町田市議会 2010-03-30
平成22年 3月定例会(第1回)−03月30日-付録
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│15
│平成22年度(2010年度)町田市
介護保険事業会計予算 │〃 │〃 │〃 │〃 │
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│16
│平成22年度(2010年度)町田市
後期高齢者医療事業会計予算 │〃 │〃 │〃 │〃 │
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│17
│平成22年度(2010年度)町田市
受託水道事業会計予算 │〃 │〃 │〃 │〃 │
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│18
│平成22年度(2010年度)町田市
病院事業会計予算 │〃 │〃 │〃 │〃 │
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│19
│町田市
手数料条例の一部を改正する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│20
│町田市福祉の
まちづくり総合推進条例の一部を改正する
条例 │〃 │〃 │〃 │〃 │
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│21
│町田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│議案番号 │件 名
│上程月日 │付託月日 │議決月日 │結 果 │
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│22
│町田市立保育園設置条例の一部を改正する条例
│3.11 │3.17 │3.24
│原案可決 │
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│23
│町田市立公園条例の一部を改正する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│24 │
町田市立学校設置条例の一部を改正する条例
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│25
│東京都
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約
│〃 │省 略│3.11
│〃 │
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│26
│東京都
後期高齢者医療広域連合葬祭費事務の受託について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│27
│大蔵保育園改築工事請負契約 │〃 │3.17 │3.24
│〃 │
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│28
│土地の売払い
│〃 │省 略│3.11
│〃 │
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│29
│町田市
公共下水道事業(平成19年度から平成21年度までの事業の
│〃 │〃 │〃 │〃 │
│ │一部)に関する
業務委託契約の一部を変更する契約
│ │ │ │ │
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│30
│町田市
公共下水道根幹的施設(
鶴見川クリーンセンター)の
建設工事│〃 │3.17 │3.24
│〃 │
│ │委託に関する協定(その3)の一部を変更する協定
│ │ │ │ │
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│31
│損害賠償請求訴訟の提起について
│〃 │省 略│3.11
│〃 │
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│32
│市道路線の認定について
│〃 │3.17 │3.24
│〃 │
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│33
│市道路線の廃止について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│34 │
包括外部監査契約の締結について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│35 │野津田公園の指定管理者の指定について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│36
│町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│37
│平成21年(行コ)第35号 仮換地指定処分取消請求控訴事件の和
│〃 │省 略│3.11
│〃 │
│ │解について
│ │ │ │ │
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│38
│町田市一般職の職員の給与に関する条例及び町田市職員の勤務時間、│3.17 │3.17 │3.24
│〃 │
│ │休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
│ │ │ │ │
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│39
│東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び東京
│〃 │省 略│3.17
│〃 │
│ │都市公平委員会共同設置規約の変更について
│ │ │ │ │
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│40 │野津田競技場芝生観客席改修工事請負契約
│〃 │3.17 │3.24
│〃 │
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│41 │損害賠償の額の決定について
│〃 │省 略│3.17
│〃 │
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│42
│町田市監査委員の選任につき同意方について
│3.24
│〃 │3.24 │同 意│
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│43
│町田市教育委員会委員の任命につき同意方について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│44
│町田市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意方について
│〃 │〃 │〃 │〃 │
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│45
│町田市情報公開・個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意方につい│〃
│〃 │〃
│原案可決 │
│ │て
│ │ │ │ │
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│報告1 │野津田競技場ナイター照明設備設置工事請負契約の変更契約に関する│3.11
│〃 │3.11 │承 認│
│ │専決処分の承認を求めることについて
│ │ │ │ │
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│報告2 │財務部営繕課車両による物損事故に係る損害賠償額の専決処分の承認
│〃 │〃 │〃 │〃 │
│ │を求めることについて
│ │ │ │ │
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●請 願
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│請願番号 │件 名
│受理月日 │付託月日 │議決月日 │結 果 │
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│1
│国の保育施策に対し町田市が保育現場を守ることを要望する請願 │3.10 │3.17 │3.24 │採 択│
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│2
│子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願
│3.11 │〃
│〃 │継続審査 │
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●陳 情
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│陳情番号 │件 名
│受理月日 │付託月日 │議決月日 │結 果 │
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│1
│改正貸金業法の早期完全施行等を求める陳情書
│3.8 │―
│―
│文教社会 │
│ │ │ │ │ │常任委員会│
│ │ │ │ │ │参考送付 │
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議員提出議案の内容
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「子ども手当」の
全額国費負担を求める意見書
去る3月16日、衆議院本会議で、「子ども手当」を支給するための法案が、賛成多数により可決された。
このことにより、子ども手当の実施がより現実味を帯びてきたわけであるが、昨年末の予算編成過程で、子ども手当の財源確保に苦しんだ鳩山政権は、「
全額国費負担」を断念した経緯がある。
それを受けて、松沢成文神奈川県知事は、子ども手当の地方負担に疑問を示し、子ども手当(児童手当)をケーススタディとして検討する、「国の政策と自治行財政権に係る検討会議」を設置したところである。
また、群馬県町村会においては、平成22年度国の予算編成に対する共同声明において、「『子ども手当』は全国一律に実施する国の施策であり、全額国庫負担で実施すること」を要望している。
あるいは、報道においても、子ども手当に関して、「今回は児童手当を残す形で、企業、地方自治体に負担を一部肩代わりさせた。まさに姑息だ」と指摘している。
このように、様々な機関で、子ども手当に関して、地方自治体における負担を求めず、全額国庫負担を求める意見がある。
よって、町田市議会は、国に対し、子ども手当を全額国庫負担により実施するよう、下記の事項の実現を強く求めるものである。
記
1、子ども手当に関しては、全国一律に実施する国の施策であることを鑑み、地方自治体に負担を求めず、全額国庫負担とすること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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労働者派遣法の抜本改正を求める意見書
政府は、通常国会に労働者派遣法の改正案を提出しようとしている。日雇い派遣の禁止など、労働者・国民の声を反映した前向きの要素もあるが、日本弁護士連合会が政府に意見書を提出するなど、問題点も指摘されている。
政府案は、「常用型」派遣の禁止を例外としているが、「常用型」派遣は「派遣切り」のときも、もともと不安定な「登録型」と同じように解雇されている。これを禁止の対象外にするなら、「登録型」をみんな短期契約の「常用型」に切り替えれば、これまで同様に使い捨てできることになる。「常用型」派遣を禁止の例外とする規定を撤回し、製造業への派遣は例外なしに禁止すべきである。
登録型派遣の「原則禁止」をいうが、専門的な知識、技術、経験を必要とする業務(専門26業務)を禁止の対象外にしている。専門26業務のなかには、電子計算機やタイプライターを操作する「事務用機器操作」など、いまでは一般業務としかいえないものが含まれている。100万人といわれる「専門26業務」で働いている労働者のうち、「事務用機器操作」が45万人という圧倒的な数となっている。「専門26業務」は抜本的に見直し、専門性が高く、そのために派遣労働者に交渉力がある業務に限定すべきである。
また、事前面接の解禁など規制緩和をすすめる改悪部分は撤回し、「みなし雇用」を実効ある規定にするべきである。さらに、「均等待遇」の原則を明記し、改正の「先送り」をしないことなどが必要である。
よって、町田市議会は、国に対し、労働者派遣法の抜本改正を求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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米軍の
普天間基地撤去を求める意見書
沖縄県民に重大な犠牲を強いてきた米軍普天間基地の撤去をめぐり、政府・与党は3月8日の沖縄基地問題検討委員会に社民、国民新両党の「移設」案が提出されたのを受けて、委員長案とあわせた検討を進めたうえ、月末までには政府・与党案を固めるとしている。そして、5月末を期限に「移設」先やアメリカとの交渉を進める予定である。
2月24日に沖縄県議会が、「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外移設を求める意見書」を、3月8日には名護市議会が、「普天間飛行場代替施設のキャンプ・シュワブ陸上案の検討に反対する意見書」をそれぞれ全会一致で可決している。稲嶺名護市長は、施政方針演説で「辺野古の海はもとより陸上にも新たな基地はつくらせない」と、沖縄県民の心を表明した。
沖縄県内の候補地にせよ、県外・国内の候補地にせよ、新たな被害や危険性の拡大に住民の反発が広がっている。騒音被害や危険性を県内に「たらいまわし」することは、沖縄県民の異常な負担を軽減するとしてきた鳩山政権の公約にも反するものである。
世界では国民の意思を背景に交渉で外国の基地を撤去した例が少なくない。
鳩山政権は県民の意思を踏まえ、普天間基地の撤去を求め、アメリカ政府と正面から交渉すべきである。
よって、町田市議会は、国に対し、普天間基地「撤去」と、「県内たらいまわしをおこなわない」ことを強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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認可保育所の
最低基準緩和の撤回と増設を求める意見書
鳩山内閣が閣議決定した「地方分権改革推進計画」において、東京都などの大都市部に限り保育所面積の最低基準の緩和を容認し、地方条例化する方針を示した。さらに避難、耐火の基準や医務室、園庭の設置などの全国一律の最低基準を撤廃する方向を打ち出している。
さらに厚生労働省は、4月から認可保育所の定員を超えて、子どもを受け入れられる上限を撤廃することを都道府県に通知した。
子どもたちの成長や発達を保証するためには、一定のスペースが必要である。日本の最低設置基準は、欧米諸国と比較しても劣悪である。これ以上の基準の切り下げや施設へのつめこみをすすめることは、子どもたちの安全や成長を守れなくするおそれがある。
保育園の待機児解消というなら、国が行うべきことは早急に認可保育所の増設計画をすすめ、保育所整備のための財政的支援を抜本的に拡充することである。
よって、町田市議会は、国に対し、以下のことを強く要望するものである。
一、東京などの大都市部の保育所面積の
最低基準緩和・地方条例化、保育所の園庭、医務室、耐火基準、避難設備などの最低基準撤廃の方針を撤回すること。
一、認可保育所の緊急増設計画をつくり、実現のために保育予算を抜本的に拡充すること。東京など大都市部での認可保育所整備を進めるため、用地取得の補助制度の創設や国有地の無償貸与などを実施すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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75歳以上の
高齢者医療費無料化を求める意見書
「お金の心配をしないで医療を受けたい」は、高齢者にとって切実な願いとなっている。東京都が実施した世論調査でも「今後の生活の不安」を訴えている人は増えている。
高齢者は、年金から介護保険料、後期高齢者医療の保険料、住民税などが天引きとなり生活はますます大変になっている。その上、医療費の負担が重くのしかかっている。高齢になると多くの人はいくつもの診療科を受診するようになり、生活を圧迫するようになる。
そうした中で東京都日の出町は、昨年4月から75歳以上の高齢者の医療費自己負担を無料にした。このことは多くの高齢者から歓迎されている。
かつて東京都は65歳以上の高齢者の医療費は無料であった。
無料で受けられるということは、早期の病気の発見につながり、ひいては医療費の軽減にもつながるのである。
よって、町田市議会は、国に対し、国として75歳以上の医療費無料化を一日も早く実現するよう求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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核持ち込みの「密約」の廃棄と非核三原則の実施を求める意見書
広島と長崎に原爆が投下されてから65年が経つ今でも、世界にはたくさんの核兵器が保有されている。昨年、オバマ米大統領が「核兵器のない世界の実現を」というメッセージを世界に発信したが、その願いは、唯一の被爆国である日本国民だけでなく、世界の多くの国々や人々共通の目標になってきた。5月には、ニューヨークで核不拡散条約(NPT)再検討会議が行われるが、核廃絶に向けた具体的取り組みが注目されている。
このような情勢の中で、外務省は9日、日米間の4つの「密約」に関する「有識者委員会」の調査報告書を公表したが、この調査で、1960年の安保条約改定に伴う核兵器持ち込み「密約」に関して藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日大使が交わした「討議の記録」(Record of Discussion)の写しが発見され、その存在が認められた。
「密約」の内容は、日本国民が知らない間に米軍の核兵器が艦船などに積載されて日本の領海や領空に持ち込まれる場合に、日米間の「事前協議」の対象としないという合意だった。「討議の記録」は、それ自体が核持ち込みの密約であったことや日米安保条約の一部として取り扱われた両国政府間の公式文書であったこと。また、1963年の大平外相とライシャワー駐日大使との会談でも「討議の記録」の解釈の再確認がされたことなどからも、核持ち込みの「密約」が存在していたことは明らかである。
ところが、「報告書」では、「日米両国間には核搭載艦船の寄港が事前協議の対象か否かにつき明確な合意はない。」と核持ち込みの「密約」の存在を否定する一方、「核搭載艦船を事前協議なしに寄港することを事実上認めた」としているが、これでは日本国政府は、条約がないのにアメリカの無法な核持ち込みを黙認していたということになり、重大な問題が生ずる。核兵器の持ち込みを禁止している非核三原則に背くことになる。
よって、町田市議会は、政府は、核持ち込みの「密約」の存在を認め、廃棄すること。そして、唯一の被爆国として「国是」としている非核三原則(核兵器を持たず、作らず、持ち込まさず)の実施を強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。...