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平成19年決算特別委員会(9月)-09月27日-07号

  • "公共基準点測量業務委託"(/)
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  1. 町田市議会 2007-09-27
    平成19年決算特別委員会(9月)-09月27日-07号


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    平成19年決算特別委員会(9月)-09月27日-07号平成19年決算特別委員会(9月) 決算特別委員会記録 1.日 時  平成19年(2007年)9月27日(木)午前10時 1.場   所  第1委員会室 1.出 席 者  委員長 佐藤伸一郎 副委員長 吉村こずえ          委 員  戸塚正人  おく栄一  いわせ和子               三遊亭らん丈  熊沢あやり  谷沢和夫               川畑一隆  殿村健一 1.出席説明員  収入役          建設部長 建設部参事 都市計画部長 区画整理担当部長          都市計画部参事 水道部長 下水道部長 下水道部次長          その他担当管理職職員 1.出席議会   事務局長  見波 裕  次   長  八木友則   事務局職員  課長補佐  守屋昌次郎 議事担当主査 古谷健司
             議 事 係 新井亮介  担   当  矢澤秀毅          速 記 士 辻井信二(澤速記事務所) 1.事   件  別紙のとおり              午前10時3分 開議 ○委員長 ただいまから決算特別委員会を開会いたします。  認定第1号 平成18年度(2006年度)町田市一般会計・各特別会計決算認定についてを議題といたします。  都市環境常任委員会所管分の審査を行います。 △建設部所管部分 ○委員長 一般会計のうち、建設部所管分を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎建設部長 それでは、平成18年度、2006年度決算の建設部所管分のうち、主なものにつきましてご説明申し上げます。  初めに、歳入でございます。  決算書37、38ページをお開きください。  一番下の目5、土木使用料でございます。  39、40ページをお開きください。  一番上の道路占用料につきましては、東京電力、NTT、東京ガス等の電柱、架空線、地中埋設物等の占用料でございます。  次に、その下、水路占用料でございます。通路用の橋梁、排水施設、ガス管、電線、架空線など、水路占用に伴う歳入でございます。  収入未済額につきましては3件ですが、郵送あるいは面談により催促いたしましたが、納付されなかったものでございます。  続きまして、市営住宅使用料につきましては、森野、木曽、金森、本町田、忠生、真光寺の合計6市営住宅514戸分の使用料でございます。  収入未済額につきましては、現年度分と過年度分がございまして、現年度分の滞納者が30名、過年度分が9名でございます。不納欠損額につきましては、対象が1世帯で、履行期限から5年が経過したものを処置したものでございます。  続きまして、7の特定公共賃貸住宅使用料につきましては、金森と忠生市営住宅にありますシルバーピア住宅居住者のための生活協力員用の住宅5戸分の使用料でございます。  続きまして、43、44ページをお開きください。  一番下の目4、土木手数料の土木管理手数料のうち、道路管理課分につきましては、屋外広告物許可手数料でございます。道路用地課分につきましては、境界図等の証明手数料と境界図写等の交付手数料でございます。  次に、45、46ページをお開きください。  7の放置自転車等移送料につきましては、自転車5,181台、バイク726台、合計5,907台分の移送料でございます。  続きまして、49、50ページをお開きください。  目4、土木費国庫補助金の都市計画費補助の道路整備課分につきましては、都市計画道路整備費として3・4・33号線、これは中町でございます。南町田駅北口広場、相原駅西口広場、それと交通連携推進街路事業として南町田駅北口広場と相原駅西口広場の国庫補助金でございます。  次に、住宅費補助につきましては、木造住宅耐震診断助成に要した費用、分譲マンション建てかえ事業の補助に要した費用、それと住宅改修助成と分譲マンション管理セミナー実施に要した費用に対する補助金でございます。  続きまして、65、66ページをお開きください。  目7、土木費都補助金でございます。道路橋梁費補助のうち、建設総務課分につきましては、鶴見川河川改修に伴う鶴見橋かけかえ工事補助金で、市負担分本体工事費の2分の1の補助率でございます。道路整備課分につきましては、忠生630号、これは下小山田町になりますけれども、それと忠生441号線(その2)、これは常盤交差点北でございます。町田278号線、これは本町田千代ケ丘住宅の工事費と堺853号線の相原取りつけ道、それと町田429号線、滝の沢の工事測量設計費、町田18号線の――これは原町田7・5・2号線でございますけれども――用地補償費の補助金で、それぞれ2分の1の補助率でございます。  関連いたしまして、左の収入未済額4,617万1,000円につきましては、忠生630号線築造事業に伴い、オオタカの営巣地調査、確認をすることとなったため、工事を中断した結果、年度内完了が困難になった分、収入未済額1,827万1,000円と、都市計画道路7・5・2号線事業関連における物件移転――これは墓地移転でございます――において年度内移転が困難であることから、物件補償の補助分2,790万円でございます。  次の道路補修課分につきましては、南173号線、これは高ケ坂でございます。南1,806号線、高ケ坂、成瀬の道路舗装改良工事と鶴川814号線、これは三輪町でございます。それから南558号線、これは原町田でございます。鶴川791号線、これは金井町でございます。ほか1路線の道路補修工事で、補助率は10分の3でございます。  次の2の都市計画費補助の道路整備課分につきましては、3・4・33号線中町、相原駅西口広場、南町田駅北口広場の国庫補助に対する都費負担分でございます。  次の3、住宅費補助につきましては、家賃対策補助の都負担分としまして、本町田、忠生、真光寺の各市営住宅で、対象戸数といたしましては273戸でございます。  次の4、国土調査法事務費補助につきましては、道路台帳事務、都市再生地籍調査事業としまして4分の3の補助率で補助をいただくものでございます。  続きまして、71、72ページをお開きください。  一番下の土木費委託金の1、屋外広告物事務委託金、こちらにつきましては屋外広告物の都からの事務委託金でございます。  73、74ページをお願いいたします。  上から2番目、4の都営住宅事務委託金につきましては、都営住宅、都民住宅に対する応募の関係の事務委託金でございます。  次に、一番下の不動産売払収入の土地売払収入の道路整備課分につきましては、都市計画道路3・4・33号線中町ほか全部で4カ所の代替地の売り払いの代金でございます。  続きまして、75、76ページをお開きください。  中段の指定寄附金のうち、道路管理課分につきましては、放置自動車処分費用に対しての路上放置車処理協会からの寄附金でございます。  続きまして、79、80ページをお開きください。  一番下の土木費受託事業収入道路復旧監督事務受託収入につきましては、東京電力、東京ガス、管工事組合等からの監督事務委託料でございます。  続きまして、81、82ページをお開きください。  一番上の3、道路整備事業受託収入につきましては、都市計画道路3・3・7号線――これは原町田でございますけれども――の事業地購入費、物件補償等の東京都からの受託収入でございます。  関連いたしまして、収入未済額9,837万9,000円につきましては、都市計画道路3・3・7号線事業関連における地権者3件の物件移転の年度内移転が完了していないため、繰り越しをした物件補償の繰越分6,666万4,000円と、同じく3・3・7号線事業関連による寺本堂等の移転が完了していないため、事故繰り越しをした物件補償費の事故繰り越し分3,171万5,000円でございます。  次に、一番下の7、雑入でございます。  次のページをお開きください。  2の光熱水費使用料の道路管理課分につきましては、ペデストリアンデッキ等の電気料の負担金でございます。道路補修課分につきましては、資源協同組合が使用した電気料、水道料などの負担金でございます。  続きまして、89、90ページをお開きください。  103の道路補修課の施設管理負担金につきましては、資源協同組合からの警備、清掃料の施設管理負担金でございます。  次の91、92ページをお開きください。  130、道路補修課分のペデストリアン3号デッキ整備事業負担金につきましては、東急百貨店からの工事負担金でございます。  続きまして、下段の市債でございます。  93、94ページをお開きください。  一番上の1、道路整備事業債につきましては、忠生630号線、これは下小山田町です。忠生441号線、常盤交差点北の工事と堺853号線、相原駅取りつけ道路の用地が対象でございます。  次の都市計画事業債の道路整備課分につきましては、3・4・33号線、相原駅西口広場、南町田駅北口広場と7・5・2号線のまちづくり交付金が対象でございます。  続きまして、歳出でございます。  187、188ページをお開きください。  8、土木費、目1の土木総務費でございます。  備考欄2の道路管理費のサイン表示整備事業ですが、これは、標識設置工事、地点名としての6地点の信号機に地点名標識を18枚、それと道路愛称名標識設置工事として3路線に標識9本を設置いたしました。  次に、中段、道路付帯設備管理事務につきましては、町田駅南口、成瀬駅南口、相原駅3号デッキ、町田バスセンターのエレベーター、エスカレーターの操作、警備、メンテナンス、清掃の委託料が主なものでございます。  次に、3、用地管理費の道路等境界管理事務につきましては、市が築造した道路で境界図、管理台帳が整っていない路線の調査、測量、境界図、道路台帳の作成及び境界復元作業を行ったものです。町田138号線、高ケ坂、町田六小前、それから鶴川814号線、三輪町の鶴川女子短大前の調査、測量委託を実施しております。それと境界復元等の測量業務委託につきましては単価契約にて28件を実施しております。  その下、道路台帳事務につきましては、都市再生地籍調査事業公共物管理平面図作成業務委託公共基準点管理点検業務委託、それと公共基準点測量業務委託でございます。  一番下、境界確定整備事業につきましては、町田437号線、境川クリーンセンター付近でございます。道路境界確定測量業務委託でございます。  次に、189、190ページをお開きください。  一番下の備考欄3、私道等整備費の私道等整備事業につきましては、補助率80%で、7カ所、延長100メートル、側溝、路面舗装、グレーチング設置がえ、集水升設置等の費用の補助を行っております。  続きまして、191、192ページをお開きください。  私道移管事業につきましては、補助率100%で、16件、1,060メートルを実施しております。  次の同じく私道移管事業の実施計画分につきましては、2006、2007年度に行っております金井一丁目地内の日の出ケ丘町会の1,115メートルの私道移管に要する図書作成費の補助でございます。  次に、狭あい道路整備費の狭あい道路拡幅事業につきましては、狭隘道路拡幅整備測量及び嘱託登記等業務委託を114件、拡幅整備工事32件、拡幅整備助成金15件、隅切り奨励金9件を実施しております。  次に、中心市街地整備補助事業につきましては、原町田二、六丁目で計2件の補助事業を行っております。  続きまして、一番下の備考欄2、道路維持費の道路維持事業でございます。修繕料につきましては1億5,300万円ほどになりますが、全体で223件の応急修繕を単価契約で行っております。工事請負費につきましては1億5,700万円ほどになりますが、路面補修及び側溝ふたかけ工事につきましては単価契約であり、39件、市内5地区8路線の道路補修工事を行っております。  次のペデストリアンデッキ維持事業につきましては、小田急高架下デッキ手すり設置、橋面舗装等の補修工事とターミナルデッキ天井パネル補修工事でございます。  続きまして、3の道路補修費の道路等清掃事業の一番上の駅前清掃業務委託につきましては、町田駅前歩道橋、原町田自由通路、成瀬駅前、鶴川駅前、多摩境駅前、つくし野駅前、すずかけ台駅前の清掃を毎週月曜日から土曜日に行うものでございます。  町田駅前総合清掃業務委託につきましては、バスアイランド、ペデストリアンデッキの日常清掃、天井清掃、洗剤によるブラッシングを行っております。また、町田駅前路面清掃といたしまして、三塚交差点から市民ホール前までを機械による清掃等を行うものでございます。  路面清掃業務委託につきましては、市内69路線、135.5キロメートルを年6回スイーパーによる機械清掃を行うものでございます。  側溝清掃業務委託につきましては、側溝清掃で延長6,247メートル、升清掃684カ所を実施いたしました。  道路用地・代替地等草刈委託つきましては、年2回、市内11カ所、総面積2万7,476平米を実施いたしました。  産業廃棄物処理業務委託につきましては、町田駅前路面清掃、道路清掃業務、側溝清掃に伴う汚泥ごみ229トン及び混合ごみ77トンでございます。  道路清掃業務委託につきましては、単価契約による応急対応の清掃委託で、延べ32回の指示により260カ所を実施いたしました。  次に、道路維持補修事業につきましては、直営で行う補修用材料購入費が主なものでございます。  次の町田駅前公衆トイレ管理事業につきましては、公衆トイレの機械警備、清掃、シャッター開閉等の業務委託でございます。清掃委託につきましては日常清掃を毎日3回実施しております。シャッターの開閉につきましては、朝6時半から夜11時までということで実施をしております。  続きまして、193、194ページをお開きください。  一番上の備考欄1、道路新設改良費の準幹線道路新設改良事業につきましては、初めに、工事請負費の主なものですが、忠生441号線道路改良工事その2、これは常盤交差点北でございます。これにつきましては東京都施行の交差点すいすいプラン事業に伴う市道改良整備でございます。  忠生630号線、下小山田町山中でございますけれども、道路築造事業前払金につきましては、本体工事前の排水処理や盛り土工事でございます。  続きまして、生活道路新設改良事業につきましては、町田278号線、本町田千代ケ丘住宅ほか15路線で17件の工事を実施したものでございます。  続きまして、私道移管道路等改良事業につきましては、鶴川1,679号線、これは小野路町の下堤台住宅でございます。延長53.7メートルを実施したものでございます。  次に、幹線道路渋滞緩和事業につきましては、町田78、437号線、これは森野交差点でございます。その道路調査測量を実施したものでございます。  次に、歩道整備事業につきましては、すずかけ台駅前に階段の設置を鉄道事業者である東急電鉄にお願いし、その負担金1,820万7,000円でございます。  次に、道路新設改良等共通事務につきましては、道路調査確定台帳測量委託、道路設計委託等の合計32件を実施したものでございます。  次に、道路環境整備事業の道路資産管理基本計画策定業務委託につきましては、道路の舗装や橋梁等の道路施設の適切な維持管理を行うための道路資産管理基本計画を策定したものでございます。  案内板(サイン)実施計画策定業務委託につきましては、2005年度に策定した町田市サインマニュアルに基づき町田駅周辺の設置計画を策定したものでございます。  南町田駅周辺地区整備計画事業化基礎調査につきましては、2005年度から2006年度の債務負担行為事業として東急電鉄と南町田駅前周辺地区の基盤整備の検討を行い、基本計画案を策定したものでございます。  次のペデストリアンデッキ整備事業につきましては、ペデストリアン3号デッキ――これは原町田でございます――の上屋を設置したもので、2005、2006年度の債務負担事業として実施した工事監理委託、それと耐震設計業務委託でございます。  続きまして、2の舗装道改良費につきましては、委託料と工事費がありまして、まず委託料につきましては町田市内道路路面形状調査業務委託で、路面形状調査24.6キロメートル、舗装たわみ量調査、分析、106点を実施いたしました。工事費につきましては、南173号線高ケ坂、南173、1,806号線、高ケ坂、成瀬の2路線、延長845.9メートルを実施したものでございます。
     続きまして、流用でございます。目4の橋梁費の工事請負費への865万5,350円につきましては、次のページの町田市教育センター前歩道橋撤去工事への流用でございます。  次の負担金補助及び交付金への957万2,000円につきましては、すずかけ台駅の階段設置工事において、当初計画の階段位置に変更が生じ、地下埋設物移設復旧及び植栽の費用の増額のため、公有財産購入費から流用したものでございます。  次に、節15、工事請負費の繰越明許費の内容ですが、忠生630号線の近傍においてオオタカの営巣地がある可能性があったため、調査、確認をすることとなり、工事の一時中断を余儀なくされたため、4,630万円を繰越明許としております。  次に、同じく節17、公有財産購入費の5,823万8,102円の不用額の主なものにつきましては、忠生630号線の用地購入に伴い、当初建設部において都市再生機構から購入を予定しておりましたが、北部丘陵整備課で一括購入されたため、4,312万円の不用額が生じたものでございます。  それからもう1点は、堺853号線――これは相原駅の街路の取りつけ道路でございますけれども――で用地交渉が難航したため、1,792万円の不用額が生じたものでございます  続きまして、195、196ページをお開きください。  一番上の橋梁維持事業の鶴川地区橋梁点検業務委託につきましては、57橋の橋梁点検を実施いたしました。  町田市教育センター前歩道橋撤去工事につきましては、1968年に設置されたもので、老朽化が進み、腐食が激しく、市民からの苦情があり、早期に対応するため、道路新設改良費の工事請負費から865万5,350円を流用し、実施したものでございます。  次の橋梁新設改良費につきましては、東京都が施行している鶴見川河川改修に伴う橋梁かけかえと新設に対する負担金でございます。このうち、郷見橋につきましては、東京都が土地所有者と工事車両の通行協議のため、一時工事を中断し、工期を延伸したことにより100万円の繰越明許としております。  次の街路灯維持管理費の街路灯維持事業につきましては、町田市内の街路灯管理灯数2万6,871灯の維持管理の電気料でございます。  街路灯調査研究委託につきましては、不明灯593灯の調査と省エネ街路灯の研究委託でございます。また、街路灯電気料金補助金につきましては、自治会あるいは町内会に街路灯の電気料の補助をするもので、現在39団体に補助をいたしております。  続きまして、街路灯新設費の街路灯整備事業につきましては、蛍光灯20ワット、32ワット、57ワット、水銀灯250ワット、300ワットの合計292灯を実施いたしました。そのうち、サイクリング道路分につきましては5灯を設置いたしました。  その下、流用につきましては、先ほど街路灯調査研究委託において、当初不明灯500灯の調査を見込んでいましたが、593灯に増加したことにより51万707円を流用したものでございます。  続きまして、その下、備考欄1、交通安全対策費の3番目の交通安全教育事業につきましては、町田市内の小学校を中心に自転車運転教室を46回、ドライビングスクールにおいて体験型交通安全講習会を9回実施しました。  次の交通事故防止事業につきましては、交通事故多発箇所改良工事11カ所、道路反射鏡設置工事59基、安全施設設置工事2カ所を実施したものでございます。  次の一番下、交通事故防止事業、道路補修課分につきましては、道路反射鏡保守点検清掃委託といたしまして680基、修繕として67基を実施いたしました。それと区画線設置工事といたしまして、設置、消去で6万854メートルを実施いたしました。  197、198ページをお開きください。  2の自転車対策費、放置自転車対策事業につきましては、放置自転車対策といたしまして、町田駅ほか7駅の周辺、延べ1万987人の自転車指導員を配置し、放置自転車等の指導、誘導を行ったものでございます。それから、自転車等の保管場所として忠生区画整理地内に収容台数2,100台の自転車等保管場所を設置いたしました。  次の民営自転車等駐車場助成事業につきましては、駅周辺の放置自転車対策の一環として、森野一丁目に民営自転車駐車場を整備した事業者に対し設置費を助成したものでございます。  次の自転車駐車場整備事業につきましては、鶴川駅西側自転車駐車場建設に際し、施設の建設と管理運営を行う団体を公募し、財団法人自転車駐車場整備センターが選定されましたが、この自転車駐車場建設費、収容台数、自転車1,000台、原付バイク200台の一部を負担金として支払ったものでございます。  不用額1,500万円につきましては、市の整備負担金を上限1億2,000万円で公募しましたが、選定された業者の事業計画における市負担金が1億500万円としていたため、不用額が生じたものでございます。  次の3、違法駐車対策事業につきましては、町田駅周辺違法駐車等防止重点地区において違法駐車に対する指導、啓発を実施したものであります。1日10ポイント、午前10時から午後6時の8時間、253日実施したものでございます。  続きまして、201、202ページをお開きください。  目4、街路事業費の備考欄1、都市計画道路築造事業費の都市計画道路3・4・33号線中町築造事業につきましては、公有財産購入費として4件、302.58平方メートルの用地買収と補償・補填及び賠償金につきましては3件の補償費でございます。  次に、都市計画道路7・5・2号線築造事業につきましては、公有財産購入費として4件、446.03平方メートルの用地買収と補償・補填及び賠償金につきましては5件の補償費でございます。  次に、南町田駅北口広場築造事業につきましては、公有財産購入費として、土地開発公社からの買い戻し1件、物件補償を含めた61.23平方メートルの用地買収を行ったものでございます。補償・補填及び賠償金につきましては12件の補償費でございます。  次に、一番下の相原駅西口広場築造事業でございますけれども、まず、節区分15の工事請負費の不用額のうち、3,664万6,659円につきましては、本事業において用地交渉不調により工事が未執行になったことによるものでございます。  次に、203、204ページをお開きください。  公有財産購入費として土地開発公社から買い戻しの6件分、1,022.16平方メートルの用地取得を行ったものです。  補償・補填及び賠償金につきましては物件3件の補償費でございます。  続きまして、2のみちづくり・まちづくりパートナー事業費、都市計画道路3・3・7号線築造事業の道路整備課分でございますが、公有財産購入費として2件、778.64平方メートルの用地買収を行ったものでございます。  補償・補填及び賠償金につきましては4件の補償費でございます。  次に、流用の関係でございますけれども、1点目の手数料への92万2,380円の流用につきましては、都市計画道路3・4・33号線事業の収用関連に伴い、収用委員会への鑑定評価手数料並びに供託に必要な小切手発行手数料の支払いのための流用でございます。  2と3点目の公有財産購入費への流用につきましては、国庫補助の完全消化を目的に他の事業分も含めた相原駅駅前広場事業に国庫補助を充てるため、土地開発公社先行取得分の買い戻し等の公有財産購入費に流用したものでございます。  4点目の補償・補填及び賠償金の流用につきましては、東京都からの受託事業であります3・3・7号線と一体的に進めている7・5・2号線の築造事業において、両事業の同一地権者と年度内に契約する必要が生じたため流用したものでございます。  続きまして、繰越明許費2件でございます。先ほどの都市計画道路7・5・2号線の築造事業とみちづくり・まちづくりパートナー事業の都市計画道路3・3・7号線築造事業における墓地移転補償で、墓石数や土葬の墓地が多数あり、改葬に時間を要したため、年度内の移転完了が見込まれないことにより繰越明許としております。  事故繰り越しにつきましては、3・3・7号線築造事業において、2006年3月に地権者と契約締結をした物件移転補償について、補償金の一部、残金を2006年度に繰り越しをいたしましたが、物件が大規模かつ特殊な建物であることから年度内の移転完了が困難となり、工期を延伸し、1億37万円を事故繰り越しとしたものでございます。  続きまして、207、208ページをお開きください。  備考欄、下の段の2の住宅維持管理費の市営住宅等管理事業につきましては、修繕料として給湯器、ふろがま、空き室改修、給排水設備等の修繕107件を行ったものでございます。  需用費の不用額のうち、171万1,088円につきましては、緊急性があるため、修繕料を補正減せずに残したものでございます。  委託料につきましては、市内市営住宅の給湯設備保守点検業務委託のほか9件の業務委託を行ったものでございます。  次に、一番下の分譲マンション相談事業につきましては、報償費として分譲マンション管理セミナー講師へのアドバイザー謝礼の支払いでございます。4回実施をしてございます。  次に、3の住宅改良費、住宅改良資金貸付事業につきましては、2003年度で終了しておりますが、利子補給がまだ残っておりますので、その分の事業でございます。件数は21件ほど実施しております。  最後に、住宅改良資金助成事業でございます。優良建築物等整備事業補助金につきましては、町田市優良建築物等整備事業補助金交付要綱に基づき、東京都が住宅マスタープランで定める住宅供給地区の区域内の分譲マンションの建てかえ事業に対する補助を行ったものでございます。補助率は3分の2で、山崎団地旧公団1街区建てかえ事業――これは2年目になりますけれども――に補助したものでございます。それから、木造住宅耐震診断助成といたしまして41件、住宅改良助成といたしまして木造住宅耐震改修助成で19件、耐久性向上改修工事助成で6件を実施しております。  以上、建設部所管でございます。  よろしくお願い申し上げます。  続きまして、差しかえ分の説明をお願いいたします。お手元の方に資料をお配りしてございます。6枚ほどございます。  まず1点目は、件名が補助金交付状況の52ページになります。そのうち予算額でございますけれども、6,267万1,000円と表示したものを6,267万3,000円というふうにご訂正願いたいと存じます。  続きまして、件名(8)市が借用(使用賃借を含む。6か月以上継続しているもの)している各々の土地、建物の状況でございます。これが77ページでございます。4段目の昇降機設置用地の関係でございますけれども、契約相手が株式会社丸井と表示されていましたものを株式会社東急百貨店ほか37名というふうにご訂正願いたいと存じます。  続きまして、件名(13)の委託契約のうち、コンサルタント業務としている契約(2004年度~2006年度)の103ページでございます。事業名のところでございます。町田市道路資産基本計画策定業務委託を道路資産管理基本計画策定業務委託というふうにお直しいただきたいと存じます。  それからその下、町田市サイン基本計画策定業務委託のところを案内板(サイン)実施計画策定業務委託にお直しいただきたいと存じます。  続きまして、件名(17)消耗品の詳細な明細のうちの361ページでございます。2004年度の中段、工具等のところの2万5,064円の表示を2万5,065円ということで1円間違っておりましたので、差しかえをお願いしたいと存じます。  続きまして、同じく消耗品の関係で371ページでございます。上から4行目の選定鋸というふうにございますけれども、選定の選という字が間違ってございました。ご訂正をお願いいたします。  続きまして、同じく件名(17)の436ページでございます。上から9段目、封筒1,000枚というふうに表示してございましたけれども、これは1万枚の間違いでございます。ご訂正願いたいと存じます。  以上、建設部の差しかえ分でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 まず、住宅課の不納欠損の件でいただいた決算参考資料の中の件名(1)不納欠損の状況の中の、ページでいうと83ページになるのかな。93万1,000円不納欠損が出ているんですけれども、住宅課の使用料の場合はどの条項、民法なのか、地方自治法なのか、どっちの関係で不納欠損になるのかというのと、1件、現在拘留中と書いてあるんですが、拘留中になると時効というのはそのままとまっているんじゃないかな、時効にならないんじゃないかなという感覚でいるんですけれども、それでも5年経過したから不納欠損というのは、またこの状態の場合、ちょっと特殊だから、ここで不納欠損にするのはちょっとというふうに思うんですけれども、どうなんでしょうか。 ◎住宅課長 ただいまの不納欠損の件でございますが、確かに説明では拘留中でということでありますが、5年というのは地方自治法の第236条第1項と民法の第169条を適用させていただきました。  それから、拘留中でそれがとまるかどうかということでございますが、現実的に拘留前から滞納が続きまして、再三督促を行ってきたわけですが、現実的に連帯保証人につきましても交渉はしましたが、払える状況でないということがはっきりしましたので、それでこういう処置をとらせていただきました。 ◆熊沢 委員 いろいろな課とか部で不納欠損が出ているんですけれども、ここのところ何度もお聞きしているせいか、結構皆さん法令にのっとって、本来の時効になるべきものとそうじゃないものというのをしっかりと調べてしっかりとやられていると思うんですね。  地方自治法の時効の件と民法の時効だと、民法の時効というのはほとんど時効にならない。時効の援用がほとんどないような状況で、地方自治法の場合は逆に請求書を出しているから時効になってしまうという、その2つがあるので、両方をというのはちょっと今お聞きした中ではわからないな。だから、どっちを選んでるんですかという中で、民法の場合は拘留中だと確実に時効にならないし、5年では時効にはならない。  地方自治法の場合はちょっと私もそこまで、不勉強で申しわけないんだけれども、海外にいなくなっている時効になると時効はとまりますから、そうすると、拘留中もとまるのではないかな。そこでもう拘留されてしまったから、再三お願いしたけれども、不納欠損にしましたと。早く不納欠損にするべきなのか、収入未済をずっと長く残しておくというのも問題なのかもしれないけれども、回収できる、生活が大変なのに市営住宅の中で暮らしながら一生懸命しっかりと払っている方々がいる中でこういう形で不納欠損に上がってくるというのは、私としては、どういう問題なのか、もうちょっとしっかりとやってほしいなというふうに思いますので、先ほど民法だか地方自治法だかと両方出てきたのも私は理解ができないところがありますので、しっかりとしてもらえればと思います。 ◎住宅課長 委員さんのおっしゃることはよくわかりますので、私どもも最大努力はしてきたつもりでおりますが、今後はほかの物件に関しましてもよく注意して粘り強い滞納整理をしていきたいと思っています。 ◎建設部長 委員の方のご指摘、私どもの方としても努力しなければいけないというふうに思っています。  担当者の方では、その拘留の場所まで出向いてご本人と面会したり、そういう努力までしております。そういうことで今後も粘り強く不納欠損の出ないような方向で努力をしたいというふうに思います。 ◆熊沢 委員 皆さんが努力されてお願いに行っているのはわかるんですけれども、ただ、不納欠損にする手続上の法令的な問題でもう1度考え直した、法令にのっとって正しくやっていただいているとは思うんだけれども、やはりもう1度確認をしてもらえればと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎建設部長 確認作業につきましてはきっちりさせていただきます。 ◆熊沢 委員 次に、決算書の198ページの民営自転車等駐車場助成金なんですが、大体場所もどこかはわかってはいるんですけれども、多分去年、2006年で初めてのこと、新しくできたビルのところだと思うので、この金額を毎年支払っていくつもりなのか。  あと、ここ1カ所しか今町田の駅前等で民営自転車に当てはまるところというのはないんですか。これから先できる可能性というのもないんですか。 ◎交通安全課長 今の金額は去年1回だけの金額でございます。これは設置に関するそのときの設置費ということで最高1,000万円までということで必要額の半額補助ということでやっております。それ以降は管理費ということで固定資産税相当額を5年間支払うということになっております。 ◎建設部長 今後の駐輪場の設置の可能性ですけれども、私どもの方としては、駐輪施設そのものというのはやっぱり駅に本当に近接している場所でないとなかなかとめていただけないというような事情もございまして、現在の中では確保についてはなかなか難しいのかなというふうに思っています。しかしながら、あるものについては今後もその都度努力していきたいというふうに思います。 ◆熊沢 委員 5年間だけ固定資産税分免除ということで、それ以降はないということなのかなと思ったのと、もう1点、実を言うと、あそこのすぐそばで個人で駐輪場を古くからでやられている方もいらっしゃると思うんですね。そういう方に対してはこういう、民営、会社でやっていないからなのかもしれないんですけれども、しっかりと管理をされてやられているはずなんですけれども、すぐそばでやられていると思うんですけれども、そういうところには固定資産税何年か分の免除、補助とかということは今まではやってこられていなかったと思うんですけれども、その会社と個人の違いというのは何かあるんですか。 ◎交通安全課長 うちの方の要綱ができてから助成金をやっているんですけれども、現実に相談に来る件数はあります。ただ、今、委員さんおっしゃったように、古くからやっているところにはまだこれができていなかったことで、できてからの対象ということではこれが初めてのケースでございます。 ◆熊沢 委員 新しく設置するんじゃなくても、前からあったものに対して、建設費は無理だろうけれども、管理費として固定資産税、都市計画税分ぐらい補助をしていくということは可能になるということなんですか。 ◎交通安全課長 新設したそのものに対してその以後の管理費を5年間補助ということですので、既にあったところに対する管理費補助というのは考えておりません。 ◆熊沢 委員 駅前の雰囲気を見ると、これから新しく駐輪場をつくるというのはなかなか難しいことだと思うんですね。結構駅の目の前で駐輪場を個人でやられている方というのは町田の駅前だけでなくてもあると思うんです。新しくできたあのビルと本当にはす向かいでやられている方もいらっしゃるので、何か対策を考えてもらえると、やられている方のためにも、せっかくやってくださっている、自分のところの分を削ってやってくださっているという部分もあると思いますので、ぜひ補助のあり方をもう1度見直してもらえればと思いますので、これは要望とさせていただきます。  次に、玉川学園前駅前の駐輪、放置自転車の報告が施策の成果の178ページに、玉川学園前駅の配置人数が7人で、延べ人数1,742人で、人数10人と、乗降者数で比べれば、町田駅は別としまして、玉川学園前駅は結構鶴川駅に次ぐぐらいの放置駐輪に対しての取り締まりをされているんですけれども、去年までは玉川学園前駅前の駐輪場の利用状況はしっかり出ていたんだけれども、ことしはいただいた資料の中に利用率が出なくなってしまって、去年までは出たのに何で出ていないのかなというのもあるんですが、玉川学園の駐輪場は逆に利用率がすごい低い部分というのがあって、離れている可能性はあるんですけれども、そんなに離れていないと思うけれども、そこに駐輪場があって、そこはがらがらなのに、これだけ放置駐輪自転車に対しての対策をしなければならないという、つくっているのにしなきゃならないということはどういうことなのかな。 ◎交通安全課長 利用率につきましては180ページの方に載せてございます。次のページでございます。  それで、今のお話ですけれども、この玉川学園につきましては確かに利用率が低くて、定期利用が17.3%、一時利用は46%ということで低率でございます。これは夜10時まできり使えないという住宅地のいわゆる町内会との約束がありまして、時間延長は一切認めないということで、私どもが町内会を相手に再三申し入れは行っておりますけれども、地域住民が閑静な住宅地のところで出入り口が住宅側に向いているということで、町内会としても了解できないということで現在に至っております。  ただ、指導員を配置しておりますので、指導員の方には口頭指導をもって駐輪場を利用するようには指導はしているんですけれども、現実的にはそれが功を奏さないというのが現状でございます。 ◆熊沢 委員 施策の成果の180ページに資料があるのはわかっているんですよ。そうじゃなくて、3年経過か何かで今利用率の資料をいただいている中で、年度経過を見たいから資料提出をお願いしていて、去年まではあったのにことしがないから何でかなと思って、参考資料の方は収容台数しか書いていないんですよ。私が確認したところによると収容台数しか書いていなかった。  玉川学園二丁目の自転車駐車場というのは、住宅街の中といっても、そんなに中でも、町内会との連携もあるかもしれないけれども、中というほど中でもないですし、駅前、踏切のわきのところだったんじゃなかったかな。踏切の上のところで、ただ、これだけ迷惑、住民のために、放置自転車のために人が動員されているんですからという形でもっと町内会・自治会の方々と話し合われて、また、反対側の玉川学園の池側の駐輪場に関して、あそこにも今駐輪場がなくて、その分の放置自転車も出ていると思うんですね。あそこは学校の敷地だから放置駐輪がなかなかないというのも現状ではあるとは思うんですけれども、やはりそういう対策をしっかりととって、駐輪場もあって、人もいっぱい放置自転車の管理につけなきゃいけないというような状況も少し問題があるのかなと思いますので、しっかりと対策を練っていただければと思います。 ◎建設部長 玉川学園につきましては、両側を山に囲まれていまして、駅が一番谷の底にあるというような立地条件の関係もございます。少し山側の方に上がってしまうと、ほとんど駐輪してもらえないというような立地条件の中でなかなか場所が確保できないというのが現状でございます。しかしながら、委員ご指摘のように違法駐輪が多いという場所でございますので、極力確保できるような努力はしなきゃいけないんだろうというふうに思っています。 ◆熊沢 委員 放置自転車の監視の方々とのトラブルも結構耳にしますので、十分注意してもらえればと思います。  次に、いただいた資料別冊綴りの中の市が借用している土地、建物の状況のちょっと数字がわからなかったので数字の確認をさせてもらいたいんですが、96ページ、道路用地課の15枚中15枚目のものの旭町一丁目30番5号の道路用地、これはどういうことかなと。多分何かの間違いかなと思うんですが。1(257円)になっているんです。 ◎道路用地課長 96ページの旭町一丁目の方のものですか。 ◆熊沢 委員 農林水産省のものです。これはどういう意味なのかな。ほかのところは無償とか何千円の円なんだけれども、これは1,257円ということなのか。 ◎道路用地課長 済みません、これにつきましては早速調べさせていただきますので。申しわけございません。 ◆熊沢 委員 あと、建設部ということで道路の件でいろいろとあると思うんですが、ちょっとほかの課でも聞いているのでお聞きしたいと思うんですが、MOを使っている課があると思います。そこに何台MOを持っていて、どういう使い方をしているのか。あとメモリー媒体を、SDメモリーかメモリースティックか、USBを持っているならば、それをどのぐらい持っていて、どういうふうな管理をしているのかということをお答えください。  建設部ということでデジタルカメラの数が多いのは仕方がないのかなと思うんですけれども、できればデジタルカメラの台数だけでいいです。何に使っているかはいいので、台数だけ教えてもらいたいと思います。  あと、消耗品を一番多く発注した日、伝票を起こした、起票した月を、金額が一番大きい月を教えてもらえばと思いますので、よろしくお願いします。 ◎建設部長 MOなんですけれども、これの取り扱いにつきましては東京都から今積算するための資料をいただいております。これが今はメールで送ってくるんですけれども、以前はMOでないと処理をしてもらえなかったというような状況がございましてMOを使っていたということです。  あとは細かい台数とか何かにつきましては各課長の方からご報告いたします。 ◎建設部参事 建設総務課ですけれども、デジタルカメラにつきましては2台あります。それから、消耗品の一番多い月ということなんですけれども、例えば2006年度の場合には8月です。それから2番目が3月、3番目が1月というふうな順になっております。 ◎道路管理課長 デジタルカメラの台数でございます。台数については4台でございます。あと消耗品の一番多い月ということで、2006年度については3月が執行率が一番多くなってございます。 ◎道路用地課長 一番多い月につきましては、2006年度でございますけれども、12月でございます。2番目に多い月が10月でございます。それからデジタルカメラにつきましては3台保有してございます。 ◎道路整備課長 デジタルカメラの台数につきましては3台でございます。それと消耗品の一番多い月、これは2006年度ですが、3月になっております。 ◎道路補修課長 道路補修課ではデジタルカメラは6台持っております。消耗品につきましては、2006年度については5月が一番多く買ってございます。 ◎住宅課長 住宅課におきましてはMOを購入しておりますが、これはカメラ用ではなくて、入居者管理用にシステムを1台、市のシステムとは別に独立してございます。それのデータのバックアップ用としてMOを使用しております。保管方法は所定の金庫に格納して個人情報の保護に努めております。
     あと、消耗品ですが、済みません、今ちょっと手元に資料が見つからないんですが、一番多い月があるんですが、それは消火器を購入しております。それで金額が上がっておりますが、あとはそうはないと思います。 ◎交通安全課長 カメラは1台を利用させていただいております。消耗品につきましては、12月に106万円出ているんですけれども、その内訳が、82万円ほどが新入学の児童用に交通安全の絵本を渡していますので、それの購入に12月にちょっと多いということです。実際には5月の60万円というのが通常の看板等その他、反射リストバンド等を買って、5月が一番多くなっております。 ◎営繕課長 営繕課の方では建築工事課を引き継いでおります。その関係でデジタルカメラは1台でございます。消耗品につきましては3月が一番多くなっております。次が12月、9月となっております。 ◆三遊亭 委員 街路灯整備事業ですが、まず施策の成果の175ページ、これを読みますと、「優先順位の高いものから設置を行いました」ということですが、その優先順位はどのように決めているのかというのがまず1点。  2点目といたしまして、これは「事務事業カルテ」の63ページですが、街路灯維持事業で街路灯の情報を専用システムにより管理を行っているということですが、その専用システムのご説明をお願いしたいということです。  それと、決算書の198ページ、木曽自転車等保管場所新設工事を行いましたが、この保管場所が非常にわかりにくいという声が届いているものですから、その新設工事を行った際に標識等は設置したのかどうか、お知らせください。  それと、放置自転車のリサイクルに関して、施策の成果179ページ、海外に829台譲与をしたということですが、譲与というのは言葉は譲り与えるですから、市の予算は余り使われなかったことが予測できるんですが、それについてお尋ね、もし使われたのであればどのくらい、使われなかったのであれば、その旨をお知らせください。 ◎道路管理課長 1点目は街路灯の優先順位ということでございます。これは建設部に審査会がございまして、年2回、市民からの1月から6月の期間の要望をまとめまして8月に審査会、あと後期は7月から12月まで、それの審査会をやって優先順位を決定して、部長をキャップにしまして部で優先順位を決めて街路灯の設置をしているということでございます。 ◎交通安全課長 木曽自転車保管場所につきましては、看板をおりたところに、道路縁には案内をつけております。ただ、前の市民ホールが非常に便利だったものですから、その辺では我々の方では問い合わせに関しましては、2番線乗り場に乗って、どこどこでおりて、おりたらサイゼリヤの前を直進して左折してくださいという口頭での指導はしております。看板も、小さいですけれども、一応設置してございます。  あと、自転車の処分の関係ですけれども、実際にはここにお手元にありますように、はたらけバンク、海外、自転車商組合ということでそれぞれ引き取っていただいていますけれども、海外については無料で持っていってもらっております。はたらけバンクについても数回、年何回か要望がありまして、依頼があって、それも無償で渡しております。自転車商組合につきましては1台1,000円ということで、これも年五、六回に分けて引き取って、整備をしてまた再利用していただくということをしております。残りにつきましては実際に乗れる状況ではないということで、処分という形で処理をさせていただいております。昨年も処分関係は自転車、バイク合わせて5,694台を処分しております。 ◎道路管理課長 街路灯の管理システムというのはどのようなものかということなんですが、パソコンにおいてすべて台帳管理ということをシステムとして行っております。これは委託契約でシステム関係です。それをゼンリン地図に合わせて管理台帳をつくってシステムをやっているという形でございます。 ◆三遊亭 委員 では、その専用システムについて再質疑させていただきますが、そうすると、例えば街路灯の球が切れる前にこのシステムによって街路灯をかえるということはやっているんでしょうか。 ◎道路管理課長 切れた後の台帳管理ということで、今、委員がおっしゃっている切れる前のそれを発見するというのはやっておりません。 ◆三遊亭 委員 では、すべて事後に、切れた後に対応しているのであって、もうそろそろ切れそうだから一両日中と、そこまではわかりませんでしょうけれども、もう間もなく耐用期間だから、切れる前に、市民に不便をかけないために、まだ切れてはいないんだけれども、街路灯をかえるということは一切やっていないと考えてよろしいんでしょうか。 ◎建設部長 台帳管理ということで、位置とどういう器具が取りつけてあるというものの管理をしているというシステムです。その寿命につきましてはその器具によってかなり誤差がありますので、それを事前に見つけるというのはなかなか難しいというふうに思います。 ◆三遊亭 委員 わかりました。確かにそこらは難しいですから、それはわかりました。  あと、木曽自転車等保管場所新設工事で、標識はあるけれども、小さいものがあるというご答弁でしたので、先ほども言ったように非常にわかりにくいという声が届いているものですから、大きな標示にぜひ変えていただきますよう、それは意見をつけさせていただきます。 ◎交通安全課長 うちの方でもその辺は考えていきたいと思います。 ◆三遊亭 委員 それとあと1点、さっき聞き忘れたんですが、施策の成果の168ページ、道路維持事業の幸延寺橋の補修工事なんですが、幸延寺橋は町田市と相模原市との市境の橋だと思われるんですが、そういう市境の橋の場合の修繕工事の工事代金というのはどのようになっているんでしょうか。 ◎道路補修課長 幸延寺橋につきましては確かに都県境のわきなんですけれども、幸延寺橋そのものは町田市の中に、いわゆる行政財産の中に入っております。今回行いました幸延寺橋の補修工事につきましては、道路と橋の部分のジョイント部が壊れたため補修した、そんな内容でございます。 ◎建設部長 通常の場合の都県境の橋の修繕及び新設につきましては、相模原市さんの方と協定を結んでいまして、その協定に基づいて支出の負担も行うという形をとっております。 ◆三遊亭 委員 わかりました。ただ、ご答弁だと、この幸延寺橋ですとこういう補修工事は町田市が全額、この場合は町田側が受け持ったというふうに――中の部分ね。わかりました。ありがとうございます。 ◆殿村 委員 まず、192ページの町田駅前総合清掃業務委託について、委託先と時間帯等現状についてお答えください。 ◎道路補修課長 町田駅前総合清掃業務委託につきましては、請け負っておりますのは株式会社町田清掃社でございます。  その内容につきましては、主なものとしては、ペデストリアンデッキ、バスアイランドの日常清掃、今のは日常管理なんですけれども、そのほかに特別清掃といたしまして、床面の清掃ですとかバスアイランド内のガードフェンスの清掃とか、あとデッキの天井のガラス、照明器具の清掃とかいろいろと項目がございます。 ◆殿村 委員 私も駅に出たりしていて気がつくことなんですけれども、特に朝のたばこの吸い殻が非常に多くて、あれはどうなっているんですか。あれはまちづくり公社の方々が多分7時ごろ見えるんですけれども、その方たちがたばこの吸い殻を回収したり、あと例えば北口でいうと、そば屋さんのおばさんが回収したり、それから小田急電鉄の警備の人が出てきて回収したりするんですけれども、これはまたそれぞれ中途半端なんですよ。そんなに遠慮する必要はないと思うんだけれども、ちょこちょこっとやって、まちづくり公社の方がそれでも一番あれかな。余ったところを私が拾うという感じになっているんですけれども。さっき、路面のもっと本格的な清掃のことだと思うんですが、特に月曜日あたりが、恐らく日曜日がほとんど清掃されていないと思うので、月曜の朝たるやすごいんですよね。  そういう点で、この吸い殻の清掃というのはどうなっているんですか。どこが対応されているのか。 ◎道路補修課長 今、委員さんがお聞きになられました町田駅前総合清掃業務委託の上に駅前清掃業務委託というのがございますね。これはシルバー人材センターさんにお願いしまして、町田の各駅、もちろん町田駅も入っております。それの主に歩道上の今言われた吸い殻ですとかごみですとか、いわゆる手掃き作業ですね。町田駅につきましては16時間ということで契約をいたしてやっております。 ◆殿村 委員 何時から何時……。 ◎道路補修課長 申しわけございません。今手元にございます仕様書には細かく時間まで書いてございませんので、お調べしまして後ほど報告ということでいかがでしょうか。 ◆殿村 委員 先ほど言ったとおりなので、要するに一番目立つのがたばこの吸い殻であったり枯れ葉であったり、あるいはコンビニで買った食べ物の残り物を捨てていく、飲み物を捨てていくということで、そういうものが町田駅の朝、相当あるんですよ。言ってみれば、朝というのはその日の始まりですから、相当な通勤者の方、通学者の方が通られる。非常に不快な思いをされていると思うんですよね。  そういう意味で、確かに限度があろうかと思いますけれども、ちょっとその辺の時間帯を含めた対応策、何か検討できないのかどうか。本来はこれはもう捨てる人たちのマナーの問題だということは大原則だと私も思います。ただ、同時に、やはりそういうことを呼びかけながらもきれいな町にしていくという点で、ちょっと朝の状態が目に余るものですから、何か対応策はないかということでお聞きしたいと思います。 ◎建設部長 清掃委託につきましては、恐らく時間帯が昼間の時間帯、朝の我々の勤務時間と同じような時間帯で清掃委託をかけているというのが現状だと思います。  それで、今ご指摘のように、朝の時間帯が夜吸ったままの形で放置されているという状況なわけで、それがちょうど通勤時間帯に清掃していないものですから目立ってしまうという状況はあると思いますので、その辺は検討させていただきたいというふうに思います。 ◎道路補修課長 先ほど言いましたように、町田駅前につきましては、シルバー人材センターさんと1日延べ16時間というお約束でやっております。ですから、その辺で現在やっている時間帯をもう少し早目にできないかとか、その辺はこれから調整したいと思います。 ◆殿村 委員 この件はぜひお願いしたいと思います。  次に、188ページのサイン表示整備事業とあわせて194ページの案内板(サイン)実施計画策定業務委託についてお尋ねしたいと思いますが、最初のサイン表示の整備については、たしか報告書などを読みますと、新しい信号機の形態に伴って――これは課題ですか――ということで、別につくらなきゃならないということを書かれてありましたが、もともとのサイン表示の目的といいますか、その地域に合った愛着のある――愛着といいますか、市民の皆さんに理解される表示ということがポイントだろうと思うんですけれども、私は個人的に非常に気になることは、長年信号機は警察が管轄していたということもあるんでしょうけれども、やたらと何とか交番前というのが多いんですよね。これは確かにその角度から見ればわからなくはないですよ。いざというときに安心安全ということは。ただ、それとその地域に愛着がある地名とか地域ということとちょっと関係ないんじゃないかと。何か警察の方がここは我々の分野だよということで先取りしたような印象を受けるんですよ。新しいところはもちろん非常に愛着がある地名が表示されたりというところもあるんですけれども。  何を言いたいかといいますと、そういう全面的な信号機の表示の地名といいましょうか、市民の皆さんからもっとそういうことの声を聞いて見直すことは可能なんでしょうか、それとももう警察の方で決めちゃったことは変えられないのか、そのあたり、いかがでしょうか。 ◎建設部参事 これは信号機の上に地点名という形で名前をつけているわけですけれども、最近の場合には要望といたしまして学校からの通学路点検などで要望があります。それとか地域の方、自治会の方ということで、大体そのときに、例えば2006年度に設置したところの名前なんですけれども、6カ所つけております。具体的には小山ヶ丘小学校西、小山小学校前、矢部八幡、山崎高校南、それから境川団地中央、南二小東というような形で、できるだけそこがすぐわかるような形での名前はつけております。以前からある分についての変更につきましてはちょっと今のところ考えておりません。 ◆殿村 委員 長年その名前でもう認識している方も多いのでということは私もそのとおりだと思うんですけれども、最近やたらとこの丸々交番前というのが非常に多いなということに気がつき始めて、ちょっといつかどこかで、これは未来永劫そうでなくても私はいいんじゃないのかなと思いますので、今すぐでなくても、どこか機会があったら検討していただきたいなと思います。 ◎建設部長 委員ご指摘のとおり、今はかなり住民の意見が反映されて地点名がついているということです。以前のものについては、委員ご指摘のように、やはり多少なりと警察の方の意見が入ったのかなという感じがしますけれども、今後については市民の意見が反映できるような地点名にしていきたいというふうに思っております。 ◆殿村 委員 お願いしたいと思います。  あわせてサイン計画の方ですね。簡単で結構ですが、町田駅周辺ということでマニュアルに基づいて計画を策定されたということで、ポイントとしてどんな内容が策定されたのか。特徴的なことで結構ですが。 ◎建設部参事 昨年度実施計画を策定いたしまして、それに基づきまして今年度から3カ年に分けて中心市街地に案内板を設置していくということで進めております。あとそれ以降につきましては、鶴川駅だとか、あるいはいろいろ駅がありますけれども、そういったところを逐次やっていくというふうなことで、とりあえずといいますか、当面は3カ年で中心市街地に設置していくという計画で進めております。  中心市街地に設置する案内板なんですけれども、全市を表示するものとその地区周辺500メートルぐらいの範囲を表示する案内板、それと施設へ誘導する案内板、そういった形で、特に中心市街地におきましては、例えば3つとか4つ、それぞれの種類の看板を並べて設置するというふうな形で今進めております。 ◎道路用地課長 大変遅くなりました。先ほどの熊沢委員さんのご質疑の件でございます。賃借料のところでございまして、土地の分でございます。平米1円で借用しているということで、括弧内につきましては257平米ですので257円と。ところが、この単位が1,000円ということで、このところに1,000円ということで表示してございます。  あと、契約初年度でございますけれども、これは農地解放によりまして農林水産省が借り上げたということで、この辺についてはまだ不明ということでございます。 ◆殿村 委員 実際に市外の方や、主に市外から見える方で私も尋ねられた件でお願いした件なんかもございましたけれども、多いのが、例えば小田急町田駅からJR町田駅に行く方法、どうやって行くのかということで、もうわかっている人はすぐに丸井の方に向かって行くわけなんですが、こちらのバスセンターの方に来たりする方がいるんですね。そうすると、バスセンターに来ると、もうそこからわからなくなっちゃうんですよね。ぐるぐる見回してJR町田駅はどっちですかと、こういう方は非常に多いんですよ。  それから、先日もちょっとお願いしたバスセンターの表示ということで、ちょうど四方に方向が定められていますが、こちら側から見ると向こう側の表示はわからないということで、やはりこれもどこですかというふうに聞かれました。  例えば地下鉄ですとか何かは色で見て矢印で、例えば千代田線、さらに向こうとか、丸ノ内線、右とか、瞬時に見て、とにかく急いで歩いても、その場でもう1秒2秒で判断できるようなサインがついていますよね。そういう意味からすると、町田駅の場合、何もそんなに急ぐ必要はないんですけれども、看板そのものが隠れて見えないということでいうと、ちょっとこれ自体がいかがかなということで思いました。  あと多いのは市役所ですよね。町田市役所はどっちかというのと、今度また場所は変わりますけれども、観光バスの乗り場はまた非常に多いんですね。どっちかと。  ですから、実際今回のサイン計画を定めるときにアンケートをとったようですけれども、そういったきめ細かい、特に外から来られる方々に対する対応したサイン計画に、私はちょっと見ていないのであれですが、なっているのかどうか。そしてまた、1度策定されたと思うんですけれども、今後、実態に合わせて要望が取り入れられるのかどうか、そのあたりについてお答えいただきたいと思います。 ◎建設部参事 今回のサイン、案内板につきましては、特に公共施設を案内するというのが主になっております。公共施設だけじゃなくていろんな大きな施設も載っていますけれども、特に例えば駅をおりたときに、まずその案内板を見れば、大体それで目的のところまで行けるというふうな形でできるだけ詳しく掲載しているというのが今回の案内板でございます。 ◎建設部長 2点ほどちょっと補足させていただきます。デッキと一般の道路部分、2層建てになっていますので、デッキ部分につきましてはデッキ用のもので案内、誘導できるようなシステムを今考えております。ですから、下とデッキとは別の系統であらわすという形を考えています。  あとは神奈中のバス停の表示ですけれども、これは本数が物すごい箇所数が多いものですからなかなか表示し切れない部分はあるんですけれども、本来的にはこの表示については当然神奈中さんがきちっとやっていただかなければいけない部分だろうというふうに思っております。したがいまして、今後、神奈中さんともう少しわかりやすい表示ができるかできないか。なかなか神奈中さんは難しいんですけれども、努力していきたいというふうに思います。 ◆殿村 委員 私もやはり本来神奈中が率先してやるべきだなと思いますし、あの下の道路部分に神奈中の総合的な案内板がありますよね。あれ自体ももうなかなか市民の皆さんに見えづらくなっていて、実際上へ来たら下はもう見ないということになりますので、ぜひ神奈中の方にも改めてきちんとした新たな案内板をつくっていただくように要請していただきたいと思います。  次に、196ページのサイクリング道路の管理事務についてお尋ねしたいと思います。  1つは、これも過去にお尋ねしたことはありますが、サイクリング道路を利用される自転車、歩行者の方々が安全に利用いただけるようにという問題ですね。当然一番危険なのは公道と接する部分でありますし、中のサイクリング道路の部分は安全だと思うんですけれども、その辺でその後努力していただいた、改善していただいたことがあるかどうか。  それから、非常に要望が高いトイレとかベンチとか、こういった附属する施設、設備についてはその後どうだったか。  あと、その後、街路灯の方はもうほとんど設置されたんでしょうか、そのあたりについてお答えいただきたいと思います。 ◎交通安全課長 1点目の安全確保ということで、公道の接する面ですが、以前お話しいただいてから具体的にこうこうしたということはございません。古淵のところは前に改良させていただいておりますけれども、それ以外のところでは特に改良したところはございません。  あと、トイレ、ベンチにつきましては、今回も請願等が出ておりまして、私どもの方でもトイレにつきましては公共用地の河川沿いにあるところきり実際にはできないものですので、市の用地、その辺の担当課とも今接触を図って、できる方向で一応は前向きに検討するということで今動いております。  また、ベンチにつきましては、やはり東京都、神奈川県の方に、うちの方が借りている河川管理用通路のところにはベンチは実際には交通障がいになっちゃいますので、あくまでも河川敷のところ、そういうところをやっぱりやっていただかなければいけませんので、南多摩東部建設事務所さんにも今申し入れをしておるところでございます。 ◆殿村 委員 街路灯は。 ◎道路管理課長 サイクリング道路につきましては、2002年度より計画的に2005年まで、境川については249基、鶴見川については50基、恩田川については77基ということで設置してございます。2006年度についても、一部を残し、坂本橋の上流に5基ということで設置をいたしました。 ◎建設部長 一番最初のお答えのサイクリング道路の安全管理という部分なんですけれども、地形上、ちょうど境川の部分につきましては、境川がありまして、すぐ駅前大通りがあるという立地条件の関係がありまして、市民要望の中で信号設置をぜひお願いしたいというお話があるんですけれども、近過ぎてしまいまして、なかなか警察の方で設置の許可が出ないというのが現状です。  また、信号機のない横断歩道ということもあるんですけれども、そうすると、かえって危険があるというような状況もございますので、なかなか設置については難しいということです。その辺についてはもう少し警察と詰める必要があるのかなというふうには思いますけれども、今の段階ではなかなか難しいというのが現状でございます。 ◆殿村 委員 わかりました。それぞれ特に安全対策についてはいろんな方法があろうかと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。  次に、自転車対策事務についてお尋ねしたいと思います。特に小田急町田駅ですけれども、たしか駅前のパチンコ屋さんのビルの地下ですか、あそこに新たに設置されて、そこは補助を受けたんですか。非常に利用が高いと思うんですけれども、そういう意味では至近距離にああいう駐輪場があると、かなり放置自転車も少なくなるというふうに思いますし、そういう点で鉄道事業者である小田急さんとその後協議の方は進んでいるのでしょうか。具体的に新たな用地、あるいは設置に向けた協議はどうなっているかという点についてお答えいただけますか。 ◎交通安全課長 町田駅周辺につきましては、小田急さんと現場で立ち会いとか、第1踏切、踏切から中央橋の線路敷というんですか、土手の部分、そういうところを借りられるかどうかとか、あとは町田駅に限らずなんですけれども、今、鶴川駅前、あと玉川学園前駅前に関しても一応協議はしております。ただ、具体的にまだ予算上の問題があるのと、あとどこまで協力できるかということがまだ結論は出ておりませんけれども、コンタクトをとりながら今その辺の協議をさせていただいております。 ◎建設部長 町田駅周辺につきましては駐輪場の台数の確保についてはもう重複しているんですね。要するに必要台数は確保されているということなんですよ。ですから、いかにその駐輪場に誘導していくかということでございますので。今ここでまちづくり公社さんの方に委託がえをしてからやっぱり違法駐輪の台数が相当減りました。ということでございますので、その指導、誘導の部分をやはり強化していくと、ますます放置自転車を少なくしていくという努力をしていく必要があるんだろうというふうに思っています。 ◆殿村 委員 確かにおっしゃるとおり、放置自転車は少なくなってきたなというふうに思います。  先ほど協議されているという点でいきますと、町田駅周辺についてもまだ可能性としてはそういう用地の確保や新たな整備ということで話し合いはしているというふうに理解していいんでしょうか。 ◎交通安全課長 現在まだ結論までは達していませんけれども、話の中でそういう話をさせていただいて、先ほど言いましたように、現場も向こうの管財課と立ち会ったりはしております。 ◆殿村 委員 ぜひ前向きにこの点をお願いしたいと思います。  最後に、住宅課の関連の決算についてお尋ねしたいと思います。  1つは、市営住宅等運営事務についてお尋ねしますが、当年度、市営住宅の募集と応募倍率がどうであったか。あと、町田市の管轄する都営住宅ですか、市が管轄する都営住宅の部分、枠といいますか、その部分についてももしわかればお答えいただけますか。 ◎住宅課長 今の平成18年度の市営住宅の応募の状況をお答えします。  まず、一般の市営住宅につきましては、平成18年では3月、6月、9月、12月に募集をいたしまして、募集戸数は7戸でございます。あと、それ以外にシルバー住戸は2戸募集しております。それ以外に若年ファミリー向けが1戸、車いす住戸1戸を募集をかけております。  倍率ですが、一般住戸につきましては、一番低い月が9月で59倍、一番高いところにつきましては、募集が1戸につきまして134人の応募がありまして134倍ということになっております。  以上の結果でございます。 ◆殿村 委員 今のは市営住宅ですね。都営の方はわかりますか。 ◎住宅課長 失礼しました。都営住宅につきましては、やはり平成18年6月と12月に募集をしまして、一般住戸については6戸です。倍率につきましては、12月が18.5倍、6月が27.5倍となっております。それ以外にシルバー住戸、9月に5戸募集をかけまして、倍率が26.8倍です。それとバリアフリー住戸につきましては、やはり3月と6月と12月に7戸の募集をいたしました。倍率につきましては82.3倍から136倍という状況でございます。 ◆殿村 委員 あいている部屋、空き室を募集する数が非常に少ないなというのと、それに対して130倍を超えるようなときもあるということで、市民の方からすると、公共住宅、市営、都営への入居を希望する方がだんだんふえているというふうに実感するんですね。こういう昨今の経済状況もございますのでなおさらのことだと思います。  やはり市営住宅、もっと増設とか、都営についてもぜひ東京都にその旨を要望していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎建設部長 いわゆる公共住宅、都営、市営住宅なんですけれども、この辺についてはやっぱり相当の倍率があるということでございます。一方、公団、公社の住宅についてはかなり空き部屋が目立っているという状況もございます。そこらを勘案しながら考えなきゃいけない部分だと思いますけれども、今のところ市営住宅については増設する予定はないということです。  都営住宅については増設等についてはちょっと今把握しておりませんけれども、今の状況を考えますと、建てかえをやっていますけれども、そのために、建てかえによって住戸がふえるということはあると思いますけれども、今のところ都営住宅も町田市内についてはほとんど建てかえは終わっていますので、これ以上ふやすという計画はないのかなというふうに思っています。ですから、そこらを増設するというようなことについては今の段階ではなかなか難しいという判断をしております。 ◆殿村 委員 公団、公社についても、やはりそちらの方から都営住宅への移住を希望される方が正直言って多いですね。そんなことで、その後どこに行かれたかということがありますけれども、やはり子育てが終わってご高齢になって、年金ではとても家賃を払えないということで、とりわけ公団などはやはり転居を希望される方が多いですから、そういう意味でぜひ受け皿となる市営住宅、都営住宅の増設を検討していただきたいというふうに要望したいと思います。  あと最後に、住宅改良資金助成事業について伺いたいと思いますが、当年度の実績について、それから、これは今後の課題ということで既に示されている部分もあるんですけれども、業者の側にすれば、やはりいろいろ手続の問題とか、あるいは市民の側からすれば、その内容という点で課題も多いかと思うんですけれども、その辺も含めてお答えいただけますか。 ◎住宅課長 それでは、住宅改良資金助成事業の件数をお答えいたします。  まず、住宅改良につきましては今年度実績が25件でございます。これにつきましてはいわゆる耐久性向上工事等で、あと耐震改修助成を行いまして、なかなか実績が伸びなくて、いわゆる事業者、施工者の手続等の問題も以前ありまして、改良して、件数としては少しずつは伸びておるんですが、今後も対応できるように改良を加えてはいきたいと思っております。 ◆殿村 委員 これは実際に対象となる住宅の数というのはおよそ想定はできるんですか。 ◎住宅課長 いわゆる耐震改修につきましては昭和56年以前の建物ということで、おおよそは2万5,000件程度という数をつかんでおりますが、今後正確な調査を今年度行いまして、さらなる正確な数字はつかみたいと思っております。 ◆殿村 委員 もちろん広報等でのPRはされているとは思うんですけれども、そのあたりでどうなんでしょうか、この制度そのものをどの程度PRされているのか。もちろん内容の問題、これからの改善は必要だというふうに思いますけれども、当年度どういったPRをなさったかということについてお答えください。 ◎住宅課長 PRにつきましては、広報に防災の特集とあわせて年2回助成制度の広報掲示をさせていただいています。あとホームページには助成事業ということで何種類かの耐震診断も含めて助成事業の紹介はさせていただいております。 ◆殿村 委員 ぜひ制度自体の改善、それからさらなるPRをお願いしたいと思います。 ○委員長 休憩します。              午前11時54分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時 再開
    ○委員長 再開いたします。  質疑を続行いたします。 ◎道路補修課長 午前中に殿村委員よりご質疑がございました町田駅前のたばこの吸い殻等の掃除ということで、現在シルバー人材センターがやっていますというお話は差し上げました。時間の方を確認しましたところ、朝7時から午後2時まで、14時までという時間帯で延べ16時間で数名でやっているということでした。そういうことですので、これは相手との協議になりますけれども、朝もう少し早い時間から、逆に昼間を人を減らして夕方に持っていけないかということで今後協議を進めさせていただきたいと思います。 ◆谷沢 委員 それでは、1つ、2つ、1.5ぐらいなんですか、質疑します。  1つは、主要な施策の成果の180ページですが、自転車駐車場の管理運営の関係です。2006年度から、この一覧表にある9カ所が指定管理者制度ということでの運営になったということなんですが、この9カ所で指定管理者制度になる前はどういう形で管理運営されていたのか、多分委託だと思うんですけれども、委託されていたのか、そこをちょっと確認したいと思うんです。9カ所全部言ってください。  それからもう1つは、道路のふたかけがございますね。これは決算書でいくとどの部分の支出に出ているのか、それを1つ確認させてもらいたいと思います。その後、また質疑します。 ◎交通安全課長 自転車整備センターが原町田一丁目、それと玉川学園二丁目、すずかけ台前、この3カ所が自転車整備センターで、原町田四丁目が町田まちづくり公社、それ以外のところがシルバー人材センターでございます。 ◎道路補修課長 ふたかけの件でございますが、決算書の192ページをごらんになっていただきたいんですが、192ページの下段の2の道路維持費、道路維持事業というところがございます。こちらの方で予算をとってございまして、これは比較的大規模なふたかけについては業者さんで行うということで、こちらで予算をとってございます。また、比較的小規模なふたで、延長が短いようなふたにつきましては、その下の道路維持補修事業というところで、これは直営で市の職員がかけているということで、2つの予算でやってございます。 ◆谷沢 委員 それでは、道路のふたかけの件から再質疑いたします。  市民の方でふたかけしてくれという要望も結構多いんですね。それで、道路補修のときに一緒にやってタイミングよくやるのが予算的にも安上がりということなんでしょうが、ただ、条件が合うところをどんどんやっていただいているということなんです。  問題はふたかけをしてもらえるところの基準、こういうところであればやる、こういうところだったらちょっとできないというようなことの基準はやっぱりある程度はっきりしていかないと、どういうことでやってくれるのか、どういうことでやってもらえないのか、その辺のところもお聞きをしたいということです。原則的には1路線で、昔は両側でないとできなかったのかな。今はもう片方だけでもということだと思うんですが、その辺の基準ですよね。  中には1路線でも大変長い路線もあって、なかなか直面している住宅にお住まいの同意がとれないとか、そういうのもありますので、その辺もクリアしないといけないという難しい問題もあるものですから、どこを基準にしてふたかけするのかしら。いずれにしても、そういうことである程度の基準を明らかにしていただきたいということです。  それから、自転車駐車場の管理運営の件なんですが、2006年から指定管理者制度に移行したわけですね。それで、指定管理者は結局2社にこの9カ所それぞれ指定管理者制度で指定されたということなんですが、先ほど答弁の中にもありましたが、シルバー人材センターがそれまでやっていたというところもあったわけですね。健康福祉部のときにも質疑したんですけれども、ほかにも何カ所かそういう福祉施設がありまして、それも指定管理者制度の中で指定管理者の方に移行した。でも、それまでの経過があったので、それまで運営してきた福祉団体がそのまま横引きで指定管理者になった。ほとんどそういうところばかりだったんですね。ところが、この自転車駐輪場だけは、シルバー人材センターがそれまでいろいろご苦労されてやってきたにもかかわらず、指定管理者にはならなかったということなんですね。  そのときに健康福祉部の方からこちらの方の直接の窓口の建設部と相談したのか、何らかの形で申し入れ等をしたのかというお話をしたら、それはしましたと。だから、その辺のところをどんな話をされたのか、その辺の中身をちょっと聞きたいということなんです。  以上2点です。 ◎道路補修課長 ふたかけについての基準のことでお答えいたします。基準については、文書にしました、いわゆる明文化した基準はございません。基本的にふたをしていただきたいという、要するに前面の方は前面の側溝ですね。側溝の前面に住んでいる方の要望があれば、基本的に物理的にかけられればかけていくと。また、路線として要望があった場合につきましては、地元の代表を立てていただいて、要望者の方に要望書を取りまとめていただいて、要するに要望書というのは自宅の前の側溝にふたをしてほしいという要望書を出していただいて、それでやっております。  昔のことはよくわからないんですが、要望が出てきたところについては基本的にかけています。要するに路線としてある程度歯抜けになっても、要望として出てきたところについてはかけております。  ただし、私どもは要望者にPRしていることがございます。それは、ふたをかけることによってメリットもあるんでしょうけれども、デメリットも非常にあります。例えばふたをするとなりますと、当然水をU字溝に速やかに流すことができない。それによって場合によって低いところでは道路冠水が起きてしまう。あと、ふたをかけたことによって駐車する車が多くなったり、また、ふたをかけたことによってぎりぎりまで車が来ますので、塀をこすったりとか、そんなデメリットもございますので、要望者の方にはデメリットをお話しして、それで納得した上で、それでもいいということで要望書が出てくれば、市の方では基本的にかけていってございます。 ◎交通安全課長 福祉の方からの申し入れというお話でございますけれども、特に特命でというお話はうちの方では受けておりません。当時の先行保護についての説明等はさせていただきました。特に指定管理者については、うちの方も特命随意契約できるかということも正直言って考えましたし、公募にすべきかということで、実際には効率的かつ効果的に運用するということとか経費縮減を図るということ、民間活力を利用してという指定管理者の目的がありましたので、うちの方でも、今回は民間の自転車駐輪場を運営している業者さんもいらっしゃるので、そういうものを対象に公募をしようということで公募に踏み切った経過でございます。  実際には12社応募がありまして、多かったものですから、その中で上位3社を文書による内容で採点しまして、上位3社をまたヒアリング等で第2次選考しまして、それで決定したという形でございます。分け方は、増減がございますので、9カ所のうち、歳入と歳出が見合うような3つを1つということで3ブロックに分けた形で公募させていただきました。 ◆谷沢 委員 ふたかけの問題ですが、例えばちょっと具体的に言いますと、1路線で大変長い、例えば100メートル、100メートルの路線があったときに、1軒2軒反対されると全部やれないというところもあるんですね。その場合にほかのところが同意を得て半分だけをということでまとまった場合、100メートルでも50メートルですね。そういうときにはその半分の50メートルの部分をやっていただけるのかどうか。  あるいは、100メートルの路線の中でご自分のうちの前を自費で全部もうふたかけしているという部分もあるんですね。それが半分ぐらいはもうほとんどふたかけされている。基本的には同意をとるということにはなるんでしょうが、そういうところの路線なんかはどういうふうな取り扱いになるのか、それをちょっとお聞きしたい。ちょっと具体的な話になってしまいました。  あともう1つは、指定管理者制度の問題ですが、恐らく部の中で選定委員会というんですか、その委員会をつくって業者を選ぶということになると思うんですけれども、その中でのいわゆる特命随意契約で今までの経過とかを含めた形で検討するということ、その辺もちょっと論議されている、あるいは承知の上でどうするかということを話されたということなんでしょうか。そこがやっぱり一番問題で、何ら今までの経過なんかを論議されないで、ただ点数だけでこちらが上だ、下だと評価というんですか、それだと、本当に福祉事業をやっている人たちが全部排除されるような形でなりかねないものですから、そこの論議はきちっとされたのかどうか、それをお聞きしたいということです。 ◎道路補修課長 ふたかけの件ですが、半分でもやるのですかということなんですが、先ほども言いましたとおり、基本的に地先の方の同意、やっていただきたいという要望があればやってございます。1軒でもやりますし、100メートルのうちの70メートルでも50メートルでもやっているというのが現実ございます。 ◎交通安全課長 選考委員は8名でやっておりましたけれども、実際に採点するときには、12社ありますけれども、会社名は伏せてあります。ナンバー1、2、3、4、5、6ということで12といって番号で応募していただきまして、それを各委員に配ったのも番号でやっております。その中で13項目の質問状が出してありまして、その中では業務実績という欄もございますので、そういうところで実際には内容は把握できるような形では理解されたと思うんですけれども、シルバー人材センターという名称は表には出てきていませんので、会社名は伏せてということで、あくまでも番号制での資料チェックということでやらせていただきました。 ◎建設部長 事前のお話ですけれども、今回公募ということでプロポーザル方式で決定させていただきましたけれども、その前に、今、委員の方からお話がありましたとおり、福祉の観点から随意契約という形がとれなかったのかどうかというお話ですけれども、基本的には公募というのが基本であるというのがまず1番目にあります。なおかつ、それを今度随意契約という形にしたときに、今の状況よりもよくなってほしいというのが、要するに放置自転車の数がより減ってほしいというのが我々の状況ですし、また、駐輪場そのものをきちっと管理して苦情が来ないようにしてほしいというのも我々の要望ですし、それに沿った形でやるには、やはり1度公募にかけて、そういうものをしっかり把握してもらった上で、なおかつ今言ったシルバー人材センターも含めてやっていただければ一番いいというような考え方で公募という形をとらせていただいたと。ですから、最初からもう公募で全部やるんだというような考え方は持っていなかったということでございます。 ◆おく 委員 初めに、先ほどもちょっとご質疑が出ておりました決算参考資料(Ⅳ)の83ページ、市営住宅の使用料のところでちょっと確認させていただきたいと思います。現在、この収入済額、または不納欠損額、収入未済額がありますが、入居状況と支払い状況、そして減免されている方々のその辺の状況もあわせて質疑したいと思います。 ◎住宅課長 まず、市営住宅の入居状況ですが、これは市営住宅、年間10いくかいかないかの空室が出ますが、そこにつきましては、できるだけ早い時期に次の方が入居できるように年4回の募集はかけてございます。それで、退去といいますか、出られたらすぐにできるだけ早い時期にその4回のうちの公募にかけまして、その後、速やかに改修して入居していただくという形をとっておりまして、ほぼ90%以上、数戸のあきはどうしても出ますが、どんどん公募をかけて入居するようにいたしております。  続きまして、滞納のことですが、滞納につきましては、徴収率としましては九四、五%の徴収率でございまして、ある程度の、毎年ほぼ同レベルの収納率でございます。ただし、金額が毎年少しずつふえてございますのは、これは家賃が上がっているということもありますし、あと現実的に収入もふえているという実態もございます。それに伴って家賃も上がっていると、両方ございます。そういう形で金額がわずかにふえていますが、滞納者に対しましては粘り強い徴収をお願いしているという状況でございます。 ◆おく 委員 その中で減免されている方、例えば今入居ということでほぼ90%、先ほども殿村委員が確認されていました一般は59倍とか話を伺いましたけれども、そうすると、90%が100%になるのは年内には埋まってしまうのかなと思っているわけですけれども、その中でも減免されている方の延滞だとか、その辺のことについてちょっと伺ってもよろしいですか。 ◎住宅課長 減免の使用者の率ですが、ちょっと今正確な数字は把握しておりませんが、その方々の滞納ということも現実的にはございます。ただし、減免しておりますと家賃もかなり低くなりますので、年間の滞納金額としては極端な金額にはなりませんが、同時にやっぱり粘り強く支払いをお願いするという状況でございます。 ◎建設部長 申しわけありません。正確な数字は今調べますので、ちょっとお時間を下さい。 ◆おく 委員 今、課長の方から、家賃がふえる傾向にある、そして収入もふえる傾向にあるということを伺ったんですが、当然市営住宅に入る条件があると思いますけれども、その線の際の方たちに対する、住宅課長としての立場から、そういう方たちに対してどのような形で、例えば条件がもうクリアしましたのでほかのところに転居とか、そういう話し合いというのは年に何回かあるんですか、それとも全くなくて今のところおさまっていらっしゃるんですか。 ◎住宅課長 いわゆる所得超過している方に対しましては、やはり毎月1回の連絡はとりたいと思っておりますが、状況がこちらで把握できている方につきましては、収入報告を求めた時点とか、そういう時点で行っているのが現実でございます。ただし、収入超過になりますと家賃も上がっていきますので、かなり負担も重くなりますので、そういう話し合いの機会というのは結構ございます。 ◆おく 委員 その辺のところ、ちょっとデリケートなところはあるかもしれませんけれども、59倍だとか、または134倍だとか先ほどのお話を承ったものですから、ドラスティックにやるべき方もいらっしゃれば、そうじゃない方もいらっしゃると思いますので、その辺の配慮をされながら、ぜひ不納欠損だとか未収の部分がふえないように対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、「事務事業カルテ」の建設、14ページ、そして主要な施策でいうと164ページなんですが、道路等の境界管理のことについてちょっと伺いたいと思います。  市有の道路用地等の境界確認ということで、このちょうど真ん中辺あたりに境界確定452件ということで個人、開発、市施行等が書いてございます。このことでこの「事務事業カルテ」を見ますと、「道路管理者の急務の業務と考え」、整備を行っていきたいというふうなことが書いてあるわけです。  各種の申請受理・発行件数も、2005年、2006年、1,000件を超えているわけですけれども、この辺の申請というのは、結果として1,000件なんですけれども、もともとの申請自体においては大体どのぐらいの数のお話というか、要望というか、そういうのが来ているかどうか教えていただけますか。 ◎道路用地課長 証明の件数でございますか。 ◆おく 委員 はい。 ◎道路用地課長 これにつきましては、相続等の関係で分筆なりする際に、あるいは地籍更正する等にこの証明等を発行させていただいております。 ◆おく 委員 それと、市有の道路用地等の境界確認に関することなんですが、費用は申請者の負担ということが書いてございます。この辺のことでちょっと伺いたいと思いますが、たまたま道路のところに個人の民有地がかかっていたとします。こういう方の申請というのは道路用地課としてはどのように対応されているのか、ちょっと伺えますか。 ◎道路用地課長 この個人申請につきましてはすべて官民境界の申請でございまして、これはあくまでも相手方の都合という言い方は失礼かもしれませんけれども、相手の方が必要だと、先ほど言いました相続とか分筆とか、そういう登記に関する境界の確定の申請でございます。 ◎建設部長 今のご質疑の中で道路に民有地がかかっている部分というお話がありましたけれども、これは未登記道路ということのご質疑でございましょうか。 ◆おく 委員 はい。 ◎建設部長 未登記道路の場合につきましては私どもの方でその処理をしなければならないので、これは市の方でやらせていただくということでございます。 ◆おく 委員 わかりました。ありがとうございました。  次に、主要な施策の177ページ、ミラーのことでちょっと確認をさせていただきたいと思います。道路反射鏡の設置なんですが、年々要望がたくさんあると思いますが、予算額の中から察するところ、2006年度が非常に減っている、対前年度減っているという状況もありまして、ちょっと伺いたいんですが、基準というのはどういうところに置いているか、ちょっと教えていただけますでしょうか。 ◎交通安全課長 カーブミラーは、メーン道路に対して横道から出るとき、そういうときに左右が鋭角、90度以下で角度が目視できないという状況のところにつけております。一応停止して左右を見れば目視可能というところには基本的にはつけておりません。 ◆おく 委員 最近非常に停止線の位置が、出るところの1メートルから1メートル50ぐらい手前のところに停止線があって、一たんは車がとまっているようでとまっていないで、そのまま流れながら目視するわけですけれども、そのときというのは既に車が対向から見えない部分から出てくるケースというのは非常に多く散見されているんですけれども、そういうものに対する基準、設置的に承認、追認するようなところというのは現在におきましてはあるんですか。 ◎交通安全課長 うちの方でも地図じゃなくて現場を見て、実際には車の流れ、そういうものを見て、危険性があれば設置するということでは設置しております。必ず90度以下でなければいけないということはないし、また行き先がカーブの状況とかいうことでつける場合もございますので、今では一応基準はありますけれども、これをもとに設置しているというのが現状でございます。 ◆おく 委員 そうすると、今この事業概要に出ております対前年比3基増と書いて59基立っておりますけれども、そういう前提で立っているということで認識をさせていただきます。  その中でよく市民の方からつけてほしいという話を承るとき、道路が抜け切っていなくて突っ込み道路のようなところでもカーブがございます。それも今のような条件でご要望があれば、その現場に行った上でつけていただくということでよろしいんでしょうか。 ◎交通安全課長 現在は行ってすぐ数軒きりないとか行きどまり道路には実際にはつけておりません。何軒ならいいかどうかという問題も当然出てきますので、今その辺の見直しを一応検討中でございます。行きどまり道路でも、最近は開発が結構進んでおりますので、開発で住宅は相当数ふえる場合もございます。そうすると、流れも相当出ますので。ただ、数軒ぐらいのところでどんどんつけちゃうと全くカーブミラーだらけになっちゃいますので、やはりその辺は状況判断ということもさせていただいております。 ◆おく 委員 実はカーブミラーだらけにしてもらいたいところがあるんですが。対車というケースと対人というのがあるじゃないですか。今、特に防犯という意味合いから垣根を低くしたりだとか垣根をすいてくれればいいですけれども、そのまま塀になっている、またはさく状のものがこうやって角で視界を非常に遮るケースがあって、ミラーによって人の確認がしにくい部分というのが結構多いわけです。この辺の見直し基準みたいなものはあるかどうか、ちょっと伺いたいと思います。 ◎交通安全課長 今、車対車、また車から人ということでもありますけれども、まず人に対してですけれども、今、歩道なんかが広くて、結構歩道を自転車が飛ばしてきて、また鋭角で歩道が見えないというところもございます。そういう中で昨年は一応3カ所歩道用カーブミラーは設置してございます。  あと、車対車の件なんですけれども、カーブミラーがあると確かに運転していると見えるという利点はあります。しかし、逆に言うと、人が流れているとき直近が見えないんですね。車を対象にしていますから、歩道とか道路の端っこ、すぐ近場に来て自転車なんかですっと来ると見えない場合も当然ございます。  そういう面で、まず道路に出るときには必ず一時停止で目視というのは我々の方のお願いなんですね。まず目視しましょうと。カーブミラーの場合は目視もできないので先を写すということが基本ですから、先ほどみたいにどんどんカーブミラーをやると、運転手さんがカーブミラーに頼っちゃうんですね。そうすると、歩行者とか自転車がすっと来たとき、あるいはそういう直近のところがカーブミラーに写らないものですから、先を写しちゃいますから、そういう面で危険性が逆に出るということもございますので、あくまでも現場対応ということで処理をさせていただいております。 ◆おく 委員 今言われた目視の部分ですけれども、昨年このミラーにかかわるような事故というのは何件ぐらい確認されていますか。 ◎交通安全課長 ミラーによって云々というのは警察の方から特に報告はもらっておりません。 ◆おく 委員 今、課長の方からお話しいただいた部分なんですけれども、対事故だとかそういう不審者だとか、ミラーが設置されているところには街路灯が立っていたりとか、非常に視界のいいようにつくっていただいているわけですけれども、周辺地域におきましては、中心市街地は別かもしれませんけれども、ちょっと離れた野山のあるようなところに行きますと、そのミラーによる部分というのが非常に高くて、対人にもそうなんですけれども、その辺の見直しをもう少し、予算という枠はあるかもしれませんけれども、柔軟にもう1度検討していただいて、いつも私たちも言われるんですが、事故が起こってからでは遅い部分が非常に多うございますので、検討の方をさらに進めていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎建設部長 カーブミラーの件については我々は現場重視ということでやっております。現場を見てつけるべきだという判断をしたところはつけます。考え方としては、要望が出たときはつける方向で検討しますので、現場を見に行った結果、つけない方がより安全だと判断した場合はつけないということでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ◆戸塚 委員 今のおく委員の関連なんですが、カーブミラーの維持管理の部分、これは課題に出ていますけれども、これは本数が多過ぎてパトロールするのにも限度があるという解釈でいいのかどうかお伺いしたいのと、あと、これは道路補修課になるんでしょうけれども、ペデストリアンデッキの上にありますごみ箱、ベンチの隣に石のごみ箱が結構あるんですね。あれの置いた経緯とあのごみ箱のあり方というのをどういうふうな認識で置かれているのか、お伺いしたいと思います。  あと、「事務事業カルテ」の71ページの交通安全教育事業についてなんですが、体験型交通安全講習会についてですけれども、対象が「高齢者及び市内幼稚園バスの運転手」となっているんですが、これは対象はこの2通りだけなのかどうか。 ◎道路補修課長 一番最初のカーブミラーの維持管理の件でお答えいたします。維持管理につきましては道路補修課で行っております。市内で今カーブミラーが約3,000基ございます。2006年度につきましては、3,000基のうちの町田南地区の680基を清掃と点検をしてございます。全部で3,000基ですので、大体年間600基程度をやって、5年に1度は必ず点検、清掃ができるというふうな形でやってございます。その場で点検した結果、向きが悪いだとかミラーが少しゆがんでいるとか補修が必要な場合には、単価契約で年度当初に結んでおります業者さんにお願いしまして、それで補修しているというのが現状でございます。 ◎交通安全課長 ドライビングスクールの体験講習会ですけれども、おととしから実に高齢者の事故が非常に多かったものですから、高齢者を対象にみどりクラブ連合会とのタイアップでスタートしたんですけれども、昨年の町田市交通安全推進協議会が終わった後なんですけれども、幼稚園協会の方から、幼稚園バスの運転手も高齢者が非常に多いということで、何とかうちも繰り入れさせてほしいというお話がありまして、それで昨年そのうちのみどりクラブの方にも話をしまして2回ほど実際行いました。現在は高齢者対象ということでやっていますので、今のところは2団体ですけれども、またこの間の推進協議会でも、ほかの団体等でそういう要望がありましたらぜひ声をかけてくださいということでは声かけはさせていただいております。 ◎道路補修課長 2番目のご質疑にございましたペデストリアンデッキ上のごみ箱の件なんですが、申しわけございません。私、ごみ箱はどこで管理しているのかちょっとわからないので。 ○委員長 休憩します。              午後1時38分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時39分 再開 ○委員長 再開します。 ◎道路補修課長 東急の方のターミナルデッキのところについては道路補修課で管理している部分にはごみ箱はないと。中の方に入ったところについてはあると思いますが、そちらについては建設部の方では管理はしてございません。 ◎建設部長 ちょっと補足させていただきます。ペデストリアンデッキのごみ箱については道路補修課の方で撤去いたしました。 ◆戸塚 委員 まず、体験型の交通安全講習会の件なんですけれども、例えば今ごみ収集の車の事故が多発しているじゃないですか。これ以上事故が多発するようだったら、こういった講習も受けていいのかなとか、そういった講習会とかというのはできるんですか、どうなんですか。  あと、カーブミラーの件なんですけれども、よく鉄柱だけになっている、もうさびついちゃって鉄柱だけが取り残されているケースがたまにあるんですけれども、あれはこれから維持管理、フォローアップしていくうちに撤去するのか、それともミラーをつけると判断すればいいのか、その辺、ちょっとお伺いしたいんですけれども。 ◎交通安全課長 ミラーがないものというのは正直言ってうちの方で直接把握していないんですけれども、それが都道にある東京都がつけたものかとか、あと維持補修上で道路補修課の方でチェック済みなのかというのは、ちょっとまたその辺は確認していないのでわかりません。 ◎道路補修課長 ミラーの鉄柱だけだとかということなんですけれども、市民の方から年間に何件か来ます。調査に行きますと、もう必要なくてとれたもののようなものもありますし、あと、明らかに事故でなくなってしまったというような判断ができるところもございます。必要なところには、鉄柱がさびていれば、鉄柱も含めて直してミラーをつけると。もしその場所に鉄柱だけ残っていて、交通安全課さんとも協議しまして、これはもう必要ない、とっても支障がないというところであれば撤去をしてございます。 ◎交通安全課長 先ほどの体験講習の件ですけれども、市の業務上ということなので、私どもが考えているのはあくまでもやはり高齢者の事故が多いということがスタートでやっていますので、市役所内の講習というのは別途、この形では持っていけないのかなという感じはしております。 ◆戸塚 委員 そうしましたら、審査が終わったら、鉄柱だけ置いてある箇所を教えますので、撤去をお願いします。  それからもう1点ありまして、成果の174ページなんですけれども、これは南町田の駅前広場整備計画事業化基礎調査のところなんですけれども、ここに基本計画案を策定したとあるんですけれども、どういう基本計画案なのか、教えていただきたいのと、その下に検討会が6回やられていますけれども、ちょっとこれのどういった検討会なのか、内容も踏まえて教えていただきたいと思います。 ◎建設部参事 まず、基本計画案なんですけれども、ご承知のとおり、今、南町田駅の周辺というのは、国道16号線の立体事業、それとか南町田駅の北口広場の整備事業というのをやっていますけれども、そういったものと整合性を保ちながら、南町田駅前の拠点の整備、具体的には駅の改良とか駅前広場の整備、それとか、特に駅南北の円滑な移動を確保するための基盤整備というようなことで、駅の南北を自由に人が行き来できるような形での整備が必要ではないかというふうな形での検討をしておりました。  それから、報告書の内容なんですけれども、まず検討した内容なんですけれども、南町田地区の都心との位置関係、それと町づくりの方針についての整理を行った。それから南町田地区における現在の課題の抽出を行った。それとか副次核としての育成に必要な基盤の検討、それから駅前周辺整備の今後の進め方についての整理を行ったというふうな内容でございます。 ◎建設部長 ちょっと補足させていただきますと、当調査につきましては東急電鉄さんと合同で調査を行っておりまして、検討会につきましては、東急電鉄さんと委託業者さんと我々市役所の職員が入りまして、今、参事の方から報告のありましたような中身について検討させていただいたということでございます。 ◆戸塚 委員 そうしましたら、今まで道路の整備ですとか用地の買収ばかり話にあったので、いろいろ南町田がこれからどうなっていくんだと聞かれたときに、具体的にこういう町になりますというのがなかなか言えなかったんですけれども、この基本計画ができれば、今後、南町田が具体的にどういう町になっていくのかというのがある程度見えてくると思うんですが、そういう基本計画であるとは思うんですが、今の時点で、南町田を具体的に掘り下げたもので、こういう駅前広場にするんだとか、こういう町にしていくんだとか、そういったものがあれば、ちょっと掘り下げて教えていただきたいんですが。 ◎建設部長 具体的には地元の方から駅前広場をつくるに当たっていろいろな要望、例えば先ほど言いましたように連絡通路を確保してほしいとか駐輪場を確保してほしいとか種々の要望が出ています。その要望に沿った形でどのような実現ができるのかということなんですけれども、今後、この基礎調査をもとに、地元の町内会を中心とした、地元の人も入っていただいた検討会をつくる予定でおりまして、その中でもう少し具体的に市民の方の意見も聞きながら中身を充実していきたいというふうに思っております。その上で本計画の実現に向けて進んでいきたいというふうに思っています。 ◆川畑 委員 ちょっと幾つかお聞きしたいと思います。  まず、歳入の方なんですけれども、90ページにあります98番、市営住宅明渡時賠償金の状況はどういうものなのか、お聞かせいただければというふうに思います。  それと、先ほどおく委員からもありましたけれども、市営住宅の全体の戸数がありますね。戸数に対して減免を受けている戸数は今どれぐらいなのかどうか。これはどういうことを聞いているかというと、つまり、福祉政策としてこの市営住宅はあると思うんですけれども、減免の方々はどれぐらいの割合で今いるのかなと、それを少し状況をお聞かせいただければというふうに思います。  それと、成果の方ですけれども、170ページの道路維持補修事業の中で、本当にこれは大変な事業で、いつも市民の方は身近な問題で感謝しているんですけれども、土木センターで対応していただけるものと業者で対応して委託でやっている部分がありますね。これは何か基準があるのかどうか。例えばそういったものがあれば、ちょっと教えていただければというふうに思います。  それと、決算書で言えば190ページから192ページのところなんですけれども、町田市の道路行政の特徴であります私道の移管を含めた整備が今市民からどういった要望があって、昨年度どれぐらい実現したのかというその現状をお聞かせいただきたいんです。今後まだどれぐらい残っているのか、狭隘道路においてもどれぐらいあるのか、その進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。まずそこについて答弁を下さい。 ◎住宅課長 先ほどの減免者数の割合、申しわけないですけれども、今ちょっと調べていますので、後ほどお答えさせていただきます。ただし、減免額につきましては今年度、2006年度は4,691万2,149円となっております。  あとの質疑はまた後ほどお答えさせていただきます。 ◎道路補修課長 直営と委託の基準ということでお聞きになられたと思うんです。施策の成果の170ページを見ていただきたいんですが、ここに要望等処理状況の表がございます。この土木センターというのがいわゆる直営でやった2006年度の件数です。2,787件、側溝清掃とかいろいろとありますけれども。それとその右側の欄、業者委託、これがまさしく委託でやったものです。これについては訂正がございましたが、589件ということになってございます。 ◆川畑 委員 基準だから、数字はわかっているんだ。基準を聞いているんです。 ◎道路補修課長 基準につきましては、規模の大きなもの、あと交通量の多い場所、いわゆるガードマン等が必要な場所については委託で行っております。直営でやっているところにつきましては、比較的規模の小さいところ、あと道路補修なんかでもガードマンを置かなくても交通量の少ないところなどは直営でやってございます。 ◎住宅課長 歳入のページ数90ページの市営住宅明渡時賠償金についてお答えします。市営住宅の明け渡し時に住宅使用者が費用負担による補修を行った場合に、その費用を市へ納付していただくということで、平成18年度につきましては真光寺市営住宅で1件で2,856円ございました。 ◎道路用地課長 私道整備と移管、また狭隘についてでございますけれども、2006年度につきましては7カ所やっておりまして、現状といいますと、待機件数というとらえ方をしているんですけれども、実施可能分が6件ございます。あと幅員不足とかいわゆる全員の同意が得られていないというのが両方で22件ほど残ってございます。  それから、移管につきましては昨年度16カ所やっておりまして、これの先ほどの待機ということですけれども、実施可能分につきましては5件です。それから、整備が終わった後に移管を受けるというのが9件ございます。あとその他、支障物件があったり同意が得られない等で48件ほどございます。これは移管でございます。  それから、狭隘の方でございますけれども、2006年度、測量、分筆等に関しまして114件ほど実施してございます。これについては今現在ほとんど待機はございません。おかげさまで測量等は順調に進んでございます。
     それから、整備の方でございますけれども、件数が32件やっておりまして、残っているのは今年度申請があった分の整備が残ってございます。 ◆川畑 委員 市営住宅の方なんですけれども、具体的にどういうあれだったのか、個人情報はともかくとして、どんなことがあったのか、もう少し詳しく教えていただけますか。  それと、明け渡しというふうになると、ちょっと別のことを思い出してしまうんですけれども、例えば要綱とか規則、条例なんかで見ていると、家賃を滞納したときの3カ月からいろいろ催促とかそういったことが始まっていくわけですよね。  市営住宅とか、これは都営住宅も同じなんですけれども、入居されている方が体調が悪くなって、例えば長期の入院をしているだとか介護施設に入ったりして、そういった部分での家族がいないような場合にはどうしても滞納みたいなのが起きてくるわけですね。こういった部分の方々に対しては現状としてどういう対応をとられているのか。我々によく来るのは、あの人はもう病院に入っているんだけれども、ずっといないのにあそこになかなか入れないんだという逆の苦情をもらったりするわけですよね。だから、これは非常に難しい問題だろうというふうに思いますので、その辺の取り扱いを今市としてはどうしているのか、お聞かせいただければと思います。  狭隘の方はよくわかりました。  私道の方は、これは皆さんの合意がとれないというのが最大のポイントになるのかなというふうに思うんですが、最初のころはみんな合意しているんですけれども、時間がたつにつれてなかなかそれがとれなくなる。ある程度スピードアップも必要なんだろうというふうに思うんですが、スピードアップするような課題はどういったことがあるのか、それを少し教えてください。例えば3年、4年たつような状況になると、どうしても事情が変わってきてしまうと。1年後とか2年後だったらまだいいとか、そういったことは考えられるんじゃないかなと思いますので、そういった部分についての取り組みと課題を教えていただければというふうに思います。 ◎道路用地課長 私道移管につきまして、確かに3年ぐらいかかる場合もございますけれども、基本的には測量が入った段階で官民境界、あるいは民民境界のところで大体最終的な同意が得られなくなるというケースが現状でございます。初めは各路線ごとでやっておりますので、移管しようよ、やっぱり整備が必要だよというようなことで同意が得られるわけですけれども、現場に入って測量時点での官民境界、民民境界のところでやはり時間がかかるなり同意が得られないというようなケースが非常に多くございます。  あと、例えば4メートル未満の場合もあるわけでございますけれども、これについては、境界はあくまで民地内にくいを打たせていただきまして、例えば2センチ、3センチ少ない場合については私道の移管ということでうちの方で受理をしているということでございます。 ◎住宅課長 いわゆる生活に困窮していながら長期滞納とか事情がかなりありまして、体調を壊して入院されている方、おまけに高齢者の方というのは現実的にいらっしゃいます。そういう方に対して事務的に3カ月だったからということは、正直申し上げまして、事情を聞きまして、また保証人、あるいはご家族に連絡がとれればとって、状況により判断して、正直言いまして少し長目に滞納が続いている方もいらっしゃいます。事実でございます。  ただ、状況を見まして、これは主観的になりますが、どう見ても払えそうで払わないような方、これに対してはやはり厳しく督促を行っている状況でございます。  それと、先ほどの明け渡し時の賠償金、これは2,856円なんですが、基本的にはクロスの汚れですとか畳とか、そういうものにつきましては補償金として修繕として退去するときにはいただいておりません。ただし、物を壊したりかぎを紛失された場合、それはスペアキーをつくる等の費用としていただくことがございます。 ◆川畑 委員 この2,856円というのは多いというのか少ないというのかよくわからなかったから、どういうものなのかなと聞きたかったんですよね。それはもし明確になるのであれば教えてもらえればと思います。  あと、私道の移管は、確かに測量をかけた時点で自分たちが理解したのとちょっと違うということであるんですけれども、そこから市としては了解がとれないままその要望というのはずっと継続していくと見るのか、例えばある年次が来たときに、言ってみればそれを清算しているというか、そういう取り扱いをするのか、それについての何か考え方があるのかどうか、お聞かせいただければというふうに思います。  あと、ちょっと街路灯の話になってあれなんですけれども、街路灯でいろいろ仕組みを今つくってあれしていますけれども、例えば昼間もずっとつきっ放しの街路灯があったりするんですね。こういったもののチェックというのは何かシステムでできるとか、市民からの通報がなきゃできないだとか、そういうことになっているのかどうか、そこのところ、やっぱり電気代はもったいないなというふうに思ったりしておりますので、その辺についてはどうなのか、お聞かせ願いたいと思います。  あと、先ほどカーブミラーの件がありました。要望が出て、現地を視察してもらって、どうしてもつかないとか、つく場合は全然いいと思うんですが、つかない場合の対応、これはやっぱり要望というか、市民の方についてしっかり説明する必要があるんだろうというふうに思うんですが、それは現状どうなっているのか、お聞かせ願いたいと思います。  それで、決算書の196ページでちょっとお聞きしたいのは、成果の方でいきますと歩道橋を撤去したとありますね。この歩道橋の取り扱いというか、管理、歩道橋というのは結構大きな道をまたぐ都道とかいろいろあります。この歩道橋のそもそもの管理というのは市にあるのか、例えば都にあるのか、その辺の基本的な考え方をちょっと教えていただきたいというふうに思います。 ◎交通安全課長 カーブミラーのつかない場合のことでございますけれども、現在、うちの方で現場を見て、その場合に、カーブミラーはつけないけれども、こういう対策があるということで必ず代替案は一応提示しています。例えばとまれの標示がもう薄くなっているから警察の方がとまれの標示をするとか、あるいはうちの方でラインを、ドットラインとかそういうものはできますので、表通りに出るときに、カーブミラーは欲しいけれども、これはとまれでわかるよというときにはドットラインで点々という白線の飛んだものですね。そういうのを引いたり、あと、カーブミラーはつかないけれども、とまれのときに減速舗装、狭めるようなラインを今入れていますけれども、そういうのもうちは有効的だということで、とまる意味を強調する意味で強調ラインを入れるような指導をしています。あとは飛び出し注意とか歩行者に注意とかその他のものですね。  ですから、カーブミラーにかわるべき内容があるかどうかも一応という点で、基本的には現地で説明をしておりますので、うちが行ってつけないよというほうりっ放しではなくて、必ず要望者のところとコンタクトをとって現場立ち会いをしていただくような形、先ほど言いましたように、カーブミラーも現物を持っていって見せて、これだと近くは確かに写らないですよと納得をしていただくというのが基本的になっています。 ◎建設部長 私道の関係でございますけれども、やはり4メートル以上というのは基本なんですけれども、先ほど道路用地課長の方でお話がありましたように、4メートルに満たないものでも、ブロック塀の上にくいを打たせていただいて、建物を建てかえるときに下がっていただくという方法で移管を受けているという場所もございます。  それからもう1点は、昭和39年の旧の事業法時代につくられた住宅については、ほとんど書類チェックだけで現地は見ていない状況の中で許可を出しているという部分もございますので、行政側の瑕疵というのは相当大きいんですね。したがいまして、これは住民には責任はないんだろうというような解釈の中で、4メートル以下の場合でも認定行為をかけると、要するに私道移管をするという場所もございます。それから、何年もかけて承諾がとれなくてそのままになっているという場所については、やはりある一定期間の中で1回切りまして、地元の意向を聞いた上でもう1度仕切り直しをするという制度が必要なのかなというふうには思っています。 ◎道路管理課長 それでは、街路灯の方の関係で昼間でも電気がついているじゃないかというようなことで、今現在やっている状況は、市民通報並びに市の職員のパトロール、あと、最近例の刈羽原発で東電も今非常にパトロールが入って、とにかくかえてくださいという依頼が私どもに来ております。そこいらを含めてスピーディーに、点滅器というんですか、夜になるときちっと、その点滅器の交換というのをスピーディーにするように今動いている状況です。それがシステムできちっとできるかということは、まだそこまでいっていない状況でございます。 ◎道路補修課長 歩道橋の管理の件につきましてお答えします。町田市道の上についています歩道橋については基本的に町田市の建設部の管理ということになっております。その数はたしか10数基あったというふうに記憶してございます。  この町田市教育センター前歩道橋につきましても、設置は1968年、東京都住宅供給公社で設置されましたが、その後、市に移管され、移管された年度はわからないんですが、それで建設部の方で維持管理していて、必要がないので撤去するということになりました。 ◎建設部長 この歩道橋につきましては基本的には道路管理者が管理すると。だから、都道は東京都、それから市道については町田市ということでございます。 ◆川畑 委員 橋梁、歩道橋も含めてなんですけれども、橋の耐震のチェックをどこかされていましたよね。その結果、耐震の部分で非常に心配な部分があって、その対応をこれからどうするかというところについては私はよく理解していないんですね。例えば2006年度でそういった橋の部分についてどういった対応を、補強を加えていくようなことをされたのかどうか。これは私は横断歩道橋も、橋と言ったらあれなんだけれども、陸橋という部分では耐震性の問題もあるのかなというふうに思ったりしているので、これについての取り組みは2006年度どういうものがあったのか。これを踏まえてこれから先、橋も結構ありますよね。どういう計画があるのか、それについてちょっとお聞かせいただければと思います。  それと、お聞きしたいのはペデストリアンデッキの取り扱いなんですよ。あれはやっぱり市の玄関であり、今は維持管理をするところだけを一生懸命されているんですけれども、あれをもっと積極的に、例えば市のアピールをするなり、もしくは、変な話ですけれども、変というか、積極的な広告収入を取るとか、そういったことも考えていく必要が私はあるんじゃないかなと思っているんですが、そういった検討はされているのかどうか、それについてちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ◎道路補修課長 1点目のこれからの耐震ということで橋梁のご質疑があったんですが、2006年度につきましては、橋梁維持工事費としまして子の神橋橋梁維持工事というのをやるということで決めておりました。場所につきましては鶴川地区にある鶴見川にかかる橋なんですけれども、これにつきましては工事を発注しまして入札をしましたが、請け負っていただける業者がいませんでした。これは2回試みたんですけれども、2回目も指名競争入札をしたんですが、全社が辞退ということでどこもやっていただける業者が決まりませんでしたので、やりたかったんですが、できなかったということになりました。毎年1橋か2橋ぐらい、ことしもそうなんですけれども、いわゆる危険な橋梁のリストがございますので、そういったものをやっていくということではやっております。 ◎建設部長 橋梁の関係ですけれども、耐震につきましては当然今後やっていかなければならない部分というふうに認識しておるんですけれども、何せ橋梁数が多過ぎまして、すぐ一遍にというわけにいきません。したがいまして、今後は大規模修繕という項目の中に入れまして、それで計画的にやっていくというようなことで今考えております。ただ、1橋当たりのかかる金額が非常に多いものですから、1年に何橋できるかという部分がありますけれども、なるたけ多くやっていきたいというふうには思っております。  あと、ペデストリアンデッキの広告の関係でございますけれども、委員ご指摘のようにかなり目立つ場所でございますので、当然そういうことも必要だというふうに思っております。具体的には、今、案内表示板、サイン計画をやるんですけれども、そこに何か宣伝を入れて広告収入が入らないかどうか、その辺の検討を進めております。ペデストリアンデッキ自体のものにつきましてはまだ検討していませんけれども、今後あわせて検討していきたいというふうに思います。 ◆川畑 委員 「事務事業カルテ」の58ページの橋梁維持事業の中で耐震対策が必要なものが120橋あって、不要なものが63橋あると。そういったものがあると、120橋あるとなると、やっぱりこれは結構計画的にやっていく必要があるんだろうなと思うので、これは表舞台に出した方がいいと私は思うんですね。そういった面で指摘をさせていただきますので、ぜひとも前向きな検討をしていただければと思います。  それで、成果の174ページに、非常にいいことだなと思うのは、道路資産管理基本計画をつくられましたよね。これからいろいろ補修とかそういったものをされていくんだろうと思うんですが、ちょっといろいろ気になるのは、例えば町田市だけが道路を扱っているわけではなくて、ガス工事だとか電気工事だとか、せっかく舗装したにもかかわらず、ぶつ切りをされたときの耐震が非常に弱くなってしまう。そうすると、対関連の部分とどういう協調性をとっていくのか、また情報を入手していくのか。市民から見れば、掘ったり舗装したり掘ったり舗装したりと、そういったイメージが非常に強いので、そういった点はどのようにこの中で反映されているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎建設部長 道路占用との絡みでございますけれども、これにつきましては、路線で各企業さんが埋設されるもの等につきましては、当然私どもの方で規制をかけたり、あるいは調整の中で時期をずらしていただいたりという形でやっておりますけれども、一番多いのがビルをつくったりなんかするときの引き込みなんです。これは私どもはとめるわけにいかないんですね。それをとめますと非常に問題が大きくなるということで、ここの部分を規制するというのは非常に難しい作業であるというふうに思っておりますし、また、恐らくそれを調整するのも、ビルのオーナーさんの考え方もありますので、ビルの建設をとめていただくというわけにいきませんので、ちょっとここは難しい部分なのかなというふうに思います。延長の長いものについては当然規制をかけていくという方向でやっておりますし、これからもそういう方向でやっていくということで考えております。 ◆川畑 委員 それで、これは基本計画になったときの今後の話になるかと思うんですけれども、工事の発注の仕方を、会計年度で言うと単年度、1年式ですから、工事の発注はどうしても1年間から見ると空白時期をつくってしまう。そうすると、受け入れていく業者にとってみれば、あらかじめ前倒しで通年でやっていければ非常にコストが下がるよというような話も聞いたりします。そういった面でコストを下げる部分でも上手な運営をしていただければというふうに思います。これはたしか行政改革のポイントにもあったかと思いますので、これは検討をお願いしたいと思います。  それで、部長、いつも部長の仕事目標を聞いているんですね。部長の場合は5項目出されておりましたけれども、これはほぼ達成した、こういうふうに理解していいのかどうか。1個1個説明してもらうと時間がかかるので、トータルの見解をお聞かせください。  その中で特に5番目の「市民協働による道路管理の推進」というふうにあります。これは道路管理事務の中にあるものだと思うんですけれども、アダプト・ア・ロード事業なんかも今一生懸命やっていただいていますね。これは今回成果にもどこにも出ていないんですよ。もったいないなと思っているので、その現状とその辺のところを取り組みがどうなのか、これをお聞かせ願いたいと思います。  そして最後に、相原の西口の道路の事業、着実に進められているんですけれども、どうしてもあそこは広場の部分が非常に目立っていくわけなんですけれども、あの一帯の活用、道路がきちっと整備されるなど、活用とか、そういったものについては市民要望に対してどういった対応されているのか、それについてちょっとお聞かせいただけますか。 ◎建設部長 部長の仕事目標の関係でございますけれども、私どもの方は5項目出させていただいています。評価としましては、Bが100%完了したという状況でございまして、100%以上達成したというものが5項目のうち3項目入っております。あとは100%達成ということで、非常にいい評価をいただいております。  特に市民協働による部分につきましては、今相当担当の方で頑張っておりまして、当初6団体とアダプト・ア・ロード制度に基づく協定を締結するということで予定していましたところ、新たに8団体プラスアルファで締結させていただいたということで、目標達成率としては200%を超えていると。ことしにつきましてもなおふえてきまして、ますます充実をしてきているという状況ですので、今後もますます市民協働の部分については私どもの方も頑張っていきたいというふうに思っています。  それから、相原駅の関係でございます。これは駅前広場が今用地買収をして、ほぼ100%あそこの部分については用地買収を完了しております。それで、地元の皆さん方からは、暗くて危ない状況であるということで、街路灯をもう少し増設してくれないかとかいろんな要望が来ています。私どもの方としてもなるたけ早く事業をしまして、要するに駅前広場の完成、将来形に向けて頑張っていきたいんですけれども、まずは排水施設をとにかく完備しなければならないだろうということで、今年度及び来年度については、とりあえず排水施設を整備していくということを用地買収と並行的に進めていくという作業を進めています。その中で駅前広場につきましてもある程度の整備はしていきたいというふうに思っていますけれども、全部を一遍にというわけにいきませんものですから、市民の要望を聞きながら徐々に整備をしてまいりたい。  また、防犯面については特に配慮しながら、地元と協議しながらやっていきたいというふうに思っています。 ◆三遊亭 委員 2点ございまして、施策の成果の180ページから181ページに市営自転車駐車場契約状況の一覧表が載っております。9カ所のそれぞれの契約金の滞納率をお知らせいただきたいのと、もう1点は、やはり同じく施策の成果の174ページ、ちょっと私、言葉に敏感なものですから気になったんですけれども、中段あたりに資産(アセット)、その右に管理運営(マネジメント)とあるんですけれども、どうしてこういうのをつけるのか。例えばその上にある案内板(サイン)というのは、その下の行に町田市サインマニュアルというのだからサインというのはわかるんですけれども、このアセットとかマネジメントというのはやっぱりこういう英語を後につけなきゃいけない何か決まりがあるんでしたら、それもあわせてお知らせください。 ◎交通安全課長 今9カ所の駐輪場の滞納率ということですけれども、特に滞納があって云々という報告は受けておりません。ですから、特に滞納のリストは持っておりません。 ◎建設部参事 アセットとマネジメントの関係なんですけれども、これは道路の維持管理というような関係で、道路施設を資産というふうなことにとらえまして、それの管理運営をするというふうなことで英語で表記してあるんですけれども。 ◎建設部長 今のアセットマネジメントなんですけれども、英語か日本語かということなんですけれども、当初英語でアセットマネジメントという言い方をしていたんですけれども、私どもの方の市長の方から非常にわかりづらいというようなこともございまして、道路資産管理という日本語に直したという状況でございます。 ◎住宅課長 大変失礼いたしました。減免の戸数ですが、230世帯、230戸です。そのうち滞納がある世帯が12戸ございます。 ◆川畑 委員 率は幾つですか。 ◎住宅課長 514戸のうちの230戸でございます。  続きまして、先ほどの明け渡し時の賠償の内容なんですが、ふすまの片面を壊してしまった。汚れではなくて壊した。それは補償してもらったということでございます。 ◎建設部長 減免世帯が230世帯で、滞納が12戸ですので、パーセントにしましては5.2%ということでございます。 ◆川畑 委員 全体の戸数に対する減免の率を最初に聞いたんです。その場合は今答弁があったように、514を母数として230を分子にすればいいんですね。 ◎建設部長 はい。 ◆熊沢 委員 皆さんのを聞いていてちょっと疑問に思ったことが多々あるので多々聞きます。  まず、私道移管の件なんですが、私道移管を希望しているところもあると思うんですが、私道移管すると余りよくないんじゃないかと思って勘違いをされている自治会があって、なかなか私道移管をされていないところというのがあるみたいなんですね。そういうことを耳にするし、お勧めすると、ちょっとというので、今、道路管理の問題で事故があったり何があったりすると、私道で持っているとすごい住民の方々が苦労すると思いますので、そういう方々に対するアドバイスとか、そういうことをやられているのかなという点。  もう1個、狭隘道路なんですが、私もあそこは狭いからどうにかならないですかというふうには聞かれるんですけれども、本町田なんかは100メートル、200メートルずっと同じ人の敷地なんですよ。片方は住宅地で片方はその地主さんが持っている駐車場だったりするので、そっち側にしかもう下がれなくて、広さにする、土地の面積にするとすごい広い面積をその方にお願いしますというのはなかなか私も言えないし、多分言えないと思うんですね。そういうところが結構残っている場所というのは、また、本町田よりももっと住宅街じゃないようなところが多いんじゃないかなと思うので、そういうところの対策とかそういう相談というのはあるんでしょうか。また、ちょっと広げると、すぐ路上駐車があって結構苦労されている地域もあると思うので、そういうところの対策というのを何かされているのかなと思います。  あと、住宅課なんですが、先ほど所得の関係で家賃が上がったり、本当は出ていかなきゃいけないという市営住宅の件なんですが、生活保護のときもお聞きしたんですが、税務部の支払い調書なんかを調べて確認をしたりとかいうことを、最近税務署とかすごい厳しくて、支払い調書を出さないとうるさい状況になって、当たり前のことですけれども、出す状況になっていますので、そういうところと連携して働いている方の所得を調べることができるのではないかなというふうに思います。  あと、いただいた資料別冊綴りの97ページの市が借用している土地、建物の中の勝楽寺さんの分なんですが、ほかのところは何とか用地と書いてあるんですが、勝楽寺さんのところだけ借地権買収と書いてあるんですけれども、買収を借りているというのはちょっと日本語の意味がわからないので説明してもらえればと思います。  あと、道路じゃなくて未利用地として持っていて、残地になっているところを処分するなりこれからどうするかという計画は特に何もないのかなというので、何かあるのかなということをお聞きします。  あと、ちょっと私、不勉強で、去年、駅前等でバリアフリー化をやられたところというのはあるかないか、あったらどこか教えてもらえればと思います。  あと、今、狭隘道路を広げたり生活道路をちょっと6メートルなんかにすると、私道と市道との交差点、住宅街の中でも広くなっているところ、私道は狭くて、市道は広い交差点のところに注意看板を置くときになかなか難しいという問題を聞くんですけれども、そういうときというのはどういうふうにされているのかなというふうに思います。  もう1点、ここのところちょっと、うちは前は鎌倉街道が広がって、3年ぐらい前につけた新しい街路灯を道路が広くなったらまた新しい街路灯に、まだ使えるんじゃないかなと思うような街路灯を新しい街路灯につけかえていて、もったいないなと思ったんですが、町田市ではそんなことはないですよね。 ◎交通安全課長 今の注意看板のお話ですけれども、私道と市道が絡んでいる場合ですね。まず看板ができる場所、うちの方は電信柱とかカーブミラーのポールがあるとかいう場所に設置する看板ですので、それが民地になった場合にはその民地のお宅の了解をとるということが必要ですので、なかなか我々が行ってもだめだよというのが多いものですから、地域で了解をとってくださいという形でお願いしております。それで大丈夫ですよといった場合にはつけさせていただいているということが現状でございます。 ◎住宅課長 収入の件ですが、収入報告書という形で年1回要求しておりますが、その中で税金に関すること、そこら辺も調査できるのであれば、可能な限り調査していきたいと思います。 ◎道路整備課長 ただいまの熊沢委員のご質疑の中の私道移管等の場合の延長が長いものに関して、片側の地権者の方が一方的に土地に入ってしまうというような路線の長いものに関しても、これは道路整備課の方の四拡事業がございます。この中で当然地権者の方の同意をいただいて、用地についてはご寄附をいただくという形が前提なんですが、その中で整備させていただくという事業もございますので、報告させていただきます。 ◎道路管理課長 街路灯の新しいので、すぐもう道路拡幅して、それを撤去というような形で新しいものをつける。私の方は一応基本的な考え方は再利用というようなことで、それはもう使えるものはずっと使っていくという考え方でございますので、再利用をしていくと。  あともう1点は、道路に対して私道の注意看板というので、やはり私どもも行きどまり看板というのはよく、この先通行できません、やはり相当住民、入り口につけると、つけた人は結構邪魔者ということで嫌がるので、そこいらは入った、奥まった家の10人の承諾書だとかをいただきながら、ご協力願いながら、一応道路上に行きどまりだとかこの先道が狭いですよとか、そういう看板の設置の協力をお願いしていただいております。 ◎道路用地課長 私道の関係でございますけれども、基本的にはまず路線で整備なり移管を受けるという前提でございます。やはり私道は個人の資産でございますので、相談に来られたときに移管とか整備等についてはご説明いたしますけれども、市が積極的に介入はちょっとしにくいというんですか、できにくいという状況でございまして、これは各市、同じような状況ではないかなというふうに思っております。 ◎建設部長 今の補足ですけれども、私道移管という事業がありますよというようなPRは必要なのかなと。そういう事業があるということ自体わからない方もいらっしゃいますので、その辺については、ホームページなり、あるいは広報なりを通じてわかるような情報提供をしていきたいというふうに思っています。 ◎道路整備課副参事 未利用地の考え方ですけれども、普通財産の関係だと思いますけれども、代替地という形になっている部分につきましては住宅用として保有していまして、現在実施しています各事業の権利者から要望に対するあっせん用として保管しているというような状況です。  あと、お話にありました残地ですけれども、残地につきましては、面積が過小で代替地としてあっせんできないといったようなものにつきましては、今後、この代替地の扱いとあわせましてこういった運用基準を道路整備課でも検討して、長い期間保有しないような形で考えていきたいというふうに今考えております。 ◎道路補修課長 駅前のバリアフリー化というご質疑があったんですが、駅前の道路についてのバリアフリー化の工事は2006年度にはやってございません。 ◎足立 道路整備課主幹 では、市が借用ということで熊沢委員からのご質疑にお答えいたします。本件につきましては、経済振興課におきまして、宗教法人勝楽寺より借地権を買収するに当たり、その中で借地を借りて事業の用に供したというふうに考えております。 ◆熊沢 委員 ほかのことは後で聞くとして、借地権を買収するために、買収するまでの間借りているということなんですか。勝楽寺さんの借地権を借りている……。権利者は勝楽寺さん……。 ◎足立 道路整備課主幹 そうでございます。勝楽寺が底地権を持っております。 ◆熊沢 委員 それで、借地権を買うために借りている……。買収を借りている……。もう1回説明してもらえますか。 ◎建設部長 私どもの方で勝楽寺さんが持っておる借地権を買収させていただきました。今後につきましてはその借地権を買い戻していただくということで、その間の段階で今のところは保有しているということでございます。 ◆熊沢 委員 なかなか複雑そうなので、今度ゆっくり聞きます。  街路灯の件は再利用してもらえればいいなと思ったんです。すごいもったいないなと。東京都でやっていたので、町田市はないだろうなと思って確認させてもらいました。  私道移管に関しては、私道で持っているとデメリットな部分がありますよということをしっかり言って、メリット、デメリットに関してもしっかり言っていただかないと、事故を起こしたときとか、あと舗装工事か修繕をするのも自治会でやるときに負担が結構多くていろいろと問題になっているということも聞きますので、そういうことをしていただければと思います。  この間ちょっとうちの近所を見に行ったら、狭隘道路を広げるのに家が1軒か2軒ぐらい建つぐらいの広さがあって、その地主さんは砂利になって下がってはくれているんですけれども、さすがに全部寄附してくれとは心苦しくて言えなかったもので、いろいろとルールがあるのかもしれないけれども、何か対策が、面積何平米以上とか何とかというのがあったらいいなと思って聞きました。  住宅課さんは年に1回の所得の確認を、向こうからの届け出もあるかもしれないですけれども、こちらから税務部――生活保護なんかはやられている方なんですけれども、性善説なのかもしれないけれども、一応確認をしてもらう、こちらから税務部に問い合わせて確認することができるんじゃないかなというふうに、その件に関しましては個人情報とはまた別の職務上のものだからできると思いますので、そういう確認をしていただいて、本当に必要で入りたい人が入れなくて待っている場合がありますので、そういうことをしてもられえばと思います。  未利用地の残地の問題はこれから検討していただけるということなんですけれども、長い間空き地であると防犯面にもよくないので、ちょっと整地してきれいに管理してもらったりとかしてもらえればと思います。  バリアフリーは、舗装面のバリアフリーもそうなんですが、エレベーター、エスカレーターはどこかにつけたかなと思ってちょっと聞いてみたので、もしあれば、なければないでいいです。  あと、私道と市道の交差点の注意看板の件ですが、この先行きどまりという看板をつくってもらおうと思うと皆さんの同意が必要になってくるんだけれども、でも、利用する方から見ると、利用する人と同意する人が違うところが結構あったりして、また、私道に入っていくとすごい狭くて、すごい急な坂道で、行きどまってバックで車が帰ってきてすごい危ない、事故を起こしそうになったのも見たことがあるので、ぜひ何か市の方からそういうところ、道路を広げたときに多分気づくと思いますので、そういう形で近隣の方々と協力をしてもらえればいいのではないかなと思います。  何かあればよろしくお願いします。 ◎道路整備課長 ただいまの熊沢委員のお話の中のバリアフリーでございます。これに関しましては、道路新設の際には、今このような中でバリアフリーに配慮をさせていただいて歩道築造としておりますので、あわせて報告させていただきます。 ◎道路用地課長 私道の移管、整備等につきまして、私道用地としてのデメリット、また市に移管されたときのメリット等につきまして、PRなり、また地元の方で相談に来られたときにこちらの方で積極的に説明等を行っていきたい、このように思います。 ◎住宅課長 今、熊沢委員さんがおっしゃられた調査方法、検討していきたいと思います。 ◆いわせ 委員 2点ほどお伺いいたします。  主要な施策の成果に関する資料の175ページの街路灯新設費についてと182ページの自転車駐車場整備事業についてお伺いいたします。  まず、街路灯新設費なんですが、午前中、三遊亭委員の方からもお話がありまして、街路灯のシステムについて私も改めて再確認をさせていただきました。ゼンリンの地図に合わせてパソコンで台帳管理をしていると。それから、電球が切れる切れないは器具によって見つけるのは難しいので、切れた後に台帳管理等をするということだったんですけれども、先ほど川畑委員の方からも、昼間電気がつけっ放しの街路灯があるということで、その中の答弁で職員のパトロールをされているとあったんですが、もし聞き漏らしていたらごめんなさい、これは定期的にパトロールをされているんでしょうか。 ◎道路管理課長 パトロールは毎日2組で一応――それは街路灯だけの目的じゃなく、いろんな道路の附帯設備がございますので、そういうのもあわせながら見ているという状況でございます。  あと、夜間については月1度、これは街路灯も含めていろいろ不法投棄があってはいけないということでパトロールもかけてございます。 ◆いわせ 委員 電球と電気の傘がかなりほこりだらけになってしまっていて、電気がついても照度がかなり悪いというようなところを多々見受けるんですけれども、そういうものに対してはどのように対応されているんでしょうか。 ◎道路管理課長 やはり今委員おっしゃったように照度が悪いというご要望も非常に多いです。それで、今、当時の水銀灯のワット数より蛍光灯でも非常に明るい蛍光灯が出ていると。消費電力も非常に落ちているというようなことで、ご要望があれば、そういう球交換並びに器具交換は定期的に要望に沿って行っております。  清掃については、球、器具交換をしたときにそういう傘の掃除をするくらいで、常時これだけ2万6,000強あるあれを同時清掃というのは義務づけてやっておりません。 ◆いわせ 委員 新たにといいますか、電球が切れたときに交換して、ついでに周りの電灯も、街路灯もチェックをしていただきたいと思います。  東京都の方でもこの間の9月22日、新聞に出ておりましたけれども、白熱球一掃作戦展開へというようなお話も出ております。今回この施策の方にも、「街路灯の新設にあたっては、従来の水銀灯に比べ消費電力の少ない蛍光灯を採用しました」とあるんですけれども、ちょっと先ほどの答弁の重複になってしまうかもしれないんですが、交換した際は蛍光灯を採用するように積極的に心がけていただければと思います。 ◎道路管理課長 ただいま委員のおっしゃるとおりで、今後、私どもも水銀灯から、今やはり消費電力というのを私の方も最大のテーマとしておりますので、いかに電力を落としていくかということで蛍光灯への球がえを積極的に行っていきたいと考えております。 ◆いわせ 委員 よろしくお願いいたします。  次に、182ページの自転車駐車場の整備事業について、ここは鶴川駅西側自転車駐車場建設について明記されているんですけれども、現在の駐輪場の利用状況、また、何か問題が発生しているようでしたら教えてください。
    ◎交通安全課長 今、西側の駐輪場、4月1日にオープンしまして、現在もバイクは全部満車になっております。自転車も1階、2階はもう埋まっていまして、3階部分が約100台程度あきがあるという状況でございます。特にトラブルも報告がございません。順調に稼働しております。 ◆いわせ 委員 ありがとうございます。  実はこの鶴川の西側の駐輪場なんですけれども、地元の方たちから夜もこうこうと電気がついているあの建物は何と聞かれたんですね。確かに入り口のところに行けば鶴川駅西側自転車駐車場と壁に張ってあるんですけれども、駅の方から見ると、本当に何の建物があるんだろうというような形でえたいの知れない建物になっちゃっているので、せめて窓のところにでもステッカーみたいな形で結構ですので、ここは駐輪場ですよとわかるように表示をしていただきたいんですけれども。ちょっと要望になってしまいます。 ◎交通安全課長 今おっしゃるように、入り口部分の表示は入り口には当然書いてあるんですけれども、建物の上の方にはございませんので、その辺は検討させていただきます。 ◆いわせ 委員 あと、誘導員を鶴川駅には8人も設置しているにもかかわらず、やはり3階がまだちょっと空き状況だということでありますので、この辺、3階も何とか満車になるように努力をしていただきたいと思います。 ◆吉村 委員 決算書の190ページの一番上の流用のところです。額が結構大きいので、例年これくらいあるのか、どういうことで流用になったのかお聞かせ願いたいのと、それからもう1つは自転車に関してなんですが、環境に配慮した省エネ型の乗り物という視点と、一方ではちょっと自転車の事故がふえてきているということが気になりますので、決算書の196ページ、交通事故防止事業の中に自転車の安全な通行といいますか、そういうことを考えた事業があったのかどうかお聞きしたいのと、そのすぐ上の交通安全教育事業で子どもたちに自転車の乗り方とか教えて、教室を開いていますけれども、その中で自転車がどこを走るといいというふうに教えるのか、それからヘルメットの着用についてはどういうふうに指導しているのか教えてください。 ◎収入役 最初の流用の件なんですけれども、これは所管は総務部の職員課なんですけれども、給料から給料ですから、職員の異動だとか若い人から年寄りということでもないけれども、そういう関係もありまして、額はこの程度が例年ということではなくて増減がありますので、そういうことかなと、そういうふうに思いますけれども。 ◎交通安全課長 まず、事故防止の方ですけれども、これは自転車対策という意味でじゃなくて、実際に道路を通行する場合の交通事故多発箇所の改良工事、あるいは先ほども出ました反射鏡、カーブミラー、あとガードレール、そういうものをこの事故防止事業としての工事をやっております。実際には反射鏡59基、ガードレール2カ所、あと交通事故多発箇所の改良工事、これはカラー舗装をしたり滑りどめ舗装、その辺が11カ所ということでやっております。  それと、安全教育事業の中では、小学校の授業、PTA主催の項目の中で町田警察署とタイアップしてやっておるんですけれども、当然、自転車の通行についての左側通行、あるいはヘルメットも最近は非常に東京都さんの方からも指導が入っていますので、ヘルメットの利用とか、あと運転の実技をやっておりますので、そういう中での停止線でとまるとかそういう基本的なこと、あとは交通事故に対する本当の簡単な試験ですけれども、そういうものを終わりにやりまして、それで運転免許証という形で交付してございます。 ◆吉村 委員 流用の件はわかりました。  それから、自転車の関係ですけれども、そうしますと、例えば左側がべたっとした道路でしたら、歩道のところに白いラインが引いてありまして歩道と車道が分かれておりますね。それから、車道と盛り上がった歩道が別にあるパターンというのがあるんですけれども、そこでどこを走るように教えているのか。 ◎交通安全課長 自転車も軽車両扱いということで道路交通法上見ていますので、基本的に歩道があるところは歩道でなくて車道なんですね。ただ、広目があるところは歩行者、自転車可ということでやっていますので。ただ、自転車可であっても当然歩行者優先でございますので、歩行者を優先に安全運転をするようにという指導をしてございます。 ◆吉村 委員 わかりました。  それで、道路新設改良費というのも決算書194ページにありますが、新しく道路をつくる場合、それから改修する場合に、自転車に関して何らか配慮された道づくりというのは2006年の場合はいかがだったでしょうか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ◎建設部長 新設道路、それから道路改良事業において、自転車のための何か施策というご質疑だと思うんですけれども、これについては2006年度についてはやっておりません。ただ、ここで新しく国土交通省の方から自転車の専用の通路を設けるみたいな通達も来ていますので、その辺を参考にしながら今後の事業としてやっていく部分が出てくるのかなというふうには思います。 ◆吉村 委員 了解しました。今後に期待したいと思います。  以上で終わります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 休憩いたします。              午後2時50分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時55分 再開 ○委員長 再開いたします。 △都市計画部所管部分 ○委員長 一般会計のうち、都市計画部所管分を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎都市計画部長 一般会計のうち、都市計画部の関係につきましてご説明申し上げます。  まず歳入ですが、決算書の43ページ、44ページをごらんください。  下段の13款、使用料及び手数料、2項、手数料、4目、土木手数料、節の2、建築指導手数料、これは建築指導課で担当しております建築確認事務手数料3,085万7,800円で、確認申請受付件数711件を初めとする事務手数料収入の総計でございます。  その下、節の3、建築指導証明手数料、同じく建築指導課の建築確認済み及び道路位置指定の証明書等発行事務手数料の総計49万4,100円でございます。  次の45、46ページをお開きください。  節の5、6はともに開発指導課の所管でございまして、節の5が開発行為等許可手数料1,902万300円で、これは開発許可申請93件を初めとする許可手数料収入の合計であります。  節の6、宅地造成等規制法許可手数料396万2,000円は、宅地造成等許可申請に伴う手数料87件分でございます。  続きまして、55、56ページをごらん願います。  款の15、都支出金、項の1、都負担金、中段、目の3、土木費都負担金、節の1、国土法事務費負担金であります。これは都市計画課の所管で、国土利用計画法に基づきます一定面積以上の土地取引に関する届け出の経由事務でございまして、40件分の土地取引に関する交付金14万円であります。  次に、61、62ページの項の2、都補助金、目の2、民生費都補助金、節の29、福祉改革推進事業費補助、備考欄の都市計画課、1,662万6,000円でございます。これは地域コミュニティバス運行用車両購入と運行経費に関する補助金です。  続きまして、71ページ、72ページをごらんください。  同じく15款、都支出金、項の3、委託金、目の5、土木費委託金でございます。  一番下の節の2、建築物調査委託金、これは建築指導課が毎年実施しております建築物実態調査に関する東京都からの委託金17万3,300円でございます。  次のページをお開きください。  節の3、土地区画整理事業許可事務委託金、これは土地区画整理法第76条に基づく許可の委託金317万6,559円でございます。  節の5、都市計画事業等許可・認定事務委託金、これは建築指導課所管の都市計画法第53条関係の許可事務及び東京都建築安全条例上の認定事務に関する委託金47万7,462円でございます。  節の6、開発許可等事務委託金、これは開発指導課の所管でございますが、都市計画法第29条の開発許可関係事務が町田市に委任されており、それにかかわる人件費や物件費などの合計から手数料収入を引いたすべての費用を東京都が負担することになっておりまして、これが3,774万1,109円ということでございます。  下段の16款、財産収入、項の2、財産売払収入、目の1、不動産売払収入、節の1、土地売払収入、備考欄の区画整理課6億7,949万3,785円でございます。これは忠生土地区画整理内市有地の売り払い収入でございます。  79ページ、80ページの下段の20款、諸収入、項の4、受託事業収入、目の2、土木費受託事業収入、節の1、住宅金融公庫業務受託収入、これは建築確認申請者が住宅金融公庫を使った場合に公庫から入る手数料44万9,190円でございます。  次に、83、84ページ、同じく20款、諸収入、6項、雑入、7目、雑入、1、雑入でありますが、備考欄の4、複写機等使用料のうち、中段より下に建築指導課に設置しております市民用の有料コピーの使用料27万5,070円の収入がございます。  続きまして、88ページ、備考欄59番の下段は、都市計画課、天然ガス自動車普及事業補助金1,575万円ですが、これは、2007年3月に運行を開始しました金森、成瀬地区の地域コミュニティバス2台購入に対する補助金でございます。  以上が歳入の概要でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  189ページ、190ページをごらんください。  8款、土木費、1項、土木管理費、目の2、建築指導費、備考欄の2、建築審査会等委員費、建築審査会事務は、建築基準法第78条に基づき、年間11回開催しました建築審査会に係る委員報酬費等128万5,300円でございます。  その下の建築紛争等調整事務は、町田市ラブホテル建築の規制に関する条例に基づきますラブホテル建築規制審議会を開催した委員報酬等24万3,640円でございます。  同じく備考欄の3、建築指導事務費、このうち、建築指導管理事務費は建築指導課の事務経費210万7,253円でございます。  その下の建築物等維持保全促進事務は、特殊建築物定期調査報告業務の委託料、建築設備定期検査報告業務の委託料等158万9,469円でございます。  その下、違反建築指導事務800円でございます。  次に、197、198ページをごらんください。  下段になりますが、8款、土木費、項の3、都市計画費、目の1、都市計画総務費でございます。  最初に、備考欄の2、都市計画審議会費、これは、都市計画法に基づき、昨年度6回開催しました都市計画審議会の開催に係る委員報酬等の費用157万6,600円でございます。  次に、その下、備考欄の3、都市計画事務費は総額4,488万4,613円です。このうち、都市計画管理事務といたしましては、都市計画図の作成業務委託を中心に都市計画課に係る諸経費1,111万5,727円でございます。  続いて、都市計画決定事務では、生産緑地の都市計画変更関係の図面作成業務委託122万8,500円であります。  その下に、一定面積以上の土地取引の届け出に関する国土利用調整事業15万8,351円があります。これは東京都からの費用の一部、14万円が補てんされております。  まちづくり推進事業としては、相原駅周辺地区まちづくり準備室の維持管理に関する費用で、35万2,564円を支出しております。  次の199、200ページをごらんください。  備考欄の一番上の景観計画策定事業は、景観計画策定に関する基礎調査業務委託及び市民を対象にした景観まちづくり講座経費で、447万4,321円を支出しております。  次の公共基準点等整備事業は、測量法第11条第4項2号に基づき、都市計画道路の座標見直しを行うために既設基準点の世界測地系への座標の切りかえを行いました委託料2,755万5,150円であります。  続いて、備考欄の4、住居表示事務費でございます。これは都市計画課が所管しております住居表示整備事業で、住居表示に関する費用112万6,860円で、平成18年度は小野路町などの地区案内板、地番表示板の修繕を行っております。  続いて、備考欄の5、開発指導事務費97万9,729円、これは都市計画法第32条に基づく開発同意を所管しております開発指導課の指導業務に係る経費の支出でございます。  備考欄の6、街づくり推進検討事業費ですが、これは地区の街づくり推進事業として街づくり審査会の委員報酬並びに住みよい街づくり条例に基づき地区街づくりを進めております小山田桜台まちづくり協議会や小野路宿通り街づくり協議会等6地区に派遣しました街づくりアドバイザー派遣費用など、総額713万6,110円の支出となっております。  続いて、備考欄7、交通輸送対策費9,493万2,525円でございます。内訳としましては、町田市民バス運行事業、地域コミュニティバス運行事業、広域交通計画事業、多摩都市モノレール整備事業の4事業から成っております。  まず、町田市民バス運行事業1,582万2,186円は、通称「まちっこ」の相原ルート及び公共施設巡回ルートの運行補助金であります。  地域コミュニティバス運行事業は、玉川学園北ルート、同東ルート、金森、成瀬ルートのバス運行補助金、停留所設置、車両購入費などの総額5,816万6,239円の支出でございます。  広域交通計画事業2,091万4,100円は、2006年2月に策定しました町田市交通マスタープランを推進するための推進委員会及び路線バス走行環境等改善対策調査、多摩境通り渋滞緩和対策検討調査、バス運行案内システム導入補助などでございます。  次に、多摩都市モノレール整備事業は、多摩都市モノレール等建設促進協議会負担金3万円であります。  備考欄の8、開発審査事務費でございます。これは都市計画法第29条の開発許可を担当しております開発指導課審査係の経費であり、162万1,207円を支出しております。  続きまして、次の段、目の2、土地区画整理費23億1,374万2,053円でございます。  まず、備考欄1、土地区画整理費、区画整理課管理事務129万2,053円は区画整理課の事務経費であります。  続きまして、備考欄の2、忠生土地区画整理事業会計繰出金14億9,831万9,000円、これは特別会計に対する繰出金でございます。  その下の3、鶴川駅北土地区画整理事業会計繰出金、これも同じく特別会計への繰出金8億1,413万1,000円でございます。  以上が一般会計の都市計画部に係る歳出の概要でございます。  なお、詳しい事業内容は施策の成果に記載してございますので、ごらんいただきたいと思います。  申しわけございませんが、施策の成果の説明書に誤りがございましたので、訂正をお願いしたいと思います。施策の成果の189ページをお開きいただきたいと思います。  189ページの上から4行目でございます。「地区案内板等が破損及び」、その後でございます。「労地区化」というふうになっていますが、これを「老朽化」にご訂正いただきたいと思います。  それからもう1カ所、同じページの下から7行目でございます。「街づくりアドバイザー6名を」、その後で「述べ」というものを「延長」の「延」に訂正していただきたいというふうに思います。  大変申しわけございませんが、よろしくお願いいたします。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  休憩いたします。              午後3時9分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時40分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 決算書の190ページ、建築指導事務費、違反建築指導事務800円はどんなことにお使いになったんでしょうか。  それと、決算書の200ページです。交通輸送対策費のうち、多摩都市モノレール整備事業3万円、これは負担金だそうですが、町田市以外で負担している市があれば、それをお知らせください。  それと、施策の成果190ページ、町田市地区街づくり団体活動助成金、6カ所それぞれ助成しておりますけれども、これは全体に対してこの助成金額の割合はどのくらいなのかということをお知らせください。  以上3点、お願いいたします。 ◎建築指導課長 私の方から、違反建築の指導事務ということで800円でございますけれども、毎年違反防止週間というのが10月にございます。それの広報用のポスターが1枚40円するんですけれども、それを20枚ほど購入するという、その金額の800円でございます。 ◎都市計画課長 多摩都市モノレール整備事業3万円の負担金でございますが、これは多摩都市モノレールの沿線の市、それから将来の計画の沿線の市、例えば立川市も含めて八王子市とか町田市とか、一部沿線ではなくて多摩の奥の町も入っています。ただ、ちょっときょう市の数は私は持ち合わせていないんですけれども、そういう沿線市約20数市が入っている協議会でございます。
    ◎水永 都市計画課主幹 190ページの町田市地区街づくり団体活動助成金についてでございますけれども、全体に対する割合ということでございますが、私どもの解釈としましては、地区街づくり団体は現在7団体ございます。そのうち、地区街づくり活動を行っている団体と称しまして現在6団体に対して15万円を限度で助成をいたしております。パーセントということではちょっと今どのように出していいのかわからないんですけれども、この説明でよろしいでしょうか。 ◆三遊亭 委員 まず、その多摩都市モノレールの負担金の件ですが、ざっとかなりあるということがわかったわけですが、それは一律3万円と考えてよろしいんですか。 ◎都市計画課長 市については3万円でございます。ただ、町、村については若干安くなっておると思います。 ◆三遊亭 委員 わかりました。  その街づくり団体活動助成金ですが、そういたしますと15万円が上限ということで、それに該当するのが4カ所あるわけで、それに該当しないのが小野路と原町田四丁目なんですが、そうすると、原町田四丁目がこの助成金額というのはどんな理由でこの金額なんでしょうか。 ◎水永 都市計画課主幹 今のお話はちょっと違いまして、地区街づくり活動をしている団体は全部で現在7団体ございます。そのうちの6団体が地区街づくり活動団体の助成金を申請しております。今ここの表に書かれております6団体、それぞれのこの6団体が15万円を限度で助成金の申請をして助成をしたということで、例えば原町田四丁目につきましては8万3,000円の申請しかしてこなかったので8万3,000円を助成したということでございます。 ◆熊沢 委員 まず、今、多摩都市モノレールの話があったんですが、年に1回総会に行かれますよね。それ以外に何かされていますか。 ◎都市計画課長 今、委員ご指摘の7月に年に1回総会をやっています。その総会の後にその代表者が東京都あるいは国に要望を申請に行っていると。この会につきましては正直言ってそれだけを今やっているという状況でございます。 ◆熊沢 委員 この会については、この会がやっていることはわかっているんですよ。そうじゃなくて、町田市として向こうに対して負担金は3万円しか出していないけれども、それに関して去年何か1年間活動されたかな。去年、実を言うと、道路促進大会、何かの大会で、私たちが行った大会で町田の商工会議所の会頭がそこの場所で多摩都市モノレール、町田延伸までというような発言をされて、今までさんざん町田市からの都予算要望等々でも多摩都市モノレールの町田市への延伸へという要望は出している。けれども、町田市としては何か動いたこと。 ◎都市計画部長 多摩都市モノレールにつきましてはご存じのように多摩センターから今上北台でとまっているわけですね。そうしたときに、次の事業路線としては、上北台から北の方へ行って箱根ケ崎に次の事業整備路線、事業で整備するというところまでは決まっているんですが、ただ、それを採算面だとか合わせたときに、いつ整備するかというのは現在のところまだ見通しは立っていません。  多摩センターから南につきましては、町田市分を含めて八王子市側につきましては、計画の中では位置づけはされていますが、まだ時期だとかそういうものが方向的なものも出ていないので、一方ではそういう促進についての活動は必要かと思うんですが、今、単独でなくして、ここの協議会などを通じて多摩の市が力を合わせてそういう要望をしているという実態でございます。 ◆熊沢 委員 箱根ケ崎は多分横田基地の軍民両用のために石原知事が一生懸命やられていることだと思うんですね。多摩センターから町田までの採算面というと、逆にこっちの方が採算面があるんじゃないかなというふうに思うんです。  実を言うと、今、忠生の方で道路ができ上がっている中には、もうモノレールを走らせるのを前提として中央分離帯を置いて、25メートルのうちの9メートルが中央分離帯で、結構広い幅で中央分離帯をとっているところがあったと思う。ちょっと間違えたら申しわけないんですけれども、これは説明会があったと思うんです。  そういうことを建設の方で道路をつくるときに一緒になってやっているんだけれども、都市計画部としてはこのモノレールに関して、協議会を通しても多分、協議会のほとんどのメンバーはモノレールができ上がってこれからどうしていこうかということでやられていて、こっちまで持ってこない方がいいと思っている人も多いんじゃないかなと思っている中で町田市としては何かやっていないのかな。逆に毎年負担しているだけじゃなくて、本当はもっと負担しろという指示も来ているとは思うんですけれども、そうじゃなくて、やっぱり多摩センターから町田までの交通ルートというのが、モノレールにしろ、バスにしろ、何かあったらいいなと思っている中で質疑させてもらっているので、何か動いていることはありませんかと聞いているんです。 ◎都市計画部長 ご存じのように、多摩都市モノレールの町田駅への導入ルートとしては、都市計画道路3・3・36号線、現在、山崎団地のところで東京都に整備していただいていますが、3・3・36号線という町田の中心部を通る幹線道路、25メートルの都市計画道路を導入空間として確保するのがまず第一じゃないかということで、事あるごとに理事者も含めて3・3・36号線の整備を東京都に対して働きかけているということで、まずそういう導入空間を確保するのが町田市ができる最大の課題なのかなというふうに認識しています。 ◆熊沢 委員 よくモノレールは生きているうちに、私たちが元気なうちに走るのかと私ぐらいの人も言っているぐらいのことなんだと思うんですが、今ちょうど導入の町田3・3・36号線、一部また開通するというのもあるので、それができ上がってからだとまた5年、10年かかっちゃうと思いますので、ぜひそれができ上がるのと同じようにモノレールもしっかりと走るように、でも、なかったら何かかわりになるものができるようにしてもらいたいと思いますので、しっかりと動いてください。お願いします。  次に、町田市民バス運行事業の中のコミュニティバスじゃなくて市民バスの方なんですけれども、これはちょっと私が不勉強で申しわけないんですが、いただいた資料別冊綴りの補助金交付状況の中で神奈中バスに「その経費の一部を補助する」というふうな形があるんですが、一部というのは、全部は幾らで、一部は何割ぐらいなのか。これは収支が出ているから多分すぐわかることだと思うんですけれども、お答えいただけますか。 ◎交通計画担当課長 今の熊沢委員のご質疑にお答えいたします。  補助経費につきましては2,139万1,886円でございます。そのうち運行収入が556万9,700円でございます。差し引き1,582万186円が運行補助でございます。 ◆熊沢 委員 ということは、一部を補助するというよりも全部補助している。運行した経費のうち、売り上げは向こうが持っていって、残りの部分は全部市が補助するということで、神奈中さん側の持ち出しはゼロということになりますか。 ◎都市計画課長 町田市民バス「まちっこ」につきましては、全体の合計に関して収入以外のことをすべて補助するという形で、神奈中自体の持ち出しはないという形になっております。 ◆熊沢 委員 きっとほかの方がコミュニティバスについては聞かれると思うのでここではあれしておきますが、多分コミュニティバスと市民バスとよく比べられて、コミュニティバスはうまくいっているけれども、市民バスは赤字がいっぱいと。採算がとれないから行政がやるという部分は出て、ある程度補助してやるというのも行政の役割の中ではあるとは思うんですけれども、よく利用されるようにPRをされながら、神奈中さんは普通の民間業者ですから持ち出さないと思いますけれども、なるべく神奈中さんにもコストを抑えた形で運行ができるようなことをしてもらえるように伝えていただければと思います。  それでは、細かいことを聞かせていただきます。といっても、都市計画部、消耗品費のことを軽く聞きます。全部の部で聞いているんですが、情報セキュリティーの中で普通のパソコンはフロッピーディスクのみ、管理者のはCDが焼けるのかな。という中で、都市計画、東京都に提出する書類があるという中で、MOをほとんどの課で持っていながらも利用されていると思います。ですので、MOの枚数じゃなくて台数、何台課で所有しているかということとどういう用途で利用しているか。あと、保管はどういうふうにしているか。それはもうディスクも両方ともどういうふうに保管をしているか。ほかにもし私が調べた中以外にUSBなりSDカードなりメモリー媒体があるならば、それは何で利用しているのか、何個持っているのかということと、あともう1点は、消耗品費を一番多く伝票を起こした日、起票した月、一番金額が多い月を教えていただければと思います。 ◎都市計画課長 まず、MOでございますが、台数としては1台持っております。これにつきましては、先ほど委員のご指摘のとおり、東京都とデータのやりとりに主に使っております。保管につきましては、書庫に入れてかぎがかかる状態のところに保管しております。  それから、ほかのメモリー媒体ということでありますと、デジタルカメラのスマートメディアが1つだけあります。  それから、一番多い月なんですが、まず2006年につきましては3月です。 ◎開発指導課長 開発指導課もMOは1台で、東京都の開発許可、規制法許可、情報処理システムのバックアップであります。MOの保管についてはキャビネットの保管です。それと、消耗品の2006年は1月です。 ◎建築指導課長 建築指導課の方にはMOはございません。消耗品の一番支出の多い月は3月でございます。 ◎区画整理担当部長 鶴川につきましてはMOはございません。一番多い月は4月でございます。 ◎区画整理課長 MOにつきましては私どもの課にございませんで、公園緑地課のものを使わせていただいております。使用の目的につきましては、積算基準の単価表の改定分をMOで受け取っております。保管につきましては施錠を行った書庫に保管をしております。  一番多い月、2006年度につきましては3月が一番多い月でございます。  あと、CD-Rを使用しております。 ◆熊沢 委員 開発指導課はメモリー媒体はほかに持っていないんですか。デジタルカメラを持っているから何か持っているのかなと思ったんですけれども、何か持っているのかな。 ◎開発指導課長 デジタルカメラのメモリーはあります。 ◆熊沢 委員 それもしっかり保管しているということで解釈していいんですよね。 ◎開発指導課長 カメラと同じように書庫に施錠で保管しております。 ◎区画整理課長 失礼いたしました。区画整理課につきましてもデジタルカメラがございますので、スマートメディアを使っております。 ◎建築指導課長 建築指導課の方にデジタルカメラがありますけれども、SDカードは使っておりません。 ◆殿村 委員 まず、町田市民バスと地域コミュニティバスについて伺いたいと思います。  それぞれ位置づけが違うと思いますけれども、この何年か取り組んできて課題となっている問題といいましょうか、逆に言うと、今後の位置づけといいましょうか、どういう役割を果たしていくかというあたりについてそれぞれお聞かせいただきたいと思います。 ◎交通計画担当課長 まず、市民バスなんですけれども、市民バスにつきましては、公共施設巡回と相原ルートという形で2つの市民バスを運行させていただいております。その中でやはり相原ルートにつきましても公共施設につきましてもそれぞれ目的があるかと思います。公共施設につきましては、昨年の9月にルート等を見直しまして、やはり利用者が利用しやすいような形で距離とルートを変えております。おかげさまでそれ以降につきましては、若干ですけれども、利用者の増加が見られております。  また、市民バスの相原ルートにつきましてはさきの定例会の一般質問の中でもございまして、これにつきましては乗り込み調査も市独自でやっておりまして、今年度中にあと2回ほど乗り込み調査をやりまして、今の現状をどのような利用形態があるのかというところで、相原からですと、運行距離にして約22キロほどの運行距離ですので、やはり長いルートですので、なかなか利用者にとって、通しで利用されるという方も、少数ではあるんですけれども、いらっしゃるんですけれども、その辺の部分もどういう形で考えていくかというところで検討を考えております。  それから、コミュニティバスにつきましては、玉川学園の玉ちゃんバスですけれども、今おかげさまで北ルート、東ルートという形で運行させていただいております。おかげさまで東ルートはこの2007年3月21日に運行しておりますけれども、かなり利用者も多くて、実は逆に利用者が多くて、お天気が悪いときには若干の積み残しが出ているという状態もありますので、今、試験運行期間中ですので、その辺もあわせてやはり見直しをしていこうということ、試験運行は一応1年期間がありますので、考えております。  あともう1つ、金森地区のかわせみ号につきましては若干利用者数も1日当たり300人ちょっとからスタートしておりまして、8月の段階で400人を超えているという状況もございます。何とか私ども、地域の足ということで利用していただけるように、コミュニティバス運行協議会の方にも地域の方にもお願いしましてPRを図っておりまして、若干ではありますけれども、徐々に3月から8月にかけてふえている状況がありますので、それについても地域の足ということで、市の方である程度少し補助を出しながら運行できるような形で考えていきたいというふうに、何とか市の方でもPRを図っております。 ◆殿村 委員 市民バスの方ですけれども、1つ、公共施設の中で市民病院、やはり日々の利用者の数からすると相当数あるという中で、もちろん神奈中の既定のバス路線はあるものの、いわゆる旧町田街道側に主なバス路線があるという点でいいますと、やはりこれは今高齢化が進んでいく中で、大概どこの公立病院でも直接玄関前にバス停が設けられているということでいくと、これは1つ大きな課題ではないかなと思いますが、その辺の位置づけについてどのように考えられてきたかということが1つ。  それから、コミュニティバスについては、私も以前、高ケ坂地区への導入について質問した経緯もありますけれども、そこに限らずということはもちろんなんですが、同じように既定の路線バスが手薄い地域がやはり市内各所にあろうかと思うんですけれども、その辺で今後の位置づけといいますか、もちろん目下の対象となる地区というのはわかっているんですけれども、どういった、つまり、コミュニティバスそのものを今後長期的にやはり市の施策としてどう位置づけていくかという観点かと思いますけれども、その辺でお考えを聞かせていただきたいと思います。 ◎交通計画担当課長 まず最初のご質疑ですけれども、市民病院の目の前にバス停がないというお話ですけれども、それにつきまして、ただいま市民病院の方は増築、新築等を建設中でございます。その中で実はあの中にコミュニティバスが通れるルートをお願いしておりまして、その中で何とか市民病院の敷地の中に入って、それから出ていくというような、コミュニティバスについては一応そういうようなことで今お話を進めさせていただいている状況がございます。  それから、2点目の高ケ坂地区というお話が具体的に出たんですけれども、それにつきましては、現在、金森地区の成瀬駅ルートは運行させていただいているんですけれども、それの金森地区の町田駅ルートを今年度何とか運行開始しようということで動いております。  それから、先ほどお話が出ました高ケ坂地区につきましては、実は7月に地元の自治会長さん、町内会長さんの勉強会等がございまして、その席上、ちょっと私、講師に呼ばれてお話をしたんですけれども、地元で運行協議会、組織を立ち上げたというふうに伺っております。ですから、今後また高ケ坂につきましては地元といろいろと協議、調整をさせていただいて運行に持っていくというようなことで考えています。  あと、市域全体の話としましてなんですけれども、バス不便地区というところで、やはりどうしても市内に路線バスが薄いところがございますので、例えば今建設部さんの方で道路整備等をやられている相原駅の西口周辺、あの辺はどうしてもやはりバス路線が薄いという部分はありますので、あの辺なんかも構想としてはコミュニティバスの構想は市の方で持っております。 ◆殿村 委員 わかりました。ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に、建築指導管理事務について伺いたいと思いますが、市の方で確認申請を取り扱った件数――出ておりますけれども、改めてお答えいただきたいのと、それから、民間の方の件数がどのぐらいになっているかということ、それから、市の方の職員の体制がどういうふうになってきたかということについてお答えください。 ◎建築指導課長 確認の申請の関係ですけれども、平成18年度につきましては、今、市の方で建築確認を受けた建物は711件、これは計画通知を含まないものですけれども、計画通知が21件ございます。計画通知というのは市の建物だとか国の建物、そういうものでございます。あと、平成18年度につきまして民間の確認検査機関で確認をしたものが2,388件でございます。大体こういう比率になってきております。  職員につきましては、一番最大時は39名ほどおったのですが、平成18年度につきましては、アルバイトさんというか、再任用を含めて28名ということで、約10名ちょっと少なくなっている状況でございます。 ◆殿村 委員 この間、ヒューザーの小嶋さんがまた久方ぶりにテレビに出ていたのでまたこのことを思い出したんですけれども、市の方と民間の割合は、市の方が一たんほとんど底をつくぐらい少なくなった時期がありましたよね。あの事件があったころですね。発覚したころそうだったんですが、それから比べれば少し受け付け件数は、受理件数はふえてきたということなんでしょうか。その経緯で見ますと割合はどうなんですか。  それと、職員の方も最高時は39名ということですが、これももっと減ってまた少しふやされたということなんでしょうか。 ◎建築指導課長 今、例のヒューザーさんの話が出ましたけれども、それ以降、いわゆる下げどまりというのは、市への確認がどちらかというとそこでとまっている状況というんですか、下げどまりの状況というふうに今思っております。それ以降どんどん下がるということはございません。  あと、職員につきましてはふえる状況ではなく、やはり先ほど11人減員になった、その状況で、ことしの4月にも実は2名減員がございまして、現状では25名プラスアルバイトさんが1名ということで、26名体制の状況にはなっております。 ◆殿村 委員 取扱件数と職員の方も下げどまりというような状況ということですね。  職員の方の中に構造設計の専門の担当する職員の方も配置されているんでしょうか。 ◎建築指導課長 建築指導課の中に構造設備係という係がございまして、昔は構造係と設備係というのは分かれていたんですが、人員の関係から1つの係になりましたけれども、構造専門の担当者は現在おります。 ◆殿村 委員 引き続き体制の方、徐々にでも体制を強めていただきたいというふうに要望したいと思います。  次に、広域交通計画事業について伺いたいと思います。この中で先ほどご説明がありましたけれども、多摩境通りの渋滞緩和対策検討調査業務委託というのが含まれているということでした。施策の成果にも載っておりますけれども、これは検討していただいた結果、改善策、こういうことが求められるよということで主な事項がわかりましたら教えてください。 ◎交通計画担当課長 多摩境通りの渋滞につきまして委託で検討させていただきました。その中で、現在、多摩境駅前のところにつきましては、平成17年度に一部歩道を狭めまして改良工事をしております。それと同じような工事を、やはり今後東側に向かいまして、ですから、国道16号と反対側の方に向かうような形で歩道部分を多少、それによって植樹帯が一部なくなるんですけれども、歩道幅が現在4.5メートルございまして、両側9メートルで、総幅員18メートルの道路なんですけれども、その部分を若干歩道を狭めまして車道を広げまして車線数を交差点部分でふやすというような形で考えております。  あともう1つ今大きな問題としまして、実は信号の表示がニュータウン通りの方にどうしても連動している関係で、多摩境通りにつきまして前後の信号がどうしても連動していない部分がございます。その辺につきましては今警視庁さんの方に、実はこの5月にも立ち会いをさせていただいて状況を見ていただいているんですけれども、その辺の信号の表示の仕方、時間の変更について今お願いをしているというような状況で、そういった対策も恐らく講じると。  それからもう1つとして、沿線の――具体的な名称を言っちゃいますけれども、コストコさんとかにちょっとご協力をお願いしまして、やはりどうしても店舗の駐車場の出入り等で渋滞を引き起こしているという部分も影響は否めませんので、そういう部分でも入庫レーン、それから出口の部分の改良をお願いしております。これにつきましてもコストコさんの方で警視庁さんの方と実は数回協議をしていただいております。その辺のご報告は私どもの方にもいただいております。 ◆殿村 委員 渋滞そのものもいろんな要因が、今ご説明があったようなことだと思いますけれども、私も実際時々あそこを通ってみて、相原側からこちら側に市内に向かうときに、渋滞している原因を見てみると、先ほどのコストコさんの先頭で渋滞しているのに後ろの方は気がつかないということで、何も対策もされていないということが1つありましたね。  そこで、こういうことはほかにもあることなんですけれども、やはり言うならば、今回の場合は町づくりが一定された後、交通渋滞が発生した。そしてそれに対して後追いで対応すると、どうしてもそういうことになりますよね。やはり本来町づくりというのはそうではなくて、交通渋滞の問題を含めて計画的な町づくりが本来あってしかるべきだというふうに思うんですよ。  例えば1つの例で言いますと、そこの旭町の、今サミットですか、あそこができるときにもやっぱり大きな問題になりまして、1つ渋滞問題が課題になりました。そこで、やはり企業側に提案していただいたのは、中に引き込み車線を入れていただいて、いわゆる交通渋滞のシミュレーションをきちんとつくって、そして、交通渋滞を起こすのか起こさないかということも、あの建物を建てる前に町づくり協議の中できちんと協議をしたという経緯があったんですよね。  今の市の条例のもとでどこまでできるかということが課題としてあると思うんですけれども、この町づくりということを考えたときに、先ほど言ったように、私は後追いではやっぱりだめだと。なぜかというと、あそこの地区のマンションなども、つまり企業の進出がないがために後からどんどんできていった、そしてあのような大きな店舗が入った、渋滞しましたということで、もう町づくりが非常に無秩序なんですよ。計画的じゃないんですよ。  そういう点から言うと、やはり私はこの渋滞問題から教訓をもっと深いところを引き出すべきだなと思いますけれども、その辺、いかがでしょうか。 ◎交通計画担当課長 今ご指摘のとおり、やはりどうしても町づくりが後追いになっているという部分は否めないと思います。私どもとしても、実は久保ケ谷戸のトンネルのすぐ上に今大きな店舗が開店しております。そういった中で都市計画課でできる行政指導という部分なんですけれども、具体的な店舗名は言いませんけれども、久保ケ谷戸の上の部分なんですけれども、おかげさまであそこのところにつきましては国道16号に向かって1車線をつくっていただいたような経緯もございます。それから臨時駐車場も設けていただいたような経緯もございます。確かにそれはどうしても後追いになってしまっている部分なんですけれども、そういうような指導も実はさせていただいております。  あともう1つ、町づくりにつきましては非常に難しいテーマだと思うので、都市計画部としてやっぱりその部分はしっかり受けとめて今後考えていかなきゃいけないというふうには思います。 ◎都市計画課長 今ご指摘のとおり、今までの町づくりというのは比較的、例えば人が住んで、そこに交通が発生したからバスを通そうとか交通をつくろうということになったところは否めないと思うんですね。人々の移動というのはやっぱり町で最低限の条件になってくるわけですね。だから、そういう意味ではやはりこれから、我々はもう今都市計画マスタープランを持っていますし、それも改定していかなきゃいけない。そういう視点の中にまず人の移動をどうするかということを考えていくということが第一前提だと思いますので、そういうところも視点に入れてこれからの都市づくりを考えていく必要があると思います。  また、最近では余り大きな区画整理というのは出てきていないんですけれども、確かに大きな、例えば今回の相原・小山のような形で大きな区画整理が出てくるときには、やはりそこら辺のシミュレーションというのはしっかりしていく必要があるのかなと。ここの相原・小山の部分を見ても、当初は今みたいな大型のショッピングセンターができるというような発想がなかったと思うんですね。ところが、それはやはり1つの想定に入れていく必要というのは今後出てくると思いますので、そこら辺は今後考えていくということは当然我々の仕事として重要になってくると考えております。 ◆殿村 委員 ぜひそういう方向でお願いしたいと思います。コミュニティバスとかこういったバスの運用の問題もやはり当然こうした町づくりにリンクしてくる問題だと思いますので、計画的な町づくりという観点からお願いしたいなと思います。  最後に、地区の街づくり推進事業についてお尋ねしたいと思いますが、この中の何地区か、既に街づくりアドバイザーが派遣されているということですが、原町田四丁目第二地区街づくりの会ということで、内容的にどのようなことが話し合われているのか、その主な内容についてご説明ください。 ◎水永 都市計画課主幹 原町田四丁目第二地区街づくりの会につきましては、文学館通りと称しておるんですけれども、駅から文学館通りとして旧公民館通り、それから国際版画美術館へつなぐ道に、いわゆるゆったりと歩ける町づくりをしようということで、現在あそこは途中から歩道もございませんし、せっかく中央図書館とか文学館、国際版画美術館は公共施設としてあるわけですけれども、そこへつなぐ、そこへ行きたい人たちが非常に車の間を縫って行かなければいけないということで、ゆったりと歩ける小道の通りにしていきたいということを今中心的な活動として地域の特に商店街の人たちとも一緒に検討をしているところです。  なお、原町田四丁目第二地区というのは通りだけではございませんので、あのあたりはマンションが非常に建設され、ラッシュになっておりますので、戸建て住宅も含めた人たちにとって、そういうマンション群が本当に戸建ての人たちにとってはこの状態でというところで住みやすくなるのかどうか、そういうマンションにお住まいの方たちも含めて中心市街地に近いところの戸建て住宅のあり方みたいなものを議論しているところでございます。 ◆殿村 委員 わかりました。  最終的にはゴールといいますか、この事業においてどういう到達点まで持っていくと。それぞれ同じだと思いますけれども、原町田地区を例にとれば、どんなふうな目標を描いておられるんでしょうか。 ◎水永 都市計画課主幹 文学館通りにつきましては、具体的には今1つ出ている提案は、一方通行にして歩道をつけて、今後の景観町づくりを考えながら、屋外広告物とか沿道の建物の色とか形とか、あるいは電柱の無電柱化とか、そのような事業化につながっていくような提案にできればいいなというところを目標としております。 ◎都市計画部長 ちょっと補足させていただきますが、今、主幹が申し上げましたような内容を地区街づくりプラン、あるいは最終的には地区計画に移行していく、そういう形に誘導、支援していきたいというふうに考えています。 ◆おく 委員 主要な施策の中で189ページ、開発指導事務費、さらに、192ページの開発審査事務費のことでちょっと確認をとりたいと思います。件数が開発行為だとか開発指導にかかわるものがふえてきているわけですけれども、この申請後、今トラブっている件数、そして、そのトラブっていることで市に影響するものというのはあるのかないのか、教えていただけますでしょうか。 ◎開発審査担当課長 今のご質疑のトラブルの件数については細かくは把握しておりませんけれども、隣接、近隣等のトラブルはほとんどあるというふうに理解していただければと思います。  市の方に影響があるのかということにつきましては、現実に職員が対応したり、あるいはまた関係する機関等にお願いをして、現地で工事施工者、あるいは近隣の住民の方とその場で話し合いをしてなるべく解決するように努めているのが現状です。 ◆おく 委員 今2006年度のお話の中では近隣の地域ではあるということでお話を伺ったんですが、先ほどつけ足さなかったんですけれども、あわせて過去からかかわっているものの中で引きずっているものの中で市に影響を及ぼすものはありますか。 ◎開発審査担当課長 過去の物件、私が異動する前に来る案件でも何件かございまして、現在でもそれを対応しているというものは現実にあります。 ◆おく 委員 この場で個人情報等々の問題があれば話さなくても結構ですけれども、もしその中でこれから資産形成を行う上で市民の方が自分の財産をなげうってでも購入していこうというものに対して、市民の方に対して脅かしているもののような案件というのはありますか。 ◎開発審査担当課長 そういう事例は今のところないです。 ◆おく 委員 町田市を囲むところというのは他県、他市等々から非常に入りやすくて、また開発しやすくて、いつの間にかつくり上げた既存のものから、それがルール違反を行って既成事実をつくっているケースというのは散見されるというのは聞いたことがあるわけですが、その辺の対応策というのはどのようにされているか、教えていただけますでしょうか。 ◎開発審査担当課長 基本的には事業主、あるいは土地の所有者がその土地利用に当たって事前相談に来られます。その相談件数はここにはあらわしておりませんけれども、300から400件ぐらいの件数がございます。そのうちお手元の資料にあるように2006年度については93件というのが申請されているわけなんですけれども、町田の場合は確かにご指摘のとおり、町田の事業者もいれば、ほとんどが横浜とか相模原とかと隣接市の方から来られるのが多いんですけれども、その内容については都道府県によって審査基準、技術基準等が若干違いますので、カウンターでのトラブルも実際あるわけなんですけれども、東京都は東京都の基準でやっているんだということを理解してもらうのもありますし、既成事実で何かしようという場合には、最近は隣接の方、お住まいの方から情報は結構いただいていますので、現場検査等担当者がいない場合は翌日とかになりますけれども、なるべくその日のうちに現地を見に行く、あるいはまた隣の開発指導係の方と一体になって現地を見て、口頭での工事停止等を要請して、後日相談に来るようにという体制をとっております。 ◆おく 委員 今、課長の方から工事停止、現実的に2006年度ではそういう件数はありましたかどうか。 ◎開発審査担当課長 件数は、それも正直言いまして把握しておりませんけれども、件数にすると10件とか、そういうレベルでは口頭での工事中止とか停止とかというのはございます。 ◆おく 委員 今答弁いただいたわけですけれども、緑地保全というか、町田市の周辺に緑地がたくさんあるわけですけれども、その中でいつの間にか物が建っていたりとかいつの間にか基準を超えているものというのは、先ほども申し上げましたけれども、多いと思います。今掌握されていない部分はあるのかもしれませんけれども、ぜひ市民を脅かすものであったりとか、市の財産を脅かすものに対しては厳しく取り締まっていただきたいというのが、この開発審査の事務の件数だとかこういう宅地開発にかかわるものの中では多いと思いますので、その辺はぜひ今年度、また2006年度から今年度に入ってきて引きずってくると思いますけれども、その辺を何とか対処できるように持っていってもらいたいということをちょっとつけ加えたいと思います。 ◎開発審査担当課長 今要請がございました特にこの開発許可行為、あるいは市街化調整区域等については、今年度、次年度に調整区域については今言った緑地の保全という視点、あるいはまた土地活用、そういう両面から今現況調査をしておりまして、今後、将来も含めて町田市の土地利用のあり方について検討を進めていくということになっております。 ◆おく 委員 今の質疑はこれで終わりたいと思います。  次に、先ほど殿村委員からもちょっとお話、また熊沢委員からもお話があった交通対策のことでちょっと伺いたいと思います。課長から先ほど幾つかのコメントをいただいて、まずは市民バス「まちっこ」のことです。これは市内の公共施設を利用される市民の利便性向上ということで「まちっこ」を走らせているということです。町田市の地図を頭に描くと、相原ルートと公共施設の巡回ルート、そうすると、東側の方についての市民のための利便性というのはどのように図っていこうとしているか、まずこれを教えていただけますでしょうか。 ◎交通計画担当課長 今の委員のご質疑にお答えさせていただきます。  まず「まちっこ」に関しては今のところ新たに、先ほどもお話ししたとおり、かなり市の方から補助が出ているという状況がございますので、今後もし駅の東側につきまして考えるとしますと、やはり今いろいろ考えております。先ほど高ケ坂地区というお話もしたんですけれども、やはりバスの利用の不便地区につきまして、バスの路線網が非常に少ないところですね。そういうところにつきまして、どうしても町田市の場合は鉄道網が市の端の方を通っておりますので、外縁部を通っておりますので、やはりバスの利便性を図るということで、コミュニティバスを3者協働ということで、行政とバス事業者、また地域の方、やっぱり地域の方の協力がないと、玉ちゃんバス、それからかわせみ号についてもかなり地域の方にご協力をいただいておりますので、そういった機運を上げていただいて、そういった中でコミュニティバスを考えていきたいというふうに思っております。
    ◆おく 委員 町田市の東の玄関口は鶴川なんですけれども、特に具体的な名前は先ほども高ケ坂が出ましたから、小野路、野津田、あの辺の非常に緑が多いところがございますが、あの辺のことについて、例えば今課長の答弁の中から質疑させていただくと、玉ちゃんバスにしてもそうですし、「まちっこ」にしても、または買い物バスにしても利用度の高い市民の方がいらっしゃいますので、その辺のことについて検討されていることがもしあればぜひ教えていただければと思います。 ◎交通計画担当課長 失礼いたしました。東側というイメージで鶴川をイメージしませんで失礼いたしました。実は鶴川地区からやはり市民病院の方に診療に行きたいというご要望を市長への手紙等非常にいただいております。それにつきましてもご要望をいただいているんですけれども、申しわけないんですけれども、なかなかまだ具体的にどうしようということで考えていないと言ったら失礼なんですけれども、今後検討をしていきたいと思います。 ◆おく 委員 よろしく。要望になってはいけないんですけれども、ぜひこれは考えていないという言葉は消していただきながら、考えているという言葉に変えてもらいたいんですが、先ほども市民病院までルートを引き延ばしていこうという導入部分のところを検討されているという話がありましたけれども、本当のところ、2006年、以前からだと思いますけれども、各市民からもお話があったと思いますし、また市長への手紙もそうだと思いますが、それほどこの町田市の中でコミュニティバス、そして「まちっこ」だとか買い物バスの事業に対する要望というのは高いということを認識していただきながら、また、部長の見解を伺いたいと思うんですが。 ◎都市計画部長 先ほど課長が答えました考えていないというのはちょっと訂正させていただきたいと思います。既に鶴川地区からのルートにつきましてはバス会社とも協議した経過もございます。1つには先ほどの買い物バスのルート変更を考えてくださいという要望もしました。ところが、既存のルートの中で、例えばバス会社も具体的にデータをとっていただきまして、金井地区から乗っていられる方がいると。それを全部、例えば山崎団地の方を回っちゃったときに今利用している人たちの対応をどうするのかという問題の中で、なかなかバスの台数のやりくりがすぐには難しいんだというふうな回答も得ていますので、そういう買い物バスだけで解決できるか、あるいは別の手段、場合によっては、コミュニティバスの話もしましたけれども、今後の話としてはいろんな手段はあるのかなと。バスにこだわらなくても別の手段もあるのかなということを含めましてさらにこれから検討させていただきたいと思いますので、ご理解いただきたいというふうに思います。 ◆おく 委員 ぜひ事業展開、よろしくお願いしたいと思います。  以上で私は終わりたいと思います。 ◆川畑 委員 決算書の44ページの歳入の建築指導課の建築指導手数料、これは711件分の手数料3,085万7,800円ということで、歳出の方では190ページに、これは経費としては建築指導管理事務の方でいいんですか、どう見ればいいのか、210万7,253円という形で、この差額は手数料の収入というふうに理解していいのかどうか、それの確認をさせていただければと思います。これはやっぱり構造計算の関係で単価が上がったとか、そういった影響なのかどうかをお聞かせいただきたい。  建築指導課の方に、職員のレベルと言ったら失礼になるかもしれませんけれども、例えば1級とか2級とかありましたね。そういったレベルの方々がどういう能力の方がいらっしゃるのか、その実情をちょっとお聞かせいただきたいなというふうに思います。  それと、先ほどの建築指導の言えば違反建築の取り扱いなんですよ。違反建築をしているところの、成果でいくと188ページですか、先ほど違反建築の指導事務というのは800円はポスターを張るということで、これは違反しているところに張るわけじゃないでしょうから、違反している人に対しての事務というと、これで見ると、違反建築物件が33件あって是正措置をしたと。そして違反建築完結件数というのは違反建築でなくなった件数が20件というふうに、効果があったと見るんですか。いまだに違反建築というふうに見るのか。これについてどのようなアクションをとられたのか、施策をとられたのか。大変難しい業務だというふうに思うんですが、その辺の成果をお聞かせいただければと思います。  とりあえずその答弁をお願いしたいと思います。 ◎建築指導課長 今お話しのまず1点目、収入と支出の関係でございますが、約3,000万円の収入がございまして、支出に関しましてはいわゆる事務経費ということでこの190ページの建築指導管理事務ということで210万円、あとその維持保全等々がございまして360万円の支出ということで、その差についてはいわゆる一般会計の人件費に繰り込んでいるという形でございます。  あと、2点目の建築技術職の関係ですけれども、課の中に建築士を持っている職員、持っていない職員もございます。大体比率としては、ちょっとこの辺も最近個人情報の関係がありまして、申告ということもなかなか難しいんですけれども、感覚的には大体半分以上の職員がそういった資格を持っているというふうに思っております。  あと、3番目の違反建築のものですけれども、33件ありまして、違反建築の完結件数として20件ございます。違反をしたもので、いわゆる違反是正の中で完全是正というんですか、そういうもの及び少しの違反は残るけれども、ある程度是正いただいて、これでやむなしということで市としての処理を終わらせたもの、これが20件ということでございます。違反処理というのはなかなか難しい部分もございますので、市としてもできる限り完全是正を目指しながら対応はしておるわけですけれども、やっぱりなかなか直せない部分もありますので、この辺についてはいろいろ対応について苦慮しながらやっているというのが現状でございます。 ◆川畑 委員 違反建築を是正させていくというのは大変な業務だと思うんですよね。  それで、その違反している状況によっても違うんでしょうけれども、どういったことを注意してそういった是正をされているのか。これは開発行為も、開発指導の方もそうだと思うんですね。違反しているものに対してやっていくと。どういったことが実際いろんなものがあるのか、そういったものをちょっと教えていただければ。  それで、これを是正するに当たっての根拠とする法令をどういう形で今市としては準備しているのか。要綱とかそれはあるんですけれども、私は、建築指導にしても開発指導にしても、是正をするに当たってもう少し法の整備をした方がいいんじゃないかなとすごく感じている部分があるんですよ。その辺のところをちょっとお聞きしたいなと思っています。 ◎建築指導課長 建築指導課におきましては、いわゆる建築基準法の違反ということで、違反の内容というのは、まず手続違反というんですか、本来建築をするときには建築確認申請をし、確認を受けてからでなければ工事に着手できないという決まりがございます。そういう決まりを守らないで着手、新築は今ほとんどございませんけれども、いわゆる無届け増築というんですか、そういう物件もございます。  あとは、実態違反と申しまして、例えば新築工事でも、ちょっと配置がずれて、いわゆる北側斜線というんですか、北側に建物が寄ってしまっただとか、工事の都合で建物が少し高くなってしまったというようなことによってその高度斜線が当たるような物件もございます。  あとは、いわゆる隣地からの離れというんですか、外壁後退と言いますけれども、そういうものを1メートル以上あけなきゃいけないというような地域地区がございます。そういうところで緩和措置もあるんですけれども、緩和を超えて壁面後退がなされていないというようなものが基本的には違反の内容が多い中であります。  法律的な根拠については、建築基準法の第9条というところで違反命令ができるということを根拠に、すぐ命令を出すわけではなくて、いわゆる行政指導ということでいわゆる口頭で、手続がされていない、工事をとめてください、手続をしてくださいだとか、先ほど言った高さが高くなって、どうも斜線制限、高度斜線、北側斜線に当たるということであれば、その時点でやっぱり工事をとめていただいて、きちっとその違反内容を確認して、もし軒の出を例えば50センチなり30センチ切ることでクリアできるのであれば、そういう指導をしていくというようなことで対応をしています。  大きな法律としては建築基準法の中で第9条の違反項目是正というのができることになっていますので、それを根拠にやるんですけれども、ここの施策の成果にもありますけれども、実際には9条命令を出した件数としてはゼロ件ということなので、その前段階でいろいろ指導させていただいているというのが現状でございます。 ◎開発審査担当課長 開発の許可の方の違反につきましては、まず、都市計画法の第29条で市街化区域については特に宅地造成をされるわけなんですけれども、まず違反という行為はないというのは、いわゆる不動産業者としても重要事項説明で相当今厳しくなっておりますので、しっかりしたものをつくっていくということになっています。片や違法性のある切り盛り土につきましては、今月末まではそれなりの造成はいいよとなっていたんですけれども、来月から宅地以外の土地を建築行為を目的でする造成については開発行為に該当するということの取り扱いに変えましたので、基本的には違法性というものはなくなるだろうというふうに期待します。  片や市街化調整区域については資材置場とかいろいろ土地利用があるわけなんですけれども、いわゆる市街化区域と違っていろんな土地利用ができる内容があるんですけれども、基本的には資材置場にしても東京都環境確保条例とかそういうもので届け出するような行為もありますし、それだと安易に本人たちは管理小屋ぐらいならいいだろうというのもありますので、そういうものも含めて現地に行ってそういう指導をふだんは担当者とともに進めているのが現状で、すぐに命令だとかいうことがなくて、口頭で注意、あるいは事業主に来ていただいてその違法性の内容を説明していくということで、適切な維持管理をするようにということで指導しているのが現状です。 ◆川畑 委員 本当に今説明いただいたように、早期に発見して動いていただくのが一番大切なポイントだろうと思うんですけれども、市民から見ると、市の方に連絡をしたんだけれども、なかなか動いてくれない――いろんなことを動いてくれているんですけれども、市民の立場から見ると、なかなかもどかしさがどうしても伴ってしまう。なかなか命令を出すとかそういうことも目に見えるようなことがないというようなこともあったりします。  そういった面で、ぜひともそういったものがあった場合には地域住民としっかりとコミュニケーションをとって、やはりどんどん進めていった方が得だというようなことのないように注意をしていただければと思います。  あと、この違反建築物件の差の13件については、これは今そのままだというような解釈でいいのかどうか、それをここの部分では最後にお聞きしたいと思います。  あと、開発指導の方なんですけれども、今本当に宅地の開発になっていったときに、やっぱりいろいろどういうふうにしてとらえればいいのかなというのはあるんですけれども、例えば交通量の増加だとか街路灯の設置の仕方だとか、これは業者がそこまで加味しないで進めていってしまう。終わってからそういったいろんな問題が出てきてしまう。そういったところに対しての開発指導とかそういったものについては現状どのようにされているのか、お聞かせ願いたいというふうに思います。 ◎建築指導課長 この施策の成果の中の関係ですけれども、平成18年度に違反建築物の件数として33件あったと。同じくその1年間に20件の完結物件があったということでございます。いわゆる33件が分母というのとは若干異なるんですけれども、基本的な差としては現在指導中ということでございます。 ◎開発指導課長 先ほどのご質疑の街路灯等、公共施設に関しては都市計画法の第32条の中で事前に各担当者と事業者が協議をしますので、その協議の中で打ち合わせて場所等は設定していくような格好になっております。 ◆川畑 委員 了解しました。  あと、先ほど出ました多摩境通りの渋滞緩和対策検討調査業務委託について、ここで一応検討案が出てきたということで、今度は具体的にこれをベースに実施計画というか、対策をつくっていくということになるんですけれども、その中でちょっとこういう案がなかったのかお聞きしたいのは、大胆なあれですけれども、あそこは結構歩道が広いと。歩道を狭めるというのは今非常に勇気の要ることなんですけれども、逆に歩道を狭めて1車線をずっとふやすとか、そういった案はこの中で出てこなかったのかどうか。もしそうであった場合、今度この施策を実施するに当たっては、これは建設部になるのかどうか。その辺の市としての取り組みをお願いしたいと思います。  それと、先ほど殿村委員からもありましたように、この相原・小山土地区画整理事業というのは東京都がやっていて、本当に中途半端な段階で町田市に来て、町田市が一番大変な思いをしているところでありますけれども、その中でこの地域、私の理解でいくと、区画の中を取得した場合に緑地を確保しなきゃいけないという取り決めがあったかと思うんですね。その緑地についてはどういう形で、つまり法的な部分での規制がどのようにかかっているのか、それについてちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ◎交通計画担当課長 最初の委員のご質疑にお答えさせていただきます。先ほど私、説明させていただいたつもりだったんですけれども、ちょっと説明が悪かったと思うんですけれども、現状、多摩境駅前のところの交差点から多摩境通り、ちょうど駅前の交差点、ニュータウン通りと、あのところからワンスパン東側につきましては、平成17年度に工事をやりまして車線数をふやしております。その中で歩道を狭めております。  それから、今後、実は先年度、2006年度の委託の中でさらに東側に向かってああいうような手法で、今4.5メートルの歩道が両側にございますけれども、既に整備した部分では2メートル75の歩道にしております。そのような形態で今順次進めていこうということで考えております。  実はこれにつきましては今年度建設部さんの方で設計委託料をお持ちです。私どもの検討結果に基づいて今年度設計をかける予定になっております。ですから、次年度以降事業化をする予定になっております。 ◎都市計画課長 あと開発というか、沿道につきましては、まず民有緑地というか、土地の制限がかかっている部分があの大きなところについてはございます。それは、道路を挟んで尾根緑道の山側と道路の反対の下側の造成のり面については制限がかかっている。ここについては緑地を確保していくと。あと工場等をつくっていく場合、特に生産業務地区、今、コストコとか、あるいはいろんな工場が進出している部分につきましては沿道緑化ということで沿道緑化の方の指導をしていると。これは開発指導課の方も含めて指導しているという状況でございます。 ◆川畑 委員 多摩境の道路の渋滞対策、これは交差点を中心にして交差点近辺の歩道を狭めていくという説明だというふうに私は理解したんですよね。そうではなくてもう思い切って歩道全体を狭くする、そういった案はなかったのかどうかというのをちょっとお聞きしたつもりだったんですよ。もしあった場合にどういったメリット、デメリットがあるのかをちょっとお聞かせ願いたいと思います。  それと、緑地の話をしたのは、実は実際問題として、その緑地を緑地として維持しないで、例えば畑をつくったりとかちょっとした公園的なものをつくったりされている方がいる。そこに対して市が民有緑地の協定を結ぼうとしても結んでくれない。そういった場合の対応としてどういった法的規制がかけられるのか。これは大変重要なことで、ここは1つそういった取り決めをしていかないと、周りにも非常に影響を与えてしまう場合があるんですよ。そういったものについての対応はどう考えたらいいのか、ぜひともお聞かせ願いたいと思います。  あと、地区の町づくり、いろいろ取り組みをされていますね。1つは姿勢をお聞きしたいのは、都市計画として、例えばそれぞれの地区が自分たちに合った町づくりを誘導していくというような、指導していくような説明がありましたね。私は、それも大事なんでしょうけれども、もう少し踏み込んで、その地域の方とやっぱりノウハウを持っている都市計画部がもっとアドバイスをアドバイザーとは違う形でしながら関連部門と連携をとってもらう必要があるんじゃないかなと思うんですが、それについてのお考えをお聞かせください。 ◎都市計画課長 まず、道路の関係、交通の関係なんですけれども、先ほど申しました交差点部分だけではなくて、路線的に考えていく必要があるということで今回の調査の中でも検討しております。  先ほど担当課長の方からお答えしたのは、今交差点部分で広げましたと、そこから先に延ばしていくということで、その部分を例えば片側1車線ふやすとか、そういうことも検討しながらやっていく必要があるんじゃないか。1車線ふやすことによってメリットというのは、例えば今の状況ですと、小さな店舗については2戸連棟ができない、つくっていない店舗がございますので、そういうところでも道路の流動の阻害、そういうものが1車線あることによってかなり解消されるだろうと。  なおかつ、交差点部分についてはいま少しぎりぎりまで車線の幅なんかも警察等とも検討しながらスムーズに流れる方法という検討も必要ではないかと。まずそういうところから事業をやっていくと。  では、どのくらい車線を全部広げていく必要があるかということについては、やはり先ほど担当課長の方からありましたけれども、東側から順次やっていくことによって効果を見ながら考えていくという必要があるのかなと思っております。  交通の方は以上のような形が今後進められていくのかなと思います。  次に、今、緑地の制限がかかっている部分の考え方でございますけれども、例えば尾根緑道側の緑地というか、制限がかかっている部分と造成された部分の制限がかかっている部分というところがなかなか同じ取り扱いができないというのが現状でございます。尾根緑道側につきましては、既存の2次林なり山林が残っているという状況でございますので、当然そこをすべて造成をして例えば木を切ってしまうとかということはかなり地区計画で制限をかけられるというふうに考えております。  一方で造成側ののり面につきましては、東京都が整備をしたときにポット苗のような形で樹木の苗を一部植えている部分があるんですね。それが例えば草が生えてしまった中で草刈りをした中で一緒に刈られてしまったとかということで、東京都が売られたときに現状がどういう状況で引き渡されたかなかなか確認できない状況がございます。その中で例えば木がないところ、あるいは草がないところについて苗木を植えていただくとか、あるいは木を植えていただくことの行為については、例えばこの樹種はだめですよとか、この木はいいですよというところまでは樹種の指定はしておりませんのでなかなか難しいのかなというふうに考えております。  できれば公園緑地課の方で市との協定を結んでいただきながら良好な管理をしていくのが一番ベターだとは考えておるんですけれども、ただ、あくまでもそれは本人の申請に基づいて民有緑地として指定をして管理をしていくという状況になっておりますので、本人が管理をするという状況であると、あれはだめ、これはだめというのはなかなか言い切れない部分がある。ただ、建物をつくるとかのり面を切ってしまうとか、こういうことについては制限がかなりかけられるのではないかというふうに考えています。 ◎水永 都市計画課主幹 地区の街づくり推進事業の中で既に町づくりの協議会、あるいは委員会等で地域で活動している地域におきましては、市が別の形で地域に入っていくということは、やはりその会の活動をしている方たちに対して土足で踏み込んではまずいと思いますので、その会を通しまして地域への広報活動、あるいは地域への住民説明会等を行うときには積極的に参加して、市もこのような形で意見を持っております、そして皆さんと一緒にやっていきたいですというような形で入っております。  また、全く活動が起きていない地域、例えば三輪緑山の自治会、管理組合とかもみじ台の自治会等につきましては、私どもの方から自治会を通して町内会・自治会で新たな課題を発見して町づくりを皆さんでお勉強してみませんかみたいな投げかけは行っております。 ◆川畑 委員 町づくりについては、その協議会の進捗の状況に応じてあると思うんですけれども、やはり初めてやる方々が結構いらっしゃるものですから、ある程度市としての考え方だとかこういうものはできるのかできないとかと聞きたい部分が結構出てきます。そういったときには本当のいい相談相手になっていただきながら、住民をうまく指導していくような体制をぜひともとっていただきたいと思っていまして、それは都市計画部だけでやるんじゃなくて、関連部門をどうしても巻き込んでもらってやっていただきたい。ぜひとも強くその辺は言っておきたいというふうに思います。  それと、先ほどの地区、今問題になっている造成した方なんですよ。これは法的にきちっとできないとなってきたときにあそこの町づくりはまた一歩大きく変わってしまうんだろうと思うんですね。今、環境・産業部の担当の方は非常に苦慮している部分があるんですよ。それは都市計画も踏まえてあそこの町づくりは本当にどういうふうな形でやればいいのか。これ以上はきょうはここではやりませんけれども、ぜひともここは強く検討するようにしておいてもらいたいというふうに思います。  最後に、部長の仕事目標がありますね。どこでも聞いているんですけれども、都市計画部長として7項目挙げていらっしゃいます。これはほぼすべてできたというふうに理解をしていいのかどうか。1個1個の説明は結構でございますので、それをちょっと解釈をどういうふうにとらえればいいのか教えてもらいたいと思います。  その中で1つ、2項目めにあります周辺環境との調和というのがあるんですね。これは「建設前から近隣住民とトラブルを起こしやすい墓地、葬祭場に関して指導基準を設け、近隣環境との調和を図ります」というふうにあります。これについてはどうだったのかどうか、それについてお聞かせ願いたいと思いますし、これは墓地や葬祭場だけじゃなくて、今回、小山ヶ丘に新しい小学校をつくるというその前に生コンの問題もありましたね。そういったものについてはどういうふうにして検討されたのかどうか、そこをちょっとお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ◎都市計画部長 最初に、地区町づくりについてちょっとお答えさせていただきますが、決して活動費を補助したりアドバイザーを派遣していることで満足しているわけではなくして、今ご指摘がございましたように、市の職員がもっと誘導していかないと最終的な地区計画までたどりつかないのかなということは認識していますので、これからさらにそういう部分では力を入れていく必要があるというふうに思います。  それから、仕事目標の中で1点目、葬祭場につきましては、昨年指導基準、要綱を作成しまして新たな指導をしています。ただ、墓地につきましては市街化調整区域にかかわる非常に大きな問題として、現在も指導基準を持っているんですが、一定の規制をするだけでなくして、町田市として墓地行政についてどういうふうな考え方を持たなきゃいけないのかというふうなことがございまして、あとは調整区域のあり方そのものにかかわる話でございまして、今年度、別の角度で、市街化調整区域のあり方、墓地だけじゃなくして、ほかの病院だとか老人施設だとか、そういうのを含めましてこれから本格的な、ことしから来年にかけて組織づくりをしまして検討していくということで認識していますので、昨年、2006年の中ではそこまで十分には詰めることはできなかったんですけれども、課題の大きさからしまして専門家にもアドバイスをいただきながら方向性を見きわめていきたいというふうに考えております。 ◆川畑 委員 生コンは。 ◎都市計画部長 それから、具体的に生コンということでの話ですが、都市計画の中でやはり今まで法的な用途地域の規制だけで町づくりを進めてきたと。ただ、それについては非常に限界があると。特に町田市内どこでも準工業というのは建ぺい、容積も非常に高いものを与えている中で、建物が建てられる種類が非常に多いという中で周辺住民とのトラブルが絶えないという中で、例えば先ほど来の小山ヶ丘につきましても用途地域に合わせて地区計画で一定の誘導をしてきた。無計画な町づくりではなくして一定の規制をしてきたと。特に業務地区なんかにつきましては集合住宅はできませんよという相当の広い区域があるわけですね。そういうことでの役割があったからこそあの人口増もあそこまで抑えられたんだというふうに考えています。  生コンにつきましても、今回、小山ヶ丘につきましては都市計画の手続、都計審等は終わっていますので、都市計画の手続、告示がされましたので、そういうことで町づくりというのはやはり住民と一緒になって将来を見据えた中で進めていかないといけないなと常々感じていますので、今後ともさらにそういう方向で進めたいと思います。 ◆川畑 委員 私は学校が建つというのはもう知っているわけですよね。だから、横のつながりはしっかりと情報が入っていたのかどうかというのはあるんだろうと思うんですよ。これは本当に生コンの方も別に自分勝手にやったことではないと私は思いますよ。そういった面ではしっかりと横のつながりを情報を共有しながら、事前に防ぐことは私は大事なんじゃないかなというふうに思いますので、その辺は本当にこういったことをしっかりと反映していただきたいと思います。  あと、また墓地につきましては、申請したものと実際やったのと違っているような場合もあったりしますから、そのチェックの方法も含めた上でぜひとも検討していただきたいというふうに思います。 ◆熊沢 委員 今、川畑委員のを聞いていて思ったんですが、学校の前に生コンというのが川畑委員の中にあったんですけれども、実を言うと、ここで話をしていいのかわからないんですけれども、表参道ヒルズの隣に小学校があって、あれは多分学校の横にそういうものをつくっちゃいけないという計画はないけれども、つくって、すごく子どもたちはうるさくて困っているというようなのをそこに通っている子から聞いたんですね。だから、そういう意味で、生コンはつくっちゃいけないものだけれども、そういうことを考えた町づくりも何となくやってもらえればなというのを川畑委員の意見にくっついて言わせてもらいます。  次に、質疑に入らせてもらいますが、施策の成果の191ページの広域交通計画事業で、既存の民間のバス会社さんとさまざまバスルート等、路線バス運行についての協議をされているかと思うんですが、新しく住宅街ができたところに関してはバスルートも真剣に考えて――真剣にという言い方は変ですけれども、開設するのにいろいろと考えてくれたりしていると思うんですが、既存のバスルート中に開発が進んで乗降客がすごくふえたんだけれども、バス便がふえていないようなところがあったりとかする声を聞くんですが、去年なんかはそういうこともしっかりと話し合われてこられたんでしょうか。 ◎都市計画課長 民間のバス会社との話なんですけれども、まず1点、去年から進めているものにつきましては、町田から南町田の新規ルートをつくってくれということで、そこは当然今まで道路の整備がおくれていたと。そういうことで都道が大分整備されてきたので、それをつくってくれということで事業者さんの方にもお願いをしながら今話を進めているところでございます。それについてはいろいろ交通の安全上の問題とか今のそういうのを考えながらやっていると。  また一方でバス便の増便についてはいろんなところからの要望が出ております。これにつきましてはバス事業者さんの方にこういう要望を我々も伝えていくということをやっておるんですけれども、実際に1便ふやす、2便ふやすといったときに、例えばバスを1台購入してふやさなければいけないとかという問題も出てくるわけですね。今実際に話していますと、朝の特にラッシュ時の時間帯の便数というのはほとんど余分にバスがないような状態で運行しているという状況も実際にはいろいろ話をしてみるとあるようです。その中で1台バスをふやすということになりますと、通常年間2,000万円の運賃収入が確保できないとやはりなかなかふやせないということもございますので、そういう中でも少し何とかしてくれということではお願いしている状況はございます。 ◆熊沢 委員 いろいろなところで、思わぬところで開発が進んで、思わぬところに人が住んでいるというと失礼なんですが、ところがございまして、今までは余裕で乗れたところが最近そこの方まで来ると乗れない。でも、駅まで歩くにはちょっとというようなところで結構声を聞きますので、ぜひとも民間バス業者さんと話し合ってなるべく出してもらえるようにしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎都市計画課長 今後ともバス事業者とは密に協議をしながら進めたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で一般会計のうち、都市計画部所管分の質疑を終結いたします。  次に、忠生土地区画整理事業会計及び鶴川駅北土地区画整理事業会計を一括議題といたします。担当者の説明を求めます。 ◎都市計画部長 忠生土地区画整理事業会計についてご説明申し上げます。  決算書の345ページ、346ページをごらんください。  まず歳入でございます。  款の1、分担金及び負担金、項の1、地元負担金、目の1、保留地処分金、これは、2006年度で22区画、1万4,891.98平方メートルの保留地を処分し、18億5,936万1,555円の収入を得ております。  続きまして、款の2、項の1、目の1の繰入金、これは一般会計からの繰入金で、14億9,831万9,000円でございます。  款の3、項の1、目の1の繰越金、これは2005年度からの繰越金123万9,481円でございます。  款の4、諸収入、項の1、雑入、目の1、雑入で374万4,369円となっております。  備考欄2及び3は、電柱及びガス管の設置料収入でございます。  以上、歳入の合計は33億6,266万4,405円でございます。  続きまして、歳出ですが、次の347、348ページをごらんください。  款の1、総務費、項の1、総務管理費、目の1、一般管理費、備考欄2、区画整理事務費76万9,330円、これは旅費や消耗品等事務経費でございます。  備考欄3、審議会委員費、これは3回開催しました審議会及び3回開催しました評価委員会議の委員報酬など52万5,355円を支出しております。  なお、備考欄記載のとおり、2、給料から同目、職員手当等に50万円流用し、9、旅費から同目、報償費へ24万5,100円流用し、1、報酬から同目、旅費へ24万5,100円流用しております。  続きまして、款の2、事業費、項の1、区画整理事業費、目の1、区画整理事業費33億67万211円、これは主として新都市建設公社への3カ所の公園築造工事や換地処分に向けての画地確定測量等にかかわる業務委託料32億8,592万8,160円などでございます。  なお、備考欄に記載のとおり、13、委託料から同目、光熱水費に1万2,000円流用し、同委託料から補償・補填及び賠償金へ116万6,000円を流用しております。  なお、予備費の執行はございません。  次のページをごらんください。  歳出の合計は33億3,362万8,642円となっております。  以上が忠生土地区画整理事業会計の決算内容でございます。  続きまして、鶴川駅北土地区画整理事業会計についてご説明申し上げます。  決算書の405ページ、406ページをごらんください。  まず歳入でございます。  款の1、項の1、目の1の繰入金、これは一般会計からの繰入金で、8億1,413万1,000円でございます。  款の2、項の1、目の1の繰越金、これは平成17年度からの繰越金111万6,737円でございます。  款の3、諸収入、項の1、雑入、目の1、雑入は、公務災害負担金の還付金を見込みましたが、歳入はございませんでした。  以上、歳入の合計は8億1,524万7,737円でございます。  続きまして、歳出ですが、次の407ページ、408ページをごらんください。  款の1、総務費、項の1、総務管理費、目の1、一般管理費、備考欄2、区画整理事務費、これは、旅費や消耗品費等の事務経費に加えて事務所の維持管理に関する警備等委託料等の経費153万7,345円でございます。  備考欄3、審議会委員費、これは2回開催しました審議会の委員報酬など19万1,510円を支出しております。  なお、備考欄記載のとおり、2、給料から同目、共済費へ11万7,009円流用しております。
     続きまして、款の2、事業費、項の1、目の1、区画整理事業費7億5,948万622円ですが、これは新都市建設公社への業務委託料でございまして、都市計画道路の整備、公園2カ所の築造工事を行いました。  また、予備費の執行はありませんでした。  次のページをごらんください。  歳出の合計は8億370万1,684円となっております。  以上が鶴川駅北土地区画整理事業会計の決算内容でございます。  なお、最後になりましたが、当事業は1992年7月に事業認可を得て着手し、2006年度は都市計画道路や区画道路、公園等の公共施設整備をすべて終了しまして、2007年3月30日に換地処分の公告を行い事業が完了しましたことを改めてご報告申し上げます。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより一括して質疑を行います。 ◆熊沢 委員 多分これは区画整理のことだと思って聞くんですが、忠生土地整理事業の中で公有財産の未使用地の状況の件の資料の中の367ページなんですが、397平米を持っていて未利用で「事業用地として利用する予定なし」であるんですが、売る予定もなくそのままずっと置いておく予定なんでしょうか。 ◎区画整理課長 忠生の二丁目の土地につきましては、ここで忠生の事業並びに区画整理事業が終息に向かっておりますので、今後、区画整理課で売却ということではなくて、管財課などに所管がえをしていきたいというふうに考えております。 ◆熊沢 委員 ということは、忠生区画整理が終わるからほかに持っていって、そこで活用してもらうか売却するかはそっちで決めてもらうということで処分しないんですね。 ◎区画整理課長 そのとおりです。 ◆川畑 委員 まず数字の確認からなんですけれども、「事務事業カルテ」の忠生区画整理事業の2ページ目のところに2006年度、報償費が18万9,500円あるんですね。これは歳出の方はどこに入っていくんですか、よくわからないので、それをちょっとお聞きしたいと思います。  それで、忠生の方なんですけれども、監査の意見書でいきますと、「およそ28億円が新たに市の負担増となった」というのがありますね。そうしたときにこの忠生の区画整理事業の総事業費はどうなっているのか、資料が全然ないんですよ。参考資料にもどうも見つからないので、これはどうなるのか、何かわかる資料があれば、ちょっとそれをお示しいただきたいなというふうに思います。  それと、この事業はいつ終わるのか、そこを地お聞かせ願えますか。 ◎区画整理課長 報償費につきましては、39街区の売却のための委員会を設けました。そのための費用であったと思います。  総務費の348ページをごらんいただけますでしょうか。総務費の備考欄にございます旅費からの流用がございます。報酬から旅費へ流用しまして、その後、旅費から報償費へ流用しておりますが、2万4,510円……。申しわけございません。「事務事業カルテ」のもう1度ページを指示いただけますでしょうか。 ◆川畑 委員 忠生の土地区画整理事業の忠生の2ページなんですよ。2ページの中の下の報償費というのがありますよね。18万9,500円、これが何でどこに入っているのかをちょっとお聞かせ願いたいんですね。 ○委員長 休憩します。              午後5時27分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時28分 再開 ○委員長 再開します。 ◎区画整理課長 流用につきましては39街区のプロポーザルを行いました。契約候補者の検討委員を地域の方から募りましたが、当初委員旅費として流用を考えましたが、当該委員会が条例で定める委員会ではなかったということによりまして報償費への再流用をいたしました。つきましては交通費相当分としてお支払いをしたところでございます。  それから、2点目の28億円の総事業費の資料でございますが、資料としてご準備を今させていただければよろしいでしょうか。 ◆川畑 委員 ちょっと休憩してくれる……。 ○委員長 休憩します。              午後5時29分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時30分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆川畑 委員 それでは、この監査委員の指摘されます28億円が新たに市の負担になったということで、これを含んだ忠生土地区画整理事業の事業費の資料を要求したいと思います。取り扱いをよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長 ただいま川畑委員から忠生区画整理事業の事業費についての資料要求がありましたが、委員会として要求することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、よって委員会として資料要求を行うことに決しました。担当者においては速やかに資料を提出願います。  休憩します。              午後5時31分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時51分 再開 ○委員長 再開します。 ◎区画整理課長 お手元の資料についてご説明をさせていただきます。縦長の表につきましては忠生土地区画整理事業並びに鶴川駅北土地区画整理事業の概要について記したものでございます。横長の資料、左上に別紙1と書いておりますが、これが川畑委員からお求めのあった資料かと思います。左に歳出、歳入がございまして、歳入の左側、市負担金というのがございます。現事業計画となっておりますが、これにつきましては、申しわけございませんが、9月の時点での資料を流用しておりますので旧事業計画という意味でございます。旧事業計画につきましては253億9,300万円が市の負担金でございました。これが281億9,590万1,000円、その差としましてご指摘のございました28億円の増額ということになってございます。  右の欄の概要にございますとおり、増額の理由といたしましては、保留地収入の減並びに支出項目追加によります総事業費の増、総事業費の増につきましては、理由といたしまして、具体的に整備が進む中で、例えば公園の整備ですとか調整池の整備費の増加並びに具体的な補償交渉におきまして建物に対する補償費等の増加がございました。今回の変更をもちまして事業が終息できるということで事業計画を変更しているところでございます。 ◎区画整理担当部長 もう1つのご質疑のこの事業がいつ終わるのかということについてお答えします。ご存じのように、忠生の区画整理につきましては2003年及び2004年の2カ年にわたって直接施行を行いました。この直接施行によって建物をスライドしなきゃいけないということもございまして、この間、建物の移転交渉ができなかったということで事業が若干おくれぎみなことは事実です。  それからもう1つ、現在裁判をやっておりまして、この裁判の結果を見て事務が進んでいくということになっておりますので、既に結審しましたので、近々判決が出るので、この判決を見て換地計画の縦覧等を進めていきたい、こういうふうに思っております。  ただ、私の方もそれまで事業が全くできないということではなくて、できるものはどんどんやっていくという意味では、例えば39街区の1万6,500平米、これは膨大な土地ですけれども、これを売却するなりというような事業も行っております。  したがって、現在、換地処分に向けての問題につきましては、移転及び道路整備、保留地の完売ということで問題がほぼなくなりました。したがいまして、さっき言いました裁判の結果を待って換地計画の縦覧、そして換地計画の認可ということで進めてまいりたいと思いますが、でき得れば、私ども、予定としましては来年の3月には換地処分をしたいというふうに全力で今取り組んでいるところでございます。 ◆川畑 委員 大体了解いたしました。  それで、今配っていただきました縦長の資料ですけれども、これは鶴川は終わるのは平成25年じゃないですよね。もうこれは終わるんじゃないの。これは終わっているんでしょうか。これはちょっと確認だけ。 ◎区画整理担当部長 川畑委員のおっしゃるように、鶴川につきましては今年度、2007年3月30日に換地処分が終わりました。ただ、区画整理につきましては清算金という業務がまだ残っております。鶴川の場合は清算金の分割納付ができることになっております。分割納付が終了するのが平成25年ということでございますので、そこまで延ばしたと。ただ、分割納付が途中で全部終われば、当然平成25年の前にこの事業は終了する、こういうことになっております。 ◆川畑 委員 そうすると、忠生の方もその分割納付が終わるのが平成25年ということで、同じような設定をしているという理解でいいのかどうかの確認をさせていただきたいと思います。 ◎区画整理担当部長 忠生と鶴川と全く同じような考えで期限を設定しております。 ◆川畑 委員 それで、先ほど聞きました報償費がありますよね。18万9,500円、これは多分39街区の処理で随分ご苦労されてやった部分だというふうに思うんですけれども、地元のいろいろな意見を聞きながら反映したというのがあって、それで、私はぜひともこの成果なりそちらの方に反映すべきだったんじゃないかなと。地元の意見を酌んだということでは非常に苦労された部分があるので、いろんなこれからの事業の1つの参考になるんじゃないかなと思いますが、それについてはどうですか、ご見解があれば聞かせていただければと思います。 ◎区画整理課長 39街区につきましては、議会からのご理解もいただきまして、保留地並びに市の市有地、すべて売却をさせていただいたところでございます。施策の成果の中に反映すべき事項かとは思います。施策の成果への反映の仕方としましては、保留地処分がすべて昨年度終わったという、書き方としてはそういう書き方になるのかなというふうに承知しております。 ◆川畑 委員 最後に、鶴川の土地区画整理についてはもう一般会計からの繰り出しはないと。忠生の方については今後どういった計画であるのか、それによって多分清算が終わるんだというふうに思うんですが、単年度当たりどれぐらいの支出になるのか、ちょっと最後にお聞かせ願いたいと思います。 ◎区画整理課長 繰入金につきましては約46億円残っております。今年度、平成19年度が15億円、来年、平成20年度が15億円、最終の21年度16億円を予定しているところでございます。 ◆殿村 委員 1点だけ、先ほど係争中の案件がありました。こうした案件というのは実際に裁判を行っているもの、あるいはその他のことで未解決の問題、地権者との問題ということで何件あるんでしょうか。 ◎区画整理担当部長 現在係争中のものが3件ございます。あと道路工事等によって家にひびが入ったとかというような地権者の申し出が1件あります。計4件でございます。そのうち裁判は3件ということです。 ◆殿村 委員 解決の見通しはいかがでしょうか。 ◎区画整理担当部長 裁判の方につきましては解決の見通しがあるというふうに確信しております。ただ、もう1件の地権者につきましては相当市の方と意見が分かれておりまして、市の方も地権者の誠意を酌んで一生懸命対応したんですが、なかなかご理解いただけないということで非常に時間がかかっておりますけれども、今後も熱意を持ってその方と交渉をして進めてまいりたい、こういうふうに思っています。一日も早く解決したい、こういうふうに思っております。 ◆殿村 委員 わかりました。ぜひ市の方としても誠意を持って最後まで解決に当たっていただきたいと思います。 ◆吉村 委員 鶴川駅北土地区画整理事業の中の緑地の確保をなさったと思うんですが、何%達成していらっしゃるか、それで何平米になるか、ちょっとお聞かせください。 ◎区画整理担当部長 緑地につきましては、大小さまざまありますが、6カ所区域内に確保してあります。面積が652.03平米、これは6カ所合わせた面積です。1.1%になります。ちなみに、公園が別に確保してありまして、公園の面積が1,778.31平米、3.01%ということになっております。 ◆吉村 委員 そうしますと、緑地は1.1%ということですと、最低ラインは0.1%上回っているというような解釈でよろしいんでしょうか、教えてください。 ◎区画整理担当部長 区画整理法上では公園が3%以上あればよいということになっておりますので、鶴川の場合は3.01%、さらに緑地が1.1%あるということでございます。 ◆吉村 委員 そうしますと、緑地の方は1.1%といいますと、緑地の何%上回っていればいいという基準は1%なんでしょうか、その辺をちょっとお答え願えますか。 ◎区画整理担当部長 区画整理法上では緑地については定限がございません。 ◆吉村 委員 わかりました。ありがとうございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で忠生土地区画整理事業会計及び鶴川駅北土地区画整理事業会計の質疑を終結いたします。              午後6時5分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時7分 再開 ○委員長 再開いたします。  受託水道事業会計を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎水道部長 それでは、平成18年度(2006年度)町田市受託水道事業会計歳入歳出決算についてご説明いたします。  決算書454ページをお開きください。  本会計は、東京都水道局からの受託事業を経理するために設けられたもので、歳入歳出ともに決算額は同額の21億9,190万9,063円でございます。  463、464ページをお開きください。  総括になります。歳入につきましては都支出金と諸収入、歳出につきましては受託水道事業費になっております。  465ページをお開きください。  歳入についてご説明いたします。  歳入のうち、都支出金は東京都からの水道事業委託金で、18億130万9,063円となっております。諸収入は、水道料金とあわせて徴収している下水道使用料徴収事務委託金3億9,060万円でございます。  467ページをお開きください。  歳出についてご説明いたします。  歳出につきましては、総務費と事業費に分かれております。総務費ですが、人件費のほか、水道料金の算定及び徴収などの経費及び管理運営に必要な経費で、総額8億4,159万2,771円でございます。  468ページの備考欄でご説明いたします。  職員人件費6億9,793万4,075円は、水道部職員75名分の給与、職員手当等でございます。  報酬に係る経費508万8,140円は、再雇用者2名に要した経費でございます。  賃金に係る経費366万4,000円は、主に転入転出者が多い4月、5月、3月時の繁忙期に業務課で雇用した臨時職員の賃金でございます。  備消耗品費に係る経費597万3,708円は、事務用、作業用の消耗品及び備品購入に要した経費でございます。  燃料費に係る経費195万3,948円は、庁用車両の燃料代でございます。  光熱水費に係る経費422万7,362円は、庁舎の電気代392万円が主なもので、ほかにガス、下水道使用料金でございます。  通信運搬費に係る経費671万4,791円は、庁舎電話使用料、各浄水所のテレメーターを結ぶ専用回線使用料等でございます。  委託料に係る経費383万9,496円は、小野路給水所ほか4カ所の建物の機械警備及び清掃委託料363万5,940円が主なものでございます。  手数料に係る経費946万9,037円は、銀行と郵便局に支払う水道料金口座振替手数料等が主なものでございます。なお、コンビニへの手数料支払いは都水道局から直接支払われております。  負担金に係る経費2,778万3,001円は、庁舎使用料、給与電算委託料などを一般会計に負担金として繰り出しております。  公課費に係る経費755万3,100円は、受託水道事業に係る消費税、自動車重量税等でございます。  470ページに移ります。
     恩給及び退職手当に係る経費5,940万6,984円は、給料に1000分の170の率で一般会計へ繰り出した経費でございます。  以上が総務費でございます。  続いて、事業費総額13億5,031万6,292円についてご説明いたします。  浄水・配水・給水作業に係る経費9,473万9,230円は、水源施設5カ所、配水施設7カ所の動力ポンプ運転の電気代ほか薬品購入などに要した経費でございます。薬品は塩素でございます。  委託に係る経費1億6,052万2,526円についてご説明します。なお、ここに記載されている委託業務は1件500万円以上のものでございます。  浄水所ポンプ所水源用地ほか芝刈りその他委託871万5,000円は、全15施設の芝刈り等の委託費でございます。  漏水調査委託966万円は、毎年100キロメートル前後を順次調査しております。平成18年度は南つくし野、成瀬が丘、南成瀬、成瀬の総延長115キロメートルの調査でございます。なお、漏水発見箇所は83件、配水管が2件、給水管が81件という結果でございます。  町田市金井6丁目地区土壌調査委託582万7,500円は、金井六丁目地区において配水管腐食による漏水事故が多発したため、その原因を究明するための土壌調査を行ったものでございます。  町田市公共下水道小山町汚水枝線工事に伴う舗装委託898万6,673円は、下水道工事にあわせて配水管の新設工事を行った路線について、下水道工事で本復旧を行ったものに対して水道工事分を支払ったものでございます。  工事に係る経費10億9,505万4,536円についてご説明します。なお、ここに記載されている工事は1件1,000万円以上のものでございます。  配水管布設がえ及び新設工事としまして、町田市下小山田町98番地先配水管移設及び新設工事ほか53件でございます。  浄水・給水施設等の設備工事としましては、南大谷ポンプ場ほか3カ所、建屋等撤去及び排水栓設置工事ほか3件でございます。  給水管の維持管理工事としまして、789件、2億5,752万1,728円でございます。内訳としまして、配水管及び附属施設の漏水修理及び補修工事は97件、9,322万4,216円、配水管の漏水修理工事は692件、1億6,429万7,512件が工事に要した経費でございます。  なお、本年度、管工事系工事の新設延長は9.1キロメートルであります。これにより、平成18年度末における市内水道管総延長は約1,271キロメートルとなりました。また、年間配水量は4,831万6,500立方メートルでございます。前年度と比較しまして3万6,800立方メートルの増加になっております。  以上が事業費でございます。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 不納欠損額について、破産欠損額は別に構わないな――構わないという言い方は変ですけれども、それはそれで仕方ないなと。  もう1個、時効欠損額なんですが、これは文章を読んでいくと「時効欠損については、都の指示により民法の取扱となり、時効が5年から2年に変更されたため」「調定後2年を経過している場合に時効欠損とします」と書いてあるんだけれども、下の方を読んでいくと「時効の中断の事由がないため時効期間を満了した水道料金債権」というのがありながらも、最後には「お客様が時効の援用を主張しない限り絶対的に消滅することはないため」と書いてあって――ということは、時効の中断というのは、請求書を出したときに時効は中断されますね。民法上に中断されているんですよ。それで時効というのがある。債権の請求をする限りあるはずなんです。  でも、事由がないためにといいながらも、時効の援用というのは支払い者側から時効ですというのがない限り時効にならないんです。だけれども、ここで時効欠損額としているのは、東京都の指導があるのかもしれないんだけれども、2年というのは、ほかの市のものは10年とかやっていて、税務部は時効対象者リストまで出して、そこからしっかりとやっているというのがあるけれども、2年というのはちょっと短いんじゃないかなというふうに思うんですけれども、水道がとまるのに2年かかるぐらいな気がするんですけれども、どうなんでしょうか。 ◎水道部長 時効欠損と不納欠損という部分でちょっとご説明したいと思いますけれども、時効については、確かに徴収停止という行為を行った後、時効不納欠損にしております。徴収停止という部分では、費用倒れ、少額である、あるいは所在不明、この方たちについては徴収停止という行為をして、2年間経過したものについては時効不納欠損で落としています。  ただし、今、委員がご指摘のように、援用という形がありますので、2年が経過しようが何しようが、所在がわかる、それから徴収停止を行っていないものについては、常に債権が残っておりますので、私どもとしては、それは未納金としてずっと追いかけております。  ですから、徴収停止、いわゆる費用倒れであるとか所在不明については、2年経過した段階で時効不納欠損という処理をさせていただいています。ですから、会計事務処理上は時効不納欠損というふうになっていますけれども、あくまで会計処理上の時効不納欠損であって、債権そのものを放棄しているわけではございません。ちょっと言い方があれなんですけれども、要するにその債権は残っております。  ただ、徴収する努力はもうしなくてもいいですよというのが東京都の指導で2年という形でなっております。2年につきましては、これは最高裁の判例で、水道料金というものは商品、物品の販売ということで民民の契約に当たるということで判例が出ておりまして、東京都もそれに従っていくということで事務的な手続をしているところです。  ですから、2年というのは確かに短いかもわかりませんけれども、徴収停止をした後、時効不納欠損を処理していますけれども、これはあくまで会計事務処理上の問題で、債権を放棄したものではありません。 ◆熊沢 委員 受託水道だから、東京都の指導で仕方がないとは思うんですが、民民の契約で最高裁の判断で2年でいいというふうに書いてあるのかどうか、後でその最高裁の判例を見せてもらえれば、資料をいただければと思います。  ただ、ほかのところは10年としていたり、時効の方のリストをつくって時効にならないよう、しっかり後を追って、ここでいえば徴収停止にならないようにしっかりと努力をされていると思うんですね。水道はなかなかとまらないものというイメージはあるんですが、やはりしっかりと払ってもらえるような努力、また、本来払うべき人が払わなくて済むようなことがないようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆殿村 委員 まず、決算書にも出ておりますが、浄水所、ポンプ所、それから基本的なことで恐縮ですが、給水所、それから水源用地ということで、こういった名称が入っておりますけれども、具体的にそれぞれどこにどういったものがあるかということをご説明ください。 ◎給水課長 今、委員言われた場所ですけれども、15カ所あります。原町田浄水所、滝の沢浄水所、小野路給水所、ことしの4月に移管しましたけれども、貝取増圧ポンプ所、本町田1号水源、木曽1号水源、木曽2号水源、南大谷ポンプ所、小山ポンプ所、相原水源、原町田第4水源、原町田第9水源、滝の沢第6水源、成瀬センター内応急給水施設、あと水道管理用地というのが小山にございます。その15カ所です。 ◆殿村 委員 水道事業については東京都の委託になったわけですけれども、この決算の中で、これらの今おっしゃっていただいた施設の具体的な委託先というのは業者ということになるんですか。具体的にお答えください。 ◎給水課長 草刈りと芝刈りは業者委託で行っております。この中で休止中といいますか、水源が幾つかありますので、ほとんどそれは草刈りをやっている程度でございます。 ◆殿村 委員 そうしますと、施設の管理についてはどこが。 ◎給水課長 まだ管理者は町田市なんですが、実際、監視装置、テレメーターで水源、水質ですとか、そういうものは山王下、多摩市にあるんですけれども、そこが集中管理をしていまして、実際に我々が行くのは立会業務等でございます。完全にまだ施設は移行していませんので、そういう管理業務の部分的な委託はうちの方から出しています。ただ、言っているのは、監視業務ですとか、そういうものはTSSという第三セクターに東京都が委託を出してやっております。 ◆殿村 委員 もう1つの質疑とも関連しますが、地震などのときに、こういった施設へ安全に水が供給できるかという状況、あと耐震性の配水管に今交換をしているということでしたけれども、地震など災害のときの対応については、町田市の職員がそれに当たるということなんでしょうか。現状ですね。  それと、耐震性の配水管は現在何%ぐらい交換が済んでいるのでしょうか。 ◎給水課長 1点目の地震の対応ですけれども、地震等があれば、山王下集中管理室から一報が入りまして、うちの方の職員が出向く。その規模によっては、断水等、100世帯以上になれば、当然応援等も必要になってくるということで、東京都の多摩水道改革推進本部の方にも応援をお願いするということでございます。  それと、耐震化率ですけれども、耐震化率というのは基本的には継ぎ手の部分、管がどうしてもずれて破損してしまうということで、それも我々は耐震化率と言っておりますけれども、現在、2006年度末では29.5%の耐震化率になっております。 ◆殿村 委員 わかりました。29.5%ということで、年間どのぐらいの進捗率ですか。 ◎給水課長 1,271キロメートルのうちのまだ390キロメートルぐらいですから、900キロメートルぐらい残っているんです。今、年間9キロメートルやっているわけです。職員が多いときは30キロメートルやっていたんですが、ここで移行する中で、最低限のやれる範囲といいますか、やるのが、今、部長の仕事目標でも出しておりますけれども、年間約9キロメートル施工しております。 ◆殿村 委員 予算の関係もあろうかと思うんですけれども、ぜひ強力に進めていただきたいと思います。  最後に、単純な質疑ですが、町田の水道水はおいしくなったんでしょうか。 ◎水道部長 以前に比べるとおいしくなったというふうに言えると思います。というのは、高度浄水処理、朝霞の方から町田に来ているんですけれども、高度処理を行っております。オゾンを発生させてにおいをとるとか、要するにかびのにおいをとるとかしていますので、ただ、すべてが高度処理しているかというと、まだそこまでいっていませんので、高度処理したものが50%ぐらいでブレンドされています。通常の浄水処理と高度処理をして50%ぐらい、もうちょっといっていると思いますけれども、それらが8系統町田には入ってきております。いろいろなルートから町田に入ってきておりますので、大分おいしくなったと思います。高度処理が、大きな浄水場で工事が進められておりますので、さらにおいしくなると思います。 ◆殿村 委員 よろしくお願いします。 ◆三遊亭 委員 これは非常に細かい質疑なんですが、決算書に工事で布設とありますが、みんな布なんですね。水道工事の場合、これを使うんですか。普通敷くという字だと思うんですけれども、すべて布ですものね。こういうものなんですか。 ◎給水課主幹 工事の布設、管などの工事をする場合は布設とします。鉄道なんかの線路だとかの場合は敷設という形で区別をさせていただいております。 ◆熊沢 委員 2点あるんですけれども、さっきの水道は下水道と一緒に徴収していると思うんですけれども、下水道部も水道部にのっとって同じようにやっているんでしょうか。ここで聞いていいのか、下水道部でもどうせまた聞くんですけれども、不納欠損は合算して不納欠損にしちゃっているのか、水道部として別にして請求で不納欠損にしているのか。 ◎水道部長 私どもの今回資料でお出ししている分については水道料金だけでございます。下水道の方の不納欠損、いわゆる時効の部分では、地方自治法上の5年ということですので、5年があると絶対時効になりますので、水道の場合は2年ということで絶対時効ではありませんので、債権放棄をしない、あるいは援用がない限りはずっと債権は残るという形で、別々の取り扱いになります。 ◆熊沢 委員 ということは、水道部さんは大変ですねと思ったんです。時効が、地方自治法の時効の5年ともう1つの時効、下水道部は時効が来て請求がないけれども、水道部は時効が来ていないから請求ですよという形で請求をしているということですね。  次に、先ほどの決算の説明の決算書の470ページの金井六丁目で土壌調査して水漏れが多かったというのは、結局、どんなことだったのかなと。  また、金井六丁目が古くなっているということは、ほかも古くなっているところがあるんじゃないかなと。そういう場合は、どういうふうに調査をされているのかなということだけお答え願えますか。 ◎給水課主幹 金井六丁目地区の土壌調査についてご質疑がございました。今回は金井の森の丘住宅地を10カ所ほど調査いたしました。これにつきましては、管路調査、腐食土と土壌の腐食性、あと地下水の分析を行いました。結果としましては、土壌腐食が強く、あと管の周りに土壌等が腐食しないようなフィルムだとかポリエチレンスィーブを巻くんですけれども、そういうのが不完全なところがありまして、管の腐食が進んだものと思っております。  対策としまして、管の取りかえをしなければならないということで、約3カ年、1キロメートル強のもので布設がえを行う予定でございます。結論としては、この場所につきましては、この造成地については土壌が悪かったという結果が出ました。 ◆熊沢 委員 そうすると、こういう場合は漏水があって初めてわかるということなんですか。 ◎給水課主幹 そのとおりでございます。土壌の漏水でございますので、実際にそこから噴いて、どこかの側溝ですとか、ひび割れたところから噴出して初めてわかるケースと、あと事前に私どもが漏水調査をかけております。夜間、漏水探知機で探知して、前にそういう予防策もとっております。そういう結果も出ておりますので、そういう結果の場所については早期に取りかえ工事も計画で行ってございます。 ◆熊沢 委員 先ほどのおいしい水ですが、水を一生懸命おいしくしても、水道管が腐食したり、水道管がだめだと飲めない。海外なんかは、水はおいしいけれども、水道管がだめだから飲めないんですよというのを聞いたことがある国もあるので、水道管の腐食も早目に見つけて、おいしい水が飲めるようにしてもらえればと思いますので、よろしくお願いします。 ◆吉村 委員 町田市の浄水の水源を、8系統入ってきているという話でしたので教えていただきたいんです。 ◎水道部長 大きく、こういう表があるんですけれども、狭間給水所、これは八王子の方から来るものですけれども、狭間系、同じく八王子の方から来るんですけれども、大船給水、大船系、鑓水・小山系、これも八王子の方から来ます。それから、南大沢系、小野路給水所を通ってくる小野路系、滝の沢浄水所を経由してくる滝の沢系、聖ケ丘給水所、これは多摩市の方からの聖ケ丘系、それから井戸水が主になっている原町田系、この8つで町田市をカバーしております。 ◆吉村 委員 わかりました。そうしますと、この浄水所で先ほどのオゾンのブレンドというのがされているんでしょうか。  それと、この浄水所では薬品を使って飲めるような措置になっているんでしょうか。 ◎水道部長 高度処理しているところは朝霞浄水所ですので、この中でいくと小野路系と聖ケ丘系が朝霞から経由していますので、そこは高度処理した水がブレンドされております。原町田浄水所の関係は、次亜塩素酸ということで塩素を独自に原町田浄水所の方で機械的に0.1%になるように入れております。  ですから、ほかのところについても、井戸を使っているところについては、塩素を入れないといけないという水道法の決まりがありますので、0.1%ということで塩素を注入しております。 ◆吉村 委員 そうしますと、今、浄水器がすごく出回っているんですけれども、この8系統のお水は家庭で浄水器は必要になるんでしょうか。おいしいお水にこだわるわけではないんですが、あと健康ですね。健康面で浄水器というものが必要なのかどうか、ちょっと見解をお聞かせください。 ◎水道部長 水に関してはかなり嗜好的なものがあるかと思います。ペットボトルでもいろいろな水が売られていますけれども、水道水というのは、先ほど申しましたように、あくまで塩素を入れなければいけないという決まりがありますので、どうしてもそのにおいが嫌だという人は、塩素を除去するような浄水器をつけられているのかなと思います。健康的には何ら問題ないというふうに私どもは認識しております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で受託水道事業会計の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後6時37分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時41分 再開 ○委員長 再開いたします。 △下水道部所管部分 ○委員長 一般会計のうち、下水道部所管分を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎下水道部長 それでは、下水道部所管の一般会計分の決算について説明申し上げます。  まず、歳入から説明申し上げます。  決算書の43ページをお願いいたします。  第13款、使用料及び手数料、2項、手数料、2目、衛生手数料、6節、し尿処理手数料については、決算額1,343万7,750円で、収納率は97%となりました。このし尿処理手数料は、一般家庭については原則無料でございますが、下水道供用開始から3年経過後の未接続世帯など443世帯から1回につき1,500円を、事業系については36リットルにつき300円を徴収いたしております。  なお、滞納繰越分については、催告書、電話等で納付をお願いしてきましたが、住所等所在不明により時効が成立してしまった8件、3万4,500円については不納欠損に至りました。  次に、49ページをお願いいたします。  第14款、国庫支出金、2項、国庫補助金、2目、衛生費国庫補助金、1節、循環型社会形成推進交付金、決算額1,136万6,000円については、合併処理浄化槽設置に対する補助金でございます。  次に、65ページをお願いいたします。  最上段になります。第15款、都支出金、2項、都補助金、3目、衛生費都補助金、7節、合併処理浄化槽整備事業費補助、決算額1,153万1,000円も、同様に合併処理浄化槽設置に対する都の補助金でございます。  続きまして、歳出について説明申し上げます。  大きく飛びますが、決算書の171ページをお願いいたします。  第4款、衛生費、1項、保健衛生費、6目、公害対策費の決算額9,153万5,606円のうち、備考欄の4、合併処理浄化槽整備費5,647万1,528円が合併処理浄化槽整備事業にかかわる経費でございます。  なお、節区分では、9、旅費、11、需用費、19、負担金補助及び交付金であり、その主な項目については、19節、負担金補助及び交付金の決算額6,437万9,000円のうち、5,640万5,000円が合併処理浄化槽設置に対する補助でございます。平成18年度で補助した浄化槽の基数としましては87基、594人槽分になっております。  次に、177ページをお願いいたします。  中段の部分になります。4目、し尿処理費の決算額2億2,551万8,591円のうち、備考欄の3、し尿収集費1億6,346万7,882円が下水道部の所管で、し尿、浄化槽汚泥の収集に係る経費でございます。節区分では、9、旅費、11、需用費、12、役務費、13、委託料でございます。  その内容につきましては、備考欄3のし尿収集事業の決算額8,301万6,888円の主なものは、し尿の収集運搬及び受付事務委託に係る経費8,284万5,980円であります。  なお、し尿浄化槽清掃補助促進事業費は8,045万994円で、その主なものは、単独及び合併処理浄化槽清掃促進にかかわる通信運搬費であります。  次に、203ページをお願いいたします。  やはり中段になります。第8款、土木費、3項、都市計画費、5目、公共下水道費の28節、繰出金24億9,480万7,000円は、下水道事業会計への繰出金でございます。  以上、一般会計の決算について説明させていただきました。  よろしく審査の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。
    ◆熊沢 委員 済みません、さっき水道部で一応確認したんですけれども、確認だけさせてもらいます。  一般会計の方も特別会計の方も両方あって、1回で済ませようかなと思うんですが、不納欠損額が出ているんですが、先ほど説明があったとおり、これは地方自治法の5年の時効を使っているということで、もしよろしければ資料の方に書いておいてもらえたらよかったなと思っております。  あと、税務部なんかは時効対象者リストをつくって請求をしっかりやられているということなので、下水道部もそういう努力をされているかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎業務課長 今、不納欠損につきましては、地方自治法の5年の時効を使っております。改めて次回から記載させていただきたいと思っております。  時効対象者リストの作成でございますが、これは東京都、多摩市の方とやっておりますので、何かの方法をまた尋ねていきたいと思っています。 ◆殿村 委員 178ページのし尿収集費についてお伺いしたいと思います。  後でご説明のある下水道事業会計の方の下水道の整備、普及と関係するんでしょうけれども、し尿収集の方は当然減少してくる。くみ取りのお宅が減ると思われるわけですけれども、2006年度の場合はどのぐらい下水道整備に伴ってし尿収集するお宅が減ったのでしょうか。 ◎業務課長 数字的には、前年度と比較しますと471世帯少なくなっています。現在、年度末時点で7,297世帯の収集を行っております。 ◆殿村 委員 大体5%ぐらいでしょうか。ざっと数%年々減るということになるんでしょうか。 ◎業務課長 ちなみに、新築の家で浄化槽を入れているところもありますので、最終的には5%かもわからないですけれども、新しいところも乗ったりいろいろしていますので、面整備をやっているところ以外でふえている場合もありますので、数字的にはそういうことになります。 ◆殿村 委員 あと、し尿の収集運搬及び受付事務委託ということで、つまり前年度に比べて471世帯分の収集運搬が減ったということですね。そうすると、そのあたりは対前年度で委託料もその分が減ったということでしょうか。 ◎業務課長 私、ちょっと今手元に2005年度の細かい数字がないので、うまく言えないんですけれども、おおよそそのようになっていると思います。 ◆殿村 委員 そうしますと、決算ということで、実際にはくみ取りを行っている約7,200世帯、その数字がもとになって委託料が算出されるということで間違いないでしょうか。 ◎下水道部長 基本的に毎年の予算計上等については、今いろいろ話がありましたけれども、確かに下水道が普及すれば、その分だけは当然減ってきますので、その方が多いわけでありまして、それは過去の実績の中で、大体平均的にこの程度減っているという中で次年度予算を組んでいるというような形をとっています。 ◆殿村 委員 ちょっとわかりづらいんですけれども、予算の審査ではないのでやりづらいんですけれども、適正に委託料が支払われている。それは予算の話になってしまうのであれですけれども、そこの部分で、先ほど言ったし尿のくみ取りの世帯が5%ぐらいずつ減っている。その分、下水道の普及世帯がふえていくという反比例する状況ですけれども、これが適正に予算が執行されたかということについて、もう1度ご説明いただきたいと思います。 ◎下水道部長 おっしゃるとおり、適正に執行されたと考えております。 ◆殿村 委員 わかりました。ちょっと資料がないので、これ以上質疑もできませんけれども、また改めて、別の機会でいいですけれども、算出根拠とかの資料をお願いしたいと思います。 ◆川畑 委員 1点だけ、172ページの合併処理浄化槽の設置についてなんですけれども、「事務事業カルテ」を見ると、2004年度は111件、2005年度が97件、2006年度が87件ということで、下降傾向にあるということで、これは下水道事業のエリアの拡大によってきているというのは承知しているんですけれども、7年以上接続されないという部分があって、エリア性を持ってきたから、こういった数値になっていく。これは今後、下降傾向にあるというふうにするのかどうか、この87基の評価をお聞かせ願いたいと思います。 ◎業務課長 この件につきまして、現在、2006年度の段階では、横浜線までが事業認可をとっていますので、横浜線以西を対象にしている、及び市街化調整区域です。今年度中に相原の大戸まで事業認可をとるということになりますので、基本的には来年度以降は調整区域が主な対象になると思います。 ◆川畑 委員 「事務事業カルテ」の課題に書いてある「3カ年計画のみであり、7年以上接続困難な区域であるとの基準がない」というようなことも踏まえて、この合併処理浄化槽の要望は非常に強いんですね。これについては、きょうは決算ですから要望するということでとどめておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆吉村 委員 決算書の178ページのし尿浄化槽清掃補助促進事業とありまして、先ほどの説明ですと、通信費と運搬費が主な支出というお話でしたが、この清掃補助ということですと、清掃の補助が主な名目になっていると思うんですが、その辺の事情をお聞かせください。 ◎業務課長 この通信運搬費は、例えば町田清掃社とか、関東総業、三櫻にくみ取りの手数料としてお払いしております。 ◆吉村 委員 わかりました。そうすると、車を清掃することへの補助というふうに考えてよろしいのでしょうか。し尿を運ぶ車がありますね。 ◎業務課長 そのとおりであります。 ◆吉村 委員 現在、7,297世帯の収集をなさっていて、年々下水道の普及とともに、あるいは合併浄化槽の取りつけとともに減っているということなんですが、集められたし尿の処理というのはどういうふうにされているか、教えてください。 ◎業務課長 現在、境川クリーンセンターで処理しております。 ◆吉村 委員 そうすると、境川クリーンセンターの建物はすごくさびていて、外から見て、この間も一般質問で話題になったんですが、もう何か使われていないんじゃないかなというような感じがするんですけれども、あそこで処理をしているというのは、何か浄化というんですか、そのようなことがなされているのでしょうか、教えてください。 ◎下水道部長 ただいまの話の中でちょっと不足しているもので、境川クリーンセンターへは投入口といってし尿処理で運搬されてきたものを下水道の本管の方へ流す、その口がそこにあるだけでございます。当然のことながら、そのまま流すのではなく、水を加えながら流す。最終的には処理場へ行く、こういう仕組みになっているわけでございます。あそこでやっているわけではないです。 ◆吉村 委員 わかりました。そうすると、水で薄めて下水の方に流している、処理の投入口があそこにあるというふうに理解すればいいんですね。わかりました。  もう1つ、合併浄化槽で浄化された家庭の排水というのは、近くの小川というか、川というか、そういうものに流れ込んでいるというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ◎下水道部長 そのとおりでございます。道路側溝を通じて水路に流す、あるいは直接的に水路等に流れる場合もあります。 ◆吉村 委員 わかりました。ありがとうございました。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で一般会計のうち、下水道部所管分の質疑を終結いたします。  次に、下水道事業会計を議題といたします。  担当者の説明を求めます。 ◎下水道部長 それでは、続きまして特別会計、下水道事業会計について説明を申し上げます。  公共下水道事業につきましては、平成25年度に相原大戸地区までの市域100%水洗化を目指し、鋭意取り組んでいるところであります。これは現状では市街化区域を除くということであります。  平成18年度末の下水道普及率は、供用開始区域内の人口34万3,822人で、人口普及率では前年度に比べ0.6ポイント上昇し、83.2%、面積普及率では1.0ポイント上昇し、58.3%になりました。  なお、供用開始区域内の水洗化率は93.5%であります。今後も早期の切りかえについて、市民の皆様方の一層のご協力をいただけるように努力してまいるつもりでございます。  それでは、決算概要につきまして、具体的な点について簡潔に説明させていただきます。  まず、歳入から説明を申し上げます。  決算書の313ページからお願いいたします。  第1款、分担金及び負担金、1項、負担金、1目、下水道事業受益者負担金でございますが、町田都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の定めるところにより、市民の皆様には1平米当たり260円のご負担をお願いしているところでございます。負担金の支払い方法は、一括と5年間の分割払いを選択することができますが、全体の約87%が一括払いとなっている現状でございます。  1節、現年賦課分の対象者数等については、筆数にして2,454筆、面積にして42.1ヘクタール、1,345件で、決算額は9,532万9,570円、収納率は97.67%でございます。  2節、滞納繰越分については、督促状、電話等で納付をお願いしてきましたが、住所等所在不明により地方自治法第236条に基づき5年の時効が成立してしまった64件、126万9,560円については不納欠損に至りました。  2目、下水処理負担金514万4,022円については、隣接する横浜市、川崎市、相模原市との相互にまたがる処理区について、相互協定による負担金収入であります。  第2款、使用料及び手数料、1項、使用料、1目、下水道使用料の決算額は51億6,112万54円であり、これは前年度に比べ237万6,207円の減額になっております。これにつきましては、近年、水道使用水量がやや低下していることや、下水道使用量のランクが中大口から中小口にシフトしたことなどにより調定金額が横ばいになったことに加え、収納率が若干低下したことによります。収納率が98.45%から97.95%に落ちております。  2目、下水道用地占用料1,102万4,836円については、成瀬クリーンセンター敷地内にある東京電力の変電所、鶴見川クリーンセンター内の鉄塔2基と高圧線部分の占用、調整池内の電柱占用等のほか、地方分権一括法により国から譲与を受けた水路敷の占用に伴う占用料、並びに両処理場敷地内での職員の駐車場使用料であります。  2項、手数料、1目、下水道手数料131万9,500円については、排水設備工事店の指定及び排水設備工事責任技術者の登録等にかかわる手数料の徴収によるものでございます。  次に、315ページをお願いいたします。  第3款、国庫支出金、1項、国庫補助金、1目、下水道費国庫補助金の10億6,804万円については、管渠建設、処理場更新工事等に対する国からの補助金でございます。  なお、前年度からの繰越事業分3,670万円を含んでおります。  2目、公債費国庫補助金3,696円については、下水道緊急整備事業助成補助であり、国庫債務負担行為として5カ年分割により助成を受けたものに対する市債の利子補給分の補助金でございます。  第4款、都支出金、1項、都補助金、1目、下水道費都補助金6,050万6,000円については、管渠建設、処理場更新工事等に対する都の補助金でございます。  第5款、財産収入、1項、財産売払収入、1目、物品売払収入555万1,800円については、下水道の一般図、下水道の設計指針、標準構造図等のほか、成瀬クリーンセンター更新工事で発生しました資源化物の売却によるものでございます。  第6款、繰入金は、一般会計からの繰入金でございます。  第7款、繰越金は、前年度決算の精査結果によるものでございます。  次に、317ページをお願いいたします。  第8款、諸収入、1項、延滞金加算金及び過料、1目、1節、延滞金9万6,139円については、受益者負担金及び水洗便所の改造資金貸付金にかかわるものであります。  2項、貸付金元利収入、1目、貸付金元利収入、1節、水洗便所改造資金貸付金元金収入2,312万6,580円は、下水道供用開始区域内の水洗化改造資金貸付金287件の償還を受けた元金収入でございます。  3項、雑入、1目、雑入1,318万円については、工事負担金、区域外受益者負担金が主なものでございます。  次に、317ページから319ページにかけてお願いいたします。  第9款、市債29億8,730万円につきましては、下水道事業推進にかかわる管渠建設並びに下水処理場整備に伴う借入金でございます。  まず、320ページをお願いいたします。  備考欄の上段になります。29億260万円には、2億5,270万円の高金利対策借りかえ債分が含まれております。  また、8,470万円は管渠建設における事故繰越分でございます。  続きまして、歳出について説明を申し上げます。  最初に、321ページをお願いいたします。  第1款、下水道費、1項、下水道管理費、1目、下水道総務費は、下水道事業の管理的業務に要する経費であります。  職員人件費のほか、主なものといたしまして、8節、報償費829万4,630円は、受益者負担金の一括納入の方に対する奨励金であります。  13節、委託料4億412万124円は、受益者負担システムの更改を含めた下水道情報システム構築のための委託を初め、公共下水道事業計画変更認可図書作成業務委託、水道部へ依頼の下水道使用料徴収事務委託、下水道使用者リスト作成委託、井戸水用量水器の交換委託、排水設備調査委託及び水洗便所改造資金貸付金償還管理委託などに要した経費であります。  14節、使用料及び賃借料328万6,525円は、日常の業務処理に必要な総合行政情報システム使用料、複写機、パソコン等の借り上げ経費であります。  18節、備品購入費287万9,100円は、軽自動車購入に要した経費であります。  19節、負担金補助及び交付金1,870万4,293円の主なものは、隣接する横浜市、川崎市及び相模原市との下水の排除及び処理事務の相互協定に基づき、町田市から排除される経費に要する負担金であります。  21節、貸付金2,121万円については、水洗便所改造工事等資金貸付条例に基づく貸付金であります。この貸付金は、無利子で償還期間36カ月であり、貸付金額の平均は37万2,105円でございます。  23節、償還金利子及び割引料368万2,100円は、重複納入等による下水道使用料の過年度過誤納に対する還付金であります。  なお、下水道総務費におきまして、同目、節13、委託料から、同目、節23、償還金利子及び割引料へ138万9,150円を流用いたしております。これは、下水道使用料の例年にない大口の過年度還付が発生したためでございます。  次に、323ページをお願いいたします。  2項、管渠費、1目、管渠維持管理費につきましては、下水道管路施設、調整池及び水路の維持管理に要した経費でございます。  主な内容といたしまして、11節、需用費1,529万4,777円については、公共汚水升の取りつけ管やマンホールぶたの修繕及び調整池の修繕等がございます。  12節、役務費63万2,250円については、下水道施設や親水施設に対する施設賠償保険の掛金であります。  13節、委託料1億7,806万7,389円につきましては、公共下水道管路施設維持管理、調整池や水路の草刈り及びしゅんせつ業務委託などでございます。  15節、工事請負費1億3,350万9,374円は、老朽化した管渠の更生及び補修工事、マンホールぶたの改修及び補修工事、水路の補修工事等でございます。  16節、原材料費1,703万4,463円は、マンホールぶた修繕の支給材等の購入費であります。  なお、管渠維持管理費におきまして、同目、16節、原材料費から同目、22節、補償・補填及び賠償金へ3万4,085円を流用しておりますが、これは既存マンホールのふたが道路表面より沈下したことにより、通過車両の振動で家屋被害が発生したことへの対応でございます。  2目、管渠建設費44億1,180万21円につきましては、管渠建設工事及び水路等の整備に要した費用でございます。  主な内容といたしまして、13節、委託料41億8,364万7,065円のうち、40億8,947万268円については、管渠建設を財団法人東京都新都市建設公社に業務委託して実施したものでございます。  内容といたしましては、汚水管渠事業として鶴川幹線の一部延長1,583.9メートル、小野路幹線の一部延長712.9メートル、計2,296.8メートルを整備いたしております。また、枝線につきましては、延長1万7,623.7メートル、面積にしまして約76.05ヘクタールを整備いたしました。雨水管渠事業といたしましては、鶴川雨水幹線の一部延長59.8メートルを整備いたしました。そのほか、市の直営分に関する委託料として水道管の移設切り回し工事等、一部備考欄に記載のとおりでございます。  15節、工事請負費2億1,916万8,100円につきましては、市直営で実施した汚水枝線と河川水路の整備でございます。河川水路事業につきましては、平成17年度に引き続きまして、結道川の整備を行いましたが、一部の工事で支障物件――これは水道管でございますが――の移設に時間を要したために事故繰り越しとなり、前払い金のみの支払いになりました。  なお、本工事につきましては、平成19年4月28日に竣工いたしております。  全体では、前払い金と合わせて、工事代金6,181万300円の支払いとなりました。  3項、処理場費、1目、下水処理場管理費の12億3,175万772円は、成瀬クリーンセンターと鶴見川クリーンセンターの運営及び事業場排水の規制、指導にかかわる経費でございます。1日の平均汚水処理量は、成瀬クリーンセンターが7万6,844トン、鶴見川クリーンセンターが3万3,454トンでございます。焼却灰の量については、成瀬クリーンセンターが1日平均1.97トン、鶴見川クリーンセンターが0.9トンでございまして、これらは全量セメントの原料として再利用を図っているところでございます。  また、水質管理費の特定事業場等排水指導事業では、175事業場に対し排水される汚水の検査や指導を行ってまいりました。それぞれの事業内容につきましては、従来と大きな変化はありませんが、引き続き適切な維持管理や良好な水質確保に努めているところでございます。  既にご承知をいただいているところでございますが、平成14年3月に鶴見川クリーンセンターではISO14001環境マネジメントシステムを市の施設として最初に取得しております。環境負荷の低減を継続的に図っていますが、今後ともさらにその改善に努めてまいりたいと思って運営しております。  主な具体的な内容につきましては、備考欄に記載のとおりでございます。  次に、327ページをお願いいたします。  2目、下水処理場整備費4億4,337万6,000円につきましては、成瀬クリーンセンターと鶴見川クリーンセンターの建設に伴う委託料でございます。  内容といたしましては、成瀬クリーンセンターでは、本館無停電電源装置等の更新工事、水処理、用水設備の改築診断、焼却炉棟のアスベスト除去、耐震補強実施設計と水処理設備(高度処理)などの実施設計でございます。
     鶴見川クリーンセンターについては、下水道管工事の進捗による流入水量の増加に伴い、平成17年度から平成18年度までの2カ年計画で水処理施設2池の増設工事と鶴見川クリーンセンター、鶴川ポンプ場の改築診断を行いました。  なお、両処理場とも日本下水道事業団に委託し、実施いたしております。  4項、流域下水道費、1目、流域下水道費3,647万7,780円につきましては、多摩川右岸南多摩流域下水道区域となる小山町、相原町の一部の南多摩排水区272.4ヘクタールの汚水処理にかかわる経費の負担金でございます。  最後になります。第2款、公債費41億4,719万8,714円につきましては、下水道建設等に伴う市債の元金と利子の償還金でございます。  以上、下水道事業会計の決算について説明させていただきました。  よろしく審査の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。  それでは、決算参考資料の特別会計の差しかえ分について説明させていただきます。  誤りがありましたのは「町田市一般会計・各特別会計決算参考資料(Ⅳ)〔都市環境常任委員会所管分〕」の136ページの「件名(2)多額の不用額を生じた理由」の下水道部下水道総務課所管分でございます。  誤りの内容につきましては、第3款、予備費の款、項、目の記載誤りと、予算現額及び不用額欄の記載欄の誤りでございます。大変申しわけございません。今後はさらに厳密な精査を行いまして、記載に誤りのないよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。大変失礼しました。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 決算書の326ページ、鶴見川クリーンセンター管理費、ISO14001事業ですが、先ほどのご説明ですと、まだ当分続けるようなことを部長がおっしゃっていたかと思われますけれども、これは決算ですからいいんですが、私の理解として当分やめるつもりはないと理解してよろしいわけですね。念押しみたいなものなんですけれども。  あと1点は、決算書でいいますと313ページになろうかと思われますが、不納欠損に陥った方の最多年齢は何十歳代の方が多かったのか、その2点をお伺いしたいんです。 ◎下水道部長 1点目のISOでございますが、やめるというよりも、むしろ拡大していくといったような方向でございます。 ◎業務課長 受益者負担金と下水道使用料、それぞれだと思うんですが、大変申しわけないんですが、今、細かい資料がなくて、年齢構成はちょっとわかりません。申しわけございません。 ◆三遊亭 委員 では、ちょっと人数を聞き漏らしたので、人数だけ教えていただけますか。 ◎業務課長 ちなみに、受益者負担金の方なんですが、67件になります。  大変申しわけございません、下水道使用料の方の人数、持っていません。  大変申しわけございません、使用料の不納欠損の件数なんですが、3,986件になります。 ◆三遊亭 委員 そうすると、その方々の年齢構成は今はわからないというふうに理解してよろしいんですか。 ◎業務課長 はい、申しわけございません。 ◆三遊亭 委員 もちろん、今すぐに出していただかなくてもいいんですが、当然把握はしていらっしゃるんですね。 ◎業務課長 受益者負担金については、私どもでも直接やっていますのでよくわかります。これは戻ればわかると思います。ただ、下水道使用料の方は東京都、多摩水の方に委託していますので、その統計はちょっと今、私は、申しわけございません。 ◆三遊亭 委員 どうもありがとうございました。 ◎業務課長 申しわけございません。 ◆殿村 委員 先ほど一般会計の方でくみ取りの世帯のことをお聞きしましたが、水洗化普及、下水道化、水洗化ということで、これは水洗化ということで数字をはじいた場合に、先ほど部長がご説明なさった面積比で58.3%、人口比で83.2%という数字がありましたね。これでいくところでは、下水道普及率ということで、イコール水洗化というふうにまず理解していいのかどうか。言葉の使い方ですね。その点で、もし違いがあればご説明いただきたいと思います。 ◎下水道部長 おっしゃるとおり、これは実際に34万3,822人、この方たちが利用している。水洗化イコール公共下水道という形になります。公共下水道で使っている。 ◆殿村 委員 つまり、水洗化率ということが言葉遣いとして、公共下水道使用率というのとイコール、同じということで理解してよろしいでしょうか。 ◎下水道部長 ここで数字を申し上げましたのは、あくまでも公共下水道を使用している、公共下水道による水洗化ということでございます。このほかには、合併処理浄化槽等についても、当然これは一応水洗化ということですけれども、ここで挙げている数字は、あくまでも公共下水道の水洗化率ということで理解していただきたいと思います。 ◆殿村 委員 そうしますと、今年度の場合は世帯数でいうと何世帯が、計算すれば出てくるでしょうけれども、水洗化ということになっておりますか。 ○委員長 休憩します。              午後7時36分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時37分 再開 ○委員長 再開します。 ◎業務課長 水洗化人口32万1,642人、世帯数は14万5,976世帯でございます。 ◆殿村 委員 ですから、対前年度比で何世帯ふえたのかということをお聞きしたんです。世帯数で0.6ポイントふえたんですね。これは計算すれば出るんでしょうけれども、電卓を持っていないですから、何世帯かと。 ◎業務課長 済みません、ちょっと今手元にないので、改めて報告させていただきたいと思います。 ○委員長 休憩します。              午後7時38分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時39分 再開 ○委員長 再開します。 ◎業務課長 大変申しわけございません。対前年比4,019世帯ふえています。 ◆殿村 委員 およそ4,000世帯が、いわゆる公共下水道に水洗化としてつなぐことが可能になったということですね。  そうしますと、先ほどし尿処理の方でご説明のあった471世帯という話がありましたね。これは2006年度でくみ取りをしなくなった世帯ですか。実際にはタイムラグがあるんでしょうけれども、今おっしゃっていただいた新たに水洗化をした世帯の数の約4,000世帯、それからくみ取りをしなくなった471世帯の数の整合性というのは、どういうふうに理解すればよろしいのか。 ◎業務課長 新築の家屋も当然あるんですが、浄化槽から公共下水に切りかえている数値を含んでいます。 ◆殿村 委員 そういうことだろうと思うんですけれども、その内訳を当然全部管轄されているんでしょうから、おわかりになるわけですよね。そんなに何万という数字ではないわけなので、簡単に説明いただけるかなと思うんですけれども、お願いいたします。 ◎業務課長 大変申しわけございません。その細かい数字、ちょっと今手元にないので、今は即答ができない状態になります。申しわけございません。 ○委員長 休憩します。              午後7時40分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時42分 再開 ○委員長 再開します。 ◎下水道部長 今、殿村委員からお話がありましたけれども、実態としては、ご存じのとおり、ほとんどが浄化槽なんですね。くみ取り世帯というのは、そういう面では本当にわずかなところであって、私の方でくみ取りで今何件が公共下水道になったのか、浄化槽から何件が公共下水道になったのかということについては、今の時点でちょっとそこまで細かく分析していないもので、数字的には調べればわかりますが、現段階ではちょっと数字的に申し上げられない、申しわけございません。ほとんどが浄化槽ということであります。 ◎業務課長 浄化槽の切りかえなんですが、今、手元に出てきまして、平成18年度と平成17年度の比較でいきますと、351件浄化槽がふえております。切りかえが。 ◆殿村 委員 ちょっと休憩してください。 ○委員長 休憩します。              午後7時44分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時52分 再開 ○委員長 再開します。 ◎宮崎 下水道総務課主幹 2006年度中に公共下水道接続、水洗化人口でふえた人口は6,478人となります。このほとんどが合併処理浄化槽から公共下水道への接続ではありますが、そのわずかなところがくみ取りから公共下水道だという状況はありますが、その詳細な内訳に関しては、今現在は資料として持っておりません。もしよろしければ、資料は後日提出したいと思います。 ◆殿村 委員 わかりました。今の説明だと、ふえた分は6,478人、ですから、6,000人ぐらい、大方が合併浄化槽から移行した分だということですね。その分が、それ以外のところのくみ取り式の減った分というのが471世帯ありますので、大ざっぱに言えば、それを除いた分が合併浄化槽から下水に変わった分だということでよろしいのでしょうか。 ◎下水道部長 今、殿村委員のおっしゃったとおりで、管理主幹の方からの話については、後日きちんと提出させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆殿村 委員 それでは、資料の方、よろしくお願いしたいと思います。 ◆川畑 委員 決算書の324ページの管渠施設等維持事業について、実情をお聞かせ願いたいんですけれども、新設でどんどん布設される分には、特に心配しているのは耐震性の問題ですね。あとは老朽化についての部分、始まって随分長い時間かかっていますね。その部分の耐震性を含めた修復というか、交換は現状どういった計画でされようとしているのか、その辺のところをお聞かせ願いたいんです。 ◎工務課長 今のご質疑なんですけれども、今年度、管渠と処理場とあわせて耐震計画を策定しております。実質的には来年度から、国の補助もいただき、実施してまいりたいと考えております。 ◆川畑 委員 そうすると、今年度の予算は、どちらかというと耐震性とか、そういうことではなくて、老朽化とか、何らかのどうしても変えなければいけないところが主体になっているということと理解していいのかどうか、それについて確認をさせてください。 ◎工務課長 現在の管更生につきましては、やはりテレビカメラとか目視の状態で、非常に老朽化して漏水しているとか、環境面に負荷をかけているところにつきましては、内面で処理をしている。ですから、二重管の構造になっているという状況であります。 ◆谷沢 委員 「主要な施策の成果に関する説明書」の281ページ、水路等維持費の補修事業、あるいは整備事業の関係ですが、つくし野、南つくし野地域がありますね。これはふたかけ等をやっていただいたんですけれども、これはいわゆる小川雨水幹線と我々は地元では言っているんですけれども、その部分になるんでしょうか。  道路の側溝が、雨水が入ったときに、要するに地下に埋設されている雨水の方に入る分と、それからこのように雨水路に入るものと両方あるんでしょうかね。どういう区分けがこうなっているのか、それがわかればちょっと教えていただきたいんです。 ◎工務課長 つくし野三丁目につきましては、中村酒店のところで、毎年、集中豪雨におきまして浸水している。特にこれにつきましては、下流側の流下方向に問題がありまして、この工事につきましてはボックスカルバートで流下方向を下流に向けてスムーズに機能ができるようなことで事業を行ったということでございます。 ◆谷沢 委員 後段の部分。 ◎工務課長 この件につきましても、中村酒店の裏側のボックス水路だと思うんですけれども、これについてもふたがけは実施しております。 ◆谷沢 委員 工事の内容はわかりました。  私がもう1つ聞きたい点は、道路があって雨が降ると側溝に入りますね。側溝から道路に埋まっている雨水管に入るという形で雨水処理をしていますね。道路に入った雨水管は、あの地域だったら、そのまま成瀬の下水処理場に入ってくるんだと思うんですけれども、小川雨水幹線に入る雨水もあるわけですよね。それはどういう区分けになっているのか、お聞きしたい。 ◎工務課長 汚水につきましては、今、質疑されたとおり、小川幹線を通りまして成瀬クリーンセンターに流入しております。雨水につきましては、逆に小川都市下水路の方に入っております。 ◆谷沢 委員 わかりました。そうしますと、ずっと毎日天気であっても、夜の夜中に結構雨水路に水が流れているんですね。雨が降っているときは当然なんでしょうけれども、夜の夜中に、例えば車を洗って、それが側溝に入って流れていく。昼間だったらわかるんですけれども、夜の夜中まで結構流れていることが多いんですね。これは実際に見てもらえればわかると思うんですけれども、あれはどうしたのかなと前から思っていたんですけれども、例えば汚水管、主に家庭雑排水の関係で、直接側溝に流してしまって、それが雨水管に入っているというものはないですか。 ◎下水道部長 今おっしゃられていることなんですが、つくし野方面については、実は町田街道沿いすべてが公共下水道になっているところではありません。したがいまして、浄化槽を通した水が側溝に流れ出しているという現況ではあります。 ◆谷沢 委員 そういう部分もあるということですね。 ◎下水道部長 あります。  汚水と雨水は完全に分離をしておりますので、公共下水道につなげかえが済んだところについては、現実的に基本的に雨水は汚水管には入り込まない。だから、今、雨水管ないしは側溝の方に流れている、その水については進んでいないというか、管がなくて公共下水道化されていない部分のところが浄化槽からの排水が側溝を伝わって水路ないしは途中には調整池なんかがありますと、そこまで流れ込んでいきます。  そういう現状に今、町田街道沿い、特にあそこの部分については、道路の改修なんかもあわせてやっていくという話の中で今進めておりますので、部分的に入っていないところがございまして、ですから、切りかえることができないといったような状況があります。だから、現象としては、そういうことが起こっています。 ◆吉村 委員 「事務事業カルテ」の下水道の7ページに、下水道システム構築事業とありまして、ねらいの2行目に「発生対応型から予防保全型にシフトし、効率的に下水道施設の維持管理を可能にする」というねらいが書かれているんですが、この発生対応型から予防保全型にシフトするというのは、具体的に何を予防保全型に切りかえていくのかちょっとわからないので、教えていただければ、お願いいたします。 ◎下水道部長 発生対応型、従来は字のごとく、事が起きてから、そこを手当てするというようなやり方をしておりました。例えば下水道の管渠がございます。汚水管についても、約半世紀近い事業をやっておりますので、管自体も相当傷んでおります。そういう場所があります。それらを、そこが漏ってからという話ではなく、事前にそれらを、その区域を一体的にカメラ等のもとで調査をしていく。それが即そういう調査のもとに計画的にやっていこうというのが予防保全型というような、簡単に言えばそのような形でございます。 ◆吉村 委員 大体そんなことかなとは予想したんですが、ぜひそれが必要になってくるということは、いろいろ出てくる場面が、震災とか予想されていますし、この下水道システムの構築というのは非常に重要な位置を占めているのかなと思いますので、しっかりやっていただければと思います。  それから、同じ「事務事業カルテ」の43ページなんですが、水質管理事業とありまして、下水処理された水が「関係法令を遵守し、下水処理水が、安全で良好な水質を常に保っている」ことがねらいとあるんです。  実はきのう、環境・産業部のところで鶴見川クリーンセンターの下のある地点で水質を調査したら、BODというのが高くて、これは上流で汚れた水が流れ込んでいるからというようなことでしたので、これに関して鶴見川クリーンセンターの見解をお聞かせ願いたいなと思うんですが、あるいは水質管理の担当の方でもよろしいんですが、お願いいたします。 ◎水質管理課長 きのうのお尋ねの中で、多分鶴見川の麻生橋という場所が環境基準点になっております。東京都の環境基準点なんですが、環境保全課の方で毎月実施をしているということで、ちょうどその上流部のところに鶴見川クリーンセンターの放流水が流れ出る構造になっております。  今、鶴見川クリーンセンターの水質の状況でございますけれども、BODの数値そのものが2006年度の平均でいきますと3.4ミリグラム・パー・リッター、これは通常ppmという単位でございます。それでいきますと、鶴見川クリーンセンターの排水基準、これは水質汚濁防止法という法律で定められた基準でございます。それが25という基準になっております。ですから、8分の1程度のきれいな水で流している状況でございます。  環境基準点で高くなっているというのは、鶴見川クリーンセンターから流れ出る放流水の中に窒素成分、アンモニア性窒素と呼ばれているものなんですが、し尿の中にアンモニアが含まれておりまして、それがまだ今の標準活性汚泥法という下水処理場の工程を使っているわけなんですが、とり切れない施設になっております。  ただ、これは国土交通省で認められた施設でございますので、なるべく我々でとれるようには努力はしておりますけれども、基本的には排水基準をすべてクリアした形の中で運転を実施している、そういう状況でございます。 ◆吉村 委員 わかりました。水質汚濁防止法で定められた基準はクリアをしているということですね。  それで、さっき出ました境川クリーンセンターのところから投入している集められたし尿を水で薄めて投入しているのは、この鶴見川クリーンセンターなのか、成瀬クリーンセンターに流れていっているのか、いかがでしょうか。 ◎水質管理課長 成瀬のクリーンセンターの方に来ております。 ◆吉村 委員 わかりました。鶴見川ではなくて、成瀬クリーンセンターの方に行っているということですね。  それで、成瀬クリーンセンターの施設の決算の中に、高度処理の実施設計を委託したという説明があったんですが、ここに高度処理を導入すると水質がよくなるということだと思うんですけれども、成瀬の方の実施設計の決算が上がっていますので、それはいつごろ導入されることになるのでしょうか。 ◎水再生課主幹 平成18年に実施設計を行いまして、平成19年、平成20年の2カ年で高度処理の整備を行う予定となっております。日で約1万5,000トンの高度処理能力をここで増設という形です。高度処理分については1万5,000トンの分がここでふえるということで、燐と窒素を取り除くということになっております。 ◆吉村 委員 わかりました。そうすると、日量、成瀬クリーンセンターに流れ込む何%が高度処理ができるような形になるんでしょうか。
    ◎水再生課主幹 現在、10万トンの処理能力がありまして、それに今回1万5,000トンを加えます。そうしますと、11万5,000トンの能力がここでできます。そのうちの1万5,000トンが高度処理分ということになります。そうしますと、約13%が成瀬クリーンセンターとしましては高度処理率ということになります。 ◆吉村 委員 そうしますと、高度処理をされて放流される水というのは、例えば場所が違うんですけれども、鶴見川クリーンセンターの方でもし高度処理が可能になって、だんだん10%からふえて可能になっていけば、BODの値が低くなるというふうに考えられますか。 ◎水質管理課長 現在の先ほど言いましたアンモニア性窒素というものが現況よりも少なくなるということでございますから、基本的にはBODは下がるというふうに思っております。 ◆吉村 委員 わかりました。「事務事業カルテ」の43ページには「鶴見川(河川)は水質ワースト上位になっており」と課題のところにありまして、「下水処理場への高度処理の導入完了までには期間を要するので、現有処理能力でできる限り放流水の窒素及びリンの濃度を下げるなど良好な放流水質を確保することが望まれる」ということなので、現在、基準をクリアした処理水を放流しているということですけれども、下流でそういう調査をすると、BODの値が高いというようなことになっているということで、成瀬だけでなく、こちらの鶴見川の方も高度処理の導入をしていくという計画はどんなふうになっていますでしょうか。 ◎水再生課主幹 成瀬クリーンセンターの方をまず最初に高度処理を現在計画してやっております。鶴見川クリーンセンターにつきましても、今後、2011年に基本設計を行いまして、2012年から実施設計、その後に工事着工というふうな形で今計画をしております。 ◆吉村 委員 わかりました。そうしますと、それまでは現在の形でいくわけですので、やっぱり流れ込む汚水ですとか、家庭からの排水とか、そういうものを少しでも、すごく汚れたものではないものにするような啓発というんですか、努力というのが私は必要だと思うんですね。現在ですね。  2006年度、私が言いたいのは、例えば家庭での合成界面活性剤での洗濯がほとんどですので、石けんで洗濯するような水の分解、水に流れ込んで石けんというのは1日か2日で分解してしまいますので、そういう水環境に負荷のないものの啓発がなされたのかどうか、ちょっとお聞きしたいなと思うんです。 ◎水質管理課長 私どもの指導係の方で、各事業所に対して立ち入りを実施しております。基本的には、町田市下水道条例に定められた項目について確認をするということで聞き取りをさせていただくようなことを年間やっておるんです。  ですから、そのときに大口、例えば洗濯屋さんとか、そういうところにも入りますので、その時点でどのようなものを使っているか、それから有機溶剤とか、そういう危険な物質を使っているかどうか、適正に処理されているかどうかというものを確認しておりますので、年間やっておりますので、その段階で一応お話しだけはするという機会はあるということでございます。 ◆吉村 委員 わかりました。いろいろ聞かせていただいたのは、地球は水の星と言われておりますので、水環境の向上にいろいろ努力をなさってここまできているわけですけれども、さらにご努力をお願いしたいと思います。  以上で終わります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で下水道事業会計の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後8時16分 休憩            ───◇───◇───              午後8時21分 再開 ○委員長 再開いたします。  決算意見の提出については、9月28日の午後5時までに各委員より文書で委員長に提出してください。  10月4日は午前10時から委員会を開催し、意見の集約を行いますので、ご参集願います。  以上で本日の委員会は閉会いたします。              午後8時22分 散会...