町田市議会 > 2019-06-19 >
令和 元年文教社会常任委員会(6月)-06月19日-01号
令和 元年建設常任委員会(6月)-06月19日-01号

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  1. 町田市議会 2019-06-19
    令和 元年文教社会常任委員会(6月)-06月19日-01号


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    令和 元年文教社会常任委員会(6月)-06月19日-01号令和 元年文教社会常任委員会(6月)              文教社会常任委員会記録 1 日時  令和元年(2019年)6月19日(水)午前10時 2 場所  第2委員会室 3 出席者 委員長 木目田英男       副委員長 松葉ひろみ       委員 矢口まゆ 村まつ俊孝 田中美穂 星だいすけ          わたべ真実 大西宣也 熊沢あやり 4 出席説明員       防災安全部長 市民部長 市民協働推進担当部長 市民部次長       文化スポーツ振興部長 子ども生活部長 学校教育部長 指導室長       生涯学習部長 生涯学習部次長 その他担当管理職職員 5 参考人 中嶋一枝 瀬口岳 末吉泰子
    6 出席議会事務局職員       事務局課長 横山隆章       議事係担当係長 佐藤義男       調査法制係主任 田中雅子       調査法制係主任 渡邊祥平       担当 折本大樹 7 速記士 波多野夏香(澤速記事務所) 8 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        文教社会常任委員会審査順序                        令和元年(2019年)                      6月19日(水)午前10時                             第2委員会室  1 文化スポーツ振興部  (1)請願第9号 南地域のスポーツ環境の充実を求める請願  (2)第46号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算第1号  (3)行政報告 町田市立博物館最終展の開催結果について(5月31日現在)  2 学校教育部  (1)行政報告 町田市立小・中学校における運動会、体育祭における熱中症対応について  (2)請願第11号 小学校中学校の熱中症対策強化を求める請願  (3)第46号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (4)行政報告 町田市立学校の適正規模・適正配置に関するアンケート調査の実施について  (5)行政報告 学校施設のブロック塀等の撤去・改修状況と今後の予定について  3 市民部  (1)行政報告 市民部所管施設の受動喫煙防止対策について  (2)行政報告 2018年度地区協議会事業について  4 子ども生活部  (1)第49号議案 町田市子どもセンター条例の一部を改正する  (2)第50号議案 町田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例  (3)第46号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (4)行政報告 つるっこ学童保育クラブの今後の運営にいて  (5)行政報告 2019年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)について  (6)行政報告 子ども発達センター改修工事に伴う施設閉鎖期間中の対応について  5 防災安全部  (1)第46号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (2)行政報告 町田市地域防災計画2019年度修正方針について  (3)行政報告 町田市安全心まちづくり推進計画改定方針について  6 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前10時4分 開議 ○委員長 ただいまから文教社会常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △請願第9号 ○委員長 請願第9号を議題といたします。  本件について、請願者から、意見陳述の申し出がございます。  お諮りいたします。本日、6月19日の本委員会に、参考人として請願者である中嶋一枝さんと瀬口岳さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思います。このことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時5分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時6分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日は、参考人として請願者である中嶋一枝さんと瀬口岳さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、本委員会にご出席いただき、ありがとうございます。委員会を代表して心からお礼申し上げますとともに、忌憚のないご意見をお述べくださるようお願いいたします。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。請願者の方は、5分を限度としてご意見を述べていただき、その後、委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは、請願者中嶋一枝さんと瀬口岳さん、お願いいたします。 ◎中嶋 参考人 ただいまご紹介にあずかりました中嶋と申します。 ◎瀬口 参考人 瀬口と申します。 ◎中嶋 参考人 よろしくお願いいたします。 ◎瀬口 参考人 よろしくお願いいたします。 ◎中嶋 参考人 着席させていただきます。  南地域のスポーツ環境の充実を求める請願です。  鶴間公園はこの秋オープン予定のようで、使用料は恐らく他の地域のグラウンド同様、1単位2時間2,000円ではないかと思われます。成瀬鞍掛スポーツ広場が町田市5ヵ年計画17-21に基づき、成瀬コミュニティセンターにおいて基本計画の説明会が開催されました。  この説明会によると、2021年から整備工事に入る予定とのことです。2021年からグラウンド整備が終わるまでの期間、鶴間、西田、鞍掛の利用者がこれまでどおりスポーツができる環境、代替地を含め早急に対応してください。  現状どおりにスポーツができない場合、実施している計画も含め、延期または中止してください。  鞍掛スポーツ広場は開場以来35年たった今も、これからも町田市が目指すまちだ未来づくりプランそのものです。町内会・自治会、運営委員会、利用団体の協働により四季折々の行事を通して地域の方々とコミュニケーションが育まれています。町田市に2億円余りの税負担をかけることなく、鞍掛グラウンドは1単位2時間200円で年間収入28万円程度ですが、近隣の人の声に耳を傾け、防砂ネットを張り、グラウンド全面に散水できるよう、利用者一丸となって設計し、スコップ、つるはしを持って溝を掘り、グラウンド状況を見て、いつでも散水可能になっております。  最後に、いま一度、南地域のスポーツ難民となっている現状をご理解いただき、どうかお力添えを賜りますようお願い申し上げ、私からの意見陳述とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。  次に、西田の瀬口さんから意見陳述をお願いします。 ◎瀬口 参考人 瀬口と申します。  我々のスポーツ広場は約10年前に東京都の事業計画が行われて、そのときから代替地のお話はさせていただき、いまだ満たされることもなく現状進んでいる状態です。実際のところですと、2015年に要望書を出させていただいたんですが、これといって、これも納得いくような回答を得られないまま現状進んでいる状態でございます。  そして、実際のところ、今の結果からして、10年、4年、この状態で、計画は進むんですけれども、私たちの要望は進まない。これが鶴間から西田に来て、鞍掛に行って、どんどん積み重ねるだけで、1つのことができないのに3つのことが満たされるとは到底思えないんですよ。  そこら辺のことをちょっと踏まえてもらって、今回の工事計画、もう1回立ちどまってもらって、最初の鶴間と西田のこと、まずこれを処理してもらってから鞍掛の話、話が大分飛んでいるというか、進んでいるように見られている方もいらっしゃると思うんですけれども、これを私たちもいい機会だと思ってお話しさせていただきたいと思って、ここに来た次第でございます。  皆さんの貴重なご意見等々、お願いいたします。何とぞ、子どもたちのスポーツ、将来のことを踏まえて、皆さん考えていただければと思います。よろしくお願いします。 ◎中嶋 参考人 よろしくお願いいたします。 ○委員長 ありがとうございました。  以上で請願者中嶋一枝さんと瀬口岳さんからのご意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。請願者は、委員長の許可を得て発言し、また、委員に対しては質疑をすることができないことになっておりますので、ご了承願います。  それでは、これより質疑を行います。 ◆わたべ 委員 きょうはありがとうございます。  中嶋さんにお尋ねいたしますが、先ほどのお話の中で、成瀬コミュニティセンター鞍掛スポーツ広場の整備について説明会があったということでした。たしか3月2日でしたか、1回、私は3月の常任委員会でも質疑をしているんですが、改めて、地域に住んでおられる住民として参加されて、説明会は多分たくさんいらっしゃったと思うんですけれども、住民の方の参加状況と、どのようにお感じになったのかをお伺いします。 ◎中嶋 参考人 私もその席に出席しておりまして、利用者の立場、住民の方の立場から意見がおのおの出たかと思います。やはり自分の周りの環境のことで、こういうふうにしてほしい、私は利用団体の一員として、今のまま利用できないものだろうかということを強く言いました。  それから、このまま存続できる方法として地域スポーツクラブという運営方法があるということも聞いていましたので、そんな方向もあるのではないかというお話はさせていただいたと記憶しております。 ◆わたべ 委員 ありがとうございました。地域スポーツクラブというお話でしたけれども、これまで30年以上にわたって住民の方が自主管理という形で運営してこられたので、恐らく住民の方が地域スポーツクラブを立ち上げたいというような意向を持っていらっしゃるということですね。  それで、その説明会以来、町田市の行政との調整とか話し合いはどのようになっていますでしょうか。 ◎中嶋 参考人 その席で、青写真ができ次第、その過程折々で機会を設けて私たちに説明をしてくださるということでしたし、成瀬鞍掛スポーツ広場管理運営委員会の施設整備に関する意見書というのもこのように出しておりますが、それについての回答もございません。青写真について、このように今進めているよという説明も一切ございません。それで今日に来ております。 ◆熊沢 委員 ありがとうございます。
     ここの請願項目には、西田と鶴間公園、そして鞍掛のことが書いてあるんですが、意見陳述のお話を聞くと、これを読んでいくと、現状どおりにスポーツできる環境ということは3つともなのか、でも、お話だと、まずは1個1個進めていって、一遍に進めるのが困ると言っているようにも聞こえたんですが、どうなんだろう。 ◎中嶋 参考人 鶴間公園のほうは、もう南町田の開発事業というんですか、そういうことで、その取り組みの中で終わりまして、この秋、11月にはそのところもオープンされるようなんです。そして、西田スポーツ広場のほうは瀬口さんから詳しい事情を説明していただけるかと思うんですけれども、鞍掛スポーツ広場は、この請願の意見陳述の中でも述べさせてもらいましたように、5ヵ年計画の実施が、2021年から整備工事が始まりますよという説明が成瀬コミュニティセンターであったわけですが、それの間は使えるけれども、その後はどうするという対応策も聞いておりません。そんな状況で工事を進めていて、今利用している私たちはどうしたらいいんですかみたいなところです。 ◆星 委員 本日はお越しいただきまして、ありがとうございます。  代替地というお話が何度も出てきているんですけれども、西田もそうですし、鞍掛も、何かご希望というか、要望書も提出されたというお話が先ほどありましたけれども、要望書の中ですとか、あと今お考えになっているような希望する代替地みたいなものはございますか。 ◎中嶋 参考人 やはり、今、鞍掛グラウンド周辺から来ている利用団体が多いんです。ですので、そこから近いところで、今、グラウンドゴルフ、サッカー、ソフトボール、少年野球、そういう種目があります。そして、高齢者から小学校低学年の子まで使っています。そういうことも含めた上で代替地、分散して、少年野球だったら、ここの学校のところを使っていいですよ、大人の野球の人だったら、ちょっと学校の校庭ではだめなので、もう少し広い場所を見つけましたよとか、そのように私たちの住まいの周辺の中で探していただけたらと思います。 ◆星 委員 また後ほどお聞きしますけれども、西田のほうも同じようなご意見ですよね。多分近隣でというところではあると思うんですけれども、西田のほう、あと鞍掛のほうで、ここがいいんじゃないかみたいな具体的な場所、希望で結構なので、もしあったら。 ◎瀬口 参考人 先ほどもお話ししたとおり、うちのスポーツ広場は現在進行形になっていまして、スポーツ振興課から代替地案として学校グラウンドみたいなものがあったんですが、当然のことながら利用できるグラウンド、校庭は既存の団体がありまして、ほぼほぼ使えない状態です。入る余地がない状態。  新規のグラウンドというところで提案させていただいたのが、私学の大学、専門学校など、企業のグラウンド、そこら辺のところをご提案させていただいたんですが、1件は昭和薬科大学でお話はあるんですけれども、使われていなかったグラウンドなので、まず整備から始めなくちゃいけないということで、そこら辺のところで、また難しい問題もある限りなんですが、そこら辺のところが、全部聞いていただいたかどうかはわからないんですが、私たちの希望は、キャパ的なもので、大きいものでしたら大人から子ども全て使えるかなというところでございます。  あと、近隣の鶴間の代替地も、私たちは密接しているところで、実情、鶴間の代替地が西田グラウンドになって、西田グラウンドの代替地が鞍掛グラウンドになっているんです。結局、今も言ったように、そこら辺のところが使えていない状態になっていたら、もう今パンク状態なんです。結局、新規のところと言われても、まだ依然10年、4年というところで、いまだに学校はどうですかとか、もとどおりに戻すような状態で、一言で言うと、本当にこれは進むのかなという感じではいますね。  ちょっと二転三転しちゃうんですけれども、さっきの1つなのか3つなのかという意見に対してですが、3つ全て同時進行で進めていただけるんだったら、ぜひぜひそれをお願いしたいところです。さっきも言ったけれども、1できないものが3できるとは到底思えませんというところでございます。 ◆星 委員 ありがとうございます。大人の方、シニアの方がスポーツをする場所は本当に大事だと思いますし、あと、子どもたちも成長する時期、一番伸びる時期は限られている、ゴールデンエイジと呼ばれる時期もあったりするので、そういうところで貴重な時間がスポーツできないとなると、本当にかわいそうだとも思いますし、それで子どもたちの夢とかが奪われるというか、狭まってしまうというところも重大な問題だとは、私も認識をしています。  私は、開発というか、公のスポーツ施設になっていくというのは、もちろん推進しているほうではあるんですけれども、今ちょっと申し上げたように、代替地があれば公になっていく施設というのは推進されているという認識でよろしいですか。 ◎瀬口 参考人 そうですね、まだできていないものとか、話が進んでいないものに対してどうこう言うあれはないと思うんですけれども、今計画のところで鶴間公園については、私の認識だと、お金がかなり高額ということを聞いていまして、先ほどと同様、私たちも鶴間のほうも恐らくただ当然で使って、管理費のみで使っている状態だったので、果たしてそれが、子どもたちの団体が高額なお金を払ってできるのか。  あと、一般開放の、今、町田市のグラウンドと同じような管理状態になるということを聞いていまして、当然のことながら、公平を保つために抽せんで行います。それはそれで公平なので、不公平でないと思うんです。抽せんに私たちもエントリーすればいいと思うんですけれども、地域の方と、先ほどもあったんですけれども、今までが密接な関係、行事関係、草刈り関係、ごみ、掃除関係、地域の方々と常に二人三脚でやってこられたのに、これが町田市全体のところで、遠方から来られた方が、果たしてごみ1個拾って帰ってくれるのか、そこら辺のところを近隣の方は非常に心配されると思うんです。  そこら辺を踏まえると、大手を振って、どうぞどうぞ進めてくださいということは、ちょっと一概には言えないかなというところが若干あります。 ◆矢口 委員 この件は、先日、戸塚議員の一般質問でもいろいろあったんですけれども、既に西田スポーツ広場とかは今使えない状態で、そこを使用していた団体は影響をもう既に受けていらっしゃると思うんです。その影響について、詳しくお伺いできたらと思います。 ◎瀬口 参考人 全てじゃないと思うんですが、まず聞かれているところですと、今、西田の代替地として、鶴間公園の代替地だった東京女学館のグラウンド跡地、建設予定地で、恐らくことしの10月に工事が着工される予定なので、まずその代替地はなくなることになっています。そこのところで、学校グラウンドと違って、平日利用しているグラウンドゴルフ、あと、近くの病院のレクリエーションで使っている方々が代替地、あと、少年野球の一部が使っているんですけれども、それ以外のところで、あとは実際、年配の方々ですと、車で行けばもう隣町でしょうというところなんですけれども、自転車、徒歩でグラウンドゴルフをやられていた方は到底代替地として使えない状態で今います。  あと、それに伴ってじゃないんですが、グラウンドに幅があって、現状、小学生でもチーム数が減っているとか、要はホームグラウンドがないチームには、当然子どもは、ホームグラウンドがある方とない方だと、ホームグラウンドがあるチームが選ばれると思うんです。合併の話とかもあるんですけれども、なかなか合併だって相手の都合ですから、それもなく。  中学校のチームに関しましては、短い期間、3年間しかないもので、もう新1年生は、ことしの4月はゼロ、やっぱり親心じゃないんですけれども、指導者のほうが募集をとらなかった状態になってしまいました。簡単に言うと、2年後には、このチームは廃部するでしょう。それを、今でも遅くないので、ぜひ何とか食いとめたい状態でいる次第でございます。 ◆村まつ 委員 きょうは、ありがとうございます。  現状、今回は西田スポーツ広場と、あと成瀬鞍掛スポーツ広場、この利用についてということでのご請願かと思うんですけれども、請願項目2番の「金森西田スポーツ広場及び鶴間公園、成瀬鞍掛スポーツ広場の利用団体がこれまで通りにスポーツが出来るよう、代替地を含め早急に対応して下さい」というところですが、「これまで通りに」という表現がどこまでを求めていらっしゃるのかがはっきりわからなくて、このあたりを詳しく教えていただけますでしょうか。 ◎中嶋 参考人 鞍掛スポーツ広場のほうで言いますと、平日ももちろん使っているクラブもあります。水曜の午後だったり、金曜の午後だったり、あと土日はもちろん朝から夕方まで目いっぱい使っています。その費用も、1単位200円という単位で、1つのグラウンドを、ベースボール形式でしたら4団体が利用できる。そうすると、そのグラウンドで七、八十名の人が利用できるという状況なんです。  そういうところがあれば、みんなが今までどおり土日ができて、今までどおり鞍掛スポーツ広場で自分たちが練習できてきた状況があるなら理想です。それが、例えば、毎週この時間できていたけれども、ちょっと各週になっちゃったという状況でも、今後は見通しがどうなるかわかりませんけれども、費用がそんなに負担がなく、利用時間が今までどおりに、希望どおりに使えるみたいな代替地があればとは思います。 ◎瀬口 参考人 再三言うように、私たちは現在進行形になっていまして、この請願の文言は、恐らくこれはもう100%のお話だと思うんです。消去法じゃないんですけれども、まずグラウンドが100%使えるというところ、あと次に出てくるのがお金のところ、利用できるところに関しては時間もそうです。あとは、場所、距離の問題ですよね。  鞍掛をちょっとラップさせて言うあれではないですけれども、今工事が、うちは始まっちゃっているんですけれども、鞍掛に関しては進んでいないことを考えると、私たちが工事が始まる前、去年12月に着工されちゃったんですが、それまで言い続けていたのは、やっぱり代替地の話を進めると、西田グラウンドの代替地は、はっきり言って、西田グラウンドしかないんです。それが私たちはもう適用されない今、もう最後のとりでなんですけれども、鞍掛グラウンドは、その可能性がまだ残っているんです。はっきり言って、鞍掛グラウンドの代替地は鞍掛グラウンドしかないんですよ。その辺は、ちょっと考えられると、皆さんわかると思うんです。  そこら辺を――鶴間の方も連名されているんですけれども、ここにも来ないというのは、私がちょっと話をしても、ちょっと申しわけないけれども、諦めているというか、逆に言うと、鶴間の今の話で、これからグラウンドができるからいいじゃんと。けれども、利用状況が全く違う状態ですから。けれども、そこら辺のところでどんどんトーンダウンしている。うちのグラウンドの会議もいまだに、半年たってもまだ会議は行っているんです。グラウンドの割り振りもできないのに。けれども、事実上、それが1人減り、2人減りしてきているんです。これが、先ほども言ったけれども、右へ倣えじゃないですけれども、今1列、2列、3列目に鞍掛グラウンドが並ぶだけですから、何とか食いとめてほしいんです。その切実な思いが、この最後の請願にかけている部分です。  私たちの思いを鞍掛にかけている状態です。ぜひともご検討をお願いします。 ◆村まつ 委員 ありがとうございました。  そうすると、鞍掛グラウンドを引き続き使いたいというご希望かと思うんですけれども、それとともに代替地が別にも必要だということだと思うんです。例えばの話なんですけれども、鞍掛グラウンド以外に、西田で使われていた方、鞍掛で今利用されている方、この方々が別の代替地でスポーツができるとなれば、それは、どこまで今までどおりというふうに言えるかどうかはわからないんですけれども、そういった場所があれば、それについてはある程度柔軟に対応ができるという理解でよろしいんでしょうか。 ◎瀬口 参考人 実際、1つ1つとか、ちょっと私の話があったと思うんですけれども、鞍掛グラウンドに関しては、まずは工事を見直してほしい。まず足踏みしてほしい。そうしないと、代替地を探す件数がどんどんふえてくると思うんですよ。再三言うように、鶴間、西田、これは代替地が満たされていませんので、これと並行してじゃないですけれども、まずそこをうまく処理していただいて、私たちはもう大分ハードルが下がっていますので、今も言ったように、まず使える状態、消去法じゃないですけれども、スポーツができる状態、それから場所的な問題、距離の問題、そしてお金の問題、そこら辺のところで、まず私たちが、鞍掛に関しては、現状、進行形で使われているので、本当にもうここしかないですという気持ちでやられていると思います。私たちも実際そうでした。今みたいな手順でうまく進めていただけると、私たちは助かります。 ◆田中 委員 きょうは意見陳述もしてくださり、どうもありがとうございました。  西田のグラウンドの件と鞍掛の件でお聞きしたいんですけれども、現状、西田のほうが工事が始まっているということで、西田で今までスポーツをされていた方は、現状、どのように対応されているということになるのでしょうか。例えば鞍掛のほうに行かれている方もいるとか、もうやめてしまったとか、ほかのところを使っているとか、いろんなケースがあると思うんですけれども、今どのような現状でしょうか。 ◎瀬口 参考人 私も流れるように話して申しわけなかったんですが、まず初めに、鶴間公園の代替地だった東京女学館のほうに少年野球のチームとグラウンドゴルフ、あと病院のレクリエーション、これはかなり制限――鶴間の方と併用しているので、50%以下のレベルだと思います。鞍掛グラウンドが少年野球の一部のチーム、あと、土曜リーグという大人の団体がありまして、そこは近隣チームなので、今お世話になっている状態です。けれども、それも土曜リーグといって、土曜、日曜に企業が休みのチームが土曜日のレクリエーションをさせていただいていたんですが、鞍掛の都合上、恐らく日曜日しか使われていない状態です。若干リスクは感じながら利用していると思います。  あと、基本的には、子ども団体は近隣の小学校を使われている既存の団体に、同じ仲間ということでうまくやっていただいている部分がありますのが1つと、あと私たちのところですと、大人団体の早朝野球、軟式野球、これは日曜の昼間、あとソフトボール、大人団体、これに関しましては、ソフトボールは近隣の小学校でプレーできるので既存団体とやらせてもらっていると。早朝野球に関してと軟式野球一般に関しては、早朝野球は文字どおり早朝にやられているので、これは代替地が非常に厳しい状態になります。制限がかなりありますので。  これは、リーグは当然――当然と言ってはなんですが、解散しました。各チームは、おのおの日曜日の昼間なり何なり、そこでできる限りの、掘り下げてというか。軟式野球に関しましては、大人の団体で幅広いところでやられているので、車で2時間ほどとか、都内とか、遠いと大宮まで行っている団体もあります。しかも、大宮まで行って、交通費と、あと利用料がかなり高額らしく、あと高額のところでいくと、神宮外苑のグラウンドとか、もう10倍や20倍ぐらいのお金を払って使っているところ、そこに見合わないチームは事実上解散に近い状態でいます。  大人に関しては、私も大人団体の代表なんですけれども、それを踏まえてくれているのか、私の立場上、みんなすごく我慢してくれて、私はすごく助かっているんですけれども、みんなに、悪いけれども、最初は子どもの代替地から頼むねということでやらせてもらっています。できれば私のところの身内まで満たされればという次第ですけれども、現状はそんな感じです。 ◆田中 委員 現状を教えていただいて、いろんな苦労をされて継続を頑張っていらっしゃる様子ですとか、実際に鞍掛グラウンドが一部では代替地として使われているということがわかりました。ありがとうございます。  先ほどの鞍掛のほうの質疑なんですが、請願者の陳述の中で、自主的にずっと管理を地域でされてきたということなんですけれども、済みません、勉強不足で、今どのように地域で運用をされているのか教えていただけたらと思います。 ◎中嶋 参考人 委員会組織がありまして、そこは近隣の自治会から運営委員として役員が1名ずつ出てくださいます。そこで運営委員会というのが、後藤委員長を初め中山さん、あとその他、私もそうですが、委員をやった経験でそこに残留して、委員のメンバーとなっているという組織でやっています。  ですので、近隣自治会がそのグラウンドを使うというときには無償で、そして私たち利用団体ができることは、有志でも、そのグラウンドに行って、どんど焼きだったら、やぐらの組み立て、豚汁の仕出しとか、お花見だったらそういう材料を調達したりということも、自治会の役員と一緒になって利用団体もお手伝いしています。そんな感じで四季折々、行事を利用団体と近隣自治会の役員でやっているという状況です。 ◆田中 委員 ありがとうございます。  では、この鞍掛グラウンドが今何年もやってきた中で、地域のスポーツに、少年も大人もお年寄りも含めて、どのように貢献をしてきたなとか、そういった実感はありますでしょうか。今貢献しているということだと思うんですけれども。 ◎中嶋 参考人 ありがとうございます。利用側としては、グラウンドのおかげで、ソフトボールチームでは、町田市ソフトボール連盟の中でも上位を占めてきたり、現在もシニアの方はシニアのところで頑張り、普通のクラスでもそうそうの成績をおさめている。それは、このグラウンドをずっと開設以来使ってきた歴史がそういう成績を残してきたのかと思います。  私は成瀬エンジェルスというソフトボールチームのメンバーでもありますが、そこも、途中で名前は変えましたが、開設以来ずっとグラウンドとともに来て、時には町田で優勝したこともあります。それは、こういうグラウンドがあったから、この成績が残せたなという思いは強いです。 ◆田中 委員 鞍掛グラウンドの歴史等々を教えていただいて、やはり地域の方とともにやってこられたということがよくわかりました。どうもありがとうございます。 ◆矢口 委員 鞍掛のほうなんですけれども、今回、代替地がちゃんとしないまま進めていくことに対しての、多分ご不満というか、そういうところだと思うんですけれども、この鞍掛スポーツ広場をちゃんと代替地とかを用意して順調よく、この3つのところの整備を進めていくのであれば、スポーツ広場の整備自体には特に反対ではないということなんでしょうか。そこは何かご意見がありましたら。 ◎中嶋 参考人 意見陳述の中でもお話しさせていただきましたが、ベースボール形式なら、今の現状のままのグラウンドでしたら4団体が1度に利用しているんです。あのグラウンドに80名の人が運動しているんです。そういう代替地はありますかね。1団体がそこに朝8時から10時に行きましたみたいじゃなくて、朝8時から10時は大人のソフトボール、少年野球が3面埋めている状況、それをこの鞍掛グラウンドは、ずっとこれからもそういう場所であってほしい、整備をして利用できる団体が1団体、それで費用が高くなります。そういう現状で整備されることを私たちは望んでいません。 ◆村まつ 委員 今のお話の続きなんですけれども、そうすると鞍掛グラウンド自体整備することも反対ということかなと思ったんですが、地域住民の皆さんのご意見というのはどうなんでしょうか。 ◎中嶋 参考人 私は利用する立場としてと委員会メンバーとして、もちろん、グラウンドの砂ぼこりがあって、「それを何とかしなさいよ」と言われれば、少ない費用から防砂ネットを自分たちで張り、グラウンドに水がまけるようにします。「ここに子どもたちがたむろして、うるさい」と言えば、それなりの対策で、鍵をつけて、利用者だけしかグラウンドは入れませんが、そういう感じで周りの防犯、安全ということの意味でグラウンドに施錠するという対応もしています。  そんな状況なので、近隣の人からは、自治会活動ができる場所として、やはり残してほしいという思いは強いと思います。私も一員として、そのように思います。なので、悪い話というのは、砂ぼこりぐらいですかね。 ◆村まつ 委員 ありがとうございました。そうすると、請願項目の3番なんですけれども、この文面だけを読むと、代替地が整えば計画は進めてもいいというふうに私は理解をしていたんですけれども、今のお話だと、代替地があったとしても工事自体しないほうがいいという理解になるんですが、3番との整合性はいかがでしょうか。 ◎中嶋 参考人 それは利用団体として、運動ができる場所として代替地はあったほうがいいです。欲しいです。しかし、これがきちんと実施されて、自治会が年間行事をしている場所がなくなってしまうということは、とても考えられないことです。  やはりグラウンド整備をして、自治会活動がきちんとできて、そこで利用団体も一緒になってできる、これが代替地へ行ってというと、そこでもう離れてしまうじゃないですか。自治会の人はグラウンドでやります、代替地を求めた利用団体はほかでやっています。あそこのグラウンドで利用者も、ふだん行事で参加する方も、そこで私たちの練習風景を見、時にはグラウンドにおりてきて、そばで話をし、そういう状況でコミュニケーションが生まれているので、それは、別々になるよりは、一緒にあそこで過ごしたいという思いなので、グラウンドがあのまま残ってくれて、今の状況で残してもらえるとしたら、フェンスをきちんとして、砂ぼこりが立たないようにきちんとしてもらう、その程度の整備で使わせていただけたら、それが理想です。 ◆村まつ 委員 ありがとうございます。  そうしたら、瀬口さんも同じご意見になりますか。 ◎瀬口 参考人 そうですね、多分これは私の意見が入っていると思うんですけれども、たび重なるほど再三なんですが、私たちも現状、現在進行形になりまして、代替地のところで「ありがとうございます、私たちは本当に助かっています」、この言葉は、10年、4年、さっきからあれですけれども、1回もそんなことがあったことはないんです。今までなかったのが、鞍掛になって、「ありがとうございました、代替地に満足しています」と意見が出てくることは、私の意見ですけれども、絶対にないと思うんですけれども、9割9分ないと思うんですよ。  また言うようですけれども、「ありがとうございました、本当に助かっています、ぜひ鞍掛もこのように進めてくださいね」、こういう話だったら、私も、工事にも大手を振って、極端な話、それを理解して、鞍掛の方に、こういうことだから協力しましょうよと、逆に工事を進めている方のほうに協力できるような話、説明ということはできたと思うんです。  それどころか、うちたちに何もできないのに対して次のことをやる、私が反対側に回るのは当然ですよね。一応そんな状態ですので、最後のところで代替地をお願いしますというのは、あくまでも後づけなんですけれども、まず私たち、これがまだ残っていますよというための3番のところを踏まえてもらえると助かります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で請願者中嶋一枝さんと瀬口岳さんに対する質疑を終了いたします。  この際、請願者中嶋一枝さんと瀬口岳さんに対し、委員会を代表して一言お礼申し上げます。  本日は、ご出席いただきましてありがとうございました。  本委員会として、いただいたご意見を委員会審査に十分生かしてまいりたいと思います。  休憩いたします。              午前10時46分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時47分 再開 ○委員長 再開いたします。  次に、本件について、担当者から、願意の実現性、妥当性について意見を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 請願第9号につきまして、願意の実現性について意見を申し上げます。  町田市のスポーツ広場の利用は、昭和49年に民有地を活用したスポーツ広場利用開始を契機に、未利用の市有地などのスポーツ利用を推進してきた結果、市内全域に普及、発展してきました。  特に将来の人口増を想定して市が確保した学校予定地は、学校建設の計画がないまま約40年が経過し、その間、地域スポーツの拠点として利用されてきました。現在市内には、市有地で5,000平米を超えるスポーツ広場が7カ所あり、町内会・自治会や利用団体で構成する管理運営委員会が自主的に利用調整も含む維持管理を行っていただいております。  しかしながら、スポーツ広場の利用開始から長年経過しまして、施設の老朽化が激しく、台風によるネットの破損や近隣への砂じん被害が発生していること、また、団体スポーツ志向から個人スポーツ志向へと変化するなど、市民のスポーツニーズの多様化、スポーツ広場を取り巻く環境が変化しております。  このことからも早急に公の施設として整備し、利用者の安全と近隣の良好な住環境を確保した上で、幅広く市民の方にご利用いただけるよう整備する必要があると認識しております。  スポーツ広場を公のスポーツ施設として整備し、効率・効果的に管理運営を図ることにより、より一層市民の誰もが利用しやすい環境へ整備することや、大学・企業連携を進めることにより、各団体が所有するスポーツ施設を市民が利用できるようにする事業等を実施することで、市民がより身近でスポーツができる環境の充実を図る必要があります。  とりわけ子どもに対しては、地域の公園等でスポーツが楽しめるよう、スポーツマップにより場所の情報を提供することで、身近な場所でスポーツができる環境を整備し、子どもたちのスポーツ実施率の向上を図らなければなりません。  以上のことから、請願項目1、南地域のスポーツをする環境整備の充実については、町田市5ヵ年計画17-21の重点計画と位置づけ、2019年3月に策定しました町田市スポーツ推進計画19-28においても基本目標の1つとしてスポーツ関係の充実を掲げており、市の計画として進めてまいります。  請願項目2、金森西田スポーツ広場及び鶴間公園、成瀬鞍掛スポーツ広場の利用団体がこれまでどおりにスポーツができるよう、代替地の早急な対応を求めるについては、西田スポーツ広場の代替地につきましては、引き続き境川金森調節池建設工事の事業主体である東京都が探しております。市も都への情報提供等を行ってまいります。また、鶴間公園、成瀬鞍掛スポーツ広場につきましては、大学・企業連携を進めることにより、各団体が所有するスポーツ施設を市民が利用できるようにする事業等を実施することでスポーツができる環境の充実を図ってまいります。  請願項目の3、現状どおりにスポーツができる環境(代替地等)が整わない場合には、現在の計画(実施している計画を含む)を延期または中止を求めるについては、さきに申し上げたとおり、スポーツ広場の老朽化に伴う利用者の安全、周辺住環境への配慮等を考慮し、整備計画に基づき進める必要がありますので、予定どおりに進めるべきであると考えます。  したがいまして、本請願につきましては、その願意に沿うことはできません。  本請願に対する市の意見は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 この件に関して、先ほど請願者の方に村まつ委員が近隣住民にはどうなんですかというお話をされていたんですけれども、市として、利用者じゃなくて周辺の方々にどのような説明をされていて、どのような反応があったのかなということを教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長 近隣住民への説明ということでございますが、説明に当たりましては、日ごろ管理していただいております鞍掛スポーツ広場の管理運営委員会の方ともご相談をしまして、いつ、誰に、どのような情報を出していくかということを相談しながら進めさせていただきました。  実際、全体説明会といたしましては、2018年9月に事業説明会を開催しております。このときは15名の方が参加していただいております。  あと、2019年3月、先ほどもお話に出ましたが、3月2日、基本設計案に関する説明会を開催させていただいております。これは39名の方がご参加いただいております。  それ以外にも、要望に応じて個別にお伺いして、いろんな相談をさせていただくよう対応させていただいております。  なお、3月2日の説明会の際に、説明が終わった後に、きょう参加していない方、3月2日の説明会に参加していない方からも意見を募りたいというご希望がありましたので、3月11日という締め切り期間をもって意見を集約していただいて、市に提出してくださいというお願いをしまして、それを参考に基本計画を確定させていただきますという説明をさせていただきました。  その説明会の中のご意見なんですが、グラウンド面を広くとってほしいというご意見、あとは、整備後もどんど焼きなど地域コミュニティー活動を継続できるようにしてほしいというご意見もありました。  やはり一番声が大きかったのは、良好な住環境を確保してほしいということで、違法駐車されないように駐車場を必要台数確保してほしいと。最後が一番強く言われたところなんですが、近隣にお住まいの住民の方から、現在砂じん対策が不十分である、市が責任を持って管理してほしいというご意見がございました。 ◆熊沢 委員 先ほどから請願者の方も砂じん対策というお話があったんですが、そんなに砂じんはひどいんですか。 ◎スポーツ振興課長 成瀬鞍掛スポーツ広場の構造にもよると思うんですが、高台になっておりまして、その麓にある住宅の方には風向きの関係で、やはり砂じんが多く飛んでくるというご意見をいただいております。 ◆熊沢 委員 今、請願者の方々はネットを張っているからというんですが、実際にどのぐらいの砂じんなのかという話は、家の庭に洗濯物が干せるのか、干せないとか、車がどうなのかというところは教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長 これは実際聞いた話なんですが、新車を買って2日目で砂まみれになってしまったという表現をされておりました。 ◆熊沢 委員 この鞍掛スポーツ広場の予約を、ネットで見られるじゃないですか。それを見ると、平日はほとんど利用されて――ほとんどでもないけれども、平日の利用が少ないということなんですか。 ◎スポーツ振興課長 鞍掛スポーツ広場の利用状況につきましては、管理運営委員会から提出していただいております報告書をもとに私が1日使っていないときと半日使っていないときを抽出しまして、年の平均を出させていただきました。  実際、1年間365日ある中、何日使っているかという数字を出しまして、それを利用率として割り戻したんですが、その数字が約50%程度でありました。なので、今の算出の方法に対する2018年度の利用率が約50%ということで、私のほうでは算出しております。 ◆熊沢 委員 あと、さっき安全対策でという話で、利用されている方々皆さんがいろいろとご苦労されているという話なんですが、ネットの状況とか、今現在、鞍掛スポーツ広場の状況がどうなのかなと。市の施設ですから、やっぱり市のほうである程度、何かあったら必ず、砂の件もそうですけれども、運営委員会に任せていますから責任ありませんというわけではないと思うので、市のほうで把握しているところを教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長 スポーツ広場につきましては、鞍掛を例にとりますと、学校予定地という位置づけで、学校が建つ、もしくは建たないという、それまでの暫定利用ということになっております。なので、条例に位置づけていないもので要綱で運営をしているところでございまして、実際、鞍掛スポーツ広場は昨年の台風のときにネットが傾いてしまったということがございます。
     今回は、うちのほうの処置で対応はしておるんですが、今後そういったことがまた起きたときに、暫定利用という形で設備投資をするのはなかなか難しい状況でございますので、その点につきましては早急に公の施設に整備して管理していくことが利用者の安全確保、あとは先ほど申しましたとおり、砂じん対策、住環境の確保につながると考えております。 ◆熊沢 委員 金井のスポーツ広場は鍵が締まっているわけではないので、あいているときはいつでも遊びに行けているという状況で、私の感覚だと、スポーツ広場というのはそういうものなのかなと思っていたんですが、今お話を伺うと、地域住民とのということなのか、鍵が締まっているということで、利用者が利用するとき以外は鍵が締まっちゃっていて、金井は地域の子どもたちがサッカーをやって遊んでいたりとか、鬼ごっこをやったり、ボール遊びができるので使っているんですが、そうじゃないときはもう完全に使えない状況なんですか。 ◎スポーツ振興課長 これはスポーツ広場全体の管理運営委員会にアンケートをとらせていただきまして、鞍掛スポーツ広場からもアンケートを回答いただいた中の回答ですと、団体が利用している以外は施錠されているという回答をいただいております。  あとは、団体以外で地域の方が利用しているときは開放しているとは思うんですが、アンケートの中では、施錠されているということで回答いただいております。 ◆熊沢 委員 もう1個は代替用地の話があって、私は、うちの地元の本町田のサッカー場がいつの間にか後田グラウンドという名前に変わっていたんですが、そこが、ちょうど隣に、今度、消防署ができるときに、私はそこの代替として、まずそこを工事している間は、そこを貸し出すのを遅くしてとか、そういう方たちをするという方法はできないんですかと言ったら、できませんという答えが基本的には返ってくるんですが、でも、利用しようと思えばできる部分というのは出てくると思うんです。  そういう意味で、皆さん一番困っているのは、今やっているスポーツがどこかできるところがないかなというのは、もうちょっと柔軟に考えられたほうがいいんじゃないかなと思ったりはするんです。  確かに、エリアじゃないとわからないかもしれないけれども、消防署のところが公の施設を貸し出しする、ちょっと日にちをずらせば町田第一中学校のグラウンドとして使っているとか、工事をしている間に、とりあえずそこを使わせてもらって、また町田第一中学校のグラウンドが戻ったら、そこにもう1回戻すとか。  また逆に、町田第一中学校のグラウンドをそっちにして、本町田のスポーツ広場をそのままにしておくとか、そういう方法ができたんじゃないのかなというふうに、今もう終わってしまっていることだからあれなんですけれども、そういう形で――自分たちの所管している土地しか把握していない、自分たちの所管している土地だけで物事を考えようとするので、そうじゃないやり方という方法をしたらいいと思うんだけれども、したりしないんですか。 ◎スポーツ振興課長 多分、視野が狭いというお話だと思うんですが、昨年度作成しましたスポーツ推進計画の中でもスポーツする場の環境整備というものを施策としてうたっております。その中では、市民の方が身近な場所でスポーツする環境を整備していきますという形で、こちらは掲げさせていただいておるんですが、その具体的な取り組みといたしまして、やはり私どもが子どものときは近くの空き地でボール投げができたり、球蹴りができたりという環境の中、自分が大きくなったら団体に入って野球をやろう、サッカーをやろうというきっかけができていたと考えております。  確かに団体スポーツ、今いろいろとこちらでご指摘いただいたように、する場は減っているということで意見をいただいておりますが、まずは子どもたちが身近な場所でボール投げ、球蹴りができるように、身近な公園であったり、あとは市が今管理している施設も利用していないときは一般の子どもたちに開放できるよう、そういった形で取り組んでいきながら、広い視野でみんながスポーツをできる環境へと整備していきたいと考えておりますので、今、委員がご指摘いただいた視点も踏まえて今後検討していければと考えております。 ◆熊沢 委員 現状は大体わかったんですが、これから今市が進めていく計画だと、今のお話とか、今まで私が聞いたことの中からいくと、団体が利用されていないときは、今の金井のスポーツ広場みたいに子ども連れの人たちが気軽に遊びに行って、スポーツをする人だけのものではない、スポーツをする人も利用できるけれども、そうじゃなくて小さな乳幼児を連れた方々の遊び場、また、小学生とかの、ちょっとサッカーを始めたような子たちがボールを蹴ったり、キャッチボールをしたり、今、道路でしても怒られちゃう――道路はしちゃいけないんだよね。そういう状況だから、そういう意味で、団体でなく気軽にスポーツをしよう、遊ぼう、変な話、友達と鬼ごっこをしようと思ってもできるようにオープンな形でいろんな方が、それは別に利用料を取るわけではないと思うので、そういう形になっていくということなんですか。 ◎スポーツ振興課長 鞍掛スポーツ広場の例を出させていただきますと、今、基本計画が確定しまして、そのスペースとしましては、団体が使えるところと、あとはオープンスペースも設定しております。これは、説明会の中でそういった意見がございましたので、個人がジョギングとか、あとはウオーキング、体操ができるような場所を設定しておりますので、今、委員がおっしゃったような場所は想定しております。 ◆わたべ 委員 請願者の方から西田が使えなくなったら代替地ということで東京女学館のグラウンド跡地の利用とかとありましたけれども、この間、市としてかわりに活動できる場所をどの程度努力されて探してこられたのかについて教えてください。 ◎スポーツ振興課長 西田スポーツ広場の代替地につきましては、基本、調節池の建設工事の事業主体である東京都が候補地を探していただいております。その際、こちらも場所を探して情報提供をさせていただきながら、ともに西田の代替地につきましては探していただいているところでございます。  それ以外、こちらとしては、市民の皆さんが今までどおりスポーツができる、今までどおりと言っても同じ枠ではございませんが、そういった環境をこちらとしては探させていただいております。  細かく説明させていただきますと、大学・企業連携ということで、各大学や企業を回らせていただいて、グラウンドなどの運動施設を市民の方にご利用させていただけないかというお願いに回っておるところがまず1点目でございます。2点目は、学校開放の紹介というところで、あき状況をこちらで確認して、あいているところをご紹介させていただいているところでございます。  こちらが確認しているところ、頻度は別にしましても、あいているところはございますので、そこはしっかりこちらのほうでご紹介させていただいて、そこの学校を使っていただくというような形で紹介をさせていただいております。  あとは、鶴間公園のスポーツ施設が11月に利用再開になります。ここは、スポーツ施設の面積で比較すると、今回ふえることになります。今まで運動広場がグラウンドとして整備されていなかったところをしっかりグラウンドとして整備をして、幅広い市民の方にご利用いただけるようになっておりますので、そこもご利用いただくように、こちらのほうで紹介させていただきたいと考えております。  代替地というか、市民の方がスポーツをする環境の場の整備という取り組みに関しましては以上になります。 ◆わたべ 委員 先日、2日前でしたっけ、うちのまちだ市民クラブ会派の戸塚議員が一般質問した内容の中でも、この代替地のことに触れられていたんですけれども、そのやりとりの中で、例えば、小中学校の学校開放についてアンケートをとったところ、夜間ならあいています。しかし、夜間照明がありませんとか、そういう状況であるということが明らかになったということは確認できているんですが、大学・企業連携の部分では、実際に利用できる見込みというのが、今はっきりわかっている時点ではあるんでしょうか。そのあたりについてお願いします。 ◎スポーツ振興課長 学校開放につきましても、私が調査した限りでは、土日にあきもあるという回答をいただいておりますので、そこについてはもう少し西田の管理運営委員会にも丁寧に説明して、利用枠がありますよという説明をもう1回させていただければと思います。  後者のご質疑であります大学、企業の連携につきましては、相手方がいらっしゃいますので、今確実というところはここではちょっと話はできませんが、何校か、今ご相談に乗っていただいているところはございます。 ◆わたべ 委員 とにかく昨年の12月にも一般質問をしている、その段階でも早急に代替地は用意しますというふうに、多分、市長もおっしゃっていると思うんです――部長さんでしたっけ。その約束は少なくとも今守られていないというところですよね。  今、請願者の方のお話も聞いていて、今ある環境のままでしっかりスポーツに取り組みたいという思いは本当によく理解するところであります。いかに行政と折り合いをつけながら、住民の皆さんが納得できる形の方向性を見つけられるかというところだと思うんですが、今その中では、私のほうで今やりとりを聞かせてもらった範囲では、住民の要望には本当に半分も応え切れていないのではないかと思えるのですが、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 先ほどの質疑でもございましたとおり、結局、同じ枠を用意するというのはなかなか難しいのが現状でございます。ただ、こちらの市の使命といたしましては、今まで活動された方が継続して活動できる状態をつくっていくということで認識しております。  そのためには、やはり管理運営委員会の方を通して、その団体が継続していく環境というのはどんなものを求められているかをしっかりヒアリングしながら、それに一歩一歩近づいていくような活動というか、取り組みを市としてもすることが重要と認識しております。  西田スポーツ広場の管理運営委員会の方とは頻繁に情報交換をしながら、ここのグラウンドはどうですかとか、公のスポーツ施設でもあいているところは、ここをご利用できますよとかいうことは会話をしておりますので、そこをまた丁寧に今後も続けていきたいということと、鞍掛スポーツ広場の皆さんに関しましても同じような丁寧な対応をせていただきながら、皆さんの活動が継続できるように、こちらとしても取り組んでいきたいと考えております。 ◆わたべ 委員 取り組みについてはわかりました。実際に西田が使えなくなっているということ、鶴間公園は今までと違う形で11月から供用開始になるという中で、なぜ鞍掛については、あしたから使えなくなりますよという状況ではないことはわかりますが、そんな中で、市民のスポーツ団体の皆さんの要望をなかなか満たし切れていない中で、実際に整備計画はつくられているわけなんです。それを実行に移さなければいけないほど、今グラウンド整備を公として市がやっていくということが急務であると判断されているんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 先ほども申しましたとおり、やはり利用者の安全確保、あとは近隣の住民の方の良好な住環境の確保という点で、こちらとしては計画どおり進める必要があると認識しております。  というのも、やはり説明会の中で住民の方からそういったご意見もいただいておりますし、あとは、昨年、防球ネットが倒れたという状況もございまして、暫定で今は安全な状態にしておりますが、またこれが今後、大げさになりますけれども、仮に竜巻等が利用者がいるときに起こったときに、その利用者の安全確保がなかなか難しくなってくるというところがございまして、予定どおり、計画どおり進めていくということと、あとはもう1点、実施計画を作成する段階で、どれぐらいの工事期間になるかということは大体算出できると思います。その工事期間も短くするように努力しつつ、あと整備後につきましては、幅広い市民の方がご利用することができるようになる。  細かく申しますと、予約システムの中で、当日あいていても申し込むことができたり、あとは、先ほど施錠しているときが鞍掛にございましたので、公の施設に整備した後には、あいているところは一般の方に開放できるといった環境を整備することによって、より多く、幅広く市民の方にご利用していただき、スポーツする環境の場の整備について取り組んでいきたいと考えております。 ◆田中 委員 先ほど願意の実現性のところでお話があった、市内には7カ所、鞍掛スポーツ広場のような場所があるということなんですけれども、今回、鞍掛のように整備をされる、今後そういった予定があるのかですとか、もしくは、こういった市民の方が管理運営していたところで、既に市が管理するスポーツ広場として整備されたところがあるのか、伺いたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 7カ所の大規模スポーツ広場につきましては、随時公の施設として整備していくという計画がございます。  実際、鞍掛スポーツ広場が今お話の中で出ておりますが、先ほど熊沢委員からもお話がありました後田につきましては既に工事に入っておりまして、町田第一中学校の校庭の代替地が終われば公の施設として運営していく、管理していくということが決まっております。 ◆田中 委員 ということは、鞍掛スポーツ広場はその中でも割と最初のほうに位置づけられていると思うんですけれども、先ほど、わたべ委員からも緊急性というところがあると思うんですけれども、ほかの地域よりもここが初期のところで位置づいているというのは何か理由があるのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 先ほど申しましたとおり、やはり利用者の安全確保と、良好な住環境の確保というところと、あとは南地区のスポーツをする環境が不足しているということをいろいろとお話しいただいておりますので、早目に整備して幅広い市民の方がご利用いただけるように、スポーツ振興課として取り組んでいきたいと考えております。 ◆田中 委員 それでは、南地区のスポーツの環境を整備するということでしたけれども、鶴間の公園については11月から新しい形で始まると。西田の調節池、西田のグラウンドについては、いつからいつまでの工事期間なのか伺いたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 西田スポーツ広場の工事期間ということでございますが、2027年度、供用開始予定ということで聞いております。 ◆田中 委員 せっかく南地区のスポーツ環境を整備するという中で、ただ、ほかの同じ地域にあるスポーツ施設の状況を考えると、先ほど、もともと西田を使っていた方が鞍掛を代替地として使っている団体もあると。そういうほかのスポーツ広場とのスケジュールの関係というのはどのように考えて、こういったことを考えられたのかを、お考えがあれば伺いたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 スケジュールにつきましては、公のスポーツ施設が不足しているところからまず優先的にやっていきましょうということでございますが、先ほども申しましたとおり、利用者の安全確保と、あとは良好な住環境の確保といった視点でもスケジュールを組ませていただいております。 ◆大西 委員 特に西田のスポーツ広場については、多分調節池をつくるということで、それが最大の原因だろうと思うんですが、東京都はそのとき、自分たちも代替地についてはいろいろ動きますということを多分言われたんだろうと思うんですけれども、現実に何か提案とか提供は東京都からありましたか。 ◎スポーツ振興課長 東京都とは連絡を密にさせていただいておりまして、代替地候補として提供していただいた部分はございますが、現実、そこを利用するには至っておりません。 ◆大西 委員 では、その利用するに至っていない理由というのは何があるんですか。 ◎スポーツ振興課長 空き地という形でご提供いただいておるんですが、スポーツをする場にはふさわしくないというところもございますし、あとは、ちょっと距離が遠いとか、町田市から離れているとか、そういったところがございまして、なかなか実現に至っていないというところでございます。 ◆大西 委員 スポーツにふさわしくない場所を提供する東京都の感覚というのは何なんですか。普通、スポーツ広場の代替地ということで提供してくださいということを言っているわけでしょう。わかりましたと言って提供した場所がスポーツにふさわしくないというのは、どういうことでふさわしくないんですか。 ◎スポーツ振興課長 済みません、言葉が足りませんで。候補地として挙げてきて、そこから現場を見ながら、ここがふさわしいかどうかを協力していただいていますので、丸投げのように、そちらでというわけではなくて、現場を確認して、ふさわしくないという判断をしただけで、とりあえず空き地の提供という形でご理解いただければと思います。 ◆大西 委員 そうすると、ふさわしいかふさわしくないかは、あなた方、例えば、整地するのにすごくお金がかかるんだとかということで。とりあえず場所の確保が一番問題じゃないんですか。ないから、今、鞍掛だとか、いろんなところと入り込んで非常に問題になっているような気がするんだけれども、そういうところをもっと精査して、じゃ、金がこのぐらいかかるから、それはふさわしくないんですとか、そういう経済的な面からもきちんと精査する必要があるんじゃないかと思うんです。  例えば、10億かかるか、5億かかるか、あるいは何千万かかるかわからないけれども、このぐらいのお金をかければ、これは利用可能ですという場所なのかどうか。ぱっと見ただけで、これはもうだめですよということを言っているのか、あるいは距離が遠いと言うけれども、南から相原まで行けば、車で行っても、普通でも四、五十分くらいかかりますよ。それでも遠いと言っているのか。利用者の遠いというのは、何をもって遠いと言っているのか。どういうことを言っているんですか。 ◎スポーツ振興課長 遠いという定義は個人的にいろいろ違うと思うんですが、やはり子どもたちが安全に移動できる距離ではないということで判断させていただいております。  例えば、1つの例としますと、23区のほうのかなり距離があるところとか、そんなところも一応候補には挙がっておりましたが、そこは西田スポーツ広場の方にもご相談すると、ちょっと難しいのではないかとか、そういったご意見も聞きながら適地を探しているところでございます。 ◆大西 委員 そうすると、町田市内はそれには該当しないと考えていいの。 ◎スポーツ振興課長 町田市内につきましては、スポーツの推進という観点で先ほど申しましたとおり、スポーツ振興課のほうでも探しているところでございますので、そこは町田市内も、西田の代替地にもなり得ますし、こちらのスポーツする場としてもなりますので、引き続きそこは連携をとって、する場として適しているかを探しながら、皆さんが身近な場所でスポーツができる環境を整備していきたいと考えております。 ◆大西 委員 では、基本的には町田市内であればどこでもいいと、そういう場所を確保するつもりがありますという考え方でいいということ。 ◎スポーツ振興課長 そこら辺は、利用する方の意見も聞きながら、そこが適しているかどうかを判断させていただければと思います。ただ、町田市内というのは一番身近に感じるところでございますので、なるべく町田市内で探せるのがいいとは考えております。 ◆大西 委員 それからもう1つ、東京都が町田市以外で提供されたといっても、例えば西田の隣の、境川の隣はもう相模原市ですよ。どの辺を提供されて、それが距離が遠いからだめだとあなた方は判断されたのか。 ◎スポーツ振興課長 代替地の場所につきまして、先ほど申しましたとおり23区の方面でございますので、距離的には40キロぐらい鶴間から離れているところと考えていただければと思います。 ◆大西 委員 そうしたら、東京都は23区のこんな場所があるからどうですかと言って提供を申し出られたということ……。 ◎スポーツ振興課長 済みません、提供というか、お互い相談をしながら、まずあいているところ、どこが使えるかどうかというところをつぶしていっている中の1つの今の例でございますので、東京都がここと言うわけではなくて、まずあいているところ、例えば都内の都立高校が使えるとか、そういったところを順番に見ていく中で、そういったところもあったという例でございます。 ◆大西 委員 では、具体的に東京都は40キロ離れたこんな場所がありますけれどもということを言われたということですか。今まで、東京都が具体的にどこをこの場所がありますよということを言われたんですか。それを教えてちょうだい。 ◎スポーツ振興課長 東京都とご相談しながらあったのは、一番近いところでは、横浜市の部分もいろいろと提案をいただきまして、そこの部分もご相談していただいているというところは聞いております。  なので、1つ今遠いところを例に出しましたけれども、近いところもちゃんと紹介をしていただいている――紹介というか、ここが候補地としてあるというところは提案していただいておりますが、まだその相手方になかなかご了解いただけないのが現状でございます。 ◆大西 委員 まず1つ、横浜市といったって、東名のインターの隣はもう横浜市ですよ。横浜市だって、かなり先まであるわけだから、それはどこなのか具体的にわからないけれども、恐らく東京都だって、そんな横浜の港の先のほうみたいなところを提供するようなことはしないと思う。  そうすると、今言われた横浜市の話については、地元の人たちは、そんなことを知っているんですか。横浜市の具体的な場所を今提供されているけれども、なかなか話が進んでいないということをおっしゃっているけれども、地元のスポーツ団体の人に、あなた方はそのことを説明しているの。 ◎スポーツ振興課長 西田スポーツ広場の管理運営委員会の方とはご相談させていただきながら、現状をお伝えさせていただいておりますので、知っていただいていると理解しております。 ◆大西 委員 そうすると、その委員会の人たちというのはどういう反応なんですか。現場も見たりしているわけ。 ◎スポーツ振興課長 済みません、西田スポーツ広場の方が現場を見たかは理解しておりませんが、場所はご理解いただいていると思います。 ◆大西 委員 では、理解してもらっているということであれば、具体的な場所として町田市に提供しましょうということを言っているわけではないわけ。 ◎スポーツ振興課長 今そこが候補に挙がっておりまして、相手方とご相談させていただいているという状況をお話しさせていただいております。 ◆大西 委員 相手方というのは所有者という意味ですか。 ◎スポーツ振興課長 そうです。 ◆大西 委員 では、その人とは具体的にどういう話をされているんですか。町田市が借りますからそこを貸してくださいということなのか、それは東京都から情報の提供があったわけでしょう。ということは、東京都だって空き地がありますから、あそこに行って相談してください、多分、そんなあほなことは言っていないんだろうと思うんです。  何らかの見込みがなければ、それはそうでしょう、空き地なんて、どこに行ったっていっぱいあるわけだから。その辺のことは、東京都は、この人は条件によれば貸しますよということの情報をあなた方は提供を受けて、その所有者と話をしているということなの。どういうことで情報提供を受けて……。 ◎スポーツ振興課長 東京都が所有者と交渉している中身ですが、今、スポーツをする場所が不足しているということで、町田市民の方がここを利用したいという話で相談をいただいていると聞いております。 ◆大西 委員 今までスポーツ団体の人たちは場所がない場所がないと言っているわけだし、横浜市といったって、今言ったように、そんな遠い場所を紹介されているはずはないと思うんですよ。僕の見方をすれば。  だったら、そんないい具体的な場所があれば、そんな30キロも40キロも離れたところへ行けという話じゃないだろうと思うんです。せいぜい5キロか10キロぐらいだろうと思うんです。恐らく相原に行くより、もっと近いはずですよ。  だったら、何でもっと積極的にそういうところと交渉して、具体的な場所がありますよということで交渉すれば、もっと早くこの問題についてはかなり解決できる部分があるような気がしますけれども、今まで所有者と何回ぐらい交渉しているんですか。 ◎スポーツ振興課長 済みません、回数までは把握しておりません。 ◆大西 委員 では、課長自身は行ったことはないの。 ◎スポーツ振興課長 私は、電話で所有者の方とご相談させていただいて、あくまで東京都が窓口ということでご理解いただければと思います。 ◆大西 委員 そうすると、今、東京都もその件については担当者がいて、交渉窓口になってくれているということですか。 ◎スポーツ振興課長 担当者はいますが、引き続き交渉をされているかは、済みません、こちらでまだ把握しておりません。 ◆大西 委員 せっかくいいそういう話があるようですから、ぜひそういうところを積極的に交渉してもらって、それはだめなこともあるだろうけれども、場合によったら本当に地元の人たちも、ああ、いい場所ですねということになる可能性だってあるわけだから、そういう可能性をぜひ追求していってもらえば、もっと早くいい場所も提供してもらえるんじゃないかと思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。 ◆わたべ 委員 確認なんですけれども、成瀬鞍掛スポーツ広場の整備計画はもうできているということですよね。それで、整備に至るまでというか、タイムスケジュールを確認したいんですけれども、お願いします。 ◎スポーツ振興課長 昨年度、基本計画を策定しました。今年度、2019年度に基本設計、2020年度に実施設計で、実施設計の結果によって工事の期間が決まりますが、今のところ、2021年度に工事を行う、整備を行うというスケジュールで確定しております。 ◆わたべ 委員 この予定で進んだとすると、基本設計というのが議会に上程されるのはいつですか。 ◎スポーツ振興課長 基本設計につきましては、3月議会で予算を承認していただきまして、きょうまた労務単価の変更で、後に議案として提出させていただく予定でございます。 ◆わたべ 委員 では、実施設計が上程されるのはいつですか。 ◎スポーツ振興課長 本年度3月議会、来年の3月議会の予算で議案として提出する予定でございます。 ◆村まつ 委員 ちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、先ほど西田地域の請願者から2015年に要望を出したということと、ただ、それに対してこれといった答えはなかったというような発言があったかと思います。これは同じ認識でいらっしゃいますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 私の認識の中では、その要望に対しては、ほかの場所、皆さんがスポーツをする場を確保して対応するという回答をさせていただいていると思います。議会の中でそういう回答をさせていただいていると認識しております。 ◆村まつ 委員 ありがとうございます。  今回のお話を聞いていて、やっぱり根っこはどうしても今までの流れ、鶴間、西田と連続で来ていて、どうしてもその不信感が拭えないからこういう請願になったのかなということを、聞いて理解をしておりますが、2015年からずっと要望されているということなんですけれども、この間、代替地として提供できたのは東京女学館のみだったという理解でよろしいでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 西田スポーツ広場が閉鎖したのは、たしか昨年の12月だったと思うんですが、それ以降、そこの利用者の方が利用できるようになったのは東京女学館だけだと認識しております。 ◆村まつ 委員 そうすると、東京女学館が代替地として使えるようになったと思うんですけれども、西田スポーツ広場で使っていた、団体数で言えばいいのか、面積なのかわからないんですけれども、今までのキャパに対して東京女学館で使えるキャパというのは大体どのぐらいだったんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 ちょっといつの時点かは記憶しておりませんが、今のところ、4団体が活動しているということは聞いたことがあります。 ◆村まつ 委員 東京女学館で4団体が活動していたということですか。 ◎スポーツ振興課長 はい、そうです。 ◆村まつ 委員 あと、西田の団体数というのは幾つだったんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 西田のスポーツ広場の、2018年6月20日に提出していただいた報告書によりますと、68団体の登録があると報告を受けております。 ◆村まつ 委員 あと、東京女学館以外にも恐らく地域の学校なんかで近隣の小学校、中学校等でも活動している団体もあるかと思うんですが、大体で構いませんので、西田が使えなくなって、ほかで使うようなった団体数は幾つぐらいあるのか、おわかりになればお願いします。
    ◎スポーツ振興課長 西田が使えなくなってそこを利用したというデータはちょっとないんですが、西田のスポーツ広場の、例えば少年野球の方の活動する場を私たちも探していたときに、やはり皆さん、学校開放は利用されておりまして、少年野球の方は身近な場所で活動ができているということは把握しております。ただ、全部が全部というところまでは確認に至っておりません。 ◆村まつ 委員 あと、この請願の中の2ページ目の中で、「既に南地域において存続出来なくなるスポーツ団体も多く出て、解散を余儀なくされ、解散したスポーツ団体も出てきています」というふうにありますけれども、これは、市はどういうふうな認識をされているんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 今までどおり活動できないというのは、ちょっと心苦しい部分がございますが、市としても、鶴間のほうで今いろいろと相談させていただいているのは、やはり地域スポーツクラブを立ち上げて、多くの方がスポーツに触れてもらうような取り組みをやっておりますので、ぜひ西田スポーツ広場の方、あとは鞍掛スポーツ広場の方も地域スポーツクラブというものの設立の検討をしていただくなりして団体活動を継続していただけるような、そんな環境を検討していただきたいということと、私たちもしっかりサポートはしていきたいと考えております。 ◆村まつ 委員 その地域スポーツクラブを立ち上げることによって、今までの活動と比べてどういうふうに変わるのか、わかれば教えていただけますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 地域スポーツクラブはそれぞれオリジナルのものがございますので、活動自体は大きく変わらないとは思いますが、地域スポーツクラブに関しましては、高齢者から子どもまで一緒にスポーツができる環境をつくるというところが使命になっておりますので、そういったところで団体の青少年育成とか、そういったところも取り組みながら、今までどおり皆さんが活動できるような環境を整えていっていただくことを希望しております。 ◆村まつ 委員 あとは、この請願の中で、1枚目ですけれども、2017年度実績で金森西田スポーツ広場は年間約3万人の利用者がいたというふうにあります。もう少し下に行くと、成瀬鞍掛スポーツ広場、これが年間約4万人の方が利用されているということで、合計すると7万人の方が南地域だけでスポーツ難民になるという計算をされているんですけれども、この数字は市の考える数字と大体同じ数字になりますか。 ◎スポーツ振興課長 この数字はご報告いただいておりますので、こちらも認識しております。 ◆村まつ 委員 そうすると、7万人の方が――全員が全員ではないと思うんですけれども――使えなくなる方も出てくるだろうということで、今、町田市としてもなるべくスポーツする人をふやしていこうという計画がある中で、7万人の方が利用しづらくなるというのは、これは大きな損失になるんじゃないかなというふうに思っております。  実際またこの7万人の方を、新たにスポーツする人をふやそうと思っても数年かかるでしょうし、またいろんなコストもかかってくるような話なのかなと思いますので、今までこうやって積み上げてきた財産を失ってしまうのは非常に問題なのかなというふうに思っております。  今までいろんな議論はありましたけれども、例えば工事のタイミングをずらすことによって、この7万人の方に継続して利用できる環境をつくれるのであれば、私は、そのほうがいい判断なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、スポーツ広場の整備をしていくという、7カ所ありますけれども、その順番を入れかえるとか、あとは今整備中のいろんな公園等もありますので、そういったところが使えるようになってから工事に着工するとか、そういった判断は考えられるんじゃないかなと思うんですが、そのあたりはいかがでしょう。 ◎スポーツ振興課長 先ほど申しましたとおり、鞍掛スポーツ広場に関しましては、やはり利用者の安全確保と良好な住環境の確保という観点で予定どおり整備を進めさせていただければと考えております。 ◆村まつ 委員 安全確保は大事だと思います。ただ、その安全確保というのがスポーツ広場にするから安全になるというのはちょっと乱暴かなと思っていまして、現状でも少し補修工事等をすることによって安全確保は可能じゃないかなというふうに思います。7万人の行き場所がなくなるということと、経済的なコスト等、いろいろありますけれども、その判断はちょっとバランスを持って柔軟に考えられないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 土地の所有者といたしましては、やはり皆さんに安全にスポーツに取り組んでいただきたいという思いがございます。昨年11月に防球ネットが風によって倒れたという現象がある中、それを先延ばしして整備するというのは、ちょっと心配な点がございますので、やはりできる限り早目に公の施設として整備をしたいという考えがございます。  なぜ公の施設に整備するかというところでございますが、やはり今暫定利用というところで、応急処置みたいな形で設備を改修しているというところがございます。今後、場当たり的な改修をしていくと、大規模にネットが倒れたりしたときに早急に対応することができないなどの想定がありまして、その際、今度利用ができなくなるという想定もございますので、そこは土地を所有してお貸ししている立場としてしっかりと確認をして、このスケジュールを立てさせていただいているということでございます。 ◆村まつ 委員 あと、鞍掛の整備のお話なんですけれども、先ほどグラウンドが野球で現状は4面とれるという話がございました。これは整備をするとどのようになるのか、教えていただけますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 今の基本計画の中身についてでございますが、まず団体が利用できるスペースと、あとは今度、個人が利用できるスペースに分かれて、これから整備することを想定しております。個人が利用できるところでは、ジョギングやウオーキング、今、意識調査をとってもそこのニーズが大きいので、まずは身近な場所で、個人でスポーツができる環境も整備していきましょうということで、そういう基本計画を作成させていただいております。  なので、個人も団体も、そこの場でスポーツに親しみながらコミュニティーが創出される、そんなことで今計画を立てさせていただいております。 ◆村まつ 委員 そうすると、時間帯においてですけれども、利用できるのは1団体だけになるんですか。 ◎スポーツ振興課長 管理運営の点につきましてはこれから想定をしていくことになりますが、今の想定では、先ほど申しました地域スポーツクラブが活動するときに多種目の活動を想定しておりますので、1団体というよりは、多くの種目が一度に活動できるような管理運営にしていければなということで、一応それも想定して、グラウンドにつきましては計画を立てさせていただいております。 ◆村まつ 委員 そうすると、グラウンドの面積としては狭くなってしまうのか、あとは、さっき野球であれば4つの団体が同時に使えるという話があったんですけれども、そういったことは難しくなるということなんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 結論から申しますと、グラウンドの面積は減ります。ただ、市民意識調査でもありますとおり、個人スポーツの志向が高まっていることもございますし、説明会のときの要望でも個人が自由に使える場所を設置してほしいという要望がございましたので、そこの観点から、グラウンドが狭くなっても、個人がいつでも利用できるようなスペースを設けたということでございます。 ◆村まつ 委員 あとは、今さまざま代替地を探しているということでしたけれども、近くに企業なんかのグラウンドもあるように思いますが、今までにそういう、今回の件じゃなくてもいいんですけれども、いろんな企業だったり、大学だったり、学校関係だったり、構わないんですけれども、そういったところを使わせていただいて何かトラブル等はございましたでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 今も2団体と大学連携でスポーツする場を提供していただいておりますが、特に大きなトラブル等はございませんでした。 ◆村まつ 委員 例えば、そういう今の実績をしっかりご説明しながら、先ほど大西委員からもありましたけれども、丁寧にもっと幅広く交渉をしていただければなと思います。やっぱりどうしても使える数量が圧倒的に減っていると思いますので、この状況をある程度担保しないと、話を進めていくというのは、市民の皆さんにご理解いただくのはなかなか難しいんじゃないかなというふうに思いますので、そこは市としてしっかり数量をまず担保するということが一番大事じゃないかなと思いますので、その辺は重ねてお願いをいたします。 ◆わたべ 委員 整備費用について教えていただきたいんですけれども、緑ヶ丘グラウンド、本町田にありますグラウンドの整備が2017年から2018年の債務負担行為ということで20億円弱かかっているんですが――違いましたっけ、197,235千円と総事業費がありますが――2億円ですね、1桁間違えました。  それで、整備に関しては東京都から2分の1補助が出るという、これは、これからのスポーツ広場の整備も同様ですか。 ◎スポーツ振興課長 補助金等の該当につきましては、これから基本設計を進めていく中で、相談をしながら幅広く補助が受けられるように進めていくことになると思います。 ◆わたべ 委員 先ほどから整備の緊急性についてもちょっとお伺いしましたけれども、この2億円という、東京都の補助も含めた町田市の予算執行をしたほうが、先ほど場当たり的な改修とか補修とかいう話が出ましたが、それの金額を考えても十分に見合うとお考えでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 金額に見合うかということよりも、やはり利用者の安全確保というところを最優先したいと考えております。 ◆わたべ 委員 私も利用者の安全確保については理解するものですが、やっぱり安全確保と同時に利用者がスポーツする環境を整えるということを最優先にしていただければと思っております。 ◆矢口 委員 鞍掛なんですけれども、今4万人の利用者ということで、この整備をしたことで、さっきの話では幅広い市民が利用できるように、例えば当日あいていても申し込みできるようにということを目指すと考えているということなんですけれども、じゃ、この鞍掛は、今4万人から整備するには、恐らくもっともっとたくさんの人がというふうに思っていると思うんですけれども、具体的に何人ぐらい、4万人から何万人までふやしたいみたいな目標はありますか。 ◎スポーツ振興課長 済みません、個人開放する部分と、あとは団体利用できるところの管理運営の仕方がまだ決まっておりませんので、正式な数字に関しましては、ちょっとまだ計算はしておりません。  ただ、今まで延べ人数の方で4万人以上ということで今お話がありましたけれども、それ以上ご利用いただけるように魅力的なスポーツ施設として整備していきたいと考えております。 ◆矢口 委員 わかりました。  もう1回、再確認になっちゃうかもしれないんですけれども、東京女学館で今4団体が使用しているけれども、東京女学館は工事に入るから、この4団体も使えなくなるということで認識は合っていますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 聞いているところによりますと、ことしの11月には使用できなくなると聞いております。 ◆矢口 委員 あと、地域スポーツクラブの話があったんですけれども、地域スポーツクラブを立ち上げて、そういったことにもサポートしていきたいという話があったんですけれども、地域スポーツクラブを立ち上げても、場所の問題は解決するんですか。 ◎スポーツ振興課長 地域スポーツクラブに関しましては、地域のスポーツ振興に寄与していただくような役割を担っておりまして、例えば、公のスポーツ施設として整備しますと指定管理者の管理になることが想定されます。指定管理者につきましても地域貢献という形で使命を受けておりますので、スポーツ振興と地域貢献の使命がマッチする事業というのはございますので、その事業に関しましては、その場で活動ができるといったところも想定がされると思います。そういった活動の場が広がっていくことも想定されるということで、地域スポーツクラブを提案させていただいたということでございます。 ◆矢口 委員 あと、ネットが倒れたという話があったんですけれども、ネットが倒れたときに人的被害があることを懸念していらっしゃると思うんです。私は見たことがないので、どのぐらいのネットというのがわからなくて、例えば、そのネットが倒れると命にかかわるような危険性があるのか、それとも、倒れてもそこまで危険性はないのか、人的被害はどのぐらいのものと考えていますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 聞くところによりますと、昔建てたネットの柱がございまして、そこに防砂ネットを後でつけた、当初、防砂ネットをつけるように設計していないで昔は柱を建てておりますので、その分、風を多く受けて倒れたということで報告はいただいております。  写真で確認をしたところによると、倒れ方が民地のほうに倒れています。民地といってもまだ距離があるのであれなんですけれども、その裏には入場するときのスロープみたいな通路がございますので、そこに倒れていく危険性はあると認識しております。 ◆矢口 委員 わかりました。防球ネットだけじゃなくて、柱も倒れているということ……。 ◎スポーツ振興課長 傾いたということです。倒れたわけではなくて、風を受けて傾いた。 ◆矢口 委員 ネットだけじゃなくて、柱が傾いた……。 ◎スポーツ振興課長 柱とネットが傾いたということです。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。しつこくて済みません。  あと、駐車場のお話があったと思うんです。近隣の住民の方に駐車をしてしまって迷惑があって、そういうのは具体的にどういったお話が、これまでクレームというか、近隣の住民の方からそういうお話とか、そこを詳しく教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長 お話の内容ですが、今20台、駐車場を確保する予定でおります。それが満車になって路上駐車がされるのを心配しておりまして、需要に対する必要な駐車場の台数を確保していただきたいというご要望をいただいております。 ◆矢口 委員 ごめんなさい、ちょっと私が――20台の駐車場をこれから確保予定で、なるほど。現状は、例えば路上駐車でご迷惑がかかっていて、近隣の住民の方からお話が来るということはあるんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 スポーツ振興課には、その報告は上がっておりません。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。  この後、鶴間のほうの整備が進んで、鞍掛の整備後には、費用とかはどのように考えているんですか。これは誰か聞きましたっけ、済みません。 ◎スポーツ振興課長 費用につきましても、今後の運営管理を決めながら金額等は決めていくことになると思いますが、やはり受益者負担という観点で有料になることを想定しております。 ◆矢口 委員 わかりました。  あと、今のところ、今後代替地として利用が決まっているのは、代替というか、新しく鶴間の秋のまちびらき、そこだけしか、今のところ確実に決まっているところはないという感じでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 代替地ということではなく、スポーツする場の環境整備というところで、今直近では鶴間のスポーツ施設のところの使用がふえるというところのみとなっております。 ◆矢口 委員 わかりました。  鶴間のキャパ的に、今の鞍掛とか西田のほうの人たちが、鶴間で利用したいという人がどのぐらいいるというのはもうわかっているんでしょうか。もし鶴間ができたら、鶴間を利用させてもらいたいみたいな、そういうことは、もうお話は整理されているんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 全体として把握してはおりませんが、ここで主に活動する地域スポーツクラブの準備会を設立しておりまして、そこの発起人等は、ここの鶴間のスポーツ広場を利用していただく方でございます。今その会員をふやすためにいろいろと活動していただいておりまして、鶴間第2スポーツ広場を使っていた方は、ここを引き続き使いたいということで希望はいただいております。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。  これからまちびらきでちょっと思うのが、ほかの地域からたくさん来るようになって、今まで地元でグラウンドを使用していた人以外も沿線からいっぱい来たりとかして、そういう人たちも使うとなると、すごく利用者が多くなっちゃうのかなというところで、優先的にこの南地区の方たちに使ってもらえるように枠を用意するとか、そういうのは、具体的に策はありますか。 ◎スポーツ振興課長 優先的に使用できる枠というのは考えておりません。 ◆矢口 委員 わかりました。  あと、後田グラウンドのほうは校庭の代替地が決まれば工事していくみたいな回答があったということでよかったですか。今回、鞍掛は代替地が決まっていないけれども工事を始めるというところで、後田グラウンドと鞍掛のところは進め方がちょっと違うなというふうに感じたんですけれども、そこの点はどう考えていますか。 ◎スポーツ振興課長 済みません、先ほどちょっと説明が間違っていたかもしれませんが、後田グラウンドにつきましては、代替地を見つけて整備をするというわけではなくて、整備をする目的が、まずは町田第一中学校の校庭の代替地ということで整備をさせていただいて、町田第一中学校の校庭の代替地としての使用目的がなくなった以降に公のスポーツ施設として利用していただくということでございます。 ◆矢口 委員 わかりました。ありがとうございます。  あと、個人スポーツの志向が高まっているというところなんですけれども、説明会でそういった要望があったということなんですけれども、割合的にどのぐらいとか、具体的な市民アンケート、意識調査でもジョギング、ウオーキングについてのそういうのがあるという話だったんですけれども、具体的にどのぐらいの割合なのか、数字で何かありますか。 ◎スポーツ振興課長 済みません、割合では、ちょっと曖昧な数字しか覚えていませんで。ただ、ジョギング、ウオーキングというものは、今後スポーツをやりたい項目の中のトップであったと認識しております。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。それは地区別でたしか市民意識調査をしていたと思うんですけれども、南地区でもジョギング、ウオーキングがトップということでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 今回の意識調査では、そこまで詳細に分析はしておりません。地区別という形で、今数字はございません。 ◆矢口 委員 わかりました。このジョギング、ウオーキングというのは、それもすばらしいんですけれども、例えば川沿いを歩いたりとか、近所を歩いたりとか、割といろんな方法でできるけれども、野球とか球技とかは、どうしてもまとまった土地がないとできないという、すごく限られたところでしかできないんですけれども、その点はどのようにお考えで、今回、この個人スポーツの場所をつくるという結論に至ったんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 スポーツをやっている方は川とかを利用してジョギング、ウオーキングができると思うんですが、これから始める方、あとは子どもさんとか、やっぱり安全な場所でスポーツをやりたいというご意見もございましたので、そこに設けて、身近な場所で体験できるような、そんな環境を整備した次第でございます。 ◆矢口 委員 365日で考えると50%の利用率という話が鞍掛であったと思うんですけれども、これは朝何時から何時までなんですか。夜の間はもちろん入れていないと思うんですけれども、何時から何時までの利用で50%。 ◎スポーツ振興課長 先ほど申しましたのは、時間で区切ったわけではなくて、1日利用していないときと、あとは午後利用していないときを抽出して、それを日数で割ったということでございます。鞍掛スポーツ広場の利用できる時間は8時から16時と記憶しております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があれば、お願いいたします。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午後零時1分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時2分 再開 ○委員長 再開いたします。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆矢口 委員 請願に反対の立場で討論させていただきます。  請願者の方々の思いというのは大変よくわかって、私もすごく本当に迷うところではあるんですけれども、砂の被害が実際に住民の方々にあるということと、プレーしている方々にとっても、今、防砂ネットの関係で柱が倒れてきたりとか、そういったところは、やはり人の命を守るところが第一ということで、特に小さな子どもも使われるというところでは、ちょっとここは苦渋の決断ではあるんですけれども、一旦整備は早目に進めなければいけないところなのかなと思っております。  ただ、個人利用のところと団体利用のところですとか、そういったところに関してはしっかりと話し合って、住民の方たちの意見とかをもう少しよく聞き取って整備を進めていただければと思っています。  また、代替地に関してもやはりまだまだちょっとやりとりが足りないかなとは思うので、より丁寧にやっていただければということは思っております。  私もこの件は今後も要望を出していきたいと思いますが、今回は請願に反対をさせていただきます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  請願第9号を採決いたします。  本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって請願第9号は採択すべきものと決しました。  休憩いたします。
                 午後零時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時2分 再開 ○委員長 再開いたします。  お諮りいたします。ただいま採択と決定いたしました本請願については、執行機関に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。 △第46号議案(文化スポーツ振興部所管部分) ○委員長 第46号議案を議題といたします。  本案のうち、文化スポーツ振興部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 第46号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、文化スポーツ振興部所管分につきましてご説明いたします。  歳出についてご説明いたします。  補正予算書の18ページをごらんください。タブレットでは27ページ分の22になります。  第10款、教育費、第3項、保健体育費、第1目、スポーツ振興費、第13節、委託料の説明欄7、スポーツ振興費95万3,000円につきましては、公共工事設計労務単価等の改定に伴い、成瀬鞍掛スポーツ広場整備基本設計及び小山上沼調整池スポーツ施設整備実施設計の委託料を増額するものでございます。  文化スポーツ振興部の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって文化スポーツ振興部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(町田市立博物館最終展の開催結果について(5月31日現在)) ○委員長 行政報告、町田市立博物館最終展の開催結果について(5月31日現在)を議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 町田市立博物館最終展の開催結果についてご報告いたします。  2019年第1回定例会の文教社会常任委員会にてご報告したとおり、4月20日から6月16日まで、市立博物館の最終の展覧会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。  内容については、担当からご説明申し上げます。 ◎文化振興課長 市立博物館としての最終の展覧会「町田市立博物館最終(ファイナル)展-工芸美術の名品-」の開催結果についてご報告します。  1項目め、会期につきましては、4月20日、土曜日から6月16日、日曜日までの51日間でした。なお、展示した作品数は、ガラス61点、陶磁器54点、それ以外の作品が21点であり、全て町田市が所有する作品で構成しました。  2項目め、来場者数につきましては、5月31日までで8,080人、最終日の6月16日まででは1万1,143人となりました。1万1,143人というのは、2000年以降に開催した展覧会99回の中では最高記録であり、過去に開催した273回全ての展覧会の中では7位の記録となりました。  3項目め、来場者の反応につきましては、アンケート結果の速報では、満足度の設問で「とても満足」と「満足」とを合わせると97%となり、ほとんどのお客さまにご満足いただけたものと受けとめております。  4項目め、開催イベントにつきましては、資料2ページの表のとおりです。陶芸、ガラス工芸など、工芸美術の体験講座や、茶道、華道、着物など伝統文化の体験講座はいずれも満席で、ご好評をいただきました。  5項目めの(1)、広報やPRの実績につきましては、「広報まちだ」4月15日号に市立博物館の特集記事を掲載したほか、5月1日号にも大型連休中のお出かけスポットとして掲載しました。また、市立小中学校の全児童生徒に、開催イベントを中心に紹介したチラシを配付したほか、新聞折り込みチラシも配付しました。  (2)のメディア掲載につきましては、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞を初めとする各紙に、最終展の紹介記事が掲載されました。  (3)のその他の主な来場促進策でございますが、まず、先着2,000人の来場者に江戸ガラスの一輪挿しを配付しました。これは大変大きな反響がありまして、会期2日目の4月21日、日曜日の途中で終了しました。  また、会期中の6日間を缶バッジ・デイとして、先着20人に展示品の絵柄がついた缶バッジを配付したほか、追加策として、ゴールデンウイーク期間中毎日、計10日間、先着50人に配付しました。  また、5月11日、土曜日には、翌日12日の母の日に関連づけて、先着70人に花の苗を配付しました。  この最終展の開催により得られた経験は、今後実施するアウトリーチ活動、例えば館外での展示や体験講座などが挙げられますが、その企画やPR、運営に活用してまいります。また、(仮称)町田市立国際工芸美術館における事業展開にもつなげられるものと考えております。  以上で説明を終わります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆大西 委員 報告書の2ページ目なんですけれども、最後のところに、6月16日、「石阪市長による生花展示」というのがあります。私ども町田市議会議員茶道部も12名の者がお手伝いさせてもらったわけですけれども、ぜひそれも載せていただきたかったと思っておりますので、以後、よろしくお願いいたします。 ◆田中 委員 最終日に行かせていただいたんですが、トークイベントの中でもちょっと触れられていたんですが、アンケートが結構たくさん寄せられているという話があって、確かにアンケートボックスにびっしり入っているなというのを見かけたんです。今までのアンケートと何か今回――すぐなので全部きちんと見られているかどうかはちょっとあれなんですけれども、アンケートに寄せられた声とか、何か今までと違うというか、何か特徴的なものがあれば、わかる範囲で伺いたいと思います。 ◎文化振興課長 まずアンケートでございますが、最終日までの来場者1万1,143人に対してアンケートを回収したのが840枚ということで、率にすると7.5%ですけれども、多くのお客様に書いていただきました。  特に今後の(仮称)国際工芸美術館への期待ということで、幾つかそのご意見をご紹介しますと、「この展覧会がすごくよいものだったので、国際工芸美術館の内容も自然と期待が湧いてきます」ですとか、「工芸品など本物を見る機会がないため、市内に工芸美術館があるのは町田市民の1人として誇らしい」といったような、例えばこのようなご意見をいただいております。 ◆矢口 委員 市立小中学校全児童生徒へのチラシ配付ということなんですけれども、これは結果として、具体的にどのぐらいの子どもたちが来てくれたかというのはわからないんですよね。 ◎文化振興課長 今回、無料展ということで、入り口で券売機でということで、小学生以下というところの人数を正確にとれてはいないんですけれども、おおむね5%程度が子どもさんだったかなと思います。  特に5月12日ですか、弥生ヶ丘deまちだのへそ祭りというイベントがありましたので、そこでは小学生以下のお子様が博物館にもたくさん来ていただきました。5月12日のへそ祭りの日は、博物館に850人のお客様がいらっしゃったんですけれども、そのうち小学生以下が245人ということで、この日はたくさん子どもさんに来ていただきました。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。  あと、アンケートなんですけれども、今後、このアンケートは、項目とか結果はいつごろ共有というか、私たちも見られるんでしょうか。 ◎文化振興課長 現在では、満足度の部分に関しては5月の末現在で集計をしています。数字の部分もまだちょっと直近の部分を集計しているところで、自由記述の部分もこれからデータに起こして、それをどういう意見があったかというまとめになりますので、ご披露できるとすれば9月にはというところで考えております。 ◆星 委員 2時からの式典のときに、多分、予想より多くの方がお越しになっていて、私も茶道部としても伺わせてもらって、式典のほうにもお伺いさせてもらったんですけれども、私たちが座れなかったとか、それは全然問題ないんですけれども、ほかの来賓の方たちも座れない状況になっていて、そういったところで運営の仕方というか、多分、整理券を配られていたんですかね、その辺の運営の仕方はどんな感じだったのか、お聞かせください。 ◎文化振興課長 ご承知のとおり、講堂のキャパシティーが非常に小さくございまして、今回、来賓の方の座席を用意して、そうすると座席が残り20も残っていない状態で、整理券は配付したんですけれども、これは初めから立って見ていただくという、会場に入るということで、お席は約束できないという前提で整理券を配付しておりました。  あの博物館の建物でこういうイベントをする機会が残念ながらもうないわけなんですけれども、例えば、今回であれば式典とコンサートの部分で、ちょっと時間はかかってしまっても入れかえをするであるとか、全体の時間をもう少し短目にしてとか、そういう工夫を今後展開する事業の中で、反省点として生かしていけたらなと考えています。 ◆星 委員 ありがとうございます。では、20ぐらいの残席に対して整理券は何枚お配りになったんですか。 ◎文化振興課長 整理券は50枚配付していますので、40人くらいは座席の周りで立って見ていただくという前提になっておりました。 ◆星 委員 では、50人全員来られたら、残りの方たちは最初から立って見ていただく想定だったということでよろしいですか。 ◎文化振興課長 そのとおりでございます。 ◆星 委員 ありがとうございます。建物の構造とかあると思いますけれども、いろいろ今回のこともご参考にしていただいて、またよろしくお願いします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後1時15分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時18分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(町田市立小・中学校における運動会、体育祭における熱中症対応について) ○委員長 行政報告、町田市立小・中学校における運動会、体育祭における熱中症対応についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎学校教育部長 町田市立小・中学校における運動会、体育祭における熱中症対応についてご説明申し上げます。  今回の救急搬送の件につきましては、児童生徒、保護者の皆様、報道をごらんになった多くの皆様にご心配、ご迷惑をおかけいたしました。申しわけございませんでした。  なお、本件につきましては一般質問で6人の方からご質問いただきましたので、行政報告につきましては簡潔にご説明させていただきたいと思っております。  それでは、担当者から説明させていただきます。 ◎指導室長 町田市立小・中学校における運動会、体育祭における熱中症対応についてご報告いたします。  本件は、2019年5月23日から5月27日の間に、運動会、体育祭の練習等において、熱中症の疑いで救急搬送を要請した学校が5校ございました。今回、救急搬送を要請しました学校、発生日時、救急搬送された児童生徒の人数は1に示したとおりとなります。  いずれの児童生徒も軽度熱中症の診断であったり、病院に到着したころには症状が回復したりするなど、大事には至りませんでした。  次に、今回の件を受け、運動会、体育祭に向けた熱中症対策についてでございます。  5月23日及び5月27日に市立小中学校長宛てに通知文を発出し、熱中症指標計を活用したWBGTの定期的な測定、児童生徒の健康観察、状況によっては練習の中止を適切に判断するように指示しました。  5月25日に運動会、体育祭を実施した学校における熱中症対策の工夫を教育委員会で集約し、6月以降に運動会、体育祭を実施する学校に情報提供を行いました。  また、6月以降に運動会、体育祭を実施します学校には、児童生徒用のテントで不足している分について調査し、既に運動会を実施した学校や防災課の協力を得て貸し出しを行いました。  さらに、5月28日には臨時校長会を実施し、今回の救急搬送の状況及び今後の熱中症対策について改めて指導いたしました。  報告は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △請願第11号 ○委員長 請願第11号を議題といたします。  本件について、請願者から、意見陳述の申し出がございます。  お諮りいたします。本日、6月19日の本委員会に、参考人として請願者である末吉泰子さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思います。このことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。
                 午後1時22分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時23分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日は、参考人として請願者である末吉泰子さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、本委員会にご出席いただき、ありがとうございます。委員会を代表して心からお礼申し上げますとともに、忌憚のないご意見をお述べくださるようお願いいたします。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。請願者の方は、5分を限度としてご意見を述べていただき、その後、委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは、請願者末吉泰子さん、お願いいたします。 ◎末吉 参考人 小学校PTA連絡協議会代表校、町田第三小学校PTA副会長の末吉と申します。  本日は貴重な委員会のお時間を頂戴し、まことにありがとうございます。また、日ごろより、児童生徒の教育環境向上のためご尽力くださり、保護者、児童生徒にかわり感謝申し上げます。いつもありがとうございます。  中P連の大石代表は日程の都合がつかず本日出席できないため、皆様にはよろしくお願いしますとお伝えくださいと伝言を預かってまいりました。  今回提出させていただきました請願は熱中症対策強化を求める請願でございます。今年度、市内小中学校では熱中症と思われる症状で救急搬送される事案が発生し、ニュースでも取り上げられました。学校へはもちろんPTAにも運動会前から不安の声が寄せられ、他校のPTAとも互いに意見交換を行い、状況を確認したところ、同じような環境の小中学校が多数あり、急遽小P連と中P連連名で本請願を出させていただく運びとなりました。  現在は全ての児童に行き渡るようにテントを設置するなどの対策を自校で賄うことは多くの学校で厳しい状況にあります。私は関西の小学校に子どもを通わせていた時期があり、運動会で児童席のテントが設置されているというのは一般的であったので、関東では違うのだなと思っております。  今回の運動会は教育委員会のご協力もあり、市の防災テント、近隣の店舗、自治会のものをお借りしたり、また、近隣校との貸し借りで賄ったところが大半ですが、間に合わずテントを張らずに運動会を行った学校もあったと聞いています。  町田第三小学校を例にとりますと、本年度は校区の中学校であります町田第一中学校が建てかえのため、体育祭を町田高校の校庭をお借りした経緯があります。そのため、町田第一中学校の体育祭が例年よりずれ込み、当校の運動会も1週間ずれることになりました。おかげで近隣校とも運動会の日程がずれ、本町田東小学校のテントと本町田自治会のテントをお借りすることができました。  しかしながら、本町田東小学校と運動会の日程が重なってしまっていたら、本町田東小学校のテントはもちろん、本町田東小学校と同じ地域の本町田自治会のテントも全てお借りするわけにはいきません。  PTA会費でミストシャワーを購入するなど、自分たちでできる対策はできる限りで行っておりますが、一時しのぎでない本格的な対策は金銭的にも限界があります。  私たちは、強く、優しく、賢い、知徳体のバランスのとれた町田っ子を育む環境づくりに努めていきたいと思っています。市議会の皆様のお知恵とお力を拝借して、町田の未来を担う子どもたちが健康で安全に楽しく学校生活を送り、多くの仲間たちと協力し、1つの目標を成し遂げる経験ができる運動会や体育祭をよりよい環境で開催していけるよう、どうかお力添えをお願いいたします。  最後になりますが、教育委員会の皆様にも日ごろからお世話になっている感謝を申し上げて、意見陳述とさせていただきます。ありがとうございました。 ○委員長 ありがとうございました。  以上で請願者末吉泰子さんからのご意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。請願者は、委員長の許可を得て発言し、また、委員に対しては質疑をすることができないことになっておりますので、ご了承願います。  それでは、これより質疑を行います。 ◆田中 委員 意見陳述等、ありがとうございました。  PTAなどの中でも不安の声が上がっていたということですけれども、どういった心配の声が上がっていたのか、具体的にあれば伺いたいと思います。 ◎末吉 参考人 具体的には、やはり倒れたという経緯がありましたので、テントが設置されていないとか、1日中ずっと外にいる状況、お昼休み以外、休憩する時間とかが具体的にはないので、当校では、どうやって日陰というか、休息できる時間を確保するのかとか、そういうことが具体的には上がっております。 ◆田中 委員 お子さんがほかの学校で倒れたということで、やはり保護者の方から不安の声が上がったり、実際に1日外で運動会、体育祭ということでご心配の声が上がっていたということを理解いたしました。  各校それぞれ学校の中で、町田第三小学校ではテントを近隣の学校から借りたなど、工夫をされたということですけれども、例えば、実際にPTAの中で、うちの学校はこんなことをしていてよかったよみたいな、そういう声も、テントはまだまだ不十分だったと思うんですけれども、できたところとできなかったところがあったと思うので、例えばプログラムを短くしたよとか、休憩をとったよとか、もしこういうことをしてもらってよかったなみたいなことがあれば伺いたいと思います。 ◎末吉 参考人 具体的には、今までNGだったスポーツドリンクをオーケーにしたとか、PTA競技を省いたとか、そのぐらいにはなります。 ◆矢口 委員 本日はありがとうございます。  請願内容の2番に「熱中症対策などで、救命・救急時対応などの指導・講習会がありましたらPTAにも協力・お知らせをください」というのがあるんですけれども、今までは、こういうのはあったんでしょうか。 ◎末吉 参考人 私がPTA本部の役員になったのがことしですので、具体的には、ごめんなさい、わかりません。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。ことしということは、4月ということですね。では、ことしの春以降には、運動会前にはなかったということで間違いないでしょうか。 ◎末吉 参考人 ありません。 ◆熊沢 委員 この請願内容の一番上の「学校における暑さ対策・熱中症対策をさらに強化してください」というのは、私も登下校のときには帽子をかぶせたほうがいいんじゃないかなと思ったりとかはいろいろとあるんですけれども、逆に皆さんの中で、さっきミストの話もあったりするんですが、何か具体的にこうしたほうがいいよねという声は、どういうものが上がっているのかなと。 ◎末吉 参考人 具体的には、やはりテントを常備してほしいというお声が、お母様方から、学校のほかの父兄からは上がっております。今回借りられたことがラッキーだったのではないかと。これが永続的に続く状況ではないのではないかというお声は上がっております。 ◆熊沢 委員 済みません、私が不勉強で申しわけないんですけれども、PTAでテントを持っている学校というのはあるんですか、それともPTAでテントを持っているところは基本的にないんですよね。 ◎末吉 参考人 PTAで今後購入しようという学校はありますけれども、例えば資源回収で集めたお金で1年間に1張り購入できたらいいなと思っていますとか、その程度のレベルで、PTAで実際持っているところは、今確認できている中ではありません。 ◆星 委員 本日はありがとうございます。ちょっと何点か。  先日、鶴川中学校も土曜日に大雨が降って、月曜日にこの前開催していて、そんな中、校長先生とちょっとお話ししたら、雨の影響でずれたのもありますし、たくさんテントが借りられたという話もあって、そんな中、あそこは人数も多い学校でもあるので、それでもテントが足りない中、校長先生が独自に、学校で買ったとおっしゃっていたんですけれども、農業用の遮光シートですかね、それを学校で買って、枠組みはテントだったと思うんですけれども、それをやっていたんです。そっちのほうが風には持っていかれないし、最近、つむじ風とかも多かったりして本当に危険なのもあるので、例えば、テントと書いてあるんですけれども、シートとかでも対応できる、熱中症対策になるのであれば問題ないよというところはございますか。 ◎末吉 参考人 ごめんなさい、各校が、完全によその学校がどうだというのは、私の口からはちょっと言いがたいところはあるんですけれども、日よけができれば、テントが欲しいと保護者が言っている部分に関してはクリアできる部分もあるのかなとは思うんですけれども、今お伺いした内容で私が理解できている範囲だと、それを立てるには足が必要なのかなと思うので、可能であれば、日よけになることができるのであればそれでも大丈夫だとは思います。 ◆星 委員 わかりました。私が見て、すごくいいなと。ちょっと見た目は余りよろしくないというか、でも、いい雰囲気が私の中ではあって、個人的にはいいなと思ったんです。  あと、もちろん生徒が一番大事だとは思うんですけれども、やっぱり保護者の方のところというのも必要だと思うんです。その辺も何かお声とかをお聞きになったりしていますか。 ◎末吉 参考人 少なくともそういう意見があるとは思うんですけれども、実際耳にはしていますけれども、全保護者というか、見に来られている方たちに全員日陰ができるように外に何か設置するというのは現実的ではないなと個人的には思っておりまして、町田第三小学校では、例年は開放していない部屋にエアコンをつけて、いつでも出入りができますというふうにして、お子さんやお孫さんの競技がない間はそちらで涼んでもらうことができるようにはしておりましたので、外に保護者用、観覧者用のことを準備するというのは、手間も含めて難しいかなという気は、個人的にはしております。 ◆矢口 委員 ちょっとお伺いしたいのが、PTAからの請願ということで、すばらしい形だなと感じたんですけれども、この請願を出されるまでに、例えば、学校の先生に個別にお願いだったりとか、あと教育委員会の方に、今回、この熱中症の事故が起こる前でも、例えば、何年か前に猛暑が騒がれているときに熱中症の対策について教育委員会にお願いしていたとか、学校の先生にお願いしていたけれども、なかなか進まなかったみたいな、そういうところはあったのか、ちょっとお聞かせいただけたらと思います。 ◎末吉 参考人 私たちが心配には思っていましたけれども、動き出す前に既に教育委員会から防災テントなどを貸し出すよということで通達を学校のほうがいただいていたようで、こういう状況なのでというお話は学校からありました。なので、私の耳には、申しわけないですけれども、私も転勤してきて町田に住んでいる時間がそんなに長くないものですので、過去の話は、私は聞いたことがありません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で請願者末吉泰子さんに対する質疑を終了いたします。  この際、請願者末吉泰子さんに対し、委員会を代表して一言お礼申し上げます。  本日は、ご出席いただきましてありがとうございました。  本委員会として、いただいたご意見を委員会審査に十分生かしてまいりたいと思います。  休憩いたします。              午後1時36分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時37分 再開 ○委員長 再開いたします。  次に、本件について、担当者から、願意の実現性、妥当性について意見を求めます。 ◎学校教育部長 請願第11号 小学校中学校の熱中症対策強化を求める請願についてご説明いたします。  本件につきましては、2019年5月に町田市立小中学校の運動会、体育祭の練習中等に発生しました救急搬送の事案を受け提出された請願であり、これまで学校が進めてきた暑さ対策、熱中症対策のさらなる強化に加え、PTAにも救命や救急時の対応などの講習会があれば周知を求めるとともに、市内小中学校へのテントの整備を求める請願であると受けとめております。  詳細につきましては、担当者から説明させていただきます。 ◎指導室長 それでは、小学校中学校の熱中症対策強化を求める請願につきまして、教育委員会の意見を述べさせていただきます。  初めに、学校における暑さ対策・熱中症対策をさらに強化することにつきましては、教育委員会としましては、これまで全校で普通教室や特別教室に空調設備を設置し、今年度からは体育館空調の設置に向けた実施設計を行っているところです。  また、今回発生しました運動会、体育祭の練習中等における救急搬送の事案を受け、各学校の熱中症対策として、ミストを設置したり、遮光シートを児童席に活用したり、凍らせたスポーツドリンクのペットボトルを持参させたりするなどの具体的事例を収集し、全校に配信しました。  学校ごとに立地条件や施設構造が異なるため、熱中症対策は学校で即座にできることと教育委員会が計画的に全校にすべきことを分けて検討する必要がありますが、教育委員会としましては、熱中症対策をさらに進めてまいります。  次に、「熱中症対策などで救命・緊急時対応などの指導・講習会がありましたらPTAにも協力・お知らせをください」につきましては、教育委員会では、教員対象に熱中症予防対応研修を毎年度実施しております。  これは、教員として子どもの命を守るための基礎を学び、全教職員に指導するために管理職の出席を求めているものです。この研修にPTAの出席も可能とすることにつきましては、研修会場の収容人数との関係もあり、教員の受講を最優先としていますので、研修会場に余裕がある場合につきましては、ご案内をさせていただきたいと考えております。  また、現在のところ、PTAを対象にしました熱中症の講習会等の案内が東京都や他部署から教育委員会には届いておりませんが、今後案内がありましたら、学校を通じてお知らせいたします。  さらに、熱中症対策の講習会等の開催をPTAで実施したい場合がございましたら、教育委員会が関係部署につないでまいります。  最後に、「市内小中学校に運動会・体育祭・災害時避難場所としても活用できるテントの整備を進めてください」につきましては、今回発生しました救急搬送の事案を受け、教育委員会として、6月以降に運動会、体育祭を実施する学校には、各学校の実態に応じて、近隣の学校や町内会・自治会のテントをお借りし、児童生徒席にテントを設置するなどの対策を講じるように依頼しました。  また、テントの調達ができない学校につきましては、教育委員会で不足分を調査し、貸し出せる学校や防災課の協力を得て、テントの貸し出しを実施いたしました。  来年度以降のテントの貸し出しにつきましては、運動会、体育祭の時期が重なることもあり、必要なテント数の全てを学校間や地域からの貸し借りなどで賄うことは困難であると認識しております。  一方、運動会、体育祭にテントを設置するには、テントを張って固定ができ、運動会や体育祭で競技等を実施するに十分な校庭の広さが必要であります。  また、常に風が吹き抜けるような校庭であれば、テントを設置することのほうがリスクが高くなる可能性もありますので、冷房のきいた教室で休憩をとったり、日陰スペースを活用して応援させたりするなどの工夫が必要であります。  各学校のテントの整備につきましては、6月以降に実施しました運動会、体育祭のように、当日実施していない学校や近隣の町内会・自治会からお借りすることも踏まえ、運動会、体育祭当日の必要数を確認する必要がございます。  また、テントの保管場所や使用頻度についても確認するための調査を実施し、その上でテントの整備について検討してまいります。  教育委員会としましては、熱中症対策を強化することの必要性については十分に認識をしているところです。しかし、どのように整備したり強化したりするかは学校の実情を踏まえて検討することが必要であると考えております。そのため、今回の請願につきましては、近年の気象状況の変化も踏まえ、できるところから熱中症対策をさらに進めてまいりたいと考えております。  以上をもちまして、願意に対する回答とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 今のお話だと、来年までの間にどのぐらいのテント、例えば町田第三小学校だったらこのぐらい必要だとか、本町田東小学校だったらこのぐらい必要と。町田第三小学校と本町田東小学校だと、本町田町内会とか後田自治会もかぶったりとかはしているので、そういうときにかぶった場合はどうするかとか、その自治会がどのぐらいテントを持っているかというところを防災課とある程度調査をしてくれてということは、なるべく早目にしていただけるということでいいんですよね。 ◎指導室長 遅くとも今月中にはその調査をまず始めていき、そして、7月中にはその集約を終えて、検討を進めていきたいと考えております。 ◆熊沢 委員 ぜひそういう形で進めていただいて、消防団を持っているところもありますし。ただ、一方で、テントが欲しいけれども保管場所がないというところもあって断念されている自治会もあるんです。そういう場合は、学校の防災倉庫でもないけれども、今できるかできないかのご答弁は無理だと思うので、そういうところで調整をしながら、そういうところでテントを確保するなり、さまざまなことがしていただければなと思います。  あともう1個、熱中症対策をというお話が請願の中であって、私自身は本当に、うちの子は帽子をかぶって学校に行っているんですが、この時期だと、水筒だけではなくて帽子をかぶって学校に行ったほうがいいんじゃないかなと思ったり。  そういうのは、学校に帽子を、1年生は黄色い帽子を――小学校によって黄色い帽子をかぶっていくところと、かぶっていかないところがあるんですが、学校の登下校だけではなくて休み時間に遊ぶときとか、そういうときに帽子を着用するということは、どのような指導をされているんですか。 ◎指導室長 子どもたちへの帽子をかぶることの指導についてでございます。学校のほうでは、やはり登下校を含め、暑さ対策の1つとして帽子をかぶるということは推奨しております。このことについては、子どもたちに伝えるだけではなく、やはり保護者の皆様にもきちんと伝えていかなければならないと思いますので、改めて校長会等を通じて各学校に私からまた話をしていきたいと思います。 ◆熊沢 委員 小学校は皆さん私服なのであれですが、中学校も帽子をかぶっていっていいんですよね。 ◎指導室長 中学校につきましては、校長会とまた確認をさせていただきたいと思います。 ◆熊沢 委員 ついこの間まで、私も日傘も帽子も持たないタイプだったんですが、さすがにここのところ、ことしも日傘を差さなきゃなと思って、もう既に日傘を使ったりしていて。私が子どものころと比べたら本当に、緑がなくなったというのが一番大きいのかもしれないんですが、かなり通学路が暑い状況だと思いますので、ぜひ帽子を何とかして、いろいろと調査をしながら、かぶっていければなと思います。  帽子の件ですが、先日、運動会の練習のときに熱中症で子どもたちがぐあいが悪くなったときには、子どもたちは帽子はかぶっていたんですか。 ◎指導室長 小学校につきましては紅白帽がありますので、そちらをかぶって全校練習をしていた、開会式の練習ですけれども、行っていたわけですけれども、中学校は運動のときには帽子はかぶっていませんので、そのあたりは体育着との関係もありますので、また確認をいろいろしていきたいと思います。 ◆熊沢 委員 ちょうど中学生が熱中症で体調を崩した日、たまたまうちの娘が、「お母さん、きょうは光化学スモッグが出たから園庭で遊べなかったよ」と息子が言っていたんです。熱中症と光化学スモッグは余り関係ないのかもしれないんだけれども、ただ、気温が高くなったりすると光化学スモッグが出るので、私としては、あれっ、きょう、子どもたちがそんなことを言っていたけれども、どうだったのかなと、ちょっと疑問に思って。月曜日のほうかな、その日は出やすいとは言われていて。今わかるかわからないかは別なんですが、確認としては、光化学スモッグの注意報とか警報が出ている場合は、学校の外での活動は原則的にしないということですよね。 ◎指導室長 校庭での運動については控えるようにということでございます。 ◆熊沢 委員 今すぐにはわからないと思うので、もしその可能性、私の記憶ではそうだったと思うので、別に答弁は要らないので、確認をして、きちんと光化学スモッグと熱中症って、関係ないとは言われたんだけれども、でも高温は高温ですので確認をしてもらって、もし何かがあったら対応していただければなと思います。  あと、熱中症対策のさっきのさまざまなことの中で、子どもたちじゃなくて高齢者の方で、うちの母なんですけれども、朝御飯を食べなかったりとか、お昼御飯を食べなくて、朝起きて、そのまま草むしりをして、午前中、「ちょっとぐあいが悪くなったの」と言って、「朝御飯を食べていなかったわ」と。朝早いほうが涼しいからとついついやってしまったという答えが返ってくるんですが、「御飯は食べてくださいね」と言っているんですが、子どもたちにはそういう、ちょっとでも、牛乳1杯でもいいから、何でもいいから朝御飯はとってきてほしい、特にこの時期はとってきてほしいという指導はどのようにされているんですか。 ◎指導室長 朝食の摂取につきましては、年間を通じて、当然のことながら生活リズム、生活習慣を身につけるというところ、また、健康な過ごし方ということから指導をしております。  特にこの熱中症の予防につきましては、当然朝食をとったとか、それから、睡眠時間を十分に確保しているとか、そういったことが大事になりますので、やはり体調管理も含めて、学校では、そのことの大切さについては指導しているところですが、また改めて、そのことについては夏季休業前に指導をしていきたいと考えております。 ◆熊沢 委員 あと、今、PTAに対しての講習会とか、PTAがやりたいと思った場合というのが、多分、今、PTAに、任意だけれども、入るか入らないかとか、PTAに入ったって何がと思っている方々が、結局、役員を嫌々やっても、やっていると意外と皆さんとコミュニケーションをとったり、わからないことが教えてもらえて、やれば楽しいというとあれなのかもしれないけれども、いいこともあるんだけれども、やっぱりなかなかPTAって何をするのと思っているところがあるのに、子どもの熱中症対策の講習会をやりますから来てくださいとか、またPTAの役員に対してそういうことをやっていくと、ふだん頑張っている役員さんたちの気持ち的にも、すごくいいのかなと思うので、ぜひそういう形でしっかりと率先していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎指導室長 先ほどお話をさせていただいたとおり、まず、今現在は教員対象の研修ということでやっております。お話をさせていただいたとおり、研修会場に余裕があれば、その中にご紹介したいと思いますが、PTAのほうから、PTAの連合に加入されていないところからもそういったご要望をいただければ、そのあたりについては、教育委員会として関係部署ともつなぎながら、開催については考えていきたいと思っております。 ◆熊沢 委員 余裕のある場所で開催していただけるように、PTAの方も来やすいようなところでしていただければなと思いますので、これは終わりにして、よろしくお願いいたします。 ◆わたべ 委員 今回の議会の一般質問でも本当にさまざまな提案とかが出て、そこで、もしかしたら重複するかもわからないんですけれども、熊沢委員の質疑ともちょっとかぶるんですけれども、中学生はそもそも体育着の中に帽子というものは入っていないという理解でよろしいんでしょうか。
    ◎指導室長 全校今確認はできておりませんが、中学校では、体育着の中に帽子というのが必須事項とはなっていないと捉えております。 ◆わたべ 委員 私も子どもを5人育てている中で、中学校になると、見た目も格好悪いから登下校も帽子をかぶらないのだろうなと思うし、体育着に帽子をセットにしろと言っても嫌がる、多分、中学生は紅白帽をかぶりたくないですものね。  そういうのもあるんですけれども、今は本当に半端なく暑い、直射日光から、紫外線から少しでも目や頭を保護しなきゃいけないという観点から、やっぱり中学校でも体育着の中に帽子を必須アイテムにするとかいうのも今後は必要なのかなと思います。  あと、いろいろ検証は今後もさらにされると思うんですけれども、今、校庭の芝生化事業というのもまだ続いていると思うんですが、やっぱり芝生化したほうがいろいろな状況を改善するのに役立つのかどうかという観点については、どのように考えておられるでしょうか。 ◎施設課長 校庭の芝生化ですけれども、今、小学校16校、中学校4校で20校やっています。全体の3分の1になります。年間2校、3校ずつ進めてきました。  芝生化の効果というところでは、例えば、ヒートアイランド現象の軽減とか、あるいは緑が優しく快適になった、こんな言葉が伝わっています。  ただ、反面、管理の面で維持管理がちょっと大変だとか、組織づくりが大変だというところがございまして、一通り、一回りしたのかなというところで思っています。ただ、今後も引き続き学校のほうにも投げかけまして、希望のあるところから進めていきたいと考えています。 ◆田中 委員 2点伺います。  ことしの秋についても体育祭、運動会が予定されていると思うんですが、数が少ないので近隣学校のテント等で賄えると認識をされているのか。暑さになれている状態で、今回の5月、6月の状況とは違うとはいえ、まだ10月になっても暑い日が続く場合もあるので、来年度以降じゃなくて、ことしの対応についてはどのように考えておられますでしょうか。 ◎指導室長 9月以降に運動会を実施する学校が小学校で10校ございます。この10校は結構近隣校となっておりますので、このあたりにつきましては、春に運動会を実施したところからテントについて借りられる状況を確認し、また、不足するものについては防災課等の協力も得ながら、またこちらでも配送の手伝いということでやっていきたいと思います。 ◆田中 委員 ことしの秋に対しても対応していただけるということで、ありがとうございます。  もう1点、先ほどの願意の実現性の中では、学校の状況によって立てないほうがいい場合もあるのか、立てられないところでは別の対応をするというご答弁だったんですけれども、とはいえ、原則日陰をつくることを優先に考えるのか、一応全校にテントが配置できるという状況をつくる方向なのか、もちろん、一部校庭の状況によっては立てられない場所もあるとは思うんですけれども、最優先はどっちなのかを伺えればと思うんです。 ◎指導室長 最優先はということですけれども、やはり運動会の観覧時に日陰である場所が必要だとは考えております。先ほどお話の中にもありましたが、テントとテントの間に遮光シートを設置するということで、例えば、テントが3台なくても間に遮光シートを張って、2台で3台分を賄うという方法もあります。  それから、常に風が吹き抜けるようなところだと、今度はテントが飛ばされるという可能性もありますので、そういったところでは、例えば自分たちの番が終わったときには必ず一定の時間、冷房のきいた教室から観覧するとか、そういった工夫も必要だと思います。  ですから、やはりテントというよりも、まず日陰をきちんとつくっていくというところで対策を進めていくことも重要かと考えております。 ◆田中 委員 校庭の中で日陰をきちんとつくってくださるという、いろんな方法でそういったことを対策していただけるということでわかりました。ありがとうございます。 ◆矢口 委員 請願者の方のお話を私がもし聞き間違いだったらあれなんですけれども、最初の熱中症の搬送があって、6月の運動会ではみんなテントがあるようにしていたけれども、間に合わなくて1カ所テントなしでやった学校があったというような話がさっきあったのかなと思うんですけれども、そういった状況というのは、その時点で把握していたんでしょうか。 ◎指導室長 5月23日に1回目の救急搬送の事案が発生をいたしました。そのときに、あと1日しかないという状況の中で、学校の中でテントを設置できる可能性がある、校庭のスペースも確保できてというような学校は、あったことは確認しております。  5月25日の時点では、小学校が28校中11校、中学校は2校の体育祭でしたが、そこではテントを設置しておりません。  6月1日以降については、テントを張る、張らない、また、張らなくてもこのような事情で張れないというところもありましたので、そこについては各学校の事情を優先しながらも、でも熱中症対策は進めるというところで、どんな熱中症対策を進めていきますかということで確認をしながら行ってきたところでございます。 ◆大西 委員 今まで、秋の運動会とか体育祭でこのような熱中症症状というようなことが起きた事例はありますか。 ◎指導室長 全国的に見れば、秋の運動会での熱中症があったというようなことは私も認識しておるところですが、町田市の中で、ここ何年かということですけれども、秋または春の運動会でも、この熱中症で救急搬送ということは、昨年度、一昨年度については起こっていないという状況でございます。 ◆大西 委員 そうすると、やっぱり地球上が今温暖化をされているというようなことから、かなり気候変動が大きな要因だろうと思うわけでありまして、少なくとも、どっちかと言ったらば、9月なのか10月か、運動会はわかりませんけれども、この時期に比べれば相当涼しくなるだろうと私は思うんですよ。  だから、運動会とか体育祭を実施する時期も本当にその時期がいいのか、ずらして9月、10月――9月は結構暑いかな、10月ごろに繰り上げてやるとか、そういうこともぜひお互いに学校側とよく検討してみていただければ、そういう症状については、僕はかなり緩和できるんじゃないかと思いますけれども、どうですか。 ◎指導室長 学校行事につきましては、先日もご答弁を差し上げたとおり、1年間、文化的行事や体育、健康安全に関する行事、儀式的行事、旅行的遠足の行事、勤労、奉仕という大きな5つの行事がございます。この5つの行事を学校の年間指導計画の中でどのような時期にどう設定していくかということは、学校のほうで決めているところでございます。  今、委員からご提案いただきました運動会をまた10月以降にとなりますと、これまでの文化的行事をどこに移動するかといったところ、それによってまたいろいろと学校の1年間の予定を変更しなければならないということもございます。  ただ、この熱中症の対策のみならず、全ての教育活動の中で子どもたちが安全安心の中で暮らせる、そして、きちんと学力が身につく、体力が身につくといった観点から、年間の行事については学校とともに考えていきたいと思っております。 ◆大西 委員 今言われたように、何が一番大切かというと、児童の安全ですよ。わざわざ前に持ってきたところが、春の人たちはそういう状況が起きていて、秋の人はほとんどないということになれば、それは秋にやる文化行事を春に持ってきたって別に何の差し障りも、僕は余り学校のことはよくわかりませんけれども、そう大きな差し障りはない。秋にやっていた文化祭を春に持ってきて子どもたちの体調が崩れるということは余り考えられないと僕は思うんです。  だから、そういうことでよく学校側とも話し合いをしながら、僕が言ったような話は、多分学校の先生も理解してもらえるんじゃないかと思うんです。まず生徒の安全をどうすれば一番守れるかということになると、やっぱり行事もそうやって変えていくことも必要だろうと思いますので、ぜひそういう話もしてみていただいたほうがいいのではないかと思っております。よろしくお願いします。 ◆矢口 委員 済みません、ちょっと1点忘れていて。これまで、具体的にPTAの方々に対して、例えば運動会のときは協力で来ていただいて、何かあったときにはPTAの方々も一緒に対応するかもしれないと思うんですけれども、何か事前に、そういう熱中症の人が出たときにこういう対応をするとか、例えば、この間、私の質問でも言った熱中症のマニュアルみたいな、市でつくったものもある中で、そういうのの共有、講習会とかまではいかなくても、そういうマニュアルの配付だったりとか、そういうのは、今までやってきたのであるんでしょうか。 ◎指導室長 特にございません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があれば、お願いいたします。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午後2時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時4分 再開 ○委員長 再開いたします。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  請願第11号を採決いたします。  本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって請願第11号は採択すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後2時5分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時6分 再開 ○委員長 再開いたします。  お諮りいたします。ただいま採択と決定いたしました本請願については、執行機関に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。 △第46号議案(学校教育部所管部分) ○委員長 第46号議案を議題といたします。  本案のうち、学校教育部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎学校教育部長 第46号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、学校教育部所管分についてご説明いたします。  お手元の補正予算書の6ページをお開きください。  第2表、債務負担行為補正でございます。  上段にあります追加の表の上から2つ目、南大谷中学校仮設校舎借上事業につきましては、仮設校舎をことし建設し、2020年3月から賃貸借契約を開始するため、債務負担行為とするものでございます。  その下の変更の表の南つくし野小学校中規模改修事業につきましては、公共工事設計労務単価等の改定に伴い債務負担行為の限度額を変更するものでございます。  次に、歳出でございます。  18ページをお開きください。  第10款、教育費、第1項、小中学校費、第2目、学校施設費、第14節、使用料及び賃借料、説明欄6、中学校施設費280万1,000円につきましては、南大谷中学校の生徒数増加に伴い、2020年度以降に教室数が不足することから、仮設校舎を建設し、借り上げを行い対応するための費用を計上するものでございます。  第15節、工事請負費、説明欄5、小学校施設費199万9,000円につきましては、南つくし野小学校中規模改修工事の公共工事設計労務単価等の改定に伴い増額するものでございます。  第4目、保健給食費、第11節、需用費237万3,000円、及び第13節、委託料7,464万5,000円、説明欄7、中学校給食運営費につきましては、町田市立中学校19校に通う中学生を対象とした中学校給食無料試食会を開催するため、調理配送費などの費用を計上するものでございます。  これは、中学校給食を実際に食べることで多くの生徒に知ってもらう機会として企画するものでございます。  学校教育部所管分の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆わたべ 委員 中学校の無料試食会のことで確認したいことがありまして、試食する中学校では、質疑で聞いていますと、1週間試食する学校で配膳する要員をふやすということでした。その方たちというのは、配膳室から生徒のいる各階に運ぶ役目まで担われているのかどうかということを教えてください。 ◎保健給食課長 増員を予定しております配膳員の業務内容でございますけれども、基本的には、各階への配送を前提とはしておりません。通常よりも配食する数自体がふえますので、配膳室において御飯ですとか牛乳、それから、おかず類のクラスへの仕分けをするところに大きく手間がかかってくることを予想しての対応でございます。 ◆わたべ 委員 いろいろな議員が指摘される中で、給食時間が短いということが挙げられているんですが、試食をするという段階で、生徒が階下までおりてきて、それを運ぶということが、やっぱり全体の昼食時間をもっと短くするということになると思うんですが、そのあたりについてはどうお考えでしょうか。 ◎保健給食課長 やり方を特に変えるということではないのですが、これまでと違ってきますのが、クラスでより多くの方が試食をしていただいているという前提に立ちますと、仮に時間がかかる、あるいは短いにしても、クラスそのものがほぼ同じような動きをするのではないかと予想しています。  もともと学校においては、多くの生徒が給食を試食するに当たって、まずはそこの時間がないとか、そういったことで試食を避けるようなことのないように、これまでも配慮は求めておりますが、試食会の狙い等をもう1度明確にして、間違いなく効果が期待できる動きをしていただきたいということで調整を図っていく予定でございます。 ◆わたべ 委員 わかりました。  配膳室は、多分給食の供用が始まったときに各校でそこの配膳室を新たにつくったわけですが、大人数の学校は学年に分けてという感じでしたけれども、クラス数が少ない学校でも、配膳室のキャパを考えたら、全校で利用する場合に、その配膳室におさまるのかという疑問があるんですけれども、いかがでしょうか。 ◎保健給食課長 こちらのほうで考えている状況、あるいは把握している状況の中では、今回の試食でそこがあふれてしまうということは想定しておりません。おっしゃるように、大規模の学校は2週に分けてということで考えますので、想定している食数については、現在ある配膳室で賄えるものと考えております。 ◆熊沢 委員 試食会をする狙いは何ですか。 ◎保健給食課長 これまでも毎回のように中学校給食についてご議論もいただいているところでございまして、一番は、これまで指摘されております味の問題ではないかとか、温度の問題ではないかとか、今お話しがありましたように、配膳の時間、給食の時間ということもありますが、まずは、今実際に利用されている方が約1割ということです。ほかの9割程度の方は利用をしていないということで、食べていらっしゃらない方の多くが食べたこともないというようなお話もございましたので、まずは食べていただきたい。おいしくないとか、おいしくなさそうだから頼まないというような状況を何とか打開するためには、まずは召し上がっていただくことを優先に考えたということでございます。 ◆熊沢 委員 狙いといったら、普通、給食を食べて、この試食会が終わった後に、中学校給食をより多くの人に注文していただきたいということが狙いなのかと思ったら、違うのかなと。普通、狙いって、そういうことじゃないんだろうかと。 ◎保健給食課長 大変失礼いたしました。委員のおっしゃるとおりで、それらを踏まえて、より多くの方、知らない方に知っていただき、より利用率を上げていきたいと考えております。 ◆熊沢 委員 本当に利用したい人が利用できるような環境をつくるために、まずは、それが狙いで、多分そのための手段として全員に給食を食べてもらうということなんだと思うんです。それをきちんと校長会なり学校で説明をしていただかないと、間違った方向性で説明をしてしまうと、きちんとしたことがいかないと思います。  それともう1個は、子どもたちが頼まないのはお昼休みの時間が足りないからだ。給食をとりに行くのに時間がかかる。じゃ、今回これを始めたときに、全校生徒が一遍に階段をおりてとりに行くとなると、最後の子は、とりに行ったときには昼休みが終わっちゃうような状況になってしまうんじゃないかなとか。1年生はここ、2年生はここというふうに配膳するわけではないと思うんです。同じ場所に1年生から3年生までのところだと思うので、それをどのように運ぶのかということを、まずきちんと明確に決められていますか。 ◎保健給食課長 今の配膳の方法を明確に決めているかということについては、まだ十分に詰め切れてはおりません。ご指摘のあるように、混雑をして余計な時間がかかるということが試食会の実施を妨げるようなことにならないように、学校の中と調整をしてまいりたいと思います。 ◆熊沢 委員 中学校給食の器はすごく持ちにくくて、もし1人1人があれを持って、牛乳を持って、箸を持って階段を上ったら、ぶつかったら絶対に落とすようなぐらい不安定な状況だと思うので、この間、越前市を視察に行ったときは、とる子もとらない子もいるんだけれども、給食当番みたいな――それで合っているのかな――形でクラスの代表がとりに行って、クラスで配るという形をとっていたりとか、少なくとも個々でとりに行くのは難しいと思うんです。  個々でとりに行くんだったら、小さい紙袋でも学校に必ず持ってきてくださいと言わないと持っていけないようなものだと思うので、まず校長会に話をする段階でも、少しずつでも、なるべく早いうちに、どういうふうに実施していくことがいいのかというのと、やっぱり学校側にも、漏れ聞こえるところでは、学校の先生の中には給食自身が余り賛成ではない、このやり方が賛成ではないから、子どもたちに給食をとらなくていいんだよみたいなことを言って。  というと、先生たちの協力がなかなか受けられないと、とりたい子がとれなくなってしまったりするので、給食時間に関しても学校側にきちんと教育委員会も協力して、今、授業数がふえてきているからすごく大変なのはわかるんだけれども、ほんの5分でもいいんだと思うんです。そういうところで配慮して、子どもたちが全員食べて、みんな一緒に食べれば遅くなってもいいんだじゃなくて、配慮して、きちんとある程度決めてから実施して。実施することはすごくいいんですけれども、まだ実施するまでに少し時間があるので、きちんと検討して、こういう場合はどうなんだろうと。これは性善説じゃなくて、こうなってしまったらどうしようと、悪いほうもきちんと考えながら物事をやっていただきたいなと思うんですが、その辺はいかがですか。 ◎保健給食課長 ただいまいただきました配膳の方法等につきましては、原則、我々のほうで考えておりますのは、御飯は御飯のコンテナに弁当箱を入れて人数分運んでおりますし、おかずはおかずで、温度設定が違いますので、温かいもの、冷やしてあるものを分けて運んでいます。  なので、1クラス分は幾つも、今までよりもコンテナがふえることになりますので、おっしゃるように、今回、試食においては少なくとも当番制というか、クラスで役割を決めて運んでいただくことを前提にしております。  通常のときも、利用は少ないとはいえ、個別に牛乳とおかずを持っていくという想定を我々はしていないところなんですが、1人、2人なのに箱で持っていくというところに、かえって不便を生ずることもあって、学校の運用の中で、配膳員が分けて、1人分で持たせていることはあるようでございます。  お話にありましたように、時間が押してもいいよということではなくて、計画的なものを学校としっかり打ち合わせをしてまいりたいと思います。実は、この試食会の話を差し上げる前にも、町田市の中学校給食の話はたびたび校長会等でお話をしているところであり、先ほど触れられました、余り教員の理解がないケースがあるのではないかというようなお話だと思いますけれども、試食会においては、少なくとも自分が嫌いだから食べないとか、そういうことは個人のことなのであれこれ言えませんけれども、生徒に対してそのような発信をする、あるいはそのような雰囲気になるような言動は当然していただかないものという前提で、今お話を下打ち合わせとしてはさせていただいているところでございます。 ◆熊沢 委員 例えばアレルギー対策の話は、しないというのは、別にそれはそれで1つの選択だと思っているので、全員が頼むものではないので、できないのは、それはそれでいいし、逆にアレルギーを持っている方だったら、お弁当を持っていきたいという人もいる部分があるので、それはいいんですが、なるべく全員頼んでください――キャンセルする形でとるんですか。うちはこのアレルギーがあるので食べませんという形をするのか、希望する人だけの試食会なのか。そうすると、希望する人だけだと、みんなが希望しなかったらせっかくの試食会にならないので、その辺はどのようになるんですか。 ◎保健給食課長 質疑のときにもお話をさせていただいているんですが、基本的にはアレルギー対応をしておりませんので、その方々については、この試食会へのご参加は難しい部分が多いと感じています。
     我々がこれから学校を通じて進めてまいりますのは、基本的にアレルギーがあって食べられない方ですとか、あるいは宗教上の理由等で特定の食材が食べられない方は、対象にはなりません。  ただ、今回、それ以外の方、特に支障はないけれども、食べていないよという方、あるいは弁当があるから別に食べようとも思っていないという方も含めて、ぜひ1度召し上がっていただきたいという方向で、広く参加を求めていきたいと思っています。  その参加申し込みの段階で、実際には、各ご家庭で、アレルギーがあるから食べませんとか、あるいは参加をしますということで必ずどちらかの判断をしていただいたものを教育委員会で収集いたします。そういたしませんと、無料だからちょっと食べちゃえというような形で食べられて何か事故につながっても困ると考えておりますので、強制をしないという前提に立ちつつ、特殊な事情、特別な事情がない方についてはご参加をいただきたいという方向でお話を進めていきたいと考えています。 ◆熊沢 委員 アレルギーの人は別として、事情がある人は別として、多くの方々が食べられるように、ふたをあけてみたらみんな食べてくれなかったじゃ困りますので、なるべく頼みやすいというか、多くの人に頼みたい、中学校給食を頼みたい人が頼めるような環境、私はこの選択ができることはすごくいいことだと思っているので、なかなか強制されることが多い中で選択ができるというのはすごくいいことだと思うので、ぜひ多くの方々が給食の試食をして、食べてよかったと思うようなことを、毎日お弁当じゃなくても、たまには給食でもいいかなとか、そういう形でとるようなシステムにしていってもらえればなと思いますので、よろしくお願いします。 ◆矢口 委員 まず、この無料試食会に当たっては、利用登録は多分必要ないのかなと思うんですけれども、これはきっと必要ないんですよね。必要ないと思うんですけれども、利用登録は、登録書を出してからID発行までのタイムラグは1週間で間違いないですか。 ◎保健給食課長 利用登録書をお出しいただいて、実際にIDが発行され、ご本人、保護者のもとに届くのは一、二週間かかると確認をしております。1週間で確実にということは多分できないので、一、二週間というふうにご案内をしております。 ◆矢口 委員 今回、私は、すばらしいのが入ってきたなと思ったのは、2日分無料というもので、こんな発想は、ちょっと私はなかったなと思って、ここは本当に一生懸命考えてやったんだろうなと思ったんです。ここをちょっと頭の中で流れをいろいろ考えてみたんですけれども、2日分無料というのは、多分、連続的に使用してもらえるのが最も効果的なのかなと思って、1週間試食しました、おいしかった、よし、次の月曜日も頼もうというのが理想かなというのが私の中であるんです。その流れをどんどんつくっていく。  その中で、利用登録してから一、二週間かかるじゃないですか。例えば、1週間の試食会が終わって、最終日に利用登録の紙を渡して、月曜日の朝に学校に持ってきました。利用登録を、月曜日の朝、学校の先生に渡しました。2週間、給食が食べられないんですよ。せっかく1週間、みんなで給食を食べて、いい雰囲気ができたのに、また2週間の間、喫食率が今の10%まで落ちてしまうというのが、私は、このタイムラグが結構マイナスになるんじゃないかと思っていて、そこの部分は、何か議論はありましたか。 ◎保健給食課長 当然議論をいたしました。委員おっしゃるとおりで、そこのタイムラグというのは、我々にとってはとてもネックであるとは考えているんですけれども、まずは、利用登録は常に進めてまいります。今も進めているところですけれども、現実を考えますと、試食もしていないのに、まず利用登録をしてみようという方は余り期待ができないように思っていますので、せめて1日でも2日でも召し上がっていただいたときに、これだったら、もしかしたら使うかもしれないから登録をしようというところになるように働きかけはしたいと思います。 ◆矢口 委員 ちなみに、この利用登録のID発行というのが、個別に申し込みした人の分をつくっていくのが早いのか、それとも出席番号順みたいな、よくわからないけれども、全員分とりあえずIDをつくっちゃって、全員に渡して、頼みたい人はこれで入ってくださいね、頼まない人は入らなくていいですよみたいな。そっちのほうが、私は最終的に楽なんじゃないかと思っていて、1枚1枚紙で来たのを打って、ID発行、ID発行、多分これは1週間試食した後、いい感じになったら、月曜日にはめちゃくちゃ来るわけじゃないですか。  だったら、私は、最初にIDを全部、1週間の試食会の前にまとめて自動的につくっちゃえばいいんじゃないかなと。頼みたくない人は頼まなくていいし、でも、このIDの中に2食分入っていますからという案内が一番効果的なんじゃないかなと思うんですけれども、それはできないんでしょうか。 ◎保健給食課長 今ご提案のことも当然考えましたけれども、やはりいろいろな方がいらっしゃいますので、必ずしも全員機械的に最初に登録をしてしまってということを否定的に捉えられる方の声も聞いております。  なので、簡単に言うと、頼んでもいないのに、強制的にそういうふうに登録をしてしまうということは、私どもとしては避けたいところでございます。 ◆矢口 委員 多分皆さんに優しいのだなというのはわかるんですけれども、ただ、今回すごく思い切った予算を割いていて、多分これが失敗したら、結構、次どうするのというところだと思うんですよ。私は絶対にこれで成功させてほしいという思いがありまして、今おっしゃった、いろいろな方がいるからID発行をされるのが嫌な人もいるという話なんですけれども、ID発行されても別に入らなきゃいい話で、ログインしなきゃいい話ですものね。IDを生徒が持って帰ってきて、おうちの人に渡して、親はログインしない。それだけでいいんだから、そんなに親に対して失礼なことでもないし、そのぐらいの思い切りは逆に持っていかないと、この喫食率を一気に上げようというのは、そう簡単にうまくいかないんじゃないかなと思うんですけれども、そんなにそれは――ちなみにそのこと自体には反発があるんですか、そのアイデアには。 ◎保健給食課長 今回のことについての反発ということよりも、弁当を持たせたいとか、持ってくるからいいんだよというお話は時々伺うことなんです。そこに、いやいや、そうは言わないで全員登録しましょうよということ自体が、これは押しつけに当たると捉えておりますので、委員にご提案いただくことは、こちらとしてもよくよく考えて、それができたら好ましいとは思いますが、今の段階では、あくまでご本人からの登録を待つというスタイルで考えているところでございます。 ◆矢口 委員 押しつけに思う人もいるということなんですけれども、むしろそれを言うんだったら、この試食会のほうがよっぽど押しつけだと思われてしまう可能性が、本当に試食会を全員にやりますという思い切ったことをするんだったら、私はIDを全員登録させることは、別に押しつけじゃないと思うんです。だって、実際に給食を食べるわけだし。全員にプレミアムとして2食分上げるんですよね。2食分ただで上げると。だったら、全員がいつでも2食分頼めるように最初からその状況をつくってあげるというのがむしろ親切だと思うんですよ。  ちなみに、ID登録しなかった人の2食分はどうなるんですか。 ◎保健給食課長 まず、ID登録をされない方に対しては、2食分のご提供はいたしません。狙いとしましては、実際のインターネット予約を体験していただくということも含めて、ご自身で申し込みをしていただくという前提に立ちたいので、そこは利用登録のある方、想定としましては、試食後に給食の予約システムに登録のある方に対して2食分の無料提供をしていくということで考えているところでございます。 ◆矢口 委員 この全員分試食会をやるのに、ID発行は押しつけがましいという判断が、むしろ試食会のほうがよっぽど押しつけがましいと思われる可能性があるので、どちらかというと、私はそう思うんです。だから、IDを発行しないというのは正直納得がいかないところがあるんです。  2週間のタイムラグの間に、また全員食べなくなるんですよ。雰囲気がまたもとに戻っちゃいませんかね。この1週間の試食というのは、その雰囲気づくりもあると思うんですけれども、その点はどうクリアするつもりなんですか。その2週間食べないことのタイムラグで雰囲気が変わっちゃうのは。 ◎保健給食課長 実際に申し込みをいただいた方々、我々のほうで操作をするわけではなくて、今のインターネットの予約システムを請け負っている会社に依頼をいたします。そこでどうしても必要となる時間なので、一、二週間と設定せざるを得ない状況でございます。  特に今のブランクについてはどうするつもりなのだというご質疑に対しては明確なお答えを今持ち合わせておりませんけれども、そこの雰囲気が崩れないために、そもそも中学校、あるいは生徒、保護者の方、いろいろな方々にPRをしながら、こういったシステムになっています、こういった流れで給食を申し込めるようになりますよということで状況をよく理解していただくように、まずは努めていきたいと考えています。 ◆矢口 委員 ちなみに、インターネットの登録の時間は、どんなに生徒の申し込みが試食会の次の月曜日にがあっと殺到したとしても、最大2週間ということですか。 ◎保健給食課長 2週間以内に対応するつもりで準備をしています。さっきも申し上げましたが、私どもが頑張ればできるという話でしたら当然できるところは頑張りますが、業者委託をしているところもありますし、そこでIDを発行して、それから個別の封入をして、それがご本人の手元に渡って利用ができるようになるまでが2週間というところなので、最大限の努力はさせていただきたいと思います。  それから、利用登録の案内、先ほども触れましたけれども、試食会をやるときに、その前にいろんなチラシを配ったり、PRをしてまいりますので、理想かもしれませんが、試食が終わらないうちでも利用登録ができていけば、随時そこは進めていけると考えています。 ◆矢口 委員 わかりました。2週間でも結構遅いかなというイメージなんですよ。1週間おいしいかったねと、いい雰囲気になったのに2週間待たされたら、多分またもとどおりになっちゃうんじゃないかなと思うので、そこは業者にできるだけ早くやってもらうようにお願いしたいなと思います。  あと、先日の質疑の中の答弁で、基本的には給食というわけじゃなくて、これまでと同様、生徒が自分で選択できるようにというのが、今回の試食後もそういう趣旨だというお話をしていたんですけれども、私が過去の中学校給食についてのいろんな資料を見る中で、デリ弁のエンゼルフーズと山路フードシステムと契約するときの紙に、デリ弁給食を基本とすると仕様書に書いて契約しているんです。  これは、基本とすると書いているのに、先日の答弁では、基本的には給食というわけではなくというふうにおっしゃったので、そこはどうなっているんですか。まず、認識をちゃんとはっきりさせたほうがいいのかなと思いまして。 ◎保健給食課長 町田市の中学校給食においては、導入時から選択制を導入いたしまして、今現在も選択できる環境を整えることが一番大切であるとしておりますので、そこの認識は変わっておりません。  給食の利用を、今回もいろいろ質疑などでいただきましたけれども、選択制といえども余りに利用者が少ないことが、給食そのものではなくて、申し込みにくさにつながっているとか、そうしたたぐいのお話もたくさんいただいているわけなので、そのためには、ある程度周りの様子といいますか、自分1人しか申し込んでいないから、食べたいんだけれども申し込まないよというようなことだけは避けていかなくてはいけないと思っています。  給食を基本とするというのは、提供している以上は給食を利用していただきたいというところはありますけれども、基本なんだから給食から入りましょうというところでご案内をしていないのは、先ほどの、登録を一斉に行わないというあたりにも通ずる考え方だと認識しております。 ◆矢口 委員 仕様書に書いたデリ弁給食を基本とするというのは、もしかしたら一部では最初はそういう認識があったけれども、変わってきたということなんですか。教育委員会の中でも考え方が一致していなかったということなんですか。 ◎保健給食課長 弁当併用の給食方式を基本とすることの認識が違っていたかということで言うと、違ってはいないと私は思っています。給食の供給を確保していくためにデリバリー弁当、給食を基本とするというような文言を仕様書に載せておりますので、選択制自体を否定するためにその言葉を使っているわけではありません。 ◆矢口 委員 わかりました。  アンケートなんですけれども、前回とったアンケートでは、各項目については学校ごとに集計できるようになっていたんですけれども、自由記述欄がちょっと学校ごとに後から確認できるようになったので、その点は、今回アンケートを集計したときには、自由記述欄も、全部学校ごとに後から見られるようになるんでしょうか。 ◎保健給食課長 今回の試食会においてのアンケート項目については、まだ確定をしておりません。質疑の中においても、自由記述欄は設けるのかというようなご質疑をいただきました。確定をしていないのですが、そうした記述をいただくことによって、今回私たちが考えているような現行の給食方式を改善するために役立つ情報を得られるようであれば、自由記述欄の設定もしたいと考えております。  一方で、2017年度に行いました過去のアンケートのときには、アンケートに回答すること自体が面倒だという趣旨のご意見もいただいておりましたので、特に試食をしていただいて、生徒にあれこれ感想を聞こうとしているわけですけれども、その中で、面倒くさいから回答したくないというような意識になっていただかないように、なるべく簡素化したというか、シンプルなものとしてつくり込みをしていきたいと考えているところです。  自由記述欄を設けたら学校ごとにそれが確認できるかということについては、集計の段階でどういうまとめ方をするかということは、これから詰めていきたいと考えます。 ◆熊沢 委員 さっきから答弁を聞いていると、もう1回聞きたくなるんですが、この無料の給食試食会は、1週間子どもたちに食べてもらうことが目的じゃないですよね。手段ですよね。目的は、この後に給食をとりたいと思っている人たちがとりやすい環境をつくるために、これをするんですよね。  でも、さっきからみんなが提案することは、全部これだからできません、あれだからできませんと言って前向きな声が全然返ってこないんだけれども、さっきの利用登録を押しつけと考えるというのは、誰が押しつけと考えてやったの。押しつけと考えるであろうと職員の方が考えたから、押しつけになりますのでというのは、そういう答弁だったんだけれども、決して私は押しつけとは思わないんだけれども、なぜそのような考え方が出たのかを教えていただけますか。 ◎保健給食課長 利用登録をしていただいてIDの発行に至るためには、それぞれの個人情報を登録させていただくことになります。いわゆるインターネット予約システム上に登録をいたします情報登録をすることになりますので、ご本人の了解が必要になるということで考えているところで、そういう視点から、一斉に登録だけはというところは避けるべきではないかと考えているところです。 ◆熊沢 委員 さまざまな市のサービスを受けるときに、私たちが利用登録するとかというときにしても、公立の学校の教育を受けるのも利用登録だと思うんです。それは学校側に全て情報があるわけじゃないですか。もし町田市が利用登録を出す状況だったら、それは押しつけにならない。委託しているからだめなの。  でも、そうしたら町田市の業務はいろいろと委託しているじゃないですか。税金のこととか。個人情報の取り扱いがという理由には何かならない気がするんですよ。町田市内の全校生徒の、公立に行っている子、私立に行っている子全てのデータがそろっているはずだと思うんです。どこの子はどこの小学校に通っている。逆にそれがあるから、不登校だったり、もしかしたら何かがあったりということが瞬時にわかるのかもしれないし、何か事故があったり。町田市には子どもたちの情報がデータで行っているはずなんです。紙じゃないはず。  それをまず、矢口委員が言ったように、上から順番にとりあえずIDの番号だけつけていって、それで利用登録したい人が、よくあるのが、私の子どもが行っている学校はパスワードとID番号を渡されるんです。そこで情報をいろいろ得るんです。変な話、学校の写真とか、そういうのもそこで。  そのかわり、最後のパスワードは、受け取ったら変えてくださいねという形になっているから、そういう意味で、それを押しつけと思うよりも、ある程度みんなにこのようにやっておきながら、利用する人たちがすぐ利用できる。使おうと思ってから、そうだ、今月、私、お母さんが出張でお弁当がつくれないから、急な出張が入ったから利用しようよと思ったときに利用登録まで2週間かかったら、使わないわけですよ。まずその2週間を短縮する方法をどうしようかと。  だったら、みんなにこのように、まずIDを渡しておいて、そこから先、1日か2日でできるようなシステムなんて簡単にできると思うんだけれども、この間、越前市に行ったときに、それがどうかはわからないけれども、越前市なんて学校にある端末ですぐキャンセルができたんだよね。学校にある端末で確認もできたし、キャンセルもできたし。何で町田市がそんなこともできないんだろうとみんなで話をしていたこともあって、何でそんなことがと。  そうしたら、しつこくなるけれども、税の話だって委託しているけれども、個人情報を外に流しているでしょう。でも、それは流しているとは言わないわけじゃない。委託なんだから。そこが何でこの中学校給食の登録だけはできませんという理由がわからないんだけれども、ここで今答えは出ないんだろうから、やる気があるのか、ないのかわからないから。なるべく早く、9月の実施までの間に検討して、すぐにでもできるような形にしていかないと、何のために試食会をやるの。もう1回答えてください。 ◎保健給食課長 試食会を通じて、今まで召し上がったことのない生徒さんに理解を深めていただき、利用していただく方をふやしていきたいと考えているところです。 ◆熊沢 委員 それならばなるべく頼みやすい環境、さっき言ったプリペイドカードみたいに、2食分、そこのIDに入っているんだから。そういう形ですぐできるかどうかは、詳しい人も含めていろいろと検討していただいてやっていただいて、9月のときに、できましたという答えを待っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆田中 委員 利用登録の件でさまざまな質疑が出ているのでちょっと関連して伺いたいんですけれども、利用登録をした後に、マークシートで申し込んでいる方や、あと、もともと1年で契約というか、申し込んでいる方もいる、長期申し込みなどされている方も既にいらっしゃると思うんですけれども、そういった方についての、この無料の2食分というのはどのように対応がされるんでしょうか。 ◎保健給食課長 現在マークシート等を利用されている方についても、もう利用者ということで、システム上には登録をしています。我々のほうで処理をしていますので、2食分は当然ご提供できるというものでございます。 ◆田中 委員 長期の、1年間まとめて注文を既にされているというケースについても、どうなるか。 ◎保健給食課長 失礼いたしました。既に利用されている方がそれぞれの試食会に重なったときには、あくまで無料試食会扱いにしますので、その分の費用はいただかない扱いに切りかえていきます。 ◆田中 委員 では、その2食分のプレミアムのところなんですけれども、9月から無料提供を始めると。とはいえ、試食を食べてから申し込んでもらいたいという答弁もあったりして、先ほどIDのお話もあったんですけれども、例えば事前のアピールの文章の中に、ID登録を先にしていただければ、すぐ2食分はチャージされているんですよとか、先ほどの全員にIDというのもいいアイデアだと私は思っているんですけれども、どうしてもという場合では、やはり事前のPRとかでやっていただくという方法もあるのかなと思いつつ、試食後じゃないと2食分は頼めないということなんですか。タイムスケジュール、9月から試食が始まるところもあれば、最終的に1月ぐらいになっちゃう学校もあると思うんですけれども、どのように考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎保健給食課長 現在想定をしておりますのは、やはり利用登録をいただいてIDが発行された方にチャージをしていくということになりますので、先ほどからご指摘をいただいているようなタイムラグというのはどうしても出てくることになるかなとは思っています。  試食会の開始以前からPRは進めてまいりますので、その中で少しでも早い利用ができるような形を進めていきたいと考えております。 ◆田中 委員 その試食、5日間食べた後じゃないと2食分が頼めないのか、それとも、それの前でも登録がしてあれば、この2食分が入っているのか。どの時点で2食分というのはチャージされるのかというのは、各校で違うんでしょうか。それとも皆さん一斉ということなんでしょうか。 ◎保健給食課長 個別にというのはなかなか難しいかなと考えているところなんですけれども、一応想定の中では、試食をしていただいて、一定の期間、9月の実施であれば10月末までに、翌月末までに利用登録をしていただいた方には2食分の無料提供をしますよという想定を今考えているところです。  なので、先ほどのタイムラグ云々のお答えにはならないんですけれども、今利用されている方も含めて、2食分の提供をしていくタイミングは、ある程度期間を区切りながらという形になろうかと思っています。 ◆田中 委員 ちょっと理解が難しくて、しつこくて申しわけないんですけれども、例えば、質疑の中では、昨年12月議会のときには37%ぐらいの方が登録をされていると、今50%ぐらいになっているというご答弁があったんです。この間、伸びているというご答弁がありまして、それで既に半数の方が登録をされていると。その方々については、もう既にID登録がされているわけなんですけれども、新たな方じゃなくて、今登録されている方はいつチャージがされると想定をされているのか、伺いたいと思います。 ◎保健給食課長 一定のタイミングで登録のある方にチャージをしていくという想定をしておりますので、今申し込みをされている方にすぐに2食チャージができますよという形のお返事はできません。その仕組みをしっかりと調整をした上で、早い段階で2食分の提供につなげたいとは思っています。  ただ、現在登録いただいている方というのは、わかりませんけれども、チャージがあるから給食を頼もうという人ではないと解釈している部分もありますので、2食分の無料は、卒業するまでのどのタイミングであっても、好きなタイミングでお使いいただけるものですから、どちらかというと、新規にご登録いただく方のために魅力的に映るような狙いを持っているつもりですけれども、最後の最後になって、皆さんに、せいのという形でチャージをするというふうに今設定しているわけでもありませんので、極力お試しができるための活用ができるように組み立てをしていきたいと考えています。 ◆田中 委員 何回も聞いて申しわけありませんでした。タイムラグというところでは、やはり事前のPR、もしくは先ほどのIDを全員にというところもいろいろと検討していただけたらと思っています。  別な角度から幾つか質疑をしていきたいんですけれども、まず無料試食会ということで、保護者が負担する給食費の実費について町田市のほうで出すということで、去年の私の一般質問の中で無償化のことについて伺ったときには、「学校給食法では、学校給食の実施に必要な施設設備に要する経費や運営に関する経費は市が負担し、食材料費については児童生徒の保護者が負担するものとしております」というふうにご答弁があったりですとか、3月議会の請願の無料試食についてのご答弁の中では、アレルギー物質の除去をするなどの個別対応ができないため等々の理由から中学校給食を試食できる児童生徒だけを対象として無償で給食を提供することは難しいと考えている等々の答弁があったんですけれども、こういったことを今回の無料試食ではどうクリアして予算を立てたのか、伺いたいと思います。 ◎保健給食課長 まず、保護者の方に食材費を負担していただくという考え方は、基本的には変わっておりません。ですから、今後についても無償でというような想定はしておりません。  それから、今回は3月のときの私どもの答弁、確かに全員に対してというのは、アレルギーの方もいらっしゃって適切ではないかなというような考えは持っておりましたけれども、そうはいいましても、いろんな理由が取りざたされる中、温度が悪いんじゃないか、味がどうなんだとか、器がどうだとか、いろんなことをご指摘はいただくんですけれども、これだという決め手がないということが1つ。  それから、まずは食べていただかないうちに、おいしくないらしいよという評判がどう考えても打ち消しにくいものですから、それを打ち消していくためには、まずはそれぞれの生徒、あるいは一部ですけれども、保護者の方に召し上がっていただいて、食べてみたら、その評判ほど悪いものではないというふうにつながっていくことが今回の狙いの1つでもあるということで、方針を変えたというよりは、まずそこに手をつけないと、この次の対策が立てづらいというところで今回の補正に上げさせていただいています。 ◆田中 委員 理由についての説明をいただきました。今回、同時進行で学校給食問題協議会も開かれておりまして、この請願について協議会にも諮っていらっしゃいますし、第2回のところでは、保護者代表の委員の方や副校長先生、校長先生からも懸念の意見が多かったと、議事録も見て認識をしているんですが、その辺はどのようにクリアしたのか。  また、5月20日に第3回協議会も開かれているんですけれども、その中で、予算の内容に無料試食会については何か議題として上がっていたのか、また、意見などがあれば伺いたいと思います。 ◎保健給食課長 まず、学校給食問題協議会の中では、第2回の段階では現状のご報告を差し上げたりということ、それから、ちょうど3月でしたので議会の中で請願が出されていて、こういうテーマで話し合いが行われているというタイミングでしたので、経過報告という形をとりました。  それから、中ではいろいろ、さっきの繰り返しになるんですけれども、どういう部分を改善していくと利用が進むのかということについて率直に意見を出していただいた中で、実際に試食に対して否定的なことをおっしゃる委員もあったと記憶しています。  それらも踏まえた上で、繰り返しですけれども、やはり実際に手をつけるべきところ、どこに力を入れていくと状況が改善されていくのかというところは引き続き協議会の中でもお話し合いをしていただく予定にはしています。  この補正予算の話については確定しているわけでもありませんので、協議会に具体的な報告はしておりません。あくまで協議会に諮りながらではありますけれども、今回の試食会の設定は、こちらの担当のほうで独自に発案をして提起しているものということでご理解いただければと思います。 ◆田中 委員 第2回の様子のご答弁もいただきました。ということは、第3回協議会では、この事業について、説明は何もないという理解でよろしいでしょうか。 ◎保健給食課長 5月に行いました第3回には、この件は一切報告しておりません。 ◆田中 委員 わかりました。懸念の意見が割と多かったというふうに思っていたので、この後、アンケートについては協議会のほうに諮るということで、ちょっと委員のほうではびっくりする可能性もあるのかなとは思いますので、その辺は丁寧に説明していただけたらと思います。  食べたことのない方に、生徒――保護者はたくさんいらっしゃると思いますけれども、食べてもらいたいという、そこで利用率を上げたいということですけれども、結構6年生の間に1度は試食会を、この間、保健給食課も努力されて実施をされていると思うんですけれども、例えば、今、中学校1年生の子どもたち、昨年度の6年生の試食会は大体何校ぐらい行われているのか。1年生は、今、大体3,300人いるわけですけれども、大体何割ぐらいの子たちが試食会、ちょっと難しいと思いますが、参加されているということがわかれば伺いたいと思います。 ◎保健給食課長 6年生に対して実施をいたしましたのは36校と記憶しております。参加人数は約3,600人です。ちょっと割合を出しておりませんけれども、2018年度の実績はそのようになっています。 ◆田中 委員 ありがとうございます。ということは、ことしの1年生は、特別な事情を除いてほとんどの子たちが1度は中学校の給食の試食をしているという認識でよろしいでしょうか。 ◎保健給食課長 はい、42校ございまして、大戸小学校を除けば41校ですけれども、そのうちの36校で、今、委員がおっしゃるように特別な事情のない方については試食をしていただいたということになります。  6年生の実施はあくまである設定した1日だけを中学校給食に置きかえて実施いたしましたので、以前にもご指摘がありましたけれども、果たしてそれが効果的だったかどうかというところは、検証の余地は残っているかと思います。  1度だけ食べたのがたまたま嫌いな食材だったとかということが中学校給食に対しての否定的な感情を持たせるマイナスのためのきっかけになってしまっている可能性もあると思っていますので、今回複数の日を設定いたしましたのは、そういったところも回避できればという狙いを持っております。 ◆田中 委員 41校中36校ということで、私は100%と言っちゃったんですけれども、大体の割合はわかりました。ありがとうございます。その日は1日だけということで、そのときの印象というところで、今、保健給食課長のほうで逆の影響があるんじゃないかというお話であったんですけれども、そうはいっても、中学1年生は、結構の子たちが1回は食べている、2年生もその前の年は小学校のうちに試食をやっているわけですから食べている子たちもいる。  その中で、1日だから印象が悪かったのではというお話だったんですけれども、それで10%まで昨年下がってしまったわけで、今回の事業で喫食率を30%、今年度中、目標を立てていらっしゃるわけなんですけれども、30%まで上げられるだろうという根拠について伺いたいと思います。 ◎保健給食課長 目標を30%にいたしましたのは、2017年度のアンケートの結果で、給食を否定的に捉えていない方が22.8%あったということから、その方々に少なくとも給食をしっかり提供できる形をとりたいというところで組み立てた企画でございまして、30%まで上げられるだろうという根拠は持ち合わせておりませんけれども、上げなくてはいけないと考えております。  つまり、不便なく申し込みしたい方に申し込みをしていただけるような環境に、この1年で持っていかなくてはいけないと考えているところでございます。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時30分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆田中 委員 先ほど30%の目標ということで、アンケートをもとに立てたということですし、明確な根拠はないけれども、そこまで上げていくことが必要だということでしたけれども、仮に今年度30%という目標に達しなかった場合ですとか、また来年度この無料試食会というものに対しては、どのように今の時点でお考えでしょうか。 ◎保健給食課長 目標に達しなかった場合ということで、今想定をして何かはしておりません。実際に目標に到達するように、今回、試食会を行いまして、収集しますアンケート、ご意見などを活用していくこと。それから、支払い方法なんですけれども、現在は最低でも20食の払い込みになっておりますので、ちょっと試してみたいという方には金額が大きいということもありましたので、5食相当で支払いができるような5食単位のものをつくっていこうと考えていること。それから、来年に入ってになると思いますけれども、クレジットカードによる支払いなどで、より支払いの利便性を高めたいと考えております。  来年の無料の試食会については、今は想定はまだしておりません。 ◆田中 委員 支払い方法の改善等は重要だと思います。来年度については想定していないということで、今のところ、ことしだけの施策だというふうに受けとめました。  2食分のチャージについては、登録が前提であって別にプリペイド、入金はしていなくても2食分はチャージをされるということで、今5食分というお話があったので、2食分のチャージは別に入金されていなくても大丈夫だという認識でよろしいでしょうか。 ◎保健給食課長 ご登録いただいて2食分チャージしますので、実際にご本人たちが入金をする必要はなく、2食は召し上がっていただけるということです。 ◆田中 委員 それでは、アレルギー対応のことでほかの委員からも質疑がありましたが、確認したいことがありまして、アレルギーのある生徒さんについては、献立表を見て利用できるときにしてほしいということですが、例えば牛乳なしの申し込みといったことが可能になるのか、それとも牛乳をセットで申し込んで飲まないというふうな対応になるのか、申し込みの仕方です。  5日のうちに、月曜日と水曜日は頼めるけれどもということで、1日単位でそういった場合に申し込むのか、ちょっとイメージが湧かなくて、先ほど熊沢委員の質疑に対して、参加申し込みをとるという答弁があったと思うんですけれども、イメージとしては辞退方式なのか、それとも申し込み方式なのかというところでは、何日と何日と何日に申し込みますというのを全員が提出するような形になるのか、そのあたり今の段階で想定されていることを伺いたいと思います。 ◎保健給食課長 実際には申し込み方式でして、5日間を基本のセットというふうに考えています。事情のある方は、例えばアレルギーがあって何曜日の分だけはだめだというような方については、それがわかるようなことを書いていただくようにしたいと思っています。
     試食会においては、無料ですので牛乳を飲まないという選択も、ご本人がしていただければ結構だと思っています。 ◆田中 委員 今、詳細な調味料等の食材については保健給食課のほうにお問い合わせくださいというふうにホームページには書いてあるんですけれども、例えばその期間については全員に配付するとか、そういったことは考えていますか。できるだけ簡単に、そういった成分表が手に入るといいのかなというふうに思うんですけれども、学校に何枚かは配付しておいて、学校に言ってくれれば大丈夫とか、そういったことはいかがでしょうか。 ◎保健給食課長 委員のご指摘のとおりで、成分表については、詳しいものはこちらにお問い合わせをいただいてということにしております。各学校に配っておいてというところについては検討したいと思います。  実際には、献立表、使用食材を確認していただいて、例えばアレルギーの方でも、その方の症状の程度にもよるとは思いますけれども、参加できる日があれば、ご参加をいただくということで考えています。 ◆田中 委員 給食問題協議会では、重篤なアレルギーがある方、小学校でもお弁当を利用されている方なんかは、そもそも頼むのが難しいというケースもあると思いますけれども、給食問題協議会の中で出たのは、今、小学校では対応ができているけれども、中学校では対応ができないというご意見があって、小学校の試食会では、クラスのお子さんの状況によってアレルギー物質が入っていない献立の日に試食会を設定するなど工夫されていると思いますので、できるだけ軽度なアレルギーの方が参加しやすいように工夫をしていただければいいと思っています。よろしくお願いします。  では、今度は無料試食の配送の問題なんですけれども、500人以上の学校については一度にできないので、年ごとに2週間かけて実施するということなんですけれども、そもそも給食の配膳室、保管室のところが全校分に対応していない、全校がもし800人なら800人頼んだら対応ができないということなのか、それとも業者のほうでそれだけ一遍につくるのは難しいということでそうなっているのか、大規模校について2週間にわたって実施する理由について詳しく伺いたいと思います。 ◎保健給食課長 実際には、以前にもご指摘がありましたけれども、2つの業者の処理能力という意味では約40%というお話をさせていただきました。それらの現状を、今の段階で業者にいろいろ変えていただくということはなかなか難しいので、現状の体制の中で基本的にできるようにということで、先ほど触れられた500人以上の学校は2週に分けるというような対策をとろうというふうにしています。  実際には、各業者1,200食程度供給できるところで、現在の利用されている方の分を簡単に差し引きますと、試食会のために純粋に500食程度の供給になろうかと考えています。 ◆田中 委員 では、保管施設、学校の施設の問題ではなくて、業者のほうの問題だという認識でよろしいでしょうか。 ◎保健給食課長 今回については、そのような捉え方で結構だと思います。 ◆田中 委員 わかりました。  では、次に実施後のアンケートについて伺いたいんですけれども、今回、保護者と生徒にアンケートをとるということなんですけれども、教員に対してのアンケート、2017年度のアンケートは教員に対してもとっているんですが、今回、教員の先生方にアンケートは実施しないのでしょうか。 ◎保健給食課長 現在は教職員からのアンケートは実施する予定はございません。 ◆田中 委員 実際に子どもたちと食べているのは教員の先生方なわけで、前回、アンケートの回収率の問題などは指摘がありましたけれども、先生方もいろいろいらっしゃって、クラスに頼んでいる子が少なくて生徒さんが頼みにくいと先生に相談をして、先生もお弁当を注文しているから一緒に注文していこうとか、そういうフォローなんかもされている先生もいらっしゃるというふうに聞いています。  教員、先生の目から見た改善ですとか、先生から見た子どもたちにとって給食がどうなのかというところを、やはり今回も聞いたほうがいいのではないかと思うんですが、先生方、もちろん食べてもらうようにアプローチもするわけですし、先生方へのアンケートの実施も検討していただきたいですが、いかがでしょうか。 ◎保健給食課長 教職員から、そういうご意見をいただけるようでしたら、こちらとしては積極的に収集をしていきたいと思います。教職員も必ずアンケートの対象ですという形では今は考えていなかったということでございます。 ◆田中 委員 内容はそんなに大きく変わらないと思いますので、ご検討をぜひお願いいたします。  それでアンケートの内容についてなんですけれども、3月の請願の中では、請願者の方から、例えば質問内容についてパブリックコメントなどで内容についても市民の意見を聞いてほしいといった陳述がありましたけれども、そういった点についてはいかがでしょうか。 ◎保健給食課長 市民の方の意見を聞きながらというところについては、給食問題協議会に今回諮っていくというところもありますので、アンケート項目は、PTAの代表などの方も委員でいらっしゃいますので、そちらからご意見をいただきたいと考えています。 ◆田中 委員 これだけ予算もかけるわけですから、ぜひ有意義なアンケートをとっていただきたいなと思っております。  そこで、2017年のアンケート、そこも全員対象でとっているわけで大規模なアンケートだったと思います。自由記述などについてほかの委員から質疑がありましたけれども、2017年にとったアンケート項目と連続性があるような項目なども必要だと思います。  例えば、今回は給食の改善ということですけれども、どんな給食がいいのかということについては、前回、昼食は全員同じ給食がよい、昼食は家から持ってくる弁当か給食を注文する選択制がよい、昼食は家から持ってくる弁当がよいといった選択肢だったんですけれども、私が一般質問で取り上げたように、この給食に含まれている内容については、特に想定をしていないというお話だったので、もう少し生徒さんたちにわかりやすいように、2017年のアンケートとの継続性も必要だと思います。  生徒さんたちにわかりやすいように、小学校で食べた給食ですとか、今の試食会で食べた給食ですとか、そういった方式をきちんと明示してあげたほうが正確な生徒さん、もしくは保護者の意見が集められると思いますが、いかがでしょうか。 ◎保健給食課長 今回行う試食会、それからアンケートの実施につきましては、現行の方式のものを食べていただいて、それに対しての給食のご意見、アイデア等をいただくというものでございますので、小学校のような給食がよいかどうかというようなものを含めた方式を問うようなものは想定しておりません。 ◆田中 委員 方式について予定はしていないということなんですけれども、とはいえ全員に2017年もとっていて、今回も全員にとるわけなので、やはり継続性というところですとか、もちろん改善策をアンケートの中で集めることは重要だと思いますが、生徒たち、保護者たちの願い、思いについて把握する絶好の機会でもあると思います。ぜひ方式について子どもたちにもわかりやすい形でアンケートをとっていただけたらと思います。これは要望をさせていただきます。ありがとうございました。 ◆星 委員 私は給食ではないんですけれども、私の母校、南大谷中学校の件でお伺いをさせていただきますが、この南大谷中学校仮設校舎借上事業の中で、プレハブを5年間借り上げるということでよろしかったんですね。 ◎施設課長 5年間借り上げて使うということです。 ◆星 委員 その設置というんでしょうか、建設というのか、場所は外のバスケットコート、正門を入ってすぐ右側のところというふうに聞いているんですけれども、それもそちらでよろしいですか。 ◎施設課長 今おっしゃられたとおりの場所です。場所としては北側になりますか、門を入ったところになります。 ◆星 委員 あと、教室は何部屋ぐらいなんでしょうか。あと、これが1年1組の普通教室なのか、特別教室なのか、教えていただければと思います。 ◎施設課長 現在、18教室保有しています。その内訳が普通教室13、特別支援学級が3、少人数が2ということで、空き教室が今ない状況なんですね。今回、5教室分をつくるということになります。その内容については、普通教室を5教室、平家建てということで考えています。 ◆星 委員 平家で全部で18教室ということですか。 ◎施設課長 増設する分が5教室分になります。 ◆村まつ 委員 給食に戻るんですけれども、少しだけお伺いします。  まずは無料試食会というのをやっていただけるということになりまして、ありがとうございました。3月の定例会でいろんな話が出た中で、6月にこういうふうにやっていただけるというのはありがたく感謝をしております。  その上で、先ほど2食分のプレミアム分があるから先にIDを発行したほうがいいんじゃないかという議論があったと思うんですけれども、それはまさしくそうだなと私は思っておりまして、考え方だと思うんですけれども、試食会という意味でいくと、ただ食べるだけが試食会ではないと思うんですね。実際にID登録をしていただいて、食べてみてどうなのか。  このサービス全体を考えるという意味では、5食無料で食べる前提においても、ID登録をしていただくという流れは決しておかしい流れではないと思いますので、そういった意味でなるべく先にID登録をしていただいて、その上で5食の無料の提供があって、2食はプレミアムでついてくるという流れであれば、特段問題はないんじゃないかなというふうに思います。そのあたりは案内の仕方かなと思いますので、ぜひご検討をいただきたいと思います。  1点お伺いしたいんですけれども、アレルギー対策という意味で、食べたくても食べられない方に対しては、何か別の形で支援というか、その分、ほかのもので何かインセンティブがあるみたいな考え方はあるんでしょうか。 ◎保健給食課長 アレルギーの方で利用ができない、試食会に参加ができないという方については、今回、特別何か代替案を持っているわけではございません。中学校給食自体がアレルギーに対応していないというところが1つ。それから、今回は食べられる方限定にはなりますけれども、食べていない方を何とか取り込みたいというところで考えておりますので、そのかわりの補填というところは想定をしてございません。 ◆村まつ 委員 もともと無料でやるのは難しいかもしれないという話から、無料にしていただいているという意味では、すごく幅が広がってよかったなと思うんですけれども、反面、どうしても食べたいのに食べられない方に対しては何もメミットがないというところの公平感、ここら辺ができたら少しカバーできないかなというふうに私自身は考えております。  例えば食べ物じゃなくて、図書券とか図書カードとかでもいいと思うんですけれども、どうしても食べたいのに食べられない方に関しては、1,000円分なのか、ちょっとわかりませんけれども、気持ちですね。カバーするというような意味合いで、皆さんに公平感をということはあってもいいのではないかなと思いますので、これは意見として言わせていただきます。  それから、先ほど教職員のアンケートという話もありましたけれども、やはり前回も教職員の方、アンケートの回答率が低かったということもありますので、この点もぜひお願いをできればと思います。  教職員の方は無料試食というのはないんですね。 ◎保健給食課長 今回の試食会においては無料という扱いはございません。 ◆村まつ 委員 それはそれでいいと思うんですけれども、アンケートだけはぜひお願いをできればと思います。  それから、最後になりますけれども、保護者の方なんですが、保護者、質疑でもあったかと思うんですけれども、もう1回保護者の方の人数、何名が試食できるのかというところをお伺いできればと思います。 ◎保健給食課長 各学校の試食会、1週間の想定の中で、3日間、1日当たり10名の想定で、10名で3日間というふうに考えております。 ◆村まつ 委員 これは恐らくPTAでやっていらっしゃる試食会なんかもあると思うんですけれども、これとは別個に行われるという理解でよろしいでしょうか。 ◎保健給食課長 独自で学校主催、PTA主催で行われているものとは別扱いでございます。 ◆田中 委員 済みません、大事なことを聞くのを忘れていて、もう1度質疑させていただきたいと思います。  本会議の質疑の中でも言及がありましたが、無料試食会を行って、それで概要にも書いてありますけれども、半数の方に将来的に食べてもらって利用しやすい環境をつくるということで、全員について食べてもらうことを目指すわけではないというような本会議の中での答弁があったと思います。その点、もう1度確認をしたいんですが、全員について食べてもらうことを目指すわけではないという理解でよろしいでしょうか。 ◎保健給食課長 既にご答弁を差し上げているとおりで、選択性のよさというのはどちらもあってもいいというところに立ちますので、全員を目指すということで今スタート、今回の試食会を企画しているわけではございません。 ◆田中 委員 中学校では、小学校で学んだことを踏まえて、食の選択を行う時期というような、この間、繰り返し答弁がありましたけれども、本会議の中で、生徒さんがお弁当か給食かを選んでほしいというふうに答弁があったんですけれども、そういった認識でよろしいでしょうか。 ◎保健給食課長 そのとおりでございまして、弁当に決めたからずっと弁当とか、給食を頼むことにしたから給食ということではなくて、それこそ1日単位で変更していただけるような仕組みをつくっていますから、それにのっとって、利用したいときに不便なく利用していただけるようなものをつくっていきたいと考えております。 ◆田中 委員 自分の食生活、また健康を考えて選択を行うということで、生徒さんのほうは給食か弁当かを選択するわけですけれども、給食とお弁当を選択するということで、中学生にとってはどのような食の選択の力がつくということなんでしょうか。 ◎保健給食課長 給食については栄養士がつくっておりますので、そのまま召し上がってくださいという感じもあるかと思います。お弁当をお持ちの方については、日々保護者の方におつくりいただいているお弁当の内容がどういうものであるのかとか、給食とどう違うのかとか、給食を選んでいただく際に献立をごらんいただくとは思いますけれども、そうした中でなぜこうした食材が使われているのかとか、そういう視点で見ていただくと、たくさんの情報をこちらもご提供できているというふうに思います。今回の試食会を通じて、さらにそういう意識が少しでも高まっていただけるように積極的にPRを進めていきたいと思っております。 ◆田中 委員 保健給食課のほうで出していただいているパンフレットも、今年度新しくつくっていただいたものもあって、栄養がしっかりとれるというアピールもされていますが、一方で、この中には好きな献立の日だけ注文することもできますよと。それも1つのアピールではあるんですけれども、栄養と好きな献立と選択をすることで、毎日、家のお弁当ばっかりだから、たまには給食で栄養をとろうかなとか、そういう選択ってどういうことなのかなといつも思うんです。  中学生が給食と家からのお弁当、もしくは家からのお弁当を持ってこられない子は事前にコンビニでパンを買うとか、いろんな選択をしているわけですけれども、子どもたちが選択をしているというのは、どういうことを選択しているのかなというのがずっと疑問なんですが、その点はいかがでしょうか。 ◎保健給食課長 実際に聞き取りをしているわけではありませんけれども、想定として給食を食べていただくときというのは、好きな献立のときだけというと、偏ってもいいように映るとちょっと違うと思います。  給食は1食1食、基本的にはバランスを考えて、それをずっと1カ月なら1カ月摂取されたときのことも当然考えてはおりますけれども、好きな献立でどうぞと言ったとしても、それはちゃんと給食法にのっとった適切なものを提供しておりますので、安心して召し上がっていただきたいということ。  それから、お弁当と違うという部分で言うならば、やはり生徒さん本人が好きなおかずを保護者の方に頼んで入れていただいているケースが多いと思っておりますので、それも否定するわけではないんですけれども、同じものばかりとか好きなものばかりとか、味の濃いものばかりとか、いろいろ偏りが出てくるのではないかと思っておりますので、給食と併用していただいて、全体のバランスをご本人あるいは保護者も含めて考えながら、ご利用いただけると有効なものになると考えております。 ◆田中 委員 保護者の方も、あとは中学生で自分でつくっているなんていうことも聞いたことがありますし、保護者の方も、いろんなことを工夫されながらお弁当を準備されているということは認識をしております。  ただ、給食のほうも、1食1食もちろんバランスを考えているわけですが、1週間単位で、例えばカロリーのことですとか、食塩の量ですとか、毎日食べているからこそ、毎日牛乳が出ることでカルシウムの摂取ですとか、そういったことも考えると、基本は全員対象、全員に供給ができるということは実施基準の中で言っているということだけお伝えをして終わりにします。 ◆松葉 委員 先ほどあった南大谷中学校のプレハブの件なんですけれども、先ほどの期間5年間ということで、2020年3月に賃貸借契約開始ということなので、期間5年間、実際にそのプレハブに入るのは来年度からという認識でいいのかどうか。  あと、5教室、平家で普通教室というふうにおっしゃっていたかと思うんですけれども、もう既にそこに入る学年とかということの想定はできているのかどうか、そこだけ確認をさせてください。 ◎施設課長 先ほどの話を補足します。  2月までにつくり上げて、3月に引っ越しをすることになります。2020年4月から新しい校舎を使うということになります。想定でいきますと、2020年度に22教室、2021年度に23教室ということで、最大5教室が足りなくなりますということで、今回の整備になります。そこに入るクラスについては、これから学校とも相談しながら進めてまいります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって学校教育部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(町田市立学校の適正規模・適正配置に関するアンケート調査の実施について) ○委員長 行政報告、町田市立学校の適正規模・適正配置に関するアンケート調査の実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎学校教育部長 町田市立学校の適正規模・適正配置に関するアンケート調査の実施についてご報告申し上げます。  本件は、ことし8月に設置する町田市立適正規模・適正配置等審議会での審議の参考とするため、保護者、教員並びに市民に対してアンケート調査を実施するものでございます。  詳細につきましては、担当者から説明させていただきます。 ◎教育総務課担当課長 それでは、町田市立学校の適正規模・適正配置に関するアンケート調査の実施についてご報告します。  行政報告資料の1ページ目をごらんください。  町田市の年少人口は、2015年度に町田市が行った人口推計において、2015年から2035年までの20年間で約25%減少することが見込まれています。また、学校施設の老朽化も進んでおり、2045年までに55校が耐用年数の築60年を迎えることから、更新する学校施設の優先順位を検討し、計画的に更新する必要がございます。  これらの年少人口の減少や学校施設の老朽化に対応しながら、児童生徒がよりよい学習環境で学ぶことができるように、8月に町田市立学校適正規模・適正配置等審議会を設置し、子どもたちの教育環境を充実させるために必要となる適正な学級数、学校配置のあり方や学校統廃合も含めた通学区域の変更などについて、調査、審議することを予定しております。  審議会では、PTA、町内会・自治会、小中学校校長会から推薦を受けた代表者と学識経験者で検討を進めてまいりますが、保護者の方、教員及び市民の皆さんの考え方や意識を幅広く把握し、審議会での議論を充実させることを目的として本アンケートを実施するものでございます。  調査対象及び人数ですが、町田市立学校に在籍している児童生徒の保護者の方約2,100人、町田市立学校に勤務する教員の方約200人、町田市内に在住する20歳以上の市民の方3,000人を対象としています。  調査時期ですが、保護者の方、教員の方、本日6月19日から7月5日まで、町田市内に在住する20歳以上の市民の方も6月19日から7月9日までとしております。  設問内容ですが、保護者の方、教員の方用には小中学校の学級数、子どもの通学時間や通学方法などといったテーマでお聞きします。また、市民の方に関しては、地域における学校の役割などといったテーマでお聞きします。  次ページ以降に3種類のアンケート調査票をつけております。いずれのアンケートも児童生徒数の推移及び将来推計と学校施設の老朽化の状況等についてご紹介し、アンケートにお答えいただく構成としております。  アンケートの調査結果ですが、8月の第1回審議会でお示しして、審議を充実させていきたいと考えております。  報告は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(学校施設のブロック塀等の撤去・改修状況と今後の予定について) ○委員長 行政報告、学校施設のブロック塀等の撤去・改修状況と今後の予定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎学校教育部長 学校施設のブロック塀等の撤去・改修状況と今後の予定についてご報告申し上げます。  昨年、6月18日の大阪府北部地震によるブロック塀倒壊の事故を受けて、市では緊急点検を行い、現行の建築基準法に適合していない、あるいは経年劣化しているブロック塀等の撤去・改修工事を行ってまいりました。
     事故発生から1年が経過し、現在の撤去・改修状況と今後の予定についてご報告するものでございます。  詳細につきましては、担当者から説明させていただきます。 ◎施設課長 学校施設のブロック塀等の撤去、改修の状況でございます。  2019年6月現在、完了済みの学校が22校あります。町田第一小学校、町田第二小学校、町田第三小学校、町田第四小学校、町田第五小学校、町田第六小学校、南大谷小学校、藤の台小学校、本町田小学校、南第一小学校、南第三小学校、南第四小学校、つくし野小学校、小川小学校、鶴川第二小学校、忠生小学校、小山田小学校、忠生第三小学校、南大谷中学校、つくし野中学校、鶴川第二中学校、薬師中学校です。  内容でございますが、既存のブロック塀を撤去し、目隠しフェンス、ネットフェンス等を新設しています。また、既存のブロック塀の上部を撤去し、高さを下げてございます。  その他、記念碑、石柱、投てき板などで危険なものについては安全対策や撤去を行っております。  今後の予定になりますが、2019年9月の完了予定が2校、10月完了予定が1校、12月完了予定が2校、2020年1月完了予定が2校になっております。こちらの学校につきましては、土圧のかかっている擁壁で劣化しているものを撤去して新設をする、あるいはプールサイドの擁壁で劣化しているものの撤去をし、新設をするものでございます。これで2019年度中に全ての改修が完了いたします。  なお、改修状況につきましては町田市のホームページで公開しているところでございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆矢口 委員 前にも確認があったかと思うんですけれども、今また現状を改めて確認したいなと思うんですけれども、今後の予定の残りの7校の分なんですけれども、例えば、擁壁で倒れてきそうなところという状態が今あると思うんですけれども、今もそこには近寄らないような対策とか注意喚起というのは、ちゃんとわかるようにずっと継続してあるんでしょうか。 ◎施設課長 擁壁のところなんですけれども、少し劣化をしていて割れているとか、根が押しているというところで、本当に倒れそうだとか、危険な場所はございません。ただ、そこはきちんと表示をして、近寄らないようにということで対策しています。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時8分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時12分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(市民部所管施設の受動喫煙防止対策について) ○委員長 行政報告、市民部所管施設の受動喫煙防止対策についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎市民部長 市民部所管施設の受動喫煙防止対策についてを担当よりご報告させていただきます。 ◎市民部次長 それでは、市民部所管施設の受動喫煙防止対策について行政報告をさせていただきます。  このたび、健康増進法の一部を改正する法律が2019年7月1日に施行されることになりました。改正法では、望まない受動喫煙の防止を図る観点から、受動喫煙により健康を損なうおそれが高い子どもや妊婦などを含め、多数の方が利用する施設等については、屋内はもとより屋外について受動喫煙対策を一層徹底することが求められています。  このため、市民部が所管する施設については2019年7月1日から全て敷地内禁煙といたします。対象施設は、表記のとおりとなっております。  表記以外には、町田市以外が管理者となっている建物に入居している施設がございますが、その施設では、市管理施設内は屋内禁煙で、敷地内はその建物管理者の設置状況によるところになります。  行政施設である市民センターなどは第一種施設とされ、原則敷地内禁煙となっています。しかし、一定の条件を満たせば屋外に喫煙場所――正確には特定屋外喫煙場所等と言いますが――を設置することができることになっております。  一定の条件といたしましては、パーテーションなどで明確に喫煙場所と非喫煙場所の区画を分けて設置する、喫煙場所であることが認識できる標識を設置する、利用者が通常立ち入らない場所で設置する、近隣の建物に隣接する場所は避けるなど必要な措置がとられた場合に設置することができるとされております。  今回、市民部所管の施設全てを敷地内禁煙といたしましたのは、各施設を確認したところ、通常利用者が立ち入らない場所を喫煙場所とするには、火の管理、人の出入りなど管理上の問題が多くあり、近隣建物も隣接しているため、一定の条件を満たした場所はなく、喫煙場所の設置は困難でした。このため、市民部所管施設は2019年7月1日から敷地内は全て禁煙といたします。  周知といたしましては、現在、喫煙場所がある施設については、7月1日で喫煙場所は廃止する旨のポスターを6月初旬から掲示しております。  また、7月1日号の広報にも掲載を予定しており、6月21日からはホームページについても掲載し、周知を図ってまいります。  行政報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(2018年度地区協議会事業について) ○委員長 行政報告、2018年度地区協議会事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎市民協働推進担当部長 それでは、行政報告、2018年度に実施されました町田市地区協議会の事業について、担当からご報告を申し上げます。 ◎市民協働推進課長 それでは、タブレットの資料26、市民部行政報告、2018年度地区協議会事業についての1ページをごらんください。  1、地区協議会とはの部分では、地区協議会の定義と、地区協議会がどのような組織で構成されているのか記載しております。  まず、定義でございますが、地区協議会とは、地区の特性と資源を生かして、地区の課題を地区みずからが解決し、さらに地区の魅力発信及び魅力向上に主体性を持って取り組む組織です。  区域は、町田市町内会・自治会連合会の地区連合会の組織単位である10地区を基盤としており、2019年3月5日に高ヶ坂・成瀬地区協議会が発足したことで、市内全地区に地区協議会が設置されました。  次に、構成団体でございますが、地区協議会の設立には、市内全域にわたって組織され、地域社会を支えている町田市町内会・自治会連合会の地区連合会、町田市青少年健全育成地区委員会、町田市民生委員児童委員協議会の参加が必要です。そのほかの構成団体は各地区協議会で異なっており、小中学校や高校、大学、社会福祉法人や消防団など、さまざまな団体が参加、協力しております。  資料中の写真は、地区協議会の取り組みを参考として例示しております。  2、地区協議会への支援の部分では、市がどのような支援を行っているのか記載しております。  1つ目が100万円を限度とした補助金である地域予算の交付、2つ目が地区協議会の会議や事業に使用することができる活動場所の確保、3つ目が地区協議会の運営や活動を支援し、行政とのパイプ役を担う担当職員の配置です。  地区協議会の魅力的な活動をより知っていただけるよう、「魅せる化」の推進と称しまして積極的な情報発信を行っております。町田市ホームページ上に地区協議会の活動について掲載し、情報発信を図るとともに、事業への参加、協力を呼びかけております。  2019年1月26日には、全ての地区協議会の活動報告を市民フォーラムにて開催し、多くの来場者の方においでいただきました。さらに、町田市では初めての試みとなりましたが、当日、会場にお越しいただけない方のために報告会の様子をインターネット上でライブ配信いたしました。現在もその際の動画を見ることができるようにしております。ぜひごらんいただければ幸いです。  2ページをごらんください。  3、2018年度各地区協議会の事業です。このページは、補助金の申請があった事業、補助金の実績額、市にご報告いただきましたスタッフとして取り組みにかかわった地域の方々の延べ人数を地区協議会ごとに一覧で記載しております。  お時間の関係がありますので、1つの地区をご紹介いたしますと、一覧の上から2つ目、小山・小山ヶ丘地区ネットワーク協議会では、2018年度の補助金対象事業として、オープンガーデン広報事業、安全安心な街づくり事業ほか2事業が実施されました。安全安心な街づくり事業ですが、子どもたちの安全安心の意識を向上するため、交通安全の標語と防犯の標語をみずから考えてもらいたいという思いから、地区協議会で標語を募集することにしました。  地区内の小学校3校、小山小学校、小山ヶ丘小学校、小山中央小学校の児童に交通安全標語の作品を募集し、合計70名から寄せられました。また、防犯標語につきましては、学校の全面的な協力のもと、小山中学校の生徒800名から作品の提出がありました。  ご紹介させていただきますと、交通安全標語の優秀作品の1つには、「友達が前にいても走らない」、防犯標語の優秀作品の1つには、「挨拶は不審者にげる防犯ベル」があります。優秀作品は全部で16作品あり、地区協議会の補助金を活用して看板を制作し、各町内会・自治会に配付し、通学路等に掲示されております。  各地区協議会での取り組みはさまざまですが、2018年度の全地区合計の補助金額としましては691万9,282円、事業にかかわったスタッフの延べ人数が1,834名となっております。  タブレット上の3ページから18ページは、2019年1月26日に開催しました2018年度地区協議会活動報告会の際に作成、配付した冊子になります。  タブレット上の6ページと7ページは、先ほどご説明申し上げました地区協議会に関する全体的なことを記載してございます。  8ページから16ページまでは、各地区協議会ごとに1ページの紙面を用いて、2018年度の主な取り組み、写真をご紹介しております。  タブレットの19ページ、20ページをごらんください。  2018年8月15日号の「広報まちだ」におきまして、「地域のいま いいことさがしをはじめよう」というタイトルで、広報の1面と2面で小山・小山ヶ丘地区ネットワーク協議会の運営スタッフとして活躍しているお2人のインタビューを含めた特集記事を掲載いたしました。  2019年度につきましては、予定ではありますが、8月ごろの掲載を検討しております。  資料の細部につきましては、後ほどごらんいただきたく存じます。  また、2019年度の活動報告会につきましては、現在、地区協議会の皆様のご意見をお伺いしながら、どのような内容にしていくか検討を進めております。日程等が決まりましたら、「広報まちだ」及び市ホームページでご案内いたしますので、お越しいただければ幸いです。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時23分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時26分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第49号議案 ○委員長 第49号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第49号議案 町田市子どもセンター条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、新・町田市子どもマスタープランに基づき、鶴川第二中学校区に三輪子どもクラブを設置するため、所要の改正を行うものでございます。  内容としましては、子どもクラブの名称及び位置を定めるものでございます。  説明は以上になります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第49号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第49号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
    △第50号議案 ○委員長 第50号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第50号議案 町田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準を定める厚生労働省令の改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  内容としましては、放課後児童支援員が受講しなくてはならない研修を実施する行政庁に指定都市の長を加えるとともに、改元に伴う元号の表示に関する規定を改めるものでございます。  説明は以上になります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆田中 委員 改正後ということで、指定都市の長ということですが、政令指定都市という理解でよろしいでしょうか。 ◎児童青少年課担当課長 はい、そのとおりでございます。 ◆田中 委員 今までだと東京都がやっていたものに行っていたと思うんですけれども、近隣市でも行けるように、研修が受講できて、かつ支援員の研修を行うことができるということだと思うんですが、町田市の近隣市ではどこに当たりますか。 ◎児童青少年課担当課長 町田市につきましては東京都になりますので、東京都のほうで主催する認定資格研修を受講することになります。町田市の学童保育クラブにお勤めいただいている方につきましては、東京都の研修を受けていただく形になります。 ◆田中 委員 ということは、東京都内だと、町田市の場合だと、この改正で利便性が向上するとか、研修を受けやすくなるとか、そういうメリットについては、あるかないかを伺いたいと思います。 ◎児童青少年課担当課長 今申し上げましたけれども、町田市でお勤めいただいている児童厚生員、学童保育クラブの指導員につきましては東京都のを受けることになりますので、そこにつきましては、今年度も開催しておりますけれども、引き続き受けていただく形になりますし、その案内についてはしていきたいと考えておりますので、特に変わることがあるとは考えておりません。 ◆田中 委員 自分の中でちょっと勘違いしていたところがあったので、よく理解できました。ありがとうございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第50号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第50号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第46号議案(子ども生活部所管部分) ○委員長 第46号議案を議題といたします。  本案のうち、子ども生活部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第46号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、子ども生活部所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳入でございます。  お手元の補正予算書の12ページをごらんください。タブレットでは、27分の16ページになります。以降は、補正予算書のページ番号でご説明いたします。  第13款、分担金及び負担金、項の1、負担金、目の2、民生費負担金、節の3、児童保育費負担金6,831万6,000円は、民間保育所利用者の多子世帯負担軽減事業により多子世帯の保育料が軽減されることに伴い、減額するものでございます。  第14款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の2、民生使用料、節の3、市立保育園保育料447万4,000円は、公立保育所利用者の多子世帯負担軽減事業により多子世帯の保育料が軽減されることに伴い、減額するものでございます。  節の4、市立保育園保育料(個人給付相当額)265万5,000円は、公立保育所に通う児童の給食費実費徴収相当額の施設型給付費を減額するものでございます。  第15款、国庫支出金、項の1、国庫負担金、目の1、民生費国庫負担金、節の6、児童扶養手当負担金1億1,213万7,000円は、支払い回数増加に伴い国負担分を増額するものでございます。  節の7、子どものための教育・保育給付費4,110万8,000円は、10月から開始される幼児教育・保育の無償化に伴い、副食費相当額の施設型給付費を減額するものでございます。  節の15、子育てのための施設等利用給付交付金、説明欄の認可外保育施設費1億1,137万5,000円は、幼児教育・保育の無償化に伴う予算区分の変更により、国負担分を増額するものでございます。  同じく、私学助成幼稚園事業費1億9,098万円、幼稚園一時預かり保育事業費8,508万9,000円、ファミリーサポートセンター事業費36万7,000円及び病児・病後児保育事業費7万5,000円は、幼児教育・保育の無償化に伴う予算区分の変更などにより、国負担分を増額するものでございます。  項の2、国庫補助金、目の2、民生費国庫補助金、節の2、母子家庭等対策総合支援事業費補助801万5,000円は、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金の国補助分を増額するものでございます。  節の3、子ども・子育て支援交付金3,849万3,000円は、幼児教育・保育の無償化に伴う予算区分の変更などにより、国補助分を減額するものでございます。  13ページをごらんください。  節の12、子ども・子育て支援事業費補助1,058万1,000円は、幼児教育・保育の無償化の導入に当たって、必要となる事務経費の国補助分を増額するものでございます。  第16款、都支出金、項の1、都負担金、目の1、民生費都負担金、節の8、子どものための教育・保育給付費2億9,352万7,000円は、幼児教育・保育の無償化に伴う予算区分の変更などにより、都負担分を増額するものでございます。  節の15、子育てのための施設等利用給付交付金、説明欄の認可外保育施設費5,568万7,000円は、幼児教育・保育の無償化に伴う予算区分の変更などにより、都負担分を増額するものでございます。  同じく、私学助成幼稚園事業費9,549万円、幼稚園一時預かり保育事業費4,254万4,000円、ファミリーサポートセンター事業費18万3,000円及び病児・病後児保育事業費3万7,000円は、幼児教育・保育の無償化に伴う予算区分の変更などにより、都負担分を増額するものでございます。  項の2、都補助金、目の2、民生費都補助金、節の15、私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業費補助3,459万5,000円は、幼児教育・保育の無償化により、子ども総務課から保育・幼稚園課への事務の移管及び補助制度の見直しに伴い、都補助分を減額するものでございます。  節の21、子ども家庭支援包括補助事業費補助1億2,407万5,000円は、保育所等利用者の多子世帯負担軽減事業に伴い、都補助分を増額するものでございます。  節の23、子ども・子育て支援交付金320万4,000円は、子ども・子育て支援新制度に移行していない幼稚園に通う世帯の実費徴収に係る補足給付を行う事業に対する都補助分を増額するものでございます。  14ページをごらんください。  節の30、認可外保育施設利用者負担軽減事業費補助478万5,000円は、10月以降の東京都認証保育所にかかわる都補助分を増額するものでございます。  目の8、教育費都補助金、節の20、幼稚園就園奨励費補助臨時交付金3,432万円は、幼児教育・保育の無償化に伴う予算区分の変更により、都補助分を減額するものでございます。  第21款、諸収入、項の6、雑入、目の6、雑入、節の2、民生費雑入958万4,000円は、公立保育所に通う児童の給食費実費徴収に伴う増額でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  補正予算書の16ページをごらんください。  第3款、民生費、項の2、児童福祉費、目の1、児童福祉総務費、説明欄の4、児童扶養手当費3億3,641万3,000円は、11月からの児童扶養手当の支給回数の増加に伴う増額分でございます。  説明欄の10、私立幼稚園保護者補助費4億7,251万2,000円は、10月以降の幼稚園保護者補助金の保育・幼稚園課への事業移管などに伴う減額分でございます。  説明欄の11、認可外保育施設利用者補助事業費7,721万4,000円は、10月以降の保育・幼稚園課への事業移管分の減額分でございます。なお、2億2,275万円は、幼児教育・保育の無償化事業が子ども・子育て支援法に位置づけられたことに伴う予算区分の変更による増額分でございます。  説明欄の13、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金支給事業費801万5,000円は、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金の増額分でございます。  17ページをごらんください。  目の2、保育・幼稚園費、説明欄の2、保育・幼稚園事務費1,058万1,000円は、幼児教育・保育の無償化の対象となる認可外保育施設について、市が無償化に伴う給付を行うに当たり、運営に関する基準を満たしているかどうか確認するための経費の増額分でございます。  説明欄の3、私立幼稚園費、私立幼稚園等園児保護者補助金2,878万2,000円は、子ども総務課からの事業移管などによる増額分でございます。  同じく、保育所等運営費加算補助金1,108万8,000円は、子ども・子育て支援新制度に移行していない幼稚園に通う世帯の副食費の実費徴収に係る補足給付を行う事業、及び市独自で主食費の実費徴収に係る給付を行う事業の増額分でございます。  同じく、施設等利用給付費4億6,874万4,000円は、子ども総務課からの事業移管などによる増額分でございます。  説明欄の4、施設型給付費8,319万4,000円は、認定こども園に通う児童の給食費実費徴収に伴う公定価格や市補助制度の減額、及び私立幼稚園等園児保護者補助金の都制度、市制度の見直しなどによる減額分でございます。  説明欄の5、地域型保育給付費346万9,000円は、多子世帯負担軽減事業により保護者の保育料を減額することに伴う増額分でございます。  説明欄の8、民間保育所運営費9,584万8,000円は、民間保育所に通う児童の給食費実費徴収相当額の公定価格や市補助分を減額するものでございます。  補正予算の説明は以上でございます。  それでは、引き続きまして、幼児教育・保育の無償化につきまして、お手元のモアノートに入っています資料を使いまして、担当よりご説明申し上げます。 ◎保育・幼稚園課長 それでは、お手元の資料、並びにタブレットに掲載させていただきました05番、第46号議案(6月補正予算)資料、幼児教育・保育の無償化に関する資料①と②を使ってご説明させていただきたいと思います。  まず、①の、お手元ですとA5判サイズになりますけれども、「幼児教育・保育の無償化が始まります」というところでございます。こちらで概要を説明させていただきます。  この冊子につきましては、来月7月から市民向けに配布する予定にしているものでございます。現段階、まだ未定稿ということで確定していない部分もございますが、その点、あらかじめご了承いただければと思います。  では、冊子の4ページ、5ページをごらんになっていただければと思います。  こちらは、10月から開始予定の幼児教育・保育の無償化の概要でございます。まずは無償化の対象児童についてでございますが、基本的には3歳から5歳までのお子様となります。ただし、例外としまして、住民税非課税世帯のゼロ歳から2歳児までのお子様についても無償化の対象になります。  次に、無償化の対象事業についてでございますが、見開きの中ほどに記載してありますとおり、幼稚園、保育園、認定こども園のほか、認可外保育施設、ベビーシッター、ファミリーサポートセンター、病児・病後児保育、障がい児の発達支援などの事業についても無償化の対象になっております。  ただし、無償化と申し上げておりますが、利用する施設や事業によっては、利用料全てが無料になるという制度ではございません。  1つの事例という形になりますけれども、幼稚園のほうでは月額2万5,700円までが無償化給付の上限となっております。そのため、仮に幼稚園で2万6,700円の保育料を設定している場合につきましては、1,000円分につきましては利用者のご負担になるということになります。  また、認可外保育施設については月額3万7,000円までが無償化給付の上限となっております。  このように、利用する施設や事業によりまして無償化給付の内容が異なるため、5ページの右側になりますけれども、各施設や事業ごとのページを8ページから20ページにかけてご案内させていただいております。  続きまして、6ページ、7ページをごらんください。  こちらつきましては、利用者が無償化給付を受けるに当たって必要となる各認定区分を一覧にしたものでございます。  まずは、6ページ上段の表にあるとおり、子どものための教育・保育給付という給付制度が2015年度から開始した子ども・子育て支援新制度によって創設された区分でございます。  基本的には、幼稚園等の教育部分のみを利用しているお子様は1号認定、また、保育園等の保育を利用するお子様については、満年齢に応じて2号認定、または3号認定を受けております。  こちらにつきましては、10月からの幼児教育・保育の無償化による変更点はございません。引き続き、幼稚園、保育園、認定こども園等を利用するお子様については必要な認定区分となってございます。  一方で、下段の表をごらんください。  今般の子ども・子育て支援法の改正に伴い、幼児教育・保育の無償化を実施するに当たり新たに創設された認定区分で、子育てのための施設等利用給付という名称になります。  こちらについては、一部幼稚園、これまで子ども・子育て支援法に移行していない幼稚園や、主に認可外保育施設、ベビーシッター、ファミリーサポートセンター、病児・病後児保育等が対象事業となっており、利用者が無償化給付を受けるために必要になる認定区分でございます。  基本的には、上段の子どものための教育・保育給付と同じ考え方に基づきまして、新1号から新3号までの認定区分が創設されております。  その他、冊子の構成についてございますけれども、21ページから25ページまではQ&Aを5項目程度、掲載させていただいております。  また、町田市内の教育・保育施設の一覧としまして26ページから32ページまで掲載しております。  幼児教育・保育の無償化に関する全体像の説明につきましては以上でございます。  引き続きまして、お手元のほう、カラー刷りになっているかと思いますが、幼児教育・保育無償化に関する資料②というものになります。タブレットにも同じものを掲載させていただいております。こちらをごらんいただけますでしょうか。  お手元の資料につきましては、幼児教育・保育無償化による利用者負担のイメージをあらわした資料となっております。  図の左側2項目に関しては現在の制度、右側の部分の2項目については幼児教育無償化後の状況を示しておりまして、比較対象するような形をとらせていただいております。  それでは、まず左側の部分、2項目、現在の制度についてご説明させていただきたいと思います。  左端の施設型給付費、先ほどちょっと認定区分でお話ししました1号認定につきましては、左下のところに注釈を入れさせていただいておりますが、米印①②の注釈にありますとおり、認定こども園の1号認定、子ども・子育て支援制度の幼稚園の1号認定の保護者負担のイメージでございます。  基本料は、米印④――下のほうをごらんいただければと思いますが――の注釈にありますとおり、市が世帯の市町村民税を基準にして決定しているところでございます。  現在の制度の保護者負担額としましては、基本保育料と教育の充実のために全園児を対象に一律徴収している費用である特定負担額と実費負担額である主食費と副食費を合計した金額になっております。
     このうち主食費、副食費につきましては、実費を除いた費用が都の保護者補助金3,500円と市の単独補助3,300円の対象となります。  図の左から2つ目の私学助成園につきましては、米印③の注釈にありますとおり、子ども・子育て支援制度に移行していない幼稚園の保護者負担のイメージとなります。  この場合、基本保育料は、米印⑤の注釈にありますとおり、各園で定められた保育料となります。保護者負担額としましては、基本保育料と教育充実費用と、実費負担である主食費と副食費を合計した金額となっております。保護者補助金につきましては、施設型給付費の場合と同様となっております。  また、私学助成園の場合は、基本保育料は世帯の所得にかかわらず各幼稚園が定めておりますので、就園奨励費は世帯の市町村民税によって変わります。今回のイメージ世帯では、月額5,183円という形になっております。  続きまして、幼児教育の無償化後を説明させていただきます。  右から2番目の施設型給付(1号認定)につきましては、基本保育料は無償化され、特定負担額と主食、副食費の実費負担が残るという形になります。保護者補助金は市単独分が終了し、都の制度のみという形になります。  なお、都の制度も変更となっておりますので、補助金額は今回のイメージ世帯の場合、1,800円となります。  一方で、年収360万円未満の世帯を対象として、新たな給付加算を創設しております。  図の右端の私学助成園につきましては2万5,700円を上限として無償化されることとなりますが、教育充実費用と主食費、副食費の実費負担は残ります。保護者負担金と年収360万円未満の世帯を対象とした給食費の補助制度につきましては、施設型給付費と同様となっております。  また、私学助成園では基本保育料が2万5,700円を上回っている場合もありますので、その場合の超過額は保護者負担金の対象となります。  無償化前後の保護者の負担金を比較しますと、市の保護者補助金3,300円は終了ということになりますが、基本保育料は無償とされておりますので、基本的には、利用者の負担は現在よりも軽減されるということになります。  一方で、市の負担としましては、施設型給付費は現在1,300円と3,300円の合計4,600円が無償化後は6,425円となります。また、私学助成園では3,300円と3,455円の合計、6,755円が4,225円となります。全体としましては、市の負担は増額になると推定しております。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆矢口 委員 今ご説明を詳しくいただいて大変わかりやすかったんですけれども、ちょっと確認したいのが、最終的に全体として市の負担は増額ということなんですけれども、この増額はするけれども、国の無償化の制度だから、これが基準財政需要額とみなされて、地方交付税交付金で国から来るという話はあるんでしょうか。 ◎子ども総務課長 基本的には消費税の増額分が充てられるというところで、今のところ推計値では交付税措置はないということで計算してございます。 ◆矢口 委員 では、交付税措置があるかどうかまだわからないというのは、いつわかるんですか。 ◎子ども総務課長 現時点ではわかっていないので、実際には国の説明どおり、消費税の増額分で対応しているというところでございます。今のところ、いつというのはわかっておりません。 ◆熊沢 委員 今の話だと、地方交付税は詳しくなくて、私が議員になったばかりのときは、町田市が地方交付税を全然もらえていなかったじゃないですか。地方交付税にもいっぱい種類があって、もらえる交付税ともらえない交付税とあって、よくこういう施策があると、地方交付税で返ってくると国が言うじゃないですか。だから、市の負担には関係ないですよというと、みんな関係ないですよと言うんだけれども、その辺がまだわからないということなんですよね。 ◎子ども総務課長 今現在、予算を計上する段階ではわかっておりませんし、現在も交付税の中身に関しては含めないで推計しています。そこに充てられるかどうかはわかっておりません。 ◆熊沢 委員 交付税のことを聞いていいのかわからないけれども、交付税は多分いろんな種類があって、これは町田市に来ます、10パターンぐらいあったら、1個は来るけれども、残りの9個は来ないですよという、1個にそれが入るか、9個にそれが入るかというのもわからないし、そもそも全国的に地方交付税で来るかもわからないし、消費税が上がるんだから、その分でいいよねということになるのか。消費税が、その分、町田市に来る分がふえるから、それでやるんだよねということになるのかということですよね。 ◎子ども総務課長 試算上は、消費税の増額分で賄うということで推計しております。 ◆熊沢 委員 了解いたしました。いろいろと説明をされて、もう1回最初から聞いていきますと、今説明されたけれども、結局、今の説明があったのは、きのうも質疑があったじゃないですか。それというのは、補正予算書の減額のところということですよね。私立幼稚園等園児保護者補助金の減額のところの話で、今3,300円の、きのうの質疑があったというのは、そこのところということで確認していいですか。 ◎保育・幼稚園課長 委員おっしゃるとおりでございます。 ◆熊沢 委員 1個1個これから聞いていくのに確認をしたいんですが、減額して組み替えた予算の振りかえ先というのが「予算の概要」に載っている、どの辺に載っているのか。15ページのどれに当たるのかな……。 ◎保育・幼稚園課長 「予算の概要」の15ページで、事業別支出科目一覧をごらんになっていただければと思います。こちらのほうで、先ほど部長からも話がありましたように、児童福祉総務費、10、私立幼稚園保護者補助費、子ども総務課というところがございます。こちらのほうが4億7,251万2,000円減額という形になっておりますけれども、そのうち私立幼稚園等園児保護者補助金――内訳の中ですけれども、9,055万2,000円につきましては、今回10月からの幼児教育無償化の開始に伴って新たに開始する給付事業というため、東京都の保護者補助金事業の制度の変更に伴う減額と町田市が単独で補助を行っている園児1人当たりの月額3,300円の補助金の事業を終了するために減額を行うというものでございます。  また、同じく10の私立幼稚園保護者補助費4億7,251万2,000円のうち、幼稚園就園奨励費[国制度]でございますけれども、その下になりますね、3億8,196万円につきましては、10月からの幼児教育・保育無償化の開始に伴いまして、国の制度の就園奨励費給付事業が終了しましたので、新たに子育てのための施設等給付費として給付事業が開始するため、子ども総務課からは計上を減額して、予算としては保育・幼稚園費の給付費のほうに充てられるという形になっております。 ◆熊沢 委員 何となくわかったけれども、何となくわからないんだけれども、これは多分、10月からのは9月の補正に出てくるのかなと。2万5,700円分が。  これだけ見ていると、保護者補助金が9,055万2,000円から減額して2,878万2,000円になっていくけれども、これは利用者に対して不利益が出てくるんじゃないのかな、この補正予算書だけ見ていると、そんな気がするんだけれども、その辺はどうなっているんですか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 まず3,300円が終了になりまして、東京都の制度としては360万円未満の世帯には補助を継続するという形になりますので、支出を減らしつつ、東京都からの増額分もあるというところで、その補助金についての出入りはそういう形になるんですけれども、基本的に基本料金が全て公費負担ということになりますので、保護者からすると、それ以上の負担減という形になるので、減額ということになります。 ◆熊沢 委員 保護者に対しての増額になるから……。 ◎子ども総務課長 今話がありました「予算の概要」の15ページに関しましては、今回、補正予算の中の減額分だけを載せているような状況がございます。もともと当初予算の中で予算組みをしておりますので、減額分のみ見せているというところで、もともとの財源はございます。 ◆熊沢 委員 わかりました。ということは、利用者負担は増加しないということなんですか。 ◎子ども総務課長 そのとおりでございます。 ◆熊沢 委員 ただ、いろんなところから利用者負担がふえる、ふえないというような話があるんだけれども、利用者負担が、幼稚園は園によって金額が変わっていたり、さっきの応能型とか応益型とか、いろいろあって変わってくるんですけれども、そういうシミュレーションというのは、市のほうではつくったりしたんですか。 ◎保育・幼稚園課長 ご指摘のとおりでございまして、シミュレーションをかなり細かくしまして作成して、今回の補正予算を計上させていただきました。 ◆熊沢 委員 そのシミュレーションのというのは、別にきょうじゃなくてもいいんだけれども、私は見たいなと思うんですが、それは見せてもらうことはできますか。 ◎保育・幼稚園課長 既に幼稚園協会等にもお示しさせていただいているところがございますので、後日改めてご提出させていただければと思います。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時6分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時7分 再開 ○委員長 再開いたします。  ただいま熊沢委員から幼児教育無償化に関するシミュレーションについての資料要求がありましたが、委員会として要求することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会として、幼児教育無償化に関するシミュレーションについての資料要求を行うことに決しました。担当者においては、用意ができ次第、資料の提出をお願いいたします。 ◆熊沢 委員 この件は気になるので、いろいろと何個か聞かせていただきたいんですが、私自身もちょうど子どもが幼稚園に通っている年齢なので、いろいろなことで、私は表をつくるのが好きだから、町田市内の全部の幼稚園の保育料とかを調べて表にしてみたりしていて、そうしたら、幼稚園は、毎月ある普通の保育料とは別に、教育充実費とか何とかという、何か別に取っている。うちが通っている幼稚園はそんなになかったような気がするけれども、充てられていると聞いているんですが、いろいろとオプションがついているみたいなんですが、そういったことを考えても保護者の不利益にはならないのかなと思うんですが、その辺はどうなんですか。 ◎保育・幼稚園課長 そこについては、不利益にならないと認識しているところでございます。 ◆熊沢 委員 でも、すごく不利益があるようなうわさを聞いているんですが、東京都と町田市の保護者補助金については、補助の目的というところがあるんだけれども、そのあたりはどのようになっているのかなというのと、目的が一緒ならば補助金のみ一緒にするのか。もともとこの3,300円の補助金は何の補助金だったのかなと思いつつ、お願いできますか。 ◎子ども総務課長 先ほどの資料の2の、カラーのこちらをごらんいただければと思うんですが、基本的には基本保育料の中で賄っていただくようなものになります。基本的には保護者補助金の市単独の補助、月額3,300円は減額となりますが、施設等利用給付費として月約2万5,700円が給付されますので、現段階では、利用者の負担が増加することはないと考えております。  基本的には、どちらも保護者の経済的負担の軽減と幼児教育の振興、充実を目的としているものが幼児教育手当でございますので、実際には、この無償化に伴って3,300円を廃止することで保護者の負担がふえないと認識しております。 ◆熊沢 委員 今、町田市は流入人口をふやそうとか、子育て支援にすごく力を入れているんだけれども、それとこの保護者補助金をやめることについては、時代というか、考えとずれるのかな、ずれないのかな。それとは整合性はどうなっているのかなと思うんですが。 ◎子ども総務課長 幼児教育は生涯にわたる人格形成の基礎を培うものでございます。子どもたちに質の高い幼児教育の機会を保障することは極めて重要であると認識しております。今回の補正予算において、幼児教育・保育の無償化に伴い幼稚園等の利用者への補助のあり方を整理させていただいたものでございまして、むしろ施設等利用給付費という新たな給付の形態によって、事業費は増加しております。  今後とも、関係者の方々と協議をしながら幼児教育の振興に努めてまいりたいと考えてございます。 ◆熊沢 委員 ということは、今まで町田市から出ていた3,300円が6,425円になって、東京都から出ていたのも上がって、全体的に上がるから、保護者に関しては影響がないというか、きちんと負担は減っているということで。  よくこの2万5,700円が全国平均で、東京都は高いから補助が必要なんじゃないかという声もあるんですが、私が思うには、いろいろと調べてみたら市内の幼稚園はほとんどが2万5,000円ぐらいが保育料で、たまにちょっと5万円以上の幼稚園が何個かあって、考えてみれば都内にはもっと10万円に近いぐらい保育料を払っているところがほかの地域と比べればすごく多いので、そういうところで保育料が上がっているのかなと思うんですが、その辺、どうかなんて聞いても大丈夫ですか。 ◎子ども総務課長 今、委員がおっしゃられたような形で、町田市内に幾つかすごく高いところもございますが、基本的には2万5,700円、教育充実費用をプラスしても、無償化後、現時点より保護者の負担が多くなるということはないと考えてございます。 ◆熊沢 委員 保育園もそうなのかもしれないんですが、私は保育料という形で、別に給食費を払っていたわけではなく、決められた金額を毎月お支払いしていたんですが、これからは、給食費についてはどのような形になってくるのか。幼稚園の給食費はもともと出していないかと思うんですが、その辺はどうなってくるのか教えていただけますか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 保育園につきましては、これから副食費、主食費ともに実費という扱いで保護者の方々からいただくことを考えております。 ◆熊沢 委員 保育園は実費ということは、負担がふえる人は、今まで保育料が低くて、それよりもこれから払う給食費のほうが高くなるということは、さっきいろいろ説明を受けていてあれだけれども、市が年収360万円未満は補助されるし、それ以上の方々に関しては、今まで払っていた保育料がなくなるから、給食費だけになるから高くならないということでよろしいんですよね。 ◎保育・幼稚園課担当課長 おっしゃるとおりです。 ◆熊沢 委員 もう1個、ちょっといろいろと言われているのが、認定幼児教育施設があるじゃないですか。そこの補助金は、そこにも3,300円、町田市の子育てナビを見ると載っている。特定の名前は出せないけれども、あるところに関しては、これはどのようになっていくんですか。 ◎子ども総務課長 そういう施設に関しては東京都への届け出が必要になります。届け出があったところに関しては無償化の対象施設と、5年間という……。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時15分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時16分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎桒原 子ども総務課担当課長 6施設あるんですけれども、10月以降も該当する方には、引き続き月3,300円の助成を続けていきます。 ◆熊沢 委員 この話で、この認定幼児教育施設の中の方々には多分説明をされているんだと思うんですけれども、そこのところが、今それがなくなるという話がいろいろと出てきていて、なくなっちゃうんじゃないかと思っている方もいるらしいので、そこのところはきちんと説明をしていただければなと思います。  これは、無償化になるのはすごくいいことだと思うんです。保護者の負担が減るから。だけれども、その2万5,700円の分が無償になったからといって、ちょっとここのところ、ほかの幼稚園のお母さんたちに聞いたら、俗に言う後ろのというか、それの上の部分の値上げを、無償化になるから普通の保育料値上げはやめましょうと国からは出ているけれども、逆に上の、別の保育料のところの値上げを、来年度じゃなくて、もう今年度からしているとか。急に上がったとかいうような声をちょっと聞いているので、その辺を、ここ二、三年調べてみて、上げちゃったものはしようがないのかもしれないけれども、そこでいて負担がふえるとかと言っていても、ちょっと違うと思うので、その辺はしっかりと調査をしてもらえればなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆星 委員 私からは、園に対してであったり、さっき幼稚園協会とかもお話が出てきましたけれども、こちらの関係者の方たちに対しての説明の流れというか、今までどうやってきたかというところをご説明いただいてもいいですか。 ◎保育・幼稚園課長 これまで、無償化のお話が出てきたところで園長会とも、我々のほうもまだ情報が国のほうから出てきていなかったというところもあって、勉強会を何回か進めてきておりました。ちょうどここまで来ると、4回行ってきたところでございます。そういう中で、いろいろとご意見もいただいたりして進めてきたところでございます。 ◆星 委員 4回というと、今まで無償化というのが決まってから4回ということでよろしいですか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 正式に決まる――まだ決まっていない部分もありますけれども――までの間にいろんな情報を集めるということで、協会の代表の方と勉強会を行ってきまして、その後、決まってからも行ったところです。その後、もっと大きい場の園長会のほうで説明を続けているという状況になります。 ◆星 委員 その中で、先ほど熊沢委員からもこの3,300円の件が、昨日の質疑の中でも議論されているんですけれども、その中でのこの3,300円はどういった意見が出てきたのか、教えてもらえますか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 私学助成園の園が3,300円のところになるんですけれども、今までついていた部分について、そのまま残してほしいというご意見があったところであったので、そこに対しての反対のご意見をいただいたところです。 ◆星 委員 私も昨年からそれは聞いていて、「3,300円の件、どうですか」と。勉強会もやっていると聞いたので、「大丈夫そうですよ」「ああ、そうですか、よかったです」「市長にも要望書を提出して、正式な回答じゃないけれども、大丈夫な方向で今行っています」ということを私は聞いていて、また勉強会も続けてきて、本当に大丈夫そうですと私は伺っていたんです。  そうしたら、4月の勉強会が1回急遽キャンセルされて、5月30日に今度また呼ばれて、その場で3,300円が突如なくなりましたというようなことがありましたというのを僕は報告を受けたんです。  やっぱり今まで「あります、あります、大丈夫です」と言われてきて、新年度になって、4月以降で、その前から新しいことしの年度の保護者の方には説明もされて、予算組みもしてという中で5月30日というのは、説明的にいかがなものなのかなというところは本当に感じていまして。  もちろん、国としても決まっていないところもあったのは重々理解しているんですけれども、やっぱり説明の中でそういったのがあったと聞いているので、その辺はいかがですか。 ◎保育・幼稚園課長 委員のおっしゃるところも、その部分はあるかと認識するところでございますけれども、法案自体も5月になって可決というところもございまして、それまでの間で、やはり財政的なところも含めて、それから、制度の、いま一度、法案とか公平性とかというところを含めて、ちょっと確かにぎりぎりというか、その時期が十分であったかというと、もっと早くできればそれにこしたことはなかったんだということは、おっしゃるとおりだと思います。  ですけれども、最終的な判断をできるのがどうしてもその段階になってしまったと。そこでお伝えをさせていただく結果という形になっています。こちらとしても、できるだけ早く方向性を定められて、お伝えしたいという気持ちはあったんですけれども、結果的には、そういうスケジュールの中でお伝えせざるを得なくなったという結果でございます。 ◆星 委員 また、近隣の自治体の対応とそろえるというようなお話があったんですけれども、近隣の対応、質疑でもありましたけれども、近隣市とそろえて、3,300円を廃止した近隣市は、どこと合わせたとかってあるんですか。 ◎保育・幼稚園課長 近隣市のほうにも、確かに他市の状況の把握というのは努めていたんですけれども、やはり他市もいまだに明確になってきていないというところでございます。その中で、町田市の中では、先ほど熊沢委員からありましたが、シミュレーションを立てていく中で、利用者の方にご負担が出ないというところも含めて、そういう判断をさせていただいた次第でございます。 ◆星 委員 では、近隣自治体と対応をそろえるということは、今後、近隣市でこの3,300円をやらないというところがまたどんどん出てきたら、継続していくとなったら、町田市としても、さっき協議というお話もちょっと出ていたんですけれども、また協議して復活するみたいなことはありますか。 ◎子ども生活部長 それに関してはありません。昨日の質疑でもご答弁させていただきましたが、新たな制度を創設する予定はございません。 ◆星 委員 また、別の補助金みたいな形での、先ほどから、保護者負担がないないとおっしゃっているんですけれども、いろんなところから見ると、この保育料は、それ以上のところもやっぱり多くあって、負担はある程度は、もちろん無償化になるので多少は減ってくると思いますけれども、やっぱりそこは残ってくる部分、あとはその説明もぎりぎりになってしまったというところでも、金額の負担もそうですし、園側の負担というのも大きいのかなと思います。その点についてはいかがでしょうか。 ◎子ども総務課長 先ほど来ご説明しているように、基本の保育料に関しましては無償化に伴って軽減されるというところで、保護者の負担は、現時点よりは無償化後のほうが軽減されると考えております。 ◆矢口 委員 ちょっと確認なんですけれども、このカラーの資料をいただいた、この中の一番左とか、全部、現在の主食費、副食費に関しては――ちょっと待ってください、ごめんなさい、今、市と都の保護者補助金はどういう形で保護者に支払われているんですか。保護者に対して現金で、この世帯に関しては6,800円支払われていたり、これはどういう形で支払われているんですか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 一番左の「1号認定」と書いてある部分の保護者補助金につきましては、保護者に払うのではなくて、その分を直接園に経由してといいますか、その分を、保育料を代理で受け取るといいますか……。 ◆矢口 委員 園が……。 ◎保育・幼稚園課担当課長 園に直接渡す形で、直接払う保育料を減らすという形をとっております。 ◆矢口 委員 では、その保護者補助金の、この世帯で言うと6,800円、この6,800円が実際園の中でどの費用に使われているかというところ、例えば、幼稚園は給食のところもあるじゃないですか。主食費、副食費にもし使用されていたとしても、わからない感じですか。 ◎保育・幼稚園課長 そこの部分につきましては、⑥にもありますけれども、そこに実費負担分は該当しないということでございます。 ◆矢口 委員 では、保護者補助金が現状、主食費、副食費に使用されているということは、制度上、今はあり得ないという解釈でいいんでしょか。 ◎保育・幼稚園課長 そのように認識しております。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時30分 休憩            ―――◇―――◇―――
                 午後5時45分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎子ども総務課長 先ほど、交付金の回答の中で少し足りない部分がございましたので説明させていただきます。  今年度に関しましては、子ども・子育て支援交付金ということで交付金対応になります。新年度、2020年4月以降は消費税の増税分で賄っていくことになります。 ◆田中 委員 先ほどから質疑が上がっている保護者補助金の件なんですけれども、東京都のほうは所得に応じて存続ということなんですが、東京都については、どうして存続という判断がされているのか、わかることがあれば伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課担当課長 全国平均の基本保育料は2万5,700円ということなんですが、東京都の平均を調べたところ1,800円高いというところで、東京都の補助として、その差を埋めるということが基本となっております。 ◆田中 委員 この平均1,800円高いというのは、先ほど配付された資料の中で言うと、教育の充実費なども含めて1,800円高いという、実際に保護者が町田市の中で払っている幼稚園や認定こども園の保育料については、やはり実際の充実費用も含めると、ほかの平均よりも高いケースのほうが多いんでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 平均については基本保育料のことで、特定負担額の部分についてを加味したものではありません。 ◆田中 委員 東京都のほうが存続するというところで、町田市としても、今は所得に応じてではなく一律3,300円ということだと思うんですけれども、若干所得に応じて段階的に支給するですとか、そういった検討というのはされなかったのでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 町田市として考えたのは、保護者の負担がさらにふえることがないようにというところから、食材費のところ、給食費のところで低所得者層によっては食材費が高くなってしまうということが考えられましたので、食材費に対して補助をするということで考えております。 ◆田中 委員 食材費になると誰もが同じだけかかってくるようになってしまうので、低所得者向けの補助を行う判断をされたということは了解をいたしました。  では、別の予算のところで伺いたいんですが、本会議の質疑の中でも細野議員が質疑をさせていただいたんですが、補正予算書の14ページ、21の諸収入のところの民生費雑入、保育園児給食代個人負担金というところなんですが、公立保育園における給食費の実費徴収分ということで答弁があったと思うんですが、これは幾ら掛ける何人というふうに算出根拠を伺いたいと思います。 ◎子育て推進課長 まず単価ですが、本会議でもお話しさせていただきましたが、公定価格等に基づき推計した暫定的な単価ということで、月額5,690円ということでございます。  対象者数としては約280名ということで、その半年分ということでございます。 ◆田中 委員 公定価格をもとに暫定的にということでしたが、この5,690円というのは、週に5日ということでもともと計算されているのか、土曜保育もやっていると思うんですけれども、その後、週6日ということで計算しているのか、特にそういったことはないのか、伺いたいと思います。 ◎子育て推進課長 その日数に関しては、厳密な条件といいますか、前提はなく、いわゆる公定価格をもとに暫定的に出したということでございます。 ◆田中 委員 この5,690円の内訳というところでは、主食費と副食費と分けられるものなのでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 厳密にというところではちょっとあれなんですけれども、国のほうで目安として副食費については述べておりまして、副食費については目安として4,500円ということを言っております。なので、単純に引きますと1,190円ということにはなりますけれども、それについて何か国が言っているとか、こちらで今限定しているということではございません。 ◆田中 委員 内訳を教えていただきました。公立保育園だと、そこが一定だと思うんですけれども、先ほどご紹介いただいた保護者配付用のパンフレットについて、ほかの認可保育園については、保育園ごとによって実費徴収は変わりますということなんですが、保育園によって給食費は変わるということでよろしいのか。大体上限、下限というか、幾らから幾らぐらいまで、園によって変わってくると思うんですけれども、どのぐらい想定をされているのか、伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課担当課長 認可保育所の給食費、主食費、副食費ともに実費分というところが示されていて、その実費をどのように計算していくかを国が示してきているところなので、今の状況ですと、結果的には園によって差が出るというところにはなります。  なので、どこでイメージと言われても、今のところ何かお示しできる形はないんですが、どこといいますと、先ほど申し上げました4,500円と1,190円がこれからの軸になってくるのかなとは思いますけれども、今後ということになります。 ◆田中 委員 まだ具体的に決まっていないということだと思うんですけれども、今まで保育料に給食、食事については入っていたと。一体で保護者は払っていて、保育所については、人数ですとか、子どもの数ですとか、そういった中で一体に運営費として支払われてきたと思うんですけれども、今まで給食に関するお金というのはどのぐらいを目安として、1人当たり幾らとして計算していたとか、3歳から5歳だったら1人当たりこのぐらいでとかということはあるんでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 副食費に関しましては、もともと公定価格といいますか、園に給付するような形で支給されているものなんですけれども、そこについては4,500円という形で考えておりました。 ◆田中 委員 ほかの県ですと、主食費についても保護者負担という県の例も聞きますが、東京都、町田市の場合ですと、主食費についてはどのように考えて入っていたとなっているのでしょうか、伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課担当課長 従前については先ほど申し上げたとおりなんですけれども、今後、無償化実施後は、副食費については実費徴収ということで考えて――ごめんなさい、基本は実費徴収なんですけれども、低所得者層に関しては配慮しようということで、そこについては引き続き公定価格を使う場合を考えております。なので、支払わないということです。 ◆田中 委員 主食費について、これまでの扱いというか、要は、保護者から御飯を持ってくるとか、主食費として別に払うとかという対応は町田市はしてこなかったと思うんですけれども、今の状況の中で主食費に当たるようなところというのはどういう考え方になっているのか伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課担当課長 主食費につきましては、今まで市のほうで補助という形でしたので、今まで保育園については支払っていなかったところなんですけれども、今後については、主食費については基本実費ということなんですが、360万円未満の世帯については、新たに給食費の補助という形で支給するという形で考えております。 ◆田中 委員 現状、主食費は市で補助を出していると答弁がありました。幼稚園では、お弁当を保護者の方がつくって持たせてくださったりとか、また、実費徴収をしているわけなんですけれども、保育園が保育料にまとめて今まで組み込まれてきた、その背景ですとか、保育所にとって、保育所支援がありますけれども、その食事の扱いというのはどういったものだから保育料の中にまとめていったという、そういった食事に対してのこれまでの考え方を伺いたいと思うんですが。 ◎保育・幼稚園課担当課長 保育園においての食事については、給食をしていただくということで、保護者に負担をしていただかないという考えに基づいてやっておりました。先ほども4,500円の話はしたんですけれども、主食費については、今までは市の補助として1,190円の補助をしていたところです。  今回につきましては、国の方針にそろうような形で、基本実費徴収で低所得者層には補助をするというような考え方になったということです。 ◆田中 委員 保育園にとって給食という扱いだということでご答弁をいただきました。園のほうでは、実際に実費徴収となると、先ほどちょっと聞いたんですけれども、週に5日としてカウントするのか、6日としてカウントするのか、いろんな子がいるわけです。土曜保育まで使っているお子さんもいれば、そうではない方ですとか。また、実質、徴収事務について、負担がふえるのではないか、そもそも給食費を計算するところから始まるわけで、そういった徴収に係る、園に係る事務的な負担というのはどのように認識をされているでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 国のほうでは、主食費については徴収ということで行っていたところがあったので、引き続き同じ考えですよねとは言ってきているんですが、町田市として主食費分は補助していたというところからすると、事務負担について、そういった徴収事務についてはふえるのではないかと、園のほうから意見としても伺っております。なので、これから話していく中で、どうしていくかという話し合いを続けていかなければいけないかなと思っております。 ◆田中 委員 国の言い分はよくわかりました。  各園差が出てくるとなると、あの園は幾らなのに、私の園は給食費が幾らとか、そういう比較になってしまったりですとか、あと、他自治体との違いも出てくると思うんです。給食費については、この間、都内でも自治体のほうで補助を出す、県レベルでも自治体のほうで補助を出す、そういった判断をしている自治体もあると思うんですけれども、各園の差と、ほかの自治体との差についてはどのように認識をされているでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 具体的に数字がまだこれからというところがありますので比較はできないところがありますけれども、各園の中でそんなに大きな差が生じてくるところは生じないのかなというところで認識しているところでございます。 ◆田中 委員 大きな差は生じないというご認識ということなんですが、食育にすごくこだわっていらっしゃる保育園もあると、そういう意味では、材料にすごくこだわっていらっしゃる保育園なんかも聞いているので、実際5日なのか6日なのか、いろんな計算があってまだまだ具体化はしていないと思うんですけれども、保護者から見てどう見えるのかというところは丁寧に協議をしていただけたらなと思うんです。  もう1点、自治体のほう、東京都内では、例えば給食費について実費徴収しないと決めている自治体もあるかと思うんですけれども、そういったところを把握しているのかというところと、国のほうは実費徴収するように言っているということですが、絶対に取らなきゃいけないというわけではないという理解でよろしいでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 基本的には、やはり国に沿ってというところに基づくべきであると認識しております。  それから、他市の状況につきましては、先ほどと繰り返しになりますけれども、まだ本当にはっきりとして、なかなかこちらも聞いても答えをいただけないという現状でございます。 ◆田中 委員 この間の報道ですと、幾つかそういった自治体が出てきているんですが、例えば、この間、6月議会をほかの自治体でもやっていますが、板橋区では給食費の実費徴収はしないということで、そういった答弁があったということも聞いております。  そうすると、割と財政に余裕がある自治体は出せるけれども、そうじゃないところは出せない。例えば、23区は実費徴収しないけれども、多摩地域は実費徴収する自治体が多いとか、いわゆる多摩格差というような状況になる可能性もあると思うんですけれども、何か東京都や国に対して、そういった実費負担の軽減策ですとか、補助を出してほしいと町田市として要求するとか、そういったことは考えていらっしゃるでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 繰り返しになりますけれども、今のところは、それは考えていないところでございます。 ◆田中 委員 保育の一環として給食を実施しているというところでは、やはり食育に力を入れている保育園もあるということで、保育園のほうでは園の事務負担がふえるということも懸念の声が上がっておりますし、町田市として給食費についてこれまでどおり保護者から実費徴収をしないということについては、ご検討されたことがあれば伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課担当課長 無償化前と今との違いという意味では認識しているんですけれども、今後は、実費徴収に関しては事務説明会を行うなどして、園のご意見をいただきながら、あとこちらの情報ともすり合わせながらというところで話し合いを進めていくことになります。 ◆矢口 委員 さっきの説明でまだわからないことがあって質疑させていただくんですけれども、来年度以降は消費税増税分で対応ということだったんですけれども、それは地方消費税のところから補填するということでしょうか。その地方消費税の額で今回の市の無償化の負担分は間に合うという認識でいいんでしょうか。 ◎子ども総務課長 おっしゃるとおりでございます。 ◆矢口 委員 そうなると、増税した分で補えるから、やっぱり市の負担がふえるというふうに答弁で、結構最初のほうの説明でおっしゃっていたんです。本当に市の負担がふえるのかなと。3,300円はカットするじゃないですか。確かに市の負担はふえるけれども、増税分の地方消費税の収入増で補えるということは、やっぱりその3,300円の分は浮くという――変ですけれども、いい表現がわからない――浮くということで認識は合っていますか。 ◎子ども総務課長 消費税増税分が全て子どもに使われるということではございませんので、その一部が子どもに充てられるというところを考えますと、特に浮くというような考え方はございません。 ◆熊沢 委員 今の話だと、多分消費税で増税した分が、今回子どもの幼稚園の無償化に2万5,700円出ます。さっき、自分が持っている資料の中でもう1回計算し直して、基本保育料だと、新制度に移行しない幼稚園だと、ほとんどの園が2万5,700円以下なんですよね。だから、その残りの部分の後ろのプラスアルファーの教材費とかで、教材費を保育料に入れていれば、2万5,700円の無償化になれば、その分も払ってもらえるけれども、その上乗せ分は払ってもらえなくなるから負担がふえている感じに見えてしまって、だけれども、教材費をもともと保育料に入れてさえいれば、さっきちょっと市内にも三、四個、5万円を超える幼稚園があるので、それを計算すると、さっき言った2万5,700円に1,800円足した金額で平均ぐらいになる感じがするんですが、移行園はまた別なんですけれども、そういう感じで解釈しているんだけれども、そういう感じでいいんですか。 ◎子ども総務課長 そのとおりでございます。 ◆熊沢 委員 ただ、今この件で、さっき星委員が話をしていた、幼稚園が多分保護者に説明をしているんですよね。説明している幼稚園と、していない幼稚園と。あと移行型の幼稚園の場合は、応能型だと2万5,700円がマックスの金額で、それが丸々補助に出てくるから、後ろのちょうど応能型になったときに、みんな同じになってしまうけれども、区別するために教育充実費というところでまた取っていきますといって多目に取っていた幼稚園とかがあって、そこのところが多分高くなっちゃって、移行していないところも高くなっちゃうところが出てくるのかなというのは、ちょっと資料を自分でいろいろと調べてみたところ思うんです。  ただ、今回いろんなお話を聞くと、保護者の人たちは、正直わかっていない。本当に負担がふえると思っちゃっているんです。3,300円がなくなるから負担はふえるんだと。でも実際は2万5,700円出るから3,300円の負担はふえないんだよ。  ということを幼稚園を通して説明をしているから、説明を聞いている幼稚園と聞いていない幼稚園があるけれども、幼稚園を通して説明をしているから、そういう形で話がいっちゃているように見えるので、ぜひちゃんと町田市としても、なかなかきちんと決まらなかった、決定が遅かったというのはあるかもしれないけれども、でもそうなるだろうというのは大体わかっていたはずなんだから、この予算を上げるときに一緒に、確定していないと資料は配れないのかもしれないけれども、少なくとも予算が確定、最終日が終わった後ぐらいには、きちんと幼稚園のお母さんとか、保護者の方とか、これから幼稚園に預けたいと思っている保護者の方とか、保育園のことも含めてしっかりと説明をするなり、資料を渡すなり。  市主催の説明会というか、市主導の説明をちゃんとしていかないといけないじゃないかなというのは思うんですが、聞いたら、小学校はPTAがあるんだけれども、幼稚園は保護者の会はつくらない方向性で園は頼んでいるみたいでなかなか保護者の声が入ってこないので、園の声じゃなくて、これは保護者補助金であって、園補助金、施設の補助金じゃないので、しっかりと保護者に説明が行くように。園の補助金なのかな、保護者の補助金なのかなとわからない状況が今あるので、保護者補助金なのでしてもらいたい。  さっき矢口委員が言った消費税の分で3,300円がもしかしたら浮くかもしれない。それは、今回は国のほうできちんと幼稚園の、それで負担は減ったから、今度は、町田市として新たに違う施策として、補助金という形ではなくて、新しい施策として子育て支援に生かせるような形で使っていってもらえたらなと思うんですが、その辺はどうですか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 市民への説明についてなんですけれども、在園の方々にはそれぞれの施設、先ほどご説明した資料では全ての施設が書いてあって、自分はどこなんだというところがそもそも迷ってしまうというところは考えられるんですけれども、今後はそれぞれの在園の保護者向けにそれぞれパンフレットをつくって配付する予定でおります。  また、これから幼稚園の説明会も始まりますので、幼稚園の先生方にもよくわかるような説明をしていきながら、市民説明会につきましても、市からの説明ということで8月の後半に市庁舎で行う予定を考えておりますので、そこら辺をまた広報等で周知していければと思っております。 ◆熊沢 委員 市の説明ってすごく難しい、わかりやすい日本語でやってくれるとありがたいんですが、さっきちょっと幼稚園に預けている人たちもいて、私なんかそうで、その書類が何だかよくわかっていなくて、これが今回、この話になったときに、初めて、ああ、この間出した書類がこの3,300円と東京都の補助金の書類だったんだなというのが、市だけだと思ったら東京都のもそこに入っていますよと言われるぐらい、すごくわかりにくい形で書かれているので、お母さんたちは、特に幼稚園の子を抱えていると、そうそう文章を端から端まで最後まで読む時間なんてないから、わかりやすく、もしあれだったら、本当ならネットでシミュレーションでできるような形ができると一番いいんだけれども、そのような何かわかりやすい形でやってもらえればなと思います。 ◎子ども生活部長 財源がある程度浮くかどうかわからないですけれども、子ども施策を充実させてほしいということなんですが、実際に、ある程度こちらのほうで財源が浮く――という表現はちょっと妥当じゃないかもしれませんが、似たようなことがあったとしても、それが子育て世帯の特定の財源にはならないですけれども、町田市としては、新しい子ども向けの施策をいろいろこれからも打っていこうと考えておりますので、そういうところで町田市の財政を投入して、子どもへの支援というのは拡充していきたいと思っています。 ◆村まつ 委員 ほぼ出尽くしていると思うんですけれども、1点だけ。恐らくなんですけれども、先ほどのご説明では、無償化によって不利益をこうむることはないというご答弁があったと思うんです。給食費の公費負担が年収約360万円未満の方に出るということなんですけれども、そうなると、その世帯の方々というのはプラスになるかと思うんですが、その少し上の360万円以上の中間所得世帯については、もしかすると、この2万5,700円からマイナス幾らかとかとなるのかなということがちょっと想像ができるんです。先ほど熊沢委員からシミュレーションをして出してほしいという資料要求がございましたけれども、できたら年収のレイヤーでも見てみないと、どこかの世帯で不利益が出るんじゃないかという気がしておりまして、そこら辺も資料の中に入れていただければと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 おっしゃるとおりで、今度ご提出させていただく資料も、そこも含めてシミュレーションをさせていただいておりますものですから、ぜひお目通しをいただければと思います。 ◆村まつ 委員 ありがとうございます。  あともう1点だけ済みません。私学助成園で見たときなんですけれども、もともと今までの議論だと、市の負担はふえるんですという議論だったと思うんですが、この資料だけを見てなんですが、私学助成園、現在の制度を見たときに、就園奨励費で市の負担3分の2で3,455円、それから、保護者補助金で3,300円、そうすると6,755円だと思うんですが、右側に移って無償化後を見たときに、市の負担は6,425円ということで、これだけを見て、市の負担が若干減るというふうに見えてしまうんですが、これはいかがでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 今、委員がおっしゃっていただいたところで、ちょっと冒頭でもお話し、300円ほどなんですけれども、その一方で、やはりまず基本保育料無償化というところと、それから、その後は、給付費のほうをごらんになっていただくと、市の負担は今後も続いていくというところで、そこは若干逆転はありますけれども、市としては、360万円未満の皆様方のご負担を補足するというところもありますので、そういうところでご理解いただければなと思います。 ◆村まつ 委員 ということなので、やっぱりいろんなシミュレーションを想定しないと、市の財政負担はふえるのかもしれないんですけれども、各家庭で見たときにはマイナスが出てしまうんじゃないかという、これだけを見るとどうしても不安がありますので、その点がわかりやすいように資料をいただければと思いますので、お願いいたします。 ◆わたべ 委員 ちょっと基礎的なところがわからないんですけれども、最初の歳入歳出の説明のところで、要するに、幼児教育無償化による影響で費目が変更しているという説明だったと思うんですが、例えば、さっきの説明と重なるんですけれども、私立幼稚園等園児保護者補助金というのが当初予算だと保育・幼稚園費についていたのが、今回の補正では児童福祉総務費のほうに減額で出ているということの理解でいいんですか。ちょっと項目が、場所が変わっているという印象があるんですけれども、違いますか。 ◎保育・幼稚園課長 私の説明がもしかしたら不十分だったかもしれませんけれども、子ども総務課のほうの保育園の私立幼稚園等園児保護者補助金を減額して、その分をまず保育・幼稚園課の予算に科目変更して、その中で今度さらに給付費というところが発生してきますので、そちらに充てていくというところでご説明をさせていただいたところになるんです。 ◆わたべ 委員 では、もともと当初予算でついていたところの金額については、9月までは今の体制が続くので、そこの費用と考えていいということですよね。 ◎保育・幼稚園課長 減額の数字だけはここに上がってきておりますので、ちょっと見えますけれども、そこは当初予算がもともとありまして、その分は、9月まではちゃんと予算は残っておりまして、10月以降はというところの減額分ということになります。 ◆わたべ 委員 この議案は今回の6月で補正が出てきたわけなんですが、もう少し正確な情報が入ってから、例えば9月議会にということは考えていなかったんでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 制度自体が10月スタートというところでありますと、やはりここの時期で、ご指摘のお話もわからなくはない部分はあるんですけれども、ぎりぎりになって進んでいきませんということはできないものですので、やはりこの時期として上げさせていただく判断をせざるを得なかった。  ですから、先ほど星委員からもお話がありました説明というところも、そういう意味では、それもちょっと加味したというところがありますけれども、やはり10月からスタートするためには、ここの段階でというところで補正予算を上げさせていただいた次第でございます。 ◆田中 委員 2点伺いたいと思います。  無償化の対象となる施設が保育園以外にもいろいろあるんですが、1点が一時保育で条件のある方については無償化になると思うんですが、対象となる施設というところでは、例えば、一時保育専用のお部屋を持っている保育園もあれば、通常の保育の中で一時保育を行っている保育園もあると思うんですけれども、そういった形態によって無償化の対象になるならないというのは違いがあるんでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 形態によって対象となるならないの分けはございません。 ◆田中 委員 では、町田市内の一時保育をやっている保育園で、どこの一時保育を利用しても、その対象の方であれば無償化の対象となるという理解でよろしいでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 おっしゃるとおりです。 ◆田中 委員 形態の違いがないということで了解いたしました。  もう1点、病児・病後児保育も条件があれば無償化となるということなんですが、対象となっていると思うんですが、病児・病後児保育もお昼には食事が出ると思うんですけれども、その実費負担というのはどのように想定がされているのか、伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 基本的に実費負担をしていただくという形になります。 ◆田中 委員 今、例えば病後児だと2,000円の利用料、減免がなければ2,000円ですけれども、それプラス給食費がその日の分かかるというようなイメージでよろしいでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 委員のおっしゃるとおりです。 ◆田中 委員 わかりました。 ◎保育・幼稚園課担当課長 一時保育のことでちょっと訂正がありまして、一時保育類型にかかわらずということだったんですけれども、都が行っている一時保育というのがあり、説明が難しいんですけれども、都が行っている一時保育については対象外ということになっております。 ○委員長 休憩いたします。              午後6時26分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時27分 再開 ○委員長 再開いたします。  ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって子ども生活部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(つるっこ学童保育クラブの今後の運営について) ○委員長 行政報告、つるっこ学童保育クラブの今後の運営についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 つるっこ学童保育クラブの今後の運営につきまして、担当者から報告させていただきます。 ◎児童青少年課長 それでは、つるっこ学童保育クラブの今後の運営についてご説明をいたします。  タブレットの資料27番をごらんください。
     つるっこ学童保育クラブは、どの小学校に通っていても利用できるクラブとして、2005年に子どもセンターつるっこ内に開所しております。開所した当時は、周辺には学童保育クラブが未設置の小学校があり、また、児童数がふえていたこととも重なって、つるっこ学童保育クラブでは多くの児童を受け入れてきた経過がございます。  その後、全ての小学校区に学童保育クラブの設置が完了いたしまして、また、狭隘化した学童保育クラブの解消にも取り組んだことで、周辺のクラブでは十分な受け入れ態勢を整えることができました。  これに伴って、つるっこ学童保育クラブの利用者は年々減少傾向にあるところでございます。そのため、当初の設置目的を果たしたつるっこ学童保育クラブを2022年3月31日をもちまして閉所するものでございます。  次に、1の閉所に伴う対応についてご説明いたします。2019年度につるっこ学童保育クラブへ入会した1年生が3年生を終了する2022年3月末までは継続してご利用いただけるようにしたいと考えております。  また、(2)でございますが、学童保育に関連するサービスについては、どの学童保育クラブをご利用いただいても変わることはありませんので、閉所によって利用者の方が不利益を受けるというようなことはございません。  次の主なスケジュールにつきましては記載のとおりでございますが、利用者の方へは、2019年の11月から受け付けを開始する予定の2020年度学童保育クラブ入会申請受け付けで、より詳細のご案内をさせていただければと考えております。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 これは4年生が始まったらどうするんですか。ちょうどかぶる……。 ◎児童青少年課担当課長 今こちらでご説明させていただきましたのは、2019年度、今年度お入りいただいた1年生が3年生になるまで、そのままつるっこ学童保育クラブをご利用いただけるという形でお示しさせていただいたんですけれども、先般の議会で学童保育クラブの件について市長から答弁をさせていただいておりますけれども、そちらにつきましては、受け入れの時期をお示しさせていただいたところでありまして、高学年の受け入れ方法等については、今、検討させていただいているところでございます。  今までもそうなんですけれども、低学年児童につきましては、一定の申請期間にご申請いただいた方は全員がお入りいただけるということで、小1の壁をなくすという形で取り組みをさせていただきました。  ですので、その点につきましては、ことしお入りいただいた方がそのまま3年生までご利用いただけるというところを考えさせていただいてのお話でございます。 ◆熊沢 委員 だから、そうなんだけれども、先日の市長の答弁だと、今の2年生は、4年生になったときに学童保育クラブに入れるわけじゃないですか。ということは、つるっこの子たちだって、今1年生の子たちは4年生までいられるはずですよね。  だけれども、3年生になるところでなくなっちゃいますと言ったら、その子たちはどうするんですかという質疑をしているんです。  だから、私として思うには、その子たちが4年生になるまでは、つるっこで預かってあげたほうが――いきなりそこから、どうせ割り振るんだったら、3年生まで待たないで初めから、もうことしの1年生をばあんと割り振れば。どうせ割り振るんだったらそうするべきだし、割り振らないんだったら4年生までいさせてあげるというのを、ちょっと計画が変わるかもしれないけれども、その可能性は残しておいたほうがいいんじゃないかなと思うんですが、いかがですか。 ◎児童青少年課担当課長 私の説明がちょっと不足しておりまして、申しわけございません。  今、閉所の時期をお示しさせていただきましたが、その間、つるっこ学童保育クラブをご利用したいということでご申請があれば、毎月、随時月の途中の入会もできます。ご申請をいただいた方についてはご入会いただけますので、高学年が2021年4月からという形で、この間、お話をさせていただきましたので、その段階で4年生とか5年生とか6年生の方でご申請をいただければ、少なくとも閉所までの期間についてはご利用いただけるということになります。 ○委員長 休憩いたします。              午後6時32分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時33分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎児童青少年課長 済みません、ただいまのご質疑でございますけれども、つるっこ学童保育クラブを閉所させていただくには、冒頭申し上げたとおり、1つには、今まで周辺に学童保育クラブがなかったとか、そういった事情があって、1つの小学校に1つの学童保育クラブを設置する市の方針がございまして、こちらの方針を補完する学童保育クラブとして設置をさせていただいてきたところです。  役割をある程度果たしたということであれば、次の4月で閉所しても、あるいは役割を果たしたということで説明はつくんですけれども、実際今入っていただいている1年生が入会の申請をされたときに、閉所のお話は一切させていただいていないわけです。  これにつきまして、ほかの学童保育クラブの方については1年生から3年生まで学童保育クラブに入れますよという説明をさせていただいておりますので、ここで急につるっこだけなくなってしまうというようなことは、そこら辺は逆に不公平だろうと考えておりまして、ご申請いただいたときの内容については、保証と言ったらちょっとあれですけれども、そこまではやらせていただいて、役割を果たした以降の部分につきましては閉所という方向で進めさせていただければと考えておるところで、4年生以降の学童の受け入れを開始するに当たっても、お住まいの地域の学童保育クラブでご申請をいただいて対応させていただければと考えておるところでございます。 ◆熊沢 委員 せっかく3年生まで一緒にいたんだったら、もう1年延ばすとか、もっと柔軟に、今の前半のくだりはさっきから何回も聞いているからわかっているから、最後のところだけ答えてくれればいいんです。  今1年生にいる人は、3年生になって、4年生で学童保育クラブを利用したかったら、ほかの学童保育クラブに行きなさいと言うのであるならば、だったら、もう1年、先日市長が、多分、今の1年生が入ったときには4年生の学童保育クラブをやるという話はなかったんだから。  今の1年生が学童保育クラブに入っているんだったら、4年生までつるっこの閉所を延ばしてあげたほうが。せっかく学童保育クラブは卒園とか何とかといって、1年生からの思い出とか、いろいろとやっているんだよね。卒園生で何とかと。確かになくなっちゃうのは寂しいけれども、でも、やっぱり1年生から入ってずっとの子たちは、4年生になったら、「はい、みんなばらばらに行ってね」じゃなくて、同じところに行かせてあげるぐらいの、今の段階で「ありません」と言わないで、あと2年あるんだから考えておいてください。 ◎児童青少年課長 済みません、お話のほうは承らせていただいて。ただ、先日、一般質問で市長が高学年の受け入れについてお答えをさせていただいた内容につきましては、4年生だけではなくて6年生まで全学年を対象に受け入れをすることで準備をしたいというお話をさせていただいておりますので、実際には6年生までというようなことになりますと、役割を終えたと我々が考えているところにつきまして、少し長いのかなというようなところがありまして、経過措置的に、最初に児童の方に説明させていただいた3年生までというところは保証させていただいて、それ以降につきましては、ほかの学童保育クラブをご利用していただければと考えているところでございます。繰り返しになって申しわけございません。 ◆熊沢 委員 さっきの給食でも言っているけれども、できないことばかり言わないで、可能性が少しでもあるならば。今の話だと、少なくとも4年生から始めますという話をしていて、今聞いている人たちは、1年生の子たちが4年生になったらいられるのかなと思うんだから、逆に今の2年生が4年生に、ほかの子たちは4年生になるのに、つるっこがあるから、つるっこは4年生を預けられるのか、預けられないのかという話にもなってくるんだから。  市長がここで決断をして話が変わってきているんだから、多分もともとの計画は、市長の話より前から閉所の計画があったんだと思うけれども、この間の質問で、計画があるからやりませんじゃなくて、計画が変わったんだから検討するぐらい、もうここで「ないです」と言わないで、少しぐらい考えてあげてもいいんじゃないかなと思うので。答えなくていいからね。 ◆田中 委員 熊沢委員も質疑されていた件なんですけれども、今後、6年生まで受け入れをやっていくと。本会議の中では1年生から3年生までは全入、4年生以降は、あいていればというのは変ですけれども、全員が入れるかどうかというところは、あき状況にもかかわってくるということで言うと、役割を終えたというご報告なんですけれども、逆に、むしろニーズがふえる状況なのではないかと思うんです。そのあたりはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。 ◎児童青少年課長 今お話があった高学年の受け入れを開始すると、逆にそのニーズというんですか、利用者数は当然ふえるだろうというご指摘かと思います。今、つるっこ学童保育クラブを利用していただいている方は9名おります。9名の方の個別の学区についてご相談させていただくと、今のところ、高学年を始めても、そこの学童保育クラブをご利用することは可能だろうということになっておりますので、6年生まで受け入れても、今のところは大丈夫だろうと考えているところでございます。 ◆田中 委員 現在通っている児童の人数を伺って、シミュレーションもしていらっしゃるということなんですけれども、年々1年生の入所がふえているですとか、施設の狭隘化というところでは課題がある中で、やはり枠として、要は、学校にある学童保育クラブの施設をふやさなくても、つるっこ学童保育クラブに枠としてはあるというところで存在価値もあるのかなと思うんです。  熊沢委員からも検討してくださいということなので、学校の施設の中にある学童保育クラブの狭隘化を解消してというよりも、つるっこ学童保育クラブに行く道もありますよということのほうが簡単かなと考えてしまうんですけれども、そういったことも考えて、やはり閉所というところを早期に決めてしまうのではなくて、もう1度検討していただければなということで、以上です。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(2019年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)について) ○委員長 行政報告、2019年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 2019年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)につきましては、担当者から報告させていただきます。 ◎保育・幼稚園課長 では、タブレットの資料、28番をごらんなっていただければと思います。  2019年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)についてご報告申し上げます。  まず、全体的な概要でございますけれども、2019年4月1日の待機児童数につきましては127人ということになっております。前年、2018年4月と比べますと19人の減少を行うことができました。この127人ですが、現在の集計方法で集計をとらせていただいたのが2001年からですけれども、その中で最も数字の少ない状況になっております。  詳細につきましては、以降、各項目に沿ってご説明させていただきたいと思います。  1つ目の項目、待機児童数の推移でございます。過去5年の推移を示させていただいているところでございます。直近、2016年4月、2017年4月に2年続けて増加をしてきましたが、2018年4月は前年に比べると83人減少し、146人となりました。そして、ことしの4月につきましては19人減少しまして、127人という状況になっております。  項目の2項目め、年齢別の待機児童数の状況です。年齢ごとの待機児童数を2019年4月と2018年4月、2年間を比較対象してという形になっておりますけれども、年齢ごとの待機児童数で、やはり最も多いのが1歳児の84名という形になっております。こちらの84名ですけれども、全体の127人に占める割合としては66.1%という高い割合を示しているところでございます。  また、ゼロ歳から2歳児までの待機児童数は124名ということになっておりまして、全体に占める割合は約97.6%という状況になっております。ごらんいただきましたように、3歳以降は3名という状況になっております。  3項目め、地区別の待機児童数の状況でございます。ごらんいただいている表のとおりで、南地区が一番高くなっているという状況でございます。  今申し上げました地区別につきましては、資料の地図でも割合等を示させていただいております。こちらをあわせてごらんになっていただければと思います。  続きまして、2ページ目は、新規入所申し込みの状況ということになっております。こちらにつきましては、今年度4月の状況では2,190人という申し込みをいただいているところでございます。年齢別で一番ふえたところは1歳児で、前年に比較すると104名増加ということでございます。2歳児までを対象としました小規模事業所を新たに10園開園したことで、高まる保育ニーズについてお応えさせていただいているところでございます。  以下、項目5、6、それから次のページ、7、8、9、10につきましては、参考までに掲載をさせていただいているところでございます。傾向等を見ていただければと思います。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 ◎保育・幼稚園課担当課長 先ほど、田中委員からご質疑をいただきました一時預かりの内容なんですけれども、東京都の制度で行っている一時預かりというものと国の制度で行っている一時預かりがあります。幼稚園で扱っている一時預かりは分けていただいて、保育園のことで説明をさせていただきますけれども、冒頭説明させていただいたこの冊子では17ページに書いてある部分です。  一時保育と一言で言いますけれども、保育園に入りたいんだけれども、入れない方が緊急なりで利用するというのを一時保育と言っております。週3日だったり、定期利用と言っているのは週5日という場合もございます。そこの「特記事項」のところで無償化の対象にならない場合がありますということを説明しているんですが、そこは先ほど言った東京都の制度で行っている一時保育になります。その施設は、市内の15施設で現在東京都の制度を使っております。内容的には、別の部屋を使って一時保育をするという形ではなくて、そのクラスの吸収で園児を預かるという形が東京都の制度となります。 △行政報告(子ども発達センター改修工事に伴う施設閉鎖期間中の対応について) ○委員長 行政報告、子ども発達センター改修工事に伴う施設閉鎖期間中の対応についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 子ども発達センター改修工事に伴う施設閉鎖期間中の対応につきましては、担当者から報告させていただきます。 ◎子ども発達支援課長 子ども発達センター改修工事に伴う施設閉鎖期間中の対応についてご報告いたします。  タブレットの資料、29番をごらんください。  まず、概要でございます。子ども発達センターの設備等の老朽化に対応する改修工事を夏休み期間中に集中的に実施します。認可通園及び親子通園事業等については、夏休みを延長して対応いたします。  なお、工事が集中する期間は子ども発達センターを閉鎖します。相談事業等については市庁舎2階カウンターを窓口にして実施し、事務所は市庁舎7階南側に一時移転いたします。  集中工事に伴う施設閉鎖期間でございますが、こちらについては、8月5日から8月23日、おおむね3週間ということでございます。  スケジュール及び業務実施場所等についてでございます。スケジュールについては、中段の表をごらんいただきますと、もう既に工事に一部入ってございまして、9月13日までを予定しております。施設の閉鎖につきましては、下の矢印でおおむね示してある期間ということになります。  業務実施場所等につきましては、下段の表をごらんください。8月5日から23日までの期間でございますが、事務所は市庁舎7階ということになります。児童発達支援事業、認可通園事業でございますが、それと親子通園事業については夏休みということでとらせていただきます。  あと、4番から6番の相談業務については、市庁舎2階のカウンターにお客様にお越しいただいた上で、面談室等にご案内して対応いたします。7番の温水プールにつきましては、8月中は休止ということにさせていただきます。  なお、再開については、右側、8月26日以降の表の部分をごらんください。3番の親子通園事業につきましては9月から再開いたします。7番の温水プールにつきましては、9月上旬から再開する予定でございます。  周知方法及び連絡先につきましては、保護者宛て通知、館内掲示、「広報まちだ」の7月15日号、まちだ子育てサイト等を使用して周知いたします。電話番号、ファクス番号、郵送先等は変わりません。  ご報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆田中 委員 温水プールの改修ということですが、いろんな方が利用されていると思うんですが、いろいろなお子さんがここだと安心して入れているという状況があると思うんですけれども、何か別な場所で利用ができますよと、そういった案内はされる予定があるかを伺いたいと思います。 ◎子ども発達支援課長 温水プールにつきましては、夏季でございますのでさまざまなプールはご利用いただけるんですが、特別ここでというようなご案内は、代替案としては持ってございません。 ◆田中 委員 夏なので、いろんなところで使えるとは思うんですけれども、肢体不自由の方ですとか、いろいろな方が安心して使われているということをお聞きしたので。なかなか代替というところでは難しいということで了解いたしました。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後6時53分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時55分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第46号議案(防災安全部所管部分) ○委員長 第46号議案を議題といたします。  本案のうち、防災安全部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎防災安全部長 第46号議案 令和元年度(2019年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、防災安全部所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳入でございます。
     タブレットの27分の18ページ、補正予算書ですと14ページをごらんください。この後、ページ番号につきましては、補正予算書のページ番号でご説明いたします。  第22款、市債、第1項、市債、目の5、消防債、節の1、消防施設整備事業債200万円の増額につきましては、防災行政無線及び消防器具置場建設工事費の増額に伴い、増額計上しております。  次に、歳出でございます。  補正予算書の18ページをごらんください。  第9款、消防費、第1項、消防費、目の1、防災対策費、節の15、工事請負費、説明欄の3、消防施設費73万円の増額、及び説明欄の4、災害対策費120万3,000円の増額は、公共工事設計労務単価等の引き上げに伴い、工事請負費を増額計上しております。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって防災安全部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(町田市地域防災計画2019年度修正方針について) ○委員長 行政報告、町田市地域防災計画2019年度修正方針についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎防災安全部長 町田市地域防災計画2019年度修正方針についてご報告申し上げます。  内容につきましては、防災課長からご説明いたします。 ◎防災課長 行政報告、町田市地域防災計画2019年度修正方針についてご説明申し上げます。  行政報告資料、町田市地域防災計画2019年度修正方針についてをごらんください。  まず、修正の経緯です。町田市では、2016年度に町田市地域防災計画を修正いたしました。その修正内容に合わせ、2017年度に町田市事業継続計画(地震編)を修正しております。  そして今年度、2019年度に東京都が東京都地域防災計画(震災編)の修正結果を公表することや、2016年度の町田市地域防災計画修正以降の各種法改正に対応するためなど、町田市地域防災計画を修正する必要が生じております。以上のことを踏まえ、町田市地域防災計画を修正いたします。  次に、今回の修正ポイントでございますが、4点ございます。  まず1点目は、各種計画修正への対応です。冒頭にも申し上げましたが、東京都が東京都地域防災計画(震災編)の修正作業を進めております。今年度の8月に修正完了予定となっております。東京都から修正案が出されており、その修正案では、東京都の前回、2014年度の修正以降発生した熊本地震などの地震災害の教訓や、女性の防災への参画、訪都外国人の増加等への対応を修正の視点として取り入れられております。これらの内容を踏まえ、今回の町田市の修正にも反映させていきます。  次に、町田市事業継続計画(2017年度修正)の反映です。2017年度に事業継続計画を修正しましたが、この修正において、災害時に外部からの応援を要する業務が明らかになったことを受け、それに基づく対策を記載します。また、昨年度、各対策部において震災等を想定した図上訓練などを実施いたしましたが、その訓練から出された意見なども踏まえ、修正作業を実施いたします。  2点目は、地域特性に応じた避難施設毎の対策です。2018年度に、避難施設別の避難者数の推計を実施いたしました。その推計結果から、地域によって避難者が多い地域と少ない地域があり、避難施設ごとの避難者数にばらつきがあることがわかりました。このことを踏まえた対策について記載いたします。  3点目でございます。法改正等への対応です。まずは、水防法、土砂災害防止法の改正です。2017年6月に水防法、土砂災害防止法が改正されました。この改正では、浸水想定区域内や土砂災害警戒区域内における要配慮者施設について、円滑な避難の確保を図ることを目的に、施設の避難確保計画の策定の義務づけがされましたので、その内容について記載します。  また、地震に関する地域危険度測定調査(第8回)の実施です。2018年3月に東京都が東京都震災対策条例に基づき、地震に関する地域危険度測定調査(第8回)を実施いたしました。町田市の地域防災計画においても調査結果の第7回目が掲載されておりますので、その内容について、8回目のものを載せるようにいたします。  最後に、4点目、その他の修正につきましてです。これにつきましては2つあります。まず1つ目は、風水害時の参集態勢再整備です。具体例で説明いたしますと、水災第1配備態勢では、道路部や下水道部は、配備職員は半数としておりましたが、長時間態勢が続いた場合に備え、実際は3分の1の職員を配備するなどの対応をとっておりました。このため、実体に即した形の態勢にしたほうがよいのではないかという意見がありましたので、各部と調整の上、配備態勢の整備を行っていきます。  2つ目ですが、新たな浸水予想区域図の反映です。2018年度に東京都が、6月に境川流域、10月に鶴見川流域の浸水予想区域図を想定し得る最大規模降雨に見直し、公表いたしました。この内容を踏まえ、修正作業を実施いたします。修正ポイントとしては以上です。  次に、修正スケジュールについてです。先月、5月13日に行われた防災会議にて修正方針を提示し、承認をいただきました。今後は関係機関や庁内での検討を行い、12月の防災会議幹事会にて修正案の提示、翌年、2020年2月に行う予定の防災会議で承認を得て、3月に公表するスケジュールを予定しております。  なお、来年、2020年の第1回定例会において、修正の完了の報告を予定しているほか、中間でも経過報告ができると思いますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市安全安心まちづくり推進計画改定方針について) ○委員長 行政報告、町田市安全安心まちづくり推進計画改定方針についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎防災安全部長 町田市安全安心まちづくり推進計画改定方針についてご報告申し上げます。  内容につきましては、市民生活安全課長からご説明させていただきます。 ◎市民生活安全課長 行政報告、町田市安全安心まちづくり推進計画改定方針についてご説明申し上げます。  行政報告資料、町田市安全安心まちづくり推進計画改定方針についてをごらんください。  資料に沿ってご説明いたします。  初めに、1、背景、目的ですが、町田市生活安全条例に掲げる「安心して暮らせる地域社会の形成の推進」という目的を達成するため、2014年に町田市安全安心まちづくり推進計画を策定しました。変化している治安情勢や社会環境に対応するため、2019年末の計画期間満了に合わせ、計画を改定するものです。また、町田市5ヵ年計画との整合性を図るため、2022年3月までの計画期間といたします。  次に、2、計画の対象範囲でございます。この計画の対象については、図でお示ししたとおりでございます。犯罪情報の収集・発信、犯罪に関する地域・情報等の提供、企業等との防犯に関する連携促進といった防犯意識の高揚や、協働によるパトロールの実施、防犯に関するノウハウの提供、防犯用品の貸与といった防犯活動への支援という、いわゆるソフト事業と、防犯設備の設置支援、夜間の照明確保、清掃活動による環境の浄化といったハードに関する事業が計画の対象となります。  3、現状及び課題をごらんください。こちらは3点ございます。  1点目は、「体感治安」の地域差及び地域における防犯活動についてです。体感治安は、現行計画で掲げた数値を1年前倒しで達成しました。しかし、市民意識調査によりますと、地域差があることが明らかになりました。地域における自主的な防犯活動を活性化し、地域防犯力を高める必要があるということでございます。  2点目は、東京2020大会の開催に向け予想される変化についてです。テロ発生の不安の高まり、多くの外国人の来街などが予想されます。テロ発生の危惧に対する備えですとか、市民や来街者がテロ等の被害に遭わないような取り組みが必要ということでございます。  3点目は、市民が不安に感じる防犯上の問題についてでございます。子どもの安全確保、振り込め詐欺被害の増加など、市民の不安感を高める問題などがございます。市民が安心して暮らせる環境づくりや、犯罪手口や対処法をより多くの市民に周知することなど、安心感が高まる取り組みが必要ということでございます。  4、改定の方向性とポイントです。3つの方向性と、それぞれのポイントとなる項目をお示ししています。  方向性の1点目は、地域防犯力を高める取組みの充実です。ポイントとしては、地域の実態に合わせた防犯活動を展開するための働きかけと、防犯活動を促進する支援事業の整備です。  2点目は、東京2020大会に向けた取組みの強化です。ポイントとしては、テロに対する機運醸成と、海外からの来街者に安全安心な町田を実感してもらえる対策です。  3点目は、安心感を高める取組みの促進です。ポイントとしては、防犯効果を高める環境の整備と、高齢者に対する特殊詐欺被害防止に向けた情報発信の強化です。  最後に、5、改定スケジュールです。7月に町田市生活安全協議会で協議した上で、9月に素案を公表いたします。その上でパブリックコメントを行いまして、11月にパブリックコメントの結果の公表、最終案を町田市生活安全協議会で協議いたしまして、2020年1月に改定した計画を公表する予定です。年内には改定作業を終える予定ですので、第4回定例会での報告を予定しております。なお、第3回定例会においても経過の報告ができると思っております。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後7時9分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時11分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第46号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。 ◆田中 委員 第46号議案、2019年度一般会計補正予算に反対の立場で討論をいたします。  今回の補正予算の中で幼児教育無償化に関する予算について、低所得者世帯への給食費の補助ですとか、または多子世帯に対しての補助ですとか、そういったものが予算化されている、また、児童扶養手当についての改善などについては大変有意義なことだと、重要な点だと評価をしております。  また、中学校給食の無料試食会の予算については、現在の給食の改善について否定をする立場ではありません。ただし、今回の無料試食会の目的は利用率を上げることであり、選択制の維持ということは変わっていません。今回の委員会の中でもお尋ねしましたけれども、中学生は食の選択の時期とありましたが、弁当か給食かを選ぶことが選択の力なのかという点については疑問であります。  そのため、小学校で食べている給食のような配膳式で、できるだけつくり手が近い方法で給食を行うこと、また、栄養士や栄養教諭が身近にいることで食育、教育の機会均等を保障することができると考えております。全員給食の実施のための調査検討が一日も早く行われることを求めていることについて申し添えたいと思っています。  今回の補正予算への反対の理由としては、本日の説明や審査の中で明らかになりました保育園の給食費の保護者の実費負担について、食事はこれまで保育の一環であることから保育料と一体と考えて行われてきたものである、また、その実費徴収をすることで保育園にとっては大変負担がかかるということからも、市として補助をしていくべきだと考えております。  以上のことから、第46号議案に反対いたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第46号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第46号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後7時13分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時14分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査申し出についてを議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申し出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって文教社会常任委員会を閉会いたします。              午後7時15分 散会...