町田市議会 2017-08-28
平成29年 9月定例会(第3回)-08月28日-01号
平成29年 9月定例会(第3回)-08月28日-01号平成29年 9月定例会(第3回)
町田市議会会議録第18号
8月28日(月曜日)
出席議員(32名)
1 番 森 本 せ い や 2 番 田 中 の り こ
3 番 石 井 くにのり 4 番 お ぜ き 重 太 郎
5 番 白 川 哲 也 6 番 松 葉 ひ ろ み
7 番 渡 場 悟 視 8 番 (欠 番)
9 番 木 目 田 英 男 10 番 石 川 好 忠
12 番 松 岡 み ゆ き 13 番 佐 藤 和 彦
14 番 わ た べ 真 実 15 番 戸 塚 正 人
16 番 新 井 克 尚 17 番 山 下 て つ や
18 番 お く 栄 一 19 番 あ さ み 美 子
20 番 佐 々 木 智 子 21 番 (欠 番)
22 番 い わ せ 和 子 23 番 三 遊 亭 ら ん 丈
24 番 若 林 章 喜 25 番 河 辺 康 太 郎
27 番 吉 田 つ と む 28 番 大 西 宣 也
29 番 上 野 孝 典 30 番 川 畑 一 隆
31 番 細 野 龍 子 32 番 殿 村 健 一
33 番 熊 沢 あ や り 34 番 佐 藤 伸 一 郎
35 番 藤 田 学 36 番 おさむら 敏 明
欠席議員(2名)
11 番 渡 辺 厳 太 郎 26 番 谷 沢 和 夫
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出席説明員
市長 石 阪 丈 一 副市長 髙 橋 豊
副市長 山 田 則 人 政策経営部長 小 島 達 也
総務部長 西 澤 哲 郎 財務部長 堀 場 淳
防災安全部長 福 田 均 市民部長 関 口 高 史
市民協働推進担当部長 文化スポーツ振興部長
平 林 隆 彦 能 條 敏 明
いきいき生活部長
地域福祉部長 叶 内 昌 志 奥 山 孝
子ども生活部長
保健所長 広 松 恭 子 三 橋 薫
経済観光部長 小 池 晃 環境資源部長 水 島 弘
都市づくり部長
道路部長 楠 本 啓 二 神 蔵 重 徳
都市整備担当部長
須 原 和 男 下水道部長 大 場 信 吾
市民病院事務部長
会計管理者 髙 階 康 輔 亀 田 文 生
総務部総務課長
樋 口 真 央 教育委員長 佐 藤 昇
教育長 坂 本 修 一 学校教育部長 北 澤 英 明
選挙管理委員長
生涯学習部長 中 村 哲 也 坪 義 秋
農業委員会会長
吉 川 庄 衞 代表監査委員 高 野 克 浩
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出席事務局職員
事務局長 古 谷 健 司 事務局課長 樋 口 貴 晴
議事担当課長 水 元 友 朗 担当課長 佐 藤 安 弘
議事係担当係長
議事係長 新 井 亮 介 髙 久 翔
速記士 三 階 佳 子(澤速記事務所)
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平 成 29 年(2017年) 8 月 28 日(月)
議 事 日 程 第 18 号
午 後 1 時 開 議
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 諸報告
【提案理由説明・質疑・表決】
第 4 報告第 5号 管財課車両による交通事故に係る損害賠償額の専決処分の承認を求めることについて
報告第 6号 ごみ収集車両による交通事故に係る損害賠償額の専決処分の承認を求めることについて
第 5 第 61号議案
小学校通学路防犯カメラシステム購入
第 62号議案 町田市
地域コミュニティバス運行事業に使用するバスの購入
第 64号議案
町田市民フォーラム共有床の買入れについて
第 65号議案 土地の買入れについて
第 66号議案 土地の買入れについて
第 6 第 67号議案
忠生土地区画整理事業保留地補修費損害賠償金に係る訴訟提起について
【提案理由説明】
第 7 第 51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)
第 52号議案 平成29年度(2017年度)町田市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)
第 53号議案 平成29年度(2017年度)町田市
下水道事業会計補正予算(第1号)
第 54号議案 平成29年度(2017年度)町田市
介護保険事業会計補正予算(第1号)
第 55号議案 平成29年度(2017年度)町田市
後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)
第 56号議案 町田市
個人情報保護条例の一部を改正する条例
第 57号議案 町田市市税条例の一部を改正する条例
第 58号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例
第 59号議案 町田市
子どもセンター条例の一部を改正する条例
第 60号議案
町田市営住宅条例の一部を改正する条例
第 63号議案 2017年度町田市
防災行政無線子局設備再
構築工事請負契約
第 68号議案 市道路線の認定について
第 69号議案 市道路線の廃止について
第 70号議案
南大谷学童保育クラブの指定管理者の指定について
第 71号議案
南大谷子どもクラブの指定管理者の指定について
第 72号議案
木曽子どもクラブの指定管理者の指定について
第 73号議案 金森市民住宅外1箇所の指定管理者の指定について
第 8 認定第 1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 2号 平成28年度(2016年度)町田市
病院事業会計決算認定について
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会議に付した事件
日程第1から日程第8まで
午後1時 開会
○議長(吉田つとむ) ただいまから平成29年第3回
町田市議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
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△日程第1
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○議長(吉田つとむ) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。
1番 森本せいや議員
2番 田中のりこ議員
今期定例会の運営について
議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。
議会運営委員長 若林章喜議員。
〔
議会運営委員長若林章喜登壇〕
◎
議会運営委員長(若林章喜) 今期定例会の運営について、8月21日及び本日開会前に
議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果をご報告申し上げます。
まず、会期につきましては、本日から9月29日までの33日間とすることで意見の一致を見ております。
次に、報告第5号、報告第6号、第61号議案、第62号議案、第64号議案から第66号議案まで及び第67号議案につきましては、申し合わせに従い、委員会への付託を省略の上、本日即決をいたします。
次に、一般質問につきましては、通告期限までに29名の通告者がありましたので、8月31日に6名、9月1日に6名、4日に6名、5日に6名及び6日に5名といたします。
次に、常任委員会は8日、11日、13日から15日まで及び21日の6日間といたします。8日、11日及び15日は総務と健康福祉、13日、14日及び21日は文教社会と建設の1日2委員会といたします。
次に、質疑の発言通告及び各提出議案の
提出締め切り日時につきましては、日程一覧表の備考欄をご参照願います。
なお、「政務活動費の会計帳簿については、平成29年度交付分から、様式を統一し、インターネットにより公開することとする。」ことを7月20日の
議会運営委員会で決定しております。
以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ)
議会運営委員長の報告は終わりました。
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―――――――◇――――――――
△日程第2
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月29日までの33日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって、会期は、本日から9月29日までの33日間とすることに決定いたしました。
――
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△日程第3
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○議長(吉田つとむ) 日程第3、諸報告。事務局長に諸般の報告をさせます。
事務局長 古谷健司君。
◎事務局長(古谷健司) ご報告いたします。
8月21日、市長から、本定例会を8月28日に招集する旨、告示がなされ、同時に付議される市長提出議案27件及び認定第1号並びに認定第2号に付する監査委員の意見書の送付を受けましたので、参集通知とあわせて直ちに送付いたしました。
次に、本定例会の招集に伴い、地方自治法第121条第1項の規定により、市長、
教育委員会委員長、
選挙管理委員会委員長、農業委員会会長及び代表監査委員にそれぞれ出席要求をいたしました。
次に、地方自治法第179条第1項の規定に基づいて専決処分した事項につきましては、同条第3項の規定により報告がございましたので、その写しを送付いたしました。
次に、議会の指定議決に基づいて専決処分した事項につきましては、地方自治法第180条第2項の規定により報告がございましたので、その写しを送付いたしました。
次に、平成28年度(2016年度)町田市健全化判断比率及び平成28年度(2016年度)町田市健全化判断比率に付する監査委員の意見書につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告がございましたので、送付いたしました。
次に、平成28年度(2016年度)町田市各
公営企業会計資金不足比率及び平成28年度(2016年度)町田市各
公営企業会計資金不足比率に付する監査委員の意見書につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第122条第1項の規定により報告がございましたので、送付いたしました。
次に、
教育委員会委員長から、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、2017年度町田市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(2016年度分)報告書が提出されましたので、その写しを送付いたしました。
次に、市長から、
株式会社町田まちづくり公社、株式会社町田新
産業創造センター、
一般社団法人町田市
観光コンベンション協会、
一般社団法人町田市
勤労福祉サービスセンター、
一般財団法人町田市文化・国際交流財団及び
一般財団法人まちだ
エコライフ推進公社の事業報告書等の送付を受けましたので、その写しを送付いたしました。
次に、
教育委員会委員長から、採択請願の処理の経過及び結果について報告がありましたので、これを配付いたしました。
次に、第2回定例会以降、閉会中において議長が決定した議員の派遣につきましては、これを配付いたしました。
次に、第2回定例会以降における議会活動状況につきましては、これを配付いたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 事務局長の報告は終わりました。
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△日程第4
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第4、報告第5号及び報告第6号を一括議題といたします。
本件について、市長から、提案理由の説明を求めます。
副市長 髙橋豊君。
〔副市長髙橋豊登壇〕
◎副市長(髙橋豊) それでは、報告承認案件について、ご説明申し上げます。
報告第5号 管財課車両による交通事故に係る損害賠償額の専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。
初めに、今回の事故に関しましては、被害者の方には大変申しわけなく、深くおわび申し上げます。
本件は、2016年10月12日、午後2時42分ごろ、町田市木曽東一丁目32番先路上において、介護保険課職員が運転する車両により発生した交通事故でございます。
事故の概要でございますが、管財課車両が信号待ちで停車していた相手車両の後部に追突し、同車両の運転者を負傷させたものでございます。
損害賠償額は、治療費及び慰謝料等の合計で150万3,902円でございます。
なお、この金額につきましては、
公益社団法人全国市有物件災害共済会から全額補填されております。
また、この車両への対物賠償につきましては、平成28年第4回定例会においてご報告させていただいております。
次に、報告第6号 ごみ収集車両による交通事故に係る損害賠償額の専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。
初めに、今回の事故に関しましては、被害者の方には大変申しわけなく、深くおわび申し上げます。
本件は、2016年8月27日、午前8時50分ごろ、本町田2,524番地路上において、3R推進課職員が運転するごみ収集車両により発生した交通事故でございます。
事故の概要でございますが、ごみ収集場所に向かうごみ収集車両が信号待ちで停車していた相手車両の後部に追突し、同車両の運転者を負傷させたものでございます。
損害賠償額は、治療費、休業損害及び慰謝料等の合計で207万3,801円でございます。
この金額につきましては、報告第5号と同じく、
公益社団法人全国市有物件災害共済会から全額補填されております。
また、この車両の運転者への対物賠償につきましては、2016年第4回
町田市議会定例会においてご報告させていただいております。
以上、報告承認案件について、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いいたします。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
報告第5号を採決いたします。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本件は承認されました。
報告第6号を採決いたします。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本件は承認されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第5
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○議長(吉田つとむ) 日程第5、第61号議案外議案4件を一括議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
副市長 髙橋豊君。
〔副市長髙橋豊登壇〕
◎副市長(髙橋豊) それでは、第61号議案
小学校通学路防犯カメラシステム購入について、ご説明申し上げます。
本議案は、学校、地域などが行う通学路における児童の見守り活動を補完し、児童の安全を確保するために設置する
防犯カメラシステムの購入に係る物品供給契約を締結するものでございます。
内容といたしましては、町田市立町田第一小学校を初め、15校の通学路上に設置する記録一
体型屋外用ドーム型防犯カメラを75台購入するものでございます。
次に、第62号議案 町田市
地域コミュニティバス運行事業に使用するバスの購入について、ご説明申し上げます。
本議案は、金森地区で2007年3月から運行している
地域コミュニティバス車両の老朽化に伴い、新たにバス車両を購入するため、物品供給契約を締結するものでございます。
内容といたしましては、乗車定員36人の小型ノンステップバス1台を購入するものでございます。
以上、契約議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、第64号議案
町田市民フォーラム共有床の買入れについて、ご説明申し上げます。
本議案は、
町田市民フォーラム共有床について4名の地権者から買い入れを行うものでございます。
町田市民フォーラムの所在地は、町田市原町田四丁目1番1の
サウスフロントタワー町田の3階と4階部分でございます。買い入れを行う共有床の合計面積は1,486.27平方メートルでございます。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 副市長 山田則人君。
〔副
市長山田則人登壇〕
◎副市長(山田則人) 引き続きまして、2議案につきましてご説明を申し上げます。
第65号議案 土地の買入れについて、ご説明申し上げます。
本議案は、
町田都市計画公園第5・5・5号「野津田公園」用地につきまして、
株式会社KADOKAWAより買い入れるものでございます。
土地の所在は、町田市小野路町1,206番2外8筆で、合計の面積は5,635.58平方メートルでございます。
予定価格は1億6,656万1,463円でございます。
次に、第66号議案 土地の買入れについて、ご説明申し上げます。
本議案は、「
鎌倉街道小野路宿ふるさとの森」用地につきまして、土地所有者より買い入れるものでございます。
土地の所在は、町田市小野路町4,145番1で、面積は9,440.58平方メートルでございます。
予定価格は、2,926万5,798円でございます。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
7番 渡場悟視議員。
〔7番渡場悟視登壇〕
◆7番(渡場悟視)
日本共産党市議団の一員として、第65号議案 土地の買入れについて質疑を行います。3点ございます。
まず、今回、野津田公園の都市計画決定が行われ、購入ということでありますが、既に購入済みの土地、今回購入した土地、それから計画にはあるがまだ未購入のものも含め、それぞれ件数、金額、そして面積についてお答えください。
次に、この議案としてかかっている土地の買い入れについて、今後のスケジュールはどうなっているのか。また、ほかの土地についてスケジュールはどうか。
それから3点目、この議案概要には、第二次
野津田公園整備基本計画において、将来像として掲げた自然の中で楽しむ
総合スポーツパークを目指して整備するためとありますが、この場所には何を整備する予定なのか。また、今後どのようなスケジュールで進める予定なのか。また、その予算はどの程度を見込んでいるのか。
以上、壇上から質疑をいたします。
○議長(吉田つとむ) 都市づくり部長 神蔵重徳君。
◎
都市づくり部長(神蔵重徳) ただいまの質疑にお答えいたします。
1点目、既に契約済みの件数と面積、取得価格ということです。現在のばら広場の用地が1件ございます。2013年9月に契約した件です。面積は8,580.76平方メートルです。取得価格は5,148万4,560円でございます。
今回議案の件につきましては、件数、金額、面積につきましては、件数は1件です。面積は5,635.58平方メートルです。取得価格は1億6,656万1,463円でございます。
未契約の拡張区域全体としましては、残りの件数としては11件ございます。面積としましては2万6,938.35平方メートルでございます。金額についてはまだ未定ということでございます。
質疑の2つ目、
整備スケジュールと今後のスケジュールについてということです。都市計画区域内におきます今後のスケジュールとしましては、今年度、基本設計を実施いたします。来年度は実施設計を実施いたしまして、2019年度より2021年度までで整備工事を行う予定です。議案にない部分につきましても、今回の都市計画決定を行った部分については同じスケジュールで進めていきたいと考えております。
3つ目、自然の中で
総合スポーツパークを目指すというところで、何を整備するのかというご質疑につきましては、今回の拡張区域につきましては、テニスコート、
多目的グラウンド、駐車場を整備する予定でございます。今後の詳細につきましては、基本設計・実施設計の中で詰めさせていただきたいと考えております。拡張区域の金額につきましては、用地費、整備費合わせまして15億円程度を今想定しているところでございます。
○議長(吉田つとむ) 7番 渡場悟視議員。
◆7番(渡場悟視) 今それぞれがお答えがございましたが、若干再質疑をさせていただきたいと思います。
まず1点目、まだ未契約の部分が11件あって、これが2万6,938.35平米あるということで、金額は当然まだ未定ということですけれども、今後見込みといいますか、どういうふうな予定で契約になっていくのかということの見込みをお伺いします。
それから、今年度は基本設計で、来年度が実施設計で、2019年度から整備工事が始まるということでしたが、その工事というのは、例えばテニスコートと駐車場、それから多目的広場をつくるということでしたが、どういう工事が主にされていくのか、そこをお尋ねしたいと思います。
○議長(吉田つとむ) 都市づくり部長 神蔵重徳君。
◎都市づくり部長(神蔵重徳) まず1点目の見込みの部分につきましては、都市計画決定している部分につきましては、先ほど申しました予定のとおり進めさせていただきたいと思います。都市計画決定をされていない拡張区域全体の残りの部分につきましては、今、都市計画区域に編入することに対しまして地権者との交渉中でございます。それがとれ次第、手続に入って整備の中に組み込んでいきたいと考えておりますが、今現在はまだ権利者の方と交渉中ということで、詳細のところは申し上げられないというところでございます。
続きまして、工事につきましては、あそこは結構斜面地でございますので、造成工事等が組まれて入ってきます。ただ、面積、年数、その他につきましては、現在、基本設計をやっている段階でございますので、その中で詳細を詰めさせていただきたいと考えております。
○議長(吉田つとむ) 7番 渡場悟視議員。
◆7番(渡場悟視) では、最後にもう1点、造成工事はこれから設計が始まるということですが、未契約、まだ契約をされていない部分も残されているということで、当然工事が始まると、工事しているところとしていないところと周辺に対する工事の影響が出てくると思いますが、そういうところで、例えばそういうことを踏まえて設計の変更というのはあるんでしょうか。
○議長(吉田つとむ) 都市づくり部長 神蔵重徳君。
◎
都市づくり部長(神蔵重徳) 基本的に設計をする段階において、周辺への影響というのは考慮して設計をいたします。ですので、よほどのことがない限り、途中での変更というのはあり得ないというふうに考えております。
○議長(吉田つとむ) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
7番 渡場悟視議員。
〔7番渡場悟視登壇〕
◆7番(渡場悟視)
日本共産党市議団の一員として、第65号議案 土地の買入れについて、反対の立場で討論を行います。
本議案は、第二次
野津田公園整備基本計画を具体化するための土地購入となっております。反対の理由としては、この第二次整備基本計画は、総額で73億円を要するという大型公共プロジェクトであり、先ほどの答弁の中でも、今回の土地購入費等だけでも15億円と膨大な金額が使われる事業であります。この事業に対して、住民の合意形成が十分に行われていると現時点では言えない、そういう理由で今回の第65号議案については反対をいたします。
○議長(吉田つとむ) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第61号議案を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第62号議案を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第64号議案を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第65号議案を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第66号議案を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
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―――――――◇――――――――
△日程第6
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○議長(吉田つとむ) 日程第6、第67号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
副市長 山田則人君。
〔副
市長山田則人登壇〕
◎副市長(山田則人) 第67号議案
忠生土地区画整理事業保留地補修費損害賠償金に係る訴訟提起について、ご説明申し上げます。
本議案は、忠生土地区画整理事業保留地の従前地所有者に対し、補修工事等費用の支払いに係る訴訟提起の承認を求めるものでございます。
内容といたしましては、2010年12月7日に発生した忠生土地区画整理事業保留地陥没の補修工事を市が代理で実施したため、その費用として920万7,656円の支払いを従前地所有者へ求めるものでございます。
従前地所有者は、現在アメリカ合衆国に居住しており、電子メールでの支払い催促や国際郵便にて督促状を送付しましたが、支払いに応じないため、訴訟手続により請求をするものでございます。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第67号議案を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。
〔表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
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―――――――◇――――――――
△日程第7
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○議長(吉田つとむ) 日程第7、第51号議案外議案16件を一括議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
副市長 髙橋豊君。
〔副市長髙橋豊登壇〕
◎副市長(髙橋豊) それでは、第51号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計補正予算(第2号)について、その概要をご説明申し上げます。
今回の補正予算は、2018年から2020年までの地域活動や市民活動を盛り上げるため、市民が考えるさまざまな夢やアイデアの実現を目指す「まちだ○ごと大作戦18-20」に係る予算を計上し、また、副次核である南町田駅周辺地区のにぎわいのあるまちづくりのために、2019年秋のまちびらき前の完成を目指し、南町田駅南北自由通路整備事業を前倒しして実施します。さらに、子育て・教育環境のさらなる充実を目指し、あわせて保護者の経済的な負担を軽減するため、小中学校入学準備金の単価の増額を行うとともに、入学準備金の小学校入学前支給を開始するほか、前年度分の精算に伴う国及び都への返還金、財政調整基金への積立金などについて編成しております。
タブレット98分の10ページ、補正予算書の4ページをごらんください。ページ番号につきましては、補正予算書のページ番号で今後この後ご説明申し上げます。
第1表、歳入歳出予算補正につきましては、まず歳入において、地方交付税、繰入金、繰越金、市債などについて増額計上しております。
5ページをごらんください。
歳出におきましては、総務費にて「まちだ○ごと大作戦18-20」事業や財政調整基金積立金など、民生費にて放課後子ども教室「まちとも」充実事業など、商工費にて企業等立地奨励事業など、土木費にて南町田駅南北自由通路整備事業、教育費にて小・中学校入学準備金支給事業などについて増額計上しております。その結果、歳入歳出それぞれ46億4,982万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,511億1,261万円とするものでございます。
6ページをごらんください。
第2表、債務負担行為補正につきましては、社会福祉法人悠々会高齢者福祉施設整備費補助事業ほか2件を追加するものでございます。
第3表、地方債補正につきましては、民設高齢者福祉施設整備事業ほか2件について、限度額をそれぞれ変更するものでございます。
それでは、歳入の主なものから順を追ってご説明申し上げます。
10ページをごらんください。
第10款、地方交付税10億1,749万4,000円の増額につきましては、普通交付税の交付見込みに基づく増額計上でございます。
第14款、国庫支出金3,226万8,000円の増額につきましては、文化財保存事業費補助を減額する一方で、生活保護費負担金などを増額計上しております。
第15款、都支出金2,997万円の増額につきましては、国庫支出金の減額にあわせて、文化財保存事業費補助を減額する一方で、放課後子ども教室一体型推進設備整備費補助、商店街ステップアップ応援事業費補助を新たに計上しております。
12ページ、第18款、繰入金1億7,089万3,000円の増額につきましては、決算に伴う介護保険事業会計、後期高齢者医療事業会計からの繰入金を増額計上しております。
第19款、繰越金33億5,933万5,000円の増額につきましては、前年度繰越金を増額計上しております。
第20款、諸収入16万7,000円の増額につきましては、新元気を出せ
商店街事業補助金返還金を新たに計上しております。
第21款、市債3,970万円の増額につきましては、高齢者福祉施設整備事業債などを減額する一方で、道路整備事業債を増額計上しております。
引き続きまして、歳出の主なものにつきまして、14ページからご説明申し上げます。
第1款、議会費1,584万円の減額につきましては、議員人件費の報酬などを減額計上しております。
第2款、総務費47億3,741万9,000円の増額につきましては、前年度決算剰余金の一部を財政調整基金に積み立てるほか、広報費のまちだ○ごと大作戦18-20事業実施支援委託料、市税過誤納還付金などを増額計上しております。
第3款、民生費5億6,811万3,000円の減額につきましては、児童青少年育成費の備品購入費などを増額する一方で、国民健康保険事業会計繰出金などを減額計上しております。また、前年度分の精算に伴う国・都支出金返還金を計上しております。
18ページ、第4款、衛生費1億4,019万1,000円の増額につきましては、資源化推進費の廃棄物減量再資源化等推進整備基金積立金、廃棄物処理施設運営費の廃棄物処理施設整備工事費を増額計上しております。また、前年度分の精算に伴う国・都支出金返還金を計上しております。
20ページ、第7款、商工費697万9,000円の増額につきましては、商工業振興対策費の商店会巡回相談委託料などを新たに計上するとともに、企業等立地奨励事業奨励金を増額計上しております。
第8款、土木費3億2,558万5,000円の増額につきましては、道路橋梁整備費の橋梁整備工事負担金を増額計上しております。
第10款、教育費2,360万6,000円の増額につきましては、文化財保護費の施設改修工事費などを減額する一方で、小中学校の就学援助費などを増額計上しております。
以上が
一般会計補正予算の概要でございます。
次に、第52号議案 平成29年度(2017年度)町田市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)について、その概要をご説明申し上げます。
補正予算書の31ページをごらんください。
今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ5億6,706万9,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ516億713万3,000円とするものでございます。
初めに、歳入からご説明申し上げます。
38ページをごらんください。
第3款、国庫支出金1,117万9,000円の増額につきましては、主に普通調整交付金の増額を見込んだものでございます。
第4款、療養給付費交付金7,478万6,000円の増額につきましては、退職被保険者等の医療に関する交付金で、社会保険診療報酬支払基金の決定によるものでございます。
第5款、前期高齢者交付金2億4,040万9,000円の増額につきましては、社会保険診療報酬支払基金の決定によるものでございます。
第6款、都支出金39万5,000円の減額につきましては、普通調整交付金の減額に伴うものでございます。
第8款、繰入金12億957万3,000円の減額につきましては、前年度より繰り越した額を勘案し、計上するものでございます。
40ページをごらんください。
第9款、繰越金14億4,574万円の増額につきましては、前年度の繰越金を計上するものでございます。
第10款、諸収入492万3,000円の増額につきましては、老人保健拠出金の清算による還付金を計上するものでございます。
続きまして、歳出について、ご説明申し上げます。
42ページをごらんください。
第1款、総務費1,190万7,000円の増額につきましては、基幹業務システムの更改に向けた電算システム導入委託料を計上するものでございます。
44ページをごらんください。
第3款、後期高齢者支援金等7,326万5,000円の増額、第4款、前期高齢者納付金等15万2,000円の減額、第5款、老人保健拠出金6万円の減額につきましては、いずれも社会保険診療報酬支払基金の決定によるものでございます。
46ページをごらんください。
第6款、介護納付金1億4,219万8,000円の増額につきましては、社会保険診療報酬支払基金の決定によるものでございます。
第8款、保健事業費21万5,000円の減額につきましては、特定健康診査における保険者会員負担金の決定に伴うものでございます。
第10款、諸支出金3億4,012万6,000円の増額につきましては、平成28年度国庫及び都支出金に係る返還金でございます。
以上が
国民健康保険事業会計補正予算の概要でございます。
次に、第54号議案 平成29年度(2017年度)町田市
介護保険事業会計補正予算(第1号)について、その概要をご説明申し上げます。
補正予算書の66ページをごらんください。
今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ9億1,979万3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ336億1,034万9,000円とするものでございます。
初めに、歳入からご説明申し上げます。
72ページをごらんください。
第3款、国庫支出金2,267万4,000円の増額につきましては、前年度の地域支援事業交付金額の確定に伴い計上するものでございます。
第4款、支払基金交付金2,531万2,000円の増額につきましては、前年度の介護給付費交付金額及び地域支援事業交付金額の確定に伴い計上するものでございます。
第5款、都支出金1,133万5,000円の増額につきましては、前年度の地域支援事業交付金額の確定に伴い計上するものでございます。
74ページをごらんください。
第6款、財産収入55万4,000円の増額につきましては、介護給付費準備基金の運用利子の増加によるものでございます。
第7款、繰入金3,841万6,000円の減額につきましては、前年度の事務費の確定によるものでございます。
第8款、繰越金8億9,833万4,000円の増額につきましては、前年度の繰越金を計上するものでございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
76ページをお開きください。
第4款、基金積立金6億3,239万9,000円の増額につきましては、前年度の保険給付費及び地域支援事業費の確定による保険料収入の剰余金及び介護給付費準備基金の運用利子の増加に伴うものでございます。
第5款、諸支出金2億8,739万4,000円の増額につきましては、前年度の保険給付費及び地域支援事業費の確定による国等への償還金及び一般会計への繰出金でございます。
以上が
介護保険事業会計補正予算の概要でございます。
次に、第55号議案 平成29年度(2017年度)町田市
後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)について、その概要をご説明申し上げます。
補正予算書の81ページをごらんください。
今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ9,860万1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ104億6,635万8,000円とするものでございます。
初めに、歳入からご説明申し上げます。
88ページをごらんください。
第4款、繰入金132万3,000円の増額につきましては、広域連合事務費繰入金の負担額確定によるものでございます。
第5款、繰越金7,461万5,000円の増額につきましては、前年度の繰越金を計上するものでございます。
第7款、広域連合支出金2,266万3,000円の増額につきましては、前年度精算に伴う保険料未収金補填分負担金返還金及び葬祭費負担金返還金でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
90ページをごらんください。
第2款、広域連合納付金2,116万7,000円の増額につきましては、広域連合事務費負担金の追加納付と保険料等負担金の追加納付が生じたことによるものでございます。
第5款、諸支出金7,743万4,000円の増額につきましては、前年度葬祭費交付金の精算に伴う返還金と、前年度後期高齢者医療事業会計の決算に伴う一般会計への繰出金を計上するものでございます。
以上が
後期高齢者医療事業会計補正予算の概要でございます。
以上、補正予算の議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、条例議案についてご説明申し上げます。
第56号議案 町田市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の一部改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。
内容といたしましては、番号法を引用している部分の号番号を改めます。
次に、第57号議案 町田市市税条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、地方税法等が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。
主な改正内容は4点ございます。
1点目は、固定資産税及び都市計画税の課税標準の軽減措置を規定するものでございます。家庭的保育事業、居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業の3事業の用に供する家屋及び償却資産につきましては、地方税法で規定されていた課税標準の軽減割合をわがまち特例として一定の範囲において条例で規定するもので、軽減割合は従来と同じ2分の1と規定するものでございます。また、新たに企業主導型保育事業に係る土地及び家屋につきましては、課税標準を2分の1に、緑地保全・緑化推進法人が設置した市民緑地の用に供する土地につきましては、課税標準を3分の2に軽減するよう、同じくわがまち特例として条例で規定します。
2点目は、法人市民税の法人税割の税率に関する規定を改めるものでございます。資本金または出資金の額が1億円を超える法人については12.1%から8.4%に、その他の法人については9.7%から6.0%に、それぞれ3.7%税率を引き下げるものでございます。適用は2019年10月1日以降に開始する事業年度からでございます。
3点目は、軽自動車税に関する規定を改めるものでございます。現在、都税である自動車取得税が廃止され、新たに環境性能割として軽自動車に関する部分を市税といたします。また、車体課税である現行の軽自動車税は、名称を軽自動車税の種別割といたします。適用は2019年10月1日取得分からでございます。
最後に4点目は、個人住民税の住宅ローン控除制度の適用期限を2年間延長するものでございます。これにより、2021年12月31日までに居住開始した方が控除対象となります。
次に、第58号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、消防団の団員確保を図ることを目的として、団員の任用の要件を改めるとともに、本部補佐を廃止し、副団長を増員することに伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正をするものです。
改正内容は、大きく分けて2点ございます。まず1点目として、町田市消防団の入団資格に関する規定を改め、市内在住に加え、市内勤務・在学を加えるものでございます。2点目として、本部補佐の廃止に伴い、報酬の欄から本部補佐の項目を削り、副団長の報酬金額を改めるものでございます。
次に、第59号議案 町田市
子どもセンター条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、町田市子どもセンター基本構想に基づき、町田第三中学校区に
木曽子どもクラブを設置するため、所要の改正をするものでございます。
以上、条例議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、契約議案について、ご説明申し上げます。
第63号議案 2017年度町田市
防災行政無線子局設備再
構築工事請負契約について、ご説明申し上げます。
本議案は、1991年から稼動を開始し、設備が老朽化している町田市
防災行政無線子局設備の設備を更新し、無線通信方式のデジタル化を図るとともに、市全域における適正配置を行うため、工事請負契約を締結するものでございます。
本工事の内容といたしましては、主に成瀬・鶴間地区の子局57局、また、市内各所の戸別受信機176機の更新及び無線通信方式のデジタル化を行うものでございます。加えて、難聴地域解消のため、市内各所に子局8局を新設いたします。
なお、今回の工事により、町田市防災行政無線の無線通信方式のデジタル化への移行が終了いたします。
以上、契約議案について、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、指定管理者の指定について、ご説明申し上げます。
第70号議案から第72号議案について、一括してご説明申し上げます。
本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定管理者を指定するものでございます。
初めに、第70号議案につきましては、
南大谷学童保育クラブを管理運営する指定管理者として、特定非営利活動法人町田市学童保育クラブの会を指定するものでございます。
指定管理期間は、平成30年4月1日から平成33年3月31日までの3年間でございます。
次に、第71号議案につきましては、
南大谷子どもクラブを管理運営する指定管理者として、特定非営利活動法人子育て・子育ち支援タグボートを指定するものでございます。
指定管理期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。
次に、第72号議案につきましては、
木曽子どもクラブを管理運営する指定管理者として、特定非営利活動法人ワーカーズコープを指定するものでございます。
指定管理期間は、平成30年1月1日から平成34年3月31日までの4年3カ月でございます。
なお、指定管理者の候補者につきましては、市内に事務所または事業所を有し、子どもに関する施設運営実績のある団体から候補者を募集し、町田市指定管理者候補者選考委員会の選考結果を参考に、最も適切に学童保育クラブなどを運営できる団体を選定いたしました。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 副市長 山田則人君。
〔副
市長山田則人登壇〕
◎副市長(山田則人) 引き続きまして、5議案につきましてご説明を申し上げます。
初めに、補正予算でございます。
第53号議案 平成29年度(2017年度)町田市
下水道事業会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。
補正予算書の52、53ページをごらんください。タブレット端末では98分の58、59ページでございます。以降、補正予算書のページでご説明いたします。
第1表、歳入歳出予算補正についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、歳入歳出をそれぞれ4,305万9,000円減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ120億9,216万5,000円とするものでございます。
54ページをごらんください。
第2表、地方債補正につきましては、限度額を29億7,530万円に増額補正するものでございます。
補正の主な内容をご説明いたします。
まず、歳入でございます。
58、59ページをごらんください。
第7款、繰越金6,905万9,000円の減額につきましては、前年度の決算により繰越金が確定したことに伴い、補正するものでございます。
第9款、市債2,600万円の増額につきましては、繰越金の減額に伴う財源構成の見直しによるものでございます。
続きまして、歳出でございます。
60、61ページをごらんください。
第1款、下水道費4,305万9,000円の減額につきましては、地方公営企業法適用に係る支援委託料の確定によるものでございます。
以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、条例案でございます。
第60号議案
町田市営住宅条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、子育て世帯に対する支援を目的として、市営住宅の使用者の資格要件を緩和するため、所要の改正をするものでございます。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、市道路線の認定及び廃止でございます。
第68号議案 市道路線の認定について、ご説明申し上げます。
本議案は、開発行為により築造された道路及び道路台帳を新たに調製した道路を町田市道として認定するものでございます。
認定する路線は、議案の1ページ、2ページに記載しております17路線で、総延長は1,103メートルでございます。
各路線の位置につきましては、3ページから19ページの認定略図にお示ししております。
次に、第69号議案 市道路線の廃止について、ご説明申し上げます。
本議案は、道路として機能のない路線を廃止するものでございます。
廃止する路線は、議案の1ページに記載しております3路線で、廃止総延長は270メートルでございます。
各路線の位置につきましては、2ページから4ページの廃止略図にお示ししております。
以上、市道路線の認定及び廃止の2議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
最後に、指定管理者の指定でございます。
第73号議案 金森市民住宅外1箇所の指定管理者の指定について、ご説明申し上げます。
本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、金森市営住宅内に2戸、忠生市営住宅内に3戸ございます市民住宅を管理運営させるため、指定管理者として東京都住宅供給公社を指定するものでございます。
当該市民住宅は、市営住宅に入居する高齢者等の自立生活を支援する生活協力員の住戸として、市営住宅と一体で建設しているため、当該市営住宅を管理させています東京都住宅供給公社を指定管理者として指定するものでございます。
指定期間は、2018年4月1日から2023年3月31日までの5年間でございます。
以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
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△日程第8
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○議長(吉田つとむ) 日程第8、認定第1号及び認定第2号を一括議題といたします。
本件について、市長から、提案理由の説明を求めます。
副市長 髙橋豊君。
〔副市長髙橋豊登壇〕
◎副市長(髙橋豊) それでは、認定第1号 平成28年度(2016年度)町田市一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定について、決算の概要をご説明申し上げます。
平成28年度の市政運営に当たりましては、町田市基本計画「まちだ未来づくりプラン」と、その実行計画である「町田市新5ヵ年計画」の最終年度として、計画の目標達成に向けて取り組んでまいりました。そのため、町田市の平成28年度予算は、新たな着眼、柔軟な発想に基づく取り組みを行い、さきに述べました計画の目標達成に向けた予算編成を行いました。
また、予算執行に当たりましては、引き続き計画的かつ適正な執行に努めてまいりました。
それでは、一般会計から順を追ってご説明申し上げます。
タブレット502分の13ページ、決算書8ページをお開きください。以後、ページ番号につきましては決算書のページ番号でご説明いたします。
平成28年度の町田市一般会計歳入決算額は1,453億9,521万円で、前年度に比べて33億5,214万円、2.3%の減、歳出決算額は1,407億7,556万円で、前年度に比べて30億1,410万円、2.1%の減となりました。歳入から歳出を差し引いた形式収支は46億1,966万円となり、翌年度へ繰り越すべき財源2億6,032万円を差し引いた実質収支額は43億5,934万円となりました。これにつきましては、22ページに記載しております。
続きまして、9ページから14ページの歳入につきましてご説明申し上げます。
歳入のうち、第1款、市税収入は686億9,122万円で、前年度に比べて3億1,740万円、0.5%の増となりました。増減の内訳でございますが、法人市民税が前年度に比べて3億4,055万円、8.5%の減となった一方で、個人市民税は4億263万円、1.3%の増、固定資産税についても2億2,708万円、0.9%の増となりました。このほか、分担金及び負担金、国庫支出金、都支出金、繰越金などで前年度を上回る決算となりました。
このうち、第14款、国庫支出金は264億6,792万円で、前年度に比べて2億5,660万円、1.0%の増、第15款、都支出金は183億3,415万円で、前年度に比べて6億5,942万円、3.7%の増、第19款、繰越金は49億5,770万円で、前年度に比べて5億5,955万円、12.7%の増となりました。
一方で、利子割交付金、地方消費税交付金、地方交付税、財産収入、市債などでは、前年度を下回る決算となりました。このうち、第6款、地方消費税交付金は85億8,537万円で、前年度に比べて9億8,160万円、10.3%の減、第16款、財産収入は7億8,994万円で、前年度に比べて4億8,305万円、37.9%の減、第21款、市債は47億1,520万円で、前年度に比べて19億3,400万円、29.1%の減となりました。
歳入決算額の主な構成比は、市税が47.3%、国庫支出金が18.2%、都支出金が12.6%、地方消費税交付金が5.9%、繰越金が3.4%、市債が3.3%となっております。市税の構成比は、前年度に比べて1.3ポイント上昇いたしました。また、歳入決算額の予算現額に対する収入率は97.4%となっております。
続きまして、15ページから18ページの歳出につきましてご説明いたします。
歳出のうち、前年度に比べて決算額が増加したものは、民生費、消防費、災害復旧費、公債費でございます。このうち、第3款、民生費は755億9,715万円で、前年度に比べて17億4,614万円、2.4%の増となっております。これは、高齢年金生活者等支援臨時福祉給付金や経済対策分臨時福祉給付金の皆増などによるものでございます。第12款、公債費は62億6,080万円で、前年度に比べて2億871万円、3.4%の増となっております。これは償還元金の増によるものでございます。
一方、前年度に比べて決算額が減少したものは、議会費、総務費、衛生費、商工費、土木費、教育費などでございます。このうち、第2款、総務費は183億2,049万円で、前年度に比べて11億6,179万円、6.0%の減となっております。これは財政調整基金積立金などの減によるものでございます。第10款、教育費は113億2,975万円で、前年度に比べて28億469万円、19.8%の減となっております。これは鶴川第一小学校建替事業費の減などによるものでございます。
歳出決算額の主な構成比は、民生費が53.7%、総務費が13.0%、衛生費が8.4%、教育費が8.0%、土木費が7.3%となっております。また、歳出決算額の予算現額に対する執行率は94.3%となっております。
以上、一般会計の決算概要についてご説明申し上げました。
詳細につきましては、25ページから320ページまでの一般会計歳入歳出決算事項別明細書に記載してございます。
市財政を取り巻く環境につきましては、景気回復の兆しは見られるものの、その見通しは依然として厳しい状況にあります。このような状況の中にあっても、社会情勢や環境の変化に迅速に対応し、未来へつなげる施策を展開していかなければなりません。歳入の確保に最大限努め、生産性の向上などの公共サービス改革を着実に推進するとともに、選択と集中による今すべきことの重点的な実施に取り組み、厳しい財政状況に対応してまいりたいと存じます。
続きまして、特別会計の決算の概要についてご説明申し上げます。
初めに、324ページからの国民健康保険事業会計でございます。
歳入決算額は512億2,334万円、歳出決算額は496億7,760万円で、差し引き15億4,574万円を翌年度に繰り越しております。
次に、325ページの歳入でございますが、主なものは、第1款、国民健康保険税90億8,645万円、第3款、国庫支出金89億4,473万円、第5款、前期高齢者交付金117億405万円、第6款、都支出金29億8,835万円、第7款、共同事業交付金108億4,323万円、第8款、繰入金56億8,852万円でございます。
次に、327ページからの歳出でございますが、主なものは、第2款、保険給付費289億4,325万円、第3款、後期高齢者支援金等58億6,108万円、第6款、介護納付金22億674万円、第7款、共同事業拠出金112億548万円でございます。
詳細につきましては、337ページから366ページまでの国民健康保険事業会計歳入歳出決算事項別明細書に記載しております。
次に、370ページからの下水道事業会計でございます。
歳入決算額は111億87万円、歳出決算額が108億9,666万円で、歳入から歳出を差し引いた形式収支は2億420万円となりました。このうち、翌年度へ繰り越す財源を差し引いた実質収支額は1億8,094万円となり、これにつきましては378ページに記載されております。
続きまして、371ページからの歳入でございます。
歳入の主なものは、第2款、使用料及び手数料55億3,942万円、第3款、国庫支出金12億7,901万円、第6款、繰入金19億5,279万円、第9款、市債18億8,370万円でございます。
次に、373ページからの歳出でございます。
第1款、下水道費が70億3,560万円でございます。その主なものは、管渠費22億7,065万円、処理場費38億4,921万円でございます。また、第2款、公債費につきましては38億6,107万円でございます。
詳細につきましては、381ページから400ページまでの下水道事業会計歳入歳出決算事項別明細書に記載しております。
次に、404ページからの介護保険事業会計でございます。
歳入決算額は304億1,741万円、歳出決算額は294億4,408万円で、差し引き9億7,333万円を翌年度に繰り越しております。
続きまして、405ページからの歳入でございます。
主なものは、第1款、保険料72億417万円、第3款、国庫支出金60億8,681万円、第4款、支払基金交付金76億3,630万円、第5款、都支出金42億4,388万円、第7款、繰入金45億2,917万円でございます。
次に、407ページからの歳出でございます。
主なものは、第1款、総務費8億9,354万円、第2款、保険給付費272億2,090万円、第3款、地域支援事業費6億5,838万円などでございます。
詳細につきましては、415ページから438ページまでの介護保険事業会計歳入歳出決算事項別明細書に記載しております。
次に、442ページからの後期高齢者医療事業会計でございます。
歳入決算額は100億5,038万円、歳出決算額は99億7,577万円で、差し引き7,462万円を翌年度へ繰り越しております。
続きまして、443ページからの歳入でございますが、主なものは、第1款、後期高齢者医療保険料50億8,279万円、第5款、繰入金45億9,503万円でございます。
次に、445ページからの歳出でございます。主なものは、第2款、広域連合納付金92億1,939万円で、歳出額全体の92.4%を占め、その内容は、療養給付費や広域連合の事務費、保険料の東京都独自軽減等に関する町田市の負担金でございます。
詳細につきましては、453ページから466ページまでの後期高齢者医療事業会計歳入歳出決算事項別明細書に記載しております。
以上、一般会計及び特別会計の決算について、その概要をご説明申し上げました。
なお、事業の詳細につきましては、主要な施策の成果を説明する書類として「町田市課別・事業別行政評価シート」を、また、参考資料として「町田市の財務諸表」をあわせて提出させていただきました。
よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 副市長 山田則人君。
〔副
市長山田則人登壇〕
◎副市長(山田則人) 続きまして、認定第2号
平成28年度(2016年度)町田市
病院事業会計決算認定につきまして、決算の概要をご説明申し上げます。
平成28年度(2016年度)町田市病院事業会計決算書の2ページ及び3ページをごらんください。タブレット端末では43分の6ページ、7ページでございます。以降は決算書のページでご説明申し上げます。
それでは、ご説明いたします。
平成28年度町田市病院事業決算報告書でございます。この報告書は消費税及び地方消費税込みの額となっております。
まず、(1)収益的収入及び支出でございます。上の表の収入でございますが、病院事業収益の決算額は133億3,724万円となりました。内訳といたしまして、医業収益は117億9,875万円、医業外収益は15億2,036万円、特別利益は1,812万円でございます。
次に、下の表の支出でございます。病院事業費用の決算額は136億6,843万円となりました。内訳といたしましては、医業費用は130億6,414万円、医業外費用は5億6,306万円、特別損失は4,124万円でございます。
4ページ及び5ページをごらんください。
(2)資本的収入及び支出でございます。上の表の収入でございますが、資本的収入の決算額は6億8,581万円となりました。内訳は、企業債6億1,310万円、固定資産売却代金11万円、都補助金7,260万円でございます。
下の表の支出でございますが、資本的支出の決算額は13億5,980万円で、内訳は、建設改良費6億9,974万円と企業債償還金6億6,006万円でございます。建設改良費の内訳は、自家発電設備等の更新に伴う工事請負費などの病院改築費5億7,499万円と医療機器等の資産購入費1億2,474万円でございます。
以上の結果、4ページの一番下に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額6億7,399万円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額150万円と過年度分損益勘定留保資金6億7,249万円で補填いたしました。
続きまして、6ページをごらんください。
平成28年度町田市病院事業損益計算書でございます。この損益計算書は税抜きの額となっています。
概要についてご説明いたします。1の医業収益の主なものといたしまして、(1)の入院収益は75億8,290万円で、前年度に比べ5億7,773万円の増加、(2)の外来収益は35億3,243万円で、前年度に比べ4億3,867万円の減少となりました。医業収益全体では、117億7,813万円となり、前年度と比べ9,813万円増加しております。
2の医業費用でございます。主なものといたしまして、(1)の給与費が71億4,997万円で、前年度に比べ1億752万円の増加、(2)の材料費は28億8,931万円で3億3,801万円の減少、(3)の経費は17億8,788万円で788万円の増加、(4)の減価償却費は9億985万円で2億5,276万円の減少となりました。医業費用全体では128億2,637万円となり、前年度に比べ4億9,491万円減少いたしました。医業収益から医業費用を差し引いた医業収支は10億4,824万円の損失となりました。
続きまして、3の医業外収益でございますが、全体で15億1,378万円となり、前年度に比べ6,149万円減少いたしました。
4の医業外費用につきましては、全体で7億7,926万円となり、前年度に比べ4,671万円減少いたしました。これは(6)の雑損失が減少したことなどによるものでございます。この結果、経常損失として3億1,372万円を計上することとなりました。
続きまして、7ページをごらんください。
5の特別利益は1,812万円、6の特別損失は4,124万円でございます。
以上の結果、下から3行目でございますが、平成28年度におきましては、当年度純損失3億3,684万円を計上いたしました。なお、前年度繰越欠損金と合わせた当年度未処理欠損金は34億2,527万円となっております。
続きまして、8ページ、9ページをごらんください。
平成28年度町田市病院事業剰余金計算書でございます。
上から4段目の当年度変動額をごらんください。
資本金及び資本剰余金につきましては変動がございません。
9ページの未処理欠損金の欄をごらんください。
上から3段目の前年度繰越欠損金30億8,843万円に、当年度純損失3億3,684万円を加えた当年度未処理欠損金は34億2,527万円でございます。
続きまして、10ページをごらんください。
平成28年度町田市病院事業欠損金処理計算書(案)でございます。資本金、資本剰余金、未処理欠損金ともに処分額はなく、未処理欠損金全額を繰越欠損金とするものでございます。
続きまして、11ページをごらんください。
平成28年度町田市病院事業貸借対照表でございます。
まず、資産の部でございますが、1の固定資産につきましては、(1)の有形固定資産、(2)の無形固定資産及び(3)の投資その他の資産で、前年度末に比べ3億2,876万円減少し、134億9,767万円となりました。固定資産につきましては、20ページ及び21ページに固定資産明細書を掲載しておりますので、後ほどご参照をお願い申し上げます。
続きまして、2の流動資産につきましては、(1)の現金預金、(2)の未収金、12ページ、(3)の有価証券及び(4)の貯蔵品で44億4,489万円となり、前年度末に比べ4億9,474万円増加いたしました。これは主に、企業債により調達しました資金を充当した自家発電設備及び高額医療機器の整備費の支払いが翌年度となったことによるものでございます。資産の合計は179億4,256万円でございます。
次に、負債の部をごらんください。負債の合計は、3の固定負債、4の流動負債及び13ページ、5の繰延収益を合わせまして170億1,458万円でございます。
資本の部をごらんください。
資本の合計は、6の資本金と7の剰余金を合わせまして9億2,797万円でございます。
以上で決算の説明を終わります。
なお、決算額の明細及び注記につきましては、15ページから25ページの決算付属明細書に、事業報告書につきましては27ページ以降に掲載しております。
よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
この際、代表監査委員から、決算審査意見書についての説明を求めます。
代表監査委員 高野克浩君。
〔代表監査委員高野克浩登壇〕
◎代表監査委員(高野克浩) 平成28年度(2016年度)決算審査結果についてご説明申し上げます。
審査の対象は、地方自治法の規定に基づき審査に付された町田市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算並びに附属書類、町田市各基金の運用状況を示す書類、地方公営企業法の規定に基づき審査に付された町田市病院事業会計決算、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき審査に付された町田市健全化判断比率及び町田市各
公営企業会計資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類、これらが審査の対象となります。
審査に当たりましては、平成28年度を対象に実施しました定期監査及び例月出納検査の結果なども参考にし、総合的に判断しているところです。
審査の結果は、いずれも関係法令に準拠しており、その内容を適正に表示しているものと認められました。
それでは、審査内容から、主に一般会計及び普通会計について、財政状況を中心に意見を述べさせていただきます。
なお、決算審査意見の詳細につきましては、お手元の意見書をごらんいただきたいと存じます。
平成28年度町田市決算審査意見書の2ページをお開きください。
下の表ですが、一般会計の決算収支の状況でございます。実質収支額は黒字ですが、前年度と比べまして歳入歳出はいずれも減少しております。
まず、歳入についてですが、6ページをごらんください。
当年度は、地方交付税、地方消費税交付金、また、その他の交付金の減額が非常に大きかったという現実がございます。その一方で、市税に関しましては微増となっております。特別徴収の推進や未収債権を適正に管理、回収することで収納率の向上を図ったことが要因と推察します。市税以外の債権につきましても、引き続き公債権の徴収一元化に取り組んでいただきたいと思います。
今後、ふるさと納税に係る控除額の行方など、気になる事象もございます。また、国と地方公共団体の財政連携で見たとき、地方交付税、国庫支出金など市の持続可能な行財政の運営を脅かす可能性は否めません。ここに改めて自主財源確保の重要性を再認識していただきたいと考えます。
歳出についてですが、今年度も医療、介護の社会保障関係経費の増加により、民生費は増加となっております。また、不用額も多額になっております。一般に不用額は余剰を意味しますが、民生費の不用額は国、都への返還金が含まれており、精算が年度をまたぐため、特に収支を注意深く見る必要があります。
次に、本決算審査における財政構造の分析は、普通会計方式により行っております。財政構造を歳入、歳出別に見てまいりますと、歳入では歳入構造の安定性を示す自主財源が一般会計でご説明しました理由などにより、額、構成比ともに前年度に比べ上昇しているのに対し、歳出については財政構造の硬直化の要因となる義務的経費も額、構成比ともに上昇しております。義務的経費の上昇が自主財源のそれを上回っている状況です。特に扶助費の増加が目立ちます。
また、その弾力性を示す経常収支比率は、前年度に比べ3.4ポイント上昇して93.7%となっております。これは、経常一般財源では前年度に比べ地方消費税交付金などの多額の減少と経常経費充当一般財源では繰出金、物件費などの増加に起因しております。
地方消費税交付金につきましては、年度による生産時期のずれの影響を受けたことによる減少であるとはいうものの、本年度の財政分析指標からは財政構造の硬直化は進行していることになります。
このような状況のもとでも、市民のニーズは多様化し、取り組まなければならない課題も多く、職員を取り巻く環境は厳しくなっていると思います。しかし、そうした中にあっても、市民の信頼と負託に応えることが公務に携わる職員に求められる責務であると考えます。
10ページ、審査意見で述べましたが、市は、職員全員が社会状況や財政状況を認識し、新公会計制度から得られる情報をこれまで以上に活用するよう求め、中長期的な成果を見据えた事業運営を行う必要があります。
また、公共サービス改革を進める上でも、業務手順の再点検、整理合理化をしていかなければなりません。引き続き、住民の福祉の増進を図るという目的が達成されるよう、業務の有効性及び効率性を重視した行政運営に努められることを期待します。
以上をもちまして、決算審査の報告とさせていただきます。
○議長(吉田つとむ) 代表監査委員の説明は終わりました。
以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
お諮りいたします。議案調査等のため、8月29日及び30日は休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって、8月29日及び30日は休会することに決しました。
8月31日は定刻本会議を開き、一般質問を行いますのでご参集願います。
本日はこれをもって散会いたします。
午後2時37分 散会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 吉 田 つ と む
署名議員 森 本 せ い や
署名議員 田 中 の り こ...