調布市議会 2013-09-11
平成25年 9月11日文教委員会−09月11日-01号
ほか
関係管理職職員
〇事務局
牧野泰三
議事係主任
〇議案
議案第60号 平成24年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について
−
文教委員会所管部門−…………………………………………………… 1
午前10時0分 開議
○福田 委員長
皆さん、おはようございます。ただいまから
文教委員会を開会いたします。
本日も説明のための職員の出席を求めておりますので、御了承をお願いいたします。
なお、委員の皆さんには既に御案内のとおり、本日は午前11時と11時30分の2回にわたって、庁内放送で全国一斉
情報伝達訓練が実施される予定になっておりますので、御承知おきください。また、万が一、発言の途中の場合は、一旦、放送中発言をとめていただいて、放送が終わってから引き続き御発言いただきますよう、御協力のほどよろしくお願いいたします。
昨日は、議案第60号、平成24年度
一般会計歳入歳出決算の認定について、
文教委員会所管部門につきましては、 129ページの質疑の途中で終了しておりますので、本日はその続きから審査をお願いいたします。
それでは、早速議事に入ります。
昨日の最後に要求いたしました資料の提出がありますので、まずはその資料について御説明をお願いいたします。はい、
仁藤文化振興課長。
◎仁藤
文化振興課長
それでは、提出いたしました資料の御説明をいたします。
昨日御説明いたしましたとおり、
フリーマーケットは
NPO法人に委託しております。提出の資料は、その
委託契約書の写しであり、内容は、表紙を1枚めくっていただいて、内訳書がついておりますが、その内訳書のとおり
会場消耗品費1万円、
事務用消耗品8万円、通信費3万円、合計12万円となっております。
説明は以上であります。
○福田 委員長
では、ただいまの説明について質疑等はございませんでしょうか。──大丈夫ですか。よろしいでしょうか。はい、武藤委員。
◆武藤 委員
鮎川委員にお聞きするんですけど、資料を請求された上で、きのう質疑された根拠といいますか、そういうことについて、どういうふうにお考えになられたのか、資料を請求したのであれば伺いたいなと思います。
○福田 委員長
はい、
鮎川委員。
◆鮎川 委員
昨日申し上げましたとおり、12万円、1回1万円というような計算になると思うんですけれども、これが1回1万円という諸謝金、謝礼というふうな形でこのまま
NPO法人に支払われるのであれば、それはそれでというあれだったんですけど、委託ということで、市の事業をお願いするわけですので、この公金の内訳についても、我々としてはしっかりと知っておく責任があるということで資料請求させていただきました。
◆武藤 委員
わかりました。公金の内訳をきちっと知るというのは、議員としても大事だなと私も改めて思いましたので、その点について、こういった形で支出されているということがここで確認されて、よしということと受けとめてよろしいのかなと思ったんですけど。
○福田 委員長
ほかに御発言はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
では、 128、 129ページで何かございますでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
次は、 130、 131ページ。はい、田中委員。
◆田中 委員
何点か。
地区協議会なんですけれども、また仁藤課長のところなのかな。私も地元の地区協の立ち上げでかかわらせていただきました。もう10年以上前になるのかもしれません。私たちの地域の地区協は、調布市内で3番目か4番目の設立だったと思うんです。
調布市の基本計画の中にも計画として出てくるわけですけれども、10年、あるいは10数年たって順調に設立を見てきたわけですけれども、なかなかこれから
計画どおりにいくのかなと。1つの言い方をすれば、一筋縄では立ち上がらないような地域もあるのかな、手ごわい地域があるのかななんて、これはあくまでも心配して、懸念して質問をさせていただくわけで、その辺をどうお考えになられているのかなと思いまして。まずそこを質問させていただきたいと思います。
○福田 委員長
はい、
深沢協働推進課長。
◎深沢
協働推進課長
地区協議会につきましては、おっしゃられるとおり、平成11年に
石原小学校地区が立ち上がりまして、それから14年ほどでたっているところでございます。今、小学校区で
コミュニティエリアとしておりますので、20校区中13校区立ち上がっておりまして、残り7地区というところであります。
やはりおっしゃられるとおり、地域地域で特性がありまして、今回、
杉森小学校地区と
染地小学校地区を積極的に行政からもアプローチしてきました。
杉森小学校地区につきましても、盆踊りですとか、ほかの取り組みについても既に活発に行われておりまして、しかも、組織としても学校団体、自治会等、既に強力にきずなが結ばれているので、新たに地区協を立ち上げる必要がないんじゃないかというようなこともございました。そういった地区もございまして、ただ、今回につきましては、防災面での課題ですとか団地の高齢化などの問題で、さらに
ネットワークが必要じゃないかということもありまして、設立の準備会に進もうということでまとまったところであります。
そういったこともありまして、地域の特性ということがやはり先に大きくありますので、行政のほうから強行にお願いしていくというよりは、やはり地域が主体となって
まちづくりを進めていくということが一番だと考えておりますので、そういった意味では、地域の声を十分にお伺いしながら、ただし、我々のほうはアプローチは必ずしながら、ほかの地区ではこういうこともやっておりますし、どうでしょうかということは呼びかけをしながら進めていきたいと考えています。
以上です。
◆田中 委員
特性ということでお話がありました。私が思うには、本当に温度差があり過ぎる。あり過ぎるので、その立ち上げ方を強行にはできないんだというお話があったんですけれども、小林委員のほうからも、さっき、立ち上げるだけじゃまずいんじゃないかと、こんな話もありました。
今後、これからの地区協の立ち上げ、今まで以上に問題があろうと思うんですけれども、これについてはどのようにお考えでしょうかね。
◎深沢
協働推進課長
市の計画事業としましても、平成30年度までに全地区での立ち上げを目指してということを目標としています。1年に1地区ずつというようなところで取り組んでいきたいところであります。
やはりほかの地区でもあるんですけれども、自治会としてきずな、
ネットワークもありながらつくっているところもありますが、ただ、新しく引っ越されてこられた方々ですとか、あとは高齢化の問題によって、自治会がどんどんなくなっていってしまったりして、地域としてもちょっと歯抜け状態になってしまっているところもあります。我々としましては、やはり防災、防犯の観点から、何かしらに必ず関係を持っていていただきたいというのがありますので、そういったことからも、既にこの地域は大丈夫だとおっしゃられる地域もたくさんある中で、ただ、こういう状況もあるということも含めてお知らせをし、なるべく
ネットワークが強固に築かれていくような
地区協づくりというのを進めていきたいと考えています。
以上です。
◆田中 委員
わかりました。私が市内全域を見渡しても、それぞれの地区内で非難をし合ったりとか、あるいは対立に発展してしまいそうな地区もあるように心配していますので、その辺はうまく間に入って調整をとりながら、機の熟するのを待っていただいて、設立に向けて。設立について私は別に非難しているわけではないんで、皆と一緒にやられるレベルに持っていって設立をしていっていただきたいなという、そんな意見でございます。
以上でございます。
○福田 委員長
ほかに。はい、
鮎川委員。
◆鮎川 委員
同じ地区協なんですけれども、
コミュニティづくりとして地区協を設置していくということに私も異論はないんですけれども、現在13の地区協があって、まず今の実態として、既存の地区協を今どう捉えていらっしゃるのか、実態をお聞かせください。
○福田 委員長
はい、深沢課長。
◎深沢
協働推進課長
現在13地区ございまして、やはり地域によってかなり特性がありますので、それぞれでやっているところもばらばらであります。地区協としまして、やはり
ネットワーク組織でありますので、情報交換というのを主に置いてやっているところもありますし、そのほかに防災、防犯、あとは環境美化、あと最近ではごみゼロということで、ごみの
クリーン作戦を月1回必ず30日に行うんだというような形でやっているところもあります。そういう特性がさまざまですので、活動もさまざまではあります。
私たちの中では、地区協の代表者が集まる連絡会を2カ月に1回実施しています。そういったところで各地区の活動の情報交換をし、それぞれの課題がやはりありますので、その課題をそれぞれで話し合っていただいて活性化を図ることが1点あります。
もう一点、毎年7月に
地域交流会を実施しまして、その中で、これまでは地区協の方々の交流というふうなことでやっておりましたが、ことしにつきましては、ほかの市民団体、環境ですとか福祉ですとか、そういった方々の団体にお越しいただきましたのと、
あと無作為の市民の方々にお声がけをしまして、参加のきっかけをする中で、自分たちの地区ではどういうことをやっているのかということもわかっていただきながら、さらにそこに参加するような形での支援をしています。
以上でございます。
◆鮎川 委員
とりあえずわかりました。平成24年度に新たな地区協の設置支援ということで、
染地小学校区と
杉森小学校区で設立支援を行ったということですけれども、見通しはいかがでしょうか。
◎深沢
協働推進課長
杉森小学校地区につきましては、先ほどちょっと申し上げたような形で、防災面と高齢化の問題で課題があるということで、
設立準備会を9月、今月に行う予定となっています。そのときに、では、いつ設立を目指して、この地区はどのようなことをやっていくのかというのをその準備会で話し合われる予定となっています。
染地小学校地区につきましては、
多摩川住宅で既に地域のイベントがたくさん行われておりまして、そういった意味では関係ができておりますが、ただ、はけ上というんでしょうか、国領地区のほうの方々の自治会との連携というところで、少し課題が我々のほうもありますので、そのあたりを学校を含めて話して、呼びかけていきたいと思っています。そういった意味では、まだ少し時間がかかるというふうに思っています。
以上です。
◆鮎川 委員
行政として、全小学校区で地区協を設立していきたいという目標というのは理解しているんですけれども、特に染地、杉森地域というのは独特な
コミュニティで、先ほど杉森のお話が出ましたけれども、非常に良好な
コミュニティが形成されているんですよね。また新たな地区協という網をかける必要があるのかという議論は、私も同様の感想を持っています。
染地小については、
多摩川住宅という、1つのある意味大きい既存の
コミュニティがあるんです。これは狛江、調布と行政もまたがっているし、染地小学区、杉森小学区もまたがって、
多摩川住宅という1つの大きな
コミュニティがあるんですよね。これを地区協というあれで2つに分断することが果たしていいのかという、独特な地域性があるんですよね。その辺も気をつけながら進めていっていただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
◎深沢
協働推進課長
地区協議会につきましては、おおむね小学校区ということで、やはり自治会によっては小学校区をまたがるところもありますので、そのあたりは自治会の考えにお任せしているところでもあります。おっしゃられるとおり、狛江市との市境ということもございますので、そのあたりのところでどこまでということを、市の助成金も出しておりますので、そういった意味では、少しデリケートなところも出てくるかなというふうには思っています。
まだこれから立ち上げに向けて、今アプローチしているところではありますが、そのあたりが、ほかの地区では団地でまたがって市境というのがない状況でもありますので、連絡会もそうですし、ほかの市にもいろいろお話を伺いながら、慎重に検討していきたいと思っています。
以上です。
○福田 委員長
はい、雨宮委員。
◆雨宮 委員
同じく地区協の関係なんですけど、小学校区単位の
コミュニティ、
コミュニケーションを推進していこうというのは大賛成なんですね。1つが細胞の核だとすれば、20の細胞が集まって、ある程度行政運営されていく。その中で、小学校区単位でより密度の高い情報が伝達される、あるいはその中で
コミュニケーションが醸し出されるというのは理想だと思っております。
ただ、地区協に関しては、いわゆる既存の団体、例えばその1つは、小学校区単位に必ずあります小学校のPTAという活動が1つあるわけですね。古くからある自治会、これも飛田給を例にとりますと、やっぱり幾つかある自治体の中では、歴史の経過というのは、設立されて年数が違うことによって微妙な温度差というか、活動の内容が違ってくる。
あと、健全育成があるんですよ。健全も、夏のソフトボールの大会というのが1つ象徴的なのは、全部の地域が20地域参加するわけですね。というと、結構な確率でスポーツの大会を通じることというか、それが目標になっていろんな
コミュニケーションというのがこれまで図られてきたんですね。歴史的な年数で経過を見てみると、やっぱり自治会が古い。PTAもその次ぐらいに古い。健全がその次。というと、受け取り方として、地区協が新参者というような受け取り方をする地区があるかもしれないです。ないかもしれない。なければいいんです。
ところが、ニューカマーが見えられたときの対応というのは、20あったら多分20通りあると思うんですよ。その上で、その地域の
コミュニティを醸し出していきましょうということになると、やっぱり相当な、20通りの苦労が予想される。ですから、20地域に地区協を設立していって、その後のできた段階、つくることが目的じゃないわけですから、そこから先の小学校区単位の
コミュニケーション、
コミュニティをどう考えていくのかというのが大前提なんです。
プラスして考えておかなきゃいけないのは、小学校区単位に落ちるという言い方は変ですけれど、公金がどう投入されているかということも出てくるわけですね。これ決算で後ほど出てくる自治会の補助金というものもありますし、健全のほうにも年間の公金が出ているわけですね。そうすると、その公金との関係。何が算定の基礎なんだ、根拠なんだということも重々考えておかなきゃいけない中で、やっぱりここで主管課の違いって出てくるんですよ。健全は
児童青少年課、地区協については協働推進というような違いが出てきますよね。そうすると、市の体制の中でも大命題であります小学校区単位での
コミュニティと公金というテーマを掲げつつ、相当横の連携をとらない限りは大変厳しいと思うんです。
というのは、そこに加えてもう1つ地域分けしているのが、福祉の
地域福祉計画というのがあるわけです。私も
地域福祉計画でいろんな御意見を聞きましょうと言ったときに、飛田給だから、てっきり
西部公民館でやる説明会でいいと思って行ったら、地域が違っていたんですよ。その場合は、
甲州街道沿いに東西で地域をとっているわけですよ。というと、縦割りの1丁目、2丁目、3丁目じゃなくて、これは小学校区ですよね。地区協もこっちですよと。ところが、
地域福祉計画になっちゃうと、横のエリアの取り方をしている。20地区ある中で10地域の福祉の地域分けは、単純な話、2地区一緒にすればいいんじゃないのと。今までの飛田給で言ったら第3地区の近いところと2地区で、そういう形のものをつくっていけば、ベースはもう小学校区ということになっているわけですから、よりわかりやすい。
防災もそうですけど、これは高齢化の時代を迎えているわけですから、どこかで福祉の側面というのもあって、トータルの地域の
コミュニティ、あるいは防災、福祉という考え方を持っていないと、なかなか公金の投入の仕方というか、使い勝手も分散することによってのデメリットというのが必ず出てくるはずなんですね。ですから、今申し上げたように、福祉の分野でいけば
地域福祉計画まで視野に入れつつ、横の連携ということを十分図らないと、なかなか効果的な予算の執行というのはでき得ないというふうに思うんですね。
これは本当に余談で聞いていただきたいんですけど、私はたまたま単Pということで、小学校のPTAの本部役員をやらされたみたいなことがあったんですけど、今、小学校の単Pの本部役員をすごく受けづらい状況。
皆さん保護者で、例えば私は
飛田給小学校の保護者ですよ、飛田給小のPTAをやってくれませんかというと、結構受けやすいのです。ただ、本部の役員になりますと、役員になったばかりにいろんなものがついてきちゃうんですよ。例えばP連に出てください、児童館の
運営協議会に出てください、
学校評議員になってください、健全のほうの1メンバーになってください、そこに地区協が入ってくるわけですよ。それは地域という定義をした場合に、必ずPTAの本部役員というのは、その地域の中で活動されている人という見方をされますから、そういう形で兼、兼、兼、兼、兼という、この兼の部分がすごく負担になってくるというのは実態としてあるんですね。
ですから、その地域の定義をするのはいいんですけれど、主管課だけで見ていますと、本当に視野の狭い話になりますので、余談でありながら、そういうことも御意見として沿えて、私は結構ですけど、重々御検討の材料にしていただきたいと思います。
以上です。
○福田 委員長
ほかに御発言はございますでしょうか。はい、武藤委員。
◆武藤 委員
地区協の関連でお伺いしたいんですけど、全ての地域に地区協があるわけではないので、なかなかそうはいかないのかなという面と、地区協や自治会で活動していらっしゃる方がよりどころにできる場があるといいなというのは、いろいろなところから上がっていると思うんですが、地区協となると、より広い1つの学校区の地域を市民の皆さんが自主的にいろんな活動をしていただくわけですよね。そのときに、多分いろんな資料だとか、そういうものは、聞くところによると個人のお宅にあったりするのかなと思うんですけれども、どこか1つそういう部屋でもいいんですけど、場があって、そこにこれまでの活動の蓄積だとか、いろんなものが保管できたり、別の側面から言うと、新住民の人たちが、例えばそこに行けばいろんな活動をしている地域の人に会えますよという場としても、これから取り込んでいきたいと考えているそういった新住民の方との関係でも、いろんな意味があるのかなと思うんですが、そういう要望というのは、地区協をやっていらっしゃる方々とかからは来ているんでしょうか、どうなんでしょう。地区協をやっていらっしゃる方々と限定していいのかちょっと。地区協のところなので、済みません。
○福田 委員長
はい、深沢課長。
◎深沢
協働推進課長
地区協議会が立ち上がっている地区につきましては、地区協が発行している発行紙がありますので、そういったものを配ったりですとか、そういったことでいろいろ広報ができたり、
あと学校単位でやっておりますので、
運営委員会に学校長ですとか、学校の方々も入ってきています。そういった意味で、
ネットワークが割と広がりやすいというふうには思っているんですけれども、ただ、それ以外の地域につきましては、今までの自治会ですとか、失礼しました、自治会ですとか、あとは自治連協さんもありますので、その自治連協の中でこのような関係をつくっていきましょうという動きも今しております。
そのほかに、新たに来て、じゃ、この地区にはどういう活動団体があって、自分たちはどういうふうに活動すればいいのかということも相談を受けます。これにつきまして、
市民活動支援センター、国領にありますのと、その
ブランチ機能である
地域センターにも
ボランティアセンターということでありまして、その中で行政との連携、
コーディネートというところと、
あと市民活動団体との
コーディネートと、
あと各種相談ということもありますので、そういう相談を受けながら、そういう方々にはお知らせをしているところではあります。
以上です。
◆武藤 委員
私、質問にいろいろ枝葉がついてしまったので、質問の趣旨がわからなくて済みません。どういうことかというと、そういう地区協や活動している人たちがよりどころにできる箱物というか、そういう場についての要望は、地区協のほうからありますでしょうか。
◎深沢
協働推進課長
地区協の方々から、活動の拠点につきましては、いろいろ御相談を受けています。やはり会議をするに当たっても、定期的に会議をしたりですとか、
あと地区協として資料ですとか、防災訓練とかを実施したときのちょっとした消耗品ですとか、そういったものの置き場所はないのかということの相談を受けます。
これにつきまして、やはり先ほども申し上げた地区協の連絡会の中で、この地区では、私たちは学校で、例えば多
目的ルームであればということで、第何何曜日には教室を使わせてもらったりですとか、あとは地域の方々の中で倉庫を共有して、防災訓練についてはこの倉庫にというふうに区分けして持っていただいたりもしています。ただ、その上でも、やはり悩みはまだまだありますので、その声もよく聞いておりますし、そういった意味では、今それがまさに課題となっているところではありますので、ちょっと我々のほうも一緒になって考えていきたいというところで考えています。
以上です。
◆武藤 委員
さっき新住民の話をしたのは、地区協だったり自治会だったり、そういう地域の組織に新しくいらっしゃった方々が、なかなかそことかかわらないというか、かかわりが薄いというのが調布全体の悩みでもあると思うんですけども、そういう意味でも、意識のある人もいれば意識のない方もいらっしゃるんですが、意識があってもどこにかかわったらいいかわからないという方がいらっしゃるので、市全体のいろんなサークルは、それはそれとして別で、一体どことアクセスをとったら地域の組織にかかわっていけるのかということも含めて、そういう側面からもどこかこういう場所というのがあるのも必要かなというふうには感じます。
地区協の方に活発な活動を発展させていっていただくためには、もちろんあったらいいなと思うんですけど、去年、
厚生委員会の視察に行ったときに、九州の大野城市に行ったら、そちらはいろんな国や県からおりてくるお金もあるのかもしれないんですけど、
自治会ごとに自治会館みたいなのをお持ちになっていて、いろんな
コミュニティバスを走らせていらっしゃったんですが、それもそこを拠点にした活動の発展として、市から委託を受けているんですけど、住民の方が実際に回しているというのを拝見して、そういうよりどころとなるところというのは本当に大事なんだなというのを改めて感じました。
でも、今、地区協全部20地区にあるわけじゃないので、じゃ、地区協にだけというふうになるかどうかという課題もあるかと思うので、検討が必要だとは思うんですが、深大寺は、
まちづくり情報コーナーというのが、今、地域福祉センターにあって、そこも地区協の方々も利用できたりするようになっているのかな、一つのそういう場にあるのかなというふうに思うんですけど、その活用はどうなんでしょうか。
◎深沢
協働推進課長
深大寺地域福祉センターにあります
まちづくり情報コーナーにつきましては、まだあそこには深大寺小、北ノ台小は
地区協議会が立ち上がっていないので、その拠点としての機能ということではないです。今、深大寺に行政情報を発信する場所ということで、あそこにまずは立ち上げをしまして、あそこに情報コーナーとプラスして机と椅子が置いてありまして、フリースペースということで地域の課題ですとか、そういった情報を手にとりながら話し合ってくださいということでもお知らせしているところです。
以上です。
◆武藤 委員
深大寺や北ノ台も今後のそういった地区協の問題での課題もあるということもお聞きはしていたんですけども、その情報コーナーもどういうふうに活用していくのか御検討されたみたいなので、そういった地区協の立ち上げだとか、あちらの地域は自治会が成り立たない場所もあったりとかして、いろんな課題もあるかと思いますので、その点についてはいろいろ御支援していただければなと思います。
先ほど、先に質問させていただいた地区協などのよりどころになる場所というのは、本当にニーズも高いものだと思いますので、必ずしも何か建ててここじゃなくても、どこかのスペースをどう利用できるかということも、ぜひ今後検討していただければと思います。よろしくお願いします。
○福田 委員長
ほかに御発言はございますでしょうか。はい、小林委員。
◆小林 委員
皆さん地区協について質疑をされていますので、私は文教委員は初めてなので、初歩的なこともいろいろ聞くかと思いますが、よろしくお願いいたします。
まず、地区協なんですけれども、今13で 600万、各1つの地区協に50万。最終的には 1,000万になるわけですね。これは10年続けば1億。こういうことがずっと続くのかどうか。先ほど雨宮委員も、ほかにもお金がいろいろ出ているじゃないですかという話もございました。
地区協をつくればそれでいいという話じゃなくて、地区協もできたけども、その活動が思ったように進んでいない、また逆に、中でいろいろ、人間関係ですから、トラブルを起こしているというような地区協も耳にするんですけどね。特に今できていない深大寺地域、私の地域もそうですけれども、要するに自治会が非常に活発に動いて、例えば地域運動会も本当に地域ごと、昔で言えば部落ごとというか、そういうのでやっている深大寺小学校の地域運動会もありますよね。ですから、そういうところに無理して行政が入り込んで、何でもかんでも地区協をということになると、地元とのあつれきがあるんじゃないかなと思うんだけれども、その辺のところはどう考えているんでしょうか。
○福田 委員長
はい、深沢課長。
◎深沢
協働推進課長
委員おっしゃられるとおり、やはり既に地元の中でいろいろな組織があり、いろんな活動が行われているというのは、本当にそのとおりと思っています。私たちの中でも、平成30年度までに全地区をという目標はもちろんありながらも、地域の声を聞くことが一番だと思っています。
私たち調布市のスタンスとしては、ほかの自治体はわかりませんけれども、まず地域で地区協が必要なのかどうかというのを、地域の方々の発意をもって設立に向けていくというようなものが基本スタンスでありますので、まずは、この地域ではどういう活動があって、どういう組織があるのかというのをいろいろ伺いながら、今も進めているところであります。そういったことから、まずは働きかけをする中で、今立ち上がっていない地域についてもアプローチをしているというのが現状であります。
以上です。
◆小林 委員
いろいろお聞きするのは構わない、それは当然だと思うんだけれども、できればお金があるんですよと。50万つくんですよ、あるいは地域カルテも25年のところでいろいろ物議を醸し出したというか、お金がこれだけありますから使ってくださいみたいな形で市民の皆さんに誤解を招くような部分があると、やはり地域の
コミュニティを犯してしまうというような危惧もありますので、設立に向けて余り猪突猛進に進んでいくようなことがないように、しっかり地域の現状を見ながらお願いをしたいなというふうに思っていますので、これは要望として受けとめてください。
あと、ほかのところも初めてなもんですから御質問をさせていただきたいと思うんですが、まず、ふれあいの家。予算のとき私いなかったので、ちょっとよくわからないんですけど、特殊建築物定期検査報告、これはどういうもので、どういう報告が上がってきたのかというものと、もう1つ、市民活動支援事業の中で窓口管理事務委託、これはシルバーにというような先ほどありましたけれども、今、市のほうでは公共施設のサービス公社というのがありますよね。シルバーなのかサービス公社なのか、それの仕分けというんですか、協働推進は、
地域センターは公社に頼んでいますよね。これはシルバーみたいな。これは裁量なのかと。役所で、こっちに出すんだ、こっちに出すと。その辺の規定みたいな何かはあるのかなと思いまして、お聞きしたいんですが。
◎深沢
協働推進課長
最初の特殊建築物定期検査報告業務につきましては、設備ですとか、建屋自体そのものがしっかりしたものなのかという検査をするということが義務づけられておりますので、そういったものを検査しています。
あと、地域福祉センターにつきましては、市民サービス公社に管理業務を委託しております。これにつきましては、行政経営部所管の監理団体という位置づけて市民サービス公社がありますので、そういった中で行政経営部との調整というか、その中で地域福祉センターにつきましては、監理業務を委託しているということでありまして、あとシルバー人材センターにつきましては、市民サービス公社が清掃ですとか窓口について再度委託をしているというようなところでありますので、市としてシルバー人材センターに直接委託をしているというような形ではありません。清掃などは一部委託をしているところはありますが、管理業務としては市民サービス公社、そのほかの清掃など一部の委託については、シルバー人材センターにお願いしているという形で行っております。
以上です。
◆小林 委員
最初の特殊建築物というのは、どういうところ。これはふれあいの家だから17館あるんだけど、全部が特殊建築物の定期検査を行っていらっしゃるのか、あるいはどことどこが特殊建築物なのでやっているんですよと、そういうことをお聞かせいただければと思うんですが。
◎深沢
協働推進課長
これはふれあいの家と地域福祉センターのほうでも実はありまして、建築基準法に基づきまして、建屋につきましては3年ごとに点検をしなければいけない。設備につきましては年1回点検をしなければいけないというような形になっております。そういった中で3年に1回ということでありますので、そういった意味では、順番に検査をしているというところでございます。
以上です。
◆小林 委員
これは、要するに全部の17館を順番に、3年に1回必ずやらなければいけない検査という理解でいいんですね。
○福田 委員長
はい、中村生活文化スポーツ部次長。
◎中村 生活文化スポーツ部次長
申しわけございません。全てではございません。つまびらかに施設の特定はできないんですけれども、施設の規模に応じてやらなければならないというようなところが決まっておりまして、そこは3年ごとにというようなところの決まりの中で行っております。
◆小林 委員
規模というと平米数というか、建物の大きさによって、これが法的にやらなきゃいけないと、そういう理解でいいんですね。わかりました。
それと、先ほどのもう1つの窓口管理、これはそちらの協働推進ではないところの質問なんですけど、生涯学習のところでの質問だったんで、みんなの広場のところでシルバーに委託しているという話で、何でシルバーなのか、市民サービス公社じゃないのか、その辺の何かルールについてお話いただければと思います。
○福田 委員長
はい、三井生涯学習交流推進課長。
◎三井 生涯学習交流推進課長
私どものほうでも、みんなの広場の夜間について、月曜日、土、日も含めてお願いをしている委託料でございます。これもシルバー人材センターに委託をしているものでございますが、特に基準ということはないと思っております。やはり監理団体ということと、私ども生涯学習ですので、シルバー世帯というようなところ、どちらかというと年齢的にも高い方たちがやっている。また、ほかよりは安価というようなところから、当初からシルバー人材センターにお願いをしているものでございます。
○福田 委員長
花角部長。
◎花角
生活文化スポーツ部長
業務の内容ですとか、形態に応じて区分けをしているというところがございますけど、今、詳しい規定というところではないんですけれども、例えば夜間の受付業務だけというようなところでシルバー人材センターであったり、例えば大きくスポーツ施設全体ですと、全体を見ながら維持管理も含めてやるというようなところではサービス公社というようなところで、業務の内容、形態で選別をさせていただいているという状況にございます。
以上です。
◆小林 委員
別に私は、シルバーにどうのこうのじゃなくて、逆に言えば、ずっと前からシルバーがやっていたわけだから、それが最近になって公社が入り込んできたという言い方は変ですけれども、やっていますよね。現実、公社というのは、逆にやっている人はシルバーの方ということで、本来であれば直でやるのが一番いいのかななんていうのも思っているんだけれども、その辺のすみ分けというのかな、何も基準がなくて、たなごころで何かやられているようでは、またちょっと問題もあると思うので、その辺の、生活文化部としてどういう形でやっているというもの、ある程度基準みたいなものは、こうなっていますということがお話できるように今後しておいてもらえればいいかなというふうに、要望として受けとめていただければというふうに思います。
とりあえず私は以上です。
○福田 委員長
ほかに。はい、
鮎川委員。
◆鮎川 委員
先ほどの小林委員との地区協に関するやりとりの中で、あくまでも地区協の設立は住民の発意でというような御答弁があったと思うんですけれども、ということは、地域によっては設立しないよという、そういう選択肢もあるということでよろしいですか。
○福田 委員長
はい、深沢課長。
◎深沢
協働推進課長
やはり地域の中で、あくまでも反対ということでありましたら、そこは設立はできないというふうに思っています。
以上です。
◆鮎川 委員
わかりました。今、ちょっと御答弁は意外だったなと。逆に安心はした答弁だったんですけども、本来、地区協というのは、まさに
コミュニティづくり推進事業費ということで、
コミュニティをつくる、醸成していくための組織ということで設立をされてきたのが当初の目的だったと思うんですけれども、最近見ていると、20校区に設置をすることが目的みたいなふうにも受けとめていたので、今の御答弁というのは非常に勇気ある答弁だったなというふうに思いますけれども、部長も同じような考えでよろしいでしょうか。
○福田 委員長
はい、花角部長。
◎花角
生活文化スポーツ部長
地区協の活動、自治会ですとか健全ですとかPTAですとか、それぞれの活動は目的に応じて大事な活動だと思っておりますが、緩やかな
ネットワークという意味での地区協の役割もあると思いますので、市として全20地域に設立を目指していきたいというのは変わりません。
ただ、地元の方たちが自主的な活動に至らなければ、地区協の活動というのができない。設立が目的ではなくて、それこそ活動を続けていただくことが目的だというふうに考えますと、地域の方たちがどうしても必要ないんだということであれば、必要性は御説明しながらも、無理やりつくっていただくという方向ではないというふうに考えております。
以上です。
◆鮎川 委員
本来の目的というものが見失われていないということが確認できましたので、よかったです。ありがとうございます。
○福田 委員長
はい、雨宮委員。
◆雨宮 委員
済みません、さらに関連するんですけれど、つくってはみたものの、必要ないんじゃないかという可能性もあるわけですよね。その場合の対応はどうですか。
○福田 委員長
はい、深沢課長。
◎深沢
協働推進課長
地域の役員会、
運営委員会の中で、やはり必要ないんじゃないかということがもし出てきた場合につきまして、地区協の
運営委員会には私たち市の職員も1人参加して、いろいろお話をさせていただいています。ただ、でき上がったという中で、その地区協の取り組みで既に活動していらっしゃる方々もいらっしゃると思いますので、そういった意味では、ほかの地区協の方々とお話をしたり、また地区協の意義なども一緒にその中で話しながら、そのあたりは慎重に検討を重ねて、その後の方向性は、うちは絶対これはだめなんだということであった場合には、いたし方ないというところも考えております。
以上です。
◆雨宮 委員
よくわかりました。
○福田 委員長
ほかに。田中委員。
◆田中 委員
同じようなことを。消極的な話になってしまうんですけれども、今、雨宮委員のほうからも話がありましたけど、もう10数年たっていまして、当初、今まで立ち上げてこられた中で、そのような動きが出てきている地区協、縮小傾向にあるとか衰退傾向にあるような地区協というのはあるんでしょうか。
○福田 委員長
はい、深沢課長。
◎深沢
協働推進課長
私が聞いている中では、まずはそのような縮小という方向の地区協はございません。
地域交流会を毎年7月に実施しております。その中で、地区協それぞれの活動内容におけるポスターセッションということで、いろんな活動の取り組みが紹介されるんですね。そういった意味では、縮小よりむしろ拡大というか、充実というような方向で向かっているのは感じ受けるところであります。
以上でございます。
○福田 委員長
小林委員。
◆小林 委員
今、田中委員から、市内のでき上がった13の中で縮小というか、どうなっているんですかというようなお話が行政にありましたけど、私も地元でいろいろ見ているんですね。どこだとは言いませんけれども、単体で、その地区協が主体で何か行事、今、報告書の 216、 217ページあたりでも行事が出ていますけれども、なかなかできなくて、ふだんやっている地域運動会は、例えば学校開放、あれは健全がやっているわけですよ。そのときにお手伝い。地区協の方々が横断歩道で交通安全協会の方と一緒に混ざってやっているみたいな部分とか、いろんなお祭りがあるんですけれども、そういうところで一部お手伝いをしているという記述もありますよね。これが本来、地区協をつくった趣旨だったのかなと思うようなところも。田中委員の疑念が晴れたかどうかわかりませんけども、私は地元でいろいろ見させていただいて、そういうような地区協もありますので、御参考にしていただければというふうに思います。
以上です。
◆田中 委員
大変御丁寧な説明をいただきました。雨宮さんもですか。
○福田 委員長
はい、雨宮委員。
◆雨宮 委員
田中委員がおっしゃった、そういう傾向があるところが見られるのかということで申し上げますと、私、先ほど申し上げたのは、1つの小学校単位での
コミュニティが増進をしていく、密度が高くなっていく、いい循環をしていくということは、単位の決め方としてエリアは大賛成だということを申し上げた。その上での地区協の現在の立ち位置というんですか、すごく温度差がありますよということを申し上げた。ついでの話じゃないんですけれど、学校単位の公金の投入のされ方という面も一面申し上げたと思うんですよね。
そうしますと、既存の団体がやっぱり比べるんですよ。年間の公金の支出のされ方と活動の内容ということになりますと、具体的に言えば健全ですよ。健全と地区協の交付の年額は違うわけですよ。何で違うんですかという素朴な疑問から、どうしても活動内容に話が発展しかねない。それが小さな火種じゃないですけれど、広がると、どうなんですかということで、やっぱり既存の
コミュニティのできてきた経過というものも含めますと、可能性として、つくってはみたものの、どうなんですかということがあり得る可能性はなきにしもあらずということでのお話です。
以上です。
◆田中 委員
いろいろアドバイスをいただきました。私、先ほどお話ししたように、懸念、心配というところからお話を伺っています。私も地元の地区協を立ち上げて、会長もやらせていただき、今、顧問という立場で内容はよくわかります。ただ、住民の発意という話も
鮎川委員からもありましたけれども、いろいろな意向がありますよね。難しい面はあると思いますけれども、つくった以上、拡大、充実に向けて取り組んでもらわないといけないのかなとは思っております。
以上でございます。
○福田 委員長
はい、武藤委員。
◆武藤 委員
私自身は地区協に直接かかわらせていただいたことがないので、今お話を伺って、いろいろな課題があるんだなということはすごく感じたんです。
また、別の側面で、例えば学童クラブの父母会だとか、いろんな団体が地域にあって、最近、児童館まつりをしましょうという実行委員会があって、たまたま私はそこに参加する機会があったんです。そのときにそういう地区協だとかいろんなこと、自治会にはかかわっていない同じ保護者と一緒に行ったんですけど、その場で地区協だとか、それから健全育成の方々だとか、自分たちはもうお子さんは大きいけれども、地域でいろんなことをやっていただいている方々と一緒にどういうお祭りにしましょうかと相談をさせていただいた後に、一緒に参加した保護者の方は、あんなに一生懸命、自分たちの子どもが参加するお祭りに対して力を尽くしてくださる方がいらっしゃるんだなというふうにしてすごく感動して、父母会の中では、そういう話をその方みずからが皆さんに訴えてくださったんです。
だけど、裏はきっといろいろあるんだなというのが今ここでわかったんですけど、さっきから新住民という話もありましたけど、そういう年代の人たちも含めてかかわっていきたいなと思うつながりというか、先ほど、ほかの委員さんからもいろいろあったので、やっぱりそういう良好な地域関係がつくれるような工夫を、大変だとは思いますけど、私もぜひお願いしたいなと思います。これは要望です。
○福田 委員長
はい、井上委員。
◆井上 委員
後で、学校のところの説明の後で、学校を取り巻く地域、あるいは地域にかかわらずなんですけども、どんな団体があるのかと。結構あると思うんですよ。それこそ自治会から始まって、開放とかと。それは後で聞きたいなという思いがある中で、ここで今、皆さん地区協ということで議論されているんで、ちょっと確認だけしておきたいんですけども、この
地区協議会という団体は、小学校区ということなんで、学校の教員の方というんですかね、一般的には多分、副校長先生あたりだと思うんですけども、そういう先生方も今設立されているところには大体入られているんですかね。そこだけちょっと確認したいんですけど。
○福田 委員長
はい、深沢課長。
◎深沢
協働推進課長
地区によりますが、学校長と副校長、ともに入っていらっしゃるところもありますし、
運営委員会の中に校長先生が入っていたり、または副校長が入っていたり、それは学校それぞれなんですけれども、学校の先生も入っているところもあります。
以上です。
◆井上 委員
お聞きしたいのは、教員の方が入っていないところというのは逆にあるのか。何が聞きたいかというと、教員の方の業務って何なんだろうという議論があるんです。別に今はこの議論はしませんが、こういう諸団体というのを地域の中で立ち上げていったときに、その地域との関係ということで、教員の方がやっぱりそういうところとのかかわりというのもっていくという、それを業務と見るのかどうなのかというのは、またいろんな議論があるとは思うんですが、こういう要は地区協を立ち上げたときに、学校として先生方が、今の説明だと入っていないところもあるような印象を受けたんですけども、ということでいいのか、何らかの形で入られているのか、ちょっとそこだけの確認をさせてください。
○福田 委員長
はい、中村次長。
◎中村 生活文化スポーツ部次長
私のほうからお答えさせていただきます。地区協の会員は、その学区域になられる方ならば誰もがということですので、地区協のかかわりとしては、さまざまな活動をつづる運営委員という形で、多くの学校の先生方がかかわっていただいています。
それが業務なのかどうなのかというのは非常にシビアな部分がありますけれども、ほぼ校長先生か副校長先生、管理職の方ですね。会議は大体夜間という形になりますので、そういったところの中で管理職の方がかかわっていらっしゃるということが多いです(「13のうち参加していないところがあるかないかという」「それだけでいいです」と呼ぶ者あり)。まず、かかわりのあるところはほとんどの学校でかかわっていただいています(「ないところがあるのかと聞いている」と呼ぶ者あり)。ないところは……(「ないならないと答えればいい」と呼ぶ者あり)。ないところはないですね……。ある……。
○福田 委員長
答弁をもう一度きちんと。あるかないか。
◎中村 生活文化スポーツ部次長
全くかかわりがないというようなところはありません。
◆井上 委員
いいです。わかりました。後でやります。ありがとうございます。
○福田 委員長
よろしいですか、このページ。武藤委員、簡潔に。
◆武藤 委員
努力したいと思います。市民が主役の
まちづくり大学事業というところで、地域デビュー歓迎会など、そうした取り組みをしていただいているのかなという御説明だったと思うんですが、そうした中で成果といいますか、これまで7回やっていただいていたのかなと思うんですが、そうした中でどういう形での成果があらわれているのか伺いたいと思います。
○福田 委員長
はい、三井課長。
◎三井 生涯学習交流推進課長
委員おっしゃるとおり、平成24年に7回目の地域デビュー歓迎会というのを開催いたしました。歓迎会というのは年に1回、全体会と言ったらいいんでしょうか、3月に開催しているものなんですが、そこにいくまでの間に分科会ということで、平成24年度は14回の講座を地域デビューの実行委員さんに計画を立てていただいてやっております。その中にはiPadの講習会であるとか、男の料理教室であるとか、音楽会であるとか、もろもろ含めて14回やっておりますけども、そういった方々を全体会にお誘いして、また新たな会員というんでしょうかね、その実行委員会に引き込んでいくというような形で活動しております。
以上でございます。
◆武藤 委員
こちらのほうに事務報告書の中では、地域デビュー歓迎会の実施というところで、先ほどおっしゃったように、いろんな積み重ねの中でこうした地域デビュー歓迎会をなさったというお話なんですが、その中でパネルディスカッションというのをされたというところで、このパネルディスカッションのパネラーというのはどういう方々がなさって、どういう形の成果があったというか、教えていただきたいと思います。
○福田 委員長
はい、神田生涯学習交流推進課長補佐。
◎神田 生涯学習交流推進課長補佐
パネラーになられましたのは、かつて実行委員で一緒にやってくださったメンバーですとか、あるいは実行委員会の後に……(
情報伝達訓練の庁内放送)。
済みません、続きを答えさせていただきます。
地域デビュー実行委員会にかかわってくださったOBの方がほとんどだったんですけれども、現在の実行委員のメンバーの方もパネラーに出られまして、中には地域
コミュニティビジネスを実行委員会の後に立ち上げられて、非常に御活躍なさっていらっしゃる方ですとか、あるいは既にある地域のいろいろな活動のほう、例えばパソコン教室のグループに入られて、中学校のほうでパソコン教室を実施していらっしゃる方ですとか、そういったいろんな方がパネラーとして、御自分がセカンドライフをいかに活動して地域に貢献したり、地域の仲間づくり、居場所づくりを自分なりにやっていかれたかという成果を発表していただきました。
◆武藤 委員
今、団塊の世代の皆さんが退職されて地域にいっぱい出ていらっしゃったり、これからも多くの方々がまだまだ活躍できる力をお持ちでいらっしゃる、ぜひ活躍していただきたい方々が会社から地域に帰ってきてくれるというか、そういう中では、こうした取り組みに対して大変期待しているところですので、ぜひ引き続き頑張っていただきたいなというのと、こちらの生涯学習というたづくりの場所と、それから後段では出てきますけれども、
市民活動支援センターだったり、それから社会教育の公民館での活動だったり、地域でいろいろな活躍をする場というのはすごくたくさんあると思うんですが、それぞれいろんな担当課が違っていたり、やっている運営主体が違っていたりとなっているので、そういったところの連携だとか、お互いに方法だとかを高め合うというか、そういうことは今なさっているのか、今後そういう形でやる予定がおありでしたら教えてください。
◎三井 生涯学習交流推進課長
連携ということですけども、コーディネーター連絡会ということで、市活センターであるとか社会福祉協議会であるとか、そういうコーディネーターの連携場所ということで、今現在は年に1回なんですけども、情報の共有ということで連絡会を開催しております。
それがなかなか進まないというところもありますので、今後ですが、今年度の後半からそこの連絡会をもっと強化するということで、私どものほうに生涯学習
まちづくり推進員という者がおりますので、そこの活用をもっと生かして、さらに情報の共有をして、先ほども委員おっしゃったように、それぞれの課でコーディネーター役の方がいらっしゃいますけども、その課のことしかわからないというようなところもありますので、そうではなくて、そういう連絡会を強固にして、こういったところに行けば、そういう情報が得られるというようなところの情報の共有をもっともっとこれからしていく段階でございます。
以上です。
◆武藤 委員
ありがとうございます。取り組みを強めていただけるということですので、期待したいと思います。よろしくお願いします。
◎三井 生涯学習交流推進課長
済みません、先ほど委員さんから御質問いただきました、市民が主役の
まちづくり大学事業ということで、地域デビューということですけども、地域デビューのお話はその下のほうの市民活動団体協働なんですね、市民が主役の
まちづくり大学事業というのは、私どものほうで6大学連携ということで、その一環で大学の見学会をしておりますけども、バスで行ったところの大学の保険代ということでございます。
以上でございます。
◆武藤 委員
了解しました。御説明いただいたときにメモった場所が間違っていたみたいで、もう少しきちっと見てやりたいと思います。その大学事業についても、今後もいろいろと連携を深めていける1つの可能性の大きいところだと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
○福田 委員長
よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
次、 132、 133ページ。はい、
鮎川委員。
◆鮎川 委員
自治会なんですけれども、自治会数が 372で加入率は46.9%とおっしゃっていましたでしょうか。参考までに、ここ数年の加入率の推移についてわかれば教えていただけますでしょうか。
○福田 委員長
はい、深沢課長。
◎深沢
協働推進課長
平成21年から申し上げます。平成21年が50.3%、22年が50.4%、23年が48.8%、24年度が46.9%という推移になっております。
以上です。
◆鮎川 委員
ありがとうございます。先ほど、地区協の中での議論だったかな、いみじくも課長のほうから、かつての自治会というようなことで、あたかも過去の組織のような受けとめができる御発言が、それを非難するわけじゃないんですけれども、確かに自治会の加入率は非常に厳しい実態があるということは見てとれるわけなんですけれども、行政として、自治会について今後どうしていくのか。どういった役割を期待しているのかということがあれば、ちょっと教えていただけますでしょうか。
◎深沢
協働推進課長
自治会につきましては、先ほど失言もあり申しわけありませんが、加入率の向上に向けてということでは、引き続き市としても支援していきたいと思っています。今、自治会連合協議会と協力しまして、防災訓練ですとか、あと広報紙を発行したりなど、自治会の加入の促進をしています。やはり災害時などでも、地区協という広いエリアでの
ネットワークでのものもありますが、まずは自治会という、本当にすぐ歩いて助け合える関係というのが基本的なところというふうなことでも認識しておりますので、引き続き加入促進に向けて取り組んでいきたいと思っています。
以上です。
◆鮎川 委員
先ほどもありましたとおり、今、市としては地区協の設立に向けて非常に熱心な取り組みを行われているわけですけれども、この自治会についても並行して支援の充実を図っていくというお考えでよろしいんでしょうか。
◎深沢
協働推進課長
はい、そのとおりでございます。
以上です。
◆鮎川 委員
そうなると、どうしてもすみ分けというか、その辺が複雑になってきて、わかりづらくなっちゃう部分があるんですけれども、もう一度、地区協に期待する役割と自治会に期待する役割というものをはっきり御説明いただけますでしょうか。
◎深沢
協働推進課長
地区協につきましては、1つの小学校の子どもでも歩いて回れるくらいの生活区でということで、小学校区のエリアで関係づくりを担っていくと。自治会も小学校区の中にはたくさんありますし、そのほかの消防団ですとか、学校の健全、開放委員会ですとか、各種団体もありますので、それぞれに属している方同士でも連携することによって、例えば防災、防犯を一緒にパトロールしたりですとか、そういう広いエリアでのそういう取り組みができる。また、自治会とかに属していない方もやっぱりいらっしゃいますので、そういった方々も、そのエリアにいれば参加できる、そういったことの
ネットワーク組織で地区協をお願いし、支援しているところであります。
自治会につきましては、やはり本当に隣同士のですとか、御近所づき合いの中での助け合いですとか見守りということもありますし、例えば、要援護者の方が近くにいれば、このような形で助け合いができたりということで、ついせんだって、8月にも災害時要援護者の支援に係る協定ということで、3つの自治会と市は協定を結んだところであります。そういったこともありまして、やはり自治会という近隣の助け合いの組織というのは、これは本当に大事なことだというふうに思っています。そのようなすみ分けで考えております。
以上でございます。
○福田 委員長
よろしいですね。ほかに。雨宮委員。
◆雨宮 委員
自治会の今、どんなことが1つの大きな問題じゃないですけど、問題なのかというのは、自分の経験から言いますと、結構地元の自治会というのは大きな自治会で、班長会をやりますと40、50人来る班長がいるぐらいの、1班が6世帯から8世帯のかなり大きい自治会なんですね。大変活発です。いろんなことをやっています。芸能から親善文化という部会をつくって、直近で言えば地元の氏神様のお祭りというときにも、自治会のほうが積極的に取り組んで部会をつくってやっている。
そんな自治会なんですけど、今何が起きているかというと、ある程度、戸建ての多い自治会なもんですから、班のメンバーが8人いますと、8所帯あると班長を持ち回りするわけですよ。ところが班長に定年制というのがあって、大体65から70になりますと、班長をやらなくていいということになるわけですね。すると、班長が回ってくるローテーションがやたら早いんですよ。今まで8年に1回だったのが7年に1回になり、6年に1回になり、やがてそのまま上がっていっちゃうと、誰も班長ができなくなっちゃうという、やっぱり高齢化というのは片一方で問題があるというのが1つです。
通年の行事で日赤の募金というのがあるんですよ。これが年中行事になっていますと、班長さんのローテーションが早いことに加えて、必ずその集金をしなきゃいけないというのが義務的になっているという側面がある。それが不満点じゃないですけど、ある程度ストレスじゃないですけど、これが義務的でいいのかなという疑問になりつつある。では、自治会がなきゃいけないのかと。私のうちが抜けたとしても、別に生きていく上には問題ないんじゃないかという考え方の方がいらっしゃるようにも聞いている部分がある。
だから、既存の自治会のネックになってくるということは、その辺が問題なんですけど、一方で、やっぱり子どもの遊びだとか、特に飛田給なんかは日本郵船のグラウンドがありますんで、芝生のあれだけ広いところを、企業さんのほうも相当気を使っていらっしゃって、年に1回どうぞと。あの広いところで運動会となりますと、これはもう自治会の会員だろうと会員じゃなかろうと、子どもはみんなウエルカムというのは大変ありがたいと思っているんですね。
それが一面的な今の組織された自治会の中での問題点じゃないですけど、そんな出来事が進行していますという御報告が1点と、私、先ほど来から申し上げている学校単位での
コミュニティ、
コミュニケーションをより図るにはどうしたらいいかという中で、やっぱり市内でもマンションにお住まいの方というのが相当いらっしゃるわけじゃないですか。つい先日も、たまたまことしうちが班長なものですから、回覧版を回す出発点になるわけですよ。今、スマホだ、携帯だ、インターネットだという時代にあって、意外と回覧版というアナログなものが、自分自身でも紙ベースで見たら、それこそいろんな情報が入ってくるわけですよ。国体の開会式があるから2日前に掃除をやりますよ、よかったら来てくれというのが1つあった。月間の味スタの予定はこんなもんですよというのも紙ベースで出てくる。というと、気がきいている人間だったらそれをコピーとっておけばいいわけだし、予定がなかったら何も国体のためじゃなくても、地元がきれいになるんだったら駅の周りを掃除しましょうかいう気になるわけですね。
だから、極めてアナログなんですけど、デジタルにはない温かみがある情報伝達の手段としての回覧版の意義というのはありますねというのを再意識したんですよ。であるならば、僕は分譲のマンションに住んだことがないですからよくわからないんですけれど、必ず管理組合を組織しなきゃいけないというのは法定で決まっているんですかね。必ず管理組合というのがあるわけですよ。だから、自治会の機能を管理組合に求めて、例えば市からの情報提供というものを管理組合宛に紙ベースで定期的に、予算の関係もあるでしょうけど、印刷製本費というのはたかが知れているわけですから、それぐらいの情報提供をすることによっての
コミュニケーションをつくっていくと。場合によっては、自治会という組織にすることも可能だと思いますしね。しなくても管理組合という組織があるんだったら、その中での
運営委員会だ、役員会だというのがあるわけですから、同じ手間をかけて同じ効果しかないんだったら1つでいいですよと。
ですから、そういう意味で、マンションの管理組合を自治会に置きかえた考え方というのはどこかで持ってもいいんじゃないかなと思うんですけど、その辺はいかがですか。
○福田 委員長
はい、深沢課長。
◎深沢
協働推進課長
確かにマンションにつきましては、やはり管理組合があるところがほとんどかなとは思っているんですが、こちらからマンションの管理組合のほうでアプローチをするというようなところでは、既に自治会として管理組合にお願いしているところもありますし、管理組合として自治会にはちょっとというようなところもあるというような事実があります。そういった中で、今、自治会連合協議会と協力をしながらさらに進めていこうというところで、何かしらのアプローチを今後もしていきたいと考えています。
分譲につきましてはそのようなところで、賃貸のマンションにつきましては、まだ今後ちょっと検討も必要かなというところで考えています。
以上でございます。
◆雨宮 委員
ということは、自治連協さん経由じゃないと、なかなか管理組合へのアプローチというのは難しいということですか。
◎深沢
協働推進課長
そういうことではございません。自治会の加入促進を自治会連合協議会とも今一緒にしていくということで、協働で行っているということもありますので、そのようなお話もさせていただきました。ただ、それは自治連協じゃなければということは全くありませんので、市としても取り組むことはできます。
以上です。
◆雨宮 委員
私が申し上げているのは、1つの管理組合を1つの自治会とみなして、役所がダイレクトに自治会さんに行っているのと同じような情報提供というのは可能かということなんですね。その辺いかががですか。
◎深沢
協働推進課長
実は、こちらの行政協力謝礼金ということで、自治会の行政情報の回覧をお願いするという、お願いのための謝礼金をお支払いしています。それが1世帯 200円ということで、それに自治会として申請をしていただいたものにつきまして、市から情報提供しているところであります。ということですので、管理組合としてもこちらに申請していただければ、行政情報の回覧はいつでも行えるということでお願いしています。
以上でございます。
◆雨宮 委員
そうしますと、例えばマンションの管理組合で50所帯あったら、50所帯掛ける1所帯 200円の謝礼金をいただいて、管理組合の側から見てですよ。それなりの手続をして、私どもは50所帯おりますと。 200円掛ける50所帯分の謝礼金をいただいて、その上で情報もいただいて回しますよと。情報の提供の謝礼というふうに受け取って、管理組合の収入にできますよと。簡単に言うとそういうことですか。
◎深沢
協働推進課長
はい、そのとおりです。
以上でございます。
◆雨宮 委員
そうしますと、その辺の管理組合さんに対するPRだとか、そういう制度じゃないですけど、謝礼金というものがあるんですよ、なおかつ情報提供の手段としてこういうものがあるんですよという情報提供はどうやっているんですか。
◎深沢
協働推進課長
市報を中心にこの情報提供をしております。やはりなかなか伝わらないということもありますので、今年度につきましては既に3回ほど市報でもPRをしながら周知をしているところでございます。
以上でございます。
◆雨宮 委員
そうしますと、平成24年度の協力謝礼がありますよね。これ決算されている中に管理組合は幾つぐらい入っていますか。
◎深沢
協働推進課長
今、ちょっと手元に資料がございませんで、マンションの管理組合の数は、今ここでは把握しかねています。
以上でございます。
◆雨宮 委員
何十何件とか、細かい数字じゃなくて結構ですから、その謝礼を支払っている団体の中に、自治会以外の管理組合という団体が謝礼の対象になっているかなっていないか。だから、要は管理組合が入っているか入っていないか。何件なんていう細かいことは聞いていません。あるかないかでいいです。
◎深沢
協働推進課長
ございます。
以上でございます。
◆雨宮 委員
そうであれば、数字が今後として、例えば24年度の決算の中に10件含まれていましたということであれば、10件で終わらせていいのかと。それよりも20件、30件目指していきますよということで、大体市内の管理組合は幾つぐらいだと把握されていますか。
◎深沢
協働推進課長
市内の管理組合については把握しておりません。
以上でございます。
◆雨宮 委員
方向性として、それ以上言ったら余り細かい話をしてもしようがないんで、方向性として、1自治会と同じようなみなし方で管理組合を見た場合に、謝礼金を伴った情報提供ができる制度が具体にありますよということであれば、今後の方向性として、より広げていく、場合によっては管理組合さんに情報提供したんだけど、自治会という形式のほうがもっといいですよという方向性に持っていくのか、管理組合のままでも結構ですから、これからも謝礼金を伴った情報提供をさせていただきますよという方向になるのか、その辺どうですか。
◎深沢
協働推進課長
このあたりのところにつきましては、自治会として市としてはふやしていきたいという思いもあります。ただし、行政情報も同時に流していきたいというのももちろんございます。そういったことを踏まえまして、そのあたりにつきましては、自治会の加入促進をお願いしながら相談をしていきたいというふうに思っています。
以上です。
◆雨宮 委員
その辺は申し上げたように、みなしじゃないですけれど、管理組合も自治会と同じような情報提供の仕方をしていくという柔軟な考え方というのは大事だと思うんですね。プラス、今申し上げているのは、管理組合という組織がマンションででき得ているところというのは、僕の予想なんですけど、多分、基本的に分譲という形をとった場合だと思うんですよ。管理組合というものを法定で設置しなきゃだめですよというと、賃貸の場合というのはどうなってくるのかなというと、どうしても抜け落ちる部分がありますので、同じような規定の仕方で、ある程度まとまった1所帯1所帯ということになりますと、これは市報を出しているわけですから、それとは違う、もう少しまとまった単位での情報提供の1つの手段、仕方として、1つは自治会、同じような形態で管理組合というものも考えている、謝礼に伴う伴わないは別にして、もう1つの抜け落ちちゃいけない部分というのも重々参考にというか、研究をしながら、これからも継続していただきたいなということで要望を沿えて、私は結構です。
○福田 委員長
ほかにございますでしょうか。武藤委員。
◆武藤 委員
生涯学習のところで伺いたいと思います。生涯学習のここの項目のところで、生涯学習をどんなふうに展開していくのか、調布市内の中でどうやって市民の皆さんが生涯を通した学習に触れることができるような環境をつくっていくのかということをいろいろ検討していただいてきたんだと思うんですが、これは今度の新しい調布の総合計画の中で、生涯にわたり学習し、学んだことを
まちづくりに生かすというふうに意図が書かれているんです。ですから、ただ単に学習にかかわるということじゃなくて、市の意図としては、それを通して市に参加していただくというか、
まちづくりに参加していただくということを目指しているんだなというふうに受けとめたんですけど、それでよろしいでしょうか。
○福田 委員長
はい、三井課長。
◎三井 生涯学習交流推進課長
そのとおりでございまして、私ども、今、生涯学習情報コーナーには 800からのサークル、また団体が登録をされております。そのような中にシルバー世代というんでしょうかね、当時は団塊世代と言っていましたけども、その方たちが、会社人間であった者が地域に戻って何をやったらいいかというのが右も左もわからない中、自発的な活動というんでしょうか、そういったものは何をやりたいかというような相談がやってまいりますが、それを速やかに、先ほど申し上げた生涯学習
まちづくり推進員が御案内をして、
コーディネートしているわけですけども、そういった方々を、生涯学習のほうでは趣味等も生かしながらいろいろ学んでいただいて、力をつけていただいて、それをまた地域に帰っていろいろ、先ほどから出ておりますけども、地区協なり青少年の育成であり、そういった活動へもつながっていき、それが地域全体、まちが息づくような形でやっていければというようなところを考えているところでございます。
以上です。
◆武藤 委員
ありがとうございます。先ほども伺った部分でもあるんですけれども、こちらの生涯学習の
まちづくりというところでは、比較的シニア世代の方々をターゲットにしたという位置づけも大きいのかなと思うんですけれども、現在、どういう方々、年代層を巻き込もうというふうな形で事業を行っているのか、そちらにかかわっていらっしゃる方々の年代はどういう年代が多いのか、ちょっと教えてください。
◎三井 生涯学習交流推進課長
年代的には60代以上の方が多いです。今、定年も延長されて、地域に帰ってそういうサークル等に参加される年代が、またさらに上がってきているのが現実ですが、もう少し若い50代以上の方々もターゲットにしていきたいというような考えがございます。
◆武藤 委員
そうしましたら、60代以上の方々が力を発揮していただいて、先ほどのお話にもあったように、例えば地区協だとか自治会だとか、いろんな地元の活動にも興味を持っていただく中で、
まちづくりが進んでいくということになると本当にいいなと期待しているんですけれども、先ほどおっしゃっていた、50代の方々を巻き込んでいくための工夫というのは、何か例えば昨年やことしのところで、どういうことをされているのか、ありますでしょうか。
◎三井 生涯学習交流推進課長
いろんな事業を展開しておりますけども、その中で、要は現役世代ですよね。土日の開催とか夜間の開催とかというような形で、若い方も取り込んでいきたいということを考えております。
以上です。
○福田 委員長
はい、神田課長補佐。
◎神田 生涯学習交流推進課長補佐
補足させていただきます。地域デビュー実行委員会のほうで55歳以上の方を対象に 2,000名ぐらいの方に地域デビュー実行委員会、先ほど申しました分科会のさまざまな講座の御案内を 2,000人の方に3回ぐらいに分けてお呼びかけさせていただいていますので、50代からの取り組みというのは、その辺からアプローチしております。
◆武藤 委員
ありがとうございます。現役の方々がまだいろいろお勤めもされているうちから地域の中に入っていって、いざ退職してから、いち、にの、さんで地域でということではなくて、その辺がスムーズに、皆さんが意欲を持ってやっていただけるような形になっていけばいいなというふうに思います。
また、現役の世代の方々も含めて巻き込んでいくとなると、先ほど御答弁でいただきましたコーディネーター連絡会で、教育センターと連携されると思うんですけれども、そういったところとの連携も重要になってくるかなと思いますので、今後の展開に期待したいと思います。よろしくお願いします。
○福田 委員長
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
次に、 134、 135ページ。はい、武藤委員。
◆武藤 委員
男女共同参画推進事業費になるのかなと思うんですが、男女共同参画推進というところでは、そちらの推進課を中心に進めていただいていると思うんですけれども、ここで伺いたいのは、昨年、ワーク・ライフ・バランスということで、通称、尾木ママを呼んでいただいて、大変好評だったというふうに伺っています。そちらで出していただいた「しぇいくはんず」の中でもいろいろな感想がある中で、ちょっとびっくりしたのは、大学生の方もこちらにいらっしゃって……(
情報伝達訓練の庁内放送)。
では、続けさせていただきます。
昨年実施していただいた尾木ママ講演会というところには、本当に若い方がたくさんいらっしゃったんだなというのを感じて、大学生だとか、まだゼロ歳の赤ちゃんの子育て中の御夫婦で参加したりとかということで、仕事と生活の調和、ワーク・ライフ・バランスということを本当にわかりやすく話していただけて、すごい好評だったのかなというふうに感じているんですけど、大学生が参加されたということとか、それから、そちらのほうでやっていただいている中学生の職場体験で受け入れていただいている中学生がつくった紙芝居などもこちらで紹介していただいていて、私はこの紙芝居を見たことがないんですけど、そういった若年世代の方々の年代からワーク・ライフ・バランスというか、男女共同参画ということに興味を持っていただくという点では、大変いい取り組みをしていただいているのかなと思うんですけれども、例えば職場体験で中学生を受け入れていただいたり、大学生の皆さんも活躍していただいていると伺っているのですけれども、どういった取り組みの工夫をしていただいているのか、ありましたら伺いたいと思います。
○福田 委員長
はい、岩井男女共同参画推進課長。
◎岩井 男女共同参画推進課長
センター情報誌の「しぇいくはんず」37号、38号。37号のほうに尾木直樹氏の仕事と生活の調和ということのワーク・ライフ・バランスの講演をしていただきました。参加者が 724人と非常に多い形で盛況に行われました。
また、大学生はインターンシップ、それから中学生は職場体験ということで、どちらも3組というか、3回に分けて受け入れています。「しぇいくはんず」のほうで出ていましたインターンシップ、デートDVに絡んだことの企画は大学生が行ったものでして、これに関しても、今あくろす内に掲示もしていますし、「しぇいくはんず」という形で広報させていただいているところです。
また、中学生に関しては、先ほどのとおり職場体験ということで、3校来ていただいています。その職場体験の中で、こういうように紙芝居をつくっていただいて、かつ男女共同参画ですとかDVとか、この辺の啓発をしているところです。今年度も3組インターンシップ、合計8人、それから、職場体験も今現在が3校目になりますが、多数の方が来られまして、若い人の啓発に努めているところです。
以上でございます。
◆武藤 委員
どうもありがとうございます。「しぇいくはんず」38号にあるシェイクちゃんとハンズくんの場合という、インターンシップでいらっしゃった大学生の方々の発案で、その大学生の人たちが自分たちでどんなふうにしたらおもしろいかなというか、企画をされたというふうに伺っているんですが、男女共同参画戦隊DKSというのが登場してやるという、若い人ならではの発案でこういうのをつくっていただいたりして、本当におもしろいなというふうに感じています。
男女共同参画のところにインターンシップでいらっしゃるというところでは、そこでの考え方というか、男女共同参画という考え方を学んでいただく中で、そこからどういう企画をつくっていこうか、自分だったらどう考えるかなという、考えるところにも発展しているのかなと。特に中学生の紙芝居なんかでも、そういうことが体系の中でできているのかなというところでは、本当におもしろいなと思っています。
例えばインターンシップでいらっしゃった大学生の方が企画を発案したり、立てていただいたものを男女共同参画の事業としても生かしていただいて、同世代の方々をもっと巻き込んでいくという活動にしていただけたらなと思うんですけれども、そういう点についてはどのようにお考えでしょうか。
◎岩井 男女共同参画推進課長
今、委員御指摘のとおり、若い世代へもぜひ広めたいと思っています。ことしのインターンシップ制は、1つの案としては、たしか嵐だったと思いますけども、そのチケットの裏側に男女共同参画の啓発ができないかとか、ちょっと難しいかなというような発案もありましたけども、検討させていただきたい、このように思っております。
以上でございます。
◆武藤 委員
ありがとうございます。ここのところでは最後にちょっと伺いたいんですけど、インターンシップだとか中学生の職場体験は、男性も女性も参加していただいているのか、女性ばかりなのか、どういう形なんでしょうか。
◎岩井 男女共同参画推進課長
どちらの方も参加されています。人数的に言いますと、大学生はちょっと男性のほうが多いかな、中学生の職場体験は女性のほうが多いような印象です。
◆武藤 委員
わかりました。男女共同参画、昔は女性センターと言ってこちらにあったんですけど、男女共同参画という形になって、より女性だけじゃなくて、男性の方が一緒に男女共同参画ってどういうことなのかなとかということを、一つ一つ取り組みに参加していただいて考えていただける機会に、特に若い世代からそういうことに触れていただける機会を工夫していただいているということに感謝したいと思いますし、ぜひ今後も発展させていただきたいと思います。中学生の紙芝居は、本当になかなかすぐれていて、毎年さらによくなっていくというふうな話も伺っていますので、学校の授業との関係でも、いい役割を果たしていただけているのかなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上です。
○福田 委員長
ほかに。雨宮委員。
◆雨宮 委員
135ページ一番下段のホームページ作成・運営委託料ということで、80万近い決算がされているんですが、このホームページ作成は個人ベースで考えますと、つくるのはなかなか難しいんでつくってもらいましたといっても10万行かないような金額なわけですよ。ホームページの考え方で個人ベースで考えれば、つくっていただいた後の運営は自分でやるわけですよね。いいところサーバーのメンテ料ですよというのが半年に1回あるかないかぐらいのことで、たまたまこれ、24年度にホームページをつくったということで、単年度だけの話なんですかね。それと、運営委託って意味がよくわからないんですけれど、ホームページを考えた場合に、単価が随分かさんでいるんじゃないかなということで、ちょっと明細を教えていただけますか。
○福田 委員長
はい、岩井課長。
◎岩井 男女共同参画推進課長
ただいまのホームページ作成・運営委託料ですが、ホームページ維持管理更新委託料が月額5万 7,750円掛ける12カ月です。それと、個別イベントページデザイン変更として、平成24年度が9万 7,650円、これの合計で79万余というようになっております。
以上でございます。
◆雨宮 委員
月々のメンテで6万近い金額がかかるという理解でいいんですか。
◎岩井 男女共同参画推進課長
そのとおりでございます。
◆雨宮 委員
済みません、ちょっとホームページを拝見したことがないので何とも言えないんですけれど、率直に言うと高くないですかね、これ。
◎岩井 男女共同参画推進課長
こちらとしましては、ホームページを通常に維持していく上での妥当な金額だと認識しております。
◆雨宮 委員
では、その月々のメンテの具体って何があるんですか。先ほど別枠で、個別の事業のイベントについては、デザイン料で9万何がしという御説明があったんですけど、じゃ、月々の6万近いメンテの内容というのは、ホームページの画面の維持なんですか。それとも何かカウンターがあって、要はそれなりの手間がかかって、その費用に相当する明細というのは項目として何があるんですか。
◎岩井 男女共同参画推進課長
このホームページに関して言いますと、サーバーもありますし、そこの管理等もありますので、通常、こちらサイドでは何か障害が起きない限りは、その方たちが来て行うということはありませんが、通常の運営をしていく上で必要な経費でございます。
◆雨宮 委員
皆さん御理解できますか。よくわからないんですけど、サーバーがあって、トラブルがない限りは、メンテナンスの必要がない中で5万 7,000円というのがよく理解できないんですけど、できないのは私だけなんでしょうかね。もし御理解できる方がいらっしゃったら、委員さん、ちょっと教えていただけますか。
○福田 委員長
では、武藤委員。
◆武藤 委員
雨宮委員に教えていただきたいんですけど、私もインターネットの費用ってどれぐらいかかるか、その規模がわからないので、もしおわかりでしたら教えていただきたいんですが、例えば調布市のホームページの運用支援委託料というのは、もちろんもっと高くて、85ページにありますけど、 294万なんです。私たちの議会のほうは、こうやって中継したりとか、そういうのがあったりするので高いのかなと思うんですけれども、インターネット映像配信運営費は 198万なんです。それとは別に、議会検索システム運営費というのがありまして、それは 247万なんですよ。
それで、中身にもよるんですけど、私も79万が高いか安いかってわからないんですけど、雨宮委員は何を根拠に高いか安いかおっしゃってるのか教えてください。
◆雨宮 委員
僕も自分のホームページってやっぱりこういうことをやっていますとつくるじゃないですか。一番最初にデザインを含めて、やっぱりウェブデザイナーみたいな人にお願いすると、立ち上げのときに5、6万かかったんですよ。インターネット上に自分のホームページできる、半年に1回ぐらいサーバーのメンテナンス料だということで、やっぱり3万ぐらいずつ費用がかかったんですよね。では、その間に何かやるかといったら、月々は何もないですよ。2年ぐらいたったところで更新しますからと言われて、見積もりをもらったら高かったんでやめちゃったんですよ。というと、月々何かかかるかというと、よっぽど更新をしない限りは、自分らの個人ベースのホームページなんかでしたら、例えばツイッターだとかフェイスブックだとか、ブログにリンクさせるぐらいの話なんで、自分でできちゃうんですよ。それはお金がかからないわけですから。
というと、運営委託と言っているからには、個人ベースで考えたら、例えばツイッターを発信する、ブログを更新する、これが運営じゃないですか。というと、自分でできることに対して自分にお金なんか払っていないですから、ほとんど運営なんていうのは費用がかからないんじゃないかなという感覚だったもんですから、6万近い金額の運営内容というのは何なのかと。個人で言うブログだとかツイッターの更新だとかというものに相当する、ここで言うホームページの運営というのは、中身は何なんでしょうというのがわからない部分なんですよね。
◎岩井 男女共同参画推進課長
サーバーと先ほど申しましたけども、男女共同参画のホームページ等は、男女の中にそれがあるわけではなく、委託業者がサーバーとして持っています。ですから、そことの回線費用ですとか、ハード的な部分の使用料も含まれた形のホームページ委託料になります。
◆雨宮 委員
というと、個人でつくるホームページとホームページという言い方は同じであっても、中身が違うということになりますよね(「ホームページ1回見たほうがいいですよ」と呼ぶ者あり)。そうですよね。ホームページを全然見ていない中で物申し上げて本当に申しわけないんですけど、もし明細があれば。
それと比較の問題なんですけど、さっき言ったような、例えば個人がつくるようなホームページのやり方で、主管課でおっしゃるホームページというのをつくった場合には、もっと経費が安くなるんですかという質問なんですよね。何も年間80万近い金額で、それこそ10年たったら 800万ということになるわけじゃないですか。だから、それだけの費用をかけるだけのホームページというものなのか、ホームページというワードで言った場合の、済みません、比較対象がどうしても個人のホームページになっちゃいますから、それとどう違うのかというのがよくわからないということです。ですから、もし明細などがあればお示しいただくとよくわかると思いますし、今御説明いただいた、業者さんのほうにサーバーがあってどうのこうのという話になっちゃうと、正直な話、全くわからないですよ。だからどうなのということになっちゃいますんで、ちょっとその辺、よりかみ砕いて教えていただける方がいれば、資料を見ながらお話しさせていただきたいと思いますので、よろしくお取り計らいをお願いします。
○福田 委員長
岩井課長、今の質問に対して答弁はできますかね。
◎岩井 男女共同参画推進課長
資料を持っておりませんので、
委託契約書等は後でお示ししたいと思っております。
○福田 委員長
後でというのは、いつという。
◎岩井 男女共同参画推進課長
あくろすにありますので、電話で取り寄せますので、戻ってくるまでの時間がかかるということです。
○福田 委員長
わかりました。それでは、あくろすに資料があるということですので、その資料を参考にしながら、引き続きここから審査をしていくということで御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
雨宮委員、これは委員会としての資料請求ということで。
◆雨宮 委員
皆さんあったほうがよろしいんじゃないですか。委員さんの中に詳しい方がいらっしゃって、こういうことだからこうなんだと教えていただければ、別に資料は要らないです。
○福田 委員長
わかりました。ただいま雨宮委員から、ホームページ作成の費用についての資料請求がございましたので、本件を委員会として資料請求することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
御異議なしと認めます。よって委員会として資料を請求することに決定いたしました。
それでは、午前の審査はここまでとし、午後からはこの続きをしたいと思います。再開時間は1時30分としたいと思います。
それでは、委員会を休憩いたします。
午前11時49分 休憩
─────────── ── ───────────
午後1時29分 開議
○福田 委員長
それでは、委員会を再開いたします。
午前中に請求しました資料の提出がありますので、まずはその資料について御説明をお願いいたします。はい、岩井男女共同参画推進課長。
◎岩井 男女共同参画推進課長
それでは、提出いたしました資料の御説明をいたします。
ホームページ作成・運営委託料のうち、まず運営委託料ですが、資料1枚目の裏面をごらんください。サーバー維持管理費が月額3万 5,000円、更新費用として月額2万円で、消費税を含み、年間69万 3,000円となります。
サーバー維持管理費は、女性のための相談予約や講座、イベント登録などのシステムが調布市地域情報化コンソーシアム、
NPO法人です、ここにサーバーがあります。このサーバーの維持管理費用でございます。
ホームページの更新ですが、新着情報やお知らせを定期的に更新するための費用でございます。
次に、ホームページの変更委託料につきましては、資料の最後のページになります。仕様書の5の業務内容になりますが、イベント、講座情報のレイアウト改善等に要した経費で、9万 7,650円になります。
以上でございます。
○福田 委員長
では、ただいまの説明について質疑等はございませんでしょうか。雨宮委員。
◆雨宮 委員
たまたま決算書の書き方の問題かなと思うんですけど、ホームページ作成・運営委託ということになりますと、最初の質問で聞いたのは、ホームページって毎年つくるんですかと。たまたま平成24年度、単年度でこの年が作成の年だったんですかと。自分の少ない経験で言いますと、ほとんどIT関係に余り明るくないという中で、自分自身もホームページなるものをつくったことがあるんだけれど、基本的にホームページって最初に、言ってみれば土台があって、日々のメンテナンスとか月のメンテナンスとか、自分でフェイスブックにリンクしますよ、ツイッターもやっていますよ、ブログもやっていますよというのは基本的に個人でやる部分なんですよ。だから、感覚的にまずホームページをつくるというのが、毎年つくらないでしょうと。1回つくったら、ある程度それを微調整微調整しながら更新して、余り更新していないとホームページに熱心じゃないですねと言われかねないから、そういうことを個人でやるわけですよ。お金というか経費はかからないわけですね。個人レベルで、それが毎日の運営なわけですよ。運営を委託することというのはまずない。ホームページも1回つくったら、2年目以降はある程度そのままのものをベースにして微調整していくという感覚なんですね。だから伺ったのは、ホームページって毎年つくるものなんですかと、これが1点です。
それと、自分自身の経験で言えば、これは武藤さんのほうのお答えにもちょっとなる部分があると思うんですけれど、あくまで個人ベースのホームページという、ホームページというキーワードからいくと、確かにサーバーの保守料、点検料は半年に1回ぐらい請求されて、支払った覚えがあるんですよ。ただ、最終的にホームページを更新しませんかと言われると、またホームページを作成しなきゃいけないわけですから、初期と同じぐらいの経費がかかるというと、簡単に言っちゃうと、費用対効果を考えて、じゃ、ただでできるもので使っちゃおうというのは個人レベルではできたわけですよ。だから、それが男女共同参画の趣旨から言って、これだけの経費をかけて毎年ホームページをつくらなきゃいけないんですかと言ったら、ホームページは毎年つくっているわけじゃないですよね。その確認が1点です。
それと、はっきり申し上げて、12カ月、月単価3万 5,000円で年間42万円ですよと言っているサーバーの維持費なるものは客観的に判断できません。というのは、これが高いのか安いのか。更新料の月に2万円。この中にありますホームページの更新で、突発的に発生する職員では対応が困難な修正作業を行うということになりますと、じゃ、職員では対応が困難なというよりも、個人ベースで考えれば、毎日の修正なんていうのは自分でやっているわけですから、つたない知識の中で、少なくとも自分のホームページというのは個人でやっていたわけですから、通常の業務の中で、職員の業務の中にホームページの修正というのが入れられないんですかということなんです。
ここで言っているサーバーの客観的な月々3万 5,000円というのが高いか安いかというのを、それこそ市の機能の中で持つべきだと思いますし、これ、大体が入札なんですか、随契なんですかということですよ。競争の余地が入っているのかということですよね。一般的に考えて、サーバーの費用もある程度競争があれば、うちは安いですよ、サーバーのメンテナンスということで維持経費のカテゴリーに入る中で、これだけのものが提示できますよという余地があるのかないかということですよ。だから、それらをトータルに考えて、個人ベースで考えたら随分高いものだなと率直に感じたから質問したわけで、今この説明をいただいて、今申し上げたことをちょっと整理していただければ、もう少しは納得がいくと思うんですけれど、いかがでしょうか。
○福田 委員長
岩井課長。
◎岩井 男女共同参画推進課長
まず1点目の項目名、ホームページ作成となっていますが、これは作成に関する費用ではございません。あくまでも維持管理に関する費用でございます。変更は経費として発生します。ホームページのデザイン変更、こういうことは新たに発生します。
2点目の契約に関してですが、このシステムをつくったところが地域情報化コンソーシアムで、そことの契約を継続していますので、随契という形で契約しております。
以上でございます。
◆雨宮 委員
これは委員の皆さんにもお伺いしたいんですけど、サーバーの維持費と言われて、この項目で月3万 5,000円の客観的な判断って皆さん、できます? サーバーなるものがどういうもので、例えばホームページをつくったところが持っているハードというか機械的なもので、もしそこに競争入札なり何なりが入ったときには、はなから次の業者さんにサーバーから一式になっちゃうと割高になっちゃいますよというものなんですか。皆さんわかりますか。井上委員、どうですか。
○福田 委員長
井上委員。
◆井上 委員
個人的にはサーバーということで、ちょっと私も専門的な部分というのを持ち合わせていないのでわかりにくいなというのが正直なところなんですけども、ちょっと視点を変えてみたときに、今、答弁の中で随契ということでお話をちょうだいしたんですけども、これ、所管じゃないんで何とも言えないんですけども、多分サーバー代3万 5,000円という金額云々というところの専門的な話というよりは、例えば契約案件で事務報告書98ページで、まず市のホームページの運営業務委託もこの団体なんですね。98ページ、調布市ホームページ運営業務委託 294万円、3番ですね。が、まずこの団体。それから、 100ページ、69番のせんがわ劇場のウェブサイト維持管理及び更新委託 138万 6,000円も、この団体。それから、 108ページ、 270番、新たな調布市ホームページ構築のための検討支援委託 468万 3,000円。それから、次のページ、 276番、生涯学習情報システム運営業務委託 561万 7,836円、これもこの団体なんですね。
ここに書いてある、別に今この所管の担当課にどうのということではなくて、少なくとも 100万円以上の物品関係というところで、インターネットの接続、環境関連の話で、ここでちょっと拾えるだけでも 1,400万ぐらいのネット関係の業務をこの団体、NPOに委託しているということプラス、今回ここで資料をいただいたのが69万 3,000円ということで委託されているんで、 100万円以下だから、この事務報告書には出てきませんけれども、そこが随契という話になってくると、市のホームページ等を運営しているところだからという理由で随契なのかどうなのかはわかりませんけれども、もう少しサーバー云々ということでいくと、要は、市のホームページを含めてやっているわけだから、規模はそれなりに請け負っていただいている団体だと思うんですよ。そうすると、その辺の随契でやられるような状況のときには、担当課としてのもう少し違う交渉の仕方というのはあってもいいのかなというのは、個人的な思いとしては持たせていただいています。ということで、答えになっているかわかりませんけども。
○福田 委員長
はい、武藤委員。
◆武藤 委員
私もさっきお休み中に調べさせていただいて、井上委員がおっしゃったように、このNPOが調布のホームページ関連はほとんど全て契約してやってもらっているところなんだなというふうに思っていました。それで、男女共同参画のほうのホームページは、私が間違っていなければ、たしか、おととし立ち上げたんでしょうか。ホームページを見ると書いてあったんですけど、ホームページのところに、ことしも1つサイトをつくりましたというのと、その上段にホームページをつくりましたというのがあって、去年の決算書を見ると、確かに去年は 132万 3,000円なんです。ですから、これが立ち上げ料を含めてやっていただいた金額なのかなというふうにホームページとこちらを見たんですけども、そうした場合、おととし、去年ということなんですけど、去年の契約が随契だということについては、いろいろあったとしても、一番最初に立ち上げたところに次の年もう少しやってもらいましょうということでの選択というのは、私はありかなと思ったんですけど、気になるのは、その前の立ち上げするときに随契だったのか。私がちょっと調査した範囲では随契だったんですけど、随契だったとしたら、なぜここを随契で選んだのかということについては、やっぱり少し検討というか、市民の皆さんに説明できる御見解を伺わなきゃならないかなというふうには思いました。
どの値段が妥当なのかというのは、私の知り合いの方でホームページを仕事にしていらっしゃる方がたまたまいて、その人の言っていることが全て正しいとは限らないですけど、一応参考意見として聞いてみたところでは、あのホームページもアクセスして見た範囲ですけど、高いということはないと。ホームページとかそういうのは、私も何かを根拠に算定するんだと思ったら、余りそういうのはなくて、今はピンキリで、値段が高ければ物すごく高いし、人件費を削減すればどこまででも安くなるということなので、基準は余りないそうなんですよね。だけど、そういったところで見たところでは、そんな物すごく高い金額じゃないんじゃないかなという感想ですけど、それは感想なので、何の根拠もないので、ちょっと私も参考意見で聞いて、とにかく値段はあってないようなものだということだけはわかったんですけど、それはそれとして、なぜ随契で一番最初、立ち上げのときやったのかというのは、やっぱり何らかの理由があると思いますので、知りたいなとは思いました。
○福田 委員長
質問ですか。
◆武藤 委員
では、質問します。それは、でも、こちらでわかる? 部長かしら。わからないんだけど。
○福田 委員長
はい、八田産業振興担当部長。
◎八田 産業振興担当部長
私の記憶の範囲で御答弁申し上げますが、当該団体に関しては、地域情報化コンソーシアム、CLICという団体だと思います。委託の相手先ですね。当該内容は、私ども調布市において地域情報化を推進する中で、電気通信大学の方たちを含めまして、地域の方たちも入った中で地域情報化というものを立ち上げました。その立ち上がりの中で
NPO法人化がされて、現システムの構築その他、基幹的なシステムに連動させる予約システム等々の内容もございますので、当該団体に随契で依頼するという流れになったと記憶しております。基幹的な内容に関してまず立ち上げをしましたので、そこへの連携をするに当たっても、同一の事業者に依頼すべきというところで随契が成り立っていると認識しております。
以上であります。
○福田 委員長
よろしいですか。ほかに。はい、雨宮委員。
◆雨宮 委員
自分の場合は、個人的な経験を踏まえての話をしているんで、個人と法人は違いますよ、ホームページと一口で言ってもピンキリですよというお話は理解できるんですよ。サーバーなるものも、確かに自分がホームページを頼んだときに、サーバーのメンテナンスがあって、サーバーの何とかというんで、よく出てきた言葉ですよ。では、そのサーバーなるものが、例えば維持費名目で3万 5,000円が妥当かどうかといったとき、これ、わからないじゃないですか。だから、市の中のほうでも、ある程度いきさつというのは経過があっての話で今があるんだということはわかりますよ。わかるんだけど、その都度、やっぱり客観的な判断ができる目というのをどこかで機能として持たざるを得なくなるんじゃないですかという話も当然しなきゃいけないと思うんですね。
僕はてっきりサーバーという機械があって、当然私が個人的に頼んだホームページというのも、何も1人のためのサーバーじゃないわけですよ。その業者さんにとってみたら、何人も個人の依頼を受けてそのサーバーを使っているんだとしたら、使い回しがきくわけじゃないですか。サーバーのメンテの真水の月に1万ぐらいかかるんですよということで、例えば10人から受けていて、サーバーのメンテナンス費は実は月に1万かかるんですよ、更新に際しては半年に1回ですから6万くださいと。そうすると6倍になっちゃうわけじゃないですか。10人だったら10倍になっちゃうわけですよ。では、本当の意味でのサーバーの維持費って幾らなんですかといったときに、かかるのはわかる。ただ、妥当な金額なのかどうかという判断ができない。個人ベースだったら、じゃ、やめます、支払い、費用と効果を考えたら、ちょっともちませんということができるわけじゃないですか。
例えば、違うかもしれないんですけど、昔、都の水道のシステムかなんかで1円入札というのがあったことがあったじゃないですか。というのは、1回権利を確保しちゃえば、その後の──ぼったくりとは言いませんよ。ある程度、1円入札なんて本来だったら成り立たないものが、その当時は競争入札で1円で入札できちゃったわけですよ。いわゆるシステムを売りますよと言っていた経過があって、要は、簡単に言っちゃえば損して得取れみたいな話ですよ。翌年度以降は、ある程度言い値みたいな形になっちゃうと、じゃ、それが客観的に担保できるかといったときに、何もないじゃないですか。
その辺のことを申し上げているんで、あくまでも個人ベースの経験を踏まえて、ホームページってこんなもんじゃないのかな、随分高いものだなと。詳細を見せていただいたら、サーバーの維持費というものの理解が、見て、そうですねと納得がいくもんじゃないわけですよ。だから、サーバーの維持費と言われて、客観的な御判断って誰がするんですかということですよね。そうなっちゃうと人伝いに聞いて、これが高いんですか安いんですか、人によっちゃ高いと思います、妥当です、安いです。わからないじゃないですか。決算の段階でこれはどう判断すればいいんですか。
だから、これは何もここだけの話ではなくて、やっぱり幾つか随契ということで、 100万を超えるって拾ってみたって 1,400万からの契約ベースであるわけじゃないですか。では、その中のサーバーの維持費というものがそこに幾つあるんですかということ。全部に共通していますよと。ところが、サーバーって1台じゃないですかと言われたときに、それだけの金額がかかると。それをよしとするという段階から、今度は客観的な単価がどうなんだという判断に移っていくわけでしょう。そのときの客観的な目を持っている人って誰なんですか。機能として、組織として、調布市役所という組織なわけですから、自治体の中の機能として、どこにそれを求めるのか、どこで担保できるのか、そういうお話になると思うんですよね。
だから、あくまでも高い安いというのは、個人レベルで高いと感じた、それは勝手な話だと言われるのはしようがないですよ。ただ、自分の経験を踏まえてみると、そういう感想というか御意見を申し上げたいと思うんですけど、少なくとも客観的な高い安いというのは誰が判断するんですかと。それはどうですか。
○福田 委員長
サーバーの妥当性について答弁はできますでしょうか。はい、花角部長。
◎花角
生活文化スポーツ部長
それぞれホームページについても内容が違いますので、サーバーも、今回コンソーシアムですけれども、それ以外のところもあるかと思いますので、それを今は所管課のほうで判断させていただいて契約しているという状況にありますので、委員さんおっしゃるように、市全てに対しての金額が妥当かどうかというようなところの判断は所管としてはなかなか難しいので、それは総務部情報管理課というところがありますので、そちらのほうとも今後どういう状況で確認ができるのか、検討できるのかというところで少し協議させていただければなと思っております。
以上です。
◆雨宮 委員
一方で、やっぱりスケールのメリットというのはあるじゃないですか。まとまって頼んだので割安になりましたよということもあるわけですよ。だから、その辺も含めた話にぜひしていただきたいということで、まとめました。
○福田 委員長
ほかに。 134、 135ページ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
次に、 136、 137ページ。では、武藤委員。
◆武藤 委員
男女共同参画推進フォーラム運営費で伺いたいと思います。こちらは市民の皆さんが実行委員会を組んで、毎年6月ぐらいでしたっけ、2日か3日ほどイベントといいますか、多くの方々に参加していただける講座だとか、そういったものを、催しを実際には行っていただいているものなんですけども、このフォーラムの実行委員の皆さんと、男女共同参画でこれまでいろんな講座を受けたり、その中で男女共同参画推進センターなどの活動に参加したり、自分たちで活動を発展させていった人たちがフォーラムの実行委員をやっていらっしゃるのかなと思ったんですけど、そういったところの一人一人の市民の皆さんがどういう活躍の場に発展できるような事業をしているか、その辺の関係についてどのように見ていらっしゃるか伺いたいと思います。
○福田 委員長
はい、岩井課長。
◎岩井 男女共同参画推進課長
男女共同参画推進フォーラムしぇいくはんずですが、2012ですが、参加した団体が15団体、実行委員になるともう少し多くなるのですが、そういう形で3日間、あくろすでいろんな講座、講演会、ワークショップ等のイベントをしています。今言いましたとおり、15団体の交流の場ともなっております。そういうことで、ある意味から言いますと、女性の実行委員のほうが多いです。女性のリーダーの育成という面も持ち合わせた事業だとこちらでは考えております。
以上でございます。
◆武藤 委員
ありがとうございます。いろいろな事業の中では、お父さんも一緒に参加できるものだとか、イクメンの団体の皆さんもいらっしゃいますけど、そういった方々とのコラボだとか、何かそういうのもやっていただいているので、女性が多いということですけれども、男性も巻き込んでのものをつくり上げていきたいという意欲を私自身は感じているところです。
それで、やっぱりこういった活躍の場を設けていくことで、私と同じ年代の方だったんですけど、ある方は女性センターの時代からいろいろかかわりを持っていく中で子育てをしたり、仕事につくつかないという中でのいろんな女性独特の揺れってあるんですけど、そういうものを経験しながらも、今本当に調布の中で活躍していただけている方もいらっしゃったり、このフォーラムにかかわっていらっしゃる方々の多くに小学校や中学校のPTAの会長さんなどをしていらっしゃる方もいらっしゃる。私もいろんな方とお話しする中で伺ってきているんです。
先ほど生涯学習のところで学習したことを
まちづくりにという話もありましたけど、私自身は男女共同参画推進センターでしていただいている事業が、今女性のリーダーとおっしゃっていましたけど、をすごく励まして育てて、実際に調布の中でいろんな形で活躍していただけていることにつながっているんだなというのを最近実感することがありまして、ぜひ今後もそういう意味では応援していっていただくような場に育っていける──本当に育っているんだなと思うんですけど──ところに事業を展開していただきたいなと思います。
もう1つ、これは要望なんですけど、済みません、私もさっきホームページを初めて見まして、ホームページに相談のいろんなところでどれぐらいあいているかというのもわかるようになっているんですよね。それを見ると、いつ相談できるかというのがわかりやすくていいなと思ったんですけど、すごく詰まっていて、どれだけ相談が求められているのかというのも実感したところです。月1回の1日しかやっていない相談だとか、いろいろあるんですけど、ぜひ多くの方が利用できるように拡充を含めて検討していただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
○福田 委員長
ほかに。はい、
鮎川委員。
◆鮎川 委員
グリーンホールなんですけれども、連立事業との関連で、今現在グリーンホールの今後についてはどのような検討がされているんでしょうか。
○福田 委員長
はい、
仁藤文化振興課長。
◎仁藤
文化振興課長
今のところは、今後としては建てかえとかそういう話は出ておりません。あと、外づけの階段のところが少し計画にかかるので、その辺の整備の進捗を関係所管と協議している最中であります。
◆鮎川 委員
駅前広場整備のスケジュールがようやく見えてきた中で、グリーンホールをどうしていくんだという、結構大きな政策決定だと思うんですけれども、タイムリミットというのも見えてきていると思うんですけれども、これはいつごろというふうに想定されているんでしょうか。
◎仁藤
文化振興課長
公共施設再配置計画を今協議しているところでありますので、その中で方向性が示されるというふうに考えております。
◆鮎川 委員
公共施設の再配置計画というよりも、グリーンホールについては駅前広場整備の進捗によるもののほうが大きいかなという気がするんですけれども、いかがなんでしょうか。
◎仁藤
文化振興課長
駅前整備の線だけのことをお話ししますと、外づけの階段が少し削られるような線が今は所管に示されております。
◆鮎川 委員
都市整備にかかわることのほうが多いのかなということで、ちょっと視点を変えますけれども、調布市として駅前の一等地にああいう大規模なホールというものが必要であるのか否かということも含めて検討していくことが重要なのかなというふうに思っています。また、連立で鉄道事業者系の大規模な商業施設が建設予定されているということで、その中に区分所有してホールを持つという選択肢もあると思うんですよね。その辺も含めて検討していくべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○福田 委員長
はい、八田部長。
◎八田 産業振興担当部長
まず、駅前広場に文化施設が必要か否かという点でありますけども、この間、グリーンホールは非常にテレビその他でも出てきた、生放送その他もあった内容でありまして、非常に有用な施設であると認識しております。今後のありように関しては、少し長いスパンで考える必要があるかなとは思っていますが、ねばならないのかというと、市域にあればいいとは考えておりますので、駅前でなければならないかという点は、なくても機能としては維持できる要素はあるかなとは思います。
一方、駅前の開発行為に伴う区分所有等々の内容でありますけども、今現在、京王線の上部等々で示されている開発行為の中には、そのような要素は現在は計画がないという状況にあります。今後の開発行為で大きなものというのは特にこれ以上ないかなとは思っていますけども、区分所有その他の余地があれば検討すべきかなとは思っております。
以上であります。
○福田 委員長
よろしいですか。ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
最後に、 138、 139ページ。はい、雨宮委員。
◆雨宮 委員
たづくりの関係になりますけど、事務報告のほうでも入館者数、利用者数、細かい数字がいろいろ挙げてあって、大変結構な、繁盛しているなということなんですが、利用されている方の声を会館の運営にどう反映しているかという視点なんですが、例えば利用者の代表の方に集まっていただくなり、いろんな声をどういう形で情報として収集して、指定管理者の財団のほうでしんしゃくして運営に生かしていますかということなんですが、いかがでしょう。
○福田 委員長
仁藤課長。
◎仁藤
文化振興課長
まず、生の声を伺う機会としましては、利用者懇談会というのを年に2回開いております。それは休日の午前と夜間、それぞれに時間をずらして開催しております。それから、日々いただく施設のインフォメーション、案内受付にいただく声、それから市長へのはがきもまた、指定管理者にお願いしているとはいえ、市のほうにも来ております。そうした声は財団と共有しまして、毎月1回の調整会議でもありますし、いただいたごとに財団に伝えて協議をして反映しているところであります。
◆雨宮 委員
年に2回の懇談会という回数は、変わる余地はありますか。
◎仁藤
文化振興課長
回数については固定しているものではありませんので、2回が多いとか少ないとかという問題ではなく、できる限りのことはしたいというふうに考えています。ただ、広報の仕方もありますけれども、「ぱれっと」での呼びかけですとか、御利用いただくエレベーターの中の広報ですとか、そういうものをいたしておりますけれども、財団のサービスがとてもよいのか、それとも自分の活動に集中していらっしゃるのかわかりませんが、参加者が割に少ないというふうに考えております。
◆雨宮 委員
わかりました。公の施設で設置されて運営されている市内の施設というのは何カ所もありますので、ほかの例なんかも十分参考にしていただいて、利用者の声を。少ないというのは結果の話で、最大限の努力をして集めようとして、努力をした結果少ないのか、通り一遍の広報でお知らせをして少なかったというのか、結果の話だけではわかりませんので、最大限の声を聞くというスタンスをしっかり持っていただきたいと思いますので、それはよろしくお願いします。
○福田 委員長
ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
それでは、これで生活文化スポーツ部の総務費の質疑、意見を打ち切ります。
ここで説明員入れかえのため、暫時休憩といたします。
午後2時4分 休憩
─────────── ── ───────────
午後2時7分 開議
○福田 委員長
それでは、委員会を再開いたします。
それでは、所管部門一覧表に従いまして、生活文化スポーツ部の労働費以降の説明をお願いいたします。はい、田波産業振興課長。
◎田波 産業振興課長
244、 245ページをお願いいたします。款25「労働費」であります。
款25「労働費」につきましては、総体で 6,666万円余を支出し、執行率は96.7%となりました。款25「労働費」は、項5「労働諸費」、目5「労働諸費」の一括となっております。
初めに、一般職人件費につきましては、産業振興課労政事務担当職員6人分の給料、諸手当等で、執行率は98.7%であります。
次の労政事務費は、旅費、消耗品費、通信運搬費など、就労関連事務に要した経費で、執行率は86.0%であります。
次の勤労者福祉費は、総体で 1,875万円余を支出し、執行率は99.4%であります。その内訳として、就労セミナー運営費は、働きたいママの就労支援セミナー開催時の保育士への賃金となります。
勤労者互助会補助金は、調布市勤労者互助会の運営と事業活動に対する補助金であります。その内訳は、会員数に応じた事業費補助 1,083万 9,000円と互助会人件費に要する運営費補助 780万円であります。
中小企業従業員等退職金制度加入掛金補助金については、退職金制度がない中小企業に対し、共済制度への加入促進を目的とした補助金であり、本制度は平成20年度で終了しておりますが、交付期間を残している事業者に対して支出したものであり、平成24年度で対象事業者への交付は完了となりました。
なお、当初予算に計上しておりました労働相談運営費の街頭労働相談会におけるテント等の会場設営費については、コスト縮減を図るため、産業振興課で対応したことにより皆減となりました。
次の雇用対策費は、総体で 316万円余を支出し、障害者雇用事業所補助金について、事業所からの申請がなかったことから、執行率は66.7%でありました。その内訳として、雇用相談業務費の管理業務委託料は、ハローワーク府中のブランチである調布国領しごと情報広場の管理業務に要した経費であります。
若者向け労働相談事業委託料は、若者を対象として、仕事上の不安や悩みなどを専門のカウンセラーがお答えする労働相談事業の委託料であります。
以上が労働費の説明となります。
○福田 委員長
はい、大平農業委員会事務局長。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
続きまして、 246、 247ページをお願いいたします。
農業委員会事務局及び農政課所管分について御説明いたします。
款30「農業費」は 8,740万円余で、執行率は96.2%でありました。
初めに、農業委員会運営費であります。農地法に基づく第3条、4条、5条の届け出及び農地の肥培管理、農業者、地域に根差した農業委員が農政活動に対処されています。21人の農業委員会委員の報酬として 1,155万円余、農業委員会補助員報酬として 297万円余、各種負担金は、東京都農業会議並びに北多摩地区農業委員会連合会に対する負担金でありまして、農政活動に対する研修会等に要する経費であります。
次の諸経費は、年12回開催する役員会、総会、その他勉強会、農地の現地調査等、農業委員会の運営に要する経費であります。
続きまして、目10「農業総務費」であります。支出済額は 5,162万円余で、執行率は98.5%でありました。この農業総務費は、一般職人件費に要した経費であります。再任用職員1名を含む職員6人分の給与と各種諸手当、時間外勤務手当、職員共済組合負担金に要した経費であります。
続きまして、目15「農業振興費」であります。支出済額は 1,957万円余で、執行率は88.7%でありました。
農業振興対策費のうち、農業用水路しゅんせつ事業補助金は、市内の水稲栽培に必要とされる農業用水を確保するため、農業用水路のしゅんせつ作業を実施した6つの水利組合に対し助成したものです。
次のマインズ農業協同組合補助金は、マインズ農業協同組合が市内の各種生産団体の育成等を目的として行う事業に要した経費に対して助成したものです。
次の都市農業育成対策補助金は、平成21年度から開始した補助金で、農業経営の向上に寄与することを目的に、市内における都市農業育成対策事業の一環として、認定農業者や農業経営に意欲のある農家が行う事業に要する経費の一部を補助いたしました。その内容としては、農業資材及び農業用機械等の購入に要した経費の2分の1以内を、1農業者に年額50万円を限度として補助するもので、耕運機、トラクター、パイプハウス等の購入経費の補助として21件、 591万円余を執行いたしました。
次の 248、 249ページをお願いいたします。
次の都市農地保全推進自治体協議会負担金は、農地保全を推進する都内の38の市区町が加盟する協議会への負担金であります。
次の都市農業確立対策費は、執行率82.8%でありました。
主な事業といたしましては、市民農園事業費として農園を通して土に親しみ、健全な余暇を過ごし、農業に対する理解を深めることを目的に、12の市民農園の管理に要する指導委託料及び2園の利用者更新に伴う区画整備に要した整備工事費等であります。
次の学童農園事業費は、米づくり農園事業委託料として、多摩川小学校、布田小学校、富士見台小学校、第一小学校の米づくり及びじゃがいも農園事業委託料として、市民が農業に触れ合うことができるふれあい体験農園事業に対する指導として、苗づくり、田植え、野菜の作付から収穫まで等に要した経費であります。
次の農業まつり運営費は、平成24年11月17日、18日、調布市役所前庭等で開催した農業まつりの運営に要した経費で、農産物展示品評会には市内産農畜産物 566点が出品され、野菜の飾りつけによる宝船の展示、野菜の名前当てクイズ、農業何でも相談等の事業を実施し、調布の都市農業のPRに努めました。
次の市内産野菜直売事業補助金は、市民に安全で安心な野菜を供給する市内産野菜直売事業を実施している団体の事業への補助であります。
次の観光農園事業補助金は、ブドウ園等を経営されている8軒のこん包箱等の作成費用を助成した経費であります。
次の農業体験ファーム事業費は、管理運営補助金として、体験ファームの管理、利用者への技術指導に対する5園、総区画 173区画の分の補助金及び農業体験ファーム設備整備事業補助金として、新たに設置された体験ファーム1園の施設整備に要した事業費の2分の1を補助した経費であります。
次の農業後継者育成対策事業費は、諸経費として、援農ボランティアの保険料を支出しました。
次の有機農業推進事業費は、環境に優しい有機質肥料を利用し、環境保全と市民に安全で安心な農産物の生産のために、10アール以上耕作している、希望する販売農家 109戸に有機質肥料を提供したものであります。
次に、目20「畜産業費」です。支出済額は32万円余、85.3%となりました。
医薬材料費は、畜産農家に対する消臭剤の配布に要した経費です。
次の家畜特定防疫検査費助成金は、家畜伝染病予防のための防疫検査費用を市内の家畜農家に助成したものであります。
以上であります。
○福田 委員長
はい、田波産業振興課長。
◎田波 産業振興課長
250、 251ページをお願いいたします。款35「商工費」であります。
款35「商工費」につきましては、総体で4億 1,524万円余を支出し、執行率は94.5%となりました。項5「商工費」も同様であります。
目5「商工総務費」は、総体で 9,856万円余を支出し、執行率は99.3%であります。
一般職人件費は、産業振興担当部長を含む産業振興課商工及び観光事務職員12人分の給料、諸手当等で、執行率は99.3%であります。
次の商工管理事務費は、総体で 174万円余を支出し、執行率は96.8%であります。その内訳として、融資システム管理費は、中小企業事業資金融資あっせん業務に関する融資システムの保守点検委託料及び融資システム借上料で、諸経費は職員旅費、消耗品費などであります。
次に、目10「商工業振興費」は、総体で2億 854万円余を支出し、執行率は90.8%であります。
次の中小企業事業資金融資事務費は、総体で 6,596万円余を支出し、執行率は93.0%であります。これは中小企業の経営安定を図ることを目的として実施しております融資あっせんにおいて、事業者の負担を軽減するために実施した信用保証協会に対する保証料の補助 284件及び利子補給 2,541件に対するものであります。
なお、いわゆるリーマンショック後、時限措置として実施しております保証料の全額補助を継続実施し、事業者への支援策を講じました。
次の商工業助成費は、総体で 4,159万円余を支出し、執行率は96.6%であります。
その内訳として、調布市商工会補助金は、商工会の運営及び商工業振興事業に対する補助金で、職員人件費や商業、工業、建設業などの各部会活動の支援を初め、市内事業所を巡回して経営相談に応じるビジネス・サポート・サービス事業やものづくり製品化事業、商工まつりのほか、商工会独自で実施しているマル経融資の利子補給制度への支援を行いました。また、市内事業者の創意工夫による市内経済活性化にもつながったスクラッチカード事業への支援も実施いたしました。
公衆浴場設備補助金は、神代湯と鶴の湯の2施設の設備整備に対する補助金であります。
次に、 252、 253ページをお願いいたします。
次の商業振興費は、総体で 2,911万円余を支出し、執行率は商店街の施設整備費が当初見込みより下回ったことなどにより71.1%でありました。
商業振興費の内訳として、商店街施設等整備事業補助金は、天神通り商店会と西調布南口商店会の街路灯、LEDランプへの交換に対する補助金を交付したものであります。
商店街街路灯等維持費助成事業補助金は、28の商店会の街路灯電気料金を補助したほか、布田南商店会の街路灯電球交換に補助したものであります。
地域商店街
コミュニティ支援事業補助金については、19の商店会が実施したイベント事業補助金26件及び仙川商店街の放送設備交換並びに富士見街商店会のアーチ街路灯の塗装に要する補助金であります。
地域産業振興事業費は、市内産業の発展と振興に係る事業を支援するもので、平成24年度においては、市内事業所の販路拡大を支援するため、見本市等出展支援事業に該当した3社に対する補助金であります。
市内中小企業支援事業委託料は、多摩信用金庫と締結した中小企業等支援に関する包括協定に基づき、市内事業所の事業承継に関する実態を把握するために実施したアンケート調査に要した経費であります。
事業承継に関する支援に関しましては、今回のアンケート調査結果を踏まえ、多摩信用金庫と連携し、事業所への個別訪問を初め、今年度の事業承継セミナーや後継者塾の開催につなげ、きめ細やかな事業者の支援に取り組んでまいります。
次の市内商業活性化事業費は 954万円余を支出し、執行率は91.8%となっております。その内容は、市内全域の商業活性化を促進するコンサルタント業務委託料で、市内商店会を巡回訪問し、商店会活動を支援したほか、中心市街地活性化に向けた商店会の支援、旧甲州街道沿道の
まちづくりに関する支援を実施いたしました。
次の産業振興事業費は 6,232万円余を支出し、執行率は97.0%であります。
その内訳として、企業立地等促進助成金は、企業立地等促進支援条例に基づく立地等促進助成金であります。本条例は、平成23年度までの時限条例でありましたが、立地等促進助成金の交付期間のうち、平成24年度適用分の支出であります。なお、平成25年9月期で終了となるものです。
以上で款35「商工費」のうち、商工業振興費までの説明となります。
○福田 委員長
はい、金子産業振興センター担当課長。
◎金子 産業振興センター担当課長
続きまして、目13「産業振興センター費」について御説明いたします。
産業振興センター費は、創業を志す人や経営課題を解消するための支援として、創業相談、創業支援セミナーの開催、インキュベーション施設の運営を柱とした事業費で、市内創業の推進を図るとともに、市内産業の活性化に寄与することを目的としています。平成24年度の支出済額は 985万円余で、執行率は94.2%であります。
備考欄の産業振興センター事業費のうち、最初のマネージャー報酬につきましては、創業相談等にかかわる起業支援指導員10人の人件費であります。
平成24年度は、起業支援指導員を大幅に入れかえ、女性指導員の採用など、これまでの利用実績を踏まえ、日曜祝日を完全予約制に変更することでニーズに効率的に対応するほか、市庁舎等へ出向いて相談を実施するなど、相談体制の見直しを行いました。
次の相談事業費につきましては、起業や経営に関する図書購入等に要した経費、多摩信用金庫との中小企業支援に関する包括協定に基づく相談業務やセミナー講師、専門家の派遣に要した経費であります。
なお、創業相談件数については、多摩信用金庫から経営相談員の週1回の派遣が拡充できたこと、テーマ別相談の内容を充実させたことなどにより、前年度と比較して 368件の大幅な増加となりました。
次のセミナー事業費につきましては、起業支援指導員の連携により、4月から7月にかけて実施した創業塾を初めとして、延べ17件の創業や経営に役立つセミナーを開催いたしました。そのセミナーの講師謝礼等に要した経費であります。
なお、平成24年度は試行的に市民団体と協働して、まちしごと起業塾という新たなセミナーを開催いたしました。
次のホームページ維持管理費につきましては、産業振興センターホームページの更新等、維持管理に要した経費であります。
次の起業家・創業等支援補助金につきましては、平成24年度からの新規事業で、空き店舗等を活用して、調布市で創業しようとしている人、または空き店舗等を賃借して創業間もない人を対象に、店舗賃借料の2分の1、月額5万円を上限として2事業者に補助を行いました。
なお、応募者は3事業者で、書類及び面接選考の結果、補助対象者は、国領地区での飲食業の創業者と、つつじケ丘地区で鍼灸院の個人開業者で、補助期間は、前者が平成24年10月から、後者は平成24年12月からの1年であります。
産業振興センター事業費の説明は以上であります。
○福田 委員長
はい、丸山産業振興課長補佐。
◎丸山 産業振興課長補佐
続きまして、 254ページから 255ページをお願いいたします。
目15「観光費」についてであります。総体で 9,828万円余を支出し、執行率は98.4%でありました。
観光事務費は、職員旅費及び諸経費で17万円余を支出し、執行率は67.2%であります。
次の観光振興費は、総体で 9,811万円余を支出し、執行率は98.5%でありました。
その内訳として、第30回調布市花火大会の運営費として、調布市花火大会運営費補助金 2,380万円を支出いたしました。京王線連立事業の関係もあり、10月開催となりましたが、さまざまな改善に取り組み、補助金の縮減につなげました。
次の映画のまち調布推進事業費は、第8回高校生フィルムコンテスト、第20回キンダー・フィルム・フェスティバル等の開催に要した経費であり、市独自の映画のまち調布の取り組みとなります。
次の案内誘導標識管理費は、市内の観光名所を御紹介いたします案内誘導標識を京王多摩川駅前のさくら広場に新設したほか、3カ所を修繕した経費であります。
次の調布市観光協会補助金は、調布市の観光振興の中心的役割を担う調布市観光協会の運営を支援するために支出した経費であります。
次の調布市観光PR事業費は、国の緊急雇用創出制度を積極的に活用し、調布市観光案内所ぬくもりステーションの運営支援のほか、市として初の試みである観光情報誌「調布Bravo!」の作成に要した経費です。
以上であります。
○福田 委員長
はい、大平農業委員会事務局長。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
続きまして、 270、 271ページをお願いいたします。
款40「土木費」、項15「都市計画費」、目5「都市計画総務費」であります。
271ページ、右側備考欄の中ほど、都市計画管理事務費であります。執行率は70.5%でありました。
生産緑地地区図書等作成委託料でありますが、生産緑地の保全という観点から緑地機能の保全、オープンスペースの確保など、生産緑地の有する多面的な機能の活用を計画的に進めるために、生産緑地の総括図、計画図、調書等の作成に要した経費であります。
以上であります。
○福田 委員長
はい、秋場スポーツ振興課長。
◎秋場 スポーツ振興課長
続きまして、 370ページ、 371ページをお願いいたします。
款50「教育費」、項30「保健体育費」、目5「保健体育総務費」のうち、スポーツ振興課所管分を御説明いたします。
職員人件費を除くスポーツ振興課所管分の平成24年度決算の総額は4億 8,273万円余となり、武蔵野の森公園スポーツ施設整備完了に伴う体育施設整備費等の減により、前年度と比較して 5,300万円余、10%の減額であります。
最初に、一般職人件費は、スポーツ振興課7人と国体推進室13人、合計20人分の給料、諸手当等、時間外勤務手当、共済費に要した経費であります。
次の保健体育事務費の執行率は97.7%でありました。
初めのスポーツ推進委員報酬でありますが、これはスポーツ推進委員23人分の報酬であります。
その下、スポーツ推進委員会運営費は、スポーツ推進委員の研修旅費や保険料、東京都スポーツ推進委員会各種負担金であります。調布市スポーツ推進委員は、市長の委嘱を受け、調布市のスポーツ推進を図るための事業の実施、実技の指導、スポーツ全般に関する指導及び助言を行うものであります。
次のスポーツ推進審議会委員報酬は、スポーツ推進審議会委員9人分の報酬です。
次のスポーツ推進審議会運営費は、速記翻訳料であります。調布市スポーツ推進審議会は、スポーツ基本法及び調布市スポーツ推進審議会条例に基づき、法律に規定するもののほか、市長の諮問に応じて、スポーツ振興計画その他スポーツの推進に関する重要事項について調査、審議し、答申等を行うことを目的に設置しております。
平成24年度は、新たなるスポーツ活動へのきっかけづくりについて、国体終了後を見据えたスポーツ環境の充実及び市民がスポーツを始めるきっかけとなる施策について検討を行いました。平成25年度も引き続き検討いただいており、年度内に意見を取りまとめ、提言をいただく予定です。
次の消耗品費は、印刷用再生紙や文具等の購入、雑誌の購買などに要した経費です。
次の指定管理料は、調布市総合体育館の管理運営を公益社団法人調布市体育協会を指定管理者として行っており、受け付け業務やプールの監視業務、トレーニング室の管理運営や清掃及び機器類の保守点検等の施設の管理と各種体育館事業に要した経費であります。
次の体育協会補助金は、人件費補助金として協会職員6人分の人件費に係る経費や、市民体育祭、市民スポーツまつり、市民駅伝大会等の事業に係る事業費補助金の経費、その他印刷製本等の事業費補助金に要した経費であります。
続きまして、全国大会等出場交付金は、第35回全国JOCジュニアオリンピックシンクロ競技大会、同春季水泳競技大会など、4つの全国大会に合計7人が出場し、その交付金に要した経費です。
次の車両管理費は庁用自動車の管理に要する経費、次の諸経費は郵送料等の経費であります。
次のスポーツ振興費の執行率は85.1%でありました。
372ページ、 373ページをお願いいたします。
スポーツ事業運営費は、日ごろ運動をする機会が少ない方を対象に、自宅でできる簡単な体操や高齢者の転倒防止のための体操、幼児をお持ちのお母さんが参加できる保育つきコースなどのリフレッシュ健康体操事業や、小学生ニュースポーツ交流事業に係る委託料と保育士12人分の賃金であります。
次のプロサッカーチーム地域活動支援費は、プロサッカーチームFC東京とのパートナーシップにより、子どもサッカー体験教室や知的障害児向けのサッカークリニック等を支援するための経費であります。
次の諸経費は、FC東京等を応援するための市庁舎に掲げる横断幕や懸垂幕作成及び取りかえ等に係る委託料等であります。
○福田 委員長
はい、窪田国体推進室長補佐。
◎窪田 国体推進室長補佐
国体推進室所管分につきまして御説明いたします。
54年ぶりの東京国体と、東京で初めてとなる全国障害者スポーツ大会の安全かつ円滑な開催に向けたスポーツ祭東京2013準備費であります。執行率は97.4%でありました。
備考欄に沿って御説明いたします。初めに、大会準備事務費であります。準備事務に必要な消耗品や文具などのほか、緊急雇用創出事業補助金を活用したリハーサル大会及び本大会に向けた諸準備として、マスコットキャラクターゆりーとを活用した大会開催のPR活動などに要した人件費及び調布市開催競技会場の会場設計や、大会運営を支えていただくボランティア活動に要した経費であります。
また、職員旅費は、昨年9月から10月にかけて開催された岐阜国体の視察のほか、調布市開催競技に関連する東京都や競技団体との協議、調整など旅費等に要した経費であります。
次に、スポーツ祭東京2013調布市実行委員会運営費補助金であります。こちらは実行委員会事務局の消耗品や機器借り上げなどに要した費用のほか、大会を広く周知するための市内京王線駅での階段装飾、調布市花火大会などでの機運醸成や、調布市で開催する陸上競技、サッカー、ドッヂビー等の競技普及啓発に要した経費であります。また、国体サッカー競技のリハーサル大会として開催した第48回全国社会人サッカー選手権大会の大会運営に要した経費であります。
なお、東京都や市長会の特定財源を積極的に確保し、一般財源の縮減に努めております。
次の車両管理費は、国体推進室所管の車両1台分の燃料費や自動車損害保険料などに要した経費であります。
以上であります。
○福田 委員長
はい、秋場スポーツ振興課長。
◎秋場 スポーツ振興課長
続きまして、目10「体育施設費」であります。体育施設管理費の執行率は90.3%でありました。
初めに、体育施設管理業務費であります。一番上の管理運営委託料は、調布基地跡地運動広場、市民プール、各テニスコート、西調布体育館、西町サッカー場等のスポーツ施設の維持管理について、一般財団法人調布市市民サービス公社等への委託に要した経費であります。
3つ下の調査点検業務等委託料は、各スポーツ施設の自家用工作物保守点検や、消防、空調設備等の保守点検の委託に要した経費であります。
その下の警備委託料は、市民プール、西調布体育館、大町スポーツ施設等の機械警備業務委託に要した経費であります。
その下の整備業務等委託料は、調布基地跡地運動広場等で樹木剪定に要した経費であります。
2つ下の備品購入費は、老朽化に伴い、大町スポーツ施設の卓球台、調布基地跡地運動広場のジュニア用サッカーゴールの買いかえに要した経費であります。
次の各種負担金であります。武蔵野の森公園管理業務負担金は、武蔵野の森公園内の西町サッカー場の電気料及びキュービクル保守管理負担金であります。
次の土地賃借料は、緑ケ丘及び深大寺テニスコート、緑ケ丘及びつつじケ丘ゲートボール場と総合体育館駐車場、基地跡地東側都有地の土地賃借料であります。
続きまして、 374ページ、 375ページをお願いいたします。
民間体育施設使用料は、市の体育施設の不足を補うために民間等の体育施設を借り上げて事業に要した経費であります。平成24年度は、味の素スタジアム内にある東京都スポーツ振興局調布庁舎の体育室、メイングリーン多目的ホール、電気通信大学グラウンド、ミズノフットサルプラザの4施設を借用し、健康体操事業等を実施いたしました。
消耗品費は、西町サッカー場の人工芝用ゴムチップや基地跡地運動広場に購入したサッカーゴールのネットや、各テニスコートへのコートブラシ、調和小学校プールサイド用チェアなどの購入等に要した経費であります。
次の印刷製本費は、年2回発行しておりますスポーツ広報誌「みんなでスポーツinちょうふ」の印刷及びシルバー登録カード、土曜フリーパスカードの印刷に要した経費であります。
次の印刷物作成等委託料は、スポーツ広報誌「みんなでスポーツinちょうふ」の全戸配布に要した経費であります。
その下の光熱水費は、調布基地跡地運動広場を初め、西調布体育館や西町サッカー場、野球場、テニスコートなどの電気、ガス、上下水道料金になります。
また、次の光熱水費過年度支出金は、西町サッカー場、つつじケ丘ゲートボール場、基地跡地運動広場に係る上下水道料金において、職員の不適切な事務処理が行われていた平成21年度から23年度までの過年度分の支払いについて改めて公費として支払いしたものです。
次の体育施設管理システム事業費は、体育施設をパソコンのインターネットと携帯から予約を行うための電子システム機器の保守点検委託、機器借り上げ等に要した経費であります。
次の自動体外式除細動器管理費は、総合体育館を初め、各施設に設置しているAEDの機器借上料であります。
その下の諸経費は、スポーツ施設の利用者がけがなどの災害をこうむった場合に、被災者への見舞金として支払っているスポーツ施設保険の保険料になります。
次の体育施設整備費の執行率は56.3%でありました。
体育施設管理業務費は、ルール改正に伴う大町スポーツ施設体育館のバスケットボールラインの一部変更修繕や、基地跡地運動広場E6グラウンド外野フェンス修繕、給水管保温修繕ほか、施設を安全に維持管理するための修繕に要した経費であります。
次の市民プール改修工事費は、7月のプールの開設に向けて、プールろ過循環装置改修工事及び空調設備改修工事に要した経費であります。
次の基地跡地運動広場施設整備費につきましては、調布基地跡地運動広場の自由広場移設に伴う排水ます設置工事に要した経費であります。
総合体育館整備費は、空調設備等改修工事設計業務、駐車場整備ほか、工事設計業務や安全な施設利用ができるように非常用蓄電池設備改修工事、大体育室つり設備改修工事、非常口アルミサッシ改修工事等の改修工事に要した経費であります。
市民野球場整備費は、ボールの隣接住宅等への飛球を防ぐため、市民野球場グラウンドの整備及び天井ネット改修工事に要した経費であります。当初の工事は、営繕課と協議を行い、天井ネットの修繕と垂れネットの設置としておりましたが、打球によっては近隣へボールが飛んでいってしまう状況が発生したことから、より安全性の高い飛球対策が必要となり、バッターボックスを下げる工事に伴い、グラウンドの整備を行うことにより万全な対策が図れるよう変更いたしました。
ゲートボール場整備費では、南部ゲートボール場に新たに給排水設備を設置するために要した工事費であります。
その下、大町スポーツ施設整備費は、スポーツ施設を横断する遊歩道通行者等の安全確保のため、遊歩道防球ネット設置工事に要した経費であります。
説明は以上であります。
○福田 委員長
以上で生活文化スポーツ部の労働費以降の説明は終わりました。
ここで暫時休憩をしたいと思います。
3時20分から再開したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
午後2時48分 休憩
─────────── ── ───────────
午後3時20分 開議
○福田 委員長
委員会を再開いたします。
それでは、ページごとに質疑、意見を許します。
最初に、 244、 245ページからであります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
続いて、 246、 247ページ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
248、 249ページ。はい、武藤委員。
◆武藤 委員
こちらにブランド化推進事業費というのがあるんですけど、これは具体的にはどのような取り組みをしていらっしゃって、成果はどういうものがあるのか教えてください。
○福田 委員長
大平農業委員会事務局長。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
こちらのブランド化事業につきましては、実際には直売マップの作成に要した費用でございます。
◆武藤 委員
これまで農業振興計画だとか、いろんなものの計画の議論をする中で、調布の農産物のブランド化ということも何度か議論されてきたと思うんですが、マップはマップで私もすごくよく見させていただいて、市民の皆さんからも喜ばれているもので、調布の直売所が至るところにあって、身近に産直農産物が手に入るということがわかるという意味では大事な取り組みだと思うんですけれども、ブランド化推進事業費なので、ブランド化ということについては、今、農政課といいますか、調布市としてはどういうお考えをお持ちなのか伺いたいと思います。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
ブランド化といいますと、例えば他市では、そこの特産品を例えばキュウリにするとか何とかにするとかというところもあろうかと思いますけれども、調布の農業の特徴としまして、多品種にわたって作物をつくっているという状況もあって、では何がということになると、そこがちょっと難しいところかなというふうに今考えております。
それで、調布でも取り組んでいるのは、いわゆるロゴとかをつくりまして、これが調布産ですよとか、そういうことをやっていこうかなというふうに思って今やっております。
以上です。
◆武藤 委員
わかりました。調布に高尾ブドウを開発された方がいらっしゃったりだかという件もある中で、なかなかそれをブランド化ということにこぎつけていないという実態は私も承知しているんですけど、今、例えばおっしゃっていた多品目でつくっていただいている、そういったものが手に入る場所ということで産直マップというのがあるのかもしれませんが、先日、JAの神代農協に産直の場所が新たに設置されたりして、実は私、すぐ隣に住んでいるんですけど、そういうものができるといいなと望んでいたところにつくられたら、皆さん、結構楽しみにして利用されているようなんですけれども、そういった食材が手に入るということとあわせて、調布の産直野菜を使ったものが食べられるカフェだとか、できればそういうふうにも発展させていただく中で、調布の産直農産、こんなにいろんなものをつくっていて、頑張っているぞということをアピールしていただくような機会を今後もぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
今、委員おっしゃったとおり、調布の野菜を使った例えば調布のカレーとか、そういうところも含めまして、今後、調布の農産物をアピールしていきたいなというふうに考えております。
◆武藤 委員
ありがとうございます。後継者の皆さんを中心に積極的な取り組みもしていただけているところなので、ぜひそういう力に依拠して発展させていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○福田 委員長
ほかに。はい、鮎川委員。
◆鮎川 委員
要望なんですけれども、学童農園事業ということで、小学校だけじゃなく、市内の幼稚園だったり保育園なんかでも、年間行事の1つでお芋掘りなんかをやっているんですけれども、現状、農家さんの高齢化なんかもあって、そういった行事に御協力いただきづらくなっているという実態があるそうなんですけれども、ぜひこういった面についてもいろいろ積極的なサポートなんかをお願いできればなと思うんですけれど。
○福田 委員長
はい、大平事務局長。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
委員のおっしゃったとおり、そのような形で、今、小学校につきましては、泥んこ農園だとか、稲作だとか、そういうのをやっていますけども、保育園、幼稚園ということまではまだ伸びていないんですが、ただ、自然観察農園ということで、そちらにつきましては地域の学校だとか、そういう中で幼稚園児とか、その辺も入っていければなというふうに思っております。
○福田 委員長
はい、よろしいですか。はい、小林委員。
◆小林 委員
私も学童農園で、体験学習のための農園を設置し、農業への理解を深めるという事業ということで、大変いい事業だと思うんだけれども、今、4つの小学校で実施されている。これは、地元の学校が声を出していくのか、あるいは行政のほうからこの学校にという形なのか。それともう1つ、4校だけなのか、ふやすことができるのか、その4校がずっとなの? その辺のところをどういうふうに考えているのかをお聞かせください。
○福田 委員長
はい、大平事務局長。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
今、場所の問題もありまして、水稲なんかで稲作でやっているところ、先ほど申し上げました自然観察農園ということで、その地域の学校等が入っている団体でございます。その中に例えば第一小学校だとか、布田小学校だとか、そういうところに声をかけてやっていらっしゃいます。
それから、調布市としてやっているところが染地とかそういうところもありますけど、そちらにつきましては、その近隣の学校にお声をかけて、それで希望する学校についてはやっていただいているという形であります。あと、聞くところによりますと、学校単位で直接、例えばJAだとか、それから農家さんとやっているということも聞いています。
以上です。
◆小林 委員
なぜこういうお話をするかというと、私の地元というか、例えば柏野小の周りは佐須地域で、大変田んぼもあるわけですね。市内では佐須と染地というようなところですけれどもね。そういうものを残していこうという行政の考え方もあり、あるいは学校でも、元PTA会長さんが学校の中に田んぼを自分でこさえて、子どもさんたちに田植えを経験させたりしている。でも、学校の周りには田んぼがあるのに、何の小学校との連携もない、あるいは、あれはNPOの方でしょうか、農家から田んぼを借りてやっている方も何か協力したいというものがありながら、学校側は何も気がつかないのかよくわかりませんけれども、せっかくそういう環境のところがあるわけですよね。逆に積極的に働きかけて、やっぱり農地は残していく。そのためにも学校のこういう学童農園を積極的に行政が仕掛けていくことも必要なんじゃないかなと思うんだけども、この辺のところをどんなふうに考えているかお聞かせください。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
そちらにつきましても、学校、教育委員会等とも協議しながら、そういうところの要望とか、そういうものを聞きながら検討していきたいなというふうに思っております。
◆小林 委員
全然という言い方は変ですけども、田んぼが耕作できないところではないので、教育部長もいらっしゃるんで、よく連携をとりながら、ぜひともそういう小学校にも広めていただきたいなと。これは要望としておきたいと思います。
以上です。
○福田 委員長
ほかに。田中委員。
◆田中 委員
1点だけ。同じく学童農園なんですけれども、ここには米づくり、ジャガイモということで出ていますが、こちらで所管されているということですけれども、これとは別に、教育のほうで抱えているものもありますよね。この辺の違い、どうしてほかの部署でも同じようなこういった事業が行われているのか、その辺を教えてください。
○福田 委員長
はい、大平事務局長。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
まず、農政課のほうでやっている学童農園につきましては、農政課として借りているところの中で、どういう形で農地が有効に活用できるかというところで、学童農園だとか、ふれあい農園だとか、そういう形でやっております。
ただ、それだと市内の全校に割り当たらないということもあって、自分たちで学校として近くの農家さんだとか、そういうところとやっているということも聞いております。
以上です。
◆田中 委員
恐らくそれぞれ目的ですとか、抱えている対象事業がそもそも違うのかなとは理解しております。
以上でございます。
○福田 委員長
ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
次、 250、 251ページ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
続いて、 252、 253ページ。鮎川委員。
◆鮎川 委員
産業振興センターなんですけれども、開設から8年たって、どうでしょう。現状の課題とこれまでの取り組みによる成果が何かあればお聞かせいただければと思います。
○福田 委員長
はい、金子産業振興センター担当課長。
◎金子 産業振興センター担当課長
産業振興センターが開設して8年が経過し、ことし9年目となりました。この間、開設当初から約7年間は、ほぼ創業に特化した展開をしてまいりました。23年度に相談者数も減ったことがあり、昨年度から経営課題にも取り組んでいく、創業間もない方の支援にも力を入れ始めたところでございます。
これまでの成果といたしまして、まず代表的な事業者さんでは、市内にある警備業者さんなんですけれども、こちらの方を初めとして、これまで創業した方がスモールオフィスの出身者、セミナーの受講者、相談者を含めて少なくとも80事業者はあると把握しております。そのうち、市内で事業をまだ継続されて営業されている方が少なくとも25法人、それと個人事業主がございます。市内業者におきましては、現在、アルバイトを含めてなんですが、雇用者数が少なくとも常時 120人は雇用しております。このことから、一定の役割は果たせたのかなとは思っております。
ただ、この数字が全てではなく、今後よりふえるよう、また市の税収にもつながるようなセンターの運営を考えていきたいと思っております。
以上です。
◆鮎川 委員
ありがとうございます。スモールオフィスなんかも当初、非常に期待された施設だったと思うんですけれども、創業支援が目的のスモールオフィスなんですが、非常に安い貸し部屋にならないよう、しっかり当初の目的というものを果たせるような取り組みをお願いしたいと思いますけれども、現状、SOHOのほうはいかがなんでしょうか。
◎金子 産業振興センター担当課長
スモールオフィスにつきましては、現在7部屋中6部屋が稼働しております。あいている1部屋については、10月に募集する予定でございます。
なお、現在入っている事業者さんにつきましては、今年度入居事業者さんが2業者おりますが、1年目としては異例なほど雇用もしております。2年目の業者さんも雇用しております。私どもにいる間は、実績報告書というのを毎年更新ごとに出してもらいますので、そこの事業者さんについては、市税も把握できます。通常、1年目、2年目というのは赤字になるところがほとんどだと聞いておりますが、今期に関しましては、いわゆる法人税の所得割額が出ている事業所さんが2事業者ございました。
以上でございます。
◆鮎川 委員
わかりました。ありがとうございます。あと、私も個人的に興味深いようなテーマのセミナーや講演会なんかもやっていらっしゃっているのを今知って、これは市報か何かでやっていたんだと思いますけれども、非常に興味深いテーマでやっていたんだなということで、これから私も注意深く市報のほうを拝見していきたいなと思います。
とりあえずは以上です。
○福田 委員長
ほかに。田中委員。
◆田中 委員
商店街さんの活性化、元気を出せ商店街なんですが、この時勢、なかなか元気が出てこないんですけれども、近年の商店街をどう捉えていらっしゃいますか。
○福田 委員長
はい、田波産業振興課長。
◎田波 産業振興課長
近年、京王線の立体化を契機にして、とりわけ中心市街地の商店会の方に関しては、以前よりは大変活発に活動していると思っております。今まで単体の商店会での活動が多かったわけでありますけども、仙川商店街に負けないように頑張ろうということもありまして、連携した取り組みに発展しているケースがここ数年来、来ております。
また、これから京王の駅ビルができるということもありますので、そういった観点でも一生懸命頑張っていこうというようなことになっておりますので、まだまだ伸びしろがある商店街だなというふうに思っていますし、意欲ある商店街が少しずつふえてきているというふうに認識しております。
以上です。
◆田中 委員
耳にすることなんですが、近年は組合のほうに入会される方が減少しているなんていう話も聞くんですけども、そういった実態があるのかについてはいかがでしょうか。
◎田波 産業振興課長
商工会、あるいは商店会も新しいお店ができた段階で加盟活動というものを積極的に行っております。商店会もやはり会員数をふやしていくということがまた必要でございますので、そういった点でも今、十分やってきているんではないかなというふうに思っています。
以上です。
◆田中 委員
行政としては、特別にそういった商店街さんに対しての働きかけというようなものというのは現在やられているのか、また、今後そういった働きかけをされていくのかについてはいかがでしょうか。
◎田波 産業振興課長
商工会の加入、あるいは商店会の加入に関して、側面的な支援をさせていただいております。
以上です。
◆田中 委員
結構です。ありがとうございました。
○福田 委員長
ほかに。はい、武藤委員。
◆武藤 委員
市内商店会巡回というのをしていただいて、まず、これは市の職員の方が回っていただいたのか、どういう方がこれをしていただいたのかということを伺いたいと思います。
○福田 委員長
田波課長。
◎田波 産業振興課長
市の産業振興課職員と商工会と専門コンサルタントの3者で回っております。
以上です。
◆武藤 委員
本当に市役所の方も一緒にどういう状況かをつかみに回っていただけたというのは、すごい取り組みだなと思います。この中で、それぞれの商店会の特性と現状を把握し、課題の抽出を行い、支援を実施したということなんですが、それぞれの商店会がそれぞれの課題を持っていると思うんですけれども、例えば具体的にこういう課題があったので、こういう支援をしましたという一例でいいんですけど、何かありましたら伺いたいと思います。
◎田波 産業振興課長
さまざまな商店街の実情を踏まえて、一歩前進の取り組みはできないかというのが基本的な考え方で、巡回をし、御支援を申し上げております。その中でも、例えばイベント事業に関しては、なかなかにマンネリ化してしまう傾向がございますので、少しずつ変えていこうではないかといった取り組みがここ数年、続いております。
以上です。
◆武藤 委員
この問題について違う視点で伺いたいんですが、皆さんで33商店会について回っていただいたということですよね。それで、今は一例というふうに伺ったんですけど、33商店会を回っていただいて、共通した課題とか、共通してなかなか厳しい状況の中で悩んでいることというのはどういうところだったでしょうか。
◎田波 産業振興課長
もっとお客さんをふやしたいというのが共通の課題です。商店会も仙川商店会さんみたいに独自にいろんなことができる商店会もあれば、なかなかにイベントも打てないような状態、商店の街路灯を維持するだけも精いっぱいというところもあります。お店が廃業してしまったようなケースの商店街もありますので、商店街の実情に応じていろんな話を伺いながら、商店会活動として何ができるかというところから一緒に悩みながら取り組んでおります。
以上です。
◆武藤 委員
今取り組んでおりますと言っていただいたので、これは昨年度、そういうふうにして実態把握をしていただいたりする中で、引き続きかかわり続けて、アドバイスとか助言とかを進めていくということでいいでしょうか。
◎田波 産業振興課長
今年度も引き続き巡回して、御支援申し上げていきたいと思っています。現に行っております。
◆武藤 委員
ありがとうございます。私も商店街が好きなんですけど、そこに街路灯があるというだけで1つ安全なんですよね。そこに街路灯があって、お店があって、お店の方がいらっしゃるということは人の目があるので、やっぱりそのまちが安心・安全でいられたりとか、それから、それこそ温もりを感じられたりという、大事ないろんな形での役割があると思いますので、ぜひお願いしたいなというのと、やっぱり商店街のほうを、お客というか消費者のほうから見ると、こういうふうだから、もうちょっとこういうイメージをアップしたら、きっとこの商店街はもう少しまた違ったお客さんが来るだろうなというのは思うんですけど、そういう目を持っていただけるのは、市役所の方だったり、外から見に行っていろんな話をする方だと思いますので、そういった商店街の新しい個性というか、みずからが気がつかないよさを引き出していただきたいと思うんですけど、そういった点についてぜひお願いしたいと思います。
もう1つあるんで済みません。市内中小企業支援事業委託料というのでは、事業継承の悉皆調査をしていただいたんでしたっけ。どうでしたっけ。
◎田波 産業振興課長
これは、事業承継に関してのアンケート調査を実施した内容でございます。
◆武藤 委員
事業承継というと跡継ぎの関係ですよね。いろいろ報告書を出していただいているかと思うんですけども、全体としてどういう状況なのか教えてください。
◎田波 産業振興課長
アンケート調査の結果によりますと、事業承継を予定している、あるいはまだ未定なところ、あるいは廃業を考えているといった割合としては、まず事業承継を予定しているのが今30%ぐらいです。それから、廃業を予定しているといったところは約17%ありました。まだまだ未定ですよといったのが28%ございましたので、やはり事業承継を予定しているところには確実にというんでしょうか、スムーズに事業承継をしていただくという取り組みをしていこうと思っていますし、あるいは廃業を予定している方、これはなかなかに難しいテーマではありますけども、やはり地域の経済を活性化するためには、引き続き何らかの形で事業を継続していただきたいという思いもありますので、まず事業所の個別訪問を中心としながら、今、訪問している最中でございます。あるいは、事業承継に関するセミナーでありますとか、あるいは後継者育成のための後継者塾というものを今年度開始しておりますので、そういった事業承継のアンケート調査を踏まえて幾つかのメニューを用意して、今、御支援をしようとしております。
以上です。
◆武藤 委員
やっぱり跡を継いでもらおうとか、続けていこうとかということのためには、お店がもうからないとその辺が上向きにならないとというか、見通しが持てないと、なかなかそういうふうにはいかなくて、これぐらい、まだ借金が多くならないうちに廃業してしまおうかとか、そういうふうに考えられる方が本当にたくさんいらっしゃるんだなと近所のお店を見ていても感じています。
先ほどの商店街に対してのいろいろ巡回の相談だとかということもあるんですけど、多摩信用金庫さんと一緒に提携しながら、いろいろな相談だとかそういった新しい取り組みも、先ほどの御答弁の内容などもあるようなので、本当に調布市として本腰を入れて取り組んでいただこうとしているんだなというのをすごく感じています。
ですから、その点においては、前のページになっちゃうからこれは要望なんですけど、事業融資だとか、いろいろな事業を複合的にぜひ市として活用していただきながら、1つでも2つでも市内のお店が元気になって、営業が続けられるように支援していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○福田 委員長
ほかに御発言はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
次に、 254、 255ページ。はい。雨宮委員。
◆雨宮 委員
これは花火大会の関係なんですけど、質問というよりも、自分も平成9年度花火大会を担当したという経験がございますし、近年は、警備会社にいながら現場の警備というような発注を受託する業者の立場におりましたので、主に警備という関係からお話をさせていただきたいんですが、明石の事故、あるいは福知山でしたっけ、今年度は直前に大変大きな事故があって、事故を懸念する、心配する、これが一番大きいと思うんですよ。
明石の事故は、雑踏の中での誘導の関係が適切じゃなかったというのは、多分人の問題があると思っているんです。今回の福知山でしたっけ、出店のということになりました場合、調布の場合は鉄橋から上流側の左岸ということで、ある程度出店の関係というのは隔離というのは変なんですけど、一番混んでいる会場よりは若干外れているということがあるので、適切な管理がされていれば、なおかつ出店が背中を川に、多摩川に面してという配列の問題もやっぱり適切だなという気がするわけですよ。ですから、いろんな面で安全が配慮されているというのがあるんですが、1つ、あの手のイベントになりますと、警備の中で雑踏警備という言い方をしているんですね。雑踏というのは雑巾の「雑」、「踏」は踏むという字ですよね。雑踏警備にカテゴリーされて──1階に守衛さんがいるんですけど、あれは施設警備といって、箱がある中で──箱がない、不特定多数が集まるということなんですよ。
平成9年度から隔世の感があるんですけど、15年たってみますと、多分、所轄の本ちゃんの調布署の警備課のほうから、自分が担当していたときもそうだったんですけど、まず仮設のトイレをふやせ、警備員をふやせ、あと土手を超えるスロープをふやせと。これ、多分毎年言われているはずなんですよ。所轄のほうの要望は、せめてそれだけのできることは安全上配慮しなさいよと言うと、全部、平成9年に比べると倍になっていましたよ。トイレの数、スロープの数、警備員の数。
では、それが果たして足りているのかというと、多分、また来年も実行委員会が組織されて、所轄に届け出を出せば相変わらず言われると思うんですけど、殊、警備の面に関しては、1つ参考になるのが味の素スタジアムで、あそこはキャパ5万人で、ある程度施設警備に近い中なんですが、おおむね1万人に対して 100人ぐらい警備員を配置しているんですよ。それは、ボランティアクルーといって、黄色いTシャツを着ているボランティアの皆さんも警備員と仮定したらね。ただ、警備員として登録されている人間を配置しているのはそんなにはいない。ただ、延べにしてみると、大体1万人に 100人ぐらいの、いわば雑踏をさばく体制をとっているんです。
もう1つ、警備のほうのこれはあったほうがいいなと思ったのは、民間の警備会社だけでも 800人いるわけですよ。指揮命令系統が一本になっていないというのはやはりネックなんですね。当然、所轄の警察、消防、消防団の皆さん、ボーイスカウトの方、安協の方、市の職員も入った上で、やっぱり一番大きいところは、人数的には民間の警備員じゃないですか。であるならば、どこの警備会社でもトランシーバーを必ず持っているんです。それも余りちゃちなものじゃなくて、小型無線局に届け出なさいよというぐらい結構高性能。ということは、トルクバンドが結構あるんで、ある程度周波数を変えればいろんな指揮命令というのはできるんですよ。
そうなってくると、せめて民間の警備のほうのパートのJVを組んで複数の会社が入ったとしても、ある程度の統一性をせめて民間の警備会社だけでもとっとおくという方法をとると、多分、来年その所轄に届けに行ったときに、去年と変わっているのはここですと。ある程度、民間警備会社のほうは指揮命令を1本にしましたということで、パートで分けてもいいですし、会社で分けてもいいですし、その辺の配慮をね。
どうしてもスポットで年に1回しかないものというのは、警備の単価が上がるんですけど、役所の実行委員会のほうからする仕事としては、隣の隣のパートを担当する警備会社とも連絡をとれるようにしましょうねという言い方で構いませんから、それにはシーバー1本でその辺の連絡調整がとれるような形を、何とか民間の部分だけでもやっておいたほうが。それは仕様書の問題ですよ。それを1本入れたから単価がはね上がるかといったら、そんなことはないですから。要は、発注の仕方によってそれなりの体制強化、特に警備の関係というのがとれることになりますんで、それは1つ御提案ということで受けとめていただいて、来年の実施に際してはぜひとも参考にしていただきたいということです。
以上です。
○福田 委員長
ほかにございませんでしょうか。はい、武藤委員。
◆武藤 委員
1つは、映画のまち調布推進事業の関係で、キンダー・フィルム・フェスティバルをこの間していただいていて、私も楽しみにして、子どもと何度か伺ったんですけど、ことしなどはたくさんの方に見ていただけるようにということで、グリーンホールのほうで開いていただいたので、去年は外れたというか、チケットを買えなくて見られなかったという人も見てもらえて、よかったのかなというふうに思って、感謝しています。
直接キンダー・フィルム・フェスティバルじゃないんですけど、実はあそこに行ったときに、幾つかの屋台は、ことしは公園に出していただいていたり、去年はあそこの広場だったりしていたんですけど、子どもを連れて食事に行ったり、ちょっとお茶したりというところがわからなかったりするので、もしよろしければ、近隣の商店会の人たちとかと一緒に、あの近隣の子どもと行けるランチマップとか、スイーツマップというんですか、何かちょっとそういう感じのものを受付とかで配っていただけると、多分、市内だけじゃなくて、市外からもいらっしゃる方がたくさんいらっしゃると思いますので、そういう工夫をしていただけると、見る側も楽しいし、できればお金を落としてもらってということでいいんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
○福田 委員長
はい、田波課長。
◎田波 産業振興課長
御提案ありがとうございます。早速、来年度に向けて取り組みを始めてまいりたいと思っております。キンダーだけに限らず、そういった機会を捉えて、市内商店街等々を御案するという取り組みを進めてまいりたいと思っております。
◆武藤 委員
ありがとうございます。ぜひそういう形で、かわいらしい感じのが配っていただけるといいかなと思うんで、お願いします。
もう1つは、事務報告書ですと、観光のところの 262ページのところで、今もやっていているデカ盛りメニューが載っているんですけど、私もデカ盛りメニューに挑戦したいと思いながら、ダイエットの気持ちが交錯して、なかなかデカ盛りメニューをまだ食べに行っていないんですけど、そういった商店の方々も参加していただいて、それで盛り上げていくという取り組みもとても楽しくていいなと思っています。
私、以前、質問のときに麺のまち調布というか、そばもあるし、ラーメンもあるし、いろいろあるので、そういうのもどうですかという提案もしたことがあったんですけど、それを絶対にやってくださいということではなくて、私の知人で館林市の方がいらっしゃって、そこは幾つものデカ盛りだとか、スイーツだとか、激辛だとか、そういうのを市のほうで商工会と相談したりしながら、何本か打っていらっしゃるんです。この間激辛をやっていたと思ったら、今度スイーツという感じで、私の知人はそこの市会議員で、全部食べているらしいんですけど、いろいろ大変だとは思うんですけど、市内の商店の方がなるべくたくさん参加できるような、例えばデカ盛りだと1つのテーマなので、ここはできるけど、うちはちょっとそれに参加はというところもあるかと思うので、いろいろ工夫していただけたらなと思うんですが、その辺は多分、御相談もされていると思うんですけど、どんな感じなのか伺いたいと思います。
◎田波 産業振興課長
いろいろな捉え方をしながら、市内のお店を紹介しながら楽しんでいただくという機会を幾つかまた検討していきたいなと思っていますし、始めてもおります。今、具体的に企画を始めたのは、駅前広場が一時的ではありますけども、工事着手する前に、今、京王の工事の仮囲いが取っ払われる時期がございます。その間をまずは活用して、これは以前から小林委員からも御提案をいただいておりますけども、マルシェという展開もあわせて検討していきたいと思っていまして、さまざまなケースで市内のお店、あるいはにぎわいづくりというものを展開していきたいなというふうに思っております。
◆武藤 委員
マルシェを楽しみにしています。何かフランスのようなというか、よくありますよね。皆さんが近づいて買いたくなるようなオープンな市場だと思いますので、楽しみにしたいと思います。
いろいろスクラッチだとか、商工会の皆さんと協力しながら進めていただいているものもたくさんあると思いますので、そういった取り組みの反省点と、これからの課題というのもぜひ検討しながら、新しい取り組みを続けていただけたらと思います。よろしくお願いします。
○福田 委員長
ほかに。鮎川委員。
◆鮎川 委員
平成24年度は、日本映画批評家大賞授賞式が、これは主催者側からの申し入れで直接市が携わったわけではないとは思うんですけれども、やってみて、調布のグリーンホールで開催されて、結果どうだったのかということと、たしか主催者側は、毎年できれば調布のグリーンホールでやりたいなみたいな意向もあったようだったんですけど、結局どうなったんでしょうか。
○福田 委員長
はい、田波課長。
◎田波 産業振興課長
昨年4月に、日本映画批評家大賞をグリーンホール、大ホールで行いました。批評家大賞授賞式ですね。多くの方は、やっぱり日活、あるいは角川大映スタジオ等々で撮影をしてきた有名な俳優さんたちでありましたので、受賞のコメントも日活、あるいは角川で調布の地におりたということから、昔話にも花を咲かせながら、大変和やかないい授賞式だったのではないかなというふうに思っております。
今後ということで、調布でずっとという話もございましたけども、結果的には違う場所でというような主催者側からの意向がありましたので、まず24年度で調布の会場は終わったというような状況でございます。
以上です。
○福田 委員長
いいですか。はい、小林委員。
◆小林 委員
私は、キンダー・フィルム・フェスティバルの 700万、非常にいい事業だと思いました。それと、レセプションでしたっけ、子どもたちが審査員さん10人ぐらいかな、名刺交換もさせてもらって、議員にも誰も来ていないんだけれども、これは議員のアプローチはどういうふうになっていたのかな。本来だったら、正・副委員長に来ていただいて御紹介していただくとか、議長さんに来てもらうとか、そういう話があっていいのかなと思うんだけど、逆に言えば寂しかった。せっかく子どもたちが一生懸命回って名刺交換している中で、そんな思いがしたのね。それ、ことしどうしちゃったのかなと思っているんだけど。
○福田 委員長
田波課長。
◎田波 産業振興課長
キンダー・フィルム・フェスティバルのレセプションに関しては、全議員に御案内をさせていただいております。
以上です。
◆小林 委員
済みません。意識がなかったというこちら側のあれかなと思いますので、今後、議会側もやはりせっかくのそういう──今まで青山劇場だっけ、あそこでもやっていましたけど、グリーンホール1本になったことでもありますし、やはり市としても本当に盛り上げていこうという思いも伝わってきていますんで、議会側もしっかり取り組んでいきたいなというふうに。これは私の個人的な見解でございます。
以上です。
○福田 委員長
ほかに。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
少し飛びまして、 271ページの中段、都市計画管理事務費です。武藤委員。
◆武藤 委員
生産緑地のことでお伺いしたいと思います。生産緑地の制度はなかなか厳しい制度なんですけど、この制度があるがゆえに、都市の農地を残すことができているということもあるので、現在、1区画 500平米という条件なんですが、それは例えば 300平米とか、要件を少し緩和して、生産緑地指定を受けやすくするというようなことは検討されないのかなというところで伺いたいと思います。
○福田 委員長
大平事務局長。
◎大平 農業委員会事務局長兼農政課長
こちらの面積要件につきましては、法律とかそういうもので決まっておりますので、市で面積要件を下げるというわけにいきません。ですけれども、生産緑地をふやして、農地を将来的に保障させるために、面積要件の緩和などにつきましては、他市とか、あと農業委員会とか、そういうのと協力して国等には要望しております。
◆武藤 委員
わかりました。制度として市で決められないというのはわかりましたので、ぜひ強く要望していただいて、本当に小さい面積で残っている農地もありますので、より都市農業に携わってらっしゃる方々が農業を継続していただける条件を広げていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○福田 委員長
ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
飛びまして、 370、 371ページ、保健体育費です。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
よろしいですか。次に、 372、 373ページ。田中委員。
◆田中 委員
国体推進室、スポーツ祭東京2013、もう間もなく、今月でしたよね。開会は28日でしたか。スタートしていくわけで、所管、国体推進室におかれては、本当に一生懸命やられているな、大変だなと。成功に向けてやっていただきたいと思うんですけれども、幾つかありまして、例えばうちのほうのほかの会派の中の議員からもそういう話が出たかもしれませんが、それにかかわる、例えばイベントだとか、交通規制だとか、何かのやることに対して、地域住民の方への周知徹底が少しおろそかになっている部分があるんではないかというようなことを言っておりましたけれども、徹底をぜひお願いしておきたいなというのが1点でございます。まず、その1点お伺いさせていただきます。
○福田 委員長
はい、源後国体推進室長。
◎源後 国体推進室長
このたび、味の素スタジアム周辺ということで、全6万 5,000戸、世帯のほうに交通規制、それから開閉会式にかかわるもおもてなし広場等々の内容について、東京都の実行委員会からお知らせという形でポスティングをした内容がございます。この間、議会の皆様にも事前にポスティング等でお示しをさせていただいたとおりでございますけれども、その中身についてもう少し丁寧に御説明をしていけばよろしかったかななんていうふうに思ってございます。
それから、続きまして、市報の特集号というのを調布市独自で当然ですけれども、全戸配布という形で9月20日号を準備しているところでございますので、こちらは調布市開催競技という形で特集を出しますので、またごらんいただければと思います。
以上であります。
◆田中 委員
お願いしたいと思います。ブルーインパルスですか、何か飛んでくるような話もあるんでしょうか。
◎源後 国体推進室長
ブルーインパルスについても、開会式の28日でありますけれども、そちらの当日、それからその前日に予行演習という形で飛行するというふうに伺っております。
以上です。
◆田中 委員
地域の人も知らないで突然飛んできちゃうと、戦争が始まったかなとか、時期が時期ですので、勘違いすると思いますんでひとつ。
それからもう一点、今、
鮎川委員のほうから言われましたたいまつ、聖火、トーチ、これも大変重要だなとは思うんですけれども、この扱いといいますか、どういう段取りになっているんでしょうか。ちょっとお伺いしておきたいと思います。
◎源後 国体推進室長
こちら、オリンピック・パラリンピックでいいます聖火に当たるものが、国体では炬火というふうに言ってございます。各開催区市長から炬火、火を採火したトーチを開会式、28日にはそれを集めまして、集火して、それを炬火台のところに点火していくという並びになります。
それで、調布市のほうでは、調布中学校の陸上部の生徒さん1名、それから、調布市卓球連盟から1名という形で2名の方が参加されて、そのトーチを9月28日の総合開会式当日に集火するというふうな予定になってございます。
以上です。
◆田中 委員
わかりました。ありがとうございました。
○福田 委員長
ほかに御発言はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
最後に、 374、 375ページ。はい、雨宮委員。
◆雨宮 委員
済みません、もう本当に細かい確認です。市民プール、水の入れかえというのは、プール開きして、プール納めするまで何回ぐらいやっていますかね。
○福田 委員長
新井スポーツ振興課長補佐。
◎新井 スポーツ振興課長補佐
プールの水そのものの入れかえは、オープン前1回です。ただ、あと、ろ過装置を当然各50メータープール、25メータープール、あと変形プール、それぞれろ過装置を回していますので、24時間ろ過して衛生な状態を保ちながら運営しております。
以上です。
◆雨宮 委員
わかりました。基本的にオーバーフロー分を足し込んで、循環を24時間しているということですね。わかりました。
もう一点は、市民プールのプール開きの日程、プール納めの日程、簡単な話をしちゃいますと、もう暑いからプールはやっているんだろうと思って行ったらやっていなかったと。年々暑い時期の定義というのも変わるもんだと思いますけど、暑くなったらプールに入ってもいいんじゃないのかなという単純な発想なんですけど、例えば前倒しするときに、その辺何か難しい話はありますか。
◎新井 スポーツ振興課長補佐
当然、各体育施設、ほかの施設、プールを含めて年間の開設期間というのは条例規則で明記しておりますので、その範囲内であればということなんですが、それを別途延長、また縮小するとなると、手続が必要になろうかなというふうに思っております。
以上でございます。
◆雨宮 委員
わかりました。条例事項ということですね。
もう一点だけ。このページに、体育施設管理システム機器借り上げ、これはさっき言っていたサーバーと理屈は同じかなと思うんですが、この辺のシステムの機器借り上げ、客観的に高い、安いというのが判断できる、これは要望だけです。答弁要りません。理屈は、さっきのサーバーと同じじゃないかなと推定していますので、そういうことがあれば、ぜひ客観性を担保してくださいということでございます。
以上。
○福田 委員長
ほかに。
鮎川委員。
◆鮎川 委員
総合体育館なんですけれども、ことしも猛暑で、いかがでした?
○福田 委員長
はい、新井課長補佐。
◎新井 スポーツ振興課長補佐
委員おっしゃるとおり、ここ数年来、大変暑い日が特に夏場は続いておりまして、施設利用者の方からも、具体で言うと冷房設備の設置、今後予定はないのかといった御要望というか、お問い合わせは複数いただいております。
ついここ最近の対策といたしましては、大型の送風機を設置しておりまして、当然、利用時間の入れかえのときには、そちらを回しながら、湿った空気、暖まった空気を入れかえるといった方法で対応はさせていただいております。
以上でございます。
◆鮎川 委員
2020年夏のオリンピックが東京に決まったということで、総合体育館はその対象施設じゃないとは思うんですけれども、誘致するぞぐらいの勢いを見せるためにも、冷房の設置なんかできたらいいかななんて思っています。
あともう一点、総合体育館の屋内プールで盗難事故がかなり頻繁に発生してしまっているようなんですけれども、これへの対応というものはどうなっていらっしゃるんでしょうか。
○福田 委員長
はい、秋場スポーツ振興課長。
◎秋場 スポーツ振興課長
ロッカーをバールのようなものでこじあけられてしまって、盗難の事故があるといったようなことで、そこの指定管理者でもある体育協会のほうと今、協議を行いながら、ただ、今15分以上はあかないペースでパトロールは行っている状況なんです。そういった中で今回また起きてしまったということについて、さらに新たな取り組みをしていく必要があると。
前回あったときに、受付の窓口のところで、必ず貴重品は貴重品ロッカーに入れてくださいということは一人一人、今も声かけをしています。半年ぐらい前からずっと行っている中で起きてしまっているというようなこともありますので、さらに注意喚起を行いながら、あと利用者が少ない時間帯にそういった事故が起きているということも1点ありますので、そういったときをどういう形でパトロールを強化していくのかというようなことも含めて、現在検討しているところであります。なるべくそういう時間、どうしても土曜日、日曜日の夕方に利用者が1回少なくなる時間帯があるので、その時間帯に起きているということが多いですので、その時間帯をどういう形でパトロール強化していくのかということを今検討しているところでございます。
以上です。
◆鮎川 委員
監視カメラ等での対応というのは何かお考えがあるんでしょうか。
◎秋場 スポーツ振興課長
事故があるところがロッカー内というようなところもあって、そこの中に監視カメラをつけるということについては、現在、体育協会のほうと検討はしているんですけど、なかなか厳しいだろうという話になっています。
ただ、今入り口のところにある監視カメラが斜めの位置にあるので、なかなか顔を正面から撮ることができないというようなこともありますので、そういったことも含めて、監視カメラの位置をきちんともう一度配置を検討していくというところで協議をしているところでございます。
以上です。
○福田 委員長
よろしいですか。ほかに。井上委員。
◆井上 委員
市民野球場の整備費なんですけども、改めてこの執行率が倍になっている、要は予算現額 200万に対して決算 425万 2,500円ということで、御説明の中でもより安全性をということで協議した結果、そういう工事になったという話なんですけども、そうすると、じゃ、もともとの設計したときの状況というのは、逆にどういう設計をされたのかというのがどうしてもちょっとよくわからないんで、その辺ちょっと細かく教えていただきたいんですけども。
○福田 委員長
はい、秋場課長。
◎秋場 スポーツ振興課長
市民野球場の工事につきましては、市民野球場の隣は当初、八千代銀行のグラウンドだったということもあって、人が居住しているところではなかったというふうに考えます。そういった中で、平成18年から23年ぐらいにかけて一戸建ての住宅が建設されてきたということで、そのころから近隣の住宅に、グラウンドの外にボールが出てきているというような苦情を受けていたと。
当初、こちらのほうで考えて、スポーツ振興課として営繕課と協議をしながら、今、井上委員のおっしゃられた当初の工事の内容は、まず、垂れネットといって、今、キャッチャーのところに網がかかっているんですけれども、あとはファールグラウンドのほうに向かってネットをずっと出していって、横に出たボールはそのネットに全部はじかせていこうというようなことでやりました。あとは、そのキャッチャーの上のところにあるネットがほつれている部分もあったので、そこを修繕していく、この2点について行っていけば、そういったことがなくなっていく、外にボールが出ていくといったことがないといったところで当初計画をしていたところでございます。
しかし、工事をやっていくに当たって、打球の角度によっては、最近はボールもよく飛ぶというようなこともあったんだと思うんですけれども、角度によって近隣の住宅に出ていってしまうおそれがあるといったようなところから、要はバッターボックスをキャッチャー側に3メートルぐらい後ろにずらして、完全にネットの中にバッターボックスを入れてしまう、鳥かごの中でバッターが打つみたいな形に行いました。当然、バッターボックスが下がるわけなので、ピッチャーマウンドも前に来なきゃいけないということもありまして、そういう内野グラウンドの整備であるとか、また、表示盤の変更であるとか、そういうことを行ったことによって、当初の予算のおおむね倍の予算がかかってしまったといったようなことがあります。
委員の御指摘のとおり、最初の工事だけでは、そもそもが全部のことを防ぐことはできなかったんじゃないかというようなことにつきましては、私どもとしましても、営繕課のほうといろんな形で協議を行った中で出したことだったんですけれども、結果的にそれでは防げなかったということについては、当初のそういう工事の見積もりというものについて、きちんと精査していく必要があるというふうに考えております。
以上でございます。
◆井上 委員
やっぱりわからないんですけども、工事が終わってから防げなかったということがわかったという話なんですかね。今の御説明を伺っていると、要は工事をやっていたんだけども、わからないのが、工事の途中でもっと安全にという話になったのか、工事が終わって、実際、グラウンドを使用してみたんだけども、それでもなかなか安全性が確保できなかったという話なのか。後者だったらまだ何となくわかるんですけども、そういうふうな捉え方でいいんですか。
◎秋場 スポーツ振興課長
こういった工事をするときに、前段で設計を行うんですけれども、その設計を行っているときに、場合によってはこの設計であると外に出てしまうことも想定されるという結果が出たので、それを含めて工事の内容を変更したという形でございます。
◆井上 委員
そうすると、最初に見積もりをつくりました、その後でその見積もりのとおりの工事だとだめだ、危険だなという協議というのは、どこで誰がどういうタイミングでわかって、再度設計をし直したということになるんですかね。
◎秋場 スポーツ振興課長
設計を行っている段階で、そういったことも起こり得るといったようなところで、再度、営繕課と当課、スポーツ振興課のほうで協議を行ったというところでございます。
◆井上 委員
わかんないんですけど、じゃ、それはそれとして、実際この整備が終わって、ピッチャーマウンドをずらして、鳥かごみたいなところで野球をやるというような話になったときに、近隣に対する安全性の担保というのは、もちろんしっかりと果たしていかなければいけないんですけども、野球をやる利用者の立場からいくと、新たに金額を倍使ってまでやった工事で、利用者というのはどういう反応を持たれているんですか。
◎秋場 スポーツ振興課長
市民球場を利用されているチームと言ったらいいんでしょうか、そういう方に事前に、近隣に打球が飛んでいってしまう、また家に当たったりしているという現状をお話しさせていただいて、市民球場独自のローカルルールをチームそれぞれでつくっていただいて、野球をしていただきたいというお話をさせていただきました。
そういった中で、そこを利用されているチームの方からは、こういう状況なので、そういったところでも野球ができるということについては非常にありがたいというところで、皆さん、今も利用していただいているという状況でございます。
球場ができ上がる前に使われてる方に、こういう形で今後、工事を行っていきます、こういうグランドになりますというお知らせをさせていただいたといったところでございます。
◆井上 委員
そうすると、執行率が倍になってしまったというところの問題もそうなんですけども、今後、実際、この球場を使って、ローカルルール以外の野球はできないわけじゃないですか。というグラウンドを整備したって話なんですよ。
ちょっと聞き方を変えますけど、それ以外にやりようがなかったのかという話なんですよね。多少金額がかかったとしても、何らかの形で変な話、例えば外野と内野をひっくり返るというんですかね、そうするとまた大規模な話になるのかもしれないんですけども、せめてそういうお金の執行の仕方をするということで臨まれたのであれば、プレーヤーの方がそれなりにプレーできる球場であるべきじゃないかなと私なんかは思うんですけども、これは可能性としてゼロだったということなんですか。だから、今回こういう形で整備をされたという理解をすればいいんですか。
◎秋場 スポーツ振興課長
現在、あそこには14メートル近くのフェンスが設置されているんですけれども、それ以上高いフェンスを設置していくことは、フェンスの下が砂利になっているので厳しいという営繕課の判断もございました。バッターボックスの場所を変えるとか、そういった1つの考え方としてはあると思うんですけれども、後ろに出てしまうファールボール、また横に出てしまうファールボール、これを全部やっていくためには、もっと高いフェンスをつけていく必要がどうしてもあった。でも、そのフェンスを設置していくことが非常に厳しいという判断の中で、垂れネットをつけながら、バッターボックスを後ろに下げる、そういうふうに判断したところでございます。
以上です。
◆井上 委員
一応やめますけども、いずれにしても、一回設計をしました、それじゃだめでした、倍金かけました、だけども近隣にお住まいの方の生活、安全を守るのはもちろんなんですけども、言ってしまうと、その上でプレーヤーの方が普通のルールで野球ができないわけですね。ただ、そういう形での整備というのが、結果としてそうなったということなんですけども、形としてそれというのは何かもう少しやりようがあったんじゃないかなという気持ちがあるんですね。
たまたまそういう形で今回のグラウンドの整備というのがなされたということなんで、これ以上どうのということは申し上げませんけれども、今後、野球グラウンド以外の体育施設についてもいろんな整備というのが行われていくと思います。そういう部分で、できる限りプレーンに近い形で実際プレーができる、普通にプレーができる形での整備というのは当たり前なんですけども、心がけていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○福田 委員長
はい、雨宮委員。
◆雨宮 委員
1点だけ。ちょうどスポーツ祭東京に合わせて、味スタ通りのフットサル場の関東村側というんですか、旧関東村の自由広場にかけて、自走式の 500台のパーキングがもうできているんですよね。実質でき上がってくると思うんですよ。関東村に入って中の駐車場と、これがちょうどできるタイミングですから、関東村の中の車のとめ方のルールというのはある程度決めたほうがいいと思うんですよ。
というのは、関東村に入りますと、味スタ通りを右折して入るような形ですよ。正面ずっと行ったところに大きい駐車場があるわけですよね。あそこを整備するんだったら、せめて合材を敷いてラインを引くぐらいやったほうがいいんじゃないかなと。ただ、それは東京都との関係があるんで、なかなか難しいというのは承知した上ですよ。
駐車場に正面から行かないで、右に曲がっていって、フットサル場にぶつかる通路があるじゃないですか。あそこに並んでる車って結構、まだ今のところ事故は起きていないですけど、要素としては、並んでいる車の間からちっちゃい子が飛び出したとき、向こうから走ってきた車というのは十分可能性が高いんですよね。
だから、例えば 500台キャパがあるんだったら、幾ら何でも関東村の無料、有料という違いはあるわけですけど、あそこに 300台からとまって、 500台とまってといったら、合計で 800台キャパがあるということになって、せめて関東村の駐車場として用意してあるところ以外は車はとめないといったような関東村の中のルールを決めた上で、今までなかった要素として 500台の有料駐車場ができるわけですから、その辺との整合性をとって決めていってもいいんじゃないかと思うんですけど、その辺何かお考えはありませんか。
○福田 委員長
秋場課長。
◎秋場 スポーツ振興課長
現在、国体開催に向かって、あそこの駐車場の舗装を今かけております。これは国体開催に向けて、東京都さんのほうと協議を重ねていく中でやっていただくというような形で、工事に間もなく入ると思います。
ただ、今、委員のおっしゃったとおり、アスファルトは敷くんですけれど、要はきれいにはなるんですけれども、線が引いていないという状況に現在のところなっています。今、私どもは、あそこの基地跡地、府中市さんも使っているということもありますので、向こうの所管課と連携をとって、今後どういうふうに使っていくのか、やっぱり一度きちんとしないといけないんじゃないですかというところで協議を申し入れております。府中市さんのほうからも、一度お会いして話をきちんとしたいといったところまで来ておりますので、今後のことについては、委員のおっしゃるとおり、好き勝手にそういったところでとめられると、事故等々また起こってもいけないということもありますので、きちんと管理できるような形でやっていきたいというふうに考えているところでございます。
以上です。
◆雨宮 委員
ありがとうございました。よくわかりました。あと、ルールを府中市さんとも──正直、入っていって、どこが府中でどこが調布かなんてわかんないんですよ。その辺もありますし、跡地の利用ということで、これは3市の歴史もありますから、その辺は重々協議をいただいて、ルールを決めていくこと。
やっぱり、実際、あそこで何がばかばかしいかといったら、毎週金曜日にラインカーで車の枠を引いているわけですよ。金曜日に引いたら、土曜日の朝、雨降っちゃったら、またやらなきゃいけないわけですよ。毎週やっている。あんなばかばかしい作業は一刻も早くやめたほうがいい。
下に合剤が敷いてあれば、あとはラインの問題で、合剤を敷いてラインを引かないというのもとぼけた話なんですけど、予算の関係もあるんでしょうから、その辺も含めてぜひ御協議をいただきたいと思います。
以上です。
○福田 委員長
ほかに。はい、武藤委員。
◆武藤 委員
1つは、大町スポーツ施設の整備費というのがあるんですが、大町スポーツ施設は、シャワールームとか、そういうのはあるんでしょうか。
○福田 委員長
はい、秋場課長。
◎秋場 スポーツ振興課長
体育館にはシャワールームはあるんですけれども、それ以外のところにはシャワールームはないと。
◆武藤 委員
そうしましたら、あそこはグラウンドもあると思うんですが──グラウンドとかテニスコートもありますよね──を使用した場合も体育館のシャワー施設は使えるんでしょうか。
◎秋場 スポーツ振興課長
使うことは可能でございます。
◆武藤 委員
それは、例えばグラウンドを借りる手続をしますよね。そのときに、特に手続をしなくても、シャワールームに行って使用することはできるということですか。
◎秋場 スポーツ振興課長
体育館の使用がなくて鍵が閉まっている場合は、受付に当然行っていただかなきゃいけないと思うんですけど、それ以外は使っていただいて大丈夫だというふうに思います。
◆武藤 委員
わかりました。よくそちらでシニアのソフトボールをされている団体の方から、シャワールームがないというか、何かそういうのはないのかと聞かれていたんです。それで、そういうことをなかなか知らない方も多いかもしれないので、ぜひ使うことできますよということがわかるような広報といいますか、手続のときにわかるとか、何かに書いてあって、誰もがわかるというふうに工夫していただけるといいなと思うんですけど、どうでしょうか。
◎秋場 スポーツ振興課長
調和SHCのほうと検討いたしまして、利用者の方にわかりやすい表示ということを心がけていきたいと思います。
◆武藤 委員
ありがとうございます。それともう1つは、AEDのことなんですが、本会議でも取り上げていらっしゃったんですが、例えば多摩川の河川敷に少年野球をするグラウンドがありますよね。多摩川の河川敷などは、どこにAEDが設置されているのでしょうか。
○福田 委員長
はい、新井課長補佐。
◎新井 スポーツ振興課長補佐
グラウンド内には設置する場所は設けていませんので、グラウンドを上がって施設の受付用の管理事務所が河川敷通り沿いに、第8分団の隣にございますので、そちらに置いております。
◆武藤 委員
わかりました。あそこ、すごい遠いんですよね。何面もグラウンドがあるので、端のほうでやっているとすごく遠くて、私もこの間、たまたま学校開放の事業でAEDを使用するための研修というのを改めて受ける機会があって、皆さん、例えば、少年野球のいろんなチームがありますよね──の方々もほかのそういう子どもたちのスポーツやっている方々も、どこにAEDがあるのかわからなかったりすることが、そこでわからないねという話をしていて、たまたま河川敷の話も出たんですけど、多分あそこにあるんじゃないかなって私も話をしていたんですが、1つあるんだけども、例えば多摩川の河川敷のところですと、もうちょっと京王閣寄りに公衆トイレが1カ所あるんですが、通り沿いにですね。
ですから、下流のほうから上がった場合は、そちらの今設置していただいているところのAEDがとれるんですけど、もっと上流のほうにも河川敷から道路に出るところがあるんですが、そちらのほうのグラウンドを使っていた場合は物すごく遠いので、この間、本会議でも箇所数の話があったんですけれども、公共施設である公衆トイレがあるんであれば、そこに何らかの形で設置するとか、少し検討というか工夫をしていただくとすごく安心かなと。夏などはすごく暑くて、熱中症にならないように気をつけようとしながら大会をやったりだとか、そういう練習試合をやったりだとか、子どもたちが35度ぐらいの中でやっていて、胸にボールが当たって、例えば心臓がとまるという事故がないわけではないので、そういった工夫をしていただきたいんですけど、いかがでしょうか。
◎秋場 スポーツ振興課長
せんだってもプロのサッカー選手が心臓発作でお亡くなりになったというニュースが去年かな、あったと。鍛えている選手でさえ、突発的にそういった事故、けががあるというようなことを考えると、AEDがなるべく近くにあったほうがいいだろうということは私たちも認識しております。
管理できないところに置いておくということについて、検討しなきゃいけない部分は十分あることを前提に、もう少し近くに何とか、また使えるような工夫をしていきたいというふうに思っています。
現在は、実はスポーツ振興課に貸し出し用のAEDを4台確保しております。今のところ、町内の各イベント等で使ってくださいということで確保はしておりますけれども、せっかくあるそういう機器ですので、なるべく効率的に使っていく──もちろん使わないのが一番いいわけですけども、使っていく、準備していくということは大事かと思っていますので、その辺も含めてまた課内で検討して、十分に活用できるような方法を探っていきたい、そういうふうに考えております。
◆武藤 委員
ありがとうございます。検討していただきたいと思います。それで、その研修のときにAEDマップってないんですかということを聞いていらした方もいらっしゃって、多分ないと思うんですよね。どこにどんなふうにあるか……あるんですか(「防災マップに」と呼ぶ者あり)。防災マップにあるということなので、ありがとうございます。私も勉強したいと思います。
これ最後に要望で、私も体育館の冷房なんですけど、この間、学童クラブと児童館のドッヂビー大会があって、やっている子どもも暑いんですけど、上で見ている観客席なのか、2階のところで見ているだけで暑くて大変なんですが、冷房があるといけない競技もあるということで、例えばバトミントンだとか、風がちょっとでも吹くといけない競技もあるということで、いろいろ御説明を受けたことはあるんですけれども、一律にそういう競技ばかりをやるわけではないので、夏場、誰か倒れて死んじゃったなんていうことになったら元も子もないので、ぜひ検討していただきたいと思います。これは要望です。
○福田 委員長
ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
それでは、これで生活文化スポーツ部の質疑、意見を打ち切ります。
ここでお諮りいたします。
本日の会議はこれまでとし、あす、教育部の説明から審査を行いたいと思います。これに御異議ありませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田 委員長
御異議なしと認め、さよう決定いたします。
それでは、本日の審査はこれまでとし、あす午前10時に委員会を再開いたします。なお、改めて通知はいたしませんので、御了承願います。
これにて委員会を散会いたします。お疲れさまでした。
午後4時40分 散会...