町田市議会 2014-03-28
平成26年 3月定例会(第1回)-03月28日-付録
平成26年 3月定例会(第1回)-03月28日-付録平成26年 3月定例会(第1回)
平成26年(2014年)第1回
町田市議会定例会日程
※3月3日(月)告示 議案配付
┌───┬───┬───┬────────────────────────────────┬─────────────┐
│月 │日 │曜日 │摘 要 │備 考 │
├───┼───┼───┼────────────────────────────────┼─────────────┤
│3 │10
│月 │本会議(議会構成)
│ │
│ ├───┼───┼────────────────────────────────┼─────────────┤
│ │11
│火 │本会議(議会構成)・
議会運営委員会 │4常任委員会同時開催 │
│ │ │ │総務・健康福祉・文教社会・
建設常任委員会 │ │
│ ├───┼───┼────────────────────────────────┼─────────────┤
│ │12
│水 │本会議(包括外部監査結果報告・
補正予算提案理由説明・質疑・表決・│請願・
陳情受付締切 │
│ │ │ │市長の当面の施政方針・新
年度市長提出議案提案理由説明)・ │午後5時 │
│ │ │ │議会運営委員会 │ │
│ ├───┼───┼────────────────────────────────┼─────────────┤
│ │13
│木 │議案説明会・
議会運営委員会 │ │
│ ├───┼───┼────────────────────────────────┼─────────────┤
│ │14
│金 │全員協議会 │質疑通告締切 午後3時 │
│ ├───┼───┼────────────────────────────────┼─────────────┤
┌─────┬───────────────────────────────┬─────┬─────┬─────┬─────┐
│議案番号 │件 名
│上程月日 │付託月日 │議決月日 │結 果 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│23 │
町田市立保育園設置条例の一部を改正する条例 │3.12 │3.18 │3.24
│原案可決 │
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│24
│町田市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│25
│町田市営住宅条例の一部を改正する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│26
│町田市土砂等による埋立て等の規制に関する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│27
│町田市下水道条例の一部を改正する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│28
│町田市民病院使用条例の一部を改正する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│29
│町田市社会教育委員の設置に関する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│30 │東京都
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約
│〃 │省 略 │3.12
│〃 │
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│31
│町田市
公共下水道事業(2012年度から2013年度までの
事業 │〃 │3.18 │3.24
│〃 │
│ │の一部)に関する業務委託契約の一部を変更する契約
│ │ │ │ │
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│32
│字区域の廃止について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│33
│市道路線の認定について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│34
│市道路線の廃止について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│35
│市有財産の無償譲渡について
│〃 │省 略 │3.12
│〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│36
│市有財産の無償譲渡について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│37
│町田市基本構想の変更について
│〃 │3.18 │3.24
│〃 │
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│38
│包括外部監査契約の締結について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│39
│町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│40
│町田市名誉市民条例に基づく名誉市民の同意方について
│〃 │省 略 │3.12
│〃 │
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│41
│町田市
公共下水道根幹的施設(
鶴見川クリーンセンター)の
建設工 │〃 │〃 │〃 │〃 │
│ │事委託に関する基本協定の一部を変更する協定
│ │ │ │ │
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│42
│町田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 │3.18 │3.18 │3.24
│〃 │
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│43
│町田市副市長の選任につき同意方について │3.24 │省 略
│〃 │同 意 │
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│44
│町田市監査委員の選任につき同意方について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│45
│町田市教育委員会委員の任命につき同意方について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│46
│町田市固定資産評価員の選任につき同意方について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│47
│町田市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意方について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│48
│町田市情報公開・個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意方につ │〃
│〃 │〃
│原案可決 │
│ │いて
│ │ │ │ │
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│49 │損害賠償請求訴訟に関する控訴の提起について │3.28
│〃 │3.28
│〃 │
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│報告1 │平成25年度(2013年度)町田市
一般会計補正予算(専決第1 │3.12
│〃 │3.12 │承 認 │
│ │号)の専決処分の承認を求めることについて
│ │ │ │ │
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│報告2 │倒木による物損事故に係る損害賠償額の専決処分の承認を求めるこ
│〃 │〃 │〃 │〃 │
│ │とについて
│ │ │ │ │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│報告3 │道路上における物損事故に係る損害賠償額の専決処分の承認を求め
│〃 │〃 │〃 │〃 │
│ │ることについて
│ │ │ │ │
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●請 願
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│請願番号 │件 名 │受理月日 │付託月日 │議決月日 │結 果 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│1 │認可保育所の保育料値上げ中止を求める請願 │3.12 │3.18 │3.24 │不 採 択 │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│2
│ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成拡充の為関係各所に意見書
│〃 │省 略 │3.18 │採 択 │
│ │提出を求める請願
│ │ │ │ │
├─────┼───────────────────────────────┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│3 │第二次野津田公園整備計画確定までに市民の意見を聞くことを求め
│〃 │3.18 │3.24 │継続審査 │
│ │る請願
│ │ │ │ │
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議員提出議案の内容
最低賃金の
抜本的引き上げを求める意見書
賃上げが景気回復の最大の課題となっている。そのカギになるのが最低賃金の引き上げである。
1959年に最低賃金制を導入した際、当時の岸信介首相は、最低賃金制によって「中小零細企業の劣悪な労働条件が改善され、能率も上がり、事業も安定し、過当の競争もなくなる」「中小企業対策としても効果がある」と答弁している。
米国では、現在の時給7・25ドル(約750円)から10・10ドル(約1040円)への引き上げをすすめている。今年2月には、オバマ大統領が政府の契約職員の最低賃金を10・10ドルへ引き上げる大統領令に署名した。
最低賃金引き上げのための直接支援をおこなえば、確実に賃金上昇につながり、ワーキングプアの解消にもつながる。賃金が上がれば消費にまわり、企業の収益向上にも貢献する。全国一律最低賃金制で地域格差の解消にもつながることになる。また、賃金を抜本的に引き上げるための中小企業に対する財政支援が強く求められている。
よって、町田市議会は、最低賃金の
抜本的引き上げを求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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4月からの
消費税増税実施中止を求める意見書
8%への消費税増税が目前に迫っているが、いまだに増税中止を求める声は強く、3月17日の読売新聞の世論調査でも、消費税10%に反対は67%である。物価は上がる一方なのに、中小企業や労働者の収入が増えないばかりか、年金は逆に減る一方で、また、業者を対象としたアンケートでも消費税増税分を価格に転嫁できないという回答が過半数で、転嫁しても収益が落ち込む不安を抱え、経営が大変になるという業者が多い。消費税が上がればくらしも営業も成り立たなくなることに不安が広がっているのである。
安倍政権が進めてきた経済政策「アベノミクス」の行き詰まりは、消費税の増税の駆け込み需要があった直近の6か月でもGDPの前期比0.5%と伸びも鈍化していることにも表れている。その要因は国民の所得が伸び悩んでいることにある。厚生労働省の調査で「決まって支給する給与」一か月平均の額が、3年連続で減少となった。「アベノミクス」の金融緩和や規制緩和が雇用や給与に回っていないのである。高齢者や低所得者の生活はこの間の生活必需品の高騰ですでに苦境に追いこまれている。さらにこのうえ、消費税増税や年金の引き下げで追い打ちをかけられては生活が成り立たないと怒りの声が広がっている。
また、日本経済にとっても土台を壊す深刻な事態となりかねない。
前出の世論調査でも、消費税が増税されれば家計の消費を「今より減らす」という人が55%と過半数を超える。消費税増税は消費をいっそう冷え込ませることになる。企業が投資を決める理由は「需要」が重要で、消費が下がれば企業はさらに海外への進出を加速させ、さらに経済を冷え込ませる悪循環となる。このまま消費税増税に突き進むことは、国民のくらしと日本経済にとって、未来に禍根を残すことになる。
よって、町田市議会は4月からの
消費税増税実施中止を求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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「解釈改憲」による
集団的自衛権容認に反対する意見書
安倍首相は、「集団的自衛権の行使が認められるという判断も政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることによって可能であり、憲法改正が必要だという指摘は必ずしも当たらない」(2月5日、参院予算委員会)などと発言し、解釈改憲によって集団的自衛権の行使容認を進める考えを示した。これは、歴代政権の憲法解釈-現憲法下では集団的自衛権の行使は禁止される-を否定し、「海外で戦争する国」に足を踏み出そうというものである。
また、首相は、「最高の責任者は私だ。私が責任者であって、私たちは選挙で国民から審判を受ける」(2月12日、衆院予算委員会)などと述べ、首相が自由に憲法の解釈を変更できるかのような発言を行った。これは、最高法規としての憲法の在り方、立憲主義を否定する危険な考えである。
2004年6月18日、小泉内閣は、「憲法解釈を便宜的に変更するようなことをするとすれば、政府の憲法解釈ひいては憲法規範そのものに対する国民の信頼が損なわれかねない」との閣議決定を行った。
国民主権の立場で国家権力を制限し、国民の人権を守るのが憲法の本質的役割であり、立憲主義の原理である。このような憲法の本質に照らして、憲法の解釈は権力者の恣意に任せられることがあってはならない。憲法の改定は、国民主権の下、厳格な要件のもとでの国会発議に基づき国民投票にかけられて初めて可能(憲法第96条)である。
集団的自衛権行使容認をめぐる安倍首相の国会答弁に対して、護憲、改憲の立場を超えて、国内外から批判や反対の声が相次いでいる。「立憲国としてとても考えられない」(古賀元自民党幹事長)という声や米紙ニューヨーク・タイムズ2月19日付社説は、「立法主義の観点からは、正道を外れた見解」であり、「法の支配そのものに挑戦するもの」であると報じている。3月17日行われた自民党の総務懇談会では、出席者の中から「党内論議なくして閣議決定に至ってはいけない」という慎重論まで出ている。
また、「九条の会」が昨年10月に発表したアピール「集団的自衛権行使による『戦争する国』づくりに反対する国民の声を」に対して、憲法学者や宗教関係者、俳優など各界の著名人829人(2月14日現在)が賛同しているように、集団的自衛権行使に反対する国民世論はさらに高まっている。
よって、町田市議会は、立憲主義を否定する「解釈改憲」による
集団的自衛権容認に反対するものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書
わが国においてウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは、肝炎対策基本法や「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」でも確認されているところであり、国の法的責任は明確になっている。
ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、肝炎治療特別促進事業として実施されているが、対象となる医療が、B型・C型肝炎ウイルスの減少を目的とした抗ウイルス療法であるインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されているため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数にのぼる。特に、肝硬変・肝がん患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の方も多く、生活に困難を来している。
また、現在は肝硬変を中心とする肝疾患も身体障害者福祉法上の障害認定(障害者手帳)の対象とされているものの、医学上の認定基準がきわめて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態が報告されるなど、現在の制度は、肝炎患者に対する生活支援の実効性を発揮していないとの指摘がなされているところである。
他方、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の制定時(平成23年12月)には、「とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援の在り方について検討を進めること」との附帯決議がなされた。しかし、国においては、肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成を含む生活支援について、何ら新たな具体的措置を講じていない。
肝硬変・肝がん患者は、毎日120人以上の方が亡くなっており、医療費助成を含む生活支援の実現は、一刻の猶予もない課題である。
よって、町田市議会は、下記事項を実現するよう強く要望する。
1 ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること
2 身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にすること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。...