に、ドイツのケルン市で開催された、ユニセフの「子どもにやさしいまちづくりサミット」に国内唯一の自治体として参加し、“子どもにやさしいまちを世界に拡げる市長・町長宣言”に私自身が直接署名してまいりました。「子どもにやさしいまち」のリーディングシティとなるため、2020年度は引き続き、ユニセフとともに取り組む「子どもにやさしいまちづくり事業」の検証作業を進めるとともに、「子どもにやさしいまち」の理念の実現に向けた具体的な施策について検討を行います。また、子どもたちにまちへの愛着を持ってもらえるよう、実際に市政に子どもたちの意見を反映させてまいります。  また、グローバル化や情報化が進展する中、次代を担う子どもたちが、自ら学び、自ら考え、目標に向かってたくましく生きることのできる力を育むことが重要と考えています。そこで町田市では、教育面において特に英語教育に先進的に取り組むとともにICT環境の整備にも力を入れてまいりました。  2020年度から始まる新学習指導要領では、小学校の英語教育が3年生から必修化いたします。そこで、町田ならではの特別な取組としまして、市立小学校の5年生全員に学んだ英語を実践する機会を提供するため、スヌーピーミュージアムと連携した校外学習を実施いたします。小学校の放課後英語教室につきましても、拡充を図っていき、2020年度には全42校で実施してまいります。  ICT環境につきましては、2018年度から順次、タブレット端末プロジェクター等大型提示装置を各学校に配備してまいりましたが、2019年度には、小・中学校全62校に一定数のタブレットの配備が完了いたしました。また、大型提示装置につきましても、2019年度に小学校全校への配備が完了しており、中学校については2021年度までに配備を進めてまいります。  更に、児童・生徒が1人1台使用できるタブレット端末を2023年度末までに段階的に配備し、子どもたちの学習意欲を高め、課題を見出して解決する力を育ててまいります。  次に、まちづくり基本目標の2つ目「安心して生活できるまちをつくる」についてです。  高齢化の進展に伴い、今後ますます必要なときに必要な医療を受けられる、そういう環境が求められてまいります。地域の中核病院である町田市民病院におきましては、呼吸器内科の常勤医師がこれまで空席になっていましたが、2020年4月から3名補充いたします。今年に入り、新型コロナウイルスの感染が国内でも確認されておりますが、感染症対策を含め、市民の皆様が安心して生活できるよう、体制を整えてまいります。  また、「団塊の世代」が介護リスクの高い後期高齢者となる2025年に向けては、介護予防・フレイル対策など、介護が必要な状態とならないための取組がより重要となってまいります。このことから、町田市オリジナルの筋力トレーニングである「町トレ」を始め、身近な場所で介護予防に取り組むことのできる環境づくりを推進してまいります。  今後増加の見込まれる医療・介護ニーズに対しましては、医療と介護をはじめとした多職種が参画する「町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト」において、医療・介護連携に係る課題抽出と解決に向けた検討を推し進めるとともに、新たに在宅医療・介護連携機能強化型地域包括支援センターを設置し、医療・介護連携の更なる強化を図ってまいります。  昨今深刻な社会問題となっている介護人材不足に対しましては、若者、子育てや介護が一段落した方、定年退職者、外国人など、多様な働き手にアプローチして、介護人材の確保・育成・定着を図ってまいります。  また、地域で安心して生活していくためには、地域の多様な主体がつながり、助け合っていく仕組みを整えていくことが大切です。  市内全10地区に組織する地区協議会におきましては、地域の魅力発信や情報共有を促進し、様々な団体が連携・協力できるネットワーク組織としての基盤を更に強化してまいります。そして、2019年4月に開設した町田市地域活動サポートオフィスは、地域の課題解決に取り組む団体と企業などとの橋渡し役を担う総合的な相談窓口として、地域で生まれたつながりを発展させ、持続可能な地域づくりを支えてまいります。更に、最終年を迎える「まちだ〇ごと大作戦18-20」につきましては、地域に寄り添った活動が大いに盛り上がり、2020年2月1日時点では、135件の取組が実現し、延べ116万人に参加いただいております。最終年となる今年も、人と人との新たなつながりや新しい価値を創り出してまいります。  そして、安心して生活するための基盤となる防災に関しましては、近年、台風等の風水害により全国的に大きな被害がもたらされていることから、風水害対策を強化するため、地域防災計画を見直してまいります。  次に、まちづくり基本目標の3つ目「賑わいのあるまちをつくる」についてです。  町田市を代表する観光拠点である町田薬師池公園四季彩の杜につきましては、いよいよ本年4月17日に西園を開園いたします。四季彩の杜の玄関口となる西園のウェルカムゲートには、町田産の農産物直売所のほかに、無料休憩所、カフェ・レストランや体験工房、芝生広場などを設け、訪れた方がゆったりとした時間、やくしの時間(とき)を過ごせるようおもてなししてまいります。  また、7月10日にはウェルカムゲートスタート地点として、オリンピック聖火リレーが町田市内を走ります。ゴールの町田シバヒロでは、聖火の到着をお祝いする式典である「セレブレーション」を開催いたします。多くの方にご来場いただき、市民の皆様と一緒に町田市からオリンピックパラリンピックを盛り上げていきたいと考えております。  同じ7月の25日・26日には自転車競技ロードレースにおいて世界のトップアスリートが町田市を走り抜けます。コースに隣接する小山白山公園では、大型映像装置を設置し、みんなで競技を応援できるコミュニティライブサイトの開催を計画しております。  これらは国内外から大きな注目を集めるイベントです。多くのお客様に町田を訪れていただけるよう、広くPRしてまいります。  更に、町田市は、インドネシア、南アフリカ、中国の事前キャンプ地となっております。市民、とりわけ子どもたちと選手達との交流の機会を設け、生涯残るような感動や思い出、将来の夢に繋げていきたいと考えております。  賑わいという話では、町田の産業を支える市内中小事業者の事業承継を円滑に進め、これからもまちの活気を維持していかなければなりません。事業を受け渡す側、受け継ぐ側、双方の支援を手厚くし、市の財産である技術やノウハウを次代へと承継してまいります。  また、昨年9月に株式会社町田まちづくり公社都市再生推進法人に指定いたしました。今後は都市再生推進法人と共に、原町田大通りを活用した憩いと賑わいの空間づくりを進めてまいります。そのために、今年の10月を目途に実証実験を行い、2021年3月までに都市再生整備計画を策定いたします。  中心市街地から歩いて行ける憩いの場である芹ヶ谷公園芸術の杜におきましては、市民や公園利用者とともに公園の将来につながる実験的な取組を行っていく「Made in Serigaya(メイドイン芹ヶ谷)」というプロジェクトを立ち上げました。2020年7月には、その活動の集大成として「パークミュージアムフェスティバル2020」を開催する予定です。自然あふれる公園全体をフィールドとして、子どもも大人も学び、楽しめるような様々な活動が展開される「パークミュージアム」の実現に向けた取組を進めてまいります。  そして、薬師池公園四季彩の杜、芹ヶ谷公園芸術の杜と並ぶ主要な公園である野津田公園スポーツの森におきましては、多目的グラウンドと市民の利用率の高いテニスコートを整備します。加えて、町田GIONスタジアム観客席増設工事を2020年度内に完了させ、プロスポーツ等の大きな大会に対応した競技環境と観戦設備を整えて、「する」スポーツに加えて、「みる」スポーツについて充実させてまいります。  次に、まちづくり基本目標の4つ目「暮らしやすいまちをつくる」についてです。現在、新たな基本構想・基本計画である(仮称)まちだ未来づくりビジョン2040の策定を進めているところですが、都市づくり分野の主要な計画策定もこのタイミングで行ってまいります。これまで「都市計画マスタープラン」、「交通マスタープラン」、「緑の基本計画」、「住宅マスタープラン」として策定してきた各計画を、「(仮称)都市づくりマスタープラン」として、2040年を目標とする1つのプランとしてまとめて策定いたします。  この計画により、人口減少期における都市政策や、多摩都市モノレール延伸小田急多摩線延伸リニア中央新幹線等の骨格的な交通基盤整備を見据えた、次世代につなぐための新たな都市構造を設計し、交通、緑、住環境など各分野を連動させた総合的なまちづくりを展開してまいります。  多摩都市モノレール町田方面延伸は、将来のまちの在り方そのものを変えていくものであり、今、まさにモノレールを前提としたまちづくりのビジョンを市民や事業者の皆様に示す時期に来ています。  起終点である町田駅周辺は、広場や街路等の公共空間の再編による「居心地よく歩きたくなるまちなか」の創出や、交通ターミナル機能の強化、多様な働く場といった、さらなる発展に向けた新たな都市機能の導入等により、多様な人材が出会い、交流する、新たなまちづくりを進めていきます。  町田・多摩センター間のモノレール新駅まちづくりにつきましては、土地利用や基盤整備の検討を深めてまいります。未来世代から選ばれるまち、例えば、自然を身近に感じながら、利便性が高く、様々なライフスタイルを実現できる、そんなまちを目指していきたいと考えております。  また、身近な緑としての役割を担い、まちの魅力を高めているのが生産緑地の存在です。しかし、多くの生産緑地は1992年に指定され、指定期間30年を迎える2022年には、解除が可能となります。これらの緑地が一斉に不動産市場に供給されると、地価の下落や緑地環境の悪化が懸念されることから、町田市では、農業従事者や農業協同組合、民間企業などの関係者と協力し、将来を見据えた都市農地の維持・活用について、検討してまいります。  次に、都市基盤整備についてですが、鶴川駅周辺のまちづくりについては、まずは近々に、駅南地区において土地区画整理事業の事業認可を取得いたします。「鶴川駅周辺再整備基本方針」に掲げた、駅からバス・タクシー等への乗換利便性の向上、駅の南北方向への円滑な移動等によるにぎわいの創出、道路や下水道整備による住環境の改善等を進めてまいります。  また、相原駅周辺では、大戸踏切立体化事業に伴う相原駅東口アクセス道路整備に併せて、駅前にふさわしいまちづくりを目指してまいります。  南町田拠点創出まちづくりプロジェクトにつきましては、昨年のまちびらきに続く第二期整備として、都市型住宅ゾーンの整備と複合利用ゾーンの計画検討に取り組んでまいります。  続いて、2020年度に取り組む行政経営改革について、3つの「行政経営基本方針」ごとにご説明いたします。  まず、基本方針の1つ目である「市民と問題意識を共有し、共に地域課題に取り組む」についてです。私は市長に就任してから、「公共の担い手」は行政だけではなく、様々な方に加わっていただくことにより、その地域の魅力が向上するものだという信念をもって、市政に取り組んでまいりました。  2020年に最終年を迎えます「まちだ〇ごと大作戦18-20」においても、様々なつながりを誘発し、市民がやりたい夢の実現をサポートするという地域と行政の新たな関係性を構築することができたと認識しております。  今後も引き続き、地域の魅力を高めるために市民や地域団体が主体的に進めている取組を、行政として支えてまいります。  一方、近年では、民間事業者が、事業活動を通して経済的価値を生み出しつつ、社会的価値をも生み出していくようにもなってきています。こうした動きを好機ととらえ、市民と共に地域課題の解決に取り組む「公共の担い手」として、民間事業者と行政がコラボレーションすることで、市民の利便性や地域の魅力向上に資する、多様なサービスを生み出してまいります。  次に、基本方針の2つ目である「市民の期待にこたえられるよう、市役所の能力を高める」についてです。  近年におけるAIやⅠоTをはじめとしたテクノロジーによって、ハンドル操作すらいらない自動運転車、あるいは様々なセンサーを搭載したAI警備ロボットなどが現実のものとなっており、今後も飛躍的な進歩が見込まれます。  デジタル社会ならではの利便性を行政経営に生かしていくため、最先端のテクノロジーを積極的に導入してまいります。導入にあたっては、市民サービスの向上が実感できるような活用を目指すとともに、市役所の生産性向上をも目指し、スピード感を持って取り組んでまいります。  最後に、基本方針の3つ目である「いつでも適切な市民サービスが提供できる財政基盤をつくる」についてです。  2020年度は、公共施設の再編において、具体的な検討を本格化してまいります。  まず、町田駅周辺にある公共施設の複合化については、2019年度の調査、検討結果を踏まえ、複合化方針を作成いたします。作成にあたっては、マーケティング手法のひとつであるサウンディング型市場調査を町田市で初めて実施いたします。このマーケティング手法は、民間事業者が参加しやすい方針とするため、案の作成段階から民間事業者の意見・提案を受けること、そして民間事業者との対話を通じて市場性の有無を把握すること等を特徴としています。  次に、公共施設の中でも、市立小・中学校については、児童・生徒の社会性を育むために必要な集団規模の確保に向けて、通学時における児童・生徒の安全性や負担の程度にも配慮しながら、より良い教育環境をつくり、充実した学校教育の実現を目指して、適正規模・適正配置の審議を進めてまいります。2019年度は、「町田市立学校の適正規模・適正配置の基本的な考え方」について、審議してまいりました。これを踏まえ、2020年度には、市立小・中学校の新たな通学区域案と、市立小・中学校における今後の学校施設機能のあり方について、審議を進めてまいります。  公共施設の再編にあたっては、施設の現状や社会状況の変化及び他自治体との比較等の情報を的確に収集したうえで、市民や民間事業者の皆様と情報を共有し、十分に対話を行い、将来を見据えた理想的な姿をみんなで描くことを大事にしながら進めてまいります。  以上のような考え方で編成いたしました2020年度当初予算案の規模は、一般会計1,661億388万8,000円、特別会計1,215億9,542万1,000円、合計2,876億9,930万9,000円となっております。  2019年度の当初予算金額の比較では、一般会計4.0%増、特別会計8.5%増、合計5.8%増となっております。  (仮称)まちだ未来づくりビジョン2040の策定につきましては、現在多くの方々から、2040年のまちだの未来に向けたご意見を伺っています。今年は、より具体的な施策の検討となり、策定作業が佳境に入ります。  少子高齢化という状況において、今後の財政見通しは厳しい状況にございます。夢を描く一方、夢で終わってしまうことのないよう、市民の皆様にも策定の段階から広くお知らせしながら、わかりやすく覚えやすい、みんなが目指せるビジョンとしてまいります。 ○議長(熊沢あやり) 市長の発言は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第3  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第3、第26号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、第26号議案 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について、ご説明申し上げます。  本議案は、後期高齢者医療保険料の軽減に係る経費を、都内62区市町村の一般財源から負担金として支弁するため規約の一部を変更するもので、地方自治法第291条の11の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  後期高齢者医療保険料は、診療報酬改定に合わせて2年ごとに医療費や被保険者数等の見込みに基づき改定されております。  本議案の広域連合規約の変更は、2008年度の制度開始当初より実施されている保険料の軽減措置を2020年度、2021年度の保険料算定においても引き続き実施するために変更するものでございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第26号議案を採決いたします。本案の賛否について表決ボタンを押してください。
       〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(熊沢あやり) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第4  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第4、第7号議案外議案24件を一括議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、第7号議案 令和2年度(2020年度)町田市一般会計予算について、ご説明申し上げます。  令和2年度の町田市の予算につきましては、国の積極的な経済対策などにより、地方における経済の好循環の前向きな動きが生まれ始めている中、町田市におきましては、歳入の大部分を占める市税が伸び悩む一方で、歳出では社会保障費が伸び、構造的収支不足の顕在に加え、会計年度任用職員制度の導入に伴う人件費の増加、消費税率の引上げによる影響の通年化に伴う経費の増加、老朽化する公共施設等の維持保全に係る経費が増大するなど、依然として厳しい財政状況が続く中での予算編成となりましたが、町田市基本計画であるまちだ未来づくりプランの9年目として、また、その後期実行計画である町田市5ヵ年計画17-21の4年目として、目標達成に向けた取り組みの着実な推進を目指すための予算と位置づけ、編成作業を進めました。  タブレットの273分の10ページ、予算書のページ番号ですと4ページをごらんください。  以後、ページ番号は予算書のページ番号でご説明いたします。  第1表、歳入歳出予算につきましては、まず、歳入において、市税収入は、法人市民税について、法人税割の税率改定による減などが見込まれる一方で、個人市民税について、納税義務者数の増加や、固定資産税について、家屋の新築による増などを見込み、令和元年度に比べ、市税全体では増収を見込んでおります。  また、地方特例交付金や繰入金などにつきましては、令和元年度に比べて減を見込むものの、地方消費税交付金や国庫支出金、都支出金、市債などでは増を見込んでおります。  8ページをごらんください。  次に、歳出において令和元年度に比べて増加した主なものは、総務費にて、会計年度任用職員人件費や玉川学園コミュニティセンター建替事業費など、衛生費にて循環型施設整備事業費など、土木費にて野津田公園スポーツの森整備事業費や相原駅東口アクセス路整備事業費など、教育費にて小中学校体育館空調設備設置事業費や学校給食費公会計事業費などでございます。  その結果、一般会計予算の総額は、1,661億388万8,000円となり、令和元年度の当初予算と比較しますと、63億4,328万円、4.0%の増の予算を計上することとなりました。  10ページをごらんください。  第2表、債務負担行為につきましては、「広報まちだ」等企画・編集・印刷業務委託事業ほか33件、また、12ページ、第3表、地方債につきましては、地域センター整備事業ほか24件をそれぞれ定めるものでございます。  それでは、歳入の主なものから順を追ってご説明申し上げます。  18ページをごらんください。  第1款、市税につきましては、法人市民税について、法人税割の税率改定による減などが見込まれるものの、納税義務者数の増加等による個人市民税の増、家屋の新築等による固定資産税の増などにより、市税全体では、7億3,085万円、1.1%の増となる688億3,071万3,000円を計上しております。  続きまして、21ページ、第2款、地方譲与税から、24ページ、第12款、交通安全対策特別交付金につきましては、それぞれ関係法令に基づき交付されるもので、前年度までの収入額並びに収入見込み額を勘案し計上しております。  また、新たに第6款に法人事業税交付金を計上しております。  第13款、分担金及び負担金7億2,361万6,000円につきましては、児童保育費負担金などを計上しております。  第14款、使用料及び手数料34億3,288万2,000円につきましては、市立保育園保育料、学童保育クラブ育成料、廃棄物処理手数料など、収入実績などをもとに計上しております。  続きまして、32ページをごらんください。  第15款、国庫支出金329億3,147万9,000円でございますが、まず、第1項、国庫負担金につきましては、第1目、民生費国庫負担金で、子どものための教育・保育給付費や子育てのための施設等利用給付交付金の増などにより、令和元年度に比べ、9億8,230万7,000円、3.8%の増となりました。  次に、33ページ、第2項、国庫補助金につきましては、第1目、総務費国庫補助金で、個人番号カード交付事業費補助の増、第3目、衛生費国庫補助金で、循環型社会形成推進交付金の増などにより、令和元年度に比べ、7億9,992万円、14.8%の増となりました。  次に、37ページ、第3項、委託金につきましては、第5目、教育費委託金で、教育情報化研究委託金の皆減などにより、令和元年度に比べ、3,459万7,000円、25.2%の減となりました。  続きまして、38ページ、第16款、都支出金225億544万9,000円でございます。  まず、第1項、都負担金につきましては、第1目、民生費都負担金で、子どものための教育・保育給付費や子育てのための施設等利用給付交付金の増などにより、令和元年度に比べ、9億6,282万4,000円、10.6%の増となりました。  次に、40ページ、第2項、都補助金につきましては、第1目、総務費都補助金で市町村総合交付金、第6目、土木費都補助金で道路橋梁費補助の増などにより、令和元年度に比べ、1億9,040万4,000円、1.7%の増となりました。  50ページをごらんください。  第3項、委託金につきましては、第1目、総務費委託金で、選挙費委託金の皆増などにより、令和元年度に比べ、1億4,180万1,000円、12.8%の増となりました。  続きまして、52ページ、第17款、財産収入17億7,869万6,000円につきましては、物品売払収入の増などにより、令和元年度に比べ、10億9,726万円、161%の増となりました。  続きまして、54ページ、第18款、寄附金1億1,284万1,000円につきましては、指定寄附金の増により、令和元年度に比べ、1,914万8,000円、20.4%の増となりました。  続きまして、第19款、繰入金40億3,057万4,000円につきましては、財政調整基金繰入金や公共施設整備基金繰入金などの減により、令和元年度に比べ、13億9,166万6,000円、25.7%の減となりました。  続きまして、55ページ、第20款、繰越金10億円につきましては、前年度繰越金を計上しております。  第21款、諸収入24億2,463万7,000円につきましては、道路整備等の受託事業収入、自立支援給付費、公立学校体育施設空調設置支援事業補助金などを計上しております。  続きまして、65ページをごらんください。  第22款、市債159億5,000万円につきましては、説明欄にございますように、歳出における起債対象となる施設整備事業などについて、それぞれ計上しております。また、臨時財政対策債は、財源確保のために借り入れるものでございます。  続きまして、歳出の概要につきまして、ご説明申し上げます。  70ページをごらんください。  第1款、議会費6億6,827万5,000円につきましては、議会活動に要する諸経費でございます。  続きまして、71ページ、第2款、総務費174億1,962万8,000円につきましては、会計年度任用職員人件費や玉川学園コミュニティセンター建替事業費の増などにより、令和元年度に比べ、16億43万6,000円、10.1%の増となりました。  まず、第1項、総務管理費につきましては、第10目、情報システム費で、システム使用料、第14目、営繕管理費で、子どもセンター「ばあん」の改修工事費などを計上しております。  次に、87ページ、第2項、徴税費につきましては、第3目、納税管理費で、市税の還付金・返還金を計上しております。  続きまして、91ページ、第3款、民生費805億7,076万9,000円につきましては、施設等利用給付事業費の皆増などの一方、生活保護事業費や私立幼稚園等通園補助事業費の減などにより、令和元年度に比べ、5億4,847万8,000円、0.7%の減となりました。  まず、第1項、社会福祉費につきましては、第3目、障がい者福祉費で、自立支援給付費、障害児通所給付費などを計上しております。  各特別会計に対する繰出金につきましては、介護保険事業会計に57億4,722万5,000円、後期高齢者医療事業会計に53億4,437万5,000円、国民健康保険事業会計に47億157万6,000円を計上しております。  次に、98ページ、第2項、児童福祉費につきましては、まず、第1目、児童福祉総務費で、児童扶養手当や児童手当などを計上しております。  第2目、保育・幼稚園費では、民間保育所等の施設型給付費、児童保育委託料などを計上しております。  第5目、児童青少年費では、学童保育クラブの指定管理委託料、子どもクラブの整備工事費などを計上しております。  次に、107ページ、第3項、生活保護費につきましては、生活保護世帯に対する生活扶助費、医療扶助費などを計上しております。  続きまして、110ページ、第4款、衛生費209億3,859万9,000円につきましては、清掃工場整備事業費の減の一方で、循環型施設整備事業費の増などにより、令和元年度に比べ、50億8,068万円、32.0%の増となりました。  まず、第1項、保健衛生費につきましては、第2目、健康推進費で、健康診査等委託料、第3目、保健予防費で、予防接種委託料などを計上しております。  次に、115ページ、第2項、病院費につきましては、救急医療、小児医療など、病院事業会計に対する負担金を計上しております。  次に、第3項、清掃費につきましては、第2目、循環型施設整備費で、循環型施設整備に係る事業費を計上しております。  第3目、廃棄物処理費では、廃棄物処理施設の運営経費などを計上しております。  第4目、3R推進費では、廃棄物の収集・処分等委託料などを計上しております。  続きまして、120ページ、第5款、労働費4,082万9,000円につきましては、一般財団法人町田市勤労者福祉サービスセンターへの補助金などを計上しております。  続きまして、121ページ、第6款、農林費4億1,160万4,000円につきましては、農業委員会運営費を計上するほか、都市農業活性化支援に係る経費などを計上しております。  続きまして、123ページ、第7款、商工費9億4,597万3,000円につきましては、中小企業融資利子補助金や町田ターミナル運営管理業務負担金などを計上しております。  続きまして、126ページ、第8款、土木費170億839万2,000円につきましては、鶴川駅南土地区画整理事業会計繰出金を新たに計上するほか、野津田公園スポーツの森整備事業費の増などの一方で、町田薬師池公園四季彩の杜整備事業費や鶴間公園整備事業費の減などにより、令和元年度に比べ、4億9,810万7,000円、2.8%の減となりました。  まず、127ページ、第2項、道路橋梁費につきましては、第3目、道路維持費では、道路の修繕料などの維持管理経費を計上しております。  第4目、道路整備費では、道路の整備工事費や用地購入費などを計上しております。  次に、130ページ、第3項、都市計画費につきましては、第1目、都市計画管理費で(仮称)南町田グランベリーパーク財団設立出捐金などを新たに計上するほか、南町田周辺地区拠点整備に係る経費、多摩都市モノレール基金積立金などを計上しております。  第3目、まちづくり推進費では、鶴川駅南土地区画整理事業会計への繰出金を新たに計上しております。  第7目、公共下水道費では、本年4月から地方公営企業法の一部適用を受ける下水道事業会計に対する負担金を計上しております。  第8目、公園緑地費では、公園や緑地の管理費のほか、鶴間公園、町田薬師池公園四季彩の杜、野津田公園スポーツの森の整備工事費などを計上しております。  次に、137ページ、第4項、住宅費につきましては、市営住宅の施設等管理委託料のほか、緊急輸送道路沿道建築物耐震促進助成金などを計上しております。  続きまして、139ページ、消防費50億3,982万5,000円につきましては、消防団運営費のほか、常備消防に係る東京都への委託料などを計上しております。  続きまして、141ページ、第10款、教育費151億6,495万9,000円につきましては、鶴川第一小学校改築事業費の減などの一方で、小学校における給食費の公会計化に係る賄材料費を新たに計上するほか、小中学校体育館空調設備設置事業費の増などにより、令和元年度に比べ、9億2,312万5,000円、6.5%の増となりました。  まず、第1項、小中学校費につきましては、第1目、教育総務費で、教育委員会及び事務局の運営費並びに小中学校の管理運営費などを計上しております。  第2目、学校施設費では、小中学校の施設修繕料や体育館の空調設備の設置工事費、町田第一中学校の整備工事費などを計上しております。  第4目、保健給食費では、小中学校の給食運営に係る経費や小学校給食の公会計化に係る経費などを計上しております。  次に、149ページ、第2項、社会教育費につきましては、町田市民ホールや鶴川緑の交流館などの指定管理委託料や生涯学習センター、図書館、国際版画美術館の施設管理費や展覧会の事業費などを計上しております。  続きまして、156ページ、第3項、保健体育費につきましては、総合体育館や室内プールなどの指定管理料や温浴施設の整備工事費などを計上しております。  続きまして、160ページ、第12款、公債費77億4,502万9,000円につきましては、令和2年度に償還する元利償還金を計上しております。  以上が令和2年度(2020年度)の町田市一般会計予算の概要でございます。  次に、第8号議案 令和2年度(2020年度)町田市国民健康保険事業会計予算について、ご説明申し上げます。  予算書の180、181ページをごらんください。  第1表、歳入歳出予算につきましては、国民健康保険事業会計の総額を歳入歳出それぞれ402億3,664万1,000円とするものでございます。前年度の当初予算と比較して、10億5,209万3,000円、2.6%の減となっております。  初めに、歳入からご説明申し上げます。  186ページをごらんください。  第1款、国民健康保険税81億4,117万円は、国民健康保険税率改定などを勘案し計上するものでございます。  187ページをごらんください。  第4款、都支出金271億5,085万円は、主に保険給付に係る費用に対し交付される保険給付費等交付金でございます。  188ページをごらんください。  第5款、繰入金47億157万6,000円は、保険基盤安定繰入金と、職員人件費等の繰り入れや歳入不足補填のための一般会計繰入金でございます。  第7款、諸収入2億4,298万2,000円は、主に国民健康保険税の延滞金でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  190ページをごらんください。  第1款、総務費6億2,155万4,000円は、職員人件費や事務経費を計上するものでございます。
     191ページをごらんください。  第2款、保険給付費266億3,475万2,000円は、被保険者数の動向などを勘案し、計上するものでございます。  192ページをごらんください。  第3款、国民健康保険事業費納付金122億3,908万4,000円は、保険給付等に必要な費用として東京都に支払う納付金を計上するものでございます。  194ページをごらんください。  第5款、保健事業費6億7,163万5,000円は、特定健康診査等に係る費用を計上するものでございます。  第6款、諸支出金6,460万1,000円は、主に国民健康保険税の還付金でございます。  以上が国民健康保険事業会計予算の概要でございます。  次に、第9号議案 令和2年度(2020年度)町田市介護保険事業会計予算について、ご説明申し上げます。  予算書の206、207ページをごらんください。  第1表、歳入歳出予算につきましては、介護保険事業会計の総額を、歳入歳出それぞれ354億2,782万8,000円とするものでございます。  前年度の当初予算と比較して11億331万2,000円、3.2%の増となっております。  介護保険制度では、平成30年度から令和2年度までの3カ年について、第7期町田市介護保険事業計画を策定しており、令和2年度は事業計画の3年目に当たります。令和2年度の介護保険事業会計予算は、この計画をもとに編成しております。  208ページをごらんください。  債務負担行為につきましては、介護保険料納入通知書等作成委託事業を行うためのものでございます。  初めに、歳入からご説明申し上げます。  212ページをごらんください。  第1款、保険料69億2,077万4,000円は、65歳以上の第1号被保険者の負担割合から介護保険料を算出したものでございます。  第3款、国庫支出金78億1,610万7,000円は、主に保険給付費及び地域支援事業費に対する国の負担金並びに被保険者の所得割合及び高齢者の人数割合に応じて交付される調整交付金でございます。  213ページをごらんください。  第4款、支払基金交付金90億5,431万5,000円は、保険給付費及び介護予防・日常生活支援総合事業費について、社会保険診療報酬支払基金を通じて交付される第2号被保険者の負担割合に基づく交付金でございます。  第5款、都支出金50億8,892万円は、主に保険給付費及び地域支援事業費に対する都の負担金及び交付金でございます。  第7款、繰入金64億8,222万5,000円は、介護給付費繰入金、地域支援事業繰入金、低所得者保険料軽減繰入金、事務費等のその他一般会計繰入金及び介護保険給付費準備基金からの繰入金でございます。  214ページをごらんください。  第8款、繰越金6,500万5,000円は、前年度からの繰越金でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  216ページをごらんください。  第1款、総務費10億1,704万1,000円は、主に職員人件費を含めた一般管理費、介護保険料の賦課徴収費、介護認定審査会費及び認定調査等費などの事務経費でございます。  217ページをごらんください。  第2款、保険給付費324億6,056万7,000円は、介護サービス及び介護予防サービス等に係る費用でございます。  218ページをごらんください。  第3款、地域支援事業費18億6,514万5,000円は、介護予防・日常生活支援総合事業に係る費用、地域包括支援センターの運営等に係る費用及びその他任意事業に係る費用でございます。  220ページをごらんください。  第5款、諸支出金8,000万5,000円は、第1号被保険者の保険料還付金及び前年度の国庫負担金、支払基金交付金、都負担金等の精算に伴って返還する償還金でございます。  以上が介護保険事業会計予算の概要でございます。  次に、第10号議案 令和2年度(2020年度)町田市後期高齢者医療事業会計予算について、ご説明申し上げます。  予算書の232、233ページをごらんください。  第1表、歳入歳出予算につきましては、後期高齢者医療事業会計の総額を歳入歳出それぞれ118億4,653万円とするものでございます。前年度の当初予算と比較して、4億107万9,000円、3.5%の増となっております。  初めに、歳入からご説明申し上げます。  238ページをごらんください。  第1款、後期高齢者医療保険料61億2,388万円は、被保険者数の増加などを勘案し、計上するものでございます。  第3款、都支出金361万2,000円は、総合的保健推進事業に係る都の負担金でございます。  第4款、繰入金53億4,437万5,000円は、一般会計繰入金として療養給付費繰入金、広域連合事務費繰入金、保険基盤安定繰入金、保険料軽減措置繰入金、健康診査費繰入金及びその他一般会計繰入金を計上するものでございます。  239ページをごらんください。  第6款、諸収入3億7,465万9,000円は、健康診査費受託事業収入及び葬祭費受託事業収入などを計上するものでございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  240ページをごらんください。  第1款、総務費1億8,136万1,000円は、職員人件費や後期高齢者医療事務等の各事業事務経費を計上するものでございます。  第2款、広域連合納付金109億5,064万2,000円は、後期高齢者医療保険事業の運営主体である広域連合に対する負担金を計上するものでございます。  241ページをごらんください。  第3款、保健事業費5億4,781万9,000円は、健康診査等に係る費用を計上するものでございます。  第4款、葬祭費1億5,352万7,000円は、1件5万円の葬祭費を給付する費用等を計上するものでございます。  第5款、諸支出金818万1,000円は、償還金及び還付加算金などを計上するものでございます。  以上が後期高齢者医療事業会計予算の概要でございます。  以上、予算議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、条例議案についてご説明申し上げます。  第14号議案 町田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、地方公務員法の改正に伴い、関係する規定を整理するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、人事行政の運営等の状況について、現在、公表の対象としている常勤職員及び再任用短時間職員に、フルタイムの会計年度任用職員を加えるものでございます。  次に、第15号議案 町田市印鑑条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の趣旨を踏まえ、関係する規定を整理するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、印鑑の登録を受けることができない者を「成年被後見人」から「意思能力を有しない者」に改めるものでございます。  次に、第16号議案 町田市高齢社会総合計画審議会条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、条例の名称及び審議会の委員に関する規定を改めるため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、名称を「町田市介護保険事業計画・高齢者福祉計画審議会条例」に改め、委員の定数を20人以内から16人以内に改めるものでございます。  第17号議案 町田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、国民健康保険財政の健全化を図ることを目的として、国民健康保険税の税率を改定するため、所要の改正をするものでございます。  町田市では、国民健康保険事業の健全な財政運営を行うため、医療費の適正化事業や保険税収納率の向上など、歳出削減及び歳入確保に努めております。  しかし、被保険者数の減少によって保険税が減少することが見込まれる一方、被保険者の高齢化や医療技術の高度化によって1人当たりの医療費が増加し、支出に対する収入の不足が拡大することが見込まれております。  こうした状況から、本年1月に町田市国民健康保険運営協議会に保険税率改定について諮問を行い、答申を受けたことから、所要の改正をするものでございます。  改正の概要でございますが、医療分につきましては、所得割を5.4%から5.44%に、均等割を3万1,100円から3万1,400円にそれぞれ改めるものでございます。  後期高齢者支援金分につきましては、所得割を1.82%から1.84%に、均等割を1万500円から1万600円にそれぞれ改めるものでございます。  介護分につきましては、所得割を1.61%から1.63%に、均等割を1万2,400円から1万2,500円にそれぞれ改めるものでございます。  次に、第18号議案 町田市保健所関係手数料条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、毒物及び劇物取締法の改正に伴い、関係する規定を整理するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、毒物及び劇物取締法の条項番号に合わせて、条例で引用している条項番号を改めるものでございます。  次に、第19号議案 町田市学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、学童保育クラブでの高学年児童の受け入れを開始することを目的として、関係する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、これまで学童保育クラブの入会の対象児童が小学1年生から3年生だったものを6年生まで拡大するものでございます。  次に、第20号議案 町田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令の訂正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。  次に、第23号議案 町田市奨学資金支給条例を廃止する条例について、ご説明申し上げます。  本議案は、所期の目的を達成したため条例を廃止するものでございます。  内容といたしましては、高等学校等に在学する者に対して修学上必要な学資金を支給し、有用な人材を育成することを目的として1965年に条例を制定いたしましたが、国や東京都による高等学校等に在学する者への修学支援策が充実したことから、廃止するものでございます。  次に、第24号議案 町田市学校給食問題協議会の設置に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、町田市学校給食問題協議会の委員に関する規定を改めるため、所要の改正をするものです。  内容といたしましては、委員構成の見直しを行い、市職員及び諮問事項によって参加が不要になる委員を規定から削除し、委員の定数を25人以内から13人以内に改めます。  以上、条例議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、契約議案についてご説明申し上げます。  第27号議案 玉川学園前デッキ整備工事請負契約についてご説明申し上げます。  本議案は、玉川学園コミュニティセンターの改築に合わせて、玉川学園前駅からコミュニティセンターまでのバリアフリー化を図ることを目的として、歩行者通路等を整備する工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、歩行者通路新設工事及び歩行者通路デッキ部と地上を接続する階段、エレベーターの新設工事、電気設備工事を行うものでございます。  歩行者通路の概要といたしましては、有効幅員3.0メートルから3.5メートル、全長59.4メートル、通路上部には上屋を設置いたします。  次に、第28号議案 南つくし野小学校中規模改修工事請負契約についてご説明申し上げます。  本議案は、校舎の老朽化対策を目的として、建物外部及び防火シャッター改修工事を行うため、工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、校舎棟、校舎・給食棟の防水改修工事、外壁改修工事、防火シャッター改修工事を行うものでございます。  以上、契約議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、第34号議案 包括外部監査契約の締結について、ご説明申し上げます。  本議案は、包括外部監査契約の締結に当たり、地方自治法第252条の36第2項の規定により提案するものでございます。  契約の相手方は、公認会計士である青山伸一氏を、契約の金額及び期間は、1,050万円を上限として、2020年4月1日から2021年3月31日までの1年間でございます。
     以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 副市長 木島暢夫君。    〔副市長木島暢夫登壇〕 ◎副市長(木島暢夫) それでは、予算議案について、ご説明申し上げます。  第11号議案 令和2年度(2020年度)町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計予算について、その概要をご説明申し上げます。  お手元の予算書の251ページ、タブレットですと273分の257ページをごらんください。  以下、予算書のページでご説明いたします。  令和2年度予算につきましては、歳入歳出をそれぞれ6,916万6,000円とするものでございます。  まず、歳入でございます。  258ページをごらんください。  繰入金は、一般会計からの繰入金6,916万6,000円を計上してございます。  続きまして、歳出でございます。  260ページをごらんください。  総務費は3,267万9,000円を計上してございます。  説明欄の3、審議会委員費をごらんください。審議会委員費33万6,000円は、土地区画整理審議会及び評価員会議に係る経費を計上したものでございます。  続いて、事業費は3,598万7,000円でございます。  説明欄の1、事業費のうち主なものは、公益財団法人東京都都市づくり公社への土地区画整理事業委託料で、換地設計に係る経費として3,500万円を計上してございます。  予備費は50万円を計上してございます。  以上が町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計予算の概要でございます。  次に、第12号議案 令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計予算につきまして、その概要をご説明申し上げます。  お手元の令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計予算書の1ページ、タブレットですと会議資料一覧にお戻りいただきまして、ファイル09「令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計予算書」42分の3ページをごらんください。以降、町田市下水道事業会計予算書のページでご説明いたします。  第2条、業務の予定量でございます。  (1)計画人口、(2)年間総処理水量、(3)一日平均処理水量につきましては、それぞれ下水道事業会計予算書に示しているとおりでございます。  (4)主な建設改良事業につきましては、管渠整備費として15億3,808万2,000円、管渠改良費として1億4,800万円、処理場改良費として8億8,093万4,000円を予定しております。  第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。下水道事業収益には129億7,144万8,000円、下水道事業費用には124億1,109万円を計上いたしました。  2ページをごらんください。  第4条、資本的収入及び支出の予定額でございます。  資本的収入には27億9,458万7,000円、資本的支出には54億3,018万3,000円を計上いたしました。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額26億3,559万6,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、引継金、当年度損益勘定留保資金及び当年度利益剰余金処分額にて補填してまいります。  第4条の2の特例的収入及び支出につきましては、未収金4億9,663万4,000円、未払金4億7,630万5,000円をそれぞれ債権及び債務として計上するものでございます。  第5条、債務負担行為につきましては、債務負担行為の限度額を3億6,750万円と定めるものでございます。  3ページをごらんください。  第6条の企業債につきましては、下水道事業の起債限度額を17億5,850万円、資本費平準化対策の起債限度額を3億2,800万円に定めるものでございます。  第7条の一時借入金につきましては、一時借入金の限度額を20億円と定めるものでございます。  第8条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、営業費用と営業外費用の間の流用及び建設改良費と企業債償還金の間の流用ができることを定めるものでございます。  第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費8億4,366万円を計上するものでございます。  第10条の他会計からの補助金につきましては、一般会計から下水道事業会計に充てる金額を436万1,000円と定めるものでございます。  続きまして、収益的収入及び支出の予定額の内訳につきましてご説明申し上げます。  6、7ページをごらんください。  まず、下水道事業収益の営業収益には、下水道使用料54億6,800万円などを計上しております。  営業外収益には、他会計負担金として分流式下水道等に要する経費等9億5,741万1,000円などを計上しております。  続きまして、下水道事業費用の営業費用には、処理場費20億1,540万3,000円などを計上しております。  営業外費用には、支払利息及び企業債取扱諸費8億604万8,000円などを計上しております。  続きまして、資本的収入及び支出の予定額の内訳につきまして、ご説明申し上げます。  8、9ページをごらんください。  まず、資本的収入でございます。  資本的収入には、企業債20億8,650万円、他会計負担金として雨水管渠整備費等に係る一般会計からの負担金1億4,322万3,000円、補助金として国庫補助金5億1,300万5,000円、都補助金3,343万3,000円などを計上しております。  9ページをごらんください。  資本的支出でございます。  建設改良費には、管渠整備費15億3,808万2,000円などを計上しております。  企業債償還金には、公共下水道事業債償還元金28億4,092万7,000円を計上しております。  以上が令和2年度(2020年度)町田市下水道事業会計予算の概要でございます。  次に、第13号議案 令和2年度(2020年度)町田市病院事業会計予算につきまして、その概要をご説明申し上げます。  お手元の令和2年度(2020年度)町田市病院事業会計予算書の1ページ、タブレットですと会議資料一覧にお戻りいただき、ファイル10の「令和2年度病院事業会計予算書」32分の3ページをごらんください。  以降、町田市病院事業会計予算書のページでご説明いたします。  第2条、業務の予定量でございます。  (1)病床数につきましては、447床での運営を予定しております。  (2)年間患者数、(3)1日平均患者数につきましては、「町田市民病院中期経営計画(2017年度~2021年度)」における目標値や、2019年度の実績などを勘案して設定いたしました。  (4)主な建設改良事業につきましては、駐車場設備工事費として2,179万8,000円、医療機器等購入費として4億4,528万8,000円を予定しております。  第3条は収益的収入及び支出の予定額でございます。  病院事業収益には142億6,116万3,000円、病院事業費用には149億4,736万7,000円を計上いたしました。  その結果、純損失は6億8,620万4,000円となる見込みでございます。  第4条は資本的収入及び支出の予定額でございます。  資本的収入には2億6,918万円、資本的支出には12億2,661万6,000円を計上いたしました。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億5,743万6,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填してまいります。  2ページをごらんください。  第5条の債務負担行為につきましては、電子カルテシステム更新事業について、限度額を10億円、期間を令和2年度から令和3年度までとして設定するものでございます。  第6条の企業債につきましては、医療機器整備事業に係る企業債1億6,200万円、システム整備事業に係る企業債1,500万円、駐車場整備事業に係る企業債1,500万円を限度額と定めるものでございます。  第7条の一時借入金につきましては、一時借入金の限度額を10億円と定めるものでございます。  第8条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、給与費78億3,198万4,000円と交際費90万円を計上するものでございます。  第9条、たな卸資産購入限度額につきましては19億3,973万8,000円と定めるものでございます。  第10条、重要な資産の取得につきましては、医療情報機器として、放射線読取装置及び核医学検査装置を取得するものでございます。  続きまして、第3条、収益的収入及び支出及び第4条、資本的収入及び支出の予定額の内訳につきましてご説明申し上げます。  4ページをごらんください。  収益的収入及び支出でございます。病院事業収益の医業収益には、入院収益87億7,120万円、外来収益32億5,012万5,000円、地方公営企業法に基づく一般会計からの負担金4億576万9,000円などを計上しております。  医業外収益には、国庫補助金673万円、都補助金5億9,095万6,000円、地方公営企業法に基づく一般会計からの負担金6億6,523万1,000円などを計上しております。  医業収益及び医業外収益の一般会計からの負担金は、合計で10億7,100万円でございます。  病院事業費用の医業費用には、給与費78億3,198万4,000円、材料費31億4,055万6,000円、経費24億8,932万5,000円、減価償却費8億386万9,000円などを計上しております。  医業外費用には、企業債利息等2億359万7,000円、雑損失2億2,887万2,000円などを計上しております。  5ページをごらんください。  資本的収入及び支出でございます。資本的収入には、医療機器整備事業債等1億9,200万円、病院整備事業費に対する都の補助金7,717万9,000円などを計上しております。  資本的支出には、駐車場設備工事費2,179万8,000円、医療機器等購入費4億4,528万8,000円、企業債償還元金7億5,953万円を計上しております。  以上が町田市病院事業会計予算の概要でございます。  以上、予算議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、条例議案についてご説明申し上げます。  初めに、第21号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。  本議案は、2020年2月に告示いたしました町田都市計画小山田桜台地区地区計画の都市計画決定及び町田都市計画竹桜地区地区計画の都市計画変更に伴い、これらの地区整備計画に定めた建築物等に関する事項を規定するため、改正するものでございます。  説明は以上でございます。  次に、第22号議案 町田市浄化槽の清掃及び保守点検に関する条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。  本議案は、浄化槽法の改正に伴い関係する規定を整備するため、改正するものでございます。  内容といたしましては、浄化槽管理士の研修の機会を確保するため、条例第20条の2を追加するものでございます。  説明は以上でございます。  次に、第25号議案 町田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。  本議案は、地方自治法の改正に伴い、関係する規定を整理するため、改正するものでございます。  内容といたしましては、地方自治法の条項番号に合わせて、条例の条項番号を改めるとともに、その他文言の整理を行うものでございます。  説明は以上でございます。  以上、条例議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、契約議案についてご説明申し上げます。  第29号議案 町田市公共下水道事業(2019年度)に関する業務委託契約を変更する契約について、ご説明申し上げます。  本件は、国の2019年度補正予算に伴う対象事業として、2020年度に予定していた事業を前倒しして行うため、平成31年(2019年)第1回町田市議会定例会におきまして、ご承認をいただき、公益財団法人東京都都市づくり公社と契約締結した業務委託の一部を変更するものでございます。  なお、変更内容は、「2019年4月1日から2020年3月31日まで」としていた契約期間を「2019年4月1日から2021年3月31日まで」とするものでございます。
     以上、契約議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、第32号議案及び第33号議案について、一括してご説明申し上げます。  第32号議案 市道路線の認定については、開発行為により築造された道路、私道移管事業により町田市に移管された道路及び長津田跨線人道橋移管事業により移管予定の道路を認定するものでございます。  認定する路線は、議案の1、2ページに記載しております20路線で、総延長は1,783メートルでございます。  各路線の位置につきましては、3ページから18ページの認定略図にお示ししております。  続きまして、第33号議案 市道路線の廃止については、道路として機能のない路線、他の市道路線と重複している路線及び町田薬師池公園四季彩の杜西園の整備事業に伴い公園用地内の路線を廃止するものでございます。  廃止する路線は、議案の1ページに記載しております10路線で、廃止総延長は1,291メートルでございます。  各路線の位置につきましては、2ページから10ページの廃止略図にお示ししております。  説明は以上でございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 市長の説明は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第5  ―――――――――――――――――― ○議長(熊沢あやり) 日程第5、第35号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、第35号議案 町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方について、ご説明申し上げます。  本議案は、町田市表彰条例に基づき、毎年2月1日をもって調査し、顕著な功績があった方々に対し、表彰を行うものでございます。  各部局が、市政の振興、公共の福祉の増進、文化の向上などに尽力し、その功績が顕著である方々を推薦し、町田市表彰検討委員会において協議、検討を行った結果、基準に該当していると認められた80件の方々を表彰するものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(熊沢あやり) 市長の説明は終わりました。  以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。  お諮りいたします。議案調査等のため、2月28日、3月2日から6日まで及び9日から11日までの9日間は休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊沢あやり) ご異議なしと認めます。よって、2月28日、3月2日から6日まで及び9日から11日までの9日間は休会することに決しました。  3月12日は定刻本会議を開きますのでご参集願います。  本日はこれをもって散会いたします。              午前11時34分 散会   ――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   議  長  熊   沢   あ や り   署名議員  矢   口   ま   ゆ   署名議員  深   沢   ひろふみ...