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平成31年文教社会常任委員会(3月)-03月12日-01号
平成31年建設常任委員会(3月)-03月12日-01号

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  1. 町田市議会 2019-03-12
    平成31年建設常任委員会(3月)-03月12日-01号


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    平成31年建設常任委員会(3月)-03月12日-01号平成31年建設常任委員会(3月)  建設常任委員会記録 1 日時  平成31年(2019年)3月12日(火)午前10時 2 場所  第2委員会室 3 出席者 委員長 おぜき重太郎       副委員長 森本せいや       委員 山下てつや 松岡みゆき 三遊亭らん丈 戸塚正人          新井よしなお 細野龍子 藤田 学 4 出席説明員       文化スポーツ振興部長 環境資源部長 循環型施設建設担当部長       道路部長 都市づくり部長 都市整備担当部長 都市づくり部次長       その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介 調査法制係主任 田中雅子
          調査法制係 渡邊祥平       担当 長谷川拓 6 速記士 阿部幸代(澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                       平成31年(2019年)                      3月12日(火)午前10時                      3月13日(水)午前10時                             第2委員会室  1 環境資源部  (1)第 7 号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 損害賠償請求事件について  (3)行政報告 新たなごみの資源化施設について  2 道路部  (1)第 19 号議案 町田市自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例  (2)第 36 号議案 市道路線の認定について  (3)第 37 号議案 市道路線の廃止について  (4)第 7 号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算  (5)行政報告 「市民通報アプリ・まちピカ町田くん」への名称変更及び受信完了の自動返信開始について  (6)行政報告 シェアサイクル社会実験の実施について  (7)行政報告 損害賠償請求事件について  3 都市づくり部  (1)第 20 号議案 町田市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例  (2)行政報告 市民住宅を活用した定住促進事業の実施について  (3)第 21 号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例  (4)行政報告 南町田駅周辺地区拠点整備事業について  (5)行政報告 町田市立陸上競技場観客席増設について  (6)第 26 号議案 鶴間公園整備工事(その2)請負契約  (7)第 27 号議案 芹ヶ谷公園整備工事(その2)請負契約  (8)第 28 号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約  (9)第 29 号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート新築工事請負契約  (10)第 7 号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算  (11)行政報告 鶴川駅周辺再整備事業について  (12)行政報告 町田市居住支援協議会の設立について  (13)行政報告 「町田薬師池公園四季彩の杜」整備事業について  4 下水道部  (1)第 22 号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例  (2)第 35 号議案 町田市公共下水道事業(2019年度)に関する業務委託契約  (3)第 7 号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算  (4)第 9 号議案 平成31年度(2019年度)町田市下水道事業会計予算  (5)行政報告 下水道事業における地方公営企業法適用の準備状況について  (6)行政報告 公共下水道への接続意向調査について  5 特定事件の継続調査申し出について  6 委員派遣について  ────────────────────────────────────              午前10時1分 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △第7号議案(環境資源部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、環境資源部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 それでは、第7号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算のうち、環境資源部所管分をご説明申し上げます。  予算書の10ページをお開きください。タブレットでは281分の16ページとなります。  第2表、債務負担行為です。  上から8段目、一般廃棄物資源化基本計画推進事業は、次期計画の策定業務委託で、平成31年度から平成32年度までの債務負担行為です。  その下、廃棄物・資源物収集運搬業務委託事業は、燃やせるごみ、容器包装プラスチックなどの収集運搬業務委託で、平成31年度から平成36年度までの債務負担行為です。  その下、指定収集袋作製委託事業は、ごみの指定収集袋作製委託で、平成31年度から平成32年度までの債務負担行為です。  次に、12ページをごらんください。  第3表、地方債です。  上から8段目、資源化施設整備事業に22億4,160万円を計上しています。  続きまして、歳入についてご説明申し上げます。  予算書の31ページをお開きください。  第14款、使用料及び手数料、第2項、手数料、第3目、衛生手数料のうち、主なものをご説明します。  第8節、廃棄物処理手数料の説明欄をごらんください。  持込ごみ処理手数料7億8,607万4,000円、家庭ごみ処理手数料7億9,476万9,000円などを計上しています。  次に、36ページをごらんください。  第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第3目、衛生費国庫補助金、第1節、循環型社会形成推進交付金の説明欄2段目、施設整備事業費12億9,745万4,000円は、熱回収施設等整備工事費への補助です。第9節、地籍整備推進調査費補助の説明欄、地籍整備推進調査事業費1,015万円は、最終処分場の境界確定測量業務委託料への補助です。  次に、40ページをごらんください。  第16款、都支出金、第1項、都負担金、第2目、衛生費都負担金、第1節、行旅死亡人等取扱費負担金、説明欄のうち、環境保全課分74万7,000円は、身元不明者の埋葬等取扱費への負担金です。  次に、46ページをごらんください。  同款、第2項、都補助金、第3目、衛生費都補助金、第8節、環境政策推進区市町村補助の説明欄のうち、特定外来生物等防除事業の80万円は、アライグマ、ハクビシンの捕獲、駆除事業への補助です。  その5つ下、第13節、地籍整備推進調査費補助の507万5,000円は、最終処分場の境界確定測量業務委託料でのことです。  次に、51ページをごらんください。  同款、第3項、委託金、第3目、衛生費委託金、第1節、公害対策事業委託金の説明欄、公害対策事業費3,284万5,000円は、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例に基づく事業者の指導などへの委託金です。  次に、53ページをごらんください。  第17款、財産収入、第2項、財産売払収入、第2目、物品売払収入の説明欄、資源物売払代3億2,298万4,000円は、市が収集した瓶、缶、古紙などの売り払い代金です。  次に、第19款、繰入金、第2項、基金繰入金、第1目、基金繰入金の説明欄、廃棄物減量再資源化等推進整備基金繰入金5億5,185万8,000円は、ペットボトルや容器包装プラスチックの収集、剪定枝資源化センターの運営など、ごみの資源化事業に充当するため、基金から一般会計に繰り入れるものです。  次に、61ページをごらんください。  第21款、諸収入、第6項、雑入、第6目、雑入、第3節、衛生費雑入のうち、主なものをご説明します。  説明欄の上から8段目、広告掲載料の環境政策課分16万円は、環境広報紙「ECOまちだ」、その下、3R推進課分90万円は、資源とごみの収集カレンダーの広告掲載料です。  その下、三多摩は一つなり交流事業補助金47万1,000円は、市民を対象とした日の出町の最終処分場見学会などへの東京たま広域資源循環組合からの補助です。  4つ下の段、除草受託収入1,358万6,000円は、空き地の所有者からの除草受託の収入です。  その下、みどり東京・温暖化防止プロジェクト市町村助成金100万円は、生物多様性保全推進事業への公益財団法人東京市町村自治調査会からの補助です。  2つ下の段、余剰電力売払収入5,500万円は、清掃工場で発電した電力のうち、余剰分の売払収入です。  2つ下の段、資源物売払配分金2,137万7,000円は、容器包装リサイクル協会からの配分金です。  次に、65ページをごらんください。
     第22款、市債、第1項、市債、第3目、衛生債、第1節、廃棄物処理施設整備事業債の説明欄、資源化施設整備事業の22億4,160万円は、熱回収施設等整備工事、及び、資源ごみ処理施設用地購入の市債です。  歳入につきましては以上です。  続きまして、歳出を「予算概要」を使いご説明いたします。  「予算概要」の408ページ、タブレットでは621分の414ページをごらんください。  環境資源部の予算のポイントを記載しております。  次に、410ページをごらんください。  環境資源部の予算総括表です。  事業費ベースでは、対前年度比12億9,713万3,000円の増額ですが、一般財源ベースでは、5億2,371万5,000円の減額となっています。  次の411ページから416ページまでは、事業別支出科目一覧です。大事業名ごとに、全ての項目を掲載しています。  それでは、事業ごとに予算の内容をご説明いたします。  まず、417ページをごらんください。  総合環境計画策定事業費1,831万1,000円は、町田市独自で構築した環境マネジメントシステムの運用経費、環境啓発のため、環境広報紙の発行、町田エコフェスタの開催に係る経費などを計上しています。  次に、418ページをごらんください。  共生推進事業費728万4,000円です。外来生物のアライグマ、ハクビシン駆除、市民協働による生き物調査などに係る経費を計上しています。  次に、419ページをごらんください。  環境衛生総務費19万9,000円は、環境保全課の総務などの経費です。  次に、420ページをごらんください。  公害対策費2,190万1,000円は、工場排水調査、航空機騒音測定などの経費です。  次に、421ページをごらんください。  環境衛生対策費3,789万2,000円は、路上喫煙に対する巡回指導業務委託、ポイ捨てごみの清掃委託、空き地の草刈委託などの経費です。  次に、422ページをごらんください。  上段、行旅死亡人等取扱費81万8,000円は、行旅死亡人等取扱委託料、火葬場等使用料などです。  中段、公共トイレ計画推進費1万2,000円は、公共トイレ協力店マークのシールなどの経費です。  下段、南多摩都市霊園負担金130万8,000円は、八王子市にある南多摩都市霊園の町田市の墓地面積に応じた管理費負担金です。  次に、423ページをごらんください。  資源化推進費4億6,474万2,000円は、廃棄物減量再資源化等推進整備基金への積立金、一般廃棄物資源化基本計画の策定委託料などを計上しています。  次に、424ページをごらんください。  広域廃棄物処理費9億2,302万5,000円は、日の出町で焼却灰をエコセメント化している東京たま広域資源循環組合への負担金、小山ヶ丘地区のごみを搬入、処理している多摩ニュータウン環境組合への負担金です。  次に、425ページをごらんください。  資源化施設整備費41億2,683万8,000円は、町田リサイクル文化センター敷地内で現在建設中の熱回収施設、今後建設予定の資源ごみ処理施設の整備等に係る経費です。主な事業費として、熱回収施設等整備工事費34億7,767万2,000円、相原地区資源ごみ処理施設用地及び大戸広場用地の物件等補償料2億852万7,000円、相原地区の用地購入費1億8,000万円などを計上しています。  次に、426ページをごらんください。  廃棄物処理施設運営費13億6,691万3,000円は、清掃工場に搬入されたごみの適正処理と、清掃工場を維持管理する経費です。  次に、427ページをごらんください。  リレーセンターみなみ運営費1億1,973万4,000円は、ごみの中継施設を維持管理する経費です。  次に、428ページをごらんください。  し尿処理場管理費1億2,558万4,000円は、境川クリーンセンターを維持管理する経費と、旧施設の解体経費です。  次に、429ページをごらんください。  再資源化推進費3億365万5,000円は、ペットボトル圧縮結束業務、資源物処理委託などの経費です。  次に、430ページをごらんください。  最終処分場管理費1億2,432万9,000円は、町田リサイクル文化センターに隣接する最終処分場の閉鎖に向けた環境調査や、上部利用に向けた測量、工事などの経費です。  次に、431ページをごらんください。  3R推進事業費2億3,669万9,000円は、地域資源回収奨励金、リサイクル広場管理運営委託料などの経費です。  次に、432ページをごらんください。  廃棄物収集費15億1,645万2,000円は、ごみの収集運搬業務委託料などの経費です。  次に、434ページをごらんください。  適正処理推進費87万5,000円は、不法投棄の防止や資源物持ち去り対策の経費です。  次に、435ページをごらんください。  指定収集袋事業費3億6,024万5,000円は、ごみの指定収集袋の作製、保管、配送などの経費です。  説明は以上です。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 それでは、何項目か伺いたいと思います。  まず最初に、基本的なところなんですが、417ページにもありますし、事業の説明のところにもあるんですが、水とみどりとにぎわいの調和を図ることを目標にしながらということでうたわれているんですが、水とみどりとにぎわいの調和がどういうコンセプトなのかお尋ねしたいと思います。生物多様性とか自然環境、緑地保全の位置づけがどういうふうになっているかお尋ねしたいと思います。  それから、同じ417ページですけれども、昨年まで行われていたセミの抜け殻調査、生物の生き物調査がことしはないのかなと思ったんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎環境政策課長 まず初めに、417ページにございます水とみどりとにぎわいの調和した環境都市まちだを実現ということでございますけれども、こちらは第二次町田市環境マスタープランの基本理念として定めている項目になっておりまして、これを実現するために5つの柱がございます。その柱につきましては、地球温暖化、エネルギーの関係でありますとか、緑、生き物共生などの5項目で基本理念を達成しようという考えで策定しているものでございます。実際に環境マスタープランの中には、さまざまな施策が盛り込まれているというものでございます。 ◎環境・自然共生課長 セミの抜け殻調査でございますが、数年間行っておりまして、市内にどんなセミが生息しているのかというある程度のデータがとれたということ、あと、2019年度につきましては、例えば同じ生物でもセミ以外のザリガニの調査だとか、道路部のほうでアプリという話が出ておりますが、そちらで市民の方の協力をいただいて調査を行っていきたいということで、セミがなくなったということですけれども、数年後には生態等も変わっておりますので、そこでまた調査したいと思っております。 ◆細野 委員 マスタープランの中で、水とみどりとにぎわいの調和をコンセプトとしながら、5つの柱で検討していくということなんですが、公園などの整備もいろいろ進んでいますし、あと、緑地とか農地の転用、町田市の中でいろいろ土地の形が変わったりという中で、このマスタープランを実現していく上で環境資源部の果たす役割は大きいかなと思うんです。その辺の公園の整備等を進めるときに、このマスタープランについてどのように生かされているのか、お尋ねしたいと思います。 ◎環境政策課長 第二次町田市環境マスタープランを実現するために、アクションプランを2017年度に策定しております。これは2017年度から5年間のアクションプラン、実行計画になっておりますが、その中でも緑地の活用、保全ということと都市計画公園の用地取得整備というところも重点事業に掲げてございますので、こちらは庁内の中で進捗確認などをしながら、実現するように進めているところでございます。 ◆細野 委員 例えば、現状ある都市公園などを、今、結構大きな公園が整備されているところなんですが、そこにあったいろんな希少動植物の保全とか、その辺の対応というのは何かされているのでしょうか。このマスタープランに基づいてやっていらっしゃるのか伺いたいと思います。 ◎環境資源部長 今、細野委員がおっしゃっていたことにつきましては、環境アセスメントでございますので、それは東京都の条例に基づいて適正に行っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆細野 委員 続きまして、423ページの資源化推進費についてなんですけれども、昨年度より廃棄物減量再資源化等推進整備基金の積み立てが4,700万円ほど減っているんですが、これは435ページの指定収集袋事業費で3,500万円ぐらい増額になっている関係で減額になっているのか、その辺、なぜ基金積み立てが昨年に比べて減っているのかお聞きしたいと思います。 ◎環境政策課長 予算ベースですけれども、確かに袋の収入は少し少なく見込んでいるということ、あと、必要経費の部分、作製に至る経費、それから運搬費等は在庫が不足してしまうと困りますので、その分は多少予算を見ているというところで、その差が昨年度、2018年度との差になってございます。 ◆細野 委員 わかりました。そうすると、昨年度つくった分が減っているので、2019年度については袋の作製などをふやすということでよろしいのでしょうか。それで増額になっているということなのか、確認だけお願いしたいと思います。  それから、425ページなんですけれども、資源化施設整備費も整備工事費が増額になり、補助金なども増額になっているんですが、この辺の内容についてご説明をお願いしたいと思います。 ◎循環型施設整備課長 整備工事費の増額ということですが、今年度の8月から第2期工事ということで、施設の建設工事に着手しているところでございます。次年度につきましては、本格的に設備に着手していきますので、その分の増額ということです。具体的には、最初に収集車がごみを落とす地下ピットを主な工事として着手していくということで増額になっております。 ◎環境政策課長 基金の関係ですけれども、袋の収入は少し少な目に、どれだけご購入があるかというところが見えませんので、歳入の部分は少し抑えているという状況です。ただ、在庫がなくなってしまうといけないのでということで、経費分は多少余裕を見ているというところでございます。 ◆細野 委員 もう1つ、425ページのところだと思うんですが、蓮田公園と大戸広場の基本計画の策定がこれから行われるということですけれども、基本計画ですので、具体的にどのような公園にするのかというところはこれから検討されていくんだと思いますが、おおむねどのような公園をどの程度の規模で計画されているのか、そのコンセプトについてご説明をお願いしたいと思います。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 来年度、蓮田公園の基本計画策定ということで、こちらについては昨年、2018年から2カ年かけた形で検討を進めておりまして、面積は約1.3ヘクタール程度を検討しております。手法としましては都市緑地という手法で、ほとんど緑地という形で蓮を保全するような、また、地元の皆様に愛されるような拠点となる施設を考えております。  もう1点、大戸広場につきましては、資源ごみ処理施設の周辺の緩衝緑地という機能も持ち合わせた緑地を検討しておりまして、具体的なエリアですとか、事業手法についても、以前、ワークショップ等でご意見をいただいたものをベースに案を作成して、これから地元の皆様とお話し合いを重ねていければと考えております。大戸広場のほうは、2019年、2020年と2カ年かけて基本計画の策定を予定しております。 ◆山下 委員 「予算概要」の417ページのところで、総合環境計画策定事業費のところなんですけれども、環境マスタープランの推進ということの中で、町田市独自の環境マネジメントシステムというものを運用して、市が所有する全施設を対象として温室効果ガス排出量や排気ガス排出量等の削減を推進するということなんですけれども、これは、例えば指定管理者が管理しているところとかについては、どういうふうに作業されているのかということについて確認したいんです。 ◎環境政策課長 こちらは市の施設のエネルギー使用の削減、温室効果ガスの削減というところでございますけれども、指定管理している施設も当然市の施設ですので、対象にはしてございます。そこの部分は、所管課を通じて、市としての考え方、計画がございますので、それに沿うような形で指導監督するようにということでお願いしているところでございます。 ◆山下 委員 そうすると、直営でやっている、市が直接管理しているところは、動いているから廃棄物の排出量というのはじかにわかるかと思うんですけれども、指定管理者についていうと、そういう指導の中で確認しているという感じなんですか。 ◎環境政策課長 そこの部分は、エネルギーの使用の状況も報告いただいておりますし、あと、廃棄物、ごみを出す部分の報告もいただいておりますので、そういった実績も踏まえてお願いしているところでございます。 ◆山下 委員 そうすると、つまり、例えば今、市のほうで財政的な支援をして運営されている特別養護老人ホームとか、障がい者施設とか、いろいろあるかと思うんですけれども、今の手法を使えば、公営的な施設にもうちょっと守備範囲を広げていける可能性があるかと思うんですけれども、そういった点については検討されているのでしょうか。 ◎環境政策課長 こちらの環境マネジメントシステムの中で運用しているものは、市の施設を対象にしておりまして、地球温暖化対策の推進に関する法律の中で定めがありますので、その中で計画をつくって削減に取り組んでいるものになります。それ以外の市内の事業者からの排出量というところも当然課題にはなっておりますので、そこの部分は今後の取り組みとして大きな課題であると認識しているんですけれども、直接的な施策は今のところはなかなか打ち出せていないという状況になります。 ◆山下 委員 例えば、ごみ処理なんかはお金をかければ責任を持って対処したという作業は、それなりに法的なもとにできるかと思うんですけれども、排出自体を削減するというのは、こういったマスタープランに基づいた認識がないとなかなか進まないところもあるかと思います。そういった点で何らかの指導、管理まではいかないけれども、市が行っていることをモデルとして伝えていくとかしながら、マスタープランにのっとった成果を上げていくようなことを念頭に施策を検討してもいいのではないかと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎環境政策課長 廃棄物のごみの部分につきましては、一般廃棄物資源化基本計画の中で事業系のごみの削減、資源化というところは施策として取り組んでいるところです。ただ、エネルギーの部分は環境広報紙などを通じたり、あと、環境白書などの中で市として取り組んでいる状況も、市内の事業者などにも見ていただけるような広報をしてございますけれども、さらにそこの部分は工夫して、市の取り組みは市内の事業者にも参考にしていただけるような形で広報していきたいと考えております。 ◆山下 委員 わかりました。了解です。  あと、420ページの公害対策費なんですけれども、公害対策の調査をしなきゃいけないところの範囲は、どういう根拠に基づいてされているのか確認したいんです。 ◎環境保全課長 この公害対策費の事業としましては、事業者への規制や指導を通して公害発生の未然防止と被害の低減を図るということが基本と考えております。また、大気汚染、河川の水質、道路騒音などの調査を行って、公害を防止していくための基本的な資料とすることでございます。  根拠につきましては、まず1つは、測定委託料として計上しておりますダイオキシン類分析、主要幹線道路環境(大気質)調査などの測量委託料につきましては、東京都の条例に基づきまして調査を行っておるものでございます。河川調査、地下水調査などの調査等委託料に計上してございます調査につきましては、町田市の環境をよくするための独自調査ということで実施しておるものでございます。 ◆山下 委員 今おっしゃられた町田市の独自の環境をよくするための独自調査というのは、それ自体の中身というのはどういう判断基準になっているのでしょうか。法的なものに関連した根拠を持っているのかどうかとか、その点を聞きたいんです。 ◎環境保全課長 まず、河川調査、あと、地下水調査につきましては、水質汚濁防止法に基づきまして調査してございます。自動車騒音等におきましては、騒音・振動規制法などに基づきまして実施しておるものでございます。 ◆山下 委員 それとあわせて少し伺いたいのが、430ページの最終処分場管理費なんですけれども、ここでもいろいろな調査を行って分析して、データを市民とか近隣の方に公開をしているわけなんです。ここでは、今おっしゃったような公害防止とかの対策という意味での調査とか分析をされているのかということなんですが、あるいは法的な根拠があるのであればお伺いしたいんです。 ◎資源循環課長 お問い合わせいただきました最終処分場の分析調査と委託料の部分につきましては、最終処分場につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づいて設置されているものでありますので、そちらの法律の定めに従って調査し、数値を確認しております。ただ、先ほど環境保全課長からお答えした大気汚染防止法とか、水質汚濁防止法という国の法律は、当然規制の上位の根拠法として規制されているものになります。 ◆山下 委員 つまり、私が聞きたいのは、今おっしゃった上位の法律があるんだけれども、そこに当てはまる場所にもここはなっているんですか。当てはまるというか、そういった法律が適用される対象となるような場所として、それに基づいた調査、分析はされているところなのかということなんです。  私も近隣に住まいがある人間なんですけれども、近隣の方からも公害があるので、早く言えば、ここを開放するなというようなことをおっしゃられる方がいるんですけれども、ここはそういった法律に当てはまる公害防止の対策が必要な場所なんですか。 ◎資源循環課長 繰り返しになってしまう部分もあるんですが、処分場の設置におきましては、あくまでも廃棄物の処理及び清掃に関する法律が規制の根拠になりますので、維持管理はその規制に従って行われます。ただ、周辺にお住まいになっている方が何か被害を受けるような事態にもし至るようなことがあれば、先ほど申しました上位法の規制に基づいて確認をされることになると思います。 ◆山下 委員 例えば、PRTR法みたいなものが適用される施設とか、そういう場所はあるかと思うんですけれども、そうなると、明らかに公害があるかどうか常に監視をしていかなきゃいけない場所として、調査項目なり、分析をしていくということなんですけれども、ここはそういうふうな意味での管理はされている場所なんですか。周辺の方はそのくらいに気を使っておっしゃられる方もいるんですけれども、そういう場所なのかどうなのかということを聞きたいんです。 ◎資源循環課担当課長 今のご質疑のとおり、PRTR法が適用されるような範囲というところでは、先ほど課長から説明があったように、悪臭防止法ですとか、地下水に関する環境基準、こういった法律、それから廃棄物の処理及び清掃に関する法律でいう埋め立てによる判定基準とか、いろんな上位の国の法律に基づいてやっています。  その中で、廃棄物の処理及び清掃に関する法律上、やっぱり規制基準を設定していますので、そこと上位の数値の基準を見て判断しているんですが、連続的にそれを確認しなきゃいけないというのが廃棄物の処理及び清掃に関する法律上の取り組みなんです。ですから、それを今実施しているという状況です。ですから、先ほどPRTRというお話もありましたが、それに準じているようなものは全て町田市としては最終処分場に適用してやっているということです。 ◆山下 委員 そうすると、調査とか、公表すべき項目がもっと変わってくるかと思うんですけれども、つまり常時そういう場所として管理しなきゃいけない状態にあるのかどうなのかということなんですけれども、その点を確認したいんです。実際に一旦は調査されていると思うんですけれども、私の認識だと、そういうふうな場所として指定できる場所ではないと考えているんです。指定というのは、そういう危険性がある場所として現状があるというふうには認識していないんですけれども、もともと調べたということだけなのか、常時そういった意味で監視しなきゃいけない場所なのかということなんです。 ◎資源循環課長 そのような影響を外部には出していないという委員のご認識のとおりで、現在、最終処分場におきましては、適正な管理のもと、分析、調査は連続的に行われておりまして、その数値においては基準を超過していることはないと確認しております。最終処分場は先ほどもお伝えさせていただきましたとおり、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく設置をされた施設でございますので、あくまでも管理上は廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく調査が主体となります。  それに加えて、処分場の技術管理の基準において、廃止するために確認しなきゃいけない項目等がございます。通常時は、廃止するための基準というのは別にはかる必要はないんですが、そういうものも含めて、例年はかっていきながら、処分場が適正に管理されているか、外部への影響を及ぼしていないかという確認を進めているところです。現在のところは、特段外部への異常は及ぼしていないというのが実態です。 ◆山下 委員 私の認識だと、今公表して出されている調査項目というのは、むしろ外部への影響というよりも、管理がしっかりされているかどうか。いわゆる最終処分場ですから、例えば中でいろんな化学変化とかそういうものが活発に起きるのであれば、まずは地盤も安定しないですし、そこをちょっと開放するという意味では物理的に難しい。いわゆる公害の防止とか、公害があるということではなくて、そういう物理的に活性化した状態の中では地盤が安定しないのでしょうから、そういう意味での調査、分析をされているという認識なんですけれども、それが今、皆さんに伝えている分析項目だと思うんですが、その点についてはどうなんでしょうか。 ◎資源循環課長 今、委員がおっしゃられましたように、内部で大きな変化が起きていないか、それを確認するということにおいて、処分場から発生するガスを調査する。また、内部の温度等もガスの測定に合わせて計測しておりまして、大きな変化が起きていないかということは常時確認しております。それにつきましては、今後も処分場としての管理は、廃止の届けが出るまでは続いていきますので、継続して見ていくものになります。  それから、先ほど来お答えしております外部への影響という点におきましては、処分場の上流、下流の井戸、周辺の少し離れたところの井戸の水を採水しまして、水質の変化を連続的に確認しております。それが大きく変化していないということをもって、外部への影響は及ぼしていないということを確認しております。これらの分析データにつきましては、ホームページ等におきまして公表しているところであります。 ◆山下 委員 繰り返しになるんですけれども、数値を見たときに、こういう数値をはかっているんだということで、それを見て単純にここはちょっと危険性があるんじゃないかとか、また、ガスが出ていると危険じゃないかということを特に指摘される方も多くいらっしゃるんですけれども、一般的には、例えば近隣の畑なんかでも、堆肥が活性化すればガスが発生するという状況があるわけなんです。そういうものと比べたときに、ここで出ているガスというのは突出して大きな値が出たりしているということなのかどうか、いわゆる一般論として確認したいんです。 ◎資源循環課担当課長 例えば、危険な排ガス物質が大気に出ているかということですが、基準が設定されているガスについては全て基準の範囲内です。ただし、基準の中に入っていない、例えば一部メタンガスとか、そういった言葉が出てくるんですが、こういったものについては連続的にその基準を超えているとか、超えていないとか、数字の判断をしていくものがはっきり言ってない。  その中で、例えば自然界にもあるメタンガスみたいなものがちょっと数字として出ることはあります。これは今、委員がおっしゃられたとおり、一般の地山でも、池でも発生するものですので、そういったものについては出ていることは確認していますが、それが危険かどうかという判断は、町田市としては数字だけを見て判断はできない。ただし、例えばそれが爆発するとか、燃えるとか、そういったことについてはないという判断はしています。  それ以外の物質については基準というものがあって、それについてはクリアしているという状況ですので、それを確認しながら連続的に今後もやっていきますが、そういった状況にあるということで、最終処分場の上部利用に向けて工事をしていきたいということで今検討している状況です。
    ◆三遊亭 委員 私は1点だけなので、「予算概要」の431ページのリサイクル広場事業なんですが、来年度は月1回、市内9カ所で開催している移動広場もやるということなんですが、これに関しまして市民からどんな声が寄せられているか、知っている範囲のことをお知らせください。 ◎3R普及担当課長 リサイクル広場でございますが、常設と地域リサイクル広場、それぞれありますけれども、共通して感じるのは、まだまだ知らない方が地域においては多い中で、入れた方に関しては、それまで燃やせないごみにしてしまいがちなものがあるということで、資源にするいい機会を知ったということで非常にいい感触を得ています。そのまま地域でやろうだとかということで、燃やせないごみからピックアップするという形だけではなくて、直接燃やせないごみにしないで済むということ。  あと、細かい話でいくと、防水加工の紙だとか、雑紙にできないけれども、ここに出せばごみにしないで済むだとか、場所は限られているんですけれども、常設を利用したり、地域のここでやっていれば持っていけるねということで非常にいい感触を得ています。最近、中心市街地でやることによって、それを新たに知っていただいた方もふえていると感じておりますので、資源化に対するよい啓発の場だと考えています。 ◆三遊亭 委員 私もいい取り組みだと思いますが、冒頭、おっしゃっていたように、まだ知らない市民の方も多々いらっしゃると思いますので、周知に努めていただいて、行く行くは開催箇所も開催回数もふやしたほうがいいかと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ◆松岡 委員 何点かお聞きしていきたいと思います。  「予算概要」418ページなんですけれども、アライグマ、ハクビシンの駆除ということで、これは一般質問でも出たことだと思いますけれども、この予算は何頭を見込んでいらっしゃるのか。また、水素エネルギー啓発イベントとして写真が載ってございますが、これは学校の催しだと思いますけれども、何校を予定されておりますでしょうか。  次に、422ページ、公共トイレ計画推進費でございますが、市民が歩いていて、生理現象でございますので、安心してトイレを使えるようにということで、このトイレの協力店舗は市内何カ所を想定されているのか。また、オリンピック・パラリンピックにも、これから外国の方々も随分来ていらっしゃると思いますので、これは英語とか、そういうシールも予定されているのでしょうか。  あと、429ページ、町田市の剪定枝資源化センターでの堆肥化なのでございますが、これは量はどれぐらいを予測されて見込んでいらっしゃるのか。また、市民及び市内の農家に価格は幾らで販売されるのでしょうか。  まず、そこを数点お願いいたします。 ◎環境・自然共生課長 アライグマ、ハクビシンの駆除でございますが、昨年6月から駆除を開始いたしまして、2019年、ことしの1月末時点で、申込件数につきましては79件、わなの設置が30件、実際に捕獲をしたアライグマが5頭、ハクビシンが1頭ということです。  当初、結構相談件数が多かったということで、捕獲件数も想定していたのでございますが、実際には家、建物にすみついたものが駆除対象になりまして、例えば庭に出て作物を食べるとか、そういったものは駆除対象になりませんので、当初想定していたよりも件数が少なかったということです。また引き続き、相談が来た際は、わなと、事前に調査を行いますので、調査をして、それで対応していきたいと考えております。  2019年度については、当初30件ぐらい想定しておりますが、始めてから件数が想定より少なかったということなので、引き続き、その辺のところは対応していきたいと思っております。  水素エネルギーの環境学習ということで、昨年10月以降3校行っておりまして、2019年につきましては6校を考えております。 ◎資源循環課担当課長 剪定枝のご質疑なんですが、年間の剪定枝として再利用していただく量というのは約570トン、先ほど農家利用というお話もありましたが、いろいろございますが、直接一般に持ち込まれる方でいきますと、1キロ15円、生のチップ状態でいきますと0.5円、業者等はおいておきまして、単価としては大体それくらいの設定をしています。 ◎環境保全課長 先ほど委員からご質疑のありました公共トイレの現在の協力店の数ということですけれども、協力していただいているトイレの数としましては、寺社で12カ所、公共トイレとして147カ所ということで、159カ所のご登録をいただいております。これが実は昨年の3月の時点での登録数になりまして、お店の廃業等も踏まえて、現在確認中でございますので、数としてはこの前後という形になります。  あと、シールの部分については、新年度につきましては30枚ほどつくる予定になってございますが、まだ在庫がございますので、それとの調整の中で30枚程度ということで予算計上してございます。 ◎資源循環課担当課長 農家の料金なんですが、通常ですと1キロ1円になります。ただし、配達という形でご利用いただく場合は1キロ3円という金額になります。 ◆松岡 委員 続けてまいりたいと思います。  「予算概要」の432ページですけれども、粗大ごみ収集業務事業で、業務の効率化を図るために大型家具など、通常の方法では収集できない廃棄物の収集運搬業務を委託し、粗大ごみを収集しますとあります。たしか、これは1月15日の「ECOまちだ」の広報に載っていたかと思いますけれども、この委託業者はどこを指しているのか、まず、その内容を教えてください。 ◎3R推進課長 「予算概要」に載っております粗大ごみの収集ということに関しましては、エコライフ推進公社というところで、1者です。今、委員から1月15日号の「ECOまちだ」ということでお話しいただいたかと思うんですけれども、それにつきましては、たしか臨時多量ごみということで、遺品の整理ですとか、引っ越しのときに大量に出てしまう場合、新たに昨年の10月1日から制度をスタートしまして、それについてはそういう業者に7者登録をいただいておりまして、その7者について許可を出しております。そういったことの必要性がある方からお問い合わせをいただいた際に、民民の契約になりますけれども、市民の方とその7者の方で契約をしていただいてやっているということです。 ◆松岡 委員 続けてまいりたいと思います。  434ページなんですけれども、市民団体の方で資源持ち去り対策事業を行政と協働でやっているかと思いますけれども、地域パトロールというものです。この6団体と協定を結んでいらっしゃいますけれども、この6団体はどこを指していて、新たな団体との協定締結を目指しますと書いてございますけれども、どんな宣伝をしていらっしゃるのでしょうか。  最後に、435ページ、容器包装プラスチックの、これは南のほう以外はまだやってございませんけれども、改めて確認したいんですけれども、このごみ収集袋はお幾らか教えてください。 ◎3R推進課長 持ち去りの協定を結んでいる6団体の町内会ということですけれども、後ほど細かくお答えいたします。  まず、2団体新たにというところですが、持ち去りのパトロールをしている中で、ここに多いというようなところが見えてきます。そんな中で、新たにこういった市民協働での取り組みを行うことによって、やはり持ち去りの件数というか、その地域の防犯も含めてですけれども、そういう持ち去り行為が減ってくるという実情がありますので、今、金井の町内会と藤の台の団地の中の管理組合ですけれども、そこが新たにというところで今調整をしているところでございます。  それと、容器包装プラスチックの値段についてですが、これは可燃、不燃の半額ということで設定していますので、1リットル当たり0.8円ということで金額は設定しております。  6団体については、後ほど答えさせてください。 ◆松岡 委員 最後に、ちょっと戻りますけれども、431ページの3R推進事業費でございます。ここで、今までもそうですけれども、家庭用生ごみ処理機などの購入者に対して補助をしておりますが、何件の補助の見込みを想定していらっしゃるのでしょうか。  また、リサイクル広場事業で、月1回、市内9カ所で開催しているとございますが、これは場所はどこを指しているのか。  最後に、地域の団体が自主的に開催している地域リサイクル広場は市内に何カ所あるのか教えてください。 ◎3R推進課長 私のほうから、先ほどの持ち去りの既に協定を結んでやっている6団体について先に答弁させていただきます。まず、弥生が丘自治会、鶴川二丁目町会、小川自治会、忠生中央町内会、西小川親和会、南つくし野自治会の6カ所でございます。 ◎3R普及担当課長 まず、家庭用生ごみ処理機の補助金でございますが、来年度は、最大ですけれども、200件を想定しております。  移動リサイクル広場は、1つ目が鶴川市民センター、成瀬クリーンセンター、境川クリーンセンター、相原中央公園、子どもセンターばあん、鶴川団地センター名店街、玉川学園商店会、成瀬団地商店会、山崎団地名店会でございます。  地域リサイクル広場は、現在、13地域と実際に協定を結んでおりまして、ただ、定期開催に至っていないところもありますので、実際に臨時開催のところも含めて13団体と協定を結んでいるところでございます。完全な定期開催を行っているのが2カ所、あとは不定期といいながら、ある程度固定に近いんですけれども、年に一、二回やっている団体が多くありまして、あと、一、二団体は年も含めて不定期なところもあるという状況でございます。 ◆藤田 委員 それでは、まとめて何点かお伺いしたいと思います。  まず、収入のほうから、余剰電力売払収入はざっくり5,500万円ということでありますけれども、単価までは難しいと思いますけれども、計上した内容をもう少し詳しく教えていただければと思います。固定価格買取制度とか、状況の変化とかいろいろあるかと思いますけれども、その辺も含めてお伺いしたいと思います。  それと、歳出の421ページは、今回、東京都と国もそうですけれども、オリンピック・パラリンピック対策に向けて、環境となっていますけれども、受動喫煙対策ということでお伺いしたいんです。いろいろ整備したりしていただいておりますけれども、駅周辺、それと他部署の連携になると思いますけれども、例えば、キャンプをはる施設、そして、インバウンドでいえば、芹ヶ谷公園だとか、薬師池公園だとか、そういうところの受動喫煙対策は今回整備していくのか、そこの部分の予算計上があればお伺いしたいと思います。  それと、425ページで蓮田公園に関連してあるんですが、いろいろ地域と連携して、さまざまな声を聞いて、あそこの環境整備をしていただいているということは認識しているんですが、一方で、大切なのが蓮田になった歴史です。蓮田公園のところだけじゃないですけれども、そういったことは公園内でしっかり継承していくという方法もあるでしょうし、あるいは、新たな熱回収施設が建設されたときに、環境学習の場でそこを残していくということもあるでしょうけれども、改めて、環境整備とともに、今までの歴史というのはどう残していく方向なのか、そこのところをお伺いしたいと思います。  それと、430ページの最終処分場、池の辺、2021年までの開放に当たって、改めて、調査だとか手続のスケジュールをお伺いしたいと思います。  それと、431ページの最後に、先ほど質疑もありましたけれども、大型生ごみ処理機の件だとか、家庭への生ごみ処理機の件だとか、これまでの普及状況と、補正のときにもありましたけれども、大型生ごみ処理機については未消化になったりしているので、そういった状況も含めて多分見積もられていると思うんですが、その辺の状況と、今回予想される部分も改めてお伺いしたいと思います。 ◎資源循環課長 では、最初にご質疑いただきました余剰電力の関係につきましてお答えいたします。  余剰電力の歳入につきましては、昨年度4,500万円を見込んでおりましたところ、今年度は5,500万円ということで増額しております。およそ売り電料としては400万キロワットアワー程度、多少前後いたしますが、見込んでいます。昨年度につきましては、入札で落札した事業者の単価が3種類ございまして、夏場の昼、それから夏以外の昼、夜と休日という3種類の単価を全て同じ価格で設定しているところが落札いたしました。価格につきましては、その業者さんの秘密になるので、こちらでは申し上げられないんですが、新しい年度に向けて、この3月から次の契約に入っておりますが、今期の契約につきましては、先ほど言いました夏の昼、その他の昼、夜については、それぞれ別の単価設定をしている業者さんが落札しております。年間トータルで考えますと、先ほどの全部同じ単価で設定している会社さんよりも額としては増額する見込みということで、予算としては高目の設定をできているところです。  それからあと、もう清掃工場のほうは大分古くなっている中で、発電量を確保するというのはなかなか厳しい取り組みではあるんですが、場内の消費電力を抑制するという努力もいろいろする中で、売却できる、余剰になって外部へ売り払える電力量を少しでもふやす努力を運転のメンバーがする中で、5,500万円を計上するということにしております。  あとは、FIT、固定価格買取制度のお尋ねがありました。固定価格買取制度は、制度ができたときに、もう既に町田リサイクル文化センター、現在の工場は竣工20年以上の期間が経過しておりまして、バイオマスの発電設備につきましては、20年間固定で買い取るという制度設計になっておりますので、20年を経過してしまった当工場におきましては、FITの制度は適用できませんでした。FIT制度ができる前には、RPSという再生可能エネルギーをなるべく使いましょうということを電力事業者に義務づける法律がございまして、現在その法律は暫定として残っておりますので、現在の町田リサイクル文化センターにおきましては、こちらのRPS制度を活用した売り払いで単価の確保をしているところです。 ◎環境保全課長 先ほど、委員からご質疑のありましたオリンピック・パラリンピックに向けて、受動喫煙対策等に向けて環境資源部としてどういうふうに取り組んでいくのかということで、ご質疑の意図はそういうことだと認識させていただいています。  まず、今回予算計上させていただいている中で巡回指導業務というものを、これまでは直営で月曜から土曜日まで行ってきました。今後は土日を強化すべきと考えまして、土日を強化すると同時に、やり方を直営から見直しまして委託化をすることで、土日につきましては日中、平日につきましては5日のうち4日間になりますけれども、通勤、帰宅の時間帯をメーンに強化することで、受動喫煙を防止していきたいと考えてございます。  あと、施設整備などに向けましての来年度の予算につきましては、東京都の受動喫煙防止条例の動向を見まして、各喫煙所の環境改善に向けてどのようにしていくべきかというところを見定めまして、今後、検討していきたいと考えてございます。 ◎環境資源部長 今の受動喫煙の関係なんですが、庁舎につきましては、2011年に町田市庁舎における受動喫煙防止対策のための基本指針というものを定めておりまして、基本的に24施設、この庁舎を含めて全面禁煙、分煙という形でやっているのと、あと、今申し上げました健康増進法の関係ですとか、受動喫煙は保健所が受動喫煙対策ということで窓口で頑張っておりますので、総合してやっていきたいと考えております。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 先ほどの蓮田の過去の経過と、地元の地域懇談会、先日、ご出席いただいた議員の方もいらっしゃるんですけれども、地権者さん、また、周辺にお住まいの方々からも、かなりしっかり忘れないようにというお話もいただいております。市長が焼却施設の起工式の際にも、蓮田については大切に守っていかなければいけないということでお話しいただいています。これから蓮田の経過について、また、ごみの施設が周辺の地域の方々に与えた影響とごみの歴史という形で、今、熱回収施設で、事業者提案にはなっているんですけれども、施設の中の環境学習ゾーンというところで検討していこうというお話があります。また、こちらの蓮田公園も、来年、次年度に地域の皆様とお話し合いを重ねながら、拠点の中でどういう形で環境学習を扱っていくかというお話もありますので、その中で、またいただいたご意見を参考に検討していければと考えております。ありがとうございます。 ◎資源循環課長 最後にお尋ねいただきました最終処分場、池の辺地区の今後のスケジュールということですが、次年度予算化してございます最終覆土等の工事ということで、処分場の閉鎖に向けた最後の工事を行います。公園の前の下地づくりとなります。この処分場の覆土工事が終わりますと、境界等の確定測量を行いまして、終了届の提出のための図面をつくるための測量を行います。終了届の書類が準備できましたら、2020年度に埋立処分終了届というものを東京都に提出いたしまして、処分場としては、今後、埋め立ては行いませんという届けをもって、次の段階へ進んでいくスケジュールとなっております。 ◎3R普及担当課長 生ごみについてでございます。まず、家庭用生ごみ処理機につきましては、昨年度は119件だったんですけれども、今年度は、120件は本日の時点で超えていまして、さまざまなキャンペーンなどの啓発の場において意識は高まってきて、ふえていっていただけるというのと、さらなるPRを続けていきたいと考えているところです。  大型生ごみ処理機につきましては、補正予算のときにもお話しさせていただきましたとおり、今まででまず69台入っております。多くの方にご説明だとかご協力いただいて、団地だとか集合住宅を中心に、あとは少し近隣の戸建ての住宅のところでも、10キロ機だとかを導入することによって、69台の積み上げに何とかなっております。そのような中で、先日のご説明ともつながりますけれども、さらなる合意がなかなかとりにくいとか、個々の意識は高まっているんですけれども、全体の合意がとりにくいという状況も踏まえながら、ただ、目標的な部分にはなると思いますけれども、予算としては15台を目指して。済みません。目指してなのですけれども、資源化計画との流れとのつながりもありますので、予算としては15台を計上させていただきます。  さらなる取り組みとしては、現在進めているのは、例えば、花壇コンクールとか、そういうところとのつながりとか、地域に根差したようなコンクールの方々へのアプローチだとか、あと、改めて分譲マンションの管理組合の方だとかにメリット、デメリットも含めた説明とかを行うことによって、ふやしていくような努力を続けていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 昨年の実績からすると、今のはすごい目標ですよね。いろいろ計画等もあるのでしょうけれども、特に2021年以降は、新たなバイオガス化施設の関係だとか、大きく流れも変わってくると思うんです。今まで、計画に基づいて意気込みで予算計上するのもいいんですけれども、前回みたいに未消化になったりする。やっぱりここをもう少し、新たな施設のことも考えて、生ごみに関しては、もう1回計画等をしっかり練り直して、現実的な方向で示していくほうがいいのではないかなというふうに。今回の予算計上の意気込みというのは重く捉えたいと思いますけれども、その辺のことをもう1回、バイオガス化、今後の生ごみのあり方も含めて、そこをちょっとお伺いしたいと思います。  それと、最終処分場のほうですけれども、特に池の辺の部分は、今、スケジュールを聞きましたけれども、その段階、段階で、これから特に地域の方に数値等、経過等も含めて、どのタイミングでこれから説明会なりそういうものを行っていくのか。それと同時に、2021年以降は、仮称でありますけれども、スポーツ公園になるわけです。そうすると、そこが運営協議会になるのか管理委員会になるのかわかりませんけれども、2021年、開放した後、どういう形でここを見守っていくのかも含めて、公表していくのかも含めて、そこのところをお伺いしたいと思います。  それと、蓮田の件は、地域の声もしっかり、やっぱり大事なところだと思うので、よろしくお願いします。  それと、受動喫煙のほうですけれども、主にハード対策なんです。昨年、鶴川駅とかいろいろありましたけれども、そういうところの対策。そして、東京都とかそういうのを見守りたいということでありますけれども、先日、既にオリンピック・パラリンピックの会場施設は全面禁煙にする、今までのロンドンとかよりも厳しい環境にするという方針が報道でもされました。例えば野津田だとか成瀬だとかもありますけれども、所管部との連携になると思いますけれども、あと、先ほど言いました芹ヶ谷公園だとか薬師池公園だとか、そういう部分も含めて、特に町田駅とか南町田駅とかいろいろ、駅周辺のそういったハード対策はどのような方向づけでいるのか。今回、例えば、喫煙所を改良するということが予算の中に入っていれば、そこのところを改めてお伺いしたいと思います。  最後に、最初の余剰電力に戻りますけれども、今後、今の清掃工場のレベルであってもいろいろ努力して、1,000万円も増額してやっているというので評価するんですけれども、今後の流れとして、2021年にかなり跳ね上がってくると思うんです。今後の見込みも含めて、この余剰電力売払収入が今かなり努力をしていただいていますけれども、ここのところは見込みも含めてどういうふうに展開していくのか、最後にお伺いしたいと思います。 ◎環境政策課長 まず初めに、生ごみの対策です。委員ご指摘のありましたバイオガス化施設ができた際には、1万8,000トンの生ごみを処理する予定になっております。実績で言いますと、家庭から出てくる生ごみというだけでも、組成になりますけれども、2万5,000トンほどになります。それに事業系を合わせるとさらに大きいというところで、処理は当然し切れないんですけれども、生ごみの部分は減量していく大きなターゲットになることは間違いないと認識しているところです。来年度、2019年度、2020年度にかけて、一般廃棄物資源化基本計画の改定がございますので、今ご指摘いただいたところの現状をしっかり分析して、適切な施策を盛り込めるようにつくっていきたいと考えております。 ◎資源循環課長 最初にお尋ねいただきました処分場の地域の方へのご案内についてでございますが、次年度の工事請負につきましては、年度に入ってからの契約となりまして、そこから工事のスケジュールが出てまいりますので、今後、請負業者が決まりましたら、業者が出してきた行程に基づいて、必ず前の段階で説明を行えるように調整してまいりたいと考えております。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 池の辺地区のこれからの上部利用に関してなんですけれども、先ほどお話しありましたように、必要な処分場の管理ですとか、また、集客機能を見込んだ公園の運営管理については、公園緑地課と資源循環課とあわせて、これから調整をさせていただく予定になっておりますので、また報告できる内容が出ましたらお伝えしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎循環型施設建設担当部長 私のほうから電力のお話をさせていただきたいと思います。新しい施設につきましては、発電量が現有の施設から約3倍の大きさになります。ですから、発電能力としては3倍の大きさが出るような形になりますけれども、ただ、施設規模が、自分たちで使う電力も大きいものですから、3倍弱と思っていただければいいと思います。  あと、単価につきましては、FITにつきましては確約をさせていただいている値段がございますので、結構高い金額で取引をさせていただいている状況でございます。ただし、DBOで事業者と市との費用の分担という話が、これからついて回る話なんですけれども、その辺で取り分が多少ありますので、金額が丸々3倍になるということは、ちょっとならないというふうにご理解いただければと思います。 ◎環境保全課長 先ほどご質疑のありました受動喫煙防止のためのハード対策でございます。特に駅周辺の対策につきまして、現在6カ所ほどまだ残っているところがありまして、検討を始めてはいるんですが、具体的な経費等がまだ出ている状態ではございませんので、新年度の予算は計上してございません。 ◎環境資源部長 今の喫煙所の件なんですけれども、今年度も東京都の補助をもらいながら進めていますので、次年度につきましても、東京都の補助が確定した段階で補正等で対応したいと考えておりますのが1点。  あと、各公園ですとかの関係ですけれども、これは環境資源部だけでは難しいので、保健所ですとか、環境資源部、それと公園を所管している都市づくり部、全庁的にオリンピック・パラリンピックに向けた対策を立てなければいけないと考えておりますので、そこは全庁挙げてやっていくようなことでの体制づくりをしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆藤田 委員 今の受動喫煙の件は、ことしはラグビーのワールドカップもありますし、町田市もキャンプ地誘致をしたりしているので、今、全庁挙げてというのは本当にお願いしたいところなんですけれども、具体的に駅の件も含めてハード対策というのは、オリンピック・パラリンピックまででもあと約1年ですので、そこのところはスピードアップして対策をやっていただくように、そこのところは要望させていただきたいと思います。  1点だけ、池の辺の件です。スケジュールとか工事の内容もそうなんですけれども、終わった後の管理もそうなんですけれども、一番大事な、これは熱回収施設もそうなんですけれども、やっぱりふだんの数値の公表だとか、開放された後もそうなんですけれども。  今の段階でも細かく、工事をするときだけじゃなくて、こういう環境基準があって、今こういう状況です、こういうふうになっていきます、開放されるときにはこうなります、後もこうなります、数値を万が一超えた場合にはこういう形になりますという、その辺の環境の公表は非常に大事なことだと思います。あるいは、運営協議会をつくったりなんかして、そこのところで順次やっていくのかというところもあると思うんですけれども、地域への説明、あるいは町田市全体の公表等も含めて、その辺はどういうふうにしていくのかというところを確認させてください。 ◎資源循環課長 処分場の数値の公表についてということで、先ほど、山下委員からもお尋ねいただいた内容に重なるかと思うんですが、最終処分場につきましては、法定ではかるもの、追加して市独自で計測しているもの等の数字につきましては、計測したものを全てホームページに公表しているところでございます。処分場は埋立処分終了届を出すことによって、上部利用へと移行していくわけですが、処分場としては引き続き管理が続いてまいりますので、分析の予算は引き続き計上させていただきまして、測定は続けてまいります。同様に公表も続けてまいります。  それから、現状のお話になりますが、現在、忠生地域の自治会長さんたちがお集まりの会合の席等にお邪魔することによって、そういう測定の数値はホームページで公表しているよだけではなくて、直接お伝えするような機会も頂戴しているところでございます。また、地元の環境団体の方からご要望いただくような場面もございますので、そういうところには個別に出向いてご説明を差し上げているようなところで、今後とも継続的にそのような対応を行っていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 まちづくり協議会だとか、この前も小山田桜台とか、地域に行っているのは知っていますよ。そうではなくて、特に2021年の後、協議体というか、地域の人たちも含めたり、いろんな学識経験者なのか、何かそういうような形でしっかりと。ホームページで公表しているのはわかるんですが、そうではなくて、地域としてちゃんとそこの環境が守られていくという――協議会なのか、そういうところはお任せしますけれども。そういった組織体をつくって公表していくのかどうなのかというところをお伺いしています。 ◎循環型施設建設担当部長 新たな熱回収施設については、当然のことながら、地域の方々との環境保全協定という形で締結をさせていただいて、排ガス規制値であるだとか、臭気であるだとかという規制値を超えてしまえば、当然、施設をとめる、悪い部分だけをとめるという形になりますけれども、その後、安全を見て運転をするということで、地域の方と対話をしながら進めていく状況で今考えております。最終処分場につきましても、組織はどうなるかちょっとわかりませんけれども、やはり同じような形態をとって進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(損害賠償請求事件ついて) ○委員長 行政報告、損害賠償請求事件についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 本件につきましては、3R推進課長からご報告申し上げます。 ◎3R推進課長 それでは、行政報告のまず1点目、損害賠償請求事件について報告いたします。  損害賠償請求訴訟が提起されましたのでご報告いたします。  1、訴訟の概要です。  裁判所、東京地方裁判所立川支部。事件番号、平成30年(ワ)第2751号。原告は市内在住者。被告は町田市。  訴訟内容としましては、被告の職員が、2018年5月11日午後2時10分ごろ、坂道にごみ収集車を停車して、サイドブレーキをせず同車から離れていたところ、同車が無人のまま動き出し、原告宅の門に衝突して、この門を損傷させたものです。原告は、門の修理費用等として被告に対して728万7,610円の損害賠償を請求するものです。訴訟提起日は2018年12月26日。  2、訴訟対応です。  本件につきましては、保険契約をしている公益財団法人全国市有物件災害共済会に事故発生時から示談交渉を委任しています。訴訟につきましても、継続して同共済会の顧問弁護士を訴訟代理人とし、環境資源部3R推進課職員、総務部法制課職員とともに対応してまいります。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 このたび、サイドブレーキをせずに、門が、対物事故ですね、破損されたということで、相手の方も大変だったと思います。まして、これが対人だったら命にかかわることで大変だったと思いますので、ぜひご注意をしていただきたいと思いますが、被告に対して、要するに730万円近く要求されているんですけれども、その門の破損の面積はどれぐらいだったのでしょうか。大変高い価格だと思っておりますけれども、面積というか、どれくらいの破損事故だったか、内容を教えていただけますでしょうか。 ◎3R推進課長 詳細な中身につきましては係争中ですので、控えさせていただきますが、門につきましては、大理石でできている門扉でして、そこの部分は面積的には1メートル区画ないぐらいかなとは。ですけれども、ちょっと物が非常に高価なものだったということです。 ◆松岡 委員 理解しました。重々気をつけて運転していただきたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(新たなごみの資源化施設について
    ○委員長 行政報告、新たなごみの資源化施設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 本件につきましては、循環型施設整備課、深澤担当課長からご報告申し上げます。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 新たなごみの資源化施設についてということで、資料のほうが、よろしいでしょうか。  新たなごみの資源化施設について、町田市一般廃棄物資源化基本計画を踏まえ、2013年に策定した町田市資源循環型施設整備基本計画に基づき整備を進めている新たなごみの資源化施設について、2018年12月以降の進捗状況等についてご報告させていただきます。  1、資源ごみ処理施設、瓶、缶、ペットボトル、容器包装プラスチック等についてです。  (1)相原地区、上小山田地区の状況。2018年3月、こちらの行政報告をさせていただきました。資源ごみ処理施設稼働目標年度の見直し以降、事業の進捗や施設の整備完了までの資源ごみの処理方法等について多くのご意見、またご心配をいただいているところでございますが、分散化の方針は変更せず、施設の建設に向けた協議調整を進めております。また、並行して、資源ごみ処理施設が稼働するまでの間、瓶、缶、ペットボトル等の資源ごみについて、滞りなく処理が行えるよう、暫定処理の方法等について調査を開始させていただいております。  (2)地区連絡会での検討状況。上小山田地区の地区連絡会を2019年2月13日水曜日に開催させていただいています。また、相原地区の地区連絡会は2月16日土曜日に開催し、各地区において協議調整状況の情報提供と施設の整備のコンセプト等についてを検討させていただいております。  今後も引き続き、事業の進捗状況にあわせ、情報提供を行いながら、コンセプトに基づいた施設の配置や附帯施設の検討の可能なところから調整を進めていきたいと考えております。  2番、熱回収施設等、ごみ焼却施設、バイオガス化施設、不燃粗大ごみ処理施設。  (1)地区連絡会での検討状況。地区連絡会では、施設の運転等に関して周辺地域と町田市とで締結を予定している(仮称)環境保全協定について、5回の勉強会を重ね、おおむねの合意をいただいております。今後は、締結に向けた具体的な調整や、協定に示された(仮称)運営協議会等に関する検討を進めてまいります。また、町田リサイクル文化センターという名称にかわる新たな施設の名称案について、委員の皆様の意見を伺いながら検討を重ねております。  (2)熱回収施設等の工事の進捗状況及び今後の予定。2018年8月から第2期工事として建設に着工しております。現在は工場棟のくい工事約300本が完了し、地下躯体工事を開始しております。また、施設西側の交差点改良工事に向けた造成工事も完了し、引き続き道路の地下に埋まっております地下埋設管の移設工事を進めております。また、事業者から工事請負契約書約款第42条に基づく、賃金または物価の変動に基づく施設整備費の変更(スライド条項)に関し協議を開始したいとの申し入れがございました。内容については精査し、適切に対応してまいります。  以下、こちらで2018年12月20日現在の現場の航空写真を提示してございます。  施設整備のスケジュールにつきましては、特に変更はないんですけれども、現在、緑の矢印で「現在」という印をつけてございますが、プラント工事に着工したところということでございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 1点お伺いいたします。  先ほど地区連絡会での検討状況ということで、町田リサイクル文化センターにかわる新しい施設の名称案について、委員の皆様の意見を伺いながら検討しているとのご説明がございましたが、忠生地域の方々に、また、町田市民にも親しまれるために、広く市民から募集するというような考え方はおありなのでしょうか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 公募というお話もありましたが、他市の事例等を調べさせていただいたのと、今回、うちの施設の名称の考え方ということで、市の事務局からの提案の中に、この施設がどんな施設であるか、町田市ということでPRにも使いたいといったこともございますので、市のほうで3つほど提案させていただいて、その3案から皆様にちょっとご検討いただくような形をとらせていただいております。 ◆山下 委員 いわゆる暫定処理という言葉が出てきているんですけれども、これは具体的には、どんなことを検討されるんですか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 どうしても施設の整備までの時間、あいてしまった場合等につきましては、民間委託も含めた検討ということで、今、民間の事業者さんに実現可能かどうかということもお話を伺いながら、検討させていただいております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午前11時38分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時42分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第19号議案 ○委員長 第19号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 第19号議案について説明いたします。  第19号議案 町田市自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例は、放置自転車等の移送及び保管に要した費用の納付額を引き上げるため、及び市営自転車等駐車場の管理運営主体の変更等に伴い、関係する規定を整備するため所要の改正をするものです。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 「議案概要」を見ますと、経緯として、実際に徴取している移送料と乖離があるからということなんですが、どのくらいの乖離があるのでしょうか。 ◎道路管理課担当課長 乖離のあるというところについてなんですけれども、放置自転車等、移送、保管に要した費用についてですが、2016年度約7,600万円の費用がかかっておりました。2017年度につきましては、3社に発注していた移送・保管料を一本化することで事業費の削減を行いましたが、依然として2017年度は今3,700万円の移送料がかかっております。この費用についてですけれども、法律の中では、放置をした人から移送・保管料の負担をさせることができるというふうになっております。単純計算いたしますと、2017年度、自転車、原付の総撤去台数が約4,000台となっておりまして、1台当たり平均すると約9,300円の移送、保管の料金がかかっております。 ◆三遊亭 委員 乖離がわかったんですが、周辺自治体だとどのくらいなのか。把握している範囲で結構ですから、お知らせいただければと思います。 ◎道路管理課担当課長 周辺自治体についてですけれども、まず多摩地域で町田市と同様の事業を行っている自治体の平均で言いますと、自転車が約1,900円、原付が3,200円の移送料がかかっております。最も高い自治体ですと八王子市、武蔵野市で、自転車が3,000円、原付が5,000円、区部で言いますと、平均で自転車が3,800円、原付が約5,300円、東京都全体の平均で言いますと、自転車が2,800円、原付が4,100円という移送・保管料が設定されております。 ◆松岡 委員 改正後の第16条でお聞きしていきたいんですけれども、「規則で定める期間保管しなければならない」とございますけれども、それはどれくらいの期間を言っているのか。また、第16条の3で「速やかに当該自転車等を引き取るように通知しなければならない」と。この通知方法はどういうふうにされているのか。  また、次の「市長は、特に理由があると認めるときは、費用の納付を免除することができる」とありますけれども、どんな理由を指しているのか教えてください。 ◎道路管理課担当課長 まず1点目、期間についてですけれども、これは2カ月間ということで、条例の施行規則に定められております。  2点目の通知についてですけれども、自転車には防犯登録という番号がございます。ここから警察に照会いたしまして、所有者の方に取りに来てくださいという形で通知を出しております。  3点目が納付の免除についてですけれども、例えば盗難されているような自転車が放置されていた場合については、盗難届が出されていれば移送・保管料を免除しております。 ◆細野 委員 今2,000円なんですけれども、保管している自転車を取りに来る割合はどれぐらいになるのでしょうか。 ◎道路管理課担当課長 2017年で申し上げますと、まず、自転車の返還割合が約70%、原動機付自転車につきましてはほぼ100%返還しております。 ◆細野 委員 ペナルティーとしての保管料を自転車が3,000円と原付が5,000円に引き上げるということになりますと、その辺の引き取りに来る割合とか、あと、なかなか取りに行けない方がふえるというようなことはないのでしょうか。 ◎道路管理課担当課長 移送料についてですけれども、ペナルティーというところが間接的にはあるのかもしれないですけれども、移送、保管にかかった費用を負担してもらうというのが基本的な考え方になっております。  おっしゃるとおり、実際余り引き上げてしまうと、例えば安い自転車ですと1万円強ぐらいで買えるというところがございます。先ほども1台平均9,300円の実費がかかっていることをお伝えしたんですけれども、そういったところを勘案して、実費まで引き上げてしまうと返還率が下がることも懸念されますので、今回提案させてもらったような金額を設定しております。 ◆細野 委員 こういう放置自転車の撤去が始まって、大分放置が少なくなっているのかなというふうに思いますが、先ほどまだ大分あるということでしたけれども、その効果というか、状況についてはいかがでしょうか。 ◎道路管理課担当課長 移送台数の推移については、年ごとに大分ばらつきがございます。例えば2017年度ですと年間4万台、その前の2016年度ですと4,700台といったところで、なかなか台数がどう推移するかというのは年ごとのばらつきが多くて、統計的なデータとしてまだ整理しているものはございません。 ◆細野 委員 ありがとうございます。そうすると、年度によって違うということですと、こういった放置自転車を移送してというところで、効果としては、因果関係というのは余りないということなのでしょうか。 ◎道路管理課長 先ほどの台数ですけれども、2017年度で行きますと2,900台の撤去をさせていただいております。また、2018年については、3月の集計がまだ来ていないのですけれども3,900台というような形になります。  現在、2018年がこういうふうな形で上がったというのは、今までずうっと、ある程度同じような時間帯でやっていたのですが、乗られる方たちが、そこの時間帯がだんだんわかり始めてこられまして、これはちょっとまずいというところと、市民の方からも、やっぱりその違う時間帯に放置自転車が多いというお話がございましたので、2018年については時間を若干変更させていただいております。抜き打ちではないんですが、そういった時間のずらし方をすることによって、2018年は数量がふえているということになります。 ◆細野 委員 そういう工夫もいろいろしていただいて、放置自転車に対する指導的な、ちょっとペナルティー的な様相を持たせながら減らそうという努力もされているのかなというふうに思うんですが、その一方で、やはり撤去、移送費用としての負担ということでは、いろいろな自転車利用がこれからふえていきます。もちろんそれを放置されてということ自体は決して認められるものではありませんけれども、利用者がふえてくる中で駐輪場の整備等がやっぱりあわせて進んでいくところで解消していくことも必要かなと思うんです。その移送費、実際かかっている部分の3分の1ぐらいということでしたが、その辺の兼ね合いについては検討はされたのでしょうか。 ◎道路管理課担当課長 自転車が放置される1つの要因として、駐輪場がないというのはもしかしたらあるのかもしれないです。ただ、現実問題として、なかなか新規の駐輪場整備が難しいというところもございます。後ほど行政報告もさせていただくんですけれども、そういった新たな整備が難しいという現状を踏まえながら、新たな手法としてシェアサイクルみたいなものもやっていこうかということで検討はしているところです。 ◆細野 委員 いろいろ検討していただいているようですけれども。  あと、先ほど盗難車とかときちんと届け出が出されている場合には免除ということでしたが、以前は盗難自転車を放置していくというケースが、うちも近所に駐車場があったときは結構あったようなことを聞いています。届け出を出さなければ免除が受けられないということで、気がつかないで放置されて撤去されていたという状況になる場合もあるかなと思いますが、その辺については対応とか、少し幅を広げるとか、何か検討されているのでしょうか。 ◎道路管理課担当課長 基本的には盗難届が出ているか否かというところで判断させてもらっております。 ◆戸塚 委員 2点だけちょっとお伺いさせてもらいます。  第16条の4項の、今回「売却」という言葉になって、その売却した代金を保管するということで記載をされていますが、この意味を教えていただきたいのと、あと、当然、駐輪場が少ないというのも理由かもしれないということでしたけれども、逆に自転車を放置して取りに来た方々に何かそういった意向調査みたいなものをされたりしているのでしょうか。どうすれば放置をしなかったとか。 ◎道路管理課担当課長 まず、1点目の売却して保管というところについてですけれども、もともとこの条例の上に法律がございます。自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律がございまして、こちらの法律では、放置自転車等を撤去したときは保管し、相当の期間を経過しても返還できず、保管に相当の費用がかかる場合は売却し、売却できないときは廃棄できるというふうになっております。  改正前の規定では、この法律で売却、廃棄に当たる部分を「処分」という表現をしておりました。ただ、実際の運用は、まず売却して、売却した後に廃棄という形でやっているんですけれども、今回、料金改定ですとか、今この条例で駐輪場の中に放置されている自転車も撤去できるとされているんですけれども、3月いっぱいで市営自転車駐輪場がなくなりますので、そちらの規定を削除する必要があります。こういった条例の規定の見直しの中で文言の整理をさせていただきました。  2点目の意向調査についてですけれども、今現在はそういったものはしておりません。 ◆戸塚 委員 そうすると、この「売却した代金を保管すること」とは、どういうことなんですか。市のほうで売却したお金はずうっと保管し続けるということなんですか。それをほかのことに使えませんよということなのか。その辺をちょっと教えてもらいたいのと、やっぱりこれだけ放置自転車が少なくならない。なる年もあればふえる年もあるということなので、ある程度そういった意向調査というのはしておくべきかなとは思うんですけれども、その辺の見解だけ聞いて、終わりにしたいんですけれども。 ◎道路管理課担当課長 売却した料金の保管についてですけれども、法律の中で、6カ月を過ぎると所有権が市に移管になるというふうになっておりますので、6カ月間、代金を保管した後に市のお金に。所有権が移ると法律でなっておりますので。  2点目の意向調査については、委員にご指摘いただきましたので、今後検討させていただきたいと思います。 ◆戸塚 委員 ちょっと最後に1点確認だけさせてもらいたいんですけれども、その保管したお金というのは、何か独自の基金みたいになって、例えば処分したり移送したりする費用に使われたり、そういうわけではないんですか。 ◎道路管理課担当課長 今、歳入として一般会計のほうに戻しております。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時59分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時59分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎道路部長 先ほどの自転車の移送台数の答弁につきまして訂正をさせていただきます。 ◎道路管理課担当課長 先ほど細野委員からの質疑で移送台数を2017年度、私のほうで4万台とお答えしたんですけれども、7,000台の誤りです。訂正をさせていただきます。 ◎道路管理課長 済みません、先ほどの細野委員の数字のところで年度をちょっと間違えてしまいまして、2017年度が4,000台、2018年度が3,000台、総数としては、2018年は減っております。2017年の撤去以降は反映されて、とめる方がだんだん少なくなってきたというところがございます。  それ以外では電話の連絡で、やはりほかの時間帯の違法駐車が多いという電話通報がかなり多くなってきましたので、10月以降から時間帯の変更をさせていただいて、今、遅くやっているところでは4時半ぐらいまで、これは保管所があいている時間帯までに保管所に持ち込める時間帯で、今まで3時までだったものを延長した時間帯で、強化はさせていただいているということです。年度としては台数は減っておりますけれども、そういった変更をさせていただいているというところで、訂正をお願いいたします。 ◆細野 委員 また詳しくお答えいただいて、ありがとうございます。年度によって上下しているけれども、少しずつ減ってきているのかなということで、今のお答えを伺いました。撤去、移送された自転車の受け取りについては7割ぐらいということでしたが、2カ月たっても取りに来ない自転車については売却等を行うということを第16条で定めたわけです。その売り上げの費用については保管するということでした。2カ月を過ぎて処分するということでは、過ぎたものの売り上げについては市のほうが保管するということなわけでしょうか。済みません。戸塚委員の質疑に屋上屋で申しわけありませんが。 ◎道路管理課担当課長 まず1つは、売却したお金については保管をいたします。  あと、移送料というものがございまして、取りに来られた方は移送料を納付していただいて、自転車なり原付を返却するということになります。 ◎道路管理課長 先ほどの戸塚委員からの意向調査の関係で、今後について調べていきたいというようなご答弁をしたんですけれども、今、撤去をされて保管所に来られる方たちはほとんど、何で自分の自転車を撤去していったんだと怒られて保管所に来られるんです。その方たちに、もし意向調査で、あなたはどうしてこういうふうにとめちゃったんですかというようなことを聞いたりすると、また逆上されてですね。  そういった調査が必要だというのは我々のほうでも認識はしているんですけれども、来られる方たちはほとんど、保管料だったり、今の2,000円、4,000円を払うのも嫌だというようなお話も頂戴しているところを、そこの調査を踏み込んでやろうとすると、非常に難しいかな、ただ、やらなくてはいけないかなというのは十分にわかっておりますので、ちょっと今後、研究させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 第19号議案に反対の立場で討論を行います。  放置される方のモラルという問題は本当に大きな問題であり、モラルをしっかりと徹底していかなきゃいけないなというふうには思います。ただ、今、高齢者の方が自動車の免許証を返還して自転車にかえるという方もこれからますますふえてくるのかなという中で、そういう高齢者の方が少しでも近いところに置いてということも、もしかしたらふえてくる可能性もあると思います。そういう方々にきちんと駐輪場に入れてくださいという指導をするとともに、やはり市のほうでも駅周辺あるいは商業施設に協力いただいて駐輪場を整備していただくという形で、できるだけ放置自転車が出ないように進めていくということが求められると思います。  今回、自転車の移送料、原動機付自転車の移送料をそれぞれ1,000円ずつ値上げするということは、こうした自転車を利用される方にとって大きな負担となり、それが自転車の返還をおくらせたり、あるいは自転車を手放してしまうということになってしまうことも考えられると思います。こうした中で、現在の自転車2,000円、原動機付自転車4,000円という金額で、これ以上値上げするということについては逆効果になると考えますので、反対いたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第19号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手)
    ○委員長 挙手多数であります。よって第19号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第36号議案・第37号議案 ○委員長 第36議案及び第37号議案を一括議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 第36号議案 市道路線の認定について及び第37号議案 市道路線の廃止について、お手元の議案に沿いましてご説明申し上げます。  議案とは別に、お手元に案内図として町田市全体図を配付しております。ご確認いただくようお願い申し上げます。  初めに、第36号議案 市道路線の認定については、開発行為により築造された路線、築造予定の都市計画道路及び私道移管事業により町田市に移管された道路を認定するものでございます。  認定する路線は、議案の1、2ページに記載しております16路線で、総延長は859メートルでございます。各路線の位置につきましては、3ページから17ページの認定略図にお示ししております。  続きまして、第37号議案 市道路線の廃止については、道路として機能のない路線、境川金森調節池の整備予定地内に存する路線を廃止するものでございます。  廃止する路線は、議案の1ページに記載しております8路線で、廃止総延長は584メートルでございます。各路線の位置につきましては、2ページから6ページの廃止略図にお示ししております。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆戸塚 委員 市道の廃止のほうで先ほど出ていました南40号線の部分で、今回、境川金森調節池の整備の予定地ということで、廃止をするということですけれども、こちらについての市民に対する説明責任についてはどう果たされたのか教えていただければと思います。 ◎許認可・用地管理担当課長 市民への説明責任についてということでございますが、市道路線の廃止は、道路形状の形態にない場合、道路整備事業を行うに当たり、重複して認定した、古い道路が不用になった場合、あと、開発で道路をつけかえする場合等に市道道路路線の廃止を行っております。これについては特に住民説明会は実施しておりません。 ◆戸塚 委員 通常ですと、もう使われていないいわゆる赤道の部分を廃止するケースがほとんどだと思いますので、そういった場合の説明責任がないというのは重々承知しておりますけれども、今回の場合、既に使われているいわゆる市道なんです。図面で見てみても、一部と書いてあるのもわかるとおり、3分の1から半分ぐらいの部分については使われている道路だと認識をしています。  ただ、今、もう調節池の工事に入るということで、廃止もされていないのに、もう通れない状態になっているんです。住民の側には、もう通れなくなるということを市のほうから全く説明も受けていないということなんですけれども、こうしたことは、義務があるないは別にして、本来であれば、ほかの市道が通れなくなりますよというのは、何かしらの案内があってしかるべきだったんじゃないかなと思うんですけれども、今回それがなかったんですけれども、その理由について教えてください。 ◎許認可・用地管理担当課長 本事業については、東京都のほうで河川整備事業という形で事業を進めてきている中で、この事業を進めるに当たって、この中に入っております市道認定道路を廃止することとなっておりますので、それに対して、事業上の説明という形の中で当然、市民の方にお話しさせていただいているということの中で、手続上の形の中で、改めて説明に市のほうが入る形ではなくて、今回市道の廃止ということで、手続という形で上げさせていただいて、特にその上では説明をこの案件としてはかけることはしておりません。 ◆戸塚 委員 その根拠は何ですか。 ◎許認可・用地管理担当課長 この調節池については、東京都と町田市と、使用貸借契約を結びまして、2018年に東京都が事業主体で調節池を整備するという受注者として契約されて調節池の実施が実現可能となった形の中でやっておりますので、町田市として調節池の事業については、その路線の廃止手続をしていくという形ですので、事業として行った中で廃止して、代替の通行機能を確保することで対応させていただいているというふうに考えております。 ◆戸塚 委員 先ほど説明をされた話の場合には、特段そういった説明、告知等は市としてしなくていいという、その根拠が、条例なりなんなり、何かあるんですか。それをちょっと教えてもらいたいんですけれども。  要は、今回、東京都のほうで、課長は説明会等でしていますと言っていましたけれども、この市道については廃止する方向で考えていますとか、いつから廃止しますとかって、全く説明がされていないんです。それをご存じですか。  ご存じだったら、それもなく、今の答弁ってどういうことなのでしょうか。 ◎許認可・用地管理担当課長 当然そこのところに現状の道路、通行路が確保されているということは、状況的には全部わかる状況だと思います。それについて特段、東京都のほうで細かい説明は説明会の中でしたかどうかについては、申しわけないんですが、そこまでちょっと私、把握しておりません。済みません。  それで、道路の認定、廃止については道路管理者のほうで決定する事項になりますので、道路法に基づいて手続をしておりますので、説明会というものはなくて、道路を認定、廃止については市町村の議会の議決を経てという形で法律上なっておりますので、その運用として、その廃止の考え方そのものについては規則で取り扱いを定めている形で、説明会というものはございません。 ◆戸塚 委員 だから、根拠がないということなの。 ◎許認可・用地管理担当課長 説明会をするという根拠、しなければいけないというものはないです。 ◆戸塚 委員 先ほど課長は、東京都のほうに調節池の事業として、この土地を市で貸すということを決まったから、特段そこに入っている市道に関しても、そういった告知等はしなくていいということで言っていらっしゃいましよね。だから、その根拠を教えてほしいということで言っているんですけれども。  例えば、ほかの東京都なり事業者がこの土地を使って何か事業計画をするといった場合に、そこに市民が既に使っている道路を閉鎖するということが、事業の過程の中であっても、特段市のほうでは告知はしなくていいということですよね。だから、それの何か根拠があれば教えてくれという話なんですけれども。 ◎許認可・用地管理担当課長 告知をしなくていいという、手続上の中でそういう告知、説明というものがございません。道路の認定、廃止の中で、告知と改めて言えば、議会の議を経て認定に際して、廃止をするについて、道路法で市道であれば存置期間というものが2カ月あります。その期間が定められている中で、道路占用物なり、そういう状況で支障があるということで問題があれば、その廃止するための存置期間という形がありますので、そういう意味では告示という行為から入ってくる形になると思います。 ◆戸塚 委員 今回の場合、そういった手続はされているのでしょうか。 ◎許認可・用地管理担当課長 今回の場合、議会のほうで承認を受けた後、告示という手続をしますので、今後になると思います。 ◆戸塚 委員 質疑を変えますけれども、例えば、赤道ではなくて市民が使用している普通の市道がありますよね。そこを閉鎖する場合というのは、市民に対しては何も告示とか説明とかをしなくていいんですか。していないんですか。 ◎許認可・用地管理担当課長 市道を廃止、閉鎖する。いきなり、通っているところを、今のお話ですと、説明しなくていいかどうかということであれば、特にしていないですね。はい。状況的には、していません。代替機能をつくることによっての通行は確保されるということの中で判断をしておりますので、そこの場所を通るか、代替機能があるかないかということになります。 ◆戸塚 委員 今回の場合、今、課長が言っていた代替の部分は何も、どこにもなくて、これで言う金山橋から通って、そのまま真っ直ぐ来て、西田なり、ほかの家に帰られる方とかって、現実いらっしゃるんです。ただ、突然東京都のほうでバリケードというか、全部通れなくなって、そこの道も全部塞がっちゃっているという状態になったわけですよね。それまで別に東京都から、事業主からも説明もなく、突如としてバリケードで通れなくなったというケースなんですけれども、これは通常なんですか。特段問題ないという判断なのでしょうか。 ◎許認可・用地管理担当課長 迂回路については金山橋から両サイド、左右に分けて、河川道路を通じた形の中で、歩行空間、廃止略図を見ていただきますと、南2135号線という北側と、南755号線と書いてある側のところから現道部に対して迂回が確保されている、迂回路をとるという形になっております。 ◆戸塚 委員 ちなみに、この南2135号線というのは、保育園に行く道だから、通行できないんですよ。反対側の南755号線に抜ける道といっても、何百メートルも迂回しないと通れないようなところなんです。しかも、入るといっても、多分公園を抜けていくような感じになると思うんですけれども、それでも特段、いつから通れなくなりますとかって告示はしなくていいということなのでしょうか。  要は、市民に対して、当然ながら迷惑をかける行為だと思うんですけれども、そういった場合でも特段何もなく、それでいいんですか。 ◎許認可・用地管理担当課長 まず、迂回のほうですけれども、東京都の調節池の工事で、保育園側のところで、ちょうど保育園の前のところが駐車場になっていると思うんですけれども、そこで少し段差がある形になっていると思うんですけれども、グラウンド、本件土地の中で通行を確保するというのと、あと、今の委員の言われた、現状で周囲のバリケードの囲うところで、そこの通行は確保されているということになっていると思います。  今回、認定を外す形の中で、バリケードについては、道路使用許可、交通規制という形の中でかけております。それは事業者側の責任においてかけているという形になります。  今度、認定道を廃止するというものは、将来的にそこの中に道路の機能回復を含めた形で整備していくということで、東京都南多摩東部建設事務所の工事の中で、迂回路についての説明は、説明会の中でされているということで、私ども、判断しております。 ◆戸塚 委員 それで説明されたというのは確認しましたか。いつの説明会で確認したのか、教えてもらっていいですか。 ◎許認可・用地管理担当課長 説明会の資料で、平成30年11月23日、12月1日、12月5日という工事説明会の中で迂回路についても説明されている。その資料の中で入っている形です。 ◆戸塚 委員 わかりました。  では、ちょっと別建てで。今、この事業は市民側と係争中になっているんですけれども、いわゆるその係争中ということは、この計画について進めるか進めないでとまるか、司法の判断に委ねられているわけですけれども、その段階で今回のこの路線を廃止するということについてはどういうご見解でされているのでしょうか。 ◎許認可・用地管理担当課長 この調節池の係争中ということについては、東京都を被告として建設差しとめ訴訟を提起されているということですが、本件工事については東京都議会で承認を受けている案件で、係争中であっても裁判の結果にて建設工事の差しとめが確定するまでは事業が実施されておりますので、市道としての廃止は行ってまいります。そういう考え方で進めております。 ◆戸塚 委員 そうすると、あくまでこの場合は東京都の事業なので、市は関係ありませんよという話なんですね。計画を進めると東京が言っている以上は、それに協力するという体制だということでよろしいのでしょうか。  あと、今回、先ほどの係争中にもかかわらず工事だけが粛々と、どんどん進んでいくんですけれども、それについても、市民側から市のほうに抗議文を出しているはずなんです。それについても、道路部としては、抗議文の内容としては考慮しませんということなのでしょうか。そこだけ、ちょっと確認させてください。 ◎許認可・用地管理担当課長 1点目ですが、計画が進むのは、市のほうは協力する体制なのかということですが、この事業自体は調節池という形の中で、市として協力していくという体制でなっております。  それとあと、道路部としては、抗議文について、事業に対して市として方向性が出ておりますので、この体制で行くということで判断いただければと思います。 ◆細野 委員 戸塚委員の関連で伺いたいんですけれども、赤道の部分が今回廃止になるということですが、そのうちこれまで住民の皆さんが使っていた道路半分が市道という形で残ることになるのかなと思うんですが、この図面ですと半分、道路の線形が残っていますが、これは市道ということでよろしいのでしょうか。 ◎許認可・用地管理担当課長 細野委員のお話の中で、略図のほうを見ていただいて、白く通っている場所の件で、こちらは現状、今の赤道のところについては、暫定的にグラウンドの利用状態に。そこに道があることによって運動施設の利用勝手が悪いということで、仮に真っ直ぐの、もとの用地として機能的にはつけかえられている状況です。そこについては、もともと赤道、財産がございませんで、機能上残っている、あったというか、つけかえていたということですので、そこについては今回の認定、廃止の財産ではないので、調節池の中の貸し出します用地の中で、そことしては残ります。 ◆細野 委員 確認ですけれども、今まで道路の形態はあったけれども、あくまでも形態だけで、町田市の道路という位置づけではないということなわけですね。では、そこも一緒に廃止されるというか、道路はなくなることになるということでしょうか。 ◎許認可・用地管理担当課長 まず、そこについては機能を確保されていたので、機能がなくなるというふうに解釈いただければいいかと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより一括して討論を行います。 ◆戸塚 委員 第37号議案 市道路線の廃止についてに反対の立場で討論をいたします。南40号線その他合計8路線ということで、その他の7路線につきましてはおおむね賛同いたすところですが、南40号線につきまして反対をさせていただきたいと思います。  こちらにつきましては、現在、地元の市民と東京都のほうで事業の差しとめの係争中であります。ただし、東京都のほうは、係争中にもかかわらず事業が粛々と進んでいるということで、それに対し、東京都と町田市側に住民側から抗議文も提出をされております。その中で、私は、本来であれば町田市としての立場で地域住民の側に立って判断をするべき、地方自治体であるべきだと思いますので、本来、今回の廃止については見送る、係争中が終わり次第の廃止にすべきと考えます。よって、今回のこの議案につきましては反対をさせていただきます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、第36号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第36号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第37号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第37号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(道路部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、道路部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 第7号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算のうち、道路部所管分の主なものにつきまして、お手元の予算書及び「予算概要」に沿ってご説明申し上げます。  初めに、債務負担行為についてご説明いたします。  タブレットの281分の16ページ、予算書の10ページをごらんください。以降は予算書のページでご説明させていただきます。  第2表、債務負担行為、下から5行目、玉川学園前駅周辺整備事業を限度額2億6,600万円、その下、丁八反坂橋整備事業を限度額1,980万円として定めております。  次に、歳入について、予算書に沿ってご説明いたします。  予算書の27ページをごらんください。  第14款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の6、土木使用料、節の1、道路占用料2億3,192万4,000円は、主に東京電力、NTT、東京ガスの地下埋設物や電柱など、企業が道路を継続的に使用するための占用料でございます。  32ページをごらんください。  同款、項の2、手数料、目の5、土木手数料、節の7、放置自転車等移送料、説明欄の1番目、自転車移送料588万8,000円、及び説明欄の2番目、原動機付自転車移送料124万4,000円は、移送した放置自転車及び原動機付自転車を返還する際に所有者が納付する移送料でございます。  36ページをごらんください。  第15款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の5、土木費国庫補助金、節の1、社会資本整備総合交付金、説明欄の5番目、狭あい道路整備等促進事業費のうち道路整備課分400万円は、生活道路整備事業に対する国庫補助金、道路管理課分400万円は、狭あい道路拡幅整備事業に対する国庫補助金でございます。補助率は2分の1でございます。  続きまして、説明欄の7番目、都市再生整備計画事業費480万円は、南町田駅南北自由通路整備事業に対する国庫補助金で、補助率は5分の2でございます。  37ページをごらんください。  同目、節の2、防災・安全交付金、説明欄の3番目、道路橋梁維持費1,020万円は、道路施設の点検に対する国庫補助金で、補助率は2分の1でございます。  47ページをごらんください。  第16款、都支出金、項の2、都補助金、目の6、土木費都補助金、節の1、道路橋梁費補助、説明欄の1番目、道路整備費の道路政策課分3,739万円は、(仮称)図師川島橋橋梁整備と無電柱化推進事業に対する都補助金でございます。  その下、道路整備課分3億4,454万円は、市道7路線の整備事業に対する都補助金でございます。  その下、道路維持課分4,040万円は、幹線・準幹線道路や生活道路にかかる補修工事費、橋梁点検に対する費用、街路灯の整備にかかる工事費に対する都補助金でございます。  同目、節の2、都市計画費補助、説明欄の1番目、都市計画道路整備費2,530万円は、都市計画道路3・4・41(小山)築造事業に対する都補助金で、補助率は2分の1でございます。  48ページをごらんください。  同目、節の7、地域福祉推進包括補助事業費補助、説明欄の1番目、地域福祉推進包括補助事業費1億2,000万円は、玉川学園前駅周辺及び南町田駅北口広場の整備事業に対する都補助金でございます。  55ページをごらんください。  第21款、諸収入、項の4、受託事業収入、目の3、土木費受託事業収入、節の1、道路復旧監督事務受託収入、説明欄の1番目、道路復旧監督事務費のうち道路整備課分550万円は、南町田駅北口広場の整備事業が対象でございます。  その下、道路管理課分788万3,000円は、事業者が道路占用に伴って道路を掘削し、その掘削した道路の復旧面積や舗装種別に応じて道路管理者に対して支払う事務費でございます。
     続きまして、節の2、道路整備事業受託収入、説明欄の1番目、みちづくり・まちづくりパートナー事業受託収入1億6,956万6,000円は、都道4路線の整備事業に対する東京都からの受託事業収入でございます。  56ページをごらんください。  説明欄の2番目、宮前橋人道橋整備事業受託収入687万6,000円は、市道1路線の整備事業に対する相模原市からの受託事業収入です。  65ページをごらんください。  第22款、市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の1、道路整備事業債、説明欄の1番目、道路整備事業の道路政策課分2億9,300万円は、南町田駅南北自由通路整備事業、ページをおめくりいただきまして、(仮称)図師川島橋整備事業、丁八反坂橋整備事業が対象でございます。  続きまして、説明欄の2番目、道路整備事業のうち道路整備課分6億8千万円は、市道9路線の整備事業が対象でございます。  その下、道路維持課分7,600万円は、生活道路舗装補修事業、市道5路線の補修事業が対象でございます。  続きまして、同目、節の2、都市計画事業債、説明欄の1番目、都市計画道路整備事業2億7,100万円は、都市計画道路3路線の整備事業が対象でございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出につきまして、「予算概要」に沿ってご説明いたします。タブレットの621分の444ページ、「予算概要」の438、439ページをごらんください。以降、「予算概要」のページに沿ってご説明を申し上げます。  道路部予算のポイントでございます。老朽化が進みつつある道路施設に対し、効率的な維持管理手法が求められていること、また、東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)に基づいて、優先的に整備する路線については計画的に整備を進めていくことなど、予算編成に当たっての背景や課題、編成の考え方、予算編成において重視した取り組みを記載しております。  440、441ページをごらんください。  道路部の予算総括表でございます。予算の総額は、48億5,985万7,000円となっております。  442から446ページにかけて、事業名ごとに全ての項目を記載しております。  それでは、事業ごとの予算内容について、主なものをご説明いたします。  448ページをごらんください。  道路橋梁整備費8億9,315万2,000円は、南町田駅周辺の交通利便性を向上させるための南北自由通路の整備に係る負担金が主なものでございます。  449ページをごらんください。  道路管理費8,126万4,000円は、放置自転車等の指導、誘導及び撤去に係る委託料、カーブミラーや注意喚起用看板などの交通安全施設の設置工事費が主なものでございます。  450ページ上段をごらんください。  用地管理費2,311万2,000円は、地籍調査委託料及び道路調査・測量委託料が主なものでございます。  450ページ下段をごらんください。  自転車駐車場費2,044万4,000円は、民営自転車等駐車場の設置費や管理費への助成金が主なものでございます。  451ページをごらんください。  狭あい道路・私道等整備費6,247万5,000円は、用地取得に必要な土地の分筆や測量等に係る費用や、寄附を受けた後退用地を道路として整備する工事費、私道の整備に対する補助である私道整備補助金が主なものでございます。  452ページをごらんください。  道路維持費10億6,599万9,000円は、道路の計画的、応急的な修繕に関する費用、街路樹の育成管理に関する費用、道路の清掃や草刈りの委託料、主要駅等に設置しているエレベーター、エスカレーターや道路上公共トイレの警備、清掃、保守点検の委託料、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて町田駅周辺地区に視覚障がい者誘導用ブロックを設置する工事費などが主なものでございます。  453ページをごらんください。  道路橋梁費8,132万1,000円は、橋梁管理計画に基づく定期点検委託料、鉄道跨線橋の橋梁点検に係る負担金が主なものでございます。  454ページをごらんください。  街路灯費3億1,759万4,000円は、街路灯の電気料、修繕料及び新設工事費、町内会などが管理する街路灯の電気料への補助金が主なものでございます。  455ページをごらんください。  道路新設改良費6億2,308万6,000円は、緑の保全を図りつつ道路整備を行う尾根緑道改良事業、市に移管された私道の整備を行う私道移管道路等改良事業、自転車レーンの整備を行う自転車走行空間整備事業、玉川学園前駅においてデッキの整備を進める玉川学園前駅周辺整備事業、電線の地中化を進める無電柱化推進事業、町田街道の立体化に伴う相原駅東口アクセス路整備事業、成瀬駅北口広場を改良する南1805号線道路改良事業などを行います。主な事業費は、整備工事費、設計委託料、用地購入費でございます。  458ページをごらんください。  準幹線道路新設改良事業費7億4,473万6,000円は、円滑な通行と交通の安全を確保するため、都市計画道路と生活道路を結ぶ準幹線道路の整備を進めます。主な事業費は、用地購入費、整備等負担金、整備工事費でございます。  459ページをごらんください。  生活道路新設改良事業費8,511万3,000円は、地域住民の生活に密接なかかわりを持つ生活道路について、通行の安全性向上、緊急車両の到達時間短縮を図るため、整備を進めます。主な事業費は、整備工事費、測量委託料、物件等補償料でございます。  460ページをごらんください。  歩道整備事業費1億7,254万円は、安全に歩行できる環境をつくるため、交通量の多い道路の整備、改良に合わせて歩道整備を進めます。主な事業費は、整備工事費、物件等補償料、用地購入費でございます。  464ページをごらんください。  都計道3・4・34(南大谷)築造事業費2,650万円は、鶴川街道と藤沢街道を結ぶ環状道路である都市計画道路3・4・34号線のうち、南大谷交差点から小田急線をアンダーパスし、南大谷小学校と南大谷中学校の間を抜け、都市計画道路3・4・9号線の交差点までを整備するものです。当該区間及び都市計画道路3・4・9号線を整備することにより、南大谷交差点から成瀬三ツ又交差点までの既存道路の慢性化した渋滞を解消いたします。事業費は、測量委託料でございます。  465ページをごらんください。  みちづくり・まちづくりパートナー事業費1億9,223万円は、地域にとって重要な役割を果たす都道について、交通渋滞の緩和や歩行者の安全性、利便性の向上を図るため、町田市と東京都が協力して行う協働事業です。都道4路線の整備を都から受託し、町田市が用地取得、工事を行います。主な事業費は、調査等委託料、設計委託料、整備工事費でございます。  467ページをごらんください。  (仮称)都計道3・4・20(下小山田)築造事業費1,000万円は、町田市と多摩市の区域境から小山田桜台方面に向かい、桜台通りを経由し、町田バイパス都市計画道路3・3・36号線までの道路を整備するものです。本路線は、多摩都市モノレールの導入空間路線として整備検討を行います。事業費は設計委託料です。  468ページをごらんください。  南町田駅北口広場築造事業費3億1,548万2,000円は、国が実施している国道16号横浜町田立体事業にあわせて新設した南町田駅北口広場のバス乗降場等に屋根を設置するものです。主な事業費は整備工事費です。  469ページをごらんください。  都計道3・4・9(成瀬)築造事業費1,033万2,000円は、都市計画道路3・4・34号線との交差点から既に供用を開始している市立成瀬うさぎ谷戸公園西側までを整備するものです。当該区間及び都市計画道路3・4・34号線を整備することにより、南大谷交差点から成瀬三ツ又交差点までの既存道路の慢性化した渋滞を解消します。事業費は測量委託料でございます。  470ページをごらんください。  都計道3・4・41(小山)築造事業費6,947万5,000円は、八王子市と相模原市を結ぶ南北道路ネットワークを構築する都市計画道路である多摩ニュータウン通り都市計画道路3・4・41号線のうち、町田市と相模原市の区域境から町田街道までを整備するものです。当該区間を整備することにより、相模原市方面のアクセス向上及び町田街道の慢性化した渋滞を解消します。主な事業費は、物件等補償料、用地購入費でございます。  471ページをごらんください。  鶴川駅北口広場整備事業費3,968万円は、2016年10月に策定した鶴川駅周辺再整備基本方針に基づき、北口交通広場の再編を行い、交通の利便性を図るものです。主な事業費は、設計委託料、測量委託料でございます。  以上が道路部所管部分でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 まず、収入のほうの56ページの宮前橋人道橋整備事業受託収入、そして455ページ、「予算概要」には支出の面で出ておりますけれども、これは額としては小さな額でありますけれども、これは10年来、地域からいろいろ要望があったところでありまして、今回予算化されたことに関しては本当に我々も感謝しているところであります。改めて、この宮前橋人道橋に関しての今後のスケジュール等をお伺いできればと思いますので、よろしくお願いします。まず、そこからお願いします。 ◎道路整備課長 宮前橋人道橋のスケジュールということでございますが、2019年度から実際の事業に着手してまいりたいと考えておりまして、2019年度はまず測量及び予備設計、あと、交通管理者や、こちらは川を横断する道路になりますので、河川管理者との協議を進めてまいりたいと考えております。  スケジュールでございますが、2018年5月23日、地元の方々に対して説明会を開いている中で、おおむね2019年から最短で4年というお話をさせていただいていると思います。その目標をできる限り守れるように進めていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。この関係につきましては、橋の拡幅等も含めてさまざまなことも予想されますけれども、しっかり進めていただくようにお願いしたいと思います。  それと、先ほど条例の中でも議論がありました自転車駐車場の関係であります。あえてさっきの条例のほうではなくて、こちらのほうでさせていただきたいと思うんですが、放置自転車、性悪説に立って、モラルということもさっき取り上げられておりましたけれども、実はそうではなくて、例えば、中心街においては、定期利用も含めてかなり待機というか、とめたくても何カ月待ちとか、そういう状況という声も聞いています。ちゃんと駐車場に入れたいんだけれども、一時利用も含めて、入れる状況ではないと聞いているところなんです。それが放置のほうにもつながっているところもあるので、改めて、全駅とは言いませんけれども、町田駅周辺で定期も含めて待機状況はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。 ◎道路管理課長 町田駅周辺のキャンセル待ちですけれども、森野第1自転車駐車場で123台、森野第2自転車駐車場で30台、森野第3自転車駐車場で27台ということで、約160台前後が待っている状況でございます。  そういったことも踏まえて、今後どういったことができるかというところで、また後で行政報告でもあるんですけれども、シェアサイクル等の導入ができないかということも検討をしている最中でございます。 ◆藤田 委員 そこはさっきのいわゆる不法駐輪というところとも関連して整備を進めていってほしいと。後ほどシェアサイクルの行政報告もあるのでしょうけれども、これは町田駅周辺だけではないと思いますけれども、特に定期のほうの慢性的な不足があると思いますので、今年度も精いっぱい予算化して、民間等も含めてやっていただいているんですけれども、そこのところの対策を改めてお願いしておきたいと思います。  それと、452ページの道路維持費の中で、これは全般にかかわるんですけれども、昨年度、特に街路樹に関してかなり倒木があったり、今聞くところによると、市のほうでも、今度、街路樹の管理のあり方等も含めてかなり抜本的にしていこうというところであります。昨年度特に倒木がありましたので、新しく街路樹を植える等も含めて、今年度どういう予算化がされているのかお伺いしたいと思います。 ◎道路維持課長 今年度の予算についてでございますが、基本的には昨年と同じような管理は続いていくのですが、骨格を小さくするような剪定をするですとか、台風に備えて前もって枝を切るとかということは引き続き行っていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 昨年度かなり倒れました。例えば淡島通りなんて軒並みですよね。そこは新しく、今度地域とも相談しながら、今回植え直すんですよね。そうすると予算は膨らんでいるんじゃないかと思うんですけれども、昨年度と同じなんですか。 ◎道路維持課長 今、委員ご指摘いただきました、昨年倒木が多かった忠生地区の桜の通りになりますが、現在、地元の方に樹種の選定などをお願いしているところでして、そこは市と協働して樹種を決めていきまして、中身が確定しましたら予算措置をしていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 そこの細かい部分は淡島通りの件だけではなくて、今年度も改めて、樹木の調査等も含めて、さっき言いましたけれども、これからの街路樹の管理のあり方とか計画を抜本的に練り直して、これから街路樹の計画をつくっていくのだというふうに聞いているところなんですけれども、その辺はどうなんですか。 ◎道路維持課長 今後の街路樹のあり方について、来年度ではないんですが、更新計画のようなものをこれから考えていきたいというふうに考えております。 ◆藤田 委員 この件は最後にしますけれども、昨年度と同じというところでちょっと疑問になったのが、ことし改めて調査も必要だし、そして維持管理については、昨年度倒れた部分を新しく植えるところも含めて、今年度は対策として、昨年度の経験を踏まえて予算が膨らんでいるはずなんですけれども、同じなんですか。ことしは去年と同じ内容で維持できていくんですか。 ◎道路維持課長 昨年、台風で倒れたところに関しましては、新しく植えかえ等をしていく必要がありますので、その分に関しましては、今現在は予算化できていないんですが、中身が確定しましたら予算を要求するなどしていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 そういうものを想定されて、予算化されていないということ。では、補正とかなんとか、そういうことでやるということですか。 ◎道路維持課長 新年度の予算につきましては計上はしていないんですが、路線単位でかなり長い距離、それから本数も多い状況になりますので、時間をかけて、あるべき姿をここの路線できちんと決めていきたいと地元の方にもお願いしているところであります。それがきちんと決まりましたら予算化をしていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 わかりましたというか、これはやっぱり予算編成の段階で。今年度、今審議している予算に関しては、街路樹のところはかなり重要な中で、災害対策も含めてここのところは盛ってくるというか、予算拡大があるというふうに聞いていたもので、私もそうするべきかなと思っているし、やっぱり予算編成のときに今年度やるべきことはしっかりと計画を立てて、予算に盛り込んで、予算編成すべきだと思うんです。  そうしていかないと、これからますます、特にここ数年は、街路樹に関する予算を確保していかなきゃいけないと思います。これは繰り返しますけれども、災害対策も含めて、その辺の考え方がこの予算の中に盛り込まれていないとすると、我々も審査のしようがないというか、要望して終わるしかないんですけれども。そこのところはしっかり予算編成してほしいんだけれども、今後盛り込んでいくということで今回は了承するしかないんですけれども、そもそも街路樹の管理だとかは、これからどうしていこうとしていますか。 ◎道路維持課長 当然、街路樹はこれから非常に難しい局面を迎えているのは承知しております。当然、その植えかえですとか再編のベースになる計画を立てなければ、やはり住民の方にご理解がなかなか得られないということもありますので、その計画がきちんとできましたら、それに向かっていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 僕は、今回街路樹に関しては、もう少し予算が伸びてくるのかなと思っていたので、その辺はしっかりと、これからでもお願いをしたいと思います。特に台風シーズン前にしっかりと調査すべきところは調査し、倒木前に剪定するところは剪定をし、そして新しく植えかえるところは植えかえをする。集中的にそこは予算をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。しつこくて申しわけない。ここは本当に大事なところなので、ちょっとさせていただきました。  それと、465ページの東京都とのみちづくり・まちづくりパートナー事業のほうですけれども、1点、地域から全然進みが見えていないとあるのが、木曽のところの3・4・38なんです。ここは計画よりもおくれているのかな。そこの今の進捗状況等も含めて、改めて確認をしたいと思います。 ◎道路整備課長 3・4・38号線ですが、来年度、2019年度に舗装をかけまして完了となります。それで東京都へ引き継ぐ予定になっております。もう既に無電柱化は終わって、2018年度は電線共同溝に埋設企業者、いわゆる東京電力、NTTが線を入れ、各宅地に引き込みのほうを入れていく工事をしておりました。最終年度といたしまして、来年度、2019年度に舗装をかけ直して終わりとなります。 ◆藤田 委員 そうしますと、3・4・38号線は木曽交差点から木曽交番前まで、見た目が何か全然進んでいないようなんだけれども、今年度から目に見える形で進んでいって、整備が図られるということでいいんですか。 ◎道路整備課長 もう既に2013年度から工事を始めておりまして、最初、203年度は木曽交差点側から始めて、拡幅をしております。2017年度、木曽交番側の最終の4区画に分けて今回施工しておりまして、2018年どういうは、先ほども申し上げましたが、埋設物の企業者が電線共同溝のほうに管を入れておりました。2019年度に最終的な舗装の仕上げをして、終わる予定になっております。 ◆藤田 委員 わかりました。ありがとうございます。  最後に、630号線と579号線について確認をさせていただきたいと思います。  まず、579号線のほうですけれども、補正のときにもしていただきましたけれども、2027年度ということでありますけれども、地域のほうから579号線整備に合わせて農免道路、第2期と市のほうは言っておりますけれども、延長の小山田小学校の前も含めたそちらの計画です。市長から地域のほうには2027年度までにそちらのほうも完了するというふうに報告されておりますけれども、あわせて関連した農免道路と第2期と言われている579号線、その辺の整備状況とか計画状況をお伺いしたいと思います。 ◎道路整備課長 何路線かありますので、まず農免道路の忠生441号線から説明させていただきます。まず、こちらに関しましては、バス停留所の待合スペースというのでしょうか。今、平のバス停や池谷戸のバス停がかなり狭い危険な状況になっております。そこに待合スペースをまず確保するということを考えております。その後、拡幅に向けた準備を進めてまいりたいと考えております。  忠生579号線、1期につきましては、2027年度を目標ということでやっておりますが、実際、目に見えて進んでいる状況が正直ないというところになっております。こちらに関しましては、まだ事業にご理解がいただけていない方もいらっしゃいますので、何とかこの事業に賛同いただけるように説明をしながら、何回も通いながら説明してまいりたい。事業への理解を深めていきたいというふうに考えております。  第2期につきましては、こちらも2027年度は小山田のバスの折り返し場から東京都が築造しております3・4・40号線の都市計画道路まで、小山田小学校の付近を通りまして、そちらの都市計画道路までの工事になりますが、こちらも2027年度という目標を立てておりますので、随時進めてまいりたいと考えております。 ◆藤田 委員 そのところは、やっぱり地域としても、1期の579号線、本当に大変な中で進めていただいているのはわかりますけれども、そこから延長する農免道路、第2期と言われている579号線がしっかり整備される。そこのところに今度新しい資源化施設が来て、その車両の道路になったり、安全対策の面からも、さらに1期の今予算に上がっている579号線ができれば、大きな道路ができれば、そこまでの間、大きな車両も含めて農免道路や第2期と言われている579号線に入ってくるということになるので、そこのところを並行して、579号線の1期の理解をいただくためにも、しっかりこれは進めていただきますように。来年度聞いたときに、もう少しその辺の、2期の部分とかもできれば予算化してほしいと思うんですけれども、そこのところはよろしくお願いしたいと思います。  最後に、630号線ですけれども、これも地域と地権者等の理解を得て、補正のときに聞いたら順調に進んでいると思います。ただ、ここに来て、例えば山中集会所は、今、仮設とかいろいろなっておりますけれども、整備が進んでいくに当たって、今、いろいろ交通の整理とかはしていただいていますけれども、私もこの前行きましたけれども、集会所の前あたり、本当に危険ですよね。整備と同時にそこが解決されるのかもしれませんけれども、そういった解決策だとか。  あと、例えば山中のところで言えば、ほかの部署との整備を、道路整備課さんは一生懸命交渉しておりますけれども、例えば地域のコミュニティバスがあって、山中集会所にバスの停留所ができましたね。だけれども、その情報がしっかり伝わっていなくて、整備されたことによって、いきなりあそこが駐車場として使えなくなったり、あと、現に今630号線が通ったときに山中集会所の駐車場がなくなったり、そこは北部丘陵の土地みたいですけれども。そういった北部丘陵だとか交通政策とか、連携がとれていないために、なかなかそこの地域のご理解が、せっかく築き上げた地域のご理解等も揺らいでいるところもあるんです。そういったほかの部署とも連携してそういった問題の解決を図っていくことが、予定どおり進んでいくことになると思うんですけれども、ほかの部署との連携について、どうなっているのかお伺いしたいと思います。 ◎道路整備課長 ほかとの連携ということでございますが、まず、例えばそのバスの関係の交通事業推進課などとは、今現在、バスの小型車を走らせるための事業を道路整備課で請け負って、工事をしております。そういう関係もございますので、連携を図りながら事業は進めております。また、北部丘陵との関係も、実際、新たな630号の路線は、農業振興課の北部・里山担当の所管の土地もございますので、そのあたりも含めて連携を図りながらやっております。  また、地元の方々からのお話につきましても、道路をつくるに当たっては、やはり地元の方々の協力が何よりですので、その協力をいただきながら、地元の方々に対しても、どこの部署がというわけではなく、連携を図った内容を地元の方々に周知といいますか、わかるような説明を細かく丁寧にしていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 最後にします。  そこのところの他部署との連携、そして道路部内でも連携。今、2021年度に630号線ができるまで、あそこの山中交差点のところは大変な状況です。交通対策等、安全対策等は、やっていただいているところもありますけれども、しっかり2021年度までの間にやっていただきたいところなんですけれども、同じ道路部内ですけれども、そこはいかがでしょうか。 ◎道路管理課長 今の630号線のお話ですけれども、道路整備課と打ち合わせをしながら、より安全に、事故等が起きないような安全対策を講じていきたいというふうに考えておりますので、全力でやっていきたいと思います。 ◆三遊亭 委員 2点ほど伺いたいんですが、いずれも「予算概要」の、まず452ページの、ちょっとよくわからないんですが、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて外国人の来街者がふえるから、視覚障がい者誘導用ブロックを町田駅周辺につくるというんですが、これはどの辺でしょうか。  それと、よくわからないと言ったのは、別に外国人がふえなくても、これはやるべき事業だと思うんだけれども、ただ、これはまちだ未来づくり基金を使いたいからということなのかな。まあ、いいです。  2点目が、無電柱化推進事業をこれからどんどん推し進めていくということなんですが、これはかなり長大な事業になると思われるんですけれども、来年度取り組むのは、その長大な事業、ゴールが100とすると、どの辺まで来年度取り組むのかなと。そういうのがわかれば、それは感覚になるかと思うんですけれども、お知らせください。 ◎道路維持課長 今、ご質疑いただきました、来街者が多くなるのでバリアフリー対策をするというつながりのお話でございますが、これは外国人だけに特化した話ではなくて、これを機会に来街者が町田にふえていらっしゃるということで、そのためにはバリアフリー対策をもう少ししっかりしていかなければいけないということで、対策を講じることでございます。  内容としましては、歩道が急勾配なところを少し緩やかにしたり、点字ブロックを増設したりと。今現在も点字ブロックが不足しているところがございまして、そこを重点的に駅周辺で整備していくというふうな内容でございます。
     場所でございますが、駅周辺でもバリアフリー対策が不足している部分ということで、例えば片側は点字ブロックがあるんですけれども、もう片方の反対側の歩道には点字ブロックがないというふうな、具体的には市民ホールから小田急町田駅までの間の駅に向かって左側を予定しております。 ◎道路整備課長 無電柱化の進捗ぐあいというのでしょうか。はっきり言ってしまえば、2019年度に推進計画等も立ててまいりますので、まだまだ本当にスタートラインをどんと出たぐらいかなと。済みません。ちょっと感覚でしかお話しできないんですけれども、そういうふうに思っております。2019年度はスタートラインをどんと出ただけといっても、それが10メートル分なのかというわけではなく、また、1年が10メートルというわけでもない。その後は、100メートル走でもどんどん加速していきますので、無電柱化の進捗も毎年毎年速度を上げてやっていきたいというふうに考えております。 ◆三遊亭 委員 確かに無電柱化は、先ほども言ったように、非常に長い事業ですから、いろいろ困難もあるかと思いますけれども、今、どんと出たところなんだけれども加速していくということを聞いて安心しましたので、今後ともよろしくお願いします。 ◆松岡 委員 では、数点お聞きいたします。  「予算概要」のほうから、まず449ページの道路通報アプリみちピカ町田くんの配信は大変便利で、市民の方も活用され出したと思います。去年の4月からでしたけれども、今までの活用件数と、これから利用促進のためにもちろんPRをされていかれると思いますけれども、どのようなPR方法をされていかれるのでしょうか。  次に、452ページ、道路上公共トイレ、町田駅、尾根緑道、成瀬駅前の警備、清掃、保守点検ということで維持管理を行うとありますけれども、ちょうど尾根緑道なんですけれども、普通もジョギングしたりとかして活用されていると思いますけれども、一番頻繁に活用されるのはさくらまつりだと思うんです。  私の記憶で、ちょっとごめんなさい。記憶なので確認していないんですけれども、たしかあそこのトイレは、和のトイレがあったかと思うんですけれども、その確認で。やっぱり尾根緑道のトイレは、特に外のトイレなので結構汚いというか、そういうところもあるので、清掃もされているかと思いますけれども、ちょっとその確認をさせてください。できれば、本当は洋のトイレに変換していければ。たしか、和のトイレがあったようで、ちょっと汚いというイメージがあったかと思うんですけれども、済みません。そこがちょっと私も記憶があれなので、教えていただければと思います。  もう1点は460ページですけれども、忠生33号線の交通量が多くて、道路の整備と改良に合わせて歩道整備をされるということで、実は私も市民の方から、数年前に――ここはやっぱり通学路でもあって、歩道がとても狭くて、車が相当行き交うんです。割と抜け道というか、結構なダンプカーとかも行きますので、子どもたち、また買い物とか、市民の方で特にこういう例があったんです。竹の根っこが歩道に浮き上がって10メートルほど歩道がでこぼこになっていて、けがをされた方もいるということで、直していただけないかと。数年前、10メートルほどだったか、直したことがあったんですけれども、そういう経緯も含めて、どのような歩道整備をされるのか、内容を教えていただければと思います。 ◎道路管理課長 今の通報アプリの件数ですけれども、現在、ダウンロード数が2,635件ほど来ております。また、通報が655件。これの内訳が、道路に穴があいている、路面の破損というものが240件ほど、街路灯の球切れが92件、また、側溝の清掃が34件、そういった割合の中で通報をいただいているところでございます。  今後のPRとしましては、昨年の4月からこちらを始めていきまして、同じような形ですけれども、横断幕の設置が今ペデストリアンデッキのところにございますけれども、また行政報告でお名前の変更をするということがございますので、そちらの入れかえもさせていただきます。あとは、コミュニティバスの車内のつるし広告にも、この通報アプリが有効であるというようなチラシをさせていただきたい。あとは、ティッシュに通報アプリのQRコードが載っているものを差し込んでお配りしたり、庁用者にマグネットで広報するような形で予定をしております。 ◎道路維持課担当課長 尾根緑道のトイレの件ですが、全て確かに和式でありました。ですが、今年度、今月の10日ぐらいだったのですけれども、男子を1つ、女子を4つ中2つ、和式から洋式に改修しておりますので、さくらまつりでは洋式も和式も使えるような状況になると思いますので、大丈夫だと思っております。 ◎道路整備課長 忠生33号線の歩道の整備についてということですが、歩道の整備の仕方に関しましては、現在、上山崎入口交差点から町田かたかごの森のちょっと手前まで、もう既にでき上がっている部分がございます。そちらと同じような形態になります。  以前は、歩道といいますか、忠生33号線の坂を下っていった部分でしょうか。竹が根上がっているような状況があったのかと思われますが、そのあたりに関しましては、必要に応じてそういう竹や草が来ないようなということも考えられるのかと思いますが、今現在は一般的な歩道の形の整備を今考えております。幅員は2.5メートルになる予定です。 ◆松岡 委員 了解いたしました。  最後にありました竹の件ですけれども、結構竹の根っこは強くて、やってもやってもまた浮き上がってくるということで、舗装するのが、時間が短くて、また浮き上がってくるという感じなんです。そこのあたりはきちんと整備をしていただければ、通学路の子どもたち、あるいはお年寄りの方々がけがをしないで済むように、そういうところも含めて道路整備をやっていただけたらと思っておりますので、よろしくお願いします。 ◆山下 委員 1つずつやっていきます。まず、447ページです。土木積算システム使用料ということで計上されているんですけれども、これに直接ということではないんですが、関連してなんですけれども、最近、積算の力が町田市役所自体、全体的にすごく弱まっているんじゃないかということで、いろんな事業者さんから声をいただいているんです。道路部ということでいえば、そういったお声を聞く機会も少ないんですが、全体としてはそういったことがあるということで、何かそういったことについての問題意識とか対応について市のほうで取り組んでいるようなことがあれば、ちょっとお聞きしたいと思っています。 ◎道路整備課長 積算に関しましては、特に道路整備課職員、もしくは道路維持課職員が積算をしているかと思います。その中で、やはりパソコンに頼り過ぎている部分はあるかと思います。その中で、そういう積算基準という本がございますが、その中身の理解度も含めて、いわゆるOJTといいますけれども、ふだんから先輩職員が後輩、もしくは係長職が後輩に対して指導や助言などをしながら、こういう場合にはこうしていくということを常日ごろからお話しすることで、そういう積算力の低下を防ぐようにはしております。 ◆山下 委員 これにつきましては、今そういうことで取り組まれているということでしたので、また、私のほうでこういう発言をさせていただきましたので、今後ともしっかりやっていただくということでお願いしたいと思います。  次の質疑に移りたいと思います。448ページでペデストリアンデッキ管理計画の、これも計画をつくっていくというようなことでの委託料ということでよろしいのでしょうか。あと、いわゆるデッキの中でも、ここの部分とかというのがもしあればお教えいただきたいんです。 ◎道路政策課担当課長 今、ペデストリアンデッキ管理計画ですが、町田駅の全部のデッキを対象にして、計画的、予防的な修繕、これは長寿命化を図っていくという観点で計画を立ててまいります。 ◆山下 委員 ここについては、やらなければいけないことが当然管理計画の中で明らかになってくるし、必要な予算とかそういったものも出てくるかと思うんですけれども、民間資金を活用したような財源づくりも含めた計画をつくっていく。そういったことも外部の方から、都内ではこういった露出度の高い場所についての管理とか、今言ったような財源づくりも含めたような活用の仕方も含めて、最終的には管理費を出していけるような計画づくりということについて指摘している方も多いんですけれども、今回の計画ではそういった部分は考えられているのでしょうか。 ◎道路政策課担当課長 民間活力を活用したというところまでは考えてはおりません。 ◆山下 委員 いろいろな次元で検討していただければと思います。これはここでとどめたいと思います。  次に、450ページの用地管理費のところで地籍調査のことが出ているわけなんですけれども、市の進捗状況というのは全体に対してこれでどのくらい進むのかということをちょっと伺いたいんです。 ◎許認可・用地管理担当課長 ここの地籍調査事業で全体計画――町田市の全体に対しての割合でよろしいでしょうか。  今、手元に平成30年度の東京都の実績とありまして、町田市の進捗率が9.2%。町田市が直接やっている事業と、あと、区画整理事業によってできたとかそういう形でやった面積の分が、地籍は19条5項もあった。地籍と同等ですと認められた事業を含めて、町田市全体で9.2%という形があります。  町田市は、この面積0.05ヘクタール、事業を行っていますので、3年間で大体1カ所、一、二年に1カ所を終わる形ですので、そこで上がるとすると、今はほとんど0.0幾つという数字になってしまいます。四捨五入で0.01%ぐらいずつ上がっていく形になります。事業全体としてはそのぐらいの規模になります。 ◆山下 委員 その9.2%というのは、当然、町田市の面積というものを考えた上で判断する部分も必要なのかもしれないんですけれども、各自治体、例えば東京都のほかの自治体と比べたときとか、どんな数字に位置しているのか、ちょっと聞きたいんです。 ◎許認可・用地管理担当課長 ちなみに、都区内ですと大体10%とか、やっぱり少ないところで4%ぐらい。多いところで、都区内ですと一番大きい墨田区が45%ぐらい上がっています。ちなみに、八王子市ですと面積に対して4%ぐらいです。事業的にはやっていらっしゃるみたいで、一番進捗率が高いのが、西東京市とか、東村山市が57%とか56%、あと、瑞穂町も結構やられて、面積に対して56%、57%ぐらいまで。あと、島嶼群については100%行っている。直営でやっているところもありますので、三宅村なんかは、災害があったところなんかはそういうものが終わっているところがございます。そういう全体的なものの中での進捗率になっていると思います。 ◆山下 委員 わかりました。法律に基づいてやる仕事だと思いますので、ただ、これはいわゆる実感が、市民サービスとしてはなかなか得られないところがありますけれども。市民サービスという言い方はおかしいですけれども、実際には自治体によって、これが進んでいるかどうかによって、市民の利益というんですか、そういったものがきちっと、ほかの自治体と比べたときにどうなのかという部分も出てくると思うんです。  今、いろいろ指摘されているのが、町田市の取り入れている手法が、やり方自体が、一般的に見ると、全国のこういう地籍調査をやっているところと比べると、なかなか進みづらいようなやり方をしているんじゃないかという指摘をされているケースがありました。そういった点での他の自治体との比較ということについては、されてきているのかどうか確認したいんです。 ◎許認可・用地管理担当課長 他自治体と特に比較をしてという実施はしておりません。東京都の中で事業をやっておりますので、東京都の傘下のやり方、手法で、過去、大きくは街区調査という形、道路、周りのものを全部決めていくという手法で始めてきています。当然、地籍調査はその中の宅地まで全部決めなければいけないということで、事業を行い始めてもうかなりたってきています。事業規模が、土地の中まで、個人の宅地まで全部入っていく形で、所有者さん、権利者さんの間に入って所有者を探すという形で、町田市としてはかなり積極的にやっておりますので、所有者がいないとか合意がとれないとかと未利用地にならないような形で、なるべく積極的に職員もやった形の中で、確実に進めていくという方法で進めさせていただいております。  あと、事業規模は、ここでまた改めて事業を進めていく自治体さんもふえてまいりましたので、その中では今後周りも見ていく形は考えていかなければならないかと思っております。 ◆山下 委員 境界の決定の仕方について、非常に言っておられる方が多かったので、全体の取り組みの仕方とかということではなかったんですけれども、その辺はちょっと私も専門的にはよく理解はできないので、いろいろ調査研究を重ねていただければと思います。よくやっていると思いますので、よろしくお願いいたします。  次が、452ページの視覚障がい者誘導用ブロックなんですけれども、これは当然視覚障がいのある方が不自由なくというか、そういったところを必要としている事業だと思うんですけれども、この当事者とか、場合によったら交通管理者とも連携をとられて進めていらっしゃるのでしょうか。 ◎道路維持課長 連携ということですが、今現在はまだ連携はとれていません。必要に応じて、バリアフリー自体が、たしか交通施策のほうで計画を立てていたと思いますので、そことの調整は必要になってくると考えております。 ◆山下 委員 当事者の方が幾つかの点で、この道路を渡るときとかに指摘されている点の中には、ちょっとここのケースではどうなのかとあるんですけれども、もし言えるチャンスがあればということで参考にこの場で取り上げます。  信号があった場合に、シグナルエイドという機器によって、今、赤ですよとか、そういう音声を発するような機器があるらしいんですけれども、それと、こういったものが連携をして取り組まれてほしいという声があったんです。特にその機器自体が使えない環境になっている信号が結構あるらしいんです。ですから、この点字ブロックを進める際にぜひそういったことも含めて少し丁寧に進めていただきたいという声があるんですが、その点ではどうかということなんです。 ◎道路維持課長 基本的に道路構造的に点字ブロックが本来あるべきところが不足している、整備ができていなかったというところから、ここの発想につながっていますので、今おっしゃられたシグナルエイドとの関連性は現在把握できていないんですが、できる限り調整は丁寧に進めていきたいというふうに考えております。 ◆山下 委員 最後なんですけれども、先ほど630号線についての質疑がありました。安全性ということについて、整備を進めていく中で、その計画を地元にお伝えしていく中で、町田市が直接決定権があるところではないですけれども、横断歩道ができる位置について非常に危惧されている。ちょうど曲がり角のカーブした後に横断歩道が設置されて、非常に見えづらい位置に設置される可能性があるという話があったということです。その点についての調整は、今のところなかなか地元の声を伝えていくという手段になってしまうと、町田市側にまずはお伝えしてということになると思いますので、その点での認識について確認したいんです。 ◎道路整備課長 横断歩道の位置ということでございますが、委員おっしゃられるとおり、町田市のほうで勝手にというか、ここにつけるということが、まず横断歩道はできません。それはやはり交通管理者である警視庁等との打ち合わせ、協議の中で場所を決めていきます。横断歩道を設置するに当たって、車から横断歩道が見える、視距といいまして、どれぐらい先の横断歩道が見えるかという決まりが大体あります。それは制限速度を守っている状況という条件はありますけれども、そういう中で見える範囲が決まっておりますので、それに基づいて今回も場所等は決めさせていただきました。  地元から、横断歩道の位置やいろんなご意見等も伺っておりますが、そこは丁寧に説明して理解を得たいというふうに考えております。 ◆山下 委員 交通安全対策という意味では、歩行者のことをかなり重視して言っていた話だと思うんですけれども、あとは横断歩道ですので、地元の方だけが使うというわけではないとは思うんです。ただ、通学路としての意味で心配されている声なのかなと思いました。ですから、旧道と含めた歩行者の安全対策というんですか。その辺を市のほうであれば少し丁寧にやっていける可能性があると思いますので、その点についても少し検討されてもいいのかなと思うんですが、そういった点ではいかがかと思います。 ◎道路整備課長 今後、できることがあれば、それは地元の方々を交えて話し合いをしながら進めてまいりたいと思います。 ◆藤田 委員 先ほどの質疑の中で、みちづくり・まちづくりパートナー事業の3・4・38号線のところで発言の訂正をさせていただければ。先ほど、地域の方から、全く見えない、そして用地協力者から見えないと言っているのは、木曽交番から滝の沢のほうの件でございまして、誤った箇所を言いましたので、おわびして訂正したいと思いますが、その辺の進捗はどうですか。全く見えていないと。東京都。わからなければ、いいです。訂正させてください。 ◎道路整備課長 滝の沢付近に関しまして、済みません、細かい年数はちょっと忘れてしまったんですけれども、確かに町田市が用地の取得を東京都から受託して行っていた部分がございますが、そこに関しまして事業自体を東京都のほうに返している状況です。その後の進捗というものに関しまして、委員おっしゃられるとおり、正直全然進んでいないと。私たちが通っても、一向にかわりばえがしない状況ではあります。東京都からも、いつ進むよというお話も今のところない状況でございます。 ◆細野 委員 何点か伺いたいと思います。  まず最初に、448ページの南町田駅南北自由通路についてですが、8億円。これは2020年までの債務負担行為が組まれておりますが、今年度、秋、町開きがあるわけですけれども、そこまでに行う今回の事業、内容について。また、2020年までですので、まだそれ以降、2020年度も何か事業として残るのかどうかについて。それから、南北自由通路については、最初、町田市の100%の事業ということでしたが、その割合が変わって、その管理運営と、町田市の面積というんですか、幅の広さでは60センチでしたか。ちょっと忘れたんですが、割合が出ていると思うんですが、面積割合で東急電鉄さんとの負担、所有の区分の割合というのがどのようになるのか、お聞かせいただきたいと思います。  それと、450ページの自転車駐車場の整備についてですが、これは設置費が1台と、それから管理費補助ということで、2台分の予算ということでついておりますけれども、場所と、それから管理費補助が2台だけという内容について、ちょっとお聞かせ願えればと思います。それによってどの程度整備が進むのか。また、場所なども教えていただければと思います。  それから、予算書の32ページの歳入に放置自転車移送料というものが入っているんですが、これは先ほどの条例改正が反映された予算となっているのか、その点だけ確認させていただきたいと思います。 ◎道路政策課担当課長 初めに、南町田駅南北自由通路、448ページの件ですが、2019年度の工事の内容と2020年度はという1点目からです。2019年度は、もう既に自由通路の桁自体はもうかかっていますので、保護者とかが歩ける表面の仕上げの工事に入っていきます。それと、工事によって、今、ホームの仮の上屋というんですか、防護柵等もありますので、そちらのほうの撤去をやっていくような形になります。工程調整の結果、2020年度は工事を行わない予定で現在のところは考えております。  2点目の東急電鉄との費用負担、割合の話ということです。自由通路の幅員全て町田市負担、要は都市側とよく言うんですが、都市側のほうで負担すると。これは国の出している要綱に基づいてやっておりますので、東急電鉄の割合分担というのは自由通路に関しては行っておりません。 ◎道路管理課長 今、委員の言われた部分については、来年度の予定をする民営自転車駐車場の助成という形で、現状は町田市駅周辺でお話を頂戴しております。1件、今、旧長崎屋のA、B館がある部分で、パチンコ屋のところにある反対側の部分で駐輪場をしたいというお話は頂戴はしているんですが、まだ進行中で、それが本当になるどうかわからないですけれども、一応そういった予定が来ております。もう1件も、ちょっとお話だけということで来ているものがありまして、来年度はもしかすると2件入るのかなというふうに考えております。管理費のほうも、そういったことで来年度計上を2件しているということになります。  あとは、先ほどの部分で、歳入の70万円のところについては、条例の改正前の部分なので、前年度金額を想定して盛り込んでおりますので、金額が上がっている部分については見ておりません。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  南町田駅南北自由通路についてですけれども、そうしますと、債務負担行為で設定された予算については、今年度の予算で全て使い切るということになるのでしょうか。  それから、100%町田市が自由通路の部分については負担する負担割合というのでしょうか。そうなると、管理等も町田市が行うということになるのでしょうか。  また、東急電鉄の商業施設に入っていく街区道路と接道していくようになるのかなと思うんですが、その辺のつなぎ目でどういうふうに分かれるのか、その辺についてお聞かせいただきたいと思います。  とりあえずそれだけ、済みません。 ◎道路政策課担当課長 南町田駅南北自由通路の債務負担の関係で、今年度使い切るのかというご質疑ですが、今想定しているのは2019年度で完了させるという予定でございます。  次に、自由通路の負担割合で100%は、先ほども申したように100%、市側の負担でやっています。管理についても、町田市の資産ですので、町田市のほうで管理していきます。  駅街区との境については、エキスパンションというんですが、橋の稼働してもいいつなぎ目までを境にやっていく予定でございます。今後、協定を東急電鉄さんと結んで、管理について取り決めをしていくというような形になります。 ◆細野 委員 了解しました。  改札の整備も町田市が行うということで予算の中に入っているわけですけれども、前もご説明はいただいたと思うんですが、その辺の理由というか目的、町田市側の整備によって改札口が移動するというお話だったんですが、そういう状況でいいのか。  東急電鉄についても、中央1カ所に改札口を持ってくることで、人件費とかちょっとそういったものも含めて、メリットがあるのかなと思うんですが、その辺についてちょっともう一度ご説明をいただきたいと思います。  それから、ついでに伺いますと、468ページの南町田駅北口広場築造事業です。これは屋根がけ等の費用だと思うんですが、3億1,500万円余りということで、ちょっと屋根がけとしては高額だなというふうに思うんですが、その算出根拠等。  それから、先ほど環境資源部のほうで藤田委員が聞かれたんですが、喫煙スペース等をやっぱりこの駅広の整備とともに設置していく、同時に進めていくといいのかなと思うんですが、そういったことについては計画があるのかどうか、その辺について。  それから、455ページの成瀬駅北口広場の改良についても、その内容と、やはり喫煙スペースの整備等は、どこでやるのかあれですけれども、もし計画がありましたらお聞かせいただきたいと思います。 ◎道路整備課担当課長 まず、南町田駅北口自由通路の改札を町田市負担でやっているというお話ですが、自由通路整備については国が2009年に定めました自由通路の整備及び管理に関する要綱に基づいて、全国的にもこのルールにのっとってやっているんですが、都市基盤事業者である町田市が負担するということを基本としています。  改札の移設整備、あと、これに伴う改札移設をするのに必要な役務室の機能であったり、そういった整備については市が行うということで、副次核としてやっぱり南町田の顔とするために、北口広場、駅南側のモール、公園、双方から便利に利用できるように、自由通路に面した位置に改札を設けるという観点からやっておりますので、市が負担するという整理をしています。  あと、東急電鉄側にもこれによって開発メリットが生じるんじゃないかというところもございますが、そちらについてのご意見なんですが、このプロジェクトの中で十分に東急電鉄自体も開発メリットを町に還元しているということで、市のほうは認識しております。 ◎道路整備課長 2つの駅の整備ということで、まず、南町田の北口ですが、約3億円という金額を計上させていただいておりますが、屋根のほうに関しましては約2億7,000万円を予定しております。残りの3,000万円が案内のサイン等を設置する看板を今予定しております。  屋根のほうですけれども、こちらは先ほどもありましたけれども、南町田は町田の副次核と位置づけられている駅になります。その中で、今、乗降場としましては、駅の改札側に3カ所、16号側に1カ所、16号側に降車スペースまでございます。屋根といたしましては、降車場から、及び降車場のちょっと北側にありますエレベーター、そこから全て屋根を設置していく考えでございます。延長としましては約175メートルで、屋根の面積としましては約700平米ございまして、車椅子の方や視覚障がい者の方々も、屋根の部分を歩けるような形で整備して、利便性の向上を図りたい。やはり副次核ということもございますので、費用は大分かかってしまいますけれども、全面的に屋根をかけたいと考えております。  また、自由通路のところに関しましては、大きな屋根という表現が正しいかどうかはあれなんですけれども、ほぼ駅舎と道路の境から道路のところまで、全面的に8メートル50センチぐらいですか、かけていく予定ですので、面積としてはかなり大きくなりますので、金額も大きくなる予定でございます。  続きまして、成瀬駅の整備ですが、こちらにはもう既にバスの乗降場はございますが、今現在、降車場がないので、バスの降車場をまず設置いたします。降車場は今タクシーが待機している部分というのでしょうか。タクシーの乗車場からちょっと交番側に行ったところになります。真ん中に島が2つあるんですけれども、その島を一部改良しまして、タクシーの待機スペース、バスの待機スペース、あと、アパート側の島に関しましては、今まで皆さんが、ちょっと駅のバス乗降場所の近くでとめて使われていたと思うんですけれども、そのものをなくすために一般車の乗降場を約17台分設ける予定でございます。また、パーキングチケット式の駐車場がかなり多くあるんですけれども、これを減らすようにする予定でございます。  利用に関しましては、今までちょうどバスの待機場所というのでしょうか。島の南側に皆さん車をとめて待たれていたり、そこから乱横断をされる等もあって危険な状況があったということもございまして、警視庁との協議の結果、一般乗降場を設けるような形を行っております。内容としましては以上になります。 ◎道路政策課担当課長 成瀬駅の喫煙所の設置箇所ですが、北南、1カ所ずつ設けてあります。  南町田については、今後どうしていくかというところは、今現在は設置しておりませんので、それで今のところ何も苦情等が出ていないような状態ですので、今後の町開き後の動向を見ながら、美化推進重点地域であったり、道路等喫煙禁止区域、そちらのほうの指定をしていくかどうかも、環境部門と相談をしながら見ていきたいと考えております。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時5分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時33分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆細野 委員 引き続き、何点か伺わせていただきたいと思います。  464ページ、都計道3・4・34号線について、測量委託料がついた予算ですけれども、この道路については地域の皆さんとか市民の皆さんが要望している道路でもありますが、その一方で、学校の間を通るということで、いろいろな不安などもある道路でもあります。今後の道路整備についての見通しと、それから住民の皆さんへの説明についてはどのように行われていくのか。また、立ち退きもなるべく少ないところを通っているのかなというふうには思うんですが、その影響についてはどの程度予測されていらっしゃるのでしょうか。 ◎道路整備課長 まず、1点目ですが、中学校と小学校の間を通っていく形になります。住民に対する説明に関しましては、今後、まず用地測量を来年度、2019年度に考えております。その用地測量をする前には、こういう形で用地測量をします、用地測量とはどういう測量で、その中で、皆様方の土地がどれぐらいかかってきますというような資料をつくっていく形になります。また、境界の立ち会いもありますので、そのあたりの説明をしていくようになります。  今後の進め方ですけれども、2019年度に事業認可を取得したいと考えて、引き続き早目に開通できるよう進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  影響を受ける宅地等をもしお答えできたらお願いしたい。  それから、別件ですが、455ページの道路新設改良費の中で入っております玉川学園前駅周辺整備事業について、整備工事と物件補償という予算が入っているわけですけれども、この事業については地域の皆さんにとってもいろいろ要望がある一方で、またいろいろなご意見もあったかなと思うんですが、その請願等の住民の皆さんの声が、特にこちらはデッキの工事ですので、デッキ整備について反映されていることがありましたらどのようなことを配慮されたのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎道路整備課長 まず、1点目、3・4・34号線の影響ということですけれども、申しわけございません。そちらに関しましては、今、手元に資料がございませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。  続きまして、玉川学園の請願の内容をどのように反映させたかということでございますが、請願の内容といいますか、地元から出た要望に関しましては、景観に配慮という形をとるということで、例えばもともと景観の指針の中にもデッキに関しましては余り目立たないような色使いをするという指針等もございますので、それに沿った形で進めています。また、玉川学園コミュニティセンターの建てかえもございますので、そちらのほうと色調を合わせるような形もとっております。  バリアフリーに関しましては、例えば屋根をつけて利便性の向上というものを図っているところでございます。 ◆細野 委員 いろいろ配慮した内容でデッキが整備されるということなんですが、あと、もう1つ、駅前の樹木に対する配慮みたいな声もあったかと思うんですが、その辺について何か検討されたことがありましたらお聞かせいただきたいと思います。  あと、467ページの都計道3・4・20号線の道路の整備ですけれども、モノレール路線の導入部分ということで道路整備が進められるんですが、この道路を整備すると、どの程度の距離がモノレール路線として確保できるのか。総延長の中での割合でもいいですし、距離でもいいんですが、教えていただければと思います。 ◎道路整備課長 玉川学園の駅前の樹木ということですけれども、駅前の緑の部分に関しましては、イチョウが生えております。そのイチョウに関しましてはデッキのほうが影響するというよりも、コミュニティセンターのほうでも影響するという部分がございまして、それについては残すような形になっております。ただし、デッキのほうで5本の樹木が、影響が出る部分につきましては伐採をさせていただくというふうに今考えております。  続きまして、3・4・20号線の築造ですが、こちらは既に都市計画道路としてはでき上がっている部分ですが、モノレール路線ということで拡幅を今後考えております。こちらは、延長は1.5キロございまして、済みません、全体でここができることによって何%かというのは、今のところ把握できておりません。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  あと1点、今回の道路、準幹線道路、都計道などの整備の中で、そのほかに多摩都市モノレールの路線についての道路が、ほかに計画等は、設計などを含めて入っているのかどうか教えていただきたいと思います。  それから、471ページの鶴川駅北口広場整備事業ですが、この整備について、目的、内容についてお聞きしたいのと、この間、説明会なども行われているようですが、そこで出されている地域の方の声というのはどういうものがあるでしょうか。
    ◎道路整備課長 モノレール予定の路線ということですけれども、みちづくり・まちづくりパートナー事業の中で3・4・11号線、原町田大通りの町田街道から芹ヶ谷公園までの延伸部分になりますが、こちらを今、2019年度、予定をしております。 ◎道路政策課担当課長 471ページの鶴川駅北口広場整備事業の目的と地域の説明会の関係がどうなっているかというご質疑です。鶴川駅自体、鶴川駅前区画整理事業で整備したんですが、それから年数が相当たっていますので、周辺の開発がされて、現在、バス、タクシー、一般車で、飽和状態というんですか。その改善のために、今回、4,000平米の駅前広場を約8,000ちょっとに拡幅する計画でございます。  地元への説明ですが、商店会であったり、連合町内会の会合時には随時説明はしてきて、周辺地域の方にも、先日、3月9日土曜日に説明会を行っております。当然、整備についてはおおむね賛成ではあるんですが、説明の資料のほうで図面を早く欲しいとか、そういったご意見はいただいております。  今後も鶴川駅のまちづくりのプロジェクトということで、小田急電鉄と一緒に地区街づくり課のほうでワーキングというんですか、そうしたものを開催していく予定ではございます。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  いろいろご意見もご要望もあると思うんですが、駅前広場が拡充されて広くなるという面の利便性と、一方で、流れが変わってしまって、現在ある商店街になかなか人の足が向かないのではないかという不安の声もあると伺ったんですが、その辺の流れをうまく、バス利用者も含めて、そういう要望に応えたりとかということは、今後何か検討されていくことがあるのでしょうか。 ◎道路政策課担当課長 鶴川駅の商店街へ向かう動線が変わっていくんじゃないかというご質疑かと思うんですが、今回の鶴川駅の整備で自由通路を南北を結びまして、それに合わせて鉄道側のほうで橋上化を図っていきます。まだ確定ではないですが、今までの改札がなくなってくると思います。これまで改札を出て左へ曲がれば商店街のほうへ行けたのが、階段をおりてマルシェの1階の空間をくぐっていくような形にはなるんですが、鶴川駅周辺再整備基本方針の中で、商店会の道路の軸というものをきちんと大切にしていこうということで、小田急電鉄とも協議を進めていますので、今後ともその方針は変わらず小田急電鉄に働きかけていきます。あと、当然商店会の方ともお話し合いを持つ場を設けていますので、その中でご理解をいただけるのではないかと考えております。 ◆細野 委員 今、自由通路の話がありましたけれども、今の改札よりもかなりマルシェの駐車場側というんですか、交通広場側のほうに寄ると伺ったんですが、その辺については何か改善は、そこの場所になってしまうというのは何か理由というか、もう固定なのでしょうか。 ◎道路政策課担当課長 基本的にはその位置で確定していくということで、今進めています。なぜその位置になったかというところですが、今のマルシェ自体がまだ改修するような時期ではないということで、解体ができない。工事費も含めて一番整備しやすい位置で、南北を結びやすい位置で、南北の駅前広場を結ぶ位置が、今のところでちょうど小田原寄りにしては最短の位置になりますので、その位置で結ぶことにしています。 ◎道路整備課長 先ほど答えられなかった3・4・34号線の影響ということですが、実際には用地測量がこれからで、民民の境界がはっきり決まっていない中でのあくまでも参考という数値ということでお答えさせていただきます。3・4・34号線で40軒ほどの宅地が影響するのではないかと考えております。  もう1点が、モノレール路線の町田から多摩までの距離の約13.4キロですので、先ほどの3・4・20号線、1.5キロの部分ができたとしますと、約11%が路線としてはできている。ほかにできている部分はございますが、あくまでもその3・4・20号線、2019年度、設計をする範囲の1.5キロができたとした場合は11%が路線延長の中での割合となります。 ◆新井 委員 3・4・34号線、南大谷の件なんですが、これは上野孝典議員が一般質問を結構やられていて、当時から小田急線のガードをくぐる部分で、やはり境川のすぐ横を掘らなければいけないということで、そこに課題があるという話だったんですが、そのあたりに何か進捗はあったのでしょうか。 ◎道路整備課長 こちらに関しましては、今、既に小田急線の下を通る方法を小田急電鉄に2018年度委託しまして、まずその交差方法が確定しております。今後はアンダーの部分の詳細な設計と全体の設計を進めるとともに、用地測量を進めていく状況になっております。 ◆新井 委員 これができるまで、もうしばらくかかるとは思うんですが、変形の5差路があるじゃないですか。南大谷交差点から南大谷小学校に曲がる、右折がすごく渋滞をするという話が結構ありまして、せめてこの信号が成瀬側から来るほうを先に赤信号でとめて、右折を流すような形にできないかみたいな話もあります。この道路ができれば問題はないのでしょうけれども、そこに来るまでの何か対策をするという話はあるのでしょうか。やぶ広のところです。 ◎道路整備課長 今のところ、こちらを何かするということはありません。 ◆新井 委員 やはりそのガードのところまで渋滞が続く原因がここの交差点にありますので、ぜひ警察の方と協議をしていただいて、右折でたまってしまう車がスムーズに流れるような形の信号を、ぜひ協議していただきたいと思います。この点については意見をつけて終わります。  今回、南町田の開発の予算がいろいろついていますが、地下通路がかなり滑りやすいという話があるんですが、その対策については今回予算はついているのでしょうか。 ◎道路政策課担当課長 地下通路の滑りどめについては予算を計上しておりません。 ◆新井 委員 もう既に滑りどめがついていて、これも数字上は問題ないということだそうなんですが、実際やはり雨が降ったときにかなり滑るということで、転んでいる方を救助して救急車を呼んだという話も出ています。そういう話というのは、これまでどれぐらい来ていますでしょうか。あそこの滑りどめで、実際に滑って転んでしまったとかという話というのは来ているのでしょうか。 ◎道路管理課長 今、委員の言われた南町田の通路での事故報告というか、そこの改良というようなお話は、今のところ頂戴はしておりません。 ◆新井 委員 実際に滑っている方がかなり多いようなので、現状、雨のときに確認をするのはなかなか難しいかもしれませんが、ちょっと留意をしていただいて、もし改善ができるようであれば改善をしていただきたいというのが1点。  あと、この地下通路が、電波は一切入らないということで、かなり不便だという話が出ているようでありますので、そのあたりも、電波を中継する機械があるはずなので、それを入れていただければ、防災上、防犯上にも電波は入ったほうがいいと思いますので、そのあたりの改良もあわせてご検討いただければと思います。 ◆戸塚 委員 1点だけ確認をしたいんですけれども、「予算概要」の454ページの街路灯費で、街路灯の全灯LED化に向けてというところで、今の設置状況を教えてもらいたいんです。 ◎道路維持課長 LED化の現在の進捗状況ですが、2月の下旬から現況の調査を始めておりまして、およそ約5,000灯まで調査が完了しました。15%程度です。工事につきましては、調査が済んだ場所から進めていくんですが、その時期と申しますと、4月以降から工事に着手してまいりたいと考えております。 ◆戸塚 委員 ちなみに、これまでのLEDの交換の件で市内事業者はどのぐらい使われていますか。 ◎道路維持課長 市内事業者さんの活用につきまして、調査に関しましては、たしか6社程度が稼働していると聞いております。 ◆戸塚 委員 それは大体何%ぐらいになるのでしょうか。 ◎道路維持課長 全体の何%かというと、ちょっと数字を調べていなくて、今手持ちの数字がありませんので、また後ほどわかりしだいでよろしいですか。 ◆戸塚 委員 わかりました。別にこの委員会中でなくても大丈夫です。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって道路所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後3時57分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時58分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(「市民通報アプリ・まちピカ町田くん」への名称変更及び受信完了の自動返信開始について) ○委員長 行政報告、「市民通報アプリ・まちピカ町田くん」への名称変更及び受信完了の自動返信開始についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎道路部長 本件につきましては、担当より報告をさせていただきます。 ◎道路管理課長 それでは、「市民通報アプリ・まちピカ町田くん」への名称変更及び受信完了の自動返信開始についてご報告申し上げます。  資料は1枚でございます。  道路通報アプリ・道ピカ町田くんを、2019年4月から、道路、公園、街区表示板に加え、生きもの発見レポートも通報できるように改良し、あわせて市民通報アプリ・まちピカ町田くんへ名称を変更いたします。  町田市では、2018年4月から、多摩地域で初の取り組みとして、スマートフォンのカメラ機能、GPS機能を利用し、道路関連のふぐあいをメールで通報できる道路通報アプリ・みちピカ町田くんの配信を開始しました。  2018年10月には、道路に加えて公園や街区表示板のふぐあいについても通報できるように改良を加えてまいりました。2019年4月からは、これに加えて市民参加型調査事業の生き物の発見のレポートもできるように改良します。また、あわせて、以前から通報が届いているか不安であるというご指摘をいただいておりましたことから、受信完了をお伝えする自動返信機能も追加いたします。  今後も、アプリ利用者の利便性の向上を図るとともに、通報アプリのさらなる利活用を検討してまいります。  下の図は、これまでの啓発のために使用してきたリーフレットと、2019年から追加される生きもの発見レポートの項目でございます。  報告は以上となります。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 なかなかすばらしいアプリで、私も活用させていただいているんですが、1点だけ、いつもではないんですが、たまに、このGPS機能で違うところ、私がいるところではないところを指し示したことがあったんですけれども、そういうものは改善されたのかしら。どうなのだろう。それとも、それは僕のだけで、余りそういう事例は報告されていないですか。 ◎道路管理課長 今のGPS機能ですけれども、その場で撮っていただくと、その場でGPSの機能が働いて位置情報が行くんですけれども、やはり動いてしまうことによってというところはあるかもしれないんですが、自分がいるところから違うところにその物が移動しているということは、基本、こちらのほうに流れてはきておりませんので、もしそういうことがあったら、指で自分がいるところに戻していただくしかないかなと思います。今のところ、そういった市民からの、私がいるところと違うところを示しているというお話は聞いてございません。 ◆三遊亭 委員 冒頭に言ったように、毎回ではないんだけれども、僕の場合、何回かあったんです。別にそこから動いたのではなくて、明らかに私はここにいるのに、ここじゃないところを指し示したことがあったので、だから、ほかにもそういう事例があったのかなと思って伺ったら、ないということなんですが、そういう人もいたということなので、もう改善しちゃったというか、新しいアプリになったけれども、そういう事例があったというご報告です。 ◎道路管理課担当課長 委員のように、実際送られてきた位置がずれているケースはたまにございます。その位置情報というのは、あくまでもスマートフォンのGPSの情報がただ単にメールに載ってくるだけなので、機種といいますか、携帯電話そのものが持つGPSの性能ですとか、あと電話会社の電波状況によって、ずれるところはございます。  その辺は、道路管理課長も申し上げたとおり、地図でちょっとその場所を確認していただいて、場合によっては修正をして、送っていただけると助かりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆山下 委員 この生きもの発見レポートを追加した背景は、またこれを何かに生かしていくのか、その点についてお聞きしたいんです。 ◎環境・自然共生課長 生き物のアプリを追加した理由でございますが、こちらについては、今まで環境資源部で企画をしております生き物のイベント等は、会場を設定しまして、場所が遠いということと、どうしてもイベントに参加していただく方が限定されるということで、また、アプリを導入する理由としては、市民がいつでもどこでも気軽に生き物の調査に参加できる。アプリを活用して市内全域の生物の分布調査を行うというのが目的でございます。 ◆山下 委員 今、小さい子どもたちもこういった情報は喜ぶかと思うんですけれども、そういった意味では、この辺のことをどういった人たちに伝えていきたいというのはあるのでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 生き物アプリを導入して、どういった世代に伝えるかといいますと、今、アプリをお持ちの方が多いので、40代、お子様をお持ちの若い世代に、市内のどこにどんな生き物がいるかというようなものを調査して、地図上に将来的には落としていって、市民の方にお知らせしたいということでございます。 ◆新井 委員 この生きもの発見レポートがアプリに加わることについての課長の思いというか、こうなったらいいなみたいな思いがもしあれば、お聞かせいただきたいなと。 ◎環境・自然共生課長 私も町田市には小学校になってから住んでおりますが、実際に、私、南のほうに住んでおりまして、北のほうにどんな生き物がいるか、または市内にどんな生き物が生息しているかというものが把握できておりませんので、市内の地域ごとといいますか、生き物のその辺のところを把握できればと思っております。 ◆新井 委員 このアプリを追加する過程で何かご苦労されたこととか、あればお聞かせいただきたいなと。 ◎環境・自然共生課長 実際に市民の方にアプリで映像等を送っていただいて、その生き物が何なのかということは、実際にその専門家でなければわかりませんので、NPOとか大学等にその映像を見ていただいて判断していただくということで、生き物でもいろんな種類がありますので、断定するのが非常に難しいのかなと思います。 ◆細野 委員 とてもすてきだなと思います。いろんな情報が集まるといいなと思うんですが、ただちょっと心配なのは、例えば、チョウチョとかは飛んでいっちゃうからあれかもしれないですけれども、野草とか貴重植物みたいな希少種がそこに生えているとわかると、またそれをとりに行ってしまうということも懸念される部分もあるのかなと思います。その辺の仕分けというか、どんなものかというのを分類していただいて、発信の仕方を工夫されるとか、見解があるでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 実際に市内の希少種等につきましては、情報としては取り入れていきますが、どこに何がいるかというような地区は限定しないで、町田市内にこういうものが生息しているということはお知らせしたいと思いますが、詳しくはやはりちょっとと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時7分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時8分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(シェアサイクル社会実験の実施について) ○委員長 行政報告、シェアサイクル社会実験の実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎道路部長 本件につきましては、担当より説明をさせていただきます。 ◎道路管理課長 それでは、シェアサイクル社会実験の実施についてご報告いたします。  資料は2ページございます。  1ページ目をごらんください。  町田市では、2019年度から、町田市内においてシェアサイクルの社会実験を実施します。シェアサイクルとは、複数の駐輪場で乗り捨て可能な自転車を共有するサービスです。  シェアサイクルの導入効果としては、①市内の回遊性向上による地域活性化、②公共交通機関との連携の促進、③放置自転車対策、④自転車等駐車場整備の軽減等が見込まれます。  社会実験は、市と民間事業者で協定を結び、共同で実施します。町田市は、電動自転車、サイクルポートを設置する市有地の提供及び全体統括を行います。民間事業者は、電動自転車、サイクルポート等の設置、シェアサイクル事業の管理運営及び市有地以外への電動自動車、サイクルポートの設定を検討します。利用者は、スマートフォンアプリを通じて利用したい場所の自転車を予約して利用します。返却の際にも返却場所を予約するシステムなので、利用後に自転車が放置されたり、特定の場所に偏ることはありません。  利用料金は、15分60円、もしくは1日1,000円の2通りで、決済方法はクレジットカード決済、携帯電話会社の利用料金の加算されるキャリア決済です。電動自転車、サイクルポート等は、自転車等駐車場、公園、市庁舎等の市有地に設けるとともに、コンビニ、郵便局等にも設置を検討します。  1ページ目の下段は、実際に設置するサイクルポートのイメージと大きさを示した図になっており、自転車はサイクルポート内のラックに1台ずつ格納します。  2ページ目をごらんください。  ここではシェアサイクルの利用方法を説明します。  ①、まず、スマートフォンにHELLO CYCLINGというアプリをダウンロードしていただき、クレジットカード等決済方法を含め、利用者の登録をしていただきます。  ②、シェアサイクルの利用に当たっては、HELLO CYCLINGというアプリを起動し、上段のイメージのように利用したい場所を地図上から選択し、次に、利用したい自転車、利用料金、15分なのか1日なのかを選択し、車体番号と予約番号を確認します。  ③、中段をごらんください。自転車を借りたい場所に着きましたら、車体番号を確認し、その自転車に予約番号を入力し、開錠することで利用可能となります。  ④、返却するときは、上段の地図上から返却したいサイクルポートを選択し、予約を行った上でサイクルポートに返却します。また、下段のイメージのように、1度アプリの登録をしておけば、全国にあるHELLO CYCLINGの自転車を利用することができます。近隣市で言いますと、稲城市、川崎市などにHELLO CYCLINGのサイクルポートがありますので、相互乗り入れが可能となります。  報告は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 非常にすばらしい取り組みだと思って、私も前からこういうものがあればいいなと思っていたんですけれども、2点ほどあります。  まず1点目は、これは全て電動自転車なのでしょうか。あるいは、普通の自転車も入っているのか、それをお知らせください。
     もう1点は、利用料金、15分60円、もしくは1日1,000円の2通りなんですけれども、これは既に同様の事業を行っているところと比べると、その料金においてどのように違いがあるのか、あるいはないのか、お知らせください。 ◎道路管理課長 今の1つ目の全て電動かというところなんですけれども、町田市において、今のところ90台電動自転車を入れる予定でございます。全て電動自転車で入れるんですけれども、もし川崎市とか稲城市のほうから自転車を乗ってこられて町田に置くという場合については、稲城市、川崎市の全部が電動自転車かどうかはちょっと我々のほうでは把握しておりませんので、もしかするとギアつきの自転車で来る場合、我々のポートがあいていれば、そのまま電動ではなく通常のギアつきの自転車が入る可能性はあります。 ◎道路管理課担当課長 2点目の料金についてです。今回、社会実験を実施するに当たりまして、複数の業者にヒアリングを行いました。今回町田市が導入するHELLO CYCLINGというシステムは、15分60円、1日1,000円という料金なんですけれども、その他、2社にもヒアリングを行っております。1つ目の会社は、1日1,500円という料金設定のみということで回答いただきました。もう1社につきましては、30分150円、もしくは1日1,500円という利用料金を設定しているということでしたので、それに比べますと、今回、町田市が社会実験を行うHELLO CYCLINGというシェアサイクルのシステムは安価になっているということになります。 ◆三遊亭 委員 わかりました。ただ、稲城というのは結構遠いですよね。それでうまくいくのかなと思うんですが、このサイクルポートは何カ所ぐらいに設置するのでしょうか。 ◎道路管理課担当課長 未確定なところはございますけれども、市内の市有地に約30カ所、1サイクルポート当たり4ラックぐらいを今置いていこうかということで調整しております。 ◆三遊亭 委員 最後ですが、さっきの利用料金ですが、15分で60円で、その15分を超えるとどのように加算されるのでしょうか。 ◎道路管理課担当課長 15分当たり60円ということですので、例えば30分ですと120円という計算になってまいります。 ◆戸塚 委員 今回設置するサイクルポートの場所、要は町田駅からどのぐらいの圏内に配置する予定なのか伺いたいんです。 ◎道路管理課長 町田駅で申しますと、国際版画美術館のほうにも置かせていただきます。また、ここから、我々の市役所の隣の市民ホールにも置かせていただいて、そこからまた市民病院、あとは、薬師池の四季彩の杜のほうにも行けるような形で調整中で、今動いております。  それと、鶴川駅のほうにもポートを置かせていただきますと、今度は小野路のほうに行っていただきながら、あと、野津田公園のほうにも行っていただきたいというような形です。それ以外には各市民センターで、今、3カ所ほどの市民センターでも置いていただけるという調整をさせていただいております。 ◆戸塚 委員 今回の導入の趣旨、目指すべきところは、放置自転車の対策ですとか公共施設の巡回のしやすさとかというのもあるのでしょうけれども、特に放置自転車対策にもしするのであれば、公共施設のところに置くというよりかは、恐らく家から駅まで行くのに自転車に乗って、自転車で帰ってくるという人が多いわけですよね。だから、公共施設とかにこだわらない人の方が多いんじゃないかなと僕は思うんです。  そうなった場合に、さっきの条例のときにも言いましたけれども、放置自転車の人はたしか、名前と住所を書きますよね。どういうエリアにそういう人が多いのか。恐らく町田駅に行くために乗るわけだから、駅周辺にあっても余り意味がないんじゃないかなと僕なんかは思っています。恐らく1時間もかけて自転車で町田駅に行くという人は少ないでしょうけれども、30分圏内だったら、多分十分に、買い物とかそういったもので自転車を使う人がいるんじゃないかと思うんです。  そう思うと、例えばといっても、別に私の近くにつくってくれと言うわけではなくて、金森なんかというのは、ちょうど自転車で、みんな行くんです。ちょうどいい。歩いても30分、自転車で20分ぐらいの、その辺の調査をして、それこそコンビニとかで置くのであれば、その近隣にあるコンビニに置かせてもらうというほうが、より放置自転車も少なくなるし、デパートとかそういった周辺に買い物をしている間に自転車を置いていってしまうとか、そういった人も少なくなってくるのかなと思うんですけれども、その辺の調査はしているのでしょうか。 ◎道路管理課長 我々は我々の活動する土地のところの調整はするんですが、このecobike株式会社のパートナーとしてセブン-イレブンだったり、ファミリーマート、また郵便局といったところを、要所要所に散らしていただきながら、置いてくださいというような形で進めていくので、この33カ所以上、ふえていくような可能性で今動いております。 ◆戸塚 委員 いずれにしても、生活圏のところにないと、なかなか利用者もふえないのかなと思うので、その辺は事業者も知っているでしょうけれども、検討していただければと思います。 ◆山下 委員 今回、道路部でこういった事業をするということでは、非常にいいことだなと。前からこれは望まれていた話だと思うんですけれども、なかなか担い手がなかったと思うんです。そういう意味では、一歩踏み出したような感覚を受ける、積極的な動きだなと思います。  例えば中心市街地の活性化とか、そういった連携という意味では、他部署との連携もしっかり行ってやっていくという認識でいいのかどうか、まず確認をしたいんです。 ◎道路管理課長 今言われた、道路部でこちらをきょう報告させていただいているんですが、こちらについては、経済観光部、都市づくり部の3部が協働で行うという形で、今後、回遊性を含めて、市内が自由に行けるような体制ということで、その調整をしております。 ◆山下 委員 ありがとうございます。  公共交通との連携ということで、非常に大事なことだと思うんですけれども、例えば具体的に言うと、どういったものにまず力を入れてやっていきたいとかというものが、あるのであればちょっとお教えいただきたいんです。 ◎道路管理課長 今で言うと、団地のあるUR都市機構、今、協力の申し入れをしておりまして、UR都市機構のほうで置いていただけると。そうすると、ご自宅の近くにファミリーマートもしくはセブン-イレブン、郵便局があった場合には、そこから乗って、UR都市機構のバス停まで行っていただき、そこからバスに乗って町田駅のほうに来ていただくとか、いろいろとそういった形で、公共施設だけだと、先ほど言われたように、点在しているところが少ないもので、やはりそういったところを使いつつ、広げていこうかなというふうに今考えております。 ◆山下 委員 今聞いて、かなり一生懸命取り組まれているというか、UR都市機構も1つのターミナル機能として活用していくというのは非常にいいことだと思います。  あと、あえて伺うとなると、場所によっては公共交通もなくて、コンビニもなくてなんていうと、思い当たるところがあると思うんですけれども、そういったところは何か考えられていることがあればお伺いしたいです。 ◎道路管理課担当課長 事業者の方とお話しするときに、やはりシェアサイクル事業はなかなか採算性がとりづらい事業だということを伺っております。そういったところで、まずは社会実験ということで、採算性の話ですとか、地域にどのぐらい浸透するんだと年度ごとに評価していきながら、これから先を考えていきたいといったところになります。 ◆細野 委員 本当に今求められている事業だなというふうに思います。さっきも質疑があったと思うんですが、一般の自転車に乗っていて、この電動つき自転車は踏み出すときにぎゅんと出るものですから、怖いという方が、乗りなれない方なんかだと多いと思うんですけれども、そういう方々にもちょっとこなれていただくような、最初に借りるときに研修とか、そういったことは何か考えていらっしゃるのか。  それから、電動ですと、充電がいっぱいじゃないと、すぐ電池がなくなってしまうと動かないということもあると思うんですが、充電の仕方というのは、とめたときにそういうシステムがあるのかどうか。  あと、料金の支払い方、キャッシュレスのカードなどでということなんですが、戻したときに、それと同時に支払うということになるのか。その辺の仕方についてはどのように検討されているのでしょうか。 ◎道路管理課長 最初の自転車の乗り方については、どこかで講習するとかということは想定になくて、やはり乗っていただいたときに、委員が言われるように、多分、ちょっと足をぐっとやったときに、ぐうんと伸びるところが高齢の方たちには少し恐怖感があろうかと思うんですけれども、そこについては、なれていただければなと思っております。  それと、あと電気のバッテリーですけれども、GPSで遠隔操作でecobike株式会社が監視をしております。それで、なくなった段階で、市内にある業者が回って、減ったものについては順次取りかえていくような形です。  それで、一応1つの充電で50キロ走れる。あとは3週間、その電池を使っていけるというような形ですけれども、ある程度なくなって、その最後の方が長距離を乗ろうとするとだめなので、その辺のところは遠隔で見ながら入れかえをしていくという形になります。  あとは、違うところで、もしその方が返さないでそのままどこかに放置した場合については、そのまま加算されていきますので、あとはそのままどんどん加算されていると、あっという間に、先ほど言った電話料金の中に含まれる金額が大きくなったりとか、そういった料金の中でわかるようになろうかと思います。だから、放置はないというふうに考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終了いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(損害賠償請求事件について) ○委員長 行政報告、損害賠償請求事件についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎道路部長 本件につきましても、担当より報告をさせていただきます。 ◎道路管理課長 それでは、損害賠償請求事件についてご報告申し上げます。  お手元の資料をごらんください。  2018年12月17日付で、町田簡易裁判所に損害賠償請求訴訟が提起されました。本件の概要をご説明いたします。  2018年9月20日、原告の妻が原告の所有する車両を運転し、市道沿いの民間駐車場に駐車しようと市が管理する側溝の上を通過したところ、側溝上に駐車場の所有者が設置していた鉄板が飛んで、車両の右後輪が側溝内に落ち、車両が破損するという事故が発生いたしました。  本件は、原告が、この事故について、駐車場の管理会社、駐車場の所有者及び道路管理者である市が側溝に車両が落ちないよう安全状態にする義務があったところ、それを怠ったことによって発生したものであると主張し、管理会社、所有者及び市を被告として、共同不法行為に基づく30万6,170円の損害賠償請求をするものでございます。  今後、本件につきましては、総務部法制課職員及び道路部道路管理課職員を指定代理人として対応してまいります。  説明は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時28分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時32分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第20号議案・行政報告(市民住宅を活用した定住促進事業の実施について) ○委員長 第20号議案及び行政報告、市民住宅を活用した定住促進事業の実施についてを一括議題といたします。  第20号議案については提案者の説明を、行政報告については担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 第20号議案 町田市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、市民住宅を町田市外の子育て世帯を対象とした町田市への定住促進住宅として活用するため、所要の改正をするものでございます。  市民住宅は、市営住宅に入居する高齢者等の自立生活を支援する生活協力員の住戸として、市営住宅と一体で建設したものでございます。今後、住み込みを前提とした生活協力員から通勤型の支援協力員へと切りかえることから、利用が見込まれない住戸につきまして定住促進事業として活用を図るものでございます。  よろしくお願い申し上げます。  続きまして、行政報告、市民住宅を活用した定住促進事業の実施につきましては、住宅課長よりご説明申し上げます。 ◎住宅課長 それでは、市民住宅を活用した定住促進事業の実施についてご報告させていただきます。  忠生にある3戸の市民住宅のうち、現在2戸が空き住戸となっており、今後も入居が見込まれない状況にあります。これらの住戸を活用して、市外の子育て世帯を対象に町田市に居住してもらうため、定住促進住戸として活用する定住促進事業を実施します。  現状といたしましては、市民住宅は、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律に基づく中堅所得層向けの特定公共賃貸住宅です。町田市では、市営住宅のうちのシルバーピアに入居する高齢者のために生活協力員、LSAと呼んでいますけれども、こちら用の住戸として金森、それから忠生の市営住宅に一体として建設したものでございます。  しかし、住み込みが前提の生活協力員は欠員枠への応募がなく、今後は通勤型の支援協力員のほうに切りかえて募集する方針でございます。このため、通勤型の支援協力員に切りかえた住戸は、今後、住戸としての利用が見込まれない状況です。  事業の内容といたしましては、空き住戸となった市民住宅について、市外に居住している子育て世帯に町田市へ定住するきっかけの住戸として活用します。入居世帯には近傍同種、いわゆる相場の家賃よりも一定期間安価で居住できるように減免いたします。  世帯の条件といたしましては、市外に在住し、住宅を所有していないこと、それから、子育て世帯、中学生以下の子どもがいる世帯とします。それから、世帯の月額所得は15万8,000円以上48万7,000円以下ということで、現状と同じになります。  減免措置としましては入居から3年間、減免後の家賃は6万5,500円ということで、近傍同種家賃が、大体そこ一帯が6万2,600円なので、減免額は2万7,100円という形になります。  その後、事業に伴う対応等でございますけれども、町田市特定公共賃貸住宅条例、本条例及び規則の改正が必要となります。  申込者の資格として、市内在住要件を削除するために例の改正が必要となります。それから、減免に必要な内容を規則のほうに記載する予定でございます。  入居者の募集につきましては、町田市のホームページ、広報への掲載のほか、今、指定管理者として、市営住宅は指定管理者ではないんですけれども、ここについては指定管理者として入っています東京都住宅供給公社に協力を依頼します。  スケジュールとしましては、3月議会で条例改正をいただければ、4月以降、1戸目の入居募集を開始いたします。それから、7月以降に1戸目の入居を開始、秋ごろには2戸目の入居募集を開始する予定でございます。残りの忠生1戸、それから金森の2戸については、生活協力員の交代に合わせて、今住み込みの方がいますので、その切りかえに合わせて順次住戸も切りかえていくという形になります。  それから、忠生と金森の市民住宅について、それぞれ間取りと面積を載せておりますけれども、資料のとおりでございます。  報告は以上となります。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆細野 委員 シルバーピアのお世話をしていただく生活協力員、LSAさんが住むところをこういう形で活用するということですが、ちょっと部署は違うんですが、そのかわりに通いでそういう仕事を請け負ってくる方が勤めるというふうになると思うんですが、その方の居場所とかそういうところは確保できるのか。また、夜は不在ということになると思うんですが、その辺の安全とかについては確認はされたのでしょうか。 ◎住宅課長 まず、今のいる方の居場所ですけれども、住戸の部分と仕事をする部屋と、今一体になっていますから、それを切り離す形になりますので、居場所としてはあります。事務所がありますから、そのまま切り離して使えます。  それから、夜は警備会社に委託しておりまして、警備会社がすぐに駆けつけるような形になっております。 ◆細野 委員 そうしますと、生活協力員の方についてはしっかりと仕事ができるということだと承りました。  もう1つは、市外の方に限って、その方に定住促進を勧めるということです。子育て中の頑張って働いていらっしゃる方への支援にもなると思うんですが、通常ですと市営住宅は市民の方への住居の保障といった目的を持ってつくられていると思うんです。それをそういう形で行うという意図について、定住促進というのはわかるんですが、2戸ですし、当面1戸から始めてということで、その辺の考え方についてお聞きしたいと思います。 ◎住宅課長 今現在、市営住宅は公営住宅法に基づくものでございますが、ここはそもそも市営住宅として活用ができないところでございますので、そこはまず難しいということがありまして、今あいている状態になっているのはその理由だと思います。  それから、定住促進といいますけれども、まだ試行というところもございますので、インパクトとしても2戸ですとそれほど大きくないところがございますけれども、今後の状況を見て、やっぱり市内の方、市外の方、市民の方の声を聞いて、どういうふうにしていくかというのは決めていきたいと思っています。  今のところ、町田市が選ばれるようにという方針もございますので、そんな中で打ち出したものでございます。 ◆細野 委員 そうしますと、市外の方に募集をかけて応募していただくということになると思うんですが、どういう手法になっていくのでしょうか。 ◎住宅課長 広報とかホームページですと、やっぱり市内に限られてしまいますので、先ほどお話ししましたけれども、JKKに広報などを依頼しまして、ビラにするのか、ホームページとかにするのか、周知方法はまだこれからですけれども、協力いただきまして、少なくとも都内についてはカバーができるのだろうと思っています。 ◆戸塚 委員 2点だけ確認させてほしいんですけれども、今回子育て世代ということで、中学生以下の子どものいる世帯で区切られていますが、これは母子家庭も大丈夫だということでよろしいのでしょうか。  そこの確認と、ちょっと忠生地域はわからないんですけれども、金森の場合、今、南地区は保育園がすごく少ないんです。待機児童もすごく出ている地域なんですけれども、その辺の見込みも含めてどんな対応で考えられているのかなと思いまして、入ったはいいんだけれども保育園とかが全然決まらなければまた難しいですし、その辺の考え方だけ教えてください。 ◎住宅課長 母子家庭については、まず、特に限定はしていませんので大丈夫だと思います。ただ、所得が、ある一定の金額が必要になりますので、例えばそれに満たないような金額ですと市営住宅のほうをご案内するとか、そういう形にはなってこようかと思います。  それから、金森のほうですけれども、まだちょっとあく状況は先になってくるかと思いますので、少し考えさせていただきたいと思うんですけれども、数的にはそれほど多くないところもありますので、例えばあいている保育園があるのかとか、近隣にあるようなところもご案内できるようにはしておきたいと思います。あるいは、子ども生活部と連携して、今後、子育てしやすいまちづくりを進めていけるようにしていきたいと思います。 ◆戸塚 委員 いずれにしても、なかなか、子どもの保育園とか幼稚園が決まらないと選ばれないのかなという部分もあるので、そこはセットで考えるべきかなと思います。  あと、世帯の月額所得についても、何かこの金額で考えると母子家庭も結構応募が多いのかなと思ったので、その辺も視野に入れていただければなと思います。 ◆藤田 委員 1点だけ。やっぱり僕も、この市外にこだわった、ざっくり定住促進というのがあるんですけれども、一方で、市のほうで居住支援協議会等で、高齢者ばかり言われていますけれども、実はあれは子育て世代の中で家賃等も含めて、なかなか入れない、住み続けたいんだけれども、外に行くしかないという。定住促進といえばそういう人たちがたくさんいる中で、わざわざ、市外の人たちも含めるというのだったらわかるんだけれども、市内の人を外してしまうというのが。どうも私も、この制度としてはいい制度だと思うんですけれども、わざわざ市内の人を、言ってみれば排除ですよね――したというところに非常に疑問があるんですけれども、その辺のことは検討されなかったんですか。  先ほど、今後、市内の人たちのそういうのも聞いて、どうなるかわからないみたいのがありましたけれども、だったら、わざわざ市外限定にする必要はないなと思うんだけれども、その辺はいかがですか。 ◎住宅課長 おっしゃるとおりの部分はありますけれども、やはりほかの市でも、最近、補助金を出して、近居支援ではないですけれども、市外から移り住んでもらうみたいな政策をとられたりというところもふえておりますので、その中でやはり町田市でも積極的に、まずはとりあえず市外の方を呼び込むようなものをやってみるのもよろしいのではないかということで、今回その方針を。
     とりあえず、市内と市外の両方になってしまうと、やはりどちらを優先するのかというところがございますので、そういった意味で、市内の人は今回ちょっと漏れてしまいますけれども、やっぱり市外の方に選んでもらえる、町田市の魅力を少しでも見つけてもらって、住んでもらえたらいいかなというふうに考えて方針を打ち出しました。 ◆藤田 委員 市外から町田市に移り住んでくれる人という政策、いわゆる地方でやっているような補助金政策だとか、そういう優遇政策ではなくて、町田市で今成功しているのは子育て施策を充実させるとか、そういう面で政策を打っていますよね。ここに来て、いきなり市外の人たちを限定した、しかも、たった2戸でしょう。そういう中で、それが町田市が目指している、市外から町田市に移り住んでほしいという政策と、何か矛盾するような感じがある。  それと、住宅課さんも今一生懸命やっている、さっき言った居住支援協議会、町田市に住み続けたいんだけれどもなかなか住めない状況、高齢者も含めてですけれども、そういう人たちのニーズがたくさんある中で、市営住宅を率先してそれと逆行するような、たった2戸かもしれないけれども、そういう人たちを救えるかもしれないじゃないですか。町田市に今住んでいるんだけれども、出ていかざるを得ない人たちを含めて、特に子育て世代です。そこのところの矛盾というのは、やっぱり考え直さなきゃいけないと思うんです。  このままこれが政策として拡大していく中で、市内の人が削除されちゃうというか、排除されているような形で進めるというのは、やっぱりちょっと意見を申したいんですけれども、いかがなんですか。それでもやっぱり市外からの人を優先するんですか。 ◎住宅課長 やはり、一まずインパクトとしては2戸なので少ないというところがございますけれども、そこで1回様子を見て、やっぱり市内の人の声が大きければ、それはそれで、またそういう考え方が1つあると思いますし、1つの手法としての呼び込みですから、市内の人は市内の人に転居してもらう政策というのも何らか考えていきたいとは思っているところでございます。これについては、とりあえず市外という形で考えさせていただいたということです。 ◆藤田 委員 済みません、そのとりあえずというのが、わからないんです。じゃ、一方で、今その子育て世代で、家賃等も含めて、入居基準等も含めて、今そういう人たちを救う政策は、だから、居住支援協議会を進めているのだと思うんですけれども、今、住んでいてなかなか安価なアパートが見つけられないとか、これで苦労されている市民の人たちはどうやって救っていくんですか。 ◎住宅課長 その辺もやはり居住支援協議会を、この委員会でも後ほど行政報告させていただきますけれども、設立を来年度できる見込みでございますので、そこでまたそういった意見も踏まえて考えていきたいと思っています。 ◆藤田 委員 せっかくいい施策だからという意味でやっているんですけれども、最後にしますけれども、例えば、市外に何カ月住んでいるとかという基準はありますか。想定されるのは、1回外に出て申し込むことって考えられるでしょう。僕だったら考えますよ。本当に困っている人は。そういうこととかの制度設計はできていますか。 ◎住宅課長 そもそも今回の住戸が市営住宅とは異なりますので、一応、中堅所得層という人しか入れないような住戸になっております。その辺は、お困りになっている方という状況もあるかもしれませんけれども、むしろ安価というよりは、標準的な中堅所得層であれば、そこの相場のところに住めるような形になると思いますけれども、まず市外の人を呼び込むには、少しお金を下げてみないといけないということで、今回そういう制度をとっているという形になります。 ◆山下 委員 そもそも定住促進事業ということについて、市として、こういうふうにやっていくんだ、こういうふうに取り組んでいくんだとか、さらに言えば、住宅課さんが取り組むべき話なのかどうなのかということを含めて、そういった意味での施策としての取り組みについてはどういうふうに考えていらっしゃるのか。  例えば、ここの部分でいくと、今この6万幾らという金額は非常に微妙な金額だなと思っているんですけれども、試行的な部分が非常に大きいのかなと思っているんですけれども、将来的にはこれをどういうふうに生かしていくのかということについて、今どう考えているのか。  あとは、定住促進事業そのものを骨格的にこういったふうにやっていくのだというものが固まっているのであれば、その辺を聞きたいと思います。 ◎住宅課長 まだ詳細については、今後例えば何百戸もつくっていくとか、そういったことは今はまだ考えていないところでございますけれども、とりあえず実験的にやってみるということで。やはり1回やってしまうと予算とかそういったものをつけて、それからやっぱり失敗だったというわけにもいきませんので、まずは試行的にやってみるというのが1つございます。  それから、若年層の定住を促進する事業は、住宅課で言えば、例えば団地再生事業みたいなものがございます。UR都市機構とかJKKが持っているものですから、町田市が直接手を出せるものではございませんけれども、そういったところを子育て世代に選んでもらえるように、リフォームなり建てかえなりしてもらうとかという形で進めていくということは方針として考えています。  そういった大きな流れがある一方で、市外の人をちょっと呼び込んでみるのもどうなのかなというふうに今回考えてみた次第です。 ◆細野 委員 市外の方の定住促進という意味ということでお話があったんですけれども、やはり先ほど藤田委員もおっしゃっていましたけれども、市内で本当に住宅がなくて、6万5,500円なのでちょっと高いですけれども、でも、それこそ都営住宅を親御さんが亡くなると追い出されてしまう、行き場所がないということで出ていかざるを得ないというケースもたくさん都営住宅では今生まれています。  あと、収入がちょっと超過する。それこそ、この枠の中には十分入るんですが、超過したことによって、家賃がかなり大幅に上がって10万円近く支払わなければならない。でも、転居したくないということで、生活が本当に困窮されている中で住み続けているというケースなども私も知っているんです。そういう本当に住宅に困窮されている方が市内にはたくさんいらっしゃいますし、そういう中で、わずか2戸ですけれども、本当に困った方、特に3DKですので、子育て世帯の多いところで、住宅に入りたくても入れないという方々が入れるような、せっかくですから、つくって考えていただきたい。どうせ2戸だということで、試行的にというのであれば、そういうところもぜひ考えていただきたかったなというふうに思います。その辺については検討されなかったのか、ちょっと質疑をしたいと思います。 ◎住宅課長 先ほど藤田委員からも同様の指摘をいただいているところでございますけれども、やはりそこら辺は当然考えさせていただいております。市内の人を、じゃ、どうするかとかという話もありますけれども、例えば住宅にお困りの方については、所得が低い方についてはやはり公営住宅という形になりますので、市営住宅の建設はこれ以上難しいところがございますけれども、都営住宅も一部入居が、少しあいているようなところもございますので、そういったところを使っていただく。あるいは、居住支援協議会を立ち上げる中で、家賃補助は今考えていませんけれども、例えば家賃補助じゃないですけれども、そういったやり方で市内の人に継続的に住んでもらえるような施策をとっていくとか、そういうことは検討していけるんじゃないかなというふうに考えています。 ◎都市づくり部長 いろいろとご意見をいただいているところでございます。  まず、今回の市民住宅というものは市営住宅とは異なるところです。担当のほうも説明しましたが、これを市営住宅に入れかえるという形は法律上できないというところでございます。ですので、一般のいろいろとお困りの方は、まだそういう公営住宅があいておりますので、ぜひそちらに移っていただき、いろいろと場所ですとか環境ですとか条件はおありかと思いますけれども、単純に住む場所がない、困っているという方については、まだまだそういう公営住宅にあきがございますので、ぜひそちらをご活用いただきたいと思っています。  市内の定住促進、これからの人口減少とか、少子高齢化ですとか、そういった大きな課題、大きな取り組み、決してこれで何とかやろうとか、そういう話ではないです。根本的な話として、町田の魅力をどう高めて、どうやって人がここに住んでいただけるかというところが大きな取り組みとして、これは都市づくり部だけではなくて、町田の魅力というものをどういうふうに高めていくかということは全庁的な話として考えていかなくてはいけないと思いますし、当然次の都市マスタープランも含めまして、マスタープランの中で取り組んでいくべき課題だと認識しております。これからしっかりと施策として考えていかなくてはいけないと思っています。  今回のこの市民住宅、LSAの住戸としてつくったわけですけれども、その用途が、住んでいただけない、あいてしまっている。これをどうするかという活用の中で、今回は市外の方にどれだけ遡求できるかというところを試行的にやってみようと立ち上げさせていただきました。  当然、市内の方が一時的に市外に移って住まわれると、今、藤田委員からのお話もあると思います。そういうことも、それがだめだとかいうところまでは決めてはおりません。ですけれども、市内に住んでいただいて、これも3年間限定という形の中でやっていただいて、町田の魅力を少しでも知っていただいて、その以外のところに移って住んでいただければ、その地域にちょうど子育て世代の方が入ってくるということは、学区が定まり、そこでの生活が落ちついてくるということで、そこに定住というものを見込みながら、考えさせていただいているというところでございます。  数は少なく、今後、LSAの方が出られた後にまた次、金森とかという、本当に歩みの遅い話にはなってしまいますけれども、ここで町田市の魅力を知っていただくという1つの取り組みとして、チャレンジさせていただければと思っているところでございます。 ◆新井 委員 低所得者層に対しての住宅を供給するという話ではなく、あくまで中堅所得者層向けであるということ。そこで住んでもらって、町田の魅力を感じてもらいたいということは理解できました。  この事業を行うことで、町田がこうなったらいいというゴールがあると思うんですけれども、そこをもう少し教えていただけますか。 ◎住宅課長 先ほど部長からもお話をさせていただきましたけれども、これをもって全ての定住促進事業が完結するものではございませんので、ここだけの説明というのは難しいんですけれども、この事業については、やはり3年間限定ということがございますので、そこにずうっと住んでもらうということは考えていません。そこで余っているという言い方は適切かどうかわかりませんけれども、民間住戸もあいているところが結構あるような状況でございますので、そういったところに移り住んでもらうとか、家を買ってもらって、どんどん――1回来て、町田をちょっと知ってもらって、来て、1回試してもらって、住んでもらう。だめだったら、ちょっと出ていかれてしまう可能性はもちろんありますけれども、その地域周辺に例えば住宅地があれば、そこを少し、今、空き家の問題なんかも出ていますので、そういったところを活用して、町が少しでも廃れないようにしていければいいかなというふうに考えています。 ◆新井 委員 中堅層に対する支援というやり方は私は正しいと思っているんですが、要はコンテンツがないと、住んではみたけれども、もっと違うところでいい補助があるなといったらそっちに行ってしまう可能性もあるわけです。やっぱりそういうのを見越してきたわけだから、減免がなくなったら、また別の自治体でそういうことをやったら、じゃ、そっちに住もうかな、子どもの学区が変わっちゃうかもしれないけれどもということもあり得るわけです。  果たして、その目的を達成させるための手法として、これが、現状でやることがベストなのかとなると、どうなのかなと思うところがやっぱりあります。ほかの部がやるいろいろなものと連動して、だから、ここですよというものが追加されないと、単独でやるのは、ちょっと弱いのかなという印象を持ちましたが、そのあたりはどういうお考えをお持ちでしょうか。 ◎住宅課長 やはり居住支援協議会の中でも、健康関係の部署、それから福祉関係の部署、子育ての部署、それぞれ連携して話を進めていくような状況になってきましたけれども、まだまだそちらのほうが住宅施策としては弱いところがありまして、やはりそういう意味では住宅課、都市づくり部のほうで、やや畑違いかもしれませんけれども、リードしてやっていかなければいけない。今後連携するようなところをふやしていきたいというふうには考えています。 ◆新井 委員 試行でやるわけですから、失敗するということはやっぱり避けたいわけですよね。リードをして、周りがなかなかついてこないという話になると、コンテンツが追いつかないわけですから、本当に減免だけで安く住めてよかったねで終わってしまうと、恐らく目指すゴールには届かない手法になってしまうのかなと思います。  どうやって定住を促進するか。甲府市なんかは、住んでもらって、税金を納めてもらいたいから定住してもらいたいのに、何でそこにお金を払うんだという考え方で、税金は一切使わないというコンセプトでやられている。それも1つ正しいなと思います。明石市なんかは、やっぱり中堅層に対しての支援をたくさんやって、明石市のブランドを子育てするなら明石市みたいな形で定住してもらうという形にやっているわけです。  やっぱりどういうコンセプトでやるかというのがもう少し強い柱になって、それを発信していかないと、この事業単独だけだと、もしかしたら試行で本当に終わってしまうのかなという懸念がありますので、ぜひそのあたりはほかの部署とも連携しながら、どういうメッセージを発信するかというところをもう少しつくっていただいて、広報していただくといいのかなというふうに思いました。 ◎都市づくり部長 今、委員がおっしゃられたことを重々承知しているところでございます。先ほど戸塚委員からも言われているように、子育て、小さなお子さんに対して、それから、町田市として、今、教育に物すごく力を入れております。ですので、今回の対象として子育て世代と。ここで町田市の教育というもの、子育て環境というものに共感していただきたいというのが一番の狙いです。  あと、助成するという意味が、なかなかこれは表現が難しいんですけれども、今回の住戸は、市営住宅と同じなんです。同じ建物、一体の建物の中の1戸がこの価格という形になって、だからといって、特別そこだけ高い価格というのが非常に難しい。住んでいる住環境としては、市営住宅の中に住んでいるという形の中で、その1戸だけが特別に高いというのは、なかなか住む環境としては難しいだろうと。ですので、今回の価格設定というのは、市営住宅の上限値にまずは3年間合わせていただいているというふうなご理解をいただければ、いいのかなと思っています。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって第20号議案及び行政報告の質疑を終結いたします。  これより第20号議案の討論を行います。 ◆藤田 委員 第20号議案に賛成の討論を行います。  この施策としては評価をするものであります。しかし、定住促進というものは全庁挙げて今取り組んでいるところでありますけれども、入って住んでいただくのもそうでありますけれども、今現在町田市に住んでいる人たちが外に出ていかない、そういうことも並行してやらなければいけないことだと思っております。  今回、この施策に当たって、特に一定期間でありますけれども、安価に居住できるように減免をするという1つのPRポイントも出ておりますので、そういうことを考えれば、中間層であっても多子世帯といった、町田市に住んでいる方々もいらっしゃいます。総合的にしっかりと制度設計をした中で、今後はこの施策を遂行するに当たって、町田に在住している市民を除外しない方向をしっかりと持っていただく、それを意見としてつけ加えさせていただいて、賛成討論とさせていただきます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第20号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第20号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第21号議案 ○委員長 第21号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第21号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、芹ヶ谷公園の拡張区域の整備に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。  その内容といたしましては、有料公園施設である運動広場の利用時間、利用料金について定めるとともに、駐車場の料金徴収日を改めます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 運動広場の料金が2時間1,050円になっていますけれども、その根拠をお知らせください。 ◎新 公園緑地課担当課長 料金の設定ということでございますけれども、この運動広場の維持管理に係る費用、あるいは窓口等で貸し出し業務に係る人件費の総額をもとに、1年間の貸し出しのこま数で割り返して、一こま当たりの利用料金を算出しております。 ◆三遊亭 委員 その結果、1,000円じゃなくて1,050円という半端が出たということなのかしら。 ◎新 公園緑地課担当課長 そのとおりでございます。 ◆細野 委員 これまでと、芹ヶ谷公園の駐車場の設定について、どのように変わるのかお答えいただきたいと思います。  それからもう1つ、芹ヶ谷公園運動広場についても料金設定がされていますが、この料金は他の施設と比べてどうなのでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 駐車料金につきましては、料金体系につきましてはこれまでと同様でございます。平日が料金を徴収することになったということでございます。  それと、運動広場につきましては、ほかの施設との料金でどうなのかというところでございますけれども、一例で申し上げますと、例えば木曽山崎グラウンド、木曽山崎公園というところのグラウンドでございますが、2時間で2,000円、相原中央グラウンドにつきましても2時間当たり2,000円ということになっております。 ◆細野 委員 ごめんなさい。ちょっと見間違えているかもしれませんが、町田薬師池公園体験工房の利用料も、この条例で定めるものでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 今回の条例改正につきましては、芹ヶ谷公園の新しい拡張区域の整備に伴って施設が追加されるということで条例改正をするものでございまして、薬師池公園のほうにつきましては改定するものではありません。 ◆細野 委員 それでは、芹ヶ谷公園の駐車場について平日も徴収することになるということですが、その理由についてお答えください。 ◎新 公園緑地課担当課長 その理由ということですけれども、今回、芹ヶ谷公園の拡張区域、都営住宅の跡地がきちんと公園として改めて整備をするということで、かなり広い芝生広場ができるということと、それから多目的に使えるグラウンドができるということで、平日もお客様がおいでいただけることが見込めるということで、平日も料金を徴収することにいたしました。 ◆細野 委員 今までも芹ヶ谷公園については結構いろいろ魅力的な公園で、大勢の人たちが集まってきたと思うんですが、その辺について、新たに上の運動広場等の利用のところだけ変わるということになるんですか。 ◎新 公園緑地課担当課長 特に内容が変わるものではございません。 ◆戸塚 委員 広場のほうなんですけれども、こちらの運動広場につきましては、私も本会議のほうで行いましたけれども、基本的に受益者負担の定義に基づいて青少年に資するものについては無料ということでよろしいのでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 運動広場の利用についての料金が無料になるかどうかということでしょうか。 ◆戸塚 委員 両方どういう考えなのか。今聞いたのは運動広場のほうだけれども。 ◎新 公園緑地課担当課長 運動広場のほうにつきましては特に減免等の手続はございません。駐車場につきましては、ボランティア指導者につきましては無料となる手続がございます。 ◆戸塚 委員 町田市の受益者負担の基本的な方針としましては、青少年に資するものについては基本的には料金を取らないということで市長も答弁されていましたけれども、どういうことなのでしょうか。今回だけはお金、利用料金を取るということなのでしょうか。 ◎都市づくり部次長 公園の運動広場につきましては、原則有料という形になっていますので、芹ヶ谷公園の運動広場につきましても有料施設ということで、料金をいただくということでございます。 ◆山下 委員 今、この芹ヶ谷公園については、芸術の杜の関係でかなり一体的にということで、ここの場所について言えばどうなのとあると思うんです。今、戸塚委員からもありましたけれども、受益者負担をそのまま公園の管理全てに当てはめていくのが、町田市の施策との整合性の中でどうなのかということについて検討された経緯があるのかどうなのか。  その都度我々も、ここはどうなのか、あそこはどうなのかと聞くと、実際に子育てとか健全育成という施策を考えると、ちょっと違和感を感じるケースが非常にあるわけです。ですから、毎回毎回こうやって聞くわけなんですけれども、そういう意味でのあり方ということについて検討とかをされたんですか。どうなんですか。 ◎都市づくり部次長 受益者負担の観点で、基本方針の中では、公園施設につきましては区分が設定されていまして、受益者負担の原則に沿って料金設定をするような形になっていますので、そういった方針に基づいて一応料金を設定しているということでご理解いただければと思います。 ◆山下 委員 公園の受益者負担はわかりますけれども、子育て世帯とか子どもたちに向かって受益者、受益者とかと言うのが果たしてなじむような言葉なんですか。さらに言えば、それが施策として、子育て世帯に対して有効なんですか。受益者ですよ、あなたとかと言って、ちょっと頂戴みたいな感じでやっていくことが。子どもたちが健やかに育っていくとかというほうが上位に位置するんじゃないですか。そろそろそういったことを検討したほうがいいんじゃないですか。公園の立場で、そういうことはどうなんですか。 ◎都市づくり部長 全庁的に施設に関しまして、受益者負担の適正化に関する基本方針というものをつくっております。市民を受益者という言い方をするというのもちょっと、言葉はいろいろと選ばないといけないという部分は、直接お話しするときには当然そういうお話が出てくると思いますけれども。その中で、どれくらい負担割合を、100%求めるもの、50%求めるもの、受益者負担割合として、ないものということで、いろいろ区分分けをしております。今回のこういった運動広場につきましては、100%の負担を求めるものという形の中で位置づけを、これは全庁的なルールとして定められているものでございます。ですので、先ほど来、算出のやり方についてはそれに基づいて算出をさせていただいているという状況です。  減免とか免除につきましては、社会政策的に配慮を要するものですとか、本来の目的や必要性に即して限定的に行われるべきものというものも、その中で示されているところでございます。  公園につきましては、一応利用料金という形の中でいただいているところではございますけれども、青少年の健全育成ですとか、市民の方のさまざまな健康増進という中において、社会的、政策的な配慮を要するという形の中では、減免とかということは場合によってはケース・バイ・ケースの中で判断をさせていただいているというところでございます。 ◆戸塚 委員 今の話だと、基本的に受益者負担の基本方針からしたら、青少年健全育成に資するものとか、例えば健康増進とか、そういったものについては減免対象でしたよね。要は、その受益者負担の適正化に当てはまらないという方針だったと思うんですけれども、その辺、私が間違えていますか。  先ほどの答弁だと、今回は運動施設だと。運動広場なので、その料金が発生するということなんですけれども、例えば、何で公園条例に当てはまるものなんですか。今回の運動広場は、公園の一部なんですよね。どういう扱いなんですか。 ◎新 公園緑地課担当課長 今、お話をさせていただいている運動広場というのは、具体的な形としましては、周りを防球ネットで取り囲んで、そこだけを占用して使える施設として設計して設置をするものでございます。そこの公園自体は全体としてはもちろん受益者負担の適正化の中ではゼロ%ということで、公園の利用者にご負担いただくことはないんですけれども、ただ、公園の施設の中でもそこを占用して使える部分、選択的に使いたい方だけが使える部分、お使いいただくところにつきましては、利用者の方に利用料金をご負担いただくということで考えております。 ◆戸塚 委員 よくわからないんですけれども、要は、そこだけは公園の一部ではないという判断なんですか。そこだけ使う人に関しては、公園の利用者とはみなさないということなのでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 もちろん公園の利用者というのは同じでございます。ただ、その中で、その方だけがお使いになれる、そういう占用できる空間をお使いになる場合には料金をいただくということで、これまで公園の中の施設はどこも同じ扱いでございます。そういう貸し出しの、例えば会議室みたいなもの、グラウンド、あるいは野球場、そういった、そこをお使いになる方だけが使えるもの、あるいは駐車場もそうですね。バスで来る方は駐車場を使わないんですけれども、車でおいでになる方、車の利用者だけが使う。そういったものについては利用料金をお支払いいただいて、ご利用いただくという考えでございます。 ◆細野 委員 今の戸塚委員へのお答えですと、そういう運動広場みたいなものについては占用で利用するので有料、料金を払ってもらうということでしたが、これまでほかの、例えば鶴間公園のこれまで無料で利用してきた少年サッカーや少年野球の利用者については、そういった少年の健全育成という視点から料金については検討するというようなお話というか、一般質問等の回答の中であったかなというふうに思うんですが、その辺については全く考慮されていないということなのでしょうか。今出されているのは芹ヶ谷公園の運動広場ですけれども。 ○委員長 休憩します。              午後5時25分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時26分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎都市づくり部次長 鶴間公園につきましては、料金設定が、もともと無料だったところを環境整備して、料金を設定させていただきました。環境を整備していますので、料金がほかの一般の施設と比べて高いというところがございまして、それについては団体登録をしていただいて、そういった補助とかと考えています。今回、芹ヶ谷公園の運動施設の料金につきましては2時間当たり1,000円と低価格でございますので、現在そういった減免といった形では考えてございません。 ◆細野 委員 そうしますと、料金設定、またその施設整備の状況によって、青少年健全育成とか特定の必要のある団体には何らかの配慮、あるいはそういった対応をするが、それ以外の施設については通常の料金で使っていただくという考え方ということでよろしいのでしょうか。  それと、駐車場は指導者については無料でとめられるということは継続して、この芹ヶ谷公園についても同じだということで考えてよろしいのでしょうか。
    ◎都市づくり部次長 まず、駐車場につきましては、従来からそういった指導者については減免という形でしていますので、それは従来と変わらずという形になります。  利用料金の関係ですけれども、鶴間公園については、今いろいろ検討しているところです。今現在検討させていただいているのは鶴間公園に限定させていただいているということです。 ◆細野 委員 それ以外の公園の中のグラウンドあるいはスポーツ広場、スポーツエリアのような場所については、その料金でどんな団体も負担してもらう。それだけの料金設定になっていると。逆に言うと、そういう比較的低額な料金設定になっているということでよろしいのでしょうか。 ◎都市づくり部次長 適正な料金の設定をさせていただいているということでご理解をいければと思います。 ◆細野 委員 駐車場については、これから、バーで下がってくる、人ではない駐車場になっていくと思うんですが、そういった駐車場でも青少年の健全育成に資する、そういったボランティアの方々については無料ということでよろしいのでしょうか。鶴間公園についてもそうできるということでよろしいのでしょうか。 ◎都市づくり部次長 先ほども申しましたけれども、そういったスポーツの指導者等につきましては、従来どおり減免という形にしておりますので、そこは変わらないという形になります。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時30分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時50分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆細野 委員 あと1点だけ確認させていただきます。  これまで地域の皆さんとかスポーツ愛好者の皆さんが、今、スポーツ広場、運動広場として整備されたところを利用されていたかと思います。そういった意味で、地域住民の皆さんへの説明とか合意形成というのは十分行われたというふうに考えていいのでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 地元の方へのご説明ということでございますけれども、ここの拡張区域の整備に伴いましても、将来の運用方法等につきましても、地元での説明会で皆様には丁寧にご説明はさせていただいているところでございます。 ◆細野 委員 説明会は行っていただいたということですが、地域の皆さんのお声はどんなものがあったでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 お声ということですが、この運動広場のところに関しましては、やはりこれまでお子様が遊んでいた場所だというところでご要望いただいているということも実際にはございます。さまざまな方からご意見をいただいてございますけれども、1つ1つ、これからも丁寧に説明をしてまいりたいと思っております。 ◆戸塚 委員 ちょっとさっきの確認だけさせてもらいたいんです。例えば鶴間公園の場合に議論になっていたと思うんですけれども、やっぱり減免にできるかどうかの検討はしっかりされていくということで言われていましたけれども、今回の場合はそういった調整とかというのは全くしないということでよろしいのでしょうか。 ◎公園管理担当課長 今回の条例改正も、利用料金の設定の考え方としては、やっぱり公の施設を不特定多数の方が一定の面積、エリアを行き交うではなくて、独占して利用できるような形として使われる場合、そういった使うように整備させていただいたグラウンドについては、利用料金として設定させていただいて、支払っていただくことになります。  ただ、そういった活動団体における活動費については、条例の減免とはまた別に違う施策の中で、その活動団体がそういったグラウンドを使った場合、特に今、鶴間のところになりますけれども――には、どういったやり方があるかどうかについては、後ほどの行政報告でもさせていただきますけれども、その活動団体に対する支援的なものと切り離して考えているところでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 議案第21号について反対の立場で討論を行います。  本条例改定は、芹ヶ谷公園運動広場の整備に伴い隣接する駐車場の平日、有料の料金設定、そしてまた運動広場の料金を定めるものです。これまで、地域の皆さんが利用されてきた、無料で楽しんできた運動広場について、地元の住民からもなぜ有料にするのかという声も上がっているとお聞きしました。合意は得られていないと考えます。  よって、町田市立公園条例の一部を改正する条例に反対いたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第21号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第21号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後5時55分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時56分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(南町田駅周辺地区拠点整備事業について) ○委員長 行政報告、南町田駅周辺地区拠点整備事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 南町田駅周辺地区拠点整備事業につきましては、都市政策課よりご報告させていただきます。 ◎辻野 都市政策課担当課長 南町田駅周辺地区拠点整備事業につきまして、行政報告ということで、南町田拠点創出まちづくりプロジェクトの進捗のご報告をいたします。  まず、工事の進捗につきまして順にご説明いたしますと、土地区画整理事業につきましては、鶴間公園南調整池の埋設拡張工事、2万立米に拡張する工事ですが、こちらが完了いたしました。4月以降は、ケーズデンキの街区の北側、南側の道路について、それぞれ拡幅整備に入ってまいります。  鶴間公園に関しましては、1年目の造園工事がほぼ完了しておりまして、鶴間パークウォークと呼んでいる都市計画道路から北側、西側、線路側のほうについての遊具だとかデッキ、園路の工事、それから建築工事として、あずまややトイレ棟の工事が完了しております。来年度は、主に調整池の工事が終わりましたので、その上部のスポーツエリアの工事だとか、カフェ・クラブハウス棟の工事などを進めていく予定です。  パークライフ・サイト、ミュージアム等を整備する部分ですが、1月から建築物の工事、これは株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツが建築主となりますが、1月から工事を開始して、基礎工事を今進めているところです。  その他、自由通路、それから駅のリニューアル工事、商業施設とも、構造躯体はほぼ全てでき上がっておりまして、これから仕上げの工事を進めていくというような状況でございます。  商業施設工事につきましては約8割できております。街区間デッキについては、橋桁をかけることは終わっていまして、最後、仕上げ舗装工事ということです。  こうした工事の進捗は、プロジェクトのホームページで四半期に1度、工事レポートとしてお出ししていったりいたします。  2ページ目をごらんください。  プロジェクトその他の進捗でございますが、1つは、LEEDと申しますが、国際的な環境認証制度、リードと読みます。ND、まちづくり部門の予備認証――計画段階の認証ですが、こちらでゴールド予備認証を取得をいたしました。1月3日付になります。こちらのご報告でございます。  3ページから5ページに、1月16日付けで東急電鉄と共同で行いましたプレスリリースの資料を添付いたしました。LEEDというのは、アメリカの環境認証制度で、幾つか部門が分かれますが、今回取ったまちづくり部門は国内の取得事例がとても少なくて、今回の南町田は国内で5番目でございます。その他は、二子玉川だとか、柏の葉、また、中央区晴海のオリンピック選手村なども取得をしておりますが、国内で5番目という希少さでございます。  3ページのプレスリリースの一番頭の真ん中のところに、今回評価されたポイントを記載いたしました。今回プロジェクトで一貫して取り組んでおりますが、自由通路から商業施設を通り抜けて公園まで歩き回れる歩行者ネットワークを柱としましたまちづくりの考え方、それから、雨水を地面に浸透させる、グリーンインフラと呼んでおりますが、そうした取り組みなどが評価されました。  このLEEDのまちづくり部門の認証を取得したことにつきましては、今後、新しい町のPR、また、町開き後の環境学習などにも活用してまいりたいと考えております。  行政報告資料2ページにお戻りください。  その他、プロジェクトを周辺にお知らせする活動といたしまして、何点かございます。  地元5町内会・自治会との整備計画検討会を2月に開催しております。  また、同じ2月に大規模小売店舗立地法に基づく説明会というものを実施いたしました。こちらは1,000平米以上の物販店舗計画に対して義務づけられている法律の説明会になります。開業時の渋滞対策、駐輪・駐車環境などについてもご説明し、ご質問等をお受けしたところでございます。  前回、プロジェクト全体の進捗報告の会も、こちらの説明会に並行して同時に開催する予定とお伝えをしたのですが、このプロジェクト全体の進捗報告につきましては、お知らせする情報をふやしまして、5月半ばに改めて実施するという予定でございます。この2日間の開催で延べ175名の近隣の方々のご出席をいただいたところでございます。  その他、プロジェクトの工事の状況等は、駅前のお知らせボード、ホームページから個別のご訪問、ご説明まで、多角的に取り組んでいるところでございます。  5番目、スポーツ活動への支援策につきましては、平成29年第84号議案、町田市立公園条例改正に対する附帯決議への対応状況につきましてのご報告になります。  前回、地域スポーツ推進の観点から、鶴間公園有料施設を利用する地域スポーツクラブに費用補助をするスキームを検討しているというご説明をしたところでございます。これは、南地域に地域スポーツクラブが1つもないということで立ち上げを働きかけてきたところですが、2月に旧鶴間第二スポーツ広場管理運営委員会の代表クラブを中心といたしまして、地域スポーツクラブを正式に立ち上げるための準備委員会が設立されて、今は具体的な活動内容の検討が始まっております。  こちらを母体として、旧スポーツ広場の利用者だけではなくて、例えば、有志のテニスクラブなども地域にいらっしゃるんですが、お声がけを始めているところです。  施設利用の開始に向けまして、まずこの準備委員会の中で、どんな活動をしていくかという検討を進めていただく。これと並行して、このスポーツクラブの活動に対して費用を助成するための要綱整備を6月までに行う予定でございます。こちらの要綱の内容につきましては、次回定例会でご報告を差し上げたいと考えております。  最後、今後の進め方につきましてですが、次回定例会、6月の議会に鶴間公園の指定管理者指定に関する議案を上程予定です。先ほど申し上げました5月にプロジェクト報告の会議、それから町開きにつきましては、ことしの11月から12月とする方向で、関係者で調整をしているところでございます。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 今の段階で大分進んできているんですが、特にスポーツエリアの部分ができ上がってきて、今の住宅地域と密着した部分に整備されていくという点では、周辺の皆さんとの理解と合意が必要かなと思うんですが、どのような形で説明を行われてきたのか。また、そこで出されている要望とか意見はどのようなものがあるのか。また、それについての対応はどのように検討されているでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 スポーツエリア、旧スポーツ広場エリアの周辺にお住まいの方々に対してというご質疑かと思います。  大きくは2点ございまして、南町田自治会を通して、自治会の中にもそれぞれのブロックの会合がございますので、そちらを通して計画の説明をしてきたというところではございます。  主にこのスポーツエリアの計画に対しましては、特に駐車場の入り口に関して、2カ所ございますが、2カ所ともに一部見直しを要請されて検討し、1カ所については移すことで計画の内容もご説明をして、ご了解をいただいているという認識です。  もう1つについては、北側のほうの管理用の入り口になりますが、お向かいの住宅の方からご懸念をいただいたりしております。細かい説明を個別に住戸全てを回ったということではないので、基本自治会を通してご説明になりましたので、十分でないというご指摘をいただいているところですが、計画の見直し等も含めて、まだ協議を続けたいと思っております。 ◆細野 委員 これから検討していただくということで、ぜひ見直しもお願いしたいと思います。  駐車場のほうの入り口については、入り口もちょっと変えていただいて、安全面に配慮していただいたのかなと思いますが、さらにちょっと、駐車場料金所をもう少し中に入って待機できるようなスペースをつくってほしいということも含めて要望しているのかなと思いますが、その辺も検討されているのかについてお答えいただきたいと思います。  また、あともう1カ所の北側のスポーツエリアの管理用の駐車場についてですが、住宅地に入らないで出入りをしてほしいというご要望だと思うんですが、その辺がどうなのか。これは直近の住宅の方が一番声を上げているという点ではそうなんですが、先ほどブロックというお話もありましたけれども、このブロックの方で集まって、やはりみんなで申し入れようということで、そのブロックの住環境を守ってほしいということで、要望を自治会の会長が届けたということになっていると思います。  やっぱりその辺の説明が不十分であるのと、それから、これまでもスポーツ施設、スポーツ広場として活用してきていますから、同じような状況であればそれほど問題なく受け入れられていくと思うんですが、やはり大きく変わってしまうということで。テニスコートが住宅地側にかなり直近して3面できるということになりますし、それがナイターまで、9時までできるという施設になるので、それについても住民の皆さんは、これまでの住環境が守られるのかというところでも不安を感じていらっしゃるのかなと思います。  そういう意味では、今、かなり分厚い植栽になっていて守られている部分があると思うんですが、その植栽を守った形で、車の出入り、テニス、スポーツなどを楽しむという、ちょっと環境を分離するような要望も上がっているのかなと思うんですが、その辺についての配慮は可能でしょうか。今後検討していただく方向でしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 まず後者の北側のほうの管理用の出入り口側につきましては、従前も植栽帯、駐車場との緩衝帯を設けておりましたが、今回計画においても緩衝の部分は確保しております。  それから、ナイターの利用も、今回整備するに当たってはそれをぜひ検討したいということで、ナイター施設も整備をしましたが、近隣の方のご心配だとか、運用の中でうまくいかないこととかをしっかり指定管理者も含めてご相談しながら、丁寧にやっていく必要があると思っています。  直近の方に対して、光が漏れるとか、音が漏れるとか、どんな課題が出てくるかということをよく丁寧に見ながら、管理者と一緒に検討していきたいと思っているところです。利用の仕方のご相談、日中、夜間問わずに、どういうことをお気になさるかということを、会話を続けながら検討していきたいと思っております。  それから、133台、公園の駐車場のほうの出入り口につきましては、入り口の位置をずうっと検討してきて、ただ、台数もある程度確保しながら、駐車の入り口、それから車路、お向かいの住宅への影響等を検討してきているので、引き込みをもっと奥へ入れないのかとか、いろいろご要望があるんですが、一旦、先月取りまとめた計画でご納得いただきたいというところと、それから、そちらも同じです。運用の中でご心配なところ、やっぱり音がどうとか、いろんなことがあるかもしれませんので、それは計画が、整備が終わったから終了ということではなくて、会話を続けながら、よりよい運用を工夫していきたいというふうに考えております。 ◆細野 委員 地域の方も、単に自分たちのエゴというだけではなくて、やっぱり環境であったり、安全安心だったり、歩行者の動線、特に学童の通学路にもなっておりまして、安全を確保する上で配慮をしてほしいというような要望も含まれているかなと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。  スポーツクラブ等については、次の回でということですが、決定してしまうとなかなか変更も難しいかなというふうに思うので、大ざっぱなところをお聞きしたいと思うんです。前も一般質問でちょっと時間が足りなくてできなかったんですけれども、施設の利用料の設定がかなり高いものですから、2クラブが一緒に試合したりとかという使い方をするにしても、その料金を補助するとなれば、その回数掛けるクラブ数掛ける日程とかということになれば、全額ということにはならないかもしれないですけれども、その補助の割合はかなり大きくなるのかなと思うんですが、どの辺までを検討されて――このクラブ運営に対する補助ということですが。実際には、やっぱり活動されている団体が、安心してこれまでのような形でスポーツができる、練習ができるといったことをどう守っていくのかという点で、もし検討していることがあったらお聞きしたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 補助の内容につきまして、現在、先ほどご説明しましたとおり、地域スポーツクラブの準備会が設立されたということで、まず、そこの方とちょっとご相談をしながら、活動に支障がない範囲で補助内容を検討していきたいと考えております。 ◆細野 委員 そうしますと、それを配慮した上で、それぞれの団体の活動を保障するという点で十分な補助なり、あるいは設定料金に――どういう形、補助金という形で出していくということで検討していらっしゃるのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 現在、地域スポーツクラブの補助金としまして、町田市地域スポーツクラブ設立及び運営事業補助金というものがございまして、その中で補助をしていこうと考えております。この対象は、あくまで地域スポーツクラブが対象になると考えております。 ◆細野 委員 その料金が30万円とかですよね。そうすると、1年間は30万円が出たとしても、幾つの団体が使うかわからないですけれども、1万5,000円の2時間の枠を利用してしまえば20回しか使えないような形になると思います。全額ではないとしても、かなり補助金の額としては少ないのかなと思うんですが、鶴間公園のこの南地域のスポーツクラブについて、特例を設けるとか、そういうことは検討されているのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 先ほど委員お話がありましたとおり、この補助金に関しましては、準備として2年間、設立後3年間、計5年間の補助要綱になっております。準備期間では15万円、設立後は30万円というお金になっておりまして、その補助金とは別に補助をしていければということで考えております。 ◆藤田 委員 1点だけです。午前中、環境資源部長から決意表明も、できなかった無念もあって、全庁挙げて取り組んでいきますと言ったのが受動喫煙対策でございます。文化スポーツ振興部さんも来ていただいているので聞きたいのですが、特に駅周辺、そして、今回、オリンピック・パラリンピックの関係では、スポーツ施設等の方針もかなり厳しい方向が出ました。そして、これからインバウンドとしての公園も含めて、美化推進区域も含めて、この都市づくり部さん、文化スポーツ振興部さんと協力しながら、そこを引き継いで受動喫煙対策をハード面も含めてしっかりやっていくようにしたいというふうにありました。  この鶴間公園、今いただいた部分、駅周辺も含めて、その対策等はどうなっているのかお伺いしたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 どういう区域にどういう指定をしていくかという具体的な検討までには至っていないんですが、東急電鉄とも話をしていまして、基本的に、当然、商業施設内は全て禁煙区域ですので、もう駅からダイレクトに民地の中は禁煙をご要請する場所と。東急電鉄のほうの商業施設にも、しっかり屋内で囲われた喫煙スペースというのを各所に設けまして、喫煙される方はそちら、それ以外は一切吸わないでくださいという運用をしていく。  あとは、道路とか広場のところにどういう規制をして、あと、喫煙されるのであればここという環境をどういうふうに用意していけるかということをもう一段考えるということで、基本は禁煙を推奨するというか、要請をする場所として、しっかり駅前をつくっていきましょうということについては、東急とはもう合意をできているので、あとは制度の入れ方かなと思っております。そこは環境資源部とよく連携をして、町開きまでにしっかり位置づけていければいいかなと思っております。 ◆藤田 委員 スポーツ施設、スポーツエリアはどうですか。あと、公園も。 ◎文化スポーツ振興部長 喫煙対策については、今、委員さんが言われたとおりで、私たちもそれに向けて、環境資源部とよく調整をしながら、一体となって取り組めるように進めてまいります。 ◎公園管理担当課長 まさに公園エリアの関係については、子どもたちが行き交うエリアになってくるところです。特に受動喫煙については子どもに対する配慮が1つ重大なところかと認識しておりますので、現状の公園、今つくっている公園に具体的にどこに設置するかについてはまだ決めておりません。喫煙所のない公園が1つの強みになるのかとか、指定管理者とパートナーとなって、いろいろ今後検討していければなと考えております。 ◆藤田 委員 これから全庁挙げてという形になってくると思うんですけれども、美化推進区域というか、歩行喫煙禁止区域、その設定は、する方向で今決めているということでいいんですか。駅周辺、いわゆる町田駅だとか鶴川駅だとか、そういうところに設定されていますけれども。 ◎辻野 都市政策課担当課長 具体的な検討もまだ庁内で会話を始めたところなので、推進地域にするという、おおむね鶴川駅だとか町田駅だとか、拠点駅の周辺は基本的には敷くべきところなのかというふうには思っておりますので、その方向で検討はすると思うんですが、具体的にこうしていきましょうとまで今詰まっていないので、今後の検討かなというところでございます。 ◆藤田 委員 町開きまでには間に合うという感じですか。
    ◎辻野 都市政策課担当課長 はい。そのようにいたしたいと。環境資源部と会話してまいります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後6時22分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時23分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(町田市立陸上競技場観客席増設について) ○委員長 行政報告、南町田市立陸上競技場観客席増設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 町田市立陸上競技場観客席増設につきまして、公園緑地課よりご報告させていただきます。 ◎都市づくり部次長 町田市立陸上競技場観客席増設についてご説明をさせていただきます。  資料の1ページ目をごらんください。  本件につきましては、2018年第1回市議会定例会におきまして、市民に理解を得る情報提供の徹底と最大限に町田市負担の圧縮を求めるとの附帯決議を受けておりましたので、この課題解決に向けた取り組みについてご報告するものであります。  2番の課題解決に向けた取り組みについての(1)整備工事に関する情報提供につきましては、市民の皆様にご理解いただけるように、これまでに町田市ホームページや「広報まちだ」におきまして適宜更新などを行いまして、事業の目的や工費の削減方策、FC町田ゼルビアの地域貢献等の情報提供を図っております。また、事業に関するご理解を深めていただけるように、昨年10月や11月に開催しました事業概要や工事に関する説明会などを実施しております。  今後につきましても、引き続き情報提供などに努めまして、事業へのご理解を深めていただくように対応してまいります。  次の(2)の整備工事費の町田市負担分の圧縮についての①国、東京都、関係者との各種補助金等の探求につきましては、本事業に補助金等を活用できるように、現在、引き続き東京都オリンピック・パラリンピック準備局と独立行政法人日本スポーツ振興センターに補助金の支援に関する調整を行っているところでございます。  ②の当該サッカーチーム運営会社の興行主としての努力の勧奨につきましては、まず昨シーズンは成績が4位ということで好調であったことと、これまでいろいろ集客に向けたファンサービス等を行っておりますので、そういったことから2月24日のホーム開幕戦につきましては、満席に近い8,814人の来場をいただいております。  交通アクセスの改善としましては、2月24日の開幕戦におきまして、バス運行の増強や多摩センターへの臨時シャトル便の運行、試合後のアフターゲームショーの開催により、帰りの時間の分散化等の対応を図っておりまして、8,000人を超える来場者があったにもかかわらず、鶴川駅直行バスの待ち時間を、昨シーズンの最終戦、1万人を超える観客があったんですけれども、そちらに引き続き、目標としている30分以内に抑えることができました。  次の2ページをごらんください。  資金面の関係です。こちらにつきましては、まず、ふるさと納税の関係ですけれども、FC町田ゼルビアの株主さんから、ふるさと納税を通して多大なる寄附をいただいております。さらに、2019年4月から、ふるさと納税の返戻品につきまして、魅力的な返戻品を提供していただくように協力いただいているところでございます。  ③の民間資本の活用につきましては、2018年11月1日から募集を開始しました「トップスポーツを観戦できる環境を町田に!」のふるさと納税につきましては、2月27日現在、3,363万8,000円の寄附を受けております。ネーミングライツにつきましては、今現在、導入に向けた調査や検討を進めておりまして、今年度中に募集条件や選定基準を取りまとめる予定となっております。  ④の費用対効果を最大限にする投資額の適正化につきましては、まず整備費について、現在行っている実施設計の中で引き続き適正化に努めているところでございます。また、陸上競技場を最大限に有効活用するために、2018年度につきましては、FC町田ゼルビアのホームゲームのほかに、ドリームサッカー、ラグビートップリーグの試合、各種陸上競技大会、全国少年サッカー大会、または、まちだ〇ごと大作戦等を開催し、多くの方にご来場いただいております。  今後につきましても、集客力のあるスポーツ大会やイベントの誘致に努めてまいります。  説明は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 その都度非常に努力をいただいて、ありがとうございます。  1点、まず、整備工事に関して、さまざま補助金等もあったり、整備工事内容も縮減できるように改良していただいたりしておりますけれども、ここで本格的になってきた段階で、やっぱり整備工事だけじゃなくて、今後の運営のランニングコスト等も含めた設計等をこれからするということでありましたけれども、必要だと思うんですけれども、運営のランニングコストの圧縮とか、そういう部分はどう検討されているのかお伺いしたいと思います。  それと、ネーミングライツも本格的に検討が始まってきているかと思いますけれども、ネーミングライツ料とか、具体的にそろそろなってくるのだと思いますけれども、今の段階でのネーミングライツの考え方、設定等も含めて、取りまとめる予定でありますけれども、そこのところをお伺いしたいと思います。  それと、アクセスについてなんですが、本当はこの後の予算の中で、テニスコートとかそういう整備の中でやるべきだと。きょう、文化スポーツ振興部さんがいらっしゃるので、ゼルビアだとか、ラグビーのトップリーグだけのアクセスではなくて、地域の理解も含めて求められているのは、ふだんからの、平日等も含めて、野津田陸上競技場に対するバス等のアクセスです。それがやっぱり求められているところであって、そうすることによって地域の人たちも、ふだんからのバス便がふえたり、渋滞解消とかも理解があると思うんですけれども、全体的な野津田陸上競技場というか、野津田公園に対するバスのアクセス、そこのところはそろそろ検討を、始めていると思いますけれども、交通事業も含めて、その辺はどうなっているのかお伺いしたいと思います。  以上3点、お願いします。 ◎都市づくり部次長 まず、ネーミングライツの料金の考え方ですけれども、今、アンケート調査とかをしています。そちらも踏まえて、安くならないように、また余り高くなりますと、今度は応募してもらえないというところがありますので、そこら辺は見きわめて設定をしていきたいと考えております。  あと、条件ですけれども、契約期間とかもありまして、3年から5年ぐらいが標準になりますので、応募しやすいように3年以上という形で設定をして、そこもいろんな事例調査とかヒアリングした結果を踏まえて、期間は設定したいと考えております。  今、条件として考えているのは、スタジアムに愛称を与えるということと、あと、施設内部の出入り、ゲートとかそういったところの愛称、道路標識とか案内標識に愛称をつけてもらうとかですね。あと、バックスタンドとかメーンスタンドの壁にスペースがあります。そちらに広告を掲載してもらうとか、ある程度付加価値を与えないと、なかなか応募してもらえないところがありますので、そういった付加価値をつけて、募集しようと考えております。  また、詳細が決まりましたら、きちんと改めてご報告させていただきたいと思います。 ◎武井 営繕課担当課長 ランニングコスト圧縮の部分についてですが、例えば照明器具にLED照明を採用したりですとか、あるいはトイレに節水型の便器を採用することで、光熱水費の圧縮を図る設計をしております。 ◎都市づくり部長 平日のアクセスにつきましては、今、バス事業者さんの全国的な課題でもありまして、運転士の問題ですとかでなかなか便数をふやせないのが現状でございます。そうはいいましても、どのようにして改善していくかというのは大きな課題だと認識しているところです。  今、神奈川中央交通と町田市内全体のバス網の再編に向けて協議を始めてきたところでございます。その中で、町田市のモノレールですとか、いろんな交通状況が変わっていくことも将来的に踏まえながら、何が何でもみんなが町田駅に向かうということでなくて、それぞれの幹線と枝線みたいな形の中で、拾えるところを少しでも多くしながら、市民の足としてのバス交通の充実に向けて、事業者と協議を進めさせていただきたいと考えているところでございます。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。ネーミングライツについては、まさか今そういう額とかは言えないと思いますが、強気で行っていただければと思います。J1のライセンスも今後含めて、そこをつぶやいておきますので、よろしくお願いしたいと思います。本当にゼルビアの活躍もあって、かなりその辺は以前に設定したときよりも、そこのところは強気で行っても、分析もあるでしょうけれども、まあ、言えないと思いますけれども、そこのところはお願いをしたいと思います。  ランニングコストのほうは、LEDとかよりも、今後、我々は陸上競技場だけではなくて、さまざまな建設に関する契約案件だとかをいろいろ協議していくに当たって、整備費とか建設費だけを見るのではなくて、やっぱりそのしつらえが今後のランニングコストにどうかかわってくるか。学校施設もそうなんですけれども、そういう視点で落とし込んでいく。  だから、建物自体が仕様を出すときにランニングコストを抑えるような形で発注していく。そこのところをこれから審査の一番重要にすべきだと。これは国等からの方針等も含めて、いろいろ出ているので、LEDだけではなくて、できれば今度しっかり、いろんな整備でも、議案が出てくるときにはランニングコスト面とかも、こういったところが抑えられていくとかというところはしっかり抑えて、今後のことも含めてお願いをしたいと思います。  アクセスについてはわかりました。ただ、1点だけ、全体的なことをお話ししましたけれども、前回のホームゲーム、初戦です。かなりの入場者数があったといいますけれども、そのときの交通状況がどうなのか、そこだけ確認して終わりたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 2月24日、ゼルビアのホームゲームの開幕戦であります対東京ヴェルディ戦につきまして、8,814人ご来場いただきました。主な交通アクセスとしまして、帰りのバスでございますが、鶴川駅直行バスをご利用いただいた方が1,328人、それ以外に野津田車庫から出ております路線バスにつきまして、町田駅行き、鶴川駅行き、あと、町田駅行きは2種類アクセスがございます。まず、町田駅行きの本町田経由が219人、鶴川駅行きが128人、町田駅行き、これは並木交差点経由ですが111人、ご利用いただいております。  駐車場につきましては満車になりまして、薬師池を臨時の駐車場として開放したんですが、薬師池については若干あきがあったということで報告を受けております。  鶴川駅行きのバスにつきましては、30分以内で待ち時間を短縮できたということです。あとは、野津田車庫前の整理につきましても、ちょっとゼルビアさんにご協力いただきまして交通整理をして、バスにスムーズに乗れるように、こちらで交通整理をさせていただいて、特に大きな混乱はなく終えました。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。  さっき全体的なことも言いましたけれども、やっぱり近隣の人たちの理解が非常に必要になってくると思うんです。そうしますと、前回8,800人のときは近隣からも渋滞の苦情だとか、そういうものもなく運営できたという解釈でよろしいのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 渋滞の苦情はこちらに届いてはおりませんが、やはり多少渋滞は見受けられましたので、今後も少し離れた場所に駐車場をお借りして、そこでシャトルバスをつなぐような形で、交通量を減らしていくことで渋滞の緩和に引き続き取り組んでいきたいと考えております。 ◆戸塚 委員 2点だけ確認させてもらいたいんですけれども、附帯意見をつけた中でいろいろと取り組みをしていただいておりますけれども、今回、何項目かでいろいろな取り組みが書いてあります。おおよその予定でいいんですけれども、それぞれどのぐらいの削減が見込めるとか、どれぐらいの効果が見込めるというものを教えていただきたいのと、それが今予定している整備に当たる予算額のうち、どれぐらいが削減できるのかというのを、見込みで構いませんので、教えていただきたいと思います。  もう1個は、最後の④の部分です。「集客力のあるスポーツ大会やイベントの誘致に努めてまいります」と書いてありますけれども、どういった誘致に取り組んでいらっしゃるのか教えていただければと思います。 ◎都市づくり部次長 費用の削減の見込みですけれども、今、工事費の実施設計削減とか、補助金とか、ネーミングライツとかということで取り組んでいるんですけれども、ふるさと納税については3,300万円という形で数字的には寄附をいただいているところですが、そのほかについてはこれから金額が確定してまいりますので、具体的な金額は今のところはちょっとお示しできないような形になります。 ◎スポーツ振興課長 大規模なスポーツイベントということでございますが、市立陸上競技場の観客席を1万5,000席に増席した際、やはり首都圏にとっては大規模という形で位置づけられることになります。大規模な競技場となりますと、大会主催者も大勢の観客が集まる対戦カードなどを組みやすくなるということもございます。  そんな中、例えばサッカーの中でもやはり天皇杯とか全国高校サッカー、こんなものもございますし、あとはラグビーであればラグビートップリーグ等、そこら辺の大規模イベントをこれから誘致しまして、野津田陸上競技場で開催いただけるように今調整を進めております。  具体的には、日本サッカー協会とか日本ラグビー協会などとちょっとお話をさせていただいているということで、今、進めさせていただいております。 ◆戸塚 委員 僕も具体的に教えてくれとは言っていないんですけれども、当然、やみくもにいろいろ動かれているわけじゃないと思うんです。それぞれどのぐらいの金額を目指してやっているというのはあると思うんです。そういった意味では、トータルの整備工事費が大体48億円だったかだと思うんですけれども、そのうちどのぐらいをこういった努力で賄う目標を立てているのかというのをちょっと教えていただきたい。  あと、今回、先ほどの答弁だと、基本的には今後の利用を集客力のあるものをというのは、基本的にはスポーツ大会を中心に考えていらっしゃるのか。私としては、ほかにいろいろイベントがありますよね、そういったものも含めてこれから誘致をしていくのか。その辺だけ、ちょっと教えていただければと思います。 ◎スポーツ振興課長 スポーツ以外のイベントということでございますが、大きな集客が望めるものとしまして、やはり音楽フェスというものがございます。過去にも何回か音楽フェスの開催についてお問い合わせがあったこともございますので、そういったところも検討させていただきたいと考えております。 ◎都市づくり部次長 具体的な削減の目標額ということでご質疑いただきましたけれども、きちんとお示しできればいいんですが、今、補助金についても調整したり、ネーミングライツについても期間とか金額の設定をしているところですので、そこら辺のめどがつきましたら、きちんとお示しをさせていただければと考えております。 ◆戸塚 委員 今回も整備工事費は予算で出ているんですよね。なので、本来であれば、そのうち今後はこういった金額で減額するように取り組みますというのが通常なのかなと思うんです。今の言葉だと、今のところそういった目標金額も決まっていないということなのでしょうか。それとも、いつになればそういったものが出てくるというのはありますか。 ◎都市づくり部次長 ネーミングライツにつきましては、今年度中までにそういった料金の設定等をまとめまして、2019年度には公募をかける予定をしていますので、遅くとも4月ぐらいまでにはネーミングライツの考え方についてはお話しできると思っています。  補助金につきましては、なかなか要件とかに該当しない部分がありますので、今、いろいろ調整をしているところですけれども、例えば東京都の補助金につきましては予備調査が来ていまして、そちらはエントリーさせていただいているんですけれども、最終的に申請があるのが7月になりますので、その時点で補助金がもらえるかもらえないかとか、額が確定しますので、その時期になるという形です。  あと、ふるさと納税につきましては4月からまた第2弾ということで、そちらはスポーツ振興課からお答えさせていただければと。 ◎スポーツ振興課長 ふるさと納税につきまして、当初、昨年11月から始めるときに、2021年3月末までに5,000万円という目標を掲げて取り組んでまいりました。ただ、2月27日現在で3,363万8,000円ということで、かなり目標額に近づいておりますので、ここは修正をして、さらに、あくまでこれは目標ですので、もうちょっと上の目標を掲げて、これから進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 1万5,000席に増席するという計画ですので、今まで1万人近く来場者があったことなども想定しながら、どのようにバスとかで帰られるのかというあたりを検討されていると思うんです。8,800人で30分で来場者を帰すことができたということですけれども、あと6,000人、7,000人ふえたときに、同じような状況をつくることができるのか。バスの便などもふやすとか、そういうことが可能性としてできるのかどうか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 1万5,000人に増席した際の交通アクセス改善に向けては、今、興行主と交通事業者、あとは市で検討を進めております。最終的には、もちろんバスが不足してくることが想定されますので、その部分は、今、興行主さんに臨時バスを出していただけるように協力を求めているところでございます。 ◆細野 委員 今のお話ですと、多摩センターと鶴川と町田とという3方向に分けて、バスで運ぶという形だと思うんですが、経済効果といったときに、町田に出たり、鶴川に出たりして、その後、お金を使っていただく、飲み食いをしていただくとかというお話もあったと思うんです。その辺の可能性として、町田にはそんなに、先ほどのお話ですと、大勢は行かれないのかなと。やっぱり鶴川に行かれると思うんですけれども、鶴川のキャパシティーがそれだけあるのか。また、鶴川で飲んだり食べたりしていただけるような環境になっているのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 1万5,000人規模のスタジアムになりますと、やはり行き先は分散をさせないと、なかなかスムーズにお帰りいただけないという事情がございます。ただ、間違いなく鶴川駅だけでは処理し切れない部分がございますので、町田行きもしっかり臨時バスを、必要な需要に対する供給ができるように、今後、交通事業者と興行主さんと相談をしながら、スムーズな移動を目指していきたいと考えております。 ◆細野 委員 スポーツ、ゼルビアのホームグラウンドとして使う場合は興行主の努力ということも言われましたけれども、そのほかのいろいろな音楽フェスとか文化的なそういったものも、興行主がバスを出すということは想定できるのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 その点につきましても興行主さんとご相談をさせていただきまして、スムーズな移動ができるように進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 ちょっと確認なんですけれども、増席した場合に、災害が起きたときの避難誘導とかという体制が必要だと思うんですが、ちょっとお話を聞くと、滞留させるスペースが必要だということを聞いたんですが、グラウンドから避難させるという、それは何か法的にそういうものが必要なのでしょうか。 ◎武井 営繕課担当課長 計画通知の申請を今後出していくんですが、東京都建築安全条例の中で、今回、陸上競技場が、建物の用途が興行場になります。興行場になった場合、例えば、観客席の配置の仕方がかなり厳しく条例上うたってありますけれども、観客席の勾配を緩くしたりとかすると、一般的には競技場として魅力が半減してしまうと言われておりますので、競技場としての魅力を出すためには、具体的に言うと、観客席の勾配を少し急にしたりですとか、連続して観客席を設けるような設計にしてございます。  その関係で、具体的に観客が避難する際の検証を行うことによって、その安全条例に適合しない場合に建築主事の認定を受けることで、計画通知が取得できるような形での手続を行っております。具体的に言いますと防災評定というのを取得するんですが、その中で避難の関係が出てまいりますので、そういった避難計画の中で、火災が起こったときにお客さんが避難する際、そこにいらっしゃる観客の人数分の一時滞留したりするようなスペースが必要になってくるということでございます。 ◆細野 委員 そういうスペースは、法的には、斜度をつけたりすると必要になるということなのでしょうか。アリーナとか、新しい国立競技場なども整備されているわけですが、そういうところも、そういった滞留スペースが全部設定されているということになるのでしょうか。 ◎武井 営繕課担当課長 施設によりまして条件が違いますので、一律に必要だということは言えません。また、都道府県によってそういった条例がある場合とない場合とございますので、ただ、よく皆さんテレビでごらんになっていただくと、最近ですと、テニスの大坂なおみ選手が活躍した試合などでも、かなり観客席が急な感じになっております。また、この近くですと、横浜スタジアムなども急な勾配でのスタジアム設計になっておるんですけれども、今回、野津田陸上競技場についても、1つは、最初の将来構想の段階ではもうちょっと緩やかな設計ではあったんですけれども、より魅力的な施設にということで少し勾配を急にした設計にしております。 ◆細野 委員 ちなみに何度ぐらいが魅力的な斜度みたいな。 ◎武井 営繕課担当課長 済みません。具体的にというのはないんですが、安全条例の決まりどおりにしてしまうと、観客席を幾つか設けたら通路を設けて、また観客席をという形になるので、かなり間延びした施設になってしまいますので、今回は、よりお客さんがみんなで試合を楽しめるような形での設計にしております。 ◆山下 委員 いろいろご努力されているということで伺いました。2月24日は、駐車場から車が出た最後の時間はどのくらいなんですか。相当そこは、2時間とか3時間かかったという感じで聞いているんですけれども。 ◎スポーツ振興課長 駐車場に関しまして、最後に車が出た時間はちょっと確認はとれておりません。 ◆山下 委員 つまり、そこは近隣の渋滞に直結している話なので、バスに何分に乗るか、何分待てば乗れたかということとちょっと違いますので、そういったことはきちっと確認をしておく。私たちの耳に入っているのは2時間とか、結構かかっていると聞いているんです。ですから、そういう認識をきちっとやっぱり持っておくのは必要かなと思うんです。  渋滞の解消とか輸送計画はどういうふうに考えていらっしゃるのかということと、きちっとそれを見える形で見せていただくというようなことは必要なんじゃないかと思うんですけれども、その点についてはどのように考えられていますか。 ◎スポーツ振興課長 交通アクセスの考え方につきましては、やはり公共交通機関の利用を促進して、車の絶対数を減らしていくことをまず前提に、交通需要に合ったバスの手配と、バスの利便性の向上を図っていくことで、それがまた公共交通機関の利用の促進につながっていくということを前提に考えております。  渋滞緩和につきましては、今できることとしましては、やはり少し離れた場所に駐車場をお借りして、そこからシャトルバスでピストン輸送することで、競技場の駐車場から出庫する車を分散させるということで、またさらに渋滞緩和につながると考えております。  そういった形でこれから興行主さんと、あと交通事業者さんと検討を進めていきますので、そこは見える形で、ホームページ等で考え方を公表していければと考えております。 ◆山下 委員 今一番気になるのは、結局、観客動員数がふえても、取りこぼしなく、できるだけ、まちのにぎわいとか活性化に結びつけていけるのか。そういった点で検討の仕方が少し甘いんじゃないかと思うんですけれども、いわゆる経済的なメリットは当然出てくるだろうということについて言うと、もうちょっと専門的な観点で検討していくとかですね。例えば、町田駅からバスをただにして、そこに全部誘導していくとか、そういうようなアピールをするとか。そういうことに効果があるかどうかは別として、いろんな角度で考えていく必要があるのかなと思うんです。  あとは、例えば野津田競技場にしても、どちらかというと、集客をしても余りメリットがない。若干出店とかをしていればというところがあるでしょうし、目に見えて集客数がメリットに結びついていっていない。ですから、モチベーションも余り上がらないですし、集客したときの人件費だけかかっちゃうとか、そういうような状況なんじゃないですか。  ですから、競技場もそうですし、周りもきちっと潤っていくような方向性を確認して、それに対して、所管の部局だけでは検討し切れないところはきちっと庁内の連携をとって、皆がハッピーになっていくような音頭のとり方というんですか。今、藤田委員からも相当、今ネーミングライツの話もございましたけれども、担当部局だけでその辺が判断し切れるようなものなのかどうなのかということも、やっぱり聞いていると危惧するところなんです。そういった点でのいわゆる方向づけというか、その点についてはどのように考えていらっしゃるのか。  いつまでも、にぎわいより近隣の渋滞が気になっちゃうとか。それは近隣にいらっしゃる方もそういう意味では一番でしょうけれども、我々が客観的に聞いてみても、にぎわいを生んでいるというよりは渋滞をつくっているということで聞いてくるとなると、当然、見るスポーツであったりとかそういう意味では価値は当然あるんですけれども、もうちょっとやっぱり副次的に得られるものをきちっと得ていくということも、いろんな方が理解をしていくという意味では必要かと思うんですが、その点について確認したいんです。 ◎スポーツ振興課長 経済効果につきましては、やはり町田市内で消費していただいて町田で潤っていただくのが一番いいと考えております。今、交通アクセス改善に向けても庁内連携をとっていまして、その先に興行主さんと交通事業者さんという形で連携をとらせていただいております。そこでも、今後、経済効果が町田で生まれるような取り組み等を検討していければなと考えております。興行主さんもそういった視点でいろいろ取り組んでおりますので、そこはしっかりと庁内連携、あとは外部の団体とも連携をして、町田市内で多く消費していただけるような取り組みを検討させていただきたいと考えております。 ◆山下 委員 やっぱり1つの計画として、そういうふうに検討しているということをわかりやすく見せてもらうといったことも必要かと思いますので、その点についても検討いただければと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後7時4分 休憩
               ―――◇―――◇―――              午後7時5分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第26号議案 ○委員長 第26号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第26号議案 鶴間公園整備工事(その2)請負契約についてご説明申し上げます。  本議案は、鶴間公園整備工事(その2)として鶴間公園を整備するため、工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、スポーツエリアにテニスコート、グラウンド、駐車場、プレイグラウンド、せせらぎ広場を整備するとともに、多目的広場に天然芝の広場を整備し、鶴間公園全域に植栽を行うものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 この契約案件は何社入札に参加されたのか。その中でJVの世紀東急工業と土屋特定建設工事共同企業体ということで落札されたわけですけれども、入札の経過についてはどのような状況だったのでしょうか。 ◎契約課長 本議案、契約案件に関しましては、昨年11月27日の契約事務適正化委員会にて、契約方法、入札参加資格、要件について審議をして決定した上で、12月13日に公告をしました。年が明けて1月28日に開札をして、1月29日で仮契約をしたわけです。参加者数ですが、4社の応札がございました。 ◆細野 委員 それぞれ4社の見積額ですけれども、今回も4社とも同じ金額になっているわけです。いろいろ算定の仕方が同じような形で出るのかもしれないですけれども、その中で決定されたのは、その決定の仕方というのはどういう形になるのでしょうか。 ◎契約課長 まず、一旦それぞれの会社から、電子入札になりますけれども、振り出しをしていただきました。同じ額になった場合には、いわゆる電子上でのくじ引きを行います。これにつきましては、最初の応札の段階、振り出しの段階で、ある番号を皆さんに選んでいただいておいて、もし仮に金額が同じだった場合には自動的にそれはくじ引きになるという仕組みになっております。 ◆細野 委員 そういう中で、結局東急系の株式会社が落札という形になったわけですけれども、その内容について、公平公正ということでは問題ないと考えるのでしょうか。 ◎契約課長 先ほども申しましたように、どの電子入札の場合も、もしかしたら同額での札入れということも可能性としてはありますので、あらかじめくじ引きになることも想定して番号を選んでいただいているわけです。その上で、仮にそのように同じ額で応札された場合には、自動的にくじ引きされるということです。  これについては恣意的なものは一切、電子上ですので、起こらないので、適正な入札の仕組みであるというふうに考えております。 ◆細野 委員 今回の契約案件ですけれども、多目的広場とスポーツエリアと呼ばれるスポーツ施設の整備が進められるということになっています。この工事の発注については、この秋にオープンするということで日程が限られている中で進められてきたというところでは、やはり地域住民への十分な合意を図ったり、説明をしたりというところが不十分だったかなと思うんですが、その辺の時期的な問題ということは何かありませんでしょうか。 ○委員長 休憩します。              午後7時11分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時12分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆細野 委員 秋にオープンするということで限られているという点では、その入札の時期等が適切な、工期に対して間に合う時期に行われたということでよろしいでしょうか。 ◎契約課長 契約時期等とか入札時期につきましても、そもそもそれぞれの事業の所管課がございます。そこのスケジューリングに基づいて我々のほうでは入札手続をしております。ただ、入札する際は、どの事業者の方々にもあまねく情報が伝わらなければなりませんので、ある一定期間は公告をして、札入れをしていただくまでの期間を待たなければならないということになります。それも含めて、事業の所管課と十分打ち合わせした上で入札をしております。 ◎都市づくり部次長 所管課としましても適切なスケジュールで入札をやっているので、問題ないというふうに考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 第26号議案 鶴間公園整備工事(その2)請負契約について、反対の立場で討論を行います。  鶴間公園スポーツエリア、多目的広場の工事請負契約ですが、先ほどいろいろな住民の皆さんからの声があったということで、それに対応しながら取り組まれてはきたと思います。ただ、丁寧な説明、また、合意形成のための時間なども不十分だったのかなということで、契約のこの日程自体も無理があったのではないでしょうか。  グランベリーパーク施工のために提供された市有財産である公園、また学校用地がサッカーや野球の練習場として気軽に利用できなくなってしまったという点も、さまざまこれから解決策は提案されるということですが、この工事によって変わっていくという点では賛成できません。これをもって反対討論とします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第26号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第26号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第27号議案 ○委員長 第27号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第27号議案 芹ヶ谷公園整備工事(その2)請負契約についてご説明申し上げます。  本議案は、芹ヶ谷公園整備工事(その2)として、都営住宅跡地及び斜面地を中心としたエリアの植栽及び階段等の工事を行うため、工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、芝生広場、デッキスロープ、大型滑り台、新設駐車場、かまどベンチ、階段を整備し、工事範囲全域に植栽などを行うものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 5点ほど質疑をさせていただきます。  まず1点目は、デッキスロープ、これは既存公園との動線を確保するため設置するということなんですが、幅員1.8メートルありますから大丈夫だと思うんですが、車椅子を利用される方が多く見込まれるので、すれ違っても十分な幅員が確保されているのかということです。  2点目は大型滑り台。あそこは斜面地ですから、ごく真っ当なものかと思うんですけれども、導入の経緯をお知らせください。  3番目が樹木を植栽するということなんですが、どんな樹木かお知らせください。  4点目は、階段を整備するということなんですが、あそこは雨天ですと、今までは結構滑って危なかったんですが、雨天でも、当然それに対応したものになるかと思うんですが、その確認です。  5点目は、駐車場が、新設駐車場と、駐車場予定地と、臨時駐車場と、駐車場が3つあるんですが、これはどういうふうに分けているのか、それをお知らせください。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 まず、デッキスロープについてですが、1.8メートルあれば車椅子のすれ違いは可能でございます。  次に、大型の滑り台ですが、高低差が芹ヶ谷公園は18メートルぐらいありまして、その高低差を利用して、新たに拡張する区域から多目的広場までを楽しくアクセスできるようなことで設置しております。  あと、樹木の種類でございますけれども、ヤマザクラが4本、イロハモミジが9本、中木としましてハナミズキを12本、地被類として芝生、ノシバなどを植えるような予定になっております。  階段については滑らないような材質になっております。  あと、駐車場でございますけれども、当面整備するのは、今回、暫定の20台ほどの駐車場を整備いたします。イベントとかで駐車スペースが足りないときに多目的広場、運動広場と草地広場を臨時的に駐車場として使うように考えております。将来的に、草地広場については駐車場を整備するために、スペースはそのまま残してあります。 ◆三遊亭 委員 それぞれご答弁いただいて、2点ほど再質疑をさせていただきます。  樹木では、僕は1つ危惧していたのは、花粉症の方が今多いんだけれども、そういう方々にとっては恐らくつらくない樹木であるのでしょう。それをちょっと確認させてください。花粉症といってもスギ花粉だけじゃないから今大変なんだけれども、花粉のいっぱいついている樹木をあえてまたここに植えるのはいかがなものかなと思って、そういう質疑です。  2点目は、草地広場は駐車場予定地にするということなんですけれども、そうすると、今は草地広場なんだけれども、将来は草地広場をなくして駐車場にするという理解なのかしら。それとも、並行するということなのかしら。どのように今後考えていくのかお知らせください。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 今回選定している樹種については、花粉症等には特に問題はない樹種だと考えております。  駐車場については、将来的にそこの駐車場を整備できるスペースとして残していくという考えでございます。 ◆三遊亭 委員 じゃ、ここは将来は駐車場にするので、草地広場はなくして駐車場にするということですか。 ◎都市づくり部次長 もともと駐車場は、計画の中で草地広場のところを含めて130台というふうに計画していたんですけれども、ただ、周りの道路環境が整っていませんので、暫定的に20台の駐車場を整備する。その駐車場が整備するまでの間は草地広場として活用して、周りの道路環境が整った段階で130台の駐車場として整備する。そういう形で計画させていただいています。 ◆戸塚 委員 1点だけ確認させてほしいんですけれども、今回、防災シェルターとか、マンホールトイレ、かまどベンチ等、防災にまつわるものを設置しているんですけれども、片や運動広場と草地広場については緊急のときの駐車場予定地ということになっています。緊急性のある災害等が起きた場合に一時避難場所というのは芝生広場になるんですか。 ◎新 公園緑地課担当課長 災害時、発災した際には、当然この芝生広場のところもそういう形で使うことになるでしょうし、この運動広場、あるいは草地広場につきましても、そのときの状況によると思いますが、災害のときの資材を置いたりだとか、臨時の住宅を設置したりだとか、そういうことは当然可能性としてあるというふうに考えてございます。 ◆戸塚 委員 そうすると、当然ですけれども、こういったマンホールトイレとか、かまどベンチがある近隣の広場が普通は一時避難場所になってしかるべきだと思うんですけれども、そこが、今の話だと、緊急の場合というのは芝生広場を駐車場に使っても構わないということなんですか。これだけ見ると、芝生広場が緊急のときに一時避難場所になるのかなと思いますよね。当然、ここは臨時駐車場と駐車場予定地なわけだから。駐車場の近隣にこういったかまどベンチとかを置いても、だったら芝生広場の周辺に置いたほうがいいんじゃないかなと思ったんです。 ◎新 公園緑地課担当課長 実際にどのようにそういう配置がされるかどうかというのはそのときの状況によるかと思いますけれども、ここの現在のマンホールトイレの位置も、特にその広場のところから離れているということではございませんので、支障はないのではないかというふうに考えてございます。 ◆細野 委員 今の駐車場の件ですが、先ほどの条例改正で有料になった駐車場は、ここも有料の駐車場になるのかという点と、それから、台数としては、有料駐車場の台数は何台になるのでしょうか。  それから、今回の公園整備工事ですけれども、この目的として芹ヶ谷公園にこれから計画されている国際工芸美術館と一体の公園づくりというコンセプトがありましたが、それと関連するものなのか、その辺についてお聞きしたいと思います。 ◎新 公園緑地課担当課長 ご指摘のとおり、駐車場につきましては、先ほどの条例改正に伴う駐車場、対象の駐車場はここでございます。台数については20台ということになっております。  この工事目的はということだと思いますけれども、今、先行して工事は着手しておりますけれども、当然、今後の第2期の整備に整合性を持った形で整備されなければならないと考えてございますので、統一感を持って整備をしてまいります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 第27号議案に反対の立場で討論を行います。  今回の芹ヶ谷公園整備工事請負契約についてでありますが、国際工芸美術館との一体のものというコンセプトで行われる工事契約ということで、そういう意味では、これからさらなる大型箱物事業として進められる国際工芸美術館と一体でということは認めるわけにはいかないということで、反対をいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第27号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第27号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第28号議案 ○委員長 第28号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第28号議案 町田市薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約についてご説明申し上げます。  本議案は、町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事(その2)として外構整備を行うため、工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、芝生広場、駐車場、散策路を整備し、工事範囲全域に植栽などを行うものでございます。
     よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 今回発注するに当たって、以前こういった議案があるときは、もう少し詳細な図面といいますか、工事内容が示されたのだと思うんです。ざっくりと、しかも白黒だし、何かこの辺に散策路をつくりますとか、芝生広場とかになっていますけれども、例えば芝生広場を2カ所整備するというのも、具体的に面積はどのぐらいで、どういう手法で発注されているのか。  そして、駐車場の整備にしても、枠の整備とかもありますけれども、どういったしつらえで、例えば車どめとか、駐車場の動線とか、そういった部分がどういう仕様で発注されているのか。  散策路についても、ざっくりと階段、手すりの整備と書いていますけれども、公園でこれから必要なバリアフリーだとか、ユニバーサルデザインだとか、どの辺をどういうふうにこの散策路を整備していくのか、それがどういう仕様で発注されているのか。  樹木の植栽についても、全域となっていますけれども、その発注に当たって、樹木をどの辺にどう植えるのか。あと、何本ぐらいを想定しているのか。  そういうのが全然わからないんですけれども、我々もざっくりと契約金額を示されてもわからないんですけれども、そういう詳細なものはあるんですか。なければ発注できないですよね。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 改めて詳細のご説明をさせていただきます。  まず、芝生広場ですが、2カ所、ちょうどこの芝生広場は、地形が……。 ◎都市づくり部次長 詳細な図面はありますので、こちらは見づらいということなので、改めてまた、どういった形になるかあれですけれども、ご提示させていただければと考えております。 ○委員長 休憩します。              午後7時31分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時32分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆藤田 委員 この詳細な設計平面図について、資料を要求させていただきたいと思います。委員長においてお取り計らいをお願いいたします。 ○委員長 ただいま藤田委員から設計平面図について資料要求がありましたが、委員会として要求することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会として、ただいまの計画平面図についての資料要求を行う行ことに決しました。担当者においては、あすまでに資料の提出をお願いいたします。 ◆藤田 委員 本来ならばそれを見て審査をしたいんですけれども、それがかなわないんですが、工事内容について、口頭でということで、先ほど質疑いたしましたけれども、芝生広場の、せめて面積と、そして、天然芝とは書いていますけれども、どういうつくりで、フラットとかいろいろあると思いますけれども、そこのところ。  あと、散策路については、どこまで、例えば手すりとか。散策路といっても、範囲がちょっと見えないんですけれども、その辺の整備です。手すりとか、あとデザインはユニバーサルデザインとか、バリアフリーとか、そういう配慮等も含めてどうなのか、ざっくりとでいいので説明していただきたいと思います。  あと、駐車場については、これからどういうようなしつらえでといいますか、そして、動線等も当然設計の中に入っていると思いますけれども、考えられているのか。あと、単純なことですけれども、線を引くだけなのか、車どめとかそういったところがあるのかどうなのか。  あと、樹木の植栽については、やはりどの辺の位置にどういったものを植えるのか。何本ぐらいを想定されているのか。  そこを口頭でいいのでお願いいたします。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 詳細についてご説明させていただきます。  芝広場ですけれども、面積が3,295平米でございます。  駐車場でございます。駐車台数が131台で、面積的には4,912平米でございます。駐車場の動線ですけれども、今井谷戸交差点側から、この西駐車場と書いているところあたりから斜めに駐車場に入庫ができる形になります。そして、左側の西駐車場のところに機械式のゲートが設置されます。それと、斜めに入った車が中央駐車場のほうを抜けていくんですが、この中央駐車場に入るところにも機械式のゲートを設置いたします。駐車場については全て車どめをつけて、区画線を引くような形になります。一部、コンシェルジュ棟の前ですけれども、少し緑化をしているような、ふだんは、例えば車の台数が少ないときにはそこの駐車場で、マルシェというんですか、物販ができるようなスペースを残したりとかも計画をしています。  あと、散策路でございます。ちょうどこの芝生広場の周りのところが、階段だとかスロープになっているんですけれども、こちらが通常、公園のスロープで最大の8%のスロープになっております。8%のスロープでありますと、両サイドに手すりが必要になってきますので、8%のスロープのところについては手すりを設置するような形になります。  あと、散策路となっているところですが、4%のスロープになっておりまして、こちらは全て車椅子でも容易に上がれるような緩い勾配のスロープの形状になっております。  園路については全てバリアフリーの動線で、どこにでも行けるような形で考えております。  あと、樹木の植栽でございます。中高木を154本植栽いたします。樹種でございますけれども、ヤマザクラやシラカシ、エゴノキですとか、もともと在来していたクヌギだとかコナラなどの樹木を植栽いたします。あと、低木が8,545本、ガマズミだとかシモツケなどの低木を植栽いたします。  あと、地被類といたしましてヒガンバナであるとか、ツワブキだとか、オニヤブソテツなどを2万4,053本植栽いたします。  あと、この散策路のところをフォレストエリアというエリアにいたしまして、ここのあたりに苗木を1万2,000本ほど植栽いたしまして、こちらももともとの在来の樹種のコナラだとかクヌギ、ハンノキなどの樹木を植栽いたします。 ◆藤田 委員 結構、本数とかを聞くと、ますますどの辺に植えるのか、フォレストエリアとかいろいろありましたけれども、やっぱりとなりますし、あと、整備する散策路は全長がどのぐらいの距離なんですか。もっと細かく、例えばさっきもざっくり芝生広場の全面積がありましたけれども、これは2カ所ですよね。ここのところはどのぐらいだとか、こっちのほうはこういう仕様でこのぐらいだとか、ざっくりとでいいので、そこをお願いしていいですか。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 今、細かい面積のものがございませんので、調べてご説明させていただきます。 ◆藤田 委員 細かいものがない。はい。その天然芝の広場とざっくりと書いてあるけれども、どんな仕様になっているんですか。シバヒロをイメージするとか、何かそういうのもあると思うんですけれども。 ○委員長 休憩します。              午後7時42分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時43分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆松岡 委員 この薬師池西園整備のこの図面を見ながらですけれども、目視でもわかるように、ここは擁壁もされますけれども、斜面地域ということと、先ほど階段、手すりという言葉も出ているくらいですので、まず何を言いたいかというと、豪雨災害に対して、やっぱりそういう工事の発注、工事するときにはそういうことも含んで徹底した工事の指導ということをされると思いますけれども、そこの確認をさせていただきたい。  もう1つは、駐車場の件でございますけれども、この駐車料金は薬師池公園の駐車料金と同じなのか。また、バス専用駐車場の料金はバス専用の料金となるのでしょうか。  そこをお尋ねいたします。 ◎都市づくり部次長 まず、崖があるということで、階段があったり、擁壁があったりということで、防災に対して、まず設計のほうもきちんと安全な形で行っています。あと、施工する際にもそういった形で業者のほうで安全対策をして事故のないようにやるような形で指導してまいります。  それと、駐車場につきましては、大型駐車場は1日1,500円という形で一律に決まっていますので、薬師のほかの駐車場と町田市内の駐車場の料金と統一となっております。 ◆細野 委員 この薬師池公園西園については、緑地保全とか生き物共生の考え方を、これまでの姿を残してほしいという請願も大分前に出されていたと思うんですが、そういったものについては配慮されているということで確認させていただいてよろしいでしょうか。 ◎都市づくり部次長 その緑地、景観を極力残すような形で計画をしています。植栽も実際ふえていますので、そういった観点で、整備をさせていただいております。 ◆細野 委員 どこかでオリーブの木を植えるとかというようなお話も聞いたんですが、ここではないですか。 ◎都市づくり部次長 ウェルカムゲート北側の西園の奥のところに体験農園とかが予定されていますので、そちらに植樹するような形になっております。 ◆細野 委員 ここは在来の樹木ということで、先ほど名前を挙げていただいたのですが、今、結構、樹木の花粉によって食物アレルギーが発生して、アナフィラキシーショックみたいな、ぜんそくとか呼吸困難という発作を起こす方がふえていると思うんですが、そうした中にハンノキとかシラカシというものが入っていたように思うんですけれども、そういった資料などもあるんですが、そういったものに対する配慮はいかがでしょうか。  先ほど花粉症とかに対しては配慮ということがありましたけれども、わかっているものについては除外するようなことは検討されませんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 やはりそういったところにも配慮して計画をしていますので、そういったところに問題がないというふうに考えております。 ◆細野 委員 でしたら、シラカシとハンノキについてはちょっと調べていただいて、もしそういった対象になっていれば除外をしていったらどうかなと思うんですが。子どもたちも大勢訪れる場所ですし、ちょっと配慮していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎都市づくり部次長 一応確認はしているんですが、改めて、再度確認をさせていただきたいと思います。 ◆細野 委員 この公園の整備については、これまでの里山の景観を残してということでしたけれども、かなり大きな変更が行われているのかなと思います。かなり斜度もきついということでしたが、こういうところを生かしてということでは、薬師池のウェルカムゲート、入り口、出迎える玄関口という形で、町田薬師池公園とのつながりという点ではどのような形になっていくのでしょうか。どのような計画でしょうか。 ◎都市づくり部次長 まず、里山の計画については、先ほども説明したとおり、極力配慮して整備を行っているところです。  あと、薬師池公園とのつながりも、そういった回遊性を含めるような形で今後高めるような、西園と薬師池公園が両方とも、そういった相互利用といった形でうまく連携しながら活用できたらというふうに考えております。 ◆細野 委員 将来的には薬師池公園のほうとつながっていくんですか。これを上っていって、奥のほうまで行くと。 ◎新 公園緑地課担当課長 今回のこのウェルカムゲートと西園、それから薬師池公園とのつながりにつきましては、敷地としては隣り合ってございます。今回のこの議案のウェルカムゲートの整備工事の区域とは少し場所が違いますけれども、西園のほうに接する部分に、薬師池公園の隣接の薬師堂というお堂がございます。そちら側のほうと行き来ができる、アクセスができるようになっている入り口がございます。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 先ほど芝生広場のことについて、もう1度ご説明させていただきます。  芝生広場は2カ所ございまして、一番北側の芝生広場については平たんな芝生広場になりまして、こちらが1,600平米ほどになります。それと、カフェ・レストランの前のところにある芝生広場については1,700平米でございます。こちらについては、緩やかな傾斜をつけて、ちょうど真ん中に2段になるような線が入っているんですけれども、こちらでひな壇のような形になってございます。  また、こちらについては、芝については通常のノシバを植栽するんですけれども、イベントとかで使えるように、コンクリート製の長いベンチを設置する予定になっております。 ○委員長 休憩いたします。              午後7時53分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時54分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆松岡 委員 1点だけ追加で質疑させていただきます。  ここを道の駅みたいな物販場所がありますから、つまり大型観光バスとかも来るというか、市外からにぎわいをということで、どんどん来てほしいんですけれども、たしかここは右折禁止になるんですけれども、その確認をまず1つとらせていただきたいんです。 ◎都市づくり部次長 一応、警察と協議していまして、今、現状の中では、右折禁止だということで、そこについては案内板とか誘導板を設置して、速やかに、円滑に駐車場に進入していただくような形で対応したいと考えています。 ◆松岡 委員 ということは、右折禁止ではなくて、ちゃんと臨機応変に対応するということですか。 ◎都市づくり部次長 説明が悪くて済みません。右折で駐車場のほうに進入することはできないという形で警察と協議の中で決まっております。そのために、きちんと左折して駐車場に入るように誘導とか、そういったことをきちんとして対応を図っていきたいと考えています。 ◆松岡 委員 その対応といっても、なかなか、大型バスだから、どこに誘導して、どう持っていくか。要するに、私たちも観光するときにやっぱり直接なかなか入らないと、素通りしていってしまうというか、とまらないねという感じになってしまうのが結構多いと思うんです。せっかくいいものを置いていても、やっぱり左折だけだと、こっちに右折しなきゃいけない。車道のほうに通っているバスは、そこを通り抜けていってしまう。誘導するのはなかなか難しいと思うんですけれども、そこら辺はどう考えていらっしゃるんですか。 ◎都市づくり部次長 先ほど言った道路標識とか案内板を設置するのとともに、案内板だけではなくて、ホームページとか広報といったものをいろいろ使って、その進入についてはきちんと周知を図って円滑にこのウェルカムゲートに入っていただくような形で対応するように今考えているところでございます。 ◆山下 委員 ここの整備について、地元から何か声があって、それに対して対応したとかがあればちょっと教えてもらいたいんです。 ◎都市づくり部次長 地元からは、やっぱり渋滞を心配していまして、それに対しては駐車場に入る導入レーンを設けるとともに、やっぱりバスがとまると渋滞を誘発しますので、上下線にバスが退避できるような、道路を塞がないような形でバスベイをつくるような形で対応するようになっております。 ◆藤田 委員 今回は議事に協力する形にしたいと思うんですけれども、ただ、今、芝生広場がありまして、イメージとして、段差も下のほうはあるとかと言われるんですけれども、あと、ベンチも置くと言っていましたよね。段差があるにしても、シバヒロのイメージでいいんですか。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 シバヒロのような形になります。多少自然な緩やかな起伏はあるんですけれども、表面的にはシバヒロのようなイメージに仕上がるように考えております。 ◆藤田 委員 さっきイベントとかにも備えてとか、何かそういうつくりにしていると。仕様のあり方として、上のほうは多分、さっきフラットだと言ったのでシバヒロのイメージなんですけれども、下のほうも芝生なのか。例えば、簡単なボール遊びだとか、そういったような感じなんですか。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 イメージ的には自然的な起伏がありますので、そこにその起伏を生かした形で、段々で椅子を置くような形で、見下ろしてイベントを見るようなイメージでございます。 ◆藤田 委員 だんだん深くはまってきてしまった。そうすると、シバヒロのイメージじゃないですよね。そうですよね。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 済みません。シバヒロのイメージではなくて、違うイメージでございました。済みません。 ◆藤田 委員 芝生は、もうこの辺にしておきます。  散策路なんですけれども、先ほど距離を聞きました。それと、薬師のほかの、例えば下が散策に優しいウッドチップだとか、いろんな整備があると思うんですけれども、そこの部分はどういうふうな仕様になっているんですか。 ○委員長 休憩いたします。              午後8時 休憩            ―――◇―――◇―――              午後8時1分 再開 ○委員長 再開いたします。  第28号議案については質疑を留保いたします。  本日はこれをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後8時2分 散会...