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平成30年文教社会常任委員会(6月)-06月20日-01号
平成30年建設常任委員会(6月)-06月20日-01号

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  1. 町田市議会 2018-06-20
    平成30年建設常任委員会(6月)-06月20日-01号


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    平成30年建設常任委員会(6月)-06月20日-01号平成30年建設常任委員会(6月)  建設常任委員会記録 1 日時  平成30年(2018年)6月20日(水)午前10時 2 場所  第2委員会室 3 出席者 委員長 おぜき重太郎       副委員長 森本せいや       委員 山下てつや 松岡みゆき 三遊亭らん丈 戸塚正人          新井よしなお 細野龍子 藤田 学 4 出席説明員       環境資源部長 循環型施設建設担当部長 道路部長 都市づくり部長       都市整備担当部長 都市づくり部次長 下水道部長 下水道部次長       その他担当管理職職員 5 参考人 上原貴美子 合田翔吾
    6 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介 調査法制係主任 田中雅子       担当 長谷川拓 7 速記士 波多野夏香(澤速記事務所) 8 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                       平成30年(2018年)                      6月20日(水)午前10時                             第2委員会室  1 都市づくり部  (1)請願第 11 号 小田急不動産による小山ヶ丘6丁目マンション計画に関する「住みよいまちづくり」の観点からの請願  (2)第 55 号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (3)行政報告 南町田駅周辺地区拠点整備事業について  (4)行政報告 多摩都市モノレール町田方面延伸に伴う町田市への経済波及効果額について  (5)行政報告 芹ヶ谷公園再整備実施設計について  (6)行政報告 薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート実施設計について  (7)行政報告 野津田公園拡張区域の整備計画について  2 道路部  (1)第 55 号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  3 下水道部  (1)第 55 号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (2)第 56 号議案 平成30年度(2018年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)  (3)行政報告 浄化槽維持管理費補助金の申請手続きの変更について  4 環境資源部  (1)第 55 号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (2)行政報告 新たなごみの資源化施設について  5 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前10時3分 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △請願第11号 ○委員長 請願第11号を議題といたします。  請願者から意見陳述の申し出がございます。  お諮りいたします。本日、6月20日の本委員会に、参考人として請願者である上原貴美子さんと合田翔吾さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思います。このことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時4分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時5分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日は、参考人として請願者である上原貴美子さんと合田翔吾さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、本委員会にご出席いただき、ありがとうございます。委員会を代表して心からお礼申し上げますとともに、忌憚のないご意見をお述べくださるようお願いいたします。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。請願者の方は、5分を限度としてご意見を述べていただき、その後、委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは、請願者上原貴美子さんと合田翔吾さん、お願いいたします。 ◎合田 参考人 未来に受け継ぐ小山ヶ丘の景観を考える会代表の上原と、私、合田と申します。  まず初めに、皆様にはお時間を割いていただき、心より感謝申し上げます。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。  当該計画は、本年4月20日に事業主小田急不動産、代理人長谷工コーポレーションにより、住民説明会にて小山ヶ丘六丁目5番1に高さ約31メートル、道路に面した東西約145メートル、南北約120メートル、428戸のL字型の大型マンション計画として発表されました。  私たちは、この地で生活していくに当たり、長期的な視点を持ってこの計画と共存していけるものか、住民同士での検討を重ね、安全性、景観などの観点から事業主に対して協議を申し出ました。第1回協議を終え、6月24日には第2回協議を予定しております。協議は4月20日の住民説明会から110日間と期間が限定されており、残すところ49日間となっております。  計画地は景観形成誘導地区に指定されている多摩境通りに面しています。協議申し出に際しては、町田市の策定した住みよいまちづくりの観点から、計画が条件を満たしているかの説明を事業主へ求めています。残念ながら、第1回協議会ではその回答が得られず、申出書提出から約7週間後の第2回協議へ持ち越しとなっています。  この状況を鑑み、以下2点を市に対して請願いたします。  請願第1項目、価値ある「まちづくり協議」とするための指導として、「まちづくり協議」において住民から話し合いや文書による回答を求められた場合には、速やかに対応していただき、協議期間内に双方にとり価値ある協議となるように、小田急不動産に対しての働きかけをお願いいたします。  価値ある協議とは、実際に住んでいるからこそ知り得る地域の交通、子育て、老後、災害につながりかねない住環境の実問題、つまりは景観に関するさまざまな要素に対して情報を共有し、計画へ反映することと考えています。  第2項目、景観に関する指導として、町田市景観計画で事業者に求めている「地域の個性を生かし、景観に配慮した取り組みを行い、地域の魅力あるまちづくりに貢献する」という点において、景観計画の基本姿勢に従い、周辺環境と調和したまちづくりを尊重するよう、働きかけをお願いいたします。  具体的には、計画に対し、多摩境通りの一建物として当該マンションが突出することがないよう、その高さ、配置、色、植栽について次のことを希望しています。  1、周辺建築物群との調和をとる。条例のもとに守られてきた豊かな自然と調和させ、構造物が突出しないように配慮いただく。  2、三ツ目山公園、尾根緑道からの眺望の最大限確保。三ツ目山公園で過ごす子どもたちや、往来する住民から緑地が見えるよう、尾根緑道からは山の稜線が見えるよう配慮していただく。  3、周辺への圧迫感を軽減する。切れ目のない超大で高い壁面がクロスする2つの通りを使用する通学・通勤者、近隣住民のみならず、小山ヶ丘を訪れる多くの人々に圧迫感を与えないように配慮していただく。  4、近隣住宅のプライバシーを守る。高層階から周辺住宅をのぞき込めないように配慮していただく。  最後になりますが、計画地周辺は橋本駅からの玄関口とも言える場所で、2027年のリニア開業へ向け、今後さらに開発案件が出てくることが予想されます。町田市が条例のもとに守ってきた景観を生かした特徴ある魅力的なまちづくりをしていくことは、今後ますます重要になるかと思われます。  町田市景観計画にもあるように、景観、土地利用、安全・安心、自然環境保全、学校、道路、バスなどの公共施設を考慮した秩序あるまちづくりを進める上で、本計画の動向は今後の周辺のまちづくりに重要な影響を及ぼす可能性があるため、町田市として積極的に関与し、必要な確認や働きかけを切望しております。  限られた時間ですが、価値のある景観を未来に受け継ぐため、町田市景観計画、住みよい街づくり条例の精神を尊重し、事業主の方々とともに将来を見据えた議論をしていきたいと思っております。  以上で陳述を終えます。ありがとうございました。 ○委員長 ありがとうございました。  以上で請願者上原貴美子さんと合田翔吾さんからのご意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。請願者は、委員長の許可を得て発言し、また、委員に対しては質疑をすることができないことになっておりますので、ご了承願います。  それでは、これより質疑を行います。 ◆細野 委員 陳述、ありがとうございました。思いが本当に伝わってまいりました。  私もちょっと地元の様子がわからないので、場所だけ確認に行かせていただいたんですが、そもそも、見たところはグラウンド面がちょっと高くなっている、そのグラウンドのままで12階の高層のものが建つ計画だと受けとめてよろしいんでしょうか。 ◎上原 参考人 ありがとうございます。今のご質疑のところ、今計画の中でいただいている書類の中では、それを切り崩してということではなく、そこをフラットにしてという形での建物と伺っておりますので、道路からは、のり面で上がっていますから、31メートル近くの建物は、実質33メートル近くの高い建物になると想定されております。 ◆細野 委員 そういう中で皆さんが圧迫感とか景観の問題とかを問題にされるというのは、本当にそのお気持ちというのはよくわかったんですけれども、圧迫感のないというか、その辺の皆さんのご要望、どうすればそういったものが防げるというふうな、建設会社に対する具体的な要望、こうなればいいなというようなことはお示しになったんでしょうか。 ◎合田 参考人 ありがとうございます。主に植栽、建物の高さ、特に建物の裏側にあります緑地が今回の計画では全く見えなくなる形になるんですけれども、少なくとも緑地の稜線、形が見えるような状態にしていただければ、私たちも道を通りながら緑をまだ見ることができますし、圧迫感も大きく削減されるものと思い、具体的に先方にお伝えしています。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で請願者上原貴美子さんと合田翔吾さんに対する質疑を終了いたします。  この際、請願者上原貴美子さんと合田翔吾さんに対し、委員会を代表して一言お礼申し上げます。  本日は、ご出席いただきましてありがとうございました。  本委員会として、皆様のご意見を委員会審査に十分生かしてまいりたいと思います。  休憩いたします。              午前10時13分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時14分 再開 ○委員長 再開いたします。  次に、本件について、担当者から、願意の実現性、妥当性について意見を求めます。 ◎都市整備担当部長 小田急不動産による小山ヶ丘6丁目マンション計画に関する「住みよいまちづくり」の観点からの請願について、願意の実現性をお答えいたします。  現在、小田急不動産による小山ヶ丘六丁目マンション計画は、関係住民の皆様から住みよい街づくり条例に基づく協議申し出をいただき、2018年5月14日付で事業者に対して協議要請通知書を送付し、協議が始まったところでございます。
     第1回の協議は5月27日に開催されております。この協議内容には、請願項目2の景観に関する指導の事項が含まれていると理解しております。  したがいまして、市といたしましては、本条例に基づく関係住民の皆様と事業者による協議を進めていただきたいと考えております。  その上で、請願項目1、「価値あるまちづくり協議」とするための指導につきましては、住民から事業者に対して話し合いや文書による回答を求められた場合、事業者が速やかに対応し、双方にとり価値ある協議となるよう働きかけてまいります。  次に、請願項目2の景観に関する指導につきましては、住みよい街づくり条例に基づく協議が完了した後に、景観法に基づく届け出が提出された段階で事業者と協議するという形になりますが、周辺環境と調和したまちづくりを尊重するよう働きかけてまいります。  したがいまして、請願項目いずれにつきましても願意に沿えると考えております。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があれば、お願いいたします。 ◆藤田 委員 請願者の思いと、そして市のほうの対応、これも合致するものというふうにお聞きしましたので、ここは採決をとるべきだと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午前10時17分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時18分 再開 ○委員長 再開いたします。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  請願第11号を採決いたします。  本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって請願第11号は採択すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前10時19分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時20分 再開 ○委員長 再開いたします。  お諮りいたします。ただいま採択と決定いたしました本請願については、執行機関に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時21分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時23分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第55号議案(都市づくり部所管部分) ○委員長 第55号議案を議題といたします。  本案のうち、都市づくり部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 それでは、第55号議案の内容の説明を申し上げます。  第55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、都市づくり部所管分についてご説明を申し上げます。  補正予算書の6ページをごらんください。  第2表、債務負担行為補正でございます。  追加の1番目、環境配慮型公園園内灯更新事業について、期間を平成30年度から平成47年度、限度額を4億3,362万円とするものでございます。  その下、町田薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート整備事業について、期間を平成30年度から平成31年度、限度額を9億5,665万3,000円とするものでございます。  変更の上から2番目、鶴間公園再整備事業について、限度額を11億8,239万9,000円に変更するものでございます。  その下、陸上競技場観客席増設事業について、限度額を1億9,092万4,000円に変更するものでございます。  続いて、第3表、地方債補正でございます。  7ページをごらんください。  変更の上から4番目、都市計画公園整備事業につきましては、地方債の限度額を13億6,900万円に変更するものでございます。  続いて、歳入でございます。  12ページをごらんください。  第14款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の4、土木費国庫補助金、節の1、社会資本整備総合交付金でございます。  説明欄の1番目、都市再生整備計画事業費の8,048万円の減額は、鶴間公園の整備工事等に対する補助金交付額の減額によるものでございます。  その下、都市計画公園整備費の3億3,660万円は、町田薬師池公園四季彩の杜、西園と北園、三輪緑地などの用地購入に対する補助金と、公園施設長寿命化対策工事、町田薬師池公園四季彩の杜、西園とウェルカムゲートの整備工事及び芹ヶ谷公園整備工事に対する補助金でございます。  その下、基本計画等作成等事業費の313万4,000円は、JR町田駅南地区再整備事業に係る基本計画等作成事業に対する補助金でございます。  その下、都市再生区画整理事業費の693万5,000円は、鶴川駅周辺街づくり事業に係る都市再生区画整理事業に対する補助金でございます。  13ページをごらんください。  第15款、都支出金、項の2、都補助金、目の2、民生費都補助金、節の40、ユニバーサルデザインのまちづくり緊急推進事業費補助の1,000万円は、公園のトイレ洋便器化工事に対する補助金でございます。  目の6、土木費都補助金、節の2、都市計画費補助の4,110万円は、野津田公園の用地購入に対する補助金と、町田薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート整備工事に対する補助金でございます。  第18款、繰入金、項の2、基金繰入金、目の1、基金繰入金、節の1、基金繰入金の説明欄の2番目、緑地保全基金繰入金の1億7,641万3,000円は、町田薬師池公園四季彩の杜、西園と北園、三輪緑地などの用地購入に対する繰入金でございます。  14ページをごらんください。  第20款、諸収入、項の6、雑入、目の6、雑入、節の6、土木費雑入の589万8,000円は、町田薬師池公園四季彩の杜サイン設置工事に対する区市町村観光インフラ整備支援補助金でございます。  第21款、市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の2、都市計画事業債の7億5,400万円は、町田薬師池公園四季彩の杜、西園と北園、三輪緑地などの用地購入に対する市債と、公園施設長寿命化対策、町田薬師池公園四季彩の杜、野津田公園などの整備工事に対する市債でございます。  以上が歳入の概要でございます。  次に、歳出を「6月補正予算概要」を使ってご説明いたします。  「6月補正予算概要」の122ページをごらんください。  都市づくり部予算のポイントを記載しております。  町田薬師池公園四季彩の杜、芹ヶ谷公園芸術の杜、野津田公園スポーツの森の3つのもりの整備費、多摩都市モノレール町田方面への延伸の具現化への取り組みに関する経費、町田市5ヵ年計画17-21の重点目標を達成するための事業に関する経費などを計上しております。  124ページをごらんください。  都市づくり部予算の総括表でございます。  補正額は18億2,321万8,000円、そのうち一般財源は5億5,771万8,000円でございます。  125ページから126ページにつきましては、事業別支出科目一覧でございます。大事業名ごとに1,000万円未満の項目を含む全ての項目を掲載しております。  それでは、事業ごとに主な予算の内容についてご説明いたします。  補正予算書では19ページから21ページに記載されておりますが、説明につきましては、引き続き「6月補正予算概要」を使いご説明いたします。  「6月補正予算概要」の127ページをごらんください。  第8款、土木費、項の3、都市計画費、目の1、都市計画管理費、4の都市計画事務費が1,121万7,000円でございます。次期都市計画マスタープラン改定に向けた将来都市構造の見直し、及び土地利用制度の検討等を行うための経費でございます。  128ページをごらんください。  5の多摩都市モノレール推進費が6,332万4,000円でございます。モノレール延伸に伴う公共交通網のあり方の検討、交通ターミナル機能の再構築についての検討、モノレールの導入空間として想定している都市計画道路3・4・20延伸部についての調査検討等を行うための経費でございます。  129ページをごらんください。  目の3、街づくり推進費、2の街づくり推進費が8,841万8,000円でございます。鶴川駅南北自由通路整備に係る負担金及び鶴川駅南土地区画整理事業委託料、JR町田駅南地区再整備事業推進委託料、小田急町田駅周辺地区検討委託料などでございます。  131ページをごらんください。  目の4、交通事業推進費、2の交通輸送対策費が1,408万4,000円でございます。乗継拠点整備の候補となる桜美林学園付近において行う交通ターミナルの整備に向けた測量調査の委託料、つくし野地区において行うコミュニティバスの実証実験運行に係る経費などでございます。  132ページをごらんください。  目の8、公園緑地費、2の公園緑地管理費が5,023万4,000円でございます。公園施設長寿命化対策工事に係る経費でございます。主な特定財源は、社会資本整備総合交付金などでございます。  133ページをごらんください。  4の薬師池公園四季彩の杜事業費が6億7,523万7,000円でございます。ウェルカムゲートの整備及びバスベイ整備などに係る経費でございます。主な特定財源は、社会資本整備総合交付金、都市計画事業債などでございます。  134ページをごらんください。  5のふるさとの森事業費が5,793万6,000円でございます。特別緑地保全地区の用地購入に係る経費でございます。主な特定財源は、社会資本整備総合交付金、都市計画事業債でございます。  その下、6の都市公園費が5億8,148万8,000円でございます。香山緑地の用地購入、芹ヶ谷公園の整備工事などに係る経費でございます。主な特定財源は、社会資本整備総合交付金、都市計画事業債などでございます。  135ページをごらんください。  7の野津田公園費が2億8,128万円でございます。拡張区域の用地購入、公園北側の拡張区域に整備する多目的グラウンド及びテニスコートの実施設計及び陸上競技場観客席増設に伴う造成工事などに係る経費でございます。主な特定財源は、社会資本整備総合交付金、都市計画事業債などでございます。  以上が一般会計補正予算の都市づくり部所管分の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。
    ◆松岡 委員 ありがとうございます。何点か質疑させていただきます。  では、まず「6月補正予算概要」を使って質疑させていただきたいと思うんですけれども、128ページの多摩都市モノレール、ここに事業費で委員謝礼、駅まちマネジメント会議をされるとのことですけれども、これは何人であるかということをお聞きしたいと思います。  それから、132ページの公園施設長寿命化対策工事とありますけれども、これは、市内の改修工事とは、どれくらいの公園施設がこれに当たるのか、数です。  それと、どれくらいの年数をもって、この子どもたちの使用する遊具は取りかえられているのか。  また、これはちょうど写真が「6月補正予算概要」に載っておりますけれども、例えば、AとBの滑り台がここに写っておりますけれども、参考までに、これは予算はどれくらいかかっているのか教えてください。  「6月補正予算概要」から質疑させていただいておりますけれども、次に、133ページの「連節バスが停車できるバスベイを整備します」とありますけれども、これはそもそも来園者をふやすためのものと思われます。増便も視野に入れてのことだと思いますけれども、その内容を教えていただけますでしょうか。  まず、そこの3点をお願いします。 ◎多摩都市モノレール推進室長 まだ確定はしていないんですけれども、現時点での想定では、委員長、副委員長、あと委員14名程度を想定して、それを2回程度想定して予算を組んでおります。 ◎都市づくり部次長 公園の長寿命化計画ですけれども、まず2018年度につきましては、高ヶ坂ころく谷戸児童公園とか、金井向山児童公園とか、13の公園から算定する予定です。  公園全体の数につきましては、658公園ございます。2016年度からですので、これまでの数につきましては後ほど説明をさせていただきます。  こちらの写真に載っている金額につきましても、後ほどご報告をさせていただきたいと思います。  それと、薬師池公園四季彩の杜の関係で、バスベイの関係でございます。これにつきましては、今年度バスベイを設置しまして、これから連節バス等につきましてはいろいろ検討させていただいて、これから運行等について決めさせていただくような形で考えております。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 長寿命化の改修をした施設ですが、2016年度から始めまして、現在21施設を改修しております。  遊具の金額は今調べております。 ○委員長 休憩いたします。              午前10時37分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時38分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆松岡 委員 では、後でわかりましたらお願いいたします。  それと、先に進みますけれども、「6月補正予算概要」からあと2点ほど質疑させていただきます。  134ページの都市公園費で、(仮称)町田スポーツ公園、池の辺地区の公園の基本設計を行うと言われましたけれどもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。  最後に、135ページ、野津田公園費で「人工芝の多目的グラウンドの整備と施設稼働率の高いテニスコート」とありますけれども、このテニスコートの仕様というか、どのような仕様のテニスコートをつくろうとされているのか、その仕様を教えていただいていいですか。  2点。 ◎都市づくり部次長 まず、池の辺の整備につきましては、こちらは、昨年度、忠生のまちづくり協議会といろいろ検討を重ねていまして、基本構想を策定しました。基本構想の中では、スポーツも楽しめる多目的広場、子どもが自由に遊べる広場、それと駐車場の整備とか、あと、尾根緑道からの出入りができるような形で通路を設ける、または敷地内に散策路を設けるとか、いろいろご意見をいただきまして参考にしまして、構想をつくらせていただきました。  その構想に基づきまして、また地域の方々のご意見をいただきながら基本計画、具体的な設計に入っていくということでご理解いただければと思います。  それと、135ページの野津田公園の拡張区域につきましては、後ほどまた行政報告でも報告させていただくんですけれども、テニスコートの仕様ということで、こちらは硬式のテニスができるような形で整備をする形で計画を進めているところです。 ◆松岡 委員 135ページの野津田公園のテニスコートの仕様ですけれども、芝生なんでしょうか、それとも、どんな仕様ですか。 ◎都市づくり部次長 下のグラウンドといいますか、仕様につきましては、今、既設のコートがハードコートですので、今度新しく整備するところは砂入りの人工芝を想定しております。 ◆松岡 委員 わかりました。ありがとうございます。 ◆山下 委員 幾つか質疑させていただきたいんですけれども、「6月補正予算概要」の133ページ、「連節バスが停車できるバスベイを整備します」ということなんですけれども、都市計画道路の整備との関係という意味では、どんな状況にあるのか、先行して行うようなものなのかどうかとか、その点について伺いたいんです。 ◎都市づくり部次長 バスベイの設置につきましては、都市計画道路に先行して整備しますので、暫定的に整備しまして、都市計画道路を整備する際には、バスベイも計画線の中で、また東京都のほうで再整備していただくということで調整はさせていただいています。  現在は、現道の部分にバスベイを設けさせていただいて、将来的には、東京都のほうで都市計画道路内のほうに再整備していただけるということで確認をとっております。 ◆山下 委員 そうすると、きちんとした都市計画道路を整備する際には――きちんとしたという言い方はおかしいですけれども、バスベイの整備というのは、それにあわせて行われるんだけれども、今現在の環境を改善して連節バスの停車ができるようにする、工事もここで行うというようなことで、2段構えということでいいわけですか。 ◎都市づくり部次長 山下委員のおっしゃるとおりです。 ◆山下 委員 あと、町田スポーツ公園ですけれども、これは処分場のところの公園ということだと思うんですけれども、機能として、先ほどおっしゃっていましたけれども、ここは尾根緑道から、その部分とあわせて、小山田桜台の団地に面した都市計画道路から入ってこられるようにして、桜美林学園のほうに抜けていく、そのようなことも非常に地域の求められている機能としては従前からあるわけなんですけれども、その点については今回見込まれているのかどうか、確認をしたいんです。 ◎都市づくり部次長 昨年、地域の方々といろいろご相談、意見交換をしながら基本構想も策定していますし、その2年前にはワークショップという形でいろいろなご意見を聞いております。その中で尾根緑道からの出入りもできるようにということで、それも構想の中で計画をしております。今後も計画をして整備するような形になろうかと思います。  また、都市計画道路からの出入りも、そちらが道路からの出入りの部分になりますので、ご意見を伺いながら、そちらからも出入りできるような形で、なおかつ駐車場が必要だということで、駐車場も設けてございます。 ◆山下 委員 これは、そういう機能性については段階的に整備されていくものなのか、完成の時点での整備なのか、地域のほうでは混乱をするようなこともあると思いますので、その辺について確認をしたいと思うんです。 ◎都市づくり部次長 まず、こちらの最終処分場につきましては、できるところから整備するという形で、こちらは最終処分場ですので閉鎖の手続が必要になります。一番最初に、まずそういった手続ができるのが池の辺地区になりますので、そちらを先行して整備するような形で、そのほか、峠谷地区、または旧埋立地の区域があります。こちらについても、閉鎖の手続とか、あと旧の埋立地につきまして、いろんな施設がございますので、そういったところが移設できるような形になれば、段階的に整備するような計画となっております。 ◆山下 委員 一部、ここを利用することについて、処分場であったということから心配されている声があるわけですけれども、閉鎖をしたにしても、廃止をしたわけじゃないので処分場としての位置づけが残ると思うんですが、その管理については公園のほうでされていくのか。それとも、その管理自体は、また環境資源部のほうでやっていく部分と、責任がきちんと分担されているのかとか、その点について、どのように考えているのかを教えていただきたいんです。 ◎都市づくり部次長 最終処分場につきましては、閉鎖の手続をしたとしても廃止にはできませんので、そちらについては環境資源部のほうで処分場として管理していくような形になります。上部については公園とかスポーツ施設等を整備する計画になっていますので、それは庁内でこれから調整をして、所管部署が管理をしていくという形になっていくと考えております。 ◆山下 委員 管理のことは、今の話は、大体考え方はわかりましたけれども、住民の方に対する説明という点ではかなり気を使わなきゃいけないところであろうと思いますので、その点についての、それぞれの持ち場持ち場で説明をされると思うんですが、この点については今まで説明をされてきたのかどうか。もしそういったことについての疑問の声があった際に、どういった形で説明をされてきたのかということについて確認をしたいんです。 ◎都市づくり部次長 こちらの最終処分場のみならず、リサイクル文化センターの建てかえとか、それにつきまして今まで丁寧な説明をさせていただいているところです。こちらの最終処分場につきましてもいろいろなワークショップを開いたり、基本構想の際には意見交換をしたりという形で、そのほかにも住民への説明会等を開催しまして、いろんな形で説明をさせていただいています。  これからもきちんと説明をして、ご理解をいただきながら、こういった最終処分場の整備等を進めていくような形で考えております。  それと、今回こちらはリサイクル文化センター建てかえのご要望ですので、ご要望に関しましては庁内で検討組織をつくっていまして、庁内の連携のもと対応させていただいていまして、地元には、その状況を必ず報告したり、意見交換を図っておりますので、そういったことも引き続き対応させていただきたいと考えております。 ◆山下 委員 異動前は担当されていたということで、その辺を含めてのご答弁だと思うので、今後とも、よろしくお願いいたします。 ◆三遊亭 委員 私からは2点なんですが、いずれも129ページの街づくり推進費です。  まず、JR町田駅南地区再整備事業、いよいよあそこに光を当てるということなんですが、それに当たっては市営原町田一丁目駐車場、これはかなり老朽化しているんですが、あれを今後どう位置づけて進めていくのかということと、地権者等との協議を進めるということなんですが、これから進めるんだからわからないといえばわからないんだけれども、何らかの感触を得ていれば、それを教えていただきたいということ。  次は小田急町田駅周辺地区整備事業なんですが、これを読むと、新たなにぎわいや交流の拠点となる施設等の整備に向けて、事業性の検証などを行いますと書いてあるんですが、わかったようでわからないようなところがあるので、どの程度までこの補正ではやっていくのかということをお知らせください。 ◎地区街づくり課長 まず、1点目のJR町田駅南口の件についてお答えいたします。  市営駐車場なんですけれども、これは、これから事業にあわせまして、今、都市計画決定をされているわけでございますが、今の利用状況、そして将来予測も含めた上で新たな都市計画、これは変更になると思うんですが、位置づけた上で、一体整備の中で整備していきたいと考えております。  あと地権者との関係なんですが、今、地権者は4名おりまして、一堂に会しての協議等はないんですが、個別に事業の方向性といいますか、土地利用についてどのような考えを持っているのか、また、市に対するいろいろな要望等を取りまとめながら、今、勉強会という形で進めているところでございます。  続きまして、小田急町田駅の関係なんですが、今年度どの程度ということでございますが、主に2点、今年度はやっていきたいと思っております。1点目が土地利用基礎調査、これは所有者ですとか借地権者の状況を正しく把握するということ、また、地価の動向、または土地利用の形態を調べてまいりたいと思います。  まず最初に対象エリアとしては、未来づくりプランに示しております重点検討地区をもとにやっているわけでございますが、まずは今言いました土地利用の基礎調査、もう1つは事業性の検証ということであります。  まだ具体的に地権者様と詳しくやっているわけではございませんので、例えば、今想定しておりますのは、多摩都市モノレール延伸と連携を図りながら、当然交通機能の集約ですとか、それを想定したまちづくりをやっておるわけですが、そうした場合の区域の規模感、規模というのは、まだ地権者が1つにまとまっていませんので、この程度の規模であればどういう事業ができるのか、また、いろんな規模感も想定しながら、事業性の検証、例えば、事業の手法ですとか整備の順序、そして機能配置ですとか、事業収支の検討等、かなりモノレールを前提とした中で、まちづくりとしてはどのようなことを、例えばにぎわいですとか交流の場を持つためにやっていくかということを検証してまいりたいと考えております。 ◆三遊亭 委員 何となくわかったような気もするんですが、JR町田駅の南口ですと地権者等は4人いらっしゃって、勉強会を開催しているということなんですが、言える範囲で結構なんですが、それで、その地権者との感触というのはどんなところなんですか。 ◎地区街づくり課長 これはさまざまでございまして、例えば、今現在、土地を実際に扱っている方、または低利用されている方、さまざまでありまして、将来的に、例えば具体的に手法、再開発でやった場合にどの程度の床面積、どの程度の土地利用をされるのかということも、将来像がこのように具体的なものが見えないと、どのように将来活動していくかというのがまだまだ見えない状況でございますので、そういった意味で、予算の中で概略設計というのを挙げまして、この土地にこの程度の、例えば高度利用ですとか、土地利用をした場合に、床の面積ですとか、そういったものを提示しながら今後は進めていって、事業にご理解をいただいて取りまとめていきたいと考えておりますが、何しろ今具体的なところで、当然具体的にビジョンを示している方もいれば、我々の動向を見てから、これから考えていきましょうという地権者もおりますので、今はかなり幅があるような状況でございます。 ◎都市づくり部次長 先ほど松岡委員からご質疑のありました、132ページに遊具の写真が載っているんですけれども、こちらの費用について確認がとれましたので報告させていただきます。  まず、左側の滑り台が70万円、右側は複合遊具になるんですが、こちらが400万円という形で、かなり老朽化が進んでいますので、こちらのほうは修繕というか、取りかえをさせていただいて、この金額となってございます。  耐用年数につきましては、滑り台と複合遊具ともに30年という形になってございます。 ◆戸塚 委員 何点かありますので、よろしくお願いします。  まず、「6月補正予算概要」の26ページ、先ほどの三遊亭委員の関連なんですけれども、JR町田駅南地区再整備事業ということで、先ほど地権者のほうの、結構差があるというお話だったんですけれども、そうした意味で、今後どのように地権者のまとまりを1つにしていくのかというところ教えていただきたいのと、あと、今回の再整備をした際に、今暗いところのデッキがありますよね、あそこも多分整備していくんだと思うんですけれども、そうなると、やっぱりターミナルエイトとか、プラザ町田かな、あの辺の部分も再開発するに当たって当然重要な再開発の対象施設になってくるのかと思うんですけれども、その辺の考え方というのはどのように考えていくんでしょうか。その辺もこれから計画に盛り込むに当たって議論していくんでしょうけれども、今の段階では検討の範疇に入ってくるのかどうか、確認させてください。  あともう1つが、25ページの小田急町田駅周辺地区整備事業、こちらもいよいよ多摩都市モノレールの延伸に向けた駅周辺の再開発にかかわる部分だと思うんですけれども、27ページの中心市街地活性化推進事業と絡めて伺いたいんですけれども、中心市街地の活性化推進事業で、今回、エリアマネジメント団体の設立とあります。先にこちらの団体の、どういったイメージで考えているのか、このエリアマネジメントの団体というのはどういうものなのかを教えていただきたいのと、仮にこれ、エリアマネジメント団体が中心市街地活性化協議会のほうと中心市街地の関係で計画を推進していくに当たりまして、片や小田急町田駅の周辺地区整備事業というのがこれから恐らく方針と計画を策定していくと思うんですけれども、これの整合性というんですかね、もう3年ぐらい前になるのかな、まちづくり計画というのができて、そのときにはまだ町田市では具体的に2032年を目標に多摩都市モノレールを引っ張ってきますよというものもなかったし、当然それを前提にしたまちづくりというのも、検討もまだされていなかったと思うんですけれども、その辺の整合性を教えていただきたいと思います。  例えば、まちづくり計画が右方向で考えていますよとなったときに、いやいや、モノレールを引くに当たっては、やっぱりこっちのほうがいいんじゃないかと仮になった場合に、どちらが優先されていくのか、その辺も踏まえてちょっと教えていただきたいと思っております。  とりあえず以上を教えていただければ。 ◎地区街づくり課長 まず、小田急町田駅周辺のところからお答えをさせていただきます。  まず最初に、エリアマネジメントの団体につきましては、これは経済観光部のほうでやっていまして、今の段階では答弁をできません。申しわけございません。  2つ目も、中心市街地活性化協議会との推進、整合性というのはあるんですけれども、我々都市づくり部としては、まちづくりを考える上で、まずモノレールの導入空間を主体として、その周りの小田急町田駅周辺のまちづくりの手法を考えていくわけですが、当然土地が大事ということもいろいろあるんですが、これは大きな話なんですけれども、2016年に策定をいたしました町田市中心市街地まちづくり計画に基づいて、これに整合させるような形でそれぞれエリアごとの目標がありますので、それとあと、我々、夢まちプロジェクトというのがありまして、関係する経済観光部ですとか、我々都市づくり部、各方面の部署と整合をとりながら、当然中心市街地活性化協議会のほうも入りながら、まちづくりの進行状況等を整合を図りながら決めていきたいと思いますので、全体的な包括の中で、やはりこの町田市中心市街地まちづくり計画に基づいて実行して、整合を図っていきたいと考えております。  前に戻りまして、JR町田駅南口の件についてお答えいたします。地権者のまとまりということになりますが、今年度、いわゆる建物概略設計を主にやるわけですけれども、それで大体事業性が、方向性が見えてくると思います。  例えば再開発をやった場合に、どのような、例えばある地権者であれば、こういう事業を展開したいですとか、こういう土地利用をしたいというような発想を持てるような概略設計を地権者に示した上で、これなら事業をやりたいとなった際に、多分取りまとめをして、地権者4名で新たなまちづくりを考えていこうというような取りまとめになってくるかと思います。  そのための今年度概略設計、主に概略設計をやっていくわけですが、そこでしっかり地権者の方にご説明をして、最終的にはまとまりを持って、これは行く行くは再開発事業に向けた準備会等の設立を視野に入れて、あとは土地計画変更も視野に入れた上で取りまとめを進めていきたいと考えております。  2点目の、自由通路がありまして、南口から自由通路を渡ってターミナルエイトですとか、そういった商業施設があるわけでございますが、今その南口のエリアで、これから事業を始めるエリアとしては、1ヘクタールの駐輪場を中心とした、あそこを考えてございます。  南口ですので、当然相模原市からの玄関口にもなります。または、その自由通路を使って駅の北側の方も誘導をして、自由通路を渡って交流できるような形にはしていきたいと思いますが、事業の中でターミナルエイトのあたりを新たな再開発をするということは、今考えてございません。  当然関連事業の中で全体的に活性化するなり、新たな発想ですとか、手法はまた検討されることがあると思いますが、具体的な事業範囲としては、ターミナルエイトのほうは、今は含まれておりません。 ◆戸塚 委員 何点か確認したいんですけれども、ちなみに今回の南地区の再整備に関して、先ほど地権者の話がありましたけれども、何名ぐらいの地権者がいて、例えば今のお話だと、それに該当する地権者の方々がある程度まとまった段階で再整備の計画を進めるのか、もしくは何名かまだちょっと合意は得られていないけれども、計画は進めていくのか。その辺をもう少し具体的に教えていただきたいのと、当然ここの再整備をする上で、どこに一番メリットが出てくるかといったら、ターミナルエイトとか、その周辺の商店街というのは、行き来しやすくなるということですから結構影響が出てくるんじゃないかと思うんです。  当然今は考えていないというお話ですけれども、片や、やっぱりターミナルエイトですとかプラザ町田というのはすごく利用率も低いし、採算的にもちょっと厳しい状態が決算ベース上でも続いているわけですから、当然そこの改善策も踏まえて再整備というのは考える必要があるのかと思うんですけれども、そこの部分について、もう1度見解を伺いたいと思います。 ◎地区街づくり課長 まず1点目の南地区の現在の地権者ですが、4名でございます。  事業の進め方なんですが、繰り返しになりますが、今個々に勉強会を行っている段階でございます。まだ事業を明確に参画と示されているわけではございません。勉強会の段階で個々にやっているわけでございますので、当然今から計画を立てて、それに従っていくというよりは、勉強会なり、これから検討会を進めながら合意形成に向けてやった際に、多分準備会等ができると思うので、その際に具体的にこのような建物計画ですとか再開発計画を決めていきたい、計画していきたいと考えております。  あと2点目のターミナルエイトについてですけれども、南口の事業におきましては、南北の連携性ですとか、当然自由通路を渡って南からも北に行って、または北からも南という形でなってくると思います。  先ほど言いましたのは、事業としてあそこを改築するですとか、そういった計画はないにしても、当然商業の振興ですとか、にぎわいの創出、あと回遊性という意味で言えば非常に重要な問題であると我々も認識をしております。  これは当然いろんな市内の部署と連携を図りながら、片や再開発事業によって町を活性化するとともに、今既存のあるターミナルエイト付近も回遊性、にぎわいを持てるような形で各部署、または地権者、または関係者の方と連携を図りながら考えていきたい。いわゆる事業はそこですけれども、周りの影響する範囲について連携をして回遊性、にぎわいができるような形をこれから検討していきたいと考えております。 ◆戸塚 委員 ありがとうございます。ぜひ勉強会などを密に行って、地権者の4名の方が合意形成をとりながら進めていただきたいと思いますし、僕も随分前からここの周辺の件については課題視していたので、当然そこのターミナルエイト周辺、その部分も視野に入れながらぜひ進めていただければと思っています。  続きまして、「6月補正予算概要」の31ページ、野津田公園スポーツの森整備事業に関してなんですけれども、今回スケジュールが出ておりますけれども、前回の3月議会のときに、この間、行政報告もいただきましたけれども、1点確認をさせていただきたいのは、今回整備するに当たってのスケジュールが出されていますけれども、これと並行して、民間の資本等、さまざま提案が前回の委員会であったかと思います。その辺のスケジュールがどうやってこのスケジュールに入り込んでくるのかというのを確認させていただきたいと思います。  また、3月に出たときの附帯意見の内容が、この間、行政報告を受けた際には、これから検討して取り組んでいきますという内容が非常に多かったようにうかがえるんですけれども、仮にそれが100%全部できるかといったら難しい可能性はありますが、逆に余りできていない段階でも、あくまでこの計画というのは着々と進んでいくものなのかどうか、その辺の考え方をお知らせいただきたいと思っています。  続きまして、37ページの路線バス利用促進事業に関しましてです。成瀬駅北口広場のほうを今回改良工事を行うということで書いてありますけれども、これは具体的にどのような工事になって、結果どのようになっていくのかというのを、内容を教えていただきたいと思っております。  続きまして、43ページなんですけれども、地域コミュニティバスの運行事業を、今回ようやくつくし野地区に関してのコミュニティバスの実証実験が行われるということですけれども、これまで地域コミュニティバスは玉川学園のルートだけすごく黒字になっていて、ほかの地区で運行されている路線バスはかなり採算性が、地域の人も努力はしているんですけれども、伴わなくて廃線になったり、廃線警告を受けたり、本来の趣旨で言えば交通不便地区の解消に向けて、市の施策として行われているにもかかわらず、なかなか路線がふえてこないというのが現状だと思うんですよ。  その原因の1つに、やはり採算性の部分というのはあると思います。市のほうでおととし、シルバーパスの関係で多少改善をしていただきましたけれども、果たして採算性の部分、ここの文面にも書いてありましたけれども、採算性がもともとは路線バスだと見込めないことから、路線バスが運行されていないところにコミュニティバスを通すんですけれども、結局コミュニティバスも採算性でふえてこない現状の中で、今回のつくし野の部分に関しては、その辺のコミュニティバス事業の少し課題の部分の採算性の部分、どうした工夫とかというのがあれば教えていただければと思っています。 ◎都市づくり部次長 まず、陸上競技場の関係ですけれども、整備スケジュールと資本、いろいろ広告とかネーミングライツとか、そういった形で検討しているということで、そこのスケジュールについてご質疑をいただきました。5月の委員会でもちょっとお話ししたとおり、2019年度からそういった広告を得るような形で今取り組みをして、進めているところです。  ただ、ネーミングライツにつきましては、やはり増設工事が終わってからというような、整備全体が終わってからという形になろうかと思いますけれども、できるものから、2019年度から取り組んでいくということと、あと、座席の広告も、背もたれの部分の広告も考えておりまして、それにつきましても工事が完了したということで、まずは2019年度からと、あと工事が終わってから、そういった形で2段階に分けて資本というか、広告料を得ていくというような形で考えております。  それと、附帯決議でご意見をいただきまして、あとそのほかにも交通渋滞とか、地域への理解とか、市民への理解と、いろいろ課題がございますけれども、検討していくということで5月のときにお話をさせていただいて、そういった中で事業を進めていくのかというご質疑があったと思いますけれども、事業につきましては計画に基づいて説明させていただくという形で、ただ、いろいろな課題とかご意見がありますので、そこはきちんと対応させていただいて、そういった中で事業のほうを進めさせていただきたいと考えております。 ◎交通事業推進課長 私のほうからは、2点いただきましたので、まず路線バスの成瀬駅北口という件なんですけれども、こちらにつきましては、概要としましては、成瀬駅北口広場、及びその前面道路を改修する事業となっております。  この成瀬駅北口広場につきましては、もうかれこれ40年ぐらいできてから経過しているということで、その間、駅周辺の開発に伴う駅利用者の増加などによりまして北口広場の交通機能が実情と合わなくなっている状況がございます。  そのため、本事業では北口広場の利用環境を現状の交通実態に合わせるために一般車の乗降場を確保するとともに、既存の施設配置を見直し、広場の利用環境を改善するというような内容になっております。  今回、道路部のほうで設計及び工事を進めさせていただきますので、結果につきましては道路部でまたお答えしたいと思います。  続きまして、コミュニティバスにつきましていただいた意見なんですけれども、つくし野地区、2017年7月1日、昨年度、制度変更をさせていただきまして、こちらにつきましては、コミュニティバスの基本的な考え方、仕組みであるコミュニティバスの制度変更ということで行わせていただきました。  その中で利用人数を継続条件に、要件にしておりますので、採算性ではなくて、一定の人数に乗っていただければ継続はするということで考えている次第でございます。 ◆戸塚 委員 野津田公園のスポーツの森整備事業なんですけれども、本音から言えば、本来であれば、このスケジュールの部分に載っけてもらいたかったなというのがあるんですよね。やっぱり委員会の総意として附帯をつけさせていただいたわけで、それに伴ってある程度しっかりとした行政報告もしていただいていたわけなので、できればこのスケジュールに載っけてほしかったなというのはあるんです。  ちょっと確認なんですけれども、ネーミングライツの部分に関してはある程度整備が終了した段階で行いたいということで言われていましたが、これは何か理由があってそのような時期にやるということなんでしょうか。  あと、計画は計画で、簡単に言えば進めさせていただきますということなんですけれども、例えば3月で意見が出された内容が、ほとんどちょっと難しかったよという場合でもそのまま整備は進んでいくということなのかどうか、それを確認させていただきたいと思います。
     続きまして、成瀬の件なんですけれども、これは具体的にちょっとよくわからなかったんですけれども、既存の施設云々とあったのは、これは駐車場のことなんでしょうか。ちょっと具体的なイメージが今の答弁だとわかりづらかったので、もう少し掘り下げた形でご説明願えればと思います。  最後に、地域コミュニティバスのつくし野ルートの件なんですけれども、こちらにつきましては、先ほどのお話だと採算性というよりかは利用人数で考えていきたいということでありましたけれども、例えば、今後コミュニティバスの路線を通したいよとなった場合に、じゃ、具体的に進めていきましょうとなる路線については、今後もそのような価値判断で運行されていくのかどうか、そこの部分を確認させてください。 ◎都市づくり部次長 1点目のネーミングライツの関係で、工事後にやる理由ということで、どうしても来年から工事に入っていくわけで、工事中ですとなかなか、使いながらやるということなんですけれども、そういった中で、今の段階ではなかなか工事中にネーミングライツを募集するというのは難しいんじゃないかというような意見が……。 ◎都市づくり部長 済みません、ネーミングライツの募集に関しましては、現状の段階でもできる話です。当然今後整備し、観客席を増席し、規模が大きくなったときにはまた違う形の価値がついてくるというところも含めて、現状の中での契約の中で、将来こうなったときはこういう、ネーミングライツというのは短期のものだけじゃなくて、ある程度の長期にわたっての契約になってくるということを想定しますと、途中で仕様が変わってきたときに、当然お金の話が変わってきますよということを前提とした契約ができるかどうかというところも含めて今研究をさせていただき、そして、いろんな周辺の事例も含めて、今の段階だったらこれぐらいかなというところ、将来大きくなったときにはこれぐらいかなというところも含めて進めさせていただきたいということで考えております。  ですので、今、都市づくり部次長が申しております、具体的に工事中に現地を見てもなかなかイメージが湧かないというのはあると思いますけれども、ただ、現在の1万人規模のスタジアムとしての価値判断と将来の価値判断を見据えながら、工事が完了しないと何もできないということではなくて、それに向けて今の段階からも進めさせていただければと思っているところです。  もう1点のそれ以外の興業主の努力ですとかスポンサーの話ですとかというのは、当然我々も附帯決議として重く受けとめていますので、動きとしてはスタートさせていただいております。なかなかまだしっかりとこういう形でというご報告までは至っていないところがございますが、今後も引き続き、そこにつきましては全力で努力をさせていただくのと、具体的なスポンサーも鉄道事業者もおられますので、そういったところも含めましてしっかりと今話を始めさせていただいているというところですので、どういう形でやっていけるかというのは、制度自体はまだ明確にはつくり上げていないんですけれども、それ以外にも大型映像装置なんかでやったふるさと納税の考え方ですとか、先ほど申しましたように、席自体への広告的なお話の中での財源の確保ですとかと。  ネーミングライツもそうなんですけれども、このお金が集まったからつくりますという話ではなかなかなくて、後づけでの補填というような形になると思いますけれども、その割合がどれくらいまでというのは、目標も考えていかなくてはいけないと思いますが、必ずそういうところを実現させながら我々も事業のほうを進めさせていただきたいと考えております。 ◎交通事業推進課長 成瀬の件から、成瀬の駅広場にはパーキングチケットがございまして、こちらの路上駐車場は警視庁の管轄となりまして、安全面の問題から、警察から指示を受けて今回変更するものです。  もう少し具体的に申しますと、あそこは一般の乗車場がなかったんですが、今回、一般車の乗降場も17台、整備後は設けることにいたしまして、あと、バスの降車場ももともとなかったんですが、こちらは1バース設けます。それと、バスの待機場もございませんでしたので、この待機場を2台スペースを設けます。それと、タクシー待機場も新設しまして14台、これは成瀬駅の北口に大きな島があるんですけれども、そちらにバス、タクシー、一般車の乗降場を設けようと思っております。それとチケット式のパーキングにつきましては、もともと32台あったんですが、そちらは15台にするというような計画をしております。  それと、コミュニティバスの継続条件ですが、こちらは、これから出てくる路線につきましても利用人数の制度を変えましたので、委員がおっしゃるとおり、そのように考えております。 ◆戸塚 委員 済みません、最後にします。路線バスの件だけなんですけれども、コミュニティバス事業の部分、たしかシルバーパスの規定は変わっているんですけれども、考え方として、採算性ではなくて、あくまで乗降客数で判断しますという、何かそういった制度変更はあったんでしたっけ。 ◎交通事業推進課長 2017年、昨年の7月1日にコミュニティバスの制度変更をいたしました。その中で利用人数を何人以上ということで、路線延長に対して必要な人数を掛け算した中で、その人に乗っていただければ継続しますよということに変えております。 ◆細野 委員 大変ボリューミーな予算なものですから、何項目かお聞きしたいと思います。  まず最初に、歳入の部分でご説明がありましたが、国庫補助金の部分で都市再整備計画事業に対する補助金が減額になっているんですが、南町田駅周辺整備の事業の減額というご説明でしたけれど、その理由と補填部分はどのようにされたのか、事業費がその分安くなったのか、その辺についてご説明をお願いいたします。 ◎都市づくり部次長 補助金が減額になった理由ですけれども、まず1点目が、鶴間公園の整備工事、これは契約をさせていただきました。その契約が予定価格より低かったということで、その分が減額になっております。  あと鶴間公園のクラブハウスとかカフェの建築工事の関係で、当初、2018年にある程度出来形があるということで予算を組んでいたんですけれども、2019年度にその出来形が発生するという形で、そうしますと、2018年度分の工事費が低くなるという形で、その分、減額をしているということで、全体的に8,000万円減額になっているということでございます。 ◆細野 委員 歳入の部分で4,000万円増額されていたと思うんですが、それはやりくりとかということではなくて、事業費の増額ということになるんでしょうか。鶴間公園整備なのか、南町田駅周辺整備なのか、ごめんなさい、先ほどそういう意味で聞いたものですから、歳入のご説明のところで。 ◎都市づくり部次長 債務負担の増額につきましては、こちらは労務単価が上昇していますので、その分増額したということ、鶴間公園については労務単価ですね、そちらの関係で増額をさせていただいています。  ちなみに陸上競技場につきましては、造成工事のほうになっていますので、そういう形で増額しております。 ◆細野 委員 了解いたしました。  続きまして、まちづくり推進費のうちの小田急町田駅周辺地区整備事業、何人かお聞きになりましたので、その点について再度確認したいことをお聞きします。殿村議員が壇上でも聞いたんですが、小田急町田駅周辺地区の定め、まちづくりプロジェクトの中で定められた町田駅周辺の魅力向上の拠点なのか、先ほどちょっとご説明があったかと思いますが、どこからどこまでかというのが、ちょっと北側部分がよくわかりにくくて、明確にしていただきたいと思います。 ◎地区街づくり課長 未来づくりプランの重点地域ということで、おおよそなんですけれども、そこに示されている区域としましては、まず横浜線の線路と、あとこれは、北は第1踏切ぐらいです。あと東側は原町田大通り、それと西側は、いちのやの駐車場があるあたり、そこを小田急町田駅のエリアとして想定をしているということでございます。 ◆細野 委員 そうしますと、先ほどご説明のあった土地利用基礎調査とか事業性の検証等は、こうした地域の中の調査を行うということでよろしいんでしょうか。  土地利用基礎調査ということがありましたが、ちょっと簡単にで結構ですので、どういうものかというのをお示しいただきたいのと、今お話しいただいた第1踏切の間までの地域というのは、小さな商店とか、飲み屋さんとか、レストランとか、そういった店がかなりごちゃごちゃっと並んでいる地域であったり、そういうところも1軒1軒調査の対象になるのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎地区街づくり課長 まず1点目の土地利用基礎調査でございますが、主に所有者ですとか借地権者、または借家権者の状況、かなり出入りが激しいところがありますので、その時点での調査を行うということです。あとは地価などの調査も行っております。  あとは建物の利用状況で、当然築何年ですとか、あとは、例えばビルであればビルの利用形態、商業形態等を調査してまいりたいと考えております。  それと、店も1軒1軒調査するのかということがあると思うんですが、小さい店も1軒1軒調査するというよりは、一番前提になっているのは多摩都市モノレール延伸の交通機能集約、そういった手法と整合をとりながらやっておりますので、まず中心から攻めていって、その規模感というものを、どの程度の規模を設定するかというシミュレーションが含まれておりますので、それを1軒1軒小さい店も調べるということではございません。  ですので、いろんなパターン、例えばこのぐらいまで合わせた場合にはどのような手法が考えられるのかとか、そういったことをエリアごとにやっておりますので、そういう考えでやっていきたいと思います。いろんなパターンを想定しながら調査をしていくということで考えております。 ◆細野 委員 手法ということでしたが、開発手法とか、どのような形で整備していくかということなのかという確認と、それから、説明書きの中で交流の拠点となる施設ということがありますが、どのようなものをイメージしているのか。市長のお話などでは、文化芸術ホールということを直近の駅近にという思いも示されているんですが、そういったものもこの中に入ってくるのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎地区街づくり課長 手法というのはさまざまあるかと思います。開発でやるのか、または再開発でやるのか。沿道の開発等、いろいろあると思うんですが、当然現在市の持っている土地も道路しかないということと、あと付近の地権者の方の将来に向かった土地利用の考え方もございますので、それも含めますと、その空間をどのようにしていくかとなると、再開発事業などを検討して、それを視野に入れて検討を進めていきたいと考えております。  あと、周りの施設なんですけれども、当然文化芸術ホールですとか、駅前空間はいろんな考え方がありますが、今回の委託の中では、具体的な施設をどう配置するかというところまでは考えてございません。あくまでもモノレールを中心とした事業に対して、まちづくりとしてどのような手法をとれるのか、または今までやってきた商店街活性化ですとか、周りのにぎわい、回遊性を保つためにはどのような連携をしてまちづくりを図っていったらよいのかということを含めた事業性の検証ですとか、土地利用基礎調査を行っていきたいと考えております。 ◆細野 委員 以前ちょっと伺ったときに、区画整理等もということをちらっと耳にしたことがあるんですが、今のところ再開発ということでよろしいんでしょうか。  それと、交通広場ということもこれまでのご説明にあったと思うんですが、その辺もここの整備計画の中で検討されていくんでしょうか。また違ってきますか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 交通広場につきましては、多摩都市モノレール推進費の中で検討していくという形になっております。 ◆細野 委員 そうしますと、今の小田急町田駅周辺地区というのは、主にモノレールの、流れとしてはそちらも意識しながらということでしょうけれども、北口のほうを中心に、小田急の周辺ということを中心に検討されるということなんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 すみ分けがいろいろございまして、当然モノレールを前提とした交通機能を伴った検討と、その影響を受けるまちづくりのことがありますので、これは 連携を図りながら一体的に考えていきたいと考えております。 ◆細野 委員 きのうの質疑の中でのご説明では、町田駅の南地区の再整備なども見越してというような、そちらのほうの地域まで地区整備の事業の中で見据えていくというようなお話もあったんですけれども、違いましたっけ。 ◎地区街づくり課長 事業としては分けてございます。町田市の中心市街地全体の活性化ですとか回遊性は当然なんですけれども、今回エリア、対象とするのは、先ほど申しましたとおり、小田急町田駅を中心とした、先ほど申し上げたエリア、これは当然モノレールを導入すると想定した範囲と、その周辺のまちづくりということの検討と、片やJR町田駅南口の整備検討とは一応分けて考えております。 ◆細野 委員 そうすると、このプロジェクトの中のこちらの円の、主にここを想定しながらということですね。わかりました。  続きまして、ただいまお話しした町田駅南地区の再整備の事業についてなんですけれども、これまでのご説明ですと、南北の通路をどうスムーズに、安全にというところのご説明もあったかと思うんですが、今回のお話ですと、複合的機能を持つ拠点の整備ということが挙げられていたかと思います。地権者の皆さんの協力ももちろん前提ということだと思うんですが、このイメージとしては、再開発ビルみたいなものになるのか、この複合的機能を持つ拠点整備というのはどういったものを想定されているんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 複合的拠点ということで再開発を想定しているわけでございますが、例えば商業ですとか、生活ですとか、または業務形態、あとは住宅、駐車場、または宿泊施設など、さまざまな機能を持った、いわゆる複合的な拠点と考えております。 ◆細野 委員 そういったものがまとまった再開発ビル的なものになって、まとまっていくということでよろしいんでしょうか――わかりました。  それと、ちょっと関連してですけれども、先ほど戸塚委員が聞いていましたが、ターミナルエイトのほうの工事等は考えていないということだったんですが、今はバスターミナルの使い方がされているんですけれども、バスターミナルに行く際に、階段とエスカレーターが上りだけあるんですけれども、とても利用しにくい、特に高齢者の方が荷物を抱えて利用しにくいという声があるんです。そういった声を聞きながら、そういう整備、エレベーターをつくったりとかということは全く考えられないということなんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 現段階では、ターミナルエイトの中の再整備までは検討しておりませんが、市全体的な話で、中心市街地活性化協議会などの会議、またはいろんな産業、観光も含めた全体の中として当然議論が上がってくるものと考えております。 ◆細野 委員 再開発等が進められていく中では、やはり交通ターミナルとしての機能をさらに充実させていくためにも、そうした改修など、ぜひ検討していただきたいと思います。これは要望にとどめておきます。  続きまして、135ページの野津田公園スポーツの森整備についてお聞きしたいんですが、これは野津田公園の第二次整備計画に基づいて進められると思うんですが、この第二次整備計画と、それから、これから基本設計が示されるんでしょうか。その辺のところとの整合性というか、お聞きしたいんですが、ざっと「6月補正予算概要」に示されている図面を見ても、基本計画との若干違っている部分というのがあるのかなと見受けられるんです。  例えば、多目的グラウンドが今回予算に上がっていますけれども、ちょっと向きが道路に対して縦向きになっていたりとか、若干説明と違うのと、あと、バラ園の場所も当初の説明と変わってきているのかと思うんですが、その辺、当初の計画、第二次野津田公園整備計画と、それから今回の工事を進めていく上での違いというのがもしあったら、その辺について、軽微なものはいいんですけれども、その内容と、それから理由について教えていただけますでしょうか。 ◎都市づくり部次長 拡張区域のところの基本計画との違いということなんですけれども、まずグラウンドについては、おっしゃっているとおり、ちょっと向きが変わってございまして、いろいろ敷地の制約等がありまして、そういった観点から配置できる位置ということで向きを変えてございます。  それと、バラ園については、中央入り口の沿道という形でいろいろ検討していたんですけれども、今あるテニスコート付近ということで考えているんですけれども、こちらにつきましては、ボランティアで活動している団体の方ともこれからいろいろお話し合いをしながら、最終的に決定させていただきたいと思います。また行政報告でも説明する予定がございますので、そこでもまたお話をさせていただければと思います。 ◆細野 委員 そうすると、基本設計などは後で説明があるということなので、そちらで伺いたいと思うんですが、今回テニスコート4面の整備費となっていますが、その辺、やはり当初12面ということで計画されていましたが、今後12面を整備していく方向なのか。  あと、バラ園は、この前、相模原市議会と一緒に視察をさせていただいて、本当にちょうどいいシーズンにバラも見せていただいたんですけれども、やはり斜面地にずっと、草地の中にバラ園があってとてもいいなと思ったんですけれども、あそこにテニスコートができるということでは、その斜面地をテニスコートに整備していく予算なども大変かかるんじゃないかと思ったんです。その辺のテニスコートの今後の計画について、12面つくるという計画が進められていくのか、いかがでしょうか。 ◎都市づくり部次長 現在の計画の中では、4面という形で整備します。あと、間の土地が、まだちょっと用地のほうが取得できていない状況ですので、そちらは地権者の方のご意向もありますので、そういった地権者の方から取得できるような段階になりましたら、最終的に12面整備する形になります。 ◆細野 委員 了解しました。  そうなると、現状のテニスコートは4面あるわけで、今回急いで進めなくてもいいのかなというような思いもあるんですが、その辺についてはどうなんでしょうか。12面本当に必要なのかという声も伺うんですが、ここに12面整備する目的、理由というのはどのような理由なんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 するスポーツ、見るスポーツという形で、こちらの野津田公園の整備をさせていただいています。計画の中で、テニスコートについては今現在も稼働率が高いという形で、使われている方がかなり、平日でも埋まっているような状況ですので、そういったところから整備をさせていただくということで、最終的に12面なんですけれども、今の段階でもかなりご要望がありますので、そういった中で4面を整備させていただくということでご理解いただければと思います。 ◆細野 委員 4面ですと、現状も4面あるのかなと思うんですが、そのままでもいいんじゃないかなと。 ◎都市づくり部次長 既設のテニスコートにつきましては、全部整備が終わった段階で撤去するという形で、今の段階ではまだ最終的に決まっていないんですけれども、全部整備する間は、そこの部分は残しておくという考え方もございますので、これからそこら辺はきちんと検討して、整備をさせていただければと考えております。 ◆細野 委員 前に試合とかも都内の大会ということもイメージしていらしたのかと思うんですが、なかなか場所も場所ですし、あと、立派なテニスコートを持った施設は都内とか、便利なところにたくさんありますので、ここに12面整備していく、しかも斜面地にわざわざ斜面をならしてというところで、本当に必要なのかという声もあるので、その辺については、また市民の方に説明をしていただきたいと思っているところです。  あと、今のお話ですと、既設のテニスコートも残していくということなので、バラ園については今のまましばらく残す、交換ということではないということでしょうか。 ◎都市づくり部次長 今あるバラ園のところにテニスコートをつくりますので、バラ園は移設をさせていただきます。今の場所はちょっと奥まったところなので、皆さんに見ていただくという形で、中央口の通路付近ということで考えていまして、今想定しているのは既存のテニスコートになります。そちらは先ほどお話ししたとおり、ボランティアの方とも、いろいろ意見を聞きながら場所を決めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 ボランティアの方々が丹精してつくられたバラ園ですし、市民の方も本当に楽しみにしているスペースでもありますし、ぜひバラのボランティアの方々のご意見なども十分尊重していただきたいと思います。  続いて、陸上競技場の観客席の増設の件なんですが、工事費という形で今回予算がのっているんですけれども、ちょっと心配だという声を聞いたのは、かなり陸上競技場のスペースが広がるので、樹木の伐採とか、あと希少生物もいるんじゃないかということなんですが、そういったものの保存とか保全というのはどのように検討されているのか、お聞きしたいと思います。 ◎都市づくり部次長 まず最初に、既設のコート数ですが、先ほどご質疑は4面というお話をいただいたんですけれども、3面ですのでご承知していただければと思います。  それと、観客席の増席に伴う木の伐採等につきましては、こちらはやはりどうしても観客席を増設する際には造成という形で樹木を伐採するような形になりますけれども、極力保全するような形で整備を進めていくということで、かつ自然保護条例に基づいて調査も行っていまして、その中できちんと計画を立てて、切ってしまうんですけれども、そのほかに保全とか、環境を損なわないような形で工事を進めさせていただきたいと考えております。 ◆細野 委員 希少生物もここで見受けられるということで伺ったんですが、どのようなもので、どのような形で保全していくのか、検討されていることがありましたら具体的にお聞かせください。 ◎都市づくり部次長 希少植物につきましては、何があると言いますと、とられてしまうとかがありますので、そこは控えさせていただくんですけれども、そういった希少種につきましては、きちんと移設するなりして保護するという形で対応を図ってまいります。 ◆細野 委員 よろしくお願いします。  続きまして、131ページの交通輸送対策費になるんですかね、便利なバス計画とモノレール延伸の関係で、どの地域でどのようなバス路線、モノレールが延伸した際のバス路線を変えていくというようなお話があったかと思うんですが、モノレール延伸によって、具体的にどの地域のバス路線を置きかえることが可能だと考えているのか、具体的な幾つかのイメージがありましたらお示しいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎交通事業推進課長 今回、この路線バスのほうで考えておりますのは、桜美林学園付近のところで、乗り継ぎ拠点としまして交通ターミナル整備を進めていきたいということで、今回このような形で、まず測量から始めることといたしました。 ◆細野 委員 そうしますと、モノレールの駅ができる桜美林学園付近の路線バスをここに集中させる、起点になるか終点になるか、桜美林学園が起点になるというところで、その向きとしては、路線バスの路線というのはどの辺までを想定、相原とか、そちらのほうとか、新たにここに向けてのバス路線というのを検討されているんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 まず、ここの桜美林学園を乗り継ぎ拠点といたしまして、近隣の鉄道駅とか、あとは今既存でございます小山田桜台とか、そういった団地ともバスのネットワークを接続していきたいと考えております。 ◆細野 委員 そういう意味で、今回、桜美林学園の交通ターミナルを整備していくということでつながったんですが、どのようなものをどの程度の規模でイメージしているのか、桜美林学園交通ターミナル整備について伺いたいと思います。いかがでしょうか。 ◎交通事業推進課長 こちらにつきましては、将来的なモノレールの駅の機能を視野に入れまして、バスやタクシーの乗降場を設けたり、駐輪場とかバイク置き場とか、あと可能であれば一般車の乗降場を入れるようなイメージをしております。 ◆細野 委員 当面は普通のバス路線のバス停、あるいはそういった駐輪場などは学生の皆さんが活用したりというイメージ、そのような活用の仕方になるんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 でき上がってから自転車の駐輪場なども設けますので、そういった中では、交通ターミナルを利用されたい方、そこからバス乗りかえる方については、そういった利用もしていただけると考えております。 ◎都市づくり部長 まだモノレールのルートが完璧に決まったわけではございません。駅がどこに来るかもまだ決まったわけではございません。我々としては望む路線はありますし、当然こういうところを想定しているというのはございます。ただ、まだそこは確定していることではないです。  バスの乗り継ぎにつきましては、今、町田駅に一極集中しているものをどうやって解決していくかということも含めまして、連節バスをまず走らせましょうというところの中で乗り継ぎというものを1つ考えています。その拠点として桜美林学園というのが挙がっているというところで、将来的な話としてはモノレールも視野に入れるというのは当然なんですけれども、その中で考えていく中で、今年度、まずは測量をし、どんな地形になっているのかというところも含めながら、これから検討させていただくということで、具体的にここにどれだけの面積、どれだけ必要なのかというところまでは、まだまだこれから検討の中で決めさせていただければと思っております。 ◆細野 委員 当面は連節バスを活用して、そこに乗りかえという形だというご説明でしたが、そうなりますと、今までの既存路線がこの桜美林学園のターミナルを終点とするという路線が新たに生まれるということで考えていいんでしょうか。そういう方向で検討しているということになるでしょうか。 ◎交通事業推進課長 終点というよりかは、乗り継ぎ拠点となりますので、そこに来たバスからまた幹線バス、急行バスに乗りかえていただくとか、そういうようなイメージをしているところでございます。 ◆細野 委員 大体向こうから来る路線バスというのは町田駅を目指してというか、終点として来る路線が多いのかと思うんですが、それらのバスが桜美林学園で乗りかえられるというか、起点なり終点となるというイメージでよろしいんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 はい、そのようなイメージをしております。 ◆細野 委員 そうしますと、きのうもお話がありましたけれども、乗りかえのロスとか、それから、費用的にも今まで1本で行っていたのが乗りかえることによって、その分の交通費の負担がふえるとか、そういったことについて何か検討していることがあればお聞かせいただければと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎交通事業推進課長 具体的な乗り継ぎ割引制度とか、その辺につきましてはこれから検討していきますので、まだ具体的に決まってはおりません。 ○委員長 休憩いたします。              午後零時 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆細野 委員 交通輸送対策費、131ページになるかと思うんですが、つくし野地域のコミュニティバスの実証実験がいよいよ今年度中に始まるということなんですが、今回予算がつきました内容、実証実験を始めるためにどのような予算をとったのか。  また、今までなかなかスムーズにいかなかったんですが、コースとか、当初の計画のとおりに運行できるのかどうか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎交通事業推進課長 今回の地域コミュニティバス運行事業につきましては、つくし野地区ということで、まず走行環境整備工事費ということで通させていただきました。こちらにつきましては、コミュニティバスを走行させるために必要な道路幅員を確保するために道路の外側線を設置したり、取り除いたりというような工事の内容となります。こちらで541万1,000円、それにあわせまして実証実験を1月から3月までとり行いたいということで、その実証実験の費用としまして232万6,000円をとったものでございます。  それと、計画どおりに進むかどうかということなんですけれども、こちらにつきましては、今のところ警視庁と協議を進めている状況でして、1月から3月の実証実験に合わせた行程を組んでおりますので、このように進めたいと考えております。 ◆細野 委員 走行環境の整備を行ったということで、この400万円というのは線を描いたりとか、実際に道路をどこか削ったりとか、道路の改良とかが行われたのか確認させてください。  それから、実証実験ですけれども、この3カ月実証実験をして、その後の見通しというか、運行に向けて本走行、そういう状況になるためにはどういう条件が必要なんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 具体的な内容につきましては、先ほどもちょっと申しましたが、バスを運行するために必要な道路幅員がございまして、外側線という工事になるんですけれども、白線が引いてあると思うんですが、バスとバスがすれ違う車道の幅員が必要になりまして、このつくし野地区につきましては、現在、外側線が引かれているところも結構あるんですが、その幅に必要な幅をとるために、その外側線を実際に消して引き直したりとかいうような工事を、延長が結構ございますので、ちょっと金額が張ってしまうんですが、そういった工事をさせていただこうかということで考えております。  それと、実証実験ということなんですが、今年度は1月から3月に実証実験を行いまして、その後、結果を検証したいと考えております。検証結果をもとに、運行内容をまた再度見直しまして、翌年度以降にまた実証実験をしたいと考えております。  その実証実験の中で、先ほども少し触れさせていただきましたけれども、利用人数が確保できれば本格運行に移行するということで考えております。 ◆細野 委員 利用人数は、市のほうで規定された運行継続をする条件ということで確認させていただいてよろしいでしょうか。  それと、ルートなんですが、今回走るルートは四丁目のほうがちょっと薄くはなっているんですが、当初の住民の方々でスタートされたと思うんですが、協議されてルートを確定されたと思うんですが、最初のルートのコースどおりということでよろしいでしょうか。 ◎交通事業推進課長 まず、1点目の継続条件ですが、利用人数ということで、継続するために必要な条件としましては、運行距離1キロメートル当たり2.7人以上が条件ということになりますので、今回、このつくし野地区につきましては1周8.3キロということになりますから、実際のところは22.41人になります。なので、1年間の総利用者数の合計が1便23人以上、これは成瀬駅からつくし野、このルートを1周回ったときの人数として23人以上であれば本格運行に移行できるということで考えております。
     それと、こちらのルートについてですけれども、こちらにつきましては住民の方とお話をさせていただく中で、基本的には住民の要望を反映したルートということで、最終的にこのようなルートにしております。当初どおりの計画ということとなります。 ◆細野 委員 了解いたしました。  続きまして、128ページの多摩都市モノレール延伸事業なんですけれども、この駅まちマネジメント会議というのはどのような方々で構成される会議なのか、どのように検討していらっしゃるでしょうか。  それとあわせて、中心市街地の3つの駅の接続、連絡方法というのはこちらで検討されて、交通広場等の機能も検討されていくということだったんですが、そういったことを検討していく役割をこの会議が持つということでいいのか、確認させてください。 ◎多摩都市モノレール推進室長 まず、駅まちマネジメントを構成するメンバーというご質疑につきましては、まだ決まっておりませんけれども、今想定しているのは鉄道事業者、あとバス事業者などの交通事業者、駅前の商業ビルなどの施設管理者を想定しております。あと、学識経験者とか、そういった方々も入ってくるのかなとは想定しておりますが、詳細は今後検討してまいります。  もう1点、駅まちマネジメントの中で中心市街地の接続であったり広場の検討をするのかというようなご質疑だったと思うんですけれども、広く言えばそういった部分も含めて検討していきたいと考えております。 ◆細野 委員 かなり重要な役割を担っていくのかと思うんですが、交通広場とか、それから、モノレールとどう接続をして、そういった流れをつくっていくのかというところで検討されていくということでしたが、そこのトップの、ある意味ではまちづくりを進めていく上でいろいろ利益とか、そういった代表になるような方々も含めて検討されていくと思うんですが、そこに対する市民の皆さんへの情報提供というのは、どういう段階でどのような形で行っていくんでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 こういった駅まちマネジメントでの検討経過をどういう形で市民の方に知らせていくかというご質疑だと思います。まだ正直言って、どういう形で進めていくのかというのは検討の段階ではあるんですが、基本的には、会議の中身については市民の方々にも知らせていく方向で考えております。 ◆細野 委員 パブリックコメントとか、そういった何か計画に対する市民意見の公募とかは、まだ検討段階ということでしたけれども、行われていくんでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 まず、会議自体は、恐らく公開という形をある程度考えてはいますけれども、ちょっとそのあたりはまだ決めてはおりません。パブリックコメント等につきましては、ある程度の計画がまとまれば、そういう形で皆さんに示していくという形になろうかと思います。 ◆細野 委員 中心市街地とあわせて、これからモノレールの延伸を考えていく、導入路線とかというところもあわせて、ここの多摩都市モノレール延伸事業の予算の中で入っているんですけれども、そういったものも駅まちマネジメント会議が行っていくんでしょうか。そういった路線についての検討というのは、どちらがどのように行っていくんでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 あくまで駅まちマネジメントの範囲というのは町田駅のことだけで、路線とかについては、それはまた別のところで庁内で検討したり、あと東京都とかとの協議ということになろうかと思います。 ◆細野 委員 そうしますと、多摩都市モノレールの延伸部分、起点になるんですけれども、そちらからレールをどのように引いてくるか、道路をどう整備してくるのかというあたりは多摩都市モノレール推進室で検討していくということでよろしいんでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 道路であるとか、あと線路というか、軌道というか、そのあたりは、基本的には東京都が検討することになろうかと思います。 ◆細野 委員 そういった東京都の動きを早めていくために、町田市としてはこれから検討してもらうというところでかかわっていくことになると思うんですが、どのような形で動かれるのか、もしわかりましたら大雑把なところをお聞かせください。 ◎多摩都市モノレール推進室長 基本的にルートであるとか導入空間とかにつきましては東京都ということではあるんですが、当然地元市として検討できるところは一緒に検討していく、協議していくと。それでなるべく早くそのあたりを決めていくというつもりで取り組んでまいります。 ◆細野 委員 わかりました。導入路線を決めるのは東京都だけれども、レールが走るような道路整備というのは、むしろ町田市の道路部とかが整備を進めていく、準備をしていくというような流れと考えてよろしいんでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 道路整備とかの役割分担については、現在はまだ未定でございます。ただ、町田市としてできる部分があれば、それは検討していって、早く進めるためにできる部分はやっていきたいという考えではおります。 ◆細野 委員 了解しました。  続きまして、134ページの芹ヶ谷公園芸術の杜ですけれども、公園費、今回はさわやかみどりゾーンの整備ということで、芝生広場などが整備されていくということだと思うんですが、この芝生広場は今後どのように利用していくのか、地元の皆さんからの要望とかはどのようなものがあるのか、お聞かせいただきたいと思います。  それともう1つ、駐車場が整備されるという点で、前もお聞きしたような気がするんですけれども、やはり地元の方からは、車の往来が多くなるのではと、道路も狭いですしという、まだそういうご不安の声があるんですが、駐車場整備についての地元からの声というのはいかがでしょうか。また、それに対する対応についてはどのようにされているでしょうか。 ◎都市づくり部次長 まず芝生の利用につきましては、こちらは自由に使っていただくということで、ただ、周りの方に迷惑をかけないような形の中で自由に使っていただくということで考えております。  あと、車の往来等に関して、地元のほうでは駐車場の整備に関していろいろご意見をいただいていまして、後ほど行政報告の中で説明しますけれども、当初は130台の予定でしたけれども、交通事情を勘案しまして、そこは暫定的な形で整備するような形で考えております。ただ、需要が多いときには臨時駐車場として使っていくような形でも考えていきたいと思っております。 ◆細野 委員 了解です。  続いて、同じ134ページ、都市公園費のうち、香山緑地の整備費が入っているんですけれども、今回、耐震の予算がとられているかと思うんです。文書で読むと建物の耐震という形になっているんですが、この香山緑地の周辺は石というか、コンクリートで囲まれて擁壁みたいな形になっているんですが、その塀が古くなっているというので、ちょっとご心配の、この間、ブロックが崩れたりとかということがあるんですが、その辺の安全確認というのはなされているのでしょうか。 ◎都市づくり部次長 建物については耐震基準に合っていないということで耐震化させていただくんですけれども、周りについても、先ごろ地震がありましてブロックが倒れた等がございますので、そこら辺は今後きちんと点検をして、必要であればきちんと改修をして、安全な形で対応させていただくという形で考えております。 ◆細野 委員 ぜひよろしくお願いしたいと思うんですが、今回の予算の中には点検の費用は入っていないということでしょうか。 ◎都市づくり部次長 今回は入ってございません。 ◆細野 委員 では、最後にしたいと思いますが、薬師池公園四季彩の杜、ちょっと戻るんですけれども、133ページです。用地購入費、西園、北園の部分が入っているんですが、今回購入する土地の部分は何平米かというのと、これからさらに購入していくのか、どれぐらいの規模で購入するのか。  あと、建物が今回西園に、ウェルカムゲートの中ですかね、整備されていくんですが、前のお話ですと、カフェ・レストランについては民間の企業等が手を挙げているみたいなお話もあったかと思うんですが、そのカフェ・レストランとか、あるいはそのほかの施設でもそういった民間の事業所とかが整備するというような計画はあるんでしょうか。 ◎用地担当課長 用地購入についてお答えいたします。西園につきましては、今年度827.65平方メートル、価格にして4,400万円、それから北園につきましては1,679.67平方メートル、価格につきましては約4,100万円、合計8,500万円の予算になります。  用地購入の予定なんですけれども、西園につきましては、2017年度末時点で95%の取得をしておりまして、2019年度をめどに用地取得を完了させる予定でございます。北園につきましては現在72.7%でございまして、今後2021年度までに用地取得を行っていく予定でございます。 ◎都市づくり部次長 西園のカフェとかレストランですけれども、カフェを予定していまして、そこにつきましては、2017年度に運営方針を固めまして、その中で民間の活力を活用していくということで、指定管理という形で今予定はさせていただいています。 ◆細野 委員 そうしましたら、今の計画というのは、今回の予算の中にはどのように反映されているんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 こちらは庁内で連携して事業を進めていまして、ソフト面でもちょっと、経済のほうとかという形で役割分担しています。その中で、今年度につきましては、こちらの全体的なブランドのイメージを考える委託を出していまして、その中でもどうやって運営していくのかというようなことも考えていきますので、そちらのほうで予算を計上しているということです。 ◆細野 委員 底地の、この薬師池の西園の土地というのは町田市が保有しているわけですけれども、その上に上物が整備されていくという、民間事業者がもし建設を進めていくとすれば、その関係というのはどのような形になっていくんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 先ほどおっしゃったとおり、管理運営につきましては指定管理ですので、今現在、市が建設をしまして、管理運営を民間の事業者にお願いするという形で計画しております。 ◆細野 委員 そうしたら、指定管理の事業所の中で管理運営を行うと。整備については町田市が行うということでよろしいんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 委員おっしゃるとおりです。 ◆山下 委員 最後に、質疑漏れで、幾つか、3点なんですけれども、申しわけございません。  今の香山緑地なんですけれども、耐震化については建物全てを行うのかどうか、活用との関係があるかと思うんですけれども、その辺を踏まえて確認をさせてください。  次が芹ヶ谷公園の芸術の杜整備事業、さわやかみどりゾーンの関係のことだと聞いているんですけれども、予算はユニバーサルデザインの関係のことが補助で書かれていますけれども、車椅子の利用については、例えば具体的に、こちらのほうからの入り口は今ないかと思うんですけれども、その辺は想定をされているような設計をされるのかどうか。そういったものを望まれているかと思うんですけれども、確認をしたいと思います。  あと、「6月補正予算概要」で、もう1つ最後、127ページなんですけれども、ここは市街化調整区域の地区計画運用指針についての検討とあわせて、大規模土地利用転換に対する都市計画制度活用のあり方というふうに書かれているわけなんですけれども、大規模土地利用転換というのは、どういったところを想定されているのか。また、どのような課題を想定されているのかというところ。また、この調整区域と関係のある案件なのか、その辺のことも確認をさせていただきたいと思います。  あと、アドバイザーについての謝礼なんですけれども、これはどういったアドバイザー、どういったことにたけているとか、そういったものを想定されているのか。  以上、大きく3点を確認したいと思います。 ◎新 公園緑地課担当課長 香山緑地の耐震改修の基本設計について、対象はどこかというご質疑だと思います。これにつきましては、資料の中にある香山緑地の建物というふうに写真がございますけれども、この建物自体についての耐震改修設計ということになります。このメーンの大きな建物だけになります。 ◆山下 委員 建物全部をやるわけですか。 ◎新 公園緑地課担当課長 全体でございます。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 芹ヶ谷公園のバリアフリーの車椅子対応かどうかということですが、基本的には、2018年度工事では園路等の整備は行わないんですけれども、今後つくる公園内の園路については、全て車椅子で移動できるものになります。特に芹ヶ谷公園は起伏が激しくて、さわやかみどりゾーンから下におりていくところはかなり高低差がありますので、そこについても車椅子でおりられるようなスロープを計画しております。 ◎辻野 都市政策課担当課長 3点目の大規模土地利用転換のご質疑についてですが、調整区域の地区計画の検討とは別でございまして、工場とか教育施設、大学、研究所等が大規模な敷地を持っておりますので、そちらが閉校、閉館等をした場合に大きく土地利用が変わることが想定されると。その対応について、町田市住みよい街づくり条例でも早期周知等の制度は持っておりますが、もう少し早い段階で土地利用の相談をしていくような体制がつくれないかというところで、土地利用の基本方針をまとめたときに1つ課題出しをしておりました。それについて、この先、もう少し制度、どういう事業者との調整のやり方があるかというのを研究していきたいというのが大規模土地利用転換の件です。  もう1点、学識アドバイザーはどういう方々ですかというご質疑をいただきましたが、都市計画、または交通、緑、そのあたりの専門の、基本的には大学の学識経験者を想定しております。 ◆山下 委員 それぞれご答弁いただき、ありがとうございます。芹ヶ谷公園についてはわかりました。  先ほどの香山緑地のほうなんですけれども、これはそうすると、当初地元のほうでは全て利用するか、しないかというようなことも含めて、耐震化については限定的に行うのではないかという声も、これは憶測も含めてでしょうけれども、あったのですが、基本的には、この建物全てが今後活用される見通しの上で耐震化を行っていくということでよろしいんでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 そのとおりでございます。 ◆山下 委員 あと、3点目の大規模土地利用転換については確認で、今のご答弁はわかりましたが、具体的にそういったケースというのは、大きな事業所が閉鎖をして、その後、別なものに使われるということはあると思うんですけれども、例えば、現況において、そういった土地が仮にあった場合においても、土地利用のあり方について、例えば、多摩境の周辺とかに行けば使われていない土地がこれまであったりとかということもあったわけで、そういったものについての運用上の利用というのも想定できるようなものなんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 未利用地、低未利用地の土地利用の活用、土地利用を上げていくということについては、大規模土地利用転換とは少し観点が違うお話かと思います。これは、今まで土地利用がされてきたことが大きく変わることは周辺にも影響が大きいので、それをうまく誘導していけないかというのが大規模土地利用転換の考え方。  低未利用地の土地利用のぐあいを上げていくというのは、また地権者とのご相談の中で、多摩境をおっしゃっていただきましたが、どういう次の土地利用をやっていけるかということは、それは土地利用転換ということではなくて、地権者とのお話の中で土地利用を上げていくということのプロセスなのかと思っております。 ◆藤田 委員 1つずつぽんぽんいきたいと思いますが、桜美林学園付近の交通ターミナルのことに関しては、先ほど、細野委員と部課長の答弁を聞いて、これまであそこに対する思いというのは、地域も含めて、桜台、小山田、忠生、どれだけの人がこれまで交通不便地区として思いを持って、この事業を要望もし、ここの中にも、そういった意味では忠生地区、小山田地区にご尽力された議員もいらっしゃいますけれども、そういう思いの中で、正直言って、やりとりを聞いて、憤りに近い思いになりました。  あそこの桜美林学園付近の交通ターミナルというのは、これまで便数が少ない中で、1時間に1本とか、そういったバスの中でも、どこに行くにも1回町田駅に出なきゃいけないだとか、淵野辺駅も何便か少ない便がありますけれども、例えば小山田に住んでいる人たちも、1本、朝の通学、通勤でおくれてしまったら、1時間後にしかバスがないとか、鶴川方面に行こうと思っても1回町田駅に出なきゃいけないだとか。  そういう思いの中で、桜台の活性化も含めて――桜台だって、あそこはモノレールが来るという前提であの人たちは住み続けて、来なくて、バス便もどんどんなくなって、高齢化して、今ああいった状況なんです。忠生地区のそういった、本当に思いを込めて、やっと実現しようとしている桜美林学園付近の交通ターミナルであって、一極集中とかの話もありましたけれども、それとか、ツインライナーをどうしようとか、桜美林学園の学生を乗せるとか、そんな話ではないと思うんです。そういうやりとりになっているけれども。  例えば、先駆けて唐木田の多摩南部地域病院のバスをやっていただきましたけれども、あれだって本当に待ちに待っていて、乗れない中でも、昼でも、3便スルーされても待って乗っている高齢者の人たちもたくさんいらっしゃるんです。今まで多摩南部地域病院に行こうと思えば、日大三高のところで乗りかえて、しかも30分乗り継ぎで待って行くとか、1回町田駅に出て、唐木田のほうから行くとか、そういう人たちが本当に、通勤も含めて、あのバス便だけでも先駆けてやっていただいて、本当に地域の人たちは喜んでいるし、思いの中で言えば、3便スルーされても乗るんです。  今、中型バスにしてくれるとか、いろいろありますけれども、そういった思いを込めて、あの桜美林学園の交通ターミナルはあるということを、乗り継ぎのお金がどうとか何とかと、そういうことじゃなくて。  だって、前回、この議会でも全会一致で採択をした図師から鶴川方面のあれだって、桜美林学園ができてくれば便利なバス計画にのっかってくるわけじゃないですか。そのルートになるかどうかは別として。だから、もう1度、桜美林学園の交通ターミナルの意義というのを答弁も含めて確認してほしいと思うんです。あのままの答弁のやりとりで終わられたら、たまらないですよ。 ◎都市づくり部長 忠生地区の交通空白地区につきましては、今までさまざまな課題がございました。今回、モノレールの意義というものも交通空白地区の解消になるというところで、今まで、いろいろコミュニティバスですとか、さまざまな手法を考えた中でも、どうしてもなかなか手当てのできないエリアというのが当然できてきました。そういったところを、そういった軌道のものが真ん中を貫いてくるということについて大きな意義を感じている。そこで交通空白地区を解消していくという意味も含めて大きな意義があると考えております。  そこに至るときに、当然そこまでの経緯としまして、バスの乗り継ぎ拠点、幹線の部分と枝線の部分、走行距離が短くなることによって定時性、速達性が増してきます。地域の方のそういう交通空白地区の部分をより一層充実させていきたいという意味での乗り継ぎ拠点という意義は当然あると認識しているところでございます。  ですので、桜美林学園だけではございません。今後、山崎団地、それ以外にも途中の拠点となる、モノレール駅を想定した場合の途中の拠点の部分については、乗り継ぎというものをやっていくということは当然考えているわけなんですが、モノレールが来るまでずっと待っているというわけではございません。地域の方々のそういう交通の利便性をいち早く、少しでも早く実現していくということから、今回の整備に向けての予算を計上させていただいているとご理解いただきたいと思います。 ◆藤田 委員 今回、桜美林学園のほうは、本当に地域としても、モノレール道路を想定した桜台通りの件についても、目に見えて、やっと動いてきたというところで、先ほど桜台の活性化も含めてやりましたけれども、そういう面では本当に地元としても大いに期待をし、今まで十数年かけて地元としても要望してきたことがやっと目に見えてきたということで、今回、市のほうで先駆けて桜台を乗り継ぎ拠点としてやっていただいたことに関しても、地元としては大いに期待を持っているし、大いなる感謝を持って、今後進めていただきたいということを改めて申し上げておきたいと思います。  あそこは、もう本当にまちづくりだとか、これからの高齢社会だとか、いろんな部分で桜美林学園付近の交通ターミナルというのはかかっているということを、そこのところを改めて申し上げておきたいと思います。  では、次からはぽんぽんいきたいと思います。相原駅東口なんですけれども、1点、今回、東口のほうは都市計画の変更を見据えたまちづくりという大きなテーマで載っております。改めて、その都市計画の変更を見据えたまちづくりというものを具体的に話せる範囲で、どういった展開をされようとしているのか、お伺いしたいと思います。 ◎地区街づくり課長 まず、地区計画等をかけていきたいと考えております。今現在、用途を変えていくんですけれども、例えば、これから計画をされております東口へのアクセス道路の周辺を、今、第一種低層住居専用地域になっているのを第二種中高層住居専用地域ですとか、あとは駅周辺も近隣商業地域になっていますが、これの用途を少し上げて、300%程度上げることを提案していこうと考えております。 ◆藤田 委員 今回、いろんなまちづくりをしていくに当たって、例えば、西口のようにいろんなまちづくりのアドバイザーを送ったりなんかというんですけれども、相原の東口の場合は、仕掛けも含めて、今、課長がおっしゃったようになっていますけれども、具体的に都市計画変更をかけていくというのは、行政も前もって出すというのはなかなかないことなので前向きに捉えているんですけれども、今回そのように都市計画の変更をかけていくという背景的なことだけ教えていただいていいですか。 ◎地区街づくり課長 やはり将来的に、例えば、立体交差ができてくるですとか、当然アクセス道路も便利になってくる。となると、当然周りの土地利用の方法も変わってくるのではないかと思います。先ほど来いろいろあるとおり、リニアの問題ですとか、アクセス性の向上を図ると、あの辺の土地がもっと活性化されたり、にぎわいですとか回遊性が高まってくるのではないかと、そういったものを見据えて、それに合わせたまちづくりの上で用途等を変更していきたいなと。これは当然、地元の皆様と協議または話し合いを進めながら決めていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。注目をしていきたいと思います。  次は、最終処分場のスポーツ公園の件ですけれども、今回出していただいて、過程は、十分これまでやってきて、池の辺の部分はわかるんです。今、図の出し方として、進めていただきたいんですけれども、例えば、交通広場だとか峠谷の部分、これは現実的に結構時間がかかりますよね。今回のせていただいて、地域の人たち、忠生まちづくり協議会とか、その人たちは理解しているんですけれども、今回一緒に出したことによって、例えばソフトボール場もすぐできますよとか、厳しいようでありますけれども、勘違いじゃないけれども、そういうふうに思い込んじゃっている人がいるんです。その辺の峠谷のタイムスケジュール、今回先駆けて池の辺ということでありますけれども、かなりの年数がかかりますよね。その辺の見せ方というのはどんな感じなんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 昨年度作成しました基本構想の中でもちょっと触れているんですけれども、まず池の辺地区につきましては2021年度までに整備するということで今取り組みを進めているところです。ほかのところにつきましては、この構想の中でもちょっとお話をさせていただいているんですけれども、2022年度以降の計画に位置づけてやっていくということです。  ただ、私の今の立場でいつというのはなかなかお話しできないものですから申しわけないんですけれども、ただ、できるところから進んでいくということはほかの要望も一緒ですけれども、やれるところからやっていくということで、段階的に整備していくということで、峠谷については、閉鎖ができる段階になりましたら上部利用していくという形になりますし、旧埋立地につきましては、今は施設等がありますので、そちらが移転してからという形で、地域の方々といろいろと意見交換とかお話しさせていただいていますので、その中で、今後明らかにさせていただくような形でお示ししたいと考えております。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。地域の要望ですから進めていただきたいというのはあるんですけれども、やっぱり責任ある立場として、特に峠谷の部分に関しては、そこのところというのは年度も含めてしっかり話せるところは落としていかないと、議員の中でも、一緒の図になっていますから、すぐにソフトボール場だとかフットサル場が目に見える形でできると思っている方もいらっしゃいますので、そういったところも含めて、現実問題として、しっかりここは整理していかなきゃいけないのかなと思っています。特に峠谷のほうは1年、2年のレベルじゃない話だと思いますので、そこをお願いしたいと思います。  それと、今度は野津田のほうに移るんですが、私は、やっと今回テニスコート、今までどっちかというとスタジアムというか、そっちのほうに集中していましたけれども、やっとするスポーツだとか、そういった面に整備計画が移ってきたなと前向きに捉えているんですけれども、先ほど、テニスコートにしても特に需要が高いので先行してということで、12面のうちの4面、それはそれで進めていただきたいと思います。  そのほかにも全体構想の中で、例えばマレットゴルフだとか、いろんなほかのスポーツだとか、構想がありますよね。今回、そういった中で、これからするスポーツの全体像、後からの行政報告の中でもいいんですけれども、完成全体像の中で、今回どの位置づけにあるのか、今回は北のほうでありますけれども、今後この北を先行して、その後どうするかという、全体像の中からその辺の落とし込みというのは、どんな進捗状況なのかお伺いしたいんです。 ◎都市づくり部次長 野津田公園の二次の整備基本計画につきましては、4つのゾーン分けを行っていまして、パークセンターゾーン、こちらはイベント広場とか多目的広場等の整備を行うような形になっています。それから、現在行っているのが競技スポーツゾーンということで、テニスコートから多目的グラウンド、そちらのほうの整備をするような形になっています。また、レクリエーションスポーツゾーンという形で、フィールドアーチェリーとかマレットゴルフ等ができるような施設の整備も考えております。あと、人と緑のふれあいゾーンという形で、自然館とか、子どもの自然遊び場等の整備を計画しています。  まず最初に行っているのが、今、拡張計画の部分の多目的グラウンドとかテニスコートという形になりますので、5ヵ年計画の中では整備という形で、これからまたほかのゾーンの整備につきましては今後の計画の中で位置づけて、順次整備をしていくような形と考えております。 ◆藤田 委員 するスポーツというところで言えば、端的に、今スケジュールどおりというか、今回は先行でということもありますけれども、全体像の中では、全体的にはそういった部分も含めてスケジュールどおりというか、そういう形で進んでいると確認させていただいていいんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 計画どおりという形で今ご質疑いただきました。今の段階では、5ヵ年の中では計画どおり進捗しているということでご理解いただければと思います。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。  最後、JR町田駅の南口の件と小田急のほうと、まとめてお伺いしたいと思います。  いろいろにぎわいだとか、交通ターミナルの集中しているところとか、そういった計画も挙がっていますけれども、まずお伺いしたいのが、その中に、あの辺を、南口にしても、駅マネにしても考える上で、防災というテーマが入っていたと思うんです。災害対策という、あそこの広場も含めて。今回だけなかったのかもしれませんけれども、そういった再開発等も含めて、防災という部分は入っているんですよね。そこを確認させてください。 ◎戸田 地区街づくり課担当課長 防災の観点についてお答えさせていただきます。JR町田駅の南地区につきましては、昨年度策定しました方針の中でも拠点を整備していく中で地域の防災を高めていくような形を導入できたらという方針の中でもうたわせていただいております。また、小田急周辺、町田駅周辺全体を考えたときに、これから新しいモノレールが入ってきて交通の様相が変わってくる、駅周辺が変わってくる中で、当然防災面も視野に入れた検討が必要だと認識しております。 ◆藤田 委員 確かに、今度は3駅構想の中で中心市街地を考える場合に、災害時の対応等も含めた広場なのか、そういったスペースもしっかりやっていって、その下になるのか上になるのかわかりませんけれども、交通ターミナルを。今、町田に集中しているというのはあれだけれども、町田の中に来れば、ご存じのように分散していますよね。それがわかりにくかったり、例えば、さっき言った南口のほうで言えば、ターミナルがあって、小田急のほうで言えばセンターがあって、そのところとか、その集約をどこに持ってくるのかというところも、お互いにやっぱり小田急とJRと、今度は多摩都市モノレールの事業者等も含めてやっていかなきゃいけないと思うんですけれども、今、中心市街地の中で分散している交通ターミナルという部分はどういうふうにここの中で位置づけられているんでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 現在、町田駅というのは、JR町田駅、小田急線の町田駅、そしてバスの交通ターミナルとばらばらになっているというようなところに新しくモノレールが入ってきますので、そのモノレールの駅の配置を考えるとともに、新たに交通ターミナルというのも考え直さなきゃいけないと考えております。  それに当たっては、あわせて、駅前の広場空間とか、そういったものを、今の状況ではちょっと狭いというか、滞留する空間というのは余り十分ではございませんので、あわせて、そういった空間を検討していきたいと考えております。 ◆藤田 委員 端的に、今、中心市街地に分散されているそれぞれのバス停だとか、そういうものを集約する方向で考えているということでよろしいですか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 おっしゃるとおり、集約する方向で考えております。 ◆藤田 委員 最後にいたします。今回、予算が別々に出ていますけれども、例えば、小田急のほうで言えば、駅舎の建てかえをも含めて、この前の交通政策審議会でも小田急周辺の駅マネという考え方も出てきて、JRもJRで駅マネがあると思うんです。  その辺、モノレールも入ってきますけれども、やっぱり鉄道事業者同士で、それぞれが駅マネをするのか。そういった再開発も含めて、かなり高度な、事業者の間に入ってまとめていかないと、なかなか進まないと思うんです。予算は別々に上がっていますけれども、その辺の話し合いとか、そういったところはこれからどうやって進めていくんですか。 ◎地区街づくり課長 今の我々のやっている段階ですが、当然小田急町田駅付近も、実際に小田急電鉄と個別に勉強会をやっているところです。当然JRとも南口については個別に勉強会を開いているところです。その中で、駅をどうするかということは、今の段階では、まちづくりの我々の部署としてはまだそこはないんですが、そこら辺のところで、熟成したところで、まちづくりの観点としては、また整合をとっていかなきゃなと考えております。 ◎都市づくり部長 駅まちマネジメントというのは、地元自治体が事務局になって、駅のスムーズな移動も含めて、その周辺のところを検討していくという会議体でございます。そういう器を利用して、当然その中には、先ほどどういうメンバーかということでお話ししましたけれども、鉄道事業者が入り、バス事業者が入り、行政も入り、それからあと周辺のそういう主な施設を管理している人たちも入りながら考えていくところですので、そういった器を利用しながら、今後どういうふうな形でそのエリアを考えていくかということは、十分に検討していく場になっていくのかと考えております。 ◆藤田 委員 おっしゃるとおりなんですが、これは町田だけじゃなくて、町田の過去の小田急とJRの関係だとか、横浜のほうだとか、どこの都市でも、やっぱり駅をまとめていく、あるいはどこに位置するというのは相当高度な、町田の場合も、過去の先輩だとかの資料を読むと、かなり苦労されてやっています。そこを前向きに、デベロッパーが入るのか、町田市が主導的にそこを調整していくのかわかりませんけれども、かなりこれは高度なことだと思うんです。  だから、そういう意味で言うと、先ほど課長のほうから、小田急とまちづくりの勉強会を開いたり、JRとまちづくりの勉強をと別々に。そこのところが一緒になって、交通ターミナルにしても集約していくならば、そこのところを考えていかないといけないと思うので、この大きな事業の南口と小田急の事業をどう統合させていくのか、そこのところを鉄道事業者の間に入って、そこだけちょっと確認させてください。 ◎都市づくり部長 当然、どういう形で進めていくかと、デベロッパーをどなたにどう話をつけるかというのは、まだまだこれからいろいろと選択肢が出てくるところだと思っています。  ただ、当然、今のJRの位置、小田急の位置、モノレールがどう入ってくるかということに関しましては、それぞれの鉄道事業者、交通事業者と、そこはもう真剣に考えなくちゃいけないところだと思っていますし、それをどう実現していくかということについては、何をもって実現できるか。再開発という事業についても、町田市は底地を持っていませんから、単純にそこのエリアだけで話ができるかどうかというのも、まだまだこれからいろんなところと関連づけて事業者と話をつけなくちゃいけない。ここだけで完結する話ではなく、町田市全域の中でとか。
     そういった中で、どういう形で事業者と手を組めるかというところも考えていかなくてはいけない。もうこれからの時代、町田駅を考えるときに、町田駅だけで考えているのでは多分おさまらないと考えています。  では、忠生地域のバリューアップとどう絡めていくのか、忠生をやるかわりにこっちをバーターでとか、いろんな駆け引きがこれから出てくると思っております。それが実際にどこでどうなっていくのかというのは、まだまだこれからの話ですけれども、できるだけ広く、そこに余りこだわり続けると、やっぱり事業は行き詰まってしまいますから、いろんな視野を持ちながら、事業者として、どういうところであれば事業として成立できるのかというところも考えながら進めさせていただければと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後1時58分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時59分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(南町田駅周辺地区拠点整備事業について) ○委員長 行政報告、南町田駅周辺地区拠点整備事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 南町田駅周辺地区拠点整備事業につきましては、都市政策課長よりご説明申し上げます。 ◎都市政策課長 それでは、行政報告、南町田駅周辺地区拠点整備事業についてご報告いたします。  こちらにつきましては、事業開始以降、毎定例会、議会の委員会のほうでご報告をさせていただいているところですので、3月以降の主な動きについてご報告をさせていただきます。  まず、趣旨・背景につきましては、これまでどおり都市計画マスタープランにおいて副次核に位置づけている南町田駅周辺地区拠点整備を進めるため、2015年6月に南町田駅周辺地区拠点整備基本方針を策定いたしました。本方針で描く地区の将来像実現に向けて、東京急行電鉄株式会社と共同で南町田拠点創出まちづくりプロジェクトを進めているところでございます。  2点目、工事の進捗でございます。  まず、土地区画整理事業でございます。  主に3点ございまして、1点目、調整池の工事でございます。こちらにつきましては、昨年度に引き続きまして調整池の躯体を設置するための掘削工事を進めております。  右側のほうに図がございますけれども、左側のやや下、①調整池工事というところになります。  2点目につきましては、3ページの別添資料もあわせてごらんいただければと思いますが、6月15日に新設道路の開通、こちらにつきましては東急田園都市線沿いに新しくつくった道路ですが、こちらの開通を行いました。それと同日で、これに伴いましてケヤキ通り、こちらの南1,604号線の一部を廃止しております。  今回、融合ゾーン内の通路ということで、こちらは10月ごろからの使用になる予定でございます。ですので、ケヤキ通りは廃道をしておりますが、歩行者につきましては商業施設側の歩道を引き続き通行いただくこととなっております。  3点目、公園・融合ゾーンの造成工事でございますが、こちらにつきましては、横浜水道道路の雨水排水施設整備が完了しております。また、融合ゾーンの通路につきましては、水道管の敷設工事を進めてまいります。  引き続きまして、その他の事業といたしまして、まず鶴間公園の整備工事、こちらは造園になりますが、ことし、2018年4月2日付で都市計画事業の認可を取得いたしました。  鶴間公園区域のうち、町田3・4・37号線の都市計画道路の東側の区域、こちらの中の区画整理事業の、今、工事ヤードで使用しております多目的広場の周辺を除きまして造園工事を開始しております。  次に、5番目、南北自由通路工事、それから駅施設のリニューアル工事でございますが、南北自由通路工事につきましては、現在、上部工、桁の製作を進めております。8月下旬から9月の上旬にかけまして、現地で桁の据えつけ工事に入る予定でございます。  6番目、商業施設・街区間デッキ工事につきましては、こちらは東急電鉄のほうが実際には事業を行います。商業施設では、基礎の躯体、それから、建方工事を進めているところでございます。  続きまして、プロジェクトの進捗ということでございます。  「まちのがっこう」の開催について、昨年度、2017年度に「鶴間公園のがっこう」というワークショップ形式のプロジェクトを進めさせていただきました。今年度は、これに引き続きまして、新しくなる町や公園の積極的な活用、また、新たな使い方を試す市民参加企画を実施する予定です。  今年度のテーマといたしましては、融合ゾーン内の市の宅地、(仮称)パークライフ・サイトと今名づけておりますが、こちらに導入するまちライブラリーの取り組みをテーマにしたワークショップを予定しております。  スケジュールでございますが、7月1日から広報やチラシ、それからホームページにおいて参加者の募集を行い、7月の下旬から9月の下旬にかけまして3回程度のワークショップの開催を予定しております。11月に参加者との共催イベントということで、仮称ですが、まちのがっこう祭を実施する予定です。  続きまして、鶴間公園・融合ゾーンの魅力創出事業についてでございます。こちらにつきましては、(仮称)パークライフ・サイトにおけるミュージアム、ライブラリー、児童館等の複合機能の導入に向けまして、文化コンテンツの版権を保有しておりますソニー・クリエイティブプロダクツ株式会社と町田市、東急電鉄、3者による基本合意を今月中に取り交わす方向で、事業化に向けた協議を進めているところでございます。  また、これに加えまして、まちライブラリーの関係で、一般社団法人まちライブラリーとの協議も進めております。  それから、プロジェクトの周知についてでございます。道路愛称についてということで、資料の最終ページに別添ということで載せさせていただいております。  4月15日から5月7日にプロジェクト用地の外周道路、それから町田都市計画道路3・4・37号線の南町田北交差点、これは国道16号との交差部分ですが、こちらから南側の終端までの区間につきまして、道路愛称の募集をいたしました。  54件の応募をいただきまして、その中から、「歩きめぐって楽しいまち」を目指すコンセプトから、以下の名称を決定しております。1つ目が、町田3・4・37号、これは南町田北交差点から南側の終端でございますが、こちらを鶴間パークウォーク、それから、プロジェクト用地の外周道路、こちらを南町田グランベリーウォークというふうに決定しております。  なお、このプロジェクトにおきましては、さらなるプロモーション効果発現のため、町名称、道路愛称の決定に続きまして、駅名の変更も検討しているところでございます。  次に、整備計画検討会、地元5町内会・自治会と整備計画検討会を4月24日に開催しております。プロジェクトの進捗状況等のご報告を行っております。  また、工事の情報、プロジェクト内容の周知ということで、市と東急電鉄、工事施工者が月1回開催される鶴間小学校安全委員会に出席し、工事のお知らせ、その他の情報提供、意見交換を行っております。  今後の進め方でございますが、今年度の後半、2018年度後半から公園指定管理者等の募集、2019年秋のまちびらきを目指しております。2020年度に土地区画整理事業の完了を予定しております。  報告については以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 何点か伺いたいと思います。鶴間公園・融合ゾーンの部分ですけれども、再度ここで伺いたいと思うんですが、パークライフ・サイトというネーミングで行われるこのゾーンの事業については、ソニー・クリエイティブプロダクツ株式会社と町田市、東急電鉄、3者で行うということですが、ここがミュージアムを運営する、全体を企画するということになるんでしょうか。  ここは知的な財産権を所有している企業なのかなと思うんですが、どのようなことをイメージして、こういった株式会社とこれから融合ゾーンの部分の運営について、どのような形で進められていくのでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 パークライフ・サイトの計画について、代表質疑のほうでソニー・クリエイティブプロダクツ株式会社との基本合意に向けてお話をしていますという答弁をさせていただきましたが、今まで答弁をしていますとおりに、ミュージアムだとかライブラリー、児童館等の複合施設を一緒につくっていける相手として、ミュージアムだけではなくて、パークライフ・サイトと言っている複合機能全体を一緒に取り組める相手として、このソニー社を東急と一緒にお話をしながらパートナーとして考えてきたところでございます。  彼らは、英語圏のいろんな文化コンテンツを持っておりまして、ミュージアム事業も実際に運営していたりもします。彼らの今までのノウハウだとか、持っている財産だとかということを活用して、子どもたちが英語を学べるということを1つ大きな柱として、このパークライフ・サイトの事業者として一緒に取り組んでいただきたいということで、もうすぐ基本合意に至るというところでございます。 ◆細野 委員 そうしますと、英語圏の語学とか、そういった文化的なものを活用しながら、これまでのコンセプトであったミュージアムと子どもクラブとライブラリーとというのをそこと一緒に進めていくことになるのかと思いますが、それぞれライブラリーについては財団にというお話もありましたし、子どもクラブも、そういったノウハウを持っている、子育てを進めていくような施設というところも必要なのかと思うんですが、その辺については、また別の指定管理なのか、委託みたいな形で別の業者が入ってくるのか、それともソニー・クリエイティブプロダクツ株式会社がそういうことも請け負っていくんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 彼らが子どもなり、ライブラリー機能、全ての知識、知見を持っているわけではないので、彼らも当然協力する事業者、もちろん、まちライブラリーに関しては一般財団法人がありますので、そちらのノウハウをしっかり得ながら、チームになってというんですかね、グループになって取り組んでいくのが一番望ましいことかと思っておりますが、今、指定管理なのか、何か1つの連合体をつくるのか、どういう形で民間事業者のグループをつくっていけるかというのをお話し合いしているところなので、スキームそのものはまだ未定でございます。 ◆細野 委員 これからということなんですが、まちライブラリーにしても、この前、町田の中で、中町でやっていらっしゃるまちライブラリーを見学してまいりました。やはり住民の求めている図書を媒介とした交流の拠点にということで、このまちライブラリーという話が出てきたと思うんですが、住民の求める姿とは違うなというふうには思いますし、そういう意味で、ここに入ってくるいろんな横文字の新しい観念であれした施設、まちライブラリーとミュージアムというところが地域の誇りになるような、本当にできてよかったなというものになるようなことで進めていただきたいと思いますし、もう決まったという前提でお示しいただいているんですが、やはり住民の皆さんの声とかを尊重していただきたいと思っているところです。  これから具体的に進めていくというところで、例えばミュージアムなんかは、一般質問の中で、吉田議員だったかと思いますが、質問していた鶴間公園から出土した遺跡なんかを展示するようなスペースというところで、室内なども検討しているということでしたが、そういうものがミュージアムに展示されたりとか、そういったことはこれから検討されていくんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 埋蔵文化財の発掘された遺物について、屋内、屋外で展示をしていくことを考えますとご答弁差し上げましたが、建物の中は、先ほど申し上げたとおり、子どもクラブがあったり、ミュージアムがあったり、ライブラリーがあったり、いろんな機能がございますので、どこにどう展示していくかというのは、まだこの先の検討になります。 ◆細野 委員 それと、最初のころの計画だったかと思いますが、この融合ゾーンの中に、地域あるいは市民の方とか、訪れた方が利用できるような会議室などの施設もつくっていくというようなお話があったと思うんですが、このパークライフ・サイト事業の中には、そういったものは含まれるんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 会議室という単体の機能では考えておりませんが、ワークショップができるようなお部屋だったり、スペースというのは、この中で実現していきたいと考えております。 ◆細野 委員 ソニー・クリエイティブプロダクツと東急電鉄と町田市とで、3者でいろいろノウハウを集めながら、ここの活用について考えていくということですが、また、それぞれ、まちライブラリーについては財団が、ミュージアムについてはまたどこかそういったノウハウを持ったところ、それから、子どもクラブは子どもクラブのというふうになると、すごくイメージとして、それを統一していくということで持たれる機能なんでしょうけれども、費用的にも、財政的にどのような計画になっているのか、確認をしたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 費用というお話ですが、まだ交渉中の段階ですので決まったものはございませんが、基本的な考え方として、官民連携でやりますよというのをお話ししてきていると思いますが、ここは町田市の所有している宅地でございますので、町田市は宅地を提供し、民間事業者は建築費だとか、その先の運営費を持つというのが基本的な考え方でございます。  細かい費用負担とかということは出てくるかと思いますけれども、大枠は、町田市は土地を貸し出すということになりますね。建築、工事し、そこで事業展開をしてもらうというスキームを考えております。 ◆細野 委員 施設としては2つと伺っているんですが、それぞれ2つの建物を建てる、それは民間企業にやっていただく、できればそういう方向でということで検討を進められているということですが、そうなりますと、そういった施設で、やっぱり採算性というのがそれぞれの事業、建物を建てられた、管理運営されている施設というのは、そういうものを求めてくるようになるのかと思うんです。一定利益を生み出しながら当初の投資したものに対して回収していくというような発想にもなってくるかと思うんですが、こういった施設について、採算性のとれるものでは余りないのかと思うんですが、その辺の見通しについてはいかがでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 おっしゃるとおり、投資をすれば回収しなくてはいけませんので、その回収ができる見込みがあると考え、基本合意までに及んでいると思っております。ミュージアム事業だったり、それに付随するカフェだったり、いろんな事業を組み合わせながら、民間ベースから見ても事業採算性が合う、投資を回収できると――立地も含めて――見込まれたのかと思っております。その辺は、ソニー社のほうも、しっかり自分の事業として検討しているものと思っております。 ◆細野 委員 そうしますと、このソニー・クリエイティブプロダクツ株式会社が全面的にそういった施設の建設も含めて行っていくということが前提みたいな、それとも、さっき言った3事業所のほうでそれぞれ新たに参入してもらって建設等にかかわってもらうのか――ごめんなさい、またちょっと話が前に戻るんですが、その辺をお聞かせください。 ◎辻野 都市政策課担当課長 建築行為そのものは、ソニー社のほうで持ってもらうつもりです。 ◆細野 委員 あと1点確認なんですが、そういう場合の建物の所有権というのは、そうなると、ソニー・クリエイティブプロダクツになるということだと思うんですが、土地は町田市のもの、その上に建つ建物は民間の企業のものということで、将来的に所有と、利用されていく企業と町田市との関係というのは、土地利用料というのは入らないということになるわけですね。契約としては、どのような形になっていくんでしょうか。 ◎辻野 都市政策課担当課長 町田市の土地、それから、民間の建築物という形になりますので、土地を使っていくために使用料を取るということも考えられなくはないですが、民間に公益的な機能を生み出してもらう、民間の事業採算性に乗せながら公益的な機能を生み出してもらうというのが今回のスキームですので、基本的に土地の使用料というのは徴収する考えはないんですが、それは無償に使用するということになりますので、これは議決事項になりますので、条件を整えながら、また市議会のほうに諮りながらスキームというのは決定していくものだと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(多摩都市モノレール町田方面延伸に伴う町田市への経済波及効果額について) ○委員長 行政報告、多摩都市モノレール町田方面延伸に伴う町田市への経済波及効果額についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 多摩都市モノレール町田方面延伸に伴う町田市への経済波及効果額につきましては、都市政策課多摩都市モノレール推進室長よりご説明申し上げます。 ◎多摩都市モノレール推進室長 多摩都市モノレール町田方面延伸に伴う町田市への経済波及効果額についてご報告いたします。  まず、趣旨と背景です。  ご承知のとおり、多摩都市モノレール町田方面延伸路線は、交通政策審議会による答申にて事業の意義が高く評価されております。  モノレールの整備効果をより広くお知らせし、延伸事業に対する市民の皆様方のご理解を促進するためにモノレール延伸が町田市にもたらす経済波及効果について算出いたしました。  では、経済波及効果についての調査結果についてご説明いたします。  まず、算出の考え方、前提条件が4点ございます。  1点目、経済波及効果があらわれる時期についてでございます。  モノレール町田方面が延伸してから、おおむね15年経過時を想定した2050年ごろにおける1年当たりの経済波及効果額を算定いたしました。  2点目です。経済波及効果は、市内のモノレール沿線750メートル圏域の定住人口、事業所数、従業人口の増加による需要の増加額をもとに算出しています。  3点目、定住人口などの増加率は、既に営業しております多摩センターから上北台の沿線における開業後15年経過時における増加率の実績を採用して算出いたしました。  4点目です。2050年といえば既に人口減少の状況にあると推計されております。したがいまして、定住人口などの増加量は将来人口の推計値をもとに補正して計算しております。具体的には、2015年比で87.54%となっております。したがいまして、ここまで増加量という言い方をしておるんですが、厳密には現在より人口がふえるということではなく、モノレールが延伸した場合としなかった場合の差ということになりまして、言いかえれば人口減少の抑制量ということも言えようかと思います。  イメージは、次のページの別添資料の左下②のグラフを見ていただくとイメージがわかろうかと思います。  1枚目に戻っていただきまして、②の経済波及効果の結果についてです。  算出の過程は別添資料にて簡単に説明させていただきますが、結論から申し上げますと、まず沿線地域の人口は3,805人、約5%の増加が見込まれます。これらによる経済波及効果額は、直接効果と波及効果を合わせまして年間約412億2,300万円と算出いたしました。  では、算出の過程について少々説明させていただきますので、次のページの別添資料の①需要増加額の算出の表をごらんください。  1行目の沿線状況(A)ですが、町田市内のモノレール沿線750メートル圏域の現状でございまして、定住人口で8万2,174人、事業所数は2,111カ所、従業人口は2万3,412人でございます。これらに既設営業区間における15年間の実績であります増加率(B)を掛けまして、2050年時点の人口減少割合87.54%を掛けたものが3行目の延伸効果による増加量ということになります。これが、定住人口が先ほど申し上げました3,805人、事業所数で236カ所、従業人口が4,025人となります。  これら定住人口や事業所数がふえたときに、どれくらい町田市内の経済的な需要がふえるのかという、この金額に置きかえる作業が次の行から下になります。  例えばで申し上げますと、町田市民1人当たりの平均市内支出額は、市の統計におきまして、年間で約116万円となっております。ですので、定住人口増加量の3,805人に116万円を掛けまして43億9,900万円、これが定住人口による市内支出額の増加となります。  このような形で、各種統計で算出した単価を増加量に掛けまして、需要の増加を算出し、合計しましたのが最終需要増加額で、年間343億7,600万円ということになります。  ③の経済波及効果の算出をごらんください。今算出した需要の増加額343億円が延伸による直接的な経済効果ということになります。それで、延伸によって市内の需要が343億円ふえたときに、市内に仕入れ先があれば、そこの売り上げや生産もふえるということになろうかと思います。これが第1次経済波及効果と呼ばれるもので、分析の結果、40億7,000万円となっています。それで売り上げや生産がふえた事業所で働く従業員、こちらに分配される所得もふえて、それがある程度市内での消費に回ると。これが第2次経済波及効果と呼ばれるものでして、算出の結果、27億7,700万円となっています。これらを合計したものが経済波及効果の合計でして、先ほど申し上げましたとおり、年間412億2,300万円と算出いたしました。  報告につきましては以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。
    △行政報告(芹ヶ谷公園再整備実施設計について) ○委員長 行政報告、芹ヶ谷公園再整備実施設計についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 芹ヶ谷公園再整備実施設計につきましては、都市づくり部次長よりご説明申し上げます。 ◎都市づくり部次長 芹ヶ谷公園再整備実施設計につきましてご説明いたします。  タブレットの資料をごらんください。  今回お話しするのは、さわやかみどりゾーンとわき水と花の明るいゾーンになります。  ゾーニングについては、2ページ目をごらんください。左下の芹ヶ谷公園全体図、こちらは西側の小田急線側はわき水と花の明るいゾーンになります。北側の都営跡地の部分がさわやかみどりゾーンという形になります。  まず、さわやかみどりゾーンにつきましては、2017年度に実施設計が完了しております。こちらは、2018年度から2カ年にわたり整備を行う予定となっております。また、先ほどちょっと説明したわき水と花の明るいゾーンにつきましては、現在大きく樹木が成長していまして、園内が暗く鬱蒼としているため、明るく開放的な雰囲気とするために、2017年度から3カ年にわたりまして樹木の剪定や伐採を行う計画となっております。  2ページ目は、再整備計画平面図をごらんください。  こちらは平面図で、都営跡地の部分になるんですけれども、こちらの区域を整備することになるんですけれども、まず2018年度は、こちらの都営跡地の部分、図面で言うと、上の北側の部分を整備する形になります。  内容としましては、中央の多目的広場とトイレ、あと右側の駐車場予定地、こちらと、左側の芝生広場の造成と、災害時に備えた防災シェルター等を整備する予定になっております。  2019年度につきましては、先ほど言った図面の上の左側の芝生広場、あと、上の右側の駐車場、平面図の下側、南側になるんですけれども、そちらの植栽とか大型滑り台等の遊具、あと防災施設であるかまどベンチ等を整備する予定となっております。  平面図の右下をごらんください。こちらが駐車場の将来計画となります。先ほどもちょっとお話ししたんですけれども、最終的には130台の駐車場を予定しています。今回の整備につきましては、先ほどもちょっとお話をさせていただきましたけれども、周辺の道路事情等を考慮しまして、現在、駐車場の右側にひだまり荘があるんですが、そこの駐車場と同規模ということで、今、暫定的に20台の駐車場の整備をする予定となっております。  ただ、イベントなどで混雑するときは草地広場、「駐車場予定地」と書いてあるところ、こちらを臨時駐車場として使用したいという考えでございます。  資料の3ページをごらんください。  先ほど整備の中でお話ししました防災施設のイメージ図になります。  ①のかまどベンチ、こちらはベンチなんですけれども、ここの腰かける部分を外しますと、右側の絵にあるように、災害時に使用できるかまどになることができます。  それと、②と③、こちらは、ふだんは休憩施設としてご利用いただく場所ですけれども、災害時には周りにテントを覆いまして、そこを救護室や支援の拠点として利用するように考えております。  説明につきましては以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 1点教えていただきたいんですが、旧町田荘跡地というのは、今回の中ではどのような位置づけになっているんでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 町田荘跡地のところについては、今回の部分からは外れております。 ◆三遊亭 委員 将来的にあの土地はどうするのかというのは、今のところ、何か決まっていることはあるんでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 こちらにつきましては、第1期の今回の工事を完了した後に整備をする第2期の区域に含まれてございます。 ◆三遊亭 委員 では、今回は含まれていなくて第2期ということなんですが、将来のことなので、まだ丸きり決まっていないのか、それとも何らかのイメージはあるのかだけ教えてください。 ◎新 公園緑地課担当課長 2016年に策定した芹ヶ谷公園の全体の再整備の基本計画の中では、ここの町田荘跡地のところにつきましては、カフェ・アンド・クラフト体験施設ということで考えてございます。 ◆戸塚 委員 何点か確認させてください。  今回のさわやかみどりゾーンについてなんですけれども、非常に防災の関係で位置づけられているのはわかるんですけれども、防災シェルター、かまどベンチ、防災パーゴラ、こちらについての配置場所等というのは、何か防災の有識者等の方に確認してこの位置になっているんでしょうか。  あと、今回このような公園にされたということは、例えば、災害時に芝生広場、あと多目的広場、駐車場予定地についてはどのような活用方法になるのか、教えていただけますでしょうか。 ◎都市づくり部次長 まず、防災施設の配置につきましては、こちらは、平面図上には落ちていますけれども、コンサルタントとかの意見を聞きながら計画をさせていただいているんですけれども、これから地元の意見とか防災の関係の意見も聞きながら、そこら辺の配置が適正かどうかというところも踏まえて考えていければと考えております。  それとあと、こちらの位置づけですけれども、防災の拠点とか、そういった形は、既存の施設に対してするような形になりますので、今回、整備に当たりましては、これも防災のほうと調整しまして、そこら辺の位置づけをどうするかというのは調整させていただいて、将来的な位置づけについては考えていければと考えております。 ◆戸塚 委員 確認ですけれども、ここの広場というのは、防災広場としての位置づけではないんですか。  それとも、防災公園としての位置づけじゃなくても、今後は、こういった広場がある公園については防災的な器具というのは置いていく方針があるんですか。 ◎新 公園緑地課担当課長 今、ここの拡張区域の部分につきましては、避難施設という位置づけではございません。学校等の屋根のある施設が優先的に避難をする場所ということになっておりますけれども、やはり地元の方のご要望もありまして、こういった施設を設けてほしいということが基本計画の検討の中でも出てきておりましたので導入をしているというところでございます。 ◆戸塚 委員 今後の方針としては、ほかの公園についてはどうなんですか。 ◎新 公園緑地課担当課長 その都度、地元からのご要望をお聞きしながら検討していきたいと考えております。 ◆戸塚 委員 私は、こういった取り組みというのはすごくいいことだと思うので、市としても進めていただきたいと思うんですけれども、地域の方々がこういった案を出してきたということは、ある程度しっかりと防災的な位置づけで、僕は位置づけるべきかなと思うんです。  特に町田市内というのは、例えば、仮設住宅の土地とかというのは非常に少ないと思うんです。このエリアは特に南も含めて少ないので、そういった位置づけにもできるのではないかと思うんです。  だから、ただ地域の要望であるからつくるというんじゃ、それはちょっと工夫が足りないかなと。防災の位置づけもしっかり組み込むのであれば、しっかりとした位置づけで公園というのを、ここのゾーンを確立したほうが、私はいいのではないかと思うんです。  そういった意味で、これから決めるとは言っていますけれども、意味のないところにこういった器具を置いても、本当に災害が起きたときに何も機能しませんので、そういったのもしっかり調整したほうがいいのではないかという意見がありますし、しっかり防災計画等にも記載をするべきなのかなとは思います。  避難場所というのは、小学校とかというのは、それはわかっているんですけれども、その後の話ですよね。避難場所になった後に、こういった場所というのはすごく活用の価値が生まれるのではないかと思うので、そういった意味でも、防災安全部と調整をして、しっかり位置づけを決めていただきたいという要望です。 ◎都市づくり部長 ちょっとそごがあるようですので。芹ヶ谷公園につきましては、指定避難広場になっております。ですので、下の広場がなっているので、エリア全体、今回、公園自体を拡張していますので、その部分も含めて位置づけというものは拡張していただくということの中で、今回の施設もそういう位置づけを考えていきたいと思っています。  当然、やみくもに、言われたからつくっていますという話ではなくて、町田市として、これからそういう、公の空間ですので、どういう形で使っていくか、どういう施設をつくっていくかということは、きちんと位置づけを考えながら進めさせていただきたいと思っております。 ◆戸塚 委員 最後にもう1点だけ意見させてください。  恐らく町田市のほうで、こういった防災かまどとかを設置するのは初めてでしたっけ。多分こういう器具はなかなか普通の市民の方々が日ごろ防災訓練をしていても見るケースがないので、こういった器具がありますよというモデルとして活用するのもいいのではないかと思いますので、ぜひご検討いただければと思います。 ◆松岡 委員 再整備内容として、3ページに公園施設の器具があって、先ほど担当のほうからご説明がありましたけれども、私もこれは初めて見ますので、ちょっと参考までに教えてほしいんですけれども、これはそれぞれの価格はどれぐらいなんでしょうか。  それと、かまどはわかるんですけれども、その次の防災パーゴラと防災シェルター、同じように見えるんです。使い方は違うんだと思うんですけれども、それを教えていただきたいということと、災害時にテントをかけるとおっしゃっていたんですけれども、これは、この形にかけるんですか。この形用に附属されているテントをかけるというイメージでよろしいのでしょうか。  もう1つは、暫定駐車場と将来駐車場の設計図が、ここに見取り図が描いてございますが、わかる範囲で結構ですので、これはそれぞれ何台を予定されていらっしゃるんでしょうか。  あと1つ、デッキスロープが植栽の中にあると思うんですけれども、これは距離はどれぐらいあるんでしょうか。わかる範囲で教えていただければと思います。 ◎都市づくり部次長 まず、価格については、今確認をさせていただいていますので、後ほどご報告させていただきます。  あと、パーゴラとシェルターのイメージですけれども、防災シェルターというのは、あずまや、屋根があるような形で、パーゴラは、すだれ状の屋根という形で空間があいているという形になります。  使い方はどちらも一緒で、こちらのテーブルの下にテントが収納されていまして、全体をテントで覆うような形で避難施設とか救護施設として使うような形になっています。その器具は、①のかまどもそうなんですけれども、全て施設の中に収納されております。  あと、駐車場ですけれども、将来計画が130台で暫定が20台という形で予定させていただいています。  それと、デッキスロープの延長については、後ほど価格と一緒にご報告させていただければと思います。よろしくお願いします。 ◆松岡 委員 ありがとうございます。  最後に1点だけ、やっぱり防災シェルターもパーゴラも使いこなせなければ災害が来たときに意味がないので、ちょうど今、大阪のほうの地震もありますから、さっき戸塚委員がおっしゃったように、被災した後にこういうのがすごく役に立つと私も思いますが、先ほどテントが収納されていると、例えばイメージ的に、この写真の中の下のところに入っていて、それを広げてぱっと上にかぶせるというというところでよろしいんですか。確認で、最後にお願いします。 ◎都市づくり部次長 ③の絵がわかりやすいと思うんですけれども、真ん中にテーブルがございますね。その中に収納されているという形で、そういった施設の中に収納されているということでご理解いただければと思います。 ◆細野 委員 確認なんですが、2ページ目の平面図の中のちょっと左寄りに2本黒い線が引いてあると思うんですが、これは現在の道路の位置になるんでしょうか。  また、都市計画道路がこの上を通ることになると思うんですが、その位置というのは大体どの辺とか、何か関連、今後の道路整備とあわせて、どのような形になっていくのか、公園には影響はないんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 まず、こちらの線ですけれども、こちらはまだ線形が決まっていないんですけれども、予定されている――線形は決まっていませんけれども、都市計画道路という形――失礼しました。都市計画線が決まっていませんけれども、都市計画道路になります。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時47分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時48分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎都市づくり部長 今、こちらに2本黒い線が入っているのは、都市計画道路3・4・11号線という形で都市計画決定されている道路の線形を落としております。  ここの影響範囲ということでございますが、本会議で道路部が答弁させていただいたように、まだ工法を、一般的には橋梁ということをお話しさせていただいていますが、まだ擁壁をつくるですとか、いろんなお話を――東京都のほうの事業も含めて、町田市がみちづくり・まちづくりパートナー事業という形で受託をしてやっているという内容でございますので、橋梁自体ということになりますと、そこは東京都の施工という部分もございますので、まだ実際の工法は決まっておりません。  その下の部分に影響が出ないようにお願いしていくというのは、我々のほうでは基本的に考えているところでございます。 ◆山下 委員 先ほどの戸塚委員の質疑とも関係してくるんですけれども、かまどベンチにしても、防災シェルター、パーゴラにしても、全国的な防災意識の高まりの中で、市民の知恵というか、そういったものが取り上げられて、こういった1つのかまどベンチであったり、防災シェルターとして確立されてきていると思うわけなんですけれども、そういう意味では、出されてきている住民側、市民側のコンセプトみたいなものはどのような意見があったのか確認したいんです。  私も、かまどベンチについては防災科のある学校に見に行って、当時は手づくりでつくっていたというものを見たんですけれども、そういったものを全国の事例として持ち寄って、かなり関心を持っている方々が、これだけではなくて、現場から出た知恵を生かしていこうという取り組みが非常にありましたので、その点についてどういういきさつがあって、もし話を記録されているのであれば確認したいんです。 ◎新 公園緑地課担当課長 防災機能ということなんですけれども、やはり地元の方がこれまでのいろいろな震災被害とかの経験に照らして、こういったものがあると、防災機能を入れ込んだ公園にしてほしいというご要望は基本計画のときからいただいておりました。  その中で、マンホールトイレですとか、防災シェルターですとか、かまどベンチですとか、そういったものを私どものほうでご提案させていただいたということでございます。  使い方等について、先ほど来いろいろお話をいただいておりますけれども、やはり何かあったときにお使いになるのは近くにお住まいの方ということなので、自治会ともご相談させていただきながら、その使い方を、例えばふだんの日常的な防災訓練の場で実際に使ってみるだとか、そういうことができるようにご相談をさせていただきたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 休憩いたします。              午後2時50分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時51分 再開 ○委員長 再開いたします。  これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート実施設計について) ○委員長 行政報告、薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート実施設計についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート実施設計については、都市づくり部次長よりご報告いたします。 ◎都市づくり部次長 薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート実施設計についてご報告をさせていただきます。  タブレットにある資料の1ページ目をごらんください。  薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲートにつきましては、これまでに実施設計まで行っております。2018年度からは、2カ年にわたり整備を行いまして、観光の拠点として2020年4月に開園する予定でございます。  2番目の設計概要につきまして、ご説明いたします。  建物としましては、こちらに書いてあるとおり、コンシェルジュ棟、カフェ棟、ラウンジ棟、ラボ・体験工房棟、バックヤード棟の5棟を計画しております。  また、施設につきましては152台の駐車場と35台の駐輪場などを計画しております。  次の2ページと3ページをあわせてごらんください。  建物につきまして、少し詳しく説明をさせていただきます。  まず、鎌倉街道から、入り口から一番近いところに①のコンシェルジュ棟がございます。こちらの棟は、四季彩の杜の全体の総合案内所、また、情報発信や地元の農産物や商品を取り扱う販売所を兼ね備えた建物となっております。その奥には、②の飲食を楽しめるカフェ棟となっております。コンシェルジュ棟の手前の右側には③の休憩所やトイレがあるラウンジ棟がございます。ラウンジ棟の奥になりますけれども、④の料理教室や、子どもを対象とした実験など、多目的に使えるラボ・体験工房となっております。最後に、コンシェルジュ棟の、図面で言うと左側、こちらは販売所の倉庫やトイレがあるバックヤード棟となっております。
     2ページをごらんください。  下のほうなんですけれども、ちょっとわかりづらいんですけれども、建物の外壁、こちらは「外装」という形で四角く囲っているところがあるんですけれども、杉板を使いまして、杉板を上下で少し重ね合わせたデザインという形になっていまして、屋根は、こちらに「縦はぜ葺き」と書いてありますけれども、鋼製の細長い板を重ね合わせるような構造となっております。  建物のコンセプトとしましては、建物を5棟に分棟しているんですけれども、そういったことで集落感を演出して、1階建てになっていますので、高層にしていませんので、威圧感がないスケールと、外観は先ほど言ったとおりシンプルな外観ですので、そういったことによって周りの風景になじませて、あと、建物越しの緑や建物が重なって見えることで日本的な空間特性でもあります奥行きを感じさせ、回遊する楽しみが湧く建物という形で計画をしております。  1ページ目にお戻りください。  今後の予定を書いております。今後の予定は、こちらに書いてあるとおりでして、2018年度につきましては造成とか擁壁工事を予定しておりまして、2019年度につきましては外構工事と、あと建物の工事を行いまして、2019年度内にウェルカムゲートにつきましては完了して、2020年度に開園する予定となっております。  説明につきましては以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆戸塚 委員 ちょっと参考に教えてほしいんですけれども、これは先ほどの杉板をした場合というのは、普通の、通常の塀をつくったときと比べて、金額としてはどのぐらいかかるものなんですか。  あと、これは5棟ありますけれども、それぞれ維持費というのは、でき上がった後は、月に、年間でもいいんですけれども、どのぐらいかかるものなんでしょうか。  あともう1点が、写真のカフェ棟の奥の左側に白い豆腐みたいな建物があるんですけれども、これは一体何なんでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 鳥瞰図の左側にある白い四角く描いてあるものでしょうか。これにつきましては、今、この西園の中にあるJAの育苗施設を模式図であらわしてあるというところでございます。  あと、金額につきましては、後ほどお示ししたいと思います。 ○委員長 維持費についてもあわせてということですね。 ◎新 公園緑地課担当課長 はい。 ◆山下 委員 これは、実施設計の中では、運営とかランニングコストがどのようにかかるのかということについても算出した実施設計をしているのかどうなのか確認したいんです。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時59分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時30分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎新 公園緑地課担当課長 先ほど戸塚委員からご質疑いただきましたウェルカムゲートの板張りの価格と、維持管理費がどのくらいかというご質疑についてでございますけれども、ウェルカムゲートの板張りにつきましては、平米当たりの材料単価でいいますと、約5,000円程度ということでございます。  それから、維持管理費ということでございますが、これは建物、外壁そのものだけではないんですけれども、西園の修繕費の概算を2017年度に出しておりまして、その中で言うと、施設、もろもろ消耗品や什器類、いろいろございますけれども、それらを含めた修繕費が全体で年間約500万円弱ということを見込んでおります。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 芹ヶ谷公園の松岡委員のご質疑にお答えします。  かまどベンチ、防災パーゴラ等の価格ですが、メーカーのカタログの価格の一例ですが、かまどベンチが約30万円、防災パーゴラ、防災シェルターが約300万円でございます。  あと、デッキスロープの延長ですが、約270メートルです。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時33分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時34分 再開 ◎新 公園緑地課担当課長 2017年度の試算の中では、指定管理料の見込みを算定している中では、支出につきましては9,474万円ということで見込んでおります。収入につきましては1,510万円ということになっております。 ◆山下 委員 要は、それと実施設計の関係性というのはどうなっているんですか。つまり、普通、こういう集客施設――集客という側面があるかと思うんですけれども、そういったものを民間でつくるときにはコストを計算するわけですけれども、それで集客から得られる利益を考えて事業として成り立つかということを考えるわけですけれども、この施設で言えば、今みたいな関係性というのはどうなっているのかということなんです。事業運営とコストの関係性です。  今おっしゃっているのは、支出の分が九千何万円ということについて言うと、これは誰が負担すべきものなんですか。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時36分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時1分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎都市づくり部長 山下委員からのご質疑にお答えさせていただきたいと思います。  設計に維持管理費、当然ランニングコストを前提に考えながら設計を行っているのかということでございますが、設計に際しましてはランニングコスト、維持管理のことを考えながらさせていただいております。  維持管理をいかに安くするかということがこれからの時代は当然求められております。例えば、照明をLEDにするですとかということもありますし、また、今度は使う人の立場ということもありますので、今回、指定管理者でカフェ・レストラン棟などもございます。そういった民間事業者が入ったときに、どんな料理をするのかによっても厨房の機器が違ってくると思います。そういうところを除いた形での大枠の箱をまずはつくらせていただいて、それが決まった段階で厨房機器を入れながら民間事業者で運営していただくというところも含めて、設計のほうへ反映をさせていただきながら進めさせていただいているという状況でございます。 ◆松岡 委員 そもそもこのウェルカムゲートの位置なんですけれども、たしかリス園から今井谷戸の交差点に向かって、苗とかを売っている、あのあたりでなだらかな丘陵地帯になっているようなところかと思います。質疑なんですけれども、2ページの図で、カフェ棟のところにエレベーターがありますけれども、このエレベーターを設置される理由と、その上のところに、①がコンシェルジュ棟で、そしてエレベーターがあって、②がカフェ棟となっていますから、やっぱりここが坂みたいになっていて、それでエレベーターを取りつけてあって、そこから上るというような理解でよろしいんでしょうか。これが1つ。  それで、多分造成してあるというか、なだらかに丘陵地帯になって、丘の上にカフェが建っているようなイメージでよろしいんでしょうか。これは確認が1つ。  もう1点は、3ページのところで、コンシェルジュ棟に行くところにバスベイが置いてあって、ここが先ほど言っていらっしゃった連節バスがとまるバス停、この3ページ目の写真、鎌倉街道のところに大きいバスがとまっていますけれども、これが連節バスがとまる駐車場のバスベイというイメージでよろしいんでしょうか。  そして3点目、もう1回確認なんですけれども、そのバスベイにある連節バスは町田駅からここまで来るということで、野津田車庫に行くまでに、そこを通っていくようなイメージでよろしいんでしょうか。  以上3点、お答えいただけますか。 ◎都市づくり部次長 まず、エレベーターのお話ですけれども、委員がおっしゃったとおり、こちらはなだらかな傾斜になっていまして、①のコンシェルジュ棟とカフェ棟が高低差3メートルぐらいございますので、ちょっと高低差があるということで、高齢の方とかが使いやすいようにということでエレベーターを設置させていただいています。  あと、バスベイにつきましては、連節バスがとまるとどうかということで、こちらのバスベイにつきましては、委員がおっしゃったとおり、連節バスもとまれるようなバスベイを今考えております。  それとあと、町田駅から来るのかということですけれども、こちらは町田駅から野津田車庫のほうに向かう、町田駅から来るバスがとまるバスベイということで考えております。 ◆松岡 委員 ありがとうございます。  次に、先ほどおっしゃったエレベーターをつけて、高低差が3メートルあるから高齢者の方たちが行き来しやすいようにということで、やっぱりここを造成してなだらかな――あのあたりは結構急斜面になっているような気がするんですけれども、ちょっと私も専門家じゃないのでわからないんですけれども、造成されて、そこをつくっていくということでよろしいでしょうか、再度。 ◎都市づくり部次長 委員おっしゃるとおりです。造成してつくっていくということです。 ◆松岡 委員 先ほど言ったもう1つ、バスベイのところに連節バスが町田駅から野津田車庫に行く間にここにとまって来園者が来られるので、ここで連節バスを使って来園者をふやすためというか、もちろんふやすためにこういう仕組みをつくっているわけですけれども、それを見込んで、ここにとまって、最後に野津田車庫に行って、またそれを折り返してという形なんですか。どんなルートでしょうか。 ◎都市づくり部次長 こちらは、運行についてはこれから運行事業者と調整するんですけれども、私どもとしては、町田駅からの連節バスをこちらのほうに運行したいということでバスベイを設置するような形です。  反対側につきましては、逆に町田駅に向かう場合には、こちらも今検討していまして、できれば設置したいという形で考えております。 ◆細野 委員 今、ウェルカムゲートの整備についてご説明いただいたんですが、当初の予算で見ますと、この整備を2カ年かけて、ほぼ10億円弱ぐらいかけて整備されるということでよろしいんでしょうか。  それから、先ほどランニングコストというご説明の中で、指定管理料が9,500万円弱というお話でしたが、これは西園全体の指定管理料ということでよろしいんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 事業費につきましては、おっしゃったとおり、こちらの「6月補正予算概要」に載っているとおりで約10億円という形になります。  あと、運営費につきましては、西園全体という形で、委員おっしゃったとおりです。 ◆細野 委員 今ご説明いただいたんですが、そうなりますと、この整備費ついて、2カ年でこの5棟がつくられて、運営なども指定管理者が行うということで、収入については指定管理料から除外されていくということになるんでしょうが、それでも8,000万円近くは毎年、指定管理料として町田市が支出していくことになるということでよろしいわけですね。こうした施設を運営するための費用も含めての指定管理料ということで、ちょっと確認させてください。  それと、先ほど、レストラン・カフェ棟と、そのほかに薬師池のほうにレストランができるということでしたが、それはまた別の民間の企業が整備するレストランということになるんでしょうか。  それと、この運営時間なんですが、こうしたカフェ棟とかレストランを設置していくと開館時間、開園時間というのがちょっと長くなって、その分も管理運営費にはね返ってくるのかと思うんですが、その辺の、当面西園の時間というのはどのように検討されているでしょうか。 ◎都市づくり部長 先ほど細野委員のほうから9,500万円の指定管理料みたいなお話があったところなんですが、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。  収支見通しとしまして、支出が約9,500万円というところで、収入が1,500万円、指定管理料の見込みとして約8,000万円というところが今のところの状況ということで、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 ◎都市づくり部次長 まず、レストランのほうの関係です。こちらは、カフェ棟とかラボ棟の奥の丘の上に予定していまして、先ほどもちょっと答弁させていただいているんですけれども、民設民営という形で考えております。時期等についてはこれからまた検討して決めていくということでご理解いただければと思います。 ◎新 公園緑地課担当課長 カフェ・レストランの時間ということをご質疑いただいたかと思うんですけれども、今の想定では、営業期間につきましては午前7時から午後9時半まで、これは最大ということになろうかと思いますけれども、今考えているところでございます。 ◆細野 委員 通常の開園時間というのは、今まで、薬師池公園の場合などはどのように設定されていたんでしょうか。特に自由に出入りできていたのか、いかがでしょうか。 ◎公園管理担当課長 通常の薬師池公園の営業時間ですけれども、夏とか、そういった時期によって変わってきますけれども、基本的に7時から6時となっておるところです。 ◆細野 委員 そうしますと、西園のほうのカフェ・レストランが朝7時から午後9時半ぐらいまでということですと、それに合わせて薬師池公園の開園時間も変わってくるんでしょうか、それとも西園だけということになるんでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 薬師池のある薬師池公園自体の開園時間は、今のところ変更する予定はございません。  西園のほうにつきましては、レストランが先ほど申し上げた時間なんですけれども、開園時間そのものは、今、朝6時から午後10時までということで想定しております。 ◆細野 委員 朝6時というのは結構早いなと、でも、早朝散歩に行ったりする方は大変快適な散歩ができるかなと思うんですが、その辺で指定管理料にはね返ってくる部分というのがあるのか。開園時間が長時間になったということで、西園の指定管理料にどの程度とまでは言わないですけれども、影響を及ぼすということで考えてよろしいんでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 先ほど申し上げました指定管理料の概算、試算でございますけれども、これにつきましては、この西園エリアの運営全体を、方針をもとに算出しておりますので、開園時間が長いからといって、それ以上に上がるかどうかということはございません。 ◆細野 委員 そうしましたら、朝の6時から10時まで開園するということを前提に、それで指定管理者との契約を結ぶということになるということでよろしいでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 指定管理者自体の公募を、来年度、実際に指定管理者を決めていくんですが、詳細についてはこれから協議をしていきますけれども、基本的な考え方としてはそうでございます。 ◎公園管理担当課長 大変恐縮です。先ほど私は薬師池公園の開始時間を7時からとお伝えさせていただきましたけれども、6時からになります。夏のシーズンについては6時から7時までになっております。6月から8月については6時から7時まで、それ以外については6時から6時になっているところです。 ○委員長 休憩いたします。              午後4時14分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時15分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆藤田 委員 まず、1点、先ほど戸塚委員がパンドラの箱をあけちゃったので、JAの育苗センターなんですが、この中でどういう位置づけになるんですか。例えば、その位置づけによって、育苗センターなので駐車場とか、そこに買いに来るとか、いろんなことが想定されると思うんですけれども、今考えられるところでいいです。 ◎都市づくり部長 公園の育苗という施設でございます。これまでも市民の方に多くご利用いただいて人気の施設でございます。今後もこの施設を活用しながら公園自体の魅力をさらに高めていきたいと考えております。  今まではJAのほうで運営をしていただいております。これからにつきましても、今プロポーザルという形の中で手続を進めていると確認しております。当然、今までは農作物の苗を育てるという施設だったんですけれども、公園の中の施設ということも含めまして、公園の中で使っていく草花も含めて一緒に育てていただくということを前提にしながら、公園内の便益施設という位置づけの中で、さらにその魅力を高めていくものとして扱っていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 それならば、白い建物では何か、やっぱりここに具体的に「育苗センター」と書かないにしても、今、部長が言ったお花や野菜の苗の販売等とか何かそういうふうな、つまり、ウェルカムゲートの中に、もっと言えば四季彩の杜の中の1つの施設として位置づけるのかどうなのかというところは、白くするんじゃなくて明記するべきだと思うんですけれども、その辺はいかがですか。 ◎都市づくり部長 今現在、ここの建物がプロポーザルで事業者が決まった段階において、どういう形でつくっていくかと、まだ絵が描けない状況も含めまして、今後、その絵が決まり次第、この中に記載できるようにしていきたいと思っております。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。  それで、関連して駐車場なんですけれども、当初の計画の中で、ここに大きなバスがあるから奥のほうなのかもしれませんけれども、観光バスの駐車場というのはどの辺になるのか。  あと、料金体系とかも含めて、今後のことだと思うんですけれども、ゲートをどうするのか等をお聞きしたいんです。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 観光バスについては、一時的に停留するスペースはつくるんですけれども、駐車場に観光バスをとめるスペースをつくるわけではございません。ここで一旦、観光客をおろして、ほかの駐車場にとめるような計画にしております。 ◆藤田 委員 初めて聞いた。そうなんですか。ラボとか体験工房とかがありますよね、じゃ、ここでおりてもらって、観光バスはほかに行くということなんですか。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 今現在も、観光バスについてはリス園の近くにある駐車場にとめているような状況ですので、今後もウェルカムゲートで観光客がおりた後のバスは、今の考えでは、そういうほかの駐車場に一旦とめて、また迎えに行くような形を考えております。 ◆藤田 委員 今はいいんですけれども、ウェルカムゲートをつくって四季彩の杜で、いわゆる収益のある公園だとか、そういうものを想定して、どこで変わったのかわからないけれども、最初の説明だとウェルカムゲートをつくるときに観光バスが入ってくる駐車場だとか、より多くの人が入ってくるようなしつらえにすると聞いたんですよね。  だから、今の段階でウェルカムゲートのカフェ棟だとかラボ体験工房だとか、その他のそうしたものがなければそれでいいと思うんですけれども、最初、基本構想とか、そういう段階で駐車場の中に観光バスの位置づけはなかったでしたっけ。  これはちょっと観光と絡むので、特に2021年等も含めて、収益性も含めて。 ◎新 公園緑地課担当課長 観光バスにつきましては、当然お客様を呼び込むためには観光バスの利便性というのが必要だということで、ここには観光バスがとまって、一時的にそこでお客様をおろしていただいて――ここで観光バスが滞留する場所として駐車場は設けないという意味ですので、そこでいろいろ楽しんでいただいた後に、戻るときに観光バスがまたそこで迎え入れるというような形を今考えているということでございます。  通常のいらっしゃるお客様、普通車の駐車場の確保ということもございまして、観光バスをここに例えば10台、20台とめるような場所は、今は設けていないということでございます。 ◆藤田 委員 最初は、国土交通省の関係で道の駅という名前はできないけれども、今回、いろいろもんで、こういうふうな形にしたというのは理解できます。このほうが、ウェルカムゲートと。だけれども、最初、道の駅的なという想定をされていたじゃないですか。そういった駐車機能だとか、観光客を呼び込むためにということだったので、観光バスが直接入り込めない中で、立ち寄るにしても、ここにしても、そこで方針が変わったならばしようがないんですけれども、どうやってそこに団体客も含めて呼び込んでいくのかなと、今ちょっと・・・になっちゃったんですが、例えば、この駐車場の中でも、当初、道の駅もどきという構想があったときに、一番重要なのは、今の駐車場の中でもトイレはどこにあるんですか。  これだけのお客さんを呼び込んでいくために、カフェ棟を使うんですか。普通ありますよね、大型のトイレ。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 観光バスですけれども、3枚目の鳥瞰図をごらんいただきたいんですが、今、バスベイのところの先に、やはり大型バスがとまっている絵が描いてあるんですけれども、ここで1回、観光バスは入って、とまって、観光客をおろすことは考えております。 ◎都市づくり部長 委員のおっしゃることは重々理解できるところでございます。先ほど来、リス園のところへバスを回すとかと言っているんですけれども、別にあそこは大型バスの駐車場ではなくて、普通の駐車場の運用でたまたまそういうやり方をさせていただいているというところでございます。
     ですので、ここも利用状況を鑑みながら、その辺は今後検討させていただきたいと思っております。  トイレにつきましては、今、バックヤード棟という、コンシェルジュ棟の脇の部分、ここにトイレを設置してあります。まずはここまで来ていただいて、コンシェルジュのところでいろんなものを見ていただきながら、トイレ休憩に寄っていただいた際にも、そういうところを見ていただいて、何か買っていただけるなり、消費行動につながっていただければ大変ありがたいかなというふうには考えているところでございます。 ◆藤田 委員 では、バックヤードのところにあるということなんですけれども、トイレはすごく重要じゃないですか。我々観光に行ったって、道の駅じゃなくなったとしても、そこに着いて一番先に行くところだと思うんです。出るときもそうだし、やっぱりトイレの位置づけというのは大事だと思うので、バックヤードのところにしつらえるにしても、トイレの数だとか、便器の数だとか、そういうのも絡んでくるんですけれども、そこはちょっと考慮いただきたい。  もう実施設計ですから落とし込まれてしまっているんですけれども、そこのところはしっかり落とし込んでいただきたいというところ、これは要望になっちゃうのかもしれないんですけれども、この4つの棟になったとしても、やっぱり当初考えたウェルカムゲートのところに観光バスとか車等も含めて道の駅的なものをしつらえるといった、あのコンセプトというのは全く捨てちゃうんじゃなくて、やっぱりそこのところは落とし込んでいただきたいと思います。  関連して駐車場なんですけれども、今既存にある駐車場との関連なんですけれども、例えば、ここに車を置くとなると、カフェをご利用いただいたお客様は料金を取らないとか、そういうふうになってくると思うんですけれども、この駐車場の管理というのはどんな感じになってくるんですか。一体としてやるんですか。 ◎都市づくり部次長 駐車場の料金につきましては、委員がおっしゃったカフェとか販売所を設けていますので、そちらのご利用の方をどうするかというのは、減免するとか、そういうところはこれから検討していくような形で今考えております。これから検討させていただくということでご理解いただければと思います。 ◆藤田 委員 そうすると、既存の駐車場と、駐車場を管理する人は別で考えていいんですか。一緒……。 ◎都市づくり部次長 この四季彩の杜のウェルカムゲートの駐車場とそちらの運営は一緒なんですけれども、既存の駐車場というと、薬師池公園の北の駐車場ということでよろしいですか。そちらは、今考えているのは、ウェルカムゲートの駐車場と運営は一緒で、今ある既存の駐車場と一緒に管理するということは、今のところは想定していないような状況でございます。 ◎都市づくり部長 西園については、今、駐車場を含めて指定管理という形をとろうとしています。既存の駐車場の管理については、今、シルバー人材センターがやっているので、ちょっとそこの扱いが異なっています。  今後、薬師全体をどうしていくかということはこれからの大きな課題になっていますので、全てを一括でいけるのか、それとも、そういったそれぞれの事業者のことも考えながら部分的な分割というのも出てくるのか。ただ、市民利用する方にとっては、当然どこにとめても同じサービスが受けられるというのが前提だと思っていますので、そこは改めて検討させていただきたいと思います。 ◆藤田 委員 まさにおっしゃるとおりで、ウェルカムゲートだとしても、みんなここから入ってくるわけじゃなくて、ほかにとめて入ってくる方もいらっしゃるし、そういう面で一体として、そこに差ができちゃったら、こっちにとめたほうがいいやとか、ちょっと遠くてもこっちから入ったほうがいいやと、いろいろそういうことも想定されますので、そこのところは整理をしていただきたいと思います。  さっき観光バスのこともあったけれども、既存のバス停とかも含めてなんですけれども、やっぱり入りやすいというのが一番だと思う。そういう意味で、そこのところはしっかり、さっきトイレのことも言いましたけれども、整えてほしいなみたいなところがあります。これは要望にしておきたいと思いますので。  観光バスのところはもう1回ちょっと考えてほしいなと。ましてやラボとか体験工房に、子どもたちなのか、一般の人たちなのか含めて集客を図るとか、そういうふうにイベントはなっていくと、やっぱりそこのところはしっかり考えてほしいと思いますので、そこは要望にさせていただきたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(野津田公園拡張区域の整備計画について) ○委員長 行政報告、野津田公園拡張区域の整備計画についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 野津田公園拡張区域の整備計画については、都市づくり部次長よりご説明申し上げます。 ◎都市づくり部次長 野津田公園拡張区域の整備計画につきましてご説明いたします。  タブレットの資料の1ページ目をごらんください。  野津田公園の拡張区域につきましては、多目的グラウンドの基本設計とテニスコートの配置などの検討が終了しております。  そこで、整備内容についてご説明させていただきます。  整備内容につきましては、サッカーやアメリカンフットボールなどに利用できます多目的グラウンド、あとテニスコート、駐車場、トイレなどの整備とバラ園の移設を行う予定となっております。  2ページ目をごらんください。  まず、区域を説明させていただきます。  青い線で囲まれた区域は追加した都市計画区域となります。こちらが2021年度までに整備を予定している範囲となります。  なお、図面上の赤い線、こちらは従来の都市計画の区域となっております。  少し整備する内容についてご説明させていただきます。多目的グラウンドは人工芝を予定していまして、サッカーなどの試合ができるサイズという形で整備する予定となっております。多目的グラウンド、東側、図面でいいますと右上になるんですけれども、こちらにつきましては約40台の駐車場を主に整備する予定となっております。  また、テニスコート、西側になるんですけれども、図面で言うと左手の奥です。今、バラ園があるところになるんですけれども、こちらは4面のテニスコートを整備する予定となっております。  あと、バラ園、図面の下、南側のところに既存のテニスコートが3面あるんですけれども、「移設予定地」と書いてありますけれども、そちらの周辺に今予定しております。  こちらは、先ほどもちょっとお話をしましたけれども、ボランティアで管理をしている団体の方がいらっしゃいますので、そういった意見をお伺いしながら、最終的に移設場所を決めていきたいと考えております。  1ページに戻っていただきまして、今後の予定につきましてご説明をさせていただきます。  2018年度、今年度は地質の調査とか実施設計を行う予定となっております。2019年度、こちらは多目的グラウンドの整備、2020年度、こちらは多目的グラウンドの施設がございますので、そちらの整備とか外構の工事を予定しております。それと、バラ園の移設を2020年度に予定しています。2021年度、最終年度になるんですけれども、こちらにつきましてはテニスコートの整備などを予定しております。  説明は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 先ほど予算のときにもありましたけれども、いよいよする人の整備というか、テニスコートを初め、今回は4面から最終的なところにできてきているんですけれども、まず1点確認したいのが、するスポーツというふうになると、このテニスコート、多目的グラウンドもそうなんですが、ナイター設備というのはどう考えているんですか。 ◎都市づくり部次長 今回の整備に伴いまして照明を設置する予定ですので、ナイターも利用可能という形で考えております。 ◆藤田 委員 そうすると、平日の社会人の方とかもここでテニスができるという状況になってくると思います。それで考えたときに駐車場なんですけれども、今40台でしたっけ、特に夜、平日とかに使うというと、多目的グラウンドよりも、むしろテニスのほうを使う人が多くなってくると思うんです。ましてや夜ということになると駐車場は非常に重要になってくると思うんですけれども、40台で足りますか。立体等もあるんでしょうけれども、単純に4面、4面、3面。センターコートも含めてなんですけれども。 ◎都市づくり部長 新たにつくるのはその台数ですけれども、このテニスコートの西側に今200台の駐車場がもう既にありますので、そこをご利用いただくということも当然視野の中に入っています。夜間というか、照明を使っている時間帯に来ていただいても、十分車でお越しいただくことは可能だと考えております。 ◆藤田 委員 それと、トイレのことばかり言っているんだけれども、トイレが、テニスコート等から含めても、大きさ等も考えると、かなり離れたところに小さく1つあるんですけれども、この辺の考え方というのはどうなんですか。 ◎都市づくり部長 陸上競技場のところにトイレがございます。テニスコートから一番近いのは多分そちらのトイレなのかと考えますので、そちらをご利用いただくということもありだと思っています。ちょうど壁打ちのところにトイレがありますので、そこをご利用いただきたいと思います。 ◆細野 委員 今回、青い線のところ、都市計画区域(追加)となっていますが、これは都市計画決定されたんでしょうか。  それと、この部分の用地については、購入についてはどのようになっているでしょうか。  それから、都市計画区域外のところでテニスコートが整備された設計図面になっていますけれども、ここの部分の用地についてはどうなっているでしょうか。 ◎用地担当課長 この区域の用地の部分なんですけれども、青いラインで囲まれている部分が昨年の5月に都市計画決定を行った部分でございます。ばら広場を入れて全体で3.1ヘクタールあります。用地につきましては、ばら広場を除いて、現在25%の用地取得率になっておりまして、今年度、6月補正予算で買い取りを進めていく予定でございます。 ◆細野 委員 その用地について、農地などもここの予定地に含まれていると思いますし、地権者の方々の思いというのも、これまでの経緯の中でいろいろ聞いていらっしゃると思うんですが、そのあたりについてはどのような見通しなのか、現状でわかる範囲でお答えください。 ◎用地担当課長 多目的グラウンドに隣接している地権者につきましては、昨年の設計の前の段階でグラウンドの設計の説明をさせていただきまして、一部グラウンドが私有地にかかる可能性があるということと、かかった場合はお買い上げさせていただきたいということと、今後、グラウンドを整備させていただきたいということをご説明させていただきまして、昨年、ご了解をいただいております。 ◆細野 委員 テニスコートのほうはいかがですか。 ◎用地担当課長 今回の整備予定のテニスコート4面の部分は、既にばら広場の部分になります。それ以外の部分につきましては、まだ都市計画決定を行っておりませんので、今後も説明を行ってご協力をお願いしたいと考えております。 ◆細野 委員 まだ合意もこれからだと思うんですが、先ほどのご説明ですと、今後夜間も使えるようにということで夜間照明なども設置されるということでしたが、どの時点でという、今後の時系列で変わってくるかと思いますが、農家の方にとっては夜間照明というのは作物の生育にとってよくないということだと思うんですが、その辺の了解というのは得られているのか。  また、これから整備していきますので、そういった用地の取得について、まだ合意が得られていないけれども、テニスコートと設計図面で描かれています。基本設計についてはこういう形でもう描かれていると受けとめていいんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 照明につきましては、作物等への影響等がございますので、そこはそういった農業をやっている方のご意見も聞きながら、時間帯とか照明の強さとか、そこら辺はいろいろとお話を伺いながら決めていきたいと考えております。  それと、こちら、今絵を描いておりますけれども、これは将来的な配置を、上と下の部分だけ整備をするんですけれども、全体の配置を決める際にどうしても、今、区域外のところも配置を決めていかないといけませんので、全体的な配置を決めるために区域外のところも絵を描かせていただいているということでご理解いただければと思います。 ◆細野 委員 そうしましたら、今回の基本設計の中にはまだ設計されていないということで受けとめていいんでしょうか。貴重な農地――いつも言うんですけれども、農地としてもとてもすばらしい、スポーツするにもすばらしいところですけれども、そういったいろいろな活用の仕方があるという点では、やはりその土地利用について十分地権者の方の意向を尊重していただきたいということでお願いして、以上とします。 ◆山下 委員 これからだと思うんですけれども、これは指定管理する側なのか、もともと設置するものなのかというのはあると思うんですけれども、例えばAEDの設置とか、あるいはベンチの設置なんかも含めて、その点についてはどう考えていらっしゃるのか、確認したいと思います。 ◎都市づくり部長 今、陸上競技場の中に当然AEDの施設はあります。今後、このスポーツ施設を拡張していきますので、指定管理者のほうと、その辺の設置場所については協議をさせていただければと考えております。 ◎公園管理担当課長 ベンチについても、利用状況を踏まえて、指定管理者等を含めて、設置に向けて検討していければと考えております。 ◆松岡 委員 1つだけ、テニスコート、稼働率が高いということで人気が出ると思うんですけれども、そもそも料金とか事務、これは今あるサッカー競技場というか、事務所はどこに置かれるんですか。事務所というか、いろいろ要ると思いますけれども、料金の払いとか、そういうところは、ここの中には設計していかれないのか、それともサッカー競技場のある、そこの中でやられると想定されているんでしょうか。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 将来的には、今、小野路屋敷とあるところを、野津田の第二次の計画の中ではクラブハウスにすることを計画しております。当面は、今の陸上競技場の事務所で事務を行う計画をしております。 ◆松岡 委員 今のところ、小野路屋敷のところをテニスとかの事務所とするんですか。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 現状では、今の小野路屋敷をすぐに改良することは考えておりません。今現在の陸上競技場の事務所でそういう事務を行うように考えております。 ◆松岡 委員 では、事務をして、テニスコートまで大分距離があるということですよね。仮にそこでやっていって、行く行くは小野路屋敷を改築して、そこを事務所にするということで、再度済みません、そこだけ確認をとらせていただいて終わります。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 委員のおっしゃられるとおりでございます。 ◆藤田 委員 松岡委員がいい質疑をした。それでいいんですか。さっき薬師のほうでもお話をしましたけれども、我々は細かいことを質疑しているようですけれども、利用していただく方にとって重要な要素なんです。そこで、例えばテニスをやるときにどこで料金を払うとか、そういうのは非常に大事なんです。  今、クラブハウスの話が出ましたけれども、クラブハウスだって、言ってみれば野津田の中でどこかに集約しても、小野路屋敷にできるのかなと思うんですけれども、クラブハウス的なところをどこに設けるとか、シャワーの設備だとかも含めて、そういうのって、結構この機能の中で重要なんだよね。  だから、そういうところはしっかり、基本設計の段階だけれども、せめてクラブハウスをしつらえる予定があるんだったら、方針として、ここに落とし込んでほしいんです。  僕は、小野路屋敷って、本当にあそこにクラブハウスができるのかなというところもあるんですけれども、そういうところも含めて、料金をどこでどう取るのかというところも、指定管理者の関係もあるんですけれども、今ですら、例えば今マレットゴルフを体験でやっていますよね。自転車で集めに来てくれたりしていますけれども、基本的にあっちのほうに行かなきゃいけなかったり、いろんな面で、そういう面でかかわってくることなので、クラブハウスの件についてはどうなんですか。今の答弁でいいんですか。そこ、ちょっと小野路屋敷のところにつくるかどうかというのは重要な要素になってくると思うんですけれども。 ○委員長 休憩いたします。              午後4時50分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時52分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎都市づくり部長 先ほど、松岡委員に対しまして、小野路屋敷をクラブハウスとして利用するという発言がございましたが、申しわけございません。訂正させていただきたいと思います。今のところ、そこまでの具体的なお話にはなっておりません。  それから、実際これからテニスコートを運用するに当たりましては、指定管理者と相談をしながら、どういう形で運営していくのか、料金徴収の話ですとか、皆さんのそういうクラブハウス的な休憩の場所ですとかということも含めながら検討させていただきたいと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時53分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時56分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第55号議案(道路部所管部分) ○委員長 第55号議案を議題といたします。  本案のうち、道路部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎道路部長 それでは、第55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、道路部所管分の主なものにつきまして、お手元の補正予算書及び予算概要に沿ってご説明を申し上げます。  まず、地方債についてご説明いたします。  補正予算書7ページをごらんください。  第3表、地方債補正の変更、上から3番目、道路整備事業につきましては限度額を5億9,500万円に変更しております。  次に、歳入について、補正予算書に沿ってご説明いたします。  12ページをごらんください。  第14款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の4、土木費国庫補助金、節の2、防災・安全交付金、説明欄の一番下、道路橋梁維持費575万円の増額は、ペデストリアンデッキの点検が対象で、補助率は2分の1でございます。
     13ページをごらんください。  第15款、都支出金、項の2、都補助金、目の6、土木費都補助金、節の1、道路橋梁費補助、説明欄の1番目、道路整備費の道路政策課分831万6,000円の増額は、無電柱化推進検討事業が対象で、補助率は10分の10でございます。  道路整備課分9,150万円の増額は、市道1路線の整備事業が対象で、補助率は2分の1でございます。  道路維持課分1,655万5,000円の増額は、幹線・準幹線道路や生活道路に係る補修工事が対象で、補助率は10分の3でございます。  14ページをごらんください。  第21款、市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の1、道路整備事業債、説明欄の1番目、道路整備事業の道路整備課分1億300万円の増額は、市道2路線の整備事業が対象でございます。  続きまして、説明欄の2番目、道路維持課分3,800万円の増額は、市道2路線の補修事業が対象でございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出につきまして、「6月補正予算概要」に沿ってご説明いたします。  106、107ページをごらんください。  道路部予算のポイントでございます。  老朽化が進みつつある道路施設に対し、維持補修費用を増額することが難しい状況の中で、効率的な維持管理手法が求められていること、また、まちづくりの基幹となる都市計画道路の整備に当たっては、通行の利便性や渋滞緩和はもとより、地域の活性化にも効果的な路線を選択し、予算を集中させる必要があることなど、予算編成に当たっての背景や課題、編成の考え方、予算編成において重視した取り組みを記載しております。  続きまして、108ページをごらんください。  道路部の予算総括表でございます。  補正予算額の総額は5億3,516万7,000円となっております。  次に、109ページに、事業名ごとに全ての項目を記載しております。  それでは、事業ごとの予算内容について、主なものをご説明いたします。  110ページをごらんください。  道路橋梁整備費4,251万6,000円の増額でございます。  都市計画道路の計画内容再検討路線等の調査、検討、インフラ長寿命化計画策定に必要な道路調査、町田623号線の無電柱化に向けた調査、検討に係る委託料でございます。  111ページをごらんください。  用地管理費18万1,000円の増額は、労務単価の上昇によるものでございます。  自転車駐車場費525万2,000円の増額につきましては、町田ターミナル自転車駐車場ラック更新に係る工事費及び労務単価の上昇によるものでございます。  112ページをごらんください。  道路維持費7,398万円の増額でございます。経年劣化した道路舗装の補修に係る工事費でございます。  113ページをごらんください。  道路橋梁費2,140万円の増額でございます。ペデストリアンデッキの定期点検、及びペデストリアンデッキ下の環境改善を図るための実施設計に係る委託料でございます。  114ページをごらんください。  道路新設改良費1億91万円の増額でございます。緑の保全を行いつつ道路整備を行う尾根緑道改良事業、市に移管された私道の規格を市道と合わせるように整備する私道移管道路等改良事業、自転車と歩行者、自動車が安全安心に通行できる環境を整備する自転車走行空間整備事業、良好な景観創出・安全で快適な通行空間の確保、防災機能の強化を図るために電線の地中化を行う無電柱化推進事業、町田街道大戸踏切の立体化に伴い相原駅東口へのアクセス路を整備する相原駅東口アクセス路整備事業、成瀬駅北口広場を利用状況に合わせて整備する南1,805号線道路改良事業などを実施します。  主な事業費は、整備工事費、調査等委託料、測量委託料でございます。  116ページをごらんください。  準幹線道路新設改良事業費2億5,762万9,000円の増額でございます。  円滑な通行と交通の安全を確保するため、都市計画道路と生活道路を結ぶ準幹線道路の整備を進めます。主な事業費は、用地購入費、物件等補償料、設計委託料でございます。  117ページをごらんください。  準幹線補助道路新設改良事業費654万8,000円の増額でございます。  準幹線道路を補完し、広域的な交通処理を補助する準幹線補助道路を整備します。事業費は、測量委託料、用地購入費、物件等補償料でございます。  118ページをごらんください。  都計道3・4・34(金森)築造事業費575万1,000円の増額でございます。  本事業は町田街道と藤沢街道間の都市計画道路を整備するものです。当該区間を整備することにより、南地区の道路ネットワークを強化し、集中する中心市街地への車両の流入を分散化します。事業費は、調査等委託料、不動産鑑定・評価委託料、管理工事費でございます。  119ページをごらんください。(仮称)都計道3・4・20(下小山田)築造事業費1,000万円の増額でございます。小山田桜台方面から多摩市との区域境までの多摩都市モノレール路線を整備します。事業費は、設計委託料でございます。  120ページをごらんください。  都計道3・4・41(小山)築造事業費1,100万円の増額でございます。八王子市と相模原市を結ぶ南北道路ネットワークを構築する都市計画道路です。本路線を整備することにより、町田街道の慢性化した渋滞を解消します。事業費は、測量委託料、設計委託料でございます。  以上が道路部所管分でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 それでは、「6月補正予算概要」に沿って質疑をさせていただきます。何点かあるんですが、まず107ページのペデストリアンデッキ下改良イメージ、これは具体的にどこで、どのようにしてイメージを向上させるのか、お知らせください。  それと、111ページの自転車駐車場費なんですが、ターミナル自転車駐車場ラック248台、これは場所はどこなのかをお知らせください。  最後ですが、無電柱化推進事業で原町田中央通り、いよいよ着手するということなんですけれども、完成年度はいつごろを見込んでいるのか。  以上、3点にわたってお知らせください。 ◎道路維持課長 ペデストリアンデッキの場所ですが、JR町田駅の近くの東急ツインズの前の交差点付近を予定しております。  それと、イメージの向上でありますが、昼間でも暗いというイメージを向上させるということを目的に行おうと考えております。 ◎道路管理課長 ターミナルの場所でございますけれども、こちらのほうは、バスの折り返し場に当たります旧の東急ハンズのわきの立体駐車場のところに設けてございます。 ◎道路整備課長 原町田中央通りの無電柱化なんですけれども、着手といいますか、こちらは工事を始めるというわけではなくて、今現在、約6メートルの道路幅員がございます。その6メートルの中で、また、皆様方がセットバックというんですか、下がられている土地も活用しながら無電柱化をしていくにはどのようにしていったらよいかという検討をまず始めたいと考えております。 ◆三遊亭 委員 では、それぞれ再質疑をさせていただきますが、ペデストリアンデッキ、確かに東急ツインズのところは昼なお暗いところですから、あそこを明るくしてイメージを向上させるということはわかりましたが、ただ明るくするだけではないと思うんですけれどもうちょっと具体的にお知らせいただきたいということです。  それと、原町田中央通りの無電柱化推進事業、検討が始まるということですから、検討を始めてだから相当遠大な構想かと思うんですけれども、それにしたって、どういうロードマップなのかということをもう1度お伝えいただければ。当然ゴールがあるわけですから、それに向けてのロードマップをお知らせください。 ◎道路維持課長 ペデストリアンデッキの改善の中身になりますが、照明の改良と、あと柱の色を少し変えたりというところを予定しております。 ◎道路整備課長 原町田中央通りの無電柱化でございますが、こちらは埋設物などもかなり多く入っておりまして、例えばNTTですと重要な幹線の線が入っていると聞いております。こちらは、場所といたしましては、民間交番の先からサウスフロントタワーのところまでを今計画しておりますが、町田市が持っているセットバックの用地が全体の約16%ぐらいしかありません。  ですので、まず基本的には6メートルの現道の中で無電柱化をできるのか、また最近、電柱化の技術というんでしょうか、例えば地上機器というのがあるんですけれども、今ですと電柱にトランスという機械が載っていると思うんですけれども、大体あちらがあるごとに地上機器というものを置いていかなくてはいけないんですけれども、そういうものが、例えば小型化になってきたり、また、地上機器をまとめて置くというんですか、今トランスがある場所に置かなくても、官地、いわゆる町田市の用地を使って、そこに集中させて置くことで対応できないかなどを検討して、何とか無電柱化できる方向性を持っていきたいと考えております。 ◆三遊亭 委員 先ほども申し上げましたが、かなり時間がかかるということはわかるんですが、本当にいつ――昔から言われているように、首都圏直下型地震が30年以内に70%の確率で起こるということで、あそこは非常に通行量が多いですから、本当にこれは、時間はかかるんだけれども、少しでも時間、スピードをアップして完成させていただきたいと思います。  それと、さっき再質疑し忘れたんですが、ラック248台というのは、全部のラックのうちの何割ぐらいをここで、今回248台更新するんでしょうか。248台を今回更新するじゃないですか。これは全体のうちの何割ぐらいなんですか。 ◎道路管理課長 今回248台というのは、昨年、2017年度に614万3,000円の事業費を使いまして1列目を行いまして、160台分のところの補修をかけました。そこに当たって、今までの使い勝手が悪かった状態の中で更新をさせていただいて、248台というような数になっております。1段目が124台、上が124台、これは2段式のものになっております。それで248台分の設置をしたということになります。 ◆三遊亭 委員 だから、今回これにのっているのは全体のうちの大体何割ぐらいなんですか。大体でいいですよ。 ◎道路管理課長 全体は560台になります。そのうちの248台、44%になります。 ◆細野 委員 110ページの道路橋梁整備費のうちの道路計画作成委託料なんですが、長寿命化を目指して、維持管理を効率的に行うための長寿命化計画ということですが、具体的に今どのような形で道路の長寿命化を進められるのか。今回計画を策定するということなんですが、どの程度の見通し、何年間でどの程度の道路の改修というか、改良を進めていくのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎道路政策課長 道路長寿命化計画策定事業につきましては、国が進めるインフラ長寿命化計画で、道路擁壁、のり面が個別施設の計画策定の対象の構造物となっていますことから、インフラの長寿命化の計画を町田市として策定するものでございます。  取り組み状況といたしましては、2015年度から町田市を5つの地区に分けて調査をしておりまして、2018年度は町田地区、2019年度に南地区で調査が完了いたします。こちらは土砂災害防止法の特別警戒地区の指定に伴って順次調査を実施しているものでございます。  今後につきましては、2019年度に調査が終了後に計画の策定をしまして、その計画に基づきまして、そういったのり面、擁壁を点検、修繕などをしていくということで運用していきたいと思っております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。これまでも計画的に進められた4年目ということで、調査が来年で終わると、土砂災害の道路については計画に基づいてこれから整備が進められていくということで受けとめてよろしいということでしょうか。  そのほか、長寿命化という道路についての考え方、道路の寿命を維持していくというようなものは、ほかにはないんでしょうか。土砂災害の影響のある道路を進めていくということなんでしょうか。 ◎道路政策課長 今回計画策定をするものは擁壁、のり面についてでございますが、既に町田市では準幹線道路ですとか橋梁についての計画的な維持補修計画を策定して、運用しております。 ◆細野 委員 そうすると、町田市において長寿命化の対象となるのは土砂災害の影響が及ぶものということで捉えていいということなんでしょうか。もう大丈夫というか、もしありましたらお答えください。 ◎道路政策課長 長寿命化という視点から申し上げますと、道路等の維持補修費を平準化するという目的で行っているもの、それによって、例えば災害時ですとか、傷みが進んだ上で事故などが起こることを防ぐという意味合いで、予防的な、そういった計画立てての維持補修をしていくというものでございます。 ◆細野 委員 了解いたしました。  それと、118ページなんですが、3・3・34号線の金森、これは当初予算の中でも工事費が入っていたかと思うんですが、今回補正予算の中で、家屋調査の委託料と不動産鑑定・評価委託料というのが入ってきている、管理工事費も入ってきているんですが、これは何か個別の案件で改めて出てきた案件なのか。全部建物は片づいているのかと思って見ていたんですが、その辺については何かあるんでしょうか。 ◎道路整備課長 今回挙げさせていただきました家屋調査につきましては、3・4・34号線金森は今年度開通予定となっております。工事が全て終わった後に、あってはいけないことでありますが、家屋のほうで何か被害があったというようなお宅の調査をさせていただくための予算となっております。 ◆細野 委員 では、現時点で特に問題があるとか、そういったことではないと。念のための予算ということで受けとめていいということですね――了解いたしました。ありがとうございます。 ◆山下 委員 まず、113ページなんですけれども、先ほど質疑がありましたけれども、このペデストリアンデッキの下の環境改善ということについてなんですが、昨年、議会と高校生との懇談会というのがあって、ここの暗さについては高校生のほうから指摘がされたという経緯があったんですけれども、そういう声について、一応耳に入ってということなのか、高校生のほうからは、ここはすごく暗くて、インスタ映えするようなところだったらすごく町田市のイメージが変わるんだけれどもなというようなことまで言われていたんですが、その点について確認したいんです。 ◎道路維持課長 今回の事業につきましては2013年ごろから計画は徐々に進めていまして、昨年、町田モディの前の柱の塗りかえとかLED化、これは維持管理の観点からですけれども、その事業に極力近づけたいということで行っているものでして、今回の高校生の方からのご指摘とかではなく、ふだんからそういう声が多いということで、町田市としても改善をしていきたいという内容になっております。 ◆山下 委員 わかりました。できればそういう声を拾って、さらにイメージアップにつながるようなことであればいいかなと思います。  次に、116ページ、これは忠生630号線の件なんですが、委員会の中でも委員の方から、私だけじゃなくてさまざまな声があるかと思うんですけれども、ここについて言うと、道路が新しく、この630号線が整備をされた際に、横断歩道の位置について、非常に地元のほうからご心配を受けているわけなんです。これについては、当然交通事業者の話になるんですが、地元の声を受けて、今後とも協議をしていく意思があるのかどうか確認したいんです。 ◎道路整備課長 横断歩道の位置なんですけれども、交通管理者、警視庁との協議を進めてきました。その中で、新しい道路では、山中集会所の前の道路から630号線にぶつかる交差点のところに横断歩道ができる予定となっております。また、多摩市との交差点部分につきましても、横断歩道、この案内図ですと「多摩市」というところで隠れてしまっておりますが、そちらにも横断歩道はできる予定でございます。  場所につきましては、地元の要望は、また別の場所にということでありましたら、お話を受けてからのお話になってしまうかと考えております。 ◆山下 委員 山中の集会所とぶつかる部分、山中の集会所の前の道と、現道と新しく整備されるところ、ぶつかる部分にも1個できるということだと思うんですけれども、ここがすごく危険なんじゃないかという声が――おりてきてカーブのところですよね。ということなんですけれども、その点については非常に危惧された声が、地元のほうは納得していないような印象を受けたんですけれども、そこについてはどのように受けとめていらっしゃるのか確認したいんです。 ◎道路整備課長 横断歩道の位置につきまして、先ほどもお話しさせていただきましたけれども、視距というんですかね、おりてきた車が、どうしてもここはスピードが出てしまう道路ではあると思いますが、十分横断歩道が見えるということで警視庁と協議をしております。 ◆山下 委員 引き続き声があったら、またお話しさせていただきたいと思います。  あとは多摩市との接続部分についての協議ですけれども、これは長年、この事業に影響を及ぼしてきた1つの要因だったと思うんですが、今現在の状況について、どのようなやりとりをされていて、どういう段階なのか、お話しできる部分があれば確認したいんです。 ◎道路整備課長 多摩市との交差点の協議なんですけれども、先日も多摩市に行ってきまして、まだ正式な回答というのは得られてはおりませんが、こちらもどういう形状にする、こういう形で最終的にどうでしょうかというお話をさせていただいて、今のところ、担当のレベルになりますけれども、だめという話は受けておりません。 ◆山下 委員 わかりました。  最後なんですけれども、119ページの都市計画道路の3・4・20号線の築造事業費なんですけれども、これはモノレールの線形について正式に出ていない中での事業を市のほうの判断で行われていくということになるかと思うんですが、モノレール推進費ということなので、これについてはモノレール事業を見込んでということでよろしいんでしょうか。 ◎道路整備課長 こちらの桜台通りに関しましては、都市計画道路といたしましては幅員18メートルで既に完成しております。ただ、モノレールを通すとなりますと、橋脚を立てる位置ですとかの用地が必要になってまいります。そちらの検討ということで、ただ、委員がおっしゃられるとおり、まだモノレールのルートが正式に決定というわけではございません。でも、町田市としまして、機運醸成等も含めてできることはやっていきたいと考えております。  道路整備課のほうで、過去にも現況の測量をしましたり、あと、ルートが決まっていないんですけれども、こういう線形がいいんじゃないかというような検討は以前しておりまして、最終的にルートが決定した段階で、町田市が考えた線形等なりを東京都と話し合って修正していくというようなことで、今回、設計委託料を計上させていただいております。 ◆山下 委員 そういう意味では、この機運醸成という意味からも非常に歓迎されるべき事業だと思うんですが、ここに書いてある説明書きというか、下の事業規模の1,500メートル、幅員22メートルというところなんですけれども、この幅員22メートルというのは、実際にモノレールが通るとなったときに、この幅員で足りると考えていい幅員なのかどうか確認したいんです。 ◎道路整備課長 現在の幅員は、先ほども申しましたが18メートルございます。それにプラスモノレールの橋脚を立てる位置というんでしょうか、場所はまだ真ん中になるのか、端になるのかというのが決まっておりませんけれども、その部分で4メートル必要と考えております。最低の幅員ということで22メートルで足りると聞いておりますので、22メートルとしております。 ◆山下 委員 では、この22メートルというのは1つの参考的な、これでがちっと22メートルということではなくて、事業をしていくに当たっての1つの設計をする段階での参考的な意味での22メートルということなわけですか。 ◎道路整備課長 委員おっしゃるとおりでございまして、こちらの桜台通りは尾根緑道の下をトンネルの形状で今通っておりまして、そこは18メートルの幅員しかございません。例えば、そこに関しましては道路を広げるとなりますと、トンネルをつくり直す、もしくは尾根緑道を1回つくり直さなくてはいけないとかということにもなりますので、そのあたりは臨機応変なルートというのは別に考えなくてはいけないのかなというふうにございまして、そこは18メートルでいいのかなと考えておりますが、委員がおっしゃるとおり、目安は22メートルだと考えております。 ◆松岡 委員 2点ほど質疑させていただきます。  まず、49ページの無電柱化推進事業で、町田消防署のほう、これは「防災機能の向上が期待できます」ということで、大いに期待するところでございます。2018年度が町田623号線の鎌倉街道から都市計画道路、町田3・3・36号線までの約900メートルの基礎調査をなさるということで、まず今回の基礎調査なんですけれども、これからまた基礎調査後は工事に入るかと思いますけれども、そこでやっぱり工事期間がかかるということと、そのときに通行や車に支障が出ますね。一番大事なことは、そもそもここは消防署ですから、消防車が緊急出動するときに支障がないような、そういう先を見通した計画も含めて立てていかなければいけないと思っておりますが、認識はどうされているのかを聞きたいです。  もう1つは、114ページ、道路新設改良費ということで、115ページの上の段の尾根緑道改良事業についてお聞きいたしますけれども、こちらは、尾根緑道は私もよく車で通る道なんですけれども、本当に狭くて、対向車が来ると冷やりとするときがしょっちゅうなんです。それぐらい狭い道で、車両交通量が増加して対面通行ができない箇所があるためということで今回の事業内容に入っていますけれども、これはどれくらいの期間を要して工事されるのか。また、その距離はどれくらいか。そして、道幅を拡幅していかれると思いますけれども、その内容をわかる範囲で教えていただければと思います。 ◎道路政策課担当課長 無電柱化の消防署の前の施工についてというご質疑だと思うんですが、今年度、基礎調査の中でも施工をどうやってやっていくかというのも検討はさせていただきます。  あと、消防署の前は意外と間口が広くありますので、そこを分割して、緊急車両は必ず通すような形での施工を考えております。 ◎道路整備課長 尾根緑道の件でございますが、こちらは、まず距離が約1.1キロでございます。幅員が、新設といいますか、新しく改良後でございますが、南側、北側両方に4.5メートルの車道をつくります。これは一方通行となります。
     さらに、南側には歩道を常盤の種入のバス停から桜美林学園のグラウンドに抜けるところまで、南側につきましては歩道が全てつく予定です。北側につきましては、住宅があるところに関しまして歩道をつけていく予定でございます。  工事期間に関しましては、今予定しておりますのが、2020年度から約4年間を工事期間と考えております。 ◆松岡 委員 わかりました。ありがとうございます。 ◆藤田 委員 1点だけ、先ほど山下委員からありました桜台通りの関係なんですが、ルートとかいろいろありますけれども、少なくともここの桜台通りに関しては予算の中で多摩都市モノレール推進費と関連して出しているので、ここの整備というのは非常に重要になってくると思います。そこまでどうつないでくるかはまだいろんな議論があると思うんですが、地元というか、想定した市長答弁でも、いわゆる最初に出した路線でということはありますけれども、そういう意味で、これから具体的に言うと、多摩センターのほうから、ちょうど堺のほうから、ここにつなげてくる、市長答弁では2032年、2035年というところがありますけれども、その辺は桜台通りの先ほど出た22メートルの整備も含めて、どういった年度計画が図られているのか。  ここはモノレールだけじゃなくて桜美林学園のところの交通ターミナル構想にも絡んでくる路線なので、多摩センターのほうも含めて、そこはざくっとした年度はどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。 ◎道路整備課長 こちらの年度計画につきましては、申しわけございません。まだ立てておりません。 ◆藤田 委員 だって、今回予備設計って、全く立てていないということなんですか。わからない中で今回やるということなんですか。 ◎道路部長 先ほども答弁させていただいたんですけれども、こちらについて、まだモノレールが実際にここのところに入ってくるというのが確定していないものですから、それが確定した時点でこの辺の設計も行いますし、その後の計画を立てていくような形になるんじゃないかと思っていまして、まずはモノレールの導入がここに入ってくるというのが確定すれば、それから具体的なものを詰めていくような形になろうかと思っています。 ◆藤田 委員 ほかの路線とか、いろいろありますよね。一般質問でも聞きましたけれどもノレールを想定して小山田の都市計画決定とかも含めて、そこはざくっとした形かもしれませんけれども、少なくとも今回予算の中で先行して桜台通りを、しかも都市づくり部の多摩都市モノレールの推進費の中で位置づけてきているわけですから、具体的に22メートルというところも出して、ここが通るかどうかわからないのに予備設計をやるというのもどうなのかという話になってくるんですよね。  なので、そこのところを予備設計しておいて、いつ来るかわかりません。ここを通るかわかりませんじゃ通じないと思うんですけれども、その辺はどう考えているんですか。 ◎道路部長 確かに、その辺については早く計画を立てたいわけなんですけれども、最終的なモノレールのルートがここで確定すれば、それからどんどんこの先の3・3・36号線ももうできてきているわけですから、そちらもある。あとは原町田の3・4・11号線、こちらも考えておりますので、それが確定すれば一気に進めていくような形になろうかと思うんですけれども、ただ、今の現状においては、あくまでモノレールがここに入ってくるという、それが確定してからの話になるのかなということで、現状では予算をのっけているんですが、まずはモノレールの線形がここに来るというのが、その確定を見たいというのが現状でございます。 ◆藤田 委員 ということは、今回予備設計をとりあえずしておいて、22メートルでやっておくだけということなんですか。さっき尾根緑道の件も、あそこは重要ですよね。あそこは上を通すのか、やるとか、そういう具体的なことに入っていく、いよいよいろいろ設計とか、そういうので調査とかを進めていると思うんですけれども、22メートルも含めて来ることを想定して、これから設計をしていくということだと思うんですけれども、ここまで来たら、来なかったらそれが無駄になるという話じゃないと思うんです。なかなか決定というふうに公に言えない部分はあると思うんですけれども、じゃ、今回この予備設計というのは、どこまでどういう形で設計してくるんですか。さっきの尾根緑道のところも含めて、今回、どこまで出そうとされているんですか。 ◎道路整備課長 まず、3・4・20号線の道路に関しまして、2015年度に、そのとき既に、あくまでも町田市が考えるということで、本当にざっくりとした設計ですけれども、こういう線形がいいのではないかという線計自体は考えておりまして、予備設計というものを行っております。  今回の計上させていただいたものは、ルートの正式決定を受けて、改めて2015年度に行いました予備設計の何か修正とか、あとは、正式決定を受けて追加できる部分があるということであればやっていくというふうに考えております。 ◆藤田 委員 既にやっていた設計というのは、この道路に沿った形で、緑道の部分も含めて設計されているということですか。 ◎道路整備課長 2015年度に行いました設計は、こちらの線、若干北側の部分に関しましては、どこに今度新しい都市計画線が入るかというのがまだ決まっておりませんので、こちらには書いてございませんけれども、尾根緑道の部分に関しましては、モノレールがどこを通るということはまだ検討できておりませんけれども、あくまでも道路の線形というものは2015年度のときに考えております。 ◆藤田 委員 そうしたら、2016年のときにどんな設計がされているのか、どんなルートが考えられているのか。  それと、今回予備設計でどこまで出して線形が図られるのかというのは、見せていただくことは可能ですか。今回予備設計で出した結果というものは、いつごろ見せられますか。 ◎道路整備課長 2015年度に行いました予備設計の、あくまでも町田市が考えるというところになってきてしまいますけれども、そちらに関しましては、お見せすることは可能だと思います。 ◆藤田 委員 最後にしますけれども、ここの予算を今回モノレール推進費としても関連づけで出してきているというところも含めて、ここの桜台通り、その先、できているところもあるし、本当にモノレールが実際に入ってくると想定するとなると、ここは非常に重要な道路なんです。桜台通りは、どこまでつなげてくるかも含めて。だから今回予算に出してきていると思うんです。  それがとりあえず予備設計まで行くけれども、その後のことは来るかどうかわからないとか、その先じゃなければ予備設計もどうなるかわからないとかという形で示されてしまうと、これからモノレール路線等も含めて、今回の多摩都市モノレールの推進費と関連づけてここを出してきたというのが僕は非常に重要に捉えていまして、いよいよしっかり出してきたんだというところなんですけれども、今回予算獲得してまで都市づくり部と連携して出した意義がわからなくなってきちゃうんですよ。  だから、そういう意味で言うと、少なくともモノレール路線が全体的につながってきますけれども、2032年、2035年も含めて、ある程度ここの予備設計をしたものをどうやって生かしていくかという落とし込みとかをしていかないと、ざくっとしたのでいいので、少なくとも何年後ぐらいにはモノレール路線で決まったら整備をしていくとか、それに合わせて今予備設計をしているとかというふうに出してこないと、とりあえず出しましたということじゃないと思うんですけれども、最後にそこだけお伺いしたいと思います。 ◎道路部長 このモノレールの関係なんですけれども、今いろいろ展開しているわけです。動いているわけです。これに合わせるというよりも、うちのほうで行う事業につきましては先立って、モノレールの線形が決まってくるのは当然あるんですが、それに先行して設計をして道路線形を決めていくという位置づけでやっていきたいと思っています。  あと、工期というか、全体的な今後の工程なんですけれども、こちらも今都市づくり部とは詰めているんですが、今後また具体的に詰めて進めていって、一応の計画は立てていきたいとは思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって道路部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後5時47分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時50分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第55号議案(下水道部所管部分) ○委員長 第55号議案を議題といたします。  本案のうち、下水道部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、下水道部が所管する予算についてご説明申し上げます。  歳入につきましては、補正はありませんので、歳出のみご説明いたします。  「6月補正予算概要」の139ページをごらんください。  一般会計の下水道部予算でございます。  下段の表、下水道部予算(一般会計)財源内訳をごらんください。  職員人件費及び予備費を除いた金額ではありますが、1,341万3,000円を補正し、予算の総額を21億4,610万5,000円とするものでございます。  141ページをごらんください。  下水道事業会計繰出金1,341万3,000円の増額につきましては、下水道事業会計を健全に経営するため、経費区分に基づき、一般会計から下水道事業会計へ繰り出している費用でございます。  2018年3月からの公共工事設計労務単価の引き上げに伴い、不足する歳出予算の充当財源として、雨水処理に要する経費等に対して、一般会計から下水道事業会計へ繰り出す経費でございます。  補正予算書では、20ページに掲載されております。  以上が一般会計予算のうち下水道部所管分の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって下水道部所管部分の質疑を終結いたします。 △第56号議案 ○委員長 第56号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第56号議案 平成30年度(2018年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  補正予算書の30、31ページをごらんください。  第1表、歳入歳出予算補正についてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出をそれぞれ1,341万3,000円増額し、総額112億3,575万9,000円とするものでございます。  まず、歳入についてご説明申し上げます。  36ページをごらんください。  歳入予算につきましては、2018年3月からの公共工事設計労務単価の引き上げに伴い、不足する歳出予算の充当財源として計上するものでございます。  第6款、繰入金1,341万3,000円の増額につきましては、一般会計からの繰入金の増額によるものでございます。  歳入につきましては以上でございます。  次に、歳出について「6月補正予算概要」を使いご説明いたします。  下水道部予算のポイントでございます。  「6月補正予算概要」の138ページをごらんください。  予算編成につきましては、2018年3月から公共工事設計労務単価が上昇していることにより、労務単価の上昇を反映するものであります。  140ページをごらんください。  中段の表、下水道部予算(特別会計)の財源内訳をごらんください。  職員人件費及び予備費を除いた金額ではありますが、歳入歳出をそれぞれ1,341万3,000円増額し、総額103億8,887万8,000円とするものでございます。  142ページをごらんください。  1-2、管渠費1,341万3,000円につきましては、汚水・雨水管の維持に関することといたしまして、下水道施設を維持するために、管路施設維持管理業務委託や清掃業務委託を実施します。公共工事設計労務単価の引き上げに伴い、不足する予算について計上するものでございます。  補正予算書では、38ページに掲載されております。  2-1、公債費につきましては、金額の増減はございませんが、下水道使用料充当事業の増額補正に伴い、財源の構成を変更するものでございます。  補正予算書では、38ページに掲載されております。  以上が町田市下水道事業会計予算の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第56号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第56号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △行政報告(浄化槽維持管理費補助金の申請手続きの変更について) ○委員長 行政報告、浄化槽維持管理費補助金の申請手続きの変更についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 本件の行政報告につきましては、下水道部次長から報告を申し上げます。 ◎下水道部次長 それでは、浄化槽維持管理費補助金の申請手続きの変更についてご説明します。  お手元のタブレットの常任委員会6月20日、45下水道部、行政報告で今の件名のところをごらんください。  19分の1から19分の19までになります。  では、まず19分の1と2を説明し、19分の3以降については後ほどごらんいただければと思っております。
     まず、浄化槽の維持管理補助制度については2017年度から施行していました。前回の質疑、それから当委員会にてもう少し簡略化できないかというご意見もいただいたところで、早急に精査をしてまいりました。  私どもとしては、通常の申請手続というものですので申請主義というのを重んじていたんですが、結果、申請率が、該当の約40%の申請がいただいたということで、残り60%がいただけなかったという反省点もあります。  そこで考え方を変えまして、市民が、使っている方が申請しやすい形に直すべきだということで視点を変えまして、申請主義とか、そういうかたいことではなくて、住民のほうで出しやすいということで精査した結果、実は、今年度からの施行になりましたので、皆さん、地権者の方には5月28日に、もう該当者の皆さんにお配りしているので、申しわけないです。通常であれば事前にお話をして、ご報告をして、市民の方にということですが、早急性を要することでしたので、きょうは事後報告ということでさせていただきますので、よろしくお願いします。  変更の目的ですが、浄化槽清掃、保守点検、それから、法定検査の全ての実施を補助要件とする浄化槽維持管理費補助金制度について、より利用しやすい制度を目指すということになります。  主な概要につきましては、いろいろ書いてありますが、表をごらんください。  従前、昨年度、2017年度、19分の1の資料になります。そこでまず清掃と保守点検と法定検査等がありまして、変更前につきましては領収書、委託契約書、点検記録票など、全てコピーをしていただいて提出していただくということになっておりましたが、変更後については、ごらんのとおり、清掃と法定検査については、後日になりますが、私どものほうに情報が直接清掃会社、それから法的検査機関から出すということで、そちらのほうでチェックをするということで変えました。  ただ、保守点検業者については現在59社の登録がありまして、そこの統一がまだ図られておりませんので、これについては、まことに申しわけございません。改善できればよかったんですが、今のところ、点検記録票、これはご自分で3年間保管しなきゃいけないものですが、それとあと領収書、これについてだけコピーをいただくような形にせざるを得ない状況にあります。  19分の2をごらんください。  申請書のほうで、手書きで書くところがございます。今までは実施年月日ということで入れさせていただいたんですが、結果の話で、1年間やってみてですが、日付がなかなか、正確な日付が入らないのでやりとりが出てきてしまうので、ただ、書かないわけにもいきませんので実施月のみ記入ということ、それから、保守点検実施の年月日については、今まで約4回ですが、実施年月日を入れるということですが、これについては契約書等で確認が後ほどできますので、記入不要ということにさせていただいております。  それから19分の2の3番目、申請時期については、私どもは年度で処理をしなきゃいけないということがございましたので、2月末までにその手続の申請書をいただいて、1カ月、私どものほうでそれのチェックをして、皆さんにお支払いをする手続、皆さんのご自宅に現金が入る――銀行振り込みですけれども、そういう制度で、1カ月間事務日をとっていたんですが、当然ぎりぎりになる方もいらっしゃいますので、これについては完了後、3月の末日まで、ですから、年度の最後までに申請をしていただけるようということにさせていただきました。  スケジュールにつきましては、もう事後になりますが、2018年4月1日にこれを変更するということで、5月の今下旬ということで、5月28日、19の3にそれの案内文がございます。2019年3月31日、当日消印有効とさせていただきました。最終的に皆様の、対象者の口座へ補助金の振り込みができるのが5月完了というスケジュールに変えさせていただきました。  先ほどからお話ししているとおり、19分の3については、案内文、それから、皆さんにはタブレットでご紹介していますが、19分の4以降については、こういう形で制度も変わりましたということで書いた形で皆さんにPRをさせていただいたと。  当然これで問い合わせも来ますので、それについては、変わった、前年度よりも簡略化されたということと、皆さんにぜひやっていただきたいということを私どもとして積極的にPRして、先ほどご説明したとおり、今40%の申請しかありませんので、それが100%になるように努力したいと思います。  以上、行政報告を終わります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後6時2分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時22分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第55号議案(環境資源部所管部分) ○委員長 第55号議案を議題といたします。  本案のうち、環境資源部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 それでは、第55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、環境資源部所管分をご説明申し上げます。  補正予算書7ページをお開きください。  第3表、地方債補正です。  下段、変更の表の上から2段目、資源化施設整備事業が環境資源部所管分です。限度額を7億500万円から8億4,000万円に変更するものです。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げます。  補正予算書14ページをお開きください。  第21款、市債、第1項、市債、第3目、衛生債、第1節、廃棄物処理施設整備事業債1億3,500万円は、相原地区資源ごみ処理施設の用地購入費の財源として借り入れるものです。  歳入につきましては以上です。  続きまして、歳出を「6月補正予算概要」を使いご説明いたします。  「6月補正予算概要」の100ページをごらんください。  環境資源部の予算のポイントを記載しております。  次に、101ページをごらんください。  環境資源部の予算総括表です。  環境・自然共生費と循環型施設整備費を合わせて、事業費ベースで4億5,383万9,000円を増額しています。  次の102ページは、事業別支出科目一覧です。  大事業名ごとに支出科目を記載しています。  それでは、事業ごとに予算の内容をご説明いたします。  103ページをごらんください。  共生推進事業費2,200万円は、燃料電池自動車の普及に向け、水素ステーションを設置する事業者に対する補助金です。  次に、104ページをごらんください。  資源化施設整備費4億3,183万9,000円は、相原地区の資源ごみ処理施設、(仮称)大戸広場、(仮称)蓮田公園の用地取得に向けた経費です。  主な事業費の内訳は、物件等補償料2億3,655万2,000円、用地購入費1億8,000万円、不動産鑑定・評価委託料918万8,000円などとなっています。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 103ページで1点だけお聞かせください。新たに市内に水素ステーションを誘致されますけれども、場所はどこに誘致されるのでしょうか。その内容をお聞かせください。 ◎環境・自然共生課長 場所でございますが、水素を設置する事業者のほうで地権者と交渉中ということで、南地区のほうで今交渉を進めております。まだ契約まで行っていなくて、5割ぐらい、地権者と水素を営業する事業者と話をしておりまして、まだ最終段階に入っておりませんので、大変申しわけないんですが、一応南地区ということでご理解いただきたいと思います。  それと、内容につきましては、水素ステーションについては2種類ございます。定置式というガソリンスタンドのようなものと、あと移動式水素ステーションといいまして、水素を積んだトレーラーがある一定の場所に来て、それで水素を車に充填する移動式と2種類ございまして、今、町田市のほうで設置を考えているのは、定置式のガソリンスタンドのような水素ステーションを検討しております。 ◆松岡 委員 最後に1点だけ、この予算が組まれていますけれども、どれぐらいか年数とかを見込んでいらっしゃるんですか。ステーションの年数。 ◎環境・自然共生課長 年数というのは、補助の年数、それとも……。 ◆松岡 委員 それ自体の……。 ◎環境・自然共生課長 水素ステーションを行う年数ですか。年数につきましては、地権者の土地をお借りして行いますので、普通の借地ということで30年を予定しております。 ◆松岡 委員 わかりました。ありがとうございます。 ◆山下 委員 今の水素ステーションの件でちょっと確認したいんですけれども、市が設置するんですか。 ◎環境・自然共生課長 設置につきましては、水素を行う事業者が設置をいたします。それで、今回計上させていただいている2,200万円は、その事業者に対しての補助ということでございます。 ◆山下 委員 そうすると、事業費としては事業者のほうが全体としては持っているわけでございまして、水素ステーションで言えば、補助金というのはいろんなものがあるかと思うんですけれども、そういったものを事業者が活用して、うちのほうはそこに補助を出すということなわけですか。 ◎環境・自然共生課長 事業者に対して、国のほうの、経産省からの補助金、あと東京都の補助金、それと市の補助金ということで、あと持ち出しは当然事業者のほうでもありますけれども、その補助を利用して水素ステーションを設置するということでございます。 ◆山下 委員 そうすると、これは、そういう事業者に対する補助金ということで、町田市が、例えばこれを活用して何か全体としての水素車両をふやすとか、そういう目的もあるのかもしれないですけれども、事業者に対する支援という角度が強いということなわけですか。 ◎環境・自然共生課長 事業者が水素ステーションを設置して、特に町田市においては、今、燃料電池自動車が1台ございますけれども、将来的にはふやしていきたいということも考えております。  それと、町田市が水素を入れに行くのと、あと民間、一般の方でもFCV、燃料電池自動車をお持ちの方が入れに行っていただけるということもございます。  それと、水素ステーション、今、定置式のスタンドみたいなものは、横浜市のズーラシアのそばに1カ所と、あと八王子市の高倉町に1カ所ございます。ちょうど横浜市と八王子市の中間ということで、事業者のほうも町田市に設置をしたいということで、今一生懸命動いているという段階でございます。 ◆山下 委員 わかりました。  続いて45ページ、まず、資源ごみ処理施設の整備のことについてなんですけれども、特に上小山田ですけれども、私も、いろんな要望が出ている中で、ざっくり言うと、もとに戻っちゃいますけれどもともと農と緑のまちづくりということを、1つのエリアで言えばされてきたところに対して、これを設置するということになるので、根本的にまちづくりをしてくれないと、これは進まないんじゃないかと私は認識したんです。  そういう点で、担当部のほうはどう考えているのかと確認をしたいんです。1つ1つの要望は、当然これは対応していかなきゃいけないんだと思うんですけれども、何かきちんとしたまちづくりとして考えないと、恐らくこれは、役所の手続自体も、環境行政という面からすれば、ほかにハードルになるようなものも出てくるんじゃないでしょうか。  例えば、そういう開発をしていくということにもつながっていきますので、そういう意味での、うちのほうの見解をどのように考えているのか確認したいんです。  1つは、住民側のまちづくりということもありますし、あとは、そういう開発をしていくに当たっての、特に都市計画上のまちづくりという話になるかと思うんですけれども、そういう意味でのハードルというものがどういう状態にあるのか確認をさせていただきたいんです。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 今、上小山田地区資源ごみ処理施設を検討しております上小山田地区のまちづくりに関してということでご指摘がありました。当初、こちらの施設の候補地を検討するに当たりましては、周辺まちづくりに配慮して、もともと田中谷戸街づくり協議会というところが道路整備とあわせたまちづくりを検討していたエリア、また、北部丘陵のアクションプラン等、整備基本計画の中でも今委員のおっしゃったように、農と緑のまちづくりという観点のあるまちづくりのエリアになっております。そちらとの整合をとって施設整備についても検討していこうということで、建設候補地の選定をしております。  現在も上小山田地区、うちの施設の検討しているエリアにつきましては、周辺で多くの整備、事業が計画されておりますので、庁内でも上小山田地区については都市計画的なところも含めて調整を行いながら整備を進めていく方向では進めております。 ◆山下 委員 例えば東京都の環境関係のそういう行政に対して、きちんとこういったものについて、手続上、進むというふうに市では考えていらっしゃるのかどうか確認をしたいんです。それは、言われたことを全部やれば進むと思うんですけれども、いろんな制約が出てくる中での話だと思いますので、それが具体化をされるようなものとして市は考えていらっしゃるのかどうか、あるいはそういうことについては全くハードルがないよということなのか。  三多摩で言えば、こういう調整区域に何かしようとしたときに、東京都側とのやりとりは相当皆さん苦労されているということを聞いてきて、実際そういうことに対しての対応の仕方についても、一律的ではないにしても、1つのきちんとしたロジックというか、そういったものも必要とされていると聞いているんですけれども、その点についてはどう市のほうで認識をされているのか確認をしたいんです。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 今お話がありました東京都との協議、今現在、うちの施設の計画そのものとしては、まだ直接的な協議には至っておりません。前段で道路整備のほうがかなり大規模な造成、自然環境への影響を伴う事業となりますので、こちらは多摩環境事務所と調整をしている段階です。  ただし、ご指摘のとおり、かなりいろいろなハードルはないとは言えない状況ですので、担当課のほうで随時調整を進めていると聞いております。 ◆山下 委員 ハードルがないといっても、かなりこれは、私自身の認識だと一番大きなハードルになるんじゃないかというふうに思っているわけです。それはなぜかといえば、ここは小田急多摩線の駅を誘致したいという地域にもなってくるわけなので、小田急多摩線で言えば一定の事業採算性が必要とされる、そのようなまちづくりをしないといけない地域でもあるわけですから、そうしたときに、事業採算性のそこの話から出発をすると、環境を維持した上での、今の緑というものを守った上での開発行為というものがどのように多摩の環境、そういう行政のほうと了解をもらえるところまでいけるのかということは、話としては似ているわけです。  ですから、そういう意味で、きちんと市としてここの調整区域なり、この緑地帯なりにどのように手を入れていくのかということについて、1つの一貫した考え方と、また、東京都の行政側との調整がないと物事は進まないんじゃないかという認識を持っているわけです。  ですから、その点についての説明も求めていきたいと思っているんですけれども、そういった点について、例えば都市づくり部ときちんと協議をした上で、そういうところに対してどういうアプローチをしていくのかということについて、きちんとした作業を今後していっていただきたいと考えているんですが、それについてはいかがでしょうか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 今、委員がおっしゃりましたとおり、上小山田地区につきましては、うちの資源ごみ処理施設を初め、あらゆる事業が重なってまいります。北部丘陵の上小山田地区については特に事業がふくそうしているところで、住民の皆様からも全体像が見えないというようなご指摘もいただいているところです。ですので、これからまた都市計画、また北部丘陵、道路整備課、また、環境資源部のほう、あわせて調整を進めてご報告できるような形で進めたいと思います。 ◆山下 委員 ある種、住民側は、これは一定の開発を求めているわけであって、そこについて言えば、ロジック的には、資源化施設を設置するということで言えば、これは住民側と市の同じ立場である部分もあるわけです。  そこでおのずと、どういった、今、まちづくり協議会とか、条例上のまちづくり協議会も今立ち上がっていますけれども、そういう人たちがどういうアドバイスを受ければまちづくりにつなげているのかというポイントになってくると思いますので、そこは、そういう公益的な立場を持っている環境資源部もしっかり調査をした上で臨んでいただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 ありがとうございます。施設だけではなく、周辺でいただいている要望も含めてうちの事業と考えておりますので、庁内で上手に調整をして進めさせていただきたいと思います。 ◆山下 委員 あと、蓮田の公園だけ、近いので。これは、なるべく手の込んだものじゃなくて、管理棟的なものをできるだけ早く、地元としては公園整備とともに望んでいるという声があったと思うんですけれども、そういう面もきちんとここに織り込まれているのかどうか確認したいんです。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 蓮田の整備に関しましては、当初いただいている要望とはかなり内容が異なってまいりまして、地元の方々は、本当に今、山下委員がおっしゃったようにシンプルな公園と管理棟等というお話をいただいておりますので、今回、委託契約を締結いたしまして、その旨、担当事業のほうにも伝えてあります。  また、これから地元の方々のご意見を酌み入れながら、早い段階で着手できるように調整を進めていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 今の資源化施設のほうで、後ほど行政報告もあると思いますけれども、上小山田に関しては、当初2020年、道路関係等も含めて、ここのところはこの前説明会を開いていただいて2027年になりましたけれども、7年延びたからということじゃなくて、当初、この施設に当たって、上小山田町内会を初めとして周辺から、いろんな市長と約束をした部分、そこのところは着実に進めていっていただければと思います。ちょっと長くなっちゃって、その報告とか、どこまでやったというのを落とし込まれていないという声も聞いていますので、改めて上小山田町内会と進めていただければと思っています。  上小山田のほうは道路の、579の関係でなんですが、もう1つの相原のほう、今回予算でこれだけ上がってきたということになって、この前説明会を開いて、具体的な予算も上がってきたということを捉えれば、2025年に延びたけれども、そこに向かって、違う理由がありましたけれども、順調に進み出したということで理解していいんですか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 相原地区につきましては2020年から2025年に延伸させていただいておりますが、こちらは上小山田地区とは違いまして、用地の買収を伴う理由になっております。こちらにつきましては、地権者との協議を引き続き誠意を持って進めさせていただいて、整い次第、すぐに動けるような状態でいけるようにということで、日々連絡調整をさせていただいておりますので、具体的に今、この前とどこがどう違ったというのはないんですけれども、すぐにでも動ける状態でということで予算をつけさせていただいております。 ◆藤田 委員 後ほど行政報告があるので、またと思うんですけれども、予算の中で、今回、具体的に周辺整備だとか、それは相原の中で周辺の皆さんからのご要望だとか、そういうので今回予算化されていると思うんですけれども、上小山田のほうも含めて分散化という部分があれば、相原のほうでうまくいってもらわないと、全体にやっぱり影響しちゃう部分がありまして、場合によっては、前回の委員会でもお話ししましたけれども、そこの土地がどうしても動かないということであれば別の土地の選択をするとか、そういったこともあるんですけれども、今お話、これだけ周辺の予算化もしてということであれば、ぎりぎりまでそっちの方向で、今の選定した場所で周りの環境を見ながら周辺の皆さんにご説明をしながら進めていくという、2025年にできるように進めていくという方向性で今回の予算化ということでよろしいのか、そこを確認させてください。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 今お話がありましたとおり、2025年に向けて地権者との協議を誠意を持って進めさせていただきます。  また、タイミングにつきましても、このまま10年、20年というお話が出てきてしまいますと、また違う話になりますし、大前提である分散化ということを忘れずに、またタイミングを見て、計画の見直しを行う際にはちゃんと説明をさせていただきたいと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(新たなごみの資源化施設について)
    ○委員長 行政報告、新たなごみの資源化施設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 本件につきましては、布施循環型施設整備課担当課長からご報告申し上げます。 ◎布施 循環型施設整備課担当課長 それでは、行政報告、新たなごみの資源化施設についてご説明させていただきます。  資料をごらんください。  毎回、議会のほうでご説明させていただいているんですけれども、今回も整備を進めています新たなごみの資源化施設について、2018年3月以降の進捗状況等を報告させていただきます。  まず、資源ごみ処理施設になります。  1、相原地区の状況です。  先ほどもお話がありましたように、事業に必要な用地の確保に関する協議や調整に時間を要しているため、施設稼働予定年を見直したことについて、5月26日の土曜日にゆくのき学園(武蔵岡中学校)にて、施設建設予定地周辺の皆様を対象に説明会を開催しました。  当日は、19名の方に参加いただき、いろいろなご質問、ご意見等をいただきました。内容に関しましては、先ほどもお話がありましたように、施設稼働が遅延することにつきましては、おおむねご理解をいただいているところであります。  続きまして、2番目、上小山田地区の状況になります。  今の相原地区と同様に、施設稼働予定年を見直したことにつきまして、5月27日日曜日に上小山田コミュニティセンターにて、施設建設予定地周辺の皆様を対象に説明会を開催いたしました。  こちらは、当日は、18名の方に参加いただきまして、また同様にいろいろご質問、ご意見等をいただいておりました中で、最後、施設稼働が遅延することにつきましては、おおむねご理解をいただいたところであります。  今後も、相原地区、上小山田地区同様に関連事業との調整を図りながら、地区連絡会と協働で事業を進める等、行っていきたいと思います。  続きまして、2番目、熱回収施設に関する内容です。  (1)地区連絡会での検討状況になります。  5月16日水曜日に第17回町田リサイクル文化センター周辺地区連絡会を開催しました。ここでは、施設の運転等に関して周辺地域と町田市とで締結を予定しております、仮称なんですけれども、環境保全協定等について協議を進めているところでございます。  また、次回の地区連絡会は8月9日の開催を予定しているところです。  続きまして、2番目、熱回収施設等の工事の進捗状況及び今後の予定についてです。  2017年7月に着手しました解体工事及び造成工事ですけれども、おおむね順調に進捗しており、2018年8月中旬からは第2期工事に着手します。  第2期工事は、工場棟、管理棟の建築工事、また、プラント設備工事になります。  2018年度は、工場棟の基礎くいの設置完了を予定しているというところです。  また、秋ごろには施工業者が工事見学会の開催を予定しており、工事現場の見学や新しい工場の基礎くいにイラストや寄せ書きをするようなイベントを行う計画を今考えておるところでございます。  また、6月下旬から延べ4回、建設に関します工事説明会を開催する予定です。  工事説明会の詳細、概要は、資料1、工事説明会のお知らせをごらんください。  また、この工事説明会でのご意見や質問につきましては、次回9月の建設常任委員会にてご報告させていただきたいと思います。  続きまして、3番目、工事に関する報告事項です。  まず1つ、熱回収施設等の工事に伴い必要となります新しい花の家にちょうど突き当たります丁字路のところの交差点の改良工事なんですけれども、こちらのほうの道路線形の協議が調ったということで、現在、リサイクル文化センターのほうに面していますのり面や、植栽となっている、左の写真のほうにあります、ちょっと小さいんですけれども、こちらのAで囲っているところ、Aエリアでの造成工事、またここに埋設されています配管等の切り回し工事が必要となってきましたので、こちらの事業敷地に隣接することが工程調整、安全確保等の観点から、本工事に追加工事として契約変更を行い、施工する予定です。  追加工事は2018年10月以降に着手して、おおむね3カ月程度の工期を予定しているところでございます。  続きまして、この下の写真の右のところになります。こちらのほうで、現在進めているところなんですけれども、造成工事を全体的に進めているんですが、そこの中で、写真のBエリア、Cエリアのところ、ここに大量の地中埋設物があり、搬出、処分をしながら現在工事を進めているところです。  搬出、処分にかかる費用につきましては、この第1期工事完了時に契約変更にて対応をしていきたいと思っているところです。  簡単にご説明させていただきますと、過去の経緯から、町田リサイクル文化センターや旧花の家建設時に埋め戻した擁壁や道路等が出ているというふうに推測されております。  この敷地内での仮置き場所が、現在ちょっと確保できない状態であるため、現在の工事の進捗に支障なく適切に処分する最善の方法としまして、市から施工業者に依頼して、産業廃棄物として現在搬出、処分を依頼する形で行っているところです。  今後は、この写真のところのちょっと左下、Dエリアの掘削時にも地中埋設物がある可能性があるということで、どのような埋設物がどの程度の量埋まっているか想定ができない状態ですので、こちらの地中埋設物に関しましては、発注時に想定していなかったところもありますので、処分に関する費用については市が負担することで予定しているところでございます。  書類に書いてあるところは以上なんですけれども、最後に少し補足説明をさせていただきたいと思います。  以上2点の工事に関する報告事項は熱回収施設等施設整備工事の契約金額の増額を伴う契約変更となる予定でありますので、この内容について簡単にご説明させていただきたいと思います。  旧管理棟の解体工事において、まず、昨年、2017年7月7日なんですけれども、アスベストの除去工事の追加が生じましたので、ここで1億3,981万6,800円の変更契約を締結しております。  この契約変更につきましては、平成29年、2017年の第3回町田市議会定例会において、地方自治法第180条第1項の規定に基づきまして専決処分したことを報告しております。  また、これから、10月なんですけれども、10月に着手予定の交差点の改良に伴う造成工事費につきましては、現在費用を積算中なんですけれども、およそ6,000万円程度の工事費になると想定しているところでございます。先に専決処分しました1億3,900万円と合算すると約1億8,000万円程度になると想定しているところです。  これらの金額は、地方自治法第180条第1項の規定により指定された委任専決事項の金額を超える変更契約となるため、議会の議決を要する契約となります。  このことから、今後、交差点改良工事に伴う増額の変更契約につきましては、9月議会において議案として提出する予定としております。  また、今説明しました地中埋設物の処理につきましても、今後も状況がはっきりし次第、報告をさせていただきたいと思っているところでございます。  以上、行政報告についてご説明いたしました。よろしくお願いします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆山下 委員 地中埋設物の見積もりの件なんですけれども、これは、埋設物自体のそういうことがあるかどうかわからない中で、ただ、工事業者のほうから言えば、もともとそこまで掘り下げるということで見積もりが出ていたわけですね。そうすると、今おっしゃったように、純然と処分費用ということなんですか、産業廃棄物になるので、処分費用としてかかってしまうと、そこがちょっと今までと違うところなんだということですか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 地中埋設物という表現をさせていただいていますが、当初、契約時にわかっている範囲は全て契約の中に取り込まれています。例えば、今まで使っていた管理棟に埋まっていた埋設物ですとか、花の家の地下にあった浄化槽の処理ですとか、それは全て含まれていたんですけれども、そこの今までうちが引き継いできた図面の中で想定できなかった、本来は処分されているべきだろうと思っていた、もともと花の家ができる前にあった駐車場の擁壁が出てきたりですとか、そのときに使われていた駐車場のアスファルト、道路みたいな形で出てきてしまったりですとか、事業者の費用の中に想定されていなかったようなものが出てきておりますので、そちらを処理、運搬する費用が産業廃棄物という形で処理させていただくに当たって必要ということで、計上させていただく予定になっています。 ◆山下 委員 ちなみに確認したいんですけれども、一般の土砂については産廃扱いにはなっていないわけですか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 建設発生土という形で受け入れが可能な土に関しましては、産業廃棄物ではなく、そちらの受け入れ業者のほうで引き取ってもらっております。 ◆松岡 委員 先ほど山下委員がおっしゃったように、地中埋設物が出ているということなんですけれども、例えば、これは毎日というか、トラックで何台分とか、そういう量はどんな感じなんですか。わかる範囲で教えていただければと思います。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 量的なものとしましては、今、ピーク時に160台の10トンダンプが、先ほど言いました建設発生土として搬出しているのに対しまして、立米的には1,000とか2,000とかの単位ですので、順番に産業廃棄物のほうの受け入れ先の了解が得られた段階で、またうちの立ち会いをできる段階で進めております。後日予定しておりますのは1日2台とか3台とかというレベルですので、全体のボリュームに対しては全く微量な台数になっております。 ◆松岡 委員 1日に2台、3台ということでしたけれども、きょう報告されるまで、どれぐらいの台数があったのでしょうか。今後予想されますか。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 ごめんなさい、今手元のほうに台数を全て明記したものは持っていないんですけれども、1日2台、3台というのが毎日続くものではなくて、ある一定の量がまとまった段階で、施設の中で工事に邪魔になった段階でまとめて出させていただいております。こちらにつきましては、また次回報告させていただく予定です。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後6時58分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第55号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。 ◆細野 委員 第55号議案のうち、建設常任委員会所管部分において反対の立場で討論を行います。  建設常任委員会所管部分の本予算には、老朽化した施設の更新のための予算など、一層推進していくべき予算も盛り込まれておりますが、しかし、その一方で、5ヵ年計画の中で100億円を超える予算が見込まれる3つのもりの整備予算が並行して盛り込まれています。  また、多摩都市モノレール整備をきっかけにして、町田駅周辺の再開発の事業なども、またこれから多額な財政投入を見込まれる予算も含まれています。  このような予算を生み出すために教育や福祉の予算が削減されたり、せっかくつくられた公園への校外学習などのバス借上料なども削減されているという状況では、こうした予算を最優先でつけられているという点で賛成できません。  以上をもって、反対といたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第55号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第55号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後7時2分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時3分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査の申し出を議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申し出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後7時4分 散会...