町田市議会 2017-09-29
平成29年 9月定例会(第3回)-09月29日-08号
平成29年 9月定例会(第3回)-09月29日-08号平成29年 9月定例会(第3回)
町田市議会会議録第25号
9月29日(金曜日)
出席議員(34名)
1 番 森 本 せ い や 2 番 田 中 の り こ
3 番 石 井 くにのり 4 番 お ぜ き 重 太 郎
5 番 白 川 哲 也 6 番 松 葉 ひ ろ み
7 番 渡 場 悟 視 8 番 (欠 番)
9 番 木 目 田 英 男 10 番 石 川 好 忠
11 番 渡 辺 厳 太 郎 12 番 松 岡 み ゆ き
13 番 佐 藤 和 彦 14 番 わ た べ 真 実
15 番 戸 塚 正 人 16 番 新 井 克 尚
17 番 山 下 て つ や 18 番 お く 栄 一
19 番 あ さ み 美 子 20 番 佐 々 木 智 子
21 番 (欠 番) 22 番 い わ せ 和 子
23 番 三 遊 亭 ら ん 丈 24 番 若 林 章 喜
25 番 河 辺 康 太 郎 26 番 谷 沢 和 夫
27 番 吉 田 つ と む 28 番 大 西 宣 也
第14
議員提出議案第10号 北朝鮮の
ミサイル発射および核実験に断固抗議をする決議
議員提出議案第11号 小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める意見書
議員提出議案第12号
受動喫煙防止対策を進めるために健康増進法の改正を求める意見書
議員提出議案第13号
核兵器禁止条約の承認を求める意見書
議員提出議案第14号 「働き方改革」法案廃案を求める意見書
議員提出議案第15号
国民健康保険の都道府県化にあたり被保険者の負担軽減等を求める意見書
第15 議員派遣について
第16 各
常任委員会の
特定事件継続調査申し出について
議 事 日 程 追 加 の 1
第 1 第 74号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)
議 事 日 程 追 加 の 2
【
総務常任委員会審査報告・質疑・表決】
第 1 第 74号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)
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会議に付した事件
日程第1から日程第16まで及び追加の1の日程第1並びに追加の2の日程第1
午前10時 開議
○議長(吉田つとむ) ただいまから本日の会議を開きます。
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―――――――◇――――――――
△日程第1
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――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。
16番 新井 克尚議員
17番 山下てつや議員
この際、事務局長に事務報告をさせます。
事務局長 古谷健司君。
◎事務局長(古谷健司) ご報告いたします。
本日、市長から、追加議案として第74号議案から第76号議案までの3件の送付を受けましたので、直ちに配付いたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 事務局長の報告は終わりました。
本日、開会前に
議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。
議会運営委員長 若林章喜議員。
〔
議会運営委員長若林章喜登壇〕
◎
議会運営委員長(若林章喜) 本日、開会前に
議会運営委員会を開催いたしましたので、協議の結果をご報告申し上げます。
まず、9月7日、
議会運営委員会より提出されました
委員会提出議案第3号 決算審査における意見に対する回答を求める決議につきましては、本日の議事日程第11として上程し、
提案理由説明の後、お諮りいたします。
次に、
議員提出議案につきましては、
提出締め切り日までに6件提出されております。これらの
議員提出議案の取り扱いにつきましては、申し合わせに従い、
提案理由説明及び委員会への付託を省略の上、即決をいたします。
また、9月27日に提出されました
議員提出議案第16号の取り扱いにつきましては、本日の議事日程第3として上程し、
提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、即決いたします。
次に、追加議案として第74号議案から第76号議案までの3件の送付がありましたので、協議いたしました結果、第74号議案につきましては、本日の議事日程第12の前に
追加議事日程として上程し、
提案理由説明の後、無通告による質疑を行い、委員会へ付託してまいります。
委員会は、本会議休憩中に委員会を開催といたします。
委員会終了後、本会議を再開し、表決を行ってまいります。
また、第75号議案につきましては本日の議事日程第12として、第76号議案につきましては本日の議事日程第13としてそれぞれ上程し、
提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、簡易表決による即決をいたします。
次に、請願の紹介の追加につきましては、本日の冒頭でお諮りいたします。
次に、議員派遣につきましては、本日の議事日程第15として上程し、簡易表決による即決をいたします。
次に、「議会だより」の編集につきましては、8ページ立てで10月30日に発行の予定であります。
なお、議会関心度の向上について、市内在住、在学の高校生との
意見交換会を開催することに決定いたしました。日時は11月11日土曜日午後2時から、場所は町田市役所第4委員会室にて行います。本件は、行政に関心を持ってもらえるよう、高校生の感じる身近な疑問など、幅広い観点から意見交換を行うものです。
以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ)
議会運営委員長の報告は終わりました。
学校教育部長より発言の申し出がありますので、この際、これを許します。
学校教育部長 北澤英明君。
◎
学校教育部長(北澤英明) 9月7日に松岡議員より質疑がございました第51号議案、
小学校就学援助費、
中学校就学援助費についての答弁の中で数値に誤りがありましたので、訂正させていただきます。
就学援助費の認定者数と受給率についてでございますが、2016年度の小学校の認定者数を3,099人、受給率を13.5%と申し上げましたが、正しくは2,951人と12.9%でございます。また、中学校の認定者数を1,959人、受給率を18.0%と申し上げましたが、正しくは1,873人と17.2%でございます。訂正しておわびいたします。
○議長(吉田つとむ) ただいま
学校教育部長より、お聞き及びのとおり発言の訂正がありましたので、議長はこれを許可いたします。
――
―――――――◇――――――――
△日程第2
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第2、請願の紹介の追加についてを議題といたします。
9月11日、わたべ真実議員から請願第7号の紹介を追加したいとの申し出がありました。
お諮りいたします。わたべ真実議員からの請願の紹介の
追加申し出を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってわたべ真実議員からの請願の紹介の
追加申し出を許可することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第3
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第3、
議員提出議案第16号を議題といたします。
本案について、提出者から、提案理由の説明を求めます。
23番
三遊亭らん丈議員。
〔23番三
遊亭らん丈登壇〕
◎23番(
三遊亭らん丈)
議員提出議案第16号 町田市市税条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明させていただきます。
本案は、現在実施している都市計画税の税率の軽減措置を延長することにより、納税者の税負担の軽減を図るものであります。
実際上の改正前は附則第18条で平成15年度から平成29年度としているものを改正後は附則第18条、平成15年度から平成32年度までとするものであります。
ご可決賜りますように、どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(吉田つとむ) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
議員提出議案第16号を採決いたします。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第4
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第4、請願第6号を議題といたします。
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議会運営委員会請願審査報告書
1.請願第 6号
議員定数削減をもとめる請願
請願者 町田市南大谷705-6-317
岩 田 仁 外351人
本委員会は、6月28日付託された
上記請願審査の結果、「不採択すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
平成29年(2017年)9月22日
議会運営委員長 若 林 章 喜
議長 吉 田 つ と む 様
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○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
議会運営委員長 若林章喜議員。
〔
議会運営委員長若林章喜登壇〕
◎
議会運営委員長(若林章喜) 第2回定例会において、当
議会運営委員会に付託されました請願第6号
議員定数削減をもとめる請願について、審査の結果が出ましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。
本件については、8月21日の当委員会において、参考人による意見陳述が行われました。参考人の意見陳述の要旨は次のとおりです。
今現実は34人である。34人になって、今現状どうなのか。何でもないのではないかと思う。それとも34人になって、今何か支障があるのか。十何年前に40人から36人になった。それからもう十何年たっているが、削減の件について議会で話が出て、16対17で負けたというような話も聞いた。私は単純に何でこんなことができないのかと思った。今は少子・高齢化の時代で、定数是正は当たり前の時代である。もう時代が違い、今は人口が減っている。もちろん収入も減ってくると思う。優秀な人はこの中に大勢いるのに、何でそんなことができないのか。結局、身を削るようなことはできないのか。そうすれば市民も市や
市議会議員に対して興味を持つと思うので、そういうことをやるべきだと思う。また、市民がもっと
市議会議員に対して興味を持ってもらう、これが一番大事だと思う。それには何かパンチがなければ興味を持つわけがない。何がパンチかといったら、それは
市議会議員がみんなで考えてもらうよりしようがないが、私は、みんながパンチある
市議会議員であってもらいたい。いつもきびきびして、勉強もしてもらいたい。やっぱりそういうことをやらないとだめである。はたから見ても、
市議会議員というのは一生懸命勉強をやってくれるなと。みんなのためになってくれるなと、私はそう思うとのことでした。
これに対して、委員より、請願書で国会議員の定数の推移を示していただいているが、国会の場合だと、1票の格差や、参議院の場合だと、都道府県の代表としてという議論がある。根拠として国会議員の定数を出されているが、地方議会の定数についての見解を教えていただきたいとの質疑がありました。参考人の説明によれば、国会については、余りにでか過ぎて余り興味はない。私は、一切任せている。だから、あえて気にならないけれども、
市議会議員は身近だから大変興味がある。一番きょう言いたかったのは、2人の削減の問題である。今現実は34人でやっているのだから、34人でできないことはないと思う。現実に問題は何も起こっていないのだから、それをまたふやすことは何もないのではないか。2月の選挙はそれでやるべきだと思うとのことでした。
これに対して、委員より、地方議会の定数の適正について実際に方程式があるわけでもないが、2名いないから34名という議論なのか。それとも何か定数的にこれぐらいが適正なのではないかと参考人のほうで考えているものはあるかとの質疑がありました。参考人の説明によれば、現実に40人から36人にしてもやれているのだから、それが適正なのか、また、34人にしたほうが適正かということになると、私にははっきりわからない。
市議会議員がみんなでやったときに16対17で現実に負けているわけで、みんなは36人でいいと思っている。だが、やっぱり今の状態、もう少子・高齢化の時代にそんなことでいいのか、その辺が一番気になるとのことでした。
次に、委員より、有識者を呼んで議員定数が一体何人がいいのか客観的に協議して答申をする、そういった組織をつくった例を聞いたことがあるが、そういったものをつくることに対してどのように考えるかとの質疑がありました。参考人の説明によれば、適正な数について議論してみても、なかなか難しいと思う。ただ、今現実は34人でやっているのだからできるのではないかとのことでした。
次に、委員より、請願が出された時期が2人の議員がやめてからすぐであったが、参考人が話した何もないということの裏づけとなる期間は、この期間で十分かとの質疑がありました。参考人の説明によれば、1月になったらおかしくなってしまったというのなら話は別だが、そんなことはあり得ないと思うので、大丈夫であると思うとのことでした。
次に、委員より、しっかりと期間を持って検証して、議会として結果を出すのも流れとしては重要だと思うが、どうかとの質疑がありました。参考人の説明によれば、どのぐらいが適当かということ、その辺が一番問題だけれども、少子・高齢化の時代になったのだから、削減したほうがいいのではないかと単純に言っている。単純なことが一番大事で、一般的に感じているのは、みんな単純なことを考えているのだから。2月の選挙には34人でできればと思っているとのことでした。
次に、委員より、町田市は市長だけが運営しているのではなく、市長と議会が両輪になって意見を交わして前に進めてきている。それは、定数が多い少ないということでないと思うが、議会の役割をどのように考えているのかとの質疑がありました。参考人の説明によれば、市長が暴走しないように
市議会議員が見張るというような感じではないかと理解しているとのことでした。
次に、委員より、町田市は5カ町村が合併して1つの市になっている。例えば5カ町村で各何人とか、もっと減らすといった考え方もあると思うが、そういった考え方についてはどう考えるかとの質疑がありました。参考人の説明によれば、今、何人、人間を減らすかについて議論したってしようがないと思う。中にはもっと少ないところもあるだろうけれども、大体が三十四、五人でやっているわけで、決して町田市が特別多いという気はない。現実問題、5人も少ないときもあったし、今は2人いないで現実やってきている。私は、できるのだから、それでやるべきではないかと思っているとのことでした。
これに対して、委員より、議員数が減ることによって、逆に、地域の細やかな意見を反映できなくなるのではないかという考え方も耳にしたことがあるが、そういった考えについてはどのように考えるかとの質疑がありました。参考人の説明によれば、議員の中には一生懸命地域を回ったり、朝、話したりする人もいるという話を聞くが、一般的に、大勢の議員の中で、みんながそうではない。一生懸命やっていない人が同じ給料をもらっているのは、はたから見ていると大変矛盾である。現実問題は、やっていないということは、それでできているわけである。なぜなら、またその人は受かるのだから。そういう意味では、やっぱり議員定数というのは難しいとのことでした。
次に、委員より、今回、2人欠員になったところは鶴川だが、鶴川は10人から2人減って8人になった。具体的にやっていけるじゃないかという提案については、否めない部分もあるが、2人欠員になったことで、2人に市民相談をしたい、2人に要望を出したいという市民が私のほうに来ており、かなり負担感がある。もう少しじっくり検証しつつ、本当に実態の人口に合わせたもの、または5カ町村に合わせたときにどういう状態になっているかという、この根拠というものを客観的に出した上で、それから積み上げていかないと厳しいと感じるが、どうかとの質疑がありました。参考人の説明によれば、検証期間を待つと6年後になってしまう。実際に皆さんがその前に16対17でやったときには現実にそういうことがあるのだから、そのときから検証していいわけで、別に今言っている時期じゃなくて、その前から検証したらどうなのかと思うとのことでした。
次に、委員より、議会として、今多様な意見がある中で客観的な基準をつけて意見を合意させて決めていかなくてはいけないという観点があるが、そういったところの意見を形成させる前に、この請願に基づいて、2人減ったから、そのまま2人減らすのがいいというところが主眼なのかとの質疑がありました。参考人の説明によれば、1人1人見て、あの人はやっていないと思っても、やっているかもしれないのだから、わからないので、現実問題はなかなか難しい。しかし、一般論からいって、やっていると思っている人とやっていない人というのはいると思う。だから、一般論で見ていったら34人でもできるのではないかと思っているとのことでした。
これに対して、委員より、会社経営でも、すぐにやっていく部分と、しっかり考えてやっていく部分があると思うが、こういう人の判断というのは、今やるべきだからどんとやるという必要も当然あると思うし、片やしっかり考えてじっくりやっていくところもあると思う。この点というのは、じっくり考えていくというよりも一点突破で今だからやるべきだというところなのかとの質疑がありました。参考人の説明によれば、こういうのは、そういうときに捉えないとできない。やったのがいいか悪いかというのは後の結果だけれども、わからない。だけれども、今がチャンスだと思っているとのことでした。
参考人の意見陳述を行った後、委員から、企業経営に関して、スピード感を持ってと、じっくり時間をかけてという議論があるが、議会の運営についても同じことが言える。議員の身分に関してはじっくりと、かなり議論を深めたほうがいいという意見が出されました。
質疑終結後、反対の立場から、議員定数の削減は、
市議会議員が市民の切実な要求の実現や、困難を抱える市民に寄り添い、解決のために力を発揮する機会を縮小するものであり、議会制民主主義の根幹と市議会の役割を壊すものだと考える。市民の声がますます届きにくくなると考える。町田市の人口は、微増だが、まだふえ続けている。削減することは地方自治体の本来の役割を大きく後退させるものであり、市民とより密接な議会を築いていく上でも削減は間違っていると考える。よって、本請願には反対するとの反対討論がありました。
次に、反対の立場から、議員定数の削減について反対するわけでもないし、議会のあり方についての議論は常に必要であるという認識も確かである。ただ、請願文言と意見陳述人とのそごもあり、また、拙速な議論、拙速な結論を出すことは得策ではないという考えから、反対するとの反対討論がありました。
討論終結後、採決の結果、請願第6号については、賛成少数をもって不採択すべきものと決しました。
以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
請願第6号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本件は不採択と決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第5
△日程第6
――
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○議長(吉田つとむ) 日程第5、第56号議案外議案2件、認定1件及び日程第6、
総務常任委員会継続審査申し出についてを一括議題といたします。
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総務
常任委員会議案審査報告書
1.第 56号議案 町田市
個人情報保護条例の一部を改正する条例
1.第 57号議案 町田市市税条例の一部を改正する条例
1.第 51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
1.認定第 1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定について
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
記
次の意見は、全員一致をもって可決したものである。
1 一般会計
(歳出)
総務費
(1)電力自由化に伴い、契約の見直しや自然エネルギーを供給源としたエネルギー利用を促進しながらLED化なども合わせて公共施設の光熱費削減に努められたい。
(2)公共工事等の市内事業者の受注率を高めるとともに、市内の雇用拡大につながっているか検証されたい。
(3)土木・建設業者の工事発注に関して、町田市が実施する防災訓練や、風水雪害の復旧作業に積極的に参加する市内業者に加点されるよう図られたい。
(4)入札参加者の選定に係る市内事業者及び準市内事業者の取り組み基準を定め、営業実態のない市内事業者・準市内事業者の参入を防ぎ、本来の意味での市内の経済循環や市内業者の育成に努められたい。
(5)職場の働きやすさ、人材育成においては、正規職員のみならず嘱託員等の状況をしっかりと把握し、多様な働き手にとってもワーク・ライフ・バランス等に考慮した、より効果的で充実した人材育成施策に一層努められたい。
(6)広報活動については、メディアで取り上げられた内容をHPやSNSと連動させるなど、より一層の効率的な発信をされたい。
(7)オペレータの完結率については、より一層向上に取り組まれたい。また、完結率については全庁的に必要性を周知されたい。
(8)総合案内のサービスについては、目標を高く設定し、更なる市民満足度の向上に努められたい。
(9)決算の分析にあたり、経常収支比率については、臨時財政対策債を加えない比率で近隣市・同類型・同等市との比較をされたい。
(10)個別の事業目的に使途をうたった「ふるさと納税」に関しては、その収支のバランスを図られたい。
(11)
公共施設再編計画については、短期実行計画の対象となっている直営43施設も含めて市民と丁寧な合意形成を基本にすすめられたい。
(12)業務改革・改善の取り組みについては、横のつながりが重要である。今後も継続してファシリテーターの育成をされたい。
(13)市税等の滞納者に対する公債権対策については、丁寧な納税相談を基本に、滞納理由などを十分聴取した上で、生活再建や分納、減免情報を提供されたい。
労働費
(14)技能功労者表彰については、技術者にも事業者にとってもより魅力的な制度になるよう、また受賞者本位の会となるよう改善を図られたい。
農林費
(15)農地あっせん事業で新規に貸し出せる農地が少なくなっているとの事、遊休農地解消と耕作者が働きやすい環境づくりに向けて努力されたい。
(16)「町田市学校給食食材供給事業」については対象を「中学校」にも広げ、地場農産物を給食食材として供給し、市内農業の振興に努められたい。
(17)農地・農道整備に水路整備を加え、要望対応はもとより、「町田市北部丘陵活性化計画アクションプラン」などで市も主体的に計画、整備を促せられたい。
商工費
(18)創業支援については、女性・シニア創業の目標を定め、町田市の特徴として推進されたい。
(19)新・元気を出せ商店街事業補助金については、明白に商店街の発展につながる事業内容に転換されたい。
(20)中小企業融資の利子補給については、創業支援の観点をとり入れ対象企業の拡大に努められたい。
(21)観光案内については、市外来訪者や外国人観光客にとって、町田の魅力が伝わり、かつ相談しやすいよう、駅前での案内方法により工夫されたい。
(22)観光コンベンション協会への補助金のあり方を精査し、事業ごとの評価、検証を行うように努められたい。
(23)小野路宿里山交流館の貸し室等については、市民への周知を図り、利用促進をすすめられたい。
(24)観光バス発着所の案内看板については、利用者本位で早々に作成されたい。
次の意見は、賛成多数をもって可決したものである。
1 一般会計
(歳出)
総務費
(25)職員定数については、他の類似自治体とのベンチマーキングをすすめながら、業務改善と量の平準化を図り、時間外勤務時間をへらすための職員配置と職員の増員に努められたい。
商工費
(26)観光事業費のWi-Fi設置については、民間事業者と町田市の配線エリアのすみ分けを行い、委託費(予算)の縮減に努められたい。
平成29年(2017年)9月15日
総務常任委員長 松 岡 み ゆ き
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
総務
常任委員会継続審査申出書
本委員会は、会議規則第111条の規定により下記のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので申し出ます。
記
1.請願第 8号 市民生活に根ざした「
公共施設再編計画」の策定を求める請願
理由 文言の整理を必要とするため。
平成29年(2017年)9月15日
総務常任委員長 松 岡 み ゆ き
議長 吉 田 つ と む 様
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○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務常任委員長 松岡みゆき議員。
〔総務常任委員長松岡みゆき登壇〕
◎総務常任委員長(松岡みゆき) 今期定例会において、当総務
常任委員会に付託された議案3件、認定1件につきまして、9月8日、11日及び15日に審査を行いましたので、その経過の概要及び結果についてご報告申し上げます。
まず、第56号議案 町田市
個人情報保護条例の一部を改正する条例については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第57号議案 町田市市税条例の一部を改正する条例について申し上げます。
まず、委員より、国の地方税法の改正に伴い4つの改正が同時に出てきた理由があるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、消費税の10%の導入に伴い消費税の関連の税制が改正されたとのことでした。
次に、委員より、住宅ローン控除の適用期限の2年延長というのは、消費税が導入されるまでの2年限定ということかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回は2年の延長ということで規定しているとのことでした。
次に、委員より、自動車取得税が軽自動車の種別割へと変更され、新たな軽自動車税の環境性能割が市税に導入されるが、軽自動車税のグリーン化特例はなくなり、新たな環境性能割に2019年からなるのか。環境性能割とグリーン化特例では軽減が大分違うのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、自動車取得税が廃止されて、かわりに環境性能割が導入されたものである。それから、これまでのグリーン化特例については、課税の対象者の率の変更があり、若干厳しくなって、そのまま継続するとのことでした。
次に、委員より、法人市民税、法人税割の税率を引き下げることで、法人は楽になるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回の税制の内容については、市民税割と都民税割、合わせて5.9%引き下げられているが、これは国税である地方法人税の税率が上がって国のほうで課税をして、それを各自治体に交付金として割り振るもので、法人自体の負担について変化はないとのことでした。
次に、委員より、法人税割の減税分は地方交付税の財源として充てられるとの説明があったが、国の税制改革の中で、できるだけ財源をつくるというその1つかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回の税制改正は、1つは2019年10月1日に改定される消費税の税源の配分の措置、もう1つは地方と都市の税源の配分である。国税である地方法人税が地方交付税の原資となり、都市部の税源を結果として一部地方に回すというような形で税源の偏重を直すということが国のほうでは大きな目的となっているとのことでした。
質疑終結後、反対の立場から、個人住民税の住宅ローン控除制度の適用期限の2年延長と軽自動車税の環境性能割導入については、消費税が10%になることを前提とした制度変更であり実質国民にとっては増税となっていく。また、法人税割の税率の引き下げは、地方税の国有化促進である。こういった理由から、この議案には反対するとの反対討論がありました。
討論終結後、採決の結果、第57号議案については、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。
まず、政策経営部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。
次に、財務部所管部分について申し上げます。
まず、委員より、歳入について、財政調整基金を積み立てる目的は何かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、年度間調整や財源調整という目的で積み立てて取り崩すとのことでした。
次に、委員より、財政調整基金は、決算などの残ったお金の2分の1以上となると思うが、今回、46億円という金額は剰余金のどのぐらいになるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、地方財政法の第7条の規定に基づき、前年度の繰越金の2分の1に当たる21億7,996万8,000円をまず積み立てる。その上で、今回の9月補正予算全体を編成した剰余金として24億5,019万7,000円を合わせ、合計で46億2,986万5,000円を積み立てるものであるとのことでした。
以上が財務部所管部分についてであります。
次に、経済観光部所管部分について申し上げます。
まず、委員より、商店会ステップアップ応援事業費について、商店街の方々が店舗を維持していけずテナントになり、そこにチェーン店が入り、チェーン店の人がなかなか商店会に入ってくれない現状について、支援や、どういった形でヒアリングをして問題解決につなげていくのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、市内45の商店会全てにおいて都合2回ヒアリングを実施する予定です。次年度以降に対応策を商店会とともに考えていきたいとのことでした。
次に、委員より、企業等立地奨励事業について、この2社に決まった経緯を教えてほしい。また、事業着手後、税額が確定する前に概算払いで交付するが、この概算払いで減った状況とかふえた場合は、交付額が決定した際には戻すという形なのか。また、これによって、雇用だとか、どういう状況が見込まれるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、1点目の2社が決まった経緯は、1社は数年前から相談があり、やっと現実に実を結んだものである。もう1社は、つい最近問い合わせがあり決まった新しい物件である。2点目の概算払いについては、税額が確定した段階で、増減に合わせて精算ということになる。3点目の雇用については、基本的に町田市民を雇用していただきたいという思いは計画段階で明記されている。あと、実際の雇用ができるかどうかについては、これから求人の中で決まってくるもので、いずれにしても雇用はふえると考えているとのことでした。
以上が経済観光部所管部分についてであります。
次に、議会事務局所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第51号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、認定第1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定については、質疑終結後、討論はなく、採決の結果、認定第1号のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。
なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。
まず、一般会計のうち、全員一致をもって可決した意見であります。
初めに、歳出の総務費について申し上げます。
まず、電力自由化に伴い、契約の見直しや自然エネルギーを供給源としたエネルギー利用を促進しながらLED化なども合わせて公共施設の光熱費削減に努めることを求めるものであります。
次に、公共工事等の市内事業者の受注率を高めるとともに、市内の雇用拡大につながっているか検証されることを求めるものであります。
次に、土木・建設業者の工事発注に関して、町田市が実施する防災訓練や、風水雪害の復旧作業に積極的に参加する市内業者に加点されるよう図られることを求めるものであります。
次に、入札参加者の選定に係る市内事業者及び準市内事業者の取り組み基準を定め、営業実態のない市内事業者・準市内事業者の参入を防ぎ、本来の意味での市内の経済循環や市内業者の育成に努めることを求めるものであります。
次に、職場の働きやすさ、人材育成においては、正規職員のみならず嘱託員等の状況をしっかりと把握し、多様な働き手にとってもワーク・ライフ・バランス等に考慮した、より効果的で充実した人材育成施策に一層努めることを求めるものであります。
次に、広報活動については、メディアで取り上げられた内容をHPやSNSと連動させるなど、より一層の効率的な発信をされることを求めるものであります。
次に、オペレータの完結率については、より一層向上に取り組まれたい。また、完結率については全庁的に必要性を周知されることを求めるものであります。
次に、総合案内のサービスについては、目標を高く設定し、更なる市民満足度の向上に努めることを求めるものであります。
次に、決算の分析にあたり、経常収支比率については、臨時財政対策債を加えない比率で近隣市・同類型・同等市との比較をされることを求めるものであります。
次に、個別の事業目的に使途をうたった「ふるさと納税」に関しては、その収支のバランスを図られることを求めるものであります。
次に、
公共施設再編計画については、短期実行計画の対象となっている直営43施設も含めて市民と丁寧な合意形成を基本にすすめられることを求めるものであります。
次に、業務改革・改善の取り組みについては、横のつながりが重要である。今後も継続してファシリテーターの育成をされることを求めるものであります。
次に、市税等の滞納者に対する公債権対策については、丁寧な納税相談を基本に、滞納理由などを十分聴取した上で、生活再建や分納、減免情報を提供されることを求めるものであります。
次に、労働費について申し上げます。
技能功労者表彰については、技術者にも事業者にとってもより魅力的な制度になるよう、また受賞者本位の会となるよう改善を図られることを求めるものであります。
次に、農林費について申し上げます。
まず、農地あっせん事業で新規に貸し出せる農地が少なくなっているとの事、遊休農地解消と耕作者が働きやすい環境づくりに向けて努力されることを求めるものであります。
次に、「町田市学校給食食材供給事業」については対象を「中学校」にも広げ、地場農産物を給食食材として供給し、市内農業の振興に努められることを求めるものであります。
次に、農地・農道整備に水路整備を加え、要望対応はもとより、「町田市北部丘陵活性化計画アクションプラン」などで市も主体的に計画、整備を促せられることを求めるものであります。
次に、商工費について申し上げます。
まず、創業支援については、女性・シニア創業の目標を定め、町田市の特徴として推進されることを求めるものであります。
次に、新・元気を出せ商店街事業補助金については、明白に商店街の発展につながる事業内容に転換されることを求めるものであります。
次に、中小企業融資の利子補給については、創業支援の観点をとり入れ対象企業の拡大に努められることを求めるものであります。
次に、観光案内については、市外来訪者や外国人観光客にとって、町田の魅力が伝わり、かつ相談しやすいよう、駅前での案内方法により工夫を求めるものであります。
次に、観光コンベンション協会への補助金のあり方を精査し、事業ごとの評価、検証を行うように努められることを求めるものであります。
次に、小野路宿里山交流館の貸し室等については、市民への周知を図り、利用促進をすすめられることを求めるものであります。
次に、観光バス発着所の案内看板については、利用者本位で早々に作成されることを求めるものであります。
次に、一般会計のうち、賛成多数をもって可決した意見であります。
歳出の総務費について申し上げます。
職員定数については、他の類似自治体とのベンチマーキングをすすめながら、業務改善と量の平準化を図り、時間外勤務時間をへらすための職員配置と職員の増員に努められることを求めるものであります。
次に、商工費について申し上げます。
観光事業費のWi-Fi設置については、民間事業者と町田市の配線エリアのすみ分けを行い、委託費(予算)の縮減に努められることを求めるものであります。
以上、認定第1号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。
次に、請願第8号 市民生活に根ざした「
公共施設再編計画」の策定を求める請願につきましては、文言の整理を必要とすると考えられるため、継続審査とすべきものと決しました。
以上で総務
常任委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第51号議案及び認定第1号を除く議案に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第56号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第57号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
総務常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第7
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第7、第51号議案外議案3件及び認定2件を一括議題といたします。
────────────────────────────────────
健康福祉
常任委員会議案審査報告書
1.第 51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)
1.第 52号議案 平成29年度(2017年度)町田市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)
1.第 54号議案 平成29年度(2017年度)町田市
介護保険事業会計補正予算(第1号)
1.第 55号議案 平成29年度(2017年度)町田市
後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
1.認定第 1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定について
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
記
次の意見は、全員一致をもって可決したものである。
1 一般会計
(歳出)
民生費
(1)障がい者支援センターにおいては、専門的対応が必須である。一般就労された障がい者が、勤務先をやめ戻った時のフォロー体制の充実を含めより一層の市役所からの指導・研修・サポートをしっかりと行われたい。
(2)高齢者あんしんキーホルダーは、高齢者人口の約15.3%に行き渡っている。寝たきりの方、施設入所の方を除く、約9万人への配布アプローチを実施されたい。
(3)高齢者福祉センター(ふれあい館)の利用者数が全体的に減少している。方策を取り利用者数の増加を図られたい。
(4)生活困窮者に対する就労支援による就労率の向上と就労後の定着率を更に努められたい。
衛生費
(5)成人健診事業の受診者数が、胃がんリスク検診のみならず全体的に減少している。受診勧奨をすすめ、受診者数の増加に努められたい。
(6)乳がん検診、大腸がん検診の年齢の引き下げを図られたい。
(7)わくわくワクチンへの登録者数は順調に伸びているが、アクセス数が伸び悩んでいる。使いやすさ・内容の充実等を図り、アクセス数の向上にも努められたい。
2 特別会計
介護保険事業会計
(8)介護保険事業会計において、保険料未納者への延滞金等の徴収強化が行われたが、生活実態に応じた指導を行い、無理な徴収は行わないよう取り扱われたい。
(9)要介護度改善ケア奨励事業の更なる改善を図られたい。
後期高齢者医療事業会計
(10)後期高齢者医療事業会計において、保険料未納者への延滞金等の徴収強化が行われたが、生活実態に応じた指導を行い、無理な徴収は行わないよう取り扱われたい。
次の意見は、賛成多数をもって可決したものである。
1 一般会計
(歳出)
民生費
(11)生活保護費返還金の未収金が増加傾向にある。改善が図れるよう、不正受給対策の強化を図られたい。
2 特別会計
介護保険事業会計
(12)介護給付費準備基金積立金は、次期介護保険計画の中で取り崩し、保険料の上昇抑制を図るとのことだが、基金は市民が納めた介護保険料の余剰金なので、しっかりと検討して有効に活用されたい。
1.認定第 2号 平成28年度(2016年度)町田市
病院事業会計決算認定について
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
記
(1)当年度純損失336,838,094円に対し、医療の質を上げること、医師確保を行うこと、救急医療体制の充実を図ること等を踏まえ、経営安定を行うよう図られたい。
(2)病床利用率が目標値86%に対して、ここ5年間の推移をみると目標値に達していない。医師不足とも関連するとのことで、病床の安定的稼働のためにも、不足している診療科の医師確保に努められたい。
(3)患者満足度アンケートの結果が、目標値である入院90%超・外来85%超に対して、入院84.3%・外来79.9%であり、前年度比でも減少している。方策を施し、満足度向上に努められたい。
(4)企業債の融資資金を見ると、利率2.1%台が多い。市と連携し、引下げの協議を検討されたい。
平成29年(2017年)9月15日
健康福祉常任委員長 森 本 せ い や
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
健康福祉常任委員長 森本せいや議員。
〔健康福祉常任委員長森本せいや登壇〕
◎健康福祉常任委員長(森本せいや) 今期定例会において、当健康福祉
常任委員会に付託された議案4件及び認定2件につきまして、9月8日、11日及び15日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。
まず、第51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。
地域福祉部所管部分について申し上げます。
まず、委員より、生活援護費の国庫支出金返還金について、返還金があったのは前年に比べて受給者が少なかったからなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、伸び率を見て多目に見積もっているため、毎年多少の返還が生じている。受給者が減ったわけではないとのことでした。
これに対して、委員より、生活援護受給者数は対前年でどのぐらい伸びているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2016年度末で延べ5,517世帯で、世帯数としては2.9%増加している。受給者数は7,803人で、人数としては1.7%増加している。単身者世帯がかなりふえたと見込んでいるとのことでした。
以上が地域福祉部所管部分についてであります。
次に、いきいき生活部所管部分について申し上げます。
委員より、高齢者福祉施設整備費について、悠々会の施設建設の進捗率が原因で減額になったという報告があったが、今回の工事のおくれで施設の完成はおそくなってしまうのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今年度末に建つ予定だったが、来年度の9月もしくは10月に変更になったとのことでした。
以上がいきいき生活部所管部分についてであります。
次に、保健所所管部分について申し上げます。
まず、委員より、保健所運営事務費のうち、感染症予防事業費国庫負担金が返還になった背景について質疑がありました。担当者の説明によれば、見込みよりも若干検査数が少なかったためであるとのことでした。
これに対して、委員より、最近HIVがふえていると聞くが、町田管内の状況はどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、最近、管内の医療機関からHIVの報告は届いていない。保健所の検査でもHIV陽性の方は見られないとのことでした。
以上が保健所所管部分についてであります。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第51号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第52号議案 平成29年度(2017年度)町田市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第54号議案 平成29年度(2017年度)町田市
介護保険事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
まず、委員より、介護給付費準備基金積立金とはどのようなものなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、介護保険会計で生じる剰余金を基金に積み立て、次期介護保険会計で取り崩すことで保険料の上昇抑制を図る仕組みであるとのことでした。
これに対して、委員より、今回の補正予算分の約6億3,200万円を積み上げると、基金残高はどのぐらいになるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、合計で約25億7,300万円になるとのことでした。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第55号議案 平成29年度(2017年度)町田市
後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、認定第1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定については、質疑終結後、反対の立場から、本決算には、介護人材確保のためのアクティブシニア事業やあんしん相談室の市内全域への拡大など意欲的なものも含まれ、評価できるものではあるが、以下の点で問題点を指摘する。第1に、市民の命と健康を守る中核病院である町田市民病院への繰出金は11億円が上限とされており、市の積極的な支援の姿勢が見えない。必要額をきちんと増額する検討をすべきであったと考える。第2に、公債権徴収の一元化が強化され、
国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、後期高齢者医療事業会計など、利用者の負担、保険料の徴収について厳しい実態が報告された。市民に負担増を強いる中で、市として、国や都に対して積極的な支援を求めるとともに、市独自の負担軽減を十分に行うべきであったと考え、本決算に対して反対するとの反対討論がありました。
討論終結後、採決の結果、認定第1号のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。
なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。
まず、各会計別に付記された意見のうち、全員一致をもって可決した意見であります。
初めに、一般会計についてであります。
歳出の民生費について申し上げます。
まず、障がい者支援センターにおいては、専門的対応が必須である。一般就労された障がい者が、勤務先をやめ戻った時のフォロー体制の充実を含めより一層の市役所からの指導・研修・サポートをしっかりと行うことを求めるものであります。
次に、高齢者あんしんキーホルダーは、高齢者人口の約15.3%に行き渡っている。寝たきりの方、施設入所の方を除く、約9万人への配布アプローチを実施することを求めるものであります。
次に、高齢者福祉センター(ふれあい館)の利用者数が全体的に減少している。方策を取り利用者数の増加を図ることを求めるものであります。
次に、生活困窮者に対する就労支援による就労率の向上と就労後の定着率を更に努めることを求めるものであります。
次に、衛生費について申し上げます。
まず、成人健診事業の受診者数が、胃がんリスク検診のみならず全体的に減少している。受診勧奨をすすめ、受診者数の増加に努めることを求めるものであります。
次に、乳がん検診、大腸がん検診の年齢の引き下げを図ることを求めるものであります。
次に、わくわくワクチンへの登録者数は順調に伸びているが、アクセス数が伸び悩んでいる。使いやすさ・内容の充実等を図り、アクセス数の向上にも努めることを求めるものであります。
次に、特別会計についてであります。
介護保険事業会計について申し上げます。
まず、介護保険事業会計において、保険料未納者への延滞金等の徴収強化が行われたが、生活実態に応じた指導を行い、無理な徴収は行わないよう取り扱うことを求めるものであります。
次に、要介護度改善ケア奨励事業の更なる改善を図ることを求めるものであります。
次に、後期高齢者医療事業会計について申し上げます。
後期高齢者医療事業会計において、保険料未納者への延滞金等の徴収強化が行われたが、生活実態に応じた指導を行い、無理な徴収は行わないよう取り扱うことを求めるものであります。
次に、各会計別に付記された意見のうち、賛成多数をもって可決した意見であります。
一般会計についてであります。
歳出の民生費について申し上げます。
生活保護費返還金の未収金が増加傾向にある。改善が図れるよう、不正受給対策の強化を図ることを求めるものであります。
次に、特別会計についてであります。
介護保険事業会計について申し上げます。
介護給付費準備基金積立金は、次期介護保険計画の中で取り崩し、保険料の上昇抑制を図るとのことだが、基金は市民が納めた介護保険料の余剰金なので、しっかりと検討して有効に活用することを求めるものであります。
以上、認定第1号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。
次に、認定第2号 平成28年度(2016年度)町田市
病院事業会計決算認定については、質疑終結後、反対の立場から、不足していた小児科医師を9名に増員するなど、積極的な医師確保を行った結果、NICU、GCUの稼働率を飛躍的に上げ、また、全体的な病床稼働率の改善を行うなど、この間の努力については大いに評価する。しかしながら、呼吸器内科の医師不足が結果的に経営の不安定さを招いたことにあらわれているように、まずは経営の安定を図るべきであるが、市に対して法的に可能とされる相応な負担金交付金を積極的に求めず、中核病院、そして公立病院としての責任をしっかり果たしているとは言えないため、今回の決算認定について反対するとの反対討論がありました。
討論終結後、採決の結果、認定第2号については、賛成多数で原案を認定すべきものと決しました。なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。
まず、当年度純損失3億3,683万8,094円に対し、医療の質を上げること、医師確保を行うこと、救急医療体制の充実を図ること等を踏まえ、経営安定を行うよう図ることを求めるものであります。
次に、病床利用率が目標値86%に対して、ここ5年間の推移をみると目標値に達していない。医師不足とも関連するとのことで、病床の安定的稼働のためにも、不足している診療科の医師確保に努めることを求めるものであります。
次に、患者満足度アンケートの結果が、目標値である入院90%超・外来85%超に対して、入院84.3%・外来79.9%であり、前年度比でも減少している。方策を施し、満足度向上に努めることを求めるものであります。
次に、企業債の融資資金を見ると、利率2.1%台が多い。市と連携し、引下げの協議を検討することを求めるものであります。
以上、認定第2号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。
以上で健康福祉
常任委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第51号議案及び認定第1号を除く議案及び認定に対する討論を許します。討論の通告がありますので、発言を許します。
認定第2号に対する反対討論。
31番 細野龍子議員。
〔31番細野龍子登壇〕
◆31番(細野龍子) 日本共産党市議団の一員といたしまして、認定第2号、2016年度町田市
病院事業会計決算認定について反対討論を行います。
2016年度、病院事業は、長年の懸案であった小児科医師を3倍化し、9名確保したことにより、小児救急、NICUの機能の充実など、小児医療や周産期医療の拠点としての役割を果たせるようになりました。これまでの医師確保の努力も含めて評価するものです。
しかしながら、呼吸器内科医師の退職などにより患者を断らざるを得なくなり、外来患者減少等により医業収益を引き下げる要因ともなりました。医師不足は2017年度も継続しており、引き続き医師確保や信頼できる市民病院の確立が求められています。
また、収益には、非紹介患者初診料や文書作成手数料など、患者負担も含まれていますが、その料金設定が高額で誰もが安心して医療を受けられる公立病院としての負担軽減が求められます。不足する医師確保や市民負担軽減を行うためにも、赤字となった病院経営の健全化を図るためにも、町田市から負担金の繰り入れを満額求めるべきであります。
よって、認定第2号、2016年度町田市
病院事業会計決算認定に反対いたします。
○議長(吉田つとむ) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第52号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第54号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第55号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
認定第2号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は認定であります。本件の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本件は認定されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第8
△日程第9
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第8、第58号議案外議案6件、認定1件、請願2件及び日程第9、
文教社会常任委員会継続審査申し出についてを一括議題といたします。
────────────────────────────────────
文教社会
常任委員会議案審査報告書
1.第 58号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例
1.第 59号議案 町田市
子どもセンター条例の一部を改正する条例
1.第 63号議案 2017年度町田市
防災行政無線子局設備再
構築工事請負契約
1.第 70号議案
南大谷学童保育クラブの
指定管理者の指定について
1.第 71号議案
南大谷子どもクラブの
指定管理者の指定について
1.第 72号議案
木曽子どもクラブの
指定管理者の指定について
1.第 51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
1.認定第 1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定について
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
記
次の意見は、全員一致をもって可決したものである。
1 一般会計
(歳入)
(1)小中学校の施設維持補修費用確保のため、国庫補助採択へ、国に強く働きかけられたい。
(歳出)
総務費
(2)振り込め詐欺防止策の更なる推進と、その効果の検証を進められたい。
(3)市民課窓口において、多言語対応を充実するため、ICT化の推進を検討されたい。
民生費
(4)義務教育就学児医療費助成について、所得制限撤廃、通院費無料への財政、制度的支援を国や東京都に求められたい。
(5)民間も含め、常設の赤ちゃん・ふらっと(授乳室)の更なる整備と、災害時にも必要となる「授乳・おむつ替え用テント」の周知・推進に努められたい。
(6)低年齢児をはじめとした待機児童解消のため、認可保育所などの施設の増設を進められたい。
(7)新たなまちともについて、運営協議会の負担をできるだけ軽減できるよう工夫されたい。
(8)学童保育クラブ(指定管理)の指導員の賃金引き上げなど、処遇改善を進められたい。
商工費
(9)消費生活センター運営協議会の取り組みを積極的にPRし、市民生活向上への啓発活動を更に充実されたい。
教育費
(10)学校教育部においては、公立小中学校長会など各種団体から出された要望について、教育環境充実のため、できる限りの対応をされたい。
(11)小中学校の備品購入費、消耗品費など必要な予算が学校に再配当されるようにされたい。
(12)町田第一中学校改築事業において、体育の授業等を行う校庭の代替地として、「町田シバヒロ」も使用できるようにされたい。
(13)小学校通学路防犯カメラ整備事業については、整備後の維持管理費の財源確保に努めるとともに、映像データの取り扱い業務について、所管換えを含めた業務体制の見直しを検討されたい。
(14)中学校給食の利用を希望している方が利用しやすいよう改善し、利用者拡大につながるよう更に検討されたい。
(15)喫食率が低い中学校給食の今後のあり方について、学校給食問題協議会で十分に検討されたい。
(16)家庭学習の推進については、市教育委員会としても積極的に取り組んでいる。引き続き、積極的な体制づくりとともに、事業成果を確認できるよう対応願いたい。
(17)教育相談事業については、相談件数が増加傾向にあることからも、ニーズの高い事業といえる。引き続き、人員配置、相談スペースの確保など環境の拡充に努められたい。
(18)文化振興費について、シティセールス事業参加者数の目標値に対し、実績が減少傾向にある。また、目標値と実績に大きな乖離があるため、事業目的の明確化、目標値の再設定も含め検討されたい。
(19)自然休暇村の宿泊施設利用者数が減少傾向にある。主な理由として、市内小学校の移動教室の利用減があげられる。利用できない理由に対しての対策を検討されたい。
(20)生涯学習センター事業については、センターの利用率向上に向け、若年層に対して、更に魅力ある講習やイベント等の提供に努力されるとともに、多くの市民に対して生涯学習を推進する機能を担っていることから、センター利用者数だけではなく、事業の意義を踏まえた成果指標のあり方を検討されたい。
(21)文学館事業について、開館以来最高の展覧会観覧者数を達成できたことを高く評価する。引き続き、柔軟な発想で観覧者数の確保に努められたい。
(22)「今後10年の町田市民文学館のあり方について」の答申(2017年3月)を生かした取り組みを進められたい。
(23)国際版画美術館の総来館者数を増やす取り組みについては、外国人観光客など新たなターゲットも視野に入れ積極的に進められたい。
(24)クラブハウス事業について、施設整備においては、事業意図と照らし合わせ、適切な施設規模の検討など、効率的かつ効果的に進められたい。
次の意見は、賛成多数をもって可決したものである。
1 一般会計
(歳出)
民生費
(25)100名を超える大規模学童保育クラブについて、施設の増設などを進められたい。
教育費
(26)文化芸術ホール事業については、比較対象になる先進自治体の事例や、事業手法などをより一層研究されたい。
平成29年(2017年)9月21日
文教社会常任委員長 三 遊 亭 ら ん 丈
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
文教社会
常任委員会請願審査報告書
1.請願第 7号 鶴川図書館を
鶴川団地センター商店街の中に存続させることを求める請願
請願者 町田市鶴川6-7-4-2-209
富 岡 秀 行 外5,621人
本委員会は、9月7日付託された
上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
1.請願第 10号 北朝鮮の
ミサイル避難訓練の実施を求める請願
請願者 町田市鶴川2-11-3-504
倉 橋 幸 二
本委員会は、9月7日付託された
上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
平成29年(2017年)9月21日
文教社会常任委員長 三 遊 亭 ら ん 丈
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
文教社会
常任委員会継続審査申出書
本委員会は、会議規則第111条の規定により下記のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので申し出ます。
記
1.請願第 16号(27) いじめ事件に対して真摯に取り組むことを求める請願
理由 係争中の案件であるため。
1.請願第 1号
玉川学園コミュニティーセンター建替えに伴う
ぺデストリアンデッキ設置に関する請願
理由 なお調査を要するため。
1.請願第 2号
玉川学園コミュニティー・センター建替事業に伴う
デッキ設置計画の見直しに関する請願
理由 なお調査を要するため。
1.請願第 3号 玉川学園コミュニティセンター建替事業に伴うデッキ設置に至った経緯及び設置に伴う
工事分担費用に関する請願
理由 なお調査を要するため。
1.請願第 9号
玉川学園コミュニティーセンター建替事業(「デッキ」新規設置事業含む)の見直しに関する請願
理由 なお調査を要するため。
平成29年(2017年)9月21日
文教社会常任委員長 三 遊 亭 ら ん 丈
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
文教社会常任委員長
三遊亭らん丈議員。
〔文教社会常任委員長三
遊亭らん丈登壇〕
◎文教社会常任委員長(
三遊亭らん丈) 今期定例会において、当文教社会
常任委員会に付託された議案7件、認定1件、請願3件及び継続審査となっておりました請願4件につきまして、9月13日、14日及び21日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。
まず、第58号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第59号議案 町田市
子どもセンター条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第63号議案 2017年度町田市
防災行政無線子局設備再
構築工事請負契約について申し上げます。
まず、委員より、難聴地域に対応して8カ所新設するとのことだが、これでどれぐらい市内の難聴地域が解消されていくのか。これで網羅できたという認識なのか、それとも、まだ現状厳しいところがあって、優先順位をつけてふやしていくのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、5カ年で防災行政無線を難聴地域に増設してきたが、解消すべき場所がまだ少しあり、来年度以降、別途検討することになるとのことでした。
次に、委員より、契約方法の中に「条件付」とあるが、具体的にどのようなことか。また、今後の維持管理についてはどういう条件設定をされているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、入札の条件は、1点目に、町田市の建設工事等競争入札参加資格者名簿に申請業種が電話・通信で登録されていること、2点目に、電気通信工事業に係る特定建設業の許可を受けていること、3点目に、電波法の登録検査等事業者の登録を受けていることなどが挙げられる。維持管理について、保守点検については、今回の契約の中には含まれていないので、別途契約という形になる。今回の契約で整備したものは、瑕疵担保期間の終了後は他のシステムと同様に保守点検をして維持管理していくので、特に条件というのはないとのことでした。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、一括議題として審査いたしました第70号議案
南大谷学童保育クラブの
指定管理者の指定について、第71号議案
南大谷子どもクラブの
指定管理者の指定について及び第72号議案
木曽子どもクラブの
指定管理者の指定については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。
まず、文化スポーツ振興部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。
次に、子ども生活部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。
次に、学校教育部所管部分について申し上げます。
まず、委員より、入学準備金を入学前に支給することに伴い、周知や手続など新たに必要になってきたことがあれば説明してほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、申請について、これからは10月に案内と申請書を通知し、1月中旬までに申請をしていただく。また、それについて、新たに所得調査も必要になるとのことでした。
これに対し、委員より、市としてこのように対応できるようになるというが、国の動きはどのような状況にあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、文部科学省から平成29年3月31日に小学校等の入学前支給に関する通知が来て、それに伴い、今回の実施に踏み切ったとのことでした。
以上が学校教育部所管部分についてであります。
次に、生涯学習部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第51号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、認定第1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定については、質疑終結後、反対の立場から、2016年度の一般会計では、前年度に削減された学校教育予算に対して一定程度の回復が図られ、執行された。また、学校トイレのリニューアル、特別教室のエアコン整備、認可保育所、待機児解消の取り組みなど、評価される取り組みがあったと考えるが、次の問題点を指摘する。第1に、市民センター、生涯学習センター、文学館、市民フォーラムなど、会議室の使用料の値上げが検討され、条例化が図られたことである。市民の声をきちんと受けとめることなく、市民生活の抑制につながる内容であり、納得できない。同様に、保育料、学童保育クラブ育成料の料金についても検討が行われ、値上げの方向に条例改定が行われた。子育て世代の経済的困窮が進む中での負担増は行うべきではないと考える。第2に、
公共施設再編計画に基づく社会教育施設の縮小などの検討が進められてきたことである。住民福祉の後退につながる再編計画は見直すべきである。第3に、文化芸術ホール事業について、長期構想策定の要件である土地の確保など、いまだ見通しが立たないことや、ホール整備には莫大な費用が必要とされる点からも、市民の理解は得られていないと考えられ、同事業は白紙撤回すべきと考える。第4に、学校教育において、学校用務員や学校給食調理員の退職不補充、民間委託が行われてきたことも、行うべきではないと考える。以上の理由で、認定第1号に反対するとの反対討論がありました。
討論終結後、採決の結果、認定第1号のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。
なお、採決終了後、以下の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。
まず、一般会計のうち、全員一致をもって可決した意見であります。
初めに、歳入について申し上げます。
小中学校の施設維持補修費用確保のため、国庫補助採択へ、国に強く働きかけることを求めるものであります。
次に、歳出の総務費について申し上げます。
まず、振り込め詐欺防止策の更なる推進と、その効果の検証を進めることを求めるものであります。
次に、市民課窓口において、多言語対応を充実するため、ICT化の推進を検討することを求めるものであります。
次に、民生費について申し上げます。
まず、義務教育就学児医療費助成について、所得制限撤廃、通院費無料への財政、制度的支援を国や東京都に求めることを求めるものであります。
次に、民間も含め、常設の赤ちゃん・ふらっと(授乳室)の更なる整備と、災害時にも必要となる「授乳・おむつ替え用テント」の周知・推進に努めることを求めるものであります。
次に、低年齢児をはじめとした待機児童解消のため、認可保育所などの施設の増設を進めることを求めるものであります。
次に、新たなまちともについて、運営協議会の負担をできるだけ軽減できるよう工夫することを求めるものであります。
次に、学童保育クラブ(指定管理)の指導員の賃金引き上げなど、処遇改善を進めることを求めるものであります。
次に、商工費について申し上げます。消費生活センター運営協議会の取り組みを積極的にPRし、市民生活向上への啓発活動を更に充実することを求めるものであります。
次に、教育費について申し上げます。
まず、学校教育部においては、公立小中学校長会など各種団体から出された要望について、教育環境充実のため、できる限りの対応をすることを求めるものであります。
次に、小中学校の備品購入費、消耗品費など必要な予算が学校に再配当されるようにすることを求めるものであります。
次に、町田第一中学校改築事業において、体育の授業等を行う校庭の代替地として、「町田シバヒロ」も使用できるようにすることを求めるものであります。
次に、小学校通学路防犯カメラ整備事業については、整備後の維持管理費の財源確保に努めるとともに、映像データの取り扱い業務について、所管換えを含めた業務体制の見直しを検討することを求めるものであります。
次に、中学校給食の利用を希望している方が利用しやすいよう改善し、利用者拡大につながるよう更に検討することを求めるものであります。
次に、喫食率が低い中学校給食の今後のあり方について、学校給食問題協議会で十分に検討することを求めるものであります。
次に、家庭学習の推進については、市教育委員会としても積極的に取り組んでいる。引き続き、積極的な体制づくりとともに、事業成果を確認できるよう対応することを求めるものであります。
次に、教育相談事業については、相談件数が増加傾向にあることからも、ニーズの高い事業といえる。引き続き、人員配置、相談スペースの確保など環境の拡充に努めることを求めるものであります。
次に、文化振興費について、シティセールス事業参加者数の目標値に対し、実績が減少傾向にある。また、目標値と実績に大きな乖離があるため、事業目的の明確化、目標値の再設定も含め検討することを求めるものであります。
次に、自然休暇村の宿泊施設利用者数が減少傾向にある。主な理由として、市内小学校の移動教室の利用減があげられる。利用できない理由に対しての対策を検討することを求めるものであります。
次に、生涯学習センター事業については、センターの利用率向上に向け、若年層に対して、更に魅力ある講習やイベント等の提供に努力されるとともに、多くの市民に対して生涯学習を推進する機能を担っていることから、センター利用者数だけではなく、事業の意義を踏まえた成果指標のあり方を検討することを求めるものであります。
次に、文学館事業について、開館以来最高の展覧会観覧者数を達成できたことを高く評価する。引き続き、柔軟な発想で観覧者数の確保に努めることを求めるものであります。
次に、「今後10年の町田市民文学館のあり方について」の答申(2017年3月)を生かした取り組みを進めることを求めるものであります。
次に、国際版画美術館の総来館者数を増やす取り組みについては、外国人観光客など新たなターゲットも視野に入れ積極的に進めることを求めるものであります。
次に、クラブハウス事業について、施設整備においては、事業意図と照らし合わせ、適切な施設規模の検討など、効率的かつ効果的に進めることを求めるものであります。
次に、一般会計のうち、賛成多数をもって可決した意見であります。
初めに、歳出の民生費について申し上げます。
100名を超える大規模学童保育クラブについて、施設の増設などを進めることを求めるものであります。
次に、教育費について申し上げます。
文化芸術ホール事業については、比較対象になる先進自治体の事例や、事業手法などをより一層研究することを求めるものであります。
以上、認定第1号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。
次に、請願第7号 鶴川図書館を
鶴川団地センター商店街の中に存続させることを求める請願について申し上げます。
まず、請願者の意見陳述の要旨は次のとおりです。私は、大蔵町の柿の木文庫で本とお話の楽しさを子どもたちに伝える活動を33年間続けている。このような活動を通して、図書館はできるだけ身近であることが大事だと実感している。ネット時代ではあっても、ネット予約ではなく、図書館の中を歩いて気に入った本を手にとる利用者も多く、特に子どもの場合、書棚にある本をあれこれ手にとって、あるいはその子に合いそうなものを司書のお姉さんに奨められて絵本を選ぶことが多い。町田市においても、図書館は身近にあってこそ子どもからお年寄りまで多くの市民が利用できるという認識に基づいて、2012年度から2016年度までの新5ヵ年計画において、重点事業プランの中の基本政策3「生涯にわたって学び、成長できるまちをつくる」の中の政策2に「生涯にわたって学べる環境をつくる」ことを掲げた。そして、生涯学習拠点の整備の事業概要、市民が身近な地域で生涯学習活動に参加できるようにするため、地域の図書館の整備を行うとして、2011年度、当時6館だった図書館を8館にふやした。このことは、市民として、また子どもの本にかかわる者として大変うれしいことだった。しかしながら、今回公表された町田市5ヵ年計画17―21並びに
公共施設再編計画(案)によると、町田駅周辺と鶴川駅周辺で複数の図書館が重複して配置されているという理由で集約の検討が挙げられている。しかし、これらの図書館は本当に重複と言えるのだろうか。鶴川図書館がなくなったら、鶴川駅前図書館の蔵書がたくさんあっても、鶴川図書館に歩いて通っていた子どもやお年寄りの多くは通えなくなり、図書館の本を利用する機会も減ることになってしまう。図書館は、子どもだけでなく、全ての人が生涯にわたって学ぶ拠点である。生涯学習の拠点の図書館が8館になったので、この8館を保持し、鶴川地域においては鶴川図書館を存続してほしいと心から願っている。次に、鶴川団地センター名店街は、社会の激しい流れ、厳しい商業環境の中、店舗にあきができたときも、大家であるUR都市機構に頼らず、会員の協力、努力により空き店舗がない商店街として今日に至っている。45年前に横浜銀行が商店街の外に移転した後、鶴川図書館が開館して、郵便局とともに商店街の中で、人の集まる施設として相乗効果を高めてきた。住宅街の中心にあって、子どもと母親、年配者が歩いて行くことができる図書館であり、少し遠方からの利用者は無料の駐車場も利用できる。商店街に囲まれた太陽の広場で小さい子どもも安心して遊ぶことができる環境は、既にこのままで多機能、多目的な施設になっている。町田市都市計画マスタープランでは、鶴川駅周辺再整備基本方針(案)に町田市鶴川団地と周辺地区再生方針が掲げられ、その中で、多世代が一緒に住めるまちづくりの3本柱として、「安心して子育てができる」、「鶴川団地と周辺地区全体での魅力づくり」、「高齢者が楽しく暮らせる」の3項目が掲げられている。さらに、鶴川団地の再生事業は、町田市5ヵ年計画17―21の重点事業の団地再生の推進プロジェクトの対象にもなっている。鶴川図書館は、このようなまちづくりの3本柱になくてはならないものと考えている。商店街の建物は3年後に建てかえが計画されていて、私たちは、その中に文化の拠点として鶴川図書館を入れる要望をUR都市機構を通して市に提出している。市の再生計画では、総合化、多機能化もうたっており、商店街の建てかえは、これらの方向性に合うものと考えているとのことでした。
これに対し、委員より、商店街にとっても、地域の方々にとっても、この図書館の位置づけはとても重要であるということがよく伝わってきた。重要性について陳述の中で伝えられていないところがあれば、改めて聞かせてほしいとの質疑がありました。
請願者の説明によれば、URの商店街来街調査によると、スーパーと図書館がトップで挙がっており、そのついでに郵便局や個店に寄って買い物をするのが大多数の利用者の流れになっている。また、親子連れは図書館で絵本を借りて、太陽の広場で子どもを遊ばせている。このような状況で、図書館は商店街の1つの核として存在しているので、ぜひ存続をお願いしたいと考えているとのことでした。
次に、委員より、建てかえを絶好の機会と表現されているが、建てかえ後に図書館が存続するとしたら、どういったイメージを持たれているのか。具体的な話を聞きたいとの質疑がありました。請願者の説明によれば、多世代が図書館で過ごせる場所、サロン的な交流のスペースがあったらよいという希望は持っている。また今は図書館が小さいので、建てかえを機に、子どもたちと本を読んだり、お年寄りがくつろげるような場、おはなし会のスペースも入れられるように商店街でも望んでいるとのことでした。
次に、委員より、鶴川団地商店街あっての鶴川図書館という側面が非常に大きいと思ったが、商店街、あるいは自治会として、これまでどういった取り組みや努力をしてきたのかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、図書館とは関係ないが、空き店舗ができた場合、URにお願いして入れてもらったことは一度もなく、みんなで探して入れる努力をしてきた。また、年間を通してバザーや夏祭りなど、さまざまなイベントを行うことで、商店街を認知していただくことを目指してやっているとのことでした。
次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は次のとおりです。
町田市5ヵ年計画17―21の行政経営改革プランでは、図書館のあり方の見直しとして、8カ所ある図書館の再編を推進することを掲げ、2018年度までに見直し案を決定することとしている。また、町田市公共施設等総合管理計画(基本計画)では、図書館の主な検討の方向性として、サービス内容の検証、総量適正化・集約、複合化・多機能化などを挙げている。これらを踏まえ、現在、生涯学習部では、鶴川図書館を含む図書館全体のあり方について検討を行っているところである。したがって、今回の請願にあるような鶴川図書館の存続を前提とした検討を行うことは難しいと考えている。引き続き、さまざまな可能性について検討していくとのことでした。
これに対し、委員より、現在、公共空間について鶴川団地に関してはどのように考えているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、町田市5ヵ年計画17―21で図書館のあり方等を検討していく中で、鶴川団地、あるいはその周辺の公共空間のあり方については、関係部署とも相談しながら図書館の検討をしていきたいとのことでした。
次に、委員より、公共空間の中でどういう形で図書館があればいいのかを検討していきたいという点と、存続を前提にはできないという点から願意の実現性はないということだが、前提にはできないが、検討の結果、存続という可能性がゼロではないという受け取り方でいいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、現段階において、鶴川図書館に限らず、全8館の図書館について、あり方、見直しは本当に着手したところで、鶴川図書館がどうなるということは何ら決まっていないとのことでした。
次に、委員より、これまで鶴川図書館が担い、果たしてきた役割をどのように認識しているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、鶴川図書館ができて40年以上たっており、鶴川駅前図書館ができるまで、小さい図書館でありながら鶴川地域の資料、情報提供の基地として長年活動して、また、地域の方にも親しまれてきたと考えているとのことでした。
委員より、継続審査にすべきとの意見があり、継続審査とすることについて採決をした結果、賛成少数で結論を出すことに決しました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって採択すべきものと決しました。
次に、請願第10号 北朝鮮の
ミサイル避難訓練の実施を求める請願について申し上げます。
まず、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は次のとおりです。
初めに、経過として、従前から北朝鮮による弾道
ミサイル発射については、安全に対する重大かつ差し迫った脅威であると言われている。国は、自治体や国民への緊急情報伝達のために、全国瞬時警報システム、いわゆるJアラートと呼ばれるものを整備している。町田市では、市民へ緊急時に必要な情報を伝えるため、従来から防災行政無線を設置しているが、ミサイルが市内へ落下または通過する可能性がある場合は、防災行政無線でもJアラートの警報が流れるようにしている。国が発表している情報によると、とりわけ2016年8月以降、北朝鮮は相次いで弾道ミサイルを発射しており、日本の排他的経済水域に落下する事案も発生している。これを受け、2017年3月17日に国が秋田県及び男鹿市と合同でミサイルを想定した住民避難訓練を国内で初めて実施した。また、2017年4月19日、国は都道府県に対し、弾道ミサイルを想定した住民避難訓練の実施について検討、依頼する通知をしている。これを受けて、同年4月25日、東京都が区市町村国民保護担当者会議を開催し、町田市も説明を受けた。国が発表している情報によると、秋田県男鹿市と同様に、全国で複数の自治体が国や県などと合同でミサイルを想定した避難訓練を実施しているということだった。なお、国や県などと合同で訓練を実施した自治体に確認をしたところ、全て国や県からの具体的な働きかけがあり、訓練を実施したとのことだった。最後に、願意の実現性について、国民保護については、国民保護法に沿った国の方針に従い、東京都の計画との整合を図り、町田市が策定した計画に基づき、町田市の区域内における国民保護の措置をとることが町田市の役割となる。国や県などと合同で避難訓練を実施した自治体についても、同様の考えのもと、訓練を実施したものと考えている。ついては、町田市においても、今後、国から都への通知をもとにした具体的な指導、指示及び提案があった場合は、訓練の実施に向けて検討すべきと考えているため、本件については願意に沿うものと考えているとのことでした。
担当者の説明後、質疑はなく、まず、反対の立場から、北朝鮮の軍事的挑発は断じて容認できない。国連決議、安保理決議に基づき、北朝鮮が軍事的な挑発をやめること、そして同時に、外交的な手段での解決が求められると思う。
ミサイル発射等に対する国民の心配、そして、避難しなければという心理は理解できるものであり、この間、行われた訓練等について否定するものではない。しかしながら、反対の理由として、国民保護法に基づく今回の訓練であるという説明であるが、そういう点で、私たちとしては、国民保護法そのものに反対をしているという理由で当請願に反対するとの反対討論がありました。
次に、賛成の立場から、政治的なスタンスはいろいろあるにせよ、やはり住民の生命、身体、財産を守るのが我々地方自治体、そして議会の責務であると考えている。現状を見ると、いつミサイルが東京上空を通過、もしくは落ちてくるということも可能性としては想定をしておかなければならない状況であると考えている。よって、いろいろな自治体でこういった訓練が行われていると考えている。実際、こういった都市圏において、どのような訓練を行って、そして、どうやって安全を確保するのかということは、やはり訓練を通じてわかることもあると思うので、ぜひとも北朝鮮の
ミサイル避難訓練を実施することを求めるべく、請願に賛成するとの賛成討論がありました。
討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって採択すべきものと決しました。
次に、請願第16号(27) いじめ事件に対して真摯に取り組むことを求める請願につきましては、係争中の案件であるため、継続審査とすべきものと決しました。
次に、請願第1号
玉川学園コミュニティーセンター建替えに伴うペデストリアンデッキ設置に関する請願につきましては、なお調査を要するため、継続審査とすべきものと決しました。
次に、請願第2号
玉川学園コミュニティー・センター建替事業に伴う
デッキ設置計画の見直しに関する請願につきましては、なお調査を要するため、継続審査とすべきものと決しました。
次に、請願第3号 玉川学園コミュニティセンター建替事業に伴うデッキ設置に至った経緯及び設置に伴う
工事分担費用に関する請願につきましては、なお調査を要するため、継続審査とすべきものと決しました。
最後に、請願第9号
玉川学園コミュニティーセンター建替事業(「デッキ」新規設置事業含む)の見直しに関する請願につきましては、なお調査を要するため、継続審査とすべきものと決しました。
以上で文教社会
常任委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第51号議案及び認定第1号を除く議案及び請願に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
28番 大西宣也議員。
〔28番大西宣也登壇〕
◆28番(大西宣也) 鶴川団地の図書館の存続を求める請願に賛成の立場で討論します。
この鶴川団地図書館は、既に50年近い年月が過ぎ、歴史という言葉がぴったりする価値ある図書館であります。図書館の役割は、市民の文化、教養に必要不可欠な施設であり、単純に市の合理化対策の対象になるような案件ではありません。一方的に廃止の通告だけで、その存続を決定するような問題ではなく、住民の意見を十分尊重する立場をとられることが必要であります。
本件請願者を見ますと、地元の多くの町内会・自治会の会長が賛成者として名を連ねており、これらを見ても地元の住民は、その存続を求めていることがわかります。請願者に町田市町内会・自治会長が名を連ねる案件はそう多くはありません。
以上、存続を求める請願に賛成の立場で討論をいたします。
○議長(吉田つとむ) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第58号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第59号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第63号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第70号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第71号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第72号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
請願第7号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本件は採択と決しました。
請願第10号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本件は採択と決しました。
文教社会常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第10
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第10、第60号議案外議案5件及び認定1件を一括議題といたします。
────────────────────────────────────
建設
常任委員会議案審査報告書
1.第 60号議案
町田市営住宅条例の一部を改正する条例
1.第 68号議案 市道路線の認定について
1.第 69号議案 市道路線の廃止について
1.第 73号議案
金森市民住宅外1箇所の
指定管理者の指定について
1.第 51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)
1.第 53号議案 平成29年度(2017年度)町田市
下水道事業会計補正予算(第1号)
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
1.認定第 1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定について
本委員会は、9月7日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
記
次の意見は、全員一致をもって可決したものである。
1 一般会計
(歳出)
衛生費
(1)自然エネルギー利用機器等設置補助金については、地球温暖化防止を推進していくうえで、重要な取り組みであり、市民ニーズも高いことから再度復活を検討されたい。
(2)町田市行政で設置している太陽光発電の活用状況を把握できるようにされたい。
(3)燃料電池自動車MIRAIにおいては、理事者の公用車としての積極的な利用を促進するなど、活用を図られたい。
(4)引き続き合併処理浄化槽設置補助制度が利用できるよう積極的にアピールされたい。
(5)熱回収施設等整備運営にあたっては、市がチェック機能を果たせるよう、仕組み作りと職員の力量を確保するよう努められたい。
(6)家庭用生ごみ処理機の普及により一層努められたい。
(7)食品ロス削減のための取り組みをより一層努められたい。
(8)市民一人一日あたりのごみの排出量は、2016年度714gとなった。2020年度の目標値724gをすでに達成しており、目標値の検討を早急に実施されたい。
(9)収集には、一定の費用がかからざるを得ない中、市民の協力でごみ量が着実に減少している。ごみ量1tあたりのコストの指標を使用することについては、見直しをされたい。
(10)新たに始めた南地域の容器包装プラスチックごみの分別収集については、当初目標1,000tに対して576tという実態をレビューし、市民の協力をより一層得られるよう努力されたい。
土木費
(11)老朽化した道路橋梁維持補修については、安全性を確保するため、優先的事業として進められたい。
(12)狭隘私道移管事業においては、私道であることのデメリットを地権者等に説明し、理解を得て、積極的に推進されたい。
(13)準幹線道路忠生579号線の整備については、資源化施設等への影響もあることから、地域要望への対応を円滑に行うなど全庁的に取り組まれたい。
(14)防災の観点からも狭隘道路も含め、更なる無電柱化の推進に努められたい。
(15)街路灯のLED化については、できるだけ早急に進められたい。
(16)放置自転車等対策事業では、創意工夫をされていることについては評価するところであるものの、放置自転車対策に充当される費用8,629万円を市民に広く周知し、市民の協力を得られるよう努められたい。
(17)住所整理事業を進めるにあたっては、事業の必要性を検討し、自治会・町内会の窓口とともに関連地域住民全体に丁寧な情報提供と課題の共有を図られたい。
(18)地域コミュニティバス運行事業においては、特に相原ルートの取り組み等、他地域に適用できるようノウハウの蓄積に努められたい。
(19)玉ちゃんバス等、地域コミュニティバス運行事業においては、利用状況調査を行い、混雑して乗れない人がいないよう努められたい。
(20)地域コミュニティバスの運行にあたっては、道路部とも連携して道路状況の改善を図り、住民の要望するルートの実現に努力されたい。
(21)地域コミュニティバスのシルバーパス利用が可能になるよう、今後も東京都に要望されたい。
(22)路線バス利用促進事業においては、交通空白地区の移動環境向上のために、地域住民の要望に丁寧に答え、交通空白地区解消に努められたい。
(23)多摩都市モノレール延伸により一層努められたい。
(24)公園台帳については、法律に定められているからといって作成するだけではなく、そこから状況を把握するなど積極的な活用を図られたい(パークマネジメント等)。
(25)サン町田旭体育館の会議室等においては、利用条件を緩和するなどをし、利用率向上に努められたい。
(26)公園駐車場有料化においては、市民負担がないようにし、更なる負債が生じないよう見直しをされたい。
(27)薬師池公園ゲートハウスに関しては、庁内連携をしっかりと図り、マーケティングをしっかり行い、コンセプトを明確にし、採算性がとれるようあり方を検討されたい。
(28)町田市立陸上競技場の観客席増設については、リスクも含め広く市民に周知し、理解を得るよう努められたい。
(29)小野路球場において利用状況等を前年度と比較する際は、閉鎖期間を考慮せずに比較し利用が下がったとの見解を出していたので、利用状況を比較する際は同条件で比較されたい。
(30)団地再生に向けた取り組みでは、今後もUR都市機構やJKK東京との連携をさらに深められたい。
2 特別会計
下水道事業会計
(31)老朽化した下水道管渠維持補修については、安全性を確保するため、市全体の事業の中で優先的に位置づけ進められたい。その際、市内業者にも工事ができるよう工夫されたい。
(32)下水道接続が困難な場所については、丁寧に相談に乗り、水洗化を進められたい。
次の意見は、賛成多数をもって可決したものである。
1 一般会計
(歳入)
(33)時効が発生する事案に関しては、原因が発生した時点で適用される法令などを検討し、不納欠損が生じないよう努められたい。
(歳出)
土木費
(34)玉川学園前駅周辺整備事業においては、バリアフリー促進など、地域要望を鑑み、速やかに実現されたい。
(35)職員や予算が限られている中、多くの地区街づくりが進んでいる。将来を見据えた街づくりを確実に行うためにも魅力ある街づくりのコンセプトを構築し、民間活力を積極的に検討されたい。
平成29年(2017年)9月21日
建設常任委員長 白 川 哲 也
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
建設常任委員長 白川哲也議員。
〔建設常任委員長白川哲也登壇〕
◎建設常任委員長(白川哲也) 今期定例会において、当建設
常任委員会に付託された議案6件及び認定1件につきまして、9月13日、14日及び21日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。
まず、第60号議案
町田市営住宅条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、一括議題として審査いたしました第68号議案 市道路線の認定について及び第69号議案 市道路線の廃止については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第73号議案
金森市民住宅外1箇所の
指定管理者の指定については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。
まず、環境資源部所管部分について申し上げます。
委員より、廃棄物減量再資源化等推進整備基金積立金について、ごみ指定収集袋の売り上げを追加で積み立てたということだが、前年度と比較してどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、積立額についてはほぼ変わりはないとのことでした。
以上が環境資源部所管部分についてであります。
次に、道路部所管部分については、担当者の説明をおおむね了としました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第51号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第53号議案 平成29年度(2017年度)町田市
下水道事業会計補正予算(第1号)については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、認定第1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定については、質疑終結後、反対の立場から、第1に、大きな事業となった南町田駅周辺地区拠点整備事業について、特に周辺地域の住民の合意が十分図られたのか疑問が残る点である。また、2016年度に整備された南町田駅北口広場については、利用者、また周辺地域の要望を十分に取り入れたのか疑問が残り、完成後、さまざまな利用者、周辺住民から要望が上がっている。特にエレベーター設置、あるいは隣接する住宅地域からのロータリーの廃止の問題など、再検討をしてもらう状況になったが、そういった調査あるいは周辺住民の要望、ニーズをしっかりと把握したのか疑問が残る。第2に、現在、財政が大変な中、さまざまなにぎわいを創出するための事業、特に鶴間公園も含めて4つの森ということを掲げながら、並行して整備計画を進めてきた点である。今後、2016年度のみならず、それ以降に莫大な財政投入が求められる事業が並行して進められた点、また、職員の過重な労働といったことも憶測され、疑問が残る点である。特に地域公園整備などは、地域の拠点でもあり、核となっている施設でもあり、市民の皆さんの注目を大変集める事業でもある。また、丁寧な市民への説明、周辺住民への説明など、情報提供や合意形成が最も求められる点であると考え、それが不十分であると思う。第3に、2016年度の時点で野津田陸上競技場の観客席の増設計画が、市民の十分な合意もなく進められた点である。第4に、公園駐車場の有料化が継続され、さらに拡充された点で、さまざまな矛盾が生まれている。また、赤字もさらにふえている点である。第5に、熱回収施設等の整備が進められ、DBO方式の契約が結ばれたが、これについては、結果的にではあるが、1社による入札ということになり、競争性が担保できなかったこと、よって99.96%という大変高い落札比率になってしまった点も、やはり問題であると思うし、それ以上に今後、DBO方式という中で、市の職員のチェック機能あるいは関与など、これから重要なごみ処理という市民生活にとって欠かすことのできない事業に対して、市の役割がしっかりと担保されるかどうか疑問が残る点で問題だと思う。最後に、こうしたさまざまな市の財政投入などが進められてくる中、一方で、市民サービスの後退や市民負担の増加などが進められた点である。具体的に言うと、し尿処理手数料の有料化、これは2017年度からであるが、その計画を進められた点や、公園の駐車場の有料化も継続された点である。また、太陽光発電の補助金あるいは環境性能向上の住宅改修の補助金などが削減されたが、これは環境政策に対する市の役割を後退させるものであると考える。以上の点から反対するとの反対討論がありました。
討論終結後、採決の結果、認定第1号のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。
なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。
まず、各会計別に付記された意見のうち、全員一致をもって可決した意見であります。
初めに、一般会計についてであります。
歳出の衛生費について申し上げます。
まず、自然エネルギー利用機器等設置補助金については、地球温暖化防止を推進していくうえで、重要な取り組みであり、市民ニーズも高いことから再度復活を検討することを求めるものであります。
次に、町田市行政で設置している太陽光発電の活用状況を把握できるようにすることを求めるものであります。
次に、燃料電池自動車MIRAIにおいては、理事者の公用車としての積極的な利用を促進するなど、活用を図ることを求めるものであります。
次に、引き続き合併処理浄化槽設置補助制度が利用できるよう積極的にアピールすることを求めるものであります。
次に、熱回収施設等整備運営にあたっては、市がチェック機能を果たせるよう、仕組み作りと職員の力量を確保するよう努めることを求めるものであります。
次に、家庭用生ごみ処理機の普及により一層努めることを求めるものであります。
次に、食品ロス削減のための取り組みをより一層努めることを求めるものであります。
次に、市民一人一日あたりのごみの排出量は、2016年度714gとなった。2020年度の目標値724gをすでに達成しており、目標値の検討を早急に実施することを求めるものであります。
次に、収集には、一定の費用がかからざるを得ない中、市民の協力でごみ量が着実に減少している。ごみ量1tあたりのコストの指標を使用することについては、見直しをすることを求めるものであります。
次に、新たに始めた南地域の容器包装プラスチックごみの分別収集については、当初目標1,000tに対して576tという実態をレビューし、市民の協力をより一層得られるよう努力することを求めるものであります。
次に、土木費について申し上げます。
まず、老朽化した道路橋梁維持補修については、安全性を確保するため、優先的事業として進めることを求めるものであります。
次に、狭隘私道移管事業においては、私道であることのデメリットを地権者等に説明し、理解を得て、積極的に推進することを求めるものであります。
次に、準幹線道路忠生579号線の整備については、資源化施設等への影響もあることから、地域要望への対応を円滑に行うなど全庁的に取り組むことを求めるものであります。
次に、防災の観点からも狭隘道路も含め、更なる無電柱化の推進に努めることを求めるものであります。
次に、街路灯のLED化については、できるだけ早急に進めることを求めるものであります。
次に、放置自転車等対策事業では、創意工夫をされていることについては評価するところであるものの、放置自転車対策に充当される費用8,629万円を市民に広く周知し、市民の協力を得られるよう努めることを求めるものであります。
次に、住所整理事業を進めるにあたっては、事業の必要性を検討し、自治会・町内会の窓口とともに関連地域住民全体に丁寧な情報提供と課題の共有を図ることを求めるものであります。
次に、地域コミュニティバス運行事業においては、特に相原ルートの取り組み等、他地域に適用できるようノウハウの蓄積に努めることを求めるものであります。
次に、玉ちゃんバス等、地域コミュニティバス運行事業においては、利用状況調査を行い、混雑して乗れない人がいないよう努めることを求めるものであります。
次に、地域コミュニティバスの運行にあたっては、道路部とも連携して道路状況の改善を図り、住民の要望するルートの実現に努力することを求めるものであります。
次に、地域コミュニティバスのシルバーパス利用が可能になるよう、今後も東京都に要望することを求めるものであります。
次に、路線バス利用促進事業においては、交通空白地区の移動環境向上のために、地域住民の要望に丁寧に答え、交通空白地区解消に努めることを求めるものであります。
次に、多摩都市モノレール延伸により一層努めることを求めるものであります。
次に、公園台帳については、法律に定められているからといって作成するだけではなく、そこから状況を把握するなど(パークマネジメント等)積極的な活用を図ることを求めるものであります。
次に、サン町田旭体育館の会議室等においては、利用条件を緩和するなどをし、利用率向上に努めることを求めるものであります。
次に、公園駐車場有料化においては、市民負担がないようにし、更なる負債が生じないよう見直しをすることを求めるものであります。
次に、薬師池公園ゲートハウスに関しては、庁内連携をしっかりと図り、マーケティングをしっかり行い、コンセプトを明確にし、採算性がとれるようあり方を検討することを求めるものであります。
次に、町田市立陸上競技場の観客席増設については、リスクも含め広く市民に周知し、理解を得るよう努めることを求めるものであります。
次に、小野路球場において、利用状況等を前年度と比較する際は、閉鎖期間を考慮せずに比較し利用が下がったとの見解を出していたので、利用状況を比較する際は同条件で比較することを求めるものであります。
次に、団地再生に向けた取り組みでは、今後もUR都市機構やJKK東京との連携をさらに深めることを求めるものであります。
次に、特別会計についてであります。
下水道事業会計について申し上げます。
まず、老朽化した下水道管渠維持補修については、安全性を確保するため、市全体の事業の中で優先的に位置づけ進め、その際は、市内業者にも工事ができるよう工夫することを求めるものであります。
次に、下水道接続が困難な場所については、丁寧に相談に乗り、水洗化を進めることを求めるものであります。
次に、各会計別に付記された意見のうち、賛成多数をもって可決したものを申し上げます。
一般会計についてであります。
まず、歳入について申し上げます。
時効が発生する事案に関しては、原因が発生した時点で適用される法令などを検討し、不納欠損が生じないよう努めることを求めるものであります。
次に、歳出の土木費について申し上げます。
まず、玉川学園前駅周辺整備事業においては、バリアフリー促進など、地域要望を鑑み、速やかに実現することを求めるものであります。
次に、職員や予算が限られている中、多くの地区街づくりが進んでいる。将来を見据えた街づくりを確実に行うためにも魅力ある街づくりのコンセプトを構築し、民間活力を積極的に検討することを求めるものであります。
以上、認定第1号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。
以上で建設
常任委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第51号議案及び認定第1号を除く議案に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第60号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第68号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第69号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第73号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第53号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
これより第51号議案の討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第51号議案を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
これより認定第1号の討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。
認定第1号に対する反対討論。
7番 渡場悟視議員。
〔7番渡場悟視登壇〕
◆7番(渡場悟視) 日本共産党市議団の一員として、認定第1号、2016年度一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定に対する反対討論を行います。
2016年度一般会計決算の中には、前年度大幅に削られた学校教育予算、特に小中学校での備品・消耗品費などが一定の回復を見たことや認可保育所や特養ホームの増設、小中学校でのトイレの改修やエアコンの設置など、市民の願いを反映したという点で評価するものはありました。しかし、次の点から問題点を指摘しなければなりません。
第1に、市民にとって重要な予算の削減が行われたことであります。老人クラブ補助金や長寿祝金が削減され、高齢者福祉にかかわる施策が後退しました。また、人件費節減と効率的職員配置の名のもとで、市民サービスを担うべき市の職員の厳格な定数管理が行われ、退職者不補充や民間委託化が学校現場を中心に行われました。
第2に、市民生活を脅かす幾つもの負担増が行われたことです。特に
国民健康保険事業会計において、保険税が平均20%も値上げされたことは、低所得者層を中心に市民生活に深刻な影響を与えるものとなりました。また、生涯学習センターや市民センターなどの使用料の値上げが検討されたこと、保育料や学童保育育成料の値上げも、2016年度で検討されたことも見逃せません。
第3に、大型開発事業が中心の未来づくりプロジェクトが、その内容と財政計画について、市民の理解と合意が得られないまま一層推進されたことであります。とりわけ、文化芸術ホールの建設計画は、用地の当てもないまま進められており、もはや断念すべきです。また、野津田公園、薬師池公園、芹ヶ谷公園、鶴間公園を含めた南町田地区周辺や中心市街地の整備計画など、大型公共プロジェクトが進められていますが、環境問題や住民合意、財政計画などの点から精査し、不要不急なプロジェクトは直ちに見直すべきであります。
第4に、市民合意が不十分なまま
公共施設再編計画が進められたことです。2016年度では、その第一歩として、公共施設総合管理計画を策定するための検討委員会の設置が行われました。また、市民センターの利用料について、利用者の声を聞かずに値上げを決めたことなどを見ても、公共施設のあり方について慎重な議論が行われているようには見えません。
第5に、市税・
国民健康保険税滞納者に対する差し押さえを実行するなど、公債権徴収強化がなされたことです。滞納整理に当たっては、個々の生活実態に応じた丁寧な対応こそ必要です。
第6に、町田市病院事業会計を初め
国民健康保険事業会計、介護保険事業会計など市民の命や暮らしを守るための特別会計への必要な繰り入れが十分に行われなかった点であります。
以上、市民の負担をふやし、市民生活に必要な補助金を削減し、大型開発を優先する市政から、市民の暮らし、福祉、教育の充実を中心とする市政への転換を求めて反対討論といたします。
○議長(吉田つとむ) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
認定第1号を採決いたします。本件に対する各常任委員長の報告は認定であります。本件の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本件は認定されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第11
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第11、
委員会提出議案第3号を議題といたします。
本案について、提出者から、提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長 若林章喜議員。
〔
議会運営委員長若林章喜登壇〕
◎
議会運営委員長(若林章喜)
委員会提出議案第3号 決算審査における意見に対する回答を求める決議の提案理由について説明いたします。
今定例会では、各
常任委員会で決算審査を行い、附帯決議が合計103件付されました。
議会運営委員会では、今後も含め、回答を求めるために、決算審査における意見に対する回答を求める決議を
委員会提出議案として提出することに全員一致で決まりました。
ご可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(吉田つとむ) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託をいたしません。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
委員会提出議案第3号を採決いたします。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま議決されました
委員会提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
お諮りいたします。この際、第74号議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってこの際、第74号議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。
――
―――――――◇――――――――
△議事日程追加の1 日程第1
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 第74号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
副市長 髙橋豊君。
〔副市長髙橋豊登壇〕
◎副市長(髙橋豊) 第74号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)について、その概要をご説明申し上げます。
今回の補正予算は、衆議院議員総選挙に伴う選挙経費について編成しております。
タブレットでは19分の8ページ、補正予算書のページでは4ページをごらんください。以後、補正予算書のページでご説明申し上げます。
第1表、歳入歳出予算補正につきましては、まず、歳入において、都支出金について増額計上をしております。歳出におきましては、総務費にて衆議院議員選挙に要する経費を新たに計上しております。その結果、歳入歳出それぞれ1億5,332万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,512億6,593万4,000円とするものでございます。
それでは、歳入の概要につきまして、ご説明申し上げます。
予算書の8ページをごらんください。
第15款、都支出金1億5,332万4,000円の増額につきましては、衆議院議員選挙に係る選挙費委託金を新たに計上しております。
続きまして、歳出の概要につきましてご説明申し上げます。
10ページをごらんください。
第2款、総務費1億5,332万4,000円の増額につきましては、衆議院議員選挙の実施に要する経費として、期日前投票業務委託料、ポスター掲示場設置・撤去委託料などを新たに計上しております。
以上、
一般会計補正予算の概要につきましてご説明申し上げました。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
第74号議案は総務
常任委員会へ付託いたします。
あらかじめ会議時間の延長をいたします。
休憩いたします。
午前11時54分 休憩
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午後1時30分 再開
○議長(吉田つとむ) 再開いたします。
お諮りいたします。この際、第74号議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってこの際、第74号議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△議事日程追加の2 日程第1
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○議長(吉田つとむ) 第74号議案を議題といたします。
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総務
常任委員会議案審査報告書
1.第 74号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)
本委員会は、9月29日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
平成29年(2017年)9月29日
総務常任委員長 松 岡 み ゆ き
議長 吉 田 つ と む 様
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○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務常任委員長 松岡みゆき議員。
〔総務常任委員長松岡みゆき登壇〕
◎総務常任委員長(松岡みゆき) 今期定例会において、当総務
常任委員会に付託された議案1件につきまして、本日審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。
第74号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第3号)については、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で総務
常任委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第74号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第12
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○議長(吉田つとむ) 日程第12、第75号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
市長 石阪丈一君。
〔市長石阪丈一登壇〕
◎市長(石阪丈一) 第75号議案 町田市
行政不服審査会委員の委嘱につき同意方について、ご説明申し上げます。
本議案は、町田市行政不服審査会の委員5名のうち、田村達久委員、橘高真佐美委員、三木由希子委員の3名の任期が本年9月30日をもって満了いたしますので、引き続き委嘱いたしたく、提案するものでございます。
3名の方々は、人格、識見ともに大変すぐれた方であり、委員としての経験も豊富であることから、町田市
行政不服審査会委員として最適任者であると思料されますので、町田市行政不服審査会条例第3条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第75号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。
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△日程第13
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○議長(吉田つとむ) 日程第13、第76号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
市長 石阪丈一君。
〔市長石阪丈一登壇〕
◎市長(石阪丈一) 第76号議案
人権擁護委員候補者の推薦につき同意方について、ご説明申し上げます。
現在、町田市には人権擁護委員11名の方々が法務大臣より委嘱されております。本議案は、委員11名のうち、鈴木康明委員、川尻佳合委員、金武素子委員、小西文緒委員の4名の任期が本年12月31日を持って満了いたしますので、法務大臣に対し再任の推薦をいたしたく、提案するものでございます。
4名の方々は、人格、識見ともに大変すぐれた方であり、委員としての経験も豊富であることから、人権擁護委員として最適任者であると思料されますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、再任推薦候補者として議会の同意を求めるものでございます。
よろしくご審議の上、ご同意賜りますよう、お願いを申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第76号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。
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△日程第14
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○議長(吉田つとむ) 日程第14、
議員提出議案第10号から第15号までを一括議題といたします。
お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって本案については提案理由の説明を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。
議員提出議案第11号及び第12号に対する反対討論。
31番 細野龍子議員。
〔31番細野龍子登壇〕
◆31番(細野龍子) 日本共産党市議団の一員として、
議員提出議案第11号、第12号に対する反対の討論を行います。
初めに、第11号、小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める意見書について述べます。
そもそも教育は、1人1人の人格の完成を目指して行われるべきであり、社会や企業が求める枠に子どもを当てはめるためのものではありません。
プログラミング必修化は、IT産業の発展に寄与する人材育成を目的としたものであり、安倍内閣の成長戦略の一環です。子どもたちは、その成長段階に応じた教育を受ける権利が保障されています。成長段階を考慮せず、プログラミング教育を押しつけることは、成長の阻害要因ともなり得ることもさまざまな教育学者や教育界、現場などでも危惧されています。
よって、プログラミング教育導入を前提とした本意見書に反対いたします。
続いて、
議員提出議案第12号について、
受動喫煙防止対策を進めるために健康増進法の改正を求める意見書についてであります。
国際的に見ても、受動喫煙対策がおくれている日本においては、受動喫煙によって毎年1万5,000人が死亡しており、医療費の損失は3,233億円にもなると報告もされています。受動喫煙防止の法整備が早急に求められていると考えます。
本意見書においては、3項目めの屋内の規制について、小規模飲食店への配慮を求めるとありますが、この点が法案整備が進まない大きな要因になっています。飲食店の売り上げが落ちることを理由としていますけれども、先行的に飲食店の禁煙を実施した自治体では、96%の店で売り上げがふえ、あるいは変わらないとの調査結果もあり、未成年者や従業員への配慮というのであれば、原則禁煙の法整備を進めるべきと考え、反対いたします。
○議長(吉田つとむ) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
議員提出議案第10号を採決いたします。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
議員提出議案第11号を採決いたします。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
議員提出議案第12号を採決いたします。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
議員提出議案第13号を採決いたします。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本案は否決されました。
議員提出議案第14号を採決いたします。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本案は否決されました。
議員提出議案第15号を採決いたします。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって本案は否決されました。
お諮りいたします。ただいま議決されました
議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
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△日程第15
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○議長(吉田つとむ) 日程第15、議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、お手元にご配付いたしました議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行うことに決しました。
お諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について変更を要するものについては、その措置を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって議員派遣について変更を要するものについての措置は議長に委任することに決しました。
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△日程第16
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○議長(吉田つとむ) 日程第16、各
常任委員会の
特定事件継続調査申し出についてを議題といたします。
各常任委員長から、目下委員会において調査中の特定事件につき、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
会議を閉じます。
これをもって平成29年第3回町田市議会定例会を閉会いたします。
午後1時45分 閉会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 吉 田 つ と む
署名議員 新 井 克 尚
署名議員 山 下 て つ や...