• "文化振興事業費"(1/1)
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  1. 調布市議会 2013-03-13
    平成25年 3月13日文教委員会−03月13日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成25年 3月13日文教委員会−03月13日-01号平成25年 3月13日文教委員会 平成25年3月13日 文教委員会 〇開議時刻 午前9時59分 〇散会時刻 午後4時42分 〇場所 第1委員会室 〇出席委員(7人)  内藤美貴子  委員長  小林充夫  副委員長  大須賀浩裕  委員  川畑英樹  委員  高橋祐司  委員  ドゥマンジュ恭子  委員  平野 充  委員 〇欠席委員(0人) 〇出席説明員(18人)  花角美智子  生活文化スポーツ部長  八田主税  産業振興担当部長  塚越博道  教育部長  朴木一史  指導室長
      ほか関係管理職職員 〇事務局  佐野竜也  議事係主査 〇案件  議案第29号 調布市文化会館たづくり条例の一部を改正する条例…………………… 1  議案第28号 調布市総合体育館条例の一部を改正する条例…………………………… 7  議案第21号 調布市教育委員会委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を        改正する条例………………………………………………………………… 29  議案第26号 調布市立学校学校医,学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償        に関する条例の一部を改正する条例……………………………………… 32  議案第38号 平成25年度調布市一般会計予算        ─文教委員会所管部門─…………………………………………………… 33    午前9時59分 開議 ○内藤 委員長   皆様おはようございます。ただいまから文教委員会を開会いたします。  本日、説明のための職員の出席を求めておりますので、御了承をお願いいたします。  また本日、議会事務局による写真撮影を許可しておりますので、あわせて御了承をお願いいたします。  本日、審査していただきます案件は、お手元に配付してあります付託案件一覧表のとおり、議案5件であります。審査は付託案件一覧表の順序のとおり行ってまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより審査に入ってまいります。  初めに、議案第29号「調布市文化会館たづくり条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件につきまして、理事者の説明を求めます。はい、仁藤文化振興課長。 ◎仁藤 文化振興課長   私からは、議案第29号「調布市文化会館たづくり条例の一部を改正する条例」案について御説明いたします。  今回の改正は、既にたづくり西館に設置されている総合防災安全課の事務スペースに加え、緊急時の水の確保を目的として文化会館たづくりの既存井戸の地下水を利用できるようろ過システムを設置し、今後、防災対策を促進することとなったことから、この事業の明文化のため、当該条例第1条と2条に防災センターを位置づけ、第4条にその内容を加える改正を行うものです。  この調布市文化会館たづくり条例は、東館で行われる文化・コミュニティ事業だけでなく、西館で実施する事業、保健・電算事業もあわせ当該施設で行う事業全てについて規定しておりますことから、施設管理所管として文化振興課で改正手続を行うものであります。  以上であります。 ○内藤 委員長   以上で説明は終わりました。これより質疑、意見を許します。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   おはようございます。よろしくお願いします。  このたづくりの条例で防災センターが中に位置づけられて、それで今の御説明では地下水をろ過して、お水を供給できるようなシステムも備えられるということで、ここは確かに防災センターとして今も総合防災安全課が入ってて、緊急時には対策本部があそこに設置されて、防災の拠点になっていくということは大変大事なところだと思います。また、あそこは帰宅困難者が出た場合、グリーンホールもしくはこのたづくりでも受け入れるということですけれども、そういうことに関係してちょっと3点ほど御質問させていただきます。  まず、ろ過システムの専用井戸ですけれども、これは担当課ではないのでわかる範囲で結構ですので、少しちょっと詳しく御説明していただきたいということと、あとこの防災センターというのが今まで機能はありながら、今まで規定されてはこなかったですよね。どうしてこの時期に、この規定をすることになったのか。また、入れ込むことで何かが変わってくるのか。たづくり全体の運営としてですね。というところをお伺いしたいというのと、もう1つ、帰宅困難者を受け入れたときに、ここは管理は業務委託していますよね。そうしたときに、委託先の文化・コミュニティ財団との何か協定とかというのは市としてされているんでしょうか。まず、ここについてお尋ねしたいと思います。 ○内藤 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   まず、1点目のろ過システムに活用する井戸についての詳細なんですけれども、現在も井戸のくみ上げはしております。それはトイレのお水として、ろ過しない飲めないお水として利用しておりまして、これは雨水が少ない時期にくみ上げをして活用しております。  2点目の、これまで防災安全課が設置されておりながら条例に規定されなかった点につきましては、管理者としては単なる事務スペースを提供しているという位置づけでありましたから、このたび基本計画でも防災に関するまちづくりを施策としてさらに進めていこうということで、ろ過システムですとか、あとこれまでに入っている保健センター、それから地域放送を担っているエフエムなどが入っておりますので、改めてここで条例に明文化をしていこうということであります。市の意思を示しているということであります。  それから3点目の帰宅困難者の受け入れについての財団との協定なんですけれども、今後、協定を結んでいくということになります。協定事項の中に明文化をしていくということで進んでおります。 ◆ドゥマンジュ 委員   ありがとうございます。井戸なんですが、平常時にも今までもあそこは注水を利用して雨水とともに使っているということなんですが、災害が起きた場合に、ここの井戸がどのように活用される可能性があるのかというところも少し、もしおわかりでしたら教えていただきたいんですが。 ◎仁藤 文化振興課長   防災安全課から聞いておりますのは、ろ過システムとして平常時は30トンの水を大体くみ上げると。これは都条例で30トンが限度であります。たづくりで使用している日常的な水量と大体同じ量であります。  それからどういうふうに活用していくかというので、非常時については別に受水槽がつきますので、外づけの蛇口があって、そこから市民の方にどういう給水のシステムをとるかというのは、今後、防災安全課が考えていくことだと思うんですけども、たづくりを経由しなくても外から水をお配りできるということになります。 ◆ドゥマンジュ 委員   給水所というのが、やはり市内に余りありませんから、市内の中心部のたづくりにそういうところができるというのは大変期待が持てるところですし、また、たづくりの中でこういう市としてしっかりとした防災センターを入れるということで、その姿勢が示されたと思います。今後に、その防災体制ですね。連携をとって進められることを期待したいと思います。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。はい、平野委員。 ◆平野 委員   防災センターというからには常識的なこととして休日とか、そういったときも常にどなたかが常駐するというのが防災センターの常識だと思うんですけども、その場合はたづくり側として人を出すのか、防災安全課のほうから人を出すのか。どういうふうなことになりますでしょうか。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   休日の対応は常時技術者が夜中も常駐しておりますので、電気の部分ですとか、管をあけるというところは大丈夫になっております。それから自動電源を入れるという処理のようなものは職員、委託業者が常駐しておりますのでできます。あとの手配については、防災マニュアルに沿って対策本部ですとか、初動の体制を組んで行っていくこととしております。 ◆平野 委員   わかりました。ありがとうございます。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   所管が2つにまたがっていますので、どこまでお聞きしたらいいのかというのがちょっとはばかるところですけど、防災センターの位置づけとしてあそこをどういうふうに、広報活動等を含め後方支援として、市としてたづくりを、ここにあるよということが、なぜあそこなのかというのがいまいちぴんとこないんですね。というのは、防災センターというのはもう少しわかりやすいところに、ここにあるよというようなところにあったほうが防災としてはいいんではないかと。これは私の個人的な意見なんですけども、どこの範囲までお答えできるかというのはありますけれども、そういうところでお答えしていただければなと思います。あそこにある意味というか、お願いしたいんですけど、わかりますか。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   今防災安全のほうで活用の仕方を聞いているところでは、現在も防災安全課の事務スペースの隣に広い会議室があります。そこは災害のときに本部になるところなんですけれども、そちらで今もAEDの研修をしたりですとか、そういう活用で会議をしたりというふうに防災関連の集まりで活用しておりますので、そちらを今後、市民の方も含めた講習会などで活用していくことと、そちらにはポスター提示をしたりして、イメージとしては、交通安全のポスターを見ながら順番に順路をたどっていくと防災の知識が身につくというか、こういうときには、こうしましょうというようなものを掲示したりというふうな活用をする。それから地域防災で御相談に見える地域の方が今もいらしているので、そうした方たちへの対応もしたいというふうに聞いております。 ◆川畑 委員   この文教委員会では、条例の一部改正ということで移管手続のようなことでありますけども、ぜひともここにある位置づけ、意味合いというのをしっかりと広報していただけるように、今後は総務委員会の防災のほうに移管されますけども、お願いをしていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○内藤 委員長   よろしいですか。 ◆川畑 委員   はい。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。はい、大須賀委員。 ◆大須賀 委員   今回の条例改正で、たづくりの防災センター機能が高まることは評価したいと思います。  たづくりの管理を所管するという意味で文振にちょっとお聞きしたいんですけども、先ほどのやりとりの中で、一般の人も非常時には井戸水をろ過した水を外から飲めますよということだったんだけど、具体的にどこに設置されて、どういう形で飲めるのか。非常時にだけ飲めるのか、あるいは通常時から飲めるのかというのが1点目です。  2点目は、これも先ほどのやりとりの中で、帰宅困難者については今後、財団と協定するという話になりましたよね。帰宅困難者についてはこの間、2年前の3.11のときに非常に調布市でも大きな課題になりました。ちょっと驚いたのは、まだ協定がなかったということですよね、そうすると。たづくりに帰宅困難者が生じたときどうするか。この2年間、非常に研究を重ねたらしいんだけども、はっきり言ってさっさと協定しないといつ起きるかわかんないわけですよね。ということは、具体的にいつ協定しようという予定なのか。あしたなのか、来年なのか。2年間、ここにかかってきた理由は何なのか。その辺をお伺いしたいと思います。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   まず1点目の市民の方が日常飲めるかということなんですけれども、これは非常時に飲むというふうに聞いておりまして、設置場所につきましては今ちょうど西館が窓のところに見えておりますけれども、そちらの旧線路敷がありましたところの植え込みがありますが、そちらのほうに設置をされるということになります。  それから日常は飲めませんので非常時にはそちらに、よく災害時の給水の場面が報道されますけれども、ああいうふうな形でパイプをつけて蛇口を設置するようなイメージというふうに聞いております。  それから2点目の財団との協定はもう既に実態というか、業務の協定としては使途に準じたものを行っていくという。管理団体としては当然の責務でありますので、それは当然のことですけれども、協定書に明文化をするという意味では25年度、考えております。 ◆大須賀 委員   財団との協定は、実態はもう既にあるよと。ただ、協定は新年度でという話で、何でもっとさっさと協定しないのということなんです。帰宅困難者が入ることによってどういう事態になるかわかんないから、やっぱり法的な責任も生まれるわけですよ。そういうのを考えたら、一日も早くきちんと文書化しないと市も困るし、財団も困るし、お互いに困るんじゃないの。という意味で来年度って、それはそれで落ちついているかもしれないけども、いつやってくるかわかんない地震ですから一日も早くやるべきだと思うので、これは部長にお答えいただきたいと思います。 ○内藤 委員長   花角部長。 ◎花角 生活文化スポーツ部長   協定に明文化するというところでは、早急に検討させていただきたいと思います。  以上です。 ◆大須賀 委員   役所は役所のね、何となくルーティンがありますよね。ただ、民間の感覚からすると遅いんですよ。遅い。いつ地震があるかわかんないんだから、協定も恐らくもう明文化の案はとっくにできてるはずなんですよね。あとは、だから調印するか、調印しないかという話だと思うので、そういうことは一日も早くやるという姿勢を見せていただきたいし、協定しましたという時点ですぐ報告もいただきたいと思います。あるいは、いつしますよということが決まったらね。今の段階では25年度中ですから、25年4月なのか、26年3月なのか、12カ月ありますからわかりませんよね。私は一日も早く協定してくださいとお願いしたいと思います。  それから井戸水をろ過して飲むことについてですけども、具体的に設置されるのがいつなのか教えていただきたいということと、飲めるようになるのが、可能なのが、あとできれば委員会でも、有志でも結構ですけども、実際にどういう形でろ過になるのか、どこまで見れるかわかりませんけど、少なくとも井戸水がこういう形で蛇口から出ますよと、幾つ口がありますよということぐらいは委員会でも把握したいと思いますので、今後、できた暁には視察等を検討していきたいと思います。あとは、いつ供用開始になるのか教えてください。 ◎仁藤 文化振興課長   現在、聞いているところでは、来年度、工事を進めていくというところまでを聞いておりますので、供用開始の時期についてはこちらで発言できない内容であります。
    ◆大須賀 委員   その辺が、やっぱり行政の体質を変えてもらいたいと思うんですね。来年度、来年度、さっきもそうですよね。来年度中に協定します。今回、来年度中に設置されます。来年度、いつなのかというのが当然決まっているはずなんですよね。そのやりとりがされてない。まさしく縦割りの1つの象徴かなと私は思っているんです。たづくりを管理する立場ですよね。管理する立場が、所管が違うんだから、そっちがいつ設置するか知らないよという姿勢は私はとってもよくないと思います。そういう意味ではいつ設置されるのか、わかり次第、委員会にも報告ください。  以上です。 ○内藤 委員長   よろしいですか。 ◆大須賀 委員   はい。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第29号「調布市文化会館たづくり条例の一部を改正する条例」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   御異議なしと認め、議案第29号は原案了承と決定いたしました。  次に、議案第28号「調布市総合体育館条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件につきまして、理事者の説明を求めます。はい、秋場スポーツ振興課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   議案第28号「調布市総合体育館条例の一部を改正する条例」案について御説明いたします。  説明につきましては、初めにこれまでの経過等を含む概要を御説明させていただき、その後に改正目的及び改正内容につきまして御説明させていただきます。  初めに、これまでの経過等を含む概要につきまして少し細かに御説明させていただきます。調布市総合体育館は昭和60年(1985年)に開設して以来、調布市のスポーツ活動の拠点施設としてアスリートの育成を含むスポーツ振興、健康の増進、レクリエーションなど、年間19万人もの市民の皆さんに御利用いただき、総合体育館利用者が来館する方法として、徒歩、自転車、バイク等の二輪車、バス交通の利用者のほか自動車での来館となっています。  これまでの間、体育館敷地内の10台分の駐車場のほか、敷地外駐車場として市が保有する用地と隣接する民有地を賃借し、一体的な駐車場として一般利用者用駐車場として活用してまいりましたが、平成24年度の東京都の公園用地買収事業におきまして駐車場として賃借してきた民有地が東京都に売り払われたことで、一体的な駐車場としてきた隣接する市有地のアプローチ、入り口部分の確保が困難となったことから代替駐車場が必要となったものです。このため、総合体育館の敷地内及び敷地外の駐車場を確保するため、関連する東京都の西部公園緑地事務所及び管理を受託している東京都公園協会との協議、調整を重ねてまいりました。  まず、東京都から使用許可を得て活用しております総合体育館の敷地内駐車場について、現行障害をお持ちの方及び緊急車両等の駐車スペースとして10台分を確保していますが、代替駐車場の確保に向けた協議、調整を重ねる中で、障害をお持ちの方に加え、御高齢の方がより御利用しやすい駐車場とするよう敷地内の駐車スペースに新たに15台分の駐車スペースを整備し、合計25台分の駐車スペースとして確保する協議が整いました。  なお、当該敷地内駐車場を総合体育館第1駐車場とし、障害をお持ちの方及び御高齢の方については、証明を御提示いただくことにより無料で御利用いただける駐車スペースといたします。  一方、一般利用者用の駐車場として、現行の敷地外駐車場で確保していた73台分の駐車スペースの代替駐車場を確保するため、関連する東京都の西部公園緑地事務所及び管理を受託している東京都公園協会との協議、調整を重ねてまいりました。  これまでの敷地外駐車場の利用状況を踏まえ、このたび東京都が整備いたします神代植物公園の駐車場に所要の50台分の駐車スペースを確保することで協議が整いました。当該敷地外駐車場の50台分の駐車スペースは、当初総合体育館の開園時間1日12時間駐車した場合、神代植物公園の料金に合わせると年間 4,100万円余と提示された賃借料について低減に向けた協議、調整を図った結果、 712万 5,000円の賃借料と植物公園の繁忙期に対応する警備員の人件費等を合わせ 789万円余となったものです。  今回の敷地外駐車場の確保に合わせ、総合体育館へのバス交通の利用者が往復で 400円、または 420円の自己負担があることなど、負担の公平性の観点から受益に応じた負担をお願いしていきたいと考えております。  当該敷地外駐車場を総合体育館第2駐車場とし、一般的な体育館やプール等の平均利用時間がおおむね3時間であることを踏まえ、前後1時間を考慮した5時間以下の使用を 300円とし、以降1時間につき 100円の使用料として設定したいと検討してまいりました。  参考までに近隣団体のスポーツ施設駐車場を調査したところ、武蔵野市は30分につき 100円、三鷹市は1日当たり 500円の有料化がなされており、5時間利用の使用料で見ると武蔵野市は 1,000円、三鷹市は 500円、都立神代植物公園は 1,100円となります。今までマイカーを使用されていた皆様には、健康増進の観点からも徒歩、自転車での来館をあわせて呼びかけていきたいと思います。  なお、総合体育館の駐車場利用者は年間5万人を超える状況にありますが、今回の敷地内駐車場の駐車スペースを25台に拡大することによって、これまでの障害をお持ちの方に限定していた利用から65歳以上の御高齢の方にも敷地内駐車場を御利用いただける環境を整え、市民の利便性向上につなげます。  以上がこれまでの経過等を含む概要となります。  それでは、改正目的及び改正内容につきまして御説明させていただきます。  総合体育館来館者のための駐車場確保が必要であることから、敷地内駐車場の拡大と東京都が整備する敷地外駐車場を新たに総合体育館駐車場とするため、第1条で敷地内駐車場を「総合体育館第1駐車場」、敷地外駐車場を「総合体育館第2駐車場」と明記し、第5条関係で総合体育館第1駐車場を利用できる方、総合体育館第2駐車場の利用について定めています。  第1駐車場につきましては、障害をお持ちの方専用スペースと市内在住の65歳以上の方、管理車両を含め25台の駐車スペースを確保し、第2駐車場につきましては、総合体育館利用者として50台分の駐車スペースを確保してまいります。  現在、敷地内駐車場については一般の利用者が使用していないことから、市民の方が利用する駐車の総数としては現在の駐車台数と同程度を確保しております。  また、新たに東京都が整備する第2駐車場については、総合体育館に来館する手段は車以外にも徒歩、自転車、バス等さまざまである中で、駐車場を利用する人は負担の公平性の観点から受益に応じた負担を求めるため、5時間まで 300円と有料にすることとし、第8条関係で駐車場使用料を規定いたしました。  以上、大きく3点を改定していくことから、調布市総合体育館条例の改正を行うものです。  施行期日につきましては、総合体育館第2駐車場について東京都の整備がおくれていることから、規則で定める日とします。なるべく早く整備が完了するよう、東京都と協議をしております。  また、総合体育館を利用される方に駐車スペースが切れ目なく利用できるよう、代替駐車場を含め調整してまいります。  市民の皆様への周知につきましては、総合体育館でチラシを配布することはもとより、市報やホームページ等を活用し、きめ細やかな情報提供に努めてまいります。  説明は以上でございます。 ○内藤 委員長   以上で説明は終わりました。これより質疑、意見を許します。川畑委員。 ◆川畑 委員   何点かお伺いさせていただきたいと思います。  まず、現状からお聞きしたいと思うんですけども、現在、10台で、第2駐車場としても合わせて73台ですか。どれぐらいの利用率で稼働されているのかという点が1点。  それと、それが終わって受益者負担ということで 300円を規定してやっていくわけですけども、それから先、1年間なり半年間なりの利用者率の統計をとっていく予定はあるのかというところが2点目。  何点かありますけども、とりあえずその2点、まずお答えしていただきたいと思います。 ○内藤 委員長   はい、秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   利用率につきましては、平成23年度の総合体育館の稼働日が 333日、また駐車台数が5万 3,020台という形になっております。これから計算をしますと、1日当たり 137台程度が駐車場にとまっていると。ただ、この場合、ずっととまっているというよりも出たり入ったりというか。そういう形になりますので、延べで 137台程度が駐車しているというふうに確認しております。  今後、駐車場につきましては敷地内と敷地外の駐車場、新たに敷地内にも駐車できるスペースを確保してまいりますので、その点のところは統計をとっていきたい。また、利用の状況については確認していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆川畑 委員   ありがとうございます。1日 137台ということで、結構利用率があるなというふうに思われます。なぜ利用率を聞いたかといいますと、今後も 300円という設定でやられていて、その上がりといいますか。どれぐらいの利用率、収入率を見込まれているんだろうかなという点があります。なぜこの点をお聞きするかといいますと、約2億 7,952万という売り払い料金が東京都からもらわれますよね。その金額は、単に市財に入っていくだけなのかという点。それは逆に言ったら、市民の還元として使われていくのかどうかという点をお聞きしたいと思います。 ◎秋場 スポーツ振興課長   使用料につきましては、年間、25年度で 789万 5,000円程度を見込んでおります。これにつきましては先ほどの稼働日から算定したわけなのですけれども、先ほどの説明の中でもお話をさせていただいたとおり徒歩である、自転車である。そういったことを健康増進のためにどんどん利用していただきたい。マイカーでの車というのはできる限り減らしていきたいという思いもありまして、この算定の中には1日 137台から 105台程度、約25%ぐらいを減らしていきたい。そのように計算をしながら 789万 5,000円という使用料を見込んでいるところでございます。 ○内藤 委員長   花角部長。 ◎花角 生活文化スポーツ部長   もう1点の売り払い収入を市民にどう還元していくのかというところですけれども、厳しい市の財政状況の中で、全ての金額をスポーツ振興施策にというわけにはいかない状況にございます。ただ、施設整備ですとか事業の充実というところをできるだけ図って、市民の方に少しでも還元していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆川畑 委員   ありがとうございます。確かに部長がおっしゃられたように全てを、市財である以上はこちらにいただけるのではないというのはわかっております。  ただ、この金額をいただきながら、今までただであった利用者の方々にお金をいただく。受益者負担の部分では、この金額は妥当であるなと私自身は思いますが、そこでお伺いしたのが年間の上がりが幾らだろうかという点であります。この金額は主に何に使われていくのか。要は今施設整備、それからこの敷地内第1駐車場、第2駐車場が整備されたときに、これにかかってくる経費というのは何なんだろうか。そこから差っ引かれた金額と上がり。要するに利益といいますかね。そういう部分は何に還元されていくんだろうかという点を、もう少し細かく教えていただきたいと思います。 ◎秋場 スポーツ振興課長   このたび東京都が整備する駐車場の50台分のスペース確保につきまして、1年間の賃借料を 712万 5,000円と考えております。また植物公園の繁忙期にどうしても車の往来が多くなるために、この2カ月間については警備員を立たせてもらいたいという話がありました。この警備員に係る金額を67万円程度と見ております。また、それに係る事務費として10万円程度を見込んでいる。算出のほうは、そういったところで考えているところでございます。  以上です。 ◆川畑 委員   繁忙期の2カ月だけ警備員を雇われて67万円、それに事務費が10万円ということですが、それ以外は警備員は雇わずに、そこには身障者の方、あるいは市内在住65歳以上の方には優遇措置をとられるという手続、システムをつくられていくということですが、そのときだけ警備員が配備されて充当していくんでしょうか。 ◎秋場 スポーツ振興課長   1つは、今御説明させていただいた2カ月の警備員につきましては、新たに東京都が整備する駐車場に対応していただく警備員は繁忙期の2カ月というふうに考えております。今も調布市総合体育館の道路を挟んだ前の駐車場の入り口に警備員の方がいらっしゃいます。この警備員の方につきましては引き続き総合体育館の敷地内の、今度入り口の横にそういうスペースを設けて、そこのところで警備をしていただきたいというふうに考えております。 ◆川畑 委員   はい、わかりました。現在いらっしゃる警備員の方は、常にこれからも同じように警備していただくということの認識はわかりました。  それでは、皆さんほかに質問される方がいらっしゃるので、とりあえずここで終了させていただき、また後ほどいきたいと思います。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。高橋委員。 ◆高橋 委員   ちょっと私も何点か確認させていただきたいんですけども、台数のことはわかりまして、今新たに今度、植物公園のほうの駐車場を利用される方というところなんですけども、少なくとも今まで利用されていた方々。すぐ道路を挟んだ前にあったところを利用されていた方々からすると、非常に不便さというのは多分お感じになるんだろうなというふうに思うんですけども、新たな第2駐車場のほうでの案内表示だとか、そこから体育館までの、あそこは結構距離があるんで、皆さんが戸惑わないような案内看板とかを、どういうような表示をされていく予定でいらっしゃるのか、お聞かせください。  あと今、敷地内の駐車スペースに自転車とバイクのスペースがあったと思うんですけども、あれについては今後どうなっていくのかについてもちょっとあわせて、まずはそこだけお聞かせください。 ○内藤 委員長   秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   案内表示につきましては、今現在、どことどこというふうにピンポイントで決めているわけではないですけれども、利用される方が戸惑うことのないように、わかりやすい位置に検討しながら設置していきたいというふうに考えております。  また敷地内駐車場につきましては、現在、駐輪場はあるんですけれども、新たに駐輪場、自転車の台数を多くして屋根をつけていこうと。また、オートバイ置き場につきましても新たに整備を行いまして、こちらについても屋根の設置を現在のところは考えております。  以上でございます。 ◆高橋 委員   ありがとうございます。じゃあ今、そこの点についてだけなんですけども、案内表示をぜひ体育館に、今までの道路から入っていっちゃう方ってきっといらっしゃると思うんで、そこじゃなくてこちらだよという案内。いわゆる車で見た方がわかるような案内と、駐車場から体育館までの案内という視点での設置をぜひお願いしたいなというふうに思います。  それと、今おっしゃったバイクと自転車の台数を現行よりもふやして屋根をという部分で、それはすごくありがたいと思うんですけども、どのぐらい台数としては見込んでいらっしゃるんでしょうか。 ◎秋場 スポーツ振興課長   駐輪場につきましては、これから 121台程度の自転車がとめられるように検討していきたいというふうに思っております。またバイク置き場につきましては、13台程度とめられるスペースを確保していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆高橋 委員 
     わかりました。それはとてもありがたいなと。どうしても、やはり先ほどもおっしゃっていたように、車からそういった自転車等に変えていただくという方法もあると思いますんで、それはとても市民にとってはプラスになるのかなという感じはいたします。とりあえず今のところここまでで。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありますか。はい、平野委員。 ◆平野 委員   私も先ほど高橋委員が質問された看板の案内ですね。このことをお伺いしたかったんですけども、先ほどのお話では設置位置とか、その辺はこれから検討してくださるということなんですが、新しい駐車場、オープンまでに間に合う形で、そういった案内表示ができるのかどうか。予定の見通しですね。この辺はどうなっていますでしょうか。 ○内藤 委員長   秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   先ほど御説明させていただいたとおり、今ちょっと東京都のほうの整備が若干おくれぎみという話が来ております。その辺の整備の状況ときちんと調整を図りながら、オープンまでにはきちんとした形で案内ができるような、そういう準備をしていきたいというふうに考えております。 ◆平野 委員   ありがとうございました。 ○内藤 委員長   ほかに御発言はありませんか。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   では、1点だけ確認させていただきたいんですが、今回は、今まで敷地内は障害をお持ちの方だけということだけだったのを、65歳の方にもというふうに広げられるということで配慮がされていると思うんですが、この障害をお持ちだったり、65歳の方だけこちらに入れますよというような確認はどのようにされるんでしょうか。 ○内藤 委員長   秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   障害をお持ちの方につきましては愛の手帳等々、確認をさせていただきたいというふうに思います。市内居住の65歳以上の方につきましては、総合体育館のほうでパスカードを発効しております。このパスカードを確認させていただきたい。  ただ、パスカードをつくられていなくて65歳以上の方も当然いらっしゃると思いますので、そういう方については免許証等々、何か確認できるものを提示していただくというふうに考えております。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。そのような配慮がされる一方、やはり有料になるのと、ちょっと遠くなって今までよりは歩く距離がふえるというところで、今まで使っていらっしゃる方の理解を十分得ていくことが必要だと思いますので、ぜひそういうところには周知を図ることと、御理解をいただくというところはしっかりと誠意を持ってやっていただきたいと思います。  以上です。 ○内藤 委員長   はい、大須賀委員。 ◆大須賀 委員   まず、台数についてお伺いしたいんですが、敷地内に今まで10台だったものが今度25台になりますよね。この25台は障害者、高齢者、それから管理を含めた関係者。その方々が使うんでしょうけども、25台の内訳は決まっているんですか。 ○内藤 委員長   はい、秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   現在のところ、障害をお持ちの方専用の駐車場としては2台を確保していきたいというふうに考えております。そのほか障害者の方も含めた65歳以上の方用に18台、合わせて20台になりますけれども確保していきたい。  あと、ああいう大きな施設ですので剪定をしたり、自動販売機の中にジュースを入れたり、また電気の点検であるとか、さまざまな維持管理のための車両が総合体育館に来ますので、こういう管理車両用として5台程度を確保していきたい。そのように考えております。  ただし、そういう業者さんの車につきましては、必ず駐車場にとめておかなければいけないというようなことではないかなという部分もあります。特に剪定作業なんかで来られる車が駐車場にとめててもあれなので、そういった場合に、運用につきましては柔軟に対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆大須賀 委員   その柔軟にというところがいまいちわからないんですけども、障害者用は多分車いすマークがつくからわかりますよね。一目瞭然。そうすると高齢者用の18台と業者用、管理用の5台がどういうふうに表示されるかですよね。例えばもう管理用だからほかの人が使っちゃだめよという表示だったら、あいてても使わないよね。その柔軟なという中身を確認したいんですけど、何も表示がないけども、例えばきょう管理用が5台来るよということだったら5台確保する。あるいは、きょう2台来るよということだったら2台確保する。それ以外は、どうぞ高齢者の方というやり方なのか。それとも違うのか。その辺はどうなんでしょう。 ◎秋場 スポーツ振興課長   駐車場の表示につきましては、身体障害者、障害をお持ちの方用は幅が 3.5メートルというふうに、ほかの駐車場よりも広くとっていこうというふうに思っていますので、ここについてはきちんと表示をしていきたいというふうに思っております。それ以外のところにつきましては、今、委員のほうからお話があったとおりちょっとパイロンを置くとか、馬で置くとか、そういった形の中での対応を考えているところでございます。  以上です。 ◆大須賀 委員   今の答弁のように、利用者にとって使いやすいように運用してもらいたいと思います。  それから一般の第2駐車場の50台ですけど、今まで73台が今度50台になりますよね。単純な話、足りないんじゃないかと思うんですね。足りないときがある。先ほど1年間の延べの利用台数と1日の平均利用台数を聞きましたけど、マックスの利用台数は調べてないですか。例えばピーク時に何台入れなかったよとか、あるいはどのくらい満車だった日にちが、時間帯があるよとか、そういうことを普通は調べて、そしてマックスが何台なのかなと。東京都と交渉して 100台欲しかったけど結果的に50台だったとか、そういう話だったらわかるんですけども、今聞いている限りは最初から50台という数字が出ているようなので、その辺がどういう流れで決まったのか。あとは50台で対応は大丈夫なのかということを聞きたいのが1点目です。  それから2点目は、第2駐車場においては神代植物公園の駐車場の中に区切って、専用の体育館のための駐車場をつくると想定されるんですね。そうすると全然知らない利用者にとってみれば、どっちがどっちの駐車場なのか迷うのが1点と。あと特に正月、あるいはだるま市、非常に駐車場が満杯になりやすいときに、体育館の利用者じゃないのに、いやいや、おれは体育館を利用するんだよと言って、変な話、ごまかして駐車する人がいないとも限らないじゃないですか。その辺は神代植物公園、あるいは深大寺に行くお客さんと、体育館を使うお客さんとどのように区別して誘導するのか。その辺をもう一回、お聞かせください。 ◎秋場 スポーツ振興課長   ちょっと御質問と前後してしまうかもしれないですけれども、神代植物公園の利用者と総合体育館の利用者をどういうふうに区別していくのかということにつきましては、今度新たに東京都が整備する駐車場につきましてはゲート式の駐車場になります。これにつきまして総合体育館の中で駐車場へ行って、入るときにカードをいただきます。機械から出てくるんですけど。あと総合体育館を利用された方については、そこで料金を徴収させていただいて、そのときに無料券と交換するという形になりますので、総合体育館を利用されていない方につきましては、その他の一般の神代植物公園の利用者等々という形に考えております。  あとマックスの時間、正確な数字というのはこちらのほうで、今手持ちのほうではないんですけれども、土日につきましてはほとんど満車状態ということもありますので、この73台で今までが全部網羅できていたのかということにつきましては、若干あふれているときも今までの運営の中でもあったというふうには認識しております。  ただ、今回代替駐車場を確保するに当たっては、現在の駐車場の台数をどのように確保できるのかといったところ、また利便性を少しでも向上させるためにどういう手法がとれるのかといったところについて、東京都のほうと検討を重ねてまいりました。その中で総合体育館の敷地内の駐車場を拡大するといったところは、東京都のほうで専用許可をとって今総合体育館を利用させていただいておりますので、そこの駐車場台数を大幅にふやしていきたいと。  ただ、ここのところで有料にするということはまずいと。東京都のほうから無料で借りている敷地ですので、そういったところも、きちんと東京都の考え方と合わせてもらいたいといったような話がありました。そういった中で市のほうとしても高齢者の方、また障害をお持ちの方、そういう方に御不便をかけることがないようにということで、このような形で規定をさせていただいたところであります。  その他の、ほかの50台につきましては、今まで総数が73台ですから敷地内には一般の方はとめていなかったので、全部で73台という考え方になります。今回は総合体育館の中に25台、またその他のところに50台という形をとりますので、今までと同程度の駐車台数の確保ができたのかなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◆大須賀 委員   同程度というのは、ちょっと認識、違うんじゃないのと思いますよ。要するに障害者じゃない、高齢者じゃない一般の方は、今までは敷地外に73台あったんだね。それが今度、第2駐車場に50台ですよね。それ、同程度じゃないよね。一般の人が圧倒的に少ないですよね。23台も減っているよね。  それからさっき聞きたかったのは50台の数字を、80台要求したけど東京都と調整の結果、50台になっちゃったのか。それとも最初から調布のほうで、じゃ、50台でいいですよと言ってたのか。それを確認したいんです。 ◎秋場 スポーツ振興課長   平成23年度の、これはあくまでも集計からの推計ですけれども、総合体育館を利用された方の人数から割り返したところ、障害をお持ちの方、65歳以上の方。この方が必ず車で来られたと仮定すると大体21台。1日当たり21台というような推計が出されます。この推計から今まで総合体育館を利用されていた方の中で、1日21台分程度はそういった方が利用されていたんだといったようなことを考えて、敷地内駐車場を拡大したということであります。ですので、その方が敷地内駐車場できちんと駐車することができれば、一般の方については敷地外の駐車場で今までどおりというか、今までと同じぐらいの利用は可能になるかなというふうに計算したところでございます。  また80台とか、90台とか、そういった要望をした中でこの台数になったのかということにつきましては、当初はもう少し多く話をしておりました。ただ、委員のお話があったように 100台とか80台ということではなくて、あくまでも73台という数字を基本に75台であるとか、そういったところからの話でございます。というのは、今までの駐車場の台数を確保していきたいというところが根底にありましたので、そういったところから調整を図ったという次第でございます。 ◆大須賀 委員   あとはオープンしてから実際に足りる状況なのか、足りない状況なのか、その辺を見きわめる必要があると思いますけど、ただ、離れているんだから基本的に不便になるわけだよね。不便になって、なおかつ入んないじゃないかというのが一番困るんですよね、市民がそういうふうに思うのが。要するに市民サービスが低下するわけだから、その辺はちょっと様子を見るしかないかなと思います。  あと最後の質問ですけど、高齢者と障害者は敷地内に優先してとめるという話ですよね。障害者についてはわかるんだけど、高齢者、そろそろそういう視点から変えたほうがいいんじゃないかと思うんですよ。なおかつ、65歳、若い人、元気な人がいっぱいいますよね。なおかつ、体育館に行く人ですよ。はっきり言うと、一般の65歳でも元気な人しか行かないです。障害者スポーツとか例外はあるのかもしれない。多くの人は65歳でも元気な人が行くのに、あえて一般と分けて敷地内に駐車する時代かなと。  そこで聞きたいのは、例えば高齢者の団体と話し合ってどうですかと言ったら、向こうが、いやいや、敷地内にとめてくれよと言ったのか。私が何で質問するかといったら、今の高齢者って、例えばどうですかと。今回、駐車場がこうなりますと。敷地内か、それとも一般のほうでもいいですかと言ったら、いや、一般でいいよという可能性が私はあると思うんですよ。そういうのこそ市民の、まさしく所管の協働参画ですよ。市民と意見交換をしながら運用も変えていくというようなことがあったのか、なかったのか。  それから見解として、私が最初に言ったように65歳以上はもう優遇しようという時代じゃないよと。単純にその1項目だけでと思うんですけど、それについての見解はどうでしょうか。 ◎秋場 スポーツ振興課長   直接市民の方と意見交換の場を何回も設けて、こういうふうにしてきたということではありません。ただ、今総合体育館の管理をお任せしている体育協会等々と、また何人かですけれども利用されている方と直接行ったときにお話をお伺いしたり、また状況等の報告を受けたりする中で判断してきたといったことはあります。  65歳以上の方、65歳という年齢の設定はもう要らないんじゃないかといったお話につきましては、柔軟に運用をさせていただきたいといったところの1つでもあるんですけれども、当然若くても、上半身は大丈夫でも足がちょっと今困難だと。また、いろんな方がいらっしゃる。そういう方が体を動かすことによって健康になっていく。当然総合体育館ですから、そういった方が利用していただきたいという施設でもありますので、定義として65歳以上というような形でさせていただきました。  ただ、その中には当然そういうふうに歩くのが非常に、今けがをして困難であるとか、病気のリハビリ中で困難であるとか、そういった方もいらっしゃるかと思いますので、そういう方については、適宜柔軟に対応していく必要があるだろうといったような認識は持っております。  以上でございます。 ◆大須賀 委員   意見ですけど、ユニバーサルデザインと言いますよね。ハードだけじゃなくて、ソフトもユニバーサルデザインって必要だと私は思うんです。ましてや市民との参画、協働をうたっている部ですよね。だったらば、当事者に必ず意見交換をすべきなんですよ。65歳以上をどうするか、あるいは障害者をどうするか。その上でこうですよという話だったらわかるんだけども、ただ、今までのやり方がどこの部もどこの課もそうだったから、だからといっていいというふうには私はないと思います。ましてや市民参画、協働を推進している部と課なんだから、そこはほかの部よりも徹底してね。意識の問題でヒアリング、意見交換、アンケート等を通じて、こういうことになりましたよというふうにすべきだというふうに強く思っていますので、今後はそういう対応をお願いしたいんですけど、部長、いかがでしょうか。 ○内藤 委員長   花角部長。 ◎花角 生活文化スポーツ部長   今回の駐車場については、まず確保するというところを本当に主目的に東京都等と協議をしてまいりました。その結果、台数の確保ができたというところと、現状のところが都に買収されることによってもとに戻して返さなければいけないという時期もございましたので、何しろ台数を確保していかなければ市民の方の利用が困難になるというところでやってまいりまして、今、委員おっしゃっていただいたように協働でというところに至らなかったという部分はございます。今後については、十分気をつけながらやっていきたいと思っております。  以上です。 ◆大須賀 委員   済みません、さっき意見だと言って質問しちゃったんですけど。最後の意見ですけど、そういうことをうちの庁内でリードしていく部ですよね。ユニバーサルデザインをぜひソフトに、例えば今具体的な事例はこういうことですけども、やっていくように積極的に頑張ってください。  以上です。 ○内藤 委員長   小林委員。 ◆小林 委員   この条例もそうなんですけど、前の条例も一緒なんですが、こういう物件を伴う条例をやるときに配置図の図面を添付するとか、そういうわかりやすい説明の仕方、やっぱり必要なんではないかなというふうに思っています。それでここが25台、あそこが50台という話をしても、じゃあ、どうなっているのかなと現実に図面を見たほうが仕事が早いかなというふうに思っていますんで、今後はそういう図面添付。そういったことをよろしくお願いします。 ○内藤 委員長   もらっています。ここには添付してないからね。大事なことです。 ◆小林 委員   一応そういう話が1つです。  あと、今ある既存の駐輪場がきちんとした対応で調整していますという形でしたが、今の駐車場を閉鎖するのと、今度新しく50台確保するところの駐車場と25台のところ。これは時期的にずれるということはないんでしょうか。 ○内藤 委員長   秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   まず、一番先にやらなければいけないのは敷地内の駐車場の整備だと思っております。その後、今借りている敷地外の駐車場ですね。そこのところを閉鎖して更地に戻すということと、東京都が新たに整備する駐車場の開設。これをきちんと調整を図りながら同時期にきちんとできるように、今東京都及び公園協会のほうと調整を図っているところでございます。今、委員のほうの御指摘のとおり、間があいてしまうと使えなくなってしまったり等々ありますので、その辺のところは慎重に協議を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆小林 委員   そうしますと今ある相続の発生した土地というものは、引き渡しの時期は、東京都に変換するのはいつの時期になるわけですか。3月いっぱいの返還という予定じゃなかったんでしたっけ。 ◎秋場 スポーツ振興課長   3月31日までは現行どおり駐車場を使っていきます。その後、返還に向かって工事を進めていこうというふうに考えているんですけれども、その中で今敷地内の駐車場、せんだって補正予算のほうで御承認いただきました。今この準備を進めております。この敷地内の駐車場をまず確保して、駐輪場を確保して、それから敷地外の駐車場について更地にして戻していく。そういうところで準備をしております。ですので、3月31日ですぐにというわけではございません。 ◆小林 委員   調整した形でやっていますという形だけど、今の言い方は調整しているけどできてませんという形でしょう。現実問題は、50台はできてないわけだから。そのときに50台もできちゃうわけですか。4月1日から50台も利用できるという形ですか。 ◎秋場 スポーツ振興課長   敷地外の50台につきましては、ちょっと工事のほうがおくれているため4月1日の開設ということではありませんので、そこのところでずれているという御指摘を今いただいたと思いますので、そこについては確かにちょっと状況がずれておりますので、早期に開設できるように今協議をしているところでございます。 ◆小林 委員 
     何かちょっとずれがあるかなというふうに思ったものですから、一応確認させていただきました。  それと、このチケットの交換はどなたが、どういった形でやられるんですか。 ◎秋場 スポーツ振興課長   現在、検討しておりますのは、総合体育館の中に券売機が幾つかあると思うんですけれども、その券売機を利用して駐車場利用料金というような形で徴収していきたいというふうに検討しております。  以上です。 ◆小林 委員   あと、先ほど管理用車両が5台という形で話がありましたけども、先ほど大須賀委員から65歳以上と障害者の方の利用が平均21台という話があって、5台というと、そこの整合性はないよね。全体的に21台使えるという形をとってて、5台を要は管理用に使いたいという形だったけど、最終的には運用面で対応していきたいという形で話はしていますけれども、私、公用車的には1台でいいだろうというふうに考えているんです。  それで、そのほかに三角ポールを置けば対応できるかというと、三角ポールを置くことによって、例えば借りようかなと思った人が、さっきも三角ポールがあってまだ置いてないじゃないかという話になったときに、じゃ、ここの三角ポールは何時間空間にしちゃっていたわけという話になったときに、利用者の立場からすれば入ってくるときに三角ポールがあって車が置いてなくて、帰るときに三角ポールが置いてあって車がなかったら、利用してないんじゃないかという話になっちゃうのね。それで臨時的に来る車というものを、こういう駐車場にとめる必要があるのかなというふうに思うんです。必要がないというふうに思っているんです。  それで、よく黄色い四角い箱に物品納入とか、いろんな形の地面に書いてやっている方式がありますけれども、避難通路の面からもいろいろ難しいのかなとは思うんですが、そういう点はどのようにお考えですか。 ◎秋場 スポーツ振興課長   敷地内の駐車場につきましては、現在、10台のスペースと駐輪場のスペースが若干あるんですけれども、あそこを大幅に見直して拡大していくという計画になっておりますので、運用の中でできる範囲で、今、委員の御指摘のあったようなことについては対応していきたいというふうに考えているんですけれども、そうは言っても1台も確保しておかないというわけにも当然いきませんので、その辺のところにつきましては先ほど回答させていただいたとおり、状況を見ながら運用を検討していきたいというふうに考えております。今、委員のおっしゃっていただいたことも含めて、検討していきたいというふうに思います。  以上です。 ◆小林 委員   まあ、意見にしますけど、やはり利用者の立場に立ったとき、その利用者が、えっ、まだこんなことをやっているのと思われないような対応の仕方をしていかないと、とても難しくなっちゃうのかなと思いますので、そこら辺をうまく運用していただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○内藤 委員長   川畑委員。 ◆川畑 委員   今、大須賀委員とか小林副委員長からも出ましたけども、5台のスペースは多い。やっぱり私はそう思いますし、今事業的にやわらかい利用をするというふうにお答えがありましたので、確保は1台でいいけども、あとは状況に応じてカラーコーン等々を使いながら、利用者第一優先ということでやっていただきたいなというのがあります。搬入者に関しては、今搬入してますということでステッカーか何か張っておけば、短時間で終わったらすぐ出ていくということをまず徹底していただければなというのが、これはまず意見として言っておきます。  それで新しく25台と50台できますけども、そこの今後の利用率というのは大体どれぐらいを見込まれているのかなと思います。70%以上の利用率を見込まれているとは思っておりますけども、どれぐらいの利用率を見込まれているのかなということが1点。  先ほどもお聞きしたんですけども、今後の対応状況に応じては、利用率に応じては多かったら1年間なりの利用率の検証を、1年間なり半年間なり利用率の検証を踏まえた後に、利用料のやわらかい対応が可能なのかということを、まずそこでお聞きしたいと思いますが、お願いします。 ○内藤 委員長   秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   利用率の検証につきましては、今後、敷地外の駐車場、敷地内の駐車場、どういった形で利用されているのかということについては、きちんと集計をとれるような方向で準備をしていきたいというふうに思っております。  また使用料の料金のことにつきましては、今回、他市の事例、また東京都に払う賃借料等々含めて、固定金額に設定させていただいたといったこともあります。その辺のところを踏まえて、この金額で今後やっていきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◆川畑 委員   利用率自体、今後、推移を見ていくというお答えでしたけども、大体見込まれていると思うんですね。その中で数字は出ているわけですから、私が申し上げたいのは、他市のお金と一応リンクされて資料はいただいています。ただ、ある意味5時間は長い。3時間あれば、ほかの方々も幅広く利用できる時間も設定できるんじゃないかという御意見もいただいております。そこら辺で、例えばですが3時間であれば 200円であるとか、5時間は、それ以降は 100円追加して 300円で、2時間で 300円ですけどね。それから1時間 100円にするとか、柔軟な料金設定を今後考えていただけたらいいなというふうに思っておりますが、そこら辺はいかがでしょうか。 ◎秋場 スポーツ振興課長   利用料につきましては何パターンもある。何パターンもということもおかしな言い方なんですけれども、いろんな料金の設定をしていくといったことよりも、きちんと明快に設定をさせていただくという。また、それが市民の方に一番わかりやすい料金の設定になっていくだろうというふうに認識している部分もあります。その辺のところも踏まえて、今後、設定していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆川畑 委員   料金を1回設定したから、その料金でいくんだという考え方。それは一方じゃあるかもしれませんけども、受益者負担の部分でこの金額の設定が妥当だという線は、やっぱり探っていくべきではないかなと思います。これは意見にしておきますけども、その金額は今妥当だと私は個人的に思いますよ。思いますが、今後、検証の中でいろいろ探っていっていただきたいというのがあります。  最後にしておきますけども、利用者がふえた場合、先ほど小林副委員長さんから、3月31日末から4月1日にて空白期間が生まれるということが明らかになったわけですが、それだけではなく繁忙期に利用者があふれた場合、73台では賄えなかった部分もあると思いますけども、ここでふと思ったんです。神代植物公園の横に駐車場がありますよね。若干高いと思いますけども、あの利用方法についての交渉はされたんでしょうか。そこがその間使えるんであれば、そこの対応でできるんではないかというふうにふと思ったんですが、どうでしょう。 ◎秋場 スポーツ振興課長   今、委員のほうからの御質問の中で、1点は工事がおくれていることについての空白期間という部分につきましては、空白期間がないように、そういった施設も含めて東京都のほうときちんと協議をしていきたいというふうに考えているところでございます。  もう1点、繁忙期につきましては、現在、繁忙期のときには植物公園の周りの駐車場を全部公園協会のほうであけてしまうということもあり、うちがあけるんではなくて、今言われた臨時駐車場も全部東京都のほうで開放していくというようなこともありますので、通常のときとは違って大幅な収容台数がそこで確保できるかなというふうには考えております。そういった状況の中で、総合体育館の利用者の方の頻度ですね。そういったことも、きちんと見ていきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◆川畑 委員   はい、わかりました。繁忙期の対応は周りの駐車場も含めオープンにされていくというところでありますけども、土日であふれた場合もぜひとも、それはほかの駐車場と連携しながら利用者第一ということを考えていただくようお願いを申し上げ、私からは終わりとさせていただきます。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。はい、平野委員。 ◆平野 委員   今、川畑委員の質問の中で時間をもう少し区切って細かくというところもあったんですけども、私はその考え方も1つとしては思っておりますが、例えば台数が73台から50台、敷地外のですね。全体的な合計で見ても10台から25台の敷地内のがちょっとふえたとしても、全て合計プラスマイナスするとちょっと、やっぱりマイナスになってる中で、今後、特に土曜日、日曜日とか必ず駐車場が足りない、足りないという、もっとふやしてもらいたいという市民の声が出ると思うんですね。そのときに、じゃあ、新たに駐車場を確保していくということになっても予算がないから、それはなかなか厳しいということに必ずなると思うんです。まずは予算ですから。  ですので、もし今の新しい料金設定で運行していく中で、少しでもプラスになってもうけるといったら変な言い方ですけども、プラスになる部分があれば必ず今後もっと必要だと言われる土地の確保だとか、そういったために。今計算すると 789万円の使用料見込みで、賃借料が 712万 5,000円、警備員が67万円、事務費10万円、これで計算上はとんとんでゼロなんですね。ゼロということは、もし次に何かしようとしたらまた予算の要望をしないといけない。予算の要望をしても、予算はない。これの繰り返しになってしまうので、やっぱり予算をみずから生み出していくというような考えも持ちながらやっていくことも大事じゃないかなと思いますので、これ、要望です。 ○内藤 委員長   要望でいいんですか。 ◆平野 委員   要望で結構です。これはあえて質問で聞きませんので、川畑委員の質問に対する私の意見も踏まえた要望ということでお願いします。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。──では、委員長を交代いたします。 ○小林 副委員長   はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   2点ほどお伺いをいたします。  先ほど川畑委員から料金設定についての御質問がありましたが、それにちょっと関連をしてでございます。5時間まで 300円。これについては、もう本当に御努力をいただいたなということで高く評価をするところでございます。神代植物公園は1時間 300円ですので、この総合体育館でスポーツをする場合でも着がえの時間、清掃もあるでしょうし、そういうことを含めると大変な金額になるなと、本当に心配をしていた中で5時間という。 300円ではありますけれども、御努力に本当に感謝をしているところでございます。  しかしながらというところで、近隣市の駐車場の有料状況を見ますと、先ほど川畑委員のほうからもありましたが1時間 100円というところもありますね。日野市なんかでもそうですし、西東京は1時間まで無料だとかいうところもございます。というのは、あそこは、例えば障害者のレストランなんかもございます。あと簡単なスポーツジム。1時間以内でおさまるところもありますし、または子どもが、例えばユニホッケーだとか大会もありまして、保護者の方が送り迎えをする場合もあるんです。ちょっと荷物もあるものですから、そういう場合、1時間以内の利用ということも当然考えられますので、この点についても即答はもちろんできないと思いますが、やはり検討いただくことを求めていきたいと思っておりますが、部長、お考えはいかがでしょうか。 ○小林 副委員長   はい、花角部長。 ◎花角 生活文化スポーツ部長   今回5時間まで 300円とさせていただいたのは、先ほど課長が申し上げましたように通常スポーツで体育館を使っていただく方が約3時間、それで前後を入れて余裕を見させていただいた上での5時間という設定をいたしました。  ただ、今後使っていく中で、今、内藤委員のほうからおっしゃっていただいたように市民の御意見が、かなりそういう御意見が多いとか、そういったことがございましたら、今後の検討事項というふうにさせていただきたいと思います。  以上です。 ◆内藤 委員   ぜひこの点については、利用者の状況を見ながらということでございますが前向きに検討いただくように、これはお願いしたいと思っております。  もう1点、今後の対応についてということで前回いただいた資料の中で、とにかく説明です。利用者への説明、それから近隣住民への説明という点でお伺いをしたいんですが、まず近隣住民への説明。工事関係というふうに今後の対応についての中で記述をされているところでございますが、近隣住民という説明に関してはいつぐらいなのか。また、近隣というのはどの範囲までの方にお知らせをするのかということが1点と。  もう1点は、やはり常に体育館を御利用されている団体、サークルの皆さん。これによると体育協会との協議が整い次第、体育館利用者及び市民へ周知というふうになっておりますけれども、これがいつぐらいなのか。この点については早く周知徹底をいただきたいというふうに思いますし、また、これは近隣住民というふうに先ほど申し上げましたが、近隣だけではなく多くの市民の方が利用されているわけですので、やはり広く市民の方にも周知をしていただくということで、もちろんこの議会が終わってからになると思いますが、この点について時期的なことも教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○小林 副委員長   はい、秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   周知につきましては議会の中で、この条例案が御了承いただいた中で、きちんと速やかに周知を図っていきたいというふうに考えております。  また、近隣住民はどの辺の方までかということにつきましては、工事を行うということにつきましては当然多少音も出ますので、そういった音が届く範囲といったらおかしいんですけれども、そういった形の中できちんと説明をしていく必要があるだろうというふうには考えています。  また、敷地内の駐車場の利用体系が変わりますので、ここにつきましては市報等々、いろんな媒体を活用させていただいて速やかに市民の方、皆さんに周知を図っていきたいと、このように考えております。  以上です。 ◆内藤 委員   近隣住民への説明については工事関係ということでございましたが、範囲がちょっと御答弁いただけなかったんですが(「聞こえる範囲ということ」と呼ぶ者あり)、音が聞こえる範囲というのはどの程度でございますか。私、地元なものですから、済みません、この点はちゃんと確認しておかないといけないんです。 ◎秋場 スポーツ振興課長   大体、半径 250メートルぐらいの方には工事を行いますという。工事車両の出入りも当然ありますので、そういったことも含めて周知を図っていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◆内藤 委員   わかりました。半径 250メートルぐらいですね(「柔軟にね」と呼ぶ者あり)。柔軟にね。わかりました。漏れなくきちんと、これについては周知徹底をお願いしたいと思います。  以上でございます。ありがとうございました。 ○小林 副委員長   委員長交代します。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。小林委員。 ◆小林 委員   先ほど予定図という話をさせていただきましたけども、駐輪場、バイク置き場を含めた自転車駐車場の予定図。予定ですから、とりあえずこういう予定ですという図面がありましたら資料をいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。 ○内藤 委員長   秋場課長、準備できますか。 ◎秋場 スポーツ振興課長   準備させていただいて、また皆さんのほうにお知らせしていきたいというふうに思います。  以上です。 ○内藤 委員長   ただいま小林委員から資料請求がございましたが、委員会として資料請求をすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、準備のほう、よろしくお願いいたします。  ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○内藤 委員長   それでは、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第28号「調布市総合体育館条例の一部を改正する条例」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   御異議なしと認め、議案第28号は原案了承と決定いたしました。  続きまして、議案第21号「調布市教育委員会委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件につきまして、理事者の説明を求めます。はい、阿部教育総務課長。 ◎阿部 教育総務課長   議案第21号「調布市教育委員会委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」について御説明をいたします。  本案は、月額による報酬に係る日割り計算について定めるとともに、報酬の額の限度を定めるほか、規定の整備を行うものであります。  内容といたしましては、議案をお開きください。  第2条でございますが、委員長及び委員の月額報酬の報酬額等を定めておりますが、今回の改正によりまして、委員長及び委員が月の途中で就任または退任した場合における報酬の額を日割り計算により算定する旨の規定を設けるとともに、退任後に引き続き同一の役職であった場合には日割り計算の規定は適用しないこと。また、その場合における当該月分の報酬額の限度額は、1カ月分の報酬額を超えることができないことを規定するものであります。  また、その他の改正につきましては規定の整備を行うものであります。  なお、施行期日でございますが、平成25年4月1日から施行するものとし、平成25年4月分以降の報酬について適用するものでございます。  よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○内藤 委員長   以上で説明は終わりました。  これより質疑、意見を許します。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   この条例の改正は、教育委員の方は、まず今条例によりますと委員長が16万 2,500円、委員の方が12万 5,700円という月額報酬を日割りにするということで、今の教育委員の方たちの選任の時期をちょっと調べてみたんですが、委員長を初め4人の委員の方たちなんですが、任期がそれぞれなんですけれども、月の初めから月の終わりで終わっている方もいれば、月の途中からという方もいるんですよね。この月の初めから終わりというところでは、今の条例の改正には任期という点でいけば該当されない。任期が途中になっている方が該当すると思うんですけれども、こういう任期の途中というところではお2人ですよね。  また、この考え方なんですけれども、日割りにするというところ。ほかの任期以外のところでも日割りに該当するということもあると思うんですが、この該当される方のところでは、どのように変わってくるのかなというところでは想定されていますか。例えば報酬が月ごとじゃなくて日割りにするというのは、もう市民からすれば当然のことで、働いていないときにはちゃんと日割りにしてやっていくということは当然のことだと思うんですけれども、この条例改正によってどのぐらい任期という点では報酬の減額要素というか、そういうようなところが出てくるというふうに想定されていますか。 ○内藤 委員長   阿部課長(「もう少し明快にしましょうか」と呼ぶ者あり)。じゃ、もう一回。 ◆ドゥマンジュ 委員   まずはその任期の考え方なんですが、ちょっと明瞭にさせていただくと、これまでも任期途中、月の初めから月の終わりじゃない方は、その方が今度後任の方に変わられるときも、そのように受け継がれていくんでしょうか。それとも、そこはもう月の初めから月の終わりというふうに変えていくんでしょうかというところと、それと改正することによってどのぐらい今までと報酬というところでは差が出て、市にとってはプラスになるといいますか。そういうところはどのように想定されていますか。 ○内藤 委員長   阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   今、教育委員さんの任期の関係で御質問ございました。今現在、教育委員さん5名。教育長を含めると6名ですが、教育長を除くと5名おります。そのうち月の頭からの任期になっている委員さんが3名、月の途中からの任期になっている方が2名いる状況でございます。  今回の改正につきまして、まず日割り計算によって今回改正をお願いしているわけですけれども、それによりまして今までは月の途中で任期が切れて、また新たな方に変わった場合には、それぞれ1カ月分ずつの月額報酬を支払っていたというような状況でございます。ですので、今回この改正によりまして日割り。例えばその月が30日であれば30で、実際に月の15日までが任期であれば、30で割り返して15日分を1人の方にお支払いする。また、残りの15日分を新しい方にお支払いするというような形になります。今までは年間でいきますと人がかわる場合には2カ月分ではなくて、1人当たりの委員さんの報酬でいきますと、13カ月の報酬を予算としては計上していたというような経緯でございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   そうしますと、その1カ月分が各委員さん分から浮くということでよろしいんですね。わかりました。前回の議会のところでも、国保の運営協議会の委員の報酬というのも、やはりそのような日割り計算でということになりましたし、これは市民の皆さんにとっても説明がちゃんとつくところだと思いますので、この条例改正については評価させていただきたいと思います。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第21号「調布市教育委員会委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   御異議なしと認め、議案第21号は原案了承と決定いたしました。  次に、議案第26号「調布市立学校学校医,学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件につきまして、理事者の説明を求めます。はい、高橋学務課長。 ◎高橋 学務課長   議案第26号「調布市立学校学校医,学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたします。  本案は、障害者自立支援法の一部改正に伴い、引用する法律の名称を改めるため提案するものでございます。  改正内容でありますけれども、裏面をごらんいただきたいと思います。第11条において引用している法律の名称を、障害者自立支援法から障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に改めます。  なお、附則において施行期日を法律改正の施行期日に合わせ、平成25年4月1日としております。  説明は以上です。  よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願いいたします。 ○内藤 委員長   以上で説明は終わりました。  これより質疑、意見を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第26号「調布市立学校学校医,学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   御異議なしと認め、議案第26号は原案了承と決定いたしました。  それでは、ここで休憩にしたいと思います。再開は1時20分でお願いいたします。  それでは、委員会を休憩いたします。    午前11時35分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時20分 開議 ○内藤 委員長   委員会を再開いたします。  続きまして、議案第38号「平成25年度調布市一般会計予算」、文教委員会所管部門を議題といたします。  まず、審査の進め方についてお諮りいたします。  委員会室の関係で、最初に生活文化スポーツ部の総務費の説明と質疑を行い、次に生活文化スポーツ部の労働費以降の説明と質疑を、続いて教育部の教育費、中学校費までの説明と質疑を、最後に教育部の教育費、社会教育費以降と土木費の説明と質疑といった順で、それぞれ説明員の入れかえを挟みながら審査を行ってまいりたいと思います。  なお、質疑につきましては、ページごとに区切って進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより生活文化スポーツ部の審査に入ります。初めに、部長から予算について総括的な説明を受け、続けて所管部門一覧表に従い、各担当から生活文化スポーツ部の総務費について説明を求めたいと思います。はい、花角生活文化スポーツ部長。 ◎花角 生活文化スポーツ部長   それでは、初めに、私から生活文化スポーツ部における平成25年度予算の総括的な概要について説明をさせていただきます。  平成25年度は厳しい市政経営環境の中にはありますが、新たな総合計画の初年度であり重要な年となります。  特に、生活文化スポーツ部においては、調布市をメイン会場として、国内最大のスポーツイベントであるスポーツ祭東京2013の開催を迎えます。スポーツに親しんでいただけるだけではなく、市民との協働や地域の活性化、そして国体後のさらなるスポーツ振興を目指して総力で取り組んでまいります。  生活文化スポーツ部全体の予算額は、人件費を除き28億 5,300万円余で、前年度と比較して3億 3,600万円余、約13.4%の増額となっております。  増額の主な要因といたしましては、スポーツ祭東京2013の準備費が増額となっております。5月に開催されます第14回東京都障害者スポーツ大会、6月に開催されます第97回日本陸上競技選手権大会を競技別リハーサル大会と位置づけ、一部運営を担ってまいります。スポーツ祭東京を契機に多くの方が調布を訪れ、魅力を感じていただき、地域の活性化にもつながるよう、さらにPR活動に努めていきます。そして9月28日から10月14日に行われますスポーツ祭東京2013について、市民や関係団体等と連携し、安全かつ円滑な大会運営に努めてまいります。  また、所管しております40を超える文化施設、コミュニティ施設、スポーツ施設を、市民の皆様に安全で安心して御利用いただける施設として管理することが最も重要だと考えております。公共建築物維持保全計画を基本に、緊急性を考慮した整備をしてまいります。文化振興課のグリーンホール、たづくりの施設整備、協働推進課の地域福祉センターやふれあいの家の維持補修、スポーツ振興課の基地跡地運動広場や総合体育館など、それぞれの課が所管する施設の整備費が増額となっているところであります。  グリーンホール、文化会館たづくり、ふれあいの家、総合体育館の運営については指定管理者制度を導入しておりますが、それぞれの指定管理者としての指定期間が26年3月で満了となります。運営団体の経営努力による効果を検証するとともに、効率的な施設の管理運営、芸術・文化やコミュニティ、スポーツの振興につながるよう指定管理者の選定を行います。
     一方、減額の主なものとしては、平成24年度の緊急雇用補助制度を活用していた観光PR事業の減、25年4月から新たな指定管理者による管理運営となります市民プラザあくろすにおける指定管理料の減額が挙げられます。  次に、各課の主な施策でございますが、文化振興課では、消費者相談事業において、関係機関等の相互連携を生かした相談支援体制の構築の検討や被害の未然防止のための啓発活動に取り組むとともに、姉妹都市木島平村や災害援助で交流が続いている遠野市との文化交流など、都市間交流事業を充実してまいります。  せんがわ劇場においては、平成20年4月のオープンから5年が経過し、これからの10年を見据えた中長期の方向性の整理を行っております。舞台芸術を通じた地域文化の創出、仙川地域のにぎわいと活性化など市民や地域との結びつきを一層強化し、設置目的をさらに達成していくよう推進してまいります。  生涯学習交流推進課では、平成25年度から10年間の生涯学習振興プランを本年3月末に策定予定で作業を進めております。プランでは「一人ひとりの学びでつながるぬくもりあるまちを目指して」を基本理念として、学びを通じた自己実現、団体の自主的な活動の促進、学びの成果をまちづくへの視点のもとに事業展開を行うこととしております。シニア世代の学習活動やまちづくりへの参加の促進、さがす見つかるシステムの活用による情報提供、生涯学習団体との協働事業の実施により活性化を図るなど、生涯学習社会の実現を目指します。  協働推進課では、コミュニティづくり推進事業として引き続き自治会、地区協議会の運営を支援するとともに、新たな地区協議会の設立を促進してまいります。  また、地域カルテに基づく提案事業については2年間、試行させていただきました。その結果報告書はもう少し時間をいただいてという状況ではございますが、振り返りを進めている中で、地域コミュニティの将来像につながる議論や参加協働に関する議論ができたことは実施した価値があり、地域の中での話し合い、地域と市との話し合いは貴重で、協働を進めていく上で非常に重要であると認識しています。  その一方、議会の皆様からもさまざまな御意見をちょうだいするとともに、地区協からは、多くの住民の参加や地域の声の吸い上げなどの難しさがあったなどの御意見もいただきました。本制度につきましては一旦休止し、改めて制度の成果、課題を検証いたします。  25年度につきましては、地域課題の解決に向けた新たな取り組みへの支援、地域で議論を深めていただくための支援を行い、より一層地域コミュニティの活性化を推進してまいります。  男女共同参画推進課では、調布市男女共同参画推進プラン(第4次)の着実な推進により男女共同参画社会の実現を目指すとともに、相談者自身が解決の糸口を見出せるよう相談事業を実施してまいります。  また、市民プラザあくろすにつきましては、平成25年度から新たな指定管理者による管理運営となります。あくろすの機能である市民活動、男女共同参画、産業振興の3センターが連携しながら、より一層市民サービスの向上に努めてまいります。  産業振興課では、さまざまな悩みを抱える若者が就労に向かえるよう、多様な支援サービスでサポートを行う地域若者サポートステーションの誘致、開設に向け新たに取り組みます。市内商店街の空き店舗を活用した創業チャレンジや市内の地域密着型の金融機関と連携し、民間ノウハウを活用した中小企業等の支援をしてまいります。  また、スポーツ祭東京2013を契機とした調布市の魅力発信、映画・映像資源を活用した観光・産業振興を図ってまいります。  農政課では、認定農業者や農業経営に意欲ある農業者に対して農業機器の購入等に対する支援、助成を行います。また、農業者と市民が交流を図り、農業に対する理解を深めるための農業体験ファームについて新規開設に向けた農地の調査を行うほか、市内産野菜の直売マップをより見やすく改善し地産地消を推進します。  スポーツ振興課では、誰もが生涯を通じスポーツを気軽に楽しめるよう体育協会やプロサッカーチームなどとの連携を図り、リフレッシュ健康体操やスポーツ教室などを開催します。また総合体育館を初め、市民プール、市民野球場の施設整備を行うとともに、既存スポーツ施設の維持管理を行ってまいります。市民駅伝競走大会につきましては、本年1月の大会からコースを味の素スタジアム、都立武蔵野の森公園特設コースに変更いたしました。初年度ということでさまざまな改善点、課題の整理を行い、よりよい駅伝競走大会としてまいります。  最後に、国体推進室ですが、スポーツ祭東京2013に向けて調布市で行う競技の開催準備やPRを行うとともに、リハーサル大会を初め、本大会運営に御協力いただく市民ボランティアの募集、組織化を行ってまいりました。本大会の円滑な運営に努めるとともに、国体の開催を契機にスポーツへの関心を高め、スポーツを始めるきっかけにつなげるためには見ていただくだけではなく、多くの市民の皆様にかかわっていただくことが今後のスポーツ振興にとって大切だと考えます。また調布を全国に発信する機会でもありますので、今後とも積極的にPRに努めてまいります。  生活文化スポーツ部の予算額は決して多いとは申せませんが、市民の方や関係団体等との協働や知恵を出し合うことで活気に満ちたまちづくりを目指して、さまざまな事業に取り組んでまいります。  その他、予算の詳細につきましては、各担当から順次御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   続きまして、款10「総務費」、項35「生活文化費」、目5「文化振興費」のうち、文化振興課所管分を御説明いたします。予算書 100ページ、 101ページをお願いいたします。  職員人件費を除く文化振興課所管分の平成25年度予算の総額は14億 3,900万 7,000円となり、前年度比では1億 4,451万 9,000円、11.1%の増であります。  特徴としましては、増額の要因として、せんがわ劇場でのピアノリースアップ 215万円余や、その他の管理費の合計で約 400万円の減額があったものの、劇場事業費が約 630万円増になったこと。グリーンホールと文化会館たづくりで指定管理料を精査した減額がありましたが、両施設の老朽化対策のため、施設整備費が合計で前年より1億 6,230万 6,000円増加したことによるものです。  では、具体的内容について御説明いたします。 101ページ、説明欄をごらんください。  まず、最初の◎一般職人件費をお願いいたします。前年1月1日現在と比較して協働推進課に1名増となりましたので、前年比で約5%の増であります。内訳は、生活文化スポーツ部長、次長、副参事と28人の職員人件費でございます。  次に、2つ目の◎文化振興事務費をお願いいたします。前年度と比較して約18.5%の増額です。  最初の車両管理費は、姉妹都市交流に係る出張車両の燃料費です。  次の諸経費は、主にコピー料金及び再生紙の購入に充てる経費です。  次の◎文化振興事業費をお願いいたします。この経費は、多摩川の桜堤通りにある彫刻の清掃などの維持管理、姉妹都市交流事業、平和事業などの実施に充てる経費であります。前年比で 3.5%の増であります。  そのうち、主な事業について御説明いたします。  説明欄、1つ目の彫刻のある街づくり事業費であります。これは平成3年から5年に公募し、設置された彫刻と町村制 100年の記念モニュメントのメンテナンス費用であります。  2つ目の姉妹都市等交流事業費をお願いいたします。これは木島平山荘の営業終了の代替事業として開始した姉妹都市宿泊費助成金 6,520泊分と団体交流事業助成、また毎年実施している交流ツアーや、い〜なか交流フェスタのほか、交流のシンボルとして設置した返景の杜の植樹及び管理に要する費用で、24年度と比較しますと 112万 3,000円の増額となりました。  すぐ下の都市間交流事業費です。これは震災が起きる前から遠野市との交流についてお話があり、震災後は復興支援の側面からの交流となっておりましたが、来年の2月から3月にかけて、展示や舞台の実施などで文化的な交流を行う事業に充てるための費用であります。  次に、2つ下の平和祈念事業費であります。調布市では市民の皆様に平和について考える機会を提供するとともに、特に若い世代に戦争の悲惨さを伝えていくことを目的に、年間を通して平和祈念事業を実施しております。平成24年度に引き続き原爆資料の展示や、戦争体験者の映像記録の作成及び配布を行います。また、4年に1度の平和市長会議総会に向け折り鶴を届けるため、市内の小・中学校や団体、市民に協力を呼びかけてまいります。  次のすぐ下の事業助成費でございます。これは第9回になる深大寺短編恋愛小説「深大寺恋物語」公募事業への助成と、調布市文化協会に対して事業助成金や会場使用料の助成を行う費用でございます。 ○内藤 委員長   はい、岩井課長。 ◎岩井 生涯学習交流推進課長   続きまして、生涯学習交流推進課所管の◎国際交流事業費でございます。前年度比 131万 4,000円、 6.1%の減です。  初めに、国際交流協会補助金は、調布市国際交流協会の運営及び事業への補助金でございます。国際交流協会は、外国人との共生社会を目指す市民の自主的な活動として、地域でともに生活する外国人との相互理解及び生活支援のための事業を行っております。  主な事業内容といたしましては、外国人が日常生活で必要な日本語を学習するための日本語教室や生活相談、ボランティアが活動するための日本語ボランティア養成講座、情報交換や文化紹介を通して親睦を図る定例サロン等の交流事業などを行います。  次に、外国語版生活ガイドブック作成委託料であります。前年度比 202万 2,000円の減であります。これは平成24年度に改訂版を作成し、平成25年度は増刷のため減額となっています。  ガイドブックの内容は、公共施設の案内、緊急時の対応などの生活情報、行政として認識しておいていただきたい情報を、日本語、英語、中国語、ハングルの併記で記載しています。  次の異文化交流事業費は、調布市サウディアラビア友好会と共催で実施しておりますアラブイスラムの体験学習会におけるバスの高速代等でございます。  続きまして、◎国際交流基金費でございます。前年度比18万 7,000円、54.7%の減です。  利子積立金は、国際交流基金の運用において発生いたします利子を積み立てるための歳出予算でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   福島課長。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   続きまして、目7「せんがわ劇場費」について御説明申し上げます。せんがわ劇場費全体は前年度予算額から 230万円余、 2.9%の増でございます。  せんがわ劇場は開館して5年が経過し、平成25年度からの10年間を新たなステージ、第2ステージと位置づけております。せんがわ劇場のあるまちづくりの推進を図り、せんがわ劇場が開館以来培ってきた地域団体や大学等との連携及び市民サポーターとの協働を進め、地域の魅力を高め、地域とともにまちづくりを進めてまいります。またこのため、平成25年度からの10年間の管理運営に係る計画の策定に向けてパブリックコメントを開始するところでございます。  平成25年度は、23、24年度に引き続きコーディネーター制での劇場運営を行ってまいります。  それでは、まず◎せんがわ劇場管理費でございます。前年度の予算と比べまして 400万円ほど、10.6%の減となっております。減の要因といたしましては、劇場に設置しておりますスタインウェイ&サンズ社製のピアノの借上料の支払いが終了したことと、票券システム使用料等を劇場事業費に組みかえたことなどによるものでございます。  維持管理費につきましては、劇場の舞台業務委託や舞台装置の点検、その他建物、設備、電気工作物等の保守点検や清掃、警備等の管理業務、光熱水費、劇場のホームページ等に要する経費が主なものでございます。このほか、25年度は劇場への案内道標、外壁へのサインの作製、設置を予定しています。  諸経費につきましては、職員旅費、通信運搬費、公立文化施設協会参加負担金等が主なものでございます。  次に、◎せんがわ劇場事業費でございます。前年度と比べまして約 630万円、15.0%の増となっています。劇場事業の委託料の増と劇場管理費からの組みかえが主な要因です。  せんがわ劇場専門嘱託員報酬は、主に事業を企画制作する調布市音楽・芝居小屋のあるまちづくり推進専門嘱託員5人分の報酬でございます。  次に、コーディネーター報酬であります。演劇・市民参加・フェスティバルコーディネーター1人、音楽コーディネーター2人、劇場経営コーディネーター1人の合計4人分の報酬です。  続いて、受付業務員賃金であります。主に窓口業務に当たるホールスタッフ4人分の賃金です。  続きまして、せんがわ劇場事業費であります。市民に親しまれ、愛される劇場を基本に、身近に舞台芸術に触れる機会を提供してまいります。具体的には、まず開館当初から実施し、劇場事業の顔となっているサンデー・マティネ・コンサート。これから派生しまして、昨年秋に開始したワンコインの予約コンサート、サンマチPlus+を引き続き行ってまいります。  また、サンデー・マティネ・コンサートの演劇版とも言えるせんがわシアター 121は、演劇をより身近に毎日の生活の中へ、芸術のあふれるまちを目指してということで、平日の夜を中心に実施します。 121席の小劇場であるせんがわ劇場にふさわしい演劇の小品を、お客様とともに珠玉の名作に育てたいと考えております。  また、各種ワークショップや市民参加演劇公演など、市民が参加し体験する事業を実施します。  桐朋学園や白百合女子大学、商店街のお祭りと連携した地域連携事業を予定しております。また地域交流を深める事業としては、商店街の共同開催の店舗とともに実施する第6回ジャズアートせんがわを実施いたします。  若手芸術家の育成支援事業としては、演劇コンクールとその受賞団体公演、せんがわピアノオーディション、若手芸術家育成公演を実施します。  このほか、子どもを対象とした事業としてはファミリー音楽プログラム、夏休み子ども表現ワークショップなどのワークショップを実施するほか、学校等へのアウトリーチ事業などを充実してまいります。  次に、せんがわ劇場運営委員会費であります。劇場事業全体及び劇場経営について、評価・検証を行う運営委員会の外部委員の報酬等に要する経費になります。  以上でございます。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   続きまして、目10「消費生活対策費」をお願いいたします。ページは、 102ページ、 103ページとなります。  最初の◎消費生活対策事業費です。当該事業費は、消費者が安全で安心な消費生活を送ることができるよう、消費トラブルに巻き込まれないための情報発信、また巻き込まれた場合にも迅速な対応がとれるよう、相談窓口の充実を行う経費であります。  具体的事業について御説明いたします。  まず、最初の消費生活相談員報酬であります。これは、消費生活コンサルタントや消費生活アドバイザー等の専門資格を有している非常勤特別職4人の相談員の報酬であります。1日3人体制で午前9時から午後5時まで、1日1人6時間勤務で市民の相談に対応しております。  次に、3つ目の消費者まつり運営費をお願いいたします。消費者まつりは、毎年、消費者保護啓発事業の一環として実施を予定しておりますが、平成22年度からフリーマーケットと開催日を合わせたこともあり、多くの皆さんに来場していただいております。23年度からは公募で参加団体を募集しており、25年度も調布市消費者団体連合会とともに企画実施してまいります。  次に、4つ下の消費者行政活性化事業費であります。これは東京都と国で消費者行政活性化基金を創出したのですけれども、この基金は当初23年度で終了の予定でありました。ただ、24年度も活用することができ、25年度も引き続き活用することができることとなりましたので、消費生活相談員のスキルアップや消費者相談室の啓発などを行ってまいります。  以上です。 ○内藤 委員長   はい、中村課長。 ◎中村 協働推進課長   続きまして、協働推進課所管分の主な内容について御説明いたします。  平成25年度は、新たな基本計画の基本目標の1つである「地域のつながりの中で,ぬくもりのある暮らしをおくるために」、引き続き地域コミュニティの醸成と地域からの市政への参加と協働のまちづくりを進めます。具体的には、既存地区協議会への必要な支援と新規設立を進めながら、2年間試行しました地域カルテに基づく事業提案制度の検証を行い、それをもとに地域活性化につながる取り組みの検討を行ってまいります。  さらに、参加と協働を推進させるために市民活動、地域コミュニティ活動を効果・効率的に充実させる手法や、地域福祉センターのあり方についての検討を始めます。  また、地域福祉センターとふれあいの家につきましては、公共建築物維持保全計画を踏まえ、施設の老朽化への対応を図った維持管理と補修を行ってまいります。  それでは、説明をさせていただきます。  初めに、目15「コミュニティ施設費」、◎地域福祉センター管理運営費でございます。地域福祉センター全10館の運営に係る経費でございまして、前年度当初比3%の増額であります。  維持管理運営費は、主に光熱水費等に要する経費でございます。  管理業務委託料は、一般財団法人市民サービス公社へ地域福祉センターを管理委託する経費でございます。主な委託内容といたしましては、受付業務と維持管理補助業務となっております。  維持管理委託料は、清掃、保守点検、機械警備等の委託に要する経費でございます。  土地賃借料は、入間地域福祉センターの敷地の賃借料でございます。  維持補修費は、平成23年度に実施した金子地域福祉センターの劣化診断に基づき、同地域福祉センターの屋上の防水と風除室、土間の改修を行うとともに、老朽化した給水管その他の工事を行う予定でございますす。  次の諸経費の中には、テレビの受信料のほか、AEDの保守点検委託料が含まれております。  続きまして、◎ふれあいの家管理運営費でございます。市内17カ所のふれあいの家の運営に要する経費でございまして、前年度当初比26%の増額であります。25年度は緊急に補修を要する事態に対応できる工夫を行いました。  初めに、維持管理運営費は、光熱水費に要する経費でございます。  維持管理費は、ふれあいの家の指定管理者である各運営委員会に支払う管理委託料のほか、樹木の剪定委託、屋根の清掃委託及び特殊建築物保守点検委託料でございます。  次の維持補修費は、冷暖房設備などの保守点検や修繕、畳がえ等に要する経費でございます。  次の保守点検委託料は、空調及び消防設備に係るものでございます。  その次、 104、 105ページのほうに続きます。各種負担金は、国領駅北口の再開発ビル、コクティー1階に設置しております国領駅北ふれあいの家について、コクティー管理組合に支払う管理組合費でございます。
     諸経費は、利用申請書等の印刷製本費のほか代表者会議の通信運搬費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、今井課長補佐。 ◎今井 生涯学習交流推進課長補佐   続きまして、目18「コミュニティ推進費」の生涯学習交流推進課所管の◎市民活動支援事業費でございます。前年度比2万 3,000円、 0.3%の増です。  初めに、生涯学習まちづくり推進員報酬でありますが、これは文化会館たづくり11階、みんなの広場内に設置しております生涯学習情報コーナーで、相談業務等を行っている生涯学習まちづくり推進員2名分の報酬でございます。  次の市民が主役のまちづくり大学事業費でございますが、調布市は電気通信大学を初め、6つの大学と相互友好協力協定を締結しております。その6大学について市民に関心を持っていただくために見学会を行っておりまして、その見学会実施の際の保険料でございます。  次の窓口管理事務委託料でありますが、これはみんなの広場の夜間管理に関する費用でございます。  次の市民活動団体協働事業費でありますが、これは主にシニア層の定年退職後の方々を対象に、社会参加を促すことを目的とした地域デビュー歓迎会及びアフターフォローとしてのボランティア団体やサークルの説明会を、公募市民による実行委員会を組織して実施しております。  また、市民が生涯学習を始めるきっかけづくりとなる生涯学習サークル体験及びその体験発表会を、サークルの代表者等と協働して実施するための費用でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、中村課長。 ◎中村 協働推進課長   続きまして、目18「コミュニティ推進費」、協働推進課所管分でございます。主に地区協議会、自治会等の地域コミュニティへの支援と参加と協働の推進に関するものでございまして、前年度当初比3%の増額であります。  まず、◎コミュニティづくり推進事業費でございます。前年度当初比4%の減額であります。  地区協議会運営費は、13の地区協議会と平成25年度に立ち上げを目指す新設1カ所分を合わせ14地区分の運営、活動助成に係る経費が主な内容でございます。  試行2年目になる地域カルテに基づく事業提案制度は、平成25年度一般会計予算へ反映させる事業として、石原小学校地区協議会と富士見台地区協議会から各1事業、計2事業の提案をいただきました。いずれも地域の防災案内看板、掲示板に関するものでありまして、総合防災安全課所管の防災費、災害対策費予算に組み込まれました。  地域カルテに関しましては、この2年間の試行を振り返り、昨年度提案事業の検証を踏まえ、今後の地域活性化に向けた取り組みに生かしてまいりたいと考えております。具体的には地区協議会として一番求められていることである、多くの方の参加と意見集約という機能を支援するモデル事業に取り組みを行います。  続いて、地域交流事業費であります。地域交流会は、毎年夏に地区協議会の未設立地域の方たちをお招きし、既存地区協議会によるポスターセッションを中心に、地区協議会設立のきっかけづくりを目的に行ってまいりました。平成25年度は無作為抽出などの手法を検討し、交流会参加者の枠を拡大しながらワールドカフェによる市民交流イベントにしたいと考えております。本事業費は、主に交流会開催御案内のための通信運搬費であります。  次は、参加と協働推進費でございます。主なものといたしましては、新たな協働の仕組みづくりの検討などについてアドバイスをいただく専門家への謝礼、また担当職員の資質向上を図るための講習参加派遣、市職員に対しての市民参加研修を実施するための経費でございます。  次に、車両管理費でございます。車両1台の燃料費、修繕料、各種保険料、重量税、車検手数料がその内容でございます。  続きまして、コミュニティ推進事業補助金でございます。調布市自治会連合協議会が市との協働により、積極的に地域コミュニティの活性化に取り組む事業の実施などの活動を助成するものでございます。  次に、地域活動広報費でございます。地域活動の魅力を効果的に発信し、地域活動の裾野を広げ、活性化を図ることを目的として地域活動情報紙を発行しております。この広報紙を作成、配布するための委託料でありますが、東京市町村自治調査会からの多摩・島しょ地域力向上事業助成金の適応が平成24年度で終了したことから、平成25年度は発行回数を1回とする予定でございます。  次に、◎自治会業務費でございます。昨年度当初比8%の増額となっております。  行政協力謝礼は、市などで発行する印刷物の回覧、配布等に御協力いただく自治会への謝礼金でございます。1世帯当たり年間 200円で積算した金額を各自治会のほうに差し上げております。  自治会掲示板費は、地域に市政情報、あるいは地域の情報を発信し、地域コミュニティの活性化を図るために活用していただいている掲示板の修繕、移設、あるいは新規作製に要する費用でございます。  自治会等施設設置事業助成金は、自治会の集会施設の増改築や修繕に係る経費を助成するものでございますが、平成25年度は事前に申請をいただいております3団体に助成するほか、緊急の修繕に要する経費でございます。  諸経費は、自治会調査票送付のための通信運搬料ほか、消耗品費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、岩井課長。 ◎岩井 生涯学習交流推進課長   続きまして、目19「生涯学習推進費」の◎生涯学習推進事業費でございます。 208万 9,000円、15.4%の減です。  初めに、生涯学習推進協議会委員報酬であります。平成25年度は新たな計画であります生涯学習振興プランの推進に対して、協議、検討をしていただく予定です。  その下、1つあけまして講師謝礼に移ります。これは生涯学習を意識啓発、支援する講座や講演会などの経費であります。  次に、生涯学習諸経費ですが、これは消耗品等のほかに、みんなの広場に設置してあります利用者用コピー機の経費を含んでおります。  次の生涯学習情報提供費でありますが、これは調布エフエム放送に番組制作を委託しまして、市民に生涯学習や市民活動情報を提供するものでございます。この番組は毎週日曜日に放送されております。そのほか、生涯学習情報と市民活動情報を統合した生涯学習情報システムの運営委託料、約 800万円を計上しております。  続きまして、IT講習事業推進費でありますが、これは市民活動団体との共催で市内の中学校を会場に、主に中高年を対象としたパソコン講習会を行うための経費でございます。  なお、平成24年度予算計上していました生涯学習振興計画策定費は、平成24年度末に策定しますので 180万 6,000円の減となっています。  以上でございます。 ○内藤 委員長   中村課長。 ◎中村 協働推進課長    106、 107ページをお願いいたします。目20「市民保養施設費」でございます。平成25年度は木島平施設管理費が皆減となりましたが、いやしとふれあいの旅事業費に利用者実績数を反映させたことから、前年度当初比15%の増額となっております。  ◎いやしとふれあいの旅事業費につきましては、多賀荘廃止の代替事業として、平成18年度から河津温泉旅館組合と事業協力協定を結び事業展開を行ってまいりましたが、平成22年度には京王観光株式会社と、さらに平成23年度にはさくらツーリスト株式会社と事業協力協定を結び市民優待宿泊施設を拡充し、一方で東日本復興支援ツアーなどを実施してまいりました。  平成25年度は本事業のさらなる宿泊助成利用者の増加を見込み、いやしとふれあいの旅事業運営費は 140泊分増を見込み、 250泊分を計上しております。また、諸経費は事務連絡用交通費、消耗品、助成申請受付業務委託がその内容でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、涌田副参事。 ◎涌田 生活文化スポーツ部副参事兼男女共同参画推進課長事務取扱   続きまして、目23「市民プラザあくろす費」でございます。  初めに、◎市民プラザあくろす管理運営費でありますが、前年度と比較いたしまして約 880万円、13.6%の減となっております。その要因といたしましては、指定管理料の減によるものであります。  4月から新たな指定管理者による施設管理が始まります。より一層多様な市民活動の場として快適に御利用いただけますよう、利用者の視点に立った運営に努めてまいります。  その下の指定管理料ですが、新年度に向け協定を結びました指定管理者への指定管理料であり、各種借上料は駐車場の借上料、さらに車両管理費を計上いたしております。諸経費につきましては、消耗品等の経費であります。  次の◎運営連絡会費は、前年と同額でありまして、あくろすの3センター、協働推進課、そして指定管理者をメンバーとして月1回、利用状況や課題について共通認識を持つため行っております連絡会の運営に要する経費であります。  次に、目25「男女共同参画推進費」であります。男女共同参画社会の形成のために、男女共同参画推進プランに掲げた事業を推進してまいります。  ◎男女共同参画推進センター運営費であります。前年と比較し10.4%の減であります。センターの管理運営にかかわるコピー用紙代と文具代等であります。  次の◎男女共同参画推進事業費であります。昨年と比較して 1.6%の減であります。  その下の男女共同参画推進指導員報酬につきましては、講座、講演会等の企画、運営等の啓発事業を担当している指導員5名分の報酬であります。  次の主催事業費につきましては、各種講座、講演会のための講師謝礼、一時保育士賃金、ポスター、チラシ作成のための委託費などに要する経費でございます。  調布地域女性史編纂事業費につきましては、女性史編さんのための委員や講師への謝礼であります。  次の情報発信事業費につきましては、情報収集用雑誌購読料等の消耗品、広報誌発行に係る経費、ホームページ作成の運営委託料、図書管理システム借上料等でございます。  続いて、男女共同参画推進フォーラム運営費であります。昨年度から男女共同参画推進フォーラムしぇいくはんずと名称を変更し、開催時期につきましても男女共同参画週間に合わせ6月の下旬に開催をしております。公募による市民や団体の参加により実行委員会を立ち上げて、講演会、講座、展示等、事業の企画、運営しております。男女共同参画の意識啓発に大きな役割を果たしており、市民団体や女性リーダーの育成にもつなげていきたいと考えております。  次の相談業務事業費につきましては、生き方、法律、ヘルスケア、働くことの4つの相談事業を、保育を必要とする方には保育つきで実施しております。さまざまな困難を抱えた女性を援助するため、それぞれの分野の専門家が対応しております。生き方相談、法律相談につきましては、利用者の利便性を考慮して月1回、夜7時までの延長日を設けておりまして、これまで同案件につき1回としておりました法律相談につきましても、複数回にわたり相談が行えるようにいたしました。今後も利用しやすい相談窓口づくりに努めてまいります。  次の団体活動費等補助金につきましては、市民の男女共同参画推進にかかわる団体の活動を支援してまいります。1団体につき上限は7万円、2団体までの補助をいたします。  次の男女共同参画推進センター運営会議費につきましては、センター運営にかかわる委員の謝礼等の経費でございます。学術経験者や活動団体の推薦者、公募市民等で組織した委員会で、当課の事業につきましてさまざまな助言、提案をいただき、センター運営の充実を図ってまいります。  続きまして、配偶者暴力防止計画推進費であります。DVの起こる場所が家庭など限られた空間であり、本来親密な関係である者同士のことでもあるため、なかなか実態が見えてこない現状もあります。被害者への支援の充実を図るため、庁外も含めた関係機関との連携強化を目的にネットワーク会議を開催し、情報の共有化に努めてまいります。また、講座の企画や情報発信、庁内外の関係者への研修等も進めてまいります。  次は、民間シェルター運営費補助金でございます。DV被害者の中には、すぐにシェルターに避難しなければならない深刻なケースがあり、一時保護件数も増加しており、公的シェルターだけでは対応し切れない状況があります。被害者が安全に避難できる施設の運営を支援するのが目的であります。東京多摩地域民間シェルター連絡会に、調布市ほか複数市で補助金を交付しております。  説明は以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、中村課長。 ◎中村 協働推進課長   続きまして、 108、 109ページの目27「市民活動支援センター費」でございます。前年度当初比で2%の減額となっております。  既に御案内のとおり、調布市市民活動支援センターの運営団体は平成25年度から5年間、前2期──2つの期ですけれども、こちらから継続してきました調布市社会福祉協議会とすることに決定し、現在、契約締結に向けた協議を行っているところであります。  業務委託料は、市民活動支援センターの運営経費でありまして、平成25年度も市民活動団体との交流事業や、NPO法人等の設立のための講座及び相談事業等を行うことにより、非営利の公益的な市民の方々の活動を幅広く支援する場として、市民の皆様の活動の拠点となるよう運営を行ってまいります。また、地域コミュニティの推進においても、地域活動に参加するきっかけづくりなど地域と人材とのコーディネーター機能も充実させ、行政との協議の推進に向けて協働のパートナーとなる市民活動団体等に対する支援や連携についても積極的に取り組んでまいります。  なお、前年度まで市民活動支援センターで行われるIT講習会や、パソコン講座に使用するためのノート型パソコンに係る機器借上料につきましては、業務委託料に組み込む形で皆減とさせていただきました。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   続きまして、同じページ、 108ページ、 109ページをお願いします。   108ページの目30「グリーンホール費」をお願いいたします。グリーンホール費全体では約1億 3,000万円の増額、前年度比85%の増となっております。  内訳を御説明いたします。 109ページをお願いいたします。  最初の◎グリーンホール管理運営費は、主に指定管理者である公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団に支払う指定管理料で、前年比施設管理に伴う経費と芸術文化事業の実施に充てられておりましたが、前年比で約5%の減額となっております。  また、今年度は指定管理者の選定委員会を開催いたしますので、外部委員の報酬を諸経費として計上いたしております。  次の◎グリーンホール施設費をお願いいたします。平成25年度はグリーンホールの老朽化対策を実施するため、前年より1億 3,560万円余の増額、約6倍の増となっております。  内容について御説明いたします。  すぐ下の施設整備費をお願いいたします。これは大きくは舞台機構や空調などの工事や部品交換を行うもので、その実施に当たってはできる限り集中して行い、利用できない日を最小におさえてまいります。  その他、音響システムのリース料や備品の購入に充てる経費であります。  次に、目35「文化会館費」をお願いいたします。この経費は、公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団への補助金と文化会館の管理運営に係る経費であります。文化会館費全体では、前年度に比較して 1,151万 5,000円の増額であります。要因といたしましては、財団に対する指定管理料が減額となりましたが、安全対策や老朽化対策に係る経費が増額となったためです。  同じページ、 109ページをお願いいたします。  ◎文化会館たづくり管理運営費をお願いいたします。前年度に比較して 1.6%の減額です。  すぐ下の文化・コミュニティ振興財団補助金です。この補助金は、芸術文化、コミュニティ事業、広報情報事業実施と事業実施及び管理運営人件費に充当されているものです。前年と比較して約 700万円余の増額でありますが、事業実施方法の見直しなどを行いましたが、毎年実施しているコミュニティ事業について、平成24年度は財団事業積立金を活用して実施したものを、平成25年度は補助金で実施することとしたためであります。  2つ下の指定管理料をお願いいたします。これは主に施設管理運営に必要な経費ですが、その他、指定管理事業の実施に充てる経費に充てるものです。  次の機器等借上料と次のシステム管理費でございますが、20年度にリニューアルされた施設予約システムがリースアップすることから、新しい機器に変更して管理してまいります。このリニューアルについては、現システムに比べ安価であることから 300万円余の減額となっております。  次の◎文化会館たづくり施設費をお願いします。これは前年度に比較して 2,670万円余、49.2%の増額となっております。主な内容といたしましては、エアコン更新や、防災設備の更新工事や、調光卓のリース等に充てる経費です。  最後の◎文化会館たづくり用地費につきましては、たづくり用地のうち民有地の部分、約 2,898平方メートルに対する土地賃借料となっております。  以上であります。
    ○内藤 委員長   以上で生活文化スポーツ部の総務費の説明は終わりました。  これよりページごとに質疑、意見を求めます。最初に、 100、 101ページからお願いいたします。御発言ありませんか。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   まずは新しく事業として出てきた都市間交流事業費なんですが、9万 7,000円と今のところ少ないんですけれども、おいおいいろいろな事業に展開していくと思うんですけれども、この先の見込みとしてはどのようにお考えなんですか。まずは、その1点を。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   この経費は、具体的には遠野市との交流を行う事業として計上されたもので、展示関係の管理を行う費用であります。交流としては復興支援というふうな形で始まりましたけれども、今後、芸術・文化も来年度は予定しておるということと、来年度早々に遠野市との都市間交流についての各所管の打ち合わせ会議を予定しておりますので、そちらのほうで具体的な方向については討議してまいりたいと思っております。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。  では、次はせんがわ劇場の管理費についてお尋ねします。今せんがわのほうでは管理運営計画が、パブコメがこれから行われるということで素案が出されているので、ちょっとそれから質問いたしたいと思います。  このせんがわ劇場の運営計画の素案を見ますと、まずその目的なんですけれども、これが昨年6月に国のほうから劇場、音楽堂等の活性化に関する法律というのが施行されて、それで全国にある劇場や音楽堂のあり方なんかを見直しながら行っていくものだと思います。それも受けてのこうしたせんがわの、またあり方の見直しとかもされてきたんだと思いますが、この法律を──まずは計画のほうを見せていただいたところ、運営体制、組織体制のほうなんですけれども、芸術面での演劇・市民参加・フェスティバルコーディネーターとか、また音楽でのコーディネーター。こういう専門のいろいろ知識やノウハウを持った方をコーディネーターとして、そちらの部門をやられるということで、もう1つ、劇場を運営していく中では、やはり大変重要なのが経営というところだというふうに思うんですね。それもただ数字を見る方というだけではなくて、芸術面にも造詣が深くていらっしゃって、ただ、芸術でいろいろなことに運営をやっていこうというときに、そこも押さえなきゃいけないというようなことも出た経営を考えてくると思うんですが、その経営コーディネーターという方が1名充てられていますけれども、実際のところ、経営というところはどのように具体的に行われていくのか。どういうところに注意してされていくのかというところを、まずお尋ねしたいと思います。  ちょっとこの計画ですね。これを見るといろいろな経営のところにしては、今後の管理、運営の考え方というところです。経営面でも特に安定的な運営を行えるとかというようなところでも出てますし、ちょっと経営というところでの見込みをぜひお伺いしていきたいと思います。注意をしてやっていくような、ここを経営コーディネーターという方がやっていくときに、ここの経営をどのように考えてやっていくのかというのは、市としての考え方も含めて、その面について、まずはお尋ねしたいと思います。 ○内藤 委員長   はい、福島課長。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   劇場経営の方向性ということで、6点中、特に重視して行う要素を、この管理運営計画の素案で挙げさせていただいているんですけれども、現状23、24に引き続き、25年度は経営コーディネーターのアドバイスをいただきながら、市のほうで職員が中心となって経営を行っております。その中で現在も注意はして、この6つの要素を重視するようにというようなアドバイスも、こういう視点で見て経営を分析しながら進めていくようにというのも、経営コーディネーターからのアドバイスで私どもも現在、こういう視点を持って劇場の管理運営、経営に当たっているところでございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   せんがわは芸術の発信ということで、これを市の独自事業として管理費と事業費と見ますと大体1億円弱の事業ですよね。そこをちゃんと、やっぱり市民に発信しながら経営も継続していくというところでは、市民に対しての説明責任とかもありますし、劇場の経営の6つの視点では評価・検証システムの運用というのもありますので、ぜひこういうところも市民の方々にわかりやすいようなシステムですとか、あとは報告のあり方とかというのを、ぜひ検討してやっていただきたいと思います。  あとここでの計画を見ますと、学校での受け入れというところも力を入れて、これからやっていくのかなと思うんですが、そこで一番、やっぱり壁になってくるのが学校の中で授業としてやるときに、学習指導要領ですとか授業実数をどのようにとっていくかというようなところも、ちょっとそこは学校と一緒にやっていかなければいけないところだと思うんですが、実際、今24年度もやられてきたと思うんですけども、その点については、まずは学校とどんなようなかかわりを持ってやってこられたのかと、学校の中にアウトリーチというときに課題になるかなというようなところは、どのようにお考えでしょうか。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   24年度のアウトリーチとしては小学校1校の学芸会の指導に、こちらのコーディネーターが出向いて行うということをさせていただきました。このほか教育委員会の方ともちょっと協議を進めているところですけれども、25年度に関しては音楽事業を行うことの方向性でおります。あと演劇に関しても進めていきたいと思っておりまして、これからも教育委員会と協力をしながら学校でのアウトリーチ事業を進めていきたいと思います。 ◆ドゥマンジュ 委員   今、教育部のほうに質問してもよろしいのかどうか。だめですか。──じゃあ、委員長にお諮りします。せっかく教育部の部長もいらっしゃるので、教育部としては、そのことについてどのようにお考えなのか聞きたいんですが、ここで聞けるでしょうか。 ○内藤 委員長   所管外ではございますが、今、ドゥマンジュ委員から教育部のほうに御質問がございましたので、簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。はい、朴木室長。 ◎朴木 指導室長   校長の経営方針に基づいて、その教育内容が中身にきちっと位置づけられて、意図的、計画的な中で今のようなことを、今、福島課長がおっしゃっていることを活用していくというのは、非常にいいことではないかなというふうに思います。ですから、位置づけをきちっとして計画的に行う。そして経営方針に基づいていると。そういった中では、むしろ積極的に活用してもいいのではないかというふうに思っております。 ◆ドゥマンジュ 委員   ぜひ調布に、せっかくこういう音楽や演劇などで芸術面で子どもに、次の世代に啓発をしていけるような施設があるので、ぜひそこは教育との連携で行っていっていただきたいと思います。  あともう1つ、最後になんですが、先ほど申し上げましたこの法律なんですけども、この目的としているところで前文に、個人の年齢もしくは性別または個人を取り巻く社会的状況等にかかわりなく、全ての国民が、潤いと誇りを感じることのできる心豊かな生活を実現するための場として機能しなくてはならないというふうに、劇場とか音楽堂というのを捉えるというふうになっているんですね。そうすると、やはりこれは法律で全ての人たち、障害をお持ちの方ですとか、あとは社会的に困窮をしていて、なかなかそういうところに足を運べない人たちにも場が開かれるというような意味づけで、大変重要な前文として押さえられているというようなことも書かれているのを読んだことがあるんですが、その点でこの劇場での障害をお持ちの方の受け入れというようなところ、また障害をお持ちの方に対しての芸術活動などというところは、どのようにお考えなんでしょうか。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   障害をお持ちの方にも、ぜひ劇場にいらしていただきたいというふうに考えておりまして、24年の秋から実施している公演では障害者割引というようなことを設けて、積極的にいらしていただくことをアピールしております。また実際の観客としてだけでなく、劇場の事業に参加していただいている例もございまして、特に障害者の方向けの事業ですということはうたっていないんですけれども、お子さん向けの事業のときに障害をお持ちのお子さんもいらしたりしますけれども、その方たちも受けとめて事業を進めております。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   ありがとうございます。もうこのぐらいにしておきますので、意見なんですが、社会教育のほうでも、やはり障害を持っていたり、なかなかそういう場に出ていきにくい方に教育をということでありますので、そういうところの社会教育とかの連携も図りながら、ぜひそういうところの充実を図っていただきたいと思います。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。大須賀委員。 ◆大須賀 委員   何点かお伺いしたいんですが、まず姉妹都市等交流事業費ですが、木島平村との姉妹都市交流もセカンドステージを迎えたということで、2年前かな、3年前かな、なりましたよね。ということはステップアップして今までにない、いろいろなさまざまな事業展開をすると言いつつやっていると思うんですが、特に平成25年度はどのような新たな事業展開を予定しているんでしょうか。 ○内藤 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   項目出しとしては同じ名前ではございますけども、内容のステップアップは毎年図っております。  まず、木島平の交流ツアーでありますけれども、こちらは窓口を、村役場の総合政策課と私どもの文化振興課が窓口同士になって交流ツアーの内容などを企画しておりましたが、宿泊助成でいろんな民宿ですとかペンションの民間の方のお宿にお泊まりするようになったことから、観光協会のほうでツアーを企画して、木島平の魅力をさらに高めて市民に体験していただけるような内容で25年度は計画し、ツアー参加者の動向も踏まえて平日連泊をするような内容で、村人と市民の交流が図れるような内容としております。 ◆大須賀 委員   一般の方はそれでもいいと思うんですが、特に私は子どもの交流を充実していただきたいと思うんです。実際に姉妹都市に何回か、議長のときに4回かな、1年間に訪ねたんですけども、たまたまその日に調布の子どもが、実は向こうに行ってたんですよね。木島平村の川で魚つかみをして大騒ぎをしたり、あるいは夜もいろんな貴重な経験をしました。ちょうど夏祭りかな。子どもたちも出て一緒に踊っていたんですけども、直接子どもたちに意見を聞いたら、本当に一生忘れられない思い出になったということを強く言っていました。まさしく姉妹都市というのは次の世代にも伝えていかなければいけないことですから、子どもの交流にも、ぜひ教育委員会も連携をして力を入れていただきたいと思います。  あと、調布市内に長野県人会があるのは御存じだと思いますね。ところが、姉妹都市木島平村といろいろ交流しているんですけども、県人会には全く何の情報も、連絡も、相談も実はないんです。これも3年前だったかな、民間ベースで木島平村との交流を推進するための組織もできましたよね。できた段階にも何の連絡がなかったのね。かといって、別に県人会の人もいじわるしようというつもりで言っているんじゃないですよ。何にも連絡がないということは、おかしいということなんです。単純な話、長野県出身者の人は、長野県の木島平村と姉妹都市交流をやっているんだから応援しようということを基本的に持っているんですよ。そういうところもきちんと連絡、連携しながらやっていかないと、もったいないよと思うんですけどどうですか。 ◎仁藤 文化振興課長   おっしゃるとおりだと思います。ただ、交流の団体も市内にできましたし、そことの交流としては都内に村出身の方の会がまたありまして、そちらとの交流事業をというような話も出ておりますので、ちょっと小さいところから県の大きなところにまた御協力のお願いに伺いように、村と一緒に伺っていきたいと思います。 ◆大須賀 委員   調布の長野県人会は、決して大きくないんですよ。たかだか 100人ぐらいしかいない団体で、集まりは40人くらいしか来ないので大きい団体じゃないんですけど、その村々の東京人会はいいですよ。東京都木島平村村人会、それはそれでいいですけど、同時にぜひ長野県人会も、私の知るところによると、そういうお声がけを待っているようですからぜひ積極的にやってください。  あと次、都市間交流事業費ですけども、非常に私、この事業については危惧、あるいは不思議だなというのを持っています。というのは、何で遠野市と積極的にやっているのか、やりたいのかなというところなんですね。私の知る限り議会側からそんなことをお願いしたこともないし、市民から言われたことも聞いてないし、唯一、私が思うのは市長個人が遠野と絶対やりたいなというところから始まって、ある意味無理無理やっているような気がしなくもないんですね。  実際に、例えば遠野市が三鷹市、武蔵野市と既に友好都市協定をしているのは御存じですよね。言い方を変えると、今調布市が割って入っているんです。あえてね。1つの見方からすると。遠野市にしてみたら、もう2つの市でやっているのに何で今度調布市なのと。しかも、関西です、九州ですと離れているならいいですよ。隣接している3つの市が1つの市と文化交流をやると、極めて珍しい事例なんですよね。そういう意味で非常に不思議だなと実は思っているんです。この遠野市を、特に都市間交流の相手先としてターゲットを絞ってこのようにやってきているのは、さっき私の推測で言ったんですが、実態はどうだったんでしょう。 ◎仁藤 文化振興課長   私どもの文化交流については、復興支援で遠野市との御縁の前に水木先生の御縁で、「遠野物語」を水木先生が漫画でつくられたということの縁がありました。そういうことでの遠野市とのいうことで、もともとそういう御縁があったというふうなことです。それで震災がありましたので、しかも遠野市はすごい被害があったわけではなくて、そこをキーステーションとして復興の場所をつなぐところだったというふうに聞いております。  それがありまして、もともとありました水木先生との文化の交流についてどうなんだろうかといったときに、たまたまわらび座が「遠野物語」の公演をしますが、いかがでしょうかというようなお話を遠野市のほうから公演のご紹介をいただきまして、急にその話が具体性を帯びてきたというのが、具体的に御説明すると、そういうことであります。それで公演も、市民の方に東北というところを感じていただくような文化的なものもできるということでありますし、水木先生の御縁の「遠野物語」の、今度は漫画ではなくて本当の柳田國男さんの書簡ですとか、そういうものの展示も貸し出し用のものがあるというふうに伺いましたので、それでは、やはり市民の方にも、そういう文化的な柳田國男さんとか「遠野物語」に造詣が深い方もいらっしゃると思うので、その方々たちも含め、そうした展示をさせていただくということで、きっかけはそういうことになります。それをきっかけとしていろんな都市との交流が、遠野に限らず何かのきっかけで深まっていくのは大変いいことだというふうに、姉妹都市交流の所管としては思っております。 ◆大須賀 委員   一番最初の段階で、水木しげるさんが「遠野物語」を漫画で描いたというのは私も聞いていました。ただし、例えば文化交流が行く行くは姉妹都市だとか、文化交流都市だとかになる可能性がありますよね。私は今後おつき合いする都市は、その先に必ず災害協定を持ってくるべきだというふうに思っているんです。調布は今のところ木島平村しかやっていませんよね。  これは何回も、私も一般質問で言ったし、先日、鈴木議員が取り上げましたけども、災害支援はグループよりも個別対応のほうが絶対いいんですよ。何でかといったら、災害が起きた段階で相手の確認をしなくても個別対応だったら支援に行けるからなんです。それが最大のメリットなんですね。だからこそ、1対1のペアリングの災害協定を結ぶ都市をどことするかというのは最大の課題なのに、これはちょっと所管が違いますけど、調布市は全く積極的になっていると感じないんです。だから文化交流をするんだったらば、そういう可能性がある団体としなければいけないと私は強く思っているんですね。  ところが、さっきも言ったように遠野市さんは既に三鷹市、武蔵野市と友好都市を結んでいるんです。そこにうちが割って入って文化交流しましょう。そこから先、災害時どうのこうの言ったって、私は相手としては難しいと思うんです。だからそのお金と労力を割くんなら、私は別の都市とやったほうがいいと思います。この都市間交流をいろんな都市とやるのはいいですけども、遠野市とは今まで言ったさまざまな理由で私は非常に危惧しています。それは市長にもしっかりと伝えてもらいたいと思います。  次に、国際交流事業費の外国語版生活ガイドブック作成委託料ですけども、去年改訂版をつくったという話でしたね。それで1年たって増刷するということがいまいちわからないんですけど、最初から去年の段階で増刷数も見込んで刷っていれば、当然増刷だから割高になりますよね。どうして1年たったら増刷するのかがわからないんですけど、どうでしょう。 ○内藤 委員長   岩井課長。 ◎岩井 生涯学習交流推進課長   ガイドブックですが、昨年度 2,000部つくりました。それで毎年 1,000部ずつ増刷する予定でございます。 ◆大須賀 委員   中身を変えてつくるというならわかるんだけど、同じものを増刷するわけでしょう。だったら通常は最初に 4,000なら 4,000、 5,000なら 5,000刷っておいたほうが普通は、一般的には割安になるはずなんですけど、そこはどうですか。 ◎岩井 生涯学習交流推進課長   一応確認もありますし、少ないですけど変更がある場合もあります。それと保存していく場所の問題もありまして、毎年増刷ということにさせていただいております。 ◆大須賀 委員   これについては、今後は費用対効果も確認しながら検討していっていただきたいと思います。  あと、せんがわ劇場管理費なんですが、先ほどサインをつけるという話がありましたよね。今までこの文教委員会でも話題になった、何の建物なのか全然サインがないよとおっしゃっていましたね。何の建物なの、何も看板が出てないじゃないかというのを受けて、やっと通る人がわかるようにサインをつけるということでよろしいですか。 ○内藤 委員長   福島課長。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   文教委員会での委員からの御意見もございましたし、あるいはいらっしゃる方からもわかりにくいということもおっしゃられる中で検討して、来年つけることといたします。 ◆大須賀 委員   それはせんがわ劇場単体なのか、せんがわ劇場とふれあいの家と保育園が一体となった看板なのか、どちらなんでしょうか。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   せんがわ劇場単体で考えております。 ◆大須賀 委員   せんがわ劇場をつけるのはいいんだけど、せんがわ劇場はそれでいいですよ。ふれあいの家と保育園──保育園は所管が違うけど、どうせなら一体でつけようという話に普通はなると思うんだけど、せんがわ劇場だけつけるのというふうに頑張ったんですか。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   せんがわ劇場単独で話を進めているところです。 ◆大須賀 委員   その辺がよく言う縦割り行政、わかんないところですよね。せんがわ劇場の利用者はそれでいいですよ。でもふれあいの家の利用者と保育園──保育園の利用者はある程度わかっているかもしれないけど、そういうことも話し合って、結果、いや、そちらはいいですよということになったんで、せんがわ劇場だけつけますよという話ならわかるんだけども、どうも推測するに、せんがわ劇場だけ意見を受けて反映しましたよということなので、ふれあいの家はどうなっているのかなと思います。そういうところも連携があったのか、ないのかわかりませんけれども、今話を聞いている限りは連携がなかったのかなというふうに思うので、担当部長さん、そういうのは連携してつけるべきじゃないでしょうか。 ○内藤 委員長   花角部長。 ◎花角 生活文化スポーツ部長   ふれあいの家も地域の方がお使いというところで、わかりにくいという御意見は余りちょうだいしてなかった状況もございましたので、特にはせんがわ劇場がわかりにくいというお話の中で、ちょっと今回の予算化というふうになっておりますけれども、今ふれあいの家も、例えば保育園のほうも確認の上、今後つけるときに一緒がよければ一緒という形で、ちょっと検討させていただきたいと思います。 ◆大須賀 委員   部長の英断とも言えるかもしれませんけど、でもそれって本来やっておかなきゃいけないことじゃないでしょうか。と思いますので、やってください。  あと最後の質問ですけども、先ほどのドゥマンジュ委員の質問とちょっと関連しますけど、せんがわ劇場事業費の中で学校教育とのアウトリーチ事業ということでしたよね。平成24年は学芸会、小学校1校ということで、これは教育委員会のほうにお伺いしたいんですけども、週5日制になって学校行事の準備をする授業数が圧倒的に減りましたよね。特に学芸会の準備のための授業数というのが減ったはずなんですね。それはある程度しようがないです。だからこそ、限られた授業数の中で効率的に子どもたちに指導しなきゃいけない。演劇とか表現方法ということになると、なかなか素人の先生の中でも学芸会とか演劇に理解のある先生と、なかなか理解のない先生とはっきり分かれていますよね。理解のある先生は大丈夫だと。特に理解のない先生、指導の仕方が苦手な先生こそ、まさしくアウトリーチ事業でせんがわ劇場からそういったことができる人に、例えば事前に来てもらうことが1つですよね。あるいは、先生たちがそれを聞くことが1つ。  もう1つは、当日来てもらって、演劇というのはこうやってやるといいんですよというワークショップを学芸会の場でやる。幾つかのプログラムの展開ができると思って、私も期待しているんですが、なかなか広がらないですよね。広がっていかない。これ、広がっていかない理由は何なんでしょうか。それは、せんがわ劇場側のセールスがいま一つなのか。それとも教育委員会、もしくは基本的に学校側の学芸会を担当している人が、そんなの面倒くさいよ、いいよ、おれのやりたいようにやると言っているのか。理由はどの辺なんでしょう。 ○内藤 委員長   朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長 
     さまざまな理由が考えられるかと思います。演劇については、例えば夏季休業中にさまざまな演劇団体。こういったものが、それぞれ研修会、あるいは演劇というものの台本の見本、それから実技研修等というのを行っているんですね。例えばそういう意のある教員は、そういったところに行って、ことし学芸会だからというような形で積極的に研修している者もいます。  それから学校がそれぞれやっている学芸会には、それぞれ成果の財産があるんですね。例えば隣の学校でこれをやっていると。うちもやりたいといった場合にビデオを見ると、ある程度こういう形でやればいいのか、こういう道具があればいいのか。場合によっては、その学校で残っている道具を借りよう。こういうやり方も私自身がやったことはあります。ですので、せんがわ劇場のやり方も1つの大事な方法かと思いますが、さまざまな方法を学校で選んでいるのではないかなと、このように思っております。  ただし、本市の中でのある意味財産であるし、地域に根差した教育の一環とも考えられますので、これは広報のあり方や学校への周知のあり方を今後工夫していけば活用は広がっていくのかなと、このように思います。 ◆大須賀 委員   学校側で別にせんがわ劇場にお願いしなくても、こういうこと、こんなことがありますよという状況なら、それは今の室長の説明でいいですけども、実際に幾つかの学校の学芸会を拝見すると一番の基本、声の出し方。基本中の基本ですよね。ふだんしゃべっている声じゃ聞こえないんだから、体育館で聞いている人に話すためには、それだけの声を発声しなきゃいけないんです。それから体を使った表現方法。そういう基本ができてないと思われるのが今は意外と多いんです。昔はもっと少なかった。それは、やっぱり授業実数の変化かなと思うんですが、だからこそ効率的に教えなきゃいけない。  さっき室長から意のある、ないのお話がありましたけど、意のある先生はいいんです。問題は意のない先生をどうやって、その辺をうまく指導してあげるかというところで、できればいろんな機会を通じて教育委員会からも各学校長、もしくは学芸会のそれぞれの指導をする担任の先生。もしくは、それぞれの学校に学芸会のリーダー的な先生がいるんでしたらば、そういう先生にせんがわ劇場のアウトリーチというのがありますよということも積極的にPRしていただきたいと思うんですけど、いかがでしょう。 ◎朴木 指導室長   今おっしゃったようなことを積極的に、せんがわ劇場の課長とも連携しながらやってまいりたいなと思います。昨年度、もう御存じのように第六中学校で、演劇部で全国大会に数年連続出場している学校。この方が実技研修等を行っていただいたという実績はあります。そんなことも含めて広報のあり方等も考えたいと思います。 ◆大須賀 委員   やっぱり学芸会というのかな、演じる能力というのは子どもたちが国際社会に行ったときにスピーチの仕方、それから特に欧米人が相手だからジェスチャーの仕方、説得力のあるプレゼンとかするために必要なはずなんですよね。必ず学芸会で何らかの経験とか能力は生きるはずですから、積極的な展開をお願いします。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。高橋委員。 ◆高橋 委員   私、ちょっとせんがわ劇場のところでお尋ねをしたい。ちょっと今までの流れと関連した質問になってしまうと思うんですけど、先ほどのせんがわ劇場の案内のサインの話なんですけども、以前この文教委員会でも出てたと思うし、前、私も別のところで申し上げたことがあるんですけども、これは劇場に設置するものとあわせて、駅からの案内の部分もプラスとかお考えなんでしょうか。 ○内藤 委員長   福島課長。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   駅からいらっしゃる方への案内と、劇場の建物につけるものと、現在、予算の範囲で、両者できる範囲からやっていきたいと考えています。 ◆高橋 委員   わかりました。ありがとうございます。  ただ、維持管理費の中で、案内サインとか看板にどれぐらいとられているのか。ちょっと明確な数字はわからないですが、駅からの案内と建物のサインという形で結構な費用を要すると思うんですけども、それはどのぐらいのサイズで、どのぐらいのデザイン。どう活用するのかはわかりませんけど、対応できるということで考えといてよろしいということですね。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   両方1つずつという形で今考えております。 ◆高橋 委員   わかりました。もしこういう形でできるんだよというのは、もし早目にわかったら教えていただきたいなというふうに思います。  私も前、申し上げたことがあるんですけど、やっぱりあそこの何とかストリートを通ると、そこから見てもわかるような形での劇場の案内を、ぜひサインという形でつけていただきたいなというふうに思います。  それからもう1つ、これも済みません、今、大須賀委員のお話とちょっとつながって関連した話になってしまうんですけども、私もいわゆるアウトリーチのところは非常に気になっていまして、ぜひ推進をしていただきたいなと思うんですが、先ほど演劇とか音楽というお話もあったんですけども、前回たまたませんがわ劇場であった公演は、私、とてもすばらしい企画だなと思って。リーディングと朗読の話があったんですけども、こういったものもぜひアウトリーチのアイデアの1つとして、演劇とか音楽という形になってどうしても大きな手間がかかるとかということになられて、先生方が腰が引けてしまうなんていうところもあるのかななんていうふうに、私、個人的には思うんですけども。この前の作品で取り上げられていたリーディングと朗読とかというようなところも、本当に今演劇と同じように声の出し方と発声の手法。それから本をどう読むかという部分の参考としては、これ、絶対に小学生プラス中学生にとっても非常にいい経験になるんじゃないかなんていうふうに思うんですけども、そういったものをせんがわ劇場さんのほうから、教育委員会を通じてアプローチをしていただくというのは考えられないのでしょうか。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   学校の現場でどのようなものが必要とされているのかということを、各学校に今後伺ってまいりたいと思っております。  以上です。 ◆高橋 委員   わかりました。私はそんな感じがしているものですから、今子どもたちの読書の時間の問題等も出ておりますので、ぜひそういった形でかかわっていただけたらうれしいなというふうに思いますんで、教育委員会のほうへは後で結構です。  もう1つ、あと御説明いただいたせんがわ劇場の管理運営計画について、この前、御案内いただいたものなんですけども、これからパブコメをやられるということなんですけれども、もうこれで決定してパブコメをかけるという形で御案内いただいたんですけども、ぜひここに書かれている目標となる「市民・地域の文化が育まれ,まちの誇りとなる劇場」というのを将来の姿として設定するというのは僕は、これはすばらしいなと思うんですけども、その後に続く4つの使命であるとか、劇場経営において重視する要素というような部分というのも、非常にロジックとしてはうまくつくられているんですけど、ぜひここの一つ一つに目標設定して、こういう目標に向かってみんなで進もうじゃないかというような、パブコメが終わった後でも結構ですので、目標設定をした上で、そこの目標にみんなで向かって進んでいくというような形での、ぜひ運営の手法を考えていただけないかなというふうに感じておるんですが、いかがでしょうか。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   計画の推進に向けては具体的な事業全体計画、あるいは経営全体計画というものを策定して、その中には目標を入れて進行管理をしていきます。 ◆高橋 委員   このせんがわ劇場の運営にかかわってる皆さんって、本当に一生懸命取り組まれていらっしゃる方、汗かいているなととてもよくわかりますので、そういったチームとして目指す目標というようなものをぜひ数値化して、目標をそこに設定して、それに向かっていくというような姿勢を示すことによって必ずいい形に僕はなってくるというふうに思いますので、あのスタッフの方々だったらきっとできるだろうなという感じがしておりますので、ぜひそういった取り組みをしていただきたいなというふうに、これは意見として申し上げて、それで結構です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。はい、平野委員。 ◆平野 委員   せんがわ劇場が続いているので、せんがわ劇場から申しますと、今、高橋委員が聞かれましたこの冊子ですけども、やはりせんがわ劇場、アンケートで言ったことがないという方が75%ということで、せんがわ劇場で行われている市民参加の演劇ですね。コーディネーターさんがしっかりバックアップしてくださって、私も今年度3作品を見に行かせていただきましたけども、これ、大変すばらしいんです。せんがわ劇場でやってる市民参加型の劇ですね。これをもっともっと、やっぱりもっと多くの人にも見ていただきたいなって、私、自分で見ながら大変そう思いながら、また感動させていただきました。  ですので、先ほど来の看板1つも、本当にこんなにすばらしいことをやっているのに、本当にアピールがなかなかできてない。看板も非常に大事だと思うんです。人を呼べるか、気持ちを引きつけるかどうか。看板1つの力って、物すごいあると思うんですね。くれぐれもコンクリート色の看板を、壁とわかんない、何かガがどっかにひっついているような、そういうカモフラージュみたいな看板じゃなくて、やっぱりセンスのいい。うわー、ここ何だろう、入ってみたい。もっと言えば、中でされてる市民参加の一番メインとする、誇りとする、せんがわ劇場がされてる劇場の案内までどかーんと、道路を車で通っている人が、次、あれやるのかというか。そういうのまでわかるぐらいの看板とセットになって出ていれば、もっといいのになというふうにも感じております。ぜひやっている内容がすばらしいだけに、もっとアピールを上手にしていただきたいなという。  ふれあいの家もあわせて、それも私も同感ですので。やはり中に入ってしまえば体は斜めになっちゃいますけども、だけどふれあいの家は公共施設ですから大事だと思います(「看板も斜めになって」と呼ぶ者あり)。ああ、そういうのも気をつけていただきたいと思います。それはそれとして、これは要望としてお願いします。  それからもう1つ、国際交流事業のところで、国際交流協会補助金が前年度から70万円ぐらいプラスにしていただいていると思うんですけども、この日本語習得の、特にお子さんがいらっしゃる若いお母さん方。だっこらっこくらぶというのがあると思うんですけども、これのニーズが非常に高いと思うんですね。それで週に何回かそういう教室を開かれているんですけども、1回の講習会に入れなくて待っている方が結構いらっしゃるということで声を伺っております。今回、事業費が、補助金アップされているのは、こういった課題への対応として補助金がアップされているのか。この補助金アップされた内容をちょっと少し詳しく教えていただけたらなというふうに思うんですけども、何かちょっとでも教えていただけますでしょうか。 ○内藤 委員長   岩井課長。 ◎岩井 生涯学習交流推進課長   今回の国際交流協会補助金がふえた理由ですけども、実質的には管理人件費の増であります。この管理人件費ですが、土日、それから夜間も国際交流協会事業はありますので、そのための増額でございます。 ◆平野 委員   人件費拡大ということは、人員の時間数なり日数なりが拡大されたというふうなことで、よろしいんでしょうか。 ◎岩井 生涯学習交流推進課長   今現在、1人体制になることがありますので、人数というか、日数の増であります。 ◆平野 委員   わかりました。それも大変重要で大事なことだと思いますので、また声をしっかり伺って、それに見合った支援をしていただけるようにお願いしたいと思います。  以上です。 ○内藤 委員長   はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   いろいろ聞いておりまして、まさしく5年前にせんがわ劇場ができたときに、やはり私も今いろいろ出てました動線の確保。どこにあるかわからない。道路上に青い線か、緑の線かで、ずっとそこまでペインティングできないかとかいう質問をさせていただいて、なかなか難しいというお答えでしたが、今、平野委員がおっしゃったようにもう少しわかりりやすい、そこに何があるか、そこで何をやっているかというのはぜひともやっていただきたいなと、皆さんそう思っています。  やっぱり70%知らないというのは(「75」と呼ぶ者あり)、済みません、75知らないというのはちょっとよくないかなと思いますし、これは要望としてしっかりと看板、サインね。サイン計画自体、もう所管はちょっと違いますけども、調布はちょっとおくれているんではないかなというふうに思いますので、総合的サイン計画も含め横の連携をとりながら、2013スポーツイベントが始まりますから、そこも含めながらしっかりと取り組んでいただきたいということを要望とさせていただきます。  質問なんですけども、先ほど都市間交流のところで木島平等々出てまいりました。この木島平で一番、私、すごいなというのは、やっぱり子どもたちの太鼓ですね。この木島平の太鼓、調布の中で知らない人は多分いないんではないかと思いますが、それとせんがわと結びつけたところでいきますと、質問ですが、せんがわ劇場あるいは仙川地区で、この木島平の太鼓を持ってきてやったことってありますか。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   回答は、ないです。その理由は太鼓が大変迫力があり過ぎて、あのホールに見合っていないということであります。小規模でも太鼓のような打楽器は難しいホールというふうになっております。 ◆川畑 委員   であるならば、仙川にはすばらしい祭りがあるんですよ。おらほせんがわという祭りがあります。このおらほせんがわの祭りの音量、物すごいものがあります。多分これは仙川商店街の主導でやられている部分でありますので、どういうふうにコラボするかというのは難しいかもしれませんが、ぜひとも、おらほせんがわまつりにコラボしていただく。これは物すごいアピールがありますし、木島平を売ることにもなるんではないかなと思いますんで、ぜひ担当部長。どちらの部長かな。 ○内藤 委員長   花角部長。 ◎花角 生活文化スポーツ部長   ちょうど8月の初旬がおらほせんがわというところで、木島平の日程もございましょうし、仙川商店街のほうとも確認をさせていただきながら検討というか、協議をさせていただきたいと思います。  以上です。 ◆川畑 委員   そのとおりですね。ちょうどその時期に、やはり木島平もお祭りの準備で大変だと知っておりますが、ぜひともいい太鼓、世界に誇る太鼓ですから、皆さんに知っていただくというところでは、実現していただけたらなというふうに私は思います。  それと、先ほどから出ておりました芝居です。演劇。これは私は前からちょっと演劇教室をやったらいいんではないかとか等々、いろいろ訴えさせていただいて、本当にせんがわ劇場管理者、あるいは皆さん、御努力いただいていると思います。やっぱりワークショップというものがいろんな形で進められておりますけども、子どもたちだけを教えるんではなくて、先ほどから出てますけど教育者、指導者、演劇、声の出し方等々は、プロが調布にはたくさんいらっしゃいます。演劇教室の方々、落語の方々、いっぱいいらっしゃいます。言葉遣い、私はちょっとなまってますけども、そういう方がいっぱいいらっしゃいますから、そういう方々を利用しない手はないと思うんですけども、いろんな方面にぜひとも触手を伸ばしていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○内藤 委員長   はい、福島課長。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   委員のおっしゃることを受けとめまして、現在も表現のワークショップ。昨年度、先生方にも御案内をいたしました。あと落語のワークショップも、毎年、プロの落語家の方だけでなく調布で活躍されている調布噺の会の方に、いつも多大なる御協力をいただいて実施しているところですが、昨年は子どもと一緒に来た親御さんのほうが、それで待っている間に落語に夢中になって自分も始めたという方もいらしたぐらいなので、いろんな方たちのお力をかりて劇場の事業に生かしていただいて進めていきたいと思います。 ◆川畑 委員   ぜひお願いしたいと思います。  最後にしますけど、今非常に皆さんの中でも評価が出ていますせんがわ劇場ですけども、せんがわ劇場にはすばらしいアンサンブルという方々がたくさんいらっしゃいます。今のアンサンブルの現状、これからどういうふうに方向性を持っていかれるのかをお聞きしたいと思います。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   今現在、調布市せんがわ劇場市民アンサンブルの方たちは55人いらして、毎年毎年、4月に意向確認をして登録という形なので、昨年から入れかわっている方たちもいるんですが、実数として55人の方が登録して活動していただいています。演劇事業や何かさまざまな公演の準備段階から裏方を務め、当日の表方というんですか、受付などもしていただいているところです。そのほかに劇場の掲示板のボードを季節によって変えましょうとか、そういう事業だけではない、年間通じての劇場のサポートをしていただいているところです。  ただ、市民アンサンブルというと演劇のボランティアだと思われていて、なかなか入りにくいという声も聞いているところなので、来年度、25年度からは、せんがわ劇場市民サポーターということで募集をして、集まった方たちと一緒に今現在の方たちも皆さん、またさらに活動を活発にするために名前を変えますが、御参加くださいということで御案内するところなんですけれども、そして愛称をつけて活動して個々の事業を盛り上げるだけでなく、せんがわ劇場全体の底上げを市民の方たちと一緒に図っていきたいと考えております。  以上です。 ◆川畑 委員   芝居を全然知らないで入ったけどもすごく夢中になれたおばあちゃんとか、受付だけをやられている方、あるいは裏方だけをやられている方。いろんな方々がかかわっていらっしゃいまして、市民活動を広げていくというのは、すこぶるいい活動であるんではないかと思います。ですから、まだ55人ということですが、働きながらやられている方もいっぱいいらっしゃる部分でもう少し広げていっていかれれば、もう少し盛り上がるんではないかなと思います。  最後に、学校とのかかわり合い。桐朋学園は皆さん御存じのとおり、専門学校の位置づけもあります。桐朋の先生方、あるいはそのかかわりは大分濃くなってきていると思いますけども、桐朋の教育をいただいた部分の、せんがわ劇場にかかわってきた部分。それをどういうふうに、これから逆に言ったら教育委員会のほうに広めていくのか。その2点。桐朋とのこれからのかかわりと、これから先、そのかかわった部分を逆に調布市としてどういうふうに広げていくのか。この2点をお聞きしたいと思います。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   桐朋学園の方から、本当にいろいろな面で御協力をいただいております。コーディネーターの方もお2人、桐朋学園の方が入っていらっしゃいますし、運営委員会のメンバーとしても桐朋学園大学、音大のほうですね。そこから学部長先生、そして短大のほうから学長先生という形でお入りいただいて、方向性も協議していただいているところです。その中で、せんがわ劇場にたくさん私どもいただいていると思っていたんですけれども、逆に地域への目が桐朋学園さんのほうでも開かれて、桐朋さんのことを地域の人に知っていただくことができたというようなことをおっしゃっていただいております。  あと桐朋学園さんとやったもの、いろいろせんがわ劇場に蓄積されたものを、今後、学校へのアウトリーチ、あるいは調布の子どもたちに向けての事業の中で生かしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆川畑 委員   ぜひ培った財産というのは、これからも広めていっていただきたいと思います。  最後にしますけども、私自身もせんがわ劇場に何度か出演させていただいて、非常にいい劇場であると思いますが、ただ、5年たったときに施設として、あのいすに長時間座っていると正直非常に疲れるんですよ。大分検討して吟味されて、あのいすにされたと聞いておりますが(「座布団、用意してくれているみたい」と呼ぶ者あり)、今後、お客さんがずっと座っている施設の改修。今ちらっと聞きましたけど、座布団をつくられているというのも存じ上げていますけども、そこら辺をちょっとお聞かせいただけますか。 ◎福島 文化振興課せんがわ劇場担当課長   来年度にいすを取りかえるとかということが、予定はできていないんですが、今後の課題だというふうに認識しております。あと、委員もおっしゃっていた座布団。これも市民アンサンブルの方たちがつくってくださった座布団で、厚いものと薄いものとあるんですが、薄いもののほうは現在でもお年寄りの方とかには、ちょっと声をかけて使っていただいているような状況があります。ただ、全席分ないので、今後どのような形で改善していけるか検討してまいりたいと思います。  以上です。
    ◆川畑 委員   最後要望としておきますけども、本当にいい劇場をこれからもっと調布市民全体の、せんがわだけじゃなくて、劇場として盛り上がっていっていただけることを切に要望いたします。お願いします。 ○内藤 委員長   はい、小林委員。 ◆小林 委員   「深大寺恋物語」、これの昨年度の実績と、ことし少し予算はアップされていますけど、どういう形で今まで伸びてきているのかなと思ってお伺いしたいんです。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   「深大寺恋物語」の実績は、24年度のものは4月に入ってからの実績報告ですからまだいただいておりませんが、23年度のベースでお答えいたします。それと24年度の応募作としては 272作ありました。23年度はゲゲゲの効果もあったせいもあって 363だったんですが、順調に伸びていたんですが、ちょっと平成24年度は 272と下がっております。  それから助成金に関しては、額は毎年同じ額でありますが、事業費は23年度の報告の中では総事業が 166万 8,035円となっております。そのうちの50万円を助成しているという形になっております。 ◆小林 委員   わかりました。  あともう1つですが、都市間交流事業。遠野市という話もちらほら出ていたみたいなんですが、調布市はおかげさまで、また名誉都民ということで山田先生が受賞され、市民栄誉賞も皆さんの御協力でいただけたわけですけども、この山田先生の出身地との都市間交流という形の検討などというのは、いかがなものでしょうか。 ◎仁藤 文化振興課長   申しわけありません、山田先生の出身地を私、把握しておりませんけれども、総じてのことの都市間交流全般的なお答えとして、都市間交流が、姉妹都市は木島平村でありますけれども、現在も調布市としては空でつながる島々とか、あと道で甲州市との桃のお花のことですとか、山梨で行われるイベントの紹介など市民の方々に近隣とか、そういう何かのキーワードでつながる都市との、姉妹都市交流の盟約というような形ではないにしろ、いろんな形の交流を進めておりますので、山田先生の故郷のほうも調べさせていただきまして、今後の検討課題というふうにさせていただきたいと思います。 ◆小林 委員   富山県の出身なんですが、部長さんたちは皆さん御存じかと思いますけども、仮に今出てきた甲州市、山梨のどこと調布はやられているんですか。 ◎仁藤 文化振興課長   山梨市とやっておりまして、それでもうすぐですけれども、たづくりに桃の花が届きます。そちらでは、甲州街道でつながる都市でありますので市民の方が行かれてイベントに参加できますように、そのイベントの御紹介などのパンフレットも置かせていただいております。 ◆小林 委員   大変勉強不足でほとんどわかっておりませんで、済いませんでした。桃の花の時期は大変きれいだというのは私も知ってますので、できればそういう花はきちんと飾っていただきたいなと思っていますけども、こういう都市間交流の選定の仕方というのも、やはりある程度市民にわかるような、説明ができるような形のね。いきなりぼんと出てくる形よりも、皆さんがよくパブリックコメントなんて言いますけども、そういうことをやれとは言いませんけど、できればもうちょっと開かれた選定の仕方が必要なんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、ここで休憩にしたいと思います。30分休憩したいと思います。再開は3時45分でお願いいたします。それでは、委員会を休憩いたします。    午後3時17分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後3時45分 開議 ○内藤 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  ページは、 102、 103ページからです。御発言ありませんか。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   消費生活相談員報酬のところでお伺いしたいと思います。御説明の中には、4人いますけど1日3人で9時から5時まで6時間勤務というふうにお伺いさせていただきました。具体的に1日どんな相談があるのか、言える範囲で教えていただきたいのと、1日多いときで何回、少なかったら何件ぐらいあるのかという単純な質問ですけども、教えていただければと思います。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   相談の内容でありますが、大変さまざまです。  ただ、最近の傾向としては、デジタルコンテンツと申しましてインターネット契約というんですか。インターネットを媒体として契約してしまったものについての契約解除の御相談ですとか、画面が固まってしまってどうしたらいいかという。結果、わからないといったようなものが多うございます。それで年代もさまざまで、割に御高齢の方もインターネットをお使いの場合もあります。あとは契約の押し売りのようなものが家に来られて困るとか、保険の勧誘ですとか、そういったものの内容が多くなっていると思います。  日に何件かということについては、相談員が3人体制のときと、あとは研修ですとか出前講座に出ていっているときなどもありますので、常に3人体制ということにはなっておりませんけれども、年間で 1,500件ということでありますので大体 300日として50件。電話相談と面接の相談、両方ありますので、3人で1日50件をこなすというような形に……。ごめんなさい、5件です。相談が5件なんですけど、後追いの相談というんですか。件数に数えるというよりも、1回御相談があったものについて追跡の御相談が、フォローアップがありますので、そうした対応をしております。 ◆川畑 委員   50件でなくてよかったという気がしますけど、5件であっても多分相談の内容が濃かったら追跡相談ということがあるかと思いますけども、インターネット上の風潮が多いということですけども、よくある詐欺とか、そういうところにひっかかってしまって市で対応できなかった部分とか、そういう部分はどのようにフォローされているんでしょうか。 ◎仁藤 文化振興課長   詐欺とか預金証券等という御相談が、やっぱり50代から、そういう相談が始まっております。たちの悪いことに御相談に見えても、御自分がだまされているというふうに意識がない方が多くて、契約はしたんだけれどもだまされていなくて、心配なので相談に来たという方の傾向があります。そして市の相談員で手に負えないときは法律相談の契約をしておりますので、そちらに御相談することと、明らかに犯罪であるときには警察のほうに通報する。それから消費者庁にも通報いたしまして、その被害が全国的なのか、そうでないのかというような公表もしております。 ◆川畑 委員   わかりました。非常に重要なポジションではないかと思いますので、この4人体制で3人ということのところで、業務体制としては回っていっているんでしょうか。 ◎仁藤 文化振興課長   日によってはお待たせするときもありますし、面談の相談、来所の相談にかかってしまうと電話に出られないことがありまして、最近、電話がつながっていないというようなお話をいただくこともあります。ただ、週の中日などは相談の手があくことがあるので、相談で面接にいらした方の後追いの相談処理ですとか、パイオネットといって相談業務の全国情報システムがありますが、そちらの事務処理等を行っておる状態であります。 ◆川畑 委員   今人数も出ましたけど相談業務の後追い事務作業というのは、それは相談員個人がやられて、どういうふうに集計されていっているんですか。 ◎仁藤 文化振興課長   相談を1件受け付けますと、先ほど申し上げましたように情報システムのほうに入力をいたします。それの後処理をした経過も全てそちらのほうに入力をして、それを私ども事務のほうで確認をして、全国のほうに通知をしていくというシステムをとっております。 ◆川畑 委員   その情報等は、名前は別として、どのような相談がどういうふうになっているかというのは明らかになっているんですか。 ◎仁藤 文化振興課長   はい、明らかになっております。 ◆川畑 委員   わかりました。じゃあ、それは後ほど教えていただければと思います。  それと消費者行政活性化事業費というのは、ちょっといまいちぴんとこないんですけども、いま一度教えていただければと思います。 ◎仁藤 文化振興課長   消費者行政活性化基金は、平成21年度から3年間の期間限定で国が一定程度のお金を都道府県に配りました。それを都道府県が基金としてためて市町村で活用するという方法で、活性化基金として配当されたというんでしょうか、配布されております。こちらの活性化基金については活用できるメニューが限定されておりまして、例えば相談事業の充実ですとか、相談室の啓発ですとか、そういったメニューが限定されているので、それに見合った事業を当て込む。それからプラスアルファのものを活性化基金を活用して事業をやるというようなことで、調布市の場合は行っておりますけれども、期間限定のものにランニングコスト的なものを充ててしまうと、その後、調布市の持ち出しの経費になってしまいますので、なるべく単年度で終わるようなものを事業として当て込んできた経過があります。 ◆川畑 委員   時限を切って平成21年から3年度で、これがまた先ほどの説明では継続、単年度では継続されたという意味合いでよろしいんでしょうか。 ◎仁藤 文化振興課長   24年度は23年度までの基金の残金、契約差金ですとか、各市に配ったものの残金を集めて24年度も活用していくという方法をとりましたけれども、25年は改めてぎりぎり、つい最近になって基金が活用できますというお知らせがありました。 ◆川畑 委員   わかりました。せっかく、これは必要な部分で消費者の生活の相談というところで活用されるなら、大いに活用していただきたいと思いますので、もう少し単年度であっても活用がもっとあるんであれば、物すごく探って使える部分に要請していっていただければなと思います。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   私も消費生活対策事業費のところでお願いします。ここで聞きたいのは10代の消費者相談のことなんですが、10代の消費者相談がふえているというようなことが、この24年度の行政評価マネジメントシートに出ています。平成22年度からは1%に満たなかった10代が契約する消費者相談が2〜3%となり、若年の消費行動に注意が必要ですというふうに書かれていて、それで施策の方向性として最後には、学校などへの出前講座に対応する消費生活相談員の確保というふうに出されているんですね。それで基本構想も新しく来年度からのを見ますと、やはり消費者教育の充実ということで学校や地域活動団体などと連携して、生涯を通じた消費者教育を推進しますというふうになっているんですけれども、これを具体的に今年度からはどのように行っていくのかということと、また学校側で消費者教育ということをやっていく体制に今のところあるのかどうかというところも、あわせて聞きたいと思います。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   やはり若者、10代も、ゲーム機からもインターネット契約ができるし、例えば雑誌コンテンツというようなものからも、全員プレゼントで費用がかかるみたいなものの契約は、小学生でもやってしまうようなことがあります。それからちょっと中学生になると、今度美容整形ですとか、あとモデルの勧誘などといったようなこともありますので、若者の契約、消費者トラブルというのも重視していかなければならない問題でありますとともに、この方たちが大人になって、また消費者になっていきますから、消費者教育は大変重要なことだというふうに考えております。  それで平成24年度には、第四中学校で出前事業をさせていただいております。指導要領の中に消費者教育が入りましたので、学校の先生と連携して消費者教育の一部分を、消費者相談員が一部分、出前で行うというような取り組みをさせていただいております。  それからあとは今年度からなんですけれども、中学校の卒業式に、市報の一口メモをまとめたものが毎年発行されるんですけれども、年間を通して若者向きのものも中に入れるような形で市報掲載しております。それをまとめまして一口メモを中学校の卒業式に全員にお配りするということで、今年度から始めました。「気をつけよう!あんな罠やこんな罠」と題して、スマートフォンだとか、モデルタレント、インターネット通販というようなものと、クーリングオフのことについてもお知らせできるような取り組みをしております。 ◆ドゥマンジュ 委員   昨年度では第四中で出前講座をされたということですけれども、これはいろんな学校に広がっていく予定なんでしょうか。 ◎仁藤 文化振興課長   第四中学校の先生とも御相談したり、家庭科部会の先生との連絡会が──家庭科の先生だけの研究会があるそうなので、そちらにもPRしたり、こちらを検証しながら、また別途協議をさせていただきたいと思います。 ◆ドゥマンジュ 委員   ぜひ子どもたちにとってお金の使い方というか、問題というのは将来の、大きく言えばどうやって生きていくかというところにかかわってきて、これは就労の問題とかにもかかわってくると思うんです。正規で働くか、短期の非正規で働くかというようなところからも、今度、調布のほうで地域若者サポートステーションが来る予定になっていますけれども、そこをやっているNPOの立川の「育て上げ」ネットでは金融機関と共同して、そのようなメソッド、プログラムなども持っているというのを聞いたことがありますので、ぜひそういうところとも連携しながら、子どもたちにとってのお金の教育ということを推進していただきたいと思います。  あともう1点なんですが、地域福祉センターの管理運営費でお尋ねしたいと思います。こちらは、私、議会質問でもさせていただいたんですが、あり方の検討というのをこれから始めていくということです。具体的にはどのように、それはまたいつまでにやろうということで、平成25年度は取りかかっていかれるんでしょうか。 ○内藤 委員長   中村課長。 ◎中村 協働推進課長   今、ドゥマンジュ委員からお尋ねいただいたのは、ここでつくられました基本計画の中での、行革プラン2013の中での、参加と協働の推進のための環境整備というところでの事業の位置づけでございます。さまざまな施設がある中で、地域福祉センター、ふれあいの家もありますけれども、計画の中にどう位置づけようかというようなところというのは、我々のほうと行政経営部のほうと、かなりここは調整をしたところです。  結果的にいうと、あり方の検討ということで福祉総務課との共管ということでの事業になっています。具体的なこれを検討しなさいとか、あれを検討しましょうとかというところのメニューは、今挙がってはおりません。基本的に言えば庁内の中での、今どういう現状に置かれているのかというところの分析を行いながら、福祉総務課との共管というようなところでございますので、地域福祉というようなところの視点を持ったあり方の検討を、平成27年度までに一応報告としてまとめていきたいなというふうに今考えているところでございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   福祉との共管ということで、やはりここは災害が起きれば二次避難所になりますし、また、ここのボランティアコーナーで経験を積まれたということで地域福祉コーディネーターが2カ所、モデル的に配置されていくということもありますので、地域福祉センターがますますいろいろな地域の方たちの活動の場というのとプラス、地域の福祉の拠点としても位置づけられてくる必要があると私も考えますので、ぜひ皆さんの、これは本当に地域で暮らす方の声をよく聞いて、地域福祉計画をつくられるときも地域の中でいろいろな皆さんが集まって話す場がありましたけれども、ぜひあのような場をまた設定していただいて、地域の方たちにとって、この地域福祉センターがどういう場であるべきかというところからも、しっかりと声を吸い取ってあり方を検討していっていただきたいと思います。  二次避難所については何回も聞いてきているんですが、このマニュアルづくりをしていきますということだったんですが、福祉のほうでつくるということなんですけれども、でもいざ災害が起きれば、ここは本当に二次避難所として開設されていくと思いますし、その管理に当たっては所管課である協働推進のほうもかかわってくると思いますので、ぜひ本当に、以前、大須賀委員も二次避難所の使い方については当事者を入れて訓練をするべきだというような御発言を結構前にされて、まだそれが実現していないという状況もありますので、ぜひこれは早急に対策をとっていっていただきたいと思います。まずは意見にしておきます。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。平野委員。 ◆平野 委員   地域福祉センター、少し絡みますけども、二次避難所の体制もありますけども、現在のところ防災備蓄品がある地域福祉センター。2つのセンターというふうにお伺いしているんですけども、これは防災安全課とも連携をとらないといけないところだと思うんですが、できる限り最低限の防災備蓄品は地域福祉センターにも置いていくべきだと思うんですけど、この考え方についてちょっとお伺いしたいと思います。 ○内藤 委員長   中村課長。
    ◎中村 協働推進課長   今、平野委員からおっしゃられたとおりだと思いますね。さまざまなところの観点から、10ある地域福祉センターの2つに備蓄品の倉庫があるということなんですけれども、そこの使い勝手についても管理は我々のほうがしておりますけれども、どう使っているのかというような、いざというときのあり方というのもよく連携していかなければいけないということが1つと。  さらに言うと、地域に実際にお住まいになられている方たちが御自分たちでそこに避難したときに、何か地域の方たちに還元できるようなものもそこに置けないかというような御相談も、実は持ちかけていただいています。行政財産ではありますけれども、できること、できないことがある中で、なるべくならばそういう声を受けながら本当に御自分たちだけではなくて、利用者の方だとか、地域の方たちが何か蓄えられる部分で、共有できるというような部分であるのならば、どうぞ御活用くださいというようなところの考えを持って当たっていっております。 ◆平野 委員   じゃあ、ちょっとほかの委員さんのためにも今の2カ所のセンターがどこなのかということと、なぜその2カ所だけなのかということ。確かに地域センターのごく近くに小学校とか中学校の備蓄倉庫があって、近いからここには置いてないとかいろんな理由はあると思うんですけども、もう少し詳しく、もう一歩ちょっと踏み込んで、もう一回いただきたいんですけど、よろしいですか。 ◎中村 協働推進課長   2カ所、ここだというところのお答えは以前させていただいたと思います。申しわけございません、ちょっと今どこだったかなというところが出てこなくて申しわけないですけれども、なかなかそこがどこだというところが私も答えられないところと、さらに言うと資料をちょっと見たところ、事務報告書の中でもここですよというようなところがはっきりとうたわれていなかったところというのは、我々のほうが至らないかなというふうに思っているところです。実際、そこの部分のところというのはよく御質問もいただきましたけれども、再度防災安全課のほうに連絡をしながら明らかにできるようにしておきたいと思っています。 ◆平野 委員   たしか調布ケ丘のほうに1つあったと思うんですけども、ただ、地域の方々にお任せするという形の考え方もわかるんですけども、やっぱり最低限の、要援護者の方たちがいざとなったら来られるわけで、その要援護者の方たちというのは自分が避難してくるだけでも精いっぱい。いっぱい、いっぱいだと思うんですね。そういった中で最低限の、備蓄倉庫を置けとか、そこまで私は望んでいるわけじゃないんですけども、どこか。具体的に言えば押し入れの1つでも、何かちょっとでもそういったものを蓄えていくとかですね。そういった提案なんですけども、そういったことも踏まえて考えていってもらいたいなというふうに思っているところでございますが、どうでしょうか。 ◎中村 協働推進課長   先ほどのあり方の検討のところにもかかわってくることかと思います。福祉のほうが一緒に、そこのところをお話をさせていただくというような部分というのは、災害というようなところの中でどういう使われ方をしていくのかというようなところも、当然視点として持たなければならないことだというふうに考えておりますので、そこを念頭に入れながら今後検討させていただきます。 ◆平野 委員   わかりました。しっかり検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それからもう1つ別件で、ふれあいの家の管理運営費ですけども、26%増ということで主に維持補修費ですか。これが増額されてますけども、これとは別で今後の整備の計画性としてよく市内全体のバランスを考えて、ふれあいの家もここには、この地域には少ないと。いろんな代表質問や一般質問とかでもよく出てることだと思うんですけども、そういった検討もしていくというふうに常日ごろからお答えくださっているんですけども、検討自体はしていってくださっている状況なのかどうかだけ、ちょっとお伺いさせていただきます。 ◎中村 協働推進課長   大変御要望の多いところでございますので、新たに建てていくというようなところが大変困難なところの中で、ここ何年間かは小島町のふれあいの家を建てかえたりですとか、布田駅南ふれあいの家が区画整理に伴って移転をしたりですとか、そういったところにとどまっているというところが現状でございます。新しく建てたというようなところになると、さかのぼると大町ですね。あそこが、ああいう形でのスポーツ施設ができるという。その機会があって、あそこに1つできたということと、さらに言うとあゆみ学園が内容の変更によってあそこがあくという形で、複合施設という形で設置をしていった。そういう機会、機会を捉えて行ってきたというところが現状でございます。  また、今回の基本計画の中でも新規に1カ所、ふれあいの家をというようなところで、今我々所管をするセクションのほうと展開を、今後考えていこうかなというふうに思っているところでございます。現計画の中では、残念ながら今その1カ所だけというふうになっているところでございます。 ◆平野 委員   わかりました。今後もしっかり地図上で、この地域は厳しいというのをよく拾って検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○内藤 委員長   ほかに御発言はありませんか。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   やはりここで聞かなければと思います。参加と協働のことなんですが、今度の新しい基本計画の中では、参加と協働を重点的な2つの柱の1つとして、これは、今までの基本計画とも……。ごめんなさい。次のページで聞かせていただきます。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   質問ではありませんが、先ほど防災備蓄倉庫の2カ所がどこかわからない。それは正直な答えでいいかもしれませんけども、少なくとも管理監督しているのは協働推進課であるから、その部分が何を管理して、どこに何があるかということはしっかりと把握していただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ○内藤 委員長   はい、大須賀委員。 ◆大須賀 委員   同じく関連していますけども、10カ所の地域センターのうち2カ所に置いてあるというところの理由がわからないんですね。2カ所しか置かないのか、それとも残り8カ所にも置く計画なのか。当然主たる所管は防災課ですけども、当然協働推進課と協議してやっていると思うんですね。その辺で基本的に2カ所だけなのか。ふやしていって最終的には10カ所置くのか。そこはどうなんでしょう。 ○内藤 委員長   中村課長。 ◎中村 協働推進課長   今、川畑委員からの叱責も含めまして、大変深く考えなければいけないと思っております。  二次避難所のお話が出ておりますけれども、そういう形で施設の指定を受けるということであるのならば、そこに避難されてこられる方に対してどういう備えをしていくのか。物資の面も含めてですけれども、そこは当然のことながら、我々施設を管理する側ですが、しっかりとそこに提供する所管、それからそこでのマニュアル等をつくり支援をされていく所管のほうと、そこら辺、今後協議していかなければいけないことだというふうに認識はしております。  以上です。 ◆大須賀 委員   防災対策ですけども、うちの市って本当に甘い。甘過ぎるんだよね。今まで過去、阪神・淡路大震災があって、新潟で2つ地震があって、東日本大震災があった。調布の特徴を考えると、阪神・淡路大震災が一番近い形になると思うのね。実際にこの中でも被災地支援に行かれた方がいますよね。行けばわかるけど、ありとあらゆる公共施設には近所の人が避難するんですよ。行政側が嫌だとか、どうのこうの言ったって避難するの。 100%避難しますよ。だから、そこに来た市民をどうするかというのが大きな課題なわけですよね。だったらば、基本的には全ての公共施設に何らかの備蓄品を置いておかなきゃいけない。倉庫を置くかどうかは別にしてね。必ず誰か近所の人が避難してくるんだから。  そして次の課題は、地域福祉センターは二次避難所、要援護者の避難所というふうにするとなっているんだから、一般の人が避難してきている状況でどうやって、それを切りかえていくのかという大きなポイントがあるんですね。それを担当が防災課だからと任せたって、結果的には皆さんが実際に管理責任者になるわけですよ。その管理責任者がどのくらい苦労したかというのは、本当に塚越部長はよく御存じだと思うけど、阪神・淡路地域の公共施設の管理者がどれだけ悩んだか、苦しんだか。不眠不休で1週間もみんな寝ないで苦しんだんですよ。1週間以上ね。それは行ったからわかるけども、行ってなくたって推測はできるよね。というのを考えると非常に甘い。ここだけじゃないですよ。うち全体が甘い。本当にいつ地震が起こるかわからないんだから。そういう中で今のやりとりを聞いていても、うちは大丈夫かいなというふうに不安になっちゃうんですけども、所管の部長としてどうなんでしょう。 ○内藤 委員長   花角部長。 ◎花角 生活文化スポーツ部長   今いただいた御意見を重く受けとめまして、総合防災安全とも早急に内容の確認等させていただきます。それとあわせて各学校以外でも市内に11カ所ぐらいの防災倉庫があるというふうに認識しておりますので、その配置状況も含めて、こちらのコミュニティ施設の所管としてもやっぱり把握をし、協議をしていきたいと考えております。  以上です。 ◆大須賀 委員   本当にきょうあるか、あしたあるかわからないわけだから、地域福祉センター、ふれあいの家、必ず避難してくるんですよ。もう来るなと言ったって必ず避難してきますよ。それをどうやって、その人たちにうまく避難所として使ってもらうのか。あるいは厳しいことを言うと、地域福祉センターについては一般の方にはほかに、どこかにですよ、つくった状況によるけども移ってもらって、要援護者を入れるという厳しい決断をしなきゃいけないわけですよね。その辺ってすごい大変よ。はっきり言うと避難してくる人はわがまま放題だから、もちろん被災者だから言いたいことを言いますよ。それをどうやって統制しながら、あるいは、はっきり言って市民に命令をすることもあり得ますよ。それが一番つらいですよ。役所って市民に命令したことはないから。でも被災状況においては市民に命令しなかったらいけない。誰かが必ずね。そういう状況があるということを、もうちょっとね。やっているとは思うんだけど、どうもいろんなやりとりを聞いていると大丈夫かなと不安になることが多いんです。この辺は、本当に防災課に任せるんじゃ必ず瓦解しますよ。私はそう思っているので、ぜひ部長、課長、自分のことですからね。  私が何でこれだけ口酸っぱくするかといったら、皆さんが苦しむのは見たくないんです。さんざんっぱら被災地で見てきたから、市役所の職員がどれだけ苦しんだか見てきたから、今やっとけば被災したときに楽と言っちゃ悪いけど、苦しむ度合いが必ず少なくなるんです。そこはよろしくお願いします。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。高橋委員。 ◆高橋 委員   先ほどのほかの委員の質問に関連して、ふれあいの家のことなんですけれども、今後、今のところは1カ所ぐらいが計画されているとか、基本計画には出てたりしているんですけども。これ、ちょっと確認をしたいんですけども、行政側として今の避難所の話にも関連してくるんですけども、このエリアはそういう公共施設ないしはコミュニティ施設として、施設が不足している空白エリアであるというようなことを捉えて、それに対して将来的な方向性として、こういった方向を目指していくんだというような形での行政側のそういう方針というか、プランというのは能動的な形では立てられないという考え方なんでしょうかね。ちょっと先ほどのやりとりを聞いていると、そういうように聞こえてならなかったんですけど、そこをちょっと教えていただけますか。 ○内藤 委員長   中村課長。 ◎中村 協働推進課長   今の御質問は、ふれあいの家も含めて公共施設の配置が大分薄いというようなお話かなというふうに思うんです。私はこういう所管ですので、お答えができるかということになりますと、そのものずばりとは言わないまでも現行の基本計画を作成する過程の中で、今回地域別計画がこの基本計画の中に含まれています。北部地域のデータというのも、この中で捉えられながら各地域の現状と課題というのがあらわされています。その中の3点目に、やはり公共施設は、ここ、大変薄いんだというようなところの課題の認識は市としても十分持っているということの中で、我々のほうの所管であるのならば、コミュニティ施設が薄いよと。近くには公民館もあったりするけれども、それだけじゃ足りないでしょうというようなところの御意見も受けながら、この計画の中に、こういう形で具体的に書き込まさせていただいたといったところでございます。 ◆高橋 委員   ということは行政側としても、そういった実情があることは理解して捉えているよと。地域の方々からの声もあるよと。ただし、今現状としては方針というような形では具体的に明示をせずに、住民側からのニーズというか、声の小さい、大きいみたいな部分で進めていこうという方向に、どちらかというと受け身の形で進めていかざるを得ないということなんでしょうか。それとも、このエリアはどうしても空白地帯にあるんであるから、行政側としてそこは積極的に、このエリアに対して進めていくよという発信では、少なくとも基本計画で見るとそういう形になっていないんですけども、そこの部分について方針としてどういうふうに出されていこうとお考えなのかだけ、もう一回ちょっと教えていただけませんか。 ◎中村 協働推進課長   まちづくりを今公共施設のお話の中から、北部地域のまちづくりの話を私のほうがちょっと広げてお話しするというのは、ちょっと違うところもあるのかなというふうに思いますが、決して、じゃあ、受動的な部分で展開をさせようというようなところは我々のほうもございません。  所管としては、これまでも十分にその施設のことを考えた場合、地域的なところで薄いというようなところの認識がありながら、全庁的な調整をする中で声を上げながら、ぜひここにこういう施設をというようなところを今までも続けてきたといったところで、今回具体的な手だてがとれたというようなところでございます。その所管、所管の中でのいろいろな事情がありますから、それぞれがまちづくりについて声を受けながらも、やはり所管としては責任を持って、ここでこういう施策を展開していきたいという気持ちは十分持っているということだけは、御理解いただきたいと思っています。 ◆高橋 委員   わかりました。少なくとも市としてのコミュニティ施策、今後どういう形で推進していくか。あとのページのほうに出てくるのかもしれないですけども、今そういった市民の声があり、地域からの声があるといったところに対しての、行政側として、それはどう答えていくかという部分と、能動的に自分たち、行政側として取り組んでいくかという部分の、ぜひそのすり合わせプラス行政側の発信。こういう方針だよという部分をもうちょっと明確に具体的に示していただけるような形で、取り組んでいただけることを要望として、あえて申し上げておきます。結構です。 ○内藤 委員長   小林委員。 ◆小林 委員   簡単に2点か、3点。  1つは、ふれあいの家の維持補修費なんですが、エアコンだとか畳という話が出てますけども、例えばちょっと直せばけがしなかったのになというような部分もあるかと思うんですね。だから高齢者の方が来るから転んじゃうと後々大変なことになっちゃうんで、そういうきめ細かな保守をちょっと現場を見て歩いていただいて、エアコンだ、畳だにこだわらず予算を使うときに、ちょっとそういった面も配慮していただけたらなと思いますが、いかがですか。 ○内藤 委員長   中村課長。 ◎中村 協働推進課長   一番、我々のほうが心配する部分です。ですから、できれば巡回をしながら人が行って、そこで確かめるというようなところを心がけていきたいなというふうに考えているところです。なかなか足りない部分が正直なところございますので、そこは今指定管理をお願いしている運営委員会のほうの管理人さんが足しげく通っていただいていますので、その方たちとの連携をとりながらできるだけの配慮させていただいているというようなところで、御理解いただければなと思います。 ◆小林 委員   嫌なことを思い出すけど、いろいろな連携ミスが重なって、いろんなことが起きるというともありますので、そこら辺、うまく連携をしていただけたらなというふうに思います。  それともう1つは、活用コーナーの運営費でこれだけの金額が上がっていますけど、こういったものというのは年間どれくらいの量の点数を、不要品の交換か何かだと思うので、どのくらいのことをやられているんでしょうか。 ○内藤 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   消費者用品活用コーナーの受け付け点数としましては、これは23年度になりますけど 7,883受けております。それで販売で売れた点数としましては 5,512件あります。それが実績であります。 ◆小林 委員   これは、売れたのは売る人に全部お金が行っちゃうんですね。 ◎仁藤 文化振興課長   いえ、出店した方に売った手数料をいただいております。 ◆小林 委員   これだけの点数が伸びているというのも大事なことなんだけど、今ネットでも結構できていると思うんですが、例えば市役所のホームページのリニューアルのときに、そういうところに載っています? ◎仁藤 文化振興課長   生活用品活用コーナーの御紹介はしております。それと譲ります、譲ってくださいのコーナーの内容については、ホームページを毎月更新しております。 ◆小林 委員   譲ってくださいというコーナーの分だけは、やっているということでいいんですね。 ◎仁藤 文化振興課長   受け付けの内容をお知らせするのは、譲ります、譲ってくださいコーナーのものを紹介しておりますけれども、活用品コーナーの内容もホームページではお知らせしております。物の動きについては、逐一の報告はしておりません。 ◆小林 委員   どっちかと言えば、そういうところにしっかり全部載せてね。随時、今の若いお母さんたちも結構賢いんで、きちっとネットを見てやられている人たちが多いから、できれば、そういうことでホームページの中にもうちょっと細かく掲載。更新するだけなんで、そんな難しいことはないんじゃないかなと思うんで、新しくリニューアルしたときでも結構なんで、そういったものをうまく取り入れていただけたらなというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○内藤 委員長   よろしくお願いしますで、よろしいですか。 ◆小林 委員   はい、結構です。 ○内藤 委員長 
     ほかに御発言ありませんか。──済みません、委員長交代させていただきます。 ○小林 副委員長   内藤委員。 ◆内藤 委員   ちょっと今の小林委員の関連のところで譲ってくださいカードが、これの実績を見ますと21年度、成立がゼロ件。これは浸透されていなかったのかなと思いますが、22年度、23年度の成立も1件なんです。  この登録カードは、家庭で使わなくなった冷蔵庫、自転車等を譲りたい人と譲ってほしい人の情報交換の場を設け、リサイクル推進の場としているものということで本当にこの内容自体は、取り組み自体はすばらしいんですが、例えば3人乗り自転車なんかも子どもさんが、一時期なんですよね。今回調布としても助成金、補助金がもう出なくなりますので、打ち切られたので、例えばこういうところ、3人乗りなんかもここの品物の対象になるんですかね。 ○小林 副委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   対象になります。 ◆内藤 委員   そうすると、もっとこの辺のところで何かうまい方法でアピールしていただけると、若いお母さんたちがとても喜ぶと思うんです。また、この事業がとても効果的にもなるかなというふうに思いますので、ちょっとその辺、工夫していただいて、どうぞその点、3人乗りを入れていただければなと。PRしていただければなと。この事業に関して思いますので、よろしくお願いいたします。 ○小林 副委員長   要望でいいですか。 ◆内藤 委員   はい。  それともう1点、最後でございますが、時間の関係で短時間で済みたいと思いますが、地域福祉センターの関係で御質問でございますが、地域福祉センターの大集会室の利用方法が変更になるということで、25年7月の予約受け付け分から抽せん方法になるんですかね。要するに、変更になるということで聞きました。  これが変更についての内容なんですが、実際に地域センターを御利用されている団体の方から、突然のこういった変更に驚かれて、たまたまばったりお会いしまして、今こうなんだということで御相談がありましてびっくりしたわけなんですが、その辺の概要で結構でございますので要点、どのように変更されるのかをまず教えていただきたいと思います。 ○小林 副委員長   はい、中村課長。 ◎中村 協働推進課長   7月からの変更につきましては、年2回、利用者懇談会をされていまして、細かい1年半ぐらいの意見交換の中で練らさせていただいたところがございます。だからそういう意味で言うと、徐々にというようなところの部分では、御利用の方たちには御理解いただいていたことなのかなというふうに思っておりますけれども、大集会場に関しては大変利用率の高いところでございまして、それでも登録されている利用団体の方がだんだん欠けてきてしまっているという現状がある。使う予定だったり、使いませんよというようなところが多くなってきているという部分なんですけども、基本的には、そこは利用者の方たちで融通してくださいよという部分があったんですが、条例の中にも基本的には譲り合いというようなところはだめよというようなところをうたっておりますので、あいてしまうんだったらば、なかなか使えないというような御利用者も多いというようなところがございますので、そこを抽せんの方式に改めましょうというようなところでお知らせさせていただいているところでございます。  以上です。 ◆内藤 委員   この内容を見ますと、今御答弁にもいただきましたけれども大集会室の登録ができない。例えば私なんかはよく富士見町に行くんですが、ある団体が高齢者のサークルで、そんなに多くの利用者がいないんだけれどもばーっと押さえてしまっているって、こういうお声もたくさんあったんだろうなというふうに思います。必要な方たちが実際にとりたくても、もうずっと押さえてしまっているのでということもあったかと思いますが、実態はどうしているかというと、例えば自治会だったり、地区協だったり、利用する場合にはちょっとそこで、中で交渉してお部屋をかえてもらうということをうまくやっていらっしゃったようなんですね。  そういういろんな声があって、とりづらいという声があって今回変更するということはわかりますが、1点目は、要するに利用者さんのまずお声を聞いて実際にどのように変えたらいいのかということについて、お声を聞いていただいたのかどうか。ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎中村 協働推進課長   今のお尋ねにつきましては、利用者懇談会が2回ありますところの中で、一方で利用登録団体の方たちが活用されている中で、一般の方たちがなかなかとりづらいという声がありますよ、どうしていきましょうかというところで御提示をさせていただいて、意見交換もさせていただきながら、この2月から3月の部分の懇談会の中では、皆様の御賛同をほぼいただいたというところでございます。 ◆内藤 委員   わかりました。今そのような御答弁をいただいたんですが、実際にはお声がちょっと届かなかったところも、実態としてはあったかというふうに思います。  そういう中でメリットとしては、ある特別な団体が一遍に押さえてしまうということを調整できるという点では評価をするんですけれども、実際に例えばサークル活動なのか、それとも地域のための自治会活動だったり、要するに総会ですよね。それから地区協なんかの集まりもあるかと思いますが、目的によって優先順位というんでしょうかね。押さえたいとき前もって、例えば市長に御招待を出さなければいけないとか、前もって押さえなければいけない。これを抽せんにしてしまったときに、要するに日程が確保できないことで非常に混乱するという。そういうデメリットもあるわけでございます。  あともう1つは、大集会室。実態は10人や20人で押さえたとしても、5人以下だったりという場合があるかと思うんですね。こういう場合、集会室においては人数制限というようなものを設けることはできないのかというふうにも思うんですが、この点についてはいかがでしょうか。 ◎中村 協働推進課長   利用の状況について御説明すると時間もかかってしまうという部分があるかなと思うんですけれども、幾つかある地域福祉センターの中で大集会室は一番人気のある施設です。大は小を兼ねるという中で、地域福祉センターはもう古くからできている部分があるんですけれども、開館当時から登録をされているという方が非常に多うございます。ですから、そこは時間の経過の中で人数が減ってきているという部分、傾向が一方にあります。  あと活動によってそこら辺の部分を、部屋を制限できるか、できないかという部分もなかなか難しいところもあるかなというふうに思いますけれども、本当ならば、そこら辺の部分を今後の展開として、整理をしていかなければならないところかというふうに認識しています。過去もそういうような取り組みをされていたのかもしれませんけども、なかなかそこが手がついていないというようなところの現状があって、ここをあり方検討の中で一括していくかどうかわかりませんけれども、現状把握しながらできるだけの手だてをとっていきたいと思っています。 ◆内藤 委員   これでまとめますが、例えば社協なんかだと、社会福祉協議会の総合体育館で障害者団体だとか、高齢者団体が登録をされて御利用されていますが、やはりお部屋の数も2つ、3つ。人数によって、その団体に関しては3つとれないというように途中から変わっているんですね。やっぱり公平という点を考えるならば多くの方が利用できるように、その点もしっかりと前向きに検討していただいて、視野に入れて検討いただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○小林 副委員長   委員長交代いたします。 ○内藤 委員長   はい、大須賀委員。 ◆大須賀 委員   活用コーナーについて私もちょっと御質問したいんですけど、実は私、22歳ころから家庭の不要品を交換する市民団体にいまして、東京の団体は小っちゃかったんですね。 3,000部ぐらい自分たちで手づくりで、売ります、買います、あげますという情報を電話で受け付けて。渋谷にあったんですけど自分たちで手づくりで、手書きで書いて 3,000部つくって、 1,500部は会員さん、 1,500部は東京都内の書店に置いているという市民運動団体にいたんですね。大阪にはむちゃくちゃでかい団体があって、1年半ほど、そこに武者修行に行ってたんです。大阪の団体はダイエーという企業が全面的に連携していて、関西ではダイエーですよね。全店舗でコミュニケーションボードというところで、そこに基本的にはうちのと同じですよね、紙に書いて張り出す。あとフリーマーケットをダイエー全店でやって、その管理運営もやっていたんですね。  だからこの点はちょっと詳しいんですけども、やはり先ほどから話があるように、確かに活用コーナーで、紙媒体で、それぞれ書いて掲示して交換してもらうというのもいいですけども、もう時代がインターネット化している。それから、やっぱり子ども用品というのが一番ニーズが高いんですよね。短期間で使用が終わっちゃうから。そういう意味で若い人はああいう形式よりも、やっぱりインターネットのほうがより活用しやすいと考えると、今までのやり方はやり方として、先ほど提案があったようにインターネットの中にベースをつくって、個人が自分で写真を撮ってコメントをつけて、どんどんそういう情報交換ができるという方式に変えたほうがいい。一日も早く変えるべきというふうに思うんですけども、これは別に市が直接やらなくていいんですよ。そういうのにたけた市民団体はいっぱいありますよね。ITにたけた団体、市内に。そういうところに運営を委託してやってもらうと。基本的には個人がそのページに、自分の責任において写真とコメントを載せてどんどん情報交換するという方式に、もうこれを期に転換したらどうかなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○内藤 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 文化振興課長   生活用品を活用するという目的で今文化振興課が所管しているのはフリーマーケットと、あと消団連に委託をしている生活用品活用コーナー。それが 7,000何点あります。それとボードにカード式のものがあって、それをインターネットに載せたらというふうな御意見なんですけど、それも今なぜ譲ります、譲ってくださいのもののカードを、物品を一々掲載してないかと。値段も含めての連絡先を掲載してないかというと、個人情報になりますので、あと商品にふぐあいがあったときの責任問題についての研究がまだ進んでいないので、今、委員がおっしゃるように市民団体に委託するという方法も含めて、今後検討させていただきたいと思っております。 ◆大須賀 委員   今言った法的な問題、ふぐあいがあったときの問題だけど、それは不要品リサイクルの共通ルールがあるんです。自己責任。特に電化製品は極めて、実はリサイクルするときに一番危ないのが電化製品なんです。それも、売るほうも買うほうも承知してやるのがルールなんです。だからこそ、リサイクル商品というのは安くなきゃいけないんです。その後、特に電化製品は不安があるから、よくわかんないから。これは行政がやらないほうがいいと思う。直接ね。行政は、市のホームページの中にリンクを張っとけばいいんです。リンク先は民間のね、今ここにかかわっている団体でもいいし、ITにたけてる団体でもいいし、それをやれば市民は幾らでも参加します。個人の責任です。個人の責任で参加するということで余り悩まなくていいから、これはできますから、そういうルールがもうわかっているんだからぜひやってください。  以上です。 ○内藤 委員長   よろしいですか。  それでは、ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、本日の審査はこれまでといたします。次回は 104ページ、 105ページからでございまして、3月14日、木曜日、午前10時に委員会を開会いたします。なお、改めて通知はいたしませんので、御了承願います。  それでは、これで本日の委員会を散会いたします。ありがとうございました。お疲れさまでした。    午後4時42分 散会...