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平成29年建設常任委員会(3月)-03月16日-01号
平成29年文教社会常任委員会(3月)-03月16日-01号

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  1. 町田市議会 2017-03-16
    平成29年建設常任委員会(3月)-03月16日-01号


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    平成29年建設常任委員会(3月)-03月16日-01号平成29年建設常任委員会(3月)  建設常任委員会記録 1 日時  平成29年(2017年)3月16日(木)午前10時 2 場所  第2委員会室 3 出席者 委員長 白川哲也       副委員長 石川好忠       委員 松葉ひろみ 佐藤和彦 谷沢和夫 川畑一隆          細野龍子 熊沢あやり おさむら敏明 4 出席説明員       文化スポーツ振興部長 文化スポーツ振興部次長 都市づくり部長       都市整備担当部長 下水道部長 下水道部次長 その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       事務局長 古谷健司 事務局課長 樋口貴晴       議事係長 佐藤義男 統括係長 髙橋和道
          担当 長谷川拓 6 速記士 三階佳子(澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                       平成29年(2017年)                      3月15日(水)午前10時                      3月16日(木)午前10時                             第2委員会室  1 環境資源部  (1)第 7 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 新たなごみの資源化施設について  (3)行政報告 第二次町田市環境マスタープラン後期アクションプランの策定について  2 建設部  (1)第 22 号議案 町田市特定公共物管理条例の一部を改正する条例  (2)第 27 号議案 東急田園都市線南町田南北自由通路整備事業及び南町田駅改札等設置事業に係る工事に関する施行協定  (3)第 34 号議案 市道路線の認定について  (4)第 35 号議案 市道路線の廃止について  (5)第 7 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算  (6)行政報告 新・町田市交通安全行動計画の策定について  3 都市づくり部  (1)第 23 号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例  (2)第 28 号議案 町田都市計画事業南町田周辺土地区画整理事業の事業執行に関する協定の一部を変更する協定  (3)第 29 号議案 町田都市計画事業南町田周辺土地区画整理事業鶴間公園南調整池再整備工事(施行地区外流域分工事)に関する施行協定の一部を変更する協定  (4)行政報告 「町田市住宅改修助成金交付要綱」の改正について  (5)請願第 7 号(28) 町田市住宅改修助成金環境性能向上工事の助成制度の継続を求める請願  (6)行政報告 南町田駅周辺地区拠点整備事業について  (7)行政報告 都市計画マスタープラン(実施方針編)の中間見直しについて  (8)行政報告 町田市地域コミュニティバス運行事業の制度変更について  (9)第 7 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算  4 下水道部  (1)第 31 号議案 町田市公共下水道事業(2015年度から2016年度までの事業の一部)に関する業務委託契約の一部を変更する契約  (2)第 32 号議案 町田市公共下水道事業(2017年度から2018年度までの事業の一部)に関する業務委託契約  (3)第 7 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算  (4)第 9 号議案 平成29年度(2017年度)町田市下水道事業会計予算  (5)行政報告 町田市下水道アクションプラン(2017年度~2021年度)の策定について  (6)行政報告 東京都における境川の治水対策について  (7)行政報告 浄化槽維持管理補助制度の改正について  5 特定事件の継続調査申し出について  6 委員派遣について  ────────────────────────────────────                午前10時 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  3月15日に続き、当建設常任委員会に付託されました案件について審査を行います。 △第7号議案(都市づくり部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、都市づくり部所管部分について、引き続き質疑を行います。 ◆松葉 委員 私から2項目なんですけれども、最初に、きのうの確認というか、野津田公園の件で何点か、ちょっとわかりにくかったので再度確認をさせていただきたいと思います。  今、手元にきのうの経済効果についての資料をいただいたんですけれども、たしかまちづくりラボ・サルベージというふうにおっしゃったかと思うんですけれども、そこの調査委託料というのはお幾らだったのか、確認させてください。 ◎文化スポーツ振興部次長 現在、私の頭の中に入っているのは19万何がしかという金額でございます。正式な金額はすぐ用意させてもらいます。 ◎文化スポーツ振興部長 19万9,800円、20万円弱です。 ◆松葉 委員 それはいつ行ったんでしょうか。 ◎文化スポーツ振興部長 契約期間は2017年1月から2月末まででございます。 ◆松葉 委員 わかりました。ありがとうございます。それは確認しました。  きのうの説明の中で金額がはっきりとしてきたわけなんですけれども、5ヵ年計画の中で野津田公園スポーツの森の整備について、この拡張区域の整備と大型映像装置、それから観客席の増設ということであるかと思うんです。  まず、拡張区域の整備についてなんですけれども、具体的に多目的グラウンドとかテニスコートとか、公園入り口付近の基本設計をということで、ただ、5ヵ年計画ですと、拡張区域の整備の目標値というのは、用地取得の完了をもって目標値、この5年間というふうになっているんですけれども、具体的にはどこを取得する予定地といいますか、わかれば教えていただきたいと思います。 ◎公園緑地課長 拡張で取得する用地につきましては、現在、野津田公園のバラ園がある東側になります。バラ園から、公園で言うと公園の区域のちょうど北側という形で約4ヘクタール、これを拡張する予定で、そこの用地取得を計上しております。 ◆松葉 委員 そうしますと、バラ園の東側4ヘクタールが、今回計上されている部分は一部ですよね。2億9,500万円ということでいいんですかね。 ◎用地担当課長 今の質疑につきまして、来年度の用地価格と補償につきましては、拡張区域で現在都市計画決定に同意していただいている方の区域の一部を取得予定で、その予算でございます。 ◆松葉 委員 そうすると、この拡張区域はトータルではお幾らになるんでしょうか。 ◎用地担当課長 今、構想の区域4ヘクタール全ての用地価格、補償を含めますと、概算ですが8億1,000万円を想定しております。 ◎公園緑地課長 若干補足ですが、バラ園のところはもう既に町田市用地になっておりますので、その分はかからないということで、残った部分約3.2ヘクタールの用地ということです。 ◆松葉 委員 わかりました。そうすると、大型映像装置が4億7,500万円、観客席の増設が今回は調査委託料ですけれども、たしかトータルで五、六十億円という話だったんです。  そうしますと、これはトータル的に見ると、5ヵ年計画ですと、拡張区域の整備と観客席の増設ということで、増設が2020年度に整備完了ということであるんですが、「予算概要」の50ページには用地取得の完了の予定というのはスケジュール的にはないんですけれども、公園の整備と観客席の増設とではどちらを先に進めるのでしょうか。 ◎公園緑地課長 観客席の整備と拡張、どちらが先かということだと思うんですが、用地取得については先にという形というか、ただ、実際の工事の部分で見ると並行してやっていく部分もございます。拡張区域も、こちらの5カ年の中では用地取得完了とありますが、並行して造成工事ですとか、そういったものは用地取得が終われば取りかかっていくということで考えておりますので、並行して進めていくということで考えております。 ◆松葉 委員 わかりました。  きのうの質疑の中でも、陸上競技場の整備についてですけれども、民間のところも検討はされていなかったというようなご答弁がありましたけれども、いろんな部分で市民の負担がふえて、行政も人員削減をしていくとか、いろんなことがされていく中で民間活用というのは検討されなかったというところで、市民感情としてはどうなのかなというか、そういうものはちょっと否めないかなと思いました。今後、その選択肢も加えていただきたいと思いますので、それは要望という形でしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎都市づくり部長 今、松葉委員からご要望というご意見だったんですが、こういう大きな事業でああいう施設をやる場合は、当然民間活力の検討というのはしなければいけないと思います。  野津田公園の今の施設を使うということになりますと、民間活力というと、今回のごみ焼却場もそうですけれども、いろんなやり方があって、最初から民間にやってもらって運営までやる方法もありますし、今回はもう既にあるところにやるので、今後の管理運営という部分になるのかなというところもあります。  その辺はきのうもお話ししたんですけれども、今現在、構想という段階のものでということでお話ししたんですが、今後、基本設計を進めていく中では、その辺も含めて、きのう、佐藤委員からも、その後の維持管理というお話をいただいている中で、そういったところも含めながら、やはり民間活力というのはいろんなやり方がございますので、それも検討の1つとして視野に入れながら今後進めていけたらと考えております。 ◆松葉 委員 わかりました。よろしくお願いします。  もう1点、「予算概要」の61ページと456ページなんですけれども、路線バスの件について確認をさせていただきたいと思います。  路線バスで今回、検証運行を行うということで、ワゴン車を3台購入されるということなんですけれども、このワゴン車については何人乗りなのかということと、どこが運営をしていくのかということを確認させてください。 ◎交通事業推進課長 ワゴン車が何人乗りかということなんですけれども、11人乗りのバスで、運転手が1人で10人バスに乗っております。運営事業者神奈川中央交通株式会社にお願いしようかと思っております。 ◆松葉 委員 そうしますと、検証運行ですけれども、運行経路も小山田桜台から唐木田駅東、多摩南部地域病院とあります。普通のバスと考えると、ワゴン車では立ち乗りとかはできないわけですけれども、これは路線バス扱いになるのか、デマンド交通的なものになるのか、定時定路線で運行するのかどうかというところを確認させてください。 ◎交通事業推進課長 こちらは11人乗り以上ということになりますので、路線バス扱いとなります。運行につきましては、定時定路線で既存のバス停を使うのと、あと630号線にはバス停がございませんので、そういった中でバス停を設けて定時定路線で行います。 ◆松葉 委員 そうしますと、例えば乗れる乗客が10人ということになると、定時定路線ですと、大体それで賄える、乗れない人はいないだろうという想定なんですか。やってみないとわからないというところがあるかと思うんですけれども。 ◎交通事業推進課長 バスは3台ということで、2台で運行します。1台は予備車になるんですけれども、2台で運行しますので、実際のところはスタートしてみないと何とも言えないんですけれども、実際に乗りこぼしがないような形で2台で運行していきたいと考えております。 ◆松葉 委員 では、その時間帯で2台一緒に行くという感じなんですかね。 ◎交通事業推進課長 どのようにというところはまだ決めかねているんですけれども、朝とか夕方の混む時間は2台、なるべく近いような状況で運行して、昼間の時間は少し間をあけて運行していくような形で進めていければいいなと考えております。 ◆松葉 委員 わかりました。そうしますと、今回、このルートで検証運行していくということなんですけれども、これが例えばほかの地域に適用する可能性というのは今後あるのかどうか、そこだけ確認させてください。 ◎交通事業推進課長 今のところ、ほかの地域でというのは考えておりません。 ◆松葉 委員 わかりました。ワゴン車を購入しての検証運行ということで初めての形態になるのかなと思うので、ほかの交通空白地区とか、また道が狭いところでしたりとか、バスがなかなか通りにくいところとか、これで成功すれば、そういうものも適用できるのかなと思いますので、今後検討をお願いしたいと思います。 ◎都市づくり部長 今回は検証運行で、路線バス導入を最終的に目指しているわけです。神奈川中央交通路線バス化には積極的なご意見を持っていまして、ボトルネックというんでしょうか、道路の整備等が終わって路線バスが入るようになれば、今回3台買うわけですから、それを今度活用して違うところはできるかなということで考えておりますので、買って今回で終わりではなくて、その車の活用というのは、今後そういう形で他の地域で同じようなことがあれば実験をしていくとか、そういう活用も視野には入れているところでございます。 ◆熊沢 委員 今のバスの件なんですが、まず、今のワゴン車両の件なんです。ということは、今回ここで3台、今、3台購入するのは何でかなと思ったから、部長が今お答えいただいたんですが、確認なんです。今は小山田のほうのを3台使います。神奈川中央交通に運営をしてもらいます。そこがうまくいった場合、ほかのところを乗るという形なんだと思うんですけれども、そうすると、今、玉川学園も含め、本町田も含めいろいろなところで、どんどんこういう形でバス路線を検証しながらふやしていく方向性でいきたいということでいいんですかね。 ◎交通事業推進課長 この唐木田のワゴン車につきましては、将来路線バスとして考えておりまして、それ以外に主な空白地区として玉川学園とか、それ以外にある空白地区につきましては、コミュニティバス事業として考えていくことで考えております。 ◆熊沢 委員 あと、路線バスとして運行するということとそうではなくて運行するというのは、さっき11人以上だと路線バスで、それ以下だとそうでないのの違いがわからないんですが、申しわけないです、教えていただければありがたいんですが。だから、路線バスだとバス停にとまります、そうでないと、もしかしたら手を挙げたらとまるの、そういうわけでもないんですよね。何か違うのかなと思ったので、もしわかったらでいいんですが。  バスのことは後にして続けて聞くと、この間、説明で住居表示の件を金井町のほうで進めていくというお話だったんですが、いつも言うんですが、453ページのところを見ると「住所の表示を実施することで、警察や消防の緊急時対応がしやすく」といつも書いてあるんですが、いつも私が住居表示の審査会に出ると、警察と消防はそういうわけではないと。住居表示のせいで早く着かないわけではないというふうにいつも言うんですが、そういうふうに書いてあるんだけれども、こうではなくて本当にほかの理由があるのではないか。
     実施するのは住民の理解はあるのかもしれないけれども、住居表示でないと安心して暮らせないのかななんて思ってしまう部分もあるんですが、その辺、私はちょっと文言を変えたほうがいいんじゃないかなと思うのと、金井町の住居表示のスケジュール的なものを教えていただければ。金井町というのは、今あるほうは、片方は住居表示になっていますよね。鶴川街道から分かれてやっているので、多分反対側の金井町のほうをやるのだと思うんですが、どのようなスケジュールになっているのか教えていただけますか。 ◎土地利用調整課長 まず、スケジュール的な話をお話しさせていただきたいと思います。  来年度は上半期で地元に、いろいろ町内会等と調整を行っていきたいと思います。その中で1つ考えているのは、まず懇談会を後半、下半期に行おうと今想定していますが、その前段で地域全体に向けて確実に皆さんに、こういう事業をこれから進めていきたいといったお知らせ、周知をまずしていきたいと思っております。  ですから、後半戦で懇談会を始めて、懇談会も少し今までと比べて長く期間をとって、回数も少しふやしてと考えていますので、来年度の後半から1年ほどかけてやっていきたいと思っています。その後、今まで通ってきた道と同じですけれども、議会のご承認をいただいたり、周知を重ねていくところで、最終的には今2020年にこの事業は実施をする目標で進めております。 ◆熊沢 委員 金井町のところだと、玉川学園と入り組んでいるところもあるんですが、今回の中では玉川学園のものが金井町に入るとか、金井町が逆に玉川学園に行くとかというところまでは話は進んでいたりするんですかね。  あともう1個は、今、金井で住居表示されているところも、今の金井町も両方合わせて昔は金井町だったところを、住居表示が終わったところは金井だけれども、逆側は金井町のままで、そうすると、皆さん、金井という名前が変わってしまうのはやはり嫌だと思う部分があって、私が聞いたら、片方は金井だから、片方は金井町何丁目でいけばいいんじゃないかなんておっしゃっている方もいたので、その辺のことは地域の方々の声を聞いて、前回の件でいろいろと経験をされていると思いますので、ぜひじっくりと。  ただ、住居表示に関しては、私自身は余り必要ないと思っているという言い方は変なんですが、住居表示をするならば地番整備も一緒にすべきだというふうな考えを持っていますので、そういう意味でここのところの理由をもうちょっとわかりやすく書いていただきたいと思うのと、ただ、やろうというだけではなく、しっかりと――地域住民の方々も、やはりこれでは説明にならないと思うんですね。消防と警察は関係ないと言っているんだから、その辺は市としてもきちんと、どうして住居表示が必要なのか、地番整備と一緒ではなく住居表示がなぜ必要なのかということをしっかりと皆さんも共通の理解として持って、住居表示を進めていっていただければいいと思います。地域からの声をしっかりと受けてやってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎土地利用調整課長 今、委員からご指摘いただいたことは、こちらも非常に感じております。具体的に警察、消防等にも、現状でどうなのかということでヒアリング等も実は個別に伺っているところでございます。  そういった中で、まず、この事業自体が地域の皆さんにこういう事業だよということを知っていただくこと、それから今、委員に言っていただいたような必要性というところも、我々がきちんと整理した中でわかりやすいものをおつくりして、それを事業の前段で何とか周知していきたいと今思っています。その周知についても、できましたら確実にお届けしたいということで全戸配布等、そういった形できっちりと進めていきたいと思っております。 ◎交通事業推進課長 先ほどのバスの件なんですけれども、乗り合い事業は道路運送法という法律がございまして、それで11人以上であれば路線バスとして定められております。  しかし、一定の要件を満たしておりまして、地域公共交通会議というのがあるんですけれども、その会議で合意されれば、10人以下の車両を用いて乗り合い事業等をすることが可能となります。デマンドとか小型乗り合い交通というのがあるんですけれども、そういった小さいサイズの車両でも、人数に関係なく定時定路線でも運行は可能となります。 ◆熊沢 委員 先ほど朝の利用が多い時間は2台連なっていく、利用が少ないときはほかのルートに回すとかということは逆にできないわけですね。例えて言うならば、事業者が違うから運転手さんも違うから、逆によくコミュニティバスで便をふやしてほしいというと、その時間帯ではなくて、1日トータルでバス1台分と運転手さんの分を考えて便数をふやさなきゃいけないから、赤字になっちゃうよとか、何とかだよという話があると思うんですね。  だから、3台あると、1日3台分を忙しいときだけ動かして、それ以外のときに別に寝かせておくわけにはいかないと思うんですが、そういうときの扱いはどういうふうになっているのかなと。いや、事業者が一緒だったら「玉ちゃんバス」に回せないかなとかというのは思ったんですけれども、そうではなくて、逆に朝、今のルートが忙しいときではないときに必要なところに回すということはできるものなんですか、できないものなんですか。 ◎交通事業推進課長 ほかのところに回すかというご質疑なんですけれども、まずは路線バスに向けて検証運行ということで進めていく事業でございます。1台は必ず予備車を設けなければならないということで、1台は予備車なんですけれども、2台につきましては、どれだけ乗るかというのをまず確認したいということで、同じ路線で小山田桜台から唐木田方面に向かって検証運行ということを進めていきたいと考えております。 ◆熊沢 委員 意外とバス便がなくて不便な地域というのは、1時間に1本ぐらいしかなくて不便な地域というところも市内にはかなり多くて、逆に乗りこぼしが多くて、1台分は必要ないけれども、このぐらいの人数のバスが朝なんかの混む時間帯に走ってくれるとすごくいいなと思うような気持ちのところもあるので、今すぐは無理だと思うんですが、もし今後そういうことができるようだったら、そういうふうにしていっていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎都市づくり部長 3台のうち1台は予備車で使わないんですね。今回、このルートというのは、警察とか道路管理者とか、あと関係する多摩市だとか、いろいろ協議してルートを決めてスタートさせる事業なので、今回の余ったものをほかへ持っていくということは非常に難しいと思います。  先日、神奈川中央交通とお話ししたら、現在、運転手さんの確保が非常に難しいらしいです。今の運転手さんの平均年齢が実は50代だそうです。若い方が全然いなくて、本来、通常1,000人ぐらい募集しているところ、3割ぐらいしか来ないとか、神奈川中央交通の運転手不足というのは非常に喫緊の課題で確保が一番難しいということを言われているので、そういう形で臨機応変に運転手さんを活用するということが難しいと聞いています。  今回は、この路線をまずはやらせていただいて、そこが路線バス化されて、その車両を使わなくなったときには、当然それまでに他の地域でいろいろ協議が進んでくれば、そちらへ回してそこで今度実験をやって、そのニーズ等を現実に走らせて把握するとか、そこも路線バス化、あるいはコミュニティバス化を図っていくということで積極的にいろいろ対応できるのかなと思いますので、熊沢委員のおっしゃられたように、不便地区はまだたくさんありますので、そういったところでフルに活用できるような進め方を今後できればいいなと考えているところでございます。  ルートも、まだどういうふうに走るかわからないんですが、多分朝は10人乗りだと乗りこぼしがあると思うので、そこを2台で連節バスのように走らせるのがいいのか。例えば休憩等、片道30分ぐらいはどうしてもかかるんですよ。そうすると、2台ですから、行って帰ってくるだけで1時間かかると、1本ずつ交互に回してあげると、片方が帰りで、片方が行きのほうを走っていると、大体うまいぐあいに回るのかなと思っています。  その辺は今アンケート調査をやって、どういう活用をして、何時台に乗りますかというのをお聞きしているので、その辺の結果を踏まえながら少し臨機応変に活用できたらなと考えています。 ◆熊沢 委員 確かに、この間の鶴川から本町田を通っていくときも、意外とみんなが想像していなかったところから人がたくさん乗って、思っていたところから意外と乗らなかったというのもありまして、3回変えながら、いろいろと模索はしていただいている部分はあるとは思うんですね。  やはり皆さんが想定されていたのと違うところで起こる部分もあって、「玉ちゃんバス」もいろんな声があって、さっき言った金井町のほうにバスが出ていることによって、あそこの住宅の方々が駅に出やすくなったから、そうすると、ますますあの辺が変わってきたり、これから藤の台の計画もあるみたいだけれども、藤の台のほうもまた変わってくるのかなというふうに思いますので、バスがないと生活ができない地域だと思うので、ぜひ皆さんしっかりとやっていただければなと思います。  もう1個、456ページのところに、ちょうど市役所、市民ホールの前のところでバスを2つに分ける。わかりづらいから2つに分けるというので、多分これは境川団地方面と市民病院とか、あと本町田のほうに行くバスとに分けるんだと思うんです。  ただ、一方で山崎団地のほうに行くのは、境川団地でも市民病院でも、どっちのバス停でも両方乗れる人がいたりとか、もう1個は、以前は目の不自由な方がバスセンターがすごくわかりにくかったので、わざわざ市役所、市民ホールまで来れば、待っていれば必ずバスがとまるから、そこにいればほぼほぼ全てのバスがとまるから、すごく楽だから、ここにわざわざ来るんだというような声も聞いたことがあって、逆にバスで声を出してもらうというと変ですけれども、あくと「どこ行きですよ」と言ってもらえるとすごく乗りやすいというのもあったので、その辺も踏まえて、2つに分けたほうが利用しやすい部分もあって2つに分けるというふうに決まって、2つに分けるのもいいことだと思うんですが、そういう方々もいるというのもあるので、もうちょっと。  今のままだと、ただ2つに分けただけだと、すごくわかりにくいんですね。どっちが境川で、どっちが市民ホールとか、いつも乗っている人だと、ああ、あれは境川団地経由だなとか、こっちは市民病院経由だなといって、自分の乗るバスがどっちだかは毎日乗っている人はわかるけれども、市役所に来る人って、毎日市役所に来るのは職員さんぐらいだからね。だから、あとの方々は、市役所に来るなんて一生に何度ぐらいしかない、5回ぐらいしかないんだと思うので、乗りなれていない人が乗りやすいような形でサインをするなりしていただきたいと思うんですが、その辺はどのようにやられていますか。 ◎交通事業推進課長 わかりやすさということが一番重要になると思いますので、1カ所新しくバス停を設けることによって、わかりやすく利用できるようにバス事業者とも調整していきたいと考えております。  あと、耳の不自由な方とかがいらっしゃいますので、1カ所を分けた際には、音声ガイダンスを導入するなど、バス事業者と一緒に工夫しながら調整をさせていただきたいと考えております。 ◆熊沢 委員 では、次に薬師池なんですが、ゲートハウスをつくられることで、あそこの前の道路の拡幅もこれからあって、中央分離帯ができる。459ページね。中央分離帯の問題とか、さまざま出てくるとは思うんですね。私としては、あそこにちょうど広い土地があったので、あそこにゲートハウスなんでしょうけれども、いつも思うんですが、行きに誰もお土産は買わないんじゃないかなと思うのと、帰りに中央分離帯があったら、今井谷戸からわざわざUターンしてゲートハウスまでは行かないだろうなと思うんですね。  あそこに車をとめて歩いていく距離でもないですしね。なので、もうつくると決まっちゃったんだからつくるのかなとは思うんですが、つくりました、利用者は実際にそんなですとなっても困るので、その辺のことはどのように考えられているのかなと。  あと、野菜を売ったって、朝早くみんな来て車の中に野菜を入れっ放しというわけにもいかないし、かといってロッカーに預けっ放しというわけにもいかないし、その辺のことはどういうふうにしていくのかなというのがあるので、ぜひお答えいただけますか。 ◎公園緑地課長 鎌倉街道の拡張によって4車線化され、中央分離帯ができるということなので、現在、駐車場をゲートハウスの鎌倉街道寄りに計画をしているところです。今、東京都の設計の中でも、出入り口につきまして、中央分離帯が切れるというか、そこをあけて、信号がつくかどうかは別として、そういった調整も進めているところではあります。  2点目として野菜を買うというところの部分でもあるんですが、確かに朝早く来て買って、それを目的に来られる方はいいんでしょうけれども、あとは野菜も常時補充をしていくということで伺っておりますので、帰りとか、そういったものを買いながら、そんなようなことで鮮度を保つということを、これは利用者の方にも工夫をしていただくということはありますが、そんな考えでございます。 ◆熊沢 委員 だから、帰りには寄らないって思うんですが、皆さんが考えたって、確かに帰りにお土産は買う。だけれども、変な話、反対側にゲートハウスがあれば、みんなが寄る。例えばガソリンスタンド側にあれば、帰りにみんなが寄る。でもなかったら、今、薬師池の駐車場があるあたりとか、向こう側、越えたところとかならばみんな行くけれども、薬師池に今から向かうのに、みんなはまず先に薬師池に行きたいじゃない。  だから、手前にゲートハウスをつくるならば、別にもうつくると決まった、土地も購入した。だったら、行く前に寄ってもらう何かをつくるのか、逆に帰りに必ず寄ってもらえるような環境をつくっていかないと、そうしたら逆に薬師池に来た人が使うのではなくて、そうじゃない人が使うというような形にしていかないと、あそこにできたって、中央分離帯で2車線、2車線の4車線で鎌倉街道で、信号もつかなくて入り口だけあけますといったって危なくてしようがないよね。その辺のことを考えて、野菜のことだけじゃないから、どういうふうに考えていますかと聞いているんです。 ◎公園緑地課長 今回設けるゲートハウスは、薬師池の玄関口として、そこにもそれ相当数の駐車場、150台程度を今予定しておりますが、そこを起点にして回遊していただくということも想定しております。ゲートハウスに来て、今の予定では眺望のいいところにレストランを設け、薬師池まで歩いて、また最後にゲートハウスに戻ってくる。そのようなことも想定をしながら、お買い求めいただくとか、そういったことを考えております。 ◆熊沢 委員 もうあそこにゲートハウスをつくるって決まって、土地も購入してやっているので、何かを考えてしっかりと行きに寄ってもらう、または帰りに寄ってもらう。あれば誰でも寄ってくれるわけではないと思うんです。道の駅だって皆さんいろいろと工夫されているから、たくさん人が来ている道の駅もあれば、そうでもないところも、クローズアップされるのは来てくれているところであって、来てくれていないところは、サービスエリアだって、人気のあるサービスエリアと人気のないサービスエリアがあったりとかするんですね。  例えがいいのか悪いのかわかりませんけれども、ディズニーランドですら、駐車場についているお土産屋さんだって、帰りはあいているけれども、朝はあいていないんですね。ディズニーランドに行く途中の大きいお土産屋さん、ショップがあるんですけれども、そこもあいているけれども、行きは中で使うグッズを買うぐらいで、混んでいるのは帰りだったりするので、荷物が重くなる。車に入れておけばいいというのもあるかもしれないけれども、中を見てから買いたいという気持ちがあると思うので、その辺は考えてきちんとやっていただかないと。  あのエリアで、そういうふうに失敗しましたではないけれども、閑散としちゃうと逆に、地域の方々も、何ができるんだろう、どういうふうにできるんだろうといいながら、渋滞ができるのも心配だけれども、そうじゃないのも心配だから、その辺はしっかりとやっていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、中央分離帯の件は、できればあの道路、全部中央分離帯をなくしたいと思ってはいるんですが、市がしっかりやってくれれば、地域住民の意見も聞いてもらえるかなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ◎公園緑地課長 集客できるようにいろんな工夫は今後も考えていきたいと考えております。  また、中央分離帯につきましても、東京都に働きかけて信号等をつくる、中央分離帯のところを切り開くというようなことで今後も調整は進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 それでは、何点か聞かせていただきます。  最初に確認だけさせていただきたいんですが、予算書37ページの公園駐車場使用料についてなんですけれども、昨年、条例改正した影響が含まれているのかどうか、その辺について、どれぐらいを見込まれているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎公園緑地課長 料金改定の分はまだ不透明なものがございますので、とりあえず前年度の実績を踏まえて計上しております。 ◆細野 委員 そうしますと、今回の予算にはそこの部分は入っていないということですけれども、制度は、条例改正された分の駐車場の負担はしていただく、どこかで補正予算とかいう形で出てくるということでしょうか。 ◎公園緑地課長 歳入が上がっていくというところになります。 ◆細野 委員 了解しました。  それと、同じく歳入の63ページの土木国庫補助金の中で、社会資本整備総合交付金のご説明の中で、原町田一丁目のまちづくりの事業についてということがご説明の中であったと思うんですが、これが歳出のほうでは、「予算概要」ではどこに含まれて、どのように活用されるのか。2017年度どのように利用されるのか、その辺のご説明をお願いします。 ◎地区街づくり課長 社会資本整備総合交付金の件ですが、こちらは中心市街地のまちづくりを具体的に進めるために、原町田一丁目地区について、2017年度に拠点整備のイメージの共有化を図って整備方針をまとめていくという作業を行う予定です。そこにこちらの社会資本整備総合交付金――国費ですが、充当していくということになります。 ◆細野 委員 そうしますと、中心市街地の計画づくりの中に入っているということで、原町田一丁目地区のまちづくりもそこで一緒に検討されるということなんでしょうか。項目を見たら入っていないなと思ったものですから。 ◎地区街づくり課長 「予算概要」ですと454ページになります。そちらの真ん中に主な事業というところがあるんですが、そこの中心市街地整備検討委託料というところがありますが、そちらに充当されることになります。 ◆細野 委員 そうしましたら、そちらのほうで中心市街地整備事業についても伺いたいんですが、その中に原町田一丁目のことも含まれるし、まちだ未来づくりプランの中に書き込まれた原町田を含む中心市街地の町田駅周辺の魅力を向上させるプロジェクトということで全体に検討されていくということなんですが、この2017年度、どこまで、どのような形で事業を計画していらっしゃるのでしょうか。 ◎地区街づくり課長 こちらの中心市街地の件ですが、まず、原町田一丁目、小田急町田駅周辺地区の2点について予算を計上しています。  小田急町田駅の周辺につきましては、交通結節点としてのターミナル機能の強化と新たなにぎわいの創出、誰もが快適に歩くことができるまちづくりを戦略として、中心市街地の利便性の向上と魅力の増大を図っていくという内容になります。先ほど言われましたまちづくり計画の中では、プロジェクト4の快適で便利な交通ターミナルをつくるプロジェクトとプロジェクト5の南の玄関口のまちづくりプロジェクトに当たってくるかと思います。  そして、小田急町田駅周辺地区については、町田駅周辺には市有地がございません。再開発などといったさまざまな手法を広く視野に入れて、整備手法の検討を来年度は進めていきたいと思っております。  そして、原町田一丁目につきましては、市営駐車場の老朽化、機能更新に伴って2010年度より検討を進めておりますが、2017年度は地権者との協議を進めるとともに、JR町田駅南側における市街地の整備の方針を取りまとめていく予定でございます。 ◆細野 委員 計画づくりという段階でも、なかなか難しい、かなり壮大なプロジェクトになりますので、時間的にかかるだろうと思いますが、2017年度に完成させるもの、あるいは一定の形にしていくものというのは、この計画の中で重点項目が挙げられていますので、ここを重点にしながら、検討になっているものが多いんですけれども、どこら辺まで形にしていくのか。  また、具体化がイメージできないと、それぞれの予算とか具体的にかかってくる費用なんかの概算というのは出ないと思うんですが、その辺はいつごろ出されるんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 おっしゃるとおり、中心市街地の小田急町田駅周辺についてはまだこれから時間がかかる事業になってきますが、原町田一丁目地区につきましては、2017年度に市街地の整備の方針を取りまとめていく予定になっております。 ◆細野 委員 そうしますと、原町田一丁目については事業の状況がほぼ確定するということで今動いているということでよろしいのでしょうか。そして、駐車場ということで先ほどお話がありましたけれども、原町田一丁目の町全体の計画もあわせて出るということなんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 まずは方針を固めまして、地権者の同意をとっていくという作業がこれからございます。まずは市の方針を固めて、地権者の同意をどうとっていくかというところで、その同意のとれ次第というか、状況によってスケジュールが変わっていくような形になります。 ◆細野 委員 そうしますと、これから事業を確定し、地権者の方とはこれから打ち合わせということで、費用的なもの、4つ全部出せというのはなかなか難しいのかなというふうに思うんですが、原町田一丁目のまちづくりについては、2017年度をかけて確定していくというところだと思うんですけれども、今どの辺まで来ていて、明確にできるものとか報告できるものというのがありましたらお示しいただきたいと思います。 ◎地区街づくり課長 今お示しできるところというのが、まず整備内容についてもこれからの検討になりますので、金額的には概算も出せる状態ではございません。周辺地区の市街地再開発事業などを見てみますと、海老名駅西口にできたららぽーととか、そういうところであれば、事業として約55億円とか、そういうような金額がかかっているとかという事例はございます。 ◆細野 委員 似たようなイメージで整備されている地域ということで、今、海老名駅周辺という形でお示しいただいたということでよろしいのでしょうか。海老名のららぽーと側の駅周辺の整備を検討されているということなんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 申しわけございません。そういう意味ではございません。全く示せる材料がなかったので、周辺地区でやっている事例を挙げただけで、これをイメージしているとか、そういうことでは全くございませんので。 ◆細野 委員 余り無理してお聞きしても不確定なものが出てくるとまずいでしょうから、了解しました。原町田一丁目については2017年度に確定していくということで、これからそういったものも含めて議会に対してはお示しいただくということでよろしいのでしょうか。  また、かかわる周辺の皆さんへの情報提供というのはどのような形で今後行っていくんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 事業の進捗状況によって議会には随時報告させていただきます。  周辺地区の情報提供につきましては、地主さんとの調整結果にもよりますけれども、中心市街地活性化協議会を通じてだとか、そういうところで情報発信というのはしていきたいと思っております。 ◆細野 委員 了解しました。  そのほか、今回4点ということで定められている、この抽出された理由というのは、この辺から進めていきやすいところということで、10項目あるプロジェクトの内容のうち、特に4つのプロジェクトというふうに選んだということか、どういう観点でこの4つを選ばれたのでしょうか。 ◎地区街づくり課長 抽出した理由としまして、プロジェクトの中にはハード的なもの、ソフト的なもの両方ありますけれども、比較的今すぐ取りかかれるというのがソフト面だと思いますが、ハード的なもので今のところ動きやすいというか、たまたま原町田一丁目地区につきましては地権者の数がそう多くないというところで、現実性が高いというところで挙げております。 ◆細野 委員 めどとして2017年度はこの4つということですけれども、ほかの事由も含めても中心市街地の活性化ということを進めていくと思うんです。この4点については2017年度だけで完了するものではないというお話だったと思うんですが、ほかのところも1つずつ片づいたら入れかえていくというようなイメージでよろしいのでしょうか。 ◎地区街づくり課長 単年度で終わりというようなプロジェクトはございません。そこいら辺をきっかけにしながら、どんどん発展していくというような、幾つかプロジェクトがある中で並行して進める中では、場合によっては複数のプロジェクトが協力し合ってやるようなことも今後生まれてくるかもしれませんので、そういうふうな形で継続していくという内容になっていきます。 ◆細野 委員 そうしますと、1つ動き出すと、隣の地域の問題も一緒に絡めて検討していくということで、10項目に分かれていますけれども、それがお互いに連動し合って動き出していくというようなイメージということなんですかね。 ◎地区街づくり課長 委員がおっしゃるとおりです。 ◆細野 委員 了解いたしました。  続きまして、「予算概要」の451ページ、都市計画事務について伺いたいと思います。いろいろ伺いたいことがあるんですが、1つは、鶴間公園・融合ゾーン魅力創出事業支援委託料が入っています。また、その前の鶴間公園再整備実施設計監修委託料については、恐らく融合ゾーンと鶴間公園との一体で監修もされていくということで、この辺について伺いたいんです。  そもそもこの融合ゾーンについては、もともとあった公共施設である道路を移行したものですけれども、この辺、どういう形になっているかを確認させていただきたいんです。公有財産というふうに位置づけたときに、これまで道路という形態で行政財産という位置づけだったと思うんですが、それがどういう形に変わったんでしょうか。この融合ゾーンの位置づけについて伺いたいと思うんです。 ◎都市政策課長 融合ゾーンの中で町田市が所有することを予定している場所がございます。これは土地区画整理事業によりまして宅地を再配置する。公共用地につきましては、道路ですとか公園につきましては、先日もお話しさせていただきましたように、区画整理の中でもう1度再配置をしているというところですので、町田市が所有する宅地をここに再配置する予定でございます。 ◆細野 委員 これまでの道路、行政財産、そこを形を変えてほかにつけかえたりしてということで、このC地区、融合ゾーンについては、宅地ということでは普通財産という形で位置づけが変わるということでよろしいのでしょうか。 ◎都市政策課長 区画整理事業の中においては、現在は普通財産という形で換地をする予定でございます。 ◆細野 委員 所有は市の土地になるということですので、今後の活用について、どのように検討しているか確認をさせていただきたいんですが、商業地域との隣接するところであり、そういう意味では融合ゾーンという言葉にあらわされるように、商業施設と公園との間を結んでいくような地区ということで設定されていると思うんです。今後、利用について、普通財産ですので処分も可能な用地ではあるんですけれども、将来、町田市としてこの所有についてはどのように検討していらっしゃるのか、確認をさせてください。 ◎都市政策課長 区画整理事業による宅地の再配置で融合ゾーンの中に市の宅地として約0.5ヘクタールを配置する予定でおります。今、委員がおっしゃいましたように、公園と商業のつながる中心的な場所になることから、地域住民、当然周辺の住民の方、あとは来街者が集まって活動する文化的活動拠点というふうに我々は考えているんですが、公共公益機能を集約的に配置することを想定しております。そういうことを考えて、地区計画等でも都市計画決定をして定めてきているということであります。  公共公益機能というものにつきましては、これまで一般質問でも重ねて答弁してきていますが、図書の機能ですとか集会、子どもの居場所など、それぞれ単品で置くのではなくて、さまざまな住民ニーズを複合させて、そこに設置をしていきたいと考えております。これを、民間活力を活用した整備運営手法がとれないかということで現在検討しているところです。  施設と同様に土地についても、市が土地を所有する、資産を所有するということがポイントとなると思うんですけれども、所有する、活用する手法として、民間事業者が事業展開することによって公共公益的な機能を確保するということを目指しております。実際、それがどのようなスキームであればかなうのか、まだ研究検討が必要な状況です。その結果によっては、市の宅地の活用方法が決まってくると考えております。  2017年度、鶴間公園・融合ゾーン魅力創出事業実施支援委託料というところで、そこを業務委託を通じて検討を進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 土地の活用については今後の流れの中で決まってくるというお話だったんですけれども、所有については市の土地として将来的にも保有していくというお考えということで、そこら辺が今の言い方ですとちょっと曖昧かなというので、その辺、もう1度お聞きしたい。  あと、上物として公共公益用地、住民の方から要望のあったものも取り入れながらということで検討されているというのは一般質問でも聞いたので、再度お聞かせいただいてありがとうございました。  そういう土地ということで、例えば東急電鉄が要望すれば、貸与したりとか貸し付けるということもできる財産の位置づけになっておりますので、もし要望すればですけれども、そういうことも検討されるのかどうか、その点もお聞かせください。 ◎都市政策課長 将来にわたっても市が所有するということは前提で考えております。東急電鉄が要望すれば貸し出すという話ではなくて、ここでどのような形で民間事業者が事業展開し、公共公益的な機能を確保できるかということで、別に東急電鉄を限定しているわけではありません。ただ、これまでパートナーとしてやってきたということもありますので、有力な候補者の一人ではあるというふうに考えております。 ◆細野 委員 了解いたしました。なかなか微妙な土地になるのかなと思います。  また、公共公益用地という位置づけも、企業に運営していただくということになれば、やはり一定の採算のとれるような事業ということが導入されていくのかなと思いますし、そういう意味では住民の方々が望んできた図書館であったり、子どもたちの居場所として子どもクラブなどの声も出ていましたけれども、そういった子どもの居場所としても、そういうニーズに沿うような形でぜひ検討していただきたいと思います。何といっても実効性のある、ちゃんと魅力があって、子どもたちの居場所として活用できる、あるいはきちんと住民や市民の皆さんに、利用者の皆さんに喜んでいただける施設になることを望んでおります。 ◎都市政策課長 細野委員からの今のご質疑の中で、1点だけ補足の説明をさせていただきたいと思います。  この融合ゾーンにつきましては、この地域の中心的な場所ということも含めまして、南町田の町や地域の価値ある空間、当然公共公益的な機能というところも含めまして、価値ある空間創造を優先するということが一番のポイントだと思っています。  ですので、当然民間事業者の参画を得て考えていくということを今前提にしておりますので、今後も市が直営して公の施設として整備していくという考え方は今のところ持っておりません。あくまでも民間の活力を利用しながら、施設を整備していくというふうに考えているところでございます。 ◆細野 委員 そうしますと、あくまでもそういった内容については、民間の手法を導入しながら、一定の利益も採算も得られるものを検討していらっしゃるということで受けとめました。  どういうものになるかはぜひ住民の方、利用者の方々の声というのをきちんと反映していただきたいですし、また、周辺の地域の方からは、もしそういった利用勝手の悪いようなものであればというか、公共公益用地として建物がつくられるよりも、あずまや的なそこで交流できるようなものでもいいんじゃないかという声も伺っているんですが、公共公益用地については絶対つくっていくものということで決定されているということなんですか、ちょっと確認させてください。 ◎都市政策課長 当然、市民の方から、今お話しにありましたように、そういう交流の場が欲しいですとか、先ほど来お話ししています図書の機能ですとか子どもの居場所、それらを考えていったときに、それなりの施設が必要であるというふうには考えております。  ですので、公共公益な機能、文化的な活動拠点というような言い方もしていますけれども、さまざまな活動ができる場所というところでの施設を考えており、そういう土地利用ができるような形で今、区画整理の土地の配置も考えているところでございます。
    ◆細野 委員 そもそも最初に要望が出たのが図書館という要望ですし、図書館への要望の大変強い地域でもあります。今、南町田リエゾンでも図書の機能を、そこで貸し出したり、受け取ったり、返したりするという地域でもありまして、やはりその要望が大変強いことはあるんですけれども、図書の機能を図書館としてではない別の機能で、子どもたちが絵本を読んだり、そういったスペースを確保するというイメージなんでしょうか。そこまであれですと、ちょっと具体的にその辺をお聞かせください。 ◎都市政策課長 そこに蔵書が必要かどうかということがこれからの議論になると思います。町田市として、そこにそれなりの数量の図書を備えつけなくてはいけないのか。今、南町田リエゾンでも貸し出し機能はやっております。それが本当に図書館ではなくて、そういう窓口機能だけあればいいのか、もしくはバーチャルなものがあればいいのか、もしくは実際に民間事業者などでも、カフェ的なものと併用している本屋もあると思います。今後、どのような形の展開が事業者とマッチングするのかということも含めまして検討を進めていきたいと思っています。  ですので、子どもの居場所、すなわち、絵本が読める場所というのも当然ある。そこが図書の機能だというふうには、重複はしてきますけれども、全く重ねているところではございません。 ◆細野 委員 今後の展開については、ぜひ当初要望された方々、あるいは地域の方々、住民の方々を含めて、途中段階で情報を提供しながら、ぜひ意見を吸い上げていただきたいと思います。ぜひそういうものも生かして、つくるのであれば、いいものをつくっていただきたいですし、要望しておきたいと思います。  続きまして、「予算概要」の456ページの交通輸送対策について伺います。バス利用促進等補助金、これについてはコミュニティバスの補助金ということでよろしいのでしょうか、その内容について、2017年度実施状況について伺いたいと思います。  あと、その車の車両購入ですけれども、この活用についてもお聞かせください。 ◎交通事業推進課長 まず、バス利用促進等補助金1,500万円なんですけれども、こちらは2つございまして、1つが先ほど申しました路線バスの検証運行ということで、小山田桜台から唐木田へ向かうためのワゴン車による補助金となります。もう1つがバス利用促進等総合対策事業補助金という項目で、上屋とかベンチを設置する費用になっております。  車両購入なんですが、こちらはコミュニティバスの車両1台ということで「かわせみ号」の車両を老朽化に伴い1台購入する予定にしております。 ◆細野 委員 上屋と椅子の配置など、大変要望の強い事業かと思うんですが、2017年度は何カ所、また、どの地域を予定していらっしゃるんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 上屋2カ所とベンチ2カ所を予定しております。具体的な場所につきましては、上屋につきましては町田郵便局前のバス停の上屋1カ所、あと町田木曽会館前の2カ所、ベンチにつきましてはやくし台センターに設置する予定でおります。 ◆細野 委員 1カ所幾らぐらい補助金が出されているのか。また、前にお聞きしたら、結構要望は10何カ所と、市民の方から直接要望を受けているものもあると思うんですが、その辺の解決の見通しというのはどれぐらいかかるんでしょうか。ちょっとピッチを上げて2カ所、ベンチと合わせて4カ所ということで検討していただいているんですけれども、さらにその辺の予定についてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。 ◎交通事業推進課長 費用につきましては、上屋2カ所とベンチ2カ所合わせまして370万円なんですけれども、このうちの半分、2分の1の補助を――済みません、上屋とベンチがお幾らずつぐらいというお話ですか。ちょっと済みません。 ◆細野 委員 補助金が1カ所、1つにつき幾らかで。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時15分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時17分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎交通事業推進課長 費用なんですけれども、上屋が1カ所180万円になります。これの2カ所で360万円、それとベンチが1カ所10万円になります。  あと、要望件数につきましては、現在20件ぐらい要望が来ております。利用者の多いところから順番に進めていく予定でおります。 ◆細野 委員 地域の状況もありますし、利用者だけでなく、要望の強いところをぜひ優先的に検討していただきたいと思います。これは要望にとどめておきます。  コミュニティバスについては、2017年度導入する新路線とかというのは具体的には検討されていないんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 2017年度にすぐにというところは今のところはございません。 ◆細野 委員 では、要望されているところ、あるいはかなり具体的に動かれているところがあると思うんですが、そういう地域についてはどのように把握していらっしゃるでしょうか。 ◎交通事業推進課長 現在要望のある箇所につきましては、まず、つくし野地区につきましてはつくし野駅から成瀬駅に向けての要望がございまして、こちらを進めております。あと、高ヶ坂、成瀬につきましても、同様に地域の方と一緒に協議会等で話をさせていただいております。 ◆細野 委員 相原とかは具体的には動いていないんですか。デマンド型という形になるのかと思いますが。 ◎交通事業推進課長 相原は昨年度から動いておりますので、引き続き2017年度も同様に動いていきます。 ◆細野 委員 新たに2つの路線を検討していただているということで、相原の課題は道路の狭隘というのもネックになっていたかと思いますが、その辺の解決の仕方についてはどのように行われているんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 相原につきましては、これから警察等と協議しながら、課題解決に向けて進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 そうしますと、2017年度の課題に具体的な事業としてのっかってくる可能性もあるということでしょうか。 ◎交通事業推進課長 相原につきましても、2017年度におきましては実証実験の委託の費用は組んでおります。 ◆細野 委員 そうすると、もう既に解決はしたんですかね。実証実験に向けても動かれるというふうな環境は整えたということでよろしいんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 まだ最終的な警視庁からの課題解決に向けての返事はいただいていませんので、これからそのあたりを解決して実証実験まで進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 一日も早く実証実験に向かわれて、公共交通網の整備を進められていくように要望しますが、そのほかに「かわせみ号」金森、1度廃止したルートについても地域の方々で今検討されている路線があるかと思うんですが、それについての受けとめとか、位置づけについてはいかがでしょうか。 ◎交通事業推進課長 金森の1度廃止した路線につきましても、地元の方たちと協議はさせていただいております。 ◆細野 委員 きのう出していただいた要綱のような形のものがあれば、廃止しなくて済んだなということを、お聞きしながらそう思っていたんですけれども、残念な結果になりましたが、ああいう新しい制度もつくっていただきましたので、ぜひ再度運行できるように、2017年度、ちょっと動きの後押しをよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、公園のことを伺わないとなと。せっかく都市づくり部ですので、総合的にお聞きしたいんですが、池川議員の一般質問の中で南町田駅拠点整備の計画と3つの森構想、いずれも都市づくり部ですので、この5カ年の計画の中で幾らかかるのかということで質問したときに、198億5,000万円というお答えがあったんですが、それぞれの事業について幾らになるのか。また、それが今年度載っていると思いますが、1年間で幾らなのかをお聞きしたいと思います。 ◎公園緑地課長 それぞれの2017年度の事業ということだと思いますが、来年度、まず薬師池公園四季彩の杜事業につきましては5億1,935万1,000円を予定しております。野津田公園につきましては13億2,785万8,000円を計上しております。芹ヶ谷公園につきましては5,574万円を予定しております。あと、鶴間公園の整備については、実施設計につきまして4,184万8,000円を計上しております。 ◆細野 委員 南町田のことも、5カ年の事業の中で聞いたものについて、198億5,000万円に含まれていたんですか。ですから、南町田も含めてお願いします。 ◎都市政策課長 南町田は5カ年で73億8,000万円という形です。2017年度につきましては、自由通路込みで17億4,600万円という形で今考えております。 ◆細野 委員 ありがとうございました。  そうすると、公園のほうは3つ一緒で残りということですね。124億円ちょっとということで、3つの森も5カ年でかかるということでよろしいのでしょうか。 ◎公園緑地課長 5カ年で申し上げますと、芹ヶ谷公園が6億3,300万円という形になります。野津田公園が75億3,600万円、薬師池公園四季彩の杜が25億4,300万円、これが5カ年での計上で、合計で107億1,200万円という形になります。 ◆細野 委員 ありがとうございました。いずれにしろ、4つのプロジェクトで5カ年かけて相当な額が投入されるということで受けとめました。  その一方で、先ほどお聞きしましたが、財政が大変だということでいろいろなところで市民の方々への受益者負担適正化という方針のもとで値上げされたりということでありますけれども、あと補助金の廃止なども昨日検討されました。  そういう中で、こういった大型のプロジェクト、公共施設の整備事業ということについて、1つ1つは市民の方に喜ばれるものも含まれているとは思いますけれども、その辺についての考え方として、そういうふうに展開したということで都市づくり部としても、それを推進していくということで計画されたということで確認させてください。  そういう中で、市民の皆さんの受けとめとか合意とか、どのような配慮をされているのか、その辺について、情報提供も含めて、これからどのように行われるのでしょうか。 ◎都市政策課長 南町田につきましては、当然これまでの近隣の方々への検討会での説明会及びプロジェクト説明会で、これからも住民の方々への情報提供という形で事業の進捗についても常に情報を発信し、皆様に同意をいただけるような試みを続けていきたいと考えております。 ◆細野 委員 公園についてはいかがでしょうか。 ◎公園緑地課長 多額の財源を使うというところだと思いますけれども、財源の見通しにつきましては、町田市の新5ヵ年計画で示されているように、さまざまな経常経費等の縮減ですとか、歳入増に向けた取り組みによる増収、こういったことを踏まえながら、財源を確保していくというものでございます。あと、当然補助金、国費、都、そういったものの獲得の努力を進めていくというものでございます。 ◆細野 委員 野津田公園陸上競技場の整備について絞って伺いたいんですけれども、これまでもFC町田ゼルビアがJ2に参加するためということでさまざまな整備が行われてきて、それがメディアでも取り上げられたりということで、住民の方、市民の方々に情報が提供されてきた。そういう積み重ねがある中で、今回、J1を目指しての整備事業ということでは、その辺に対しての市民の感覚ということについてはどのように協議されたのでしょうか。 ◎文化スポーツ振興部長 ただいまのご質疑でございますけれども、2016シーズンの平均観客数が5,120人、年間で10万人をついに超したというようなところ、それから大型映像装置のふるさと納税へのPRなどによって、地道ではございますけれども、市民の方のご理解を得ようということと、最近でございますけれども、署名活動が今行われておりまして、2月後半から署名活動も行っております。要は野津田の整備について賛同しますというような署名でございます。 ◆細野 委員 そういう意味では、市民の皆さんの意見反映ということで、FC町田ゼルビアのファンの皆さんを初め、市民の方々もいろいろ動いていらっしゃるということでは伺っております。  その一方で、それ以外のサッカーをごらんにならない皆さん、でも、やっぱり町田市民としてホームチームを応援したいという思いはあると思うんですね。広島のカープを応援するような気持ちを市民の皆さんが持てれば本当にいいなというふうに思うんですが、その際に市のほうが先に立って、そういった競技場整備を進めていくという点では、そういう市民感覚の中で特別扱いみたいな感覚というのも出てくるのかなと思います。その辺に対する配慮というか、これから署名などの運動も行われていくということですが、そういったときに、今回、行われる観客席の増設という点でいろいろ検討はされていると思うんですが、何かそういう声というのは届いていないでしょうか。 ◎文化スポーツ振興部長 この増設工事を機に例えば新たなファミリー層、スタジアムで試合を見て帰るのではなくて、スタジアムでどんな楽しいことが起こるのか、いわゆる滞留をさせようというようなことも考えております。  それについては、例えばスタジアムの収益化として、スポーツ庁などが収益化を図る町田の知恵を支援してもらえるというようなことで、先日も伺ってきたんですけれども、まず1回見ていただいて、どういうアイデアをスタジアムに設ければ支援がいただけるのか、そういうところも考え、ただ2時間の試合を見て帰るのではなくて、その後にこういう楽しみ方があるんだというような仕掛けも考えつつ検討していきます。 ◆細野 委員 行って楽しめば盛り上がると思いますし、応援したい気持ちも出てくるということは十分理解するんですが、そのために市のトップの判断でこういうことが進められていくということで、やはり配慮もお願いしたいと思います。  それでは、今、公共施設の統廃合とかが進められている中で、今言った3つの森公園、それから南町田の施設の整備については最優先で進められておりますし、いろいろな再編計画、計画が立った後にできる施設ですので、そこからは外れると思いますが、この位置づけとして今後心配するのは、例えば公園ですと、そこで採算性を生む、利益を生むという公園は少ないですね。野津田公園のように、あるいは薬師池公園のように、そこでお店をつくり、収益を上げてというようなところもありますけれども、多くの公園というのは単に訪れて、そこで市民の方がのんびりしたり楽しむ、無料で楽しめるというスペースであります。  そういったところで、こういった大きな公園が整備され、そしてそこに財政投入されていくということは、先ほど言いましたけれども、ランニングコストを絞ったり、財政の使い方を見直して、どこかを絞っていくというときに、そういったこれまであった公園の役割、機能とかを圧縮したり、あるいは保全をしていく経費とかが縮減されていく、圧迫されていくという可能性はないのでしょうか。 ◎都市づくり部長 今、公園の採算性というところだと思うんですけれども、公園というのは公の園と書く、公園イコール採算性ということはないと思っています。  ただ、今の施策として訪れてもらう市とか、住みたい町とか、市のプライオリティーを上げていきながら、今後の人口減だとか税収減等への対応として定住促進というのも今回頭に出していますので、そういう方法の中で公園に来ていただいた方への新たな価値を創造していく。それに対する対価として採算性という部分が出てくるのかなと。その方法によっては、公園の種別、あるいは場所によってそれぞれ違う。  中心市街地のところは芸術の森という形でのプライオリティーをつけていくということで、野津田についてはスポーツの森、薬師池については四季彩の杜というような地域によってのプライオリティー、公園の特性を生かしたプライオリティーの中で収益を上げながら、プラスアルファの対価を求める。その魅力によって定住促進とか、いわゆる観光という面もあるし、そういったところを含めてトータル的なことで考えているということでご理解いただければと思います。 ◆細野 委員 そこら辺の政策的な誘導で進められてきた事業だというのは説明で伺ったんですけれども、そういうことによって、その財源を生み出すために経常経費とか、そういったところで見直しをかけ、あるいは公共施設の再編事業が進められていくというところの中で、1つ公園という公共施設に特化して見れば、そこを維持していくだけでも本当に大変だと思うんですね。  木の伐採であったり、いろんな植樹の手入れであったり、そういった今の形をそのまま保全していくだけでも費用がかかると思うんですが、その辺が影響を受けていく可能性については絶対ないと言えるのかどうか、その見直しの点についてはいかがでしょうか。 ◎都市政策課長 南町田もそうですし、公園整備も一緒だと思うんですけれども、いかに管理をしやすくするかというところがランニングコスト削減につながってきます。  管理のしやすさ、お金をかけずに管理ができるかというところが一番のポイントだと思いますので、全部それが民間事業でペイできるわけではありませんけれども、そういう形で民間の活力を入れながら、民間の手法を導入しながら、今のサービス水準を下げるということではありません。当然、それを維持向上していくために、なおかつ維持管理経費を落としていくということが一番のポイントになってくるということで、民間の事業者のそういった考え方、手法を導入することが今求められていると考えておりますので、今後もそういう方針で進めていきたいと思っております。 ◆細野 委員 例えば管理を民間委託にしていく、今だって指定管理にされているわけですので、そういう意味ではもう既にコストとかは大分削っていく方向で検討されてきたと思うんですね。管理とか運営というのを民間に委託していくことがイコール安上がりみたいな、効率性や採算性に結びつくというような論調があるんですけれども、同じことをやるのでも、それを安く上げるためには、一番効果のあるのは人件の削減だと思うんです。  指定管理などにして公園の状況なんかを見ていますと、指定管理者がまたより安い業者に委託したりしてやっているという様子も見受けられましたし、今は大分改善されていますけれども、そのことで公園の管理の仕方が変わってしまったりということがあったと思うんですが、何でもかんでも民間委託とか、官から民への委託で本当にいいのかなというふうに思うところなんです。  民のノウハウを導入して、民間活力を導入してということなんですが、具体的にどういうことを想定されているのか。例えば公園管理で民間に委託して管理費用を安くするといった場合に、今は指定管理という事業をもう既に入れられている公園の管理について、どのように検討されているのでしょうか。 ◎都市政策課長 これまでPFIの導入を検討してきたりですとか、要は全く今のままでは当然お金が減っていくということはないと思いますので、どう整備をしていくか。整備の段階から、どういうふうな形で管理のしやすさ――管理のしやすさということが、手間をかけないということが一番経費の削減になってくると思います。  手間をかけないというのは、コストだけではなくて、市の施設ですので、そこでの価値を高める、質を高めるということは当然必要です。当然、質を上げる、町田市の住民サービスを向上するために、民間がやったほうがより効率的なのか、官がやったほうが効率的なのかというのは比較検討はします。その中でどの手法がいいのか、どういう手法が望ましいのか、そこで収益を上げることによってコストが抑えられるのであれば、収益を上げることも選択肢の中の1つではないかと考えているところです。 ◎公園管理担当課長 民間活力の導入だとか、そういったことで今議論されているわけなんですけれども、市内には小さい公園なんかも含めると約800カ所、今、公園というのは実際にございます。  そのような中で維持管理をしていただく中には、やはり地域の活力というのは非常に重要なポイントでもありまして、地域の方が維持管理をしていただいている公園、地域の方の団体というのは今約200団体ありまして、その中で公園の維持管理をしていただいている公園数も380何カ所、そのぐらいの公園は地域の町内会だとか子ども会だとか、そういったところも管理をしていただいていて、市民協働での管理というのは非常に重要なのかなと思っています。  今後は、そういったところは、例えば学校のボランティアの活動で学校教育の授業の中で組み入れたりですとか、あとは近くにある企業で地域貢献なんかをしていただいている企業も多いですから、そういった中で企業の参加を促すだとか、そういったところの周知もしながら、地域の団体の活力を導入しながら維持管理については考えていきたいと思っております。 ◆細野 委員 そういった地域の住民の方も含めての民だということで、そうだなというふうに思いましたが、そういう力を引き出していく上でも、やはり行政のかかわり方というのは大変大事だと思いますし、丁寧に掘り起こしたり、また協力をしたりする。あとは任せましたよと手を引けないところがあると思うんですね。  ですから、それこそ市民の方の市民協働の力を引き出して協力してもらうという関係をつくっていき、それを支えていくためには、やはり公共施設が必要であったり、あるいはさまざまな市の職員の方々が時間はかかる、手間暇かかるけれども、丁寧に対応していくということが必要だと思うんです。  ですから、そういうことも含めて、恐らく公的な役割、公共の役割というのが大変多いと思いますし、とにかく採算性最優先で公共施設の統廃合とかも今進められていますし、あらゆるコストの見直しということで職員数なども見直しがかけられているわけですけれども、そういうことを掘り起こしていく上でも、公共の役割をしっかり守っていただきたいと思いますし、民間に委託したから、もうそれで大丈夫、安くなるというところでもないかなと。  こうした南町田の鉄道事業者との協力関係でまちづくりを進められていますけれども、そういう中で市も大変な思いもして、仕事もされていらっしゃって、そういう意味では本当にご苦労をかけていると思いますけれども、それも費用面では工事なども事業所にやってもらえば、企業にやってもらえば、企業のほうの言いなりで予算が決められていく。もちろん、協議をしながらということなんでしょうけれども、その辺のまちづくりでもいろいろ企業との連携という名のもとで、市のかかわり方なども規制されていく部分もあるのではないかなというふうに思います。  そうしたことで、こういった大型公共事業最優先で進められておりますが、その辺の見直しをしていただきたいと思います。 ◆谷沢 委員 1点だけ質疑いたします。  「予算概要」の464ページの空家利活用促進助成金についての内容なんですが、どういう段取りで市民の方が空き家を利用できるのか、その段取りを教えていただきたいんです。空き家があって、持ち主と自治会なり町内会なり、それなりの団体が交渉して、それが成り立った場合に、この促進助成金を市が出すというやり方なのか、その間に市がどういうかかわり方をするのか、その辺の段取りを教えていただきたいんです。 ◎住宅課長 こちらの空家利活用促進助成金、今回は600万円ということで計上させていただいています。この内容につきましては、地域の活性化及び公共公益的な利活用に適したものということで予算を計上しております。その内容としましては、1件は自治会・町内会を対象に、自治会・町内会で集会所をお持ちでない団体もかなりありますので、自治会集会所として空き家を活用する場合の改修費用ということで上げております。  もう1つは、その他の団体として、例えば高齢者関係ですとか子どもですとか、そういった地域の活性化に結びつくような団体が使用する際の空き家の改修工事の助成金として上げております。  空き家の所有者とそのような団体のマッチングに関しては、自治会集会所に関しましては市民協働推進課で自治会・町内会のそういった意向を聞きながら進めてまいります。一方、その他の活用につきましては、空き家の所有者から公共的な活用でぜひ空き家を使ってほしいという意向があった物件に関しましては、住宅課でそういった団体に意向を聞き取りながらマッチングをしていきたいと思っております。 ◆谷沢 委員 そうすると、2つだけあるんですが、1つは、物件情報は誰が掌握しているのか。市が掌握して、それをいろいろなところへ紹介しているのか、それともそうではなくて自治会・町内会があなた方、地域にある空き家を見つけて交渉してくれというふうに、勝手にやってくれというふうになっているのか、その辺の物件情報は誰が掌握しているのか、そこのところを教えていただきたい。  それから、空き家の所有者と空き家を公的なものに利用していきたいという交渉は、直接は自治会・町内会がやるということなんでしょうが、その間に市はどういう役割を果たすのか、それを促進するためにコーディネーターみたいな形でやっていただけるのか、その点はいかがでしょうか。 ◎住宅課長 1点目の物件の情報につきましては、住宅課で空き家の所有者に関してアンケート調査を行っております。その中で、そういった自治会集会所ですとか、地域の活性化に結びつくような利用ならば、ぜひ空き家を貸したいというような意向がある物件に関しましては、うちのほうで情報を集約して、そういった活用、高齢者の関係ですとか、そういった団体でマッチングすれば、うちのほうでそういった情報を提供、当然空き家の所有者の意向を確認しながら提供してまいります。  2つ目の借り手と貸し手の交渉につきましては、市の役割としましては、当然民間の空き家を自治会集会所として使う場合は、広さですとか用途ですとか、多少なりとも空き家の改修工事が必要になってまいります。そこのアドバイザー派遣も今回うちのほうで予算をとっておりますので、改修工事につきましては借り手もしくは所有者どちらかが空き家を利活用するための改修工事についてのアドバイザーと、どちらが費用を持っても助成するような形で市の役割は考えております。 ◆谷沢 委員 そうすると、空き家利活用促進をしたいという団体、自治会・町内会があれば、市の窓口に行って相談して、そこから始まるということで構わないわけですね。 ◎住宅課長 おっしゃるとおりです。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時55分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆川畑 委員 何点かお聞きます。  まず最初に、予算書の35ページの市営住宅使用料です。住宅使用料並びに共益費、駐車場使用料合わせて1億8,579万2,000円ということであります。歳出でいくと、「予算概要」の464ページで2億2,525万3,000円という形で、この辺は福祉政策として考えて差額の持ち出しがあるんですけれども、この市営住宅使用料の回収が現状としてどういう状況なのかどうか。言ってみれば、使用料よりも市営住宅にかかっている費用の差額に対して市としてどういう評価をしているのかをお聞かせください。  あわせて、予算書の43ページの建築指導手数料、これは開発もあれなんですけれども、1,211万1,000円あります。それで開発のほうもそうなんですけれども、457ページに予算の歳出が書かれているわけです。この差額については、どのように考えていくのか、その辺のところをお聞かせいただけますか。 ◎住宅課長 まず最初の使用料の関係なんですけれども、ここは現年分の使用料の徴収につきましては、予算を上げる際には2015年度の収納率を参考に予算計上しておるんですけれども、毎年、現年に関しましては約99%を超える収納率で使用料は徴収をさせていただいております。  もう1つの歳出との予算的な差なんですけれども、毎年、こちらの住宅使用料を市営住宅へ充当しておりますが、この中で、いわゆる計画修繕というもの、建物の長寿命化を図るもの、例えば外壁ですとか屋上防水ですとか、こういったものに関しましては国費の充当がありますので、国費をそれに充てまして、残りを純粋な一般の持ち出しといいますか、一般財源ということで、2017年度につきましては2,000万円ということで計上しております。こちらも毎年毎年その金額が多かったり少なかったりがなるべくないような平準化ということで、来年度予算には一般財源2,000万円ということで、なるべくいろんな建物の状況を毎年確認しながら、この水準をできるだけ保っていきたいと考えております。
    ◎建築開発審査課長 建築指導手数料1,200万円と建築開発事務の差ということでよろしいのかと思います。  建築開発事務については経常経費ということで、あと、職員人件がありますので、そちらへ充当させていただいています。 ◆川畑 委員 そうすると、建築指導関係については、しっかりと手数料が――収入が経費よりも上回っているというふうに理解していいですね。 ◎建築開発審査課長 かかる費用の部分についてはですが、人件を入れるとそこそこというところです。 ◆川畑 委員 何を聞きたいかというと、例えば民間とかいろんな形がスタートして、今の建築とか開発の人員がある程度しっかりと補えているのか、その辺のところを知りたくてお聞きした状態なんですよ。ちょっと回りくどい聞き方をしたんですけれども、その辺についてはいかがですか。 ◎建築開発審査課長 今、確認申請については民間でもできるということで、確認申請については市よりも民間に確認を出されるということで数は減っていますけれども、手間としてはほとんど変わらない部分があるということで、ちょっと厳しいところが状況としてはあります。 ◆川畑 委員 市営住宅のほうですけれども、464ページでは市営住宅使用料が1億7,671万7,000円とあって、予算書の歳入と数字がちょっと合わないところがあるんだけれども、どういうふうにして組み合わせをすればなるのか、その辺のところを教えてもらいたいと思います。特に財源の内訳でその他というのがあるんだけれども、このその他はどういったものとして考えればいいんですか。 ◎住宅課長 464ページのその他の1億7,900万円が、いわゆる使用料ということの金額になっております。市営住宅使用料は、予算的には歳入的に1億8,500万円計上しておりますので、管理代行ですとか修繕以外に市営住宅にかかわる事務等にも使用料を充当している次第でございます。 ◆川畑 委員 数字が足したり引いたりしてわからないところがあるんですけれども、考え方としては、市営住宅の使用料は全て市営住宅に使われているというふうに理解していいですか、確認をさせてください。 ◎住宅課長 あと、市営住宅にかかわる職員人件等にも宛てがっておりますので、市営住宅にかかわる人件に全て充当しているという次第になっております。 ◆川畑 委員 了解です。  今度は452ページの土地利用事務のところなんですが、基準点管理委託料とか、この辺があるんですけれども、地元の業者についての活用率はどんな状況なのか、地元の業者がかかわられているのか、そうではないのか、その実情を教えていただけますか。  あと、458ページの公園の中の市内800カ所、先ほども800ぐらいあるとおっしゃっていたけれども、800カ所の公園の園内の「LED化計画を策定します」とありますね。この中身を具体的に教えてもらえますか。 ◎土地利用調整課長 今お尋ねいただきました公共基準点の委託が市内の業者にどれほど出ているかというお話ですが、今年度であれば、はっきりと何件というのはないですけれども、半分ぐらいは市内業者に出ていると思われます。 ◎公園管理担当課長 今の458ページの市内800カ所の公園の園内灯の調査、LED化計画についてですけれども、こちらにつきましては、水銀に関する水俣条約に基づく水銀ランプの製造、輸出、あと輸入が2021年以降禁止になるということを受けまして、市内約800カ所の公園緑地等の園内灯を調査します。その調査をした結果、2017年度で調査委託をして、2018年度から3カ年かけてLEDにかえていくという内容でございます。行革プランの中でも、街路灯の関係で計画がのっていますので、それにも歩調を合わせるような形で進めていきたいと考えております。 ◆川畑 委員 そうすると、建設部でも聞けばよかったんだけれども、建設部は建設部でLED化計画を進めていて、公園の中の園内灯をLED化、本数としてどれぐらいあるんですか。結構な本数があって、LED化するといってもかなりの費用が伴うのだろうと思うんです。  また、それに伴って、せっかく導入するのであれば、経済効果ではないけれども、費用対効果をしっかりと把握するようにお願いしておきたいと思うんですが、その辺のところについてはどんな感じですか。 ◎公園管理担当課長 園内灯、市内800カ所の中で、新しくつくった公園なんかは既にもうLED化されているところもあって、そういった数字の把握がまずできていないというのと、あと柱などが腐食しているような部分もあるので、そういうものも含めて2017年度は全て調査したいと思っています。単純に1灯から2灯あれば、1,000灯から1,500灯ぐらいなのかなということは考えております。  あと、今後の費用対効果の点については、ESCO事業を導入するだとか、そういったことも含めて、まだ今ここでこれというのは決まっていないんですけれども、そういう費用対効果も含めて今後詳細は詰めていきたいということで考えております。 ◆川畑 委員 あと、公園関係で言うと、445ページのところにも書いてあるんですけれども、公園施設の長寿命化計画策定委託料が入っていますけれども、これは数年前にも長寿命化のものはやらなかったでしたか。たしかやったと記憶しているんですけれども、もしそうであれば、今回やるところはどういうところが違うのか、その辺のところを教えてもらえればなと思います。  あと、先ほど基準点の管理委託料で、市内業者に半分出ているということだったんですが、この辺の市内業者の発注の占有率をもっと高めてほしいと思うんですが、そういった可能性があるのかどうか、お答えください。 ◎土地利用調整課長 公共基準点の委託等については、仕事の中身等で当然市内業者にお任せできるものもあると思いますので、今後もそういうことを念頭に発注していきたいと思っております。 ◆川畑 委員 市内業者に聞くと、自分たちができることも、言ってみれば市外の業者に出されているケースもあるというようなことも聞いたりするんですよ。技術的な内容はわからないので、その辺は定かではないんですが、なるべく市内業者を育成するようなことも含めて、その辺のところは検討してもらえればなと、これは要望にとどめます。 ◎公園緑地課長 長寿命化の策定につきましては、先ほど申し上げましたLEDの関係の費用のみです。それ以外に工事として、長寿命化対策工事として来年度5,000万円の計上をしております。 ◆川畑 委員 そうすると、前回やっていた長寿命化計画になかったLED化計画をここに加味したということですか、そういう理解でいいですか。 ◎公園緑地課長 はい、そのとおりでございます。 ◆川畑 委員 そうすると、予算の書き方もわかるようにしておいてもらえれば、一々質疑しなくてもいいかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あと、454ページの相原のまちづくりの土地利用の誘導についてなんですが、ここは都市づくり部が丁寧に丁寧に地元と何度も何度も労力をかけてやっていただいているわけなんですけれども、いよいよ東口のアクセスも大体ルートが決定したというふうに聞いておりますので、この土地利用の誘導について、今年度の取り組み方を紹介していただければなと思います。  次の456ページなんですが、ちょっとお聞きしたいんですけれども、昨年、交通政策審議会の調査が終わって報告があった多摩都市モノレールの延伸、そして小田急多摩線共同調査、それぞれの調査ですね。毎年やっていくわけなんですけれども、これをずっと調査、調査、調査でしばらくはいくんでしょうけれども、この結果をタイミングよく出していかないと機運醸成にならないのではないかなというふうに思っているんですよ。ですから、この取り扱いをどのようにしていくのか、その辺のスケジュールとか内容がわかればお聞かせください。 ◎地区街づくり課長 相原駅周辺の土地利用の進め方ということですが、駅西口につきましては、道路整備が完了し、今後、地権者の方々が駅前としてどのような土地利用を望まれるのか、また、地元の機運の醸成が重要となってまいります。そのため、スケジュールについては、地権者の方々とともに見定めていきたいと考えております。今後としても、市としてはまちづくりの後押しや機運の醸成、手法といったところについてアドバイザー派遣などを行っていく予定でございます。アドバイザー派遣等を行って支援をしていくという考えでおります。 ◎交通事業推進課長 456ページ、多摩都市モノレールの小田急多摩線の必要となる調査とスケジュールだと思いますが、まず多摩都市モノレールに関しましては、現在、東京都等の関係者と連絡調整会議という会議になるんですが、その中で事業の進め方とか役割分担について協議を進めている状況でございます。  具体的な詳細内容につきましては、その動向を見ながら決定していくということになるんですけれども、2017年度に必要となる調査の内容につきましては、まずは延伸の早期実現に向けました路線計画などの検討調査を進めていきたいと考えております。  次に、小田急多摩線の延伸に必要となる調査なんですけれども、小田急多摩線につきましては、まずは収支採算性という課題が大きな課題として挙げられておりますので、収支採算性の向上策の検討というものを進めてまいりたいと考えております。小田急多摩線につきましても、今後のスケジュールとしましては相模原市だけではなくて、国や東京都や神奈川県等が入った関係者会議という会議がありますので、その中でいろいろとスケジュールを決めていきたいと考えております。 ◆川畑 委員 相原の西口のほうは、つまり、地権者の方々が集まって、あそこをどうやってまちづくりするか、これから非常に大事な場所に来るわけではないですか。その誘導の仕方というのはすごく大事だと私は思うんですけれども、単にコンサルタントだけ入れていいのか、それともある程度いろんな案を持っていって、それを土台にしていろいろ話していくときには、市が相当誘導するようなものをしていかないと、利害が絡むことがあるので非常に難しいのかなと思うんですが、その辺の市のかかわり方についてはどういう状況なんですか。今までと同じなのか、もっと積極的にやっていってもらいたいなと私は思っているんですが、その辺のところについてお聞かせいただければと思います。  あと、交通事業、モノレールも小田急多摩線の延伸もそうなんですけれども、例えばやっていることをホームページなり何なり、発表できる都度、その単位で結構なんですよ。披露をして知らしめて周知することを、そこにも結構労力をかけてほしいなと。えてして都市づくり部は技術者集団なので、凝って一生懸命やるんだけれども、外に打ち出すものがなかなかないので、そういったことをぜひやってほしいと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。 ◎地区街づくり課長 委員のおっしゃるとおり、ここからがかなり難しいところに入ってくるかと思います。まずはこれからの一番重要なところというのは、まちづくりの組織をつくるというところが一番重要になってくるかなというところで、これまで市のほうでかかわっていろんな勉強会等を行ってまいりましたが、この後につきましては、やはり地権者の皆様が主導でやっていかないことには次のステップに進めないという状況になっております。そのため、市の役割としても、核となる人物を探すような取り組みだとか、それに対する支援というのを積極的にやっていかなければいけないと認識しております。 ◎都市づくり部長 もう1点の多摩都市モノレールと小田急多摩線の調査内容なんですが、多摩都市モノレールは、さっき課長も言いましたように、事業主体は基本的に東京都になるかと思います。関連のところもあって、やっと協議の場になったということもあります。  あと、小田急多摩線のほうも相模原市、あるいは交通事業者も加わって、そちらの会議もことし新たな会議の進展になってきていて、そこでの調査の結果をやっていまして、おっしゃるとおり、やっているものを公表するというところは非常に重要だと思いますが、そういう中でどのタイミングで出すかというと、効果的に出すタイミングというのをしっかり見て、例えば多摩都市モノレールだと東京都が出す前に我々が出すことが可能かどうかというのは非常に微妙なところもありますので、効果的なタイミングをしっかり見きわめながら公表させていただければと思います。 ◆川畑 委員 私も長いこと議員をやっているので、その辺のところは重々わかって質疑しているつもりなんですよ。ですから、もちろん発表できることと発表できないこと、それは当然あると思うんですけれども、まとまってどおんと出すよりも、やはり出せる範囲内というのがあると思うんです。  例えば検討している内容だって、項目程度だったらできる、こういったレベル、項目も出せないんだったら、どういうことに今取り組んでいます。言ってみれば、そういうことを情報公開ではないんですけれども、伝えることが大事だと私は思うんですよ。あるときになって急に集まってやれと言われても困るじゃないですか。そういうことを言っているつもりなので、全てつまびらかにする、そんなことを私は言っているつもりではないので、その辺については重々承知していただければと思います。  あと、相原の駅については、非常にノウハウを持っている団体というか、人物、そういった方々の力も得なければいけないと思うので、それについては今まで以上に大変だと思いますけれども、力強く進めていただければなと思って、これは要望にとどめたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、相原を終わって野津田のほうに行きたいと思います。私、非常に大変な仕事を受けて職員がやっているんだなと思うんですよ。せっかくきのう資料要求した経済効果のものが出てきたので、これをそのまま質疑しないと大変失礼になるので、質疑をしたいと思います。  これでいくと、約50億円の経済効果がありますよということなんですが、この前提はどんな前提なんでしょうか。それと、この出てきた49億6,300万円に対して市はどんな評価をしているんですか。そのとおりだなと思っているんですが、それともこんなにいくわけないよと思っているのか、どういう評価をしているのか、まずお聞かせ願えますか。 ◎文化スポーツ振興部長 この前提でございますが、観客数を1万2,000人、ゲーム数を年間のホームゲーム20ゲームとして、観客の消費がどうかということで算定をしたものが、右ページをごらんいただくと、直接効果の計が一番下の合計欄、約31億円という答弁をさせていただきましたけれども、この額でございます。  左側の上の表でございますが、間接効果、これについては30億円が消費されることに伴って関連する産業などが発展をするというところを分析させていただいて、あらわしたものが約50億円ということでございます。  この評価でございますけれども、町田市は、きのう言いました業者に委託業務として発注して仕上げたものなんですけれども、具体的に言うと、参考の他サッカークラブとの比較をごらんいただくと、松本山雅というのが1行目にございます。松本山雅がJ1に上がったときの経済効果として算定したものを参考にさせていただいたということでございます。評価については、信頼に足るということです。 ◆川畑 委員 これは1回私は評価したほうがいいと思いますよ。経済産業省なんかも、言ってみれば、ワークシートなんかを提供して算出できるようなツールも提供しているし、それぞれの地域で、例えば北海道とか、いろんな形で県とかが提案しているものもあるんですね。そういったものをぜひ市としても、私は、この数値が正しいのかどうか、評価されたほうがいいかと思いますよ。  実際やっている業者、19万9,800円でしたか、約20万円で、たった1枚の紙を出しているわけではないと思うんですね。分厚いものを出された上でやっている。それは、私はきちんと市として評価をされたほうがいいと思います。  例えば間接効果が約19億円と書いてあるんですけれども、間接効果の資料は出ていないよね。だから、そうなってくるとどうなのかなと。個人的に言うと、直接効果は言ってみればクラブがもうかる話であって、市がもうかる話ではないわけですね。  だから、我々としては、間接効果がどれだけ出てくるのかというのがすごく大事な部分だと個人的には思っているんです。それがどういう形でこれを算出されたのか、いろんなところを調べてみると、例えば観客に、来ている人たちに、これからどうするんですかとヒアリングをしたりして、いろんな調査をして、幾らお金を出すんですかというようなことも全部やっているわけですよ。  今回これで、今の前提でいくと24万人がこのサッカースタジアムに来るわけですね。その人たちが、例えば半分であっても、市内に行ってお金を落としてくれるのであればいいんだけれども、私が行ってあそこで聞いている限りは、帰るのに一生懸命なんですよ。あそこでゲームが終わって、いかにそこから逃れるかにみんな一生懸命なの。  だから、そうなってくると、経済効果といっても、この間接効果、本当にそうなのかなというのは、私自身としてはすごく疑問を持つので、いや、疑問を持たなくてもいいですよ、このとおりですよと言ってくれればいいので、そういったものはぜひとも評価するような体制をとってもらえればなと私は思います。いかがですか。 ◎文化スポーツ振興部長 委員がおっしゃるとおり、何らかの方法で検証ができるようにしたいと思います。 ◆川畑 委員 これはFC町田ゼルビアだけではないんですよ。例えばさっき熊沢委員が言っていたあそこもそうだし、何か稼ぐ事業というか、そういうものであれば、ある程度そういった経済効果を把握する、本当はどこの部署がやればいいのかというのは、公園緑地課にやれと言ったって、それは無理だろうなと私は思うし、だから、そういったものはどこかでやるというような組織なり何か、部署なんかをつくっておいたほうがいいのかなと思いますけれども、ちょっと余計なことですけれども。  例えば、先シーズン頑張ったFC町田ゼルビアのJ2での経済効果はどうだったのか、この辺は押さえていますか。押さえているか、押さえていないかだけでいいんだけれども。 ◎文化スポーツ振興部長 具体的にはやっていないんですけれども、平均観客数というのが出ていますので、検証は可能かと思います。 ◆川畑 委員 ですから、ぜひともそういった追いかけるような体制をつくっておいてください。だって、これからお金を投入していこうというんだから、それはきちんとやるべきだと私は思いますので、これは強く要望しておきたいと思います。  あと、間接効果は資料がないけれども、大丈夫なのかなと思いますから、どうですか、答弁は何かありますか。 ◎文化スポーツ振興部長 こちらにつきましては、やはり経済産業省が出しているツールなどを使って、すごく細かい表で、私どもが今回使ったのが、総務省の産業関連表というのを用いたんですけれども、産業関連表については東京都のものもございますので、例えば東京都版でやったらどうなのか、総務省版でやったらどうなのかというところは比較できるのだと思います。  もう1点、先ほど帰るのに一生懸命だということ、本当に現状をあちわしているんですけれども、これをどうやったら帰らないで楽しむような、特にご家族で楽しむような、先ほど委員の中から広島球場の話をされていましたけれども、あそこはファミリー席ですとか、VIP席ですとか、いろいろなチケットを工夫しているようなので、そういうものも検討の材料かなというふうには思っています。 ◆川畑 委員 できれば町田市バージョンをつくってほしいと思うんですよ。産業関連表なんていうのは、そこにどういう数値を入れるかということ、店はどういう種類があるかということ、その比率で全部やっていけばできるはずですよ。だから、それを文化スポーツ振興部がやるかどうかは別ですよ。そういうやるべき部署をきちんとつくっておかないと、いかがかなと思います。  例えば都内なんかでいくと、いろんなお祭りがあるじゃないですか。さくらまつりとか、歌祭りとか、そういうものを全部経済効果を追いかけているところがあるんですよ。マラソンをやったときにどんな効果があったか。だから、そういった体制をやっぱりやっていくべきだろうと思うので、いい機会なので、ここはちょっと要望しておきたいと思います。  きのうから公園緑地課長が大変苦しい説明をしていたんですけれども、1つは、候補地を選定するのに物理的なもので選定しましたとあって、200メートル掛ける200メートルとありますね。言ってみれば4ヘクタールなんですけれども、これよりも小さいとスタジアムはできないんですか、その辺はいかがですか。 ◎公園緑地課長 あくまで標準的として考えております。ただ、現在の野津田公園にある陸上競技場を見れば、もう少し大きい。今の状態でももう少し大きいという状態が実情でございます。 ◆川畑 委員 文化スポーツ振興部長に聞きたいんですけれども、今、世の中の流れとして、このスタジアムというのはどういう流れですか。今言ったような大きなものをずっと維持していくような感じですか、国の動きとしてはどうですか。 ◎文化スポーツ振興部長 傾向としますと、大きいものはつくらないという傾向でございます。例えば、ラグビーのワールドカップが2019年にございます。釜石がそのスタジアムになっているんですけれども、あそこのスタジアムは1万席でつくるんですけれども、ワールドカップ終了後に5,000席に変更できるようになっているとか、先ほど出ました北九州のスタジアムは、今、1万5,000席でつくっているんですけれども、増築が可能なようなつくりになっています。ですから、海に面して、スタジアムから海が見えるようになっていて、そこが増設できるようなつくりになっているんです。その時代のニーズに合わせたスタジアムというのが標準的だと思います。 ◆川畑 委員 そうすると、北九州市のスタジアムの面積は幾らか教えてください――いいや、約2.7ヘクタールなんですよ。だから、公園緑地課長は、多分今の陸上競技場とか、そういったものも兼ねて見ると、どうしても4ヘクタール必要になってくる。どうしてもトラックが必要になってくるからね。今のスタジアムのあり方というのは、サッカーにしても、ラグビーにしても、ピッチに対してなるべく近づけるという考えでつくっているんですよ。そうすると、臨場感は出てくるし、すばらしい一体感が出てくるということで。  ですから、今の野津田競技場の走るところ、トラックをとってみれば多分なるんですけれども、トラックまで入れる必要は私はないと思っているんです。そうすると、北九州がやっている1万5,000人入っているスタジアムは2.7ヘクタールでできる。あそこは当初200メートル掛ける150メートルでやったみたいなんだけれども、そうすると3ヘクタールではないですか。でも、それが2.7ヘクタールでできているということは、ある程度のものに絞り込めると思うんです。  そうすると、公園緑地課長が言っていた4ヘクタールが入らないというところが入るようになるわけ。例えば2.5ヘクタールから2.7ヘクタールということは入るところがいっぱい出てくる。例えば多摩境駅前に小山白山公園というのがあります。これは約2.5ヘクタールなんです。駅から歩いて3分。例えば昨日もありましたけれども、森野住宅、あそこだって当てはめようとすると入っちゃう。  ですから、私は、そういったスタジアムのあり方を少し見直してもらって、それでもう少し候補地を見直すような時間を設けたほうがいいんじゃないかなと私は思っているんですけれども、いかがですか。 ◎文化スポーツ振興部長 200メートル掛ける200メートルのパターンと200メートル掛ける150メートル、両方のパターンで現在の町田市内を当たってみたところ、なかなか難しいというところでございまして、もし2.7ヘクタールですか、2.5ヘクタールで入るというようなところが候補地としてあれば、当然ですけれども、検討の余地ということになります。 ◆川畑 委員 結構いっぱいあると思いますよ。だって、教育センターなんかを当てはめるとすると、2.7ヘクタールまでいかないかもしれないけれども、あそこにつくり込もうというならできますよ。だって、グラウンド、ピッチだけはできるんだから。  だから、消去法ではなくて、どういうところがあるかというのを、僕は、これは公園緑地課がやることではないと思っているんです。だって、公園緑地課はあくまでも公園を見るところだから、教育センターだったらどこが見るのかわからないんですけれども、さっき言った小山白山公園もあるし、ちょっと歩けば小山ヶ丘の三ツ目山公園なんかがあるけれども、あれは5ヘクタールぐらいあるわけですよ。調整池だけで2.6ヘクタール。  だから、そういった候補地をもっと広げて、そこの中にどうつくり込むかというのをやってもらえればいいと思います。さっき言った北九州市のスタジアムをいろいろ調べてみると、建設は約99億円なんですよ。県から30億円出ている。残り約70億円でつくっている。しかも、市としては30年ぐらいの市債で世代を公平に分担しようという考え方でやっている。PFIでやっている。  だから、そうなると、すごく説得できるわけですよ。野津田でやったときに、50億円から60億円、5,000席をつくるだけで、屋根もつけると言っていますけれども、使うよとなったら、むしろスタジアムを考えたほうがいいんじゃないですかと言わざるを得ないんですけれども、それについてはいかがですか。 ◎文化スポーツ振興部長 今回、予算として提案をさせていただくのは、何回も同じ答えになりますけれども、市内に適地がなかったということで、野津田が一番適しているということで提案をさせていただきました。もしもう少し広く見ると、市域を越えるとか、極端な話、そういうことで可能であればと思ったんですけれども、それも試してみてだめだったんですね。 ◆川畑 委員 私はもっと努力すべきだと思いますよ。だって、北九州市は市の土地ではないんですよ。民有地を借りてやっているんですよ。約5,000万円借りてやっている。ネーミングライツで5,000万円、それをチャラにしている。だから、私は、もっともっと工夫してやる必要があると思うの。  だって、極端に言うと、5,000席つくるのに50億円から60億円ですよ。うちの家内に、例えば自分の椅子を1席1万円で買うというのなら私は何とか頑張れますよ。10万円の椅子となった段階で、これはもう大変な戦闘モードですよね。それが今度100万円といったら、どうやって説明するのか。今、単純計算すると1席100万円ですよ。だから、そういう感覚を私は持ってほしい。  せっかく公会計を真っ先に入れた自治体で、費用対効果をもっと身近に考えてほしい。私は市民に説明できないし、北九州市も何回か立ちどまりながらやっているんだね。そして、民意の調査をしたときに、賛成60%、反対40%、いろんなことをしながら、それで民意を集めながらやっているというのがあるので、私は、今は一生懸命やって候補地がないというけれども、公園の中は多分そうだと思うんですよ。公園の中はそうなんだけれども、ほかのところを探せばいいのかなと。  例えば市内のところにもしできるのであれば、芹ヶ谷にしても森野にしても、わからないけれども、できるとなれば、駐車場なんか必要ないわけですよ。周りの駐車場を使えばいいんだから。そういうこともぜひとも考えていただきたいなと思うんですけれども、その辺についてはいかがですか。 ◎文化スポーツ振興部長 市民の方全員が賛同してくれるということは思っておりませんけれども、説得できるような資料をきちんと出すということと検証するということ、あと先ほども言いました野津田の陸上競技場は都内でもJリーグができる3つ目の、新国立競技場はまだできておりませんけれども、味の素スタジアムと町田ということでブランディングですね。スタジアムで楽しいショッピングができる、おいしいものが食べられるとか、野津田に行けばあのカレーが食べられるとか、そういうような多くの方の賛同を得るような資料をつくってまいります。 ◆川畑 委員 私が言っているのは、投資対効果をしっかりとわかるようにしてもらいたいと。野津田を別に批判しているわけではないんだけれども、今、一生懸命やって大型ビジョンもつけてやるということで、それはそれでいいんですよ。  でも、なぜこんなに急いでJ1の準備をするのか、そこについては説得性がないわけですよ。北九州市は、これだけスタジアムをつくったのに、こけら落としのときはJ3に行ってしまっているわけですよ。それでもちゃんと経済効果が回るということでいくのかどうか、これは今後注目しなきゃいけないんですけれども、サッカーだけではなくて、ラグビーにしても何にしてもですね。  今、野津田陸上競技場でするとすると、ラグビーもやっているけれども、先日、本会議で盆踊りとかいろんな話があったけれども、どんな活用になるのかわからないですけれども、駅近だったら、そういうときがある。だから、そういったこともあわせ持って、市長だって本会議で駅近のほうが経済効果がはるかにあると認めているし、できるだけ可能性のある限り追求したいと言っているんですから、それはぜひにやっていただきたいと思います。  それと、FC町田ゼルビアについて、うちのおく議員も質疑していたんですけれども、片やJ1に上がる条件がまだよくわかっていないんですけれども、天然芝のグラウンドをつくらなければいけないとありますね。これはFC町田ゼルビアが用意する、市はそこに対しては投資をしない、こういうふうに理解していいですか、ちょっと確認をさせてください。 ◎文化スポーツ振興部長 そのとおりでございます。 ◆川畑 委員 あと、ガンバ大阪が募金をする市民団体をつくって、そこですごい金額を集めてやりましたね。先ほどの大型ビジョンの2,000万円とか、そういうレベルではないんだ。募金団体をつくって、とにかくガンバ大阪を応援するということで、140億円ぐらいの予算をしていたんですけれども、そのうちの寄附金が法人の募金だけで99億5,000万円、個人募金が6億円、あと助成金で36億円となっているんですけれども、こういう努力をガンバ大阪はして、それを市に寄贈して、そこの指定管理者になって、それも何十年にもわたって指定管理者として責任を持ってやっていくということを示しているわけですよ。ここまでやると市民も応援しますよ。  だから、せっかくこうやって投資するのであれば、投資されて喜ばれるような体制を市がつくるべきだと私は思うので、そこのところはもっと時間をかけていいんじゃないかなと。すぐJ1に上がるわけじゃないし、仮に経済効果、5,000席つくってJ2から落ちてJ3に行ったらどうなるのかとか、そんなことを考えたらそら恐ろしいですよ。ずっとJ1に居続けられるかどうかもわからない。  だから、そういったことも含めて、私はもう1回少し立ちどまる時間があったほうがいいのではないかと思いますので、これはどこの議論になったかわからなくなりましたけれども。  最後にします。昨年の暮れにスポーツ庁がスタジアム・アリーナ改革指針というものを出しました。これはスポーツ庁だけではなくて、経済産業省、そして場合によっては国土交通省、観光庁等、連携をとりながらやっているんですよ。  そして、全部説明するとあれですけれども、これからのスタジアム、アリーナというものについては、もちろん集客施設として地域のシンボルとなるとともに、新たな産業集積の創出につながる。そして、コストセンターからプロフィットセンターに転換して、民間活力を活用した事業方針、資金調達を導入しなさいと。  これをすることによって、単に見るスポーツの価値を高めるだけではなくて、市民の健康の増進にもなるんですよということ。それと、国が今、GDP600兆円ということで打ち出しているけれども、その大きな目玉の政策として、こういったものができてきているわけです。  例えば公園をつくるといったら、きのうも課長が10%の面積とかいろいろありましたけれども、そういった緩和策も検討していくという話もあるんですよ。ですから、今しばらく、この国のあり方も、動向も見るべきだということを主張しておきたいと思います。こういった国の方向について、市のほうは情報収集しているのかどうか、お聞かせください。 ◎文化スポーツ振興部長 承知しております。先日もスポーツ庁へ行ってまいりまして、私どものプランを説明して、まず1度見てくれるということになりましたので、そこで見ていただいた上でアドバイスをもらうというように新年度段取りしております。 ◆川畑 委員 最後にします。例えば同じ60億円、70億円使うにして、どちらがいいのかというのを十分に吟味していただきたい。あと、候補地も含めてもうしばらく、市長が最後のぎりぎりまでという発言もあったので、そういったことも踏まえて私は努力していただきたいということを申し上げて終わりたいと思います。 ◆熊沢 委員 済みません、ほかのことを聞くつもりだけれども、野津田のことがいろいろと話があったのでするんですが、今、皆さんの議論をお聞きして、土地がない、場所がないといって思い出したのが、前に町田地区の子どもセンターをつくるときに、土地がない、場所がないと、高ヶ坂につくるとか、どこにつくるといって、結局、最後に今のいい場所ができたというのがあるんですよね。  当時、市のほうとしては、変な話、青少年育成協議会の人に土地を見つけてくればつくりますよぐらいの勢いで言っていて、それで今の場所に、町田地区の子どもセンターは何度か立ちどまったけれども、今の場所にできて、いろいろな中心、塾に行く前の子どもたちが来たりとか、今まで予想しなかったような子どもセンターができてきている部分もあるので、私は今、おさむら委員に東京女学館の跡地はどうなのかと言ったら、無理じゃないかなと。私なんかは逆に、南町田の駅がそれだけ開発されていけば、東京女学館の跡地だって可能性があるんではないかなというのはあるので、その辺をもう1度――これが言いたかったの、東京女学館が言いたかったの――検討してもらいたい。  もう1個は、この経済効果の計算について、やっぱり何となく数字を見ると言いたくなるので言わせてもらいますが、これでも昔は会計事務所にいたもので、さっきの薬師池のだって、薬師池を引き合いに出すと、真反対、今井谷戸の交差点の両方にコンビニがあったけれども、片方はなくなって、片方はどんどん大きくなるというような場所で、本当に道路を隔てて反対側だけで全然違うというのがあって、コンビニなり何なりが出店してくるときは、絶対悪い数字は持ってこないんだけれども、必ずいい数字とちょっと悪い数字を持ってくるんですね。  あと、受ける側としては、私たちが地主さんから相談を受けたら、最悪の状態を想像しながらやらなきゃいけない。いい出した数字をそのまま素直に受けていたら、出店したい人はしたいんだから、絶対いい数字しか持ってこないわけですよ。出店して悪かったら、はい、だめですよと言ってオーナーさんとか地主さんが困るだけであって、そういう意味で、これをよく見るとFC町田ゼルビア側が出してきたって。FC町田ゼルビア側はいいスタジアムが欲しいんだから、いい数字しか出してこないのに決まっている。  だから、最悪な状況とか、さっき川畑委員が言ったJ3に落ちたら困るけれども、このままJ2にずっと居続けるかもしれないし、もう1個は1万2,000人がそこに来たときの行きと帰りの整備とか、どういうふうになっているかということまできちんと把握されて、想像されて、ここまでできているか。
     1万2,000人があそこに行って帰ってくるというのに、どのぐらい時間がかかるんですか。変な話、あそこから1万2,000人の人が、観客が出るまでどのぐらい時間がかかるかというのはわかりますか、わからないかな。 ◎文化スポーツ振興部長 セレッソ大阪のときは、1万112人がはけるのに1時間半かかりました。 ◆熊沢 委員 1時間半かかるとなると、そこに1時間半遊ぶ場所があるかといったら、1時間半かかった人はほとんど何も買うものもなければ、何もない状況というのもあるので。  私は昔、みなとみらいが整備される前にサザンオールスターズのコンサートに行ったときに、みなとみらい駅まで行くのに、近かったのか、遠かったのか覚えていないけれども、楽しかったことよりも苦しかったことのほうが覚えているような、サザンオールスターズのコンサートですらそんな思いをするので、あれは二度と行きたくないとは思わなかったけれども、野津田だと二度と行きたくないと思われることのないようにやってもらわないと、1万人来たけれども、次はもう来なかった。  リピーターがいないと困ると思うので、そういう意味で経済効果で1万2,000人を出すのだったら、その分のきちんとはけるような、その人たちがいなくなれるような整備をするとか、一方で、さっき言った50億円かければもっといいものができるのではないか。さらでね、あそこは何にもなしで50億円のものをつくったほうが、東京女学館は例えですけれども、できるんじゃないかなと思いますので、その辺は検討してもらえればと思います。  464ページの住宅維持管理で、やっと団地再生基本方針に基づいて藤の台団地をやるんですが、藤の台団地は1街区、3街区が賃貸で、2街区が分譲という状況の中で、3街区は完全に金井のほうで別になっていますが、2街区と1街区はある程度入りまじっている部分がある中で、ここの団地再生というのはかなり難しいのではないかなというのですが、自治会だけではやっていけないと思うんですね。なので、どういう形でやっていくつもりなのかなというのを教えていただきたい。  私は、逆にバスセンターのほうに全部集約しちゃって、残りを公園なり分譲して住宅にして売ってしまうという方法もあるのではないかなとは思うので、その辺はどういうふうに考えられているのかなというのを教えていただけますか。 ◎住宅課長 ただいまの藤の台団地の進め方なんですけれども、今おっしゃったように分譲と賃貸が分かれているところです。あそこはUR――都市再生機構で賃貸を持っているんですけれども、位置づけとしては建物に関して将来的にも更新というものが、URの中では今出されていないということなので、今年度何回か分譲の管理組合の方と賃貸の自治会、あと商店街の方といろいろと意見交換を行ってまいりました。  その中で進捗状況としましては、分譲のほうが建物の耐震関係でいろいろと今後進めていきたいというところで、耐震の診断を進めていくようなことを今意向として出されておりまして、それの相談等に今乗っておるところです。  ただ、今回、分譲のほうが耐震を進めていくに当たっても、将来的に今回耐震診断をやって、その後、例えば改修工事とか、もし何年か後に進めていくにしても、将来的には建物の更新をある程度視野に入れた形で、その診断についても各棟の役員の方を含めていろいろと意見交換を新年度さらに進めていきたいということです。  例えば今、鶴川団地では再生方針ということで策定しておりましたけれども、来年度からいきなり自治会とUR、商店街、管理組合が一堂に会して、同じ土俵で将来的な方針をいきなり検討するというような意気込みというか、そういった熱がまだなかなか上がってこないところなので、とりあえず来年度については、分譲についての建物更新を見据えた取り組みということで今進めていければなと思って考えております。 ◆熊沢 委員 ついでに、今、藤の台団地の管理組合というお話があったので、今のページの下の同じところに、マンション管理の適正化の推進に関する法律に基づき、分譲マンション管理セミナーを管理組合とというので、藤の台団地の場合は、管理組合が分譲マンションの管理組合に該当するようなんですね。マンションだと、藤の台団地も本来ならば1棟1棟で管理組合で、本当ならば1棟1棟で建てかえもできるんだけれども、藤の台団地の中ではみんなで管理組合でやりましょうという形をとっているというお話を聞いています。  ただ、藤の台団地はここ10年近くかなり管理組合の中でもめていて、ご存じだと思うんですが、団地内にビラが配られたり、管理組合の総会で議長が選ばれたら、議長がそれはだめだといっておろされたり、予算が否決だったか、うまく回らなかったりとか、さまざまなことをいろんな方々から、両方からご相談を受けていて、管理組合が決めてもなかなか進まない。  特に2,000戸近くあって、管理が4,300円と維持5,700円で1万円の管理が毎月だよね。そうすると、それだけでかなりの金額、予算を持っている管理組合という中で、その件ですごくいろいろと問題をはらんでいる部分があるんですね。  5年ぐらい前だと、水回りを工事してくれる、そろそろ水回りの計画がありますよといって分譲を買った方が、いろいろとあって管理組合の中でごたごたしていて水回りの工事ができなくなっちゃったんだってという話があったりとかしているので、まず、この団地再生の前に管理組合のいろいろなことを相談されて物事を進めていかないと、かなり難しい、こじれにこじれてしまっている。  実は市のほうにも相談に来ていたけれども、市の無料法律相談にまで来ていたぐらいごたごたしていたので、その辺の部分はかなりいろいろと、今の役員だけに聞くと、役員側の意見と、何か反対集会まで起こっちゃうようなところですので、その辺のことはしっかりと把握はされていますか、それともされていませんか。 ◎住宅課長 細々といいますか、いろんなお話はお伺いしております。今、実際は先ほど申し上げたとおり、分譲のほうで耐震をとりあえずは進めていきたいということで、来年度の総会等に諮っていきたいという相談は受けております。  ただ、日常的に、今、委員がおっしゃったように、例えば管理ですとか、修繕の積み立てですとか、そういったもろもろの本当に細かいことというか、そういったこと、大きなことはお金に絡んだことなんですけれども、そういったことでは何度かお話をいただいたりしておりますので、この分譲マンションの相談のセミナーとかも行っておりますので、また、各分譲マンションはそれぞれいろいろな課題を抱えておりますので、できるだけいろんな方の意向を酌み上げて相談には対応していきたいと考えております。 ◆熊沢 委員 細々とお話がありましたが、50何棟ある中の外壁塗装の業者選定のときにいろいろとあったのではないかとか、そういうことでもめていたりもしたので、今回の耐震の件でも業者選定でどうのとかといって、かなり団地の中が混乱をするような状況にも陥っている部分があるので、ただ、確かに管理組合側が言っていることと反対側が言っていることと両方とも正しい部分はあるんですね。  決して両方間違っているわけではないし、片方だけの意見というのは、やはり片方が悪くなるので、ぜひ両方ともの意見をしっかり聞きながら、弁護士を立ててぐらいの話になっているときもあるので、変な話、市はそこに入り込むならば、今回、団地再生で入っていくならば、まず、ある程度そこの交通整理をしてからやっていかないと進まないので、経験されている方もいるので、そういう意味でしっかりと、まず、そこに入ってから、そこをやっていかないと、町田の団地再生がうまくいかなくなっちゃうと思うので。だから、藤の台団地は面倒くさいから、若い世代は出ていくとか、面倒くさいとか、皆さんなってしまうので、ぜひよろしくお願いいたします。 ◆細野 委員 先ほど間違ったところを聞いてしまって、1点、申しわけないです。  445ページの地域コミュニティバス走行環境整備工事のことについて伺いたいんですが、この内容と場所、今年度どのような工事が行われるのか、具体的にお聞きしたいと思います。 ◎交通事業推進課長 こちらにつきましてはつくし野地区です。先ほど申しましたつくし野から成瀬駅に向かって、主につくし野地区が中心になるんですが、そちらを中心に工事を行います。  工事の内容につきましては、実際にコミュニティバスが通れるような、あそこはちょうど道路があって、歩道がなかったりするところもありますので、そういうところの外測線を設置したり、そこを直したりとかいう工事の内容になります。 ◆細野 委員 場所としてはどの辺になるんでしょうか。何メートルぐらい。 ◎交通事業推進課長 場所としましては、つくし野駅から成瀬駅に向かうんですけれども、通称郵便局のところですね。あそこを下って、また上っていきまして、成瀬駅の北口の広場に向かうところになっておりまして、延長は、済みません、ちょっと手元にないんですが、延長は四、五キロメートルぐらいです。 ◆細野 委員 ありがとうございました。  その工事がいつごろ完了するのか、完了すれば実証実験に移行できるということでよろしいのでしょうか。 ◎交通事業推進課長 済みません、延長3キロメートルぐらいになります。申しわけございません、ちょっと言い過ぎました。  まずは工事になるんですが、その前に警察なんかの協議がまだ済んでおりませんので、まずは警察と協議して、工事のほうは、その協議が済めば行いたいということで予算は計上しております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。よろしくお願いします。  あと、済みません、野津田陸上競技場で1点だけ。本当に基本的なところなんですが、かなり急ピッチで計画としても浮上してきたという感のある競技場の増席についてなんですが、目標は2020年度ということで計画されていることで確認したいんですけれども、やはりオリンピック・パラリンピックを目指して2020年度ということで提案されたのか、その辺だけ教えてください。 ◎公園緑地課長 特にオリンピック・パラリンピックを目指してというものではございません。 ◆細野 委員 2020年度という年度、5ヵ年計画では書かれているんですけれども、この年度を設定した理由についてお聞かせください。 ◎公園緑地課長 来年度から基本的な設計とか調査をした上で基本設計に入っていきまして、最短で進んでいくというところで、最短でいけば2020年というところで現状は定めているものでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後2時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時8分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第31号議案 ○委員長 第31号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第31号議案 町田市公共下水道事業(2015年度から2016年度までの事業の一部)に関する業務委託契約の一部を変更する契約についてご説明申し上げます。  本件は、平成27年(2015年)第2回町田市議会定例会において、契約期間を2015年7月1日から2017年3月31日までとしてご承認をいただき、公益財団法人東京都都市づくり公社と契約を締結した業務委託の一部を変更するものでございます。  変更内容は、本契約に基づく工事において、東京都の道路事業の道路工事が遅延したため下水道工事の着手ができず、工期内の完了が困難となり、業務委託の契約期間を2017年10月31日まで変更するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第31号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第31号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第32号議案 ○委員長 第32号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第32号議案 町田市公共下水道事業(2017年度から2018年度までの事業の一部)に関する業務委託契約の一部を変更する契約についてご説明申し上げます。  本契約は、公共下水道事業計画区域内における汚水枝線及び雨水幹線等の整備事業の一部を、公益財団法人東京都都市づくり公社に業務委託するものでございます。  契約の期間は、2017年4月1日から2019年3月31日まででございます。  契約金額は総額9億5,160万円で、事業規模及びその内容につきましては議案参考資料のとおりでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第32号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第32号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(下水道部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、下水道部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第7号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算のうち、下水道部が所管する予算についてご説明申し上げます。  初めに、歳入についてご説明いたします。  予算書40、41ページをごらんください。  第13款、使用料及び手数料、第2項、手数料、第3目、衛生手数料につきましては、節の3、浄化槽保守点検業者登録手数料として44万円、42、43ページの節の4、浄化槽管理士身分証明手数料として3万円、節の9、廃棄物処理業許可手数料のうち、説明欄の浄化槽清掃業許可手数料として3万円、節の10、し尿処理手数料につきましては2,597万4,000円を計上しております。  56、57ページをごらんください。  第14款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第3目、衛生国庫補助金、節の1、循環型社会形成推進交付金のうち、説明欄の浄化槽設置整備事業として311万6,000円を計上しております。  60、61ページをごらんください。  第14款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第4目、土木国庫補助金、節の1、社会資本整備総合交付金のうち、説明欄の下段にございます雨水浸透設備設置助成として90万円を計上しております。  次に、86、87ページをごらんください。  第15款、都支出金、第2項、都補助金、第3目、衛生都補助金、節の7、合併処理浄化槽整備事業補助は311万6,000円を計上しております。  92、93ページをごらんください。  第15款、都支出金、第2項、都補助金、第6目、土木都補助金、節の6、雨水流出抑制事業補助として55万円を計上しております。  以上が歳入でございます。
     続きまして、歳出について「予算概要」を使いご説明申し上げます。  初めに、「予算概要」の468ページをごらんください。  下水道部予算のポイントでございます。  一般会計分についてご説明いたします。  浄化槽に関することの予算編成で重視した取組をごらんください。  1点目といたしまして、浄化槽の適正な維持管理を促進するため、浄化槽をお使いの方に対する普及啓発を行います。  2点目といたしましては、公共下水道事業未認可区域の単独処理浄化槽及びくみ取り式トイレから合併処理浄化槽への切りかえの際に、円滑に工事を実施していただくために合併処理浄化槽設置事業補助金を交付します。  469ページ、一般会計、雨水浸透補助事業に関することをごらんください。  2014年度に東京都が東京都豪雨対策基本方針(改定)を制定し、境川が対策強化流域に追加されたことで、町田市全域が東京都事業の東京都雨水流出抑制事業補助の対象区域となりました。  そこで、町田市におきましても、雨水浸透設備の設置費用を補助することにより、雨水浸透ます等の設置を促進し、河川の流域対策強化を図るため、引き続き事業を行ってまいります。  以上の事項を念頭に予算編成を行いました。  「予算概要」の474ページをごらんください。  (2)2017年度下水道部予算、一般会計分の総括表でございます。  下段の表、下水道部予算(一般会計)財源内訳をごらんください。  職員人件を除いた金額ではございますが、歳入歳出の総額をそれぞれ21億8,821万6,000円とするものでございます。前年度予算に比べ、9万1,000円の減となっております。  続きまして、個々の事業についてご説明いたします。  「予算概要」483ページをごらんください。  2、浄化槽管理指導54万4,000円は、市内にある浄化槽の適正な管理をしていただくために、保守点検・清掃・法定検査の実施などの管理指導を図っていくものでございます。  3、合併処理浄化槽整備1,796万円は、公共下水道事業の未認可区域において、合併処理浄化槽への転換を促進していくものでございます。  「予算概要」484ページをごらんください。  4、浄化槽維持管理補助1,663万5,000円は、対象区域内における浄化槽の良好な機能を適切に維持していただくために、浄化槽の維持管理の補助を行うものでございます。  以上は予算書217ページから219ページに掲載されております。  次に、下段、2、し尿収集6,835万3,000円は、市内のくみ取り便所などのし尿くみ取り業務を行うことで衛生的な住環境を確保するものでございます。  予算書では227ページに掲載されております。  「予算概要」の485ページをごらんください。  1、雨水浸透設備設置助成204万円は、雨水浸透設備の設置費用の一部を補助することにより、雨水浸透ます等の設置を促進し、河川の流域対策強化を図るものでございます。  予算書では239ページに掲載されております。  「予算概要」の486ページをごらんください。  1、下水道事業会計繰出金20億8,268万4,000円は、一般会計から下水道事業会計へ繰り出す費用でございます。主に雨水の管渠整備及び水路、調整池の維持管理に充当しております。  予算書では253ページに掲載されております。  以上が一般会計予算のうち、下水道部所管分の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 2点伺いたいと思います。  1点目は、歳入になりますので、予算書の43ページ、し尿処理手数料についてなんですが、これは本年度条例改正が行われまして、手数料の変更を行ったわけなんですが、その内容が含まれたものになっているんでしょうか。 ◎下水道整備課長 そのとおりでございます。 ◆細野 委員 その金額は昨年度と比べてというか、値上げした分についてどの程度を見込んでいらっしゃるんでしょうか。 ◎下水道整備課長 この額を出すには、事業系の部分、要するに現場の事務所だとか、そういう部分の過去の見込み額の中の回収率から計算をし、それから3月のくみ取り分については前年度のものになりますので、4月に入ってきますので、それ以降のものについては新単価のこの間お話しさせていただいた手数料に掛けて計算しております。  それから、一般家庭につきましても、今お話ししたとおり、3月のくみ取り分については前年度のものですから、お支払いがない方もいらっしゃるという前提での歳入、手数料の入り、それから4月以降につきましては、今お話しした前年度の比率を掛けまして、回収率を掛けてやっております。 ◆細野 委員 そういうことで引き上がった分が総額でこうなったということでよろしいんですね。 ◎下水道整備課長 そのとおりです。 ◆細野 委員 了解しました。  もう1つは、先ほど部長から詳しくご説明がありました「予算概要」の469ページと485ページの中に詳しく書いているんですけれども、雨水浸透設備設置助成についてです。昨年度も予算はほぼ同額――少し減っているんですけれども、ついていますが、昨年度利用されていなかったということで、その辺の利用を向上させる何か変更とか手だてとかは検討されたんでしょうか。 ◎下水道部長 やはりちょっと周知が足りないかなというのは実感しているところでございますので、ホームページはもともと載せておるんですが、広報についても、たしか昨年度は1回しかやっていないのかなと思ったものですから、それはやはり少し多くやっていきたいなと思っております。  あと、指定工事店等とのつき合いもございますので、その辺の会合等でもちょっとご協力いただければなと思っているところでもございます。 ◆細野 委員 新築の際に庭全体をいじるときとか、チャンスがあると思うんです。建築審査の窓口に、こういうものがありますよというようなパンフレットとか、そういったものも置くとか、パンフレットが難しければ、その場で情報提供もしながら、建築するときにご案内するようなシステムづくりというのはいかがでしょうか。 ◎下水道部長 委員おっしゃるように、庁内他部署の協力も得られるようでしたら調整してやっていきたいと思います。 ◆松葉 委員 今の雨水浸透ますなんですけれども、たしか対象が500平米と記憶しているんですけれども、500平米というと150坪ぐらいですかね……。 ◎下水道部長 以下です。 ◆松葉 委員 以下ということですか。未満ですよね。 ◎下水道部長 未満です。 ◆松葉 委員 というところで、なかなか対象者がないというところで、そこの見直しといいますか、そういうところは考えてはいないんですか。 ◎下水道管理課長 500平米未満とか、あと基準ですね。周辺の自治体と調整しながら基準を決めましたので、500平米未満というのが第1条件ということで、一般家庭ということを見越して基準を決めております。 ◎下水道部長 500平米以上だと開発にかかるということがございまして、それは開発のほうでいろいろ、雨水の貯留だとか、そういう施設については指導していますので、それ未満で対応していくということでございます。 ◆松葉 委員 ちょっとこちらの勘違い、たしかこの間、500平米以上というふうに伺ったような記憶があったので、それだと対象としてはなかなかないかなというような記憶だったので、それはこちらの記憶違いということで、ありがとうございます。 ◆おさむら 委員 宅地分譲地の古いところは、宅内で雨水処理がされていない住宅がたくさんあるんですよ。そういうところはどうしているかというと、下水管に穴をあけて、庭の水を全部入れているわけですから、それが下水管に入っているわけです。ですから、そういうところを自治会に回覧板を回せば、これは10件でしょう、こんなのはすぐですよ。だって、宅内の雨水が処理できなくて、下水のふたをあけて水を流して入れているわけだから、そういうところはつくし野のほうに行くとたくさんあるんです。集中的に回覧板を自治会に回してもらってくださいよ。 ◎下水道部長 委員のご指摘のとおり、何か協力をいただければなと思うところですが、ただ、どこでも浸透設備がいいということではなくて、今おっしゃったように、あってはならないんですけれども、例えば汚水ますをあけて雨水を入れられたら困るんですけれども、ただ、そうなりますと、なかなか浸透しない土地柄なのかなというのもございますので、その辺を見きわめるというのはなかなか難しいですが、自治会等の協力も仰げれば仰いでいきたいなと思っているところです。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって下水道部所管部分の質疑を終結いたします。 △第9号議案 ○委員長 第9号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第9号議案 平成29年度(2017年度)町田市下水道事業会計予算についてご説明いたします。  予算書の368ページをごらんください。  第2表、債務負担行為につきましては、管渠等整備委託事業として5億5,300万円を限度額としております。  第3表、地方債につきましては、下水道事業の起債の限度額を29億4,930万円としたものでございます。  予算の主な内容をご説明申し上げます。  まず、歳入でございます。  372、373ページをごらんください。  第1款、分担金及び負担金2,240万4,000円につきましては、下水道事業受益者負担金及び近隣都市との境界区域の下水処理に係る下水処理負担金などの収入でございます。  第2款、使用料及び手数料54億8,053万5,000円につきましては、下水道使用料などでございます。  374、375ページをごらんください。  第3款、国庫支出金12億4,779万6,000円、第4款、都支出金7,216万8,000円につきましては、管渠整備及び下水処理場整備に係る国及び都からの補助金でございます。  376、377ページをごらんください。  第5款、財産収入193万円につきましては、行政財産貸付料などの運用収入でございます。  第6款、繰入金20億8,268万4,000円につきましては、一般会計からの繰入金でございます。  第7款、繰越金2億5,000万円につきましては、前年度からの繰越見込み金でございます。  第8款、諸収入2,840万7,000円につきましては、水洗便所改造資金貸付金元金収入、工事負担金が主なものでございます。  378、379ページをごらんください。  第9款、市債29億4,930万円につましては、管渠整備及び下水処理場整備のための借入金でございます。  歳入につきましては以上でございます。  次に、歳出について「予算概要」を使い、ご説明いたします。  下水道部予算のポイントでございます。  「予算概要」の470ページをごらんください。  下水道事業会計の予算編成で重視した主な取り組みにつきましてご説明いたします。  ①【下水道の計画に関すること】につきましては、下水道事業の経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図るため、地方公営企業法適用への移行事務を進めていくことでございます。  「予算概要」の471ページをごらんください。  ②【下水道管の整備に関すること】につきましては、浸水被害軽減のため、雨水の幹線及び枝線を整備することや汚水管の耐震化工事及びマンホールトイレシステムの設置などを行うことでございます。  「予算概要」の472ページをごらんください。  ③【下水処理場の整備に関すること】につきましては、成瀬クリーンセンターでは設備更新工事や耐震補強工事、鶴見川クリーンセンターでは水処理施設の増設工事などを引き続き行うことでございます。  「予算概要」の473ページをごらんください。  ④【下水道施設・水路・雨水調整池等の維持管理に関すること】につきましては、汚水管や雨水管などの下水道施設や水路などの施設の機能保全や延命化を図るとともに、突発的な事故や市民の皆様からの意見に対し、迅速に対応できる体制をつくり、市民サービスの向上を図るなどの取り組みを行うことでございます。  以上の事項を念頭に予算編成を行いました。  「予算概要」の475ページをごらんください。  下段の表、下水道部予算(特別会計)の財源内訳をごらんください。  職員人件及び予備は除いてありますが、歳入歳出の予算総額は、それぞれ112億8,536万3,000円を計上しております。前年度と比較いたしますと14億3,964万4,000円の減額となっております。  「予算概要」の487ページをごらんください。
     1-1、下水道管理8億373万4,000円でございます。  主な事業といたしまして、2020年4月の地方公営企業法適用を目指し、2016年度から4カ年にわたり移行事務を進めるため、地方公営企業法適用支援委託料を計上しております。  なお、「予算概要」には記載されておりませんが、毎年計上しております東京都水道局に業務委託している下水道使用料徴収委託料5億319万1,000円につきましても計上しております。予算書では381ページに掲載されております。  「予算概要」の488ページをごらんください。  1-2、管渠23億6,310万2,000円でございます。汚水・雨水管の維持に関することといたしましては、下水道施設を維持管理するため、管渠維持管理業務委託を締結し、下水道施設の補修工事や管渠清掃などを行います。  水路・雨水調整池等の維持に関することといたしましては、水路を管理するための水路維持管理業務委託、水路・雨水調整池等の補修工事や修繕、草刈りなどを行います。  管渠整備に関することといたしましては、汚水管渠延長3,279.4メートル、雨水管渠延長501.2メートル、マンホールトイレシステムの設置6施設の整備を行います。  489ページの主な事業につきましては、管渠維持管理業務委託料1億5,168万7,000円、管渠等整備委託料12億4,260万円、枝線等管渠工事3億9,815万円などを計上しております。  予算書では381ページに掲載されております。  次に、「予算概要」490ページをごらんください。  1-3、処理場42億6,900万2,000円は、成瀬クリーンセンター及び鶴見川クリーンセンターにおける汚水処理及び水質管理に要する経費、並びに整備事業に係る委託料でございます。  次に、主な事業についてご説明させていただきます。  下水処理場整備委託料といたしまして、成瀬クリーンセンターでは、自家発電設備更新工事及び水処理流入ゲート設備工事などに6億150万円、鶴見川クリーンセンターでは、下水処理場整備委託料といたしまして、昨年度から引き続き、水処理施設の増設工事などに20億6,249万円を計上しております。  予算書では385ページに掲載されております。  「予算概要」の491ページをごらんください。  公債38億4,952万5,000円は、下水道施設建設事業に伴う下水道債の償還元金と償還利子でございます。  予算書では387ページに掲載されております。  以上が町田市下水道事業会計予算の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松葉 委員 では、2点確認させていただきたいと思うんですけれども、予算書の歳入で373ページの下水道使用料が54億7,000万円あるんですけれども、これは対象は何件ぐらいあるのか、また、どのように徴収しているのかについて確認させてください。 ◎下水道総務課担当課長 今のご質疑ですけれども、まず、徴収方法につきましては、東京都の水道局に業務委託をいたしまして、東京都の水道局が1軒1軒水道メーターを見て回る。その数字において下水道使用料金を請求させていただくということになっております。  対象の件数につきましては、東京都の資料を見ますと、一般家庭が何件とか、大きな事業者が何件というのは出ていないんですけれども、およそ19万件といった数字でいただいているところになります。 ◆松葉 委員 わかりました。  そうしましたら、上水道と下水道との率というのはどれくらいかわかりますか。 ◎下水道総務課担当課長 率ではなくて、2カ月に1回検針をしますが、例えばお客様が20立米水道をお使いになったということですと、20立米お使いいただいた分の下水道使用料をいただく、そういった料金体系でいただくことになっております。ですから、東京都が1,000万円取ったから、そのうちの4割は町田市ねということではなくて、使用水量に応じていただくということになっております。 ◎下水道部次長 徴収は東京都の水道局に委託しておりますけれども、料金体系自体は町田市で水道の使用量に合わせた料金体系をつくっておりますので、先ほど委員がおっしゃったとおり、何割とかということではなくて、使った量に基づいて町田市の下水道使用料金体系に合わせて水道局で徴収していただいて、後ほど全部町田市に料金をいただくというシステムになっております。 ◆松葉 委員 わかりました。ありがとうございます。  それから、もう1点なんですけれども、そうしますと、予算書の381ページの下水道使用料徴収事務、下水道使用料徴収委託料なんですけれども、この内訳について教えてください。 ◎下水道総務課担当課長 内訳につきましては、東京都の水道局から毎年毎年概算の請求が出てまいります。その中身としましては、例えば東京都が行う徴収業務、一般業務、それから量水器の費用関係ですとか、その他一般管理等のそういった経費が積み上がりまして、町田市については約0.47という負担をいただくんだということの中で徴収経費が積算されております。  下水道使用料の内訳についてなんですけれども、これは多摩の各市と共同でこの事業を行っておりますので、多摩の各市で東京都に水道料金を徴収している、東京都の使っているところにつきましては、全体の市町村で全ての経費を、それぞれ負担率を出して、最終的に今お話ししたような人件とかいろんな経費について、それぞれの各市で負担していくという方式をとらせていただいております。 ◆松葉 委員 わかりました。多摩各市で負担している町田市の割合が0.47ということですか。 ◎下水道総務課担当課長 申し上げたとおり、0.47という負担率が主な、各項目によって若干違うような数字があるんですが、主に0.47という数字で負担をしております。 ◆細野 委員 まず、487ページの下水道管理のうち、地方公営企業法適用支援委託料についてなんですが、これから2020年度までかけて適用をしていくということなんですが、これは準備をしていくということで、全部準備したことが2020年度にぱっとスタートするのか、それとも段階的に移行していくのか。その辺、2017年度はどのような内容を検討して、どこまで実施されるのか。どのように反映されるのか、お聞かせください。 ◎下水道総務課担当課長 今のご質疑ですけれども、地方公営企業法適用につきましては、2020年4月1日をもって適用するということになりますので、段階的に適用することではございません。  それと、「予算概要」のページをおっしゃられたかと思うんですが、2017年度につきましては、2016年度に引き続き、固定資産調査及び評価を継続していくということになっております。 ◆細野 委員 そんなに時間のかかるもの、固定資産調査というのは町田市の下水道関係の資産についてを調査するということで、そんなに時期が必要なんですか。 ◎下水道部長 ご承知かもしれませんが、管渠延長が千六百何キロあったり、あと処理場関係で機器類、設備類が3,000点ぐらいございます。その辺の資産を把握していかなきゃいけませんので、それなりの日数はかかるということでございます。 ◆細野 委員 了解いたしました。  地方公営企業法適用になっていきますと、市との関係で繰り入れとか、そういったことがきちんと線が引かれていくと思うんですが、その辺の考え方、公営企業法適用になっていくとどのように変わっていくのか、済みません、基本的なことで教えてください。 ◎下水道部次長 繰入金につきましては、現状、総務省の繰り入れ基準に基づいて、こちらで必要な経費は算出しております。それに対して一般会計から幾らいただけるかということは、それぞれその年によって違ってくると思いますけれども、公営企業法を適用したからといって、その基準が変わるとか、そういうことはございませんので、うちで下水道部から見た繰入金につきましては計算上、何ら変更になるという予定はございません。 ◆細野 委員 そうしますと、適用を受けたからといって市からの繰り入れは、総務省からの定めに基づいて行われる繰り入れというのは変更がない、同じ金額だということでしょうか、その点、確認。  それから、下水道使用料についての変更などもないのか。何か関連があるのかどうか、その辺をお聞かせください。 ◎下水道部次長 下水道の繰入金につきましては、先ほどお話ししたとおり、法適用を受けたからといっての変更はございません。  それから、下水道使用料につきましても、法適用で何か変わるかということよりも、要は下水道事業の経営状況によって、当然その時点、時点での見直し、あるいは検討というのは必要に迫られてくると思います。法適用を受けることによって、まさに経営状況がはっきりしてくるということが目的になっておりますので、その結果において使用料をどうするかというのは、その時点での検討課題になるのかと今考えているところでございます。 ◆細野 委員 了解いたしました。  続いて、489ページの管渠等整備委託料なんですけれども、これは管渠整備、それから維持管理の経費があると思うんですが、全部委託になっているんでしょうか。町田市が直営で事業を行うということは今なくなったんでしょうか。 ◎下水道管理課長 管渠維持管理業務委託料につきましては、民間の業者に委託するものでございます。 ◎下水道整備課長 私につきましては、489ページの管渠等整備委託料、それから枝線等管渠工事についてご説明させていただきます。  委託料につきましては、先ほどありました都市づくり公社の内容のものと小山片所土地区画整理組合がここで事業が動いてきておりますので、そこで一部下水道管を競合ということでお願いする内容ということで委託としております。  ご質疑のありました直営工事につきましては、その下段にあります枝線等管渠工事ということで、汚水管、雨水管、ここにまざって入っておりますが、当然直営工事については実施していく予定です。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  もう1点、マンホールトイレなんですが、6カ所ということで、どこに設置する予定なのか、もしわかりましたら教えてください。 ◎下水道整備課長 マンホールトイレ6カ所の場所についてご説明します。  2013年度から計16カ所についての小中学校に今現在全部整備が終わっているところです。今回につきましては、小山小学校、町田第六小学校、高ヶ坂小学校、本町田小学校、七国山小学校、最後に忠生中学校を予定しております。 ◆川畑 委員 簡単なところです。490ページの3カ年事業で去年からやっている自家発電設備のものですけれども、自家発電の場合、こういった設備は寿命的にはどれぐらいの期間を見ているものなんですか。成瀬クリーンセンターに行って初めての更新なのか、それとも何回かやっているのか、その辺のところを教えてください。どれぐらいもつのか。 ◎水再生センター所長 今、委員がおっしゃったように、成瀬クリーンセンターが開設されてから初めての更新工事となります。ですから、経過年数としては36年ということになります。  寿命の考え方ですけれども、20年が1つの目安というふうに考えております。ですから、今その目安を大幅に超した状態になっていますので、正直能力が出ていないという現状がございます。ですから、慌てて今更新をかけている状況になっております。 ◆川畑 委員 そうすると、効率が落ちてきたものが、今度は効率が当然よくなるということで理解をしていくんですけれども、これに伴って発電した電気の料金が大きく変わるとか、そういうことはあるんですか。 ◎水再生センター所長 当然、機械を更新することによりまして、今回、灯油を使ったガス化をするガスタービンを使って発電するということを考えております。当然のことながら、発電量も大きくパワーアップした形にさせていただいて、これは署内で使えますので、要は自分たちの電気でということで単価が変わるということはございません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第9号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第9号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △行政報告(町田市下水道アクションプラン(2017年度~2021年度)の策定について) ○委員長 行政報告、町田市下水道アクションプラン(2017年度~2021年度)の策定について地方公営企業法適用に向けた基本計画についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 本件につきましては、下水道部次長から報告を申し上げます。 ◎下水道部次長 それでは、行政報告、町田市下水道アクションプラン(2017年度~2021年度)の策定についてご説明申し上げます。  資料1をごらんください。  2012年3月に策定した町田市下水道ビジョンの実行計画である町田市下水道アクションプランの計画期間が2016年度に終了することから、現行のアクションプランを見直し、次期町田市下水道アクションプランの策定をしたものでございます。  策定に当たり留意する主な現状として、管路、処理場等の施設の老朽化、おおむね完了した市街化区域の雨水管整備、雨水管整備による浸水対策や地震対策の推進、想定される下水道使用量の減少、地方公営企業法の適用などの5つの現状を踏まえて策定してまいりました。  計画の位置づけと概要ですが、2012年度を初年度としておおむね30年先を見据えた基本の計画町田市下水道ビジョンの3つの基本方針、7つの施策、35の事業を設定し、5カ年の実行計画を町田市下水道アクションプランとして策定したものでございます。  資料の2ページをごらんください。  今回の実行計画の中で新たな取り組みとしまして、1つ目が水路等の適正な維持管理の実施、2つ目、腐食管強化による下水道管の点検の実施、3つ目が汚水管への侵入水対策の実施、4つ目が地方公営企業法の適用、最後に5つ目が経営戦略の策定、この5つの事業を設定いたしました。  また、2017年度から2021年度までの5カ年の実行計画とあわせて、財政見通しの策定も行いました。こちらにつきましては、5カ年で約538億円が必要であるとし、歳出の各事業及び歳入の特定財源、こちらは国庫補助金、都支出金、起債などについてでございますが、そちらも試算したものでございます。  また、こちらのアクションプランにつきましては、各年度ごとの進捗状況を確認し、公表するとともに、最終年度には目標の達成状況について評価を行う予定でございます。  以上が町田市下水道アクションプランの概要でございますが、今後の予定といたしましては、概要版冊子の作成を今しているところでございます。まず、ホームページにつきましては4月1日にアップしてご紹介をさせていただく予定でございます。それから、冊子につきましては、4月3日から販売をして、1冊500円という予定になっております。概要版については同じく4月3日から配布する予定で、こちらは無料で配布する予定でございます。  なお、近々に冊子ができ上がってくると思いますので、でき上がり次第議員各位にはお配りする予定でございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆川畑 委員 ちょっと教えてください。新しい試みで経営戦略とあるじゃないですか。下水道の場合はどう捉えればいいのか。利益を出すということなのか、どうなのか、その辺のところ、何をもってするのか、その辺、教えてもらいたい。  あと、エネルギー資源の有効利用の中で、自然エネルギーというようないろんな形があるんですけれども、バイオマス発電をやったりとか、小水力発電だとか、水を使った発電があるじゃないですか。そういう取り組むようなことというのは具体的に挙げているのかどうか、それがあったら説明してください。 ◎下水道部次長 まず、経営戦略につきましては、法適用をすることによって下水道の経営状況をはっきりさせてくるということと、それに基づきまして、完全に公営企業法の全部適用をするわけではございませんけれども、一部適用で財務適用を予定しておりますが、それに伴って下水道の経営方針、あるいは10年、20年の経営的な戦略というのを策定していく。  当然、その中では、先ほど委員からご指摘がありました使用量の問題とか、今後につきましては多分維持管理がかなりのウエートを占めてくるとなってきたときに、財源をどうやって確保していくかということも含めた総合的な戦略を策定していかなければいけないということで、こちらについては公営企業法の適用を受けたと同時にスタートさせていきたいと考えております。  つまり、下水道の事業として個別に経営をしていくということを念頭に置いた経営方針を立てていくということを目標にしていきたいと考えて策定するものでございます。 ◎水再生センター所長 未利用のエネルギーについてご回答をさせていただきたいと思います。  次期の5カ年のアクションプランにも、エネルギーの資源の有効利用ということで記載をさせていただいております。14ページに記載をさせていただいております。未利用のエネルギーの活用として、下水処理場においては太陽光発電、バイオマス発電、下水熱の利用ということを念頭に検討しております。  バイオマスにつきましては、たしか前回の委員会でもご報告をさせていただいていますけれども、町田市の汚泥を実際に実験させていただいて、どのぐらいのガスが出るかということを今年度実験させていただいております。ですから、その結果をもって来年度以降につなげていくというような形を考えております。  もう1つ、新しく下水熱の利用をして、空調に転用ができないかということを今検討させていただいているところでございます。 ◆川畑 委員 そうすると、一定の使用量とか、家ができるとか、そういうのは別として、ある程度枠が決まってきているんじゃないですか。その中で経費を上手に回していくことというふうに理解しました。  例えば下水熱なんかは、テレビなんかでも結構脚光を浴びていて、一定の温度、12度から15度を保っているわけだから、これを冬の暖房、夏の冷房にうまく使っていくとなると、エネルギーを売れるのではないかなと思ったりするんですね。そういった面では上手に活用していくようなことも考えてもらえればなと思いますので、その程度できょうは終わりたいと思います。
    ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(東京都における境川の治水対策について) ○委員長 行政報告、東京都における境川の治水対策についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 本件につきましても、下水道部次長から報告を申し上げます。 ◎下水道部次長 では、行政報告の2つ目、東京都における境川の治水対策についてご説明いたします。  こちらは都からの情報提供ということでご理解いただければと思っております。  東京都は、境川の治水対策として調節池の整備を進めておりますけれども、建設候補地の境川クリーンセンター跡地について、事業説明会の情報提供が東京都河川部からございましたので、報告させていただきます。  1、2ページをごらんいただければと思います。  町田市では、東京都が建設を予定している調節池の名称を境川木曽東調節池とし、事業概要の提供を受けてきております。概要は3つ、表のとおりでございます。境川クリーンセンターの再整備に伴うゾーン計画で設定した広場ゾーンの地下に東京都が調節池を設置する。河川管理者である東京都が調節池を整備し、管理を行っていく。それから、調節池の上部利用ができるような構造として協議をさせていただくということでございます。  参考図面といたしましては、2ページ目の広場ゾーンになります。  今回、東京都が利用説明会を2017年度に入って開催をしたいという予定の情報を得たということで、今回行政報告をさせていただくということでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤 委員 1つだけ確認をさせてください。  今、西田の調節池の話が出ていると思うんですけれども、今回の境川の調節池の話と西田との関連性というか、例えば境川木曽東調節池ができることによって西田の話がなくなるとか、それとも同時並行でいくのかとか、その辺の情報をわかっている範囲でお願いいたします。 ◎下水道部長 東京都の計画では、私も何度かお答えをさせていただいているかもしれませんが、境川の東京都管理区間で76万立米の調節池が必要ということでございます。金森調節池が15万立米、今のが約5万立米ですから、20万立米ということでございまして、同時並行といいますか、これは両方築造していくということでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(浄化槽維持管理補助制度の改正について) ○委員長 行政報告、浄化槽維持管理補助制度の改正についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 本件につきましては、下水道整備課長より報告を申し上げます。 ◎下水道整備課長 それでは、浄化槽維持管理補助制度の改正についてご説明をさせていただきます。  2016年5月に策定させていただきました町田市公共用水域水質改善10ヶ年計画に基づきまして、市内の公共用水域における水質改善を図るという目的の中で、今までは浄化槽の維持管理としては、清掃補助のみをさせていただいていましたが、今回につきましては要綱の名前を、町田市単独処理方式浄化槽及び小型合併処理方式浄化槽清掃事業補助金交付要綱を町田市浄化槽維持管理補助金交付要綱に改正し、進めていきたいと思います。  予定としては4月1日を施行とします。  目的としましては、今お話ししたとおりで、清掃のみの実施ということを今回、目的の下から3行上がったところを見ていただきたいんですが、浄化槽法による3大義務、清掃、保守点検、それから法定検査を浄化槽管理者がやるべきことということで浄化槽法になっているところです。それについて、全てに対して満額ではないんですが、補助を出したいということで要綱の改正をいたしました。  要綱の改正内容につきましては、一番下段の変更点という表をごらんください。右側が改正前ということで、清掃のみについては種類が合併と単独と未届という3種類の分類に分かれていたんですが、それは残しながら、左側の改正後ということで、合併処理、単独についてはここに記載のとおりのものにお支払いをする。今回につきましては、清掃業者が委任状を添えて提出ということではなくて、補助金の申請方法につきましては管理者から直接申請書をいただくということになっております。  以上、簡単ですが、説明を終わります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆川畑 委員 そうすると、浄化槽管理者というのは市民として考えたときに、市民の方は届け出をしたお金を振り込んでもらって、それを業者さんに直接お願いするということでいいのかどうか。そして、終わったら市民の方は実費をお支払いするということでいいのかどうか、その辺のところ、対象者は今とどんなことが変わるのか、その辺がもしあれば説明してもらっていいですか。 ◎下水道整備課長 これにつきましては、清掃業者というのは当然許可を受けた業者なんですけれども、その方のお願いというよりも、浄化槽管理者、今、委員からお話があった個人の方から、完了した納付書、完了しましたよという証明書が業者から出ますので、それを送付してもらって振り込みするというシステムに、要は管理者がみずからやらなければいけない義務づけについても考えていただきたいということ。これにつきましては、今、該当者については大分書類を送ったり、いろいろ問い合わせをいただいたりして丁寧にご説明をしているところです。 ◆細野 委員 浄化槽の清掃の際に、こういう補助が出るということは、きれいに保つという点で大事な補助だと思いますが、この補助の引き上げによって自己負担はどれぐらいになるんでしょうか。 ◎下水道整備課長 負担については、この間、し尿処理の条例でもご説明したとおり、同等の水洗の問題ですので、1カ月当たり約2,000円のご負担になるという計算式でやっております。  ただ、浄化槽の大きさによっていろいろ変わりますので、若干の変動は当然ありますけれども、おおむね半分は、物によっては4万円ぐらいかかると思うんですが、大体半額ということで、上限額としてはここまでは出して、月のご自分のご負担については、約ですけれども、1カ月2,000円ということで全体的に均一を守ったというふうに考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時6分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時7分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第7号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。 ◆細野 委員 それでは、第7号議案、建設常任委員会所管部分の予算について反対の立場で討論を行います。  市財政悪化の見通しが示され、市民の負担の引き上げ、あるいは補助金の削減、全ての公共施設の統廃合を含めた見直しが行われる中、また民間委託が進められている中、先ほどご説明がありました3つの森構想、また南町田駅周辺整備プロジェクトや中心市街地の整備計画など、多額な財政投資の必要な事業が並行して進められています。自治体の役割として住民の福祉の増進という機能が後回しになってしまうのではないかというふうに危惧します。  こうした住民の願いに反するものであり、また、不要不急の事業については後に回して市民の暮らしやさまざまな営業などを守っていくべきと考え、反対いたします。 ◆佐藤 委員 第7号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。  予算審議においておおむね理解をいたしましたが、ただ、野津田公園のうち、観客席増設基本設計委託料及び観客席増設地質調査委託料については、検討結果について議会への行政報告もなく進行しており、審議内容からも明らかなように、検討経過、投資、経済効果、スケジュール等まだまだ検討の余地があるとともに、民間活用の手法等を含めてスタジアムのあり方についての課題は山積みであります。  よって、これらの点を議会に説明し、明らかにしてから執行することが妥当であるとの考えを申し添えて賛成討論とします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第7号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第7号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後3時10分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時11分 再開 ○委員長 再開いたします。  第7号議案に対し、佐藤和彦委員ほか4人から附帯決議案が提出されました。  提出者から、附帯決議案の趣旨説明を求めます。 ◆佐藤 委員 第7号議案に対する附帯決議についてご説明をいたします。  歳出、款8.土木、項3.都市計画、目8.公園緑地のうち、野津田公園スポーツの森整備事業として計上の観客席増設基本設計委託料及び観客席増設地質調査委託料については、検討経過、投資、経済効果、スケジュールなど、他の候補地も含め事業の最適化に向けて検討の余地がまだ見受けられる。これらの点を議会に説明し明らかにするまで、予算の執行を猶予されたい。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第7号議案に対し、お手元にご配付の附帯決議を付すことに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第7号議案にお手元にご配付の附帯決議を付することに決しました。  休憩いたします。              午後3時14分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時15分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査の申し出を議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申し出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。
    △委員派遣について ○委員長 閉会中の委員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。5月8日から10日までの3日間の日程で、特定事件の調査のため、委員全員を派遣いたしたいと思います。  なお、視察先については、正副委員長に一任願います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  視察先につきましては、正副委員長で協議の上、後日通知いたします。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後3時16分 散会...