町田市議会 2017-02-28
平成29年 3月定例会(第1回)-02月28日-02号
平成29年 3月定例会(第1回)-02月28日-02号平成29年 3月定例会(第1回)
町田市議会会議録第2号
2月28日(火曜日)
出席議員(36名)
1 番 森 本 せ い や 2 番 田 中 の り こ
3 番 石 井 くにのり 4 番 お ぜ き 重 太 郎
5 番 白 川 哲 也 6 番 松 葉 ひ ろ み
7 番 渡 場 悟 視 8 番 池 川 友 一
9 番 木 目 田 英 男 10 番 石 川 好 忠
11 番 渡 辺 厳 太 郎 12 番 松 岡 み ゆ き
13 番 佐 藤 和 彦 14 番 わ た べ 真 実
15 番 戸 塚 正 人 16 番 新 井 克 尚
17 番 山 下 て つ や 18 番 お く 栄 一
19 番 あ さ み 美 子 20 番 佐 々 木 智 子
21 番 市 川 勝 斗 22 番 い わ せ 和 子
23 番 三 遊 亭 ら ん 丈 24 番 若 林 章 喜
25 番 河 辺 康 太 郎 26 番 谷 沢 和 夫
27 番 吉 田 つ と む 28 番 大 西 宣 也
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――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。
2番 田中
のりこ議員
3番
石井くにのり議員
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―――――――◇――――――――
△日程第2
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第2、第1号議案を議題といたします。
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総務常任委員会議案審査報告書
1.第 1号議案 平成28年度(2016年度)町田市
一般会計補正予算(第5号)
本委員会は、2月24日付託された
上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
平成29年(2017年)2月24日
総務常任委員長 松 岡 み ゆ き
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務常任委員長 松岡みゆき議員。
〔
総務常任委員長松岡みゆき登壇〕
◎
総務常任委員長(
松岡みゆき)
今期定例会において、当
総務常任委員会へ付託された議案1件につきまして、2月24日に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。
第1号議案 平成28年度(2016年度)町田市
一般会計補正予算(第5号)のうち、当
委員会所管部分につきましては、反対討論の後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で
総務常任委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
――
―――――――◇――――――――
△日程第3
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第3、第1
号議案外議案4件を一括議題といたします。
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健康福祉常任委員会議案審査報告書
1.第 1号議案 平成28年度(2016年度)町田市
一般会計補正予算(第5号)
1.第 2号議案 平成28年度(2016年度)町田市
国民健康保険事業会計補正予算(第3号)
1.第 4号議案 平成28年度(2016年度)町田市
介護保険事業会計補正予算(第3号)
1.第 5号議案 平成28年度(2016年度)町田市
後期高齢者医療事業会計補正予算(第2号)
1.第 6号議案 平成28年度(2016年度)町田市
病院事業会計補正予算(第2号)
本委員会は、2月24日付託された
上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
平成29年(2017年)2月24日
健康福祉常任委員長 池 川 友 一
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
健康福祉常任委員長 池川友一議員。
〔
健康福祉常任委員長池川友一登壇〕
◎
健康福祉常任委員長(池川友一)
今期定例会において、当
健康福祉常任委員会に付託された議案5件につきまして、2月24日に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。
まず、第1号議案 平成28年度(2016年度)町田市
一般会計補正予算(第5号)のうち、当
委員会所管部分につきましては、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第2号議案 平成28年度(2016年度)町田市
国民健康保険事業会計補正予算(第3号)につきましては、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第4号議案 平成28年度(2016年度)町田市
介護保険事業会計補正予算(第3号)につきましては、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第5号議案 平成28年度(2016年度)町田市
後期高齢者医療事業会計補正予算(第2号)につきましては、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第6号議案 平成28年度(2016年度)町田市
病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で
健康福祉常任委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第1号議案を除く議案に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第2号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第4号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第5号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第6号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第4
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第4、第1号議案を議題といたします。
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文教社会常任委員会議案審査報告書
1.第 1号議案 平成28年度(2016年度)町田市
一般会計補正予算(第5号)
本委員会は、2月24日付託された
上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
平成29年(2017年)2月24日
文教社会常任委員長 市 川 勝 斗
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
文教社会常任委員長 市川勝斗議員。
〔
文教社会常任委員長市
川勝斗登壇〕
◎
文教社会常任委員長(市川勝斗)
今期定例会において、当
文教社会常任委員会に付託された議案1件につきまして、2月24日に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。
第1号議案 平成28年度(2016年度)町田市
一般会計補正予算(第5号)のうち、当
委員会所管部分については、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で
文教社会常任委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
――
―――――――◇――――――――
△日程第5
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第5、第26
号議案外議案3件を一括議題といたします。
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建設常任委員会議案審査報告書
1.第 26号議案
小野路球場夜間照明施設設置工事請負契約の
変更契約
1.第 33号議案 町田市
公共下水道根幹的施設(
鶴川ポンプ場)の
建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定
1.第 1号議案 平成28年度(2016年度)町田市
一般会計補正予算(第5号)
1.第 3号議案 平成28年度(2016年度)町田市
下水道事業会計補正予算(第3号)
本委員会は、2月24日付託された
上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
平成29年(2017年)2月24日
建設常任委員長 白 川 哲 也
議長 吉 田 つ と む 様
────────────────────────────────────
○議長(吉田つとむ) 本件に関し、委員長の報告を求めます。
建設常任委員長 白川哲也議員。
〔
建設常任委員長白川哲也登壇〕
◎
建設常任委員長(白川哲也)
今期定例会において、当
建設常任委員会へ付託されました議案4件につきまして、2月24日に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。
まず、第26号議案
小野路球場夜間照明施設設置工事請負契約の
変更契約につきましては、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第33号議案 町田市
公共下水道根幹的施設(
鶴川ポンプ場)の
建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定につきましては、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第1号議案 平成28年度(2016年度)町田市
一般会計補正予算(第5号)のうち、当
委員会所管部分につきましては、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、第3号議案 平成28年度(2016年度)町田市
下水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、討論はなく、採決の結果、
全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で
建設常任委員会の報告を終わります。
○議長(吉田つとむ) 委員長の報告は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。第1号議案を除く議案に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第26号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第33号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
第3号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
これより第1号議案の討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
31番
細野龍子議員。
〔31番
細野龍子登壇〕
◆31番(細野龍子) 第1号議案、
一般会計補正予算について、無通告で議長のお許しを得て反対の立場で討論を行います。
本予算には、
学校施設環境改善交付金を活用し、鶴川第一
小学校改築工事や
トイレ改修事業、
空調設備設置事業を前倒しで進める予算が含まれ、評価をするものです。
しかし、一方で徴収強化による
市民税滞納繰り越し、延滞金の
増額補正が行われている点で問題だと考えます。
個人市民税の
滞納繰り越しは1億2,000万円を増額し、徴収率は当初目標としていた32.6%を大きく上回り、40%を超えました。また、延滞金も5,400万円と大幅な増額になっています。
毎年、総務省からは納税の猶予や換価の猶予、滞納処分の執行停止、延滞金免除なども含めたツールが示され、滞納者が生活破綻に陥らないよう通達が行われています。市民が収入に見合った税金を支払うことは当然の義務ですが、生活の激変によって支払えない市民への対応は、滞納者の生活実態に応じた丁寧な納付相談こそ重要だと考えます。
町田市が地方自治体の本旨に照らし、生活再建型の滞納処分に転換することを求めて、第1号議案に反対いたします。
○議長(吉田つとむ) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第1号議案を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第6
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第6、市長から、
今期定例会に当たり、施政方針について発言の申し出がありますので、この際、これを許します。
市長 石阪丈一君。
〔市長石阪丈一登壇〕
◎市長(石阪丈一) 2017年第1回市議会定例会の開会にあたりまして、新年度の施政方針を申し述べさせていただき、議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
まず、市政を取り巻く状況について、私の認識を申し述べさせていただきます。
いま、大きな変化の時代が始まろうとしています。
グローバル化、若者たちの意識の変化、情報通信技術の進化など様々な要因が絡み合い、複雑化していく社会において、価値観の転換やライフスタイルの多様化が加速度的に進んでいます。
産業の分野では、情報通信技術の革新により、変化に柔軟に対応できることが、生き残るための条件となっています。
行政分野においても、誰もが経験したことのない高齢化社会を目前に控え、社会保障給付を持続可能なかたちに変えていくことや、これまで行政が担っていた公共サービスを、意欲と能力がある多様な主体と協働で実施していくことに取り組む必要があります。
これまでの行政サービスのかたちを変えることが必要とされる時代になっております。
町田市未来づくり研究所の推計では、町田市の人口は2020年頃から減少が始まるとしています。2030年頃からは、町田市を含む東京圏全体で本格的な人口減少時代に突入することが予測されています。
これからの15年、30年は、住民の高齢化と生産年齢人口の減少が同時に進んでいくことに加え、高度成長期に作られたインフラや公共施設の老朽化が進行していきます。
町田市を取り巻く環境が大きく変わっていく中で、今般、町田市基本計画「まちだ未来づくりプラン」の後期実行計画である「町田市5ヵ年計画17-21」を策定いたしました。
この計画は、人口減少・超高齢化に真正面から挑戦する計画です。
都市間競争から一歩抜きんでる町田市ならではの人口減少対策を展開してまいります。
人を惹きつける都市の新たな魅力と、時代のニーズに適合した公共サービスの新たなかたちを創り上げるために、未来への投資と公共サービス改革を実行してまいります。
未来への投資については、若者に魅力的な住環境の整備や立地・資源を活かした町田市固有の魅力の創出に重点的に取り組んでまいります。
若者に魅力的な住環境の整備としては、子育て世代から選ばれる「子育てしやすいまちだ」「子育てが楽しいまちだ」を、次のステージへ飛躍させる取り組みを進めてまいります。
保育所や認定こども園等の整備による保育サービスの拡充や、子どもの多様な活動を育む放課後子ども教室、冒険遊び場、子どもクラブ等の整備を進めてまいります。
また、小中学校では、子ども達の学力・体力の向上やICT環境の充実等に重点的に取り組んでまいります。
立地・資源を活かした町田市固有の魅力の創出については、都市の機能のリニューアルに大胆に取り組んでまいります。
副次核である南町田駅周辺、鶴川駅周辺を、交通や商業の拠点としてだけではなく、緑や賑わい、観光、スポーツなど、地域の特性に応じた、多機能な地域の拠点としていきます。
そして、人々の交流や活動、町田にしかない魅力的なものが生み出されるまちとなるため、まちの多様な魅力を創り出していきます。
その先導として、3つの豊かな地域資源、町田薬師池公園四季彩の杜、芹ヶ谷公園芸術の杜、野津田公園スポーツの森に、それぞれ観光、芸術、スポーツの拠点とするための重点投資を行ってまいります。
暮らしに身近な場所で、トップスポーツやトップレベルの文化・芸術に触れることができるまちとなる。そして、その大きな波及力がまちを活性化し、賑わいを生み出し、暮らしに潤いを与える、そして新たな雇用を生む。そうした新たな循環を創り出してまいります。
中長期的な町田の発展の鍵となるのが、多摩都市モノレールの町田方面延伸、小田急多摩線の延伸であると考えております。
特に、多摩地域を南北に結ぶモノレールの延伸実現は、人口減少・超高齢化が進む中にあっても、町田が活力あふれるまちであり続けるための、生命線のようなものだと感じております。
その効果は、交通の利便性が高まるということだけではなく、中心市街地の新たな賑わいの創出やまちの更新、団地再生への大きな契機となるなど、非常に多岐に渡るものであると考えております。
新たな5ヵ年計画におけるもう一つの重要な視点は、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催です。
東京が生まれ変わるこのタイミングが、都市の力を高め、その先の町田の未来への道筋を明らかにする絶好の機会と考えております。
2018年の市制60周年、2019ラグビーワールドカップ、2020年のオリンピック・パラリンピックの3ヵ年を、スポーツの分野だけではなく文化・経済・観光等のあらゆる分野における発展の契機としたいと考えております。
市民・企業・行政が、「オール町田」で協力して、まちの魅力向上や地域活性化に取り組み、シティプロモーションしていくことで、まちへの愛着・誇りや町田市への関心・憧れを醸成していきたいと考えております。
続きまして公共サービス改革についてです。
今後、構造的収支不足の拡大とともに財政状況が厳しくなる中にあっても、高度化・多様化する市民ニーズに応えるためには、公共サービスを時代にあった新たなかたちに作り変えていかなければなりません。
今後5ヵ年において、公共サービス改革として、2つの柱を掲げ、取り組んでまいります。
1つ目の改革の柱は、市役所の生産性の向上です。
市役所が担う公共サービスを効率的・効果的に展開するためには、市役所の能力を高めるとともに、市役所の生産性を向上させなければなりません。
現在市が行っている事務事業について、同規模自治体との業務比較を実施し、業務の流れややり方を抜本的に革新するビジネス・プロセス・リエンジニアリング(BPR)に取り組んでまいります。
また、ICTや民間委託等を積極的に活用し、これまで以上に質の高い行政サービスを効率的・効果的に提供することで、職員定数を今後5年間で130人削減し、人件費の縮減につなげます。
2つ目の柱は、公共施設における行政サービスの改革です。
町田市では、公共施設の約半数が築30年以上経過し、老朽化が進んでいます。全ての施設をこのまま維持した場合、今後10年間の維持管理経費は、これまでの10年間と比較して1.8倍となり、年平均で約125億円が見込まれ、維持管理経費の確保が困難になります。
このため、今後40年先を見据えた「(仮称)町田市公共施設再編計画」を2017年度に策定し、中長期的な視点を持った公共施設の再編を進め、維持管理経費の縮減を図ります。
また、この再編計画に基づき、長寿命化につながる修繕・改修計画を策定し、公共施設の適正な維持保全を図ります。
また、この再編計画と整合を図りつつ、特に、市が直営で運用・管理している施設を対象として、本来市が担うべき役割や直接執行すべき業務を再整理します。その上で、民間で代替可能な機能への民間活力の導入を進めるとともに、複数ある施設や類似する機能を有する施設においては、集約化を図ります。こうしたことにより、運営コストの削減を図るとともに、更なるサービスの向上を目指します。
この5ヵ年計画が描こうとしている未来は、人口が減少する中でも、まちが活気にあふれ、様々な年代の市民がそれぞれの価値観に沿ったライフスタイルを実現できる、夢を叶えられるまちです。
15年先、30年先も魅力にあふれた「選ばれるまちだ」をめざして取り組んでまいります。
続きまして、5ヵ年計画の初年度である2017年度の主要な施策について、「まちだ未来づくりプラン」の4つのまちづくり基本目標に沿ってご説明いたします。
まず、1つ目のまちづくり基本目標「将来を担う人が育つまちをつくる」についてです。
放課後の子どもの見守り事業である「まちとも」の事業内容を一新し、5ヵ年計画の期間内に、すべての小学校で、「新たな‘まちとも’」事業を実施します。これまでの「まちとも」は放課後の外遊びの見守りが中心のため雨天時は中止となり、回数や内容も学校ごとに異なっていました。
これから始める「新たな‘まちとも’」は、学校や地域を主体とした運営協議会が運営し、学校がある日も夏休みも、雨の日も実施していきます。ここでは、遊びや勉強など、様々な活動に参加することができ、放課後が、「安心で」「いつでも」「自由に」「楽しく」過ごせる空間となります。学童保育クラブに入会している子どもも自由に参加することができるよう一体的に事業を展開します。2017年度は、先行して10校で実施します。
また、町田第三中学校区域内に建設中の子どもクラブが2018年1月に開所することから、次の小山中学校区への整備に着手します。さらに、子どもの豊かな遊びの場として芹ヶ谷公園、鶴川中央公園に続き、市内で3番目となる常設の冒険遊び場を小山田地域にオープンします。
町田市では、子どもセンター5館の整備が完了し、中学校区に整備する子どもクラブや、公園内の「常設型冒険遊び場」、これから展開する「新たな‘まちとも’」など、子どもの居場所の選択肢が広がります。
また、待機児童解消に向け2018年4月までに保育所の定員を225人増やします。認定こども園、保育所、小規模保育所など状況やニーズに応じた選択が可能となるよう、教育・
保育施設の整備を進めていきます。
そして、交通利便性の高い駅周辺に送迎保育ステーションを新設し、駅周辺と教育・
保育施設を繋ぐことで子育てしやすい環境を整備します。
小中学校では、児童・生徒がよりよい学びができるよう、教育環境の整備を進めてまいります。
町田第一中学校の建替へ向け、2017年度は実施設計を行います。建替後の校舎は校舎前面に交流テラスを設けたり、地域開放を考慮した教室配置を行うなど、将来のさまざまなニーズに対応が可能な施設構造といたします。新校舎使用開始は2021年9月、グラウンドの整備も含めた全体工事の完了は2022年3月を予定しております。
また、小中学校の老朽化したトイレの更新及び洋式化については、これまで継続して行ってまいりましたが、2017年度に小学校4校・中学校6校の工事を行うことですべての学校で完了いたします。
特別教室の空調設備について、これまで図書室や音楽室など一部の教室にのみ設置してきたところですが、今後は、すべての特別教室に設置していきます。2017年度は中学校12校に整備し、すべての中学校での整備が完了します。
また、児童・生徒の学習意欲を高め、課題を見出し解決する力を育てるため、学校のICT環境を充実させていきます。2017年度は小・中各1校をモデル校に指定して、タブレットやプロジェクター等を配備し、ICTを活用した効果的な授業の実践と研究を行います。
次に2つ目のまちづくり基本目標、「安心して生活できるまちをつくる」についてです。
団塊の世代が後期高齢者となる2025年を目標として、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けるため地域包括ケアを推進していきます。
本年4月から「町田市介護予防・日常生活支援総合事業」が始まります。これまで介護事業者が要支援者に提供してきた訪問介護・通所介護サービスについて、介護事業者に加え、地域活動団体や保健医療専門職などの多様な主体による提供が可能となります。利用者にとって利用できるサービスの選択肢が増えることになります。
また、この事業は、健康づくりや介護予防を重視したものとなっており、地域の仲間と気軽に参加できる場の創出等に取り組んでまいります。
また、介護人材の確保や育成に重点的に取り組んでまいります。
現在の介護従事者の有効求人倍率は約4倍となっており、人材確保が難しい状況です。国の試算では、2025年には介護人材が38万人不足するといわれています。
町田市では、2011年度に、介護人材の育成や就労継続を支援するために町田市介護人材開発センターを設立し、先進的に介護人材の確保や育成に取り組んできました。2016年度には、50歳以上のアクティブシニアを介護の担い手として育成し、新たに立ち上げた介護人材バンクに登録して就労につなげる取り組みをスタートしました。
今後も、介護人材の安定的な確保のために、町田市独自の介護人材バンク事業を展開してまいります。
安全・安心まちづくりについては、2016年12月に改定した町田市安全安心まちづくり推進計画に基づき、市民の体感治安を向上させるための取り組みを強化していきます。
町田市の刑法犯認知件数は、2012年に4,493件であったものが、2016年は3,403件にマイナス24%と大幅に減少しています。
しかし、2016年に市内で発生した振り込め詐欺等の被害額は約2億円となっており、多摩26市の中で一番、被害額が多いという統計もあります。東京都や警視庁と協力して、特殊詐欺根絶イベントin町田などの大規模なイベントの実施や防災行政無線を活用した取り組みなどにより、被害防止に重点的に取り組んでまいります。
2017年度に、玉川学園コミュニティセンターの建替工事に着手します。コミュニティセンターの改築と合わせて、駅からのアクセス向上、また地域のバリアフリーを実現するために、玉川学園前駅の駅舎とコミュニティセンターとを接続するデッキを新たに整備します。
次に3つ目のまちづくり基本目標、「賑わいのあるまちをつくる」についてです。
昨年は、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、日本選手の活躍で大いに盛り上がりました。町田市出身の選手では、パラサイクリングの鹿沼選手、陸上長距離の大迫選手や関根選手、体操の内山選手といった選手が活躍し、市民に勇気と誇りを与えてくれました。
町田市は、2019年のラグビーワールドカップ、東京2020オリンピック・パラリンピック大会双方のキャンプ地会場として立候補し、開催に向けた機運を高めていきます。世界トップレベルの技術を多くの市民、子どもたちに間近で感じてもらい、子どもたちの将来の夢につながってくれればと考えております。
町田市では、「スポーツで人とまちが一つになる」という基本理念を掲げてスポーツ振興に取り組んでいます。スポーツが盛んなまちという強みを市内外にブランドとして確立することで、地域のつながりと健康寿命の向上、定住・交流人口の増加、地域経済の活性化など、様々な課題の解決につなげられます。スポーツの持つ大きな力をまちづくり、ひとづくりに活かしていきたいと考えております。
現在、野津田公園スポーツの森では、FC町田ゼルビアのホームゲームやラグビートップリーグなど大規模なスポーツ大会が開催され、町田の「みる」スポーツの中心的な場所となっております。
2017年度は、新たにカラー映像・動画・リプレイ映像の表示ができる大型映像装置を整備することで、臨場感を高め、楽しい空間を演出し、スタジアムとしての魅力を一層高めてまいります。
また、FC町田ゼルビアのJ1昇格も見据え、観客席数を1万5,000席とする増設計画も進めます。2017年度は基本設計を行います。
続きまして、町田薬師池公園四季彩の杜整備についてです。
町田薬師池公園四季彩の杜は、2020年度のオープンを目指して西園の整備工事に着手するとともに、西園内に設ける四季彩の杜ゲートハウスの実施設計を行います。四季彩の杜ゲートハウスには、案内所やレストラン、カフェ、大型バスの駐停車スペースの確保等に加え、地元でとれた野菜や加工品等の地産品の直売所を設け、町田の「農」を発信する機能も導入します。
次に、芹ヶ谷公園芸術の杜再整備についてです。芹ヶ谷公園芸術の杜は、中心市街地からの回遊性が高く、中心市街地への来訪者を増やすという中心市街地のまちづくり全体から見ても大きなポテンシャルをもった資源と言えます。
昨年3月に策定した「芹ヶ谷公園再整備基本計画」に基づき、魅力を一層高め、中心市街地のにぎわい・交流の創出につながる再整備を進めていきます。
この再整備計画は、2期に分けて行い、2017年度は、第1期の整備区域である都営住宅跡地整備の実施設計を行うとともに、小田急線側の密集した樹木の間伐を行い、明るい公園空間を創出します。
最後に4つ目のまちづくり基本目標、「暮らしやすいまちをつくる」についてです。
南町田地区では、町田市と東急電鉄が共同で進める「拠点創出まちづくりプロジェクト」を本格的に展開していきます。本年1月に本プロジェクトの最大の特色である行政と民間事業者との共同施行による区画整理事業に着工いたしました。
行政と民間、双方の強みを最大限に生かしたこの取り組みは、これからの駅周辺のまちづくりのモデルとなる事業と考えております。
2017年度は、新しい商業施設、駅施設、南北自由通路の
整備工事を開始します。
また、駅の北側では、4月に北口駅前広場がオープンし、路線バスやタクシーはすべて、駅前広場から便利に利用いただけるようになります。これにより、市内外にアクセスしやすく、また、鉄道や空港バスを利用して広域からも訪れやすい、拠点としての魅力が一層高まるものと考えております。
次に、鶴川駅周辺のまちづくりについてです。
町田市の東の玄関口である鶴川駅周辺は、水とみどりに囲まれ、川崎市、横浜市などこの一帯の拠点として町田市の文化、交流の核となっています。
2016年12月に公表した「鶴川駅周辺再整備基本方針」に基づき、北口広場の再整備、香山緑地の整備、駅南側の市街地整備、南北自由通路、小田急電鉄による駅舎改良、川崎市と連携した南口へのアクセス路整備など、駅周辺の整備を地元地権者、小田急電鉄と共に進めてまいります。
2017年度は、南北自由通路及び、南口土地区画整理事業の調査や測量などを進めます。
新たなまちづくりにより、「安全で便利な交通」と「快適で賑わいのある駅前空間」を実現することで、南町田につづき、町田市の副次核にふさわしい活力と魅力にあふれる選ばれるまち鶴川を目指してまいります。
空家対策にも引き続き、積極的に取り組んでまいります。全国的に空家が増加するなか、町田市の空家は1万7,360戸、空家率は7.7%となっております。これは、東京都全体の11.1%よりも低く、多摩26市の中でも最も低い空家率となっております。
2016年度から、空家の発生予防に重点をおいて取り組みを進めております。戸建住宅の所有者などに対する空家セミナーを実施し、相談窓口を開設するなど、総合的な空家対策の推進に取り組んでおります。
2017年度は、新たに空家を地域活性化施設に改修した際の助成制度を設け、町内会の集会所等の公共公益的な利活用の促進に取り組んでまいります。
続きまして、新たな資源循環型施設整備です。
昨年は、施設の建設からその後約20年間の管理運営を包括的に行う事業者を選定し、12月に施設
整備工事の契約を締結いたしました。施設の完成は2021年度を予定しており、2017年度は、敷地造成や既存管理棟の解体といった工事に着手します。
新たな施設は、首都圏では初めてとなる生ごみ等のバイオガス化施設を併設する施設です。ごみとして処理する量の減量を前提に、焼却能力を現在の施設よりも4割縮小しています。
また、この施設は、ごみ発電とバイオガス発電の組合せで、高効率の発電が可能となり、災害時にも対応できるエネルギーセンターとして機能します。
近年、地球温暖化対策として水素エネルギーの活用が注目されています。
町田市では、昨年の燃料電池自動車(
FCV)の導入に続き、2017年度は、さらにトレーラーによる移動式の水素ステーションを誘致します。
これにより、燃料電池自動車導入の環境を整備するとともに、水素社会の実現に向けた普及、啓発を行います。とりわけ未来を担う子どもたちには、イベントや体験学習を通じて、最先端の技術に触れてもらい、町田から、日本の未来を先導する技術者が育ってもらいたいと思います。
環境の保全や自然と共生し、「暮らしやすさ」を実現する都市となることは、町田市に住むことの大きな魅力の一つとなると考えております。
今後も、水素関連をはじめ、環境に関する先進技術、産業が集積する「環境先進都市」を目指してまいります。
以上のような考え方で編成いたしました2017年度の当初予算案の規模は、一般会計、1,461億5,702万1,000円、特別会計、1,216億7,677万4,000円、合計、2,678億3,379万5,000円となっております。昨年度の当初予算と比べ、約2%の増となっております。
町田市基本計画「まちだ未来づくりプラン」の前期計画である「町田市新5ヵ年計画」では、将来のまちのあるべき姿を見据え、未来へ向けてのいわば「種蒔き」を進めてまいりました。この度の新たな5ヵ年計画では、「種を蒔き、芽が出ている」事業や取り組みを、しっかりとした「幹」に育て、未来へつないでまいります。
町田市に住みたい、住み続けたい。そう思っていただける「選ばれるまちだ」に向け、いまやらなければならないこと、やれることは先送りすることなくすべてやる覚悟です。
未来は予想できませんが、未来は選択でき、未来は創造できるものです。混沌とした時代だからこそ、我々は「こういうまちをつくりたい」と「次の時代への挑戦」を語らなければなりません。
まちなみ、賑わい、自然のたたずまい、農のある風景、そして何よりも地域の市民の力は、かけがえのない本市の財産です。そしてこれらは、まだまだポテンシャルを秘めています。その力を最大限に発揮させ、市民の皆様とともに理想の未来を築き上げていく所存です。
議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
以上、新年度の施政方針を申し述べさせていただきました。ご清聴ありがとうございました。
○議長(吉田つとむ) 市長の発言は終わりました。
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△日程第7
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○議長(吉田つとむ) 日程第7、第7
号議案外議案26件を一括議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
副市長 髙橋豊君。
〔副市長髙橋豊登壇〕
◎副市長(髙橋豊) それでは、第7号議案 平成29年度(2017年度)町田市
一般会計予算について、その概要をご説明申し上げます。
平成29年度の町田市の予算につきましては、国の経済対策等により、日本経済は緩やかな回復基調が見られる一方で、急速な高齢化などの影響から社会保障関係経費は増加を続けております。依然として厳しい財政状況が続く中での予算編成となりましたが、町田市基本計画であるまちだ未来づくりプランの6年目として、また、その後期実行計画である町田市5ヵ年計画17-21の初年度として、目標達成に向けた取り組みの着実な推進を目指すための予算と位置づけ、編成作業を進めました。
タブレットでは477分の12ページ、予算書では4ページをごらんください。これ以降は予算書のページ番号でご説明いたします。
第1表、歳入歳出予算につきましては、歳入において、平成29年度の市税収入は、喫煙率の減少による市たばこ税などの減を見込む一方で、就業率の向上による納税義務者数の増加や賃金の増加による
個人市民税の増及び家屋の新増築の増による固定資産税の増などにより、平成28年度に比べて増収を見込んでおります。
一方、配当割交付金や地方交付税などにつきましては前年度に比べて減を見込むものの、都支出金や繰入金などで増を見込んでおります。
6ページをごらんください。
歳出においては、民生費にて重度障がい者通所施設整備事業費などが減少したものの、総務費にて将来を見据えた投資的な事業の財源とするため公共施設整備等基金積立金、衛生費にて循環型施設整備事業費、土木費にて南町田駅周辺地区拠点整備事業費が前年度に比べて増加しております。
その結果、
一般会計予算の総額は1,461億5,702万1,000円となり、前年度の当初予算と比較しますと59億3,048万3,000円、4.2%の増の予算を計上することとなりました。
8ページをごらんください。
第2表、債務負担行為につきましては、玉川学園コミュニティセンター建替事業ほか29件、また、11ページ、第3表、地方債につきましては、地域センター整備事業ほか34件をそれぞれ定めるものでございます。
それでは、初めに歳入の主なものから順を追ってご説明申し上げます。
予算書の18ページをごらんください。
第1款、市税につきましては、喫煙率の減少による市たばこ税の減が見込まれるものの、就業率の向上による納税義務者数の増加や賃金の増加による
個人市民税の増や家屋の新増築の増による固定資産税の増などにより、市税全体では、前年度に比べ9億9,939万円、1.5%の増となる683億2,787万6,000円を計上しております。
続きまして、24ページ、第2款、地方譲与税から、28ページ、第11款、交通安全対策特別交付金につきましては、それぞれの関係法令に基づき交付されるもので、前年度までの収入額並びに収入見込み額を勘案して計上しております。
第12款、分担金及び負担金15億1,837万4,000円につきましては、児童保育費負担金などを計上しております。
次に、30ページ、第13款、使用料及び手数料34億6,312万9,000円につきましては、廃棄物処理手数料、学童保育クラブ育成料など、収入実績などをもとに計上しております。
続きまして、44ページをごらんください。
第14款、国庫支出金264億4,957万6,000円でございますが、まず、第1項、国庫負担金につきましては、第1目、民生費国庫負担金で、自立支援費負担金及び生活保護費負担金の増などにより、前年度に比べ6億7,723万5,000円、3.0%の増となっております。
また、50ページ、第2項、国庫補助金につきましては、58ページ、第4目、土木費国庫補助金で、社会資本整備総合交付金の増の一方で、62ページ、第5目、教育費国庫補助金で、小中学校施設環境改善事業の平成28年度前倒し実施による
学校施設環境改善交付金の減などにより、前年度に比べ3億7,165万1,000円、11.8%の減となっております。
次に、66ページ、第3項、委託金につきましては、第4目、教育費委託金で研究指定校等事業委託金の減などにより、前年度に比べ435万円、3.6%の減となっております。
続きまして、第15款、都支出金191億1,307万9,000円でございますが、まず、第1項、都負担金につきましては、第1目、民生費都負担金で保険基盤安定負担金、自立支援費負担金の増などにより、前年度に比べ1億9,116万7,000円、2.3%の増となっております。
また、74ページ、第2項、都補助金につきましては、第1目、総務費都補助金で市町村総合交付金の増、第2目、民生費都補助金で子育て推進交付金の増などにより、前年度に比べ9億2,787万円、10.7%の増となっております。
98ページをごらんください。第3項、委託金につきましては、第1目、総務費委託金で、選挙費委託金の減などにより前年度に比べ3,208万5,000円、3.1%の減となっております。
続きまして、102ページ、第16款、財産収入5億9,904万5,000円につきましては、物品及び権利売払収入の減などにより、前年度に比べ9,047万5,000円、13.1%の減となっております。
次に、104ページ、第17款、寄附金4,104万7,000円につきましては、指定寄附金の増により前年度に比べ9万5,000円、0.2%の増となっております。
続きまして、106ページ、第18款、繰入金65億6,374万1,000円につきましては、財政調整基金からの繰入金の増のほか、土地開発基金からの繰入金の皆増などにより前年度に比べ32億153万2,000円、95.2%の増となっております。
第19款、繰越金10億円につきましては、前年度繰越金を計上しております。
第20款、諸収入14億2,355万2,000円につきましては、市税延滞金や歳計現金の運用に伴う預金利子、貸付金の元金収入、道路整備等の受託事業収入などを計上しております。
次に、124ページをごらんください。
第21款、市債64億2,100万円につきましては、説明欄にございますように、歳出における起債対象となる施設整備事業などについて、それぞれ計上しております。また、臨時財政対策債は、財源確保のために借り入れるものでございます。
引き続きまして、歳出の概要につきましてご説明申し上げます。
132ページをごらんください。
第1款、議会費6億7,393万6,000円につきましては、議会活動に要する諸経費でございます。
続きまして、134ページ、第2款、総務費173億7,758万4,000円につきましては、成瀬コミュニティセンター建替事業費の減などの一方で、公共施設整備等基金積立金の増、市民フォーラム活用事業費の皆増などにより、前年度に比べ28億3,631万2,000円、19.5%の増となっております。
まず、第1項、総務管理費につきましては、144ページ、第11目、財政管理費で公共施設整備等基金積立金などを計上しております。
154ページ、第18目、市民総務費では、玉川学園コミュニティセンター建てかえに係る施設整備工事費、156ページ、第19目、市民協働推進費では、市民フォーラム共有床購入に係る公有財産購入費などを計上しております。
172ページ、第4項、選挙費につきましては、第1目、選挙費で市議・市長選挙の実施に係る経費などを計上しております。
続きまして、178ページ、第3款、民生費764億311万9,000円につきましては、障がい者サービス給付事業費、生活保護費の増などにより、前年度に比べ8億8,547万円、1.2%の増となっております。
まず、第1項、社会福祉費につきましては、180ページ、第2目、障がい者福祉費で自立支援給付費などを計上しております。
各特別会計に対する繰出金につきましては、後期高齢者医療事業会計に47億7,759万7,000円、国民健康保険事業会計に62億6,313万円、介護保険事業会計に49億9,822万4,000円を計上しております。
次に、190ページ、第2項、児童福祉費につきましては、まず、第1目、児童福祉総務費で児童手当費などを計上しております。
194ページ、第2目、保育・幼稚園費では、民間保育所等の施設型給付費、児童保育委託料などを、196ページ、第3目、子育て推進費では、民間保育所整備事業費補助金などを計上しております。
200ページ、第5目、児童青少年費では、学童保育クラブ管理運営委託料などを計上しております。
次に、202ページ、第3項、生活保護費につきましては、生活保護世帯に対する生活扶助費、医療扶助費などを計上しております。
続きまして、208ページ、第4款、衛生費141億7,180万8,000円につきましては、循環型施設整備事業費の増などにより、前年度に比べ13億9,470万3,000円、10.9%の増となっております。
まず、第1項、保健衛生費につきましては、210ページ、第3目、保健予防費で、予防接種等委託料、妊婦健康診査委託料などを計上しております。
次に、218ページ、第2項、病院費につきましては、救急医療・小児医療など病院事業会計に対する負担金を計上しております。
第3項、清掃費につきましては、220ページ、第2目、循環型施設整備費で循環型施設整備に係る事業費を計上しております。
第3目、廃棄物処理費では、廃棄物処理施設の運営経費のほか、境川クリーンセンター改修に伴う施設改修工事費、多摩ニュータウン環境組合及び東京たま広域資源循環組合への負担金などを計上しております。
224ページ、第4目、3R推進費では、ごみ収集業務委託料などを計上しております。
続きまして、228ページ、第5款、労働費3,542万2,000円につきましては、一般財団法人町田市勤労者福祉サービスセンターへの補助金などを計上しております。
次に、230ページ、第6款、農林費3億5,893万8,000円につきましては、農業委員会の運営費を計上するほか、232ページ、第3目、北部丘陵整備費で、北部丘陵まちづくり促進に係る経費などを計上しております。
続きまして、234ページ、第7款、商工費9億4,553万1,000円につきましては、中小企業融資利子補助金などを計上しております。
次に、238ページ、第8款、土木費127億7,941万1,000円につきましては、小野路公園整備事業費の減などの一方で、南町田駅周辺地区拠点整備事業費、野津田公園整備事業費の増などにより、前年度に比べ14億2,136万1,000円、12.5%の増となっております。
まず、240ページ、第2項、道路橋梁費につきましては、242ページ、第3目、道路維持費で、道路応急修繕料などを計上しております。
次に、246ページ、第3項、都市計画費につきましては、第1目、都市計画管理費で、南町田駅周辺地区拠点整備に係る経費を計上しております。
250ページ、第6目、街路整備費では、都市計画道路整備に係る道路築造工事費などを計上しております。
252ページ、第7目、公共下水道費では、下水道事業会計に対する繰出金として20億8,268万4,000円を計上しております。
第8目、公園緑地費では、公園や緑地の管理費及び用地購入費のほか、町田市立陸上競技場の大型映像装置
整備工事費などを計上しております。
次に、256ページ、第4項、住宅費につきましては、市営住宅管理代行委託料のほか、緊急輸送道路沿道建築物耐震促進助成金などを計上しております。
続きまして、258ページ、第9款、消防費53億1,742万3,000円につきましては、常備消防に係る東京都への委託料のほか、消防団運営費、防災行政無線再構築工事費などを計上しております。
次に、260ページ、第10款、教育費114億5,900万9,000円につきましては、小中学校施設環境改善事業の平成28年度前倒し実施や小中学校施設防音事業費の減などにより、前年度に比べ8億5,478万9,000円、6.9%の減となっております。
まず、第1項、小中学校費につきましては、第1目、教育総務費で、教育委員会及び事務局の運営費並びに小中学校の管理運営費などを計上しております。
第2目、学校施設費では、鶴川第一小学校改築に伴う学校施設
整備工事費、町田第一中学校改築に伴う実施設計委託料などを計上しております。
262ページ、第3目、学事費では、小中学校の就学援助に係る経費などを計上しております。
次に、272ページ、第2項、社会教育費につきましては、町田市民ホールや鶴川緑の交流館の管理運営に係る経費、生涯学習センター、図書館、国際版画美術館の施設管理費や展覧会の事業費などを計上しております。
次に、286ページ、第3項、保健体育費につきましては、総合体育館や室内プールなどの管理運営委託料などを計上しております。
続きまして、292ページ、第12款、公債費、65億3,483万4,000円につきましては、平成29年度に償還する元利償還金を計上しております。
以上が平成29年度(2017年度)町田市
一般会計予算の概要でございます。
次に、第8号議案 平成29年度(2017年度)町田市
国民健康保険事業会計予算について、ご説明申し上げます。
予算書の320ページをごらんください。
平成29年度
国民健康保険事業会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ510億2,479万5,000円で、前年度に対して4億7,461万6,000円の減となっております。
初めに、歳入からご説明申し上げます。
326ページをごらんください。
第1款、国民健康保険税93億3,715万4,000円は、国民健康保険税率改定や被保険者数の動向などを勘案し、計上するものでございます。
328ページをごらんください。
第2款、使用料及び手数料4万8,000円は、国民健康保険税の税務証明手数料でございます。
第3款、国庫支出金86億6,646万9,000円のうち、第1項、国庫負担金は、一般被保険者療養給付費、介護納付金、後期高齢者支援金、高額医療費共同事業及び特定健康診査の負担金等でございます。
330ページをごらんください。
同第2項、国庫補助金は、財政調整交付金等でございます。
第4款、療養給付費交付金6億2,539万7,000円は、退職被保険者等療養給付費交付金でございます。
第5款、前期高齢者交付金113億4,510万5,000円は、他の保険者間との調整のための交付金でございます。
第6款、都支出金32億9,440万5,000円のうち、第1項、都負担金は、高額医療費共同事業及び特定健康診査の負担金等でございます。
332ページをごらんください。
同第2項、都補助金は、財政調整交付金及び都費補助金でございます。
第7款、共同事業交付金112億5,789万2,000円は、高額医療費共同事業及び保険財政共同安定化事業の交付金でございます。
第8款、繰入金62億6,313万円は、保険基盤安定繰入金と職員給与費等繰入金、出産育児一時金繰入金及び財源補填のための一般会計繰入金でございます。
334ページをごらんください。
第9款、繰越金1億円は、前年度繰越金が生じた場合のための計上でございます。
第10款、諸収入1億3,519万5,000円は、国民健康保険税延滞金等でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
338ページをごらんください。
第1款、総務費7億9,744万2,000円は、職員人件費や電算システム導入委託料等の各事業事務経費等でございます。
340ページから345ページにかけましては、第2款、保険給付費298億4,142万9,000円でございます。被保険者数の動向や過去の実績等を勘案して計上するものでございます。
344ページをごらんください。
第3款、後期高齢者支援金等55億6,414万円は、後期高齢者医療制度支援等に係る納付金でございます。
第4款、前期高齢者納付金等562万2,000円は、他の保険者間との調整のための納付金等でございます。
第5款、老人保健拠出金16万3,000円は、廃止された老人保健医療制度に関する事務費拠出金等でございます。
346ページをごらんください。
第6款、介護納付金20億1,289万7,000円は、介護保険制度への納付金でございます。
第7款、共同事業拠出金118億8,663万8,000円は、高額医療費共同事業及び保険財政共同安定化事業の拠出金でございます。
348ページをごらんください。
第8款、保健事業費6億9,754万9,000円は、特定健康診査等事業費及び保健衛生普及費等の経費でございます。
第9款、公債費69万9,000円は、一時借入金の利子でございます。
350ページをごらんください。
第10款、諸支出金2億1,321万6,000円は、償還金及び還付金でございます。
以上が
国民健康保険事業会計予算の概要でございます。
次に、第10号議案 平成29年度(2017年度)町田市
介護保険事業会計予算について、ご説明申し上げます。
予算書の402ページをごらんください。
介護保険制度につきましては、平成27年度から平成29年度までの3カ年について、町田市介護保険事業計画の第6期事業計画を策定しており、平成29年度は事業計画の3年目に当たります。平成29年度の予算は、この計画をもとに編成しております。
平成29年度
介護保険事業会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ326億9,055万6,000円で、前年度に対して18億1,020万1,000円、率で約5.8%の増となっております。
404ページをごらんください。
第2表、債務負担行為につきましては、介護保険料納入通知書等作成委託事業を行うためのものでございます。
それでは、初めに歳入からご説明申し上げます。
408ページをごらんください。
第1款、保険料73億5,846万6,000円は、65歳以上の第1号被保険者の負担割合から介護保険料を算出したものでございます。
第3款、国庫支出金66億7,527万5,000円は、主に保険給付費及び地域支援事業費に対する国の負担金並びに被保険者の所得割合及び後期高齢者の人数割合に応じて交付される調整交付金でございます。
410ページをごらんください。
第4款、支払基金交付金86億7,384万8,000円は、保険給付費及び介護予防・日常生活支援総合事業費について、社会保険診療報酬支払基金を通じて交付される第2号被保険者の負担割合に基づく交付金でございます。
第5款、都支出金47億927万3,000円は、主に保険給付費及び地域支援事業費に対する都の負担金及び交付金でございます。
414ページをごらんください。
第7款、繰入金51億9,822万4,000円は、介護給付費繰入金、地域支援事業繰入金、低所得者保険料軽減繰入金、職員給与費等繰入金、事務費繰入金及び介護給付費準備基金からの繰入金でございます。
416ページをごらんください。
第8款、繰越金7,500万円は、前年度からの繰越金でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
418ページをごらんください。
第1款、総務費9億3,984万円は、職員人件費を含めた一般管理費、介護保険料の賦課徴収費、介護認定審査会費及び認定調査費等の事務的経費でございます。
422ページをごらんください。
第2款、保険給付費300億6,295万1,000円は、介護サービス及び介護予防サービス等に係る費用でございます。
424ページをごらんください。
第3款、地域支援事業費16億239万5,000円は、介護予防・日常生活支援総合事業に係る費用、地域包括支援センターの運営等に係る費用及びその他任意事業に係る費用でございます。
なお、2017年4月から介護予防・日常生活支援総合事業が始まることにより、前年度に対して8億9,986万4,000円、率で約128%の増となっております。
428ページをごらんください。
第5款、諸支出金8,000万5,000円は、第1号被保険者の保険料還付金及び前年度の国庫負担金、支払基金交付金、都負担金等の精算に伴って返還する償還金でございます。
以上が
介護保険事業会計予算の概要でございます。
次に、第11号議案 平成29年度(2017年度)町田市
後期高齢者医療事業会計予算について、ご説明申し上げます。
予算書の444ページをごらんください。
平成29年度
後期高齢者医療事業会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ103億6,775万7,000円で、前年度に対して7億937万1,000円、率にして約7.3%の増となっております。
初めに、歳入からご説明申し上げます。
450ページをごらんください。
第1款、後期高齢者医療保険料52億6,240万9,000円は、被保険者数の増加などを勘案し、計上するものでございます。
第2款、使用料及び手数料3,000円は、後期高齢者医療保険料の納付証明手数料でございます。
第3款、都支出金395万円は、総合的保健推進事業費でございます。
第4款、繰入金47億7,759万7,000円は、一般会計繰入金として療養給付費繰入金、広域連合事務費繰入金、保険基盤安定繰入金、保険料軽減措置繰入金、健康診査費繰入金及びその他一般会計繰入金を計上するものでございます。
452ページをごらんください。
第6款、諸収入3億2,379万7,000円は、健康診査費受託事業収入及び葬祭費受託事業収入などを計上するものでございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
456ページをごらんください。
第1款、総務費1億6,491万円は、職員人件費や後期高齢者医療事務等の各事業事務経費を計上するものでございます。
458ページをごらんください。
第2款、広域連合納付金95億8,087万6,000円は、後期高齢者医療保険事業の運営主体である広域連合に対する負担金を計上するものでございます。
第3款、保健事業費4億6,720万7,000円は、健康診査に係る費用を計上するものでございます。
第4款、葬祭費1億3,926万3,000円は、1件5万円の葬祭費を給付する費用等を計上するものでございます。
第5款、諸支出金750万1,000円は、償還金及び還付加算金等を計上するものでございます。
以上が
後期高齢者医療事業会計予算の概要でございます。
以上、予算議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、条例議案についてご説明申し上げます。
第13号議案 町田市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の改正等に伴い、職員の休業・休暇制度に関する規定を整備するため、関係する条例5本を一括して改正するものでございます。
改正の内容といたしましては、早期流産休暇、介護時間及び配偶者同行休業の期間の再度の延長に関する規定を追加いたします。その他、法律の改正等に伴い、育児や介護に関するものとして、介護休暇の分割取得、介護をする職員の時間外勤務の免除、育児休業等の対象となる子の範囲に関する規定等を改めるものでございます。
次に、第14号議案 町田市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の一部改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。
主な内容といたしましては、情報提供ネットワークシステムを使用した特定個人情報の提供等の記録を訂正した場合の通知先に、条例に基づく事務に関係する情報照会者及び情報提供者を加えます。また、番号法を引用している部分の条番号及び号番号を改めます。
次に、第15号議案 町田市
土地開発基金条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
今回の改正は、土地開発基金の額を30億円から5億円に改めるとともに、必要があるときは、予算の定めるところにより土地開発基金に追加して積み立て、またはその一部を処分することができるよう、所要の改正をするものでございます。
次に、第16号議案 町田市
消費生活センター条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、消費者安全法の改正に伴い、関連する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。
改正の内容は、大きく分けて2点ございます。1点目は、消費生活相談を行う日及び時間に関する規定を加えるものでございます。2点目は、消費生活相談員の資格、資質の向上を図るための研修機会の確保等についての規定を加えるものでございます。そのほか消費者安全法の改正に応じた文言の整理を行います。
次に、第17号議案 町田市
高齢者在宅サービスセンター条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、介護保険法等の改正に伴い、高齢者在宅サービスセンターで行う事業に関する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。
改正の内容は2点ございます。1点目は、高齢者在宅サービスセンターがこれまでと同水準の事業が展開できるように、地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護、介護予防認知症対応型通所介護及び第1号通所事業に関する規定を加えます。また、介護予防通所介護、地域支援事業及び特定疾病非該当者支援通所事業に関する規定を削ります。2点目は、2018年3月31日で廃止になる事業の介護予防通所介護に関する経過措置を定めます。
次に、第18号議案
児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、
児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴い、関連する条例3本の規定を一括して整理するため、制定するものでございます。
次に、第19号議案 町田市
学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、学童保育クラブ育成料を改定するため、所要の改正をするものでございます。
次に、第20号議案 町田市特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担額等に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、保育料を改定するため、所要の改正をするものでございます。
次に、第21号議案 町田市
家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。
本議案は、国の
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準及び建築基準法の改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。
以上、条例議案についてご説明いたしました。よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、少し飛びますが、第25号議案
包括外部監査契約の締結について、ご説明申し上げます。
本議案は、
包括外部監査契約の締結に当たり、地方自治法第252条の36第1項の規定により提案するものでございます。
契約の相手方は、公認会計士である辰巳英城氏を、契約の金額及び期間につきましては、1,200万円を上限として、2017年4月1日から2018年3月31日までの1年間でございます。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、飛びまして第36号議案 町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方について、ご説明申し上げます。
本議案は、町田市表彰条例に基づき、毎年2月1日をもって調査し、顕著な功績があった方々に対し、表彰を行うものでございます。
各部局が、市政の振興、公共の福祉の増進、文化の向上などに尽力し、その功績が顕著である方々を推薦し、町田市表彰検討委員会において協議検討を行った結果、基準に該当していると認められた78件の方々を表彰いたします。
よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 副市長 山田則人君。
〔副市長山田則人登壇〕
◎副市長(山田則人) 引き続き、ご説明を申し上げます。
私からは最初に予算案2議案でございます。
第9号議案 平成29年度(2017年度)町田市
下水道事業会計予算について、ご説明申し上げます。
予算書の365ページをごらんください。タブレット端末では477分の373ページです。以降は予算書のページでご説明をいたします。
最初に、平成29年度の下水道事業の概要をご説明申し上げます。
管渠事業といたしましては、野津田町、相原町の汚水枝線工事などを実施し、市街化区域内の未整備地区解消を進めるとともに、大規模地震に備え、継続的な下水道機能の確保、避難施設での衛生的な生活環境の確保のため、汚水幹線管渠の耐震化、マンホールトイレの整備などを行ってまいります。また、集中豪雨や大型台風などによる浸水対策として、雨水幹線及び雨水枝線工事を実施し、安心して生活できる環境づくりを進めてまいります。
下水処理場の主な事業といたしましては、成瀬クリーンセンターでは、処理場施設を安定稼働させるために、沈砂池、ポンプ棟補強工事及び自家発電設備の更新工事などを行ってまいります。また、鶴見川クリーンセンターでは、水処理施設の増設工事及び老朽化した既存の水処理設備などの更新工事を行ってまいります。
これらの事業のため、365ページの予算書第1条のとおり、歳入歳出予算の総額をそれぞれ121億3,522万4,000円とするものでございます。
第2条、債務負担行為及び第3条、地方債につきましては、別の表でご説明いたします。
第4条、一時借入金につきましては、借り入れの限度額を10億円と定めるものでございます。
368ページをごらんください。
第2表、債務負担行為でございます。管渠等整備委託事業といたしまして、期間を平成29年度から平成30年度まで、限度額を5億5,300万円とするものでございます。
第3表、地方債につきましては、下水道事業の起債の限度額を29億4,930万円とするものでございます。
予算の主な内訳をご説明申し上げます。
まず、歳入でございます。
372、373ページをごらんください。
第1款、分担金及び負担金2,240万4,000円につきましては、下水道事業受益者負担金及び近隣市との境界区域の下水処理に係る下水処理負担金などの収入でございます。
第2款、使用料及び手数料54億8,053万5,000円につきましては、下水道使用料などでございます。
374、375ページをごらんください。
第3款、国庫支出金12億4,779万6,000円及び第4款、都支出金7,216万8,000円につきましては、管渠整備及び下水処理場整備に係る国及び東京都からの補助金でございます。
376、377ページをごらんください。
第5款、財産収入193万円につきましては、行政財産貸付料などの運用収入でございます。
第6款、繰入金20億8,268万4,000円につきましては、一般会計からの繰入金でございます。
第7款、繰越金2億5,000万円につきましては、前年度、2016年度からの繰越見込金でございます。
第8款、諸収入2,840万7,000円につきましては、水洗便所改造資金貸付金元金収入及び工事負担金が主なものでございます。
378、379ページをごらんください。
第9款、市債29億4,930万円につきましては、管渠整備及び下水処理場整備のための借入金でございます。
以上が歳入でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
380、381ページをごらんください。
第1款、下水道費は82億5,569万9,000円でございます。
第1項、下水道管理費9億7,579万6,000円につきましては、下水道使用料徴収事務費のほか、下水道事業の運営に必要な各種事務費でございます。
第2項、管渠費は26億6,870万8,000円でございます。管渠費は、下水道管理費と下水道整備費がございます。
第1目、下水道管理費7億4,451万1,000円の主なものといたしまして、383ページの説明欄の4、汚水管渠維持費といたしまして2億6,730万8,000円、5、雨水管渠維持費として1億597万6,000円、6、水路等維持費として1億5,920万1,000円などを計上し、管渠維持管理業務委託、管渠等補修工事及び清掃委託などを実施してまいります。
続きまして、382ページの第2目、下水道整備費19億2,419万7,000円の主なものといたしまして、同じく説明欄の2、汚水管渠整備費として10億3,681万8,000円、385ページをごらんいただき、説明欄の3、雨水管渠整備費として7億7,337万3,000円などを計上いたしまして、管渠等整備委託、幹線・枝線管渠工事などを実施してまいります。
第3項、処理場費46億1,119万5,000円につきましては、下水処理場の安定した稼動に必要な光熱水費、管理業務委託費などの維持管理経費と下水処理場の整備に伴う委託料及び工事費などでございます。
主な内訳といたしましては、385ページの説明欄の2、成瀬クリーンセンター費15億3,157万円、3、鶴見川クリーンセンター費27億1,231万3,000円でございます。
386ページ、387ページをごらんください。
第2款、公債費38億4,952万5,000円につきましては、下水道施設建設事業に伴う地方債元利償還金でございます。
第3款、予備費は3,000万円を計上しております。
説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
次に、第12号議案 平成29年度(2017年度)町田市
病院事業会計予算について、ご説明申し上げます。
平成29年度(2017年度)町田市
病院事業会計予算書の1ページをごらんください。タブレットでは別のファイルです。29分の3ページをお開き願います。
第2条の業務の予定量でございます。(1)の病床数につきましては、447床での運営を予定しております。(2)の年間患者数、(3)の1日平均患者数につきましては、昨年12月に策定いたしました町田市民病院中期経営計画(2017年度~2021年度)における目標値や前年度の実績などを勘案して設定いたしました。(4)の主な建設改良事業につきましては、医療機器等購入費として2億6,456万8,000円を予定しております。
第3条は収益的収入及び支出の予定額でございます。病院事業収益には136億7,221万9,000円、病院事業費用には145億2,081万7,000円を計上いたしました。その結果、平成29年度の純損失は8億4,859万8,000円となる見込みでございます。
第4条は資本的収入及び支出の予定額でございます。資本的収入には1億6,270万6,000円、資本的支出には9億3,762万5,000円を計上いたしました。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7億7,491万9,000円につきましては、病院事業会計の過年度分損益勘定留保資金で補填してまいります。
2ページをごらんください。
第5条の企業債につきましては、医療機器購入に係る企業債7,800万円を限度額と定めるものでございます。
第6条の一時借入金につきましては、一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。
第7条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費75億4,794万1,000円と交際費60万円を計上するものでございます。
第8条のたな卸資産購入限度額につきましては、19億9,102万4,000円と定めるものでございます。
第9条の重要な資産の取得につきましては、医療機器としてエックス線撮影読取装置及び内視鏡ビデオシステム機器をそれぞれ一式取得するものでございます。
続きまして、第3条、収益的収入及び支出並びに第4条、資本的収入及び支出の予定額の内訳につきましてご説明申し上げます。
4ページをごらんください。
まず、収益的収入及び支出でございます。上の表の病院事業収益のうち、医業収益には入院収益77億8,659万2,000円、外来収益35億9,900万円、一般会計からの負担金交付金3億4,662万1,000円などを計上しております。
医業外収益には、病院事業に対する国庫補助金594万3,000円、都補助金6億1,120万8,000円、一般会計からの負担金交付金7億5,337万9,000円などを計上しております。
予算書に記載しておりませんが、一般会計からの負担金交付金は合計で11億円でございます。
次に、下の表の病院事業費用の医業費用には、給与費75億4,794万1,000円、材料費31億4,489万8,000円、経費21億1,190万5,000円、減価償却費9億4,216万5,000円などを計上しております。
医業外費用には、企業債利息等2億4,366万5,000円、雑損失1億8,122万6,000円などを計上しております。
5ページをごらんください。
資本的収入及び支出でございます。中段の表の資本的収入には、医療機器整備事業債7,800万円、企業債の償還元金に対する都補助金等8,470万5,000円などを計上しております。
下の表の資本的支出には、医療機器等購入費2億6,456万8,000円、企業債償還元金6億7,305万7,000円をそれぞれ計上いたしました。
説明は以上でございます。
以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、条例案3議案でございます。
第22号議案 町田市
特定公共物管理条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。
町田市
特定公共物管理条例別表第1で定めます占用料の額につきましては、東京都河川流水占用料等徴収条例に準拠いたしまして定めております。本議案は、同条例が改正されたことを受け、町田市においても所要の改正をするものでございます。
次に、第23号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。
本議案は、本条例の適用区域を2016年12月12日付で都市計画変更の告示をいたしました町田都市計画竹桜地区地区計画の地区整備計画区域に合わせるため、改正するものでございます。
次に、第24号議案
町田市議会議員及び町田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。
本議案は、公職選挙法施行令の改正に伴う国政選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に要する経費に係る限度額の引き上げに合わせて、
町田市議会議員及び町田市長の選挙における選挙運動の公費負担に係る限度額を引き上げるため、改正するものでございます。
以上、条例案3議案につきまして、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、協定、契約に関しまして5議案ございます。
まず、第27号議案
東急田園都市線南町田駅
南北自由通路整備事業及び南町田駅
改札等設置事業に係る工事に関する施行協定につきまして、ご説明申し上げます。
本議案は、
東急田園都市線南町田駅における自由通路の
整備工事及びこれに伴う改札口等の移設工事を2017年度から2019年度までの3カ年事業として、東京急行電鉄株式会社に21億6,676万円で委託するものでございます。
次に、第28号議案
町田都市計画事業南町田駅
周辺土地区画整理事業の
事業執行に関する協定の一部を変更する協定につきまして、ご説明申し上げます。
本議案は、平成28年(2016年)第3回町田市議会定例会におきまして、協定金額を13億7,922万3,000円としてご承認いただきました土地区画整理事業の代表施行者である東京急行電鉄株式会社との協定の一部を変更するものでございます。
変更内容につきましては、2016年11月28日付で東京都知事による施行認可を受けました土地区画整理事業の事業計画の内容に即しまして、協定金額を17億494万6,000円に変更するものでございます。
次に、第29号議案
町田都市計画事業南町田駅
周辺土地区画整理事業鶴間公園南調整池再
整備工事(
施行地区外流域分工事)に関する施行協定の一部を変更する協定について、ご説明申し上げます。
本議案は、平成28年(2016年)第3回町田市議会定例会におきまして、協定金額を9億4,627万円としてご承認いただきました土地区画整理事業の代表施行者である東京急行電鉄株式会社との協定の一部を変更するものでございます。
変更内容につきましては、第28号議案と同様、東京都知事による施行認可を受けました土地区画整理事業の事業計画の内容に即しまして、協定金額を10億5,498万7,000円に変更するものでございます。
次に、第31号議案 町田市
公共下水道事業(2015年度から2016年度までの事業の一部)に関する
業務委託契約の一部を変更する契約について、ご説明申し上げます。
本議案は、平成27年(2015年)第2回町田市議会定例会におきまして、契約期間を2015年7月1日から2017年3月31日までとしてご承認をいただき、公益財団法人東京都都市づくり公社と契約を締結した業務委託の一部を変更するものでございます。
変更内容につきましては、本契約に基づく工事において東京都の道路事業の遅延により下水道工事の着手ができず、工期内の完了が困難となったため、業務委託の契約期間を2015年7月1日から2017年10月31日までに変更するものでございます。
次に、第32号議案 町田市
公共下水道事業(2017年度から2018年度までの事業の一部)に関する
業務委託契約につきまして、ご説明申し上げます。
本議案は、
公共下水道事業の計画区域内における汚水枝線及び雨水幹線等の整備事業の一部を、公益財団法人東京都都市づくり公社に業務委託するものでございます。
契約の期間は、2017年4月1日から2019年3月31日まででございます。
契約金額は総額9億5,160万円で、事業内容につきましては議案参考資料のとおりでございます。
以上、契約、協定案につきまして5議案ございます。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、市道路線の認定及び廃止でございます。
第34号議案及び第35号議案について、一括してご説明を申し上げます。
まず、第34号議案 市道路線の認定については、開発行為により築造された道路、私道移管事業により移管された道路、国道の整備により築造された地下通路及び土地区画整理事業予定区域内に存する都道を町田市道として認定するものでございます。
認定する路線は、議案の1ページ、2ページに記載しております18路線で、総延長は1,894メートルでございます。
各路線の位置につきましては、3ページから20ページの認定略図にお示ししております。
続いて、第35号議案 市道路線の廃止についてでございます。
道路として機能のない路線及び土地区画整理事業区域内の路線を廃止するものでございます。
廃止する路線は、議案の1ページに記載しております6路線で、廃止総延長は829メートルでございます。
各路線の位置につきましては、2ページから4ページの廃止略図にお示ししております。
以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
提案理由説明は以上でございます。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
――
―――――――◇――――――――
△日程第8
――
――――――――――――――――
○議長(吉田つとむ) 日程第8、第37号議案を議題といたします。
本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。
副市長 髙橋豊君。
〔副市長髙橋豊登壇〕
◎副市長(髙橋豊) 第37号議案
指定金融機関の指定について、ご説明申し上げます。
本議案は、地方自治法第235条第2項及び同法施行令第168条第2項の規定に基づき、本市の公金の収納及び支払いの事務を取り扱わせる金融機関を指定するものでございます。
現在の
指定金融機関である株式会社八千代銀行との契約は、2017年6月30日をもって契約期間が満了いたしますので、新たに株式会社横浜銀行を指定いたします。
横浜銀行の昨年9月の中間決算における自己資本比率、これは銀行経営の健全性を表す代表的な指標の1つでございますが、こちらは11.82%であり、国際基準の8%を超えております。また、町田市の
指定金融機関としての実績もあることから、本年7月1日から2年間の指定を行うものでございます。
よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉田つとむ) 市長の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) これをもって討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
第37号議案を採決いたします。本案の賛否について、
表決ボタンを押してください。
〔
表決ボタンにより表決〕
○議長(吉田つとむ) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
お諮りいたします。議案調査等のため、3月1日及び2日は休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉田つとむ) ご異議なしと認めます。よって、3月1日及び2日は休会することに決しました。
3月3日は定刻本会議を開き、一般質問を行いますのでご参集願います。
本日はこれをもって散会いたします。
午前11時50分 散会
――
――――――――――――――――
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 吉 田 つ と む
署名議員 田 中 の り こ
署名議員 石 井 くにのり...