• "財政課主幹"(/)
ツイート シェア
  1. 調布市議会 2014-06-11
    平成26年 6月11日総務委員会−06月11日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成26年 6月11日総務委員会−06月11日-01号平成26年 6月11日総務委員会 平成26年6月11日 総務委員会 〇開議時刻 午前10時04分 〇散会時刻 午前11時42分 〇場所 全員協議会室 〇出席委員(7人)  渡辺進二郎  委員長  内藤美貴子  副委員長  伊藤 学  委員  川畑英樹  委員  ドゥマンジュ恭子  委員  林 明裕  委員  広瀬美知子  委員 〇欠席委員(0人) 〇出席説明員(23人)  伊藤栄敏  行政経営部長  小杉 茂  総務部長  広田茂雄  危機管理担当部長  長岡博之  市民部長
     大森康正  選挙管理委員会事務局長  金子収二  監査事務局長   ほか関係管理職職員 〇事務局  小林明信  事務局長  佐野竜也  議事係長 〇案件  議案第41号 平成26年度調布市一般会計補正予算(第1号)        −総務委員会所管部門−…………………………………………………… 1  陳情第51号 公共施設の建設促進に関する陳情………………………………………… 8 〇協議事項  平成26年度行政視察について……………………………………………………………… 24    午前10時4分 開議 ○渡辺 委員長   それでは、これより総務委員会を開会いたします。本日、説明のための職員の出席を求めておりますので、御了承をお願いいたします。  本日、当委員会で審査していただく案件は、お手元に御配付してあります付託案件一覧表のとおり、議案1件、陳情1件であります。審査は一覧表の順序のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、付託案件の審査終了後に協議事項1件を予定しておりますので、会議の進行につきましては、御協力のほどよろしくお願いをいたします。  それでは、これより審査に入ります。  初めに、議案第41号「平成26年度調布市一般会計補正予算(第1号)」、総務委員会所管部門を議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。はい、早野財政課主幹 ◎早野 財政課主幹   議案第41号「平成26年度調布市一般会計補正予算(第1号)」につきまして御説明いたします。  補正予算書1ページをお願いいたします。  本補正予算は、第1条第1項に記載のとおり、歳入歳出予算の補正を内容としており、歳入歳出それぞれ4億 6,715万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 812億 348万 5,000円とするものです。また、同条第2項においては、その款項の区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるものとしております。  それでは、1ページおめくりいただきまして、2ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正となりますが、歳入につきましては、60款「都支出金」、75款「繰入金」の2つの款を、また歳出につきましては、15款「民生費」、40款「土木費」の2つの款をそれぞれ記載のとおりの内容としております。  次に、5ページをお願いいたします。  歳入歳出補正予算事項別明細書となります。歳出につきましては、補正額の財源内訳を記載しておりますので、款別に内容を御説明いたします。  15款「民生費」については、保育園の待機児童対策として、認可保育園の施設整備助成費を計上するもので、特定財源として都支出金4億 4,060万 5,000円を計上し、一般財源として 2,084万 5,000円を計上するものです。認可保育園3園の新設と認証保育所1園の認可移行に係る計4園の施設整備助成費となりますが、これにより 292人の定員拡大となり、当初予算の 217人と合わせると 509人の定員拡大を見込むものであります。  次に、40款「土木費」については、調布駅周辺の自転車等駐車場について、平成27年度以降の計画的な整備を進めるに当たり、その整備方針を定めるために必要な調査検討委託料を計上するもので、一般財源として 570万円を計上するものです。  なお、本補正予算の所要の財源といたしましては、事項別明細書の合計欄にありますとおり、特定財源として都支出金を4億 4,060万 5,000円、一般財源として 2,654万 5,000円としています。  続いて、6ページ、7ページをお願いいたします。  歳入について御説明いたします。  初めに、60款「都支出金」についてですが、4億 4,060万 5,000円を増額しております。  右ページ、説明欄をごらんください。節25「児童福祉費補助金」には4種類の補助金を計上しておりますが、本補正予算計上の4園分だけでなく、当初予算計上の2園分の認可保育園施設整備に関する補助金の増減を反映させた内容となっております。初めのマンション等併設型設置促進事業費補助金は補助率2分の1の補助金であり、また、次の待機児童解消市町村支援事業費補助金は補助率4分の3の補助金であり、この2つの補助金は主に本補正予算計上の4園分の施設整備に対する補助金となっています。上から3つ目の子ども家庭支援市町村包括補助事業補助金と最後の保育所緊急整備事業補助金は、主に当初予算計上の2園分の施設整備に対する補助金となります。一番下の保育所緊急整備事業補助金については、平成26年度中のゼロから2歳児の定員拡大が 150人以上となることから、都補助金の補助率が2分の1から4分の3に引き上げとなるため増額となります。一方、子ども家庭支援市町村包括補助事業補助金は、その増額に伴い減額となるもので、保育所緊急整備事業補助金の補助率が2分の1のときには、上乗せ補助金として活用しておりましたが、4分の3に引き上げになることに伴い活用しなくなるため、減額となるものです。なお、この2つの補助金の増減差し引きでは増額となっております。  次に、75款「繰入金」をごらんください。節5「財政調整基金繰入金」については 2,654万 5,000円を計上しております。本補正に必要な一般財源 2,654万 5,000円を財政調整基金から繰り入れる内容となっております。  以上が平成26年度一般会計補正予算(第1号)の説明となります。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願いいたします。 ○渡辺 委員長   以上で説明は終わりました。  説明に対して質疑、意見はありませんか。はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   おはようございます。一般会計補正予算(第1号)について、幾つかの視点でお伺いをしたいと思います。  まず歳入歳出それぞれ4億 6,700万円余の補正予算が1号補正として、6月、この議会に提案をされたということについては、若干、当初予算からまだ間もない段階で、これだけの大きな補正予算を組まなければならない見通しの悪さといいましょうかね、つい3カ月ほど前には歳入歳出含めて保育園の今後の推移など、園児の推移なども含めて、それぞれの、厚生委員会なら厚生委員会でそうした議論をされているはずなんですね。それを認めて、ことしはこれで大丈夫だねというようなところからスタートをして、2カ月半たたないうちに第1号補正でこれだけのものが出なきゃならないと、こういうことは現場のそれぞれ所管にも当然、大きな課題というか、考え方をお聞きをしなきゃならないと思うけれども、財政もしくは行政経営という立場から見ると、これをどう捉えているのかということをまずお伺いをしたいなというふうに思っています。第1号で、例えば土木管理費の 5,700万円余については、当初予算の中で修正ということで可決をしている経緯がありますから、ここでこの形でということは理解をします。一方、保育園の見通しというか、そうしたことに関してのお考えといいましょうかね、ぜひ述べていただければなと思いますが、いかがでしょうか。 ○渡辺 委員長   はい、伊藤部長。 ◎伊藤 行政経営部長   今回、6月の議会で補正予算ということで、歳出としては2件の項目について計上させていただいているという状況です。1点については、今、伊藤委員が言われたように、3月の議会のほうで修正ということで、そういった意思決定をいただいて、その後の対応として、市としての方針を決めるということで、今回、補正予算を計上させていただいて、調査をさせていただくという内容になっております。  もう1点の待機児問題の保育園の保育所運営費でありますけども、こちらについては、本年度予算、26年度予算の全体予算の中で、施設整備ということで、基本計画では保育園の1園、予定をさせていただいておりまして、昨年12月以降の入所状況を勘案しながら、計画を前倒しして、さらにもう1園、2園の保育園、認可保育園、それからスマート保育小規模保育ということで、当初予算に計上させていただいた。それで、議会で御審議をいただいたという内容であります。その後、4月1日時点で 288人ということで、過去最大の保育園待機児が4月の半ば以降ですか、確実に発生をするということで、数字があらわれました。そういったことで、来年4月1日に向けて、待機児の解消についてはニーズが高いということで、対応するということであります。  この時期ということになりますと、やはり保育園の整備についてはかなり時間的なものもかかりますので、なるべく早く予算をきちんとつけて、誘致に向けて具体的に動かなきゃいけないということもありまして、6月早い時期にこのような形で提案をさせていただいたという内容であります。この間、当初予算の分が妥当かどうかという、我々のほうで予算を計上させて、御審議をいただいてきたところでありますけれども、その時点では何とか保育園、入所申し込みの状況は把握しながらも、計画を前倒して、保育園の整備をするということでやっていこうという方針で立てましたけれども、実際の状況を踏まえた段階で、さらに保育園の需要が一層高まったということで、今回、補正をさせていただいたということでありますので、そういった点でぜひとも御理解をいただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◆伊藤 委員   この事業そのものに否定をしているわけではないんです。行政経営もしくは所管の職員の皆さんの日ごろの職務の中で、想定の範囲内という──想定外というのは、我々、もう余り聞きたくない言葉なんですね。基本的には想定をしているという。その中で、保育園の入園申し込みの段階で、大方、私は判断がつく状況がもう生まれていたんじゃないかというふうに思うんですよ。であるならば、本予算を組むときに、もうこの2園をここで設置すれば、この年はいけますよと自信を持った予算を我々に提案をしてきているわけですから、それがものの1カ月半、2カ月の間に、これだけの大きな補正予算を組まざるを得ないような、拡大しなきゃならない状況の見通しの甘さ、これは指摘をせざるを得ないと私は思いますよ。ですから、行政経営の皆さんには、直接窓口に接していませんから、そういった意味ではね。ですから、そういう方々に、実際に携わっている窓口の報告といいましょうかね、そうしたものが適切に行政経営部のほうに入っていないのかなと、ある意味ではそんな思いもしなくもない。毎年毎年、待機児ゼロにしますよという市長の大きな大命題があるわけですから、それに対して職員が一丸となって動いていくのは当たり前の話で、それを4月、新年度を迎えたらあっという間に過去最高の待機児童を出した。したがって、すぐ補正を組んで対応しなきゃならないって、何かちょっとお粗末過ぎませんかというのが私の意見です。  以上です。 ○渡辺 委員長   よろしいですか。ほかにございますか。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   私も補助金についてちょっとお尋ねしたいんですが、マンション等併設型というようにありますように、この補助金というのは、補助金があったとしても建てる場所があったり、運営する事業体があるということが原則だと思うんですが、そういうような当てがあってこの補助金というのは見つけてくるのか、引っ張ってくるのか、それとも、まずは補助金を手を挙げておいてから見つけるのかというようなところの兼ね合いといいますか、そういうのはいかがなんでしょうか。 ○渡辺 委員長   はい、山内副参事。 ◎山内 行政経営部副参事兼財政課長事務取扱   今回、都の補助金が4種類計上しておりますけれども、説明でも申し上げましたように、今回は補正予算に計上している4園の補助金と、当初予算で計上していたものの変更の内容が合わさっております。歳出ではありますけれども、基本的には歳出と連動した補助金でありまして、東京都の補助率に基づいて歳入予算を計上しております。今後、実際、事業者、また場所を確定させて建設に入っていくわけですけれども、実際、着工し、金額等が固まってまいりますけれども、その年度途中の中で東京都に対して補助金の申請を行い、歳出の規模に応じた、そして補助率に応じて補助金を収入するという流れになっております。  以上であります。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。今回の補助金は、先ほどの御説明もありましたけれども、ゼロ歳から2歳児までの枠を 150人以上に引き上げると、補助率が2分の1から4分の3になるといったようなところで、こういうような補助金に着目して、待機児も多いことから、園の開設をふやしていこうというようなことなんだと思うんですが、やはりどういった補助金があるのかというようなところを職員の方が常にアンテナを張られているのか、それとも、東京都のほうからこういうのもありますよというような提示があるのか、こういうのはいかがなんでしょうか。 ◎山内 行政経営部副参事兼財政課長事務取扱   その補助金の内容にもよりますけれども、本件、この補正予算で計上している4つの補助金については、いわゆる保育園の施設整備の内容でありますことから、従前も活用をしているところでありますので、保育園の施設整備をやるときにはこの補助金ということでわかっているというか、決まっている内容であります。また、全く新しい補助金が創設されるなどのケースでありますと、新たに東京都からの通知が来て初めてこういう補助金があるんだというふうに把握するケースもございます。  以上であります。 ◆ドゥマンジュ 委員   では、当初予算でこの補助金が使われなかったということは、これは新設の補助金ということなんですか。そうではなくて、前からある補助金だということですか。 ◎山内 行政経営部副参事兼財政課長事務取扱   この補助金については、従前からある補助金であります。  以上であります。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。そうであるならば、枠をふやした割には、またことしの4月の待機児が多かったということからの判断だというふうに見てとれるんですが、今、待機児がとても多いということはどこの自治体にとっても喫緊の課題であって、その中でも調布市が積極的に枠の拡大をしていこうという姿勢を見せているというのは、市民の方にとってみれば心強いことだと思います。今後、どのようにそこが開設されていくかというところには、担当課の御努力もあると思いますが、わかりました。補助金については理解いたしました。  以上です。 ○渡辺 委員長   ほかにございますか。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   この待機児問題については、特に新たな認可保育園をつくるとなると、非常にお金もかかりますので、今、小規模保育を中心に、それだったらマンションとか空き店舗等も利用できるということで、小規模保育を中心に、即開設できるということで、そういった取り組みをされていると思うんですが、実際に補助金の使い道というんでしょうか、そこについて御確認をさせていただきたいんですが。といいますのは、小規模保育でも例えばグループ型、調布市では開設されております、保育ママさんたちが3人でグループで預かるという──小規模保育は19人以下でございますけれども、あと、スマート保育という東京都のそういった制度もあるかと思います。それぞれの補助金の使い道がやはり違っているというふうに聞いておりまして、スマート保育は、例えば開設費用はどんと出ますけれども、家賃補助が出ないとか、でも、グループ型は最初のリフォーム代はちょっと、そんなに多くはないんだけど、でも家賃補助が出るとか、それぞれ同じ小規模保育でも、補助の使い道が違うというふうに聞いているんですが、この辺のところ、わかる範囲で、補助金はどのように使われているのかという御確認をさせていただきたいと思います。 ○渡辺 委員長   はい、山内副参事。 ◎山内 行政経営部副参事兼財政課長事務取扱   今、スマート保育等のお話が出ましたけれども、今年度、26年度は当初予算においてスマート保育を1園計上をしております。そのときに活用している補助金につきましては、今回の補正予算のラインナップとはまた別の小規模保育の補助金というものを活用をして、内容としては施設改修費などの開設準備経費 1,500万に対して10分の10、補助を受けるといった内容であります。ただ、委員おっしゃいますように、グループ保育についてはまた別の考え方の補助金が適用されているようでありまして、いわゆるランニングコスト的なものについては、スマート保育よりもグループ型のほうが有利といいますか、たくさんもらえるという内容も聞いております。そのあたり、その時々の状況などに応じて、どちらを選択していくのかなどは担当課とも協議をしながら進めていくのかなと思っておりますけども、それぞれ適用される内容が異なるということであります。  以上であります。 ◆内藤 委員   ありがとうございました。補助金の使い方に関して御答弁いただいたのと同時に考え方も述べていただいて、ありがとうございます。スマート保育に関しては 1,500万、改修費用が出たということで。先ほど申しましたように、ただ、その後の家賃補助がやっぱり出ないということについて、安定的な運営という観点からは、ここのところは都のほうでも今、検討されているということも聞いておりますけれども、スマートなのか、グループ保育なのかということでありますけれども、どっちを使うのかということでありますが、本当に絶対にそこが閉園というんでしょうか、あってはならないことなので、そういったこともよく協議をいただいて、本当に保育自体、待機児解消のためにこれからもしっかり取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 ○渡辺 委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   それでは、これで質疑、意見を打ち切ります。
     これより討論に入りますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   ないようですので、討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  議案第41号「平成26年度調布市一般会計補正予算(第1号)」、総務委員会所管部門、本件を原案了承と決することに御異議ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   御異議なしと認め、議案第41号は原案了承と決しました。  続きまして、陳情第51号「公共施設の建設促進に関する陳情」を議題といたします。  本件に関しまして、理事者から何か発言はございますでしょうか。はい、八角政策企画課長。 ◎八角 政策企画課長   それでは、陳情第51号「公共施設の建設促進に関する陳情」につきまして御説明させていただきます。  本陳情につきましては、陳情文書の趣旨に記載のとおり、当該団体が6年間の深大寺東部地区における街づくり活動を通して、深大寺市営住宅の建てかえ等を含め、市役所出張所機能及び公民館的機能を持った利便施設の建設促進を求めるものであります。  この陳情趣旨を踏まえ、市の基本計画上の北部地域のまちづくりの位置づけ等について補足説明させていただきます。陳情趣旨にある地域を含め、北部地域全体といたしまして、基本計画の北部地域における地域別計画において、各公共施設の活用や施設機能の見直し、ミニバス等の交通環境の整備など、市民サービスの充実の観点から総合的にまちづくりを進めていくこととしております。  北部地域における公共施設の状況でありますが、深大寺地域福祉センターでは、住民票等の交付窓口を設置し、平成23年6月からは、御要望の多かった税に関する諸証明の交付も開始いたしました。また、地域のまちづくりの推進につながるよう、深大寺地域福祉センターにおいて、まちづくり情報コーナーを設置したほか、図書館深大寺分館建てかえに際しては集会室の機能を強化したところであります。  さらに、公共交通不便地域の解消といたしまして、平成24年1月のミニバス北路線の全線運行のほか、平成24年3月には三鷹市との共同運行によるつつじヶ丘駅北口から杏林大学病院間を結ぶコミュニティバス路線の運行が実現いたしました。  また、新たな取り組みといたしましては、上ノ原地域の児童数の増加による小学校の不足教室対策や、当該地区の2つの学童クラブの集約に伴う施設整備とあわせまして、学童クラブ分室の跡地施設を活用し、地域コミュニティの拠点となるふれあいの家を上ノ原地区に整備する予定で取り組みを進めております。  なお、本陳情に先立ちまして、平成26年2月25日付、調布市深大寺東部地区をより安全、便利にするための要望書が市長に提出されております。その中で、本陳情と同趣旨である公共施設などの利便施設の設置に関する要望に対して、次のように回答いたしております。北部地域は市役所や鉄道駅から比較的離れた地域でもあり、バスなどの公共交通の充実や公共施設の設置など、市民の利便性の向上が課題となっていることは認識しております。今後も北部地域の市民サービスの充実を図るため、各公共施設における実施事業との連携、施設機能の見直し、ミニバス等の交通環境の整備など、総合的な観点からまちづくりを進めてまいりたいと考えております。このように回答いたしております。  また、同要望書には、深大寺市営住宅の建てかえを含めた内容が含まれておりまして、本件に対しましては、深大寺市営住宅については、現在の計画においては複合施設または単独での市営住宅の建てかえ計画の予定はなく、今後の建てかえ等につきましては、市全域からの視点による市営住宅のあり方を検討していく旨を所管部において回答いたしております。  説明は以上であります。 ○渡辺 委員長   以上で発言は終わりました。  それでは、これより委員の皆さんの発言を許してまいりたいと思います。態度表明は後ほどお願いをいたします。はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   幾つかの視点から説明をしていただければ、判断の材料といたしたいと思うんですが、例えば公共施設の建設促進に関する陳情という具体的なこの地域だけの陳情であるんですが、私の観点は、調布市全体、東西南北、中心市街地に例えばエリアを分けて、それぞれの公共施設をこれから再配置を含めてどう検討していくのかというものは、例えば総合計画もしくは基本計画で示されているわけですけれども、市長の任期に合わせてそれぞれの地域も、調布市全体も含めて、計画の見直しというか、中身も含めて再検討するとか、そういう作業をするという大きな時期がもう間もなく来るのかなというふうにも思っているところです。  そこで、この深大寺という地域からたまたまこういう陳情が出されていますが、市全体を見渡したときに、果たして今の公共施設が適正に配置がされているのか。これから人口減少の時代をいずれか迎えるときに、このままでいいんだろうかという大きな視点も含めて、当然、検討をしていくわけですね。とすれば、確認なんですけれども、そういう確認は、いつごろ、どの時点でまずなされるのか、そこを御答弁願えませんでしょうかね。 ○渡辺 委員長   はい、八角課長。 ◎八角 政策企画課長   ただいま伊藤委員から御質問がありました。今後の公共施設の配置に関する御質問と捉えておりますが、まず公共施設の整備につきましては、これまで東西南北の4地域、あるいは基礎的地域の10地域の地域構成の考え方を基本として、行政サービスを提供するための基盤として整備を進めてまいりました。一方で、御要望の地域を含めまして、北部地域につきましては、先ほど背景説明の中で御説明申し上げましたとおり、市役所や鉄道駅から比較的離れた地域でもあり、バスなどの公共交通の充実や公共施設の配置など、市民の利便性の向上が課題となっているということで、市としては認識をしております。当該地域に限らず、公共施設の整備につきましては、地域の実情を踏まえつつ、既存ストックの有効活用や施設更新の際の複合化、多機能化などのさまざまな手法による地域の活動拠点としての施設確保、また、その場合、どういった機能を位置づけるか、また施設の管理手法をどうしていくのか、こういった観点から総合的な検討を進めていく必要があるとまずは考えております。  今、委員からありました今年度基本計画の時点修正を行っておりますが、市長任期と連動して今年度基本計画時点修正の作業を進めておりますが、まずは行革プランにつきましては公共施設の再配置の検討というものを位置づけておりますので、既存の公共施設の現状を踏まえて、公共施設の適正配置と効率的な運営を中心に、今後の公共施設のあり方を検討していくということで、まずは行政評価と連動した課題整理を進めておりますので、まず第1四半期においては課題整理をしつつ、市長任期と連動した今後の方向性について、下半期を中心に基本計画の時点修正素案づくりに向けて進めていきたいというふうに考えております。  以上であります。 ◆伊藤 委員   行政評価を全て整えた後に、その中身について個々具体の方向性を示していくという、簡単に言えばこういうことだと思うんですね。だとすると、その作業には市民の意見というのはどの時点でいただけるんでしょうか。 ◎八角 政策企画課長   基本計画の時点修正に関しましては、この5月に基本計画の修正方針というものを策定し、公表させていただいておりますが、基本的な市民参加の考え方につきましては、修正の内容に応じて適切な市民参加手法を実践してまいりたいというふうに考えております。先ほどの行政評価と連動した課題整理は上半期に行っておりますが、その課題整理と並行して、修正内容に応じた市民参加手法を実践してまいりたいというふうに考えております。  以上であります。 ◆伊藤 委員   もう26年度も第2回定例会を迎えているわけですから、この基本的な取り組みの内容、計画の推進のところ、基本構想の中であらわしているのが、平成でいうと27年、2015年に公共施設の、仮称ですけれども、再配置を含めての白書というかな、そうしたものが示されるんだというようなことをここに書いてありますね。だとすれば、もう相当、市民参加を含めていろんな意見をいただいていないと、これには当然、反映させるには大変厳しいのではないかなと思っていますけれども、ここは作業的なものですから、この程度にとどめておきたいと思いますが、一方、やっぱり税という観点から考えると、都市計画税なり、もろもろ税はたくさんあるわけですけれども、国税もそうですけれども、やはり市民、それぞれの地域に、ある意味では平等に使うという基本的な概念というかな、一部のところに相当投資はしているけれども、なかなかうちのほうはやっていただけないねという声が市民の中から出るということは、どこかにそういう要素が市民の中に伝わっていく、何かあるのかなと思わざるを得ない、こんな感覚も持っています。  ですから、こういう地域、この北部というか、深大寺のこの地域に限らずなんですけれども、いかに地域地域にいろいろな情報が正確に伝わったり、今後のビジョンなどもその地域地域に伝えてあげたり、私はそうした作業をもっともっとしなければいけないのかなと。ネットで知らせているからいいよということじゃなくて、もう少し血の通った、肌のぬくもりを感じるような、そんなやりとりがその地域地域でできれば、私はある意味ではいろんな意見も素直にお互いに酌み取り合えるのかなと、こんな思いをしていますけれども、今後、この地域でこういう要望が出ていますけれども、もう一方、先ほどの説明の中にありました市役所機能を反映するような施設というかな、市役所機能というのは、その地域にしてみればどのようなことまで求めているとお思いでしょうかね。今現在は住民票だとか、印鑑証明だとか、そうしたものは提供しているわけでしょう。市役所機能というのはどこまでを求めていると思います? ◎八角 政策企画課長   市役所機能はどのような機能を求められているかという行政のほうの見解でありますが、陳情文書の趣旨にあります、まず市役所出張所及び 200人以上入れる利用が可能な公民館的機能、この2つの要素かなというふうに認識しております。市役所の出張所につきましては、文字どおり出張所、いわゆる住民票や税証明等の窓口交付場所と捉えております。 200人以上入れる利用が可能な公民館的機能、これは公民館的機能というふうにありますが、公民館につきましては、いわゆる社会教育法に基づく公民館というふうに認識しておりますが、公民館的という、「的」の部分が入っておりますので、ここにつきまして、コミュニティ機能、いわゆる地域の集会的な機能を求められているものかなというふうに認識しております。  以上であります。 ◆伊藤 委員   確認なんですけれども、神代出張所がありますね。この神代出張所でできない、本庁に来なければできないものというのは、今、何があります? ○渡辺 委員長   はい、岡田所長。 ◎岡田 神代出張所長   現在、神代出張所では、市民課で行っている転出入等の住民記録に関するお届けについてはお受け付けをしておるんですが、それに伴いまして、例えば国民健康保険の加入でありますとか、国民年金に関する住所変更のお届け等は、直接出張所では処理が完了しないため、一度、担当課のほうにもう一度出向いていただくというような必要性が生じております。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   近隣自治体で、本庁以外に出先機関でそうしたものまで受け付けができる体制ができているというところはございますかね。 ◎岡田 神代出張所長   三鷹市などで、お受け付けだけを行政サービスとして行っている窓口があるというようなことを伺っているのと、あと世田谷区などでは完全に支所として、転出入に関するお届けが、いわゆる市役所で必要なものについてはほとんどが完了するというようなお話は伺っております。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   そうした意味合いでは、少しでもその地域の方々のニーズに応えるには、今のようなものが、現状の施設である意味ではできないのか含めてですけども、それは例えばマンパワーが相当必要なのか、いやいや、回線だけつなげればできるんだよというものなのか、この辺はどうなんでしょうかね。すぐ答弁できなければ、後でそれはお答えいただいてもいいけども。 ◎岡田 神代出張所長   現在、出張所におきましては、設置規則の中で、お取り扱いの業務といたしましては、いわゆる市民課の業務、それから税の証明の一部発行と、いわゆる税金の収納などについて定められておりまして、その他のいわゆる国民健康保険、年金などの業務については、運営上、実際には取り扱いをしていないところでございまして、現行の組織体制の中ではちょっと難しいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   わかりました。それぞれいろいろと課題はあるなと、私、今、感じたところなんですけれども、一方、こういう施設を公民館的な機能、「的」というのはなかなか範囲が広くなってくると思うんですけれども、そして市役所の機能、もしくは集会ができるような、勉強会ができるようなお部屋の機能、これも 200人規模という、ある意味では具体的にこちらに出ているから、規模も想定ができるんですけれども、果たしてこれが今の再配置を考える上で、現存の北部公民館だとか、もしくはふれあいの家だとか、もしくは何か先ほど言っていましたね。交流施設を今後つくっていくんだというようなこともありましたけれども、そうしたものをばらばらで考えるのではなくて、私は、いずれそういう再配置を含めて考える時期が来るのであれば、総合的に考えるという時期であろうということを指摘をして、一応ここで意見は終わります。 ○渡辺 委員長   よろしいですか。ほかにございますか。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   先ほどの御説明の中で北部地域の課題というのが出されましたね。そして、地域別の街づくり方針の中でも、北部地域でコミュニティ施設の整備ですとか、公共交通の充実が必要だというような記述も、それで住みやすい環境を整えていくというような記述はあります。それについて、これが出されたのが平成22年3月ですけれども、そういうような課題を持ちつつ、今、説明の中にあったようなふれあいの家の整備ですとか、ミニバスの北路線のほうの開設とかということなんだと思いますが、地域別の街づくり方針をつくる中で、このような不便な思いをされているところが調布の中でもあると思うんですが、地域別街づくり方針をつくる中で、ここだけではない、ほかの地域でもそのような声の把握というようなのはされていたんでしょうか。身近なところに公共施設をつくってほしいというような声はほかのところでも感じられていたのでしょうか。 ○渡辺 委員長   はい、八角課長。 ◎八角 政策企画課長   今、委員から御紹介のありました地域別街づくり方針につきましては、平成22年3月に都市計画マスタープランを具現化するための取り組みということで、調布市ほっとするふるさとをはぐくむ街づくり条例に基づく方針ということで策定したものであります。その中で、地域別街づくり方針につきましては、7つの分野でそれぞれまとめられておりますが、その中で住環境の分野において、そういった地域との触れ合いの場、憩いの場づくりを検討するというような内容がそこに盛りこまれているという内容であります。その中で、ふれあいの家も含めたコミュニティ施設につきましては、北部地域に限らず地域からの要望があるということで、この間、地域福祉センターを補完するふれあいの家というものを市内17カ所に整備してきたという、そういう経緯がございます。  以上であります。 ◆ドゥマンジュ 委員   地域の中でそういうコミュニティ施設をもっとつくってほしいという声ですとか、いろいろ生涯教育ですとか、社会教育をするにしても、部屋が足りないというような声はいろいろなところで聞くところです。今、伊藤委員のほうからもお話がありましたけど、公共施設の再配置も含めて、全体的に捉えるべき問題なのかなと私としても考えるところです。  そうしたところで、意見を言ってもよろしいですか。私としましては、この陳情については、中身を見ますと、市営住宅の建てかえに関するようなことも含まれているので、総務委員会の所管部門だけではない議論が必要なのかなと思うところです。今言ったように、公共施設の再配置に関しては、きのうの御説明の中でも、迷惑施設であるごみ施設がある北部地域全体で考えるのか、それとも、この地域だけで考えるのかといったところも、ちょっときのうの説明では不明な点も感じられたところです。それで、陳情の趣旨を踏まえて、もう少し地域の実情ですとか、この地域に公共施設を設置する必要性ですとか妥当性なども、委員会としてもしっかりと調査をして、慎重に検討していく必要があるのかなと思います。 ○渡辺 委員長   はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   私からも公共施設の再配置計画について若干お伺いさせていただきたいと思います。先ほどの計画で、東西南北及びその他10地区ほどの中で、再配置計画を考えながらやっていきたいという方針があるということがありますが、当該地区は、要するに北部地区の中のごく限られた場所を陳情として訴えられているのではないかなと思いますけれども、そこにおいての具体的な計画は盛り込まれているのか。その部分について若干お伺いしたいと思います。 ○渡辺 委員長   はい、八角課長。 ◎八角 政策企画課長   陳情文書の趣旨の範囲であります深大寺東部地区につきましては、委員おっしゃいますように、北部地域の東側のエリアということであります。公共施設の配置につきましては、先ほど申し上げましたように、市内4地域、あるいは基礎的地域の10地域の地域構成を基本として、これまで行政サービスを提供する基盤としての公共施設の整備を進めてまいりました。その地域地域の特性がもちろんあるということは我々も認識しておりまして、この地域につきましては、市域全域からしても御不便の声が比較的多いというところでは認識しておりますので、今後につきましても、地域の状況を踏まえつつ、既存施設の有効活用等について今後も総合的にまちづくりを進めてまいりたいというふうに考えております。  以上であります。 ◆川畑 委員   今、いみじくも不便であるというお声が上がっていることは認識されているということであります。不便地区というのは、調布市全体を見ましても結構──結構というのは、たまたま、ところどころであるんではないかと思います。今、伊藤委員のほうから言われましたけれども、税の公平化、公平的な使い方も観点に入れなきゃいけないというのは十分そうではないかなと思います。ただ、優先順位というか、今どこをやるべきなのかというのも頭の中に、計画の中に入れながらやっていかなきゃいけない。そこにおいては、中長期的な調布市全体、あるいはどの部分で不便なのか、どの部分で本当に困っている方がいらっしゃるのかを十分に考えて進めていかなければ、この公共施設の再配置計画ができていかないと思いますけれども、私、総合的なお尋ねをしているんですけれども、それに関してのお考えがあるんでしたら、ちょっとお話をしていただければなと思いますが。 ○渡辺 委員長   はい、今井次長。 ◎今井 行政経営部次長   御質問にありました公共施設の再配置検討、これにつきましては、今後のお話ということで補足させていただきますと、行革プラン2013に位置づけたプランの1つであります。これまでの公共施設の整備の基本的な考えは、先ほど政策企画課長が御答弁申し上げたとおりでありますが、今後につきましては、公共施設全体、今、保有している公共施設は 300以上ございますけれども、これから人口減少時代に調布市も入っていくということを見据える中では、現状の施設全てをこのまま維持できるのかというところも1つ課題となっております。これは他の自治体においても共通課題となっておりまして、既に先行している、検討している自治体においては、再配置の方針などを出して、市民参加の取り組みなども進んでおります。私どもそういった他団体の事例を研究しながら、時には現場にお邪魔しながら状況を確認し、調布市で応用できるような内容や、あるいは検討の視点などを今、研究しているところであります。  また、調布市における公共施設再配置検討に向けては、まずは平成27年度に公共施設白書、仮称でありますけれども、これを作成していきたいと考えておりまして、26年度はそのための基礎調査を予定しております。この公共施設白書の作成において、現状の公共施設の調布市の状況をまず把握し、分析し、またそれを市民の皆様、議会の皆様に御提示できるように、情報共有に向けた資料作成なども考えております。その上で、今後の調布市における公共施設のあり方、機能の複合化、あるいは統廃合を含めて、どのような検討を進めるべきかというところを取り組んでまいりたいと思っておりますので、まずは公共施設白書づくりに取り組んでいるという現状である。これは全市的な視点でやっております。それが27年度に作成し、その後、28、29という中で、その後の公共施設のあり方の方針なども一定の方向性を見出していければなと、そのような状況であります。  今年度予定しております基本計画時点修正につきましては、平成30年度まで既に6カ年、平成25年度からお示ししておりますけれども、それを今般の市長任期に合わせて時点修正を行うという中で、施策全般にわたる時点修正ということになります。公共施設ということで絞って申し上げるならば、今申し上げた公共施設再配置検討、行革プラン2013にのっとって進めていく、こういったところが現状であります。  以上でございます。 ◆川畑 委員   今、ここに公共施設の再配置検討のことで、今井次長から言われましたけれども、確かに分析をし、白書をつくって、それに基づいて検討していくというのが、その中に、ましてや市民の意見を聞いていかなきゃいけないというのもあるのかと思います。それは十分にこれから聞きながら、一体どこが不便なのか、どこに必要としているのかというものを十分に考えていただきたいなということを意見として置いておきます。 ○渡辺 委員長   ほかにございますか。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   ありがとうございました。この北部地域街づくり方針の中で、 125ページのところになりますけれども、この中で、「深大寺東町が目指す、まちづくりの方針(方向)」というのがございまして、そこの中の文言に、「コミュニティ施設の整備や」云々で、「すべての人が住みやすい環境を整えます」というふうにお示しをされています。それで、この辺の考え方、行政の言われるコミュニティ施設というのはどういうイメージで考えられているのでしょうか。まず伺いたいと思います。 ○渡辺 委員長 
     はい、八角課長。 ◎八角 政策企画課長   今、御質問がありましたコミュニティ施設につきましては、地域の皆様方がそこでいろいろなことを学び、話し合うという触れ合いの場としての機能ということで、この間、調布市におきましては、日常的な生活活動エリアを踏まえて、10地域に地域福祉センターを整備し、それを補完する施設ということで、ふれあいの家を整備してまいりました。ふれあいの家につきましても、地域的なバランスということであれば、なかなか地域バランスがとれているかというと、そうでない部分も一方で認識しておりますが、地域の状況を踏まえて、引き続き地域別街づくり方針に位置づけたそういったコミュニティ施設の配置、検討についても、引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。  以上であります。 ◆内藤 委員   ありがとうございました。先ほど北部地域に関しては、こういう公共施設がありますよということで述べられておりましたけれども、その中で、例えば上ノ原地域にできる、正式名称はちょっとわからないんですが、ふれあいの家、ここはバリアフリー対応についてはどうされているのか、あと何人ぐらいの方が利用できるのかという点について教えてください。 ◎八角 政策企画課長   今、御質問がありました上ノ原地域における集会室機能、これは上ノ原地区にふれあいの家の整備をするということで、今現在、取り組みを進めております。この施設につきましては、もともとはつつじケ丘児童館の学童クラブ上ノ原分室、この跡地施設を利用して、この内容をふれあいの家ということで整備を進めておりまして、今、その施設の改修工事を今年度行っている内容であります。もちろんバリアフリー化に対応するとともに、施設の集会機能につきましては、3部屋を想定しております。1つは集会室、一番大きい部屋で約 100平方メートルほどで、定員については60人前後ということで検討を進めております。また、もう2つの部屋は同規模の内容でありますが、それぞれ15人程度の集会室ということで、合計3部屋ということで、改修工事を今現在進めている内容であります。  以上であります。 ◆内藤 委員   ありがとうございます。あと、深大寺地域センターというふうにおっしゃいましたけれども、あそこはエアコンのほうはようやく改修してもらいましたけれども、非常にですね、エレベーターもついていないということで、バリアフリー対応もできていない。また、御要望いただいている地域からは、やはり北部地域は広いんですね。非常に遠いということも現状にあるということです。それから、あと近くに北部公民館もありますけれども、先ほど言われたように、社会教育という、目的がそういった内容で、ここも非常に古くて、狭くて、多くの方が交流できる場ということではないというふうにも認識しておりますけれども、こういう中で、非常に、確かに市全体では公共施設のあり方を検討していくということは、もちろん行革プランの中でやっていくということは私も認識しておりますけれども、問題はやっぱり坂があるということです。雨の日でも、本当に、非常に、ようやくミニバスを開通していただいて、交通不便地域の解消には本当に大いに皆さん喜ばれておりますけれども、坂があるということは非常に大変なんです。そういう中で、こういったその、地域に公共施設が欲しいというお声は私のもとにもたくさん届いているわけなんですけれども、そういう中で、この北部地域の街づくり方針の中で書いてありますけれども、「すべての人に開かれた施設とするため、市民と地域と市の協働により、高齢者、障害者などの意見が反映できる仕組みづくりを検討します」というふうに言われておりますが、どのように検討されていくのか、もう一度伺いたいと思います。いかがでしょうか。 ◎八角 政策企画課長   地域との協働によるそういった交流機能の位置づけでありますが、行政としましては、もちろん地域の街づくり活動に資する施設整備ということで、この間、取り組みを進めてまいりました。街づくり活動が活発な地域は、この上ノ原地域も含めていろいろなところでやっていらっしゃるということは認識しておりますので、今後もそういったまちづくりの拠点、地域の交流、触れ合いの機能の拠点となるような施設整備、これは新しい施設を今すぐつくるかということは、どうしても財政状況を踏まえますと、なかなか厳しい面もありますが、既存の施設を活用しながら、施設機能の見直し、あるいは機能の拡充、そういったところを活用しながら、今後も取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。  以上であります。 ○渡辺 委員長   はい、今井次長。 ◎今井 行政経営部次長   今、政策企画課長から地域の拠点づくりということでの答弁もさせていただきましたけれども、当該地域におきましては、地域福祉コーディネーターというのをモデル設置させていただいております。これについては、北部、南部ということで、25年度からの取り組みということで、福祉のことなら何でも相談できるといったことで、社会福祉協議会とタイアップして配置をしております。こういったソフト面でも福祉の視点も留意しながらまちづくりを進めてまいりたい、そのように考えております。  以上でございます。 ◆内藤 委員   済みません。先ほど課長のほうから、新たな公共施設は整備する考えはないということで御答弁いただいたという認識でよろしいでしょうか。 ◎八角 政策企画課長   先ほど申し上げました今後の施設整備の考え方につきましては、どうしても今すぐスポット的に、この地域にこの施設をということは、なかなか財政状況も踏まえますと難しいのかなということは認識しております。一方で、地域の状況を踏まえつつ、総合的に今後の施設整備については考えていきたい、そのような視点で先ほど申し上げたつもりであります。  以上であります。 ◆内藤 委員   先ほど行革プランにのっとって検討していくというふうに言われたので、今の段階ではもうないというふうに、要するにつくるかつくらないかも含めての御検討という理解をしていたんですが、今の課長の御答弁ですと、それは違うということでよろしいでしょうか。 ◎八角 政策企画課長   済みません、今後の施設整備の考え方につきましては、先ほどと繰り返して申し上げますけれども、地域の状況を踏まえつつ、まずは既存ストックの有効活用、あるいは施設更新の際の複合化、多機能化、そういった内容で今後の活動拠点としての施設整備を確保していくというところであります。今後につきましては、先ほど申し上げました行革プラン2013において、公共施設の再配置の検討を位置づけておりますので、既存の公共施設の状況を踏まえて、今後は公共施設の適正配置と効率的な運営を中心に、今後において取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。  以上であります。 ◆内藤 委員   この辺にしておきますけれども、態度表明は後でございますけれども、何度も言います、北部地域の街づくり方針の中で、福祉のところが74ページにありますよね。先ほど伊藤委員のほうからもありましたけれども、人々の心通うという福祉、この中で、本当に北部地域の課題というのは、非常に高い段にあってという、先ほどから繰り返しておりますけれども、そこの中で、行政のほうでこれは書かれているんです。「ユニバーサルデザインをもとに、すべての人が安心して使える施設の整備を目指します」と。その下には、「既存公共施設や新たに整備する公共施設等においては、ユニバーサルデザインの考え方を導入し、子どもや高齢者、障害者など、あらゆる人の利用しやすさの向上を目指します」というふうに記述されているわけでございますので、先ほどの課長の御答弁ですと、検討の余地もないのかというような誤解を招くという点も気になりましたけれども、どうかしっかりと、本当に市民の皆様の声が反映できるような、検討できるような仕組みをぜひお願いしたいというふうに要望をまずしたいと思います。  以上です。 ○渡辺 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   ないようですので、それでは、質疑、意見を打ち切ります。  これより態度表明をお願いいたします。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   先ほども申し上げましたけれども、やはりこの陳情については、総務所管だけではなく、別な建設委員会にも陳情が出されていることと一緒に考えていく必要もあるのかなと思いますのと、この陳情についても、市営住宅の建てかえということも含まれていますので、できれば連合という形での委員会の開催というのも考えられるのかなと要望したいと思うのと同時に、今、北部地域で利便性を高めるための公共施設設置というのが課題であるということは行政側も考えているというところがわかるんですが、それがここの地域に設置することなのかどうかというような妥当性ですとか、というような、また地域の実情ということをしっかりと委員会としても調査をして検討を進めるほうがいいのかなと、慎重に検討するほうがいいのかなと思いますので、私としては継続を求めたいと思います。 ○渡辺 委員長   はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   本陳情51号には、私は、この地域のこうした声というものがやはりいろんな形で受けとめていかなければ、いずれにせよ、この地域の皆さんの、内藤委員さんからもお話がありましたけれども、現存する施設では対応がもう難しいというようなことではないかなというような思いがしています。したがいまして、この陳情の内容そのものは、私はある意味では理解してあげるべきであろうというふうにも思っていますが、基本的にこれを趣旨採択という形で方向づけをしていきたいと思っていますので、趣旨採択を求めます。  以上です。 ○渡辺 委員長   ただいま伊藤委員の意見もございましたが、その前にドゥマンジュ委員から継続審査を求める御意見がありましたので、他の委員さんからの御発言はございませんでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   ないようですね。  本件につきまして意見が分かれておりますので、挙手により採決を行います。  陳情第51号を継続審査とすることに賛成の方の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長   挙手少数と認め、閉会中の継続審査としないことに決定いたしました。  それでは、態度表明、続きまして川畑委員。 ◆川畑 委員   本陳情の内容を読ませていただきまして、またいろいろ施策のお答えもお聞きさせていただきました。北部地区、該当地区におきましては、行政サービスが不便地区だということは認識していただいている。ましてや課題の1つであると考えているということはあると思います。ましてやこの陳情にありますように、市民の声もある。市民の声の中でも、非常に当該地区の利便性を何とかしていただきたいという切なる思いもあると思います。ただ、この問題に関しましては、調布市全体、また中長期的に時点修正も踏まえながら検討していただかなきゃいけない課題でもあるとも考えております。したがいまして、この問題は趣旨採択の方向性を求めたいと思います。 ○渡辺 委員長   ほかにございますか。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   継続が否決となりましたので、態度を申し上げたいと思います。今の委員会の議論の中でもいろいろ出されましたけれども、今後、高齢化の進展に伴う社会保障費の増加による財政の逼迫ですとか、そのほか、先ほどもお話にあったように、多くの公共施設の老朽化が問題となってきています。それによって公共施設の維持の管理ですとか、また、統廃合や多機能化なども含めた見直しというのは、どの自治体にとっても今は本当に喫緊の大きな課題になっていると思います。本当にこれは財政の問題とは切り離せないということで、公共施設の更新問題は自治体財政の抱える時限爆弾だというような表現をする専門家の声もあります。そして今、調布の公共施設の維持管理計画の中では、お話にもありましたけれども、建てかえということではなくて、改修によって長期的に寿命を延ばしていくとか、公共施設そのもののあり方も見直していくような方向も示されています。地域の中でそうした公共施設の新設を求めるという住民の方の声、思いは十分に理解するところでありますが、市の中を見ましても、いろいろなところでもそのような思いを持っている方たちもいることですし、これは一部の地域の問題ではなくて、北部の全体の問題、または市全体の問題として、市民の方たちと一緒にこの公共施設のあり方を考える中で検討するべきものだと思います。ですので、今回のこの陳情に対しては趣旨採択を求めたいと思います。 ○渡辺 委員長   ほかにございますか。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   先ほどと重なりますけれども、北部地域が抱える課題ということについては、行政側では認識をいただいているという御答弁もいただいているところでありますけれども、現状の公共施設では、ここで言われている多くの方々が本当に触れ合える、そういった交流の場というのは現状ありません。また、地域センターはありますけれども、バリアフリー化については非常に大きな課題があると思います。地元、この提出者の方々の地域には、そういった施設がありません。そういった中で、こういった陳情者に対する思いというものは私自身も非常に受けとめているところであります。  今後、この北部地域の街づくり方針の中で、やっぱり全ての人にとって住みやすいまちづくりを推進していくということについては、こういったコミュニティ施設、また、公民館的、つまり市役所的機能も含めたということも含まれているというふうに認識しておりますけれども、こういったことも含めて設置してほしいというお声があるわけですから、これが住みやすいまちづくりに、この北部地域に関してはつながっていくものだろうと認識しているところでございます。また、全ての人が安心して使える施設、バリアフリー対応しておりませんので、こういったことも踏まえて、新たな施設をつくっていただきたいということについては私も理解をするところであります。  しかし、この陳情では、その中で、ではどこにという部分の中での1つの事例として、市営住宅という提案がされておりますけれども、ここについては、現状では建てかえの計画はないということでありましたので、こういったことについて、どこがいいのかということになりますけれども、新たな公共施設を設置していただきたいということは重く受けとめながらも、ここでいいのかということについての検討もあるかと思いますので、今回の陳情に関しましては趣旨採択を求めるものです。  以上です。 ○渡辺 委員長   以上で態度表明を打ち切ります。  これより採決を行います。  陳情第51条については、趣旨採択を決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   御異議なしと認め、陳情第51号は趣旨採択と決しました。  以上で当委員会に付託されました案件の審査は全て終了いたしました。  これより協議事項に入りますが、ここで暫時休憩といたします。理事者の皆さんは御退席いただいて結構です。お疲れさまでございました。ありがとうございました。    午前11時17分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前11時22分 開議 ○渡辺 委員長   委員会を再開いたします。  それでは続きまして、協議事項、平成26年度行政視察についてを議題といたします。  調布市議会では例年、各常任委員会の所管事項について、先進事例に取り組んでいる自治体への視察、事務調査を行い、今後の調布市政に十分反映させることを目的に行政視察を行っているところですが、本日は委員会の協議事項として委員の皆さんから、ぜひ直接お邪魔して現地でお話をお聞きしたいというような先進事例などがありましたら御提案いただきまして、今年度の行政視察の実施について協議してまいりたいと思いますが、いかがでしょうか。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   幾つか提案させていただきたいところがありますので、皆さんに資料を一緒に共有して見ていただければと思います。 ○渡辺 委員長   暫時休憩といたします。    午前11時23分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前11時24分 開議 ○渡辺 委員長   再開いたします。  はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   では、資料がもう皆さんのお手元に渡ったようなので、説明させていただきたいと思います。私からは、昨年も提案させていただいて、いろいろ調べていただいたんですが、都合が合わなくてというところもありましたので、再度提案をさせていただいているところもあるんですが、まずは大野城市で公共サービスDOCK事業というのが行われています。これはバランススコアカードというのを使って、多角的な評価、診断を行う総合型評価システムで、これは市民満足度の高い行政サービスの提供と効率的な行政運営を目指すという目的で行われています。これは予算、決算、総合計画、事務文書の全てがリンクするようにバランススコアカードというのがつくられていまして、それで行政経営の見える化を推進しているという事業です。実は個人的にも見てみたいなと思って、ちょっとコンタクトをとったんですが、先方との調整がつかなくてだめだったので、再度、ここはぜひ見てみたいなと思いました。  それで、同じように大野城市では、まどかフロアというので、ワンストップの窓口サービスが1階で行われていまして、私、実はこれは昨年、見せていただいたんですが、1階のフロアにいろいろ福祉関係ですとか、子育て関係ですとか、市民のニーズの多いような窓口が1階にあるというのと、まず総合案内みたいなところが窓口にありまして、そこに行くと、いろいろとまずはそこで話を聞いてくれて、どこに行くかというようなところも案内してくれたり、大体のことはそこで判断ができるというようなふうになっていました。あと、ここは週末の窓口サービスというので、問い合わせや資料請求など、電話やインターネットで済ませたいという人には、毎日午前8時から9時まで、年間休みなしのコールセンターなども開設されて、市民の利便性が図られているというものです。  そして3番目が秦野市で、今回の陳情にもありましたけれども、公共施設の再配置の取り組みというのがかなり先進的に行われているということです。ここでは中長期的な視点から公共施設の適正な配置と効率的な管理運営を実現し、超高齢化と人口減少が進む社会のもとでも必要性の高い公共施設サービスを将来にわたり持続可能なものにすることを目的として、平成20年4月にこうした組織、企画総務部の中に特命の組織がつくられたということです。そして現在は、平成23年4月からは組織を政策部公共施設再配置推進課というのを設置しまして、この計画を推進しているということです。ここは各自治体からの視察がかなり多いみたいで、毎日、業務の支障のない範囲で、1日1視察という、1カ所の視察だけを受け入れているということで、ホームページを見ましたら、既にどこがあいているというのが、10月ぐらいからあいている日を埋めていくというような形で出ておりました。  秦野市は調布とはちょっと違うんですが、ここは地下水 100%の水道水ということでも有名な、水の取り組みなんかもとても進んでいるところなんですけれども、それゆえに、川が多いということで、橋梁、橋が大変多いということなんだそうなんですね。橋梁とか道路も含めた公共施設の管理というのをかなりここは喫緊に迫られた課題だったそうで、ほかの自治体よりも早くに取り組んでいるということで、いろいろな実績を出しているという取り組みをぜひ見てみたいと思いました。
     そして4番目からは、昨年も提案させていただいたところなんですが、福井市での部局横断的課題解決の取り組み、これは1つの部署だけでは対応できない市民ニーズや市政に関する問題がふえてきていることから、部局と部局の間にまたがる課題に対応していくということで取り組まれています。このために福井市では、縦割り行政の弊害をなくして、幅広い視野に立って、迅速かつ適切に対応するため、平成19年から○○室とか○○課の枠を超えて、部局横断的課題対応班を設置しているということです。それで、平成19年から平成25年度までの7年間で、延べ73班を設置して、その中でも商店街の活性化推進班、債権回収推進班、新型インフルエンザ対策推進班の取り組みについて、特に具体的な事業や成果に結びついているということです。  5番の岡山市の、これは女性の視点を取り入れた防災対策の取り組みです。ここは、私は委員会の中でも触れさせていただいたことがあるんですが、防災に関する委員会の、防災会議の女性委員、ここが40.8%と女性委員の割合が高いということです。違いますね。ごめんなさい。岡山市は全体で、岡山市の市役所の組織の中で、女性委員の割合が、いろいろな市議会の割合が40.8%と高くて、首長がやはり高い男女共同参画推進のリーダーシップをとっているということです。ここは、たしか防災会議のところも、看護師ですとか保健師の方を充てて、防災会議の中にも女性委員の取り組みを高くしているということですね。ここでは防災だけではなくて、いかに女性の管理職をふやすとか、女性の採用をふやしていくということもやっているということなので、その取り組みについても調査したいと思って出しました。  あとは同じ岡山市で、消防団の活性化。これは消防団の確保がどこにとっても難しくなっているということで、処遇改善の取り組みですとか、また、女性の消防団員をふやすというような取り組みもされているということです。  あとは松江市で、これは以前のことになってしまうんですが、今も行われているかどうかのところまではちょっと調査していないんですが、女性の視点による防災対策検討委員会というのが設置されて、女性の視点からのいろいろな防災対策について、市長の諮問機関として設置されて、報告を出しているということです。  私からは以上の自治体についての取り組みの視察をしたいという希望で提案させていただきます。 ○渡辺 委員長   ありがとうございました。ほかに。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   私は大分県の取り組みということで、公衆衛生対策チームを発足させたということです。これは、東日本大震災では避難生活を送る中で体調悪化などで、こういったことで亡くなる震災関連死、これが本当に深刻な問題になっています。これが約 2,900人に上っているんですって。これは感染症とか持病の悪化、こういったことが原因で、特に避難所等における生活の肉体・精神的疲労、これが原因の3分の1を占めているということであります。こういったことを踏まえて、大分県では災害時公衆衛生対策チームというのを発足させたということで、これは地域防災計画に基づいて、うちの中にもちゃんと入っているんですね。避難所の環境衛生対策を支援する組織というふうにはうたわれているんだけれども、実際には、実行計画に関してはまだまだこれから、うちはできていないです。このメンバーについては、どういうメンバーが入るのかというと、医師、保健師、獣医師などから人選されて、1チーム8人で構成されているらしいんですけれども。つまり、うちには実際には保健所はありませんけれども、保健所が派遣されて、そのもとで実際行っていくのは地元の保健師さんだというふうに思うんですけれども、応援される保健所と、それから地元の保健師との役割分担をしっかり明確化して、東日本大震災のときには非常に体制がうまくいかなくて大変だったということで、迅速に対応できるために、役割分担をしっかり明確化されているという。なので、こういった体制というのは非常に大事かなと思って、参考になるかなと思って、提案させていただきたいと思います。大分県です。ちょっと遠くて済みません。 ○渡辺 委員長   ほかにございますか。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   私のほうからは、前年度、何点か出させていただいていると思いますが、その中で、地域性、方向性と先方とのバランスによって決めていただければいいと思います。お任せいたします。 ○渡辺 委員長   ほかにございますか。はい、広瀬委員。 ◆広瀬 委員   私、個人的に、ドゥマンジュさんのおっしゃった大野城市のまどかフロアというのを、私もほかのテーマで行ったことがあるんですけれども、以前ね、前から窓口の総合化、総合窓口化というのをすごく必要性を感じていまして、何回もお願いしているんだけれども、なかなか検討してもらっているのか、もらっていないのか、進まないんですよ。でも、やっぱり体の不自由の方が例えば来たりとか、お子さんをお持ちの方が来て、窓口に行って、あっち行け、こっち行けという、あれをともかくやめてもらいたいと。職員が出向いて、要望すれば、今、出てきてくれる部分もあるんですけれども、やっぱり総合窓口として設置して、市民のいろんな声については迅速に対応できて、ワンストップというのはこれからの時代、本当に調布市もぜひやってもらいたいと前から思っております。  それで、私とすると、うちの会派も出してもらって、あれなんですけど、私はまどかフロアというのは、ぜひこれからの時代ということで、去年、うちのほうも出させていただいていたんですけど、ぜひ大野城市の年間休みなしのコールセンターというのも非常に興味がありますので、現実にどうして調布市はできないのかというのが、やはり突き合わせたいと思いますので、大野城市にぜひ行かせていただけると、うちのほうも去年出したということもありますけど、要望いたします。 ○渡辺 委員長   はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   済みません、1点、言い忘れたんですけれども、先ほどは大分のほうを提案させていただきましたけれども、私も昨年、いろいろと出してありますので、そこの中でも御検討いただきたいと思うのと、やっぱり一番トップにまどかフロア、しっかりと要望もさせていただいておりますので、私もここもぜひ行ってみたいなというふうに思っています。  以上です。 ○渡辺 委員長   いろいろと御提案ありがとうございました。  ただいま御提案をいただきましたこの中から選定して、今年度の行政視察を実施してまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   御異議なしと認め、総務委員会は平成26年度の行政視察を実施することに決定いたしました。  なお、相手との調整もありますので、御提案いただいた中から視察先の選定や順序、行程などの詳細につきましては、正・副委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ありませんでしょうか。はい。 ◆ドゥマンジュ 委員   秦野市のところなんですが、視察という形で、今までは2泊3日ぐらいで各委員会行っていましたよね。それとは別に単発での視察というのも、委員会としては可能なんでしょうか。 ○渡辺 委員長   暫時休憩いたします。    午前11時38分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前11時39分 開議 ○渡辺 委員長   それでは、再開いたします。  いろんな提案もあったわけですが、詳細は正・副委員長にお任せしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、視察の日程についてですが、ただいま視察の候補地につきまして皆さんから御提案をいただいたところですので、その中から3カ所程度、2泊3日の行程を目標に調整してまいりたいと思います。相手先の都合によっては2カ所程度、事によっては1泊2日の行程もあり得るかと思いますが、その辺についても正・副委員長に御一任いただきたいと思います。よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   ありがとうございます。御異議なしと認め、日程についても正・副委員長に一任させていただきます。  続きまして、実施の時期ですが、皆さんのお手元にカレンダーをお配りしております。毎年10月ごろに実施しているところでありますが、ごらんのとおり、早くも公務が多数入ってきております。カレンダーをごらんいただきまして、皆さんからの御意見があれば伺います。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   質問を先にさせていただきたいんですけども、9月29、30のところにかかっていますけど、これは公務というんじゃなくて、ここは項目を入れてあるだけですよね。あいているという意味でいいですか。であるならば、例えば29、30、10月1日、10月2日、あるいは10月6日、7日、8日、あるいは10月20日、21、22というふうに限られてきていると思いますので、それも含め、正・副委員長さんにお任せしたいと思います。 ○渡辺 委員長   ほかの委員さん、どうでしょうか(「一任」と呼ぶ者あり)。ありがとうございました。  それでは、日程等につきましても正・副委員長に御一任をさせていただきたいと思います。御異議なしと認めてよろしいわけですよね。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長   ありがとうございます。では、正・副に御一任させていただきます。  それでは、今後、この件については随時、委員の皆さんと連絡をとりながら調整していきたいと思いますが、万が一、委員会協議会を開催する必要が生じた場合は、改めて御案内しますので、その際は御協力のほどお願いします。  以上で平成26年度行政視察についての協議を終了いたします。  それでは、これで総務委員会を散会いたします。本当にきょうは午前中いっぱい、ありがとうございました。    午前11時42分 散会...