調布市議会 2014-09-24
平成26年 第3回 定例会−09月24日-05号
平成26年 第3回 定例会−09月24日-05号平成26年 第3回 定例会
平 成 第3回
調布市議会会議録第 19 号
26年 定例会
9月24日(水曜日)
出席議員(27人)
第 1番議員 平 野 充
第 2番議員 須 山 妙 子
第 3番議員 高 橋 祐 司
第 4番議員
ドゥマンジュ恭子
第 5番議員 清 水 仁 恵
第 6番議員 福 田 貴 史
第 7番議員 鈴 木 宗 貴
第 8番議員 田 中 久 和
第 9番議員 橘 正 俊
第10番議員 内 藤 美貴子
第11番議員 雨 宮 英 雄
第12番議員 井 樋 匡 利
第33
議員提出議案第20号 「危険ドラッグ(脱法ハーブ)」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書提出について
第34
議員提出議案第21号 奨学金制度の充実を求める意見書提出について
第35
議員提出議案第22号 憲法解釈変更による
集団的自衛権容認の閣議決定に抗議する意見書提出について
第36
議員提出議案第23号 「手話言語法(仮称)」の早期制定を求める意見書提出について
第37 閉会中における議員の派遣について
第38 諸 報 告
16
広域交通問題等対策特別委員会報告
17
調布飛行場等対策特別委員会報告
18
ふじみ衛生組合議会報告
19 議員派遣報告
20 議長報告
午前 9時10分 開議
○林明裕 議長 おはようございます。ただいまより、平成26年第3回
調布市議会定例会を再開いたします。
ただいまの出席議員の数は27人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
直ちに会議を開きます。
日程に入る前に、本日も
行政経営部広報課並びに議会事務局による本会議場の写真撮影を許可しておりますので、御了承をお願いいたします。
本日の議事日程並びに議事運営につきましては、9月18日に
議会運営委員会が開かれておりますので、
鮎川有祐委員長にその報告を求めます。
鮎川有祐委員長。
〔鮎川 有
祐議会運営委員長登壇〕
◎鮎川有祐
議会運営委員長 おはようございます。
議会運営委員会の報告を申し上げます。
本日再開の本会議の議事日程並びに議事運営につきまして、9月18日に
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。
本日の議事日程につきましては、日程第1から日程第24までが各委員会において審査の終了した市長提出議案24件で、それぞれ各委員会の審査報告、討論、採決を行うことになっております。
続いて、日程第25は市長提出の調布市名誉市民の決定に関する追加議案1件で、即決であります。
次に、日程第26は陳情審査結果についてでありまして、建設委員会の審査報告をお願いし、決定していくことになっております。
続いて、日程第27から日程第36までは意見書提出に関する
議員提出議案10件で、即決であります。
次に、日程第37は閉会中における議員の派遣についてであります。
最後に、日程第38は諸報告5件であります。
以上が本日、最終日の議事日程並びに議事運営であります。
これに従って議事を進めてまいることになっておりますので、全日程が終了するまでよろしく御協力のほどお願い申し上げます。
以上であります。
○林明裕 議長 以上で
議会運営委員長の報告は終わりました。報告のとおり会議を進めてまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、報告のとおり会議を進めてまいります。よろしく御協力のほどお願いいたします。
これより日程に入ります。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第1 議案第51号 平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
○林明裕 議長 日程第1 議案第51号 平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本件は各常任委員会に付託し、審査を受けておりますので、順次その報告を各常任委員長に求めます。
最初に、総務委員会の審査報告を
渡辺進二郎委員長に求めます。
渡辺進二郎委員長。
〔
渡辺進二郎総務委員長登壇〕
◎渡辺進二郎 総務委員長 皆さん、おはようございます。総務委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第51号 平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
総務委員会所管部門、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で総務委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、文教委員会の審査報告を
福田貴史委員長に求めます。
福田貴史委員長。
〔福田
貴史文教委員長登壇〕
◎福田貴史 文教委員長 おはようございます。文教委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第51号 平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
文教委員会所管部門、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で文教委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
次に、厚生委員会の審査報告を橘正俊委員長に求めます。橘正俊委員長。
〔橘
正俊厚生委員長登壇〕
◎橘正俊 厚生委員長 皆様、おはようございます。厚生委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第51号 平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
厚生委員会所管部門、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で厚生委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、建設委員会の審査報告を
小林充夫委員長に求めます。
小林充夫委員長。
〔小林
充夫建設委員長登壇〕
◎小林充夫 建設委員長 皆さん、おはようございます。建設委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第51号 平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
建設委員会所管部門、本件につきましては、審査において意見が分かれ、討論が行われました。
反対討論として、元気派市民の会の委員の要旨は、21世紀は環境の世紀、持続可能なまちづくりの推進を。駅周辺の
都市計画道路整備に予算が集中し生活道路の劣化は深刻。自転車政策等の説明が不十分。巨額な予算による駅周辺再開発はソフト事業と連動させた進行管理が必要。市民生活に根差す政策の視点からは問題がある。まちの主役である市民が求めるまちづくりを。反対というものでした。
一方、賛成討論として、
チャレンジ調布21の委員の要旨は、昨年度は、新
基本計画初年度の年で、計画事業は都市整備関係が92%、環境関係が85%と着実に執行された。加えて良好な住環境で120%、水と緑の
快適空間づくりで143%と計画を上回る取り組みもあり評価する。21世紀のまちの骨格をつくる集中事業で、環境と都市整備が調和し魅力と潤いに満ちた未来に広がる調布へと発展するよう期待し、認定というものでした。
また、日本共産党の委員の要旨は、予算執行はおおむね適正。環境、都市整備の両部とも、21世紀にふさわしい
グランドデザインのもとに事業展開を。所管に限らず全庁的な横の連携強化で、何事にも総合的な視野で臨むこと。都市計画事業は財政フレーム上、現状で限界値。進捗管理をより強化し、今後の事業展開は現状以上に膨張させないこと。以上のことをもって認定というものでした。
本件は、採決の結果、賛成多数をもって原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で建設委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
以上で各常任委員長の審査報告は終わりました。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
20番、
大河巳渡子議員。
◆20番(大河巳渡子 議員) 議案第51号、平成25年度
一般会計歳入歳出決算認定に対しまして、反対の立場から討論をいたします。
決算議会は、市民代表の議員で構成される議会において、行政より提出されたさまざまな資料をもとに市民の目線で審議、評価を行い、その議論を次年度に生かし、さらなる市民福祉の向上を目指すという場であります。平成25年度は、調布市の今後10年間のまちの将来像である「みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布」を目指す基本構想・計画の初年度に当たり、今後の施策展開を見通す上でも重要な年度となっています。私はその重要性を認識するとともに、21世紀は環境の世紀との基本認識に立って市民生活を大切にすることが市長の行政経営の原点であり、行政の第一義であるとの視点を持ちながら、地球環境を守り、子どもたちに持続可能な地域社会を残しつなげていくには決算から何を学び、次年度以降に生かしていくのかを考慮しながら審議に臨みました。
平成25年度決算審議は、決算の全体像がわかる財政白書とも言える決算の概要、事業全体を見、決算審議の参考資料として事業の内訳がわかる事務報告書、各施策の取り組み実績を振り返り、修正基本計画に向けての今後の方向性なども盛り込んだ行政評価書、市税について新たな視点で市民にわかりやすく編集された市税概要など、さまざまな資料を活用して慎重に審議いたしました。
さて、調布市の平成25年度
一般会計決算額の特徴の1つは、予算額においては4回の補正予算の結果、最終予算総額は794億2,000万円余、前年度と比較して12億1,000万円余の減となりましたが、決算額は歳入総額が808億9,000万円余で、前年度と比較して16億1,000万円余の増となっております。内訳を見ると、歳入の根幹の市税が前年度と比較して23億5,000万円余の増となっております。税制改正による個人市民税の伸びや徴収率のアップなどの要因もありますが、法人市民税の大幅な伸びが最大の要因でした。この結果、平成25年度決算は3年連続赤字だった実質単年度収支が4年ぶりにプラスになり、経常収支比率は89.6%と昨年の95.0%より数値的には大幅に改善しました。
しかしながら、今回の数値はたまたま分母である不安定な法人市民税の増収という歳入の伸びに支えられたものであり、分子になるところの例えば行革などの財政構造の改善という努力から出された結果ではありません。したがって、先ほどの歳入の分析でも示したように、数値上は改善されたことになっても実質的には余り変化はなく、引き続き財政構造の改善が必要である状態に変化はないと言わざるを得ません。
国の法人税改正やさらなる消費税増税が予想される中で、市民生活を大切にする市政運営をしっかり行っているかどうか、今回の決算において十分にチェックする必要があります。
平成25年度において、基本計画の4つの
重点プロジェクトを見ると、市長が常々語る21世紀のまちの骨格づくりの名のもとに、利便性が高く快適で豊かなまちは順調に進められています。その内訳を見ると、駅前再開発事業や駅周辺の
都市計画道路整備事業に巨額な投下をしていることがわかります。特に調布市の財政運営上、今後も巨額な予算が伴う駅前再開発については、庁内連携のモデル事業と位置づけ、にぎわいを創出するソフト事業とも十分に連携しながら、急がずに環境や災害も配慮した事業として、より慎重な進行管理が必要です。
一方、日々の市民生活を支えている地域の生活道路は劣化が進み、深刻な事態になっています。生活道路の補修整備は、市民生活を大切にする市政の基本であります。生活道路の維持補修整備は、地域住民の安全・安心を確保する視点からも必要不可欠の基盤であり、防災対策としても有効な施策です。予算を確保して、適切な維持補修整備を進めていくことが必要です。
自転車は環境にも優しい乗り物であり、環境の世紀にふさわしい乗り物でありますので、安全な走行空間と駐車施設の確保は
自転車利用推進の鍵を握っています。このため、交通総合計画のトータルで自転車利用に関する
グランドデザインを明確にすると同時に、調布市における交通政策の方向性を再度整理して、交通安全対策を含めた総合的な交通対策への取り組みが必要です。また、交通総合計画の改定を視野に、現状分析を踏まえ、将来像を示せるようしっかりとした体制の整備、委員会など識者の活用、課内での十分な議論を要望しておきます。特に調布駅前の駐輪場の検討については、必要な台数の把握、自転車利用者の動線、実現の可能性、財源内訳、鉄道事業者への協力要請、災害時の対応など総合的な取り組みについて市民に理解される案を提示していただくよう求めるものです。
見直しされた
都市計画マスタープランでは、今後、環境配慮型のまちづくり、言いかえれば、持続可能なまちづくりへの取り組みの強化がうたわれております。今後は地球環境を守り、未来ある子どもたちに持続可能な地域社会をつくり上げていくとの視点が重要です。調布らしい景観を市民とともに保全し活用すること、環境に配慮した持続可能なまちづくりの優先順位の検討をすること、緑の保全のための基金の統合への検討が必要です。
次に、公共施設です。近年の児童・生徒数の増加に対応するために、学校の増築や教室の確保が必須でした。しかし、同時に、自然災害が多発する今、避難場所である学校の維持補修についても、増築と同時に実施すべきでありました。しかしながら、この点については先送りされました。その結果が今回のひょう被害に出るような複数校の雨漏り被害となってあらわれてきております。計画的といいながら、実は公共施設の維持補修は優先順位も低く、毎年度の予算編成でもしっかりした議論がなされていないことが明らかになったものと言えます。民間のマンションも長期保全計画を立てて、財政の明確なメンテナンスを施します。こうした配慮がなぜ公共で根づかないのでしょうか。その1つの理由は、公共施設整備に要する財源の確保であり、財源確保に結びつけることができる減価償却という概念を重視しないからではないでしょうか。財務諸表作成のための会計ではなく、行政運営に役立つ会計手法としての取り組みが必要です。また、公共建築物維持保全計画の見直しや、建物以外の公共施設全般の維持保全計画の策定が必要な時期になってくるものと考えます。早急に取り組んでいくことが必要です。その際には、施設のバリアフリー化や太陽光発電、雨水利用などの環境配慮とともに環境学習の見える化の推進が必要です。
次に、福祉です。高齢化の進行もあり、社会保障関係経費も増加しています。子育て環境の充実なども必要です。さらに、法律も制定されました子どもや家庭の貧困問題、子ども、女性の虐待などの問題は深刻化を増しております。市民生活を大切にするという観点から、これらについては最優先の課題であると考えます。
市民生活全体に大きな影響を及ぼすごみについては、資源化施設移転は新ごみ処理施設を抱えている周辺住民と話し合ってきた周辺まちづくりに大きな影響を与える問題でもあります。現在、水銀問題も起こってきています。施設の安定稼働は必須です。周辺住民との信頼関係を堅持し、周辺まちづくり実現に向け、しっかりと取り組むことが必要です。
以上、述べてまいりましたが、自分たちのまちのことは自分たちで決定するという自治の原点である市民が主役のまちづくりを市政の基本に置き、市民生活を大切にする市政を運営していくことが市民の信託を得た市政です。平成25年度決算は、そういう点からは幾つかの点で指摘をせざるを得ない課題がありましたことは先ほど述べたとおりであります。平成25年度については、市民のための市政として認定するにはなお努力が必要であるとの判断から、認定することはできません。
組織は人なりです。市職員も地域に出かけ、現場の現状をみずから感じて、現場主義を基本に据えて、市民目線で各施策をトータルに見る目を養い、市民からも学ぶ姿勢を持ち、結果、市民福祉の向上に結びつけていかれることを要望いたします。自治基本条例が制定された調布市において、市政の主役、主権者が誰かということは言うまでもありません。日々そのことを認識して、業務にいそしんでいる、励んでいる職員の皆さんのさまざまな努力も理解しております。その努力を生かし、市民のための市政を運営していくことが市政の責任者たる市長の役割であります。4期目の市政運営に入りましたが、今決算での議会での審議内容を踏まえ、市民のための市政運営を要望し、本決算に対する討論といたします。
○林明裕 議長 15番、川畑英樹議員。
◆15番(川畑英樹 議員) おはようございます。議案第51号、平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、
チャレンジ調布21を代表しまして、決算認定の立場から討論を行います。
平成25年度は、調布のまちづくりが大きな変革期にある中、新たな基本構想、基本計画のスタートとなる重要な年度でありました。先行き不透明な財政状況の中ではありましたが、基本計画における4つの
重点プロジェクトを初め、基本計画の位置づけた諸施策に着実に取り組まれるとともに、市民の安全・安心の確保と市民生活支援などに継続的に取り組まれたことを高く評価するものであります。
まず、本決算の歳入について申し上げますと、特徴点といたしましては、市税収入が前年度と比較しまして23億5,000万円余の増となりました。443億4,000万円余と過去最高となったことが挙げられます。実質単年度収支は4年ぶりにプラスとなりましたが、この主な要因は法人市民税の大幅な増収によるものであります。この法人市民税は企業収益等の状況により変動することを踏まえますと、今後も財政確保に向けた堅実な取り組みを継続されることをお願いするものであります。
市税徴収につきましては、これまでの取り組みに加え、現年度対策班の設置などの徴収強化に取り組んだ結果、徴収率が前年度を0.7ポイント上回り、96.6%となりました。高く評価するところであります。税負担の公平化の観点からも、引き続き徴収率の向上、収入未済額の縮減など、より一層の取り組みをお願いいたします。
次に、本決算の歳出について、4つの
重点プロジェクトに沿いまして申し上げます。
まず、強いまちをつくるプロジェクトでは、調布市防災教育の日を初め、東日本大震災での対応や教訓を踏まえ、自助、共助、公助の基本的な考え方のもと、地域や関係機関との協働により地域の防災力を高める取り組みを実施されました。ほか、調布市地域防災計画の修正に合わせた庁内の危機管理体制の強化、女性の視点を踏まえた避難所運営マニュアルの作成に取り組まれたことを高く評価します。
また、振り込め詐欺などの特殊詐欺被害や異常気象に伴うゲリラ豪雨、浸水被害の対応として防犯、防災の必要性はますます高くなっているところであります。警察、消防など関係機関との連携、防災市民組織の結成、運営支援、情報収集、連絡体制の強化を図るなど、さらなる改善、工夫を加えながら、引き続き取り組んでいただけることを要望いたします。
次に、安心して住み続けられるまちをつくるプロジェクトでは、高齢者や障害者の暮らしを支える取り組みとして、認知症デイサービス施設や希望の家深大寺の開設など施設整備に取り組まれました。また、地域包括支援センターを核とする見守りネットワーク事業の推進や地域福祉コーディネーターの試行配置など、福祉サービスの充実を進められたことを評価するものであります。
一方、保育園の待機児童対策については、平成24年度において469人の定員拡大を図り、また、平成25年度には73人の定員拡大を図ったものの、平成26年4月1日時点での待機児童数は過去最大の288人となっております。今後も国や都の動向を注視しつつ、待機児童の解消に向けてさらなる対策強化を要望するものであります。
このほか、小学校、中学校の関連におきましては、児童・生徒数の増加によりまして、不足教室の対策、増築工事、教室改修工事を行いました。また、学校施設の老朽化対策としては給食室の改修工事などを実施されましたが、子どもたちの快適な学習環境の確保のために、老朽化の対策については計画性を持って速やかに推進することをお願い申し上げます。また、新たな課題への取り組みとして、食物アレルギー事故の再発防止に向け、適切に対応されることを考え、痛ましい事故が繰り返されることのないよう、再発防止の取り組みを徹底することを切に申し上げます。
3つ目の利便性が高く快適で豊かなまちをつくるプロジェクトでは、昨年秋に開催されましたスポーツ祭東京2013におきまして、多くの市民ボランティア、そして職員の皆さんが一体となり、その準備、運営を行われました。市内の回遊性の向上を図る各種のイベントも実施されました。これらの取り組みを成功裏に終えることをできたことを高く評価するものであります。
また、京王線の立体交差事業におきましては、平成25年度は既存鉄道施設の撤去や布田、国領の駅舎の建築などが進められました。地上部の工事が目に見えて進む中、今後も駅前広場の整備、そして市街地再開発、道路整備など、にぎわいと活気、そして調布らしい都市空間の創出に向け、事業の適切な進捗管理をお願いいたします。
4つ目のうるおいのあるまちをつくるプロジェクトでは、調布市の大切な財産であります緑を保全するために、仙川崖線緑地と緑ケ丘みんなの森、2地区を特別緑地保全地区に指定しました。また、深大寺・
佐須地区、里山、水辺環境の保全、活用につきましては、農業従事者や市民との意見交換を重ねながら、深大寺・佐須地域環境資源保全・活用基本計画を策定されました。魅力ある調布らしい景観を計画的に守り育てていこうという姿勢、これらについては評価するものであります。
次に、財政の健全化についてであります。平成25年度財政指標は、おおむね改善していることを確認いたしましたが、各種基金残高につきましては、これまでの厳しい財政状況への対応などから減少傾向にあります。財政基盤の強化の視点や公共施設の老朽化対策など、今後の財政需要を踏まえ、引き続き基金の充実に努力されるようお願いいたします。
最後に、本年度は基本計画の時点修正を行う年度となりますが、今後の市政経営に当たっては、長友市長のリーダーシップのもと、財政の健全化を維持するとともに、市民福祉の向上に尽力されますことを強く期待いたしまして、平成25年度
一般会計歳入歳出決算に対する賛成討論とさせていただきます。
○林明裕 議長 9番、橘正俊議員。
◆9番(橘正俊 議員) 改めまして、おはようございます。議案第51号、平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、公明党を代表し、決算認定の立場から討論を行います。
平成25年度を総括しますと、新たな基本構想、そして基本計画の初年度として、基本計画に位置づけた4つの視点による
重点プロジェクトなどの事業を着実に推進するとともに、市内事業者への受注機会確保を初めとする地域経済活性化等に継続的に取り組まれた1年であったと認識しております。
まず、本決算の歳出を総括的に見ますと、歳出総額は762億2,000万円余で、前年度と比較して9億4,000万円余の減となっております。その主な特徴としましては、小・中学校の増築工事費などを含む教育費、中心市街地の基盤整備などの土木費など、主に投資的経費がふえたこととともに、民生費が社会保障関係費、保育園の定員拡大に伴う運営経費の増などにより、引き続き増額となっています。一方、新ごみ処理施設の本稼働に伴う可燃ごみの広域処理費用の皆減など衛生費の大幅減により、歳出総額は前年度と比較して減額となったと認識するものであります。
さて、基本計画で位置づけられた4つの
重点プロジェクトについて順次見てみます。
1つ目の強いまちをつくるプロジェクトについては、自助、共助、公助の基本的な考えのもと、防災備蓄品の確保と充実、災害時要援護者避難プランの推進、緊急時の水の確保、消防水利の整備と維持管理、消防団の対応能力の向上など、地域や関係機関等との協働による地域の防災力を高める取り組みが行われております。また、2年目を迎えた調布市防災教育の日に引き続き取り組むとともに、平成25年度は新たに教員に対する応急手当て普及講習を実施するなど、学校や地域での危機管理体制の強化を図られたことは評価するものであります。一方、今後の防災対策につきましては、震災時等の生活再建には欠かせない罹災証明書を迅速、円滑に発行するための被災者支援システムの早期導入、避難所運営に女性の視点を今後も適切に取り入れていくことなどを要望するものであります。
次に、安心して住み続けられるまちをつくるプロジェクトでは、地域包括支援センターの相談体制を充実するとともに、協定団体との連携による見守りネットワークの強化への取り組み、新たに認知症予防事業を実施するなどの介護予防事業の充実、また、こころの健康支援センターにおける発達障害者の相談窓口の開始、希望の家深大寺の開設及び運営支援など、高齢者や障害者の暮らしを支える体制を強化されたことは評価するところであります。
保育園の待機児童対策への取り組みでありますが、認可保育園の定員拡大や認証保育所の新設などに取り組み、定員拡大を図ったものの、結果的に待機児童はさらに増加するという結果に至っております。保育園待機児童対策におきましては、これまで以上の取り組み強化を要望するものであります。
学童クラブでありますが、在籍障害児の5年生までの受け入れ学年の延長に取り組まれましたが、来年度からの学童クラブ受け入れ学年の拡大に適切に対処していただくことを要望いたします。
小・中学校施設でありますが、校舎の増築や教室改修などの不足教室対策とともに、直結給水化などの学習環境の改善に取り組まれたことは評価しますが、先般のひょうによる屋上防水の破損による雨漏りなど、学校施設の経年劣化が深刻であります。老朽化対策の改修工事を強化することを要望するものであります。
次代を担う子どもたちのために、安心して子どもを産み育てられ、子どもが夢を持って健やかに育つ環境づくりに向け、積極的な取り組みをお願いいたします。
利便性が高く快適で豊かなまちをつくるプロジェクトでは、京王線地下化後の調布、布田、国領の駅前広場の整備に取り組むとともに、調布駅周辺の市街地再開発事業や布田駅南土地区画整備事業の推進、
都市計画道路整備の推進など、これからの調布のまちの骨格づくりを着実に進められたものと認識するものであります。また、ソフト面においては、スポーツ祭東京2013の開催が挙げられます。全ての大会期間を通じて全国から延べ30万人を超える方を迎え、その準備、運営から関連イベントを含め成功裏に各事業を終えることができ、また観光協会とのタイアップやホームページでの市内観光資源の情報など、調布の魅力を全国に発信をいたしました。さらに、大会運営を支えていただいた市民ボランティア調布ゆりーとサポーターズについては、大会終了後も引き続き各種スポーツ事業等で活動していただくなど、2020年の東京オリンピックを見据えて取り組まれたことは評価するものであります。
4つ目のうるおいのあるまちをつくるプロジェクトでは、調布の大切な財産である豊かな緑を保全するため、緑ケ丘みんなの森と仙川崖線緑地を市内で初めて特別緑地保全地区に指定したほか、深大寺・佐須地域環境資源保全・活用基本計画を策定、また地域の特性を生かした景観まちづくりに向けた景観計画の策定など、地区の特性を生かした景観まちづくりを進めてきたものと認識いたします。
基本計画以外の課題への取り組みとして、学校給食における食物アレルギー対策において、有識者による報告書の提言と食物アレルギー事故再発防止に向けて取り組み方針の決定により、再発防止に向け取り組んできました。この痛ましい事故が二度と起こることのないよう、引き続き再発防止に全庁を挙げて取り組むことを要望するとともに、アレルギーをお持ちの方が安心して学校生活を過ごせるよう切に願うものであります。
次に、本決算の歳入を見ますと、歳入の根幹をなす市税収入が法人市民税の増収などにより前年度から23億5,000万円余の増となる443億4,000万円余となりました。市税の徴収率におきましても、現年度分に係る徴税強化の取り組みなどにより、96.6%と前年度から0.7ポイント増となっていることは評価するものであります。今後も引き続き財源確保と税負担の公平化の視点から、他市の取り組みも参考にしながら、徴収率の向上、収入未済額の縮減など、税収確保に向けたより一層の取り組みを要望いたします。
本決算における歳入歳出差額は46億7,000万円余、実質収支は44億円余となり、単年度収支と実質単年度収支が4年ぶりにプラスとなりました。また、財政指標を見ますと、経常収支比率については前年度から5.4ポイント改善した89.6%、臨時財政対策費を含まない比率でも前年度から6.8ポイント改善をしております。しかし、この主な要因は法人市民税の増収によるものであり、この水準が今後も継続するものではないと考えられます。また、基金残高につきましては、厳しい財政状況への対応や事業の進捗に伴い減少傾向であり、多摩地区の他団体と比べても低い水準となっていることから対策が急務であります。国や都の特定財源の最大限の確保や市税徴収率の向上などにより、さらなる財源確保に努めること、財政構造見直しの視点から、歳入歳出両面からの見直し、改革、改善に取り組み、財政の弾力性の向上と財政基盤の強化に努めていただくことを要望するものであります。
最後に、今年度は新たな基本構想、基本計画の2年次目であるとともに、基本計画の時点修正を行う年度でもあります。景気の動向は今なお不透明な状況ではありますが、基本計画に位置づけた
重点プロジェクトを初めとした各種施策の着実な推進を図っていただくとともに、今後も市民の安全・安心と市民生活支援に積極的に取り組み、最小の経費で最大の効果を上げられますことを期待し、本決算に対する認定の立場からの討論とさせていただきます。
以上です。
○林明裕 議長 12番、井樋匡利議員。
◆12番(井樋匡利 議員) 平成25年度調布市一般会計決算について、日本共産党を代表して、認定の立場から討論します。
25年度は、法人税の増収により経常収支比率が大幅に改善されることになりましたが、議案上程時の本会議質疑で確認されたように、今後について楽観的な見通しが持てる状況ではありません。
日本共産党は、地方自治体の役割として、住民の命と暮らしを守ることを最優先にするべきであることを繰り返し述べてまいりました。そこでの要求は切実であり、市としてそれに応えていく財源を確保するためにも、中心市街地整備を初めとする開発事業については、抑制を基調とし、適切な進捗管理によって単年度の予算の突出を抑えるべきであるということを指摘するものです。
以下、委員会の所管ごとに評価と要望を述べます。
総務委員会の所管部分では、まず徴税業務において、収納率向上のための努力は当然ですが、税の滞納は失業や病気による収入の減少、多重債務が背景にあることが多く、市民の生活再建に配慮し支援する視点を忘れずに対応することを求めます。
市職員の定数管理については、削減先にありきではなく、現場の実態に即した配置を求めるものです。非正規雇用が50%を超えていますが、仕事の質を上げていくためには安定した雇用が不可欠です。市職員の定数と雇用形態については、コスト削減最優先で判断するべきではないということを指摘するものです。
公契約条例については、その制定に向けて前向きの検討を行い、実現されるよう強く要望します。
次に、厚生委員会所管部分について、25年度は地域福祉コーディネーターが配置され、身近な相談窓口として市民に歓迎されています。早急に全市的な配置を行うよう求めるものです。
障害者福祉の分野では、引き続き当事者の声を聞き、きめ細かい支援策を進めるよう要望します。グループホームの設置について、障害者の方々、保護者の方々の不安に応えて、一層の推進に努めるよう求めるものです。
障害者の福祉雇用を進める事業について、それが一般就労にもつながるなど、障害者の社会参加を進めているという点で成果を上げていることを高く評価するものです。
高齢者が住まいを確保する上で資金がない、保証人がいないなど契約が困難な人が多いことを踏まえて、経済的な支援とともに、空き家や民間の賃貸住宅を活用して、適切な条件で行政として貸し付けを行うなど、抜本的な対策を求めます。
国の介護保険制度の改悪で、要支援の人が介護保険のサービスから外されることは制度の趣旨からして大きな後退であると言わざるを得ません。調布市として介護の後退とならないよう、一般施策の拡充とその利用料の負担について、少なくとも負担増とならないよう適切な対応を求めるものです。
健康診断については、口腔がんの検診をぜひ実施していただくよう要望します。
生活保護行政では、職員の増員により丁寧な対応を行い、就労にも結びつくなどの成果を上げていることを評価するものです。生活保護世帯に対する通塾費用の補助が実施され、就学支援として成果を上げていることは評価するものですが、生活保護制度の捕捉率が2割程度と言われている中で、漏給防止とともに、貧困の連鎖を防ぐために、就学支援についてその対象を広げることを求めます。
子ども生活部の事業について、平成25年度は469人の定員拡大を行って4月を迎えました。多くの待機児を残したことも事実であり、一層の努力が求められていますが、認可保育園の増設を中心に待機児対策に取り組む姿勢は高く評価するものです。
今回、子ども・子育て新システムに基づいた保育園や学童クラブの基準を市の条例で定めました。保育園については、認可保育園より低い基準の保育園を国が認めて、認可に入れなかった乳幼児がそこに入るという仕組みをつくったものです。これは国がみずから定めた本来あるべき保育の基準をないがしろにするものであり、乳幼児の保育環境に根拠のない格差を持ち込むものと言わざるを得ません。このような仕組みそのものが認めがたいものですが、こうした国の動きに対して、市として今までの保育水準を低下させない対応に努めるよう強く求めるものです。
そして、市長選挙で公約したとおりに、最大限、可能な限りの努力を尽くして待機児解消に努められるよう強く要望いたします。日本共産党だけではなく、各会派からも要望が出ている認証保育園の保育料助成の増額については、来年の4月に間に合う待機児対策の1つとしてもぜひ検討して実現していただくよう求めます。
学童クラブについても同様に、国の基準を踏まえて、今回、市の条例で定めた基準は、従来の調布市が行ってきた事業と比べ、開所日数や時間などの点で水準が低いものです。委員会の質疑では、公設学童クラブでは従来の水準を後退させず、必要な定員拡大を公設学童によって担っていくことが表明されました。ぜひそのとおりに行っていただくよう求めます。今後、ユーフォーとの一体的運用が行われることになりますが、事業の違いを踏まえた対応を求めるものです。
母子家庭への就労支援について、国の制度そのものが極めて不十分であるために、技能訓練などの制度の利用そのものが減っている状態です。児童手当も減額され、条件も厳しくされました。こうした国による制度の改悪が子どもの貧困を広げています。実態に見合った制度の改善と拡充を国に求めることも必要ですが、就労支援だけではなく、ひとり親家庭の困難さを直視して、児童手当など現金給付事業についても一層の拡充を国に対して要望するとともに、市としても努力していただくよう求めるものです。
続いて、文教委員会所管の部分についてです。参加と協働について、市民参加のまちづくりを進める上で、自治会や地区協議会、生涯学習、社会教育などの取り組みは大変重要であり、今後も重点的に取り組むことを要望します。
産業振興では、子育てしながらの就労活動を支援するために、マザーズコーナーにおける一時保育事業の実施を検討していただくよう要望します。
地域若者サポートステーションは、多くの若者に利用され、就職にも確実に結びつき、その後のフォローにも取り組んでいるとのことでした。それを評価するとともに、一層の成果を上げられるよう今後に期待するものです。
市内産業への支援では、長引く不況と相次ぐ大型店の出店に苦しむ商店街に対して、個別の商店会を巡回し、状況を把握し、課題を抽出する取り組みが行われました。今後、消費税増税の影響の状況をつかむこととあわせて、きめ細かな支援に結びつけていただくよう要望します。
引き続き、中小企業事業資金融資の利子補給と信用保証料の補助の継続を求めます。
都市農業では、市民農園や体験ファームの拡充を求めるものです。
学校教育では、検討委員会による学校給食のアレルギー対策が打ち出され、学校現場での新たな取り組みが行われました。慈恵医大とのホットラインも活用されるなど、今後も安全な給食提供に努められるよう要望します。
教員の多忙化については、指導室として状況を把握し改善に努めていることは評価するものですが、まだまだ解決に至っていないのが現実です。一番求められているのは、全ての学年で少人数学級を実現することであり、一層の努力を求めるものです。
貧困、不登校、いじめ、発達に偏りのある子どもへのサポートのことなど、さまざまな学校をめぐる諸問題に対し努力が行われていますが、各学校にソーシャルワーカーを配置するなど一層支援を強化していただくよう求めるものです。
学校施設に関して、特別教室へのエアコンの設置やトイレの改修を進めること、老朽化対策は教育部だけでなく、全庁的な位置づけを強化し、着実に進めることを求めます。
社会教育では、発掘作業開始から50年を迎えた下布田遺跡は、予定していた全体部分の取得が終了します。次世代に調布の歴史を伝えるために、整備を進めていただくよう求めます。
図書館では、10年間の図書購入費や利用実績、登録者数を見ると、購入費の削減傾向が利用実態と比例していることが読み取れます。10年前9,000万円だった図書購入費は、25年度は6,700万円でした。日本一の図書館とも言える市民の財産を今後も水準を落とすことなく運営するために、図書購入費の大幅増額と司書の経験の継承に力を入れることを求めるものです。
また、地方教育行政法の改定に伴い、市の教育行政の組織と運営が改変されることになりますが、国会において今後も地方分権、首長からの独立性、住民の意思の反映の3つの基本方針は変わらないと確認されています。委員会の審査では、市としてもこの点を十分反映し、今後の教育行政の執行に当たることを確認しましたので、ぜひそのように対応していただくよう求めるものです。
続いて、建設委員会の所管の部分についてです。建設委員会の審査では、環境とまちづくりとの相互関係の議論が行われました。調布市は景観条例を持ち、景観行政団体に移行して景観行政に主体性を持って臨む環境が整っています。一方、まちづくりにおいては、地区計画制度に基づく計画的なまちづくりが進められていますが、景観行政とまちづくりとの間には矛盾する規制、誘導があることも事実です。環境部、都市整備部の両部の連携によって、21世紀にふさわしい
グランドデザインを描き、それに基づいた事業展開を求めるものです。また、いずれの所管に限らず、全庁的な横の連携を強化することによって、何事にも総合的な視野で臨むことの重要性を指摘しておくものです。
総括的に見たとき、都市計画事業は財政フレーム上、現状の事業展開が限界です。中心市街地の市街地再開発が3地区、区画整理事業2地区、
都市計画道路整備が市施行の路線だけでも4路線です。これだけのボリュームの都市計画事業を同時に進めている自体は、少なくとも近隣では見当たりません。既存事業の進捗管理をより強めるとともに、今後の事業展開については、現状の財政規模以上に拡大させないことを厳しく求めておくものです。
続いて、個別事業について何点か述べます。
まず、ごみ処理の問題です。当年度は三鷹市との共同処理施設クリーンプラザふじみでは、数回にわたって水銀が検出されており、安全な操業への努力を求めるものです。ごみ減量率の低下傾向が危惧されており、市民への啓発活動強化も含めて引き続き減量の努力を求めます。
公共施設の屋根貸しによる太陽光発電について、さらに拡大するべく取り組みを強めていただくよう要望するものです。
線路敷跡地も含めた公園整備については、利用者の声を十分反映させる市民参加を保障することを求めます。とりわけ通称タコ公園の代替公園として位置づけられている市役所西側に予定されている公園整備については、近隣利用者だけでなく、できる限り広範な利用者の声を把握するべきであると考えます。
景観行政団体となっている環境部の今後の取り組みに当たっては、他の部との連携と調整、財源対策等含めて特段の対応を求めるものです。
自転車駐輪場について、現状では利用実態が必ずしも正確に把握されていないことが明らかになりました。利用実態の正確な把握に基づいて、今後の整備を進めることを求めます。
駐輪場の利用料について、新設の駐輪場では最初の1時間まで無料となっていることが明らかになりましたが、既存の駐輪場についても新設と同様な対応をすることを強く求めるものです。
道路整備では、生活・狭隘道路の整備が非常に不十分と言わざるを得ません。市民の最も身近な生活基盤である生活道路等のおくれは、時として事故にもつながるものであり、予算配分を拡大して、生活道路の整備を重点的に行うよう求めるものです。
公共施設の維持保全整備については、その財源として毎年確実に一定の金額を確保し、財源に充当すべきであると考えます。
最後に、公共交通機関としてのバス交通についてです。中心市街地、とりわけ調布駅などの3駅の駅広整備、複数の都市計画道路の整備が進む中で、バス路線や便数の見直しが急がれています。バス事業者との協議は当然ですが、その際もバス利用者の要望を最大限尊重するよう求めるものです。ミニバス西路線は運行開始以来、その利用乗降客数は倍加しています。ここでも利用者の要望に応えるよう求めるものです。
以上、評価と要望、指摘を行った上で、平成25年度の決算の認定についての賛成の討論といたします。
○林明裕 議長 4番、
ドゥマンジュ恭子議員。
◆4番(
ドゥマンジュ恭子 議員) 議案第51号、平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算に対して、生活者ネットワークは認定の立場から討論いたします。
平成25年度は、新たな基本構想、基本計画の初年度であり、基本計画の4つの
重点プロジェクトに掲げられた各関連施策が重点的に取り組まれました。これらの施策について予算がおおむね適正に執行されたと考えますが、中心市街地や再開発などの都市基盤整備に優先するのではなく、市民生活に立った財政運営を求めます。
4回にわたる補正を経て、最終的な一般会計歳入決算は808億9,000万円余となりました。平成25年度の歳入の大きな特徴は、その54.8%を占める市税収入が過去最高の443億4,000万円余と、前年度よりも約23億5,000万円もの増収となったことです。その要因としては、個人市民税や固定資産税の増もありますが、法人市民税の17億5,000万円余の大幅な増額が挙げられます。その結果、歳出での減要因もありますが、3年連続でマイナスとなっていた実質単年度収支は20億9,000万円余のプラスに転じ、財政の弾力性を示す経常収支比率も7年ぶりに90%を切り、89.6%と前年に比べ5.4ポイント改善しました。これは市財政がいかに景気動向による一部法人の業績に大きく左右されるかが事実としてあらわれたものであり、個人消費の落ち込みや消費税増税など、経済状況の先行きが依然として不透明な中、さらに気を引き締めて持続可能な財政運営に留意していく必要があります。
市の貯金である基金は、平成20年度から減る一方であったために、平成25年度末では1人当たりの基金残高は東京都内の類似団体の平均を下回る結果になっています。したがって、実質収支を優先的に財政調整基金や公共施設整備基金、緑の保全基金などに積み増すとした今年度の繰越金活用計画は懸命な判断と言えます。しかし、今後、老朽化が深刻な学校を初めとする公共施設の維持保全や庁舎の建てかえなどにも大きな需要が見込まれ、財政負担が大きくのしかかってくることは避けられないことから、中長期的な見通しを持ってさらに確実に基金を積み増しておくことを求めます。
また、市税収入の増要因には、市税の徴収率アップも挙げられます。コンビニ収納やモバイルレジなどで収納率を伸ばしたほか、平成25年度からの現年対策班の設置や口座振替申し込みキャンペーンなどの徴税強化の取り組みにより、96.6%と前年度から0.7%の増加になりました。さらに、他市に比べてコストをかけずに効率的に徴収率を上げていることも評価いたします。
来年度からの生活困窮者自立支援制度では、税の滞納などから困窮者の無言のSOSに気づき、総合相談窓口につなぎ、支援することが重要となります。徴収率を上げるとともに、その視点を持って取り組める体制をつくっておくことを要望いたします。
続いて、歳出での事業の執行状況についてです。民生費は48%を占めており、その中の高齢者福祉では、認知症対策として市内医療機関、地域包括支援センター、認知症疾患医療センターで構成する認知症連携会議を設置し、医療と介護の連携の推進が図られました。現在検討中の認知症ケアパスの作成により、認知症の早期発見、状態に応じた適切な早期支援により、地域で認知症高齢者が生活できる体制が整えられることが期待されます。また、ゆうあい福祉公社では、家族支援マップを作成し、在宅介護をしている家族が悩みや情報を共有できる居場所の周知を進めました。高齢になっても住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられ、医療、介護、介護予防、生活支援、住まいの支援が一体的に受けられる地域包括ケアシステムの構築が着実に図られることを要望します。
障害者福祉では、こころの健康支援センターで成人期の発達障害者の相談支援の拠点を整備し、その特性に応じた生活訓練や就労準備支援、学習の機会が提供されました。子ども発達センターから一貫してライフステージに応じた支援が受けられ、また成人期になって障害に気づくケースにも対応できるようになったことは、大きく評価するところです。一層の周知が図られることを望みます。
生活福祉では、生活保護受給世帯の次世代育成支援として、小・中学生が塾に通うための費用助成が開始されました。来年度から取り組まれる子どもの貧困対策の中で、生活支援や高校での中途退学者を出さないよう、全日制高校への進学率を上げられる学習支援を望みます。
地域福祉では、地域福祉コーディネーターが市内2カ所に配置されました。核家族化が進み、地縁、血縁が薄らぐ一方、地域での福祉ニーズは多様化しています。地域で安心して暮らすためには、見守りなど主体的な住民のかかわりが不可欠ですが、地域での生活を支える住民や関係機関のネットワークの中心となる役割を担う地域福祉コーディネーターを計画的に市内全地域に配置していくことを求めます。
教育費では、食物アレルギー事故再発防止検討委員会の報告をもとに、事故再発防止に向けた取り組み方針を策定しました。医療機関と連携を進め、慈恵第三病院のアナフィラキシー対応ホットラインが設けられ、校内での教職員の役割の明確化やシミュレーション訓練の定期的な実施、また、全教職員への食物アレルギー研修やエピペンの模擬実習などによって、緊急時の対応が強化されました。とうとい命が進めてくれることになった調布市の食物アレルギー対策は、全国からも注目されています。おかわりルールなどに対しても声が聞かれますが、当事者の子どもたちや保護者、学校現場からの意見、要望に耳を傾けて、よりよい対策にしていくことを望みます。
また、ことしの夏、ひょうにより複数の学校に雨漏りなどの被害が出ました。これは屋上の防水シートの張りかえなどの改修を先送りにしていた結果であることが明らかになりました。学校は子どもが日々過ごし学ぶ場であり、災害時は避難所となります。学校施設の維持保全は、計画を前倒しして、最優先で行うことを要望します。
労働費では、ちょうふ若者サポートステーションが開設され、今まで制度の谷間になり支援の届かなかったニートや引きこもり状態にある人や高校中途退学者など15歳から39歳までの若者を対象に、パソコン講習やセミナーなど就労や自立に向けた支援が行われました。7月からの開設でしたが、来所者は2,000人を超え、93人が就労につながりました。保護者への相談も行われ、潜在的な需要も高いことから、生活困窮者自立支援制度も見据えて事業の拡充を図ることを求めます。
総務費では、市の職員として働く人のうち、嘱託や臨時といった非常勤職員の占める割合は51.8%と正規職員を上回っている実態が委員会審査で明らかになりました。官製ワーキングプアという言葉も聞かれますが、非常勤職員は賃金や福利厚生などで正規職員と格差があります。同じ職場で経験を積んでも厳然たる格差があることは仕事に対するモチベーションが下がることも懸念されます。また、専門性を持つ熟練した非常勤職員がより待遇のいい自治体に引き抜かれてしまう事例も以前にはありました。これは調布市にとって損失となります。例えば今後の子どもの貧困対策では、全国的にスクールソーシャルワーカーの配置が進められます。他市に先駆けて取り組んでいる調布だからこそ、市のスクールソーシャルワーカーを試行的に正規職員化していくことも検討されるべきだと考えます。行革プランの定数削減ありきではない人事の見直しを行い、非常勤職員も含めた仕事へのやりがいや意欲を高める待遇改善や仕組みづくりを進めることを要望します。
環境施策では、市民が主体となって進める調布未来のエネルギー協議会に参加し、地域主導型再生可能エネルギーの導入検討を行い、ことし6月に公共施設34カ所で925キロワットの発電開始の実現につなげたことを評価いたします。市民主体で行政が後押しをする新しい形の協働事業であり、調布市民の底力を感じます。今後、民間施設へも広がることを期待します。
また、崖線緑地の保全活動を市民との協働でより積極的に進めるため、調布市崖線樹林地保全活動協働事業実施要綱が策定されたことも評価すべきものです。これは初めて協働の文字が入った要綱であり、その文案づくりも保全活動を実際にしている市民との協働で進められました。これによって、市民団体の位置づけが明確になり、市民活動の活性化につながることが期待されます。環境保全の他の協働事業についても人材育成や協働の視点を明らかにするために、このような取り組みを進めることを要望します。
今後も駅前広場の整備や鉄道上部跡地利用などの都市基盤整備や公共施設の老朽化対応など、大きな財政需要が見込まれる事業が多々ありますが、市民福祉を第一として、次世代へ引き継ぐ環境保全と、持続可能でバランスのとれた行財政運営に取り組んでいくことを要望して、生活者ネットワークとして認定の立場からの討論といたします。
○林明裕 議長 11番、雨宮英雄議員。
◆11番(雨宮英雄 議員) 議案第51号 平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定についてに、闘う改革の会は認定の立場から討論をいたします。
新たな計画行政のスタートの年、平成25年度決算の大きな特徴として、歳入予算では当初423億1,000万円余と計上された市税がその一部である法人市民税の大幅な増となったことに加え、個人市民税の増により443億4,900万円余となり、本市の決算にあってはこれまでの最高額となりました。対前年度比の実額でも23億5,000万円余の増収が挙げられます。
法人市民税にあっては業績の回復、個人市民税にあっては税制改正などによる増要因に加え、税の徴収率が前年度に比べて0.7ポイント上昇したことも歳入の増加要因としてつけ加えられます。景気の動向や法律の改正とは異なり、自治体固有の自助努力の成果と言える徴収率のアップにつきましては、率直に評価を申し上げ、あわせて担当された職員の方々の労苦をねぎらうものであります。
長年にわたってデフレが続き、平成22年度から3年連続した実質単年度収支のマイナスが改善することになりますが、歳入構成の約55%となる市税は景気動向により増減が決まる面もありますことから、当年度決算の市税増が一過性のものとなる場合もあります。増収分については繰越金とし、年度をまたいで基金への加算がなされますが、暫減傾向が続いていた基金に一時的なストップがかかることになると受けとめ、引き続きコスト意識を高めて行財政改革の推進を継続していくべきであります。
1点、個別の項目として昨年も指摘し、本年第2回定例会の一般質問でも提起した委託料の執行について挙げたいと思います。
歳出予算の款、項、目、節の13である委託料は、庁内のほとんどのセクションが執行管理に当たっています。10年前の平成15年度決算では109億3,800万円余であったものが、当年度では144億8,000万円余となり、30%を超える伸びとなっています。節ごとの決算額を見てみますと、節20「扶助費」の143億4,200万円余を少し上回り、歳出決算の中では最高額となっております。
委託料の間口は大変広く、業務の全てが直営では不可能なもの、例えばエレベーターやエスカレーターなど機械設備の点検や音響機器のオペレート業務、ビル管理の法定点検などや市の本来業務として行ってきたものが委託となったもの、例としてはごみの収集や公用車の運行関連業務など、あるいは業務の一部を委託しているもの、事業系の課が主催する事業にあって主導的な役割をお願いするものなどがあります。
委託契約に際しては、正規職員の本来業務を怠り安易な委託に走ることなく、契約に当たっては何ら工夫のない仕様書を添付することなく、相当な神経を使って1年ごとの見直しが必要であります。また、業務開始後にあっては進行管理が大変重要であることは言うまでもありません。
一般質問では機械警備を例にしましたが、契約方法のうち特に随意契約については、その妥当性を1年ごとに検証するべきであります。そのポイントは、同等品、あるいは同等のサービスはほかにないのか、複数年にわたる長期継続契約になじむのか否かなどになろうかと思います。一度随意で契約すれば、半永久的に契約が継続するとの認識は一切断ち切り、業務に当たることを要望します。
なお、本年度の決算審査に際して、市が保有する債権について債権管理の取り組みの概要が示されました。既に庁内横断的な調布市債権管理連絡会を組織して動きが始まっております。職員の多数が主に歳出予算にかかわるのが予算執行の実情ですが、自治体にとっての入りにかかわる予算について、組織全体の認識を高めることは重要な課題であります。今後、市が保有する債権のうち裁判執行債権についてのルールづくりが作成されることになりますが、単に担当者のみならず、職員全体の意識向上の一助となり、ひいては歳出予算執行に際しての細やかな気遣いにつながる仕組みとなることを要望します。
以上、端的に指摘と要望を添えて認定討論といたします。
○林明裕 議長 3番、高橋祐司議員。
◆3番(高橋祐司 議員) 議案第51号 平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、つながる調布として討論させていただきます。
平成25年度は、平成34年度までを計画期間とする新たな基本計画の初年度でありました。25年度の一般会計の詳細につきましては、多くの皆さんが細かく述べられていますので、私はポイントのみ述べさせていただきます。
まず歳入ですが、法人市民税、そして税制改正による個人市民税の増などにより、前年度比約23億円の大幅なプラス、歳出では前年度比で約9億4,000万円のマイナスという形での決算となりました。その中で、市立小・中学校の増築工事等に伴う経費の増や保育園ニーズの増加に伴う運営費用の拡大、社会保障関連経費の増大などにも対応してくれたことについては評価したいと思っております。
また、財政調整基金など市の貯金に当たります基金への積み立てがプラスになったこと、そして実質単年度収支でも20億9,000万円余りのプラスとなり、これは職員の皆さんの努力であるということで評価させていただきます。
とはいえ、市では解決していかなければならない課題はまだまだ山積です。再選された市長の新たな任期に即した形での基本計画の時点修正もこれから進められていくことになりますし、福祉、子育てなどなど、新たな総合計画も策定されることになっています。職員の皆さんには、ここが踏ん張りどころと新たにまた頑張っていただくことを期待し、今年度後半の各施策への取り組み、そして来期予算の策定に当たり、幾つかのポイントについて意見、要望を申し述べ、決算認定の討論とさせていただきます。
今年度、平成26年度は税収もさらに改善されてきているというような期待もされているようですが、高齢化の率はさらに高まっておりますし、社会保障経費などは確実に拡大していくことが予想されています。生活保護費や高齢者福祉費、児童福祉関連経費なども間違いなくふえていきますし、国民健康保険、後期高齢者医療保険など、各特別会計への繰出金でも国での抜本的な制度の見直し方針が示されないままですので、今後もさらに拡大していくことが予想されています。それらを見越した自治体運営にある程度覚悟しておくことが求められると思います。
この先、中心市街地の駅前広場の整備や線路跡地の再開発、都市計画道路ほか、市内生活道路の整備、そして防災対策などなど、多くの公共工事が進められていくことになります。2020年東京オリンピックに向け、味の素スタジアム周辺は、市の事業ではないにしても、新競技場の整備を含め、新たな建築の工事が目に見える形で進行していくことになります。
公共施設白書が平成27年に策定されると聞いていますが、これも議会でも何度も取り上げられていますが、市内小・中学校施設の老朽化、劣化は想像以上に顕著です。調布の将来を担っていく大事な子どもたちのために、今一番望まれるのは優れた、そして質の高い教育と環境整備ではないでしょうか。各公共施設のカルテを今年度中に策定し、その精査、分析結果などによっては維持保全計画の見直しなどもあるのか、どんな見直しが行われているのか見通せない状況ではありますが、できる限り小・中学校の施設整備に優先的に目と財源を向けていただくことを要望しておきます。
次に、公遊園の整備について一言。私も3月の一般質問で取り上げましたボール遊びのできる公園への取り組みについては、周辺住民の方々との協働を続け、実現の方向で取り組みを推進していただいているようですので、その成果には期待をしております。それと同時に、提言させてもらいました利用者の中心が乳幼児であることが想定される児童遊園の禁煙規制強化についても、今年度中に何らかの方策の方針を示していただくことになっていたと思います。こちらも改めて要望しておきたいと思います。
次に、今議会でも数多くの質疑が行われ、さまざまな意見が述べられていました調布駅周辺の駐輪場の整備についてです。この件に関しましても、私は3月議会で意見を述べさせてもらいましたが、その後、市側は改めて市民意見をお聞きするということになっています。その聴取方法やアンケートの内容など、より具体的な取り組みは今後改めて示されてくるのだと思っておりますが、ぜひ市民の皆さんの生の声を真摯に聞き届けていただきたいと思います。そして、事前の案内や周知の段階から細心の注意を払い、誠意を持って慎重な取り組みを進めていただくことを求めておきます。決して計画のスケジュールだけを優先した計画ありきではなく、フラットな視点での意見聴取となることを改めて求めるものです。
こうして今、市のさまざまな計画に目を通していると、駅前広場の再開発、線路跡地整備、公共施設整備、道路などなど、どうしても大きなウエートを占め、いやが応でも関心や話題の中心はハードの整備に集まりがちです。そんなときだからこそ時折立ちどまり、いま一度市民生活視点でそれらの施策、計画を見詰め直してみることも必要なのではないでしょうか。中心市街地開発の基本コンセプトでは、ソフトとハード一体となった取り組みと何度も強調し、聞かされています。中心市街地以外の生活道路整備やミニバスを含めた交通政策などでも、ハード中心の視点ばかりでなく、利用者・使用者視点に立ったソフトと一体となった取り組みによる課題解決の道もあるのではないかと探っていただきたく思います。
今議会の一般質問でも、私はシティープロモーションへの取り組みについて質問し、付加価値創造の提言もさせてもらいました。そこでも大事になってきているのは、キーワードはソフトです。持続可能で自主自立の財政運営を目指すには、従来にも増して自主財源確保が重要になってきていると考えております。今以上の企業誘致や生産年齢人口が一気に拡大する環境にない調布市では、以前から申し上げているような地域資源のブランド化を図り、魅力を付加し、情報の交流、人的交流を図ることで産業振興、地域経済活性化策につなげていく取り組みを模索すべきと考えます。
ハードを整備すれば人が集まる、ハードを整備すれば利便性が高まり、人口が流入し、企業も参入し、雇用も生まれるという時代はもう終わりました。産業構造の変化、人口構造の変化などから、人々のマインドの変化を読み解く必要が生じてきています。立地、交通環境、レジャースポット、そして豊かな自然など、調布にはその魅力を発信する条件は整っていると感じています。2020年の東京オリンピックでも、我が調布はまたまた注目を浴びることになります。このチャンスをどう生かし、今後にどうつなげていくかです。オリンピックイコール世界、平和、スポーツというキーワードを生かした中での調布ブランドを構築し、観光、レジャー振興も含めた視点での自主財源確保の方策もこれから積極的に研究、模索していくことを強く要望しておきます。
しかし、それもこれも、今このまちで暮らす市民の皆さんの満足度が充足していなかったら成り立ちません。将来世代への投資とこれまで尽力してくれた高齢者世代への感謝を忘れない福祉政策など、持続可能で質の高い行政サービスの提供に向け、さらに奮闘いただくことを求め、平成25年度
一般会計歳入歳出決算に対する賛成討論とさせていただきます。
○林明裕 議長 討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第1 議案第51号 平成25年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する各常任委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本件は各常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は起立多数をもって認定することに決しました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第2 議案第52号 平成25年度調布市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
△第3 議案第55号 平成25年度調布市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
△第4 議案第56号 平成25年度調布市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
○林明裕 議長 日程第2から日程第4まで、3件一括議題といたします。
本3件は厚生委員会において審査を受けておりますので、その報告を橘正俊委員長に求めます。橘正俊委員長。
〔橘
正俊厚生委員長登壇〕
◎橘正俊 厚生委員長 厚生委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第52号 平成25年度調布市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第55号 平成25年度調布市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第56号 平成25年度調布市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、以上3件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。
日程第2から日程第4まで、3件一括採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認めます。よって、これより3件一括採決を行います。
日程第2 議案第52号 平成25年度調布市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第3 議案第55号 平成25年度調布市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第4 議案第56号 平成25年度調布市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、以上3件に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本3件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本3件は満場一致をもって認定することに決しました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第5 議案第53号 平成25年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
△第6 議案第54号 平成25年度調布市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
○林明裕 議長 日程第5、日程第6、以上2件一括議題といたします。
本2件は建設委員会において審査を受けておりますので、その報告を
小林充夫委員長に求めます。
小林充夫委員長。
〔小林
充夫建設委員長登壇〕
◎小林充夫 建設委員長 建設委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第53号 平成25年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定について、本件につきましては、審査において意見が分かれ、討論が行われました。
反対討論として、日本共産党の委員の要旨は、本決算については生活再建救済制度に係る債務負担行為が、当年度についても残存することが確認された。その事実をもって決算認定に反対というものでした。
一方、賛成討論として、公明党の委員の要旨は、平成23年度以降、調布市独自の健全化計画により経営状況は改善されている。平成25年度の公共用地買収費は1億2,500万円余だが、前年度まで計上されてきた公社経営健全化促進事業用地買収費は皆減されている。生活再建救済制度による債務残高も7億円程度まで減った。今後も国による再取得が進むことを期待し、賛成というものでした。
本件は、採決の結果、賛成多数をもって原案認定と決しました。
続きまして、議案第54号 平成25年度調布市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
21番、雨宮幸男議員。
◆21番(雨宮幸男 議員) おはようございます。議案第53号、平成25年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、日本共産党は認定に反対の立場から討論を行います。
先ほどの委員長報告にもございましたように、この決算の内容としては、いわゆる生活再建救済制度に係る債務負担行為の内容が含まれております。この生活再建救済制度といいますのは、この議案が市長によって提出されたときの本会議で私も上程時質疑を行いましたけれども、もともとほかの議案と一体となって提案をされる、審議をされる予定とされていたものが、議会開会の直前になって、この案件についてのみ先議案件という扱いがされた、まさに異例づくめの議案であったわけであります。
しかも、その具体的な中身は、この質疑がその後の総務委員会での議論を通じて明らかになったことでありますけれども、生活再建救済と言いながら、結局は当時の特定大企業の1万平米を超える用地を国の肩がわりとして調布市が買い取る、取得をするという内容が明らかになったわけでありまして、このこと自体に対して当時、私どもは反対しております。その後、連続的に国の肩がわりとして開発公社を通じて取得し続けてきたことに対して、また、その国による買い戻しが始まった年度からもこの債務負担について引き続き反対の態度を貫いてまいりました。
冒頭に述べましたように、この25年度につきましても、生活再建救済制度に係る債務負担行為がいまだに残存する、このことによって本決算認定に反対するものであります。
○林明裕 議長 5番、清水仁恵議員。
◆5番(清水仁恵 議員) 議案第53号、平成25年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算につきまして、チャンレジ調布21を代表いたしまして、認定の立場より討論を行います。
平成25年度
用地特別会計歳入歳出決算の内容について見ますと、公社経営健全化促進事業用地買収費が皆減となっております。これは平成24年度まで存在していた商品に区分される代替地の公有地化が全て終わったことによるものであり、一般会計において東京都区市町村振興基金を財源として確保し、市が代替地の一部を公社から取得してきた取り組みが実を結んだ結果と言えます。
公社が長期保有する土地を市が繰り上げて一括して買い戻したことや、生活道路等の事業用地について市と公社との債務負担償還期限をかつての10年間から4年間に改めたことなど、債務残高縮減を初めとした公社の経営健全化促進のための取り組みに評価をいたします。
今後は、土地開発公社の保有する特定事業用地に区分される代替地の事業進捗に合わせた迅速な公有地化を求めると同時に、公社が長期保有土地を新たにふやすことなく、堅実に経営されることを要望いたします。
東京外かく環状道路に係る生活再建救済制度適用用地につきましては、平成17年度に当制度による土地の取得はありませんでしたので、平成25年度は国による再取得は行われておりません。平成18年度に取得したものについては、今年度5月に予定どおり償還されたと伺っておりますので、平成19年度、20年度に取得した用地費用を初め、経過利息、管理諸経費分も含めた約7億円余が早期に償還されますよう、今後とも国による着実な再取得が実行されるための適切な対応を求めます。
また、既に国により再取得されている入間町の土地につきましても、地域住民の関心も非常に高いことから、調布市としてその活用について調布市のまちづくり計画との整合や地域の環境への配慮等を国へ協力を求めていっていただきたいと存じます。なお、国への要望活動などの検討にも着手されることを期待いたしております。
引き続きまちづくりの着実な推進に向けて、国庫補助金などの財源確保をされ、後年度負担の抑制が図られた用地特別会計の適切な運用を要望いたしまして、賛成の立場からの討論とさせていただきます。
○林明裕 議長 20番、
大河巳渡子議員。
◆20番(大河巳渡子 議員) 議案第53号、平成25年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、元気派市民の会は反対の立場から討論いたします。
平成25年度の
用地特別会計歳入歳出決算額は、ともに1億9,000万円余でありました。しかしながら、用地会計にかかわる土地開発公社は、市の意向に沿った運営をしております100%市が出資している団体であります。したがいまして、市債と同様に、公社の債務については後年度の負担となることから、連結した視点で用地会計における債務を市の債務として見ていく必要があります。用地特別会計においては、外環事業に関して創設されました生活再建救済制度の運用に、国や都からの依頼に対して土地開発公社が窓口になって機能するために行われました借金が21億2,500万円余まだ残っております。
外環道路に関して創設されました生活再建救済制度は、特定企業を優遇措置するという不透明な形でスタートしております。また、この制度は国指定の高金利の財団から借り入れることが条件といった大変不可解な点も、これは皆さん御承知のとおりであります。元気派市民の会では、この制度そのものに問題があることを当初から指摘し、審議の不透明さも含め、反対してまいりました。買い戻しが始まっておりますが、まだ多額な残金があります。公社経営の健全化を促進してきたといいますが、言いかえれば、公社が市の肩がわりをしていたものをつけかえて、調布市本来の借金を市民に見える形にしたものであります。
連結決算で会計を捉える時代になってまいりました。それぞれの会計がまず透明度を上げ、健全化していくための財政規律が必要です。生活再建制度にかかわる残金については、早期の国に責任ある対応を求めるとともに、これからの土地開発公社の運営につきましても、今後のあり方も含めた検討をされることを含めまして、決算の認定には反対するものであります。
○林明裕 議長 1番、平野充議員。
◆1番(平野充 議員) 議案第53号、平成25年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算につきまして、公明党を代表し、認定の立場から討論いたします。
平成23年度以降、調布市独自の土地開発公社経営健全化計画により経営状況は大幅に改善され、国が定める基準でも健全な状態を維持することができています。平成25年度の公共用地買収費は1億2,500万円余ですが、前年度まで計上されてきた公社経営健全化促進事業用地買収費が皆減となっています。
また、生活再建救済制度による用地取得は、長期にわたり凍結状態が続いた外環道建設において、地下化の構想が持ち上がり始めた平成15年度からの6年間で、都市計画上の制約を受けてきた方々により申し出のあった24件に土地開発公社が国にかわって用地を取得し、役割を果たしてきたものです。
御存じのとおり、東京都心部における慢性的な渋滞解消が円滑な物流の営みにおいても喫緊の課題となってきたことによる外環道建設でございます。この生活再建救済制度による公社の債務は、ここ3年間で大幅に減り、今年度、残高は約7億3,000万円までになりました。外環道建設は、平成19年に関越道、中央道、東名道へのジャンクション設置とあわせ、地下方式へと都市計画変更が決定され、本年春にはシールド工事区間の工事発注が行われています。今後、東京オリンピック開催の2020年完成を目標に、順調な工事の進捗とあわせ、公社が取得した土地の国による再取得が進み、早期に債務が完済することを期待します。
以上、大きく3つの観点より本決算認定討論といたします。
○林明裕 議長 討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第5 議案第53号 平成25年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は起立多数をもって認定することに決しました。
日程第6 議案第54号 平成25年度調布市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は満場一致をもって認定することに決しました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第7 議案第63号 調布市パブリック・
コメント手続条例 (
委員会審査報告)
○林明裕 議長 日程第7 議案第63号 調布市パブリック・
コメント手続条例を議題といたします。
本件は総務委員会において審査を受けておりますので、その報告を
渡辺進二郎委員長に求めます。
渡辺進二郎委員長。
〔
渡辺進二郎総務委員長登壇〕
◎渡辺進二郎 総務委員長 総務委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第63号 調布市パブリック・
コメント手続条例、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第7 議案第63号 調布市パブリック・
コメント手続条例、本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は満場一致をもって可決されました。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時53分 休憩
――――――――――― ―― ―――――――――――
午前11時 1分 開議
○林明裕 議長 本会議を再開いたします。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第8 議案第64号 調布市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例
(
委員会審査報告)
△第9 議案第65号 調布市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例
(
委員会審査報告)
△第10 議案第66号 調布市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
(
委員会審査報告)
△第11 議案第67号 調布市
ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
△第12 議案第68号
調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
△第13 議案第72号 調布市保育所保育の実施に関する条例を廃止する条例
(
委員会審査報告)
○林明裕 議長 日程第8から日程第13まで、6件一括議題といたします。
本6件は厚生委員会において審査を受けておりますので、その報告を橘正俊委員長に求めます。橘正俊委員長。
〔橘
正俊厚生委員長登壇〕
◎橘正俊 厚生委員長 厚生委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第64号 調布市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例、議案第65号 調布市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例、議案第66号 調布市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例、議案第67号 調布市
ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例、議案第68号
調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例、議案第72号 調布市保育所保育の実施に関する条例を廃止する条例、以上6件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。
日程第8から日程第13まで、6件一括採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認めます。よって、これより6件一括採決を行います。
日程第8 議案第64号 調布市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例、日程第9 議案第65号 調布市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例、日程第10 議案第66号 調布市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例、日程第11 議案第67号 調布市
ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例、日程第12 議案第68号
調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例、日程第13 議案第72号 調布市保育所保育の実施に関する条例を廃止する条例、以上6件に対する委員長の報告は可決であります。本6件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本6件は満場一致をもって可決されました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第14 議案第69号 調布市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の
一部を改正する条例 (
委員会審査報告)
△第15 議案第70号 調布市市営住宅条例の一部を改正する条例(
委員会審査報告)
△第16 議案第71号
調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
△第17 議案第73号 市道路線の認定について (
委員会審査報告)
△第18 議案第74号 市道路線の認定について (
委員会審査報告)
○林明裕 議長 日程第14から日程第18まで、5件一括議題といたします。
本5件は建設委員会において審査を受けておりますので、その報告を
小林充夫委員長に求めます。
小林充夫委員長。
〔小林
充夫建設委員長登壇〕
◎小林充夫 建設委員長 建設委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第69号 調布市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例、議案第70号 調布市市営住宅条例の一部を改正する条例、議案第71号
調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議案第73号 市道路線の認定について、議案第74号 市道路線の認定について、以上5件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。
日程第14から日程第18まで、5件一括採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認めます。よって、これより5件一括採決を行います。
日程第14 議案第69号 調布市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例、日程第15 議案第70号 調布市市営住宅条例の一部を改正する条例、日程第16 議案第71号
調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、日程第17 議案第73号 市道路線の認定について、日程第18 議案第74号 市道路線の認定について、以上5件に対する委員長の報告は可決であります。本5件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本5件は満場一致をもって可決されました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第19 議案第57号 平成26年度調布市
一般会計補正予算(第2号)
(
委員会審査報告)
○林明裕 議長 日程第19 議案第57号 平成26年度調布市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本件は各常任委員会に付託し、審査を受けておりますので、順次その報告を各常任委員長に求めます。
最初に、総務委員会の審査報告を
渡辺進二郎委員長に求めます。
渡辺進二郎委員長。
〔
渡辺進二郎総務委員長登壇〕
◎渡辺進二郎 総務委員長 総務委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第57号 平成26年度調布市
一般会計補正予算(第2号)、
総務委員会所管部門、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で総務委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、文教委員会の審査報告を
福田貴史委員長に求めます。
福田貴史委員長。
〔福田
貴史文教委員長登壇〕
◎福田貴史 文教委員長 文教委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第57号 平成26年度調布市
一般会計補正予算(第2号)、
文教委員会所管部門、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で文教委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
次に、厚生委員会の審査報告を橘正俊委員長に求めます。橘正俊委員長。
〔橘
正俊厚生委員長登壇〕
◎橘正俊 厚生委員長 厚生委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第57号 平成26年度調布市
一般会計補正予算(第2号)、
厚生委員会所管部門、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で厚生委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、建設委員会の審査報告を
小林充夫委員長に求めます。
小林充夫委員長。
〔小林
充夫建設委員長登壇〕
◎小林充夫 建設委員長 建設委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第57号 平成26年度調布市
一般会計補正予算(第2号)、
建設委員会所管部門、本件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で建設委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
以上で各常任委員長の審査報告は終わりました。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第19 議案第57号 平成26年度調布市
一般会計補正予算(第2号)、本件に対する各常任委員長の報告は可決であります。本件は各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は満場一致をもって可決されました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第20 議案第58号 平成26年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
(
委員会審査報告)
△第21 議案第61号 平成26年度調布市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
(
委員会審査報告)
△第22 議案第62号 平成26年度調布市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
(
委員会審査報告)
○林明裕 議長 日程第20から日程第22まで、3件一括議題といたします。
本3件は厚生委員会において審査を受けておりますので、その報告を橘正俊委員長に求めます。橘正俊委員長。
〔橘
正俊厚生委員長登壇〕
◎橘正俊 厚生委員長 厚生委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第58号 平成26年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第61号 平成26年度調布市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第62号 平成26年度調布市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、以上3件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。
日程第20から日程第22まで、3件一括採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認めます。よって、これより3件一括採決を行います。
日程第20 議案第58号 平成26年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、日程第21 議案第61号 平成26年度調布市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、日程第22 議案第62号 平成26年度調布市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、以上3件に対する委員長の報告は可決であります。本3件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本3件は満場一致をもって可決されました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第23 議案第59号 平成26年度調布市
用地特別会計補正予算(第1号)
(
委員会審査報告)
△第24 議案第60号 平成26年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)
(
委員会審査報告)
○林明裕 議長 日程第23、日程第24、以上2件一括議題といたします。
本2件は、建設委員会において審査を受けておりますので、その報告を
小林充夫委員長に求めます。
小林充夫委員長。
〔小林
充夫建設委員長登壇〕
◎小林充夫 建設委員長 建設委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第59号 平成26年度調布市
用地特別会計補正予算(第1号)、議案第60号 平成26年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上2件につきましては、採決の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。
日程第23、日程第24、以上2件一括採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認めます。よって、これより2件一括採決を行います。
日程第23 議案第59号 平成26年度調布市
用地特別会計補正予算(第1号)、日程第24 議案第60号 平成26年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上2件に対する委員長の報告は可決であります。本2件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本2件は満場一致をもって可決されました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第25 議案第75号 調布市名誉市民の決定について
○林明裕 議長 日程第25 議案第75号 調布市名誉市民の決定についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
ここで略歴書を配付させます。
〔書記配付〕
○林明裕 議長 続いて提案理由の説明を求めます。長友市長。
〔長友 貴樹市長登壇〕
◎長友貴樹 市長 議案第75号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、調布市名誉市民の決定につきまして、調布市名誉市民条例第3条の規定により議会の同意を求めるものであります。
名誉市民の推挙につきましては、お手元に配付いたしております略歴書のとおり、平成26年8月9日に逝去されました故金子佐一郎氏に対し、同日に遡及して名誉市民の称号を贈るため推挙申し上げたいので、御同意くださいますようお願い申し上げます。
○林明裕 議長 以上で提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第25 議案第75号 調布市名誉市民の決定について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は満場一致をもって同意することに決しました。
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△第26 陳情審査結果について
陳情第52号
深大寺市営住宅周辺の
用途地域見直しを求める陳情
−平成26年第2回定例会より継続審査の件−
○林明裕 議長 日程第26 陳情審査結果についてを議題といたします。
陳情第52号については、建設委員会に付託し、審査を受けておりますので、
小林充夫委員長にその報告を求めます。
小林充夫委員長。
〔小林
充夫建設委員長登壇〕
◎小林充夫 建設委員長 建設委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
陳情第52号
深大寺市営住宅周辺の
用途地域見直しを求める陳情、平成26年第2回定例会より継続審査の件、本件につきましては、陳情者から議長宛てに取り下げ願が提出されましたので、当委員会としてこの取り下げを了承いたしました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。
陳情第52号については、委員長の報告のとおり議長宛て取り下げ願が提出されておりますので、取り下げを承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認めます。よって、取り下げを承認することに決定いたしました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第27
議員提出議案第14号 私立幼稚園,小・中・
高等学校就学者に対する
公私間格差是正のための教育費助成と,私立幼稚園,小・中・高等学校に対する経常費補助の拡充及び
教育環境整備費助成を求める意見書提出について
○林明裕 議長 日程第27
議員提出議案第14号 私立幼稚園,小・中・
高等学校就学者に対する
公私間格差是正のための教育費助成と,私立幼稚園,小・中・高等学校に対する経常費補助の拡充及び
教育環境整備費助成を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を鮎川有祐議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第27
議員提出議案第14号 私立幼稚園,小・中・
高等学校就学者に対する
公私間格差是正のための教育費助成と,私立幼稚園,小・中・高等学校に対する経常費補助の拡充及び
教育環境整備費助成を求める意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は満場一致をもって可決されました。
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△第28 議員提出議案第15号 原発を再稼働させず,廃炉を目指すことを求める意見書提出について
○林明裕 議長 日程第28 議員提出議案第15号 原発を再稼働させず,廃炉を目指すことを求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を井樋匡利議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第28 議員提出議案第15号 原発を再稼働させず,廃炉を目指すことを求める意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は起立少数をもって否決されました。
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△第29 議員提出議案第16号 介護保険制度への国庫負担の抜本的な増額を求める意見書提出について
○林明裕 議長 日程第29 議員提出議案第16号 介護保険制度への国庫負担の抜本的な増額を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を雨宮幸男議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第29 議員提出議案第16号 介護保険制度への国庫負担の抜本的な増額を求める意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は起立少数をもって否決されました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第30 議員提出議案第17号 消費税の10%への増税の中止を求める意見書提出について
○林明裕 議長 日程第30 議員提出議案第17号 消費税の10%への増税の中止を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を武藤千里議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第30 議員提出議案第17号 消費税の10%への増税の中止を求める意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は起立少数をもって否決されました。
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△第31 議員提出議案第18号 魅力ある地方都市の構築へ向けた施策の推進を求める意見書提出について
○林明裕 議長 日程第31
議員提出議案第18号 魅力ある地方都市の構築へ向けた施策の推進を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を橘正俊議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第31
議員提出議案第18号 魅力ある地方都市の構築へ向けた施策の推進を求める意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は起立多数をもって可決されました。
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△第32
議員提出議案第19号 産後ケア体制の支援強化を求める意見書提出について
○林明裕 議長 日程第32
議員提出議案第19号 産後ケア体制の支援強化を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を内藤美貴子議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第32
議員提出議案第19号 産後ケア体制の支援強化を求める意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は満場一致をもって可決されました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第33
議員提出議案第20号 「危険ドラッグ(脱法ハーブ)」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書提出について
○林明裕 議長 日程第33
議員提出議案第20号 「危険ドラッグ(脱法ハーブ)」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を平野充議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第33
議員提出議案第20号 「危険ドラッグ(脱法ハーブ)」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は満場一致をもって可決されました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第34
議員提出議案第21号 奨学金制度の充実を求める意見書提出について
○林明裕 議長 日程第34
議員提出議案第21号 奨学金制度の充実を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を須山妙子議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第34
議員提出議案第21号 奨学金制度の充実を求める意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は起立多数をもって可決されました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第35
議員提出議案第22号 憲法解釈変更による
集団的自衛権容認の閣議決定に抗議する意見書提出について
○林明裕 議長 日程第35
議員提出議案第22号 憲法解釈変更による
集団的自衛権容認の閣議決定に抗議する意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を井上耕志議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第35
議員提出議案第22号 憲法解釈変更による
集団的自衛権容認の閣議決定に抗議する意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 可否同数であります。よって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長において本件に対する可否を裁決いたします。
本件については、議長は否決と裁決いたします。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第36
議員提出議案第23号 「手話言語法(仮称)」の早期制定を求める意見書提出について
○林明裕 議長 日程第36
議員提出議案第23号 「手話言語法(仮称)」の早期制定を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読させます。
〔書記朗読〕
○林明裕 議長 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を福田貴史議員に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 省略することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第36
議員提出議案第23号 「手話言語法(仮称)」の早期制定を求める意見書提出について、本件に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○林明裕 議長 本件は満場一致をもって可決されました。
お諮りいたします。
ただいま可決されました
議員提出議案第14号、第18号、第19号、第20号、第21号、第23号、以上6件については、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認めます。よって、その取り扱いを議長に一任させていただきます。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第37 閉会中における議員の派遣について
○林明裕 議長 日程第37 閉会中における議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議会は、地方自治法第100条第13項及び調布市議会会議規則第126条の規定により、閉会中において必要が生じた場合、議員の派遣を行いたいと思います。日時、場所、目的等については、議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認めます。よって、議会は閉会中に議員の派遣を行うことに決定いたしました。
――――――――――― ―― ―――――――――――
△第38 諸報告
16
広域交通問題等対策特別委員会報告
17
調布飛行場等対策特別委員会報告
18
ふじみ衛生組合議会報告
19 議員派遣報告
20 議長報告
○林明裕 議長 日程第38 諸報告を議題といたします。
16
広域交通問題等対策特別委員会報告、内藤美貴子委員長にその報告を求めます。内藤美貴子委員長。
〔内藤美貴子広域交通問題等対策特別委員長登壇〕
◎内藤美貴子 広域交通問題等対策特別委員長 広域交通問題等対策特別委員会の御報告を申し上げます。
平成26年第2回定例会以降、本特別委員会は6月20日に開催いたしました。
委員会では、報告事項、東京外かく環状道路に関する現状についてとして、3環状道路の開通目標、東京外環用地取得状況について、工事進捗状況、本線トンネル工事に伴う家屋調査について、地域への影響を小さくするための検討の概要、都市計画道路進捗状況、生活再建救済制度、地中拡幅部の構造・範囲の見直しについてなどの報告がありました。
報告に対し委員からは、東京オリンピック・パラリンピック招致決定による工期への影響や、シールド工法に変更された緑ケ丘地区のランプトンネルについて、用地取得は地元の意向を聞き、地上部の利用計画は市としての主張や意見を持って、国に対してしっかりとした姿勢で臨むこと。工事に伴う家屋や地下水の影響調査は、真摯に市民の声を聞く姿勢で対応を。また、整備に関連する都市計画道路について今後も速やかな情報提供を求めるなどの質疑、意見がありました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で報告は終わりました。
本件は報告のとおり御了承願うことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、報告のとおり御了承をお願いいたします。
次に、17
調布飛行場等対策特別委員会報告、18
ふじみ衛生組合議会報告、以上2件について、広瀬美知子議員にその報告を求めます。23番、広瀬美知子議員。
〔23番 広瀬美知子議員登壇〕
◆23番(広瀬美知子 議員) 調布飛行場等対策特別委員会の報告を申し上げます。
平成26年第2回定例会以降、本特別委員会は8月26日に開催いたしました。
委員会では、報告事項、調布飛行場まつりに係る行事についての協議についてとして、10月19日に開催が予定されている調布飛行場まつりでの体験搭乗の実施について、東京都から協議を受けている旨の報告がありました。
報告に対し委員からは、同飛行場では昨年から計器飛行方式が導入され、本年4月からは三宅島便が新設された。飛行場の離発着回数がふえれば、周辺住民の負担の増加につながることから、地元への配慮として、飛行場まつりでの体験搭乗を中止することや回数を削減することについて、市としてどのように考えているのかなどの質疑があったほか、新設された定期便を含む年間総離発着回数と定期便の就航率について確認し、改めて飛行場まつりでの体験搭乗の回数を減らすことを検討するようにとの意見がありました。
次に、ふじみ衛生組合の報告を申し上げます。
平成26年第3回ふじみ衛生組合議会定例会は、平成26年8月21日に開会されました。
この定例会では、議案1件を審議いたしましたので、その結果を申し上げます。
議案第8号 参与の選任について、本件につきましては、採決の結果、満場一致をもって、小林一三氏の選任を同意することに決しました。
以上、報告を終わります。
○林明裕 議長 以上で報告は終わりました。
本2件は報告のとおり御了承願うことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認め、本2件は報告のとおり御了承をお願いいたします。
お諮りいたします。
諸報告のうち、19 議員派遣報告、20 議長報告、以上2件については、お手元に配付してありますプリントによって御了承願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林明裕 議長 御異議なしと認めます。よって、御了承をお願いいたします。
――――――――――― ―― ―――――――――――
○林明裕 議長 以上で今定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
これにて平成26年第3回
調布市議会定例会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
午前11時54分 閉会...