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平成23年決算特別委員会(9月)−09月21日-07号

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  1. 町田市議会 2011-09-21
    平成23年決算特別委員会(9月)−09月21日-07号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    平成23年決算特別委員会(9月)−09月21日-07号平成23年決算特別委員会(9月) 決算特別委員会記録 1.日 時  平成23年(2011年)9月21日(水)午前10時 1.場   所  第1委員会室 1.出 席 者  委員長 市川勝斗  副委員長 戸塚正人          委 員  渡辺厳太郎  松岡みゆき  佐藤和彦               おく栄一  上野孝典  佐藤伸一郎               殿村健一  おさむら敏明 1.出席説明員  会計管理者          経済観光部次長 建設部長 小畑建設部次長 藤谷建設部次長          都市づくり部長 開発調整担当部長 楠都市づくり部次長          沖都市づくり部次長 鈴木都市づくり部次長 上下水道部長          水道事業担当部長 上下水道部次長          その他担当管理職職員
    1.出席議会  議 事 係 佐藤三徳 担   当 重田 淳   事務局職員 速 記 士 三階佳子(澤速記事務所) 1.事   件  別紙のとおり                午前10時 開議 ○委員長 ただいまから決算特別委員会を開会いたします。  認定第1号 平成22年度(2010年度)町田市一般会計・各特別会計決算認定についてを議題といたします。  建設常任委員会所管分の審査を行います。 △建設部所管部分 ○委員長 一般会計のうち、建設部所管分を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎建設部長 それでは、平成22年度(2010年度)町田市一般会計決算のうち、建設部所管分についてご説明申し上げます。  まず、歳入でございます。  決算書35、36ページをお開きください。  第12款、分担金及び負担金、項の1、負担金、目の2、土木費負担金、節の2、道路橋梁費負担金は、町田392号線築造事業の電線共同溝工事に伴う占有企業者からの負担金でございます。  続きまして、39、40ページをお開きください。  第13款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の6、土木使用料、節の1、道路占用料は、東京電力、東京ガス、NTT等の電柱、架空線、地下埋設物等の占用料でございます。  その下の節の2、水路占用料は、排水施設、出入り口用の通路、橋梁、電柱、架空線などの水路の占用料でございます。  収入未済3,120円は、郵送、電話及び訪問による督促を試みたものの連絡がとれず、納付されなかったものが1件でございます。  続きまして、45、46ページをお開きください。  項の2、手数料、目の4、土木手数料、節の1、土木管理手数料の備考欄の1段目、道路管理課分は、屋外広告物許可申請手数料でございます。  その下の道路用地課分は、境界図等の証明手数料と境界図複写等の交付手数料でございます。  その6つ下の節の7、放置自転車等移送料は、自転車2,985台、原動機付自転車63台、合計3,148台分の移送料でございます。  続きまして、51、52ページをお開きください。  第14款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の4、土木費国庫補助金、節の7、社会資本整備総合交付金の備考欄の3段目、道路用地課分は、狭隘道路拡幅整備工事費を対象とした補助金でございます。  その下の道路整備課分は、鶴間の都市計画道路3・4・37号、金森の都市計画道路3・4・34号、南町田駅北口広場、相原駅西口広場の築造事業に対する国庫補助金及び狭隘道路整備等促進事業補助金として、生活道路を対象とした補助金でございます。  その下の道路補修課分は、橋梁維持事業費として、子の神橋の橋梁補修工事を対象とした補助金でございます。  収入未済額2,120万3,000円のうち、建設部分として1,400万3,000円は鶴間の都市計画道路3・4・37号線の物件移転補償において、移転先の建物が完成しなかったなどの理由から、年度内の移転が困難となり繰り越ししたものでございます。  次に、57、58ページをお開きください。  第15款、都支出金、項の2、都補助金、目の1、総務費都補助金、節の2、繁華街等における体感治安改善事業費補助の備考欄の3段目、道路管理課分は、町田駅周辺において旧型の街路灯を新型に交換する事業に対して東京都からの補助金で、2分の1の補助率でございます。  67、68ページをお開きください。  目の7、土木費都補助金、節の1、道路橋梁費補助のうち、備考欄の1段目の道路管理課分は、交通安全施設等整備事業に対する東京都の補助金で、3分の1の補助率でございます。  その下の道路整備課分は、相原駅周辺の堺853号線ほか、9路線の道路の用地費及び物件補償費、工事費などの事業費に対する補助金でございます。  その下の道路補修課分は、町田437号線の道路舗装改良工事に伴う補助金でございます。  その下の道路整備課分は、堺853号線ほか、3路線の道路の用地費及び物件補償費、工事費に対する補助金で、2009年度からの繰越分でございます。  収入未済額442万1,000円は、道路築造工事において、震災の影響により資材の調達及び燃料の確保が困難となり、年度内の工事完了ができなかったこと及び物件移転補償において移転先の確保に時間を要したなどの理由から、年度内の移転が困難となり繰り越したものでございます。  次の節の2、都市計画費補助のうち、備考欄の1段目の道路整備課分は、鶴間の都市計画道路3・4・37号、金森の都市計画道路3・4・34号、南町田駅北口広場、相原駅西口広場の国庫補助金に連動する都補助金分及び南町田駅北口広場、相原町の都市計画道路3・4・49号の都単独補助分でございます。  その下の道路整備課分は、相原町の都市計画道路3・4・49号の物件移転補償の2009年度からの繰越分でございます。  収入未済額1,015万4,000円は、鶴間の都市計画道路3・4・37号、南町田駅北口広場、都市計画道路3・4・49号の物件移転補償において移転先の確保に時間を要したことにより、年度内の移設が困難となり繰り越したものです。  2つ下の節の4、国土調査法事務費補助は、法に基づく地籍調査及び都市再生地籍調査事業に対する補助金でございます。  73、74ページをお開きください。  ページの一番下の目の5、土木費委託金、節の1、屋外広告物事務委託金は、屋外広告物許可事務に対しての東京都からの事務委託金でございます。  次に、77、78ページをお開きください。  第16款、財産収入、項の2、財産売払収入、目の1、不動産売払収入、節の1、土地売払収入の備考欄の2段目、道路整備課分は、相原町の都市計画道路3・4・47号線の代替地売り払いの代金でございます。  続きまして、ページ下の第17款、寄附金、項の1、寄附金、目の2、指定寄附金、節の1、指定寄附金の備考欄の2段目、道路管理課分は、路上放棄車の処理に要した費用について、路上放棄車処理協力会より寄附をいただいたものでございます。  次に、83、84ページをお開きください。  第20款、諸収入、項の4、受託事業収入、目の3、土木費受託事業収入、節の1、道路復旧監督事務受託収入は、東京電力、東京ガス、NTTなどからの監督事務委託料でございます。  収入未済額9万2,205円は、再三、電話と文書で催促、督促するものの、納付されなかったものが3件でございます。なお、3件のうち2件につきましては、本年度既に納付が行われております。  その下の節の2、道路整備事業受託収入は、みちづくり・まちづくりパートナー事業における木曽東の都市計画道路3・4・38号の設計、物件調査、土地鑑定評価の委託料として、また、すいすいプラン推進事業における滝ノ沢西交差点の用地費、物件移転補償費の東京都からの事業受託収入でございます。  収入未済額351万3,000円は、すいすいプラン推進事業の物件移転補償において、移転先の確保に時間を要したことにより、年度内の移転が困難となったので、繰り越したものでございます。  次に、87、88ページをお開きください。  項の6、雑入、目の6、雑入、節の1、雑入、備考欄の2、上から5段目、光熱水費使用料の道路管理課分は、周辺関連建物との管理協定締結によるペデストリアンデッキなどの電気使用料負担金収入でございます。  その下、道路補修課分は、土木サービスセンターの光熱水費のうち、町田市資源協同組合が使用した電気料、上下水道料の負担金収入でございます。  続きまして、備考欄の4、複写機等使用料の13段目、建設総務課分は、来庁者用のコピー機の使用料でございます。  91、92ページをお開きください。  備考欄の55、光熱水費返還金につきましては、誤って請求のあった過年度電気料についての返還金でございます。  93、94ページをお開きください。  備考欄の101、施設管理負担金は、町田市資源協同組合が使用している土木サービスセンターの清掃料、機械警備委託料及び空調機取りかえに伴う施設修繕の負担金収入でございます。  その3つ下、備考欄の108、和解解決金の2段目、道路整備課分は、原町田の都市計画道路3・3・7号築造事業における賃借権不存在確認請求事件の和解金でございます。  その2つ下、備考欄114、自転車売払代は、撤去自転車について合計530台を売り払いしたものでございます。  95、96ページをお開きください。  中ほどの備考欄の170、自転車駐車場運営費清算金は、自転車駐車場指定管理者から、協定に基づく管理運営経費を上回った利用料金収入の50%と、駐車場用地賃借料が清算金として納入されたものでございます。  次に、99、100ページをお開きください。  第21款、市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の1、道路整備事業債は、新庁舎周辺道路の町田78号線ほか7路線の用地費と補償費及び工事費に対する市債でございます。  その下の節の2、都市計画事業債の備考欄の1段目、道路整備課分は、相原町の都市計画道路3・4・49号線及び中町の都市計画道路3・4・33号線の用地費と補償費に対する市債でございます。  以上が歳入分でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  209、210ページをお開きください。  第8款、土木費、項の1、土木管理費、目の1、土木総務費のうち、主なものをご説明いたします。  備考欄の2、道路管理費の2番目、公共サイン整備事業は、6地点の信号機に地点名標識を18枚設置したものでございます。  その4つ下、道路付帯設備管理事務は、JR町田駅南口、成瀬駅、相原駅、ペデストリアン3号デッキ、町田バスセンターのエレベーター、エスカレーターの操作、警備、メンテナンス、清掃の委託料が主なものでございます。  その2つ下、政策的事業の公共サイン整備事業は、中心市街地の公共施設など、主要施設を案内するため、案内板を2カ所、3基設置したものでございます。  次に、備考欄の3、用地管理費の2つ目、道路等境界管理事務は、市が築造した道路で境界図、管理台帳が整っていない路線の調査、測量、境界図、道路台帳図の作成及び境界復元作業を行ったものです。  その下、地籍調査事業は、大蔵町の一部において、民地を含む一筆調査を行うための調査、測量が主なものでございます。  続きまして、211、212ページをお開きください。  備考欄の境界確定整備事業は、1路線分の道路境界確定測量業務委託でございます。  その下、道路用地課システム管理事務は、道路情報を一元化し、情報を効率的に活用するため、道路情報管理システムの構築とシステム導入に関する支援等の委託料でございます。2010年度にシステム構築を終了し、2011年4月に稼動しております。  続いて、項の2、道路橋梁費、目の1、道路橋梁総務費のうち、主なものをご説明いたします。  備考欄の2、私道等整備費の1段目の私道等整備事業は、4カ所、延長85.5メートルの私道の側溝及び道路舗装等整備費用の補助でございます。  その下の私道移管事業は、13カ所、延長984メートルについて、私道移管に要する図書作成費用の補助でございます。  その下の備考欄の3、狭あい道路整備費の狭あい道路拡幅事業は、狭隘道路拡幅整備測量嘱託登記等業務委託を96件、整備工事を15件、拡幅整備助成金を16件及び奨励金9件が主なものでございます。  その下、中心市街地整備補助事業は、市街地内のセットバック分、4件、面積33.6平方メートルの整備補助でございます。  その下の流用は、近年のゲリラ豪雨の対応に加え、想定外の道路陥没など、緊急性の高い要望が大幅に増加したことから、同目・工事請負費などから、同項・目の2・道路維持費・需用費・修繕料へ流用をしたものです。  続きまして、目の2、道路維持費のうち、主なものをご説明いたします。  備考欄の2、1つ目、道路維持費の道路維持事業は、南1,633号線道路修繕など、道路の補修工事や応急修繕を282件行ったものです。  213、214ページをお開きください。  備考欄6つ目、ペデストリアンデッキ大規模修繕事業は、ペデストリアン3号デッキパネル補修工事の設計業務委託料及び町田バスセンター西1号デッキの耐震補強工事の設計業務委託料と町田横断歩道橋補修に伴う事業費でございます。  その下、街路樹等育成事業は、植樹ます除草、街路樹、尾根緑道等の低木の刈り込み、中高木の剪定、植え込み地の除草、清掃等を行ったものでございます。  次に、備考欄3、道路補修費の1つ目、道路等清掃事業についてご説明いたします。  1番目の町田駅前総合清掃業務委託は、ペデストリアンデッキの日常清掃、天井ルーフ清掃、床や壁面の洗浄清掃、バスアイランド内ガードフェンスの清掃、三塚交差点手前から市民ホール前までの車道を機械による路面清掃を行ったものでございます。  2番目の路面清掃業務委託は市内バス路線のうち、市道部分71路線、延長約137キロメートルを機械による路面清掃を行ったものでございます。  3番目の駅前清掃業務委託は、町田駅前歩道、原町田自由通路、成瀬駅前、鶴川駅前、多摩境駅前、つくし野駅前、すずかけ台駅前の清掃を毎週月曜日から土曜日に行ったものでございます。  4番目の側溝清掃業務委託は、忠生地区を中心に、排水管及び側溝のしゅんせつを延べ延長で1,000メートル、集水ます等のしゅんせつを887カ所実施しました。  5番目、恩田川・境川・鶴見川自転車歩行者道路草刈委託は、町田市が河川占有許可を受けている自転車歩行者道路について草刈りを行ったものでございます。  6番目、産業廃棄物処分委託「汚泥ゴミ」は、町田駅前路面清掃ほか路面清掃、道路清掃業務、側溝清掃に伴う汚泥ごみ約325トンの処分委託料でございます。  7番目の水路草刈業務委託は、市内全域の建設部管理の水路について草刈り等を行ったものでございます。  8番目の道路清掃業務委託は、単価契約による緊急要望対応の清掃委託で340カ所を実施いたしました。
     最後、9番目の道路用地・代替地等草刈委託は、市内35カ所の道路用地の草刈りを実施したものでございます。  その下、道路維持補修事業は、直営で行う道路の補修用材料アスファルト、グレーチング、道路反射鏡の部材等の原材料購入費と交通誘導員の委託料が主なものでございます。  その下、町田駅前等公衆トイレ管理事業の主なものは、公衆トイレの機械警備、清掃、シャッター開閉等の業務委託でございます。  その下の流用額400万円ほか4件につきましては、近年のゲリラ豪雨の対応に加え、想定外の道路陥没など、緊急性の高い要望が大幅に増加したことから、同項道路橋梁総務費などから修繕料へ流用を行っております。  流用説明の上から7番目、同項・道路新設改良費・工事請負費から同目・委託料への流用600万円は、2010年5月に発生したつくし野の桜倒木事故再発防止策として、樹木診断業務委託を急遽発注することになり流用を行ったものでございます。  次に、下から4番目、同項・道路新設改良費・工事請負費から同目・工事請負費への流用360万円ほか3件は、忠生741号線舗装補修工事において、既存の舗装構造に支障があることが判明し、適正な舗装構造に改良するため、流用を行ったものでございます。  次に、翌年度繰越額の欄の節の15、工事請負費の事故繰越4,605万5,100円につきましては、忠生741号線舗装補修工事及びペデストリアン4号デッキ補修工事において、年度内の完了が不可能となったため、翌年度に事故繰越したものでございます。  続きまして、215、216ページをお開きください。  目の3、道路新設改良費のうち、主なものをご説明いたします。  初めに、備考欄の1、道路新設改良費の2つ目の準幹線道路新設改良事業は、用地買収として堺853号線及び新庁舎周辺の町田78号線ほか3路線の道路整備で用地を取得したものが主なものでございます。  また、物件移転補償として、堺853号線のほか4路線の道路整備で物件移転補償を行っております。  繰越明許分としては、町田860号線ほか3路線の工事と、町田78号線ほか1路線の物件移転補償が主なものでございます。  次の生活道路新設改良事業は、山崎町の忠生135号線ほか1路線道路改良工事ほか全6路線で生活道路の改良工事などを実施したものでございます。  次の私道移管道路等改良事業は、森野五丁目の町田856、867号線など、道路改良工事を実施したものでございます。  次の幹線道路渋滞緩和事業の繰越明許費分として、町田437号線の電線共同溝関連給排水設備改修工事において、拡幅計画のため警視庁と線形協議に時間を要したことから、本年度に先送りした工事を実施したものでございます。また、鶴川23号線(藤の木)交差点改良事業に伴う物件移転等補償については、移転完了が2011年度になったことから予算を繰り越したものでございます。  次の歩道整備事業は、忠生33号線については測量及び物件調査委託、用地買収及び物件移転等補償と一部工事を実施し、南1,028号線において設計委託及び歩道設置工事を実施し、また、鶴川720号線については設計、用地買収及び物件移転等補償を実施したものでございます。  次に、217、218ページをお開きください。  備考欄の繰越明許費分は、忠生33号線に伴う物件移転等補償費については移転完了が2011年度になったことから、予算を繰り越したものでございます。  次の道路新設改良等共通事務は、道路整備事業に伴う道路調査、測量、設計等の業務委託で全35件を実施したものでございます。  次の無電柱化推進事業の主なものといたしましては、新庁舎周辺道路の町田392号線の電線共同溝工事等を実施したものでございます。  次の準幹線補助道路新設改良事業の主なものとしましては、上小山田町の忠生732号線において測量を、相原町の堺344号線ほか2路線において道路改良工事を、金井町の鶴川230号線ほか5路線において用地買収及び物件移転等補償をそれぞれ実施したものでございます。  次に、備考欄の2、舗装道改良費は、小野路町の鶴川721号線と木曽の町田437号線の2路線につきまして、道路舗装改良工事を工事総延長976.5メートル実施したものでございます。  次に、備考欄の3、すいすいプラン推進事業費は、町田街道滝ノ沢西交差点改良事業について、東京都の受託を受け、2008年度から2012年度までの5カ年で用地買収を行うもので、物件調査及び不動産鑑定委託、用地買収及び物件移転等補償を実施したものでございます。  216ページにお戻りください。  翌年度繰越額として、節の13、委託料2,589万4,000円は、町田392号線の電線共同溝引き込み管設置委託において、企業者が行う工事の日程を確認したところ、年度内の完了が困難となったこと等により、2011年度に繰り越したものでございます。  節の15、工事請負費のうち繰越明許費分5,306万2,000円は、忠生1,178号線ほか4路線の道路改良工事において、警視庁との協議や用地交渉に時間を要し、適正な工期を確保できず、年度内に着工ができなかったことなどにより、2011年度に繰り越したものでございます。  また、事故繰越分1,566万4,550円は、鶴川23号線及び忠生630号線取りつけ道路の道路改良事業において、東日本大震災後の影響により、工事に必要な資材や燃料の確保ができなくなったことにより、2011年度に繰り越したものでございます。  節の19、負担金補助及び交付金の繰越明許費3,622万5,000円は、町田860号線の支障物撤去において、支障となるケーブルの移設に必要な電柱の設置が市の工事完了後でなければ行えず、年度内の移設が困難になったため、2011年度に繰り越したものでございます。  節の22、補償・補填及び賠償金の繰越明許費629万3,876円は、町田78号線ほか4路線において移転先の確保に時間を要し、年度内の物件移転補償が困難となった等の理由により、2011年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額の主なものですが、節の13、委託料の不用額1,600万7,825円は、歩道整備事業において設計委託の修正が軽微となったものや事業進捗の状況から規模を縮小したことが主な内容でございます。  節の15、工事請負費の不用額5,224万7,800円は、歩道整備事業において用地交渉が不調に終わったことから工事の規模を縮小したため、また、すいすいプラン推進事業において物件の移転が年度内に完了しなかったため、道路予定地の管理工事を実施しなかったことが主な内容でございます。  節の17、公有財産購入費の不用額1億1,393万6,994円及び節の22、補償・補填及び賠償金の不用額1億7,998万3,515円は、すいすいプラン推進事業費に伴う用地買収において一部用地交渉が不調のため、契約締結に至らなかったことが主な内容でございます。  再び217、218ページをお開きください。  目の4、橋梁費、備考欄の1、橋梁維持費の主なものは、能ケ谷町にある能ケ谷橋の橋梁維持工事と、三輪町にある子の神橋の耐震補強工事及び橋梁維持工事を実施したものでございます。  備考欄の2、橋梁新設改良費の橋梁新設改良事業は、坂本橋人道橋新設事業を相模原市と事業負担したもので、2分の1の負担割合でございます。  繰越明許費分は、坂本橋人道橋新設事業において入札不調のため再度設計を行ったため、年度内の工期が確保できなかったことにより、2011年度に繰り越したものでございます。  その下、同項・道路維持費・委託料から同目・委託料への流用800万円は、次年度予定している橋梁維持工事の国費対象に対応すべく年度内の設計、積算が必要となったため流用を行ったものでございます。  翌年度繰越額の欄の節の19、負担金補助及び交付金の繰越明許費2,947万1,388円は、坂本橋人道橋新設事業において鉄道の高架橋下に支障物件が埋設されていたことから、鉄道事業者との調整及び対策工事に時間を要し、工期が延伸したものと、下馬の橋かけ替え工事において、神奈川県施工の河川改修工事がおくれたため、繰り越したものでございます。  次に、219、220ページをお開きください。  目の5、街路灯費の主なものを説明いたします。  備考欄の1、街路灯維持管理費の街路灯維持事業は、市内の街路灯総管理灯数2万9,095灯の維持管理費及び電気料でございます。  次に、備考欄の2、街路灯新設費は、調査や要望などにより必要と判断した街路灯を218灯新設したものでございます。  続きまして、目の6、交通安全対策費の主なものをご説明いたします。  備考欄の1、交通安全対策費、2番目の交通安全団体支援事業は、交付要綱に基づく、町田交通安全協会及び南大沢交通安全協会への補助金でございます。  その下、交通安全教育事業は、町田市民交通安全の集い、小学校を中心に自転車教室を26回、中学校の交通安全講習会を7回、ドライヴィングスクールにおいて体験型交通安全講習会を9回実施した経費でございます。  次の交通事故防止事業は、交通事故多発箇所改良工事を11カ所、道路反射鏡設置を43基、通学路路面改良工事を6カ所実施したものでございます。  その下、交通事故防止事業・道路補修課分は、道路反射鏡保守点検清掃委託として、カーブミラーの清掃680基、修繕49基、区画線設置工事を約20キロメートル実施したものでございます。  備考欄の2、自転車対策費の2番目、放置自転車対策事業は、放置自転車対策として、町田駅ほか市内7駅の周辺に年間、延べ1万2,400人の自転車指導、誘導員を配置し、放置自転車等の指導、誘導などを行ったものでございます。  その下、自転車駐車場管理事務は、自転車駐車場8カ所の用地借上料、自転車駐車場修繕費及び無料自転車駐車場6カ所の草刈業務委託等でございます。  その下、民営自転車等駐車場助成事業は、駅周辺の放置自転車対策の一環として、民営自転車駐車場事業者に対し、設置費もしくは管理費の一部を助成したものでございます。  続きまして、221、222ページをお開きください。  備考欄の自転車駐車場整備事業は、成瀬駅周辺における自転車利用実態調査負担金でございます。  その下、繰越明許費分は、鶴川駅東側自転車駐車場整備工事が主なものでございます。  その下、備考欄の3、違法駐車対策費の違法駐車対策事業は、町田駅周辺の違法駐車等防止重点区域において、違法駐車に対する指導、啓発を実施したものです。1日8名の指導員を配置し、午前11時から午後7時までの8時間、185日間実施したものでございます。  次に、備考欄の流用等について説明いたします。  同目・委託料から同目・需用費・修繕料への流用は、町田木曽自転車保管場所のフェンス及び自転車保管場所の一部改修が生じたため、行ったものでございます。  同目・役務費・通信運搬費から同目・委託料への流用は、町田市民交通安全フェスティバルで体験型交通安全教育のスケアードストレートを行うためのものでございます。  同目・委託料から同目・負担金補助及び交付金への流用は、成瀬駅周辺の自転車等駐車場整備計画策定と民営自転車等駐車場管理助成金でございます。  その下、目の7、水路費、備考欄の1、水路等維持費は、相原町5,264番地のほか6件の水路修繕を行ったものでございます。  続きまして、225、226ページをお開きください。  項の3、都市計画費、目の3、街路事業費の主なものについてご説明いたします。  備考欄の1、都市計画道路築造事業費の主なものでございますが、中町の都計道3・4・33号築造事業は、土地収用法に基づく権利取得裁決及び明け渡し裁決がなされたことによる用地買収費及び物件移転等補償費の支出でございます。  鶴間の都計道3・4・37号築造事業は、物件調査委託、用地買収及び物件移転等補償を実施し、用地買収のうち797.48平方メートルについては、町田市土地開発公社からの買い戻しでございます。  227、228ページをお開きください。  備考欄、南町田駅北口広場築造事業は、不動産鑑定評価委託、用地買収及び物件移転等補償を実施し、用地買収のうち、299.02平方メートルについては、町田市土地開発公社からの買い戻しでございます。  繰越明許費分としては、排水管工事を実施したものでございます。  その下、相原駅西口広場築造事業につきましては、電線共同溝の設計及び道路築造工事を実施したものでございます。  繰越明許費分の不用額としては、電線共同溝の工事を予定しておりましたが、用地買収が不調に終わったことから実施できなかったものでございます。  その下、相原町の都計道3・4・49号築造事業につきましては、電線共同溝の設計、不動産鑑定評価委託、用地買収及び物件移転等補償を実施したものでございます。  繰越明許費分は、1件の物件移転等補償でございます。  その下、金森の都計道3・4・34号築造事業につきましては、不動産鑑定評価委託、物件調査及び用地買収を実施したものでございます。  続きまして、備考欄の2、みちづくり・まちづくりパートナー事業費につきましては、木曽東の都市計画道路3・4・38号築造事業における設計、不動産鑑定評価委託及び物件調査を実施したものでございます。  次に、翌年度繰越額の欄、節の19、負担金補助及び交付金の事故繰越1,027万1,030円は、相原の都市計画道路3・4・49号築造事業において、相模原市との協定に基づいて境川に新たにかける橋の設計費用を負担しておりましたが、施工主の相模原市と河川管理者の神奈川県の協議に時間を要し、その後、相模原市との調整の結果、2011年度に繰り越したものでございます。  次の節の22、補償・補填及び賠償金の繰越明許費3,031万5,207円は、都市計画道路3・4・37号、南町田駅北口広場、都市計画道路3・4・49号築造事業のうち、4件分の物件移転等補償を2011年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額の主なものですが、225ページに戻りまして、節の13、委託料の不用額4,818万8,431円は、相原駅西口広場築造事業において、電線共同溝の引き込み管設置委託が企業者の意向により実施できなかったことと、みちづくり・まちづくりパートナー事業において、東京都の告示が予定よりおくれたことにより、物件調査委託の規模を縮小したことなどが主な内容でございます。  節の15、工事請負費の不用額2,073万2,867円は、南町田駅北口広場築造事業の排水管工事において契約差金が生じたことが主な内容でございます。  227ページに再び戻ります。  節の17、公有財産購入費の不用額2,880万6,154円及び節の22、補償・補填及び賠償金の不用額6,600万1,665円は、地権者との用地交渉が不調に終わり契約締結に至らなかったことが主な理由でございます。  以上が町田市一般会計決算のうち、建設部所管分でございます。  よろしくお願いいたします。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆上野 委員 それでは、まず78ページの寄附金で、私も聞き漏らしがあるかもしれないんですけれども、路上放棄車処理協力会とメモしてあるんですけれども、そこからの寄附金の仕組みについて教えていただければと思います。 ◎道路管理課長 この制度につきましては、自治体が放置車両の処理に要した費用の一部または全部を路上放棄車処理協力会が寄附の名目で還付されるものです。なお、この制度につきましては、2010年12月末日をもって終了しております。車を製造した側にも責任があるということで、こういった制度があったということでございます。 ◆上野 委員 わかりました。路上に放置された車両というのは、僕らも非常に処理に困るわけなんですけれども、特にこの制度がなくても、町田市としては引き続き積極的にやっていくということで理解してよろしいでしょうか。 ◎道路管理課長 今後につきましても、放置車両につきましては積極的に排除していきたいということで予算化しております。 ◆上野 委員 次に、220ページの交通事故防止事業についてですけれども、約1,600万円あるんですが、これの内訳について今ご説明がありました。カーブミラーについては50基足らずということでしたが、要望は大体どれぐらいあるものなのでしょうか。 ◎交通安全課長 年間約100件あります。 ◆上野 委員 カーブミラーに関しては、非常に住民要望が多いものなので、100件やっても予算的にはそんなに変わらないのではないかと思うんですけれども、カーブミラーに係る決算は大体幾らぐらいだったでしょうか。 ◎交通安全課長 現在、582万円ほどかかっております。 ◆上野 委員 それは外注費として582万円ということでよろしいでしょうか。 ◎交通安全課長 新設の取りつけまでということで582万円という形です。 ◆上野 委員 カーブミラーの設置基準なんですけれども、これは何か明文化して公表できるものなのでしょうか。 ◎交通安全課長 今現在、町田市で基準というものをつくっておりますので、それについては公表はできると思います。 ◆上野 委員 設置ができないということでなかなか説明しにくいケースもあるものですから、その辺の公表をまたぜひお願いしたいと思います。  次に、全体的な話で漠然とした話で申しわけないんですけれども、不用額がたくさん説明されました。ただ、建設部の場合は、いわゆる何かを建設するに当たって入札して、100%で落札されるわけではないので、おのずと不用額というのが出てくるのではないかと思いますけれども、そういう理解でよろしいのでしょうか。 ◎建設部長 不用額については、今おっしゃったとおり、入札差金ということが当然出てきます。もう一方で、用地交渉に関して、最後まで粘るわけなんですけれども、どうしても調わなかったということで不用額が発生するというものが主なものでございます。 ◆上野 委員 普通に考えれば、不用額がないようにきっちり査定してくださいということなのかもしれないけれども、でも、実際に100%で落札するというわけにもいかないわけなので、その辺はやむを得ないというか、そういう理解しかないのかなと思います。ということで、ありがとうございました。 ◆おく 委員 214ページの備考の3の道路補修費、道路維持補修事業のところで、先ほど部長のご説明で直営でやっている部分において3,400万何がしという道路補修課の方々がやっていただいている部分です。これについて伺いたいと思います。  最近、道路に車を走らせていると、小さなくぼみ、大きなくぼみ、またはひずみみたいなものがありますが、そういうものに対して道路補修課の方々は補強されていると思いますが、費用的にここに3,400万円入っていますけれども、ああいう小さいくぼみだとか、ひずみだとか、大きさによって修繕費用は変わるかと思うんですが、1つの目安みたいなものが何かあったら教えてもらえますでしょうか。1件当たりというのは出されているのではないかと思うんですけれども、もしわかりましたら。
    ◎道路補修課長 確かに大小あるということで、直営でやる部分なわけですけれども、基本的には原材料を支給して、一番多いのは穴埋めでございます。修繕であれば1カ所90万円を目安にしておりますけれども、直営の場合ですとダンプで何トンというような出し方になりますので、10万円単位で動く場合と、小さいものであれば、それ以下も当然あります。あと、U字溝載せとか、枚数でということになりますので、修繕で280件なので、実際に直営でやる部分は1,600件ぐらいありますので、本当に小さいのからということで、金額としてはばらつきがすごくあるのかなということで、先ほど言いましたように、一番多い補修はダンプで何台というような形で、10万円から20万円ぐらいの部分が一番多いのかと思います。 ◆おく 委員 いつもお世話になっているので、余り細かいことまで突っ込む予定ではないんですけれども、この補修事業で、よく業者の方がきれいに舗装されたところをあえてまたカッターで補修して、その上にアスファルトを張ってきれいに整地するんですけれども、1枚の舗装されたところから部分的に工事をすることによって、その工事の後にかなりひずむところを多々見受けるんです。  あの辺は、例えば外部の民間の方に仕事をゆだねるんだと思いますけれども、その方々と行政側と、その辺についてはどういうふうな打ち合わせをされるんですか。例えば、そういうひずみがあれば、修繕したところの外部の事業体にすぐ直しなさいよという指示みたいな契約ではありませんけれども、建設部と補修工事業者との間の取り決めみたいなものは何かあるんですか。 ◎建設部長 今のご質疑は2種類あると思うんですね。1つは、道路占用業者、例えば東京電力とか東京ガスとか水道とか、占用業者が道路を掘って修理をしたとか、その場合に仮復旧して再度復旧する、これは占用事業者に対して建設部道路管理課から問題があれば指導して、あるいは舗装、本復旧したものは確認をして引き取っているという状況でございます。その後のかなり長い経過の中で、やはり掘ったところが傷んだ場合については、緊急で道路補修課で修繕をしていく。これについては、当然工事を発注する。  修繕の方法も2つあるわけです。1つは、小規模なものについては直営工事ということで、市の職員が材料を持っていって、その場で緊急的に直す。もう一方は、少し大きなものについては工事を発注して、例えば関係業者に工事を発注して、ある程度大きな規模で直す。これについては、ある程度の担保期間がございますので、そこで問題があったものについては再度指導して直させるという形になると思います。 ◆おく 委員 市民の方から、あそこの道路にくぼみがあるというのはよく入って、お願いすることが多々あるんです。余りにも多過ぎて、直接電話してくださいとか市民の方に言うときもありますけれども、本当にその辺が多いので、その辺をこの予算の中に落とし込んでいると、この予算の金額というのはもっと膨れてくるのではないか、またはこの中にもそういうものがあるのかどうかわかりませんけれども、その辺のことをちょっと危惧したものですから質疑させていただきました。直営で一生懸命やっていただいていますので、まだ見え隠れする部分がたくさんあると思いますが、常にまた進んでお願いしたいと思います。  2つ目については街路灯のことで220ページ、新設のところで218基、2,890万円、これは設置したものですが、当初市民の方から要望があったのは、この年度だとどのぐらいあるんでしょうか。 ◎道路管理課長 2010年度の要望件数は280件で、そのうち新設が218件ということになっております。 ◆おく 委員 今現在、街路灯と街路灯の間の距離、町によっては50メートルの間隔だとか、もう少し短い30メートルぐらいだとか、その辺の規約というのはあるんですか。 ◎道路管理課長 通常の道路につきましては、電柱に共架をさせてございます。そうしますと、電柱の間隔が25メートルから30メートルになりますので、設置間隔は25メートルから30メートルで共架灯を設置してございます。 ◆おく 委員 わかりました。こちらについても、地域によってはたくさん出てくるんですが、なかなか通りづらいものもありましたり、最近特に地域の皆様から声が上がっているものについては当然早いと思いますが、そうではない部分、私たちが地域を回っていて、ここにつけてほしいという暗がりの部分とか、人の流れが少ない部分においても要望が時たまありますが、この辺についての考え方というのはどのように今考えていらっしゃるか、教えていただけますか。 ◎道路管理課長 私どもは、地域から来るのと個人の方から来るのがございますが、特にそれは区別しておりません。審査会というのがございまして、原則年2回なんですが、2010年度につきましては年3回行いまして、その街路灯の審査会の中で審査で可となったものについては遅滞なく委託で新設をしてございます。 ◆おく 委員 今の課長のご答弁の中で年3回というお話がありました。済みません、手前どものほうだと年2回の意識が強いんですが、それは年度によって変わるということでしょうか。 ◎道路管理課長 要望件数によっても変わるんですが、私が道路管理課に来てからは原則2回ということでやっていたんですけれども、多い場合には余り回数にはこだわらないで、規約上は最低2回ということですので、ですから、前回については3回やってございます。 ◆佐藤〔伸〕 委員 決算書の212ページの備考欄の上段ですけれども、道路用地課システム管理事務の中で道路情報管理システム構築委託に関連して、これと道路管理台帳とのかかわりを教えていただきたいんです。 ◎道路用地課長 今言われた管理台帳ということなんですけれども、各課で道路用地課であれば道路台帳といったものがあります。そういったものをデータ化しまして、その中に取り込むことによって、台帳関係をシステムの中ですべて見られるようになる。それをまた各課で共有できるということで、今ですと1つの課の中にあるので、例えば見たいなというときには、そちらの課に行って全部検索するとか、そういうことをやっていましたけれども、このシステムを入れたことによって、どこの課でも見られる。例えば建設部であれば、道路補修課が出先にありますけれども、道路補修課でもそういったものが閲覧できる、その場で見られるというような形でございます。 ◆佐藤〔伸〕 委員 2010年度の決算なので、その当時に情報を市民とか利用者にということは、どのように考えられていたのか、お聞かせください。 ◎道路用地課長 市民への公開につきましては、別途、今、資産税課が中心になってやっているんですけれども、そちらで委員会を発足させて、この6月に立ち上げて公開できるようにしています。  ただ、中身につきましては、まだ当初やり方としてはとりあえずできるものということでやっていますので、まだちょっと内容的には市民の方から見て不満なところがあるかもしれないんですけれども、そこにつきましては、建設部とか下水道部、各部によって出せるものはどんどん出していこうということを考えていますので、今そういう方向で進んでいます。今の建設部でやっているものにつきましては、とりあえず建設部の中で使えるシステムという形でございます。 ◆殿村 委員 まず、214ページの町田横断歩道橋補修工事ですが、これは事故繰越分が出ておりますけれども、この内容、理由についてお答えください。 ◎道路補修課担当課長 事故繰越分ですが、3月11日の震災によって、パネルの交換をしていたんですけれども、そのパネルが入荷できなくなったということで事故繰越をさせていただいております。 ◆殿村 委員 町田横断歩道橋は西口のところですね。違いましたか。西口のデッキのところではなかったですか。 ◎道路補修課担当課長 そこの横断歩道橋に関しては事故繰越はしていない……。 ◎道路補修課長 事故繰越分に関しては、町田横断歩道橋が、ご存じのように、バスターミナルのところでかなり夜間の制約を受けたということで、結局、工期がとれなくなったといいますか、予定していたよりも、バス会社ですとか、地元調整等で工期的に無理といいますか、その中でおさまらなかったということで事故繰越をさせていただいて完成しております。 ◆殿村 委員 工期内におさまらないというような場合も事故繰越扱いになるんですか。繰越明許というのと事故繰越、この間の継続的な繰り越しと3種類ぐらいあると思うんですけれども、性格的には今の工期内におさまらない場合は事故繰越というのが通常ですか。ほかにもっと原因があってということで、そのあたりの事故繰越としたという理由についてもう1度ご説明ください。 ◎道路補修課長 あそこは、ご存じのとおり、かなり足場を組んでいく中で制約、前の部分のあそこはパリオ等からもかなり要望がありました。夜間の時間帯を含めて、あと、バス会社の関係、タクシー、そういうものでかなり当初予定した以上に制約を受けてしまったということで、それにどうしても時間帯が、例えば夜間工事なんですけれども、夜間に予定していたのが10時から朝の6時というのでもうちょっと狭まってきたことによって、結果としてその部分が延長になってしまったということなんです。例えば7時間、夜間予定していたものが5時間に短縮されたことによって、その分の2時間分がどんどん延期されて当初の工期におさまらなくなったということで、やむなく事故繰越をさせていただいたということでございます。 ◆殿村 委員 周辺のスーパーとか商店とか、駅前の事業者の方々とは事前のその辺の打ち合わせといいましょうか、工事に当たっての十分な打ち合わせがなされていたんでしょうか。 ◎道路補修課長 担当のほうでは、当然事前に打ち合わせをしておったんですが、やはり工事が始まって業者さんをとってから後に、そういうこともまた出てきたということは事実であります。 ◆殿村 委員 私も、当時、前に委員会でもお話ししたかもしれませんが、工事の途中で安全確保のためのフェンスというか、そこにある業者の特定のお店のパネルが張ってあって、想像するには、ああいう工事をやってお店に行きづらくなるとか見えなくなるから、そこにつけさせてほしいというようなことがあったのかなと想像はしました。  ただ、ああいう場で特定の業者や店舗だけが、そういうパネルが設置されるというようなことは公共事業としては余りふさわしくないのではないかと私は思って前にもお話ししたことがあったんですが、そういうことを含めて、つまり、時間帯の問題を含めて十分な事前の協議というものがなされていたのかなと。その辺、ちょっと疑問に思ったので、いかがでしょうか。 ◎建設部長 今ご指摘の、確かに町なかの工事ということになりますと、それぞれの店舗の影響とか、あるいは町なかでなくても、住民への影響ということで、こちらとしてはできるだけ丁寧な説明、事前の説明というのはやっているつもりなんですけれども、そういった意味では結果的に工事が始まってから、制限時間帯を変えざるを得なかったというのは、結果を見れば、やはりそこの部分での説明が少し足りなかったのかなということもございますので、それは今後十分説明していくということをしていく必要があると考えています。  また、一部の店舗ということですけれども、やはり公共の事業でございますから、できるだけそういうことにならないような交渉をしていくということが我々としては課せられていると思いますので、できるだけそういう形でご理解を得ながらやっていきたいと思います。  また、事故繰越で処理をさせていただいたということでございますけれども、当然契約前の段階であれば、契約の前の段階で10時間が7時間しかできないということであれば、それは繰越明許で処理するのが当然のことでございます。契約後に突発的に出てきたということで、どうしても工事をとめられない、打ち切りはできないという状況の中で、やむを得ず事故繰越をさせていただいたということでご理解願いたいと思います。 ◆殿村 委員 わかりました。  あと、この工事については、工事の目的というんですか、どのような補修の内容だったんでしょうか。 ◎道路補修課長 前にもお話ししたかと思いますけれども、あの周辺のデッキを耐震の点検をした中で、あそこもその1つに入っていたわけですけれども、あそこについては特に一時期に使った高力ボルトというのが何千本と設置されているんですけれども、そこの部分が一定時期になると破壊をしてしまう。専門的にはおくれ破壊という形で、そういうことで危険性があるということで、それは早急にやらなければいけないということで2カ年かけてやったということです。  結果としては、それはなぜわかったかというと、その調査のときに現場を調査して、そこのボルトを抽出した結果、何本かもうはずれているのがありましたので、これは当然危険だということで、それを早急にやったということです。 ◆殿村 委員 そういう意味では、かなり振動の激しいところでもあり、たくさんの利用者が通行される場所でもあり、そういう事態になったのだと思いますけれども、同時に、横断歩道橋の橋の部分とそれに接続している階段の部分があろうかと思います。この階段の部分もかなりさびていて、塗装はされているところはあるんだけれども、明らかにもう穴があきそうなぐらい腐食が進んでいる箇所も数多く見られると思うんです。そういう意味では、先ほどの橋の部分の安全性とともに、一体のものとして整備する必要があったのではないかと思いますが、その辺はあわせてチェックをしたり、あるいは修繕の担当部としての要望を出さなかったのか、その辺はいかがでしょうか。 ◎道路補修課長 委員ご指摘のように、本来、全体を見渡して、今言ったように階段のところの塗装も含めてやるのが一番よかったと思いますけれども、今回は耐震のほうを重視ということで、確かに一般的にはセットでというのが理想かとは思いますけれども、今回はそういう形でそちらのほうを優先させていただいて、今ご指摘のものについては通常の修繕の中で対応できますので、本当に申しわけございませんけれども、今回そういう形で再度見直して、今後も含めて、そういう形でやっていければと思います。 ◆殿村 委員 お願いしたいと思います。  次に、その下になろうかと思いますが、街路樹等育成事業で街路の植栽の除草ですね。これは私も以前、議会でも質問させていただいた3・4・11号線の件ですけれども、ここはどのぐらいのテンポで除草がされるようになったんでしょうか。 ◎道路補修課担当課長 ちょうどサツキが咲いているときにきれいになるようにというようなお話をいただいたので、その時期、4月から5月上旬にかけて除草を1回入れています。あと、6月ぐらいに1回、あと10月ぐらいになってしまうかもしれないですけれども、霜がおりる前に1回入れるような形で考えております。 ◆殿村 委員 そうしますと、以前と比べてどういう変化があったんでしょうか。 ◎道路補修課担当課長 回数がふえたことによって、草がぼうぼうになっているという期間が気持ち短くなってきている状況であります。 ◆殿村 委員 市内でも、例えば忠生大橋のところの都市計画道路がありますね。3・3幾つだったかちょっと忘れましたけれども、あの辺なんかはしょっちゅう通っているけれども、割ときれいに、いつ通っても草が刈ってあるというか、中の植栽がきれいに残っていて、何が違うんだろうなと思うんですけれども、あれは管理する主体が違うんですか。要するに、予算の違いということなんでしょうか。そのあたり、率直なところをお聞かせいただきたいと思います。 ◎道路補修課担当課長 忠生大橋のところは都道です。管理主体が違うというのは1つあります。それと、町田市では基本的に年2回の除草ということを考えておりまして、6月前後ぐらいのときと10月前後ぐらいのところに年2回入れてしております。実際、面積等がございまして、年3回、4回というのはなかなか難しいところがあります。ただ、原町田大通りに関しては、町田市のメーンのところなので、ここに関しては予算の都合もあるんですけれども、3回入れていこうと考えております。 ◆殿村 委員 東京都に比べて予算が足りないということかと思いますけれども、せっかくきれいな植物を植栽しているわけですから、それを生かした町づくりといいましょうか、支えるような予算の執行をお願いしたいと思います。  次に、220ページの放置自転車対策事業について伺いたいと思いますが、先ほど指導者の人数はご報告がありましたけれども、最近、かなり放置自転車の指導も徹底されるようになってきていて、放置自転車も少なくなってきているのかなという感じがしますけれども、実態としてはどうなのでしょうか。この3年ぐらいの経緯を見て、状況としてはどのような状況ですか。 ◎交通安全課長 今現在、町田まちづくり公社とか、そういうところでお願いしています。その中で始めてからは4年なんですが、一番最初から比べますと20%ぐらいの減はあります。特に土曜、日曜を、ここで3年目なんですが、緊急雇用の関係で使わせていただきまして、そこで指導誘導をしていただきまして、土曜、日曜につきましては60%ぐらいの減にはなっております。 ◆殿村 委員 土曜、日曜はサラリーマンの方が少ないということもあって、指導という上でも、一方では、日中などは商店街に買い物に行かれる方もいたり、もちろん、ちゃんと駐輪場を使っていただくことが基本であるということは当然なんですけれども、その辺でちょっと大目に見てというか、土日の指導については平日と対応は変えてやっているということなのでしょうか。 ◎交通安全課長 実際のところ、人数的にも土曜、日曜は集中的に駅前というような形でやっております。平日につきましては、町田市内全域ですので、駅周辺だけではやっていないものですから、やはり集中的に土曜、日曜は駅周辺をやらせていただいています。それで効果があるのかなと思っております。 ◆殿村 委員 わかりました。  では、最後に1点、216ページの準幹線道路新設改良事業について伺いたいと思います。これは新庁舎の周辺の街路の用地買収などについての決算ですけれども、まず、ここで新庁舎を囲む4つの路線がありますね。それぞれ2010年度、対象となっていた用地買収等の地権者の数、そして、それがどの程度進捗したかという状況についてお答えいただきたいと思います。 ◎藤谷 建設部次長 路線名でいきますと、町田78号線、町田392号線、町田437号線、それから町田860号線という4路線になるかと思います。  まず、町田78号線でございますけれども、地権者といたしましては、一部東京都の用地がございますので、東京都を含めまして4名の地権者がございます。そのうち、まだ買収に至っていない地権者の方は1名でございます。  そして、町田392号線につきましては、用地買収につきましては1件ございました。これは用地買収が完了してございます。反対側につきましては、新庁舎の用地でございますので、それを含めて拡幅していくという状況でございます。  また、町田437号線につきましても、この路線の拡幅という意味では新庁舎の用地を利用して拡幅してございますので、用地買収という状況にはございません。ただ、町田470号線と町田392号線、6差路がございますけれども、あそこに入ってきてございます細街路の部分については、信号設置に伴う拡幅ということで、2名の方にご協力いただきまして用地買収は完了してございます。  最後に、町田860号線でございますけれども、これは横浜線と並行してございますので、JR東日本ですけれども、こちらについても用地買収は完了してございます。それから、町田860号線も一部東京都、都営住宅の用地がございますので、これも買収には至っておりませんけれども、買収可能という状況になってございます。 ◆殿村 委員 あと、あわせて聞けばよかったんですが、買収ではなくて補償関係の地権者及び借家権者は、その沿道ということでいうとそれぞれ何名になるでしょうか。  それから、もう1件は、町田437号線のちょうど6差路から妙延寺交差点までの町田交番までの間の拡幅工事に関する、これとまた別ということになるかもしれませんが、ここでは地権者は何名おるんでしょうか。そして、こちらのほうは用地買収についてはどうなんでしょうか。 ◎藤谷 建設部次長 最初のご質疑の補償関係の人数でございます。申しわけございません、今、手元に人数の把握の資料がございません。  2点目につきましては、6差路交差点から町田交番までの間ということでございますけれども、まだここの路線につきましては用地買収という行為には入ってございません。したがいまして、地権者の数についても、今の段階ではすべてを把握していないという状況でございます。 ◆殿村 委員 わかりました。この用地買収と道路整備が今回の新庁舎の建設に伴う交通問題を左右してくるわけですけれども、先ほどの6差路から町田交番までの対象となり得る地権者については、まだ一切交渉していない。つまり、これまでの話では、なかなかご協力いただけないのではないかという話を伺っていますが、その辺は現状としてどうなのか。  もう1点は、もう1つ焦点になるのは、町田78号線から出入りするということで、入り口については1カ所になる可能性が高いということで、ここについては周辺住民の皆さんからはどのような要望が出されているのか。2010年度、地域住民の皆さんとの説明会も行われていると思いますので、ご紹介いただきたいと思います。 ◎藤谷 建設部次長 1点目の6差路から森野交番までの用地の交渉ということでございますけれども、先ほど申しましたとおり、実務として用地交渉にはまだ入ってございませんけれども、地権者の方に今後とも道路を拡幅していきたいんだという意向はお伝えしてございます。ただ、ご存じのとおり、マンションといいますか、集合住宅がございますので、こちらについてはまだすべてを把握していない状況ですので、そちらのほうへのお声かけはまだ具体的にはしていない状況でございます。  それから、町田78号線に対する周辺住民の方のお声ということで、私どもも何回か事業説明会、それから工事説明会をすべて終わらせておりますけれども、その中では新庁舎ができることによって交通量がふえるだろう、渋滞が心配だよという声は私どものほうにも市民の方から聞かされております。一応のご理解はしていただけるかと思いますけれども、もちろん、開庁してみないとわからないという部分もございますので、今の段階では工事説明会の中で一定のご理解はしていただけたかと考えております。 ◆殿村 委員 開庁してみないとわからないということが、裏返せば現段階ではまだわからない部分があるというようなことも言えるわけで、そういう要素が残っているということになると思います。  1つ、この住民説明会の中でもいろいろ議論になっていた問題として信号機の問題がありますね。これは信号機をつけた場合とつけない場合、それぞれどのような問題が出てくるのでしょうか。メリット、デメリット、これは住民説明会の中でもやはり大きな議論になった1つだと思うんですね。その辺で、この間の説明会の中では、どのような話し合いの方向になったかということについてお答えいただきたいと思います。 ◎藤谷 建設部次長 現在の段階では、警視庁との協議の中で信号機はつかないという状況でございます。ただ、状況を見て、供用した後、信号機を設置するという判断も警視庁としてはしていきたいという回答を得てございます。  その中でメリット、デメリットでございますけれども、信号機をつけることによって通行の整理というのは確実にできますし、また、歩行者のことを考えたときには、横断歩道ができますけれども、そこを安全に渡るということは信号機設置によって確保ができるということはあるかと思います。また、信号機の処理の仕方にも関係するかと思いますけれども、信号機をつけることによって通行の流れが一時とまるということもございますので、これは断言はできませんし、わからないところではございますけれども、それによる交通量といいますか、車が停滞するというような可能性もなくはないのかと考えます。  信号機を設置しないという部分については、車が信号機で制御されませんから、運転者の判断でそこを通るという状況になろうかと思います。もう1点は、先ほども申しました歩行者も、歩行者の判断によって安全を確認して横断する。歩行者の数がそれほど多い状況ではございませんけれども、歩行者に対してもみずから安全確認をし、渡らなければいけないというような状況は発生するのではないかと考えております。 ◆殿村 委員 いずれにしても、その辺がまだどちらになるか定かでないというような状況で、極めて不安定な状況のもとで建設が完了し、供用開始という方向に向かおうとしているわけなので、やはりここは道路行政を担当する町田市としても、市民の安全と住環境を守る立場でしっかりとした対応をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎建設部長 先ほどの交差点につきましては、今のシミュレーションに基づいた警察の判断も信号機をつけないということが正しいということで判断されています。我々としても、その後、シミュレーションどおりいくかどうかというのは確かにありますけれども、現時点ではシミュレーションを判断してやっていくのが最善策と思っています。その後、開庁時によってシミュレーションの変化等は、それはまた見ながら、それは警察も交通管理者として責任を持っていただくという考えでございます。 ◆おさむら 委員 この決算説明を受けていまして、道路の築造事業、用地取得の不調ということで非常に不用額が発生しておりまして、土木費は年々減少傾向にあるわけでございまして、その中で不用額が非常に多い。この辺の不調に終わっているというところはどういうふうに考えていますか。 ◎藤谷 建設部次長 用地取得でございますけれども、私どものほうも、年間の計画を立てて予算をつけていただいてございますけれども、用地交渉の中でそれぞれ個々に用地の買収費、あるいは補償費等を具体的に地権者の方と協議するわけですけれども、地権者の方との条件がなかなか合致しないということがございます。その中で何回か交渉をしていくんですけれども、なかなか年度末までうまくまとまらないという状況が発生します。その関係で、どうしても最終的に不用額がふえてしまうという状況があろうかと思います。  これにつきましては、やはり個々に違う対応もございますので、一概にどういうふうにという策というのはなかなか難しいかと思いますけれども、今後とも鋭意努力をしていく、今まで以上に積極的に用地交渉に入っていくということしかないのかと考えております。 ◆おさむら 委員 土木費が2010年度で9.8%、これは建設部、ほかの部分も入ってですけれども、不用額が全体の25%を占めているんですよ。いかに不用額が多いか。不用額が多いというのは、用地に関する不調が多いということが考えられるわけです。  ですから、予算を組み立てるときに、用地を取得するという前提で予算計上しているわけですので、これはもう少し積極的に道路整備を進行していく。要するに、不用額がこれだけ発生してしまうと、土木費予算というのはだんだん削られてしまうのではないか。それでなくても土木費の予算は昔20%ぐらいあったわけですから、それがどんどん削られて10%以下になっているわけです。市民の人は、もうちょっと道路環境を何とかしてくれないかという非常に強い要望があるわけですけれども、こういう数字を見ていると、もう少し積極的にやってもらいたいし、部長の説明を聞いていると、不用額の発生が何%なんですか。すごく多いよね。これはどう思いますか。 ◎建設部長 前年度につきましてかなり不用額が出たということがございます。これは物件移転補償ということ、あと、東京都の委託事業を2カ所やっているんですけれども、そこでもかなり発生しているという部分もございます。おっしゃるとおり、不用額をできるだけ減らして、その年度内に必ず契約をしていくということで、まず出だしを早くしていかなければいけないということ。最近は、市の事業においては前もって全体の地権者に早目に説明をしてしまって、今年度買う事業だけではなくて、次年度以降も含めて早目に説明をしていくということで、ことしあたりから少し対策をとるようにしております。できるだけ不用額が出ないような形で今後ともかなり努力していかなければいけないとは思っています。 ◆おさむら 委員 用地取得を早く市で買い上げてほしいという要望もあるわけですね。反面で、なかなか市の思うとおりにいかない。相手があることですから、非常に難しいことは十分にわかるんですけれども、そういう場合に売却したい、買い取ってほしいといった要望を優先するということはないんですか。 ◎藤谷 建設部次長 予定していない土地の買収のご希望があるということも中にはございますので、その場合には、その物件を優先するなり、あるいは年度の予算がございませんので、いわゆる公社買収というような形で、なるだけご希望には沿うような形で考えております。 ◆おさむら 委員 この辺はひとつよろしくお願いしたいと言うしかないのかなと思いますので、ひとつ頑張ってやっていただきたいと思います。  それと、これは管財課が入ってやっているのかなんですけれども、要するに赤道の不用物件の売却、この辺は今どう取り組んでいるんですか。 ◎道路用地課長 今、委員がおっしゃられたのは譲与財産の赤道だと思います。国から町田市が譲与でもらってきた。町田市域全域だとかなり多量にあって、現状としては全部を把握し切れないという状況にあります。その中で今払い下げを行っているものについては、隣接した地権者から申請があったものについて、道路として用途廃止ができるかを検討して、それに基づいて道路として必要ないという判断があれば払い下げをするということで、そのときの手続につきましては、道路用地課から管財課に普通財産として引き渡す。管財課で、それを売り払うというような形でやってございます。 ◆おさむら 委員 道路用地課の職員の方が当初窓口になると思うんですね。この赤道については、当然ながら道路台帳もなければ、町田市で管理していないと言ったほうがいい。管理している部分と、管理している部分の延長がどのくらいあるかということは不明だという、この辺を整備する、台帳をつくるということ自体が無駄な経費かと思います。不用物件をどんどん処分していけば、そういったものはどんどん消えてくるわけですので、不用物件が結構あると思うんですね。不用物件を売却すれば、市の収入になるということだと思うんですけれども、不用物件を積極的に売却するという考え方はないんですか。 ◎道路用地課長 先ほどもお話ししたとおり、赤道とそれにくっついた部分は、国から財産の譲与という形で名目上の道路という形でもらっているんです。国から道路という形でもらったものを、町田市が不用だからといって売却するということはなかなか難しいのかなと。  ですから、全権というか、これから今後調査して、例えば不用であるというのがわかったものがあったとします。それについて、例えば建設部として必要がなくなったので、用途廃止をして管財課に引き継ぎます。ただ、管財課に引き継いでも、その財産を売り払うためには、相手方がなくてはいけないわけなんですけれども、その相手というのが現状では隣接地権者の方がほとんどなんですけれども、相手方が見つからないまま普通財産にしてしまっても、今度は管財課でそういった財産を管理しなくてはいけないという話もあります。  ですから、市の中でシステムというか、できていけばいいんですけれども、まだそこの段階にもなっていないということもありますので、今の状況としては、払い下げを希望される方が申請されたときに現地の調査を行って、先ほどのような手続をやっているというような状況にあります。 ◆おさむら 委員 そうなんですね。ですから、要するに不用物件なんですよ。買い手がいれば、利用するわけですから、地権者の合意を得てですけれどもね。ですから、市の収入になるわけですから、この辺は積極的にやってもいいのではないか、部長、その辺はどうなんですか。 ◎建設部長 今ご指摘のとおり、確かにかなり不用物件になっている土地がございます。ただ、不用物件を処理するに当たっては、調査をかけたり、測量したり、それなりの費用がかかってきます。それと、今度は買い手側が何か土地利用が必要だということになりますと、買うという意思が出てくると思うんですけれども、一方的に今そのまま不用になって、例えば民地の中に埋もれている土地を買い手側がどれだけ買ってくれるかという問題もございますので、そこら辺はちょっと検討をしていく必要があると思います。  確かにおっしゃるとおり、不用物件を整理して管理面積を減らしていったり、あるいはそれを売って費用にしていく、処理していくということは必要だと思いますけれども、それに対するかかる費用とか人力とか、そこのバランスを考えると、今なかなか実際には手がつけられないという状況にはあります。 ◆おさむら 委員 ですから、公共用地という位置づけだと思っているんです。これを払い下げてもらえるということを知らないわけですよ。知らない方が多いわけです。赤道を払い下げますよといったことを市民の方が理解すると、庭続きでいいかなとか、結構ありますからね。そこら辺を市民の方に周知する。市民の方、よかったらどうですかというような―よかったらどうですかというのではなくて、条件が整えば払い下げますといったことは難しいんですか。 ◎建設部長 確かにおっしゃるとおりなんですけれども、ただ、市としては不用物件というか、道路としてもらってきている土地なので、道路として必要だということで市がもらってきている土地なので、もらった土地については基本的には道路として必要があったという大前提がございますので、大前提を崩すわけにはいかない部分があるんです。それは国から譲与を受けたという経過がございますので、そこら辺のところのバランスを考えなければいけないと考えています。 ◆松岡 委員 決算書の220ページの中段の交通安全教育事業についてお聞かせください。町田警察署との協力のもとにやっていらっしゃると思いますが、最近、自転車による事故も社会問題になっておりまして、中学生から高校生ぐらいになりますと、携帯電話を持ちながら片手で自転車を運転されたり、あるいは音楽を聞くために両耳をふさいで後ろの車に気づかなかったり、結構スピードを出したりして冷やりとすることもあるんですけれども、先ほど小学生の自転車教室が26回、中学校の安全教室が7回とありましたが、全校ではやっていらっしゃらないのでしょうか。 ◎交通安全課長 こちらにつきましては、学校からの要望がありまして3年生以上という形になっております。また、PTAの主催もありますので、PTA主催は1年生から6年生までという形でやっております。あと、先ほど言いました、今、うちの交通安全課からも警察のほうに、利用拘束があるので、何とかそこの縛りをできないんでしょうかというご相談は投げかけてはおります。ただ、警察のほうでも、人数的にそれを全部取り締まることが今の状態ではなかなか難しいというお話はいただいております。 ◆松岡 委員 中学生の安全教室の内容を教えてください。 ◎交通安全課長 中学生の安全教室につきましては、まず自転車の乗り方、実技、それと体験型といいまして、自転車が車にぶつかったときに、どういう状況だという再現を行っております。これがスケアードストレートという技法ですが、それを行っていまして、自転車は、こういうふうに安全に乗らないと危ないですよという講習まで全部行っております。 ◆松岡 委員 町田市は結構坂が多いので、私もよく小学生のお子様が猛スピードで坂を下ったりとか、ぶつからないといいなと冷やりとするような場面もよく出くわします。  また、2010年度の町田市の交通事故数と死亡事故数を教えてください。 ◎交通安全課長 済みません、今、平成20年度の資料しか持ってきていないので、平成20年度につきましては、町田市の件数でよろしいでしょうか。事故発生件数が2,189件、その中で軽傷者が、やはり自転車だけではないものですから、2,475名の方が軽傷事故に遭われているという状況です。あと、死亡につきましては7名という形になっております。
    ◆松岡 委員 最後になりましたけれども、ドライヴィングスクールの内容を簡潔に教えてください。 ◎交通安全課長 ドライヴィングスクールで現在やっておりますのは、高齢者の体験型という形になっております。これにつきましては、シルバー人材センターや自治会にお願いしまして人数を集めまして、1回25名程度、それにつきましては車のシミュレーション、免許を持っている方についてはドライヴィングスクールの講師の方が一緒に乗って実地運転、あと、免許を持っていない方につきましては横断歩道の渡り方まで講習の中に入れていただいております。 ◆松岡 委員 今後とも交通事故のないようにご指導のほど、よろしくお願いいたします。 ◆渡辺 委員 214ページに道路橋梁総務費・委託料から同目・需用費・修繕料へ流用というのと工事請負費から同目・需用費・修繕料へ流用というのがあるんですけれども、これは先ほどご説明の中でゲリラ豪雨等があったので、浸水トラブルを未然に防ぐとか、よく水が出てしまうところに、それの工事をするためのお金ということですか。 ◎道路補修課長 通常でもかなり要望が多い中で、3年前にゲリラ豪雨があったときの積み残し分がかなりあって、そのまま毎年同じような要望が来ていると、その部分がさばけない状況の中で、前年度もできていなくて、その分、不足の部分を流用させていただいたということです。 ◆渡辺 委員 これは年間市民から何件ぐらいご要望があるんですか。 ◎道路補修課長 要望件数は4,500件、実際は電話でほかの課もいろいろとそれ以上の件数が来ているのだと思います。道路補修課で受けているのは4,500件から4,600件ぐらい来ております。その中で小さいのも大きいのもあるということで、特に流用した部分というのは修繕工事で発注する分ということでございます。 ◆渡辺 委員 今、ここの部分は修繕工事を発注する部分とおっしゃっていましたけれども、4,500件ぐらいの依頼がある中で、何件ぐらい年間やっているのか。 ◎道路補修課長 今回、282件ございました。282件ですけれども、実際は400件ぐらい、少しまとめて発注したのが282件ということでございます。 ◆渡辺 委員 これは市民からいろいろ4,500件来て、そのうち280件を選んで工事するということだと思うんですけれども、どういうところを優先して工事するんですか。浸水被害が激しいところなんでしょうか。 ◎道路補修課長 4,500件の中でも、うちの中では仕分け作業と言っているんですけれども、事前に調べて、調査をして終わる部分もかなりあります。実際は、先ほど言いましたように、直営がやる部分が1,600件からあって、あと修繕で出す部分、残りは先ほど言いましたように調査の段階で市民とお話をして片づく部分もございます。ですから、よりすぐってというか、実際に直営でできない部分を工事でやっているところでございます。 ◆渡辺 委員 調査の段階で市民と話しているときに要望が終わってしまうというのは、どういう現象で終わるんですか。説明するとわかっていただいてということですか。 ◎道路補修課長 修繕まで至らないものとか、要望を聞いて、例えば今回は予算がなくて、次年度で理解していただいた部分もございますし、内容はさまざまです。 ◆渡辺 委員 わかりました。ありがとうございます。 ◆戸塚 委員 3点ほど伺いたいんですけれども、まず、212ページの私道移管事業ですけれども、何件ぐらい申請があって、申請が却下されたというか、移管できなかったケースというのは何件ぐらいあるんでしょうか。 ◎道路用地課長 移管ですけれども、2010年度で13カ所移管を受けています。これにつきましては、前年度及びそれ以前に申請があって、移管を受ける適格性があると申請者の方にご連絡をしまして、条件といたしましては地元の皆さんの同意が必要なんです。その同意を全部取りつけてもらえれば、現状としては4メートルないし5メートルという幅員で確保できて、要綱の条件をクリアしているものについては受けられます。  ですので、申請が出てきて適格性を町田市で判断して回答します。そのときの件数につきましては、まだこれより多いんですけれども、実際に移管を受けられる条件が整ったものについて、翌年度以降に予算化をしていくということでやっていますので、申請についてはちょっと今把握していないです。 ◆戸塚 委員 移管の件でよく相談を受けたときにだめなケースがありまして、土地の所有が、昔、分譲にした関係で、たまに不動産の会社が持っているケースがあるんです。その不動産会社がもう数年前につぶれてしまってなくなってしまったというケースがあって、そのまま土地が不動産会社の名義のままになっていたり、どういう会社になったかわからなくて、だれの持ち物だかわからないという状況があるんです。  ただ、私道に隣接している住民はみんな合意はできているといった場合に、臨機応変な対応というのはできないものなんですか。僕が何度か今まで担当部に行ったケースでも、そこの土地を持っている方の合意が得られない限りはということでだめなケースが何件かあったんですけれども、その辺、対応できれば、もう少し移管できるケースもあるのかなと思うんです。 ◎道路用地課長 今のご質疑ですけれども、確かに全員の同意ということで、今、道路部分に昔の何とか株式会社という土地が残ってしまっている。ただ、それを登記上調べると、名前はあるんだけれども、実在しない場合は確かにあります。その場合については、市のスタンスとしては、地元からの同意、全員合意ができて町田市に移管できますよという状況で受けるというスタンスをとっておりますので、そこについては解決していただかないと受け取れない。  ただし、アドバイスとしては、そういう物件につきまして追跡調査を道路用地課でやって、例えば登記はもうなくなってしまっているんだけれども、その会社の管財人というか、残っている社員を見つけたりして、そこでどうにかならないのかとか、例えば最終手段としては裁判という形になってしまうと思うんです。裁判までやって、そこの土地の権利、もうそこの土地には所有者もだれもいないというような形の判決をいただいて、そこの管理している私道の所有者さんたちが自由にできるような形になるという形で、多分裁判で最終的にはやるような形にはなると思います。そういったことのアドバイスについては町田市のほうでしています。 ◆戸塚 委員 ということは、土地のだれだかわからないような、会社がどうなっていたかわからないという土地の所有の調査まではしてもらえるということなんですか。それとも、そこまでも、調整も調べたりするのも全部住民でやってくださいという感じなんですか。 ◎道路用地課長 申請者の方には結構詳しい方もおられるので、法務局に行って自分で登記簿をとったり、公図とか全部とられる方もおります。そういう方はかなり詳しいので、手続についてもかなり把握しているんですけれども、そういう方ではない方については、市のほうで登記所に行って登記簿を調べたりとか、追跡調査というんですか、今どういう状況になっているかというのは、そこについては市のほうで調べます。 ◆戸塚 委員 わかりました。  もう1点が220ページの放置自転車対策事業ですけれども、これは指導員、たしかシルバー人材センターに委託していると思うんですけれども、契約時間が何時と何時になっているかというのを教えていただけますか。 ◎交通安全課長 現在、町田駅は町田まちづくり公社というところでやっております。そのほかの7駅につきましてはシルバー人材センターにお願いしております。時間につきましては、朝7時から、駅によって違うんですが、早いところでお昼まで、長いところですと4時までという状況になっております。町田駅は4時までです。 ◆戸塚 委員 午前中で終わる駅ですね。僕も最寄りの駅がそういうところなんですけれども、指導員がいる時間帯は余りとめないんですよ。駐輪場に行ったり、とめなかったりするんですけれども、指導員がいなくなった瞬間にやっぱり次々ととめ出すんですね。僕もいろいろ市民の方からお話を受けていて、要は指導員がいなくなった瞬間にとめ出すんだから、もう少し長い時間にできないのか。大体昼ぐらいに買い物をされる方が来出しますね。夕方も多分そうだと思うんです。大体その時間帯が契約時間外の時間帯になっていまして、どうせそんなに長い時間駐輪しないわけですから、当然とめますね。  だから、結局、もう少しそういった契約時間なんかもちょっと見直す必要があるのではないか。そういった実態調査も含めてする必要があるのではないかと思うんですけれども、その辺の見解を教えていただけますか。 ◎交通安全課長 お答えします。  最初の放置自転車の成り立ちにつきましては、通勤通学についてということで建設部ではやっておりました。ただ、昨今の事情がありまして、やはりこれも経済観光部と調整しながらでないと、予算の関係もありますので、うちのほうとしては今後研究させていただきたいという形でお願いしたいと思います。 ◆戸塚 委員 あと、駐輪場の件で1件ありまして、いろいろ実績を見ていますと、高いところは高いんですけれども、例えば原町田三丁目の駐輪場とか玉川学園二丁目、この辺は利用率が10%台とか20%台なんですね。定期でも、そんなに使われていないんですよ。逆に、そういったところは毎年そういった利用率なんですけれども、ほかに使い道とかというのは考えたりされているのかなと思うんですけれども、その辺の話を。 ◎交通安全課長 原町田三丁目の駐輪場につきましては、一般の利用客という形で今数字が出ていると思います。あそこにつきましては、図書館の利用者がほとんどなものですから、利用者の数は全体数字の中には入っていないと思います。ですから、もう少し利用率は上がっているはずです。  それと、低いですと言われた玉川学園二丁目です。確かに立地条件と設置したときの住民協定がございまして、時間が短いということで、利用者からももう少し長くしてほしいということで話は出ております。これも住民とも、町内会とも今お話をさせていただいている状況です。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ここで発言の訂正がございます。 ◎藤谷 建設部次長 先ほど殿村委員に、新庁舎周辺の整備事業にかかわる地権者数ということでご質疑いただきました。その中で町田437号線については、地権者はいませんと私どもが回答いたしましたけれども、市民ホールの前、拡幅してございますけれども、あの部分につきましては東京都から買収をして完了してございます。  以上、訂正させていただいて、おわび申し上げます。 ○委員長 以上で一般会計のうち、建設部所管分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後零時4分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時5分 再開 ○委員長 再開いたします。 △都市づくり部所管部分 ○委員長 一般会計のうち、都市づくり部所管分を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 町田市一般会計決算のうち、都市づくり部所管分について説明申し上げます。  まず、歳入でございます。  決算書40ページをごらんください。  中ほどの第13款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の6、土木使用料、節の3、公園用地使用料の1,085万2,444円は、公園内の電柱等の占用料でございます。  節の4、町田ぼたん園入園料の834万7,610円はぼたん園の入園料で、入園者数は1万9,690名でございます。  節の5、市営住宅使用料の1億9,492万1,943円は、513戸分の市営住宅使用料等でございます。  節の6、特定公共賃貸住宅使用料の579万3,900円は、5戸分の特定公共賃貸住宅使用料等でございます。  節の7、町田えびね苑、入苑料の163万6,180円は、えびね苑の入苑料で、入苑者数は7,026名でございます。  節の8、緑地用地使用料の21万1,596円は、緑地保全の森内の電柱等の占用料でございます。  46ページをごらんください。  4段目の項の2、手数料、目の4、土木手数料、節の2、建築指導手数料の1,979万2,700円は、建築確認申請353件を初めとする事務手数料収入の合計でございます。  節の3、建築指導証明手数料の63万8,700円は、建築確認済み及び道路位置指定の証明発行事務手数料の合計でございます。  1つ飛びまして、節の5、開発行為等許可手数料の1,684万2,000円は、開発許可申請81件を初めとする許可手数料収入の合計でございます。  節の6、宅地造成等規制法許可手数料の36万5,600円は、宅地造成等許可申請及び変更許可申請に伴う手数料19件分でございます。  52ページをごらんください。  6段目の第14款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の4、土木費国庫補助金、節の7、社会資本整備総合交付金の下から4番目、都市計画課分の250万円は、バリアフリー基本構想策定事業に対する交付金、公園緑地課分の1億7,600万円は、薬師池西公園、三輪緑地、広袴神明緑地の購入及び公園施設長寿命化計画策定事業に対する交付金、まちづくり推進課分の1,420万円は、小野路宿通り周辺地区都市再生整備計画に基づいて行う街並み整備に対する交付金、住宅課分の1,693万9,000円は、住宅耐震促進事業の補助に要した費用等に対する交付金でございます。  58ページをごらんください。  第15款、都支出金、項の1、都負担金、目の3、土木費都負担金、節の1、国土法事務費負担金の8万8,000円は、国土利用計画法に基づく届け出の経由事務に対する交付金でございます。  項の2、都補助金、目の1、総務費都補助金、節の2、繁華街等における体感治安改善事業費補助の1番下、公園緑地課分の38万円は、原町田わかば公園の園内灯及び車どめ改修への補助金でございます。  目の2、民生費都補助金、節の2、地域福祉推進包括補助事業費補助の3番目、都市計画課分の279万7,890円は、地域コミュニティバス運行経費に対する補助金でございます。  64ページをごらんください。  中ほどの節の37、福祉のまちづくり条例事務処理特例交付金の3万5,000円は、東京都福祉のまちづくり条例第18条に関する事務処理に対する交付金でございます。  68ページをごらんください。  6段目の目の7、土木費都補助金、節の3、住宅費補助の40万6,000円は、忠生市営住宅等の家賃対策補助費と木造住宅耐震相談会に要した費用に対する補助金でございます。  2段飛びまして、節の6、バリアフリー基本構想作成費補助の75万円は、バリアフリー基本構想策定事業に対する補助金でございます。  76ページをごらんください。  一番上の項の3、委託金、目の5、土木費委託金、節の2、建築物調査委託金の13万3,400円は、建築物実態調査等に対する委託金でございます。  節の3、土地区画整理事業許可事務委託金の26万7,287円は、土地区画整理法第76条による許可事務に対する委託金でございます。  節の4、都営住宅事務委託金の108万5,987円は、都営住宅及び都民住宅の申込用紙の配布事務等に対する委託金でございます。  節の5、都市計画事業等許可・認定事務委託金の24万6,530円は、都市計画法第53条関係の許可事務及び東京都建築安全条例等の認定事務に対する委託金でございます。  節の6、開発許可等事務委託金の4,194万3,397円は、都市計画法第29条の開発許可関係事務に対する委託金でございます。  節の7、保全地域植生管理委託金の90万8,250円は、七国山緑地等の植生管理に対する委託金でございます。  第16款、財産収入、項の1、財産運用収入、目の2、利子及び配当金、節の1、利子及び配当金の下から2番目、公園緑地課分の271万1,278円は緑地保全基金積立金利子でございます。  次の78ページをごらんください。  一番下の段の第17款、寄附金、項の1、寄附金、目の2、指定寄附金、節の1、指定寄附金の3番目、公園緑地課分の16万2,504円は、緑地買収事業を目的とした寄附金でございます。  次の80ページをごらんください。  下から7段目の第18款、繰入金、項の2、基金繰入金、目の1、基金繰入金、節の1、基金繰入金の5番目、公園緑地課分の6,027万5,000円は、公園や緑地の用地購入に伴う緑地保全基金繰入金でございます。  88ページをごらんください。  7番目の第20款、諸収入、項の6、雑入、目の6、雑入、節の1、雑入の2の光熱水費使用料の公園緑地課分10万9,521円は、公園内の自動販売機の電気料でございます。  中ほどの4の複写機等使用料の下から7番目、開発指導課分の720円は、情報提供に係る複写機等使用料の収入でございます。  次の建築指導課分の25万5,690円は、来庁者用の有料コピー機の使用料収入でございます。  94ページをごらんください。  7番目の96の市営住宅明渡時賠償金の8万2,110円は、市営住宅の明け渡し時の住宅使用者の費用負担による補修費の収入でございます。  5つ下がりまして、113の広告掲載料の4番目、都市計画課分の36万8,550円は、かわせみ号広告収入でございます。  4つ下がりまして、129の区画整理清算金の32万7,800円は、鶴川駅北土地区画整理事業の清算金の分割納入を希望された方からの徴収分でございます。  次の96ページをごらんください。  9番目の169の公金収納に係る過誤納金の2番目、開発指導課分の1,000円は、手数料収入に係る過誤納金でございます。  100ページをごらんください。  2番目の233の市民住宅明渡時賠償金の1,260円は、市民住宅の明け渡し時の住宅使用者の費用負担による補修費の収入でございます。  下から2段目の第21款、市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の2、都市計画事業債の2番目、公園緑地課分の9億7,760万円は、薬師池西公園等の用地購入に対する市債でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。
     222ページをごらんください。  中ほどの第8款、土木費、項の3、都市計画費、目の1、都市計画総務費、2の都市計画審議会費の都市計画審議会事務の142万3,800円は、都市計画法に基づき開催しました定例会3回及び都市計画マスタープラン改定のための特別委員会3回等の委員報酬及び筆耕翻訳料でございます。  3の都市計画事務費の都市計画管理事務の1,053万6,227円は、都市計画図等の作成業務及び都市計画課に係る諸経費でございます。  続いて、都市計画決定事務の145万9,500円は、生産緑地の都市計画変更関係の図面作成業務委託に係る費用でございます。  国土利用調整事業の21万4,002円は、国土法に関する事務に係る経費でございます。  都市計画マスタープラン改定事業の3,062万5,300円は、都市計画マスタープラン改定事業業務委託等に係る費用でございます。  公共基準点管理事業の1,029万315円は、公共基準点管理点検業務委託等に係る経費でございます。  4の住所整理事務費の住所整理事業の73万5,000円は、地区案内板や街区表示板の修繕に係る経費でございます。  続いて、住所整理事業(政)の4,092万9,000円は、能ケ谷地区住居表示等整備事業業務委託等に係る経費でございます。  次の224ページをごらんください。  5の開発指導事務費の開発指導課管理事務の63万7,895円は、開発指導課の指導業務に係る経費でございます。  6の街づくり推進検討事業費の地区の街づくり推進事業の886万6,577円は、7つの街づくり団体へ延べ47回派遣いたしました街づくりアドバイザー謝礼及び地区街づくり手法検討業務委託料等でございます。  続いて、まちづくり推進課管理事務の64万2,126円は、まちづくり推進課の事務経費でございます。  7の交通輸送対策費の町田市民バス運行事業の1,460万5,179円は、町田市民バス運行事業補助金でございます。  続いて、地域コミュニティバス運行事業の2,595万4,466円は、コミュニティバス走行環境等整備工事及び地域コミュニティバス運行事業補助金等でございます。  広域交通計画事業の1,419万4,422円は、中心市街地交通量調査業務委託等でございます。  多摩都市モノレール整備事業の3万円は、多摩地域都市モノレール等建設促進協議会負担金でございます。  バリアフリー基本構想策定事業の909万4,240円は、バリアフリー基本構想策定支援業務委託等でございます。  路線バス利用促進事業の4,774万1,400円は、連節バス導入計画策定調査業務委託及び繰越明許費分の町田バスセンター改修工事その2等でございます。  交通需要検討事業の2,175万794円は、小田急多摩線延伸検討会運営費負担金でございます。  ノンステップバス導入促進事業の378万円は、ノンステップバス導入事業補助金でございます。  8の開発審査事務費の開発審査事務の108万3,823円は開発指導課の審査業務に係る経費でございます。  9の街づくり推進費の小野路宿通り周辺街づくり推進事業の848万5,000円は、小野路宿通り街並み修景事業として、5軒の板塀新設に対する補助金でございます。  続いて、相原駅周辺街づくり推進事業の799万500円は、相原駅周辺街づくり検討支援業務委託料でございます。  10の景観形成推進費の景観形成推進事業の798万3,950円は、町田市景観審議会の専門部会4回を含めた7回分の委員報酬や、公共事業景観形成指針及び景観づくりガイドラインの策定に係る調査検討業務委託料等でございます。  次の226ページをごらんください。  目の2、土地区画整理費、1の土地区画整理費の区画整理課管理事務の84万1,267円は、区画整理課の事務経費でございます。  続いて、区画整理整理事業の5億6,643万7,577円は、管理さく設置工事費、管理地の草刈委託料、土地開発基金からの買い戻しのための公有財産購入費等でございます。  続いて、忠生土地区画整理事業会計繰出金の3億2,826万1,000円は、特別会計への繰出金でございます。  次の228ページをごらんください。  一番下の目の5、公園費、2の公園緑地管理費の公園緑地課管理事務の7,484万878円は、木曽庁舎賃借料を含む庁舎管理に係る諸経費でございます。  次の230ページをごらんください。  都市公園管理事務の4億4,053万8,169円は、都市公園の維持管理に係る委託料等の諸経費でございます。  続いて、緑地緑道管理事務の163万846円は、横浜水道緑道の草刈委託料等でございます。  緑政普及事業の602万500円は、公園清掃管理謝礼金等でございます。  公園管理適正化事業の2,477万2,839円は、鶴間公園ほか台帳作成業務委託料等でございます。  指定管理公園管理事務の1億9,055万4,555円は、相原中央公園等に係る指定管理料等でございます。  指定管理公園管理事務(政)の8,820万7,023円は、町田中央公園内のサン町田旭体育館に係る指定管理料等でございます。  3の薬師池公園管理費の薬師池公園管理事務の4,367万5,614円は、警備業務委託料、花樹管理委託料等でございます。  次の232ページをごらんください。  4の町田ぼたん園管理費の町田ぼたん園管理事務の2,277万9,946円は、管理業務委託料、ぼたん園用地借上料等でございます。  続いて、町田ぼたん園普及事業の55万9,500円は、ぼたん園のポスター代等でございます。  5の忠生公園管理費の忠生公園管理事務の1,524万3,019円は、警備業務委託料、清掃管理業務委託料等でございます。  続いて、忠生公園普及事業の19万1,019円は、自然観察会等、事業用の経費等でございます。  6の公園緑地整備費の公園整備事業の413万788円は、公園緑地等草刈委託料等でございます。  続いて、公園整備事業(政)の5億9,393万8,567円は、薬師池西公園用地購入等でございます。  街区公園整備事業(政)の2,910万3,880円は、境川児童公園用地購入等でございます。  7の野津田公園整備費の野津田公園整備事業(政)の5億2,603万1,793円は、野津田競技場芝生観客席改修工事等でございます。  8の小野路公園整備費の小野路公園整備事業の6億6,344万9,772円は、小野路公園野球場観覧席等整備工事等でございます。  234ページをごらんください。  目の6、緑のまちづくり推進費、2の緑化推進費の緑化推進事業の8万755円は定期購読情報誌等でございます。  続いて、花と緑のまちづくり普及事業の3,351万7,693円は、下小山田苗圃栽培管理委託料等でございます。  3の緑地保全費の緑地保全の森等管理事業の1,935万2,055円は、公園緑地等樹木管理業務委託料等でございます。  続いて、緑地保全の森等整備事業(政)の8,976万8,713円は、広袴神明緑地等の用地購入等でございます。  町田えびね苑管理事業の953万7,141円は、町田えびね苑用地借上料等でございます。  民有緑地保全事業の1,034万5,000円は、民有緑地保全助成金でございます。  緑地保全基金事業の290万4,504円は、緑地保全基金積立金の利子等でございます。  谷戸山管理市民協働事業の219万9,683円は、緑地保全の森管理謝礼等でございます。  緑の基本計画改定事業の1,578万7,576円は、緑の基本計画改定業務委託料等でございます。  目の7、建築指導費、2の建築審査会等委員費の建築審査会事務の115万3,100円は、建築基準法第78条に基づき、年間12回開催いたしました建築審査会に係る委員報酬等でございます。  次の236ページをごらんください。  建築紛争等調整事務の36万3,000円は、町田市中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例に基づく、紛争調停委員会を開催したときの委員報酬でございます。  3の建築指導事務費の建築指導管理事務の431万7,385円は、建築指導課の事務経費及び指定構造計算適合判定手数料でございます。  続いて、建築物等維持保全促進事務の230万5,364円は、定期調査報告業務委託料等でございます。  違反建築指導事務の1,000円は、違反建築防止週間の啓発用ポスター代でございます。  項の4、住宅費、目の1、住宅管理費、2の住宅維持管理費の住宅課管理事務の34万145円は、住宅課の事務経費でございます。  続いて、市営住宅等管理事業の899万9,681円は、金森市営住宅緊急通報設備移設工事等でございます。  市営住宅等運営事業の321万6,545円は、都営住宅地元割り当てに関する委託料等でございます。  分譲マンション相談事業の3万7,000円は、分譲マンション管理セミナー講師謝礼でございます。  市営住宅管理代行事業の6,663万5,838円は、市営住宅管理代行業務委託料でございます。  住宅計画策定推進事業の939万5,600円は、住宅マスタープラン改定業務委託料等でございます。  3の住宅改良費の住宅改良資金貸付事業の5,323円は、住宅貸付資金の利子補給でございます。  続いて、住宅改良資金助成事業(政)の1,150万2,000円は住宅改修事業助成金でございます。  次の238ページをごらんください。  住宅耐震促進事業の3,745万6,055円は、住宅耐震促進のための助成金等でございます。  以上が一般会計の都市づくり部に係る決算の内容でございます。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆佐藤〔和〕 委員 232ページの街区公園整備事業についてお伺いしたいと思います。まず、「主要な事業に関する基礎データ」によりますと、街区公園の設置不足箇所が17カ所という形であるんですけれども、この不足箇所の概念を教えていただけますか。 ◎公園緑地課長 街区公園の不足箇所の概念ということですが、街区公園につきましては、おおむね半径250メートルを誘致圏として整備を行っています。250メートル以内に公園が存在しないところを不足地と考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 そうしますと、17カ所ということなんですが、どのあたりの地域が多くて、不足箇所が多い地域の理由としてはどのようなことが考えられるのか、教えてください。 ◎公園緑地課長 市内のおおむね南地区に不足箇所が多くございます。理由としては、市街化が進んでいることが主な原因かと考えております。 ◆佐藤〔和〕 委員 南地区が多かったんですけれども、2010年度に1カ所整備された境川児童公園は何の用地だったんでしょうか、それを教えてください。 ◎公園緑地課長 こちらの公園につきましては国有地を買収してございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 先ほど南地区は市街化しているので用地がなかなか取得できないという話でしたけれども、今後、宅地などを用地取得して公園をつくっていくというような計画は昨年度なされたのでしょうか。 ◎公園緑地課長 昨年度は具体にそのような宅地を買収して公園を整備するという計画はございませんでした。 ◆佐藤〔和〕 委員 そうなると、主に公園用地として取得するのは、どのような土地が考えられたのでしょうか。検討された状況でも結構です。候補地でも結構です。どういうところがあったのか。 ◎公園緑地課長 昨年度は、具体な検討というのは実際のところ余り行っていないんですが、例えば生産緑地の買い取り申し出が出たときは、それがたまたま不足地区にある場合は買収しようという検討がされるかと考えています。 ◆佐藤〔和〕 委員 最後に、この用地取得とはまた別の問題ですけれども、南地区、特に成瀬地域の街区公園はトイレがないという住民の声があるんですけれども、トイレの設置についての考え方を教えていただけますか。 ◎公園緑地課長 街区公園にトイレを設置してほしいという声はいろんなところでいただくんですが、先ほども申しましたように、街区公園の概念は半径250メートルの徒歩圏という考え方でおりますので、基本的には街区公園のトイレの設置は町田市としては考えておりません。 ◆佐藤〔和〕 委員 最後に、街区公園の中でトイレが設置されているところは1カ所もないのでしょうか。何カ所かあるようでしたら、何カ所あるのかだけ教えてください。 ◎公園緑地課長 街区公園でトイレが設置されている公園が市内には3カ所ございます。 ◆佐藤〔和〕 委員 3カ所だけ、済みません、教えてもらってもいいですか。 ◎公園緑地課長 まず、原町田わかば公園、成瀬弁天橋公園、根岸公園の3カ所でございます。 ◆佐藤〔伸〕 委員 決算書の94ページ、中段に備考欄の96、市営住宅明渡時賠償金、これの件数と内容を教えていただきたいと思います。 ◎住宅課長 件数は8件でございます。内容につきましては、例えばクーラーのナットをなくしてしまったとか、あるいは標示プレートを取りつけたりとか、どちらかといいますと、お客様の不注意で壊したり、なくしたりしたものを賠償していただくものでございます。 ◆佐藤〔伸〕 委員 本当に実費という形ですね。民間でいえば、経年劣化したところがどうだこうだといってトラブルになるケースがあるんですけれども、市営住宅という公共性があるところなので、本当に実費ということでよろしいんですね。 ◎住宅課長 そのとおりでございます。 ◆佐藤〔伸〕 委員 わかりました。
     次に、224ページ、備考欄の9、街づくり推進費の中で相原駅周辺街づくり推進事業のことです。昨年、勉強会に出させていただいて、地域の方も参加してすごく丁寧に進められているなと感じたんですけれども、今後、こういう街づくりにあっては、このような地域の学識の先生を招いた中で、みんなで話し合いの中で進めていく、これが今後街づくりの基本になっていく、昨年度は、そのような考えを持たれて進められたのかなと思いまして、お聞きします。 ◎沖 都市づくり部次長 相原駅周辺の場合には、市民と都道を工事する東京都、それと町田市の3者で話し合いをしながら計画を立てるということで進めてまいりました。ほかの地域につきましては、やはりその地域の特性に合わせてやるようになろうかと思いますが、ただ、街づくりは市民との協働という基本的なところだけは押さえていくことになると思います。 ◆佐藤〔伸〕 委員 わかりました。よろしくお願いいたします。  次に、234ページ、備考欄の3、中段あたり、緑地保全費の中で民有緑地保全事業、民有緑地保全助成金とあるんですけれども、この助成した件数と内容についてお聞かせください。 ◎公園管理担当課長 民有緑地、相原・小山の区画整理の中にある緑地の部分なんですけれども、今27団体と協定を結んでおります。内容は、管理奨励金と管理協力金……。 ◎都市づくり部長 民有緑地保全事業でございますが、これは市のほうで民有緑地を借り上げしているところで、今、話がありました民有緑地の維持管理奨励金として27団体に助成しているということで、内容としましては、その緑地部分の草刈りですとか植生管理を年間通してやっていただいておるところです。それに対する奨励金ということで今回出させていただいているところでございます。 ◆佐藤〔伸〕 委員 わかりました。助成をして、維持管理についてちょっと不安なことがありまして、そういう現状を確認するということも大事なのかなと思っているんですけれども、その点、どうでしょうか。 ◎公園管理担当課長 お支払いするに当たって、事前に管理の状況を報告していただくことになっております。主なものとしては、草刈り、全体ではないんですけれども、外周の草刈りだとかをしていただいています。あと、ごみ拾いとか、そういうものを主にやっていただいています。そういった程度のものを報告書として上げていただいています。 ◆佐藤〔伸〕 委員 わかりました。相原・小山の区画整理の中で、南傾斜でのり面が結構多いんですね。その中でしっかりとした状態もよく把握していただきたい。意見になってしまってあれなんですけれども、そういうところでよろしくお願いいたします。 ◆殿村 委員 まず、222ページの都市計画マスタープラン改定事業について伺います。今回の改定の主な改定内容、主なものでいいんですが、お答えください。 ◎楠 都市づくり部次長 今回の見直しのポイントは、広域的に見た町田市の状況を踏まえて、また、1999年に策定し、10年たった町田市を見据えた上での取り組み等を改めて見直しして改定したというのがポイントでございます。また、今後の町田市の町づくりの主要課題を今回挙げさせていただいたというものが大きなポイントになるかと思います。  それと、策定方法として、前回は全体構想と地域別構想を同一期間でやったわけですけれども、今回は全体構想、町田市の全体の方針を示した、都市構造を示した上で、今現在、地域別構想、10地区に入っているところでございます。なお、まち歩きを10月に始めます。また、幅広い年齢層からの意見をいただくために、子どもの世代の方に応募いただきまして、今、子育て中の皆さんに地域の町の状況をヒアリングしている状況でございます。 ◆殿村 委員 広域的な町づくり、それから地域別ということで、もう少し特徴的なことをお話しいただけますでしょうか。 ◎楠 都市づくり部次長 今回の全体構想の見直しとしましては、ご質疑にありますように、特に重点事業として、どういうところに取り組まなければいけないかというところ、まず、商業地も含め団地再生、あと北部丘陵担当がございますけれども、そちらも含めた3つの町田市の大きな町の構造を今後もどういうふうに維持していくかというところが今回の改定のポイントかと思っております。 ◆殿村 委員 その1つである中心市街地の計画もあったと思いますが、この中で中心市街地の区域の拡大という問題がたしかあったと思います。これは、ちょっと今数字は忘れましたが、何ヘクタールから幾らになったかということとその理由についてお答えください。 ◎楠 都市づくり部次長 今のご質疑ですけれども、基本的には町田市の商業地のエリア、経済観光部と関連しているエリアについては約100ヘクタールですけれども、従前とは変わってございません。 ◆殿村 委員 面積の範囲を広げているというのは中心市街地活性化計画のほうで、こちらのほうではなかったでしたか。 ◎楠 都市づくり部次長 商業地につきましては、商業地域、あるいは近隣商業地域、あと第2種住居等が混在しておりますけれども、経済観光部の考え方としては、商業施設だけではなくて複合的な施設、いわゆる事務所系だとか、そういうものもエリアとして考えていきたいということで、都市計画マスタープラン上はそこには差異はございません。 ◆殿村 委員 その中の1つのポイントとして、これから新庁舎がつくられることにより、それとも連動した中心市街地の町づくりの幾つかの構想が盛り込まれたと思いますけれども、どのようなものが盛り込まれたでしょうか。 ◎楠 都市づくり部次長 今回の盛り込んだ構想としましては、北口周辺の街並みの整備、特に森野地域につきましてはまだ低未利用地等がたくさんございます。それとあわせて、原町田六丁目かいわいも実際に商業者、来街者数が減少しているという状況の中で、周辺の再開発等が頻繁に行われている。特に海老名、それから小田急相模原、相模大野というエリア、あと今後土地利用されていくのは柿生、新百合ケ丘、あの周辺で基本的には都市間競争に勝つためには何か方策を考えなければいけないだろうというのは考えられます。  また、新庁舎の移転に伴って町田市の顔であるべき駅周辺の通りも含めて、新たな町づくりを考えなければいけない。それはすぐビルを建てるとかいうことではなくて、地域の皆さんの協力をいただきながら、新たな町田をつくっていかなければいけないというところで、今回の町づくりビジョンの中には、地域との構想としては重点として入れさせていただいている状況です。 ◆殿村 委員 今もお話がありました都市間競争に勝つという1つのテーマがあろうかと思うんですけれども、それについては議論の中で、これまでもずっと都市間競争に勝つということを非常に大きな題目にして町づくりが進められてきたと思うんですが、何か町づくりのあり方、もっと市民の日常生活に根差した暮らしや福祉を大切にした、先ほど子どもの意見を聞いてというお話がありました。とてもいい視点かと思うんですけれども、そういうこれまでの町づくりの考え方とは転換した議論というのはなかったんでしょうか。 ◎楠 都市づくり部次長 今ご指摘いただいた内容につきましても、ハードの面だけではどうしても町というのはうまくいきませんので、今回、特にバリアフリーの視点、だれでも町田に来られるということで、その辺を強調はさせていただいております。また、交通計画でもバリアフリーの視点を持ちまして、駅周辺、あるいは重点施設等についても改善を進めていくということで連携してやっているのが現状でございます。 ◆殿村 委員 当然ながら、町づくりの特にハードという点では財政が伴うものです。そういう点では、いろいろ絵を描いていたにしても、こうした財政計画がなければ、これはまた別の分野でということになるとは思いますけれども、しかし、こうした町づくりの議論の中でも、私は大変重要な議論の1つかと思いますけれども、財政問題についての議論はどのように行われたでしょうか。 ◎楠 都市づくり部次長 基本的に再開発事業といってもさまざまなやり方があるんですけれども、従前の再開発事業につきましては、市が主導的に駅前整備をやってきたところが大きなポイントになるかと思いますけれども、これからの町づくりは、やはり3者協働という角度で民間の再開発、民間の方に町づくりに協力してもらう。行政側としては、地域の中の制度上の問題をうまく活用して、あるいは国の補助等もうまく引き出しながら、市が出す負担をなるべく少なくして、事業を進めていくというのも1つあるのかなと。市が、行政側が誘導する。民間の方がそれに基づいてビル計画、あるいは施設づくりをしていただくというところで、また、土地所有者の方の意見も聞きながら、土地を有効活用していくというのがこれからの町づくりの1つの方法ではないかと思っております。 ◆殿村 委員 いずれにしても、先ほどもお話がありましたように、これまでの町田市の駅周辺の再開発事業では多大な財政負担が伴いました。それらは十分に教訓にしなければならないと思いますし、ぜひその点は申し上げたいと思います。  次に、224ページの地域コミュニティバス運行事業についてお尋ねします。ここでコミュニティバス走行環境等整備工事ということで出ておりますが、これは具体的にはどこになりますでしょうか。 ◎交通計画担当課長 このコミュニティバス走行環境等整備工事につきましては、以前より計画しております玉川学園八丁目の部分、車両の運行のために一部歩道を除去するというような内容の工事でございます。 ◆殿村 委員 決算に数字としてあらわれているかどうかはあれなんですが、同時並行で他の区域についても地元を中心に検討はなされていると思います。その辺で2010年度は、地域、事業者、行政を含めてどのような検討が行われたでしょうか。 ◎交通計画担当課長 現段階、前年度につきましては継続して、前よりお示ししております小山田桜台、それから高ケ坂等を協議してまいっているところです。ただ、現段階で一番進まないネックとしましては、やはり車両がどうしても幅がありますので、当然それの交通安全の考えというのがございますので、幅員の件で若干交通管理者との協議が難航している。ですから、別のルートを私どものほうも検討して、ご要望に合いながら三位一体で採算性がとれるようにというのが条件でございますので、それを合わせるように今努めているところでございます。 ◆殿村 委員 その辺が1つ大きな問題だと思いますし、やるからにはしっかりと長く継続できるようにお願いしたいと思いますけれども、その辺では、活路といいましょうか、幅員を広げる問題、先ほどルートの変更も含めてというお話もありましたが、行政としては、今検討されている路線については何とか実現させるという方向で、さまざまな選択肢について当たっているということでよろしいのでしょうか。それと、需要という点で、これも十分な検討がされていると理解してよろしいでしょうか。 ◎交通計画担当課長 まず1点目のご質疑につきましては、なかなか難しいものがございます。建設部でも、用地については6メートルの幅までは無償で提供していただいて工事をするという内容がございます。その関係で私どもとして、今、現実にコミュニティバスは5.7メートル、詳細に言いますと5.66メートル必要なものでして、6メートルに近い道路が町田市管内になかなか周りにないという状況があります。  ですから、そこら辺で近隣の地元のご要望に合うように、私どもも現場に参りまして、6メートルの幅があるところを探しながら、当然ルートの変更というのは地元でも意向に沿わないこともございますので、そこら辺は今現在、時間をかけておりますが、進度を図るように努めているということで、協議をしてご理解いただいていると私は理解しております。  2点目については採算性云々の話ですが、当初三位一体ということで、私どもは事業の調整、協力をするというのが役割の1点、地元の協議会については、一番単純に言ってしまえば乗っていただくということが要は役割、それからバス事業者については、当然利便性のいい形で質の高い提供ができるようなものをやっていただくということがお互いの役割と現段階では進めております。  当初の段階で、当然アンケート等を地元でとっていただいて乗りますよということで、ではいこうということで事業を計算していくわけですが、ご事情がある地域もございまして、なかなか伸び率がないということで、町田市につきましては現段階で3年間については予備段階ということで、若干補助額を多目にしているところでございます。  その3年間である程度なれていただいて、乗っていただいてよさを知っていただいて、4年目からは通常運行ということで額が若干下がるんですが、そういう運行をしているということで、今、そういう路線もございますけれども、どういうふうにしたらいいかということで、結果はまだ出ておりませんが、何とか存続できるように、乗っていただくように今協議を進めている段階でございます。 ◆殿村 委員 既に動いているところの問題は問題として、これは頑張っていただきたいと思いますけれども、同時に、そこらの教訓も踏まえて、やはり道路事情が悪いというのも、そこには路線バスなどが走れないということがもともとあるでしょうし、だから、その地域にとっては交通の便が悪いという地域の特性だと思うんですね。その原点に立ち返って、やはり多くの住民の皆さんが町なかに出られるようにするための大きな手段としてのコミュニティバス、ぜひ今後さらに多くの地域にこれが実現できるように、いろいろとこれまでの教訓を踏まえて検討していただきたいと思います。  次に、224ページの小田急多摩線延伸事業について伺います。これについては、2010年度、協議会に参加してということだと思いますが、どこまで検討がされているのでしょうか。そして、現段階における課題は何かということでお答えいただきたいと思います。 ◎交通計画担当課長 前回の6月定例会にも行政報告させていただきましたが、おかげさまで2009年度、2010年度の2カ年を相模原市と共同で検討会を設けまして、協力者につきましては小田急電鉄、それから鉄道・運輸機構、意見交換会につきましては神奈川県、東京都にもたまに出席をしていただきまして、いろいろ議論をしてきたところでございます。  おかげさまで、一定条件のもとではございますが、採算性がとれるという見込みがありますので、私どもとしては、新しい何もないところにも町をつくる、駅をつくるということになりますので、今の段階では前回6月定例会でもご説明したとおり、地元に参りましていろいろ説明をさせていただいている。  内容につきましては、今ホームページ等にお示ししています概要版について、こういう状況で小田急線については、一定の条件はありますけれども、できるような方向なので、それはおいておきまして、皆さん、町をどのようにつくりましょうかというところを、説明会というよりは報告会という名前に変えまして、調査結果はこうでしたということを報告して、これから皆さんとどういう町をつくるのが一番いいんでしょうということを議論するスタートラインを一歩二歩出たところという状況でございます。 ◆殿村 委員 改めて基盤整備にかかる費用としては、負担割合とかはこれからということになるんでしょうけれども、幾らということになっていましたでしょうか。 ◎交通計画担当課長 5駅で想定した場合につきましては、上溝駅、相模原に1駅新駅、それから相模原駅、町田市は新駅を2駅ということで5駅というんですが、この5駅の場合に約1,300億円、これは平成32年開業見込みという当然目的の数字を決めませんと金額が出ませんので、大分タイトですが、平成32年を目途にした場合にということでの1,300億円。もう1つは、上溝駅、相模原駅、これは新駅というよりも改良型になると思います。町田市の管内に1駅ということで3駅といいますが、その場合には950億円という試算が出ております。 ◆殿村 委員 当然ながら、この事業についても、先ほどお話があった駅周辺の町づくりということになってきますと、これはこれでまた他の分野で費用がかかってくる問題ですね。その辺は、例えば細かい点はまだこれからということでしょうが、どういったところに市としての費用負担が出てくると考えられますか。 ◎交通計画担当課長 まだ具体に進んでおりませんので構想ということになりますが、まず、鉄道を引くというのは一定の条件ではいいよという方向でいろいろ条件はあります。町田市としても、当然町をつくらなければいけないということになりますから、新しい拠点になり得るものが想定されます。当然、拠点ができれば都市計画道路に準じた道路、幹線道路をやりながら、そこに交通系でいえば利便速達性ということになりますので、路線バスもしくはコミュニティバスの運行も視野に入れながら、鉄道を迎え入れるような受け皿にしなければいけない。  今、当然北部丘陵とかが近い場所でございますので、緑を守ろうという市の姿勢がある中で、新しい駅をつくるということで若干矛盾をしているところもあります。これは今、地元に行っても緑の話をされる方と、もっと町を活性化するように、そういうのをしてくれという2通りの意見が出ておりますので、それを集約しながら、どういう形がいいのか。当然、それにつきまして、財政面のものも負荷がございます。  今お話しした1,300億円であろうが950億円であろうが、それの3分の1のさらに割るような試算はしておりますけれども、別途に周りの基盤をつくるということでは多大なお金がかかる。そういうものも皆さんのご意見を踏まえながら、どういう町をつくっていいかというものができて、金額のある程度の担保性ができた段階に、先行してというんですか、鉄道の話は共同でこれからも継続して研究はしていきますので、それとは別に町田市の課題としましては、今、殿村委員が言われるとおり、それを最優先にやって金額の面、いろいろ利便性の面、それから全域にとって活性化になる町ができるのか、これがクリアしない限りはなかなか事業として進みにくいのかと思っているところです。ただ、現段階では、それを目標に邁進していくという所存でおります。 ◆殿村 委員 わかりました。  次に、232ページの野津田公園整備費について伺いたいと思います。2010年度のこの事業の整備の中で、どのような整備が行われたのか、改めてご説明いただきたいと思います。 ◎公園緑地課長 2010年度の野津田公園の整備内容ということでございますが、まず、陸上競技場のメーンスタンドの改修を行っております。主にスタンドと管理諸室と大屋根、デッキなどでございます。従来芝生席であったメーンスタンドを除いた部分の個席の改修と夜間照明用の4灯の照明が主な改修工事の内容でございます。 ◆殿村 委員 これは工事自体はもう完成したんですね。ここで行われた工事は年度内に完成したと。そのことによって、実際には夜間の照明はどの程度活用されているんでしょうか。 ◎公園緑地課長 夜間照明につきましては、全灯しますと1,500ルクスということで、これまでは試験も含めて2回全灯した経過がございます。そのほかは照度が6段階に分かれてございますので、全灯は今言いました2回の実績がございます。 ◆殿村 委員 照明灯は最近できたばかりでしたね。実際に練習とか試合とか、そういうものに使う機会は前年度の段階ではほとんど時間はなかったということでしょうか。 ◎公園緑地課長 昨年度は工事中ということで、使用することはなかったと思います。 ◆殿村 委員 ということは新年度になってからということで、ちなみに年間どのぐらい活用される予定なんでしょうか。 ◎都市づくり部長 照明灯に関しましては、何をやるからということは決まっていなくて、当然どのようなスポーツ、スポーツに関してはサッカーもそうですし、ラグビーもそう、あとは陸上競技もそうなんですけれども、その中で今ご予約をいただく中で、当然使うものと使わないものがあるので、年間何日間使用するというのは回数としては決まってございません。 ◆殿村 委員 わかりました。結構な出費になっておりますので、その辺は明確になっている必要があるのかと思います。  次に、最後に伺いたいと思います。236ページの住宅改良資金助成事業について伺います。2010年度の実績についてお答えいただきたいと思います。 ◎住宅課長 実績といたしましては、全体で65件ございました。内訳は、4つのメニューがございますが、耐久性向上改修工事が50件、加齢対応型住宅改修工事が12件、2世帯住宅改修工事が3件、あと環境のほうのメニューもございますが、こちらは実績がございませんでした。 ◆殿村 委員 この65件のうちで、市内業者への発注と市外業者への発注ということで分けますと、どのぐらいの割合になりますでしょうか。 ◎住宅課長 申しわけございませんが、ちょっと今正確な数字は押さえてはいないんです。 ◆殿村 委員 この助成事業を申請された方と業者との関係になりますけれども、実際にはかなり市内業者への市民の方からの発注の割合が他市に比べても少ないのかなということが見受けられるようですので、ぜひその点はまた制度の検討などをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎住宅課長 どちらに発注したらいいか、住宅といいますと大きなものでございますから、お客様が建てたときのつながりとかもありますけれども、できる限り市内業者ということで、制度として盛り込むのはちょっと難しいのかもしれませんけれども、そのようにお話をするということで市内業者の育成というか、増加に努めていければとは思っております。 ◆おく 委員 232ページの小野路公園整備費、ここについて再度確認をとりたいんですけれども、「主要な施策の成果に関する説明書」の138ページにも出ております。私はまだ見に行ってはいないんですが、今完全に完成しているかどうか、伺いたいと思います。 ◎公園緑地課長 小野路球場の改修整備につきましては、昨年度から今年度にかけての債務負担工事も一部ございますので、現在まだ工事中ということでございます。 ◆おく 委員 そうすると、この費用の中に、野津田公園の場合は北の信号のところから広い導入部分がありますけれども、小野路球場の場合は、そば屋があって、学校があって、この狭いところから入ってくるのだと思うんですが、その辺のことについて検討事項の中には書かれていませんけれども、含まれているのかどうか、伺いたいと思います。 ◎公園緑地課長 今ご指摘の入り口の道路の整備につきましては、昨年度は検討を行いまして、実際具体的な整備につきましては、今年度と来年度の債務負担で行う計画で今設計を進めているところでございます。 ◆おく 委員 そうしますと、その内容で、先の話をしては本当はいけないんでしょうけれども、計画の一貫性の中で、ちょっとあそこは拡幅されるのか。中学校があるものですから、あの辺の含みとして伝えていただけるものがあれば教えてください。 ◎公園緑地課長 入り口から、最終的に管理棟までの間につきましては、現在、歩道がございませんので、約2メートルの歩道を設置する計画で今進めております。 ◆おく 委員 次年度ということですから、ひとつよろしくお願いいたします。速やかに、あそこは事故が多いところでもありますので、地元からは声が上がっていますので、決算の中では一応含みとしてはあるということを聞いただけでも安心しました。  次に、小野路球場を含んで、所管部分の資料の247ページに、都市づくり部公園緑地課というところで利用率が記載されているんですが、90%台、100%台、2010年度であるんですが、一番最低でも33.2%、31.9%とか、この辺があります。工事していないところで、今、小野路グラウンドは工事しているからわかりますけれども、そのほかのグラウンドで従前からあるグラウンドの活用のあり方、歳入という部分においてもそうだと思いますが、有料のところの検討はどういうふうにされているか、教えていただけますでしょうか。利用率を上げるという検討ですね。 ◎公園緑地課長 今ご指摘の利用率を上げる検討ということでございますが、こちらにつきましては、指定管理者に管理をお願いしているところでございますので、指定管理者の自主事業を円滑に行えるような行政側としてのバックアップを市としては考えておりまして、あくまでも指定管理者の利用率アップに向けた事業を市としては応援していくスタンスでいくという考えでございます。 ◆おく 委員 済みません、認識不足だったんですが、これは指定管理者のための事業円滑であって、市民のためではないというとらえ方でいいのでしょうか。 ◎公園緑地課長 今、私の答弁も適切ではなかったかと思います。あくまでも利用していただく市民が、少しでも大勢の方が利用できる自主事業、そういう意味での指定管理者への応援ということでございます。 ◆おく 委員 そういうことであるならば、さらに市民の方に利用していただく施設というとらえ方をするならば、この辺の検討というのは今までどういうふうにされてきたか、されているのであれば教えていただきたいと思います。 ◎公園緑地課長 具体な検討ということは記録がないんですが、指定管理者とは定期的に会合を持ちまして、利用状況等の確認並びに今後の運営等については密に連絡をとりながら進めていっているというのが現状でございます。 ◆おく 委員 実は鶴川団地の横にもグラウンドがあるんですが、通常あのグラウンドは6時か7時だったか、入れるという話を聞いていますが、5時半ぐらいとか5時ぐらいから入っているという話も実は私の耳に入ってきて、スポーツ課には調べてもらっております。  そういうふうなフライング的な利用の仕方等をやっている場所も、指定管理者がいながらやっているということになると、これはちょっと問題ではないかと思うので、今、課長がおっしゃっていただいた答弁の中で、指定管理者との連携というか、協議のあり方、使用のあり方とか、また市民のためにということであるならば、より利用率を高めるような方向でひとつ働きかけをしていただきたいということでお願いしたいと思います。  次に、これはけさもらったもので、都市づくり部都市計画課のコンサルタント業務としている契約という中に書かれている1枚目、236ページの上から3段目、野津田町・薬師池周辺地区交通対策調査業務委託、委託内容を見ると「町田市陸上競技場における来場者の利用交通手段等の特性を分析する調査実施資料作成を行う」と書いてあるわけです。そして、237ページを見ると、これはコンサルタントの相手が違うんですね。実は最初のほうがトーニチコンサルタントで、2つ目がオリエンタルコンサルタンツで、町田市陸上競技場交通対策調査業務委託と書いてありますが、「町田市陸上競技場の交通対策を検討するため」云々と書いてありますね。アクセスの問題だとか、路線バスのことだとか、これはあえて2つにする理由は何かあるんでしょうか。契約金額が237ページは40万9,500円ですが、236ページは38万8,500円、1カ所にお願いしてもいいような内容ではないかという気がしたものですが、その辺の内容を教えていただきたいと思います。 ◎交通計画担当課長 これは交通計画のほうでやらせていただいている物件でございます。2010年度に野津田町の薬師池周辺地区ということで、周りも含めまして町田市陸上競技場における来場者の利用交通手段の特性を分析するということで調査を実施したものが前段で言われました38万8,500円のほうでございます。  その後に、町田市陸上競技場交通対策調査業務委託ということで、こちらにつきましては指名競争入札でさせていただいている物件でございまして、これにつきましては前者で調査したものに対しまして、さらなる分析を行いながら、公共交通アクセスの強化を目的とする検討をした結果、興行者もしくは施設管理者等の連携をとりながら、事業採算をとる方向で検討していくということでとどまっている業務でございます。  ですから、当初のものは、まず、そういうテーマで交通需要というのはどうですかという調査物で、その後につきましては、さらなる具体な調査委託ということで競争入札でさせていただいたという内容でございます。 ◆おく 委員 私は素人だから、こういう聞き方をしてしまいますけれども、普通1者で、同じものをやるに当たって、内容を今聞いたところによると似たり寄ったりのところがあるわけですね。競争だろうと何であろうと関係ないんですけれども、2者に分ける理由、さらに深めてやっていくというんだったらば、最初のところに深めていただいて、最初からこういうものを提供して、これの調査をお願いしますよと。コンサルタントは大体何でもやりますよ。そのコンサルタントをあえて2つに割る理由がよくわからない。その理由を、ただ深めるというんだったら、1つの理由かもしれないけれども、理由たる理由ではないような気がするんです。 ◎交通計画担当課長 今のご質疑については、お話はよくわかりますが、この2010年度につきましては、陸上競技場と周辺の交通の需要をまず見て、どのくらいのトレンドがあるんだろうということを調査したもので、その後、公共交通として必要性が今後出てくるものがあろうかということで別途に発注したという流れでございます。ですから、おく委員が言われるとおり、初めからそういう交通需要の整理をするというもくろみであれば、確かに今考えますとまとめて出すことも可能だったかという判断をしております。 ◆おく 委員 わかりました。同じ年度なので、次年度だとか、そういうときにまたこういうことで、さらに成果的なものを含めて検討されていって、また調査をするというのはわかりますけれども、同じ年度でこういう形でというのは、済みません、私としては理解しがたい部分があったので質疑させていただきました。内容等はわかりました。 ◎都市づくり部長 2点ほど、まず、1点目の佐藤伸一郎委員から出ました民有緑地保全事業、私は民有緑地の借り上げということで答弁させていただきましたが、これは借り上げはしていないです。あくまでも民有緑地ということです。  それと、おく委員が今言われました2件の調査でございますが、これについては、まず最初の38万8,500円のところで調査の実施資料をつくっていただいて、その分析をするというところがありますので、調査結果を見て、その後の委託をかけさせていただいたところでございます。確かに、もともとの何をやるというところがわかっていれば一緒に出せるというところもある、担当者からの回答と同じでございます。 ◆上野 委員 建築確認をやっていらっしゃると思うんですけれども、最近、受益者負担をどうするかという話が町田市役所の中にありまして、建築確認に関しての受益者負担の考え方というのはどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎鈴木 都市づくり部次長 建築確認における受益者負担ということは、手数料をどのように考えているかということですか。 ◆上野 委員 そうです。 ◎鈴木 都市づくり部次長 この手数料につきましては、多摩地区9市、東京都も含めまして、同一の金額で現在行われています。まさしく足並みをそろえた形で、現在、手数料条例の中で規定されております。 ◆上野 委員 足並みをそろえている法的根拠はあるんでしょうか。 ◎鈴木 都市づくり部次長 まさしく法的根拠というのはございません。極端なお話をすれば、町田市だけ突出して手数料を上げるというようなことも可能ですが、現在のところ、従前に従って足並みをそろえて、各市の状況を見ながら今後どうするかということを検討しているところです。 ◆上野 委員 町田市が今考えている受益者負担の考え方というのは、ほかに代替がない場合は市場に合わせるというような話なんですけれども、そうすると、今回この決算書で見ると、建築確認にかかわる収入というのは41件で1,600万円ぐらいだと思いますけれども、これにかかっているコストというのはどれぐらいなんでしょうか。 ◎鈴木 都市づくり部次長 収入に対するコスト計算、人件費等を含めた形のコスト計算になろうかと思いますが、詳細にわたっては現在行っておりません。 ◆上野 委員 では、これにかかっている人数だけでも構わないんですけれども。 ◎鈴木 都市づくり部次長 現在、建築指導課には25人の職員がおります。 ◆上野 委員 いわゆる建築確認業務に携わっている人数が25人という意味でいいんでしょうか。 ◎鈴木 都市づくり部次長 純然たる建築確認に携わっているのが、建築指導課の審査係が建築確認の実際の業務を行っているんですが、10人がかかわっております。 ◆上野 委員 普通にダイレクトにコストを計算して、10人で年間1億円ぐらいかかっていて、収入については1,600万円ぐらいなんだという話なのかなと思いますけれども、そういう実態だということがわかりましたので結構です。
    ◆松岡 委員 決算書の224ページの中段の広域交通計画事業について1点だけお聞かせください。この事業が始まってから22年ほどたっておりますが、交通調査を事務委託されておりますけれども、その費用が731万円ほどかかっております。その課題はどんなことが明確になったのか、そして、交通量の調査を行った結果を教えてください。 ◎交通計画担当課長 広域交通計画事業につきましては、2006年2月に交通マスタープランというものが策定されました。これには4つの柱がございまして、公共性、公共交通、その中の1つにTDMという渋滞対策が入っております。これは国でもやっておりますが、5年に1回の調査で重点ということでやりながら、いろいろ私どもでいいますと建設部もしくは南東建の道路管理者のほうで事業効果を、東京都と連携しているものの代表としましてはすいすいプランということで、交差点に1車線付加しましてやるということで、少しでも流動を多くするというような内容の事業でございます。  今回ここに書いております731万8,500円につきましては、中心市街地交通量ということで、中心市街地に特化しまして、ご存じのとおり、町田市の中心市街地につきましては、11時から夜の7時まで歩行者天国ということの荷さばきの関係もございます。当然、周りにその荷さばきの車がはびこったり、いろいろするということも調査の項目としてやったところでございます。  これを受けまして、交通マスタープランの協議会で物流分科会がございます。そちらのほうで現在、数量をお見せしながら、どのようにしたら渋滞が緩和できるのか、事業のための検討会、検討会をした後は当然施策が出てくるわけですが、それを委員会に付議しておりますので、その内容についてのデータとして、金額的には高いとは思いますが、調査としてお出ししたということでございます。 ◆松岡 委員 「主要な施策の成果に関する説明書」の126ページに、広域交通計画事業の目的は「交通環境を改善し市民のモビリティ向上と環境負荷の軽減を促進する」と書いてありますが、町田バスセンターのロータリーの交通量は一目瞭然に多いことはわかりますが、促進されている目的はどれくらい達せられているのでしょうか。 ◎交通計画担当課長 公共交通計画という名のもとにやっておりますので、私どもの交通の今出している発注元としては、計画をつくりまして整理したものを事業化するためのものを、例えば私どもでいえば建設部に依頼するということになりますので、今段階で事業の施策というもので推進したとするのであれば、その下段に126ページの施策のところの多摩境通り、コストコの前の道になりますか、多摩境通り交通量調査業務委託というのが書いておりますが、これにつきましては交通量をとりまして、その次の年に警視庁協議をして、建設部に工事の依頼をしまして、一部ですが交差点改良して事業効果が出ている段階でございます。  ただ、中心市街地、今、委員のご指摘の件につきましては、まだ事業、どこをやったという事例はないと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で一般会計のうち、都市づくり部所管分の質疑を終結いたします。  次に、忠生土地区画整理事業会計を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 町田市忠生土地区画整理事業会計決算についてご説明を申し上げます。  まず、歳入でございます。  388ページをごらんください。  第1款、繰入金、項の1、繰入金、目の1、繰入金の3億2,826万1,000円は、一般会計からの繰入金でございます。  第2款、繰越金、項の1、繰越金、目の1、繰越金の1億8,520万4,837円は、平成21年度からの繰越金でございます。このうち、事故繰越分が1億7,696万422円でございます。  第3款、諸収入、項の1、雑入、目の1、雑入の361万5,864円は、電柱及びガス管の設置料収入等でございます。  次に、歳出でございます。  390ページをごらんください。  第1款、総務費、項の1、総務管理費、目の1、一般管理費、2の区画整理事務費の189万4,092円は、旅費、消耗品費、郵便料等事務経費でございます。  3の審議会委員費の30万6,375円は、審議会2回分、評価員会1回分の報酬及び通信運搬費でございます。  第2款、事業費、項の1、区画整理事業費、目の1、区画整理事業費4億9,406万8,468円は、新都市建設公社への業務委託料等でございます。このうち、事故繰越分が1億7,696万422円でございます。  以上が忠生土地区画整理事業会計の決算内容でございます。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆殿村 委員 2010年度の決算の段階で、全体の事業完成まで進捗率にすると何%ぐらいになるのか。  2番目に、先ほどの事故繰越の内容についてはどういう内容か、お答えください。 ◎区画整理課長 まず、1点目の進捗率に関してですけれども、現在、忠生土地区画整理事業は区画整理でいう完了、換地処分と言いますけれども、この手続がまさに間近に迫っておりまして、実質的な事業費として昨年度、2010年度、すべての工事関係はほぼ完了しているところです。  2点目の事故繰越の件ですけれども、これは2009年度に忠生土地区画整理事業の中で調整池と公園の整備の工事を発注しましたけれども、その工事の中で調整池を工事する際に、予想をしていた湧水よりもはるかに上回るような地下水が出てきまして、工事の進捗が予定した進捗率まで進まなかったものですから、2009年度の事業を考えていましたけれども、2010年度にまたがったということで事故繰越ということにさせていただいております。 ◎開発調整担当部長 1点目の進捗率、事業費ベースで申し上げますと約99.1%、残りがあと0.9%ということです。 ◆殿村 委員 あと、この事業に関して係争中の案件とか、あるいはそこまでには至っていないけれども、それに類する話し合いが継続して行われているものがまだ残されているでしょうか。 ◎区画整理課長 今、委員のお話がありました係争関係については、前回和解をさせていただいています。それ以外については、現在係争中のものはありません。ただ、多くの地権者の方たちがいらっしゃいますので、事業に関することの中でいろいろなご要望とかご相談とか、そういうものは区画整理課に寄せられているものはあります。 ◆殿村 委員 完成間近ということで、さまざまな地権者も関係して進められてきたと思いますので、最後までしっかりと対応していただきたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で忠生土地区画整理事業会計の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後2時49分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時18分 再開 ○委員長 再開いたします。 △上下水道部所管部分 ○委員長 一般会計のうち、上下水道部所管分を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎上下水道部長 平成22年度(2010年度)歳入歳出決算のうち、上下水道部所管の一般会計分についてご説明を申し上げます。  まず、歳入でございます。  決算書の43、44ページをお開きください。  第13款、使用料及び手数料、第2項、手数料、第2目、衛生手数料、節の6、し尿処理手数料については、決算額1,684万1,700円で、収納率は99.6%となっております。このし尿処理手数料は、一般家庭については原則無料ですが、下水道供用開始から3年経過後の末接続世帯から1回につき1,500円を、事業系につきましては36リットルにつき600円を徴収しております。  なお、滞納繰越分については、督促状、電話等で納付をお願いしてきましたが、所在不明等により時効が成立してしまった5件、3万6,000円については不納欠損に至っております。  次に、49ページ、50ページをお開きください。  第14款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第3目、衛生費国庫補助金、節の1、循環型社会形成推進交付金、決算額842万3,000円については、合併処理浄化槽設置に対する国の補助金でございます。  次に、65、66ページをお開きください。  第15款、都支出金、第2項、都補助金、第3目、衛生費都補助金、節の6、合併処理浄化槽整備事業費補助、決算額786万3,000円も、同様に合併処理浄化槽設置に対する都の補助金でございます。  続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。  決算書の187、188ページをお開きください。  第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、第5目、公害対策費の決算額1億3,233万4,314円のうち、190ページの備考欄の4、合併処理浄化槽整備費4,491万7,600円が合併処理浄化槽設置整備事業にかかわる経費でございます。平成22年度で補助した浄化槽の基数は52基、330人槽分になります。  また、備考欄の7、浄化槽管理指導費139万3,941円が浄化槽管理指導事業にかかわる経費でございます。  次に、197、198ページをお開きください。  中段部分、第4款、衛生費、第3項、清掃費、第4目、し尿処理費の決算額2億413万2,933円のうち、備考欄の3、し尿収集費1億1,780万7,292円が上下水道部の所管で、し尿、浄化槽汚泥の収集にかかわる経費でございます。  し尿収集費のうち、し尿収集事業の決算額は6,508万9,190円で、その主なものは、し尿の収集運搬及び受付事務委託に係る経費6,498万6,480円であります。また、し尿浄化槽清掃補助促進事業は5,271万8,102円で、その主なものは単独及び合併処理浄化槽清掃促進にかかわる通信運搬費であります。  次に、227、228ページをお開きください。  第8款、土木費、第3項、都市計画費、第4目、公共下水道費、節の28、繰出金26億300万円は、下水道事業会計への繰出金でございます。  以上、上下水道部所管の一般会計分についてご説明を申し上げました。  よろしくご審査の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で一般会計のうち、上下水道部所管分の質疑を終結いたします。  次に、下水道事業会計を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎上下水道部長 それでは、下水道事業会計についてご説明を申し上げます。  公共下水道事業につきましては、現在、2013年度末での市街化区域普及率100%を目指し、取り組んでいるところであります。  平成22年度末の下水道普及状況は、供用開始区域内人口40万6,588人で、人口普及率では、前年度に比べ1.5ポイント上昇し95.7%、開始面積は4,682.27ヘクタールで、前年度比152.54ヘクタール増加し、面積普及率では2.2ポイント上昇し、65.4%になりました。  なお、供用開始区域内の人口水洗化率は97.1%であります。今後も早期の切りかえについて、市民の皆様方の一層のご協力をいただけるよう努力してまいりたいと思っております。  それでは、決算概要についてご説明申し上げます。  まず、歳入についてご説明申し上げます。  決算書355、356ページをお開きください。  第1款、分担金及び負担金、第1項、負担金、第1目、下水道事業受益者負担金でございますが、町田都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の定めるところにより、1平方メートル当たり260円をお願いしております。負担金の支払い方法は、一括と5年間の分割支払いを選択することができますが、全体の約86%が一括払いとなっています。  節の1、現年賦課分の対象者数等については、筆数にして3,655筆、面積にして79.9ヘクタール、1,737件で、決算額は1億3,052万8,580円、収納率は98.5%でございます。  節の2、滞納繰越分については、督促状、電話等で納付をお願いしてきましたが、所在不明等により、都市計画法第75条に基づき5年の時効が成立してしまった83件、124万2,470円については不納欠損に至りました。  同項、第2目、下水処理負担金528万9,152円につきましては、隣接する横浜市、川崎市、相模原市との相互にまたがる処理区について、相互協定による負担金収入であります。  第2項、分担金、第1目、下水道事業受益者分担金につきましては、町田都市計画下水道事業受益者負担に関する条例により、下水道法の事業計画認可区域外の区域について、1平方メートル当たり260円をお願いしております。節の1、現年賦課分として、対象は5件で、決算額は293万2,610円となっています。  第2款、使用料及び手数料、第1項、使用料、第1目、下水道使用料の決算額は54億884万9,830円であり、これは前年度に比べ1億1,890万144円の増額となっております。  同項、第2目、下水道用地占用料の決算額1,416万3,536円につきましては、成瀬クリーンセンター敷地内にある東京電力の変電所、鶴見川クリーンセンター内の鉄塔2基と高圧線部分の占用、調整池内の電柱占用等及び地方分権一括法により国から譲与を受けた水路敷の占用に伴う占用料並びに施設内の職員等の駐車場使用料であります。  続きまして、第2項、手数料、第1目、下水道手数料の55万6,000円につきましては、排水設備工事店の指定及び排水設備工事責任技術者の登録等にかかわる手数料の徴収に伴うものであります。  続きまして、357、358ページをお開きください。第3款、国庫支出金、第1項、国庫補助金でございますが、第1目、下水道費国庫補助金の10億7,090万円については、管渠建設、処理場更新工事等に対する国からの補助金でございます。  第4款、都支出金、第1項、都補助金、第1目、下水道費都補助金の6,192万6,000円については、管渠建設、処理場更新工事等に対する都の補助金でございます。  第5款、財産収入、第1項、財産売払収入、第1目、物品売払収入の15万6,000円は、下水道の一般図、下水道の設計指針、構造図等の売り払いによる収入でございます。  第6款、繰入金の26億300万円は、一般会計からの繰入金でございます。  359、360ページをお開きください。  第7款、繰越金の4億1,016万6,198円は、前年度決算の結果に基づくものでございます。  第8款、諸収入、第1項、延滞金加算金及び過料でございますが、第1目、延滞金の11万2,964円につきましては、受益者負担金及び水洗便所改造資金貸付金にかかわるものであります。  第2項、貸付金元利収入、第1目、貸付金元利収入、節の1、水洗便所改造資金貸付金元金収入1,947万1,620円は、下水道供用開始区域内の水洗化改造資金貸付金の元金収入でございます。  第3項、雑入、第1目、雑入でございますが、備考欄の4、委託料返還金の2億490万892円につきましては、財団法人新都市建設公社発注の下水道工事にかかわる談合事件の賠償金等でございます。そして、備考欄の12、工事負担金の1,258万3,000円、続きまして、362ページの備考欄に移りまして、備考欄の21、新都市建設公社事務費返還金の768万7,050円が雑入の主なものでございます。  第9款、市債、21億1,360万円につきましては、下水道事業推進にかかわる管渠建設並びに下水処理場整備に伴う借入金であります。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
     363ページ、364ページをお開き願います。  第1款、下水道費、第1項、下水道管理費、第1目、下水道総務費は、下水道事業の管理的業務に要する経費であります。  364ページの備考欄でご説明いたします。  備考欄の1、職員人件費は職員課の所管でございます。  備考欄の2、管理事務費について主なものをご説明いたします。  上から2番目の下水道相互処理事業の1,932万9,894円に係る経費は、隣接する横浜市、川崎市及び相模原市との下水の排除及び処理事務の相互協定に基づき、町田市から排除される経費に要する負担金であります。  2項目を置いて下水道システム構築事業に係る経費5,380万553円につきましては、下水道地図情報システム構築等のための委託料等でございます。  備考欄の3、計画事務費の2,602万2,348円につきましては、下水道計画事務で2009年度に見直した公共下水道全体計画に基づき行った公共下水道事業計画変更認可図書作成業務委託が主なものでございます。  備考欄の6、下水道使用料徴収事務費に係る経費4億5,226万9,736円につきましては、下水道使用料の徴収事務委託、井戸水用量水器の交換委託でございます。  備考欄の7、水洗化普及費に係る経費1,498万6,460円につきましては、排水設備事務費及び水洗便所改造工事等資金貸付条例に基づく貸付金等であります。貸付金1,209万円については、無利子で償還期間36カ月であり、貸付金額の平均は26万8,666円でございます。平成22年度の貸付件数は45件でございます。  続きまして、365、366ページをお開きください。  第2項、管渠費、第1目、管渠維持管理費、3億628万8,438円につきましては、下水道管路施設、調整池及び水路の維持管理に要した経費でございます。  366ページの備考欄でご説明いたします。  備考欄の1、維持管理費の主なものについてご説明いたします。管渠施設等維持事業では、管渠清掃、公共下水道管路施設維持管理業務委託、管渠施設の補修工事費等でございます。雨水路維持事業では、調整池の草刈りとしゅんせつ等の業務委託でございます。  備考欄の2、水路等維持費についてご説明いたします。鶴見川源流泉の広場の草刈りや高ケ坂松葉調整池のしゅんせつ等でございます。  続きまして、第2目、管渠建設費39億1,612万3,928円につきましては、管渠建設工事に要した費用でございます。  備考欄は、366、368ページにまたがっております。あわせてごらんください。  備考欄の1、管渠建設費のうち、委託料として財団法人東京都新都市建設公社に35億4,813万2,706円の業務委託を行い、その他は直営で工事を実施いたしました。汚水管渠事業として、鶴川幹線延長約887メートルを整備いたしました。また、枝線管渠につきましては延長約1万2,198メートルを整備いたしました。  次に、雨水管渠事業といたしましては、小山5号、小山4号雨水幹線の一部延長約459メートルを整備いたしました。また、雨水枝線については、森野二丁目ほかで整備し、延長は約516メートルでございます。そのほか、水道管の移設切り回し等の委託料と工事請負費として直営で実施した工事については備考欄に記載のとおりでございます。  備考欄の繰越明許費分につきましては、鶴川幹線その14工事ほか2工事において、騒音問題で近隣住民との調整に不測の日数を要したなどの理由により繰越明許となりました。なお、工事は5月末までにすべて竣工いたしております。  不用額につきましては、中町6号雨水幹線工事で近隣住民と再三にわたる協議に日数を要したことにより事故繰越としたために発生したものです。  改めて、367、368ページをごらんください。  第3項、処理場費、第1目、下水処理場管理費12億8,323万4,540円は、成瀬クリーンセンターと鶴見川クリーンセンターの運営及び事業場排水の規制、指導にかかわる経費でございます。日平均汚水処理量は、成瀬クリーンセンターが約7万7,000立方メートル、鶴見川クリーンセンターが約4万立方メートルであります。焼却灰の量については、成瀬クリーンセンターが1日平均1.74トン、鶴見川クリーンセンターが0.87トンでございまして、全量セメントの原料として再利用を図っております。  備考欄の3、水質管理費のうち、370ページの備考欄に移りまして、特定事業場等排水指導事業では、180事業場に対して排水される汚水の検査や指導を行いました。それぞれの事業内容につきましては、従来と大きな変化はありませんが、引き続き適切な維持管理や良好な水質確保に努めているところであります。  次に、同じページで、同項、第2目、下水処理場整備費3億6,299万円につきましては、成瀬クリーンセンターと鶴見川クリーンセンターの建設に伴う委託料でございます。内容といたしましては、水処理棟の耐震補強工事と耐震補強設計及び汚泥処理設備の実施設計、鶴見川クリーンセンターは水処理設備等の更新工事と増設に関する基本設計でございます。なお、両クリーンセンターとも、日本下水道事業団に委託し、実施しております。  第4項、流域下水道費、第1目、流域下水道費4,926万8,805円につきましては、多摩川右岸南多摩流域下水道の区域となる小山ヶ丘一丁目から六丁目及び小山町の一部の南多摩処理区165.9ヘクタールの汚水処理にかかわる経費の負担金でございます。  次に、第2款、公債費39億1,829万7,216円につきましては、下水道建設等に伴う市債の元金と利子の償還金でございます。  繰越明許費1億2,108万9,000円につきましては、第1項、公債費、次のページの第1目、元金、節の23、償還金利子及び割引料の中で9,608万2,000円、第3目、公債諸費として2,500万7,000円となっております。これは、2010年第3回定例会の建設常任委員会で行政報告を行いました下水道工事談合事件にかかわる国庫支出金等返還金が確定できなかったことから、下水道事業債償還元金及び繰上償還補償金(利子相当分)の積算ができず、償還と補償に至らなかったことによるものです。  以上、下水道事業会計の決算について説明いたしました。  よろしく審査の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆上野 委員 素朴な疑問で恐縮なんですけれども、いわゆる水道とかだと、将来にわたって維持するためのコストというのが発生すると思いますけれども、下水道の場合は、下水処理場に関してはこれから更新していくものが大体見えるのではないかと思うんですけれども、下水管というのは、そういうことはあるんでしょうか。 ◎工務課長 下水道管渠につきましても耐用年数というのがございます。一般的に管渠、マンホールについて、コンクリート構造物なんですが、こういったものは50年と決められています。あと、マンホールの鉄ぶたがあると思うんですけれども、これは車道に入っているものが15年、歩道に入っているものは25年という規定がございます。 ◆上野 委員 町田市は、これから新しい公会計システムを導入しまして、いわゆる発生主義で会計をやっていこうというわけですから、将来にわたるコストも今のうちから積み立てていこうという発想に切りかわっていくのだと思うんですけれども、下水道の会計についても新公会計システムの範疇に入るのでしょうか、ちょっと教えていただければと思います。 ◎上下水道総務課担当課長 今のご質疑で、将来的に新公会計制度の中に下水道会計が入るのかということだと思うんですが、今、入るような形で準備しております。 ◆殿村 委員 358ページの国、東京都の補助金についてですが、町田市は単独下水道ということで、いわゆる他の多摩地域の流域下水道と違うわけです。そのことによる国、都の補助金、助成の違いが当然出てくると思うんですが、かなり市独自の負担がこの間大きかったかと思いますけれども、改めてその辺の補助制度の流域下水道自治体と比べての格差といいましょうか、そのあたりについてご説明いただきたいと思います。 ◎上下水道総務課担当課長 補助金の充当率の問題だと思うんですけれども、流域のほうが割合は多くなっております。ただ、今、私どもがやっている管渠で一般的に50%、処理場の効率で55%ということで、流域よりも若干低いんですけれども、そういう充当率で行っております。 ◆殿村 委員 わかりました。  それから、366ページの管渠建設費について、先ほど進捗状況はご説明がありました。きょうの台風のような雨も関係すると思いますが、いわゆる水害に対する対策ということで、2010年度に行われた工事というのはどういうところがあるでしょうか。 ◎工務課長 2010年度に行った下水関係の工事ですが、まず1つが小山3号、あと小山4号、5号といいまして、小山地区におきまして雨水幹線工事を行っております。それと、山崎地区ですけれども、ここで山崎1号雨水幹線という工事、あとは新庁舎のところですけれども、ここも森野二丁目というところで、これは枝線になるんですけれども、雨水管の工事を行っています。そういった形で幹線工事を、今まで浸水被害のあったところについて優先的に行ったということでございます。 ◆殿村 委員 それぞれについて進捗状況としてはどのぐらいでしょうか、お願いします。 ◎工務課長 小山3号につきましては、最下流の境川と接続する放流口の工事を来年度予定しております。  そして、小山4号、5号、5号のほうは町田街道に入れたところなんですが、これは完了しておるんですが、4号といいまして町田街道から上に上沼調整池という大きな調整池があるんですが、そちらに向かう水路のところが、ちょうど今都道の尾根幹線の道路、橋をつくっているんですが、その工事と絡みまして、これは来年度行うということで予定をしております。ですから、全体的に小山4号につきましてはまだ30%ぐらいしかできていない状況です。  あと、山崎1号雨水幹線ですが、これが4年計画で考えておるんですが、ことしが2年目になっております。ことし行いまして、やはり半分ぐらい、50%ぐらいということになろうかと考えております。 ◆殿村 委員 わかりました。  それでは、最後に370ページの備考欄の3のところにあります公共下水道長寿命化計画策定に係る技術的援助委託という内容がありますけれども、これについてご説明いただきたいと思います。 ◎水再生課長 下水道資産管理計画事業の内容でございますが、これは今まで国の補助とかを使って処理場の建設工事とかを行っていたんですけれども、その条件として、今までは耐用年数が来たら国の補助が使えるという条件だったんですけれども、これからは予防保全という考え方を持たないと補助金がつかない、そのための計画を策定するものでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で下水道事業会計の質疑を終結いたします。  次に、受託水道事業会計を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎水道事業担当部長 平成22年度(2010年度)町田市受託水道事業会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  町田市受託水道事業会計につきましては、東京都水道局からの受託事業を経由するために設けられたものでございます。東京都と締結しております東京都水道事業の事務の委託を廃止することに関する基本協定に基づき、設備改良工事等整備を進め、平成22年度末に浄水所、給水所などの設備系管理業務の受託が終了いたしました。水道管路につきましては、平成22年度水道管の布設がえ、新設工事等の整備を進め、工事施工延長約7.9キロメートルとし、市内の水道管工事施工総延長をおよそ1,287キロメートルとしました。  決算の具体的な点につきまして簡潔にご説明させていただきます。  決算書456ページをお開きください。  歳入歳出とも決算額は同額の16億1,733万8,035円でございます。  465、466ページをお開きください。  総括になります。歳入につきましては都支出金、歳出につきましては受託水道事業費になっております。  467、468ページをお開きください。  歳入についてご説明いたします。歳入の都支出金は、東京都水道局からの水道事業委託金16億1,733万8,035円となっております。  469、470ページをお開きください。  歳出についてご説明いたします。  第1款、受託水道事業費、第1項、水道事業費は、第1目、総務費と第2目、事業費に分かれております。第1目、総務費につきましては、人件費のほか水道事業の事務及び作業にかかわる経費と水道事務所の管理運営などに必要な経費で、総額3億2,344万6,762円となっております。前年度に比べ職員4名の減などにより、およそ4,702万円の減額となっております。  470ページの備考欄でご説明いたします。  備考欄の1、職員人件費は、職員課の所管でありますが、職員33名分の給与、職員手当等でございます。  備考欄の2、総務費について主なものをご説明いたします。  上から8番目の委託料に係る経費につきましては、浄水所、給水所の建物管理等の委託料でございます。  さらに、11番目の負担金に係る経費につきましては、水道事務所使用料を初めとする一般会計への繰出金が主なものとなっております。  一番下の退職手当に係る経費につきましても、職員の退職手当負担金を一般会計へ繰り出したものでございます。  続きまして、第2目、事業費についてご説明いたします。事業費につきましては、給水所などの設備及び水道管の新設、布設がえや移設の工事等施設の維持管理にかかわる経費で、総額12億9,389万1,273円となっており、前年度比およそ9,176万円の減額となっております。  備考欄をごらんください。浄水・配水・給水作業に係る経費につきましては、水源施設5カ所、配水施設5カ所の動力費と水道施設及び水道管の維持管理に必要となる原材料の経費でございます。  472ページをお開きください。  同じく備考欄で説明いたします。委託に係る経費でございますが、水道管工事の設計委託、水道施設の保守点検業務委託や漏水調査の委託などを行っております。  次に、工事に係る経費につきましてご説明いたします。工事に係る経費につきましては、水道管の整備の工事、水道管の維持管理の工事、給水所等の施設の維持や設備保守管理の工事の3つがございます。総額11億3,876万5,587円、前年度比およそ1億2,600万円の減額となっております。  まず、水道管の整備の工事は、成瀬台三丁目21番地先配水管布設替工事以下、小山ヶ丘四丁目14番地先配水管新設工事まで22件、耐震化対策とあわせ老朽管などの布設がえや道路整備に伴う新設、移設などの工事を行っております。また、ここに記載しておりませんが、1,000万円未満の工事が39件ございます。合わせまして61件、8億2,966万2,000円となっております。これらの工事による水道管の施工延長は約7.9キロメートルとなっております。  水道管の維持管理の工事は、件名を記載しておりませんが、配水管や給水管の漏水修理や補修工事を合計988件行い、3億208万6,000円となっております。  次に、浄水所の施設の維持や保守管理の工事は、小野路給水所ほか2カ所、高圧引き込み開閉機等取りかえ工事を初め、小野路給水所の緊急遮断弁補修など3件、701万8,000円の工事を行っております。  最後に、負担金に係る経費につきましてご説明いたします。これは、公共下水道工事の際に支障となった廃止済みの水道管を撤去する工事費用を下水道事業会計に支出するための負担金でございます。1件、25万4,100円となっております。  以上が事業費でございます。  以上、よろしくご審議をお願いいたします。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆殿村 委員 1つは工事に関する部分で、472ページに詳しく載っておりますが、いわゆる老朽管、古い時代に配備された老朽化した配水管、これらはまだ2010年度の段階でも残っているところがあるのでしょうか。中心市街地とか、こういうところで建物の関係でまだ十分できていないところがあるような気がするんですが、実態としてはどうでしょうか。 ◎給水課長 2010年度末の水道管の総延長は123万キロメートルございます。そのうち、布設がえが済んでいるものが39万キロメートルです。したがいまして、残り83万キロメートルが未布設という状況でございます。 ◆殿村 委員 よくわかりました。優先順位といいましょうか、圧倒的に残っているということですが、順番としてはどのような方針で布設がえを進めているということでしょうか。 ◎給水課長 現在、老朽管、初期ダクタイルという長年取りかえしていない管があります。そういったものは漏水の確率が高いものですから、そういったものの優先順位を高くして布設がえを行っている状況です。 ◆殿村 委員 もう1点は、この間の金町浄水場の汚染というようなことがあったときに、町田市内の給水状態がほとんど関係してくるということで、こういうときに対応できる旧浄水所等の活用というのは可能なのでしょうか。 ◎給水課長 浄水所そのものは平成23年3月31日付で東京都へ移管済みです。委員のご指摘の放射能があった場合は、全体の配水系統がございますので、その中で都と相談しながら、系統を変更しながら放射能は防いでいく。現に防いでおりますので、そういう状況で今後も続けていく予定です。 ◆殿村 委員 ということは、系統の変更によって、この間の例でいえば、金町浄水場がかなりの部分を占めると思いますけれども、そうでない系統を活用すれば、何割かの給水は可能であるということなのでしょうか、もう少し具体的にお答えいただきたいと思います。 ◎給水課長 前回の金町浄水場の放射能の際には、金町からの送水をストップしまして、東村山浄水場、小作浄水場から送水を行って放射能を防いでおります。 ◆殿村 委員 先ほど伺った市内の旧浄水所ですか、東京都に移管したということですが、これらは東京都にお願いすれば活用は可能なんですか。 ◎水道事業担当部長 昨年度に原町田浄水所とか滝の沢浄水所とか小野路浄水所とか、町田市で管理して運転していて、その浄水所自体は使っておりましたが、東京都に移管した後も東京都自体で使っておりますので、現在も滝の沢浄水所とか原町田浄水所は使っていますので、旧浄水所ではありません。現在も稼働しております。 ◆殿村 委員 ということは、そういった先ほどの水の系統ということからいうと、ちょっと詳しくは私もわからないんですが、例えば原町田浄水所などは、単独でも水をある程度の容量は供給できるということですね。そういう意味で、町田市内の浄水所で他の浄水場がストップしたときに、どのぐらい対応が可能なのかということを聞きたいんです。わからなければ結構です。 ◎水道事業担当部長 原町田浄水所は井戸だけの浄水所でございますので、それほどの揚水量は揚がっておりません。500トンぐらいですので、全市民に供給ということはできませんので、余り役には立たないということです。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で受託水道事業会計の質疑を終結いたします。  休憩いたします。
                 午後4時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時4分 再開 ○委員長 再開いたします。  これをもって認定第1号 平成22年度(2010年度)町田市一般会計・各特別会計決算認定についての質疑を終結いたします。  決算意見の提出については、あす9月22日の午後5時までに各委員より文書で委員長に提出してください。  9月29日は、午前10時から委員会を開催し、本決算に対する討論・表決及び意見の集約を行いますのでご参集願います。  以上で本日の委員会は閉会いたします。              午後4時5分 散会...