町田市議会 2008-09-29
平成20年決算特別委員会(9月)-09月29日-07号
平成20年決算特別委員会(9月)-09月29日-07号平成20年決算特別委員会(9月)
決算特別委員会記録
1.日 時 平成20年(2008年)9月29日(月)午前10時
1.場 所 第1委員会室
1.出 席 者 委員長 三遊亭らん丈 副委員長 おく栄一
委 員 河辺康太郎 齋藤祐善 市川勝斗
佐々木智子 上野孝典 若林章喜
熊沢あやり 谷沢和夫
1.出席説明員 収入役
環境資源部長 建設部長 建設部参事 都市づくり部長
開発調整担当部長 都市づくり部参事 上下水道部長
水道事業担当部長 上下水道部参事
その他担当管理職職員
1.出席議会 事務局長 見波 裕 次 長 八木友則
事務局職員 主 幹 守屋昌次郎 議事係主任 矢澤秀毅
担 当 土方 智
速 記 士 辻井信二(澤速記事務所)
1.事 件 別紙のとおり
午前10時 開議
○委員長 ただいまから決算特別委員会を開会いたします。
認定第1号 平成19年度(2007年度)町田市一般会計・各特別会計決算認定についてを議題といたします。
建設常任委員会所管分の審査を行います。
△建設部所管部分
○委員長 一般会計のうち、建設部所管分を議題といたします。
担当者の説明を求めます。
◎建設部長 それでは、平成19年度(2007年度)決算の建設部所管分のうち、主なものにつきましてご説明を申し上げます。
初めに、歳入でございます。
決算書の35、36ページをお開きください。
第12款、分担金及び負担金、項の1、負担金、上から3つ目の目の4、土木費負担金につきましては、都市計画道路3・4・33号線中町地内の電線共同溝、CCB工事に伴う占用企業者の建設負担金でございます。
39、40ページをお開きください。
第13款、使用料及び手数料、項の1、使用料、中段の目の6、土木使用料の節1、道路占用料につきましては、東京電力、東京ガス、NTT等の電柱、架空線、地下埋設物等の占用料でございます。
次に、その下、節2、水路占用料につきましては、排水施設、出入り口用の通路、橋梁、電柱、架空線などの水路占用に伴う歳入でございます。収入未済額につきましては、郵送及び面談により催促をいたしましたが、納付されなかったものでございます。
続きまして、45、46ページをお開きください。
項の2、手数料、目の4、土木手数料の節1、土木管理手数料のうち、道路管理課分につきましては、
屋外広告物許可申請手数料でございます。道路用地課分につきましては、境界図等の証明手数料と境界図写し等の交付手数料でございます。
節7の放置自転車等移送料につきましては、自転車4,064台、原動機付自転車652台、合計4,716台分の移送手数料でございます。
続きまして、49、50ページをお開きください。
第14款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の4、土木費国庫補助金の節1、都市計画費補助の道路整備課分につきましては、交通連携推進事業費及び都市計画道路整備費として南町田駅前北口広場と相原駅前西口広場の国庫補助金でございます。
続きまして、65、66ページをお開きください。
第15款、都支出金、項の2、都補助金、上から3つ目の目の7、土木費都補助金でございます。
節1、道路橋梁費補助のうち、1段目の道路整備課分につきましては、市道忠生630号線下小山田地区の工事、用地及び補償費、堺853号線相原駅前街路取りつけ道の用地及び補償費、山崎団地外周道路と忠生33号線山崎団地1街区の測量、鑑定及び用地費、鶴川340号線野津田公園南側歩道の物件調査、鑑定、用地並びに補償費、それと、町田18号線の用地費の補助金で、それぞれ2分の1の補助率でございます。
先に2段下の道路整備課分につきましては、忠生630号線の工事費、町田18号線の補償費の2006年度からの繰り越し分でございます。
関連いたしまして、左の収入未済額1,156万3,000円につきましては、忠生630号線及び鶴川340号線の2008年度繰越明許費でございます。
戻りまして、1段上の道路補修課分につきましては、市道南1,002号線つくし野地内の道路舗装改良工事と忠生1,004号線忠生地内、鶴川812号線能ケ谷地内、南1,501号線成瀬台地内及び南1,505号線成瀬台地内の舗装補修工事で、補助率は10分の3でございます。
次の節2、都市計画費補助の道路整備課分につきましては、都市計画道路3・4・33号線中町地内の都費単独補助分、南町田駅前北口広場、相原駅前西口広場の国費に連動する都費負担分でございます。
関連いたしまして、左の収入未済額1,000万円につきましては、南町田駅前北口広場の2008年度繰越明許費でございます。
次に、節4、国土調査法事務費補助につきましては、地籍調査事業、都市再生地籍調査事業といたしまして、4分の3の補助率で補助をいただいたものでございます。
続きまして、71、72ページをお開きください。
項の3、委託金、目の5、土木費委託金の節1、屋外広告物事務委託金につきましては、屋外広告物の事務に対する都からの事務委託金でございます。
次に、73、74ページをお開きください。
第16款、財産収入、項の2、財産売払収入、上から2番目の目1、不動産売払収入の節1、土地売払収入の道路整備課分につきましては、都市計画道路3・3・7号線原町田地区ほか全部で6カ所の代替地売り払い等の代金でございます。
続きまして、75、76ページをお開きください。
第17款、寄附金、項の1、寄附金、目の2、指定寄附金のうち、道路管理課分につきましては、道路上の放置自動車処分費用に対しての路上放棄車処理協力会からの寄附金でございます。
続きまして、79、80ページをお開きください。
第20款、諸収入、項の4、受託事業収入、中段の目1、土木受託事業収入の節区分2、
道路復旧監督事務受託収入につきましては、東京電力、東京ガス、町田市管工事協同組合等からの監督事務委託料でございます。
関連いたしまして、収入未済額21万4,693円につきましては、会社倒産による徴収不能及び再三電話と文書で催促、督促するも納付されないもの、それぞれ各1件でございます。
その下の節区分3、
道路整備事業受託収入の道路整備課分につきましては、一番上が都市計画道路3・3・7号線原町田地区の用地取得費、電線共同溝、CCB工事の東京都からの受託収入でございます。
中段、6,666万4,000円は前年度からの繰り越し分、次の3,171万5,000円は事故繰り越し分の物件移転費の残金の受託収入でございます。
次に、81、82ページをお開きください。
項の6、雑入の一番下の目の6、雑入でございます。
備考欄2の光熱水費使用料の道路管理課分につきましては、管理協定締結による
ペデストリアンデッキ等の電気料負担金でございます。
その下、道路補修課分につきましては、道路補修課があります土木サービスセンターの建物にて町田市資源協同組合が使用した電気料、水道料の負担金でございます。
続きまして、89、90ページをお開きください。
同じく備考欄103、道路補修課の施設管理負担金につきましては、町田市資源協同組合からの警備、清掃料の負担金収入でございます。
次に、備考欄116、交通安全課の自転車売払代は、撤去自転車について、東京都
自転車商協同組合町田支部と1台1,000円で譲渡する協定を結んでおり、701台を売り払いしたものでございます。
次に、91、92ページをお開きください。
同じく備考欄172、
自転車駐車場運営費清算金につきましては、
自転車駐車場指定管理者から
自転車駐車場管理運営協定に基づく管理運営費を上回った利用料金収入の50%と市が建てかえをした駐車場用地賃借料が清算金として納入されたものでございます。
続きまして、93、94ページをお開きください。
第21款、市債、項の1、市債、目の4、土木債の節1、道路整備事業債につきましては、市道忠生630号線下小山田地内の用地と工事、山崎団地外周道路の用地及び鶴川340号線、野津田公園南の用地と補償が対象でございます。
次の節2、都市計画事業債の道路整備課分につきましては、都市計画道路7・5・2号線原町田地区が対象でございます。
次に、歳出に移ります。191、192ページをお開きください。
第8款、土木費、項の1、土木管理費、目1、土木総務費でございます。
備考欄2の道路管理費のサイン表示整備事業ですが、これは、地点名標識設置工事として5地点の信号機に地点名標識を16枚、それと、
道路愛称名標識設置工事として3路線に標識8本を設置したものでございます。
次の193、194ページをお開きください。
備考欄の上から2つ目の道路付帯設備管理事務につきましては、JR町田駅南口、成瀬駅、相原駅、3号デッキ、町田バスセンターのエレベーター、エスカレーターの操作、警備、メンテナンス、清掃の委託料が主なものでございます。
次に、同じく備考欄3、用地管理費の2つ目、道路等境界管理事務につきましては、市が過去に築造した道路で、境界図管理台帳が整っていない路線の調査、測量、境界図、道路台帳の作成及び境界復元作業を行ったものです。
市道町田128号線、町田消防署前学園通りを、町田街道から女子学生会館までと、鶴川721号線、小野路宿通り先の調査測量委託を実施しております。それと境界復元測量業務委託を19件実施しております。
その下の地籍調査事業につきましては、都市再生地籍調査、
公共物管理平面図作成業務委託と
公共基準点管理点検業務委託、それと
公共基準点測量業務委託でございます。
一番下、境界確定整備事業につきましては、市道町田437号線、
境川クリーンセンター付近の
道路境界確定測量業務委託でございます。
次に、195、196ページをお開きください。
項2、道路橋梁費、目1、道路橋梁総務費、備考欄3、私道等整備費の私道等整備事業につきましては、補助率80%以内をもちまして6カ所、延長195メートルの側溝及び道路舗装の整備費用の補助を行ったものでございます。
その下の私道移管事業につきましては、補助率100%以下で、16カ所、713メートルを実施しております。
次の同じく私道移管事業の政策的事業分につきましては、2006、2007年度で行いました金井一丁目地内の日の出ケ丘町会の993メートルの私道移管に要する図書作成費の補助でございます。
次に、備考欄4、狭あい道路整備費の狭あい道路拡幅事業につきましては、狭隘道路拡幅整備測量及び嘱託登記等業務委託を96件、拡幅整備工事23件、拡幅整備助成金24件、隅切り奨励金10件を実施しております。
次の
中心市街地整備補助事業につきましては、原町田二丁目で1件の補助事業を行っております。
続きまして、目2、道路維持費、備考欄2、道路維持費の道路維持事業でございます。このうち、修繕料といたしましては2億200万円ほどになりますが、222件の応急修繕を単価契約で行っております。また、工事請負費といたしまして、こちらは1億5,300万円ほどになりますが、単価契約による路面補修及び側溝のふたかけ工事を31件行い、そのほかに市内5地区8路線にて道路補修工事を行っております。
次のペデストリアンデッキ大規模修繕事業につきましては、ターミナルデッキの補修工事等に伴う設計委託及び工事費でございます。
同じく備考欄3、道路補修費の道路等清掃事業でございます。
198ページをごらんください。
1番目の町田駅前総合清掃業務委託につきましては、ペデストリアンデッキ及びバスアイランドの日常清掃、天井清掃、洗剤によるブラッシングを行いました。また、町田駅前路面清掃として三塚交差点手前から市民ホール前までを機械清掃を中心に行ったものでございます。
路面清掃業務委託につきましては、市内バス路線135.5キロメートルを年6回、スイーパー車による機械清掃を行うものでございます。
駅前清掃業務委託につきましては、町田駅前歩道橋、原町田自由通路、成瀬駅前、鶴川駅前、多摩境駅前、つくし野駅前、すずかけ台駅前の清掃を毎週月曜日から土曜日に行ったものでございます。
側溝清掃業務委託につきましては、側溝清掃で延長2,470メートル、升の清掃733カ所を実施いたしました。
産業廃棄物処理業務委託(汚泥ごみ)につきましては、ただいまの清掃業務委託で出ました汚泥ごみ259トンの処分委託料でございます。
道路清掃業務委託につきましては、単価契約による緊急対応の清掃委託で、延べ33回の指示により389カ所を実施いたしました。
次の道路維持補修事業につきましては、直営で行う補修用材料購入費が主なものでございます。
次の町田駅前公衆トイレ管理事業につきましては、公衆トイレの機械警備、清掃、シャッター開閉等の業務委託でございます。清掃委託につきましては日常清掃を毎日3回実施しております。
なお、工事請負費の事故繰り越し分325万円につきましては、原町田六丁目地内の道路補修工事におきまして、沿線施設から昼夜間とも工事施工可能日が限定され、一定期間中止等の対応をしたため、工期の延伸をし、事故繰り越しを行ったものです。
続きまして、その下、目3、道路新設改良費、備考欄1、道路新設改良費の準
幹線道路新設改良事業につきましては、初めに、工事請負費の主なものとして、市道忠生630号線下小山田町
地内山中地区道路築造工事(その2)ですが、これにつきましては、下小山田地内山中地区における本体工事前の排水工事でございます。
その下の4件は、市道堺853号線、相原駅前街路取りつけ道道路築造事業、忠生630号線の本線及び取りつけ道の改良事業に伴う用地買収並びに物件移転等補償料でございます。
次の繰越明許費分、忠生630号線道路築造工事につきましては、本体工事前の排水処理、盛り土工事でございます。
続きまして、
生活道路新設改良事業につきましては、忠生157号線山崎町鶴見橋手前ほか10路線で13件の工事を実施したものでございます。
続きまして、
私道移管道路等改良事業につきましては、鶴川1,664、1,747号線、小野路町下堤台住宅内の道路改良を実施したものでございます。
次に、幹線道路渋滞緩和事業につきましては、市道町田78号線及び437号線、市民ホールわき及び森野交番前交差点の道路基本設計、市道堺2,000号線多摩境通りの詳細設計を実施したものでございます。
次に、歩道整備事業につきましては、市道鶴川340号線野津田公園南の物件調査委託料、市道忠生33号線図師町宮川橋手前の歩道設置工事、鶴川340号線用地購入費並びに3件の物件移転補償費等でございます。
その下の道路環境整備事業につきましては、市道忠生1,178号線
山崎団地外周道路道路改良事業及び忠生33号線歩道設置事業に伴う用地買収費でございます。
次に、
道路新設改良等共通事務につきましては、道路整備事業に伴う道路調査、測量、設計、確定等の業務委託を32件実施したものでございます。
一番下の道路環境整備事業につきましては、
道路資産管理基本計画策定業務委託で、町田市幹線・準
幹線道路舗装管理計画を立案いたしました。幹線、準幹線道路を対象に路面状態の把握と劣化予測を行い、補修箇所の測定及び工法の選定を行ったものでございます。
また、次の200ページの案内板(サイン)設置工事につきましては、中心市街地において、市民や来街者が公共施設や避難場所等へ円滑に移動できるよう、2006年度に策定したサイン実施計画に基づき12カ所27基の公共サインを整備したものでございます。
次の無電柱化推進事業につきましては、無
電柱化推進基本計画策定のための業務委託料でございます。
続きまして、備考欄2の舗装道改良費につきましては、委託料と工事請負費がありまして、委託料につきましては、
町田市内道路路面性状調査業務委託で、路面性状調査23.8キロメートルと舗装たわみ量調査、解析101点を実施いたしました。工事費につきましては、市道南102号線つくし野地内と同その2の2路線で、延長743.3メートルの舗装改良を実施したものでございます。
続きまして、流用でございます。
目3の道路新設改良費の工事請負費からの732万円につきましては、同ページ、199、200ページ、目5の街路灯費の需用費、光熱水費への流用でございます。
戻りまして、197、198ページの節15、工事請負費の繰越明許費の内容ですが、市道忠生630号線道路築造工事その2において、工事箇所の地盤が当初の予想より悪く、工事工程の見直しをした結果、工期の延長が必要となったため、5,954万5,000円を繰越明許としております。
同じく節22の補償・補填及び賠償金につきましては、市道鶴川340号線野津田公園南の物件移転補償費について、年度内の移転完了が困難と見込まれた物件の1,291万7,217円を繰越明許費としております。
引き続き199、200ページの説明をいたします。
目4、橋梁費、備考欄1、橋梁維持事業の忠生地区橋梁及び
横断歩道橋点検業務委託につきましては、橋梁57橋、横断歩道橋8橋の点検を実施いたしました。
桜美林学園裏歩道橋撤去工事につきましては、2006年1月に横断歩道が完成し、信号機も設置され、歩道橋の利用者も減少し、また、存続させるためには多額の経費を必要とすることなどから撤去を行ったものでございます。
その下の橋梁維持事業、建設総務課につきましては、
東急田園都市線長津田車庫に係る跨線人道橋について、町田市管理部分における老朽化対策のための補修設計を東急電鉄に委託し、補修に必要な概算額の算出、設計書の作成を行ったものでございます。
次に、2、橋梁新設改良費につきましては、東京都が施行している鶴見川河川改修に伴う郷見橋の新設工事負担金で、繰越明許費分でございます。
次に、目5、街路灯費、備考欄1、街路灯維持管理費の街路灯維持事業につきましては、町田市内の街路灯総管理灯数2万7,097灯の維持管理及び電気料でございます。
また、その下の
街路灯電気料金補助事業につきましては、自治会あるいは町内会に街路灯の電気料の補助をするもので、現在、45団体に補助をしております。
続きまして、2、街路灯新設費の街路灯整備事業につきましては、蛍光灯20ワット、32ワット、57ワット、セラミック灯220ワットの4タイプ、合計206灯を新設したものでございます。
その下の流用につきましては、先ほどの道路新設改良費、工事請負費、同目、負担金補助及び交付金から、電気料金高騰に伴い不足となった光熱水費へ752万6,941円、また、点灯管、水銀ランプ、点滅器等の購入がふえたことに伴い、同目内で工事請負費から原材料費へ152万2,000円を流用したものでございます
ページ一番下、目6、交通安全対策費、備考欄1、交通安全対策費の交通安全団体支援事業につきましては、交付要領に基づき町田交通安全協会への補助金でございます。
続きまして、201、202ページをお開きください。
備考欄の交通安全教育事業につきましては、市内の小学校を対象に自転車教室を32回と
町田ドライヴィングスクールにおいて体験型交通安全講習会を9回実施いたしました。
次の交通事故防止事業につきましては、
交通事故多発箇所改良工事9カ所、道路反射鏡設置工事54基、安全施設設置工事2カ所などを実施したものでございます。
次に、1段飛びまして、交通事故防止事業、道路補修課分につきましては、
道路反射鏡保守点検清掃委託といたしまして680基、修繕として66基を実施いたしました。それと、区画線設置工事といたしまして、設置、消去で3万4,889メートルを実施したものでございます。
備考欄2の自転車対策費のうち、放置自転車対策事業につきましては、放置自転車対策といたしまして、町田駅ほか7駅の駅周辺に延べ1万1,270人の自転車指導誘導員を配置し、放置自転車等の指導、誘導を行ったものでございます。
次の
自転車駐車場管理事務につきましては、無料自転車駐車場16カ所の用地借上料ほか修繕費用でございます。
次の
民営自転車等駐車場助成事業につきましては、駅周辺の放置自転車対策の一環として、森野一丁目の
民営自転車駐車場事業者に対し管理費を助成したものでございます。
次に、3、違法駐車対策事業につきましては、町田駅周辺の
違法駐車等防止重点区域において、違法駐車に対する指導啓発を実施したものであります。1日10カ所、午前10時から午後6時の8時間、252日間実施したものでございます。
続きまして、205、206ページをお開きください。
目3、街路事業費の備考欄1、
都市計画道路築造事業費の都市計画道路3・4・33号線(中町)の築造事業につきましては、歩道及び電線共同溝工事を行うとともに、公有財産購入費として1件、122.63平方メートルを土地開発公社からの買い戻しを行ったものでございます。また、補償・補填及び賠償金につきましては3件の補償費でございます。
次に、都市計画道路3・4・37号線(鶴間)築造事業につきましては、道路調査測量委託として事業認可関連の予備設計、測量、そして事業評価分析等を行ったものでございます。
一番下から次の207、208ページにかけての都市計画道路7・5・2号線原町田築造事業につきましては、公有財産購入費として5件、335.47平方メートルの用地買収、それと、補償・補填及び賠償金につきましては、現年予算分8件、繰越明許費分1件の補償費でございます。
次に、南町田駅北口広場築造事業につきましては、公有財産購入費として1件、341.6平方メートルの用地取得を行ったものでございます。補償・補填及び賠償金につきましては13件の補償費でございます。
なお、節区分22の補償・補填及び賠償金の不用額のうち6,556万7,580円につきましては、用地交渉不調により1件について補償契約締結に至らなかったことによるものでございます。
次に、相原駅西口広場築造事業でございます。
まず、ページを戻りまして205、206ページ、節区分15、工事請負費の不用額のうち3,000万円につきましては、用地交渉不調により道路築造工事が実施できず、補正予算で減額したものの、一部雨水管整備工事として残していたものが最終的には下水道事業として実施することが可能となり、工事費が不要となったものでございます。
引き続き207、208ページの同事業、公有財産購入費ですが、用地購入として1件、67.24平方メートルと土地開発公社からの買い戻し分6件、4,485.52平方メートルの用地取得を行ったものでございます。補償・補填及び賠償金につきましては、物件1件、残借地1件の補償費でございます。
続きまして、2、みちづくり・
まちづくりパートナー事業費の都市計画道路3・3・7号線(原町田)築造事業でございます。
まず、先ほどの205、206ページの節区分15、工事請負費の不用額のうち、4,615万6,750円につきましては、物件移転が完了せず、一部区間、勝楽寺部分で工事が実施できなかったためでございます。2007年度においては、電線共同溝工事その1と附帯工事その3として勝楽寺裏の道路拡幅等を行っております。また、繰越明許費分につきましては、2006年度からの4件の物件移転補償費の補償残金執行分でございます。
その下の同じ補償費の事故繰越分につきましては、移転が完了しなかったため、2005年度から2006年度に繰り越ししたものの、2007年度にさらに繰り越しとなったものでございます。
次に、同ページ、節区分17、公有財産購入費の繰越明許費3,020万円と節区分22、補償・補填及び賠償金の繰越明許費2,349万9,000円でございますが、先ほどの南町田駅北口広場築造事業における用地購入費と物件移転等補償費で、借家人の転居がおくれ、年度内の建物の取り壊しが困難と見込まれたため、繰り越しをしたものでございます。
以上が建設部所管分、2007年度決算の概要説明でございます。
ご審議、よろしくお願い申し上げます。
○委員長 担当者の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
◆若林 委員 1点目、決算書198ページの道路新設改良費というところで質疑させていただきます。
道路整備に関しては恐らく計画を持って相当やられているんだというふうに思っているんですけれども、通学路の安全対策ということで、学校と建設部と警察とか一緒になって通学路の安全点検をされていると思うんですが、それについての、例えば危険度はどのように把握をするのかというのと、もう1つ、道路整備での重要度というのはどのようにして考えているのかというところをお聞かせ願えればと思うんです。
要するに、例えば物理的に信号はあるけれども、歩道がないからそこへ行けないとかいう状況があって、どうしても子どもの危険が大きいというふうに考える場合は、例えばそこが優先的になってしかるべきじゃないかなというふうに思うんですが、そういったところの考え方というのもお聞かせください。
◎道路整備課長 ただいまの若林委員のご質疑にお答えいたします。
重要度に関しましては、当然まず安全で安心して通れる道ということが順位の中でも高順位になると。1位、2位、3位とかいう順位に関しましては、これが1位で、これが2位でというものはございません。当然これは地元の要望ですとか、あとは市の第3次事業化計画等の中で順位を決めさせていただく中で整備を順次させていただいているというところでございます。
それと、信号に関しても、当然信号があるようなところに関しては人だまりがあるというようなところでの交通管理者とのお話はさせていただいています。道路築造に当たって信号設置に関しては、当然人だまりをということで歩道設置等もかんがみながら整備させていただいているというような状況でございます。
◆若林 委員 子どもの安全の通学路を最優先でということでお願いをしたいところで、今すぐ答えというのは難しいと思うんですが、今着手しているのは当然優先的にやっていくんだと思うんですけれども、今後、物理的にも余りにも危険なところというのは積極的にやってもらいたいなというふうに思っているところで、これは要望でいいです。
そしてもう1つ、決算書196ページのペデストリアンデッキ大規模修繕事業、これについては恐らく3号デッキだと思われますが、これはどういった補修だったのか。排水の計画とか、どういうふうになっているのか、お聞かせください。
◎道路補修課長 お答えいたします。
2007年度のペデストリアンデッキ大規模修繕事業の場所は、ターミナルデッキと申しまして、ちょうどJRの町田駅を出まして、今ミーナのビルがございますが、あの前のデッキの部分でございます。これにつきましては、2007年度、それから今年度、2008年度という形に債務という形で現在事業を進めているところでございます。
内容としましては、まず上の部分のタイルを全面的に張りかえをしてございます。それは、その下の部分の防水工事を含めて、かなり漏水等、状況としてはよくなかったものですから、防水工事を施し、その上にタイルを新しいものにかえていくと。それから、下の部分です。パネルになりますけれども、ちょうど天井部分になりますけれども、これも新しくかえているというのが主な内容でございます。
◆若林 委員 この3号デッキは去年になりますか。例えば決算に出るようになって、2008年度ということでよろしいんでしょうか。
◎道路補修課長 3号デッキは今年度予定してございます。
◆若林 委員 今年度だということなので決算に合わないのかもしれないですけれども、最近水たまりも3号デッキのところは多いというところで、ここをどうしていくのかなというふうに思っていたところであります。これはいいです。
◆佐々木 委員 196ページの狭あい道路整備事業なんですが、これは狭隘道路の排水とかそういうのも質疑はここでいいんですか。町田の中は、私道移管というか、これが市に移管していないところもまだ結構あると思うんですけれども、さっき、その上のところの私道移管事業ということで日の出ケ丘の自治会が2007年終わったという話なんですけれども、狭隘道路で、まだ排水施設などが整っていないところというのはどのぐらい残っているんでしょうか。この間もすごい大雨が降りまして道が川みたいになって流れているところは結構多いんですけれども、そういうものの進捗状況というのはどうなっているのか、教えてください。
あと、200ページの街路灯維持事業なんですが、先ほどの説明では4種類の街路灯があるというお話だったんですけれども、昨今、防犯灯というんですか、普通車のほうですよね。歩道のほうに照明が欲しいという声が大変多いんですけれども、この年度で防犯灯のようなものの設置というのは進んだのかどうか。
あと、今までの一番低いワット数だと本当に暗くて、街路灯はついているんだけれども、木が隠していたりということで大変暗い不安な感じがするんです。流用も今回街路灯でお金をつけたという説明がありましたけれども、そういった住民の要望にこの2007年度、どのぐらいこたえることができたのか、そのことについて伺いたいと思います。
あと、同じ200ページなんですけれども、橋梁維持費ですか、歩道橋の分なんですけれども、今回は8橋撤去が進んだというような話だったんですが、これはまだ撤去が必要なところというのはすごく残っていると思うんですけれども、残りはどのぐらいになっているんでしょうか。例えば旧忠生第五小学校などは学校が閉鎖した後もまだ歩道橋が残っているとか、そういう問題があって、使わない歩道橋というのは本当に大分傷んでいるので、早く撤去はしてほしいと思うんですが、撤去が必要でまだ残っているところ、その状況を教えてください。
◎道路管理課長 街路灯の件でございますが、街路灯につきましては、2007年度につきまして新設の要望箇所が278カ所ございまして、そのうち206カ所を新設街路灯として設置しております。これは歩道、車道を含めての話でございます。
先ほど委員のほうから歩道が暗いということでございましたけれども、この新設以外に、大分前に、25年ぐらいとか20年以上たっている街路灯につきましては、効率も悪く、非常に暗くなっておりますので、そういったところについては直営で随時明るいものに、今、主流になっているのが32ワットのコンパクト蛍光灯というものなんですけれども、これについては水銀灯に比べて非常に電気量も少なくて明るくなっておりますので、そういったもので交換して対応しております。
◎道路補修課長 佐々木委員の歩道橋の件についてお答えしたいと思います。
現在、町田市といいますか、私どものほうで管理していました歩道橋は10橋ほどございまして、そのうち桜美林学園の裏、それから忠生第四小学校、境川団地のあそこの交差点の部分ですけれども、これにつきましては既に撤去が済んでございます。残り8橋分でございますが、これについて点検整備を順次やっているところでございますけれども、やはり維持管理にはかなりお金がかかるという部分がございますけれども、歩道橋がついているところというのはやはり通学路だとかいうところが多いという形になりますので、なかなか撤去というのは難しいかなというふうに考えてございます。やはり学校側のご意向なんかを聞いて、いいよということになりませんと、なかなか撤去というのは難しいかなというふうに考えております。
年間といいますか、大体10年に1回ぐらいの周期で塗りかえ等を計画的に行っているところでございますけれども、塗装のし直しで大体400万円から500万円ぐらいの維持費がかかってございます。今年度は、旧忠生第五小学校、あの部分の学校がなくなったということがございますので、旧忠生第五小学校前の歩道橋は撤去する予定で考えてございます。それ以降につきましては今のところ撤去をするというような予定は立ててございません。
◎建設部長 1点目のご質疑の私道と狭隘な道路のところでの排水というご質疑だったと思うんですけれども、恐らくご質疑の趣旨が、そういった部分において、例えばこの間の大雨のようなときの排水のあふれ、こういったものを解決するためにあとどれくらい必要なのか、進捗状況はどうか、こういったご質疑だったのかなというふうに思います。
まず1点目ですが、この狭隘事業で根本的な排水の対策というのはなかなか立てにくいのかなと思います。これは路線として合意形成が難しくなってきた生活道路の事業を、それでも協力をしようという地権者の方々の意思を無駄にしないために行っているというような部分もございますので、なかなか路線として完結しない部分を補完している、そういった事業の形態からして、排水というのはやはり流末まで路線が行きませんとなかなか排水先がないということになります。
ご質疑の趣旨のような部分でさらに進捗の度合いをということですと、別の視点で地権者等の地先住民の方々のご理解を得て、生活道路整備として促進していくしかないのかなというふうに思っております。
私道のほうにつきましては、物によっては私道を移管して、ほんの少し改良を加えることで排水がよくなるという部分も確かにございますが、やはりもう既に道路としてでき上がっている部分ということなので、その道路の許容以上の雨が降ったときにはなかなか対応できないというのは、これは私道に限らず、既存の公道の部分でも同じでございますので、それにつきましてはまた別の視点で考えていかなければいけないかなというふうに思っております。
◆佐々木 委員 狭隘道路、町田は本当に2項道路とかが多くて、それが本当に生活道路として既存で皆さん使っているから、整備が本当に手のつけようがないというような気はするんですけれども、ほかの視点でというご説明もありましたので、ぜひそういったところがちゃんと、一応公道なんですけれども、狭隘が解決できないというんですか、そういうところについてはぜひ市が間に入って地権者のご理解などもいただいて、できれば下がっていただくとか、そういうことができればいいんですけれども、住んでいるからなかなか難しいのかもわかりませんけれども、なるべく整備を進めていただきたいと思います。これはしようがないのかなと思いました。
あと、街路灯なんですけれども、先ほどのお話でも、この年度も歩道のほうを照らすコンパクトの街路灯が大分たくさんつけられたということですし、昔からつけられているワット数の少ない蛍光灯は、予算のある限りというか、随時取りかえが図られているということなので、ぜひ地域の方から要望が出されたところについては前向きに対応していっていただきたいと思います。
あと、歩道橋なんですけれども、さっき失礼しました。聞き間違いをしていて、残っているのが8橋あるということなんですが、年間の維持管理だけでもこれは525万円と、普通の点検で結構かかっているので、これが必要かどうかという判断で、2008年度は旧忠生第五小学校が学校がなくなったので撤去するというお話がありましたけれども、だんだん高齢化が進んでいるので、子どもさんは歩道橋――学校の前などは渡っていかれるんだと思うんですが、通学路にも一部指定されていると思うんですけれども、歩道橋の階段を上って向こうに渡るということがだんだん難しくなってきて、歩道橋があってもつい下を違反横断しているという姿を大変見かけるようになりましたので、ぜひ警察のほうとも協議していただいて、下に横断歩道が設置できるようでしたら、横断歩道をつけるなどして歩道橋を使わないで渡れる算段もしていただいて、できるだけ余り古い歩道橋については撤去していける方向で検討、予算をつけていただきたいなと思いました。
◆市川 委員 決算資料の212ページ、主要な施策のほうでは95ページと96ページ、この住宅改良資金助成事業の件についてお聞かせください。
これは中期経営計画にも目標数値ということで2011年度載っかっていますが、この目標数値である975件、住宅改良資金助成金の目標数値が975件、それから次の96ページ、老朽家屋対策事業、高齢者のものは400件となっているんですけれども、町田市内に今あるこういう建物に関してはそれぞれどの程度件数があるのか把握は、どの程度まで進んでいるのか、お聞かせください。
◎建設総務課長 ただいまご質疑をいただいたのは住宅課の関連の部分だと思いますが、申しわけありませんが、きょうは建設部所管分で、住宅課は都市づくり部へ4月からかわりましたので、そこの中でお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆河辺 委員 決算書200ページの街路灯維持管理費、先ほども質疑が少しありましたが、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。
流用ということで730万円されていると思うんですが、これは電気料金の値上げということでよろしいんですか。
この電気料金というのは毎年下がったり上がったり変動するものなんでしょうか。その辺も少し詳しく教えてください。
◎道路管理課長 この流用の732万円につきましては、委員さんのおっしゃるとおり、街路灯の維持事業の光熱水費への流用でございます。これは当初の予定していた電気料よりも上がったということでございまして、当然電気料を決めるのは東京電力なんですけれども、これは今のような原油の高騰の場合には年度の途中でも上がりますので、それで足りなくなってしまって流用したというようなことでございます。決して年1回とかではございません。そのときの原油価格によって決まります。
◆河辺 委員 わかりました。
やはりこの街路灯を維持するに当たってその電気料というのは大きく占めてくると思うんですが、さっきも電球の効率なんていうのが電気料が下がったりということで検討と取りかえをしているということなんですが、昔の電球というのがだんだんふえてきて、その修繕等も年々ふえてきていると思うんですけれども、電気料の効率化と修繕が今後また多分ふえていくと思うんですけれども、その辺の検討、何か電気料金と新しく電球をかえるという作業のバランスの検討なんかはされているんでしょうか。
◎道路管理課長 現在進めております街路灯の交換につきましては、代表的なものにつきまして、今から約20年から25年前に、そのときにはやっています水銀灯の40ワットが非常に多くございます。全部で数量約2万7,000灯のうち9,200灯弱なんです。この街路灯につきまして、先ほども言いましたが、コンパクト蛍光灯の32ワットというものにかえることになって電気代が安くなりまして、また、コンパクト蛍光灯のほうが光量が非常に大きいものですから効率化していくということでやっております。
2007年度につきましては直営で、いわゆる球交換、球切れを3,306件行っておりますが、この中で水銀灯の40ワットがついているものについてはできるだけ32ワットのコンパクト蛍光灯をつけて電気料金を抑制していきたいということでやっております。
◆熊沢 委員 まず初めに、いただいた別冊綴り(2)の件名(9)65ページの「市が借用している土地・建物の状況」の1点だけ、JR相原駅の自由通路に賃料を払っているんですけれども、ほかのところは自由通路で、JRの駅の自由通路に市が家賃を払っているというのは何となく納得がいかない部分があるんですが、どういうことでしょうか。
◎道路管理課長 相原駅自由通路階段部分につきまして、JR東日本に土地263平米に対して71万円のお金を払っております。これはどの部分かといいますと、相原駅自由通路の階段で、これは東口の階段なんです。東口といいますと、大戸と反対のほうです。踏切の手前のほうです。これにつきましては設置してある場所が階段部分なんですけれども、JRの用地なんです。逆に西口のほうは町田市の用地なんです。いわゆる自由通路の上の部分についてはJRのほうにお金は出しておりませんけれども、当時この相原駅の駅舎をつくったときに、東口の部分だけはJRから借りなければいけないということで、その当時協定を結んで、現在も払っているということでございます。
◆熊沢 委員 町田の駅なんて、ほかのところは自由通路じゃなくても、デッキの昇降とか皆無償というのがあって、JRの相原駅の利便性を高めるためにも、利用者のためにもそこに階段をつくられているのかなというふうに思うんですよ。そういう意味で、ほかの部分は全部無償なのに、そのJRの通路のところだけ賃料を払っているというのはちょっと不思議だなと思ったんですけれども、何でなのかなというのはJRさんが払ってくださいというから払うしかないんですか。そういう交渉は無償という交渉の、普通道路用地としてはやっぱり考えてもらえなかったということなんですか。普通道路用地だと無償という話が出てくるんですけれども。
◎道路管理課長 当時、相原駅の駅舎をつくるときの細かな状況というのは聞いていないんですけれども、先ほどの繰り返しになってしまうんですが、JRさんの土地をお借りしないとどうしてもできなかったということで、話し合いの中で借地料を払うようなことになったというふうには聞いております。ちょっと説明になったかどうかわからないんですけれども。
◆熊沢 委員 これ以上聞かないですけれども、ちょっと後で調べてもらったらいいんですけれども、そこは道路じゃなくてほかのところは道路だという理由を、普通道路用地だと無償じゃないですか。いろんなペデストリアンデッキのものも全部道路として階段等々をすべて無償で貸しているんだけれども、そこだけ違うというのがどうもやっぱり納得がいかない部分、納得がいかないというか、不思議だなと思う部分があるので、今度調べておいてもらえれば構いませんので、ぜひ今後できればJRさんに余り賃料を払わなくて済む方法を考えてもらえればと思いますので、それだけでいいんです。
続けて、さっき私道の件と狭隘道路の件で質疑された方が何人かいたんですけれども、私道をこれから公道に移管したほうがいいというか、しなければならないのがどのぐらい残っているかというのは把握はされているんですか。
◎建設部参事 残念ながら私道路はどのぐらいあるかというのは現在のところ把握してございません。
◆熊沢 委員 多分道路の方々は、ここに道路がどのぐらいあるかというのは、道路地図じゃないけれども、道路位置図みたいなので大体わかっていると思うんですね。それが私道か公道かというのも大体わかるはずだと思うんですけれども。
何でこうやって言うか、昔は私道移管はなかなか市のほうがしてもらえなかったという話はあったんですけれども、今現在、事故があったときに私道よりも公道のほうが補償の面とかいろいろな面でいいということで、そういう意味でもっと私道を公道に移管していくべきなのではないかなというふうに私は思いますので、ぜひまだまだ移管を進めていないところをしっかりと把握して移管をしていっていただく。あと下水道の工事とか水道の工事も私道でなければできることができないということがありますので、その辺をしっかりと理解をいただいて、なるべく私道から市道に移管をしてもらえるようにPRと努力をしてもらえればと思います。
あともう1点、狭隘道路を広げるお話なんですが、4.8メートルにするときは無償なんですけれども、もうある程度のところは、広がっているところは広がっているんですが、広がっていないところというのは大抵1人の地主さんがほとんど全部を広い幅を持っていまして、実を言いますと、そこを無償でいただくと家が2軒も3軒も建ってしまうぐらい土地をいただいてしまわなければならない場所というのは結構あると思うんです。やはりそれは道路が広がるためには必要なんだと思うんですけれども、そういう方々にもやっぱりルールですからといって、土地の平米数は関係なく無償でもらうという形なんですか。
◎建設部参事 やはり延長がある場合でも、建築基準法の第42条の2項であれば寄附をお願いするような形をとります。
◆熊沢 委員 ふぐあいはわかっているんですよね。だけれども、今お話しのように、やっぱり広がらないのはどうにもならないから、その辺の交渉なり何なりして、その土地の方は庭で持っていたりとか駐車場で持っていたりとかしているだけで、別にそこの方は道路は広がらなくても全然構わないんだけれども、奥にある住宅の方々がやっぱり道路が広がらないと困る。そういうふうにあの地主さんはけちだよねというわけではないと思うんです。1カ所広げるとどんとすごい量を持っていかれちゃうという方々がやはりいますので、ルールではルールはあるのかもしれないんですけれども、何か方策を考えてもらえればなと思います。
あと一緒に、最近は赤道と水路の交換で道路、4メートルの分は無理だけれども、それ以上になるとそれが交換ができるということもありますので、その辺で狭隘道路をもうちょっと広げていくという形で利便性を整えてもらえればなと思いますので、お願いいたします。
次に、交通安全対策費の自転車対策費で、
民営自転車等駐車場助成事業、森野一丁目なんですが、もうここ何年も森野一丁目のここしかないんですけれども、これは新たにふやすとかそういうことはないんですか。
◎交通安全課長 こちらについては、実際にパンフレットですとかそういうもの、あと、うちのほうに建設物のいろいろと当然附置義務がありますので、そういうふうな形の手続に来られたときにお話ししているんですけれども、現在、昨年新規で補助した、その事業所だけになっております。
◆熊沢 委員 新規ということは事業所は前と変わったんですか。
◎交通安全課長 事業所は変わっておりません。2005年度と金額が違うのは、2005年度の場合には建設費の補助です。2006年度から固定資産税、都市計画税に該当する部分だけで、2006年度から5年間という形になります。ですから、91万2,000円、来年度あたり多分評価額は変わると思いますけれども、このぐらいの金額であと4年間という形になります。
◆熊沢 委員 上の放置自転車対策事業と絡むんですけれども、平日はやはり見張っている方がいるからある程度大丈夫なんですけれども、まさにこの民営駐車場の目の前でも、週末なんかになると、もう人が通れない、車が通れないぐらい駐輪が、放置自転車があるんですね。やはりその辺の週末とかの対策というのは特にとられているというわけではないんですか。
◎交通安全課長 今現在、町田駅を中心に、各駅全部ではないんですけれども、大体朝6時半か7時ごろから12時ごろまでの放置自転車の指導になっております。ですので、こちらの時間と、それと月曜日から金曜日までということで土日は今やっておりません。これを土曜日、日曜日、または夕方3時、4時までに延ばすとなると、それなりにやっぱり予算がかかるという形なので、今現在このような形で、それ以上のことは今は考えておりません。
◆熊沢 委員 放置自転車じゃなくて、よくあるのは、最近、広い歩道に1台1台駐輪できるような形をやって、そういう市もありますので、そういう形で人をかけてやるよりは、無料で貸し出しちゃっほうが、コスト的に費用対効果を見れば、そのほうがいいんじゃないかなと思う部分もありますので、その辺も検討に入れながら、人を見張りにつけるというだけじゃなくて、ほかの方策も考えてもらえればなと思いますので、お願いいたします。
あと、交通安全課はもう1個、交通安全教育事業をやられているんですけれども、これは高齢者だけでしたか。
◎交通安全課長 この交通安全教育事業は小学生と高齢者です。小学生に対しましては、町田警察署と一緒に、今40校の中でほとんどの学校が手を挙げていただいているんですが、雨天中止とかで30数回というふうな形になっておりますが、小学生に対して2007年度については32校、参加者が3,045人参加しております。高齢者に対しては、町田自動車教習所でモータースクールを借りまして、そちらで高齢者の安全運転教室を9回行っております。
◆熊沢 委員 小学校もやっていたんですね。私は高齢者だけだと思っていたもので。そうしたら、いいんです。もっとより広げてもらえれば、最近自転車の事故とか多いと思いますので、広げてもらえればと思います。
最後に、決算書198ページの道路新設改良費の
生活道路新設改良事業なんですが、生活道路という言葉に引っかかって質疑をするんですが、最近生活道路が広がってしまって幹線道路になってしまって、東京都さん、もともと都道を生活道路にしていたんです。東京都に聞くと、そこはもともと幹線道路なんですから生活道路ではありませんと言われてしまって、生活道路がなくなってしまうという言い方は変ですけれども、なくなってしまう場所があるんです。そういうところに対して生活道路を整備するとかいうことの、去年なんか結構幹線道路が広がっているから、そういう形での新設という考え方はないんですか。新たに開設というか、違うところに生活道路をつくるみたいなのはないんですか。
◎道路整備課長 今の熊沢委員の質疑にお答えいたします。
これは生活道路に関しましては、基本的に赤道がもともと建築基準法第42条の2項道路がありまして、この中の道路を地域住民の方々の要望で、これは要望をいただきまして市のほうで拡幅していくと。これは先ほどの狭隘道路にちょっと似てはいるんですが、狭隘の場合に関しましてはピンポイントという形、生活道路を整備する中では路線で整備していきます。この幅員は基本的には4.8メートルの幅員で、用地に関しましては地権者の方に先ほどお話がありました寄附をいただく形で整備させていただいております。
それで、幹線道路になりつつあるのではないかというようなお話に関しましては、これは基本的に生活道路という位置づけで私どもは考えておりますので、幹線道路のものとは違うのかなと。ただ、今ご指摘のとおり、道路が拡幅されることによって、近隣の幹線道路が込んでいる場合、こちらのほうに車両が流れ込むということも十分考えられることはございます。ただ、基本的には生活道路でございますので、これが通り道になって云々ということに関して、ちょっと難しい答弁になるんですが、この道路をもしまた拡幅するとなると、今、生活道路というのは6メートル以下のものですから、それ以上のものになる場合には当然それなりに対応はさせていただいていますが、今の段階では生活道路を一度整備した中でそれ以上に整備をした路線というのは記憶にございません。
◆熊沢 委員 わかりました。地域の方々が多分生活に使っていた生活道路という私たちの観点と建設部が考えている生活道路という部分の位置づけの違いなんだなということは理解したんですけれども、ただ、地域の皆さんがそこに1本しかなくて、それが大きくなってしまって道路が込んで、ふだんの生活に本当に困ってしまっている状況というのはありますので、1回東京都さんなんかにお話をしたら、それはもともと幹線道路だから生活者は関係ないみたいな話をされてしまったので、ぜひそういう方々の困らないような道路をつくってもらえれば。
また、生活道路と幹線道路の違いというのがいまいち区別がつくのは大変なのかもしれないんですけれども、逆にその地域の方々が反対するからと時間制限をその場所だけとられてしまって、周りの近隣の方々がすごく不便をする。そこの住民の方々の1路線だけ時間制限をとられてしまって、また、子どもたちが通っている時間だけれども、土日まで時間制限をとられてしまっているということで、時間制限は警察のほうだから東京都なんですけれども、そうなると、その周りに住んでいる方々にとっては非常に不便を感じている。自分のうちの前には入ってくるくせして、その人たちのところには入れないみたいなところがいろいろな形があると思うので、その辺でやっぱり生活道路の位置づけと幹線道路の位置づけというのはしっかりととっていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎建設部長 ただいまのご質疑に少し補足をさせていただきます。生活道路と幹線道路の位置づけなんですが、今お話しされたように、明確に分けていくといいますか、その使用といいますか、その目的に沿った形で整備をしていくということは考えてございます。
ピンポイントではないんですが、例えば生活道路を整備したために通過車両がふえたということで、その対策のために幹線道路を計画するということはございます。まだその道路自体は完成しておりませんが、そういう計画を練っているところもございます。幹線道路の整備にあわせて、それに付随する生活道路を少し改善していくということもございます。
ただ、委員が今ご質疑でお話しされたのは、生活道路が幹線道路として格上げをされたといいますか、そうなったときに、その裏側に本来の地域住民のための利便性の生活道路を整備すべきではないか、こういうご趣旨かと思うんですが、それについては、もともと生活道路というのは今道路整備課長が話したように寄附が前提でございますので、地域の住民の方、地権者の方の合意というものがないと事業化は難しいのかなというふうに考えております。
◆熊沢 委員 わかりました。私の一番の趣旨は、幹線道路と生活道路があるかもしれないですけれども、幹線道路も市民にとっては生活道路の部分がありますので、幹線だからといって地域住民が使いにくい道路にならないで、地域住民の意向に沿った幹線道路にしてもらえればと思いますので、その辺は幹線道路になると東京都にかかわってくると思いますけれども、その辺もしっかりとすみ分けがもしできないのであるならば、生活道路としての意味合いを持った幹線道路という形でしっかりとやってもらえればと思いますので、お願いいたします。
◆市川 委員 先ほどは失礼しました。決算書の202ページ、サイクリング道路管理事務についてお聞かせください。
まず、ここのサイクリング道路管理事務として指定されている場所についてお聞かせください。
◎交通安全課長 まず、場所でございますが、恩田川、境川、鶴見川の各河川になっております。こちらの草刈りにつきましては年2回実施しておりまして、安全さくの際の人力の除草、それから植樹帯の人力除草、それから植樹帯の低木の刈り込みですとか平地の機械除草、そのような形を行っております。
◆市川 委員 これは恩田川は別として、そうすると、鶴見川、境川に関しては東京都の道路管理用地をサイクリング道路として町田市が管理する土地というふうに解してよろしいんでしょうか。
◎交通安全課長 実際に昨年はこのような形でやっておりまして、ことしから道路管理課のほうに移管になったので、ちょっと私のほうで細かいことはわからなくて申しわけないんですが。
◎建設部長 ご質疑のとおりでございます。東京都管理の河川管理通路を町田市がサイクリング道路として借りているものでございます。
◆市川 委員 例えば今後、町田市が東京都から許可を得ているのか何なのか、使っている河川管理用道路がありますよね。あそこに街路灯をつけようとかというお話、地域の要望も出ているところもあると思うんですけれども、これは前の決算書の200ページの街路灯新設を見ますと、先ほど206件新設があった旨報告がありました。そうすると、1本当たり設置するのに100万円以上かかっていますよね。設置するのは東京都の場所であります。管理のほうは町田市に委託というか、許可をもらってされているものだと思うんですけれども、例えばこういうサイクリング道路、または今後ふえるだろう鶴見川の町田市に移管される、移管というか、河川管理用道路を使っていいよというお話が出た場合に、街路灯を新設するに際しては東京都のほうから補助をいただけないのか。使用料に関しては、町田市民が使うわけですから、使用料は払いますよと、ただ、設置するに当たっては町田市と東京都で半分半分の持ち分で出せないかとかということはお話はないんでしょうか。
◎道路管理課長 街路灯なんですが、設置の場合、今までは市の一般財源からすべて100%やっていたんですが、今、東京都のほうと詰めていまして、街路灯についての補助金を都のほうが今後、100%じゃないんですけれども、補助をしていただけるというようなことで今東京都のほうと詰めております。
それと、今サイクリング道路の街路灯の話が出たんですけれども、先ほど言いましたように、境川、鶴見川、恩田川の現在3路線に619の街路灯が設置されております。
◆市川 委員 わかりました。今後もっと詰めていただいて、それがいつごろから東京都がお話を振って、協定か何か結ぶのかわかりませんけれども、その辺は詰めていただいて住民の安全に尽くしていっていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◆齋藤 委員 200ページの無電柱化推進事業についてお伺いしたいと思います。
この事業は当初予定していた東京都の補助金がなくなったということのお話があると思うんですけれども、そのあたりの経過についてもう1度お聞かせいただきたいんですけれども。
◎道路整備課長 ただいまの齋藤委員のご質疑にお答えいたします。
これは今ご指摘のとおり、当初600万円見込んでいまして、これは東京都から補助を見込んでおりました。2分の1ということで300万円見込んでおりまして、ただ、この事業に関しましては、無電柱化推進基本計画業務委託というのを行いましたが、その時点で東京都のほうから、この事業に関しては当初の予算の中で見込んでいないというお話の中で補助をいただけなかったという状況でございます。
◆齋藤 委員 そうしますと、この基本計画の業務委託に関しては市の予算の範囲内だけで間に合ったんでしょうか。
◎道路整備課長 そのとおりでございます。今出ておりますこの備考欄の294万円の中で処理させていただきました。これについては、まず無電柱化路線をすべて町田市内を調査させていただきまして、どのような無電柱化になっているか、それと確認履歴を確認しました。それと、今後、町田市としてどのように優先順位をつけるかということで項目調査をいたしました。これは委員もご存じのとおり、市民病院の周りですとか、当然啓開道路ですとか、そういうものを挙げて、今後それをもとに優先順位を決めていくという状況でございます。
◆齋藤 委員 この業務委託なんですけれども、これはコンサルタントにお願いしているという認識でよろしいんでしょうか、それとも市が独自に個々に調査委託をして、それを統合している、そういう形なんでしょうか。
◎道路整備課長 これはコンサルタントに業務委託を出しております。
◆齋藤 委員 そうしますと、決算の参考資料のほうで所管部分の102ページ、103ページと続くんですけれども、委託契約のうち、コンサルタント業務としている契約の中にちょっとこの件が見当たらないんですが、どこかに一緒になって入っているんですか。
◎道路整備課長 済みません、ちょっと確認させていただいてよろしいですか。申しわけございません。
◆齋藤 委員 では、ちょっと確認している間、1点だけお伺いしたいんですけれども、これは東京都の補助が見込めなくなったというのはこの先もずっとなんでしょうか。つまり今後は市単独事業としてずっと構築していくのか、それとも今後は都のほうも応援してもらえるのか、その辺はどんな感じなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
◎道路整備課長 今後の補助に関しましては、当然市としても、これは東京都さんとしても無電柱化を推進していくということも聞いておりますので、補助については申請をしていきたいと。申請というか、今後いただいていきたいというふうに考えております。
◆齋藤 委員 この業務委託で基本計画を立てたときには予算の見積もりは東京都の補助をいただくという前提での見積もりになっているんですよね。それはもう1度ご確認します。
◎道路整備課長 補助をいただくという形で予算見積もりはとっておりました。
◎建設部長 都の補助の関係なんですが、少し補足をさせていただきたいと思います。
今回この決算の中のものに補助がつかなかったというのは、基本の設計委託といいますか、調査については市でやってくださいよと、当然一番お金のかかる工事は補助いたします、詳細設計についても補助いたします、ただ、その前段となるものの計画を策定するような委託については市で独自にやってくださいというのが大きなストーリーでございます。ですから、今後も進めていく中では補助をしっかりと獲得していくということでございます。
◆齋藤 委員 今のを伺って、予算のときは2分の1補助というのはもう内示をいただいている状況で予算化したんですか、それともこういう見込みであるということで、それは何かしらの勘違いの中で生まれたのか、そのあたりはどうなんでしょうか。
◎建設部長 勘違いということではなくて、私どものほうも当然内示といいますか、前段の打ち合わせをしております。設計費についてもつきますよということだったんですが、町田市が考えている設計と東京都の審査するところが考えていた設計が少し差があったと。やはり向こうも基本計画なしに詳細設計はないでしょう、そこは市でおやりください、そういう流れだったということでございます。
◆齋藤 委員 ぜひ補助金獲得のときは東京都等の担当者同士のすり合わせをしっかりとしてということで予算化していただいたほうがいいかなと思いますので、その点だけ言います。
◆谷沢 委員 決算書の40ページの道路占用料の件についてお聞きをしたいんです。
今、無電柱化の話も出ましたが、電線の地中化、あるいはNTTの電話線を無電柱化、地下の共同溝に入れていくということが大分進んでいるんですが、そのときも道路占用料を取るわけですよね。そのときにどういう計算でどういう根拠でその埋まっているものについての占用料は幾らというふうに計算するか、それをお聞かせ願いたいんです。
あと、ちなみに、例えば電線であっても太いの、細いのといろいろ種類もあるんでしょうけれども、メートル幾らだとか、そんな計算の根拠もあると思うので、どのくらいなのか。ちなみに、具体的な料金の例があれば、それも教えていただきたいということです。
◎道路管理課長 占用料は各企業からいただきます。ただ、メートル幾らですとか、いわゆる地中化したときの単価というのは、ちょっと申しわけございません、今手元に資料がなくてわからないんですが、ただ、一般的にいわゆる、例えば地下埋設物の場合は太さによってその単価が決められておりまして、現在はそれで取っております。
◆谷沢 委員 その太さというのは共同溝の太さですか、それとも電線1本の太さ、あるいは電話線も含めてですけれども、その太さなのか。それで、その占用料を取るときに、どこからどこまで線が引っ張っていて、あるいは共同溝があって、どういうルートでなっていますよ、それの総額としてこれだけいただきますということがわかっていないと、正確な全部で幾らというのは出てこないはずなんですね。そうすると、共同溝の配置図とかルートだとか、そういうものは市のほうは把握をされているんですか。
◎道路管理課長 それについては竣工図が来ますので、工事が終わった後の竣工図をいただきますので、それで延長等は確認ができます。太さにつきましては、これはいわゆる直径です。線の太さ、一番最初は4センチ未満から始まるんですけれども、それによって単価が決まっておりまして、総延長掛けるその単価ということで占用料をいただいています。
◆谷沢 委員 例えば下水道だとか水道の場合には下水道台帳だとか水道管の主に幹線ということになるんでしょうけれども、それがどういうふうにどう埋まっていてどういうルートを通っているかというのは台帳があって把握していますよね。道路台帳もまだ完全ではないと思いますけれども、道路台帳もある。これの今言った竣工図というのはそういう共同溝が入っている全部のルート等も含めてそういう地図があるということなんですか。
◎道路管理課長 公共下水道の場合、汚水ですとかはきちっと台帳は1冊になっていますけれども、電線共同溝の場合にはその路線路線によっての竣工図がつくられておりますので、それで把握しております。
◆谷沢 委員 そうすると、例えば金森から何万ボルトの太い電線が入ってきて、それがどこに行ってここまで続いていますよと、それをもとにして占用料を計算するということですよね。そうすると、それの竣工図というんですか、共同溝が入っているルート、どこに入っているかという場所、その地図、ああいうのを何と言うんですか、台帳というか、地図といいますか、それはあるということなんですか、お持ちなんですか。
◎道路管理課長 ございます。
◆谷沢 委員 あるということですね。
◎道路管理課長 そうです。例えば一番古いところですと玉川学園の駅前ですとか、あそこなんかも地下埋設物になっておりまして、そういったところの竣工図は把握しております。
◆谷沢 委員 そうすると、確認したいんですが、新たに高圧線なんかを地中化するというときに工事をするわけですね。そうすると、マンホールがあって、恐らくそこから、マンホールからマンホールのところを工事をするんでしょうけれども、それは工事をするときに申請を出して、工事が終わって、その後、占用料の計算をしていくということなんです。したがって、マンホールがあって、次のマンホールまでやって、それが町田市道のどういうルートで来てこうなっていますよという配置図、配線図、そういう意味の竣工図がちゃんとそろっているということですね。
◎道路管理課長 そのとおりでございます。
◆谷沢 委員 わかりました。
では、ちなみに、後でいいんですけれども、メートルどのぐらい、太さによって違ってくると思うんですけれども、それの計算根拠はどういうふうに計算するのかということです。それを後でちょっと簡単な数式で教えていただければありがたいんです。
◆上野 委員 監査委員の意見書の37ページなんですけれども、ここに全体的な予算の推移が書いてあるんですけれども、やっぱり土木費が平成15年度から平成19年度にかけて、平成15年度なんかは166億円あったものが今は115億円ということで随分減ってきているなと実感するわけですけれども、そんな中で基本的なお考えをお伺いしたいんですが、土木の中でも、大きく分けると、例えば生活に密着しているものとある意味基幹的なものをつくるものと2通り。私はやっぱり生活に密着しているものはなるべく予算を確保したほうがいいんじゃないかという立場なんですけれども、そういうことに関する基本的な建設部の考え方をお願いしたいんですけれども。
◎建設部長 都市基盤の整備といいますか、基幹整備につきましては、町田市の都市計画道路の整備率が、数字が余り大幅に違っているようであればこの後道路整備課のほうで修正すると思いますが、6割を超えて、まだ7割に達していないということでございますので、まだまだ都市としては基盤が十分とは言えないという状態かと思います。
そこで、今、委員のご発言の中にもありましたように、土木費が年々減少していると。加えて、先ほど来質疑にあります私道ですとか狭隘ですとか街路灯ですとか、市民生活に密着した部分の要望も多岐にわたり、多くいただくような、もうこれはひとつ枠の中で知恵を出してやりくりをするしかないのかなと。
あわせて、私ども、今心がけておりますのは、都、国からの補助金、交付金をいただけるだけいただくと。今までだめだよと言われていたものもいただくと。例えば、決算には出てまいりませんが、今年度においては、今までハードルが高かった私道や狭隘の整備につきましても補助をいただくようにしておりますし、先ほど道路管理課長がお答えしましたように、街路灯などというものについては今まで補助というのはなかったわけですけれども、それも今門をあけつつあるというところで、目指すところはそういうところにここしばらく力を注ぐしかないのかな。そして、一般財源の負担を少しずつ軽くしながら市民要望にこたえつつ基幹整備をしていくと。お話はこういうふうに言うと総花的になってしまうんですが、そういうところでやりくりのほうはするしかないのかなと。
あと、あわせて事業のめり張りをつけるといいますか、重点的なものを絞って集中的にそこに力を注ぐというようなこともこれから考えていかなければいけないのかなというふうに打ち合わせをしているところでございます。
◆上野 委員 よくわかりました。予算が減る中でいろいろな努力をこれからも引き続き続けていかれるということで大変期待しております。
ただ、今後も原材料高ですとか、あるいは道路特定財源の一般財源化ということで道路に回す金がなくなってくるということだとか、本当に環境は土木費に関しては厳しいことが今後もますますあると思いますけれども、ぜひよろしくお願いいたします。
その中でちょっと最後に1件だけ、これはお願いという形になると思うんですけれども、決算書の196ページの、これは私道等整備費ということで、この辺のことなんですけれども、私道等整備費は全体で3,500万円余りなんですが、この大項目というか、目で言うと2,500万円ほどマイナスの補正をなさっているわけですよね。本当は私は、せっかく予算があるわけですから、マイナスの補正をするというよりは、私道のほうの橋梁とかで、当然いろんな理由があって減額して予算の無駄遣いをなくしているということはわかるんですけれども、せっかくとった予算なので、私道の整備でもう首を長くして待っている方がいらっしゃるので、ぜひこういうところに順番を早めてあげてほしいなと思うわけですけれども、それについてのちょっとご見解をお願いしたいと思います。
◎建設部参事 確かに委員さんのおっしゃることもよくわかるんですけれども、うちのほうでも予定していたところを実際移管しようというふうに考えていたところがあるんですけれども、残念ながら全員の同意がとれないとか、そういうのでとまってしまっている。では、次の待っているところは今現在できる状態なのかというと、またそれもちょっとできないというような状態なものですから、あと時期的なもの、そういうことも含めましてやむを得ず減額したということでございます。
待機件数というのは年々減ってきておりまして、申請を受ければ、今なるべく早く対応するようにしております。
◆上野 委員 やむを得ずということなので相応の理由があるんだと思うんですけれども、全体的な話として今後もちょっと柔軟にこの部分についてはご対処のほど、よろしくお願いしたいと思います。
◆谷沢 委員 先ほどの道路占用料の件で聞き漏らしたことがあるものですから失礼します。
この竣工図はあるということなんですが、これは公開ですか、非公開ですか、見せていただきたいということになれば見せられるものなんですか、どういう扱いになっているんでしょうか。
◎建設部長 公開の部分と非公開の部分がございます。道路を普通につくりまして共同溝をつくりましてという部分については、それは竣工図ですから公開になりますが、NTTや東京電力が幹線として整備したものにつきましては、その中身については、これはここのところで出てきた考えなんですが、テロですとかそういったことの考えで詳細については公表しないでほしいというようなことがございますので、そのものずばりのものにつきましては私どものほうではお答えしないで、各占用企業に言ってくださいということで取り扱いをしております。
◆谷沢 委員 そうすると、例えばいわゆる市道のわきに家なんかを建てる場合に、水道だとかガスとかその家に引っ張る場合、道路を掘削する、そういう工事があるじゃないですか。道を横切るといいますか、そういう工事のときに、そこをやる工事の業者というのは、NTTとか東京ガスとか、あるいは東京電力とか、そういう各会社が調べて、こういう工事をやるから、もし事故が起こると困るので地下埋設物がこういうのがあるということを確認して、それから工事に入るという段取りになるんですか。
◎建設部長 そのとおりでございます。
◆谷沢 委員 そうすると、市のほうは、要するに業者が市のほうに来てそれを見せてくれと、工事上必要だから、事故が起こると困るから、竣工図の台帳はあるわけですから、それを公開してくれといった場合にはこういうのは公開するんですか。
◎建設部長 少し話を分けますと、共同溝を設置したものにつきましては、それは共同溝、こういうボックスになるわけですけれども、四角い構造物になるわけです。それは私どもの竣工図がございますから、ここにこういうものが入っておりますと。各企業の、制度化も含めてなんですが、それぞれの位置等につきましては各占用企業者が基本的な台帳を持っておりますので、そこでご確認くださいということでご案内を申し上げているところです。
もう少しご説明いたしますと、その管がどういう管であるか、例えば金融機関に行っている幹線の通信線なのかどうなのかということについては、これはもう一切私どものほうではお答えしないということでございます。そこに例えば給水管を引くと、個人の給水管を引くに当たって障がい物として何があるかということについては、その詳細な位置については各企業者に行って確認をしてくださいというご案内をしているところでございます。
○委員長 休憩いたします。
午前11時42分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時43分 再開
○委員長 再開いたします。
◆熊沢 委員 サイン表示整備事業なんですけれども、「事務事業管理データ」を見ると、最近見受けられることもあるんですけれども、信号機がLEDで軽くなるからサイン表示がとれてなくなってしまうから、新たに別につけなきゃいけないというようなことが「事務事業管理データ」に書いてあったと思うんですよ。実際私もサイン表示とか信号の表示がなくなってどうしてですかと聞いたら、信号機がLEDで軽くなったから、重い盤だからつけられないんですよなんていう話は聞いたんですけれども、信号機がLEDで軽くなったからというのはわかるんですけれども、何本もサイン表示が、では、この信号のLEDは軽くなったから、これには耐えられないからもう1本違うところに近くにもう1本サイン表示をするのであるならば、もう既に信号の支柱を、信号は軽くなったけれども、支柱をわざわざかえることはないと思うんですよ。そのままの支柱を使ってサイン表示はそのままさせてもらうというような考えはなく、別に支柱をつくるという考えなんですか。
「事務事業管理データ」にそのようなことが書いてあったので質疑をしているんですけれども、意味はわかりますか。建設の3ページ。軽量化されたため、何かそんなように私は解釈したんですけれども、解釈が違うんですか。実際信号の表示がなくなって、もともとあった表示がなくなってしまって、いつつくんですかと聞いたら、信号機が軽くなったので標識も軽くしなければいけないからつかないんですよと言われて、だったら、支柱をかえないで信号だけかえればよかったんじゃないのという単純な発想だったんですよ。なので、どういうふうな、協議とか、せっかくサイン計画を町田市が進めているのに、東京都がそういうふうに変えてサインがなくなっちゃうんだったらもったいないなと思うので、余計予算をかけるのもおかしいなと思うので、その辺のことをお答えできますか。
◎建設総務課主幹 今、熊沢委員のご質疑について、そのとおり、今、信号機をどんどん警察のほうでLED化ということでかなり軽量のものになっていると。ただ、今まで町田市が設置していた信号の地点名については特に撤去というようなことはないと思います。ただ、支柱に今までは信号機そのままに設置は可能だったんですが、警察のほうの指導もありまして、LEDの信号機には別にアームをつけなさいという指導が来ておりますので、今の支柱に別のアームをつけて今後は地点名標識をしまして信号機に地点名を設置していくということでございます。
◆熊沢 委員 いや、実際にあったのがなくなっちゃって、いつまでたってもつかないなと思っているところがありますので、多分それはもう先に信号機がついちゃって別にアームがついていないですから、これから先どうするのかなとは思っているんですが、その辺はまた後で詳しく場所は教えますので、よろしくお願いします。
◎道路整備課長 申しわけございませんでした。先ほどの齋藤委員のお答えなんですが、これは私のほうの間違いでして、コンサルタント業務ではなく設計委託業務ということで、今回の資料の中には記載されていないと。私のミスでございます。申しわけございません。
◆齋藤 委員 そうしますと、「事務事業管理データ」のほうの建設、52ページのほうで基本計画業務委託とありますが、これは設計委託というふうな形で変わるということでよろしいんでしょうか。
◎道路整備課長 そのとおりでございます。
○委員長 休憩いたします。
午前11時46分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時47分 再開
○委員長 再開いたします。
以上で一般会計のうち、建設部所管分の質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午前11時48分 休憩
―――◇―――◇―――
午後1時 再開
○委員長 再開いたします。
一般会計のうち、都市づくり部所管分を議題といたします。
担当者の説明を求めます。
◎都市づくり部長 それでは、一般会計のうち、都市づくり部に関係する部分についてご説明をいたします。
まず、歳入ですが、決算書の39、40ページをお開きください。
13款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の3、衛生使用料、節の2、町田えびね苑入苑料218万500円はえびね苑の入苑料で、入苑者数の合計は7,400名でございます。
その下、節の3、緑地用地使用料35万7,600円は、緑地等における東電、NTTの電柱、電線等の占用使用料でございます。
目の6、土木使用料、節の3、公園用地使用料952万3,366円は、公園等における東電、NTTの電柱、電線等の占用使用料でございます。
次の節の4、町田ぼたん園入園料843万3,300円はぼたん園の入園料で、入園者数は1万6,935名でございます。
その下、節の5、市営住宅使用料1億7,878万8,873円は、512戸分の市営住宅使用料でございます。
次の節の6、特定公共賃貸住宅使用料631万3,629円は、5戸分の特定公共賃貸住宅使用料でございます。
続きまして、45、46ページをごらんください。
項の2、手数料、目の4、土木手数料、節の2、建築指導手数料は、建築指導課で担当しております建築確認事務手数料2,986万5,200円で、建築申請受け付け件数773件を初めとする事務手数料収入の総計でございます。
その下、節の3、建築指導証明手数料は、建築確認済み及び道路位置指定の証明発行事務手数料の総計53万1,300円でございます。
次に、節の5、開発行為等許可手数料1,886万2,000円は、開発許可申請84件を初めとする許可手数料収入の合計でございます。
その下、節の6、宅地造成等規制法許可手数料166万2,400円は、宅地造成等許可申請に伴う手数料70件分でございます。
続きまして、49、50ページをごらんください。
14款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の2、衛生費国庫補助金、節の2、緑地保全事業費補助は、相原緑地及び広袴神明緑地の購入事業に対する補助金1億8,700万円でございます。
次に、目の4、土木費国庫補助金、節の1、都市計画費補助、備考欄の公園緑地課分の1,700万円は、相原中央公園整備事業に対する補助金でございます。
その下、節の2、住宅費補助4,534万8,000円は、分譲マンション建てかえ事業の補助に要した費用等に対する補助金でございます。
続きまして、55、56ページをごらんください。
15款、都支出金、項の1、都負担金、目の3、土木費都負担金、節の1、国土法事務費負担金は、国土利用計画法に基づきます一定面積以上の土地取引に関する届け出の経理事務で、56件分の土地取引に対する交付金18万3,000円でございます。
次に、63、64ページをごらんください。
項の2、都補助金、目の2、民生費都補助金、節の49、福祉保健基盤等包括補助事業費補助の備考欄の都市計画課分1,155万7,000円は、地域コミュニティバス運行車両購入及び運行経費に係る補助金です。
続きまして、65、66ページをごらん願います。
目の7、土木費都補助金、節の2、都市計画費補助のうち、公園緑地課所管分は、相原中央公園整備事業に対する補助金6,847万5,000円でございます。
その下、節の3、住宅費補助は、忠生市営住宅の家賃対策補助費と分譲マンション建てかえ事業の補助に要した費用に対する補助金5,550万4,000円でございます。
続きまして、71、72ページをごらん願います。
項の3、委託金、目の3、衛生費委託金、上段の節の3、保全地域植生管理委託金は、七国山緑地等の植生管理に対する委託金64万2,600円でございます。
次に、目の5、土木費委託金、節の2、建築物調査委託金は、建築物実態調査等に関する委託金13万3,400円でございます。
次に、節の3、土地区画整理事業許可事務委託金は、土地区画整理法第76条による許可事務に係る委託金163万2,127円でございます。
次に、節の4、都営住宅事務委託金は、都営・都民住宅の申込用紙の配布事務に係る委託金108万1,231円でございます。
節の5、都市計画事業等許可・認定事務委託金は、都市計画法第53条の関係の許可事務及び東京都建築安全条例上の認定事務に関する委託金38万6,685円でございます。
節の6、開発許可等事務委託金は、都市計画法第29条の開発許可関係事務が町田市に委任されており、それに係る人件費や物件費などの合計から手数料収入を引いた費用を東京都が負担することになっておりまして、それが4,021万5,548円でございます。
続きまして、73、74ページをごらんください。
16款、財産収入、項の1、財産運用収入、目の2、利子及び配当金、節の1、利子及び配当金、備考欄の公園緑地課分905万6,280円は、緑地保全基金積立金の利子でございます。
次に、項の2、財産売払収入、目の1、不動産売払収入、節の1、土地売払収入、備考欄の区画整理課分216万4,661円は、根岸町の用地を売却したものでございます。
次に、下段にあります17款、寄附金、項の1、寄附金、目の2、指定寄附金、節の1、指定寄附金の備考欄の公園緑地課分2万円は、2名の市民の方から緑地保全事業を目的とした寄附金でございます。
続きまして、75、76ページをごらんください。
18款、繰入金、項の2、基金繰入金、目の1、基金繰入金、節の1、基金繰入金、備考欄の公園緑地課分1億2,623万4,000円は、相原緑地等の用地購入に伴う緑地保全基金からの繰入金でございます。
続きまして、79、80ページをごらんください。
20款、諸収入、項の4、受託事業収入、目の1、土木費受託事業収入、節の1、住宅金融支援機構受託収入は、住宅金融支援機構等を使った場合に機構から入る受託料54万5,370円でございます。
次に、81、82ページをごらんください。
項の6、雑入、目の6、雑入であります。
備考欄2、光熱水費使用料、3段目にある公園緑地課分11万8,871円は、公園整備工事に係る工事業者から使用した水道使用料等の収入でございます。
続きまして、84ページ、備考欄の4、複写機等使用料は、下から5段目の建築指導課に設置してある市民用の有料コピー機使用料など31万7,880円等でございます。
次に、86ページ、備考欄19、コミュニティ助成事業助成金250万円は、コミュニティ遊具設置工事に対する助成金でございます。
次に、88ページ、備考欄55、光熱水費返還金5万4,067円は、児童公園における電気料過払いに伴う返還金の収入でございます。
次に、90ページ、備考欄98、市営住宅明渡時賠償金7万4,100円は、明け渡し時に住宅使用者の費用負担による補修費の収入でございます。
次に、備考欄100、地域新エネルギー導入促進事業補助金の下段にある都市計画課分1,575万円は、地域コミュニティバス運行車両購入、市民バス運行車両購入に係る補助金でございます。
備考欄112、公園工作物立木移転補償料3万745円は、なずな原公園内の立ち木伐採に伴う東京電力からの補償料の収入でございます。
備考欄115、広告掲載料の下から2段目にあります都市計画課分24万9,480円は、コミュニティバスかわせみ号の広告収入でございます。
次に、92ページをごらんください。
備考欄171、公金収納に係る過誤納金の下段から2段目にあります建築指導課分は、確認手数料のつり銭の過誤によるものでございます。今後、過誤のないように適切な処理に努めてまいります。
続きまして、93、94ページをごらんください。
21款、市債、項の1、市債、目の3、衛生債、節の2、緑地用地購入事業債は、相原緑地等の用地購入に対する市債5億6,500万円でございます。
次に、目の4、土木債、節の2、都市計画事業債は、三ツ目山公園の施設整備及び(仮称)滝の沢源流公園の用地購入に対する市債1億3,460万円でございます。
以上が歳入の概要でございます。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
105、106ページをごらんください。
2款、総務費、項の1、総務管理費、目の7、企画費、備考欄の5、地域活性化企画費の下段、公共交通利便性向上企画事務は、町田駅周辺における広場機能等に関する基礎調査事業委託料319万1,560円でございます。
続きまして、159ページ、160ページをごらんください。
3款、民生費、項の2、児童福祉費、目の4、児童福祉施設費、備考欄の1、遊び場対策費の上段、児童遊園・遊び場管理事務は、相原児童遊園ほか植生管理委託料681万836円でございます。
その下、児童遊園等管理普及事業は、清掃管理団体の謝礼60万8,000円でございます。
続きまして、173、174ページをごらんください。
4款、衛生費、項の1、保健衛生費、目の5、環境保全費、備考欄の2、緑化推進費の緑化推進事業は、緑化推進事業に係る諸経費17万5,211円でございます。
次の花と緑のまちづくり普及事業は、下小山田苗圃栽培管理委託料3,194万9,650円でございます。
その下、街路樹等育成事業は、街路樹等年間管理業務委託や街路樹等維持管理委託料等1億6,307万8,146円でございます。
備考欄の3、緑地保全費の緑地保全の森等管理事業は、公園緑地等樹木管理業務委託料2,318万7,207円でございます。
その下、緑地保全の森等整備事業は、相原緑地用地、それから薬師池西緑地用地買収等の8億7,272万207円でございます。
その下、えびね苑管理事業は、えびね苑用地借上料902万8,088円でございます。
その下、民有緑地保全事業は、民有緑地維持管理奨励金等856万3,000円でございます。
その下、緑地保全基金事業は、緑地保全基金積立金利子等832万円でございます。
続きまして、193、194ページをごらんください。
8款、土木費、項の1、土木管理費、目の2、建築指導費、備考欄の2、建築審査会等委員費、建築審査会事務は、建築基準法第78条に基づき、年間12回開催いたしました建築審査会に係る委員報酬等132万8,700円でございます。
その下、建築紛争等調整事務は、町田市ラブホテル建築の規制に関する条例に基づきますラブホテル建築規制審議会を開催した委員報酬等21万8,000円でございます。
同じく備考欄の3、建築指導事務費、建築指導管理事務は、建築指導課の事務経費225万2,594円でございます。
その下、建築物等維持保全促進事務は、建築構造計算適合性判定委託料等379万2,846円でございます。
その下、耐震改修促進計画事業は、町田市耐震改修促進計画策定委託料185万2,200円でございます。
次に、201、202ページをごらんください。
下段になりますが、項の3、都市計画費、目の1、都市計画総務費でございます。
最初に、備考欄の2、都市計画審議会費、これは、都市計画法に基づき昨年度5回開催いたしました都市計画審議会の開催に係る委員報酬等の費用148万6,275円でございます。
次に、その下、備考欄の3、都市計画事務費でございます。
まず、都市計画管理事務費といたしましては、都市計画図等の作成業務委託を中心に都市計画課に係る諸経費856万5,866円でございます。
続いて、都市計画決定事務は、生産緑地の都市計画変更関係の図面作成業務委託135万4,500円でございます。
その下、国土利用調整事業は、国土法に関する事務にかかわる経費24万9,660円でございます。
まちづくり推進事業は、相原周辺地区まちづくり準備室の解体工事費等421万3,806円でございます。
続きまして、203、204ページをごらんください。
備考欄の上段、景観計画策定事業は、町田市景観計画策定に関する検討会等の運営支援業務委託等652万3,000円でございます。
その下、公共基準点整備事業は、都市計画道路線形座標変換業務委託料など5,499万9,000円でございます。
その下、土地利用調査事業は、市街化調整区域の現状調査とあり方検討業務委託1,152万9,000円でございます。
その下、街づくり50年史編さん事業は、街づくり50年史編集業務委託435万3,300円でございます。
続いて、4、住居表示事務費の一番上、住居表示整備事業は、街区表示板修繕等70万6,440円でございます。
その下、住居表示整備事業は、木曽地区住居表示等整備事業業務委託1,522万5,000円でございます。
続いて、5、開発指導事務費の開発指導管理事務は、開発指導課の指導業務にかかわる経費82万6,406円でございます。
続いて、6、街づくり推進検討事業費の地区街づくり推進事業は、街づくりアドバイザー謝礼等640万954円でございます。
続いて、7、交通輸送対策費の町田市民バス運行事業は、町田市民バス運行事業補助金1,387万6,702円でございます。
その下、地域コミュニティバス運行事業は、天然ガス使用のバス車両1台の購入費など3,642万1,308円でございます。
その下、広域交通計画事業は、交通需要検討調査業務委託等1,712万5,548円でございます。
その下、多摩都市モノレール整備事業費は、多摩都市モノレール等建設促進協議会負担金3万円でございます。
その下、町田市民バス運行事業は、天然ガス使用のバス車両1台の購入費2,572万5,000円でございます。
続いて、8、開発審査事務費の開発審査事務は、開発指導課の審査業務にかかわる経費130万6,756円でございます。
続いて、9、街づくり推進費の1番目、小野路宿通り周辺街づくり推進事業は、町田市小野路宿通り街並み修景事業補助金など486万500円でございます。
続きまして、205ページ、206ページをごらんください。
備考欄の上段、相原駅周辺街づくり推進事業は、相原駅周辺街づくり検討支援業務委託126万円でございます。
次に、目の2、土地区画整理費、備考欄の1、土地区画整理費、区画整理課管理事務108万784円は、区画整理課の事務経費であります。
続きまして、備考欄の2、忠生土地区画整理事業会計繰出金15億円は、特別会計に対する繰出金でございます。
その下、3、鶴川駅北土地区画整理事業会計繰出金は、同じく特別会計への繰出金5,686万5,063円でございます。
続きまして、207、208ページをごらんください。
目の5、公園費、備考欄の2、公園緑地管理費の公園緑地課管理事務7,648万3,109円は、木曽庁舎賃借料等の公園緑地課の事務経費でございます。
続きまして、209ページ、210ページをごらんください。
備考欄の上段、都市公園管理事務3億7,232万131円は、公園緑地等樹木管理業務委託、市立公園等巡回清掃委託等でございます。
その下、緑地緑道管理事務は、公園緑地等草刈り委託等103万5,284円でございます。
その下、緑政普及事業は、公園清掃管理謝礼等512万2,500円でございます。
その下、3、薬師池公園管理費の薬師池公園管理費事務は、警備業務委託、花樹管理委託等4,694万7,828円でございます。
その下の4、町田ぼたん園管理費の1番目、町田ぼたん園管理事務は、管理業務委託、ぼたん園用地借り上げ等2,088万7,607円でございます。
その下、町田ぼたん園普及事業は、ぼたん園リーフレット印刷等55万9,500円でございます。
その下、忠生公園管理費の1番目、忠生公園管理事務は、警備業務委託、清掃管理業務委託等1,505万7,092円でございます。
その下、忠生公園普及事業は、主催事業用の経費等18万2,758円でございます。
その下の6、野津田公園管理費の野津田公園管理事務は、植栽年間管理業務、清掃管理業務委託等4,381万3,326円でございます。
続きまして、211ページ、212ページをごらんください。
備考欄の上段、7、公園緑地整備費の1番目、公園整備事業509万6,075円は、公園緑地等草刈り委託等でございます。
その下、公園整備事業は、相原中央公園整備工事、三ツ目山公園整備工事など3億2,644万2,642円でございます。
その下、街区公園整備事業は、(仮称)滝の沢源流公園用地購入費等5,682万4,950円でございます。
その下、街区公園整備事業は、境川児童公園用地借上料32万5,477円でございます。
その下、8、野津田公園整備費の野津田公園整備事業は、野津田公園費用対効果分析業務委託170万1,000円でございます。
続きまして、項の4、住宅費、目の1、住宅管理費、備考欄の2、住宅維持管理費の1番目、住宅課管理事務18万1,780円は住宅課の事務経費でございます。
その下、市営住宅等管理事業は、施設修繕料など3,326万3,102円でございます。
その下、市営住宅等運営事業は、公営住宅管理システム借上料191万9,406円でございます。
その下、分譲マンション相談事業は、分譲マンション管理セミナー講師謝礼10万5,000円でございます。
その下、3、住宅改良費の1番目、住宅改良資金貸付事業は、住宅貸付資金の利子の補助22万48円でございます。
その下、住宅改良資金助成事業は、山崎団地1街区有料建築物等整備事業補助等8,526万4,580円でございます。
その下、老朽家屋対策事業は、木造住宅耐震実態調査業務委託72万300円でございます。
以上が一般会計の都市づくり部にかかわる歳出の概要でございます。
以上で説明を終わります。
○委員長 担当者の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
◆市川 委員 決算書の212ページのところの住宅改良資金貸付金のところと老朽家屋対策事業についてお伺いしたいと思います。
中期経営計画でもありましたけれども、昭和56年、建築基準法以前のものに対して木造の耐震が変わるということなんですけれども、例えば高齢者住宅は400、それ以外のものは975という目標数値がありますけれども、これは町田市内のすべての建物の中の数値と考えていいのか、その辺についてお聞かせください。
◎住宅課長 住宅の高齢者等にかかわる耐震助成の件なんですが、それはすべて町田市内の昭和56年以前の高齢者の住宅ということではありません。
◆市川 委員 そうすると、これは施策の成果の95、それから96ページにおいて、今の高齢者の耐震診断件数、目標400件というところの関係については、目標数字ですから、まだそれ以上に本来的には昭和56年以前の木造の建物があるんだけれども、とりあえずの目標数値としては400件ということで認識をしてよろしいんでしょうか。
◎住宅課長 この目標の件数ですが、これは2015年を目標に一定の数字を目標としまして、そのうちの年度目標として400件ということでございます。
◆市川 委員 わかりました。
それと、決算書の204ページの街づくり推進事業の小野路宿通りの推進というところなんですが、まず、これに関しては宿通りの関係で板塀の復旧というものもありますが、施策の成果にもその目標数値があったんですけれども、全部の家に対してすべての板塀を設けるのではないというふうには書いてあるんですね。あそこには今大きな家を壊して8戸ぐらいに分譲で売ってあるところもあるんですけれども、その辺に関してはどのようなお考えであるのか、お聞かせいただけますか。
◎まちづくり推進課長 お答えいたします。
今現在、市川委員ご指摘の場所というのは小野路の公会堂の前だと思うんですけれども、そちらについても現在板塀を設置していただくようには交渉しておるところでございます。
◆市川 委員 今、結構東京都のほうでも土地の買収は進んでいるのかと思います。下水道の工事も入って、多分昔の写真に残っているような宿通りの絵ができ上がってくると思うんですけれども、あそこ、宿通りの通りの考え方と、また北部丘陵というところもいっぱい絡んでくる。当然のことながら絡んできますよね。里山というところも絡んできますし、里山ウオーキングというところも考えていきますと、やっぱり拠点というのが必要になってくるんですけれども、その拠点に関するものに関してはここの決算書に上がってくるようなところは何かありますか。
◎まちづくり推進課長 昨年度、小野路の地区の整備計画というものを当時都市計画課まちづくり推進係のほうで策定いたしました。その拠点というのは、旧細野家、角屋と呼ばれているところなんですが、今後は産業観光課のほうで地元の住民と一緒に角屋を考える会というものを今つくって検討を始めているところでございます。
◆市川 委員 産業観光課、今でも持っているのはあそこの北部丘陵のほうですよね。そこの連携、都市計画課のほうの連携、宿通りも含めて、昨年度どの程度行われて、いつごろそれがちゃんとした目に見えた形であらわれてくるのかというのは、それはもう産業観光課のほうになってしまうのか、都市計画課のほうで宿通りの一環としてやっていくのか、ちょっとそこら辺をお聞かせいただけますか。
◎まちづくり推進課長 まちづくり推進課で今支援しているのは小野路宿通り街づくり協議会というところでございます。その外部組織といたしまして角屋を考える会というのをつくりまして、そこには、協議会のメンバーのほかにPTAですとか農協の方、それから町内会の婦人部の方等も入っていただいて、市のほうは産業観光課、それから北部丘陵整備課も入って検討をしています。今後もその宿通りのほうと連携をとりながら一体的に検討していく予定でございます。
◆市川 委員 了解しました。ただ、今、宿通りは下水と道路のほうを工事しておりまして、一応スケジュール的には平成22年、23年には工事が完成というふうには聞いているんですけれども、その完成になったときには何らかの形が出ているのか。例えば目標としている年度というのがやっぱりあるんですか。
◎まちづくり推進課長 今、宿通りの都道の工事につきましては、下宿という東側のほうが1期で、それは平成24年の完成を目指しております。さらにその後2年、上側の2期についてさらにあと2年、平成26年にかけて上まで整備をするという形を予定しております。現在、その板塀の補助等は東京都の用地買収にあわせて、用地買収が済んだところについて板塀をつけていただくというような形で進んでおりますし、そのほか、下水道のせせらぎですとか、それから、東京都が施行するんですけれども、電柱を地中化するような工事、そういったものも一体的に終わるように現在進めております。
◆市川 委員 そうすると、インフラの整備ができ上がった段階で、その宿通り、角屋さんのことも踏まえて計画をされているのか、それでなければ、工事は先行していって、角屋さんの利用というものを後ほどで考えているのか、多分それに向かってその協議会をつくって進んでいると思うんですけれども、その目標数値、角屋さんも含めたあそこの宿通りが年度的にはどの辺に完成と思っているのかなというのをお伺いしたいと思います。
◎まちづくり推進課長 現在は道路工事にあわせて角屋の整備、それから公会堂の横の、現在は下水道の立て坑になっておりますが、そこの整備、すべて道路工事に合って進んでいくように計画しております。
◆市川 委員 わかりました。では、工事の進捗が終了した段階では、ある程度の角屋さんの利用形態、それからあそこを拠点とした町づくりがもう頭の中では計画をされていて、インフラ整備が終わったときには実行に移る段階にあるというふうに理解してよろしいですか。
◎まちづくり推進課長 はい、計画上はそうなっております。ただ、実際は都道の用地買収次第という要素があることはお含みおきください。
◆市川 委員 了解しました。
それから、これは最後にお伺いしたいと思います。決算書106ページのところで地域活性化懇談会が行われました。これは担当する各部には随分お伺いさせていただいているんですけれども、今回、町づくり、それから道づくりに関して行っておりますが、都市づくり部としてこの地域活性化懇談会の結果を受けてどのような認識をされて、どのような考えで今後進んでいこうと思われているのか、お聞かせください。
◎都市づくり部長 こちらにつきましては、今、地域活性化懇談会、活性化に伴って都市づくり部としてはどれが必要かというのは、主に交通関係、それからインフラの部分があると思います。基本的に活性化を進める上では人が移動できるということが基本になってきますので、そこら辺のところの計画を下から支えるような形の計画をつくっていこうというふうに考えております。そうした意味で今いろいろな調査を進めたり検討しているところでございます。
◆市川 委員 それで、地域活性化懇談会は昨年度と今年度、2カ年で進んでおりまして、昨年度は地域活性化懇談会のほうからの意見を聞いて、それに対して調査なりをかけて、今年度、担当のほうから地域活性化懇談会に意見を提案するということも聞いておりますが、交通、それから町づくりというと、やっぱり中心市街地というところが頭をよぎるんですけれども、そうではない、忠生だとか鶴川だとかいっぱいこっちの拠点ではありますよね。そこら辺はこの地域活性化懇談会ではお話はなかったのかどうか、お聞かせいただけますか。
◎都市づくり部長 地域活性化懇談会、地域を活性化するという話は全体的な話になるんですけれども、やはり中心市街地の部分に人をどれだけ集めて、あるいはあそこに対する、今、町田の交通は中心市街地に集中しておりますので、そこら辺も含めて、そこに行くまでの間どうするかというのをまず1点として提案しております。
もう1点は、今のバスのシステムはこのままでいいのかどうかという考え方もございます。例えばバスの駅をつくるとか、少しバスの利用形態の利便性の向上というんですか、いま少しレベルの高いバスの形態があるのではないかなということで、そういう意味では郊外部、例えば山崎団地であったら、今、委員のおっしゃった忠生であったりということの検討の要素はあるというふうに考えております。
◆市川 委員 恐らくこの交通、町づくり、それから中心市街地活性化というところは多分同じような議論があったのかもしれないし、それにかかる、輪を広げて議論があったのかもしれないんですけれども、当然町田市としては都市計画マスタープランとか交通マスタープランとかありますよね。それの含みの中で行っていたのか、それともその枠を超えて委員の方からの発想というのがあったのかどうか、お聞かせいただけますか。
◎都市づくり部長 まず、都市計画マスタープラン、それから今までの交通マスタープランというのは、ターゲットは基本的には町田市民を比較的ターゲットにして交通施策の展開をしていこうというのがターゲットになっていました。今回、地域活性化懇談会の中では、例えば中心市街地においては180万の圏域がありますよということになってきておりますので、交通施策についても少しターゲットを広く見る必要性があるんじゃないかなというところで、今後の交通施策の中でそこをどれだけ生かせるかというのはこれからの課題なんですけれども、ターゲットとしての見方は少し変えていく必要があるのかな。当然40万市民も見なければいけないんですが、いま少し広い視野で見ていく必要もあるんだろうと思っています。
◆熊沢 委員 いただいた参考資料(Ⅳ)の122ページ、(3)予算の3割以上の不用額が生じたというものの緑地保全保護樹木に対する補助金についてなんですけれども、これは保護樹木61件に関してどういうふうに管理をしてどういうふうに補助を渡しているか、ちょっと申しわけないです。説明をいただけますか。これはどういうものに対して補助ができてという、ちょっと詳しくこの補助金についてお答え願えますか。
◎公園管理担当課長 保護樹木につきましては、町田市樹木の保護及び育成に関する要綱というもので指定しておりまして、現在、今言われましたように61件について指定しております。
管理については基本的に所有者が行います。その管理に要した費用について市のほうで補助をするということでございます。
補助金の額ですけれども、その維持管理に要した費用の2分の1以内、限度額が10万円を限度とするという形になっております。毎年30万円という形で予算計上していまして、限度額の3件分ということで予算計上しておりますが、おおむね2件ぐらいの利用頻度ということで、昨年度につきましては2件ということで19万7,650円の支出があったということでございます。
◆熊沢 委員 61件木があって、年間二、三件というんですけれども、この61件の保護樹木があるかないかの確認というのは毎年、もしかしたら切っちゃっているかもしれないとか、この件に補助金があるということを所有者、古くからしているから、代がかわっている可能性もあるんですけれども、そういうことに関しての管理等はされているんですか。
◎公園管理担当課長 申請者に対しては、木を切ってしまったとか枯れたとか、そういったときには市のほうに報告していただくということになっていますので、特段こちらのほうからすべての木をチェックして回るということはしていません。
◆熊沢 委員 そうすると、この61件が今あるかないかはわかっていない、ないかもしれないものもあるということですよね。
◎公園管理担当課長 ないものはないと解釈しています。あるものと判断しております。
◆熊沢 委員 61件が一々管理、どこに何があって、所有者さんがだれだというのは大体わかっていると思うんです。なので、毎年連絡をしてどんな状態ですかぐらいの、保護樹木にしているということは、それなりの緑を守るとか町田市にとって有益な樹木だということで保護をされていると思うので、地主さん、所有者さんに、どうなんですか、管理が大変、もしかしたら所有者さんがかわっていてこの補助事業を知らない可能性もあるんですよね。樹木を持っていることが大変だから切っちゃいましたというようなこともあるかもしれないので、いや、管理が困っているんですよとか、そういうふうな話があるかもしれない。電話1本だけでもいいから、そういう形でどんな状態ですかということを年に1回なり半年に1遍なり、そういうことをやっていただくことによって樹木が守られてくるのではないかなというふうに思うんですけれども、その辺のお考えはないですか。
◎公園管理担当課長 全く連絡をとっていないということではないんですが、漏れ等もあると思いますので、その辺は今後そのように努力したいと思います。
◆熊沢 委員 ぜひよろしくお願いいたします。
次に、決算書の同じ公園緑地課で174ページの民有緑地保全奨励金なんですが、ちょっとこれに対して詳しくお答え、説明願えますか。
◎公園緑地課長 ここにあります民有緑地といいますのは、相原・小山の土地区画整理事業の中で緑地として残すという地区計画がかかっているところがあるんですけれども、そこの28ヘクタールの部分につきまして、土地所有者の申し出に基づいて、1平米当たり45円、そして、都市計画税、固定資産税の40%相当額の奨励金をお渡ししましてその管理をしていただいているという制度でございます。
◆熊沢 委員 これは民有緑地を保全するということはすごくいいことだと思うんですね。市が緑を持っていくというのはすごく大変なことですし、逆に中心市街地でもない町なかで緑を保つということも、緑というのはただほっぽっておいて守られるわけじゃなくて、手入れをしないと緑は守れないんですね。だから、相原というところは緑が多いから、そこも守るというのもいいと思うんです。あと少ししかないわずかな緑、民有緑地というのも守っていくべきなのではないかなと思うんですが、そっちのほうに拡大する方向性というのは検討とかはされているんですか。
◎公園緑地課長 今現在ある制度といたしましては、市民の森制度、それから緑地保全の森制度、そして特別緑地保全地区等がございます。その民有地、町田市全域の中の小さな屋敷林とか、そういうものについての保全につきましては、都市緑地保全法に基づく市民緑地というのがあるんです。ただ、その市民緑地も検討したことがあるんですけれども、市が土地所有者から借りまして、それが公開が条件になっているんです。市民に公開するということが条件になっているんです。
それで、基本的には300平米の樹林地が残るかどうかということがまず、300平米ということを考えれば言えるんですけれども、この相原・小山土地区画整理事業の中の緑地保全につきましては、ある程度地区計画で規制されている、それに対する恩恵みたいな形で奨励金というのをお渡ししているんです。今現在は市民の森制度と緑地保全の森制度で行っているという状況です。
◆熊沢 委員 では、今、市民の森制度を使っている方というのはどのぐらいだかわかりますか。
◎公園緑地課長 今6カ所ございます。
◆熊沢 委員 さっきお話しの市もやはり持っているのは大変だと思いますし、市民も持っているのはかなり大変なんですね。固定資産税だけでなくて、山を買っていると。そういう意味で少しでも緑を残せるような形で、もしかしたら規制を緩めたりとかいう形で残してもらえるような形をとっておいていただければと思いますので、お願いいたします。
次に、いただいた参考資料(Ⅳ)の129ページの、ちょっと細かいことなんですけれども、えびね苑のパンフレットが在庫不足したために流用して3万部つくったということなんですけれども、こういうのはえびね苑を開苑する前に、大体このぐらいしかないから前もって予算立てしておこうとかという発想はないんですか。
あともう1点、逆にえびね苑の入場者数が多過ぎて足りなくなったとかという理由なんですか。
◎公園管理担当課長 2007年の4月の時点では前年度からのパンフレットの在庫がまだありました。その年の開苑のときのパンフレットはそれで間に合ったんですけれども、翌年分が不足するということで翌年分のものをこの年度につくったということです。
前年度の予算の時期にこの要求を出しておりますけれども、そのときは予算がつかなかったということで、その年の予算の中で内容変更なり流用で対応してまいりたいという財政の指示もありましてこういう形になっております。
◆熊沢 委員 理解いたしました。この流用の理由を見てみると、計画がなかった、無計画なのかなとちょっと思ってしまったもので、申しわけない、そういう事情があれば、それはそれで理解しました。
次に、いただいた資料の130ページで、さっき決算書の野津田公園整備費の説明の中で、ここにも書いてあるんですが、国庫補助対象とするための費用対効果分析が必要となったためというふうに書いてあるんですが、ちょっと説明いただけますか。野津田公園の場合、公園だから費用対効果の効果をどうとらえるか、効果というものは何を効果としてとらえているのかということも含めて、どういうふうなことを行って、どういうふうな結果が出たのかということを、まして分析をだれに頼んだのか。お願いします。
◎公園緑地課長 野津田公園の費用対効果分析といいますのは、2008年度用地買収をするために国庫補助対象にするために費用対効果というのを算定しなければいけないことになっております。その費用対効果分析を行わない限り事業認可もとれないし、国庫補助の対象にならないということです。
その費用対効果の内容につきましては、周辺地区に類似の公園があるかとか、緑の分布状況、それから利用状況、施設内容、それから公園全体をつくった場合のランニングコストなんかがございます。そういうのも差し引いてメリットがあるかどうかというちょっと細かい計算があるんです。それである程度数字を超えた場合、採択が認められるというような制度なんです。
◆熊沢 委員 分析はだれがしているんですか。
◎公園緑地課長 委託でやらせていただきました。
◆熊沢 委員 じゃ、これは分析をどちらかに委託をされたということですね。
◎公園緑地課長 はい。
◆熊沢 委員 わかりました。よく費用対効果という言葉を使う方もいるし、よく使われるんだけれども、効果というのが、費用をかけた分だけ、その分収入が上がればという意味ではない、ここの効果というのはそうじゃないだろうなと思ったので、どういう効果をプラスとして、どういうものをマイナスとしたのかなというのをちょっと確認したんですけれども、今お話がちょっとあったのは、その分、その野津田公園にこれだけの費用をかけてもそれだけの市民の福祉なり市民のためになるというふうに、お金の収入じゃなくて、それ以上のものが得られるということに結果が出たということなんですか。
◎公園緑地課長 そうでございます。
◆熊沢 委員 それでは次に、いただいた参考資料をそのまま進んでいただいて、137ページの市立公園等除草清掃業務委託が1,600万円近く減額をされているかと思うんです。これは市立公園の除草なんだと。何でこれだけ減額されたのかなというのと、あとよく遊び場公園、遊園等はこれは入っていないんですか。
◎公園管理担当課長 2006年までは除草の部分と清掃の部分と分けて出しておりますので、2007年度分については、1,960万7,000円については、この部分については除草業務の部分がここで入っております。
決算書のほうの210ページですけれども、都市公園管理事務の中の内訳の真ん中ぐらいのところに市立公園等除草業務委託というのがございますが、その除草部分が2007年度分でここに今書いてありますが、2006年度分についてはこの3,500万円の中には、その上のほうに市立公園等巡回清掃業務委託というのがありますが、それと合わせたものがここで入っていました。2007年度にはその分けた関係で額が減っているということで、総体的には変わってございません。
◆熊沢 委員 今のお話だと、2006年には除草と清掃が込みであったけれども、2007年ではこの1,960万円ともう1個、2,122万円と両方になったということなんですか。
◎公園管理担当課長 2007年度で分けて出した関係でこういうふうな数字になっております。
◆熊沢 委員 そうしますと、1,600万円減額されているのかと思ったら、結局2,100万円で、500万円ふえてしまったんだったら、別々に委託しなくて一括でしたほうがより効果的だったのではないかなというふうに思うんです。なので、なぜこんなふうに分けちゃったんですか。これは分けるときというのは、より予算がかからないから分けると思うんですけれども、分けたら費用が余計かかっちゃいました、それも500万円もとなると、ちょっと腑に落ちない。
◎公園管理担当課長 これはちょっと今はっきりしたことはあれなんですが、市立公園除草委託のほうは作業の時期が多分7月とか10月とか年2回のことですので、それから、清掃業務委託のほうは年間を通しての業務ですので、その支払いの関係で多分分けたかなというふうに思っています。
◆熊沢 委員 いや、支払いの関係で分けても、分けたら高くならないで、分けたら安くなったという説明なら私でも、はい、わかりましたと納得はするんですが、分けたら高くなっちゃいましたというお答えなんですよ。これは2,100万円と1,900万円を足すと4,000万円近くなっちゃうでしょう。2006年は3,500万円でしょう。だと、分けたら高くなっちゃいましたというのはちょっと納得がいかないので、去年は去年でこれをやってしまったんだから、今さらどうしろというわけにもいかないですから、これから先、分けるときは、今からでも、今年度からでもぜひより安く委託、ここのところお話しするのは、委託したほうが安いのか、直営でやったほうが安いのか、経費がかからないのか、また、委託を分けたほうが安いのか、委託を一括にしたほうが安いのか、そういう意味でどれだけ費用がかからないかということを、それこそ費用対効果なのではないかなというふうに思いますので、ぜひその辺のことはご考慮いただいて委託方法を考えていただければと思いますので、お願いいたします。
◎公園管理担当課長 額がふえたことにつきましては、公園の数と管理面積等が大分ふえていますので、その辺のことがあろうかと思います。
◆熊沢 委員 そういうふうに明確に大体理由がわかればいいんですけれども、今ちょっとわからなかったものですので、ぜひ今初めに言ったことをしっかり念頭に置いて委託をしてもらえればと思います。
次に、資料別冊綴りの(2)の市が借用している土地・建物の128ページ、件名(9)です。お伺いしたいと思うんですが、木曽庁舎の件なんですけれども、面積が1,940平米で、建物が1,692平米で、土地・建物で借り入れて6,700万円なんですね。ちょっと財務部等の資料を見させていただいたら、中町の庁舎が土地が2,003平米で、建物が1,887平米で5,400万円ぐらい、中町分庁舎はちょっと広いですか、1,879平米で1億193万6,000円を考えますと、町なかでこの値段なのに、町なかの値段よりも大きく高いというのは、これはいろいろと昔からのお話があるのかもしれないんですが、不動産鑑定とか、また、この面積で土地を買ったら幾らになるのかとか、建物が大体幾らぐらいの建物なのかとか、そういうことをお考えになって契約をされたり契約を更改されたり賃料のご相談をされたりとかはしているんですか。
◎公園緑地課長 木曽庁舎につきましては、1996年の11月19日に公共財産評価等審査会をやっております。それで賃料、建物の評価をしております。建物については年間5,326万2,720円となっております。そのほかに警備とか管理料金がございます。それにつきまして年1,449万円払って合計6,775万2,720円を払っているということになっております。
再三大家さんにはもう少し下げていただけませんでしょうかという話はさせていただいているんですけれども、なかなか今進んでいないという状況でございます。
◆熊沢 委員 1996年に、20年前に審査会を開いて、そこでそのときの値段と今の値段と賃料というのは上がっているところと下がっているところといろいろなところがあるかと思うんです。開いて、じゃ、そのままというのもどうかと思いますし、審査会というのも、メンバーを見させてもらうと、皆さん、部長ばかりだからどうなのかなという部分はあるんですけれども、やはり駅前の中町の庁舎なり――小田急さんから借りているところだから建設部のところか、そこの中町の分庁舎と比べてみても、ちょっと平米単価として高いのではないかなと思うんです。警備料等々は入っていると言われましても、やはり地主さんとお話をされて、いろいろとちょうどこの時期というと、前にあった第2駐車場のときも大体このぐらいの時期に契約をされて、そのまま地主さんと交渉ができなくどうのなんていう話があったと思うんですね。
なので、その辺のことはわかりますけれども、地主さんは高く借りていてほしいという気持ちはすごくわかるんですけれども、やはりある程度不動産鑑定をとるなり、また、その土地がもし買ったら幾らぐらいなのかなとか、その辺のことは今お伺いしたけれども、お答えがないので計算していないのかなと思いますから、大体この辺を買ったら幾らぐらいなんだろう、固定資産税の評価は幾らぐらいなんだろうとか、そういうことをしっかり踏まえながら、この金額が妥当か、妥当じゃないか、しっかりと考えてもらいたいと思うんです。
参考までに、これは2012年で契約が切れますけれども、新庁舎が建ったら、ここはもう借りないという方向性を決めているんですかね。
◎公園緑地課長 今現在、公園緑地課の職員は計画部門と管理部門は一緒に同じ庁舎で仕事をしております。新庁舎ができた場合、やはり事務職というか、計画部門、用地買収とか、工事の積算とか、そういうのは新庁舎のほうに行くと思います。
あと、管理部門なんですけれども、管理部門については、まだ確定はしていないんですけれども、今の場所ではないと考えております。
◆熊沢 委員 参考までに今ここで何人ぐらい職員の方は働いていて、逆に今ここに木曽庁舎がないといけないという事情は、ほかのこっち側の都市づくり部のスペースとかに来ると、手狭とは言われていますけれども、都市づくり部の庁舎はこっちにできているんですから、もうここをやめて、忠生の区画整理等々があったかもしれないんですけれども、こっちに来るという方向性はないんですか。
◎都市づくり部長 今、公園事務所につきましては正規職員が42名、あと再雇用、再任用で全部で61名います。ただ、これが全部ここにいるというわけではなくて、ほとんどの方がここにいる状態です。今、中町の第3庁舎を今引き揚げるということではちょっとスペース的には今無理な状況にあります。ですから、新庁舎ができた段階で一括化していくという方向性を今は考えております。
◆熊沢 委員 昔の約束だとかいろいろとあるのかもしれないんですけれども、ちょっと周りとほかの庁舎のこととか、ほかの庁舎だって地主さんはいらっしゃいますから、その方々の考えもやはり気持ち的にいろいろとあると思います。快く公共に貸すんだからといって安価で貸してくださっている方もいらっしゃると思うので、その辺のことはしっかりと、どうしてもここでなきゃいけないんだったら何となくわかるんですけれども、その辺のことを考えて交渉をしていただいたり、鑑定をとったり、適正な価格というのを把握しておいていただければと思いますので、お願いいたします。
次に、いただいた参考資料(Ⅳ)139ページの、今の資料とは違って、こののつづりの139ページのコンサルタントを頼んだ件名(14)の小田急多摩線多摩都市モノレール及び道路網の整備需要、事業効果を検証することを目的に調査をするということで1,000万円ぐらいかけて調査をされたかと思うんですけれども、この結果というのはどういうふうだったんですか。
◎交通計画担当課長 今のご質疑にお答えをさせていただきます。
小田急多摩線だけではないんですけれども、町田市の場合、多摩都市モノレールと2つの鉄軌道がございます。そちらのほうのそれぞれの需要予測をしました。その中でそれぞれの多摩都市モノレールと小田急多摩線の利用者の実情というか、やっぱり交通としての必要性というものも検討させていただいた中で、多摩都市モノレールにつきましては、現在多摩センターまで来ておりますけれども、立川、それから多摩センター、約16キロ間が運行しておりますけれども、それをさらに町田方面へというところで、やはり多摩都市モノレールにつきましては、多摩地域の南北方向の交通の需要ということで、町田にとっては非常に重要なものであるという位置づけがされております。
それから、需要につきましては過年度にもやっております。そういった中でほぼ同じような需要予測が出ております。ケースとしては、過年度にやっております。今回もやりまして、約7万1,000人ほどの需要を見込んでおります。
それから、小田急多摩線の延伸部につきまして、現在、唐木田まで来ております。そういった中で、それをJR、相模原方面、それから相模線の上溝駅方面に延伸した場合の需要予測ということで輸送人員の予測をしております。約3万5,000人弱くらいの需要結果が出ております。
そういった中でそれぞれの、先ほど費用対効果というようなお話が出ておりましたけれども、費用対効果についても検討させていただきました。そういった中で、小田急多摩線については非常に費用対効果が小さいと、もともと需要がこれしかございませんので。それから、多摩都市モノレールについてはある程度費用対効果はあるというような結果が出ております。
◆熊沢 委員 多摩都市モノレールは一向に進まなくてずっといて、少しでも進んできたのかなというふうにはこれを見て感じたんですけれども、今、都市計画道路が整備をされてきて山崎団地の間に通ってきて、今、市民病院のほうまで買収計画をしているときに、なぜ25メートルの道路が必要なんだ、なぜ中央分離帯がこんなに広いのが必要なんだ。実際こんなに、東京都の方の説明だと、25メートルの道路をつくるには中央分離帯が必要ですから9メートル必要なんですと言うんだけれども、逆にその9メートルの中央分離帯がなければ25メートルの道路は要らなくて、16メートルで中央分離帯は要らないものになるんですから、そういう意味でそういう説明じゃなくて、本当はモノレールが通るから9メートルの中央分離帯が必要で、25メートルの道路が必要になってくるんじゃないのかなと。東京都の説明はモノレールのことを伏せて説明をされるんですけれども、もう道路は整備してきて、皆さんに説明がつかないんですよね。ここにモノレールが建つらしい。でも、本当に建つなら25メートル自分たちが下がって用地買収に協力してもいいけれども、でも、通らないんだったら、そこまで道路を広げることはないんじゃないのというようなお答えがありますので、その辺のことはモノレールの位置づけは、東京都の考えがあるのかもしれないんだけれども、その辺はしっかりとこうやって予算をとって協議会に出られていて、その分予算も負担されているんですから、その辺のことはしっかりと東京都と協議をされて、どういうふうにこのモノレールのことを考えていくか、また、道路整備のほうとも一生懸命話をしながらどういうふうにしていくかということをしていっていただければと思いますので、その辺のほうはいかがでしょうか。
◎都市づくり部長 まず、25メートルという話なんですけれども、この幅員決定につきましては、モノレールが決定される以前に25メートルの幅員を決定しています。これは町田街道のバイパスという形になりますので、主要道路ということで4車線道路を基本に考えています。4車線道路を基本に考えて、なおかつ中央に4メートル程度の中央分離帯をつくるというのが道路上の考え方でございます。
その上で、今度多摩都市モノレールの計画をどうするかといった中で、モノレールを通すには最低22メートル以上の道路幅員が必要になってきます。これは空間的なものでございます。そういう意味で25メートル以上の道路、あるいはそれが確保できる路線を選定しながら、なおかつ利用者が必要な路線ということで今の予定路線が考えられているという経過がございます。
今後、町田市として今何ができるかということなんですが、多摩都市モノレールについてはいろいろ経営上の問題とかがございまして、昨年度、東京都が多額な費用負担をしているという状況でございます。この事業自体、東京都の事業でございますので、東京都にこちらを振り向いてもらわなければいけないという実態がございます。そうした意味では、まず導入空間を少しでも確保して、確保した上で多摩都市モノレールの延伸について時期を見計らって話をしていきたいというふうに考えています。今の段階ですと、今いろいろな形で話はしているんですけれども、まだなかなか動きづらい状況にあるということも事実です。
◆熊沢 委員 立川なんか、多摩地区に移動するときには、新宿に出るか、八王子に出るか、町田市の場合は、ついつい多摩地区でいろんな活動をしていると、町田が孤立している部分というのがあるんですね。神奈川と面している部分もあるのかもしれないんですが、やっぱり多摩都市モノレールで多摩としていろいろとやらなきゃいけないときがあると思いますので、私自身は、多摩都市モノレールが走ることによって町田市のこれからの経済的な効果というのも大きく変わってくると思いますので、ぜひその辺のことを念頭に入れながら、町田市としてやれることをしっかりとやって、東京都に振り向いてもらえるようにやっていただければと思いますので、お願いいたします。
◎都市づくり部長 今、委員のおっしゃるとおりだと思います。やはり町田市の活性化とかについては縦の、南北の路線をつくっていくというのは重要課題だと思っていますので、そうした意味では市としての活動をやっていきたいと考えています。
◆齋藤 委員 決算参考資料別冊綴り(2)の市が借用、6カ月以上継続しているおのおのの土地・建物の状況の113ページの緑地保全の森、図師南緑地のところについてちょっとお伺いしたいんですが、以前、ここから契約解除の内容証明が来ているというふうに伺っているんですが、これは現在も借りているという認識でよろしいんでしょうか。もし紛争があるのであれば、それというのはもう解消しているんでしょうか、その点、お伺いしたいと思います。
◎公園緑地課長 図師南緑地の件につきましては、現在、本人さんが亡くなりまして相続の方と契約させていただいています。
◆齋藤 委員 新しい方と契約されたということなんですが、私が伺っているのは、契約解除の内容証明というものが以前来ていたということが以前どなたかの一般質問であったかと思うんですけれども、その後というのはどういう形をたどって今再契約に至っているんでしょうか。
◎公園緑地課長 相続であります息子さんとそれについては撤回をしていただきました。それで改めて新しい方と契約させていただいています。
◆齋藤 委員 撤回して新しく契約をしているということなんですが、その際に条件等は全くつけられていないんでしょうか。また、もしつけられているとしたら、その条件はクリアされていて借りているという状況なんでしょうか。
◎公園緑地課長 条件といたしましては、まず第1に、すぐ市のほうで購入しなければいけないのかなというお話をさせていただいたんですけれども、それはいいですよという話と、それから、隣との境界について、もし開発があった場合、くいが埋もれてしまうかもしれないので、さく等を検討してほしいということがありました。
◆齋藤 委員 さく、フェンス、それから境界の確認はされたんでしょうか。それで、されたという合意がとれて2007年度もちゃんと終了しているんでしょうか。
◎公園緑地課長 契約更新のときにはすぐにというお話はございませんでした。公園緑地課のほうでも、予算が絡むことなので、現在は状況を見ながら対応していきたいという状況です。
◆齋藤 委員 現在対応していないけれども、先方の好意でお借りしているという状況というふうに認識してよろしいんでしょうか。また、そういうふうに検討しているということは、もう予算化も含めてしっかりとしているということなんでしょうか。
◎公園緑地課長 予算については来年度のお話なので、借地でありますのできちっとした整備はできないと思うんです。ですから、管理さく程度の対応は考えてみたいなと思っています。鉄線さくとかありますね。管理さく、そういうもので対応したいと思います。
◆齋藤 委員 隣地の開発が始まってしまうとさく等の設置も非常に困難になろうかと思いますので、これは2007年中にここに借用している土地としてリストされているわけですから、やはりそこで条件がある部分はクリアしていかないと信用の部分にかかわると思いますので、これは対応をお願いしたいと思います。
もう1点、次、決算書の212ページの住宅改良資金助成事業についてお伺いします。
山崎団地1街区の建てかえ事業を今されていると思うんですが、全国に先駆けて1団地のことをやっているんですが、これはトラブルなしに現在進んでいるというのでよろしいんでしょうか、ちょっとその点、確認させてください。
◎住宅課長 この団地の建てかえにつきましては2010年を目標に順調に進んでおります。
先ほど市川委員のご質疑の中で施策の成果の目標値のことなんですが、私は、出ている目標値は年度目標と答弁したかと思うんですが、これは中期経営計画の2011年の目標値ですので訂正させてください。失礼しました。
◆佐々木 委員 まず、106ページの公共交通利便性向上企画事務、これは調査をされたということなんですけれども、先進市を2市視察ということだと思うんですが、2市を先進市として選択した理由、何の交通を調査したのか、まずお答えください。
◎交通計画担当課長 2つの市は名古屋市と岐阜市を選択いたしました。名古屋市につきましては、名古屋市のほうで市営交通事業経営改革計画を平成18年の3月に策定をしておりまして、その中で、町田市の場合でもやはり先ほどお話が出ていたんですけれども、路線バスにつきまして、バス事業につきましていろいろと施策をやられております。例えば基幹バスとか、どなたでも利用できるようにバス停を500メートル以内に設置しようというようないろいろな構想を持たれております。そういった中で名古屋市さんは市営地下鉄も運行しておりまして、かなりの路線数、市内を約89キロほど運行している。そういった交通先進都市でございますので、そういった中で特にバス事業が非常に参考になる。
それからもう1つ、岐阜でございますけれども、岐阜市につきましては、やはり平成18年の3月に岐阜市の総合交通政策というのを策定しておりまして、こちらのほうも、今、岐阜の駅前はバスターミナルをつくっておりまして、乗り継ぎ拠点の整備等もされております。それから、町田市もやっておりますけれども、バスの優先レーンとか、そういったバス事業に関する走行環境に関する施策とかいろいろやっております。
あともう1つ、中心市街地に対するマイカーの規制を図るというようなことで、パーク・アンド・ライドの推進なんかもやられておりますので、そういった部分を参考にするということで2市を選びました。
◆佐々木 委員 そうしますと、町田に大分この2市の状況が応用できるということだと思うんですけれども、これは視察をして、今お話があったような、そういうのは形として例えば何に反映されていくんでしょうか。交通マスタープランとかそういうものの見直しとかそういうのでしょうか。
◎交通計画担当課長 私どもで2006年の11月から交通マスタープラン推進委員会を学識の先生に入っていただいてやっております。その中で委員会の中に路線バス分科会、それから物流分科会、2つの分科会を設けております。その路線バスの分科会の中でも町田市は今後いろいろな施策を考えていかなきゃいけない。そういった部分での資料提供ということでさせていただいております。
◆佐々木 委員 わかりました。せっかくいいところを見てきてくださったので、ぜひそういうところは町田に活用していただきたいと思います。
あと、202ページになると思うんですけれども、いただいた資料のほうだと別綴りの(3)なんですが、時間外勤務でやはり都市計画課とか建築指導課とか時間が多かったんですが、これはこの年度、やはりいろいろなプランが多かったとか、そういうのでしょうか。
◎都市計画課長 まず、時間外の概要なんですけれども、都市計画課の中に総務係というのがございます。総務係につきましては住居表示の関係、木曽のほうをやりましたので、その関係で時間外がふえております。また、計画係が一定時間を超えている職員が2名いるんですけれども、これにつきましても生産緑地と都市計画決定の関係の作業事務等で2名が一定時間というよりは、500時間を超えているような状況があります。
◎開発調整担当部長 あと都市づくり部の中で建築指導課のほうでかなり時間数がふえたんですが、これは法改正が、建築基準法の改正がございまして、その確認審査の関係で事務量が増大したというようなこと、あと、法律改正によりまして市の条例だとか細則だとか、そういう改正等の仕事もございまして残業時間がふえたということでございます。
◆佐々木 委員 今お話しいただいたように、いろいろと新しい施策に取り組んだりとか法改正があったりして大変だったと思うんですけれども、健康には気をつけて、必要があれば職員をふやしていただくとか、そういうところを考えて要求はしていっていただきたいなと思いました。
今お話にありましたけれども、地番整理のことなんですが、決算書の204ページになりますか、2007年度は木曽が完了したということで木曽東とか西とかとできたんですけれども、これは1つの地域を整理すると、どのぐらいの期間がかかるんでしょうか。木曽は終わりましたけれども、これからどのような目標で、どこか手をつけているところとか、最終的には町田全部を番地がばらばらになっているのでやっていかなきゃいけないと思うんですが、その見通しというのはどうなんでしょうか。
◎都市計画課長 では、お答えいたします。
木曽が終わりまして、現在、能ケ谷地区、鶴川の駅前を含めて鶴川の第二の区画整理事業、あと民間区画整理事業等が終わりまして基本的な基盤整備が終わっていますので、その区域を今商店会、あるいは町会を通じて事前の準備を今進めているところです。実質木曽の事例を参考にしまして、年度末とか年末に決定しますと、いろんな作業で市民の方が大分困ったという事例がありましたので、2年ほどかけて、なるべく夏ごろを終了目途で、能ケ谷については再来年の夏ごろを終了目途で今考えております。それであれば、年末の年賀状の作成、あとカレンダーの作成等に支障がないかなというのと、一方、個人的いろんな住所変更の手続もしなきゃいけませんし、その期間であれば相当住民の方も動きやすいのかなというふうに思っております。その後は、現在、金森の地区のほうが市民の要望も相当あるものですから考えております。
あと、基本的な考えとして基盤整備というところがあるんですが、町田の場合、ご存じのように、格子状に道路が整備されているわけではありませんし、また、生産緑地等もたくさんあって空地率が高いというような状況もあるんですけれども、全体の様子を見ながら住居表示を進めていきたいというふうに思っていますけれども、実質1地区大体2年ほどかかりますので、まだ相当地域として残っているところがありますので、まだいつまでにどこが全部終わるかというのはなかなかお答えしにくいというふうな状況です。
◆佐々木 委員 本当に基盤整備ができていなくて、道がちゃんとできていないのに住居表示というのはなかなか難しいと思うので、そちらともあわせて進めていただきたいなと思います。
あともう1つ、最後にしますけれども、204ページの地域コミュニティバスの運行事業なんですけれども、今3ルートできているんですけれども、結構お年寄りの方がシルバーパスで乗られるということが多いと思うんですが、このシルバーパスの方が利用される増加で採算性というのかな、そういうのにどういうふうに影響していくんでしょうか。実際2割か何かとれないと、市が出す分というのは決まっていますよね。2割しか補助しないということですから、そういう影響が出やしないかと思ってちょっと心配はしているんですけれども、そういう面でシルバーパスとの兼ね合いというのはどうなっているでしょうか。
◎交通計画担当課長 現在、3ルート、玉ちゃんバスが2ルート、それから金森のかわせみ号が1ルートということで運行しております。その中で特にシルバーパスの率が高いのは玉ちゃんの駅の北ルートでございますけれども、玉川学園につきましては非常に利用者が多く、おかげさまで市のほうから補助を出さないという形なんですけれども、かわせみ号につきましては昨年度の補助実績で約425万円ほどの市の補助を出しております。運行開始から3年間につきましては、先ほど2割というお話がございましたけれども、3割もしくは500万円という補助で何とかいけるかなと思っておるんですけれども、かわせみ号につきましては、利用者もこの8月の実績で月当たり500人近く上がっておりますので、シルバーパスの補助も東京都のバス協会のほうからいただけますので、今後利用者が徐々に伸びていけば2割の補助、具体的な額で言いますと、2割もしくは350万円なんですけれども、その補助で何とか運行できるのではないのかなと。
ただ、地域の方がやはりこれはかなりPRに、これは3者共同でやっておりますので、地域の方、運行協議会がございますので、そちらのほうにもPRをしていただいております。私どものほうでルート図とか時刻表を市のほうで印刷しまして、地域のほう、例えばなるせ駅前センターとか、そういった部分に置かせていただいて皆さんに知っていただけるように努力はしております。
◆佐々木 委員 玉ちゃんバスとかかわせみ号の成功を見て、うちの地域にも走らせてほしいという声がいろんなところから上がっていると思いますので、これは3者共同の事業ですので、ぜひいろんな地域にこれが発展していけるように行政としてもできるだけの応援はしていただきたいと思います。
◆上野 委員 今のかわせみ号のちょっと関連なんですけれども、運行開始から3年間は30%または500万円以下の低いほうということですから、かわせみ号は425万6,000円が30%に相当するんだと思うんですけれども、そうすると、残りの70%というのはだれが負担しているんでしょうか。
◎交通計画担当課長 運行収入と広告費等でございます。
◆上野 委員 そうすると、例えばかわせみ号を採算ベースというか、補助金ベースに乗っけるためには、1つは乗る人を多くするということと広告費などを多くするというのもそのツールの1つになるんでしょうか。
◎交通計画担当課長 やはり運賃収入が増額になるのが一番効果的かと思います。車内広告等での広告費ということですと、1カ月当たり3,150円で車内広告、バスの中に12枚程度しか置けませんので。今回も約20万円ちょっとですか、広告収入ということで入っておりますけれども、その程度ですので、やはり運賃収入のほうが占める割合が非常に大きいので、ですから、利用者にもっと乗っていただくというような方法、その部分だと思います。
◆上野 委員 要するにかわせみ号は収益がマイナスなわけですけれども、マイナスの収益のうち、損失のうち30%は市が補助しているわけだけれども、損失の70%というのはだれが負担しているんでしょうか、もう1回ちょっと教えてください。
◎交通計画担当課長 運行経費にかかる部分を運賃収入等で賄っているということです。
◆上野 委員 休憩してもらっていいですか。
○委員長 休憩いたします。
午後2時40分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時41分 再開
○委員長 再開します。
◎都市づくり部長 補助のスキームなんですけれども、基本的な全体にかかる経費に対して運賃収入、あるいは広告収入という収入がございます。残った分が赤字になります。赤字の分を補助しましょうという考え方です。赤字の分が全体の経費に対して3割を超えるようにならないようにやりましょうと。市としては3割以上はしませんよという形になっています。基本的にバスを運行していく上で3割あるいは2割以内で運行できるスキームを3者協働でつくり上げましょうというのが目的なんですよ。ですから、例えば運賃収入を上げるにはみんなで乗ってもらうというのも1つですし、あるいは運賃が今170円でやっているんですけれども、いま少し負担してもいいですよといえば、例えば200円でやりましょうというのも1つのスキームです。それはみんな協働して考えていきましょう。ある一定の限度額を超えない範囲で市からの支出を抑えて成立させましょうというのが今回のコミュニティバスの考え方でございます。ですから、今回の決算書に載っている420万円程度のお金はマイナス分として赤字になった分を補てんしていると考えていただければと思います。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 以上で一般会計のうち、都市づくり部所管分の質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午後2時42分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時44分 再開
○委員長 再開いたします。
環境資源部長より発言の申し出がありますので、この際、これを許可します。
◎環境資源部長 それでは、私のほうから訂正のお願いをさせていただきます。
去る9月26日の環境資源部に係る決算特別委員会において、河辺委員よりご指摘のありました「主要な施策の成果に関する説明書」79ページのごみ減量普及事業(政)について記述に誤りがありましたので、おわびして訂正いたしたくよろしくお願いいたします。
内容といたしましては、概要の4行目「指定収集袋作成・配布事業」を削除し、さらに下段の事業実績の欄の「1.ごみゼロ市民会議事務の(3)ごみゼロ市民会議広報作成部数(1号~4号)各号15,000部 計60,000部」について、これをそれぞれ15万部、計60万部に、同欄の「2.指定収集袋作成・配布事業」の削除をお願いいたします。その関係で、項目3を2に、項目4を3に訂正をお願いいたします。
訂正は以上でございます。後ほどその部分の差しかえをいたしたくよろしくお願いいたします。
○委員長 休憩いたします。
午後2時46分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時47分 再開
○委員長 再開いたします。
次に、忠生土地区画整理事業会計及び鶴川駅北土地区画整理事業会計を一括議題といたします。
担当者の説明を求めます。
◎都市づくり部長 それでは、忠生土地区画整理事業会計についてご説明申し上げます。
347ページ、348ページをごらんください。
まず、歳入でございます。
第1款、項の1、目の1、繰入金は、一般会計からの繰入金15億円でございます。
第2款、項の1、目の1の繰越金は、平成18年度からの繰越金2,903万5,763円でございます。
第3款、諸収入、項の1、雑入、目の1、雑入356万6,135円は、主に電柱及びガス管の設置料の収入でございます。
以上、歳入の合計は15億3,260万1,898円でございます。
続きまして、歳出ですが、次の349ページ、350ページをごらんください。
第1款、総務費、項の1、総務管理費、目の1、一般管理費、備考欄の2、区画整理事務費57万1,371円は、旅費や消耗品等事務経費でございます。
備考欄の3、審議会委員費は審議会の委員報酬11万1,300円で1回開催しております。
続きまして、第2款、事業費、項の1、区画整理事業費、目の1、区画整理事業費14億9,723万2,997円は、主として新都市建設公社への業務委託料でございます。
合わせまして歳出の合計は15億2,956万227円となっております。
以上が忠生土地区画整理事業会計の決算内容でございます。
続きまして、鶴川駅北土地区画整理事業会計についてご説明申し上げます。
405ページ、406ページをごらんください。
まず、歳入でございます。
第1款、項の1、目の1の繰入金は、一般会計からの繰入金5,686万5,063円でございます。
第2款、項の1、目の1の繰越金は、平成18年度からの繰越金1,154万6,053円でございます。
第3款、諸収入、項の1、雑入、目の1、雑入は、土地区画整理事業清算金1,843万4,298円でございます。
以上、歳入の合計は8,684万5,414円でございます。
続きまして、歳出ですが、次の407ページ、408ページをごらんください。
第1款、総務費、項の1、総務管理費、目の1、一般管理費、備考欄の1、区画整理事務費は、旅費や消耗品等の事務経費等11万9,815円でございます。
続いて、第2款、事業費、項の1、目の1、区画整理事業費8,672万5,599円ですが、これは新都市建設公社への業務委託料、鶴川北土地区画整理事業清算金などでございます。
合わせまして歳出の合計は8,684万5,414円になっております。
以上が鶴川駅北土地区画整理事業会計の決算内容でございます。
説明は以上でございます。
○委員長 担当者の説明は終わりました。
休憩いたします。
午後2時52分 休憩
―――◇―――◇―――
午後2時53分 再開
○委員長 再開いたします。
これより一括して質疑を行います。
◆佐々木 委員 済みません、とても単純な初歩のことなんですけれども、忠生の土地区画整理事業というのはまだ終われないというのは、売れ残りが実際残っているんですか。
◎開発調整担当部長 仮換地処分はすべて終わっております。
◎都市づくり部参事 保留地につきましてはすべて完売をいたしております。
◆佐々木 委員 そうすると、2006年度、2007年度、大体15億円お金が出ているんですけれども、そうしますと、もう仮換地も終わって土地も残っていないということは、次年度はもっと縮小できるという予想でいいんですか。
◎都市づくり部参事 この区画整理につきましては、行政報告などでお話をさせていただいておりますが、現在、訴訟が起きております。訴訟の内容につきましては、一部の権利者の方が仮換地につきまして承諾をしていただけていないという状態でございます。
換地処分でございますが、現在、訴訟であることによりまして換地処分が確定的なものにまで至っていないということで、換地処分の手続に現在着手できないという状況でございます。
◆佐々木 委員 そうしますと、その訴訟が起こっているということは、それが片づくまでは毎年毎年この忠生土地区画整理事業というのは新都市建設公社にお金を払わなきゃいけないということなんですか。
◎都市づくり部参事 訴訟が片づくというのがなかなか難しいんですが、担当課といたしましては、ほかの地権者の方のご苦労などもございますので、なるべく早く換地処分に至るように検討、または実際の行為、動きというんでしょうか、対応というんでしょうか、そういうものもいたしておりますが、現時点ではまだ成果に至っていない状況でございます。
新都市建設公社につきましては、今、平成21年度まで契約をいたしておりまして、一部調整池などの整備を来年度中には終わらせたいというふうに考えております。場合によりますと、単年度契約で換地処分のみ必要な事務を公社に委託することなども現在考えているところでございます。
◆佐々木 委員 とても金額が多いものですから、いつも毎年毎年事業は大体終わっているので、換地処分がなかなか進まないというので心配をしているので、ぜひ契約のほうは平成21年度までやっているということなので、お話しのように待っている方もいらっしゃるので、それは早くその方たちだけでも片をつけてあげていただきたいなと思います。
◎開発調整担当部長 事業費なんですけれども、今15億円というお話がありましたけれども、残りについてはまだ約16億円の調整池だとかそういう整備にかかるわけですけれども、それが終われば、市のほうからの持ち出しというんですか、そういうものはなくなるというふうに思っております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 以上で忠生土地区画整理事業会計及び鶴川駅北土地区画整理事業会計の質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午後2時56分 休憩
―――◇―――◇―――
午後3時25分 再開
○委員長 再開いたします。
△上下水道部所管部分
○委員長 一般会計のうち、上下水道部所管分を議題といたします。
担当者の説明を求めます。
◎上下水道部長 それでは、平成19年度(2007年度)決算の一般会計についての説明を申し上げます。
下水道所管の一般会計分についてでございますが、まず歳入からでございます。
決算書の43ページをお開き願います。
第13款、使用料及び手数料、2項、手数料、2目、衛生手数料、6節、し尿処理手数料については、決算額1,228万4,550円で、収納率は97%となっております。
このし尿処理手数料は、一般家庭については原則無料ですが、下水道供用開始から3年経過後の未接続世帯から1回につき1,500円、事業系については36リットルにつき300円をいただいております。
なお、滞納繰り越し分については督促状、電話等で納付をお願いしてきておりますが、住所等所在不明により時効が成立した13件9万1,500円につきましては不納欠損となりました。
次に、49ページでございます。
第14款、国庫支出金、2項、国庫補助金、2目、衛生費国庫補助金、1節、循環型社会形成推進交付金、決算額1,529万4,000円については、合併処理浄化槽設置に対する国の補助金でございます。
次に、63ページをお願いいたします。
第15款、都支出金、2項、都補助金、3目、衛生費都補助金、5節、合併処理浄化槽整備事業費補助、決算額1,529万4,000円も同様に合併処理浄化槽設置に対する都の補助金でございます。
続きまして、歳出についての説明を申し上げます。
決算書173ページをお開きをお願いします。
第4款、衛生費、1項、保健衛生費、6目、公害対策費の決算1億1,759万5,857円のうち、176ページの備考欄4、合併処理浄化槽整備費7,514万3,313円が合併処理浄化槽整備事業にかかわる経費でございます。平成19年度で補助した浄化槽の基数は122基、758人槽分になります。
次に、179ページをお願いいたします。
下段の部分、4目、し尿処理費の決算額2億156万6,271円のうち、182ページの備考欄の3、し尿収集費1億4,736万653円が下水道の所管で、し尿、浄化槽、汚泥の収集に係る経費でございます。
備考欄の3、し尿収集費のうち、し尿収集事業の決算額は7,301万737円で、その主なものは、し尿の収集運搬及び受け付け事務の委託にかかわる経費7,287万9,588円であります。また、し尿浄化槽清掃補助促進事業費は7,434万9,916円で、その主なものは単独及び合併処理浄化槽清掃促進にかかわる通信運搬費であります。
なお、備考欄3、し尿収集費におきまして、同目、節13、委託料から同目、節12、役務費の通信運搬費へ37万3,412円を流用し、267ページの第13款、予備費、1項、予備費、1目、予備費からも82万8,854円を通信運搬費へ充用しております。これは浄化槽維持管理のためのし尿浄化槽清掃補助がふえたためでございます。
次に、207ページに移ります。
下段の第8款、土木費、3項、都市計画費、4目、公共下水道費の28節、繰出金26億5,000万円は、下水道事業会計への繰出金でございます。
以上、一般会計の決算について説明いたしました。
よろしくご審査の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○委員長 担当者の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
◆上野 委員 176ページの合併処理浄化槽の補助金なんですけれども、122基ということで今ご説明いただいたんですが、申請数に関しては全部満たされているんでしょうか、まだまだ申請のほうが多いんでしょうか。
◎業務課長 ただいまの件なんですが、2007年度は122件、実際ことし3月に事業許可の拡大をしました。今まで横浜線までが私どもの事業認可だったんですが、それが大戸まで市街化区域を全部とりました。その関係において駆け込みの需要がやはり今回はあったように思います。
◆上野 委員 要するに予算がなくて受け付けられなかったというものはありますか。
◎業務課長 それはございませんでした。
◆若林 委員 決算書208ページの下水道事業会計繰出金ということで、下水道事業会計のほうでもいいと思うんですが、ここで質疑させていただきますと、この繰出金の算出根拠というか、どのぐらいの整備計画みたいな形があるのか、実施はどの程度だったのか、教えてください。
○委員長 休憩します。
午後3時32分 休憩
―――◇―――◇―――
午後3時33分 再開
○委員長 再開します。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 以上で一般会計のうち、上下水道部所管分の質疑を終結いたします。
次に、下水道事業会計を議題といたします。
担当者の説明を求めます。
◎上下水道部長 続きまして、下水道事業会計について説明申し上げます。
公共下水道事業につきましては、現在、2013年、市街化区域100%水洗化を目指し取り組んでいるところであります。
平成19年度末の下水道普及状況は、供用開始区域内人口35万2,341人で、人口普及率では前年度に比べ1.2ポイント上昇し、84.4%、開始面積は4,296.30ヘクタールで、前年に比べて117.82ヘクタール増加しました。面積普及率では1.7%上昇し、60.0%になりました。
なお、供用開始区域内の人口水洗化率は93.9%であります。今後も早期の切りかえについて市民の皆様方の一層のご協力をいただけるよう努力してまいりたいと思っております。
決算の概要につきましては、既に決算審査意見書もお手元に配付されておりますので、具体的な点につきまして簡潔に説明を申し上げます。
まず、歳入から説明申し上げます。
決算書319ページをお願いいたします。
第1款、分担金及び負担金、1項、負担金、1目、下水道事業受益者負担金でございますが、町田都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の定めるところにより、1平米当たり260円をお願いしております。負担金の支払い方法は一括と5年間の分割支払いを選択することができますが、全体の約88%が一括払いとなっております。
第1節、現年賦課分の対象者数等につきましては、筆数にして1,787筆、面積にして38.2ヘクタール、832件で、決算額は8,122万9,510円、収納率は97.8%でございます。
2節、滞納繰越分については、督促状、電話等で納付をお願いしてきましたが、住所等所在不明により、都市計画法第75条に基づき5年の時効が成立した76件、136万980円につきましては不納欠損になりました。
2目、下水処理負担金につきましては、隣接する横浜市、川崎市、相模原市との相互にまたがる処理区について相互協定による負担金収入であります。
第2款、使用料及び手数料、1項、使用料、1目、下水道使用料の決算額は52億6,472万6,167円であり、これは前年度に比べ1億360万6,113円の増額となっております。これは、処理区内の人口がふえ、それに伴い増加したことによります。
2目、下水道用地占用料については、成瀬クリーンセンター敷地内にある東京電力の変電所、鶴見川クリーンセンター内の鉄塔2基と高圧線部分の占用、調整池内の電柱占用等及び地方分権一括法により国から譲与を受けた水路敷の占用に伴う占用料並びに施設内の職員の駐車場使用料であります。
2項、手数料、1目、下水道手数料については、排水設備工事店の指定及び配水設備工事責任技術者の登録等にかかわる手数料の徴収に伴うものであります。
321ページをお願いいたします。
第3款、国庫支出金、1項、国庫補助金、1目、下水道費国庫補助金の10億5,162万3,000円については、管渠建設処理場更新工事等に対する国からの補助金でございます。
第4款、都支出金、1項、都補助金、1目、下水道費都補助金については、管渠建設処理場更新工事等に対する都の補助金でございます。
第5款、財産収入、1項、財産売払収入、1目、物品売払収入は、下水道の一般図、下水道の設計、構造図等の売り払いによる収入でございます。
第6款、繰入金は一般会計からの繰入金でございます。
第7款、繰越金は、前年度の決算の精査結果に基づくものでございます。
続きまして、323ページをお願いいたします。
第8款、諸収入、1項、延滞金加算金及び過料、1目、延滞金、1節、延滞金については、受益者負担金及び水洗便所改造資金貸付金にかかわるものでございます。
2項、貸付金元利収入、1目、貸付金元利収入、1節、水洗便所改造資金貸付金元金収入1,836万7,890円は、下水道供用開始区域内の水洗化改造資金貸付金252件の償還を受けた元金収入でございます。
3項、雑入、1目、雑入については、光熱水費使用料、区域外受益者負担金が主なものでございます。
第9款、市債28億2,700万円につきましては、下水道事業推進に係る管渠建設並びに下水処理場整備に伴う借入金であります。
続きまして、歳出の説明に移ります。
325ページをお開きください。
第1款、下水道費、1項、下水道管理費、1目、下水道総務費は、下水道事業の管理的業務に要する経費でございます。
326ページの備考欄で説明を申し上げます。
備考欄1、職員人件費は、職員課の所管ではございますが、前年比2名減、下水道部職員99名分の給与、職員手当等でございます。
備考欄の2、管理事務費について主なものを説明いたします。
上から2番目の下水道相互処理事業に係る経費は、主なものは、隣接する横浜、川崎及び相模原市との下水の排除及び処理事務の相互協定に基づき、町田市から排除される経費に要する負担金であります。
2項目置いて、下水道システム構築事業に係る経費につきましては、受益者負担システムの更改を含めた下水情報システム構築のための委託等でございます。
備考欄の3、計画事務費につきましては、下水道計画事務の公共下水道事業計画変更認可図書等作成業務委託が主なものでございます。
備考欄の6、下水道使用料徴収事務費に係る経費につきましては、下水道使用料の徴収事務委託、下水道使用者リストの作成委託、井戸水用量水器の交換委託等でございます。
備考欄の7、水洗化普及費に係る経費につきましては、排水設備調査委託及び水洗便所改造工事等資金貸付条例に基づく貸付金であります。貸付金1,834万円については、無利子で償還期間36カ月であり、貸付金額の平均は31万6,207円でございます。平成19年度の貸付状況は58件です。
なお、下水道総務費におきまして、同目、節23、償還金利子及び割引料から、同目、節22、補償・補填及び賠償金へ84万5,560円を流用いたしております。これは下水道使用料の大口の過年度還付があったためでございます。
続きまして、327、328ページをお開きください。
2項、管渠費、1目、管渠維持管理費につきましては、下水道管路施設、調整池及び水路の維持管理に要した経費でございます。
328ページの備考欄で説明を申し上げます。
備考欄の1、維持管理費の主なものについて説明いたします。
管渠施設等維持事業では、管渠清掃、公共下水道管路施設維持管理業務委託、取りつけ管やマンホールふたの修繕等でございます。
雨水路維持事業では、調整池の草刈り等の業務委託でございます。
備考欄の2、水路等維持費についてご説明いたします。
水路の補修工事、水路の草刈りや水路のしゅんせつ業務委託等が主なものでございます。
続きまして、2目、管渠建設費につきましては、管渠建設工事及び水路等の整備に要した費用でございます。
備考欄の1、管渠建設費のうち、委託料として財団法人東京都新都市建設公社に37億8,803万6,299円の業務委託を行い、その他を直営で工事を実施いたしました。汚水管渠事業として小川幹線の一部、延長にしまして455.1メートルの整備を行いました。また、枝線管渠につきましては、延長1万8,273.47メートルを整備いたしました。
次に、雨水管渠事業といたしましては、幹線では鶴川雨水幹線の一部、延長1,028.42メートル、小野路1号雨水幹線の一部、延長111メートルを整備いたしました。また、雨水枝線につきましては大蔵町ほかで整備し、延長は151.5メートルとなってございます。
その他、水道管の移設、切り回し等の委託料と工事請負費として直接で実施した工事について備考欄に記載のとおりでございます。
備考欄の2、水路等整備費について説明申し上げます。
河川水路事業につきましては、昨年度に引き続き結道川の整備を行いました。一部の工事で支障物件の移設に時間を要したため事故繰り越しになり、前払い金のみの支払いとなりました。
なお、工事に関しましてはことしの7月に竣工いたしております。
次に、329ページをお願いいたします。
3項、処理場費、1目、下水処理場管理費は、成瀬クリーンセンターと鶴見川クリーンセンターの運営及び事業場排水の規制指導にかかわる経費でございます。1日の平均汚水処理量は、成瀬クリーンセンターが7万5,287トン、鶴見川クリーンセンターが3万3,985トンであります。焼却灰の量につきましては、成瀬クリーンセンターが1日平均1.84トン、鶴見川クリーンセンターが1トンでございます。全量セメントの原料として再利用を図っております。
水質管理費の特定事業場等排水指導事業では178事業場に対して排出される汚水の検査や指導を行いました。それぞれの事業内容につきましては従来と大きな変化はありませんが、引き続き適切な維持管理や良好な水質確保に努めているところであります。
平成14年3月、鶴見川クリーンセンターでは、ISO14001、環境マネジメントシステムを市の施設として最初に取得し、環境負荷の低減を継続的に図っているところでございます。今後もさらに継続的に改善に努めてまいりたいと思っております。
なお、同目、節13、委託料から同目、節19、負担金補助及び交付金へ94万5,600円を流用いたしております。これは、焼却炉等耐震補強工事に伴い、成瀬クリーンセンターで処理できない汚泥ケーキを流域下水道に処理依頼したためでございます。
2目、下水処理場整備費8億5,800万円につきましては、成瀬クリーンセンターと鶴見川クリーンセンターの建設に伴う委託料でございます。内容といたしましては、成瀬クリーンセンターは、高度処理設備、土木、機械、電気の工事、焼却炉棟耐震補強工事と汚泥棟無停電電源装置の更新工事、鶴見川クリーンセンターでは、改築更新計画の策定と管理棟空調設備、水処理設備の更新実施設計でございます。
なお、両処理場とも日本下水道事業団に委託して実施しております。
続きまして、4項、流域下水道費、1目、流域下水道費4,333万2,208円につきましては、多摩川右岸南多摩流域下水道区域となる小山・相原町の一部の南多摩排水区272.4ヘクタールの汚水処理にかかわる経費の負担金でございます。
次に、第2款、公債費39億1,409万9,102円につきましては、下水道建設に伴う市債の元金と利子の償還金でございます。
以上、下水道事業会計の決算について説明いたしました。
よろしくご審査の上、ご承認賜りますようお願いいたします。
○委員長 担当者の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
◆若林 委員 先ほどの続きというか、一般会計繰入金26億5,000万円の算出根拠という形のものと、決算書328ページ、管渠建設費、管渠整備事業で出ていると思うんですが、業務委託、改めてどこに委託をしているのか、整備計画はどういう状況だったのか、それに委託に伴って実施の達成状況、達成率という形で教えてください。
◎野沢 上下水道総務課主幹 繰入金についてご説明申し上げます。こちらの一般会計からの繰入金につきましては、321ページのほうの下水道事業の繰入金のほうに繰り入れをしてございます。こちらのほうにつきましては、325ページ、下水道費の下水道総務費、こちらのほうに充てております。
○委員長 休憩いたします。
午後3時49分 休憩
―――◇―――◇―――
午後3時51分 再開
○委員長 再開いたします。
◎上下水道部長 では、本件について、ちょっと大まかな形になるんですが、事業費が大体120億円ぐらいという形でございまして、先ほども説明申し上げました使用料、手数料が52億円、起債等が28億円、あと繰越金等々、そういうものをかんがみまして事業総量から残りの繰入金をお願いしているところでございます。
◎工務課長 委託先につきましては、財団法人東京都新都市建設公社となります。達成率につきましては、当年度の目標であります、先ほども出ましたけれども、目標の整備面積であります117.82ヘクタールの部分ということで、その分を達成しております。
率としましては、全体の部分を幾つというわけにいきませんものですから、面積として延長と整備面積という形になるかなと思います。
◆若林 委員 この新都市建設公社に委託をする中で、ある意味どのぐらい整備をするからこれだけの委託金という形なのか、どういう形の契約でその委託金を払っているのか。それで、その整備達成率というところで、100%だったらいいんですけれども、その委託した内容も100%やってくれたということだったらいいと思うんですが、その117.82ヘクタールが委託の計画と同等だったのかどうかというところを教えてください。
◎工務課長 2006年度に2007年度の全体の計画を立てまして、今回、全体の計画としましてはおおむねできているというふうに認識しております。
◆若林 委員 おおむねということで、ちょっと詳しく聞きたいところなんですけれども、委託に当たってどのぐらいヘクタール、平米数なのかわからないですけれども、距離なのかわからないですけれども、やってほしいと、やる契約になったのかどうかというところを教えてください。
○委員長 休憩します。
午後3時54分 休憩
―――◇―――◇―――
午後3時56分 再開
○委員長 再開いたします。
◎工務課長 新都市建設公社とは最終的には2013年を目途に全体的な計画をしております。その関係で、単年度でできない分については次年度に持ち越しましてその整備を行っていくという形で、単年度で、2007年度が例えば90%の場合、10%できない場合は、それを2008年度に持ち越しというような形で、全体的には最終の2013年を目途に整備していこうというふうに考えております。
◆若林 委員 細かくはやらないんでけれども、要するにできれば計画にのっとってできる形というのが理想だと思いますので、そういった形というのを話を詰めてやっていっていただければというふうに思っています。これは要望で。
◆河辺 委員 済みません、ちょっと教えていただきたいんですが、決算書326ページの政策的事業で総合治水対策事業を行っていると思うんですが、これは2007年度分については何か成果物として上がってきているんですか、それとも2008年、2009年と続いていく事業ととらえればいいのか、その辺ちょっと詳しく教えてください。
◎須原 上下水道総務課主幹 成果物は上がっております。基本計画としては上がっております。今後は詳細について検討していくという形になっております。
◆河辺 委員 基本計画として上がっている、その中で、浸水被害を抑えるためにというさまざまな対策がその中に入っているんだろうと思うんですが、ことし8月末にゲリラ豪雨というんですか、俗に言うそういうような時間100ミリを超えるような雨が降ったというのは多分ここでは想定されていないと思うんですね。この2007年度でそういう基本計画を出した中で、改めて、ことしあったことなんですが、2008年のそういった100ミリを超えるような雨が降ったときに出た被害と2007年の計画を見たときに、大分違う新たな面も出てきているなとか、そういう検証というのは何かされていますでしょうか。また、2007年度の計画では、やはり50ミリだと想定外のことがかなりあったのかというような、その辺も含めて。
◎須原 上下水道総務課主幹 2007年度に行ったこの委託の中では、受排水区、要は排水区の指定まででとどめております。詳細なここの拠点ごとの浸水の被害のところまでは算出しておりません。今後それを今年度以降、実績と絡めまして、より精度の高いものをつくっていこうというふうに考えております。
◆市川 委員 ちょっと教えてください。決算書の328ページで管渠施設の維持管理、例えば下水管を入れた場合に、その管を一たん入れた後、清掃だとか何とかとどういう計画でやっているのか。例えば幹線もやって、枝線までやるのか、ちょっとそこら辺も詳しい計画について教えていただけますか。
◎工務課主幹 下水の管渠の清掃については、計画の中では本来は5年に1回ずつ清掃するというのが正しいというふうに言われております。ですが、実際には今現状では10年に1回ぐらいのペース、頻度で汚水枝線についてを清掃しております。なお、汚水幹線については実際は現状のところでは清掃はしておりません。枝線のみ行っております。
それと、やることについては、ラードだとかそういったものが毎年堆積するところがあります。そこについては毎年清掃するというふうな形をとっております。
◆市川 委員 例えば幹線についてはしないということ、これは何か原因があってやらないのか、それでなければ水量が多いからやらないのか、ちょっとそこら辺を詳しく教えていただけますか。
◎工務課主幹 幹線についてはやはり水量が多いですから清掃ができないというのが実際のところです。
◆市川 委員 では、枝線に関して今5年に1回から、実際には10年に1度という話だったんですけれども、そのラードがたまってしまったところというのは、清掃すれば毎年毎年きれいになるのかもしれないんですけれども、継続的にそこがたまらないようにするために何か改修工事をするとかということはないんでしょうか。
◎工務課主幹 原因についてはやはり店舗なんです。特に多いのがラーメン屋さんです。それで、我々のほうとしては店の中に、グリストラップと言いまして、油をためる装置をつけてくださいということもやっていただいているんですが、やはりどうしてもそれが汚水管の中に流れてしまいます。それで、中にちょうどうまいこと下水管の中に入って固まるような形なんです。それなので、これについてはもう我々もお願いしているんですけれども、やはりうちのほうは点検をして、詰まりそうであれば、その段階で清掃するというふうなイタチごっこになってしまうんですが、今はそういう形での作業をしております。
◆市川 委員 これは僕は全然わからないんですけれども、土の中に埋まっているもので、それは枝線にしても何にしても管を入れてしまえば腐らないものですか。例えば水道管のように何十年たったら破裂したから交換するとかとあるじゃないですか。下水の場合というのはそれはないんですか。
◎工務課主幹 やはりこれがラードでも何でも余り堆積してたまってしまいますと腐食を起こします。そうすると、硫化水素が発生します。この硫化水素によって、例えば昔出ていた管というのはヒューム管と言いましてコンクリート管なんです。そうすると、今度コンクリートが腐食し、なおかつその中にある鉄筋も腐食して、最後は壊れてしまうということもありますし、あとマンホールについても、マンホールの中のコンクリートが劣化することと鉄ぶた自体も腐ってしまいます。そういう現象が起きてしまいます。
◆市川 委員 そのような現状をご存じの中で、例えば2007年の中でそういう調査をかけたものというのは特には行わなかったということですか。
◎工務課主幹 これについては、委託の中の公共下水道管路施設維持管理業務委託というのをやっております。この中で定期的に管の点検作業を行っております。
◆市川 委員 では、その中でもしちょっと劣化しているところがあったり工事をしなければならないところがあれば、先ほどの若林委員のお話もあったとおりに、ある程度の事業計画があったとしても、とりあえずちょっと内部のほうで動かしてそこを工事するとかということがあり得るということですか。
◎工務課主幹 補修費というのも毎年とってあるんですけれども、その中で優先度を決めて、我々のほうもその辺の点検の結果と、あと我々もテレビカメラというのを持っておりまして調査をしております。その中で優先度を決めております。その中で悪いところから順次更生工事とかそういう形での補修なんですけれども、そういったものを行っております。
今のところすぐにやらなきゃいけない、そういった管についてはまだ起きておりません。耐用年数がまだ50年に達しておりませんので、町田市としてはまだ若いほうの下水管でございます。ですので、現状ではそういうふうな危機が迫っているような管というのはないというのが実情でございます。
◆市川 委員 耐用年数というのは大体どのぐらいなんですか。
◎工務課主幹 50年でございます。
◆市川 委員 わかりました。
続いて、決算書の中で326ページ、管理事務費のところで下水道システム構築事業、これは債務負担行為で2006年から2012年までというふうにありますけれども、それが下水道の線のマップをつくるとかという事業でよろしいんですか。どういう事業になるのか。
◎須原 上下水道総務課主幹 このシステムに関しては、その中で下水道地図情報システムを完成させて、それを管理していくということを考えております。
◆市川 委員 済みません、もう1度この事業に関する説明をお願いします。
◎須原 上下水道総務課主幹 まず、下水道地図情報システム導入支援業務委託というもの、ここに出ている、備考欄にあるものなんですが、下水道地図情報システムの構築及び賃貸借契約というのが、受託者と地図情報システムの構築及びデータの整備を行うに当たり、町田市の要求している仕様に近づくような適切なデータ整備が実施され、また、納期が遵守されるように施工管理を行うという、エヌ・ティ・ティ・データという町田市の、そこと契約をした内容の業務委託になっております。それが実際今構築している会社に対してそれをしっかり構築できるかという、専門的な業務が非常に多いので、それらのものを支援していくという内容になっております。
◎上下水道部長 委員ご指摘のとおり、要するに下水管がどこに入っているか、そういうのを一目瞭然に見るためのシステムです。それを今構築している、どんどん変えているところです。だから、どこにどういう線が入っているか。今までは紙ベースで見ていたものを電子ベースで見られるようにしています。
◆市川 委員 道路台帳、公有財産台帳と同じように下水道台帳ということですよね。将来的なお話になってしまうと思うんですけれども、よく佐藤伸一郎議員が言っている、道路のベースを出したら、そこに下水道があって、私道認定が何とかというのがあってというリンクはその後に考えるべきなのかもしれませんけれども、一応それを目途にやっているという形でよろしいんですか。
◎工務課主幹 今回のシステムについては、今、町田市が進めています統合型GISというのがあるんですけれども、地図情報です。この中の一環としてやっております。最終的にはこの統合型GISのほうにも我々のほうの台帳の、いわゆる管路の下水道台帳と言われるものです。管路の情報です。これを載せるつもりでおります。ですので、今は地図情報がメーンになっているんですけれども、統合型GISのほうで、この中に下水道台帳、あるいは将来的には道路台帳も載ってくるような形になります。
◆熊沢 委員 まず、いただいた参考資料(Ⅳ)の155ページ、件名(1)不納欠損と収入未済の件なんですけれども、業務課の不納欠損76件、収入未済、細かく書いて、件数は書いていただいたんですが、実を言うと、理由が一緒に書いちゃってあるんですが、どれがどれだか別々に理由を、申しわけないですけれども、不納欠損にする理由と収入未済にする理由というのは本来別なはずなんですよね。なので、まずそれをお答えいただけますか。
◎業務課長 ただいま委員言われるとおり、ここのところにちょっといろんなことを書き過ぎちゃっておりますので、次回には改めて精査して出したいと思っております。
◆熊沢 委員 了解しました。では、次回には精査、後で。わかりました。
もう1点、ここで聞くのか、水道で聞くのか、いつも水道で聞いていてわからないと言われてしまうんですが、水道の不納欠損になる事項と下水道料金の不納欠損になる事項というのが違うんですね。ただ、請求はシステムで一緒に出しちゃっているから、その計算というのはきちんとシステムの中でできているんですか。いつも水道で聞くと、水道のほうは水道のでやっていますからと言われてしまって、下水の不納欠損にならないのに、下水と水道だと水道のほうが時効が早いんですよね。その分の時効で下水の不納欠損を上げてしまっているのかどうなのか。せっかく上下水道部が一緒になりましたので、その辺のことはきちんと精査はされていますか。
◎業務課長 ただいま委員言われるとおり、水道につきましては民法第173条で2年間と、私ども、下水道使用料につきましては地方自治法第236条で5年間ということで対応しておりまして、私どもが委託している東京都水道局多摩水道改革推進本部、水道局、こちらのほうでもそこのところはよくわかっておりまして、費用対効果を考えながら、請求は5年間やっていただいております。
◆熊沢 委員 費用対効果を考えながらというのはどうなのかわからないんですが、ということは、水道が消えてもちゃんと下水道の請求はしてくれているということですよね。
◎業務課長 そのとおりでございます。
◎水道事業担当部長 私のほうからちょっと補足させていただきますけれども、水道料金は確かに時効は2年でございます。ただ、援用がございませんと、お客様のほうから時効が成立したよと言わなければ、私のほうは、水道のほうは請求していくという形になりますから、裁判等が起こらなければ、下水道料金とあわせて請求していくというような形をとっております。
◆熊沢 委員 わかりました。昨年聞いたのと微妙に違う。その辺は余りここでは言わないようにしますが、そうやって水道事業担当部長が下水道でしっかりと協議をされて、余り無駄に不納欠損をしないように残しておくというのもどうかとは思うんですけれども、ただ、きちんと法令にのっとって不納欠損を上げていくという方法は必要なのかなとは思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、いただいた資料の件名(3)の164ページの予算現額の3割以上の不用額が出た件の工務課の分の自動車の件、下水道用地に係る放置自動車処分の手法の検討に時間がかかったというのは、自動車の処分の検討に時間がかかるというのはちょっと不思議なのと、あとこの自動車は今どういう状況であるんですか。
◎工務課主幹 まず放置自動車なんですが、これについてなんですけれども、前年度、処分に向けて検討をいたしました。この中で下水道用地にある放置自動車につきましては道路法や道路交通法の適用が受けられないんです。こちらが受けられれば、迅速かつ強制力を持った処理ができるんです。ですが、そういうふうな下水道用地は強制力がないものですから、場合によっては不法駐車している方のほうから逆に市が訴えられちゃう可能性があります。よりまして、民法や民事訴訟法、あとは民事執行法に基づき、順次手順を踏んで、最終的には司法の判断を仰いで処理をするような形になってしまいます。そのために非常に時間がかかってしまいまして、前年度についてはその処理ができなかったということになります。
今後の方法なんですが、1つにはそういうふうな司法の手順を踏んで司法の手で処理してもらうという方法があるんですけれども、先進の市のほうでは、いわゆるこの放置自動車に対する条例というものを持っております。ですので、町田市につきましても、やはり市の土地を持っているのは財務部が中心になりますので、こちらのほうと協議をいたしまして、条例の制定に向け、今後ちょっと検討していきたいというふうに考えております。
◆熊沢 委員 そうしたら、この自動車はまだ置きっ放しということ……。
◎工務課主幹 これは成瀬になるんですけれども、現在のところはまだ7台放置のままになっております。
◆熊沢 委員 よく民地でも道路に車が置きっ放しで困って、町なかでもこの間あったような話はあるんですが、いろいろと警察と協議をしながら、条例をつくるなり何なりしてしっかりと、お金がかかっちゃいますから対策をとってもらえればと思いますので。
済みません、ありがとうございます。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 以上で下水道事業会計の質疑を終結いたします。
次に、受託水道事業会計を議題といたします。
担当者の説明を求めます。
◎水道事業担当部長 平成19年度(2007年度)町田市受託水道事業会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。
町田市受託水道事業会計につきましては、東京都水道局からの受託事業を経理するために設けられたものでございます。ご存じのとおり、平成23年度末で事務委託の廃止の協議が調い、業務の縮小がございましたが、災害に強い水道とすることを重点に、耐震性にすぐれた水道管の布設工事を初めとする整備とともに、浄水場、給水所等の施設改良工事を行っております。その結果、平成19年度の水道管の工事施工延長は約9.5キロメートルで、市内水道管総延長は1,275キロメートルとなりました。
なお、市民1人当たりに換算した1日平均給水量は317リットルで、前年比5リットルの減になっております。
決算の具体的な点につきましては簡潔にご説明させていただきます。
決算書452ページをお開きください。
歳入歳出とも決算額は同額の21億3,981万4,216円でございます。
461、462ページをお開きください。
総括になります。歳入につきましては、都支出金と諸収入、歳出につきましては受託水道事業費になっております。
463、464ページをお開きください。
歳入についてご説明いたします。
歳入のうち、都支出金は東京都からの水道事業委託金で、17億4,971万4,216円となっております。諸収入は、水道料金とあわせて徴収しております下水道使用料の徴収事務に係る委託金3億9,010万円でございます。
なお、水道料金については東京都の収入でございます。
465、466ページをお開きください。
歳出についてご説明いたします。
歳出につきましては、目が総務費と事業費に分かれております。
総務費ですが、人件費のほか、水道事業の事務及び作業に係る経費と水道庁舎の管理運営などに必要な経費で、総額7億2,057万8,888円となっております。一部業務の移行により前年比およそ1億2,100万円の減となっております。
466ページの備考欄でご説明いたします。
備考欄の1、職員人件費は、職員課の所管ですが、前年比15名減の水道部職員65名分の給与、職員手当等でございます。
備考欄2の総務費について主なものをご説明いたします。
上から7番目の通信運搬に係る経費につきましては、庁舎電話使用料、料金徴収郵送料、各浄水場のテレメーターを結ぶ専用回線使用料等でございます。
次の委託に係る経費につきましては、浄水場、給水所の建物管理等の委託料でございます。
次に、手数料に係る経費につきましては、水道料金の口座振替に必要な銀行と郵便局に支払う口座振替手数料等が主なものでございます。
なお、コンビニへの手数料支払いは東京都水道局が直接支払っております。
下から5番目の負担金に係る経費につきましては、水道庁舎使用料を初めとする一般会計への負担金の繰り出しが主なものとなっております。一番下の退職手当に係る経費につきましても一般会計へ繰り出したものでございます。
続きまして、目の2、事業費についてご説明いたします。
465ページから468ページになります。
事業費につきましては、給水所などの施設及び水道管の工事と維持管理に係る経費で、総額14億1,923万5,328円となっており、前年比6,900万円ほどの増になっております。
468ページの備考欄でご説明いたします。
浄水・配水・給水作業に係る経費につきましては、水源施設5カ所、配水施設6カ所の動力費と水道施設及び管の維持管理に必要な原材料費でございます。貝取ポンプ所の東京都水道局への移行により、およそ1,400万円ほどの減となっております。
次に、委託に係る経費でございますが、給水装置設計審査業務委託は、業務移行に伴い、宅地内などの水道管工事の設計内容審査を委託したものでございます。また、浄水場、ポンプ所、水源用地ほか、草刈りその他委託は、水道施設の樹木等の管理委託でございます。そのほか、水道管工事の設計に伴う水道管設計委託、有効期限切れなどによる水道メーターを交換する量水器引きかえ業務委託、水道施設の保守点検、部品の取りかえなどの業務委託や漏水調査委託などを行っております。
最後に、工事に係る経費につきましてご説明いたします。
工事につきましては、水道管整備にかかわるもの、給水所等の施設の維持や保守管理にかかわるもの、水道管の維持にかかわるものがございます。前年比およそ8,200万円の増となっております。水道管の整備は、図師町6番地先配水管移設及び新設工事ほか、耐震化対策とあわせ、老朽管などの布設がえや道路整備に伴う新設や移設などの工事を行っております。
また、備考欄に記載されていない工事のほか、1,000万円未満の工事が37件ございます。合わせまして58件、約7億9,500万円となっております。これらの工事による水道管の施工延長は約9.5キロとなっております。
給水所の施設の維持や保守管理の工事は4件、約8,100万円となっております。その内容は、施設の廃止に伴います小山ポンプ場建屋等撤去工事、ポンプの設備などの取りかえを行いました本町田1号水源取水ポンプ盤及びポンプ取りかえ工事、浄水場、給水所の建物の改修などを行いました小野路給水所ほか1カ所、建屋等改修工事と、備考欄に記載はありませんが、給水所、浄水場の配水設備を設置した工事を行っております。
水道管の維持管理は、備考欄に記載はございませんが、配水管や給水管の漏水修理及び補修を行いました工事費がございます。815件で約3億円となっております。
以上が事業費でございます。
なお、決算資料といたしまして、別冊「町田市受託水道事業 主要な施策の成果に関する説明書」を提出しております。
以上、よろしくご審議をお願いいたします。
○委員長 担当者の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 以上で受託水道事業会計の質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午後4時25分 休憩
―――◇―――◇―――
午後4時28分 再開
○委員長 再開いたします。
これをもって認定第1号 平成19年度(2007年度)町田市一般会計・各特別会計決算認定についての質疑を終結いたします。
決算意見の提出については、9月30日の午後5時までに各委員より文書で委員長に提出してください。10月6日は午前10時から委員会を開催し、本決算に対する討論、表決及び意見の集約を行いますので、ご参集願います。
以上で本日の委員会は……。
◆谷沢 委員 これからの段取りなんですけれども、その順番はわかりました。それで、今の説明ですと、先に認定をして、その後に意見をつけるということですね。
◎守屋 議会事務局主幹 おっしゃるとおりです。最初に討論、表決をやりまして、その後、意見調整という形になると思います。
◆谷沢 委員 それは確認しました。その意見をつけるときに、前年度は私も決算特別委員会をやったんですが、とにかく委員さんから上がってきたものをだーっと並べた形で、それを賛成、反対かどうか、意見として取り上げるかどうか、こういう形でやったんです。その上がってきた意見は交通整理はされていないわ、文章が、これはどういう意味なのかわからないままにたったっと意見として取り上げるのかどうかということでやっていたんですよ。こういうやり方はいいのかなと思いまして、1つは、項目の交通整理をしなきゃいけないことと、それから文章を整理をしないと、その場で読んでも意味がわからないものもありますし、そこのところはどういう段取りでやられるつもりなんでしょうか。
◎守屋 議会事務局主幹 昨年度も同じことがここでも休憩の中でやられたと思います。基本的には、今おっしゃったとおり、それぞれの大体100項目近い項目が羅列されますので、それを1つ1つ委員さんの中で調整していただいて、おっしゃる、もし表現とかについてのこう直したほうがいいとかああしたほうがいいという意見があれば、その場で言っていただいて、最終的には昨年度と同じように、今の決算特別委員会では表決で賛成多数なのか、全員可決なのか、あるいは少数否決なのかという形で今は進めております。
◆谷沢 委員 ちょっと休憩してくれる……。
○委員長 休憩します。
午後4時31分 休憩
―――◇―――◇―――
午後4時40分 再開
○委員長 再開いたします。
以上で本日の委員会は閉会いたします。
午後4時41分 散会...