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平成 4年総務常任委員会(12月)−12月01日-01号
平成 4年文教社会常任委員会(12月)−12月01日-01号

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  1. 町田市議会 1992-12-01
    平成 4年総務常任委員会(12月)−12月01日-01号


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    最終取得日: 2024-09-15
    平成 4年総務常任委員会(12月)−12月01日-01号平成 4年総務常任委員会(12月) 総務常任委員会記録 一、日時       平成四年十二月一日(火)午前十時 一、場所       市役所議場ロビー 一、出席委員     委員長 谷沢和夫  副委員長  中里猪一            委 員 黒木一文  盛永勝也  進木 忠                倉成美敏  岩下正充  岩瀬雄二                渋谷軍治  押田 正 一、説明のため    収入役 企画部長 総務部長 労務担当参事 税務部長   出席した者    市民部長 保健医療計画推進担当副参事 経済部長            選挙管理委員会事務局長 監査事務局長            その他担当課長・主幹・副主幹 一、事務局      議事課長 高木 宏 調査係 若槻健治 担当 古谷健司            速記士 三階佳子(澤速記事務所)
    一、事件       別紙のとおり                                 午前十時五分 開 議 ○委員長 ただいまから総務常任委員会を開会いたします。 △認定第二号(会計課所管部分) ○委員長 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました認定第二号について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります順序に従い進めてまいりますので、よろしくご協力をお願いいたします。  まず、会計課所管部分から始めたいと思います。  担当者の説明を求めます。 ◎収入役 審査に先立ちまして、私の方から一言申し上げさせていただきたいと思います。  平成三年度の一般会計及び特別会計決算審査につきましては、本年度は各常任委員会でご審査をいただくことになりました。ひとつよろしくお願いを申し上げたいと存じます。  それでは、去る十一月二十五日の本会議で決算にかかわる提案のご説明を申し上げたわけでございますが、さらに若干補足的に説明を申し上げさせていただきたいと思います。  まず一般会計でありますけれども、形式収支十六億七千五百五十九万二千円でございますけれども、そのうち、繰越明許にかかわる翌年度への繰越財源が四億六千六百六十三万一千円ございまして、これを差し引いた実質収支は十二億八百九十六万一千円の黒字決算となりました。  財政構造について申し上げますと、その弾力性を示す経常収支比率は六四・一、昨年が六〇・一でありますから、四ポイントばかりよくなったわけであります。これを都下二十七市で平均を見ますと、七四・二ということになっております。この経常収支比率は、一般的には七〇から八〇%程度がよろしいんだ、分布が望ましいんだというふうに言われておりまして、八〇を過ぎますと、ちょっとぐあいが悪いという状況にあるわけです。  次に、良好な財政運営を示しているかを示す指標であります実質収支比率、これは今年度二%、前年が二・八%、二十七市平均では三・二%という結果になっております。これは実際的には、三%から五%が望ましい。それよりよい状況になっております。公債費比率は、ことしは六・四、前年が六・五%でありました。〇・一ポイントばかりよくなってきております。  また、財政力指数は、三カ年平均と単年度と二つに分けておりますけれども、ことしの場合、三カ年平均では一・三五一、単年度でいいますと一・三二七、前年はと申しますと、三カ年平均では一・三四九、単年度では一・三五九、こういうぐあいになっておりまして、単年度で見る二十七市の平均は一・一八〇という形になっております。この財政力指数は、一を超えますと、普通交付税が交付をされない団体になってまいります。そういうことで、町田市の場合は一を超えておりますので、普通交付税が、いわゆる不交付団体となっておりまして、本年度も健全な財政運営ができたものと考えております。  今後のことでございますけれども、財政運営につきましては、最近の景気の低迷が非常に深刻な問題になりつつあるようでありますが、こういうことが市財政に与える影響もあるのではないか。こういう影響を十分見きわめつつ、財政の硬直化の要因となります経常的な経費とか、あるいは義務的経費とか、こういうもの等にも十分に配慮をしながら、健全な財政運営を行っていかなければいけないと考えておるところでございます。  次に、各特別会計につきましては、ご提案の際に説明を申し上げてございますが、特に差し加えることもございません。  次に、各議員さんのお手元に平成三年度(一九九一年度)町田市一般会計特別会計決算参考資料という資料をお渡ししてございますが、これにつきまして若干のご説明を申し上げます。  まず一ページで、一般会計と各特別会計の歳入と歳出につきましての決算額の三年度と二年度の比較をしてございます。  二ページ目は、一般会計の歳入につきまして、款、項で、その状況、いわゆる前年との比較をしてございます。それが二ページ、三ページにわたっております。  四ページにつきましては、歳出につきましての款、項につきまして、決算額の前年との比較をしてございます。それが四ページ、五ページにわたっております。  次に、六ページでは、歳入のうち、特に各課に重複している部分について、ここでそれをあらわしてございます。例えば六ページの分担金及び負担金、項がありまして、目、土木費負担金、そして節で都市計画費負担金とありますが、そのうち、都市緑政部の区画整理の関連で四千万円、建設部の道路関係が八百三十万円と分かれておりますということで、順次使用料等々、こういう関係での重複部分について、ここで資料としてまとめさせていただきました。それが八ページまでわたっております。  そして、八ページの下をちょっとごらんいただきたいんですけれども、項の六の雑入、目の八の雑入、節の一の雑入、一億五千三百七十八万九千三百五十五円とございますが、その内訳について九ページ以降にまとめさせていただきました。件名では、企画部の市民ホール電気料ということで二百一万四千九百九十円、二番目では総務部の関連という形で、順次課別にずうっと十三ページまででまとめさせていただいてございます。  十四ページにつきましては、先ほどの歳入と同じように、歳出の関連で各課にまたがる部分、例えば議会費の中で職員手当等については、総務部職員課と議会の関連ということで分けてございます。そんな形で二十二ページまで、保健体育費まで、各課にまたがるものについての歳出についてまとめさせていただきました。  二十三ページ以降が特別会計の関連で、二十三ページは国民健康保険事業会計の歳入と右側が歳出という形で、二年度と三年度を比較してございます。これも款、項に分けてございます。そういうことで二十四ページの上段、そして中段からは下水道事業会計の歳入歳出が二十五ページ、二十六ページが忠生土地区画整理事業会計、同じような形で歳入歳出、二十七ページが駐車場事業会計についての同じ形です。二十八ページが老人保健医療事業会計、これも同じような形です。そして、最後に、二十九ページは受託水道事業会計についての歳入歳出について比較したものを資料としてまとめさせていただきました。  審査の参考にひとつお願いを申し上げたいと思います。  雑駁ですけれども、以上で終わらせていただきます。 ◎会計課長 それでは、引き続きまして、平成三年度決算の会計課に関する歳入歳出の内容についてご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。  五十七、五十八ページをお開きいただきたいと思います。  都支出金の関係でございますけれども、三項の委託金、一目で総務費委託金、二節の都税徴収委託金で、収入済額が二百七十二万五千五百八十四円ございますが、前年に比較いたしますと十二万六千百七十二円増額となっております。これは事業税個人分と自動車税、不動産取得税の都税の取り扱いにかかわる手数料ということでございまして、算定式としましては、取り扱い金額の千分の二十と取り扱い枚数、一枚二円ということで算出された金額でございます。  続きまして、六十五、六十六ページでございます。  諸収入の二項の市預金利子、目、節も同じく市預金利子でございますが、収入済額六億六千六百四十八万四百十四円でございますが、前年比としては二億三千五百七十五万七千八百一円の減少ということで大幅に減少しております。これは数次にわたる公定歩合の引き下げ等、経済の動向による影響を受けたものでございますが、資金の運用につきましては最も確実な方法、また、有利な方法に心がけて運用に努力をしておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上で預金利子の関係は終わりですけれども、次に歳出に入りまして、七十七、七十八ページをお開きいただきたいと思います。  総務費の一項、総務管理費の中で五目の会計管理費でございますが、支出済額が二百六十九万三千九百五十六円でございます。  以下、七十九、八十ページの上段にわたるわけですけれども、まず旅費では、職員の研修及び事務連絡用ということで十二万一千六百五十円執行しております。  需用費では、印刷製本費が百七十万円ほどあるわけですけれども、決算書の印刷三百部、七十二万六千百五十円が主なものでございます。  役務費でございますけれども、金庫の動産保険料十三万八千四百円執行しております。  備品購入費では、スチールパネル一台購入をしております。  負担金補助及び交付金では、収入役会負担金及び職員の研修参加負担金ということで十七万六千百七十円執行をしております。  以上で会計課に関する説明を終わりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆中里 委員  収入役の見解をちょっとお尋ねをしたいんですけれども、決算状況を見まして、極めて指数的にはよろしいということであります。特に公債費比率、ここらのところ、いわゆる類似に比べまして半分とは言いませんけれども、そういう状況であるわけですね。公債も勝手に出せるというものでないことはわかるんですけれども、体制的にそれが発行できない体制にあるのではなかろうか。  例えば特別会計を組むような場合、条例で特別会計を持つ方法、法律で必ずこれは特別会計を持たなきゃいけないというのとあるわけですね。我が町田市では、いわゆる法律で決められた部分だけが一般的にある。したがって、ほかの特別会計を組んだ場合には、その負債なども、もう少しふやせる状況にあるのではなかかろうか。そこらの体制について、これは基本的なものですから、市長でないとわからないかもしれませんけれども、収入役の見解としてはどんなふうに思いますか。 ◎収入役 公債費、いわゆる借金ですけれども、考え方については、後年度で新しくなられる市民の方にも応分の負担をしてもらうということも一つはあるのだろうと思います。といって借金体制を余り大きく大幅にふやしてまいりますと、もうご存じのとおり、これは二〇%を超えてしまいますと、起債の許可は当然にいろいろと制約を受けてまいりますし、一五%を超えますと危険信号ということで、交通の信号で言えば黄色信号がともってしまう。  こういう状況というふうに言われておるんですけれども、町田市の場合、公債費比率というのが非常によくて、町田の場合はVファイブの中にあるわけでありまして、全体でVファイブの中にある市というのは二十三市でございます。その中では、町田の公債費比率というのは実を言うと第一位なんですね。それだけに、いい言葉で言えば健全財政を維持しているんだというふうに言えるわけでありまして、今お尋ねの、そういうことでなく、いわゆる借りられる範囲内での借金をしながらもっと事業を進めて、例えば一番住民から要望の強い下水なども、そういう資金を借り入れて、もっと進捗したらどうかというご意見も当然あろうかと思うんです。  ただ、私が思うに、公債費比率が高いということは、借金がうんとふえちゃうということは、いわゆる市の財政の硬直化につながってくることでありますから、その辺のところの兼ね合いというのは非常に難しいのではなかろうかと思いまして、私としては、言ってみれば、ほとほどの中で余り全体的な、二十七市の平均ということをさっき申し上げましたけれども、そのくらいの中で運営していくのが一番ベターじゃないかなと思うわけでして、それ以上のことは、私が政策的なことを申し上げますとちょっとあれでございますから、その辺でひとつご勘弁をしていただきたいと思います。 ◆中里 委員  余り踏み込まないで、現実に、いわゆる五・六という比率ですね。はっきり言って、ほかに比べて半分ですよ。これは、どこにどういうことがあるか。ただ、数字さえよければいいというものなのか。収入役も特別職ですから、そこらの考え方は少しは自分の範囲で話してもいいんじゃないかと思うんですが、どうですか。 ◎収入役 その辺の起債につきましては、まず私は思うんですが、本当に必要な事業をどの程度を行っていくのか。いわゆる市民に対する負託にこたえるための財源をどう確保していくのかというところに、やはりどうしても変わってくるんじゃないかと思うんですね。そういう中で、じゃ、自己財源がどうなっているのか。自己財源がここのところは大分いいようですけれども、自己財源の比率が減少するということは、いわゆる起債とか、借金がふえるということですから、そういう意味で五%がいいのか、六%がいいのか、七%がいいのか。  先ほど申し上げたとおり、一五%になると危険信号ですから、その辺のところは、やはり政策的には町田市の財政状況というものをよく分析しつつ、自己財の関連、自己財といいますと、市税の動向とか、そんなものを先々のことを見きわめつつ、そして起債というのは後年度負担として残っていくわけですから、その辺の財政的な見通しといいますか、計画を立てながら、やはり起債は起債としてやっていかなきゃいけないんだろう。したがって、少なくとも私は、一〇%を超えるような形にはなるべくならばしない方がよろしいんじゃないか。私、個人的にはそう思います。 ◆中里 委員  一〇%まではいいだろうという意味ですね。 ◎収入役 私の個人的な考えでは、そう思います。 ○委員長 ほかにありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって会計課所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。                            午前十時二十七分 休 憩                             ─────◇─────                            午前十時二十九分 再 開 ○委員長 再開いたします。 △企画部所管部分 ○委員長 認定第二号のうち、企画部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎企画部長 それでは、説明させていただきます。  まず、歳入から説明させていただきます。  決算書の二十九ページ、地方譲与税でございますけれども、地方譲与税のうち、一、消費譲与税でございます。消費税の五分の一の、さらに十一分の五相当額を市の人口及び従業者数に基づいて案分、配分贈与された額でございます。  二の自動車重量譲与税でございますが、これは自動車重量税の四分の一を市の市道の延長及び面積に基づいて案分されて交付されたものでございます。  次が地方道路譲与税でございますが、これは揮発油税の百分の三十六相当額を町田市の市道の延長及び面積に基づいて案分、譲与された額でございます。  次の三十一ページでございますが、利子割交付金でございます。都税利子割額の五分の三相当額を市・都民税の徴収額に基づいて案分、交付されるものでございます。  次の四のゴルフ場利用税交付金でございます。これは市内に所在するゴルフ場にかかわるゴルフ場利用税の十分の七の相当額を交付されるわけでございます。  次が五の自動車取得税交付金でございますが、自動車取得税の百分の九十五の、さらに十分の七の相当額を町田市の市道の延長及び面積に基づいて案分、交付される額でございます。  次に、六の地方交付税でございますが、これは特別交付税でございます。  七の交通安全対策特別交付金でございますが、交通安全施設整備のために道路交通法の規定による反則金等を町田市の事故発生件数、人口及び改良済み道路延長に基づいて案分、交付されるものでございます。  次が三十三ページの使用料及び手数料の使用料、一の総務使用料でございますが、節の一の市民ホール使用料でございます。この額の中にはレストランの使用料七百八十万円、そのほかホール、会議室、ギャラリー、リサイクル室、附属設備の使用料等でございます。  二の市民ホール自主事業入場料でございます。これは細かくは事務報告書の二十七ページに記載されておりますが、自主文化事業の実施に基づいての入場料でございます。  次に、四十三ページをお開き願いたいと思います。  一番下の総務費国庫補助金でございます。大都市地域住宅供給促進計画策定事業費補助でございますが、これは地域の実情に合わせた住宅供給を促進するために行う市町村の住宅マスタープラン作成に対する補助でございます。基本額が、九百二十七万円の三分の一を国から補助された額でございます。  次に、四十七ページをお開き願いたいと思います。  都支出金の都補助金、一の総務費都補助金でございます。市町村振興交付金でございますが、市町村の公共施設整備等に要する経費を財源補完して、市町村の行政水準の向上と住民福祉の増進を図るために交付されたものでございます。これの主な使用目的といたしましては、小学校の大規模改造とか、災害備蓄倉庫の建設とか、ひなた村の建設事業、ぼたん園の整備、玉川学園の西口の自転車駐車場の建設、野津田公園の整備とか、そういったもろもろのものに充当させていただきました。  二の市町村調整交付金でございますが、市町村間の教育福祉等の行政水準の均衡、市町村と特別区との行政格差の解消を図るため、また、個別的な特殊事情に応じた財源の補完をするということで交付された額でございます。主な事業の充当先といたしましては、じんかい処理施設の運営費に充当したり、し尿収集事業に充当しましたし、下水道会計への繰出金、常備消防費、消防団運営、学校管理運営費──小中学校ともですが、そういった事業にそれぞれ充当してございます。  次の四十九ページでございますが、大都市地域住宅供給促進計画策定事業費補助、先ほど申し上げました市町村の住宅マスタープラン策定事業の補助でございます。先ほど国の補助金のところで申し上げましたように、国が三分の一、残りの三分の一を東京都、三分の一が市の負担ということで東京都からの補助をいただいております。  五の市町村活性化事業費交付金八百二十四万円でございますが、これは市町村の活性化事業ということで、町田市の場合は町田特産の柿ワイン製造の事業に対して交付された額でございます。  次に、五十七ページをお開き願いたいと思います。  都支出金のうちの委託金の一の総務費委託金、節一で募金許可事務費委託金でございますが、これは募金許可の事務費に対する委託金でございますけれども、平成元年、平成二年の許可実績に基づいて委託金が交付されるわけでございます。内容的には、団体割が五万七千円、実績割ということで三十三万一千百円、合わせて三十九万百円の委託金を受けたものでございます。  次に六十一ページでございます。  十二の財産収入の二の利子及び配当金でございます。金額は大きく十二億四千四百五十万四千四百六十五円という中に、企画部で担当しておりますところの土地開発基金の預金利子でございますが、四千四百九十万四千四百五十八円が含まれてございます。  寄附金の一番下でございます一般寄附金三十万円、市政のためにということで寄附を受けた額でございます。  次の六十三ページ、一番上でございますが、二の指定寄附金でございます。九千五百七十万七千八百五十五円でございますが、これはマンション要綱とか、公共公益の負担金、緑の負担金、JRの相原駅前広場等の整備の負担金、こういった形で九千五百万円余の寄附金をいただいてございます。  次が六十五ページでございます。  上の方に市預金利子という項目がございます。節の市預金利子でございますが、六億六千万円からの額でございますが、この中に秘書課で前途金の処理をいたしまして、それを預金にしておきまして、その利子が四千百九十四円、この中に含まれてございます。  次の六十七ページでございますが、真ん中辺に収益事業収入、競輪・競艇事業収入ということで十一億一千九百七十三万六千円の収入がございます。これは競輪事業、競艇事業それぞれの益金でございます。競輪事業は十一市で行いまして、益金が六千三百十万円、競艇が六市で経営しておりますけれども、十億五千六百六十三万六千円の収益を計上したものでございます。  次が六十九ページをお開き願いたいと思います。  一番上の方で八の雑入でございますが、雑入の中に市民ホールの電気料二百一万四千九百九十円、これは市民ホールの中のレストランをアミアンにお貸ししておりますので、そこからの電気料の収入が、二百万円余の額がこの中に含まれてございます。  以上、収入でございますが、次からは歳出の方に移らせていただきます。  七十三ページ、総務費の総務管理費の一般管理費でございますが、中間に節で四の共済費がございます。一億七千六百万円余の額の中でございますが、二万六千四百三十円の共済費がこの中に含まれております。これは情報システム課、コンピューター関係のところで臨時職員を使っているわけでございますが、そこのアルバイトの方の労災保険を掛けた額でございます。
     賃金でございますが、これは今申し上げました電算関係で、市・都民税の収納とか、高齢者医療福祉、固定資産税、外国人登録、それぞれの各システムの開発に要する要員、移行作業による賃金でございまして、それらに支払った賃金でございます。  次の報償費でございますが、これは自治功労者七十三名、一般表彰の方八十一名、職員の十五年以上の永年勤続者百五名、各種大会の出場者や市長が表敬訪問時の記念品等、そういった関係で二百七万四千百五十三円の支出をしております。そのほか、コンピューター関係、OA化の研修の講師の謝礼、四十一回やっておりますが、それが百四十九万四千五百二十七円、そういった額、合わせて三百五十六万八千六百八十円の額がこの中に含まれてございます。  次の旅費でございますが、旅費につきましては理事者の特別旅費が百十六万七千百四十円、その他はコンピューター関係の新規開発に伴っての先進市の視察、職員の地方自治情報センターへの研修旅費が含まれてございます。  次に需用費でございます。需用費につきましては、この中でまず消耗品費でございますが、消耗品につきましては、新聞代、大きくはOA機器の消耗品が千四百十九万三千四百八十六円ということで非常に大きい額を占めてございます。そのほかは税関係の帳票書類の印刷代が含まれてございます。食糧費でございますが、これは来賓、記者会見、よその市を訪問したときの土産代でございます。印刷製本費でございますが、感謝状とか、表彰状といったものの印刷費、そのほかOA関係の各帳票類の印刷費が含まれてございます。光熱水費でございますが、中町分室の電気料、水道料、下水道料でございます。修繕料につきましては、施設とか備品の修繕でございます。  次の七十五ページをお開き願いたいと思います。  一番上の役務費でございますが、まず通信運搬費につきましては、中町分室の電話料、ポケットベル、自動車電話架設及び使用料でございます。手数料でございますが、菅井ビルをお借りしておりますので、その仲介手数料、カーテン、いす等の洗濯代でございます。今申し上げました二つで、百六十四万八千五百五十九円がこの額の中に含まれております。  次の委託料でございます。委託料の重立ったものは、この備考欄に書いてあるように、電算関係のそれぞれの委託業務の費用でございます。ただいまお配りしました資料の七ページに、それぞれの契約の金額、また、相手方が書いてございますので、参照していただきたいと思います。  十四の使用料及び賃借料でございますが、額が最も大きいのは、電算システムのOA機器等の借上料が重立ったものでございます。これにつきましても、お配りしました資料の十ページに書いてございます。ご参照していただければと思います。  備品購入費でございます。これはOA機器の机、いすでございます。  負担金補助及び交付金でございますが、これは全国市長会、東京都市長会、地方自治センター、この中には九州の雲仙の災害等の見舞金も含んでございます。そのほか、OA機器の各種の研修会の負担金で、この金額の中に九百三十九万九千二百八十円が含まれてございます。  次の広報費でございます。まず報償費でございますけれども、法律、結婚、交通事故の相談の報償費が七百七十万一千八百八十円、広報で市民の歌とか、市民の写真コンクールといったものの審査の謝礼が四十七万五千円余が含まれてございます。  旅費でございますが、広報広聴または人権とか、行政相談にかかわる旅費、または広報の校正とか、各種の会議等、一般的な旅費でございます。  次の需用費でございますが、消耗品費では新聞代、写真用の消耗品、印刷製本費では、大きくは「広報まちだ」、点字の広報、「わたしの便利帳」、広報の縮刷版、「まちだガイド」といったものの印刷費が大きいものでございます。修繕料につきましては、カメラの修繕料でございます。  委託料でございますが、委託料は、この備考欄に書いてございますような内容が主なものでございますけれども、きょうお配りしました資料の三ページに広報のそれぞれの委託先等を書いた資料をお配りしてございますので、参照していただきたいと思います。  次の使用料及び賃借料でございますが、電子コピーの使用料でございます。  備品購入費でございますが、これはテーブル二台と黒板、広報の方でラジカセとか、交換レンズ、写真の引き伸ばし機の備品の購入費でございます。  次の七十七ページをお開き願いたいと思います。  一番上の十九の負担金補助及び交付金でございますが、これは三多摩の人権擁護協議会の負担金、それに伴う会議、研修等の負担金、広報の編集実務の講座の負担金でございます。  中ごろの財政管理費でございますが、まず旅費でございます。これは一般旅費でございます。  需用費につきましては、消耗品費につきましては、重立ったものは例規集の法例の追録等でございます。食糧費については、東京都等の監査の賄いでございます。印刷製本費につきましては、当初予算、補正予算、施策の成果の印刷費でございます。負担金につきましては、地方債協会研修等の負担金でございます。  次の七十九ページをお開き願いたいと思います。  六の財産管理費の節の十二の役務費でございます。役務費の四千六百三十二万五百七十三円がございますが、その中で備考欄に通信運搬費がございます。三千百三十四万五千百七十二円の中に、本庁舎の再配備に伴っての引っ越し費用三百二十四万八千三百六十二円が含まれてございます。  次の八十一ページをお開き願いたいと思います。  企画費でございます。まず報酬でございますが、みどり委員会、長期計画の審議会の委員の報酬でございます。みどり委員会四回、長期計画の審議会が六回、小委員会を五回開いた、それぞれの委員の報酬でございます。  報償費でございますけれども、女性行動計画の検討委員会の謝礼、景趣選定委員会の謝礼、それぞれの謝礼でございますが、女性行動計画検討委員会につきましては、委員会七回、分科会二十八回、起草委員会四回等が開催された費用でございます。  旅費でございますが、非核宣言自治体協議会、平和記念式典への参加旅費、婦人の生活をよくする連絡会への旅費でございます。  需用費につきましては、まず消耗品費でございますが、官庁速報、ワープロ、電子コピー用紙、その他一般事務用の消耗品でございます。燃料費につきましては、消費者センターの後ろにあります、昔、モナリザというバーがありましたが、そこのところが市の建物になっておりますので、そこを暫定的な事務所に生活をよくする会で使っております。そこで使ったプロパンガス代でございます。食糧費につきましては、長期計画審議会等の会議の食糧費等でございます。印刷製本費につきましては、女性行動計画、それに伴ってのアンケート調査の報告書、みどり委員会の資料、平和都市のリーフレットの印刷代でございます。光熱水費につきましては、先ほど申しました暫定の事務所の電気料、水道料等でございます。  十二の役務費でございますが、通信運搬費では、仮の事務所の電話料、筆耕翻訳料につきましては、女性行動計画の演説会等の会議録を筆耕していただいたわけでございます。  次の八十三ページをお開き願いたいと思います。  まず委託料でございますけれども、この委託料の内容につきましては、きょうお配りしました資料の四ページのところにそれぞれ書いてございます。重立ったものは、住宅マスタープラン策定のための基礎資料の委託ということで、住宅状況の基礎資料を作成するための調査をいたしました委託料、この庁舎の増築計画の策定の委託料、長期計画の策定の資料でございますが、現在の町田の現況調査、市民意識調査、職員の意識調査といったものの調査をする内容のものの委託をいたしましたわけでございます。そういったものが主なものでございます。  なお、明許繰越、千二百万円の繰り越しをしてございますが、これは景趣選定委員会におきまして、この種の取り組みが初めてであったということと、景趣の選定に当たりまして、私権の制限等の問題がありまして、完結するまでにいきませんので、期間を延長したために千二百万円を繰り越したという内容でございます。  次の使用料及び賃借料でございますが、これはゼロックスの借上料、場所は暫定事務所で借り上げたゼロックスでございます。非核平和の映画のフィルム、テレジン収容所の幼い画家たち展といったものの展示資料の借り上げでございます。  備品購入費につきましては、非核平和のフィルムの購入費でございます。  負担金補助及び交付金につきましては、施設管理公社へ五十九万五千四十七円の補助、非核宣言自治体協議会、行政講座等の参加の負担金が主な内容でございます。  次の投資及び出資金でございますが、これは多摩ニュータウンのCAテレビ事業会社の設立のために出資金として二千万円を支出したものでございます。  二十八の繰出金一億円でございますが、国際交流基金への繰り出しでございます。  次の八十五ページをお開き願いたいと思います。  十の市民ホール費でございます。まず旅費でございますが、これは一般旅費でございます。  需用費につきましては、消耗品費は舞台設備とか、会議室、その他補修用の消耗品でございます。燃料費につきましては、自家発用の軽油でございます。食糧費につきましては来客用でございます。印刷製本費につきましては、封筒とか、予約の受付簿といったものの印刷費でございます。光熱水費におきましては、ホールの電気料、ガス、水道、下水道といった光熱水費でございます。修繕料につきましては、エレベーターとか、操作盤の取りかえ、スポットライトのレンズの交換といった修繕料でございます。医薬材料費につきましては、救急薬品の購入でございます。  役務費につきましては、まず通信運搬費でございますが、電話料でございます。手数料につきましては、ピアノの調律、保守点検等でございます。保険料につきましては、賠償責任保険料でございます。  委託料でございますが、総合管理業務委託、ここに書いてございますような内容でございますけれども、きょうお配りしました資料の十一ページに、それぞれ百万円以上の契約内容を記した資料をお配りしてございますので、それをご参照していただきたいと思います。  次の使用料及び賃借料でございますが、これは市民ホールで行います、それぞれの音楽の著作権の使用料だとか、植木、玄関マット、ゼロックスといったものの使用料でございます。  原材料費につきましては、水銀灯の安定器の原材料でございます。  備品購入費につきましては、デジタル電子交換機、折り畳みテーブルの購入費でございます。  負担金補助及び交付金につきましては、市民ギャラリーの使用貸借に基づいての負担金を支払ったものでございます。  ちょっと飛ばしていただきまして、九十一ページの十三の諸費、報償費三百九十五万四千六百六十円の額がございますが、これは成人式の記念品代、記念の講演の謝礼といったものが内容でございます。  需用費でございますが、消耗品費としては、記念品を入れる袋ですとか、食糧費につきましては、成人式の祭典用の賄い、印刷製本費につきましては、成人式の記念誌の印刷代、案内状の印刷代等で、三百四十六万二千二百八十四円がこの需用費の中に含まれてございます。  次の十三の委託料でございますが、これは成人式の会場の舞台設置、舞台の装飾等の委託料でございます。これにつきましても二業者になって、百万円以下でございますけれども、きょうお配りしました資料の二ページに内容が記載されておりますので、ご参照していただきたいと思います。  ずっと最後の方でございますが、二百三十九ページの公債費でございます。市で、一般会計で抱えております元金、利子の公債費の返還しました総額がここに書いてございますが、別途「主要な施策の成果に関する説明書」の二百三ページ、二百四ページに、一般会計の総務費、民生費、衛生費等、それぞれの費目で借りました、平成三年度で借り入れた額、平成三年度で償還した額、平成三年度末の未償還額、それぞれが記載されておりますので、そちらをご参照していただければと思います。  雑駁な説明で申しわけございませんが、以上で説明を終わらせていただきます。 ○委員長 提案者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆押田 委員  予算審査のように大変細かいご報告をいただいたわけなんですけれども、ご案内のように、企画部は事業主体の課が少ないものですから、企画部の総額としての歳出総額は大した金額に上らないかと思います。企画部所管の歳出の総額と予算の総額、支出済額、流用が大分目につくんですけれども、大体流用した金額が支出済額の何%ぐらいに当たりますか。 ◎企画部長 申しわけありません。集計させますので、ちょっとお時間をいただきたいと思います。資料でよろしいですか。 ◆押田 委員  執行しちゃったんだからね。流用額がパーセンテージが余り高くなると問題だと思うので、そんなところがひとつ心配になるということで……。  七十六ページ、八十六ページの負担金補助及び交付金についてなんですけれども、不用額がありながら流用しているんですよね。細かく審査すれば切りがないと思うんですけれども、この辺のところ、どういうわけで不用額がありながら流用しているのか。負担金補助及び交付金で、例えば七十六ページの場合には、三十六万円からの不用額があるにもかかわらず、報償費へ流用するとか、予備費から流用するとか、八十六ページでも同じようなことが言えると思うんです。その辺のところ、どうなっているのか。  あと、六十三ページの指定寄附金についてですけれども、マンション要綱の寄附金、相原駅前整備に関する寄附金等がありましたが、この詳細。 ◎企画部長 順不同で申しわけございませんが、指定寄附金についてお答えいたします。  まず、公共公益の負担金が千二百七十万円、緑の負担金が千八百十七万九千五百円、JRの相原駅前広場の整備基金負担金千五百万円、緑基金、これは開発時に寄附を取るわけですけれども、五十八万九千八百八十一円、福祉関係でございます七百九十三万五千四百七十四円、これは全体で四十件ございます。そのほか、その他ということで交通安全にとか、ごみの減量にとか、路上に放置してあります自動車の処理といったものの寄附で百三十万三千円といったところでございます。  先ほど言われました流用関係につきましては、申しわけございません。全部異動でかわっちゃっておりまして、申しわけないです。調べさせていただきますから。 ◆押田 委員  じゃ、後で調べて報告してください。 ◎情報システム課長 七十六ページの負担金補助及び交付金の中で、報償費へ流用した金額の三十三万九百三十九円は情報システム課の予算でございます。予備費の流用の方は私どもの方の予算ではございませんので、申しわけありません。 ○委員長 担当者は、後で調べてご報告願います。 ◆中里 委員  四十七ページの歳入の都補助金ですね。市町村調整交付金の性格なんですけれども、要するに行政水準の均衡を図るという目的の交付金であるわけですが、ご案内のとおり、例えば都内は一〇〇%の下水の普及率、いわゆる同じ東京都にありながらの格差があるわけです。ここらのところは、どの程度加味をされる基準になっているのか。一定の行政水準の均衡を図るということは、何か基準があって均衡を図るということになると思うんですが、そこらの基準というのはどんなふうになっているのか。ただ単純なつかみ金で、ぽんとくれるものなのか。一定の基準があって、こういう理由で、こうこうするんだ。均衡を保つためには、こういうレベルが必要なんだとかいう目標とか、そういうものはあるのか。 ◎企画部長 先ほどちょっとお話ししましたように、市町村間の教育、福祉の行政水準の均衡とか、または市町村と特別区の行政格差の解消を図るためにということで、この調整交付金が交付されておりますが、また一方では、個別特殊事情に応じた事業にも交付するということが要綱に書いてあるだけで、今言われたような基準はございません。したがいまして、言葉は悪いんですけれども、つかみ金と言えば、そういうふうな金でございまして、基準があって、それに対してどうのこうのという事項はございません。 ◆中里 委員  そうすると、つかみ金という話であるんですが、じゃ、くれるだけは、ただ、はいともらう。つまり、こういう理由で行政水準は格差があるんだから、この程度欲しいとか、そういう要望とか、要請という行動はないんですか。 ◎企画部長 それは先ほど申し上げましたように、充当事業というふうなことで、じんかい処理施設の運営費とか、下水道の繰り出しであるとか、常備消防とか、学校の管理運営といった一般的に、そういうふうな経費がかかるといった事業は、個別で特殊な事情があったものは要望して、それにこういうふうな調整金をつけてもらいたいということはお願いしてございます。それによって東京都が判断して、それぞれ今申し上げた事業に幾ら幾ら、そういったものに幾らという形で交付されるわけです。ただ、基準はないんです。 ◆中里 委員  ちょっと具体的に言いたいんですけれども、例えば下水道の、いわゆる公共と流域との格差が前年度では、計算上、約十六億円あると算出をされている。つまり、これは明らかな一種の格差だと思うんですが、データのある格差だと思うんです。そういう場合には、じゃ、こういうことだから、もう少しふやしてくれというようなことは特別にはないんですか。 ◎企画部長 具体的に申し上げますと、下水道事業会計の繰り出しに対して二億四千百三十三万四千円、この三年度にはいただいております。これは、やはり今言われましたように、他市と特殊な事情にあるというふうなことで、東京都の方へ、この事業の申請といいますか、交付金の対象にしていただきたいということで出しているわけでございます。そういったことで取り上げて、今申し上げたような金額が交付されているんだと理解してございます。 ◆中里 委員  次は、今いただいた決算資料のうちの七ページ、電算関係です。この電算の委託料、二、三点聞きたいんですが、まず予算と決算の関連ですね。つまり、ほとんどぴたっと一致をしておるわけですけれども、当然、委託をするに当たっては一定の基準というものがあって、こういうマスターを作成した場合には、一般的には、このくらいかかるという基準があって予算ができて、そして入札をして、こういう結果になっていると思うんですが、非常にぴたっとよくできているわけです。ここらの基準というのは、どういう基準がまずあるのかということが一つ。  この委託業務で、これは大きく二つに分けられると思うんですね。いわゆるマスターをつくる。それに基づいて入力をするという仕事が出てくるわけですが、入力というのは毎年必要だと思うんですけれども、そこらはどういうふうになっているのか。前年度あたりから、いろいろ出てきていると思うんですけれども、それはどうなっているのか。毎年毎年マスターの委託というのが出てくるのかどうか、そこらのところ、二点。 ◎情報システム課長 まず初めに、どういう予算になるのかということでございますが、実は予算を立てるに当たっては、ここに載っているような業者から見積もりみたいなものをとらせていただきます。それで見積もりして予算は上げまして、実際委託する場合には、見積もり合わせをもう一回とりまして、そこで業者を決めるという形をとっております。  次に、業務マスター作成がいろいろあるということでございますが、システムを開発するに当たっては、一つは、いわゆる紙の状態といいますか、こういう書類である資料をシステムの方に持っていくには、やはりそこで一つのテープなどをつくる業務がございますので、そういう業務がこの業務マスター作成委託という形になります。  もう一つ、十五番目に業務移行という言葉が載ってございますが、これは既に部分的にコンピューター委託している業務が税務部を中心にしてございます。その委託業務を市の電算の中に持ってくるということで、一つは、また、コンピューターの開発をやっているわけでございますが、そういう場合に部分的に委託している業務を市の電算に持ってくるときに、その委託している業者から、いわゆるテープという形で今までの資料をもらいます。その場合の委託ということで、十五番のような業務がございます。そういう形で、電算の開発をするに当たっては、このどちらかの業務または両方の業務が毎年出てくるという形になります。 ◆中里 委員  そうすると、まず予算をつくるときに業者から見積もりをとって、見積もりをとったところで皆さんと合わせて、それで入札じゃなくて、皆さんで順番に回すとか、そういうやり方ですか。 ◎情報システム課長 そういうことではございませんで、見積もり合わせといいまして、入札まではいかないですけれども、一つの競争的な、金額の競争というんですか、そういうことはやらせてもらって、そして業者を決めるという形でございます。ですから、順番に業者を回すということではございませんで、その中で一番安いところから入れていくという形でございます。 ◆中里 委員  意味がよくわからないんだけれども、見積もりが出て、一種の競争的なものが入るというようなことをちょこっと言われるんだが、入札がなくて、どういう状況でそういうことが入ってくるのか。 ◎企画部長 このそれぞれの件名につきまして、二社から見積もりをとりまして、その見積もりの低い額で予算計上を行っている。それに基づいて、当然契約するわけでございますから、似たような数字になるという結果でございます。 ◆中里 委員  そうすると、このそれぞれの委託先が、通常の委託をするときに何社ぐらい出てくるのか。 ◎情報システム課長 三社でございます。 ◆中里 委員  そうすると、ここで見ると、大体三社出ているわけだよね。そういうことは、三社があって、三社が出て、三社の見積もりで、これはいい悪いは別の話として、三社で、じゃ、お互いに生きていきましょうという話になりますと、要するに見積もりの段階で、おおよそ決定ができるわけだよね。そういう考え方が成り立ちますよね。 ◎情報システム課長 私の説明がちょっと前後して申しわけないのでございますが、この中でエヌ・ティ・ティ・データ通信の関係につきましては、実際にシステムの開発とか、運用をお願いしていますので、これは競争相手はなくて、いわゆる随契という形でやらせてもらっています。これはコンピューターを入れるに当たって、どこの業者を選ぶかということで、こちらの委員会でも検討していただいて、エヌ・ティ・ティ・データ通信にお願いするというような経過をたどっておりますので、こういうコンピューター関係で既に開発とか、運用に関するものはエヌ・ティ・ティ・データ通信に頼まざるを得ないという形でやっております。そのほかのところについては、一応見積もり合わせという形でやっておりまして、それにはここにありますように、アイネスとか、協同システム、あるいはほかに大日本印刷とか、凸版ムーアとか、そういう会社が見積もり合わせで参加しております。 ◆中里 委員  よくわからないんだけれども、とにかくトータルすると、かなりの額になってくるわけですね。そういうときに、今の委託をするシステムとしては、全庁的な形のものは一般的には入札方式で委託をしていると思うんですけれども、なぜここだけはそういうことがないのか。特殊な業務ということなのか、そこらのところはどういうふうに判断されていますか。 ◎情報システム課長 こういうコンピューター関係のものは、やはりちょっと入札にはなじまないというところがあるようでございます。それは町田市の開発の業務に、ある程度理解のあるような業者でないと、なかなかうまいデータがつくっていただけないというようなことがございまして、一応こういう見積もり合わせという形でやっているということでございます。 ◆中里 委員  よくわからないんですけれども、それはそれ、別としてちょっとこっちへ置いておいて、先ほど申し上げました基本的なソフトをつくる委託と入力業務、そのソフトに基づいて入力をすると思うんですね。入力業務というのは、毎年人口も変われば、年齢構成が変わるとか、いろいろありますから、場合によっては毎年必要なものである。基本的なソフトは、一度つくっておれば、そのソフトに基づいて入力するんでしょう。ですから、ここのところに書いてある、いわゆる基本ソフトの関係のものがたくさん出てきていますけれども、はっきり言えば、ここで出てきたものは、もう来年は要らないんだということになるわけですか。 ◎情報システム課長 この業務マスターとか、業務移行作業委託、入力業務委託とか、そういうものは一回やればそれでありません。ただ、ここにありますように、例えば三番目の収納帳票作成処理委託は、毎年出す催告書の通知書の委託でございます。これは大量一括に出ますので、一応委託ということであります。四番目の世帯台帳帳票作成委託というのも、これは毎年出ます。これは毎年資料が変わりますので、毎年やるということでございます。五番目の市都民税帳票作成委託は、いわゆる納税通知書と言われるものですが、これも毎年やるようになります。下がっていきまして、例えば十一番目の市都民税納税者一覧表パンチ委託とか、特別徴収パンチ業務委託というのがございますが、やはりこういうものは毎年仕事としてありますので、それは委託で処理するという形になります。 ◆中里 委員  資料を後ほどいただきたいんですが、先ほどの見積もり合わせに参加する会社名、過去の経緯が一点。基本的なものを委託した場合には、次年度は委託は必要ないと思うんですけれども、そこらの関連をしたもの、前年度、あるいは前々年度も含めて、一応資料としていただきたいと思います。 ○委員長 担当者、その資料は出せますか。 ◎情報システム課長 時間をいただきたいと思います。 ○委員長 後ほど資料を提供できますか。 ◎情報システム課長 はい。結構です。 ○委員長 では、お願いします。 ◎企画部長 先ほど押田委員さんから質問がございました七十五ページ、七十六ページの負担金補助及び交付金で、報償費へ流用したり、また、予備費から流用している。にもかかわらず、余っているというご指摘がございましたが、まず報償費につきましては、OA化に対する講師の謝礼が不足したので流用したと担当者から先ほど説明がございました。  予備費から流用した三十八万円につきましては、雲仙普賢岳の災害の見舞金でございまして、六月二十一日、臨時市長会で決定して、町田市の一市当たりの分担金が三十八万円ということで、この当時は、この負担金の項目に予算がございませんので、予備費から流用して支出したという経緯でございます。したがいまして、予算がなかったので流用したという内容でございます。 ◆押田 委員  八十六ページの節の区分の十九の負担金補助及び交付金の中でも、不用額があるにもかかわらず、賃金から流用していますね。これはどうなのか。 ◎企画部長 済みません。これは総務部の方です。 ◆押田 委員  先ほどの流用のパーセンテージはまだ出ませんか。 ◎企画部長 先ほど言われたのは、企画部で担当している予算の総額、支出、流用総額、その流用の割合ですね。それは申しわけございません。時間をいただきたいと思います。 ○委員長 後で資料でお願いします。 ◆進木 委員  大変細かい質問で恐縮なんですが、企画部の別冊の資料の方の三ページ、平成三年度の広報課の委託料についてお尋ねします。
     「広報まちだ」の配布委託を三社にしていますね。新聞の未購読者に対しては郵送事務委託となっていますが、世帯の比率はどのようになっていますか。この三社に対して、一部幾らで配布委託をお願いしているかどうか。一部の値段ですね。郵送事務委託になると、あて名書き、封筒入れというのが委託されているわけですが、送料込みで一世帯一部幾らになるのか、教えていただきたいと思います。 ◎広報課長 まず最初の折り込み業者と郵送の世帯の比率ということでございますけれども、そのパーセントについては計算していないわけですが、郵送事務については多少月によって増減がございますけれども、二千三百から四百程度を郵送しております。未講読世帯以外にも、ここにも書いてありますように、その他関係機関、各行政等に送られている数字も含まれているものですので、純粋の世帯ということではありません。  配布の方でございますけれども、これも増減が、一日号、十一日号、二十一日号によって多少違いまして、一日号のときが一番数が適正になるかと思いますが、その数字でいいますと、おおむね十三万です。  配布単価につきましては、一部当たり七円三十一銭三厘ということになっております。これは十二ページ立ての場合で、基本的には広報は一日、十一日、二十一日すべて十二ページ立てですので、この単価になります。必要に応じて四ページになったときには、それなりの単価になります。  郵送は、シルバー人材センターにこの委託内容で委託をしているわけでございますけれども、一部二十八円でお願いしております。 ◆進木 委員  郵送料も含めて……。 ◎広報課長 いや、郵送は市の方でしております。 ◆倉成 委員  ちょっと私の方からもお尋ねをいたしますが、委託料の関係ですね。委託料の予算全体の中での総額で言うと、九十九億円あるわけですね。そして、節の中で委託料の占める割合というのは非常に高いわけです。給与費よりも委託料の方が高いというのが、節の分類の中で占める割合ですね。その委託料の内容を見たときに、消防費、これはもうご存じのような内容ですから、それを差し引いても七十億円になりますね。衛生費が二十億円ありますけれども、これはリサイクル文化センター絡みの委託ということが相当大きな額になるだろうということは想像がつくわけです。そして、総務費は、企画だけでなく、ほかの部門ももちろん入るわけですけれども、総務費が約十億円という委託料ですね。ですから、総務費の中で占める委託料というものも、額としては非常に高いだろうと私は思っているんですよ。  そこで、いただいた資料もそうなんですが、最近の傾向として、三年度を限定してもいいんですが、言うならば調査委託といいましょうか、いただいた資料で言うならば、住宅マスタープランの策定のための基礎調査委託であるとか、長期計画の策定の調査委託料であるとか、こういったたぐいの委託というのが一つあるわけですね。あとは電算にかかわる委託、これは占める割合が非常に高いだろうと私は思っております。あと、市民ホールなどの事業に対する委託、関係している部で言えば大きく三つぐらいあるんだろうと思うんですよ。  その中で今後の見通しとして、電算の場合には、やはりもっとふえるだろう。というのは、今後のシステム開発というのはもっと進んでいかなきゃならなくなりますから、ふえるだろう。そこらあたりがどういう見通しなのかということと、いわゆる調査委託なんですが、長期計画で言うならば、もらった資料で見ると一千万円ですね。やはり一千万円の調査委託に見合った長期計画ができ上がることを期待しているわけですけれども、住宅マスタープランはでき上がっているんでしょうか。期間は四年の三月二十七日までということになっていますから、これも九百万円かかっているわけですね。この調査にかかわる委託は、やはり近年とみにふえてきているんじゃないかという感想を持っているんですよ。  従来は、これらの調査に基づく分析等は、職員の頭脳が開発されながら、そして大いに職員の力で相当進んでいった部分もあったと思うんですけれども、そこがこういう企業に委託をしてしまうということなんですが、ここらの傾向は今後どうなっていくのか。そして、委託料全体が、これは財政の方で今後の推移として、こういう傾向で果たしていいのかどうなのか、そこらについての見解なりがあれば示していただきたい。 ◎企画部長 委託料についての質問でございますけれども、まずコンピューター関係でございますが、来年四月に固定資産税、年金、土木積算の三つをやりますと、人口に関係した重立ったものが大体完了するわけなんです。  そこで、今、ご存じかもしれませんけれども、コンピューター管理運営委員会という運営委員会を持ってやっているわけですが、各課、部から非常に開発の要望がございます。今、委託料の問題で、このままどれでも構わずふやしていくと、非常に委託料がふえていくということを考えまして、今申し上げました三つの基本的なことだけやりますと、大体市民に対する税関係とか、住民登録、それに関連したものができ上がりますので、その後は内容的にもう少し検討して、開発を幾らか控えていこうという考え方がございまして、まず資産税の課税と収納、年金をやった後に、そういうふうな検討をしたいという考えを持っております。いずれにしましても、ご指摘のように、委託料がふえてばかりいますので、その点も非常に危惧しているところでございます。  もう一点は、三十周年記念事業ということで、いろいろな施設をつくりました。それがここででき上がりまして、まだ一部できない、ひなた村がございますけれども、これが平年度化しますと、この種の大きい建物でございまして、内容的にも非常に高度になってございますので、市の職員で対応のできない部分もございますので、やはりこの委託料も今後としてはふえていくのではなかろうかという考えを持ってございます。  お答えになったどうかわかりませんけれども、以上でございます。 ○委員長 調査委託の関係はどうですか。 ◎企画部長 長期計画その他につきましての調査委託ということで、職員で可能な部分については職員で対応しているわけでございますけれども、やはり長期計画についての町田の現状とか、各種の資料等を調査するには、職員も担当が二名でございまして、それに対応するだけの能力といいますか、力を持ち合わせてございませんので、どうしてもその部分については、そういうコンサルにお願いせざるを得ないという状況でございます。  ご存じのように、人口推計等についても、できる部分は庁内で、そういうふうな協力を得てやってございます。職員間で不可能といいますか、どうしても間に合わない、住宅のマスタープラン作成についても、職員でかなりの調査はしてございますが、やはりできない部分、こういったものもやむを得ず委託をしているのが現状でございます。いずれにしても、可能な限り職員で対応しているところでございますけれども、やはりできない部分は、そういうコンサルにお願いせざるを得ないというのが現状でございます。 ◆倉成 委員  大体お考えはわかりましたけれども、必要な委託は当然のことだし、例えば電算の場合などは相当専門的な内容になってくるだろうし、同時に、今後の開発計画にのっとっていけば、それに必要な委託というのは当然出てくる。そういうものは、そういうものとしてはっきり長期の見通しを示していただければ、それでいいんじゃないかと思っておるんです。  ただ、問題なのは、この数字を見て感じることで言えば、行政全体が委託行政になりかねないような委託費の肥大化というのが、やはり近年進んでいるんじゃないかと私は思っているんですよ。そこらに対しては、一定の歯どめをかけていかなければならないんじゃなかろうかと数字の上から感じるところなんです。特に職員の持っている能力といいますか、力量をより開発することで相当カバーできる。そのことがかえって行政の中身を充実させていくことにつながるんじゃないかと私は思っておるんですが、そうなると、人がいないというようなことになってくるんだろうと思います。そこらのバランスも含めて、今後ぜひ検討していただきたいと思います。 ◆渋谷 委員  歳入の四十九ページで市町村活性化事業費交付金、今回、柿ワインという形で八百二十四万円交付されているわけです。これは私の記憶がもし間違っていたら訂正いたしますが、たしか東京都が時限立法で交付しているような金額に私は記憶しているんです。これは、今後ずうっとこういう形で継続的に申請をする。この交付金は申請主義で来るのか、私も不勉強でよくわからないんですが、継続してずうっと活性資金という形で、交付金という形で来るのかどうか、その辺をちょっとお聞きしたいんです。 ◎企画部長 これは時限でございまして、俗に言う、よく新聞紙上で出ております村おこし事業の一環として、東京都がこういうふうなことをやって、たまたまこの年に柿ワインの、こういうことをやった事業で、それに対して交付を受けたということで持続性はございません。 ◆渋谷 委員  たしか時限立法で、もう期限が過ぎていて、ここのところ、市町村の要望という形で、都議会議員等が骨を折って、出せ出せという形でやっているというふうなお話も昨今聞いていますので、それでちょっと質問しました。時限立法で、一応切れちゃって、たまたまうまくはまったということですね。わかりました。 ◎企画部長 はい。 ◆黒木 委員  一つだけ教えていただきたいんですが、いただきました決算資料の四ページの二段目、玉川学園駅周辺地区の桜云々、委託先は日本花の会でよろしいわけですか。その辺、確認だけさせていただきたいと思います。 ◎企画政策課長 今のご質問でございますけれども、委託先は日本花の会でございます。 ◆黒木 委員  そうしますと、これは債務負担行為で二年間続いていたんです。玉川学園地区にあるある団体へ委託されたというような話を前に聞いたんですが、それは間違いだったわけですか。どういう形で日本花の会に行ったわけですか。 ◎企画政策課長 正式名称は玉川学園駅前周辺地区の桜と草花による街づくりモデルプラン作成委託という形でございまして、このきっかけが実は企画の方で意見募集をいたしまして、その中の一件として、地元の人たちから、玉川学園は、こういうことを考えていますよというお話がございました。これをきっかけに、この運動がスタートしていったという経過は私も伺っておりまして、そういう中での地元の方たちの携わり方はあったのかなと。ただ、正式には、あくまでも花の会の方へ委託をさせていただいて、花の会の方でプランをまとめ上げていただいたと承っております。 ◆黒木 委員  そうしますと、正式には、委託先は日本花の会であるということで確認してよろしいわけですね。 ◎企画政策課長 はい。 ◆黒木 委員  もう一件、その話なんですが、これを予算書その他で説明のときには、その団体に委託したという話を聞いたような気がするんです。その辺はどうなっているか、わかりますでしょうか。 ◎企画政策課長 その段階で携わっていなかった点もありまして、不十分なお答えになると思いますが、参考としてご理解いただきたいのは、先ほど申しました委託につきまして、玉川学園の地区カルテルを、これに協力をするという形での委託が入っています。そういう中で調査区域といたしましては、玉川学園駅前並びにその周辺という形で、先ほど申しました住民団体による桜に対する取り組み、その地区カルテルに対して、ある程度この調査の中でプラン作成をさせていただいてご協力をする。内容的には、桜の品種の贈呈とか、樹勢回復調査とか、さくらマップの作成とか、住民との打ち合わせ会議への資料の作成及び出席とかという形でございまして、基本的には私が理解している範囲では、住民団体に行政が物を委託したという形はとっていなくて、あくまでも日本花の会の方に委託をさせていただいて、その中に住民が加わっていただいた。こういうミックス型で、この作業が進んだというふうに理解をしております。 ○委員長 ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって企画部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。                           午前十一時五十一分 休 憩                             ─────◇─────                           午後一時八分    再 開 ○委員長 再開いたします。 △総務部所管部分 ○委員長 認定第二号のうち、総務部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎総務部長 それでは、総務部所管部分をご説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず歳入でございますけれども、三十三、三十四ページでございます。  消防施設整備費負担金がございます。五百九十八円九千五百九十三円でございますけれども、消火栓の設置に伴う負担金でございまして、忠生土地区画整理、あるいは鶴川土地区画整理地内の設置に伴う負担金の歳入でございます。  続きまして、三十五、三十六ページでございます。  上段部分に自転車駐車場使用料、行政財産使用料がございますが、自転車駐車場使用料につきましては、原町田一丁目とすずかけ台の駅前の駐輪場の使用料でございます。また、行政財産使用料につきましては、四千百七十一万九百六十八円ございますけれども、このうち、管財課の部分が二千四百六十五万一千十六円でございまして、東京電力への送電線の線下の使用料でございます。  三十七、三十八ページでございます。  中段に諸証明手数料百四十六万六千二百五十円ございますけれども、このうち、庶務課の関係でございまして、専修学校の証明等が含まれてございます。  続きまして、四十五、四十六ページでございます。  一番上段の部分の国庫補助金でございます。消防施設等整備費補助二百二十七万六千円がございますが、これは防火貯水槽の築造費、二基に対する国の補助金でございます。その下に大震火災対策施設等整備費補助というのがございますけれども、これはつくし野の災害備蓄倉庫を建設いたしました。これに対する国庫補助金でございます。  続きまして、四十七、四十八ページでございます。  下の方の欄に都補助金というのがございまして、交通安全施設整備費補助というのがございます。一千四百九万三千円の決算でございますけれども、忠生七二五号線の防護さくの設置工事に関する都の補助金でございます。  続きまして、五十七、五十八ページでございます。  委託金でございまして、中段に私立学校監督委託金というのがございますけれども、私立幼稚園、専修学校の指導監督に対する委託金でございます。その下に自衛官募集事務費委託金もございます。下から四行目に統計調査委託金がございます。事業所統計調査等、市が執行する統計調査事務への都の委託金でございます。  続きまして、六十一、六十二ページをお開きいただきたいと思います。  中段に節の項で土地建物貸付収入がございます。二千四百七十万九千七百七十八円となっておりますけれども、このうち、管財課の関連が二百十九万二千四百九十八円でございまして、金森の裕美寮の貸付収入でございます。  利子及び配当金がございます。財政調整基金積立金、公共施設整備等基金積立金、電話債券の利子、これらの利子でございます。  その下に償還金がございます。電話債券を償還したものでございまして、二百十一万円の決算となってございます。  財産売払収入がございます。土地売払収入でございますけれども、十九億六千四百十八万八千九百三十円の収入済額となっておりますが、このうち、管財課の部分が一億八千八百十一万四千百九十円となってございまして、廃道敷の売り払いの収入でございます。  その下に物品売払収入がございますけれども、市政情報室の「市勢要覧」等の売却収入でございます。二百六十九万二千六百七十円が総務部の関係の歳入となってございます。  一ページめくっていただきまして、六十三、六十四ページでございますけれども、受託水道事業会計繰入金がございます。八千四百五十三万四千九百七十八円の決算となってございますけれども、本庁舎の水道部の使用料、あるいは給与の事務の計算の経費等の水道事業会計等の負担の部分でございます。  また、その下に基金繰入金がございますけれども、二十六億九千二百四十六万八千円ございますが、これは財政調整基金積立金の繰り入れ、公共施設整備等基金積立金の繰り入れ、こういったような内容になってございます。  もう一枚めくっていただきまして、六十五、六十六ページでございますけれども、市預金利子がございますが、この中に一万七千九百三円、総務部の部分の預金利子が含まれてございます。  六十九、七十ページでございますが、節の欄で上から二行目、雑入がございます。一億五千三百七十八万九千三百五十五円ございますけれども、このうち、総務部の雑入につきましては七千九百三万一千八十一円となってございまして、これは派遣職員の給与の歳入とか、行政資料のコピー代、あるいは公衆電話の電源の電力料金、消防車の廃車に伴う自賠責の保険解除金といったような内容になってございます。  以上が歳入の内容でございますけれども、引き続きまして、歳出についてご説明をしてまいります。  七十三、七十四ページでございます。  一般管理費でございますけれども、特別職の人件費及び総務部、企画部等一般職員の人件費及び秘書課及び市政情報室等の関連の経費の支出でございますが、総務部の関連の部分をご説明いたします。  まず一番上に報酬がございますけれども、情報公開、あるいは個人情報保護審査会の委員さんの報酬でございます。そのほか、特別職報酬審議会の委員の報酬も含まれてございます。  給料、あるいは職員手当等につきましては、条例等に基づいての支出となってございます。  一番下に需用費として五千七百四十二万五千六百四十八円ございますけれども、このうち、消耗品費が二千六百六十三万六千六百七十九円ございますが、市政情報室、庶務課、管財課の消耗品費が含まれてございます。印刷製本費につきましても、市政情報、管財、庶務課の事務報告書の印刷費等でございます。  続きまして、次のページ、七十五、七十六ページでございますけれども、一般管理費のうち、筆耕翻訳料がございますが、市政情報の関連の審議会等の会議録の作成の役務費でございます。  使用料及び賃借料がございますけれども、この中に市政情報室の複写機の使用料等が含まれてございます。  また、備品購入費につきましては、庁内共通に使用される備品、いわゆる机、いす、ロッカー等々の購入になってございます。  続きまして、七十七、七十八ページでございます。  文書管理費でございますけれども、文書管理に必要な経費の支出でございました。比較的金額の高いものを若干ご説明をさせていただきますが、消耗品費につきましては、法規の追録、加除、あるいはファイリング用品等の内容になってございます。印刷製本費につきましては、市例規集の加除代等でございます。  役務費につきましては、通信運搬費でございますけれども、発送したはがき、あるいは文書等の通信運搬費となってございます。使用料及び賃借料につきましては、ゼロックス等の使用料でございます。  備品購入費につきましては、キャビネットの購入等を行ってございます。  続きまして、七十九、八十ページでございます。  財産管理費でございますけれども、庁舎の管理維持及び車両の管理に要する経費でございまして、財産管理上の必要な経費になってございます。  まず報酬でございますけれども、宿日直三人分の報酬になってございます。  需用費につきましては、燃料費は車のガソリン代等でございます。また、光熱水費につきましては、本庁舎等の水道、ガス、電気代でございます。修繕料につきましては、電話、ファックス等の修繕等でございます。  役務費の中に通信運搬費がございますけれども、これは電話料でございます。  そのほか、委託料につきましては、本庁舎の総合管理委託、いわゆる警備、清掃等でございます。また、電算システム導入に伴いまして、本庁舎の改修工事の設計委託等も行っております。そのほか、不動産鑑定委託等々もございます。  一枚めくっていただきまして、八十一、八十二ページでございますけれども、ただいま申し上げましたとおり、電算システムの導入に伴いまして、一階、四階の部分の建築、空調、あるいは電気といったような工事を行っております。外七件というのがございますけれども、四千六百五万二百七十円でございますが、これらにつきましてはパーテーション工事等々の内容になってございます。  続きまして、備品購入費でございますけれども、乗用車等の購入費になってございます。  積立金が二十九億五千六百六十九万四千四百八十二円ございますけれども、基金への積立金でございまして、財政調整基金、あるいは公共施設整備等基金への積立金でございます。  公課費につきましては、自動車の重量税でございます。  次のページに移らせていただきまして、八十三、八十四ページでございますけれども、人事管理費でございます。人事関係の事務費、職員事務費でございまして、職員採用時の試験に関する経費、あるいは職員の研修、福利厚生面での費用でございます。  まず報酬でございますけれども、再雇用の方々等の嘱託の人の報酬でございます。  賃金がございますけれども、産休の代替、あるいは業務多忙、病欠にかわる臨時職員の賃金となっております。  報償費につきましては、研修時の講師の謝礼が主な内容でございます。  また、旅費におきましては、平成三年度は海外研修に六人出かけておりますが、これらの旅費となってございます。  一番下の委託料でございますけれども、職員健康診断の委託、あるいは給料の計算に伴う委託料でございます。  次の八十五、八十六ページをお開きいただきたいと思いますが、負担金補助及び交付金がございます。これは研修の負担金、あるいは公平委員会の負担金、また、互助会の交付金等となってございます。  私立学校監督費がございますけれども、百六十六万二千円の支出済額でございますが、専修学校等の在学の心身障害者への奨学金、あるいは幼稚園協会への補助金という内容でございます。  次に、八十九、九十ページでございまして、下の段に交通安全対策費がございます。まず報酬でございますけれども、交通安全推進協議会委員の報酬でございます。  需用費のうち、消耗品費がございますけれども、新入学児童に配布する交通安全教本、このようなものをつくって安全を呼びかけているということでございます。
     一番下に委託料がございますけれども、自転車駐車場管理業務委託、あるいは放置禁止区域である小田急、あるいはJR町田駅の周辺、成瀬駅、南町田、その周辺に放置自転車の指導をお願いしてございますが、それらの委託料も二千六百八十万七千四百三十九円支出をしてございます。  次の九十一、九十二ページでございますけれども、今の委託料の引き続きでございますが、自転車歩行者道路草刈委託、あるいは相原駅東側自転車駐車場設計委託といったような内容の支出を行ってございます。  また、工事請負費につきましては、鶴川八百一号線歩道設置工事、あるいは玉川学園駅前西口自転車駐車場新築工事の工事費等の支出がございます。  続きまして、そのページの諸費でございます。諸費につきましては、町内会、自治会の補助金及び中規模施設等の補助金及び企画部の経費等でございますけれども、総務部の関連の部分をご説明してまいります。  まず委託料でございますけれども、三百七万六千五百七十円の支出になっていますが、このうち、百七十七万二千七十五円が鶴間の中規模の関連の建設用地の開発行為、これらの委託料になってございます。  公有財産購入費につきましては、鶴間の中規模集会施設等の用地買収、鶴川一丁目中規模集会施設等用地買収というような内容になってございます。  下から四行目でございますけれども、負担金補助及び交付金につきましては、町内会、自治会への補助金、あるいは木曽の中規模会館の建設費の補助といったような支出、あるいは集会所の建設費の補助、これは二カ所ございますが、薬師台一丁目と木曽町の下横自治会、これらに補助金を交付しているところでございます。  続きまして、九十九、百ページでございます。  統計調査費がございます。平成三年度におきましては、事務所統計調査、あるいは商業統計調査等を行っているわけでありまして、調査に要した経費の支出となってございます。  まず報償費でございますけれども、これは登録調査員の報償費でございます。  需用費につきましては、印刷製本費がちょっと金額が高くなってございますけれども、これは町田市の統計書の印刷を行っているわけでございます。  一番下に指定統計費として報酬がございますけれども、これは事業所統計調査などで統計調査の指導員、調査員の報酬となってございます。  次の百一、百二ページの上段の部分が賃金、報償費、旅費、需用費、役務費、これらが指定統計を行うに当たって必要とされた経費の支出ということになってございます。  次に、百二十九、百三十ページでございますけれども、一番下の方の欄でございますけれども、災害救助費がございまして、その部分で需用費がございますが、消耗品費、食糧費がございます。この食糧費につきましては、昨年、台風十八号による避難者へのお弁当代でございます。また、消耗品費につきましては、避難者のビニールシートを使っておりますので、支出をしてございます。  続きまして、百八十七、百八十八ページでございまして、第九款、消防費でございますけれども、まず常備消防費でございますが、東京消防庁常備消防事務委託二十八億四百六十三万一千円の支出となってございます。  次に、非常備消防費でございますけれども、まず報酬でございますが、ことしの三月三十一日現在、消防団員が五百九十八名でございまして、この方々の報酬になってございます。  報償費につきましては、訓練等に対する報償費でございます。  また、旅費につきましては、消防団員の出動等の旅費となってございます。  下から二行目、委託料でございますけれども、団員確保用のビデオの制作を委託してございます。  次のページをお開きいただきたいと思いますが、負担金補助及び交付金がございまして、これは消防団の家族の福利厚生事業交付金、あるいは市町村の相互事務組合の負担金等の内容になってございます。  続きまして、消防施設費でございますけれども、需用費のうち、燃料費がございますが、これは消防車両のガソリン代等でございます。また、光熱水費につきましては、器具置き場の電気料、水道料、下水道料というような内容になってございます。修繕料は消防車両の点検、修繕という内容でございます。  使用料及び賃借料でございますけれども、消防施設用地の賃借料等でございます。  工事請負費につきましては、平成三年度におきましては第五分団の第三部消防器具置き場を建設してございます。外五件とございますけれども、防火貯水槽の解体工事等も行っているわけでございます。  公有財産購入費につきましては、第二分団第四部消防器具置き場の用地買収でございます。これは金森でございます。また、防火貯水槽の用地の買収、これは野津田でございますけれども、行っております。  備品購入費につきましては、ポンプ車の購入三台等でございます。  負担金補助及び交付金につきましては、消火栓移設等の負担金となってございます。  公課費は消防車両の重量税であります。  災害対策費でございますけれども、報酬につきましては、防災会議の委員の報酬の支出でございます。  もう一ページめくっていただきまして、百九十一、百九十二ページでございますけれども、中段に委託料がございます。これは内容的には、防災行政無線設備保守点検業務委託ほかでございます。防災行政無線につきましては、ことし一部開局を行っているところでございます。  工事請負費につきましては、ただいま申し上げました防災行政無線の設置工事二億二千三百三十四万六千二百五十六円を支出してございます。この工事につきましては、平成三年度から六年度まで、四年間の債務負担行為で行っているところでございます。  備品購入費につきましては、消火器の詰めかえ等を行っているところであります。  負担金補助及び交付金につきましては、防災倉庫の設置による補助金、あるいは自主防災組織の補助金でございます。自主防災組織につきましては、二百十九組織に補助を行っている状況にございます。  もう一ページめくっていただきまして、教育費の中に総務部関係がございます。百九十三、百九十四ページでございますけれども、節の欄で一番下から三行目、負担金補助及び交付金というのがございます。一千九百六十九万七千八百円でございますけれども、このうち、私立小中学校児童生徒保護者への補助金六百八十二万円を含んでございます。  もう一件ございまして、二百十三ページ、二百十四ページでございますけれども、幼稚園費がございまして、そのうち、需用費というのがございますが、これは幼稚園で伝染性の疾病にかかった場合、登園許可証というのが必要になってくるわけです。これの印刷費、八十冊分を支出しております。  また、役務費におきましては、登園許可証の手数料でございます。一件七百九十三円でございますけれども、百二十七万九千七百十七円支出をいたしたわけでございます。  その下の委託料につきましては、幼稚園及び幼稚園類似施設の内科の嘱託医の委託、あるいは歯科医の委託料一千三十八万六千九百十一円と一千四十一万一千百九十八円となってございます。内科、歯科ともども四十三名ということでございます。  以上、総務部関係の決算の主な内容をご説明申し上げます。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆盛永 委員  たくさんの工事請負業務があるわけですが、九一年度「事務報告書」によりますと、総額二百四十一億円、件数にして六百七十八件ございます。ついては、もう以前から、極力公共事業は市内業者に受注の機会を与えるようにということで、議会も、そういう方向で合意しているし、指名選定委員会というか、理事者側も、そういう方向を組んで市内業者育成の観点から受注機会をなるべく与える方向でやっておられるとは思うんだけれども、今期、市内と市外の状況はどうなっているのか。請負金額、件数、割合で市外が何十%、市内が何十%、請負金額が何十%ということで、まず総括的に説明いただきたいと思います。 ◎総務部長 この点につきましては、おっしゃるとおり、でき得る限り、私たち担当者としましても、市内業者優先というような形で受注の機会を行っているわけでございまして、そういう中で一九九一年度の市内業者、市外業者の割合の質問でございますけれども、申し上げます。まず工事の関係でございますけれども、市内業者が三百七件、準市内業者が九件、市外業者が四十二件という形になってございまして、件数での割合につきましては、市内業者が八五・八%、準市内業者が二・五%、市外業者が一一・七%という内訳でございます。 ◆盛永 委員  用語の説明、準市内とはどういう……。 ◎総務部長 準市内につきましては、市内に支店なり支社があるといったような区分けをしてございます。 ◆盛永 委員  全部とは言いませんけれども、一定の基準以上の一覧表を資料として出していただけますか。 ◎総務部長 一覧表といいますと、市内、市外の業者の件数、あるいは金額、発注の状況でよろしいですか。 ◆盛永 委員  会社名。 ◎総務部長 結構です。会社名等につきましては、もう既に公表しているものですから、後日、できるだけ早い機会につくって提出したいと思います。 ◆盛永 委員  百万円、二百万円はいいと思いますけれども、私は三千万円以上ぐらいから要望しておきましょうかね。 ○委員長 今の資料は、後ほどそろえて提出してください。  ほかにございますか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって総務部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。                            午後一時四十一分 休 憩                            ─────◇─────                            午後一時四十三分 再 開 ○委員長 再開いたします。 △税務部所管部分 ○委員長 認定第二号のうち、税務部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎市民税課長 それでは、税務部所管の内容についてご説明いたします。  まず、決算書九ページ、十ページをごらんください。歳入の款、項ごとの説明でございます。  市税の決算総額は六百十五億七千百二十八万二千百三円でございます。これは前年度決算額と比較して、率で六・〇%の伸びを示しております。金額で三十四億七千四十四万二十四円の増加でございます。  この六百十五億七千百二十八万二千円の内訳は、市民税が三百七十八億七百二十一万円、固定資産税百六十九億四千四十七万五千円、軽自動車税一億三千四百九十九万六千円、市たばこ税十三億八千百五十五万七千円、特別土地保有税五億六千三百九十九万九千円、商品切手発行税が一億一千五百三十一万一千円、事業所税が七億六千五百四十二万七千円、都市計画税が三十八億六千二百三十万四千円となっております。  また、本年度における不納欠損額は一億七百十五万円でございます。収入未済額は、総額で二十五億七千六百三十二万五千円となっております。  続きまして、二十七ページ、二十八ページをお開きください。歳入の事項別明細書でございます。順を追って説明いたします。  まず、市民税のうち、個人分でございますが、決算額が三百三十二億三千九百四十七万一千円で、前年度より六・四%の伸びを示し、金額では十九億八千六百五十五万七千円の増加でございます。特に譲渡所得の伸びや、個人納税義務者並びに所得の順調な伸びによるものでございます。  次に、法人市民税では、決算額四十五億六千七百七十三万八千円で、前年度より七・八%の減少となりました。金額では三億八千六百四万七千円のマイナスとなっております。これは景気の停滞の影響を受けて、特に証券業、銀行、保険業、不動産業等の業績低下によるものでございます。  次に、固定資産税ですが、決算額は百六十九億四千四十七万五千円で、前年度より九・二%の伸びで、金額では十四億三千三百三十万円増加しております。これは土地について本年度が評価替えの初年度であったこと、家屋では新築、建てかえ等による増加などによるものでございます。また、償却資産については、大口法人の設備投資の増によるものでございます。  次に、軽自動車税です。決算額は一億三千四百九十九万六千円で、前年度より四・六%の伸びで、金額では五百八十七万四千円の増加になっております。  次に、市たばこ税ですが、決算額十三億八千百五十五万七千円で、〇・七%の伸びでございます。前年度とほぼ横ばいの状況でございます。  次に、特別土地保有税ですが、決算額は五億六千三百九十九万九千円で、率にいたしまして一二・二%、金額で六千百八万円の増加でございます。これは主に取得分の増加でございます。  続きまして、二十九ページ、三十ページをお開きいただきたいと思います。  商品切手発行税ですが、決算額は一億一千五百三十一万一千円で、率で七・五%、金額で八百七万九千円の増加でございます。  次に、事業所税ですが、決算額は七億六千五百四十二万七千円で一一・九%、金額で八千百七十一万一千円の増加になっております。これは事業所の新増設による増加でございます。  次に、都市計画税でございますが、決算額三十八億六千二百三十万四千円で七・五%、金額で二億七千二十八万六千円の増加でございます。これにつきましては、固定資産税と同様、評価替えの初年度であること、新築、建てかえによる増などによるものでございます。  なお、各税目の不納欠損額及び収入未済額につきましては、収入済額の右側にそれぞれ税目ごとに示されてございます。  続きまして、三十七ページ、三十八ページをお開きいただきたいと思います。市税以外の収入についてでございます。  閲覧手数料の一部と税務証明手数料でございます。閲覧手数料は二千四百二十一万七千円のうち、七十六万五千七百五十円が税務部所管でございます。件数につきましては五千百五件でございます。これにつきましては土地家屋台帳の閲覧でございます。  続きまして、税務証明手数料でございますが、一千二百九十六万一千五百円で、主に課税証明、評価証明、納税証明等の手数料で、件数は五万七千七百八十三件でございます。  続きまして、五十七ページ、五十八ページに移ります。  都民税徴収委託金九億八百八十三万三千七百十九円でございますが、これは市が個人の市民税の賦課徴収にあわせて、都民税を同時に賦課徴収しておりますので、これらに要する費用として都から徴収取扱費として交付されるものでございます。前年度と比較して一億八百七十六万十七円増加いたしております。  次に、六十三ページ、六十四ページでございます。  十六款の諸収入のうち、市税延滞金一億五千七万六千七十三円で、前年度より一千四百四十八万三千九百八十四円の増加になっております。  続きまして、六十五ページ、六十六ページでございます。  市税不申告加算金五十九万六千円ですが、これは事業所税の期限後申告に対する加算金でございます。  続きまして、六十七ページ、六十八ページでございます。  雑入のうち、市税滞納処分費については、費目存置でございますので執行がございません。  次に、弁償金ですが、税務部関係は、このうち十五万二百円で、これは原付バイクの標識の棄損または紛失などの場合の弁償金として、一件について二百円を徴収したものでございます。  以上が歳入決算の概要でございます。  続きまして、九十一ページ、九十二ページに移らせていただきます。歳出でございます。  二の徴税費でございますが、決算額は十三億三千二百八十三万四千五百八円でございます。前年度と比べまして、〇・六%の減でございます。  それでは、予算科目に従いまして、順次説明をさせていただきます。  初めに、目の税務総務費でございますが、決算額は十億七千三百十七万五千百五十一円で、前年度より七・一%の増加でございます。  次に、節ごとに説明させていただきます。  まず報酬でございますが、これにつきましては固定資産評価審査会等の委員の報酬でございます。  続きまして、九十三ページ、九十四ページに移らせていただきます。  給与、職員手当等、共済費につきましては、税務職員百三十名に対する人件費でございます。  次に、旅費でございます。十八万一千二百四十円でございますが、これは各委員の視察などに要した費用でございます。
     次に、負担金補助及び交付金ですが、これにつきましては東京税務協会、たばこ組合、たばこ自販機などへの負担金及び補助金でございます。  次に、償還金利子及び割引料一億二千六百四十五万三千四百八十三円につきましては、市税の過誤納還付金及び還付加算金でございます。  次に、目の賦課徴収費でございます。決算額は二億五千九百六十五万九千三百五十七円で、前年度より二三・五%の減少でございます。  次に、節ごとに説明をいたします。  初めに、報償費でございます。四千九百二十九万六千二百五十円でございますが、これは市税前納に対する報償金でございます。  次に、旅費二百五万五千二百五十一円につきましては、研修旅費等の費用弁償でございます。  次に、需用費でございます。決算額で一千六百三十万七千二百四十二円でございますが、これは消耗品費、印刷製本費等の費用でございます。このうち主なものは、バイクの標識、事務用のバインダー、事務用消耗品並びに税のしおり、あるいは図面、写真などの経費でございます。  次に、役務費六百八十九万六千六百二十三円につきましては、郵便振替手数料、口座振替手数料でございます。  次に、委託料一億五千八百八十九万四千七百十一円につきましては、市民税、固定資産税などの課税収納事務に伴う電算処理及び航空写真撮影などに要した費用でございます。  次に、使用料及び賃借料の七百八十九万四千七百九十円につきましては、複写機、ファクシミリ、シュレッダー、調査用のレンタカーの借上料等でございます。  次に、負担金補助及び交付金ですが、一千八百三十一万四千四百九十円の決算額で、これにつきましては東京都市税務協議会の負担金、あるいは納税貯蓄組合の補助金等でございます。  次に、九十五ページ、九十六ページでございます。  補償・補填及び賠償金につきましては、本年度は執行はございません。  以上をもちまして、税務部所管の歳入歳出の決算についての説明を終わります。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆押田 委員  公図の写し手数料は、今のご説明ですと、三十七ページの閲覧手数料の中に入っていると理解してよろしいのでしょうか。 ◎市民税課長 そのとおりでございます。 ◆押田 委員  具体的に公図の写し手数料は、平成三年度実績でどのくらいですか。 ◎資産税課主幹 公図の場合は閲覧という形で、一枚百五十円で閲覧していただいておりますが、写しとなりますと、私どもの方の収入というよりも、庶務課の方で、市政情報室で管理している方の収入を出しておりますので、私どもの方では幾らかわからないのでございます。閲覧ですとわかります。 ◆押田 委員  なぜ私がこういう問題を提起したかと申しますと、たしか写しの場合には、所管は庶務課かもしれませんけれども、あの売り上げの一部を福祉団体か何かの関係だと思うんですね。それは従来どおり、三角定規と鉛筆で写せばいいでしょうけれども、今はそういう時期じゃありませんし、コピーがあるわけですよね。  この間、税務部長に電話では話をしておいたんですけれども、自分のところの家のコピーならいざ知らず、役所のコピーを一般市民が、コピーがありますからお使いくださいと言ったって、実際問題、使い方がわからないと思うんですよ。私自身わからなかったんだから。自分のところのコピーならすぐわかりますよ。役所のコピーがありますから、すぐお使いください。わからないと言ったら、職員から、わからなければ、コピーの使い方を教えてあげますよという話なんですよ。教えてあげますよと言われて、確かに教えてもらわなければわからないんだけれども、あなた、とってくれよと言ってとってもらったわけ。それで何がしかのお金を払って、公図をいただいたわけですね。  ところが、その公図は、資料が古くて役に立たないんですよ。結局、後で司法書士に聞きましたら、例えば平成四年の一月一日現在のものが登記所から資料として出てきて、これは決算ですけれども、例えばことしの年度とすると、平成四年の四月一日から翌年の三月三十一日までの会計年度の公図は、その年の一月一日現在。だから、この平成三年度からいきますと、平成三年の一月一日現在の公図が登記所の方から回ってきて、それで閲覧させるんだ。  したがって、分筆、合筆して三カ月か四カ月しかたっていない場合には、市の公図は使い物にならないんですよね。だから、私は、少なくとも市の職員から、コピーの仕方がわからなきゃ教えてあげますよと生意気なことを言われて、頭を下げてとってもらって、お金を出して公図を取り寄せたら、使い物にならなかったということなんですよ。その辺のいきさつをいま少し具体的に説明してもらえませんか。 ◎資産税課主幹 押田委員さんが公図と言われているのは資産税にある図面ですね。地籍図という正式名称なんですが、ご承知のように、基本的には登記所にある図面が本来のものと。ところが、登記所につきましては、閲覧禁止だとか、あるいは傷んでくると見せないとか、いろいろなことで見せてもらえない。そういうことで、どうしても私どもの資産税課の方にお見えになるわけですけれども、私どもの方では、押田委員さんが今言われたように、一月一日現在ということでやっております。  登記所から分合筆、税通といいますが、それらが来るわけですけれども、一月一日のものが即こちらへ来るわけじゃございませんで、ずれてきますので、それらをまとめて、翌会計年度の予算で加筆補正をするという形で図面をやっておりますので、当然、タイムラグといいますか、必然的に時期のずれができてきますので、確かにご指摘のように、多少古くなって使い物にならないじゃないかというお話も受けているんですが、そのような事情でございまして、タイムラグがあるということは私どもも認めざるを得ないんですが、やむを得ない事情で、そうなっておるということが一つ。  あと、申しわけなかったのでございますが、コピーの件でございますけれども、あそこの複写機につきましては、たまたま資産税のあそこに置いてありまして、私どもが形としては地籍図などをとる場合に、そこでコピーをとっていただいておりますが、実際問題、都市計画だとか、いろんな部分で使うんです。たまたま私どものところに置いてありまして、別に私どもの管理を避けるわけではございませんが、市政情報室に管理していただいておる。お金の関係も、全部そっちでやっていただいておるという中で、ただ近いというような絡みもありまして、使い方がわからない場合は、そばでございますので、ご要望に応じては、こうなりますということでお話ししておるという状況でございます。  いろいろご迷惑があったとは思いますけれども、その点、ひとつご考慮いただきたいと思います。 ◆押田 委員  今、タイムラグというお話があったんですけれども、それは改善する方法はないんですか。だから、登記所の方から、法務局の方から資料として提供されるのが年に一回だということになってくると、極端なことを言えば、全く一年間さかのぼった資料でなければ入手することができないということですから、それを年に二回なり、少ないとも三回ぐらいに分けて、四半期ごとに分けて提供いただいて調整をすれば、いわゆる新しい地籍図とか、公図が市民の手に渡ると思うんですけれども、今のところだと、法務局との絡みがもちろんあるわけですが、ちょっと不親切過ぎるんじゃないかなという感じがするんです。 ◎資産税課主幹 私どもで、今、法務局の税通をもとに加筆補正をしておりますのは、通称公図と言っておりますけれども、地籍図、地番図があるんですが、これらにつきましては、私どもの場合は一月一日の賦課期日の現況ということで押さえておりますので、それを年に三回なり四回なり、随時それらを加筆補正するという形ではないわけでございまして、ポリの合成樹脂の原図の上で加筆補正をしておりまして、今の状況では、それらをまとめてやるということで、どうしてもその処理については、今の段階では一月一日の賦課期日ということで、一月一日に間に合うように処理するということでございまして、随時ということでは今のところいかない状況でございます。  現状としては、そういうことなんですが、ご迷惑をかけておるとは思いますけれども、私どもの地籍図というのは、登記所の向こうの図面に即かわるものということじゃなくて、あくまでも税務上の資料として持っているものを閲覧していただいておるということでございまして、それがイコール向こうの図面ということではないのでございます。  だから、現実に言いますと、向こうのものが即うちのものと同じかというと、図面では、あながちそうでもない状況でございまして、あくまでも税務上のものとして使っていただいておりますので、そこら辺はご理解いただきたいと思うんです。 ◆押田 委員  説明員は、そういう説明をするだろうけれども、一般市民というのは、一般的な受けとめ方として、やっぱり市役所の地籍図とか公図は登記所のコピーだと思っていますよ。登記所へ行くには司法書士を頼まなきゃならない。なかなか厄介なことがあるから、だったら市役所へ行って公図をとろう。公図をとりに行けば、さっきの話じゃないけれども、コピーの使い方がわからなければ教えてあげますよと言われてね。  だから、今この時点でとっても、ことしの一月一日現在のものですから、例えば極端な話、一月十日に合筆、分筆したものは、今とったって、前の資料であって、新しい最近のものは出てこないわけですよね。その辺のところは、随時とは言わないけれども、例えば年に三回なら三回、四半期に一回ぐらい、登記所の方と協議して、向こうから資料を出してもらって、即新しいものを市民に提供できませんかと言っているわけ。 ◎資産税課主幹 今のお答えに的確かどうか、ちょっと私もあれなんですが、もう一つの例としましては、私どもに土地台帳というのがございます。登記簿の原本、謄本とある意味では符合しておるものでございますが、これも私どもでは閲覧していただいております。  ただし、土地台帳の部分につきましても、私どもとしては一月一日で所有者を押さえます。あくまでも税務上の資料としておりますので、よく登記所の謄本を見ないでこちらに来られる方がございますが、あくまでも私どもとしては、一月一日を押さえておれば納税義務者の確定ができるわけでございます。途中の移動につきましては、年度途中で移動を、資料は来ておりますが、そこの部分につきましては全部加筆補正しておらない状況で、年間にまとめて一回で処理するというような状況になっております。  現段階では、まことにご迷惑はかけておりますが、地籍図も同じような状況で処置しておる。これにつきましては、登記所に私どもがとりに行っているのは、後半になりますと毎月ぐらいの割合でとりに行きますが、前半ですと、業務の都合でどうしても三カ月、四カ月かかっておりますので、そういう意味で、あくまでも課税資料として私どもとしては更新し、かつそれをある意味ではご利用いただいておりますので、ご説明としては、そんな状況でございます。 ◆中里 委員  市税の伸び、この決算では順調ということであるわけですけれども、大体地方の自治体は一年おくれだとかなんとかという話になってくるわけですが、固定資産税は別として、そのほかの市税は、ここらがピークかなという感じもするんです。そこらの見通しは、どんなふうに今見ていますか。 ◎市民税課長 本年度については非常に高い伸びを示しましたけれども、景気が非常に停滞しているということもございますので、平成五年度の市税収入については本年度ほどの伸びは見込めないと考えております。特に法人市民税につきましては、本年度も大きな落ち込みを示しておりますけれども、次年度も引き続きマイナス傾向にあるというような認識を持っております。  特に個人の市民税につきましては、来年度、税制改正で長期の譲渡所得につきまして、税率が二〇%から三〇%、国税についてはことしから適用、住民税については平成五年度から適用でございますので、そういう状況もございますので、個人の市民税についても、譲渡所得については大幅な減収が見込まれるという認識を持っております。 ◆中里 委員  話は変わりますけれども、今いただきました資料の後ろの方の三枚の分ですが、いわゆる電算機の委託があるわけです。前の情報システム課長もいますから、ここらはよくわかっている話だと思いますが、この予算と決算、ぴたっと符合すると言ってもいいようなんですけれども、まずこの予算と決算の成り立ちといいますか、ここらのところからちょっと説明をいただきたいんです。 ◎資産税課長 予算と決算につきましては、先ほど前の情報システム課長ということで私の話をされましたが、システムが安定をしない間は当初思わない、いろいろな経過がありますので、当初の予算よりもお金がかかってみたり、安かったりということがございます。こういう形で何年も、一番上の固定資産事務電算委託なんかはもう二十年以上の委託になっております。こういう形で内容がきっちりわかっているものにつきましては、予算と実際に支払うお金がそれほど大きな差になってこないというような形で理解しておりますが、そういうことで、ほとんど差が出ていないのではないかということでございます。 ◆中里 委員  そうすると、予算を立てるときに、今までこうだったから、このぐらいの予算でということでやって、見積もりをとって、それがぴたっとたまたま一致しているんだという理解でいいですか。 ◎資産税課長 そのとおりでございます。 ◆中里 委員  そもそもこういうものについては、毎年毎年簡単に業者を変えるというわけにはいかないと思うんですけれども、そこらは委託というのは、いわゆる随意契約という格好で委託をしておるものなのか、あるいは何社かあって、それぞれ話し合いでやっているものなのか、そこらのところはどうですか。 ◎資産税課長 物によって幾つか違うんですけれども、一番上の固定資産税電算事務委託はもう既に二十年以上やっておりますが、これは管財課の方での契約になります。匿名の随契ということで、管財課の方で契約をしております。  その下の方にございます、その次からですね。航空写真撮影ですとか、土地評価システム、これはここに書いてありますように、朝日航洋株式会社、下の方が東京製図と書いてございますが、当初、この業者を決めるに当たっては幾つかの業者を絞りまして、その中で朝日航洋を選ぶ。あと、この朝日航洋に決定した段階で、こういうものは前年度のものはことし、また、ことしのものは来年という形で、どうしても内容的に引き続きがあるものですから、内容も特に特殊性がございます。そういう関係で、随契ということで行っております。 ◆中里 委員  そうすると、こういう委託業務というのは、毎年同じ予算で、同じようにずうっとやっていくんだというふうな考え方で見ていていいわけですか。 ◎資産税課長 毎年ということでもないんです。というのは、評価替えが三年に一度ございます。そうなりますと、その評価替えにあわせて、初年度、二年度、三年度ということで、内容が少しずつ変わってまいるものですから、初年度、二年度、三年度の状況にあわせて見積もりをして、支払いということになります。それは今までも繰り返しておりますので、その辺の状況をつかんで予算計上しているという状況でございます。 ◆中里 委員  航空写真なんかの場合、いわゆる税を賦課するために、前の写真と新しいのを重ねてやるでしょう。この重ねてやるのは、三年に一遍という意味ですか。 ◎資産税課長 三年に一度やるのは、その下の土地評価システムなんかがそうでございまして、その上の航空写真撮影につきましては毎年やっておりますので、内容的には毎年同じ内容になってございます。 ◆中里 委員  つまり、先ほど言ったような毎年やるものについては、ぴたっとこの額でずうっとやっていけるものという形で予算化をする。ただ、予算化をするについては、年々の多少の違いもあろうかと思うので、見積もりとか、そういうものは先にとるんですか。 ◎資産税課長 そのとおりでございます。 ◆倉成 委員  ちょっと私からもお尋ねをいたします。  今回の資料の中でも触れていますように、高額滞納者の累積傾向が強まるということが、今の社会現象が反映しているわけでありますが、町田の場合の高額滞納者の額の占める割合といいますか、どこで線を引くかというのはありますけれども、どこかで線を引いていただいて、その占める割合、位置づけを明確に説明していただきたいのが一点。  もう一つは、この表現は適切かどうかということもありますけれども、超高額悪質滞納者というふうに、私なんかはそこまでは申し上げなかったんですが、そういう表現になっております。この件数と、そして額ですね。これは現状からいって、やはり不納欠損になる可能性を持っているのかどうなのか。そこらあたりの見通しといいましょうか、それもあわせて、この機会に説明をいただきたいと思います。 ◎収納課主幹 ただいまのご質問のことについてお答えします。  高額といいますと、最近、人数が大変ふえてまいりまして、滞納者数がもう既に一万二千人を超えております。そうした中で、三百万円以上を高額滞納者ととらえているわけですけれども、ことしの場合は百三十一名ございます。これの占める金額といたしましては九億九千万円ほどになります。百三十一名を合計しますと、九億九千万円ほどになります。滞納額の割合から見ますと、約三八・四%、四〇%近くの金額を占めております。  ご指摘のように、累積滞納者が大変多いです。確かに不動産の関係が主なんですけれども、この中で不動産業者関係者が占める割合が、百三十一人のうち、五十二名おります。その滞納額は、累積しますと五億三千万円に及びます。そういったことで、それらの方たちは新規──新規という言い方はおかしいですけれども、平成三年度からじゃなくて、それ以前より滞納を累積している。積み重ねになってしまっているというような状況でございます。  先ほどご指摘のありました超高額滞納者ということでございますが、これにつきましては、この方一人で市・都民税で一億五千七百万円抱えております。国税でいきますと、五億四千万円抱えております。このようにあえて悪質と申し上げましたのは、この方自身が国税の方にわざわざ電話を入れまして、五年間逃げ延びて、五年時効を待つんだ。それで本人は海外へ逃亡しています。とにかく国税と私たちと手を携えて調査しているわけですけれども、いかんせん捕まらない。そして、財産調査等も行いましたけれども、本人名義のものは一切なしということで、ほとほと参っている状態でございます。 ◎収納課長 若干訂正させていただきます。逃亡というふうに申し上げましたが、我々及び国税当局に住所実態をつかませないということで、しばしば海外へ出ておるというふうに訂正をさせていただきます。超高額といいますのは、私ども、今申し上げたような状況がありまして、表現では若干感情的なものが出ておりますが、実態としては、そういうことでございます。 ◆押田 委員  六十五ページの市税不申告加算金ということで調定額が出ていますけれども、市税不申告加算金というのは一〇〇%無申告だったという意味なのか。それとも例えば一例で、国税の申告の場合に年間所得一千万円。ところが、更正決定を食って、実際は七百万円隠し所得があった。それが表面に出てきて、更正決定を食って、その分、徴収されますね。国税が徴収されれば、都・市民税が、当然それに連動して徴収されるわけだけれども、そういうのも市税不申告加算金の中に入るのか。この市税不申告加算金というのは、どういうことなのか。 ◎資産税課主幹 私ども所管の税目で申しますと、申告による税が特別土地保有税、あるいは事務所・事業所税といったものがございますが、これはご承知のように、申告納税ということでやっていただいております。特に特別土地保有税のような税になりますと、例えばこれは表現が妥当かどうかちょっとあれなんですが、不動産業界の方だとか、いろいろございます。景気がこういう状況でございますので、なかなか申告していただけない。  あわよくばというような状況の中で、私どもとしましても、場合によると、こちらで決定していくという状況もあるわけでございまして、そういう場合には再三の催告、督促にもよらず、申告をしないという状況の中で、決定せざるを得ないというような状況になりますと、場合によっては不申告加算金を課すという状況になる場合がございます。私どもの税目ですと、そのようなことで、そういうケースもあるということでございます。 ◆押田 委員  その場合には、この過料がゼロなんだけれども、過料の中に入るというわけではないんですか。 ◎資産税課主幹 過料とは違いますね。 ◆押田 委員  この加算金は何件ですか。 ◎資産税課主幹 今、私が一つの例として、私どもの税目の場合に、そういうこともあり得るということでお話ししたものでございますから、全部で何件かというようなご質問でございます。その資料が、手元に不申告のケースを何件と控えておりませんので、ちょっと答弁しかねるんですが、そんな数ではないと思います。 ◆押田 委員  後で資料を出してください。 ○委員長 後で資料を出してください。 ◎資産税課主幹 わかりました。 ○委員長 ほかにございますか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって税務部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。                            午後二時二十六分 休 憩                             ─────◇─────                            午後二時三十三分 再 開 ○委員長 再開いたします。 △市民部所管部分 ○委員長 引き続きまして、認定第二号のうち、市民部所管部分について、一般会計及び国民健康保険事業会計を一括して提案者の説明を求めます。 ◎市民部長 それでは、ご提案がございました平成三年度一般会計並びに国保事業会計ですが、まず一般会計決算、市民部の所管のところからご説明をさせていただきます。  決算書三十三、三十四ページをお開きいただきたいと思います。  使用料及び手数料のところ、まず使用料です。総務使用料のうち、節区分の三番の忠生市民センター使用料から始まりまして、次のページ、木曽山崎センターまで並びに衛生使用料でございますが、健康福祉会館使用料でございます。各センターの使用料の関係でございますが、市民部の所管でございますが、前年度対比で一一・六%の増になってございます。  次が三十七、三十八ページをお願いいたします。  手数料のところで総務手数料でございます。この総務手数料のうち、一番の戸籍手数料から八番の印鑑登録証交付手数料です。六番の税務証明手数料だけを除きまして、諸証明と閲覧も一部総務なり税務部が入ってございますが、全体で見まして一四・六%、総務手数料は減額になっております。  次に、四十一、四十二ページをお願いいたします。  国庫支出金のところで、民生費国庫負担金の一番上段でございます。保険基盤安定負担金につきましては、国保税の四割と六割の所得に応じます減額措置がございますが、それに対します国庫補助金の計上でございます。これは三〇・九%ほど伸びてございます。  その下の衛生費国庫負担金は、老人保健事業に伴います各種事業に対しまする補助金の決算数値で、前年度と比べまして一二・四%ほど伸びてございます。  同じページの一番下の欄でございますが、衛生費国庫補助金です。市町村保健活動費補助並びに市町村保健対策推進事業費補助でございますが、それぞれ保健婦並びに下は各市町村の保健対策の推進事業に対しまする補助金の決算数値でございます。  次に、四十三、四十四ページ、一番上段でございますが、老人保健事業費補助でございます。これは同じく老人保健事業費のうちで、通常、老健事業というのは四十歳以上ですが、特に補助金ということで三十歳から三十九歳までの女性の子宮がん検診、乳がん検診の事務に対しまする補助金でございます。  次に、四十五、四十六ページをお願いいたします。  委託金でございますが、民生費委託金のところで中段にございます福祉年金事務委託金並びに基礎年金等事務委託金でございます。それぞれ福祉年金並びに国民基礎年金に対しまする収入の決算金でございます。  その下の労働費委託金、細かい数字ですが、これは国保の関係で日雇いの特例の被保険者に対しまする事務取り扱いの委託金でございます。  次の四十七、四十八ページをお願いいたします。  同じく都支出金のうち、民生費都負担金のところでは保険基盤安定負担金でございます。これは、国と都と比率は違います。先ほど申し上げましたが、国の方が二分の一で、都の負担金のところでは四分の一ということで、保険基盤安定負担金がここに決算額として措置されております。  その下の二番の衛生費都負担金でございますが、これは老人保健事業の負担金、二番で伝染病予防事務費負担金、それぞれ老健の事業につきましては前年度に対しまして一一%、下の伝染病につきましては五四・九%の減という形になってございます。  次に、同じく歳入で五十三、五十四ページをお願いいたします。
     衛生費都補助金でございますが、節の一番のところで救急医療対策費補助から始まりまして、そのページですと九番の母子保健事業振興費補助、並びに飛びまして十四番の訪問歯科診療事業費補助でございます。まず、救急医療対策費補助につきましては、救急医療業務に対しまする補助金並びに定期予防接種費補助は、三種混合とか、二種混合、ポリオ等、日本脳炎につきましては日本脳炎の接種、それぞれ事業に対しまする補助金の決算数字でございます。  次が五十五、五十六ページをお願いいたします。  一番上の健康まつり事業費補助、これは健康課でやっております健康まつりの事業費補助、先ほどの保健事業に関しまする補助金でございます。  中段の商工費都補助金は、担当としては消費生活課が担当しておりますが、貯蓄奨励事業として、計画的な生活設計等をやっている団体等に対しまする育成に対する補助ということで、これは元年度も二年度も定額で、同じ補助金でございます。  次が五十七、五十八ページ、三番の委託金でございます。  総務費委託金のうち、六番の米穀流通改善対策費委託金並びに七番、八番、九番の住民基本台帳人口調査委託金で、これはそれぞれの取り扱い事務に対しまする委託金でございます。  六十一、六十二ページをお願いいたします。  十二番の財産収入でございますが、財産貸付収入、土地建物貸付収入でございます。二千四百七十万九千七百七十八円の決算数値のうち、市民部の所管が八万九千二百八十円入ってございます。  利子及び配当金でございますが、これは高齢者の貸付金の資金の利子運用等、また、年金の印紙購入の基金の利子等の購入で、このうち、国保で十七万六千百九十二円、年金関係で百九十三万六千六百二十四円が、この利子配当金に市民部の所管で入ってございます。  財産売払収入の二の物品売払収入のところでございますが、決算額の一億二千八十四万九千三百八円のうち、十五万円だけが市民部の所管でございます。これは家計簿の売り上げの分でございます。  その次が六十七、六十八ページ、六の雑入のうち、弁償金でございますが、この一千六百五十万五千九百二十六円のうち、市民部の所管が六千百八十円、これは自動車の臨時運行の許可番号をなくした場合に弁償していただきますので、六千百八十円だけがこの中に入っております。  下から三行目の五番の国民年金印紙売捌手数料はすべて市民部の所管で、国民年金の印紙の売りさばき手数料としてここに計上してございます。前年度に比べて二六%ほど伸びてございます。  次が六十九、七十ページのところで、八の雑入のうちの雑入ですが、これにつきましては、ご配付してございます一覧の中に、それぞれ市民部の所管が入ってございます。  それでは、次に、歳出に移らせていただきます。  八十七、八十八ページをお願いいたします。  支所・市民センター費でございますが、支所・市民センター費では、各支所業務並びにセンター業務、合わせて十二の施設等の維持管理を初め各支所の事務にかかわる経費で、特に平成三年度におきましては、鶴川市民センターの駐車場用地の購入とか、忠生市民センターの大規模改修、それぞれ備考欄に書いてございますが、小山センターの新築設計費等が含まれております。人件費を含めまして、支所・市民センター費では二八・四%の減になっております。この二八%ほどの減ということは、二年度におきましては小山センターの用地とか、玉川学園文化センターの増改築、初度調弁、木曽森野センターの初度調弁等が措置されておりましたが、それらが減になりましたので、全体では二八%ほどの減になっております。  次の八十九、九十ページまで、支所・市民センター費でございます。  同じく、八十九、九十ページのところで交通安全対策費でございます。これは交通災害共済の関係ですが、事務費的に幾らか市民部の所管が入ってございます。まず旅費では、四万二千六十円のうち、一万五百八十円が市民部、需用費一千百二十六万百八十円のうち、消耗品関係でございますが、七万九千四百四十四円が市民部の所管でございます。  そして、次の九十一、九十二ページに移っていただきまして、同じく交通安全対策費のうちの十九番の負担金補助及び交付金ですが、一千九百万七千六百円のうち、年金の関係では一千五百九十八万三千六百円、これにつきましては公費負担で掛けてございます掛金がここに措置してございます。その決算数値でございます。  次に、九十五、九十六ページをお願いいたします。  三の戸籍住民基本台帳費でございますが、これにつきましては行政の基本となります人口、戸籍、印鑑等の登録または公証、関知に関する経費で、前年度と比べて人件費を含めて五・六%の増になってございます。  外国人登録費も同じ意味合いの、外国人登録に関しまする経費が、その下段のところにそれぞれ措置してございます。  次が百十七、百十八ページをお願いいたします。  一番上段でございますが、国民健康保険費ということで、これは国民健康保険事業会計への繰出金の一般会計からの措置のところでございます。前年度に比べまして約五〇%、四九・八%ということで減額になってございます。  次に、百二十七ページからをお願いいたします。  国民年金費の国民年金総務費から、次の百二十九、百三十ページにかけまして、国民年金につきましては、福祉年金とか、基礎年金の適用、保険料の徴収、年金の給付等にかかわる経費で、ここも人件費を含めまして一三・二%の増となってございます。三年度末現在では、被保険者数は一号、三号で約九万八千人ちょっとでございます。受給権者が一万七千七百人ほどでございます。それらに関しまする経費の決算数値でございます。  同じ百二十九、百三十ページから始まります衛生費のうち、保健衛生費、まず保健衛生総務費が次の百三十一、百三十二並びに百三十六ページまでかかってございますが、衛生費の保健衛生費のうち、特に市民部の所管は保健衛生総務費、そして予防費並びに母子衛生費で、保健衛生総務費で八・六%、予防費で一四・六%、母子衛生費で五・八%、それぞれ事業量の増に伴いまして、決算数値の前年度対比でそれだけ伸びてございます。  次が百五十一、百五十二ページをお願いいたします。  細かい数字ですが、労働費の労働諸費のうち、需用費で二十万四千六百八十八円とございます。このうち、市民部の所管が二万九千九百八十四円、これは歳入のところで申し上げましたが、特定日雇いの被保険者に対しまする事務費でございます。  次が百五十七ページ、百五十八ページから、次の百六十ページのところですが、消費者対策費でございます。これは、消費者活動に対しまする報償費を初めとするそれぞれの事務的な経費でございまして、全体額でも九百四十三万八千円という数値でございますが、前年度対比では八・八%ほど伸びてございます。消費者行政に対しまするそれぞれの経費の決算数値でございます。  引き続き、国民健康保険事業会計の方の説明をさせていただきます。  まず、二百五十三、二百五十四ページをお願いいたします。  平成三年度の国民健康保険事業会計の決算につきましては、歳入額につきましては前年度に比べて一・五%増の百十七億二千二百六十四万九千八円、一方、歳出につきましては二・一%増ということで、百十二億八千九百七十八万六千円で、差し引き四億三千二百八十六万三千円の実質収支の数値となっております。これは前のページの二百五十二ページに書いてございます。  主な内容、理由といたしましては、歳入面では、税制改正を含めまして、保険税が前年度に比べまして一一・九%増加しております。反面、歳出におきましては、保険給付費が前年度比では五・五%増加しております。並びに、老人保健拠出金が精算確定等によりまして六・八%減少した結果、今申し上げましたような決算数値にそれぞれなってございます。  ごく概略でございますが、説明については以上で終わらせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆盛永 委員  国保について、細かい数字じゃなくて、それとも関係で、国保は全国的に財政赤字で大変だと思いますけれども、町田も全くそのとおりだと思いますが、この財政を立て直すためには、正直のところ、どうすればいいかということで、担当者は、行政側の方は将来展望を含めてどうあるべきであるというふうな見解を持っておられるのか、ひとつ聞かせていただきたいと思います。  今、取り急ぎちょっと資料を見たんですけれども、もう一点は、成果に関する説明書の百八十一ページに徴税費、収納率七六・三九%、これは一般保険者分の収納率が一〇〇%じゃなくて、七六・三九%しか九一年度は保険税をもらえなかったという意味でしょうか。だとすると、随分低いなと思ったんですが、その点もひとつご説明いただきたいと思います。  前半は大きな問題だと思いますけれども、部長、何か見解があれば、いや、保険料を上げれば直るとか、国の補助をふやせばいいとか、それはざっくばらんな議論をしていらっしゃると思いますが、行政、担当者の皆さんは、東京都も含めてどういう議論をしているのか、ご見解をお聞かせください。 ◎市民部長 それでは、まず国保財政全般的な将来見通しも含めてということで今お話があったわけであります。確かにご指摘のとおり、国保財政につきましては、こういうことを言っていいかどうかわかりませんが、割と低額所得者が対象という部分が一つございます。これは二点目の徴収率等にも影響してくるわけなんです。  一つは、やはり今、一般的に決算状況等で、この資料はお手元には行っていないと思うんですが、被保険者の内容が一般の部分と特に高齢者、高齢者医療は老人保健医療でそちらに拠出制度をとっているわけです。やはり内容構成からいきまして、年々老人、いわゆる高齢者、老人保健医療の対象数がふえてまいります。逆に一般の、いわゆる働いていて、保険料を払う能力のあるところの人が減っていて、その部分が年次的に高齢者医療の、老人医療に移っていくという傾向がずうっと出てまいる。特に高齢化社会を迎えた場合には、それがだんだんと出てくると思います。  こうしたときに国の方でも、それぞれ老健法の改正等をやっておりますが、市におきましても、前年度におきまして保険税の改正等を行わせていただいてございます。そういうことで今回は、繰越金は出ておりますが、全体的な数値から見ていった場合には、やはり内容的に、医療費等のアップもございまして、医療費そのものも年々増高してございます。そういうことで厳しい。かといって、それを単にすぐに料金に転換することが正しいのかどうかということは、十分議会のご審議を経た上で検討していかなきゃいけないと思うんですが、一つは、今言った中で、単純に見まして、高齢者医療が一般の若い人の医療費と比べて五倍くらいかかっております。  ちょっとできるのが遅かったので「町田市の国保」なんかを後でまた参考にして見ていただければわかりますけれども、この中で一般の部分、いわゆる若人と言っていますが、七十歳以上の高齢者の部分と若い人、国保の制度として、あと退職者医療費というのがございます。これは一般の勤めていた人が退職後、十年間、七十歳、老健に至るまでの人が該当になってくるわけですが、それらの三口に分かれているわけです。  その医療費を見た場合には、若人のところでは、三年度の決算数値で見ますと、年間の医療費が十一万二千円ちょっとですね。これが老健になりますと五十五万八千円、五十六万円近くなります。こういうところで人数も対象者も多くなる。医療費も上がってくるということになりますと、その辺を十分今後も検討材料の一つとして、その中で保険税をどう持っていくのか。国の方にも、全体の中として、どのような形で国庫補助について見ていってもらうかということは、今後十分検討していかなければ、この医療費につきましてはなかなか難しい部分があると思います。  ただ、先ほどちょっと申し上げましたが、老健法等の改正で、今まで老人保健医療事業会計の拠出金ということにつきましては、いわゆる保険者から拠出するのが七割、あと、国については二割、都と市が〇・五割ずつということで、一応一〇〇%の拠出内容になってございます。特に老人等につきましては、本年改正がございまして、各政府管掌の保険とか、組合健保なんかの保険もございますが、やはり老人を抱えている保険というのは国保が一番大きいわけです。そういうところで案分、これは前回もちょっとご説明したと思うんですが、拠出額の案分等につきましても、一〇〇%、同じ率で持っていくんだということで、老人保健医療事業会計等の経年措置といいますか、補てんを図っているわけなんです。そのような制度改正も、今後また、全体的に国なんかも検討はしていただけると思いますが、それらの推移を総体的に見た上で、国保会計は運営していかないとなかなか大変ではないかと思います。  ちょっと私の方から徴収率の関係で、確かにご指摘のとおり、徴収率が落ちております。私どもは、国保の徴収率につきましては、厳しい財政の中で非常にやりくりしておりますが、たまたま三年度につきましては、ちょうど自庁電算処理ということで随分事務的に食われてしまいました。それと同時に、これは市税なんかと同じような傾向にあるかどうか知りませんが、景気の低迷ということで、保険税の納付が、それなりに税と同じように滞納整理ということに力を入れているわけです。やはり全体的には、税がこのような形で落ち込んだということで、三年度につきましては、今検討はしているわけなんですが、自庁処理の一部電算化に伴いまして、事務の再配分ということで、担当なんかも来年度につきましては見直していって、徴収専門のような担当をつくらなければ、これについてはますます滞納額がふえてくる懸念もございますので、徴収専門の担当をつくった上で徴収率のアップに心がけていきたい。現行の徴収率は、ご指摘のあったとおりです。 ◆盛永 委員  長期未納者の医療給付状況は、この九一年度はどうだったのか、ご報告をいただきたいと思います。保険料を払わなくても、やっぱり病気はするし、お医者さんにはかかっていらっしゃるかと思います。それらの救済策は必要ですけれども、実態はどうだったのか、ご報告いただきたいと思います。 ◎市民部長 これは医療費に絡むことですが、本来ならば、滞納している人には保険証を出さないよと言えれば一番大きな効果があるかもしれません。とかく健康保持から生命にかかわることですので、未納者に対して保険証の給付をしないということはなかなか難しいわけなんですが、そういうデータがとってありますかどうか、長期未納者に対する給付費がどうなっているかということは、国保課長、その辺、わかりますか。 ◎国民健康保険課長 長期病気で、しかも滞納があるからといって、特別その方に保険証をどうこうするということもございませんし、給付の方は普通のとおり給付をしているとご理解いただきたいと思います。 ◆盛永 委員  ちょっと不勉強ですけれども、適法だから、それは許されていると思うんだけれども、それはもちろん適正、適法であるわけですね。 ◎国民健康保険課長 はい。 ◆盛永 委員  あと、高額医療、去年は七千三百件に五億三千五百万円、一人当たり六十万円ぐらいですか。いずれにせよ、これは平均ですから、高額医療の最高は、どういう病気でどうだったのか、状況をご報告してください。 ◎国民健康保険課長 過日も議案説明のときにご質問がございました件ですけれども、大きいのでは二百万円ぐらいがあります。それ以上の方もございますけれども、平均的には二百万円ぐらい。病気としましては、非常に高額になる方というのは合併症といいますか、いろんな病気がミックスしておりまして、一概にどういう病気だということが言えないんですね。レセプトも見ましたけれども、一枚のレセプトの中に一番から二十番ぐらいまで番号が振ってございますが、その中でどれがメーンかということが言い切れないほど合併症といいますか、いろんな病気を持っておられるというのが多いようですね。そうとしか申し上げられないんですが……。 ◆盛永 委員  そういうことで国保は、それこそいろいろな問題を抱えているわけですが、とりわけ三多摩、近隣市と組んで東京都や国に、制度改革並びに制度内での財政援助の増額等の運動もやっておられるんじゃないかと思います。去年は、三多摩のそういう団体で、どういうことをやられたのか、ご報告いただきたいと思います。 ◎国民健康保険課長 まず、市長会の方でやっていただいているということと、国保協議会というのがございまして、この国保協議会というのは、東京都市国保連絡協議会と言うんですけれども、これは傘下が都下市町村全部でございます。それで事務局がございまして、そちらの方で財政対策部ですとか、それぞれの専門部がございますけれども、特に国や都に対しては、当然のことながら国の補助金、都に対しては都の補助金の今まで以上の補助をお願いしたいというようなことで要請をしているというのが現状でございます。 ◆盛永 委員  結果は……。 ◎国民健康保険課長 結果としては、対前年をやっと確保していただいているということでございます。 ◆押田 委員  国保の関係についてなんですけれども、これはたしか去年、国保税を値上げしたんですよね。それで、今、盛永委員がおっしゃったように、いわゆる国保の健全財政というものは古くして新しい問題なんですが、一般会計からの繰出金というか、この企業会計からの繰入金が六億三千万円ということですね。これに関係してちょっと見解をお聞きしておきたいんですけれども、今いみじくも部長がおっしゃいましたように、所得が多くて健康に恵まれて、いわゆる労働力、能力が最高のときには組合健保で、定年を迎えて高齢化して所得が落ちて、医療費がかかる段階になって国保だという形ですね。  それと同時に、この内訳を見ますと、いわゆる所得割、資産割が非常に多いと思うんですね。率直なことを申し上げて、個人経営だとか、いわゆる農家のように土地があったりなんかしますと、一般国保の対象者から比較した場合に相当の高負担になってくるんじゃないかと思うんですけれども、繰入金の六億三千万円を見ますと、昨年の場合にはちょっと値上げ率が高過ぎたんじゃないか。先ほど対前年比一一%の伸びだとおっしゃいましたけれども、たしかあのときの説明では、十二億円から十五億円、一般会計から繰り出ししないと国保財政がもたない。対象者が、たしか市民全体の二三%ぐらいですか。そうすると、行政のバランスを欠くから、国保は増税するんだ、値上げするんだという説明だったんですね。  ところが、六億三千万円というのは、今までの事例からいきますと、非常に低い数値だと思うんです。だから、値上げしなければ、十二億円も十五億円も繰り出ししなければ、健全財政は保てないからということで値上げしたんですけれども、その見返りとして、財政当局から見ればいいことかもしれませんが、一般会計からの繰り入れが六億三千万円で少な過ぎる。ということは、逆を言えば、値上げ率が高過ぎた。こういう結果が、この決算の数字を見て、いみじくも示していると思うんですが、いかがでしょうか。 ◎市民部長 確かに決算数値を見られると、ご指摘のとおりのことが出ていると思います。ただ、一つは、医療費等が、先ほどちょっと老人医療費の拠出金等につきましても、拠出割合が国保にばかり比重がかかっていたものを、その他の組合健保等も含めた形で、国保にばかり重荷を負わせないというところで支出の削減というか、いわゆる国保会計が全額持つということのないような制度もとられた部分もございます。  もう一つは、これはことしの一月からなったんですが、それも老人医療費のうちなんですが、従来よりも、いわゆる一部負担が多少変更になってございます。そういうところで老人医療費の拠出金等が、前年度当初に予想したよりも伸びが低く抑えられるということが一つあるということですね。医療給付全体については、その他もろもろのものがあると思いますが、結果的に見ては、今、拠出金が六億円で済んでいて、保険税の値上げが過ぎたのではないかということが出るかもしれません。  私の方は、あくまでも六億円にとどめるということが本来の目的でなくして、これは内部的な話なんですが、最低一つの基準として、国保会計は他市のそれぞれの国保会計への繰出金の比率等を見て、なければ自助努力はするわけなんです。最低十億円の線はいつも確保してほしいということで、たまたま決算数値ではこうなっていますけれども、上げたと言えば、そういう見方が指摘される部分があるかもしれませんが、歳出の部分で抑えられた部分があるということも一面にあると思いますので、ご理解をいただければと思います。 ◆黒木 委員  国保と年金の関係になるんですが、国保税の納め方、前回も決算委員会のときにこちらでお話ししたかどうかわからないんですけれども、郵便局での収納方法について進展があるのならばお聞かせいただければ、税務の方では進展があったようなお話もお聞きしましたので、ひとつお願いします。 ◎国民健康保険課長 今のお尋ねの件でございますが、今まで検討しておりまして、市税と同じように郵便局の取り扱いは、来年の四月から取り扱いできるようにいたしました。年金もしかりでございます。 ◎国民年金課長 ちょっと補足いたします。  確かに今までもできたわけですけれども、手数料等の負担は、それぞれの市民負担であった。納税者負担であったのが、その負担を行政側が負担して、納税環境を整えていこうということに決定いたしました。ここで東京郵政局とも契約が終わってございます。 ◆黒木 委員  そうしますと、来年度分から銀行等で支払うのと同じように、納付書を持っていけば、すんなり収納していただけるというようなことでしょうか。 ◎国民年金課長 はい。 ◆黒木 委員  もう一件なんですけれども、小山センター、大分進んでいっていると思うんですが、小山センターの古い建物については、現在、管理は市民部の方だと思いますので、将来的な小山センターをどうしようという話は何か出ているのかどうか。つまり、そんなに古いものではないんですけれども、町田である木造の学校として使われた建物は、あれ一校しか残っていないようですので、何か残そうというような運動があるのかどうか。また、あれを壊してしまって、何かに土地を利用するのか。その辺の何かがあればお聞かせください。 ◎市民部長 小山センターにつきましては、一応実施設計までいきまして、来年度、建設費の方を債務負担でということでお願いするわけなんですが、たまたま今、ここに議会事務局長がいらっしゃいます。局長が部長のころ、あの用地を努力してお寺さんから買っていただいたわけなんですが、現施設が残っている方は未買収の地域で、プールのある方だけが半分、町田市がこちらの半分を買収させていただいているということで、そこをプール等を取り壊した形で、あと、センターをつくるということで、それについては事務的には今検討を進めております。  あくまでもまだお寺さんの用地のところに建っております建物については、現段階では地元の方でも、建設委員会等で話をして進めてきたわけなんですが、そういう中でも旧建物についてということは何も話は出ておりません。──済みません。用地買収の際のお約束として、お寺さんの方に、取り壊して更地にして返していただきたいという条件で半分をお譲りいただいたということになっているそうです。 ◆黒木 委員  ここで話す内容じゃないかもしれないんですけれども、ああいう形の建物が町田に一つしか残っていない。昭和三十年代に建てられた学校の建物だそうですけれども、その辺を保存するような話とかいうのが今後出るのかどうか。そういう運動も出ているようなうわさも聞いたんですけれども、今のところだと、それを壊す話がいつごろ予定されるのかどうか。その辺も見通しがあるなら、お聞かせいただければと思ったんです。 ◎市民部長 あれは債務負担事業として、これから五年から七年、二年半ちょっとかかると思うんですが、その間は、どうせ新しい施設ができるまでは、当然、現設設をそのまま利用させていただくことになると思います。ただ、内容的には、中身が全部センター利用ということで相当内部改装をしちゃっております。  ですから、机とか、いす、そういう学校として使っていたものが全くありませんので、例えばこれを教育委員会の方に相談をするのか、地元からそういう声が出るのか、今のところ、そのことについて、私の方には耳に入ってきておりませんけれども、前段でお話し申し上げましたとおり、お寺さんには更地にしてお返しするということなので、更地にする場合に、その取り壊した建物をどうするかということは、これからそういう声が出てくれば、それなりに行政側としても考えていかなければいけないのではないかと思います。ただ、どこへ移築するかという問題も出てくると思いますけれども、ちょっと現段階では何ともそれは……。 ◆黒木 委員  そういうことで、今からああいうのをつくるというのはもう不可能なことですから、もったいないなという話なんかも出ていたということなので、今のお話で様子はわかりました。ありがとうございました。 ◆倉成 委員  保健医療計画についてちょっとお尋ねをいたしますが、あれは中間報告だったでしょうか、いただきまして、一通り目を通させていただいているんです。それに基づくところの高齢者の医療対策の検討委員会、救急と市民病院と三つのそれぞれの検討委員会が、この年度の中で発足しているはずですね。その進捗状況といいますか、そして果たしていつからそれが具体的にその内容で踏み出していこうとしておるのか。そこらの今検討している状況と今後の見通しについての説明をいただきたい。 ◎市民部長 お話のございましたとおり、三年度につきましては、今の三委員会をずうっと進めてまいりました。ここで、今年度になってから答申が一部出されたのが救急医療の関係でございます。救急医療につきましては、今の町田市の救急医療体制につきましては、この決算数値の中にも出てございますが、市内の救急指定をとった病院が八院ございます。これにつきましては、ほかの市にはないような二十四時間体制で、休日と平日の夜間等を含めて交代制でやっていただいてございます。  そういう中で、今回の答申の三委員会、市民病院の将来構想の関係、救急医療と高齢者医療対策、この問題のうち、救急医療対策だけにつきましては答申が出たんですが、その答申の骨子といたしましては、今の救急体制のほかに、やはり情報提供も含めたような振り分け機能を持たせた急患センター、いわゆる救急があった場合に、直ちにそこへ駆け込み、そこでその病状によって市内の病院なり、お願いしている近隣大学病院にお願いするというような振り分け機能とか、情報の提供とか、そういうものができるような急患センターを設置しなさいということと、もう一つ、それができるまでの間は、今、一番要望として叫ばれている小児救急ですね。この小児救急等について、前段にまず始められるようにというふうな答申の骨子になってございます。  これらにつきましては、既にその答申の内容につきまして、医師会の方と協議を現在進めております。ただ、急患センターにつきましては、市の方の考えといたしましては、答申にも出ておりますが、医師会の方にお願いをするということも出ておりますし、特にそれができるまでの小児救急につきましては、今、小児の先生が非常に手不足で困っているというような現状もありますので、どうしても小児救急を何とか始めるということで、一つは、あくまでも各医院でやっていただくのは一次救急ということで、入院等を必要とするような救急患者については、それなりの受け皿ということで、やはり二次医療の要望が、町田市には市民病院があるので、市民病院で何せそういう体制をとっていただきたいということで今話が出ております。いずれにしても、答申の出されたものにつきましては、医師会にもご提示申し上げて、医師会もこちらと一緒に検討を進めてございます。  高齢者医療の関係でございますが、当初は高齢者医療対策検討委員会ということで、高齢者医療対策をこれからどうしていくかということをやったわけなんです。ここで国の方から示されたわけなんですが、高齢者については、特に福祉とのタイアップということで、今度は本年度中に──来年にかけて高齢者の保健福祉計画というものも各行政がつくることになっております。そういうことで高齢者医療対策だけでなくして、いわゆる老人の保健福祉計画にもタイアップできるような内容も含めた形で、そのまま現在検討を進めてございます。  もう一つ進めているのは、市民病院の将来構想でございますが、これはまだまだ、現在、市民病院の現状を調査したり、今後、町田市の場合に将来の人口推計とか、高齢者の割合とか、そういうものを見た上で、どのような市民病院、また、他の医療関係でどうしても市民病院に圧倒的な期待といいますか、市民病院の充実というのが出てまいりますので、市民病院の将来構想についてはじっくり時間をかけてやっていかなきゃいけないということで、今検討している最中でございます。 ◆倉成 委員  概略はわかりましたけれども、最後の市民病院の将来構想の検討委員会は、この年度では二回しか開いていないんですね。それで、言うならば、一体いつ検討委員会が結審するのか、終わるのか。そこらあたりのめどを持った上で臨んではいるんでしょうが、そこらのスケジュールはどうなっていますか。 ◎市民部長 当初、町田市の保健医療計画、全体計画が一応答申として示されているわけなんですが、その中では下部組織的な個々の市民病院とか、病診連携とか、高齢者医療とか、救急医療とか、それらの対策委員会は、大体二年間ぐらいを目安にということで、それぞれの各委員会をスタートさせているわけなんです。市民病院の場合には、担当の私の方としても、今、実際に先生方に、これは学識から始まって医師会の先生方、市民の代表の方にも入っていただいていますが、やはり市民病院のただ建物、箱物だけではなくして、診療体制を含めて内容がどうあるべきかというものを含めてやっています。  ただ、基本的には二年間ということなんですが、事務サイドとしてもなるべく早く進めたいということで、あとはやった場合に、基本的にはどこへ建てるか。今のところへその改築するのか、移転新築するのかというところは、これから十分詰めなくちゃいけないわけですが、そういうことも含めた形が、基本的には一番お金のかかる問題が出てまいりますので、ただ、検討としては、こうあるべきだという内容のものについては、私どもは早目に出していただきたいということでお願いはしてございます。 ◆倉成 委員  市民病院ですけれども、所管の環境企業常任委員会で市民病院の決算なりというのを論議すれば、この検討委員会待ちだという話になるわけですね。ここにげたを預けたような格好になっているわけですよ。そして、二年目というと、ことしが二年目になりますかね。外からの眺めている限りでは、蝸牛の歩みとでもいいましょうか、果たして期待どおりの答申ができ上がっていくのかどうなのかという心配もあるんですが、それはことしじゅうにまとまって報告されるということでよろしいですか。 ◎市民部長 事務局としては、一応その予定でしておりますが、二年間というと、三年の十二月にスタートしていますので、来年の十二月まではあるんですけれども、一応事務担当としては、今年度中に何とか形のものが欲しいということで言っていますが、先生方にお願いしていることですので……。 ◆倉成 委員  ぜひピッチを上げてください。 ◆中里 委員  決算書の百三十四ページなんですけれども、予防費ですね。今いただいた説明書にページが振っていないんですけれども、後ろから四番目のものがこれに該当する説明書かと思います。これとどうやって合わせたらいいのか、今見ているんですが、それの考え方。  説明書で見ていきますと、予防接種委託、医師会に委託をしているわけですけれども、予防接種委託というのがあって、それぞれ予防接種の委託がまた出てくるわけですが、これはどういう考え方でこういうふうに分かれているのか。 ◎健康課長 前段の予防接種委託といいますのは集団接種でして、小中学校のインフルエンザですとか、あるいは日本脳炎等が主なものですけれども、そういうところに派遣していただいたときの委託料が、この予防接種委託の方です。それぞれ麻疹の予防接種ですとか、新三種混合、インフルエンザと書いてありますけれども、これの方は個別接種といいまして、病医院の方に行っていただいたときに、一件当たり幾らという単価契約でお支払いをする。  ですから、上の方は先生の出動の委託料で、下の方は接種に対する経費ということです。だから、集団と個別と違うということです。 ◆中里 委員  そうしますと、いわゆる小中学生はここでやるから、ほかの個別のものは小中学生以外という意味ですか。 ◎健康課長 大体接種年齢に対しましては、そういうことです。 ◆中里 委員  決算書で備考に説明が書いてありますね。これはこっちは、どういうふうに合っていくんですか。決算書の百三十四ページの備考に、予防接種医師委託等々ずうっとありますね。これとこの説明書と、どうやって合わせていくのか。 ◎健康課長 この説明欄では、必ずしも全部の委託料は載っておりませんで、一番下に外十二件と書いてございます。ですから、ここの説明欄以外にも、まだほかに十二件委託料があるということです。 ◆中里 委員  この説明書に書いてあるものは全部という意味ですか。 ◎健康課長 そうです。 ○委員長 ほかにございますか。
      (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって市民部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。                             午後三時三十分 休 憩                             ─────◇─────                             午後四時四分  再 開 ○委員長 再開いたします。 △経済部所管部分 ○委員長 引き続きまして、認定第二号のうち、経済部所管部分について、一般会計及び駐車場事業会計を一括して提案者の説明を求めます。 ◎経済部長 それでは、最初に歳入の方からご説明申し上げたいと思います。  決算書のページ数で四十三ページ、四十四ページの一番下段の方に第五目で労働費国庫補助金がございますが、これが経済部関係の補助金でございます。  続きまして、五十五ページ、五十六ページをお開きいただきたいと思います。  都補助金の中で、農林費都補助金の節のところで、二番から七番までが経済部の管轄でございます。そのうちの五番におきます都市地域農業生産団地育成事業費補助につきましては、通常言う特産化五千万事業でございます。平成三年度の分といたしましては、南地区のハードの分、五千万円に消費税分百五十万円を加えまして、五千百五十万円の二分の一、鶴川地区におきますソフト分の百万円の二分の一、五十万円がこの中に含まれております。  続いて、節の七番目、多摩島嶼地域営農集団育成事業費補助につきましては、これは調整区域における特産化の事業ということで、鶴川地区の西部地区を対象といたします部分でございます。平成三年度におきましては、ソフト部分の百万円に消費税を三万円加えた百三万円の二分の一、つまり五十一万五千円が歳入となっております。  次のページをお開きいただきたいと思います。  上段にございます労働費都補助金、これが経済部の管轄でありまして、勤労者互助会に対する都の補助金でございます。額にいたしましては、国の補助金が七百五十万円でございましたので、その二分の一が来ているわけでございます。  続きまして、六十五ページ、六十六ページをお開きいただきたいと思います。  三番にあります貸付金元利収入のうちの節の六番目、融資事業貸付預託金元利収入でございます。七億五千六百三十八万二千七百四十八円ございますが、このうち、預託金の元金が七億二千三百万円でございます。したがいまして、差し引きいたしますと、三千三百三十八万二千七百四十八円が利子分ということになるわけです。  以上が歳入でございます。  歳出へ入らせていただきたいと思います。  ページ数にいたしまして百四十九ページ、百五十ページ、第五款の労働費でございます。主なところをご説明申し上げたいと思います。  節の八番で報償費が書いてございますが、これは新規就職者の激励大会における記念品並びに技能功労者等の記念品代でございます。  次の百五十一ページ、百五十二ページでございます。  十四番の使用料及び賃借料でございますが、これは今申し上げました新規就職者の激励大会におけるバスの借上料そのほかといたしまして、入場料がこの金額に含まれております。  十九の負担金補助及び交付金につきましては、一番大きいのは勤労者互助会に対する補助金が二千百二十五万円、この中に含まれておりますほかに、中退金、特退金に対する補助金等でございます。  次に、第六款、一番下へ行きまして、農業振興費でございます。  次のページをお開きいただきたいと思います。百五十三ページ、百五十四ページでございます。  報償費につきましては、農業協力員百三人に対する謝礼金並びに農業基本構想の策定委員の謝礼、「太陽と緑の祭典」の品評会の入賞者の記念品等がこの中に含まれているわけでございます。  十一の需用費の中で消耗品費百二十一万四千二百十円でございますが、主なものとしては特産化推進PR用の袋の消耗品、並びに柿ワインをつくりましたときの消耗品等がこの中に含まれております。一番下に書いてあります印刷製本費百六十八万七千二百九十五円のうちの主なものは、昨年度、生産緑地を申請する受け付けに利用いたしました地番図でございます。  十三に行きまして、委託料の外八件とっておりますが、その外八件の内容につきましては、ふるさと農具館の設計料、監理料、柿ワインのラベルの作成料、柿の集荷調査料等々が、このその他の中に入っているわけでございます。  続きまして、使用料及び賃借料でございますが、ふるさと農具館の敷地千七百三十一平米の借上料でございます。そのほか、レンタカーの借り上げが多少含まれているわけでございます。  十九の負担金補助及び交付金の一億六千三百七十四万六千二百三十三円につきましては、南多摩農業共済一部組合の負担金のほか「太陽と緑の祭典」の負担金、利子補給の負担金等々でございまして、細かくは施策の成果の八十四ページから八十七ページに具体的に書いてございますので、ご参照いただきたいと思います。  次のページに入らせていただきたいと思います。百五十五ページ、百五十六ページでごす。  畜産費の中で十一、需用費、消耗品費が百三万四千百二十円計上されておりますが、これは畜舎の消毒用の薬剤費でございます。  十九の負担金補助及び交付金でございますが、これは都の歳入にもございますように、ふん尿処理施設の改善費の補助でございます。そのほかといたしましては、家畜伝染病予防接種の補助事業等に対する補助金でございます。  五番の農地費の中で、十一、需用費のところで修繕料が二百四十一万六千八百九十五円ございますが、これは鎧堰、亥の堰の修理ほかでございます。  委託料につきましては、真光寺川の測量調査の委託でございます。  工事請負費につきましては、井ノ花堰の修復工事費でございます。  次に、第七款、商工費に入らせていただきたいと思います。  第二目の商工振興費、一番下に書いてあります報酬百七十六万八千円につきましては、中小企業融資審査会の委員の報酬でございます。  次のページに移ります。百五十七ページ、百五十八ページでございます。  十一、需用費の中で、修繕料が二百十七万七千三百十七円ございますが、これは商工会議所の排煙口の修理が主なものでございます。  十三の委託料でございますが、外六件と書いてございます。外六件につきましては、商工会議所の建物の管理委託料、ハイキングガイド作成委託料、さくらめぐり作成委託料、融資信用調査委託料、来街者の動向委託料等々が、このその他の中に含まれているものでございます。  使用料及び賃借料につきましては、商工会議所の敷地三百八十五・五平米の借上料でございます。  次の十八、備品購入費につきましては、軽自動車の購入費並びにビデオカメラの購入費等がこの中に含まれております。  十九の負担金補助及び交付金一億六千三百二十九万五千八百七十二円のうち、主なものは商工会議所への負担金が五千四百八十四万七千円、中小企業融資の利子補給並びに商店街近代化の融資の利子補給を含めまして五千五十六万七千円、その他さくらまつりの負担金が三千二百万円含まれておりまして、そのほか細かいものにつきましては、施策の成果八十九ページ、九十ページをご参照いただきたいと思います。  二十一の貸付金でございますが、これは歳入でも申し上げましたように、中小企業の融資の預託金でございます。  続いて、駐車場会計に移らせていただきたいと思います。  三百三十四ページをお開きいただきたいと思います。  町田市駐車場事業会計実施収入収支に関する調書がございます。歳入の総額が一億五千三百二十七万八千円、歳出総額一億五千二十九万三千円、差し引き二百九十八万五千円を翌年度へ繰り越すものでございます。  内訳についてご説明申し上げたいと思います。三百三十七ページ、三百三十八ページをお開きいただきたいと思います。  第一款、使用料及び手数料でございますが、これは車の駐車場でございます。平成三年度は、延べ年間駐車台数三十一万五千五百七十五台とまっているわけでございまして、これは昨年と比べまして二万二百六十四台ふえたことになっております。率にいたしまして六・八%の増でございます。一日平均にいたしまして、八百六十七台とまった計算になるわけでございます。その収入が使用料及び手数料の額に入っているわけでございます。  二番へ行きまして、繰入金、一般会計からの繰入金百六十九万三千円でございますが、これは建設省から資金の借り入れをしたときに、その利息分の相当額の八十五分の十五を一般会計の方から繰り入れろという条件になっております。その条件に基づきます繰入金でございます。  第三款、繰越金は、前年度の繰越金でございます。  第四款の諸収入につきましては、市預金利子が主な歳入でございます。  続いて、歳出に移らせていただきます。  次の三百三十九ページ、三百四十ページでございます。  第一款、事業費、駐車場管理費の内訳でございますが、十一の需用費、修繕料が三千七百一万八千七百三十五円ございます。これは駐車場内の管制塔装置というんでしょうか、空きとか、満車とか、そういう装置を修繕した経費でございます。  続いて、委託料のうちの主なものといたしましては、施設管理公社に駐車場の委託をしてございます金額が三千七百四十七万三千九百六十二円でございます。  二十七の公課費七十七万六千円でございますが、これは消費税の分でございます。  次の繰出金でございます。一般会計への繰出金でございますが、これは総収入から総支出を差し引いた残りを一般会計へ逆に繰り入れております。言ってみれば、この金額四千六百八十一万八千円が黒字になっているということでございます。  公債費につきましては、金融公庫並び建設省からの借入金の元利の返済金とその利子でございます。その他予備費ということになっているわけでございます。  以上が駐車場会計の説明でございました。  以上で説明を終わらせていただきたいと思います。 ○委員長 提案者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆盛永 委員  細かい数字は省略しますが、商工費の指導対策費というのがあるんです。指導対策費の目的は、商工業者への情報提供及び経営改善に関する相談や中心商店街動向調査などを実施する事業費であるわけですが、私は、都市基盤整備や教育、福祉はもとより、商工行政がおくれてきたと思っていますので、ぜひ経済部長、ここに商工振興あり、ひとつ頑張ってほしいと思っておるんです。  確かに、さくらまつりをやったり、観光ビジョンを出したり、動き出しているわけですが、全体としてまだ商工業者に対するサービス──サービスは範囲が広いですけれども──が弱いということは前々から聞いておりまして、去年もそういう点では弱かったのではないかと思っております。経営改善の相談は、去年は六件あったそうですが、これとて町田の事業所数等から考えると、いかにも件数が少ないと思いますし、ましてや情報提供はどういう情報提供を去年やられたのか、ご報告を聞かせてほしいと一つは思っております。  もう一つは、この情報提供の一つにも当たるんですが、私も九一年度刊行の「町田市の統計書」を非常に大事にしてよく持ち歩いているんです。これらに出てくる数字の、例えば産業経済事業所調べとありますが、これは五年前なんですよね。今、九二年度、最新の資料が一九八六年度の資料なんですよ。九一年度だけれども、中を見るともう五年前の資料で、もちろん傾向としてはわかる。  だけれども、いかにも五年前の資料を見ながらじゃ、何か本当かなと。五年経た今日では、もう数字が違っているんじゃないかということで、うまいぐあいに文学的表現ができないけれども、九二年度の今日、八六年度の最新の資料を見ながらでは、ちょっとこれは資料収集が遅いんじゃなかろうか。何か理由があろうと思いますけれども、九二年度ですから、少なくとも九〇年度ぐらいの最新の資料ぐらい載せていただけないものか。そういう情報提供の努力だって、今後あり得るんじゃないかと思っておりましてお尋ねするわけですが、どういうわけで九一年度の全く新しい資料に八六年度の最新の資料ということで、その前は八一年、その前が七八年、これは非常に不満ですね。 ◎経済部長 初めに、後段の方のご説明をしていきたいと思います。  これは東京都が調べる調査でございまして、三年ごとに東京都で調査をしているわけです。その資料をたまたま使ったもので、今、委員さんがごらんになっているのは六十一年の分を見ていると思うんですけれども、私どもといたしましても、前回の九月議会の中でも一般質問がありましたように、現在の景気の動向を三年置きに調べている資料でもとにしながら動いているんじゃ、やはり手遅れというか、後回しになるというようなことで、ぜひ来年度は、こういったようなものにしたい。  きょうは決算ですから、来年度のことは申し上げられませんけれども、いずれにしても、まだ経済部ができてから二年という形の中で、この種のものがたまたま東京都の調査が三年、三年ということですので、その三年もまだ経過していないわけでございますが、もう少し町田市内だけのはっきりした景気の動向を今後把握していきたいと思って努力中でございますので、ひとつご理解いただきたいと思います。  一番最初に質問がございました、どんな提供をしているかということでございますが、ご案内のとおり、商工会議所を通じてPRをお願いしているわけでございますけれども、「シルクロード」という商工会議所が発行している機関紙があろうかと思います。あれは全世帯に配布しているというような状況でございますので、そういったようなものを通じてのPRやら、ここで会議所の中で補助金の中につけ加えてあるわけですけれども、ビデオライブラリーといったようなものを設置いたしまして、市の商工業のPRに努めていきたいと思っているところであります。  いずれにしても、どちらかというと、商業に力が入り過ぎているなと私自身も思っておりまして、今後は工業についても、やはり物をつくって、それを売って商業ですから、物をつくる方についても少し力を入れていきたいなと今思っているところでございます。 ◆盛永 委員  資料の件につきましては、事情はわかりました。しかし、聞けば、少なくとも議員ですから、ああ、そうかと納得するし、わかりますけれども、これは町田市の資料ですから、やっぱり東京都と言われてもね。いずれにせよ、ぜひ商工会議所と協力して、できるだけ最新の統計資料を出していただけるように一層努力していただきたいし、そして、その最新の資料をこうして流すことも、それこそ情報提供の一つだと思いますので、こんな古い情報じゃ、意味がないとは言えませんけれども、ちょっと不満ですよ。やっぱり改善に努力していただきたいと思います。 ◆押田 委員  駐車場特別会計の関係なんですけれども、これは一般会計繰出金ということで、これが黒字分ですという説明ですね。四千六百万円。これは市の施設ですから、固定資産税が課税対象になっていないわけでしょう。当然、民間の場合を引き合いとすれば、固定資産税の対象になるわけですね。あるいは固定資産税の場合に、どのくらいの課税額になるか、計算したことはございますか。 ◎経済部長 正直言って、事業税も計算していませんし、固定資産税も計算していませんが、ただ、建物の面積からいって、底地だけで約百十万円程度かなというふうに思っています。それに建物の償却その他を含めていきますと、余りはっきりした数字は算出したことはございません。大変申しわけございません。 ◆押田 委員  それにしても、大変な黒字決算でいいことなんだけれども、結局、これは市街地整備事務所との関連も出てきますが、東急ハンズのところに大きい駐車場がございますね。この間の議案説明会の中で、あの地代が年間平米六千円だというわけですよ。そうすると、坪約二万円ですから、随分低廉な価格でもって貸し付けているんだなと。建設常任委員会の所管でありますから、私はそれで引き下がったんですけれども、あれも当初はご案内のように、斜防対策として町田市が管理経営する予定だったんですが、結局、赤字になったらというような危惧の念があって、東急に一切売却した形なんですよね。  それにつけても、今の部長の言葉じりをとらえるつもりはないけれども、商工関係の場合に商業に力を入れ過ぎているというような発言もありましたが、結局、確かに商工関係というのは町田市全体の問題かもしれませんし、あるいは中央商店街と例えば相原とか、鶴川とか、つくし野だとか、そういう地域のアンバランスもあります。例えば中央商店街一つ取り上げてみましても、ご案内のように、町田の商店街に対する包囲網というのがもう着々とでき上がりつつあるわけですね。橋本にもそごうが出てくる。いろんなところにスーパーが出るとか、そういう点を考えますと、町田の商工関係で商業に力が入り過ぎているなんていうのはとんでもない見解で、実際、これからの町田の商店街はどうやって活路を見出していくのか。  例えば日曜日の場合に、私は南に住んでいるんですけれども、交通渋滞してしまって、歩くより車の方が遅いですよ。歩くのが速いんですよ。こんな状況で、本当にこれからの商店街はどういうふうな形でお客を確保するのか。一度町田へ行ったら、うんざりしちゃって、二度とはもう行きたくないというのが、自動車で買い物に来るお客のほとんどの心境じゃないかと思うんですけれども、いわゆる商店街の駐車場対策、いちのやさんみたいに、建設省から補助金をもらって大きく駐車場をつくった人もおりますが、第二、第三のいちのやさんが出るかというと、出てこないですね。  吉川百貨店の裏に都市計画道路が計画決定されて、あれを開通させて、あの周辺を駐車場にするんだという話もありました。それは笠原助役当時からの懸案なんですけれども、あの道路も全然前へ出てこない。商店街の駐車場対策というのは、全く一歩も二歩も前へ出るんじゃなくて、逆に後退しちゃっている状況なんですね。その辺、特に商工の商を中心としての担当部長として、今後どういう形で、市街地整備事務所とも関連がある質疑になるかもしれませんけれども、ビジョンを聞かせていただきたいと思う。 ◎経済部長 ビジョンですから、これもこれからのことになろうかと思いますけれども、できることでしたら、平成五年度、六年度にかけて商業のビジョンをつくっていきたいなと今思っているところであります。  なお、駐車場についても、やはりそのビジョンの中でうたっていきたいと思っているところでありますけれども、たまたま今、原町田一丁目の市営の駐車場のわきに民間の敷地がございますので、そこの敷地を借りて駐車場の拡大を図っていこうかということを今考えているところであります。それは、今ご指摘のとおり、都市間競争が激しい中で、町田にお客を呼ばなければならないというようなことで、対相模原を意識した駐車場の拡大というものが非常にウエートを多く占めているわけでございますけれども、それとあわせて原町田一丁目、二丁目における交通渋滞の緩和を図っていきたい。  今、非常に交通渋滞がかかっているというのは、二・二・四号線は別といたしましても、寺町から行幸道路にかけての交通渋滞は、主として駐車場へ入る、空き待ちの車が非常に交通の妨げになっておりますので、今あります原町田一丁目の駐車場のわきに、さらに今と同等、あるいはそれ以上の駐車場をつくれば、ある程度駐車場も緩和されるのではないかと思っていますし、あわせて町田の中央の商店街の活性化にもつながるということで、今、その駐車場を検討中でございますので、ひとつご理解いただきたいと思います。 ◆押田 委員  それだけですか。南大駐車場も、石井さんの土地が多かったんだけれども、あれも相続絡みで熊谷組に売却になって、あそこの広大な駐車場をつくるときに、私も最初から相談にあずかって、神奈川県会議員のところへも陳情に行ったりなんかして、いわゆる神奈川県対策もさせていただいたいきさつがあるんですが、あれはいつ閉鎖になるかわからない状況です。今、確かに一カ所、具体的なお答えをいただいたんだけれども、それだけじゃ焼け石に水で、その程度でしたらどうにもこうにもならないんじゃないですか。 ◎経済部長 これも非常に難しいので、やはりこれから、一から十まで全部市営駐車場でという形には難しいと思っています。したがって、民間活力を利用していかなければならないというような意味合いもあると思うんですけれども、先ほどこの決算で黒字になったといっても、今、二時間二百円の市営の駐車場があるわけです。ところが、それを上げない以上は、金額を三百円、市営駐車場を三百円、あるいは四百円にしない以上は、民間の駐車場がふえていかないなと今思っております。  したがって、私は、民間の駐車場を活性化させるためには、今は黒字になっていますけれども、ある程度市営駐車場を上げざるを得ないのかなと。それによって、さらに民間が駐車場をつくろうかという気にもなってくるんじゃないかと今思っています。そのようなこともありますので、先ほど申し上げました市営の駐車場のわきに借りて市営駐車場を経営するときには、この際、料金もあわせて上げて、さらにほかのところの民間の駐車場の運営ができるような、経営が成り立っていくような形にしていきたいなと思っておるわけでございまして、今、確かに原町田一丁目の市営の駐車場の二百円というのは、むしろ逆に足を引っ張っている感じがしないでもないのかなと思っているところであります。 ◆中里 委員  今の件なんですけれども、今、部長は示唆に富んだ話をされておるんですが、私はかねてからこれは思っているんです。こういう別会計を持っている駐車場ですから、民間を今後指導するというふうな趣旨からも、完全に貸借対照表でもつくって、例えば市から土地を幾らで借りているという算定を一回基本的にやってみる。それから、資本費が当然ありますから、資本費も償却していくという純然たる民間でやった場合には、この程度の規模のところで、このくらいの収支がはじけるという計算を、この会計なら十分できると思うんですよ。一回やってみて、それで民間に対しては、このくらいのものをやった場合には、大体こんなものですよという指導をしながらつくってもらわないといけないんじゃないか。  例えば今、二百円を三百円とかいう話もありますが、じゃ、二百円でシミュレーションした場合はこれだ、三百円でやった場合はこれだ、こういう計算もすぐできてくるわけですね。そんなふうなものを、将来構想を含めて指導するという意味から、この程度の規模のものならすぐ出ると思いますので、やっぱり純然たる民間でやっている、税金も払っているんだという考え方での計算をやっておく必要があるんじゃないかなと思うんですね。どうでしょうか。 ◎経済部長 先ほどから申し上げています市営の駐車場の隣の経営をお願いするとよりも、むしろ民間でつくったものを公営で運転していこうという考え方を持っているわけです。要するに、オーナーに市の注文したものでつくっていただいて、それを家賃補償しちゃおう。一台駐車料幾らで、一カ所借りちゃいますよという計算をしたと仮定して、正直言って、どういう計算をしていっても二百円では赤字になっちゃう。三百円で大体とんとんかなというようなことです。  先ほども申し上げましたように、今、八百五十七台とまっているわけです。単純に原町田一丁目は二百五十台が総定数でございますので、一日三・四七回転しているわけです。ところが、同じ二百五十台を仮にわきへつくったとして、合計で五百台になりますと、五百台になるから、今までどおり三・四七回転するとは絶対限らないわけで、二・五回転ぐらいかなという計算を今見ているわけでございますけれども、そういう形になって、二百円だとこのくらいの赤字が出る、三百円だとこういうふうになる、四百円だとこういうふうになるというシミュレーションを一生懸命、私の方も今つくっていただいて、それをもとにしながら、大体どの程度でお借りするのが一番いいのかなということを検討の最中でございますので、ひとつご理解いただきたいところです。言ってみれば、ある程度のシミュレーションは考えてやっているつもりでございます。 ○委員長 ほかにございますか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって経済部所管部分の質疑を終結いたします。 △農業委員会所管部分
    ○委員長 引き続きまして、農業委員会事務局所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎農業委員会事務局長 それでは、また、決算書に戻らせていただきまして、まず歳入でございますが、三十七ページ、三十八ページをお開きいただきたいと思います。  手数料の農林費手数料、一番下に書いてございます。したがって、説明は次の三十九ページ、四十ページになろうかと思いますが、節の一番、農業手数料七万三千五百円がございます。これは第四条第五、農転の証明書の発行手数料でございます。ちなみに、平成三年度は四百九十件分が含まれているところでございます。  次に、五十五ページ、五十六ページ、都補助金でございまして、目の農林費都補助金の節の一番、農業委員会費補助六百四十七万三千円でございますが、これは東京都の方から、要するに農家の戸数割、あるいは耕作割、林量割等々によって算出されて出てきた額が補助として来ているわけでございます。  次に、五十九ページ、六十ページをお開きいただきたいと思います。  農林費委託金の中の一番の国有農地管理事務委託金でございますが、これは国有地の管理、現地確認の事務費として十四万六千円の委託金が来ているところでございます。  歳入が以上で、歳出へ移らせていただきたいと思います。  百五十一ページ、百五十二ページにかけてでございます。  第六款、農林費、目の一番の農業委員会費でございます。一番の報酬については、農業委員二十五人に対する報酬でございます。  十四番の使用料及び賃借料百四十九万五百五十四円につきましては、ゼロックスの借り上げ、視察研修時におきますバスの借上料等がこの中に含まれております。  十九の負担金補助及び交付金五十八万円につきましては、南多摩農業委員会協議会の負担金百二十六万ほか、農業婦人団に対する補助金がこの中に含まれているわけでございます。  以上が農業委員会に関する決算の説明でございます。 ○委員長 提案者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって農業委員会事務局所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。                            午後四時四十三分 休 憩                             ─────◇─────                            午後四時四十五分 再 開 ○委員長 再開いたします。 △選挙管理委員会事務局所管部分 ○委員長 本件のうち、選挙管理委員会事務局所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎選挙管理委員会事務局長 決算書の五十七ページ、五十八ページをお開きいただきたいと思います。歳入でございます。  中ほどに総務費委託金の節で十番、選挙費委託金四千三百六十三万四千七百六十五円、これは東京都議選挙がありました。平成三年四月七日の執行の経費として、東京都の基準により、前年度に引き続き交付されたものでございます。  その次は、九十七ページ、九十八ページをお開きいただきたいと思います。  一番上の選挙費でございます。支出済額一億一千三百万五千六百七十円、執行率が九九・九%ということでございます。  それでは、上から参ります。  選挙管理委員会費六千三百二十二万六千百六十七円、その内訳でございますけれども、報酬三百三十四万三千五百円は、選挙管理委員会の委員さん四名分の報酬でございます。その隣に報酬からの流用十二万二千五百円というのがございますけれども、これは平成四年三月、選挙管理委員会の委員さんの改選によって不足額を生じて流用したものでございます。  九番の旅費でございます。七十五万一千八百九十円、これは選挙管理委員会委員及び事務局職員の研修及び一般の旅費でございます。  大きなところで需用費でございます。十六万九千六百三十八円、主に消耗品でございまして、図書等文具費、あとは食糧費がございます。  負担金補助及び交付金十八万一千三百円は、全国市区選挙管理委員会連合会の負担金及び東京都市選挙管理委員会連合会の負担金等でございます。  次が二の選挙啓発費でございます。支出済額五百十七万二千四百一円、内訳といたしましては、報償費百七十一万二千二百五十八円は、啓発講演会二回で七十万六千六百五十八円、しろばら講座、推進委員への謝礼等でございます。  次に、需用費百九十二万七千四百二十八円、これは印刷製本費がほとんどでございまして、啓発紙「しろばら」を二回発行した印刷代でございます。  委託料百五万三百七十五円は「しろばら」を新聞に折り込むための折り込み委託料が主なものでございます。  次に、使用料及び賃借料四十万一千四百四十円は、明るい選挙推進委員等が啓発研修等の参加のために使いましたバス代が主なものでございます。  次に参りまして、選挙事務費は、平成三年四月七日に執行されました東京都知事選挙及び平成三年九月二十九日に執行されました町田市農業委員会委員の選挙にかかわる執行経費でございます。都知事選挙は、年度初めに行われたため、準備経費は平成二年度に支出され、決算がされております。平成三年度は、東京都知事選挙及び無投票となりました町田市農業委員会委員選挙の執行経費についての決算でございます。  なお、都知事選挙の投票所は五十四カ所でございます。  選挙事務費の四千四百六十万七千百二円の内訳でございますけれども、報酬四百十五万七千三百円は投票管理者五十四人、二百十八万一千二百円、投票立会人百六十四人、百六十八万四千八百八十円などが主なものでございます。  職員手当等二千六十五万一千三百円は、投票事務従事者五百四十四人の手当が主なものでございます。  それでは、次のページに参りまして、九十九ページ、百ページをお開きいただきたいと思います。  賃金でございます。一千百十一万一千九百六十円は、臨時職員十二名の賃金でございます。  報償費百三十万七千七十円は、投票箱の送致車の借り上げ謝礼十二万二千三百五十円、公営ポスターの掲示場の用地の謝礼が百六十カ所、五十一万九千百二十円、選挙事務協力謝礼などでございます。  旅費五十一万九千三百十円は、参議院選の即日開票に向けて先進市の視察をした旅費が主なものでございます。  需用費百四十七万八千五十六円、内訳としては消耗品費三十四万四十八円、文具とか、投票箱の袋、白布などでございます。食糧費百三万三千六百五十円は、投票事務従事者及び立会人七十二万四千二百四十八円、開票事務従事者の食糧費が主なものでございます。印刷製本費十万四千三百五十八円は、選挙記録を印刷するための印刷費でございます。  役務費六十七万四千九百五十八円、主なものは通信運搬費六十二万四千九百五十八円、これは携帯電話三十七台、臨時電話などの通話料が主なものでございます。  委託料三百三十七万九千四百三十円は、公営ポスター設置撤去委託料二百八万六百円、投票器材運搬回収委託料八十一万三千七百円などが主なものでございます。  使用料及び賃借料二十一万五千九百十四円は、レンタカーなどの借上料が主なものでございます。  備品購入費一千百十一万一千八百四円は、投票用紙自動交付器二十一台、四百十万九千七百円、投票用紙計数器二十四台、五百六十八万五千六百円、開票台などが主なものでございます。  なお、都知事選挙の費用は、全額東京都より交付を受けております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆押田 委員  決算には直接関係なくて申しわけないんだけれども、けさの各紙を見ますと、八王子の市議会議長が学歴詐称ということで大分書いているんだが、学歴詐称の場合には、例えば投票が行われて六カ月以内にそれが発覚した場合には、当選無効とかなんとか、そういう規定があるわけですか。 ◎選挙管理委員会事務局長 ちょっと具体的には調べていないので、申しわけないですが……。 ◆渋谷 委員  公営ポスターの撤去料が載っていますが、撤去後の看板がもったいないということで、市の広報かなんかで欲しい人なんて書いてあったんだけれども、その辺、結構全部処理ができるのかどうか。  いま一個、この前、参議院選挙で即日開票ということで実績ができたんですけれども、今後、町田市における選挙は全部即日開票でやるのかどうか、その辺、お願いします。 ◎選挙管理委員会事務局長 最初の公営ポスターの掲示場は、市民の方にご利用いただいたり、あるいは施設でご利用いただいたりして、おかげさまでほとんど処分ができました。広報でPRしたり、年々あるたびに持っていかれる方もおりますので、おかげさまで、その辺は心配なく処理ができています。  いま一点の即日開票でございますけれども、今、具体的に委員会でそれを決定しているわけではございませんが、おかげさまで参議院選挙、何とか即日開票ができたということでございますので、予算を要求する上では、一応即日開票ができるような手だての予算の要求を今出したところでございます。 ◆中里 委員  そういう方向だということでお尋ねするんですけれども、町田市は、ご案内のとおり、非常に細長いわけですね。今期、開票のときも、私は見ておったんですけれども、町田で開票が始まるときに、もう選挙速報では当確をぼんぼん打ち出しているわけですよね。それは事後調査、投票後の調査で出ているんだと思うけれども、八時からだよね。これが相原の方から届かないというふうな理由だと思うんですけれども、ただ、職員も大勢来て、ぶらんぶらんしちゃっているわけだよね。だから、ああいう場合には、相原の分は例えば三十分おくれて到着しても、それでやれば、そんなに投票の中身がわかるとかなんとかという状況じゃないと思うんだよね。  即日開票するというのは、いわゆる一刻も早く結果を出そうということだから、せっかくの投票箱がほとんどが集まって、一つか二つのもののために八時までみんなでぼーっとしている。それから、今度はあいさつが始まってから開き出すという状況では、ちょっとぐあいが悪いんじゃないか。もしそういう方向で検討しているならば、そこらのところまで検討してもらいないといけないんじゃないかなと思うんだけれども、いかがですか。 ◎選挙管理委員会事務局長 確かに時間的な面を考えますと、早いところは七時、七時半から手をつけているところもございます。ただし、投票箱がそろわないのに開票を開始するということはちょっと無理があるんですよ。今回の参議院選なども、投票箱が到達したのが七時三十五分か四十分ぐらいの時間だと思います。それで、あそこのところで全部整理をしまして、八時に開票開始ということで、体制をつくるのにかなり忙しい、ハードな時間帯だということで、おっしゃるお話は理解はできるんですけれども、やはり投票箱をそろえて、チェックをしてということになると、八時に開始するということにならざるを得ないというのが、今のところのスケジュール的なもので考えますと、そんなところにならざるを得ないということなので、ひとつご理解をいただきたいと思うんです。 ○委員長 ほかにございますか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって選挙管理委員会事務局所管部分の質疑を終結いたします。 △監査事務局所管部分 ○委員長 引き続きまして、監査事務局所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎監査事務局長 それでは、百一ページから百二ページにかけまして、監査委員費は示してございます。よろしくお願い申し上げます。  それでは、ご説明申し上げます。  本年度の監査委員費、項、目ともに同じ名称になっておりますけれども、予算現額は八千三百四万三千九百三十七円に対しまして、支出済額は八千二百八十八万四千百二十五円、差し引き十五万九千八百十二円の不用額が生じております。この予算執行率につきましては九七・三%となっております。  支出の内容につきましては、所管外の監査の事務職員八人分の人件費七千七百六万三千九百三十七円がほとんどを占めておりまして、残りの五百八十二万百八十八円が当事務局所管の経費でございますけれども、このうちの六八・一%は委員の報酬ということで、三百九十六万一千二百円となります。したがいまして、監査の事務経費としましては、残りの百八十五万八千九百八十八円になります。  節別にご説明申し上げますと、一の報酬につきましては、ただいま申し上げましたとおり、監査委員四人の報酬でございます。  九の旅費四十四万二千九百三十円に関しましては、東京都並びに関東都市監査委員の定期総会にかかわる日当、宿泊費等につきましては、これから説明申し上げます十九の負担金補助及び交付金で執行しておりますけれども、それらと年一回、行政視察を行っております。それらの費用でございます。  十の交際費に関しましては、三万九千五百十七円の執行でございますが、これは委員交際費ということに相なります。  十一の需用費七十四万九千二百五十四円につきましては、消耗品費が三十六万六千百九十七円でございまして「地方財務」だとか「地方監査事務提要」とか「実務提要」とか、そういったたぐいの図書類、あるいはそれらの加除等の費用がほとんどでございまして、その他はいすカバーなど、監査委員のいすカバーでございますけれども、これを五万二千円購入したり、そのような内容でございます。あとは一般的な事務用消耗品と使途はなっております。食糧費に関しましては、予算現額では一万円でしたけれども、全額不用額としております。印刷製本費に関しましては、三十八万三千五十七円でございますが、これは病院事業会計並びに一般特別会計などの決算審査意見書の印刷費などが主な内容でございます。  十二の役務費二千八百八十四円につきましては、監査委員のいすカバー洗濯代となります。  十四の使用料及び賃借料五千六百八十三円につきましては、複写機使用料、十二月から三月まででございますけれども、これらの使用料の執行になっております。  十八の備品購入費につきましては、ファイリングキャビネットを一台購入というふうな内容でございます。  十九、負担金補助及び交付金五十三万三千三百円に関しましては、先ほど旅費のところでもご説明申し上げましたが、東京都と関東都市などの監査委員会定期総会が宿泊で持たれておりますので、これらの費用弁償、あるいは職員の旅費が主な内容でございまして、その他では関東都市監査委員、これは例年、持ち回りで開催しておりますけれども、この年度では東京が幹事都市になりまして、十八万二千三百円ほど臨時的に特別負担金として執行しております。あと、その他に関しましては、東京都、関東、全国都市監査委員会の通常の委員会の負担金などが主な内容でございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって監査事務局所管部分の質疑を終結いたします。 △議会事務局所管部分 ○委員長 続きまして、本件のうち、議会事務局所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎議会事務局長 それでは、平成三年度議会事務局の決算についてご説明したいと存じますので、決算書の七十一ページ、七十二ページをお開きいただきたいと存じます。  議会事務局の職員人件費は総務部の関係ですので除きますと、予算現額四億五千六百四十万三千円となります。そして、その執行額については四億五千三百九十六万二千六百七十二円で、執行率につきましては九九・四七%となります。内容については、節ごとにご説明をしたいと思います。  まず報酬の関係、あるいは職員手当等、共済費等につきましては、議員さん方の四十名の関係の負担金等でございます。  七番の賃金につきましては、アルバイトの賃金でございます。  八の報償費につきましては、議員研修会等の講師の謝礼でございます。  九番の旅費につきましては、委員会、あるいは行政視察の議員さんの旅費と職員の随行等でございます。  次に、十の交際費につきましては、各種団体の総会時の祝い金などでございます。
     十一の需用費につきましては、まず消耗品の関係、事務用消耗品、あるいは新聞代等でございます。印刷製本費でございますが、「議会だより」を初め新年号を含めまして年四回の発行、会議録の印刷代でございます。また、三年度につきましては「議会だより」の縮小版と意見書、あるいは決議集を発行したものでございます。修繕料につきましては、カセットレコーダーの修理代でございます。  役務費につきましては、主なものとしては筆耕翻訳料の関係でございます。  なお、本会議の関係で若干流用をいたしております。後に説明をしたいと思います。その内容については、一般質問が定例会に二日間だったものが三日間になった関係で、時間がふえた関係で流用をさせていただいたということでございます。  委託料でございますが、「議会だより」の新聞への折り込み委託料と声の議会だより、あるいは点字等の作成の委託料でございます。  次に、十四番の使用料及び賃借料ですが、複写機であるとか、簡易印刷、あるいは議員さん宅へのファクシミリの借上料等でございます。  なお、印刷製本費から六万八千百五十五円の流用をしておりますが、複写機のカウンター料の不足等が生じたため、行ったものでございます。  次に、備品購入費の関係ですが、議場用のいすのカバー、あるいは固定式から移動式のいすに取りかえたというようなものでございます。  次に、十九の負担金補助及び交付金でございますが、全国市議会議長会の負担金、あるいは三多摩上下水道の会長市としての負担金、あわせて議員調査費、研究費の交付金等でございます。  簡単ですが、以上で説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長 担当者の説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ◆倉成 委員  一つだけ聞きたいんですが、役務費の中の筆耕翻訳料の翻訳の中身と翻訳料は幾らですか。 ◎議事課長 筆耕翻訳料の中身は速記料でございます。本会議と委員会の速記料がすべてでございます。 ◆倉成 委員  ここに「翻訳」と入っているのは、通称「筆耕翻訳」という言葉で一括しているということですか。それとも、この場合に特別翻訳があったのかなかったのか。あったとすれば中身と……。 ◎議事課長 役務費の中で速記料は、ここの筆耕翻訳料の中に入るということで、翻訳そのものの仕事はしておりません。ですから、速記料だけでございます。 ◆盛永 委員  毎回同じことですけれども、一言だけ。  外からの視察に来られる議会の皆さんのサービス──接待ですけれども、私ども委員会にしても、会派視察にしても、方々勉強に行かせてもらっているんですが、非常に気持ちがいい、身に余るサービス、お食事にしても、えらいお世話になったという感じを持っていつも帰ってくるんです。局長さん以下、課長さん方も一緒に動向される場合もあるのでご経験済みですけれども、町田市でも同様の最大級のサービスをしていただいていると思いますが、ひとつ遺漏のないように今後ともサービス、その辺のところについては気をつけていただきたいなとお願いしておきたいと思います。 ◎議会事務局長 今のお話の件ですが、私どもも各市に議員さん方がお邪魔した際に、非常にサービスを受けている。バス、あるいは現地へというようなお話も承っております。できる限り議員さん方に、また、町田市が恥じないようなことで努力をしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかにございますか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって議会事務局所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。                             午後五時十四分 休 憩                             ─────◇─────                             午後五時十五分 再 開 ○委員長 再開いたします。 ◆押田 委員  採決に入る前に、企画部長にちょっと申し上げておきたいんだけれども、私がきょう午前中、企画部長の所管部分について資料要求しておきましたよね。結局、決算認定の場合に、流用額が余り多いと、それじゃ、何のための予算審議かという形になるわけだから、だから、流用額を出してほしいと資料要求していたんですよ。それを、この採決に当たって認定するかしないかの一つの材料に使いたいわけ。午前中に要求しておいて、採決の段階になったのに、いまだにまだ資料を出さないというのは不親切じゃないですか。 ◎企画部長 押田委員さんから要求されたものはできておりますから持ってきます。もう一つ、情報システム課の資料要求がございまして、それがちょっとできませんので、今持ってきませんでしたので、片方のできた分だけ今持ってきますから、少し時間をいただきたいと思います。 ○委員長 休憩いたします。                             午後五時十七分 休 憩                             ─────◇─────                             午後五時二十分 再 開 ○委員長 再開いたします。  これより認定第二号の討論を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  認定第二号のうち、当委員会所管部分については原案のとおり認定することに賛成の方の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって認定第二号のうち、当委員会所管部分については原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって委員会を閉会いたします。                            午後五時二十一分 散 会...