• "ひとり親家庭医療費助成事業"(1/1)
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  1. 町田市議会 2014-03-19
    平成26年文教社会常任委員会(3月)−03月19日-01号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    平成26年文教社会常任委員会(3月)−03月19日-01号平成26年文教社会常任委員会(3月)  文教社会常任委員会記録 1 日時  平成26年(2014年)3月19日(水)午前10時 2 場所  第2委員会室 3 出席者 委員長 いわせ和子       副委員長 白川哲也       委員 田中のりこ 渡場悟視 おく栄一 佐々木智子          谷沢和夫 熊沢あやり 佐藤伸一郎 4 出席説明員       市民部長 市民協働推進担当部長 防災安全担当部長       榎本市民部次長 熊谷市民部次長 文化スポーツ振興部長       スポーツ担当部長 子ども生活部長       その他担当管理職職員 5 参考人 泉直美 三枝泉
    6 出席議会事務局職員       議事係長 佐藤義男       庶務係 門間康博       担当 大宇根章士 7 速記士 阿部幸代(澤速記事務所) 8 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        文教社会常任委員会審査順序                       平成26年(2014年)                      3月19日(水)午前10時                      3月20日(木)午前10時                             第2委員会室  1 子ども生活部  (1)請願第 1 号 認可保育所の保育料値上げ中止を求める請願  (2)第 19 号議案 町田市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例  (3)第 20 号議案 町田市義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例  (4)第 21 号議案 町田市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例  (5)第 22 号議案 町田市学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例  (6)第 23 号議案 町田市立保育園設置条例の一部を改正する条例  (7)第 7 号議案 平成26年度(2014年度)町田市一般会計予算  (8)行政報告 子どもクラブの整備について  (9)行政報告 町田市保育サービス3ヵ年計画(2012年度〜2014年度)の進捗状況について  2 市民部  (1)第 16 号議案 町田市地域センター条例の一部を改正する条例  (2)第 7 号議案 平成26年度(2014年度)町田市一般会計予算  (3)行政報告 町田市成瀬コミュニティセンター増築及びホール棟改修工事実施設計について  (4)行政報告 2014年2月14日(金)・15日(土)の大雪に係る対応について  3 文化スポーツ振興部  (1)第 7 号議案 平成26年度(2014年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 (仮称)町田市立国際工芸美術館整備基本計画書(素案)について  (3)行政報告 町田市スポーツ推進計画の策定について  (4)行政報告 損害賠償請求訴訟の提起に関する経過について  4 学校教育部  (1)第 7 号議案 平成26年度(2014年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 町田市教育プランの改定及びパブリックコメントの実施結果の報告について  (3)行政報告 児童及び生徒用防犯ブザー支給事業について  (4)行政報告 学校給食費の改定について  (5)行政報告 第10期学校給食問題協議会の答申について  5 生涯学習部  (1)第 29 号議案 町田市社会教育委員の設置に関する条例  (2)第 7 号議案 平成26年度(2014年度)町田市一般会計予算  (3)行政報告 町田市生涯学習推進計画について  6 特定事件の継続調査申し出について  7 委員派遣について  ────────────────────────────────────              午前10時5分 開議 ○委員長 ただいまから文教社会常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △請願第1号 ○委員長 請願第1号を議題といたします。  本件について、請願者から、意見陳述の申し出がございます。  お諮りいたします。本日3月19日の本委員会に、参考人として請願者である泉直美さんと三枝泉さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思います。このことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時6分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時7分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日は、参考人として請願者である泉直美さんと三枝泉さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。座ったままで失礼いたします。  本日は、本委員会にご出席いただきありがとうございます。委員会を代表して心から御礼申し上げますとともに、忌憚のないご意見をお述べくださるようお願いいたします。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。  請願者の方は、5分を限度としてご意見を述べていただき、その後、委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは、請願者、泉直美さんと三枝泉さん、お願いいたします。 ◎三枝 参考人 私は、一児の息子を4月から保育園に預けます三枝泉です。よろしくお願いします。 ◎泉 参考人 私は、泉直美です。よろしくお願いします。 ◎三枝 参考人 では、早速行きます。  今年度から保育料が大幅に上がると聞いて、正直、市長さん、市議さんたちには、私たちの生活をどれぐらいイメージしてくれているのだろうかということを非常に不安に思いました。育児にかかわる日々の消耗品は思いのほかお金がかかり、さらに住宅費、光熱費、税金など、最低、生活していくのに必要なお金は確保していかなければならず、切り詰めながら毎月ぎりぎりの生活です。見通しのつかない育児からの復帰、そして、さらに保育料の値上げは、働く親にとって経済的不安をあおっています。  昨年、保育料値上げの計画が明らかになってから、子育て世代の仲間でこの問題を市に任せるのではなく、自分たちの問題として考え、行政の保育にかかわる役割などの学習会を重ねてまいりました。この中で、この値上げ計画にはさまざまな問題点があるということがわかってきます。  値上げ額は、年平均1世帯3万6,000円、最大207%の家庭があるという大幅値上げになるということ。保育料の能力に応じた負担の原則に反し、所得が低い家庭ほど値上げ率が高いこと。消費税増税や物価上昇の時期が重なり、子育て世代の経済的不安がすごく強いということ。値上げは、保育の質、保育士の待遇改善には直結しないという市の昨年度の回答でありました。  私たちは、保育園前などで署名を集めて、昨年は700人分、ことしは2月までに市長宛てに1,455名の署名を提出しました。寒空の中で小さな子どもを連れ、署名を集めました。シングルマザーの友人や、働かないと保育料が払えないと、3人目をおなかに抱えながら、出産ぎりぎりまで仕事をしている友人の姿を胸に、何としても値上げされては困るという気持ちで署名を集めました。  そもそも保育料の値上げ計画以前に、市税の使い方を見直す必要があるということもわかってきました。認可保育所の整備や待機児童の取り組みに昨年度執行予算は約9億円。しかし、野津田競技場プロサッカーチームの試合運営に33億円使ったと「広報まちだ」に掲載されているのを見て、私は目を疑いました。市民生活の切実さからはかっても、この33対9の予算配分は理解しがたいものがあります。保育料を値上げすると、市で徴収する額は1億6,500万円ほどになるそうです。33億円を動かせる町田市ですから、1億6,500万円値上げしなくてもいいのでは、予算配分を変えればと思います。  保育料が安くて育てやすい、ありがたい、これが今までの町田のイメージです。子どもの育つ環境を市民全体で支える視点で、これからも保育にかかわる支援をお願いします。保育料の値上げを中止してください。 ◎泉 参考人 続いて、私が意見を述べさせていただきます。  私は、2歳児の母で、もうすぐ2人目が産まれる予定です。長男は、認可保育所に申し込みましたが、入れずに、現在、待機児で、認証保育所に預けています。認証保育所の保育料は、認可に比べて割高で、長男が通っている保育園の保育料は月額5万円です。市から補助金が1万5,000円支給されますが、3カ月に1度なので、家計をやりくりする中では月額5万円の負担感があり、家計にとってかなりの負担になります。さらに2人目を預けるとなると、兄弟割引をしても9万5,000円、補助金を差し引いて6万5,000円です。  同じ認証保育所に預けている親御さんの中には、もし3人目が産まれたら11万円の保育料になる。そんなこと考えられない。何のために働いているのかわからなくなる。3人目が産まれたら仕事をやめて幼稚園に通わせるしかないのだろうか。でも、働かなければ生活できないのに、どうずればよいのかという切実な声も聞かれました。  市は、認可保育所と認可外の保育施設の格差を正すといいます。確かに同じ保育なのに保育料が異なるのは、そもそもおかしいと思います。認可保育所の保育料の安さは、正直うらやましく思いますが、認可の保育料が上がっても、認証保育所の負担感は変わりません。負担を感じる人がふえるだけで、うれしくはありません。保育料の格差を正すというならば、認可外保育施設の補助金をふやしてほしいのです。  先日、まちだ子育てネットワークで認可保育所の増設、保育料値上げ中止を求める署名を提出しました。その際に、上記の内容を副市長に伝えると、認可外の補助金増額に関しては、本来は都や国がすべきことだと思う。しかし、この署名を重く受けとめるという趣旨の回答がありました。それならば、市として正式に都や国に対して保育料負担軽減を働きかけてほしいと思います。  石阪市長は、選挙で、子育て世代が選ぶ町をつくると公約しました。その実現のためにも、子育て予算全体をふやして保育料値上げを中止してほしいと強く思います。 ○委員長 ありがとうございました。  以上で請願者、泉直美さんと三枝泉さんからのご意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。  請願者は、委員長の許可を得て発言し、また、委員に対しては質疑をすることができないことになっておりますので、ご了承願います。  それでは、これより質疑を行います。 ◆佐々木 委員 請願、ご苦労さまです。
     こちらの方は、これから保育園に入るということなので、今回どのぐらい――実際入っている方だとこの保育料がこれだけになったという大体自分の家庭の収入に応じての評価というのがわかると思うんですが、例えばもうお調べになって、自分のうちの場合だと、前の計算でいくとこれだけだったのに、新しい体制になるとこれだけふえるとかと、具体的な値上げというのをおわかりになれば、教えていただきたいと思うんです。 ◎三枝 参考人 所得税に応じて、支払い能力に応じて保育料が決まっていくということで、この間、子育て支援課のほうにその所得のほうの申請だとかをしてまいりました。ちょっと自分のところの所得がどれぐらいということで、しっかりとした額、夫との合算なのであれですけれども、所得税が6,000円以上で1万5,000円未満の家庭で、改正前だと6,900円の保育料、月、これが改正後に1万1,000円になり、こういう家庭は146%増ということです。かなりの負担ということになります。また、所得税が3,000円未満というところでは、非常に安い保育料で市も都も私たちを支えてくださって、4,100円という保育料を、ただ、所得税ですので、月の収入だとかそういうことに関しては、やっぱりその範囲内で生活されている方なので、4,100円も非常に高いと思いますけれども、そういう方が7,100円に上がると3,000円ですね。173%増と、かなり、2倍になる家庭もあるというところでは、各それぞれの家庭の事情を踏まえて非常に大きな負担感になります。 ◆佐々木 委員 私も子どもを保育園に預けていた時代があって、本当に、今回、平均で、ここにも書いてありますけれども、年間3万6,000円となると、月に3,000円の値上げですよね。普通の家庭の主婦というのは、本当に少しでも安いものをお買い物してというような生活をしている中で、保育料が一気に3,000円上がるということは、どれだけ負担感になるのかなと思うのですけれども。  先ほど認証保育所に預けているというお母さんたちもあって、もともと認証保育所は負担が高いんですけれども、陳述されたお2人とも普通の認可保育所と認証保育所という立場の違う方が請願されていますけれども、若い子育て世代の方からして、やっぱり保育料の負担感は、税金と同じというか、何か決められていて、自分ではどうしようもならないものだと私なんかは思うんです。今回の値上げで署名なども集めながら、いろんな方の声を聞いたと思うんですけれども、総じて署名などに協力してくださった方たちの、さっきも陳述の中で少しお話がありましたけれども、一番皆さんが考えている子育てしやすい町田のイメージというのはどういったところにあるのか、お伺いしたいと思います。 ◎三枝 参考人 ここ一、二年で認可保育所の待機児童の数、非常に、町田市としても力を本当に入れてくださっていて、認可保育所をしっかりふやそうという、そういう流れでほかの市区町村といいますか、横浜市だとか区だとかって、認可外をふやしてちょっと規制緩和をして、いわゆる子どもが育つ条件としては非常に危険もはらんでいるような環境の中で保育所をふやしていくような、そういう流れの中で、町田市は、その辺は子どものことをしっかり考えて、認可保育所を、難しいけれども、設置していこうという。そういう非常に思いというか、流れを私たち親もありがたく思っていますし、そういうところで待機児童も、ゼロではないですけれども、減ってきているというところで、やっぱりこういうところに力を入れてくださっているなという気持ちは非常に伝わっていますし、今まで町田市の保育料をほかの多摩地域のいろんな市と比較すると本当に安くて、ほかの市から引っ越してこられる、そういうお友達も中にいました。  そういう中で、これからの改正後というのは、保育料が多摩地域の中で一番高くなると、そういうことを、評判を聞きつけて町田市に引っ越してきたのにという残念な声もやっぱり上がっています。 ◆渡場 委員 署名活動等、大変な努力をされたと思います。その中で、実際にお母さんたちの声で、例えば認証保育所と認可保育所と、いろんな立場の方がいらっしゃったと思うんですが、この格差があるからということが今回の値上げの理由の1つになっているのですが、実際にそういう声は、つまり、認可の人はいいわねとか、そういうような声を耳にされることはありましたか。 ◎泉 参考人 それはもう日常的に耳にします。実際に、やはり認可保育所と認証保育所の格差はかなり、本当に万単位で異なってくるので、認可に入れたらいいわねとか、そういった声は常日ごろから聞かれることですね。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で請願者、泉直美さんと三枝泉さんに対する質疑を終了いたします。  この際、請願者、泉直美さんと三枝泉さんに対し、委員会を代表して一言お礼申し上げます。  本日はご出席いただきましてありがとうございました。  休憩いたします。              午前10時22分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時23分 再開 ○委員長 再開いたします。  次に、本件について、担当者から願意の実現性、妥当性について意見を求めます。 ◎子ども生活部長 認可保育所の保育料改正につきましては、安定的な保育サービスの提供と利用者負担の公平性などを確保する観点から、外部委員から成る町田市保育料等の在り方検討委員会を2012年6月に設置し、市民意識調査の実施結果等を参考にしながら保育料等の利用者負担についてご議論をいただいております。  この検討委員会の報告書が同年12月10日に市長へ報告され、この提言を踏まえて保育料の改正に必要な条例改正案を平成25年、2013年3月定例会に上程し、ご審議賜り、可決をいただきました。また、同定例会に提出された認可保育所の保育料値上げ中止を求める請願は不採択となりました。  これらの結果を受け、平成26年4月1日施行までの1年間を周知期間として、改正経過及び内容について、在園児への個別通知や新規入所希望者への入園のしおりを通した周知、その他広報、ホームページ、ポスター等により周知の徹底を図り、ご理解をいただいております。よって、本請願の趣旨に沿うことはできません。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆おく 委員 今、部長から説明いただきました。るる記憶の中をたどっているんですが、もう1度、今回の中止を求める請願ですので、要は、ポイントとしては、当然、経緯をもう1度確認したいということと、再度値上げに至った経緯。この値上げをした、先ほど説明いただきました1億6,500万円の使い道というのは、ある程度具体化されているのではないかと思うので、その辺の開陳をお願いしたいと思います。 ◎子育て相談担当課長 まず、値上げの経緯でございますが、2004年に発足いたしました町田市保育料問題懇談会というものの提言に基づきまして、認可保育所の保育料は2005年4月に見直されておりますが、その後、保育料の見直しは行われておりません。その懇談会においては、定期的に見直しをするようにというご提言があったんですが、実際には提言どおりにはちょっと、見直しを行っておりませんでした。  ここで見直しを行うというところで懇談会を、新たに町田市保育料等の在り方検討委員会を2012年6月に設置いたしまして、今回報告書をいただきまして、その結果として提言をいただきまして、保育料の改定を条例でお出しいたしまして、可決いただいたという経緯になっております。  値上げの今の根拠というところでございますが、今回のご提言に対しまして市民の意識調査を行っております。就学前のお子様をお持ちの2,000名の世帯に対しましてアンケートを行いました。その中で、3人に2人が認可保育所と認可外保育所の負担額の格差は解消することが妥当だというアンケート結果をいただいております。そういったところから、今回保育料の改定ということになっております。  また、そのご意見の中でもございますが、お子さんを保育している方たちから、一時保育の充実や遊び場の充実などさまざまなサービスの充実や子育ての環境整備を求めるご意見がございました。保育料の見直しにより、そういった施策を充実させ、認可保育所等にお子さんを預けている方と、あと、家庭でお子さんを保育している方との負担の格差解消を図ることも必要であるというところもございまして、改定という形になっております。  今回、こういったところを受けまして、マイ保育園制度等、認可保育所全園で在宅のお子様たちの相談ですとか、そこに行っていただいて、遊んでいただいたりとか、親御さんの御相談を受けたりといったことを2014年度から開始するに当たりまして、また、公立保育園2園を民営化しまして5園にいたしまして、そこへ地域子育て相談センターをつくりました。そこがバックアップをして、在園児及び在宅のお子様たち、全てに対してのフォローを行うことに結びつけるというところで、今回の改正によりますお金につきましては、そちらのほうに使うということで今進めているところでございます。 ◆おく 委員 今ご答弁いただいたわけですけれども、要するに、今、課長からお話しいただいた在園、在宅にかかわらず、地域子育てセンターをつくったりとかしながら、少なくとも、先ほどの陳述を述べられた、請願された方のことを言うとあれですけれども、格差をなくしておこうということの、その前ぶれとして、この1億6,500万円を宛てがっていこうということで、るる幾つかの政策を打ち出してきたわけですよね。  この打ち出してきた中で、されども経済的な背景というのはあるじゃないですか。先ほどの2004年のときと2005年のときと、はや10年たっているわけですから、この辺のことについては、2014年、可決はされたものの、思いとして、当時の経済状況と今の経済状況との、その辺のものがやっぱり見え隠れしているのがこの請願だと思うんです。この辺の背景を補うものというのは何かあるんですか。 ◎子育て相談担当課長 今回、改正になっておりますところの平均の単価につきましては、先ほども申し上げましたアンケート結果によりまして、平均3,000円程度、最高でも5,000円ぐらいの値上げ幅であればという市民の皆様方のご意見があって、それに基づきまして改定を行っております。  経済的な背景というところでは、そのときのご意見と今の状態がすごくかけ離れているというふうにはちょっと考えてはいないんですけれども。なおかつ、5,000円という一番高い部分から、だんだん低いところに滑らかな形で改正の基準額表をつくっておりまして、低所得世帯に対しましては、かなり下げた形になっております。 ◆おく 委員 ありがとうございました。  そうすると、ある程度カーブは滑らかな形で、低所得者の方々に対しては負担が少ない方向で、スキームを組んでいるということですね。そうすると、確認したいんですが、先ほど陳述された方の中で、多摩の中で高くなっている、26市3町1村の中で高くなっているというお話がありましたけれども、それと比較して、町田市は見直しを2004年のときに諮って、2005年のときには会の方々から定期的に見直しをというようなことに対して、町田市は2005年から値上げはしてこなかったわけですけれども、その辺の状況と、現在の26市3町1村の中での町田の保育にかかわる値段との差というものはどのぐらいあるのかどうか。町田市が特出しているのか。さもなければ、この間、約10年間値上げしてこなかったわけですから、この辺との比較を、もし資料があれば御回答いただければと思います。 ◎子育て相談担当課長 金額につきましては、各市町村によりまして基準になるところが違っておりますので、金額での比較はちょっと難しいんですけれども、国基準の保育料徴収額表というものがございます。それに基づきまして、本来ならば国基準の保育料を皆様からいただくんですが、そのうち、市が負担をして保護者の方が御負担いただくのがどのぐらいかというところで比較をしてございます。  今現在、保護者の方がご負担する率の一番高い市が55.5%になっております。今回の町田市の改定によりますと、2011年度、条例案の策定時では55.9%ですので、それよりも超えてしまうんですが、ただ、現在、ほかの市区町村も改定を行って、新たな保育料の徴収額表をつくっておりますので、一概に町田市が一番高くなるかどうかというのはわからない状況でございます。 ◆おく 委員 そうすると、今ご説明いただいたように、国基準で見るとというところでしか今推しはかることができないということですよね。  それと、あと、今おっしゃっていただいた他市についても、改定を今されていると。例えば、私たちもよく現場へ行ったりとかして調査をしたときに、各市の施策状況などを聞くわけですけれども、一番高いところは町田市という捉え方でいいんですか。これは先ほどの基準が違うということで言われるわけだけれども、実態は、金額で皆さん見るじゃないですか。先ほどの説明いただいた方々もそうですけれども、2万円か3万円と、あと5万円を認証保育所で払っているというところの差を見てしまうわけですから、その辺に何か補うものをお手元の資料でありますか。 ◎子育て相談担当課長 補うものというところではちょっとご返答が難しいんですが、町田市の場合、横浜市、相模原市、川崎市が周辺地域にございますが、例えば2012年度、横浜市は74.1%、相模原市は70%、川崎市は69.4%、2014年度には、川崎市は75%を目標にしているというふうにお話が出ております。周辺地域に比べますと、かなりの差で町田市は低いというところになっております。  先ほども申し上げましたとおり、この保育料につきましては、実際に入ります保育料によりまして率がわかりますので、これはあくまでも2011年度にいただきました保育料のシミュレーションで行いました結果ですので、実際にこれから、2013年度もまだわかりませんので、ここで締めますと、どのぐらいになるかということがはっきりすると思います。 ◆おく 委員 最後にしますけれども、もう1度、三橋課長、確認したいんですが、多摩ではどうですか。多摩地域の中でこういう数字は出ているんですか。 ◎子育て相談担当課長 多摩地域では、先ほど申し上げました、青梅、2012年度、55.5%ということでしたが、2011年度のとき、青梅が55.3%で、次、稲城が53.8%、狛江が53.6%というような状態です。ちなみに、2011年度、町田は48.6%でございました。 ◆谷沢 委員 請願の中身の問題で、値上げの中身についてちょっと確認をしたいんです。例えば、値上げ額が年平均3万6,000円となっていますが、高額所得者の幅でたくさん値上げすればそれだけ平均が上がるわけですから、これだけ見ても余り意味がないんですよね。それから、ひとり親家庭の問題では207%といいますが、たとえ100円を200円にしたって200%ですから、だから、その値上げの中身についてもう少し具体的にきちんと把握する必要があると思うんです。それをちょっと、今回の値上げの中身について報告をお願いします。 ◎子育て相談担当課長 現行最高額がD―20階層から、最低額のB―1階層となっております。  それで、検討委員会でご議論いただく中で、同一掛け率によって階層額を設定するのではなく、高所得層を重く、緩やかな階層に設定するのがよいというご意見がございます。なおかつ、平均3,000円程度、上限は5,000円とすることで、一番所得の高い階層の引き上げ幅を大きく、所得の低い階層の引き上げ幅は低く設定してございます。  D―20階層が現行一番高い階層でございましたが、新しい改正の基準額表ではD―22という階層が一番高い階層になっております。100万円以上というところで、新しく階層をつくってございます。また、途中で緩やかにするために新たな階層を設けています。  あとは、ひとり親世帯とひとり親世帯でないというところで、所得税ではなく市民税の部分で、所得税ではゼロで市民税がかかっている部門においては、ひとり親とひとり親ではないというふうに従前は階層区分がされておりましたが、そこにつきましては、所得税非課税世帯で所得割が1万2,000円以上の世帯と1万2,000円未満の世帯を統合いたしまして、階層区分をつくっております。  また、ひとり親世帯で市民税非課税世帯につきましては、従前どおりそのままひとり親世帯で市町村民税は非課税世帯という形で、委員会の中では生保受給者以外は全て保育料はとるべきではないかというご意見もございましたが、ひとり親世帯の市民税非課税世帯につきましてはそのまま無料という形で設定をしてございます。 ◆谷沢 委員 もうちょっと具体的な数字であらわしてもらいたいと思うんですが、今回新たに最高所得額のD―22の段階をつくったといいますけれども、そこの部分はどのくらい値上げになったんですか。  それから、この請願に書いてある、ひとり親家庭で所得税非課税世帯が最大207%となっていますが、今のお話ですと、値上げしていないでゼロというふうに聞き取れたんですけれども。だから、このひとり親家庭で所得税非課税は一体幾ら値上げになったのか。上と下をちょっと具体的に話していただきたいんです。 ◎子育て相談担当課長 最高額D―22階層が、もともとD―20からD―22に変わるんですが、そこが、3歳未満児に関しまして5万3,800円から5万8,800円へ、3歳以上児につきましては3万5,400円もしくは3万2,200円から3万7,200円に、それぞれ5,000円ずつ値上げをしております。  先ほどのひとり親世帯につきましては、207%というのは現行C―3階層というもので、3歳以上児が2,700円だったところを5,600円に変わります。C―3階層は、ひとり親世帯等で所得割が課税されている世帯となっております。そちらにつきましては2,700円が5,600円に変わります。もともとB―1階層でございますが、ひとり親世帯等で市町村民税が非課税の世帯はそのままゼロという形に移行しております。 ◆谷沢 委員 本来は細かい資料をいただきたいところなんですが、そうすると、そういうものを全部込み込みで年平均3万6,000円の値上げというのは事実なんですか。この数値自身はどう把握されるのでしょうか。 ◎子育て相談担当課長 実際に2014年度当初予算で、2,520円が平均値上げ額になっております。 ◆谷沢 委員 2,500幾らですか。 ◎子育て相談担当課長 20円です。 ◆谷沢 委員 値上げ幅の年平均ですよ。 ◎子育て相談担当課長 年3万240円です。 ◆谷沢 委員 3万240円が平均ですか。 ◎子育て相談担当課長 はい。 ◆谷沢 委員 ちょっとこれは数字が違っていると思いますね。 ◎子育て相談担当課長 3万6,000円といいますのは、報告書の中で1カ月平均3,000円の値上げというところから、それに12カ月を掛けて3万6,000円というふうに今回請願の中でお話がされているのだと思います。実際には、シミュレーションをすると、1カ月平均2,520円になりますので、12カ月で3万240円になります。 ◆谷沢 委員 今の数値、概略はわかりました。それで、例えば1人の子どもの保育料を計算した場合に、国が出す分と東京都が出す分と町田市が出す分と、それから利用者が出す分と、その割合は今どのくらいになっているか、それをちょっとお聞きしたいんです。多分、国基準で利用者にその利用負担を求めると大変な額になるので、それを東京都等が補助しているという構造になっていると思うんです。  いずれにしても、国が幾ら1人の子どもの保育料を、年によって違うと思いますけれども、例えば3歳児でもいいんですけれども、国が幾ら、東京都が幾ら、市が幾ら、利用者が幾らと、その負担率をちょっとお聞きしたいんです。 ◎子育て相談担当課長 1人当たり、平均保育8時間、平均保育単価8万250円に対しまして、東京都と国の負担が3万1,682円、市の負担が3万1,823円、保護者の負担が1万6,745円となっております。2012年決算でその数字が出ております。 ◆谷沢 委員 国と東京都の負担率の割合は別々にわかりませんか。国が幾らで東京都が幾らか。 ◎子育て相談担当課長 国が2万1,121円、都が1万561円です。 ◆谷沢 委員 そうしますと、この1人当たりの保育料の負担率の中で、利用者が払っている1万6,745円というのが先ほど報告があった国基準の55.9%に当たると、こういうふうな計算ですか。そういうことですね。2011年。 ◎子育て相談担当課長 これは2012年度の決算値で出しましたが、今度、1万6,745円がその数字になるということになります。 ◆谷沢 委員 そうしますと、結構これは、1人の子どもに充てる負担率は、一般的に見れば利用者はかなり低いですよね。  それで、今回の値上げについて行政が認可保育所と認可外保育施設との保護者負担の格差ということを言っているんですが、であれば、むしろ認可外保育施設に対するいろんな補助をすればいいということにもなってくるわけですよね。  だから、正直なところ、むしろ今回の値上げについては財政負担を軽減するというふうな意味ではないのでしょうか。そこのところをちょっと正直にお話ししていただきたいんですが、何でこの認可保育所と認可外保育施設との保護者負担の格差を無理やり持ってきているのか。  アンケートの結果だというふうにおっしゃるかもしれませんが、私は、今の全体の1人当たりの負担率の割合が、利用者が比較的低いという中での、市ができるだけ負担を軽減させているということ。そういう考えがあってのことじゃないかと思うんです。その点の認識はどうでしょうか。違うんですか。 ◎子育て支援課長 保育料等の在り方検討委員会の報告の中で、当然、それらのことについては議論されました。保育料を引き上げて公平性を保つのか、あるいはほかのところにといったことはあるんですけれども、委員会としては認可保育所と認可外保育施設の保育料の利用者負担における格差の改善をするために、保育料の見直しをすべきだという提言をいただいております。そんな流れの中で、条例改正ということであります。 ◆白川 委員 実際、その値上げをすることによっての保育サービスがどうなるかという観点はいかがでしょうか。 ◎子育て相談担当課長 行いましたアンケートの中で、一時保育ですとかその他保育サービスについて、在園児だけではなく在宅のお子様方に対しても手厚い施策をというお話がございました。町田市といたしましては、今回、マイ保育園の制度を広めて、在宅のお子様方への相談、それから、いろいろな保育士からの助言ですとか、あと、広く、家庭に引きこもってというところではない、孤立化した保育ということではなく、外に出られるような対策を行うというところから、マイ保育園制度と地域子育て相談センターを市内5地域につくりまして、バックアップをする施策を行うということでなっております。 ◆白川 委員 ということは、こちらに書かれている「値上げは、保育士の待遇・保育の質改善には直結するものではない」とこちらの請願には書かれているんですけれども、その点についてはどういうご判断なのか。 ◎子育て支援課長 保育料は、全て保育所の運営費のほうに充当します。今度の充当の仕方なんですけれども、それはそれで国からいろいろなルールがあって決まっております。その負担の割合がもう少し保護者の方に持ってもらおうということになったわけですから、基本的には、保育料が上がったからといって、多く運営費を払うわけではありません。  そこは変わらないんですけれども、一方で、今回見直しのテーマになったところは、1つは在宅で子育てをしている方々と、保育所ですとか、ほかに預けている方との格差を是正する。それから、預けている中での公平性を確保していく。さらに、認可保育所の中でもかなり階層によって不公平感があったので、そこいら辺を是正したという形になっています。  ですから、見直しの大もとの考え方はそういう考え方で、充当されるのも行きますけれども、ただ、そこの充当した分で、今度は市のほかの負担が減りますので、その減った部分をマイ保育園事業ですとか、あるいは地域子育て相談事業、さらには、提言いただいているように、保育の質の向上に向けてやはり取り組んでいこうということも考えておりますので、そういったところでご理解いただければと思います。 ◆佐々木 委員 最後ですけれども、先ほど平均でいくと2,520円値上がりをしているというお話がございました。それはこれまで町田市が利用者負担を軽減するということで出していた分、利用者のほうに負担をしていた分がそのまま、今回町田市がその分を、引き下げたというと変ですね。負担率を下げて、利用者負担に乗ったということなのだと思うんですけれども、認可外保育園との格差が2,520円分縮まったということになるのだと思うんですけれども、これまでやはり町田市が利用者負担をできるだけ下げるために公費負担よりもさらに上乗せをしていたわけですよね。  だから、それを下げて1億6,500万円だか1億8,000万円だかと、その分が今回値上げの分で浮いたわけなんですけれども、浮いたって、それをまた、先ほどの説明のように保育園の中で利用するわけですけれども、これまで市ができるだけ利用者の負担を引き下げて働く親御さんを応援しようという理念があったわけで、今回、市長なども子育てで選ばれる町田市と言っている中で、あえて2,520円分値上げする理由というのは何なのでしょうか。 ◎子育て相談担当課長 今回の改定に際しましての委員会を設けておりましたが、従前の、改定前の委員会で25%を超えないようにというご提言をいただいております。今回、改定を行うんですが、改定を行った場合に保育コストに占める割合は24.75%になります。25%以下ということで、今回の改定においても前のご提言を超えるというところには結果としてはならないというふうになっております。 ◆佐々木 委員 保育料は別ですけれども、ほかのいろいろな市からの利用料みたいなものは、低所得者にはやっぱり軽減措置があると思うんですが、今回、ひとり親で非課税というところはずっと無料とか軽減とかとなっていますが、そのほかの多くの人たちが皆やはり、月に直すと2,000幾ら以上の値上げになっているんです。ここというのは、やっぱり所得階層がいろいろあると思うんですけれども、緩やかなカーブになっているとはいいますけれども、それでも、この表でいくとDの低い番号のあたりは、所得区分の中では保育料の負担が月に2,000円でも重い、2,000円以上というのは重いと思うんですが、そういった配慮は特別なかったのでしょうか。 ◎子育て相談担当課長 今回、児童福祉法の改正においては、受けるサービスが同じなら、同じ負担とするという応益負担の考え方が法律上では示されておりますが、今回の保育料改定に当たって実施しました市民アンケートの結果でも、同じように負担、利用者の所得も考慮すべきだという意見が全体の過半数を超えております。そこで、階層間の値上げ金額につきましては、およそ100円で段階的にできておりますが、D―1からC―3に関しましては、さらに500円下げておりますし、そのC―3からC―2の階層につきましてはさらに1,000円下げて設定しております。そのように他の階層よりも低所得層の保育料額を低く設定しております。 ◆熊沢 委員 この保育料の値上げなんですが、1つ確認なんですが、年齢によると思うんですが、0、1、2歳と3、4、5歳の年齢で多分違うと思うんですけれども、1人当たり保育をするのにどのぐらい経費がかかっているのか。もう1度確認を、1人当たり月幾らぐらいかかっているのか。 ◎子育て支援課長 もちろん年齢によってまちまちです。ゼロ歳児の場合には1年間におおむね1人300万円ぐらいかかるだろうと言われています。全部平均してならすと150万円ぐらいというふうに認識していただければと思います。 ◆熊沢 委員 あと、一番人数が多い階層は幾らぐらいなんですか。保育料が幾らぐらいのところの階層が、一番人数が多いんですか。 ◎子育て相談担当課長 D―12階層が一番人数が多いところで、所得税17万円以上20万7,000円未満でございます。 ◆熊沢 委員 済みません、保育料は幾らなんですか。 ◎子育て相談担当課長 保育料は、新しいほうで、3歳未満児で3万6,600円、3歳以上児で2万4,500円となります。 ◆熊沢 委員 ありがとうございます。認証保育所に預けるとしたら、月額、保育園によって違うと思うんですけれども、平均幾らぐらいか。  もう1個、家庭的保育者だと月4万幾らで市から補助が幾らか出ていますよね。それの数字をちょっと今教えていただけますか。 ◎子育て支援課長 まず、認証保育所ですけれども、平均で見ますと4万5,000円ぐらいになります。それから、家庭的保育者に関して言えば4万2,000円となっています。それに対して認可外保育所の保護者補助金ということで、1世帯当たり1万5,000円の補助をしておりますので、家庭的保育者でいえば実際の額が2万7,000円、それから、認証保育所については2万9,000円ぐらいということは言えると思います。 ◆熊沢 委員 そうすると、さっきの平均が150万円ということは、月12万円ぐらいかかっているということですよね。そうすると、一番高い階層の方だと5万ちょっとかかるので、かかっている費用の4割ぐらいは階層が高い方は負担をされている、そういう計算になるということでよろしいですか。 ◎子育て支援課長 いいかと思います。 ◆熊沢 委員 もう1個最後に。そうすると、さっきからお話を聞くと、一番人数が多いところだと2万4,000円の保育料となると、それ以上になると逆に家庭的保育者に預けたりしたほうがいいとかという場合はあるんですが、逆にそういうことに対して市がアナウンスをして、実は認可保育所よりも――利用者の方々によって違うと思いますね。保育園によっては、うちは8時から6時まで預けられないと困るけれども、でも一方で、10時からとかでもいいですよという方もいるかと思うんです。そのようなアナウンスは市はやっていたりとかするということなんですか。 ◎子育て相談担当課長 入所の申請の際に個別で面談させていただいておりますので、その際にかかる費用というお話の中に家庭的保育も含めてお話しはいたします。 ◆熊沢 委員 今、値上げした部分の中で保育園の部分にも使うというのと、先ほど言った家庭で保育されている方々の負担を軽減というのと、今みたいな家庭的保育者とか、いろいろな保育サービスが行えるために柔軟的に活用していくのが今回の値上げに意味があるということでよろしいですか。
    ◎子育て支援課長 まさにそのとおりです。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。ご発言があればお願いいたします。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午前11時7分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時8分 再開 ○委員長 再開いたします。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆佐々木 委員 請願第1号 認可保育所の保育料値上げ中止を求める請願に賛成の立場で討論します。  現下の社会状況の中で子育て世帯は、子どもが生まれ、一旦は休職、退職をしても、育休期間が過ぎたら皆職場復帰を希望しています。町田市がこの間保育所整備に力を入れて、待機児をなくす努力をされていることは十分評価していますが、子育て世代が選ぶ町であるためには、保育料も他市よりも安価であることが大切であると考えます。  若い世帯は所得階層区分が低いにもかかわらず、町田市が負担率を下げた結果、利用者負担が平均月3,000円もふえ、厳しい負担増を生み出そうとしています。費用の面からも、安心して利用することのできる保育園を求める請願者の思いに市は応えるべきと考えて、請願第1号に賛成します。 ◆谷沢 委員 私は、この請願に対して採択賛成の討論を行います。  1つは、この保育料値上げを決めたときに私どもの会派は反対をしたという経過がございます。それも1つですし、今回の値上げ幅がかなり大きいんです。10年間してこなかったということがありますが、本来は2年に1遍あるいは3年に1遍見直しを図りながら、社会経済状況を勘案してやっていくべきにもかかわらず、これだけ大きい幅の値上げとなるとリアクションが大きいということでありますので、そういう面でこの請願については賛成という立場で討論しておきます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  請願第1号を採決いたします。  本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 可否同数であります。よって町田市議会委員会条例第17条第1項の規定により、委員長において本件に対する可否を裁決いたします。  本件について、委員長は不採択すべきものと裁決いたします。 △第19号議案・第20号議案・第21号議案 ○委員長 第19号議案から第21号議案までを一括議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第19号議案 町田市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本案は、交通事故等の第三者の行為により生じた医療費の助成について、第三者に対し医療費助成相当額を請求するため所要の改正をするものでございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、第20号議案 町田市義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本案は、交通事故等の第三者の行為により生じた医療費の助成について、第三者に対し医療費助成相当額を請求するため所要の改正をするものでございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続けて、第21号議案 町田市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本案は、交通事故等の第三者の行為により生じた医療費の助成について、第三者に対し医療費助成相当額を請求するため所要の改正をするものでございます。  よろしく御審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆熊沢 委員 これは前、説明で交通事故という話なんですが、交通事故だけなんですか。等となると、保険がおりるときなのか。例えば子どもがけんかして、相手方にけがをさせてしまった場合とかで、保険が入っていない場合があるわけじゃないですか。そういうときには、親に負担をするようにという請求をしていくということなんですか。 ◎子ども総務課長 基本的には、第三者の行為によって医療費の相当額を、助成された分についてはその相当額と、それから市が医療費を支払う分と重なりますので、重なった分のご返還をお願いするとか、逆にまた、まだ医療費が払われていないのだったら市へその分を払っていただくとか、そういうことを想定しております。ただ、ほとんどが交通事故とかそういうことが主であるというふうには考えております。 ◆熊沢 委員 では、私が今質疑した、第三者が重ならないようにというお話があったわけじゃないですか。今、第三者が支払う分と市が払う分と重ならないように、市がその分は第三者に請求という話なんですけれども、交通事故の場合は大抵保険があって、割合があって、保険会社なりが払う。  だけれども、一方で、たまにあるのが、子どもたちの場合は、さっきの保育園なんかもそうですけれども、故意ではなく、特に小さい子なんかはおもちゃがぶつかっちゃった、何しちゃったというので、今、保育園で誰が何をしたというのは余り言わないようになっているけれども、そういうふうにけがをさせてしまった場合がありますよね。今、そういうけがをさせてしまった場合に保険に入ることができて、それの保険で物を壊したとかのお支払いするということはできるんですね。  ただ、その保険に車の場合はほぼ皆さん入っていますし、自賠責もありますけれども、子どもの場合は皆さんそれに入っているわけでもないし、小さい子どもたちが本当に故意ではなくて、そうなってしまった場合に、それを、けがをさせてしまった、加害者という言い方は変ですけれども、そちら側に請求をするということなんですか。  今だと、二重払いにならないようにという形なんだけれども、二重払いの想定が保険なのか。それとも、保険に入っていなくても、けがをさせてしまったお母さんに請求するというのは、私は何か心情的にはいかがなものかなと思うんです。なので、その辺のことをしっかりと決めていただきたいというか、もし今グレーというか、曖昧ならば、これから先きちんとルールをつくってもらうとか、今ここでしっかりこうですと断言されるよりもいい部分もありますので、その辺のことはどうなのかなと思うんです。 ◎子ども総務課長 おっしゃるとおり、基本的にはこの条例については第三者の行為をこれは適用外、これは適用しないということの、今のところ区分けはしておりません。ただ、今後詳しいことは特に規則等で定めてまいりますし、そういう部分もあるということをしっかり認識して運用していきたいと考えております。 ◆熊沢 委員 ぜひ、子ども同士だと本当にたまに大きな事故になってしまう場合もあって、それによって子育てしているお母さんが、自分の子どもがよそさまの子どもにけがをさせたところに対して、気持ち的にもすごく負担になるのに、市からそういうお金が請求されてくるということになると、やはりその辺は皆さんのお考えを考えるとよくないと思いますので、規則などで定めるときに、保険に入っている方がいれば保険で補填される場合は限りではないみたいな形で、しっかりと決めていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎子ども総務課長 東京都のほうともよく内容を確認して、その辺も詰めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより一括して討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、第19号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第19号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第20号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第20号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第21号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第21号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第22号議案 ○委員長 第22号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第22号議案 町田市学童保育クラブ設置条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本案は、平成27年4月に山崎学童保育クラブを山崎小学校敷地内に新設するに当たり、所要の改正をするものでございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第22号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第22号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第23号議案 ○委員長 第23号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第23号議案 町田市立保育園設置条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本案は、町田市立山崎保育園の建てかえによる新園舎への移転に伴い、同保育園の位置を変更し、定員を100名から122名へ増員するため、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐々木 委員 これは定員の増員ということで、その内容をちょっと教えてください。  あと、附則のほうで施行期日が4月1日からとなっていますが、引っ越しとか保育はいつから、4月1日なのかどうか教えてください。 ◎子育て支援課長 まず、定員が100名から122名に変わりました。今までゼロ歳が行っておりません。これを、ゼロ歳を6名、それから1歳が10名だったところを20名にふやします。2歳児は15名だったところを24名に、3歳児は20名だったところを24名に、4歳児は25名だったところを逆に24名に、それから、5歳児は30名だったところを24名に減らします。したがって、ゼロ、1、2歳を厚くした形の定員構成になっております。  それから、引っ越しなんですけれども、次の金曜日の21日にとりあえず大きなものの引っ越しを行います。22日は保育園は開きますので、古いほうの保育園は開いて保育をします。23日に最後の細かいものを持っていって、実際には24日から新しい園舎でスタートできるように今準備をしております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
     これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第23号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第23号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(子ども生活部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、子ども生活部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第7号議案 平成26年度(2014年度)町田市一般会計予算のうち、子ども生活部所管分についてご説明申し上げます。  初めに歳入でございます。  お手元の予算書28、29ページをお開きください。  第12款、分担金及び負担金、項の1、負担金、目の2、民生費負担金、節の2、母子・助産施設入所者負担金15万6,000円は、出産費用の本人負担分でございます。  節の3、児童保育費負担金14億1,742万8,000円は、保育所保育料の保護者負担金でございます。  続きまして、32、33ページをお開きください。  第13款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の2、民生使用料、節の3、市立保育園特別保育料2,111万3,000円は、延長保育、一時保育、年末保育の利用料でございます。  節の4、学童保育クラブ育成料1億9,662万円は、学童保育クラブの利用料でございます。  節の5、障がい者福祉施設使用料の説明欄、すみれ教室使用料198万7,000円は、児童発達支援センター・すみれ教室の利用料でございます。  34、35ページをお開きください。  目の7、教育使用料、節の1、ひなた村使用料256万6,000円は、青少年施設ひなた村の施設使用料でございます。  節の2、青少年センター使用料982万3,000円は、大地沢青少年センターの宿泊施設などの使用料でございます。  44、45ページをお開きください。  第14款、国庫支出金、項の1、国庫負担金、目の1、民生費国庫負担金、節の5、児童手当負担金49億4,860万2,000円は、中学修了前の子どもに手当を支給するための国負担分でございます。  46、47ページをお開きください。  節の6、児童扶養手当負担金4億9,178万2,000円は、ひとり親家庭等に対する手当の国負担分でございます。  節の7、児童保育費負担金16億5,778万6,000円は、民間保育園の運営費の国負担分でございます。  節の8、母子生活支援助産施設負担金1,553万7,000円は、母子家庭の自立支援のための入所施設の運営費などの国負担分でございます。  50、51ページをお開きください。  項の2、国庫補助金、目の2、民生費国庫補助金、節の8、母子家庭等対策総合支援事業費補助1,604万7,000円は、母子家庭の自立支援事業に対する国補助分でございます。  節の9、婦人相談員活動強化対策費補助79万8,000円は、婦人相談員の配置に対する国補助分でございます。  58、59ページをお開きください。  目の5、教育費国庫補助金、節の7、幼稚園就園奨励費補助1億7,695万7,000円は、幼稚園児の保護者に対する国補助分でございます。  60、61ページをお開きください。  第15款、都支出金、項の1、都負担金、目の1、民生費都負担金、節の7、児童手当負担金10億9,118万4,000円は、中学修了前の子どもに手当を支給するための都負担分でございます。  62、63ページをお開きください。  節の8、児童育成手当負担金10億9,995万6,000円は、ひとり親家庭の方で児童を育てている方、または障がいのある児童を育てている保護者に支給される手当に対する都の負担金でございます。  節の9、児童保育費負担金8億2,889万3,000円は、民間保育園運営費の都負担分でございます。  節の10、母子生活支援助産施設負担金776万8,000円は、母子家庭の自立支援のための入所施設の運営費などの都負担分でございます。  66、67ページをお開きください。  項の2、都補助金、目の2、民生費都補助金、節の2、地域福祉推進包括補助事業費補助の説明欄、子育て支援課330万円は、認証保育所等が第三者評価を受審した場合の都補助分でございます。  70、71ページをお開きください。  節の17、乳幼児医療費助成事業費補助3億7,579万7,000円は、未就学児が医療機関にかかった場合の費用に対する都補助分でございます。  節の18、義務教育就学児医療費助成事業費補助3億5,384万1,000円は、小学校1年生から中学校3年生までの児童の医療費補助事業に対する都補助分でございます。  節の19、ひとり親家庭医療費助成事業費補助1億1,396万2,000円は、ひとり親家庭の医療費の助成制度に対する都補助分でございます。  72、73ページをお開きください。  節の20、ひとり親家庭ホームヘルプサービス事業費補助126万3,000円は、ひとり親家庭の支援事業に対する事業費の都補助分でございます。  節の21、児童福祉施設設置等経由事務費交付金75万5,000円は、認可保育所の各種届け出事務に対する都からの交付金でございます。  節の22、家庭的保育事業費補助8,074万6,000円は、家庭的保育者の運営に対する都補助分でございます。  節の23、認証保育所運営費補助1億3,384万3,000円は、認証保育所7カ所の運営に対する都補助分でございます。  節の24、児童保育費補助3億5,234万2,000円は、延長保育や休日保育の実施、一時保育事業等に対する都補助分でございます。  節の25、子育て推進交付金14億5,773万2,000円は、ゼロ歳児保育、11時間開所、保育所運営などに対する都からの交付金でございます。  節の26、子ども家庭支援包括補助事業費補助のうち説明欄、子ども総務課75万円は、赤ちゃん・ふらっとの整備に対する都補助でございます。  児童青少年課4,804万6,000円は、学童保育クラブの整備、冒険遊び場補助事業に対する都補助でございます。  子育て支援課1億575万3,000円は、地域子育て相談センターや子ども家庭支援センターの運営などに対する都補助分でございます。  節の27、子育て支援対策臨時特例交付金8億822万5,000円は、民間保育所や幼保連携認定こども園の整備、子育てひろば事業などに対する都からの交付金でございます。  74、75ページをお開きください。  節の28、学童保育クラブ運営費補助2億7,461万3,000円は、43の学童保育クラブの運営費及び時間延長に対する都補助分でございます。  節の29、学童保育クラブ整備費補助4,300万8,000円は、(仮称)山崎学童保育クラブ、及び野津田学童保育クラブの整備に対する都補助分でございます。  節の30、認定こども園運営費補助4,384万9,000円は、認定こども園の幼稚園部分に対する運営費の都補助でございます。  節の31、保育の質向上研修事業補助285万2,000円は、研修実施のための講師謝礼などに対する都補助でございます。  節の32、私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業費補助3億366万5,000円は、幼稚園児の保護者に対する負担を軽減する事業に対する都補助でございます。  82、83ページをお開きください。  目の7、教育費都補助金、節の12、放課後子ども教室推進事業費補助2,557万9,000円は、子どもの居場所づくり推進事業「まちとも」に対する都補助でございます。  86、87ページをお開きください。  項の3、委託金、目の2、民生費委託金、節の4、母子福祉事務委託金2,002万9,000円は、母子福祉資金貸し付け等事業に対する都からの委託金でございます。  88、89ページをお開きください。  節の8、子ども医療事務委託金8万7,000円は、事務処理のための都からの委託金でございます。  節の9、私立学校指導監督委託金496万6,000円は、私立学校指導のための都からの委託金でございます。  92、93ページをお開きください。  第16款、財産収入、項の2、財産売払収入、目の2、物品売払収入、節の1、物品売払収入の説明欄、図書等販売代のひなた村6,000円は、創作童話入選作品集「童話の木」の販売収入でございます。  94、95ページをお開きください。  第20款、諸収入、項の2、市預金利子、目の1、市預金利子、節の1、市預金利子の説明欄、子育て支援課1,000円は、緊急一時保護宿泊費補助のための預金に対する利子でございます。  96、97ページをお開きください。  項の4、受託事業収入、目の2、民生費受託事業収入、節の1、管外受託児保育事業収入692万6,000円は、公立保育園が市外の園児を受け入れた際の運営費収入でございます。  98、99ページをお開きください。  項の6、雑入、目の6、雑入、節の1、雑入の説明欄、電話使用料の大地沢青少年センター4,000円は、公衆電話の使用料でございます。  100、101ページをお開きください。  説明欄の光熱水費使用料のうち、大地沢青少年センター2万4,000円は、自動販売機に係る電気の使用料でございます。  説明欄の交通事故等賠償金及び保険金の児童青少年課1,000円は、事故が発生した場合における賠償金についての費目存置でございます。  説明欄の子育て支援課20万円は、施設賠償責任保険金でございます。  102、103ページをお開きください。  説明欄の非常勤職員等雇用保険被保険者負担金のうち、子ども総務課1万9,000円、児童青少年課25万1,000円、子育て支援課102万7,000円、すみれ教室16万9,000円は、非常勤職員等の雇用保険被保険者負担分でございます。  説明欄の講習会等参加費のうち、児童青少年課154万2,000円、ひなた村60万1,000円、大地沢青少年センター96万7,000円は、各施設の主催事業及びプログラムサービス等の参加費でございます。  説明欄の臨時職員雇用保険本人負担金のうち、ひなた村5,000円は、臨時職員の雇用保険被保険者負担分でございます。  説明欄の職員給食代個人負担金、子育て支援課2,134万5,000円は、公立保育園職員の給食費の個人負担分でございます。  104、105ページをお開きください。  説明欄の手当・医療等返還金400万円は、児童手当や乳幼児医療費助成の修正申告による過払い等に対する返還金でございます。  説明欄のひとり親家庭ホームヘルプサービス利用者負担金1,000円は、費目存置でございます。  説明欄の育児支援ヘルパー派遣利用者負担金72万7,000円は、利用者の負担分でございます。  説明欄の実習生受入謝礼のうち、児童青少年課17万6,000円、すみれ教室9万9,000円は、子どもセンターやすみれ教室で受け入れる実習生の派遣元からの謝礼でございます。  説明欄の自立支援給付費のうち、すみれ教室6,738万9,000円は、障がい児通所支援サービスに対する施設給付費でございます。  106、107ページをお開きください。  説明欄の野外活動消耗品売払代21万6,000円は、大地沢青少年センターの野外炊事等に用いるまきの売り払い代金でございます。  説明欄のすみれ教室給食費利用者負担金138万1,000円は、児童発達支援センター・すみれ教室の給食費の利用者負担分でございます。  108、109ページをお開きください。  説明欄の資源化物売払収入、大地沢青少年センター5,000円は、アルミ缶などの売り払い代金でございます。  説明欄の学童保育クラブ通所支援保護者負担金11万8,000円は、特別支援学校に在籍する児童に対する学童保育クラブへの通所支援事業に係る保護者の負担分でございます。
     説明欄の自動体外式除細動器借上料負担金15万4,000円は、わかば保育園、森野三丁目保育園、もりの聖愛保育園、本町田わかくさ保育園のAED借り上げに係る負担金でございます。  説明欄の地域イベント模擬店収入1万5,000円は、大地沢青少年センター夏祭りの模擬店の売り上げ収入でございます。  説明欄の本町田わかくさ保育園共益費負担金4万3,000円は、東京都住宅供給公社への共益費の負担金でございます。  第21款、市債、項の1、市債、目の2、民生債、節の1、保育所整備事業債5,350万円は、民間保育所等の整備に伴う起債でございます。  節の2、児童福祉施設整備事業債8,570万円は、(仮称)山崎学童保育クラブ、及び野津田学童保育クラブの整備に係る起債でございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出を「予算概要」を使いご説明申し上げます。  「予算概要」の264ページから266ページをごらんください。  子ども生活部予算のポイントとして、安心して楽しく子育てができる環境づくり、子どもの身近な居場所の整備、子どもの活動拠点の整備など、予算編成にあたっての背景・課題、予算編成の考え方、予算編成で重視した取組を記載してございます。  次に、子ども生活部の予算総括表でございます。事業費ベースで対前年度5億1,784万6,000円増額、一般財源ベースで2億147万円増加しております。  267ページから278ページをごらんください。  事業別支出科目一覧でございます。大事業名ごとに1,000万円未満の項目についても掲載してございます。  それでは、事業ごとに予算の内容についてご説明いたします。  279ページをごらんください。予算書では167ページに記載されてございます。  すみれ会館運営費でございます。発達に心配のあるゼロ歳から就学前までの子どもとその保護者に対する指導等に係る経費で、総額1億4,220万8,000円でございます。なお、主な財源は自立支援給付費6,738万9,000円などでございます。  280ページの上段をごらんください。予算書では175ページに記載されてございます。  児童福祉事務費でございます。子ども総務課の事務経費及び子ども生活部内の研修などに係る経費で、総額108万6,000円でございます。  下段をごらんください。  児童育成手当費でございます。ひとり親家庭で児童を育てている方、また、障がいのある子どもを育てている保護者に支給される手当に係る経費で、総額11億1万9,000円でございます。なお、財源は児童育成手当負担金10億9,995万6,000円でございます。  続いて、281ページの上段をごらんください。  児童扶養手当費でございます。母子家庭、父子家庭等に支給される手当に係る経費で、総額14億7,554万7,000円でございます。なお、財源は児童扶養手当給付費国庫負担金4億9,178万2,000円でございます。  下段をごらんください。  乳幼児医療費助成費でございます。就学前の児童が医療機関にかかった場合の自己負担分の助成に係る経費で、総額7億8,469万8,000円でございます。なお、主な財源は乳幼児医療費助成事業補助金3億6,057万4,000円などでございます。  282ページの上段をごらんください。  義務教育就学児医療費助成費でございます。小学1年生から中学3年生までの児童の医療費助成に係る経費で、総額6億7,467万4,000円でございます。なお、主な財源は義務教育就学児医療費助成事業補助金3億3,733万円などでございます。  下段をごらんください。  ひとり親家庭医療費助成費でございます。ひとり親家庭等の医療費助成に係る経費で、総額1億6,196万3,000円でございます。なお、財源はひとり親家庭等医療費助成事業補助金1億719万円でございます。  283ページをお開きください。  児童手当費でございます。中学修了前の子どもを養育している方へ支給される手当に係る経費で、総額71億3,191万6,000円でございます。  なお、主な財源は国の児童手当負担金49億4,740万8,000円などでございます。  284ページの上段をごらんください。  赤ちゃん・ふらっと促進費でございます。授乳やおむつがえ等のための施設設備を新たに設置する場合の補助に係る経費で、総額150万円でございます。なお、財源は子供家庭支援区市町村包括補助事業補助金75万円でございます。  下段をごらんください。  青少年問題協議会費でございます。協議会を年2回開催するための経費で、総額36万9,000円でございます。  285ページをごらんください。予算書では177ページに記載されています。  幼児教育手当費でございます。幼稚園、保育園に通園していない4歳、5歳を対象とした手当に係る経費で、総額45万6,000円でございます。  下段をごらんください。  子ども・子育て支援事業計画策定事務費でございます。子ども・子育ての新制度にかかわる事業計画の策定や子ども・子育て会議に係る経費で、総額754万3,000円でございます。  286ページをごらんください。  私立幼稚園保護者補助費でございます。幼稚園児の保護者に対する補助に係る経費で、総額11億1,724万3,000円でございます。なお、主な財源は私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業費補助3億366万5,000円などでございます。  287ページをごらんください。  児童青少年育成費でございます。青少年健全育成地区委員会活動費や冒険遊び場事業費の補助、巡回相談員に対する謝礼や青少年委員の報酬、子どもの居場所づくり推進事業「まちとも」などに係る経費で、総額6,764万2,000円でございます。なお、主な財源は放課後子供教室推進事業費補助金2,557万9,000円などでございます。  288ページの上段をごらんください。予算書では179ページに記載されてございます。  私立学校指導監督費でございます。専修学校等在学心身障がい者奨学金、町田市私立幼稚園協会補助に係る経費で、総額166万7,000円でございます。なお、財源は私立学校指導監督委託金4万7,000円でございます。  下段をごらんください。  子育て支援事務費でございます。子育て情報誌の発行や法人立保育園協会の研修の補助などに係る経費で、総額256万7,000円でございます。なお、主な財源は子供家庭支援区市町村包括補助事業補助金52万8,000円などでございます。  289ページの上段をごらんください。  障がい児通園促進費でございます。障がいのある児童の幼稚園通園に係る経費で、総額1億434万6,000円でございます。  下段をごらんください。  ファミリーサポートセンター費でございます。ファミリーサポートセンター事業の委託と会員活動の傷害保険に係る経費で、総額1,419万3,000円でございます。なお、財源は子育て支援対策臨時特例交付金1,000万円でございます。  290ページをごらんください。  子ども家庭支援センター事業費でございます。子どもと子育て家庭に対する総合相談や育児支援ヘルパー派遣事業等に係る経費、及び子育て支援ネットワーク連絡会委員謝礼など、総額1,601万6,000円でございます。なお、主な財源は子育て支援対策臨時特例交付金145万1,000円などでございます。  291ページの上段をごらんください。  ひとり親家庭自立支援費でございます。母子家庭、父子家庭の自立に向けた就労支援を目的としたホームヘルパー派遣費、高等技能訓練給付金などに係る経費で、総額3,239万7,000円でございます。なお、主な財源は高等技能訓練促進費国庫補助金1,584万7,000円などでございます。  下段をごらんください。  母子生活支援施設助産施設措置費でございます。母子家庭の自立支援のための入所施設などの利用に係る経費で、総額3,167万円でございます。なお、主な財源は母子生活支援施設費国庫負担金916万1,000円などでございます。  292ページの上段をごらんください。  公立保育園費でございます。公立保育園5園の非常勤職員等の費用や施設修繕などに係る経費で、総額4億5,634万4,000円でございます。なお、主な財源は保護者負担金、保育料3,486万2,000円などでございます。  下段をごらんください。  民間等保育所運営費でございます。新設園を含めた市内64の民間保育園の運営や運営の安定化などに係る経費で、総額90億8,459万6,000円でございます。なお、主な財源は保育所運営費国庫負担金16億5,778万6,000円、及び保護者負担金、保育料13億121万1,000円などでございます。  293ページの上段をごらんください。予算書では181ページに記載されてございます。  地域子育て相談センター費でございます。公立保育園に併設する地域子育て相談センターの非常勤職員やスーパーバイザーなどに係る経費で、総額5,379万2,000円でございます。なお、主な財源は子育て支援対策臨時特例交付金2,195万2,000円などでございます。  下段をごらんください。  マイ保育園事業費でございます。在宅の子育て家庭への情報提供や育児相談など、マイ保育園事業の委託に係る経費で、総額1億6,046万1,000円でございます。なお、主な財源は子供家庭支援区市町村包括補助事業補助金2,932万3,000円などでございます。  294ページの上段をごらんください。  コンビニエンスストア納付事業費でございます。保育料等をコンビニエンスストアで収納代行するための経費で、総額71万8,000円でございます。  下段をごらんください。  病後児保育事業費でございます。病児保育1カ所、病後児保育4カ所の委託などに係る経費で、総額5,624万4,000円でございます。なお、主な財源は病児・病後児保育事業費補助金1,840万3,000円などでございます。  295ページをごらんください。  認可外保育施設費でございます。認証保育所の運営費補助や家庭的保育事業の委託、及び認証保育所などの認可外保育施設利用者への補助などに係る経費で、総額4億8,196万5,000円でございます。なお、主な財源は認証保育所運営費補助金1億3,384万3,000円などでございます。  296ページをごらんください。  認定こども園費でございます。認定こども園7園の運営費補助、及び新たに設置する幼保連携型認定こども園3園分の整備費補助で、総額7億3,798万4,000円でございます。なお、主な財源は、認定こども園運営費補助金4,384万9,000円、及び子育て支援対策臨時特例交付金5億7,078万6,000円などでございます。  297ページ、298ページをお開きください。  保育所整備補助事業費でございます。20年間期間限定認可保育所の新築型1園、低年齢児型1園、分園1園の整備及び賃借料の補助などに係る経費で、総額3億4,897万4,000円でございます。なお、主な財源は子育て支援対策臨時特例交付金1億7,283万2,000円などでございます。  299ページをごらんください。  私立幼稚園運営補助費でございます。医師、歯科医師の私立幼稚園嘱託医の委託や幼稚園の預かり保育事業の運営に対する補助などに係る経費で、総額5,191万5,000円でございます。  300ページの上段をごらんください。予算書では183ページに記載されてございます。  学童保育クラブ運営費でございます。37学童保育クラブの管理運営委託などに係わる経費で、総額9億6,676万2,000円でございます。なお、主な財源は、学童保育クラブ育成料1億9,398万6,000円、及び学童保育クラブ運営費補助金2億4,715万2,000円などでございます。  下段をごらんください。  学童保育クラブ整備費でございます。山崎小学校敷地内に移設する学童保育クラブの工事費などに係る経費で、総額2億1,609万8,000円でございます。なお、主な財源は子供家庭支援区市町村包括補助事業補助金4,733万6,000円、及び児童福祉施設整備事業債8,570万円などでございます。  301ページの上段から303ページの上段をごらんください。予算書では183ページ、185ページに記載されています。  子どもセンターばあんほか子どもセンター3施設、子どもクラブ2施設の運営費でございます。各子どもセンターの運営、管理などに係る経費をそれぞれ計上してございます。なお、主な財源は講習会等参加費などでございます。  304ページをごらんください。  子どもセンター整備費でございます。(仮称)町田地区子どもセンターの実施設計に係る経費で、総額2,440万1,000円でございます。  305ページをごらんください。予算書では263ページに記載されてございます。  ひなた村運営費でございます。建物総合管理等の委託や各種創作教室事業などに係る経費で、総額3,059万7,000円でございます。なお、主な財源は施設貸出使用料231万3,000円などでございます。  306ページをごらんください。予算書では265ページに記載されてございます。  大地沢青少年センター運営費でございます。建物総合管理等の委託や子どもキャンプ、森林体験塾などの主催事業に係る経費で、総額6,519万6,000円でございます。なお、主な財源は青少年センター使用料982万3,000円などでございます。  307ページをごらんください。  自然休暇村管理費でございます。町田市自然休暇村の指定管理に係る経費などで、総額9,360万9,000円でございます。  まことに恐れ入りますが、予算書の8ページへお戻りください。  第2表、債務負担行為でございます。下から4番目の認可保育所分園賃借料補助事業につきましては、新たに分園を設置する認可保育所1園に対する賃借料補助で、平成26年度から平成46年度までの債務負担行為を定めるものです。  その下のしぜんの国保育園施設整備費補助事業につきましては、民間保育所施設整備借入金償還対策費補助金が20年間の補助となるため、平成26年度から平成45年度までの債務負担行為を定めるものです。  11ページをお開きください。  第3表、地方債につきましては、上から2番目の欄に民間保育所整備事業5,350万円、その下、学童保育クラブ整備事業8,570万円を計上してございます。  以上が子ども生活部所管分でございます。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 休憩します。              午前11時56分 休憩            ―――◇―――◇―――
                 午後1時2分 再開 ○委員長 再開します。  これより子ども生活部所管部分についての質疑を行います。 ◆佐々木 委員 「予算概要」の292ページですが、公立保育園費。先ほどの請願のときにもありましたけれども、今回は4月から保育料と、あと特別保育料なども改定するということで、合わせてどのぐらい市の増収になったのか、そこを改めて伺いたいと思います。  あと、ここの「予算概要」には「徴収方法の見直しを行い」とありますが、それはどういった中身なのか伺います。  あと、債務負担行為のほうで山崎保育園解体事業というものがありますが、新しい保育園に移るわけですけれども、残ったほうの保育園の解体を今後どうやるのかと、あそこの利用はどうなるのか、その辺までお伺いしたいと思います。 ◎子育て相談担当課長 保育料の増収でございますが、2013年度当初予算に比べまして14億1,742万8,000円増収となっております。あと、特別保育料につきましては、延長保育料と一時保育料と年末保育利用料がございまして、234万3,000円の減になります。 ◎子育て支援課長 特別保育料の徴収方法の見直しですけれども、一時保育につきましては、延長保育もそうですけれども、1カ月単位でこれまでは保育料が決まったら納付書を送って払っていただいた。ただ、そうすると滞納なんかも非常に多くなってくるので、一時保育についてはその日、当日集める形、延長保育については月でまとめて払ってもらうんですけれども、その月が終わったらすぐプリペイドカードといったカードですぐ払ってもらうような形に見直しております。  それから、山崎保育園の解体についてですけれども、あそこは当初、土地はUR都市機構の土地になっていますので、UR都市機構にお返しするという話だったんですけれども、昨年、山崎保育園の跡を使って、一番近いカナリヤ幼稚園からぜひあそこで幼保連携の認定こども園をやりたいというお話がありました。  UR都市機構とも調整して、その方向で考えましょうということだったんですけれども、土地をどうするかということですが、当初は更地にしてお返しするという話だったんですけれども、UR都市機構は、一旦市のほうでそのまま借りておいてもらって、市のほうから認定こども園、認可保育所の部分ですけれども、それをそのまま引き継いでいただければというところで、今も調整を進めておりますが、そういった方向で了解を得ております。  カナリヤ幼稚園の認定こども園、保育所の部分ですけれども、解体工事が全部解体するよりは、今の躯体を残して次の保育所をつくりたいという意向があります。私どものほうも、そのほうが工事にかかる経費も少なくなるし、環境面でもいいだろうというところで、そういった内容で今調整しております。本決まりになれば、一応、解体物ですけれども、市の財産になりますので、無償譲渡するような形で、それは6月定例会にもう1度諮らせていただきたいと思います。そういった状況です。 ◆佐々木 委員 先ほど普通の公立保育園の値上げ分を14億幾らとおっしゃったけれども、もう1回確認します。普通の保育料の値上げが、今回改定して値上げになりましたよね。その値上げがどのぐらいかということで、多分今回、保育園もまたふえたので、保育料の収入自体はふえていると思うんですが、保育料の値上げにかかる市の増収分は幾らですかという質疑です。 ◎子育て相談担当課長 保育料改定による増収分は、約1億8,456万円になります。 ◆佐々木 委員 保育料改定での増収分は1億8,456万円ということですね。その中には、今質疑しました特別保育料は入っているのか、入っていないのか。 ◎子育て相談担当課長 特別保育料は入っておりません。 ◆佐々木 委員 わかりました。ありがとうございました。  あと、今回新しくできる山崎保育園なんかにも地域子育て相談センターが入るということで、今回この「予算概要」でも新しい事業ということで星マークがついているんですが、この地域子育て相談センターの内容。  あと、これは公立保育園5カ所でやるということなので、それぞれ同じ条件でやるのかどうか、職員担当、専門の職員配置とか、内容を少し教えていただきたい。  出張子育て相談は、どういった形で、対象はどの辺まで広げて相談に出ていくのか、その辺の概要を少しお答えください。 ◎子育て支援課長 まず、地域子育て相談センターはもちろん公立保育園の中に、地域の子育て相談の拠点という形なんですけれども、同時に、各認可保育所、マイ保育園ということでかかりつけの窓口をつくってというところが対になった事業と考えていただければと思います。  そうすると、マイ保育園は何だという話になると思うんですけれども、これについては子育ての楽しさをみんなで分かち合うために、それから、子育ての悩みをみんなで解決するために、子育ての難しさをみんなで支え合うためにをテーマに、在宅子育て家庭が身近な保育園――これは登録してもらうんですけれども、登録した保育園が、在宅で子育てをしている家庭のパートナーとして、定期的な情報の発信や育児相談、さまざまな支援を行うような形になります。  このマイ保育園事業を推進するための拠点という位置づけがまずございます。マイ保育園をサポートしつつ、特に情報が届きにくい家庭を把握して、関係機関と調整して家庭訪問等を実施します。まず近隣のマイ保育園につなげるといったあたりのところをできればなと思っています。結果、全ての子育て中の親が、周囲や地域とのつながりを持てるような支援をしていくというところをマイ保育園と地域子育て相談センターで展開していこうということでございます。  実際にどんな体制でどんなことをやっていくのかということなんですけれども、まずは地域子育て相談センターには、公立保育園ですから、当然そこには園長がいるんですけれども、園長とは別に組織的にも係はちょっと別になりますけれども、所長を置きます。さらに、所長の下に担当係長と2人から3人の保育士を置きます。それから、ちょっと専門的な職員になるんですけれども、保健師、臨床心理士といった専門職を配置していくことになります。  実際にどうアウトリーチを行っていくのかということなんですけれども、まずは支援が必要な家庭に対して地域子育て相談センターが直接出向くということを行うんですけれども、それ以前にアウトリーチといったときに、個々のご家庭もそうなんですけれども、まずはその地域のマイ保育園のほうに出向いていって、そこで一時的な窓口になりますので、そういったところとよく調整しながら把握していこうと。  それから、実際にはのべつまくなしに訪問をかけるのではなくて、健康課で実施しているこんにちは赤ちゃん事業と情報を共有する形で連携して、必要なご家庭を訪問しようということで考えております。 ◆佐々木 委員 今、課長がおっしゃったこんにちは赤ちゃん事業は、担当は違いますけれども、よく3カ月健診とか、出産してから何もやらないために行政の情報と全く縁が切れているようなご家庭があるので、そういったところと連携してやることはとてもいいことだなと思うんですが、地域子育て相談センターは公立5カ所で、あとはマイ保育園事業がほかの認可保育所ということで、町田は地域が広いので、何とかそれで対応できるような計画なのでしょうか。 ◎子育て支援課長 地域の拠点、機能強化型の施設とすれば、公立保育園の地域子育て相談センターになりますけれども、今年度すぐというわけではないんですが、それをちょっとサポートするような機能を持つマイ保育園事業を展開している子育てひろば事業といったところも、将来的には考えていきたいというふうに考えております。  とりあえずは本年度の目標として、マイ保育園事業をスムーズに展開することというところで地域子育て相談センターも目標を置いておりますので、よろしくお願いします。 ◆渡場 委員 ファミリーサポートセンター費について、「予算概要」の289ページになりますが、きのうの本会議質疑でも出されている中身ですが、外部委託にNPOが事業主でやっていると。ただ、従業員が大幅にやめたりとか、あるいは事業を丸投げといいますか、全面的に委託していることで市としてどういうふうにこの事業に対して責任を負うのか等々の問題点が指摘された中で、仕様書の変更を行うというような回答がございましたけれども、それについてもう1度、どういう中身なのかということを御説明をお願いします。 ◎子育て支援課長 仕様書につきましては、これまで明記していなかったという点で、センター長を常時配置すること、有資格者等を配置すること、そういった職員配置を明確に記載するようにしました。それから、事業計画書には具体的な目標値と現在の課題等を設定し、目標達成のための年間計画表を作成することという文言を加えております。 ◆田中 委員 「予算概要」287ページのところから2カ所質疑いたします。  1つが冒険遊び場事業補助金ですけれども、この予算は去年の予算と比べてどうか、去年の予算が幾らだったかということと、あと、3団体に対して補助を出しているのかと思うんですけれども、その内訳について、今回も全てこれは3団体に行くのか、それともほかに何かあるのかというところをお伺いします。  あと2つ目、子ども遊び場見守り委託料のところですけれども、これは「まちとも」のことだと思うんですが、子どもの利用率について、1日平均がわかれば、一番多い学校の平均利用率と一番少ない学校の平均利用率、2つお聞きしたいです。お願いいたします。 ◎児童青少年課長 まず、冒険遊び場事業についてお答えいたします。  今回の予算案の額ですが前年度より、わずかですが、約7万円の増額となっております。本年度の補助金の配分ということでよろしいでしょうか。特定非営利活動法人子ども広場あそべこどもたち、これはたぬき山での活動をされている団体ですが、こちらに100万円、それから、野津田・雑木林の会きつねはらっぱ冒険遊びに12万円、相原冒険遊びの会が相原中央公園で活動している団体ですが、こちらに30万円ということで、本年度は補助金を交付しております。  それから、「まちとも」でしたね。今年度の2月までということになりますが、一番多いところで鶴川第一小学校、こちらは週に2日の活動となっておりますが、90人となっております。それから、一番少ないところですが、小山中央小学校、月曜日から金曜日までこちらはやっておりますが、12人というふうになっております。 ◆熊沢 委員 済みません、実は私、子ども生活部をやるのは初めてなので、いろいろと聞かせていただきたいと思うんですが、まず初めに、先ほど一時保育の、コンビニエンスストアで納付ではなくて、その場で精算。「予算概要」の294ページで、ここでしか見つけられなかったんだけれども、早い話が、一時保育の当日精算の話なんですが、私自身が子どもを一時保育に預けていたときに、市立保育園は後で口座振替だったので、子どもの目の前で直接お金の授受をしなかったんです。  ほかの民間の保育園だと、子どもの目の前でお金のやりとりをするというと、何か私の気持ちとしては、子どもを引き取るときにお金を渡して引き取る。それが子どもの影響に、まだうちの子はゼロ歳とか1歳だったからなかなかわかりにくいけれども、一時保育だと3、4、5歳もいますから、4、5歳は余りいないのか。ある程度わかっている中に、何でうちのお母さんは僕を引き取るときにお金を払っているんだろうというのは、余りよくないなと思っていたので、できれば私は、逆に、ほかの民間の保育園にも、市立保育園のように口座振替とか、コンビニで納付ができるように変えていただけないかというようなお話をしようと思っていたところを、逆に、子どもの目の前でお金の支払いをするということなんですけれども。  さっきの納付期限を守らないとか、納付されない可能性があるというのは重々わかるんですけれども、やっぱりその辺のことはどう考えられているのかなと。 ◎子育て支援課長 実際の現金ということではなくて、交通系のカードを使うんですけれども、一時保育については、お子さんを預けて、それからでも全然大丈夫なので、子どもの目の前でというわけではなく徴収できるかと考えております。 ◆熊沢 委員 それが多分、時間で30分とかなので、5分過ぎると、2時までだと2時5分過ぎると2時半までの料金とかいう形になるので、多分お母さんたちはぎりぎりに迎えに行くから、子どもはすぐ来ちゃう。でも、子どもの目の前で払わなきゃいけないというのは、現実的には結局目の前で払うようになっちゃうんですよね。だから、なるべくそういうのはなくしたいなと思うので、その辺のことはやっぱり保育園側に、5分延長になっちゃうとかならない、料金が発生するしないというのは考慮してもらって、なるべく子どもを渡す前に支払いをして、それで子どもと会うというような。子どもはお母さんの姿を見たらすぐ走ってきちゃうから、なかなか難しいとは思うんですけれども、やはりそういう形をしてもらえればなと思うんですが。 ◎子育て支援課長 追加の料金が発生しなければ、そのまま預けたときの形で済みます。今、委員言われることは十分わかりますので、園にそういう配慮をということで伝えたいと思います。 ◆熊沢 委員 それでは次に、このマイ保育園事業なんですが、これは4月からということは、4月1日から始まるんですか。ここのゼロ歳児対象に絵本を渡すというのもあって、でも、そのアナウンスは多分まだ余り知られていないことなのではないのかなと思うので、どういう形でこれは広報をされているのか、されていくのか。  これは保育園に預けていない子たちが対象だと思うので、保育園に預けているお母さんたちに情報を発信するのは簡単なんですけれども、保育園に預けていないお母さんたちにこの情報を発信するのはなかなか難しいのはあるんですが、どういう形で絵本を、郵送で渡すのかとか、どういう形で渡すのかというのは教えていただけますか。 ◎子育て支援課長 4月からこの事業を始めるということで、周知を正式に開始します。今、幾つか子育てひろば事業のほうも何種類かパターンがありますので、どこの園で、どの事業をやってもらえるかという今最終の調整をしているところです。  4月になりましたらマイ保育園事業を始めますということで、周知を2カ月間徹底的にやりたいと思います。実際には6月からマイ保育園の登録の受け付けが始められるようにということで、今準備を進めています。  本の配り方なんですけれども、配る本については、図書館のほうとちょっと協力してもらって選びたいと思っているんですけれども、マイ保育園に登録に来たときに、ゼロ歳だったらブックファーストになるような形で差し上げられたらなというふうに考えております。 ◆熊沢 委員 しっかり広報していただきたいと思うんですが、6月だから時間があるようでないと思うので、今ゼロ歳の生まれている子たちもそうですけれども、やっぱり健康課と連携をして、健康課の母子手帳をもらうときに絵本のある子育てみたいなパンフレットはもらったりするので、そこにしっかり入れていただいたり、産婦人科はそんなに多くないから、産婦人科さんにポスターでもないけど、A4のでもいいからつくって、こういうことを始めましたのでというようなものをやってもらえると、やっぱりゼロ歳児が一番、お母さんたちは不安があると思うので、そうしてもらえればなと思います。  ついでに続きでゼロ歳児の話で、「予算概要」290ページの育児支援ヘルパー派遣で、双子とか三つ子は1年間とか4年間なんですが、子どもを1人産んだときは2カ月の間に40時間なんですが、私もこれを利用しようと思いつつ、結局、2カ月はあっという間に過ぎていて、どう利用していいのか調べようにも、その2カ月間は、お母さんは、くたくたという言い方は変だけれども、なかなか調べにくくて、わかりにくくなっているんですが、これはどのぐらいの方が利用されているのかというのと、あと、やっぱりどういう形で周知して、これは1回登録しなきゃいけないんでしたっけ。どうでしたか。確認を、いいですか。 ◎子ども家庭支援センター担当課長 育児支援ヘルパー派遣についてですが、2012年度は派遣の利用件数は128件です。今年度に至っては、まだ、2月までのデータですが、全体では106件ということになっております。  それから、周知の方法ですが、妊娠届を出されたときにお母さん方にお渡しする母子パックの中にそういったチラシを入れさせていただいて、対応はさせていただいております。  以上でよろしいでしょうか。 ◆熊沢 委員 利用はどうやって、一番初めの取っかかりはどうやって利用されるんですか。 ◎子ども家庭支援センター担当課長 取っかかりは、お母様のほうからお電話いただいたりですとか、お父様にお電話いただきまして、産後、支援をしていただく方がいないということでご連絡をいただいて、子ども家庭支援センターのほうに来ていただいて、申請をしていただく。生まれた後、出産後の日から支援ヘルパーを派遣していくということで対応させていただいております。 ◆熊沢 委員 今、やっぱり子ども家庭支援センターに行かなきゃいけないんだなと思って。妊娠中、なかなか行きにくい方もいますし、頼る人がいないから頼みたいですよね。初めての子育てだって、大丈夫だと思っていたら全然大丈夫じゃなくて、預かる人がいなくて、正直なことを言うと、子どもがいて、トイレに行くこともできない状況なのに、子ども家庭支援センターまで行って登録なんて、できるわけない。  その子ども家庭支援センターに行って登録するために人にお願いして預けなきゃいけないか、子どもを連れていくかしかないので、これはやっぱり、私は知っていたけれども、結局子ども家庭支援センターに行けなくて、登録ができなかったのもあるので、もうちょっと考え方を変えてという言い方は変ですけれども、健康課さんが来る新生児訪問のときに一緒に登録ができたりとか。あれは大体1カ月から2カ月になる前ぐらいまでには来てくれると思うので、そういう形とか、もっと、頼る人がいなくて、預けることができないからお願いしたいのに、その人たちが子ども家庭支援センターまで行くというのは不可能でしょう。だから、ちょっと、同じことを何度も言っているけれども、考えてもらえないかなというのはあるんですけれども、その辺はどうなんですか。 ◎子ども家庭支援センター担当課長 済みません、私の説明が不足していたようですが、利用される初回時、委託している業者さんと一緒にご家庭に訪問させていただいております。その際に、家庭の状況ですとか保育の状況、その他もろもろ確認させていただいて、申請を受けているケースもあります。全てが全て子ども家庭支援センターに来ていただくということではなくて、その場で聞き取って書いていくというケースもありますので、ケース・バイ・ケースというところでしょうか。以上です。 ◆熊沢 委員 それは多分特殊なケースなのかなと思うので、今言ったのは、子ども家庭支援センターに行けないわけですよ。行けないから頼みたい。本当にちょっと休憩するのだって頼みたいのだから、子ども家庭支援センターに来て登録してもらうということを、考え方を変えて、違うやり方で、特殊な例でではなくて、電話をまず市にかけてもらったら、子ども家庭支援センターの方が訪問をするとか、そういう形にして、まず登録制でない形にしていくというのが、より利用しやすい。ここで2カ月の間に少し利用してもらって、その後、マイ保育園をやってもらってという形にしていって、どんどん途切れないように。  私自身は、健康課の訪問のときは、悩みはありますかと言われても、いや別にと思うんだけれども、1カ月のときは本当に悩みはないんですけれども、3カ月になってくる、6カ月になってくるというと、どんどん悩みはふえてくるので、そこで途切れないように、継続していけるように、マイ保育園に促していったり、そういうのをやっぱり連携していけるような形をとっていってもらえればなと思うんですが、その辺はどうですか。 ◎子ども家庭支援センター担当課長 先ほどの子ども家庭支援センターに来られないという件についてですが、それについても、最初にお電話いただいたところでどうしても行けないということであれば、それについては極力対応させていただくような形でやっております。 ◎子育て相談担当課長 済みません、補足です。現在、お電話をいただきまして、こちらに来ていただいて書いていただく方もいらっしゃいますが、今、委員からのご意見がございまして、なるべく委員のご意見に沿う形で協議を、検討していきたいというふうに考えます。 ◆熊沢 委員 お願いします。基本的に行けないパターンのほうが多いと思うので、だから、この支援センターを利用されるのも、産婦人科でもパンフレットがあって、できますよというんだけれども、まず市のほうにお電話くださいというようなキャッチフレーズの形で。困ったら市に電話をください、そうしたら助けますよというような形でつくっていかないと、こういう制度があって、ご利用できますよというのだと、見ていると、なかなか難しい部分はあると思うので、ぜひ。本当に、さっき言ったように、1カ月は寝ているだけですから、1カ月過ぎてくると手がかかってくるので、お願いします。  次に、「予算概要」の284ページ、赤ちゃん・ふらっと促進費は、来年度はどのぐらいの場所が想定されるんですか。 ◎子ども総務課担当課長 来年度、2014年度につきましては、1カ所50万円を上限としておりますので、3カ所分の用意をしております。 ◆熊沢 委員 3カ所全部できるんですかねという言い方は変ですけれども。 ◎子ども総務課担当課長 今年度につきましても、同じく3カ所分予定しておりましたが、2カ所手が挙がりまして、1カ所辞退で、最終的には1カ所という形で、現在では合計9カ所となっております。 ◆熊沢 委員 これは多分いろいろと厳しい、しっかりとした制度で、これを使うためにはこうしていかなければいけないというのがあって、だから、手をなかなか挙げてもらえないというのがあるかもしれないんですが、しっかりと打ち合わせをして、きちんとやってもらえればなと思います。  できれば新規だけではなくて、今授乳室とかがある子ども休憩室みたいなところの改修にも、これは都から出ているから難しい部分はあるかもしれないんですけれども、改修とかにも市のほうがある程度お手伝いをして、やはり子どもがいっぱい出かけられるような。  この間、ちょっと横浜のほうへ行ったら、やっぱりきちんと充実しているところには子どもたちもいっぱいいて、お母さんたちもいて、お買い物もしているというのはあったので、そういう形できちんとしてもらえればなと思いますので、よろしくお願いします。  最後に、子どもセンターなんですが、「予算概要」304ページに町田地区子どもセンターの実施設計委託料が2,427万7,000円と書いてあるんですが、去年の債務負担行為だと2,600万8,000円なんです。入札して終わっている金額が、入札金額が2,500万円なんです。2,480万円だと失格になっている。でも、この予算だと2,427万7,000円なんです。何でだろうというのが、この開札状況というのがあるからそれで見て。  あともう1個は、普通、最低価格が公表はしていないと思うんですけれども、予算の大体8割から6割と言われていて、2,600万円の8割だと2,080万円から1,560万円までの間が8割から6割なのが、この子どもセンターは96%なんです。  95%でも失格になっているので、私としては、高い設計ということは、高ければよりいい子どもセンターができると思うので、私みたいに町田に子どもセンターが欲しかった人から見ればいいんですが、ただ、今までの市の入札等々のやり方とちょっとずれている部分があるので、忠生とかも逆に高い割合でやっていたのか。であれば、子どもセンターは特別でそういう形でやっていたのかなというならわかるんですけれども、どういうことなのかなと。  ちなみにこの、今、市の予算に上がっている2,427万7,000円よりも高く出していても失格になっているんですよね。2,500万円で落ちているから。2,445万円でも失格だから、2,480万円でも失格だから、その辺はちょっと数字が不思議なので、教えてもらえますか。 ○委員長 休憩します。              午後1時41分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時45分 再開 ○委員長 再開します。  熊沢委員の質疑の子どもセンター整備費については後ほど回答をお願いいたします。 ◆おく 委員 熊沢委員の関連質疑で、「予算概要」293ページのマイ保育園事業費とありますね。ちょっと確認なんですが、ゼロ歳からの読書活動推進ということで、このゼロ歳、例えば1歳になるまでの子どもさんをいうという捉え方でいいんですか。  例えば、この2014年度からスタートするわけですけれども、さっきちょっと熊沢委員も言っていましたけれども、2013年度、ことしで言うならば1月、2月に生まれた子どもさんのゼロ歳、そういう捉え方なのか、2014年からスタートするけれども、ゼロ歳という年齢でいる間はこれの対象になるのかどうか、この辺をちょっと教えてもらいたいなと思います。 ◎子育て支援課長 1歳になるまでということで。 ◆おく 委員 捉えていいんですね。 ◎子育て支援課長 はい。 ◆おく 委員 わかりました。今ので了解です。  それと、「予算概要」300ページの学童保育クラブ運営費があります。最近いろいろと耳に入りますけれども、大型化している学童保育クラブがあるかと思いますが、施設の設備に関しては、従来の同じトイレを使ったりだとか、または手洗いする場所だとか、こういうところは面積的には人がどんどんふえているんだけれども、それには全然さわらずして運営されているみたいな話をよく聞くんですが、この辺は人数割に合わせて、例えばトイレを増設または洗い場をふやすとか、こういう計画もこの中に入っているのかどうか。 ◎児童青少年課長 実際に、確かに昨年度に比べまして今年度も100人以上入所希望がふえました。今ご指摘ありましたように、人数がふえている学童クラブについては、トイレとか、あるいは手洗い場の増設がなかなか難しいという状況です。ですから、建物自体をふやすということもありますけれども、人数だけがふえているところについては、トイレ、水飲み・手洗い場だけをふやすというのはなかなか今のところは難しい状況です。 ◆おく 委員 それに対して何か改善策は、考えているものがあれば教えていただけますか。 ◎児童青少年課長 対応ができるものについては考えていきたいと思いますけれども、どうしても水回りの工事とかということがかかります。あるいは、敷地の問題がありますので、あとは将来的な人数ということもございますので、なかなかすぐに対応するのは難しいというのが実情でございます。 ◆おく 委員 なかなか難しいですよね。そこで話が終わっちゃうんですけれども、難しい、難しいになっちゃうんだけれども、要は、それだけ周りの人口がふえてきて、若い世代がふえてきているということの証左でもあるわけなんです。それに対して、例えば臨時的に、規定はどうなのかわかりませんけれども、室内に設けなくてはいけないのか、室外でもいいのか、この辺のハードルはどうなのでしょうか。  例えば、従来は室内にあったものを、室外というところに物を考えて検討できるのかどうかという話なんですけれども。 ◎児童青少年課長 室外にというのは、例えば仮設的なものということですか。 ◆おく 委員 はい。 ◎児童青少年課長 今のところ仮設的なものということでの安全性の面ですとか、保育上の目が行き届くかどうかということもございますので、それについてはまだ検討したことがありませんので、今後、それについても考えていきたいと思います。 ◆おく 委員 わかりました。  あと1つだけ教えてください。こどもセンター「つるっこ」運営費というのが「予算概要」301ページに出ているんですけれども、実はここは18歳まで、高校生まで来ていますけれども、意外とあそこは和光学園さん――名前を出しちゃいますけれども――の子どもさんたちが鶴川駅に帰るときにあそこに集まって、人数が多くなると悪ふざけも当然するでしょうし、周辺の中学校の子どもさんたちも来なくなっているというか、そういう子どもさんたちが場所を占有してしまうことによって、いづらくなってしまっているという話が入ってきたんですけれども、これはご存じですか。 ◎児童青少年課長 今のところは私のほうはそのお話は聞いておりません。 ◆おく 委員 そうですか。実は、そこでここの館長さんにもお願いしたいと思うのは、周りの住民、私たち住んでいる人たちの子どもさんたちがそこに行くための子どもセンターつるっこと、物を考えておりましたけれども、当然、周辺の学校の子どもさんたちも来ていいわけなんですが、かなりひどいときがあるらしくて、注意をしても聞かないというか、逆に注意しにくくなっちゃっているケースもあるみたいな話も聞いているんです。  この辺の実態をよく見ていただいて、もう少し運営する側として規律をもうちょっとしっかりしていただきたいと、声が上がってきたので、お伝えをしていきたいと思っております。小さい子どもさんがおもちゃを占有してしまうのとちょっと違うので、そこだけはよろしくお願いしたいなと思います。  あと1つだけ、ごめんなさい。これでおしまいにします。前回の質疑で病後のことを言いましたけれども、「予算概要」294ページの病後児保育事業費のことですが、部長からも答弁いただいているのでこれには触れないで、もう1つざっくり質疑しますけれども、医師会はここに対して、町田市の相談事に歩み寄ってきているんですか。それとも、一切医師会のほうはこれには余りかかわりたくないという意思表示をしているんですか。
    ◎子育て支援課長 ついおとといなのですけれども、今、病児保育をしていただいているはやしクリニックに行って、いろいろとまたこれについても、ふやしたいねということで今相談をしているところでございます。やっぱり病後児保育室というのは保育所につくるもの、病児保育に関しましては医療機関の協力がないとできませんので、そういったところでちょっと林先生と今相談をしているところでございます。 ◆谷沢 委員 「予算概要」の306ページの大地沢青少年センター運営費についてお尋ねをいたします。キャビンの問題なんですが、Aキャビンが水害で流されて、取り壊されて、それ以降、どこかいい場所を見つけて建設するという予定はあるのでしょうけれども、この予算については調査費さえ触れられていないんです。一体どういう見通しなのでしょうか。その辺をお聞きしたいんです。 ◎大地沢青少年センター所長 現在、Aキャビン跡地の裏手の沢を、かなり広範囲に土砂崩れ防止の堰堤の設置工事をしておりましたが、積雪とかの影響もございましてかなり工事がおくれております。この工事が完了しますと、周辺がかなり変わってまいりますので、工事の堰堤の設置の状況を見た上で組織をつくりましてというふうに考えておる状況です。  基本的には、建設部内の協力を得ながら、まずは検討というところと、それから、大地沢のほうでは青少年関係団体で組織しております大地沢青少年センター運営委員会がございますので、そちらへの報告、それから、意見をいただきながら進めたいと考えております。 ◆谷沢 委員 たしかAキャビンは20人、20人で40人ぐらいの収容人員だったですね。私ども地元もそうですが、夏、子どもたちを連れていって楽しんでもらうんですけれども、40名ぐらい連れていけなくなっちゃっているんです。最盛期なものですから。ですから、やっぱり早目にこういうものは手を打って、何とかいい場所をほかにつくっていただく。探していただく。Aキャビン的なそういうキャビンをつくってもらいたいという願いが地元からかなりあるものですから、ぜひお願いしたいと思います。  少なくとも、この当初予算にはそれの調査費ぐらい出るのかなと思ったら、全くなかったものですから、その辺のこれからの段取りですよね。少なくとも本年度中にこれとこれとこれぐらいはやるとか、その辺のところをちょっとお答え願いたいんです。 ◎大地沢青少年センター所長 先ほどお話ししましたけれども、大地沢の谷戸でほとんどの場所が急斜面となっていますので、その辺をよく慎重に検討しなければいけないというところで、危険箇所の確認を十分行う必要があるだろうということで、まだ調査費等も確保していない状況ですけれども、本年度はまず庁内で検討の組織を考えていきたいと思っています。 ◆谷沢 委員 ちょっと歯切れが悪いんですけれども、庁舎内でのそういう検討はもちろんそうなのでしょうけれども、場所的に難しい問題があればこそ、具体的な調査をしていかないといけないと思うんです。この場所はどうなんだと、そのための調査という。ですから、そのための調査費ぐらいは私は計上していくべきだと思っているんですが、そこまで踏み込めないですか。 ◎大地沢青少年センター所長 申しわけありません。そうですね。本年度予算はちょっと確保できませんでしたので、できるだけ早い段階でそういった形の費用の確保を含めて考えていきたいと思います。 ◆熊沢 委員 ひなた村なんですけれども、ひなた村の鎌倉街道のほうの駐車場がありますよね。あそこの横にひなた村のバス停があるじゃないですか。あそこは砂ぼこりが結構あって、バスを待っている方が大変そうだという声を聞くんです。言い方は変だけれども、帰りならば、帰りは待っていないからいいんだけれども、行きにどこかに出かけようと思っておしゃれしているのに、砂ぼこりで汚れていくのはかわいそうだと近所の方がおっしゃっておりまして、何か対策を練られればなと。  あともう1個は、バス停に行くのにひなた村の駐車場をぐるっと迂回しないとバス停に行けなくて、都道とひなた村の駐車場との間に柵があるんですが、私も何回か見たんですが、あそこの柵を飛び越えている方がいるんです。危ないので、飛び越えないようにするというよりも、逆にあそこの柵は、多分バス停側と思うんですが、そのような声は聞いていますか。 ◎ひなた村所長 今の委員さんのご質疑ですが、まず最初の砂ぼこりにつきましては、確かにひなた村の上の中庭のほうもやっぱり土のグラウンドがありまして、そちらのほうがかなりひどいです。それで、やはり夏場については水をまかなければいけないだろうなという状況になっています。ただ、今の段階では、うちのほうでも水をまき過ぎて今度は水道料金が高くなってしまうこともありますし、今、雨水をためて、その雨水をまこうかという考え方をしています。  ただ、下のところですから、下の駐車場は都市計画道路の予定地というものが一部入っていまして、それで、横のつながりで確認をとって、また砂利を入れていいかというような形で調整をさせていただきます。  あと、予算についてはうちのほうで、そこまでいくとやっぱり面倒を見なければいけないのかなというのもありますし、それと、柵の飛び越えにつきましては、申しわけないんですが、私のほうでは存じ上げていませんでした。 ◎児童青少年課長 先ほどは申しわけございませんでした。子どもセンターの実施設計のことについてお答えいたします。  昨年の8月に債務負担行為2,625万円で設定しまして契約をいたしました。こちらは基本設計と実施設計を合わせたものです。2013年度分の支払いが787万5,000円で、当初ですと、2014年度の支払い額は1,837万5,000円の予定でしたが、当初、子どもセンターの面積を1,500平米程度としておりましたものを1,900平米程度、広げるということで設計をすることになりましたために、契約変更が生じるために、限度額を引き上げて計上しているというものでございます。 ◆熊沢 委員 では、2,625万円で想定をして、入札を行ったということですよね。2,625万円を想定して入札を行ったら、2,500万円で応札されましたと。そうすると、95%なんですよね。最低制限価格は、もしかしたら契約課のほうかもしれないんですけれども、普通、今まで町田市だと8割から6割だから、2,080万円から1,560万円程度、ちょっとさっきと変わったけれども、大体それぐらいかな。2,100万円からなんですが、今回、95%という形で最低制限価格を設けたのは何でなんだろうなという疑問は、それは子ども生活部からどうこうというのはわからないことなんですね。それは契約課で聞かなければいけない。  では、一方で、2,500万円という金額で落札されているんですよ。でも、2,500万円で落札されているんだけれども、本年度の予算では2,427万7,000円という予算が上がっているので、今だと契約変更で多くなることはあると言ったんですが、落とした金額より予算書の金額が、72万3,000円少ないわけじゃないですか。それは何でなんだろうな。 ◎児童青少年課長 工事の前払い金ということで2013年度のうちに787万円5,000円を支払っているということです。 ◆熊沢 委員 でも、そうすると、逆にすごく多く、2,500万円から787万円引くと2,400万円よりもっと少なくなるじゃないですか。1,000何百万円になるじゃないですか。では、この2,427万7,000円の中にはこの2,500万円以外に何か入っているんですか。 ◎児童青少年課長 先ほどお話ししましたとおり、当初契約のときには1,500平方メートル程度ということでの設計のお願いをしました。その後、検討を進めていく中で、さらに面積を広くして1,900平方メートル程度というところにまでまいりましたので、その分で積算額が上がったということです。 ◆熊沢 委員 そうすると、2,500万円から787万円を引くと1,713万円なんです。2,427万7,000円に787万円を足して、総額で3,214万円ということですか。今言った、前年度に787万円払っています。この当初予算は、100平米ふえたことによって713万円ふえたということ。そうすると、総額3,214万円の設計になるということなんですか。 ◎児童青少年課長 正確な金額ではないですが、それぐらいの額に近くなるというふうに思います。 ◆熊沢 委員 もう1回確認なんですが、どのぐらい広くなったんでしたっけ。 ◎児童青少年課長 当初1,500平米ということで考えておりましたが、現在は1,900平米程度ということで考えております。 ◆熊沢 委員 そうすると、400平米ふえて700万円ふえるんですか。結構、その400平米ふえた割にはふえ率が大きいような気がするんですが、金額がかなり多くふえている気がするんですが、どうなんだろう。 ◎児童青少年課長 積算の金額で出しておりますので、このぐらいふえるということでございます。 ◆熊沢 委員 ということは、最低制限価格の決定は契約課が決めてきて、契約課がこの金額ですよというので、子ども生活部としては、95%でとっているのか、6割でとっているのかはわからないということなんですね。なので、これを詳しく聞きたかったら契約課に聞けばいいということですね。わかりました。また別の場所で聞きます。 ◆佐藤 委員 「予算概要」の306ページで大地沢青少年センター運営費、谷沢委員とちょっと重なる部分があるんですけれども、谷沢委員が言われるように、本年度、毎年度同じような、新しいものは特にないんですけれども、予算書の265ページで16節の22万円というのがあるんですけれども、原材料費は直営か何かで施設整備をする原材料費でしょうか。 ◎大地沢青少年センター所長 おっしゃるとおりです。施設の老朽化がかなり進んでおりまして、特に木でつくったもの等は傷んでまいりますので、こういったものについては材料を買いまして、できるだけ内部で修繕をするという形をとっております。そのための費用でございます。 ◆佐藤 委員 もう4年半ぐらいたちますか。8月、高尾のほうからこっちのほうにずうっと大雨が降った。先ほど谷沢委員からもお話があったように、そのときに、大地沢青少年センターが建っていたところは谷戸だから当然そうなるという可能性も大きいわけで、その中にあって、それが一段落して、堰堤も今つくっていると。  あれは東京都のほうの関係でつくって、やってという話を聞いているんですけれども、その中で、今ある現在の野外炊事場であったり、毎年利用者がふえている状況の中にあって、もっと利用しやすいようなことができないかというお話が入ってきておるんです。  その中で、小学生、子ども会、青少年健全育成団体だとか、いろいろ使われていると思うんですけれども、車椅子の子どもたちでも何かもうちょっと皆さんが、みんな楽しんでもらえるような施設整備をという声があって、トイレ自体も、外トイレについてはみんなのトイレを設置できないかとか、スロープをできないかとか。先ほど言ったように、原材料費を購入しているということだったら、スロープとかそういう部分でしたら、ほかの土木関係の部のほうから残土か何かを入れて、重量ブロックか何かで直営的にスロープを、そんなに高低差というか、うまく持っていけばできるんじゃないかなと思うんですけれども、その点、施設整備に新たなものとして本年度考えていることがあれば教えてください。 ◎大地沢青少年センター所長 野外施設のバリアフリー対策につきましては、今回、野外炊事場のスロープの設置、キャンプファイア場へおりる広場、通路設置、それと、今、委員おっしゃいました野外炊事場の多目的トイレの設置につきまして、担当部署に当初予算作成に当たって見積もりを依頼しました。そういう中で、この見積もりに基づきまして予算枠を確保するように求めたんですけれども、それぞれ結構高額となってしまった状況もありまして、今回枠がちょっと確保できませんでした。  先ほども言いましたけれども、かなり老朽化が激しくて、特に今回の2月の大雪などの影響で修繕料なんかもかなり膨らんでいる状況になってしまいまして、そういう状況なんですが、今後できるだけ予算確保をして、何とかしていきたいとは思っております。 ◆佐藤 委員 部長にお願いなんですけれども、潤沢な予算があるわけではなくて、その中でやりくりしているというのはわかるんですけれども、いろいろ施設的な整備では入れているところは入れているし、市内でこういう緑の多いところで子どもたちが伸び伸びと生活できる空間のためにも、やっぱりぜひ投入すべきだと思うんですけれども、部長のほうからも頑張っていただきたいと。 ◎子ども生活部長 今、佐藤委員おっしゃった大地沢青少年センターの関係、それから先ほど谷沢委員もおっしゃっていたAキャビンの関係も含めて、ご存じのように、大地沢青少年センターは借地の部分が非常に多くて、その辺の関係もあって今調整をしております。まず、自前でできる部分については、何とか建設部や都市づくり部の協力を得て、やっていきたいと思っています。  予算要望につきましては、当然、自前でといっても限度がございますので、その辺は予算確保に原課と一緒に調整をしたいと思っております。  特に今年度は、先ほど所長から申し上げましたが、雪もそうなんですが、全体的にやっぱり老朽化がちょっと始まっています。それは大地沢青少年センターだけだということではなくて、全体的にそうだと思いますが、特に大地沢青少年センターの場合などは宿泊を伴いますので、宿泊関係者に迷惑がかかるようなところが壊れてしまうと大変な部分が出ます。今年度も予算をやりくりして、また財政課ともかけ合って、給湯の部分とか冷房の部分とか、先ほども申し上げたように、宿泊者の根幹に重なる部分については少しでも、できる限りのところで修繕をさせていただいております。  その辺も鑑みて、先ほど申し上げた2度の大雪で、今まで現場に近づけなかったところが、除雪をして近づいてみたら、さらに壊れていたという部分がありまして、キャビンにちょっと支障が出たり、いろいろしていまして、その辺も建設部、財政課等と調整して、部内で直し、庁内で復旧に今努めているところでございます。  自然災害の部分はもちろん、自然に老朽化した部分も含めて、利用者に迷惑がかからないように、大きく一歩はなかなか難しいんですが、少しずつでも予算確保でとって、また庁内で調整をして、諮りたいと思います。 ◆白川 委員 「予算概要」307ページの自然休暇村管理費なんですけれども、予算額が500万円ちょっと増加している理由をお聞かせいただければと思います。 ◎大地沢青少年センター所長 2014年度の指定管理料がふえた主な原因は、2013年度、自然休暇村は5月半ばまで大規模修繕を行いまして、全館休館といたしました。その期間、当然、指定管理料の減額をしておりました。これをもとに戻したということが240万円ほどです。それから、消費税の税率変更の関係で220万円ほどどうしても増加という形になっております。さらに、中部電力の電気料金単価の値上げですね。それと、改修工事に伴って電気使用量の増加がございましたので、そういったものが100万円ほどございました。それらを合わせまして560万円ほどの増加というふうになっております。 ◆白川 委員 あと、2014年から新しい事業を開始していくということですよね。その中の収入面だとか、稼働率だとか、来場者数のどれぐらいの増員を図るのかというところを教えていただければと思います。 ◎大地沢青少年センター所長 大規模改修が終わりまして、室内等をきれいにしたような影響もございまして、新しく開所してから7月以降は、今年度は利用数はかなり伸びておりました。ただ、夏場と冬のスキーシーズンが一番利用者が多いところだったんですが、先月の2月の2度にわたる大雪で、こちらより向こうのほうが雪の量が多くて、ここでかなりのキャンセルが出てしまいましたので、年間にしますと前年同数程度の数字になっております。今後も、利用者増については指定管理者と一緒に努力していきたいと思っております。 ◆白川 委員 確認なんですけれども、予算書というよりも、「予算概要」の前のほうのページで、事業として17ページで待機児童解消対策事業という形でなっているんですけれども、今の対策事業としてのスケジュール感と進捗状況というところをちょっとお聞かせいただければと。 ◎子育て支援課長 待機児童解消に向けては、3カ年計画をつくって着実に進めております。後ほどちょっと行政報告でも行いますけれども、当初の目標851を前倒しする部分も含めて874名に今変更したもので進めております。  2014年度に整備する部分も、かなりの部分、昨年度、プロポーザル等で決定しておりますので、順調に進められているというふうに認識しています。これから、本年度予定する部分としては、分煙の募集、それから家庭的保育者の募集をもって一応計画が達成できるかなというふうに考えております。 ◆白川 委員 その解消のめどとしては、ほぼほぼめどが立っているというイメージでよろしいんですか。 ◎子育て支援課長 はい。めどは立っております。当然、3カ年として1,000名を超える定員増加が図られる見込みと今なっております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって子ども生活部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(子どもクラブの整備について) ○委員長 行政報告、子どもクラブの整備についてを議題といたします。本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 初めに行政報告、記者発表の前にお知らせしてございます。  1点目、子どもクラブの整備についてということで、ご案内のとおり、先ほども御質疑いただきましたが、町田地区子どもセンターの設計に入っております。そして、1月に子どもセンターただONが開所させていただきました。そこで、昨年の9月に策定いたしました、今度はその子どもセンターだけではなくて、そこへの距離感とかいろいろまだお子さんにちょっと不自由な面がありますので、子どもクラブの整備についてということで計画をさせていただきました。この概要、今の状況について、担当のほうから説明をさせていただきます。 ◎児童青少年課長 それでは、子どもクラブの整備についてご説明をさせていただきます。  まず、子どもの「居場所」の整備に関する基本構想を昨年9月に策定して、委員会で報告をさせていただいたところです。子どもセンター5館構想の完了後、町田地区子どもセンターの完成後ということですが、その次のステップとして、より多くの市民がより近くで利用できる子どもの遊びや集いの拠点を整備していくためのものでございます。  計画といたしましては、2014年度からおおむね各中学校区に1カ所の子どもクラブを整備するというものです。ただし、既存の子どもセンターあるいは建設中の子どもセンター、計画中の子どもセンター、子どもセンター5館と現在の子どもクラブ2館を含んだものでございます。  この構想の策定に当たりまして、事前に私どもで小中学生にアンケートですとか調査を行いましたところ、子どもの居場所の整備の必要性の高い中学校区を次のとおりといたしました。これは、子どもの数ですとか、子どもセンターからの距離とかを考えて抽出したものでございます。  1つ目に小山中学校区、こちらは小山・小山ヶ丘地区です。2つ目に小山田中学校区、こちらは小山田地区です。町田第三中学校区、こちらは本町田ですとか森野の一部も入ります。4番目に鶴川中学校区、こちらは野津田・小野路地区で、子どもセンターつるっこからは離れているところです。それから、鶴川第二中学校区の三輪地区、それと6つ目が南成瀬中学校区、成瀬、南成瀬、成瀬台などの地区です。最後、7番目がつくし野中学校区のうち鶴間地区を抽出いたしました。  そして、今後の子どもクラブの整備についてですが、2014年度は小山中学校区に整備する予定で考えております。これにつきましては、民間マンションの一部を借り上げる方向で現在事業者と協議をしているところです。なお、2015年度以降の計画については、現在、検討中です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤 委員 子どもクラブで、本年度の整備で民間マンションを一部借り上げる方向で協議中ということで、地元とはどんな協議をされているのでしょうか。地元のいろんな団体がありますよね。これは場所ありきでやっているんですか。 ◎児童青少年課長 決して場所ありきということではないです。ただ、まだ地元の皆様等については協議は始まっていないという状況です。 ◆佐藤 委員 だけれども、民間マンションの一部を借り上げる方向でといって、これからマンションを立ち上げるのに、それは設計ができているんじゃないですか。どうですか。 ◎児童青少年課長 現在、そのマンションの一部を使わせていただくということで、できないかということで話をしているという、現在の段階ではまだその状況です。 ◆佐藤 委員 では、これは地元とはどういう話で持っていくんですか。そこでもう決まりで、話で、今言ったようなことで、地元と話していく、詰めていくんですか。 ◎児童青少年課長 具体的にどのようにお話し合いをさせていただくかというところはまだ決まっておりませんが、ある程度方向性が見えてきたところで地元の皆様のご意見もお伺いしなければならないかなというふうには考えているところです。 ◆佐藤 委員 こんな手法はよそでもやられているんですか。 ◎児童青少年課長 市の中では特にこういうやり方でやっているというところはないかなというふうに思います。 ◆熊沢 委員 では、今の小山のは、町田市民フォーラムみたいな感覚な形で子どもクラブができるという感覚なんですか。 ◎児童青少年課長 あそこは床を買っているということだと思いますけれども、もし進むとすれば、今回は床の部分をお借りしてという方向になるかなというふうに思います。 ◆熊沢 委員 ということは、町田市民フォーラムは分譲マンションだけれども、余り細かく聞くのもあれだけれども、賃貸マンションという可能性もあるということ。 ◎児童青少年課長 そこ自体はちょっとどうなるのかというのはありますけれども、私どもがお借りできないかということでお話ししている部分については賃貸ということでお話をいただいているところです。 ◆熊沢 委員 では、この町田第三中学校区というのもあるんですが、今、マンションの一部を借り上げる方向ということなんですが、これから先のところも、マンションとは限らないですけれども、土地を借りていくという形で、市が独自で取得していくというわけではないということなんですか。  本町田のことを言うと、第三中学校と薬師中学校と第一中学校という形で、第一中学校区に子どもセンターができたから、薬師中学校は鶴川地区というイメージもあるので、多分第三中学校区を選んでいただいたのだと思うんですけれども、第三中学校区だと、あと少しで忠生というのもあるので、第三中学校区だけれども、本町田か森野という形で、本町田寄り、まあ、森野も書いてあるからなのかなというのは、多分この鶴川第二中学校は三輪にあるわけじゃないんだけれども、鶴川第二中学校区といって三輪につくるという発想でいいんですか。だから、町田第三中学校区も、第三中学校はかなり忠生側にありますけれども、そういうわけではなくて、本町田なりのほう寄りにつくっていきたいということで解釈してよろしいですか。 ◎児童青少年課長 おっしゃるとおりで、こちらの中学校区を選定する際に、現在の子どもセンター、子どもクラブから小学生が歩いて通える範囲が1.5キロメートルぐらいが限度だろうと事前の調査でわかっていますので、1.5キロメートルの円を描きまして、その間にあるところ、それでなおかつ子どもの数が多い地域を選んだものです。  ですから、確かに、町田第三中学校区については町田の子どもセンターの予定地からも、子どもセンターただONからもちょうど真ん中ぐらいにあるというところで、そのような選び方をしているということです。  また、三輪についても、鶴川第二中学校区の校区でありますが、ご存じのとおり、子どもセンターつるっこからはかなり離れていますので、そちらの地域も選んでいるということです。  それから、建物についてですが、市が直接土地を取得して建てるということではなくて、例えば、民間である程度の広さを持っているあいている物件がございましたらそちらのほうも使えないかとか、あるいは、子どもクラブができるまでの間は子どもセンターの職員が出張して週に何回か事業を行うというような形もできないかというようなことも考えているところです。 ◆熊沢 委員 わかりました。多分、これだけではなくて、今後また子どもクラブはふえていくことを希望しているんですけれども、やっぱりこう見ていくと、金井、藤の台のあたりなんかは、金井中学校なんて、今、プレハブ校舎を使っているということは子どもがある程度いるからプレハブ校舎だと思うので、そういうエリアなんかも、これから先、ふえていくということでよろしいんですか。  逆に、このエリアに載っていないけれども、金井とかあの辺で貸してくれるような土地があったら、そこに先につくる可能性が出てくるかもしれないということはあるんですか。 ◎児童青少年課長 まずはこの7つのエリアから取りかからせていただくということで考えているというところです。もちろんほかの地域は建てませんよということではないということでご理解いただければと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市保育サービス3ヵ年計画(2012年度〜2014年度)の進捗状況について) ○委員長 行政報告、町田市保育サービス3ヵ年計画(2012年度〜2014年度)の進捗状況についてを議題といたします。本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 先ほど質疑の中でも出てまいりましたけれども、町田市保育サービス3ヵ年計画、2012、2013、2014年度の進捗状況について、担当のほうから説明をさせていただきます。 ◎子育て支援課長 それでは、資料に基づきまして説明させていただきます。  2012年度、2013年度、2014年度ということで、2014年度が最終年度になるんですけれども、ちょうど2013年度が終わった段階で、資料の左側に「計画」と書いてあって、右側に表がありまして、「実績(予定)」と書いてありますけれども、もう予定ではなくて実績、確定ということでご承知おきください。  今年度、20年型を新築型、改修型、追加募集も含めまして、3園オープンすることができました。それから、かねてから計画しておりました増改築も無事3園進んでおります。それから、町田で2園目となる開進こども園、ここも4月でオープンします。それから、家庭的保育者については、昨年ちょっと、4月1日から開所できなかった方2名がおられましたので、4名ということで、合計で370名の定員増を図ることができました。  今後、2014年度ですけれども、そこにありますように、もう既に(仮称)なごみ第二保育園、これは原町田地域です。20年間の認可保育所で100名ということで、この保育園はフル規格の保育園になります。その下、太陽の子町田駅前保育園は、そこにありますように、低年齢児ということでゼロから2歳までの限定の保育園になります。
     その下、分園については1園募集します。この分園も、基本的には低年齢児が対象になってきます。  さらにその下、幼保連携型認定こども園、3園予定しておりまして、さふらん幼稚園、町田自然幼稚園、カナリヤ幼稚園で、幼稚園型から幼保連携型の認定こども園を整備していただけるということ。これも低年齢児の定員増になります。その下、家庭的保育者についてはまた例年どおり募集しておきますけれども、ここも低年齢児が対象になってきます。  最後、成瀬くりの家保育園、ここは最も待機児童が多い地区でありまして、保育園の裏側の用地が確保できたということで、そこに増築できるということです。増築にあわせて、今のほうの園舎についても少し手を入れて定員バランスを考えて、46人の増員ができると。  この話については計画にはありませんでしたので、追加的にこの計画になりまして、874名というような目標を定めていたんですけれども、大きく超えるような状況に今なっております。分園と家庭的保育者以外については、もう決定して事業を進めている状況でございます。特になごみ第二保育園、それから太陽の子町田駅前保育園については、本年度の10月にオープンするということで、今準備を進めております。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩します。              午後2時36分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時39分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第16号議案 ○委員長 第16号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎市民協働推進担当部長 第16号議案 町田市地域センター条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  この条例は、町田市成瀬コミュニティセンター増築及びホール棟改修工事に伴い、貸し出しが中止となるホール、会議室等を削除するため改正を行うものでございます。  貸し出し中止期間は2014年7月1日から2015年12月31日の予定となっております。貸し出し中止の御案内につきましては、センターでの掲示、ホームページの掲載及び利用団体への通知等で周知を図ってまいります。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐々木 委員 今、忠生市民センターも工事に入って、部屋を借りることができません。それで、今度、成瀬コミュニティセンターということで、結構車で動いていらっしゃる利用者の方も多くて、地域の方によると、2つ同時に工事に入ってしまうと、それぞれの地域のセンターがますます借りられなくなるのではというような声があるんですけれども、例えばこの成瀬の地域だと、特に地元の方に説明されているというお話でしたけれども、こういった代替施設をというような提案型というんですか、そういうのはやられていらっしゃるのでしょうか。 ◎熊谷 市民部次長 地元の方たちに対しましては、地元にございます町内会館とか中規模会館的な会館をご紹介するということで、通知を出す際にもその内容を添付いたしまして通知しております。  例えば成瀬にございますNPO法人成瀬会館、それから、成瀬ヶ丘ふれあい会館、高ヶ坂ふれあいセンター等です。そのほか、近隣の市民センター等も、なるせ駅前市民センター、つくし野コミュニティセンター、南市民センターもご利用くださいというような形では、あわせてご案内しております。 ◆佐々木 委員 町内会館というのは、その地域の方が誰かいらっしゃらないとなかなか借りられないんですが、この場合も通知の中にその地域の方がいないとだめとかと、そういう条件があるのか。それとも、今回建てかえに際して連絡があったような団体には、そこに住んでいる、住んでいないにかかわらず、料金を払えば貸していただけるといった対応がとられているのかどうか、そこをお伺いします。 ◎熊谷 市民部次長 会館の管理者の方に事前に、成瀬コミュニティセンターの建てかえがありますので、近隣の方のご利用を勧めたいと思うんですけれどもということで了解を得て、連絡先等も確認して、その連絡先等もその通知文書の中に入れさせていただいて、ご利用になりたい利用者の方は直接そちらの管理している方にご連絡くださいというような形で周知しております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第16号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第16号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(市民部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、市民部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎市民部長 それでは、第7号議案、平成26年度町田市一般会計当初予算、市民部所管分をご説明申し上げます。  なお、本議案につきましては、市民部長所管分と市民協働推進担当部長所管分、防災安全担当部長所管分に分けて、それぞれご説明申し上げます。  まず、市民部長所管分の歳入からご説明いたします。  お手元の予算書の28、29ページをごらんください。  第13款、使用料及び手数料、第1項、使用料、目の1、総務使用料では、市民部所管各センターのホール、会議室等の施設及び附帯設備に係る使用料を計上いたしました。6つの市民センター、3つのコミュニティセンターの合計額は3,202万9,000円となります。  次に、34ページから39ページをごらんください。  第2項、手数料、目の1、総務手数料につきましては、各種証明書等の手数料を計上いたしました。  節区分1、戸籍手数料から39ページ9、住民基本台帳カード交付手数料までで、市民部所管の合計は1億8,621万7,000円でございます。  少し飛びまして、58、59ページをごらんください。  第14款、国庫支出金、第3項、委託金、目の1、総務費委託金、節区分3、中長期在留者住居地届出等事務委託金につきましては、事務費として102万3,000円を計上いたしました。  少し飛びまして、86、87ページをごらんください。  第15款、都支出金、第3項、委託金、目の1、総務費委託金、節区分5、住民基本台帳人口調査委託金56万4,000円、6、人口動態調査委託金29万5,000円、7、電子証明書発行手数料徴収等事務委託金47万2,000円は、それぞれ市民課において事務委託金として計上いたしました。  次に、96、97ページをごらんください。  第20款、諸収入、第4項、受託事業収入、目の1、総務費受託事業収入、節区分1、広域交付事務受託収入は相模原市との証明書の広域交付事務の受託収入として市民課において38万2,000円を計上いたしました。  ページをめくりまして、第6項、雑入、目の6、雑入、節区分1、雑入、光熱水費使用料につきましては、市民課所管の玉川学園コミュニティセンターと6市民センターで合計38万7,000円を計上しております。  ページをめくりまして、101ページ、説明欄、複写機等使用料につきましては、軽印刷機及び電子複写機を設置している市民センター及び市民課所管のコミュニティセンター分として、合計165万6,000円を計上いたしました。  ページをめくりまして、103ページ、説明欄、古紙売払代は、南市民センターの古紙売り払いによるもので、5,000円を計上いたしました。  107ページをごらんください。説明欄の自動証明写真撮影機管理協力金は、自動証明写真撮影機の使用実績に応じて市に支払われるもので、合計75万3,000円を計上しております。  ページをめくりまして、コミュニティ助成金は忠生市民センターのコミュニティ助成金1,000万円を計上しております。  第21款、市債、第1項、市債、目の1、総務費、節区分1、地域センター建替事業債の9億5,210万円は、忠生市民センター建替工事7億5,880万円、成瀬コミュニティセンター建替工事1億9,330万円の合計でございます。  次に、歳出を「予算概要」を使いご説明いたします。  「予算概要」の126、127ページをごらんください。  市民部予算のポイントとして、予算編成にあたっての背景・課題、予算編成の考え方、予算編成で重視した取組を記載しております。  128、129ページをごらんください。  市民部の予算総括表でございます。事業費ベースで対前年度4億4,977万円の増加、一般財源ベースで6億5,185万2,000円減少しております。  次に、130ページをごらんください。  ここから139ページまでが、事業別支出科目一覧でございます。大事業ごとに掲載をしております。  それでは、市民部長所管分について、事業ごとに予算の内容をご説明いたします。「予算概要」に対応する予算書のページは事業名の1行下の右端に記入しております。  140ページ上段をごらんください。  市民総務費でございます。市民総務課所管の町田市施設案内予約システムの電算システム借上料や各施設の券売機借上料に係る経費が主なもので、3,152万円3,000円を計上しております。  次に、下段をごらんください。  地域センター整備費12億3,567万2,000円は、地域センターの建てかえに係る経費でございます。2014年度は、忠生市民センター改築工事、成瀬コミュニティセンター増築及びホール棟改修工事、玉川学園コミュニティセンター建替基本計画策定に係る経費を計上しております。  145ページをごらんください。  ここから150ページまでは、6市民センターと市民部所管の連絡所の説明になっております。主な事業費として、総合管理委託料及び光熱水費、建物借上料等の施設の維持管理に係る経費と事務経費を計上しております。施設及び附帯設備に係る使用料が主な財源となっております。事業費は、合計2億9,584万4,000円でございます。  次に、151ページ、戸籍住民基本台帳費でございます。各種証明書の発行、転入、転出の異動届、戸籍届等の処理に係る経常経費が主なもので、総額2,388万9,000円でございます。住民基本台帳人口調査事務費56万4,000円と電子証明書発行手数料徴収等事務費47万2,000円が主な財源となります。  続きまして、下段、証明書自動交付サービス促進費575万5,000円は、コンビニエンスストアでの証明書自動交付サービスに係る証明書交付センター運営負担金が主なものになります。  申しわけございませんが、予算書に戻っていただき、8ページをお開きください。  第2表、債務負担行為、事項2番目、成瀬コミュニティセンター建替事業につきましては、期間は平成26年度から平成27年度までで、限度額は3億9,961万1,000円でございます。  ページをめくりまして、11ページをごらんください。  第3表、地方債、事項1番目、地域センター建替事業は、忠生市民センター建替工事と成瀬コミュニティセンター建替工事に係る事業債で、限度額は9億5,210万円でございます。  以上が市民部長所管分の説明でございます。 ◎市民協働推進担当部長 それでは、続きまして、市民協働推進担当部長所管分をご説明申し上げます。  まず、歳入から説明いたします。  予算書の30ページ、31ページをごらんください。  第13款、使用料及び手数料、第1項、使用料、目の1、総務使用料では、市民協働推進課所管の4つの各コミュニティセンター、町田市民フォーラムの施設及び附帯設備並びに男女平等推進センターの施設に係る使用料を計上いたしました。使用料の合計額は2,054万円となります。  少し飛びまして、78ページ、79ページをごらんください。  第15款、都支出金、第2項、都補助金、目の5、商工費都補助金、節区分2、消費者行政活性化交付金、説明欄の消費者行政活性化事業費194万8,000円を計上いたしました。  次に、98ページ、99ページをごらんください。  第20款、諸収入、第6項、雑入、目の6、雑入、節区分1、雑入、説明欄の光熱水費使用料につきましては、主に市民フォーラム及び三輪コミュニティセンターの入居団体からの光熱水費合計494万2,000円を計上いたしました。  ページをめくりまして、101ページの説明欄、複写機等使用料につきましては、軽印刷機及び電子複写機を設置している市民協働推進課所管のコミュニティセンター及び市民フォーラム分で、合計121万5,000円を計上いたしました。  ページをめくりまして、103ページの説明欄、講習会等参加費につきましては、市民協働推進課でNPO法人設立講座などの参加費として6,000円を計上いたしました。  ページをめくりまして、105ページの説明欄5項目め、駐車場使用料は、市民フォーラムの入居団体である社会福祉協議会の駐車場使用料金として60万円、説明欄で、その4項目下、集会施設用地利用料として38万8,000円を計上いたしました。  最後に、109ページの説明欄11項目め、コミュニティ助成金250万円は、財団法人自治総合センターの助成財源を計上しております。  次に、歳出について「予算概要」を使い市民協働推進担当部長所管分の事業ごとに説明いたします。  141ページをごらんください。  まず、上段の市民活動推進費ですが、地域情報誌「まちびと」作成委託料、市民提案・協働事業補助金、地区協議会補助金などに係る経費で総額2,027万3,000円でございます。  次に、下段、町内会・自治会支援費ですが、町内会・自治会への補助金、アドバイザー補助金、町内会・自治会連合会への補助金、一般コミュニティ助成事業助成金で4,039万5,000円を計上しております。
     次に「予算概要」142ページの上段、集会施設費は、集会施設整備補助金が主なもので、総額6,254万9,000円を計上しております。主な財源としては、東京都の市町村総合交付金1,700万円を計上しております。  続きまして、下段のコミュニティセンター費は、市民協働推進課で所管する4つのコミュニティセンターの施設運営に係る経費で、総額5,184万円5,000円を計上しております。主な財源は施設使用料など1,182万6,000円でございます。  以上につきましては、予算書では137ページから139ページに記載されております。  続きまして、成瀬コミュニティセンター改修工事に伴う成瀬コミュニティセンターピアノ修繕事業につきましては、2014年度から2015年度債務負担行為事業になり、総事業費は158万3,000円でございます。予算書では8ページに記載されております。  次に、「予算概要」143ページの上段、市民フォーラム費は、サウスフロントタワー町田建物借上料及び管理費など、町田市民フォーラムの施設運営に係る経費で1億7,947万9,000円を計上しております。主な財源は、施設使用料など845万円でございます。  次に、下段、男女平等推進費は、市民協働推進課男女平等推進センター所管で、男女平等参画協議会委員謝礼、意識普及啓発講演会・講座講師謝礼や、女性悩みごと相談の相談業務の委託料などの経費で、1,240万円を計上しております。  以上につきましては、予算書では139ページに記載されております。  次に、「予算概要」153ページをごらんください。  消費生活センター運営費でございます。市民協働推進課、消費生活センター所管の管理運営に係る経費で、566万9,000円を計上しております。予算書では、219ページに記載されております。  以上が市民協推進担当部長所管分の説明でございます。 ◎防災安全担当部長 続きまして、市民部防災安全担当部長所管分についてご説明いたします。  初めに、歳入でございます。  お手元予算書の48ページから49ページをごらんください。  第14款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、目の1、総務費国庫補助金、節区分1、防衛施設周辺民生安定施設整備費補助の説明欄、防衛施設周辺民生安定施設整備費5,354万6,000円につきましては、防災行政無線デジタル化事業に伴う交付金でございます。  次に、104ページから105ページをごらんください。  第20款、諸収入、第6項、雑入、目の6、雑入の説明欄、消防団員福祉共済返戻金及び事務費の15万円につきましては、共済制度加入に伴う返戻金及び事務費でございます。  ページをめくりまして、107ページ説明欄、自賠責保険解約返戻金の1,000円につきましては、消防自動車などの自賠責保険料に係る返戻金の費目存置でございます。  広告掲載料、防災安全課の20万円につきましては、町田市防災マップへの広告掲載料でございます。  次に、110ページから111ページをごらんください。  第21款、市債、第1項、市債、目の5、消防債、節区分1、消防施設整備事業債の説明欄、消防施設整備事業の3億1,260万円につきましては、防災行政無線デジタル化工事、消防車両2台の購入、消火栓の新設、移設、及び消防器具置場建設工事に係る事業債でございます。  続きまして、歳出について「予算概要」を使い防災安全担当部長所管分の事業ごとにご説明いたします。  「予算概要」の144ページをごらんください。  まず、安全対策費でございます。民間交番への運営費補助金や防犯協会への補助金などで、総額579万8,000円でございます。予算書では139ページに記載されております。  続きまして、152ページをごらんください。  災害救助費の37万円につきましては、火災などの罹災者に対する見舞金等でございます。予算書では189ページに記載されております。  次に、154ページをごらんください。  まず、消防団運営費でございます。町田市消防団5個分団36個部の団員に係る団員報酬や、災害時の出動に係る費用弁償などの消防団運営に係る経費で、総額1億3,929万6,000円でございます。  続く消防施設費1億3,853万8,000円につきましては、消防施設と消防ポンプ車の維持管理に係る経費、及び、消防車両の購入、防火水槽、消火栓の整備に要する経費でございます。主な財源としましては、消防施設整備事業債6,750万円がございます。  続きまして、155ページをごらんください。  まず、災害対策費でございます。防災行政無線再構築に係る工事費や、災害時用の物資、資機材の購入、自主防災組織への補助などで、総額4億968万9,000円でございます。主な財源としましては、消防施設事業債2億4,510万円、防衛施設周辺民生安定施設整備費補助5,354万6,000円がございます。  続いて、常備消防費42億2,446万8,000円につきましては、東京都への常備消防事務の委託料で、特定財源として市町村総合交付金13億1,500万円がございます。予算書では、245ページに記載されております。  恐れ入りますが、予算書の11ページをお開きください。  第3表、地方債の下から7段目、消防施設整備事業は、防災行政無線デジタル化工事、消防自動車の購入、消防器具置場建設工事、消火栓の新設工事に係る事業債で、限度額は3億1,260万円でございます。  以上が市民部所管分でございます。よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時35分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより市民部所管部分についての質疑を行います。 ◆田中 委員 「予算概要」の143ページにワークライフバランス企業実態調査委託料というものがあるんですが、このワークライフバランスのどんな調査をどんな企業に行っているのかということをお聞きしたいのが1つ。  あともう1つが、その隣のページに成瀬コミュニティセンターのことが書いてあるんですけれども、さっき第16号議案のところにその利用料の時間区分のことがちょうど載っていたと思うんですが、この利用料の、例えばここの例だと午後1時から午後5時までが1こまになっているんですが、それを半分にして、時間と料金も半分にして、より多くのグループとシェアをしたいというふうな声をよく聞くんですけれども、そういった検討はされていますでしょうか。  その2点でお願いいたします。 ◎男女平等・消費生活担当課長 ワークライフバランスの実態調査についてお答えします。  町田市では、仕事と家庭両立推進企業賞というものを設けておりまして、毎年その受賞者を決めているような形なんですけれども、まだ企業の実態がよくつかめていないということがありまして、2014年度、その実態調査を行いたいということで、企業にアンケートなどを行って、その集計をして、どんな状態に町田市があるかということを調べていきたいということです。 ◎熊谷 市民部次長 成瀬コミュニティセンターの施設利用の関係ですが、確かに時間を半分にしてとかいうご意見は以前からいただいておりますので、今、研究課題として今後も進めていきたいと思っております。 ◆田中 委員 ワークライフバランスのほうでもう1度、町田の市内の企業にアンケートをされているのかと思うんですけれども、具体的に何社ぐらいにする予定なのかということと、アンケート項目なんかはもう決まっているのかというのを知りたかったんですけれども、お願いいたします。 ◎男女平等・消費生活担当課長 まだアンケートはしていないんですが、200社程度を予定しておりまして、内容についてはこれから検討という形になっております。 ◆熊沢 委員 「予算概要」140ページの地域センター整備費になるのだと思うんですが、なると思うんですがという言い方も変なんですが、再三本会議場で一般質問させていただいている町田地域の地域センターについてなんですが、副市長が前向きな答弁をしていただいているんですけれども、本年度、調査とか研究とか、予算に反映されていますか。 ◎榎本 市民部次長 今回の来年度予算については、予算反映というところまでは至っていませんが、ただ、やはり立地的なものだとか、規模だとか、いろんな要素があろうと思いますので、そちらのほうは検討してまいりたいと思っております。 ◆熊沢 委員 もう12年ぐらいその件については話をして、やっと前向きなお話をいただいているので、ただ、これからあと10年、20年もたってしまうと嫌ですので、なるべく早く、必要性はもう12年ぐらい前に、調査されたときから、あの地域にはないというのは皆さんご存じだと思うので、ぜひどんどんスピードアップして、上げていただければと思うので、予算に反映してもらえるようにお願いします。 ◎榎本 市民部次長 検討してまいりたいと思います。 ◆渡場 委員 建てかえ予定の忠生市民センターについてですけれども、「予算概要」140ページに予算が載っておりますが、来年の2月オープンということですが、このセンターの付随する駐車場については、どのような設計といいますか、どういうふうになる予定なのか。台数とか、有料とか無料とかそういうところを、概要をお聞かせいただきたいと思います。 ◎榎本 市民部次長 工事が全部、外構等が終わるのが2015年4月末を予定しております。その段階では63台の駐車場を用意する予定でおります。その場合の有料、無料については、今、検討している最中ですけれども、やはり受益者負担の問題もありますし、あと、行政窓口利用、コミュニティ施設利用、それから、あそこは複合施設ですので図書館利用ということもありますので、そういったところの利用を含めて整理していかなければいけない課題だと思っております。  台数については、先ほどの、2015年4月末で63台ですが、2月にオープンするときには、今、仮設庁舎のほうを取り壊して、それからまた外構整備ということになりますので、2月の段階ではまだ全部は完成しておりません。 ◆渡場 委員 では、見込みとしていつぐらいに、例えば料金に関しては有料、無料等はいつぐらいにはっきりわかる予定でしょうか。 ◎市民部長 忠生市民センターのオープンに合わせて、忠生市民センターのみ有料化するという考えは現時点では持っていないです。ただ、受益者負担という考え方がまだございますので、将来的には全施設あわせて有料化しないということは断言できませんが、ここでの忠生市民センターのオープンにあわせて忠生市民センターだけ有料化するということは考えておりません。 ◆佐藤 委員 「予算概要」の141ページの上段の市民活動推進費の中でのことなんですけれども、やっぱり地域での課題解決に向けて今後協議して、地域は地域の中でという部分で、行政のほうで別な部、縦割りとよく言われている部分で、ほかの部が施設整備を地域に関係なく進めるという手法は、今後、市民協働の中ではあり得ない話になってくるわけですよね。その地域にもし市の公共的な施設をつくるというのなら、事前に地域に話していくとか、市民活動の推進という観点から言うと、今後どういう考えでいるんですか。 ◎市民協働推進担当部長 計画をここで策定いたしまして、進めていく方法といたしまして、地域の中に活動する団体に1つのテーブルに集まっていただく地区の協議会をつくっていただくのと同時に、市役所の中で地区の連携を進めていくための連絡協議会、連絡会議というものを開きます。そのことによってこれまでのように各部ごとに構想と計画に基づいて予算を確保して、実施をしていくということではなく、横の連携をとりながら、その地域に最適な事業実施方法を検討した上で実施していくという方向を目指してまいります。  それと、地区協議会と市の庁内の連絡会議との連携を取り結びますのが地区に配属される職員、地区担当職員というものを今度配属しますので、その職員が間に入る形で、その地区と役所との連絡を密にしていくという方法をとっていきますので、わからないうちに事業が進んだりとか、地域の皆様に同じような内容の事業を別の課や別の部から声をかけていくということはなくしていく方向で進めてまいります。 ◆熊沢 委員 今の話と近い部分はあるんですが、本町田町内会は大きいから、評議員制、代議員制という形で、普通の町内会は小さい単位で町内会があるのできちんと末端の町内会員さんまで話が行くんですが、本町田の場合は、いろんな小さな自治会、連合まではいかないんですけれども、連合との間、ちょっと小さいみたいな感じで、小さな自治会が何個か集まって本町田町内会になっているので、よくある――今回、山崎団地と木曽団地のまちづくりの件も、本町田町内会に行くと会長が出るんだけれども、会長は実を言うと全然、本町田町内会は広いから遠くなんです。  実際そのエリアにかかわる人たちがそこの会議に出られるわけ――町内会の中できちんとその地域の人を出せばいいのかもしれないんだけれども、やっぱり行政のほうから町内会長さんに出てくださいと言われると、町内会長が出ていくじゃないですか。でも、実際そこの地域からは遠いから、本当にそのエリアの人たちの声が反映されていないという現状があったりするんです。  あと、もう一方で、先日、住居表示の件で地区自治会の一部の方々が行政の方に説明に来てもらって、万が一住居表示で、本町田の場合は玉川学園になるところもあるかもしれない、中町になるところもあるかもしれない、旭町になるかもしれないという場所があるんです。でも、そうなったとしても、今ある自治会はそのままあってもいいですよみたいなことを言ったらしいんです。  でも、そうなってくると、本町田の中だけだったら、一丁目、二丁目ぐらいならいいけれども、玉川学園七丁目とか、何丁目と本町田何丁目だと、もういろいろなものが変わってくるわけじゃないですか。地域の方々は、その自治会がなくなるのが不安だという質問をしたら、多分、市民協働推進担当部ではなくて都市づくり部が、別に市のほうは自治会を解散してくれとは言いませんからと。  確かに言わないかもしれないけれども、本来の自治会の意義としてみたら、丁目ごとであるとか、そういうふうにやっていくのが本来の市民協働という考え方の中であるんだけれども、市の職員さんの中でやっぱり意識がきちんと、市民協働という意味がわかっていないとか、今の町内会はそのままいられますからといって、本当にそれで市民協働が進められるのかとか、今、二、三年はいいけれども、5年、10年たったらその地域だけ取り残されちゃうような部分が出てくるかと思うんです。今、いろんなことを町内会にお願いしているから、やっぱりそういう意味で市全体として市民協働に対しての考え方をしっかりしてほしいと思うんですけれども、その辺のことはどういうふうになっているのかなと。 ◎市民協働推進担当部長 今お話に出ておりました本町田は確かに大きな地区と申しますか、たくさんの町内会・自治会が包括されている地区でございまして、この間、独自の芸術祭をおやりになるというような活動もできることはよく存じております。  それで、そうした地区協議会の考え方でいきますと、本町田は町田第2地区の地区協議会を1つつくるという考え方がありますが、その中で広くて連絡がとれにくいようなこれまでの流れがあるようなところは、その地域の人たちが1つのブロックをつくっていただいて、そのブロックの中で地区協議会的な、顔の見える、助け合えるような地域社会づくりを進めていくということをまず進めていこうというふうに考えております。  それと、先ほどの住居表示の例にありましたようなところは、住居表示を進めるに当たっては、まずは現状を尊重するという視点で地域の皆様に話をしかけていっておりますので、別に町内会を潰さなくてもいいですよというふうな発言は、恐らくそこから来ているのだと思います。  ただ、おっしゃったように、現状の課題の共有という点を、話をかけていた職員のほうが理解しておりませんと、そういう点がやや欠落してくることになると思いますので、この職員への説明等も、地区協議会についての考え方の説明は、この間、総務担当課長会議を使ってまずは全庁に説明しました。その後、職員を集めまして、各課2名ずつぐらいで、おおよそ集まりましたのが150名でしたが、150名の職員に対して1回目の説明を行ったといったところです。まだ浸透し切れていないというところがあるかとも思われますので、今後その点につきましては重々、重ね重ね、計画の本旨、それから今後の方向性についてのお話を、理解を深める方向を進めていきたいと思います。 ◆熊沢 委員 本町田町内会というと本町田全部を網羅しているわけではなくて、本町田町内会に入っている10地区とそれ以外に10以上の地区があると思うんですけれども、その連携というのはなかなかとれなくて、本町田町内会に入っている方々には、変な話、独立すれば――独立という言い方は変ですけれども、個々で独立すれば補助金も多く来るし、防災の補助金も来るから、独立したほうがいいですよと。  体力のあるところはできるんですけれども、やっぱり小さいところは独立はできないというのがあって、でも、そうすると、小さいところが独立できないから自分たちだけ独立するのは悪いだろうとなかなか独立しない。皆さんの中でそういう課題があって。  だから、市のほうとして、ある程度アドバイス的な、アナウンス的なことをしていかないと、昔の町内会に対しての市の方針と今の方針は全然変わってきていますし、予算の使い方も、町内会単位で幾らか出して、それに世帯数で出してきますから、本当にばらばらになったほうが皆さんのためになっている部分はあるかと思うので、その辺をきちんとお話ししていただいて。そのほうが、私としては、1回独立して、またまとまって、本町田の連合じゃないですけれども、地区連の中の下の連合という形でやったほうがいいとは思う部分はあるんです。だから、そういう意味で、多分課題はきちんとわかっていらっしゃると思うので。  ただ、あとは町内として、町内会長が、おれはこのエリアのことをよくわからないんだよなと言いながら会議に参加されているのだったらば、その地域の方。それを担当の方も聞いているんだけれども、それ以上のアドバイスはしないで、結局離れたところの会長が話をして、そのエリアのことがまとまってしまうと、実際その近くに住んでいる方にとってみれば、わからないうちに決まっちゃったということがあるので。  私たちもなるべく努力はしているけれども、行政の中で、町田市の市役所の中できちんと他部署と連携をとっていただいて、今の建物の建設だけではなくて、懇談会とか協議会の中も、きちんと町内会のご意見を聞くというならば、町内会の意見がかなり重大な意見だということにもなってくるので、そういうことは他部署とも連携をとってやっていっていただければなと思いますので、よろしくお願いします。 ◎市民協働推進担当部長 今お話しいただいたような点は、元気な町内会と余り元気でない町内会があちこちに点在しております。それで、グループ化と一概に申しましても、そのテンポについていける町内会と、なかなかそうはいかない町内会があるということも大体掌握しておりますので、その辺につきまして、町田第2地区で申しますと、まずは現在の地区長と全体についての意見交換を行いながら、町田第2地区に最適な進め方をまず話し合いをした上で、進めていっていただくということを進めながら、庁内のほうは、先ほども申しましたように、職員の情報の共有ということをとにかくこれまで余り、残念なことながら、してきておりませんが、これから大急ぎで本町田地区、あるいは町田第2地区の各部の計画や構想、それから予算に基づいた実施していく事業などについても共有し合いながら、住民の皆様のところに向かっていくようにしていきたいと考えております。 ◆佐々木 委員 「予算概要」の155ページの災害対策費についてお伺いします。  今、町田市でも土砂災害防止法の危険区域に指定されているところが出てきているんですが、この予算の中にも土砂災害ハザードマップ作成委託料というものが今回入ってきていますけれども、それの進捗状況、いつごろできて、どういった範囲に配るのか、その辺をお聞かせください。  あと、防災行政無線再構築工事というものが書いてあるんですが、これは今まである防災行政無線をさらにどういうふうな感じで再構築していくのか、その内容をお聞かせください。 ◎防災安全課長 まず、危険区域の指定を受けたハザードマップの件ですが、配る対象のところは指定を受けた地区のところにお配りするような形です。現在、昨年、図師町と野津田町の指定がされていますので、今年度をめどに、今、ハザードマップをいろいろ出しているところでございます。でき上がりましたら、図師町、野津田町についての対象地域にお配りさせていただきます。  防災行政無線の再構築の関係ですが、今年度から着手しております。来年度は移動系のほうを1年かけてやって、その後、2015年度から、2015、2016、2017年度と3カ年かけまして再構築という形で、現在立っている子局について増設、それから、難聴地域に対してはスピーカーの向きの調整などをして、解消に向けて工事を行うという予定でございます。 ◆佐々木 委員 防災行政無線のほうですけれども、デジタル化というのもこの中であわせて一斉に進めるということでよろしいのかどうか。  あと、地域によっては災害時に防災行政無線が聞こえないところがどうしてもこれまでも出ているんですが、そういうところなども調査をして、新たに設置をふやすという計画もあるのでしょうか。 ◎防災安全課長 おっしゃるとおりで、構築が終わりますと全てがデジタル化になります。先ほど申し上げたとおり、難聴地域というものが、やっぱり聞こえづらいというところがありますので、そこについては調査をして、意見というか、実際聞こえないんだというところの調査をしておりますので、そこのところが解消するように、そこに増設する。さっき申し上げたとおり、向きを調整したりして、より聞こえやすい、難聴地域を解消するような形でやっていく予定でございます。 ◆おく 委員 「予算概要」の151ページ、市民窓口費の中で主な事業費として幾つか書いてございますが、証明書等交付時に使用する「改ざん防止用紙」の印刷費、以前聞いたことがあるのかどうかわかりませんけれども、私、記憶がないものですから、この改ざん防止用紙というのはどういうものかというのをまず教えていただいてよろしいですか。 ◎市民課長 改ざん防止用紙と申しますのは、証明書を発行するときの台紙、用紙になります。コピー等をする場合、実際にはコピーした側のほうに複写という文字が浮き出るような用紙になります。 ◆おく 委員 では、これは従来それでずっとやっているということですね。 ◎市民課長 おっしゃるとおりでございます。 ◆おく 委員 わかりました。  では、「予算概要」140ページの市民総務費の「『町田市施設案内予約システム』を運用します」というくだりがありますけれども、これは以前、1つの団体さんが、会員さんがご自分で幾つか登録をして、お互いにたすきがけのように場所をとるということが、1度どこかで聞いたことがありましたよね。それは改善されたのか、まだ改善されないで調査中なのか、この辺をちょっと伺えますか。 ◎熊谷 市民部次長 例えば2つの団体がございまして、中身はほとんど同じメンバーの方がいらっしゃるということで、抽せん予約する場合に有利なやり方をしているのではないかというようなご意見等を以前いただきまして、その辺は各センターにおきまして、ポスター等でこのようなことのないようにしてくださいというお願い等をしたりしております。 ◆おく 委員 その効果はどうでしょうか。 ◎熊谷 市民部次長 効果につきましては、皆さんそれをごらんになって、やめるような方向を考えていただいているとは思うんですが、具体的に完全になくなったとかいうところはまだ把握はできておりませんが、常識に任せて皆さんご利用いただくようにお願いは続けているところでございます。 ◆おく 委員 実態は変わっていないと思うんですよ。その変わっていないところをどういうふうにするかというのは、やっぱりこういうシステムを導入した以上は、やらなくてはいけないんですよね。そうしないと、いつまでたっても同じ団体さんが同じ時間帯で、毎週そこを使っているわけです。とろうとしてもずっととれない。では、抽せんというのはありますけれども、やっぱり使わないときはどうなるかというと、それはキャンセルすれば何かまたペナルティーがつくわけですが、何人も持っていますから、ペナルティーなんて関係ないです。あってないようなものですよね。  その辺は、たびたびではございますけれども、何とかいい情報をいただきながら、ほかでも、全国でこういうシステムを使っていらっしゃるでしょうから、情報収集しながら改善してもらいたいなという要望をさせていただきます。 ◎熊谷 市民部次長 そういうことで、今後また改めまして調査検討ということをさせていただきたいと思います。各団体様からは団体名簿等もいただいているところもございますので、照らし合わせることも可能かと思いますので、各センターにおきまして、その辺を今後調査検討させていただきたいと思います。 ◎市民部長 ちょっと補足させていただきますが、以前そういう声がございまして、私どものコミュニティセンターとか市民センターでも、名簿等を確認させていただいて、重複しているという団体を抜き出して、注意を促すというようなことは実施しておりますので、一時期はそういうことによって減ってはいると思うんです。再度またそういうことが起こっているということであれば、今、担当課長が申し上げたとおり、調査をして、もう1度徹底を図っていくという考えでおりますので、そのあたりはご理解をいただければと思います。 ◆おく 委員 どうもありがとうございます。  最後に1点だけ、ページ数がわからなくなっちゃったんだけれども、ごめんなさい。南市民センターで古紙の売却で5,000円というものが出ておりました。ほかのセンターはこういう古紙は売却しないんですかという質疑なんです。 ◎南市民センター長 私は予算計上しているほうなんですが、ほかの市民センターも含めて、結論から申し上げますと、全て売却対象としております。違うのは、ほかの市民センターは本庁に持ち込んで、庁舎活用課の契約ルートで売却している。南市民センターは、実は南町田駅前連絡所も含んでいることから、なかなか運ぶということが難しくて、従来、廃棄物処理委託料を払って処理していたものを2012年度から売却に変えたということで、南市民センターだけこういうふうに計上されていますが、実態はどこも売却しているという状況でございます。 ○委員長 ほかにありませんか。
       (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって市民部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後4時4分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時5分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(町田市成瀬コミュニティセンター増築及びホール棟改修工事実施設計について) ○委員長 行政報告、町田市成瀬コミュニティセンター増築及びホール棟改修工事実施設計についてを議題といたします。本件について、担当者の報告を求めます。 ◎市民部長 それでは、町田市成瀬コミュニティセンター増築及びホール棟改修工事実施設計についてご報告をさせていただきます。  昨年6月、第2回定例会にて本委員会にご報告いたしました基本設計に基づき、実施設計を進めてまいりましたが、ここで実施設計がまとまりましたのでご報告をさせていただきます。  詳細につきましては担当からご説明申し上げます。 ◎施設担当課長 それでは、お手元の資料1、町田市成瀬コミュニティセンター増築及びホール棟改修工事実施設計図面についてご説明申し上げます。  表紙をおめくりいただきまして、1ページをごらんください。このページでは、計画概要をお示ししております。  計画地の敷地面積は5,804.82平方メートル、延べ床面積は、老朽化した旧校舎棟の解体工事の後、新たに建てかえる増築棟は1,045.08平方メートル、既存ホール棟801.71平方メートル、及び駐輪場等74.22平方メートルで、総延べ床面積1,921.01平方メートルでございます。増築棟の構造は、鉄筋コンクリート造2階建てでございます。既存ホール棟は内外装、空調設備や照明設備などについて大規模改修を行います。  続いて、建物概要でございますが、増築棟の1階部分には事務室、貸し出し施設としての多目的室、和室等を配置しております。2階部分には会議室、多目的室、工芸室等の貸し出し施設と倉庫を配置しております。また、11人乗りのエレベーターを1基設置する計画となっております。既存ホール棟の1階部分には地域活動室、音楽室を新規に配置し、2階には既設の調整室がございます。  次に、施設概要は、思いやり用4台分を含む普通自動車30台と障がい者用2台の合計32台分の駐車場を計画しています。また、駐輪場は3カ所に計60台分、バイク置き場は8台分を計画しております。  続く2ページは、計画地の案内図でございます。  ページをおめくりいただき、3ページをごらんください。こちらのページは、計画建物を成瀬街道側から見た外観完成予想図でございます。  続く4ページは、計画敷地に建物、駐車場等を配置した配置図です。基本設計からの変更点としまして、災害時等を想定し、グラウンドへの車両の進入路を成瀬街道側からだけではなく、第2駐車場側からグラウンドへの進入路を新たに設けました。また、増築棟出入り口近くに予定していました駐輪場を成瀬街道からの敷地出入り口横1カ所にまとめ、増築棟正面出入り口前を広く開放感を持たせた計画とし、表示はありませんが、第1駐車場北側には災害時用として簡易仮設トイレが設置可能なマンホールの設置を計画しております。  続く5ページから7ページにかけましては、1階から屋上までの各階の諸室を配置した平面図となっております。  5ページをごらんください。増築等の1階男子、女子更衣室のシャワーブースと、6ページの2階多目的室3のキッチンの熱源は、災害時を想定し、プロパンガスを採用した計画となっております。  続く7ページは、増築棟の屋上平面図でございます。屋上には、環境配慮として15キロワット程度の太陽光発電パネルを設置する予定です。また、増築棟の南側前面ガラスの2階部分に約5キロワット程度のフロント太陽光パネルを使用し、合計20キロワット程度の太陽光発電を計画しております。その他、電気設備や機械設備を設置するための設備スペースとしても利用する計画となっております。  続く8ページは、東西南北4方向から見た施設の立面図となっております。  続く9ページは、既存ホール等と増築棟の断面図でございます。このページでは、右下のキープランに従って、おのおのの位置で建物を切った場合の断面図となっております。例えば一番下にありますB―B断面図は増築棟を成瀬街道側から見た断面になります。  最後に、10ページをごらんください。こちらには今後のスケジュールをお示ししております。今後、工事請負契約の入札手続を進めまして、2014年6月定例会で工事請負契約について議決をいただいた後、工事に着工、約17カ月の工事期間を経て、2016年1月の施設のオープンを目指しております。  補足になりますが、工事の発注につきまして、当初、建築工事は外構工事までを一体の工事で見込んでおりましたが、2014年度は本体工事に与える影響の少ない外構工事、太陽光発電設備等を除いた工事の発注を予定しております。なお、これらにつきましては別途工事として2015年度予算で対応してまいりたいと考えております。  説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(2014年2月14日(金)・15日(土)の大雪に係る対応について) ○委員長 行政報告、2014年2月14日(金)・15日(土)の大雪に係る対応についてを議題といたします。本件について、担当者の報告を求めます。 ◎防災安全担当部長 2014年2月14日金曜日、15日土曜日の大雪に係る市内の被害状況及び市内の対応について行政報告をさせていただきます。  詳細については担当から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎防災安全課長 それでは、お手元の資料2をごらんください。  2014年2月14日金曜日、15日土曜日の大雪に係る対応について報告させていただきます。  まず1、気象情報でございますが、2月14日金曜日夕方、17時21分に大雪警報が発令されました。翌15日土曜日の明け方、6時43分まで警報が出ておりまして、この時間で解除となっております。  2、各地域の降雪状況でございます。2月15日土曜日、気象庁発表のものですが、東京地方27センチ、参考値として、八王子市片倉では66センチ、相模原市中央で56センチ、横浜地方では28センチ、ちなみに町田市内には気象庁の公式の積雪計の設置はございません。  3、市内の大雪にかかわる被害の状況についてでございます。  まず、人的被害についてはございません。  物的被害といたしましては、停電が2月15日土曜日明け方に2分間、4時56分から4時58分、忠生地区を中心に約3,900件停電がございました。  続きましてJR横浜線、降雪のため架線が切断いたしまして、電車がとまってしまった。運転見合わせという状態になりました。JR東日本から、駅近辺にある一時滞在施設の開所という依頼を受けまして、なるせ駅前市民センターの会議室と和室を開放いたしまして、土曜日明け方、4時15分から12時20分、お昼まで、最大15名の収容をいたしました。その際、町田市のほうで備蓄しております一時滞在施設用のブランケット、これは寒さをしのぐためにはおるものでございます。それからビスケット、これらの提供をいたしました。それから、町田市民ホールの会議室も開所いたしまして、同じく2月15日土曜日明け方、5時5分からお昼の12時20分まで、最大21名を収容いたしまして、こちらでもビスケットの提供をいたしました。  あと、農業被害でございますが、市内各地のビニールハウス等の倒壊ということで、農家53世帯、71棟、2,406坪相当の倒壊等の被害がありました。  4、市民からの大雪に関する要望とその対応についてということです。  道路関係、これは主に除雪ですが31件。それから、凍結防止ということで、塩化カルシウムの支給が1件。  それから、その前の週に選挙がちょうどありまして、その際の降雪もありましたので、次の週に控えました市長・市議選の投票にかかわりまして、車椅子で投票する際の投票所までの動線の確保をといった要望がございました。  それから、14、15日につきましては夜、土日を挟んでおりましたので、代表電話のほうに寄せられた意見、要望の件数でございますが12件、これはごみ収集9件、バスの運行状況の確認2件、除雪の依頼ということで1件で、問い合わせが543件、これはやはりごみ収集の342件、バスの運行状況が170件、除雪の31件といった問い合わせ等が入っております。  5、大雪に対する市の対応でございます。道路につきましては、市の職員、それから協力業者によりまして、除雪作業、路面凍結防止対策を行いました。そのほか、市内パトロール、市庁舎、各投票所などの除雪、情報収集、気象情報のメール配信、市のホームページで落雪に対する注意喚起を行っております。  裏面をごらんください。  それらを受けまして、週が明けた2014年2月17日月曜日には、地域防災計画の風水害時応急対策に準じまして本部員を招集いたしまして、大雪対策本部会議を開催いたしました。なお、大雪警報が発令しておりました間、町田市消防団につきましては、自宅待機をしていただき、降雪の状況によっては火災等に使う消防水利の除雪作業を行っていただいております。  6、その他、市以外の関係機関の大雪への対応でございます。東京都ですが、南多摩東部建設事務所のほうでは、都道に関しまして除雪作業を行っております。国ですが、堺地区、国道16号のところに凍結防止剤の散布と除雪、それから南地区、国道246号のほうは横浜国道事務所において凍結防止剤の散布を行っております。  7、最後になります。大雪に対する今後の市の取り組み方ということで、今後、気象情報等をさらに迅速に収集、分析いたしまして、先ほど開いた大雪対策本部会議で、全庁的な協力体制を構築いたしまして、対応に当たることといたしますということで決まりました。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 JR横浜線架線切断のための運転見合わせで、朝4時15分からとなっているんですが、運転見合わせをしたのが朝4時台なんですか。それとも、運転見合わせが何時にあって、JR横浜線からいつ要望があって、いつ開設できたのか。 ◎防災安全課長 これは夜中の1時、2時、夜半にJR東日本から、現在、淵野辺―町田間で電車がとまっている。その中に町田駅を目指している乗客が1,000名取り残されていると。それから、横浜方面、長津田―成瀬間でやはりとまっている電車に乗客300名がいると。これが成瀬駅に入ってきたときに一時滞在施設ということであけてほしいという依頼を、2時ごろに連絡を受けております。  実際にその電車が動いていませんので、引っ張るというか、駅に来るまでの間が、時間が非常にかかっておりまして、実際駅に着いて、乗客がおりて、各滞在施設のほうに向かって、たどり着いた時間が、それぞれ4時15分と5時5分ということでございます。 ◆熊沢 委員 では、市は2時に要請があったときに迅速に対応して、いつでも受け入れられるような状況をつくっていたということでよろしいんですね。 ◎防災安全課長 そのとおりでございます。なるせ駅前市民センター、それから町田市民ホール、ともに部屋に暖房を入れて待っていていただくような形を早々にとってもらっておりました。 ◆熊沢 委員 ついでに、東京都南多摩東部建設事務所は、町田街道、鎌倉街道、鶴川街道、芝溝街道の除雪をした――いつしたんですかというのと、したという報告があるということはしたんですかねというのと、もう1点。  戻って、選挙の車椅子による投票について、投票所までの動線確保というのがあったんですが、多分不在者投票をやられていたところもあって、そういうところなんかの対応はどういうふうにされたのかなと。 ◎防災安全課長 申しわけありません。不在者投票の場所まではちょっと把握しておらないんですが、市庁舎の不在者投票に関しては不自由がないように雪かきを市の職員が早々にやりました。 ◎市民部長 今の期日前投票の投票所の確保ですが、これは早速、月曜日に大雪対策本部会議が立ち上がりましたので、その中でそういう指示がございましたので、建設部を中心に、道路の除雪とか駐車場の除雪とか、あと動線の確保は行ってまいったところです。 ◆渡場 委員 道路の除雪のところですが、レジュメの下のほうに、5、大雪に対する市の対応についてのところですが、「道路については、市職員と協力業者(単価契約業者10社」と書いてあるんですけれども、この10社は全て除雪ができる重機を持って、いつでも対応できる業者だったのかどうかということをお聞きしたいんですが。 ◎防災安全担当部長 この協力業者は、建設部のほうで雪等が降った場合に対応するということで契約している業者です。ですから、それ相応の重機等を保有しているというふうに考えております。 ◆渡場 委員 契約業者以外にも、随分、重機を保有しているいろんな方々が、ボランティアでといいますか、任意にこの除雪に参加されていたというふうに見聞きしておりますけれども、それについては何か聞いて、集約はされていないですか。どういう方がボランティアでかかわったとかというような話は、市のほうではまとめておられませんか。 ◎防災安全担当部長 確かにいろいろとやられているということはお聞きしておりますけれども、その部分についての集約はしてございません。 ◆渡場 委員 今回は、要は、本当に予測を超えた大雪だったということですけれども、教訓としては、やはりいざというときにどういう人たちがどれぐらい動けるのかということをしっかりつかんでおくことも、今後必要になってくるのではないかと思いますので、ぜひ、今回の大雪のときにどのような状況だったのかということをしっかり後追いしていただいて、今後に生かしていただくような対応をお願いしたいと思います。 ◎防災安全担当部長 今回、ご指摘があったとおり、かなりの降雪でした。その辺も含めまして、これからの対応については、先ほども述べましたとおり、きちっとした体制で対応していきたいと考えております。 ◆おく 委員 塩化カルシウムを散布すると、どういう程度だとあれは解けるんですか。散布するわけですよね。そのときに雪の、氷とかが解けるという現象が起こるわけですけれども、どのぐらいだったらば効能があるというか。 ◎防災安全課長 私も余り詳しくはわからないんですが、あれをまくことによって、私も解けるものだと思っていたんですが、そうではなくて、事前にまいて凍結しないところでおさえられるようなものらしいんです。ですから、降ってからまくのでは余り意味がない。降る前にまいておくと、要するに凍結しない、そんなふうに伺っております。 ◆おく 委員 そうすると、今回、大雪注意報の発令が出た段階で、市のほうのストックは、大雪ということですので、ある程度想定をして確保していくとか、そういうことはしたのでしょうか。 ◎防災安全課長 そこも、改めてどのぐらいのストックがあったかということの確認をちょっとしていないんですが、それ相当のものがあったと思います。また足りなければすぐに補給するような形で対応していると思います。 ◆おく 委員 課長、正直だからそういうふうにおっしゃるけれども、本当は、これは想定外ということで言うからこうなっちゃうのかもしれないけれども、たびたび雪が降ったとき、特に選挙のときは雪がよく降るんです。4年前も降ったなと思うぐらい。降るので、そういう教訓というか、たびたびそういうことがあるわけだから、今回の想定外であれば、事前に、これから4年間というか、毎年毎年この時期に、変な低気圧が来たりすると、起こり得る可能性大なわけですから、今、課長おっしゃった部分においては、もうちょっと把握とあわせて――今回の、私たちが回っていて言われるのは、これをどけてくれたら1票入れるというわけですよ。余計なことを言ってはいけないですが、実際のところ、そういうこともあったんですよ。それほど生活道路に支障を来していたということなんですね。  生活道路は、僕たちが一生懸命やっても、自分の家の前の雪をどけるだけでも腰が痛くなっちゃって、汗だくだくだったわけですけれども、皆さんもそうされたと思いますが、それほどハードだったんですよ。そういうことを踏まえるならば、把握ということについてはちょっとお願いをするということで、ひとつ担当部長を初め課長、よろしくお願いいたします。 ◎防災安全担当部長 今の塩化カルシウムの関係ですけれども、これらについても、今回どの程度必要だったのかといったものも含めて調査して、今後に対応していきたいと考えております。 ◆おく 委員 日野市のほうでは、実はビニールハウスの倒壊について面倒を見ましょう、補助金を出しましょうというようなことが出ておりましたけれども、町田市は何かその辺を考えていらっしゃるかどうか。ここに被害として、担当の市民部としてその辺のことのお考えがあるかどうか、ちょっと伺いたいと思います。 ◎防災安全担当部長 こちらにつきましては、やはり所管が経済観光部でございますので、きょうご意見をいただきましたので、そちらとお話をしていきたいと考えております。ただ、その対応をどういうふうにするのかというのはこれからだと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時29分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時36分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第7号議案(文化スポーツ振興部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、文化スポーツ振興部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 第7号議案 平成26年度(2014年度)町田市一般会計予算のうち、文化スポーツ振興部所管分につきまして説明いたします。  初めに、歳入でございます。
     お手元の予算書34、35ページをごらんください。  第13款、使用料及び手数料、第1項、使用料、第7目、教育使用料、第4節、国際版画美術館使用料1,408万2,000円につきましては、市民展示室、アトリエ、講堂などの施設や附属設備の使用料及び展覧会の観覧料でございます。  第5節、学校施設使用料1,025万円につきましては、地域開放しております中学校3校の温水プール及び木曽中学校の校庭の夜間照明設備の使用料でございます。  第7節、博物館使用料396万円につきましては、展覧会の観覧料でございます。  42、43ページをごらんください。  第2項、手数料、第6目、教育手数料、第1節、国際版画美術館閲覧手数料1万円につきましては、収蔵作品の特別閲覧手数料でございます。  52、53ページをごらんください。  第14款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第4目、土木費国庫補助金、第2節、防災・安全交付金、説明欄の住宅・建築物安全ストック形成事業費、文化振興課所管分1,759万6,000円につきましては、町田市民ホール改修工事に係る交付金でございます。  92、93ページをごらんください。  第16款、財産収入、第2項、財産売払収入、第2目、物品売払収入、第1節、物品売払収入、説明欄の一番上にございます図書等販売代、文化振興課所管分3万2,000円、及び国際版画美術館所管分120万2,000円につきましては、博物館における絵はがき、ポスター及び国際版画美術館の図書やミュージアムグッズの販売代でございます。  その下、説明欄の図録販売代、文化振興課所管分269万円、及び国際版画美術館所管分464万円につきましては、博物館及び国際版画美術館における展覧会図録の販売代でございます。  100、101ページをごらんください。  前ページから続いております第20款、諸収入、第6項、雑入、第6目、雑入、第1節、雑入、説明欄の光熱水費使用料、国際版画美術館所管分66万円につきましては、喫茶室に係る光熱水費でございます。  説明欄の中段にございます複写機等使用料、文化振興課所管分1,000円、及び国際版画美術館所管分5,000円につきましては、博物館及び国際版画美術館におけるコピーサービスの使用料でございます。  102、103ページをごらんください。  説明欄中段にございます講習会等参加費、国際版画美術館所管分775万1,000円につきましては、工房やアトリエでの講座参加費等でございます。  104、105ページをごらんください。  説明欄上段にございます受託販売収入、国際版画美術館所管分135万円につきましては、ミュージアムショップの受託販売収入でございます。  106、107ページをごらんください。  説明欄上段にございます芸術文化振興基金助成金300万円につきましては、独立行政法人日本芸術文化振興会からの展示事業に対する助成金でございます。  その2つ下にございます、スポーツ振興くじ助成金67万5,000円につきましては、町田市こどもマラソン大会の実施に伴う助成でございます。  説明欄の中段にございます広告掲載料、文化振興課所管分450万円につきましては、和光大学ポプリホール鶴川のネーミングライツ料でございます。  108、109ページをごらんください。  説明欄上段にございますスポーツ施設相互利用精算金22万6,000円につきましては、指定管理者が管理するスポーツ施設で購入された利用券を市の管理施設である学校温水プールで利用された場合に、指定管理者から市に支払われる精算金でございます。  その1つ下にございますぐるっとパス分配金30万円につきましては、東京の美術館や博物館などの共通入館券制度である東京・ミュージアムぐるっとパスによる分配金でございます。  説明欄中段にございますクラブハウスシャワー使用料7万2,000円につきましては、地域学校開放推進事業において設置したクラブハウスのシャワー使用料でございます。  112、113ページをごらんください。  第21款、市債、第1項、市債、第6目、教育債、第3節、文化施設整備事業債2億1,220万円につきましては、町田市民ホール改修工事のため、借り入れるものでございます。  次に、歳出につきまして「予算概要」を使って説明いたします。  「予算概要」の158、159ページをごらんください。  文化スポーツ振興部予算のポイントとして、予算編成にあたっての背景・課題、予算編成の考え方、予算編成で重視した取組、その他の取り組みを記載しております。  同じく「予算概要」の160ページをごらんください。  文化スポーツ振興部の予算総括表でございます。合計の欄をごらんいただきますと、事業費ベースで対前年度3億875万3,000円、一般財源ベースで1億9,328万3,000円増加しております。これは、国体開催費3億8,016万8,000円全てが減額になったものの、町田市民ホールの改修工事のため5億1,391万5,000円を計上したことによるものでございます。  次に、161ページから165ページをごらんください。  事業別支出科目一覧でございます。大事業名ごとに、全ての支出項目を掲載しております。  166ページをごらんください。  それでは、事業ごとに予算の内容について説明いたします。予算概要に対応する予算書のページは事業名の1行下の右端に記入してございます。  文化振興費4,257万1,000円につきましては、フォトサロンの管理運営委託料や、一般財団法人町田市文化・国際交流財団への補助金などの経費でございます。  次に、167ページをごらんください。  市民ホール費6億6,703万4,000円につきましては、市民ホールの管理運営委託料や、2014年11月から翌年3月までに行う予定の非構造部材耐震改修工事などに係る経費でございます。特定財源といたしまして、国庫補助金の防災・安全交付金がございます。  次に、168ページをごらんください。  上段にございます鶴川緑の交流館費1億5,093万円につきましては、和光大学ポプリホール鶴川の管理運営委託料等の経費でございます。特定財源といたしまして、広告掲載料としてネーミングライツ収入がございます。  次に、下段をごらんください。  博物館事業費6,721万5,000円につきましては、総合管理委託料や、用地借上料等の経費でございます。特定財源といたしまして、展覧会観覧料と図録販売代がございます。  169ページをごらんください。  遺跡保存管理費508万円につきましては、本町田遺跡公園の管理委託料等の経費でございます。  170ページをごらんください。  上段にございます国際版画美術館事業費1億4,512万7,000円につきましては、巡回展負担金や、総合管理業務委託料などの経費でございます。特定財源といたしまして、展覧会観覧料や、図録販売代等がございます。  次に、下段をごらんください。  普及費825万9,000円につきましては、木版画、リトグラフなどの講座講師謝礼、版画美術館友の会イベント負担金などの経費でございます。特定財源といたしまして、講習会参加費がございます。  171ページをごらんください。  上段にございます体育館費2億6,141万6,000円につきましては、総合体育館の施設管理及び運営に関する指定管理者への体育施設管理運営委託料等の経費でございます。  次に、下段をごらんください。  保健体育事務費2,384万3,000円につきましては、スポーツ施設の券売機借上料や、スポーツ推進委員に係る経費でございます。  172ページをごらんください。  上段にございます室内プール費1億9,198万9,000円につきましては、室内プールの施設管理及び運営に関する指定管理者への体育施設管理運営委託料等の経費でございます。  次に、下段をごらんください。  球場・コート費1,179万3,000円につきましては、三輪みどり山球場及び成瀬クリーンセンターテニスコートの施設管理及び運営に関する指定管理者への体育施設管理運営委託料等の経費でございます。  173ページをごらんください。  上段にございますスポーツ広場費1,453万3,000円につきましては、市内30カ所のスポーツ広場の維持に係る経費でございます。  次に、下段をごらんください。  スポーツ振興費7,499万6,000円につきましては、地域スポーツクラブへの補助金や、町田市体育協会への補助金などでございます。特定財源といたしまして、スポーツ振興くじ助成金がございます。  174ページをごらんください。  上段にございます学校施設開放費8,344万円につきましては、校庭、体育館、プールなどのスポーツ開放のための事業運営費と、町田第一中学校、南中学校、鶴川中学校の各温水プールの総合管理委託料等の経費でございます。特定財源といたしまして、学校温水プール使用料や、夜間照明設備使用料がございます。  次に、下段をごらんください。  体育施設運営協議会費15万1,000円につきましては、スポーツ施設運営懇談会の委員謝礼でございます。  まことに恐れ入りますが、予算書に戻りまして、10ページをお開きいただきたいと思います。  第2表、債務負担行為でございます。下から3番目にございます博物館展示事業につきましては、年度をまたいで実施する展覧会に係る経費について、平成26年度から平成27年度までの債務負担行為とするものです。  11ページ、第3表、地方債につきましては、一番下の欄に市民ホール改修事業を目的として2億1,220万円を計上してございます。  文化スポーツ振興部の説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご可決いただくようお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐々木 委員 「予算概要」の173ページ、クラブハウスについて伺います。結局整備が完成した学校は2校と聞いているんですが、どことどこで、今回、歳入のほうにシャワーの費用ということで7万2,000円計上されていますが、まだこのクラブハウス自体、どこが管理運営するか決まっていないと思うんですけれども、そのクラブハウスの管理運営の方法、あと、いつからこのクラブハウスは利用開始させるのか、あと、それぞれの学校開放運営委員会があると思うんですけれども、そことの話し合いはどうなっているのか、その3点を伺います。 ◎スポーツ振興課長 まず、クラブハウスの建設が済んでいる学校でございますが、一番西側にございます武蔵岡中学校が昨日竣工になっております。もう1校でございますが、森野にございます町田第四小学校に今建設中でございます。2月の大雪の関係ですとか、地元の方たちとの調整をいろいろ図った結果、施設の間取りを少し変更していこうですとか、さまざまな調整がございまして、若干工期が延びておりますが、この2校を建設しているということでございます。  シャワーの7万2,000円の件でございますけれども、これから当然のように運用を図っていくわけですが、クラブハウスにはやっぱり必要である更衣室ですとか、運動した後に体の汗を流していくということで、シャワールームなどが完備されています。今回この歳入のほうは実費分の費用弁償ということで、1回当たり100円で1年間分、7万2,000円を計上してございます。  あと、管理運営の関係でございますけれども、私たちは地元と調整を図って今回建設に至りました。地元の方たちが気持ちよく使っていただくためには、実際の管理は町田市スポーツ振興課が行いますが、運営については地元の方と協議しながら、地元の方たちが使いやすいように運用をしていきたいというふうに考えております。  いつから利用が開始になるかでございますけれども、工事が完了して検査が終わり次第、地元の方の、特に学校開放運営委員会や学校との協議が調い次第、一日も早く使っていきたいというふうに考えております。学校開放運営委員会との関係でございますけれども、あくまでも学校開放運営委員会を主に私たちは調整をしてまいりました。その調整する団体の中には、小学校でしたらPTAの役員のお母さんたちも入っていただいて、一緒に協議をしてまいりましたので、本当に地元に根づいた施設になるように心がけて、これからも細かな調整をして、運営を図っていきたいと考えております。 ◆佐々木 委員 学校開放運営委員会との協議も進めているという話なんですが、クラブハウスというのは、結局、当面は利用料とかそういうのは発生しないのかどうか。シャワーは利用すれば、今のお話だと1回実費というか、100円というワンコイン入れてシャワーが使えるというような形の整備だと思うんですが、このクラブハウスを利用するのは当面どういった感じで話し合いを進めているのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 クラブハウスの利用については、位置づけが学校の施設と同じように、体育館を使わせていただく、校庭を使わせていただくという条件と同じでございますので、利用料については一切無料でございます。  それと、シャワーの件については、本当に実費分でございますので、水道代とガス料金などを合わせますとおおむね100円ということで、そういう設定にさせていただきました。 ◆谷沢 委員 ついでに今のことで関連してですが、そうすると、管理人を置くわけですよね。その人件費というのはどこに計上されているんですか。 ◎スポーツ振興課長 今のお話しのように、管理をするのは市の職員が現地に行って行うのではなくて、地元で管理人を雇って管理人さんに開館中は管理をしていただくようにします。夜遅くですとか学校の授業があるようなときには機械警備が入りますので、そういう意味での管理をするということで管理を考えております。  そして、今の管理の予算でございますけれども、スポーツ振興費の中にございます費用でスポーツ広場・学校開放制度再編成事業という中事業の中に予算を盛り込んでございます。 ◆谷沢 委員 予算書の歳入の欄でそういう項目はありましたか。 ◎スポーツ振興課長 歳入はございません。 ◆谷沢 委員 失礼。予算書でいくと、歳出の部分でどこの項目になりますか。説明のほうは「予算概要」でやられたので、予算書の歳出のどの部分に出ているのかをちょっとお教え願いたいんです。 ◎スポーツ振興課長 予算書ですと273ページの説明欄の最下段、7、スポーツ振興費7,499万6,000円の中に入ってございます。 ◆熊沢 委員 市民ホール費に施設改修工事費とあるんですが、市民ホールは何年かに一遍定期的に閉めて修繕をしているような気がする。私は12年議員をやっていても、初めてのことではないと思うんです。2回、3回目ぐらいなのかな。ちょっとスケジュール的な、ここ何年かの間に大規模改修や、中規模という言い方は変ですけれども、改修をどのぐらいやったのかを教えてもらえますか。 ◎文化振興課長 市民ホールの改修工事の履歴というお尋ねだと思います。市民ホール工事のこれまでの主なものということで、少しお話しさせていただきます。  規模の大きい改修工事としては、7年前、2007年から2008年にかけて、舞台、空調、非常用発電機の改修工事を行っております。それから、13年前、2001年から2002年にかけてがかなり規模の大きい改修工事でございますが、耐震補強工事、音響、照明を含んでの設備改修工事ということで、7億9,000万円を超える大規模な工事を行っております。それから、少し前になりますが、1992年、今から22年前ぐらいになりますが、ここでも施設改修、それから電気、照明、舞台の設備についての改修工事を行っております。 ◆熊沢 委員 2001年、2002年は7億円と出たんですが、2007年から2008年はどのぐらいなんですか。その間にもちょこちょこ、結構な金額で修繕をされているような記憶があるんですが、その辺はどうなんですか。 ◎文化振興課長 2007年から2008年に行われました工事では、先ほど申した舞台、空調、発電機等々を含めて1億4,100万強の工事費がかかっております。大規模な工事ということで今お話しさせていただきましたが、その間、エレベーターの改修、自動ドアのバリアフリー化等々、必要に応じて修繕工事はやってきております。 ◆熊沢 委員 例えば市民ホールの入り口を入って、正面の電光掲示板かな。電光で、昔、会議室は何を使っていますよ、あれしていますよというものの上に今紙が張ってあって、使っていないような気がするんですが、あれは結構新しいものの記憶があるんですが、どうしちゃったんですか。 ◎文化振興課長 正面にその日の施設使用についてのお知らせの看板があろうかと思います。設置時期がちょっと正確に資料ではわからないんですが、そんなに古いものではないのは確かです。今、ちょっと使っていないというのは、節電という意味で使用していない。かわりに紙を張ってのご案内ということで対応しております。 ◆熊沢 委員 節電だったんですね。また壊れたのかと思ったら、そういうわけではない。  この工事の内容を見ると、レストラン改修、厨房内備品撤去とクリーニングをして、入り口ドアの改修とテラス席の新設ということは、入り口ドアというのは多分道路に面したところのことなのかなと思いながら。テラス席の新設というのもあって、今まで中に入っていたレストランさんは頑張られていても、芝生があって、あそこのテラスが使えないのと言ったら、いや、だめなんですよみたいな声もあって。あと、レストランの契約が、新庁舎がこっちに移ってくるから、その人たち用にお弁当とかをできるのかというような話。あと、仕出し、配達とかをできるのかと聞いたら、あのレストランは市民ホールを利用している人のみにしか提供できないというような契約になっていたのだと思うんです。何か、ポスターも余り張れないとかなんとかと、いろいろとすごく制約があったらしいんですけれども、これを見ると、これから先、また、今までの市民ホールのレストランというものとは違う形のレストランにしていくように見えるんですが、その辺のことと、これは、撤去とクリーニングをしちゃって、その後、レストランが入るのかどうなのか。入ると思って今想定して話をしているんですが、そうなった場合、厨房施設は借りている人が入れるのか、どうするのか。だから、スケルトンで貸すのか、どういう形になるのかというのをお答えいただけますか。 ◎文化振興課長 レストランの工事についてでございますが、魅力あるものにすることでレストランに多くの方が来ていただいて、それが市民ホール全体の魅力向上になる、そういうものが基本的な考え方でございます。  今のレストランについては、市の行政財産目的外使用許可ということで、場所の使用を許可する形で飲食業者に入っていただいています。今後、レストランの運営に関しては、指定管理者である文化・国際交流財団の指定管理業務の中でやっていただく、そういうふうに考えております。レストラン事業者等の選定についても、指定管理者側で行っていくということにこれから変えていこうと思っています。  先ほど申しましたとおり、より魅力のあるレストランというものを我々としては期待しておりまして、そういう意味でこの大規模改修に合わせて少しお金をかけて工事をしようというのが考え方でございます。今、どういう飲食の形態がお客様に受けるのかというような調査もしながら考えております。  厨房機器の撤去、それからクリーニングについてのご質疑ですが、確かに厨房機器全撤去となりますと、次に入ってくる業者さんが投資をかけなければいけないということになろうと思います。今、設計を進めているところですが、当初はある程度撤去してもいいのかなというふうに考えていたんですけれども、レストラン事業者さんの負担という部分も確かにありまして、どの備品を撤去しようかというのは、今、設計の中で検討しているところでございます。 ◆熊沢 委員 レストラン事業者が決まる前に撤去をするということなんですか。それとも、レストラン事業者が決まってから撤去をするんですか。その辺が、次に入る人との相談をしたほうが無駄がないのかな。ただ、一方で、きのうの駐車場は公平性を期すために1回全部更地にしますみたいな、タイムズの件で言っていたりしたんですけれども、結局それはなくなったようですが、公平性を期すためにはスケルトンにしたほうがいいという部分も一方で考え方として市は持っているのかなというのもあるんですが、その辺のことはどうなんでしょうね。
     契約は、今までは市民ホールを利用している人しか使ってはいけませんという契約だったんですって。対象にやってくださいと。新庁舎が移ったとしても、それはそういう契約だったんですけれども、今回は新しく、市民ホールのレストランだけれども、地域の方々も使えるようなレストランという形で、市民ホールに来た方ではなくて、そのレストランにわざわざ来るというような感じでも、魅力あるというのはそういうことも考えられて、想定をされているということなんですか。今の事業者はかえるということなんですか。 ◎文化振興課長 厨房機器については、かなり残すような形になろうかと思います。財団のほうでプロポーザルという形で事業者を選定していくことになろうかと思いますが、事業者が決定したときに、その事業者の業態に合わせて、必要なもの、不要なものが出てこようかと思うので、そこは事業者さんの考えを聞いてという形になろうかと思います。  それから、地域の方も使えるレストランなのかというお尋ねですが、まさにそういうことを考えておりまして、市役所に訪れる市民の方、周辺のオフィスの方等々にも使っていただけるようなレストランになりたいというふうに思っております。  そういう意味では、今の飲食業者がそのまま入るかどうかというのは、プロポーザルをやりまして、その結果ということになろうかと思います。 ◆熊沢 委員 ぜひ、今の契約が本当にすごく縛られていて、なかなかやりにくいという声も聞いていたし、利用者側も本当に使いづらいというのがあったので、その辺のことは、今までの契約をしっかりと見て、直すべきところは直して、きちんと改修して、これからいいようにと。これだけ長い時間かけて閉めて改修していくので、そういうことも踏まえてやってもらえればなと思います。  あと、一方で、前から市民ホールはよく利用はされているんですけれども、文化交流センターなんかは、あそこのレストラン、仕出し屋さんを頼むと、ホールの利用料が無料になる、会議室の利用料が免除になって、その分、あそこに入っている業者さんの、パーティーをやればなるというシステムがあるので、多分、市民ホールはそういうふうになっていない部分があると思うので、市民ホールの会議室とレストランがうまく連携して、パーティーじゃないけれども、そういうものもできるような、今までと違った形でやっていけるような市民ホールにしてもらえればなと。  市民ホールは、建てかえができないという縛りがあるので、修繕をしていくしかないというのが難しいところだと思うんですけれども、ぜひやってもらえればと思いますので、よろしくお願いします。 ◎文化振興課長 委員おっしゃるように、本当にいいレストランにしていきたいと思っております。  会議室を借りていただく団体の方だとか、ホールで事業をされている方が、レストランも使っていただくような、そういう柔軟な利用というところも意図しまして、レストランの運営自体を指定管理の業務に加えるというふうに考えておりますので、パーティーとか、あとはケータリングサービス等々も積極的に仕掛けていけるような事業者を期待しているところでございます。 ◆田中 委員 「予算概要」の174ページ、学校施設開放費の中で夜間校庭開放のナイター設備が今1校と書いてあるんですけれども、これは近隣の住民の方の理解を得るのは難しいと思っているんですが、今後ふやしていくという方向性はあるのでしょうか。お願いいたします。 ◎スポーツ振興課長 現在、本当に1カ所しかまだ利用できるところがありませんので、市内数カ所をできるように、住民の方の理解が得られるように、説明をして設置していきたいというふうに考えております。 ◆おく 委員 「予算概要」172ページの球場・コート費1,179万3,000円です。ここで成瀬クリーンセンターテニスコート年間利用者数9万295人となっております。ここは、成瀬地域の人から、このテニスコートはかなり荒れているということで、維持管理のあり方はどのようにしているのかと聞かれたんですけれども、この辺はいかがでしょうか。たしか指定管理者が入っているんですよね。 ◎スポーツ振興課長 今ご指摘のように、町田市が指定管理者制度を利用して、テニスコートの管理については専門の方に入っていただいています。私たちのほうでも、週に1遍、事務の打ち合わせなどをしております。一部、砂入り人工芝のほうの機能というんですか、人工芝自体が靴ですれて大分短くなってきてしまっているというような状況もあって、その人工芝メーカーといろいろ話をしたところ、リコールの商品に該当するということで、ことしの初めに全て入れかえました。というぐらいに、材質の悪い人工芝が入っていた事実がございました。しかし、今、新しいものに入れかえまして、砂入り人工芝のほうも人気があり、なかなか予約がとれないような状況もあるようですので、指定管理者とよく調整をしながら、今後もよりよい利用ができるように調整をしていきたいと思います。 ◆おく 委員 今、リコールという言葉が出たので確認しますが、それはこちらの持ち出しはなしということで、全面的に業者が張りかえてくれたということでいいのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 はい。そのとおりでございます。 ◆おく 委員 わかりました。  「予算概要」168ページの鶴川緑の交流館費というところです。これは先ほど市民部のほうでもちょっと言ったんですけれども、雪害に応じて、実はここの交流館の外形がかなり、斜度が急なので、雪がすぽおんと、おっこってくるということで、下を歩いている方々にぶつかりそうになるというか、そういうことが何かたびたびあったみたいです。僕もこれはまた聞きで申しわけないんだけれども。  ただ、あそこの外形からいくと、雪どめがないから間違いなく落ちるだろうなと思いますので、この辺のことをどのように考えていくかという課題が出てくるんですけれども、今何か考えていることがあれば教えていただきたいと思っております。 ◎文化振興課長 あの大雪のときですが、ちょうど私も和光大学ポプリホール鶴川の現場にいまして、雪がぼとぼと落ちる様子は見ております。今、工事業者さん等にちょっと現場を見ていただいて、何か手としてできるのかということで相談等もしております。ただ、屋根の構造がなかなか複雑で、確かに急だということで、今、具体的にこういう方策で対応するというところまで至っていないんですが、状況としては理解しておりまして、専門の工事業者と相談をしているところです。そんな中で何かしらの対応ができればと考えています。屋根の構造的に簡単にできるものではないということで、ちょっと難しい部分もあるのかと考えております。 ◆おく 委員 これについては賠償問題に間違いなく入りますから、雨だったらあれですけれども、雪で固まってくると、今おっしゃったとおり危険なんですけれども、当時、この工事を請け負ったのは東急建設でしたか。東急建設との話し合いみたいなものはでき上がって、何かその辺で話し合いはされたとか、そういうものはあるんですか。 ◎文化振興課長 東急建設さんとの話はしておりません。建築の業者さんに何かやりようはないのかということでご相談をしているところでございます。 ◆おく 委員 ということは、1歩も2歩も前に進みながら、改善の方向に行くということで考えてよろしいんでしょうか。 ◎文化振興課長 そういう方向では考えております。ただ、屋根の構造的にこういうものをつければできるとかと、工事業者さんに聞いてもなかなか難しそうでございまして、具体的に今こういうことができるというところまではちょっとお話しできないんですけれども、この間はカラーコーン等で通行の危険がないようには処置をしたんですが、どういう対策がとれるかというところもあわせて考えていきたいと思っています。 ◆おく 委員 そこまでしか答弁できないのかもしれませんけれども、正直なところ、この季節が来るとこうなるんだということが今回わかったわけなので、ひとつよろしくどうぞ、進めてください。お願いします。 ◆白川 委員 「予算概要」168ページの鶴川緑の交流館費なんですけれども、ネーミングライツの収入は当然こういう形で入ってくるんですけれども、やっぱりいまだに名称が定着――している人にはしているとは思うんですけれども、いまだに和光大学の持ち物だと思っている人も結構いらっしゃると思うんですが、そこの周知徹底の観点は、今どういう状況なのでしょうか。 ◎文化振興課長 和光大学ポプリホール鶴川ということで、なかなか、市の施設ではないんじゃないのみたいな声もあるというのは聞いております。名前は名前として、施設にはいろんな形で多くのご利用をいただきたいと思っていますので、施設のPR等々をこれからもして、多くの方に知っていただけるようにしていきたいと思っています。 ◆白川 委員 近場の人はある程度わかりますが、ちょっと離れた町田市民の人とかでも、やっぱり使う機会は当然あると思うんですけれども、そのあたりがなかなか。何かあそこはいつもあるけれども、あれは和光大学の持ち物じゃないんだみたいな、そういう形の捉え方が多いというのはすごく感じるので、あそこは町田市の施設なんだよというPRというか、そこの方法――今までいろいろやっていたりはするんですけれども、今後何かそういう方針があれば教えていただきたいんです。 ◎文化振興課長 ちょうど今、壁面プロデュースということで、市民の方がつくった作品を3階に展示はしております。そういうものを地域のタウン紙に取り上げていただいたりとか、そういうことでいろんな仕掛けをしながら、メディア等にも取り上げていただけるようなことはかなり効果があるのかと思っておりますので、そういうところとか、あとはいろんな知恵を絞りながら、具体的な策を講じていきたいと思っています。 ◆白川 委員 あと、「予算概要」167ページの市民ホール費ですけれども、修繕費がかかってしまうのは仕方ないんですけれども、当初は実際幾らで建設して、これまでの修繕費とかがわかれば教えていただきたいんですけれども、すぐ出なければあれなんですけれども。すぐには出ないですかね。 ◎文化振興課長 竣工40年を経過しておりまして、これはもともと民間の持ち物だったものが今、市民ホールになっているということです。ちょっとそこの数字的には……。 ◎文化スポーツ振興部長 1977年に建物をもらいまして、そのときに市民ホールに改造した経費が10億3,000万円、それで、その経費も含めて今まで25億8,000万円ぐらいの修繕等をしているということです。もちろん、先ほど課長が熊沢委員の質疑に答えたその経費も含めての数値です。 ◆白川 委員 ということは、先ほど3点ぐらい大きい修繕の話をされていたと思うんですけれども、ある程度それが本当に大きなもので、それより前はそこまで大きな修繕はなかったということなんですか。 ◎文化スポーツ振興部長 先ほど課長が答えたのが、休館してする大きい工事ということです。あと、私が言っている中には、休館はしないで運営しながらやった工事も含めての数字です。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって文化スポーツ振興部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告((仮称)町田市立国際工芸美術館整備基本計画書(素案)について) ○委員長 行政報告、(仮称)町田市立国際工芸美術館整備基本計画書(素案)についてを議題といたします。本件について、担当者の報告を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 (仮称)町田市立国際工芸美術館整備基本計画書(素案)についてご報告いたします。  2013年4月に(仮称)国際工芸美術館整備基本計画検討委員会を設置し、国際工芸美術館整備に向けた基本計画の検討を進めてまいりました。この美術館整備につきましては、平成25年6月の文教社会常任委員会において、それまでの検討の経過や基本計画策定に向けた基本的な考え方と進め方について報告させていただいたところですが、このたび、基本計画書(素案)という形で取りまとめさせていただきました。今回、その概要と今後の進め方についてご報告させていただきます。  詳細については担当よりご報告いたします。 ◎文化振興課長 (仮称)町田市立国際工芸美術館整備基本計画書(素案)の概要と今後の進め方についてご説明申し上げます。  資料として、計画書(素案)とその概要版をお配りしておりますが、概要版に沿ってご説明いたします。  2ページ目、1、基本計画の策定にあたってとして、美術館整備に向けた背景や狙いなどを取りまとめてございます。町田市立博物館には、ガラス、陶磁器を中心としたすぐれたコレクションを有しておりますが、駅から遠いという立地から、多くの方に展示を見ていただくという部分でなかなか厳しい状況がございます。そのような状況を踏まえ、現市立博物館の所蔵品であるガラスと陶磁器を中心とした工芸美術館を芹ケ谷公園の国際版画美術館に隣接する形で整備し、有効活用を図っていくということがこの整備事業の大きな目的の1つであります。また、国際版画美術館との相乗効果でその一帯に美術ゾーンを形成し、芹ケ谷公園の魅力向上や、中心市街地との連携による町の魅力向上につなげていこうということがもう1つの大きな狙いであります。  次に、2、建設候補地ですが、国際版画美術館東側の旧町田荘跡地と北側の樹林地とを候補地として比較検討し、国際版画美術館北側の樹林地が建設地としてふさわしいとの結論を得ました。考え方としては、町田駅からの来館者にとってのアクセス性や回遊性を最も重視するということがポイントとなっております。  概要版4ページに参ります。3、美術館の事業活動の基本的な考え方と、概要版7ページ、4、施設計画に向けた基本的な考え方では、事業活動を踏まえた施設計画の基本的考え方を取りまとめてございます。  展示事業については、所蔵品の常設展示とさまざまな企画展示を行うことで考えており、100平米の展示室を5部屋設けることとしました。その他、体験工房や収蔵庫などを含め、約3,000平米の規模となる予定です。  整備に向けた今後の進め方ですが、この国際工芸美術館整備を見据えて、芹ケ谷公園全体のあり方について構想を取りまとめていきます。この芹ケ谷公園の全体構想を踏まえ、具体的な施設の設計に取りかかっていきたいと考えております。よって、当初、着工時期については2016年度と考えておりましたが、現段階ではもう少しおくれることとなる見通しでございます。  なお、この整備計画書(素案)については、今月、3月下旬に公表し、1カ月間、市民からの意見募集をし、5月に最終取りまとめをしていきたいと考えております。  以上、(仮称)町田市立国際工芸美術館整備基本計画書(素案)についてのご報告とさせていただきます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆おく 委員 教えてください。博物館という私たちのイメージと、この工芸品、陶磁器だとかガラス、これは博物館の中に本来置いておくというイメージよりも、まさしくこれは工芸館のほうがいいのかと思うわけなんですけれども、従来からこの町田市立博物館はこういう工芸品を集めていたということでよろしいんですか。 ◎文化振興課担当課長 今のご質疑ですけれども、博物館では、1984年にガラス工芸品の収集を開始しております。また、1987年に市内の方より、印判手の陶磁器1,387点を受け入れました。ここから陶磁器の収集が始まっております。これまでに相当数の作品を収集しております。 ◆おく 委員 済みません、もう1度、1987年に何千点と言われましたか。もう1度聞いていいですか。 ◎文化振興課担当課長 1984年にガラス工芸品の収集を開始しましたけれども、このときの点数は、今ちょっと手元に数字がございません。1987年に寄贈を受けまして、この点数が1,387点、それ以降、1990年や1992年にも寄贈がございまして、1990年は約600点弱、同じ年にやはり陶磁器が600点強、寄贈をされていまして、その後にも寄贈、購入を続けております。 ◆おく 委員 そうすると、これらのかなりの量ですね。3,000点近いものになるのかどうかでしょうけれども、このコレクションは管理はどこで今までされていたんですか。 ◎文化振興課担当課長 こちらの収集品は、全て博物館の収蔵庫に保管してございます。 ◆熊沢 委員 そうすると、博物館のガラス部分とほかの部分とを分けて、考古、歴史、民俗資料部分とを分けると、博物館は残るんですか、残らないんですか。 ◎文化振興課長 現市立博物館には、美術品の収蔵品と、もう1つ、歴史、民俗、考古資料と、大きく分けて2つの資料を所蔵しております。美術系の資料に関してはこの工芸美術館で活用していきたいというのが1つです。それから、もう1つの歴史、民俗、考古に関する資料については、今、どういう活用がふさわしいかということで、庁内で検討しているところでございます。  その歴史、民俗、考古資料をどういうふうに活用していくのかという検討の中で、今の本町田の市立博物館の存続についても結論を得ていきたいと思っております。 ◆熊沢 委員 そもそも何で博物館がガラス工芸品を収集し始めたのかが疑問があるんですが、それを今さら言っても仕方がないことなので、ただ、一方で、博物館には歴史的なもの、もともとあそこに博物館があるのは、藤の台団地を開発した際に隣に縄文の遺跡公園もありますから、その辺でいろいろなものが出てきたことによって、あそこで博物館をやったという経緯があるかと思うんです。なので、やはりガラスとか陶磁器の収蔵品だけではなく、一方の歴史的なものの収蔵品もかなり寄贈を受けたりとかして多くあるかと思うんです。それもある程度生かすことも重要なのではないかなと。  町田の歴史を知るためには、大変申しわけないですけれども、町田にガラス文化があるわけでもないし、陶磁器文化があるわけでもないので、はっきり言うと、こっちよりも私としては、町田市の歴史を知るようなことのほうが重要なのではないかなと。  まして、あそこの立地は、皆さん、何であんなところに博物館がというのは、今説明したように、多分、そこから出てきたからあそこにあるというのがあるので、その辺の立地的なことも考えて、博物館のことは置いていかないでほしいと思うんですが、どうなんですか。 ◎文化振興課長 美術系の資料については工芸美術館で活用するということで、美術館は都内近郊でも数多くあります。そういう中で、美術館として特徴を持たせるだとか個性を持たせる、そういうものが多くの方に注目を集めるには必要だと考えておりまして、そういう意味でガラス、それから陶磁器を中心とした工芸美術館をつくろうと考えているところでございます。  歴史、民俗資料についても、今、有効活用していきたいというふうには考えております。ただ、今の市立博物館はやはり立地が、駅からかなり遠いという状況がございまして、なかなか多くの人に来ていただくという状況に至っておりません。そういう意味で、有効活用していきたい。多くの方に歴史、民俗資料についても見て、触れていただきたいというふうには考えておりして、その反面、今の立地がかなり厳しいというところもございまして、そういうところを踏まえて、本当にどういう方法が今後の活用として一番いいのかというのが、まさしく庁内での大きな検討課題となっております。 ◆熊沢 委員 立地の件は、あそこにある意味というものを私は今説明したつもりなのに、あそこは不便だからあそこじゃないところみたいな話をされたんだけれども、町田に何でそんなに歴史的なものが出土したかというと、団地ができてきて、その団地の開発、藤の台団地だけではないですけれども、山崎団地、木曽団地があって、歴史的なものが出てきて、それで博物館ができているというのがあるので、アクセスがいいところに、じゃ、そのまま博物館をぽんと移す。だったら、また芹ケ谷公園の中にもう1個つくるのか。芹ケ谷公園だったらアクセスがいいから、じゃ、そこに、国際工芸美術館の隣ぐらいにつくるというのだったら――まあ、いいわけじゃないですけどね――というのならわかるけれども、またそれはそれで、また別にとかというと、何かよくわからないなというふうになってしまうんですが。  今回は国際工芸美術館のことなので、余り博物館のことはあれなんですが、ただ、今、本町田、薬師池という形で市長が緑の散策とか、人が集まる、回遊できるような形となると、あそこには遺跡公園があって、おりていくとせせらぎ緑道があって、そのまま薬師池に歩いていける。ひなた村もあってという中で、人が歩いて散策するには十分な立地だと思うんですよね。それを、アクセスが悪い、何というのは違うんじゃないかな。  玉川学園駅からは歩ける部分だし、結構歩いている人もいるので、遺跡公園を動かすわけにもいかないでしょうし、だから、あそこの立地でいかに、どうやって人が集められるようになるのか、魅力があるのか。立地の意味も考えて、検討の中に課題、移動することを考えないで、それを考えてもらえればなと思います。  もう1個、この国際工芸美術館を芹ケ谷公園の中につくるんですか。公園の中にこういうものをぽんとつくることが可能なものなんですか。今までだって、なかなか難しいと思っていたんですが、市がつくると簡単につくれるんですか。 ◎文化振興課長 まず、今の芹ケ谷公園の中につくるのかという部分では、芹ケ谷公園の中につくります。当然、都市公園でありますので、公園施設という位置づけの中でつくっていくことになろうかと。版画美術館が、今、芹ケ谷公園の区域の中にありますけれども、それと同じということで、公園の中につくります。  それから、本町田の博物館については、本当に今、庁内で検討しておりますので、そういうご意見も踏まえながら、いろんな角度から考えて、結論を得ていきたいなというふうに思っております。 ◆熊沢 委員 何でこの場所は、アクセスがすごく悪い――このいただいた地図を見せていただいているんですけれども、想定アクセスルートとあるんですが、アクセスが歩くにも結構距離がある部分はあるんですが、その辺はどういうふうに想定されて、ここにつくるというのを考えられたんですか。高低差がある、何があると。 ◎文化振興課長 駅からの徒歩のアクセスというものを考慮して、今、地図でお示ししている場所を建設候補地というふうに考えております。中心市街地からのお客様を受けとめるというんですか、入り口を中心市街地のほうに向けたいというふうに考えております。  候補地はちょうど斜面地になっておりまして、その斜面を生かした形で構造物をつくっていこうと。そうしますと、施設が持つエレベーターなんかが自由通路的な、例えば芹ケ谷公園に来る人、版画美術館に行かれる方も使えるような、そういうイメージで今の場所を選んでおります。  そういう意味で、芹ケ谷公園の高低差の件に関してはいろんなところでご指摘をいただいておりますが、その辺は少し解消していけるのかなというふうに考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市スポーツ推進計画の策定について) ○委員長 行政報告、町田市スポーツ推進計画の策定についてを議題といたします。本件について、担当者の報告を求めます。 ◎スポーツ担当部長 町田市スポーツ推進計画の策定についてご報告いたします。  本計画は、2011年8月に施行されたスポーツ基本法及び2013年4月に施行された町田市スポーツ推進条例の理念に基づき、スポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進するために策定したものでございます。  計画の策定に当たりましては、有識者やスポーツ関係団体の代表、市民等から成る町田市スポーツ推進審議会に審議をお願いし、このたび、審議会からの答申を受け、町田市スポーツ推進計画として策定いたしました。計画の内容につきましては、担当よりご説明申し上げます。 ◎スポーツ振興課長 それでは、町田市スポーツ推進計画の内容についてご説明申し上げます。  本計画では、町田市スポーツ推進条例にて定めました3つの基本理念に基づきまして、目指すべき将来の姿を「スポーツで人とまちが一つになる」と設定いたしました。また、市民スポーツの普及・推進とトップスポーツ支援を両輪といたしまして、その土台となるスポーツ環境の整備とともに、これらの3つをスポーツ推進戦略と定めまして、スポーツの拡大を図ることとしております。  3つのスポーツ推進戦略に基づきまして、5つの施策と、その下により具体的な推進施策を設定し、展開してまいります。重点施策としまして、健康づくりと連携したスポーツの推進や、まちだ地域スポーツクラブモデル事業の推進、スポーツを通じたシティセールスの推進、オリンピックキャンプ地招致、総合的なスポーツ情報発信力の強化などを掲げてございます。  計画期間は、2014年度から2018年度までの5年間としております。今後は、この町田市スポーツ推進計画に基づきまして、町田市のスポーツ推進を進めてまいります。  なお、本計画に定めました推進施策を着実に推進していくため、具体的な事業を示すアクションプランを別に作成いたします。  以上、町田市スポーツ推進計画についてのご報告でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後5時42分 休憩
               ―――◇―――◇―――              午後5時43分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(損害賠償請求訴訟の提起に関する経過について) ○委員長 行政報告、損害賠償請求訴訟の提起に関する経過についてを議題といたします。本件について、担当者の報告を求めます。 ◎スポーツ担当部長 損害賠償請求訴訟の提起に関する経過についてご報告いたします。  前回、12月の町田市議会定例会で議決をいただきました小山スポーツ広場用地改修工事請負契約の契約解除に伴う損害賠償請求訴訟の提起に関し、その後の状況についてご報告をいたします。  まず、前回の定例会で議決いただきました訴訟提起の内容について簡単にご説明しますと、小山スポーツ広場の地権者の1人の方から土地返還要求により市が原状回復義務を履行するために契約締結した小山スポーツ広場用地改修工事請負契約が、その方とその子息からの工事施工方法等に関する過剰な要求により契約解除に至り、これに伴い、市が請負業者に支払った損害賠償金相当額をその方とその子息に求めるというものでございます。  12月定例会後の状況ですが、顧問弁護士と、12月定例会でお示しした内容をもとに、訴訟資料の補強など訴訟提起の準備を進めております。過剰要求の実態について、新たに把握できた内容についても追加資料として収集しているため、当初の予定より少しお時間をいただいておりますが、今後、準備が整い次第、速やかに訴訟を提起してまいります。  今回は、訴訟提起の準備中ということで、詳細をお伝えできる状況にはございませんが、来るべき時期がまいりましたらまたご報告したいと考えておりますので、ご理解のほどお願い申し上げます。  以上、損害賠償請求訴訟の提起に関する経過についてのご報告とさせていただきます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  本日はこれをもって委員会を閉会いたします。              午後5時45分 散会...