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平成29年文教社会常任委員会(9月)-09月13日-01号
平成29年建設常任委員会(9月)-09月13日-01号

  • "下水道事業会計繰出金"(1/1)
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  1. 町田市議会 2017-09-13
    平成29年建設常任委員会(9月)-09月13日-01号


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    平成29年建設常任委員会(9月)-09月13日-01号平成29年建設常任委員会(9月)  建設常任委員会記録 1 日時  平成29年(2017年)9月13日(水)午前10時 2 場所  第2委員会室 3 出席者 委員長 白川哲也       副委員長 石川好忠       委員 松葉ひろみ 佐藤和彦 谷沢和夫 川畑一隆          細野龍子 熊沢あやり 4 欠席者 委員 おさむら敏明 5 出席説明員       環境資源部長 循環型施設建設担当部長 環境資源部次長       都市づくり部長 都市整備担当部長 萩野都市づくり部次長       瀬戸口都市づくり部次長 下水道部長 大曽根下水道部次長       野田下水道部次長 その他担当管理職職員
    6 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介 調査法制係主任 三沢幸子       担当 長谷川拓 7 速記士 波多野夏香(澤速記事務所) 8 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                       平成29年(2017年)                      9月13日(水)午前10時                      9月14日(木)午前10時                             第2委員会室  1 都市づくり部  (1)第 60 号議案 町田市営住宅条例の一部を改正する条例  (2)第 73 号議案 金森市民住宅外1箇所の指定管理者の指定について  (3)認定第 1 号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  (4)行政報告 南町田駅周辺地区拠点整備事業について  (5)行政報告 小山田桜台、多摩南部地域病院間ワゴン車検証運行について  (6)行政報告 土地の買入れについて(野津田公園拡張用地)  (7)行政報告 土地の買入れについて(香山緑地用地)  2 下水道部  (1)第 53 号議案 平成29年度(2017年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)  (2)認定第 1 号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  (3)行政報告 東京都における境川の治水対策について  3 環境資源部  (1)第 51 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計補正予算(第2号)  (2)認定第 1 号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  (3)行政報告 新たなごみの資源化施設について  4 道路部  (1)第 68 号議案 市道路線の認定について  (2)第 69 号議案 市道路線の廃止について  (3)第 51 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計補正予算(第2号)  (4)認定第 1 号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  5 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前10時1分 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △第60号議案 ○委員長 第60号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第60号議案 町田市営住宅条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、子育て世帯に対する支援を目的として、使用者の資格要件を緩和するため、所要の改正をするものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第60号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第60号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第73号議案 ○委員長 第73号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第73号議案 金森市民住宅外1箇所の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、金森市営住宅内に2戸、忠生市営住宅内に3戸ございます市民住宅を管理運営させるため、指定管理者として東京都住宅供給公社を指定するものでございます。  当該市民住宅は、市営住宅に入居する高齢者等の自立生活を支援する生活協力員の住戸として、市営住宅と一体で建設しているため、当該市営住宅を管理させている東京都住宅供給公社を指定管理者として指定するものでございます。  指定期間は、2018年4月1日から2023年3月31日までの5年間でございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第73号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第73号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △認定第1号(都市づくり部所管部分) ○委員長 認定第1号を議題といたします。  本件の一般会計のうち、都市づくり部所管部分について、担当者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 認定第1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、都市づくり部所管分につきましてご説明申し上げます。  まず、資料の訂正がございます。「平成28年度(2016年度)町田市一般会計・特別会計決算参考資料 建設常任委員会所管分 都市づくり部」の訂正を1カ所お願いいたします。  26ページをお開きください。「(4)補助金交付状況 2016年度」の表2段目、補助金の名称「分譲マンション耐震関連助成金」の行の「交付確定額(2016年度)」が「3,060万円」と記載されておりますが、正しくは「3,055万8,000円」の誤りでございますので訂正をお願いいたします。  それでは、改めましてご説明申し上げます。  初めに、歳入でございます。  歳入歳出決算書の39、40ページをごらんください。  第13款、使用料及び手数料は、39ページから48ページに記載しております。  第14款、国庫支出金は、55、56ページに掲載しております。  第15款、都支出金は、63ページから82ページに掲載しています。
     第16款、財産収入は、83、84ページに掲載しています。  第18款、繰入金は、85、86ページに掲載しています。  第20款、諸収入は、91ページから100ページに掲載しています。  第21款、市債は、107、108ページに掲載しています。  次に、歳出でございます。  第3款、民生費、第5項、災害救助費、第1目、災害救助費は、207、208ページに掲載しています。  第8款、土木費、第3項、都市計画費、第1目、都市計画管理費は、255ページから258ページに掲載しています。  第2目、土地利用調整費は、257ページから260ページに掲載しています。  第3目、まちづくり推進費は、259、260ページに掲載しています。  第4目、交通事業推進費は、259ページから262ページに掲載しています。  第5目、建築開発審査費は、261ページから264ページに掲載しています。  第8目、公園緑地費は、265ページから270ページに掲載しています。  第4項、住宅費、第1目、住宅費は、269ページから272ページに掲載しています。  以上が歳入歳出決算書に係る部分でございます。  続きまして、都市づくり部所管の決算と主要な施策の成果を「町田市課別・事業別行政評価シート」に基づいて説明させていただきます。  「町田市課別・事業別行政評価シート」の412ページをごらんください。  土地利用調整課の課別行政評価シートについてご説明を申し上げます。  「Ⅰ.組織概要」及び「Ⅱ.2015年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてご説明を申し上げます。  課の使命につきましては、建築や開発等の土地利用を考えている方に、土地利用に関する情報を的確に提供できること、また、まちづくり構想に則した土地利用や、良好な宅地と住まいづくりを誘導していくことでございます。  課題につきましては、1点目、地理情報システム関係業務について、地図情報搭載に係る検討や管理、システムの更改に伴う検証作業や操作方法の問い合わせ対応等での作業量増加が見込まれますが、説明会実施に伴う周知等により、時間外勤務削減に向け対応していくことでございます。  2点目は、住所整理事業の実施率は5割程度となっており、安心・安全なまちづくりの一環として、引き続き丁寧に事業を進めていく必要があることでございます。  「Ⅲ.事業の成果」についてご説明を申し上げます。  地理情報システム更改により操作がしやすくなったことや、職員向けの研修実施等により周知を図ることができました。このことにより、市民公開型システムである地図情報まちだからの情報発信を考える庁内部署が増加し、2016年度は禁煙外来マップを新規に掲載いたしました。また、小川・鶴間地区の住所整理事業を2016年7月に実施し、市民や来街者にとってわかりやすい住所となりました。  「Ⅳ.財務情報」についてご説明を申し上げます。  「①行政コスト計算書」をごらんください。  2016年度の行政費用は、合計で3億139万1,000円でございます。行政費用につきましては、人件費はわずかながら減少しましたが、物件費、維持補修費等が増加し、全体として1億2,936万円の増加となっております。物件費のうち、住居表示等整備事業に係る委託料が事業を実施したことにより9,806万2,000円増加し、また、共通地形図作成業務に係る委託料が3年に1度の更新により2,649万2,000円増加したことなどが主な増加理由でございます。  「Ⅴ.財務構造分析」「Ⅵ.個別分析」「Ⅶ.総括」の「①成果および財務の分析」について、まとめてご説明を申し上げます。  行政費用の性質別割合は、人件費及び物件費が合わせて92.9%と、行政費用の大部分を占めております。人件費につきましては、2015年度と比べ40万8,000円減少となっておりますが、住所整理事業を実施するなど市民サービスは向上しました。  「②2016年度末の『成果及び財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてでございますが、1点目として、地図情報まちだは、市民にとって魅力のある情報をふやし、認知度を高めていくことで利用者数の増加を図る必要があることでございます。  2点目として、住所整理事業の実施率は5割程度となっており、安心・安全なまちづくりの一環として、引き続き丁寧に事業を進めていく必要があることでございます。  以上が土地利用調整課の課別行政評価シートでございます。  続きまして、418ページをごらんください。  交通事業推進課、地域コミュニティバス運行事業事業別行政評価シートについてご説明を申し上げます。  「Ⅰ.事業概要」及び「Ⅱ.2015年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてご説明を申し上げます。  事業の目的につきましては、鉄道や路線バスが運行されていない交通空白地区の移動環境を向上するため、地域組織や事業者と行政が協働してコミュニティバス等を運行することでございます。  課題につきましては、1点目、利用者数が増加していても収入増にはつながっていないことから、利用料金収入を増加させることでございます。2点目は、事業の財務構造上負担が大きいことから、現在の事業スキームの検証を行うとともに、持続可能な仕組みを検討する必要があることでございます。  「Ⅲ.事業の成果」についてご説明を申し上げます。  「玉ちゃんバス」南ルートの運行を開始したことにより、利用者数、利用料金収入ともに増加いたしました。また、現在の事業スキームの検証、持続可能な仕組みの検討を行い、制度改正を行う意思決定をいたしました。  「Ⅳ.財務情報」の主な点についてご説明を申し上げます。  「①行政コスト計算書」をごらんください。  2016年度の行政費用は、合計で2,847万7,000円でございます。2015年度は、新規ルートである「玉ちゃんバス」南ルートの走行環境整備を実施しましたが、2016年度は新規ルートの走行環境整備を実施しなかったことなどから、2015年度と比べ5,150万4,000円の減少となっております。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。  地域コミュニティバス運行事業全体の分析では、「玉ちゃん」バス南ルートの運行開始により実績が増加したことや、維持補修費などの行政費用が減少したことにより、利用者1人当たりのコストが69円減少いたしました。  「④貸借対照表」をごらんください。  その他の固定資産につきましては、「玉ちゃんバス」で使用する車両1台を買いかえたこと、及び2014年度に購入した車両の減価償却により1,604万8,000円増加しております。また、地方債につきましては、車両の購入に地方債を充当したため1,510万円増加しました。  「Ⅴ.財務構造分析」「Ⅵ.個別分析」「Ⅶ.総括」の「①成果および財務の分析」について、まとめてご説明を申し上げます。  行政費用の性質別割合としては、維持補修費が大幅に減少したため人件費が55%となり、最大の割合を占めています。また、「玉ちゃんバス」南ルートの運行開始などにより、利用者数、利用料金収入ともに増加しました。  「②2016年度末の『成果及び財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてでございますが、1点目として、運行に係る経費が増加していることから、運行内容の見直しなど経費を圧縮する方策を検討する必要があることが課題でございます。  2点目として、新たな事業制度への移行をスムーズに行う必要があることでございます。  以上が交通事業推進課、地域コミュニティバス運行事業事業別行政評価シートでございます。  最後に、434ページをごらんください。  公園緑地課、薬師池四季彩の杜事業の事業別行政評価シートについてご説明を申し上げます。  「Ⅰ.事業概要」及び「Ⅱ.2015年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてご説明を申し上げます。  事業の目的につきましては、町田薬師池公園四季彩の杜の魅力向上計画の着実な進捗を図るとともに、四季折々の花々を成育し、市内外から来園する人々に安らぎを提供することでございます。  課題につきましては、1点目、引き続き、町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上計画を着実に進めるために、財源を確保することでございます。  2点目は、水質改善された薬師池を良好に維持管理する必要があることでございます。  「Ⅲ.事業の成果」についてご説明を申し上げます。  薬師池公園につきましては、2015年度のように公園の一部を閉鎖する工事もなく、しょうぶあじさいまつり、紅葉まつり等年間を通じて各種イベントを実施した結果、来園者数が3万4,512人増加しましたが、目標とする49万人は達成されませんでした。薬師池につきましては、2015年度に水質改善工事を実施し、透明度1メートル以上を確保していましたが、秋ごろより水の変色が見られたため、水の入れかえを実施し、最終的には年間を通して良好な水質を保つことができました。  ぼたん園につきましては、テレビ放映等の影響により入園者数が増加した2015年度と比較して、天候不良の日が多かったことから、入園者数が7,846人減少しました。  「Ⅳ.財務情報」についてご説明を申し上げます。  「①行政コスト計算書」をごらんください。  2016年度の行政費用は、合計で1億6,796万1,000円でございます。行政費用につきましては、町田薬師池公園西園実施設計業務委託町田薬師池公園北園基本設計業務委託の終了、薬師池水質改善工事の終了等から、全体として1億5,768万8,000円の減少となっております。また、行政収入につきましては、区市町村観光インフラ整備支援補助金対象事業の完了や、町田ぼたん園の入園者数が減少したことなどから、全体として914万4,000円の減少となっております。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。  薬師池公園の来園者数の増加や工事などの維持補修費の減少により、単位当たりのコストが減少しました。  「④貸借対照表」をごらんください。  固定資産のうち土地につきましては、町田薬師池公園北園、町田薬師池公園西園の用地購入により、全体として2億5,600万4,000円増加しております。  「Ⅴ.財務構造分析」「Ⅵ.個別分析」「Ⅶ.総括」の「①成果および財務の分析」について、まとめてご説明を申し上げます。  町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上計画の推進では、エリア全体のブランドマネジメントを踏まえ、ゲートハウスの基本設計を行いました。また、行政費用の性質別割合につきまして、2016年度は大規模な工事を実施していないため、維持補修費が2015年度と比較して約93%減少しました。  「②2016年度末の『成果及び財務の分析』を踏まえた事業の課題」についてでございますが、1点目、引き続き、町田薬師池公園四季彩の杜魅力向上計画を着実に進めるため、関係部署と連携の上、新たな価値を生み出すブランド要素を反映したゲートハウスの実施設計を行う必要があることが課題でございます。  2点目、薬師池公園の来園者数の増加を目指すため、さらなる交通アクセスの向上を図る必要があることが課題でございます。  3点目、ぼたん園の入園者数については、天候に左右される部分も大きいですが、期間中のイベント開催や効果的な広報活動のあり方について検討し、入園者数の増加を目指していくことが課題でございます。  以上が公園緑地課の薬師池四季彩の杜事業の事業別行政評価シートでございます。  平成28年度(2016年度)町田市一般会計決算のうち、都市づくり部所管分についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤 委員 それでは、幾つか質疑をさせていただきます。  まず、決算書の258ページ、住所整理事務費ということで、昨年度、鶴間・小川地区の住居表示をやって、いろいろともめてというか、公聴会まで行くような形になりましたけれども、それはそれでいろいろと皆さん、今回それについては反省をしたと思うんです。今後の話になりますけれども、スムーズにやっていくために、この2016年度の住所整理事業は、どのような反省を踏まえて検証して、次につなげていこうとしたのか、その反省点を聞きたいと思います。 ◎土地利用調整課担当課長 今の小川・鶴間地区の住所整理を受けまして、大きく3点ほどあるかと思います。  まずは、地域住民という対象を自治会・町内会に絞ってしまっていたというところ、市民懇談会につきましても、自治会・町内会、商店会、NPOを対象としておりましたというところ、それから、周知の方法につきましては、市の広報、ホームページのほかには自治会・町内会の回覧という形でお願いしていたところ、それからあと、市民懇談会の開催期間が短過ぎたということで、地元で意見集約や検討していただく時間がなかなか少なかったというところが大きなところかと思います。  こちらを受けまして、次回の金井町地区につきましては、市民懇談会の会員につきましては、自治会・町内会、商店会、NPO、ほかに公募するという形を設けました。それから、周知の方法につきましても、今度、住所整理事業ニュースといった、それぞれの住民の皆さんにごらんになっていただくためのニュースを全戸配付いたしました。この全戸配付につきましては、今後、懇談会ごとにそれぞれ毎回配付していく予定でございます。  それから、懇談会の開催期間についてなんですけれども、今回は2カ月ほどスパンをあけまして、1回1回のお話し合いをしていただいたものを地元へ持って帰っていただいて、意見集約や検討をしていただくといったお時間を設けさせていただいております。 ◆佐藤 委員 今いろいろと改善点をいただきまして、やはり一般のというか、その該当地区の市民の方が全然知らなかった、結果が出てから何でこうなのという話、だから、できれば事前の説明というか、事前にこうなりますよというのをいかに多くの方に周知をしていくかというのが重要なのかなと思って、今3つほど改善点、今の話だと、事前にある程度周知、告知をしていくという考え方でよろしいわけですよね。 ◎土地利用調整課担当課長 今、委員のおっしゃるとおり、今まで以上に事前に住民の皆様に広く伝わるような形で努めてまいりたいと思っております。 ◆佐藤 委員 わかりました。  次は、野津田公園費へいきます。270ページです。まず、野津田公園拡張予定地物件調査積算委託というのがあると思うんですけれども、この物件調査というのはどういうことを示しているのかということと、これはどのような手続を経てこのような調査に至ったのかについて聞きたいと思います。 ◎用地担当課長 物件調査委託費につきましては、用地取得を行う上で土地代、それ以外に土地の上に建物、また、工作物などが建っている場合に、その建物を移転させて事業を継続させるための手続にかかる費用など、建物撤去や建物の価値の価格、それから、事業を続ける上で必要な費用などを計算する事業でございます。  予算取得のために今回は調査を行わせていただきまして、都市計画決定にご同意いただいた地権者に対しては、今後、用地取得の交渉の際に用地費や移転補償費などの交渉を行うことを考えております。 ◆佐藤 委員 確認なんですけれども、これはもちろん、土地所有者なら土地所有者の意向を踏まえた上で測定もしていくし、都市計画決定もしていくという形の確認でよろしいでしょうか。 ◎用地担当課長 今回の野津田公園の拡張用地につきましては、5月1日に都市計画決定にご同意いただきました9名の地権者、3.1ヘクタールの区域につきましては先行して都市計画決定をさせていただきました。まだ1ヘクタール、同意をいただいていない方もいらっしゃいますので、今後も計画にご協力いただけるように丁寧に説明をしてまいりたいと考えております。 ◆佐藤 委員 この件はわかりました。  次に、同じく野津田公園費だと思うんですが、これは今回、議会の中でも一般質問等でもありましたスタジアムの席の増設の件で話が出ていますけれども、たしか昨年度は将来構想をいろいろと検討した費用があると思うんですが、これは幾らかかっているんでしょうか。 ◎公園緑地課長 こちらのほうが486万円でございます。 ◆佐藤 委員 まずは、その486万円をかけて将来構想の図を示したということから始まったというか、それを行っていったというのが昨年度の話だと思うんですけれども、それも含めて2016年度、このスタジアムの増席に向けてどのような検討経過があったのか、これは時系列的に教えてください。 ◎公園緑地課長 こちらの将来構想の委託を2016年6月8日から2016年10月14日という工期で作成業務の中で検討を行ってまいりました。まず、この検討の目的のところですけれども、トップスポーツを見る環境ということで支援することに基づいて、J1のクラブライセンス取得に必要な施設基準に適合させるために現在の陸上競技場をどういうふうに改修すればいいかということで、その基本的な考え方をまとめるということで委託を進めてまいりました。  J1ライセンス、どういうものがあと必要かということで、特に座席数でいうと最低1万5,000席が必要だということも含めて概略の想定図面を作成する、それから、概略の整備費等を算定したというところが委託の内容でございます。 ◆佐藤 委員 今ご説明がありました、この増席に向けた将来構想を2016年6月に始めたと。この5,000席の増設については、この話については、そこがスタートという形で考えていいんでしょうか。 ◎公園緑地課長 委託に関しては、そういう形でスタートさせていただきました。 ◆佐藤 委員 この増席の話のスタートというのもそこからという形で考えてよろしいですか。もう1回、済みません。 ◎公園緑地課長 そのとおりでございます。 ◆佐藤 委員 2016年6月がスタートという話でしたけれども、たしか一般質問の中でこの話があったときに、約2年間かけて検討したという話があったと思うんですが、この意味はどういうことを示すんでしょうか。済みません、前の年度の話になってしまうかもしれませんが、2年間かけてというのはどういうことを示すのか、教えてください。 ◎公園緑地課長 一般質問の中で答弁がありました2年間というのは、未来づくりプロジェクトという形で5ヵ年計画等を検討してきたものの中の1つとして、今回、競技場の増設ということも入っています。競技場の増設自体は必要なんじゃないかという話は前からそういう議論もしてきたと思うんですが、本格的に、じゃ、本当にどうやってやっていこうかということの検討を始めたのが昨年6月のこの委託でということになります。
    ◆佐藤 委員 先ほどは、この増設の話は6月スタートだという話でしたけれども、その以前から話としてはあったという理解で進めてきて、動き出したのが2016年6月だということの理解でいいんですかね。その前から話があったんだけれども、スタートしたのはそこと。確認ですけれども、いいですね。 ◎公園緑地課長 そのとおりでございます。 ◆佐藤 委員 この件についてはわかりました。  次に、公園駐車場の有料化の話です。268ページ、これは何年になるかちょっと忘れてしまいました。まず1点目は、平日、市長が認めるものについては有料化ができるという話だと思うんですけれども、これって、実際どれぐらい昨年度はあったんですか。 ◎公園緑地課長 公園駐車場の平日の有料化について、資料を今用意いたしますので、済みません。 ◆佐藤 委員 では、これについては、平日の有料にした額と、どんなこととイベントがあったのかも含めてご回答を後ほどお願いしたいと思います。  続いて、それとは別に公園駐車場の有料化についてということで、これは始めてから何年かたっていますけれども、累積の赤字はどれぐらいになりますでしょうか。 ◎公園緑地課長 これは2012年12月から有料化が始まりました。そこからカウントしてきまして、今9,172万1,000円の累積赤字という形になってございます。 ◆佐藤 委員 9,172万円、もしこれをやらなければこの赤字はなかったなというふうに思っているんですけれども、以前の答弁の中では、市としてやらなきゃいけないことみたいな形の答弁があったような気がするんですけれども、ちなみに、昨年度1年間ではどれぐらいの赤字だったんでしょうか。 ◎公園緑地課長 2016年度は、765万4,000円の赤字でございました。 ◆佐藤 委員 この赤字というのは、年々減額しているという考え方でよろしいんでしょうか、それとも増額しているという考え方なんでしょうか。 ◎公園緑地課長 年々これは減っていっています。 ◆佐藤 委員 減ってきているということも、平日無料化にしたり、いろいろと施策を打ってやったということですけれども、9,172万円も赤字が出ているという事実だけは消せないものでありますので。  たしか、この駐車場有料化を始めたきっかけとして不正駐車があったという話で始めたような気がするんですが、不正駐車というのは、今どれぐらいあると認識していますか。 ◎公園緑地課長 不正駐車自体は、ほぼほぼないのではないかと考えております。 ◆佐藤 委員 そうすると、役割は果たしたんじゃないですか。今、平日、無料化をしていて不正駐車もほとんどないということであれば、もともと始めた理由の1つとして不正駐車があったということでありますので、そろそろこの有料化もいいんじゃないかと思うんですけれども、その辺の考えについて。 ◎公園緑地課長 今、こういった形で有料化をしているがゆえに、そういう一定の秩序が保たれているということも鑑みますと、この形でまたやっていきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 では、平日はよろしいんですか。平日の場合は、もう無料化というのは周知していてわかっている中で、その中で平日は有料化していないのに不正駐車もない、土日は当然監視員の方がいるから、それは少ないんでしょうけれども、その辺の平日についての考え方はどうなりますか。 ◎萩野 都市づくり部次長 平日につきましては、そもそも公園駐車場自体が公園に車を駐車できるという受益に対して有料化をしているというものでございます。ただ、経費等の面から平日を有料化すると非常に厳しいという部分がありますので、現状としては休日、土日、あとはJリーグですとか、そういったさまざまなイベントが開催される日に限って料金をいただいているというのが実態でございます。 ◆佐藤 委員 受益ということで話がありました。しかしながら、やはり市としてやることと言いながら、ことしも続けているんでしょうから、下手すれば1億円赤字を超えてしまうんじゃないかと思うんです。これはそろそろ、私なんかは役割を果たしたと思いますし、公園に来る方について、やはりまだ駐車場は有料化なのかという話もいろいろ聞きます。これについては、市として、赤字でもやるべきことという考え方をぜひ改めていただいて、これについてはもうやめていくんだという検討も含めてお願いしたいというふうに、これは要望として伝えさせていただきます。 ◎公園緑地課長 済みません、先ほど答弁できなかったところでございます。  平日の有料化した内容と日数でございます。高校野球の予選の大会、これが平日4日間ございました。それから、ぼたん園の開園期間、これは12日間ございました。あと、Jリーグも平日開催のときは2日ございました。こういったところが平日の有料化でございます。  なお、私は先ほどから赤字という話をしましたが、赤字というよりは、収入に対して支出が上回っているということでございますが――収支が不足しているということで。ちなみに、2017年、ことしの4月に料金改定をしたところ、一定の収支の改善が見られています。今のところマイナスではない状況も少し見えてきているので、その辺の経緯もこれから鑑みて考えていきたいと思っております。 ◆細野 委員 今の佐藤委員に関連して確認したいことがありますので、まずそこからお聞きしたいんですけれども、決算書270ページの養鶏場物件調査積算委託料、これは先ほど佐藤委員が伺いまして、地権者の方のご要望をきちんと聞いていくのかということに対して丁寧に説明していくというご回答がありましたが、基本的には都市計画からこの部分と農地なども外しているかと思いますが、この丁寧に説明するという意味合いについて、もう1度お聞かせください。地権者の意向というのをどの程度反映されるのか、確認したいと思います。 ◎用地担当課長 都市計画決定の区域で、今、契約されていない約1ヘクタールの区域につきましては、地権者の方たちに対しましては、計画の必要性と、グラウンド全体の計画なども説明をさせていただいて、地権者それぞれの事情がございますので、そういう事情を酌み取りながら、今後も計画にご協力いただけるように、我々としては説明を続けてまいりたいと考えております。 ◆細野 委員 ちょっと今年度にも入ってしまうことなんですが、実施設計というか、具体的にどういうふうなグラウンドの位置とか、そういうことを定めていくと思うんですが、その辺については、今入れられないとは当然思いますけれども、都市計画決定されたところの中で設計していくということでよろしいんでしょうか。当初の計画に変更もあるんでしょうか。 ◎公園緑地課長 当初予定していた施設を入れられる内容で今検討しております。当初予定していた、例えば多目的グラウンドとか、テニスコートとか。ただ、変えていない部分に当然レイアウトできませんので、変えた中でレイアウトできるように今検討を進めているところでございます。 ◆細野 委員 そうしましたら、地権者の方が合意していない部分については除外しながら、これまでの計画した施設については入れられるということでよろしいんですね、入れていくということで、ちょっと確認させてください。 ◎公園緑地課長 当初全てフルに入れるというもともとの計画がございますが、当然、今回ご同意いただけない。ただ、計画の区域に入れること自体はご同意をいただいているのでそもそも計画に入っているわけです。なので、計画全体としては最終型でつくられていますが、今のところ、できる範囲で、できる内容のものに限定して、今どういうふうに入れるかということを検討しているところでございます。 ◆細野 委員 そうしましたら整備はされていくわけでしょうけれども、当面そういった地権者の土地利用の意向を尊重しながら並行して進めていく、済みません、何度もしつこいようですけれども、そういった今後の予定ということでよろしいんでしょうか。 ◎公園緑地課長 当然今同意いただいていないところに今すぐ何かということはできませんので、段階的に進めていきたいと思っております。 ◆細野 委員 了解しました。地権者の方の意向を十分尊重していただきたいと思いますので、その旨、申し伝えたいと思います。  続きまして、公園駐車場の利用についても、今、佐藤委員から質疑があったんですが、公園駐車場が有料化されて、土日、祝祭日等は有料になったんですけれども、このことについて、決算の資料の中でどこかで読んだんですけれども――済みません、明確じゃなくて。薬師池公園の駐車場が、特にゴールデンウイークとか休日など不足した場合に、神奈川中央交通の駐車場スペース、広場を駐車場としてお借りしながら、ぼたん園などの利用をしていたという年があったと思うんですが、そのことについて、車で来られた方から利用させてもらえないかと、そういう要望があったときに、町田市の駐車場は有料なので、それと無料のお借りした駐車場を利用するというのは整合性がとれないということで今借りていないということをどこかで読んだんですが、そうしたことがあったのは事実でしょうか。 ◎公園緑地課長 以前、そこの神奈川中央交通のスペースを借りてやったということはございます。ただ、今はやってございません。 ◆細野 委員 その理由については、無料と有料の整合性が理由というのは、そうなんでしょうか。今借りていない理由というのはどのような状況なんでしょうか。2016年度でお聞きしますと、いかがでしょうか。 ◎公園緑地課長 理由の1つに、今の整合性という話もあります。 ◆細野 委員 そうしますと、ただでさえ休み、特にゴールデンウイーク中とかは大変薬師池公園が混み合う、その前の道路も渋滞する、そういう状況の中で、少しでも駐車場を確保していく必要性があるのを妨げているのが、この公園駐車場が有料であることというのも1つその理由になっているということで確認させていただきたいと思いますが、やはりこういったことも含めて、あわせて検討していただければと思って、確認させていただきました。  続いて、参考資料の2ページ、予算額の2割以上の流用についてということで出していただいた資料なんですけれども、最初の交通費の流用が、大した金額ではないんですが、21万円ほど増額になっているんですけれども、これは国と関係市との調整ということで回数がふえたということでしたけれども、その内容について、どのような調整が行われたのか、教えていただきたいと思います。 ◎萩野 都市づくり部次長 主にこの出張の旅費という形になりますけれども、昨年度、南町田の都市計画決定などを行うに当たって、まず東京都との調整をしている。あと、幹線道路網の関係で第4次計画の関連について、これも東京都と主に調整を進めているわけですが、そういった関係で増額になっているというものでございます。 ◆細野 委員 その下の流用されている部分なんですけれども、南町田駅周辺、負担金補助金の流用について、これがそもそも流用した目的、内容、何か内容が変わったのかということ。  それから、その中にLEEDということを認証するための検討をするということが予算の中に入っていますけれども、その内容についてお答えください。 ◎萩野 都市づくり部次長 まず、流用した目的なんですが、これは事業手法を変えたということで、もともと南町田の設計とか、ある一定の部分を委託契約を行うということを考えておりましたが、さまざまな観点から東急と協働でやっていくということが望ましいだろうと。例えば、造園関係ですとか、いろんな景観の関係とか、統一した考えを持ってやっていくことが好ましいということから、委託料から負担金に変えていったというもので流用をかけております。  それと、2点目のLEEDについてでございますが、LEEDというのはアメリカの民間団体がつくった環境性能システムのことで、エネルギー効率にすぐれて持続可能な建築物を普及させることを目的としてつくられたものです。LEEDにつきましては、建築物とまちづくりの分野に分かれておりまして、南町田では、建築物は東急電鉄の負担、まちづくりの分野につきましては東急電鉄と町田市の折半で認証を目指す予定でおります。認証の評価に当たってのポイントにつきましては、例えば建築物については節水、それと室内空間の快適性がどうかとか、あと屋上緑化、こういった観点で評価がされます。  まちづくりの分野においては、公共交通の状態ですとか、歩行者中心のまちづくり、それと生態系保全などの観点で評価がされていきます。  南町田でのLEED認証は、行政と民間が協力して、町全体として環境に配慮しているという姿勢をPRができるというもので今目指しているところでございます。 ◆細野 委員 最初の委託から負担金に変えたということで、当初は委託ということは、第三者に委託していこうという計画だったというところだと思うんですが、メリット、デメリット、東急電鉄と2者ということで全面的に一体で行っていくことと第三者の視点ということを入れていくことも検討されたのかと思うんですが、その辺の担保というんですか、南町田のまちづくり、特に鶴間公園とか融合ゾーンとか、そうした地域のまちづくりについて、そういった視点というのは検討されなかったのかどうか、確認させていただきたいと思います。  それから、LEEDですけれども、今ご説明がありましたまちづくりのほうで町田市が担っていく、東急からも折半で出していただくということでしたけれども、生態系の保全、あるいは環境景観なども重要視された認証システムなのかと思うんですが、その辺については、そういうものを重要視していくところの意図というか、意欲というか、そういったところはあると思うんですけれども、その辺についてはクリアできそうな内容なんでしょうか。 ◎萩野 都市づくり部次長 まず、負担金に変えた意図というところなんですが、もともとPFIとか、そういった整備手法を検討していたということで、諸手続の支援委託費用としてそういったことを計上しておりました。ただ、公園と商業の一体的整備の意義というものから、東急電鉄との連携、協働した整備運営を目指すということを考えまして、方針を変えて協定を結んだ負担金というものに変えていったというものでございます。  それと、2点目のLEEDの件なんですが、これは先ほど申し上げたように幾つかの評価項目がございます。クリアできるかというところなんですが、ランクが4段階ほどございますが、その中でも一定のところを目指せるように努力をしているというところでございます。 ◆細野 委員 一定のところというのがどの程度なのか、かなり検討していく中で、住民の方、あるいは検討会などの中でも緑とか自然環境とか、そういったものを重要視してほしいというような要望なども説明会でもあったかと思いますが、その辺が確認できるような段階をクリアできると考えていらっしゃるのか、もう一遍お聞きしたいと思います。 ◎都市づくり部長 LEEDそのものは、これはアメリカの認定基準ですので省エネとか、水の使用量を削減すること、あとはCO2の排出量削減にどれだけ寄与するかというところが大きなポイントになってくるところでございます。  ですので、屋上緑化とかヒートアイランドとかという項目はありますけれども、生物の多様性とかという視点とは、また違った意味合いのものですので、当然我々としても希少種の保全というのは公園の中でやっていきますが、まちづくり全体の中でどういった価値を与えていくかという、不動産市場での指標みたいな、環境性能の総合評価プログラムという形になっていきますので、そういうところも含めて示していくということが一番の認証のポイントになってくるところだと思っています。 ◆細野 委員 わかりました。  続きまして、同じ参考資料の5ページに、南町田駅周辺地区拠点整備事業について実施した事業というのが全項目、2016年度分を挙げていただいたんですが、その中で鶴間公園・融合ゾーン基本計画策定業務委託費用864万円、それと鶴間公園・融合ゾーン魅力創出事業に関する協定、これでも基本設計の予算というふうに2つ項目が出ているんですが、それぞれの内容と、2016年度実施した中身について、内容、成果についてお聞きしたいと思います。 ◎萩野 都市づくり部次長 まず、委託の864万円の件についてなんですが、内容としましては、融合ゾーンにおける民間設置による公共公益機能の導入検討と、あと市が所有いたします宅地を無償貸与を前提として民間による児童館、コミュニティラウンジ、ブックカフェなどの導入可能性を検討したものでございます。  成果としましては、民間事業者へのヒアリングを通して、民間によるミュージアムの導入可能性が浮上し、相談を持ちかけることと、そこまで行ったということと、またあと、クラブハウス、カフェ、それぞれ3者ずつヒアリングを行っておりますが、民設民営は少し事業性が厳しいという調査結果を受けまして、クラブハウス、カフェなどを1つの建物に合築して、公設民営ということで方向転換をしたことが成果の1つでございます。  次に、今度、協定による事業ですが、3,383万9,000円のものですが、まずこれの内容ですけれども、基本的には基本設計になります。基本設計は、商業施設とのランドスケープ、先ほど申し上げたように景観とか造園計画、これと整合性を図るため、商業施設と同一のランドスケープ業者を選定しております。  また、鶴間公園の明日を考えるワークショップというのを1回目は緑の関係、2回目は光、3回目は健康づくりなどをテーマとして全5回開催して、約180人の参加をいただいたと。さらに、ワークショップや今後の市民参画のキーマンとなる人材を発掘するために、農家ですとか保育園、飲食店、あとは子育ての母親など、全部で11団体にヒアリングを実施しております。  成果については、これらの設計とかワークショップの実施、ヒアリングの実施というのが成果でございます。 ◆細野 委員 そういうことがつながって公共公益施設の内容というのがことし報告されたのかと思うんですが、そこら辺で民設民営ではかなり困難ということで、そうなりますと公設民営という形になるのか。どのような手法でミュージアム。あと、この前の一般質問の中では子どもクラブというようなお話がありましたが、そこで十分聞けなかったものですから、そこに結びついてきた子どもクラブの管理運営というのはどのような形になっていくのか、検討されたと思うので、お聞かせください。 ◎萩野 都市づくり部次長 今申し上げました、例えばクラブハウスですとかカフェですとか、あと管理棟、こういったものを1つの建物に合築をして、設置としては先ほど申し上げたように民設民営は事業採算性も含めてちょっと厳しいということが結果で見えてきましたので、設置については公設、運営については民営ということで考えてございます。  それと、今2点目に出ました子どもクラブとか、複合してミュージアムも兼ねておりますが、それにつきましては、設置についても民設、あと運営についても民間ということで今考えているところでございます。  ただ、子どもクラブの部分については、手法としては指定管理なども考えられるのではないかということで、今ちょっとまだ管理運営方法については検討中というところでございます。 ◆細野 委員 いろいろお聞きしたいんですが、今年度の事業になるのでそのぐらいにしたいと思いますけれども、要するに、その大もとをたどれば、ケヤキ通りという町田市の生活道路であり、重要な道路だったわけですけれども、その上がそのような形で活用されていくことになるのだなというのを改めて思いました。  ミュージアムというのは、こういうのをやってもいいよということで手を挙げてくれそうなところがあるということで選定されたと思うんですけれども、それまでいろんな手法で、今は「鶴間公園のがっこう」などもやっていますけれども、その前に鶴間公園をどのように活用するか、また、南町田の地域をどういうふうにしていくかということをさまざまな形で検討された中ではちょっと出てきていなかったと思うんですが、その辺について、ミュージアムというのが浮上してきたというのは、これしかないというところで出てきた事業なのか、その辺の具体的な、恐らくここがやってもいいよというところがあるからだと思うんですが、その辺の経過、経緯、それから地域の皆さんのニーズというか、市民のニーズとしてどうなのかという点でどのように検討されたんでしょうか。 ◎萩野 都市づくり部次長 地域の方からさまざまな意見をいただいて、子どもの機能ですとか、集会機能ですとか、カフェですとかブックですとか、そういったさまざまな意見をいただいていた中で、このミュージアムは、例えば子どものワークショップをやったりとか、あと教育関連にも絡んでいけると。そのようなことをやっている中で、まだ選定には至っておりませんが、現在可能性がかなり大きいところ、いろんなことができるというところから、今現在のミュージアムのところに相談をしているという状況でございます。  文化の交流施設というところの観点からも、これは都市計画の段階から目指していたところで、方向転換とか、そういったものではなくこれまでの延長線上で出てきたというものだと考えております。 ◆細野 委員 その中身については、ここでやりとりはやりにくいかと思うんですけれども、具体的にそういうところが文化的な施設として浮上してきたというところで選定されたということでした。また今後聞いていきたいと思います。  続きまして、414ページなので行政評価シートのほうかと思いますが、多摩都市モノレールの延伸と小田急線延伸がそれぞれこの年度に実施されたことということで書かれているんですけれども、それぞれ具体的な成果について伺いたいのと、小田急線延伸については収支採算性検討の前提条件の整理ということを行ったというふうになっているんですが、その前提条件がどのようなものか、教えていただければと思います。 ◎交通事業推進課長 小田急多摩線と多摩都市モノレールの成果ということで、委託を出した成果ということでよろしいでしょうか。  まず、多摩都市モノレールにつきましては、町田方面延伸に関する検討業務委託というものを2016年度は出させていただきました。こちらの委託の中では、主に延伸の際に必要となります車両基地とか変電所の候補地の抽出を行いました。抽出した候補地につきましては、比較検討や概略の配置レイアウトの案の検討を行ったものでございます。  続きまして、小田急多摩線の検討会に関するものにつきましては、こちらは、2016年度の検討につきましては、交通政策審議会の検討モデルと過年度の比較検討を行いました。それと収支採算性の検討の前提条件の整理などを行っております。  それと、先ほどの小田急多摩線の収支採算性検討の前提条件の整理というお話がございましたけれども、こちらにつきましては、2014年度に両市で公表した需要予測等の結果と交通政策審議会の結果に乖離がございましたので、その原因を特定するために比較分析を行いました。この前提条件なんですけれども、交通政策審議会の答申と同じ計算手法を使用した需要予測を行うために運行本数等の前提条件を整理したものでございます。 ◆細野 委員 多摩都市モノレールについては車両基地などもかなり具体的になっているということで、町田市の準備としては着々と進められているということでよろしいのでしょうか。  それから、小田急線延伸につきましては収支採算性という重要な問題なんですけれども、かなり厳しい部分があるのかなというふうに思っているんです。そこは交通政策審議会の算出の仕方で検討をやり直したというところですが、その結果としては、やっぱり交通政策審議会の数値が出てきたというところなんでしょうか。その結果についてはどのように分析されたんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 検討結果につきましては、実際に交通政策審議会の答申と今まで行ってきた需要予測を検討してきた結果との違いにつきましては多少ございましたが、まだ実際のところは、きちんとした成果としては協議中ということでなっております。 ◆細野 委員 改めてお聞かせいただきたいと思います。  続きまして、事業別行政評価シートの421ページの原町田一丁目まちづくりについて、2016年度も検討を進められていると思いますが、この2016年度の検討内容、どのようなところで今進められているのか。今後継続していくというふうにありますが、どういう方向で検討していくのかというところは確認されたんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 原町田一丁目地区のまちづくりについてということなんですが、こちらの業務につきましては、委託については、コーディネート関係、関係機関、権利者等との協議、勉強会について委託、支援を行っていますけれども、原町田一丁目地区のまちづくりについては、今現在、関係権利者との協議を深めているというところで、今現在については、まちづくりについて進めていくということで、ご同意は全ての地権者にはいただいているところでございます。  今後、各論に入っていくと思いますけれども、そこら辺の検討を進めるというところの状況でございます。 ◆細野 委員 同意を得られて、次にどのような方向で検討していくかということがこれからの課題ということでよろしいんでしょうか。わかりました。  それから、そのほかに中心市街地の整備計画策定支援業務委託料も盛り込まれていますが、この年度、2016年度はどのような内容で検討されたのか、ついでに小田急町田駅周辺地区調査業務委託も費用が2016年度は使われていますけれども、その辺についてもあわせてお聞かせください。 ◎地区街づくり課長 まず、中心市街地整備計画の業務委託についてなんですが、こちらについては、整備計画の全体構成の作成やまとめを行いました。具体的には、市民意見の募集にかかる資料の作成、それと市民意見の整理、それと会議運営支援が内容となっております。  成果としては、2016年3月から4月にかけて実施した中心市街地のまちづくりに関する意見募集結果も踏まえて、2016年7月に町田市中心市街地活性化協議会とともに町田市中心市街地まちづくり計画を策定しました。これからまちづくりを進める上での道しるべとして必要性と方向性を示すことができたと考えております。  次に、小田急町田駅周辺地区についてなんですが、こちらにつきましては、町田駅周辺にて交通ターミナル、文化芸術ホール、こちらの整備候補地を選定するための比較検討、調査が内容となっております。成果としましては、小田急町田駅周辺地区のまちづくりについて、交通ターミナル機能、新たな集客機能の整備に向けた検討を進めることができたというところが内容となっております。 ◆細野 委員 それぞれお答えいただいたんですが、ずっと中心市街地の回遊性を高めるとか、にぎわいを生み出すような取り組み、あと検討なども進められてきたと思うんですが、このまちづくり計画、かなり膨大なので、この中でポイントになっているまちづくり整備計画の、ここがみそというところをお聞かせいただければと思います。  あと、交通ターミナルの候補地を選定するというところで、その辺が見えてきたというところなんでしょうか。成果があったというところですけれども、目的が一定見えてきたのかというところもお聞かせください。 ◎地区街づくり課長 まず、まちづくり計画のみそというか、そういうところなんですが、今現在、この計画を進めるに当たって、計画自体、中心市街地活性化協議会と連名で、連携してつくっておりますけれども、この計画を進めるに当たって、“夢”まちプロジェクト推進会議という組織を立ち上げまして、中心市街地活性化協議会と行政、町田市とで協働で進めているということがあります。内容については、これまで既に立ち上げてから8回ほど開催しておりますけれども、その中で決めていくというところで、この“夢”まちプロジェクト推進会議というところが1つの売りというか、みその部分かと思います。  あと、候補地等の協議につきましては、基本的に町田市の用地がないというところがございます。その中で、いろんな事業手法を検討しながら、1つは再開発事業とか、そういう中で、こういう部分にあればターミナル、ホールを複合施設としてつくれるだとかいうところの検討を進めていまして、候補地についてはまだ全く定まったところはございません。  そのほか、再開発以外の手法についても取り入れながら、いろんな視点を持ちながらあらゆる角度で検討しているといった状況でございます。 ◆細野 委員 プロジェクトチームができたというのが大きな成果だったというところなのかなと、これから具体的に行動されていくと受けとめてよろしいんでしょうか。中心市街地整備計画については確認したいと思います。  それから、小田急町田駅の交通ターミナルの候補地については、種地がないというところでは、町田市のかかわり方としてはどのようなことが検討されていったのかについてはいかがでしょうか。 ◎地区街づくり課長 かかわり方といいますか、市としては、まだ1つのまとまった考えが持てていないというところがございますので、今庁内でも市の考え方をまずまとめて示していきたいというふうに考えております。 ◆松葉 委員 「町田市課別・事業別行政評価シート」から幾つか確認をさせていただきたいと思います。  412ページなんですけれども、住所整理事業の実施率、先ほど反省点も踏まえてということでありましたけれども、実施率5割程度ということで、今後も進めていくと思うんですけれども、そこに対しての先ほど周知というところも反省点を踏まえてというお話がありました。今後の計画といいますか、まだまだ整理事業を行っていくと思うんですけれども、そういう長期的な計画等が決まっているのでしたら、そこの部分も早目にというか、次はここですよということを周知していくということも大事かと思うんですが、そこら辺が長期計画的なものが決まっていれば確認させていただきたいのと、それから、「Ⅲ.の事業の成果のところで、GIS、地理情報システムで、2016年度、「禁煙外来マップを新規に掲載し」というところで、禁煙支援情報を市民の方が容易に取得できるようになったということなんですが、具体的にどういったものなのかというのを確認させてください。 ◎土地利用調整課担当課長 まず、住所整理の今後のスケジュールについてなんですけれども、今、今後の予定で決まっているのが、2020年度に金井町地区を実施するところまでは決定しておりますけれども、以降の実施計画につきましては、まだこちらが住居表示整備審議会といいまして、市議会議員や学識経験者、それから警察署、消防署、法務局、副市長の委員の皆さんで構成していただいているものなんですけれども、こちらに今後お諮りいたしまして、議論していただいた後に答申で決めていただくという形になりますので、長期的な時期については、今のところまだ未定でございます。  それから、禁煙外来マップについてなんですけれども、こちらは地図情報まちだという町田市のホームページのトップページからアクセスできるところなんですけれども、市民や利用者に地図での情報を発信して、目で見ていただいていろいろと情報を得ていただくというものが狙いなんですけれども、今この地図情報まちだ自体、コンテンツが19ほどございまして、人気があるというか、アクセス数が多いのは都市計画図情報です。  ごらんになっていただいた際に、もしかすると、わかりにくかったかもしれないんですけれども、まず禁煙外来マップというところをクリックしていただきますと、町田市役所のところにカーソルが飛ぶんです。ぱっと画面を見ていただきますと、その場では禁煙外来の施設というのが映っていなくて、ちょっとズームアウト、縮小していただくと病院のマークがついたものが目につくかと思います。  こちらはまだ31施設ほどしか禁煙外来の施設が載っかっていないので、市役所の周りにすぐ見つけづらい部分があるんですけれども、その病院のところをクリックをしていただきますと、病院の施設名、連絡先、あとホームページ等がある場合はホームページのアドレス、こういったものがごらんになれるようになっております。  地図情報まちだにつきましては、これからも市民の皆さんに地図という媒体でいろいろと情報提供をしていきたいと思っております。掲載する情報もふやしていきたいと考えております。
    ◆松葉 委員 わかりました。住所整理のほうについては、今後答申でということだったんですけれども、やはりさまざま今までの経緯を見ていくと、次はどこかなというのがまだ実施対象となっていない地域の方々はすごく興味があるというか、関心があると思うんです。そういう意味では、今回、2020年には金井町、その次はどこだろう、自分たちのところかなとすごく関心を持っていると思うので、そこを、今やっているのは金井町だけれども、次はここですよということを打ち出していくというか、知らせていくというのも周知になるんじゃないかと思いますので、これは要望にとどめておきますけれども、そのあたりも今後検討していただけたらと思います。  それから、この地図情報なんですけれども、私も拝見したんですが、19でしたっけ、ふえたということで、そうしますと、具体的に禁煙外来マップでしたら、保健所、医療のほうですよね。例えば、見ると、中学校だったり小学校だったり、赤ちゃん・ふらっとの設置施設だったり、防災マップだったりといろいろあるんですけれども、これはそれぞれの担当のところが申請をしてというか、例えば1つの例をとると、赤ちゃん・ふらっとでしたら、子どものところの子育てサイトの中にもマップがあるんですけれども、そことの連動とか、各関係部署との連動というのはどういうふうになっているのでしょうか。 ◎土地利用調整課担当課長 今、委員がおっしゃられたとおり、掲載する情報につきましては、やはり主管課のほうで情報を作成しまして土地利用調整課で取りまとめをして地図情報まちだに掲載するといったことで、もちろん所管課のほうでこういった情報を市民に発信していきたいということはあると思いますし、土地利用調整課のほうでも庁内を初めいろいろな情報を収集しながら、もしこういった情報があったほうがよりいいのではないかといったものがあれば、逆にこちらからもどうですかといった働きかけも行いますので、どっちから先に言ってとか、どっちから働きかけるということよりも、やはりお互いに連携しながら1つの情報提供の媒体としてこれを利用していきたいという形で運用しております。 ◆松葉 委員 そうしましたら、情報として、やはりこの地図情報と、各所管で提供している情報とが違うということがないようにしていただきたいと思います。更新の頻度とかにもよると思うんですけれども、今ちょっと見たところでも数が違っていたりとか、そういうこともあるので、そこら辺の連携はしっかりとしていただきたいと感じましたので、それは要望とさせていただきます。  それから次に、418ページのコミュニティバスの運行事業なんですが、昨年度、事業の成果として交通空白地区の解消を目指して、4地区でコミュニティバスの導入検討を行ったけれども、新規の運行開始には至らなかったということで、具体的に4地区でどのような導入検討を行ったのかということの確認をさせていただければと思います。 ◎交通事業推進課長 4地区ということですが、まずこの4地区なんですけれども、相原地区、つくし野地区、成瀬北地区、金森地区、この4つとなります。具体的に1つずつということになりますが、まず相原地区につきましては、駅の西側の丸山団地地区における実証実験運行を目指しまして、関係機関との協議を行いました。協議を進めていく中では、計画経路上の安全性に課題が判明しまして、その課題解決に向けた方法の検討とか協議を行ってまいりました。  次に、つくし野地区ですが、こちらはつくし野駅から成瀬駅に向かう区間になりますけれども、アンケート結果をもとに地元の組織とともに計画経路、ルートをおおむね決定いたしました。計画経路の道路状況等についての調査も行ったところでございます。  次に、成瀬北地区でございます。こちらは、成瀬駅から町田市立総合体育館を通りまして西成瀬高台地区、こちらは鞍掛台の東側のほうになるんですけれども、そちらを経由して成瀬駅まで来るという循環の区間となります。こちらは2016年5月から9月にかけまして地域組織が作成しましたルート案での利用意向アンケート調査を行いました。アンケート結果を受けましてコミュニティバスの導入を進める方向性となりまして、関係機関と協議を行いました。  最後に金森地区、こちらは旧町田駅のルートになりますが、こちらのルートにつきましては、クランク部というのが大変狭いところがございまして、そこを通行することが大変難しいということになりましたので、ワゴン車を前提にした新規ルート交通システムを地元のほうに提案したところでございます。 ◆松葉 委員 わかりました。ありがとうございます。  そうしますと、導入をワゴン車でしたりとか、今後進めていくというところについては今後も実施に向けての検討を続けていくというところだと思うんですけれども、この4地区以外にも、今後、交通空白地区ということで、地元の方々から要望でしたりとか、コミュニティバスに限らずそういう部分で要望があった場合、次の計画としてはどういった順序といいますか、そういうことで検討のテーブルに上がってくるのかどうか、確認させてください。 ◎交通事業推進課長 まず、2014年に策定しました町田市便利なバス計画の中で16カ所の主な交通空白地区というのを定めております。先ほどの4地区もこの中に含まれているんですが、まずは、この交通空白地区の中で地域組織が立ち上がったところから重点的に取り組んでいきたいと考えております。また、現在、地域組織が立ち上がっていない地域につきましては、公共交通を導入したいという地域の機運が高まりまして、組織としてお話をいただいた際には、市も一緒になって検討を開始したいと考えております。 ◆松葉 委員 わかりました。では、地域組織が立ち上がったところからというところなんですけれども、そうでなかったところでも、そういう要望があった場合には丁寧に進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それから、422ページなんですけれども、空き家対策、全部調査をしたということで、その調査結果をもって今後計画に基づいて進めていくと思うんですけれども、ここで今回は、事業の成果として、空き家1,217件の実態調査ということで結果が出ておりますけれども、それをもって次にどのように推進していくのかというところでの計画をお聞きしたいと思います。 ◎住宅課長 昨年度の実態調査で、今お話がありましたとおり、一戸建ての空き家は1,217戸ということが結果的に出ました。これは昨年度、一戸建てが合計では約9万3,300戸ございますので、そのうちの1,217戸ですので、空き家率は約1.3%ということなんですが、今までは各空き家で隣家の方が庭木が越境して困っているとか、ハチが住んでいるんじゃないかとか、そういった要望をもとに所有者の方にいろいろと指導というか、助言等を行っておりましたが、今回、この約1,200件の空き家の所有者の方がわかりましたので、今現在は月に2回、弁護士と不動産宅建士と税理士の無料相談、これは昨年度からやっているんですが、こういった空き家の無料相談ですとか、空き家のリーフレット、あと今年度からは空き家のマッチング作業も7月から行っておりますので、そういった啓発を所有者に直にDM等で周知をさせていただいて、いろいろと情報提供させていただいて、空き家の改善に向けて取り組んでまいりたいと思っております。 ◆松葉 委員 わかりました。このマッチング作業を行い始めたということなんですけれども、現在、具体的にどの程度問い合わせだったりとか、具体的な事例とかがもしあれば確認させてください。 ◎住宅課長 このマッチングにつきましては、地域の活性化のための空き家を借りたいという方、そういったマッチングを想定しております。その中では、例えば高齢者の関係ですとか子どもの関係で利活用する、もしくは町内会・自治会で集会所をお持ちでない町内会・自治会が空き家を利活用する際の改修工事の費用を今年度から助成を始めております。  今現在、集会所関係は市民協働推進課を通じて、いろいろと自治会等に周知等をさせていただいているんですけれども、なかなか今度、空き家の所有者の方の貸し手といいますか、そういった方々の件数がまだ余り多くないもので、そこのマッチングは今後もう少し力を入れて取り組んでいきたいと考えております。  あとNPOとか社会福祉法人等で活動している団体で空き家があれば活用したいという意向調査もしておりますので、そういった形でチャンスがというか、空き家の使用料もありますので、そういったことでも可能性を考えていきたいところは今意向で幾つかいただいておりますので、そこをうまく今後はマッチングにつなげていきたいと考えております。 ◆松葉 委員 わかりました。済みません、今年度の事業でしたので、またよろしくお願いしたいと思います。  同じくUR、団地再生なんですけれども、ここのところで、昨年度11月にURやJKKと定期的に意見交換を継続して、鶴川団地の周辺地区における覚書を交換したということなんですが、具体的にこの覚書の内容について確認させていただきたいのと、あとまた今後、意見交換を継続しているということなので、ほかの団地についてもこういうものを交換して、団地再生ということで、活性化に向けてそういう取り組みをしていくのかどうかというところを確認させてください。 ◎住宅課長 今お話がありました覚書の件なんですけれども、これも今お話があったとおり、昨年の11月にUR都市機構と町田市の間で覚書を結んでおります。この内容としましては、UR都市機構がミクストコミュニティの実現というものに向けて、UR賃貸住宅団地の地域医療福祉拠点化の取り組みを2025年度までに全国で150カ所を目標に今取り組んでいるというものでございます。  内容としましては、UR都市機構が地域の関係者の方々と連携協力しながら、多くの方々が住まう団地を地域の資源として活用して、地域に必要な住宅施設、サービスを検討して推進していくというようなものとなっております。  現在、直近としては、ことしの6月時点では92団地締結しておりまして、町田市内では鶴川団地だけなんですが、今後、こういった地域の活動団体や、当然居住者は含まれますが、自治会とか町田市、医療関係、地域包括支援センター、それぞれいろいろと連携をして、その団地に必要なサービスを提供できるような形で、どちらかというとUR都市機構が主導ということになりますけれども、連携して取り組んでいくというようなことになっております。  ほかの団地への波及というか、そういった部分なんですが、まだ鶴川団地においてもUR都市機構が各高齢者の部署ですとか、子育ての部署ですとか、市役所の庁内においてもいろいろとヒアリングとか状況等を把握しておりますので、ほかの団地では学生が入って地域の高齢者といろいろ交流をしているとか、見守りサービスをやっているとか、そういった事例が幾つかありますので、成功事例というか、そういったものを鶴川団地で幾つか入れていきながら、ほかの団地へも波及して取り組んでいけるようなことを今後考えております。 ◆松葉 委員 そうすると、こういう覚書を交換したことによって、いろんな医療や福祉や、子育てだったりとかということがより団地の中に根差していろいろなものができていくというようなイメージでいいかと思うんですけれども、そうなったときに、例えば今の若者をというお話もありましたけれども、木曽団地ですと桜美林大学が、今もう工事が始まりましたけれども、そういう意味では学生を木曽団地にというようなお声もあります。  そうなったときに、団地はどこも高齢化が進んでいまして、地元も町内会・自治会の方々が、若者が来ても、若者とどういうふうに連携をとっていくのかというところに対しての戸惑いみたいなものも実際現場ではありますので、こういう覚書を締結することによって、そういうのがやりやすくなるのかと思うんですが、そういったときに、そこに市のほうもうまく絡んでといいますか、それがただ覚書を交わしたというだけではなくて、本当に団地の活性化という部分でしっかりと機能していけるように市のほうもかかわりを持っていただきたいというふうに、これは要望にとどめておきますけれども、今後もほかのところについても、先ほどUR都市機構も2025年度までにとお話がありましたので、そこの部分については、まだ町田市は鶴川団地だけということですが、町田市は団地がすごく多いですので、ほかのところについても、そうやって進んでいけるように要望しておきたいと思います。 ◆熊沢 委員 まず初めに、いただいた資料の都市公園費で香山園の建物購入できずというのがあるんですが、それはどういうことなのか説明いただければと思って。何ページかな、多分わかりますよね。不用額の中で――出したからわかるでしょう、公園は。 ◎用地担当課長 不用額の中で公園整備事業の建物の購入費の件で、実際は交渉の中で建物を購入するということで予算を立てていたんですが、地権者がこのときまだ移転先が決まっていなくて、実際に建物の購入までは行えなくて、中に美術品などがあったんですけれども、その移転の費用を予算立てしていたんですが、建物の移転ができなかったために移転の補償費のほうも減額の補正をさせていただきました。不用額として発生してしまいました。移転につきましては、来年度を予定しております。 ◆熊沢 委員 いただいた資料の不用額の額の都市づくり部の公園緑地課部分なんですが、そうすると、この80万円は、建物を購入できず補償の必要案件がなかったというのは、建物の金額ではないと思うんですが、その中にある移転補償ということなんですか。 ◎用地担当課長 以前、地権者の方が自宅の中でいろいろ美術品を展示しておりまして、その美術品の移転費を補償費として予算で計上しておりました。その費用でございます。 ◆熊沢 委員 では、これは建物購入費用というのはどこかに出てきているんですか。それもきっと計上していたんですよね、それはここでは出てこない形なんですか。 ◎用地担当課長 建物も移転費用を予算立てしていたんですけれども、減額補正をさせていただいております。 ◆熊沢 委員 意外なのは、建物の減額補正はできたけれども、建物が減額補正できるならこの移転補償も減額補正できたんじゃないかというふうに思った、今それは感想ですので、減額補正できる部分はなるべく減額補正をして不用額は減らす形で、そうすれば、ほかのところに流用ができると思いますので、そういうふうにしっかりやっていただければと思います。  次に、公園の施設の利用率を軽く見て、ほとんどのものが公園ですから利用率は高いんですが、かしの木山自然公園森の家が4.9%、忠生公園のがにやら自然館会議室が17.5%、体育館の会議室が25.8%という利用率なんですが、特に以前から、サン町田旭体育館の会議室は、ちょうどあの地域は町内会の方々が利用できる施設がないんです。特に本町田町内会が総会ができる場所がなくて市営住宅の集会所をお借りしているような状況なので、特にそういう意味でそういうところ、体育館の施設だからというのはわかりますが、ある意味、あって利用がされていない施設をそのまま電気代など維持費をかけているというならば、ある程度開放したほうがいいかと思うんですが、利用率を上げるために何かやられたりとか、されていたりとか、その辺のことはどうお考えですか。 ◎公園管理担当課長 確かに、今、委員ご指摘のサン町田旭体育館会議室25.8%ということで、全体の体育施設から見ると非常に低い数値なのかなということでは認識しております。今この会議室については、会議室単体の利用というのはなかなかなくて、アリーナで大会をやっているときの役員室に使っていたりですとか、あとは選挙のときに使っていたりですとか、そういった利用が多いのかなと。あとスポーツ団体の抽せん会みたいなことに使っていたりだとか、そういう利用しかないというところで、利用率自体はこの率にとどまっているというところでございます。  そういう町内会の総会の場所だとか、あと、そういった開放したほうがほかのほうにもいいんじゃないかというところでございますけれども、体育施設でございますので、なかなかどこまで広く開放するかというところもありますので、そういうところをちょっと検討しないといけないのかと考えております。 ◆熊沢 委員 例えて体育館の会議室が町内会などに開放されたらどうですかと言っただけであって、先ほど言ったかしの木山自然公園とか、がにやらとか、利用率を上げるために何かをされていますかという質疑もしました。やはり利用率が少なくても指定の人しか使えませんという方針ならば、そういう方針でいいとは思わないけれども、そういう方針なのか。やっぱり水道、光熱費、維持費を使っている、職員を使っているのであるならば、スポーツ施設だけじゃなくて、ほかの市のいろいろな施設は利用率を上げるためにさまざまなことをやっていますが、この件に関してはどのようなことをやられて、どうするべきだと考えられますかという質疑を先ほどさせていただいたかと思うんです。利用状況のことは余り聞いていなかったと思うんですが、その辺のことをお答えいただけますか。 ◎公園管理担当課長 かしの木山自然公園のお話もございましたけれども、やはり自然観察会であったりですとか、そういうところで利用をしていただいているところです。利用率を上げるためにというところでは、なかなかできていないというのが現状なのかなというところでございます。 ◆熊沢 委員 多分、このかしの木山自然公園森の家とか、忠生公園がにやら自然館会議室などは、もっとうまく活用していけばさまざまなイベントをやったりいろいろな、もともと昔、ひなた村は利用率がすごく低かったけれども、さまざまなことをやって、青少年施設だけれども、そういう縛りの中で利用率を上げたり、子どもたちが学べるようにとか、そういう意味で子どもたちが遊べるような形というのでさまざまやってこられて利用率が上がってきて、いろいろなことができてきていると思うんです。  そういう意味で、こういうところもしっかりと、来てくれて使う人だけではなく、やはり利用してもらう、ああ、こういうのがあったんだったら利用したいと思う人たちがいると思うので、そんなに市の施設が多くあるわけでもないし、今、公共施設を減らしていくという中で、でも、これは減らしていかないほうがいいと思うんです。このままだったら、利用率がないから要りませんねと言われてしまう今の状況だと思うんです。  なので、要らないですねと言われたいのか、そうじゃないんだったら、もっと多くの人に利用してもらえるように利用率を上げていくために、しっかりと検討されていったらどうですかと思いますので、意見とさせていただきます。  次に、公園管理適正化、決算書の266ページ、玉川学園やすらぎ公園外11公園の台帳作成と三輪青葉公園外7公園、長寿命化対策工事の外のものを教えていただけますか。 ◎公園緑地課長 三輪青葉公園外の外でございますが、野津田川島公園、南つくし野やなぎ公園、金井関山公園、金井下木倉公園、金井榛名公園、相原中央公園、小野路公園でございます。 ◎公園緑地課長 済みません、公園台帳作成業務のほうは、今お調べしたいと思います。 ◆熊沢 委員 この公園台帳作成業務というのは、これは毎年何個かやっていて、全ての公園をつくっていくのか、それとも公園台帳をつくる基準があるのか、今どの程度まで進んでいるのかというのと、いつから始めて、できるまで何年ぐらいかかるのか。  一方で、公園長寿命化対策工事というのはどういうことを行っている工事で、長寿命化というのは、7公園を選定している基準など、わかると思うけれども、わかる範囲で教えていただければと思います。 ◎公園緑地課長 今の後段の長寿命化のほうの話をお答えさせていただきたいと思います。長寿命化計画というのを策定しておりまして、この中で、全体で約665公園、施設にすると1万2,486施設ほど、こういった計画を策定してございます。その中で、今回の8公園、特に早く更新したほうがいいというようなことの遊具を選びまして、今回この施設を更新してございます。 ◆熊沢 委員 ということは、長寿命化というのは遊具を新しくする、新しくしたほうがいいなというのは感覚的なものなんですか。公園は、意外と古くなると撤去されて新しいのが出てこないというのが多く見受けられて、私が子どものころにはいっぱい遊具があったのに、気づいたら何もない公園になっているというようなところがあるんですが、その辺は、きちんと計画を立ててやられていることだと思うんですが、どのような形になられているのか、お答えいただけますか。 ◎公園緑地課長 遊具だけではなくて、あと柵とか、そういったものも含めて、先ほど言いました1,100施設ほど、ずらずらっと計画をつくるときに必要なものということでリストアップしてございます。その中で、遊具なんかも放っておくと本当に老朽化して使えなくなってしまうので、そういったものがなくなるような期間というのが短くなるように、なるべくだめなものから順々に、そういうことでやってございます。 ◆熊沢 委員 私は、ただ遊具は朽ちていくのを放っておかれているのかと思っていたら、きちんと老朽化したところはそれなりに直していただいているんだなということがわかりましてありがたいと思いますが、やはり今、子育て支援という考え方もしっかり、安全な遊具で、安全といっても、今の時代、ちょっとしたことでもいろいろとあるから難しいかと思いますが、やはり老朽化して朽ちていって何もない公園ではなく、子どもたちが喜ぶような遊具、特に市の公園と団地内の公園では大きく違って、団地内の公園までとは言わないですけれども、やはり子どもたちが遊ぶ公園としてしっかりと老朽化というので対策工事をしていっていただければと思います。  多分台帳はまだ出てこないんですよね。  では、都市公園の電気代なんですが、今いただいた資料をざっと計算したら4,700万円ぐらいなんですが、これはLEDにしているのか、もしLEDにしたら幾らぐらいになるのかとか、ある程度、工事費込みでLEDにしたほうが長期的に見たらいいとは思うんですが、その辺の検討をされたり計算とかはされているのかと、LEDになっている公園があるのかどうかということを教えていただけますか。 ◎公園管理担当課長 今の光熱水費のお話ですけれども、今、老朽化して切れたものでLEDに変えているところというのはございます。ただ、それで今幾ら安くなったかというところはつかんでいませんが、今年度、長寿命の計画をしていく中で、2020年度以降、水銀灯が製造、生産されないといったところで、それに合わせて公園の園内灯もLED化に順次変えていこうということで今計画、今年度ちょうど策定を始めたところでございます。 ◆熊沢 委員 今年度計画をされているということなんですが、普通、LEDに変えたらどのぐらい経費がおさまるかとか、LEDに変えたらどのぐらい下がったかというのは、大体ある程度把握しておいていただきたいなと。それは公園だけじゃなくて市の施設いろいろなところで、一般企業だったら、どうやったらコスト削減と考えたときに、当初の金額で大きく変わるけれども、将来的には、長いスパンで考えてみたら安くなるということを考えて、しっかりとそういうことは、わかりませんではなく、今後はきちんと、どのぐらい削減されていったかということをコスト感覚をしっかりと持っていただければと思います。  次が、公園駐車場の有料化について、ちょっとだけ疑問に思ったんですが、そもそもこの不正駐車というものに関してどうなのかなと。何でかというと、ここのところ、週末にサン町田旭体育館とかに行くと、不正駐車なんだろうね、何々の方お断りという張り紙がされていて。公園利用とか、体育館利用の方のためにあるんだろうけれども、一般市民からすると、ただならしようがないけれども、有料なんだからというのもありながら、でも、その分下げている部分もあったりとか。ただ、ああやって張り紙があるとすごくびっくりだなと思うのと、ただ、もう一方で市役所の駐車場だって、あそこは近隣の駐車場と同等だけれども、市の施設を使うと無料になるというのがありながら、そういう中で、市の駐車場には不正利用というものは、お金さえ払えば不正利用とはならないですよね。  でも、公園の駐車場はその分減免があるから、休みの日の有料のときに使っても不正利用になってしまうということなのかな。この不正利用という定義が、さっきからの質疑を聞いていてわからないなと思ったので、ごめんなさい、ちょうどいいタイミングなので、後で答えていただければと思うので、よろしいですか。 ○委員長 休憩いたします。              午後零時 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎用地担当課長 先ほどの熊沢委員への答弁の中で1件訂正がございます。  ご質疑の中で香山園の補償費の不用額についてのご質疑がありまして、あわせて建物の費用はどうなったのかというご質疑があったんですが、私は減額補正と説明してしまったんですが、当初買い取りを想定しておりまして350万円の予算を見積もっていたんですが、買い取りが行えなかったために不用額となっておりました。大変失礼いたしました。申しわけございません。予算の3割以上でないので決算資料には出てこなかったんですが、実際は不用額となっておりました。本来は減額補正をすべき案件でございましたので、今後は十分気をつけたいと思います。申しわけございませんでした。 ◎公園緑地課長 台帳のほうの話でございますが、2016年度の委託の台帳の対象となりました公園が、先ほどの玉川学園やすらぎ公園、金井上木倉公園、真光寺宮の下公園、境川児童公園、玉園台児童遊園、森野第1児童公園、それから南大谷公園、薬師台4号緑地、玉川学園4丁目緑地、東玉川学園4丁目2号緑地、小山町第1児童遊園でございます。  今、台帳が整備されていない公園は、この2016年度の終わった時点であと43公園ございます。43公園全部やるのには費用が大体1億円ぐらいかかるかと見込んでございます。今、年間数百万円の予算でやっているところから、この台帳整備は10年とかというオーダーでかかっていくものというふうに考えてございます。  続きまして、先ほどの駐車場の件でございますが、遮断器をつけて料金を徴収する形の駐車場でございます。こちらのほうは路外駐車場という位置づけになってございます。この路外駐車場ということで手続を踏みますと、当然、基本的にはどなたでもとめられるという駐車場になります。先ほどお話にございました、そういう駐車場でとめないでくださいというような張り紙があったということでございますが、その点は、本来、誰でもとめられるということからすると、ちょっと不適切な対応だったのかなというふうに思う部分がございます。  一方で、公園の中の駐車場、公園施設の利用者の駐車場という側面も当然ございますので、利用者の利便性を図るという意味で、一定のお願いをしたのではないかということで考えてございます。  ですので、それ以外の遮断器がないような公園の駐車場については路外駐車場という範疇ではありませんので、公園利用者が利用していただくという位置づけでございます。 ◆熊沢 委員 遮断器がある公園とない公園というと、サン町田旭体育館はある公園と今説明があった。公園駐車場の不正駐車という考え方なんですが、私は、有料化の前に、平日の不正駐車が多いのかと思っていたんです。何でかというと、平日にバス停のそばとか駅のそば、薬師池だとバス停のそばだから、そこに車をとめて会社に行くという人が多いんじゃないか、それで一日中とめている人が多いんじゃないか、あとは近所のうちに来て、ずっととめているというのが多いんじゃないかというふうに思っていて、逆に無料のときも薬師池の駐車場は混んでいるから不正駐車しようがなかったりというのもあって、市民の意見も、平日のどう考えても人がいなさそうな時間に駐車場にとまっているのはおかしいんじゃないのというので不正駐車という感覚で、私はそこの部分かと思っていたんですが、逆に、もともと有料化する前には平日の不正駐車もあったけれども、有料化したことによって不正駐車がなくなって、無料にしても不正駐車がないということなんですか。  不正駐車という、一方で、市民の方からすれば、土日のお金を払って、さっきの公園利用者、お金を払っているから不正じゃないんじゃないかという声もあったりとか、その辺の言葉の捉え方が違うのかと思うんですが、その辺はどうなのかというのは答えられますか。 ◎公園緑地課長 この有料化する前の時点で、平日、それからお休みの日も含めて公園利用でない方がそれなりに駐車場を利用していたということはあったのかと思います。どちらの比率がどうというのは、ちょっと今私はわからないんですけれども、少なくともそういう本来公園を使わない方が使っていることによって公園利用者の利便性が損なわれるということが、そこに料金を徴収するという仕組みを入れたことで解消のほうになってきたというところは、1つの要素としてはあると思います。 ◆熊沢 委員 決して有料化の是非をと言っているわけではなく、ただ市民の皆さんが納得する部分として見たら、さっきの不正利用お断りという張り紙が市民からするとわかりにくくて、実際に市役所にとめようと思ってもとめられないときがあって、でも、それは市民ホールなり、ほかの利用をしている人がいて、例えて言えば、ここなんて一律1,000円だから、ここにとめて役所じゃなくて仕事に行ってくださいというような状況をつくっているわけじゃないですか。その人たちばっかりになったら市役所の人は使えなくなる。幾ら無料でも使えない。あの人たちは朝早くとめていくから、市役所の開庁前にとめて閉庁後に帰ってくるから。  その辺のこととかいろいろ、私は整合性がつかないなという感覚がちょっとあるので、決してここで庁舎の駐車場と公園の駐車場の不正利用についてこれ以上話をしても仕方がないと思うので言わないですが、その辺のことだけしっかりと整合性をつけてやっていっていただかないと、ここは雨に濡れなくて、駅まで歩けて1,000円だったら、まあ、とめるよね。道路もほぼ渡らないで行けるから、やっぱりその辺のことを考えて言葉を使うなり、制度を組み立てていく必要性はあるんじゃないかと思いますので、それだけ意見としてお願いします。  もう1個の公園台帳がもう1回確認なんですが、あと43公園あります。12公園で778万3,560円なんだけれども、残りの43公園ですごい金額を言っていたような気がするんですが、どうしてなんですか。 ◎公園緑地課長 公園自体に大きさが大小さまざまございます。小さな公園を幾つかやっても、大きな公園を1つやれば、それで全部額的には飛んでしまうとか、その辺の大きさもありますので、単純に数で左右されるものではないというふうに考えてございます。 ◆熊沢 委員 もう1回後で金額を教えていただきたいのと、私は、これは全部で何個の公園で、いつから始めていて、どのぐらい進んでいて、いつまでにでき上がる――いつまではさっきお答えがあって、あとどのぐらい残っているというのもあったんですが、これは公園台帳をつくって、じゃ、その後どうするつもりなのかな。つくりました、はい、おしまいですではなくて、公園の管理に使っていくのではないか。一般質問なんかでもあって、パークマネジメントのことがあったりとか。私自身も、大田区も、委託ではないけれども、指定管理ではないけれども、それに近いような形とか、あと地域のスーパーとか、地域のいろいろな方に委託――委託になっているのかな、こういうことをやってもらったりとかというような考え方もあると思うんです。  そういう意味で、公園台帳を何のためにつくっているのかというのを、ほかのことは答えられなかったら答えられなくていいので、何のためにつくっているのかというのだけはちゃんと答えていただければと思います。 ◎公園緑地課長 公園の台帳というのは、そもそも整備することが義務づけがございます。そこで公園のエリアだとか、それから、公園の中にどういった施設があるかということを我々はきちっと台帳で本当はつくっておかなければいけないということでございます。逆に、今ある公園、何で四十何個はまだないんだというところはあるとは思いますが、我々とすると今足りない部分をきちっとつくる必要があるということで、きちっと記録として残しておくということでございます。 ◆熊沢 委員 あるとは思いますがって、何があるとは思いますがかわからないんだけれども、ちゃんと答えてね。長くなっちゃうから。規則で決められたからつくりました。じゃ、それから先はそのまんまですなのか、それを見て台帳を活用して何ができるかということはなしに、ただ規則で決められているからつくりますというだけなのかなと。 ◎公園緑地課長 まず、都市公園法の中で台帳整備というのが定められています。じゃ、決められているからやるだけなのかと言われると、当然どういう面積で、どういうエリアがあって、どういう施設があるかということ、それを踏まえて今後の管理等を行っていくために必要だということでございます。 ◆熊沢 委員 いろいろと言いたくなってしまいましたが、ぜひしっかりとその台帳を見て適正な管理をして、きちんとした公園管理をしていただければと。管理ができていない公園もあったりとか、ここで言うのもなんだけれども、草刈り依頼をしても、これは公園のエリアではありません、どこどこのエリアです。下水のエリアです。特別会計です。一般会計ですとか言われて、市民から見れば、よくある、家の入り口の前まではきれいにしましたけれども、ここから向こうは公道なのでやりませんじゃなくて、入り口まできれいでも、通路がきれいじゃなければ誰も入ってこないんですから、そういうことをきちんと管理するということは全体的にやってもらえればと思います。  次に、公園の事業別行政評価シートの429ページにも437ページにも、439ページにも課題のところに「公益的市民活動の登録団体拡充のため、企業や小・中学校が参加できるような新たな制度を構築していくことが課題」と書いてあるんですが、なぜこのようなことが課題になったのかというのが、今まで私が議員をやっている中で余り聞いたことがないので、どういうことなのか教えていただけますか。 ◎公園管理担当課長 この市民活動団体についてなんですけれども、現在、391の公園ですとか緑地等を町内会や自治会、子ども会の、そういった団体が約200団体あるんですが、そこに清掃ですとか、落ち葉拾いですとか、遊具点検なんかも、簡単な点検ですけれども、行っていただいております。  やはりこういう市民協働による公園や緑地の管理というのはもっともっと拡大していく必要があるということを認識しているところですので、そういった意味で、企業の力ですとか小中学校にも拡大をしていって、そういう団体を1つでもふやしていければいいのかなということで考えております。  2017年度については1つの企業と覚書を交わしまして、試行的ですが、南地区にある公園で清掃活動等をお願いしてやっているところでございます。 ◆熊沢 委員 これは「制度を構築していくことが課題です」と書いてあったので、もう既にあったものを広げていく、新たな制度と書いてあったけれども、今の説明だと、今までやってもらっていたけれども、それをより充実するためにということなんだけれども、どっちなんだろう。 ◎公園管理担当課長 制度としては、今まで確かにございましたけれども、さらに拡大するためにということでのお話でございます。 ◆熊沢 委員 ここには新たな制度というので、何か新しいことを始めようと思ったのかなというのがあったのであれですが、別にそういうわけではなくてなんですね。わかりました。  次に、433ページの課題の中に、小野路球場の件なんですが、「減少した利用料金収入を増やすため、関係部署と連携しながら、より多くの市民にスポーツを『観る』機会『する』機会を提供していく必要があります」と書いてあるんですが、これはよく見ると、小野路球場は8カ月間閉鎖していて4カ月のみオープンなので利用料金は減少しているはずなんです。  減少しちゃったからというんじゃなくて、これは残りの4カ月、私は何か見た限りふえている――ふえているというか、4カ月の割には頑張ったんじゃないかと思うんですけれども、これは1年間あけておいて減少したというんだったらわかるけれども、4カ月しかあけていないのに意外と入っているんじゃないかと思うんですが、この結果と課題が何となくずれている。  もし私の間違いだったらわかるんですが、小野路公園有料施設の2016年の実績だと19万1,787人が利用しています。2014年だと18万5,000人です。2014年は多分1年間いたのかな。2015年だと22万人です。でも、4カ月しかあけていない場所がありながらもこの人数ということは、逆に利用がふえたのではないかと思うんですが、こういうのは4カ月しかあけていなかったら、去年の同日の4カ月分と比較をしていくということなんだと思うんですが、そこと比較して減少したということなんですか。 ◎公園管理担当課長 委員おっしゃるとおり、4カ月しか野球場のほうはあけていないので、その部分については確かに利用者というのは減少しています。今回、全体の19万1,787人というのは、人工芝のあるグラウンドのほうの利用がいろいろなサッカー大会だとか、そういうのでふえたので、そこで持ち直したというか、その部分が多かったというところでございます。 ◆熊沢 委員 私が聞いているのは、まさか4カ月分と1年分を比較したんじゃないんですよね、去年の4カ月分とおととしの4カ月分を比較して減少したというふうに考えているんですか。それともおととしの1年分と去年の4カ月分を比べて減少するのは当たり前なんだから、こういうことをしっかりと、さっきも言ったコスト意識とか、利用者の利用率とかを考えるときは同じように比較していかなかったら意味がないので、どうなんですかと聞いているんです。 ◎公園緑地課長 今、熊沢委員がおっしゃるように、済みません、本来は確かに4カ月同士の比較もきちんとして、それで検証すべきだと思います。なので、そういったところもこれからきちんと目線を据えて検討して、維持管理に努めてまいりたいと思います。 ◆熊沢 委員 こうやって課題と挙げるんだったら、去年の同時期とどのような違いなのかとか、そういうことをきちんと、公園だけじゃなくて、ほかの課もそうなんですよ。ぜひそういうことをきちんと踏まえて書いていただければと思います。  交通について聞くんですが、まず、先ほど交通空白地区を解消するための4地区検討という話で、4地区以外はどうなっているんですかという松葉委員の質疑のときに、地域組織が立ち上がっているところからというのがあって、正直言って本町田は地域組織が立ち上がっているんですが、去年は地域組織が立ち上がっているところに関してどのような動きがあったのかなというのと、1つは、おととしは実証実験をやったけれども、去年はやっていないというのは、さっきは狭いというのもあったんですが、なかなかほかの地域もそういうところに至らないということなんですか。 ◎交通事業推進課長 どのような動きがあったのかということなんですけれども、4地区以外でということで、今、委員のほうからお話がありましたとおり、本町田地区も2014年7月から既に協議会が立ち上がっております。ただ、本町田地区につきましては大きな動きはございませんでした。 ◆熊沢 委員 この間、そういえば、鶴川のほうから市民病院を通るバスと本町田の空白地区を一緒にというので実証実験をやったのがあって、市民病院を利用されている方々から、やっぱりあれはだめだったのかしらねとか、もうないのかしらねという話があったり、でも、一方で議会の質問なんかを聞くと、今ある既存のバスをルートを変えて行くというような話があったりもするので、そういう動きがないという――ないといえばないんですけれども、せっかく立ち上がったところにある程度うまくつないでアプローチをしてやっていかないと空白地区の解消にはつながらないと思いますので、ぜひしっかり地域と連携をして、何かできる方法はないかということを、本町田だけじゃなくて、多分いろんなところがあると思うんです。そういうことをやっていっていただければと思います。  次に、決算書の中のバス停留所改良工事というのがあるんですが、これは俗に言う上屋根をつけるとか、そういうものだったりするんですか。
    ◎交通事業推進課長 こちらのバス停留所改良工事につきましては、バスの乗降方法が前乗りから中乗りというふうに変わりまして、その変更に伴いまして、市内のバス停留所94カ所あったんですけれども、そちらについてのバス停の改良工事を行ったものとなります。 ◆熊沢 委員 そうなんですね。私はことしのことかと思ったら、あれは前年度だったんですね。私が聞きたかったのは、じゃ、上屋根をつけるとかいう補助金を市が出しているというのはどこのところに出てくるんだろう、なかったでしたっけ、ありましたよね、多分。 ◎交通事業推進課長 上屋につきましては、バス利用促進等総合対策事業補助金という項目になっております。 ◆熊沢 委員 ありがとうございます。これはどこのところをやったのかなというか、ぶっちゃけコミュニティバスで利用が高いところとか、ある程度道路の拡幅がとれているところがあると思うんですが、そういうところにもこれは利用できるんですか、それとも使えない。 ◎交通事業推進課長 こちら、上屋につきましては、そういったコミュニティバス、路線バスについて、この補助金交付要綱ということで、2分の1をバス事業者に対して補助金として出しているものになりますが、コミュニティバスの上屋につけられるかどうかにつきましては、こちら、3者協働ということで、協議会とバス事業者と町田市で検討をしていきたいと考えております。 ◆熊沢 委員 あと、大きいバスだとノンステップバスとあるんですが、コミュニティバスはちょっと高いような気がするんですが、あれはノンステップになっているんですか。なっていないんだったら、あるのかなというのを。 ◎交通事業推進課長 コミュニティバスにつきましては、全てノンステップバスになっております。 ◆熊沢 委員 そうなんですね。あれは高さがあるからあれかなと思って。  先ほどあったモノレール延伸の件なんですが、前よりは少しずつモノレールが走るかもという期待がありながら、やはり皆さんの理解を得るにはどこにモノレールが走るのかということがなかなかわからなかったり、どこに駅ができるんだろう、どこに何ができるんだろう。モノレールができたらどれだけ便利かということをわかってもらうために、モノレールが走るまでの間バスを走らせるのはどうですかと毎回言わせていただいているんですが、その辺は去年はどのようなことをされたか、ありますか。 ◎交通事業推進課長 モノレールができるまでの間のバス路線につきましては、バス事業者については既に話をしているところでございます。ただ、具体的なモノレールのルートがまだ決まっておりませんので、具体的な案についてはまだない状況でございます。 ◆熊沢 委員 ゲートハウスをちょっとだけ聞きます。  ゲートハウスの資料を見たら委託料の中に企画政策課でコンサルタント業務の委託をしてブランドマネジメントをしていて、都市づくり部では基本設計の委託をしていて、でも、そもそもなぜあそこにあれをつくろうと思ったかというところがずっとわからない部分があって、去年のゲートハウスに関する流れというか、決算時の、どういうことになっているのかというのを教えていただけると。  なぜあそこにゲートハウス、ほかの候補地はなかったのかというのも含めて、道路の拡幅があって中央分離帯ができて、バス停も遠いし、あの間にバス停をつくるわけにもいかないくらいの距離だし、かといってバス停を動かすわけにもなかなかいかないだろうし、高低差もあるしという中のあそこというところを教えていただけますか。 ◎公園緑地課担当課長 ゲートハウスの候補地ということでございますけれども、大もととしては、基本計画の中にあります未来づくりプロジェクトの中で薬師池公園地域の魅力向上という戦略がございまして、それに基づいて庁内各部署が検討を進めてまいりました。これまで検討を進めてくる中で、新しくあそこについては薬師池西園という公園を整備するところと、鎌倉街道沿いに、メーンの太い通りに接しているというところから、ゲートハウスについてはその場所を選定したというところでございます。 ◆熊沢 委員 あそこで大丈夫だと思うんですかね――とここで聞いちゃいけないんですよね。あそこ以外には候補地はなかったということなんですか。あそこは、購入して取得している部分が多いので、最初からあそこになるという時点で違和感は感じたんだけれども、あそこしかなかった……。 ◎公園緑地課担当課長 場所については、既存の公園もございますけれども、あそこの西園につきましては地形的に道路と高さがほとんど同じ水平のラインでなだらかな空間が広く広がっている部分でございまして、そこの部分に、例えば、ゲートハウスであれば駐車場を設けたりということが必要になってまいりますので、地形的にもあそこの部分が適地と判断をしたところでございます。 ◆熊沢 委員 これは企画政策課のコンサルタントと、都市づくり部の基本設計と、この間質問に答えていたのは経済観光部でというのですが、私としては、うまくゲートハウスに関するチームみたいなものができているのかなと思うんですが、その辺の連携はどういうふうにとっているんですか。 ◎公園緑地課担当課長 検討については、当初から庁内各部署ということで、政策経営部、それから経済観光部、都市づくり部、財務部等、各部署から担当が出て定期的に会議をする中で検討を進めてきているところでございます。 ◆熊沢 委員 だから、定期的にうまくやっているんでしょうね。プロジェクトチームみたいなものができているのかと思ったけれども、そういうわけではない感じ……。 ◎公園緑地課担当課長 一番初めに未来づくりプランのプロジェクトチームとしては各部からのプロジェクトチームとして検討しておりますけれども、2016年度はそういう形ではございません。各部からの担当者が出席して検討を進めてまいりました。 ◆熊沢 委員 つくるのが目的ではなくて、やはりより多くの人に利用してもらって、薬師池の魅力向上という部分で、これは見ると公共交通機関の整備みたいなことも書いてあるということは、あそこのゲートハウスに向けてバスを持ってくるのかなと。  先日委員会でもあれしたけれども、大型バスは駐車できる状況ではない、反対車線から右折で入るわけにもいかないようなところで、ぐるっと大回りしなければならないというところがあるので、なぜあそこなのかいろいろと疑問は持って、私からすると、もうちょっと薬師池を超えたほうにいい適地があるんじゃないかな、平らなところもあるんじゃないかなと。薬師池の周りの平らなところは、いい場所はみんな薬師池の駐車場になっちゃっているので。  だけれども、じゃ、逆にあそこでどうかというと難しい。平らなところは駐車場で、でも、あそこからゲートハウスまでは歩いて来ないと思うしとか、いろいろと思うんですが、頑張ってください。 ◎交通事業推進課長 済みません、先ほどの上屋の件なんですけれども、路線バスにつきましては、先ほど補助金で行っているということでお話ししたんですけれども、コミュニティバスの上屋につきましては、コミュニティバス事業の中で行わせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◎公園管理担当課長 午前中のときの答弁でLEDのお話をしていたかと思うんですけれども、水銀灯からLEDに変更すると、電気の消費量としては約6分の1になるということなので、それを踏まえた金額についても、今後比較をしながら、どういう契約形態をしていけばいかに安くできるのかといったところを今後計画していく中で進めていきたいと考えております。  それと、先ほど小野路球場の事業別行政評価シートのところで、これは数字だけの報告になりますけれども、小野路球場、2016年度の4月から7月と、2015年度の4月から7月の間では約4,000人ほど2016年度のほうが利用者数は多かったので、今後はそれを踏まえて、しっかりとここの課題について捉えて、こういう事業別行政評価シートも作成していきたいと考えております。 ◆熊沢 委員 今の小野路球場の、きちんとやってみればふえているでしょう。でも、決算の課題に減っていますから考えなければいけませんと書くようなことでは、ふやさなきゃいけないのは確かにね、利用量をふやすのはふやすけれども、減っているところをふやすのとふえているところをふやすのでは全然課題として取り組み方も変わってくるので、数字はしっかりと正しい数字を捉えてやってください。 ◆川畑 委員 手短にやりたいと思います。まず初めに部長にお聞きしたいんですけれども、平成28年度、2016年度、都市づくり部にとってよかったところと課題を総括的に述べてほしいと思うんです。 ◎都市づくり部長 決算というところの視点でお話をさせていただきたいと思っているところです。  2016年度の歳出額は、都市づくり部は行政費用ですとか資産の増を加えて45億円支出しております。町田市一般会計でいくと1,408億円ということで、都市づくり部の占める割合は3%程度なんです。3%程度の予算の中で、今いろいろとご指摘を受けているところは反省すべき点は反省し、今後に生かしていくところはあるんですが、そんな中におきましても5ヵ年事業の重点事業を数多く動かしているですとか、都市づくり部ですので町田市の将来の形をつくるまちづくり、当然町ができてから大分年数がたっています。これからの再生、更新を進めていかなければいけないというところが大きな課題ですので、それを市の予算の3%でやっているというところは自負できるのかなと。職員がこれだけ頑張っているというところは十分自負していきたいと思っているところです。  今、公園がいろいろとご指摘を受けているところではございますが、45億円の6割が公園、27億円が大体公園の予算で、そのうちの4割、10億円が維持管理に充てているお金です。市内800カ所、約400ヘクタールの公園及び緑地の維持管理をやっているところですが、職員数が決して足りているというところではございませんし、予算が足りているかというと足りている状況ではございません。人も金も足りないという状況の中でやっているところです。全体としましては、これから行政コスト削減というところもあるんですが、今の現状の中で維持管理費の削減は難しいかなというところでございます。  ただ、今後、モノレールの基金という話も議場で市長のほうから述べさせていただきましたが、必要な予算はきちんと求めていきます。ただし、ますます高齢化が進む中で、民生費が膨らむことは想像のとおりなので、今後、この予算配分比率が大きく都市づくり部のほうに傾くということは期待できないところでございます。  長寿命化ですとか、ストック・アセットマネジメントということもありますが、さらに今いろいろと課題に挙げられていますように、どのように運用していくかが大切だなと思いまして、これから研究していきたいと思っているところでございます。  具体的にどうするかというところなんですけれども、今3%の予算の中でどうやってやっていくかということですが、具体的には都市の更新というのは民間の投資なくしては成り立たないというふうに思っております。ですので、民間を巻き込んで、民間の資金と民間のマンパワーというものを活用していく必要がありますよと。  やはり公園という行政の枠の中で行政の仕事を外部委託するということだけではなくて、民間施設で公共サービスを提供できれば目的は果たせるということも含めまして、施設を所有するのではなくてサービス機能を維持するという視点も含めながら、公共貢献を付加させた民間投資を促していければいいかなと。それが最初のイニシャルコスト、ランニングコスト、人件費も含めてトータル的な省力化につながっていくと考えております。  物事はそんなに思うとおりにいくこともないんですけれども、民間企業にしましても行政から仕事を押しつけられるだけではやれない部分があると思います。そこに利益ですとか企業理念に合ったものをつくっていかなければいけないというところも大きく考えているところです。  民間とやるということは、民間を巻き込むという、そういう交渉力が今一番必要です。ただ単に待っていても民間は手を出してきません。どうやったら民間を巻き込めるかという、お互いにウインウインになれるような交渉力をいかに育てていくかというのが我々職員の、人材育成の部分も含めまして考えていく、それがトータル的に見れば人件費の削減であったり、いろいろなコストの削減につながっていく。  そして最初の投資の部分につきましても民間投資が生まれるような仕組みをぜひとも将来に向けて考えていきたいと思っているところでございます。 ◆川畑 委員 大変心強い意見をいただきまして、本当にそのとおりだなと思います。そういった観点から幾つかお聞きしたいと思います。  参考資料の34ページに野津田公園の、先ほどありました、下のところで「観客席増設を踏まえた将来構想作成を早期に行う必要が生じたため」とあります。この早期に行う必要というのはどういうことなのか、簡単に説明してもらえますか。 ◎公園緑地課長 先ほどにもありましたように、観客席を増席していくという考え方は、2年ほど前からそういう検討、話は出ていたというところでございます。そこで先シーズン、2016年度のシーズンで、1つにはFC町田ゼルビアの成績ということもあったと思います。そこでいよいよ本格的にこれをきちっとJ1の基準にするためにはということで、急遽そういう構想を練るということになりました。 ◆川畑 委員 今はどうなんですか。今も早期に行う必要があるというふうに理解しているのかどうか。 ◎公園緑地課長 その構想からここまでの予算取りの流れの中で、構想をある程度バックアップする形でJ1へ上がる環境を整えていこうということで確認して進んできていますので、今現在もそういうところで変わっておりません。 ◆川畑 委員 この中で、例えば――例えばじゃなくて、これはリスク管理として当然議論になると思うんですけれども、観客席を増設した、J1に上がれなかった、こういうときのリスクはどう捉えているんですか。 ◎公園緑地課長 上がれないということも、確かに勝負事ですのであろうかと思います。そういった場合に、この施設が無駄にならないような、そういう利用というか、活用方法も視野に入れて今後は考えていかなきゃいけないというふうに考えております。 ◆川畑 委員 これぐらいにしておきますけれども、当然これだけの大きな投資をするに当たっては、リスク管理とか、そういったものをしっかりしなきゃいけないし、これはしっかり市民に説明する必要があるだろうと思うんです。これはやっていないので、私は早急にやるべきだろうというふうに、ここでは指摘をしておきたいと思います。  話は変わります。先ほどからありました公園駐車場の料金の、まず額を教えてもらえませんか。これは決算書で見ると、どこを見ればいいんだろう、収入のところですよね。額を教えてもらえませんか。歳入を見ればいいんでしょう。 ◎公園緑地課長 公園の駐車場には指定管理のものと、それから直営の個別の駐車場がございます。個別の駐車場はそれぞれ額があるわけですけれども、指定管理のものは表面上出てこないので、そこのところのトータルの数字というのはございません。我々、私のほうが先ほど収支というようなお話を数字でご説明したものは、そういったものを、全部の駐車場のものをぎゅっと全部足して、指定管理のほうの数字も載せてご説明をするような、資料用に計算してご説明差し上げたものでございます。 ◆川畑 委員 だから、その額を教えて。この資料に載っているものは、例えば歳入のところで言うと40ページ、課別行政評価シートでいくと428ページのところに1,533万6,000円と出ているんだけれども、これとは違う額だということを今言われたわけですよね。ですから、説明するときは収入が幾らあって、支出が幾らなんですよと説明をしてもらわなきゃわからないので、そこをまずお聞きしているんです。 ◎公園緑地課長 2016年度の収入、トータルのもので2,730万6,000円でございます。一方、支出のほうでございますが、3,496万円でございます。収支の差し引きでございますが、マイナス765万4,000円となってございます。 ◆川畑 委員 わかりました。先ほど言っていたマイナスの760万円、決算書によると268ページにその関係の費用が出ているんだけれども、これは指定管理の費用は特に入っていない――指定管理というか、そこにまたさらに経費を上乗せしてあるという理解でいいんですね、確認だけさせてください。 ◎公園緑地課長 そうでございます。 ◆川畑 委員 そういったことを踏まえて、今年度ちょっと工夫をしているから、ちょっと様子を見たいということと理解していいですか。確認ですけれども。 ◎公園緑地課長 今まで、その年度ごとにさまざまな工夫をしてきまして、また、ここのところで料金改定もしたということで、今のお話のとおりでございます。 ◆川畑 委員 わかりました。この辺はまた市民の関心が非常に強いところなので、重々とフォローしてもらえればなと思います。  先ほどのゲートハウスの話に戻りますけれども、本会議でも私はやったので、それ以上は余り詳しいことをしませんけれども、そもそもコンセプトは都市づくり部でつくったんですか。私は都市づくり部がつくったとはどうも思えないんですけれども、コンセプトは一体どこがつくったのか、その辺のところを確認させてください。 ◎公園緑地課担当課長 コンセプトをどの部署が立てたのかということでございますけれども、特に単独でどこが決めたということではなくて、庁内各部署の代表が出る中で話し合いながら決めてきたというところでございます。2016年度については、四季彩の杜のブランドマネジメントの検討支援業務委託というのを発注してございますけれども、これは都市づくり部ではないほかの部署で発注してございますけれども、その委託でマーケティングの専門家に業務委託をするようなところも含めて検討を進めてきているところでございます。 ◆川畑 委員 本当にマーケティングしたの。話を聞けば聞くほどマーケティングなんかしていません。マーケティングって、仮説の羅列だからね。仮説のあれとどうやって詰めていくかという、話を聞いても、仮説すらしていないんじゃないかと思えてしようがないので、きょうはもうこれ以上やりませんけれども、その辺のところはしっかりしてもらわないと、先ほど部長が非常にいいことを言っていたんです。民間を巻き込むためには、民間に魅力を持たせるためにどうするかでしょう。今のコンセプトじゃ、絶対に民間は来ませんよ。保障しますよ。民間が来るようにきちんとしたアイデアを出して、私はぜひとも皆さん方が楽しんで仕事ができるようにやってもらいたいと思いますので、これは指摘で終わりたいと思います。これも議論すると時間が幾らあっても足りないのでやめたいと思います。  あと、先ほどありました交通のほうなんですけれども、空白地域、非常に頑張ってもらって4地域やってもらっているということであるんですが、特に相原でいきますとコミュニティバスと違う手法を取り入れてもらっているということで、本来は相原のほうの地元の方々はもっと違う、言ってみればデマンド交通、病院に行ってほしいとかいろいろなルートがあったんですけれども、そう要望があることは承知しながら、今1つの丸山団地の経由のものをやってもらっているわけなんです。ここの検討をするに当たって、多分、地元の方といろんな協議があったかと思うんですけれども、この協議のノウハウの蓄積、この辺はどうなんでしょう。随分進んでいるというふうに理解していいのかどうか。  何を聞きたいかというと、他地域に展開するときに、ここでやっているノウハウというのは相当生きてくると思うんですが、その辺についての過程をお聞かせいただきたいんです。 ◎交通事業推進課長 こちらは、先ほど申しました、検討している中でも一番進んでいる相原地区になります。特にいろいろと交差点等、難しい問題があったんですけれども、地元の協議会の皆さんとも複数回話し合いをしまして、あとは大きなのは警視庁のほう、交通問題、いろいろありましたが、粘り強く警視庁と協議する中で、時間はかかってしまいましたが、そういった中で地元の声も警視庁のほうに聞かせるようにしまして、警視庁の方もそういった声を聞きながら、だんだんと状況をわかっていっていただいたというところが大きい。  それとあと、警視庁だけではなくて南大沢警察署のほうにも相談して、そういった中でいろいろと協力していただいたというのが大きな結果につながったのかと思っております。 ◆川畑 委員 これは去年の決算なので、それ以上のことはあれですけれども、非常によく頑張ってもらっているので、こういった事例をしっかりと残していただいて、他地域の空白地域にうまく活用してもらうように、ちゃんとノウハウの蓄積をしてもらえればと思いますので、その辺のところはしっかりとお願いしたいというふうに思います。  あと、市営住宅のほうなんですけれども、非常に徴収率がいいですよね。これは特に何か頑張ってやっているとか、気をつけてやっているというようなことがあればご披露していただければと思うんです。 ◎住宅課長 この使用料の徴収関係なんですが、こちらは町田市私債権管理条例に基づいて行っております。住宅課の中でも町田市営住宅使用料等滞納整理事務取扱要領というものを定めておりまして、納付期限後、30日後に支払いがない方につきましては督促を必ず送っていると。督促状送付の1カ月後に納付されない場合には、再度催告を、及び保証人の方へも納付の依頼の通知を出させていただいております。  その後、また1カ月後に納付されない場合には呼び出しをということで、個別対応ということで行っておりますので、特にこの5年間につきましては、現年度についてしっかり納付の状況を確認しながら個別に対応しているというところの結果がこの徴収率に結びついていると思われます。 ◆川畑 委員 引き続きしっかりとお願いしたいと思います。  それと、先ほど部長から予算では3%で一生懸命頑張っていますと、本当にそのとおりだなと思うんですけれども、課別行政評価シートの420ページを見ると、私は去年も話をしたんだけれども、このまちづくりというのは多方面でいっぱいあるわけじゃないですか。これを本当にきちんとやっていくというと、かなりの工夫がないと、人は足りないわ、お金は足りないわという不足のものがいっぱいあるんです。  これは部長に聞きたいんだけれども、部長として、このまちづくり、どうやってプライオリティをつけて、どうやって運営していくのか。先ほどありましたように、民間をうまく活用するしかないんだけれども、活用するに当たっての大きなポイントは、やっぱり魅力あるまちづくりをしなきゃいけないと思うんですけれども、そういったものについて、まとめ上げるのに相当工夫をしなきゃいけないんですけれども、これは市の職員だけでできるのかどうか、その辺も踏まえて、どういうふうに捉まえているのか、お聞かせいただければと思います。 ◎都市づくり部長 これから鶴川駅ですとか、中心市街地ですとか、そういった町田市の中核となる部分を再整備していかなくてはいけない状況でございます。ですので、先ほども言いましたが、人が足りているかという話になれば、人は足りていないという状況でございます。全庁的には人員を削減しているんですけれども、都市づくり部につきましては、ここ数年人はふやしています。今後もふえていくというふうに私は思っております。  ですので、モノレールにつきましても、推進のための庁内組織を立ち上げるということも申し上げました。そのためにも人は必要になってくるということで。ただ、頭数がいればいいというものではなくて、当然市民サービスというものは数、質の問題というところもございます。職員についても、質の問題も当然出てくると思っています。  ですので、先ほど民間との交渉力という話をさせていただきました。当然、民間の力をかりながらやっていかないといけない。南町田については東急とやらせていただいております。鶴川については、当然小田急という大きなパートナーができてくるのかなと。  中心市街地につきましては、今、どういう形でスキームを組んでいくかというのは考えなくてはいけないんですが、ただ、今後、モノレールが入ってくることを契機に、いろんな再編を考えていかなくてはいけないというふうには思っているものです。  ただ、民間のやる気を引き出す、先ほども申しましたけれども、民間がどうやったらやる気になるのかというところを巻き込む能力、ただし、やりたい放題ではなくて、制御して公共利益を生み出すようなコントロールをする能力というところの交渉力が一番必要なのかというところなんですが、ただ、民間事業者と対等にやっていくためには、仕事のやり方を変えるですとか、作業スピードを高めるですとか、求められる成果の最適した答えに向けて最短を目指すですとか、本当に職員の意識改革も含めて必要になってくると思います。  ですので、それぞれ基本的なコンセプトをつくりながらまちづくりを進めていくんですが、そこに対しては、当然行政だけでは町はできません。民間の力をうまく巻き込みながら、民間の資金だけではなくて、人のパワーも使いながら町のほうの再生を進めていきたいと考えております。 ◆川畑 委員 そこまでわかっているのであれば、そういう組織を私はつくったほうがいいと思うんです。窓口をつくるなり。これは都市づくり部じゃなくて、民間のアイデアをもらう、提案をもらう。そこで提案が来たものをどうやって全庁的に取り組んでいくか。神戸がそういうことをやっているんです。民間の力を十分認識していく。そこに対しては非常にスピード感あふれることをやっているので、そういうことをやらないと、自前でやることをやったら職員は時間と手数ばかりかかって、これはなかなか進んでいかないなと。相原なんかはどこと相手をすればいいのかね、そういったものも踏まえてくるから、ぜひともその辺のところをしてほしい。  それと、ゲートハウスの話に戻って申しわけないんだけれども、指定管理を使うという発想があるでしょう。先ほど南町田のほうでもあったけれども、採算が合わないから公設民営にしちゃうというような、確かにそうしなきゃいけないサービスはあるかもしれないけれども、事業をやるのであれば、やっぱり公設民営じゃなくて、しっかりと採算を取れるような仕組みをとるべきだと思いますよ。これは国がPPPとかPFIを推進して、まずそれを先に検討しろとしっかり通達も出しているわけだから、率先して都市づくりができるような、私はぜひとも体制をつくって、部長がみずから交渉能力を十分に発揮できるようにしてもらわないといけないなというふうに思いますので、これは要望して終わりたいと思います。 ◆細野 委員 さっき途中で切りましたので、申しわけありません。再度質疑させていただきます。  今の件なんですけれども、民間の活用をしながらまちづくり等を進めていくということなんですけれども、そこにはやっぱり市民の声とか市民のニーズというのが原点にあると思いますし、税金投入なども必要になる事業も多々、官民連携といっても、そこが破綻すれば税金投入なども出てくるという点では、やはりしっかりと慎重に進めていただきたいと思うんです。  それで、今の点で3つの森ということで並行して進めてこられたと思うんですが、2015年度いろいろ準備しながら進めてこられたこれらの事業、今質疑の中で明らかになった部分もあるんですが、芹ヶ谷公園についてはいかがでしょうか。2016年度、基本設計と植樹の管理ということで管理計画が完成したということでしたけれども、芹ヶ谷公園の位置づけ、そして今後の流れについてはいかがでしょうか。 ◎公園緑地課長 芹ヶ谷公園につきましては、2016年度は基本設計を行ってございます。この基本設計、芹ヶ谷公園全体のエリアの中で、今回ターゲットとしましたのは、都営住宅跡地のところ4.1ヘクタールをさわやかみどりゾーンとしまして、そこのところの基本設計を行いました。  基本設計の中身でございますが、芝生広場とか多目的広場、駐車場、植栽、健康遊具、それからトイレ、今、防災機能を持たせようということで、防災のパーゴラとかシェルターとか、災害用のマンホールトイレなども設置するというような基本の設計を行いました。  もう1つ、今度、わき水と花の明るいゾーンというところがあります。こちらのほうは谷間の部分から線路のほうに向かった部分になります。一番奥まったところになります。こちらのほうは樹木がかなり過密な状態になって死角があって、非常に倒木の危険性とか防犯上の問題もあるということで、今後、美しい植樹の構成とか、季節感を演出する安全安心というところの側面も図るために、この樹木の剪定等、伐採等を行っていくという、その計画も同時にあわせて策定したところでございます。  今年度以降の予定でございますが、今年度は、基本設計に基づきまして、今度具体的な実施設計を行って、それから整備工事を2018年、2019年をかけて行っていく予定でございます。先ほどの植生管理のほうは、もう既に計画ができ上がっていますので、今年度から3カ年かけて植生管理を行っていく予定でございます。 ◆細野 委員 ちょっと確認なんですが、芹ヶ谷公園については、もう少し全体的な美術工芸館とか、そういった計画もあったかなと思ったんですが、2カ年、事業を停止するというか、延期するということがあったかと思うんですが、その辺の位置づけというのは、今回の計画の中には含まれないということでよろしいんでしょうか。 ◎公園緑地課長 美術館ゾーンとかというものの設計は、今回含んでおりません。 ◆細野 委員 そうすると、今後の流れの中にはどのように見込まれてくるのか、当面延期するということでよろしいんでしょうか。 ◎公園緑地課長 美術館の国際工芸館とか、そういったところのゾーンでございますが、今後、これは、済みません、我々が直接というわけではなくて他の所管になりますが、今のところ、来年度、美術館の実施設計等を進めていく、来年度からそういうことを進めていくというふうに聞いております。 ◆細野 委員 了解しました。では、切り分けてそれぞれ計画を進めていくということで捉えました。  続きまして、地域コミュニティバス運行事業についてなんですけれども、今いろいろ質疑があったかと思うんですが、コミュニティバス運行に関する補助金なんですが、町田市として運行補助金をそれぞれ不足分について出しているわけですけれども、それ以外にシルバーパスの利用については、2016年度まではシルバーパスに対する補助金も入っていたと思うんですが、その金額については、参考資料の13ページの中には入っていないんですが、それぞれの金額というのは出ますでしょうか。 ◎交通事業推進課長 シルバーパスの金額につきましては、もちろんバス事業者のほうに入りますので、町田市のほうには特に入ってくるということではございません。東京都のほうに伺ったところによりますと、この流れなんですが、東京都が指定団体であります東京バス協会に補助金をまず交付いたしまして、東京バス協会がその輸送距離とか輸送人員によって地区ごとに配分するような仕組みになっております。それを各地区内の事業者間で配分し、さらに事業者内で路線ごとに配分するような仕組みになっておりますので、市のほうの補助金の中には載せていない状況です。 ◆細野 委員 仕組みとしてはそういう仕組みだと思うんですが、コミュニティバスについては特殊で、自治体が協議してシルバーパスの利用をすることができる、補助金も含めて活用していくことを協議しながら進めていくという確認が都議会の中でも行われているんですけれども、そういう中で、これまでは、バス事業者2社ありますけれども、それぞれの事業者がどの程度シルバーパスの補助金を活用しながら運行しているかというのが出せていたと思うんですけれども、その辺が明確にならなくなってきたというか、入れないようにという方向の事業者もあるということですけれども、具体的な名前を出すとあれなんですが、小田急バス株式会社についてはシルバーパスを利用できるし、恐らくその補助金についても組み入れていると思うんですが、それについては運行収入の中に入っていると考えていいんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 はい、運行収入の中に入っております。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時8分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時9分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎交通事業推進課長 「玉ちゃんバス」につきましては、東ルートと北ルートにつきましては補助金としてもらっていますけれども、南ルートにつきましては補助金としての収入は入っておりません。 ◆細野 委員 ありがとうございます。コミュニティバスでのシルバーパス利用というのが町田市では今後できないというふうにしたわけですけれども、やはり同じ公共交通として運行しているわけで、その辺の考え方が、今年度切り分けてしまったコミュニティバスに対するシルバーパスの補助金の出し方、町田なら町田の地区の中で一定シルバーパスの購入費用に対して不足額を東京都が補助している、それをまた事業者が分けているわけですので、バス協会のほうから運行距離によって分けているという経緯があると思います。
     やはり補助金がバス事業者によってかなり出し方が違うということで、シルバーパスの利用者が多いと運行収入が減ってしまうという関係がずっとあったんですけれども、その辺の、町田市としてバス事業者に対してシルバーパスの補助金をコミュニティバスでも使ってもらうような協議というのは、2016年度されたんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 シルバーパスのそういった協議というのはしていないですけれども、先ほど申しましたとおり、延長とかによって、バス事業者に配分されますので、その中でバス事業者がコミュニティバスに必要なシルバーパスの補助金というのを入れておりますので、そのような協議はしておりません。 ◆細野 委員 コミュニティバスにシルバーパスを利用できるかどうかというのは、やはり自治体ごとの協議ということになりますので、今回できないというふうにしてしまったわけですけれども、もう少し努力をしていただきたかったと思います。  それでは、あとコミュニティバスの運行については、今4地区、本町田を入れると5地区でいろいろ協議会が立ち上がって努力しているということでしたが、その中で一番ネックになっているのが道路状況の問題ということで、幾つかの地区でありましたけれども、その道路状況の解決には道路整備なども含まれて行われているんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 地域によっていろいろと道路事情が違いますので、大きな道路整備は区画線を設置したりとか、そういうような工事は含まれております。 ◆細野 委員 もと走っていて、一旦廃止して、再度何とか運行したいということでまた協議会を立上げて頑張っている金森地域は、本当にルートが狭くて限られているんですが、かつて走っていたルートが使えなくなったということがありました。そこら辺の事情、2016年度もルートの検討をされたと思うんですが、かつて走っていたところが走れなくなったという状況については、どのような理由でしょうか。 ◎交通事業推進課長 今、委員がおっしゃられたところは金森の旧町田ルートだと思うんですけれども、こちらにつきましては、当初運行できていましたが、警視庁のほうに1度現地を見ていただきまして、その際、やはり道路の狭いところがどうしてもネックになってしまうというところと、あとルートが、以前の旧ルートと違ったルートで地元の協議会の方と話を進めておりますので、そういった中では、やはりコミュニティバスを入れていくにはちょっと難しいと言われております。  あと、先ほど私も説明不足だったんですけれども、2016年7月に東京都とシルバーパスの取り扱いについての打ち合わせをさせていただきました。東京都からは補助金をコミュニティバス事業に対して充当することは難しいという回答をいただいているんですけれども、その中で町田市としてもシルバーパスの充当を上げていただけないかという要望は出したんですけれども、やはり東京都のほうも補助金額が約170億円ぐらいかかっているということで、なかなか難しいというような打ち合わせをさせていただいた経緯があります。 ◆細野 委員 いろいろ努力していただいたということで、ありがとうございました。また引き続きお願いしたいと思います。  あと、コミュニティバスの運行については、やはり交通困難地域を運行するというのが基本的で、路線バスが入れないようなところだと思うので、どこもそういうネックがあると思うんですけれども、つくし野ルートについては、やっぱり道路状況の問題があったということですが、ここについては改善を図られて運行できたということを聞いていますが、金森ルートについてはどうなんでしょうか。  あと、丸山地域、相原のほうのルートについては改善というのは図られたのか、どのような形で運行に向けていらっしゃるのか、いかがでしょうか。 ◎交通事業推進課長 つくし野と金森と相原ということでよろしいですか。つくし野地区につきましては道路が比較的広いものですから、そういった中で、2016年度につきましては計画ルートをおおむね決定いたしまして、道路状況等についての調査を行ったという経緯がございます。コミュニティバスでの運行ということで現在も動いております。  金森地区につきましては、道路事情が、先ほども申しましたとおり、狭い箇所がありますのでコミュニティバスが難しいということで、もう少し小さいサイズの車両で検討しているところでございます。  相原地区は、先ほど申しましたけれども、いろいろと課題はありますが、現在進んでいる状況でございます。 ◆細野 委員 金森ルートについては11人乗りのバスを提案していただいているということでしたが、これはコミュニティバスというルートで検討されているということでよろしいんでしょうか。  また、採算とかいうところでは大丈夫なんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 金森地区につきましては、まだ具体的に地元の協議会の方とも何人乗りというところまでの協議はしておりませんが、小型サイズ、コミュニティバスのサイズが入りませんので、もう少し小さいサイズでの検討をということで進めているところでございます。  採算については、ちょっとまだ確かな情報が出ておりません。 ◆細野 委員 これからのことですけれども、ぜひ運行に向けてさらにご協力をお願いしたいと思います。  それと、事業別行政評価シートの422ページの市営住宅なんですけれども、住宅改修助成金が昨年度475万4,000円支出されているんですけれども、この内訳、内容について、お聞かせください。 ◎住宅課長 こちらにつきましては、バリアフリーの工事が、件数的にいいますと37件、環境性能向上工事のほうが、件数的にいいますと28件ございました。金額的には、バリアフリーが345万1,000円、環境性能向上工事の助成が130万3,000円でございます。 ◆細野 委員 この事業のうち、環境性能向上工事の助成については2016年度で終了するということになったわけですけれども、28件という、金額の割には利用が結構多い件数でしたけれども、その辺の検討について、これだけニーズがあるというところで廃止されたわけですけれども、検討の内容についてお聞かせください。 ◎住宅課長 この要綱につきましては3年間の時限的な要綱でございまして、昨年度も常任委員会でいろいろとご意見をいただきながら検討した経緯がございまして、業者の方とか、環境性能に関してはほかの税金の控除とか、そういった工事の控除もございますので、ある程度そういった環境的な工事が浸透したのかなという判断をいたしまして、今年度から終了ということになっております。 ◆細野 委員 そういうことは1度伺ったんですが、やはりいろんな事業の廃止も行われた年だったということを確認したいと思います。  それから、426ページの建築開発審査の中で、マンションの耐震性の助成なども力を入れていらっしゃると思うんですが、いろいろつくったときにきちんと耐震の基準を満たしているかどうかというのはチェックしていらっしゃると思うんですが、この年、構造計算適合性判定手数料というのが支出されていないんですけれども、こういうのはどういう場合に出されて、昨年度はそういうのがなかったというのは、どのように評価されているんでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 構造計算適合性判定制度が見直されまして、2015年6月から申請手続が変わりました。それまでは町田市への確認申請の手続の中で構造計算適合性判定を行っており、構造計算適合性判定機関へ、この判定作業を市から依頼していたことから手数料の支払いが発生しておりました。変更後は、建築主が直接構造計算適合性判定機関へ申請し、適合判定通知書が交付されるようになり、この適合判定通知書を建築確認申請時に提出すればよくなりました。そのために判定作業を依頼することがなくなったことから、手数料の支払いが発生しておりません。 ◆細野 委員 いっとき大変大きな問題になりましたけれども、町田市を通さないということで、こういう診断が、その辺のチェック機能というのは、そういうものがきちんと来たと、手続が終わったということを確認して、町田市のほうには必ず確認できる仕組みになっているんでしょうか。 ◎建築開発審査課担当課長 適合判定通知書というものは、適合判定を見たところから町田市のほうに申請が添付されてきますので、機能としては同じことをやられた中の、適合を受けた上で市が判定するということになります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(南町田駅周辺地区拠点整備事業について) ○委員長 行政報告、南町田駅周辺地区拠点整備事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 行政報告、件名、南町田駅周辺地区拠点整備事業につきましては、都市づくり部次長よりご説明を申し上げます。 ◎萩野 都市づくり部次長 それでは、南町田駅周辺地区拠点整備事業についてご説明差し上げます。  まず、資料の2項目めから説明いたします。  工事の進捗状況でございます。区画整理事業についての調整池の工事です。今年度の工事分の掘削範囲は完了いたしまして、今後は基礎工事とプレキャストの躯体を据えつける工事になります。これは縦壁ですとか天井の部分になりますが、そういったものを進めてまいります。  2番目の道路工事につきましては、新設道路整備のための造成工事、それと鶴間公園通りの側溝整備を進めているところでございます。あわせて、モール東側道路の拡張工事を、現在の12メートルから15メートルにするための工事を進めております。  ③の公園・融合ゾーンの造成工事につきましては、ケヤキ通り廃止に先立って歩行者通路を整備するため、7月から既存樹木の伐採を含む造成工事を開始しております。  その他事業としましては、南北自由通路工事と駅施設リニューアル工事につきましては6月から夜間作業による工事を開始しております。9月からは自由通路の橋脚基礎工事を開始いたしました。街区間デッキにつきましては、これは7月に既存の撤去を完了いたしまして、10月から新設デッキの橋台、橋脚の整備工事に着手する予定でおります。商業施設工事につきましては、東急電鉄が行っているものですが、基礎躯体工事、駅前街区では基礎をやっております。それと中央街区では土工事と基礎躯体工事を進めているところでございます。  次に、3としてプロジェクトの進捗についてでございます。  鶴間公園・融合ゾーンの魅力創出事業というものは、6月18日から「鶴間公園のがっこう」を開始したところです。市内外から53名の参加をいただいて、全4回の予定でやっております。1回目が6月18日に開催しまして、テーマとしては「どう使う?ちょっとステキな使い方を知る」ということで、5つのテーマに分かれて、参加者が各自持ち寄った公園を活用するアイデアを出し合っております。2回目が9月29日に開催して、これは7つのグループに分かれて、11月のイベントのための企画内容を話し合っております。次回は、第3回が9月23日で、最終回が11月4日ということで、最終回の日は参加者グループがそれぞれ考えた活用企画をイベントとして鶴間公園で実施する予定でおります。  あわせてデザイン報告をする予定で、これは別添資料1というところでついてございますが、おおむね今実施設計が進んでいる中で、図面をごらんいただきますと、まずスポーツエリアの部分が一番大きく配置を変えたところでございます。テニスコートをスポーツエリアの北側に持ってきまして、横に3面配置しております。カフェ、クラブハウス、管理棟を1つの建物に統合しているというところです。  あと、スポーツフィールドの南側にプレイグラウンドを持ってきて位置を変更しているというものです。駐車場については、この一番南側のところで、現在の予定では135台程度を予定しているところです。  それとあと融合ゾーンのところにつきましては、文化的活動拠点の建物、まだこれは想定の段階ですが、ミュージアム等を含めた仮配置で落とし込んでおります。あと、文化活動拠点の北側に少し遺跡の足跡を残すために壁や床を利用したグラフィックデザインなども考えているところでございます。  1枚目に戻りまして、あと南町田駅周辺の整備計画検討会につきましては、9月8日に開催して、プロジェクトの進捗状況を報告するとともに、今ご説明しましたデザイン報告も行っております。  あと、工事周知につきましては月1回、鶴間小学校安全委員会に出席して情報提供などを行っております。  今後の進め方につきましては、資料のとおりです。  説明は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 工事がどんどん進んでいるわけですけれども、その都度、歩行者、あるいは車の通行の仕方も変わってくるんですが、この前もスポーツエリアの西側の通りが通れなくなるということで回覧が回ったんです。どうなるのかというのがわからないというので問われたんですけれども、バッテンがついて道路が通れない、そして、境川沿いの通りを通るというふうになっているんですけれども、歩行者だけなのか、車もなのか、その辺のところが、その図面を見ただけではわかりにいくというか、理解しにくい。  チラシ1枚でそういうのを周知しようということで回覧が回されたんですけれども、そういうのをもう少し丁寧に書いていただきたいと思いましたし、今後また通りが交通の仕方が変わる、歩行者の通り方が変わるということですけれども、具体的にはどのような形で通るんでしょう。ケヤキ通りが通れなくなるということになるわけですか。 ◎萩野 都市づくり部次長 ケヤキ通りが通れなくなるのではなく、多分、今スポーツエリアの一番南側に自治会の倉庫があるかと思います。そこの倉庫のわきから境川のゆっくりロードへ出る部分が、今までは歩行者、自転車も少しおりてですと行けたところが調整池の工事のために重機を置いたりする関係で歩行者、自転車が通れなくなるというもので、車はもともと通れるところではないというところでございます。 ◆細野 委員 では、私が今言ったところは、今ご説明をいただいたところというふうに理解していいんですね。歩行者、自転車がだめということですね。わかりました。図面を見てうまく説明できなかったので、もう少し丁寧に書いていただくようにお願いしたいと思います。  それと、これからさまざまな公園の魅力を引き出すためのイベントが行われるということでしたが、具体的にどんなものが計画されているのか、もし今の段階でわかっているものがありましたら教えてください。 ◎萩野 都市づくり部次長 今、グループで幾つか企画名が出ていまして、1つは公園でスポーツをするとか、森と広場と木の上の音楽会というようなことを企画名にして音楽のイベントみたいなことをやるとか、あと、できないことをできるようにと、これはふだんできない遊びをやるとか、いろいろ境川を利用した水遊びとか、アイデアの中ではそんなのが出ている。  あと、自然のもので工作するということで、枝や木を使って鶴間公園で遊ぶというものですとか、遊び場の設定、読み聞かせカフェ、それとあと、なぞときでスタンプラリーだとか、あと、たき火でお昼御飯とかおやつをつくるとか、そのようなさまざまなイベントが、今、市民のグループの中から出ているというところで、次の9月23日にまた行いますが、その中でまた詰めていくのと、あと、もう1点が伐採した樹木を使って少し工芸みたいなものをやるということで、それも予定をしておりまして、それも同日のイベントで現在やるような形で、これについては広報でまた10月1日に募集して、公園の木を生かすというワークショップ、木の皮を削ったり、のこぎりで引いたり、そんなイベントも予定しているところです。 ◆細野 委員 ありがとうございます。今工事が始まっているので、スペースとしてはどこでやるのか確認させてください。  それと、スポーツエリアと言われるところ、また駐車場の計画が大分変更されて、いろいろ住民の声とか要望などにも応えてくださっているのかなと思って見せていただいたんですが、テニスコートについては大分改善されていますが、このスポーツフィールドの使い方については、横長なのでサッカーとかをやろうと思えば試合ができるスペースなのか、野球とかはどうなのか、確認させてください。  それと、駐車場の出入り口については地域の住民の方からいろいろ要望とか不安の声とかが挙がったんですが、そういったことはどのように反映されているのか、教えてください。 ◎萩野 都市づくり部次長 今3点いただきました。ちょっと場所をどこでやるかというのは確認してお答えします。  まず、スポーツフィールドの関係ですが、大きさとしては、今、委員がおっしゃられたようにフットサル3面の大きさということですが、これは少年サッカー、少年野球、フットサルなどを結構フレキシブルに対応できるコートというところで考えております。これにあわせて線路側の多目的広場についてもスポーツ利用ができるように平らに整地して、芝生の広場としていく予定でございます。  次に、駐車場の出入り口の件なんですが、現在、スポーツフィールドの一番南側に駐車場を設けてございますが、出入り口についてもう少し移動できないかというような声もいただいております。これについては、現在、どこまで移動できるのかというところを含めて、ただ、今後ちょっと警視庁の協議もまだございますので、こういったところを踏まえて、最終的に出入り口は決めていきたいと考えております。  それとあと、「鶴間公園のがっこう」のイベントの場所になりますが、さわやか広場と言われる今広がっている芝生の広場のところと、あと水道道路のところを会場として実施する予定でございます。 ◆細野 委員 駐車場の入り口については、信号寄りで子どもたちの登下校の際に危険じゃないかという声もいただいたんですが、ここもちょっといろいろ問題があるということなんでしょうか。そうしたら、まだ検討の余地はあるということで確認させてください。  それから、スポーツフィールドと賑わい広場と、この流れ、これを一体化していくということでいろいろ計画が進められていたと思うんですが、ここをどのような形で公園利用される方が通行していくのか、その辺のイメージを教えてください。 ◎萩野 都市づくり部次長 まず駐車場の出入り口なんですが、以前は南側の信号機に近い方向に置いてあったのを、いろんな自治会とか、そういったところから、やはり通学路の近く、信号機を渡ってくるので少し離してほしいというご意見がございました。その中で、今この絵でPと書いてあるところへずらして、いろんなご要望の中で総合的に判断して、ここの位置に現在は書いてありますが、やはりまだちょっとご意見が、そんなに多くはないですが、いただいているところがございますので、現在調整をするというところで、実際どこになるかというところまではまだ決まっておりませんが、今後も少し調整を図っていきたいと考えております。  それとあと、歩行者はどこを歩いていくのかというところですが、まずテニスコートとスポーツフィールドの間に相当広い歩行者空間を設けてまいります。ここのところから境川まで広々とした通路をつくっていく予定でございます。また、あとプレイグラウンドのところも歩いていただいて、今回の計画の中では、せせらぎ広場もプレイグラウンドにおりていけるような状態になっておりますので、そういったところ。  あと、賑わい広場とスポーツ広場のつながりについては、やはりどうしてもユリノキ通りを1本挟んでしまいますので、今現在、ユリノキ通りを横断するに当たっては都市計画道路が、ユリノキ通りがありますので、横断歩道を渡っていくということには変わりないんですが、横断歩道の位置についても少し今検討をしているという状況です。 ◆細野 委員 最後にしますが、先ほど伐採した樹木の活用という話がありましたけれども、樹木としては、当初1,500本伐採の予定ということでしたけれども、今の段階でどれぐらい伐採され、最終的には何本になるのか、わかりましたら教えてください。 ◎萩野 都市づくり部次長 現在、どれくらい伐採したかというところまでは数的には把握してございませんが、主に線路沿いの新設道路をつくる関係で、あのあたりは大幅に伐採しているところです。トータルの伐採本数は、今の計画の段階では大きな変更はないと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(小山田桜台、多摩南部地域病院間ワゴン車検証運行について) ○委員長 行政報告、小山田桜台、多摩南部地域病院間ワゴン車検証運行についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 件名、小山田桜台、多摩南部地域病院間ワゴン車検証運行についてにつきましては、交通事業推進課長よりご説明申し上げます。 ◎交通事業推進課長 それでは説明いたします。  まず、目的になります。小山田桜台を拠点としまして唐木田駅方面への検証運行を実施し、利用状況等を調査することで将来的なバス路線の新設を目指すこととしております。また、本事業の中で市内初の乗り継ぎ割引制度を試験的に導入することでバスの乗り継ぎ施策の促進を図ることとしております。  次に、事業概要です。運行区間は小山田桜台から多摩南部地域病院、唐木田駅東を経由いたします。  2ページ目をごらんください。  地図が載っております。一番下に小山田桜台がございます。こちらを起点としまして黒い太線を上のほうに上がっていきまして、途中、忠生630号線を通り、多摩市域内に入り、唐木田駅の東側を通り、多摩南部地域病院までの区間となります。片道の延長は約5.3キロメートルということになります。また、バス停留所につきましては、全部で9カ所となります。新しくバス停を設ける箇所が3カ所ございまして、1つが一番下の起点であります小山田桜台、こちら1カ所、それと、忠生630号線になりますが、大善倶楽部というところと、あと山中集会所、こちらにバス停がございませんので、こちら2カ所バス停を設けることとしております。  それでは、もう1度前のページに戻っていただきまして、運行期間につきましては、2017年11月下旬から2018年3月31日まで、平日のみとしております。運行時間は6時台から21時台、運行本数は、小山田桜台を発で17便、多摩南部地域病院を発で16便としております。  片道の所要時間は約20分程度としております。定員は最大で10人、車椅子利用者乗車時には最大7人ということで、運転手を除いた人数としております。運賃につきましては200円と300円ということで、こちらももう1枚のページを見ていただきますと、右下に料金の一覧表を載せております。一番下の小山田桜台、左の下のほうに書いてあると思いますが、例えば、小山田桜台から大善倶楽部に行きたいという方は料金が200円、山中集会所まで行きたいという方は300円、これ以上は300円ということとなります。これは距離によって分かれております。  続きまして、表のほうにまた戻っていただきまして、小児と障がい者運賃につきましては100円としております。未就学児は大人1名につき1名無料、あとシルバーパス、回数券、定期券等は使用不可ということとしております。乗り継ぎ割引なんですけれども、小山田桜台バス停でワゴン車から路線バス、もしくは路線バスからワゴン車に乗り継ぎをする方は、ワゴン車の料金を100円といたします。  この支払い方法につきましては、ワゴン車に乗車する際に乗り継ぎますということで申告していただければ、このように割引するサービスとなります。運行事業者は神奈川中央交通株式会社、多摩営業所とさせていただきます。  最後となりますが、今後のスケジュールです。9月15日に町田市地域公共交通会議で運行内容についての議決を諮ります。10月上旬に沿線自治会への周知文を発送いたします。各自治会の代表の方に配付しようと考えております。10月15日、予定ですが、「広報まちだ」掲載、町田市ホームページに掲載する予定です。現在考えております運行開始予定日は11月下旬を予定しているところです。  説明は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆川畑 委員 ちょっと教えてください。この運賃料金、安いようで、ちょっと距離にしては高いかなと思うんだけれども、何かベースにして出したのか。例えば、小山田桜台から大善倶楽部へ行くと200円というのは結構高いかなと思ったりするんだけれども、何か参考にしたものがあったら教えていただければと思います。  それと、さっきありました乗り継ぎ運賃、非常に配慮してもらっているんですけれども、ワゴン車を、例えば、多摩南部地域病院から乗ってきて小山田桜台でおりるときに「乗り継ぎます」と言えば100円になるということでいいのか。また逆に、小山田桜台から乗っていって多摩南部地域病院でおりるときに「乗り継ぎです」と言えば100円になるのかどうか、この辺の確認をさせてください。 ◎交通事業推進課長 料金の設定についてはバス事業者とも話をしてある程度決めたものですが、距離制で2.5キロメートルを一定の基準としまして、2.5キロ未満は200円、以上を300円として考えております。  それと、乗り継ぎ料金のほうなんですけれども、これは乗る前に、例えば多摩南部地域病院でしたら、多摩南部地域病院から町田に来た場合には路線バスに乗りかえなければならないので、乗る際に「乗り継ぎます」ということで言っていただくような形で考えております。なので逆で、例えば町田から小山田桜台に来たときには、ワゴン車に乗る前に「乗り継ぎます」と言っていただければ、そこで料金を100円引きにいたします。それはバスの車内にわかるように表示をしておこうと考えております。
    ◆川畑 委員 そうすると、料金は先払いということになるんですか。その辺を教えてください。 ◎交通事業推進課長 料金は先払いとさせていただきます。 ◆佐藤 委員 1つだけ確認させていただきたいんですが、これは満車のとき、途中で乗る人がいた場合はどうするんですか。表示か何かするのかなと思って。 ◎交通事業推進課長 例えば、小山田桜台から運行して、途中でどこか満車になってしまった場合には、一応バスの運転手の方に、その方には「満車です」というふうに言っていただきまして、どうしても人数が限られておりますので、そういったときに市のほうに満車で乗れなかったのを連絡してもらうようにはしようかと考えております。 ◆佐藤 委員 途中のバス停で待っているお客さんに対してはどうするんですか。とまって、「満車です」と言うんですか。 ◎交通事業推進課長 バス停では、お客様がいますので一旦とまりますので、そこで「満車なので、ちょっと乗れません」ということでお答えいたします。 ◆松葉 委員 この運賃なんですけれども、未就学児は大人1名につき1名無料ということで、未就学児、小学生とか、想定しているのかどうかあれなんですけれども、半額とか、そういうことではなくて、金額は距離でということなんですか。そこだけ確認させてください。 ◎交通事業推進課長 小学生につきましては、料金100円といたします。あと、障害者手帳をお持ちの方につきましては100円で乗れるようにいたします。 ◆松葉 委員 では、距離に関係なく一律100円ということですか。 ◎交通事業推進課長 距離に関係なく100円といたします。 ◆熊沢 委員 今、未就学児に関しては大人1人に1人というお話だったんですが、ルール的には1人に1人ですが、路線バスとか鉄道は鉄道事業者のご配慮によって大人1人で子ども2人までは未就学児まで無料なんですが、今回のこのバスに関しては大人1人に子ども1人、バスを見ると3人目からはかかりますと言われているんですが、今回の乗り継ぎバスに関しては大人1人、子ども1人になってしまうんですか。 ◎交通事業推進課長 今のところ1名でということで考えているんですけれども、9月15日に町田市地域公共交通会議でこの料金についても話し合いを行いますので、その中で、今のところ、大人1名につき1名無料ということですが、今、委員からお話がありましたので、そのあたり、少し検討させていただいて、話を出して、皆さんの中で進めたいというふうに思っております。 ◆熊沢 委員 町田から路線バスに乗ってきますよね、そうすると、大人1人に子ども2人までが無料、未就学児までは無料なんです。乗り継いだ途端に、大人1人で子ども2人連れていたときに、無料だと思ったら残りの1人の料金を払わなきゃいけなくなるわけじゃないですか。それはそれでそういうルールなら仕方ないのかもしれないんだけれども、できたら同じようにしていただけたらありがたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ◆細野 委員 運行本数なんですけれども、小山田桜台から17便、帰りが16便ということですが、ターゲットというか、どういう方を対象にしながら想定されて、時間帯としてはどのような配分で検討されているんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 時間は、小山田桜台発のほうは、7時から8時台は1時間に2便で考えております。それ以外は1時間に1本、1便ということです。反対に多摩南部地域病院からは、6時台から2時台になるんですけれども、こちらは1時間に1便ということで、ターゲットにつきましては特に想定しておりません。皆さん誰でも乗れるようにということで。ただ、朝の早い時間は働いている方もいらっしゃいますので、この時間は2便で考えています。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(土地の買入れについて(野津田公園拡張用地)) ○委員長 行政報告、土地の買入れについて(野津田公園拡張用地)を議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 件名、土地の買入れについて(野津田公園拡張用地)につきましては、用地担当課長よりご説明申し上げます。 ◎用地担当課長 では、土地の買い入れにつきまして、1件目、野津田公園拡張用地についてご報告いたします。  目的は、町田都市計画公園「野津田公園」拡張用地として整備を進めるため、町田市土地開発公社により用地を代行取得するものです。2018年度の一般会計予算にて買い戻し予定でございます。  概要につきましては、地権者が3名の共有地です。所在が小野路町1,203番1外10筆、合計面積は7,600.25平方メートルになります。契約日は10月を予定しております。取得価額合計額は7,433万2,975円です。  次のページの案内図をごらんください。  上の図が案内図になります。対象地は野津田公園北側の拡張区域の赤色で塗った部分が対象地になります。  下の図の公図写しをごらんください。今回の対象地は赤色の①から⑪までの番号を振った部分が対象地になります。この番号は前のページの概要の物件番号の1番から11番に対応したものでございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 今回取得する対象地ですが、地形としてはどういうところになっているのか、活用はどのように行われているんでしょうか。確認させてください。 ◎用地担当課長 取得予定地の地形は斜面地で、主に山林、樹林地でございます。整備予定としましては、多目的グラウンドを予定しております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(土地の買入れについて(香山緑地用地)) ○委員長 行政報告、土地の買入れについて(香山緑地用地)を議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 件名、土地の買入れについて(香山緑地用地)につきましては、公園緑地課用地担当課長よりご説明申し上げます。 ◎用地担当課長 それでは、続きまして、2件目、香山緑地用地についてご報告いたします。  目的は、町田都市計画緑地「香山緑地」として整備を進めるため、町田市土地開発公社により代行取得いたしました。  再来年度の2019年度の一般会計予算にて買い戻し予定でございます。  概要に移ります。契約の相手は1名、所在は能ケ谷二丁目1,025番で、面積は1348.65平方メートルです。契約日は8月10日に契約いたしました。事後報告になって申しわけございません。取得価額は1億1,503万9,845円です。  それでは、次のページの案内図をごらんください。  対象地は小田急線鶴川駅の北側約200メートルに位置し、都道世田谷町田線に面しております。  下の公図写しをごらんください。  青色の部分は既に町田市が取得した用地でございます。今回の対象地は赤色の部分になります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆川畑 委員 これは何で2019年度になっているの、これだけ教えてくれる。 ◎用地担当課長 こちらの公図の中で白色に塗られている部分が建物が含まれている部分になっているんですが、地権者の要望によって来年度に建物を契約してほしいという要望がありましたので、契約の順番を変えて白い部分の契約を2018年度に行って、赤い部分の公社からの買い戻し契約を2019年度に、そのさらに1年後にずらすことにいたしました。 ◆川畑 委員 そうすると、確認ですけれども、ここの事業区域の中の、今、赤と白になっているところは両方とも2019年度に市が取得するという考えであるということでいいですか。 ◎用地担当課長 白い部分につきましては、来年度、町田市が直接取得する予定でございますので、白い部分につきましては2018年度、赤い部分につきましては2019年度に町田市の用地になる予定でございます。  もう1度説明をさせていただきます。  赤い部分につきましては、今年度、土地開発公社で先行取得を行いまして、2019年度に補助金を導入して町田市が買い戻しをする予定でございます。白い部分につきましては、来年度、町田市が直接建物と一緒に取得いたしますので、2018年度に町田市の用地になる予定でございます。 ◆川畑 委員 2018年度にしない理由を聞いているんです。だったら一緒に2018年度に買ったら、全部2018年度に市の土地になるわけでしょう。なぜそれをしないんですかと聞いているんです。 ◎用地担当課長 どちらのほうでも土地が1億円を超えておりますので、補助金の内示状況が確実ではございませんので、2年に分けて取得の予定をしております。 ◆川畑 委員 そうすると、これは市のほうでそういった余力がない、お金がないということと理解していいですか。 ◎用地担当課長 公園緑地課は非常に大きな事業をたくさん抱えておりまして、幾つかの用地を分けて取得しておりますので、このような計画になっております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後3時1分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時30分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第53号議案 ○委員長 第53号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第53号議案 平成29年度(2017年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  補正予算書の52、53ページをごらんください。  第1表、歳入歳出予算補正についてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出をそれぞれ4,305万9,000円減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ120億9,216万5,000円とするものでございます。  54ページをごらんください。  第2表、地方債補正につきましては、限度額を29億7,530万円に増額補正するものでございます。  補正の主な内容をご説明いたします。  まず、歳入でございます。  58、59ページをごらんください。  第7款、繰越金6,905万9,000円の減額につきましては、前年度の決算により繰越金が確定したことに伴い補正するものでございます。  第9款、市債2,600万円の増額につきましては、繰越金の減額に伴う財源構成の見直しによるものでございます。  続きまして、歳出でございます。  60、61ページをごらんください。  第1款、下水道費4,305万9,000円の減額につきましては、地方公営企業法適用に係る支援委託料の確定によるものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。
     これより採決を行います。  第53号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第53号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △認定第1号(下水道部所管部分・下水道事業会計) ○委員長 認定第1号を議題といたします。  本件の一般会計のうち、下水道部所管部分及び下水道事業会計について、一括して担当者の説明を求めます。 ◎下水道部長 認定第1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、一般会計の下水道部所管分につきましてご説明いたします。  初めに、歳入でございます。  歳入歳出決算書の43、44ページをお開きください。  第13款、使用料及び手数料は、43から46ページに掲載しております。  第15款、都支出金は、71、72ページに掲載しております。  次に、歳出でございます。  歳入歳出決算書の219、220ページをお開きください。  第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、第8目、浄化槽普及管理費は、219から222ページに掲載しております。  第3項、清掃費、第5目、し尿処理費は、229、230ページに掲載しております。  第8款、土木費、第1項、土木管理費、第4目、治水管理費は、245、246ページに掲載しております。  第3項、都市計画費、第7目、公共下水道費下水道事業会計繰出金につきましては、265、266ページに掲載しております。  続きまして、特別会計の下水道部所管分につきましてご説明いたします。  決算書の370ページをお開きください。  歳入決算額につきましては111億86万9,483円、歳出決算額につきましては108億9,666万4,865円で、差し引き2億420万4,618円でございます。  378ページをお開きください。  このうち翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は1億8,094万2,000円でございます。  続きまして、歳入でございます。  381、382ページをお開きください。  第1款、分担金及び負担金を掲載しております。  第2款、使用料及び手数料は、381ページから384ページに掲載しております。  第3款、国庫支出金、第4款、都支出金、第5款、財産収入は、383、384ページに掲載しております。  第6款、繰入金、第7款、繰越金は、385、386ページに掲載しております。  第8款、諸収入は、385ページから388ページに、第9款、市債は、387、388ページに掲載しております。  次に、歳出でございます。  決算書の389、390ページをお開きください。  第1款、下水道費、第1項、下水道管理費、第1目、下水道総務費を掲載しております。  第2項、管渠費、第1目、下水道管理費は、391ページから392ページに掲載しております。  第2目、下水道整備費は、393ページから396ページに掲載しております。  第3項、処理場費、第1目、処理場費は、395ページから398ページに掲載しております。  第2款、公債費、第1項、公債費、第1目、元金、第2目、利子、第3款、予備費につきましては、397ページから400ページに掲載しております。  以上が歳入歳出決算書に関する部分でございます。  続きまして、下水道部所管の決算と主要な施策の成果を「町田市課別・事業別行政評価シート」に基づいて説明いたします。  「町田市課別・事業別行政評価シート」の446、447ページをお開きください。  一般会計のうち下水道部所管のし尿処理費の課別行政評価シートについてご説明いたします。  主管課は、下水道整備課でございます。事業類型は、事業型(受益者負担)でございます。  「Ⅰ.組織概要」につきましてご説明いたします。  組織の使命といたしましては、くみ取り便所を使用している一般家庭及び事業所からのし尿を収集し、衛生的な住環境を確保することでございます。基本情報の利用料金収入は1,549万円となっております。  「Ⅱ.2015年度末の『成果及び財務の分析』を踏まえた事業の課題」につきましてご説明いたします。  一般世帯だけでなく、事業者の収集量も減少傾向にあり、収入源である、し尿処理手数料の受益者負担比率は年々下がっています。行政費用との均衡がとれるよう、し尿処理手数料の改定がすぐにでも必要な状況です。  また、水質改善の観点からは、くみ取り世帯の減少が望まれる一方で、世帯数が減少しても委託料の削減が困難な状況は変わらないため、し尿収集事業の単位当たりコストは今後も増加が想定されます。し尿処理手数料の料金改定を行った場合に、どの程度受益者負担比率が上がるかを把握した上で、将来的な手数料のあり方を今後も引き続き考えていく必要があります。  「Ⅲ.事業の成果」につきましてご説明いたします。  定期的にくみ取りを行うことにより、衛生的な住環境を確保しました。公共下水道の供用開始から3年以上経過した世帯は、し尿処理手数料を有料にするなど、公共下水道への接続や合併処理浄化槽への切りかえの普及啓発活動により、くみ取り世帯が619世帯から516世帯に減少しました。  また、公共用水域の水質改善に向けた計画に合わせて、2017年4月より手数料改定を行います。利用者の利便性向上と手数料収入の確実な収納を期するため、2017年度からのコンビニ納付の導入に向けて準備を行いました。  「Ⅳ.財務情報」についてご説明いたします。  「②行政コスト計算書の特徴的事項」は、物件費の主な内訳としてし尿の収集及び運搬業務委託の6,570万7,000円など、使用料及び手数料の主な内訳として、し尿処理手数料の一般家庭352万1,000円、事業者1,197万1,000円です。  主な増減理由といたしましては、2017年度から手数料納付を隔月払いから毎月払いに変更するため調整した結果、2016年度の収納金が14カ月分となったことにより、53万2,000円増加したものです。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。  し尿収集量1リットル当たりのコストは、し尿収集量が減少したため6円増額しました。  「Ⅴ.財務構造分析」につきましてご説明いたします。  行政費用が前年度より減額しておりますが、性質別割合については、大きな変化はありません。  最後に、「Ⅶ.総括」につきましてご説明いたします。  「①成果および財務の分析」をごらんください。  先ほどご説明いたしましたが、し尿のくみ取り1リットル当たりのコストは6円増額しました。また、くみ取り世帯が市内全域に点在しており、効率的な収集が実施できないため委託料の削減が困難です。事業者の収集量は、近年減少傾向にあります。  「②2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」といたしましては、受益者負担比率が低く、行政費用との均衡を図ることが課題です。2017年度より手数料を改定するので、受益者負担比率にどのような影響を与えるのか、その動向を見守っていく必要があります。より快適で衛生的な住環境の確保のため、一般家庭の利用者に対して、汚水処理(公共下水道・合併処理浄化槽)の整備を進めるとともに、普及啓発する必要があります。  以上が町田市一般会計の下水道部所管分の課別行政評価シートの主な内容でございます。  続きまして、下水道事業会計の決算と主要な施策の成果を「町田市課別・事業別行政評価シート」に基づいて説明させていただきます。  事業別行政評価シートを2事業、課別行政評価シートを1事業ご説明いたします。  「町田市課別・事業別行政評価シート」の452、453ページをお開きください。  汚水管渠事業の事業別行政評価シートについてご説明いたします。  主管課は、下水道管理課及び下水道整備課でございます。主管課欄に2課が記載されている理由といたしましては、汚水管渠の整備を下水道整備課で行い、維持管理を下水道管理課で行っているためでございます。事業類型は、施設運営型でございます。  「Ⅰ.事業概要」につきましてご説明いたします。  事業の目的といたしましては、汚水管渠を整備し適正に維持管理することにより、快適で衛生的な市民生活の向上を図ることでございます。汚水管渠延長は、2016年度末で約1,295キロメートルとなっております。  「Ⅱ.2015年度末の『成果及び財務の分析』を踏まえた事業の課題」につきましてご説明いたします。  今後も労務単価の上昇などにより、さらに各委託料等のコスト増加が見込まれるため、効率的で効果的な方法を検討し、試行します。下水道施設の点検方法のさらなる効率化、点検状況の進捗管理により成果目標を達成し、予防保全型の施設管理を行っていきます。また、改築更新に係るコストの平準化を図るため、アセットマネジメントを取り入れた施設の維持管理を実施する必要があります。  「Ⅲ.事業の成果」につきましてご説明いたします。  点検により発見された異常箇所について、簡易なものは点検と同時に補修を行い、道路掘削等が必要な補修においては緊急対応することにより、下水道施設が起因する道路陥没等の重大事故を未然に防ぎました。アセットマネジメント導入に向けて、ストックマネジメント手法を取り入れた点検・調査に関する第1期(3カ年)実施計画の策定が完了しました。汚水管渠未整備地区の解消に取り組んだため、普及率が上昇しました。またその結果、処理区域人口は、2015年度末42万634人(18万7,509世帯)から2016年度末は2,617人増加し、42万3,251人(19万214世帯)になりました。  「Ⅳ.財務情報」につきましてご説明いたします。  「②行政コスト計算書の特徴的事項」の物件費の主な内訳としまして、公共下水道管路施設維持管理業務委託及び公共下水道管渠清掃業務委託1億786万円、2016年度条件施工単価及び基礎単価データの年度改定委託167万4,000円などです。  主な増減理由としましては、ストックマネジメント手法を取り入れた点検・調査に関する計画策定業務委託を行ったことにより、390万9,000円増加したものです。  維持補修費では管渠等補修工事(60件)8,356万7,000円、管渠等修繕料(19件)1,319万7,000円です。  主な増減理由としましては、道路管理者命令による大規模なマンホールぶた交換工事が少なかったことにより、管渠等補修工事が2,373万4,000円減少したものです。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。  労務単価の上昇による委託料等の増加や、資産の増加に伴い減価償却費がふえていますが、大規模なマンホールぶた交換工事が少なかったことにより、維持補修費が減ったことで、単位当たりコストが減少しています。  「⑤貸借対照表の特徴的事項」をごらんください。  工作物(インフラ資産)として汚水管渠1,820億1,054万4,000円となっており、主な増減理由といたしましては、汚水管渠の新設、寄附により10億9,576万9,000円増加したことによるものです。  「Ⅴ.財務構造分析」につきましてご説明いたします。  行政費用が前年度より増額しておりますが、性質別割合については、大きな変化はありません。  最後に、「Ⅶ.総括」につきましてご説明いたします。  「①成果および財務の分析」をごらんください。  汚水管渠の点検と早期な対応をすることで、道路陥没等の重大な事故を未然に防ぐことができました。また、人口普及率が98.6%となり、町田市下水道アクションプランで掲げた目標値を達成しています。  今後は、2016年5月に策定した町田市公共用水域水質改善10ヶ年計画に基づき、市街化区域の未整備地区と市街化調整区域の一部の整備を進め、水洗化率の上昇を目指します。  「②2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」といたしましては、今後も労務単価の上昇などにより、各委託料等のコスト増加が見込まれるため、効率的で効果的な方法をさらに深度化して検討する必要があります。下水道施設の点検方法のさらなる効率化、点検状況の進捗管理により成果目標を達成し予防保全型の施設管理を行っていきます。  また、改築更新に係るコストの平準化を図るため、ストックマネジメント手法を取り入れた施設の維持管理を実施する必要があります。  以上が汚水管渠事業の事業別行政評価シートの説明でございます。  次に、「町田市課別・事業別行政評価シート」の454、455ページをお開きください。  雨水管渠事業の事業別行政評価シートについてご説明いたします。  主管課は、下水道管理課及び下水道整備課でございます。主管課欄に2課が記載されている理由といたしましては、汚水管渠事業と同様に雨水管渠の整備を下水道整備課で行い、維持管理を下水道管理課で行っているためでございます。事業類型は、施設運営型でございます。  「Ⅰ.事業概要」につきましてご説明いたします。  事業の目的といたしましては、雨水管渠を整備し適正に維持管理することにより、浸水被害を軽減し、安全な生活環境の向上を図ることです。雨水管渠延長は、2016年度末で約343キロメートルとなっております。  「Ⅱ.2015年度末の『成果及び財務の分析』を踏まえた事業の課題」につきましてご説明いたします。  今後も労務単価の上昇などにより、さらに各委託料等のコスト増加が見込まれるため、効率的で効果的な方法を検討し、試行します。また、下水道施設の点検方法のさらなる効率化、点検状況の進捗管理により成果目標を達成し、予防保全型の施設管理を行っていきます。
     また、改築更新に係るコストの平準化を図るため、アセットマネジメントを取り入れた施設の維持管理を実施する必要があります。  「Ⅲ.事業の成果」につきましてご説明いたします。  雨水管渠の異常箇所を早期に補修などの対応をすることで、道路の陥没事故といった重大事故は発生していません。アセットマネジメント導入に向けて、ストックマネジメント手法を取り入れた点検・調査に関する第1期(3カ年)実施計画の策定が完了しました。雨水管渠整備については、2016年度目標値に達していない2地区のうち、つくし野地区は2016年度に浸水被害対策工事に着手し、2017年度に完了する予定です。残りの玉川学園地区は、近接に開発事業が発生したことから、工事時期の調整を行い、2018年度に工事完了する予定です。  「Ⅳ.財務情報」についてご説明いたします。  「②行政コスト計算書の特徴的事項」の物件費の主な内訳としましては、公共下水道管路施設維持管理業務委託及び公共下水道管渠清掃業務委託6,130万円などです。  主な増減理由としましては、ストックマネジメント手法を取り入れた点検・調査に関する計画策定業務委託を行ったことにより、235万5,000円増加したためです。  維持補修費の主な内訳としましては、管渠等補修工事(27件)が2,708万4,000円、管渠等修繕料(11件)720万円です。  主な増減理由としましては道路管理者命令による大規模なマンホールぶた交換工事が少なかったことにより、管渠等補修工事が1,505万9,000円減少したものです。  「③単位あたりコスト分析」をごらんください。  労務単価の上昇による委託料等の増加や、資産の増加に伴い減価償却費がふえていますが、大規模なマンホールぶた交換工事が少なかったことにより、維持補修費が減ったことで、単位当たりコストが減少しています。  「⑤貸借対照表の特徴的事項」をごらんください。  工作物(インフラ資産)として雨水管渠1,076億1,228万9,000円となっており、主な増減理由といたしましては、雨水管渠の新設、寄附により1億9,914万7,000円増加したものです。  「Ⅴ.財務構造分析」につきましてご説明いたします。  行政費用が前年度より減額しておりますが、性質別割合については、大きな変化はありません。  最後に、「Ⅶ.総括」につきましてご説明いたします。  「①成果および財務の分析」をごらんください。  雨水管渠の点検と早期な対応をすることで道路陥没等の重大な事故を未然に防ぐことができました。また、施設の老朽化が進んでいることから、今後は維持補修費が増加していく見込みです。  「②2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」といたしましては、今後も労務単価の上昇などにより、各委託料等のコスト増加が見込まれるため、効率的で効果的な方法をさらに深度化して検討する必要があります。また、下水道施設の点検方法のさらなる効率化、点検状況の進捗管理により成果目標を達成し、予防保全型の施設管理を行っていきます。また、改築更新に係るコストの平準化を図るため、ストックマネジメント手法を取り入れた施設の維持管理を実施する必要があります。  以上が雨水管渠事業の事業別行政評価シートの説明でございます。  次に、「町田市課別・事業別行政評価シート」の456、457ページをお開きください。  処理場費の課別行政評価シートについてご説明いたします。  主管課は、水再生センターでございます。事業類型は、施設所管型でございます。  「Ⅰ.組織概要」につきましてご説明いたします。  組織の使命といたしましては、下水道施設の設備、機器の適切な維持管理、老朽化した設備の改築、更新を継続的に行い、安定した処理機能と良好な処理水質を確保し、市民が快適に生活できる環境を提供することでございます。  「Ⅱ.2015年度末の『成果及び財務の分析』を踏まえた事業の課題」につきましてご説明いたします。  物件費に関しては、光熱水費などは減少させることができましたが、社会状況の変化を受けて、今後電気料単価等は上昇する可能性があるため、引き続き良好な水質を確保しつつ、下水処理場の運転管理の効率化に努めることが課題となります。  また維持補修費に関しても、老朽化した設備の修繕規模拡大などにより、費用の増加が見込まれますが、今後も維持管理コストの縮減に努めていきます。2015年度はアセットマネジメントの実施計画を策定し、加えてシステム構築のためのデータベースの作成を行いました。老朽化した資産の維持管理コストを平準化するため、今後システムの運用を開始し、施設の計画から維持管理、更新までのライフサイクルを効率的に管理していく必要があります。  「Ⅲ.事業の成果」につきましてご説明いたします。  成瀬クリーンセンター、鶴見川クリーンセンターでは、施設を安定的に稼動させて、法令等の水質基準を十分に満たす放流水で、年間を通じて汚水を処理しています。汚水管整備が進展したことにより、鶴見川クリーンセンター水処理増設工事を実施しています。成瀬クリーンセンターでは、地震対策としての管理棟耐震補強工事及び自家発電機棟の新築工事が完了しました。  「Ⅳ.財務情報」につきましてご説明いたします。  「②行政コスト計算書の特徴的事項」は、物件費の主な内訳として管理業務等委託料5億1,215万円、光熱水費3億3,929万5,000円などです。  主な増減理由としましては、電気料単価等の変動により、光熱水費5,582万4,000円減少したことや2015年度にアセットマネジメント実施計画の策定等が完了したことにより、下水処理場整備委託料2,900万6,000円減少したことなどによるものです。維持補修費では施設修繕料1億9,613万2,000円などです。  主な増減理由としましては、修繕計画により、施設修繕料2,732万1,000円減少したことなどによるものです。  「④貸借対照表の特徴的事項」をご説明いたします。  工作物(事業用資産)として、成瀬クリーンセンター246億8,590万9,000円、鶴見川クリーンセンター113億6,169万4,000円、鶴川ポンプ場5億9,010万7,000円です。  主な増減理由といたしましては、鶴川ポンプ場除じん設備更新工事が完了したことにより1億8,450万円増加したものです。  「Ⅴ.財務構造分析」につきましてご説明いたします。  行政費用が前年度より減額しておりますが、性質別割合については、大きな変化はありません。  最後に、「Ⅶ.総括」につきましてご説明いたします。  「①成果および財務の分析」をごらんください。  電気料単価等が変動したことで、物件費が減少となりました。老朽化した設備の修繕を計画的に進めたことにより、維持補修費が減少しました。また、成瀬クリーンセンターの管理棟耐震補強工事が完了したことで、耐震化率が56.7%になりました。  「②2016年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」といたしましては、物件費に関しては、光熱水費などを減少させることができましたが、社会状況の変化を受けて、今後電気料単価等は上昇する可能性があるため、引き続き良好な水質を確保しつつ、下水処理場の運転管理の効率化に努めることが課題となります。  また、維持補修費に関しても、老朽化した設備の修繕規模拡大などにより、費用の増加が見込まれますが、今後も維持管理コストの縮減に努めていきます。また、2016年度はアセットマネジメントの実施計画に基づき、施設情報システムの運用を開始しました。維持管理コストを平準化するため、施設情報を蓄積、分析することで、施設の計画から維持管理、更新までのライフサイクルを効率的に管理していきます。  以上が町田市下水道事業会計の「町田市課別・事業別行政評価シート」の内容でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆細野 委員 何点か伺いたいと思います。  下水道アクションプランを策定されて、それに基づいて事業が進められているのかというふうに思うんですけれども、2016年度の到達状況について、どのように評価されるのか。  また、下水道普及率が98.6%と目標を達成しているんですけれども、今後の見通し、100%を見通しながらいくのか、いつごろ完了を見通しているのか、その辺の見通しについてお聞かせください。 ◎下水道部長 評価といいますと、昨年度で第1期下水道アクションプランというのが、2012年度から2016年度までが第1期でございまして、2011年に作成いたしました下水道ビジョンでも5年のアクションプランが終わったときに評価をするということで、その評価でいいますと、評価懇談会の中ではおおむね事業が終わっているんじゃないかということでございます。  ただ、先ほど言いましたように雨水管整備が5地区整備する予定だったものが3地区だったり、やはり工事に絡むいろいろと制約がございまして、その辺のところが事業ができていなかったのかなということでございます。 ◎大曽根 下水道部次長 今、総括的な話を部長からいただきましたけれども、アクションプランの評価につきましては、各項目別に点数評価をさせていただいております。この項目につきましては、当然第2期のアクションプランにつきましても引き続き行っていくということで、おおむね項目は変更なしで来ておりますが、文言の訂正とか、その他は若干変更が出ているのが新しいアクションプランへの引き継ぎとなっております。  数値目標といたしましては、大体5点満点で評価委員に評価をしていただきまして、大体一番低いので2.9点、一番高いので3.7点というような評価をいただいて、これに基づきまして新たな2017年度からのアクションプランの策定に、この点を踏まえてアクションプランを策定させていただいたという経過でございます。  細かいのはたくさんありますので、大まかな話として、そういう点数による評価をさせていただいたということだけご案内させていただきたいと思います。 ◎野田 下水道部次長 ご質疑の2点目の人口普及率の件について、私のほうからご説明を差し上げます。  現在、人口普及率については、下水道を入れた区域、それから整備が終わったところ、それについての人口比率で出すものです。これについては、皆さんご存じのとおり、下水道になりましたが、まだ切りかえにならない方もしたという前提での98.6%です。町田市は独自に10ヶ年計画でも、当委員会にもご説明したとおり、まずは下水道に切りかえること、それから、くみ取りではなくて全てが合併処理浄化槽、単独ではなくて合併処理浄化槽になるのが水洗化率という考えにのっとっています。  結果としまして、現在、水洗化率が98.1%いっておりますので、10ヶ年水質改善計画ですので、10年後には100%を目指すということで、市民のご協力も入れながら切りかえをしていきたいという所存でございます。 ◆細野 委員 ありがとうございました。  それで、下水道普及率がここまで上がって、水洗化率も100%を目指してということですが、くみ取り世帯数については2016年度516軒が残されているということでありました。この内訳、下水道が普及した地域での状況なのか、それともまだ未整備という地域に残されているのか、その辺の内訳はわかりますでしょうか。 ◎野田 下水道部次長 町田市内のくみ取りが市街化調整区域、市街化区域の供用開始区域、未供用開始区域の内訳はというご質疑かと思います。  母数については、ご紹介いただいたとおり516、市街化区域の下水道の供用開始をしているところが350、それから、市街化区域の未供用区域、ですから下水がまだ入らないところが81、それから市街化調整区域につきましては85、トータルで516と現在把握しております。 ◆細野 委員 そうしますと、接続されているけれども、つながっていないというのが350ということで一番多いということなんですが、その辺の状況、経済的な問題、あと、その家庭の考え方等の問題でつなげられていないところも多いのかと思いますが、なかなか道路が民地の中を通らないと下水道につなげないとか、いろいろ困難な状況を抱えている家庭もあると思いますが、その辺の状況というのは把握していらっしゃるんでしょうか。 ◎野田 下水道部次長 私道については、全部を把握しているかというと、なかなかそこまで言い切れるところは残念ながらございません。ただ、通常の1項1号道路、要するに、建築線の道という通常の公共道路があるところについてはおおむね終わりつつ、一部できないところもまだあるんですが、やっている中で、今私どもは当然ご要望が来た私道の方、それから私どものほうも普及ということで今後も入れて、現在もやっているところもありますけれども、私道に供給しませんかということで。  ただ、皆さんが切りかえてくれるという同意がないことには、私どもが公共工事をしても切りかえがないというのでは問題がありますので、そこら辺のご理解をいただいて承諾書をいただいたところ。ですから、道路部で、道路を広げるときに皆さんのご協力をいただきますよね。別に土地をくれというわけではないので、私どもはそれの了解をいただくというのが大前提と、あと切りかえということで。ですから、そこに10軒お住まいの方がいると、皆さんのご同意がないとということで苦慮するところですが、市側の役割としては、普及のお願いをするというのが立場かと思っております。 ◆細野 委員 なかなかいろいろ事情があって、つなぎたくてもつなげないというご家庭も中にはあるかと思いますが、そういう場合は相談に乗っていただいて接続できるような対応というか、そういう方向に向かっていただけるのでしょうか。 ◎野田 下水道部次長 気持ちはそうなんですが、お1人の方だけ来られてもなかなかですので、私どももPRには行きますけれども、やはり皆さんでまずリーダーをつくっていただいて、10人が皆さん来られても困りますので、皆さんでよく話し合っていただいて、ぜひということでお願いする立場かと思っております。全然行かないというのではなくて前向きには考えますが、第1に皆さんのご理解がないとというふうに今のところは考えております。 ◆細野 委員 個別の思い描いているケースは、ちょっとそういうまとまったところではなくて、1軒だけつなげない状況にあるところで、またよろしくお願いしたいと思います。  それで、そういういろいろな状況の中でし尿処理手数料というのがことしから有料になったわけですけれども、その辺の考え方はそのときもお聞きしたんですけれども、改めて、この年度に、2016年度に検討されたということで、こういう561軒の方々の負担を引き上げるという考え方について、もう1度確認させていただきたいと思います。 ◎野田 下水道部次長 以前にも手数料条例の中で、当委員会で私が環境資源部所管ということでお邪魔してご説明した内容でございます。今現在で具体に課別行政評価シートを見ていただければわかりますが、要するに、19.5%の受益者負担率ということで、これが、人数が42万都市の中で大半を占めるということであれば、やはり公共性のあるものですから、当然そこら辺の受益者負担金という言葉はなかなか出てこないのかと思いますが、今お話しになったある程度の人数でございますので、下水道料金が月に2,000円ぐらい、あと合併処理浄化槽についても、補助を出しておりますので、年間で大体2,000円ぐらいのご負担ということからすると、市街化調整区域につきましては今まで無料ということでやっておりました。理由としては、下水道の普及が全くされていないという状況がありますので、し尿処理だけ料金を取るというわけにはいかないだろうという考えで行っております。  また、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の中では、くみ取りの抜き取りと運搬、処理については市が担うということで、委託という形で、それも法に載っている委託ができるということでやらせていただいている現状がございます。  したがいまして、そういう内容から受益者負担のルールにのっとってやるべきものだろうということで考えた中で、受益者負担は皆さんご存じのとおり、本当は100%というのが通例の考えですが、やはりそこまで伸ばすとなかなか厳しいということで、前にもご紹介したとおり、近隣市を調査した中でマックスで4,000円という数字が出ておりました。これは市街化調整区域というか、1便槽当たりの抜き取りが4,000円ということになります。反面、今お話ししたとおり、水質改善の10ヶ年計画にはくみ取りというメニューは入っておりませんので、当然市街化区域の中のところはぜひ切りかえてほしいと。  確かに、今、市議の言う1案件かもしれませんが、なかなか私道で切りかえられないというのは、きょうお話もいただきましたので、課題としては受けとめようと思いますが、そういう内容で4,000円としているということです。  ただ、市街化調整区域でゼロ円だった方を4,000円というのはちょっとあれですので、まずは1段階目ということで2,000円徴収させていただくと。事業者についても600円というのを1,000円ということで値上げをしていただいているところです。  今時点で今年度からもう事業が始まっております。今のトレンドでは大体3割ぐらいの受益者負担率になっていて、50%ぐらい実際はいきたいところなんですが、なかなかいかないので、今後の状況を見ながら、当然くみ取り便槽もなくなっていく傾向――ふえる傾向にはないので、その中で、課別行政評価シートにも書かせていただいているとおり、委託の仕方、それから、料金の考え方、そういうもののさまざまなところは、各市町村こういう悩みはお持ちですので、そこを研究しながら余り負担のない、最低限で下水道料金が月2,000円ということがありますが、それをデータベースにやっていくべきなのかなというふうに思っております。 ◆細野 委員 いろいろ検討されてということですが、やはり各家庭にしてみると4,000円の値上げということでしたのでかなり重い負担になるというのは、この前も条例改定されるときにお話しさせていただいたんですが、その一方で、し尿収集、運搬業務委託料についてはずっと一定変わらずにありますので、ここが費用としては経費ということが検討される対象になるのかと思いますし、いろんな兼ね合いもあります。町田市のいろんな事業を担っていただいているという点ではいろいろ難しい問題もあると思うんですけれども、そういったことなども検討されて、そこに対して負担していく市の負担というのはかなり大きなものもあると思いますし、その一方で、負担が値上げされるという点では、個々人に課すというのは大変重い負担になるなというふうに改めて思いますので、ぜひその辺については検討していただきたい。課題にも市のほうも挙げていらっしゃるので、要望にとどめていきたいと思います。  それから、雨水管の整備率、50.8%ということで、また5地区全体が目標を掲げたけれども、終わっていないということでした。ゲリラ豪雨なども今地域としての大変大きな災害の心配となっているんですが、浸水対策に雨水管設置というのが効果があるということで受けとめてよろしいんでしょうか。将来的にもっと雨水管の整備を引き上げて、どこまで引き上げていくのか、お答えください。 ◎野田 下水道部次長 雨水管の整備でゲリラ豪雨に対して対応ができるかというご質疑かと思いますが、当然下水道事業というのは下水道法にのっとって事業計画が、私の時代ではなくて過去の先輩から町田市として下水道事業というのをつくっているのは汚水管の整備と同じです。  ただ、下水の普及率を上げるためになかなか雨水管についての整備がおくれていたという事実もあり、その数字が今お話しになったような数字になっているというのも事実です。当然ここ近年、前回のアクションプランから、2012年のアクションプランから浸水対策というものを銘打って事業を進めて、先ほど、まだ残念ながら、そこはまた私の反省点にもなるんですが、5地区というのができていない事実もある。  ただ、それについては過去の浸水履歴からやっていたもので、今回のアクションプランにつきましては、近年、2015年まで、5年分ぐらい、それの浸水履歴も入れながら、例えば床上、床下、道路冠水というのを、先ほどのアクションプランの評価点ではないんですが、評価点数をつけまして、優先順位の高いところからやっているということで、それと抱き合わせて通常の雨水管整備というのもやるというような考えです。  ただ、集中豪雨というのは、ご存じのとおり、ゲリラ豪雨という名前ですので、時間当たりに50ミリ対応ということで雨水管整備を基本的にさせていただいているところがあります。川も当然50ミリということですので。管が100ミリにして、一番最後に流すところが50ミリでは無理ですから、限界かと思います。その中で極力整備は努力していきたいと。  ゲリラ豪雨については、いろいろメニューは国とかにも相談しているんですが、また違うメニューというのも考えていかなきゃいけないと思いますが、現段階で私どもができるのは、雨水管の履歴でエントリーを、要するに、浸水の履歴があるところが一番お困りになっているということがありますので、そこに注目をしながら、その整備をまずは最優先、雨水管整備の中でも最優先、例えば、今やらせていただいているつくし野もしかりですが、そういうものを優先度の高いところから、ただ端からやっていくのではなくて、事業効果が目に見えて、今までよりよかったねというレベルかもしれませんが、そういうところを狙って、しっかり今の、何で浸水になるかというものも確認しながら整備を、額が高いものですから、しっかりとやっていきたいという所存でございます。 ◆細野 委員 ありがとうございます。ぜひ整備を進めていただきたいと思います。  あと、災害対策ということで、もう1つが耐震の対策というのを下水道管の耐震化ということで進めてこられたと思うんですが、その辺はどの程度進んだのか。  マンホール、これは地震とはまた違うのかもしれない、マンホールのふたなども噴き上がらないようなふたに交換されてきたと思うんですが、その辺の普及度についてはいかがでしょうか。 ◎野田 下水道部次長 私のほうからは、今ある管を耐震化することについてご説明をさせていただきます。  今、土質にもよるんですが、下水道のほうの指針としては、平成9年度以降に入れた管については耐震化ができているという前提で、全国そういう基準に、今現在はそういう基準で、平成9年前、ですから平成8年までの事業というものを管路を耐震化のチェックをしながら事業を行っているものでございます。  おおむね管を直すというよりもマンホールのところがプレキャストという2次製品のコンクリートのものもあるんですが、それ以外に現場打ちといって、そこでコンクリートの型枠を入れてやるというところが、今見ていると、やはり強度が甘いところだとか、いろいろ発生がありまして、そこについてを人孔を全て取りかえるのではなくて、そこを補強する、肉厚を厚くしたりとか、いろいろそういう特殊な工法がございますので、それでまずはメーン幹線が町田幹線という成瀬のほうに行くものと鶴川幹線という鶴見川クリーンセンターに入るものと2系統あります。それにつきましては、来年ぐらいでおおむね補強工事、耐震化工事については完了する予定です。  また、避難施設に対しての管路も当然大事になりますので、それについてもチェックは継続してやり、最終的な目標値ですが、今、下水道部で考えている、町田市で考えているのは、2025年度までに耐震化が全て終わると。ただし、管路について注目しているところがありますので、全ての枝線も、それまでは補強工事というのはいきませんが、重要点、例えば川を渡る管だとか、啓開道路という緊急道路、そういうところは優先的に全て、あとは小田急線の下だとか、横浜線の下を潜っているのとかがありますよね。そういうところをまず優先的にやるということで、将来、ほかの枝線をやるのかというと、管延長がすごいですので、多分、多大なお金がかかると思います。あとは避難所にトイレを設けますので、そこが使えるかというところが課題として、2025年度までにそこまでをやると。  ですから、ご自分のお宅で耐震化が終わるとトイレを使えるのかというと、使えないところも残念ながらありますし、マンションの場合は目の前の管が耐震化されていても、マンションの中にも配管がありますので、それがどうなのというのもあります。そういう事例も過去にあるみたいです。そこまでは、ちょっと私どもについては、今現在では対応できないのかなと。今後もちょっと対応は厳しいという判断をしております。 ◎下水道管理課長 先ほどのマンホールの鍵ということで、鍵つきというのは、飛散防止、まさにゲリラ豪雨とかがありますと、マンホールのふたが飛んだり、その辺の危険回避ということで、昔の平受けですとかコンクリートのふたについては鍵がついておりませんので、それを発見次第、今交換しているという状況でございます。  ちなみに汚水管のマンホールとしては5万4,800カ所ぐらいございまして、雨水につきましては1万2,400カ所、そのぐらいの人孔の数がございますので、発見次第、鍵つきのほうに交換するということの作業はしております。 ◆熊沢 委員 本町田の恩田川のほうの雨水管、草刈り委託というのをどういう形で草刈り委託しているのかというのを感じたことが1つあって、雨水管の周りの草を刈って、業者によっては全部それを川に流していたというのを見た方がいて、きれいにするために雨水管を、本町田第三小学校の裏側の水路のところをどういう委託をしているのかな。ちゃんとごみを拾って捨てるところまで委託をしているはずなのではないかと思うんですが、それを目撃された方がいて、その方は、せっかくいろいろと水路をきれいにしてというような、草刈りをして、水路を汚して、今度水路を掃除するのに委託していたらおかしいんじゃないかなというんですが、どのような状況で委託をされているのかだけ教えていただけますか。 ◎下水道管理課長 草刈りに関しましては、下水道部の草刈りについては、全て刈ったものは処理するということで、下水道部についてはそういうことはしていないと認識しております。 ◎下水道部長 下水道部と言ったんですけれども、市で発注している草刈りというのはみんな処理まですることにしております。 ◆熊沢 委員 見た方に、今はやりの動画でも撮っておいてくれればとは言ったんですが、ぜひしっかりとそういうことまで指導を、そういう声があるので、そういう指導をして、草を刈って、水路に流して、今度水路が汚れたから、それをきれいにする、発注するというのは無駄だと思うので。先日、道路の草刈りも、道路の真ん中に草の細かいのを散らしているのを見たりもしているので、ぜひその辺の指導と委託内容はしっかりと確認をしてやっていただければと思います。 ◎下水道管理課長 水路とか、のり面がございまして、どうしても水面のほうに落ちてしまうというケースはあると思うんですけれども、ストレーナーとかを清掃して、水路のスクリーンについても点検とか清掃を行っておりますので、落ちた分については、流れた分はスクリーンに引っかかりますので。  水路委託については、全部写真を撮って、その回収の場面も写真に撮っております。 ◆熊沢 委員 そのやっている最中の写真を撮っているのは、誰が撮っているの。私はすぐ終わろうと思って、今、質疑したんだけれども、実際、やっている最中に見た人が、町田市の下水道は、草刈り委託はどうなっているの、水路に草を刈ったものをそのまま捨てて、落ちたんだったらわかるけれども、そのまま捨てて流しておいて、後でそれを掃除する委託をしているんですかというふうに、そんなことはないと思いますよ。ちゃんと水路のは捨てていると思いますよと言ったので、今きちんと指導してくださいと言ったら、そういう答えじゃ、どうにもならないんだけれども、どうなんだろう。  それで、いいです、指導してくださいね。やった業者が写真を撮っていたら、それはきれいなところしか撮らないんだから、かといって、職員に常に見張っていろというわけにはいかないと思うから、きちんとそういう声があるというのを踏まえて草刈り委託をするなり、きちんと水路に流さないでくださいねと。当たり前のことだけれども、そんなことはしていないと思ったけれども、そういうことをしている業者があるんだから、やってくださいねということです。 ◎下水道部長 そのようにきっちり処分するように指導いたしますし、確かにのり面があるんです。のり面から落ちないような形でやってもらうような方法で指導したいと思います。
    ◆川畑 委員 時間もあれなので、要点を絞って質疑します。  先ほどのくみ取りなんですけれども、これは下水道がどんどん進んでいけばどうしても対象の世帯は少なくなるんですけれども、かといって、これがゼロになるわけではないと。ですから、コストの考え方もあるんでしょうけれども、これは言ってみれば固定費として覚悟しなきゃいけないということは、ある程度きちんと市として見出しておかないと、本来であれば市が処理しなきゃいけない事業ですよね。それを業者にお願いしているということがあって、これは全国的にも特措法とか、そういう形で業者がしっかりと守られている部分があるので、その辺のところをしていかないと、この表現だと、業者が非常に負い目を受けるような嫌いがあるので、それについてはしっかりとそういった市民の方にわかってもらえるような説明もする必要がそろそろ来ているんじゃないかと思うんですが、そういった取り組みについてどういう認識であるのか、お聞かせいただければと思います。 ◎野田 下水道部次長 まさに今、市議のご指摘どおりで、私も粛々と、今回手数料を上げたこともありますので、弱者をやって通常の委託をというのは、やはり反するものかなと。ただ、1個だけ言えるのは、先ほど言った廃棄物の処理及び清掃に関する法律の抜き取り、収集に関することについては市の義務ですが、どちらにしても、例えば市の職員がやるにしても経費はかかるというのはご理解いただきたい。  ただ、今の委託業者がどうのこうのではなくて、今回30何%、3割強いくかなというところなんですが、今後トレンドを見ながらしっかり整理はしていきたいと。ただ、今、抜本的にこうしたいというのが、まことに申しわけないですが、言えない。ちょうど手数料をまずは変えるという、近隣市を見てゼロ円というのはちょっと無理だなというところからスタートさせていただいていますので、どんどん上げていくとかということではなくて、今最大で4,000円ということですから、最悪の場合、4,000円というのはあり得るのかもしれませんが、そうならないように何らかの形で皆さんにご理解、なかなか得られないところかと、お金が発生しますので、そこは努力していきたいと思います。 ◆川畑 委員 これは下水道につなげた方、そうじゃない方、さまざまあると思うので、その辺、バランスのとれたところを研究していただければと思います。  課別行政評価シートの444ページのところで、合併処理浄化槽の設置補助を対象として20基を予定したにもかかわらず5基しかできていない。いろんな背景があるんだろうと思いますが、そういったことがこれからずっと残ってくるように思います。  また、片や、市の職員は非常に頑張ってくれていまして、例えば、448ページには、466軒訪問して69軒つないでもらえた。こんな努力もしているわけなんですけれども、つなげたくてもつなげられないとか、こういったものについては根気強くいろんな形での後押しをしていく必要があるんだろうと思うんですが、この減少について、今どんな評価をして、今後どう考えているのか、その辺をお聞かせいただけますか。 ◎野田 下水道部次長 お答えします。まず、今、市街化調整区域に限ってになりますが、設置補助になりますので、これはくみ取り便槽の方、それから単独浄化槽という、昔、浄化槽として認められていたんですが、みなし浄化槽と今言うんですが、これを合併処理浄化槽にしたいということで、その基数については343基、私どもが調べた中では入っています。  それを、できましたらば2026年度、先ほどご紹介した10ヶ年計画までに全てを切りかえしたい。当然公共下水道を私どもも市街化調整区域に入れていきますので、そこについては合併処理浄化槽をお勧めする場所ではなく、逆に初期投資はかかりますが、そちらをお願いしたいと思いますが、その中で最終的に、今回、数字が課別行政評価シートに出ているとおり、11、8、5ということで落ちている状況があります。ちなみに今年度の今の申し込みで動いているのが1基です。  啓発でお願いはしに行っているんですが、家の建てかえのときにやりたいだとか、いろいろ生活のご事情もありますし――それが過半なんですかね。あとは、私どもが100%お金を投資ができる補助金ですので、そこら辺がなかなかジレンマなのかなということで、当然悪水が出るときもありますので、そういうときに行くだけではなくて通常に行ってみたいと。  それについては、実は今、うちのほうで内部でも話しているんですが、2016年度、今年度の10月から12月にかけては、切りかえをお願いしたいということで54軒、戸別訪問という形で2人1組になって、時間も夕方になったり朝方だったりいろいろ、さすがに土日はまだお邪魔していませんが、やらせていただいています。  最終的に66軒行っていまして、残りについては、やはり均等に皆さんにご通知をしなきゃいけないので、まずはビラみたいなもので、こういう状況ですということでお願いの文書を出してみようかなというふうにして鋭意努力をしたいと思います。  ただ、相手さんのあることですので、粘り強くという言葉が合っていると思いますが、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆川畑 委員 大変だと思いますけれども、精いっぱい頑張っていただければと思います。  それと、先ほど管渠の耐震の話があったんですけれども、2025年に向けてこれを何とかやっていきたいという話がありましたけれども、片や老朽化の問題があるかと思うんです。これについてはどういうような状況なのか、どういう取り組みをしているのか、その辺のところを、簡潔で結構ですので答弁いただければと思います。 ◎下水道管理課長 今、管渠の老朽化ということで、2017年度について、50年経過する管渠がありますので、下水道部としてはアセットマネジメントということで、資産の運用ということで、下水道管理課のほうでは、その辺の老朽化している管につきましてはストックマネジメント手法ということで、点検の調査ということで、2016年につきましては基本計画、第1期の3カ年の実施計画といいますか、そちらの計画をいたしております。  下水道事業は、1964年、鶴川団地の開発から始まりまして、2016年度につきましては汚水管、雨水管を合わせて1,638キロメートルに達しておると。ただ、2016年度、先ほど言いましたように50年度経過した管路が今年度約6.9キロメートルほどございまして、どんどん今後老朽化が進んでいくという中で、2017年度から3年間かけまして、約133キロメートルほどの点検調査を行うということで、第1期につきましては3年間、2020年度から2024年度までは5年間、第2期として、そういう点検調査を進めていくと。  2020年には点検調査に基づきまして精査をして、どこを修繕すべきなのか、改築すべきなのか、その辺を見きわめまして、その後、また修繕なり、改築工事をやっていくということで計画はしております。 ◎野田 下水道部次長 今、管理課のほうから計画があるということでしたが、その前から、実は整備課のほうではやっておりまして、今現在で、つくし野地区、つくし野の駅前から南におりるところについて、まずは更生工事ということで、管を入れかえないで中をコーティングして強化するという方法をことし、来年ぐらいまでやり、その後は、やはりどうしてもそれじゃ無理だというところも当然ありますので、それが、入れかえ工事をするということでちょっとご迷惑をかけますが、計画を待っていられない部分もありますので、とりあえずつくし野地区の一部については先行してやらせていただいています。 ◆川畑 委員 ちょっと要望しますけれども、そういった管渠の老朽化に対しての対応については、ぜひ私は地元業者を育成して、それができるような準備をしてもらう、これはずっと続く仕事ですので、地元業者からもそういった要望が来ているので、これはぜひとも検討していただければと思います。  最後に1つ、今、グリストラップ、この問題が非常に大きな問題になっていて、今回の決算書にもいろいろ書いてあるんですけれども、町田市も結構飲食店が多いものですから、これについての指導とか、そういうものは全ての飲食店にできていると捉えていいのかどうか、その現状だけ教えてもらえますか。 ◎下水道管理課長 グリストラップにつきましては、ラーメン屋さんとか中華屋さんとか、去年につきましては80店舗にPR、グリストラップにつきましては個人の管理ですので、うちのほうは毎日清掃ということをお願いしております。  正確なグリストラップを設置している箇所というのは把握していないんですけれども、300以上はあるという認識はしております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって、一般会計のうち、下水道部所管部分及び下水道事業会計の質疑を終結いたします。 △行政報告(東京都における境川の治水対策について) ○委員長 行政報告、東京都における境川の治水対策についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 本件につきましては、担当より説明申し上げます。 ◎大曽根 下水道部次長 それでは、資料に基づいてご説明させていただきます。  東京都は、2012年11月策定の中小河川における都の整備方針に基づき、境川の治水対策として新たに調節池の整備を進めております。  市の土地であります境川クリーンセンターの跡地も建設候補地となっております。平成29年第1回定例会の当委員会でも報告を1回させていただきましたけれども、その後の進捗状況ということで本日報告させていただきます。  境川木曽東調節池の事業概要ですけれども、境川クリーンセンターの再整備に伴うゾーン計画で設定した広場ゾーンの地下に、東京都が調節池を整備するものでございます。  資料1ページ、中段の境川クリーンセンターゾーン計画の図面をごらんいただければと思います。  境川クリーンセンターの敷地を3分割した中央から左にかけての広場ゾーンの地下に東京都が調節池を整備いたします。  次に、木曽東調節池完成イメージ図1をごらんください。  図中真ん中ほどの境川に向かって越流提という川の水をのみ込む約55メートルの開口部がございます。また、上部は広場利用ができる構造となっております。  続きまして、資料2ページ、木曽東調節池完成イメージ図2の左側の図をごらんください。  調節池の延長は約115メートル、幅は約60メートルとなっております。  続いて、右の図をごらんいただきますと、こちらは断面図になっておりまして、深さが約22メートルということになっております。  その下の中段の表になりますけれども、今お話をさせていただきましたが、名称は、境川木曽東調節池、設置場所は、町田市木曽東二丁目195番地8外、貯留量は、約4万9,000立方メートルと伺っております。形式は、先ほど幅と断面の深さを説明しましたけれども、地下式となっております。また、同じ敷地に地上2階建ての管理棟も整備する予定ということになっております。  なお、東京都は2017年7月26日に事業説明会を実施していると伺っております。町田市所有地に河川管理者である東京都が調節池を整備し、今お話しした附属施設、管理棟なんですけれども、こちらにはポンプ設備や換気設備を含めた管理部門が入るということで、これを一括して東京都が管理をする予定になっております。  調節池は地下式の構造と先ほどお話ししましたが、上部の利用につきましては、今後町田市で検討を進めていく予定となっております。  さらに、これからの予定でございますけれども、本年10月に、この木曽東調節池に関する基本協定を東京都との間で締結する予定となっております。  2017年度中に東京都が支障物件撤去等の調節池準備工事に着手し、2018年度に調節池本体工事に着手すると伺っております。工事の完了予定は2025年度ということで、工期としては約8年ということを伺っております。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆川畑 委員 1点だけ、これは事業費はどれぐらいなんですか。 ◎大曽根 下水道部次長 まだ正式に東京都のほうから金額の提示はないんですけれども、ほかのいろいろな事例を見て、この貯留量から推測すると、恐らく70億円ぐらいかかるんじゃないかという、これはあくまで推測になります。 ◆細野 委員 東京都の説明会とか、地元への説明会などが行われたと伺っているんですけれども、そこでの皆さんの声というのは、どういうことが多かったんでしょうか。 ◎大曽根 下水道部次長 東京都からの説明会での内容について伺ったところによりますと、地元の説明会に来られた方の大部分の方は賛成ということで、一刻も早く整備をしてほしいというご要望が強かったと伺っております。  さらには、8年という工期がありますので、まずは早急に打てる手は打ってほしいというご意見もかなり出ておりまして、それを待って、8年間それを待つというようなことで、地元の説明会はそれで終わったと伺っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時43分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時45分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第51号議案(環境資源部所管部分) ○委員長 第51号議案を議題といたします。  本案のうち、環境資源部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 それでは、第51号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計補正予算(第2号)のうち、環境資源部所管分についてご説明申し上げます。  初めに、第2表、債務負担行為補正でございます。  6ページをお開きください。  追加の上から2段目、清掃工場4号乾式集じん器改修事業が環境資源部所管分でございます。  続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。  18、19ページをお開きください。  第4款、衛生費、第3項、清掃費、第1目、資源化政策費、第25節、積立金の説明欄2、資源化推進費の廃棄物減量再資源化等推進整備基金積立金8,036万9,000円は、2016年度分の指定収集袋に関する歳入歳出が確定しましたので、廃棄物減量再資源化等推進整備基金に追加積み立てをするものでございます。  その下、第3目、廃棄物処理費、第15節、工事請負費の説明欄3、廃棄物処理施設運営費の廃棄物処理施設整備工事費4,516万円は、清掃工場のごみ処理設備のうち、劣化した4号焼却炉・乾式集じん器に使用しているバグフィルターのろ布を交換、改修するものでございます。  本案件は、2017年度から2018年度の債務負担行為として実施する予定総額1億1,290万円の工事のうち、2017年度に支出する4,516万円を計上しております。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 廃棄物減量再資源化等推進整備基金積立金についてですけれども、これはごみ処理手数料の袋の売り上げの積み立てということで、この前年度の積立分ということでよろしいのでしょうか。  金額については例年より少ないのかと思うんですが、この費用についてどのように、内容についてお答えください。 ◎環境政策課長 2016年度の積立金につきましては4億203万4,000円、こちらはもう既に積み立ててございます。ここで指定収集袋の収入、及びそれにかかわる経費が確定しましたので、その差額分の今回約8,000万円、この分を追加で積み立てるということでございます。 ◆細野 委員 そうすると、残った分を全部これで積み立てということで、例年度と比較してどうなんでしょうか。この積立金についてはいかがでしょうか。 ◎環境政策課長 2015年度の積立額につきましては4億6,800万円ということでしたので、ほぼ変わりはないというところで認識しているところでございます。 ◆細野 委員 ごみ袋の作成委託料とか引き下げとか、いろいろ努力されて費用分については下げてこられたのかと思うんですが、その辺の積立金は前年度並みということですが、説明は、ごみ袋の手数料が減っているというふうなことで捉えていいんでしょうか。 ◎環境政策課長 2015年度のごみ収集袋にかかわる収入につきましては、7億3,000万円というところでございます。 ◆細野 委員 2015年度は7億円で、2016年度分の残りが今回積み立てになっていると。その辺はとんとんぐらいということなんですか。では、手数料の袋の売り上げというのは例年度並み、使用についても前年度と同じぐらいということになるのでしょうか。 ◎環境政策課長 ごみ袋につきましては、先ほど金額でお伝えしたとおりなんですけれども、2015年度が7億3,000万円、今回は7億7,000万円というところでございます。この販売につきましては販売店の在庫等もございますので、それが全てごみ袋として2016年度中に出されたということではございません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。 △認定第1号(環境資源部所管部分) ○委員長 認定第1号を議題といたします。  本件の一般会計のうち、環境資源部所管部分について、担当者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 認定第1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、環境資源部所管分についてご説明申し上げます。  まず、歳入です。  歳入歳出決算書の43、44ページをお開きください。
     第13款、使用料及び手数料は、43ページから46ページに記載しています。  第14款、国庫支出金は、55ページから56ページに記載しています。  第15款、都支出金は、61、62ページ、71、72ページ、及び79、80ページに掲載しています。  第16款、財産収入は、83、84ページに掲載しています。  第18款、繰入金は、85、86ページに掲載しています。  第20款、諸収入は、91、92ページ、95ページから100ページ、及び103ページから106ページに掲載しています。  第21款、市債は、107、108ページに掲載しています。  次に、歳出です。  217、218ページをごらんください。  第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、第5目、環境政策費は、217ページから218ページに掲載しています。  第6目、環境・自然共生費は、217ページから220ページに掲載しています。  第7目、環境衛生費は、219、220ページに掲載しています。  第3項、清掃費、第1目、資源化政策費は、221ページから224ページに掲載しています。  第2目、循環型施設整備費は、223、224ページに掲載しています。  第3目、廃棄物処理費は、223ページから228ページに掲載しています。  第4目、3R推進費は、227ページから230ページに掲載しています。  以上が歳入歳出決算書に係る部分です。  続きまして、環境資源部所管の決算と主要な施策の成果を「町田市課別・事業別行政評価シート」に基づいて説明します。  抽出した事業は、環境政策課の資源化政策費、環境・自然共生課の環境・自然共生費、循環型施設整備課の循環型施設整備費、資源循環課の廃棄物処理費の4つの事業です。  まず、環境政策課の資源化政策費の課別行政評価シートを説明します。「町田市課別・事業別行政評価シート」の358、359ページをお開きください。  資源化政策費では、2011年4月に策定した一般廃棄物資源化基本計画の実現に向け、計画の進捗確認や、ごみの減量、資源化を中心とした、環境配慮に関する情報発信等を行っています。  2015年度末の事業の課題を説明します。  一般廃棄物資源化基本計画の全体目標、2020年度までにごみとして処理する量の40%削減を達成するため、2015年度に策定したごみ減量アクションプランに基づき、担当部署との連携を図りながら、施策を実現することが課題と捉えています。  次に、「事業の成果」を説明します。  成果指標として、2009年度比のごみ処理量を掲げています。2016年度は、ごみ減量アクションプランに基づき、ごみ減量の推進を図ったことで、2009年度と比較し4.3%減少しました。  また、JR横浜線以南の地域で容器包装プラスチックの分別収集を開始しました。  次に、「行政コスト計算書」を説明します。  行政費用は、2015年度と比較して5,800万7,000円減少しています。主な理由としましては、南多摩斎場の市民部移管による人件費の減少、及び、ごみ減量アクションプランの作成に伴う業務委託が2015年度に完了したことなど、物件費の減少が挙げられます。  行政収入で特徴的なものは、使用料及び手数料で、廃棄物処理手数料のうち廃棄物減量再資源化等推進整備基金に積み立てる額4億8,267万3,000円を計上しており、指定収集袋の販売数量がふえたことで4,515万9,000円増加しています。  次に、359ページの「貸借対照表」を説明します。  固定資産のうち、その他の固定資産が1,097万8,000円減少しています。これは、廃棄物減量再資源化等推進整備基金の現在高の減少によるものです。  次に、「財務構造分析」ですが、ごみ減量アクションプランの作成に伴う業務委託等の完了により物件費が減少したため、行政費用の約90%が人件費となっています。なお、2016年度から南多摩斎場派遣職員の人件費を市民部に移管したため、人件費の総額も減少しています。  最後に、「総括」です。  資源化政策費の課題は、2020年度までにごみとして処理する量の40%削減を達成するため、ごみ減量アクションプランに基づき、目標達成に向けて担当部署との連携を強化する必要があると考えています。廃棄物減量再資源化等推進整備基金は、その使い道を広く公表する必要があると考えています。  また、まちだエコライフ推進公社が市の施策を補完する事業実施のために必要なサポートを行う必要があります。  次に、環境・自然共生課の環境・自然共生費の課別行政評価シートを説明します。  360、361ページをお開きください。  環境・自然共生費では、市民や事業者とともに、地球温暖化防止や生物多様性保全の意識を育む取り組みを進めています。具体的には、環境情報の提供、普及啓発を行っています。  2015年度末の事業の課題を説明します。  自然エネルギー利用機器等設置補助金の補助金額、申請期間等について制度の検証を行い、効果的な普及策を進めるとともに、水素エネルギーの利用や普及活動を検討し、市民への理解を深めることが課題です。  生物多様性の保全では、町田生きもの共生プランの施策推進が課題です。  次に、「事業の成果」を説明します。  自然エネルギー利用機器設置補助による太陽光発電の設置は、2016年度が最終年度となりますが、補助件数は、共同住宅で90%以上、戸建て住宅で100%以上の目標を達成できました。  地球温暖化対策等の普及啓発の取り組みとして、市民団体と協働で緑のカーテン作り事業を実施しました。また、イベント時には、エコドライブのリーフレットを配布しました。  水素エネルギー普及の取り組みとして、小中学生をターゲットに、水素エネルギーを身近に体験する環境学習を開催しました。また、講座やイベント時には燃料電池自動車を活用し、普及、啓発を行いました。  生物多様性の保全では、生きもの調査や第1回町田生きもの共生フォーラムを開催し、普及啓発、市内活動団体の情報共有、情報収集、発信を進めました。  次に、「行政コスト計算書」を説明します。  行政費用で特徴的なものは、人件費、物件費、維持補修費、補助費等です。  人件費は、時間外勤務削減及び臨時職員減員により、326万7,000円減少しています。  物件費は、196万6,000円減少していますが、これは、水素エネルギー活用を含む温暖化対策等の調査研究の終了などによるものです。  維持補修費は、2015年度に電気自動車充電設備の工事を実施したため、169万7,000円減少しています。  補助費等は、自然エネルギー利用機器等設置補助金の減少により、626万1,000円減少しています。  次に、361ページの「貸借対照表」を説明します。  その他の固定資産は、燃料電池自動車、外部給電器の購入により、745万9,000円増加しています。  次に、「財務構造分析」ですが、自然エネルギー利用機器等設置補助金が減少したため、行政費用に占める補助費等の割合が、2015年度と比較して5.9ポイント減少しています。  最後に、「総括」です。  自然エネルギーの利用促進では、補助件数が当初の目標をほぼ達成しました。今後は、緑のカーテン普及、家庭の省エネ活動促進や水素エネルギーの普及活動により、地球温暖化防止のさらなる取り組みを進めていくことが課題です。  生物多様性の保全では、町田生きもの共生プランに基づき、市民と協働した取り組みを進めることが課題です。  続きまして、循環型施設整備課の循環型施設整備費を説明します。  364、365ページをお開きください。  循環型施設整備費では、町田市資源循環型施設整備基本計画に基づき、循環型社会の構築を目指し、市民との協働で環境負荷の少ない、周辺地域に配慮した資源循環型施設の事業を進めています。  2015年度末の事業の課題を説明します。  施設整備事業の進捗に伴って業務量の増加が想定されるため、効率的な事務に努める必要があります。資源ごみ処理施設の整備では、安全安心な施設を確保した上で、費用の低廉化を図ります。  また、国及び都の補助制度の動向に注視し、交付金の確保に努め、市の負担の軽減が課題と捉えています。  次に、「事業の成果」を説明します。  町田リサイクル文化センターにおける熱回収施設等整備運営事業では、環境影響評価、都市計画変更の事務手続を完了し、民間のノウハウを活用したサービスの向上を図るため、総合評価一般競争入札方式で事業者を選定し、2016年12月に契約を締結しました。  相原地区、上小山田地区、資源ごみ処理施設の整備に向けては、地区の代表で構成する地区連絡会とそれぞれ協働で施設計画等の検討を行うとともに、法令調査や手続の準備等を進めました。  次に、「行政コスト計算書」を説明します。  行政費用は、物件費のうち委託料が、熱回収施設等環境影響評価等業務委託やごみの資源化施設地区連絡会等運営支援業務委託業務量の削減などにより、4,519万6,000円減少しています。  また、人件費は、時間外勤務の削減を図りましたが、業務量増加に伴い正規職員、再任用職員を各1名増員したため、1,272万1,000円増加しています。  次に、365ページの「貸借対照表」を説明します。  事業用資産の土地は、熱回収施設等周辺環境整備促進事業として下小山田町の(仮称)蓮田公園整備予定区域内の国有地が譲渡されたため、857万2,000円増加しています。  建設仮勘定は、熱回収施設等整備運営事業の施工監理業務委託により、529万円増加しています。  次に、「財務構造分析」ですが、物件費が全体の31.7%を占めていますが、施設整備に向けた調査等委託業務の減少により、行政費用に占める物件費の割合が、2015年度と比較して17.4ポイント減少しています。  最後に、「総括」です。  熱回収施設等整備運営事業の契約を締結し、資源循環型のまちづくりの実現に向けた施設整備を進めました。今後、資源ごみ処理施設の整備に伴う法令調査や手続を進めるため、物件費の増加が見込まれます。  資源ごみ処理施設におきましても、安全安心な施設を確保し、諸費用の低廉化を図ることが課題と考えています。  また、国及び都の補助制度の動向に注視し、交付金の確保に努め、市の負担を軽減する必要があります。  続きまして、資源循環課の廃棄物処理費を説明します。  366、367ページをごらんください。  廃棄物処理費では、清掃工場やリレーセンターみなみなど、廃棄物処理に関する現有施設の適正管理と安定稼動を行い、市内から発生するごみを滞りなく適正に処理しています。  また、最終処分場の維持管理、閉鎖に向けた取り組みや、排出されたごみに含まれる資源の再資源化などを行っています。  2015年度末の事業の課題を説明します。  町田リサイクル文化センターやリレーセンターみなみは、設備等の新設や更新による資産価値の上昇で、老朽化比率が数字的には下がっていますが、建物の躯体は建設当初のままであり、実質的な老朽化は進んでいます。  次に、「事業の成果」を説明します。  ごみ焼却量は、多摩ニュータウン環境組合への応援ごみ搬入量の減少により、2015年度と比較し、2,811トン増加しました。ごみ焼却時の発電による余剰電力の売り払い額は、売り払い電力量は増加しましたが、単価の低下により、2015年度から1,060万7,000円減少し、4,851万3,000円となっています。  次に、「行政コスト計算書」を説明します。  行政費用で特徴的なものは、物件費、維持補修費です。  物件費は、1,610万7,000円増加していますが、これは、焼却炉部品等の購入がふえたことによる消耗品費の増加等によるものです。  維持補修費は、2015年度と比較し、2億3,801万7,000円増加しています。これは、町田リサイクル文化センター管理棟解体に伴う蒸気配管の移設工事や、設備維持等にかかる工事の増加によるものです。  行政収入では、使用料及び手数料が、清掃工場への持ち込みごみの見直し等により、5,678万9,000円減少しています。  次に、367ページの「貸借対照表」を説明します。  事業用資産では、建物が1億481万2,000円減少していますが、これは、境川クリーンセンター旧し尿処理棟の解体によるものです。  次に、「財務構造分析」を説明します。  行政費用の割合では、2015年度とほぼ同様の割合となっています。  「個別分析」では、有形固定資産減価償却率の推移を取り上げています。施設全体では、有形固定資産減価償却率が60%弱で、稼動から30年以上経過している施設が多く、数値以上に老朽化は深刻な状況です。  最後に、「総括」です。  町田リサイクル文化センターの工場棟は、2022年1月以降解体となりますが、それまでの間、安定的な稼働を前提に、費用対効果を考えて修繕を行う必要があります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。
    ◆熊沢 委員 2点の予定です。  2016年度に車のミライを買ったと思います。何に使うのかというのをいろいろ聞きながら購入されたと思うんですが、市が所有している車両の中の資料を見ると3,955キロメートルを走っているということなんですが、理事者用務、展示による普及啓発ということですが、理事者はどのぐらい、私は余り乗っているのを見たことがない気がするんだけれども、私としては毎日これに乗ればいいんじゃないかと逆に思うんですが、展示用にこんな800万円、補助金を入れても780万円かかっているといったら、結局どのような利用をされて、どのような効果があったと思われますか。  ちなみに、これはステーションに行くのに遠いから、ほとんどステーションに行くための走行距離なのではないかと思ってしまう部分もあるんですが、いかがでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 ただいまのご質疑でございますが、ミライの利用状況としまして、理事者、市長が利用していると。その利用する目的につきましては、例えば、府中にある自治会館に行って、他市の市長も来られますので、そこで町田市がこういう車を買って利用しているということと、あと、消防団長が地方の会議とかに行かれるときに利用をしております。 ◆熊沢 委員 これは、燃料を入れるためにどこまで行くんでしたっけ。 ◎環境・自然共生課長 燃料につきましては、隣の相模原市にあります淵野辺公園と麻溝公園の2カ所に週に2回ずつ、時間にして3時間ほど水素を積んだトレーラーが来ますので、その日に合わせて水素の充填に行っております。 ◆熊沢 委員 1回充填すると何キロメートルぐらい走るんですか。 ◎環境・自然共生課長 1回が大体2キロメートルから4キロメートルぐらいになります――燃費、済みません、最近、テレビ等でも宣伝しておりますけれども、約650キロメートルというふうになっておりますけれども、実際にはそんなに走りません。400から500キロメートルちょっとです。 ◆熊沢 委員 そうすると、10回ぐらい給油じゃないけれども、しに行ったということなのかな。400キロメートルで4,000キロメートルも走っていないから。これは他市、八王子の市長も買ったのかな、近隣市でも購入されているところがあったような気もするんですが、違ったかな。よくわからないのは、府中の東京自治会館に行くときに、うちの市はこんなのを使っているよとほかの市長に見せるとか、消防団長が地方に行くときに、うちの市はこんなのを使っているよと。ふだん乗っていないのに、そのときだけ乗っていると。  逆に、これは市民のために、環境について理解してもらう。このような車があるから、このような車を買って乗ってくださいというPRのために購入するという話だったような気がするんですが、私は別にもう買ったならいいから、使わなければ買った意味がないので利用してほしいなと思って言っているんですが、別にそれは府中の東京自治会館に行かないで、その辺をフルフル走るのに、市長車が来ているというのをみんなに見られたくないのかとも思うから、その辺、目立ちたくないんだったらしようがないけれども、どうなんだろうなと思うのと、展示というのは、「町田シバヒロ」で展示していて、「町田シバヒロ」のイベントの電気をこれで賄っていた、メリーゴーランドを動かしていたというような記憶があるんですが、そのために購入したわけでもないと思うので、その辺をもう1回お答えいただけますか。何のためにこれがある……。 ◎環境・自然共生課長 済みません、ちょっと言葉が足りなかったんですけれども、理事者が使うというのは本当にわずかで、市内のイベント、去年の8月24日にミライを購入しまして、直近ですと10月にありますエコフェスタにミライを持っていったのと、あと、相原ふれあいフェスティバルというのがございまして、そちらにも出展をいたしました。  それと、先ほど委員がおっしゃられた「町田シバヒロ」でのクリスマスイベントのメリーゴーランドの電源としても利用しましたし、あと、市内にある子どもセンター5カ所にもミライを持っていって展示をして、子どもたちに実際に運転席に座っていただいたりということもいたしました。 ◆熊沢 委員 展示するだけならば、その日に車屋さんから借りて使ったほうがよっぽど――車屋さんは持っていないんだ――いいんじゃないかなというふうにも思うし、展示するだけなら隣の市とか、持っているところから借りてきたほうが。これはそもそも何のために買ったんですかというお答えには答えておられなくて、委員会で聞いたときは、市民の皆さんに環境について考えていただくために、こういう車があるんですよということを知っていただく、そのためには、イベントというよりも市長がふだん乗っているとか、そういうことがあったほうがいい。  では、逆に何で市長はこれに乗らないのか、イベントの外に行くときにしか乗らないで市内で乗らないというのは、理由は何かあるんですか。 ◎環境・自然共生課長 導入の目的というのが、やはり地球温暖化防止に、温室効果ガス抑制とかに力を入れているということで、燃料電池自動車が燃料を水素として、排出するのは水だけという環境に優しい車ということで導入しまして、さまざまなイベントに活用していくということで、今、利用をしております。 ◆熊沢 委員 環境に頑張っていますといって買うだけでは何も意味がないと思うので、ぜひ活用していただいて、町田市にこういう車があって、こういう形で利用していると、もっと市長なりなんなりとお話をしてしっかりと活用してもらわないと、子どものおもちゃを買うようなものではないですので、置いておくだけではなく、展示するだけではなくしっかりと、それに乗るには燃料代がかかる、何がかかるといったって、買ったんだったらある程度活用しなかったら走行距離が全然伸びないまま廃棄するようなことがないように、しっかりしていただければと思います。  次に、家庭用生ごみ処理機の補助が伸びているというような、事業別行政評価シートのほうに書いてあるんですが、ちょうど交換時期だからというのか、それとも新たな人がふえたのかというのはわかるんですか。 ◎3R普及担当課長 厳密には、新しい人がふえているというふうに認識はしているんですが、買いかえの方とかも何人かは出てきています。厳密に何人かというところの部分をきっちり今チェックはできていない状態なんですが、2回目ですかと聞きながらやっている中で何割かは出てきている状態です。  件数は微増なんですけれども、2015年111世帯に対して134件という微増の状態で、その中で買いかえの人は、感覚なんですけれども、一、二割ぐらいではないかと思われている感じです。そこは感覚で申しわけございません。 ◆熊沢 委員 これは私はすごく便利だと思っているので、もっとどんどん普及をしていただきたいと思っているんです。ただ、六、七年、8年前、前は電気屋さんにちゃんとあって、市で補助金をやりますよといっても、今はもうほとんど電気屋さんにもなくて、家電量販店にもなくて、なかなかこういうのがあるとわからない。生ごみ処理機というと、大抵庭に埋めたりするものが多くて、キッチンの横に置いておいて、においも出なくはないですけれども、虫が来ないとかという――知っている方には、変な話、夏の間、生ごみを冷蔵庫に入れてごみを捨てる日まで待つというような方もいたりするので、やはり虫の問題とか、衛生面とか、今、食中毒の問題とかいろいろとある中で、こういうのをしっかりともっとPRして普及していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎3R普及担当課長 ありがとうございます。この事業は種類があって、おっしゃるとおり、いろんなものがしっかり伝わってふえていけばと思っています。実際、今、補助金をしてもらっていろんなものがあるからと、補助金を知ってもらって問い合わせというのはあるんですけれども、おっしゃった買う側から知ってもらうというところは初期にやった後は今できていない部分もあると思いますので、その辺も含めて両面から普及を図っていくように、生ごみ処理機を知ってもらう部分、補助金を知ってもらう部分という両面のほうから普及を図っていきたいと思います。 ◆佐藤 委員 私からは、まず、課別行政評価シートの366ページと368ページの両方に書いてあるんですけれども、9月から清掃工場への持ち込みごみが見直しになったということで、持ち込みごみの処理手数料が減少になりましたという話が書いてあるんですけれども、これは、まず一般ごみの持ち込みの見直しをした理由は何でしたっけ。 ◎資源循環課長 粗大ごみの持ち込みの件数が、工場のほうに来場される件数がとても多くて、場内の車列と、それから場外へ出て近隣の方にかなりご迷惑をかけているというところがございます。安全性の向上も含めまして、粗大ごみの持ち込みというふうに見直しをしているんですけれども、もともと指定収集袋に入るものは指定収集袋に入れて出してくださいというふうにお願いはしているところなんですが、粗大ごみを持ち込まれるときに、ついでだから、これもこれもというふうにお持ちになる方がかなりいらっしゃいますので、そのところで台数がかなりふえてきているということもあります。  昨年9月からその辺を見直しまして、粗大ごみのみの持ち込みとさせていただいたところ、昨年9月からことし3月の集計ですと、約35%の搬入台数が減ったということで、その点では、場内外の安全性が少しはよくなったかというふうに考えております。 ◆佐藤 委員 近隣の車が多くなったということで、少し減らさなきゃいけないんじゃないかということから減らしたということで、手数料は随分と減っているけれども、安全対策を優先したという話だと思うんですけれども、一方で、当然そうなると家庭ごみで出さなきゃならなくなると思うんです。  そうすると、恐らく収集車で来た車というのは、10キログラム以上は持っていってくれないと思うんです。先ほど熊沢委員からもお話がありましたけれども、出せないのであれば、それこそ冷蔵庫とまではいかないかもしれませんけれども、置きっ放しにして何日か来ないというケースもあり得ると思うんですけれども、そういうときはどういう対応をされているんでしょうか。 ◎資源循環課長 通常のごみの搬入については粗大ごみのみというふうに限定させていただいているんですが、臨時的なとき、例えば、引っ越しまでに余り日にちがないので計画的に袋に入れて出すのは無理ですとか、あとは遺品回収等で、親御さんが亡くなられて、お身内の方が近所におられない、だから計画的にそういうものを出すことができないんだというときについては、それを一時的に工場のほうにお受けして搬入させていただくということはしております。 ◆佐藤 委員 幾つかレアなケースというか、特殊なケースであれば対応しているんだと。それ以外については、例えば何か整理をして、引っ越しじゃないけれども、整理をして多く出たときについては、それは2回に分けて出してくれとか、3回に分けて出してくれという話、そういう理解でいいんですか――わかりました。  あと、近隣の方から、一般ごみがなかなか持ち込めないということについて、何か声が飛んでいっていませんか。 ◎資源循環課長 近隣の方は、お近くなので、今まで持ち込めたものが、小さなもの、雑多なものが持ち込めなくなったということについては、ちょっとご不便をおかけしていると思うんですけれども、持ち込んでお支払いいただく手数料と比較すると袋のほうが安価ですので、その辺はご理解いただいて袋でお出しくださいというふうにお願いしておるところです。 ◆佐藤 委員 わかりました。粗大ごみの持ち込みについては予約制になるとか、いろいろな手も考えていただいているというのはわかったので、ただ、近隣の方からそういう声があるということは十分受けとめていただいて、先ほどの特殊なケースの部分について、もしどうしようもない要望があるのであれば、それについては少し気にしていただきたいと思いますので、これは要望とさせていただきます。  もう1点、361ページ、水素自動車の件で、課題のところに外部給電器というのがあるんですけれども、外部給電器というのはどんなものでしたっけ。その他の固定資産のところにもあるんですけれども、外部給電器はどんなもので、どこに設置されているものなのか。水素ステーションとは違いますよね。その説明をお願いします。 ◎環境・自然共生課長 外部給電器というのは、実際に燃料電池自動車だけ、非常時の電源にはなるんですけれども、あの車だけですとコンセント等がありませんので、別に個体の外部給電器というものを燃料電池自動車に接続しまして、その外部給電器にコンセントが何個かついております。それでいろいろ電源を供給できるということで、ですから、「町田シバヒロ」のクリスマスイベントにも外部給電器を持っていって電源にしたとか、あと、防災課で持っております工事で使う明るいもの――投光器とか、大型扇風機、そういったものを実際に動かしてPR、非常時の電源になるという広報等はしております。 ◆佐藤 委員 どこに保管している、庁舎にあるんですか。 ◎環境・自然共生課長 庁舎の地下に置いてあります。当初購入したときはリースで借りていたんです。それがトヨタホームというところで持っていまして、70キログラムと重たいのと、あと人が4人ぐらいいないと搬入ができないということで、あと、何回かイベントで借りるのに名古屋から運搬するのに運搬費が4万幾らかかってしまうということで、今度はホンダ製の50キログラムぐらいのコンパクトな、車のトランクにも入るような外部給電器を購入しまして、今地下に置いてあります。イベントには必ず外部給電器を持っていってPR等をしております。 ◆佐藤 委員 外部給電器の件はわかりましたので、それは有効活用されているんだなというのは理解をいたしました。  あと、水素ステーションの誘致ということで、先ほど淵野辺公園と麻溝公園に充填に行っているということで、市内にはまだステーションがないという話で、誘致については課題のほうにも掲げられていますけれども、ステーションの誘致状況というのはどうでしょう、少しは進みそうでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 水素ステーションの誘致場所なんですけれども、用途の規制もございまして、用途の規制が、第1種住居地域から第2種住居地域、こういった用途地域の場所でないとできないということで、ですから、町田で多いのが第1種低層住居専用地域とか、そういうところが結構ございますけれども、そういう関係で、今いろいろと候補を当たっております。 ◆佐藤 委員 今、第1種と第2種じゃなきゃ設置できないって、逆じゃないですか、多分、第1種と第2種は設置できないという話じゃないですか、確認です。 ◎環境・自然共生課長 済みません、できないのが第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、できるのが第1種住居地域、第2種住居地域からできます。 ◆佐藤 委員 わかりました。水素ステーションの誘致には費用も随分かかるということも聞いていますので、でも、これを町田市内に誘致することによって市民の方も水素自動車を購入しようという話も出てくるかと思うので、やはりこの充填というのが、今のところは一番大きなネックになっているかと思うんです。この誘致については、ぜひ積極的なものをお願いしたいと思います。  もう1点、最後、自然エネルギー利用機器等設置補助金についてですけれども、これは昨年度も、2年前から比べて随分と補助金の額が減って、昨年度も350万円ということだったんですけれども、昨年度で、例えば、まだ申し込みはしたいけれども、予算枠がいっぱいになってできなかったという例はどれぐらいあったんでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 補助を申請した方で全員が受けられたのかということですけれども、全員が受けられたということでは、受けられていません。申請額が予算額を上回ったということで、抽せんということで、昨年は、2016年度、185件の申請がございまして、45件、約2割ぐらいの方が抽せんに漏れたということになってしまいました。 ◆佐藤 委員 ということであれば、まだ市民ニーズがある話だと思うんです。これは補助金を得て、これを自宅に、例えば太陽光発電だとか、ガス給湯器とか、そういうのを設置したいという要望があるという話で理解を、補助金をもらえなかった人がいるということはそういうことだと思うんですけれども、これについて、今年度はゼロになったんですかね。今年度の話は別に置いておきまして、この「成果および財務の分析」の中で「一定の成果が得られた」と書いてあるんですけれども、一定の成果というのはどういうことをあらわしているんですか。 ◎環境・自然共生課長 太陽光発電システムの導入につきましては、国や都道府県の自治体で補助金を出しておりましたが、2013年に国のほうが終了しまして、東京都も現在補助の対象とはなっていないと。その理由といたしましては、太陽光発電が結構普及してきているということと、あと設置費用が下がってきていることが挙げられます。  このような状況から、補助金を積極的に導入する意義が薄れてきているのかなということと、あと、当初に比べて申請件数が減少してきておりますので、こちらの補助金については2012年から2016年度の5カ年事業ということもありまして、昨年度で終了させていただいたと。引き続き、これにかわるものというのが特に風力だとか水力だとかあるんですけれども、環境・自然共生課のほうで緑のカーテンとか、あと、エコワットの貸し出しをPRをさせていただいて、行っているという状況でございます。 ◆佐藤 委員 今までの補助金の関係から、ここにも書いてあります、わたしのエコ宣言とか、そういうふうに施策を変えていったという話だと思います。ただ、先ほどの答弁にもありましたとおり、太陽光発電はまだまだ下がってきたとはいえ、つけたいよという需要があって、補助金の申請も超過をしているという状況を鑑みると、また、環境資源部としても環境負荷の低減に頑張っていくんだという話がある中で、やっぱりそういう需要があるのであれば、こういう設置補助金というのは考えていただきたいと思いますし、また、東京都や国の動向というのも確かにあるかと思いますけれども、基礎自治体でやるというのが市民にとっては一番大きな要素だと思うんです。それによって環境負荷への家庭での取り組みというのが進んでいくと思うので、これについては、ぜひ超過しているという部分も含めてしっかりと考えていただきたいというふうに、これは要望とさせていただいて終わります。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時37分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆松葉 委員 確認をさせていただきたいんですけれども、課別行政評価シートの360ページで、先ほどお話がありました太陽光発電の件なんですけれども、たしか昨年の決算の委員会の中でも申請の締め切りが2月で、3月に設置をした方は申請ができないというような指摘をさせていただいたと思うんですけれども、今年度はもう補助金がないのであれなんですけれども、2016年度、申請も一定の成果が得られたということだったんですけれども、それに関しては、昨年度、2016年度は、3月までというところに対してはどのように行ったのかだけ確認をさせてください ◎環境・自然共生課長 太陽光発電の申請期間でございますが、こちらについては、1期が2016年8月1日から9月30日、2期が2017年1月5日から3月8日までの2回、申請期間を設けました。それと、先ほど佐藤委員のほうから同じような質疑がございまして、当初、2012年から2016年までの5カ年で目標を100%に設定しておりまして、こちらの2016年度までに100%達成して一定の評価が得られたということで、2016年度当初の予定で終了させていただいたということでございます。 ◆松葉 委員 わかりました。ありがとうございます。  先ほど佐藤委員もおっしゃっていましたけれども、まだまだ設置については一定の成果が得られたというところの判断がどうなのかなというところは疑問が残るところでありますので、そこについては、先ほどもおっしゃっていましたけれども、市としても、また今後検討をお願いしたいというふうに要望をつけ加えさせていただきたいと思います。  あと、もう1点なんですけれども、362ページで、環境美化、路上喫煙禁止に関することということで、「事業の成果」の中で町田駅周辺の指定喫煙所について、昨年、パーテーションを設置したということで、参考資料の中で、「早急にパーテーションの設置が必要となったため」というふうにあるんですけれども、これは具体的にどこなのか。  それでまた、早急にというところはどういった理由があったのかをお教えください。 ◎環境保全課長 パーテーションを設置した場所でございますけれども、JR町田駅の改札を出ましてすぐのところの東急百貨店のところです。スロープの途中に喫煙所がございます。そちらにパーテーションを設置いたしました。  「早急にパーテーションの設置が必要」というふうに書いてあるんですけれども、あそこの土地が東急百貨店のものでして、喫煙所が以前は植栽で囲まれていただけだったんです。あそこの前を通りますと、たばこの煙が非常に流れてきて、においが店内にも入るのかどうかというのはあるとは思うんですけれども、お客様から何とかしてほしいというご要望が市ではなくて東急百貨店のほうにも行っていたんです。  そういう事情がございましたので、東急百貨店側から何とか早急にやっていただけないかという要望がございました。 ◆松葉 委員 わかりました。そうすると、今、東急側にもそういう苦情があったということで、私もそういう苦情をたくさんいただいていたわけなんですけれども、なかなかほかのところについては、そういう対策が進まない中で、早急に設置が必要というところでは事業者のほうにも苦情があったということですので、市に直接苦情を言ってもなかなかつかないけれども、そういう事業者のほうに言っていただいて、事業者から言われたほうが優先順位的に設置をしていくということになるんですか。そこら辺、確認させてください。 ◎環境保全課長 特にそういうことではなくて、以前からあそこの場所については利用者も多い喫煙所でした。植栽だけで取り囲んであるので、どうしても煙の流れというのが歩いている方、横を通る方のほうにも行ってしまうということで、ちょっと市でも問題意識というのは持っておりまして、何とかしたいなという考えではおりました。  そういったところで、東急のほうからそういう要望もありましたので、直しましょうということでやったものでございますので、別に東急に言ったから早く直ったとか、そういうことではございません。 ◆松葉 委員 わかりました。一番最後の課題というところでも指定喫煙所や路面表示等、老朽化対策ですとか、そういう対策が今後予想されるということなんですけれども、そこに関しては、今おっしゃったように事業者から言われたから特にということではないということでしたので、そういう要望があった際は対策を速やかに行っていただきたいということを最後に要望としてつけ加えさせていただきますので、よろしくお願いします。 ◆細野 委員 何点か伺いたいと思うんですが、最初に、資料の環境政策課の第二次町田市環境マスタープラン推進事業ですけれども、これは不用額が162万円発生していて、その理由として、委託契約において、契約条項に違反する事実が認められたため、契約解除というふうになっていますけれども、支出は365万円されているんですが、成果物は出来高が、差分が不用額ということですけれども、一定のものが成果としてきちんと残ったのかどうか、その辺の内容と成果についてお聞かせください。 ◎環境政策課長 このマスタープランの作成支援業務委託でございますけれども、こちらは契約金額が267万8,400円ということになってございます。この資料にございます365万1,000円というのは、ほかの委託業務も含まれての支出済み額ということになっております。実際、契約金額から支出した金額につきましては、約105万9,000円支払いをしております。契約解除して、161万9,000円が不用額として残ったというところでございますけれども、成果といたしましては、この作成委託の中に資料作成分のものが含まれておりますので、途中まで作成した部分の出来高を支払ったものでございます。 ◆細野 委員 そうしますと、目的は達成されたんでしょうか。マスタープラン推進計画を作成するという委託をしたわけですけれども、途中までの資料が残ったということで支出が105万円というところなんですが、これについてはその後どうされたのか、完成されたのか。  また、不用額ということでここに載っているわけですけれども、途中で、例えばきちんと予算減額をしてほかの予算に使うとか、そういったことは間に合わなかったのか、その辺の時系列的なものはいかがでしょうか。 ◎環境政策課長 まず、この委託業務が達成できたかどうかというところでございますけれども、ここに契約を解除したというところで、資料を作成するに当たりまして、業者のほうで、資料作成に当たり、誤字脱字でありますとか、資料の体裁ができていない、また、資料をつくっている上でのファイルが更新されず前のファイルに戻ってしまうというようなところで、途中で契約を解除したというところでございます。  達成したかというところにつきましては、そこまでにつくった資料は達成できたというところで支払いをしているということでございます。  それともう1点、不用額がなぜ出たかというところなんですけれども、業者のほうから請求してきた出来高と市のほうでここまでやったよという出来高が、そこの部分に時間がかかりました。実際契約解除したのが11月でございますが、出来高が完了したのが2月でございまして、その後、3月補正で減額等する時間がなかったということで不用額が残ってしまったという状況でございます。 ◆細野 委員 相手とのやりとりもありますので、ただ、最終的に成果物がきちんと完成しなかったという点では、その辺の支払いが妥当なものか、そこは精査してこの金額におさまったということなんでしょうけれども、残りについては担当課のほうできちんと行われて、この推進計画ができたということでよろしいんでしょうか。 ◎環境政策課長 委員が言われたとおりでございます。残りの部分につきましては、職員のほうで環境マスタープランは策定しております。  それと、委託契約の中には環境マスタープランの推進計画のほかに、環境配慮行動計画というものも仕様の中に含めておりました。こちらの部分は手がついていない状態でしたので、別の業者に急遽委託をしている状況で、そちらのほうは完了してございます。 ◆細野 委員 2016年で一旦切れて、2017年度からの計画を立てていたようなものなのかと思うんですが、それは間に合ったということで確認させていただきたいと思います。  それから、364ページの循環型施設整備の整備費ですけれども、ここで熱回収施設等の環境影響評価を2016年度行い、また、業者選定の支援委託料も金額としてかなり、ここで、2016年度で確定したわけですけれども、それぞれこの事業においてどのような内容だったのか、また、成果についてはどうだったのか、お聞かせください。 ◎循環型施設整備課長 2016年度の業務委託の成果ですけれども、まず、環境影響評価業務委託のほうは、こちら、事業に当たって現在の環境を保全するという目的で調査と評価を行いまして、いろいろな影響が出ないように事業を行うということで、環境を保全するということで結果が出ています。  評価した内容に従ってこれから事業を進めていくとともに、工事の途中についてはきちんと調査をして、確認を行っていくということでございます。  事業者選定支援委託、こちらにつきましては、事業者を適正に、公平に選定することを目的とした業務でして、外部の委員から成る委員会を設置して、そちらの運営と、あと、入札に必要な仕様書とか資料を作成する業務委託で、そちらもきちんと業務内容に沿って履行されて、9月には事業者が選考されて、12月には契約ができたということでございます。 ◆細野 委員 ありがとうございました。事業者選定のいろいろな手続が大変な中でご苦労されながら進めてこられたことは重々承知しているんですが、最終的には入札という状況のときに1者ということで、手を挙げられなかったわけですけれども、その辺の状況というのは、いつの段階で予測されていたのでしょうか。難しいだろうなと最初から、このような東京都でも初めてという事業ですので、そういった状況になるという予測をしながら進められていたのか、それとも幾つかの事業者を想定しながら進められていたのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎循環型施設整備課長 まず、参加する業者ですけれども、入札公告等で広く条件を設定しまして、なるべく多くの業者に参加していただくように考えておりまして、ただ、バイオガス化施設を建設するということで、そこの実績等が必要な業者が4者ございまして、4者は参加資格がありますので、そういった中で複数者が参加してくれるということで期待していたんですけれども、今、災害復興の工事で土木とか建築をやるゼネコン、建設業者がなかなか見つからないというのと、焼却施設が更新の時期を迎えていて、多くの事業を抱えているということから、結果的に1者になったということでご理解いただければと思います。 ◆細野 委員 わかりました。  続きまして、これからバイオガス化施設もあわせた資源化施設がつくられるということを想定して、ごみのこれからの減量施策、その辺との兼ね合いでどのように検討されたのか。生ごみ処理というところをここでできるというところでは、今後、生ごみが資源としてバイオガス化施設に投入されるという状況になってくるわけですけれども、今、ごみ分別などを進める中で、一番多いのが、重たいのが生ごみという状況になっていると思うんですが、その辺の見通しというのは今後のことになりますけれども、ここで検討されたごみ減量という考え方についての方針、どのように検討されたのか、もしあればお聞かせください。 ◎循環型施設整備課長 生ごみにつきましては、資源化するという形で、今回、2016年12月に契約した熱回収事業の中では、そちらを資源化するためのバイオガス化施設を整備することになっていますので、そういった形で、当然減量施策と一体で施設の整備を進めているということで、ほかについてもプラの資源化とか、そういったところもあわせて整備と、そういった施策と一体的に進めていくという形で今やっているところでございます。 ◆細野 委員 了解しました。  2016年度はごみの焼却量が前年度より上がっているのかと思うんですが――全く別個の、先ほどと違うあれなんですけれども、その辺、ごみの減量に取り組んでこられて、2016年度の評価というのはどのように考えられますでしょうか。 ◎林 資源循環課担当課長 今、ごみの焼却量についてご質疑がありました件についてお答えいたします。  2015年度、8万6,900トン、2016年度は8万9,000トンとふえておりますが、こちら、ごみの焼却は、「町田市の清掃工場におけるごみ焼却量」というふうに注釈が書いてございます。町田市の全体で発生したごみのうち、一部を多摩ニュータウン環境組合へ焼却の処理を委託させていただいておりますが、2015年度につきましては耐震補強工事の兼ね合いや、DCSと呼ばれるコンピューターの装置を入れかえる大規模な工事がリサイクル文化センターのほうでございました関係で多摩ニュータウンへの処理委託料が若干ふえました。その分で2015年度は焼却量が少な目に出ておりまして、2016年度はもとのところへ、おおむね標準の水準に回復したというふうに見ておるところです。 ◆細野 委員 了解しました。そういう中で通常の量に戻ったということで受けとめたんですが、これは、ごみ減量の目標としてはどのように評価されるのか、お聞きしたいと思います。 ◎環境政策課長 今のごみの量でございますけれども、課別行政評価シートの358ページをごらんいただきまして、こちらの環境政策課の資源化政策費でございますが、ここに「事業の成果」としてごみ処理量が記載してございます。2016年度は、前年から比べますと2,673トン減少しているというところで、こちらにつきましては、2015年度にごみ減量アクションプランというものを策定いたしました。この成果が少しずつあらわれてきているのかということで考えているところでございます。 ◆細野 委員 了解です。そして、2020年度、40%という目標を掲げているわけですけれども、そこに向かって着実に進んでいるということで評価しているということでよろしいんでしょうか。 ◎環境政策課長 委員がおっしゃるとおりでございます。 ◆細野 委員 電気自動車普及事業についてなんですが、361ページ、急速充電器の使用についてが評価としてあるんですけれども、この利用台数とか使用状況というのはどうなっているんでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 利用台数でございますが、設置場所が忠生市民センターと新産業創造センター、あと市庁舎の南側、3カ所に充電器を設置してございます。まず、忠生市民センターの利用でございますが、利用回数は、2016年度4月から3月までで充電回数は19回、新産業創造センターが60回、市庁舎が1,261台です。  なぜ本庁舎、市庁舎が多いかといいますと、忠生市民センターと新産業創造センターにつきましては30分500円の急速充電器が設置してございまして、有料ということになっております。市庁舎につきましては無償で1時間利用できるということで、回数が多いということでございます。 ◆細野 委員 ありがとうございます。これからガソリン車がどうなるかという、いろんな方向性が他国でも方針が示されていますけれども、電気自動車とか、さまざまなエネルギーによる自動車という方向に展開して、将来的にはそういう方向になっていくのかと思うんですが、町田市の政策としてこうした電気自動車を普及するということで設置されていますが、この利用状況について。  また、町田市内で電気自動車を使用している台数がふえているのか、その辺についてはどのように分析されていらっしゃるでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 利用台数でございますが、2016年度でいきますと、町田市ではEVで35台、これは2017年3月末までの実績の集計でございますが、35台。プラグインハイブリッド、これも電気自動車でございますが、18台ということでございます。2015年度から比べると、ふえてきているのかなという状況でございます。 ◆細野 委員 なかなか購入できるものではないですから、そう簡単には気軽に皆さんが乗っていけるという方向ではないと思うんですが、この充電器の利用、今後ふえていった際に無料でずっとやっていくのか、その辺の考え方については何か検討されているんでしょうか。
    ◎環境・自然共生課長 充電器の無料ということなんですが、ディーラーだとかコンビニのほうにも最近は急速充電器の設置がございます。町田市も導入した当時は無償で行っていたんですが、民間が有料ということで行っておりますので、やはり無償を続けていくに当たって民間のそういったものを逼迫といいますか、影響するので、無償は市庁舎のみということで、あとの2カ所については引き続き有料にしていくということでございます。 ◆細野 委員 了解しました。  それから、先ほどから皆さん質疑しているんですけれども、太陽光発電の補助金の、この年は半額以下に抑えて、350万円という上限で抑えたわけですけれども、そこで利用された方々が、手を挙げられた方がだんだん減ってきているとはいうものの大変多かったというお話でした。こうしたことがきっかけとなっていろいろな蓄電池に移行したりとか、そういうケースもあると思うんですが、ほかの形を検討していく、補助金のあり方を検討していくということでしたけれども、残念ながら新しいタイプというのがグリーンカーテンであったり、計測器の貸し出しであったりというところしか示されない中で廃止されてしまったということですが、やはりこういった、今それこそ地球温暖化を原因とした環境のさまざまな変化の中で、日本でもゲリラ豪雨とかいろんな問題が起きているわけですけれども、それに対する対策として何らかの形を検討されていくという方向で、2016年度、新しい道を選ぶということで選択されたということですが、その辺についてもう1度確認したいと思います。 ◎環境・自然共生課長 太陽光発電の補助につきましては2016年度でなくなったと。引き続きそれにかわる補助金をということでございますが、補助金については、補助制度という形ではなく、国とか都の補助制度の案内、それから、家庭用燃料電池に関する情報提供、それから啓発活動などに力を入れていきたいと考えております。 ◆細野 委員 そうしますと、市独自のそういった誘導策ということは、具体的に補助制度を使って行うという考えはないというところなんでしょうか。  国、都の新たな施策というのは、何か具体的に案内できるようなものがあるんでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 補助制度についての検討は、非常に難しいのかなと。市独自でというのは難しいのかと思います。  それと、補助制度等のPRにつきましては市のホームページ、あとイベント、あとチラシを作成して啓発を行っておりますが、今以上に市民の方に対してご案内をしていきたいと考えております。 ◆細野 委員 最後にしたいと思います。360ページの生きもの共生プランですけれども、3年間続けているということで、当初は子どもたちも結構喜んでセミの鳴き声調査とか、抜け殻をいっぱい集めていろんなものをつくったりというのも見かけたんですけれども、2016年度、3年目ということですが、いかがだったでしょうか。  また、この年度を終えて、今後の展開というのはどのように検討されたんでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 生き物共生プランが3年目ということで、昨年につきましてはセミの鳴き声調査、あと抜け殻調査、そういったものを行いまして、また、11月23日には生涯学習センターにおきまして町田生きもの共生フォーラムというものを開催しまして、大学教授による基調講演、それと3団体の方に事例報告等をしていただいて、市内にある、そういう活動をしている団体との初回の交流ができたかなということでございます。  今年度につきましては、ツバメの巣調査ということで今調査を行っておりまして、5月22日から6月15日の間に335人のサポーターが調査に協力をいただいて、集計をして10月には報告ができるのかなというところでございます。 ◆細野 委員 3カ年、セミの鳴き声調査と抜け殻集めなどで量とか、いろんな種類について調査されたということなんですが、その辺の変化というか、3カ年の間でどのようなことがわかったのかとか、ありましたらご披露いただきたいと思います。 ◎環境・自然共生課長 3カ年の間に、例えば、セミにつきましては、市内では6種類のセミがいるということで、その中でもアブラゼミが数が一番多いということもわかりましたし、あと、セミの鳴き声調査につきましては今年度やっておりますけれども、例えば抜け殻の調査でも、やはり市内で、種類、各地域といいますか、地区といいますか、そこが多い少ないとか、そういった状況が見られたということと、あと参加された方が自然に触れ合うといったことも体験できるというようなことで、成果としては、ほかにもありますけれども、代表的なものはこれぐらいということでございます。 ◆細野 委員 多い少ないというのがセミでももちろんあるだろうなと思うんですが、その環境というのは同じようなところで多いのか、緑が多いところは当然多いだろうなと思うんですが、地域によって違うということでお話があったんですけれども、それは緑が多いとか、そういった環境の違いなのか、それとも地理的な地域の違いということなのか、その辺については何か分析されているんでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 やはり市街よりも、例えば北部とか、南地区でも緑のあるところに分布して多いということが見られたということでございます。 ◆川畑 委員 端的にいきたいと思います。先ほどのごみ量の推移は、2014年度実績として9万8,671トン、そして2015年が9万7,553トン、2016年が9万4,880トンと順調に低下していると。焼却については、2015年は清掃工場のいろんな状況があって多摩ニュータウンのほうにお願いしたからちょっと少なくなっているんですよ、傾向としては一緒ですよ、こういう理解でいいんだろうと思うんですが、ここのところを確認させてもらえればと思います。 ◎環境政策課長 今、委員がご指摘のとおりでございます。 ◆川畑 委員 課別行政評価シートの374ページなんですけれども、市民1人の1日当たりのごみの排出量も順調に下がってきて、2016年では714グラムということで、2020年の724グラムを下回っているんです。もうここまで来ているのであれば、私はこの724グラムをきちんと見直すべきではないかと思っているんですが、この評価と、どのように捉えているのかをお聞かせいただければと思います。  375ページには、今年度から南地域のほうで容器包装プラスチックのごみを収集して、576トンを収集したと書いてあるんですけれども、このごみの量は想定していたものよりも多いのか少ないのか、これぐらいなのか、その辺のところの評価をいただければと思います。とりあえずその回答をいただければと思います。 ◎環境資源部次長 2つお尋ねをいただいた、まず第1のごみ量の問題でございます。確かに課別行政評価シートの上では1人当たりのごみ量が最終の到達目標を2016年度においては下回ってございます。しかしながら、この課別行政評価シートの375ページを見ていただきますと、人口はふえているけれども、ごみ量は減っていると。普通はそうはいかなくて、人口がふえればごみはふえるんですけれども、それは市民の皆様のご努力と資源化の協力があって、この数字は達成されたと思っております。それは評価すべきことであるかと思いますが、ただ、40%減量の最終目標の大きな部分では、まだこれから環境資源部総体として挑んでいかなければならない、収集の私どもとしてもしっかりやっていかなきゃいけない部分だと思っておりますので、まずその目標は今後しっかりやっていきたいと思います。  なお、このごみの市民1人当たりの目標につきましては、アクションプラン等々の関係もございますので、ここでまた改めるかどうかについては、ちょっとなかなか、もう1度検討が必要かと思います。  それから、2つ目のお尋ねでございます。プラ量の件でございますが、当初の想定からすれば少ない状況でございます。ただ、昨年始めたばかりのころはなかなか量が伸びないという状況がございました。しかしながら、啓発活動とか、あとは年末のごみが多く排出されるときにあわせたチラシの配布ですとか、ビラのポスティングですとか、そういう形で分別排出の啓発を続けた結果、今、月量で2割ぐらいずつ上がってきておりますので、今後、これをしっかり継続して想定量になるように努力していきたいと考えております。 ◆川畑 委員 そうすると、容器包装プラスチックはどれぐらいを目標にしていたんですか。つまり、何を言いたいかというと、目標をしっかり定めて、実際にこれだけ実績があったと。いいことはいい、反省するべきことは反省して、次の手を打っていく。また、足りないのであれば出しやすい環境とか、そういったものをしっかりしていくということが大事だと思うんですけれども、ここではそういうことは余り見受けられなかったので、あえて聞かせていただいたので、そこについてはまた再答弁いただければと思います。  それと、1人当たりのごみの量なんですけれども、今の次長の答弁だと、もっと積極的に目標値を私は変えるべきだと思います。だって、もう既に達成しているし、私は、正直言って、ごみの40%を達成して初めてこれができるんだろうと思っていたら、そうじゃないと。もう既にできているわけですね。人口はふえながら、1人当たりのごみ量ができているということは町田市民の大いなる努力だと思うので、これはきちんと市民の方にお伝えをして、さらなる努力のお願いをしていくべきじゃないかと思うんです。  その辺のところが、先のことを考えて、もうちょっとこのままでいいよとか、そんな奥ゆかしいことを考えないで、もっと積極的に。しかも40%下げるということなんでしょう。そうしたら、この目標値はもっと改めるべきじゃないかと思うんですが、いかがですか。 ◎環境資源部次長 委員おっしゃるとおり、PRというか、市民の方へご努力の結果をお知らせしていくということについては、今後一層努力をしていく、それはおっしゃるとおりで、そのとおりやっていきたいと思っております。  それから、プラ量につきましても、開始時点では目標量は想定としてつくってはございますが、その辺も改めて意識をして啓発の場とか、市民の方へのPRの場というところで活用できれば活用して、ご努力のお願いをしていきたいと考えております。 ◆川畑 委員 答弁になっていないんだけれども、想定目標は幾つですか、数値で教えてください。  それともう1つは、724グラムについては、今のところは全然考えるつもりはないというふうに捉えていいんでしょうか。そこのところをもう1回、念押しをさせてください。 ◎環境政策課長 容器包装プラスチックの目標でございますが、当初1,000トンの目標を立ててございました。実際のところは433トンが資源化というところで目標には達していない状況ですので、そこが大きな課題ですので、これからさまざまな啓発活動の中で協力していただける方、また、入れていただく容器包装プラスチックが不適なものがないような分別の仕方を啓発していきたいと考えてございます。 ◆川畑 委員 もう1個聞いたよね。 ◎環境資源部次長 目標につきましては、ごみ減量アクションプランということで、市で全体としてこれだけのことをやって40%の減量の具体的な施策を行っていこうという中で目標値として掲げているのが、現在のここに入っている目標値でございますので、実際の計画の目標値というのは、これはこのまま据え置いた形で、それ以上の成果があるということをしっかりPRして進めていきたいと考えています。 ◆川畑 委員 私は、別に皆さん方が怠慢だということを言っているんじゃなくて、これだけ頑張っているんだから、もうちょっとしっかりとやってほしいなというのと、これは要望にとどめますけれども、1人当たりのごみの排出量はもう1回見直しをしたほうがいいんじゃないかと、これは要望して終わりたいと思います。  それと、太陽光発電のところなんですけれども、ちょっと視点を変えた質疑をしますけれども、今、町田市の公共施設で持っている太陽光発電、これについての、例えば発熱量とか、そういうものというのは、ちゃんとどこかで見ているんでしょうか。環境資源部で見ているのかどうか。  つまり、何を言いたいかというと、自然エネルギーを統括しているところはどこなのかを教えてもらいたいと思っております。その辺のところをご答弁いただければと思います。  それと、あと循環型施設整備ですが、本当に今度はよく頑張って、DBO、これからまたもっと大変だと思うんですけれども、ちょっと視点を変えた質疑をしますけれども、環境資源部のほうでDBOの方式を採用しましたよね。ほかの部署からDBOについてどうやったらいいかと聞かれたことはありますか。その結果だけ教えてください。 ◎循環型施設整備課長 DBOについて、どのような内容なのかというところの問い合わせはありましたけれども、今の段階では、まだ具体的な相談というのは受けていない状況で、これからあるんじゃないかと考えています。 ◎環境・自然共生課長 太陽光発電の公共施設の集計といいますか、そういったことのご質疑でございますが、それぞれ、例えば学校だと教育委員会、それから、市の学校以外の公共施設、市庁舎ですと財務部が行っておりまして、環境資源部で行ってはございません。 ◆川畑 委員 温室効果ガス等はしっかりと環境資源部で捉えていらっしゃいますよね。ほかに庁内のあれだからあれですけれども、とにかく環境資源部でも庁内全体の自然エネルギーの状況は捉えてほしいなと、これは要望しておきますので、その辺のところをお願いしたいと思います。  最後にしますけれども、377ページのところなんですが、ごみ量1トン当たりのコストについて、こうやって右肩上がりで上がっているんですが、このごみ量1トン当たりのコストという指標がいいのかどうかというのは、私は見直すべきじゃないかと思っているんです。  というのは、先ほどありますように、この処理コストの与える影響というのは、もう収集する箇所とか人件費とかはほとんど決まってしまって、あとは減量する一方で、どうしても単価が上がっていくんだと。そうしたときに、このごみコストの量を下げるとしたら、例えば、収集の日をなくすか、少なくするかとか、そんな話になってしまうと思うんですけれども、いつまでもごみ1トン当たりのコストということを見ていいのかどうか。新しい指標というものを検討する余地があるのかどうか、その辺の実情をお聞かせいただければと思います。 ◎環境資源部次長 委員おっしゃりましたとおり、コストが上がっていく中で収集は本当に物と人、今はほぼ戸別収集でございますので、人、物の負担が非常に大きい業務の分野でございます。ですので、本当に先ほどおっしゃられたとおりのところでございますので、私どもも、それにかわる指標が、今これだというものをここでお示しすることはできないんですけれども、ご指摘は心にとめて、また次回、しっかり考えていきたいと思っております。 ◆川畑 委員 なぜかというと、皆さん方がきちんと仕事をしている量をはかれるような指標をぜひともつくってほしいということを要望して終わりたいと思います。 ◆熊沢 委員 1個だけ。食品ロスをなくすということを昨年度、一昨年度すごく頑張っていただいていたみたで、もったいないことしませんりゅうとか、料理教室とか、レシピ募集とか、ホームページを見るとされていたみたいなんですが、どのような反響があったり、どういうことをやられていたか。結構子ども相手にやっていて。実は何でそう思ったかというと、最近、スーパーとか、バスに乗るとポスターが張ってあって、何だろうと思ったら、町田市が結構おもしろいポスターをつくっていて、それを調べていったら、もったいないことしませんりゅうをやっていたり、料理教室をやっていたり、食品ロスをなくそうという環境資源の取り組みの中から出てきたような雰囲気だったので、その辺のことを教えていただければと。  昨年度だけで終わってしまったのか、今後も続けていく方向性があるのか、教えていただけますか。 ◎3R普及担当課長 ごみ減量、食品ロスに限らずであるんですが、食品ロスということをテーマにしながら川柳を募集したり、あと、お子さんからだと、かるたの題材を考えてもらったりといういろんなことをやっている中で、昨年、食品ロスについては川柳というものを募集して、ポスターとかをつくらせていただきました。  どのようなものがいいのかというところは考えながらやっていって、川柳は本当にいいような形でポスターにつながってできたというのが去年の例だと思っていて、次に何が皆さんのアイデアと発想とつながってどうというところが――やめてしまうということではなくて、次にどういうものがいいのかとか、そういうことを今考えているところです。  あと食品ロスについては、ほかの食育の面とか、フードドライブとか、いろんなところと続けながら、つながりながらどういうものができるかという展開はやっていきたいと思っています。次の具体的なというところでは、今まさに検討しているところで、有効なものを引き続き検討しながらやっていきたいと考えています。 ◆熊沢 委員 ホームページを見せてもらったら、レシピ募集はしているんですが、去年から全然更新されていなかったりとか。いいことをやっているなと思い、ポスターをつくって、ポスターはスーパーの袋に詰めるところとかに置いてあるのですごく目についたり、バスでも見たのかな、そういうのがあったので、すごくいいことをやられていると思うんです。子どもたちにも料理教室をやっていたみたいなので、しっかりと食品ロスに、さっきの生ごみ処理機じゃないですけれども、食品ロスをなくす、また、残り物をアレンジしてこうしてできましたと。今つくりおきというのがありながら、アレンジをどうしていくかというのもあると思うので、ぜひレシピ募集するだけじゃなくて発表していったりとかしてもらえればと思いますので、よろしくお願いします。 ◎3R普及担当課長 ありがとうございます。アイデアとかレシピ募集、確かに募集しているけれども、とまっているもの、あと使い切りのほうでいったら、使い切り料理教室とか、必要な情報提供をしてやっていくもの、続けながら、とまっているものとかをやりながら、引き続きアイデアを駆使しながらやっていきたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(新たなごみの資源化施設について) ○委員長 行政報告、新たなごみの資源化施設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 行政報告、新たなごみの資源化施設につきましては、項目1、2につきまして循環型施設整備課担当課長から、項目3につきましては環境政策課担当課長からそれぞれご説明申し上げます。 ◎深澤 循環型施設整備課担当課長 それでは、新たなごみの資源化施設について。2017年6月、建設常任委員会でご報告した以降の進捗状況等について説明させていただきます。  1、資源ごみ処理施設、2地区について説明いたします。  (1)相原エリアの状況について。これまで10回ほど開催しております相原地区資源ごみ処理施設連絡会での検討結果を踏まえ、建設工事の発注に向けた仕様書の検討を行っています。また、建設用地に関しては、引き続き用地買収に必要な調査と地権者との調整を行っております。今後、地区連絡会では、進捗の状況にあわせて発注仕様書の確認や施設の運営等に関する検討を進めていきます。  (2)上小山田エリアの状況について。上小山田地区資源ごみ処理施設連絡会は、これまで2回開催し、整備する施設の規模や機能といった概要と、建設に当たっての環境対策等に関する市の基本的な考え方をご説明し、確認いただいております。2017年9月25日に開催予定の第3回地区連絡会では、施設に求める機能や配慮等について意見をいただきながら、コンセプト等の検討を行い、また、資源ごみ処理施設の建設に向け、必要な手続や調査についての説明をさせていただく予定です。  続きまして、2、熱回収施設等の状況について説明いたします。  (1)地区連絡会の状況につきましては、2017年10月18日開催予定の第15回町田リサイクル文化センター周辺地区連絡会では、現在検討を進めております施設設計の概要についてご報告をさせていただきます。また、周辺地域と町田市で締結を予定しております施設運転等に関する取り決め(仮称)環境保全協定についての検討を始める予定です。  (2)事業の進捗状況について説明いたします。2017年6月17日に町田リサイクル文化センター敷地内の旧花の家にて起工式を行い、周辺地区連絡会の委員を初め約120名の方々にご出席をいただきました。その後、2017年7月1日からは、旧管理棟と旧花の家の解体工事、及び造成工事を行う第1期工事に着手し、現在は工事区域の仮囲いが全て完了し、旧管理棟、旧花の家の解体、造成区域の樹木の伐採を進めております。  なお、旧管理棟につきましては、事前調査の段階で外壁吹きつけ剤にアスベストの含有が認められたことより労働基準監督署多摩環境事務所との協議を重ね、法令等に従い、安全に除去作業を行った後に解体を行う予定です。  本日の資料に記載はしておりませんが、事業者がお知らせや進捗状況等を掲載するホームページを9月8日に開設しております。現在、市のホームページからも飛べるようにリンクのほうを準備しておりますので、またお知らせしたいと思います。  (3)今後のスケジュールについて説明いたします。長期にわたる工事となりますので、今回、整備事業を3期に分けてお示ししております。第1期工事といたしましては、先ほど着工のお話をさせていただきました旧管理等、旧花の家の解体、及び造成工事を7月より着工しております。第2期工事といたしましては、管理棟、プラント建築工事を2018年8月より予定しており、2021年12月末には熱回収施設の整備が完了し、翌1月から新たな施設の運営を開始する予定でおります。第3期工事といたしましては、既存工場棟の解体、ストックヤード棟、外構整備を2022年1月より予定しており、2024年6月末には全ての事業を完了する予定です。  私のほうからの説明は以上でございます。 ◎環境政策課担当課長 3番の熱回収施設等の周辺施設の整備についてご報告いたします。  新たな熱回収施設等の建設に伴いまして、有識者等の専門的な意見、及び市民の意見を聴取することを目的といたしまして、熱回収施設等の周辺施設整備のあり方検討委員会を設置いたしました。この委員会では、熱回収施設等の周辺施設整備基本構想の検討を行っております。これまでに検討会を2回開催しましたので、経過のご報告をさせていただきます。  背景といたしましては、熱回収施設等の建設に伴いまして、町田リサイクル文化センター周辺まちづくり協議会から忠生地域・バリューアッププランが提出されました。同プランを踏まえて2017年2月に策定しました町田市5ヵ年計画17-21の中で、重点事業といたしまして、最終処分場の上部を活用したスポーツ施設などの整備と、市立室内プールの敷地内に設置する健康増進温浴施設の整備を位置づけております。  これらを具体化するために、2017年1月から3月にかけまして、まちづくり協議会メンバー及び同協議会に所属する各町内会・自治会から主に子育て世代などの参加を募りまして、町田リサイクル文化センター周辺まちづくりワークショップを3回開催しまして、活発な意見交換が行われ、4つの提案がまとめられました。  このワークショップの提案を受けまして、あり方検討会において基本構想の検討を行っております。基本構想の対象といたしましては、2つありまして、1つ目が最終処分場等において、上部を利用した多目的広場やスポーツ施設などの公園整備、2つ目といたしましては、町田市立室内プール敷地内駐車場において、幅広い世代の健康増進と交流を目的とした健康増進温浴施設の整備でございます。  右側の図をごらんください。「最終処分場」という言葉がありますけれども、これにつきましては、最初処分場と旧埋立地の2つがございます。最終処分場につきましては、池の辺地区、峠谷地区2つの地域から成っております。最終処分場等全体としまして基本構想を描いていきたいと思います。  ただ、最も早く整備が可能な池の辺地区の活用を図り、その後に段階的な整備を行うこととしております。2回までの委員会で機能分担及びゾーニングに関して検討してきております。  池の辺地区につきましては、平坦部、斜面、緩衝斜面など、敷地を分節化し、子どもが自由に遊べる広場やスポーツも楽しめる多目的広場を設けるなど、それぞれの特性に合った使い方ができるように検討しております。  次のページをごらんください。  峠谷地区につきましては、フットサルやソフトボールなどスポーツ専用のグラウンドを配置し、スポーツを楽しむことができる空間とするように検討しております。  旧埋立地につきましては、交通公園とする方向で検討しております。  続きまして、健康増進温浴施設につきましては、町田市立室内プール第一駐車場の敷地を利用することを考えており、おおむね3階建ての建物の高さと規模を予定しております。  導入を検討している主な機能としましては、温浴施設、食堂・軽食コーナー、休憩所、多目的室ということで検討させていただいております。  最後に、あり方検討会の経過について報告します。あり方検討会は、今回4回予定しておりまして、第1回を5月18日、第2回を7月13日に開催しました。第3回につきましては9月28日を予定しております。その後、10月にある程度素案ができた段階で市民の意見募集を行い、第4回を2018年1月に予定しております。その後、今年度中に市として基本構想の策定をしていく予定でございます。  組織としましては、学識経験を有する者2名、町田リサイクル文化センター周辺地域まちづくり協議会の委員4名、青少年健全育成地区委員会から1名、地域スポーツ団体から1名、協力員1名の構成で組織しております。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆川畑 委員 1点だけ。1番目の資源ごみ処理施設なんですけれども、相原エリアも上小山田エリアもそれぞれ今課題を持っているんですけれども、2020年に稼働させるには、工事の着手はいつごろじゃなきゃいけないんでしょうか。それぞれ時期を教えてもらえればと思います。 ◎循環型施設整備課長 工事のほうは大体1年強かかりますので、2019年当初には着工しないと厳しいかと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後7時10分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時12分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日はこれをもって建設常任委員会を閉会いたします。
                 午後7時13分 散会...