町田市議会 > 2019-12-23 >
令和 元年12月定例会(第4回)−12月23日-付録
令和 元年12月定例会(第4回)-12月23日-08号

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  1. 町田市議会 2019-12-23
    令和 元年12月定例会(第4回)-12月23日-08号


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    令和 元年12月定例会(第4回)-12月23日-08号令和 元年12月定例会(第4回) 町田市議会会議録第33号 12月23日(月曜日)  出席議員(35名)     1 番   東     友  美    2 番   ち  だ  伸  也     3 番   矢  口  ま  ゆ    4 番   深  沢  ひろふみ     5 番   村 ま つ  俊  孝    7 番   おんじょう 由  久     8 番   田  中  美  穂    9 番   星     だいすけ    10 番   木 目 田  英  男   11 番   石  川  好  忠    12 番   渡  辺  厳 太 郎   13 番   佐  藤  和  彦    14 番   森  本  せ い や   15 番   わ た べ  真  実    16 番   お ぜ き  重 太 郎   17 番   白  川  哲  也    18 番   松  葉  ひ ろ み   19 番   山  下  て つ や    20 番   佐 々 木  智  子   21 番   松  岡  み ゆ き    22 番   い わ せ  和  子   23 番   三 遊 亭  ら ん 丈    24 番   若  林  章  喜   25 番   戸  塚  正  人    26 番   新  井  よしなお   27 番   友  井  和  彦    28 番   吉  田  つ と む   29 番   大  西  宣  也
       30 番   お  く  栄  一   31 番   細  野  龍  子    32 番   殿  村  健  一   33 番   熊  沢  あ や り    34 番   藤  田     学   35 番   佐  藤  伸 一 郎    36 番   おさむら  敏  明  欠席議員(1名)     6 番   斉  藤  かつひろ       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員  市長     石  阪  丈  一     副市長    髙  橋     豊  副市長    木  島  暢  夫     政策経営部長 小  池     晃  総務部長   榎  本  悦  次     財務部長   堀  場     淳  防災安全部長 篠  崎  陽  彦     市民部長   今  野  俊  哉  文化スポーツ振興部長         黒  田     豊     地域福祉部長 神  田  貴  史  いきいき生活部長         奥  山     孝     保健所長   河  合  江  美  子ども生活部長         石  坂  泰  弘     経済観光部長 井  上     誠  環境資源部長 荻  原  康  義     道路部長   福  田     均  都市づくり部長         神  蔵  重  徳     下水道部長  野  田  好  章                        市民病院事務部長  会計管理者  小 田 島  一  生            亀  田  文  生  総務部総務課長         高  橋     晃     教育長    坂  本  修  一  学校教育部長 北  澤  英  明     生涯学習部長 中  村  哲  也  選挙管理委員長               農業委員会会長         坪     義  秋            吉  川  庄  衞  代表監査委員 高  野  克  浩       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席事務局職員  事務局長   古  谷  健  司     事務局課長  横  山  隆  章  議事担当課長 水  元  友  朗     担当課長   佐  藤  安  弘  議事係担当係長               議事係担当係長         佐  藤  義  男            長 谷 川     拓  速記士    小  島  由 佳 里(澤速記事務所)       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――     令 和 元 年(2019年) 12 月 23 日(月)     議   事   日   程   第  33  号                                   午 前 10 時 開 議 第 1 会議録署名議員の指名     【総務常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 2 第100号議案 町田市まち・ひと・しごと創生基金条例     第101号議案 町田市表彰条例の一部を改正する条例     第102号議案 職員の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例     第103号議案 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例     第104号議案 町田市特別会計条例の一部を改正する条例     第105号議案 町田市財政調整基金条例の一部を改正する条例     第106号議案 町田市公共施設整備等基金条例の一部を改正する条例     第113号議案 町田市小野路宿里山交流館条例の一部を改正する条例     第143号議案 町田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例     第144号議案 町田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例     第145号議案 町田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例     第147号議案 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例     第131号議案 東京都と神奈川県の境界にわたる町田市と相模原市との境界変更について     第132号議案 町田市と相模原市との境界変更に伴う財産処分に関する協議について     第133号議案 町字区域の変更について     第 98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)     【健康福祉常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 3 第111号議案 町田市わくわくプラザ条例の一部を改正する条例     第112号議案 町田市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金条例の一部を改正する条例     第146号議案 町田市病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例     第135号議案 町田市美術工芸館の指定管理者の指定について 第 4 健康福祉常任委員会継続審査申し出について      請願第 15号 心身障がい者自動車燃料費(ガソリン等)助成を求める請願     【文教社会常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 5 第107号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例     第108号議案 町田市博物館資料収集基金条例の一部を改正する条例     第109号議案 町田市美術品等収集基金条例の一部を改正する条例     第110号議案 町田市立国際版画美術館条例の一部を改正する条例     第125号議案 町田市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例     第136号議案 藤の台学童保育クラブ外11箇所の指定管理者の指定について     第137号議案 大戸のびっ子学童保育クラブの指定管理者の指定について     第138号議案 南つくし野学童保育クラブの指定管理者の指定について     第139号議案 鶴川第二学童保育クラブの指定管理者の指定について     第140号議案 山崎学童保育クラブの指定管理者の指定について     第141号議案 玉川学園子どもクラブころころ児童館及びころころ学童保育クラブの指定管理者の指定について     第142号議案 小山中央学童保育クラブの指定管理者の指定について     第 98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号) 第 6 文教社会常任委員会継続審査申し出について      請願第 12号 並木町会の独立に関する請願     【建設常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 7 第114号議案 町田市あき地の環境保全に関する条例の一部を改正する条例     第115号議案 町田都市計画事業等による被買収者に対する住宅等の資金利子補給条例を廃止する条例     第116号議案 町田市ラブホテル建築の規制に関する条例を廃止する条例     第117号議案 町田市住居表示整備審議会条例の一部を改正する条例     第118号議案 町田市営住宅条例の一部を改正する条例     第119号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例     第120号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例     第121号議案 町田えびね苑条例の一部を改正する条例     第122号議案 町田市緑の保全と育成に関する条例の一部を改正する条例     第123号議案 町田市水洗便所改造工事等資金貸付条例を廃止する条例     第124号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例     第126号議案 町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する施設整備工事請負契約の変更契約     第127号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート新築工事請負契約の変更契約
        第128号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約の変更契約     第134号議案 字区域の廃止及び町区域の変更について     第 98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)     第 99号議案 令和元年度(2019年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)     【提案理由説明・質疑・表決】 第 8 第148号議案 3R推進課車両による物損事故に係る損害賠償請求事件の和解について 第 9 議員提出議案第24号 境川の早期改修と令和元年台風第19号による早期復旧等に関する意見書     【提案理由説明・質疑・表決】 第10 議員提出議案第23号 災害時などの救命活動を促進すべく医師の立場に立った法整備を求める意見書     議員提出議案第25号 あおり運転に対する厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書     議員提出議案第26号 スパイ防止法の制定を求める意見書     議員提出議案第27号 骨髄移植等によりワクチンの再接種が必要となった者への接種費用を助成する制度の創設を求める意見書     議員提出議案第28号 柔軟仕上げ剤などに含まれる香料の成分表示などを求める意見書     議員提出議案第29号 風水害に備えた安全対策を求める決議     議員提出議案第30号 大学入試への民間英語試験と国語と数学の「記述式問題」導入の中止を求める意見書     議員提出議案第31号 「桜を見る会」について安倍首相の説明責任を果たすことを求める意見書 第11 議員派遣について 第12 各常任委員会の特定事件継続調査申し出について       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 会議に付した事件  日程第1から日程第12まで                午前10時 開議 ○議長(若林章喜) ただいまから本日の会議を開きます。   ―――――――――◇―――――――― △日程第1  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。  32番 殿村 健一議員  33番 熊沢あやり議員  この際、事務局長に事務報告をさせます。  事務局長 古谷健司君。 ◎事務局長(古谷健司) ご報告いたします。  本日、市長から追加議案として第148号議案の送付を受けましたので、直ちに配付いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 事務局長の報告は終わりました。  本日、開会前に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。  議会運営委員長 三遊亭らん丈議員。    〔議会運営委員長三遊亭らん丈登壇〕 ◎議会運営委員長(三遊亭らん丈) 本日、開会前に議会運営委員会を開催いたしましたので、協議の結果をご報告申し上げます。  まず、議員提出議案につきましては、提出締め切り日までに9件提出されております。そのうち、議員提出議案第23号及び第25号から第31号までの取り扱いにつきましては、申し合わせに従い、提案理由説明及び委員会への付託を省略の上、即決をいたします。  また、議員提出議案第24号の取り扱いにつきましては、本日の議事日程第9として上程し、提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、即決をいたします。  次に、追加議案として送付されました第148号議案の取り扱いにつきましては、本日の議事日程第8として上程し、提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、即決をいたします。  次に、議員派遣につきましては、本日の議事日程第11として上程し、簡易表決による即決をいたします。  次に、「議会だより」の編集につきましては、8ページ立てで1月30日に発行の予定であります。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 議会運営委員長の報告は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第2  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第2、第100号議案外議案15件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                  総務常任委員会議案審査報告書 1.第100号議案 町田市まち・ひと・しごと創生基金条例 1.第101号議案 町田市表彰条例の一部を改正する条例 1.第102号議案 職員の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例 1.第103号議案 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例 1.第104号議案 町田市特別会計条例の一部を改正する条例 1.第105号議案 町田市財政調整基金条例の一部を改正する条例 1.第106号議案 町田市公共施設整備等基金条例の一部を改正する条例 1.第113号議案 町田市小野路宿里山交流館条例の一部を改正する条例 1.第143号議案 町田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 1.第144号議案 町田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例 1.第145号議案 町田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 1.第147号議案 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例 1.第131号議案 東京都と神奈川県の境界にわたる町田市と相模原市との境界変更について 1.第132号議案 町田市と相模原市との境界変更に伴う財産処分に関する協議について 1.第133号議案 町字区域の変更について 1.第 98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)  本委員会は、12月11日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   令和元年(2019年)12月13日                             総務常任委員長  い わ せ  和  子 議長  若  林  章  喜   様  ──────────────────────────────────── ○議長(若林章喜) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  総務常任委員長 いわせ和子議員。    〔総務常任委員長いわせ和子登壇〕 ◎総務常任委員長(いわせ和子) 今期定例会において、当総務常任委員会に付託された議案16件につきまして、12月13日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第100号議案 町田市まち・ひと・しごと創生基金条例について申し上げます。  まず、委員より、企業版ふるさと納税ということで、町田市にとっては収入がふえるが、一方、企業の本拠地である本来税金を納めるところは、控除によって税収が少なくなる。つまり、企業版のふるさと納税そのもののあり方が問われている。本来の税の原則が崩れていくことになるのではないかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回の企業版ふるさと納税の活用は、市の財政負担を軽減しようという思いから手を挙げた。制度そのものについては国が所管していることなので、我々が何か言える立場にはないとのことでした。  次に、委員より、寄附を確保するに当たって、どのような取り組みを行うのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、パンフレットをつくったり、町田にゆかりのある企業を直接訪ね、事業の趣旨を説明して、賛同いただけるかアプローチを積極的に図っていきたいとのことでした。  次に、委員より、芹ヶ谷公園の整備事業に伴う寄附を集めた基金の条例ということだと思う。特にその事業のうちのどこの部分にということではなく、一般的に使われるということでよいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、トータルの金額の中のどこという指定があるわけではない。芹ヶ谷公園の事業に対するということであるとのことでした。  次に、委員より、設置するための条例を求めているにもかかわらず営業活動、賛同を得るために動くときに、人数がわからないなど、あやふやなものを条例として上げてくるのはいかがか。前段階として、何か上げ方があるのではないかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、寄附をお願いする活動というのは別の段階にある。今回の条例はお財布づくりだというふうにご理解いただきたいとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、本条例は企業版ふるさと納税を積み立てるものだが、個人版と同様に、税源の奪い合いで地方税の原則をゆがめるおそれがある。また、寄附を集めるために、市の職員が企業回りの営業を行うなど問題がある。また、本事業である芹ヶ谷公園整備については、民間活力の導入が行われ、管理運営面でこれまで担ってきた公園の基本的要素が崩されかねないなど問題がある。そのための条例であるという点で反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第101号議案 町田市表彰条例の一部を改正する条例については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第102号議案 職員の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第103号議案 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第104号議案 町田市特別会計条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第105号議案 町田市財政調整基金条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第106号議案 町田市公共施設整備等基金条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
     次に、第113号議案 町田市小野路宿里山交流館条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、受益者負担の適正化ということはあったにしても、現実問題として料金を引き上げたら、利用者がふえるという可能性は余り見当たらないが、いかがかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、占用利用が少ないので、これから件数がふえていくと思っている。とはいえ、利用団体に負担をかけることには間違いないので、丁寧に説明をしていきたいとのことでした。  次に、委員より、受益者負担の適正化の考えに伴うものという説明だったが、基本的に何か付加価値がつくものではなく、あくまで受益者負担の適正化のみの判断による値上げということで解釈はよいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、受益者負担の適正化とあわせて、近隣の施設等の状況も確認しているので、その中での利用料金の改定であるとのことでした。  これに対し、委員より、近隣の施設と値段を合わせたのか、それとも受益者負担の率を合わせたのか、どちらかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、利用料金の金額の水準を合わせたとのことでした。  次に、委員より、占用利用を促す政策はこれから何か組んでいくのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、占用利用については、現在でもホームページや館内で案内をしているので、引き続き周知は図っていきたい。一方で、通常無料開放する利用形態があるので、占用利用を積極的にふやしていくということではないとのことでした。  質疑終結後、まず、反対の立場から、受益者負担の適正化を理由にした値上げは行うべきでなく、低料金でこれまでどおり市民に利用してもらうべきだとの理由で、本議案に反対するとの反対討論がありました。  次に、賛成の立場から、公共施設等利用料金の値上げは、どれだけの価値を発揮できるかなども踏まえた総合的な観点から判断するものと考える。今回の利用料金等の受益者負担のみを根拠とした値上げによる増収が、利用者が享受する総合的な価値を高めることにつながるよう切望し、賛成討論とするとの賛成討論がありました。  討論終結後、採決の結果、第113号議案については、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、一括議題として審査いたしました第143号議案 町田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、第144号議案 町田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例、第145号議案 町田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、第147号議案 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、第143号議案及び第144号議案について、この改正に伴って給与が増額となる金額について、それぞれお答えいただきたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、職員1人当たり1万9,000円の増額になる。市長は6万3,600円の増額になるとのことでした。  次に、委員より、第143号議案及び第144号議案について、今回の改正は、東京都の人事委員会を参考にしたのか。人事院と東京都の人事委員会の関係を含めて、町田市の場合はどういう体制になっているのか。市長に関しては、23区、26市、その他の町村も含めて東京都の場合は共通かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、町田市の場合は、東京都の人事委員会勧告を参考に給与改定を行っている。市長に関しては共通ではないが、町田市の場合は一般職に合わせて改定しているとのことでした。  次に、委員より、第143号議案及び第144号議案について、今回の値上げ案には非正規の人たちは含まれていないのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、現状、非正規の職員には期末手当の制度はないので、反映はしていないとのことでした。  質疑終結後、まず、第144号議案に反対の立場から、消費税増税など市民の暮らしが圧迫されているときに、給与の引き上げは行うべきではないと考え反対するとの反対討論がありました。  次に、第143号議案及び第144号議案に反対の立場から、町田市の正規職員、市長などの給与を一方的に引き上げて、非正規職員の給与を連動させない不当なものである。これでは職員間の不公平、格差助長を促進する。他の自治体を見ると、一般職員の給与の引き上げにしても、首長はそれを自粛し、議会も同様な引き上げをしている例が大半である。今回のような正規の職員、市長、副市長に偏った議案内容に反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、第143号議案及び第144号議案については、賛成多数をもって、第145号議案及び第147号議案については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、一括議題として審査いたしました第131号議案 東京都と神奈川県の境界にわたる町田市と相模原市との境界変更について、第132号議案  町田市と相模原市との境界変更に伴う財産処分に関する協議について、第133号議案 町字区域の変更について申し上げます。  まず、委員より、第131号議案について、下流から境界の変更が進んできているが、河川の延長でいかないで部分部分で行ってきている。どういう配慮があるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、河川改修の整備状況に合わせて行っている。できていないところを飛ばしながら、できたところをやっているとのことでした。  次に、委員より、第132号議案について、一例として汚水管の場合、最後に流れていく先は町田市の処分場だが、変更後はどういう取り扱いになるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、下水の場合は、今現在、町田市側にある相模原市の飛び地に関しては、汚水がもう既に町田市につながっている。したがって、内容は変わらないが、支払い先が変更になるだけであるとのことでした。  次に、委員より、第131号議案及び第132号議案について、今まで二十四、五年かかっているようだが、その理由を教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、当初の計画が9期になっているが、河川改修の状況に合わせてやっているので、2つに分けて9期、10期にするなどのことが今後出てくるかもしれない。それと、3年サイクル、もしくは4年サイクルで現状の調査、測量、議会に提出して確定、国に申請して告示するという流れになっているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第131号議案、第132号議案及び第133号議案については、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。  財務部所管部分について申し上げます。  委員より、予備費は、具体的には主にどういった内容で支出されたのか、これから予算を使う部分もあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回の使い道は、まず、台風第15号関連では倒木や建築物への被害、雨漏りなどに使った。あと、千葉県へ被災地派遣をしており、そちらの旅費などに使っている。台風第19号に関しては、執行見込みも含めて、やはり倒木関係等の被害への対応である。あわせて、長野県への被災地派遣の旅費などに充用しているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第98号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第98号議案を除く議案に対する討論を許します。  討論の通告がありますので、発言を許します。  第100号議案に対する反対討論。  8番 田中美穂議員。    〔8番田中美穂登壇〕 ◆8番(田中美穂) 第100号議案 町田市まち・ひと・しごと創生基金条例────────────────────────────────に反対の立場で討論を行います。  まず、第100号議案についてですが、芹ヶ谷公園芸術の杜プロジェクトについて、内閣府に提出した事業計画には、2019年度4億8,443万8,000円の事業費とあります。これは基金で集められる目標額でもあり、企業からの寄附が集まらなければ市民にとって大きな財政負担が生じることとなります。また、同プロジェクトにおいては、今後の(仮称)国際工芸美術館の整備等についても、事業費の全体像が明らかにされていないことも問題だと考えます。そもそも、企業版ふるさと納税については、自治体間の税源の奪い合いで地方税の原則をゆがめるおそれがあり、さらに、これだけ多額のふるさと納税を集めるための寄附企業を獲得するために市の職員が営業を行っていくことも明らかとなり、住民の福祉増進を図る地方公共団体としての役割にそぐわないと考えます。よって、第100号議案に反対します。  ───────────────  ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(若林章喜) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第100号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第101号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第102号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第103号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第104号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第105号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第106号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第113号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第143号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第144号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。
       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第145号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第147号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第131号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第132号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第133号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第3 △日程第4  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第3、第111号議案外議案3件及び日程第4、健康福祉常任委員会継続審査申し出についてを一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                 健康福祉常任委員会議案審査報告書 1.第111号議案 町田市わくわくプラザ条例の一部を改正する条例 1.第112号議案 町田市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金条例の一部を改正する条例 1.第146号議案 町田市病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 1.第135号議案 町田市美術工芸館の指定管理者の指定について  本委員会は、12月11日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   令和元年(2019年)12月13日                           健康福祉常任委員長  石  川  好  忠 議長  若  林  章  喜   様  ────────────────────────────────────                 健康福祉常任委員会継続審査申出書  本委員会は、会議規則第111条の規定により下記のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので申し出ます。                        記 1.請願第 15号 心身障がい者自動車燃料費(ガソリン等)助成を求める請願        理由 請願の文面から対象者が明確でなく、請願者に確認する必要があるため。   令和元年(2019年)12月13日                           健康福祉常任委員長  石  川  好  忠 議長  若  林  章  喜   様  ──────────────────────────────────── ○議長(若林章喜) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  健康福祉常任委員長 石川好忠議員。    〔健康福祉常任委員長石川好忠登壇〕 ◎健康福祉常任委員長(石川好忠) 今期定例会において、当健康福祉常任委員会に付託された議案4件及び請願1件につきまして、12月13日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告申し上げます。  まず、第111号議案 町田市わくわくプラザ条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、わくわくプラザのサービス区分とか受益者負担割合というのは、どの程度になっているのか。例えば、昨年度の稼働率とか利用料収入、利用料が免除されている割合はいかがかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2018年度において、まず稼働率は77.4%となっている。受益者負担割合は7.8%となっている。そのうち減免率があり、減免率は81%となっている。収入額は37万9,350円となっているとのことでした。  次に、委員より、わくわくプラザは、選択的で民間で類似サービスがないという区分けだと思う。減免率が81%というので、ほとんどは高齢者の利用で、残り19%ぐらいが一般の利用になっているんだと思う。受益者負担の適正化ということでは、3割ぐらいの値上げになる。3割分上がる根拠はいかがかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、まず、受益者負担割合が基本方針では50%を目安ということで考えられて設定されている。受益者負担割合は7.8%だが、これに減免したもの、こういった団体が料金を支払ったものと考えた場合40.9%になることから、この40.9%を50%に近づける形で考えた場合に、約1.3倍ということになったものであるとのことでした。  次に、委員より、81%は減免されているということで、残りの方たちというのは、私が見ている限りではほとんどが高齢者だと思う。条例を見ると、施設自体は60歳以上の方が利用できると書いてあるが、部屋を利用するのはその限りではないということなので、例えば、あいていれば若い人が使っても構わないんだと思うが、見ている限りでは、いろんな高齢の方が使っているような気がする。この施設はほかに類似的なサービスがないという役割を持っているということなのに、受益者負担の適正化を課すという根本的な理由は何かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、19%の団体に対して受益者負担の適正化を求めるという話かと思うが、その考えの大前提になるものが、その19%についても高齢者ではなかろうかというところがあるかと思う。19%の団体について、どのような年齢構成であるかということについては、指定管理でやっているので、町田市としても正確には把握していないが、利用の帳簿を見る限り、例えば、英会話教室のようなものがたくさん入っているので、高齢者ではないのではないかと捉えているとのことでした。  次に、委員より、利用している方は団体の方が多いということで、実際に登録団体がどのくらいあって、どんな使われ方をしているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、登録団体はわからないが、2019年7月の1カ月間の使い方を手作業で集約したデータがある。減免という観点から言うと、町田市の事業、シルバー人材センターの利用、わくわくプラザの中に入っている町田市老人クラブ連合会の利用については全額減免となっており、減免の回数にも特に制限がないものとなっている。シルバー人材センターと町田市老人クラブ連合会の関連団体の利用については免除額としては全額だが、月に2回までの減免というものになっている。高齢者団体、半数が60歳以上の団体についても同様に全額減免、月2回までというものになっている。これらの団体だが、町田市シルバー人材センターと老人クラブ連合会の1カ月間の利用回数が45回ある。シルバー人材センターと老人クラブ連合会の関連団体の利用と高齢者団体の利用が120回となっている。それ以外の英会話教室であるとか、いろんな趣味の会とかそういったものが17回、合計182回の利用ということがわかっているとのことでした。  次に、委員より、本会議の質疑の中でもあったかもしれないが、前回、値上げしたのは、消費税率が変わったときに1度値上げされているという答弁があった。それ以前、これまでにこのわくわくプラザで、理由はどうであれ、値上げをしたタイミング、時期があれば教えてもらいたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、前回は2017年の4月に行っているとのことでした。  次に、委員より、この条例改正によって収入がふえた分、指定管理料は下がるのかということの質疑がありました。担当者の説明によれば、指定管理料には影響を与えないとのことでした。  次に、委員より、指定管理をしているほかの部署で使用料が上がった分、指定管理料を下げる効果があるという答弁が出ているところもあるが、それとは違うという解釈でいいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、指定管理料の金額の設定には、その施設での収入を指定管理料に充てる方式と充てない方式があり、わくわくプラザについては、施設利用料を指定管理料の収入として充てないという考え方になっている。受益者負担の基本方針に基づいた値上げではあるが、これは収入増を目的としたものではなく、あくまで受益者とそれ以外の方の均衡を図ることが目的ということであるとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、わくわくプラザは、市内に居住する高齢者の社会参加や能力活用、地域交流の促進を図って、高齢者福祉、地域福祉の増進に寄与することが設置目的となっている。利用者対象をおおむね60歳以上としており、会議室の利用はその限りではないとはしていても、利用料を免除されているのが81%と、多くが高齢者福祉の利用目的で免除を受けている。このような民間に類似サービスがない役割を持っている施設の利用料を3割も値上げすることは、高齢者を中心とした利用者にとって、ささやかな趣味のサークルや会合さえ気楽にできなくなる負担増だと考える。よって反対するとの反対討論がありました。  次に、賛成の立場から、本来、公共施設利用料金などの値上げは、利用者側からは歓迎されない事案であることは言うまでもない。町田市受益者負担の適正化に関する基本方針に基づくものであっても、より市民の賛同を得るための説明努力と義務が行政側にはあると考える。ほかの施設利用料金を含め一律に受益者負担をうたうだけではなく、その必要性と値上げによる結果が後の利用者の満足度が高まるよう、市民に向けてアピールされるように切望する。よって賛成するとの賛成討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第112号議案 町田市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第146号議案 町田市病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第135号議案 町田市美術工芸館の指定管理者の指定についてについては、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  最後に、請願第15号 心身障がい者自動車燃料費(ガソリン等)助成を求める請願につきましては、請願の文面から対象者が明確でなく、請願者に確認する必要があるため、継続審査とすべきものと決しました。  以上で健康福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。  第111号議案に対する反対討論。  32番 殿村健一議員。    〔32番殿村健一登壇〕 ◆32番(殿村健一) 通告に基づいて、日本共産党市議団の一員として、第111号議案 町田市わくわくプラザ条例の一部を改正する条例に対する反対討論を行います。  条例改正の内容は、施設の利用料を受益者負担の適正化方針に基づいて改定するもので、会議室や講習室の利用料を約1.3倍引き上げるものです。わくわくプラザは施設の目的として、高齢者の社会参加及び能力活用並びに地域交流の促進を図り、高齢者福祉及び地域福祉の増進に寄与することとしています。年金が目減りし、消費税増税など高齢者の生活が大変な状況になる中、本利用料の引き上げは、高齢者の社会参加の機会を抑制するものであり、行うべきではないと考え、第111号議案に反対します。 ○議長(若林章喜) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第111号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。
       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第112号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第146号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第135号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  健康福祉常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第5 △日程第6  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第5、第107号議案外議案12件及び日程第6、文教社会常任委員会継続審査申し出についてを一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                 文教社会常任委員会議案審査報告書 1.第107号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例 1.第108号議案 町田市博物館資料収集基金条例の一部を改正する条例 1.第109号議案 町田市美術品等収集基金条例の一部を改正する条例 1.第110号議案 町田市立国際版画美術館条例の一部を改正する条例 1.第125号議案 町田市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例 1.第136号議案 藤の台学童保育クラブ外11箇所の指定管理者の指定について 1.第137号議案 大戸のびっ子学童保育クラブの指定管理者の指定について 1.第138号議案 南つくし野学童保育クラブの指定管理者の指定について 1.第139号議案 鶴川第二学童保育クラブの指定管理者の指定について 1.第140号議案 山崎学童保育クラブの指定管理者の指定について 1.第141号議案 玉川学園子どもクラブころころ児童館及びころころ学童保育クラブの指定管理者の指定について 1.第142号議案 小山中央学童保育クラブの指定管理者の指定について 1.第 98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)  本委員会は、12月11日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   令和元年(2019年)12月12日                           文教社会常任委員長  木 目 田  英  男 議長  若  林  章  喜   様  ────────────────────────────────────                 文教社会常任委員会継続審査申出書  本委員会は、会議規則第111条の規定により下記のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので申し出ます。                        記 1.請願第 12号 並木町会の独立に関する請願        理由 なお調査を要するため。   令和元年(2019年)12月12日                           文教社会常任委員長  木 目 田  英  男 議長  若  林  章  喜   様  ──────────────────────────────────── ○議長(若林章喜) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  文教社会常任委員長 木目田英男議員。    〔文教社会常任委員長木目田英男登壇〕 ◎文教社会常任委員長(木目田英男) 今期定例会において、当文教社会常任委員会に付託された議案13件及び継続審査となっておりました請願1件につきまして、12月12日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第107号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第108号議案 町田市博物館資料収集基金条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第109号議案 町田市美術品等収集基金条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第110号議案 町田市立国際版画美術館条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、これまで65歳以上の観覧料を半額に設定していた理由を改めて伺いたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、1992年9月議会で、高齢化社会へ向けての対策として、65歳以上を半額にする規定が議決されたとのことでした。  次に、委員より、本会議の質疑で、近隣11施設では65歳以上の半額の制度はないということも検討に上がったとのことだが、それはどの自治体かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、11館の自治体は、平塚市、横須賀市、世田谷区、目黒区、さいたま市、千葉市、神奈川県、府中市、埼玉県、練馬区、板橋区であるとのことでした。  これに対し、委員より、近隣市の施設で65歳以上の半額の制度はないということであれば、国際版画美術館は、65歳以上は半額であることを打ち出して、集客につなげる方向での検討はしたかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回は、受益者負担の適正化に関する基本方針に沿った考え方の中で、65歳以上の料金設定を外すという判断に至っている。値上がり感が生じる可能性はあるので、例えばシニアデーを設定して無料日を設けるなどの検討をしていきたいとのことでした。  次に、委員より、国際版画美術館運営協議会の委員の人数や構成は、ほかの自治体の状況を見たのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、委員構成の参考にしているのは博物館法で、多くの美術館もこうしたものを参考に人数構成を考えている。今回の調査では、例えば青梅市立美術館では委員人数は7名で、学校教育及び社会教育関係者4人と知識経験者で3人だった。神奈川県平塚市美術館では10人以内で、特に人数構成は明記していなかった。府中市美術館は12人で、この構成は学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識経験を有する者で、ほぼ同様の構成となっているとのことでした。  次に、委員より、今回は、実態に合わせて8名とのことだが、2018年度の段階では9名だったかと思う。その1名の委員構成はどのように変わったのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2名が変わった。1人は公認会計士で、業務の都合でやめる意向を示した。もう1人が市民の方で、公募で何年か前にお願いしていた方だが、本人からやめるという意向があった。現在はそれにかわり1名、学識経験者枠で新たな委員をお願いしているとのことでした。  これに関連して、委員より、市民公募の方が辞退したとのことで、そのまま市民公募の枠があってもよかったと思うが、その点はどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、やめる際に、自分1人で市民の代表として発言することへの違和感が何年もあったという発言があり、その意見を参考に今回の構成になったとのことでした。  質疑終結後、まず、反対の立場から、委員会や本会議の質疑の中で、65歳以上が半額という制度を1992年から高齢化社会への対応で導入したということだった。収入が少なくなる世代の方々が公共施設として、文化に触れる機会の保障という点では、やはり半額であることの意義が重要だと思う。また、市内の施設の中でも、そういった半額や低価格に設定している施設もある。繰り返しになるが、文化に触れる機会をしっかりと市として保障する必要があると考える。また、近隣の11施設で65歳以上が半額の制度はないということで提案もしたが、町田市は半額だということを打ち出して市外からの集客に努める方向も、ぜひ検討してほしかったと思う。魅力的な企画をせっかくやっても、やはりお金がなければ行く機会がなくなってしまうわけで、そういったたくさんの方が文化に触れる機会を保障するところで、今回の値上げについては反対するとの反対討論がありました。  次に、反対の立場から、委員構成について、ほかの自治体とも比較した上で、最終的にこういう形で条例案としたということだが、ほかの自治体と比較しても8名は少ないほうであり、また、昨年まで委員の市民公募という枠が今回なくなり、9名だったのが8名になったということで、これから芹ヶ谷公園の整備を行うタイミングも考えると、減らすよりも、むしろふやす考えのほうが適しているかと思うので、第110号議案には反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第125号議案 町田市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、利用者のうち高齢者の割合は30%とのことで、本会議では、都内の他自治体を参考に今回の利用料を設定したとの答弁もあったが、65歳以上や障がい者は無料にしている自治体もあったかと思う。そういった点はどう考えているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回は受益者負担の適正化に関する基本方針に基づいて見直しをしている。その中で温水プールの受益者負担率は100%となっているが、実際の負担率と乖離を見直すということになっており、今回は、無料にするという考えではなく、現行の料金をどう見直しするかということであるとのことでした。  これに対し、委員より、高齢者がいかに体力を維持するかということも課題になる中で、値上げで利用回数が減ってしまうというような検討はしたのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今のところ利用者が減少するとは余り考えていない。今、温水プールでは無料のレッスンをやっており、かなり好評である。働き盛りの方や高齢者の方にも比較的なじみやすい無料教室をこれから検討していくことも考えているので、そういったところをしっかり周知し、利用者減にならないように検討していく考えであるとのことでした。  次に、委員より、受益者負担率100%だと利用料は1,200円になるとのことで、これに比べれば1.5倍の値上げは安いという話になるが、この金額は視覚的にもかなり大きいと思う。今後どのように利用者に説明するのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、10月の消費税の値上げや、過去の利用料金の変更の際も行ったが、1カ月前から券売機等に値上げの料金と値上げの趣旨を掲示して、理解を深めたいとのことでした。  これに関連して、委員より、利用料金をいきなり1,200円にするのではなく、段階的に少しずつ上げていくという考えなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、受益者負担の適正化に関する基本方針では、毎年受益者負担割合は見直していきましょうとしている。ただ、それに対する料金の変更を頻繁に行うと市民生活にも影響が大きいので、二、三年に1度、見直しをしていくことで認識しているとのことでした。  質疑終結後、まず、反対の立場から、今回の値上げで料金は1.5倍になり、これまで3回行けた金額で2回しか行けなくなってしまうことになる。特に、高齢者に対して体力の維持などを必要としながら、利用場所の値上げをすることは矛盾していると思う。都内の他自治体では、高齢者、障がい者に対しては無料としている自治体もある。公共施設の役割として、利用料の負担が少なく、誰もが通いやすい場所であることが重要と考えるため、値上げはすべきでないと考える。よって、第125号議案に反対するとの反対討論がありました。  次に、賛成の立場から、値上げについては一定の理解をするが、本来、公共施設の利用料金等の値上げは利用者からは歓迎されない事案であることは言うまでもない。受益者負担の適正化に関する方針に基づくものであっても、より市民の賛同を得るための説明努力と義務が行政側にあると考える。ほかの施設利用料金を含め、一律に受益者負担をうたうだけでなく、その必要性と値上げによる結果が後の利用者の満足度が高まるように市民へアピールするよう求めて、賛成するとの賛成討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、一括議題として審査いたしました第136号議案 藤の台学童保育クラブ外11箇所の指定管理者の指定について、第137号議案 大戸のびっ子学童保育クラブの指定管理者の指定について、第138号議案 南つくし野学童保育クラブの指定管理者の指定について、第139号議案 鶴川第二学童保育クラブの指定管理者の指定について、第140号議案 山崎学童保育クラブの指定管理者の指定について、第141号議案 玉川学園子どもクラブころころ児童館及びころころ学童保育クラブの指定管理者の指定について及び第142号議案 小山中央学童保育クラブの指定管理者の指定について申し上げます。  まず、委員より、第136号議案について、相原たけの子学童保育クラブは、以前は指定管理者が運営していたとのことだが、今回指定する法人と同じなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2006年から2008年に指定管理で運営していた法人と、今回候補者として選ばれた法人は異なるとのことでした。  次に、委員より、学童保育クラブの指定管理は、自助努力等で経費削減して費用が余る場合は、市に返している団体があるとの話を聞いたが、そのようなルールなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、指定管理に関する委託料は、毎年度児童数が変わるので、その児童数に応じた形で支払っている。その中で当初の予定と変わって差額が出た場合は、定めたものについて最終的に精算する形で市に返還することになっている。これは、全ての法人で同じ定めになっているとのことでした。  次に、委員より、今回の指定管理の選定に当たって、ほかの応募はあったかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回選定を行った全てのクラブで応募団体は各1団体だったとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第136号議案、第137号議案、第138号議案、第139号議案、第140号議案、第141号議案及び第142号議案については、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。  まず、文化スポーツ振興部所管部分について申し上げます。  委員より、東京2020オリンピック・パラリンピック大会気運醸成事業について、小山白山公園で行われるイベントは、具体的に決まっているものがあれば教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、オリンピックの自転車ロードレースのコースの近くということで、競技映像を流しながら、ステージのしつらえもして、お祭り的に盛り上がれればと思っている。経済系の団体も実行委員会を組織して、一緒になって1つのイベントを盛り上げることになっており、具体的な検討はその中で行って、地元の人の意見も聞きながら決めていきたいとのことでした。  以上が文化スポーツ振興部所管部分についてであります。  次に、子ども生活部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、学童保育クラブ整備事業について、今回の増築工事による学童保育クラブ及び学校の授業への影響はあるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、増築工事ということで、町田第一小学校の場合、校庭も広くなく、限られたスペースで設計し、建築する点でさまざまな制約があることは認識している。当然、児童の安全や体育の授業等への影響が出ない形で工事を進められるよう、営繕課としっかりと協議し、学校側の予定、行事等も確認をしながら、支障がなく安全な形で実施していきたいとのことでした。
     これに関連して、ほかの委員より、老朽化改修工事も行うということで、工事をしている間は、そこで学童保育を続けるのか、それとも別の部分で学童保育を続けるのかとの質疑がありました。 担当者の説明によれば、既存施設の老朽化改修工事では、代替場所というのも厳しい面もあり、保育をしながら部分的にスペースを区切って、区画ごとに工事を進めていきたいと考えているとのことでした。  以上が子ども生活部所管部分についてであります。  次に、学校教育部所管部分について申し上げます。  まず、委員より小学校校舎等改修事業について、防火シャッターを改修するとのことだが、シャッターはどういう方式になるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、シャッターは、古いものを新しいものに交換し、その際、危害防止装置等の設置も含めて考えているとのことでした。  次に、委員より、小・中学校体育館空調設備設置事業について、空調設備の設置とあわせて、空調効率が高まるようなことは工事の内容に含まれているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回、なぜ壁輻射式冷暖房パネル方式を選んだかという点になるが、体育館全体を冷やす方式はかなりエネルギーロスになり、体育館下部の人に近い所を輻射熱で考えていくところで、今回、体育館につけるにはベストではないかと考えた。音や風もない点が非常に特徴的なもので、これでエネルギーを落とそうという考えであるとのことでした。  これに関連して、委員より、送風式と壁輻射式ではどちらがコストが低いのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、壁輻射式のほうがコストは低いとのことでした。  以上が学校教育部所管部分についてであります。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第98号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  最後に、請願第12号 並木町会の独立に関する請願につきましては、なお調査を要するため、継続審査とすべきものと決しました。  以上で文教社会常任委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第98号議案を除く議案に対する討論を許します。  討論の通告がありますので、発言を許します。  第110号議案及び第125号議案に対する反対討論。  31番 細野龍子議員。    〔31番細野龍子登壇〕 ◆31番(細野龍子) 日本共産党市議団の一員として、第110号議案、第125号議案に反対の立場で討論を行います。  まず、第110号議案 町田市立国際版画美術館条例の一部を改正する条例についてです。  これは受益者負担の適正化のために、満65歳以上の観覧料の半額料金を廃止するものです。65歳以上といえば、多くは仕事を退き、現役時代の収入より収入が減ってしまうことが多い世代です。一方で、時間的にはゆとりができる高齢者に、文化的で精神的に豊かな生活を提供するためにも、観覧料の半額制度は大変意義があると考えます。観覧者をふやすためにも有効だと思います。子どもたちや現役世代はもとより、ふえ続ける高齢のできるだけ多くの人たちに、町田市の貴重な価値ある美術品を見ていただくためにも、65歳以上の観覧料の半額制度は残すべきであり、本条例の改正は行うべきではないと考えます。  続いて、第125号議案 町田市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論します。  学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例で、受益者負担の適正化に関する基本方針に基づき、負担率100%にできるだけ近づけるために使用料を1.5倍に引き上げるものと伺います。中学校温水プールの一般開放は、学校の授業やクラブ時間外で、利用日数や利用時間にも制限がある中、多くの市民が利用しているのは、やはり料金が安価であり、近くにあって気軽に利用できるということに要因があると思います。障がいがあっても高齢になってもスポーツとして楽しめるプールは、リハビリや健康増進にも大いに役立ち、市民利用がふえれば、それだけ町田市の医療費の低減にも効果があると考えます。学校施設の温水プールについては、受益者負担割合を引き下げるべきと考えます。  また、消費税や物価が上がる中、賃金や年金は目減りして市民生活は大変となる中、市民誰もが気軽にスポーツできる環境を守るためにも値上げは行うべきではないと考えます。  以上の理由で第110号議案、第125号議案に反対します。 ○議長(若林章喜) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。  28番 吉田つとむ議員。    〔28番吉田つとむ登壇〕 ◆28番(吉田つとむ) 第110号議案 町田市立国際版画美術館条例の一部を改正する条例に賛成の立場から討論を行います。  私は元来、65歳以上を高齢者と言ってもらいたくないというふうに言ってきております。65歳を半額にするという措置は、そもそもこの趣旨からして応じないわけでありますが、こうした観点の上で述べさせていただきます。  先日、議会で講演を聞かせていただきました。同じ多摩地区の中で先進市と言われて当然だと思いますが、そちらの中では、我々のこの税負担というのが、30代の前半の人よりも65歳以上の全世代の人たちの税負担が多い、市民税の負担が多いということを紹介していただきました。大変ありがたいことであります。私は町田市にそうした資料をつくってもらいたいというふうに言っているんですが、なかなかつくっておられませんが、同じような多摩地区の中で先進的な市の方から、そういう紹介をいただいたわけでありますが、ここで世代別の観点を大きく変えていかなければならないだろうというふうに思っておるわけであります。この適正負担という中に世代別で、果たして何が公正かということを改めて考えていく必要がある、このように考えておるわけでありまして、今回65歳の人たちが半額であるということが廃止されるというのは、結構なことであるというふうに思っております。たとえ、そういう世代からひんしゅくを買ってでも、自分が先進的にこういうふうに述べていこうと思っておる次第であります。  あわせて、今回の議案の中で、市長が判断によって無料にできるとありますが、これについては市長が恣意的判断がないようにやっていただきたいと、厳正にやっていただきたいと思う次第であります。受益者負担の原則は何事も大切でありまして、利益をもらう人たちが適正な負担をやっていく、これはこの議案とは違いますが、プロサッカーチームも利益を上げるところは適正な負担をやっていただくであろうという、町田市が方針をとることを信じまして、賛成討論とさせていただきます。  高齢者の皆さんが頑張って税金を納めているという現実を、町田市もぜひ示してもらいたいと思います。料金はこの適正な判断で同額であるというのが適切だと思っております。 ○議長(若林章喜) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第107号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第108号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第109号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第110号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第125号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第136号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第137号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第138号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第139号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第140号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第141号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
       〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第142号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  文教社会常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第7  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第7、第114号議案外議案16件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                  建設常任委員会議案審査報告書 1.第114号議案 町田市あき地の環境保全に関する条例の一部を改正する条例 1.第115号議案 町田都市計画事業等による被買収者に対する住宅等の資金利子補給条例を廃止する条例 1.第116号議案 町田市ラブホテル建築の規制に関する条例を廃止する条例 1.第117号議案 町田市住居表示整備審議会条例の一部を改正する条例 1.第118号議案 町田市営住宅条例の一部を改正する条例 1.第119号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例 1.第120号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例 1.第121号議案 町田えびね苑条例の一部を改正する条例 1.第122号議案 町田市緑の保全と育成に関する条例の一部を改正する条例 1.第123号議案 町田市水洗便所改造工事等資金貸付条例を廃止する条例 1.第124号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例 1.第126号議案 町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する施設整備工事請負契約の変更契約 1.第127号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート新築工事請負契約の変更契約 1.第128号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約の変更契約 1.第134号議案 字区域の廃止及び町区域の変更について 1.第 98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号) 1.第 99号議案 令和元年度(2019年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)  本委員会は、12月11日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   令和元年(2019年)12月12日                             建設常任委員長  お ぜ き  重 太 郎 議長  若  林  章  喜   様  ──────────────────────────────────── ○議長(若林章喜) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  建設常任委員長 おぜき重太郎議員。    〔建設常任委員長おぜき重太郎登壇〕 ◎建設常任委員長(おぜき重太郎) 今期定例会において、当建設常任委員会に付託された議案17件につきまして、12月12日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第114号議案 町田市あき地の環境保全に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第115号議案 町田都市計画事業等による被買収者に対する住宅等の資金利子補給条例を廃止する条例について申し上げます。  委員より、所期の目的を達成したということであるが、これからいろいろ土地の買収や必要な開発なども行われると思うが、必要がないということでよいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、過去10年以上にさかのぼって実績はなく、今後も特に予定していないため、そういった事業が起きる場合には、必要に応じて、今度は条例ではなく個別の要綱において整備したいと考えているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第116号議案 町田市ラブホテル建築の規制に関する条例を廃止する条例については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第117号議案 町田市住居表示整備審議会条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第118号議案 町田市営住宅条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、この条例改正による影響は何かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、連帯保証人の削除ということで、市営住宅の使用料の滞納が生じた場合の納付協力の依頼、または滞納時の連帯保証人としての請求が、今後は、その世帯に対して行うことがなくなるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第119号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第120号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、受益者負担の適正化で団体利用の枠を外すということだが、50円とか20円とか安くなっていることが適正ではないという判断なのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、開園当初、多くの方に来ていただいて収益も含めて団体割引を設定したところであるが、この団体割引についても、入園者の確保が開園以来できつつあることと、こうした状況のことを踏まえながら、受益者負担の適正化に関する公平性、均衡性の観点から廃止するものであるとのことでした。  次に、委員より、1人でも多くの人に来てほしいのであれば、入園料を高くする理屈にはならないと思う。ただ、受益者負担の適正化の部分の方向性で考えた場合に、今の団体が結構多く来ているという部分で、単体の料金で来てもらったほうが収益としては上がるという理解でよいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、そういった趣旨も含めて行っているところであるが、開花の時期に大きく影響されることから、団体料金を今回廃止することによって、受益者負担率を若干上げたとしても大きな影響はないという判断の中で行っているとのことでした。  次に、委員より、例えば集客を上げる中で収入をふやしていくことも1つの視点であり、それによって受益者負担率の回収をきちんとできることもあるわけで、そういう意味での工夫をしていく余地があるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、ランニングコストの圧縮といった視点でも当然考えていかなければいけないと思っており、そういった視点で今後事業を進めていければと思っているとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、団体利用をなくすということだが、市民の皆さんが毎年楽しみにしているぼたん園、市民の中には少しでも安くという方もいて、団体を組んで、みんなで楽しもうという方も大勢いると思う。そうした中で、今回、団体料金をなくすことは、そういう楽しみにしている市民の中で、来られなくなるとまではいかないかもしれないが、回数が減ったりという状況が生まれてくるのではないか。そうしたぼたん園の魅力を、今、四季彩の杜という形でさらに拡大していく役割はあると思うが、やはり市内で楽しみにしている皆さんも、また、外から来られる皆さんも、こうした団体で楽しむという楽しみ方を保障する上で、団体の枠はしっかりと守るべきだと思い、反対するとの反対討論がありました。  次に、賛成の立場から、今回の団体割引の廃止については、受益者負担の適正化の一辺倒でやるべき話ではないと判断している。今後、薬師池公園の整備が進み、一体として、四季彩の杜として考えなければいけない場合に、どれだけの価値をこのぼたん園に発揮できるかというところが、まさに入園料の金額の部分の決め手になるかと思う。そういった意味で、これからも継続的に、ここの入園料の部分については総合的に見た形で判断をしてほしい、そういった検証をしてほしいという意見を申し添えて、賛成するとの賛成討論がありました。  次に、賛成の立場から、四季彩の杜ができることで相乗効果的な入場者の増加という、入場料収入も期待ができると思うわけであるが、一方で、このぼたん園にしても、質の維持が非常に難しくなってきているという状況も聞き及んでいる。そういう意味では、運営方法の見直しも含めて検討すべきということを申し添えて、賛成するとの賛成討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第121号議案 町田えびね苑条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、これからのことも考えて、今回、小学生を無料にするということである。観光地に行くと、シルバー割引とか、市民割引などを設定しているところが多いが、これからも含めて、入苑料を考えるときに、そういうものは検討したのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、そういったことについては、引き続き、マーケティングを含めて、経営的な視点も含めて検討する1つの課題と認識しているとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、えびね苑の利用の中で、団体の方を外して受益者負担の適正化を図るということだが、やはり大勢の人たちに入苑してもらう、楽しんでもらうという団体枠というのは外すべきではないと考え、反対するとの反対討論がありました。  次に、賛成の立場から、本来、入苑料については、受益者負担の適正化という1つの視点だけで定めるものではないという意見と、今後、さまざまな四季彩の杜等の整備に伴い、いろいろな付加価値をつけたところで本来の入苑料を設定すべきという意見で、今後はそういった視点も含めて検討してほしいという意見を添えて、賛成するとの賛成討論がありました。  次に、賛成の立場から、今後、四季彩の杜が立ち上がって相乗的な効果が望まれる一方で、やはりもうちょっと民間活力を入れた工夫した運営も必要なのではないかと思う。そういった意味では、柔軟な価格設定ももっとできるのではないかという期待もあるため、運営方法の見直しも含めて検討することを意見として申し添えて、賛成するとの賛成討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第122号議案 町田市緑の保全と育成に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、住民の要望として、緑化に対する要望は大変強く、みどり委員会で審議することで納得してもらう、あるいは意見を吸い上げてもらう場として、必要だと思う。いろいろ条例整備なども行われてきており、計画なども策定されてきたが、まだまだ果たす役割はあると思うがどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、現在は、緑の基本計画に基づき、基本的な町田市の緑の将来像についても定めている。基本的な理念としては、「町田の環境文化を育む多摩丘陵・里山回廊の保全・再生・活用」としており、それのもとに8つの基本方針を定めて、事業を進めているため、それに従って緑地の保全について取り組んでいきたいとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、直近で20年間は開かれていないということで、第三者の緑に対する意見を提案する場として、やはり今でも必要な存在ではないかと思う。20年間活用されてこなかったというのは残念だと思うが、廃止については、やはり存続をして、しっかりとその機能を果たさせていくべきではないかと考えて、反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第123号議案 町田市水洗便所改造工事等資金貸付条例を廃止する条例について申し上げます。  委員より、この条例を廃止した理由を詳しく教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、現条例は公共下水道整備を行うに当たり、水洗トイレの普及、下水道への切りかえを促進するために制定したが、現在は、人口普及率が98.8%と100%近くに達したこと、貸し付け希望者も年々減少傾向にある。今後、町田市私債権管理条例をもとに貸付制度の新たな規定を設け、制度自体は引き続き継続していく予定であるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第124号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第126号議案 町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する施設整備工事請負契約の変更契約について申し上げます。  まず、委員より、今回の増額はいたし方ない部分だと思うが、これまでの過程の中で、いろいろとあって、結構増額してきている。これからも緊張感を持って臨んでほしいと思うがどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、この工事は皆様から非常に注目されている工事だと思っている。変更についても、根拠のないものは一切見ていないため、しっかりと行っている。今後、会計検査という形で皆様にお示ししていきたいとのことでした。  次に、委員より、工期完了までまだ4年以上あるが、よほどの事態が生じない限り、同様の変更契約の議案はないと認識してよいかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、このスライド対象となるような変動があれば、また変更は生じる可能性があるのと、今後、また予測できないような状況になったりした場合には変更が生じる可能性があるため、全くないとは言い切れないとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第127号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート新築工事請負契約の変更契約については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第128号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約の変更契約について申し上げます。  委員より、2週間ほど工事完了までおくれるわけだが、それに伴って、ウェルカムゲートのオープンに影響はないのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、西園及びウェルカムゲートのオープンについては、今のところ2020年4月半ばを予定している。工事終了からオープンまでの期間は若干短くなるが、予定どおり開園できるように、現在、指定管理者と協議を進めているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第134号議案 字区域の廃止及び町区域の変更についてについては、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。  まず、環境資源部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、債務負担行為の追加として、廃棄物・資源物収集運搬業務委託事業その2については、2カ年でということだが、この辺の経緯について伺いたい。また、変更のほうでは、廃棄物・資源物収集運搬業務委託事業ということで、当初予算にもあったが、この辺の経緯について、状況を説明してほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回の債務負担行為の経緯について、まず、2019年の当初予算で、債務負担行為として46億9,619万5,000円を計上しており、6月に入札を行った結果、1件の契約が決まったが、それ以外の部分については全部不調に終わってしまったため、減額をするものである。その後、業者にもヒアリングをかけて、委託の業務範囲の考え方、車両の考え方や労務単価の考え方など、さまざまな要因があり、改めて今回、2カ年の8億6,669万2,000円の債務負担行為で設定したものであるとのことでした。  次に、委員より、4月以降、仮に不調だったときには何らかの手だてがあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、不調に終わったときの契約上の手だては設けていないとのことでした。  以上が環境資源部所管部分についてであります。  次に、道路部所管部分について申し上げます。  委員より、施工年度がおくれることで、玉川学園のコミュニティセンターの開業に影響はあるのか。また、心配されるのが、工事が並行で行われていく場合に、オープンしたとしても、利用者の安全確保については詰めているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、玉川学園コミュニティセンターについては、2021年5月に開所する予定であり、ペデストリアンデッキについては、2021年9月に工事が完了する予定となっている。その分、少し開きが出てしまうが、なるべく早期に完了するように努力していきたい。また、安全第一に工事をしていきたいとのことでした。  以上が道路部所管部分についてであります。
     次に、都市づくり部所管部分について申し上げます。  委員より、野津田公園拡張区域埋蔵文化財調査事業について、これは具体的にどのようなことをするのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、9月に拡張区域の整備工事に先立ち、試掘をしたところ、古墳時代から奈良・平安時代の竪穴式住居跡が発見されたため、遺跡の本調査が必要になった。面積的には3,000平方メートルぐらいの拡張区域の一部分であるが、そこについて掘削をしながら遺跡の本調査を行うとのことでした。  以上が都市づくり部所管部分についてであります。  次に、下水道部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第98号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第99号議案 令和元年度(2019年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。  委員より、予備費について、その内容を詳しく説明してほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回、10月に起きた台風第19号の豪雨による被害への対応である。詳しい内容として、1点目は、雨水の人孔が大雨の水圧で破損し、それに伴い破損した舗装の修復をするものである。2点目は、水路、全部で10カ所ほどであるが、これも大雨が降ったために、水路ののり面が崩れたりしたため、そういった修復にかかわるものを充用することになるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上で建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第98号議案を除く議案に対する討論を許します。  討論の通告がありますので、発言を許します。  第120号議案から第122号議案までに対する反対討論。  20番 佐々木智子議員。    〔20番佐々木智子登壇〕 ◆20番(佐々木智子) 日本共産党市議団の一員として通告に従い、第120号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例、第121号議案 町田えびね苑条例の一部を改正する条例、第122号議案 町田市緑の保全と育成に関する条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論します。  第120号議案は町田ぼたん園、第121号議案は町田えびね苑の入園料の利用単位に設けられていた20人以上の団体割引を削除するものです。どちらも受益者負担の適正化を理由にしていますが、薬師池公園四季彩の杜構想の中で、この2つの花を楽しむ公園は、回遊性を生かして多くの来園者に来ていただく観光スポットとして位置づけられています。また、どちらの園も有料の開園期間が4月中旬から5月初旬と限定されていることから、その時期に合わせ団体で来られる方は、薬師池公園の整備が終われば、さらにふえると予想されています。団体割引をなくしても受益者負担率は大して変わるものではなく、立川市の国営昭和記念公園でも、山形県川西町のやまがた川西ダリヤ園でも20名以上の団体客のために団体割引を設定しています。団体客として初めて来た方が、今度は1人でも来ようと思う仕組みをつくることのほうが大事で、団体で来る来園者のために設定していたささやかな割引制度をなくす第120号議案と第121号議案に反対します。  次に、第122号議案は、全ての市民が健康で快適な生活を営むことができ、かつ、自然と生活が調和した環境を将来の市民に引き継いでいくために、緑の保全と育成を図り、市民の福祉の増進に寄与するという目的に立って、市長がその意見を聞かなければならないとしたみどり委員会をなくすものです。  廃止する理由として、大規模開発に関する諮問がなくなったからと言いますが、所掌事務には、緑の保全と育成にかかわる基本事項と示されているだけで、これまでみどり委員会を設置してほしいという開発地域周辺の住民の声に対し、設置しなかったことのほうが問題と考えます。今後、北部丘陵や市街地の貴重な緑地をこれ以上開発で失わないよう防止するためにも、住民の福祉の増進を基本として審査するみどり委員会は必要であると考えます。  よって以上の理由から第122号議案に反対します。 ○議長(若林章喜) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第114号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第115号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第116号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第117号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第118号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第119号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第120号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第121号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第122号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第123号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第124号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第126号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第127号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
       〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第128号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第134号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第99号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  これより第98号議案の討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第98号議案を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第8  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第8、第148号議案を議題といたします。  本案について、市長から提案理由の説明を求めます。  副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、第148号議案 3R推進課車両による物損事故に係る損害賠償請求事件の和解についてご説明申し上げます。  初めに、今回の事件に関しましては、被害者の方には大変申しわけなく、深くおわび申し上げます。  本議案は、町田市が被告となっております3R推進課車両による物損事故に係る損害賠償請求事件について、東京地方裁判所立川支部から和解案の提示があり、これに従い和解による解決をいたしたく、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決をいただくものでございます。  事故の概要といたしましては、2018年5月11日午後2時10分ごろ、町田市の職員が坂道にごみ収集車を停車して、サイドブレーキをかけずに同車両から離れたところ、無人のまま動き出し、被害者宅の門に衝突し破損させたものでございます。  裁判の経過及び内容といたしましては、損害賠償の内容について、原告である被害者と合意に至らず、2018年12月26日に損害賠償について提訴されておりました。裁判は東京地方裁判所立川支部にて審議が進められておりましたが、2019年12月4日付で、裁判所から和解案の提示がされました。  和解案の内容は、町田市が原告に対して損害賠償金として90万7,200円を支払うというものでございます。  なお、この金額につきましては、公益社団法人全国市有物件災害共済会から、全額補填されることになります。  以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(若林章喜) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第148号議案を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第9  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第9、議員提出議案第24号を議題といたします。  本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。  35番 佐藤伸一郎議員。    〔35番佐藤伸一郎登壇〕 ◎35番(佐藤伸一郎) 境川の早期改修と令和元年台風第19号による早期復旧等に関する意見書に関する提案理由説明をさせていただきます。  まず初めに、台風第15号及び台風第19号により被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。  それでは、議員提出議案第24号 境川の早期改修と令和元年台風第19号による早期復旧等に関する意見書についてご説明申し上げます。  東京都と神奈川県の行政界を流れる2級河川の境川は、平成20年8月に洪水により大規模な浸水被害が発生しました。さらに、平成28年8月22日の台風第9号及び平成29年10月23日の台風第21号では、避難勧告の発令に加え、一部の箇所において氾濫危険水位を超えて護岸の上端まで水位が達しており、町田市民から、早期整備について強い要望を受け、平成30年1月23日に町田市長、相模原市長連名で知事に対して要請書を提出しています。  また、このたびの令和元年9月9日の台風第15号、10月12日の台風第19号、10月25日の台風第21号でも境川流域で多くの被害が発生しています。台風第19号では大雨特別警報が発令され、境川が氾濫危険水位を超えたことにより、多数の市民が避難所へ避難し、その数は全体で3,000人を超えました。この際の被害復旧についても、町田市民からの強い声が上がっています。  これらのことから、境川における早期改修と早期の被害復旧を強く要望するものです。  議場にいる議員各位にご賛同を賜り、壇上より提案理由説明といたします。 ○議長(若林章喜) 提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  議員提出議案第24号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第10  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第10、議員提出議案第23号外議案7件を一括議題といたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって本案については提案理由の説明を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。  議員提出議案第30号に対する反対討論。  26番 新井よしなお議員。    〔26番新井よしなお登壇〕 ◆26番(新井よしなお) 議員提出議案第30号 大学入試への民間英語試験と国語と数学の「記述式問題」導入の中止を求める意見書に反対の立場で討論を行います。  その理由は、意見書の文面を見る限り、事の本質を理解しているとは思えず、文部科学大臣の発言の揚げ足取りや政権の足を引っ張る行動にしか見えないからであります。記述式については同意できるところはあるものの、まずは改善であり、それもせず中止はどうかと思います。  そして、英語試験導入の中止については全く賛同できません。その理由ですが、これまでも何回も英語教育改革の流れはありました。でも、最終的にはいつも入試があるからという決まり文句で振り出しに戻ってしまい、ほとんど改革が進まないまま、30年以上の月日が流れている状況です。ほとんどという表現は、例えばオーラルの要素も授業に導入されましたし、センター試験にリスニングも入りましたが、ようやくそこまでという状況です。そして、その流れになったからこそ、現場の先生たちが一生懸命対応しようとして、授業を変えようと努力しているのが今の現場の現状でございます。  このように、制度が変わったから授業を対応させたのであって、授業が変わってきたから入試や指導要領をそれに合わせて改定したのでは決してありません。入試を変えなくても授業が変えられるという自浄作用がもし働いていたとするならば、もうとっくの昔に英語の環境は変わっていて、現在の40代以下の日本人で基本的な英語運用能力に問題のある人は少数派になっているはずでありますけれども、実際はそんな状況は全く生まれておりません。  ですから、多少強引であっても入試を先に変えなくてはならないのです。入試が従来どおりである限り、大多数の授業はこれまでと変わらないのです。日本の将来を考えたときに必要な改革を先送りどころか中止にするのはとんでもないことです。確かに計画段階で曖昧な部分も多く、その点については改善が必要だと考えますが、中止にすることは日本の英語教育が変わるきっかけを失うことになると考えます。  よって、議員提出議案第30号に反対いたします。 ○議長(若林章喜) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。  32番 殿村健一議員。    〔32番殿村健一登壇〕 ◆32番(殿村健一) 日本共産党市議団の一員として、議員提出議案第26号 スパイ防止法の制定を求める意見書に対する反対討論を行います。  1985年6月の国会に提案、後に廃案となった国家機密法案、すなわちスパイ防止法案の目的は、スパイ防止の名のもとに、防衛外交問題など国政の重要事項について国民の目や耳、口を塞ぐという憲法が保障する国民の基本的人権を侵害するものです。日米軍事同盟にかかわる情報など、国家機密とされる問題についても、政党や国会議員の国政調査、マスコミ等の正当な言論活動、一般市民の日常の言動について、政府が不都合と見なせば犯罪として取り締まることができるというものです。また、処罰については、死刑や無期懲役など、重罰規定を盛り込んでいることです。  このように、国民の言動を日常的に監視することになれば、憲法の表現の自由の確保は空文になるでしょう。さらに、いわゆるスパイ行為については、現行の刑法を初め、公務員法、出入国管理法、電波法等によって防止や処罰が可能であると考えます。  最後に、町田市議会1985年第2回定例会において、国家機密法案の撤回を求める決議が可決しています。本議員提出議案は、当時の国家機密法案、いわゆる国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案の内容と本質的に変わりはないと考えます。  以上の理由で議員提出議案第26号に反対します。 ○議長(若林章喜) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  議員提出議案第23号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第25号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第26号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第27号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第28号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第29号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第30号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第31号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第11  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第11、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、お手元にご配付いたしました議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行うことに決しました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について変更を要するものについては、その措置を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって議員派遣について変更を要するものについての措置は議長に委任することに決しました。
      ―――――――――◇―――――――― △日程第12  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第12、各常任委員会の特定事件継続調査申し出についてを議題といたします。  各常任委員長から、目下委員会において調査中の特定事件につき、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。  8番、田中美穂議員より発言の申し出がありますので、この際、これを許します。 ◆8番(田中美穂) 先ほど、日程第2の総務常任委員会の審査報告の討論のところで──────については討論の通告を行っていませんでしたので、──────に関する討論の部分は発言取り消しをお願いいたします。 ○議長(若林章喜) 8番、田中美穂議員からの発言は終わりました。  ただいま8番、田中美穂議員から、お聞きお呼びのとおり発言取り消しの申し出がありました。  この発言取り消しを許可することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって8番、田中美穂議員からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。  以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。  今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。  会議を閉じます。  これをもって令和元年第4回町田市議会定例会を閉会いたします。                午後零時 閉会   ――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   議  長  若   林   章   喜   署名議員  殿   村   健   一   署名議員  熊   沢   あ や り...