町田市議会 2019-12-12
令和 元年文教社会常任委員会(12月)−12月12日-01号
議事係担当係長 佐藤義男
議事係主任 五十嵐大悟
担当 折本大樹
6 速記士 小島由佳里(澤速記事務所)
7 事件 別紙のとおり
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文教社会常任委員会審査順序
令和元年(2019年)
12月12日(木)午前10時
第2委員会室
1
子ども生活部
(1)第136号議案
藤の台学童保育クラブ外11箇所の指定管理者の指定について
(2)第137号議案 大戸のび
っ子学童保育クラブの指定管理者の指定について
(3)第138号議案
南つくし野学童保育クラブの指定管理者の指定について
(4)第139号議案 鶴川第二
学童保育クラブの指定管理者の指定について
(5)第140号議案
山崎学童保育クラブの指定管理者の指定について
(6)第141号議案
玉川学園子どもクラブころころ児童館及びころころ
学童保育クラブの指定管理者の指定について
(7)第142号議案
小山中央学童保育クラブの指定管理者の指定について
(8)第 98 号議案 令和元年度(2019年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)
(9)行政報告 「新・町田市
子どもマスタープラン(後期)」策定に係る
パブリックコメントの実施について
2 生涯学習部
(1)第125号議案
町田市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例
3 学校教育部
(1)第 98 号議案 令和元年度(2019年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)
(2)行政報告
中学校給食無料試食会について(中間報告)
4 防災安全部
(1)第107号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例
(2)行政報告 町田市
地域防災計画修正の概要及び意見募集の実施について
(3)行政報告 町田市
安全安心まちづくり推進計画の改定について
5 市民部
(1)請願第 12 号 並木町会の独立に関する請願
(2)行政報告 地域センターにおける
夜間施設使用料学割制度の導入について
6
文化スポーツ振興部
(1)第108号議案 町田市
博物館資料収集基金条例の一部を改正する条例
(2)第109号議案 町田市
美術品等収集基金条例の一部を改正する条例
(3)第110号議案
町田市立国際版画美術館条例の一部を改正する条例
(4)第 98 号議案 令和元年度(2019年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)
(5)行政報告
ラグビーワールドカップ2019
TMナミビア代表チーム並びに
インドネシアパラバドミントン代表チームの
キャンプ受入れについて
7 特定事件の
継続調査申し出について
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午前10時 開議
○委員長 ただいまから
文教社会常任委員会を開会いたします。
今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件及び継続審査となっております案件について審査を行います。
審査順序につきましては、お手元に配付してあります
委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
△第136号議案〜第142号議案
○委員長 第136号議案から第142号議案までを一括議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎
子ども生活部長 指定管理者の指定について一括してご説明申し上げます。
第136号議案から第142号議案の7議案につきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定管理者を指定するものです。
初めに、第136号議案につきましては、
本町田東小学校の
藤の台学童保育クラブ、忠生第三小学校の
木曽学童保育クラブ、
木曽境川小学校の
木曽境川学童保育クラブ、七国山小学校の
七国山学童保育クラブ、町田第三小学校の竹ん子
学童保育クラブ、町田第二小学校の学童21保育クラブ、町田第六小学校の高
ヶ坂学童保育クラブ、成瀬台小学校のすまいる
学童保育クラブ、鶴川第一小学校の
野津田学童保育クラブ、南成瀬小学校のなんなる
学童保育クラブ、鶴間小学校の
鶴間ひまわり学童保育クラブ、相原小学校の相原たけの子
学童保育クラブの計12カ所の
学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、
社会福祉法人町田市
社会福祉協議会を指定するものでございます。
次に、第137号議案につきましては、大戸小学校の大戸のび
っ子学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、特定非
営利活動法人町田市
学童保育クラブの会を指定するものでございます。
次に、第138号議案につきましては、
南つくし野小学校の
南つくし野学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、
社会福祉法人龍美を指定するものでございます。
次に、第139号議案につきましては、鶴川第二小学校の鶴川第二
学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、
社会福祉法人明社会を指定するものでございます。
次に、第140号議案につきましては、山崎小学校の
山崎学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、
社会福祉法人東香会を指定するものでございます。
次に、第141号議案につきましては、
玉川学園子どもクラブころころ児童館及び町田第五小学校のころころ
学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、特定非
営利活動法人子育て・子
育ち支援タグボートを指定するものでございます。
次に、第142号議案につきましては、
小山中央小学校の
小山中央学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、
社会福祉法人景行会を指定するものでございます。
第136号議案から第142号議案の指定管理者の候補者につきましては、市内に事務所、または事業所を有し、子どもに関する施設の運営実績のある団体から候補者を募集し、町田市
指定管理者候補者選考委員会の選考結果を参考に、最も適切に
学童保育クラブ及び
子どもクラブを運営できる団体を選定いたしました。
なお、第136号議案から第142号議案の指定管理者の指定期間は、いずれも2020年4月1日から2025年3月31日までの5年間でございます。
説明は以上になります。よろしくお願いいたします。
○委員長 これより一括して質疑を行います。
◆田中 委員 第136号議案について伺いたいと思います。本会議の質疑でも伺いましたけれども、相原たけの子
学童保育クラブについて経緯を答弁していただきましたが、以前は指定管理者が運営ということでしたが、そのときと今回指定される指定管理者というのは同じところなのか、また、現在は市の直営ということで、職員の体制はどのようになっているのか、人数や資格など伺いたいと思います。
◎
児童青少年課担当課長 相原たけの子
学童保育クラブを以前指定管理で運営していた法人と今回選定された法人が同一であるかという点と、職員の体制についてご質疑いただきましたので回答させていただきます。
まず以前、2006年から2008年に指定管理で運営していた法人と今回候補者として選ばれました法人は違う法人になります。職員体制につきましては、今、相原たけの子
学童保育クラブ直営で運営をしておりますが、正規職員が2名、嘱託職員が1名、そのほか、今、相原たけの子
学童保育クラブは支援の単位が2になりますので、配置人員としては4名を配置することになりますので、資格のある臨時職員と加配です。月によって加配児童が違いますけれども、加配児童がいればその分の臨時職員を配置する形になっております。指定管理に移行した際は、基準がそもそも条例で定めがございます。今申し上げましたとおり、支援の単位が2の場合は職員を4名配置する。あと、加配児童がいる場合は加配の職員を1名ずつ配置するというところは変わりはございませんので、同じ数の職員が配置されるものという形で認識しております。
◆田中 委員 正規の方が2名ということでしたが、何か資格はお持ちなのでしょうか。また、現在正規の方の給与が支払われていると思いますけれども、その給与と指定管理後の給与というのはどのように――指定管理後は指定管理者のほうで擁するものですけれども、どのぐらい差があるものなのか伺いたいと思います。
◎
児童青少年課担当課長 現在相原たけの子
学童保育クラブで働いております正規職員につきましては、まず市の児童厚生員を2名配置している形になります。今、
学童保育クラブには
放課後児童支援員の資格を持っていないと有資格者を配置したという形になりませんので、この正規職員2名についても、
放課後児童支援員の資格を取得している者を配置させていただいているところです。
お給料の点ですけれども、委員もおっしゃいましたけれども、お給料につきましては法人のほうでそれぞれ規定がございますので、あと年数ですとか、経験ですとか、役職、そういったものを含めますと、どういった方が配置されるかというのはちょっと現段階ではまだわかりませんので、配置された方が、その法人の給料規定にのっとった形で支給されるものと思います。
◆田中 委員
指定管理者移行後も条例に基づいて、資格のある方が配置をされるということだと思います。今回、直営の
学童保育クラブについても、本会議のほうで殿村市議が質疑をさせていただきましたけれども、町田第一小学校区の
学童保育クラブについては、直営でやっている意義というものもあるというお答えがあったと思うんですけれども、そういった町田市としての現状の方針というのは、何かどこかに位置づけがあるものなのでしょうか。それだけ最後に伺いたいと思います。
◎
児童青少年課担当課長 町田第一小学校にあります
中央学童保育クラブについて、議場のほうでもご答弁させていただいているところなんですけれども、今回、相原たけの子
学童保育クラブを指定管理に移行という形でお諮りをさせていただいているところと、以前、つるっこ
学童保育クラブについてもお話をさせていただいたところなんですけれども、その中で最終的に今町田第一小学校の
中央学童保育クラブが直営で残るというところで、何か方針のところで市で特に定めているわけではないんですけれども、多くの
学童保育クラブが町田市にはございますので、その運営をしていく中で、やはり保育ですとか運営のノウハウというものは――今年度、例えば3,700名を超える児童をお預かりしているところもございますので、そういったところで直営の学童でそういったものを吸収しながら、全体によりよい保育ができるような形でしていきたいと考えているところです。
◆熊沢 委員 何点かお伺いしたいんですが、まず指定管理なんですが、ちょっと聞いたのが
学童保育クラブの指定管理の中で、基本的に指定管理だと市からいただいたお金をそのまま、自助努力によって経費削減できたりできなかったりというのはあるけれども、余ったら返さなきゃいけないといって返している団体があるような話を聞いたんですが、それはそこだけ特別に返さなければならないのか、ほかの団体も自助努力によって余ったら返さなければならないルールなのか、何かほかの指定管理だとそんなことはないような気がするんですが、その辺を教えていただけますか。
◎
児童青少年課担当課長 指定管理に関する委託料につきましては、毎年度児童数が変わりますので、その児童数に応じた形で決定をして、お支払いさせていただいているんですけれども、その中でも当初提案をいただいて積算した金額の中から、例えば人員のところですとか、例えばですけれども、有資格の嘱託員を配置しようと思っていたけれども、最終的にそれが臨時職員になってしまったと、いわゆるそういった当初の予定と変わったところで差額が出た場合なんかについては、定めたものについて最終的に精算をするような形で市のほうに返還をいただくということになっています。これについては、全ての法人で同じ形で、そういった定めになっております。
◆熊沢 委員 ということは、最初の計画で出したとおりのままであれば、うまくやって余ったとしても、それは返さなくてもいい。今回、今のお話だと、本当は職員が正規じゃなくて、臨時職員とか職員ということになって、人数の確保ができなかったから、最初の出した起案と違うから、違う分はちゃんと精査して精算しますよということでよろしいですか。
◎
児童青少年課担当課長 精算すべき経費というのは、例えば人件費ですとか、光熱水費ですとかがあるんですけれども、そちらにつきましては例えば電気代でも月1万円ずつ使う、年間12万円という予定だったのが、それが例えば11万5,000円で済んだというところであれば、その5,000円については精算の対象となっているので、人件費につきましても、総額幾らという形で最初に提案をいただいたもので毎年度決定をしておりますので、そこからの差額が発生した場合については返還をいただいている形になります。なので、全く計画どおりに、例えば人員を採用していれば金額に差異は出ないと思いますので、その場合もちろん返還は必要ないということになると思います。
◆熊沢 委員 済みません、ちょっと私の認識と指定管理の認識が違ったのか、それとも
子ども生活部の
学童保育クラブだけ別なのか、ほかの体育館とか、市民ホールとか、そういうところも全てそういう形で、自助努力によって経費が削減された場合は返還するというふうには私は認識していなかったんですが、それは皆さん統一でそうなっているということなんですかね。それとも
学童保育クラブだけは別なのか、別ならば、なぜ別なのかはわかりますか。
◎
児童青少年課担当課長 他の指定管理については、委員がおっしゃったような形で自助努力というところであるというのは認識をしております。
学童保育クラブにつきましては、ちょっとお調べさせていただきたいんですけれども、精算すべきというところ、ちょっとお調べさせていただくんですけれども、指摘を受けたところがありまして、途中から精算するものを精算するような形に変更しております。ごめんなさい、いつどのような形でというのは、ちょっとお時間をいただいて調べさせていただきたいと思います。
◆熊沢 委員 今度ほかの場所で聞こうかと思うんですが、なぜそういう指摘を受けたのかというのは少し疑問に思うところもあって、指定管理という制度なので、同じなのではないかなというところがありながらも、どこからどのような指摘でというのがわかったら、また今度、別の機会でもいいので教えていただきたいなと思います。
◎
児童青少年課担当課長 お調べして、後ほどお答えさせていただきます。
◆熊沢 委員 もう1個、前回も質疑したと思うんですが、指定管理を受けている、今回も議案に上がってきている場所で父母会費、その会の運営費の500円を会員全員に支払うようにしている会があるんです。前回もそれを何とかしたほうがいいんじゃないですかというお話をして、そうしたら前回は父母会費の中にその500円が入っていたんだけれども、今回は父母会費と別に、そこの団体の会員、そこの法人の会員の賛助会員だか何とか、会員費というので別で出ているんだけれども、その父母会に入る人はみんなそれを払わなければならないというような拒否ができない状況なんですよね。
規約をよく見ると、父母会の3分の2以上の賛成があればとか書いてあるけれども、それを毎年やるわけでもないだろうし、その辺のことをどのようにご指導されていて、それは別で、ましてやそこの法人は多くを持っていますので、1人当たり500円だけれども、かなりの金額を保護者に負担させていると思うんですね。年間500円だから大したことないと思うかもしれないけれども、やっぱりその辺はどうかなと思うんです。低所得者の方々もいるかもしれないですし、そういう方々に対して市が出しているお金がありますよね。おやつ代とか、父母会費とか、そういう中でこの500円は――ことしは500円が別にあるけれども、去年までは父母会費として、保護者の会のお金として出ていたから、そういうところはどういうふうになっているのか、わかる範囲でいいので教えていただけますか。
◎
児童青少年課担当課長 昨年もお話をいただいておりまして、その後の経緯というか、対応についても含めてご説明をさせていただきたいと思います。まず、運営法人とは市のほうでもヒアリングを実施させていただいております。その中で、
保護者会自体は任意団体ということもあって、市が直接指導することはなかなか難しい点もあるんですけれども、その500円という金額については、最終的には結果的に運営法人に入るというところでは、市民感覚としてちょっとおかしいところがあるんじゃないですかということは法人には伝えさせていただきました。
その上で、今例えば先ほどからお話ししている業務仕様書があるんですけれども、その中では、
保護者会自体は、やはり
学童保育クラブの中でよりよい保育を実施するような形で連携していってくださいということは記載させていただいているんですけれども、その一方で、指定管理者は指定管理料以外で保護者から料金を徴収してはならないという定めもございます。
そのような状況でございますので、2019年、本年の1月に、まず保護者向けに、市のほうで保護者会等についてのアンケートを実施させていただいております。その際に、保護者の方に、そういった保護者会の加入のところで誤解がないようにということで、保護者会の加入はあくまでも任意であるといったこともアンケートの中には記載をさせていただいております。そのアンケート結果で、保護者からさまざまなご意見が寄せられたこともございますので、今年度、2019年度から業務仕様書を変更いたしまして、おやつ代については今まで保護者会、もしくは
学童保育クラブが徴収するという形になっていたんですけれども、そうしますと、保護者会に加入していないとおやつ代はどうなってしまうんですかという声も多くございましたので、おやつ代については
学童保育クラブが基本的には徴収するような形に改めて、もし保護者会に加入しなくても支障がないように改めさせていただいております。
今回、今ご指摘がございました件につきましては、ちょっとまだこちらのほうでも今年度のところを、また改めてしっかりと確認してまいりたいと思います。その中で、改めて指導等が必要な事案がございましたら、引き続き対応していきたいと考えております。
◆熊沢 委員 何か私の昨年の発言が誤解を与えたみたいで、私に、あやりさんは保護者会に反対なのかと言うから、いや保護者会には全然入るつもりだし、保護者会はやるよと。そうじゃなくて、保護者会の中から、保護者会費という名目で団体の運営費を取ることは間違っているのではないかという指摘をさせていただいたと。ただ、その運営法人の方々の中では、そのように間違った認識をされているみたいですので、今の話だと私自身は、今ここで質疑しているのは、保護者会に関して加入するのは任意だし、加入することは構わない。だけれども、それとは別に、保護者会費とは別に会の運営費を取るような団体というのは、少し指導をされたほうがいいのではないかなというところです。
先ほど言った、早い話が迂回ですよね。保護者が直接500円払うのではなく、保護者が保護者会に500円払って、それを保護者会から運営団体がもらうというのは結局は、本来ならば指定管理がいただいてはいけないものをいただいているということになるのではないかなと。かなですけれども、そういうところでしっかりと指導されて、これはどうですよというのと、先ほどお話しさせていただいた、ちょっと私自身も不勉強で申しわけないんですが、市のほうからさまざまな補助が出されている方の中に、去年までは保護者会費という名前で運営団体の500円も出ていたので、その辺がもしわかれば、きょうじゃなくていいですので、それは違うことですよね。市の補助からそこの会の運営費の500円が出ているということは違うことだと。残りの1,200幾らの保護者会費は別として、500円は違うことだと思いますので、ぜひしっかりと精査していただいて、指導していただければなと思います。全ての団体にそういう形でしていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆村まつ 委員 少しだけお伺いをいたします。全て一括でお伺いしたいんですけれども、今回のこの指定管理選定に当たって、ほかの応募者があったのかどうかをお伺いできますでしょうか。
◎
児童青少年課担当課長 応募団体についての件でございますけれども、今回選定を行った全てのクラブで応募団体は1団体でございました。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより一括して討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
まず、第136号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第136号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第137号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第137号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第138号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第138号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第139号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第139号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第140号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第140号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第141号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第141号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第142号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第142号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第98号議案(
子ども生活部所管部分)
○委員長 第98号議案を議題といたします。
本案のうち、
子ども生活部所管部分について、提案者の説明を求めます。
◎
子ども生活部長 第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)、
子ども生活部所管分についてご説明申し上げます。
お手元の補正予算書の7ページをごらんください。タブレットでは、35分の11ページになります。
第3表、債務負担行為補正でございます。
追加分の1段目、町田第一小学校区
学童保育クラブ整備事業につきましては、2021年度から高学年児童を受け入れるに当たって施設を増築するため、限度額を733万4,000円とし、令和元年度から令和2年度までの2カ年事業として債務負担行為を定めるものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 これより質疑を行います。
◆田中 委員 予算の概要の説明の中で、高学年受け入れに向けて育成スペースが足りなくなる
学童保育クラブが、今回の
中央学童保育クラブのほかに4カ所とありますけれども、その4カ所とはどこのことか伺いたいと思います。
また、今回の増築工事による
学童保育クラブ及び学校の授業への影響はあるかどうか伺いたいと思います。
◎
児童青少年課担当課長 高学年受け入れに伴う狭隘化が予想される施設についてでございますけれども、今回の町田第一小学校の
中央学童保育クラブのほかに、現在の推計値をもとに算出したところ、南第一小学校の南第一さくら
学童保育クラブ、南第四小学校のどろん子
学童保育クラブ、町田第五小学校のころころ
学童保育クラブ、鶴川第四小学校の鶴川第四
学童保育クラブがスペース的にちょっと厳しいかなという形で、推計のところで出ているところでございます。
あと、今回の工事に関して影響等というところのお話なんですけれども、増築工事ということで、町田第一小学校の場合、校庭も広くないというところもありますし、限られたスペースに設計をして建築するというところでいろいろな制約があることは認識しております。当然、児童の安全とか、体育の授業とかを含めて、そういったところに影響が出ないような形で工事を進められるように、まずは営繕課とそこら辺はしっかりと協議をさせていただいた上で、学校側の予定、行事等、そういったところも確認をしながら、支障がない、かつ、安全な形で進められるように来年度実施していきたいと考えております。
◆矢口 委員
学童保育クラブの面積が足りる足りない、増築が必要だ必要じゃないという判断に使われる基準みたいなものを全て教えていただければと思います。
◎
児童青少年課担当課長 面積につきましては、まず条例で児童1人当たり1.65平米以上を確保するという形で定めがございますので、こちらが基準になると。それぞれの施設、校庭に単独で施設があったり、学校の教室を活用させていただいたり、さまざまな形態がございますけれども、それぞれ育成スペースの面積がございますので、それと1.65平米のところで受け入れ人数というのは決まってくるのかなと考えております。
今もそうですし、今後もそうなんですけれども、低学年、いわゆる1年生から3年生につきましては、一定の期間に申請があれば全員を受け入れていくという形で今進めさせていただいておりますので、そういった意味では、その部分の面積については確実に確保していかなくてはいけないのかなと考えております。
◆矢口 委員 人数掛ける面積という基準なのかと思うんですけれども、例えば
学童保育クラブによってスペースの区分が違うというか、空きスペース、空き教室を活用するんだよというふうにやったとしても、空き教室に多く分かれてしまう、何個にも分かれてしまうと、目が届きにくくて見るのがすごく負担になってくる、大変だというようなお声もあるのかなと思うんですけれども、そういった面積だけでは単純にわからないようなところというのは、各
学童保育クラブの運営法人に聞き取りというのはしているんでしょうか。
◎
児童青少年課担当課長 先ほども申し上げましたけれども、確かに43クラブというところでは、さまざまな保育室がいろんな形態になっている、そういった状況になっております。特に学校の校舎内の余裕教室を活用させていただく場合は、委員がおっしゃったとおり、例えば2カ所を確保するのに端と端ということでは、やはり適切な保育というところで支障が出るおそれがございますので、そこにつきましては可能な限り、例えば教室は1階の部分を活用させていただくですとか、なるべく
学童保育クラブに近い教室を活用させていただくような形で学校とは十分協議をさせていただいているところです。
運営法人とはそこら辺で協議をしているかというところでは、例えば今までそういった形で、仮に教室を2つ確保した場合でも、当然教室ですので間に壁がありますので、今までは広い一体的なところで保育をやっていたところが、そういったところで保育を今後実施する場合などにつきましては、そういった経験があるクラブとかもほかでありますし、そういったところはこういった形でやったらどうですかとか、法人から保育を運営する上での不安といったものをお聞きした上で、対応については説明をさせていただいている形です。
◆矢口 委員 わかりました。法人のところで、やっぱり余分教室を使うところで、そういうお悩みがあるというふうにも聞いていて、余分教室を場所が悪いところで幾つか使うとか、そういう場合には例えば、別の場所をという考え方はもちろんあると思うんですけれども、人数を例えば加配してあげるような考え方とかもあるという話も聞いているので、そういったところも今後はより細かく考えていって、今後、高学年の方々の受け入れとかで人数がふえてくるところだと思うので、考えていただければと思います。
◆村まつ 委員 まずお伺いしたいのが、予算の概要の下の「既存の建物についても」というくだりがあるんですけれども、これは町田第一小学校のことを指しているということでよろしいでしょうか。
◎
児童青少年課担当課長 今回、増築工事をさせていただくという形で、その設計のところをお諮りさせていただいているところなんですけれども、もともと既存の
学童保育クラブの建物がございまして、これが今老朽化を迎えております。老朽化の改修の計画にちょうど入っていたところもございますので、既存の
学童保育クラブの建物の老朽化改修工事と増設に関する増築工事の設計を今回1本で進めるという形です。なので、小学校の校舎の中ということではなくて、単独の建物になります。
◆村まつ 委員 あと、特別支援学級もこれからふやしていくというような計画があると思うんですけれども、
学童保育クラブを整備していく上で、特別支援学級をふやしていく計画に何か影響があるかどうか、ないとは思うんですけれども、念のため確認をと思いまして、お願いいたします。
◎
児童青少年課担当課長 スペースが足りない場合は学校の余裕教室を活用していきたいという形で進めさせていただいている中で、学校のほうも、そういった形でいろいろなところで教室を使うことがふえてきているというところでは、教育委員会を含めて協議していかなければいけないのかなと考えているところと、あと各学校ごとで加配児童を含めて、加配児童等は
学童保育クラブは定数を定めておりませんし、必要に応じて加配用の職員を配置しておりますので、そこについてはそれぞれの学校、それぞれの
学童保育クラブで対応はしていけるのかなと考えております。
◆村まつ 委員 そうすると、それは学校ごとの判断によるということなんですか。
◎
児童青少年課担当課長 学校ごとというか、それぞれの学校で当然入ってくるお子さんというのは違うと思います。そこら辺については、影響なく対応できるというふうに考えております。
◆松葉 委員 1点だけ、老朽化改修工事も行うということで、その工事をしている間、
学童保育クラブのお子さんたちというのは、そこで学童保育を続けていけるんですか。それとも別の部分で学童保育を続けるのか、その点について確認させてください。
◎
児童青少年課担当課長 既存の施設の老朽化改修工事の際の保育については、なかなかちょっとスペースの問題もありまして、代替場所というのも厳しい面もありますので、保育をしながら部分的にスペースを区切って立入禁止にして、区画ごとにやっていくような形で改修工事は進めていきたいなというふうに、今ちょっと考えているところです。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって
子ども生活部所管部分の質疑を終結いたします。
△行政報告(「新・町田市
子どもマスタープラン(後期)」策定に係る
パブリックコメントの実施について)
○委員長 行政報告、「新・町田市
子どもマスタープラン(後期)」策定に係る
パブリックコメントの実施についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎
子ども生活部長 新・町田市
子どもマスタープラン後期策定に係る
パブリックコメントの実施につきまして、担当者から報告をさせていただきます。
◎石崎 子ども総務課担当課長 タブレットの資料番号71をごらんください。本件は、本年3月の第1回定例会において策定することを報告いたしました新・町田市
子どもマスタープラン後期につきまして、附属機関である町田市子ども・子育て会議で審議を重ね、計画案がまとまりましたので、
パブリックコメントを実施することを報告するものでございます。
公表資料でございますけれども、計画案、計画案の概要版を公表いたします。計画案につきましては、タブレット210分の22ページから掲載しております。計画案の概要版につきましては、タブレット210分の2ページから掲載しております。
ここで計画案の主な特色等につきまして、概要版を用いましてご説明させていただきます。
タブレット210分の3ページをごらんください。後期行動計画の特色でございます。町田市子ども・子育て支援事業計画、町田市子ども発達支援計画、町田市子育て支援ネットワーク連絡会レポート等を取り込みまして、本計画1冊で子どもに関する施策全般を確認できるようにしております。
次に、副題の「子どもにやさしいまちづくり計画」についてでございます。これは本市の子どもの参画についての施策が高い評価を受け、ユニセフの日本型子どもにやさしいまちモデルの基準づくりに参加するなど、子どもにやさしいまちづくりに取り組んでいることにより、副題とするものでございます。
以上の子どもに関する計画の統合や子どもの参画のさらなる推進など、第1回定例会で計画策定の方向性としてご報告したものを形とした計画案としております。
タブレットの210分の1ページにお戻りください。実施期間は2019年12月16日から2020年1月15日の間でございます。
公表場所につきましては、
子ども生活部所管部署や各市民センター、各市立図書館等、記載の場所でございます。
意見の回収につきましては、郵送、ファクス、メール、窓口での回収となります。
周知に関しましては、「広報まちだ」や町田市ホームページのほか、公表場所や市内保育園・幼稚園等でポスターを掲示していただく予定でございます。
結果に関しましては、2020年3月下旬に町田市ホームページ及び公表場所にて公表する予定でございます。こちらの結果を、子ども・子育て会議にかけまして、今年度中に計画の策定を終了する予定でございます。
報告は以上でございます。
○委員長 休憩いたします。
午前10時40分 休憩
―――◇―――◇―――
午前10時44分 再開
○委員長 再開いたします。
これより質疑を行います。
◆田中 委員 まず、
パブリックコメントの周知と提出ですとか、集め方についてなんですけれども、資料の中に、置く場所については市役所ですとか、例えば生涯学習センターですとか、地域子育て相談センターですとか、さまざま書いてあるんですけれども、例えば保護者がよく行く場所としては、保育園ですとか幼稚園というところがあって、ポスターは掲示をするということでしたけれども、なかなか実物が手にないと書く気にもならないかと思うんですけれども、そういったところの検討はされたのか。
あと、ポスターということですけれども、例えばホームページと言われるとちょっと敷居が高いけれども、QRコードだったらその場で見られるとかがあると思うんですけれども、そういったQRコードの掲示などはされているのかということ、あともう1つ、町田市のメール配信があると思うんですけれども、私も登録して、日々送ってくださっていますけれども、それに配信をするという予定はあるかどうか。リンクを張ればすぐに見られて、メールアドレスなんかもすぐにリンクができて意見も送りやすいと思うんですけれども、以上、
パブリックコメントの周知と配布の方法について幾つか伺いたいと思います。
◎石崎 子ども総務課担当課長 3点ご質疑いただきました。
まず、ふだん行かれる各保育園等で提出ができないかというところでございますけれども、こちらに関しましては、各保育園に通っている方になると思うんですけれども、個人情報の関係等もございますので、現状では、こちらに書かせていただいているような市の施設で回収するような形をとらせていただいております。
続きまして、QRコードに関しましては、ポスターに関しましてQRコードは載せておりませんで、ホームページのアドレスしか載せていないというところでございます。
3点目のメール配信につきましては、メール配信を12月15日に行う予定でございます。
◎子ども総務課長 先ほどの保育園のポスターのみなのかというようなご質疑に関しましては、少なくとも公立の保育園についている地域子育て相談センターのほうには、公表のための資料は置くということになっておりますので、同じ敷地内でそこら辺は完結できるのかなと考えております。
◆田中 委員 メール配信はしていただけるということで、できれば1回じゃなくて、中間とか2回、もしできれば複数配信していただけたらなと思います。
また、QRコードは載せていないということでしたけれども、もし検討していただけるんだったら、途中でも張りに行っていただくとかできないかなと、枚数も多いと思いますので難しいとは思うんですけれども、ぜひたくさんの意見を集めていただきたいなと思います。
前もほかの
パブリックコメントのときも言ったんですけれども、市庁舎の中央の案内所が、やっぱり市役所の中では行きやすいところだと思うんです。市役所だと、市政情報課、広聴課となっているんですけれども、どこにそれがあるかというところは、それが欲しい人はそこに行くと思うんですけれども、何か目について、自分のことに関係しそうだなと思って書こうかなと思う人にとっては、やっぱり中央の案内所が一番目につきやすいかと思うんですが、そういった検討というか連携というのは難しいんでしょうか、伺いたいと思います。
◎石崎 子ども総務課担当課長 1階の中央総合案内のところに置けないかというところかと思います。中央総合案内のところは、現状では置くものがある程度決まっておりまして、あとは先ほども申し上げたんですけれども、個人情報の関係がございまして、現状では、市政情報課と広聴課1階はそちらで受けるということになっております。ただ、やはり検討させていただきまして、1階の中央総合案内の横に、今看板のようなものがございまして、ポスターを掲示できるようになってございます。こちらにポスターを掲示しまして、やっていますということをわかっていただけるようにする予定でございます。
◆熊沢 委員 これは
パブリックコメントをとるのに市庁舎とか、子どもセンターとか、保育園、幼稚園とかもポスターを掲示予定と書いてあるんですが、12月16日から1月15日だと、保育園は皆さん大体あいているけれども、幼稚園はお休みになっちゃうんじゃないかなと思うんです。だから、何でこの時期なのか、時期は仕方がないのかもしれないけれども、年末のこの時期じゃなくて、もうちょっとないのかと思ったり、やっぱりばたばたするから、お母さんたち、保護者の方々もなかなかこの時期、年末年始は子どもがいたり、帰省したりとかで難しいので、もうちょっといいタイミングという――子育てしているときに暇な時期はないんですけれども、それでももうちょっと期間を広くするとか、何か時期が何だろうなという時期なんですけれども、どうなんですか。
◎石崎 子ども総務課担当課長 今ご指摘いただきました時期に関してなんですけれども、子ども・子育て会議で検討して、計画案がまとまってというところで、申しわけないんですけれども、今の時期になってしまいました。今後、
子ども生活部で計画等を策定する際には、今のご意見を参考にさせていただければと思います。
◆熊沢 委員 これは1カ月あるように見えるんですが、庁舎も休みます、図書館も閉まります、子どもセンターもみんな閉まるから、1か月ないじゃない。みんなでもないけれども、年末年始というとあいてたり、その辺も今考えますとは言われたけれども、今後と、これは結構大きなことだと思うんですよ。
さっき田中委員もお話があったとおりに、これは多くの人に答えてほしいためにやっているのか、答えてほしくないためにやっているのか。答えてほしかったら、もうちょっと答えやすいようにQRコードの話もそうだし、ちょうどこの時期だと
学童保育クラブに申し込みの時期だったりとか、保育園の申し込みの時期があるから、
子ども生活部のカウンターのところに、こういうのをやっていますよと置くだけでも1つの方法なんじゃないかと思うんですけれども、その辺は今からでもできると思うので、ぜひよろしくお願いいたします。
◎石崎 子ども総務課担当課長 ポスターに関しましては、幼稚園のほうに張っていただくご依頼、こちらはまだこの後、依頼してお渡しするものでございますので、ちょっとQRコードをポスターに載せるような方向で、幼稚園だけになってしまいますけれども、やらせていただければと思います。
あと、
子ども生活部のカウンターにおきましては、公表場所として置かせていただくんですけれども、もう少しわかりやすいような形を考えさせていただければと思います。
◆熊沢 委員 ありがとうございます。QRコードなんですが、あれは私はよくわからないけれども、もしシールか、紙に印刷して張る形でもよければ、保育園協会とかの方々がこちらに来る機会があると思うので、そのときに
子ども生活部に寄ってくださいというようなお願いをして、来られなかった方は来られなかったでしようがないけれども、多分来られる機会があると思うし、それは保育園協会の会長に頼むなり、話をされたりして、なるべく多くの方々に答えてもらわないと、率先して意見を言う人というのはいつも言っていて、偏ってしまうわけでもないんだけれども、何げなくこんなのやっているんだと、何となく答えてもらえるような、先日も一般質問でサイレントマジョリティーみたいな人たちが少しでも多く答えてもらえるようにしていただけたらいいなと思うので、ぜひよろしくお願いいたします。
◎子ども総務課長 少し工夫をしてみたいと思います。
◆わたべ 委員 もう既に
パブリックコメントについては、2人が意見をおっしゃっていたんですけれども、大体こういう
パブリックコメントをとるときの目標、何人ぐらいから
パブリックコメントが来るといいなという想定の人数はしていらっしゃるんでしょうか。
◎石崎 子ども総務課担当課長 特に目標というわけではないんですけれども、過去の
子ども生活部の計画では、2014年の町田市子ども・子育て支援事業計画では24名、58件、2015年の町田市
子どもマスタープランでは18名、58件、2017年度の町田市子ども発達支援計画では14名、51件でした。こちらを踏まえますと、今回も20名前後で50件程度かと考えております。
◆わたべ 委員 了解いたしました。この子ども・子育て会議は各団体の代表が集まって、いろいろきっちり討議してつくっている計画だと思いますけれども、やっぱりもっと人数が欲しいなというふうに単純に思います。いろんな掲載場所というか、
パブリックコメントの掲示する場所の中に中央図書館もありましたけれども、実際に中央図書館に
パブリックコメントの資料が置いてあるところは、本当にエスカレーターの上り口から全然違う、各団体の掲示物がある建物の一番隅っこなんですね。時々そこは見に行くんですけれども、なかなかあそこの奥まで人は行かないだろうなという図書館の置き場所も含めて、ぜひ全体を検討していただければと思います。
あと、
パブリックコメントで寄せられた意見のうち、今までそういうことがあったかどうかわからないんですけれども、この基本的な素案が今つくられて、計画の文言を少し変更するような影響があった
パブリックコメントは今まであったんですか。
◎子ども総務課長 1つ目の掲示場所については、各置く場所、掲示場所について、もう少し私どもも確認をしながら、市民の方の目につくところに置いていただくように働きかけはしたいと思います。
2つ目の部分なんですが、実際、今まで
子ども生活部関連に限ってしまいますが、基本的には軽微な変更はございますが、大きな変更はなかったというふうに思っております。
◆矢口 委員 目標が大体20名前後ということなんですけれども、今までのお話を聞いて、2014年度の計画では24名とか、その後は18名とおっしゃったんですけれども、そのときに24名とか18名からのご意見をいただいて、それに満足していらっしゃるということなんでしょうか。
◎子ども総務課長 満足というか、目標があって
パブリックコメントということではなくて、やはり委員がおっしゃるように、多くの方に見ていただいて、ご意見があれば頂戴したいというところの気持ちは同じでございますので、なるべく多くの方に見ていただくように、今回、公表場所を選定したというところではございます。
ですので、例えば50名が少ないのか多いのかと言われてしまうと、ちょっとなかなか難しいんですが、例えばスポーツの推進計画あたりですと、55名、107件のご意見を頂戴したというところがございますので、もしそのぐらい集まるのであれば、かなりの方に見ていただいて、それなりにご意見を頂戴できたのかと思っておりますので、目標はないんですが、今までより多い方に見ていただいて、ご意見を頂戴したいというふうには思っております。
◆矢口 委員 町田市の子育て世帯は、この市内に何人いるんですかね。それで数十件とかで意見を集めた、それをもとにつくりましたと言っても市民は絶対に納得はいかなくて、例えば企業とかもアンケート調査とか一生懸命頑張っているところがあるじゃないですか。ああいうところをちょっと見習っていただきたいんですけれども、多分あれは店舗ごとにノルマとかもあると思うんです。今、インターネットで、LINEとかでアンケートを入力してやるとか、お店の人が必ず声をかけてくるとか、アンケートを入力してくださいと、にこにこしたお姉さんが言ってくるお店とかもあるんですよ。
これは子どもセンターとか
子どもクラブでもやるんですよね。例えば、その
子どもクラブ、子どもセンターに何件ぐらいはとれるように努力目標としてお願いして、来てくださった保護者の方々に、その子どもセンターの方々が直接声をかけて、これは皆さんの声が反映されますからと言ってアンケート用紙を渡して、各子どもセンターは1日何人入館するから、保護者が何人来るから、最低何%ぐらいは集めることにして、1軒の子どもセンターで30件目標にしようと、じゃ、掛ける子どもセンターの数、
子どもクラブの数で何百件ぐらい集まるよねとか、そのぐらいの目標を立てないと、これは重要な計画なんだと思うんです。これに基づいて、これから市政が運営されていくということなので、何か今のお話を聞いたのでは、
パブリックコメントを集めましたと言うためだけにやっているように思えてしまって、そうしたらこれはやらなきゃいいと思うんです。お金がもったいないから。お金をかけてやるんだったら、やっぱりこんな数十件みたいなことで納得していないで、せめて数百件は、だって数十件だったら、私がママ友に一生懸命配れば集まっちゃいますよ。なので、市で予算をかけてやるんだったら、数百件は最低でも集めてほしいなと思います。
これは保健所との協力はする予定はありますか。
◎石崎 子ども総務課担当課長
パブリックコメントの回収について保健所と協力――公表に関しましては、保健所の施設でというところは今回ございません。
◆矢口 委員 保健所でいろいろ子ども向けの健診だったり、この間、ほかの長期計画のものでも、たしか乳幼児健診とかでアンケート調査をしていただいたりとかしていて、保健所のイベントという言い方はあれですけれども、そういうところでも積極的にやったらいいのかと思ったんですけれども、ここにちょっと書いていなかったのでそこも、あと妊婦面接でお願いするとか、妊婦は特に今見たところだと行く機会がないところもあるかもしれないので、でもそういった方々もこれから子育て世帯になるから重要な意見なので、妊婦面接のときに、なかなか妊婦から声は届かないからあなたの1枚を書いていただけるだけで多分違うと思いますということで渡していただくとか、そういった工夫もやって、保健所ともちょっと距離を深めてやっていただければと思います。今は多分その予定はないんですよね。
◎子ども総務課長 先にご質疑いただいた、例えば子どもセンターとか保育園で子育てひろば事業等々をやっていますので、そういった機会を捉えて積極的に、こういう1枚ずつ配るということはなかなか難しいかと思いますが、やっていること自体を知らしめるということは可能かと思いますので、その辺に関しましては工夫をしていきたいと思います。
あと保健所の健診等と、この時期にやっているのかどうかというのはちょっと承知していないところではありますので、そういった機会があれば工夫をして、積極的にアピールはしていきたいというふうに思っております。
◆矢口 委員 この時期に、例えば乳幼児健診にかぶせるんだったら、別に12月16日から1月15日までと期間にこだわらなくても、その近い日で最短のときでとか、1月の一番近いところでやるときに、ちょっとおくれてもいいから乳幼児健診の分は別にもらうとかもできると思いますので、ちょっと考えていただければと思います。
一応確認なんですが、この中に各子どもセンターと書いてあるけれども、
子どもクラブが入っていないけれども、
子どもクラブでもやるということで間違いないでしょうか。
◎石崎 子ども総務課担当課長 今回に関しましては、子どもセンターでということで考えております。
◆矢口 委員 それは何か理由があって子どもセンターだけなんでしょうか。
◎石崎 子ども総務課担当課長 はい。職員がいるところでということでやっております。
◆矢口 委員 そういったご事情があるのかもわからないんですけれども、協力の依頼もしていないんですか。指定管理の方だから全然こういうのをやってくれないということもないと思いますし、ちょっと置いていただけるところにはやっていただくのも、ましてやポスターを1枚張ってもらうということなんですよね。法人立の幼稚園とかもやっていただけるわけですし、そう考えると、
子どもクラブもある程度協力していただいていいのかと思うんですけれども、ポスターとかは張っていただけるんですか。
◎石崎 子ども総務課担当課長 ポスターを張っていただくような予定でやっております。
◆矢口 委員 では、回収はできないというような感じですか。
◎石崎 子ども総務課担当課長 そのとおりでございます。
◆矢口 委員 わかりました。
あと確認したかったのが、ちょっと細かいところかもしれないんですけれども、14ページから第二期町田市子ども・子育て支援事業計画というので、各施設のニーズ量と過不足についてとか、今後の見通しいろいろあるんですけれども、16ページで、おとといか、ほかの議員の一般質問であったんですけれども、ショートステイ・トワイライトステイをこれから拡充していくというような話がご答弁であったのかと思ったんですが、これはまだここの計画に反映されていないという感じなんでしょうか。
◎子ども家庭支援センター長 そのとおりです。
◆村まつ 委員 公表場所の件で個人情報という話が出ているんですけれども、それは回収をするから個人情報が問題になるということでしょうか。
◎石崎 子ども総務課担当課長 そのとおりでございます。
◆村まつ 委員 そうすると、基本的にこれは郵送での利用もできるというふうになっていると思うので、とはいっても窓口に持ってこられた場合に、封筒だけお渡しして、済みませんちょっとここでは受け取れません、郵送でお願いしますというふうにすれば、恐らく窓口ではなくても回収はできると思うんです。ということを考えると、やっぱり門戸を広げるという意味では、いろんなところに置いていただいたほうが効率的ですし、いろんな意見が集まるんじゃないかと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
◎子ども総務課長 その点も踏まえて、少し工夫はしていきたいと思っております。置けるかどうかというところも相手方もある話ですので確認いたします。
◆村まつ 委員 町田の市庁舎は1階の中央部のカウンターでというのはできますよね。
◎石崎 子ども総務課担当課長 市庁舎に関しましては、1階につきましては、先ほどとちょっと重複になってしまうんですけれども、市政情報課と広聴課、2階は
子ども生活部の各部署というところで受けさせていただく計画でございます。
◆村まつ 委員 先ほどもそういう答弁をされ、その理由が個人情報ということだったので、そういう意味ではクリアができるんじゃないかということで、もう1度聞かせていただいたんです。
◎石崎 子ども総務課担当課長 公表についてということでしたら、ちょっとできる可能性があると思いますので、確認をさせていただきたいと思います。
◆熊沢 委員 ちなみに、郵送の郵送料は誰負担になりますか。
◎石崎 子ども総務課担当課長 返信用の封筒をおつけしておりますので、市の負担になります。
◆熊沢 委員 ということは、さっきの話で、配るときに返信用の封筒をくっつけて一緒に配れば、全て丸くおさまるんじゃないのか。指定管理のところにも置いてくださいとお願いはできると思うし、健診のところでも、健康福祉会館のところにも置くことはできるし、幼稚園、保育園だってポスターだけじゃなくて置くことができるのではないかと思うんです。あと、もしあれだったらインターネットでダウンロードしてもらって、封筒だけは置いておいて、それでやってもらうとか、今子育て中の皆さんは、多分こういうことに意見を言うのにはすごく関心はあると思うんです。インターネットで答えられるようになればすごくいいんだろうけれども、インターネットで答えられるようにすると、インターネットだけになっちゃったりすると私みたいな人は答えにくいから、だから今回は返信用の封筒を置いて、きちんと答えてくださいと。できればインターネットに問いがあって、答えだけ答えられるような形をとるのも1つの手なんじゃないかと思うので、この時点で町田っておくれて、こういうアンケートのとり方をしている時点でお母さんたちには、もう町田だめじゃねと思われちゃうんじゃないかと思うので、ぜひやっていただけるとありがたいなと思います。
◎子ども総務課長 今こちらで予定していたものが、公表場所イコール提出場所にもなり得るというところでの視点でやっていましたので、公表と提出場所は、提出方法もいろいろありますので、その辺は少し工夫をしていきたいと思います。
◆田中 委員 子ども・子育て会議のスケジュールを見ると、2月に
パブリックコメントも集計をして、最終決定という予定になっていると思いますが、それで合っていますでしょうか。
◎石崎 子ども総務課担当課長 そのとおりでございます。
◆田中 委員 今回、行政報告ということですけれども、例えばこの場で新・町田市
子どもマスタープランに対する議員の意見というものが出たら、今は
パブリックコメントの方法でしたけれども、そういったものが出たら、子ども・子育て会議の中で報告がされたりということはあるのでしょうか。
◎子ども総務課長 おっしゃるとおりで、
パブリックコメントでいただいたご意見について、また子ども・子育て会議のほうにお出ししてというふうには考えていますが、こういう委員会の席でというふうなことでしょうか。
◆田中 委員 聞き方が悪くて済みません。今回、新・町田市
子どもマスタープランについては後期の計画ということで行政報告、本文についても全部紹介があって、以前にもあったというふうには思っているんですけれども、新・町田市
子どもマスタープラン本体についての意見というところでは、今後、子ども・子育て会議で例えば紹介をされるということ、報告がされるということはあるのか伺いたいと思います。
◎子ども総務課長 今回の見直しにつきましては、先ほどもご説明しているように、2015年度から2024年度までの10年計画がもともとの新・町田市
子どもマスタープランでございまして、中間年に当たるということで中間見直しを行って、後期の5年の行動計画を策定するものになりますので、本編そのものについては、基本的には文言の修正等は行っておりますが、大きな修正はございませんので、その部分についてご意見を頂戴するということは予定しておりません。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
休憩いたします。
午前11時10分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時12分 再開
○委員長 再開いたします。
△第125号議案
○委員長 第125号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎生涯学習部長 第125号議案
町田市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
本議案は、受益者負担の適正化に関する基本方針に基づき、より公平な受益者負担を求めることを目的として、学校温水プールの使用料を改定するため、所要の改正をするものでございます。
改正後の使用料については、2020年4月1日から施行いたします。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆田中 委員 学校開放プールの利用料についてですが、本会議の質疑でも細野議員が根拠などは質疑いたしましたので、学校開放プールについては、利用者は年間どのぐらい延べでいらっしゃるのか、また、そのうち65歳以上の方の割合などわかれば伺いたいと思います。
◎生涯学習センター長 ご利用の人数ですけれども、2016年度から2018年度までの延べ利用者数、3施設ございます。約10万人ということで、年平均にいたしますと3万3,000人、1施設当たり1万1,000人です。その年齢の割合ですけれども、2018年度の延べ利用者数約3万7,000人のうち、65歳以上の高齢者の方が約30%、小中学生約10%、障がい者が約3%、一般の利用者が約57%という状況でございます。
◆田中 委員 詳しく答弁いただいてありがとうございます。高齢者の割合は30%ということで理解いたしました。また、本会議の質疑の中では、都内の他自治体、10区1市を参考に今回の利用料を設定したということのご答弁もありました。幾つか開放プールをやっているところを見てみましたら、確かに町田市の利用料というのは大変利用しやすい金額だなというところは認識をしたところです。ただ、65歳以上、障がい者の方については無料にしている自治体も幾つか見受けられたんですが、そういったところについての検討、そういったところの認識というか、その辺はどのようにお考えでしょうか。
◎スポーツ振興課長 今回の受益者負担の見直しに関しましては、質疑のところでもお話ししましたとおり、受益者負担の適正化に関する基本方針に基づいて見直しをしております。その中では受益者負担率が、この温水プールは100%となっておるんですが、実際の受益者負担率と乖離を見直すということになっておりまして、今回、実際1.5倍という形で値上げをさせていただいてはいるんですが、無料にするという考えではなくて、受益者負担の適正化に関する基本方針に基づいて、1.5倍にしたという見直しの形をとらせていただいております。無料にするしないということではなくて、現行の料金をどう見直しするかといったところで確認をしております。
◆田中 委員 受益者負担の適正化ということで見直しをされたということなんですが、無料にしているところもあるということで、65歳以上については値上げをしないなど、いろいろやり方はあったのかなとは思うんです。やはり、今高齢者の方がいかに体力を維持するかといったところも課題になっている中で、このことで利用が減ってしまうのではないか、要は利用はするけれども回数が減ってしまうのではないか、そういった検討というのはされていらっしゃるのでしょうか。
◎スポーツ振興課長 利用回数であったり利用者の減少というところのご質疑だと思うんですけれども、今のところ利用者が減少するということは余り考えておりません。それは何でかというと、今温水プールでは無料のレッスンをやっておりまして、そこがかなり好評であります。実際、通常レッスンとなりますと、事前に申し込みとか、あとは時間帯が決まっていたりといったところで、高齢者の方もそうなんですけれども、働き盛りの方もなかなか参加しづらい環境になっていると思うんですが、今、南中学校のほうでテスト的にやっている教室を具体例でお話しさせていただきますと、いつ来ても状況に応じてワンポイントレッスンが受けられるといったような、働き盛り、高齢者の方にも比較的なじみやすい無料教室をこれから検討していくことも考えておりますので、そういったところをしっかり周知して、利用者減にならないように、これから検討していくという考えでございます。
◆わたべ 委員 本当は、このプールの場合だと受益者負担率100%という先ほどのご説明でしたが、もし100%の使用料を取るとしたら、実際幾らになるんでしょうか。
◎スポーツ振興課長 2018年度の計算ですと約1,200円となります。
◆わたべ 委員 1,200円に比べればお安いですよという話になるんですけれども、やっぱり1.5倍という金額は、見た目にも、視覚的にも、310円が460円はかなり大きいことだと思うんですが、それに対して、今後どのように利用者に説明していかれるおつもりでしょうか。
◎スポーツ振興課長 10月の消費税の値上げに対しましては、利用料金の変更の際もやってきたことなんですが、やはり1カ月前から券売機等に値上げの料金と値上げの趣旨を掲示いたしまして、理解を深めていきたいと考えております。
◆わたべ 委員 「広報まちだ」とかには、こういうのは今まで載せていたんでしたっけ。
◎スポーツ振興課長 消費税の際は、温水プールに関しましては掲載はしておりません。
◆わたべ 委員 ぜひ、いろんな機会を捉えて広報してくださるようにお願いしたいと思います。
◆矢口 委員 受益者負担の適正化に関する基本方針に基づくと100%ということで、さっき100%だと1,200円ということなんですけれども、いきなり1,200円にするんじゃなく、段階的に少しずつ上げていくというお考えというか、一応この受益者負担の適正化に関する基本方針にのっとると、そういうことなんですか。
◎スポーツ振興課長 基本方針の中には、毎年、受益者負担割合というのは見直していきましょうと。ただ、それに対する料金の変更というのは頻繁に行うと、市民生活にも影響が大きいということで、二、三年に1度、そういった形で見直しをしていくということで認識しております。
◆矢口 委員 わかりました。受益者負担が50%、100%とか、そうやっていろいろ事業ごとに基本方針に基づいて設定があって、できるだけ市民の負担を抑えようとすると、そもそも原価というんですか、かかる費用のところを抑えていくような努力もやっぱり必要なのかなと。そちらが抑えられれば、自然と受益者負担の支払う分も少なくなっていくので、そこに関する努力というのはどういったことをされているんでしょうか。
◎スポーツ振興課長 以前、経費を削減するために長期継続契約という形をとりまして、経費を削減した経緯があります。ただ、ほかの自治体の管理費もいろいろ見てはいるんですけれども、やはり1校1,500万円から2,000万円という形が中心となっておりますので、今回3校合計が約4,400万円ということになっておりますので、そこら辺は妥当な経費なのかなと思いますが、今後その内容を精査して経費削減に努めていきたいと考えております。
◆熊沢 委員 受益者負担の考え方はいいんですが、もう1回聞くと、受益者負担で1,200円というのは、今それを運営するのにどれぐらい経費がかかっているという、町田市のプールのそこのところで考えて計算が出されたものということですか。
◎スポーツ振興課長 サービス原価を利用人数で割ったものが金額になっております。
◆熊沢 委員 私の認識だと、私の子どものころには近所にプールがあったけれども、学校がプールの開放を始めたりとか、行政側がプールをつくってきたら、いつの間にか民間側ができなくなってしまってプールがなくなったという印象があるんですよね。私としてみたら、子どものころは夏にプールがあったけれども、地価の問題もあるんだろうけれども、それでいて今度は逆に上げていくというのも、なかなか民間の開放しているプールというのは余りないんですけれども、安いのはわかる。金額が普通より安いのはわかっているんですが、民間の25メートルプールで、あの設備で開放して貸すとしたら、1人当たり幾ら取るのかなというのを考えてみると、その辺の観点というのは入らないんですか。
◎スポーツ振興課長 今回の見直しに関しましても、ちょっと民間の施設ということもあったんですが、民間の施設となりますと、先ほどお話があった個人利用というものはなかなか認めている事例がございませんで、今回は参考にはならないというか、参考になる事例がなかったということでございます。
◆熊沢 委員 全然設備も違うと思いますし、人に貸す用に、商業用にやっているプールではないのであれだと思うんですが、あとプールが少ないからなかなか借りないというのもあるのかもしれないんですが、ちょっと何となく、今回の金額に対して特にあれはないんですが、その後の本来の1,200円の金額というと、個人でちょっとどこか遊びに行こうかなと思って民間の1,200円のプールといったら結構いいプールなんですよね。それというのは、もうある意味、受益者負担というよりも市の自助努力の部分というのはあると思うんですよ。それで近づけていくわけではないと思うけれども、まさか受益者負担の計算で、この金額ですからこの金額にしますと言われたって、それは違うよねと思うんです。受益者負担に関しては別に異論はないんです。ただ、1,200円のプールに行って遊ぶんだったら、子どもを連れて遊びに行く民間の1,200円のプールはもっとあると思うんですよね。
それはただ単に、もう少し経費の削減とか、自助努力とかをされて、その上での受益者負担で計算をされて、この金額ですというふうに出てくるべきだと思うので、今回に関しては特にそれ以上は言わないですけれども、このプールだけじゃなくてほかのスポーツ施設もそうですけれども、ただ単に今かかっている経費で計算しましたではなくて、やっぱりかかっている経費をより削減しながらやっていくという必要性も出てくると思いますので、よろしくお願いいたします。
◎スポーツ振興課長 今、委員おっしゃったとおりで、今のご意見を参考に、今後見直しを行っていきたいと思います。
◆矢口 委員 さっきの続きみたいになっちゃうんですけれども、利用人数をふやすことで、もしかしたら1人当たりのサービス原価を落とせる可能性もあるのかなと思って、今の2016年、2017年、2018年で3施設で10万人ということなんですけれども、例えばあきが多い時間帯ですとか、あと、正直もうちょっと人が入れる余裕がある、そういう状況はあるんでしょうか。
◎スポーツ振興課長 学校温水プールといいましても中学校の温水プールでございますので、部活、学校活動等がございまして、利用できる時間が制限されてしまうというところがございます。なので、利用時間を拡大するのはなかなか難しいということが1点背景にございまして、もう1点、あいている時間というのは、25メートルのプールであれば、最大60人ぐらいは入水することが可能ということになると思うんですけれども、60人いっぱいになったという事例はございませんので、少なからずあいているスペースはあると認識しております。
◆矢口 委員 今25メートルプールで60人、余りいっぱいになり過ぎても皆さん大変なのかなと思うので、そこまで頑張り過ぎるのもよくないのかもとか、ちょっと今聞いていて思ったんですけれども、ちなみに、確かに中学校のプールだから部活動だったり学校活動で使用したりとか、民間だったら全ての時間を営業と考えて、それで割ってサービス原価を出すと思うんですけれども、今回、市ということで、そもそも中学校のプールだから、部活動だったり学校活動については管理費を抜いて、それでプールの開放時間の分だけで全てを割って、その上でやっぱり1,200円ということなんですか。
◎スポーツ振興課長 まさに委員おっしゃるとおりで、なかなかそこの案分が難しくて、プールの時間帯の管理費のみというサービス原価の計算はできておりません。なので、プール以外のほかの清掃とか、そういったものも含めてサービス原価が計算されております。それはなぜかというと、ここの掃除代は幾らだとか、なかなかそこを分けることができず、入札の際も学校の施設のある部分一括で管理委託という形で出しておりますので、なかなかそこの案分ができていないという状況のもと、先ほど矢口委員がおっしゃった温水プール部分のみサービス原価にしているかというと、そうではございません。
◆矢口 委員 今考え方が私とはちょっと違うなと感じたんですけれども、そもそも学校で絶対に使う設備であって、その管理費、修繕だったりとか経年劣化的なところだったり、あと毎日の最低限のお掃除だったり、そういうのは学校授業で使うだけでも絶対に発生する費用だと思うんですよ。考え方としては、学校授業で絶対にかかる費用に関しては学校の費用で全部出して、それとは別のところに関して市民開放のほうに受益者負担という形でやらなければ、だから1,200円になっちゃったのかなと今思って、学校のプールを市民に開放するというメリットは、ふだん学校で管理しているから、そこの部分の管理費用は要らないと、だから利用料が減るから、それがメリットだと思うんです。そこのメリットが今生かされていない状況で、受益者負担100%は1,200円ですよというふうになっちゃっているのかと思うんですが、これはほかの自治体はどういうふうに管理しているのかというのは、何か調べたりとかしていますでしょうか。
◎スポーツ振興課長 委託経費という形で調査をさせていただいております。本当に10区1市の管理形態はばらばらということになっておりまして、その比較をするのはなかなか難しいという状況でございます。
◆矢口 委員 ちょっと目的をまた改めて考えていただきたいなと。中学校の管理費用を少しでも安くするために市民開放のところでやっているのか、それとも市民のサービスを広げるために中学校で使っているところをみんなに開放してあげるとか、そこの考え方も改めて考えた上で、受益者負担、サービス原価の計算の方法というのを、掃除はまとめて委託しているということですけれども、そこも時間帯とか、面積とかで割ればいい話ですし、幾らでもやりようはあると思うので、考え方をもうちょっと考えていただければと思います。
◎生涯学習部次長 サービス原価の考え方でございますけれども、この事業におけるサービス原価につきましては、事業に従事する市の職員の人件費のほか、学校温水プールの受け付け、また監視業務、レッスンプログラムの提供業務の委託料等となっております。先ほど、学校での部分ということでご指摘がありましたけれども、光熱水費や学校活動上必要な施設修繕料、減価償却費等はこの中に含まれておりません。
◆村まつ 委員 1点だけお伺いしたいんですけれども、リサイクル文化センターの市立室内プールも同じような金額になるということを計画されているんでしょうか。
◎生涯学習センター長 室内プールにつきましては、指定管理者制度を導入しておりまして、料金の見直しの対象という部分ではございますけれども、そちらとの調整等に時間が必要だということで、1年先の2021年4月の料金改定を目途に考えております。
◆星 委員 さっき人数の件で、2016年から2018年は延べ10万人というご答弁があったんですけれども、これはそれぞれの中学校の数字というのは出てくるんでしょうか。
◎スポーツ振興課長 2018年度のもので示させていただきますと、町田第一中学校が1万2,929人、南中学校が1万3,085人、鶴川中学校が1万823人となっております。
◆星 委員 ありがとうございます。さっき教室のお話も出ていて、これは今教室、レッスンとかをやっているのは、ごめんなさい、私の聞き間違いか、今は南中学校のみ、それか南中学校で予定しているんでしたっけ。
◎スポーツ振興課長 先ほどの説明が下手くそで申しわけございません。もう1度ご説明させていただきますと、3中学校ともにレッスンはやっております。南中学校以外に関しては時間を決めて、この時間にレッスンをやりますとやっているところです。南中学校に関しましては、来たときに随時申し込みをしていただければ、監視員の状況にもよりますけれども、レッスンが受けられるという状況で、今テスト的に南中学校で行っていまして、それがかなり好評で、もうちょっとふやしてほしいという声もございますので、そこを拡充していきたいと考えております。
◆星 委員 ありがとうございます。そのレッスンの内容はどういったことをやられているのか。
◎スポーツ振興課長 まず、基本となりますのは4つの泳ぎ方です。クロール、背泳ぎ、バタフライ、あと平泳ぎになります。それ以外にワンポイントレッスンという形で、5分、10分、自分のここだけ知りたいという方には、そういったレッスンをしております。南中学校に関しましては、その都度その人の希望に応じてレッスンをしているということで、今、南中学校はテスト的にそういう形でやっております。
◆星 委員 ありがとうございます。ちょっと私の中で、そういう泳ぎのレッスンもあるんだろうなと思ったんですけれども、健康的に中で体操なのか、そんなのも実際あればご答弁いただきたいのと、今後この料金が上がったということで、利用者の方々のインセンティブじゃないですけれども、またそういったものもちょっと検討していただけると、利用者も減らずに保つ、それかよりふえていくんじゃないのかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎スポーツ振興課長 ウオーキングのような形でレッスンを行っておりますので、そこはまたいろいろと利用者の声を聞いて拡充していきたいと思います。
◆わたべ 委員 確認なんですけれども、これは基本的にプールで、例えばリサイクルセンターだとトレーニングルームみたいなものがありますよね。そういうものは、この3つの中学校にはないということでよろしいでしょうか。
◎スポーツ振興課長 そのとおりでございます。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
◆田中 委員 第125号議案に反対の立場で討論を行います。
今回の値上げで料金は1.5倍になり、これまで3回行けた金額で2回しか行けなくなってしまうことになります。特に、高齢者に対して体力の維持などが必要としながら、利用場所については値上げをするということは矛盾をしていると思います。先ほども取り上げましたが、都内の他自治体では、高齢者、障がい者に対しては無料としている自治体もあります。公共施設の役割として、利用料の負担が少なく、誰もが通いやすい場所であることが重要と考えるため、値上げはすべきでないと考えます。
よって、第125号議案に反対します。
◆わたべ 委員 第125号議案に賛成の立場で討論いたします。
値上げについては一定の理解をするものですが、本来、公共施設の利用料金等の値上げは利用者からは歓迎されない事案であることは言うまでもありません。受益者負担の適正化に関する方針に基づくものであっても、より市民の賛同を得るための説明努力と義務が行政側にあると考えます。他の施設利用料金を含め、一律に受益者負担をうたうだけでなく、その必要性と値上げによる結果が後の利用者の満足度が高まるように市民に向けてアピールされるよう求めて、賛成討論といたします。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第125号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手多数であります。よって、第125号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
休憩いたします。
午前11時39分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時41分 再開
○委員長 再開いたします。
△第98号議案(学校教育部所管部分)
○委員長 第98号議案を議題といたします。
本案のうち、学校教育部所管部分について、提案者の説明を求めます。
◎学校教育部長 第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)のうち、学校教育部所管分についてご説明いたします。
初めに、お手元の補正予算書の6ページをお開きください。
第2表、繰越明許費でございます。
一番上の第10款、教育費、第1項、小中学校費の
南つくし野小学校中規模改修事業は、2020年度に実施を予定していた外壁改修について、2019年度の事業として前倒しで補助金の採択を受けましたが、今年度内に工事が完了できないことから、繰り越しするものでございます。
その下の町田第六小学校防音事業は、2020年度に実施を予定していたトイレ改修及び外壁改修について、同じく2019年度の事業として前倒しで補助金の採択を受けましたが、今年度内に工事完了ができないことから、繰り越しするものでございます。
次に、7ページをお開きください。
第3表、債務負担行為補正でございます。
上から5番目の鶴間小学校中規模改修事業につきましては、鶴間小学校の外壁改修と防火シャッター改修について、2019年度事業として国の補助金の採択を受けたため計上するものでございます。
その下の小学校体育館空調設備設置事業及び中学校体育館空調設備設置事業につきましては、2019年8月に2020年度事業として都の補助金の採択を受け、今後、2021年度にかけて工事を実施するため計上するものでございます。
表の一番下の
南つくし野小学校中規模改修事業については、先ほどご説明したとおり繰り越しを行うことに伴い、限度額を変更するものでございます。
次に、8ページをお開きください。
第4表、地方債補正でございます。
上から2番目、小中学校施設改修事業につきましては、2020年度予算に計上予定であった町田第六小学校防音工事、
南つくし野小学校及び鶴間小学校中規模改修工事、小・中学校体育館空調設備設置工事を前倒ししたため限度額を増額するものでございます。
次に、歳入でございます。
12ページをお開きください。
第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第6目、教育費国庫補助金、第8節、学校施設環境改善交付金につきましては、町田第六小学校防音工事、
南つくし野小学校及び鶴間小学校中規模改修工事に対する補助金でございます。
第22款、市債、第1項、市債、第6目、教育債、第1節、学校施設整備事業債は、町田第六小学校防音工事、
南つくし野小学校及び鶴間小学校中規模改修工事、小・中学校体育館空調設備設置工事に係る市債でございます。
次に、歳出でございます。
14ページをお開きください。
第10款、教育費、第1項、小中学校費、第2目、学校施設費、第13節、委託料及び第15節、工事請負費、説明欄5、小学校施設費4億2,
684万5,000円につきましては、町田第六小学校防音工事、
南つくし野小学校及び鶴間小学校中規模改修工事、小学校体育館空調設備設置工事を実施するため計上するものでございます。
説明欄6、中学校施設費5億1,480万円につきましては、中学校体育館空調設備設置工事を実施するため計上するものでございます。
学校教育部所管分の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 これより質疑を行います。
◆田中 委員 予算の概要の中の小・中学校体育館空調設備設置事業について伺いたいと思います。本会議でも佐々木議員の質疑に答えていただきましたが、今回、国の補助は間に合わず東京都の補助を使うということでしたが、国の緊急防災・減災事業債というものもあると思うんですが、そういったものはこの事業には使えるのか、また、今後使っていくような予定があるか伺いたいと思います。
◎施設課担当課長 緊急防災・減災事業債の活用につきましては、国庫補助等の併用ができないということになっておりますので、こちらについては国庫補助をもらう場合は併用できないんですけれども、東京都の補助をもらいながら、そういったものも活用していきたいというふうに考えております。
◆田中 委員 今回は、東京都の補助なので利用できる可能性はあるという理解でよろしいでしょうか。
◎施設課担当課長 空調のほうにつきましては、東京都の補助を使いまして、国庫補助は活用が間に合わないということで使わないんですけれども、緊急防災・減災事業債につきましては、今検討しているのは市債のほうで、教育債等で考えているところでございます。
◆田中 委員 ありがとうございました。また、今回の空調設備については、壁輻射式冷暖房パネル方式ということでしたが、この方式は省エネといいう面でも効果があるということでしょうか。
◎施設課長 省エネについても効果がございます。
◆田中 委員 この間のほかの議員の一般質問の答弁の中でも、非常電源の整備について一緒に行うということがありました。とはいえ、非常電源については体育館の冷暖房を賄うようなものではないということで認識をしております。それで、昨年の他自治体の災害時の停電の際には、体育館にエアコンは設置されていても稼働できずにいるというケースが多かったということで、また、先日の報道では、東京都内でも停電時に体育館のエアコンが稼働できるかというと、できないというふうにシミュレーションしている自治体のほうが多いということも目にしました。
これまでもほかの議員からも指摘をされていることですが、停電時の避難所の環境の問題という点ではいろいろ指摘がありますけれども、他自治体のこれまでの災害時では、例えば非常電源車が来たりですとか、そういったものをほかから運んで非常時の冷暖房設備を臨時的に対応したといった報道もありましたけれども、東京都内で大規模災害が起これば、そういった外から何かを運んでくるというところで難しいという想定がされる中で、例えば足立区では、多分エアコンの形式は違うと思うんですけれども、72時間バッテリーつきのものを体育館に設置するというケースもありますけれども、改めて災害時にエアコンが稼働できるような、停電時にも稼働ができる、そういった非常電源の検討等はいかがでしょうか。
◎施設課長 昨年度、基本設計をしまして内情を精査いたしました。方針決定をしたところでございます。今回は体育館空調の分の予算計上になります。非常設備につきましては、2020年度の予算に計上する予定で今動いております。その中の根本的な考え方としては、限られた非常電源の中で何を優先するべきかというところです。そこは一番大事なところは照明であり、コンセントをもとに考えてございます。その次に、トイレの水とかを考えて今検討しているところなんですけれども、どうしても体育館の空調を非常電源で動かすとなると、さらなる予算がかなり膨らみますので、その辺を含めて3日間はそのまま使用して、所要電源が復旧後、使用するというような考えでいます。
◆わたべ 委員 以前も確認したと思うんですけれども、もう1度確認させていただきたいんですが、空調設備をつけるのとあわせて、空調効率が高まるようなことというのは工事の内容に含まれているんでしょうか。
◎施設課長 今回、なぜこの壁輻射式を選んだかというところになりますけれども、体育館全体を冷やしていくということは、かなりエネルギーロスがございます。下部を、比較的人に近いところを輻射熱で考えていくというところで、今回、体育館につけるにはそれが一番ベストではないかと。音もなく、風もなくというところが非常に特徴的なものですので、これでエネルギーを落とそうというふうな考えでございます。
◆わたべ 委員 室外機というものは、エアコンの類いですから当然あるんですよね。そこについては、例えば1個当たり何台ぐらい室外機がつくとか。
◎施設課担当課長 空調機の数については学校の大きさとかによって違うんですけれども、室外機は4台ぐらいで室内機が8台ぐらい、それから少ないところは減って、多いところはふえてというような形で、今学校ごとで台数を考えているところです。
◆わたべ 委員 ありがとうございます。ご存じかと思うんですけれども、室外機そのものが夏場の直射日光で温まったことによって空調効率が落ちるとか、寿命が短くなるというのを防止するために遮熱性の塗料を塗るとか、そういうのを後づけでやっているところもあると聞くんですけれども、そういう関係については町田市の状況というか、今回の工事を含めていかがなんでしょうか。
◎施設課担当課長 今回の工事では、遮熱塗料とか、そういった形のものは入っていないということになります。
◆村まつ 委員 まず、補正予算書のほうをお伺いしたいんですけれども、6ページの繰り越しについてなんですが、今年度に工事が終わらないということなんですけれども、これはどういう理由で、
南つくし野小学校と町田第六小学校の理由をお聞かせいただけますでしょうか。
◎施設課長 補助金の採択の関係で、実は次年度に行う予定のものを補助金採択していただいたんですけれども、それが前倒しで採択をいただいています。そうすると、年度後半からなので、その期間に、年度中に終わることではないので、繰り越して使うという仕組みを使っております。
◆村まつ 委員 そうすると、特に工事が終わらないからとか、そういう理由ではないということですね。
◎施設課長 事務処理上の問題でございます。
◆村まつ 委員 ありがとうございます。
予算の概要、11ページの小学校校舎等改修事業の件なんですが、防火シャッターを改修するということなんですけれども、この防火シャッターはどういう方式になるのかというのをお伺いできますでしょうか。
◎施設課担当課長 防火シャッターについては、古いものを新しいものに交換するということで、新しいものに交換する際には、危害防止装置等の設置も含めたものを考えているところです。
◆村まつ 委員 ありがとうございました。
それから、10ページの体育館の空調についてお伺いをしたいんですけれども、先ほど非常用電源の話が出ましたが、基本的には3日間使えるようにという想定だと思うんですけれども、設置されているLPガスかどうかちょっとわかりませんけれども、まずはLPガスでやるのか、それともほかの熱源を考えていらっしゃるのか、この点お伺いすることはできますでしょうか。
◎施設課長 非常用につきましては、LPガスを考えて計画をしています。
◆村まつ 委員 そうすると、3日間電源が使える想定というのは、既にあるLPガスのボンベを使って3日間使える。だから、また搬入をすればずっと使い続けることができるという理解でよろしいでしょうか。
○委員長 休憩いたします。
午前11時57分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時58分 再開
○委員長 再開いたします。
◎施設課長 基本的に補給できるとなれば、その3日間が5日間になるということで延びていくということになります。
◆村まつ 委員 ありがとうございました。あと、エアコンの整備の費用に関してなんですけれども、今これは25校分で7億1,000万円の予算というふうになっていると思うんですが、学校によっていろいろ新しいところと古いところとあるので、1校当たり、学校によってコストが変わってくると思うんですけれども、一番高いところで大体幾らぐらいなのか、一番低いところで幾らぐらいなのかというのが、もしわかれば教えていただければと思います。
◎施設課担当課長 工事費なんですけれども、平均しますと7,000万円ぐらいのものになるということなんですが、高い学校になりますと、武道場の空調もつきますので8,000万円ぐらいになっていったりという形になります。電源等の工事とか、あとは空調機をやる場所の関係で学校ごとに違うわけですが、そこの分で1,000万円から2,000万円ぐらいの幅があるという中でやっているところです。
◆木目田 委員 壁輻射式と、いわゆる送風式というんですか、一般との比較で風が出ないとか、下部が暖まりやすいとかいろいろメリットがあるんですけれども、単純に言って送風式と壁輻射式のコストとしては、どちらが高いのか低いのか教えてください。
◎施設課長 壁輻射式のほうがコストが低いです。
◆木目田 委員 輻射式というのはちょっと私も、送風式はいわゆる業務用ですごく汎用性があると思うんですけれども、輻射式というのは余り聞いたことがないんですけれども、メーカー的に少ない、いわゆる特殊性が強いのか、それとも入札できるほどのメーカーがあるのか、その辺をお聞きしたいんです。
◎施設課担当課長 輻射式については金属製のパネルを設置するということになりますが、パネルについては国内でも数社製造しているというふうに聞いております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって学校教育部所管部分の質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午後零時 休憩
―――◇―――◇―――
午後1時 再開
○委員長 再開いたします。
◎施設課担当課長 先ほど田中委員のほうから緊急防災・減災事業債の件でご質疑のあった件なんですが、今回の体育館空調については、緊急防災・減災事業債を使うということになりますので訂正させていただきます。
△行政報告(
中学校給食無料試食会について(中間報告))
○委員長 行政報告、
中学校給食無料試食会について(中間報告)を議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎学校教育部長
中学校給食無料試食会について(中間報告)をご説明申し上げます。
弁当併用外注給食方式を実施しております市内19校に対し、本年9月から来年1月にかけて行う、給食の無料試食会の現在の進捗状況について報告申し上げます。
詳細につきましては、担当からご説明させていただきます。
◎保健給食課長 それでは、
中学校給食無料試食会についてご説明をいたします。
小中一貫ゆくのき学園武蔵岡中学校を除く町田市立中学校19校を対象に、各校1週間を基本として給食の無料試食会を順次開催しております。生徒数が500人を超える学校については2週間に分けて実施しており、11月末現在で15校が実施済みでございます。試食会の参加率は79.5%で、詳細は別紙1にお示ししております。試食会の不参加の理由としては、食物アレルギーのほか、好き嫌いが多いからというものや給食を注文する予定がないからという意見が見受けられました。
試食会の実施に向け、教育委員会では各校のスケジュールの調整や多くの方に参加を呼びかけるための広報活動など、7月から取り組みを進めてまいりました。また、実施時期の早い学校から担当者が学校に出向き、試食会の進め方や生徒の動きを想定した打ち合わせを行い、無事に実施できるように努めました。学校では、生徒、保護者に向けた案内を積極的に行っていただきました。実施済みの学校においては、きめ細やかな対応や独自の工夫により無事に給食を食べてもらうことができ、多くの生徒に食べて知ってもらうという目的はおおむね達成できていると考えております。
また、試食後には給食の改善に向けたアンケート実施しており、まだ集計の途中ではありますが、生徒の意見の傾向を把握しているところでございます。改善要望の中で多かった意見として、味つけや献立の改善を求める声や量の調整を求めるもの、温かいものを求めるものなどが見受けられております。アンケートの内容を確認いたしまして、改善できるところから改善に努めてまいります。
なお、無料試食会は現在も2校で実施中であり、1月に予定しております忠生中学校とつくし野中学校の実施をもって終了する予定でございます。
次に、改めまして別紙1をごらんください。学校別、学年別の無料試食会参加率でございます。特別支援学級のある学校は「特支」と表示しております。なお、鶴川中学校と町田第一中学校は、今週の月曜日から来週いっぱいまで無料試食会を行っておりますので、現在のところ参加率は予定としております。
無料試食会の参加傾向でございますが、これまで喫食率の低かった薬師中学校、鶴川第二中学校、真光寺中学校、金井中学校、鶴川中学校では多くの生徒が参加をいたしました。しかし、小山田中学校、成瀬台中学校では、残念ながら参加率が低い結果となっております。学年別では、1年生が最も高く、全体の平均では84.7%、学年が上がるごとに参加率は低くなり、2年生が78.2%、3年生は75.7%となっております。
5分の3ページと4ページについては、試食会に合わせて配布をいたしましたチラシでございます。裏面には無料試食会のQアンドAを掲載しております。
本日は資料としてお出ししておりませんが、申し込みに当たっては、参加確認書を提出していただいており、あわせて中学校給食の利用登録申請書の配布も行っております。
5分の5ページには、試食会後の喫食率を示すため、学校別の喫食率を掲載しております。全校の4月と10月の喫食率を掲載しておりますが、9月に試食会を行った町田第二中学校、南中学校、薬師中学校、木曽中学校、堺中学校の10月分が試食会後の喫食率になっております。一般質問でもご指摘をいただきましたが、薬師中学校につきましては、試食会後の喫食率が4月の喫食率を下回っている状況でございます。
報告は以上でございます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆わたべ 委員 大変お疲れさまです。まだ途中ということで、全体の状況がまだ把握できない段階だということですが、ご報告ありがとうございます。参加率が全体で79.5%ということで、2割以上が参加しなかったということで、私が個人的に予想したよりも随分不参加の割合が高いなという印象があるんですが、この中で食物アレルギーを理由に参加しなかった方の割合というのはわかるんでしょうか。
◎保健給食課長 あくまで現段階の途中集計ということでございますけれども、およそ2%の方が食物アレルギーを理由として不参加を表明されました。
◆わたべ 委員 ありがとうございます。アレルギーのことについてはわかりました。あと、この試食会を実施した学校の中で、給食の時間を少し延長して試食会を行った学校もあるとちょっと耳にしましたが、その状況は実際はどう把握していらっしゃいますか。
◎保健給食課長 実際にどの学校で何分延長したというような情報としては持っておりませんけれども、各学校に私どものほうで視察に行きまして、通常よりも少し時間がかかっているなというふうに感じている学校はございました。多少の配慮を考えられた学校はあったというふうに感じております。
◆わたべ 委員 もう1回で終わりにします。この試食会が今のところ中学校の状況はわかりましたけれども、小学校の、これからの利用というんですか、それに関して何か影響することとかはありました。何か小学校のことで、また今後ちょっと取り組みが変わるとか考えていらっしゃることとか、特になければないで構いません。
○委員長 休憩いたします。
午後1時9分 休憩
―――◇―――◇―――
午後1時10分 再開
○委員長 再開いたします。
◎保健給食課長 小学校において、中学校給食の試食会を行っていく予定は現在のところはありません。来年度に向けて、中学校給食の利用を募るような動きという形ではアナウンスをしているところでございます。
◆矢口 委員 前にこの委員会でもこの議案が出たときにいろいろ質疑があったと思うんですけれども、お弁当の給食の申し込みではなくて利用登録の申し込みのことなんですけれども、利用登録の申し込みについては、この無料試食会の実施前と実施後の今、実施後というか途中ですけれども、どのように変わったか申込率をお伺いしたいと思います。
◎保健給食課長 利用の登録率の比較でございます。年度当初4月は51%であったものが、現段階、11月におきましては54.5%と変化しております。
◆矢口 委員 利用登録がふえなければ、そもそも絶対に喫食率は上がらないと思うんです。根本として上がるわけがないので、一番最初は9月からこの事業は始まり、今12月じゃないですか。3カ月間でいろいろやり方を変えるとか、何かそういうこともできたんじゃないかと思うんですけれども、ここの委員会で出たことであれば、利用登録を先に全員にやってしまって、2食分のチャージも全員に与えた上で無料試食会に入る、その後、無料試食会が終われば翌日には、またすぐ給食を食べられるような、頼めるような環境づくりみたいなことも意見であったと思うんですけれども、そのあたりほとんど利用登録率が上がらないというところで、この3カ月間やり方を変えるとか、何か考えたことはありますでしょうか。
◎保健給食課長 試食会が始まりまして、各学校に先ほども申しましたが打ち合わせに伺っております。その際に、参加確認書とあわせて、基本的には、まず利用登録申請書の提出もあわせてお願いしたいということで、各学校にはアナウンスをしております。その後、進んでいる中で何か大きな変化というものは特にございません。
◆矢口 委員 今回、この無料試食会事業という、今後もう二度とないかもしれないぐらいに思っている大きな事業だと思うんですけれども、せっかくだから、今回よかったのが、いいのかわるいのかわからないですけれども、9月から1月まで長い期間をかけてやると、少しずつやり方を変えながらですとか、そういうこともできることだと思うんですね。利用登録を例えば1つの学校で、学年だけでもいいですし、実験的にでいいんですけれども、一番最初に利用登録を全員に、こちらからIDを自動的に付与してしまって、そして、それから無料試食会事業に移るというのを実験的にでも、1学年でもいいのでやってみたらどうでしょうか。
◎保健給食課長 以前にもこうした議論をさせていただきました。実験的にというご意見も今いただいたところですけれども、実際には各学校の事情もあり、こちらのほうでぜひ登録から勧めてほしいというアナウンスはしておりますけれども、全対象の生徒に登録を先にというところについては、現状ではそこまで実施ができていないという状況でございます。
◆矢口 委員 各学校にその辺はお任せというか、一応、利用登録を先にしてくださいねというご案内はしていただいているということなんですけれども、その案内をした上で3%しか上がっていないのは事実ですよね。同じやり方をしていたら、これは最後までこのぐらいしか上がらないと思うんですけれども、それでよしとするから現状のままなんでしょうか。
◎保健給食課長 それでよしとするというつもりはありませんけれども、登録に当たりましては、今までのように、まず登録をしないと給食を利用できないんだというお話は繰り返しアナウンスをしております。それから、今回もおつけしておりますけれども、カラーのチラシなどをつくりまして、積極的に学校にも全生徒に配布をしていただき、結果的に参加をしていない方にも、全てに行き渡るように配布をしております。どういう目的で行っているのかとか、登録をしないと利用ができないとか、2食分のチャージを行うんだということを含めて、チラシを配るだけではなくて、学校にこちらの狙いも説明しておりますので、その結果が、おっしゃるように伴っていないというところは受けとめておりますけれども、今の状態以上のことを、ちょっと今できる状況ではないかと考えております。
◆矢口 委員 満足しているわけではないということなんですけれども、満足していないのであれば、いろいろ仕事はほかにもあるんでしょうけれども、満足していないのであれば、やっぱり何か対策を練って、実験的にでもほかのことをしないと、これは1月には流れるように終わってしまうので、このまま利用登録についても今のまま、この無料試食会事業について特に変更ないままやっていかれるということですか。
それと、忘れる前にまず確認したいのが、利用登録は結局、今1週間、2週間でしたか。紙を渡して利用登録申請書を書いてから学校に渡して、それでIDが付与されるまでの期間は、この無料試食会事業中どのぐらいの期間でできたんでしょうか。
◎保健給食課長 以前は2週間というお話をさせていただきましたが、この試食会を始めるに当たりましては、1週間で今の動きがとれるようになっております。
◆矢口 委員 もともとは2週間、もしくは3週間かかるかもみたいな想定もあったと思うんですね。それの想定が1週間で済んだということは、それだけ登録がなかったという残念な結果でもあるのかなと、本当はもうちょっと登録が来て大変だったかもしれないみたいなお話もあったと思うので、ちょっと余りにも――何回言っても同じなんでしょうけれども、せっかくこれだけ予算をかけて、こうして請願とかがあって議論して事業をやったのに、利用登録が今3%しか上がっていないというのは余りにもだと思うので、臨機応変に、もう3カ月やっているわけですから、あと1カ月、2カ月とかしかないわけですから、今しかできないことなんですから、臨機応変にできることをやっていっていただけたらと強く要望させていただきます。
あと、学校給食問題協議会に対して、この無料試食会の報告というのはされていましたでしょうか。
◎保健給食課長 無料試食会を実施するという報告は学校給食問題協議会の中でさせていただいております。本日お示ししているような割合ですとか、数字という形での報告はしておりませんけれども、学校給食問題協議会の中で、やはり改善していくためのご意見をいただいておりましたので、そういったものが反映できるものについては学校給食問題協議会の中でも情報共有をしております。
◆矢口 委員 ちなみに、学校給食問題協議会が最後にあったのは何月でしたでしょうか。
◎保健給食課長 11月に行っているのが最新でございます。
◆矢口 委員 学校給食問題協議会のほうで実施するという事前の報告はしたということで、中間報告していないということなんですけれども、それもちょっとあんまりじゃないかと思っていて、せっかく学校給食問題協議会を開いて、保護者のPTAの代表の方ですとか、有識者の方々が2カ月に1回集まってきてくださっていて、これは11月を逃したら次は1月ですよね。もうそこから意見をもらえないじゃないですか。何で11月のときに中間報告しなかったんでしょうか。
◎保健給食課長 中間報告という形で実施の状況を報告はしておりません。今回行っております学校給食問題協議会は諮問の内容が2点ございましたので、中学校給食の件につきましては、おおむね9月で検討が1度終わっているものでございます。現在は違うテーマで話を進めておりますので、試食会の報告については、次の機会で概要の説明をさせていただきたいと思います。
◆矢口 委員 おおむね9月で終わっているという意識がちょっと謎なんですけれども、中学校給食の問題についても、実施するという報告はしたんですよね。なのに、何で中間報告をしないのか。それで、9月でおおむね中学校の話は終わっていると言うんですけれども、全然終わっていないですし、むしろ今が一番大事な時期というところで、11月で中間報告をしなかったら次は1月じゃないですか。内容の改善をお願いしたとしても、もう反映できないですよね。何かそこが、何とか少しでも意見を集約して、よくしようという本気度が見られないのが非常に残念です。私も学校給食問題協議会を見に行ったんですけれども、何でここで中間報告を出さないんだろうとすごく悲しい気持ちになって、何のために学校給食問題協議会でやったんだろうとすごく残念に思いました。学校給食問題協議会でも、中学校給食のところをもうちょっと審議する機会をしっかり与えていっていただければと思います。
◆田中 委員 無料試食会について、わたべ委員からも利用率について質疑がありましたけれども、今回の利用率についてはどのように評価をされているか、目標というか、思ったより低かったのか、思ったより高かったのかなど、どのように保健給食課としては評価されているのか伺いたいと思います。
◎保健給食課長 9月から取り組みを進めておりまして、目標を今年度で30%という設定をいたしましたけれども、実際にはごらんいただいているような状況にあるということで、伸び悩んでいるというふうに捉えております。
◆田中 委員 今は喫食率についての評価だと思うんですけれども、無料試食会の参加率については、どのように評価をされているか伺いたいと思います。
◎保健給食課長 本来の一番の目的は、これまでの議論では、食べたことがないのに給食のことがいろいろテーマになっていた部分もあって、まずは多くの方々に食べていただきたいというところを主眼に置きました。その中で、およそ8割の生徒が参加をしてくれたということについては、参加率という意味では、こちらの想定以上のものであったかと思っております。
◆田中 委員 8割の参加率で想定以上ということでしたが、この予算の審議のときにも無料ということもあって、でもアレルギーの方は、先ほどのご答弁でも理由がわかっているところで2%だったというところでは、ほぼ100%の方に食べていただきたいというのがあったのかなと私自身は認識をしていたんですけれども、8割弱というのは肯定的に評価をしているということでしょうか。
◎保健給食課長 参加、不参加につきましては、一応不参加につきましても理由を書いていただけるような設定はいたしました。正直、アレルギー以外も全てつぶさに理由を書くようにという指示をしているわけではありませんけれども、これも現段階でという話ですけれども、およその割合としましては、先ほど申し上げましたように、食物アレルギーで約2%、それからその他で5%、未記入が6%程度ございます。もう1つあるのは、不登校など、学校に余り登校ができていない生徒がおよそ5%ほどいらっしゃるということを含めますと、トータルで約100%になってくるところです。もうちょっと細かいところもありますが、そういったところです。
不参加のその他の理由としては、おいしくないからとか、好き嫌いが多いからとか、それから、先ほども触れました利用の予定がないとか、保護者から勧められていないとか、幾つかそういうコメントがありますので、それぞれのご家庭のご事情なり判断があっての約80%の参加というところで、私どもとしては、そういうものかというふうに受けとめたところでございます。
◆田中 委員 不参加の理由、詳しく答弁していただいてありがとうございます。それでは、無料試食会を行っての喫食率の変化を、先ほど9月と10月の資料を見せていただきましたけれども、この喫食率については、無料のチャージできる2食分というのも入っての喫食率ということでしょうか。
◎保健給食課長 登録があって2食分のチャージをした学校、あるいは生徒につきましては、それらも含まれてはおります。資料に1行お示ししていますけれども、あくまで無料試食会のときに参加した方々については喫食率から除外して、無料ではなくて、チャージも含めて純粋に利用された方々がこの喫食率に含まれているというふうにご理解いただきたいと思います。
◆田中 委員 2食分も入っているということで了解いたしました。いただいた資料の中では、先ほども答弁でありましたけれども、年度内に30%の喫食率が目標ということですが、伸び悩んでいるというふうに認識しているというご答弁でしたけれども、30%の喫食率の年度内の見通しというところは今持っていらっしゃるでしょうか。
◎保健給食課長 現段階では、思っているよりも伸び率が低いものですから、30%に届くかどうかというところはわからないというお答えになりますけれども、引き続き現在の2食分のチャージがしてある分の利用をきっかけにしていただいて、さらに利用がふえていくようなアナウンスをしていきたいと考えております。
◆田中 委員 それでは、先ほどわたべ委員からも質疑があった時間の延長についてなんですけれども、試食会の期間中だけ時間割を若干変更して、準備時間ですとか給食の時間を延長した学校があるということで、把握はされているというご答弁でした。その時間延長については、保健給食課としてはどのように評価をされているんでしょうか。
◎保健給食課長 各学校へ実施前に説明に伺って、情報共有をしている中では、さっきも触れましたけれども、まずは無事に多くの方に食べてもらうことを優先したいということをお話ししましたので、それが結果として時間延長していた学校、少しは延長してもしようがないかなと設定した学校があったというふうに思っています。一方で、時間の延長はどのぐらいあるかなという意識で見たときには、ふだんと余り変わらない中で動いている学校も結構多くありましたので、余りそのためだけに時間を延長したという感じでは受けておりません。どうしても多くの生徒が動きますので、移動ですとか配膳、下膳などに時間がかかってしまっているというところは許容されているように感じているところでございます。
◆田中 委員 無事に食べてもらいたいというところと、たくさんの生徒が動くということで必要なところもあったというご認識なのかと思います。
そのことで2点伺いたいんですが、それによってのアンケート結果への影響というところは考えていらっしゃるのか、もう1つは、今後注文を、しっかり食べてもらうというところとしては時間延長も必要だったということだったと思うんですけれども、実際通常のモードに戻れば給食時間について課題があって、やっぱり食べ切れなくなってしまう、そういったこともありますし、今後の想定ではたくさんの方に食べていただくということであると、その給食時間、学校の時間割について課題になるというふうに認識をされているのか、今回の無料試食会を通じてその時間について、どのように認識されているか伺いたいと思います。
◎保健給食課長 アンケートについての集計がそろっているわけではありませんので、こちらのほうでつかんでいるおよその傾向ということになりますけれども、今おっしゃるような給食の時間が長くなることを希望している、そういうことが必要だというふうに答えている生徒が三十五、六%ぐらいはいらっしゃるということです。確かに長い時間であれば、より利用が進む可能性はあると思いますが、学校の動きなどを拝見しておりますと、何時から何時までという時間設定というよりは、周りのお子さんの動きに合わせて多くの生徒が動いているかなと実態としては見受けたところです。時間は別に、食べても大丈夫というふうに学校のほうではアナウンスをしておりますので、その中で生徒がどういうふうに判断をしたかというところになろうかと思います。
◆田中 委員 一方、長ければ利用が進む可能性が、子どもたちが食べやすくなるという認識もあるということでは、給食の時間については、今後の検討の課題とされているのかどうか伺いたいと思います。
◎保健給食課長 今行っておりますアンケートの結果に基づいて検討を進めたいと思います。
◆星 委員 私たち、この委員会で小山田中学校に視察に行かせていただいて、そんな中で私が感じたのが、ちょっと学年は忘れてしまったんですけれども、クラスごとにこの試食に参加する生徒が本当に少ないなと。このクラスは本当に二、三人、このクラスはもう半分以上とか、やっぱり私がそこで思ったのが風評被害といいますか、そういったものがまだまだクラスごとにあるんじゃないのかなと感じたんですけれども、その点についてお考えはいかがでしょうか。
◎保健給食課長 委員の皆様に視察をいただいた小山田中学校は、割合としても参加率は少ない部類に入ります。ごらんいただきましたとおりですので、そこにそのような印象を持たれたことについては、こちらとしてはご印象のとおりかと思います。
一方で、保護者の試食会も同日行っておりましたし、別の機会も含めて保護者からの意見を聞きますと、必ずしも給食が必要だと思っていらっしゃる方がどれだけいるのか、多いのかというところについては、やっぱりさまざまなご意見がありますので、そういった部分については風土を変えるといいますか、必要があれば風土は変えていかなくてはいけないと考えておりますけれども、それほど現状で困っていないんだよというようなコメントも聞かれるところでございます。ただ、以前もありましたが、頼みづらい雰囲気があって給食の利用が進まないということでしたら、それは改善の方向に向けて取り組んでまいりたいと思います。
◆星 委員 本当にクラスごとと考えると、もちろん私もそうですし、皆さんも中学生を経験して今いらっしゃるわけなんですけれども、やっぱりクラスで声が大きい生徒といいますか、個人、1人とかではないと思いますけれども、推測ですが、その子が、いや俺は頼まない、私は頼まないわと言ったときに、あの子は頼まないから、もし私が頼んだら、僕が頼んだらみたいなのもやっぱりあるんじゃないのかなと、これは本当に推測ではあるんですけれども、そういったところも若干あるんじゃないかと思ったところなので、また担任の先生なのか、そういったところにも――本当に選ぶのは自由ですから、少ないから悪い、担任の先生が悪いとかそういうことではなくて、どんな雰囲気だったのか、どんなクラスなのか、その辺も終わった後にアンケートというか、お話を伺っていただくのもいいんじゃないのかなと感じたところなので、またその辺も、もし行っていただけるとと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎保健給食課長 今のご指摘をいただきました件につきましては、以前から議論もございましたので、アンケートの項目の中に、クラスで何人ぐらい頼んでいると頼みやすいですかというような趣旨の項目を入れております。やはり、少ないから頼みづらいのではないかということは、我々も想定はしておりましたけれども、今の概数で言いますと、それについてはどちらでもよいというようなご意見が4割ほど、やはりその改善が必要だという方については17%ほどというようなご意見が出ております。個人的な感想ですけれども、こちらが想定していたよりは、余り生徒はそこに大きな抵抗というか壁を持っていないのかなというところが、今数字から見えているところでの判断でございます。
◆星 委員 わかりました。では、その辺はそんなに心配されていないということなので、何か担任の先生に、また今後聞き取りをするみたいなことはご予定はないということでしょうか。
◎保健給食課長 現段階で改めて聞き取りということだけは想定しておりませんけれども、先ほどのようにアンケートの中で必要な項目が出てまいりましたら、それに向けてまず取り組んでまいりたいというふうには考えております。
◆村まつ 委員 生徒じゃなくて、保護者だったり、PTAの方だったり、そういった方々は今何名ぐらい参加されているんですか。
◎保健給食課長 保護者向けの試食会を実施いたしまして、参加人数で言いますと17校で388人、参加率で言うと50.7%というふうに現段階で計算をしております。
◆村まつ 委員 参加率の分母は何になりますか。
◎保健給食課長 設定をいたしましたのが、各校3日間で1日当たり15人をマックスといたしましたので、それらの積算が分母になりまして、それに対して参加した方々を割合として出しております。今申し上げたのは、全校でということになりますので、また学校ごとに、むらといいますか、ばらつきはございます。
◆村まつ 委員 ありがとうございます。保護者の方のアンケート、先ほどちょっと声があったというふうに聞きましたけれども、ほかにどんな声が出ているんでしょうか。
◎保健給食課長 保護者の方からいただいているアンケートの改善要望につきましては、やはり多いのが、保護者の方は給食の時間が長くなることですとか、分量の調整ができること、それから、これは生徒にも当てはまるんですけれども、献立などのリクエストをとって、生徒の希望を献立に取り入れることというあたりがご意見としてはたくさんいただいております。
◆村まつ 委員 あと、学校の先生方は今回は無料試食会というのはなかったと思うんですけれども、今現在、大体何%ぐらいの方が頼まれているかというのは、もし数字があれば。
◎保健給食課長 これは全校でということになりますけれども、最近10月の喫食率という意味では、教職員の喫食率は47%程度でございます。
◆村まつ 委員 あと、学校の先生向けにアンケートも実施されたという理解でいいんでしょうか。
◎保健給食課長 教職員向けのアンケートについては、まだ実施までは至っておりませんけれども、今、各中学校の生徒の動きなども含め、学校の動きも含め、これから実施をしていきたいというふうに考えております。
◆村まつ 委員 今のところ、まだ中間報告なので、これからさまざま検討されていくんだろうと思うんですけれども、このアンケートをとった後、どういう流れで進めていこうと考えているのか、現時点で何か計画があれば教えていただければと思います。
◎保健給食課長 まず、全校の最終的なアンケート結果については2月末になりませんと整理ができませんけれども、随時、今申し上げたような傾向についてはつかんで動いているところでございまして、取り組みが進められることについては着手をしていきたいというふうに考えております。今年度で申し上げると、これからの取り組みとしては、1つは、クレジットで決済ができるようなやり方に切りかえていて、これは保護者の方の利便性の向上につながるものと考えております。それから、献立ですとかリクエストのメニューということが意見としてございましたので、そちらについてもリクエストを拾い上げるような形で生徒たちの希望を聴取していきたいと考えているところでございます。
それ以外につきましては、来年度にかけて考えていかなくてはいけないこともございますので、まずは取り組みが進められるところについては、もう動き出しているところでございます。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
休憩いたします。
午後1時41分 休憩
―――◇―――◇―――
午後1時42分 再開
○委員長 再開いたします。
△第107号議案
○委員長 第107号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎防災安全部長 第107号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律に基づき、所要の改正をするものです。
改正の内容は、消防団員の欠格条項につきまして、現行の条例には「成年被後見人又は被保佐人」と規定しておりますが、成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないことを目的として、規定を削除するものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆矢口 委員 議案概要の中に、「職務の適格性について個別的に判断し、決定することとします」ということなんですけれども、ここの部分、今は入団の申し込みは各分団とかに出すんですか。それで多分そこで処理して報告という感じなのか――ちょっとわからないんですけれども、適格性について個別に判断しというところをどこで判断したりとか、入団のときの実務的なところで、どういう動きでやっていくのか決まっていることがあれば教えてください。
◎防災課長 入団のときの流れについてだと思うんですが、まず、事務局に直接問い合わせがくる場合と消防団の地域のほうに話がある場合、そういう2つのパターンが主に考えられます。事務局に来た場合は事務局のほうで話を聞いて、その後、消防団の部の副分団長に話をして、副分団長がその方に話をして、それから本人が了承すれば入団という形になります。部のほうにいきなり来た場合は、そのときに副分団長なり消防団の方が話を聞いて、いろいろ話をさせていただくということです。
◆矢口 委員 実際始めてみなきゃちょっとわからないところとかもあるのかなと思うんですけれども、消防団の方々で判断するというのも、どういう仕事をお願いするとか、もしかしたら何か判断に迷ったりとか、そういうところも想定されるのかと思うので、そういうところのケアを少し考えて動いていくと、よりスムーズなのかと思いました。
◆熊沢 委員 今のお話の流れから聞くと、直接担当に来るのと、部とか分団に来るんですが、その判断はどこでするんですか。部でいきなり書類が来てだめですよと言うのか、分団でだめですよと言うのか、本部なのか、市なのか。それに対して断る理由がきちんと明確――今、人権尊重のためとあるけれども、上がるまでの間に、本来なら入る資格がある人なのに、入り口で断っているというような事例をちょっと耳にしたことがあるんですが、その辺はどうなの。その人が上にいったって、また部に戻されたり、分団に戻されて、本人はやる気があるのに入れてもらえないというような状況があったりと聞くんですが、その辺の裁量はどうなっているんですか。
◎防災課長 その辺の判断材料ということだと思うんですが、まず消防団活動で言いますと、実際に消防団活動ができるかどうかというようなことも大きくかかわってくると思います。ですから、その辺のお話をまず聞くというのがあります。消防団の地域の部のほうでしたら、知っている方でしたら、その辺はわかっているというのもあるかと思います。ですから、まず1番としては、消防団活動ができるかどうかということが判断の材料になるかと思います。
◆熊沢 委員 ちなみに、入団申し込みが来るじゃないですか。それを変な話、上まで上がらないうちに断ったという事例を防災課なり、団本部なりがきちんと把握をしているのか、把握をしていないのか。本来ならば、部で断ったとしても、きちんと把握をすべきだと思うんだよね。こういう人が来ました、こういう事由で断りましたというところのチェック体制をある程度きちんとしていかないと、ないですけれども、仲よしグループみたいな感じになってしまっても困りますし、また一方で、新しく団に入りました、今、連絡体制が部の中で、みんなの中でLINEなりメールなりだけれども、その人にきちんと連絡が行かなかったりとか、そういうことが見受けられるようなので、その辺のことはきちんと市がある程度――団だから別だというのかもしれないけれども、きちんとそういうことはしたほうがいいと思うんだけれども、連絡をしてこないくせして、来ないんですとか、来ないから団員としてふさわしくありませんみたいなことをやるのはおかしいと思うんだよね。その辺はどう思うのか。
◎防災課長 その辺の相談が何件あって、それを事務局が全体として把握しているかということもあると思うんですが、まず、事務局に話があったものについては、当然事務局ではわかっているということなんですけれども、あと、分団とか部にじかに来て、その中で終わっていて、基本的には事務局にこういう入団希望とか入団についての話があったというのは来ると思うんですが、来ない場合も考えられるのかと思いますので、ちょっとその辺は今後しっかり把握はしていくと思います。あと、団長にその辺のことも相談して、しっかり確認したいと思います。
◆熊沢 委員 別の団体だというのはわかっていますし、市が団長に対して団のことだから言えないというのもある意味わかるんですけれども、でも一方で、きちんとそういう書類が受け付けました、入団したいです、申し込みしました、断られました、でも上には行っていません、市のほうには行っていませんでした。正当な理由で断っているのか。きちんと正当な理由で断っているんだとは思うけれども、その辺のことを団任せにするのではなくて、申しわけないけれども、人数が多いわけでもないので、その連絡を含めたって何にしたって、こういうところで不適格ですというのが、本当に不適格なのかどうかというのは、ある程度市がしっかりと見ていかないといけない部分だと思いますので、きちんとしていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
◎防災課長 その辺なんですけれども、先ほど私、団長と言いましたが、団本部会議もありますし、分団長会議もありますので、そういうところでしっかりやっていきたいと思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第107号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第107号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△行政報告(町田市
地域防災計画修正の概要及び意見募集の実施について)
○委員長 行政報告、町田市
地域防災計画修正の概要及び意見募集の実施についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎防災安全部長 町田市
地域防災計画修正の概要及び意見募集の実施についてご報告いたします。
内容につきましては、防災課長からご説明申し上げます。
◎防災課長 行政報告資料、町田市
地域防災計画修正の概要及び意見募集の実施についてをごらんください。
本年の6月19日の本委員会で報告させていただいたとおり、現在町田市地域防災計画の修正を進めております。その町田市地域防災計画の第1章から第3章の
パブリックコメントを予定しております。
また、来年度2020年度に修正が予定されている東京都地域防災計画風水害対策等や日本各地に大きな被害をもたらした台風第19号等による風水害の課題等を踏まえ、第4章につきましては修正する必要が生じたため、修正スケジュールを変更いたします。
資料の1の修正ポイントについてごらんください。修正ポイントとしては4点ございます。
まず1点目ですが、各種計画修正への対応です。2019年7月に公表された東京都地域防災計画の震災編の修正内容と整合性を図るため、全編において文言の修正を行いました。また、第2章災害予防計画において、避難施設におけるやさしい日本語・ピクトグラム等の整備について記載しました。
次に、町田市事業継続計画の反映です。第3章に2017年度に修正した町田市事業継続計画において、災害時、外部からの応援が必要となる業務を明らかにした受援業務確認シートの活用について記載しました。また、先日の台風第19号の被災地である長野市においても、国からのプッシュ型支援がございましたが、東京都受援応援計画及び同ガイドラインを踏まえ、人的及び物的受援応援の流れを記載しました。
次に2点目です。地域特性に応じた避難施設ごとの対策です。2018年度に実施しました地域特性を反映した避難施設別の避難者数の推計の調査結果に基づき、各地域の推計避難者数に応じた備蓄の整備を推進する旨を第2章に記載しました。
3点目は、法改正等への対応です。水防法、土砂災害防止法について、法改正された項目に合わせ、浸水想定区域内及び土砂災害警戒区域内における要配慮者施設について、円滑な避難の確保を図ることを目的に、避難確保計画の作成、訓練等の実施が義務づけられたことを第2章に記載しました。
また、地震に関する地域危険度測定調査についてです。これは東京都が2018年3月に実施しましたので、その調査結果につきまして、第1章第4節の被害想定のところに記載しました。
最後、第4点目ですが、新たな浸水予想区域図の反映で、第2章の水防・土砂災害警戒体制の整備の部分であります。2018年度に東京都が浸水予想区域図を、想定し得る最大規模降雨に見直し、公表いたしました。このことを受けて、想定し得る最大規模の降雨を踏まえた洪水ハザードマップを作成する旨を記載しました。なお、11月に公表しました新たな洪水ハザードマップにつきましては、12月から市内全戸に配布しております。
修正ポイントにつきましては以上となります。
次に、2の意見募集(
パブリックコメント)の実施及びその後の予定のところです。
修正案につきましては、来年1月初旬から
パブリックコメントの実施を予定しております。修正原案は、ホームページに掲載するほか、資料は各市民センターや図書館においても資料を置く予定となっております。
パブリックコメントの実施結果につきましては、3月議会にて行政報告いたします。今回の修正案につきましては、市民意見の取りまとめを経て、2月の防災会議にて内容を確定する予定です。
最後に、3の修正スケジュールの変更についてです。東京都が、東京都地域防災計画風水害編、大規模事故編、原子力災害編の修正に着手し、2020年度の上半期に公表する予定です。5月13日の町田市防災会議において、町田市地域防災計画2019年度修正方針について承認をいただき、今年度中に修正完了予定でしたが、町田市地域防災計画に、東京都地域防災計画の内容を反映させる必要があることから、スケジュールを変更し、来年度も継続し修正作業を行います。修正のスケジュールにつきましては、資料の3分の3に実施内容等も記載しておりますのでご確認ください。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 これより質疑を行います。
◆熊沢 委員 これ聞くと、地域防災計画が新しくなると、この間は土砂災害警戒区域の避難はなかったけれども、今度は避難所をつくってくれるとか、そういうことになるということ、それはまた別の話なのか。
◎防災課長 今回は第1章から第3章までということで、総則と予防と、あと地震編のところが主になりますので、風水害編については第4章になりますので、その辺は今回振り返り等をやっていますので、そういうのを含めて修正すべきところは修正するということで、来年度になります。
◆熊沢 委員 今説明で土砂災害警戒区域でとか、東京都の何とかと言っていたからそれを聞いて質疑しているんだけれども、違うのかしら。
◎防災課長 今お話ししました、そこのところにつきましては法律が改正するというところでして、これにつきましては第2章の災害予防計画のところに書いてある、そこを修正するということです。説明が悪くて済みません。
◆熊沢 委員 ちなみに、地域防災計画に書いていないと避難所は開設してもらえないのかしら。
◎防災課長 そういうことではなくて、もちろん避難の必要があれば避難施設は開設するということになります。ただ、地域防災計画につきましては、どこが避難施設になっているとか、そういうのは記載されております。一覧としても、地域防災計画の資料編に、風水害編はどこが当たるとか、そういう一覧も記載しております。
◆熊沢 委員 参考までに、地震編がありますよね。風水害が浸水と土砂災害とあるわけじゃないですか。今現在、町田市の状況は土砂災害はないんですよね。先日の話だとないような話だったので、土砂災害警戒区域においての避難所は、この地域防災計画の中には入らないんですか。
◎防災課長 土砂災害についての記載もあります。第4章のところについてもありますし、先日の台風のときには、雨が多く降って、それで地盤が緩んでということなので、風水害については来年度以降改正する、修正するということになります。
◆熊沢 委員 わかりました。修正しないとやってくれそうもないんですが、あともう1個です。避難所の備蓄の数を変えますというのを、今まで再三、私が言って、私が一般質問したときには数は同じですと。ただし、数は同じですけれども、避難所同士で融通をさせて、毛布が足りなかったら、市のほうが毛布を避難所に持っていくというお話だったんですが、先日は、どうやら毛布が移動したのではなくて人が移動したんだけれども、何でそういう地域防災計画とか、いろいろなところで説明したことと違うことが起こるのか教えてもらえますか。
◎防災課長 現時点は分散備蓄といって、避難施設ごとに一定の同じ数をやっているんですけれども、避難施設ごとの推計をしまして、差が出てくるということがわかりましたので、それから移動するというのは時間もかかるので、今後については、そういう備蓄の移動というか、あらかじめ全部対応するということではないにしろ、ある程度移動して、その避難者数に合わせたものを置いておこうという考えで今いるということです。
◎防災安全部長 熊沢委員から過去にもご提案いただいて、避難施設別の避難者数の推計をし直したんですけれども、その避難施設別の避難者数の推計というのは、主に地震災害を想定してやっていたもので、当時は東京都の想定を避難施設の数で割るしかなかったので、そういう運用をしていたんですけれども、実際その避難施設周辺の建物の状況を勘案して、避難施設別にどれぐらいの人数の避難者が出そうかというのを調べましたので、ちょっと来年度以降、早目に、平常時からある程度その避難施設、あるいは避難施設の周辺の地域に数量を満たすように、あらかじめ平常時から移動してしまおうというやり方を考えております。具体的にはこれからになります。
それと風水害時については、避難施設をどこをどれだけあけるかというのと、そこにどれぐらい来るのを想定するかというのをセットで雨の降る前に決めまして、その数量をそれぞれの避難施設に持って行って使うというやり方をしています。なぜそういうやり方をするかというと、地震災害を想定して、あらかじめ各避難施設に備蓄している物資というのは保存年限がありまして、入れかえの時期とかを決めておりますので、できるだけそれはそのままにしておいて、別のところから持っていくということでやって、ちょっと運用が風水害と地震と違うものですから少し差が出ておりますが、できるだけ早目に適正化しようと考えております。
◆熊沢 委員 丁寧に説明していただいた割には聞いたことを答えてくれていないんだが、以前質問したときには、同じ量の備蓄で大丈夫なんですか、片方に偏ったときにはどうするんですかと聞いたときに、大丈夫です備蓄品はきちんと市のほうで運びますとお話をされていた。でも、今回、毛布が足りないから向こうに行ってくださいという指示をした。今回も想定をして備蓄をきちんとしたとしても、ルールでそうやりますと、一般質問で答えているんだからね。備蓄品を移動しますから避難の方には迷惑をかけませんと。それなのに今回こういう状況になっている。だから、きちんとした計画を立てて、避難所に対しても人を移動させるのではなくて物を移動させるようなことをするように――そもそもは避難した人たち、その地域によって避難想定の少ないところには少なく、多いところには多く備蓄しておくのは絶対だけれども、そういうふうにしていただきたいと思うんですが、私には議場ではそう答えたのに、今回何で人が移動したんだということを聞いている。
◎防災課長 今回、台風第19号のときの人の移動ということだと思うんですが、先ほどもちょっとお話ししたように、地震と風水害は違うというのも……。
◆熊沢 委員 それにしたって避難所からの移動はしないでしょう。
◎防災課長 あと、風水害のときにどのぐらい避難してくるかと見込んでいたよりも多くの避難者が来たというのが1つ原因としてありますので、今後はちょっとその辺のことも今回反省をして、今後検討して……。
◆熊沢 委員 今後にどう生かすの。
◎防災課長 今回は想定以上の人が来て混乱してしまったということですので、それに対応するにはどうしたらいいかというのを考えていきたいと思います。
◎防災安全部長 見込みが少し甘かったというのもございますので、まず初めに、あける避難施設の数と、それぞれ避難施設にあらかじめ持っていく物資の数量、そういったところをしっかりと改善して、混乱のないようにやっていきたいと考えております。
◆熊沢 委員 最後にするけれども、物資が足りなくなったときに人を移動させるんですか、毛布を移動させるんですかと聞いているの。そうしたら、想定が足りませんでした、前もって多くやっておけばいいです。前もって多くやっていたとしても、足りなくなったらどうするんですかと聞いているの。
◎防災課長 物資を持っていくようにします。
◆田中 委員 こちらの修正案に対する
パブリックコメントということなんですけれども、この
パブリックコメントを集める目的を伺いたいと思います。
◎防災課長 目的なんですが、市民の方から意見を求めるということで、市民の方からどういうような意見があるのかというのを求めるものです。
◆田中 委員 先ほど、
子ども生活部のほうでも
パブリックコメントの募集の仕方について、いろんな委員からも意見が出たんですけれども、今回タイミング的には台風の災害などもあって、市民としては防災について大変意識が高まっている中で、直接かかわるかどうかはまたちょっと別ですけれども、地域防災計画の修正ということへの
パブリックコメントを求めるということになると思うんです。
やはり多くの方に知っていただくというのもすごく大事なことだと思うんですが、先ほどの
子ども生活部の
パブリックコメントの集め方だと、回収の場所と配布の場所を同じ場所に設定しているために、なかなか置く場所が限られてしまうということがあったんですけれども、今回の
パブリックコメントについては、回収と配布の場所は同じ場所というような想定になっているんでしょうか。封筒はついていると思うんですけれども、実際に窓口に提出をするという場合です。
◎防災課長 周知の方法なんですが、ホームページと男女平等推進センター、各市民センター、駅前連絡所、図書館、あと市政情報課とか広聴課に書類は置く予定でおります。先ほど言ったように、提出方法につきましては、もちろんそこに出してもいいし、郵送でも受け付けていますし、ファクスということでも受け付けております。
◆田中 委員 大変しつこくて申しわけないんですけれども、やはり市役所の中央の案内所にぜひ置いていただければ、たくさんの方が目にされるのではないかと。先ほどは、回収があるので難しいという
子ども生活部のお話で、ちょっと検討していただくということもあったんですけれども、こちらについても、ぜひ中央の案内所に置いていただきたいと思います。
もう1点、これは
パブリックコメントなので不特定多数の方からの意見募集だと思うんですけれども、例えば町内会ですとか自主防災組織からの意見というのは、そもそも反映されているものなのか、それとも別に聞く機会があるのか伺いたいと思います。
◎防災課長 町内会等につきましては、防災会議等、あと幹事会とか決める、地域防災計画を修正する過程であるんですが、そこには町内会・自治会連合会の会長とかも入っていますので、当然そういうところでの意見とかというのは、こちらのほうで聞くことは可能です。
◆田中 委員 今、町内会・自治会連合会の会長ということでしたが、地域、地域で危機意識というか、地域ごとに水害が心配なところとか、地震が心配なところとかあると思うんですけれども、そういう意味では、ちょっと地域ごとの課題意識というのを各町内会長なりも持っていらっしゃると思うんですけれども、そういった方にこういった修正案をお渡しして、意見を聞くチャンスはなくても、少なくともお渡しするとか、そういうことは考えていらっしゃるのでしょうか。
◎防災課長 修正原案をお渡しするというのは、地域防災計画は厚いもので、それを各町内会長に渡して見てもらうのかどうかというのはあるんですが、今回、地域防災計画を修正するというのは広くお知らせしていきたいというふうには思っています。
◆矢口 委員 先ほども、どこで配布するかというところ、掲示するかということで、ホームページ、男女平等推進センター、図書館、市民センター、広聴課などということだったんですけれども、大体防災安全部でこうやって
パブリックコメントを募集するときには、いつもこんな感じのところでしょうか。
◎防災課長 そうです。先ほど言ったようなところで、前回の修正時もこういうところに資料を置かせていただいております。
◆矢口 委員 いつもそういうところに置いて、いつも何件ぐらい集まるんですか。
◎防災課長 意見なんですが、まず、2016年は1件、その前の2014年度は6件の意見がございました。
◆矢口 委員 毎年集まっているとも言えない数だと思うんですけれども、それなら場所とかも、やっぱり毎回見直したりとか、方法を変えていかなきゃいけないのに、何で毎回同じなんだろうと、もう言わないですけれども、ただ、それだけはやっぱり今後考えていただければと思います。
◎防災課長
パブリックコメントをやるということも含めて、いろいろ工夫してお知らせしていきたいと思います。
◆松葉 委員 1点だけ、今の周知というところでは、例えば、やっぱり災害時に一番協力していただく消防団の方とか、そういう方にもご意見を伺ったらいいんじゃないかと思うんですけれども、その点についてはいかがですか。
◎防災課長 おっしゃるとおり、消防団の方は災害時に活動していただいていますし、その辺のところはどういうふうにお知らせするのか、あと先ほどもちょっと言いましたように、防災会議には団長が出席しているということと、あと消防団の会議なんかにつきましては、事務局として防災課の職員が出ていますので、そういうところでちょっとお話ししたいと思います。
◆松葉 委員 防災会議に団長が出席をされているということなんですけれども、今回この意見募集というところについては、やっぱり現場の方々、団長はもちろんなんですけれども、現場の方々が災害時に活動されていて感じていることだったりとか、課題だったりというのは、やっぱりそれぞれの地域、地域で課題とかは違うと思うんですけれども、それを一番わかっていらっしゃるのは消防団の方々じゃないかと思うので、個別にというか、事務局でもあるので、今回こういう計画の修正をかけるので現場の方の声をいただきたいというふうにお声がけしてもいいんじゃないかと思いますので、これは要望にしておきたいと思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
△行政報告(町田市
安全安心まちづくり推進計画の改定について)
○委員長 行政報告、町田市
安全安心まちづくり推進計画の改定についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎防災安全部長 行政報告、町田市
安全安心まちづくり推進計画の改定について、ご報告申し上げます。
内容につきましては、市民生活安全課長からご説明申し上げます。
◎市民生活安全課長 行政報告、町田市
安全安心まちづくり推進計画の改定についてをごらんください。
本件につきましては、本年9月17日の本委員会で報告した後、
パブリックコメントを実施いたしました。その後、町田市生活安全協議会において外部からのご意見をいただく場を経て、本計画の改定作業を完了いたしました。なお、新しい計画は、年明け1月の公表を予定しております。
それでは、資料に沿ってご説明申し上げます。
1、
パブリックコメント実施結果についてでございます。2019年10月1日から10月31日までの期間で、
パブリックコメントを実施いたしました。別紙1にお示ししたとおり、2名から4件のご意見をいただきました。ご意見の内容といたしましては、計画案を評価していただいたものや計画案に対する感想でございましたので、計画案の修正はございませんでした。
パブリックコメントの実施結果につきましては、2020年1月に、町田市ホームページ、「広報まちだ」等で公表する予定でございます。
次に、2、町田市
安全安心まちづくり推進計画の概要でございます。先ほど申し上げましたとおり、
パブリックコメントを経て内容に変更はありませんので、第3回定例会の本委員会でお示しした「地域防犯力を強める」「東京2020大会への対応」「市民の安心感を高める」という3つの課題に対応するための取り組みを、(1)防犯活動への支援、(2)防犯意識の高揚、(3)防犯に配慮した環境整備の3つの領域で体系化いたしました。計画の最終案は資料2として添付しておりますので、後ほどご確認ください。
3、今後のスケジュールです。本計画は、2020年1月に、町田市ホームページ、「広報まちだ」で公表、プレスリリースも予定しております。また、現行の計画と同様に有償頒布するほか、町田市ホームページ上で無料でダウンロードできるようにする予定です。
説明は以上でございます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆田中 委員 この冊子の中に、310団体、町内会・自治会からアンケートをとったということが書かれていますが、去年の高校生と市議会との意見交換会では、高校生から街路灯をもっとつけてほしいとかという意見があったんです。子どもを1人で学校に行かせて、通学路の問題、もちろん町内会の方もつかんでいるとは思うんですけれども、あとはなかなか町内会の中ではつかみにくいような学生の声ですとか高校生の声、そういった立場に立った意見を反映するような検討というか、そういった意見の反映というのは、この中にあるんでしょうか。
◎市民生活安全課長 今回、学生や高校生の方々からご意見をいただく場というのは、ちょっと設けておりません。ただ、生活安全協議会というところでは、いろんな団体の代表の方々にもご参加いただいております。
◆田中 委員 今回は、もうできているものなのであれなんですけれども、この間の町田創造プロジェクトの話し合いの中でも、結構高校生から防犯の問題なんかも意見が出ていたので、ぜひ今後、なかなか声が届きにくいというか、そういった声について積極的に、もう出ているものもあるので、そういったものを何かアンケートをとるとかではなくて、もう出ている声を生かすような方向で、ぜひ検討していただけたらなと思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
休憩いたします。
午後2時18分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時21分 再開
○委員長 再開いたします。
△請願第12号
○委員長 請願第12号を議題といたします。
本件は、9月12日の委員会で継続審査となったものでありますが、担当者からその後の経過について何か説明があればお願いします。
◎
市民協働推進担当部長 請願第12号 並木町会の独立に関する請願について、2019年9月12日に開催されました
文教社会常任委員会以降の状況についてご説明申し上げます。
野津田町内会、並木町会の双方におきまして、弁護士の代理人を立てて協議を重ねていると聞いております。
○委員長 これより質疑を行います。
◆田中 委員 前回の請願審査の中で話題になりました回覧物などの配布物の対応というのは、その後どうなったでしょうか。
◎市民協働推進課長 回覧物の対応につきましては、市に登録のある町内会・自治会のうち、送付を希望されている町内会にお送りしております。それとは別に、情報提供を希望される個人、団体の方につきましては、お申し出があった場合、個別に対応を差し上げているということでございます。先般お話のありました並木町会の方からは、現時点でお申し出がございませんので、回覧物については対応しておりません。
◆田中 委員 ということは、現状も回覧物は回っていないということでよろしいでしょうか。
◎市民協働推進課長 市民協働推進課からお送りはしていないということでございます。
◆田中 委員 わかりました。また、今経過報告の中では町内会同士のお話し合いのことでしたけれども、市民協働推進課としてはどのようにかかわりをされてきたのか伺いたいと思います。
◎市民協働推進課長 この件につきましては、市として積極的に関与すべきでない事項と判断しておりまして、その協議の内容、具体的な回数であるとか、内容については把握しておりません。
◆田中 委員 わかりました。改めて、町内会として設立届を出して、市がそれを受理した場合、町田市は町内会に対してどのような支援を行うものなのか伺いたいと思います。
◎市民協働推進課長 町内会・自治会として届けがあった場合なんですけれども、町内会・自治会活動がよりよく進むように補助金の交付、あるいは集会施設についての補助制度、また、回覧物の送付などのご案内を差し上げております。
◆星 委員 今、多分動向を見守っていただいているというところだと思うんですけれども、でも、この前の9月の請願審査の際に大西委員からも出てまいりました、やっぱりお金の問題というところがあって、並木町会は、これも数字もはっきりここの場で出ていた400万円を請求しているというところの中で、やっぱり野津田町内会からしたら、もうある程度認めている中でも、不当な400万円というのは認められない、受け入れられないというのは間違いないところだと思うんです。それで、その中である程度の歩み寄りを野津田町内会のほうは行っているというのも私も聞いておりまして、そういった中で、市としてそこの一番の大きな課題というのは、私はこの前の委員会の請願審査の中でもそうですし、やっぱりお金のところなのかと思うんですけれども、市としてはいかがでしょうか。
◎市民協働推進課長 詳細については把握しておりませんが、資産の分配について非常に大きなテーマとして協議を重ねているというふうには聞いております。
◆星 委員 その中で、400万円はもちろん不当な金額ですから、今、並木町会のほうは337世帯ですかね。これに見合ったというか、それは野津田町内会も歩み寄りをしてある金額を出しているというのもお聞きしていますので、その辺の動向も、ぜひ町田市としてもしっかり認識していただいて、野津田町内会の歩み寄りをちょっと見ていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。やっぱり町内会同士、そして弁護士同士のご議論に今はなっていると思いますので、我々この議会でもそうですし、市のほうでもなかなか入っていけない部分もあると思うんですけれども、やっぱり市民のこと、地域のことですので、ぜひ動向を温かく見守っていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆矢口 委員 前回の委員会の審査のときにも、もしかしたら答えが出ていたかもしれないんですけれども、ちょっと改めて確認したいのが、町内会での中から一部独立する、分断するというときに、もともとある母体の、大きなところの町内会の総会での承認というのがなければ分断はできないというのが、何かどこかで明確に明文化されて定められているんでしたっけ、そこだけ確認させてください。
◎市民協働推進課長 明文上、総会においてという言葉ではないんですけれども、ホームページにおきまして、既存の団体から分離独立する場合なんですけれども、「双方の町内会・自治会で区域等の調整が済んでいることが必要です」というふうにご案内しております。市としましては、双方の合意が客観的に、外形的にわかるように、その既存の町内会での総会での合意というのをお話し差し上げております。
◆矢口 委員 わかりました。双方の区域の調整でしたっけ、もう1回ちょっとそこを、ごめんなさい。
◎市民協働推進課長 文言としましては、「双方の町内会・自治会で区域等の調整が済んでいることが必要です」というふうにご案内しております。
◆田中 委員 今の質疑に関連をして、地図情報まちだというのがあると思うんですけれども、現在2016年の情報で町内会の区割りが載っているわけなんですけれども、その区割りの基準というのは、設立届が市民協働推進課に出されたものをもとに行われているものでしょうか。
◎市民協働推進課長 委員お話しのとおりでして、設立の際に市民協働推進課にお届けいただいた区域をもとに作成しております。
◆大西 委員 今の問題で区域というのは、今の町内会を分離したいという地域の人たちの中でも、そのままの町内会でいたいという人もいるわけですよ。その区域を分けるというのは何を基準に区域が分かれるわけ。分かれたほうの人たちの新しい並木町会、地域はそうだけれども、そちらの自治会じゃなくて、野津田町内会に残っていたいという人がいるわけです。そうすると、区域の分け方というのは何を基準にして分けるのか、ちょっとそれを教えてもらいたい。
◎市民協働推進課長 まず当初、町内会・自治会が何もないところから設立される場合なんですが、まず私たちの町内会の区域をここにしましょうということで区域が決まると思われます。そこに住んでいる方々が、この町内会だねということで皆さんで規約を決めて、地域の伝統行事であるとか交流行事をやっていきます。その後に、分離独立、あるいは文化的になかなか広過ぎて一緒にならないことがあるので、じゃ、別れましょうとなった場合に、どこか道路であるとか、まとまりのある単位で区域を分けましょうという話になっております。今ご指摘のありました、そうは言ってもこの区域の中で、私は向こう側に例えば親族がいるとか、何かかかわりがあるので、ここに住んではいるけれども、町内会としてはあちらのほうに入りたいというお話も中にはあるというふうに聞いておりまして、その場合は個別の意思を尊重して、お話し合いの中で所属する町内会を決めていくというふうに聞いております。
◆大西 委員 今回の町内会が分離するという件については、全部で300軒ぐらいの人たちからアンケートをとったのかな、3分の1は反対しているわけですよ。それは合意なの、地域自身で合意したということになるの、ならないんじゃないの。3分の1も俺たちは嫌だよという人たちがいるのについて、それはどうなるの。
◎市民協働推進課長 市としましては、あくまで地域の中で町内会というのが自主自立した自由な任意団体でありますので、その地域にお住まいの方々がお話し合いをされて、3分の1なのか、何分の1なのかというのはあるんですけれども、あるまとまった単位で、じゃ、自分たちはこうしましょうということで決まっていくんだろうと思います。私どものほうで、その数を幾つ以上とかというふうに決めているということではございません。
◆大西 委員 なぜそんなことを言っているかというと、あなたの地域が、その地元の人たちが勝手に決めればそれでいいんですよという話がインターネットに載っているとか今おっしゃっていたじゃないですか。だから、地域の中でも大いに反対をして、3分の1の人は嫌だよと言っているわけだよ。アンケートが出ていました。彼らが、独立したい人たちがはっきり言っているわけですよ。その数字も出しているわけですよ。では、合意もできていないのに勝手に自分たちが、こちらは新しい独立地域だ、決まっちゃったんだから入ってちょうだいよというのは、それは何かすごく強引なやり方のような気がするし、何かもちろん合意も完全に得られているというわけではないような気がしています。
もともと、野津田町内会の規定は中には、お金を分離した人に出すなんて規定は1つもないわけよ。そんなことを言ったらみんな、30軒でも20軒でもまとまっちゃって、どんどん分離独立することができるわけですから、みんな金を要求されたらどうなっちゃうんですか。町内会がパンクしちゃうじゃないですか。そう思いませんか。僕は、あくまで根拠のないもので、とにかく今の独立派の人たちは金をよこしてくれと言っているわけですよ。1人ほぼ1万円以上になるのかな、300軒ぐらいあるのかな、それで400万円という金になると大変な金額を請求しているわけじゃないですか。もともと何の規定もないものについて、今の分離独立の人たちは金をくれと言っていて、それで勝手に出ていきますよということをやっているわけ。
そんなのもともとの理屈が成り立たない話でもめているわけですから、だから、私はこの問題については、役所の話じゃないけれども、向こうで結論を出して、議会としてはもう全然タッチをしないというわけで結論を出してしまっていいんじゃないかということを思うんですが、いかがですか。委員会に対してと両方に対して。あんなもの結論は出ませんよ。
◎市民協働推進課長 市としましても、町内会・自治会の姿形を変えるということは、今まで地域が積み重ねてきた大きな歴史の中で培われた人間関係が、やはり変わるんだろうというふうに考えておりまして、分離独立に当たっては、議論、意見交換を積み重ねていただいて、その結果としてなるんだろうというふうに考えております。その一方で、市として積極的に関与すべき事項ではないという判断もありますので、状況については見守っていきたいと考えております。
◆大西 委員 見守るということは、要はタッチしたくないということなんでしょう。
◎市民協働推進課長 資産の分配というテーマに関しましては、双方も代理人を立ててお話をされていますので、積極的に関与するべき事項ではないというふうに考えております。さはさりながら、地域の方々のお話し合いの状況につきましては、適宜、お伺いできればと考えております。
◆矢口 委員 最後に、最終的な確認をしたいんですけれども、今回の請願の内容で市に対して出されているのは、設立届の受理をするかどうかという点が大きな1つかと思いました。今、設立届を受理していない理由、受理できない理由としては、先ほどおっしゃっていた双方の町内会区域等の調整がついていないと考えているから受理ができない、そういう理由でよろしかったでしょうか。
◎市民協働推進課長 今ある町内会からの独立に当たりましては、客観的に合意に至ったことがわかるように、総会での議決があったことをわかる形でというふうにご案内しております。現在その状況ではありませんので、設立届をこちらのほうでお預かりするという状況にはないというふうにお話ししております。
◆矢口 委員 総会での合意がとれていないというのは、それはどこかに明確に記されているんでしたっけ、総会での合意がとれていなければというのが、済みません、もう1回。
◎市民協働推進課長 総会での議決があったことがわかることが必要になりますというのは、明文化してはおりません。ホームページでは、「分離・独立する場合は、双方の町内会・自治会で区域等の調整が済んでいることが必要です」とご案内しておりまして、その調整が済んでいることを客観的にわかるような形でということで、総会での議決があったことがわかる書類をというふうにご案内しております。
◆田中 委員 改めての確認で、町内会・自治会というのは、町田市としてはどういった団体だというふうに位置づけをされていますでしょうか。
◎市民協働推進課長 一定の区域にお住いの方々が地域の自治の活動を行うために、自主的に運営されている団体であるというふうに認識しております。そして、その会員の方の福祉を増進し、地域の交流、また相互扶助の事業を行っている団体であるというふうに認識しております。
◆田中 委員 市として、認定するためには、市に設立届が提出されて、かつ、年1回活動届が提出されていることということでよろしいでしょうか。
◎市民協働推進課長 委員おっしゃるとおりでございます。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。
ご発言があればお願いいたします。
◆大西 委員 先ほど申し上げたとおり、結論を出していいんだろうというふうに思いますので、採決をお願いしたいと思います。
○委員長 休憩いたします。
午後2時39分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時40分 再開
○委員長 再開いたします。
◆矢口 委員 私個人としては、継続をしていただけるとありがたいなと。ちょっとほかの自治体でもどうやっているのか、私もまだまだ今お話を聞いたところで調べたいのもありますし、あと本日、請願者の方々の意見が聞けなかったので、改めて請願者の方々にもお話を聞く必要があるのかなと感じたので、できれば継続していただければと思っております。
◆大西 委員 今の意見で、再び請願者を呼んで、ここで意見陳述ということは、そんな例はあり得るんですか。
◆矢口 委員 申しわけありません。請願者の方を呼んでというか、個人的に請願者の方にちょっとお話を聞いたりとか、もう1度現状を確認する時間をいただければなという意味合いです。
◆星 委員 継続するか、ここで結論を出すかという話の前に、さっきの地域割りみたいな話があって、多分、今の並木町会と野津田町内会は地域割りとか、今はもうそういう話じゃなくて、地域は地域で野津田町内会の中の地域柄で分かれているんですよ。また、大西委員もおっしゃった、でもそういうやり方をしていて反対が3分の1いるという中で、やっぱりこういった人たちは野津田町内会にまだいたい、本当に不当なやり方だ、不当な金額というところもその人たちはわかっていらっしゃる中なので、多分もう地域割りとかの話では今はなくて、実際町内会の中では、最後は不当なこのお金のやりとりだけなんですね。なので、そこだけちょっと委員の皆さんにも、私も野津田町内会におりますので、だからということではないんですけれども、お聞きしているのはそういうところですというのは、ここでご理解をいただきたいなというところです。結論というのは、ちょっと今まだ私の中ではどうするのかというのは申し上げられません。
◆大西 委員 そういう意味から言うと、我々議員はもう口を挟む余地がないということですよ。幾ら嫌と言ってみたって、野津田町内会が金を払うと言えばそれだろうけれども、払わないか結果はわからないけれども、そちらが決めてくれなければ我々が何を言ったって動かない話だから、それをいつまで議会が引っ張っているということについては適切じゃないような気がするので、早く結論を出しましょうということなの。
○委員長 休憩いたします。
午後2時43分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時51分 再開
○委員長 再開いたします。
◆矢口 委員 これまでお金の件に関してというところが結構議題によく上がっているんですけれども、請願者の方のお話と、あと請願の内容には、お金に関しては一切触れられておらず、お金は別個で代理人の方々で協議を重ねている、それとは関係なく設立届を受理していただきたいというような思いと私は今のところ酌み取っております。なので、ちょっと設立届を市で受理するべきかどうかというところが、やっぱり今回判断基準になるかなと考えますので、もう1度そこの部分が、受理するべきなのかどうか考える時間が必要かと思いますので、継続にしていただければと思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 議員間討議を終わります。
それでは決をとるか、継続審査について、いま1度、議員間討議でも話し合いが行われたんですけれども、継続審査についての意見をもう1度お願いいたします。
◆矢口 委員 先ほども議員間討議の際に、ちょっと申し上げさせていただきましたけれども、やはり請願の内容を見る上では、お金の件に関しては関係なく、設立届の受理をするかどうかという点が大切な部分になってくるかと思いますので、その点、もう1度持ち帰って考え、調べたく、継続をお願いできたらと思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 お聞き及びのとおり継続審査にすべきであるとの意見がありますのでお諮りいたします。
本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手多数であります。よって本件は継続審査とすることに決しました。
休憩いたします。
午後2時53分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時54分 再開
○委員長 再開いたします。
△行政報告(地域センターにおける
夜間施設使用料学割制度の導入について)
○委員長 行政報告、地域センターにおける
夜間施設使用料学割制度の導入についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎市民部長 市民センター、コミュニティセンターの施設利用率の向上につきましては、当委員会におきましても、さまざまなご意見をいただいております。それらのご意見を踏まえまして、特に利用率の低い夜間の時間帯において、新たに学割制度を導入いたしますので、担当からご報告をさせていただきます。
◎鶴川市民センター長 それでは、地域センターにおける
夜間施設使用料学割制度の導入について、行政報告いたします。
このたび、地域センターにおいて、大学生を中心とした新たな顧客層の施設利用を促し、施設利用率の向上を図るとともに、学生の地域活動を支援し、地域コミュニティーの活性化を図るため、2020年4月1日からホールや会議室などの夜間の施設利用に係る使用料について学生割引制度を導入します。
対象施設は、市民センター6施設とコミュニティセンター5施設になります。
対象者は、町田市内に在住または在学している大学、高等専門学校、専修学校、各種学校の学生で、18歳以上の方です。割引の対象となるのは、午後5時30分から午後10時までの夜間の時間帯に係る施設使用料です。割引額は、通常の施設使用料の半額で、10円未満の端数が出る場合は切り捨てとします。申請方法は、各施設の窓口で学生証を提示して、使用料免除申請書を提出していただきます。その他の要件といたしましては、団体で利用する場合は、その構成員の半数以上が学生であることが必要となります。
報告は以上です。
○委員長 これより質疑を行います。
◆田中 委員 学割制度ということで、その他で団体で利用の場合ということで書いてありますが、普通、こういった施設の学習室などを使う場合は団体利用登録が必要になると思うんですけれども、そういったところの手続をもう少し具体的に伺いたいと思います。
◎鶴川市民センター長 団体利用の場合なんですけれども、団体の要件というものがございまして、利用登録ができる団体の要件としては、まず、5人以上の団体ということになります。その他の要件としましては、市内で年間を通して活動していること、代表者が市内在住、在勤、在学の18歳以上の方であること、その構成員の半数が市内在住、在勤、在学であること、または同居の家族のみで構成する団体でないこと、これが団体登録の要件になっております。この団体の要件を満たすことができれば、団体としての抽選の申し込みが可能という形になっております。ただ、この団体の要件を満たさない場合、個人の利用者の場合であっても、抽選の申し込みはできませんが、団体以外の枠ということで個人での申し込みも可能となっております。
◆田中 委員 ちょっと質疑の仕方が悪くて、この学割場合、あいていたらその日のうちに、例えばゼミの仲間でちょっと話をしたいから使いたいとか、何かそういうような定期的な活動がなくても利用が可能なものなのか、それとも前提としては、市の団体登録というのが必要なものなのか、利用の前までに申請しなければいけないということなんですけれども、ちょっとその辺のイメージが湧かなくて、もう少し具体的に、どのように利用ができるのかというのを伺いたいと思います。
◎鶴川市民センター長 まず団体の場合ですと、抽選の申し込みの期間というのが決まっております。例えば、ホールであれば3カ月前から申し込みが可能になります。そこで利用される団体が決まってしまえば、そこの枠というのは押さえられてしまうので、ほかの方は利用できないということになるんですけれども、そこの利用がない場合は当日の申し込みでも、あきの部屋があればどなたでも申し込むことが可能になります。ですので、当日思い立って、あきがないか調べていただいて、来て申し込んでいただければ利用することは可能です。
◆田中 委員 そうなると、利用者が18歳、大学とか高校とか、その学校の学生証を持っていれば適用されるというような理解でよろしいでしょうか。
◎鶴川市民センター長 そのとおりでございます。
◆松葉 委員 1点だけ。今この対象施設、コミュニティセンターが5施設というふうになっていますけれども、今、玉川学園のコミュニティセンターは工事中ということで省かれていて、きちんとオープンしたときはそれも含まれるのかどうか、そこだけ確認をさせてください。
◎鶴川市民センター長 こちらの5施設につきましては、現在施設として利用可能な稼働中の施設を上げております。玉川学園コミュニティセンターにつきましても、施設の利用が開始されれば、適用があるものとなります。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
休憩いたします。
午後3時 休憩
―――◇―――◇―――
午後3時29分 再開
○委員長 再開いたします。
△第108号議案
○委員長 第108号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎
文化スポーツ振興部長 第108号議案 町田市
博物館資料収集基金条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
本議案は、条例中に基金の額を明記するため、所要の改正をするものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第108号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第108号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第109号議案
○委員長 第109号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎
文化スポーツ振興部長 第109号議案 町田市
美術品等収集基金条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
本議案は、条例中に基金の額を明記するため、所要の改正をするものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第109号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第109号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第110号議案
○委員長 第110号議案を議題といたします。
本案について、提案者の説明を求めます。
◎
文化スポーツ振興部長 第110号議案
町田市立国際版画美術館条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
本議案は、町田市立国際版画美術館運営協議会の委員構成等に関する規定を整備するため及び施設の使用料等を改定するため、所要の改正をするものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆田中 委員
町田市立国際版画美術館条例の一部を改正する条例について質疑を行いたいと思います。本会議でもさまざま質疑、答弁があったのでそこは割愛をいたしますが、65歳以上の観覧料を一般料金にするという点で伺いたいと思います。市内の施設では、ことばらんどの企画展ですとか、開放プールでありますとか、65歳以上は半額ですとか低価格になっているわけです。そこに現役世代と違って収入が少なくなる世代への配慮があるということかと思います。民間でも、映画館ですとか新幹線なども、55歳以上とか60歳以上に割引があったりするわけで、本会議でも同様の質疑はありましたけれども、これまで65歳以上を半額に設定していた理由を改めて伺いたいと思います。
◎国際版画美術館担当課長 高齢化社会へ向けてということで、1992年、平成4年の9月議会で高齢化社会へ向けての対策ということで、65歳以上を半額というふうに採決されております。それがこれまでの65歳以上を半額という規定があった理由になります。
◆田中 委員 本会議の質疑の中では、近隣11施設では、65歳以上の制度はないということも検討に上がったということでしたけれども、その近隣11施設というのは、施設名ではなくて、どの自治体のことを検討されたのか伺いたいと思います。
◎国際版画美術館担当課長 11館の自治体について申し上げます。平塚市、横須賀市、世田谷区、目黒区、それから、さいたま市、千葉市、神奈川県、府中市、埼玉県、練馬区、板橋区になります。
◆田中 委員 神奈川県や府中市などもあるということでは、逆にその65歳以上の半額の制度は近隣市のそういった施設でないということであれば、むしろ町田市の国際版画美術館は65歳以上になると半額なんですよということを打ち出して、市外からちょっと交通費をかけても半額でお得だから行こうというような集客につながる可能性があるんじゃないかなと、その質疑の答弁を聞いたときに思ったんですけれども、そういった方向での検討というのはされなかったんでしょうか。
◎国際版画美術館担当課長 今回は、受益者負担の適正化に関する基本方針ということで見直しておりますので、それに沿った考え方の中で、65歳以上の料金を外すという判断に至っております。確かにサービスを提供するに当たっては、一気に値上がり感というものが生じてしまう可能性がありますので、そのあたりのことはよく検討して、例えばシニアデーというふうに設定して無料日を設けるなどの検討をしていきたいと思っております。
◆田中 委員 今対策としてシニアデーということでしたが、今まではそういった無料日というのはなかったんでしょうか。無料で利用できる日もあったと思うんですけれども、シニアデーということではなかったのか、ちょっと今までというか、現状と今後の違いというのを伺いたいと思います。
◎国際版画美術館担当課長 これまでは、まず企画展の初日が無料日になっております。それに加えて開館記念日、これは4月19日になりますけれども、こちらと文化の日が無料日になっております。それにシニアデーを加えていくような形で検討を進めていきたいと思っております。
◆田中 委員 シニアデーを検討されているということですが、それは企画展中、何日ぐらいを予定、検討されているのか伺いたいと思います。
◎国際版画美術館担当課長 それについては今後検討していきたいと思いますけれども、例えば東京都歴史文化財団が運営している都の美術館は、毎月第3水曜日がシルバーデーとなっていて無料日になっておりますので、そういう例を参考にして検討していきたいと思っております。
◆田中 委員 企画展は大体1カ月強から2カ月ぐらいだとは思うんですけれども、そうなると大体1回とか2回ぐらいということなのかと認識いたしました。今回、半額だったのが一般料金ということで倍で、800円の企画展だったら400円で入れたものが800円、600円の企画展などもあると。その企画展ごとによって金額が違うとは思うんですけれども、やっぱり文化にかけるお金というところでは、日常品、必要最低限のものにかけるお金よりも、どうしても厳しくなってしまう、どうしても後回しになってしまうものだと思うんですね。
それで、厚生年金の平均支給額で女性は月9万円というデータも見ましたし、国民年金だったらもっと少ないわけですが、この間、消費税が上がったことで、やっぱり財布のひもがかたくなってしまう、どうしてもそういう状況になっている中で、やっぱり文化に触れる機会の保障というところでは、高齢者の収入の少ない方にとって大事な半額という制度だったと思うんですけれども、そういった市民の生活実態については検討の中で何かされたのかというところと、質疑の答弁の中では利用者の30%が65歳以上というご答弁もありましたけれども、その30%の方々、利用者が減るのではないかということについて検討されたか、2点伺いたいと思います。
◎国際版画美術館担当課長 来館者が減少しないように、魅力的な展覧会を開催してまいりたいと思います。あとは、高齢者向けの雑誌ですとか、あるいはそういう施設に向けて広報宣伝活動を強化して、美術館に親しめるような形での内容を打ち出すことで、これまでと同じように多くの方に来館していただくような努力をしていきたいと考えております。
◆村まつ 委員 私も65歳以上の観覧料の件についてお伺いしたいんですけれども、受益者負担という観点で言うと、確かにそれは学校の開放プール等も行われていますので、考え方としてはあるんだろうと思うんですけれども、国際版画美術館だけで考えたときに、だんだん来館者数もふえてきているところで、ここで30%減るかもしれないということ。あと浮世絵でしたっけ、何かの展覧会で50%ぐらいが65歳以上だったという話もありますので、そう考えると年間の来館者数ががくっと減るということが危惧されると思うんです。
やっぱり、人が来ないところにはより人は来なくなるというふうに私は考えていまして、そういう観点で考えたときに、もちろん市の方針であれば仕方がないのかとは思いつつも、国際版画美術館をやっていらっしゃる方々の気持ちとしては、どう捉えていらっしゃるのかお伺いできればなと思うんです。
◎国際版画美術館担当課長 確かに、一般の方と料金が同じになるということで、これまでのような安い料金での入館ができなくなるというところで、ちょっと行きにくくなるかなというイメージは当然あるかと思うんですけれども、ほかの近隣の美術館を見てみますと、調査した11館のうち5館が、やはり一般と65歳の方の料金を同じにしているという状況が確認できました。そうした美術館にも多くの来館者がいるという状況がありますので、やはり国際版画美術館でも魅力のある展覧会を行ってサービスを充実させていくことによって、来館者数の減少は抑えていくことができると考えております。
◆村まつ 委員 ぜひ、せっかくふえてきているところなので、ここで落ち込むことなく、皆さんに、また喜んで来ていただけるようにしていただきたいなというふうに思っております。
もう1つの観点として、例えば町田市内在住の方に関しては、またちょっと特別な、市内の方はお幾らみたいなものがあってもいいんじゃないかと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
◎国際版画美術館担当課長 その案も課内では出ておりますが、今後よく検討して、そういうこともできるかどうかということをよく検討していきたいと思っております。
◆村まつ 委員 高齢者の方の楽しみでもあるというふうにも思いますし、また、版画であったり工芸品というふうになってくると、やっぱりコアターゲットは、もちろん子育て世代に来てほしいんですけれども、この時代も考えると高齢者の方なんじゃないのかなというのはありますので、そういったところもよく考えていただきながら、例えば一般の入場料金を上げるという考え方もありますよね。高齢者の半額をなくすのではなくて、一般の金額を少し上げるという可能性もあると思うので、そういったところもよくよく考えながら、これは恐らくマーケティングだと思うんですよね。そういう観点もしっかり持っていただいた上で、とにかくせっかくここまで来ているので、ここで落ち込むことがないような努力をまたお願いしたいと思います。
◆矢口 委員 高齢者の方の料金については、ほかの自治体の状況を確認していただけたということなんですけれども、国際版画美術館運営協議会の委員の人数ですとか、どういう委員構成になっているかといったところは、一緒についでに見たりとかはしていただけたんでしょうか。
◎国際版画美術館副館長 委員構成につきましては、参考にしておりますのが博物館法の第21条の記述でして、そこに当館と同じく学識経験を有する者、社会教育の関係者、学校教育の関係者などという文言が出ておりまして、多くの美術館、近隣の美術館も、こうしたものを参考に人数構成を考えているところです。
今回、この条例の件で調査をいたしましたけれども、例えば都内、青梅市立美術館では委員人数は7名で、学校教育及び社会教育関係者4人と知識経験者という言い方で3人というふうな構成をしています。神奈川県になりますが、平塚市美術館では10人以内で、特に人数構成は明記していません。あと、府中市美術館は12人で、これも構成については学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識経験を有する者というふうな言い方で、言葉は若干違いますけれども、ほぼ同様の構成となっております。
◆矢口 委員 いろいろ教えていただいてありがとうございます。勉強になりました。議会での答弁では、実態に合わせて8名ということで、今回条例に入れるということなんですけれども、2018年度の段階では9名だったかと思うんですけれども、2018年度と2019年度でその1名の委員構成はどのように変わったんでしょうか。
◎国際版画美術館副館長 2名の方がかわりました。お1人は公認会計士の方をお願いしていたんですけれども、業務がお忙しいということで退職というか、やめるという意向を示されておやめになりました。あと、もう一方が市民の方で、公募で何年か前にお願いしていた方なんですが、その方についてもご本人からやめるという意向がありまして、現在はそれにかわりまして1名、新たな委員をお願いしております。学識経験者枠ということでございます。
◆矢口 委員 現状に合わせて変えるということだったんですけれども、昨年度までは9名で、委員の特徴的にも公認会計士がいて、さらに市民公募の方もいて、今回8名になって委員構成の中で市民公募ってありましたっけ――ちょっと内容が変わっているというところで、ここについては何年も何年もずっとこの8名で、同じ委員構成でやっていて、このまま条例に載せますだったらわかるんですけれども、昨年度とも変わっているけれども、今のまま条例に載せるというのはどういったご判断なんでしょうか。
◎国際版画美術館副館長 実は、運営協議会は1986年の開館前からスタートしておりまして、当時は条例には12人以内というふうにされていたんですが、おおむね11人ということでやっておりまして、その構成は現在とほぼ同じ構成で進めておりました。近年その中身について、少しメンバーの方がかわりましたけれども、基本的には開館以前からそういった構成で続けております。
なお、人数が11人から8人に減りましたのは、2005年あたりからでございまして、附属機関についての見直しをする中で人数を減らして、そこからはおおむね今の人数となっております。
◆矢口 委員 わかりました。附属機関の見直しが2005年にあって、それで8人に減ったということなんですけれども、これから芹ヶ谷公園を一体的に開発していこうという流れがある中で、私としては運営協議会をもっともっと充実させて、たくさんの方々が入って議論するのもおもしろいのかなとちょっと感じております。
ほかの自治体の状況を先ほど教えていただきましたけれども、8人というのは、多分結構少ないほう、多いか少ないかといったら、私もほかの自治体をいろいろ見たんですけれども、恐らく少な目なほうで、やはり毎回、運営協議会の中で1人、2人は欠席の方が出てしまうという部分も考慮しますと、やっぱり出席者が6人とかになると相当寂しいかなというのを議事録とかを見て感じたので、今回は条例でということなんですけれども、できたら今後そういったところも含めて、改めて考えていただけたらと思っております。
◎国際版画美術館副館長 委員のご出席につきましては、早くから日程調整をするなどして全員のご出席を努力するようにしたいと思います。そして、ご意見もさまざまな分野の委員からいただけるような会議運営をしてまいりたいと思っております。
◆矢口 委員 ちなみに、もう1個聞きたいんですけれども、市民公募の方が今回全くなくなってしまうのかと思ったんですけれども、昨年まではいたのかと思って、しかも、その方も市民公募は必要ないねというんじゃなくて、その方が辞退なさったということで、本当はそのまま市民公募の枠があってもよかったのかと思うんですけれども、その点どうでしょうか。
◎国際版画美術館副館長 おやめになるときに、ちょっと自分として、1人で市民の代表として発言することに違和感を感じるということ、何年も感じてきましたというご発言がありましたもので、そのご意見を参考に今回の人数構成になりました。
◆矢口 委員 そういったご意見は、確かに1人で入るとそうなのかと思います。ほかの自治体だと、市民公募で3人とか4人入れているところもありますので、そういった意見があるから外すのではなくて、市民の方がより発言しやすいような環境をつくるという考えが本当は先で、年に2回だと思うので、そんなに回数が多いものでもなくて、多分出たときの日当だけですよね。そんなに費用がすごくかかるものではないですから、年に2回のところで人数を削るというよりかは、むしろふやして議論を活発にして、芹ヶ谷公園を盛り上げていこうよというふうにしていただけたほうが、今の時期的にも、これから芹ヶ谷は盛り上がっていくのでいいのかと思うので、ちょっとまた改めて考えていただければと思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
◆田中 委員 第110号議案について、反対の立場で討論を行います。
委員会の質疑の中でも、また、本会議の質疑の中でも、さまざま発言をさせていただきましたけれども、やはり65歳以上が半額という制度を1992年から高齢化社会への対応で導入をされたということでした。やはり、収入が少なくなる、そういった世代の方々が公共施設として、文化に触れる機会の保障という点では、やはり半額であることの意義というのが重要だと思います。また、市内の施設の中でも、そういった半額や低価格に設定している施設もございます。やはり繰り返しになりますが、文化に触れる機会をしっかりと市として保障する必要があると考えます。
また、近隣の11施設で65歳以上半額の制度はないということで、提案もさせていただきましたが、町田市は半額だということを打ち出して市外からの集客に努める方向というところも、ぜひ検討していただきたかったと思います。魅力的な企画をせっかくやっていただいても、やはりお金がなければ行く機会がなくなってしまうわけで、そういったたくさんの方が文化に触れる機会を保障するというところで、今回の値上げについては反対をさせていただきたいと思います。
以上、反対の理由です。
◆矢口 委員 第110号議案に反対の立場で意見を述べさせていただきます。
先ほど委員構成について、ほかの自治体とも比較した上で、一応、最終的にこういう形で条例案としていただいたということなんですけれども、ほかの自治体と比較しても8名は少ないほうでありますし、また、昨年までいた委員、市民公募という枠が今回なくなっておりまして、また、9名だったのも8名ということで、これから芹ヶ谷公園の整備を行うタイミングということも考えると、減らすというよりも、むしろふやすという考えのほうが適しているかと思いますので、第110号議案には反対させていただきます。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第110号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手多数であります。よって第110号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
△第98号議案(
文化スポーツ振興部所管部分)
○委員長 第98号議案を議題といたします。
本案のうち、
文化スポーツ振興部所管部分について、提案者の説明を求めます。
◎
文化スポーツ振興部長 第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)のうち、
文化スポーツ振興部所管分につきましてご説明いたします。
補正予算についてご説明です。
タブレットの35分の11ページをお開きください。補正予算書では7ページをお開きください。
第3表、債務負担行為補正でございます。
追加分の一番下、東京2020オリンピック・パラリンピック大会気運醸成事業につきましては、2020年の東京2020オリンピック・パラリンピック期間中に、市民や市外から来訪される方とともに、選手、チームを応援するためのパブリックビューイングやコミュニティライブサイトの実施に係る債務負担行為を設定するものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆村まつ 委員 1点だけお伺いしたいんですけれども、予算の概要13ページの中で、小山白山公園で行われるイベント、もし具体的に決まっているものがあれば、概要でも構わないのでお伺いできればと思うんです。
◎オリンピック・パラリンピック等国際大会推進課長 小山白山公園では、オリンピックの自転車ロードレースのコースの近くということで、ロードレースの競技映像を流しながら、あとはステージのしつらえなんかもしながら、お祭り的に盛り上がれればなと思っています。具体的な出演、ステージの演目とかというところは、まさにこれから議論しておりまして、また、経済系の団体も実行委員会を組織しまして、一緒になって1つのイベントを盛り上げるということになっております。具体的な検討というのは、まさにその中で行っておりまして、決まってはいないんですけれども、議論の中では地元のおはやしなんかもあるし、そういうのも見せたいよねみたいな声も上がっていましたので、そういうところは地元の人の意見なんかも聞きながら決めていきたいなと思っております。
◆村まつ 委員 ありがとうございます。聖火が「町田シバヒロ」に来るというのもありますけれども、イベントでいくと、恐らくこれが一番メーン、町田の中で盛り上がるイベントになるのかと思いますので、自転車は一瞬で通り過ぎてしまうということもあるので、ぜひ充実したものにできるようにお願いいたします。
◆矢口 委員 1点お伺いしたいんですけれども、まちだサポーターズというボランティアの方々がいて、ここから多分、多くの方々が東京2020オリンピック・パラリンピックのボランティアに参加するのではないかと思います。オリンピックのボランティアでキックオフのイベントとかを行うことが結構多いようで、ほかの大きな市とかでは、ボランティアを集めたキックオフのイベント、ボランティアの気運醸成みたいなことをやっているところもあるようなんですけれども、ボランティアに向けた、そういった決起集会みたいなものというのは何かお考えでしょうか。
◎オリンピック・パラリンピック等国際大会推進課長 具体的に、こういうイベントっぽく気勢を上げようみたいな取り組みは、今のところ、まだ決まったものとしてはございません。ただ、実は2013年の国体以来継続してやっていただいている方がかなり多くございまして、オリンピックへ向けた機運もサポーターの中ではかなり盛り上がっておりますので、サポーターの勉強会とか、オリンピックへ向けた意識づけみたいな機会というのはいろいろ考えていきたいなと思っています。
◆矢口 委員 ありがとうございます。今ホームページでまちだサポーターズのところの案内を見ると、2013年の決起集会の様子が写真で写っていて、多分こういうことをすると、1回やっただけで、また次、今後もボランティアを続けていこうという気持ちになるところもあるのかなと。東京のオリンピックでボランティアに参加してよかった、またこれからも町田でボランティアをしようというふうに思っていただけると最高なのかと思うので、何か見る人たちにとっての気運醸成もいいと思うんですけれども、ボランティアたちに向けての気運醸成というところも今以上に力を入れていただければと思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって
文化スポーツ振興部所管部分の質疑を終結いたします。
△行政報告(
ラグビーワールドカップ2019
TMナミビア代表チーム並びに
インドネシアパラバドミントン代表チームの
キャンプ受入れについて)
○委員長 行政報告、
ラグビーワールドカップ2019
TMナミビア代表チーム並びに
インドネシアパラバドミントン代表チームの
キャンプ受入れについてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎
文化スポーツ振興部長 ラグビーワールドカップ2019
TMナミビア代表チーム並びに
インドネシアパラバドミントン代表チームの
キャンプ受入れについてについて、行政報告いたします。
詳細については、担当者から説明いたします。
◎オリンピック・パラリンピック等国際大会推進課長 お手元の資料、
ラグビーワールドカップ2019
TMナミビア代表チーム並びに
インドネシアパラバドミントン代表チームの受入れについてをごらんください。
ラグビーワールドカップ2019において、ナミビア代表チームの公認キャンプ地としてキャンプを受け入れるとともに、地域交流イベントを実施いたしました。また、11月13日から開催されましたヒューリック・ダイハツJAPANパラバドミントン国際大会2019、これは東京2020パラリンピック大会のテスト大会として開催された大会でございますが、その大会に出場する
インドネシアパラバドミントン代表チームのキャンプの受け入れと、市民交流事業を行いましたので、その様子についてご報告させていただきます。
それでは資料の1、
ラグビーワールドカップ2019ナミビア代表チームからご説明いたします。
まずは、(1)公認チームキャンプについてとしまして、キャンプの概要をまとめてございます。キャンプの実施期間は9月29日から10月7日までの9日間、練習施設は小野路町キヤノンスポーツパークと町田市立鶴川中学校のプールを使用しました。また、選手団の人数規模としましては、選手31人、コーチ、スタッフ15人の合計46人でございました。
次に、(2)地域交流イベントとして、キャンプ期間中に行われた3つの地域交流イベントについて、一覧にまとめてございます。10月1日に公開練習の見学会と、その練習後に子どもたちが選手と触れ合うラグビー体験会を行いました。平日にもかかわらず、630人の方にお越しいただけました。体験会には多くの子どもたちがピッチ上で選手と交流をいたしました。選手も全員がピッチに出てきていただき、大変な盛り上がりでございました。
10月2日には、小野路宿里山交流館を選手が訪問しまして、そこでは茶道体験をしていただき、また、名物小野路うどんを食べていただくなど、リラックスした雰囲気の中で市民と触れ合っていただきました。参加者としては、小野路宿里山交流館の来館者、ご協力いただいた町田市文化協会の方など50人となっております。
続いて、10月4日には、町田リス園を選手が訪問し、リスの餌やりや巣箱づくりなど園生と一緒になってやっていただきました。参加者としては、園生やリス園来園者など200人でありました。
これらの様子はテレビ、新聞等で多く取り上げていただいたところでございます。
次に、2、
インドネシアパラバドミントン代表チームでございます。
(1)キャンプについてとして概要をご説明します。実施期間は11月4日から11月11日までの8日間、練習施設はサン町田旭体育館を使用しました。選手団の人数規模としては、選手10人、コーチ、スタッフ4人の合計14人でございました。
次に、(2)交流事業として、選手との地域交流の概要を一覧にまとめてございます。まず、11月5日から11月10日に行った練習については、チーム側のご好意で全て公開といたしました。毎回、多くの方がお越しになり、参加者は合計で671人となっております。また、この中では、町田第三小学校と町田第四小学校の児童による練習見学会、体験会も実施してございます。
11月9日には、選手たちが町田第二小学校へ訪問し、児童との交流を行いました。この日の交流は公開授業として行われ、児童に加え保護者の方の見学もあり、合せて100人の方に参加していただきました。
11月10日には、町田市立総合体育館で市民との交流の機会を持ったわけですが、これはちょうどその日に小学生のバドミントン大会が行われており、その大会に参加した子どもたちなど、80人の方が参加されました。これらの交流事業の参加者数は合計で851人となっております。
また、交流事業に参加された方で、その後のパラバドミントン国際大会にインドネシアの応援に来てくださった方もおられました。
次のページには、それぞれの交流事業の様子を撮った写真を添付してございますので、ごらんいただければと思います。
説明は以上です。
○委員長 これより質疑を行います。
◆大西 委員 1点だけ、ラグビーの(1)公認チームキャンプ、鶴川中学校の温水プールを使ったと書いてあるんですが、これは何ですか、選手が泳ぐんですか、どういうことで使われたんですか。
◎オリンピック・パラリンピック等国際大会推進課長 到着して翌日だったかと思うんですけれども、泳ぐというよりは、体をリフレッシュさせるという意味で、一生懸命泳ぐというよりは水の中を歩いたり、体をリラックスさせる、そういう内容でございました。
◆大西 委員 そうすると、大体こういう選手というのはいつもそういう、バドミントンの選手もこんなことをやるというようなことではなく、たまたまラグビーの選手だけがそれを希望したんですか、町田市が使ってみたらどうですかというような提案をされたのか。
◎オリンピック・パラリンピック等国際大会推進課長 事前の調整では、プールを確保しておいてほしいというのはチーム側のオーダーというか、組織委員会のほうから言われておりました。ジムトレーニングをやるのか、プールのリフレッシュをするのか、それから、フィールドへ出てハードワークするのかというのは、そのとき、そのときのヘッドコーチ、監督の方が決めることになります。うちとしては、施設はご用意しておりますので、どうぞご自由にお使いくださいみたいな対応をとっておりました。
◆星 委員 私もキヤノンスポーツパークでの練習公開ですとかラグビー体験、あと、インドネシアのパラバドミントンチームの練習も見学に行かせていただいて、市民の方とか交流した子どもたちの雰囲気というのは本当によいもので、本当にすばらしいなというふうに思ったんですけれども、選手側の何か意見というか、そういったものはどうだったのかなということだけちょっとお聞かせください。
◎オリンピック・パラリンピック等国際大会推進課長 全ての選手に聞き取っているわけではないんですが、現場で選手とお話しする中では、選手自身も触れ合えてよかったみたいな声は現場では聞いておりますし、それが嫌だという声はチーム側から聞こえてはきていませんので、多分選手としてもいろんな意味で刺激になったのかと思っております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
休憩いたします。
午後4時9分 休憩
―――◇―――◇―――
午後4時11分 再開
○委員長 再開いたします。
これより第98号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第98号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第98号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
休憩いたします。
午後4時12分 休憩
―――◇―――◇―――
午後4時13分 再開
○委員長 再開いたします。
お諮りいたします。請願第12号について、会議規則第45条の規定により、調査の経過を次回定例会本会議に中間報告いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。
△特定事件の
継続調査申し出について
○委員長 特定事件の
継続調査申し出についてを議題といたします。
特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申し出することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。
以上ですべての案件の審査が終了いたしました。
これをもって
文教社会常任委員会を閉会いたします。
午後4時14分 散会...