町田市議会 > 2019-12-12 >
令和 元年文教社会常任委員会(12月)−12月12日-01号
令和 元年建設常任委員会(12月)-12月12日-01号

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  1. 町田市議会 2019-12-12
    令和 元年建設常任委員会(12月)-12月12日-01号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 元年建設常任委員会(12月)-12月12日-01号令和 元年建設常任委員会(12月)              建設常任委員会記録 1 日時  令和元年(2019年)12月12日(木)午前10時 2 場所  第1委員会室 3 出席者 委員長 おぜき重太郎       副委員長 森本せいや       委員 山下てつや 松岡みゆき 三遊亭らん丈 戸塚正人          新井よしなお 細野龍子 藤田 学 4 出席説明員       環境資源部長 循環型施設建設担当部長 道路部長 都市づくり部長       都市整備担当部長 下水道部長 下水道部次長       その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介 調査法制係 寺内悠莉
          担当 長谷川拓 6 速記士 波多野夏香(澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                        令和元年(2019年)                     12月12日(木)午前10時                             第1委員会室  1 下水道部  (1)第123号議案 町田市水洗便所改造工事等資金貸付条例を廃止する条例  (2)第124号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例  (3)第 98 号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)  (4)第 99 号議案 令和元年度(2019年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)  (5)行政報告 下水道事業における地方公営企業法適用に伴う予定開始貸借対照表(2020年4月1日)【2019年12月時点】について  (6)行政報告 公共ます設置に伴う立会い手続きの変更について  (7)行政報告 下水道革新的技術実証事業B-DASHプロジェクト)について  2 環境資源部  (1)第114号議案 町田市あき地の環境保全に関する条例の一部を改正する条例  (2)第126号議案 町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する施設整備工事請負契約の変更契約  (3)第 98 号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)  (4)行政報告 新たなごみの資源化施設について  3 道路部  (1)第 98 号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)  (2)行政報告 「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針」について  (3)行政報告 道路事業に伴う町田市土地開発公社による用地取得について  4 都市づくり部  (1)第115号議案 町田都市計画事業等による被買収者に対する住宅等の資金利子補給条例を廃止する条例  (2)第116号議案 町田市ラブホテル建築の規制に関する条例を廃止する条例  (3)第117号議案 町田市住居表示整備審議会条例の一部を改正する条例  (4)第118号議案 町田市営住宅条例の一部を改正する条例  (5)第119号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例  (6)第120号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例  (7)第121号議案 町田えびね苑条例の一部を改正する条例  (8)第122号議案 町田市緑の保全と育成に関する条例の一部を改正する条例  (9)第127号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート新築工事請負契約の変更契約  (10)第128号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約の変更契約  (11)第134号議案 字区域の廃止及び町区域の変更について  (12)第 98 号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)  (13)行政報告 「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」の策定及び「町田市住みよい街づくり条例」の改正に関する基本的な考え方について  (14)行政報告 「町田市市街化調整区域における地区計画の運用指針」の策定について  (15)行政報告 町田都市計画道路3・3・36号線事業用地等の町田市土地開発基金による先行取得について  (16)行政報告 つくし野地区における小型乗合交通の実証実験運行について  (17)行政報告 高ヶ坂・成瀬地区における小型乗合交通の実証実験運行について  (18)行政報告 鶴川駅南土地区画整理事業について  (19)行政報告 野津田東土地区画整理事業に係る換地処分の公告について  (20)行政報告 町田市立陸上競技場観客席増設について  (21)行政報告 土地の買入れについて(三輪緑地用地)  5 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前9時58分 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △第123号議案 ○委員長 第123号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 おはようございます。よろしくお願いします。  まず、第123号議案 町田市水洗便所改造工事等資金貸付条例を廃止する条例につきましてご説明申し上げます。  本議案は、水洗便所改造工事等資金貸付により、下水道の処理区域内において、水洗便所の普及促進を図るという当初の目的を達成したため、条例を廃止するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 何点か質疑させていただきたいんですけれども、まず初めに、この条例を廃止した理由を詳しく教えていただけますでしょうか。 ◎下水道整備課長 まず、今回の廃止の理由でございますが、現条例は町田市で公共下水道整備を行うに当たりまして、いわゆる水洗トイレを普及、あとは下水道への切りかえを促進するために昭和52年4月1日に条例を制定しております。現在は、人口普及率が98.8%と100%近くに達したこと、貸し付け希望者も年々減少傾向にあります。  また、2010年に町田市私債権管理条例というものができました。この条例ができましたので、私債権に関する個別の条例を定める必要がなくなったというのも廃止の理由とあります。  貸付条例につきましては、今回廃止いたしますが、先ほど申しました町田市私債権管理条例をもとに貸付制度の新たな規定を設けまして、制度自体は引き続き継続していく予定でございます。 ◆松岡 委員 私も、廃止はしたとしても、さっき98%とおっしゃったように、そもそも、くみ取りトイレから水洗トイレが町田市内でまだ全部終わっていないような感じがありますので質疑させていただいたんです。  先ほどおっしゃった、制度は続けますということですけれども、この貸し付けの上限額というのはどれくらいなんでしょうか。わかれば教えていただけますか。 ◎下水道整備課長 こちらの制度は、建物1棟につき、いわゆる大便器が2つあったときの貸し付けの上限額になりますが、限度額は60万円となっております。 ◆松岡 委員 そうしたら、制度が続くとおっしゃっていたので、くみ取りトイレも、家屋に浄化槽が設置してあるのがあるんですが、そのどちらもが公共下水道のほうに流れていくと思うんですけれども、切りかえるときの貸し付けの上限額もわかれば教えていただけますでしょうか。 ◎下水道整備課長 浄化槽の場合ですと、家の広さによって変わってくるんですけれども、工事費が大体15万円から40万円ぐらいかかるのかなと思われます。また、くみ取りトイレですと30万円から60万円ぐらいという広い範囲になっているんですけれども、くみ取りトイレから公共下水道への切りかえ、浄化槽から公共下水道への切りかえ、どちらの場合も、限度額は先ほど申しましたとおり、建物が1つで大便器が2つのときには60万円となっております。 ◆松岡 委員 わかりました。条例が廃止されても、緩やかな要領というか、制度は続くということですので、これからも衛生面ということに対してもよろしくお願いいたします。了解いたしました。ありがとうございます。 ◆細野 委員 水洗便所改造工事に特化した貸し付けの制度条例については廃止するということですが、やはり水洗化を進めていく、あるいは下水道に接続させて衛生的な生活を保障していくという目的で設置された条例なわけですが、その分だけちょっと有利な部分というか、単なる貸し付けに比べていろいろ配慮されていた面があるのかなと思いますが、その点についてはいかがでしょう。私債権の条例に合わせた貸し付けに切りかえていくことによって変わるということはないんでしょうか。 ◎下水道整備課長 基本的に、有利、不利というものはないと考えております。 ◆細野 委員 一応貸付制度ですので、保証人とかを決めてということにはなっていると思うんですが、そうした保証人を置くことについてはどのようになるのか。  また、第14条の中では、借受人が死亡したときには償還未済額の全部または一部を免除することができるという条項もありますが、これについても引き継がれるということでよろしいんでしょうか。 ◎下水道整備課長 まず、対象者に関しましては、現条例と変えることは、今のところ考えておりません。現条例でも保証人を立てるようになっておりますが、そちらも同じように考えております。  貸し付けの亡くなった場合、これは、あくまでもできる規定ですので、条例のときも相続人や連帯保証人の方々に請求を行っておりますが、同じように新しい規定でもやっていく予定でおります。借受人の方が亡くなったから、すぐ免除とかということではなく、連帯保証人の方や相続された方などに請求はしていく予定です。 ◆細野 委員 それでは、この条例を廃止しても、同じ内容のものが、新しい制度のもとで残された2%の方々の水洗化などを進めていく上でしっかりと残るということで確認させていただいてよろしいでしょうか。 ◎下水道整備課長 現在の条例と変わりないような規定を設けようと考えております。 ◆山下 委員 これまでの質疑で、廃止をしても今までの制度は維持されると理解いたしました。それで、この条例自体、私も余り知らなかったんですけれども、条例の理解というか、制度の理解をしたいと思って、確認したいんですけれども、例えば、忠生の区画整理事業は1度に水洗に切りかえていくようなところが多かったのかなと思うんですけれども、そういった中でもなかなか切りかえてくれないケースもあったのかなと思うんです。そういう場合に、ああいう大規模開発のときとかにかなり有効に働いたということなんですか。 ◎下水道整備課長 そうですね、済みません、区画整理が何年に終わったかというのは、段階的にあるかと思うんですけれども、貸付件数としては年度ごとで、ある年ですと900件とか500件という年もありました。ただ、最近は本当に1桁になってきてしまっているんですけれども、やはり下水道が整備された広い地域があるときには有効な条例だったと考えております。 ◆山下 委員 そうすると、今後想定されるのが、鶴川の南口の開発が出てくるかと思うんですけれども、そこは水洗ではないようなご家庭もかなりあると聞いているんですが、そういった場面でも今までどおり、これまでの質疑を通してですけれども、この条例がなくなったにしても私債権条例がきちんと対応できるという認識でよろしいのでしょうか。 ◎下水道整備課長 今後も水洗化等の普及促進のために、この制度は続けてまいります。 ◎下水道部長 ちょっと確認のためにお話を1件だけさせていただきます。  貸付条例、今まであった現行につきましては「貸付の対象」という項目を設けておりまして、「下水の処理を開始すべき日から3年の期間内に改造工事等を施行する者」、それから、「処理区域内の建築物の所有者又は改造工事等について当該建築物の所有者の同意を得た占有者」、それと、貸し付けで、これは一般的に入れるんですけれども、「受益者負担金及び下水道使用料を滞納していない者」ということで、3年以上供用開始になっているところについては、もともと条例でこの貸付制度の適用になっておりませんので、今ご紹介いただきました鶴川の南口につきましては、まだ普及のエリアではありませんので、今後展開していく場所ですから、そこについては、大いに有効なことになるかと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。
       (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第123号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第123号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第124号議案 ○委員長 第124号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第124号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の趣旨を踏まえ、関係する規定を整理するため、所要の改正をするものです。  議案の内容は、町田市排水設備工事指定工事店の指定及び排水設備工事責任技術者の登録について、成年被後見人または被保佐人であることを理由に指定及び登録をしない旨の規定を削除するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第124号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第124号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第98号議案(下水道部所管部分) ○委員長 第98号議案を議題といたします。  本案のうち、下水道部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)のうち、下水道部が所管する予算についてご説明申し上げます。  補正予算書14ページをごらんください。  まず、歳出でございます。  第8款、土木費、第3項、都市計画費、第7目、公共下水道費、節の28、繰出金2,000万円の増額につきましては、下水道事業会計繰出金の増によるものでございます。  以上が一般会計予算のうち、下水道部所管分の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって下水道部所管部分の質疑を終結いたします。 △第99号議案 ○委員長 第99号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第99号議案 令和元年度(2019年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  補正予算書22、23ページをごらんください。  第1表、歳入歳出予算補正についてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出をそれぞれ2,000万円増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ95億2,080万3,000円とするものでございます。  続きまして、補正予算の主な内容をご説明申し上げます。  28ページをごらんください。  まず、歳入でございます。  第6款、繰入金2,000万円の増額につきましては、一般会計繰入金の増によるものでございます。  30ページをごらんください。  続きまして、歳出でございます。  第3款、予備費2,000万円の増額につきましては、10月の台風19号による被害への緊急対応の経費として増額するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 今回、予備費ということで下水道部の予算に繰り入れられ、これから使われるということですが、その内容について、もし詳しくお聞きできればご説明をお願いします。 ◎下水道管理課長 今回、10月に起きました台風第19号の豪雨による被害への対応ということでございます。  詳しい内容は、大きく2点ございますが、1点が、下水道施設、これは雨水の人孔になりますが、それが大雨の水圧で破損しまして、その人孔の破損と、それから、それに伴う舗装の破損、これを修復するためのものでございます。  もう1点は、水路、全部で10カ所ほどございますが、これも大雨が降ったために、水路ののり面が崩れたりということが起きましたので、そういった修復にかかわるものを充用することになります。 ◆細野 委員 本当に大変な被害だったんだなと改めて実感するところでありますけれども、この2,000万円を資金としてこれから補修をしていくということなんですが、見込みとして、この費用で充足するのか。  また、実感としては、あと3カ月ですけれども、今年度内で完了する事業なのでしょうか。  また、完了した暁には国の補助とか、そういったことが見込まれる事業となるんでしょうか。 ◎下水道管理課長 まず、国の補助が見込まれるかという点ですが、1項目めの下水道の人孔の損傷については、今、国のほうと協議を進めているところでございます。  それから、今後の見込みですけれども、実はこれは予備費を充当させていただく以前に、そもそも下水道部としては予備費の予算を持ってございます。今回のものは、今持っている予算の中で対応可能でございますが、そもそも今現状である予備費のお財布が空っぽになってしまう。そうすると、まだ残り3月までございますので、例えば、2年ほど前でも3月に結構な大雨が降って、それでも災害が出たなんていうケースもありますので、そういったことにも対応できるように、空になったお財布を2,000万円に戻しておきたいと。ですので、現状では今の算出した金額でやれますが、この先の不測の事態に当て込むためにということになります。  施工については、基本的に年度内竣工を目指しているところではございます。 ◆三遊亭 委員 今の関連なんですが、予備費の修復箇所に使ったということなんですが、何か地域的な偏りとかはあるんですか。 ◎下水道管理課長 偏りと言っていいのかどうかですけれども、今回、やはり町田の中心よりは北寄りのところが多かったと思います。 ◆山下 委員 そういうダメージがあった箇所の対応ということで、今、話は理解したんですけれども、一方で、そのような予備軍というか、これだけ台風による被害というものが、多分、毎年起きていくのではないかというような状況にあるわけですけれども、そういったところに対するチェックというか、点検をするような予算、この予備費の中にそういったものが入っていたのかどうなのかということを確認したいんです。 ◎下水道管理課長 下水道施設とか、それから、水路とかというのは、点検はもともとの予算のほうで行っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第99号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第99号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △行政報告(下水道事業における地方公営企業法適用に伴う予定開始貸借対照表(2020年4月1日)【2019年12月時点】について) ○委員長 行政報告、下水道事業における地方公営企業法適用に伴う予定開始貸借対照表(2020年4月1日)【2019年12月時点】についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 下水道事業における地方公営企業法適用に伴う予定開始貸借対照表(2020年4月1日)【2019年12月時点】について、行政報告をさせていただきます。  内容につきましては、下水道総務課長より説明いたします。 ◎下水道部次長 それでは、下水道事業における地方公営企業法適用に伴う予定開始貸借対照表(2020年4月1日)【2019年12月時点】についてご説明いたします。  予定開始貸借対照表については、本来は2020年第1回定例議会において提出させていただく予定となっている2020年度町田市下水道事業会計予算実施計画書の説明資料としての位置づけとなりますが、当市がこれまで新公会計制度における財務諸表の一部として作成、公表してきた下水道事業会計貸借対照表と比較して構成、内容等に相違があるため、この概要を説明させていただく目的として、現時点における予測資料として作成し、先行して行政報告させていただくものです。  開始貸借対照表とは、2020年4月1日の地方公営企業法の一部適用に際し、公営企業法に基づく下水道事業開始時点の資産、負債、純資産をあらわすものです。これに計上された数字が基礎となり、以降、日々の会計処理取引残高が蓄積されて財務諸表が作成されます。  貸借対照表における地方公営企業会計と新公会計制度の主な違いですが、中段の表をごらんください。金額表示については、新公会計では税込み表示であるのに対し、公営企業会計では税抜き表示となります。  続いて、固定資産の取得価格ですが、新公会計では人件費等の事務費を取得価格に含みませんが、公営企業会計では人件費等の事務費を取得価格に含みます。固定資産の耐用年数ですが、新公会計に比べて相対的に公営企業会計の耐用年数が長くなっております。また、減価償却による残存価格ですが、新公会計の取得価格ゼロ%に比べ公営企業会計では10%としております。備品については、新公会計では100万円以上の重要物品を対象としておりますが、公営企業会計では10万円以上としています。  次に、予定開始貸借対照表です。  この表は、現在が2020年4月1日と想定して資産状況を予測したもので、地方公営企業法の一部適用後の最初の予算説明資料として作成することになります。  2ページをごらんください。  初めに、形式上の違いをご説明いたします。新公会計制度の貸借対照表は勘定式と呼ばれ、資産の部、負債の部、純資産の部がそれぞれ借方、貸方に配され、左右対照形式により作成されますが、公営企業会計の貸借対照表は報告式と呼ばれており、勘定科目の各目の額を細目として表示し、各項、各款ごとに合計額を集計して表示する形式により作成されます。  続いて、勘定科目の説明をいたします。  まず、資産の部です。資産とは、行政サービスを提供するために形成された財産を言います。  1、固定資産、(2)無形固定資産、イ、施設利用権は、主に多摩川流域の下水道南多摩処理区建設費負担金で取得したものを計上しております。2、流動資産、(2)未収金、イ、営業未収金は、下水道使用料を計上しております。その下のロ、営業外未収金は都補助金を計上しております。
     続いて、3ページをごらんください。  負債の部です。負債とは、資産を形成するための資金調達の内容を示したものになります。  3、固定負債、(1)企業債、4、流動負債、(2)企業債、これは市債となります。  5、繰延収益、(1)長期前受金は、補助金等により固定資産を取得した場合、一旦負債として計上した上で、補助金等により取得した固定資産の減価償却費を各補助金等の固定資産の財源として充てられた割合によって案分し、順次会計年度ごとに収益化することが義務づけられております。  その下の収益化累計額、これは、会計年度ごとに収益化した長期前受金の額の累計額のことを指します。貸借対照表上ではマイナス金額で表示されます。長期前受金の額と相殺して繰延収益の合計額を計上することとなります。  次に、資本の部です。資本金と剰余金の2つに分けられます。  7、剰余金、(1)資本剰余金は、受贈や補助金等で取得した土地の価格を計上しております。  6、資本金、(1)固有資本金、イ、固有資本金には、法適用の際に資産の額から負債の額を差し引いた残額のうち、補助金等を差し引いたものを計上しております。  最後に金額ですが、資産合計が1,869億1,863万7,859円、負債合計が1,720億2,598万2,933円、資本合計が148億9,265万4,926円となっております。これは、あくまでも予測値ですので、2019年度決算の確定後変動した科目を反映させて、開始貸借対照表として確定させます。  続いて、4ページをごらんください。  今後の予定ですが、2020年3月議会で2020年度下水道事業会計予算を提出させていただき、その際の参考資料として、予定開始貸借対照表、2020年4月1日現在、予定貸借対照表、2021年3月31日現在のもの、予定キャッシュフロー計算書、こちらは2020年4月1日から2021年3月31日までのもの、下水道事業会計予算に係る注記事項、それぞれを提出させていただきます。  説明については以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(公共ます設置に伴う立会い手続きの変更について) ○委員長 行政報告、公共ます設置に伴う立会い手続きの変更についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 公共ます設置に伴う立会い手続きの変更について、行政報告をさせていただきます。  内容につきましては、下水道管理課長から説明いたします。 ◎下水道管理課長 それでは、公共ます設置に伴う承認申請のうち、工事着手届兼工事立ち会いの手続の変更についてご報告させていただきたいと思います。  1ページ目をごらんください。  変更の目的でございますが、今回、工事着手届兼工事立会申請の申請におきまして、電子化や現場立ち会い業務を一部省略することで事業者の方の申請に係る事務の負担の軽減を行いたいと考えているものでございます。  そして2番目です。変更の内容です。全部で3点ございます。  1点目は、今の公共ます設置等工事着手届兼工事立会申請書において、従来は窓口に書類を持ってきていただくという受け付け方法でございますが、その方法に加えまして、メールで受け付けることも選択できるようにいたします。  これによりまして、メールで可能になるということは、工事立会申請書の書類提出のために来庁いただくという手間が省けるというふうに考えております。  2点目でございます。このメールでの受け付けを可能にするために申請書の様式の変更を行うものでございます。具体的には申請書の押印などをなくしてメール受け付けに対応できる様式に変更するものでございます。  3点目でございます。公共ます立ち会い業務の一部省略ということでございます。現在は、この取りつけ管や公共ます設置の際は立ち会いによる確認を行っているものでございます。ですが、今後は道路掘削を伴わない宅地内の公共ますを内径20センチの塩ビますへ交換するような工事につきましては写真審査のみとしまして、立ち会いを省略することといたします。  3番目、経過でございます。  こちらは、この変更を決めていくに当たってどのように取り組んできたかということを示させていただいております。こちらの表で、左側に建設業協会、管工事協同組合、建設業・管工事合同会議、各会員意見募集というところがありますが、この黒点で示したところで合計8回、それぞれの協会、それから協同組合のご協力を得まして意見交換を重ねさせていただいて、今回の変更内容を決めてまいりました。  なお、その際、会員の皆様にも意見をお伺いする期間を設けたところがこの矢印の期間ということで、今回、実際に申請をやっていただく業務に携わっていただいている事業者の方々の意見をしっかり聞いて取り組んできたということでございます。  それから、2ページ目をごらんください。  今の事業者の皆さんとの意見の交換の経緯を今の表以外に箇条書きにしたものが2ページ目の最初からずらっと並んでございますが、こちらのほうは今の説明の細かい内容なので、後でごらんいただければと思います。  最後に、今後の予定でございます。  この後、12月中旬から3月31日までの間に、この変更の内容について周知を図っていきたいと思います。そして、4月1日から実施していきたいと考えております。  周知の内容についてですが、今ご協力いただきました建設業協会、それから管工事協同組合、排水設備の指定工事店などへ、この変更内容を郵送でお知らせしたいと考えております。  また、ホームページでの掲載、それから、窓口に実際に申請に来られる方々にはチラシの配布や、その都度説明をするということで、ご理解をいただくように考えてございます。  3ページ目、4ページ目には、この郵送して周知をするリーフレットを参考に載せてございますので、こちらも後ほどごらんいただければと思います。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 今回、ご説明があったように、各協会としっかり意見交換会を重ねて今回の提案になったということに対しては、本当に敬意を表したいと思います。下水じゃなくてほかの、例えば契約のあり方を変えるとかするときに、業界の皆さんから聞いている限りでは、突然感があるというような、そして、意見交換もなさずにというところが町田市市政全般で大きな課題になっていましたので、今回の下水道部のやり方というのは本当に敬意を表したいと思います。  意見交換会をそれぞれ重ねてきていただいて、周知をして、一般の方々からも意見を聞いていただいたということでありますけれども、主にでいいので、どういう意見があったのか、それが取り入れられて今回の形になっていると思うんですが、その辺を教えていただければと思います。 ◎下水道管理課長 本当に主な意見でございますが、まずは、今まで町田市が立ち会いをしてきたことに関しては、やはり一定の評価をしていただいている。要は、道路掘削を伴うような工事においては、万が一不良が出たときには道路陥没等が起こって、それが市民の皆様にもご迷惑がかかる。または、さらに事業者としても、そこのリスクがあるところを今までカバーしていただいていたのは非常にありがたいことであるので、そういったことは、やっぱり残していくべきだというご意見もありました。  ただ一方では、宅内だけであればそのリスクの軽減もあるので、宅内であれば効率化することはよいのではないかというような意見もいただきました。  あとは、今回、宅内において写真で確認するということにしますが、写真については、やっぱりできるだけ少なくしていただきたいというご意見もありました。  ただ一方では、やっぱり余りにも少なくし過ぎてうまく判定できないのも困るので、そこのところをきちんとしたものをつくっていきましょうということで、逆に何回もお話を重ねていったということになってございます。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。重ねてそこのところの問題解決をして今回の提案だと思いますが、例えば、一番最初に出た、評価した上で懸念する意見というのは、これからどうやって対応していくのか、お伺いしたいと思います。 ◎下水道管理課長 ということで、今回、最終的には懸念されている道路上の掘削を伴うようなものについては立ち会いをこれからも下水道管理者の責務として継続して行っていく。一方で、やっぱり低減できるところ、簡略化できるところは簡略化するという目線で、宅内のますの入れかえの工事については、最終的に削減するということで対応していくことに決めました。 ◆松岡 委員 この公共ます設置に伴う手続の変更につきましては、私、ちょうど1年前の12月議会の一般質問で取り上げさせていただいたんですけれども、今回見ておりまして、そのときも近隣他市のアンケートをとってほしいということを申し上げまして、その議会後にとっていただいて、14市の近隣のアンケートのうち、ほとんど、2市を残す11市が時代の流れとともに立ち会いがなく写真のみというところだったので。  それで、今回の行政報告を見ていまして、そういうことを背景に、今まで町田市は、事業者が申請するたびに初めから終わりまで5回ぐらい市役所に足を運ばなきゃいけない、その労苦が大変だということもございまして、このたびは、申請につきましては、その労苦を避けるために、今までどおり窓口受け付けもあって、かつふえたのが、新たにメール受け付けができますよということで、これで市役所に行く手間も省けるのかなと、改善していただいたのかなと思って敬意を表させていただきたいと思います。  そこで、ちょっと質疑なんですけれども、さっき答弁でありましたように、道路の掘削のところまで写真にするとちょっと危険性があるので、このたびは道路の掘削を伴わない宅地内の公共ます、一般質問でちょっと取り上げさせてもらった宅地内の公共ますを内径50センチのコンクリートますから内径20センチの塩ビますへ交換するときに写真審査のみとして、立ち会いは省略しますという新たなことが設けられるわけですけれども、私は、たしか2018年度の予算が1,400万円だったと記憶しておりますが、この変更に伴ってどれぐらいの予算の削減となるんでしょうか。 ◎下水道管理課長 2018年度ベースで我々のほうも試算させていただきました。2018年度は、この変更にかかわる件数が約400件ほどございました。積算単価を用いて試算してみますと、約660万円ほど削減できるのではないか。ただ、これは2018年度の件数で計算した場合でございますが、そういう試算をさせていただいております。 ◆松岡 委員 このたびの行政報告にあったように、宅内の公共ますが、立ち会いが減って写真のみと、それが660万円の削減につながったということがわかりました。  本当に申請も、さっき申し上げたように事業者が大変な労苦で、忙しい中、5回も行かなきゃいけないということが、メールでも受け付けが、どっちもできるということで大変助かられると思いますし、このたびの予算削減にも伴うという、当局の、下水道部の方々のご努力に本当に感謝申し上げたいと思います。 ◆三遊亭 委員 なかなか画期的な変更だと思うんですが、立ち会いを省略することによって申請から完了までの期間を短縮させるということなんですが、事案によるでしょうけれども、どのくらい短縮されるんですか。 ◎下水道管理課長 実は一番時間がかかるところは、施工業者がどういう工程で工事をするかというところですが、ただ、立ち会いがもしない部分だとすると――今までは、立ち会いをする場合は、工事をする3日前までに、その立ち会いの申請を出してくださいというルールがありましたので、それがなくなれば、そもそも承認がおりればすぐ工事に入れるので3日ぐらいは短縮できるかなというところと、あと、今までは立ち会いの申請のための書類をお持ち込みいただくという形でしたが、そこの手間が省けるので、それも多少効果があるかなというふうに考えてございます。 ◆山下 委員 こういった申請書の受け付けということについて言うと、例えば全庁的な管理規則みたいなものがあって、そことの兼ね合いとか、そういった点でのどこまでできるのかというのがあるかと思うんですけれども、その点について、もし説明するような部分があればお伺いしたいんです。 ◎下水道管理課長 全市的なというフラットな目線では、若干、今回は見ていないところで、下水道の今回のこの手続について、特にその立ち会いの申請の部分について簡略化しようというものでございます。 ◆細野 委員 大変画期的な改定ではありますが、もう1点、やはり宅地内の立ち会いがなくなるという点では、その民家の方からすると、安全に、安心に行われるのかというのは1つ担保しておきたいということでの写真チェックだと思うんですが、他市ではもう行われているということなので、そういった他市の状況を見て、このようなやり方に変えた、チェックの方式などを変えたところで、課題とか問題が起きたということはなかったのでしょうか。  また、町田市として、写真の枚数で、何枚かでチェックがきちんとできるように検討していただいたということなんですが、その辺についても少し詳しくご説明をお願いします。 ◎下水道管理課長 先ほど申し上げましたが、一部立ち会いをなくして、その部分を写真で判定しようということになれば、やっぱり写真できちっと判定できるということが大事です。ただ一方、やたら写真の枚数が多いと、やはり業者の負担になるという側面もあって、その辺は事業者の皆さんとの話し合いの中で、両方の意見がございました。  その際、具体的にこういう撮り方をしたら、これでいけるんじゃないかとか、この写真はもしかして要らないかもしれないねと、結構細かいところまで事業者の方とアイデアを出し合っていただいて、最終的に今の写真の撮影の基準を決めていきましたので、恐らく大丈夫だとは思いますが、今後もその写真の撮影基準に基づく、きちっとした写真を撮っていただくような指導は継続して行っていかなければいけないと考えてございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)について) ○委員長 行政報告、下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)の進捗について、行政報告をさせていただきます。  内容につきましては、水再生センター担当課長から説明させていただきます。よろしくお願いします。 ◎松井 水再生センター担当課長 それでは、下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)についてご報告いたします。  下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)つきましては、令和元年6月の建設常任委員会にて行政報告させていただいておりますが、その後の進捗状況についてのご報告となります。  資料をごらんください。  初めに、実証施設の設置状況についてご報告いたします。  2019年度より成瀬クリーンセンターで実施しておりますB-DASHプロジェクトの実証施設、単槽型硝化脱窒プロセスのICT・AI制御による高度処理技術が2019年12月中に完成する予定です。実証施設を構成するAI搭載の統合演算制御装置などの主要設備の設置が完了し、12月17日火曜日から総合試運転に入り、稼働前の最終確認を行います。総合試運転後には実証研究に着手してまいります。  続きまして、完成記念式典の開催についてでございます。  世界初、町田発となる町田市の先進的な取り組みを広く知っていただくことを目的として、2020年1月14日火曜日に成瀬クリーンセンターにてB-DASHプロジェクト実証施設の完成記念式典を開催いたします。町田市議会におかれましては、正副議長を初め、建設常任委員会の皆様には式典にご臨席賜りたく存じますが、そのほかにも国土交通省を初め、衆議院議員や都議会議員、地元町内会長などにもご案内申し上げたところでございます。また、記念式典後には現場見学会を予定しております。  最後に、今後の予定を申し上げます。B-DASHプロジェクト実証事業は、国土交通省・国土技術政策総合研究所からの委託研究として、2020年度末までを予定しております。その後は共同研究体で自主研究を行い、革新的技術の完成度を高めてまいります。施設の見学につきましては市内、市外を問わず積極的に受け入れを行い、世界初、町田発となる町田市の先進的な取り組みを多くの方に知っていただけるよう努力してまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 このたびのB-DASHプロジェクトが世界初、町田初ということで、下水道事業にとってはすばらしい誇りある事業だと思います。  1つだけ確認させていただきたいんですけれども、今度、式典もありますが、このプロジェクトが国土交通省、国からの委託研究ということで、12月から来年まで1年間あるんです。たしかこの前も行政報告があったかと記憶しておりますけれども、もちろん、委託なので研究費というのは、たしか全部国から――確認をしたいんですけれども――出たと思いますけれども、どれくらいか。  また、その後は自主研究だから、その自主研究は町田市が費用を持つのか。ちょっと確認だけさせていただいてよろしいでしょうか。 ◎松井 水再生センター担当課長 研究費でございますけれども、実証研究は国の研究となりますので、国からの費用で実施いたします。自主研究につきましては共同研究体で進めてまいりますので、共同研究体持ちということにはなりますが、特に大きな費用がかかるという見込みはございません。 ◆松岡 委員 わかればでいいので、国からの委託の研究費は幾らだったですか。 ◎松井 水再生センター担当課長 あくまでもこれは予定ということになりますが、来年度のこともございますので、2年間で約15億円を予定しております。 ◆松岡 委員 建設常任委員会で今度は式典に参加ということもありますので、大変楽しみにしております。 ◆山下 委員 試験的な部分というのは当然あるんだと思うんですけれども、それが正式に稼働するということなんだと思うんですけれども、これまでの、例えばAI制御について言えば、どんな準備を行ってきたのかということ。  あと、例えば、これに伴って既存施設の更新とか、あるいはその費用負担というものについてはどのような対応がされてきているのかを確認したいと思います。 ◎松井 水再生センター担当課長 AI制御についての、どのような準備かということなんですが、今回初めて導入させていただく技術ですので、特に今まで何かそれに伴って準備をしてきたということはございません。これから研究で初めて動かすということになります。  それから、設備更新につきましては、それぞれ耐用年数もございますので計画的に進めてきておりまして、これからもそのようにさせていただく予定でございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
     以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午前10時50分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時52分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第114号議案 ○委員長 第114号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 それでは、第114号議案 町田市あき地の環境保全に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本件は、空き地の適切な管理に関する指導、勧告、措置命令及び代執行に関する規定を整理するため、所要の改正をするものです。  まず、空き地の適切な管理に関する指導、勧告、措置命令について、一連の手続を段階的に行うことが明確になるよう規定を整理します。  さらに、代執行は行政代執行法に基づいて行うことができるため、代執行に係る規定を削ります。  この改正は、公布の日から施行いたします。  説明は以上です。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 条項の整理だとは思うんですが、これまでの指導勧告を指導及び助言、それから、措置命令ということで第5条まであったものと、そのほか代執行が別にあったというところで、今ご説明いただいたように変えていくということなんですが、指導及び助言という形で切り分けた、その第4条と第5条の新しい条例の改正の意味合いというか、内容について、ご説明をお願いしたいと思います。 ◎環境保全課長 今、委員のほうからご質疑のありました、これまで条例上、指導ということで、今回、改めて助言、指導ということに分けた理由につきましては、現在行っているものが、まず、5月と9月に雑草が繁茂していないかどうか空き地を調査をしております。その際に、繁茂している状況に応じて所有者の方にお知らせをしております。  まずここの段階では、指導ということではなくて、お知らせということでの助言をしております。このお知らせに基づきまして対応していただいている方もいらっしゃいますというところが助言ということで整理をさせていただいております。  指導につきましては、その後、対応していただけなければ指導書というような形での指導という形になるんですが、実際に現在は、すぐ指導ということではなくて、再度お知らせをするということで、そういう形で、まずは助言を何度か行った上で、それでも対応いただけない場合に指導ということで、少し強目の指導をしていくという形をとっておりますので、それに合わせる形で整理をさせていただいております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。その後、勧告、命令、それで代執行という形になっていくと思うんですが、今、ご説明していただいたスパンというか、期間はどの程度を見ていらっしゃるんでしょうか。 ◎環境保全課長 スパンといいますか、実際に、先ほど言いましたとおり、5月と9月、年2回見て回っておりまして、その中で繁茂の状況によってお知らせするタイミングが違うと。対応いただけている状況がほとんどの場合ですので、スパンといいますと、まずは最初のお知らせ、例えば5月に行いまして、その後、調査を行った上で、また6月から7月までの間で対応していただけなければ、そこで再度お知らせするというところです。  その上で対応していただけないようでしたら指導という形になりますけれども、そうしていく中で9月のスパンに入ってきますので、またそこで改めて同じような、再度の助言というところと、改めて9月以降、まだ繁茂していますのでということでなっております。  その上で対応していただけないようなことが現時点では発生しておりませんので、その次のスパンというのが、今のところ、ちょっとお答えしづらくなってございます。 ◆細野 委員 確認ですけれども、その後の勧告とか命令、そして代執行のようなケースはないと。町田市では、これまでのケースの中ではなかったということでよろしいのでしょうか。 ◎環境保全課長 今、委員がおっしゃられたとおり、勧告、措置命令、代執行に至った実績はございません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第114号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第114号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前10時58分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時59分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第126号議案 ○委員長 第126号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 第126号議案 町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する施設整備工事請負契約の変更契約についてご説明申し上げます。  本議案は、2016年第4回定例会においてご可決いただき、2016年12月22日に株式会社タクマ東京支社との間で締結いたしました町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する施設整備工事請負契約の契約金額を変更するものでございます。  変更内容につきましては、賃金水準または物価水準の変動に対応するため、工事請負契約書に定める条項を適用し、契約金額を295億2,423万7,000円から309億7,281万6,000円に変更するものでございます。  説明は以上です。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 今回、賃金水準、物価水準の変動ということで、それはいたし方ないことだと思いますが、この契約案件を、先ほどあった2016年のときに総価方式とか条件を重ねた中で、最終的に1社の中で契約をしたときに大分議論になりました。その当時から、オリンピックとか、いろんなことを勘案して、そういうもので契約金額は決めたはずなんです。  だから、言ってみれば、この物価水準だとか変動とかというのは予測されていた部分だと思うんです。そういうところも加味して、そういう中で、1社の中で、我々も、最終的に1社になったので、そこは慎重に議論したんですよね。しかも額が大きいですから、改めて、今回、変更の理由となる賃金水準、物価水準の変動というところを、もう少し詳しく説明していただいていいですか。 ◎契約課長 今回の増額に関するものなんですが、毎年ではあるんですけれども、ことしの場合に関しては2019年2月に国土交通省から「技能労働者への適切な賃金水準の確保について」という通知が出されております。  内容としては、公共工事設計労務単価の見直しにより、2018年3月と比べて、全国平均ですが、3.3%の上昇があったということから、賃金水準と物価水準を確保するため契約の条項を適用することが明示されておりました。それに基づき条項を適用して、受注されているところから申請が出ておりましたので契約変更するということでございます。 ◆藤田 委員 そこのところの賃金水準、労務単価というのはほかの案件でも出てきていますから、あと、物価水準と賃金水準、どういう見積もりをしているか、分けて説明いただいていいですか。 ◎契約課長 今回のものに関しては、賃金の上昇率は9%程度と聞いております。あとは、今回の分の案件に関しては、主要鋼材、鉄などの上昇もあり、17%の上昇があったということになっております。 ◆藤田 委員 今のはパーセントでありましたけれども、今回増額する部分で、金額で、わかる範囲で教えていただいていいですか。 ◎循環型施設整備課長 今回の増額の内訳ということで、プラントに関する増額については約7億9,600万円、税込みです。あと、工場棟や管理棟の建築工事と既存工場棟の解体工事などに関する増額分については、約6億5,300万円、これは税込みとなっております。 ◆藤田 委員 賃金、労務単価……。 ◎循環型施設整備課長 失礼しました。労務単価につきましては、先ほどは約9%程度の上昇ということでお話ししましたが、機械設備据えつけ工につきましては2万900円から2万3,000円の上昇ということで10%、普通作業員につきましては1万9,800円から2万1,100円の増ということで6.5%、それと、電工、こちらが2万3,300円から2万5,500円の上昇ということで9.4%の上昇になっております。 ◆藤田 委員 ですから、労務単価で上がった分の総額でいいので、教えていただいていいですか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 今、それぞれの単価の数字を説明させていただいたかと思うんですけれども、その前にそれぞれの工種でどれくらい上がったかの金額をご説明させていただいたかと思うんですけれども、その中に工事のお金と労務単価が一緒に入ってしまって、それぞれ労務単価の統計というものは今手元にないもので、確認をさせてください。 ◆藤田 委員 後で教えていただきたいと思います。  というのは、プラント等で、言ってみれば、今回、そこのところが大きいですよね。なので、そこの事業者と、工事請負業者と、例えば、見積もりにおいてどういうやりとりをして、そして、今回増額する部分というのは、どの基準で最終的に、言ってみれば東京都なのか、そういうところも含めて説明していただいていいですか。 ◎循環型施設整備課長 増額分の算出方法としましては、内訳書において工種ごとに設定した公共単価等について、入札時点の単価から2019年6月時点での最新単価に入れかえることで算出しています。一律に何らかの指数や上昇率を掛けて算出するよりも実態に即した物価、賃金の上昇を反映できることから、この方法で算出することで、この増額分の妥当性を担保しているというような状況です。 ◆藤田 委員 それは事業者から、ちょっと物価上昇とかというので対応できないと言って申し入れがあって、それで、そこを市のほうで査定してという仕組みでいいんですか。 ◎循環型施設整備課長 そのとおりでございます。国からの通知があった後に事業者から申請がございました。その申請された金額について市のほうで精査した結果、今回の金額になっております。 ◆藤田 委員 そういった中で、事業者から、値段までは交渉ですから聞きませんけれども、要求があって、市の部分で査定をして減額した部分もあるでしょうし、そういうやりとりの中なんですけれども、改めて確認をいたしますけれども、国の変動率とかと、ざっと言いましたけれども、そこの精査の段階で、かなりそこは綿密にやらなきゃいけないと思うんです。特に今回の工事は額が大きいですから。増額分だって大きいですよね。  そこのところの精査はどういう基準に基づいて、どういうやりとりで額を決定したのか、改めて聞きたいと思います。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 委員おっしゃるように、かなり高額なものになります。また、すごく細かなお話にもなります。事業者のほうから、まず、これだけ上がったので見てくださいということで、全ての内訳書が出てきます。それぞれが確認できる資料が必ずあるんです。東京都が出している設計基準ですとか、それにもしない、見積もり金額でやるようなものであれば、それぞれの建設物価、単価の出ている本が出ているんです。それぞれをどういう順位で確認していくかという資料の定義を決めて、事業者が出してきたものが適切かどうかを全部確認しております。  見積もりで全く設計単価が出てこないものについては、どういう根拠でこの金額が上昇しているかということが確認できるものだけを今回の対象として見ています。そういうやりとりを全ての事業、工種に沿って担当が全員で見せてもらって、両者納得の金額が出た時点で今回の対象額とさせていただいております。全て一律でパーセントで上げているような見方は決してしておりません。 ◆藤田 委員 最初に述べたけれども、今回の増額というのはいたし方ない部分だと思うんですが、これまでの過程の中で、それは掘ってみたらとか、いろいろあって、結構増額されてきていますよね。なので、今後、そういうことも含めて、また想定されるんですよ。どんどん大きな額で上がっちゃっているわけですよ。  そこのところというのは、やっぱり今お話ししたように、ちゃんと説明責任があると思うんです。なので、改めて確認をさせていただいたんです。  なので、最初に戻るけれども、2016年、そこのところも、1社だっただけに、総合評価だから、ほかの部分のところも含めてかなり議論したはずなんですよね。  そういう意味で、やっぱり緊張感を持ってこれからも臨んでいただきたい。そういうつもりではないと思いますけれども、どんどん額が上がってくるものですから、ちょっと心配して、今回質疑をさせていただきました。  労務のほうは、後でわかったら教えてください。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 ありがとうございます。おっしゃるとおり、かなり金額の大きな、もともと金額の大きな事業ですし、これからもしっかり説明ができる内容でチェックをしていきたいと思います。  先ほど、労務単価の上昇率ということでご質疑をいただいたかと思うんですけれども、申しわけございません。先ほどちょっと説明の中にもありましたように、設計基準の中で、部材、資材と労務単価が一体になってしまっている基準が幾つかございまして、複合単価という表現をしているんですけれども、それがある関係で、どうしても労務単価だけどれくらい伸びたかという数字が出ないそうです。ごめんなさい。  あと、スライドが今回の残工事に対しても6.2%、全体で、資材も労務も合わせて6.2%が上がっているということしか、今、数字としてはお示しできない状況です。申しわけございません。 ◎循環型施設建設担当部長 今、藤田委員から、しっかりとというようなお話があったかと思うんですけれども、いずれにしても、この工事は皆様から非常に注目されている工事だと思っております。変更につきましても、今、担当課長から話がありましたけれども、根拠のないものは一切見ていませんので、その辺はしっかりとやらせていただいています。  今後、会計検査という形で皆様にお示しをしなければいけない部分も多々あると思いますので、その辺は一丸となってしっかりやっていますので、ぜひ見ていただければと思っております。 ◆松岡 委員 先ほど藤田委員がお聞きされた賃金や労働単価の数字のほうは、いろいろ聞き取りました。  このたびの変更、14億5,000万円ぐらいの大きな増額をなされるわけですけれども、そもそも論で、今ちょうど、来年のオリンピックにかけて新しい国立競技場ができて、その工事によって相当周りに影響が、工事会社とか、いろんなところに波及しているということは、もう前からいろいろオリパラのあれで聞いておりますけれども、その上がった賃金とか物価、先ほど資材ともおっしゃいましたけれども、その背景にあるものは、どんなことがあったからこうなったんでしょうか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 今のご質疑なんですけれども、背景は、今おっしゃったとおり、オリンピックが一番最初に大きかったです。そこでかなりの労務単価が上がったのと、鉄鋼がかなり上がっております。一時、オリンピックのピークが過ぎるのではないかと、こちらの甘い予想もあったんですけれども、その後、災害がかなり続いた関係で、建設業界、ダンプですとか、建設機材を使うお金がかなり上がったということで情報は得ております。 ◆山下 委員 本来であれば、契約の議案のときに、このことについて、契約条項の中にこれが当然入っていたはずなので、それについてのもうちょっと詳しい説明と、あるいは、やはり今後の予測みたいなものも説明として、その時点でしておかないと、こういうことについて、一般的な入札の契約の金額と比べたときに、ちょっとなかなか理解がしづらいなと思うんです。  そういった点で考えたときに、これは、先ほど部長からありましたけれども、契約条項の中にうたっている話であって、要は、金額的なことで言うと、当初から後決めの価格という要素があるということで認識がされておくべきだったんだろうなと思うんです。  そういった点で考えたときに、ほかの契約と比べたときに、この契約条項というのは一般的に市で入れているものなんですか。 ◎契約課長 一般的な工事の契約には、同じ条項が入っております。 ◆山下 委員 例えば、一般的な工事といっても、単年度の契約のものと、あるいは複数年度、それだけの工事期間を要するものとという意味では少し違いがあるかと思うんですけれども、仮にそういった意味からすると、この契約をするということは、今おっしゃったように、労務単価、賃金単価とかも含まれてくるわけなので、例えば、下請の業者に対する対応についても、その時点できちんとうたっているようなものなのかどうなのかとか、その点についてはどうなんですか。  一方的にゼネコンとか、そういったところの契約金額を変えていくというだけの話なのか、それとも、公共工事でありますから、労働者環境ということについて、きちっと指摘をして、この契約をしているものなのかということについて確認したいんです。 ◎契約課長 このような適用を受ける工事なんですけれども、工期が12カ月を超える工事であるということがまず条件になりますので、そういった工事の契約を交わすときには必ず条項を入れているということになります。  それともう1点、大きい工事ですので、さまざまな事業者がかかわっていらっしゃるということは了解しております。それに対しては、また別途、元請で受けてくださるところに対しては、下請で受けるところには適切な賃金を支払うことというのは、契約のたびに常にお示しをしているところになります。  ただし、あくまでも下請、例えば孫請もあるかもしれませんけれども、そういうところに関しては、元請の会社と下請の会社の契約関係にありますので、そこに対する市からの、発注者側から絶対条件ということまではできないことになっております。 ◆山下 委員 今回、公的な指標を使って、きちんとした根拠を持って、この契約金額というか、金額がスライドしていくというものにしていくわけなので、2点確認したいんですけれども、仮にそれが下がっていたら、これは下がるという契約なんですか。  あともう1点が、公的な指標という意味では将来の予測もしているわけなんですよ。いろんな指標があるわけなんです。そうすると、この賃金水準というものについても予想がされて、恐らくそれについて、後追いになってきますけれども、後で国土交通省から示されていくような指標と相当関連性があるかと思うんです。  そういう観点からすると、例えば、来年の夏にかけてとか、新たにどのくらいの金額が予測されるものなのかということも、今の時点である程度言えるようなものだと思うんです。上限として管理されているなら別だと思うんですけれども、そういった予測ができるようなものなのかどうなのか、ちょっと確認をしたいんです。 ◎契約課長 今のご質疑からですけれども、ここのところ、働き方改革というふうにも言われておりまして、国土交通省からも、例えば、実際の作業で働いている方々の週休2日を保障しようとか、いろんな取り組みが言われております。
     ですので、予測としては上がっていくことも可能性はあります。ただ、どれぐらいの幅でということについては、実際の賃金統計等を国のほうで毎年とっておりますので、それに基づいて行われると認識しております。  それと、下がることもあるのかということですが、それはあります。 ◆山下 委員 本来であれば、契約条項を適用するのかどうなのかということについても、そのときに議論すべきような話だったのかもしれないですね。  あともう1つ確認したいのが、この工事には補助金も相当入っているわけで、交付金の算定にも多分影響してくると思うんですけれども、そういった点での影響はどのように考えればいいんですか。市が一方的に持ち出すものなのかどうなのかというところを確認したいんです。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 今回の上昇率についても、交付金もあわせてお願いしていくことになっております。 ◆山下 委員 補助金も聞いたけれどもね……。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 一緒にやっていきます。 ◆山下 委員 わかりました。  これは、一般財源としての一般的な持ち出しもふえるという認識を持つべきなんですか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 交付金の対象となるものと対象とならないもの、それぞれの上昇率がありますので、持ち出しというか、市の負担になる部分と交付対象になるものの両方があるということです。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時21分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時22分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 表現が悪くて申しわけございません。交付金の対象になる、ごめんなさい……。 ◎循環型施設整備課長 今回の上昇分に対して交付金が当たるかというところで、当たる予定です。  今回の工事については、補助金ということではなくて交付金が対象となっておりますので、その分、当たると。その分、当然市の持ち出しというのはあります。 ◆山下 委員 そうすると、純然とした持ち出しというのはどのぐらいと見積もっているんですか。そうしたら、それは後でもいいです。 ◎循環型施設建設担当部長 交付金のほうが2分の1の部分と3分の1の部分がございます。対象外も当然ございますので、平たくして大体3分の1前後という形で考えております。 ◆三遊亭 委員 工期完了までまだ4年以上あるわけなんですけれども、よほどの事態が生じない限り、同様の変更契約の議案はないと認識してよろしいんでしょうか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 今後の変更についてということでよろしいでしょうか。  先ほども契約課から話がありましたように、下がったり上がったり、また、このスライド対象となるような変動があれば、また変更は生じる可能性があるのと、今後、また予測できないような状況になったりした場合には変更が生じる可能性がありますので、全くないということは言い切れない状況です。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第126号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第126号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前11時24分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時25分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第98号議案(環境資源部所管部分) ○委員長 第98号議案を議題といたします。  本案のうち、環境資源部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)のうち、環境資源部所管分につきましてご説明を申し上げます。  補正予算書の7ページをお開きください。  第3表、債務負担行為補正でございます。  追加の上から2段目、廃棄物・資源物収集運搬業務委託事業その2、8億6,669万2,000円は、2020年度に実施する収集運搬に係る業務委託のうち、6地区の可燃物、及び容器包装プラスチックなどの収集運搬に係る経費につきまして、準備期間である2019年度から2020年度までの債務負担行為を設定するものです。  続きまして、変更の1段目、廃棄物・資源物収集運搬業務委託事業につきましては、限度額を46億9,619万5,000円から6億57万4,000円に減額するものです。これは、2020年度から2024年度に実施する収集運搬に係る業務委託を7件から1件に変更するものです。  説明は以上です。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 債務負担行為の変更ということで、廃棄物・資源物収集運搬業務委託事業その2につきましては、2カ年でということになりました。この辺の経緯について、改めて伺いたいと思います。  それから、逆に変更のほうでは、廃棄物・資源物収集運搬業務委託事業、当初の予算にのったものですけれども、これは2020年からということで、1社だけがこの業務を5年間の事業として請け負ったということになるのだと思いますが、この辺の経緯について、状況を説明していただきたいと思います。 ◎3R推進課長 今回の債務負担行為の経緯についてということでご質疑をいただきました。  まず、今、細野委員からもお話がありましたけれども、2019年の当初予算のときに、この46億9,619万5,000円という債務負担行為、計上していたわけですけれども、ことしの6月に入札を行いました。その入札を行った結果、契約のほうは1件が決まったということです。  その残りの部分について、契約の決まった部分というのが6億57万4,000円なんですが、それ以外の部分については契約に至らなかったので、全部不調に終わってしまったというところで、一旦、ここについては減額をするものですということです。  また、その後、業者のほうにもヒアリングをかけまして、委託の業務範囲の考え方ですとか、車両の考え方ですとか、あと、先ほどから議論になっていますけれども、労務単価の考え方ですとか、そういうさまざまな要因がございまして、改めて今回、12月補正で2カ年の8億6,669万2,000円の債務負担行為で設定したものでございます。 ◆細野 委員 ありがとうございます。大変なご苦労があったんだなというのは推察されますが、残念ながら、5地区については不調に終わってしまって、来年度からのごみ収集の委託が決まっていないという状況だと受けとめたわけです。  その中身は車と労賃等ということですが、これまでずっと事業継続されていた業者がみんな入札に参加していらっしゃるなと思って見たんですけれども、それが大きく変わったのは、やっぱり労務単価の問題とかなんですか。あと、車の問題ということもありましたが、その辺について、ヒアリングでわかった内容を、もう少しできる限りでご説明いただきたいのと、あと、来年度からの2年間の分をこれからまた新たに決めていくと思うんですが、どのような形で決められていくのか、時期がない中、大変だと思うんですが、ご説明いただきたいと思います。 ◎3R推進課長 ヒアリングでの中身ということなんですけれども、今回、まず大きく変わるところとしましては、直営部分の収集について、可燃部分の収集を今までやっていたんですけれども、そこを不燃収集に変えるというところが一番大きなところでございます。  その理由としましては、今回の一般質問でも台風の関係もいろいろありましたけれども、不燃収集を行うことによって、実際の避難施設に対しての災害廃棄物の関係ですとか、そういうところに直営部隊がまず動けるというところが大きな要因です。  可燃部分につきましては、今まで直営でやっていた部分というのがありますけれども、当初出していたときは、そこを委託に出そうとしたときに、なかなか1つの業者で受けられないという部分がありましたので、その辺について、委託の範囲ということで中身を見直したところです。  それとあと、車両の考え方ですけれども、市で考えていたのは2トン車でやっていたわけですけれども、業者のほうがやっている車ですと、例えば3トン車でやれば、その分、量が積めるので、そこで少し経費も変えられるんじゃないか、経費削減につながるんじゃないか、そういったところを考えてやっていたわけなんですが、ヒアリングをした結果、やっぱり業者と市の車の考え方の違いもあったので、それでもう1度、数字を考え直したというか、積算し直したところがございます。  それと、今後のスケジュールというところなんですけれども、これに関しては、やっぱり市民生活に一番影響のあるところですので、なるべく4月1日からの業務に支障がないように、今回ここで債務負担行為を設けて進めていきたいということで考えております。 ◆山下 委員 不調になった場合の対応ということについては、ほかの、例えば指定管理とかで言えば、既存の今受けている業者が引き続きその間はやるというようなものも契約として入っているようなケースがあったと聞いたことがあるんですけれども、今回のケースでいくと、4月以降、仮に不調だったときにはどのような対応がなされるとかということについても、何らかの手立てがあるのかどうなのかについて確認をしたいんです。 ◎3R推進課長 不調に終わったときの手立てというところなんですけれども、そのまま今やっているところを継続というところも確かにあるかと思いますが、繰り返しになっちゃいますけれども、やっぱり4月からやるに当たっての市民生活への影響の部分は考えなきゃいけないというのがありますので、契約上の手立てというのは、申しわけないですけれども、設けているということはないです。 ◆細野 委員 何度も分けて申しわけありません。不燃物を市直営で行っていくということで先ほどご説明があって、済みません、確認を。  その人数なんですが、現在の一部可燃物の委託をしている、直営で行っている部分と、それから、職員の数という点では、同じ人数でできるのか、それとも、ふやすのか、減らすのかとか、その体制についてはいかがでしょうか。 ◎3R推進課長 今の不燃の直営に移ったときの体制についてということだったんですけれども、今、町田市全体としては、現業職については退職者不補充ということでやっていると思いますが、今いる人数と、今度、来年度から会計年度任用職員ということで採用するところもあると思います。  なので、今ある現状の人数と、その会計年度任用職員で直営部分は賄ってやっていきたいということで考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(新たなごみの資源化施設について) ○委員長 行政報告、新たなごみの資源化施設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 本件につきましては、循環型施設整備課担当課長よりご説明申し上げます。 ◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 それでは、現在整備を進めております新たなごみの資源化施設について、2019年9月の行政報告以降の進捗状況についてご報告をさせていただきます。  まず1点目、資源ごみ処理施設につきましては、分散化の方針は変更しないまま、相原地区につきましては2025年度、上小山田地区につきましては2027年度の稼働に向けて、関係者との調整及び協議を進めておるところでございます。  また、2022年1月からは既存工場棟の解体工事が始まります。ですので、現在、既存工場棟で行っておりますとトレイ、紙パック、ペットボトル類の処理につきまして、期間を限定した形で暫定処理の方法についての調査及び調整を行いました。  トレイ、紙パック類につきましては新工場の敷地内で、リレーセンターみなみからの容器包装プラスチックのベール、こちらにつきましては排水浄化センターの敷地内を保管場所として活用する方向で検討を進めておるところでございます。また、ペットボトルにつきましては、外部委託で契約方法等の調整を進めているところでございます。  2点目、熱回収施設等につきましては、まず(1)といたしまして、11月25日に町田リサイクル文化センター周辺地区連絡会を開催いたしました。この場で新しい施設の愛称についてご協議をさせていただくとともに、また、既存工場棟で行っております、今申し上げましたトレイ、紙パック類等の処理について、資源ごみ処理施設が稼働するまでの暫定処理の方向性についてご報告を行いました。  愛称につきましては、今後つけていきましょうということで、ご同意をいただいております。また、暫定処理につきましては、特にご要望、ご意見といったようなものはいただいておりません。  2点目としまして、工事の進捗状況及び工事の予定ですけれども、現在、工場棟の地下躯体工事を進めております。こちらは、2019年度中の完了を予定しております。また、施設西側、こちらのほうで進めておる交差点改良工事につきましては、今後、ガス管の移設工事を進める予定となっております。工事につきましては、引き続き歩行者の安全確保に努めていきたいと考えております。  次のページをごらんください。  2019年10月18日撮影の工事状況についてお示しをしております。煙突15メートルと記載させていただいておりますけれども、こちらは今20メートルほど建ち上がっている状況でございます。  3点目、現場見学会の実施状況としてご報告をさせていただきます。11月17日に建設工事現場で親子見学会を開催させていただきました。12組30名の親子の方々にご参加をいただきました。工事中のごみピットの見学などを行っていただきまして、当日は天候にも恵まれまして、大変好評のうちに終わらせていただいたかなと考えております。  現場見学会につきましては、今後も工事に合わせて実施をしていきたいと考えておるところでございます。  行政報告は以上になります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 全体的な暫定処理等はやむを得ないというか、理解いたしましたけれども、一番最初にご説明があった、順次努力をしていただいていると思いますけれども、2025年度、2027年度、それぞれ建設に向けて努力をしていただいていると思いますが、地区協の中で、そのめどが立たない場合についてはほかの場所を選定するなど、早急に決断の時期も含めて、つまり、2025年度、2027年度はしっかりと担保してほしいという要望がありますけれども、今わかる範囲でというか、言える範囲で相原と上小山田の状況をお伺いしたいと思います。 ◎循環型施設整備課長 まず、相原のほうから説明させていただきます。  相原地区の状況としましては、建設地が新たに用地を取得する民有地であるため、周辺地域の皆様や関係者と協議を重ねているところでございます。事業区域の確定に向けた測量調査及び用地確保に向けた協議、調整に時間を要しております。引き続き、協議、調整をあわせて進められる調査検討及び手続を行うことによって、新たな目標年度、2025年度の稼働を目指しているところでございます。  現状につきましては、2018年度から地権者の同意を得まして用地測量を開始しております。現在、現地の確認作業等を進めている状況でございます。  あと、上小山田地区ですが、こちらにつきましては、施設の関連事業である忠生579号線の整備に向けた関係機関及び地元との調整に時間を要しているところでございます。必要な手続等が完了していない状況となっているのも現状でございます。  稼働予定は、2027年度を目標として、それまで引き続き協議、調整を進め、庁内でも協力しながら進められること、調査検討及び手続について行ってまいりたいと思っております。 ◆藤田 委員 状況はわかりました。今お話があった上小山田のほうなんですけれども、現実から言うと、579号線は資源化施設だけではなくて小田急多摩線の新駅の関係もあって、主要な道路で、今、道路部が本当に厳しい中、努力していただいております。道路部だけじゃなくて地元も、例えば、田中谷戸街づくり協議会も、その説得も含めて、今かなり努力していただいているんですが、状況として、結構厳しい状況になっているのが今の現状です。道路部から聞いていると思いますけれども。  今後のスケジュールからすると、2027年度という数字の中で、その道路を、この場に来てなんですが、そこを整備するというのは非常に厳しい状況にあるんです。ここは、地元としては、さっき言ったとおりに579号線というのは、これからのまちづくりにおいても非常に主要な道路でありますから、地元も含めて努力していただいていますが、道路部からお聞きいただければと思うんですが、2027年度というのは相当厳しくなっております。  そういう中での判断というのも必要になってくるかと思うんですけれども、その部分、道路との調整状況とかヒアリング状況はどうなっているのか、そこをお伺いしたいと思います。
    ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 今、藤田委員がおっしゃったように、道路のほうは決して簡単な状況ではないということは重々承知しておりますし、情報共有もさせていただいております。分散化という前提を外さずにということで、この前、地区連絡会のほうでも上小山田の状況を詳しく知る方からいろいろご意見いただいておりまして、分散化という前提を崩さない形でほかの方法を検討できないかというご意見もいただいている中で、今組み立てているスケジュール全てがうまくいけば2027年度に今まだ間に合う状況にはなっておりますが、並行してほかの方法についての検討も進めさせていただきたいということはお伝えしております。  また、地区連絡会のほうでも逐一わかっている情報については、熱回収施設の地区連絡会なんですけれども、資源ごみ処理施設の進捗状況もあわせて報告するようにということでお話をいただいていますので、そちらも一緒に進めていければと思っております。 ◆山下 委員 排水浄化センターを使って、対応できないものについては一時的にそちらのほうで保管を行っていくということなんですけれども、今現在、本来はきちんとした施設整備をして、例えば、回収したベッドなんかをもうちょっときちんとしたところで処理していくみたいなことで、最初に計画を始めるときには、施設ができていれば、そういった説明もあったかと思うんですけれども、そこと同じ場所でやるということなんですか。つまり、敷地面積も含めて大丈夫なのかという感じがするんですけれども。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 先ほどの排水浄化センターの一部を使うということなんですが、現在うちの市のほうで倉庫に使っている建物がございます。そのスペースをうまく利用して、リレーセンターみなみから運んできているベールを一時的に貯留するスペースとして使おうと考えておりまして、現在、ベッドの解体等を行っているところで受け入れをするような内容ではございません。 ◆山下 委員 そうすると、その量というか、例えば交通量的なものとかを含めるとどのような状況になるのかというのは、例えば1日1回程度のものなのか、あるいはもっと来るようなものなのかとか、あとは通学路にもなっていますから、通学路の時間帯にも影響するようなものなのかとか、ちょっとその辺を確認したいんです。 ◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 ベールにつきましては、リレーセンターみなみからのベールの搬入が1日に一、二回程度ございます。そちらのほうは、貯留場所にある程度の量がたまりましたら搬出するということになります。搬出に関しましては、大体1週間に1回程度ぐらいを予定しております。 ◆山下 委員 これはベールですけれども、臭気とか、そういったものは出るものなんですか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 リレーセンターみなみのほうで見ていただいたことがあるかどうかわからないんですけれども、圧縮したプラスチックをビニールでコーティングしてしまいますので、全く出ないかと言われますと、継ぎ目のところ等から出ないことはないんですけれども、ほとんど周りに影響の出るような臭気はございません。 ◆山下 委員 その件はわかりました。  あと、今、相原のほうの作業を進めているというふうに聞いているんですけれども、測量を入札で出したかと思うんですけれども、その最低入札価格に変更があったということで、入札に出してから変更があって、さらに言えば、1指名のところを、一旦声をかけた上で変更があったので、間違っていましたと言って変えたというふうに聞いているんです。そのことによって、かなりいろんなうわさが飛び交ってしまっていて、どういうことだったんですかということを確認したいんですけれども。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 委員がおっしゃるとおり、最低落札価格の計算にミスがありまして、1度入札が決まった業者をお断りしている経過がございます。うちの影響としましては1カ月程度の発注の遅延が起きております。うちの設計金額自体に問題があったわけではなくて、最低落札金額の本当に計算のエラーがございましてご迷惑をかけてしまったということで、契約課から話を聞いております。 ◆山下 委員 その場合、本来であれば入札やり直しとかという話をすべきなのかなというふうに、それがわかりやすい対応だったと思うんですけれども、その点のことについては契約課の話ということになるんですか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 おっしゃるとおり契約課のほうで対応してくださっております。 ◆山下 委員 もう帰られましたので、これ以上は大丈夫です。  その辺については、当然関連部署でもありますので、きちっとした説明をできる体制というのは必要だというふうに私は思いますので、それは意見として伝えておきたいと思います。 ◆松岡 委員 私は、工事の進捗状況について聞いてまいります。  今現在、新工場棟の地下躯体工事を進めていらっしゃって、次また、この写真でもあるように、施設西側で今現在、交差点改良工事を進められてございますけれども、まず最初にお聞きするのは、これに関するいろいろ、熱回収施設工事全体に対するトラックの台数は1日平均どれぐらいなんでしょうか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 現在は、最大で100台程度が運行しているという報告を受けております。 ◆松岡 委員 それに伴い、やっぱり子どもたちの登下校、あるいはいろんな市民の方がそこを歩いたりするわけです。車も通りますけれども、地域の市民の方が一番不安なのが子どもたち、いろんな市民の方たちが安全に歩行できるかということで、そのための交通整理の人員派遣というのはどのような人数があるんでしょうか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 工事現場の入り口には、常駐で警備員が1人立っております。また、あと通学時間帯ということで地元の方からもご心配の声をいただいておりますので、業者がお願いをして、朝の通学時間帯にはシルバー人材センターのほうから1人、横断する際の安全確認をさせていただいております。 ◆松岡 委員 ということは、合計2人なのかなということですよね。100台に対して2人というのは、ちょっと少ないのかなという気もしますけれども、事故があってからでは遅いのでということで、とにかく事故がないように交通安全の担保をしっかりとっていただきたいと思います。  またあと1つ、ハスのんとともにイベントをされたということでありますけれども、親子が30人ということで、今後熱回収に関心を持っていただくということで、今、ペットボトルとかの環境問題で16歳の若い外国の方がアップされていますけれども、子どもたちも環境問題とか、いろいろと関心を持ってくると思います。イベントをされて、その熱回収に対するアンケートとか――まず最初に、どんな感想があったんでしょうか。 ◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 アンケートという形では、そちらのほうは取得していないんですけれども、ご意見としましては、親の方からのご意見のほうが多かったんですけれども、今後、こういった施設について、もっと見学させていただけないかであるだとか、この工事はこれからどのように進むんですかであるだとかといったようなご質問をいただいて、そちらのほうにお答えをしたところです。 ◆松岡 委員 せっかくこういうイベントもなさったんですから、ぜひアンケートを今後おとりになったほうが、市民のそういう考えとかもあれなので、アンケートとかもとられたほうがいいのかなと思います。  また、今後のことでちょっとお聞きしていくんですけれども、稼働するまでにはまだ時間がありまして、またこのような親子のイベントとかは大変意義があると思いますけれども、今後もこういうイベントを考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎篠塚 循環型施設整備課担当課長 引き続きまして、工事進捗に合わせて実施させていただきたいと考えております。  また、親御さんからいただいた質問の中でも、施設稼働後にもこういった見学会を設けてくれるのかといったようなご質問もいただきました。そちらにつきましては、稼働後の担当課になるかとは思いますけれども、引き続き施設見学のほうを担当させていただきたいと考えております。 ◆松岡 委員 せっかくのいいチャンスですので、先ほどはアンケートをとっていらっしゃらないとおっしゃったけれども、今後またイベントをなさるということなので、そのときは必ずアンケートを備えて、環境問題とか、今世界中も、もちろん日本もそうですけれども、注目されていますので、そういうアンケートをとって、市の今後の参考にしていかれればいいと思いますので、今後ぜひよろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午前11時56分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時58分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第98号議案(道路部所管部分) ○委員長 第98号議案を議題といたします。  本案のうち、道路部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)のうち、道路部所管分につきましてご説明を申し上げます。  債務負担行為補正についてご説明します。  補正予算書の7ページをごらんください。  ページの下段、変更の2番目、玉川学園前駅周辺整備事業は、期間を補正前は令和元年度から令和2年度までだったものを、補正後は令和元年度から令和3年度まで、限度額を2億6,600万円から5億4,980万8,000円に変更します。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 今の玉川学園の関係でありますけれども、まず1点が、延びたと同時に予算のほうも上がっていますね。率から言うと相当ですよね。そこのところを詳しく説明していただいていいですか。 ◎道路整備課長 補正前と補正後が7ページに書いてありますけれども、こちらにつきましては令和元年度から令和2年度までということで、補正前におきましては当初予算に計上されているため債務負担額に令和元年度は含めておりません。このため、令和2年度1カ年分の金額を補正前で計上しております。  それに対しまして、補正後は令和元年度から令和3年度までということで、令和2年度と令和3年度までの金額、2カ年分を載せております。このため、金額としましては補正前が2億6,600万円から補正後は5億4,900万円になりますけれども、今回、入札の中止が3回ございまして、その中で実際に工事の価格としましては約5,000万円ふえているような状況でございます。 ◆藤田 委員 そこの5,000万円ふえた内訳というか、内容等をお願いしてよろしいでしょうか。 ◎道路整備課長 5,000万円ふえましたのは、今回、鉄骨の材料等が大変高騰していたということもございまして、実際には見積もりをとらせていただきました。その見積もりを3者とりまして、その中で最低価格を施工単価として採用しておりますが、その金額を含めまして5,000万円増額というふうにしております。 ◆藤田 委員 当初からすると5,000万円ということで、率からすると相当ですよね。言ってみれば1割ですから結構な額だと思うんです。実際に不調とかいろいろあって積み上げざるを得なかったという理由はあると思うんですけれども、しっかりやっていただいていると思いますけれども、その積み上げた根拠というか、そこのところをもう1回、お話ししていただいてよろしいですか。 ◎道路整備課長 積み上げた根拠といたしましては、入札の3回中止ということで今回行いましたけれども、国のほうでも入札の不調や不落の対策といたしましては、標準積算と施工実態に乖離があると想定される工事内容につきましては見積もりを聴取し、実勢価格を反映した工事価格を載せて見直すことが対策として推奨されておりますので、そういった中で、今回、鉄材がふえたものを、見積もりをとって採用させていただきました。 ◆藤田 委員 そこのところ、今回はやむを得ない事態も含めて理解をいたしました。  もう1点、施工年度がおくれて、本体というか、それは市民部のほうで出している部分とか、開業とか、そういうものに影響があるのかどうなのか、そこをお伺いしたいと思います。 ◎道路整備課長 玉川学園のコミュニティセンターの建てかえにつきましては、2021年5月に開所するという予定になっております。今回、このような形で工事をこれから発注していった場合には、今のところ、工程の中では2021年9月に工事が完了する予定になっておりますので、その分につきましては少し開きが出てしまいますが、なるべく早期に完了するように努力していきたいと考えております。 ◆藤田 委員 そこは市民部と調整になると思いますけれども、できればペデストリアンデッキもしっかりできて、開業と。けれども、予定どおりになると、難しい状況ですよね。そこは市民部の判断だと思いますが、できていなくても開業する。  心配されるのが、工事が並行で行われている場合に、オープンしたとしても、利用者の安全確保は相当の議論になると思うんです。そこのところはこれから詰めていくんでしょうけれども、そういう意味で、工事の影響というのがどうなのかとお伺いしているんですけれども、そこのところは市民部と詰めているんですか。 ◎道路整備課長 工事は約18カ月かかってしまうことになりますので、どうしても建てかえをしながらデッキのほうを工事していくということになりますので、そのあたりは、まだ工事の契約もしておりませんので具体的な調整はしておりませんが、これから工事が決まり次第、そのあたりはしっかりと詰めて、なるべく早期に完了する。また、安全第一に工事をしていきたいと考えております。 ○委員長 休憩いたします。              午後零時5分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時58分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆細野 委員 この予算ですけれども、玉川学園前のデッキということで、この予算が上がってきたときにさまざまな住民の声があったと思うんですが、そうした住民の声というのは、今かなり時間もたっておりますが、どのように受けとめていらっしゃるのか、何か声は上がっているでしょうか。デッキ整備についての周辺住民の声とかをもし聞いていらっしゃいましたら、今の状況を伺いたいと思います。 ◎道路整備課長 住民の声と申しますか、今回、入札の中止がございましたので、その中では、玉川学園の町内会長にはきちんとお話をさせていただきまして、それと、玉川学園の町内会で発行しております町内会だよりも出していただいた中では、特に住民の方からそういう声は聞いておりません。 ◆細野 委員 予算については了解いたしました。質疑終結の前に確認したいんですが、この前の台風の被害など、さまざまな形で道路部の皆さんが頑張っていらっしゃるわけです。その予算というのは、間に合わなかったのかなとは思いますが、今回の補正予算で盛り込まれていないんですが、特に必要というか、その辺はないんでしょうか。 ◎道路政策課長 災害に関する予算についてということですけれども、予備費ですとか、今ある予算の流用などで対応する予定となっています。 ◆細野 委員 そうすると、ご説明はありませんでしたけれども、この予備費の中で、台風第19号等の被害に対する補修とか、必要な経費というのは賄っていくということでしょうか。確認をお願いします。 ◎道路整備課長 今回の台風によりまして、先ほど流用でというお話がありましたが、19号で被害に遭われました相原坂下のところでは、測量とか地質調査とか、あと設計委託とか、そういったもので対応させていただいております。 ◆細野 委員 将来的には擁壁整備とかということになると、かなりな金額ということでお話もあったかと思うんですが、その費用については補正予算になるのか、あるいは国費が出るにしろ、いずれにしろどこかで組んでいくということになるんでしょうか。 ◎道路政策課長 本工事に関しましても、契約の時期などもありますけれども、予備費対応になるのか、流用になるのかというところを財政当局と協議しながら決めていきたいと考えています。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって道路部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針」について) ○委員長 行政報告、「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針」についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎道路部長 本件につきましては、道路政策課担当課長よりご報告を申し上げます。 ◎道路政策課担当課長 「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針」について報告いたします。  2019年11月27日に東京都、特別区及び26市2町でこの基本方針を公表いたしました。そのうち、町田市に関する部分について、本日は概要を報告いたします。  まず1点目の計画の変更、いわゆる廃止の予定路線として、既存道路による代替可能性についてでございますが、町田3・4・12号、森野木曽線、幅員16メートル、延長800メートルになりますが、これを既存道路の忠生753号線、幅員12メートルに代替地計画変更する方針でございます。  3・4・12号の対象区間は、町田駅前通り、森野六丁目バス停付近から町田街道、滝の沢浄水場付近まででございます。また、代替する忠生753号線は、境川クリーンセンター前交差点から木曽森野トンネルを通って滝の沢西交差点までの区間でございます。  今後、用途地域など関係する計画等について調整をした上で、必要な都市計画手続を行ってまいります。  次に、2点目の今後事業化をしていく際に検証を実施する路線でございますが、1つ目の交差点拡幅部でございますが、町田3・4・40号、本町田小山田線、幅員20メートルと、町田3・4・15号、木曽金井線、幅員16メートルが交差する交差点拡幅部の左折レーンについて、その必要性を検証する方針でございます。  場所としましては、山崎町の簗田寺南交差点付近でございます。  2つ目の都市計画公園等との重複についてでございますが、薬師池公園と町田3・4・15号、木曽金井線との重複について、都市計画公園を変更する方針でございます。  2点目の交差点拡幅部と都市計画公園等の重複については、こちらのほうは事業化の際に検討するということで進めてまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 この廃止予定の3・4・12号なんですが、かなり以前に計画されたかと思うんですが、計画されたのはいつごろでしょうか。 ◎道路政策課担当課長 こちらのほう、3・4・12号線なんですが、当時の名称は2・2・18号線になりまして、これは1963年、昭和でいいますと昭和38年8月3日に決定告示がなされております。 ◆山下 委員 753、シチゴサンとかと皆さんで言っているところだと思うんですけれども、ここを代用できるかというような流れを今確認させてもらったんですけれども、仮にそのような代替路線ということでの位置づけになったときに、どのようなことが可能になってくるのかというのはあるんでしょうか。 ◎道路政策課担当課長 可能になるかどうかというところなんですが、もう753号線は既存でありますので、そちらのほうに代替として都市計画道路としてかけるかどうかというのは、これからまた検討するんですが、町田3・4・12号線を廃止する形になりますので、そちらのほうについては、これまで都市計画の制限がかかっていたところがなくなるような形になります。 ◆山下 委員 都計道になるということになれば、そういうケースというのは幹線道路としての位置づけが高まるような認識になるんでしょうか。 ◎道路政策課担当課長 都市計画道路になれば、当然幹線道路としての位置づけがなされるという形になります。委員おっしゃるとおりです。
    ◆山下 委員 そういった意味では、ここは、実はこれだけの交通量のあるところなんですけれども、公共路線バスが通っていない区間でもあるんですよね。そういった点については、何らかの影響というか、考え方の中に、例えば公共路線バスを通そうとか、そのような流れが出てくるのかなとかというふうに認識をしたんですけれども、そういった点でもしご見解があればお伺いしたいと思うんです。 ◎道路政策課担当課長 バスの路線網については、交通事業推進課のほうとも調整させていただきたいと思います。 ◆藤田 委員 今のところなんですけれども、特に3・4・12号線の廃止ですよね。現実性とか、いろいろ考慮されてこのようになったんだと思いますが、将来的な3・3・36号線との関連だとか、モノレール路線の道路とかを考えれば、かなりここのところは重要な道路になってくるという認識だったんですが、そういったところも含めて、忠生753号線を代替とすることでありますけれども、今言ったように交通量だとか、さまざまな影響も、特にモノレールの関係でくれば、かなりここは影響してくるんです。  当然東京都と調整をしてきたと思うんですけれども、今回発表に至るまで、どのような調整をしてきたのか、そこを改めて確認させていただきたいと思います。 ◎道路政策課担当課長 こちらの在り方検討でございますが、第四次事業化計画を策定した翌年、2017年度から東京都、特別区及び26市2町のほうで検討を進めさせていただいています。その中で、代替する路線がないかというところで、町田市としてはこの路線が候補として挙がったというところになります。 ◆藤田 委員 そうすると、これまでも3・4・12号線に関しては、もう廃止するという方向でずっと進んできたということでよろしいんですか。 ◎道路政策課担当課長 具体的に廃止する、しないというような形については、この在り方の中間報告を昨年させていただきまして、それで、ことしの夏に基本方針案を固めています。その段階である程度見えてきた形といいますか、計画としては、その段階で代替路線として挙げられたということになります。 ◆藤田 委員 じゃなくて、市としてこれまで、町田3・4・12号線、この路線に対して、東京都と交渉するに当たって、どういう認識でどう進めていこうとされたのか、そこをちょっとお聞きしたいんです。 ◎道路政策課長 先ほど担当課長から申しましたとおり、検討を始める中で、都市計画道路のネットワークの連続性ですとか、ここの部分についての影響も含めて、あと、交通状況、まちづくりの状況ですとか、道路線形等の地域の実情も踏まえた検証は行って、東京都ともその辺の協議をしながら、こちらの残すことの影響を鑑みて、廃止という形での、そういった在り方としての方針を出したというところになります。 ◆藤田 委員 本当に今おっしゃったように、ここを廃止する、廃止しない判断は、それは東京都と、町田市側も意見も言ってなったんですから、そこは尊重するとして、今お話ししたとおりに、道路を1本廃止するということは、まちづくりだとかネットワークに非常に影響してくるんです。そこは都市づくり部になるのかもしれませんが、そういう意味で、これは結構重要な決定だと思うんですよ。これからのまちづくりの計画にしても、さっき言ったモノレールの関係だとか、交通ネットワークの関係でも非常に重要なことなんですよね。  今最後にお話しした、残すことによる影響という、そっちのほうに重きを置いて今回廃止するという最終的な判断になったと思うんですけれども、そこの経緯というか、町田市として、どうそこのところも捉えて、これは東京都のほうですけれども、町田市としてここの廃止はやむを得ないという判断に至った経緯をお聞きしております。 ◎道路政策課担当課長 市のほうでどのような判断をしたかということだと思うんですが、先ほど道路政策課長からも発言したんですが、都市計画道路のネットワークの連続性、交通状況、線形等、地域の実情、そういったものの検証を踏まえての判断にはなるんですが、あと、こちらの路線を優先的にいつ整備するかというところにおいても、なかなか優先度として第四次にも挙げていかれなかったというところの中で、最終的には、代替が可能であれば廃止していこうということで判断しております。 ◆藤田 委員 そこでそういった形で、市のほうも優先度からして、廃止から代替に切りかえたほうが、いろいろそういった面でも整備が進められるという判断だというふうに思いますけれども、753号線、そうなると、さっきのネットワークだとか、バスのこともありました。ここの道路幅員だとか、そういうものも考えていかないといけないと思うんですけれども、その辺はどういうふうに、この忠生753号線をこれからどういう道路として整備していくのかという方針の変更とかを当然考えられなきゃいけないと思うんですけれども、その辺はいかがです。 ◎道路政策課担当課長 忠生753号線については、今、既存の道路への代替ということになりますので、今の幅員構成のままということになります。 ◆藤田 委員 大丈夫ですか。 ◎道路政策課担当課長 そのあたりのネットワークも検証した上での判断になります。 ◆藤田 委員 そういう判断でありますけれども、ここにかえられたら、我々としては、地域事情も考えて、これはモノレールとバス路線網の変更とか、いろんなところに絡んでくる道路ですから、このままでいいという判断には、市はそういう判断をしているかもしれませんけれども、ここはちゃんとそういった主要路線として、重要な路線として整備をかけていかなきゃいけないと、これは意見として、当然そうなってくると思うんですよね。  代替のときにそういうことも考えないと、ただ今既存があるから、ここを移してだけの話にはならないと思うんですよ。大きな事業が、まちづくりがかかっているわけですから。特にモノレールのところとも関連をして、ここの路線というのは接続しているわけですから、さまざまな車のとか、これから変わってくるわけでしょう。  本当にこのままで、ただかえて、これからの753号線がどうあるべきかということも考えなくていいんですか。 ◎道路政策課担当課長 今回決定したのは、代替をしていくという基本方針を定めさせていただきました。今後、都市計画変更に向けての検証、検討を市のほうでもしていく中で、委員のご指摘についても検討、検証を進めさせていただきます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(道路事業に伴う町田市土地開発公社による用地取得について) ○委員長 行政報告、道路事業に伴う町田市土地開発公社による用地取得についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎道路部長 本件につきましては、道路整備課長より報告をさせていただきます。 ◎道路整備課長 それでは、報告させていただきます。  件名、道路事業に伴う町田市土地開発公社による用地取得について報告をさせていただきます。  まず、資料の確認をさせていただきます。お手元の資料のうち、行政報告資料のほか、4分の2、右上に「資料-1」と記載されておりますが、こちらは町田市土地開発公社による用地取得について、契約の内容を表にしたものでございます。  同様に4分の3、右上に「資料-2」と記載されております書類は、今回取得いたしました用地の案内図となります。  資料4分の4、資料-3、こちらが位置図となっております。  資料-2の案内図と資料-3の位置図の中で、丸や色をつけて囲って明示されている箇所がございますが、こちらが今回、町田市土地開発公社で取得した用地になります。  それでは、4分の1のほう、行政報告資料をごらんください。  今回の行政報告は、2019年9月議会以降、本定例会の開催までの間に取得いたしました2件について報告させていただくものです。  取得いたしました用地は、町田市道忠生33号線歩道整備事業(山崎2)の事業用地などでございます。  1の取得概要ですが、町田市土地開発公社で取得いたしました事業名、所在地、契約件数等を記載させていただいております。町田市土地開発公社により取得した件数は2件、総取得面積は96.03平方メートルです。総取得価格は1,147万7,564円となっております。  次に、2の買い戻し時期ですが、公社において取得いたしました土地につきましては、2020年度に公社から買い戻しを行う予定としております。  以上が報告内容となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後1時22分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時23分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第115号議案 ○委員長 第115号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第115号議案 町田都市計画事業等による被買収者に対する住宅等の資金利子補給条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、所期の目的を達成したため、廃止するものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 所期の目的を達成したということではありますけれども、これからいろいろ土地の買収なども、必要な開発なども行われるのかなと思うんですが、必要がないということでよろしいのでしょうか。 ◎都市政策課長 今回は、過去10年以上にさかのぼって実績はございませんでした。今後、今のところの予定としては、こういった事業にかかわるものは特に予定しておりませんので、そういった事業が起きる場合には、必要に応じて、今度は条例ではなく個別の要綱において整備したいと考えております。 ◆細野 委員 そうしたら、必要がないということではなくて、条例としてではなく要綱に定めることになるということなんでしょうか。  あと、10年間なかったということですけれども、南町田もこの前、完成はしましたけれども、用地買収なども行われたと思うんです。そのときに、うちを引っ越す際に新たに建てたり、購入したりという際の差額分に借入金とかを設けると思うんですが、その利子補給というのは必要な制度ではないかなと。せめてそういうご協力をいただいた方に行っていくということで、それについては、その都度ということでしたけれども、どんな場合に活用するのか。条例ではなくなって要綱ということで、買収のときに同じような形で提案できるのか、いかがでしょうか。 ◎都市政策課長 ご質疑の内容でございますけれども、事業によっては、必要になる可能性はゼロではございませんので、そういった事業が起きる、もしくは、そういった被買収者に必ずしも貸し付けが発生するとは限らないということもございますので、今後については、そういった都市計画事業の事業ごとにさまざまなので、本条例のように統一的なものではなく、事業の内容を考慮して設定していきたいと考えております。 ◆細野 委員 そうすると、利子補給条例については廃止する。そのほかのさまざまな手法で協力をお願いするような形で今お話しいただいたと思うんですが、そういうものは要綱で定めるということになるんでしょうか。  利子補給もその1つとすれば、要綱の中でどのような形があるんでしょうか。 ◎都市政策課長 繰り返しになりますけれども、事業によって必要な場合は要綱において整備していきたいと考えております。  また、内容につきましては、過去10年以上ご利用がなかったんですけれども、その要綱を制定する際には、その内容についても再度検討して整備していきたいと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第115号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第115号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第116号議案 ○委員長 第116号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第116号議案 町田市ラブホテル建築の規制に関する条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、法令の改正に伴い、所期の目的を達成したため廃止するものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 法令の整備によってということで、ラブホテル建築の規制は条例の中では必要なくなったということですが、どのような法令で、今後どのように規制されていくのかについてお聞きしたいと思います。 ◎土地利用調整課担当課長 今後どのような法律で規制していくかということなんですけれども、建築基準法と風営法に当たります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第116号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第116号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
    △第117号議案 ○委員長 第117号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第117号議案 町田市住居表示整備審議会条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、町田市住居表示整備審議会の委員の定数、委員の構成の変更など、委員に関する規定を改めるため、所要の改正をするものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第117号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第117号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第118号議案 ○委員長 第118号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第118号議案 町田市営住宅条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、町田市営住宅への入居手続に際して、連帯保証人を不要とするため、所要の改正をするものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 本条例改正の目的と内容について、お聞きしたいと思います。なぜ、この条例改正が必要になったんでしょうか。 ◎住宅課担当課長 今回の条例改正についてですが、民法の一部を改正する法律による債権関係の規定の見直し、単身高齢者の増加など、公営住宅を取り巻く最近の状況、それから、国土交通省において公営住宅管理標準条例の改正ということがされたことを踏まえ、町田市営住宅でも入居手続における保証人の連署する請書提出の義務づけというものを廃止することといたしました。 ◆細野 委員 それによる影響とかは、いかがでしょうか。 ◎住宅課担当課長 連帯保証人の削除ということでの影響に関してですけれども、市営住宅の使用料に対する担保という形で、滞納が生じた場合に納付協力を依頼しております。この納付協力の依頼、または滞納時の連帯保証人としての請求というものが、今後は、その世帯に対しては行うことがなくなります。 ◆細野 委員 都営住宅にそろえて改定されたとは思うんですが、これから入居される場合の連帯保証人が必要なくなるということで、メリットというか、入居者の方にとってはどのような形で効果があるんでしょうか。 ◎住宅課担当課長 今回、都営は参考としましたが、国のほうの通知を受けてということで改正をしております。  入居者に対するメリットといたしましては、入居申請の際に、これまで連帯保証人を充てていただくような形でお願いしていたものがなくなりますので、連帯保証人を立てることができなくても市営住宅への入居ができるというようなメリットがございます。 ◆細野 委員 今、保証人をつけること自体が大変困難な時代でありますので、本当に入居者にとっては大変いいことだなと思います。国の指導でということでありましたけれども、東京都も国の指導に従って内容を変えて、保証人を外すということを決められたと思うんですが、町田市の場合、JKKに管理もお願いしておりますし、基本、そうしたいろいろな住宅の管理とか運用については都営住宅にも準拠しながらという形で行われていると思います。  そこで、東京都では、今回の保証人をなくすということに伴って、現在入居している方も、全ての方ということではありませんが、希望があれば――基本、みんな保証人は、もうついてはいると思うんですが、いろいろな事情で、保証人が亡くなられたりとか、そういう状況が生まれたときに、本人が希望すれば外してもいいというようなことを定めたと伺っておりますが、町田市としては、そのようなことを検討してはいらっしゃらないのでしょうか。 ◎住宅課担当課長 都営に関しての、準拠しないのかというご質疑かと思いますが、今回の条例改正の趣旨といたしましては、市営住宅への入居手続に際して、入居希望者が連帯保証人を見つけられないことを理由に申し込みができない状態を解消することが目的でございます。  現入居者につきましては、改正前の条例に基づき、入居時の条件として連帯保証人をつけていただいているものであり、変更は考えておりません。 ◆細野 委員 考えてはいないということですが、市営住宅に入居されて、いろいろな状況で保証人についても外してほしいという要望がご本人のところに届いたりとか、高齢になっていろんな状況が変わって、保証人を続けられないとか、実際に保証人の方が亡くなってしまってとかいうお話もお聞きしたりするんです。  そういうケースの場合、何でもかんでも全て外せということではありませんけれども、ご本人の事情とか要望に従って、今回の条例改正とあわせて、現在入居している方についても、そういう保証人をつけていることが困難な方については見直すということを行ったらいかがかなと思いますが、検討していただけませんでしょうか。 ◎住宅課長 今、もう入居している方については、既に保証人が選任されているということですので、すぐにお困りになるということではないかと思いますけれども、滞納状態になって、請求する段階になって初めて保証人という方が必要になってくるところでございますので、例えば、滞納になったときの状況で請求して、本人にも請求しますし、保証人にも場合によっては請求していく形になるんですけれども、その段階で事情があれば、保証人から無理に請求するということはございませんので、そもそも最初から外すということまでは必要ないのかなと今考えているところです。  あとは、保証人に納付協力を求められないことによって、本人が、借金とは言わないですけれども、肩がわりというか、保証人がかわりに払うということができなくなった場合に、やはり出ていかざるを得ないような状況が生じる可能性もあるので、必ずしも保証人をつけないということがデメリットになるというふうに考えていないところもございます。 ◆細野 委員 確認させていただきますが、あくまでも納付の協力をしていただくということで連帯保証人の方にお願いすることもあるということで、今回、入居の際に当たってつける、保証人ではなくて、どういう立場の方、何という方でしたっけ。 ◎住宅課長 緊急連絡先……。 ◆細野 委員 緊急連絡先と、内容としてどう変わるのか。  また、実際に今の町田市の市営住宅の中でそうした連帯保証人の方にご協力いただいたりというケースはどれぐらいあるんでしょうか。 ◎住宅課担当課長 まず、連帯保証人とは別に連絡先を求めていくという予定に関してなんですが、何らか入居されているご本人と連絡がとれないであるとかという際に、現在、保証人の方を連絡窓口、それから、申し出があった場合に、運用で連絡先を設定している部分もあるんですが、明確な保証人という形のものを置かなくなりますので、改めて連絡先という形で、任意とはなるんですけれども、お届けをいただくようになるかと思います。  それから、連帯保証人に対して現在行っているところなんですが、基本的には1カ月滞納が発生した場合は督促状を送りまして、それが2カ月に及んだ場合に関しては催告という形を送る際に、連帯保証人の方にも、入居者の方がおくれているという形で納付協力のお知らせ、あと、滞納状況のお知らせというものをお送りしているところになります。 ◆細野 委員 件数はどれくらい……。 ◎住宅課担当課長 失礼しました。件数については、保証人に関しては、毎月、四、五件というところで、現在送っている状況がございます。 ◆松岡 委員 先ほどのやりとりで私も聞きたかった件は、連帯保証人は不要だけれども、その方が、例えば賃料が未納のときは誰ととり合うのかしらといったら、先ほどの緊急連絡先を書かれるということで理解したんです。市営住宅は、市内に、たしか、忠生、金森、真光寺、本町田、木曽と、5カ所あったかと思いますが、今わかる範囲で何件の入居者があるんでしょうか。 ◎住宅課長 現在、市営住宅は548戸ございます。 ◆松岡 委員 わかる範囲でいいんですけれども、今後入居というか、予想される件数というのはわかりますか。 ◎住宅課長 年に4回ほど募集しておりまして、各回5から10戸程度入居される形になりますが、変動しますけれども、おおむねそれぐらいですので、先の話になりますけれども、今回の影響で最終的に入れかわるのには、5戸で数えると25年ぐらいかかりますし、10戸で考えても十数年かかるということで、それでも全員が全員、保証人がいなくなるというわけではないのかなと思っていますので、影響としては、保証人がいなくなっていく時期というのは、それぐらいまでかかるかなというところでございます。 ◆松岡 委員 よく理解できました。ありがとうございます。 ◆山下 委員 今回の連帯保証人をつけなくてもということについて言えば、本来、必要な人が入りやすくするということが一番大きな成果として見込まれると思うんですけれども、連帯保証人をつけないということは、債権債務自体は、何かあったときには、当然これ自体はなくなるわけではないので、先ほどの質疑の中でもありました、今までの方を、仮に連帯保証人が亡くなっているケースも含めて、連帯保証人をつけないことによって、最終的な債権管理はどういうことが想定されるのかについて。  あるいは、連帯保証人はつけないんだけれども、別な条例で管理するよとか、そういったことが、別の規則で管理をしていきますよとか、連帯保証人に至らないまでの管理についてというようなことについて確認をしたいんです。 ◎住宅課長 条例の中では、今まで入居の条件として保証人をつけておりますので、現入居者に対しての規定というものではございませんので、前の条例が生きているというか、民法改正前の状態のものが生きていますから、それによって影響することではないんですけれども、市営住宅条例の規則の中で、手続的なもの、今後、緊急連絡先にしていくとかという話は規則の中でうたっていく形になりますので、その中で、債権管理については私債権管理条例が町田市にございますので、それにのっとって手続を進めていくということにはなろうかと思います。 ◆藤田 委員 国のほうのこともあって保証人の件が議論になっておりますけれども、これは結構思い切ったというか、保証人をなくするというのは、現場を預かる立場とすれば本当に大変なことだと思うんですよ。民間の中でも高齢者の人とか、ひとり暮らしの人とかが議論になって、それを保証する役割として居住支援協議会が立ち上がってやっているわけですよね。  今回、保証人が外れたということになると、私も監査をやっていたときに、市の方も、この保証人の方にお願いをしたりして、その滞納を抑えてきたという、本当に努力をして、そこには保証人の方の協力というのが大きかったと記憶しているんです。それで市営の滞納をなくするという努力を市としてもとってきたわけですよね。  なので、今回、居住者支援ということであれば、これは国の通達でやらなければいけない制度であるし、にもかかわらず、そこで議論が出たのは、では、そこの保証はどうするんだという、国のほうでも自治体にやれと言って、では、そこで滞納とかという部分はどうするんだという議論もあったぐらいなんです。  一方で考えなければいけないのが、保証人が亡くなったことによって、今議論に出ていましたけれども、どうやって滞納を少なくしていくか。結構この制度自体が、これでいきなり滞納者がふえるとは言いませんけれども、つながりかねない要素も持っているんです。  今回、保証人を外すことによって、一方で滞納をなくする政策というのは一緒に立てていかなきゃいけない。厳しい中だと思うんですけれども、その辺をどう考えているのか、お伺いしたいと思います。 ◎住宅課長 やはり委員がおっしゃったとおりの懸念というのはございますけれども、滞納しているケースというのは、毎年やはり多少ございます。その中でも保証人自体に納付協力をお願いしているケースはありますけれども、納付を保証人自体がしていただくというケースは今のところないような状況です。  おっしゃったとおり、協力をいただくという意味では、やっぱり保証人を通してということは結構ありますので、そこについては、それが使えなくなりますので、本人に対して早目早目の督促状、催告書の送付をして、なるべく本人に接触をしていって納付の協力を求めていくということをしていこうと思っています。  それから、やはり最終的には、滞納して、家賃が余りにも払えない状況が続きますと出ていかざるを得ないというところがございますので、そこで債権が膨らまないようにという形にはなってくるかなと――本人からすれば債務ですね、私どもからすれば債権なんですけれども、そういう状態にはなってしまいますので、それをなるべく防ぐように、本人と接触するような努力をしていきたいと思っています。  今のところ、入っていらっしゃる方というのは、やはり住居に困っているような方が多いですから、なかなかそこを無理やりということは難しいところがございますけれども、本人の状況を見ながら丁寧に納付を進めていきたいと、納付していただける努力をしていただくように働きかけていきたいと思っています。 ◆藤田 委員 僕も監査をやっていたのは十数年前ですから、そのときは結構そこのところが問題になって、保証人にお願いをして、あるいは催告というか、保証人にやって、それで、保証人の立場から滞納している人に対して、私のところに来ちゃっているからと。かなりそういうところがやって、今減っている状況だと思うんです。  場合によっては、そのときは保証人にも保証していただかないといけないところがあるので、そういう面で言うと、今現状で保証人に求めているところがないということでありますけれども、求める前に、保証人のところに行ったときにそういう努力とかがあって納めてもらったりしているというケースがあるので、やっぱりそこのところは、今ないからいいではなくて、保証人にかわる何かをつくり上げていかないといけないのかなと。  これまで本当に市は努力してくれて、滞納というのも少なくなって、決算でもそうでありますけれども、そこのところというのは改めて、今すぐにはなかなか考えられないかもしれないですけれども、その辺のところというのはしておかないと、今言った退去していただかざるを得ないだとか、もともと収入の低い方々が入っている、そういう経済的な状況からすると、そこで回らなくなって、市営住宅の制度そのものがどうなるかというところを今からきちんと押さえておかなきゃいけないと思っているんです。我々も重要な決断をしなきゃいけないと思うんですけれども、そこのところを改めてお伺いしたいと思います。 ◎住宅課長 おっしゃるとおりの懸念がございますので、それについては、今、99.6%というのは維持できていますが、やはり保証人を使わずになるべくやってきているところもありますので、それはこれからも続けていきたいと思います。  担保というのが、やはりなかなかとれない。例えば、保証金をもっと入れていただくとか、そういったことも可能性としてはあるのかもしれませんけれども、それも他市の動向とか東京都の都営住宅の動向を見て、東京都がまず保証人をなくすということをしていることからして、保証人については、そもそも余り催告というんですか、請求をしていないような状況があるのではないかと思われますので、そこを、委員のおっしゃるような何かしらの研究はしていきたいと思っています。 ◎都市づくり部長 委員がおっしゃられましたように、我々からしてみれば、そういった形で安定的な経営をさせていただいているところでございます。ただ、これから高齢の単身の方がふえてきて、収入がなくなって払えなくなったときに、本当の生活保障の部分で、そういったところに陥らないで、何とかみずから生活を維持していただくというところが一番いいとは思うんですけれども、そこは、市営住宅だけで考えるのはちょっと無理な状況になってきております。  本当の世の中の制度設計というものを、高齢者に対してどのようにやっていくのかというところを、全体を通して考えていかないと、市営住宅がどうだという話ではないと思いますので、それは今後、全庁的な中で考えさせていただければと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第118号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第118号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第119号議案 ○委員長 第119号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第119号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、2019年8月に告示いたしました町田都市計画鶴川駅南地区地区計画の都市計画決定及び町田都市計画鶴川駅前地区地区計画の都市計画変更等に伴い、これらの地区整備計画に定めた建築物等に関する事項を規定するため、改正するものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 ご説明いただいたのでお聞きします。  それぞれの地区計画を定めることによって、どのような町の姿を目指していくのか、これを定めることによってどうなるのか、確認させていただきたいと思います。 ◎建築開発審査課長 町の姿ということでございますけれども、まず、この条例改正についてのお話をさせていただきますと、こちらの条例改正というのは、あくまでも2019年、ことしの8月に都市計画決定された地区計画に基づいて、建築基準法の法律に基づいて条例化したものでございます。ですので、この改正で、特に町の姿ということではなく、あくまでも地区計画の内容をそのまま条例化したものでございます。  ただ、この地区計画そのもの自体は、鶴川の駅前の整備方針というのがございますので、それに基づいて、今回、地区計画としては、ここの概要にもうたってあります容積率だとか、建ぺい率、あと壁面の位置の制限を定めて住環境をよくしていこうという、町並みを形成していこうという内容のものでございます。 ◆森本 委員 鶴川駅の南地区のほうの話なんですけれども、これは条例を拝見すると中低層住宅地区で、今はたしか1種低層だったと思うんですけれども、今、このエリアは、都市計画のところは、区画整理が予定されているところも全部網がかかっているように認識しているんですけれども、それでいいんでしたっけ。この条例の内容に関して。 ◎地区街づくり課担当課長 今回、ちょっと条例とは外れるんですけれども、地区計画の内容としては、南側区画整理のエリアと、区画整理をやらないエリアも含めて地区計画のエリアになっております。 ◆森本 委員 ごめんなさい、質疑は、今、条例で中低層住宅地区で定められたわけですけれども、このエリアがどこかということなんです。
    ◎地区街づくり課担当課長 南地区の中低層エリアというのが、今回、区画整理区域から外れた部分になります。 ◆森本 委員 ということは、外れた部分は、あのエリアの中の西側の部分だと思うんですが、そこが今、1種低層だったのを、今回のこれで中低層に変えたという認識でいいんでしたっけ。間違っていたら訂正してほしいんですけれども。 ◎地区街づくり課担当課長 1種低層地域には、変わりはございません。 ◆森本 委員 そうすると、今回ここで設定されたわけですが、区画整理のほうはまた別途手当てというか、変えていくという認識でいいんですよね。 ◎地区街づくり課担当課長 委員おっしゃるとおりです。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第119号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第119号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第120号議案 ○委員長 第120号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第120号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、受益者負担の適正化に関する基本方針に基づき、町田ぼたん園の入園料を改定するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、町田ぼたん園の団体入園料を廃止するものでございます。  改正後の入園料につきましては、2020年4月1日から施行いたします。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 受益者負担の適正化で団体利用の枠を外すことになるということですが、その理由というのは、50円とか20円とか安くなっているわけですが、それが適正ではないという判断なんでしょうか。お答えいただきたいと思います。 ◎公園管理担当課長 今回の団体の割引の廃止についてなんですけれども、開園当初、多くの方に来ていただいて収益をということも含めて団体割引を設定したところでございますけれども、この団体割引についても、入園者の確保が開園以来できつつあるということと、やはりこうした状況のことを踏まえながら受益者負担の適正化に関する公平性、均衡性の観点から廃止させていただくものになります。 ◆細野 委員 最初のころは大勢来てもらいたいということで団体枠を設けたということですが、団体でまとまって行くというのも、入園する際の苦労が結構いろいろあるとは思うんですよね。そういった努力をしていただきながら大勢で来てくださるというのは、受益とは言いますが、一方で、そういう努力もしているというところでの考え方もあると思いますし、大勢もう入っているからいいんだということでしたが、ぼたん園はたくさん入っておりますけれども、でも、もっともっとすばらしいぼたん園を大勢の人たちに見ていただくというところで、その辺の検討はされなかったのかということと、実際にどの程度の方が団体として入っていらっしゃるのか、わかれば教えてください。 ◎公園管理担当課長 団体の方として、2019年度の実績にございますけれども、1,969人の方が割引制度を活用して入園していただいているところになります。また、今後ともぼたん園の有料期間にいろんなイベントを開催しながら、多くの方に来ていただくように事業展開させていただければと思っております。 ◆戸塚 委員 今回、第120号議案で、多分、次の第121号議案も同等の理由で団体をなくしていると思うので、ここでちょっと質疑をさせていただきますけれども、先ほど受益者負担の方針に基づいてということがありましたが、この団体割引をなくすことというのが受益者負担の適正化のどこに該当するのかを教えてください。 ◎公園管理担当課長 今回、1つとして、入苑された方の負担として、1人で入苑された方と20名以上で入苑された方の差が多少なりとも生じてきているところです。そういった意味での公平性を担保するために、団体を廃止する1つとしてさせていただいているところになります。 ◆戸塚 委員 トータルで考えたときに、例えば、個人で50人来た場合と団体でを含めて50人来た場合と収益が変わるというところの適正化という意味なんですか。  要は、団体で来ると結果的に収益が落ちるから、それは受益者負担の適正化に該当しないという理解なんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 先ほど、団体で入園された方の人数ということで1,969人ということでお伝えしたところでありますけれども、割引金額については9万6,800円となるところになります。そういった視点でもマイナス部分が生じているところにはなりますけれども、当初予定していた目的、多くの方に来ていただいて、収入をふやしていくということの考えに基づく中で、今、こういった利用されている方、入園されている方の確保が可能ということも含めて廃止させていただくところになります。 ◆戸塚 委員 最後にしますけれども、ちょっと理屈が、整合性がとれないのかなというところがあって、1人でも多くの人に来てほしいのであれば、高くするという理屈にはならないと思うんですよ。ただ、受益者負担の適正化の部分の方向性で考えた場合に、今の団体が結構多く来ていると。そこの部分で、単体で来てもらったほうが収益としては上がりますよというところだと思うんです。  今回のこの条例改正というのは、第121号議案も含めて、そこの団体の部分だけでも1回廃止して、収益を上げようと。そういう理解でいいんですよね。1人でも多くの人に来てもらうためにという前提を使うのはわかるんですけれども、結果的には、やっていることといったらそういうことでいいんですよね。 ◎公園管理担当課長 委員おっしゃるとおり、そういった趣旨も含めて行っているところです。 ◎都市整備担当部長 今、受益者負担というところで、適正化というところもありますけれども、受益者負担のそもそも適正化という中で、今回、ぼたん園は負担率が大分低いということで、受益者負担率の向上ということをまず考えました。  その中で、入園料の改正ですとか、中には、今変えようとしている団体料金、これをどうするかということを考えた中で、一番大きな要素としましては、来場者の人数に一番影響するのは、こちらの金額というより、開花時期がいかにゴールデンウイークと重なってくるかによって大きく変動しております。  2017年で言えば約1万7,000人、昨年は1万2,000人弱で、ことしもやっぱりちょっと開花が早かったものですから1万2,000人ということで、影響されるものが、団体入園料を廃止する、しないというものではなく、あくまでも開花の時期に影響されるということから、団体料金を今回廃止することによって、受益者負担率を若干上げたとしても大きな影響はないという判断の中でやっております。 ◆戸塚 委員 済みません、今答弁いただいたので、最後にしますけれども、意見なんですけれども、やっぱり負担率が1つ、先ほど答弁の中でキーワードとして挙がっていましたが、適正な負担率というのがどの程度なのか。今回、結果的には、一応値上げという格好にはなっているんですけれども、そこの部分について、今回の条例改正によって、その負担率というのは、市としては適正な負担率になりますということなのか。  もしそうでないんだったら、また将来的に上げていくという話になりますよね。その辺の見解だけ最後に伺いたいと思います。 ◎都市整備担当部長 適正な負担率になるかと申しますと、今回、このぼたん園の適正な負担率は100%になってきます。受益者負担率で言えば民間と同等のサービスがあるという考えの中で、現在の負担率からしても10数%というところですから、これが団体料金を廃止したというもので適正な負担率になるかというと、そういうことにはなりません。  ただ、今回、値上げ率としては、市としては大きな負担を生じさせないように1.5倍以内ですとか、そういったものも定めております。  あと、また近隣の施設がどれくらいかというところも当然考慮した中で、こちらについては団体料金を廃止するのが適正だろうという中で決めたものでございます。 ◆山下 委員 受益者負担の視点というのが1つある中でこういう料金立てをしているということはよくわかるんですけれども、例えば、先ほどのイベントとか、そういったことを組んだときは、割引をできるケースというのは想定できるんでしょうか。この値段じゃなきゃだめだということなのか確認をしたいんです。 ◎公園管理担当課長 今ここでご説明させていただくのは、この入園料として徴収して、有料期間を迎えさせていただければと思っております。 ◆山下 委員 今ということなので、今の質疑ということで言えばわかりましたということでございますが、ほかの、例えば集客を上げる中で収入をふやしていくということも1つの視点なので、それによって受益者負担率の回収をきちんとできるというようなこともあるわけなので、そういう意味での工夫なりというのは、していく余地があるのかどうなのかということなんです。 ◎公園管理担当課長 いわゆるランニングコストの圧縮とか、そういった視点でも当然考えていかなければいけないところだと思っておりますので、そういった視点も含めて今後事業を進めていければと思っております。 ◆山下 委員 関連してなんですけれども、ぼたん園とえびね苑の共通の入場券というのがあるかと思うんですけれども、これは、2つとも見られる入場券じゃないということで、利用者からわかりづらいというふうに声をいただいているんです。そういった点についても少しわかりやすくという声があるんですけれども、どうなんでしょうかということなんです。 ◎公園管理担当課長 まず、条例的なところで、各施設ごとの受益者負担の基本方針に基づいて入園料を設定させていただければと思います。  あと、事業の手法、どうやって進めていくかについては、別途いろいろと考えていければと思っております。 ◆藤田 委員 現状の中でやりとりをすれば今までのような議論になるんですが、これからウェルカムゲートができて、ここも薬師池公園四季彩の杜ぼたん園になるわけですよね。そういうふうに、いわゆるマーケティングという観点から、これから変わるわけですよ。観光バスが入ってきて、四季彩の杜全体ですけれども、より集客をしようと、そういうふうにこれからマーケティングを打っていくわけですよね。  そういう中で、受益者負担の理論というよりも、例えば、ぼたん園の入場料を上げていくというのは、上げるときに、民間ならば、マーケティングからすると、上げた分だけの価値がある。だからもっと上げてもいいんですよ。今のぼたん園もすてきだけれども、先ほど部長のほうからお話があったオフシーズンはどうするのかとか、そういうマーケティングの視点から、入場料というのはこれから、これから四季彩の杜というふうになったときに、そういう視点で入場料とかを決めていかなきゃいけないんじゃないかなと思うんです。  そういう面から言うと、我々も町内会だとか、いろんな団体とか仲間と一緒にバスで観光地へ行きますよ。そこでバスガイドさんが真っ先に行くのは団体割引ですよね。団体の方々のチケットを買って、そこでやるとかという。  今の状況の中で言うと、収入はその団体割引の人たちはさほど影響ないと言うかもしれないけれども、これから観光地にしていこうというんだったら、マーケティングの目から見て、今回の料金改定だとか、そういう要素は非常に必要になってくるんだと思うんです。  重ねて言うと、受益者負担ということじゃなくて、今後、四季彩の杜になったときには、ちゃんとそれなりのしつらえをすれば、今もすてきですけれども、一生懸命やっていただいていますけれども、えびね苑もそうですけれども、リス園もそうだし、ダリア園もそうだし、やっぱり入場料を取るんだったら、それだけのしつらえをしていって、それに見合う入場料を決めていくという方式に変えていくべきだと思うんです。これからのことを考えて、何で今の時期なのかなというふうに思ったんですけれども、そこのところをどう考えているんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 委員おっしゃるとおり、これから四季彩の杜として事業展開する1つの考え方として、入園料をどのように設定していくかというのは、改めて検討しながら進めさせていただければと思っております。 ◆藤田 委員 今度、本当に四季彩の杜というふうになったときに、ぼたん園も含めてなんですが、さっき、オフシーズンをどうするかとか、そういうこともありましたけれども、そのシーズンのときだけ入場していただければいいみたいな、今のままでいいわけはないですよね。開花によってはお客さんが減っている、それじゃいけないわけですよね。ぼたん園はこれからどうされていくんですか。 ◎公園管理担当課長 4月以降、ご存じのとおり、西園もオープンに向けて準備をさせていただいているところです。いろんな状況が変わる中で、1つ、ぼたん園の機能についても、それと同時進行として、あり方として考えていければと思っておりますけれども、より具体的なこういったことについては、ちょっとこの場ではなかなかお伝えすることができずに申しわけございません。 ◆藤田 委員 この場では、現状の中で、今回は受益者負担ということで団体割引を廃止したりするんですけれども、これは、現状の中でというのは理解しますけれども、改めてぼたん園がこれからいろいろマーケティングだとか、ぼたん園をどういうしつらえにしていこうかとか、この後のえびね苑も一緒なんですけれども、質疑はしませんので、そうなったときに、改めてもう1回考え直して、マーケティングの立場からのあるべき入場料というものを出していただきたいと思います。これは、今後にかけての要望にして、現状のところは何とか理解します。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆戸塚 委員 第120号議案に対しまして、賛成の立場で討論させていただきます。  先ほど来、議論がありましたとおり、今回の団体割引の廃止につきましては、受益者負担の適正化の一辺倒でやるべき話ではないと判断しております。  先ほど話もありましたとおり、今後、薬師池公園の整備が進みまして、一体として、四季彩の杜として考えなければいけない場合に、どれだけの価値をこのぼたん園に発揮できるかというところが、まさに入園料の金額の部分の決め手になるかと思います。  そういった意味で、これからも継続的に、ここの入園料の部分については総合的に見た形で判断をしていっていただきたい、そういった検証をしていっていただきたいという意見を申し添えまして、賛成の討論とさせていただきます。 ◆細野 委員 第120号議案に対して、反対の立場で討論を行います。  団体利用をなくすということですが、市民の皆さんが毎年楽しみにしていらっしゃるぼたん園、少しでも安く、市民の方々の中にはそういう方もいらっしゃって、団体を組んで、みんなで楽しもうということでいらっしゃる方も大勢いらっしゃると思います。  そうした中で、今回、団体料金をなくしていくというのは、そういう楽しみにしていらっしゃる市民の方の中で、来られなくなるとまではいかないかもしれませんが、回数が減ったりという状況が生まれてくるのではないでしょうか。  そうしたぼたん園の魅力を、今、四季彩の杜という形でさらに拡大していくという役割はあると思いますが、やはり市内で楽しみにしていらっしゃる皆さんも、また、外からいらっしゃる皆さんも、こうした団体で楽しむという楽しみ方を保障する上で、団体の枠はしっかりと守るべきだと思います。  よって、反対します。 ◆山下 委員 賛成の立場から討論をいたします。  四季彩の杜ができることで相乗効果的な入場者の増加という、入場料収入というのも期待ができると思うわけなんですけれども、一方で、この後のえびね苑についても、このぼたん園にしても、質の維持が非常に難しくなってきているという状況も一方で聞き及んでおります。  そういう意味では、運営方法も見直しを含めて検討すべきということを申し添えて、賛成の討論といたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第120号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第120号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第121号議案 ○委員長 第121号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第121号議案 町田えびね苑条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、受益者負担の適正化に関する基本方針に基づき、町田えびね苑の入苑料を改定するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、町田えびね苑の団体入苑料を廃止するとともに、小学生の入苑料を無料に改めるものでございます。  改正後の入苑料につきましては、2020年4月1日から施行いたします。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 えびね苑という施設ですが、ぼたん園とはまたちょっと趣の違った施設になるかなと思います。こうした施設で料金設定などもちょっと低目になっていますが、それで、団体を外すのが同じような理由になるのかなと思いますが、もう終わっていますから2019年の利用者数で、そのうち団体の利用者数、そして額も検討されているということですので、影響額について伺いたいと思います。 ◎公園管理担当課長 2019年度に入苑された方の人数になりますけれども、えびね苑は2,868人の方が入苑していただいております。収入額については62万7,800円となります。そのうち、団体割引で入苑された方については446人の方になっておりまして、割引金額の合計額については2万2,300円でございます。 ◆細野 委員 そういう中で、今回、小学生を無料にするということで、大変いいと思いますが、その目的についてはどのように検討されたんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 まず、小学生の入苑料についてなんですけれども、実はぼたん園ではいただいていないところになります。近隣施設と同様に、ぼたん園と合わせて、小学生の入苑料を廃止したところになります。
    ◆細野 委員 そうしますと、受益者負担の適正化というところからは、小学生は除外してということでよろしいのでしょうか。  それから、割合としては団体客が結構多いのかなと思うんですが、このえびね苑の中を見ると、広々として、みんなで大勢で行って、お弁当を食べたり、ゆったり過ごすのに適している施設だなと思うんです。そうした中で団体の方が大勢利用していただくというのは、またぼたん園とは違った価値だと思うんですが、同じような議論にはなると思いますが、そうした価値を守るために団体を残すということは検討されなかったんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 団体で入られたパーセンテージ、率なんですけれども、実際は、ぼたん園と変わるところではないんです。えびね苑が突出して高いということではございません。 ◆三遊亭 委員 区分のところに「中学生及び高校生並びにこれに準ずる者」と書いてあるんですけれども、この「準ずる者」というのは、具体的にはどういう方なんですか。 ◎公園管理担当課長 いろんな方がいらっしゃる中で、高校生として、高等学校に入学していない方とか、そういうのを含めて、入学していなくても、準じて、そういった人も対象になりますよという趣旨で、そのようにさせていただいているところになります。 ◆三遊亭 委員 年齢的に高校生に該当する方は、この料金でお入りになれますよということですね。  第120号議案は「これらに準ずる者」と書いてあるんですが、第121号議案は「これに準ずる者」と、使い分けはどうなさっているんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 同じ趣旨だと思っていただければと思います。該当する趣旨は一緒になります。 ◆三遊亭 委員 第120号議案は「これら」と複数じゃないですか。第121号議案は「これに」という単数になっている、その違いが私にはわからないので、それを教えていただきたいんです。  つまり、「中学生及び高校生」ということは複数なんだから、第120号議案のように、「これらに準ずる者」というほうが正しいというか、そう思うんだけれども、あえて第121号議案は「これ」という単数形に変更した理由がよくわからないんです。 ◎都市整備担当部長 これは、「ら」を入れるような形になると思います。その辺を統一するようにいたします。 ◆三遊亭 委員 そうすると、ここは「これに」と書いてあるけれども「これら」と変更するということでいいのかしら。 ◎都市整備担当部長 「議案概要」のほうは「ら」が抜けておりますが、議案のほうは修正させていただいております。 ◆三遊亭 委員 なるほど、僕は「議案概要」のほうしか見ていなかったから、「議案概要」だと抜かしちゃったということなのね、そういうことですか。理解しました。 ◆藤田 委員 1点だけ、さっきの入場料の、これからのことも考えて、今回、小学生を無料にするということでありますけれども、観光地なんかに行くと、シルバー割引とか、そして、やっぱりそこの施設は市民のものなんだから市民割引とか、そういうのを設定されているところが多いんですけれども、特にスマートウエルネスという考え方からすると、観光地は、今、むしろシルバー割引が結構主流になっていますよね。これからも含めて入場料を考えるときに、そういうものは検討されたんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 今回の考え方についてはぼたん園と同様になります。受益者負担の適正化に関する基本方針と、当初、団体割引について、収益、収入をふやすために行った趣旨も含めて、多くの方が来られるという趣旨で廃止させていただき、そういった趣旨で改定させていただいたところになります。  でも、引き続きそういったことについては、別の意味で、マーケティングを含めて、経営的な視点も含めて検討する1つの課題と認識しているところでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆戸塚 委員 第121号議案に賛成の立場で討論をいたします。  中身といたしましては、第120号議案と同じ中身であります。本来、入苑料につきましては、受益者負担の適正化という1つの視点だけで定めるものではないという意見と、今後、さまざまな四季彩の杜等の整備に伴いまして、いろんな付加価値をつけたところで本来の入苑料を設定すべきという意見で、今後はそういった視点も含めて検討していただきたいという意見を添えて、討論といたします。 ◆細野 委員 第121号議案に反対の立場で討論を行います。  えびね苑の利用の中で、団体の方を外して受益者負担の適正化を図るということですが、やはり大勢の人たちに入苑してもらう、楽しんでもらうという団体枠というのは外すべきではないと考え、反対します。 ◆山下 委員 第121号議案に賛成の立場からの討論をいたします。  先ほどの第120号議案と同様ですけれども、今後、四季彩の杜が立ち上がって相乗的な効果が望まれる一方で、やはりもうちょっと民間活力を入れた工夫した運営も必要なのではないかと。そういった意味では、柔軟な価格設定ももっとできるのではないかという期待もありますので、運営方法の見直しも含めて検討することを意見として申し添えて、賛成の立場からの討論といたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第121号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第121号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第122号議案 ○委員長 第122号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第122号議案 町田市緑の保全と育成に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、所期の目的を達成した附属機関を整理するため、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、町田市みどり委員会に関する規定を削除するとともに、附則で、町田市非常勤職員の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例を改正し、みどり委員会の委員報酬に関する規定を削除するものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 みどり委員会の設置目的について、これまでの目的について伺いたいと思います。 ◎公園緑地課長 町田市みどり委員会についてということでございますけれども、みどり委員会につきましては、今現在策定している緑の基本計画策定以前の1980年代、開発圧力が強かった時代に、大規模開発等に対する行政指導の目的も含めて一定の役割を果たしてきたと考えております。 ◆細野 委員 かつてというお話でしたけれども、まだ今でもやはりいろいろ、開発という形ではなくても、緑の形を変えたりとか、そういったことがあると思いますが、その辺について、必要でないという判断をしたというのは、どのような経過でしょうか。 ◎公園緑地課長 現在では、町田市の緑地の保全及び緑化の推進に関する事項を示した緑の保全にかかわる大きな方針である緑の基本計画を1999年に策定しております。今現在、2011年度から2020年度までを計画年次とする第2期の町田市緑の基本計画2020を策定する中で、継続的に緑地の保全、あるいは緑化の推進を図っているところでございます。  それから、宅地開発を誘導する手法については、宅地開発指導要綱に基づく行政指導を行っていたものを、2004年に町田市宅地開発事業に関する条例を制定いたしまして、宅地開発を適正に誘導する手法も担保しているということでございます。  これらのことから、町田市みどり委員会の開催というのは、今後も開催を想定されないために、所期の目的を達成した委員会について整理を図るというものでございます。 ◆細野 委員 そういう中でも、住民の要望としては、地域の緑を残してほしいとか、緑化に対する要望は大変高い、強いと思うんです。みどり委員会で審議していただくことがそうした方々にも納得していただく、あるいは意見を吸い上げていただく場として、やはり必要なのではないかなと思うんです。  いろいろ条例整備なども行われてきたということでは、計画なども策定されてきたということではありますけれども、住みよい街づくり条例などでも、やっぱりみどり委員会をつくって、そこで検討していくという手法も1つあるのかなと思うんです。まだまだ果たす役割はあると思いますが、いかがでしょうか。 ◎公園緑地課長 現在は、先ほども申し上げましたけれども、緑の基本計画に基づきまして、基本的な町田市の緑の将来像についても定めております。基本的な理念としましては、「町田の環境文化を育む多摩丘陵・里山回廊の保全・再生・活用」というふうにしておりまして、それのもとに8つの基本方針、水と緑の緑地環境を継承するですとか、あるいは、まち並み景観を保全・育成するですとか、さまざまな基本方針を定めまして、それに基づく事業を進めているところでございますので、それに従って緑地の保全について取り組んでいきたいと考えております。 ◆細野 委員 そういう方針があればあるほど、やはりそれをどう、具体的な計画を進めていくときに、やはりみどり委員会などで意見をもらうというのは、それもあるんじゃないかなと思いますし、住民の皆さんにも必要とされるのではないでしょうか。 ◎公園緑地課長 みどり委員会につきましては、最終的に開催をされたのが1997年ということで、20年以上開催をされていないというところでございます。私どもの考え方としましては、現在の緑の基本計画等の、その他条例も含めて、きちんと緑を残していく手法については担保できているということから、みどり委員会を残すという考えはございません。 ◆細野 委員 そうは言っても、いろんな開発のところで緑地保全とか、そういった要望を住民の方からいただいたりというときに、みどり委員会を開催するということもあるのではないですか。 ◎都市整備担当部長 みどり委員会は、第三者の意見を聞くということでだと思いますが、近年の例で言いますと、本町田のくじら山をやったときに、同じように緑の保全ということで大きな声をいただきました。その中で、第三者というところで、街づくり審査会にかけて、その際に、緑系の専門の先生をお呼びして意見を頂戴したと。このような形で、第三者というところの意見を聞くということはできますので、みどり委員会自体を残す必要性はないと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 第122号議案に反対の立場で討論を行います。  直近で20年間は開かれていないということで、第三者の緑に対する意見を提案する場として、やはり今でも必要な存在ではないかと思いますし、20年間活用されてこなかったというのは残念だなと思いますけれども、廃止については、やはり存続をして、しっかりとその機能を果たさせていくべきではないかと考えて、反対をいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第122号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第122号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第127号議案 ○委員長 第127号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第127号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート新築工事請負契約の変更契約についてご説明申し上げます。  本議案は、2019年第1回定例会においてご可決いただき、2019年4月1日にシステム・ハウジング株式会社との間で締結いたしました町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート新築工事請負契約の工期を変更するものでございます。  変更内容につきましては、梅雨の長雨やたび重なる台風の影響により現場作業を進められない日数がふえ、工事工程に影響が生じているため、2020年2月14日の履行期限を2020年3月2日に変更するものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第127号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第127号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第128号議案 ○委員長 第128号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第128号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約の変更契約についてご説明申し上げます。  本議案は、2019年第1回定例会においてご可決いただき、2019年4月1日に株式会社南州建設開発興業との間で締結いたしました町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約の工期を変更するものでございます。  変更内容につきましては、梅雨の長雨やたび重なる台風の影響により現場作業を進められない日数がふえ、工事工程に影響が生じており、関連工事完了後に施工する建物周辺の整備工事があるため、2020年3月16日の履行期限を2020年3月30日に変更するものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 この変更契約におきまして、おくれた工事内容というか、どの場所がおくれているのか、お聞かせください。
    ◎公園緑地課長 今回の工期を延長する理由ということでございますけれども、先ほどご可決いただきましたウェルカムゲートの新築工事と、それから、このウェルカムゲート周辺の外構の整備工事(その2)につきましては、施工区域は一体の工事でございます。ウェルカムゲートの建物の工事がおくれておりますと、その周りの仮設の足場等がなくなる時期もずれてまいりますので、それがなくならないと公園側の工事も仕上げられないというところから、新築工事の建物と同様に、公園側の整備工事についても工期の延長を行うというものでございます。 ◆松岡 委員 先ほどの答弁では第127号議案と一緒に連結しているような感じの答弁がありましたけれども、この3月30日、要するに2週間ほど工事完了までおくれるわけですけれども、それに伴って、ウェルカムゲートがオープンしますけれども、それに影響はないんでしょうか、大丈夫でしょうか。 ◎公園緑地課長 西園及びウェルカムゲートのオープンにつきましては、今のところ2020年4月半ばを予定しております。工事終了からオープンまでの期間は若干短くなりますけれども、予定どおり開園できるように、現在、指定管理者と協議を進めております。 ◆松岡 委員 では、オープンするのに当たって影響はないということで理解させていただきました。  安全に工事していただくよう、最後までお願いいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第128号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第128号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第134号議案 ○委員長 第134号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第134号議案 字区域の廃止及び町区域の変更についてご説明申し上げます。  本議案は、小山片所土地区画整理組合が施行する小山片所土地区画整理事業の換地処分に伴い、新たな地番をわかりやすく整理するために、小山町の一部の字区域を廃止し、小山ヶ丘三丁目の一部を小山町に編入するものでございます。  本件は、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、字区域を廃止及び町区域の変更を行い、土地区画整理法第103条第4項の規定による換地処分の公告のあった日の翌日から施行いたします。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 確認ですけれども、小山町から小山ヶ丘に変わるということで、住所が変わるということになりますけれども、その点については住民の方と十分な合意が得られているということで確認させていただきたいと思います。 ◎地区街づくり課長 もう1回確認なんですけれども、小山町から小山ヶ丘に変更という今の質疑なんですけれども、小山ヶ丘から小山町でよろしいですよね。 ◆細野 委員 はい、済みません。 ◎地区街づくり課長 ここは、今現在、お住まいの方がいらっしゃいませんので、もともと東京都の区画整理事業の保留地だったところで、地権者も合意をいただいておりますので問題ないかと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第134号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第134号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第98号議案(都市づくり部所管部分) ○委員長 第98号議案を議題といたします。  本案のうち、都市づくり部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第98号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第3号)のうち、都市づくり部所管分についてご説明を申し上げます。  補正予算書の7ページをごらんください。  第3表、債務負担行為補正でございます。  追加の上から3番目、町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲートバスベイ整備事業につきまして、期間を令和元年度から令和2年度まで、限度額を7,950万2,000円とするものでございます。  町田薬師池公園四季彩の杜のうち、西園及びウェルカムゲートにつきましては、2020年4月にオープンする予定です。  また、渋滞緩和や交通利便性の向上を図るため、ウェルカムゲート前の鎌倉街道にバスベイを整備いたしますが、関係機関との協議などに時間を要したことから、工事完了が2020年度中となる見込みです。  工事のおくれによる影響を最小限にするため、2019年度から2020年度までの債務負担行為を設定いたします。  続いて、追加の上から4番目、野津田公園拡張区域埋蔵文化財調査事業につきましては、期間を令和元年度から令和2年度まで、限度額を7,416万2,000円とするものでございます。  2019年9月に、多目的グラウンドの整備区域において、埋蔵文化財包蔵地の試掘調査を行ったところ、古墳時代から奈良・平安時代にかけての竪穴式住居跡が発見されたため、文化財保護法第94条に基づく調査を実施いたします。  この調査には6カ月程度の期間を要することから、整備スケジュールへの影響を少なくするため、2019年度から2020年度までの債務負担行為を設定いたします。  補正予算書8ページをごらんください。  第4表、地方債補正でございます。  変更の1番目、都市計画公園整備事業につきましては、限度額を29億8,700万円から29億1,200万円とするものでございます。  補正予算書12ページをごらんください。  歳入でございます。  第16款、都支出金、項の2、都補助金、目の6、土木費都補助金、節の10、生産緑地買収事業費補助の1,620万円は薬師池公園四季彩の杜北園用地購入に対する補助金でございます。  第19款、繰入金、項の2、基金繰入金、目の1、基金繰入金、節の1、基金繰入金、緑地保全基金繰入金の120万円の減額は、薬師池公園四季彩の杜北園用地購入に対するものでございます。  第22款、市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の2、都市計画事業債の7,500万円の減額は、薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲートバスベイ整備工事及び薬師池公園四季彩の杜北園用地購入に対する市債でございます。  補正予算書14ページをごらんください。  歳出でございます。  第8款、土木費、項の3、都市計画費、目の8、公園緑地費、節の15、工事請負費の7,950万2,000円の減額は、薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲートバスベイ整備工事に対する補正でございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 補正予算書、7ページの町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲートバスベイ整備事業の約8,000万円の債務負担行為となった目的を詳しく教えてください。 ◎公園緑地課長 バスベイの整備工事につきましては、本年度、2019年度中の予算でございましたけれども、2018年度中に設計を終える予定で、当初は、2019年度工事という予定でおりました。ただ、交通管理者、警視庁と、東京都、道路管理者とのバスベイの形状ですとか、西園駐車場への車両の入出庫の安全対策等にかかわる協議に当初の想定よりも時間を要したというところから、バスベイ整備工事の発注時期におくれが生じまして、2019年度中に工事発注はできますけれども、2019年度内に工事が完了することは見込めない状況となったというところでございます。  そのために2019年度から2020年度にかけて債務負担行為を設定いたしまして、バスベイ整備工事の早期完了を目指していきたいということが目的でございます。 ◆松岡 委員 よくわかりました。  次に、先ほど答弁であったバスベイの整備工事をしていくというんですけれども、その工事内容はどんなものなんですか。 ◎公園緑地課長 ウェルカムゲートの前に面した鎌倉街道の上下線にバスベイを設けて、あわせて歩行者が鎌倉街道を渡れるようにということで、横断歩道と信号機を設けていく予定でございます。  町田駅方面から野津田のほうに向かうバスベイにつきましては、連節バスが停車できるバスベイとする予定でございまして、逆に野津田方面から町田駅へ向かうバスベイについては、一般的な路線バスのサイズのバスベイとする予定でございます。  これにつきましては、バスベイの背後が高低差の大きい山となっている地形上の制約から、このサイズにするということでございます。 ◆三遊亭 委員 1つ教えていただきたいんですが、同じ7ページの、竪穴式住居を発見したため野津田公園拡張区域埋蔵文化財調査事業となっているんですが、具体的にどんなことをなさるんですか。 ◎公園緑地課長 具体的にということですけれども、9月に拡張区域の整備工事に先立ちまして試掘をしたところ、古墳時代から奈良・平安時代の竪穴式住居跡が発見をされたということで、遺跡の本調査が必要になったところでございます。  内容につきましては、面積的には3,000平方メートルぐらいの拡張区域の一部分でございますけれども、そこについて掘削をしながら遺跡の本調査を行うというものでございます。 ◆細野 委員 今の件ですけれども、拡張区域のどの部分ですか。300平米だと、テニスコート……。 ◎公園緑地課長 現在、工事区域の中につきましては多目的グラウンドが含まれておりますけれども、そこの一部でございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」の策定及び「町田市住みよい街づくり条例」の改正に関する基本的な考え方について) ○委員長 行政報告、「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」の策定及び「町田市住みよい街づくり条例」の改正に関する基本的な考え方についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 「(仮称)町田市都市づくりのマスタープラン」の策定及び「町田市住みよい街づくり条例」の改正に関する基本的な考え方につきましては、都市政策課政策推進担当課長よりご説明させていただきます。 ◎政策推進担当課長 では、都市づくりのマスタープランの策定の着手に関するご報告でございます。  今、町田市の基本構想、未来づくりビジョンの策定に関する検討が先行しておりますが、都市づくりに関する都市計画マスタープラン、緑の基本計画、住宅マスタープラン、この3計画は2011年に一括で改正したものでございますが、こちらに、今回、交通マスタープランも合わせまして、4計画を同時に次の基本構想とあわせて新しくマスタープランを整えたいということの着手のご報告でございます。  あわせまして、2003年に住みよい街づくり条例を制定いたしましたが、そちらの条例改正も含めて検討したいというのが今回の考え方でございます。  2項目め、背景・経過でございますが、未来づくりビジョンの検討と同様でございます。人口減少社会の到来、今後20年を見据えたときの社会のあり方、それから、都市づくり分野においては多摩都市モノレールを中心とした大規模な交通基盤が町田市にやってくる、そういうことを住宅部門、緑の分野、土地利用の分野、交通の分野、全て分野横断的に新しい町田市のあり方、都市構造のあり方を設計する必要があるということで、今回、4計画をまとめて改定をしたいというふうに考えているところでございます。  住みよい街づくり条例につきましては、当初の都市計画マスタープランが1999年にできまして、その後、市民レベルのまちづくり活動の仕組みとして条例ができましたが、施行後15年が経過をしまして、ことし、都市計画審議会、街づくり審査会において、次の条例のあり方ということの答申をいただきました。この答申を踏まえまして、街づくり条例のあり方というのも改めて制度設計をしたいというところでございます。  3項目め、基本的に、今回、マスタープランに関しまして、この4つの計画をそれぞればらばらにつくるのではなくて、多摩都市モノレール等を想定した新しい共通した将来都市像を描く必要があり、全て緊密・複合的な政策展開をすることが必要であることから、この4計画を統合的に1つのマスタープランとして策定したいと考えているところでございます。  計画目標につきましては、未来づくりビジョンと同様、2040年を計画目標に掲げて、計画間の連携を図りながら効率的な改定を進めてまいりたいと考えております。  今回の統合的にと申しました都市づくりのマスタープランに含む計画といたしましては、まず、都市計画法に基づく都市計画マスタープラン、緑の基本計画、住宅マスタープラン、2016年に策定しました空き家0計画、2013年に策定しました団地再生基本方針、それから、交通分野の交通マスタープラン、2014年に策定しました便利なバス計画を全体的に含んでいくように再編を図っていきたいと考えているところでございます。  2040年計画目標と申しましたが、今後、まちづくりにおいて着眼していく視点としまして、今の想定でございますが、幾つか並べております。  まずは、大きく掲げなくてはいけないのはモノレールやリニア中央新幹線など、新しい都市基盤を迎えた後の都市構造の見直しというのが2040年に向かっての1つ大きな課題だというふうに考えております。  2ページ目、これは未来づくりビジョンのほうでも議論になっていますが、今後の人の暮らし方、20年後の暮らし方の変容を見据えたときの新しい住宅市街地のあり方というのをしっかり見据えて、土地利用分野、住宅政策分野としてどういうことをやっていかなくてはいけないかということを今回マスタープランにしっかり位置づけていきたいと考えております。
     それから、人口減少を想定したときの都市のスポンジ化、少しずつ空き地や空き家がふえていくということの現象に対して、どういう手を打っていくか。都市公園、都市農地の多機能化、あとは市民のまちづくり活動、エリアマネジメントなどを促進していくための策ということを広範に、また横断的に検討していきたいと考えております。  では、どんな計画をつくっていく予定かということで、今の考え方のたたきを4ページのほうにお示しをしてございます。  こちらはまだこれから都市計画審議会で具体的に議論をし、ご審議いただいていく内容になりますが、現在も都市計画マスタープランの全体構想編というのがあり、地域別構想編がある。それから、実施方針編という3編構成で今の都市計画マスタープランがなっておりますが、そちらを少しずつ形を変えながら、全体論のところ、個別の分野論のパート、それから、地域別から少し形を変えて地区の自治会レベルだとか、今具体的に起きてきている市民発意の地区まちづくりの動きをマスタープランのほうに位置づけていくような仕組みの変更というのをこれから検討を深度化していきたいと思っているところです。  全体パート編につきましては、大きくそういう都市構造、拠点と軸だとか暮らし方のイメージ、住宅市街地を丁寧にひもといていくということを考えております。個別、地区別に関しましては、個別パート編は分野ごとの政策、地区別パート編は、先ほど申し上げました地域別構想の形の変更ということを考えているところでございます。  こちらのマスタープランの改定、策定、新たにつくりますが、そちらの体制づくりにつきましては、2ページ目真ん中までお戻りください。  議論につきましては、町田市の都市計画審議会のほうに特別委員会を設置していただきまして、学識経験者や関係機関代表、市民代表等で構成する委員会において議論を進めていきたいと思っております。  並行して、未来づくりビジョンの検討が進んでおります。そちらと整合を図って進めていくために、また、地域福祉計画等の策定とも連携していくために、しっかり共通した将来像の設定だとか、あと市民意見、今先行してやっている基本計画の市民意見の動きをしっかり今回の都市づくりのマスタープランのほうにも反映していきたいと考えております。  策定スケジュールにつきましては、来年2月に都市計画審議会に諮問いたしまして、10月ごろ、秋ごろに中間報告という形で中間まとめを行います。来年度、夏、8月ごろに答申という形でご審議をいただきまして、2021年度末、マスタープランの策定、公表をしていきたいと考えております。  3ページ目にお進みください。こちらの都市づくりのマスタープラン、2021年度末に向けての改定になります。現行の都市計画マスタープランと緑の基本計画、住宅マスタープラン、空き家0計画につきましては2020年を計画目標として設定しておりますが、この4つの計画につきましては、2021年度末、次の計画が始動するまで計画を延長したいと考えているところでございます。  最後、4項目め、住みよい街づくり条例改正に関する基本的な考え方でございますが、11月に都市計画審議会、街づくり審査会から次の条例の市民街づくりの支援のあり方ということで答申をいただいております。  方向としましては、今まで地区計画、建築ルールをつくることを積極的に支援してきたところですけれども、もう少しソフトの分野のまちづくりの活動ということも包含しながら条例の支援対象を拡大していく方向が必要ではないか。それから、プロジェクト型、何かやりたいということを団体支援だけに限らず、まちだ〇ごと大作戦等の事例を参考にしながらプロジェクト型の支援を重ねていく必要があるのではないか。それから、都市づくりのマスタープラン、新しくつくるマスタープランとの関係を強めていく必要があるといった方向をお示しいただいておりますので、これをマスタープランの検討と並行して条例の制度設計をしていきたいと考えているところでございます。  改正スケジュールにつきましては、同じように都市計画マスタープランの検討と並行しまして街づくり審査会のほうでご議論をいただきまして、同様に2021年度末までに条例改正の手続を進め、2022年度から新しい条例を施行したいと考えております。  報告は以上でございます。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時31分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 2点、お伺いしたいと思います。  一般質問の関連で恐縮ですけれども、今度、未来プロジェクトにつなぐ、基本構想につなぐ町田市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中に、「共生社会の実現に向けたユニバーサルデザインの取り組みを加速」というのが入って、髙橋副市長が政策の立場から、今後ユニバーサルデザインを意識したまちづくりを進めていきますということがありました。都市計画の中でも、マスタープランの中でも大切な要素となりますけれども、その辺がどう入ってくるのか。  あと、ここは気持ちとしてなんですけれども、策定における着眼点のところで、リニア中央新幹線を入れるならば、もう1つ、小田急多摩線の延伸も入れてほしいなというところがあるんですが、そこをお伺いしたいと思います。 ◎政策推進担当課長 1点目のユニバーサルデザインにつきましては、これはもう町田市都市づくりのハード側においてもバリアフリー基本構想というものを掲げて、インクルーシブだとか、ユニバーサルデザインということを方針立てて取り組んできております。福祉、バリアフリーの考え方というのは、緑だけでもない、交通だけでもない、それの各分野を考える上での横断的なテーマだと考えておりますので、そういうテーマをしっかり、防災も同じような考え方だと思うんですけれども、分野だけではなくて横断的なテーマというのもマスタープランの中にしっかりと書き込んでいきたい、その1つが福祉のまちづくりだというふうに考えております。  もう1点目、当然小田急多摩線の延伸というのも町田市が迎え入れていく大きな交通基盤でございますので、都市構造の中にしっかり位置づけていくという方向で考えております。 ◆山下 委員 今の質疑とも関連するんですけれども、この多摩都市モノレールで、私も小田急多摩線のこともちょっと入れていただきたいというのがあるんですけれども、それとは別に、リニア中央新幹線を1つの着眼点にしたという意味では、生活圏を考えますと、先ほどの4分野を考えたときに、市をまたぐとか、あるいは都県をまたぐとかという話にもなるかと思うんです。  そういう枠組みでの協議があって、この都市基盤というものがどのようになってくるのかというところが成立してくるのかなと思うんですが、リニアについて言うと、協議の場とか、協定を結んでの協議とか、そういったことというのは現在行われているんでしょうか。また、行う予定があるんでしょうかということなんです。 ◎政策推進担当課長 リニア中央新幹線につきましては、やはり橋本駅中心の都市圏ということで、首都圏南西部という言い方をしておりますが、国の広域地方計画の1つのプロジェクトチームが立ち上がっていまして、国が主導して、相模原市が中心となって参画をしております。町田市もPTに入っていますし、意見交換を重ねているということになっています。  東京都側から見れば、多摩ニュータウンと橋本をつなぐということも1つ、都市づくりのテーマとしては掲げておりますので、そのつなぐ位置にある小山、小山ヶ丘、相原も含めてですが、あのあたりのエリアの今後20年のあり方というのが、1つ、町田市の都市づくりを考えていくに当たってのテーマになるだろうということで、そこはしっかり見ていきたいと考えております。 ◆山下 委員 今の件はわかりました。  先ほどの4分野というものを1つ1つ落とし込んでいく中で考えていきますと、先ほどのユニバーサルの話もそうなんですけれども、地球温暖化とか、環境面に配慮したというか、そういったものの視点というのが今まで以上に必要になってくるわけだと思うんですけれども、そういう視点というのは、どんな感じでこういったところに生かされていくのかを確認したいんです。 ◎政策推進担当課長 今回、環境マスタープランのほうも同じく改定時期を迎え、同じ基本構想を頭にして環境マスタープラン、それから、地域の福祉計画、都市づくりのマスタープランというのが連動して政策を打っていけるように、同時並行的な議論をしたいと思っております。  環境への配慮というのは、前のマスタープランからも環境に優しいまちづくりというのを1つテーマに掲げて都市計画マスタープランをずっと書いておりますので、その流れを受け継ぎつつ、先進的な技術だとかグリーンインフラの考え方だとか、いろんな新しいテーマが入ってきておりますので、そちらのほうを包含しながら、改めて打つべき策を考えていくということになろうかと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「町田市市街化調整区域における地区計画の運用指針」の策定について) ○委員長 行政報告、「町田市市街化調整区域における地区計画の運用指針」の策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 「町田市市街化調整区域における地区計画の運用指針」の策定につきましては、都市政策課担当課長よりご報告させていただきます。 ◎都市政策課担当課長 2019年10月に町田市市街化調整区域における地区計画の運用指針を策定、公表いたしましたので、報告いたします。  まず、運用指針の策定の目的ですが、市街化調整区域の集落の維持と価値ある緑の活用を土地利用の側面から実現するために、地区計画策定に当たっての活用の目的、踏まえるべき事項、及び具体的なルールなどの基本的な考え方を示すために策定するものでございます。  次に、地区計画の活用の目的になりますが、2点ございます。  まず1点目が住み続けられる環境の確保及び地域活力の維持、2つ目が市街化調整区域の魅力を高めるための環境づくり、これを目的に活用を図ることとしております。  本指針の概要につきましては、別添資料の2ページ目の右下、4の地区計画の基本的な考え方をごらんください。  まず、地区計画を策定する際に踏まえるべき事項としまして、上位計画、関連計画との整合、景観との調和、あと十分な合意形成などを定めていこうというところでございます。  また、地区計画の区域設定の考え方としまして、上位計画で既に定めている、土地利用が定まったところについては区域から外すこと、また、一定幅員以上の道路を含むこと、また、区域の設定の最低限度としまして0.5ヘクタール以上とること、こういった考え方を示しているところでございます。  資料の下のほうになります。地区計画の類型としまして3つ取りそろえております。  まず1つ目が集落活性型、2つ目が地域資源活用型、3点目が大規模土地利用転換型の3種類としております。類型ごとに目標方針及び具体的なルールとなります地区整備計画の考え方を示しております。  資料の3ページ目、右側になります。  集落活性型につきましては、これは既存集落をターゲットにしたものになります。これは主な整備のイメージの右側のパースの絵のような町並みをイメージしながら具体的なルールを設定しております。  具体的なルールとなります建築物に関する事項の建築物の用途のところをごらんください。既存集落の目的を、既存集落の維持を目的としまして、農林業を営む方の住宅とか分家といった、いわゆる既存住宅だけではなくて新たな住民を迎えるための住宅、兼用住宅、生活に必要となる利便施設などの立地を許容してまいります。  次に、4ページ目をごらんください。  地域資源活用型につきましては、市街化調整区域の魅力向上、地域資源の活用に資するような施設等の立地を可能とし、地域の魅力を高め、自然に親しめる環境づくりを実現するために策定するものでございます。  具体的なルールとしまして、建物の用途のところになります。市街化調整区域の魅力向上や地域資源の活用を目的としました野菜などを販売する直売所、レストラン、住民と来訪者の交流を促進するための宿泊施設などを許容してまいります。  また、附帯設備となりますけれども、新規の住宅を含む住宅などの立地を許容してまいるところでございます。  最後の大規模土地利用転換型につきましては、教育機関などの大規模な土地利用の転換が図られる場合につきましては、周辺環境に大きな影響を及ぼさないような適切な土地利用を誘導することを目的に策定するものでございます。  なお、適用に関しましては具体的な計画を踏まえて別途市と協議することとしております。  最後に、地区計画づくりの留意事項としまして、地区計画づくりにつきましては、町田市住みよい街づくり条例に基づく地区街づくりプランの策定、または、市が策定する、もしくは市が認めるような方針を必要とすることや、また、住みよい街づくり条例に定める流れを踏まえて手続を進めることなどを示しております。  今後につきましては、町田市住みよい街づくり条例に基づく地区街づくり団体と本指針を共有しながら、地区計画づくりを協働で検討することといたしております。  報告は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。地域ともしっかり話し合ってつくっていただきました。大枠でになるんですけれども、今回ここが対象となる区域というか、そこは相原、そして北部丘陵、三輪ということであります。私のほうから北部丘陵というか、いわゆる小山田の関係で、先ほどの都市計画マスタープランのほうにも関連してくるんですが、小田急延伸に伴って駅周辺のまちづくりをこれから始めていきます。実際、国土交通省からは収支採算性というところが求められております。その周辺はご存じのように、地区計画でいくか、どうなのかという、そこの対象区域になっています。  そういった面で、今後大きな議論になっていくと思うんです。あの辺の町をつくっていく小田急の関連、そして調整区域というのは、これから大きな――市からの方針も含めて、これはリーダーシップを持ってやっていただく部分も含めて大変重要になってくると思うんですが、先ほどの都市計画マスタープランと関連をして、この調整区域の地区計画の運用指針というものが、都市計画マスタープランと、特に地域別のところでいってどう関連してくるのか。ここのところというのは非常に大事なところだと思うので、どちらもこれから策定というか、まちづくりに進んでいくべきなので、そこのところはお互い協力し合って絵が描かれていくと思うんですけれども、連動してやっていくのか、協議をしながらやっていくのか、大きなところでそこをお伺いしたいと思います。 ◎都市政策課担当課長 先ほどの都市計画マスタープラン、今後の策定の検討を進めるところなんですけれども、これまでこちらのほうで考えていますのは、地区まちづくりというのが、それぞれ市内各所で展開されておりますので、そういったところをしっかり都市計画マスタープランでも位置づけていこうという形で、支援というか、都市計画のマスタープランの中でもしっかり位置づけをしながら市民活動をサポートしていこうという考えでおります。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。まさにそこが大事だと思うんですけれども、支援も含めて、これが都市計画マスタープランのほうにどういう形で位置づけられていくんですか。もう少し具体的にお願いしたいと思います。 ◎都市政策課担当課長 このマスタープランの位置づけにつきましては、今回、住みよい街づくり条例もあわせて法改正の準備をしていこうという形になっておりますので、そことしっかり連携しながら、マスタープランに位置づける前に、プランの策定の中でどういう形で町のプランを描いていただくか、それをしっかり都市計画マスタープランの中で受けられるような仕組みを今後検討してまいりたいと思っております。 ◆山下 委員 ありがとうございます。今のとも関連するわけなんですけれども、1つは、運用指針ということで、地区計画づくりをしていくということだというふうに確認いたしました。当然、この後、小田急多摩線の新駅の関係とか、あるいは多摩都市モノレールの導入空間の確保とか、そうした場合に、沿線というか、その周辺のまちづくりというものについて、基本的なこともそこで関連したというか、そこにつながるような地区計画づくりということが1つ住民の側からすれば念頭に出てくるかと思うんです。  そこで、ちょっと確認をしていきたいんですけれども、今の段階だと調整区域の地区計画ということなわけですけれども、鉄軌道が入ってくれば、ある程度都市の構造が変わっていくということになってくるんだと思うんです。その場合には、市街化の圧力というのも当然高まってくるという認識を持っているんです。そことの関係性という意味では、この地区計画づくりというのは、どういう段階にあるものとして理解できるのかということを確認したいですし、その点について、市のほうは、そこに結びつけていこうと考えていらっしゃるのかどうなのか、確認をさせてもらえればと思います。 ◎都市政策課担当課長 まず、区域区分につきましては東京都の決定になりまして、今の区域マスタープランのほうでは、市街化区域の拡大はしないというような方針をお持ちになっておりまして、かなりハードルが高いというところでございます。  一方で、この地区計画になりますと、これは市の都市計画の決定権限になりますので、これまでどおり地区街づくり団体のほうでしっかり町の将来像、目標、方針を定めていただきながら、それを今回、調整区域の運用指針をつくりましたので、これをあわせて地区住民の方々と地区街づくり団体の方と共有を図りながら、ルールもしっかり見据えながら協働で検討してまいりたいという形で、市街化区域の拡大というよりは、地区計画のほうで運用していったほうがいいのではないかなというのが今現在の考えでございます。 ◆山下 委員 そこまでということだと思うんですけれども、まだ言える言えないというか、言えるというか、そこについての発言をしていく時期とかというのがまだあるんだと思うんですけれども、わかりました。  別な観点で少しお伺いしたいんですけれども、住民の方と話している中では、やっぱりどのタイプを進めるにしても一定のお金がかかるというのは、お金というか、事業採算性を伴わないと、これは成立しない話なのかなというふうに考えているわけなんですけれども、市が地権者としても参画をしていくということも考えていらっしゃるんですか。そういうまちづくりについて言えば、地区計画を定めていくと。 ◎都市政策課担当課長 今、市のほうも市街化調整区域の中で土地を持っておりますので、住民の方々が描くまちづくりの中の内容で、その市の土地も含めて何か考えていきたいということであれば、まずお話をしていくといったところから始めていく予定でございます。 ◆細野 委員 地元の方々の要望もあり、そういう中で緑と農地をどう保全していくのかというあたりも工夫された基本的な考え方をつくっていただいたと思うんですが、その農地や緑地は町を構成する主たる要素として適切に維持管理し、活用を図るということですが、この地権者の方がそのような形で維持管理をしていただくということになるのか、地区計画の中でということですが、どのように保全をされていくのでしょうか。  それから、3ページの下の図の中で、優良なまとまった農地は区域に含めないということで、その区域の中から農地が外れていくというところなんですが、そのまとまった農地というのがどの程度で、そのあたりをどのように判断されるのか、面積で判断するのか、その辺についてはこれから具体的にだとは思いますけれども、検討されていることがあればお聞かせください。 ◎都市政策課担当課長 まず、保全の考え方というところでございますけれども、地区計画に限っていいますと、この整備主体を決めたり、管理主体を決めるものではございません。そこは担保の手法として地区施設というものがございますので、しっかり町の将来像を描いていただいたときに、守るべき緑であったり、守るべき農地、こういったものは住民と話をしながら、地元の方と話をしながらそのルール決めのときに確認をしていきたいと思っております。  また、まとまった農地はどの程度というお話ですけれども、基本、市街化調整区域ですので、緑を守る、農地を守るエリアになっております。今回の目的ができるだけ既存集落の維持といったところでございますので、余り大きな畑とか良好な緑地などを含めて開発するというイメージではございません。そういったところは地元の方々とお話をしながら現地を確認して、まとまった緑地、農地について、基本は維持していただきたいというところでお話をしていくところでございます。 ◆森本 委員 何点か伺わせてください。  今回の運用指針は、特に北部丘陵のところなんですけれども、経済観光部で持っている北部丘陵に関する基本構想とか活性化計画、アクションプラン、たくさんあるわけですけれども、これとの関連性とか連携というのはどのように考えれば――これは相反してはまずいんでしょうから、その辺をちょっとお伺いしたい。 ◎都市政策課担当課長 北部丘陵活性化計画を含めて上位計画になりますので、それは実現する手法の1つとして地区計画がございますので、その方針によって地区計画でまちづくりを進めていくということであれば、この地区計画を使っていただくということで、目標の実現を図っていくというものでございます。 ◆森本 委員 それと関連して、(3)の大規模土地利用転換型というのは、ここに説明が書かれているんですが、具体的にどういうことを想定されているのか、言える範囲というか、例示できるものがあれば伺いたいんです。 ◎都市政策課担当課長 教育機関というような表現をしておりますけれども、例えばですけれども、調整区域に大学があったり、高校がございますので、そういったところが土地利用転換を図られると、周辺の環境にかなり大きな影響を与えるというふうに思っておりまして、そういったことにならないことが一番なんですけれども、そういったことになったときにも周辺環境に大きな影響を与えないような範囲で、地区計画を使うかどうかはまた別なんですけれども、地権者の方とお話をできればなと思っております。 ◆森本 委員 そうすると、今既存のあるものというお話だったと思うんですが、例えば、市街化調整区域の中でも教育機関以外でもつくれるようなものというか、土地利用ができるものはあるわけで、例えば、民地なり、町田市の土地なりを集約して1つのものをつくりたいみたいなお話があったときに、北部丘陵の基本構想とか活性化計画だと結構縛りがきつくて、なかなかそういうことができなかったりもするわけなんです。この運用指針を見ると、それよりは少し柔軟に対応できるのかなという印象を持つんですが、そういうことも今後考えられるんですか。  つまり、町田市の土地、ないし実際に地権者で土地利用ができないという中で、それを集約して、1つの大きな土地を確保して市街化調整区域の中で当然できるものをやりたいと言ったときに、こういったところで対応ができるのかどうか。今までは、活性化計画の中ではそういうのは想定していないのでだめですみたいな、結構門前払いみたいな話もあったりするわけですけれども、そういったことも考えられるのかどうか。伝わりますか。 ◎都市政策課担当課長 市街化調整区域につきましては、都市計画法の中で自然や緑地を守っていこうというエリアになりまして、開発をしていこうというところではございませんので、まずそういったところにつきましては、都市計画マスタープラン等の上位計画でしっかり市の方向性として持った上で、その事業をやっていくだとか、目標を達成するための施策を打っていくということであれば、この地区計画を使いながらやっていくこともありますけれども、基本は自然を守るエリアとして存続していくことをまず優先に考えるべきだと思っております。 ◆森本 委員 最後にします。私が申し上げているのは、あくまでも市街化調整区域の縛りの中でできることというのがあるじゃないですか。教育機関しかりですよ。教育機関以外にもあるわけで、そういうことをしたいとなったときに、当然緑を守るのは前提なんだけれども、そういったことがやろうと思えばできるのかどうか。当然分譲なんかできないわけですから、市街化調整区域の枠組みの中でできることは、学校もそうですし、例えば、インフラの配送拠点みたいなものはたしかできたはずなので、そういうことをやりたいとなったときに、土地利用ができていなくて不満を持っている方はできるようになるかもしれない、市も管理しているだけの土地が活用できるかもしれない。  さっき、市も地権者としてそこに入って考えていくのかという話もありましたけれども、そういったことがもう少し今までよりは積極的に考えられるのかということをお伺いしたかったんです。 ◎都市政策課担当課長 地区計画につきましては、計画的なまちづくりを面的にやるという趣旨でございますので、1つの単体での施設、土地利用につきましては、これまでどおり、地区計画が定まったからって開発許可がなくなるわけではございませんので、個別具体の計画についてはこれまでどおり開発許可を受けながら進めていくという形になろうかと思います。 ◆森本 委員 そうすると、この話は経済観光部と都市づくり部の間で密に連携をとりながらやられていくんですか。具体的な話があったときにどっちに話をみたいな話が始まるんですか。 ◎都市政策課担当課長 運用指針の策定に当たっても連携しながら議論を進めてきております。経済観光部のほうでまちづくりとしてやっていきたいという中では、その意見も踏まえながらこの策定をしてきておりますので、そういった連携を今後も続けながら、地区計画を使ってまちづくりをやっていくということであれば、我々と一緒に考えていくという形になろうかと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田都市計画道路3・3・36号線事業用地等の町田市土地開発基金による先行取得について)
    ○委員長 行政報告、町田都市計画道路3・3・36号線事業用地等の町田市土地開発基金による先行取得についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 町田都市計画道路3・3・36号線事業用地等の町田市土地開発基金による先行取得につきましては、多摩都市モノレール推進室長よりご報告させていただきます。 ◎多摩都市モノレール推進室長 町田都市計画道路3・3・36号線事業用地等の町田市土地開発基金による先行取得についてご報告させていただきます。  本件は、本年第2回定例会において行政報告させていただいた多摩都市モノレール町田方面延伸加速化プロジェクトの第1号に当たる土地の取得についてのご報告となります。  多摩都市モノレールの導入空間となり得る町田都市計画道路3・3・36号線、東京都施行の事業用地を、土地開発基金を活用し取得しました。  場所は、都立町田高校周辺の駐車場として使われている土地で、大きさは1,027.11平米、契約金額は1億9,206万6,570円です。契約日は2019年10月1日となります。  今後についてですが、東京都によるこの道路事業の事業着手後に東京都に売却するという流れになります。事業着手の時期は、現時点では未定ですが、事業着手までの期間は有効活用するため駐車場として民間事業者へ貸し付けを予定しております。  説明は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 このたび、モノレールの導入空間となる町田都市計画道路3・3・36号線の事業用地等を市が先行取得したということで、先ほど1,027平米、計算すると300坪ぐらいになろうかと思いますけれども、地図を見るとサン町田旭体育館の近くになってございます。ちょうど先日、私たち議員もこの市役所のロビーにてモノレールの推進事業に参加しましたけれども、言わずもがな市民にとっては一日も早く交通利便性のよいモノレールの導入を期待しているんです。また、町田市の発展のためにも大いに期待しております。この事業着手までは駐車場として民間の事業者へ貸し付けをするということですけれども、サン町田旭体育館にも近いということで、この駐車場の貸し付けの詳しい内容を教えてもらってよろしいですか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 まだどういった形態で貸すか、つまり、時間貸しにするとか、月決めにするとか、そういうことはちょっとまだ決まっていないんですが、現時点では駐車場の事業者に、この土地でこういう状況だとどういった活用ができるのかといったことをヒアリングしていて、今後、公募による契約という流れになりますので、目標といたしましては2020年度の4月から6月の間ぐらいまでには駐車場として有効活用するようなことを考えております。 ◆松岡 委員 理解しました。ありがとうございます。 ◆新井 委員 先行取得ということで、少しずつ進んでいるということで大変期待をしているところでありますけれども、これはどんどん先行取得をしていって道路ができ上がっていくと、その先に体育館と公園があるわけですね。この公園が旭町で言うと恐らく一番大きい公園になるんですけれども、これがなくなってしまうと街区公園が4つぐらいしかなくなっちゃうんですよ。そうすると、例えばその公園の代替地を取得するみたいなことというのは考えてはいないんでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 東京都の事業化というのがまだ決まっていませんので、ちょっとそこについては、まだ未検討の状態です。 ◆新井 委員 やはり将来的にそうなっていくということを考えたときに、早い段階から公園をどうするのかという検討もぜひ進めていただきたいなというのが1つ。土地を取得して、そのまま開発していくということなので、道路だけに限らず、そういう選択肢もぜひちょっと考えていただきたいなと。  恐らく旭町で言うと、ここは本町田の方と一緒に防災訓練をやったりする公園なんですけれども、なくなっちゃったときに、じゃ、どこに行けばいいのかというところは、市は今のところ示せていないんですよね。そのあたり、どういう考えをお持ちなのかというのはありますでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 繰り返しの答弁になってしまいますが、今のところ具体的な案というのは未検討の状態です。 ◆新井 委員 市民病院の近くに協和発酵がありまして、そこの土地も一部道路用地になる形になるんですけれども、その先にある三角形の場所とか、例えば協和発酵と協議をしていくみたいなことも将来的には必要になってくるかなと思いますので、この地区に必要な公園というのもぜひ検討していただいて、用地のほうを頑張って取得していただいて、進めていっていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◆森本 委員 基本的なことかもしれないんですが、この土地の取得に関して、東京都とか町田市、どこでもそうだと思うんですけれども、道路事業の取得に絡むときは線形の中しか買わなかったりすることが普通のような気がするんですが、この地図を見ると、その1筆ということで出ている部分も購入されているんですが、それはどのような理解をすればいいのか教えてください。 ◎多摩都市モノレール推進室長 東京都が事業認可をとって事業を行う場合は、おっしゃるとおり、基本的には線形内しか買わないというのが東京都のスタンス。ただ、今回、町田市のこの目標というのは、この土地がほかの方に転売されてしまって、例えば宅地分譲とかをされてしまうと、もう権利関係が分散してしまって、モノレールの実施時期というのがすごく遅い時期になってしまいます。それを防ぐという大きな目標のためにやっています。  なので、この土地についても、当然売り手にとっては、分筆してその部分だけというのはあり得ない話なので、ここは、このタイミングで町田市が全てを買って、東京都にはその線形内だけ売って、残りの部分は町田市が住宅用地等で販売するというようなことを考えております。 ◆森本 委員 わかりました。  そうすると、今後も先行取得する際にはそういった事例が出てくる可能性があろうかと思いますけれども、ある程度の基準みたいなものを持っていらっしゃらないと、どんどん――当然買ってほしい方は買ってほしいわけですから、その辺はどのように整理されているのかだけ最後に伺います。 ◎多摩都市モノレール推進室長 ただ、基本的なスタンスとして、ちょっとご説明させていただきたいのは、東京都が事業としてやる場合は、ここは自宅で住まわれている方が多いので、当然樹木だとか建物とかがあって、そこについての補償があるということ、また、不動産取得税の税制控除も5,000万円ということがあります。  ただ、町田市の場合は、あくまでも公有地拡大の推進等に関する法律ですので、税制控除の金額も1,500万円ということ、あと補償についても、実際直接町田市がやるわけではないので補償はできないので。ただ、土地というのは相続等で今すぐ売りたいという方は絶対にいるので、そういう方がいたら、ぜひほかに売らないで町田市に売ってくださいというのが基本的なスタンスです。所有者の事情に合わせた考え方でやっていくというのがスタンスです。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(つくし野地区における小型乗合交通の実証実験運行について) ○委員長 行政報告、つくし野地区における小型乗合交通の実証実験運行についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 つくし野地区における小型乗合交通の実証実験運行につきましては、交通事業推進課長よりご報告させていただきます。 ◎交通事業推進課長 つくし野地区における小型乗合交通の実証実験運行につきまして、資料に沿ってご報告申し上げます。  まず目的ですが、つくし野地区に存在する主な交通空白地区を解消し、日常の移動に不便を感じている方の移動支援を目的として、つくし野自治会連合コミュニティバス作業部会(地域組織)と運行事業者、町田市の3者が協働して、タクシー車両を用いた小型乗り合い交通の実証実験を行うものでございます。  次に、概要ですが、実験運行期間です。2020年2月3日から3月31日まで、土日祝日を除く2カ月としております。  次に、運行区間でございますが、2ページ目をごらんください。青色で示しております北ルートにつきましては、つくし野駅北側から北側へ向かいまして、踏切横、鉄塔下、郵便局前、杉山神社下からつくし野三丁目交差点を左折して、つくし野駅に戻る約2.5キロ、約13分のルートと、緑色で示しております、つくし野駅から南へ下り、つくし野三丁目交差点を右折し、福寿院、3丁目3番地、セントラルパーク、4丁目を経由して、つくし野駅へ戻る3.5キロ、約15分のコースでございます。  路線愛称ですが、こちらはつくし野くるりというふうに地元から発案をいただいております。  次に、運行時間でございます。3ページ目をごらんください。北ルートにつきましては8便、南ルートにつきましても8便、合計16便でございます。時間は、朝の9時台から5時台までとしております。  1ページ目にお戻りください。運賃ですが、これまでと同様に現金200円とします。  使用車両につきましては、運行事業者所有のタクシー車両を予定してございます。  今回の運行事業者につきましては、飛鳥交通カンツリー株式会社でございます。  もう1度、2ページ目をごらんください。最後にスケジュールですが、当案件は11月3日の町田市地域公共交通会議で承認をいただいている案件となってございます。順次実証実験運行に向けた手続、準備を開始しております。沿線地域での周知、広報、ホームページに掲載し、PRを行ってまいります。2020年2月からは実証実験運行を開始し、4月からは実証結果の検証、2回目の実証運行の検討を図ってまいりたいと考えてございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 長年準備していらっしゃったコミュニティバスから公共交通の実現に向けて、ようやく形になったということで、本当に地域の方は喜んでいらっしゃると思いますが、ちょっと何点か確認させていただきたいと思います。  タクシー車両で、でも、バス停留所みたいな形でとまっていくということで、何人乗りの車両になるのか、また、いっぱいになった場合に、多分追加の車が来るのかもしれませんが、ちょっとその辺を確認させてください。  それと、ずっと課題だったつくし野駅、このルートですと多くの人がつくし野駅に行くことを目標に乗られるのかなと、そういうケースが多いんじゃないかなと思うんですが、駅の直近にはとまれないということになったんでしょうか。北口ですので、通りを挟んでちょっと行き過ぎてしまうという形になってしまう、その辺はもう住民の方の合意というか、やむを得ないということになったのか、その辺の話し合いの状況についてお聞きしたいと思います。 ◎交通事業推進課長 車両につきましてはタクシー車両を用いますので、運転士さんを含めて5人乗り、ですから、お客さんについては4人まで乗れるということでございます。  あと、満員になったときの車両ですが、これもこれまでと同じように無線で追尾車を手配してすぐに対応しますということでございます。  あと、つくし野駅での乗降場所だと思うんですが、つくし野駅西側の道路につきましては適地がなかったことから、多少北側へ、ちょっと広くなっているところがございますので、地域の方と相談して、そこに決定させていただいております。 ◆細野 委員 駅前のちょっと広くなった、あそこがバスの乗降用の、東急ストアのわきにあると思うんですが、そこはもうだめだったわけですね。その辺の、道路の利用という形で、市のほうで何とかできなかったのでしょうか。 ◎交通事業推進課長 警視庁との協議の中で適地がなかったということで、やむなく北側へ移動させていただいてございます。 ◆戸塚 委員 1点だけちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、今回、朝の9時35分から夕方の5時までということで、通勤とか通学の時間が外されているんですけれども、これは地域の方と協議して、あえてこの時間にしているのでしょうか。 ◎交通事業推進課長 地域との協議もございます。ただ、日中の移動に不便を感じている方の移動支援を目的にしておりますので、あえて通勤時間帯は外してございます。 ◆戸塚 委員 最後にします。  これは、例えば実際にこのルートが実動した場合に、この辺の時間帯とかというのは、今後地域と協議をした上で変えるということはできるんですか。 ◎交通事業推進課長 一応実験をしてみまして地域のニーズに合った形にしていきたいと思いますので、時間の変更がもし必要であれば対応していきたいと思います。 ◆藤田 委員 この案件に限らずなんですけれども、この次のもそうでありますし、今進めていただいている小山田もそうなんですが、実証実験をする場合に、どうしても土日が外れるんですよね。運行しない。実験という視点からいくと土日の動向を探るというのも非常に重要なことだと思うんですけれども、どうしてもやっぱり土日というのは運行できないんですかね。全てがそうじゃないですか。路線化にならない限り土日は難しいという状況なんですが、その辺、何かあるんですか。 ◎交通事業推進課長 これまでの流れからと言ったら変ですけれども、コミュニティバスもそうなんですが、土日はかなり利用者が少ないという状況がございますので、まず平日で実験をしていきたいというふうに考えております。 ◆藤田 委員 そういう理由ならば、土日の利用者は実際運行してみないとニーズはわからないじゃないですか。日曜日までいかなくても、例えば土曜日とかも含めて。  だから、何か運行上のこととか、いろいろ協議――警視庁だとか、事業者の予算の件だとか、そういうことじゃなくて、もう土日はそもそも乗らないだろうから実験する必要はないというふうになっちゃうんですけれども、それでいいんですか。 ◎交通事業推進課長 まずは平日のみで運行実験をするんですけれども、やはり今、委員がおっしゃられたとおり、土日のニーズが高ければそういった形でも検討していかなければいけないのかなというふうに感じます。 ◆藤田 委員 光が差したんですけれども、そうしたら、土日のニーズが出てくるようであれば土日も、実証実験も含めて実行できる可能性はあるということでいいんですか。 ◎交通事業推進課長 その可能性は十分にあると思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(高ヶ坂・成瀬地区における小型乗合交通の実証実験運行について) ○委員長 行政報告、高ヶ坂・成瀬地区における小型乗合交通の実証実験運行についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 高ヶ坂・成瀬地区における小型乗合交通の実証実験運行につきましては、交通事業推進課長よりご報告させていただきます。 ◎交通事業推進課長 高ヶ坂・成瀬地区における小型乗合交通の実証実験運行について、資料に沿ってご説明申し上げます。内容は、先ほどとほぼ同じような仕組みでございます。  高ヶ坂・成瀬地区に存在する主な交通空白地区を解消し、日中の移動に不便を感じている方の移動支援を目的として高ヶ坂・成瀬コミュニティバス運行推進協議会(地域組織)、運行事業者、町田市の3者が協働して、タクシー車両を用いた小型乗り合い交通の実証実験を行うものでございます。  実験概要でございます。運行期間です。2020年2月3日から3月31日までの土日祝日を除く約2カ月間といたします。  運行区間でございます。2ページ目をごらんください。  こちらは成瀬駅から成瀬クリーンセンターを結ぶ往路、復路の2路線になります。往路につきましては成瀬駅から南成瀬五丁目、総合体育館前、向橋、南成瀬七丁目、成瀬クリーンセンターを結ぶ1.7キロの約12分のコースです。  復路につきましては、成瀬クリーンセンターから南成瀬七丁目、総合体育館前、向橋、南成瀬六丁目から成瀬駅へ向かう約2.1キロ、約14分のコースでございます。  路線愛称でございます。さくら号と地域組織からの発案でございます。  次に、運行時間、便数でございます。3ページ目をごらんください。こちらも先ほどと同様、9時台から5時台までの往路8便、復路8便の16便でございます。  1ページ目にお戻りください。  運賃につきましては200円。  使用車両につきましては、運行事業者所有のタクシー車両。  今回の運行事業者につきましては、神奈中タクシー株式会社でございます。  3ページ目でございます。  最後にスケジュールになります。本件につきましても同じく11月3日、町田市地域公共交通会議にて承認をいただいたものでございます。順次実験運行に向けた手続、準備を開始してございます。沿線地域での周知、広報、ホームページ等でPRを行い、2月から実証実験を開始したいと考えております。4月には実証実験の検証、2回目の実証実験運行の検討を行いたいと考えてございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 これも成瀬体育館を利用される方とか、成瀬駅をおりてきて、この地元の方もそうでしょうけれども、そういう活用もされるのかなと思うので、大いにそういう利便性なんかも情報提供していただきたいと思うんですが、この実証実験についての情報というのはどのような形で、どの程度の範囲の方々にお知らせするのかということと、先ほど聞き漏らしたんですが、利用状況と、そのかかった経費との差額というのは、市のほうがこの実証実験については負担されるということになるんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 PRの方法だと思いますが、月並みですが、広報へ掲載するものと市のホームページに掲載をします。それと、これは地域住民にお願いをしているんですが、沿線住民の方、自治会に登録されている方、あるいは非会員の方に各戸配付で約1,600枚程度配付する予定でございます。  あと、負担の話だと思うんですが、運行経費から運賃収入を引いた差額分につきましては市のほうで負担いたします。 ◆三遊亭 委員 幾つか教えていただきたいんですが、先ほどのつくし野のときには運行事業者が飛鳥交通カンツリー株式会社で、こちらは神奈中タクシー株式会社じゃないですか。そのすみ分けというのを教えてください。  それと、運賃はいずれも現金200円均一ということなんですが、これは現金ということは、当然のことながら交通系のSFカードは使えないという理解でよろしいのか。  3点目は、これは、車両は何台使うのかしら。
     以上、3点教えてください。 ◎交通事業推進課長 つくし野地区と成瀬の事業者のすみ分けという話だと思うんですが、主に成瀬で活躍しているのが神奈中タクシー株式会社、つくし野のほうは飛鳥交通カンツリー株式会社ということで、事業者のほうから提案をいただいたものでございます。  それと、ICカードにつきましては、やっぱり現金ということで、使用は不可というふうに考えております。  あと、何台というのは、具体的な数字はまだちょっと把握できていないんですが、通常の場合でいきますと、3台程度を登録して随時追加で対応できるような形にしております。 ◆三遊亭 委員 おおむね理解したんですが、運賃の件なんですが、ICカードは使えないということはわかったんですが、やっぱりこれを使えるようにすると、初期費用等、いろいろかかるからということなのかしら。利用したいという方は少なからずいらっしゃると思うんだけれども。 ◎交通事業推進課長 まだ実証実験の段階でございますので、とりあえずは現金で200円を徴収いたすということで考えております。 ◆三遊亭 委員 実証実験なんだけれども、それでも、何度も言うようにICカードを使いたいという方がいらっしゃると思うんだけれども、使えないというのは、恐らく使えるようにするためには初期費用が結構かかっちゃうからということ、そういう理解でいいのかしら。 ◎交通事業推進課長 そういうことになると思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(鶴川駅南土地区画整理事業について) ○委員長 行政報告、鶴川駅南土地区画整理事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 鶴川駅南土地区画整理事業につきましては、地区街づくり課担当課長よりご報告させていただきます。 ◎地区街づくり課担当課長 鶴川駅南土地区画整理事業についてご報告させていただきたいと思います。  目的ですが、2016年10月に策定しました鶴川駅周辺再整備基本方針に基づいて、鶴川駅南側の道路、駅前広場、下水道、公園等を整備することで地域の利便性や居住環境、防災性の向上と宅地の利用増進を図り、川崎市、横浜市など、市外も含めた一帯の拠点として副次核にふさわしい土地利用を図ることを目的とし、区画整理事業を行ってまいります。  2番目、鶴川駅南土地区画整理事業の概要でございますが、事業の名称といたしましては、町田都市計画事業鶴川駅南土地区画整理事業、地区の面積ですが、約2.6ヘクタール、施行期間でございますが、2020年3月から2032年3月まで、12年間を予定しております。事業費につきましては60.8億円を予定しております。区画整理事業の減歩率になりますが、平均で42.43%、減価補償分の用地買収後の平均で31.34%になります。  3番目、事業の進捗でございますが、土地区画整理事業計画につきましては11月6日に東京都の事前協議が完了しております。12月3日から12月16日まで事業計画の縦覧を行っております。その後、12月30日までについて意見書の受け付けを行っております。  2ページ目に移りまして、地元への周知状況でございますが、9月21日に鶴川地区町内会・自治会連合会の会合に出席いたしまして、事業進捗の説明を行ってまいりました。9月28日には鶴川駅南土地区画整理準備会を開催し、事業計画の説明を行いました。11月5日には鶴川地区の市政懇談会がございまして、そこで事業の進捗状況を説明してまいりました。11月23日には、川崎市の岡上、岡上西町内会で説明会を行ってまいりました。今後も地元の皆様に事業の進捗、また情報提供を行ってまいります。  今後のスケジュールでございますが、2020年1月、来年の1月になりますけれども、事業認可の申請、これは意見書が出なかった場合になりますけれども、事業認可の申請を東京都に行います。3月には事業認可がおりて、即日公告を行ってまいります。2020年4月からは事業に着手し、区画整理の換地設計を行ってまいります。順調にいきますと、2022年3月には第1回目の仮換地指定ができると予定しております。仮換地指定後、本格的な工事のほうに着手してまいる予定でございます。  その下の4番目につきましては、事業計画上の設計図になります。  報告は以上になります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(野津田東土地区画整理事業に係る換地処分の公告について) ○委員長 行政報告、野津田東土地区画整理事業に係る換地処分の公告についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 野津田東土地区画整理事業に係る換地処分の公告につきまして、地区街づくり課長よりご報告させていただきます。 ◎地区街づくり課長 野津田東土地区画整理事業に係る換地処分の公告につきましてご説明申し上げます。  野津田東土地区画整理事業におきましては、2020年1月17日に、土地区画整理法第103条第4項の規定に基づきまして東京都知事は換地処分があった旨を公告いたします。なお、公告の翌日から換地処分の効力が生じてまいります。  今後のスケジュールでございますが、1月17日の換地処分公告の後、2月から5月にかけまして土地区画整理登記、2020年6月に組合の解散申請が行われまして、翌月、7月に組合の解散が公告される予定でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 この件は、たしか以前に請願があった件だと思われるんですけれども、その請願があった時点と、今回、この公告に至る間にどのような状況の変化があったのか、お知らせください。 ◎地区街づくり課長 請願があった旨は、市に対しまして助成金の申請を請願されたということになります。その後、否決をされまして、組合員の方には事業費の不足分につきまして賦課金を課したところでございます。その賦課金につきまして、本年の8月にその徴収は完了しております。  それに基づきまして、賦課金の徴収が完了したことによりまして換地処分ができる状況になったというところでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市立陸上競技場観客席増設について) ○委員長 行政報告、町田市立陸上競技場観客席増設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 町田市立陸上競技場観客席増設につきまして、公園緑地課長よりご報告させていただきます。 ◎公園緑地課長 町田市立陸上競技場観客席増設についてご報告を申し上げます。  この案件につきましては、2018年度の当初予算に計上した観客席増設実施設計委託料に係る整備工事費の町田市負担予定額がいまだ過大ということで、町田市負担額の最大限の圧縮を求めるという内容の附帯決議を受けまして、それに対応する取り組みについてご報告をさせていただくものでございます。  整備工事費の町田市負担額の圧縮につきましては、補助金の探求と、民間資本の活用と2点でございます。国、東京都、関係団体等の各種補助金等の探求につきましては、2019年8月に東京都のオリパラ準備局のスポーツ施設整備補助金の交付申請を行いまして、対象事業費約1億3,300万円に対する2分の1の補助金額として約6,600万円の交付決定を受けております。  2点目、民間資本の活用についてでございます。まず、ネーミングライツスポンサーを7月から募集した結果、10月に株式会社ギオンと毎年度1,700万円、かつ7年間で総額1億1,900万円のネーミングライツスポンサー契約を締結をしております。  民間資本の活用の2点目、ふるさと納税でございます。「トップスポーツを観戦できる環境を町田に!」のふるさと納税につきましては、10月末で3,631万8,000円の寄附を受けております。これは最新のデータ、11月末現在でいきますと3,658万8,000円でございます。第3回定例会の時点でご報告した7月末の段階から申し上げますと、件数で30件、金額で言うと52万円増加しているというところでございます。  3の今後のスケジュールにつきましては、記載のとおりでございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。本当に附帯決議に基づいて、市の負担分の圧縮についてこれまでさまざま、きょう報告していただいた分も含めて努力いただいているということで評価をさせていただきたいと思います。  そういう中で、これからそういう部分を示していくのに、たしか以前は営繕による削減もあったと思います。いろいろそういうところを積み重ねて、今回の件も含めて、この整備工事費の中で、今幾ら市の負担分を削減できたのかというふうにわかりやすく示していただければ、それが皆さんの評価にもなるんだと思うんですけれども、今計算するのは大変でしょうけれども、その部分はできれば示していただければ、市民の方々にもその部分がPRできると思うんですけれども、いかがですか。 ◎公園緑地課長 工事費につきましては、9月の定例会でご報告を申し上げたとおり、40億円という金額になっておりまして、それに加えてこのネーミングライツの金額が加わるということでございますけれども、全体的にどのぐらい効果があったのかというところにつきましては、ホームページ等での公表も含めて、ちょっと検討してまいりたいと思います。 ◆松岡 委員 このたび附帯決議での対応としての報告があったかと思います。市のご努力に敬意を払いたいと思います。  そこでちょっと質疑をしたいんですけれども、ネーミングライツということで、今度は2020年1月ですから、来年、もう目と鼻の先ですけれども、町田GIONスタジアムという名称になると思うんですけれども、今までなれ親しんだ町田市立陸上競技場というところから変わっていくわけですけれども、ちょっとお聞きしたいところは、サポーターの方のご意見とか、何かあったら教えていただきたいんですけれども、特に。 ◎公園緑地課長 この名称につきましては、あくまでもネーミングライツスポンサーの提案ということで決定をしております。申しわけありません、サポーターからの意見というところでは今手元に資料がございません。申しわけございません。 ◆松岡 委員 わかりました。  あとは、この町田GIONスタジアムが来年1月から始まるんですけれども、その周知方法、広く周知する方法があると思いますけれども、どういう方法を考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎公園緑地課長 これは当然ホームページ等でも公表いたしましたし、「広報まちだ」についても公表しております。また、この名称につきましては、市の刊行する「まちだガイド」等のものについても施設名称としてネーミングライツの名前が載るということでございます。 ◆松岡 委員 わかりました。  あと1点、2018年11月1日からふるさと納税を始めまして、約1年でおよそ3,600万円の寄附を受けておるという、すばらしい実績なんですけれども、これは今後のスケジュールで2021年3月、新設スタンドが2021年2月に使用開始、スタートするから、その次にはもうふるさと納税が受け付けを終了してしまうんですけれども、これを続けるということはできないんですかというか、すごくいい実績だなと思って、そのPRにもなると思うんですけれども、そこら辺の考えはどのように思っていらっしゃるんでしょうか。 ◎公園緑地課長 ふるさと納税につきましては、現在の予定では、このとおり2021年3月で終了ということは考えておりますけれども、その後の対応につきましても、今後も研究してまいりたいと思います。 ◆松岡 委員 できるなら周知するということも入れて、本当は完了するんじゃなくて続けていただければいいのではないかと思うんですけれども、そういうご努力も要望して、終わりにしたいと思います。 ◆山下 委員 基本的には、この工事費の圧縮ということでネーミングライツの話も出てきたわけなんですけれども、7年間にわたって1,700万円ずつということで、大変高い金額が得られたということで、すごく評価を得られると思うんです。工事費の圧縮ということでありますけれども、会計処理上はどうやってやっていくんですか。 ◎公園緑地課長 陸上競技場の中事業のほうに特定財源として入ってくるということになります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(土地の買入れについて(三輪緑地用地)) ○委員長 行政報告、土地の買入れについて(三輪緑地用地)を議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 土地の買入れについて(三輪緑地用地)につきましては、公園緑地課担当課長よりご報告させていただきます。 ◎用地担当課長 それでは、三輪緑地用地の土地の買入れにつきましてご報告させていただきます。  まず、お手元の資料のご確認ですけれども、資料の1枚目です。こちらのほうが土地の購入の詳細についてを記載したものとなります。  2ページ目が三輪緑地の位置図ですとか、あと今回取得いたしました土地の位置を示させていただいておりますので、あわせてご参照いただければと思います。  それでは、資料の1ページ目をごらんください。  本件は、資料の目的に記載のとおり町田都市計画緑地事業第27号三輪緑地の整備を進めるため、事業用地を町田市土地開発公社により代行取得いたしましたので、これをご報告するものでございます。  代行取得の内容でございますけれども、売買契約の締結日は2019年9月13日、取得した土地は、3、内訳に記載のとおり町田市三輪町字十号880番ほか、合計4筆の土地となります。総取得面積は804.48平方メートル、こちらは全てお一方の所有の名義となっております。  取得価格につきましては、総額といたしまして450万5,088円となっております。  なお、今回土地開発公社で代行取得いたしましたが、そちらのほうの町田市で買い戻しの予定につきましては2021年度を予定いたしております。  以上でご報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。
     休憩いたします。              午後4時45分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時47分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第98号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第98号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第98号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後4時48分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時49分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査の申し出を議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申し出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後4時52分 散会...