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平成30年文教社会常任委員会(9月)-09月12日-01号
平成30年建設常任委員会(9月)-09月12日-01号

  • "下水道事業会計繰出金"(/)
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  1. 町田市議会 2018-09-12
    平成30年建設常任委員会(9月)-09月12日-01号


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    平成30年建設常任委員会(9月)-09月12日-01号平成30年建設常任委員会(9月)  建設常任委員会記録 1 日時  平成30年(2018年)9月12日(水)午前10時 2 場所  第1委員会室 3 出席者 委員長 おぜき重太郎       副委員長 森本せいや       委員 山下てつや 松岡みゆき 三遊亭らん丈 戸塚正人          新井よしなお 細野龍子 藤田 学 4 出席説明員       文化スポーツ振興部長 都市づくり部長 都市整備担当部長       都市づくり部次長 下水道部長 下水道部次長 その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介 調査法制係主任 田中雅子       担当 長谷川拓
    6 速記士 三階佳子(澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                       平成30年(2018年)                       9月11日(火)午前9時                      9月12日(水)午前10時                             第1委員会室  1 環境資源部  (1)第 86 号議案 町田市熱回収施設等(仮称)整備運営事業に関する施設整備工事請負契約の変更契約  (2)認定第 1 号 平成29年度(2017年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  (3)行政報告 家庭から排出される臨時多量ごみの整理・分別・収集体制について  (4)行政報告 新たなごみの資源化施設について  (5)行政報告 清掃工場への粗大ごみ持込み事前受付け開始後の状況について  (6)行政報告 南収集事務所の閉鎖について  2 都市づくり部  (1)第 83 号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例  (2)第 84 号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例  (3)第 87 号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事請負契約  (4)第 88 号議案 芹ヶ谷公園整備工事(その1)請負契約  (5)第115号議案 小野路公園外2箇所の指定管理者の指定について  (6)第116号議案 町田中央公園外3箇所の指定管理者の指定について  (7)第117号議案 野津田公園の指定管理者の指定について  (8)第 75 号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第2号)  (9)認定第 1 号 平成29年度(2017年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  (10)行政報告 南町田駅周辺地区拠点整備事業について  (11)行政報告 多摩都市モノレールの導入空間の確保を促進する要望書および署名の受領について  (12)行政報告 「ブロック塀等撤去助成制度」の創設について  (13)行政報告 土地の買入れについて(三輪緑地用地)  (14)行政報告 土地の買入れについて(図師南特別緑地保全地区用地)  (15)行政報告 町田市立陸上競技場観客席増設について  3 下水道部  (1)第 75 号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第2号)  (2)第 77 号議案 平成30年度(2018年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)  (3)認定第 1 号 平成29年度(2017年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  (4)行政報告 マンホール蓋(汚水・雨水)の新デザインについて  ────────────────────────────────────                午前10時 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  9月11日に続き、当建設常任委員会に付託されました案件について審査を行います。 ◎都市づくり部長 先日の発言の訂正をお願いしたいと思います。建築審査担当課長より発言の訂正でございますので、よろしくお願いいたします。 ◎建築審査担当課長 昨日、市内41の地区計画内において、老人ホーム等の建築が可能な地区はということで6地区と答弁いたしましたが、31地区ありました。修正いたします。申しわけございません。 △第75号議案(都市づくり部所管部分) ○委員長 第75号議案を議題といたします。  これより質疑を行います。 ◆細野 委員 それでは、第75号議案について幾つか質疑をしたいと思います。  まず最初に、債務負担行為のパークライフ・サイト整備事業についてなんですけれども、これは債務負担行為ということですので来年度までということですが、なぜ債務負担行為として今設定するのかということと、5,497万2,000円ですが、この内容について、目的について、今後の見通し、これで来年までの費用としてパークライフ・サイト部分の町田市の負担がこれで全てなのかという点、いかがでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 まず、第1点目のなぜ債務負担行為かということでございますが、このミュージアム棟、パークライフ棟と呼んでおります2棟の建築がことしの年内、11月、12月に工事を着手し、来年秋のまちびらきに竣工するということでございますので、着手の前に、まず費用負担について約定する。基礎なり建築物が建ち上がってきてしっかりつくられたことを確認して費用負担、実際にお支払いする。2カ年にわたる工事になりますので、債務負担行為として設定をいたしました。  2点目の費用、内容につきましては、本会議でもお答えをしたところでございますが、今回このパークライフ・サイトの計画用地というのが斜面地の形状をしております。その斜面地に擁壁を築造して、平らな土地を造成するのではなくて、建築物そのもので土をとめるという工事にすることが一番全体として整備費を抑えられるということが判明しましたので、その工法をとった。その擁壁を築造する、造成として築造するのではなくて、建築物で押さえるに当たって、建築物としてより強固なものをつくらなくてはならなくなりましたので、その分のソニー・クリエイティブプロダクツ側が負担する建設費が多くかかることに対して、造成相当分として費用を出すということを考えているものでございます。  今後の見通しにつきましては、整備に関しては、本会議でもお答えをしておりますが、広場、表層の整備に関しましては町田市の役割分担と考えておりますので、広場をつくったり植栽を施したりという工事に関しては2019年度の工事で予定をしております。それは改めて2019年度当初予算として計上したいと考えているところでして、この費用負担そのものに関しましては、今回の債務負担の予算のみと考えております。 ◆細野 委員 2棟のソニー・クリエイティブプロダクツが建設する建物の部分というところで、擁壁にかわる強固にするための費用の助成ということでご説明があったんですが、斜面地がずっとあそこは、パークライフ・サイトというところのスペースとしては全てそうなんですが、この2棟だけでは押さえ切れないのかなというふうに思うんです。そもそもパークライフ・サイトは何平米あって――何平米というか、斜面地の長さがどれぐらいあって、それで2棟部分がどの程度、何平米でもいいんですが、どれぐらいあって、そのうち、この2棟の建築物によって押さえられる部分というのがどの程度なのか、それ以外の部分のスペースについてはどれぐらいの面積なんでしょうか。それについては広場という形で押さえていくような何か手法がされるのか、その辺についていかがでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 今回のパークライフ・サイトの計画面積としましては、全体の面積としては4,935平米、建物として土を押さえる部分というのは、A棟の建坪が約700平米、それからB棟については440平米というのが建築面積になります。それ以外のところをどうするんですかという話なんですが、それ以外のところは緩やかな斜面として、斜面を持った広場としてつくってまいりますので、それ以外の部分に関しても擁壁を築造する予定はございません。 ◆細野 委員 そうしますと、今までの現状の斜面をもう少し緩やかにするとしても、そういうふうに活用していくということだと、逆に言うと建物で押さえるという必要はあるんですか。今までも斜面地はそのまま存続して、下が道路というふうな位置づけになっていたわけですけれども、特に崩れたということもありませんし、その擁壁としての建設物の役割というのは本当に必要なんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 今はけやき道路と言われている道路が掘り割り状になっておりまして、シネコン棟を斜面で押さえている。それから、公園側も多少上がっておりますので、斜面で押さえているという形になりますが、今回、まちづくりとして、商業地と公園を一体化するということで、けやき通りの掘り割り部分に造成をかけて、高低差をなくしていくことになります。シネコン棟の宅盤レベルに基本的には合わせてつくってまいります。公園側は、さわやか広場に向かって下がっておりますので、そこの高低差処理というのはどうしても出ます。  緩やかな斜面に建築で広場というのは構成していきますが、建築物をどの位置につくるかによって、当然高低差が出ている場所に建築をすることになりますので、シネコン棟から公園に向かって緩やかに斜面になっている場所に対して、建物を斜面に潜り込ませるようにつくり、シネコン棟側の広場から直接建物に入れるように建築物を配置していく。斜面地の中に建築物をつくるに当たっては、建物そのもので土をとめるか、擁壁でとめるかという処理は必ず必要になりますので、そういうことが必要になる土地の形状、高低差を有している場所だということでご理解いただければと思います。 ◆細野 委員 シネコン棟のほうに潜り込ませるというと、これはB棟のほうがそういう位置づけになるのかなと思うんですが、基本的なところを伺います。  そうしますと、今までシネコン棟のほうは東急電鉄の所有というか、土地だったわけですが、そこに潜り込んでいくわけでしょうか。斜面地自体は東急の商業施設だったのかなというふうに思うんですが、基本的なところでその利用について、このパークライフ・サイトという土地が全部町田市の市有地ということでいいのか、その辺について確認させてください。 ◎辻野 都市政策課担当課長 斜面地に潜り込ませるというのが今のシネコン棟の斜面地に対してではございません。「予算の概要」の15ページに平面図を載せておりますが、シネコン棟の高さに合わせて、まず、けやき通りに造成をかけます。シネコン棟から真っ直ぐつながるような地盤をつくりまして、その先に斜面をつくりますので、今のシネコン棟の斜面そのもののことを申し上げているわけではないということでございます。 ◆細野 委員 A棟のほうがシネコン棟のほうからの接続というふうになっているわけです。パークライフ広場ができる、これは来年度の事業ということで800平米というふうにされていますが、これが緩やかな斜面でおりてくるという想定になるということなんでしょうか。  そして、A棟、B棟ともに地下1階の建物、地下1階をつくるというふうになっていますが、地下1階というのがどの面になるのか。そうなると、1階が普通の高さというふうになると思うんですが、パークライフ広場というその高さがどこになるのかですね。1階部分というふうに考えていいのか。地下の利用については、A棟、B棟それぞれどのようにされるんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 パークライフ広場と言っている「予算の概要」15ページに記載をしている広場というのはシネコン棟から真っ直ぐ出て、シネコン棟の1階のレベルに合わせている、これが駅の自由通路から真っ直ぐバリアフリーでつながるレベルに広場が――ここは斜面ではありません。平らな広場として形成をしまして、図で言うと、円弧状の緑化している部分、木々を生やしている、階段を配置している、ここの部分が斜面状になります。シネコン棟からパークライフ広場までのレベルと、それから下の新しくつくる通路のレベルというのがちょうど建築物で言う一層分の高さになります。  なので、その通路側のレベルに、公園側から行くと単純に1階だと認識される高さになりますが、そこを地下階と言っておりまして、広場、シネコン棟からパークライフ広場を通って、そのまま真っ直ぐ入れる床のレベルというのが1階ということになりますので、どちらも通路から、広場から入れるレベルになります。 ◆細野 委員 地下1階の利用については、それぞれどのような利用になる計画なのでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 A棟に関しましては、地下の部分については駐車場だったり駐輪場だったり、事務所機能が入る予定です。B棟に関しましては、公園側に真っ直ぐ出ていけるレベルになりますので、先日来申し上げている子どもクラブがこちらのレベルに入る予定でございます。 ◆細野 委員 そうしますと、地下も利用されてということで、子どもクラブが地下となりますと、東側がちょっと壁面というか、地下1階の利用についてはちょっと日が差さなかったりとかということになるのかなと思うんですが、その辺、子どもクラブとして採光とか、そういった問題はいかがでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 おっしゃるとおりに、東側は地中壁になりますので、そちらに例えばトイレだとか倉庫だとか、採光を必要としない、居室にならないものを配置して、通路側、西側に対して窓面を大きくとるという計画を考えているところです。 ◆細野 委員 あと、今、駐車場も設けるということで、ミュージアム棟で駐車場、駐輪場ということでしたが、子どもクラブなんかも、子どもたちがどのような形で来るかですけれども、ほかのクラブ、子どもセンターなんかを見ると、結構自転車で来る子どもも多いかなと思うんですが、そういう利用も検討されているということでよろしいでしょうか。瑣末な問題ですけれども、確認をさせてください。  あと、車もここから出入りができるという形になるんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 駐輪場に関しましては、当然子どもクラブは近隣の子どもたちが自転車で来ることも想定されますので、A棟、ミュージアム棟と言っているところの地下に収納します駐輪施設を子どもクラブ用にも活用していく方向で考えています。駐車場に関しましては、北側の道路にそのまま出ていけますので、北側の道路というと駅前の道路に面してございますので、そちらから出入りをする考えでございます。 ◆細野 委員 先ほど伺いましたが、このパークライフ・サイトというか、融合ゾーンという設定については、もともと官民連携の拠点としてというか、核としてということで当初からいろいろな計画がされてきたと思うんですが、当初は東急電鉄と町田市の2者ということで、この融合ゾーンについても契約ですか、合意がいろいろ確認されてきたと思うんですが、そこにソニー・クリエイティブプロダクツが入ってきた3者の合意というのがこの前出されたというふうに認識しているんです。それぞれの役割という点で、この融合ゾーンに対して、東急電鉄が財政的な負担も含めてどのような役割を果たすのでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 本会議でもご質問いただきましたが、この計画そのものにつきましては、当初からプロジェクトとして町田市と東急で商業施設と公園を一体的に開発する、そこの一番の肝の部分になりますので、どういう開発、どういう機能のあり方が必要かということは継続して議論してきたところでございます。  本会議でも答弁しましたとおりに、ソニー・クリエイティブプロダクツというのが建物を整備するという役割を担っています。東急も、パークライフ広場に連結するようにしっかり外構をつくらなくてはいけないですし、何よりシネコン棟の中に、今はないですが、公園のほうに真っ直ぐ出ていけるようなかなり広い貫通通路をしっかり整備して、先ほど申し上げたとおりに自由通路のレベルから真っ直ぐこのパークライフ・サイトまでバリアフリーでつながるような動線をつくる役割を担っています。なので、建築物はソニー社のほうでつくり、外構、それから歩行者ネットワークというのを町田市、東急で役割分担をし、整備をしていくという考え方でございます。 ◆細野 委員 ソニー・クリエイティブプロダクツが中身の事業についてしっかりとかかわるというふうになったんですが、東急電鉄もこのパークライフ・サイトで行われる事業についての何らかの役割という意味での財政的な支援とかということは特にないんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 ハード整備、物をつくるというか、建築、建設をする段階においては先ほど答弁しました役割分担になります。運営の段階になりましたときにも、当然ここに東急電鉄もしっかり加わって運営をしていってもらいたいと思っておりますし、導入を予定しているまちライブラリーの機能に関しましては、運営の費用について東急も負担をする方向で今調整をしております。 ◆細野 委員 了解しました。  もう1つ、まちライブラリーについては財団の運営ということで、そこに東急が支援をしていただくというのは進められているということなんですが、もう1つ、地下1階につくられる子どもクラブという役割と機能について、つくし野中学校区の子どもクラブという設定が位置づけられています。そうなりますと、公共的な施設というふうになると思うんですが、公共公益機能ということでちょっとぼかしているかなと思うんですが、町田市の役割というのはどのように発揮するんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 民設民営の施設にはなりますが、この民が子どもの居場所をつくる中でしっかりと町田市が必要としているつくし野中学校区の子どもクラブ機能を兼ねていただくという形になります。その運営費用、当然子どもクラブは無料で使える施設ですので、料金を回収するという形ではありませんので、運営委託なのか、補助なのか、そういう運営のサポートというのはしていかなくてはなりません。子どもクラブの機能を担ってもらうことに対しての運営のサポートというのは町田市の役割としてございます。 ◆細野 委員 ちょっと担当部署が違うんですが、都市づくり部でやられているということなので、ここにおけるつくし野中学校区の子どもクラブの役割、位置づけ、あと方針、どのようなコンセプトで進められていくのか。これまでの子どもクラブと同様の位置づけとして捉えていらっしゃるのか、改めて確認したいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 小型児童館の配置を進めているという児童施策と今回プロジェクトの中で何を担えるかということの中で、今、子ども生活部と一緒に子どもクラブ機能の導入というのを検討してきています。  なので、子ども生活部が取り組んでいる小型児童館の各所への配置に必要となる機能というのを担保することについては当然行っていくことだと思っておりまして、ほかの子どもクラブと機能が違うというよりは、今の子どもクラブの機能を包含しながら、それ以外の指定管理者で言うと自主事業みたいな部分になりますが、いろんな民のノウハウを積み上げながら、子どもクラブ機能を確保しながら、プラスアルファをくっつけた子どもの居場所という形でここを機能させたいと考えているところです。 ◆細野 委員 子どもクラブというのは子どもセンターのブランチとしてこれまでつくられてきたんですが、中学校区に1校ずつを目指しながら、その地域の子どもたちの成長、あるいはさまざまな子どもたちのつながり、地域のつながりとかいうことも大事にしながらつくられている施設だなと思います。  実際にスタートさせて地域で運営されている子どもクラブなんかもありますけれども、そういった中で顔の見える、子どもたち1人1人の見守りができ、成長がしっかりと把握できるような、そして子どもセンターもそうですけれども、子ども委員会なんかをその地域の子どもたちでつくりながら、子どもたちが自覚的に、自主的に企画したり、いろいろな役割を発揮したりという中で力も発揮させたり、また成長させたりという機能も持っていると思うんです。  ここは商業施設のすぐ脇ということで、商業施設に来られた子どもたちもどうぞというような位置づけになりますと、いろんな子どもたちが出入りする中で、地域の子どもたちに対する子どもクラブとしての役割というのがどうなっていくのかなというのがちょっと心配なんですが、そこをどう担保していくのか。  それと、指定管理ではないので委託費になるのか、どういう料金支出になるのかあれですけれども、壇上でのご答弁では年間2,000万円くらいというようなお話でした。これは、そういうふうな考えで、それは何の費用としてそのような委託費を提供するのか、その辺についての内容についてどう考えていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 先ほど来申し上げているとおりに、小型児童館としての機能をしっかり持った上で、それだけではなくて、プラスの要素も、今回はミュージアムだとかライブラリーだとか近傍に、近隣というか、お隣に魅力的な施設が入りますので、そういうものと積極的に連携をしたコンテンツを埋め込んだような子どもの場所にしていこうと考えています。  ただ、申し上げているとおりに、小型児童館の機能そのものを損なうものではなくすることは当然ですので、ほかの地区、南大谷だとか木曽だとか、今もう子どもクラブが幾つかできていますが、そこで取り組まれていることについても、しっかり参考にし、取り入れながら企画をしていくことというのは重要だと思いますので、そういうほかの地区でどう取り組まれているか、そこの運営者さんと意見交換をしながら、具体的な取り組み方法というのを考えていきたいと思っています。  料金2,000万円というお話は、今の子どもクラブの指定管理料として大体そのくらいかかっているというお話でご答弁をしましたが、先ほどもお答えしたとおりに、委託という形になるのか、補助を出すという形になるのか、それは子どもクラブの機能をどういう形でお任せするかによって出し方は変わると思いますが、町田市のつくし野中学校区の子どもクラブの機能を維持していただくための運営費用として町田市がお支払いする形になろうかと思います。 ◆細野 委員 そういう補助になるのか、委託なのかということでしたけれども、その中で委託していくのは児童青少年課、子ども生活部がしっかりとその内容も確認しながら、担保して協定とか何かを取り交わしてやってもらうという手法でいいのか、その辺の手法についてはいかがでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 おっしゃるとおり、子ども生活部児童青少年課のほうでしっかりと事務を担当していただくというか、都市づくり部がやるのではなくて、児童青少年課のほうでしっかり指導助言ができるような体制というのをとってまいります。 ◆細野 委員 もうちょっとその辺は考えまして。  あと、この融合ゾーンそのもの、パークライフ・サイトのこの土地についての提供は、もう既に初日の議案の中で無償提供ということ、無償で貸与するということが議案として可決されたんですが、そういったことを進めていく際に、この融合ゾーンの土地の価値というのを、貸与する場合にどれぐらいかということはしっかり確認された上で、やはりそういったものを提供するという確認をされたと思うんです。
     例えば、そういったときに公共財産評価審査会ですか、町田市の中にある公共財産の活用についての審査する機能があると思うんですが、そういったところにきちんとかけたのか、そして費用について確認しているのか。確認しているのであれば、どれぐらいの貸し出しを行って、本来であればどれぐらいの収入があるのかというところは、どのように抑えているんでしょうか。 ○委員長 休憩いたします。              午前10時30分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時31分 再開 ○委員長 再開いたします。  議案の事項に絞って質疑をしていただくようにお願いいたします。 ◆細野 委員 一般質問でやろうと思ったら議案の中に入っているので議案審議でと言われたので、今回、そういう意味では融合ゾーンの土地の利用ということですので、そもそもこの土地利用についてどのように検討されてきたのかというところは確認をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 今回の無償貸し付けに関しまして、有償で貸し付けた場合の想定額というお話だと思います。これは審査会にかけたのかというご質疑をいただいていますが、審査会に付議する内容ではございませんので、市有財産活用課、そういう町田市の市有地の土地貸し付け等を行っている課に相談をしながらいろいろ検討してきております。町田市が通常で行っております都市計画税、固定資産税の想定額から算定する方式をとりますと、本会議でもお答えしたとおりに、10年間で5,000万円程度という試算になります。  ただ、それは近傍の相場価格というのは考慮されておりませんので、単純に税の想定額から出してきた額ということが、これは基本的な考え方だと思っています。ただ、駅に近いですし、商業地域であることを想定したときに、近傍の相場価格を参酌して試算をするということもいたしました。その中では、10年間で3億円から3億5,000万円程度になろうかというところまでは試算をしております。 ◆細野 委員 了解いたしました。  そういった土地を活用しながらということの今回の提案なんですが、この施設を建設していただくということで、ソニー・クリエイティブプロダクツのほうが無償の土地の提供、それと代替の行為として、そういった施設建設ということを部長もおっしゃっていたかと思います。  それについて、10年間の契約で建物については使用してもらい、10年間たったら市に移管していただくかもしれないということだったと思うんです。減価償却などもありますので、10年間、ミュージアムのほうは企業活動として企業が建てて、それで使っていただくというのが当然かなと思うんですが、B棟のほう、公共公益的な施設というふうに位置づけられているところについては、どの程度の施設で、5億円程度かかるということでした。  この広さで、地下1階、2階建てでということで、コンクリートのRC構造ということですが、5億円という見通しなんでしょうか。それで減価償却などを考えて10年間使用していくということだと思いますが、町田市が10年後受け取るときの価値としてはどのように想定されているんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 B棟を建築する際の建設費として、通常この構造でつくったときに、一般的な平均値から見ると、5億円程度だろうということでお答えをしています。  B棟で10年間事業をやっていただいて、そのまま土地をお戻しいただくときに、この資産をどうしようといったときに、基本的にB棟というのは――B棟というのはというか、今回の考え方としては、市に移管するのであれば、基本的には無償で移管をいただくということを考えています。 ◆三遊亭 委員 今の関連なんですけれども、パークライフ棟にまちライブラリーというものを設けますけれども、これは明らかに市立図書館とは異なるライブラリー機能を擁しているものだと思うんですが、その概要はどういうものをイメージすればいいのか、お知らせいただければありがたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 まちライブラリーにつきましては、一般社団法人まちライブラリーというところが提唱し、普及をしておりまして、今、全国で600カ所ぐらいございますが、仕組みとして全く図書館と異なりますのは、皆さんから本を持ち寄っていただくという形です。それは皆さんそれぞれが紹介したい本、みんなに読んでもらいたい本をメッセージつきで持ち寄って、それの集合体としてライブラリーというものができています。  ただ、機能として貸し出しの機能というのもシステムとして持っておりますので、本がそこにあり、手にとることができ、貸し出す、借り受けることもできるということでは、利用ベースで見ると図書館機能に近いものではございますが、そこに収蔵されているものというのは皆さんが持ち寄ったもので構成されているというところが大きな違いかと思います。 ◆三遊亭 委員 なるほど、そうすると、選書はしないで持ち寄られたものを貸し出すということですか。では、それを貸し出すとなると、従来ある図書館のカードとは異なるカードで貸し出しを行うということでよろしいのでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 基本的に選書という概念はないですが、ただ、いろんなジャンルの本が持ち寄られますので、テーマを限ったりだとか、本棚にどういうふうにレイアウトしていくかということについては、ライブラリーの専門のスタッフがしっかりとそれをつくっていくということになります。  それから、貸し出しの機能については、図書館の機能ではないので、独自のシステムの独自のカードで管理をしていくという形になります。図書館、そのまま使えるということではございません。 ◆三遊亭 委員 最後にしますが、そこには図書館司書という方はいらっしゃるのかしら。 ◎辻野 都市政策課担当課長 図書館司書という形ではございません。まちライブラリーの運営スタッフという形になります。 ◆戸塚 委員 何点か質疑させてもらいます。  「予算の概要」の11ページのブロック塀等撤去助成事業に関してなんですけれども、今回の助成制度というのは特段担当部としては優先順位というんですか、例えば緊急輸送道路の沿道を優先するとか、通学路を優先してやるとか、そういった考えはありますでしょうか。 ◎住宅課長 緊急輸送道路につきましては、もともと国のほうから出ている補助がありますので、それを使っていただくということになっております。  あと、助成金の制度からしまして、通学路であるとか、優先的な道路というのですか、広い道とか、そういったところを特に優先ということではなく、どこも全て受け付けられるようにというふうに考えております。 ◆戸塚 委員 緊急輸送道路の助成制度の実績なんかもそうなんですけれども、申請がありますよと言ったところで余り申請は来ないと思うんですね。どちらかというと、こちらから呼びかけていく必要があると思うんですけれども、その辺はどのようなお考えなのか。  あと、今回の予算というのは大体何件ぐらいを想定しているものなんでしょうか。 ◎住宅課長 緊急輸送道路につきましては、建物が高いビルとか、そういったものが多くて、費用もかさむということからなかなか申請が出てこないというところは正直ありますけれども、電話をかけているのはもちろんですけれども、訪問して直接呼びかけるということもしておりますので、そういった形で進めていきたいと思っています。  それから、今回のブロック塀の金額ですけれども、1件当たり8万円程度が平均ではないかと思われまして、それの130件分ということで大体1,000万円になるのかなということで想定しております。 ◆松岡 委員 今の戸塚委員のブロック塀等撤去助成事業について追加で質疑していきますけれども、さっきおっしゃったように、実は私のところにも市民の方から、例えばAさん宅が危ないのでということで、ぜひ何か対応していただけませんかみたいな話があって、私も実際に見たら随分高くて3メートル以上あるかな、ちょうど通学路で古いというのもあって、でも、個人同士でそういうものをやってしまうと支障があるので、そんなときは建築基準法にのっとり、市のほうから何かそういうご指導というのがまずあるのかどうか。  あるいは専門家が見てとても古くて危ない、特に通学路とか、そういうときに、さっきもおっしゃったように、なかなかご自分のほうからは申請というか、申し出はなかなかないかなと思うんですけれども、市のほうからのそういう指導とともに、これは私もよくわからないので逆に知りたいんですけれども、もし言ってもおやりにならなかった場合、あくまでも建築基準法に違反している。言ってもやらなかった場合というのは、罰則みたいなものはどうなっているのか、教えていただければと思います。 ◎建築開発審査課担当課長 まず市のほうから、今、ホームページ及び広報でも安全点検を行ってくださいという周知を行っております。それから、先ほど近隣の中で、あのブロック塀がどうですかというような問い合わせがあった場合については、ご訪問させていただきまして、そのブロック塀を見させていただいて、まず、こちらは民間所有のものなので、安全点検を行っていただいて危険な場合については、危険かどうかの確認を行ってくださいというようなお伝えをさせていただいております。  その場合について、もしも専門家のほうがわからないということであれば、日本建築士事務所協会等とも連携しながら、そういう方もご紹介させていただきますというようなお話をさせていただいております。  それから、2点目としまして罰則です。違反とかという場合なんですけれども、ブロック塀に関しては、昭和45年にブロック塀の法律ができて、その後、昭和55年に改正されていまして、違反、当時は適合だったんですけれども、今の法律に合わないという既存不適格という言い方になるんですけれども、そういう判断のところがなかなか難しいところがあります。  最終的に違反ということがわかれば行政指導という形で、いろんな手続というのはできるんですが、そうでない場合については、できるだけ今回の助成制度みたいなものもあわせて紹介をしながら、撤去していただくというような指導を行っているところでございます。 ◆松岡 委員 よくわかりました。ブロック塀の撤去というのは、助成が出ても撤去した後が、そのおうちの方々も、その後もきれいにならしたりとか、あるいはフェンスをつけたりとか、そういう作業もあるから、ブロック塀だけではなくてお金のかかる問題、個人宅にとっては大変お金のかかるような問題だなとも思っております。  今年度の予算が1,000万円組まれていますけれども、例えば今年度でいっぱいいっぱいになったときというのは、今後も見直しとかをされる予定なんでしょうか。 ◎住宅課長 今はまだ補正の段階ですので、先の話をするのはなかなか難しいところではありますけれども、まず半年ということですので、この金額で足りるのではないかというふうに見込んでとりあえず予算を組んでおりますけれども、その状況を見て、この補助金の性質からして、やはり撤去を促進したいというものでございますので、不足があった場合には早目に対応したいなとは思っております。 ◆松岡 委員 ありがとうございました。  これはここで終わりますけれども、もう1つ「予算の概要」の16ページの路線バス利用促進事業について質疑をさせていただきます。  これは、そもそも去年の12月からことしの5月までやって108日間で利用者数が8,073人に対して106名の乗りこぼしがあったということでございますが、この106名の今の状況の方々の対応は何かされているんでしょうか、まずそこから聞かせていただいてよろしいでしょうか。 ◎交通事業推進課長 乗りこぼした人の対応ということですけれども、乗り切れない方に対しましては、バスの運転手の方が満員なので次の時間帯のバスに乗ってくださいということで、アナウンスすることで今のところ対応はしております。 ◆松岡 委員 今、このバスは、予備も含めてワゴン車は3台あると思うんですけれども、1台予備があるということで、2台で運行しているのかなと思います。まず、交差点改良工事ということで、忠生1,230号線はどのあたりの場所を言っているのか。また、それに伴い、走行環境整備工事費がありますけれども、この内容はどういうものをして、どんな工事をするのか、教えていただけますでしょうか。 ◎交通事業推進課長 今回の交差点の改良箇所につきましては全部で3カ所ございまして、1つ目が、今、委員がおっしゃいましたように、忠生1,230号線と都道150号線の接続部であります山の端バス停付近の丁字路になります。この交差点につきましては、小型バスの通行が可能となるように拡幅などの交差点改良工事を行おうとしております。  2つ目が山中集会場のところの丁字路の交差点になるんですけれども、こちらにつきましては停止線を後退するような工事をする予定でおります。  3つ目が多摩市との境の交差点になるんですけれども、こちらはバスくるヒカルくんなどの交通安全施設を設置するような工事を予定しております。 ◆松岡 委員 走行環境整備もそれに全部含まれているということなのですね。 ◎交通事業推進課長 今申しましたのが走行環境整備工事費に含まれておりまして、あとバス停の工事がございまして、こちらは今回バス停が桜台入口、清住平、大善倶楽部、山中集会所の4カ所を予定しております。こちらの工事内容につきましては、小型バスの車両サイズに合わせた乗降口の整備を行う予定でおりまして、主な工事の種類としましては、植樹帯とか横断抑止柵を撤去いたしまして、あと歩道の舗装をしたり、そういった工事を行います。 ◆松岡 委員 幾つか質疑しますけれども、さっき話を聞いていると、山の端のバス停と桜台と清住平、大善倶楽部、山中集会場の5つ、バス停をするということですけれども、そもそもこれは唐木田まで行くときのバス停は全部で幾つあるのかというのと、さっきバスくるヒカルくんと言われましたけれども、これはどういったものなんですか、教えてもらっていいですか。 ◎交通事業推進課長 先ほど来のバス停の整備箇所は全部で4カ所になりまして、今回、小山田桜台から多摩南部地域病院行きの停留所というのは全部で9カ所ございます。反対に多摩南部地域病院から小山田桜台行きの停留所は8カ所となります。1カ所少ない部分は、多摩南部地域病院から小山田桜台行きの運行ルート上に桜台入口というバス停があるんですけれども、こちらが含まれておりませんので、1カ所少なくなります。  それと、バスくるヒカルくんなんですけれども、こちらにつきましては、対向車とのすれ違いがしづらい区間にバスが接近したときに、バスの運転手の方が運転手の近くのボタンを押すことによって、対向車の退避場所付近に設置した電光表示器にバス接近中という表示がされまして、それで対向車にバスの接近を知らせる仕組みのものになっております。 ◆松岡 委員 今、聞いたバスくるヒカルくんというのは、たしか「玉ちゃんバス」のところもそうですね。  最後ですけれども、わかれば教えてほしいんですけれども、ワゴン車から小型バスに変えるときの定員数とバス料金の設定とかも予定されているのか。あと、利用者数をどれぐらい見込んでいらっしゃるんでしょうか、教えてください。 ◎交通事業推進課長 バスにつきましては、今回小型バスということで36人乗りのバスになりまして、1名が運転手となりますので35人の方が乗ることができます。料金につきましては、今のところ、ワゴン車と同じような料金で考えております。  利用の想定につきましては、現在は1便当たり6人ぐらいを想定しているところでございます。1便6人ぐらい乗っていただけるのかなということで想定をしております。 ◆松岡 委員 平均……。 ○委員長 休憩いたします。              午前10時51分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時52分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎交通事業推進課長 今回、朝の乗りこぼしが大変多かったということでしたので、36人乗りのバスにかえるんですけれども、朝晩は当然多くの方が乗っていただけると思います。ただ、日中はということで、全部で平均しますと、1便当たり6人ぐらいを想定しているような状況でございます。 ◆山下 委員 幾つかやっていきたいんですけれども、まず、ブロック塀の撤去、「予算の概要」からしますと11ページなんです。こういった細かい工事というか、事業という意味では、できれば地元の業者さんにやっていただくのが安心できますし、その後の例えば問題が起きたときも対処がされやすいのではないかと思うわけなんですけれども、そういった点での何か市としての対応があればお知らせいただきたいんです。 ◎住宅課長 おっしゃるとおり、市内の業者をできれば優先させてというところの検討もさせていただいたんですけれども、最終的に今回地震もいつ来るかわからないという中では、早目に対応してもらう必要があるということで、特に制限は今回は設けていないところでございます。今後、申請の状況とかを見て、実際見てみたらほとんど市内の業者だったとかということであれば、そういったことも検討していく必要があるかなとは思っています。 ◆山下 委員 そういった意味では、条件ではあれだけれども、例えば、こういった事業についてきちっと周知を、市内業者に理解をしてもらう形で行っていくということは、どちらかというとすべきなのではないかと考えるわけなんですが、その点についてはどう考えているのか。 ◎住宅課長 住宅課だけではなくて、都市づくり部の中では市内の建築業者さん、建築事務所さんとかとのつき合い等もありますので、その中でいろいろと情報を共有しながら進めていきたいと思っています。 ◆山下 委員 そういう中で、事業者さんのほうが逆にもっとこういうふうにしたほうがいいという声も、場合によったら出てくるかもしれないと思いますので、それは私の意見として申し述べたいと思います。  続きまして、大変質疑の時間が長くなってしまっているんですけれども、パークライフ・サイトの整備事業について聞きたいことがあったので、「予算の概要」の14、15ページということになります。  まず、パークライフ・サイトの建築の部分で、先ほどここをよく理解ができないと、民間が建てているのに市もこの事業費を計上するのかみたいな声がありましたので、ここについてはもう少し細かく聞いたほうがいいのだろうと思うんです。  つまり、ここの土どめの部分については、市のほうが負担をすべきところであるということと、もうちょっと細かくそこを説明ができるのであればしていただきたい。  あと、そこの評価の部分というのは、実際に金額があるわけなので、どういうふうに行ったのか、そこを確認したいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 まず、土どめのお話ですが、今回は今、掘り割り状になっているけやき通りというものを廃止し、一連の造成をかけるわけです。まず、土地区画整理事業として、その掘り割り状になっているけやき通りに埋め土をします。埋め土をして、シネコン棟側、東側から西側の公園に向かってなだらかな斜面地をつくるという――1次造成と呼んでおりますが、その造成工事を土地区画整理事業として行います。その斜面状態で建築物を引き渡して、建築で土羽を押さえるということのほうがより経済的だということが検証結果で判明しましたので、そちらの手法をとり、本来であれば平らな土地にそのまま建てられるように造成をすべきところ、斜面のまま一時造成を終えるという手法をとりました。  その評価というお話ですが、なので平らなところにそのまま鉄骨の建物を建てる場合と、土圧を受けながら建築をするときというのは、圧力がかかりますので、杭の数だとかが相当数必要になります。土圧を受けることによって、建物をより強固にしなくてはならない。それを比較の設計し、その差額を出したというのが今回の費用負担の考え方でございます。 ◆山下 委員 済みません、当然私は素人なのであれなんですけれども、つまり、平らにする工事よりも、斜めなんだけれども、そこを建物でとめてもらうことに市が負担をするほうが、その部分を負担するほうが、従来の機能を確保するにしても安くできるというような判断をした。当然、地形的にも魅力が出てくるのかもしれないですけれども、そこのところはちょっと別な次元の話だと思いますので、今の点は了解しました。  いろいろ説明を聞く中では、このパークライフ・サイトが非常に重要な部分であるということはよくわかりますし、というのはいろんな想定、想像ができるわけですけれども、その中でもパークライフ広場の活用というものについては、従来こういった場所というのは町田市の中にもありそうでないような空間なのかなと。  都内なんかに行きますと、今、ビルなんかを建てますと、必ず空間、広場を用意して、そこの活用について非常に魅力を創出するような事業を行っているケースがあって、こういった場所が町田市にもあるといいななんていうことをすごく思ったことがあったんです。その点については、市としては、この辺をどういうふうに検討されてきたのか、また、広場という位置づけというのはどういったものとして考えているのか、確認をしたいと思うんです。 ◎辻野 都市政策課担当課長 委員のおっしゃるとおり、公園の広場ではなくて、にぎわいのもう少し都市的な広場という機能になります。商業施設の中にも幾つか広場はございますが、より中心性を持ったというか、人の集まりやすい場所に広場空間をつくれますので、まさにここの活用をいかに魅力的にするかということが、この南町田の町の印象を結構左右するかなと思っております。  なので、公園の広場、草地の広場とは全く違う、いろんなイベントをしたりだとか、人が集まっていろんな出会いが生まれるような使い方にしたいと思っておりますし、それからシネコン棟に面しておりますので、シネマだとかアートだとか、そういうものとの親和性も高い場所になろうかと思いますので、東急のモール、シネマとの関係もしっかりとったような、いろんなイベントコンテンツを埋め込める場所だと思っておりますので、まさに今その議論を東急とミュージアム側と一緒にしているところでございます。 ◆山下 委員 今の件は了解しました。ここはこれからさまざま管理手法も含めてという状態だと思います。  最後に、先ほど来ありました路線バスの利用促進事業についてなんですけれども、まず、今回、地元からすれば小型バスへの切りかえということですね。そういう実態が予定されているということで、この小型バスについては従来、ワゴン車については市が買ったわけなんですけれども、その費用負担のあり方とか、その点についてはどのような体制を組んでいるのか。  ここにはそんな予算は出てきていないんですけれども、どういった形で、当然バスは誰かが買わなきゃいけないとかということはあると思いますので、そこについて聞ける部分があれば確認したいんです。 ◎交通事業推進課長 今回購入するバスにつきましては、バス事業者に購入していただこうかと思っております。購入時期につきましては、2019年8月に運行開始しますので、それまでに購入しようかと思っております。  あと、購入した車両の費用につきましては、バス事業者の車両償却費としまして、運行経費に計上してもらう予定でおります。 ◆山下 委員 従来より定員増が図られると思うわけなんですけれども、今の便数というのは、例えば朝なんかは大型の1回の輸送も大事なんですけれども、ある程度便数があったほうがという意味では、今のこの便数が維持されるのか、確認をしたいわけなんです。 ◎交通事業推進課長 便数につきましては、今のところはワゴン車検証運行と同じ便数で考えております。 ◆山下 委員 了解しました。  そういった中では、ランニングの部分で想定されるコストというのは、ワゴン車の場合と変わってくるのかどうか、どういうふうに考えているのか、確認をしていきたいと思います。 ◎交通事業推進課長 ランニングコストなんですけれども、今のところ想定しておりますのは、小型バスを導入したことによりまして、1便当たりの乗車人数が、現在1便当たり2.3人ぐらいなんですけれども、それが先ほど申しました小型バスでは1便当たり6人ぐらいにということで増加しますので、そういった中では小型バスの車両にかかる費用を除きまして、約700万円程度の補助金削減ができるのではないかと見込んでおります。 ◆山下 委員 わかりました。乗りこぼしが106名と書いてあるわけなんですけれども、実際には乗るのを控えている方が、乗れないと困るので、行ったら乗れなくて会社に遅刻しちゃったというわけにいかないので、そういった方が特に山の端から唐木田にかけて多いのだと思うんです。そういった点も見越したような乗客の増というのが図られると考えているという認識でよろしいのでしょうか、これは地元の意向もあるので確認したいんです。 ◎交通事業推進課長 小型バスは、先ほど申しましたが、乗車定員が35人ということになりますので、あとは小型バスも2台で運行する予定でおりますので、そういった中では山の端のバス停の付近でも乗り切れない状況は発生しないというふうに考えております。 ◆山下 委員 最後に検討されているかどうか確認をしたいんですけれども、今後検討していくのかという部分でもいいんです。従来は桜台の大通りにすぐ出てしまって、小山田桜台のターミナルから右に出て、一直線におりてきたわけなんですけれども、地元の中には、逆回りで小山田桜台の団地センターのあたりに1回とまっていただくと、今、はなみずきの丘のほうからそのバス停を使っている方が多いので、上小山田のほうのニーズもくんでいけるという声があるんですけれども、そういった声についてはこれまで届いているのかどうか。また、今回のケースでは、反映は難しいのかもしれないんですけれども、そういった点について今後考えていく余地があるのか、確認をしていきたいと思います。 ◎交通事業推進課長 そういった声は届いております。はなみずきの丘のほうの方から、こっちのほうに回っていただければと今の検証運行でも届いてはおります。現在、ルート長が長くなってしまうというところで、今の運行ルートで運行させていただいているんですけれども、今後、小型バス導入後につきましては、利用状況なども加味いたしまして検討させていただきたいと思っております。 ◆山下 委員 最後にもう1個だけ、こういうサイズの小型バスが通ると、大体何ちゃんバスとかという名前がついたりするんですけれども、そういったことについては今回は何か考えているか確認したいんです。 ◎交通事業推進課長 ネーミングは考えていないんですけれども、こちらの事業は将来、路線バス化するということで、そちらを目指しておりますので、道路環境を整えましてからになるんですが、ネーミングは今のところは考えておりません。 ◆藤田 委員 それでは、まずブロック塀のほうなんですけれども、さっき組んだ予算額で足りるのではないかという説明があったので、あえてお話をさせていただきますと、実は自由民主党の中でも三多摩で、これは国と市のあわせ事業ですけれども、需要からすると、答弁はちょっと冷たかったんですけれども、東京都も絡んで少し緊急の部分もあるんですが、予算をもう少し広げていかないと、とてもとても整備が完了できないのではないか。我々自治体で負担するにも限りがあるし、あるいは土地所有者の人たちでも限りもあるし、そこにもう少し補助をふやすなりしていかないとという議論があったんです。  さっき予算が足りるということなんですけれども、今回、予算組みするに当たって、市内を回るとまではいかなくても、市内の状況という部分で、どういう調査をして今回予算化されているのか、そこをお伺いしたいと思います。 ◎住宅課長 小学校の通学路に関しましては、既に報告等があったかもしれませんけれども、教育委員会の学務課のほうで全ての小学校の通学路点検をさせていただいたところでございます。それから、啓開道路は、道路部のほうで一斉に全ての道路を点検したところでございます。
     ほかの場所につきましては、全部回るということがなかなか難しいので、正直できていないところがありますけれども、問い合わせ等が地震後にかなりありまして、その声を、広聴課のほうですけれども、まとめてもらったものがあります。  その件数でいきますと、8月1日までに122件ほど市役所全体で電話を受けていまして、それから窓口が22件、メールで11件ということで、トータル155件で、補助に関するもの等は、そのうち34件、ほかの方の所有しているものが危ないのではないかというものも54件ありました。なので、この件数が全部補助の申請が出てくるかどうか、なかなかわからないところはありますけれども、確かに需要という意味では、全部建てかえ、除去したら、この件数ではもしかしたら足らないかもしれないということはあります。  当初、撤去まではいいんですけれども、さらに建てかえというんですか、その費用までは助成をしていませんので、そこが少しネックになる可能性はあります。それによって申請が抑えられてしまうという可能性はありますので、さらに国等とか東京都に補助を出してもらえるような制度にしていけば、さらにブロック塀も安全なものに、そっちの撤去費用以外も見てもらえるというふうにしていければいいかなと思っています。現状では、これぐらいで申請件数的には、そこまで出てこないのではないかと読んでいるところでございます。 ◆藤田 委員 正直言いますと、今、調査もされて予算化されている。今回周知をして、これは限られた予算の中で、国のほうも最大限これからさらに努力するというご回答をいただいていますけれども、そうやって予算要望をしているのですね。だけれども、今回は緊急のこともあって、限られた予算の中でこれだけしかないんだけれども、例えば町田市であれば、その予算をより有効に活用していかなければいけないというのが我々の議論です。  だから、さっきほかの委員からも出ていますけれども、例えば優先順位はどうなんですかとか、ある程度、申請だけ待っているのではなくて、市のほうで例えばいろんな声があったら、ここのところはちょっと危険なので、補助を活用してやっていただけませんかというふうにして、手を挙げた順とかではなくて、そういうふうにしていかないと、限られた予算を有効に使えていかないのではないかという議論でお尋ねしているんですけれども、その辺はどうなんですか。 ◎住宅課長 今、委員のおっしゃられたとおり、問い合わせがあった場合は必ず現地を確認に行きますので、それによって、自分のところであれば、もちろん、ここが適合していないとかという判断をお伝えできると思いますけれども、近隣だとなかなかその人に情報をお伝えするというのは難しいですが、その場合には、危ないブロック塀だった場合には、その制度をご案内して、ぜひ撤去を進めてみませんかという案内はさせていただこうと今のところ思っております。 ◆藤田 委員 その辺は市も積極的に各部署連携の上やっていただきたいと思います。例えば、広報とかで周知をするとか言っているけれども、一番想定されるのがひとり暮らしの高齢者の方でご自宅を持っている方々なんていうのは、情報も知らなかったり、そこまでできなかったり、いろんなそういった中での需要というのを積み重ねていけば、これはかなりの額になってくると思うんですね。  なので、そこのところは申請主義というか、申請を待って早い者順とかということではなくて、ある程度市のほうも入り込んでいって優先も含めて、そこのところはやっていただきたいと思うんですけれども、改めてお願いします。 ◎住宅課長 おっしゃるとおりだとは思っています。自治会・町内会の回覧とか、直近でも11月になる予定なんですけれども、なるべく早くとは思っているんです。回覧板になるのか、あるいは掲示板ですか、まずは掲示してもらうという形、回覧板ですか――はしようというふうに考えてございます。  それから、ホームページと広報につきましても、「予算の概要」等にも載ってはいますけれども、10月1日号で、あるいは10月1日のホームページに載せますので、周知はなるべく早く努めたいと思いますし、やはり申請、早い者勝ちというようなものにはしたくないので、受けたものは全部できるというふうにしていきたいとは考えています。 ◆藤田 委員 よろしくお願いします。  次に路線バスなんですけれども、ある程度議論は尽くされたと思うんですが、最後に、これは路線バス化を目指すと言っていただいて、そこはぶれずにお願いしたいと思うんですね。  さっき平均の乗車もありましたけれども、乗れなかった人の数というよりも、桜台の始発の人たちというか、その途中の人たちは、どうせ乗れないからと最初から諦めている人たちも実際にいるし、その数を積み重ねていくこと。  あと、今回は小型バスですけれども、路線バスになれば定期だとか、いろんな部分で利用者にとっても活用できるようになってくると、唐木田から逆に乗ってくる人も含めて、かなり需要は高いと思うので、そこのところは、今、予測の乗車数とかも、路線バス化に、小型になったときはもちろんですけれども、将来路線バスになったときにはかなり需要が高いということで、そこのところはそこを目指していただきたいと思います。  今、4カ所改良という部分は、恐らく警視庁等とも詰めて、最低限ここをやらなきゃいけないというので緊急予算を組んで道路部とやっていると思うんですけれども、将来的に、今回小型でやるということも、路線バスを通すという意味では、大型になるのか、そこのもっと改良していかなきゃいけない部分もあると思うんです。路線バス化したときに忠生630号線も含めて、これから改良していかなきゃいけない部分というのは大体予測、忠生630号線の整備も含めて、あと多摩市側の部分も含めて、そこはそういうふうに路線バスが通行できるようにこれからも整備をしていくということでよろしいんですか。 ◎交通事業推進課長 小型バス化の環境は整うんですけれども、路線バス化、大型化していくためには、現在、東京都で施行しております都市計画道路がございます。そちらの都市計画道路ができれば、大型路線バス化、入れることができますので、その道路ができれば、現在の環境の中で大型が入れるような道路環境にはできますので、そこの東京都の道路だけができれば大型化に……。  済みません、あと、忠生630号線の道路部が行っております2期工事がございます。道路を拡幅する工事がございますので、ちょうど多摩市との境のところになるんですが、そちらの工事が完成して都市計画道路ができれば大型化できるということで考えております。 ◆藤田 委員 路線バスの見込みでいいので、大体何年度ぐらいが想定できますか。 ◎交通事業推進課長 忠生630号線の工事は道路部で予定はしているんですけれども、東京都の都市計画道路がまだ用地購入が終わっていないということで聞いておりますので、その工事がいつ終わるかというのは、現段階では把握し切れておりませんので、何年というのは申しわけございません、わかりかねます。 ◆藤田 委員 わかりました。そこのところは連携をして、一日も早く路線バス化できるようによろしくお願いしたいと思います。  最後に、パークライフ・サイトなんですけれども、さまざま議論を聞いていて、前回の議案の中で公共の施設を無償だとか、あるいは今回の議案の中で、民間の施設に市が負担するのはどうなのかという議論が出ていますけれども、公共の用地をと出ているんです。  今回、最後に残った公共用地に、もう本当に事業効果の高い町の活性化だとか、いろいろ子どもたちの夢づくりだとか、最後は企業誘致に、言ってみれば、民設民営というよりも本当に効果がある企業を持ってきた、事業者を持ってきた。これは経済のほうでよく企業誘致をするときに議論させていただいていますけれども、やっぱり大胆な交渉と大胆な施策をもって、それでそういったところを呼び込んで、活性化してまちづくりに寄与してもらうということを考えれば、何が公共かと問われたときに、この南町田のまちづくりを考えたときに、最後にソニー・クリエイティブプロダクツを持ってきたということが最大の効果だと私は思うんですね。  なので、改めてこれは民設民営だけれども、市のほうでしつらえるから来てくださいよと言ってもいいぐらいだと私は評価しているんですけれども、今回、ソニー・クリエイティブプロダクツが来てくれることによって、改めて活性化だとかも含めて、今回のこの南町田の構想にかかわる意義というか、そこをもう1度確認させていただいていいですか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 本会議でも市長から答弁を差し上げましたが、今回ソニー・クリエイティブプロダクツというところを積極的に誘致し、世界で唯一のサテライトミュージアムと申し上げましたが、世界的な文化価値のあるスヌーピー、ピーナッツというコンテンツを持ってミュージアム事業をここで取り組んでいただけるお話になったということについては、町田市という場所を全国に、または世界に知らしめる大きなきっかけになると思っています。  それから、今回の誘致に当たっては、ピーナッツという原画なり、彼らの持っているコンテンツ、ほかにもピーターラビットとか幾つか持っているわけですが、そういう文化コンテンツを持っている彼らが、町田市の英語教育を今頑張ろうとしているこのタイミングにあって、それと連携をする、または子どもが英語を学べる場所にしようと持ちかけたところ、とても好意的にというか、より積極的に受け取ってくださったというところがございます。  町田市がここで求めているもの、町田市の子どもたちであれば、こういう体験ができるというものを提供してほしい。どういうことができるかというのをすごく具体的に今考えていただいています。なので、そういう町田市が取り組もうとしていることを、プロジェクトとしての南町田の町をどうしていこうか、どんな人に来てほしいかというところとソニーが取り組もうとしている。今までは六本木でかなり狭いところで単独の施設として運営をしていらっしゃいましたが、この町の一部としてしっかり機能しようとしていますので、そこを積極的に受け取って、町の中心としてしっかり機能していただくようにお話を進めていきたいと思っております。  すごく大きな機会だと思いますので、南町田だけではなくて、町田市全体に対してソニーとの関係だとか、スヌーピーミュージアムというコンテンツをどういうふうに活用していくかということについても引き続き考えてまいりたいと思っております。 ◆藤田 委員 私は、あえて誘致と言わせていただきますが、今回の誘致したことは、さっき言った経済のほうの企業誘致施策だとか、あと、これから中心市街地の大きなまちづくりというか、再開発も始まっていきますけれども、参考となる、中心市街地にはなかなか市有地というのはないんですけれども、そういった民間の活力というか、民間のそういったものを入れていく本当に大きな刺激を与えた今回の事業だと思っています。そういったところをこれからも、今回は公共施設が無償なんだけれども、市有地を最大限に有効に活用する施策だったということを、私はそう捉えていますので、もう少しそこのところは。  そういう意味で、地域の人には悪いんですけれども、申しわけないんですけれども、子どもクラブは地域のものだけ、学区だけの子どもクラブにしたら、私は逆にもったいないと思うんですね。地域に子どもクラブが必要だったら、ほかの地域によって、ここのところというのは本当に注目されている地域なので、できれば町田市内、内外も含めて、そういった施設のしつらえをしてほしい。これは逆の要望として述べておきたいと思いますけれども、その辺はどうですか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 委員がおっしゃるとおり、民間活力をどう活用していくかということのやり方はいろいろある中で、民設民営という形をとれたというのは民間活力の最たる部分というのか、最も民に寄せたスキームを今回とれたとは思っております。  そういう公益的な活動、まちライブラリーだとか、子どもクラブだとか、ミュージアムも当然そうですけれども、公益的な活動に民間が資金を投入する、民間の力を注ぎ込むということをしっかり取り組もうとし、公的不動産の活用という考え方もございますが、そうしたスキームとして取りまとめられてきているということについて、この先の町田市のいろんな町田市用地の活用というところ、または公共施設の整備に当たっては1つサンプルになるものになるのかなと思っています。  それから、子どもクラブの話も、駅前で公園に面していて特有の立地でございますが、我々も地域の子どもたちと町を訪れる子どもたちの交流の場になればいいと思っています。そこを積極的に受けとめて、それがネガティブなことではなくて、前向きに捉えて、そういう交流を生み出していく子どもの拠点になるような取り組みにしてまいりたいと考えております。 ◆細野 委員 済みません、2点確認をさせていただきたいんですが、1つはブロック塀等撤去助成事業、大分いろいろ具体的にはわかってはきたんですが、基本的なことで1平米8,000円という助成の上限額があるわけですけれども、この撤去をするのに1平米幾らぐらいかかるという見当なんでしょうか。済みません、わかりましたら教えてください。  それから、ブロック塀等という等の中に、具体的には「予算の概要」のほうに幾つか記されてはいるんですけれども、モルタルづくりの塀とかというものは対象にならないのでしょうか。そうしたらもっとかかるのかもしれませんが、そういうものが入るのかどうか。  それから、空き家対策も町田市は進めていただいているんですが、空き家になっている居住者の住んでいらっしゃらない住宅について、もしこういった道路に面してブロック塀があるとすれば、対象にしてほしいなというところもあるんですが、そういうことについてはどのように検討されているか、もし検討されていましたらお聞きしたいと思います。  それから、路線バス利用促進事業についてですけれども、路線バス化を目指していくということで、今、走行しているものについてはどういう位置づけになるのかですね。助成金、補助金なども入れながら、利用者がふえれば、先ほど700万円ほど減額できるということでしたが、現在の位置づけと、当面、小型バスでの運行ということが続くと思うんですけれども、それについてはどういう位置づけでいくのか。  定期券とか、シルバーパスが利用できないという状況がこのまま続いていくということでいいんでしょうか。また、高齢者の方についてはコミュニティバスなどですと、サルビアカードとか、あとは70歳以上の方の100円での乗車と、シルバーパスのように無料とはいきませんが、若干料金が低減されている制度もあるんです。町田市としてつくったんですが、それもまだ対応になっていないというところなんですが、そういうことについてのご検討はいかがでしょうか。 ◎住宅課長 ブロック塀のことに関してお答えします。横の長さというか、縦の長さというか、ブロック塀1メートル当たり6,000円というふうに想定しておりますけれども、他市の事例とかいろいろ参考にしますと、恐らく撤去に関してはこの金額で十分足りる金額だと思われます。  それから、モルタルの話ですけれども、モルタルで単独というものにつきましては、恐らく危険なものではないかなと思われますけれども、ブロックがあって、その外にモルタルを張ってあるようなものについては当然対象になります。フェンスだと対象にはならないので、それに近いようなものであれば、対象にはならないかもしれませんけれども。  それから、空き家につきましては、今うちのほうで空き家の対策をしておりまして、問い合わせがあれば必ず現地に出向いてという形をとっておりますので、その際に危険なブロック壁があれば、所有者に対してご案内をするというようなことはしていこうと思っています。 ◎交通事業推進課長 まず、ワゴン車3台の使い道なんですけれども、こちらにつきましては、ほかの地区の交通空白地区解消に向けた実証実験運行に活用する予定で考えております。  あと、小型バスになったときにシルバーパスや定期券は使えますかということなんですが、シルバーパスにつきましては、基本的には東京都のシルバーパス条例の中で、市と委託を受けての乗り合いで運行する系統は適用外というふうにはなってはいるんですけれども、収支を見ながら、路線バスになれば使えることにはなりますので、そういったことで考えております。  あと定期券については、今のところワゴン車と同様で付加にはなっているんですが、こちらもちょっと収支を見ながら状況を考えたいと思っております。 ◆細野 委員 了解しました。8,000円ぐらいで、そうすると、全額これで撤去については補てんされるということで、危険なものについては大いに所有者の方に勧めていける事業だということを改めて了解いたしましたので、町田市のほうからもぜひ進めていただきたい。  あと、空き家については周りから、近所から、こういうものはどうだろうかということでお話が行ったときに、市のほうから案内していただくということだと受けとめていいのでしょうか。今、調査している中では、個々に空き家があって、周辺にブロック塀があってというようなことはまだつかんでいらっしゃらないということなのか確認したいと思います。  それから、路線バスの利用促進についてですけれども、現在はまだ路線バス化はされていないということで状況は把握いたしましたが、その間、かなり東京都の都道の拡幅というか、都道の整備が進まないと、最終的に路線バスにはならないということで、あと何年、数年、10年かかるかわからない事業なのかなというふうに、それまでなるべく早く路線バス化が望まれているとは思うんです。  それまでの間の位置づけとして、定期の利用等は神奈中の小型バスになった上での収支のバランスとか、そういったことも検討されるということでしたが、コミュニティバスと同じようなシルバーパスにかわる町田市の制度を入れていくという発想、70歳以上の方の料金の縮減というか、低減というのは検討され、10年間なり路線バスに移行するまでの間、その間についてはいかがでしょうか。 ◎住宅課長 空き家のブロック塀に関してですけれども、空き家の調査をした段階で、やはり家に限らず外構部分とかでも、危ないような箇所があれば把握はできているところでございます。  それから、問い合わせがあったところに関しましては、空き家になっているようなところというのは、ブロック塀も長く年月がたっているようなところがありますので、そこも要注意というか、重なるような部分がありますので、そこは内容を把握してございます。問い合わせがあったときには、ブロック塀も含めて危ない空き家として捉えて対応するという形をとっておりますので、そこは把握していきますし、今後対応していく予定でございます。 ◎交通事業推進課長 ちょっとコミュニティバスとは考え方は違うんですけれども、今のところ、そういった高齢者の割引制度とかというのは未定ですので、今後収支を見ながら考えさせていただきたいと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。 △認定第1号(都市づくり部所管部分) ○委員長 認定第1号を議題といたします。  本件の一般会計のうち、都市づくり部所管部分について、担当者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 認定第1号 平成29年度(2017年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、都市づくり部所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳入でございます。  歳入歳出決算書の39ページ、40ページをごらんください。  第13款、使用料及び手数料は、39ページから48ページに掲載しています。  第14款、国庫支出金は、55ページから56ページに掲載しております。  第15款、都支出金は、61ページから82ページに掲載しております。  第16款、財産収入は、81ページから84ページに掲載しております。  第18款、繰入金は、85、86ページに掲載しております。  第20款、諸収入は、85ページから104ページに掲載しております。  第21款、市債は、109、110ページに掲載しております。  次に、歳出でございます。  第8款、土木費、第3項、都市計画費、第1目、都市計画管理費は、255ページから258ページに掲載しております。  第2目、土地利用調整費は、257、258ページに掲載しております。  第3目、まちづくり推進費は、257ページから260ページに掲載しております。  第4目、交通事業推進費は、259ページから262ページに掲載しております。  第5目、建築開発審査費は、261ページ、262ページに掲載しております。  第8目、公園緑地費は、265ページから270ページに掲載しております。  第4項、住宅費、第1目、住宅費は、269ページから272ページに掲載しております。  以上が「歳入歳出決算書」に係る部分でございます。  続きまして、都市づくり部所管の決算と主要な施策の成果を「町田市課別・事業別行政評価シート」に基づいて説明させていただきます。  「町田市課別・事業別行政評価シート」の428ページをごらんください。  交通事業推進課、地域コミュニティバス運行事業の事業別行政評価シートについてご説明を申し上げます。  「Ⅰ.事業概要」及び「Ⅱ.2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてご説明を申し上げます。  Ⅰの「事業概要」の事業の目的につきましては、鉄道や路線バスが運行されていない交通空白地区の移動環境を向上するため、地域組織や事業者と行政が協働してコミュニティバス等を運行することなどでございます。  Ⅱの課題につきましては、1点目、運行内容の見直しなど経費を圧縮する方策を検討する必要があること、2点目は、新たな事業制度への移行をスムーズに行う必要があることでございます。  「Ⅲ.事業の成果」についてご説明を申し上げます。  「玉ちゃんバス」におきましては、ルートごとに運行便数の見直しを行ったことにより、運行収支が改善いたしました。  「かわせみ号」におきましては、事業制度の改正により運行収支が改善いたしました。  また、相原地区において、タクシー車両を用いた小型乗り合い交通の実証実験を実施いたしました。  「Ⅳ.財務情報」の主な点についてご説明を申し上げます。  「①行政コスト計算書」をごらんください。  2017年度の行政費用は、合計で2,654万1,000円でございます。  維持補修費の減少などにより、2016年度と比べ193万6,000円の減少となっております。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。  地域コミュニティバス運行事業全体の分析では、「玉ちゃんバス」利用者数の増加や行政費用の減少などにより、利用者1人当たりのコストが2円減少いたしました。  「④貸借対照表」をごらんください。  その他の固定資産につきましては、「かわせみ号」で使用する車両1台を買いかえたこと及び車両の減価償却により1,242万1,000円増加しております。  「Ⅴ.財務構造分析」、「Ⅵ.個別分析」「Ⅶ.総括」の「①成果および財務の分析」について、まとめてご説明を申し上げます。  行政費用の性質別割合といたしましては、人件費、維持補修費の占める割合が減少した一方、減価償却費の占める割合が増加しております。また、「玉ちゃんバス」「かわせみ号」ともに利用料金収入が増加しております。  「②2017年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてでございますが、コミュニティバスや小型車両を用いた交通など、それぞれの地域にどのような手法が最適なのか、今後も検討を進める必要があることが課題でございます。  最後に、「③課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」についてでございますが、現在5地区で行っている地域公共交通の導入検討を引き続き行ってまいります。  また、2017年度に引き続き、相原地区において小型乗り合い交通の実証実験運行を実施してまいります。
     以上が交通事業推進課、地域コミュニティバス運行事業の事業別行政評価シートでございます。  続きまして、430ページをごらんください。  地区街づくり課の課別行政評価シートについてご説明を申し上げます。  「Ⅰ.組織概要」及び「Ⅱ.2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてご説明を申し上げます。  Ⅰの「組織概要」の組織の使命につきましては、まちづくりや景観づくりを市民・事業者と協働で推進し、住みたい・住み続けたい「まち」を目指していくこと、「町田駅周辺の魅力づくり」に取り組んでいくこと、健全な市街地の計画的な整備を推進していくことでございます。  Ⅱの課題につきましては、1点目、市民の身近な景観に気づいてもらうための周知活動や屋外広告物に関するガイドラインの策定などの取り組みを進める必要があること、2点目は、町田駅・鶴川駅・相原駅等駅周辺での整備事業の実現に向け、地権者の理解を得て、また、関係各部署と連携をとりながら着実に事業を進めていく必要があることでございます。  「Ⅲ.事業の成果」についてご説明を申し上げます。  主な事業の成果につきましては、1点目、鶴川駅周辺のまちづくりの推進に当たり、鶴川駅南土地区画整理事業の現況測量及び地質調査を行い、事業認可に向けた作業を進めたところでございます。  2点目は、中心市街地のまちづくりの推進にあたり、整備方針を策定いたしました。また、町田駅周辺の交通量調査を実施し、交通体系上の課題を整理したことでございます。  3点目は、町田の景観を紹介する冊子の発行やイベントを実施し、景観の普及に取り組んだことでございます。  「Ⅳ.財務情報」についてご説明を申し上げます。  「①行政コスト計算書」をごらんください。  2017年度の行政費用は、合計で2億8,055万8,000円でございます。  行政費用につきましては、人件費はわずかながら減少しましたが、物件費、補助費等が増加し、全体として5,741万3,000円の増加となっております。  「③貸借対照表」をごらんください。  事業用資産の土地につきましては、相原駅周辺街づくり推進事業用地を所管がえしたことにより1億1,790万6,000円増加しております。  「Ⅴ.財務構造分析」、「Ⅵ.個別分析」、「Ⅶ.総括」の「①成果および財務の分析」について、まとめてご説明を申し上げます。  行政費用の性質別割合としては、補助費等が2016年度に比べ大幅に増加し15.8%となっております。また、鶴川駅周辺のまちづくりにおいて、鶴川駅南土地区画整理事業の実施に向けた調査及び協議を進めることができました。加えて、JR町田駅南地区まちづくり整備方針を策定したことで、地区住民や関係地権者と市が目指すべきまちづくりの方向性を共有することができました。  「②2017年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」につきましては、鶴川駅周辺及び中心市街地の整備事業の実現に向け、行政機関や交通事業者等と連携しながら事業を進めるとともに、市民の方々からいただいた意見やニーズを踏まえ、着実に事業を進めていく必要があること、町田市屋外広告物ガイドライン(景観編)の運用をするに当たりまして、さらに市民や事業者への周知を続ける必要があることなどでございます。  「③課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」につきましては、1点目、鶴川駅周辺まちづくりにおきまして、鶴川駅北口交通広場の都市計画変更に加え、鶴川駅南土地区画整理事業の着手準備を確実に進めることでございます。  2点目として、中心市街地のまちづくりにおきまして、多摩都市モノレール延伸事業と連携し、検討を進めます。また、市営原町田一丁目駐車場周辺における複合拠点施設整備に向け、関係地権者と市街地再開発事業等の検討を進めることでございます。  3点目として、町田市屋外広告物ガイドライン(景観編)におきまして、屋外広告物の業界団体の情報誌を活用した情報提供及びセミナーなどによる市民や事業者への普及啓発に取り組むことでございます。  以上が地区街づくり課の課別行政評価シートでございます。  最後に、444ページをごらんください。  公園緑地課、薬師池四季彩の杜事業の事業別行政評価シートについてご説明を申し上げます。  「Ⅰ.事業概要」及び「Ⅱ.2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてご説明を申し上げます。  Ⅰの「事業概要」の事業の目的につきましては、町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上計画の着実な進捗を図るとともに、四季折々の花々を成育し、市内外から来園する人々にやすらぎを提供することでございます。  Ⅱの課題につきましては、1点目、引き続き、町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上計画を着実に進めるため、関係部署と連携の上、新たな価値を生み出すブランド要素を反映したウェルカムゲートの実施設計を行う必要があることでございます。  2点目は、薬師池公園の来園者数の増加を目指すため、さらなる交通アクセスの向上を図る必要があることでございます。  3点目として、町田ぼたん園の入園者数について、期間中のイベント開催や効果的な広報活動のあり方について検討し、入園者数の増加を目指していくことでございます。  「Ⅲ.事業の成果」についてご説明を申し上げます。  薬師池公園では、しょうぶ・あじさいまつり、紅葉まつり等、年間を通じて継続的にイベントを開催しております。薬師池公園全体の来園者数は、2016年度より減少しているものの、紅葉まつりにおきましては、開催期間を長く設定したことにより、2016年度と比較して来園者数が6,438人増加し、4万7,102人となりました。また、ぼたん園の入園者数は、2016年度と比較し、天候が良好な日が続いたため、527人増加しました。  「Ⅳ.財務情報」についてご説明を申し上げます。  「①行政コスト計算書」をごらんください。  2017年度の行政費用は、合計で3億3,340万4,000円でございます。  行政費用につきましては、薬師池公園ウェルカムゲート実施設計業務委託並びに薬師池公園四季彩の杜西園整備工事及び薬師池公園四季彩の杜サイン設置工事の実施等により、全体として1億6,544万3,000円の増加となっております。  また、行政収入につきましては、薬師池公園四季彩の杜周辺サイン整備に関し、区市町村観光インフラ整備支援補助金の交付を受けたことや、町田ぼたん園の入園者数増加に伴い有料開園期間の入園料が増加したことなどから、全体としまして2,035万7,000円の増加となっております。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。  薬師池公園の来園者数の減少及び維持補修費の増加により、単位当たりコストが増加しました。  「④貸借対照表」をごらんください。  固定資産のうち土地につきましては、薬師池西園、薬師池、薬師池北園の用地取得により、全体として2億2,369万円増加しております。  「Ⅴ.財務構造分析」、「Ⅵ.個別分析」、「Ⅶ.総括」の「①成果および財務の分析」について、まとめてご説明を申し上げます。  町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上計画に基づき、用地取得、ウェルカムゲート前及び薬師池北第一駐車場前のバスベイの実施設計、西園整備工事及びサイン設置工事を行いました。これにより、行政費用のうち、維持補修費が54.1%を占めております。また、町田ぼたん園につきましては、有料開園期間中の入園者数が増加したことに伴い、入園料が26万7,000円増加いたしました。  「②2017年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題についてご説明を申し上げます。  1点目、新たな価値を生み出すブランド要素を反映したウェルカムゲートの実施設計を行うとともに、薬師池四季彩の杜エリア内の回遊性、薬師池四季彩の杜エリアへの交通機関利便性の向上について検討する必要があること。  2点目、引き続き、町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上計画を着実に進めるため、関係部署との連携が必要であること。  3点目、町田ぼたん園について、有料開園期間中のイベント開催や効果的な広報活動を継続して実施し、入園者数の増加を目指していくことが課題でございます。  これらの課題への対応といたしまして、「③課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」についてご説明を申し上げます。  1点目、薬師池公園四季彩の杜エリア内の回遊性を向上させるための方策について、引き続き検討していきます。  2点目、薬師池公園四季彩の杜エリアへのアクセスを向上させるため、今後、ウェルカムゲート前及び薬師池北第一駐車場前に、連節バスが停車できるバスベイを整備します。  3点目、より多くの来園者を集客するため、SNS等を利用した情報発信及び利便性の向上を図ってまいります。  以上が公園緑地課の薬師池四季彩の杜事業の事業別行政評価シートでございます。  平成29年度(2017年度)町田市一般会計決算のうち、都市づくり部所管分についてご説明申し上げました。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時56分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後12時55分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより質疑を行います。 ◆新井 委員 行政評価シート440ページで「陸上競技場に、試合の臨場感を高め、楽しい空間を演出する大型映像装置を設置しました」、本当にすばらしい映像装置ができまして、いいと思っているんですが、この映像装置、映像装置の真下のところにも席があるんですが、そこからは、その映像装置、どういうふうに見えるのか、お聞かせください。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 大型の映像装置の真下のところでは、振り返らないと画面は見えないような形になります。実際には、そこにはサポーターではなくて、アウェーのサポーターの方が応援している場所ですので、基本的にはサポーター側からよく見えるような位置に大型映像装置は配置してあります。 ◆新井 委員 ほかの競技場を見ますと、反対側に小さい映像が設置されて、両方から見えるようにしているのが多いんですが、その小さい映像装置を設置する検討はされてきたのかどうか、お聞かせください。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 今回、映像装置は必要な数としては1基ということだけでしたので、その検討はしてございません。 ◆三遊亭 委員 幾つか質疑をさせていただくんですが、まず最初に、素朴な疑問で伺いたいのが課別行政評価シートで部長から先ほどご説明があったのは3つの事業ぐらいだったと思うんですけれども、それを説明してほかは説明しなかった、それはどういうふうに区別しているのか、素朴な疑問として伺いたかったものですから、まずそこからです。  それと、全て行政評価シートなんですけれども、430ページに成果の説明で中心市街地のJR町田駅南地区における交通体系上の課題を整理しましたということなんですけれども、どんな課題が出たのか、お知らせください。  それと、431ページの先ほどご説明がありました補助費が2017年度、大幅に増加しているんですけれども、これはその下にある「成果および財務の分析」の社会資本整備総合交付金制度を活用した120万円なのか、それとも全然違うものなのか、ちょっと知りたかったものですからお知らせください。  あと、三輪の森ビジターセンターなんですが、これは散策の拠点として改修なさったものでありますが、ここの利用状況はどのようになっているのか、お知らせください。  それと、423ページのⅤの「財務構造分析」、2016年度だけ2015年度あるいは2017年度よりも際立って、特に物件費がふえているんですけれども、その理由をお聞かせください。  それと、最後になるのかな、433ページなんですが、「総括」の「①成果および財務の分析」で分譲マンション耐震化助成金4,510万3,000円なんですが、1棟の分譲マンションが耐震改修を行いましたというから、どうしてその1棟になったのか知りたかったものですから、お知らせください。 ◎都市づくり部長 冒頭説明させていただきました3案件につきまして、部内を代表する3つということで、まずはコミュニティバス、地域の方の足となる交通空白地区を解消するバスというものを挙げさせていただきました。それから、地区街づくり課につきましては、都市づくりということでまちづくりを一番メーンでやっているところでございますので、その地域ごとのまちづくりについての課題も含めながらお話をさせていただきました。あと、3番目としまして、やはり公園緑地の中の事業ということで、これから動き出します薬師池公園につきましてご説明をさせていただいたというところで、3つを選ばせていただいたということでございます。 ◎戸田 地区街づくり課担当課長 行政評価シート430ページの交通体系調査の課題の整理というところですけれども、済みません、この書き方がわかりづらかったと思うんです。JR町田駅南地区については、整備方針を策定いたしましたので、その中で地区の課題として、相模原から来る道路の課題ですとか、そういうところは取りまとめたんですが、ここに記載させていただいた町田駅周辺の交通量調査というのは、町田駅前通りですとか、もうちょっと広い範囲の交通量の調査をいたしました。  その概要をご説明させていただきますと、町田駅前通りで、町田市役所前交差点ですとか、原町田大通りと町田駅前通りがぶつかるところの町田駅前交差点、また市立図書館の先の交差点等、あと境川を越えた幸延寺のほう、森野もちょっと意識したところで5カ所ほど交通量調査を実際にカウンターで実施いたしました。  その中で見えてきた課題といたしましては、現状調査になるんですけれども、町田駅前の道路につきましては、現状において1日約2万台程度の交通量が発生しております。これにつきましては、現在の道路の形態からすると、交通量としては相当量走っておりますので、例えばこれから町田駅周辺の交通ターミナルの整備でございますとか、森野のまちづくり、また、もろもろのまちづくりを考えたときに、この交通量をいかに受けとめながらといいますか、次年度以降の課題にも書きましたけれども、モノレールと絡めてバスの再編なども考えながら、駅前の交通量のことを低減させながら、どうやってまちづくりを考えていくのかというところを必要な課題としては認識したところでございます。 ◎地区街づくり課長 私からは補助費が大幅に増加した理由でございますが、これは鶴川駅南北自由通路に関しまして、調査設計を小田急電鉄に委託しておりました。これは負担金となりますので、補助費に当たります。約4,350万円の増額がありましたので、これが大幅にふえた理由でございます。 ◎土地利用調整課長 422ページの土地利用調整費のところなんですけれども、物件費がふえた理由は、2016年度に鶴間・小川地区の住居表示事業を実施した委託料が計上されているんですけれども、2017年度については、その費用の支出が全くないということで、その分、2016年度に比べて額が減っているということです。 ◎住宅課長 行政評価シート433ページの分譲マンションの話ですけれども、段階的に診断、それから設計、そして改修というふうに工事が進んでいくものですから、昨年度は内訳としまして31棟が設計を行って、ほかに1棟が改修の工事まで進んだという状況でございます。 ◎公園管理担当課長 三輪のビジターセンターの来園された方の人数なんですけれども、7月現在で1,350人の方がお越しになっていただいています。 ◆三遊亭 委員 ご答弁いただいたので、それぞれ再質疑をさせていただきますが、今の三輪センターなんですが、それは想定していた人数とどう隔たりがあるのか、あるいはないのか、お知らせください。  それと、433ページの1棟の分譲マンションの耐震改修、それはわかっているんですが、何でその1棟だけなのか、その明確な理由ですね。その2点。  ごめんなさい、さっき質疑し忘れたのかと思いますが、421ページの「財務構造分析」を見ると、2017年度補助費が際立ってふえているんですが、これはたしかさっき質疑していなかったと思うので、改めて1つ加えて3点お願いします。 ◎都市政策課長 私から421ページの補助費が伸びているというところなんですけれども、これは区画整理事業の事業の進展に伴うもので、2016年度の年度途中から着手をしておりまして、2017年度は1年間事業を実施しましたので、その分で伸びているというふうにお願いいたします。 ◎住宅課長 管理組合等で同意を得てから、費用もかかる話ですので、それで例えば改修まで進んでいくという段階を、例えば最初は診断、次は設計、改修と進んでいきますので、一斉に1年間で全部やるわけではございません。31棟、設計したところは翌年、それからそれ以降の年に改修に進んでいくということになっていきますので、この年はたまたまこの段階まで進んだのがそれぞれ31棟と1棟という状況でございます。やっぱり費用面が一番ネックになっているんだと思われます。進まないというか、全部ぱあっと一斉に改修まで進んでしまうというのがなかなかないのは、そういう理由だと思っています。 ◎公園管理担当課長 三輪の森のビジターセンターについては、想定どおりというふうに認識しているところでございます。 ◆三遊亭 委員 そうすると、分譲マンションの件なんですけれども、31棟の分譲マンションが耐震設計を行ったということは、今までの考え方からすると、将来的にそのうちのどの程度が耐震改修に至っているんでしょうか。 ◎住宅課長 今のところ、数字は把握していないんですけれども、全部が全部進むわけではないので、そのうちの一部ということだけは確実だと思われます。 ◆三遊亭 委員 大体もわからないんだ。一部としか。 ◎住宅課長 ちょっと資料をそろえるのに……。 ○委員長 休憩いたします。              午後1時7分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時8分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆松岡 委員 それでは、評価シートに沿って質疑していきたいと思います。  幾つかありますけれども、1つずつですね。まず、422、423ページの2016年度にGIS(地理情報システム)が更新されたということで、操作がしやすくなったという成果が出て、その次、2017年度には、3件の新規情報を掲載しましたとあります。  いろいろ行政シートを読んでいると、その3件というのは、まず赤ちゃん・ふらっと設置施設、次に道路部工事予定箇所、次にツバメの巣分布マップを3件掲載したということがわかりますが、そこで、この423ページに個別分析のグラフがあって、右肩上がりになっているということがよく見てとれます。  しかし、その課題というところに職員向けの研修のさらなる拡充などを行って、市民に必要な情報を掲載して利用者層の増加を図る必要があるとございますが、どのように捉えていらっしゃるか、まずお聞かせください。 ◎土地利用調整課長 町田市では、GISを利用してさまざまな情報を市民の方に周知していこうと考えています。そのためには、まず職員がGISの概要と操作などの内容を理解していないと、それを行うことができません。そのため、2017年度は職員研修として、導入部分の初級の研修と中級の研修の2種類の研修に分けて、かつ新入職員、10月採用の職員だったんですけれども、短時間ですけれども、その職員向けの研修を行いました。  職員向けの研修ですので、それほど多く、人数は150人ぐらいなんですけれども、その方々に参加していただいて、まずGISそのものがどういうものなのかを理解していただいて、それをもとに市民の方に発信していただけるような形で進めていきたいと思っておりまして、啓発ということで職員向けにその部分を主に行っています。 ◆松岡 委員 よくわかりました。2017年度に特に赤ちゃんを持たれるお母様方とか、役に立つ赤ちゃん・ふらっと設置情報とか、また道路の工事予定の箇所とか、あと環境にかかわるツバメの巣の分布とか、そういう新しい情報がせっかく出たんですから、なるだけ市民に周知するということ、先ほどおっしゃったように、職員がまず理解して、そして市民に周知して、地図情報まちだというのが市民にとって利用しやすくなるように、さらなる努力を求めたいと思います。  次に、426ページ、427ページの交通事業の推進なんですが、こちらはバス「まちっこ」の2ルートですね。1つは公共施設巡回ルート、市民病院とか、その12巡回、もう1つ相原ルートが3往復しておりますが、この課題が利用者数と利用料金収入を増加させ、補助費などを軽減していくことが財務上の課題というふうにうたってございます。
     そこで、427ページ、隣の「個別分析」の棒グラフと折れ線グラフがずっと2015年度から2016年度、2017年度と横ばい状況になっているのが見てとれますが、そもそもこのバスを利用する方をふやさなきゃいけない。まず、乗っていただかなければ収入が上がりませんので、乗っていただくためには、まず、私たちもそうなんですけれども、バスに乗るとき、何といっても何時に出発するのかという時刻表がわからないことには乗れません。  バス「まちっこ」というのは、バス停にそれぞれ時刻表が書いてあるとは思いますけれども、日中とかは割と高齢者の方が多いかと思いますが、高齢者に限らず、市民病院を利用する方等々、あと遠くから、相原から町田に来る方など、いろんな方がご利用されるのが想定されます。  まず、お聞きするのは、バス時刻表は、バス停にある時刻表のほかにどういう周知方法を今の段階でされているんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 今「まちっこ」のチラシにつきましては、各市の施設に置かせていただいております。市民センター、図書館、市民病院、ほとんどの施設に今置かせていただいているような状況で、利用ケースを図っているような状況になります。 ◆松岡 委員 各市民センターに置いてあるというのがわかりましたけれども、もっと利用率を上げるのが一番の近々の課題だと思うんですね。せっかくあるのに乗っていただかないと、がらんで1台に3人とかになったらもったいないし、なるだけ満杯に乗せるにこしたことはないのです。  各センターにも時刻表があるということなんですが、ぜひ町内会とかでも時刻表とかを頒布して、私もそうですけれども、よく皆さん家の台所に置いたり、玄関口に張っておいたりして、それに合わせてみんな何分前だと思ってぱっと乗るわけですから、そういうのはなるだけ費用がかからないやり方で、もっと時刻表というのを市民の方々に、こういうのをやっていますよということを周知するのはとても大事だと思います。  せっかくあっても知らない人が結構多いんですね。しかも、何時に通るんだろうというのがそもそものあれで、私もよく時刻表は置いているので、そういうものをもう少し課題として、町内会で回すというか、町内会にいらっしゃる人数分、ペーパーで印刷するぐらいの量だと思うんですけれども、そういう考えというのはないんでしょうか。課題として、利用率をふやすという目的のために、いかがでしょうか。 ◎交通事業推進課長 今、委員の方からお話がありましたとおり、利用率を上げていくためには、そういうチラシも幅広く配れるというのが一番望ましいかと思いますので、ほかの部署とも、市民協働推進課とか、市役所と市民の方といろいろと接している部署も多いので、こういうチラシがお渡しできるかどうか、検討させていただきたいと思います。 ◆松岡 委員 ぜひとも利用率、収入を上げるために、なるだけ予算がかからない、町内会で回すのが一番早いのかななんて、一番多くの人に知れわたるのではないか。特に時刻表というのは一番市民が知りたいので、ぜひもっとバスが走っているよということを幅広く市民全体に知らせるように、利用するルートの周りの方に知らせるようにしていただいて、なるだけ満杯に、がらんとしているバスをよく見ますので、もったいないなと思います。そのあたりをしっかり考えて、課題として挙げていただければと思います。これは以上でございます。  次に、431ページでございますが、430、431ページ、住まいの周辺の景観に関する高感度というところで、431ページの「個別分析」の折れ線グラフが2015年度、2016年度、2017年度を見ますとV字型に回復してございます。このⅤ字型に回復した要因は何なのかを教えてください。 ◎近藤 地区街づくり課担当課長 住まい周辺の景観に対する好感度のⅤ字回復の要因についてお答えいたします。  こちらは町田市の景観に関する取り組みだけではなく、市民の方々や事業者の方々の取り組みも反映されているとは思いますが、特に町田市では2017年度に中央図書館で景観コーナーを開催しまして、景観に関する本の紹介をしたりですとか、また、町田の景観を紹介する冊子「マチダ×カラ」を発刊しております。また、市民の方々の体験イベントとして、マチ×ヨガをぽっぽ町田の広場で開催させていただきました。また、町田市景観計画の解説書として「町田市屋外広告物ガイドライン(景観編)」を2017年度に策定しまして、屋外広告物の業者または関係団体の方々に集まっていただいて、説明会も開催しております。  また、このような数字の回復につきましては、継続的な活動が必要かと考えておりますけれども、2014年度から2016年度までの3年間にわたりましては、町田市景観づくり市民サポーターという方々を市民公募により募りまして、活動していただいております。目的としましては、景観意識の向上と景観の普及啓発ということで、町田市内の景観資源を探して、それをまち歩きマップにまとめていただいたりという活動を行っていただきました。  2017年3月には、これらの活動を活動報告会という形でイベントとして開催いたしております。また、この活動内容を報告書にまとめまして、無料配布したところ、読売新聞の多摩版や「ショッパー」でも取り上げていただきまして、景観の取り組みに関することが広く周知できたと考えております。  このように、市民の方々と町田市の協働で景観に取り組めたことも、この数字がV字回復した要因の1つだと考えております。 ◆松岡 委員 よくわかりました。  要するに、町田市に住み続けたいと思っていただくためには、あるいは町田市に引っ越してきたいと思うためには、景観というのはすごく大事だと思うんですね。特に私がちょっと聞いているところでは、三輪緑山とかは東京都で一番すてきな景観というところにたしか挙げられていると思います。  あと、1週間ほど前、民放のテレビで町田が30分以上取り上げられていまして、ちょうど見たんですけれども、中心市街地にマンションがどんどん建ち始めて、若い方たちが仕事をするのに、小田急線とJRということでとても便利だということで、若い方たちがそのマンションに来ているということ、あとは外れると田畑があって農地を貸し出しているということで、わざわざ退職した方が農地の仕事をしたいから町田に引っ越してきましたというようなテレビ、町田が取り上げられていて1週間ほど前に見たんですね。  ですから、景観、町並みを例えば「まちテレ」の動画に載せるとか、そういう方法をとるような考えはございますか。 ◎近藤 地区街づくり課担当課長 そのような景観の取り組みに関しましては、今後検討させていただきたいと思います。 ◆松岡 委員 民放のテレビで見ると、すごく町田っていいなと自分が住んでいても見て思ったんですね。だから、ぜひ「まちテレ」とかで動画で見ると、写真だけではなくて、より実感として生で感じられると思うので、若い方たちにも、定年退職された方にも、老若男女から町田に住み続けたい、町田に引っ越したいというような、町田が便利だということをもっともっとアピールに力を入れていただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。  次に446ページ、あと2点ほどですけれども、446ページ、447ページの公園緑地課についてでございますが、成果の説明として街区公園が3カ所増加しましたとありますが、これは何か教えていただけますか。 ○委員長 その前に改めて、質疑のみにしていただくようにお願いいたします。 ◎用地担当課長 都市公園事業で増加しました3つの公園につきまして説明させていただきます。  3つの公園は、いずれも開発に伴う提供公園です。場所につきましては、1つ目が大蔵見晴らし公園、大蔵町の鶴川街道沿いに大蔵小学校があるんですけれども、大蔵小学校の鶴川街道を挟んで向かい側に開発区域がありまして、そこに公園ができております。ベンチ2つと小さいお子さん用のスプリング遊具が2件あります。  2つ目が木曽西むつみ公園という木曽町の境川団地の前にある通称町田駅前通りという通りがありまして、バス停が3カ所あります。境川団地入口というバス停と境川団地中央というバス停、最後に境川団地というバス停があるんですけれども、境川団地のバス停、交差点に信号があるんですけれども、そこから境川沿いに向かっていただくと、その途中にあります。遊具につきましては、滑り台や鉄棒などがあります。  3つ目が、図師まるやま西公園という公園なんですけれども、図師町の芝溝街道沿いに馬駈という大きな四差路の交差点があるんですけれども、その馬駈の交差点から北側に開発区域がありまして、そこに公園がございます。遊具としましては、グローブジャングルという丸いジャングルジムが回転するような形の遊具があります。  説明は以上になります。 ◆松岡 委員 わかりました。  最後に、448ページ、ここも公園緑地課なんですが、課題として「公益的市民活動の登録団体拡充のため、企業や小・中学校が参加できるような新たな制度を構築していくことが課題です」ということですけれども、この内容を教えていただけますか。 ◎公園管理担当課長 多くの人にこういった活動に参加していただくために、要領の中で市内の事業所の方とか、明確に規定して入っていただけるように要領を改正したところになります。 ◆松岡 委員 あと、449ページの財務の分析のところで「公益的市民活動団体の登録数を維持することができました」とありますけれども、登録数を教えていただけますでしょうか。 ◎公園管理担当課長 2017年度現在で199の団体の方々が参加していただいているところです。 ◆松岡 委員 2017年度の課題にあるように、「緑地としての担保性をより高めるため、土地所有者の同意を得た上で、特別緑地保全地区に指定していくことが課題です」とありますので、ぜひとも今後とも努力していただきたいと思います。 ◆戸塚 委員 評価シートの428ページの地域コミュニティバスの件ですけれども、昨年、シルバーパスの廃止等で事業改正をしていただいたと思うんですけれども、それの効果の部分を教えていただきたいと思います。  あと、「かわせみ号」に関しましては、事業制度の改正をしたことによって運行収支が改善されたということなんですけれども、それとは逆に利用者数が減少したということで、年々利用者数はそんなにふえていないのかなというところなんですけれども、この要因というのは何なのか。あと、それの改善に向けては何か検討されていることがあるのかどうか、教えていただきたいと思います。  もう1つは、金森ルートの廃線になってそのままになっている路線があると思うんですけれども、今回の事業制度改正等によりまして、再度路線として復活させるための何か取り組みがあれば教えていただきたいと思います。  続きまして、432ページの空き家の部分についてなんですけれども、こちらの成果の説明のところで、2件に空き家対策の推進に関する特別措置に基づく略式代執行を実施して改善を図りましたということなんですけれども、こちら特定空き家に指定した2件に関しての実施した中身、あと、どのように改善されたのかというのを教えていただきたいと思います。  もう1つが空き家の利活用の部分の記載が2016年度末の課題としては挙げられているにもかかわらず、2017年度の部分については余り記載がないようなんですけれども、利活用に対しての取り組みをされていれば教えていただきたいと思います。  もう1つが、同じページの緊急輸送道路の沿道の耐震化促進事業なんですけれども、こちらについて年々申請数がふえてはいるんですけれども、その度合いが落ちているのかなというところがあります。住宅の耐震化率と比べるとなかなか進んでこないなという部分なんですが、これは何か問題点等があれば教えていただきたいと思います。また、改善点について何か検討しているものがあれば教えていただきたいと思います。  続きまして、438ページ、これは公園駐車場の有料化に伴います駐車場料金の部分で、成果のところで駐車場料金の改定を行ったことにより2016年度と比較して812万4,000円増加しましたということなんですけれども、こちらの詳細について教えていただきたいと思います。また、公園駐車場の有料化の事業として見たときに、その収支はどのようになっているのか、赤字なのか黒字なのか、その辺も踏まえて教えていただければと思います。  とりあえず、そこまででお願いします。 ◎交通事業推進課長 それでは、3点ほどいただきましたので1つずつ説明させていただきます。  まず1つ目、シルバーパスの制度を改善して、その効果というところなんですけれども、こちらにつきましては、実際のところ、利用者は1.5割ほど減少してしまったんですけれども、運行収支は1.2割ほど増加することができました。実際に収支と利用者数なんですが、利用者につきましては2万6,134人減少いたしました。収支につきましては25万5,034円増加しております。  「かわせみ号」の利用人数なんですけれども、ここ数年の動きとしましては、有料乗車、シルバーパス以外の方なんですけれども、ここ数年は横ばいのような状況になっております。シルバーパスの人数は、先ほど申したとおり、若干減少の傾向はございます。シルバーパスで年齢が高くなってバスに乗らなくなる人が減っていく一方で、若い世代で新規に乗る人は余りいないという状況になっております。  最後に、町田金森ルートの話が来たんですけれども、こちらにつきましては、2017年度はあそこをコミュニティバスということで地元の方が言っていたんですが、道路の事情により、狭隘道路とかが多くて、市としてはもう少し小さいサイズでということでお話をしておりました。  2017年度の中では、さっき委員からもお話があったように、結果的にコミュニティバスでなければもう組織を解散するということで、今年度に入りまして解散ということになりました。  市としましては、今後、また地元からお話があれば、もちろんお話は伺いますし、そういった組織を立ち上げていただければ、今後も前向きに検討を一緒にさせていただくというふうに考えております。 ◎新 公園緑地課担当課長 それでは、駐車場の収支についてのお尋ねについてお答えをしたいと思います。  438ページの中に書いてございます812万円ということなんですけれども、まず「財務情報」の②の「行政コスト計算書の特徴的事項」の右のところに使用料及手数料とございまして、そこの上に「公園駐車場使用料(精算金含む)」ということでございます。これが2,346万円というふうに書いてございます。  この内訳については、公園駐車場8公園で2012年に有料化をしておりますけれども、そのうちの相原中央公園と野津田公園の2つにつきましては指定管理者の管理する公園ということになってございます。直営で運営をしている駐車場管理事業の収入が1,921万9,000円でございます。指定管理者の管理している公園に基づくここに書いてある使用料につきましては424万円ということになってございます。それを合わせて2,346万円でございます。  この「(精算金含む)」という書き方でございますけれども、今申し上げた指定管理者の424万円につきましては、指定管理者の事業の中で駐車場の料金徴収をする費用、それから料金収入を比較したその差額について、差分の金額がこの424万円ということになっております。  この精算をしているというのは、2012年に駐車場の有料化を開始した当初、料金徴収等の業務につきましては、現行の指定管理者の指定管理期間の途中から生じた新たな業務でございました。業務に伴う支出と利用料収入との差額につきましては、指定管理者と協議の上で指定管理委託料の補填または返還手続をこれまで行っております。  2017年度につきましては、支出を上回る収入が生じたということで、指定管理者から返還を受けまして、それを精算金ということで市の行政収入ということになっております。したがいまして、指定管理者の部分については、収入そのものがここの金額そのものには目で見える形では出てこないということなので、少しわかりにくくなっておりますので、それも含めた形で全体でご説明をさせていただきます。  8公園全体の収入でいきますと、3,793万4,440円でございます。料金徴収に伴って必要となる支出が3,189万9,339円でございます。したがいまして、その差額603万5,101円が支出を上回る収入ということになってございます。これは2016年度で申し上げますと、収入を上回る支出の金額が765万4,295円ということでしたので、2017年度につきましてはプラスに転じているというところでございます。  それから、歳入と歳出のバランスということでございますけれども、この公園駐車場の管理事業につきましては、市の決算上は駐車場管理事業ということで決算書の266ページに記載がございます。真ん中あたりに公園駐車場管理事業ということで、2,352万2,141円が支出ということになってございます。  これは収入のほう、市の駐車場の歳入につきましては、この駐車場管理事業に充当されている利用料収入が2,345万9,130円、これはページで言いますと、決算書の40ページのところに記載がございます。これを比較しますと、その差額が6万3,011円ということになりまして、歳出が歳入を6万円ほど上回ってはおりますけれども、ほぼ均衡してきていると考えております。 ◎住宅課長 先ほどの空き家のことなんですけれども、行政評価シート、最初が空き家の取り組みです。昨年の略式代執行の内容でございますけれども、所有者が不在で、樹木の越境で悪影響を及ぼしていて、あと、アンテナが倒れかかりそうになっていたというところでございます。そういった隣り合う2軒の空き家について、去年、2017年の10月18日に特定空き家等として、特定空家等対策審議会からの答申をいただいて特定空き家に指定しまして、さらに略式代執行ということで、略式代執行は都内では初になるんですけれども、私どものほうで強制的に手続をとるというものになりますけれども、改善を行いました。  中町三丁目なんですけれども、内容につきましては、アンテナ、軒沿いの撤去、それから道路沿い、都道に面しているんですけれども、トタン板がちょっと危ない、はがれかかっているという状態だったので、それを撤去しました。あと、立ち木ですね。枝が茂ってきますと通行に支障が出ますので、それを伐採しました。それがまず特定空き家に対する略式代執行の内容でございます。  それから、利活用についてでございますけれども、利活用につきましては、昨年の7月から公共公益的なものに使えればということで、空き家を貸したいという人と借りたいという人がうまくマッチングすれば、需要と供給というんですか、それがマッチングすればということで、そのために家を改修する費用について助成するという制度を開始してはいるんですけれども、実際に貸したいという方からは7件、借りたいという方から18件の申し込みがありましたが、貸し手としては、できればお金を取りたいとは言わないですけれども、そういう部分もございます。借りたいほうは、例えばNPOの団体であるとか、そういうところはお金がないので、できれば安くということで、その辺、なかなか意思疎通というんですか、マッチングがうまくいかなくて、今のところ1件の成立にとどまっております。  今現在、改修の助成についてもなかなか見込みが立っていない状況でして、申し込みがないような状況でして、課題としてはずっと共通認識を持ってはいるんですけれども、ずっと認識してはいるんですけれども、やり方を少し変える必要があるのかなとか、いろいろそういうふうに考えております。とりあえず今回、先々の課題には挙げていませんが、同じようなやり方をするというのは果たしていいのかということで、ちょっとやり方を考えようかなとは思っているところです。  それから、沿道の耐震化でございますけれども、耐震化につきましては、なかなか進んでいないというのは正直私どももよくわかっているところであります。一番のネックというのが、自分でお金を出さなければいけない部分というのがありますので、所有者、自分の所有物を全部ほかの税金を投入して建てかえてもらうというのが果たしていいのかどうかというのはありますけれども、自分で出さなければいけないという部分があります。それから、権利者間でなかなか合意形成が難しいというところがマンションなんかだとありまして、そういったところでなかなか進まないというところでございます。  取り組みとしましては、先ほどもお話ししましたけれども、電話、それから訪問等でということをなるべく強化していこうかなと。しつこいぐらい回るというんですか、そうはいってもお金は出せないよとかというふうに言われてしまうのが常なんですけれども、そういう形で考えております。 ◆戸塚 委員 ありがとうございます。  コミュニティバスの件なんですけれども、町田市としては、今、2路線あって、実績として5路線というふうになっているんですけれども、「玉ちゃんバス」と「かわせみ号」以外の3路線というのは何なのかというのを教えていただきたいと思います。  あと、「かわせみ号」の状況はいただいたんですけれども、改善策としてはどのような検討がされているのかというのを教えていただければと思います。  あと、空き家については、実績として審議会を開いて恐らく特定空き家に指定すると思うんですけれども、基本的には審議会が開かれた場合というのは、大体特定空き家に指定されるものなのかどうか、そこの部分だけ教えていただきたいと思います。  公園駐車場については了解いたしました。  440ページの野津田陸上競技場の観客席の部分で、恐らく昨年、附帯意見もついていまして、いろいろ場所とか収支の改善とか再検討して努めてもらいたいという話でしていましたけれども、2017年度のそれに対する取り組みというのを教えていただきたいと思います。  もう1点は、2017年度においては、野津田の陸上競技場の決算額の主な内訳の部分で、トラックフィールド等は書いてありますけれども、観客席以外、ほかのスポーツに関しては何か予算を立てて整備を図ったものがあるのかどうか、教えていただきたいと思います。  あとは446ページの芹ヶ谷公園についてなんですけれども、成果に書いてある芹ヶ谷公園再整備実施設計業務委託というのがきのう行政報告であったものなのかと思うんです。きのうも感じていたんですけれども、あそこまで防災施設をつくるという際に、一時避難場所としての指定といったものを考えなかったのかどうか、そこの部分だけ教えていただければと思います。 ◎交通事業推進課長 先ほどの路線なんですけれども、既存で4路線ございまして、「かわせみ号」が1路線と「玉ちゃんバス」で南、北、東で3路線、計4路線あります。こちらの5路線につきましては、1つが相原地区の1路線、現在実証実験しております。それとつくし野地区の1路線を検討しております。あと、成瀬北地区の1路線と本町田地区の1路線、あと金森地区旧町田ルートの1路線ということで5路線になっております。  済みません、先ほど「かわせみ号」の収支を改善するための対策を言い忘れてしまったんですけれども、かねてから地域で要望のありました商業施設、三和のほうに回っていただきたいというのを地域の方からいろいろと話がございまして、そのルート変更を検討しているような状況でございます。 ◎都市づくり部次長 野津田公園の観客席の関係でご意見をいただきまして、2017年度に費用負担の関係でご質疑をいただきましたけれども、2017年度におきましては、観客席の基本設計の中でコストダウンができるかどうかいろいろ検討しまして、床面積を縮小したり、当初仮設の観客席が必要だということで、Jリーグのほうから条件があったんですけれども、それを調整して、仮設の観客席を不要としたということから、工事費を約10億円削減しております。 ◎住宅課長 特定空き家の指定の話でございますけれども、まず判定するマニュアルというのができ上がってありまして、こういう状況であれば、特定空き家として指定できるような状況ではないかというものが判定できるようになっております。  それに従って庁内で、例えば樹木の繁茂であれば環境保全課とか、ごみなんかであれば3R推進課とか、あるいは不審者であれば市民生活安全課とか、そういった関係の指導できる部署が集まって会議を開いて、あとはこちらの建築開発審査課で建築物としての判断をして、さらにこれは特定空き家に指定したほうがよいという判断をしたものについては審議会の意見をいただいて、もちろん内部で市長まで決裁を上げるというのは当然ですけれども、そういった形で最終的に判断をしていきます。  逆に言うと、そこまでいくような事例であれば、確かに指定できる可能性は高いものというふうになります。ただ、昨年度は4回委員会を開催しまして、4件会議の俎上に上がったんですけれども、そのうちの2件が指定されて、それ以外の2件につきましては、所有者に対して、このままでいくと特定空き家になって、場合によっては代執行ということも辞さないという話になると、重い腰が上がるという部分もあるんでしょうか、それによって改善されたということで、たまたま去年は4件のうち2件という状況ですので、相当ひどいものはなり得る可能性がありますし、なかなかそこまでいかないものはちょっと厳しいかなという状況でございます。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 観客席増設の関係以外の工事についてご説明します。  昨年、陸上競技場のメインスタンドの2階部分だけが既存のままでして、2階のフロアのトイレがまだ和式のトイレがあったので、トイレの洋式化の改修の工事を行っております。  また、ラグビーのゴールポールを、17メートルのラグビーポールを立てられるような基礎の工事を行っております。  あと、工事ではないんですけれども、拡張区域の基本設計を行いまして、テニスコートの配置だとか、多目的のグラウンドの基本設計を行っております。 ◎新 公園緑地課担当課長 芹ヶ谷公園の避難施設としての位置づけは考慮しなかったのかというお問い合わせでございます。既存の芹ヶ谷公園につきましては、避難広場の位置づけがもともとございました。拡張区域のところを工事するに当たりましても、同様の避難広場という位置づけで考えております。避難所ということになりますと、宿泊施設という機能が必要になってきますので、屋外施設で屋根がない施設ということになりますので、避難広場ということで考えております。 ◎住宅課長 先ほどの三遊亭委員からの質疑で分譲マンションのほうですけれども、耐震化の進捗率ということでございます。段階がございまして、対象となる分譲マンションが145棟ほどございまして、そのうち診断のところまでいったものについてが42棟でございます。重複があるんですけれども、その上の段階の設計の段階まで進んだものが40棟です。さらに、耐震化工事、改修工事まで進んだのが、昨年度の1棟、先ほどお話しした1棟を含めて10棟なんです。  残りの設計まで行った40棟のうちの10棟が今できているという状態になっているわけですが、残りの30棟については、今年度と来年度の予定で改修の工事まで進む予定でございます。なので、パーセンテージとしては半分いかない、3分の1ぐらいが助成の制度にのっかっていっているという状況でしょうか。 ◆三遊亭 委員 そうすると、今のご答弁で整理させていただくと、設計に至ったのが40棟で、耐震改修を終えたのが10棟というふうに伺ったんです。そうすると、あと30棟耐震改修を、今年度と来年度の2カ年度で30棟もできちゃうということなのですか。 ◎住宅課長 そうです。一応費用の面も予算的にはとれておりますので、今年度と来年度で終える予定でございます。 ◆三遊亭 委員 その件は了解いたしました。  今、戸塚委員が空き家対策をやっていたものですから、ごめんなさい。ここで関連ということで質疑をさせていただくんですが、433ページの「課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」ということで「空家の所有者に対し定期的に案内文書を送付します。近隣の方等より管理不全の通報があった空家に対して、関係各課と連携し速やかに対応します」というんですが、この前段の「定期的に案内文書を送付します」というのは、どういうぐあい、どんな定期的なのかということと、案内文書の内容はどういった内容なのか、2点お答えください。 ◎住宅課長 案内文書につきましては、空き家に困っていませんかということで、空き家の相談の窓口等もうちのほうで当然開いておりまして、弁護士とか税理士、それから宅建士等の相談等がございますので、そちらに相談をしていただきたいということ。  あとは、今後は伐採とかで困っているような場合には、例えばシルバー人材センターみたいなところが伐採のサービスも今していますので、そういったところの案内文を送るとか、空き家の状況把握という意味で文書を、今の状況を改善してもらいたいという意味で案内文というんですか、そういったものをとりあえず今送っているという状況です。所有者に困っている状況を改善しませんかという形ですね。 ◆三遊亭 委員 わかりました。  では、これで最後にさせていただきますけれども、先ほど戸塚委員が質疑していた空き家2件に関する略式代執行なんです。新聞報道等によると、例えば東京の葛飾も同様のことをやっていて、もちろん、お金は所有者からはいただくことは困難なんですけれども、結構葛飾はそれを丹念に追いかけているといったような状況があるようなんです。町田市は、それに関してはどういう対応をとっているんでしょうか。 ◎住宅課長 今回、略式代執行をしました2件につきましては、相続財産管理人が選任されておりまして、弁護士がついておりまして、売却をして、それによって代執行した費用については、その分を支払っていただくという段になっていますので、今のところ、決算の話とは離れますが、今後、売却が進む予定ということで話を聞いております。 ◆細野 委員 それでは、何点か伺わせていただきます。  まず、420ページの南町田駅周辺地区拠点整備事業についてですが、これは内容についてはいろいろ伺ってきたので、費用面、どれだけ使ってこられたのかということで確認をさせていただきたいと思います。  設計監修等の費用、あと、この中で行われたのか、拠点創造ですか、融合ゾーンの市民参画の支援委託料とか、ワークショップなども行われてきたと思いますが、そういった費用について。  それから、420ページで区画整理事業について、2017年度分については12億4,392万3,000円ということで、ここには記載されているんですけれども、東急への区画整理事業の補助金というのが6億円とか出ているようなんですが、これは含まれているのか。含まれていなければ、その費用も含めて区画整理事業について幾ら支払われたのか。  それと、鶴間公園の地質調査というのが流用で行われていますけれども、この費用等も加算していただいて、費用の内容を簡単で結構ですので教えていただければと思います。2017年度のこの事業にかかわる支出について、総額について教えていただきたいと思います。  それから、424ページ、多摩都市モノレール延伸に伴う交通政策検討委員会が行われていますけれども、この中でどのようなことが検討されたのか、結果について教えていただきたいと思います。  428ページのコミュニティバスについて、先ほど相原地区のコミュニティ小型乗り合い交通の実証実験について、この年に行われています。支出としては61万8,000円ですが、この実証実験の期間と実験で明らかになった利用状況とか課題についてご説明いただければと思います。
    ◎辻野 都市政策課担当課長 南町田についてのご質疑でございます。2017年度、どのような支出があったかというご質疑かと思いますが、委託料の関係、それから工事の費用も含めた負担金としてお支払いしているものに大きく分かれます。  委託料に関しては、こちらの行政評価シートにも記載をしておりますとおり、実施設計に対する設計監修、それから「鶴間公園のがっこう」というワークショップを行いましたが、そういう市民参画の取り組みに関する外部委託費用、それから今回議案でも取り上げていただきましたが、パークライフ・サイトの検討に当たっての費用を委託料として計上しております。  それから、負担金は、区画整理事業の工事を1年間、本格的に行いまして、事業費、町田市の負担分について補助金、国費、都費も加えた形でお支払いする、代表施工者側に費用負担する額というのが行政評価シートに記載しております12億4,300万円でございまして、こちらには国費、都費も含んだ形でお渡しをしておりますので、これ以外の支出はございません。  それ以外に、都市再生計画整備計画補助金というものがございまして、東急が整備をしますが、街区間デッキに対して国費を充当するようなスキームをとりましたので、それを補助金という形でお出しをしております。ここまでで総額が13億円になります。  それ以外に、鶴間公園の実施設計に関係する費用というのが3,000万円強かかっておりますので、全体として2017年度としては13億3,000万円程度の支出になります。 ◎交通事業推進課長 2点あるんですけれども、まず、多摩都市モノレールからですが、多摩都市モノレールにつきましては交通体系にかかわる検討を行いました。  まず、多摩都市モノレール延伸ルートに関する町田市としての考え方を整理しております。その中では、町田市が想定する延伸ルートの妥当性について評価を行ったり、また、鉄道不便地域の解消やまちづくりとの整合などの視点から評価を実施いたしました。  次に、モノレール延伸後におけるバス路線網再編の考え方を整理いたしました。こちらは既存のバス網を見渡して、新たなモノレールと路線バスの役割分担の方向性について検討いたしました。  もう1つ、モノレールの中間駅の配置に関する考え方を整理いたしました。こちらは市の考えるモノレールルートと路線バス網再編の考え方に基づきまして、最も効果的な中間駅の配置について検討したものでございます。  それと、相原ルートにつきましては、運行期間は2018年2月1日から3月30日までの平日39日間行いました。乗車人数は合計で466人となりまして、1日の平均人数が11.95人となりました。1便当たりの平均人数としましては1人ということとなりました。  課題につきましては、いろいろと地元の方からアンケートなどもいただいてはいるんですけれども、まず、上りでは午前の時間帯、下りでは午後の時間帯のご利用が多い傾向は確認できたんですけれども、実際に運行してみると、やはり午前中に相原駅のほうに病院や買い物に行きたいという方が大変多くて、帰り側、相原から戻る側は、午前中は特に戻ることもないしということで、午後の便をふやしてほしいというようなご要望がございました。  また、ルートにつきましても、丸山団地から町田街道を通って駅に向かっていたんですが、やはり朝の時間、交通渋滞等もあるということで、直接そのまま駅に行けないかというような要望があり、そういうところが課題になっております。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 鶴間公園の土質調査の内容についてお答えします。  2件、土質調査を行っておりまして、1件目は、トイレとあずまやを設計する際に、サウンディングといいます簡易的な土質調査を行っております。もう1件は、カフェ、クラブハウス棟のためのボーリング調査を実施しております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  費用については了解したんですが、2017年度の費用についてはわかったんですが、前年度の南町田駅の拠点整備の事業の費用がわかりましたら、もろもろ今の内容について含めて2016年度が総額幾らだったのか、お聞きしたいと思います。  それから、地質調査なんですが、後で流用という形で予算がついていない形で行われたんですが、それは何か緊急的なものだったのか、その辺の事情についてわかりましたら教えてください。  それから、モノレール延伸については、モノレールの延伸に伴うさまざまなものをどのような形で行うのか、どこに駅を配置するのかなど進められてきたということですが、検討した内容について、実際に使っていく住民の方あるいは駅ができて、その地域の方とかということでは、そういう声を吸い上げるというようなことがこの検討委員会の中で行われたのか。また、それ以外の手法でどのような形で行われてきたのでしょうか。そういうものが反映されているのかどうか、お聞きしたいと思います。  それから、相原地区の小型乗り合い交通の実証実験ですけれども、今伺いまして、いろいろ課題があるということです。民間のタクシー会社に委託して行われた事業なんですけれども、また、ことし実証実験が行われるのかなと思うんですが、そこにどのように2017年度の課題が生かされているのか、伺いたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 2016年度の南町田の関係予算については総額で2億1,200万円でございます。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 土質調査を流用で対応した件でございますけれども、当初建築物については、カフェ棟、クラブハウス棟だけではなくて、今のカフェ棟、クラブハウス棟は管理棟も含まれているわけなんですけども、当初は管理棟は別棟で、今回全部1つの建物として建物が大きくなった関係から、ボーリングの調査が必要になったということで流用で対応しております。 ◎交通事業推進課長 相原地区の今後についてなんですけれども、2018年10月から3月までの半年間を、現在、タクシー車両を用いた小型乗り合い交通の実証実験運行を引き続き実施する予定でおります。前回の実験では、先ほど申したように、一定の需要を確保することはできたんですが、乗車人員のさらなる確保が必要といった課題もまた明らかになりました。  今回の実験では、前回の実証実験から得られましたデータとか要望を反映しまして、より利用者のニーズに即した運行内容、先ほど申しました便数、午前便や午後便を少し変えたりとか、あと、そういったルートも少し見直しして行おうかと思っております。便数は1日10便だったものを13便にしようと考えております。 ◎多摩都市モノレール推進室長 まず、昨年度、駅の配置であるとかの検討について、委員会等で検討したというようなお話をいただいているんですけれども、特に委員会等で検討したわけではなくて、庁内で内部検討、委託の手をかりて検討したという状況でございます。今のところは内部検討ということですので、特にまだ住民の声を聞く段階にはないと考えております。 ◆細野 委員 費用については了解いたしました。南町田についてはわかりました。  小型乗り合い交通については、狭い地域ではどうしてもタクシータイプのものでないとという課題になっていくのか、他の地域でもそういうところが出てくるのかなというふうに思うんですが、料金設定等の課題というのは特になかったのか、1つ確認したいと思います。  それから、今後、実証実験が行われるということで、またそれについて検証していただきたいと思うんですが、ぜひその利用勝手等も確認していただきたいと思います。  あと、モノレールの運行の検討ですけれども、庁内で検討されたということで拠点の駅なども、これまで言われていた山崎団地とか、それから桜美林大学の周辺とかという拠点のところを決めてきたのかと思うんですが、それは庁内で検討されて、この辺をバスの拠点としても、モノレールとの接点としてもということで、そこのところで定められたのか、その辺の経緯についてもお聞きしたいと思います。  それから、続いて行政評価シートの430ページの中心市街地整備事業についてですが、これもこの年度で取り組まれた内容、これも多摩都市モノレールとの延伸を大きな核としてというか、内容として取り組まれていると思うんですが、その辺の内容についてお聞きしたいと思います。  それと、JR町田駅南地区のまちづくり整備方針は、複合拠点施設の整備というのが必要だということで議論されていると伺っているんですが、2017年度、そういうところで一致できた検討状況について、内容について、どういったものというものが、これからというところもあるでしょうけれども、この中でどのようなものが出てきたのか、伺いたいと思います。 ◎多摩都市モノレール推進室長 拠点となり得る駅のお話をいただいたかと思います。バス路線の再編というものを考えたときに、桜美林付近であったり、山崎団地付近というのは拠点の駅になり得るといったようなことになろうかとは考えております。そういう拠点となる中間駅にバス路線を集約することで、効率的な再編ができるのではないかというのが昨年度の検討内容ということになっております。 ◎戸田 地区街づくり課担当課長 ちょっと順番は前後しますが、まず、JR町田駅南地区の件からご報告させていただきたいんですけれども、2017年度は、今回はまちづくりの整備方針を策定するための委託として作業いたしましたので、その過程においては市民意見募集ですとか、原町田一丁目の方々の意見をいただくことも踏まえて、まちづくり整備方針として取りまとめをいたしました。  その中で示したところで言いますと、土地利用方針であるとか、交通体系としてどのような交通環境を整備していったらいいんだろうというものを取りまとめたんですけれども、その中で先ほどおっしゃられた拠点の整備につきましては、ゾーンとしてここはしっかりまちづくりを先行する部分として市街地再開発事業等の検討を進めていきましょうねという位置づけをさせていただきまして、その権利者の方々とは、この整備方針を策定する過程において意見交換をさせていただいております。  前回の委員会でもご報告させていただきましたけれども、まだ皆さん、状況が多々ありますので、今どんな形で拠点整備を成し遂げていくというか、しっかりとした環境をつくりたいという状況がありますので、意見交換を重ねさせていただいている、良好な関係でお話をさせていただいていると認識しております。  またもう1つ、中心市街地整備事業につきましては、大きくは小田急町田駅周辺という言い方を今回はしておりますけれども、交通ターミナルであるとか、新しくこれからにぎわいの拠点というものを駅周辺につくっていくための比較検討というものを前年度より引き続きやってまいりました。  また、先ほども三遊亭委員にご質疑いただいたところではありますけれども、駅周辺の交通の状況も鑑みまして、駅前通りの交通量が相当量ある中では、先ほど細野委員からもおっしゃっていただきましたけれども、これからモノレールの延伸等も見据えながら、例えば交通ターミナル1つだけどうのこうの、拠点整備だけどうのこうのではなくて、一体的に捉えていく必要があるというところの整理をさせていただいたところでございます。 ◎交通事業推進課長 相原の実験で料金の課題はございますかという件なんですけれども、運賃については現金200円で、料金についていろいろアンケートなんかもいただいたんですが、特に高いとか安いとかいうご意見はございませんでした。  10月から実施いたしますルートについては、少し延長は延びるんですけれども、現金については同じような200円で行いたいと思っております。 ◆細野 委員 ありがとうございました。  続きまして、ちょっと細かいんですけれども、これはどこに入ってくるのかなと思って事業評価シートなどを見たんです。424ページだったかと思いますが、町田市役所前バス停留所上屋新築工事が市役所前の上屋を新築する工事費として1,137万3,000円載っているんです。バスの上屋については、町田市全域で大変要望の高い事業なんですが、これについて取り組まれたのは市役所前のバス停1カ所ということになるのか、この計画について2017年度はどのような段階だったのか、1つお聞きしたいと思います。  それから、426ページの交通事業推進費なんですけれども、先ほど戸塚委員も質疑していましたが、「かわせみ号」の成瀬ルートの利用状況、やはり高齢者の方の利用が減っているということで認識はされているというのはよくわかったんです。これは高齢化していて、その方々が乗らないというわけではなくて、いろいろなお声も聞きますので、乗れなくなっているという状況もあるのではないかと思うわけです。  そういった状況について、また成瀬ルートの地域の利用者の皆さんへの声を聞いたりとか、そういう状況はこの2017年度取り組まれたのか。成瀬ルートしかサルビアカードという制度を実施していませんので、何かそういう減っているという状況について意見とか声を聞いたことはないかどうか、その点について伺いたいと思います。  それから、金森ルートについては、地域協議会が解散したというちょっと残念な結果になったわけですけれども、今後の方向についてはまた手を挙げてもらえればというところでお話がありました。  先ほどコミュニティバス型でないとということで、そこに固執して継続ができなかったというお話がありましたけれども、実際伺っているのと違っていて、15人乗りのバスということを市のほうでも提案していらっしゃったと思うんです。  その辺がもう少しきちんと提案されていれば、そうした検討も進められたのかなと、ちょっとその辺の食い違いがあったのかなというふうに、2017年度の動きの中で、うまくマッチングというんですか、ちゃんと意思疎通ができなかったのではないかというふうに聞いておりまして、ちょっと残念な結果になったわけですけれども、その辺の認識についてもう1度お聞きしたいと思います。  それから、事業評価シートの建築開発審査について、ここはいろいろな開発、マンションの整備とか進んでいる地域では、そういったことに対して指導的な役割を求められる部署でもあるかと思いますが、そうした体制について、この2017年度、そういったマンション建設とか、あるいは地区まちづくりのいろいろな建築協約や協定を結んでいる地域で、そういった本来のあり方と違う建物が建てられるとかという相談とか、そのような相談はどの程度あったのでしょうか。また、その調整についてはどのように行ってこられたのか、伺いたいと思います。 ◎交通事業推進課長 3点いただきまして、まず1つ、町田市役所前のバス停留所の上屋の新築工事になりますが、こちらにつきましては市役所前にあるバス停、もともと1基しかなかったんですけれども、こちらを1基増設したということで、それにあわせてバス停の上屋を新築する工事となります。  ちょうど駅前通りということで、1日約800便ほどのバスが停車しているという状況もあって、いろんな市民の方からも、2カ所に分散して乗り場をわかりやすくしてほしいというようなことがございましたので、そのような工事を実施いたしました。  次に、「かわせみ号」の高齢者の方ということなんですけれども、取り組みをということなんですけれども、「かわせみ号」の制度変更は年々悪化している収支状況の中で、「かわせみ号」を継続して運行していけるようにするために実施したものでございます。  実施に当たりましては、地域組織の方を中心に地域の方々とも時間をかけて議論し、納得していただいて実施をいたしました。利用者が減少した点につきましては、ご利用の方々にご不便をかけていた部分もございますが、やはり存続のためということで、高齢者の中には感謝の声もいただいているような状況でございます。  最後に、先ほどの旧町田ルートなんですけれども、地域組織の方とは、私ども市のほうも何とか継続していきたいというところで、コミュニティバスはもう難しいですと。ただ、もう少し小さいサイズでということで、15人乗りのようなワゴンタイプも提案させていただいたんですけれども、地域組織の方々は、最終的には住民の方のいろんな意見を聞いて、その中であそこの地区についてはコミュニティバスでなければ、もういいです、組織を解散しますというお声をいただいたものですから、話はしたんですけれども、そういう経緯でなりました。 ◎建築審査担当課長 我々の課に建築の相談、さらには建築協定だとか、そういった地域のルールについての相談がどれぐらいあるかということだと思うんですけれども、我々の課には本当に多様化した相談がたくさん来ます。そういう中で相談の件数というのは、申しわけないんですけれども、カウントはしておりません。  ただ、協定だとか協約、地域の取り決めをここで計画しているんだけれども、そういったルールがあるんでしょうかという問い合わせはあります。そういったものに関しては、それを調べましてきちんとお答えをしているところでございます。 ◆細野 委員 ありがとうございます。金森地域のコミュニティバスについては了解しました。  それから、バス停の上屋については、そうなると、ここは要望が大きかったということで1カ所整備したということで了解をいたします。ただ、かなりいろいろな地域で要望をいただいている事業だと思いますので、その辺の見通しについてはどのように検討されているか、確認したいと思います。  それから、建築審査については多数いろいろな相談があるということですが、アドバイスはしていただいているということなんですが、今、そういうもので改善を求めていっても、法的にはなかなかとめることが難しいという制度になっております。建築協約とか協定とかは、どの程度守られているんでしょうか。そういったアドバイスをしながら、そこにきちんとのって合わせてくださったりとか、そういう改善されたという例は結構あるものでしょうか。 ◎建築審査担当課長 協定、協約について指導した末に、それが改善されたかどうかというところだと思うんですけれども、特に建築協約、地域だけの取り決めをつくっていらっしゃる自治会があるんですけれども、そういったところのルールというものに対しては、委員がおっしゃったとおり、我々も強制力もございませんので、そこについては周知をするというのみ、アドバイスなどを行っているだけでございます。それについて改善されたかどうかというのは、我々のほうはそこまで追って調査はしておりません。 ◎交通事業推進課長 市役所前以外に2017年度に設置した上屋につきましては2カ所ございまして、町田郵便局の前の上屋と図師の交差点近くの上屋、この2カ所を設置しております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  あとは、440ページ、公園緑地費について幾つか確認したいと思います。  野津田公園についてですけれども、野津田公園については2017年度、年度末にはなりますけれども、大型映像装置などが施設整備されましたし、それから陸上競技場の増席の件など計画が進められたというふうに認識しております。  先ほどの他の委員の質疑の中で、陸上競技場の観客席整備については、Jリーグの理解を得て、基準を下回るけれども、若干縮小したというようなご説明があったと思うんですが、これは当初からそのような形でできなかったのか。Jリーグ仕様で60億円という当初の計画になったということで認識してよろしいのでしょうか、その点についていかがでしょうか。 ◎都市づくり部次長 観客席の増席の事業費ですけれども、まず、将来構想というのを立てていまして、その中で事業費として概算として出しています。基本設計の中で将来構想の見直しをしまして、どういった形で工事費を削減できるかという検討をして、それで結果的には10億円の削減ができたということです。  先ほども申しましたけれども、観客席については床面積を減らす工夫をしまして、その分が削減できたということ、あとJリーグのほうと協議しまして、もともと仮設の観客席が必要だということだったんですけれども、それは協議の上、必要としないという形で設置しなくなりましたので、トータルで工事費削減ができたということで約10億円削減しております。 ◆細野 委員 そうしますと、Jリーグ仕様という形で折り合いをつけて、Jリーグも理解していただいたというふうに解釈してよろしいんでしょうか。  そういう中で10億円の削減ができたということなんですが、この年度に、2016年度からの事業ですけれども、公園事業計画にはなかった観客席の増席という形での計画が進められてくる中で、1度設計したものをもう1度見直したということでは、ここの費用として設計費用、再設計したのかなというふうに思うんですが、そうした設計の費用とか、何か費用的なものはかかったのでしょうか。  それから、大型映像装置について、設置されたわけですけれども、これについての設置についても、突如という形で予算化されたというふうに受けとめるんですが、その辺の考え方として、どういう状況の中でこの大型映像装置も2017年度設置という状況になったのか、その点について確認したいと思います。 ◎都市づくり部次長 観客席の基本設計ですけれども、工事費の見直しをしたということは、別に発注しているわけではございません。基本設計の中で将来構想の見直しをして、工事費の削減を図ったということでございます。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 J2のクラブライセンスの必須条件として大型映像装置が必要ということで、大型映像装置の整備をしております。 ◆細野 委員 いずれも今回の観客席の増席については、J1に昇格の条件としてということで、大型映像装置についてはJ2の必須ということで、このタイミングですね。J2には一昨年から上がっていたわけですけれども、いつまでというような設置の期限があったのかどうか、その点について伺いたい。  それから、観客席の整備についても、J1の仕様にというところで検討されている事業だと思うんですが、これについてもJ1に上がった際にはということなのか、どのような設備の状況として定めがあって実施されているのでしょうか。 ◎都市づくり部次長 観客席につきましては、J1のライセンスの資格が、1万5,000人集客するという条件がありますので、そのライセンスを取得しないとJ1に昇格できませんので、そういったことでご理解をいただければと思います。 ◆細野 委員 J2も同じですか。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時39分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時40分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 当時、Jリーグに加盟しているクラブチームというのが、ホームグラウンドに大型映像装置が整備されていないのは町田の陸上競技場だけでありまして、特にいつまでにつけなければいけないということではなくて、つけなければならないということでつけることになっております。全てと言ったんですけれども、北九州のチームは当時はまだ建築中だったので、一応整備中ということで全てついているというふうに思っておりました。  先ほどJ2の必須条件として大型映像装置というふうに言いましたけれども、それ以外に見るスポーツをするために大型映像装置を活用するとか、試合の臨場感を高めるために必要ということで、J2という要件ではなくて、そういうことで活用するということで整備をすることになりました。そこは訂正させていただきます。 ◆細野 委員 わかりました。  次に移りたいと思います。四季彩の杜薬師池公園の事業についてですけれども、決算書で見ますと、四季彩の杜の整備事業として3億3,860万円という形であるんです。事業評価シートで見ますと、薬師池公園の西園整備とサイン設置という2項目で書いてあるんですが、この支出の額の差というのは、このほかに何なのか。ウェルカムゲートの整備が入ってくるのかなと思うんですが、その辺の内容の切り分けについて教えてください。 ◎新 公園緑地課担当課長 工事請負費の中身というご質疑かと思います。西園整備工事、サイン設置工事、西園の進入路造成工事、それから当時、ゲートハウスと言っていましたけれども、仮設の工事の予告看板の設置工事、それから西園の管理柵の設置工事でございます。 ◆細野 委員 それがそれぞれ合わせると3億3,860万円ということになるということでよろしいんでしょうか。  それと、不用額について見ましたら、決算資料の中で西園事業費で不用額が生じていますが、その理由と内容と決算額における、その分が入っていないということになると思うんですが、その辺の確認をお願いいたします。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 工事については3億3,800万円が全てではなくて、その中の一部が工事費になっております。整備工事費だけで言いますと約1億9,000万円です。 ◆細野 委員 そうしますと、決算書にあるこの3億3,860万円、四季彩の杜整備事業というふうになっているんですが、そこでは別のものも、工事以外のものも含まれているということでよろしいんでしょうか。それはどのようなものがあるのか、何かわかれば教えていただきたい。  それから今、工事費については1億9,000万円ぐらいということでしたが、西園整備工事費、決算の評価シートでは1億3,800万円とサイン設置等3,199万円ということだと2項目かなと思うんですが、1億9,000万円というのは、そのほか何かありますでしょうか。  それと、不用額について、ウェルカムゲートの西園整備費の中で不用額が出ている。結構大きいかなと思うんですが、これについては、内容について、理由についてはわかりますでしょうか。 ◎都市づくり部次長 こちらの薬師池の四季彩の杜の事業費の総額、行政コストのほうですけれども、行政費用の3億3,000万円の内訳は、こちらの「財務情報」の①に書いてありますとおり、人件費、物件費、維持補修費で、内訳は薬師池公園、ぼたん園の警備、清掃業務、ぼたん園の管理業務委託、薬師池駐車場とか、そういったものが入っています。 ◎都市整備担当部長 細野委員から決算書の266ページの3億3,800万円ということでよろしいかと思うんですが、その内訳としましては、ゲートハウスの実施設計ですとか、西園の整備工事、四季彩の杜のサインの設置工事、あと薬師池公園の用地取得も入ってございます。これは西園とかの用地取得、こういったものを含めて3億3,800万円という内容になっております。 ◆細野 委員 あと、不用額は育苗センターの。 ○委員長 もう1回質疑してもらっていいですか。 ◆細野 委員 決算資料の10億円以上の不用額のところだったと思うんですが、四季彩の杜の整備工事の中で不用額が発生していたと思うんです。たしか育苗センターの関係だったと思うんですが、理由と内容、わかりましたら教えてください。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 ウェルカムゲートの実施設計の中で、育苗のエリアの中も検討する予定であったんですが、育苗エリアの事業者を公募したところ、候補者が決まらなかったので、その検討している間に設計を一時中止した関係で、工期内に設計が終わらなかったものですから、そこを翌年度に予算を繰り越してしまったために約2,400万円の不用額が出ております。 ◆細野 委員 今年度の事業にもかかわってくる内容かなと思いまして、改めて伺いました。  そうしますと、育苗センターについても入れる予定だったけれども、今回も外しているということで、そこについては2017年度候補者が決定しないということで、そのままという形なのか、それとも町田市が今後整備にかかわっていくのかについてはいかがでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 育苗エリアにつきましては、改めまして2018年、今年の5月10日から公募開始をいたしまして、プロポーザルをやってございます。7月24日に町田市の農業協同組合を運営候補者ということで特定いたしまして、近日中に育苗施設の事業者として協定を締結する予定でございます。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時51分 休憩
               ―――◇―――◇―――              午後2時52分 再開 ○委員長 再開いたします。  答弁者の皆様も、答弁に関しましては、2017年度のものに絞って答弁いただきますようにお願いいたします。 ◆山下 委員 428ページの交通事業推進費のところで1つまずお伺いしたいんですけれども、交通空白地区の解消のために、1つは事業目的として掲げているわけですけれども、昨年度については、コミュニティバスなどの枠組みの立ち上げとかについては変化があったのかどうか、確認をしたいんですけれども。 ◎交通事業推進課長 先ほど申しました5地区の検討状況だと思うんですけれども、まず相原地区につきましては、2017年度は相原駅西側の丸山団地地区におきまして、小型乗り合いタクシーの実証実験を行ったということとなります。  次に、つくし野地区につきましては、2017年度、地元の組織の方、また町田警察署の方とも、コミュニティバスでの運行ということで、そういったルートやバス停の位置など、そういうものについて協議を行いました。  成瀬北地区につきましては、2017年度はコミュニティバスの運行ルートで地元組織と一緒に協議を行いました。  本町田地区につきましては、地元組織の方と小型乗り合いタクシーで進めていくことで協議を行いました。  あとは金森の旧町田ルートになりますけれども、こちらにつきましては先ほど来も説明をさせていただきましたが、コミュニティバスではなくて、乗り合いタクシーみたいな少し小さいサイズのことで協議を進めさせていただきました。 ◆山下 委員 昨年度ということで質疑なのであれなんですけれども、それ以外にも、例えば七国山のあたりに住まれている方なんかは非常に高齢化する中で、バス停までの足をどうしようかという声をよく受けている状況が私なんかはあるんです。  例えば、市政懇談会なんかで示されたような具体的なものに対して、地域に対して、そういう説明会とか、個人であったり、町内会であったり、あとは任意のそういう1つの組織であったりということに対しての説明会みたいなものというのは、昨年度はふえてきているのかどうなのかですね。  というのは、こういうことについて、市がこういう枠組みをやっているということについてよく理解をしていない方々は、いつまでたっても課題だけは持っているんだけれども、それをどう解決していっていいかわからないという方が非常に多く存在している中で、一方で、市としても、この事業についていうと、それほど多くの人員を割いているわけではないので、具体的に進めていくとなれば、今言ったような幾つかの場所に絞っていかざるを得ないと思うんです。  地元組織のほうが動かないと、次のステップに行けないということからすると、早いうちから課題にアプローチしていけるような地域の組織整備というのが大事だと思うんですが、そういった点での説明の機会みたいなものはどの程度あったのか、確認したいんです。 ◎都市づくり部長 地域の方からのご要望という中におきましては、市政懇談会とかで各町内会からのご要望をいただいています。その中で交通に関する課題というのもいただいております。そういう場におきまして、コミュニティバス、タクシーだったり、いろんな手法はありますけれども、そういったことを検討するベースとして、地域組織をつくってくださいというお話は随時させていただいているところです。  具体的なところは、もしそういう課題をお持ちの方がおられれば、市役所の交通事業推進課がご相談に乗りますので、お声がけをいただきたいというところで、懇談会の場ではお話をさせていただいているところでございます。 ◆山下 委員 この件はわかりました。  あと、420ページの都市政策課の関係になるんですけれども、市街化調整区域の地区計画の運用指針の骨子案をまとめられたということが行政評価シートの420ページに書かれているわけです。  この運用指針についていうと、国のほうから調整区域の地区計画の運用をしていきなさいよという流れがある中で、全国的に見ると事例が何パターンかあってということで、つくられているケースが私なんかが見る限りあるんですけれども、町田市では、骨子案についていえば、どういったようなものとしてまとめられているのか、どういう課題についてまとめられているのか、確認をしたいんです。 ◎辻野 都市政策課担当課長 調整区域地区計画の運用指針骨子案というのを2017年度につくりまして、都市計画審議会にも2月にご報告を差し上げたところですが、委員がおっしゃるとおり、調整区域の中で地区計画を運用するときにいろんなパターンがあります。町田市に即して何が必要かといったときに、3つ挙げました。1つは集落型と言われていますが、もうある1つの集落が形成されているところの環境確保という趣旨、基盤整備を含めての集落型というのが1つ。  もう1つは、少し北部丘陵の取り組みを意識しているんですが、一定のにぎわい施設だとか集客の施設を地域資源として整備ができるように、地域資源活用型と言っていますが、そういう活性化に資する施設の立地を可能とするような少し中心拠点をつくるようなイメージの地域資源活用型というのが1つ。  最後の1つが、大規模土地利用転換を意識しているものですが、調整区域の中にたくさん大学や高校等もございますが、大きな土地利用をしている。例えば、ここが廃校するだとか移転するだとかでなくなったときに、調整区域としてそこをどう受けとめるかという課題に直面しますので、大規模土地利用に対する対応として地区計画は何ができるかということを1つ柱に立てた、その3種類を類型化しております。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時30分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆山下 委員 先ほどの調整区域の運用指針のところで、これから骨子案から本格的なものをつくっていくと思うんですけれども、これは先ほど北部丘陵という話が出ましたけれども、幾つか条例上のまちづくり協議会も立ち上がってある中で、そういったところで今度落とし込みをできるようなものとして考えているのかどうか、確認をしていきたいと思います。 ◎荒木 都市政策課担当課長 委員がおっしゃっているとおり、今後、地元の皆さんとお話をさせていただきながら、既に地区まちづくり団体で登録していただいている北部丘陵の団体と話し合いも始めましたので、この内容を意見交換させていただきながら、この方針の策定に向けて今年度進めていく予定にしております。 ◆山下 委員 ありがとうございます。  また別な質疑です。住宅課にお伺いしたいんですけれども、まず最初に、住宅に関する相談というものが昨年度に限らずあるとは思うんですけれども、ここ数年でいくと高齢者の住宅相談が私なんかは非常にふえてきているんです。昨年度の住宅相談の内容と件数とか、そういったものをざっくり確認したいんですけれども、どういったものがあったのかです。 ◎住宅課長 電話等とか来庁されている方とか、そういうもののトータルで件数を知りたいということでいらっしゃいますかね。  今のところ数字を把握はしていないんですけれども、傾向としては、高齢者ということで問い合わせを特に受けているということはなくて、市営住宅とか都営住宅とか、家賃とか、そういった問題がある人が相談に訪れるということは多くて、そういう人がほとんどです。  案内するのは市営住宅、都営住宅、場合によっては公社住宅とか、UR住宅とかというのをご案内するんですけれども、毎日の集計はとっていないので、一概に何件とかお知らせはできないんですけれども、今のところ、うちのほうで高齢者に限らず、困っている人の相談は結構窓口、電話等でお受けは日々あります。 ◆山下 委員 幾つか議会でも出ていると思うんですけれども、居住支援協議会の枠組みというのは、昨年度立ち上げに至ったのかどうかとか、その辺のことを確認したいんです。 ◎住宅課長 居住支援協議会につきましては、6月におく議員から一般質問が出ていまして、お答えしたところでございますけれども、諸準備を今進めているところでして、今年度以降の話にはなってしまいますけれども、今年度準備を進めておりまして、例えば12月に、今議会には補正予算を上程しておりませんけれども、次回の議会であるとか、それ以降に、委員の謝礼というのが一番かかる部分かなと思いますけれども、そういったところで立ち上げを検討しているところでございます。少なくとも来年度当初には協議会を開けるように準備を進めているところでございます。 ◆山下 委員 特に高齢者の住宅の問題についていうと、相談をする先というのは役所だけとは限らない中で、居住支援協議会が立ち上がっているかどうかの情報が共有されているかどうかという点では非常に重要なのかなと思っていますし、高齢者福祉のほうに聞くと、私たちは受託はちょっとという言い方をするんですよ。そこの部分で欠落していると私は認識をしているので、この点については意見でつけていきたいと思うんです。  前段でございました市営住宅を申し込まれる方とあわせて、また住まれている方からのご意見とかご要望というのは、昨年度はどういったものが多かったでしょうか。  私なんかは、エレベーターの設置があるなしについて非常に申し込みの際に聞かれることが多かったのと、実際には住まれている方が高齢化して、従来住んでいる場所はエレベーターがないので移動したいというようなことも非常に受けるケースがふえてきたんですが、その点についてはどうだったか。 ◎住宅課長 住む家を近くで探しているんだけれどもということで、市営住宅も今、倍率が高くてなかなか入れないような状況がありますけれども、例えば真光寺の市営住宅なんかですと、離れた場所にあるということで、ややあいている部分がありまして、そういったところだとちょっと不便だという話も結構聞いたりします。そういう意味では、高齢というんですか、足腰が弱っていて低層階がいいとか、エレベーターが必須だとか、そういった人向けの住宅ができればないかという話は幾つかお受けしていることは認識しております。 ◆山下 委員 エレベーターの設置というのは、あればいいなという段階から、エレベーターがないと申込先としては、条件として検討できないという方もかなりふえてきているというふうに認識をしています。そういう意味では、その点について意見としておつけしたいんですけれども、どういった方がどういう要望を出されているのかとか、詳細に記録をとっていく必要があるのかなというふうに思います。  あわせて確認をしたい件がありまして、市営住宅は特に水道を独立したポンプでやっていて、その電気代が大変だということを毎年言われるんですけれども、その点については昨年度はどうだったのか、その点も確認したいと思います。 ◎住宅課長 昨年度からお話しいただいているものだと思いますけれども、費用面でも壊れた段階でというか、何か処理をする段階があれば、その都度その段階で直結に変えていきたいというふうには思っているんです。  今、市営住宅も長寿命化の計画があって、さらにその費用も平準化していくという計画を立ててやっていますので、その中でうまく費用が出せるようなタイミングがあればというふうには思っているんですけれども、そういうタイミングという意味では、壊れた段階でというところもありますけれども、検討はもちろんさせていただいております。  東京都水道局で直結方式が適用できる範囲が広がったということもありますので、市営住宅についても直結方式がふさわしいというふうな話も東京都から言われていますので、かなりそれで対応できるんじゃないかという状況にはなってきています。そのときに、やはり壊れた段階ではタイミングがいいかなというふうにはなっているんですけれども、検討の余地はあるかなと思っています。 ◆山下 委員 私なんかが危惧しているのは、独立した電源というわけではないので、停電とかがあったときに、いわゆる水道がとまる可能性というのは非常にあるなというふうに構造上、認識をしていますので、そういった意味からすると、少しさまざまな観点で、この件について結論を出していったほうがいいのかなというふうに思います。これは意見でまたつけたいと思います。 ◆藤田 委員 まず、事業評価の432、433ページの団地再生に絡めてお伺いします。  まず、2017年度の団地の入居率をどう分析しているか、数字等があれば教えていただければと思います。 ◎住宅課長 団地の入居率ということでございますけれども、まず、市営住宅につきましては、6団地514戸ございまして、2018年の4月1日現在、497戸入居しておりますので、入居率としては96.7%、9月1日現在では若干減りますけれども、492戸で95.7%という状況です。  それから、URとJKK――住宅供給公社については、公式のデータとしては出されていないので不明なんですけれども、ホームページ等にも掲載しています。住民基本台帳に基づく数字でございますが、住民基本台帳の数字でいくと、URのほうが1万2,511戸に対して1万471世帯ですので83.7%、JKKのほうが1万196戸に対して9,798世帯入っているので96.1%という状況でございます。 ◆藤田 委員 UR、JKKは、おっしゃるように、表に出している数字と実態というのがあるかと思います。なかなか答弁は難しいかと思いますけれども、そういった中で、取り組みの中で、例えば団地の分析に必要なのは高齢化率だとか、昨今多いのがそこに入っていても高齢者のひとり暮らしが非常に多くなっているとか、団地再生に向けてのそういった分析というのは大変これから重要になってくるのかなという思いで今聞かせていただきました。  この状況を捉えた上で、学生と組んだり、いろいろ再生しておられますけれども、2017年度、団地再生に向けてさまざま取り組んだことに対する成果も含めてお伺いしたいと思います。 ◎住宅課長 団地再生に対する支援ということでございますけれども、まず、藤の台団地につきましては、分譲管理組合に対する支援ということで、役員向けの勉強会を2回開催し、それから先進団地見学バスツアーと称しまして2回ほど参加者を募って行きました。  それから、団地全域の学生連携による活性化支援ということで、通称「ふじずかん」と呼んでいますけれども、さがまちコンソーシアムとの連携事業でありますけれども、説明会を含む5回のワークショップを開催して、延べ81人にご参加いただきました。作成したリーフレット、「ふじずかん」というリーフレットをつくったんですけれども、これは団地の全戸に配布しております。  それから、町田木曽住宅につきましては、あそこの団地の魅力の発信ということで、「遊団地~団地はケーキである~」という名前にしまして、自治会、商店会、それからJKK、町田パリオと市の共催でイベントを開催しました。  それから、鶴川団地につきましては、鶴川団地入居50周年のイラストコンテストを商店会と共催で開きまして、応募数は144枚で市庁舎の1階のイベントスペースにも作品を展示させていただきました。それから、鶴川中央公園で冒険遊び場ワークショップ、鶴川冒険遊び場が中央公園にありますけれども、あそこを運営する団体との共催でワークショップを開いて、親子参加で木工教室とか、そういったものをしました。  それから、鶴川団地のセンター街区の再編ですけれども、URが商店会、自治会と協議を行っていますけれども、まだ完全に合意には至っておりません。URと商店会との意見交換会、その間にはできる限りのこと、状況を把握してということで住宅課も同席している次第でございます。  あと、ごめんなさい、藤の台団地でもう1つ追加で、2018年度から、これは決算とは離れますが、管理組合に団地再生委員会というものを設置しておりまして、これから活動していくという状況に至っております。 ◆藤田 委員 そういった取り組みで、私もそういったイベントとか、山崎団地とか、いろいろ団地キャラバンとかにも参加して、イベントには若者層も、学生が参加しているということもあるんですが、大分入り込んできて、こういう姿がいいなという印象はあるんですが、具体的にそこに参加した学生とは、山崎団地のほうで今度、桜美林があそこにキャンパスを置いて、学生を何とか団地に住ませたいとか、いろんな仕掛けをしていますけれども、そこに参加した若者層たちがそこに住むとなると、今、一部団地再生の委員会等もあるかと思います。  ハード面対策だとか、周りの交通事業対策だとか、そういったことが具体的に動いてくる必要があると思うんですが、この2017年度で、今、ソフト的な部分はお聞きいたしましたけれども、一部鶴川のほうの例もありました。ハード面で再生政策とか、若い世代が移り住んでくるような仕掛けの検討でもいいので、そういったことはされましたでしょうか。 ◎住宅課長 今回、決算なので2017年度の話がメーンということでございますけれども、2017年度は確かにソフトの部分がほとんどだったというところですが、2018年度以降、例えば藤の台につきましては、今言った管理組合に団地再生委員会というのが設置されていて、私どもでもワークショップを開催しております。  そこで、年がいった方が参加されるケースが多いんですけれども、この前の回では若い人が参加していただいたりしている状況がございまして、少しでも若い人を取り込んでいこうというふうに機運が醸成されてくるのかなという状況ではありますので、まずはそういった若い人に対する取り組みをしたいとは思っていますが、あくまでもソフト面ということで、ハード面はまだそこまでいっていないんです。  ほかの例えば本町田の住宅なんかですと、学生に住んでもらえるような場所の確保みたいな形で話を、今、大学側も割と乗り気だったりしますし、本町田の住宅の管理組合も結構乗り気だったりしますので、その辺をうまくマッチングできればなということで今動いています。 ◆藤田 委員 決算なので、2017年度に取り組んだこと、その分析に基づいて何が必要なのかということを議論するのも決算の大事なところなので、そこのところの認識に立って、今回ソフトを中心にやって、今後この分析に基づいて若い世代をどう取り込んで、そのために、この分析に基づいてハード対策というか、例えば小山田桜台、どんどん減っている状況だったんですが、ここで市のほうで2021年にモノレールとは言わないけれども、交通ターミナル構想を出して、もう少しここが便利になるから住んでみようかということで、実際に団地の中からも声が出て、それが歯どめになり、移り住んでくる政策にもなってくるので、そういった仕掛けとかというのも打ち出していって、実際に入居率を上げていくというのが必要だと思っているんですね。  そういう意味で今回、2017年度に取り組んで成果は出したけれども、何が足りなかったとか、そういう分析というのはどういうふうに思っていますか。 ◎住宅課長 やはりおっしゃるとおり、ソフト面ではすぐに取りかかれるようなところがありますので、イベント型という形になると参加者もかなりふえてということが見込めるわけですけれども、目に見える形ですぐに動ける。  ハード面となると、まず分譲であれば所有者、それからUR、JKKのものであれば、当然施工主、持ち主であるURとかJKKとかの協力も必要になりますので、そこと一体になって何か動かしていく必要があるので、例えば桜美林の話も先ほど出ておりましたけれども、山崎団地なんかですと、桜美林大学とたびたび話をさせていただく機会なんかに参加させていただいておりますので、その中でぜひハード面も進むようにと考えております。  小山田桜台につきましても、今、住宅課で優先的にそこに取り組んではいませんけれども、今後取り組んでいきたいというふうには思っております。モノレールの話が今ありましたけれども、そのルートとかに関係する部分もございますので、ぜひ進めていきたいとは考えております。 ◆藤田 委員 質疑を変えて424ページ、これは交通計画というよりも便利なバス計画に絡んでくるかと思うんですが、2017年度に町田市内で初めて乗り継ぎ割引制度を導入されたと思うんですが、具体的なことも含めて、そこのところの成果分析をお伺いしたいと思います。 ◎交通事業推進課長 乗り継ぎ割引なんですけれども、2017年度3月末時点では、182人の方に乗り継ぎ割引をしていただきました。これは全乗客に占める割合としましては3.6%ということで、そこそこ乗り継ぎ割引をされたのかなというふうに感じております。 ◆藤田 委員 初めて導入して、今後の方向性になるかと思うんですけれども、そこのところをどう分析して、今後、便利なバス計画なのか、そういったところで展開していくべきと分析したのか、そこをお伺いしたいと思います。 ◎交通事業推進課長 今回、町田市で初めてということですので、まだ細かいところまで分析はしていないんですけれども、こちらを参考にしまして、今後、乗り継ぎ割引制度は、ほかの路線バスについても進めていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 次は447ページになるかと思うんですが、街区公園の維持管理で、この2017年度に総合管理業務委託を始めていますね。始めてみてどうでしたでしょうか。 ◎公園管理担当課長 具体的には、相原地区のエリアを中心に行ったところになります。地域の方が実際委託業者から工事を受けて行っておりますので、非常に迅速に対応できているところかと思っております。いろんな意味での問い合わせ、あるいはご意見、苦情的なものは伺っておりませんので、非常にうまくいっていると認識しているところです。 ◆藤田 委員 そうすると、2017年度に開始してみて非常にうまくいっているので、今後拡大等の街区公園はそういった形になっていくという解釈でよろしいですか。 ◎公園管理担当課長 2017年度を含めて、2018年度、今年度も実施しているところです。こういったやり方が相原地区に限っていい方向性になったのか、ほかの地域ではどうなのか、改めて検証しながら考えていければと思っております。 ◎都市づくり部長 今の件なんですけれども、今回の公園条例でも、指定管理者制度を街区公園も含めて全ての公園に拡大したということも含めまして、そういう委託がいいのか、指定管理がいいのかというところも含めながら、やり方についてはこれから、今、相原については何とか指定管理の中で責任を持って管理をしていただく。街区公園も含めて、単純に有料施設があって収益性が高いところだけではなくて、その周辺の街区公園も含めて指定管理という流れの中で、やっていければというところも含めて、これから進めていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 最後に、指定管理を行っている主にスポーツ施設というか、公園の件です。まず、使用状況を聞こうと思ったんですが、これは細野委員が請求してくれたんですが、いい資料が、都市づくり部のところで指定管理しているところの利用率まで出していただいていますので、そこのところは細かく聞くのは割愛をして、野津田と小野路に関してはまた別でやらせていただきますけれども、そのほかの例えば相原中央グラウンドが51.5%、上の原が34.2%とか、忠生に至ってはたしか20何%だと思うんです。土日に集中しているというのもあるかと思うんですが、この利用率というのをどう分析していますでしょうか。 ◎公園管理担当課長 今お話をいただきました忠生公園のソフトボール場については、その中でも28.7%ということで低い位置づけをしているところです。土日に多く利用していただいているところでありますけれども、さらに平日も含めて周知、どんな広報活動を含めて使っていただけるのか、さらに研究、考えていければなと思っております。 ◆藤田 委員 この利用促進に当たっては、さっき鶴間公園の場合は利用促進等も含めて指定管理のほうでいろんな事業をやっておられますけれども、今現状として例えば小野路公園だとか鶴川中央も含めて町田中央とか、今あった忠生公園とか、そういうミッションというのは、今までの指定管理は指定管理の中に含まれていないんですかね。 ◎公園管理担当課長 当然、指定管理の1つの業務として有効活用、各施設をどのように利用率を上げていくかというのは1つのミッションとして掲げているところでございます。  ただ、その中でやはり低いところも現状ございますので、さらにそういった利用率の向上に向けて、いろんな大会ができるのかとか、含めて検討していければと思っております。 ◆藤田 委員 そういった中で、例えば忠生公園だとか、忠生公園は本当のソフトボール場だけでありますけれども、ほかのところもテニスコートとかいろいろありますけれども、含めて今現在、指定管理に出して、有料なので当然収入がありますね。そこの関係というのはどんな感じになっているんですか。 ◎公園管理担当課長 各公園、有料施設の管理と同様に、公園の樹木の管理も広い意味では行っていただいているところです。そういった意味で、プラスである施設が少ないところであります。1つプラスということでお話しさせていただくと、町田の中央公園の市民球場と言われるところについては、あそこは収支的にもプラスになっているのが現状になります。 ◆藤田 委員 その利用料の収入というのは指定管理者に入るんですか。 ◎公園管理担当課長 おっしゃるとおりです。指定管理者の収入となります。 ◆藤田 委員 そうすると、自動的に利用率を上げるために指定管理者も動くということになりますね。わかりました。  1つ絞って忠生公園なんですけれども、地図上にも今回の決算の資料にも、みんなの認識どおり忠生ソフトボール場と書いているんですね。地図を見ても、ソフトボール場と書いていますね。ただ、ここは登記上とか何とかは違う、多目的広場になっていると思うんですが、ここの件を整理していただいていいですか。 ◎公園管理担当課長 ここの場所については、おっしゃるとおり、ソフトボール以外に、例えば少年野球とか、サッカーとかラクロスとか、そういった運動もできる1つの活用方法として今も行っているところではございます。 ◆藤田 委員 ほかのスポーツというか、ソフトボール以外のスポーツの利用率、利用割合というのはどのぐらいなんですか。 ◎公園管理担当課長 今、数値として発言できる資料はございませんけれども、非常に少ない利用率になっていると思います。 ◆藤田 委員 わかりました。利用目的とか利用率だとか、1つの種目に限られているのであれば、そうしたスポーツに合わせて整備をしていくことによって、そこの利用率も上がっていくし、文字どおり地図とか、庁内で資料請求を出してもソフトボール場と書いてあるわけですから、そういったところも含めて考えていかなきゃいけない。  各種スポーツ施設もそうでありますけれども、やっぱり周知も含めて、そういう必要もあると思うんですが、改めて忠生も28.7%という利用率の中で、ソフトボール場であってソフトボールが主に使っているんです。9割近く多分使っていると思うんですが、多目的広場であるために、ソフトボールをやるに当たって、例えば運営上、多目的だから安全対策がとれないという指定管理者からの意見があったりしているんですけれども、その辺はどう思っていますか。 ◎公園管理担当課長 基本的には、いろんな種目ができる施設を目指すところは考えているところでございますけれども、ただ、ある1つのスポーツに特化することによって、改めてまた新たな価値を見出せる考え方というのは当然出てくるかと思います。そういうことの視点を含めて、さらに考えていければと思っております。 ◆藤田 委員 それでは、ちょっと大きなところに行きたいと思うんですが、小野路公園の利用率は低いと思うんですが、ここは利用人数とかではなくて、例えば団体使用、そういった割合とかを含めて2017年度はどう分析されましたでしょうか。 ◎公園管理担当課長 具体的な団体使用というお話のところなんですけれども、主に団体で使われる大会のことで発言させていただければと思うんです。小野路球場については、大会の日数として使われたのが2017年度については51日間、小野路グラウンドについては38日間利用していただいているところになります。 ◆藤田 委員 球場にしても、多目的というか、サッカー場にしても、例えばFC町田ゼルビアの練習専用とか、野球場で言えばジャイアンツの絡みだとか、そういう意味で、また、ほかの公園とは違ったいろいろな目的等もあるんです。あとはバランスだと思うんですけれども、そういった取り組みというのは結構2017年度は機能したんじゃないかなと思っているんですが、そこはいかがですか。 ◎公園管理担当課長 委員がおっしゃるとおり、そういった意味でうまく機能したと考えております。 ◆藤田 委員 最後に、野津田のほうに行きます。野津田のほうは利用率が100%に近い形で動いておりますけれども、改めて2017年度に野津田スポーツ公園全体で、全体構想の中でテニスとか先駆けて今年度できたりしていますけれども、全体の整備計画の進捗状況というのは、2017年度の決算を終えた段階でどんな感じになっていますか。例えばマレットとかいろいろありますね。マレットゴルフ場だとか、そういうのも含めてです。 ◎新 公園緑地課担当課長 現在、事業化が具体的に進んでおりますのは拡張区域の中ということで、そこに整備するところとしましては、人工芝の多目的グラウンドと増設するテニスコートになっております。
    ◆藤田 委員 やったのはわかるんですけれども、野津田スポーツ公園構想の中で、この年度までに例えば土地を買収するだとか、この年度までにグラウンドだとか、そういうところを整備するとかというのがあったと思うんですけれども、2017年度はどこまでやるという目標が多分あったと思うんですよ。それに対しておくれずに進んでいるのか、順調にそこのところの整備計画が進んでいるのかというところです。 ◎都市づくり部次長 野津田公園の整備につきましては、2017年度におきましては計画どおり進捗してございます。 ◆藤田 委員 計画どおり進んでいるということで、我々に示されている図が完成する年度というのはいつでしたか。 ◎都市づくり部次長 2021年度に完了する予定でございます。 ○委員長 休憩いたします。              午後4時5分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時6分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎都市づくり部次長 第二次野津田公園基本計画の中で、拡張区域の多目的グラウンドとテニスコートの部分につきましては、都市計画決定している区域ですけれども、その部分につきましては2021年度に完了する予定でございます。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。進捗を確認させていただいて、改めて進捗を見ながら、いろんな環境の変化とか事態があります。  改めて、今回2017年度は大型ビジョンと方針としての観客席の増設というのがありましたけれども、J1ライセンス、ハード面でいいです。ソフトのところは文化スポーツ振興部になると思います。ハードの面で練習グラウンドも含めて、上の原も含めてになると思うんですが、改めてJ1ライセンスを取らなければいけないハード整備というのを教えていただいていいですか。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 J1ライセンスの必須の条件というと、まず入場者数が1万5,000人以上ということ、あと観客席が1万席以上あるということです。  あと、観客席の3分の1以上に屋根がついていることというのが必須条件になっております。ただ、屋根についてはJリーグと協議をしたところ、今回改修するところについては全て屋根をかけなさいというような形で話を進めております。  あと、天然芝のサブグラウンドが必要ということとクラブハウスが必要だということになっております。 ◆藤田 委員 2017年度、一生懸命頑張っていただいて、そこのところの整備方針も出していただいておりますから、今の事態というのはあえて言いませんけれども、それも含めて、その整備をこれからしていくことに対して、進捗もあわせてなんですが、結構前倒しをしていただいているかと思うんです。その辺の整備の方針とか、どういうふうになっていますでしょうか。 ○委員長 休憩いたします。              午後4時9分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時10分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 観客席の増設についての完成年度ですが、2020年度末に完成を目指しております。そして、方針としては、陸上競技場の観客席の増設については、町田市で整備をするという方針でありまして、先ほどのサブグラウンドとクラブハウスについてはFC町田ゼルビアのほうで用意をしていただくというふうに今考えております。 ◆藤田 委員 そこのところは本当に2017年度頑張っていただいてというか、そういった中で、そうしましたら、ほかのJ1ライセンスに必要な、市がやる、FC町田ゼルビアがやるは別にして、そこのところというのはしっかり計画の中に入れて、J1ライセンスが取れるように2017年度も動き、前倒しできるかどうか別にして、そこのところは着実にやってきたし、やっていくという方針でよろしいのか、そこをお伺いします。 ◎都市づくり部次長 計画どおり実施していくということでご理解いただければと思います。 ◎都市づくり部長 先ほど戸塚委員からのご質疑に対しまして答弁が不足しておりましたので、ここで少し補足をさせていただきたいと思います。  2017年度、平成29年度の第1回定例会におきまして、町田市陸上競技場観客席増設の予算に対しまして附帯決議がついております。「検討経過、投資、経済効果、スケジュールなど、他の候補地も含め事業の最適化に向けて検討の余地がまだ見受けられる。これらの点を議会に説明し明らかにするまで、予算の執行を猶予されたい」という内容でございました。これに対しまして、次の第2回定例会、6月の議会におきまして報告をさせていただいております。  まず、場所です。スタジアムの新設の可能性ということで、これまで検討してきた内容についてご報告をさせていただきました。条件は全部で7個ございました。駅からの時間、あとは面積、住宅地に近接していないこと、それから大規模な造成が必要ないこと、これは樹木の伐採がそれほど多くないこと、あと既存の計画、もう既に整備計画が進んでいるところについての整合性がとれるかどうか。それから、民有地につきましては、余りにも居住者が多いということは条件的に厳しいですねというところで、具体的には芹ヶ谷ですとか森野のJKKですとか、そういったところを候補地として、サイズ感ですとか周辺環境を考慮した結果、適当な候補地としましては、現在の野津田公園陸上競技場以外にはないという判断をさせていただいたということでございます。  続きまして、事業手法の検討も、PFIですとか検討させていただきましたが、今回はバックスタンドの増設のみということでして、事業予算の圧縮の意味でも民間企業に与えられる自由度が本当に少なかったということも含めまして、PFIで活用するメリットを生み出すことが難しいということでした。  あと、経済効果につきましては、2017年2月に行いました算出ということで、ここにつきましては49億6,300万円という形の経済効果を報告させていただいております。  第2回定例会におきまして一定の報告はさせていただいたところではございますが、交通対策と工事費の縮減につきましては、引き続き進捗状況を報告しますということで、それ以降の議会においてご説明をさせていただいております。  第3回定例会に先立ちまして、8月21日に行われました建設常任委員会で行政報告をさせていただきました。そこでは、附帯決議がついていた予算の執行ということをさせていただきましたので、基本設計の契約ということで梓設計に契約しましたという報告と、今後やっていきます先ほど申しました交通対策、工事費縮減の対策という内容の具体的な取り組みの中身を説明させていただきました。  その次の12月、第4回定例会におきまして、その縮減策、まずは交通対策としましては、バスの乗り方、バス停を2つに分けるですとか、1列を2列に分けるですとかということも含めながら対策をとらせていただきまして、待ち時間が27分で済んだというところまで実際のところはいったというところでございます。工事費の削減につきましては、どういう形でバックスタンドをつくっていくかということを具体的に絵を示しながら、ご説明をさせていただいたところでございます。  ことしの第1回定例会の常任委員会での報告につきましては、その辺の結果を踏まえまして、実際には将来構想では58億円の整備費が基本設計の段階では48億円まで縮減できたというところまでご報告させていただいております。  なお、この際に、第1回定例会におきまして、新たに予算額がいまだ過大であり、市民の理解を得る情報提供の徹底と最大限町田市の負担の圧縮を求めるという附帯決議を改めていただいたという経緯でございます。その内容につきましては、また後ほど行政報告でさせていただきたいと思います。 ◆山下 委員 438ページで公園緑地課の関係で伺いたいんですけれども、特にここ最近、状況が著しく変わったわけではないんですけれども、大木化した木が非常にふえていく中で、どう住民の方に安心してもらえる環境整備をしていくのかというのはここ数年非常に課題だと思うんです。そういう中にあって非常に自然災害の脅威が高まっているので、何とかしてほしいという声が昨年度も結構あったんですけれども、こういったことについて何か具体的な手を、例えば計画的に何かするとか、立てられているのか、確認したいんです。 ◎公園管理担当課長 まず、公園も含めて緑地の部分の樹木の管理について、日ごろから適正な管理をしていかなければいけないと思っているところです。国も昨年度、都市公園の樹木の点検、診断に関する指針案として策定したところになります。町田市においても適正な管理、効率よく管理するために、今後取り組んでいかなければならないと考えておるところです。 ◆細野 委員 済みません、1点落ちていまして、決算資料の扶助費の見直しについてなんですが、ノンステップバス導入補助金が、大きなものではないんですけれども、70万円、廃止されたということなんですが、この理由と内容について、南の地域はまだノンステップバスが100%になっていないのかなと思うんですが、その辺の到達状況と見通しについて、なぜ廃止されたのか、伺いたいと思います。 ◎交通事業推進課長 ノンステップバスの廃止なんですけれども、これは全庁的に補助金の見直しをする大きな取り組みがございまして、その中でノンステップバスにつきましては、神奈川中央交通のほうで、この事業が廃止されても、古くなった車両から少しずつ毎年数台ノンステップバスに取りかえているものですから、そういった中で全庁的な取り組みの中で今回廃止ということにさせていただきました。 ◆細野 委員 そうしますと、この補助金がなくても、そのスピードというんですか、ノンステップバスへの切り換えというのは促進されていくというか、粛々と進んでいく。逆に言うと、この成果は、効果は余りなかったということになるんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 決して効果はなかったわけではなくて、効果はあったんですけれども、バス事業者のほうで、先ほど申しましたとおり、国の方針でも2032年までにノンステップバスを70%とする目標を掲げておりますので、そういった中では神奈中――バス事業者も、そういった補助金ももらえますので、そういった中で事業が進むということで、このたびはこちらのノンステップバスにつきましては廃止ということにさせていただきました。 ◆細野 委員 東京都のバスについては、神奈中でも東京都からも補助金が出ていると思うので進んでいると思うんですけれども、南のルートというのは神奈川県の路線ということで、おくれているなというふうに認識しているんです。国の事業として、神奈川県のバス事業者でも同じように進んでいくという認識でよろしいんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 そのとおり進んでいくというふうに聞いております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(南町田駅周辺地区拠点整備事業について) ○委員長 行政報告、南町田駅周辺地区拠点整備事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 行政報告、南町田駅周辺地区拠点整備事業につきましては、都市政策課長よりご報告申し上げます。 ◎都市政策課長 それでは、行政報告、件名、南町田駅周辺地区拠点整備事業についてご報告をさせていただきます。  趣旨・背景につきましては、これまでどおり同じでございますが、2015年6月に策定をいたしました南町田駅周辺地区拠点整備基本方針の実現に向けて、町田市と東急電鉄と共同で、南町田拠点創出まちづくりプロジェクトを進めているものでございます。  工事の進捗でございますが、主に10月から12月、これまでだと、それから12月までの範囲ということでご説明をさせていただきます。資料の右側に小さいですけれども、図面がありますので、あわせてごらんください。  まず、土地区画整理事業でございます。こちらにつきましては、まず調整池の工事、こちらは躯体を設置するための基礎工事がおおむね終わりまして、今度、本体、プレキャストの躯体を据えていくというステージに入っております。  それから2点目、道路工事、これは3ページに別添で、特に左上のほうですけれども、ここを拡大したものを置いております。南1,602号線、線路沿いの道からでございますが、こちらについては街築が完了し、舗装も進めております。南1,603号線については、雨水本管の撤去新設工事を進めているところでございます。また、先ほどの1,602号線、新設道路につきましては6月15日に供用をしておりまして、今度、その両端につきましては10月1日に信号機が点灯する予定でございます。  3点目、公園・融合ゾーンの造成工事につきましては、防火水槽や雨水管、汚水本管の整備については完了しております。融合ゾーンにつきましては、建築工事に先立ちまして切り土工事を進めているところでございます。それから、融合ゾーンの公園側に少し湾曲しているところなんですけれども、こちらが歩行者通路になっておりまして、こちらを10月末ごろから通行可能にする予定でございます。道路の切りかえ、歩行者の経路の切りかえを行います。  それから、その他の事業といたしまして4点目、鶴間公園の整備工事、こちらについては造園でございます。造成工事につきましてはおおむね完了し、排水施設の設備整備を進めているところでございます。今後、遊具、デッキ等の設置を進めるとともに、トイレ棟、あずまやの建築工事に着手してまいります。  5点目、南北自由通路の工事、駅施設リニューアル工事、自由通路につきましては上部工、実際に人が歩行するところでございますが、そこの桁架設、全部で9ピースに分けているんですけれども、北側の3本については仮設が完了しております。残りの6本につきまして、10月上旬に仮設完了に向けて準備を進めております。  6点目、商業施設・街区間デッキ工事、こちらは東急電鉄の工事になりますが、約50%の出来高まで進捗しているところでございます。  引き続きまして、2ページ目、プロジェクトの進捗についてということで、こちらは別添資料の4ページ、5ページもあわせてごらんください。  「南町田のまちのがっこう」の開催ということで、7月29日から融合ゾーンも含めた新しくなる町や公園の積極的な活用、それから新たな使い方を試行する市民参画企画「まちのがっこう」を全5回の日程で開始しました。  第1回は「まちのがっこう」のガイダンスということで、7月29日に開催をいたしまして、約30名強の方にご参加をいただいております。こちらについては、株式会社グランドレベルの田中元子さんと一般社団法人まちライブラリーの磯井さんを講師に迎えまして、トークセッションとかを通じて、自分の手でどうやって公共というか開いていくか、パブリックというのを話し合うというミニワークショップを開催しております。  第2回目が今月の頭、9月1日に「趣味や特技や好きなことを『本』で持ち寄ろう、つながろう」ということで、こちらについては小学生から80代まで約20名の参加者と、お気に入りの本を持ち寄って共通項を見つけ、今後予定しております「がっこう祭」に向けたチームづくりを行うワークショップを行っております。  次に、鶴間公園・融合ゾーン魅力創出事業につきまして、別添資料3ということで6ページ以降をあわせてごらんください。  こちらにつきましては、今回もご審議いただきました本プロジェクトの中央部分のパークライフ・サイトにつきまして、まず株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツを事業パートナーに迎え、東急電鉄も含めた3者で6月25日付で基本合意、8月16日付で事業合意を交わしております。事業合意日には3者共同のプレスリリース、こちらに添付しておりますが、これを行っております。計画のミュージアム機能としてはスヌーピーミュージアムが六本木から移転されるということを公表しております。  あわせまして、駅名変更と平日急行停車ということで、本プロジェクトのまちびらきに合わせまして、「南町田駅」を「南町田グランベリーパーク駅」と改称する。それから、同駅が2019年度中に平日も急行停車する駅となることを公表しております。  最後に、プロジェクトの周知でございますが、整備計画検討会、地元の5町内会・自治会との整備計画検討会を定期的に行っておりまして、7月31日に開催をしております。プロジェクトの進捗状況のご報告を行っております。主には工事状況、それから道路の切りかえ、あと道路愛称ですとかワークショップのご案内、それから融合ゾーンの計画、そのあたりをご報告しているところでございます。  それから、工事情報・プロジェクト内容の周知ということで、こちらにつきましては特に市と東急と工事施工者が月1回開催、鶴間小学校で鶴間小学校安全委員会というのがありますが、そちらで工事のお知らせ、その他の情報提供や意見交換を行っているところでございます。  今後の進め方でございますが、2018年、今年度の11月に公園指定管理者等の募集を開始いたします。そして、来年6月に公園指定管理者の指定議案の上程をさせていただく予定でございます。2019年度秋のまちびらき、2020年度の土地区画整理事業の完了という予定をしております。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 幾つか質疑させていただきます。  まず、南北自由通路の現状ですが、粛々と工事が進められているというふうに思うんですが、整備に伴ってトイレなども計画の中、駅舎の中に入っていたと思うんですが、これはバスを利用される方とか、駅を利用されない方も含めて利用できるような状況になるのか。駅施設のリニューアル工事について伺いたいと思います。デッキ工事になるのか、リニューアル工事になるのかわかりませんけれども。  それと、先ほど7月31日に検討会が地域の方々に向けて、ちょっと久しぶりかなと思うんですが、行われたと思うんですけれども、そこでどのようなご意見があったのか。いろいろ意見も出たというふうには伺っているんですが、どのように把握していらっしゃるのか、伺いたいと思います。  道路整備、新設道路とそれに伴う周辺道路のつけ方が変わってきて、この道路についてもいろいろご意見があったのかなと思うんですが、これまでの1号線ではなくて、一方通行になる道路の利用について、これは地域の方々の利用等を考えると、ここが一方通行になるということで不便になっていく。  送り迎えなんかも、ここで送迎される方も多いし、当初、送迎の方のために南町田のほうにロータリーを整備するということで、ここで乗りおりをしてもらうというふうに変わったのかなと思うんですが、その辺の利用状況をどのように検討されたのか。一方通行という形で、地域の方々の利用勝手にどのような影響があると認識されているのか。また、理解されているというふうに考えるのか、伺いたいと思います。 ◎都市政策課長 今、全部で4点ご質疑いただきましたけれども、私から1点目の南北自由通路とトイレ、駅舎をあわせてということでお答えをさせていただきます。  まず、こちらですけれども、予算計上をしているのは道路部になります。トイレの使用勝手についてですけれども、駅舎の中には確かに設けられるんですけれども、当然使わせてくださいということでお声がけをすれば使わせてもらえるということで、こちらは調整をしているところです。  あと、7月31日の検討委員会でどのような話がありましたかということなんですけれども、まず、道路の切りかえ、この前のところからなんですけれども、7月31日の前に1度4月にも検討委員会を行っております。その中で、今、工事で道路を切り回しているので、一時的に横断歩道をここに設置してくれないと駅まで回り道になっちゃうよとか、そういうふうな意見がありまして、そこについては警視庁とも協議をしまして、暫定的にまちびらきになるまでは横断歩道は設置させていただきますというご報告をさせていただきました。  お話としては、特に道路の安全確保については引き続き、最重点に取り組んでいただきたいというお話がございますので、そちらについては市だけで判断できるところではなくて、警察、交通管理者と協議をしながら進めていくところもありますので、そこについては引き続き協議をし、安全確保に努めてまいりますということでお話をさせていただいております。 ◎辻野 都市政策課担当課長 一方通行になる道路、それから南口のロータリー機能というお話につきまして、一方通行の道路というのは、行政報告資料で申しますと3ページの図面の仮設の東急ストアの前の道というか、線路沿いの道だと思いますが、こちらを一方通行化することについては、この南町田のプロジェクトの全体の道路計画、交通処理計画を取りまとめていく中で必要になったものでございまして、交差点形状も一方通行の形を前提に、新しく信号をつけようとしているところ等も設計してまいりました。これは警察とご相談をしながら設計をしてまいりまして、一方通行化に当たっては、沿道の所有者の皆様に同意をいただく必要がございましたので、そちらはご了解を得ている状態です。  ロータリー機能はここだとは考えておりませんで、南口に何らか一般車の車寄せというか、展開できる場所というのを確保していきましょうという考え方は拠点整備基本方針の当初からございました。その置き方というか、位置については東急と警察も交えて検討しているところでございます。 ◆細野 委員 了解をいたしました。送迎で来られる方々のロータリーがこれ以外に確保されるということでは、利便性という点でいろいろご意見は聞いているんですけれども、そことは関係ないということで了解いたしました。  もう1つは、今の一方通行の道路と新設道路で取りつける道路、ここについては、当初の計画と違ってかなり住宅地のほうから、南町田の線路のほうから入ってくる車の流入については大変狭い取りつけ道路になっているというふうに認識しているんですが、当初の計画とは変わっているということで、その辺について安全が最優先ということでいろいろ警察との協議などもあったと思うんですが、その辺の状況と、そこら辺の理解をどう進めていくか、地域の自治会・町内会等との検討会を通じてご説明したりとかしていると思うんですが、それでは不十分かなと思いますし、どのように全体、この町も含めて道路整備についてどのような理解を得ていくのか、情報提供をどのように行っていこうとしていらっしゃるのか、伺いたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 イチョウ通りと言われている線路を渡ってくる道路と新設道路の交差部分の交差点形状の話かと思います。こちらのご指摘の位置ですが、警視庁との間で道路法第95条の2に基づく計画協議、それから設計協議というのに数年にわたって取り組んできておりまして、車道の形状、交通規制、信号の有無等について協議をしてまいりました。  2016年5月の計画協議の時点と今の形状が確かに異なります。計画協議の時点では、イチョウ通りと呼んでいる鶴間一丁目側から上ってくる道路をそのまま新設道路にぶつけるという形状にしておりました。その内容でプロジェクトの説明会、たくさん来ていただきましたが、2017年2月の説明会や前後の整備計画検討会などにおいてご説明をし、また信号設置のご要望をその際にもいただきましたので、その後、警視庁との協議を重ねて、ここに信号をつけるということについても計画を変更してきております。  信号をつける前提で、この車道、どのように交差点をつくるかということで設計協議を行ってきた中で、警視庁のご指導の中では、イチョウ通りと新設道路を直接交差させるのではなくて、線路と並行する先ほど一方通行の道路とお話しいただいた南1,606号線に一旦イチョウ通りをぶつけて、1,606号線を一方通行とすることで、今回信号を新たにつける交差点を右左折する、右左折の往来が出ますので、その車両動線の交錯をなるべく少なくするという交通処理、道路計画が最もふさわしいということで警視庁からご指示を受け、計画を変更したものです。  こちらの内容については、設計協議、警視庁協議の状況は整備計画検討会で逐次ご報告をしてきておりますし、今回そういう経緯で変更しましたということのご説明も差し上げています。それが十分かと言われたときには、整備計画検討会で使っている資料や議事録についても全てホームページ等で掲載をしておりますし、近隣の方に特に道路の切りかえのときに、詳しく道路計画、道路の整備の内容についてご説明をするように努めておりますので、引き続き周知に努めたいと思っております。 ◆細野 委員 かなり当初と変わっておりますし、そういう中で、この南町田のまちづくりについても、皆さん、どうなっていくんだろうということで、駅などの壁面に張り出したりはしていただいているんですが、1度当初、最初のころ何回も設けていただいた説明会とか、そういった形で皆さんに情報提供していく。いろいろ疑問をお持ちの方もいるので、そういった疑問にも答えていくというような取り組みというのは検討されていないのか、伺いたいと思います。  もう1つ、今回工事を進められていますが、また歩行者の動線が変わってくるということで、今、地域の人たちがちょっと心配しているのは、学童の皆さんの登下校、通学路の変更というか、今通っているところが通れなくなって、公園の中の歩行者用道路を通っていかなきゃいけないということで、工事をしている中で、そういうところを通っていくというのがとても心配だということも聞いているんですが、それについてはどのように検討されていらっしゃるでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 1点目の説明会につきましては、一旦プロジェクトの計画としての説明会、2017年2月まで1年ごとに重ねてまいっておりますが、商業施設のたくさんの駐車場をつくることになりますので、大規模店舗立地法の法律に基づきまして、駐車交通処理計画について近隣に説明しなければいけない機会というのがございます。その機会を捉えまして、説明会という形をとる方向で今調整をしています。時期についてはまだ未定です。  2点目の通学路のお話、当然今回の信号切りかえによって融合ゾーンの工事も進んでまいりますので、通学路の部分の切りかえが生じます。その件、鶴間小学校、それから安全委員会、また最終的には町田警察とも協議をしていく話になりますが、実際にどういう空間になりますよというのを現地で見ていただきながら、いろいろ判断して見通しだとか明るさだとか、ソフト、人の配置だとかということを現地で具体的にご指示をいただくというのが一番かなと思っておりますので、そういう準備を今進めていっております。ここはしっかり確認をしながら、学校と協議してまいりたいと思っております。 ◆細野 委員 議員の皆さんも注目している事業ですし、検討会でいろいろ詳しくその都度説明していただいてはいるんですが、それがなかなか全体というか、自治会の中で回覧はされますけれども、自治会に全世帯加入しているわけでもないので、これは全戸配布みたいな形で地域の方々に周知していただいて、全体を対象とする説明会をぜひ開催していただきたいと思います。  あと、学校と、やっぱり一番不安なのはお母さん方、校長先生も大変心配していらっしゃったので、立ち会いでやっていただくということですので、ぜひ子どもたちの安全最優先で丁寧に説明していただきたいと思います。改善していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。
    △行政報告(多摩都市モノレールの導入空間の確保を促進する要望書および署名の受領について) ○委員長 行政報告、多摩都市モノレールの導入空間の確保を促進する要望書および署名の受領についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 多摩都市モノレールの導入空間の確保を促進する要望書および署名の受領についてにつきましては、多摩都市モノレール推進室長からご説明申し上げます。 ◎多摩都市モノレール推進室長 このたび、忠生地区町内会・自治会連合会から多摩都市モノレールの導入空間の確保を促進する要望書を賛同署名とともに受領いたしました。  受領日は2018年7月17日で、石阪市長に手渡されました。  要望書につきましては次ページに添付しておりますが、ご要望の主な内容は、町田市が想定しております多摩都市モノレールの延伸経路における導入空間となる道路の早期整備を求めるもので、具体的には3点をご要望いただきました。  まず1点目として、導入空間のない多摩市境から桜台通り北端までの間について、都市計画決定を一日も早く行い、整備を進めること。2点目として、東京都と町田市は、協力してモノレールの導入空間となる都市計画道路町田3・3・36号線の整備を進めること。3点目として、東京都と町田市は、多摩都市モノレール延伸の気運を高めるために、市民に対し適切な情報提供を丁寧に行うこととなっております。  また、あわせて賛同者1万840名分の署名を受領いたしました。  なお、もう一方の要望先でございます東京都の小池百合子知事に対しましては、8月21日に知事本人に要望書、署名を手渡しの上、導入空間となる道路の早期整備にあわせまして、モノレールの早期事業化を要望されたとのお話を伺っております。  報告は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「ブロック塀等撤去助成制度」の創設について) ○委員長 行政報告、「ブロック塀等撤去助成制度」の創設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 「ブロック塀等撤去助成制度」の創設についてにつきましては、住宅課長よりご説明申し上げます。 ◎住宅課長 それでは、行政報告、「ブロック塀等撤去助成制度」の創設について説明申し上げます。  創設の理由ですけれども、先ほど補正の中でもお話しさせていただいているところでございますが、大阪府北部で発生した地震によるブロック塀倒壊の事故を受け、町田市では、安心して生活できる町をつくるために、道路等に面するブロック塀等の撤去費用を助成するものでございます。  制度の内容でございますけれども、道路等に面するブロック塀等の撤去費用を助成します。助成の対象としましては、道路等に面する一定の高さ以上のブロック塀等の撤去工事に係る費用、申請後に着手したもの、業者と契約するものでございます。ブロック塀等の設置してある敷地の用途は住宅に限らず、店舗や事務所なども助成の対象といたします。  道路等とは、道路及び公園など不特定多数の人が通行する国や地方自治体が管理する場所でございます。  一定の高さ以上とは、前面の道路等の地盤面から高さが1メートルを超えるもの、それ以外であってもブロック塀等の部分の高さが0.6メートルを超えるものであれば対象とします。  ブロック塀等とは、コンクリートブロック塀、組み立て式コンクリート塀――いわゆる万年塀でございます。それ以外に石積み、レンガ積みの塀等も対象といたします。  助成額につきましては、実際に撤去に要する費用――かかった費用と基準額、それは横幅1メートル当たり6,000円としますが、そのどちらか低いほうとします。1件当たりの上限は30万円です。30万円ですので、6,000円掛ける50メートルが最大限となります。  申請の受け付けは10月1日から開始する予定です。  周知方法は、広報及びホームページ、10月1日の予定でございます。その他、自治会の回覧板等も11月に載せていただく予定でございます。  以下にブロック塀の図面を記載してございますので、ごらんください。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(土地の買入れについて(三輪緑地用地)及び土地の買入れについて(図師南特別緑地保全地区用地)) ○委員長 行政報告、土地の買入れについて(三輪緑地用地)及び土地の買入れについて(図師南特別緑地保全地区用地)を一括議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 行政報告、土地の買入れについて(三輪緑地用地)及び土地の買入れについて(図師南特別緑地保全地区用地)につきましては、用地担当課長よりご説明申し上げます。 ◎用地担当課長 それでは、土地の買入れについて、あわせて2件報告させていただきます。  まず1件目、三輪緑地用地についてご報告いたします。  目的は、町田都市計画緑地「三輪緑地」の整備を進めるため、町田市土地開発公社により用地を代行取得いたします。  2020年度に一般会計予算にて買い戻しをする予定です。  概要につきましては、地権者は1名、筆は5筆、面積は合計が1万138.94平方メートルになります。  契約日は、当初10月を予定していたんですけれども、今、契約相手との交渉で9月中の契約を予定しておりますので、9月予定に訂正をさせていただきます。申しわけございません。  取得価格は合計で4,663万9,124円です。  資料2ページ目をごらんください。  上側に三輪緑地の案内図がついております。三輪緑地は、町田市三輪町の南端に位置する山林で、南側は横浜市の青葉区寺家のふるさと村と接しております。町田市と横浜市で良好な緑の景観を形成しております。  下側の公図をごらんください。取得予定地と示している赤色の部分が対象地になります。  三輪緑地の説明以上になります。  続きまして、図師南特別緑地保全地区用地についてご報告いたします。  目的は、町田都市計画特別緑地保全地区「図師南特別緑地保全地区」の整備を進めるため、町田市土地開発公社により用地を代行取得いたします。  2020年度に一般会計予算にて買い戻しをする予定です。  概要は、地権者が1名、筆が1筆、面積は1,823.84平方メートルになります。  契約日は11月を予定しております。  取得価格は2,717万5,216円です。  次のページの案内図をごらんください。上側に案内図があります。  当緑地は図師町の南端にありまして、忠生二丁目と山崎町との境界にあります。周辺に鶴見川流域がありまして、鶴見川流域の山林です。  取得対象地は真ん中の赤色の部分になります。赤色の部分の左隣に点線の部分があるんですけれども、こちらはまだ都市計画決定の同意をいただいていないところで、まだ借地を継続しているところでございます。もともとこちらの緑地なんですけれども、2005年の3月議会で周辺の住民の方たちから緑地の保全についての請願をいただきまして、その請願の採択を受けまして、現在まで借地と市の取得によって保全を継続しておるものでございます。地権者の皆さん、それから地元の皆さんの協力を受けながら、今後も保全をしてまいります。  説明は以上になります。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時55分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時56分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(町田市立陸上競技場観客席増設について) ○委員長 行政報告、町田市立陸上競技場観客席増設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 町田市立陸上競技場観客席増設についてにつきましては、都市づくり部次長よりご説明申し上げます。 ◎都市づくり部次長 町田市立陸上競技場観客席増設につきましては、ご報告をさせていただきます。  資料の1ページ目をごらんください。  1の趣旨・背景でございますけれども、本件につきましては、2018年第1回町田市議会定例会におきまして、市民に理解を得る情報提供の徹底と最大限に町田市負担の圧縮を求めるとの附帯決議を受けましたので、この課題解決に向けた取り組みにつきまして、ご報告をするものであります。  2の課題解決に向けた取り組みについての(1)整備工事に関する情報提供につきましては、市民の皆様にご理解をいただけるように、2018年5月から町田市ホームページに事業の目的や基本計画概要等を掲載し、情報提供を図ってまいりました。  さらに、理解を深めていただくために、2018年6月と8月に工事費削減の方策、交通アクセスの改善、FC町田ゼルビアの地域貢献などの情報を追加しております。こちらは5月の議会でご助言をいただいたということもありまして、そういった情報を加えさせていただいています。  さらに、2018年7月1日号の「広報まちだ」におきましても、事業の目的や効果などの情報提供を行っております。今後につきましても、事業の進捗にあわせまして、町田市ホームページや「広報まちだ」などにより情報提供を行い、事業への理解を深めていただくよう対応してまいります。  次の(2)の整備工事費の町田市負担分の圧縮についての①各種補助金の探求につきましては、本事業につきまして補助金等を活用できるように2019年度の東京都予算の要望に当たりまして、制度改正も含めまして既存施設の改修に対する支援を要請しております。今後につきましても、引き続き東京都などに対しまして財政支援を要請いたします。  ②の当該サッカーチームの運営会社の興業主としての努力勧奨につきましては、FC町田ゼルビアは、これまでに集客や交通アクセスの改善、経済振興などに取り組んでおりますが、2018年7月21日のホームゲームでは、スポンサーと協力しまして、マッチデーを開催しまして、7,000人以上の集客を図っております。また、交通アクセスの改善としまして、2018年8月12日のホームゲームにおきまして、新たに多摩境駅や南町田から臨時シャトルバスの運行を試行しております。  今後におきましても、引き続きFC町田ゼルビアに対しまして、集客や交通アクセスの改善などの取り組みはもちろんのこと、さらなる対応が図れるように要請してまいります。  資料の2ページ目をごらんください。  ③の民間資本の活用につきましてご説明させていただきます。資料には、遅くとも2019年度からふるさと納税の募集を開始すると書いてありますけれども、直近までFC町田ゼルビアとも調整を図りまして、2018年度から実施する予定となっております。また、ネーミングライツにつきましても、2019年度の公募に向けていろいろ調査がございますので、調査と検討を行いまして、2018年度までには募集要領や選考基準などを完了させる予定でございます。今後につきましても、民間資本の活用について検討してまいります。  最後になりますけれども、④の当該事業における費用対効果を最大限にする投資額の適正化につきまして、ご説明させていただきます。  整備費につきましては、現在行っております実施設計の中で引き続き適正化に努めてまいります。また、整備した町田市立陸上競技場を最大限に有効活用するため、スポーツの主催団体等にアプローチしまして、2018年度においてはラグビーのトップリーグの試合を8月31日に開催しております。また、11月10日にも開催することが決定しております。さらに、1月にはサッカー教室やJリーグOBと町田市の選抜チームが試合を行うドリームサッカーを開催する予定となっております。今後につきましても、引き続き集客力のあるスポーツやイベントの誘致に努めてまいります。  報告は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆新井 委員 日々努力をしていただいていることにはまず感謝を申し上げたいと思います。  こちらの2番の課題解決に向けた取り組みについての中に交通アクセスの改善というところで、ホームページも見させていただいて、ツエーゲン金沢戦の7,241名の来場とか、あと8月12日のホームゲームで臨時シャトルバスを運行したという情報が書いてありましたが、これからJ1を目指していくチームでありますので、今もまさに首位を走っているチームでありますので、そうなると、スタジアムの規模に合った館客数が来たときに、どうなるのかというのが1つ重要なポイントになろうかと思います。  それは7月17日の鹿島アントラーズが来たときの交通がどうだったのかというのが1つポイントになると思うんですが、そのあたりはどういう状況だったのか、まずお答えいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 天皇杯のアントラーズ戦のときの交通アクセスでございますが、あの日は平日であったということで、交通事業者が路線バスのほうに人をとられまして、鶴川行きのシャトルバスが手薄になったというのは事実でございます。ただ、運送に1時間ほど時間を要したという報告は受けております。 ◆新井 委員 私も試合に行ってバスで帰ったりするときもあるんですけれども、4,000人ちょっとぐらいのときもかなりバスは並んでいますし、バスはだめだということでタクシーに並んでも、30分、40分来ないというのが現状なんですね。4,000人、5,000人行かないぐらいでこの交通事情だと、やはりなかなか次も行こうということにならないのかなと。  1つ来場者数というのが非常にポイントになってくるので、まずアクセスが悪いのはどこのスタジアムも同じだと思うんですけれども、待ち時間というものをどうなくしていくか、フラストレーションをなくしていくかというのは1つポイントになってくると思います。なので、このあたりをどう解決していくのかというビジョンがあれば、お聞かせをいただきたいんです。
    ◎スポーツ振興課長 まず、主となる鶴川行きのシャトルバスにつきましては、昨年度から回転率を上げるために、今まで1台しかバスが着いていなかったんですが、それを2台並べて乗る時間を短縮するということで、鶴川まで行って帰ってくるのに約30分で輸送できるという効率的な取り組みを行っております。  それにあわせて、バス事業者が多いときには、今シーズンですが、FC町田ゼルビアが独自で臨時バスを出して待ち時間を短縮するような取り組みをしております。今後も市と興行主と交通事業者が連携をしまして、試合の前の週にどれぐらい入場者があるかということは推計で出せますので、その情報を共有して、おのおのの立場で必要な需要に対するバスの手配とか、そういったところを調整しながらスムーズな移動を心がけていくということを今テスト的にやっているところでございます。 ◆新井 委員 私も試合が終わった後等にSNS等でいろいろ見ていますと、交通のところがネックであったというお話が多かったですね。バスを待っていたけれども、結局、タクシーにかえて、多摩センターまで行ったら幾らかかって結構高かったとか、それはタクシーを使えばそうなってしまいますので、いかにアクセス、特にサポーターの方たちももちろんそうなんですけれども、アウェーの方たちも含めて、どういう動線にしたらいいのかというのを、まだまだ改善しなければJ1に上がったときに本当に大変になってくると思いますので、そのあたりは引き続きのご尽力をいただきますようにお願いいたします。 ◆山下 委員 日ごろご尽力をいただいていると思うんですけれども、アクセスにかかわる話ですけれども、芝溝街道が渋滞する原因の1つとして、神奈中の車庫の前で乗りおりする時間、乗る時間、特に終わってから、結局、空のバスが来て、それが満杯になるまで全部乗っていくという体制になっているので、それが出発するまでの間というのは時間がかかるのが1つ、芝溝街道が混んでしまう原因ではないかということを地元の方がおっしゃっているんです。それによって、結局、生活道路になっている部分があるので、なかなか家に帰れなかったりとかというのが結構あるということなんですね。  ですから、その点についてどう改善していくのかというのがあるかと思うんですけれども、そこが1つのターミナル機能として今後も必要だとは思うわけですね。野津田に行く際に、野津田まで行くという機能というのは、どうしてもそこに必要なんだろうと思いますので、状況をよく調査して、どういう改善ができるのかというのを少し要望したいと思っているんですが、その点についてはいかがですか。 ◎スポーツ振興課長 その点につきましては、交通事業者と調整を行っておりまして、交通事業者としては鶴川行きのシャトルバスに多くの人に乗車していただきたいという思いがあります。そのとおりにするために、今、アナウンスをするようにしていまして、路線バスは本数が少ない。こちらのバスを利用してくださいということで、鶴川行きのシャトルバスのほうに多くのお客さんを誘導するように今心がけております。 ◆山下 委員 実際に乗っているところの現場を見たんですかね。私は武相マラソンで、たまたま役員でそこについていたら、地元の方がおっしゃるとおりなので、そのバスに詰まって、結局、芝溝街道が混んでいるという実態が確かにあるんですよ。そこは職員の方は点検されたんですか。 ◎スポーツ振興課長 そのときに見たかわかりませんが、私も何回か野津田の車庫にも出向きましたし、鶴川行きのシャトルバスのところでも拝見させていただきました。 ◆山下 委員 場合によったら、そこにすごいにぎわいができるという可能性もあるわけなので、例えばトイレなんかも、そこで入りたいという方もいると思うんですよ。だから、もう少し積極的に1つの機能として生かしていくということも考える中で解決していくという手もあると思うので、野津田競技場は駅から遠くにある中で、動線として幾つかのルートを確立していくというのは人も来やすい体制になると思うんですね。  ですから、単純に人を誘導するとかというよりも、少し来やすい体制とか、それに野津田競技場を中心とした1つのまちづくりの方向性としても、どの程度というのはありますけれども、検討していく余地があるのかと思います。  例えば、あの周辺で言えば、すし屋になっちゃったところもありますけれども、ああいったところも用地取得をしておくという手もあったと思うんですね。あと、例のFC町田ゼルビアの会社があるところなんかも、もうちょっとバスベイらしく整備するとかという手もあるのだと思うんですよ。あそこが道路の渋滞のネックにならないようにするとか、そういったことも考えていいのかと思いますので、もう少し専門的にアプローチしてもらいたい課題だと思います。 ◆藤田 委員 この意見をつけたときと今現在、状況はかなり変化をしていると思います。少なくとも頭の中に置かなければいけないのがJ1だと思うんですね。J1ライセンスというふうになって、その辺につきましては今もう我々の手の届かないところでJなり、いろいろメーンスポンサーも含めてかなり動いているようでありますけれども、先ほど決算のときに都市づくり部にJ1ライセンスのハード面、そしてJ1に向けてのハード整備というところを確認させていただいたんですけれども、改めてソフト面におけるJ1ライセンスのところを資本等も含めてわかる範囲でご説明いただければと思うんです。 ◎文化スポーツ振興部長 FC町田ゼルビアの会社の中の予算立ての話ですとか資産の話ですとか、私たちは概略は伺っております。また、J1のさまざまなチーム、J2のさまざまなチームの資本金ですとかというレベルでも、公開できている情報については目にしているところでございますけれども、資産についてはきちんとしたご答弁ができなくなるかなということでご遠慮させていただきますが、ソフト面でなく、ハードの整備についてはJ1基準に見合ったように今鋭意進めているところでございます。 ◆藤田 委員 そういった中で、もちろんライセンスに向けてハードルが高い部分で、ハード面も含めてそこのところは交渉になっているかと思います。そういった面で、資本決定として、意思決定として民間資本のところも含めて前倒しをしたんだと思います。  そういった中でJ2とJ1では、スポンサーも含めて、特にネーミングライツでもかなり違ってきますし、4番目の費用対効果とか投資効果というのも、もう桁が違うぐらい違ってくると思うんですね。なので、2018年度にやっていただくというのはもちろんなんですけれども、議会に対して、特に民間資本等は、少なくともJ1というのは念頭に置きながら、来期、ライセンスのことで自動昇格できるかどうかはこれからの戦いもありますけれども、少なくともJ1というのを頭に置いてもう1回試算し直す必要があると思うんですけれども、その辺はどうですか。 ◎都市づくり部次長 ネーミングライツにつきましては、藤田委員がおっしゃったとおり、一番いい条件で命名権を付与するということが重要だと思っております。事例で言いますと、例えばJ2のときとJ1のときで条件をつけて金額を、J1のほうが高くという設定をしております。今年度、2019年早目に公募をかけて、命名権のほうはやりたいと思うんです。  ただ、今年度中にいろいろ調査をかけまして、例えばネーミングライツ、露出がどうなのか、露出によってまた価値が変わってきますので、企業とかにヒアリングしまして、そういった価値を高めるにはどうしたらいいのか。そういったところのもろもろ、あと今の状況で工事中の状況もありますし、今J2という状況があります。そういったいろいろな条件の中で、どういうふうな価格が設定できるかというところを調査しまして、一番いいタイミングでそういった命名権のほうをやっていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 2018年度に前倒ししたというので十分意思は伝わってくるんですけれども、レベルとして聞いているのは、J2のときは幾らよ、J1のときは幾らよというレベルではなくて、FC町田ゼルビア本体のスポンサーも含めて、かなりの高度なというか、額も含めて、それはあくまでもJ1だというような交渉の中で、来季のことも含めて今、事が動いているので、十分前季のときの対応というのはあるんですけれども、少しその分析も含めて、ネーミングライツのところも含めて、そのレベルというよりも、J1ということになれば我々の想像を超える世界だと聞いていますので、そういったところも含めてもう1度試算、あくまでもFC町田ゼルビアはJ1になるんだということを前提に置いて、さまざまなハード整備も先に確認させていただきましたけれども、試算についても事を進めていただければというふうに、さっき交通のこともありましたけれども、そういうレベルの時期に今あると思うんですけれども、そこのところをお願いしたいという意味です。 ◎文化スポーツ振興部長 よくわかりました。私たちができるところについては鋭意努力させてもらいます。FC町田ゼルビアとも、今、委員からお話がありましたことはきちっと伝えて、一緒になって取り組めるようにしていきたいと思います。 ◆藤田 委員 できることというか、少なくともJ1に、FC町田ゼルビアが今の位置にあることによって、野津田陸上競技場の資産価値を上げてくれている、そこのところの認識は、できるところということではなくて、資産価値がもう上がっているんだといった認識を持って、ネーミングライツ料だとか、いろんなそういう部分を調整してほしいという意味です。よろしくお願いします。 ◆新井 委員 有効活用のところです。以前の委員会でも言っていたと思うんですが、サッカー、ラグビー以外の何かできるものがないのかということで、アメリカンフットボールとか、マーチングバンドはどうだという話をしていると思うんですが、そのあたりはどうなっていますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 新井委員からいろいろご提案をいただきまして、あそこの場所でほかの見るスポーツが開催できるかというところで検討はしたんですが、アメリカンフットボールに関しましては、ゴールポールを立てる支柱がないということでなかなか難しいということでございます。  今できることとしましたら、今、関東パラ陸上というものを毎年町田でやっているんですが、なかなかPRがうまくいかずに人が集まらないこともあります。ただ、あの大会というのは全国で行われている2本の指に入る大会でございますので、そういったところをしっかりPRしながら、人が集まる大会に一緒に育てていくということも今検討しているところでございます。 ◆新井 委員 では、アメリカンフットボールでは今後、改善の余地があるのか、何かすればできるようになるのか。  もう1つ、マーチングバンド、フィールドマーチングですか、ああいうのは音量の関係でできるのかできないのかというところは調べていらっしゃいますでしょうか。 ◎都市づくり部次長 フェスとか、マーチングバンドは音が、いろいろイベントとか、近隣の方もいらっしゃいますので、音の問題とか、そういったところでどういった影響が出るのかというところも確認しながら、今はスポーツを中心に誘致というか、考えているんですけれども、これから全庁的に何かイベントとかができないかというところは、やるような形で考えさせていただければと思いますので、よろしくお願いします。  アメリカンフットボールにつきましては、どのぐらいの整備の基準とか、そういうところを今把握していませんので、こちらはそういったことが可能かどうかというのをこれから確認させていただきたいと思います。 ◆森本 委員 幾つかポイントを絞って伺いたいと思います。  大前提として、1回の定例会でこういう意見がついたわけですけれども、幾つかメニューが示されているんですが、これは文化スポーツ振興部と都市づくり部で、幾つかメニューが出ていますけれども、ある程度分担をされているんですか。基本的にどっちが仕切ってやっていらっしゃるとか、そういうのがあるのか。この部分はこちら、この部分はこちらと。 ◎都市づくり部次長 附帯意見につきまして迅速に対応するように協力してやっているんですけれども、一緒にやるということは前提です。大きく分けまして、ふるさと納税につきましては文化スポーツ振興部、あとネーミングライツについては今、調査とか分析をしているんですけれども、そちらについては現在は公園緑地課が中心になって、ただ、どちらかというよりも協力してやるような形です。  ちなみに今、この対応について取り組みを急ぐために、今まで不定期だったんですけれども、週1回きちんと両部が打ち合わせをするように、定期的に定例会を開催して、そういった課題の対応を図るために定例会を設けまして、そこでいろいろ議論とか検討を進めております。 ◆森本 委員 わかりました。では、余りそこを区別せずに質疑したいと思います。  まず、それぞれ項目ごとなんですが、2の(1)の交通の話なんかは山下委員が今していただきましたけれども、前回もちょっと指摘をさせていただいたんですが、どうしても鶴川地域というか、実際に影響を受ける地域への言及がこちらが言わない限り出てこないんですね。参加者の方の利便性向上とかアクセス向上は盛んにおっしゃるんだけれども、それは結構なことですよ。いいことですけれども、例えば車がふえる、人がふえる、それは100%地域がいいか、ありがとうと思うかとは別じゃないですか。  前回も、部長が自分も行ったけれども、渋滞はもうそれほど大したことありませんみたいなことを言ったけれども、そういう姿勢なんだろうな、その発言が端的にあらわれているなというのは理解しているけれども、でも、それにしても、この情報提供にしても、よくも悪くも一番影響を与える可能性がある地域に一切の言及がない。これまでもですけれども、ないというのはいかがなものかなと正直思っておりますけれども、それについてはどうですか。前回も同じようなことを伺いましたけれども。 ◎スポーツ振興課長 前回の森本委員のご指摘を受けまして、FC町田ゼルビアとも、その点についてお話をさせていただいております。FC町田ゼルビアも、聞いているお話ですと、地域に足を運んで地域の声を吸い上げまして、それに対してどういうことができるかということを丁寧にご説明して回っているとは聞いております。 ◆森本 委員 もちろん、FC町田ゼルビアはご自身のことだし、近くに拠点もあるので、それはやられるかもしれないけれども、実際にこのスタジアムを改修されようとされているのは町田市じゃないですか。それは別にみんな地域の方だってわかっていますよ。それを町田市が積極的に発信して、理解をしてもらおうとしないとあえて言わせていただきますけれども、それはどういうことなのかなというのがいまだに私はよく理解ができないんです。 ◎都市づくり部次長 地元の周辺の方々への説明ですけれども、議会でのご意見もありまして、また地元の方からもご要望がありまして、10月に観客席及び拡張区域もあるんですけれども、野津田公園の事業についてご説明するということで開催が決まっていますので、そちらでもきちっと丁寧に説明して、ご理解をいただくようなことで進めさせていただきたいと考えております。 ◆森本 委員 交通の点で言えば、先ほど山下委員もおっしゃったけれども、神奈中バスのあそこの前も道路がまだ広がらないし、西から今来ていますけれども、バスベイの設定も含めてだんだん進んできて喜ばしいことですけれども、あそこまで延びてくるのはまだ少し時間がかかりそうだし、あとは小野路のほう、つまり鶴川駅からスタジアムに直接入っていくところ、小野路の交差点を通ると思うんです。あそこについてだって、まだ東京都のほうで説明会を1回やったきりで、まだ買収も始まっていないからなかなか広がらない。  そういった意味で、そういったところも含めて改善をしていかないと、もう印象がしみついてしまっているので、結局、試合の日は混むんだ、大変だ。先ほどの生活道路が混むんだという印象は多少改善されたって拭えないですよ。少し出かけるのを控えようかなとか、山下委員も生活道路とおっしゃっていたけれども、そういったところも含めて理解を得られるような努力をしていただかないと無理だと思うんですね。先ほどの説明会をしていただくのは結構ですけれども、そういったところも丁寧にやっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎文化スポーツ振興部長 交通問題の話、今、私たちのほうで改善をするようにバスの交通事業会社とも調整をしてございますけれども、確かに今の状況と1万5,000席になったときの状況との違いというところが大幅に違うということも踏まえて調整はしているつもりでございますけれども、周辺にお住まいの方たちのこともよく踏まえて、今後とも取り組んでいきたいと思います。 ◆森本 委員 ぜひお願いをしたいと思います。J1とか全国から人が来るとか、夢のような話で結構なんですけれども、一番皆さんに考えていただきたいのは、やっぱり地域に住んでいる市民の方たちだし、地域の方が応援してくれなかったら余り意味ない。もちろん、鶴川でいろんなご意見を聞くので、応援していただいている方もいると思いますよ。だけれども、やっぱりネガティブな意見の方を見ていただいて、その意見を改善してわかってもらうという努力はまだまだ必要じゃないかなと思いますので、この点はぜひよろしくお願いいたします。  続いて、あと2点ほどあるんですが、(2)の②の資金面、「サッカーチーム運営会社の興業主としての努力(資金面等)勧奨」と書かせていただいていますけれども、「資金面等」というところの意味を現段階でどう認識していらっしゃいますか。 ◎スポーツ振興課長 「資金面等」の「等」につきましては、やはりホームタウンチームであるということで、地域貢献等を期待するということで捉えております。 ◆森本 委員 ごめんなさい、「等」ではなくて「資金面」というところ。 ◎スポーツ振興課長 資金面につきましては、やはり興行主が市費負担分を減らすという意味での資金面ということで捉えております。 ◆森本 委員 そのとおりだと思います。当時の質疑等々でも、そういう趣旨で加えさせていただいた内容だと思います。  ただ、この内容を見ると、もちろん比較的ソフト部分で頑張っていただいている。集客とかで頑張っていただいているというところはあるんですけれども、限界はあろうかとは思います。当時の第1回定例会のときの議論でありましたけれども、実際にJ2という立場でなかなか難しい部分もあるのかもしれないですけれども、スポンサーだったり寄附だったり、そういったところでかなりの額のものを集めていらっしゃる事例だってあるわけですから、そういった努力をもっとなぜ勧奨しないのかという趣旨のはずなんですよ。  この回答では、それは全く書かれていないですね。それは当然公費で負担するものを、本来はそうするべきだと私は個人的には思いますよ。だけれども、それができないにしたって、なぜそれを求めないのかというところのご認識をお伺いしたいんです。 ◎スポーツ振興課長 先ほどの森本委員のお話ですと、興行主の努力ということで資金面の協力を働きかけているのかということだと認識しておりますが、興行主の資金面の協力につきましては、今回こちらの資料でも書かせていただきましたとおり、ふるさと納税を始めるに当たりまして、その返礼品に対して一部ご協力をいただくようにご提案いただいておりまして、ふるさと納税に対してFC町田ゼルビアの協力をいただくということで今最終調整に入っております。 ◆森本 委員 それで十分だと……。 ◎スポーツ振興課長 それだけではなくて、今後ネーミングライツ、あとは広告事業につきまして、FC町田ゼルビアはスポンサーを多く抱えておりますので、そういったところでもご協力いただきながら、資金面でご協力をいただけるように、これから調整していきたいと考えております。 ◆森本 委員 もちろん、FC町田ゼルビアが直接お金を出すのか、それとも集めてきてもらうのかという違いはあろうかと思いますけれども、町田市がこれから出そうと考えていらっしゃる、あとこれまで出してきたお金と比べて、幾らなんでも不均衡過ぎると思うんですよ。  先ほどの藤田委員のほうで、J1になれば、もしかしたらそういったことも広がっていくかもしれないというお話、ネーミングライツも含めてありましたけれども、今の段階からしっかりこれぐらいは頑張ってよねという数値目標も含めてやっていただかないと、やっぱり理解も得られないんじゃないかなと思うんですけれども、もう1回伺ってもいいですか。 ◎スポーツ振興課長 目標額の設定ということだと思うんですが、ふるさと納税の返礼品だけではなかなか額はふえていかないと思いますので、先ほどお話ししましたとおり、ネーミングライツ、あとはスポンサーの増強という形で、広告事業のほうでご尽力いただけるように今後調整をしていきたいと考えております。 ◆森本 委員 今の段階では、これ以上言ってもなかなか難しいと思いますので、これはずっと続く話ですので、ぜひいろんな方策を含めて町田市の、そもそもこの附帯決議自体が負担を減らすべしという話ですから、それを本当に必死で頑張ってほしいなというふうに思っております。  最後に、④のいろんなほかにも利用を拡大していきたいというところの話のポイントなんですが、これは今の話にもつながるところです。今お話を伺っている限りだと、パラリンピックの話が最後に出ていたのかはあれですけれども、ラグビーとサッカーにまだとどまっていて、これは本当にいろんな関係者の方がいると思うんです。例えば少年サッカーとかサッカーの関係者の方でさえ、このスタジアムは結局きれいになるかもしれないけれども、自分たちが別に使えるわけじゃないから余り関係ないよねとか、サッカーをやっている方でさえ、そういうふうに思っていらっしゃる方がいたりするわけですよ。そうしたら、普通の方はいかほどかと。  これは鶴川の話なので、町内会・連合会の運動会とかもここでやっていましたけれども、あそこでやるにもかかわらず、基本的には余り芝生には入れないわけですよ。あそこでやるにもかかわらず、芝生には入ってくれるなみたいな話になるわけです。そうすると、我々には関係ないよねという話になるわけです。それはそうですよね。だって使えないんだから。それではまずいんじゃないかと思うんです。  もちろん、芝の養生の関係とかがあるから、どこまでという程度問題はあるかもしれないですけれども、今、全部話してきた話、総じて一人でも多くの方が最大公約数で横ぐしに刺さるようなことをやっていただかないと、やっぱり本当にそれだけのためなんだよねという印象が徐々につきつつあると本当に強く思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 多くの市民の方が利用できるスタジアムにということを目指していくべきだというご指摘だと思うんですが、今、スポーツ振興課でも、来年度から実行するスポーツ推進計画というものをつくっておりまして、より多くの方がスポーツを推進もしくは実施していただくためには、シンボルとなるスタジアムが必要になってくると考えております。もしこれからいろいろと条件が整えば、多くの市民があそこの場でスポーツができる大会などをこれから企画しまして、実施していければなと考えております。 ◆森本 委員 文化スポーツ振興部の立場ですから、スポーツという話になるんですけれども、それでさえ小さいと思っているんですよ。スポーツだけだって小さいと思っているんですよ。スポーツをやっている人はいっぱいいますからね。  だけれども、注ぎ込まれるであろうお金はみんなの公金ですから、公園も含めてですけれども、少しでも皆さんが共有できるような、もう無力感が漂っていたりもするわけですよ。どうせできてもサッカーだけのためなんでしょう。それではもうどうしようもない話なので、そこはもちろん文化スポーツ振興部だけにお願いをする話ではないですけれども、司令塔でやっていらっしゃるのなら、そういうことも含めてどんな方が使えるのか、どれだけ幅広い人が使えるのかというのをもっと頭を絞ってほしいと思うんですけれども、最後にそれだけ伺います。 ◎文化スポーツ振興部長 今お話しのとおりでございます。前の委員会でも、また一般質問の中でも、活用の方法についてはご意見をさまざまいただいております。今この場でああいうイベント、こういうイベントというようなことがはっきり挙げられませんけれども、皆様方からいただいた意見については十分に自分らのほうでも頭の中に入っておりますので、1個1個とにかく球技だけではなくて、さまざまなイベントに使っていただける施設になるように、うちらのほうとしては努力してまいります。ありがとうございます。 ◆山下 委員 頑張っているのはわかるんですけれども、実際には全体のプロモーションというのはきちんとしたブランディングも必要ですし、そういった意味では、いわゆる別の主体者がコーディネートして考える必要があるかと思うんですよ。例えば何かアクセスが必要になったら駐車場をふやしますとか、そういう問題ではないと思うんですね。  全体感をきちっとコーディネートして、プロモーションしていけるような対応の仕方をしないと、その場その場での対応に全部なっちゃっているので、私なんかは話を聞いてそういうのが非常に、どうすれば価値が最大化できるのかとか、そういうことについて、それぞれ担当部は考えるんでしょうけれども、ネーミングライツなどといったって、ブランディングをどうしていくのかだってかなり専門的な話ですよ。  本来、FC町田ゼルビアがそこまで考えられるような立場で、J1という事業を組み立てているんだったらわかりますけれども、そこまではいっていないわけなので、そうすると、やっぱり市がどうしていくのかという意味では、もう少し全体感をプロモーションできるような部署というのは、そういう意味での機能というのは必要なんじゃないですかね。  週1回話すようになりましたと、すごくすばらしいことだと思いますよ。でも、そこをどう導いていくのかという主体者がいないと、この段階ではどこに力を入れていくのかというようなところが見えてこないですし、それぞれの役割だけで考えちゃうと、さっき言ったような地元への対応というのは、多分そんなに力が入らなくなっちゃうと思うんですよ。これは大事だなというようなところはあると思うんですね。  これは私、参考として少し言わせてもらうんですけれども、例えば今、FC今治なんていうのは、自分たちで競技場をつくってやるという話ですから、町田市とは全く違う状況の中でやっていますけれども、どういうスポンサーに来てもらうのかということも含めて、一旦きちんとコンサルを入れて全体の組み立てを考えているわけですよ。  ですから、特に先ほど部長のほうでFC町田ゼルビアのソフトの部分については、私たちが言うところではないと言っているけれども、でも、スポンサーがどういうふうに投資するかと考えたときに、そこはすごく大事なわけですよ。私たちだって、そこら辺を知りたいですね。  ですから、そういう意味での全体観に立ったコーディネートをしていくような主体者がいないと、民間の事業者の活力を入れていくという意味では、非常に難しい段階に来ているのかなと思いますね。私の意見として言わせてもらいました。 ◎都市づくり部次長 先ほど新井委員から、アメリカンフットボールのピッチのお話がございまして、確認をさせていただきました。サイドピッチも含めたアメリカンフットボールのピッチにつきましては、縦が117.05メートル、横が56.08メートルでございます。野津田競技場の広さですけれども、長手方向が107メートルで幅が70メートルということで、アメリカンフットボールのピッチが入らないような状況でございます。 ◆戸塚 委員 1点だけ確認させてください。  そもそもの本体事業の予算はいつぐらいに上げる予定なんでしょうか。  あと、(2)の①国、東京都関係団体等の各種補助金等の探求と②の部分というのは、いつぐらいまで目安で探求していく予定なんでしょうか。どこかで当然検討を打ち切る段階があると思うんですけれども、そこだけ教えてもらいたいです。 ◎都市づくり部次長 まず、観客席の工事契約ですが、これは先の話になるんですけれども、2019年の9月議会以降を予定しています。当然、補助金を活用するとしましたら2019年度からになりますので、今年度、申請とか、そういった要望をするような形になりますので、今年度中にできる限り、なかなか対象となる補助金がありませんので難しい状況なんですけれども、今年度精いっぱいやっていければというふうに考えております。 ◆細野 委員 2点だけ確認させていただきたいんですが、今までも大分質疑の中で出てきたんですが、鶴川地域の住民の皆さんの状況、それから一般のもう少し離れた地域のスポーツされない方、そしてほかのスポーツをやっている人たちの声とか、いろいろ聞いていらっしゃるとは思うんですが、その辺のところで情報提供していただいていろいろ努力していただいたわけです。そういう中で、また改めて、それとFC町田ゼルビアのこの間の成績なども含めて、市民の皆さんからの反応とか、何か聞こえてくる部分というのはありますでしょうか。  もう1点、独自の努力として芝生の練習コート、グラウンドというところは独自で確保するということでしたが、今、野津田公園に計画されている拡張区域の芝生グラウンドというのは、FC町田ゼルビアの練習コートとはまた別ということでよろしいのか、確認をさせてください。 ◎スポーツ振興課長 市民の方の声ということでございますが、この増席に関する情報提供としましては、4月1日の「広報まちだ」、あとは5月からホームページに掲載しておりまして、それを見た人の反響としまして、ちょっと少ないんですけれども、2件ほどご意見がありました。  1件は内容についての確認ということでございました。この事業がどのような目的で、どう効果が得られるかということを丁寧にご説明させていただきまして、理解を得たというのが1件でございます。  もう1件はホームページでのご意見なんですが、陸上競技場のレベルアップで一層魅力的な施設になるとうれしいですという背中を押してくれるような意見でございました。 ◎都市づくり部次長 拡張区域に設けます多目的グラウンドですけれども、そちらは現段階でFC町田ゼルビアの練習場として活用する予定はございません。 ◆藤田 委員 最後になるんですけれども、今回整備方針が出て、増設に伴ってこういう議論になっていますけれども、ライセンスやいろいろ難しいことはわかっています。  ただ、今、我々のもう手の届かないところで交渉が始まっておりますけれども、J1昇格については来季も含めてまだ諦めていませんから、そういうような形でさっき前倒し年度とか、いろいろネーミングライツもありましたけれども、そういう姿勢で私は、いろいろ温度差はあるかもしれませんけれども、そういう姿勢で取り組んでいただきたいということを申しつけておきたいと思います。 ◆三遊亭 委員 僕はJ1のチームが今何チームあるんだかわからないんですけれども、FC町田ゼルビアがJ1に上がるとすると、何かモデルとしているようなチームというのはあるのかしら。それとも別にそういうのはなくて、FC町田ゼルビアというのはオンリーワンでいくと考えているのか、それを1点伺いたいんです。 ◎スポーツ振興課長 今はJ2に落ちてしまっているんですが、松本山雅FCというところをFC町田ゼルビアは結構見ているというところがございます。というのも、地域の方が一体になって松本山雅FCを応援しているという住民とチームの距離が近いというところをいい点と捉えまして、そこを参考にクラブの中身をいろいろと検討しているということは聞いております。 ◆三遊亭 委員 そうすると、FC町田ゼルビアは松本山雅FCを1つの目標というか、そのように考えているということなんですが、町田市が見て松本山雅FCにあってFC町田ゼルビアにないものとか、何かそういうような分析とか、そういうものはしていらっしゃいますかね。 ◎スポーツ振興課長 そこまでは分析は聞いてはいないんですが。 ◆三遊亭 委員 聞いているというか、町田市としては松本山雅FCにあってFC町田ゼルビアにないものとか、そういうような分析は町田では行っていないということなのかしら。 ◎スポーツ振興課長 済みません、まだ分析は行っておりません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後5時50分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時8分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第75号議案(下水道部所管部分)
    ○委員長 第75号議案を議題といたします。  本案のうち、下水道部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第75号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第2号)のうち、下水道部が所管する予算についてご説明申し上げます。  補正予算書10ページをごらんください。  まず、歳入でございます。  第18款、繰入金、第1項、特別会計繰入金、第1目、特別会計繰入金、節の4、下水道事業会計繰入金1,732万9,000円の増額につきましては、下水道事業会計繰入金の増によるものでございます。  14ページをごらんください。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  第8款、土木費、第3項、都市計画費、第7目、公共下水道費、節の28、繰出金1,003万5,000円の減額につきましては、下水道事業会計繰出金の減によるものでございます。  以上が一般会計予算のうち、下水道部所管分の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって下水道部所管部分の質疑を終結いたします。 △第77号議案 ○委員長 第77号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第77号議案 平成30年度(2018年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  補正予算書の34、35ページをごらんください。  第1表、歳入歳出予算補正についてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出をそれぞれ773万4,000円減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ112億2,802万5,000円とするものでございます。  36ページをごらんください。  第2表、地方債補正につきましては、限度額を22億8,600万円に減額補正するものでございます。  続きまして、補正予算の主な内容をご説明申し上げます。  40ページをごらんください。  まず、歳入でございます。  第3款、国庫支出金2億3,853万8,000円の増額は、下水道費国庫補助金の増によるものでございます。  第4款、都支出金2,188万8,000円の増額につきましては、下水道費都補助金の増によるものでございます。  第6款、繰入金1,003万5,000円の減額につきましては、一般会計からの繰入金の減によるものでございます。  第7款、繰越金782万5,000円の減額につきましては、前年度の決算により繰越金が確定したことに伴い補正するものでございます。  第9款、市債2億5,030万円の減額につきましては、国庫補助金及び都補助金の増額に伴う財源構成の見直しなどによるものでございます。  42ページをごらんください。  続きまして、歳出でございます。  第1款、下水道費、第1項、下水道管理費1,732万9,000円の増額につきましては、一般会計への繰出金を新たに計上するものでございます。  第2款、公債費2,506万3,000円の減額につきましては、平成30年度の利子償還額が確定したことにより、利子償還金を減額するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第77号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第77号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △認定第1号(下水道部所管部分・下水道事業会計) ○委員長 認定第1号を議題といたします。  本件の一般会計のうち、下水道部所管部分及び下水道事業会計について、一括して担当者の説明を求めます。 ◎下水道部長 認定第1号 平成29年度(2017年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、一般会計の下水道部所管分につきましてご説明いたします。  初めに、歳入でございます。  歳入歳出決算書の43、44ページをごらんください。  第13款、使用料及び手数料は、43から46ページに掲載しております。  第14款、国庫支出金は、55、56ページに掲載しております。  第15款、都支出金は、69、70及び73、74ページに掲載しております。  次に、歳出でございます。  歳入歳出決算書の221、222ページをごらんください。  第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、第8目、浄化槽普及管理費は、221、222ページに掲載しております。  第3項、清掃費、第5目、し尿処理費は、229から232ページに掲載しております。  第8款、土木費、第1項、土木管理費、第2目、治水管理費は、243、244ページに掲載しております。  第3項、都市計画費、第7目、公共下水道費は、265、266ページに掲載しております。  続きまして、特別会計の下水道部所管分につきましてご説明いたします。  決算書の374ページをごらんください。  歳入決算額につきましては113億689万2,589円、歳出決算額につきましては111億1,879万1,665円で、差し引き1億8,810万924円でございます。  382ページをごらんください。  このうち、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は1億7,217万6,000円でございます。  続きまして、歳入でございます。  385、386ページをごらんください。  第1款、分担金及び負担金を掲載しております。  第2款、使用料及び手数料は、385ページから388ページに掲載しております。  第3款、国庫支出金、第4款、都支出金、第5款、財産収入は、387、388ページに掲載しております。  第6款、繰入金は、387ページから390ページに掲載しております。  第7款、繰越金は、389、390ページに掲載しております。  第8款、諸収入は、389ページから392ページに、第9款、市債は、391、392ページに掲載しております。  次に、歳出でございます。  決算書の393、394ページをごらんください。  第1款、下水道費、第1項、下水道管理費、第1目、下水道総務費を掲載しております。  第2項、管渠費、第1目、下水道管理費は、395、396ページに掲載しております。  第2目、下水道整備費は、395ページから400ページに掲載しております。  第3項、処理場費、第1目、処理場費は、399ページから402ページに掲載しております。  第2款、公債費、第1項、公債費、第1目、元金、第2目、利子、第3款、予備費につきましては、401、402ページに掲載しております。  以上が歳入歳出決算書に関する部分でございます。  続きまして、下水道部所管の決算と主要な施策の成果を「町田市課別・事業別行政評価シート」に基づいて説明いたします。  「町田市課別・事業別行政評価シート」の456、457ページをごらんください。  一般会計のうち、下水道部所管のし尿処理費の課別行政評価シートについてご説明いたします。  主管課は下水道整備課でございます。  事業類型は事業型(受益者負担)でございます。  「Ⅰ.組織概要」につきましてご説明いたします。  組織の使命といたしましては、くみ取り便所を使用している一般家庭及び事業所からのし尿を収集し、衛生的な住環境を確保することでございます。基本情報の利用料金収入は、2,376万9,000円となっております。  「Ⅱ.2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」につきましてご説明いたします。  受益者負担比率が低く、行政費用との均衡を図ることが課題となっています。そのため、2017年度より手数料の改定をしました。今後の受益者負担比率にどのような影響を与えるのか、その動向を見守っていく必要があります。また、より快適で衛生的な住環境の確保のため、一般家庭の利用者に対して、汚水処理(公共下水道・合併処理浄化槽)の整備を進めるとともに、普及啓発する必要があります。さらには、一般家庭の利用者が継続的に減少しているため、将来的な業務のあり方を検討していく必要があります。  「Ⅲ.事業の成果」につきまして、ご説明いたします。  定期的にくみ取りを行うことにより、衛生的な住環境を確保しました。また、公共下水道への接続や合併処理浄化槽への切りかえの普及啓発活動により、くみ取り世帯が516世帯から478世帯に減少しました。2017年4月からし尿処理手数料を改定し、受益者負担比率が19.5%から30.1%に増加しました。さらに、2017年4月からコンビニエンスストア等で手数料の納付を開始し、利用者の利便性向上を図りました。  「Ⅳ.財務情報」についてご説明いたします。  「②行政コスト計算書の特徴的事項」は、物件費の主な内訳として、し尿収集運搬業務委託料の6,570万7,000円など、使用料及び手数料の主な内訳として、し尿処理手数料の事業使用者1,595万8,000円、一般家庭783万1,000円です。主な増減理由といたしましては、2017年4月からし尿処理手数料の改定により829万7,000円増加したものです。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。
     し尿収集量1リットル当たりのコストは、し尿収集量が減少したため、14円増額しました。  「Ⅴ.財務構造分析」につきまして、ご説明いたします。  行政費用が前年度より減額しておりますが、性質別割合については、大きな変化はありません。  最後に、「Ⅶ.総括」につきまして、ご説明いたします。  「①成果および財務の分析」をごらんください。  くみ取り便所の利用者及びし尿収集量ともに継続的に減少しており、2016年度に比べ利用者が56人(6.8%)減少し、収集量も38万4,228リットル(22.8%)減少しています。また、し尿処理手数料の改定に伴い、手数料収入が2016年度に比べ829万7,000円(53.6%)増加しました。  「②2017年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」といたしましては、利用者は減少していますが、衛生的な住環境を確保するため、事業を継続していく必要があります。また、一般家庭の利用者が継続的に減少していますが、利用者が市内に点在しているため、効率的な収集が困難です。し尿の収集及び運搬業務のあり方を検討していく必要があります。  「③課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」といたしましては、衛生的な住環境を確保するため、定期的なし尿収集の実施を継続するとともに、利用者の減少に伴う将来的な業務のあり方について検討を進めていきます。  以上が町田市一般会計の下水道部所管分の課別行政評価シートの主な内容でございます。  続きまして、下水道事業会計の決算と主要な施策の成果を「町田市課別・事業別行政評価シート」に基づいて説明させていただきます。  事業別行政評価シートの2事業、課別行政評価シートを1事業、ご説明いたします。  「町田市課別・事業別行政評価シート」の462、463ページをごらんください。  汚水管渠事業の事業別行政評価シートについてご説明いたします。  主管課は、下水道管理課及び下水道整備課でございます。  主管課欄に2課が記載されている理由といたしましては、汚水管の整備を下水道整備課で行い、維持管理を下水道管理課で行っているためでございます。  事業類型は施設運営型でございます。  「Ⅰ.事業概要」につきましてご説明いたします。  事業の目的といたしましては、汚水管を整備し適正に維持管理することにより、快適で衛生的な市民生活の向上を図ることです。汚水管延長は、2017年度末で1,300キロメートルとなっております。  「Ⅱ.2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」につきましてご説明いたします。  今後も労務単価の上昇などにより、各委託料等のコスト増加が見込まれるため、効率的で効果的な方法をさらに深度化して検討する必要があります。建設仮勘定の繰越明許等の工事費は、道路管理者等と調整を行い、工事が年度内で完了するよう適正な進捗管理が求められます。下水道施設の点検方法のさらなる効率化、点検状況の進捗管理により成果目標を達成し、予防保全型の施設管理を行っていきます。また、改築更新に係るコストの平準化を図るため、ストックマネジメント手法を取り入れた施設の維持管理を実施する必要があります。  「Ⅲ.事業の成果」につきまして、ご説明いたします。  ストックマネジメント手法を取り入れた管路施設の維持管理の実施に向け、汚水管の調査を19キロメートル実施した結果、異常箇所を抽出することができました。2016年度に策定した町田市公共用水域水質改善10ヶ年計画に基づき、汚水管整備や普及活動を行ったことなどにより、水洗化率の目標値を達成することができました。委託契約を一本化させスケールメリットを図った結果、経費率を下げることができたので、委託料を減額することができました。建設仮勘定の繰越明許等の工事費が、2016年度5件から2017年度は1件に減少しました。  「Ⅳ.財務情報」につきまして、ご説明いたします。  「②行政コスト計算書の特徴的事項」の物件費の主な内訳としまして、公共下水道管路施設・維持管理業務委託及び公共下水道管渠清掃・業務委託1億710万7,000円、2017年度条件施工単価及び基礎単価データの年度改訂委託167万4,000円などです。主な増減理由としましては、備品購入がなかったことにより105万5,000円減少したものです。  維持補修費では、汚水管等修繕料(83件)1億559万9,000円、鶴見川整備工事(その50-2)に伴う支障物件移設工事2,403万8,000円です。主な増減理由としましては、鶴見川整備工事に伴う支障物件移設工事を実施したことにより、2,403万8,000円増加したものです。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。  資産の増加とともに、減価償却費も増加しています。また、支障物件移設工事を行ったことにより、維持補修費が増加したため、単位当たりコストも増加しました。  「⑤貸借対照表の特徴的事項」をごらんください。  工作物(インフラ資産)として汚水管1,831億1,011万3,000円となっており、主な増減理由といたしましては、汚水管の新設及び寄附されたことにより、10億9,956万9,000円増加したことによるものです。  「Ⅴ.財務構造分析」につきまして、ご説明いたします。  行政費用が前年度より増額しておりますが、性質別割合については、大きな変化はありません。  最後に、「Ⅶ.総括」につきまして、ご説明いたします。  「①成果および財務の分析」をごらんください。  2016年度に策定した町田市公共用水域水質改善10ヶ年計画に基づき、市街化調整区域(相原地区)などの整備を行い、汚水管整備や普及活動を行った結果、水洗化率の目標値を達成することができました。建設仮勘定について、繰越明許等の工事件数が2016年度5件から2017年度は1件に減少したため、1億4,869万4,000円減少しました。マンホールぶたの修繕には、道路関連工事や他企業工事と連携を図ることにより、工期の短縮や舗装費用等の削減に努めました。  「Ⅰ.事業概要」の有形固定資産減価償却率のとおり、汚水管の老朽化が進んでいます。  「②2017年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」といたしましては、町田市公共用水域水質改善10ヶ年計画に基づき、水洗化率の向上を目指します。建設仮勘定について、事故繰越による工事をなくすことが必要です。老朽化する汚水管の効率的、効果的な維持管理を行うために実施した、ストックマネジメント手法を用いたスクリーニング調査等における異常箇所において、今後、さらなる詳細調査等を行い、改築修繕計画を策定する必要があります。  「③課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」といたしましては、水洗化率の向上を目指すため、市街化区域などの汚水管が未整備になっている地区の問題解決をした上で整備活動を行い、さらに普及活動に取り組みます。建設仮勘定について、事故繰越による工事をなくすよう、年度早期からの工事着手や毎月の工事進捗状況確認を行い、工事の年度内竣工に取り組みます。ストックマネジメント手法を取り入れた汚水管の調査を2021年度までに100キロメートル行います。そのうち、2019年度調査分までの67キロメートルを第1期とし、2020年度に評価と分析を行い、2021年度には改築修繕計画を策定します。  以上が汚水管渠事業の事業別行政評価シートの説明でございます。  次に、「町田市課別・事業別行政評価シート」の464、465ページをごらんください。  雨水管渠事業の事業別行政評価シートについてご説明いたします。  主管課は、下水道管理課及び下水道整備課でございます。  主管課欄に2課が記載されている理由といたしましては、汚水管渠事業と同様に、雨水管の整備を下水道整備課で行い、維持管理を下水道管理課で行っているためでございます。  事業類型は施設運営型でございます。  「Ⅰ.事業概要」につきまして、ご説明いたします。  事業の目的といたしましては、雨水管を整備し適正に維持管理することにより、浸水被害を軽減し、安全な生活環境の向上を図ることです。雨水管延長は、2017年度末で346キロメートルとなっております。  「Ⅱ.2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」につきましてご説明いたします。  今後も労務単価の上昇などにより、各委託料等のコスト増加が見込まれるため、効率的で効果的な方法をさらに深度化して検討する必要があります。建設仮勘定の繰越明許等の工事費は、道路管理者等と調整を行い、工事が年度内で完了するよう適正な進捗管理が求められます。下水道施設の点検方法のさらなる効率化、点検状況の進捗管理により、成果目標を達成し、予防保全型の施設管理を行っていきます。また、改築更新に係るコストの平準化を図るため、ストックマネジメント手法を取り入れた施設の維持管理を実施する必要があります。  「Ⅲ.事業の成果」につきまして、ご説明いたします。  ストックマネジメント手法を取り入れた管路施設の維持管理の実施に向け、雨水管の調査を23キロメートル実施した結果、異常箇所を抽出することができました。直近5年間(2011年度から2015年度)の浸水履歴から、浸水対策箇所の見直しを行い、雨水管整備を進めた結果、全体計画区域面積に対する雨水管の面積整備率が向上しています。委託契約を一本化させ、スケールメリットを図った結果、経費率を下げることができましたので、委託料を減額することができました。建設仮勘定について、工事件数が2016年度5件から2017年度は1件に減少しました。  「Ⅳ.財務情報」についてご説明いたします。  「②行政コスト計算書の特徴的事項」の物件費の主な内訳としましては、公共下水道管路施設・維持管理業務委託及び公共下水道管渠清掃・業務委託7,336万1,000円などです。主な増減理由としましては、委託内容の精査を行ったことや、現地確認を行い効率のよい発注を行った結果、委託料が264万6,000円減少したためです。維持補修費の主な内訳といたしましては、雨水管等修繕料(28件)が3,427万9,000円です。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。  人件費や減価償却費が増加したので、行政費用は前年度よりも増加していますが、新設工事で雨水管を2,557メートル布設したことにより、単位当たりコストは減少しました。  「⑤貸借対照表の特徴的事項」をごらんください。  工作物(インフラ資産)として雨水管1,088億3,069万2,000円となっており、主な増減理由といたしましては、雨水管が新設及び寄附されたことにより、12億1,840万3,000円増加したものでございます。  「Ⅴ.財務構造分析」につきまして、ご説明いたします。  行政費用が前年度より増額しておりますが、性質別割合については、大きな変化はありません。  最後に、「Ⅶ.総括」につきまして、ご説明いたします。  「①成果および財務の分析」をごらんください。  建設仮勘定について、繰越明許等の工事件数が2016年度5件から2017年度は1件に減少したため、3億6,461万6,000円減少しました。雨水管整備は、2017年度より直近5年間(2011年度~2015年度)の浸水履歴から浸水対策箇所の見直しを行い、雨水管整備を進めた結果、国の補助対象となりました。つくし野中学校北側エリア、他に国の補助対象外の東名入り口周辺エリアの一部を整備することができ、雨水管の面積整備率が向上しました。マンホールぶたの修繕は、道路関連工事や他企業工事と連携を図ることにより、工期の短縮や舗装費用等の削減に努めました。  「Ⅰ.事業概要」の有形固定資産減価償却率のとおり雨水管の老朽化が進んでいます。  「②2017年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」といたしましては、今後も浸水対策の優先度の高い箇所について、早期に浸水被害の軽減効果を上げる必要があります。今後も労務単価が上昇する可能性があり、各委託料のコストの増加が見込まれます。建設仮勘定について、事故繰越による工事をなくすことが必要です。老朽化する雨水管の効率的、効果的な維持管理を行うために実施したストックマネジメント手法を用いたスクリーニング調査等における異常箇所において、今後、さらなる詳細調査等を行い、改築修繕計画を策定する必要があります。  「③課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」といたしましては、今後も浸水対策の優先度の高い箇所について、早期に浸水被害の軽減効果を上げていきます。建設仮勘定については、事故繰越による工事をなくすよう、年度早期からの工事着手や、毎月の工事進捗状況確認を行い、工事の年度内竣工に取り組みます。また、ストックマネジメント手法を取り入れた雨水管の調査を2021年度までに110キロメートル行います。そのうち、2019年度調査分までの55キロメートルを第1期として、2020年度に評価と分析を行い、2021年度に改築修繕計画を策定します。  以上が雨水管渠事業の事業別行政評価シートの説明でございます。  次に、「町田市課別・事業別行政評価シート」の466、467ページをごらんください。  処理場費の課別行政評価シートについてご説明いたします。  主管課は水再生センターでございます。  事業類型は施設所管型でございます。  「Ⅰ.組織概要」につきまして、ご説明いたします。  組織の使命といたしましては、下水道施設の設備・機器の適切な維持管理、老朽化した設備の改築・更新を継続的に行い、安定した処理機能と良好な処理水質を確保し、市民が快適に生活できる環境を提供することです。  「Ⅱ.2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」につきまして、ご説明いたします。  物件費に関しては、光熱水費などを減少させることができましたが、社会状況の変化を受けて、今後、電気料単価等は上昇する可能性があるため、引き続き良好な水質を確保しつつ、下水処理場の運転管理の効率化に努めることが課題となります。また、維持補修費に関しても、老朽化した設備の修繕規模拡大などにより、費用の増加が見込まれますが、今後も維持管理コストの縮減に努めていきます。また、2016年度はアセットマネジメントの実施計画に基づき、施設情報システムの運用を開始しました。維持管理コストを平準化するため、施設情報を蓄積・分析することで、施設の計画から維持管理、更新までのライフサイクルを効率的に管理していきます。  「Ⅲ.事業の成果」につきまして、ご説明いたします。  成瀬クリーンセンター・鶴見川クリーンセンターでは、施設を安定的に稼動させて、法令等の水質基準を十分に満たす放流水で、年間を通じて汚水を処理しています。市内186事業場のうち、延べ41事業場に立入調査を行い、全ての事業場で良好な水質が保たれていました。成瀬クリーンセンターの耐震化率は、沈砂池ポンプ棟耐震補強工事が完了したことで56.7%から3.2ポイント増の59.9%になりました。成瀬クリーンセンターの自家発電設備工事が完了し、主要機器が停電時に稼働でき、地下階から地上階へ新築したことで浸水対策が実現しました。  鶴見川クリーンセンターでは、2019年4月稼働に向け水処理棟増設工事を実施し、2017年度には土木躯体工事が完了しました。未利用エネルギーの有効活用に向けて、下水熱利用空調設備設計を行いました。ストックマネジメントに基づき詳細調査を行い、施設情報システムに11件の施設情報を蓄積しました。  「Ⅳ.財務情報」につきまして、ご説明いたします。  「②行政コスト計算書の特徴的事項」は、物件費の主な内訳といたしまして、管理業務等委託料5億290万2,000円、光熱水費3億6,895万5,000円などです。主な増減理由といたしましては、電気料単価等の変動により、光熱水費が2,965万9,000円増加したことや労務単価の減額で維持管理業務委託料が減少したことにより、管理業務委託料が937万1,000円減少したことなどによるものです。維持補修費では施設修繕料2億8,655万3,000円、工事請負費533万円などです。主な増減理由といたしましては、成瀬クリーンセンターの砂ろ過器や鶴見川クリーンセンターの焼却炉の機器等修繕により、施設修繕料が9,042万1,000円増加したことや、成瀬クリーンセンター汚泥棟の給排水メーン管と1階便所を改修したことにより、工事請負費が533万円増加したことなどによるものです。  「④貸借対照表の特徴的事項」をご説明いたします。  工作物(事業用資産)として、成瀬クリーンセンター253億5,413万9,000円、鶴見川クリーンセンター116億1,909万4,000円です。主な増減理由といたしましては、成瀬クリーンセンター自家発電設備工事が完了したことにより、6億2,643万円増加したことによるものです。  「Ⅴ.財務構造分析」につきまして、ご説明いたします。  行政費用が前年度より増加しておりますが、性質別割合については、大きな変化はありません。  最後に、「Ⅶ.総括」につきまして、ご説明いたします。  「①成果および財務の分析」をごらんください。  電気料単価等が変動したことにより、光熱水費が増加したため、物件費全体のコストが増加しました。修繕計画どおり実施しましたが、鶴見川クリーンセンター焼却炉の機器等修繕により施設修繕料が9,042万1,000円増加しました。成瀬クリーンセンター沈砂池ポンプ棟の耐震化を進め、水質向上のため段階的高度処理の実証実験を開始しました。有形固定資産減価償却率について、成瀬クリーンセンターでは沈砂池ポンプ棟耐震補強工事等を完了しましたが、0.6ポイント増の77.6%、鶴見川クリーンセンターでは水処理設備更新工事を完了し1.3ポイント増の79.1%、鶴川ポンプ場は2.2ポイント増の72.0%になりました。  「②2017年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」といたしましては、物件費について、委託料は減少し光熱水費は増加しました。社会状況の変化を受け、電気料単価等今後も上昇が予想されます。また、維持補修費も老朽化の拡大により修繕料の増加が見込まれ、コストを平準化することが必要です。また、維持管理費等のコスト増加抑制が課題です。  「③課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」といたしましては、マニュアルの見直しを図ることで業務の効率化を実施し、人件費や増大する維持管理コストの抑制に努めます。電気料については単価の安い時間帯を利用した運転管理を継続し、社会状況の変化に対応するため、情報収集を行っていきます。老朽化した設備の修繕規模拡大などによる費用の増加を抑制するため、ストックマネジメントを運用し、部品単位での点検・調査・劣化予測で健全度を算出する予防保全型の維持管理を行い、計画的に部品と設備単位での改築更新を実施していきます。  以上が町田市下水道事業会計の課別・事業別行政評価シートの内容でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆松岡 委員 評価シートのほうから質疑をさせていただきます。456ページ、457ページでございます。  くみ取り便所を使用している一般家庭及び事業所からのし尿を収集して、衛生的な住環境を確保するということで、そして、そのために一般家庭の利用者に対して汚水処理の整備を進めるとともに、普及啓発をされたとありました。そして2017年度、その成果が出たと言われましたけれども、どのような普及啓発をされたんでしょうか。これが1点目。  2点目、2017年4月からコンビニエンスストア等で手数料の納付を開始したとありましたけれども、これはどれぐらいだったんでしょうか。  3点目、457ページの個別分析の棒グラフと折れ線グラフなんですけれども、2017年度の一般家庭の利用料金がおよそ781万円なんですね。その上に事業者の利用料金がおよそ1,595万円となっていて、合計すると2,376万円ほどになるのにかかわらず、利用者数は減ってございます。これはし尿処理手数料の改定に伴ったから、このような結果が出たんでしょうか、確認をさせてください。 ◎下水道部次長 3点ご質疑をいただきました。  まず、普及啓発につきましては、2017年度より手数料の改定をしましたので、その周知をし尿処理をお使いの方に、全ての件数について、こういう改定がありますということで、金額が上がりますので、ご理解をいただくということで、ここに普及啓発活動ということで書かせていただいております。  それから、コンビニの利用率につきましては、結構好評で、ご利用の方の約66.4%、これは毎月納付のものが来るんですが、全件ではないんですが、順調にご利用をいただいて、利便性が確保でき、当然それのし尿の手数料を私どものほうに納付しているということで、効果が出ているということで考えております。  それから、最後にグラフのところでご質疑をいただきました770人の利用者数なんだけれども金額が上がっているというのは、今、委員からお話があったとおり、手数料の改定に伴うもので金額が上がったと思っております。 ◆松岡 委員 ありがとうございました。  では、課題としてし尿の収集の一般家庭の利用者が減っているんですね。それで、そのし尿の収集のときに、利用者が町田市のあちこちに点在しているからなかなか難しい。運搬業務のあり方を検討しなければいけないというふうには言われておりますけれども、そういう方法というのは何か考えていらっしゃるんですか。 ◎下水道部次長 実は毎回これは課題で書かせていただいているところで、下水道が普及されているところでもし尿処理の方がいらっしゃるような状況で全域にわたっております。ですので、当然バキューム車が全域を回りますので、どうしてもそれの人工代と車の運賃はなかなか避けて通れない。
     要するに、距離数は余り変わらないような状況で、これについては委託しているところと毎回協議をして、まだ解消はできていないんですが、何とか財源の確保ということで、これが例えば1件幾らという契約もやり方はあるんでしょうけれども、そういう意味ですと受託者のほうがなかなか厳しいのかなということで、お互いに協議をしているような状況です。ですから、まだ答えが出ていないところです。申しわけないです。 ◆松岡 委員 最後に、こちらが一般家庭のほうですけれども、工場というか、事業所からも手数料が1,595万円ぐらい入っておりますけれども、これも同じように点在していて、一般家庭と同じような見方でよろしいんでしょうか。 ◎下水道部次長 これについては点在というよりも、今言ったイベントだとか、それから建設現場にありますものが主ですので、ただ金額を上げていますので、その分の手数料はいただいているということです。要するに、1回幾らでやっておりますので、これはまた別だということで、委託業務には入っているんですが、確かに同じような原因かと思っております。 ◆松岡 委員 よくわかりました。今後もぜひ課題として、点在している一般家庭のし尿収集のほうが効果的、効率的なのが難しいということで、毎年それが課題に挙がっているということですので、ぜひ運搬業務のあり方をこれからも精査していっていただきたいと思います。 ◆細野 委員 それでは、何点か伺いたいと思います。  行政評価シートのただいま松岡委員が聞いたところなんですが、去年、手数料が上がったということで、総額幾らになったかというのはあるんですが、1件当たりの手数料の増加と受益者負担率ということを目標にしながら上げたわけですけれども、その辺の状況、あと負担に対する各家庭の声などはいかがでしょうか。  それから、460ページの開発行為に伴う排水施設の指導、届け出許可などが行われていると思いますけれども、結構ミニ開発とか宅地開発、マンション建設なども進んでおります。そういう中で、浸水とかの状況を防ぐためのこういった指導、どのような形で行われてきたのか、改善の状況など、2017年度、具体的に改善というか、防ぐような状況というのがどれぐらいあったのか、伺いたいと思います。 ◎下水道部次長 まず、答弁の前に、先ほど松岡委員からお話がありました1回当たりでもらっているというんですが、正確には36リットルを1本として、それを1,000円でいただいている。ですから、1カ所行ってもしかしたら2本の72リットル、要は単位でやっていますので、そういうことです。若干補足させていただきます。  それから、細野委員からのご質疑でし尿処理費についての受益者負担金の状況についてはということで、ちょうど財務諸表の456ページの上段のところに基本状況ということで書いております。  今までは受益者負担金、負担比率というのが改定前になりますが、当然議会で手数料の値上げについては大分議論させていただいたというか、いろいろご指導いただきましたが、19.5%ということで、私どもとしては50%まで持っていければという思いもありましたが、最終的な結果としては、決算としては30.1%です。  その要因は、今まで1カ月ずつにくみ取りをされていた方が、当然料金が入りますので、少しためてからとか、いろいろありますので、ただ、皆さん定期的に、当然あふれるわけにいきませんので、定期的にやられている方のほうが多いと把握をしているところです。 ◎下水道管理課長 開発等での指導で浸水を防ぐという観点で、どういう指導をしているかというご質疑ですけれども、浸水を防ぐという観点では、やはり浸透施設の設置について指導させていただいています。具体的に申し上げますと、開発とか中高層事業は条例等によって規定されている浸透設備を設けていただくということで、その辺を我々としてはきっちりと指導しているというところでございます。 ◆細野 委員 手数料値上げに伴って若干回数が減っているということですので、目標の中にそういったこともありましたけれども、衛生的な対応でしたか、そういう中でちょっとためてからという状況というのは少し逆行しているのかなと思うんです。ただ、必要に応じてきちんとくみ取りが各家庭で求められているというか、ちゃんとやられているということで確認してよろしいんでしょうか。  また、そういった負担については、この間、議論してきたんですが、市民の方から実際に、去年値上がりしましたので、当初の意見とか何かありましたらお聞きしたいと思います。  それから、排水施設の指導、届け出ということで、いろいろ指導していただいているということなんですが、大型の宅地開発とかマンション建設についてはしていただけていると思うんですが、戸建ての住宅に対しては、そういった指導というのはなかなか難しいと思うんですが、その辺の下水道部から他の部、都市づくり部などへの協力などという点では、どのように行われたのでしょうか。 ◎下水道部次長 一番初めの内容につきましては、そのとおりでございます。  それから、苦情等、要するに、値段が当然上がったことでのということですが、それにつきましては、確かに手数料が変わるというのを事前に周知させていただいていますので、そのときにはいろいろ何で上がるんだということでありましたが、私どもの職員がお邪魔しまして、いろいろ電話とか郵送だけではなくて、お会いして手数料を上げる前に丁寧にお話をしておりますので、結果的には、基本的には一応納得は、ご理解はいただいていると考えております。 ◎下水道管理課長 開発とかではなくて、個別の個人宅みたいなものの指導につきましては、これも条例等の規定ではないんですけれども、行っております。宅内排水設備の届けを出していただくときに、浸透ますを用いていただくような指導を行っております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。それぞれご努力いただいているということで、それで宅地内の浸透ます等の設置については補助金などもあったかと思うんですが、その利用率については2017年度どのような状況だったでしょうか。  それと別件で、汚水管の老朽化対策ということで、ストックマネジメントの手法を導入して効果が大きかった。そのほかのところでもストックマネジメントということで、雨水管の整備などでも行われているようなんですが、このストックマネジメントというのはどのような形なのか、済みません、基本的なことを教えていただきたいと思うんですが、どういう形で行われて、どのような効果があったのかという具体的なところでお話しいただければと思います。 ◎下水道管理課長 2点いただきましたが、まず1点目の浸透ますの補助制度の利用ということですけれども、2017年度は3件ございました。  それから、ストックマネジメントのほうは、汚水と雨水とあわせてというか、町田市に存在する管渠を対象に行っているものです。このストックマネジメントというのは、ちょっと話が難しくなってきますけれども、長期的にその施設の状況を見きわめて、その状況が将来どうなっていくかという予測をしながら、計画的に将来修繕とか、改築とか、そういうことをにらんでやっていくというものでございます。  現段階では、まだ具体的に改築計画をつくるとかというところではなくて、まず最初の点検とか調査を今始めたところです。2017年度からスタートしたところです。雨水と汚水と合わせて、42キロメートルが2017年度で調査ができたということです。調査したものです。  今の予定でいくと、2017年度、2018年度、2019年度の3カ年分を調査したものを一旦まとめて、そこでもう1回3年分を評価して、その後に改築なり修繕とか、そういう計画を将来つくって、長いスパンで平準化しながら下水道施設が保たれるようなところを目指しているものでございます。 ◆細野 委員 先ほどの浸透ますの補助金についてはわかりました。  それと、今、ストックマネジメントということで、長期のスパンでということでしたが、大体何年ぐらいということで調査、今回42キロメートルやったということです。市内の汚水管、雨水管の調査を順次行っていくのかなと思いますが、どれぐらいのスパンで検討されているのか。  それから、同じページでグリストラップですか、この前、下水道の展示が行われていましたので、油がたまっているというところを見せていただいたんですが、この維持管理が大事だというのが、阻集器の維持管理が大事だというのが目で見てわかったんですけれども、どのような形で誰が行い、それがどのような効果があるのかについて教えてください。 ◎下水道管理課長 今、ストックマネジメントの中身の話、それからグリストラップの話をいただきましたけれども、どのくらいのスパンでストックマネジメントを進めていくかということです。  先ほどもちょっと説明しましたけれども、まず最初に、2017年度、2018年度、2019年度の3カ年分の調査の結果をもとに、その後、2019年度、2020年度というところで一旦3カ年分の調査の結果に基づく改築なり修繕の計画というのを立てて、そこで1回アクションを起こす。  それからその先、これは1年間40キロ強ぐらいを今目指していますので、そうするとまだ120キロぐらいですので、その後、随時5年単位で調査をして、計画を立てて、実際の工事なりをしていくというスパンで進めていくというふうに考えております。  それからもう1点、グリストラップですけれども、管理自体は、グリストラップは基本的に飲食店のほうで入れていただくものでございます。お店お店で管理していただくというところになります。  効果でございますが、当然何もないとそのまま、例えばうわっと油っけのあるものを流すと、宅内排水もそうですし、下水道管にもそのまま管路に流れてしまうわけですね。そうすると、そういうラード系というか、油系のものは固まってしまうと管の閉塞とかにもつながりますので、そういうものを事前に網にかけるというんですか、そういうストラップですので、そういう意味で効果がございます。 ◆細野 委員 何となくわかりました。  ストックマネジメントの調査を行う中で、さまざまな問題箇所も見つけて対応した、異常箇所を抽出して、そこに対応したというのがあるんですが、これは短期のそういった異常箇所に対する対応と長期間の対応というのを並行しながら行っていくということでよろしいんでしょうか。  あと、雨水管の464ページ、事業評価シートの雨水管整備について、2017年度が3キロメートルということでしたが、これについてはどの程度を目標に、余り長い距離をやっていこうということではないのかなと思うんですが、その辺の目標値の立て方、どの程度の雨水管の整備が適正かということで考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎下水道管理課長 異常箇所を2017年度の調査で発見して、基本的には、この調査の結果、このままほうっておいても大丈夫だろうというものと、これは将来的に直すものの計画にのせていかなきゃいけないという仕分けをしていきます。  もう1つは、今の段階でもうそろそろ、これは計画とかを3年、4年後に立てていくのではちょっと遅いから、できればここ二、三年のうちには直しておきたいというものと仕分けをして、なるべく早く直したほうがいいというものは、できましたら早く直そうということで、今年度もしくは来年度予算が許せば直そうという仕分けをしてやってございます。 ◎下水道部次長 雨水管の整備についてのご質疑ですが、評価シートの458ページにも記載がございます。雨水管のほうにもありますけれども、業務別にも、直近の5カ年ということで、2011年度から2015年度の申請履歴を再度確認しまして、これは南東建、市の道路管理者、それから防災のほうから通報の情報が基本的なものですが、それをいただきまして、その中で頻度を確認して優先的にやらなきゃいけないという分析をさせていただきました。それで事業については、国の補助金をいただければいいんですが、なかなかつかない。この2017年度はつかなかったんですが、緊急性を要するということで整備をやらせていただいております。  今後につきましても、どこをやるかというのは、ゲリラ豪雨がゲリラでいろいろなところに行きますので、それの状況を見ながら、優先して予算を確保しながら、整備をしていきたいと考えております。 ◆細野 委員 浸水被害が心配されるような大雨が降る場合が多くなっているので、その辺も考えてはいただいていると思うんですが、雨水管の整備については国費とか補助がつかないということが原則なのか、それともつく場合もあるのか、その辺の状況についてはいかがでしょうか。  あと、452ページ、地方債についての考え方なんですが、これは今年度減少させたということで評価をしているんですが、地方債残高自体について、今後、どの程度の残高を適正としていくのか、その辺の方針とかはありますでしょうか。考え方も変わってきているんですが、これまでの考え方ですと、必要なものについて当年度の予算だけでやらないで、今後のこれからのものを借金として少し分割しながら払っていくというような考え方もあったかと思うんですが、その辺の地方債の考え方について教えていただきたいと思います。 ◎下水道部次長 雨水管整備について国費がつかないとやらないのか、ストレートに言えばそういうお話だと思いますが、先ほどの答弁の説明が悪かったと思います。当然、市としては優先順位が高いものと考えております。当然、市の単費だけで起債等で賄えるものではないと思っておりますので、国費の要望はしていきます。  ただし、2017年度につきましては、ここにも記載があるとおり、国費がつかなくてやめるのではなくて、それは優先的に安全を確認するためにやらなきゃいけないということで、皆様の議決もいただきながら、今後についても当然国の補助金を100%いただけるように我々も努力はしますが、つかなくてもやっていくもののほうが多いのかなと思います。当然、100%でいきたいとは思っております。 ◎下水道総務課担当課長 今ご質疑いただきました課別行政評価シート452ページの地方債の残高の今後の考え方についてということでございますが、今回、地方債の残高を指標とさせていただいております。アクションプランと比較しまして、目標値を達成しているという状況でございます。  今後の適正化ですとか、その考え方はというところでございますが、今、委員がおっしゃったとおり、地方債に関しては将来の世代に公平に負担をしていただくためということで、地方債を起こしている状況でございます。今、地方債につきましては、30年償還が多いわけでございますが、以前の30年前に汚水管渠ですとか、そのあたりの起債したものが徐々に償還を終了してきているという状況でございます。  今、下水道部次長からも話がありましたが、今後は雨水管の整備を進めていくという中で、国費の状況等を見ながら、必要に応じて地方債についても、限りある財源の中で将来をにらみながら起こしていくということで考えております。 ◆細野 委員 雨水管整備について、国費がつく場合と、2017年度についてはつかなかったということで、国費のたまたま幾らつくとか、そういったものが国からの補助金という形になるのか。雨水管の整備ということでは、年度によって違うというふうに考えてよろしいでしょうか。 ◎下水道部次長 まず、東京都に私ども各市町村が予算要望します。東京都は、それをまとめて多摩分として、当然予算を関東地方整備局に提出をします。当然、あわせて東京都は特別区分を持っていますので、流域分の下水道がありますので、そちらも合わせて出す。最終的に東京都だけの関東地方整備局ではないので、当然栃木県、茨城県、さまざまな関東ブロックがありますので、その中でどういうふうに分けているか知りませんが、公平したものが来ます。  私どもだけ、多摩ブロックの町田市だけ特化してというのはなかなか、均等に渡すということですから、そういう意味で要望の中でつかないものが出るというのはないように我々は強く要望しているところですが、当然内容としては要請行動も国に対してやっておりますが、つかないことがないように努力をするということで、今回の答弁はそこまでかと思います。 ◆藤田 委員 私からは1点だけ、458、459ページになると思うんですが、特に市街化調整区域の下水道整備なんですが、成果のほうでもう既に目標を達成したと書かれております。  今回、そういった中で、整備を着実にやっていただいているという成果と、市街化調整区域に入れていく場合には、意外と制度的な理解と、そういうものが入り込んでいっても、費用負担等の誤解とかがあってなかなか難しかったところはあるんですが、今回、成果があらわれたというのは、普及活動というのがかなり生きているんじゃないかなと思うんです。今回、相原地区に入って普及活動を行った結果だと思うんですが、その辺の普及活動の反応等はどうだったのか、改めてお伺いしたいと思います。 ◎下水道部次長 まず、市街化調整区域で相原地区ということで書いておりますが、この場所はゆくのき学園周辺の集落でございます。今後、今、相原のほうに行きましたので、当然小野路だ、図師だ、上下小山田、さまざま案件はありますので、これは当常任委員会も過去ですが、お知らせしているとおり、10カ年計画で5年分の前期ということで決めさせていただいているので、それを最善を尽くしてやりたいということでございます。  その5カ年の部分につきましては、地権者の方にアンケートをとりまして、その地区の5割以上の方がつなぐ意思があるよというところで動いているところです。啓発ということからすると、当然事前に設計をして、工事が始まってからつなぎますかではなくて、事前にお話をして、受益者負担金だとか、さまざまな今までお金がかからなかったものが当然発生を、ただ切りかえるだけではないのでお金がかかりますので、現在もそうですけれども、ここの場所もそうですが、事前にご説明してご理解をいただいてということです。  それから、委員の言われているところは、今後のものもということで、2017年度の予算の中での決意表明、課題がありますので、そこら辺で答弁させていただきますけれども、これについては後期の見直しがありますので、今ご意見をいただいたものも十分真摯に受けとめております。そういう発生するお金というのはないと思っている方も当然いらっしゃいますので、そこは間違いがないように、これだけ発生しますよというお話とか、貸付制度もございますので、そういう説明は丁寧にしていきたいと思っております。 ◆藤田 委員 あえて普及のところにいったのは、今回、普及というか、制度理解等も入り込んでいったからこそ成果があらわれたと思うんですね。今後、そういう意義とか負担だとか、そういうところの理解が出てくると、いろんなところから、今までは要らないよと言っていたんですが、市街化調整区域の中で地域からのニーズがかなり上がってくると思うんですね。  今回の成果も踏まえて、今後10カ年、後期の5カ年になるのかもしれませんけれども、市街化調整区域にニーズがふえてきたところに、もう少し予算とかも含めて、前倒しも含めて、そしてニーズが高いところから入れていくとか、そういう理解が広がったからこそ可能性が出てくると思うんです。今回の成功ではないですけれども、今回の結果を踏まえて、2017年度の成果を踏まえて、今後、調整区域の普及についてどのように考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎下水道部次長 該当のところが私どもの10カ年計画では800世帯、現在、お住まいの方の800世帯を対象にして、残りの300世帯は経済効果と事業採算性の問題で、今の段階ではやらないとかではなくて、ちょっとそこまで手が出ないのかなと思っているところです。  800世帯あって、前期で400世帯というのは通例の考えなんですが、今回170世帯ということで絞っております。それは今、委員からお話しのとおり、私どもの普及とあえて言葉を使わせてもらいますが、そこら辺のPRが少なかったのかなという反省があるので、逆に170世帯でまさにそのとおりで、PRしながら、だったら俺のところもやりたいねというふうに言ってくれるようにしたいと思います。  それから、普及活動で市街化調整区域だけではなくて、これは全域でまだ切りかえをされていない方の分も普及活動として入っております。 ◆三遊亭 委員 2点教えていただきたいんですが、まず、いずれも行政評価シートです。先ほど細野委員も言及されていましたグリストラップなんですが、導入年度は2016年度だと思われるんです。その年、いきなり52%の実績を上げて、あとは漸増傾向にあるというようなことなんですが、初年度52%という大変高率を得ていながら、あとはどうして漸増になるのか、その理由がわからないのでお教えください。  2点目は458ページの水洗化率なんですが、昨年度実績が98.04%であるのにもかかわらず、今年度の目標が97.65%に減少しているという理由、2点お知らせください。 ◎下水道部次長 この水洗化率は、当然年度計画で動いているもので、ここの成果指標の定義に書いてあるんですが、町田市下水道アクションプランというのをつくっていまして、それに出ている数字をそのまま使わせていただいているので、ただ、内規としては当然公表しませんが、上がっていくような思いは持っております。  ですから、ちょっと比較としてはおかしいんですが、またこれを変えてしまうと諸計画とのずれが出てくるということで、申しわけないんですが、ご理解いただければと思います。 ◎下水道管理課長 グリストラップのこの指標の説明だと思うんですが、この指標自体が私どもが市内で、特にこの場所はもともとラードとかがたまりやすい場所だというところを108カ所を今、洗い出して選定しております。その中で、毎年そこの状況をチェックする。例えば108件のうち、今回、2017年度は54%ということなので、54%の箇所数において、具体的に言うと59カ所が良好な状態であったという評価です。  だから、地道に啓発活動を行って、悪かったところを徐々によくすることによって2%ずつでもいい場所をふやしていこうという内容のものでございます。 ◆三遊亭 委員 まず1点目、最初のはわかりました。町田の場合はローリングしないから、最初に計画したから、今さら上げられないということですが、先ほどのご答弁にあったように、もう既に98.04%を達成しているので、当然それの上を目指しているということでございますので、この目標にかかわらず、向上していただけるというふうに受け取りました。  それと、もう1回伺うんですが、このグリストラップ、逆に本当に何で、過去のことだからいいといえばいいんだけれども、2016年度に52という大きな数字を出した理由を知りたいんですよ。導入に当たって優遇策を講じたとか、どうしていきなりこんないい数字が出たのかが逆に伺いたいというか、知りたいというか。 ◎下水道管理課長 この数字、1件1件の適正に使ってくれていますねという数値ではなくて、先ほど申し上げたように、管の状況がよい状況であるというところの割合をはじき出しているということで、2016年度は実際に箇所数で割ったら52%という数字が出たということだと解釈しています。 ◆山下 委員 一般的に伺いたい話なんですけれども、金融収支については、比較的下水道が大きな金額になっているわけなんですけれども、マイナス分というのがですね。ここのコントロールというのは、どういうふうにされてきているのかですね。地方債にリンクしているものとしてここは考えればいいところなのか、数字だけ見ると、そこに準じているようなお金の流れなんですけれども、そこを確認させてもらっていいですか。 ◎下水道総務課担当課長 今のご質疑の金融収支の関係ということで、コントロールできているかどうかというご質疑だと思います。先ほど答弁させていただきました地方債の残高につきましては、将来、地方債を起こしますと、義務的経費としてはね返ってくるということで、そこはなかなか削れない経費となってきます。それに伴って歳出側で歳出の見直しですとか、できるところの範囲が限られてきてしまうということがまず1つあると思います。  それと、あとは入りの側、歳入の側では、下水道事業会計で一番大きいのは下水道使用料でございます。今回、下水道使用量を前年度と比較しますと、減少ということではあるんですが、やはり人口減少ですとか、有収水量の減少、それはペットボトルですとか、水を使う方がなかなかいらっしゃらなくなるですとか、そういったこともあるかと思うんです。その辺の歳入と歳出の出と入りをきちんと見きわめながら、毎年予算編成、もしくは決算で振り返りを行いまして、翌年度以降に見直し分を反映させていただいているというところでございます。 ◆山下 委員 一部地方債がふえていても、金融収支の差額のマイナス分というのが減っているようなところがあったりするわけなんですけれども、そこは入りの部分がうまく調整されている、たまたまということなのかわからないですけれども、そういうケースがあるということなんですか。 ◎下水道総務課担当課長 今、委員がおっしゃられた収支に関しては、毎年おかげさまで赤字ではなくて黒字の状態で来ております。それは先ほどの入りの部分でいきますと、下水道使用料ですとか、あとは財源としましては一般会計繰入金が大きいところではございますが、そちらの歳入を計上しながら、歳出側についてはある程度見込みが立ちますので、その上で毎年予算を編成させていただいているということでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって、一般会計のうち、下水道部所管部分及び下水道事業会計の質疑を終結いたします。 △行政報告(マンホール蓋(汚水・雨水)の新デザインについて) ○委員長 行政報告、マンホール蓋(汚水・雨水)の新デザインについてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 マンホール蓋(汚水・雨水)の新デザインについてにつきましての行政報告は、下水道総務課長からご報告申し上げます。 ◎下水道総務課長 それでは、マンホール蓋の新デザインについて、説明いたします。  昨年度、マンホールぶたのデザイン更新について、大学連携事業を活用したデザインの募集を行い、市民等による投票によってデザインを決定することといたしました。このたび、デザインが決まりましたので報告いたします。  市民の皆様などから、計6,041票の投票をいただき、汚水管の部では2,440票を集めたデザインが、雨水管の部では2,454票を集めたデザインがそれぞれ第1位となり、新マンホールぶたのデザインに決定しました。資料の表の左のサルビアとカワセミをモチーフにしたデザインが汚水、右の町田リス園のリスをモチーフにしたデザインが雨水となります。  新たなデザインのマンホールぶたは、12月から市庁舎周辺及び町田駅周辺等、市内約50カ所にカラー化したものを順次配置する予定です。そのほかの箇所については、老朽化等により交換の際に単色のものを設置していきます。  また、デザイン性のあるマンホールぶたをカードにしたマンホールカードの導入も検討していきます。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  本日はこれをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後7時27分 散会...