• "受動喫煙防止等"(/)
ツイート シェア
  1. 調布市議会 2009-12-10
    平成21年12月10日厚生委員会−12月10日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成21年12月10日厚生委員会−12月10日-01号平成21年12月10日厚生委員会  午前10時0分 開議 ○岸本 委員長   ただいまから厚生委員会を開会いたします。  なお、開議に先立ちまして、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  ただいまのところ、当委員会に傍聴の申し入れはありませんが、審査の途中で御希望の方がございましたら、席が許す範囲で随時許可してまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認めます。  それでは、これより議事に入ります。  当委員会に付託されました案件は、付託案件一覧表にありますとおり、議案5件、陳情1件であります。  審査の進め方につきましては、付託案件一覧表の順に行いたいと思います。これに御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  では、早速審査に入りたいと思いますので、よろしく御協力をお願いいたします。  議案第87号「調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者の説明を求めます。松岡児童青少年課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐 
     議案第87号「調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたします。  本条例改正案は、平成21年度において待機児童対策として調布ケ丘児童館学童クラブ分室に隣接する建物を賃借し、分室と一体的な運営をしてまいりましたが、賃貸借期間が1年であることから、平成22年度から新たに調布市総合福祉センターを使用し、学童クラブ事業を実施するため、施設の位置及び名称を追加するとともに、既存の学童クラブの名称を改めるほか、学童クラブに通う障害児等に対する送迎事業について定めるため、改正するものです。  初めに、学童クラブの整備であります。名称及び位置を規定しております条例第2条表中に、新たに調布市立調布ケ丘児童館学童クラブ第2分室を小島町2丁目47番地4の調布市総合福祉センター内に設置するものです。また、これに伴い、既存の学童クラブの名称を整理し、「調布市立調布ケ丘児童館学童クラブ分室」から「調布市立調布ケ丘児童館学童クラブ第1分室」に改めるものです。  次に、附則第4項から第9項までは、障害児等に対する送迎事業についてであります。この事業は、保護者からの特に大きい要望がありました学童クラブに入会する障害児及び配慮を要する児童のうち、保護者またはそれにかわる者が送迎することを要件としている児童に対して送迎を行う事業を実施するものです。  内容といたしましては、保護者が送迎を希望する児童を対象とし、専用の送迎車両2台で学校から学童クラブまでの送迎を行うものです。実施日といたしましては、学校開業日及び夏季休業中の学校プール実施日としております。実施期間といたしましては、平成22年1月7日から平成23年3月までとし、平成23年4月以降から民間法人等に移行する予定としているものです。利用料金といたしましては、市内で実施しているほかの送迎サービスとの均衡を図り、1回 800円としますが、学童クラブ育成料と同様に、家庭の状況に応じて免除、減額をいたします。  条例改正の内容といたしましては、条例制定時の附則第3項の次に第4項として、従前学童クラブ事業として規定していた放課後児童健全育成事業のほか、学童クラブの事業の特例として、障害児等の送迎事業を追加し、第5項以下で送迎事業の休業日、利用時間、利用資格、手数料について個別に規定するものです。  また、これに伴い、全児童を対象とした学童クラブ送迎事業に係るものを除くと、障害児等を対象とした送迎事業を区別するため、条例第3条、休業日、第4条、使用時間、第5条、使用の資格、第8条、使用料等について所要の改正をするものです。さらに、学童クラブ送迎事業に係るものを除くものについては「使用」、送迎事業については「利用」とすることから、「使用等」「使用又は利用」等、所要の文言の改正をするものです。  以上です。御審査の上、御決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めてまいります。はい、伊藤学委員。 ◆伊藤 委員   本件は、学童クラブを新たに1つ設置をするという条例の1件があると思います。もう1つの部分については、また別な表現の中身でありますのでそちらには触れませんが、第2分室というようなところを新たに設置するということが一番のポイントではないかなというふうに思っています。  総合福祉センターを学童クラブとして使用するスペースといいましょうか、何階で、どのくらいの広さがあってというようなところはおわかりになりますでしょうか。 ○岸本 委員長   答弁を求めます。松岡児童青少年課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   総合福祉センターの5階、東側の部分から4部屋で、約98平米ございます。 ◆伊藤 委員   これは今まで何か使っていたのか、前々からそこは未使用で使っていなかったのか、その辺の説明をお願いいたします。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   平成21年9月30日まであゆみ学園のほうで事業を行っておりましたが、調布市子ども発達支援センターのほうが10月1日から開設いたしましたので、今は使用していない状態です。 ◆伊藤 委員   わかりました。5階の98平米はあゆみ学園が使っていたということでありますが、現在はあいていると。有効活用するといった意味では考え方としては非常にいいのかなというふうに思っています。  そこで、これは7階のほうの所管ともちょっと関連してしまうところがあるんですが、実は、京王線の連立交差事業が順調に進んでいるという、いつも市長が一気呵成にまちづくりをしていくんだという発言もされておりますが、その中で、この福祉センターの建物が建っているところは、たしか都市計画道路が入っているんじゃないかなというふうに私は記憶をしているんです。調布市の建物をいずれ壊して道路にしなきゃいけないと、簡単に言えばこういうことだと思うんですね。  福祉センター内にはほかにもいろんな分野の方々がお使いになっているというふうに思いますが、聞くところによると、いずれそういった方々も何らかの方向性をつけて、あの福祉センターの建物から1回出ていただくという方向性を示しているというふうに私は記憶していますが、ここに新たにこうした施設を設けるということになりますと、例えば、何年までこれを使えますというような時限的な考え方も一方では必要ではないかなというふうに私は思っています。当然、第一小学校に通っている範囲の子どもの学童だというふうに思いますが、学区域内である以上、例えば、今度新設された5階のこの場所が通う子どもにとっては最適だと思われる方も中にはいると私は思うんですね。そうしたときに、ここに設置をしたにもかかわらず、数年で廃止するんだというようなことになったときに反対の運動が出たり、そういったもろもろのことに対しての懸念がされるというふうに私は思っています。  これも所管が違っちゃうんだけども、教育委員会としてどう考えているのかということもあるんですが、第一小学校のほうに何か新たにつくるというようなことは今後ありますか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   総合福祉センターにつきましては、平成22年4月1日から一部使用として1年間というふうに考えております。その中で、第一小学校の敷地内に、教室の増設に伴い、学童クラブの設置のほうを予定しておりますが、今年度設計をし、平成22年度において整備工事を行い、その後備品等を搬入し、室内環境検査を行うということがございますので、使用の終了日をいつというような形で条例のほうに明記することではなく、第一小学校内の学童クラブが開設した時点で、同時に総合福祉センターに設置します調布ケ丘児童館学童クラブ第2分室のほうを廃止するという形をとっております。  なお、保護者のほうにつきましても、第一小学校内の学童クラブが設置されるまでの一時的な使用ということで、今後御理解をいただくような形で説明会を開いていきたいと思っております。  以上です。 ◆伊藤 委員   今後説明会を開くのはもちろんだと思うんですね。例えば、まちづくりの中でも今までいろいろな、この時点ではこういう説明をしているんだけどもと言っていても、いずれ将来的にかかわる方はそういうことは聞いていないというようなことが往々にして繰り返されてきているんですね。ですから、私は、担保的には利用者の方々には今の答弁にあるように、第一小学校の施設が完成した折にはここはなくなりますよということは常々公表していくべきことと、または、常に説明も含めてしていくべきだと考えているんですが、その辺は間違いなく徹底をしていくということは確約ができるんでしょうかね。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   小学校内にできるということは保護者に対しては一番安全な場所ということで御理解いただくとともに、総合福祉センターの利用者の方にも第一小学校に設置の折には、こちらの施設を廃止するというような形で周知をしていきたいと思っております。 ◆伊藤 委員   周知をするということは、今、明言されましたから、ある程度私も理解をしてきているところですが、先ほど申し上げましたように、学区域という1つの区域の中に今度、第2分室も含まれるという意味合いから考えると、例えば子どもたちが学校が終わって、明るいうちに福祉センターのほうへ移動して、そちらで夕方まで生活をして、そして午後5時くらいになると帰るのかな。そうしたところ、冬場なんかに帰ると暗くなりますよね。むしろうちの子どもは福祉センターのこちらの場所のほうがいいんですというような主張をされる保護者も出ないとも限らない。ですから、何度も繰り返してしまいますが、あくまでもこの分室は第一小学校の中にそういう施設ができ上がったときには閉鎖をしますよということを私は文書を含めて、利用者には徹底を図っていただきたいと。でないと、先ほどから言っていますが、まちづくりの関係上、これがまたネックになってここを閉鎖するんじゃない、また苦労するようなことがないようにぜひしてほしいなということをお願いしておきたいと思います。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかに。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   まず、学童クラブのほうから質問させていただきます。この学童クラブは待機児ゼロを目指してマンションの一室を借りるなど、本当に職員の皆さんは大変御努力されたことと思います。それで、この後、第一小学校へということで今お話がありましたが、第一小学校は、どのぐらいの規模の学童クラブができるのかお聞かせください。 ○岸本 委員長   松岡児童青少年課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   現在設計中ですので、具体的な平米数についてはまだ確定しておりませんが、できるだけ広くとるような設計という形でお願いをしています。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。今現在も分室はかなりの人数のお子さんがいると思うんですが、すべてのお子さんが第一小の施設に入るということは人数的にもちょっと無理かなと思うんですが、その後は今後、どのようなふうに御検討されているんでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   年度によって申請状況にもよりますけれども、入会要件のある第一小学校在籍児童については受け入れをしていきたいと考えております。 ◆ドゥマンジュ 委員   では、それは1学童の基準の70人を超えて受け入れるということになるんですか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   今年度の在籍人数でいきますと70人を超える状況になります。 ◆ドゥマンジュ 委員   ちょっと質問が違ったかなと思うんですが、今が大体 100人ぐらいのお子さんがいらっしゃいますよね。そうなると、1学童70人という規模はあふれてしまいますよね。なので、一小で70人以上のお子さんを受け入れるのか、一小のほかにもほかの施設をというふうに考えていらっしゃるのかということで今、質問いたしました。 ○岸本 委員長   どなたか。はい、木村次長。 ◎木村 子ども生活部次長   第一小学校区につきましては、これまでも年々ふえてきているという状況がございます。今、調布ケ丘児童館の管轄の中での分室として位置づけております。というところで、今、調布ケ丘児童館、それから、今できますセンターと、東電で今、賃借をしております3カ所が、センターが一小にできれば一小のほうに移るというところで、今現在3カ所でやっていくことになります。  そういうところで、一小の児童だけでいきますと、今、委員さんが質問されたように70人以上というところは当面続くのかなというふうには思っております。ただ、今後、調布ケ丘児童館、それから、今ある東電のところのこの条例で第1分室、それから一小になったときに区割り的なところは今後、保護者と相談をしながら対応していきたいというふうに思っております。 ◆ドゥマンジュ 委員   第1分室のほうはずっと残るということですよね。 ◎木村 子ども生活部次長   今のところ賃借期間もございますので、その中で検討していきたいというふうに考えております。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。ありがとうございます。  では、送迎事業のほうで質問させていただきます。送迎事業は他市に先駆けて保護者の要望の多かった事業を行うということで、大変意味の大きいものだと思います。それで、この送迎サービスの料金なんですが、減免があるということで、学童の育成料と同様ということですが、1回 800円ということで、実際、減免がそれぞれどのぐらいになるのか……じゃないですね。ひとり親家庭の減額というのは幾らくらいになるんでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   育成料と同様、半額になります。 ◆ドゥマンジュ 委員   半額ということですね。しかし、1回 800円という額がちょっとどうかなと思うんですが、こちらの 800円といいますと、学童に通っているお子さんの通う平均の日数が大体3日から5日通っていらっしゃって、平均で大体4日ぐらいだということで、そうやって試算しますと、 800円だと1カ月1万 2,800円ぐらい。ひとり親家庭の方だと 6,400円ですか。そのぐらいになるということですよね。なので、育成料というのも、前の議案の説明のときでは後で民間に移行するときの運営費も考えて、それと、今、送迎サービスとして利用されているファミリー・サポート・センターの料金も考えて 800円ということに設定されたというふうに理解していますが、その運営というのも、今は市のほうで運営を考えるよりも、まずはもう少し抑えていただいて、民間に移行したときにその差額分を補助というような形でということはできないでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   ファミリー・サポート・センター事業が現行 700円ということになっておりますが、こちらの制度につきましては、地域で子育て支援をしていくというような目的もございまして、そちらの金額よりも下げるということは、ファミリー・サポートの協力会員さん等を利用している方から、利用者のほうを送迎事業のほうに引き込むというような形になって、地域で子育て支援という目的のほうもやはり重要な部分がありますので、 700円ではなくて 800円というような形で設定しております。 ◆ドゥマンジュ 委員   この議案の説明のときには、希望されている方がたしか28名ぐらいの保護者の方がいらっしゃるということでしたが、それは、ファミリー・サポートを今現在希望していて、でも、送迎事業ができたらそちらに移行するというような方はいらっしゃったのでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   送迎の利用者の中には、1つの制度だけではなくいろいろな制度を組み合わせて利用さえている方がおりますので、ファミリー・サポート事業の協力会員さんが急に都合がつかなくなったというときの補助的なものという形で利用される方はいると思います。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。そういういろいろな料金の設定の中から勘案されたということなんですが、普通のお子さんでしたらこの部分はお金のかからない部分ですよね。お子さんが自分で歩いていく。今までも保護者の方が学校から学童まで連れていったり、またはいろいろなサービスを組み合わせて利用されたり、それで、そのサービスが高額だという方はボランティアの方をお願いして、そこもかなり保護者の方がやりくりをして学童に通わせているという現状のお話をちょっと聞いたことがあるんですけれども、福祉というのは必要なところに必要なサービスをということから考えますと、こうした障害を持ったお子さんに対しての送迎サービスというのも、本来ならば無料でとお願いしたいところなんですが、そうもいかないと思いますので、今後 800円ということで始められると思うんですけれども、民間に移行するときにももう一度検討されて、市の補助などもできるようでしたらば、料金の設定なども考えていっていただきたいと思います。また今度、これで始められて、またそこでいろいろ保護者の声も途中で聞いていただいて、どんな声があるのか、また料金に対してどうなのかということもありましたら、再度検討していただきたいと思います。 ○岸本 委員長   要望ですね。 ◆ドゥマンジュ 委員   お願いします。 ○岸本 委員長   ほかに。はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   同じく送迎事業で、ここでは障害児等送迎事業となっておりますが、「等」ということで、障害をお持ちのお子さん以外もこの対象になり得るということでよろしいんでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、松岡児童青少年課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   学童クラブに入会の際に、障害児として入会している児童と障害の認定まではいかないまでも、少し配慮が必要だという児童についてで、利用者については限定されております。 ◆鮎川 委員   わかりました。先ほど、このサービスの利用を御希望されている方は28名というふうなお話が出ましたけれども、そういうことでよろしいんでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   入会の要件として、送迎をお願いしている児童が28人、実際に希望者は17人になります。 ◆鮎川 委員   17名の方の在学されている小学校はどちらになりますでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   滝坂小学校、調布特別支援学校八雲台小学校富士見台小学校、染地小学校になります。 ◆鮎川 委員 
     では、4校ということ……。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   あと八雲台小学校、5校になります。 ◆鮎川 委員   2台で送迎されるということなんですが、当然、下校時間は基本的にはどこも同じだと思うんですけども、若干のタイムラグは出てくると思うんですが、この辺についてはどうお考えなんでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   学校、あるいは学年によって終了の時間が異なってきますので、個々に児童の下校時間に合わせて車2台で送っていくというような形になります。 ◆鮎川 委員   では、2台で十分対応できるということでよろしいでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   現在の利用を希望している児童の人数と学校数を考えれば、現状は2台で対応できると思いますけれども、学校のほうがふえた場合、児童の数がふえた場合については、やはり対応のほうを再度検討していく形になります。 ○岸本 委員長   鮎川委員、よろしいですか。はい、橘委員。 ◆橘 委員   学童クラブに関して何点か質問いたします。先ほど、福祉センターの5階の広さ98平米ということでありました。説明会のときの記憶では、現在96名の申し込みという説明だったかと思います。記憶違いだったら済みません。今のところ、実際に何名くらいの希望者があって、何名この学童クラブに通えるのか、まず初めにお伺いします。 ○岸本 委員長   松岡児童青少年課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   調布ケ丘児童館学童クラブにつきましては、今回条例で改正します第1のほうに12月1日現在60人、緊急対応として使用しています隣接するビルにつきましては31人になります。  来年度の入会申し込みにつきましては、今月中旬から始まることから、厳密な数字につきましては確定いたしませんが、おおむね新1年生の人数の推移も、平成22年度につきましても21年度と同様というふうな推計がされていることから、おおむね総合福祉センターのほうの入会希望者は35人から40人ぐらいだと想定しております。 ◆橘 委員   わかりました。では、職員の人数は何名ぐらいでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   基本的に分室につきましては、非常勤特別職の嘱託指導員5名、障害児を受け入れる際に臨時職員の加配となっております。 ◆橘 委員   そうしますと、分室において運営していく上での管理責任者というのはどなたがやるわけでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   他の分室と同様、児童館の分室という位置づけをしておりますので、調布ケ丘児童館の館長が責任者となります。 ◆橘 委員   分室ということで、責任者が常駐していないというようなことでの不安というのは漏れ聞くんですけども、そういったものに対する対応策というのはどのように考えていますでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、三上児童青少年課長。 ◎三上 児童青少年課長   分室の責任者につきましては、今、課内で検討しておりまして、段階的に配置ができないかということを検討しているところでございます。一遍にすべての分室に職員を配置するというのは物理的に難しいものがございますので、少しずつでも、部分的にでもできないかということを平成22年度において、多少、一歩進めるような形で、現在職員の労働組合とも折衝をしているところでございます。  以上でございます。 ◆橘 委員   そうしますと、そういった状況の中で、もし仮に何か緊急事態があったりした場合の対応マニュアルというのはあるんでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   学童クラブにつきましても、学童クラブマニュアルということで、事業、あるいは緊急時の対応、けがの対応等のマニュアルを統一的なものをつくっております。 ◆橘 委員   そのマニュアルは各分室にも置いてありますか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   統一的なものは今年度作成中ということで、各分室につきましては、児童館に配置していますものと同様のものが置いてあります。 ◆橘 委員   わかりました。常駐の責任者がいないということで、前々からそういった声も聞いていますので、先ほど答弁があったように、段階的になるかもしれませんけども、ぜひ早急な対応をお願いできればと思います。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかにございますでしょうか。──では、委員長を交代していただいていいですか。 ○宮本 副委員長   はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   重複する部分はもうほかの委員さんがやりましたので、割愛させていただきたいんですけれども、まず1つは、今回の学童クラブの条例を提案するに当たっての資料提供の問題ですね。それは一言言っておきたいなと思うんですけれども、やはり新しい学童をつくるということと、今までも懸案だった障害児の送迎についていよいよ始めるということで、やること自体については前向きな方向ですし、市民が願っていたことでもありますから、それはいいんですけれども、やはりそれを提案するに当たって十分説明できるような資料というのは、ほかのこともそうですけども、今後も早目に出していただけるようにまずお願いしたいというふうに思っております。  その上で、送迎についてのこれまでの経過をまず聞きたいんですが、長年要望していた事項だったんですけれども、ずっといろいろと検討されてきたのか、それともそういう機運がどこかで発火点があって始まったのか、その辺の経過をちょっと確認しておきたい。なかなか時間がかかったなという思いもありますので、どういう努力をされてきたのかお聞きしたいと思います。 ○宮本 副委員長   はい、松岡青少年課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   保護者の方から要望をいただいておりまして、平成19年、20年度におきまして、児童館職員で構成いたします障害児検討委員会の中で送迎について具体的な課題抽出、具体的な手法ということで検討してまいりました。平成21年度につきまして実施という形で、平成20年度内に方向性が決まったという経緯がございます。 ◆岸本 委員   わかりました。19年からの検討委員会の中でということでしたが、課の中ではもっと前から問題意識としては引き継がれてあったわけですよね。どうなんでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   調布市心身障害児親の会等からの御要望をいただいている中で、やはりこちらの課内でも検討と問題意識のほうは持っておりました。 ◆岸本 委員   わかりました。全員協議会の場でも言いましたけど、ちょっと時間がかかったのかなとは思いましたので、相手のあることでもありますし、市が主体じゃなくて、行く行くは民間でというようなお話もありましたから、検討してそれを形にするのはなかなか時間がかかるのかなとは思いましたけれども、今、委員会でほかの委員さんからも出されたような心配なことがないようにぜひお願いしたいなというふうに思っております。  それから、委託をどうしていくのかというような話し合いの状況というのは、今後どんなふうになっていくのでしょうか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   現在、市でまず事業を立ち上げまして、民間法人等に移行する際には十分にスムーズに移行できるように事業調整等を行っていく予定です。 ◆岸本 委員   わかりました。先ほど、ほかの委員さんも言っておりました今度は利用料のことなんですけども、今現在、ファミリー・サポート・センターの送迎を使っているお子さんというのは、在籍している障害児等のお子さんの中でどのくらいいらっしゃるんですか。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   ファミリー・サポートのみを利用している児童は2人、何らかのサービスと一緒に利用されている方が7人ということで、計9人の方が何らかの形でファミリー・サポート・センターを使っております。 ◆岸本 委員   わかりました。料金のことは私もちょっとどうなのかなというのがあるんですね。後で出された資料、平均登館日数4日というふうに言っていますけれども、これは1週間のうち4日ということですよね。ちょっと確認ですけど。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   1週間のうち4日ということになります。 ◆岸本 委員   そうなりますと、4掛けるあと4週間となりますと、決して安くない料金だなというふうに思いますし、特にいろいろなハンデを持って生活をしていらっしゃる子どもを持ったおうちでは、自立支援法の関係もありまして、今、いろんなところでお金がかかるようになっていますから、その辺は立ち上げをまず市でリードしてやっていくということについては異論はないんですけれども、利用する方たちの負担の問題というのは、やっぱりこれから検討していただきたいなというふうに思っておりますので、これは要望しておきたいというふうに思います。  以上です。 ○宮本 副委員長   では、委員長を交代します。 ○岸本 委員長   ほかにございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、質疑及び意見を打ち切ってまいります。  それでは、これより議案第87号「調布市立学童クラブ条例の一部を改正する条例」について採決をいたします。  お諮りいたします。本件については原案了承と決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、議案第87号は原案了承と決しました。  続きまして、議案第80号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第2号)」、厚生委員会所管部門を議題といたします。  本件の審査の進め方につきましては、最初に子ども生活部の理事者説明、質疑、答弁を行い、理事者の入れかえの後、福祉健康部の理事者説明、質疑、答弁という順序で進めていきたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、本件につきまして、子ども生活部所管の理事者の説明を求めます。大島子育て支援課長。 ◎大島 子育て支援課長   議案第80号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第2号)」のうち、子ども生活部所管分につきまして御説明申し上げます。34、35ページをお願いいたします。  初めに、款15「民生費」、項10「児童福祉費」、目5「児童福祉総務費」の職員人件費でございます。右側説明欄に沿って御説明いたします。  最初の◎一般職人件費でございます。職員人件費の当初予算は、平成21年1月現在の職員配置を基準としておりますが、その後の人事異動などにより過不足が生じますことから、差額を補正予算としてお願いするものでございます。  平成21年度におきましては、子ども生活部の職員のうち、保育園及び乳幼児発達課を除く職員として、子育て支援課14人、保育課19人、児童青少年課72人に部次長を含め、合計 107人となっております。本年6月に支給をした期末手当の支給月数のうち、一般職員について 0.2カ月分を凍結する暫定措置を講じましたことから、期末手当等が減額となり、全体の精査の結果 1,625万 8,000円を減額としてお願いするものでございます。
     次に、子育て支援課所管分でございます。最初の◎乳幼児医療費助成事業費でございます。本事業は、小学校就学前児童の医療費のうち、保険診療にかかる自己負担分を助成するものでございますが、ことし流行している新型インフルエンザの影響を考慮し、医療費の支払いに要する委託料及び医療費の負担金を 5,889万 4,000円増額のお願いをするものでございます。  次の◎義務教育就学児医療費助成事業費でございます。本事業は、義務教育就学児童を対象とした医療費の助成事業であり、乳幼児医療費助成事業費と同様に、新型インフルエンザの影響を見込んで 5,384万円の増額をお願いするものでございます。  次に、目10「児童措置費」、◎児童・児童育成・児童扶養手当費でございます。1つ目の児童手当につきましては、小学校修了前までの児童を養育している保護者に対して支給する事業ですが、当初見込んでおりました対象児童数が延べ人数で約 260人ほど上回りましたことから、増額をお願いするものでございます。  次の児童育成手当につきましては、2種類の手当があり、1つは18歳に達する日以降の最初の年度末までの児童を養育しているひとり親家庭に支給する育成手当と、一定の障害がある20歳未満の障害者を養育している家庭に支給する障害手当がございます。本事業の対象児童が当初見込んでおりました児童数を約 110人ほど上回りましたため、児童手当と合わせて 1,670万 1,000円の増額をお願いするものでございます。  次に、目15「母子福祉費」、◎ひとり親家庭等医療費助成事業費でございます。本事業は、ひとり親家庭等に対する医療費の助成事業でございますが、さきの乳幼児医療費助成事業と同様に、インフルエンザの流行による影響を考慮し 513万円の増額をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   はい、三上児童青少年課長。 ◎三上 児童青少年課長   続きまして、目20「児童館費」、◎青少年ステーション事業運営費、国・都支出金過年度清算返還金でございます。  本件は、平成20年度の調布市青少年ステーション事業費の補助として、東京都から交付を受けておりました補助金につきまして、実績報告に基づき、超過交付分30万 9,000円を東京都に返還するためお願いするものでございます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   はい、秋場保育課長。 ◎秋場 保育課長   引き続き、一番最下段の◎、目25「保育園費」、一般職人件費でございます。保育園職員 182人の人件費になります。人件費の考え方、暫定措置につきましては、冒頭、子育て支援課所管で説明いたしました内容と同様でございます。  内訳といたしまして、一般職職員給につきましては 1,676万円余の減額、諸手当等につきましては 2,876万円の減額、共済費につきましては 640万円余の減額となり、合計で 5,192万円余の減額となっております。  また、諸手当の中に勤務時間が変則的に割り振られた職員や、勤務時間が11時間保育事業、保育業務及び延長保育業務のため、交代制で割り振られた職員に対する特殊勤務手当につきまして、平成21年度の当初予算で計上しておりましたが、平成21年4月から廃止されたことに伴う 480万円余の減額も含まれております。  保育課所管分の説明は以上でございます。 ○岸本 委員長   はい、三上児童青少年課長。 ◎三上 児童青少年課長   続きまして、36ページ、37ページをお願いいたします。目30「学童クラブ費」、◎学童クラブ管理運営費でございます。  まず1つ目の学童クラブ事務補助員賃金でございます。学童クラブ事業の補助員として雇用しております臨時職員の賃金でございますが、要配慮児童を含む障害児受け入れ等に伴う臨時職員が当初見込みより11人分の加配が必要となり、 1,078万 3,000円の増額をお願いするものでございます。  次に、管理業務委託料でございます。調布市シルバー人材センターに業務委託しております学童クラブ分室の管理業務等の委託料の増額をお願いするものでございます。内容といたしましては3点ございます。  1点目は、現在6カ所の小学校内にあります学童クラブにつきまして、ユーフォーと案分して負担しております管理業務委託料でございますが、平成21年度においては、学校の耐震工事等により、ユーフォーが休業となる日が多かったことなどから、通常は折半のところですが、学童クラブ側の負担が当初見込みより増加したものでございます。  2点目でございますが、緊急対応といたしまして、新設のおおまち学童クラブ、わかば学童クラブの子どもたちが登館になれるまでの期間、配置いたしました交通擁護員の経費であります。  3点目は、同じく緊急対応として配置いたしましたわかば学童クラブの管理業務員に要する経費でございます。  これらの経費が必要となり 327万 3,000円の増額をお願いするものでございます。  以上でございます。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○岸本 委員長   以上で理事者の説明は終わりました。これより子ども生活部所管の質疑、意見を求めますが、ページごとにお願いいたします。  初めに、34、35ページからお願いいたします。鮎川委員。 ◆鮎川 委員   児童手当の対象者が当初見積もりより 260人近く増加したということなんですが、これはやっぱり経済状況なんかが影響しているんでしょうか。 ○岸本 委員長   大島子育て支援課長。 ◎大島 子育て支援課長   実際、4月1日現在の児童数におきましても微増の状況にはなりますが、委員御指摘のとおり、昨年度の所得の状況によって、児童手当は所得制限がございますので、そういった影響も若干あるだろうというふうに考えております。 ○岸本 委員長   鮎川委員、よろしいですか。 ◆鮎川 委員   はい。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   新型インフルエンザの関係の補正も出ているようでありまして、それはそれぞれの分野によっても違うのかもしれませんが、この補正額だけで、例えばこの12月、1月、2月を含めて、これからかかってしまう予想を含めて、現状はどうなんでしょうかね。 ○岸本 委員長   はい、大島子育て支援課長。 ◎大島 子育て支援課長   まず、乳幼児医療費助成につきましては、小学校就学前の子どもたちが対象になりますが、見積もりの段階では、1年間で平均 1.7回受診をするということは、前年の実績等から見積もっていたところでございます。  実際に、今、保育園ですとか小学校の罹患状況を確認する中では、おおむね3割ぐらいの子どもが罹患しているというようなデータがありますことから、実際にインフルエンザにかかった場合には、少なくとも最初の初診と、学校の場合は登校するような場合2回はかかるということを含めて試算をした結果、年度末までの必要額として今回お願いする金額を算出したものでございます。 ◆伊藤 委員   約30%の子どもたちが、今、そうした疾患にかかってしまったということなんだけれども、これが世界的にパンデミックを含めて相当な状況になってくるというふうにどこの国も予想しているんだけども、我が日本にとっても非常に懸念される新しい病気だということで。こうしたことというのは、例えば国のほうの考え方を含めて、何かそういった情報というのは入っていますでしょうかね。金銭的なことに限らず、ワクチンの問題も含めて、足りるとか足りないとか、今もろもろ言われているようですけれども、そうしたことをもしおわかりになったら教えていただけますか。 ◎大島 子育て支援課長   まず、国のほうからの方針ということでお話をいただきましたが、特に私の所管する施設にかかわる部分について優先をするとかということでは方向性としてはいただいていないのが現状でございます。実際に、新型インフルエンザに関する要望の関係につきましては、所管担当課のほうに聞かせていただきましたところ、先月から受け付け予約が始まり、順次接種をしているという中で、当初は予約に向けてもかなり難しいということで、担当課のほうにいろいろな電話の問い合わせがあったというふうに聞いておりますが、昨日の状況などからしますと、そういった電話もなくなったということで、スムーズに接種されているんではないかという予測ができております。  しかしながら、件数的には、最終的には医師会のほうから報告があるようなんですが、現段階では、先月の報告はまだ整っていないということを聞いておりますので、実施状況等についてはまだ把握していないのが現状でございます。  以上です。 ◆伊藤 委員   よくわかりました。また新しいデータを含めて、情報がありましたらお知らせをいただければということをお願いしておきたいと思います。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかにこのページ。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   今、伊藤委員からの質問とちょっと重複するかもしれませんが、インフルについてお尋ねしたいと思います。  今の答えの中で、先月は予約でいっぱいであったというお答えがありました。私も近隣の病院を通りかかって、すごい列で並んでいる状態を目にかけたことがあります。これは1つの病院に集中するのか、あるいは、今、私の耳にも入っているんですけども、あそこじゃ受けられない、ここじゃ受けられない、受けられる場所を探しているというような情報があたかもパニック状態の中の御父兄の風評といいますか、そういうのが流れてきているんですけども、そういう状況は把握されているんでしょうか。 ○岸本 委員長   大島課長でいいですか。 ◆川畑 委員   所管はこっちになりますね。済みません。では、そのときにお聞きするとして済みません。失礼しました。戻します。インフル状態の学校に対する周知といいますか、どこの学校で、近隣でどういう処置をされているとか、どこで受けられるという周知状態というのは、幼稚園とか保育園とか学童クラブとかで何かやられているんですか。ここら辺ではこういうところでインフルを受けられますよとか、そういう情報というのは流されているんでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、三上児童青少年課長。 ◎三上 児童青少年課長   学童クラブ、児童館のほうではそうした情報を流していることはありません。  以上です。 ◆川畑 委員   わかりました。ちょっと先走ったみたいなので、後でまたお聞きします。失礼いたしました。 ○岸本 委員長   ほかに。はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   学童クラブで、例えば、何名かの子どもたちがインフルエンザになっちゃったと。そうすると、閉鎖というのはあり得るんですか。ちょっとその辺を教えてください。 ○岸本 委員長   三上児童青少年課長。 ◎三上 児童青少年課長   学童クラブそのものが閉鎖するという事態には至っておりません。学級閉鎖、学年閉鎖等がありました場合、その当日について、始まった日については、保護者もまだ認識しておりませんので、その日について午後、学童クラブではその子たちをお預かりする。ただ、次の日からは閉鎖期間中は学童クラブには来ていただかない御協力をいただいているという状況でございます。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   その日、クラスが例えば何名かがという枠があるんでしょうけど、あしたから学級閉鎖ですよ、その日の夕方は子どもたちが学童に来る。これはわかりますよね。その子どもが翌日から学級閉鎖だから自宅にいるんだけれども、いやいや、土曜日と同じく学童にというようなことではないんですか。例えば、それは学級閉鎖だから学童に来ることはだめよということなのか、その辺の考え方。 ◎三上 児童青少年課長   学級閉鎖になったお子さんたち、感染の拡大を防止するという意味で、家から出られないという状況になりますので、学童クラブにおいても自宅で安静にしていただくということで、保護者の方に御理解をいただいております。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   その辺のことが徹底されていればよろしいんですが、中には、うちの子どもはお願いしますよということで、夕方、学童にだけ来させても困るんで、その辺の対応をぜひお願いしたいなということです。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかに34、35ページ。はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   ちょっと関連してなんですけども、幼稚園となると教育のほうになっちゃうんですが、小学校なんかは小学校の判断で学級閉鎖なんかはされていると思うんですけども、保育園なり幼稚園は所管が違っちゃうんですが、これも各園の判断に任せているということでよろしいでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、秋場保育課長。
    ◎秋場 保育課長   保育園につきましては、基本的には閉園というか、休園はしないという方向でやっております。ただ、ことしも1つ事例があったのは、たくさんの方が一遍に発熱であるとかという状況が見受けられた場合、保護者の方に直接連絡をして、今の保育園の状況を伝えることによって、仕事の調整ができる方においては調整をしていただければということでの、あくまでもお願いになりますけれども、そういう状況を知らせたということは1件あります。  幼稚園につきましては、各幼稚園のほうで罹患された人数によって学級閉鎖、または学年閉鎖というんですか、そういう形で対応をしているところでございます。  以上です。 ◆鮎川 委員   幼稚園なんかは所管が違うんであれなんですけれども、子どもたちの行動範囲というのは幼稚園だろうが保育園だろうが児童館へ来たりと。幼稚園児も保育園児も色分けはできないわけです。必ず地域で接触はあるわけなんで、市として、幼稚園なんかは民間ですけれども、そこに介入していくというのはなかなか難しいとは思うんですけれども、情報のやりとりなんかというのはしっかりやっていかないと思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。所管が違うんで申しわけないんですけども。 ◎秋場 保育課長   所管というよりも、幼稚園につきましても、保育課のほうで補助金等の受け付け、または支出等を行っておりますので、そういった意味では施設紹介等、こちらのほうで所管をしてやらせていただいている状況ではございます。  幼稚園も設置者の方に集まっていただいて、定期的に連絡会を設けているということがあります。また、保育園等につきましても、民間施設紹介等々行いながら、情報交換をしているという形にはなっております。  ただ、幼稚園と保育園の具体的な連携ということにつきましては、まだまだちょっと弱いというところがありますので、ただいま幼保小というところで、何とかもう少し連携を密にとれないかというところで計画をしているところでございます。  以上です。 ◆鮎川 委員   各幼稚園でもクラス閉鎖だったりというのが今、実際起きているんですけれども、そういった情報というのは市のほうに入ってきているんでしょうか。 ◎秋場 保育課長   夕方、まずファクスが来まして、翌日、ホームページのほうで幼稚園もアップしております。また、保育園につきましても、おおむね定員の5%以上インフルエンザ等の罹患が見受けられた場合はアップをして、保護者の方、または近隣の方にも周知するような形にしております。  以上です。 ○岸本 委員長   鮎川委員、よろしいですか。──はい、橘委員。 ◆橘 委員   ちょっと確認します。医療助成費等負担金があります。これは子育て支援課の乳幼児と義務教育、あと、子育て支援課のひとり親家庭の中にも医療助成費等負担金が約 500万ぐらいの規模でそれぞれあるんですけども、ちょっとこの中身、どういった内容なのか教えてもらいたいんですけども。 ○岸本 委員長   はい、大島子育て支援課長。 ◎大島 子育て支援課長   まず、乳幼児医療費助成事業費でございます。こちらは大きく審査をいただく委託料と、それから直接助成する負担金に分かれております。  まず、負担金の算出につきましては、先ほどお伝えを差し上げました昨年の実績の受診回数を当初の見積もりにしておりますが、そこに新たに罹患する状況のパーセンテージ、先ほど30%と御説明申し上げましたけれども、それ掛ける最低でも2回は病院にかかるということがございますので、その数値を勘案いたしまして算出しているもので、その件数に合わせた委託料分を今回計上させていただいているものでございます。  また、次の義務教育就学児医療費助成制度でございますが、こちらは……制度の違いを御説明すればよろしいでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、そうですね。 ◎大島 子育て支援課長   乳幼児医療費助成制度につきましては、就学前の子どもに対する医療助成でございます。義務教育就学児医療費助成事業につきましては、義務教育の児童に対するもので、10月から制度改正になっております。これまで自己負担分3割でありましたもののうち、1割を市のほうで助成しておりましたが、10月1日からは1回通院当たり 200円という負担をいただく制度に変更になっております。  それから、ひとり親の関係でございますが、こちらはひとり親家庭で、母もしくは父のどちらかがいないというような状況で、18歳の年齢になる翌年の年度末までの児童に対する医療費でございます。  以上でございます。 ◆橘 委員   ひとり親のは18歳になる……ちょっとその辺。 ◎大島 子育て支援課長   満18歳になった翌年の3月31日までが対象になります。 ◆橘 委員   わかりました。 ○岸本 委員長   よろしいですか。 ◆橘 委員   いいです。 ○岸本 委員長   ほかに。川畑委員。 ◆川畑 委員   ちょっと確認だけ。青少年ステーションとかも人が集まるところですし、保育園もそうですし、例えばそういうところで、子どもさんが行っていて、インフルの状態で突発的に熱が出てきたとか、そういうのが発見された場合、当然熱をはかられてのことですけども、そういう場合の事例があったのか、それに対して対応がどういうふうにされていたのかとか、そこら辺を教えていただけますでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、三上児童青少年課長。 ◎三上 児童青少年課長   青少年ステーションのほうでは、そういう事例は今のところ報告はありません。ただ、強制ではありませんけれども、手洗い用のアルコール消毒等を入り口に設置して、また、熱等がある子については職員のほうに申し出るようにという指導をしております。  以上でございます。 ◆川畑 委員   わかりました。保育園のほうの対応というのは、各園でそれをやられているんでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、秋場保育課長。 ◎秋場 保育課長   各保育園のほうで熱が出た場合につきましては、別に隔離じゃないんですけれども、保健室のほうにいていただいて、保護者の方にすぐ連絡をして、程度にもよるんですけれども、なるべく早く来ていただくという方向で対応しております。  以上です。 ◆川畑 委員   感染率が高いということで、そういうのを発見されたら適切な対応をとっていただくことを要望いたします。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   青少年ステーション事業についてお尋ねします。こちらは業務委託されているということなんですけれども、どのような事業が今、展開されているのか御説明ください。 ○岸本 委員長   はい、三上児童青少年課長。 ◎三上 児童青少年課長   青少年ステーションCAPSでの事業の御質問ということですので、主に室内で音楽やダンス、それから屋上を利用してのスポーツ等の事業、それからクラフトをする、また、あとは相談の事業等も現在行っているところでございます。  以上でございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   相談事業というのは、どのようなことが行われているんですか。 ◎三上 児童青少年課長   主に勉強を教えてほしいという相談が多くあります。なかなか漢字が苦手とか、そういうお子さんもいますので、そうしたことにスタッフが丁寧に相談に乗ったりしております。それ以外には、不登校、また、精神的な悩み事で子どもさんだけで相談に訪れる場合もございますし、親子で相談に見えるというケースもございます。  以上でございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   地域の中に青少年の居場所としてこういうCAPSがあるというのは大変いいことだと思いますし、また、今おっしゃっていただいたような勉強を見るとか、またはメンタル面で相談をするということで、子どもたちにとっては大変いい施設になっていると思います。そのほかにもダンスをしたり音楽をしたりとか、ほかではできないような活動をできる場になっていると思うんですが、こういう場が調布の中に何カ所かあるといいなと思うんですが、これはちょっと飛田給の西部のほうにありますよね。今後、東部のほうとか、別な地域につくるというようなことも、これからまた新たにできます次世代育成支援計画のほうなんかにも盛り込まれているんでしょうか。 ◎三上 児童青少年課長   かねてより西部地域でCAPSが展開しておりますが、東の地域にも建設をということで、議会等でも市民の方からも要望をいただいているところです。できましたらば、東部地域の児童館等の建てかえとか、ほかの施設等の整備の中で検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   ありがとうございました。ここでお聞きしていいのかなと思うんですが、今言っていた次世代育成支援計画なんですが、今、どのような進捗状況になっておりますでしょうか。あと、今後の予定と。 ○岸本 委員長   大島子育て支援課長。 ◎大島 子育て支援課長   本計画につきましては、今後5年間の計画ということで、今年度取り組みをしている中で、今、ホームページに骨子として7本の柱を中心とした施策について概要をお出しいたしまして、皆様からのコメントをいただくという期間に入っております。引き続き、次世代育成支援協議会の委員さんから御意見をいただきながら、最終的には年度内に策定、発行していくということで考えているところでございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   今、ホームページのほうなどにも情報提供されているということですが、どのような意見が集まっているでしょうか。 ◎大島 子育て支援課長   まだ御意見をいただいていないのが現状でございまして、幾つかとりまとめをされているという話も聞いていますので、来次第、とりまとめをしながら協議会の中で周知をしていきたいというふうに思っております。 ◆ドゥマンジュ 委員   ぜひCAPSのような子どもの居場所は必要だと思います。また、小学生の子どもなんかも、今、新聞報道でキレる子が多いということで、武藤議員の一般質問にもありましたけれども、子どもの貧困とか、いろいろな家庭状況、また、学校で受け入れられていないとか、そういう思いを持っているお子さんとかいろいろな条件があってのキレるということになると思うんですが、子どもはやっぱり子ども時代を子どもらしく過ごすということが大変重要だと思います。地域の中に思いっきり遊べるような場がどんどん減ってきている状況の中、また、お子さん自身も忙しいという状況もありますけれども、ぜひ、次世代育成支援計画の中には、子どもが子どもの時代をちゃんと過ごせるように、子どもの遊びも確保するというようなことで、ぜひそういう視点も入れ込んでいただければと思いますので。これは意見です。よろしくお願いします。 ○岸本 委員長   ほかにこのページございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、36、37ページをお願いいたします。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、これで子ども生活部所管についての質疑を打ち切ります。  続いて、福祉健康部所管に入りますが、説明員の入れかえがありますので、暫時休憩いたします。
       午前11時12分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前11時14分 開議 ○岸本 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  本件について、福祉健康部所管の理事者の説明を求めます。はい、大石福祉総務課長。 ◎大石 福祉総務課長   それでは、福祉健康部所管の部分につきまして、御説明いたします。30、31ページをお開きください。  初めに、款15「民生費」、項5「社会福祉費」につきまして、目5「社会福祉総務費」から御説明させていただきます。31ページの説明欄をごらんください。  所管の職員人件費につきましては、 1,712万 8,000円の減額補正をお願いするものでございます。これは職員人件費の過不足調整のため所要額を補正するものでございます。  初めに、各科目に共通いたします概要から説明させていただきます。  職員人件費の当初予算は平成21年1月現在の職員配置状況に基づきまして、年間所要額を積算しているところでございます。4月1日以降の人事異動や昇給、昇格、あるいは退職者の補充などによりまして、平成22年3月までの人件費所要額を精査いたしまして、当初予算との差額につきまして補正として計上させていただいているものでございます。あわせて、時間外勤務手当につきましても、平成22年3月までの必要予定額を精査し、不足額を計上させていただいております。  今回の補正の特徴といたしましては、6月期に支給する期末手当の支給月数のうち、一般職員について 0.2カ月分を凍結する暫定措置を講じたため、期末手当が減額となります。また、そのことに伴い、共済組合負担金も減額となるものです。  これらのことによりまして、乳幼児発達課21人、福祉健康部4人、福祉総務課9人、高齢者支援室22人、障害福祉課21人、再任用3人を含めまして、合計77人分の職員給、諸手当、時間外勤務手当及び共済費にかかる補正をお願いするものであります。  人件費につきましては以上であります。 ○岸本 委員長   はい、高橋保険年金課長。 ◎高橋 保険年金課長   続きまして、同じく目5「社会福祉総務費」、節28「繰出金」の説明欄、保険年金課所管分でございますが、これは国民健康保健事業特別会計の繰出金 2,143万 8,000円の増額補正でございます。  内訳は、法定繰り出し分である職員給与等繰出金 1,324万円余の減額と、その他繰出金 3,468万円余の増額でございます。職員給与費等繰出金は、定数のうち1人を再任用に変更したこと及び給与改定、人事異動に伴う人件費の所要額を精査したものであります。その他繰出金は、国民健康保健事業特別会計における歳入歳出の差を埋めるものでございます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   塚本生活福祉課主幹。 ◎塚本 生活福祉課主幹   款15「民生費」、項5「社会福祉費」、目5「社会福祉総務費」の緊急援護資金貸付金でございます。  本案は、景気の低迷などで貸付金の申込者が増加したことにより、今後の不足額が見込まれるため、平成22年3月までの所要額を精査し、 400万円の増額補正をお願いするものです。  以上です。 ○岸本 委員長   はい、大石福祉総務課長。 ◎大石 福祉総務課長   続きまして、そのすぐ下でございます社会福祉総務事務費の国・都支出金過年度清算返還金として 729万円の増額補正をお願いするものです。  その内容でございますが、平成20年度福祉保健基盤等区市町村包括補助事業補助金を精査した結果、執行額が交付額より下回り、超過交付となりました。このことによりまして、返還金の補正が必要になったものであります。  続きまして、その下の社会福祉事業基金でありますが、社会福祉事業基金への指定寄附が6件ございました。これを基金に積み立てるため25万 6,000円の補正をお願いするものです。  以上です。 ○岸本 委員長   はい、田中障害福祉課長補佐。 ◎田中 障害福祉課長補佐   続いて、障害福祉課所管分、目10「心身障害者福祉費」でございます。説明欄をごらんください。  初めに、◎心身障害者福祉事務費でございます。国・都支出金過年度清算返還金でございますが、平成20年度に交付された東京都障害者施策推進区市町村包括事業補助金につきまして、交付決定後に実績額がそれを下回ったことにより超過額が生じましたので、その返還金として 1,019万円を補正するものです。  次の◎法外援護事業費でございます。通所訓練施設運営費補助金及び通所授産施設運営費補助金です。この2つは、民間作業所処遇改善事業として実施するものでございます。平成20年から3年間、国において自立支援対策臨時特例交付金事業として、介護職員の賃金等の改善を図ることを条件に、報酬額の一定割合を給付する福祉介護人材の処遇改善事業が実施されることとなりましたが、調布市においては、いまだ障害者自立支援法への移行を実現できていない民間小規模作業所などが15カ所ございます。そのいずれの施設においても、職員の処遇改善や新たな人材確保に苦労している現状であることから、民間小規模作業所等の職員の処遇改善を図ることを目的に、当該作業所に支出した補助金額の一定割合を給付する事業として 113万 1,000円を補正するものです。  続きまして、目14「自立支援福祉サービス費」でございます。右側説明欄の◎障害者福祉サービス費の特別対策事業費ですが、こちらは東京都重度訪問介護事業者基盤整備事業に基づき、調布市内の重度訪問介護事業者に対して、サービス提供基盤整備に係る経費を助成する事業として 200万円の補正をお願いするものです。  以上です。 ○岸本 委員長   高橋保険年金課長。 ◎高橋 保険年金課長   次に、32、33ページをお願いいたします。  目15「高齢者福祉費」、節28「繰出金」の説明欄、保険年金課所管分でございますけれども、これは、後期高齢者医療特別会計の繰出金 714万 6,000円の増額補正でございます。  内訳は、職員給与費等繰出金 481万円余と、その他繰出金 233万円余の増額でございます。職員給与費等繰出金は、給与改定及び人事異動に伴う人件費の所要額を精査したものでございます。その他繰出金は、保険料還付金に充てるものでございます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   高橋高齢福祉担当主幹。 ◎高橋 高齢者支援室主幹   続きまして、高齢者支援室高齢福祉担当分について御説明いたします。  ◎高齢者福祉事務費でございます。国・都支出金過年度清算返還金ですが、この内容としましては、都の補助事業であります平成20年度高齢社会対策区市町村包括事業補助金について、申請を行った25事業の実績を算出しました結果、超過交付となりましたので、清算返還するものでございます。  説明は以上です。 ○岸本 委員長   はい、小林介護保険担当課長。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   続きまして、次の◎高齢者支援室介護保険担当所管分の介護保険事業特別会計繰出金でございます。福祉総務課と同様の理由になりますが、職員の人事異動に伴い、人件費 691万 2,000円を増額するものでございます。詳細につきましては、平成21年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)にて御説明申し上げます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   はい、塚本生活福祉課主幹。 ◎塚本 生活福祉課主幹   続きまして、生活福祉課所管分の御説明をいたします。38、39ページをお開きください。  款15「民生費」、項15「生活保護費」、目5「生活保護総務費」です。初めに、説明欄上段の職員人件費につきまして 1,438万 2,000円の増額補正をお願いするものです。これは、本年4月1日以降の人事異動、昇給、昇格、給与改定などにより過不足が生じましたことから、3月までの所要額を精査し、不足額を計上させていただくものです。なお、このうち、時間外勤務手当につきましては、不足額 390万 4,000円を計上させていただいております。  続いて、節23「償還金,利子及び割引料」です。説明欄下段にございますように、国・都支出金過年度清算返還金を 7,171万 6,000円増額補正をお願いするものです。平成20年度に受け入れた国庫支出金のうち、主に医療費について実績算出の結果、超過交付となったため、返還するものです。  以上です。 ○岸本 委員長   はい、高橋保険年金課長。 ◎高橋 保険年金課長   次に、40、41ページをお願いいたします。  項20「国民年金費」、目5「国民年金総務費」の説明欄、職員人件費でございます。一般職5人と再任用1人の人件費で55万 7,000円の減額補正をお願いするものでございます。  その内容といたしましては、給与改定及び人事異動に伴う人件費の所要額を補正したものでございます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   はい、諏訪部健康推進課長補佐。 ◎諏訪部 健康推進課長補佐   続きまして、42、43ページをお願いいたします。  款20「衛生費」、項5「保健衛生費」、目5「保健衛生総務費」の職員人件費の◎一般職人件費において 137万 2,000円の減額補正をお願いするものです。  これは、環境部長、次長、健康推進課30人、再任用2人と、環境政策課14人、再任用1人、計49人の給料、諸手当、共済費等でございますが、内容につきましては、冒頭、福祉総務課から御説明しましたとおりでございます。  以上です。 ○岸本 委員長   はい、田中障害福祉課長補佐。 ◎田中 障害福祉課長補佐   続きまして、障害福祉課所管分、◎精神障害者生活支援事業費です。共同作業所運営費等補助金ですが、これは先ほど御説明申し上げました民間作業所の職員の処遇改善事業として、精神障害者の作業所4カ所に対する共同作業所運営費等補助金として38万円の補正をお願いするものです。  以上です。 ○岸本 委員長   はい、諏訪部健康推進課長補佐。 ◎諏訪部 健康推進課長補佐   続きまして、目5「保健衛生総務費」、◎地域医療対策費の増額補正でございます。これは、休日、夜間の急病患者の対応のため、小島町の医療ステーション内で実施している診療事業で、新型インフルエンザによる患者の増加に伴い、緊急対応として、内科医、看護師、事務員の各1人を増員することによるものです。また、同様に、休日、昼間の患者増にも対応するため、現在、市内3医療機関で実施している休日診療に内科、小児科系医療機関を1医院ふやして、患者増加に対応できる診療体制を整えました。このことに要する経費として、あわせて 680万 2,000円の増額補正をお願いするものです。  続きまして、目10「予防費」、◎予防対策費の増額補正でございます。新型インフルエンザによる死亡者や重症者をできる限り減らし、必要な医療提供体制を確保することを目的として、10月から国の事業として、新型インフルエンザの予防接種が始まりました。国は、この実施要綱の中で低所得者への費用負担軽減措置を市町村ごとに実施するものとしており、調布市といたしましても、低所得者及び生活保護受給者等の方の負担軽減措置を行うための経費 5,025万 1,000円の増額補正をお願いするものです。  説明は以上です。御審査の上、決定くださいますようよろしくお願いいたします。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。これより福祉健康部所管の質疑、意見を求めますが、ページごとにお願いいたします。  初めに、30、31ページからお願いいたします。はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   国保の特別会計の繰出金の補正なんですけれども、これ、毎議会補正をしているようなイメージを私は持っているんですけど、来年度の当初予算への考え方というか、いかがなんでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、高橋保険年金課長。 ◎高橋 保険年金課長 
     通常の補正予算においては、その都度、当初で見込めなかった部分について補正をさせていただいていると。ことしの場合ですと、過年度の清算金とかなかなか予測が難しい部分についてさせていただいている部分と、あと、一番大きいのは、医療費に関してなんです。医療費については、当初見込んでおりますけれども、なかなか予想が当たらないと言いましょうか、難しい部分がございまして、今回も内容としましては、これから御説明を差し上げますけれども、高額療養費の費用が不足しているということでございまして、それは予想しなければいけないところですけれども、医療費でございますので、必要なものは出さなければいけないと。そういう補正をお願いしているところでございます。 ◆鮎川 委員   一般会計からの繰出金が調布の予算総額に占める割合というのは、近隣他市と比べてどういうあれなんですかね。一般会計からの繰出金が占める割合は多いのか少ないのか。 ◎高橋 保険年金課長   繰出金については、法定分といわれている必ず出さなければいけないもの、その他繰出金という、いわゆる赤字補てんの分とございます。法定分については、医療費の割合とか、その他のもので決まってくるものですから、それは予算規模とかによって違ってくると。その他繰出金については、赤字補てん分でございますから、その市の考え方によっても違ってくる部分は多分にございます。  一般会計の繰出金については、今までの傾向としては、他市に比べて、どちらかといえば1人当たりに換算すると高いものになっていたと。ただ、決算の出し方によっても若干その数値が違ってくるということなので、昨年はどちらかといえば低いほうに落ちついてきているという形になっておりまして、今までの傾向は高いものでございました。  以上です。 ○岸本 委員長   鮎川委員、よろしいですか。──はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   全般的に関係することだというふうに思うので、部長が対応してくれればありがたいなと思うところがありますが、今、景気がこういう状況で、失業者がふえて、いろいろな福祉関係にお願いに来る市民の方々が昨年よりもことしのほうが多いんじゃないのかなと私は自分で想定をしちゃっているんですが、今の窓口は、すばらしいいい機械を入れたら対応できるというような仕事の分野ではないと。マンパワーで人と人との関係で作業を進めていかなければいけないという非常に大変な部署ではないかなと思っています。  例えば、これは臨時的な職員をそこに配置すれば仕事ができるのか。もしくは、専門的な分野を持っている方々だけしかその仕事にはつけないんだとか、そういったところがおわかりになればお答え願いたいなと思うんですが、いかがでしょうかね。 ○岸本 委員長   はい、西田福祉健康部長。 ◎西田 福祉健康部長兼福祉事務所長   一般質問のところでも、こういう生活保護のところでも、いろいろ資格のある人を配置してほしいというような一般質問がございました。確かに、今の現状としては、福祉の分野はかなり専門性のある相談が来ております。それで、私たちとしては、基本的にはそういうところには職員も──職員というのは、すぐ異動したりして、能力はあるとしても、福祉的知識を要さない職員もいらっしゃいますので、そういう意味で、今、私どもとしては高齢福祉の部分とか障害の部分、それとか福祉総務課のところには社会福祉士という専門の国家試験要件があります資格者を非常勤特別職の方として配置して、相談のほうをきちっと流れるようにしていきたいというふうに思っています。  それと、今そういうことで、いろんな意味でコミュニケーション能力が職員のほうにも欠如している方がいらっしゃって、何を言わんとしているのか、どういう危機意識を持っているのかというのを感じ取るというんでしょうか、やっぱりそういうところに私たちは専門職が必要なのだというふうに思っております。  そういうことで、今後は人事のほうにも、福祉分野にはそういう福祉の勉強をしてきた特別枠で職員をとってほしいということで要望しておりまして、今年度からそういうことで、いわゆる福祉枠を若干設けていただいて、そういう人たちを職員としてとっていただけるようにという方向で動いてきております。  それと、こういう経済状況ですので、生活福祉課には 1.3倍とか、そこらで相談業務もふえておりますので、相談されている来庁者もいます。それと、やっぱり介護のほうもそうですし、高齢者のほうも障害者も複雑になってきているというところがございますので、そういう意味ではそういう方。それと特に障害のところは、精神障害者の方も障害の分野にきちっと位置づけられてきていますので、そういう意味では精神保健福祉士という専門の分野を勉強してきた人たちも配置していかなきゃいけないというような状況にはなっております。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   ある程度専門的な知識が必要だというふうに思っていますけれども、市の職員の中では、人事異動で何年かにあちこちと行く。そういう方々の中には福祉分野に携わった方が例えばほかへ行くということは当然ある。知識があってほかに行っているというようなこともあるんでしょうけど、適切な表現じゃないかもしれないけども、申告時期にかなりの人数をそこへ回すというようなこともされている部署もあるわけですから、例えば、相談件数も含めて来庁者が 1.3倍、 1.5倍にふえちゃっているという状況になったときには、来週1週間、その先のケアもあるから1週間だけじゃだめよということになるかもしらんけれども、とにかく対応できるシステムというのか、そういったことは緊急的な対応としてはできるか、できないかの考え方はどうでしょうかね。 ◎西田 福祉健康部長兼福祉事務所長   今はそういう意味では、若干問題のある窓口もあるかもしれませんけれども、基本的には皆さんの御要望にこたえる形で、そういう専門職を配置していますので、今現在はそういうところでは御迷惑をおかけしていないのかなというふうには思っております。  以上です。 ◆伊藤 委員   基本的には、すばらしい方々に対応していただいていると。しかし、人数が多くて大変なんだという実態は私どもも理解しなきゃいけないなと思っていますので、庁内のそういう人員配置を云々ということとは別として、もっともっと充実を図っていくということも考えていかなきゃいけないなということは参考になりましたので。ありがとうございました。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   社会福祉総務事務費、そしてまた、心身障害者福祉事務費で返還金がありますよね。これはどういう理由で返還する──理由というのか、当初多目に見込んでいた額から利用者がそれほどなかったということだと思うんですが、その内容をそれぞれ教えていただきたいと思います。 ○岸本 委員長   はい、大石福祉総務課長。 ◎大石 福祉総務課長   福祉保健基盤等区市町村包括補助事業の中には、私ども福祉健康部以外のものもございます。例えば、公民館が主催する保育つきの講座の事業ですとか、あるいは男女共同参画推進センターが行う保育つきの講座の事業ですとか、そういった部分は私どもはわからない部分がありますので、福祉健康部の部分について申し上げます。  まず1つは、生活保護の受給者のための医療機関と連携を持つという事業を予定したところでございますけれども、やはり人的な応援がなかなか難しい部分がございまして、これは使えませんでした。金額で申しますと70万円でございます。  そのほか、子ども発達センターの新築工事ですとか、あるいは総合福祉センターのトイレの改修工事、こういったものは2分の1補助でございますけれども、やはり工事費の関係で残った分を精査してお返しするという部分がございます。  それと、成年後見センターの運営費も2分の1補助でございますが、後見センターの予算、最初に予算を組んで、5市でそれぞれ均等の金額を出すわけでございますけれども、1年間たちますと、後見報酬という報酬が入ってまいります。それが市のほうに返還されますので、当初の予算のときの金額で東京都のほうに要求するわけですけれども、後見報酬が入ってきますので、そこで差し引きしますと減額になりますので、その分が使わないことになったということでお返しする分。  それから、第三者評価がございまして、特に認知症のグループホームですと強制的に受けなくてはならないんですけれども、それ以外ですと任意という部分もございます。また、そういった受験の補助が第三者評価を行うところによって30万のところもありますし、25万のところもありますしということでばらつきがありますので、そういったところでの精査した結果の残った分などが福祉健康部所管の分では主なものでございます。  以上です。 ○岸本 委員長   田中障害福祉課長補佐。 ◎田中 障害福祉課長補佐   私からは障害者施策推進区市町村包括補助事業のことについてですけれども、こちらの事業は38事業ございます。区市町村の実情に応じて創意工夫を凝らしている事業に対するものということで、調布は大変たくさんの事業をこちらの包括事業で補助をいただいております。全部で3億 3,000万余の補助をいただいている事業です。  中身といたしましては、自立支援法上にない、例えばこころの健康支援センターの事業を先駆的事業としていただいていたりとか、障害者の就労支援事業等、それからあゆみ学園の送迎事業等もこちらのほうから補助をいただいているものです。38事業に及びますので、それぞれの事業の中で全部 100%執行した場合というところで協議をいたしておりまして、実際の執行額にそれぞれ差異が生じてこの額になったという事業でございます。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   ありがとうございました。今、施設のトイレの改修という御説明があったと思うんですが、今回の議会の一般質問で広瀬議員のほうから希望の家の作業所のトイレの状況なども出ていたと思うんですが、返還するならば、そういうところの改修もされるべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○岸本 委員長   山本福祉健康部副参事。 ◎山本 福祉健康部副参事   希望の家のトイレの現状につきましては、私ども所管課としても、トイレに限らずいろいろな設備等の老朽化があることについては承知しているところです。  ただ、今回の福祉総務費の基盤整備の事業等につきましては、当然、当初予算の中で組んだものの返還ということになってございます。また、希望の家も今後、どのような整備をしていくのか、これはかなり大がかりな改修をするのか、あるいは部分的な改修で済むのか、親御さんや希望の家の職員等の声を聞きながら、現在調整を図っているところでございますので、将来的な課題、近い将来の課題として対応してまいりたいというふうに思って、当初予算を組む中で対応してまいりたいと思っております。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。今後、検討されていくということですが、委員会ですので、できましたら今のように説明のときに詳しく、この事業の内容などについてもお話ししていただければと思いますので、今後の説明のときにどういう事業があって、そこで執行額が足りなかった、余りなかったということで、具体的な説明をぜひお願いしたいと思います。 ○岸本 委員長   ほかにこのページございますか。──済みません。 ○宮本 副委員長   はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   要望が2つと質問が2つです。要望のほうは、緊急援護資金と、それから生活保護の関係の人員の問題ですけども、人員の問題はほかのページにもありますので、要望のみにしておこうかなと。それから、今、伊藤委員のお話にもありましたので、来年度予算の時期でもありますので、ぜひお願いしたいと思います。  緊急援護資金の場合なんですが、やっぱりどんどんふえている状況だと思いますし、相談者の方を3階に連れていきますと、随分相談者がいっぱいいて、てんやわんやしているというのが毎日のように見られますので、人をふやすという問題と、緊急援護資金の充実ということは、私たちも引き続き要望していきたいというふうに思います。  それで、質問は、障害福祉課さんのほうの通所訓練施設運営費補助金の問題ですけれども、説明の中では、法内化されたところには介護の職員の関係で国に支援が来るんだけれども、そうでない法外施設へは国に準じた市の上乗せをしていくんだということで理解をしてよろしいわけですよね。ほかの行政区というのは、こういう取り組みというのはどうなんでしょうか。把握されていますか。 ○宮本 副委員長   山本福祉健康部副参事。 ◎山本 福祉健康部副参事   本案件につきましては、ほかの市町村では取り組まれていないというふうに承知しております。全土で初めての状況だと考えております。  以上です。 ◆岸本 委員   ということでは、他市に先駆けて、これは時限措置のものですけれども、それと同様にほかの施設も支援していこうということでやられるということなんですよね。ただ、時限措置ということになると終わりがあるわけですけれども、雇用情勢とか介護の職員の方の労働条件がすごくよくなっていくかという見通しとしては、まだまだ不安定な部分があると思うんですけれども、その辺、市で引き続きとなるのかどうかという問題も含めて、国や東京都などとはどんなふうな話になっているんでしょうか。 ◎山本 福祉健康部副参事   この問題につきましては、今、民間の介護職員の給与格差というのが全産業労働者と比較しておおむね7割というのが厚生労働省の報告として出されております。そういったことに関して、自立支援法では今年4月に報酬改定が行われたほか、国の処遇改善計画に基づく3カ年の時限措置としての計画が行われたところでございます。  市といたしましては、国のこういった一定の方向、3年間の時限措置として対応していくということに合わせて、私どもとしても時限措置を図りたいというふうに考えております。その後のことにつきましては、国のほうでは自立支援法そのものの廃止であるとか改正であるとか、そういった方向も打ち出されているところでございますので、今後の推移を見つつ、介護職員人材の確保、あるいは処遇改善に向けた動向を見守ってまいりたいと思っております。  以上です。 ◆岸本 委員   わかりました。本当は国の問題というのか、大もとはそういうところもありますので、推移を見守っていっては、その都度どうするかということになろうかなということはしようがないのかなというふうに思います。  それで、議案説明の際に介護職員の処遇改善事業についての説明をいろいろ受けたときに、障害者自立支援法への移行を表明しているけれども、基盤整備などの問題に手間取って、なかなか移行が実現していないというようなことを言っていましたけれども、その辺の現状といいますか、今後はどうなりそうなんでしょうか。 ◎山本 福祉健康部副参事   私ども調布市内の小規模作業所の多くのところは、意向としては、障害者自立支援法の体系に移行したいということはおっしゃっていただいているところです。移行の問題としては、ほかの市町村に比べてそういう前向きな取り組みがなされているというふうに思っておりますけれども、ただ、具体的な、例えば法内化をするための事務手続であるとか、あるいは自立支援法上の体系に移行するための東京都の指定手続、こういったものの事務作業等もかなり膨大になりますので、そういった意味で職員の処遇改善なり、そういった労働に見合う対価が十分とは言えないまでも、市としても応援をしながら、そういったことをより一層進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◆岸本 委員   わかりました。より丁寧にしていただきたいと思います。また、これも自立支援法との関係があって、国がどうなっていくのかというような問題もあろうかと思いますけれども、その都度丁寧に対応していただきたいなというふうに思います。  もう一個質問というのは違うページでしたので、違うページで行います。  以上です。 ○宮本 副委員長   委員長を交代します。 ○岸本 委員長   ほかにありますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   32、33ページ、質疑、意見を求めます。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   済みません、前ページで申し上げたような理由から、高齢者福祉事務費の返還金についても御説明いただきたいと思います。 ○岸本 委員長   はい、高橋高齢福祉担当主幹。 ◎高橋 高齢者支援室主幹   先ほど御説明させていただきましたように、高齢社会対策区市町村包括補助事業の中味ですけれども、こちらの補助事業は福祉保健施策の包括事業の1つでございまして、地域の実情に応じて実施する高齢者に対する福祉サービスというものを対象としております。  先ほど御説明しましたように、25事業の交付申請をいたしました。高齢福祉の所管以外にも公民館、それからスポーツ振興課で所管しています事業、健康体操とか、公民館で行います高齢者向けの講座といったものも対象になっております。  主に返還しました事業としましては、一般施策分の住宅改修費、それから虐待防止対策費、緊急通報システム事業費、こちらの事業について主に返還させていただきましたが、いずれも利用実績が減となったものでございます。
    ドゥマンジュ 委員   わかりました。ありがとうございました。 ○岸本 委員長   ほかにこのページありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   では、午前中はここまでといたしまして、審査の途中ではありますけれども、ここで暫時休憩をしたいと思います。午後は1時20分に再開いたしますので、御参集をお願いいたします。    午前11時50分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時20分 開議 ○岸本 委員長   厚生委員会を再開いたします。  午前中の質疑で大石福祉総務課長から発言の訂正の申し出がございますので、これを許可したいと思います。はい、大石福祉総務課長。 ◎大石 福祉総務課長   大変申しわけございませんでした。31ページにございます社会福祉総務事務費のうちの過年度清算返還金の内訳の中で、子ども発達センター及び総合福祉センターのトイレの改修工事の基盤整備に返還金がある発言をいたしましたが、子ども発達センターの児童デイサービスの事業のみ返還がございまして、総合福祉センターのトイレ改修工事には返還金はございませんでした。訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○岸本 委員長   発言の訂正について御了承をお願いいたします。  はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   先ほど返還金について御説明いただきましたが、資料など、もしありましたらば、いただきたいと思います。 ○岸本 委員長   理事者、資料の用意というのはできますでしょうか。はい、西田福祉健康部長。 ◎西田 福祉健康部長兼福祉事務所長   私どものほうで所管しております東京都の包括補助金であれば、今、用意できますが、よろしいでしょうか。 ○岸本 委員長   今、ドゥマンジュ委員から資料の請求がございましたけれども、本件を委員会として資料要求することに御異議ないでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認めます。  それでは、事務局より資料を配付させていただきます。    〔書記配付〕 ○岸本 委員長   はい、西田福祉健康部長。 ◎西田 福祉健康部長兼福祉事務所長   ただいま配付させていただいた資料を御説明差し上げます。  最初のは、福祉保健基盤等区市町村包括補助事業補助金の調書です。これは福祉総務課で御案内させていただいた部分です。その次のページにあるのが、障害施策推進区市町村包括補助事業ということで、これは障害福祉課のほうから説明させていただいたものでございます。次のところが高齢社会対策区市町村包括補助事業ですので、これは高齢福祉担当のほうから御説明申し上げました事業等が入っております。  それともう1つ、4つ目としては、こちらのほうは返還金は生じておりませんけれども、福祉健康部ではもう1つ、医療保険政策区市町村包括補助事業がございます。こちらのほうは清算方式が違いまして、年度内清算になっておりますので、今回、清算金は出ておりませんけれども、これらの事業が医療保険政策区市町村包括補助事業で私どものほうでいただいている事業ということで、参考までにつけさせていただいております。  以上でございます。 ○岸本 委員長   資料について、よろしいでしょうか。──それでは、審査を再開いたしたいと思います。  午前中は福祉健康部所管の質疑、意見が32、33ページまで終了しておりますので、午後は38、39ページから質疑、意見を求めたいと思います。  38、39ページ。よろしいでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   続いて、40、41ページの中段まで。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   続いて、42、43ページ。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   インフルのところで先ほどちょっと間違ってお願いしたところがありますけれども、インフル対策として、先ほどもありましたけれども、風評がいろいろ広がっていると。小児科のほうに予約したけども、大分並んでしまって、もう朝から並んで夕方までかかってしまったとか、どこに行かなければ受けさせてもらえないとか、いろんな風評が広がっているようですけども、今の現状と、先ほどもうそういうことはなくなっているようなニュアンスの発言があったんですけども、把握されているのか。そこら辺をちょっと、現状等をお願いしたいと思うんですけど。 ○岸本 委員長   柏木健康推進課長。 ◎柏木 健康推進課長   今、川畑委員のほうから話がありましたけども、実は東京都というよりも、国のほうがインフルエンザワクチンのコントロールをしております。対象者に合わせて、東京都のほうにワクチンのほうの供給をして、東京都のほうからコントロールして市町村におりてくるというふうな形になります。つきましては、各医療機関のほうがどのくらいインフルエンザのワクチンが欲しいかということを東京都のほうに事前に申請を出しております。ただし、実際入ってくる量というのが要求された分が入ってきていないというのが現状です。インフルエンザの接種が始まった当初、今、御意見がありましたように、電話をかけても予約がとれないと。それから、いつ供給されるかわからないということで、私どもだけではなく、各医療機関のほうにも電話が殺到したという事実がございました。  インフルエンザのワクチンに関しては、月に2回、東京都のほうから各医療機関に直接送付されます。このところ3回目が終わりまして、4回目のワクチンのほうの供給が始まったところで電話がかなり少なくなっているというふうなことがあって、実は先生方とも、これは少し落ちついたのかなというふうな話はしておりますが、私どもが想定している総体の数に比べて、まだまだワクチンのほうが少ないかなというところは感じております。  それから、もう一点ですが、混乱をする要素になっているというのが、当初、国のほうから指示されていた予防接種時期なんですけれども、物によって前倒しというふうな形で、早いもので2週間ぐらい前から打ち出すんだというふうなことを発表されてしまっているんです。そうしますと、今までの優先接種対象者に十分に行き渡っていないにもかかわらず、前倒しにした接種の対象者の方がまた殺到するというふうなことで、今でも少しそのあたりのところの混乱は続いているのかなと思っております。 ◆川畑 委員   まだちょっと混乱が続いているというお話でしたけど、これは東京都と国のほうからワクチンのものというか、量がおりてくるというシステムですよね。これは前倒ししていいよという通達があったにもかかわらず、前倒しする数はおりてきていないというのが現状なんですか。 ◎柏木 健康推進課長   おっしゃるとおりです。 ◆川畑 委員   これに対して、市は東京都とか国のほうに何かアクションとか、そういうのはかけていらっしゃるんでしょうか。 ◎柏木 健康推進課長   実は、私どもも保健所を通じて、東京都のほうにも要望しておるんですけれども、東京都の答えが、これは国から来るので何とも言えないというふうな答えしか返ってこないというのが現状でございます。 ◆川畑 委員   それは非常に憂慮すべきところじゃないかと思うんで、これについては、今後もぜひ働きかけをやっていただいて、混乱がなるべく生じないように極力やっていただきたいということがあります。  もう一点、よろしいですか。 ○岸本 委員長   はい。 ◆川畑 委員   同じインフルのところで、低所得者の免除というところで出ていると思うんですけども、今、調布でどれぐらいの人数でというのは、今、わかりますか。その方々がどれぐらい受けようという要望をされているのかというのは把握できているんでしょうか。 ○岸本 委員長   諏訪部健康推進課長補佐。 ◎諏訪部 健康推進課長補佐   優先接種対象者で負担軽減対象者数は、合計が約1万 7,000人です。内訳は、生活保護世帯に属する人数が約 1,500人、非課税所帯に属する人数の方が約1万 6,000人としています。このうち70%の方が受けられるという予測のもとに立てています。 ◆川畑 委員   わかりました。この70%は予測のもとに立てられたということですけども、現状として、もうそれに対して予約をされているか、そういう把握はできているんでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、柏木健康推進課長。 ◎柏木 健康推進課長   予約をとっておる病院と直接とっていない病院とがあるので、特に把握はしておりません。 ◆川畑 委員   ということは、この状態は後で医療機関から請求が上がってきて、それに対してお金を支払うということでこの金額を出されているという認識でよろしいでしょうか。 ◎柏木 健康推進課長   生活保護受給者の方については、医療券で後から請求というふうな形で予定をしております。 ◆川畑 委員   わかりました。ありがとうございました。とりあえず、このインフル対策というのは今後も重要になってくると思いますし、先ほど申し上げましたように、国に対しても、都に対しても、働きかけを十分していただきたいと要望しておきます。ありがとうございました。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。伊藤委員。 ◆伊藤 委員   同じインフルですが、国のほうの統計などは、年齢別にどのくらいの感染者がいるかということも報道されていますが、例えば本市の場合に、年齢層というか、もしくは重篤化した患者がおられるのかというようなデータというものは今はあるんでしょうかね。 ○岸本 委員長   はい、荻原福祉健康部保健担当部長。 ◎荻原 福祉健康部保健担当部長   直近の厚生労働省関係、国立感染症研究所が公表した新型インフルエンザの累計患者数が、12月2日現在ですけれども、 1,264万人というふうに報告があります。これはちょうど国民の約1割、10%の方が罹患した、感染したということになろうかと思います。これから推計しますと、調布が22万人市民ということになりますと2万 2,000人になるわけですけれども、調布でもおよそこれに近い方が感染をしているということが言えると思います。  それから、死亡者数は全国で 100人を超えているというふうに報告がありますけれども、これについては、東京都からは調布で死亡者が出たという報告はありませんので、調布においては死亡者はないというふうに言えると思います。  それから、重症者については、これはなかなか難しいんですけれども、やはりこれも全国傾向と調布がとりわけ違うということはないと思いますので、そういった面から言いますと、乳幼児とか基礎疾患のある方が重くなる、また入院に至るケースがあるということは調布も同じような状況ではないかというふうに思いますけれども、これによって、今、医療機関が混乱しているとか、そういう報告は、現在のところ入ってきておりません。  以上です。 ◆伊藤 委員   全国的な統計に大体似通った数値がそれぞれ各自治体、傾向的にはそういうことだというふうに思うんですね。ただ、やはり常に1カ月ごとにまとめていただいて、どういう傾向があるのか。まず、教育委員会でいただいている各学校の学級閉鎖の情報をよく見ていくと、東のほうがずっとふえてきたり、西のほうがまたふえてきたりという、何かおもしろい現象というか、表現はよくないけども、そんなことも見てとれるんですね。そうすると、医療機関もおのずとして、こちらのほうが今回忙しくなるぞというような予想が立ってくると思うんですが、行政としても、そうしたことの情報を各医療機関に出すとかいうことも、東京都の仕事かも知らんけれども、本市としても、ある程度把握をしておくことというのは必要じゃないかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいなということです。
     あと1点、国の対応が何らかの形で東京都、そして、それぞれの自治体に情報として流れてくるんだと思うんですが、政権交代になって、すばらしい厚労大臣が誕生して、迅速に物事を運ぶんだということなんだけども、なかなかそれがうまく機能していかないようなところも何となく感じる。ですから、先ほど川畑委員さんがおっしゃっていましたけれども、当然国にも強く求めていくというのは自治体の役目だと思いますんで、ひとつよろしくお願いしたいなというふうに思います。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。鮎川委員。 ◆鮎川 委員   当初、新型インフルエンザのワクチン自体にちょっと不安視するようなあれもあったんですけども、今、ほとんど子どもだと思うんですけども、接種後、何か体調に異変が起きたよとか、そういったような事例というのは、報告は特に受けてないでしょうか。 ○岸本 委員長   はい、柏木健康推進課長。 ◎柏木 健康推進課長   まだ細かいところの部分で、大きなものは私どもつかめていないんですけども、人によっては、ちょっとはれるとか、痛いとかというあたりのところでおさまっているという部分でちょっとほっとしているところではあります。 ○岸本 委員長   鮎川さん、よろしいですか。 ◆鮎川 委員   はい。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、これで福祉健康部所管についての質疑を打ち切ります。  これより議案第80号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第2号)」、厚生委員会所管部門について、採決をいたします。  お諮りいたします。本件については原案了承と決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、議案第80号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第2号)」、厚生委員会所管部門は原案了承と決しました。  では、ここで説明員の入れかえがございますので、暫時休憩いたします。    午後1時37分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時38分 開議 ○岸本 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  議案第81号「平成21年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  本件について、理事者の説明を求めます。高橋保険年金課長。 ◎高橋 保険年金課長   議案第81号「平成21年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、予算書に沿いながら御説明させていただきます。  初めに1ページをお願いいたします。条文の第1条でございます。歳入歳出それぞれ 5,975万 9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 202億 6,897万 2,000円とするものであります。  次のページ、2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正でございます。歳入につきましては、款15「国庫支出金」、項10「国庫補助金」、 1,548万 7,000円。款20「療養給付費等交付金」、項5「療養給付費等交付金」、 1,810万 9,000円。款40「繰入金」、項5「一般会計繰入金」、 2,143万 8,000円。款50「諸収入」、項13「清算返還金」、 472万 5,000円の増額補正をお願いするものでございます。  歳出は、款5「総務費」、項5「総務管理費」、 1,324万 8,000円の減額。款10「保険給付費」、項10「高額療養費」、 7,197万 8,000円。項29「結核・精神医療給付金」、 102万 9,000円の増額補正をお願いするものでございます。  それでは、歳入から御説明させていただきます。6ページ、7ページをお願いいたします。2の歳入でございます。  款15「国庫支出金」は 1,548万 7,000円の増額であります。これは介護従事者処遇改善臨時特例交付金が交付されたことによるものです。国は、平成21年度の補正予算における緊急特別対策として、介護ヘルパー等の賃金を改善することを目的に介護報酬を3%改定いたしました。そのことによって介護費用がふえるために、国民健康保険では納付する介護納付金がふえることになります。そのはね返りに相当する額について、国が負担するものがこの介護従事者処遇改善臨時特例交付金であります。  款20「療養給付費等交付金」は 1,810万 9,000円の増額であります。療養給付費等交付金は国民健康保険と被用者保険との財政調整を行っている退職者医療制度に基づき、社会保険診療報酬支払基金から交付されます。平成20年度におけるこの交付金を清算したところ、追加交付があったものでございます。  款40「繰入金」は 2,143万 8,000円の増額であります。これは一般会計繰入金でありまして、その内訳は、職員給与費等繰入金 1,324万 8,000円の減額と、その他一般会計繰入金 3,468万 6,000円の増額であります。職員給与費等繰出金は、定数のうち1人を再任用に変更したこと、給与改定及び人事異動に伴う人件費の所要額を精査したものでございます。その他繰出金は、国民健康保険事業特別会計における歳入歳出の差を埋めるものでございます。  款50「諸収入」は 472万 5,000円の増額であります。その内容は老人保健拠出金過年度返還金であります。当初予算において 1,734万円余で予算化していたところ、確定額が 2,207万円余で通知があり、今回はその差額を補正しております。  続きまして、歳出について御説明させていただきます。8ページ、9ページをお願いいたします。3、歳出でございます。  款5「総務費」、項5「総務管理費」、目5「一般管理費」、説明欄の一般職人件費であります。一般職及び再任用の人件費を精査し、減額したものでございます。詳細につきましては14ページから20ページまで、補正予算給与費明細書に補正後、補正前のそれぞれの比較がありますので御参考にしていただきたいと思います。  続きまして、10、11ページをお願いいたします。款10「保険給付費」、項10「高額療養費」、目5「一般被保険者高額療養費」の説明欄において、一般被保険者高額療養費については、9月までの執行額が5億 7,403万円余となり、今後の執行額に不足が見込まれることから 7,196万円の増額補正を、目25「高額介護合算療養費支給額計算委託料」については、計算をお願いする国民健康保険団体連合会でその費用が決定されたため、1万 8,000円の補正をお願いするものでございます。  続きまして、12、13ページをお願いいたします。目2「結核・精神医療給付金」の説明欄の内容につきましては、同給付金に不足が生じ、 102万 9,000円の増額補正をお願いするものでございます。  本補正により、歳入歳出予算の総額は 202億 6,897万 2,000円となります。御審査の上、御決定くださいますようお願いいたします。  以上でございます。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めますが、ページごとにお願いします。  初めに、1ページからお願いいたします。ございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、次、2ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   続きまして、5ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   では、次、6ページ、7ページ、歳入ですね。ございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   続きまして、8ページ、9ページ。よろしいでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   10ページ、11ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、12ページ、13ページ。伊藤委員。 ◆伊藤 委員   全体のことでちょっとお尋ねしますが、国保税の徴収方法が変わったよね(「はい」と呼ぶ者あり)。その影響というか、効果というか、そんなところの全般的なお話をいただければと思うんですが。 ○岸本 委員長   はい、高橋保険年金課長。 ◎高橋 保険年金課長   平成20年度から国民健康保険の税の所得割の部分についての計算方法を、以前ですと、市民税の額に基づく市民税所得割方式から、所得に基づく旧ただし書方式に変えております。  その影響なんですけれども、一番大きく顕著にあらわれたものは収納率ではないかなと思われます。ここのところで、またちょっといろんな個々の関係の新聞をにぎわせておりますけれども、20年度の収納率が悪かったと。通常ですと、全国平均でも90%を割ることはなかったんですが、割って88%ちょっとだというふうに、各地においても大体2%から3%収納率が落ちているという中で、私どものほうは微減に済んでいるということは、そういう意味で収納率の確保につながったんではないかというふうな判断をしております。  近隣でもつい最近、三鷹市が変わっておりまして、三鷹市においても、その当時は少し景気のいいときもございましたけれども、やはり収納率は若干上がっていると。私どものほうは微減で済んだということは下支えになったというような判断をしております。  また、その他の大きい影響はなかなかはかりづらいこともあるんですけれども、やはり皆さんに広く薄く負担をしていただけるという方法になったことが1つの大きな成果ではないかというふうには思っています。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   ありがとうございます。収納方法が変わったということで、三多摩地域もあと1市ぐらいなのかどうか、その辺の程度だと思うんですね。国のほうでも当然そういう議論がされておりますが、自治体単位での国保運営をする状況は、これからもっともっと大変になってくる。広域化に向けての意見というのは、例えば、何らかの形で国には出ているんでしょうかね。 ◎高橋 保険年金課長   私ども全国市長会という組織がございまして、私どもの各区市町村から意見を上げて、それを全国的に取りまとめていただいていると。それで国に要望書をお出ししておりまして、その中でも、以前ですと、国に国保を一元化するようにというお話を差し上げておりましたけれども、ここのところで少し変わりまして、国、または都道府県で国保を一元化してほしいという要望書を上げております。  以上でございます。 ◆伊藤 委員   恐らくそういう方向に行かなければいけない時期に来ているかなということは、もう皆さん同じ気持ちだと思うんですね。これからもぜひそういった要望活動を続けていただければというふうにお願いします。  以上です。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。──私、かわってください。 ○宮本 副委員長   はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   やはり全体にかかわることといいますか、資格証の発行の件についてなんですけど、私が今持っている資料によると、6月1日の時点で 500ちょっと超えている方に資格証を発行して、短期の方が 1,700人というような数字が手元にあるんですけれども、今現在どうなのかということと、今はやっているインフルエンザとの関係で、そういう方たちに対する運用といいますか、発行など、どうなさっているのか教えてください。 ○宮本 副委員長   はい、高橋保険年金課長。 ◎高橋 保険年金課長   ことしの場合、10月に新しい保険証に切りかえておりますので、そのときに見直しをさせていただいております。やはり保険証の更新があったときには短期証の方がふえるということになっておりまして、ちょっと古いんですが、9月の初めで大体 3,700ぐらいの方が短期証の該当、資格証は 460ぐらいという形になっております。  次の御質問のインフルエンザの関係ですね。資格証については、お医者さんにかかるとき、病気になったときは切りかえるという方針を出しておりますので、インフルにかかったかどうかわかりませんから、お申し出いただく必要がございますけども、そのときには切りかえをさせていただいております。  以上です。 ◆岸本 委員 
     きょう、各会派の控室にも行っていると思うんですけど、これは毎日新聞の9日付の新聞で、資格証の人たちに、まず窓口の相談をやめて、救済をするような形にするということで、私たちの質問のほうでも、町田ではこういうことをやっているよということで、前回の9月の議会の中でも紹介をさせていただいたんですけども、特に新型インフルの問題では受診を控えて重症化することがないように配慮してほしいということなので、今、聞いていましたら、見直しはしたと。それで 460ということで、春ごろの数字よりは若干下がっている形にはなるんですけれども、その辺の申し出をいただいてからということになると、もちろん市の側にしてみたら、申し出もないのにそういうふうにするというわけには、滞納しているものとの関係でなかなかできないというのはあるかと思うんですが、その辺は今後もう一歩、二歩、見直しをしていったらいいんじゃないかなというふうに思うんですけども、その辺は何か考えていることとかないんでしょうか。 ◎高橋 保険年金課長   やはり一番大きいのはお支払いいただくことが必要なこと。私ども資格証に切りかえた方については、まず督促、催告、それでまた催告と。それで最後に、状態はどうなんですかというお尋ねをさせていただいて、それでも何もなかった方ということで、御相談にもいただいていない方ということになりますから、やはり税の公平性を保つためには必要なことというふうに考えております。ですから、それを一律で短期証に切りかえるということは今のところ考えておりません。  以上でございます。 ◆岸本 委員   もちろんまだ納入していないものをきちんと計画的に入れていくということが一番大事ですし、これまでもそれぞれの世帯別にいろいろ丁寧に対応はしてくださっているというふうには思っていますので、資格証になっていることが病気を重症化させたりというようなことにつながらないように、ぜひより丁寧な対応をしていただければということでお願いしたいというふうに思っております。  以上です。 ○宮本 副委員長   委員長交代します。 ○岸本 委員長   全体を通して、ほかにございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それでは、特に御発言もないようですので、質疑、意見を打ち切ってまいります。  これより議案第81号「平成21年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」について、採決をいたします。  お諮りいたします。本件については原案了承と決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、議案第81号「平成21年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は原案了承と決しました。  次に、議案第83号「平成21年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  本件について、理事者の説明を求めます。はい、小林介護保険担当課長。 ◎小林 高齢者支援室介護保険担当課長   議案第83号「平成21年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について、御説明申し上げます。  表紙から2枚めくっていただきまして、1ページをお願いいたします。歳入歳出それぞれ 691万 2,000円を増額し、96億 3,429万 3,000円とするものでございます。  次に、2ページをお願いいたします。歳入につきましては一般会計繰入金を、また歳出につきましては総務管理費をそれぞれ増額するものでございます。  事項別明細書の内容につきまして歳出から御説明いたしますので、8ページ、9ページをお願いいたします。一般管理費でございます。9ページの説明欄をごらんください。◎一般職人件費でございますが、平成21年4月から一般職職員及び再任用職員をそれぞれ1名増員したこと。また、平成21年度中の職員の人事異動に伴い、職員の年齢構成が変動したことなどの理由から職員給与費等を精査しました結果 691万 2,000円の増額をお願いするものでございます。詳細につきましては、10ページ以降に記載しております。  次に、この歳出を賄う歳入予算でございますが、ページを戻っていただきまして、6ページ、7ページをお願いいたします。職員給与費等繰入金を 691万 2,000円増額するものでございます。  これによりまして、また5ページにお戻りいただきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書の総括のとおり 691万 2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ96億 3,429万 3,000円とするものでございます。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めますが、ページごとにお願いいたします。  初めに、1ページからお願いいたします。1ページ、御発言ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   2ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   では、5ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   6ページ、7ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   8ページ、9ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それ以降もないですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   特に御発言もないようですので、質疑、意見を打ち切ります。  これより議案第83号「平成21年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について、採決をいたします。  お諮りいたします。本件については原案了承とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、議案第83号「平成21年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」は原案了承と決しました。  続きまして、議案第84号「平成21年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  本件については、理事者の説明を求めます。はい、内藤保険年金課長補佐。 ◎内藤 保険年金課長補佐   議案第84号「平成21年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について、御説明いたします。  それでは、1ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、歳入歳出それぞれ 714万 6,000円を増額し、歳入歳出の総額を33億 7,782万 6,000円とするものであります。  続きまして、2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正でございます。歳入につきましては、款15「繰入金」を増額するものでございます。歳出につきましては、款5「総務費」と款20「諸支出金」を増額するものでございます。  それでは、事項別明細書の内容について、歳入から御説明申し上げます。恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いいたします。  歳入でございますが、款15「繰入金」、項5「一般会計繰入金」、目5「一般会計繰入金」でございます。歳出の一般職人件費に充てる職員給与費等繰入金を 481万 6,000円、保険料の還付金に充てるその他一般会計繰入金を 233万円、合わせて 714万 6,000円の増額をお願いするものでございます。  続きまして、歳出について、御説明をさせていただきます。8ページ、9ページをお願いいたします。款5「総務費」、項5「総務管理費」、目5「一般管理費」の説明欄をごらんください。一般職人件費 481万 6,000円を増額するものです。これは当初予算においては、平成21年1月1日現在の職員配置に基づき、所要額を積算しており、その後の人事異動等による人件費の所要額を増額補正するものでございます。詳細は12ページから16ページまでの補正予算給与費明細書を御参考になさってください。  次に、10ページ、11ページをお願いいたします。款20「諸支出金」、項5「償還金及び還付金」、目5「償還金及び還付金」の説明欄であります。保険料還付金について、当初予算額を上回ることが見込まれるため 233万円の増額補正をするものです。  よろしく御審査の上、御決定くださいようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めてまいります。ページごとにお願いいたします。  初めに、1ページからお願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   2ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   では、5ページございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   6ページ、7ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   8ページ、9ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   10ページ、11ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   それ以降のページで御発言はないでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   特に御発言もないようですので、質疑、意見を打ち切ります。  それでは、これより議案第84号「平成21年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について、採決をいたします。  お諮りいたします。本件については原案了承と決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、議案第84号「平成21年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」は原案了承と決しました。  では、ここで説明員の入れかえがございますので、暫時休憩いたします。    午後2時5分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後2時6分 開議
    ○岸本 委員長   委員会を再開いたします。  続きまして、陳情第58号「調布市関連の公共施設における受動喫煙防止を求める陳情」を議題といたします。  本件について、理事者から説明等ありましたらお願いいたします。はい、柏木健康推進課長。 ◎柏木 健康推進課長   陳情第58号、件名「調布市関連の公共施設における受動喫煙防止を求める陳情」について、参考意見を申し上げます。  本陳情は、喫煙による健康被害は周知の事実であり、受動喫煙防止の観点から、とりわけ公共施設において十分な対策を求める陳情であると理解しています。その内容といたしましては、平成15年に制定された国の健康増進法第25条で、受動喫煙による健康への悪影響を排除するために多数の者が使用する施設を管理する者に対して、受動喫煙を防止する措置をとる努力義務を課すこと。平成19年に世界保健機関が政策決定者に、市民を受動喫煙から守るための対策として行った勧告、受動喫煙防止のための政策勧告をもとに、市関連施設で不十分な分煙対策等の調査及びその対策を求める内容であります。  また、歩行喫煙防止として、現在、調布市が美化対策として策定している調布市都市美化の推進に関する条例から受動喫煙防止を目的とした条例の整備、検討を考える時期との意見も添えられております。  受動喫煙は、たばこの点火部分から出る煙、いわゆる副流煙と、喫煙者が吐き出す煙とがまざった煙──環境たばこ煙と申します──を自分の意思とは無関係に吸い込むことを言います。たばこの煙にはニコチン、各種発がん物質など 4,000種類以上の化学物質が含まれており、喫煙者自身にも健康に悪影響を及ぼしますが、たばこを吸わない人に及ぼす受動喫煙の影響も基本的に同質であると言われています。  調布市では現在、市関連施設内での全面禁煙及び喫煙場所の指定、たばこポイ捨て防止、肺がん検診や健康教育事業や各種イベント等での禁煙、分煙、受動喫煙防止等の啓発活動を実施しております。  陳情者が要望しております公共施設における受動喫煙の現状調査やその対策につきましては、庁舎を管理している管財課や施設を持つ関係課、文化会館たづくりのような施設においては指定管理者制度を導入していることから、指定管理者とも十分な協議が必要と考えております。  以上です。 ○岸本 委員長   理事者の説明は終わりました。委員の皆さんの御発言をお願いいたします。はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   これ、理事者の方にお聞きしてもしようがないんですが、この文書の解釈の仕方で、この要旨を拝見させていただくと前段部分と後段部分に分かれているんですが、後段部分の条例等の準備については陳情に含まれているという解釈でいいのか、それとも、これ自体は陳情に含まれていないという解釈でいいのか、ちょっとその辺の判断がつかないんです。これは理事者にお聞きしてもわからないと思うんですが、委員長、どうすればよろしいでしょうか。 ○岸本 委員長   基本的には委員会に付託された陳情なんですけれども、判断するのはそれぞれの委員さんの判断だと思います。ただ、ここに記載されている言い回しですよね。後ろのほうのページにあります。方向性としては条例等の準備を検討されるというようなことが書いてあるというふうに、先ほど理事者の方がおっしゃっていましたが、「かもしれません」という言い回しになっていますので、それをどういうふうに審査の中で生かすかというのは、それぞれの会派の皆さんの受けとめ方ということではないかと私は思います。  はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   陳情の中身、要するに趣旨を私どもがいろいろと検討する中で、それぞれの受けとめ方が変わると。そして、その中身について議論をするというのは無理があると私は思うんですよ。ですから、皆さんで統一的な見解を持って、これはこうした形での陳情であるという具体的なところを提示されれば、それについて考えていくと。そうでないと、片方では、条例を設置しなさいというふうに言っているんだろうから、その方向で議論する。片方では、したほうがいいと思うよと言っているんだから、そういうことじゃないんじゃないのかという議論がされるというのは、私はちょっと審査をするに当たっては困るなというふうに思うんですね。  さかのぼれば、受け付けの段階でもう少しこの文章そのものを、陳情者から確認をとり、また、文章の流れそのものもそこでお願いして変える、もしくはそういう行為を行っていただくということが大事なことじゃないかなと思いますね。  ですから、今、委員長おっしゃるように、それぞれの受けとめ方での議論というのは、そういう部分ではちょっとなじまないよと。そういうふうに私は思っています。 ○岸本 委員長   では、私、いいですか。まず、調布の市議会で陳情を審議する際に、ほかの自治体と違いまして、陳情者から陳情の理由を説明するという場がちょっとないものですから、今おっしゃったこの書き方がどうなのかということについては、アドバイスはするべきだったのかなという面はあるかと思うんですけれども、そういう話の上に立って、じゃ、どうしましょうか。  はい、橘委員。 ◆橘 委員   伊藤委員の発言に、今、同意するところなんですけども、私自身も、受動喫煙の現状調査及び対策を調布市が行うことを要望しますというのが1点あって、その後に条例までも踏み込んでいるんで、どちらに重きがあるのかなというのがあったものですから、やはり議論するには、同じ土俵の上で、同じ意識のもとでやるべきであろうというふうには思います。だから、これを受け付けた時点で、対応した部署がどこかあれですけれども、どういうふうなことで受けとめたのかを聞ければ、聞きたいんですけども。 ○岸本 委員長   それでは、その辺の経過も少しお話というか、共通認識にするために、ここで少し休憩をとりまして、調整を図りたいと思いますので、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   済みません。よろしくお願いいたします。では、暫時休憩いたします。    午後2時19分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後2時49分 開議 ○岸本 委員長   ちょっと早いですけども、委員会を再開いたします。  先ほどの件なんですけれども、現状の委員会審査のあり方の中では、陳情者からの具体的な説明を委員会の場で設けていないということもありますし、それから、議会改革のこの間の調布市議会での議論の中でも、請願・陳情について、提出者から趣旨説明の申し出があった場合は説明を受けることを原則とするといった問題につきましても、平成17年2月15日の検討会の中で、従来どおりにするということで、そうした説明もできないという現状からしますと、やはりここは今、提出されている陳情の文書から陳情者の意見を酌み取り、あるいは各委員さんが陳情者にいろいろな意見を聞くなどというような調査も経た上で審査をすべきではないかということで、委員長として、私は判断をいたしますけれども、と思っておりますけれども、いかがでしょうか。  はい、橘委員。 ◆橘 委員   確認ですけども、先ほど中断した経緯としては、受け取ったときのやりとりはなかったんですかというのだったんですけども、それはどうだったんでしょうか。 ○岸本 委員長   では、それについては、その状況を事務局のほうから報告はしていただきます。はい、鈴木書記。 ◎鈴木 書記   陳情者から議長あてに提出されますが、直接受け付け、受理いたすのは議会事務局ですけれども、事務局といたしましては、提出いただきました陳情書について、一定の記載事項がしっかりと記載されているのか、されていないのかと。その辺を確認させていただいて、受理、受け付けをさせていただいております。当然、陳情者とのいろいろなやりとりの中で、陳情の内容についてお話しする機会もございますけれども、陳情者自体の思っている言葉と、また、こちらのほうで受け取った言葉、とらえ方の違い等もありますので、その陳情の要旨がどのような意味かということでは、審査するこの場では御答弁のほうは事務局としてはできないのです。ということで、一定の記載事項がございましたら、受理をいたしておるというのが今の事務局としての受け付け方でございます。  以上でございます。 ◆橘 委員   では、一定の記載事項が書いてあれば、受理したということで、内容に関しての云々は確認はしてなかったという理解でよろしいんでしょうか。 ◎鈴木 書記   一定の受理要件を確認させていただいておりますけれども、今、その内容に関しては、こちらのほうで御発言ができるといった立場ではないということで御理解していただきたいと思います。  以上です。 ◆橘 委員   ちょっとわかりにくい解釈なんですけども、一定の記載事項というのは何でしょうか。確認です。 ◎鈴木 書記   まず件名、要旨、あて名。あて名は調布市議会議長あてになります。提出年月日、提出者の住所、氏名、あと必ず押印というような形がまずは一定の記載の事項でございます。  以上です。 ◆橘 委員   それでは、今、件名とありましたけれども、では、件名で、調布市関連の公共施設における受動喫煙防止を求める陳情という項目で受け付けたと。受動喫煙なんで厚生委員会という判断をされたということですね。 ◎鈴木 書記   受理するときに、もちろん内容や、語句、言葉の字の間違いですとか、そういったものは一読させていただいております。  その付託する委員会のほうなんですけども、議会運営委員会で付託先を決定しておりますが、事務局としては、陳情を総務課のほうに提出いたしまして、そちらのほうで市の所管事項と照らし合わせまして付託先を決定いたしたというようなことでございます。  以上でございます。 ◆橘 委員   はい、わかりました。 ○岸本 委員長   はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   今、橘委員からもいろいろと御意見がありましたけれども、手続的には事務局の流れが今お話しされたとおりかなというふうに思っています。そして、その内容について、事務局が我々審査する側に陳情者の代弁ができる立場にはないということがまず基本的にあると思うんですね。ですから、陳情者がどのようなお訴えをしているのかということは文面を見て把握、または判断をするしかないというふうになっているのが現状の陳情審査の流れだと。  前段で担当部署の方からは、その陳情の内容に沿った本市のもろもろの政策的な陳情も中にはありますから、そうしたところの内容を説明いただくということで済ませておりますので、基本的にはこの陳情表のとおり、現実は、受けとめ方それぞれの中での陳情審査を行っているのではないかなというのが私の感想でございます。 ○岸本 委員長   はい、鮎川委員。 ◆鮎川 委員   済みません。先ほどの陳情の趣旨説明をお聞きする限りでは、理事者側は、後段の部分については陳情に含まれないというような認識をされていると受けとめましたけれども、一応そういうことでよろしいですか。確認で。 ○岸本 委員長   はい、柏木健康推進課長。 ◎柏木 健康推進課長   はい、結構でございます。 ◆鮎川 委員   そうしましたら、委員長、この後段の部分については陳情の趣旨ではないというふうな理解のもとで、この陳情審査を進めていくのはいかがでしょうか。もしくは、それとも個々の文章の解釈で、おのおのの解釈で進めていくという形の進め方でよろしいんでしょうか。 ○岸本 委員長   よろしいと思います。 ◆鮎川 委員   どちらが。後者? ○岸本 委員長   後者です。私は委員長としてといいますか、一議員として話をさせていただきますと、現状では、委員会の中では提出者の説明がされる場がないということですね。そうしますと、この文書で判断をするしかないというふうに思います。どうしてもそれで、それ以上わからない部分があれば、やはり陳情者に直接お話を聞くだとかの調査なども含めて、あるいは、世界や日本の情勢がどうなのかということもおのおので調べて審査に当たるということが基本になっていくのかなという思いもありますので。  これも「かもしれません」というふうには書いてありますけれども、将来の展望ですとか、未来の調布の問題ですとかにつなげて考えていければいいのかなということで、おのおのの判断というのも使わせていただいたんですけれども、できれば、これも視野に入れて判断していくべきではないか。あるいは、まだこれは早いというのであれば、それはそういう意見を言っていただく形になろうかなというふうに思いますけれども、それではだめなんでしょうかね。 ◆鮎川 委員   そうしますと、これは議会サイドの問題でもあるんですけれども、委員長おっしゃられたとおり、我々がこの陳情者にお話をお伺いするといった手順を省いていたということは、我々は反省しなければいけないところでありますので、ちょっと調査がまだ我々議会としても十分でないということで、結論を申し上げてしまいますけれども、本陳情は継続して審査をするというふうな形でお願いできればなと思います。 ○岸本 委員長   ただいま態度といいますか、継続の意見が出ましたけれども、ほかの委員の方はどうでしょうか。はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   今、鮎川委員からそのような発言がありましたけれども、ある意味では、陳情者に正・副委員長でこの内容の確かめも含めて行っていただくと。そして、継続の中で再度お諮りをすると。また、審査をしていくということをやられたらいかがでしょうか。 ○岸本 委員長   ほかにございますか。鮎川委員。 ◆鮎川 委員   済みません。結論を言っておいて申しわけないんですけれども、委員会の進め方として、きょう1度閉じて、また、あす再開できるような形であれば、委員長には申しわけないんですが、きょうじゅうにこの陳情者と連絡をとっていただき、この陳情者の趣旨をお聞きしていただいた上で、また、あす再開するというようなことというのは可能なんでしょうか。 ○岸本 委員長   正・副で諮る形になると思いますけども。はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員 
     陳情者に対する配慮だと。今、鮎川委員のお話はそうだと思うんですね。ただ、委員会として、これをどう審査していくかというと、やはり陳情者の正確な陳情内容を含めて確認をする意味でも、きょうのあすということでは時間的にも難しい部分が。正・副委員長さんに御迷惑かけますので、私は1回ここで継続という形で結論を出して、時間の許す中で接触を持って確認をしていただくということをやられたらいいかなというふうに思っています。その辺のことを皆さんが御理解いただければよろしいかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○岸本 委員長   継続審査という御意見がありましたけれども、ほかの方、いかがでしょうか。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   今のお話をお伺いしまして、ここでいろいろ結論を出すべきではないという御意見があったようでございます。最後の後段にかかってくる、条例にかかることを本当に言いたいのかどうかというのは、やはり真意を確かめなければいけないのかなと思いますので、そこら辺がかかわってくるかもしれませんけども、どうなんでしょう。これの前段の部分の審査というのは踏み込まないでということで、今、伊藤委員がおっしゃっているのかなと思うんですけども、そこら辺は……。 ○岸本 委員長   それについてはいかがでしょうか。特に意見はない……川畑委員。 ◆川畑 委員   続けて言います。であるならば、もう一度、この陳情者に真意をお伺いして、継続という方向性もありかなというふうに思いますので、我が会派といたしましても、継続のほうを主張させていただきます。 ○岸本 委員長   はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   私も今回は、陳情者の方の意向を尊重するならば、やはりそこはちゃんと確かめられたほうがいいと思いますので、継続ということには異議はないんですが、であるならば、ちょっと時間があくならば、ぜひ行政のほうからの現在の分煙とか、そういう施設での対応はどうされているのかということも調査していただいて、一緒に報告していただければと思います。 ○岸本 委員長   はい、橘委員。 ◆橘 委員   私どもの会派のほうも、会派としては、この命題のもとで、件名で判断をしてきたんですけども、今までのやりとりの中で、やはり陳情者の真意、また、せっかくこうやって出していただいたので、委員会としても誠意を持ってこたえるべきだろうというふうに思っております。やはり1度確認をしていただいた中で判断していきたいなというふうに思っています。  ただ、この件名で、受動喫煙防止を求めるということになってはおるんですけれども、中身的には、まず1つ、現状調査と対策を求めていると。完全な防止ということよりも、まず調査してくださいという内容となっているよと。あと、条例等まで含んで、意味も持たせてありますので、その辺、どちらのほうに重きを持って今回出されたのかを1度確認していただいた上での再審査をできればと思っております。 ○岸本 委員長   ほかに御発言ありませんか。はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   今、皆さんの御意見をお聞きする中で、ちょっとどっちなのかなという思いもあるようなので、正・副で確認をということでも、きょうのあしたというのは、相手と連絡がとれない可能性もありますし、1度継続させていただいて、その辺の趣旨を確認させていただくことができれば、逆に陳情者に対しても、それが丁寧な対応なのかなと思いますので、私も継続ということで、それに賛成したいと思います。 ○岸本 委員長   では、委員長交代してもらって。 ○宮本 副委員長   はい、岸本委員。 ◆岸本 委員   継続審査でより深めるという意味ではいいと思いますけれども、審査に当たって、おのおので聞くということももちろん大事なんですけれども、議会の閉会の後でも、どこかで皆さんと一緒に聞くという方法もありかなというふうに思いますので、大変お忙しい中だと思いますが、各委員さんにぜひ検討していただきたいなということも要望したいんですけれども、どうでしょうか。 ○宮本 副委員長   委員長交代します。 ○岸本 委員長   伊藤委員。 ◆伊藤 委員   委員長の思いは十分わかりますが、委員会のまとめ役という正・副のお立場がありますので、ぜひ正・副で陳情者に当たって、その真意を伺って、次の継続の審査をするときに、こういう方向であるということを報告いただいて、その後に審査をしていくと。これが手順じゃないかなというふうに思いますので、ぜひそのような手配をよろしくお願いしたいということです。 ○岸本 委員長   はい、わかりました。それでは、継続審査という御意見がございましたので、改めてお諮りいたしたいと思います。  陳情第58号「調布市関連の公共施設における受動喫煙防止を求める陳情」につきましては継続審査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岸本 委員長   御異議なしと認め、本件につきましては継続審査とすることに決しました。  それでは、これをもちまして厚生委員会を散会いたします。大変お疲れさまでした。    午後3時10分 散会...