• "道路管理事務費"(/)
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  1. 調布市議会 2009-09-14
    平成21年 9月14日建設委員会−09月14日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成21年 9月14日建設委員会−09月14日-01号平成21年 9月14日建設委員会    午前9時58分 開議 ○小林 委員長   おはようございます。それでは、これより建設委員会を開会いたします。  本日も説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  先週9月11日に委員会は、議案第62号まで審査を終了しておりますので、本日は、議案第59号から審査をお願いしたいと思います。  ここで傍聴につきましてお諮りいたします。  本日、傍聴の申し出がありました際には、座席の状況等を見ながら許可することとし、審査途中での申し出につきましては正・副委員長に一任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、議案第59号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第1号)」、建設委員会所管部門を議題といたします。  本件につきましては、初めに都市整備部所管の説明、質疑を受け、次に環境部所管の説明、質疑を受けてまいりたいと思います。また、質疑につきましては、ページを区切って審査を進めてまいりたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、まず、都市整備部所管について理事者の説明を求めます。はい、岩本道路課長。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長 
     それでは、議案第59号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。一般会計補正予算説明書の36、37ページをお開きください。  では、右側の説明欄に沿って説明をさせていただきます。  款40「土木費」、項10「道路橋りょう費」、目15「道路新設改良費」でございます。右側の説明欄に沿って説明させていただきます。  道路用地費につきましては、市道南 116号線用地買収費でございます。布田6丁目13番地内において、平成20年度に土地開発公社で取得した用地について一般会計で買い戻すため補正をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   金子開発調整課長補佐。 ◎金子 開発調整課長補佐   続きまして、38、39ページをお願いいたします。  款40「土木費」、項15「都市計画費」、目5「都市計画総務費」のうち開発調整管理事務費の補正内容について、説明欄に沿って御説明させていただきます。  初めに、都市計画情報管理システム費でございますが、経済危機対策臨時交付金を活用するものでございます。内容といたしましては、都市計画に関連する情報がシステム化されていないことから、情報を一括管理するためのデータ入力を業務委託するものでございます。都市計画情報の総合的活用を図ることにより、事務の効率化のみならず市民サービスの向上へつながることが期待できることから補正をお願いするものでございます。  続きまして、臨時職員賃金及び諸経費の補正でございますが、緊急雇用対策として実施するものでございます。内容といたしましては、開発事業に係る情報のデータ更新に要する臨時職員の人件費及び開発情報で使用している住宅地図が、平成11年度版で現況と整合していないため最新の住宅地図を購入するため補正をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   はい、代田街づくり推進課副主幹。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   続きまして、街づくり推進課所管分でございます。  ◎都市計画管理事務費都市計画図書等資料作成委託料でございますが、都市計画道路の線形を従来の紙ベースから電子データ化し、証明書の発行等、市民サービスの迅速化を図るための都市計画道路線形指導図システム整備の費用でございます。  また、深大寺地区まちづくり検討調査委託料につきましては、本年5月深大寺通り街づくり協議会から街づくり提案がなされておりますが、この提案内容の実現に向け、協議会への活動支援を行うとともに、具体的なまちづくりを検討するための委託料でございます。  続きまして、目10「街路事業費」の補正内容について御説明させていただきます。  ◎都市計画道路築造費都市計画道路整備費でございますが、内容といたしましては、調布3・4・9号線、これは、つつじヶ丘駅の西側の路線になりますが、こちらの設計、工事委託及び調布3・4・4号線、こちらは染地の多摩川沿いの通りでありますが、民地と歩道の高低差を解消するための設計委託でございます。  次の都市計画道路用地買収費でございますが、内容といたしましては、調布3・4・4号線の飛田給駅南及び3・4・18号線、狛江通りの用地取得に要する費用でございます。  また、補償費につきましては、用地買収費と同様、調布3・4・33号線及び調布3・4・18号線の物件補償費と調布3・4・4号線の電柱移設に伴う補償費でございます。  続いて、◎都市計画道路整備諸経費、土地鑑定評価物件調査委託料でございますが、内容といたしましては、調布3・4・33号線及び調布3・4・18号線の用地取得に伴い、その前段の作業となります土地鑑定評価及び物件調査に要する費用でございます。  なお、都市計画図書等資料作成委託料として行う予定である都市計画道路線形指導図システム整備費 4,650万円、及び都市計画道路整備費のうちの3・4・9号線整備費1億 8,000万円につきましては、本年度内に執行できないことが明確であるため、補正予算の計上と合わせて繰越明許費も計上いたしております。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   岩本道路課長。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   続きまして、目20「公遊園費」でございます。  公遊園管理費につきましては、調布市が東京都から受託しております野川、仙川の河川区域内の草刈りや清掃等の費用について、東京都と増額の協議が整ったため補正をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   代田街づくり推進課副主幹。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   続きまして、40ページ、41ページをお願いいたします。  目30「都市基盤整備事業基金費」でございます。基金積立金に 6,684万 2,000円を計上し、都市基盤整備事業基金として積み立てるものでございます。積立金の原資といたしましては、街づくり協力金と前年度積み残し分を積み立てるものです。前年度積み残し分につきましては、一般寄附金のほか、不動産売払収入分として法定外公共物の売り払い相当額を積み立てるものでございます。平成20年度末の基金残高39億 4,400万円余に今回積立金を加えますと40億 1,100万円余となるものでございます。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   はい、伊藤住宅課長。 ◎伊藤 住宅課長   続きまして、42ページ及び43ページをごらんください。  款40「土木費」、項20「住宅費」、目5「住宅管理費」の補正内容について御説明させていただきます。  住宅管理費の中の住宅対策事務費住宅支援対策補助金でございますが、住宅の居住環境改善事業の中の太陽光を利用する住宅改修について、当初の想定を超えた補助申請が出されており、市民の要望に対応するため 300万円の増額の補正をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより都市整備部所管の質疑、意見を許します。  まず初めに、36、37ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   この 116号の用地買収費は、財源は、ここ歳出ですから本来余り触れられないんですけども、財源的には一般財源でなくて、ここに見られますように国・都の支出金というのも 3,000万円ぐらい入っているようですから、ちょっとその辺の説明をお願いできませんか。 ○小林 委員長   はい、岩本課長。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   当事業につきましては、用地買収費として事業費のうち国費及び都費を充てることとしております。  まず、1本目が国のほうの補助金でございますが、公共投資臨時交付金でございます。 2,200万円。それと、通常の東京都からの市町村土木補助、これが 987万 3,000円の充当でございます。  以上です。 ◆雨宮 委員   今のあれに関連するんですが、事前に議案の説明資料でいただいているこういうものがありますよね。提出議案の概要というやつ、都市整備部のね。これの資料1、3ページとこの議案書の関係でちょっと確認しておきたいんですが、議案書によりますと、先ほどの特定財源、土木費総額で7億 5,600万円余となっていますが、こっちの説明資料のほうですと、同じく国・都の支出金ですね。この資料では一般寄附金と、それから基金の繰入金がありますから、それを差し引いて約6億 5,000万円ぐらいになるんですが、この議案書とこちらの説明資料のほうの国・都支出金の乖離について説明をお願いいたします。 ○小林 委員長   はい、代田副主幹。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   説明資料の資料1で、先ほど雨宮委員のほうからお話がありました6億 9,400万円余から寄附金と繰入金を除いた金額で6億 5,200万円という数字のお話がありましたが、こちらのほうと補正予算書のほうに載っております土木費で7億 5,600万円余、この差につきましては、済みません、39ページのほうで開発調整課、それから街づくり推進課のほうで補正予算で、今、計上させていただいております歳入のほうが経済危機対策の臨時交付金のほうで 5,150万円、それから、緊急雇用創出区市町村補助金のほうが33万 5,000円、こちらのほうが今回の都市整備部所管のほうの歳入のほうに入っておりません。資料1のほうの都市整備部所管分に入っておりません。  それから、同じく39ページの街路事業費の関係で入っております歳出に対する市町村総合交付金のほうが同じく都市整備部所管のほうに入っておりません。市町村総合交付金につきましては 5,200万円、こちらにつきましては別の歳入の項目に入っておりまして、含まれておりません。したがいまして、 5,150万円、それから、33万 5,000円、 5,200万円、こちらのほうが補正の説明資料1のほうに含まれておりませんので、そちらを合計しますと先ほどの7億 5,636万 5,000円という金額になってまいります。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   そうすると、総合交付金というのは、入りのほうの部分でいうと総務費になるんですかね。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   歳入のほうのページでいきますと、総合交付金のほうが9ページ、下から2段目のところに入っておりまして、総務管理費都補助金ということで、総務費の関係に入っております。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   それはわかりました。それで、肝心の 116号の用買なんですけれど、これ、面積はどのぐらいになります。面積と、できれば単価。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   買い戻しの面積としましては95.6平方メートルでございます。金額が 5,685万 5,000円余ということでございます。割り戻しますと、平米当たり59万 4,000円余ということでございます。 ◆雨宮 委員   私も今計算したんですけど、59万 4,000円なんてなりますか。59万円に近いことは確かかなんだけど。 ○小林 委員長   畑山用地課長。 ◎畑山 用地課長   ただいまの御質問の単価について説明させていただきます。  市道南 116号線については、こちら土地の用地費と合わせて、今回、補償費分も公社のほうで支出しておりましたので、その分も含めての買い戻しとなります。 ◆雨宮 委員   そうしたら、用地自体については、当然、単価出ますよね。補償費というのは単価を出せと言えば出せないことはないかもしれないけど、それは一塊でいいですから、用地分の単価、それから、補償費は全額で幾らになるのか。 ◎畑山 用地課長   まず、物件補償費につきましては、総額で約 1,500万円余であります。土地の単価につきましては、筆によって若干異なりますので、平米当たり約44万円でございます。 ◆雨宮 委員   これ、念のために確認で聞いておきますけれども、これは道路課の直買ですよね、買い戻し。 ◎畑山 用地課長   こちらにつきましては、土地開発公社で先行取得しておりました土地の買い戻しでございます。 ◆雨宮 委員   ちなみに、この用地、買収というか、公社が買い取った年度は何年ですか。 ◎畑山 用地課長   こちらは、昨年度、平成20年度でございます。 ◆雨宮 委員   最後に、これ、白山通りでしたか。 ◎畑山 用地課長   白山通りのちょうど坂を下った染地の都営住宅のところの交差点でございます。 ◆雨宮 委員   わかりました。結構です。 ○小林 委員長   ほかにございますか。
       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、続いて38、39ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   この一連のどの事業ということじゃないんですが、上程時の質疑でもちょっとさせていただきましたけれども、緊急経済対策ということで、公共投資交付金だとか、臨時交付金だとか、いろんなものが組み合わさって財源措置をされているようですけども、その辺について、もし、もう少し立ち入った説明ができればお願いできませんか。 ○小林 委員長   はい、今泉担当課長。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   今回の都市計画道路にかかわる財源なんですけども、これまでも今年度に入りまして経済危機対策としてさまざまな交付金が創設されてございますが、今回、主な財源としております地域活性化公共投資臨時交付金及び地域活性化経済危機対策臨時交付金につきましては、ことしの5月、国の補正で創設されまして、主に公共投資等に使えるというような内容になってございまして、この創設に伴いまして、市の事業と照らし合わせて充当可能な事業を抽出しまして、行政経営部等と調整しまして、今回の補正予算の提出になったところでございます。 ◆雨宮 委員   そういう一般論はわかっているつもりなんですが、公共投資臨時交付金は、まさに臨時的なものですけど、通常の補助事業だと、公共事業の場合、いわゆる裏負担というやつが発生しますよね。今回の場合は、いわゆる裏負担、言いかえれば市の持ち出しに当たる部分を活性化交付金で充てるとか、あるいは、もう一個の何とかという交付金だかなんか、ちょっと今出てきませんけども、そういう市の負担そのものが最終的に事業費の10%程度におさまるような枠組みで組み立てられているというふうに私は理解しているんですが、そのあたりをもう少し解明していただけませんか。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   先ほど申し上げました創設された交付金でございますけれども、まず1点目、地域活性化公共投資臨時交付金につきましては、事業費の9割に対して充てられるというふうに聞いてございます。また、もう1つの交付金でございます地域活性化経済危機対策臨時交付金につきましては、対象事業の10割に当たるものを交付できるというように聞いてございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   これも上程時に質問したんですが、例えば3・4・9、神代団地のところから20号に抜ける道ですけども、あれについては、市の負担はなしでという建前であるんだけれども、実際には基金と一般財源合わせると 6,000万円ちょっとの市の持ち出しがあるというふうに確認いたしましたが、今度の一連の臨時交付金で、この都市整備部全体にかかわる一連の事業の事業費総額と、それに伴って発生している市の持ち出し分、これは、基金、一般財源問わず実質的な市の負担というのはどのぐらいになるんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、足高次長。 ◎足高 都市整備部次長都市整備部付主幹事務取扱   まことに申しわけございません。今、ちょっとそれの資料的なつかみの大枠のすべてのやつは持ち合わせてございません。申しわけございません。 ◆雨宮 委員   私、この質問の趣旨はおわかりいただけると多分思うんですけどね、推測は。確かに今度の緊急対策、政府がとった緊急対策だし、特に公共事業関係というのは、調布はいざ知らず、一般的に言うと地方にとっては非常に垂涎の、よだれが垂れるようなおいしい事業になっている地方もあるようですが、ただ、何億という交付金なり補助金が出るからということで手放しで喜んでいいのかという疑問があるんですね。確かに充当率が8割とか9割とかという話がありますけれども、そういう充当されたとしても市の負担というのは相当額発生してきているということは、これまた事実なわけで、そういう点では、本会議でも言いましたけれども、金が来たからそれ飛びつけというスタイルじゃなくて、やはり、一個一個の事業を十分精選して取りかかることが必要だろうなというふうに思うんです。  そういう点で、具体的な事業を1点だけちょっとお聞きしておきたいんですが、3・4・9、これも先ほども触れましたけれども、かなりの充当率、それこそこれはいろんな交付金を集めて9割の充当というふうに聞いてもいますが、先ほどの説明ですと、今年度での事業完了は明らかに無理だから繰越明許にしますよという説明がありました。繰越明許というのは、財政手法上、あるいは事業の進捗上、やむを得ないときだって当然起こり得るというふうに私も理解していますけれども、今はまだ9月ですからね。10、11、12、半年間残っているわけですよ。半年間も余裕期間があるのに、事業完了は明らかに困難です、ですから来年度に繰り越しますと。これは、ここで言う議論じゃないのかもしれませんけれども、本当に予算主義と言えるのかどうかという、甚だ疑問なんです。もちろん、3・4・9自身については、20号への右折レーンの問題とか、いろいろ技術的な課題、クリアすべき課題があることはよく知っていますけれども、今回、1億 8,000万円からの予算計上をして、内容としては具体的にどんな形の整備になるんですか。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   調布3・4・9号線の整備の概要でございますけれども、まず、今現在なんですが、調布3・4・9号線につきましては、平成12年に用地買収が完了してございます。その後、平成14年に用地買収を完了したところについて暫定開放してございます。これ、歩車道を分離したような形状にはなってございませんので、仮囲い等がまだ施された状況になってございます。  このうち、今回、補正予算で上げさせていただいている1億 8,000万円を活用しまして、全体延長の約 340メーター、これは京王線を挟みますけども、南北合わせて約 340メーターについて街路築造工事を行いまして、歩車道分離を図りながら安全で安心な歩道空間を確保してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   そうすると、あそこの3・4・9をめぐってはいろんな課題があったというふうに私も記憶していますけども、一番大きな問題は、さっき言った20号への右折レーンの問題、それから、もう1つは京王線のガードの問題。この辺の問題については、どういう形でクリアしたのか、あるいは課題として残したまま、来年度の事業という形になっていくのか。その辺、もう少し詳しくお願いできますか。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   まず、調布3・4・9号線の国道20号線、甲州街道との接続ですけども、ここにつきまして今、路線全体とあわせて交通管理者協議を進めてございます。協議の概要ですけれども、もちろん右折レーン等の設置の仕方とともに、国道と接続する部分の巻き込みの形状等も今現在、詳細を協議しているところでございます。  もう一点、京王線との交差部でございますが、ここにつきましては、昭和60年に事業認可をとった後に整備を進めることがなかなかできなくて、事業認可区間から外してございます。それとともに、将来、京王線の連続立体交差事業の計画もあるということで、当面は現状のまま交通開放を図っていきたいというような状況でございます。  以上です。 ◆雨宮 委員   京王線の交差部分を認可区間から外すというのは、それはそれで1つの回避手法かもしれませんが、20号との接道部分、この問題というのは、ある意味非常に大きな課題で今日までずっと来ていますよね。この問題が、今の説明ですとまだ解決を見ていない、あるいは具体的に解決の見通しが出てきているんですか。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   国道20号との接続部分につきましては、先ほど申し上げました交通管理者協議とともに、国道事務所と合わせて調整している状況がございまして、今のところ、協議図については、国道管理者、それから交通管理者とはおおむねの合意に達しているという状況でございます。 ◆雨宮 委員   最初の議案の説明というのは、今のような話をしてもらわなきゃ困るんですよ。わかりますよね。だって、今、私が質問したことというのは、長年にわたって、さっきの話だと12年に用買が終わって、14年に暫的供用でしょう。ことしもう21年ですから、もう6年、7年、用買から数えれば10年近いわけじゃないですか。計画自体もっと前からあったわけですからね。言ってみれば、その期間、10数年間にわたって、この問題がクリアされないでここまで来ているということなんですよ。そういう問題が果たして解決の見通しが持てるのか、持てないのかもわからないで、しかも、国の臨時対策で予算をつけるというのは、しかも、加えて繰明ですと。あえて、もう一度聞きますけれども、今の右折レーンの問題が解決しない場合には、しなくてもそのまま着工、事業に入るんですか、整備事業。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   国道20号との交差点部につきましては、今後、今回の交付金等を活用して整備したいと考えてございますけれども、やはり、工事の着工に当たっては、国道の管理者並びに交通管理者の協議が整った段階でないと工事は着手できないというふうに認識としてはございます。 ◆雨宮 委員   そういう状況のもとで、金が出そうだからというんで慌てて飛びつくというのは、今回は1年間の繰越で済むと思うんですけども、22年度になって、さらにめどが立たないとなると、今度は事故繰でしょう、よくても。事故繰やっちゃうと、今度はそういう財源がつかなくなっちゃうわけじゃないですか。その辺はどういう見通しで臨んでいるんですか。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   国道との接続部でございますけども、今の繰り返しになるかもしれませんが、おおむね国道管理者、交通管理者とは協議が整ってございまして、今後、詳細設計を行いまして、最終的な協議、回答をいただく準備をしているところでございます。 ◆雨宮 委員   それだったら、何で当初予算に組まなかったんですかという話になっちゃうんですよ。言いたかったのは、やはり、事業に対する見通しが非常に甘いということなんですよ。それは、やはり、予算問題に考え方、姿勢が非常にはっきり出てくるんです。同意の見通しが立っているんであれば、1億 8,000万円でしょう。何で優先度を高めないんですか。10年以上も保留されているものなんだから。当初予算に組み込んで年度中に事業に着手する、これが普通の推移じゃないですか。そういう前提が余りない段階で、国からのこういう金が飛び込んできたからというんでぱくっと飛びついたんじゃ、これは、別に道路の問題だけじゃないですよ。7階全体のある意味での体質の問題と言えるかもしれません。きょうはここまでにしておきますけども、ここはよく厳選というか、もっともっと慎重な対応を強く求めておきたいと思います。  ただ、3・4・9については、地元の皆さんのみならず、早い整備が望まれていますから、そうは言ってもせっかく金がつくんであれば、事業としては大いにやっていってもらいたいと思いますけれども、基本的なスタンスの持ち方、これについては、たまたま今度の3・4・9という問題が非常にわかりやすい例でありましたけれども、ほかの問題にしても同様のスタンスで臨んでいただきたいというふうに思います。 ○小林 委員長   ほかにございますか。はい、代田副主幹。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   済みません、先ほど雨宮委員のほうから都市整備部のほうの事業費、それから、あと一般財源の金額がどのぐらいかというような御質問がありましたが、今回の補正のほうで街づくり推進課所管分、それから、あと道路課の所管分として補正予算で計上させていただいている事業費トータルの額としましては8億 2,985万 6,000円でございます。このうちの市の一般財源につきましては 4,698万 3,000円でございます。  以上です。 ○小林 委員長   よろしいですね。 ◆雨宮 委員   はい。 ○小林 委員長   はい、真山委員。 ◆真山 委員   一番上の都市計画費の中の都市計画総務費、右のほうのさっきの説明でちょっとお伺いしたいんですが、◎の2番目の都市計画管理事務費の中に都市計画図等資料作成委託料というのがあって、御説明だと都市計画関係のものの電子データ化という御説明がありましたけれども、イメージがちょっとよくわからないんですが、これはどういうもので、どういう使い方をするのかということをお尋ねしたいと思います。 ○小林 委員長   はい、代田副主幹。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   こちらの都市計画図等資料作成委託料の内容につきましては、先ほどの説明で少しお話をしました都市計画道路の線形の指導図のシステム整備費というものでございます。こちらについては、現在、例えば建築確認をする際に、そちらの敷地が都市計画道路の予定線にかかっている場合に都市計画道路証明というものを市のほうで発行して、対象の方にお渡ししております。  現在、この都市計画道路証明を我々のほうで線を引くベースの図面のほうが昭和50年代に作成した非常に古いものでございます。こちらの図面をベースに、我々担当のほうが手書きで線を引いて、一般の方から出された、業者の方がつくられた図面の上に手書きで線を引いて、おおよその位置というような形でお出しをさせていただいています。  ただ、おおよその位置というものが、ベースの図面が非常に古いこともありまして、実際に事業に入って線境を決めていざ用地買収をする際に実際の決めた線形と以前、都市計画道路証明として手書きでお渡しをした線と差異がかなり生じる場合がございまして、そのときには用地取得の際の協議が非常に難航するというような事例が、ここに来ても何件か来ております。  こういったものを防ぐため、我々のほうとしては、すべて電子データ化をして、市民の方からのそういった証明の発行についての迅速化、それから、計画線のほうの正確性を確保するために、今回、もう一度、ベースの図面のほうから測量のし直しすることとともに、現在、未整備の都市計画道路の計画線の線形決定をして、そういったものをすべてシステム化して、最終的にはパソコン上で申請の方が御自分で画面上で対象の場所を確認されて、プリントアウトしたものを実際の都市計画の位置として確認できるようなシステムの整備を行おうというものでございます。  以上です。 ◆真山 委員   そうすると、今の御説明ですと、今、私の頭の中のイメージというのは、都市整備部からいただいている、あの都市計画図という紙の地図、折りたたんだ地図がありますけれども、あれをいわゆる電子データ化してコンピューターに入れておくというイメージでよろしいんですか。 ◎代田 街づくり推進課副主幹    2,500分の1、折り込んだ図面の都市計画道路の部分だけがそのシステムの中に入ってくるというような意味です。 ◆真山 委員   都市計画道路のことというのは、私、現地に行って住民の方なんかのお話をいろいろ聞くと、例えば新しく越してきて、土地を買ったり、建て売りを買ったりという人たちが都市計画道路に入っているのか、入っていないのかということが、当然、これは、常識的に不動産業者が説明しなくちゃいけない、いわゆる重要事項説明になると思うんですが、意外と後になってからそういう計画があったらしいとか、説明を受けたらしいみたいな、もちろん、それは買い手のほうの注意というものも必要なんでしょうけれども、そういうことを私は幾つか聞いたんですね。  逆に言うと、そういうことがちゃんと今まで、昭和50年整備したままになっていて、そのままというのは、先ほど雨宮委員からの質問とも絡みますが、この辺は非常に重要なことでしょう。ですから、もう少し早目に、こういった整備というのは考えていたのか。あるいは今回、この補正で出てきたということは、やはり、今回の景気対策みたいなことで出てきたのか、その辺がちょっと気になるんですが、その辺いかがですか。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   今、委員おっしゃったように、我々担当のほうとしては、そういったものを過去古いものをずっと使ってやっているということに対して非常に危ないというか、実際の正確性にかなり欠けるということで、これは過去から更新をしましょうということで内部には話をしています。ただ、全体的な各事業の中で、こちらのシステムの開発に対する予算配分というものがなかなかなされていない状況もございました。今回、経済危機対策の臨時交付金のほうで、こちらについては10分の10という補助率になっておりますが、こちらのほうを活用してということで、庁内の内部的な調整を図った上で今回計上させていただいております。  以上です。 ◆真山 委員   そうすると、今の御説明だと、それは有効な使い方だと思うんですね。長年やらなくちゃいけないと思いつつ、なかなかできなかった。それが今回の臨時交付金のおかげで10分の10でできるというのは、それはそれでいいなと私は思っています。  ただ、やはり、都市計画道路というのは、私、この仕事を始めて感じたのは、物すごい昔にそういうものはつくってあって、一般の市民の人たちが例えば調布市内で土地を買うとか、家を売買するとかというときに、先ほどちょっとおっしゃいましたけども、あいまいなところがある。こんな大事なことがあいまいなことがあったままにされていたら、市民の人が自分の土地なり家屋がそういう都市計画道路にかかっているのか、かかっていないのか非常に微妙な状態になって、例えば、そういう正確な知識もないままに売買した場合、後になってから市とのトラブルとか不信感とか、そういうものになりかねないという気が私はしているんです。  何でこんな話をしているかというと、実は例の品川道路の延伸のところの入間のところの土地の方、何人か、あそこ、新しい人がいっぱい建っているわけですね。そうすると、例の延伸の話が出たときに、地元の方の何人かは、自分のうちが道路にかかっているのかどうかよくわからないというようなことがあるわけですね。ですから、こういうシステムをつくった以上は生かすことがすごく大事だと思うんです。ですから、おくれたことについては、今回やれるんなら非常にいいと思うんですが、これ、あくまでも役所が使うためのシステムということじゃなくて、やはり、つくった以上は、市民のための役に立つようなシステムにしていかなくちゃいけないと思うんで、例えば、そういう都市計画道路計画があるところの宅地なり建物については、どういう形になるのかわかりませんが、コンピューターでプリントアウトできるなら、1つの証拠というか、形になるわけですね。やはり、そういう買った人、市民の方にちゃんと認識をしてもらうとか、そういう利用の仕方をちょっと考えていただきたいんですが、その辺はいかがですか。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   今回のシステム整備について、まさしく市民サービスの向上のために行うものであります。現在、運用について、まだ細かいところはこれから調整になりますが、基本的には7階の窓口のところにパソコンのようなものを置いて、どなたでも利用できるような形をとっていきたいというふうに考えています。  以上です。 ◆真山 委員   ありがとうございます。せっかくつくったシステムですので、そういう方向でぜひやっていただきたいと思います。 ○小林 委員長   はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   今の関連なんですけど、当初予算で同じ事業名で都市計画図等資料作成委託料 300万円計上していますよね。今度が 4,600万円でしょう。この 300万円と 4,600万円の関係というのは、どういうふうに考えればいいのか。つまり、 300万円で何を構想していたのか。当初のシステムを描いたときに、大体、このぐらいの見当の事業規模になるんだろうと。そのうち、この部分をやりたいんで 300万円乗せたということなのか。財政や行政経営との綱の引っ張り合いで、泣く泣く 300万円に抑えざるを得なかったということなのか。システム全体の規模というのはどの程度になるのか、ちょっとお聞かせください。 ○小林 委員長   はい、河西課長。 ◎河西 街づくり推進課長兼都市政策担当課長兼交通計画担当課長   当初予算の 300万円につきましては、毎年度、地区計画等で用途地域の変更等がございますので、毎年の用途地域図作成のための 300万円ということなので、今回のシステムとは関係のない委託料ということになります。 ○小林 委員長   はい、代田副主幹。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   それから、今回のシステムの整備 4,650万円については、大きくベース図をつくる、例えば航空測量をしたりとか、そういったものの費用と、あとは現地に入って実際の基準となるポイントの測量、それから、線形を決めるための協議、システムの立ち上げというように大きく3つぐらいに分かれています。
     最初の測量する業務というのが費用の約3分の2ぐらいの費用が航空測量、それから、現地のほうの費用になります。それから、残りの3分の1の費用については、線形協議をするための費用、それから、システムの開発をする費用ということで内訳のほうを考えています。  以上です。 ◆雨宮 委員   先ほどの話の繰り返しになりますけども、さっきの当初予算の中身とは違うんですよという説明を最初にしてほしかったですよね、中身が全然違うわけだから。  それと、同じようなことを言いますと、その下にある深大寺のまちづくり検討調査、これも当初予算 800万円なんですよ。で、 250でしょう。5割とは言いませんけれども、2割以上の増加ということになりますと、これは、一体、調査検討内容というのは何を描いているのか。その辺もちょっと教えてください。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   深大寺のまちづくり検討調査委託料につきましては、当初予算で 800万円、今回の補正予算で 250万円ということで計上しております。  当初予算の 800万円につきましては、これは、平成18年度から深大寺地区の街づくり検討会ということで、学識経験者の方、それから、東京都の方も含めて、主に調布3・4・30号線、都市計画道路について、こちら、平成18年の多摩の都市計画道路の整備方針第三次事業化計画の中で、要検討路線という対象になっておりまして、こちらの道路の検討、それから、深大寺通り、こちらの沿道についての検討を行うということで継続的にやってきております。当初予算の 800万円につきましては、こちらの検討に要する費用ということで、当初予算で計上しております。  また、補正予算、こちらの 250万円につきましては、ことしの5月に地元の街づくり協議会のほうから具体的な中身を盛り込んだ街づくり提案がなされておりまして、こちらの内容を引き続き検討を進めて、地元と協働でまちづくりを進めていくための費用ということで 250万円計上しております。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   ここには特別関係ない話ですけれども、都市整備部の都市マス絡みで、いわゆる地域別の方針づくりを今やっていますよね。それの予算というのを見ると、たしか 1,200〜 1,300万円だったかなと記憶しているんですが、この補正の検討調査の 250万円の中身というのは、主に例えば人件費であるとか、あるいは文字どおり、フィールドワークをするための費用であるかみたいなことで言うと何になるんですかね。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   今回の 250万円の内訳については、おおむね人件費になります。  以上です。 ◆雨宮 委員   そうすると、やはり、これも地元を含めた協議会みたいな形になるわけですね。何人ぐらいの規模になるんですか。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   まず、協議会については、協議会のメンバーとしては83名になっております。今回の委託は、協議会だけではなくて、先ほど当初予算でとっている 800万円で、今、学識経験者を含めていろいろ検討している内容と整合を図りながら検討を進めていくということで、そちらの街づくり検討会と地元の協議会の間でさまざまな調整をしながら検討を進めるという作業になります。  以上です。 ○小林 委員長   雨宮委員、よろしいですか。 ◆雨宮 委員   はい。 ○小林 委員長   ほかによろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、次に40、41ページ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   最後に、42、43ページ。はい、福田委員。 ◆福田 委員   住宅支援の対策補助費なんですけども、これ、議案説明のときにもちょっと御説明があったかと思うんですが、確認なんですけども、事務報告書の 385ページに地球温暖化対策住宅用機器購入補助金交付事業というのがあるんですけども、これと同じという認識でよろしいんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、伊藤課長。 ◎伊藤 住宅課長   根拠となっているものが居住環境改善資金補助制度というものなんですけれども、この中に太陽光の工事費のほかに快適生活適応住宅改修、例えば段差の解消とか、廊下、階段の手すりをつけたりとか、二世帯住宅適応住宅改修、これは、二世帯にするための改修工事を行うもの。それから、健康生活適応住宅改修、これは、壁を化学物質を使用しないものにかえたりとか、そういったものをひっくるめてやっております。  以上です。 ◆福田 委員   この 300万円というのは、太陽光だけに特化したものではないという理解でよろしいんですか。 ◎伊藤 住宅課長   そのとおりでございます。 ◆福田 委員   わかりました。念のため一番新しい太陽光の申請状況、議案説明のときにもあったかと思うんですけれども、最新の状況をちょっと。 ◎伊藤 住宅課長   まず、4月、5月だけで19件、太陽光申請がございました。ここで予算についてはもうなくなってしまったんですが、仮申請でもいいから受けてほしいというのが6件ございました。今は、補正がどうなるかわからないからというところで、問い合わせ等については、今のところは何とも言えませんということで対応しております。  以上です。 ◆福田 委員   わかりました。ありがとうございました。 ○小林 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   ほかにないようなので、なしと認め、都市整備部所管の質疑を打ち切ります。  ここで理事者入れかえのため暫時休憩いたします。    午前10時51分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時54分 開議 ○小林 委員長   委員会を再開いたします。  それでは、議案第59号について、環境部所管の説明を求めます。はい、仁藤環境政策課長。 ◎仁藤 環境政策課長   それでは、私からは、環境政策課所管分の補正予算案について御説明申し上げます。  それでは、補正予算書30、31ページをお願いいたします。  款20「衛生費」、項5「保健衛生費」、目15「環境整備費」、節19「負担金,補助金及び交付金」についてでございます。  31ページの中ほど、環境保全事業費の地球温暖化対策費をお願いいたします。  この地球温暖化対策費は、住宅用高効率給湯器等の設置に対する補助金や壁面緑化などに要する経費に充てるためのもので、当初予算 642万円で、うち高効率給湯器設置等の補助に要する経費として 600万円、 110件の補助を予定しておりました。当該事業への東京都の補助金が設置されたことから 750万円の補正をお願いするものです。  続きまして、次の節25「積立金」、◎地球環境保全基金・基金積立金をお願いいたします。  当該基金は、地球環境に資する事業の推進に必要な資金に充てるため設置されているものですが、市内企業からの寄附前年度繰越分と21年度6月6日に開催した環境フェア、個人からの寄附があったことから、この基金に積み立てるため4万 4,000円の増額をお願いするものです。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   はい、高野クリーンセンター担当課長。 ◎高野 ごみ対策課クリーンセンター担当課長   32ページ、33ページをごらんください。  款20「衛生費」、項10「清掃費」、目5「清掃総務費」、節15「工事請負費」でございますが、クリーンセンター施設解体工事費の増額分と資源ごみストックヤード緑化事業によるもので、2件合計で 2,349万円余の増額補正を行うものです。  まず、クリーンセンター施設解体工事費でございますが、御案内のとおり、調布市クリーンセンターの敷地は、平成25年4月に稼働予定のふじみ衛生組合の新ごみ処理施設の建設地の一部になっております。そのため平成22年3月末までに既存の建物を解体して、更地をふじみ衛生組合に引き渡す必要があります。事務棟、整備室、リサイクル館などについて解体工事費を予算計上しておりましたが、ふじみ衛生組合との間で本年7月にクリーンセンター敷地部分の最終的な引き渡し条件が整いました。  当初、クリーンセンターの敷地部分の活用内容が明確になっていなかったため、建物等、最低限の解体の積算をしており、予算計上していなかったし尿処理施設の解体を初め、施設内の舗装、境界壁、立木等の撤去工事を行うため、 1,649万円余を増額するものでございます。  次に、資源ごみストックヤード緑化事業でございますが、この事業は、国の平成21年度地域活性化経済危機対策臨時交付金制度を活用し、交付金の使途、目的の理由である環境負荷の少ない都市生活の実現の一助として CO2 の吸収や近隣住宅等への騒音の緩和、ひいては眺望上の緩衝体としての役割を果たすものとして取り組んでいきたいと考えているものです。交付金は、事業費全額の 700万円であります。  今回は、クリーンセンター施設の都道 121号線、三鷹通り沿いに白樫で、周囲幹回り80センチメートル程度、高さ10メートル程度のものを7本植える予定にしております。今回、一部を緑化する敷地は、調布市クリーンセンター資源缶プレス工場と、古紙、古布を一時的にストックし、選別する施設の敷地で、資源ごみストックヤードと呼んでおります。  かねてから都道 121号線越しの向かいのマンション住民から、古紙等が山積みとなり不快であるとの苦情もございましたので、今回は、この課題解決につながるものと考えおります。  続きまして、款20「衛生費」、項10「清掃費」、目10「塵芥処理費」、節19「負担金,補助及び交付金」でございますが、ふじみ衛生組合負担金で 1,867万円余の増額補正を行うものでございます。  今回の補正につきましては、ふじみ衛生組合敷地内東側の土壌汚染範囲がふえたことにより、土壌改良工事などの工事費約2億 6,000万円余が必要となったためでございます。  ふじみ衛生組合で精査を行った結果、調布市負担金の追加分 1,867万円余の増額補正をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   はい、内野下水道課長。 ◎内野 下水道課長   少し飛びまして38ページ、39ページをお願いいたします。  ページ中段、目15「公共下水道費」、節28「繰出金」の内容につきましては、議案第63号「平成21年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」、歳入、一般会計繰入金において御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○小林 委員長   はい、土屋緑と公園課長。 ◎土屋 緑と公園課長   続きまして、緑と公園課所管分について御説明いたします。  同じく38、39ページでございます。  款40「土木費」、項15「都市計画費」のうち、一番下の目25「緑化推進費」でありますが、緑と公園課所管分は、現予算額1億 2,685万円に今回補正額5万 2,000円をお願いいたしまして、合計の予算額を1億 2,690万 2,000円とするものであります。  右の説明欄をお願いいたします。  緑の保全基金の基金繰出金につきましては、指定寄附がありましたことにより補正をお願いするものでございます。  なお、これにより緑の保全基金につきましては、現金残高が5億 4,953万 9,588円、土地残高が18筆で5,288.21平方メートルの面積、金額にしまして17億 191万 312円となります。
     以上でございます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより環境部所管の質疑、意見を許します。  初めに、30、31ページ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、32、33ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   確認です。塵芥処理土壌改良費ということなんですが、調布の 1,800万円、これの三鷹との案分割合、どのぐらいになるんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   これは、人口割でやっておりますので、55%、45%の割合になります。 ◆雨宮 委員   調布が55。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   はい。 ○小林 委員長   よろしいですか。 ◆雨宮 委員   結構です。 ○小林 委員長   ほかに。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   最後に、38、39ページ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   なしと認め、環境部所管の質疑を打ち切ります。  それでは、お諮りいたします。  議案第59号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第1号)」、建設委員会所管部門、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  それでは、議案第63号「平成21年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。はい、内野下水道課長。 ◎内野 下水道課長   それでは、平成21年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。議案書第63号、平成21年度調布市下水道事業特別会計補正予算書をお願いいたします。2枚めくりまして、1ページをお開きください。  歳入歳出予算の総額の説明でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億 3,707万円の追加をお願いするもので、予算の総額はそれぞれ42億 5,245万 3,000円とするものでございます。  また、この増額補正に伴いまして、地方債の限度額を増額変更するものでございます。  次に、その内容につきまして歳出予算から説明させていただきます。少し飛びまして10ページ、11ぺージをお願いいたします。右側の説明欄に沿って説明させていただきます。  事業費、管渠整備費、管渠費、節19「負担金,補助及び交付金」につきましては、京王線連立事業に伴う下水道管の移設等の経費でありますが、当初の見込みより連立事業が進捗したため、平成22年度施工予定の下水道工事を前倒しし、追加発注することにより増額分2億 1,137万 1,000円を計上するものでございます。  12ページ、13ページをお願いいたします。  諸支出金、繰出金、一般会計繰出金、節28「繰出金」につきましては、平成20年度決算が確定したことにより生じました実質収支額のうち、平成21年度当初予算で計上しました 1,000万円を上回る 2,569万 9,000円を一般会計へ繰り出すものでございます。  続きまして、歳入予算につきまして御説明いたします。戻りまして8ページ、9ページをお願いいたします。  款30「繰入金」、項5「一般会計繰入金」と1つ飛んで款90「市債」につきましては、歳出の京王線連立下水道事業負担金に充当するため計上するものでございます。  中間の款35「繰越金」でございますが、歳出と同様に平成20年度決算で生じました繰越金の計上を行うものでございます。  飛びまして、最後の14ページ、15ページをお願いいたします。  地方債変更に伴う起債見込額等に関する調書でございます。見込額が補正額分増額するものでございます。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより一括して質疑、意見を許します。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   起債も含めて2億 1,000万円余の事業、京王線の連立の進捗により前倒しだというお話だったと思いますけれども、具体的にはどういうことになるんでしょうかね。今まで聞いている話ですと、鶴川、蓮慶寺、狛江通り、この3ヵ所が大きなところというふうに聞いていますけれども、それがどのように具体的に進んでいるのか、ちょっとその辺、説明お願いします。 ○小林 委員長   内野課長。 ◎内野 下水道課長   こちらの今回の補正につきましては、第1工区の狛江通り、蓮慶寺、鶴川街道とそれぞれの工事にわたって進捗が進んでおりまして、実際に狛江通りにつきましては 4,000万円追加と。それから、蓮慶寺通りにつきましては 3,700万円余と。鶴川街道につきましては1億 1,700万円余の実際の追加工事ということで、今回、補正をお願いするものでございます。 ◆雨宮 委員   そうすると、これは、進捗割合はパーセントで言えるのかどうかよくわかりませんけれども、それは、それぞれについてどのぐらいまでということなんでしょうか。 ◎内野 下水道課長   狛江通りにつきましては、下水道管のほかに水道管とか、あとは東電の管とかいろいろございまして、若干おくれている状況なんですが、ほかのところは確実に進んでございます。今現在の進捗率につきましては60%を超えているというところでございます。 ◆雨宮 委員   おくれている狛江通りも含めて全部60%台をクリアというか、超えているという理解でいいんですか。 ◎内野 下水道課長   そのとおりでございます。 ◆雨宮 委員   今度の補正に伴って約2億円の起債ということになりますけれども、下水道債といったらなかなかほかの一般市債に比べて不利な面がありますよね。例えば借りかえの場合だとか、どこに調達するかとかいうのがあるんですけど、これ、充当率って、今、下水債ってどのぐらいまで認められているんですか。 ◎内野 下水道課長   充当率なんですけども、実際の工事につきましては 100%になっているんですが、ただ、実際に仮設工事ということで、一部取り払う、長期に残らないというものについては起債の対象外ということで、今回、一般会計から少し渡してという状況でございます。 ◆雨宮 委員   そうすると、この1億 9,960万円が真水というか、実際の本体部分に使われる財源ということでいいんですね。 ◎内野 下水道課長   そうでございます。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   ほかに御発言ありますか。いいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   なしと認め、質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第63号「平成21年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  それでは、議案第51号「平成20年度調布市一般会計歳入歳出決算の認定について」、建設委員会所管部門を議題といたします。  本件については、最初に環境部所管の説明、質疑を受け、次に都市整備部所管を土木費の道路橋りょう費までを境にして2つに分け、それぞれ説明、質疑を受け審査を進めてまいりたいと思います。  なお、質疑につきましてはページを区切って審査を進めてまいります。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより環境部所管の審査に入ります。  なお、初めに環境部の決算について総括的な説明を求め、続いて各担当から個別の説明をお願いいたします。はい、塩足環境部次長。 ◎塩足 環境部次長   平成20年度一般会計歳入歳出決算、環境部所管分の概要について申し上げます。  平成20年度の予算は、行財政運営の基本方針及び環境部の重点項目に基づき要求し、編成されました。平成20年度の行財政運営の基本方針は、平成19年度同様、まちづくりの5つの重点的な取り組みが示され、その着実な推進が求められました。  環境部の所管としては、自然環境の保全と循環型社会の形成となります。この方針のもと、環境部としては具体的に5つの重点項目を掲げ、平成20年度の予算編成に臨みました。  1つは、地球温暖化問題への取り組みと対策です。2つは、水辺と崖線など市内に残る緑の保全策の検討。3つ目は、生活環境に関する近隣紛争、苦情への対応。4点目は、ごみの減量、資源化の推進です。5点目は、新ごみ処理施設の整備の促進でございます。  これらの5つの重点項目を中心に予算の編成に臨みました。あわせて環境施策は、地球規模の視野で考える必要がある一方、市民とともに地域や家庭で具体的な取り組みをしっかり行うことも大切であることから、調布市の施策推進に向けての基本的な考え方の1つである参加と協働のまちづくりの推進という観点からも、多摩川クリーン作戦、環境フェア、花いっぱい運動など、幅広い諸事業に継続して取り組むことといたしました。
     平成20年度の当初予算は、公園用地の取得がなくなったことなどから、前年度に比べ6億円近く少ない73億円余の規模となりました。その後、基金の積み立てやごみ処理に関する事業費の精査等で補正をお願いいたしました。また、予備費の支出もありました。最終的には予算現額73億 8,600万円となり、その支出済額が71億 8,100万円でしたので、平成20年度の執行率は97.2%でございました。平成19年度に比べ執行率は 2.4ポイント向上しております。  次に、主な取り組み、実施した事業等の概要でございます。  まず、地球温暖化問題への取り組みに関してですが、地球温暖化対策地域推進計画策定事業に着手いたしました。平成21年度策定する当該計画の準備として、市民 3,000世帯、事業者 299ヵ所に対するアンケート調査を実施いたしました。また、エコジョーズ、エコキュートなど、高効率給湯器の設置等を助成してまいりました。  次に、水辺と緑の保全についてでございます。  深大寺・佐須地域の保全活用について、地域の方々との勉強会を開催しながら、保全活用に関する基本構想を策定いたしました。また、水辺の学校の設立準備を多摩川沿いの小学校のPTAやおやじの会の皆さん及び地域ボランティアの方々と一緒に行いました。  公遊園の整備事業については、入間町1丁目第2公園の整備をいたしました。石原小前公園については、市民の方々の意見を聞き、実施計画を作成いたしました。  また、中心市街地のエリアを緑化重点地区とすべく検討し、中心市街地の周辺地区も取り込み、緑化重点地区をまとめました。  次に、生活環境に関してですが、チャドクガやスズメバチの駆除、飼い主のいない猫等の対策、カラスの巣の撤去を初め、近隣騒音、悪臭などに関する苦情への対応に努めました。  次に、ごみの減量、資源化の推進についてでございますが、リデュース、リユース、リサイクルのいわゆる3Rの取り組みを推進し、大きな成果を上げております。  事業系可燃ごみについては、減量化の促進策のほか、手数料の改定等により大幅な減量を成し遂げました。事業系可燃ごみの減量が進んだこともあり、市民1人1日当たりの排出量は、前年度に比べ60グラム近くも減少し、 803.1グラムの排出量となりました。人口増加傾向の中、市全体としての排出量は、前年度に比べ約 4,000トンを減少させております。  また、市民が分別した分別リサイクル率も40.6%を達成することができました。これにふじみ衛生組合での分別や広域資源循環組合のエコセメント化などの分別を加えた総資源化率は50.2%になりました。  新ごみ処理施設の整備の促進については、施設建設が一日でも早く実現するように、一部事務組合の取り組みと一体となってその促進に努めました。  なお、ごみ資源物の中間処理等については、三鷹市及び多摩ニュータウン環境組合に家庭系可燃ごみを受け入れていただき、円滑に処理することができました。また、事業系可燃ごみも民間処理施設で処理を行いました。ちなみに塵芥処理費は26億円余でございましたが、そのうち広域支援分は15億円余となっております。広域支援については、塵芥処理費のほか、基地跡地中継施設費やその中継施設から多摩ニュータウン環境組合等へ運んでいただく費用である家庭系可燃ごみの搬送委託料などの経費を必要といたしました。  事業等については以上でございます。  なお、所管している基金の平成20年度末残高については、地球環境保全基金が3億 4,900万円余、緑の保全基金が20年度末で22億 5,100万円余ですが、緑の保全基金については、現金は5億 4,900万円余となっております。  環境部といたしましては、このほか下水道課及び水道工務課の取り組みもございますが、それぞれ特別会計において処理しているところでございますので、一般会計の所管としては以上が概要となります。  引き続き、決算事項別明細書により各担当から御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○小林 委員長   仁藤環境政策課長。 ◎仁藤 政策環境課長   それでは、環境政策課所管分について、環境整備費について、説明は一括して仁藤が行います。  それでは、 258ページ、 259ページをお願いいたします。  款20「衛生費」、項5「保健衛生費」、目15「環境整備費」です。執行額は約2億 5,567万円余で、執行率は97%となっております。19年度との比較では、 2,270万円余、約 9.8%の増となっています。増額の主な理由といたしましては、資源物の価格上昇により、地球環境保全基金の積み増しが 2,700万円余増加したことによるものです。  続いて、 259ページ備考欄中ほど◎の環境保全事業費のうち、最後の○駅前公衆便所等維持管理費をお願いいたします。  現在、市内には7ヵ所の公衆トイレを設置しており、これに係る電気、水道料金、トイレットペーパー等の消耗品の購入及びシルバー人材センターに委託しております清掃に係る経費でございます。  1ページめくっていただいて、 260、 261ページをお願いいたします。   261ページ備考欄の最初の○飼い主のいない猫等対策費をお願いいたします。  市では、飼い主のいない猫の問題を地域の問題としてとらえ、地域でのトラブルをなくし、人と猫が快適に共生できるまちづくりを目指すため不妊去勢手術費補助制度、適正飼育についての普及啓発などを行いました。  その結果、平成20年度は応募世帯数59件で、雄34匹、雌 121匹、合計 155匹の応募があり、最終的には39人、不妊手術73匹、去勢手術27匹、合計 100匹の処置に対して助成を行うことができました。  次に、3つ下の○地球温暖化対策費をお願いいたします。  これは、世界的な課題であります地球温暖化へ基礎自治体としてできる対策を行うための経費であります。市民の意識啓発のためのマイバッグの作製、壁面緑化実施の費用、住宅用高効率給湯器の購入等について助成、補助を行ったものです。  当該補助については、平成20年度は 109件、平成18年度の制度創設から20年度末までに 417件の助成を行いました。  次に、すぐ下の○地球温暖化対策地域推進計画策定委託料をお願いいたします。  平成21年度、調布市では、地球温暖化対策実行計画、区域施策編を策定いたしますが、その準備のために市内29事業所、市民 3,000世帯への地球温暖化の原因の周知や行動の必要性を周知する目的も合わせてアンケートを実施し、その取りまとめを行った経費でございます。  続いて、すぐ下の都市美化推進費をお願いいたします。  業務委託により調布駅、仙川駅周辺に美化パトロール員を配置、また、平成20年度は菊野台交差点周辺を大町自治会の協力を得て、美化推進重点地区の指定に合わせ、交差点に美化推進重点地区の看板を設置した経費であります。  次に、2つ下の○環境学習支援事業費をお願いいたします。  調布市には、多摩川や国分寺崖線、深大寺地域に残る田んぼなど、都心に近い立地であるにもかかわらず豊かな自然環境が残っており、市では、その保全を目的として、市民の環境保全意識の向上を図るため具体的な自然に触れる体験や保全活動の技術、また、地球環境全般に関する学習の場、具体的には子どもエコクラブ、雑木林塾、環境モニター、都立農業高校神代農場活用事業、公開講座、その他市民の皆さんの環境活動に関する講師の派遣事業に係る経費でございます。  また、小・中学生を対象に、自然環境の大切さやふるさと意識の醸成を図ることを目的とする国土交通省の親水河川プロジェクトへの登録をするため、必要な準備会の設立及び運営、登録申請書類の作成、子ども対象の事業4事業の企画運営などを委託した経費です。  次に、 262、 263ページをお願いいたします。   263ページの備考欄最初の◎ゆう水保全事業費をお願いいたします。  ゆう水保全施設費は、地下水の涵養を図り、湧水と野川などの河川の流量確保と回復を目指すものですが、市内全域に 150基を設置した経費でございます。  次の◎地球環境保全基金であります。すぐ下の○基金積立金をお願いいたします。  地球環境保全基金につきましては、地球環境保全に資する事業の推進に必要な資金に充てるため設置されているものですが、資源売払代金約1億 7,300万円余及び市民からの寄附金を積み立てたものです。年度末の積立金残額は3億 5,000万円弱となっております。  次に、一番下の◎ISO 14001事業費をお願いいたします。  調布市役所が事業所として環境に与える負荷の低減と環境の向上に向け、システムの運用と維持、内部監査員研修に要した経費でございます。  次に、 264、 265ページをお願いいたします。   265ページ備考欄3つ目の◎生活環境対策費をお願いいたします。  近隣住民から再々にわたり生活環境の苦情が寄せられ、早急に地域の安全を確保する必要があることから、相続財産管財人を通じて裁判所の同意を得て、市が予備費を流用して家屋の解体に要した経費でございます。費用は立てかえ債権として請求し、雑入金として回収済みであります。  説明は以上であります。 ○小林 委員長   はい、高田ごみ対策課長補佐。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   続きまして、ごみ対策課所管分について御説明いたします。 266、 267ページをお願いいたします。  款20「衛生費」、項10「清掃費」でございますが、補正を含め最終の予算額は51億 3,972万円余、執行額は49億 7,517万円余、執行率は97%でございます。平成19年度と比較しますと3億 1,794万円余、6%の減となっております。  減となる主な要因といたしましては、平成19年度は、調布市独自の広域支援を受けることに伴う中継施設の建設費がありましたが、平成20年度は、その建設費が減となりましたことによるものでございます。  以下、備考欄に沿って主要な事業につきまして説明させていただきます。  目5「清掃総務費」でございます。執行額は3億 8,174万円余、執行率は99%でございます。平成19年度と比較しまして 2,477万円余、6%の減となっております。  次に、◎一般職員人件費でございます。これは、再任用3人を含む環境部清掃担当及びごみ対策課職員、合計40名の職員に係る職員給与、扶養手当を初めとする諸手当、時間外勤務手当及び職員共済組合負担金等の合計額でございます。  次に、真ん中ほどの◎クリーンセンター管理運営費でございます。これは、クリーンセンター敷地内の建物、その他設備及びストックヤードの維持管理、保守点検にかかわる経費でございます。  次に、 268、 269ページをお願いいたします。  最初の◎三多摩は一つなり交流事業費は、東京たま広域資源循環組合の事業として多摩地域の最終処分場が設置されている地元の日の出町と組合の構成市が交流する事業として実施されております。調布市はFC東京の御協力をいただき、実施いたしました。  次に、◎クリーンセンター移転事業費でございます。新ごみ処理施設建設に伴いクリーンセンターの解体が予定されておりますことから、事務所棟とリサイクル館の移転工事設計を委託した経費でございます。  次に、目10「塵芥処理費」でございます。執行額は45億 7,022万円余、執行率は97%でございます。平成19年と比較して2億 9,325万円余、6%の減となっております。減となる主な要因は、平成19年度の中継施設整備費の減によるものでございます。  次の◎廃棄物減量及び再利用促進審議会運営費でございます。審議会委員14名の報酬と審議会の運営を委託した経費でございます。  次に、塵芥収集費でございます。上から3つ目の○可燃ごみ収集運搬委託料は、可燃ごみの戸別収集運搬委託に係る経費でございます。平成19年度4月から6月末までは、積みかえ施設が建設中でしたので、一般可燃ごみを直接、多摩ニュータウン環境組合へ搬送する経費がこの委託料に加算されておりました。平成20年度は、年度当初から積みかえ施設が稼働しておりますので、その分が減となっております。  次の○家庭系可燃ごみ搬送委託料は、調布市の可燃ごみを積みかえ施設から八王子、町田市及び多摩市で構成する多摩ニュータウン環境組合へ搬送する業務委託の経費でございます。先ほど可燃ごみ収集運搬委託料で説明させていただきました、平成19年度途中から稼働した積みかえ施設が平成20年度は当初から稼働しておりますので、その分が増となっております。  下から3番目の○事業系可燃ごみ搬送委託料は、積みかえ施設から民間施設までの搬送費用でございます。平成19年度と比較しまして減となります主な要因は、平成20年7月1日から処理手数料が改定したこと、事業者への分別資源化指導を強化したこと、事業者の減量意識の向上によるものでございます。  次に、 270、 271ページをお願いいたします。  中ほどにあります○不法投棄処理費は、家電リサイクル品の不法投棄に係る処理経費でございます。平成19年度と比較しまして増となった要因は、不法投棄がふえたことによる増でございます。  次に、ふれあい収集事業費は、指定されたごみ置き場にごみを排出できない要介護認定者及び障害者の方を対象に、職員が玄関先まで伺い、ごみを収集する事業と、高齢者等を対象に屋内から粗大ごみを持ち出し、収集する事業にかかわる経費でございます。増分は、消耗品を購入したことによります増でございます。  次に、基地跡地中継施設費は、積みかえ施設に係る経費でございます。平成19年度は7月からの稼働でしたが、20年度は通年稼働となりましたことによる増でございます。  次の○塵芥処理手数料過年度還付金でございます。収集袋の還付請求に対して支払いする経費でございます。平成19年度と比較しまして増となりましたのは、平成20年7月、事業系ごみ手数料の改定に伴い、旧の事業系有料袋が使えなくなりましたことによる増でございます。  次に、◎資源物収集費でございます。○地域回収事業奨励金は、ごみの減量と資源の有効利用を促進するために登録団体と登録業者に対して資源物の回収、または引き取り量に応じて奨励金を支給する経費でございます。奨励金は、団体に対して1キログラム当たり8円、業者に対しては1キログラム当たり4円を支給しております。  次に、 272、 273ページをお願いいたします。  ビン類搬送選別処理費等委託料は、集積場に集められた瓶類を選別業者に搬送する業務と、搬送された瓶を色別に分別し、生き瓶を取り除き、その他を破砕して細かい原料にする業務の委託経費でございます。増分は、選別処理費が1キログラム当たり10円から13円に改定されたことによる増でございます。  次に、剪定枝破砕粉砕車維持管理費でございます。剪定枝破砕粉砕するための車両を整備した経費でございます。  次に、諸経費は、缶プレス機の定期修繕及び保守点検委託に供する経費でございます。平成20年度は、缶プレス機のレール交換と蛇行防止のローラーを購入いたしました経費でございます。  一番下の◎ごみ減量運動費でございます。ごみ減量・再利用啓発費は、ごみ減量キャンペーン時に配布する水切りネットの購入、マイバッグ、緊急ごみダイエットポスター、啓発用のぼり旗及びごみルールカタログの製作等の経費でございます。  次に、 274、 275ページをお願いいたします。  最初の○ごみ減量・分別・リサイクル広報費は、ごみ減量、資源化を広く市民に訴えるごみ対策課発行の広報紙「ザ・リサイクル」の発行及び配布に要した経費でございます。発行回数は年3回、1回に12万部を作成し、全戸配布をしております。  次に、リサイクルカレンダー発行費は、市民及び事業者に全戸配布していますリサイクルカレンダーの作製及び配布に要した経費でございます。  次に、生ごみ処理装置等購入費補助金は、ごみ減量を推進するため、市民が生ごみ処理機や処理剤を購入する際の購入費、ごみ散乱防止のための屋外用ごみ保管容器の購入費の一定割合を補助する経費でございます。  1つ飛びまして、ごみ組成分析調査委託料は、ごみの減量化を推し進めるに当たり、ごみの減量と傾向を常に把握するための調査を委託した経費でございます。  次に、事業者データ管理費、中ほどでございますが、こちらは事業者の廃棄物管理責任者を把握するためのデータ及び再利用者計画書、集団回収事業、各種手数料の情報管理を行う環境美化情報システムのプログラム、機械保守点検、リース料、修繕料でございます。平成19年度と比較しまして減となりましたのは、平成20年度中に機器のリース契約が終了し、再契約したことによります減でございます。  次に、真ん中より下の諸経費でございますが、各種通知書の送料としての通信運搬費でございます。  次に、塵芥処分費でございます。平成19年度から可燃ごみの広域支援をお願いしておりますことから、家庭系可燃ごみは三鷹市環境センターと多摩ニュータウン環境組合に、事業系可燃ごみは民間処理施設に搬入して処理してもらっております。三鷹市委託料は、三鷹市環境センターでの焼却に係る経費でございます。多摩ニュータウン環境組合委託費は、多摩ニュータウン環境組合での焼却処理に係る経費でございます。事業系民間処理施設委託料は、民間処理施設での焼却処分に係る経費でございます。  二枚橋衛生組合負担金は、二枚橋衛生組合の事業運営に対する負担金でございます。増分は、解体設計に向けた解体設計委託料が計上されたことによる増でございます。  次に、ふじみ衛生組合負担金は、ふじみ衛生組合の事業運営費、新ごみ処理施設建設費に対する負担金でございます。増分は、施設建設経費の増によるものでございます。  次に、 276、 277ページをお願いいたします。  東京たま広域資源循環組合負担金は、二ツ塚廃棄物広域処分場への搬入、埋め立てに係る経費でございます。焼却残渣は、二ツ塚廃棄物広域処分場内のエコセメント施設に搬入され、全量がエコセメント化されております。平成19年度と比較して減となりましたのは、これによる負担金の減でございます。  次に、塵芥収集車両費は、ガソリン、軽油等の燃料費、修繕料、保険料、重量税等の経費でございます。  最後に、目15「し尿処理費」でございます。執行額は 2,319万円余、執行率は99%でございます。平成19年度と比較しまして8万円余、4%の増となっております。  し尿収集運搬委託料は、仮設トイレ等のし尿をくみ取り、市の指定する投入口まで搬送し、放流するまでの委託経費でございます。  し尿処理施設維持管理費は、沈殿槽水質検査委託料、汚水ピット清掃委託料等の経費でございます。  以上でごみ対策課所管の説明を終わらせていただきます。 ○小林 委員長   はい、内野下水道課長。 ◎内野 下水道課長 
     続きまして、下水道課所管分でございます。飛びまして 328ページ、 329ページをお願いします。  右側備考欄中段、公共下水道費、下水道事業特別会計でございます。主に雨水処理に要する経費としての繰出金ですが、前年度と比較しまして 1.8%の減となっております。  内容につきましては、議案第55号「平成20年度調布市下水道事業特別会計歳入歳出決算」におきまして御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○小林 委員長  はい、土屋緑と公園課長。 ◎土屋 緑と公園課長   続きまして、緑と公園課所管分について御説明させていただきます。同じく 328、 329ページをお願いいたします。  款40「土木費」、項15「都市計画費」、目20「公遊園費」のうち緑と公園課に係るものにつきましては、執行額は、全体で4億 6,750万 2,000円のうち4億 1,741万 7,379円で、執行率は94.8%となっております。対前年比で見ますと64.3%の減となっておりまして、その要因は、公遊園用地費でしいの木公園の用地取得の減及び公社経営健全化事業の公社用地の取得の減により、7億 5,400万円余の減額があったことによるものでございます。  以下、備考欄について御説明させていただきます。  ◎業務管理費は、直営作業に伴い執行した経費でございます。作業用自動車購入費でございますが、剪定枝破砕車、いわゆるチッパー車が10年を経過しましたので、買いかえに係る費用でございます。  次の作業用備品購入費ですが、作業用のチェンソー、あぜ刈り機などの購入に係る費用でございます。  次の車両管理費ですが、作業用車両13台とホイールローダー等、特殊車両3台に係る車検手数料等の法定維持費用や燃料費、保険料などの経費でございます。  次の諸経費は、職員旅費、被服費、機器修繕料、消耗品等に要した経費でございます。  次の◎公遊園管理費は、調布市管理の公園緑地に係る清掃や除草、電気料金、水道料金、土地借上料など、維持管理の経費を執行したものであります。  次の公遊園台帳整備費ですが、公遊園などのデータ補正を行うため、パソコンに入力する経費でございます。  次の消耗品費ですが、事務用消耗品や公遊園管理用の消耗品の経費でございます。   330、 331ページをお願いいたします。  次の光熱水費ですが、公遊園などの園内灯の電気料金とトイレなどの上下水道料金の経費でございます。  次の管理運営委託料は、公遊園と緑道、緑地など 273ヵ所の清掃、除草、施設点検等の年間管理業務委託料の経費でございます。  次の清掃委託料は、福祉作業所やシルバー人材センターなどへの公遊園清掃委託、便所清掃及びくずかごのごみ収集等の業務委託料として執行したものでございます。  次の保守点検委託料は、染地せせらぎの散歩道ほか、3ヵ所の公園で人工的に水を流しておりますので、その施設の保守点検の経費でございます。  次の警備委託料ですが、多摩川児童公園及び深大寺自然広場の巡回警備や受付業務、高速下の2つの児童遊園のかぎのあけ閉め作業の委託料として執行いたしました。  次の看板作製委託料ですが、公遊園などの名称の看板が古くなったものを新しい看板につくりかえたり、公遊園などの清掃業者の名前を表示する看板などの作製に要した経費でございます。  次の土地賃借料は、国有地と民有地を借りているため、7ヵ所の公遊園用地を借り上げる経費でございます。  次の維持補修費は、公遊園の園内灯や給排水の修繕などに要した経費でございます。  次の維持管理諸経費ですが、公園などの清掃をしていただいている方、また、土地をお借りしている方への謝礼としての経費でございます。  次の土木積算等システム管理費ですが、パソコンの保守点検及び機器の借上料でございます。  次の管理事務経費ですが、職員旅費、野草園のパンフレット印刷及び電話代、郵便料金などの事務経費でございます。  次の◎公遊園整備費でありますが、これは、公園緑地などを新設、改修整備に要する経費として執行したものでございます。  まず、設計委託料でありますが、緑化重点地区、富士見町・西町地区にあります石原小前公園の整備に向け、市民との意見交換を行いながら設計を実施した経費でございます。  次の緑化重点地区策定業務委託料でございますが、調布駅を含む中心市街地及びその周辺地区の整備計画を策定した経費でございます。  次の公遊園補修工事費は、公遊園施設などを安全で快適に使っていただくための各種補修工事を実施した経費でございます。  次の公遊園整備工事費は、緑化重点地区、東部地区で昨年度、市民参加により設計を行った入間町1丁目第2公園の整備工事を実施した経費でございます。  次の◎公遊園用地費は、公園緑地の用地取得に係る経費であります。  用地特別会計繰出金は、多摩川市民広場ほか3ヵ所の公園用地取得、また、先行取得債償還分は、基地跡地の西町公園取得のための土地開発公社へ繰出金として執行したものでございます。   332、 333ページをお願いいたします。  次の◎自然保護費は、調布の自然保護を目指し、そのシンボル的な事業として蛍飼育を行うための渇水用としまして、民間の井戸をお借りしておりますので、井戸の借用と電気料の経費として執行したものでございます。  道路課、郷土博物館所管分を飛ばしまして、次に、その下の目25「緑化推進費」をお願いします。  緑化推進費のうち緑と公園課所管分は、執行額は1億 9,047万 7,971円、不用額は 985万円余、執行率は95.2%でありました。  不用額の主なものにつきましては、移植・せん定委託料で、契約差金等により 377万円余が生じたものでございます。  以下、備考欄をお願いいたします。  ◎緑化推進事業費は、公園や道路の緑化を進めるとともに、民有地における緑の保全、創出、育成を支援していくための経費でございます。  自然保護相談運営費は、緑と花の祭典の緑化推進講演会の開催及び剪定講座の講師謝礼の経費でございます。  次の樹木等購入費は、樹木などが枯れた際など、補植するための樹木を購入した経費として執行いたしました。  次の公遊園等樹木管理費は、柴崎公園など規模の大きい公園や、直営ではできない高木の剪定など、樹木管理に要する経費であります。  次の崖線緑地等管理費ですが、 334、 335ページをお願いいたします。  最初の崖線緑地等管理委託料ですが、国分寺、布田、仙川の崖線緑地等の清掃、除草などの管理委託料に要した経費でございます。  次の看板作製委託料は、樹木の名前の看板を作製した経費でございます。  次の緑と花の祭典運営費は、植木組合等の実行委員会により緑化推進を図るため緑と花の祭典を開催した経費として執行いたしました。  次の花いっぱい運動事業運営費は、地域のグループが公園などのスペースを利用して花を育て、潤いのある町並みを形成することを支援するため花の苗の支給に要する経費です。  次の緑と花の運動補助金は、自治会などの団体が公共用地のスペースを利用して花を育てることを支援するため補助金として執行いたしました。  次の保全地区等補助金でありますが、残された民有地の緑を保存するための経費でありまして、内容は、保全地区補助金といたしまして33地区、3万 3,343平方メートル、保存樹木補助金は 263件、 4,791本、保存生け垣補助金は 132件、1万 3,791メートル、生け垣新設補助金は9件、 102メーターほか、撤去1件、33メーター、保存樹木等せん定補助金は32件、 213本に対して補助金を執行いたしました。  次の諸経費でありますが、損害保険料は保存樹木、保全地区、保全生け垣の保険料の経費でございます。  最後に、緑の保全基金への繰出金でございますが、指定寄附6件と預金利子を基金に積み立てるために繰出金として執行したものであります。この結果、緑の保全基金残高は、土地が18筆、約 5,288平方メートル、金額にしまして17億 100万円余、現金が5億 4,900万円余となりました。  その下の 2,000円の流用でございますが、緑の保全基金の定額預金の利率が0.25%から0.35%に変更となり、利子の増額分、緑の保全基金を繰り出すため委託料から流用したものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。  それでは、午前中の審査はここまでとして、午後にこの続きからということで審査を行いたいと思います。午後の再開は1時30分からといたします。  それでは、委員会を休憩いたします。    午前11時55分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時30分 開議 ○小林 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  これより環境部所管の質疑、意見を許します。  最初に、 258、 259ページ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続きまして、 260、 261ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   備考欄の上から○3つ目の雨水利用の問題なんですが、ここ12万円ほどの助成金で、これはこれで全く問題ないんですが、いわゆる雨水の活用という点で、ここに掲げられているものは、多分、個人宅でのことなのかなというふうに理解しているんですけど、この辺、ちょっと説明お願いできませんか。 ○小林 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   この雨水利用促進助成金につきましては、個人宅に雨水の貯留槽を設置するものでございます。なので、ためた雨水をお花の水やりですとか、車の洗車などに使っていただくために設置したものに補助を2分の1、上限2万 5,000円で出しているものです。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   これは、別のところで雨水浸透ますというのがありますよね。これ、多分、ますのほうは定型のものだろうというふうに思うんですが、この活用助成事業というのは、任意の、例えば容量、ためる貯水槽か、これについては何か助成基準みたいなのはあるんですか。 ◎仁藤 環境政策課長   補助金の上限だけで、リッターの上限というのはありません。 ◆雨宮 委員   ちなみに、その金額というのは幾らぐらいになりますか。 ◎仁藤 環境政策課長   設置金額の2分の1の補助で、上限が2万 5,000円となっております。 ◆雨宮 委員   私が質問した趣旨は、個人宅のこれはこれでいいと思うんですが、最近、ビルだとかマンションがたくさん建築されていますよね。そういう集合住宅への活用ということを何か政策的に考えていくような方向性というのはお持ちになっていないですか。 ○小林 委員長   はい、内野課長。 ◎内野 下水道課長   実際、雨水の浸透ますというのは、下水道課については開発行為とか、新築については補助というか、実際指導によって浸透ますの設置を促進しているというのが下水道課のほうの方針ですけれども、これから、そういった集合住宅とか大型ビルが建設された後、雨水についてどのように利用していくかということにつきましては、平成22年度に下水道総合計画を策定すると、その中で検討していきたいというふうに考えております。 ◆雨宮 委員   この雨水の活用は、先ほどもお話があったように、例えば花壇に水をやるとかというようなことが卑近な問題としては考えられますけれども、大型のビルやマンションなんかになると、例えば屋上に降ると、あれ、物すごい巨大な受け皿になるじゃないですか。あれを、例えば屋上で集めたやつを地下に誘導して、地下の貯留タンクにためておくみたいなことは一施工者だけだとできないと思うし、もちろん、本来であれば国の制度として確立していくべき内容だというふうに思いますけれども、自治体の努力としても、例えば今、建築指導の皆さんはいらっしゃいませんけど、建築の条例の中にそういったふうなことを盛り込むとか、これは、環境や下水道一体になって今後の課題としてぜひ取り組んでいっていただきたいと思いますが、方向性の問題として、その辺いかがでしょうか。 ◎内野 下水道課長   今おっしゃたとおり、市内で民間施設の大型施設、味の素スタジアムといったところについては、地下に貯水槽をつくりまして、それをトイレの再利用水として使うということをやっております。こういった大型の施設でないと、実際に貯水槽をつくって、そのままではありませんので、透水施設をつくり、それから、殺菌すると。また、実際に渇水になったときには、上水も入れなければならないというような設備投資がちょっとかかりますので、そういうものを含めて、これから計画の中で検討していきたいというふうに思ってございます。 ◆雨宮 委員   いずれにしても一朝一夕というか、きょう、あすですぐなるという話でもありませんから、大きな政策方向、基本方向として据えてもらって、ぜひ22年度の計画の中に頭出しだけでもできればというふうに思いますんで、その点よろしくお願いします。  もう一点、このページで続けていいですか。 ○小林 委員長 
     どうぞ。 ◆雨宮 委員   一番下から2番目の深大寺。今、深大寺方面というのは、7階関係も含めて非常に注目を集めていて、中心市街地に次ぐ、調布のまちづくりにとって、ある意味でキーポイントというか、焦点を浴びている地域だというふうに思いますけれど、ここにある環境資源の活用事業基本構想策定となっていますけれども、ほかの調査や何かに比べると、この 183万円というのは、逆に何か異様というと言い過ぎなんですけれども、金額的に非常に少ないのかなという気がするんですけども、 180万円でできる調査というと何があるんですかね。あそこ、結構、地域的には広大ですよね、エリアとしては。だから、具体的にどのエリア取りをしているのか。そして、資源活用ですから、既存の資源をどう生かしていくのかということが主なベースラインになると思うんですが、今の段階で説明をいただける範囲で結構ですから、ちょっとお願いできませんか。 ◎仁藤 環境政策課長    180万円というのは、やはり、お安いと。予算としては 300万円計上させていただきましたが、競争入札をした結果、落札が 183万 7,500円となりました。お問い合わせの範囲につきましては、おおむね神代植物園から高速を挟みまして野川までの間で、佐須地域を流れております用水沿いの地域をエリアとして考えております。 ◆雨宮 委員   環境関係の調査って、私はイメージがよくわかないんですけれども、だけど、結局、あの地域で調査をやるとなると、基本は踏査調査ですよね。現地を歩いていろいろ調べて、もちろん文献調査もあるんでしょうけれども、入札でこれだけだったからって言えば、それはそれで終わっちゃうんでしょうけどね。具体的な委託調査の仕様みたいなものというのは当然定めてありますよね。ちょっとお聞きしますけれども、 300万円の予算取りをしていて、実際に入札にかけた段階で、落札じゃなくて応札、事業者が何社あって、応札の幅、どのぐらいのあれで分布しているのか。手元資料でもしわかれば教えてください。 ◎仁藤 環境政策課長   済みません。応札が何社応じたかというところは資料を持ち合わせておりませんけれども、歩いて調べるという調査につきましては、20年度の基本構想策定以前に深大寺の地域資源活用調査というのをかけておりまして、植物、文化、文献、それから、植生、それを年、季節ごとに調査をかけておりますので、今回の20年度の調査につきましては、その部分は実施しておりません。その前段階で行った基礎調査をもとに基本構想の資料としております。 ◆雨宮 委員   簡単に言えば、まとめということなんですかね。前段で調査したことのまとめと、それに基づく一定の方策をつくったというふうに理解しておけばよろしいんですか。 ◎仁藤 環境政策課長   具体的な基本計画につきましては、今年度策定してまいりますけれども、大まかに先ほど申し上げましたエリア内で整備をしていく方向性を示したというところであります。 ○小林 委員長   よろしいですか。 ◆雨宮 委員   はい。 ○小林 委員長   ほかにありますか。はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   先ほどの発言の訂正をさせていただいてもよろしいでしょうか。貯留槽の限度につきまして、対象が容量がありませんというふうにお答え申し上げましたが、容量が 100リットル以上 500リットル以下ということで規格が決められておりますので訂正いたします。 ○小林 委員長   雨宮委員、よろしいですか。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   このページ、よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   次に、 262、 263ページ。はい、福田委員。 ◆福田 委員   多分、ここで聞いても大丈夫だと思うんですけれども、一番下のISO 14001の事業費のところなんですけども、事務報告の 382ページに環境目標の達成度という一覧表が出ているんですけれども、幾つか項目があって、2項目だけ未達成なんですけども、そのうちの1つは、住宅機器の助成 110件が 109件ということは、未達成だけどもほぼ達成に近い数字で、あと、生け垣がちょっと足りないだけなんですけども、あとはすべて達成というふうになっているんですが、この目標というのはどんなふうに設定しているか、ちょっと教えていただきたいんです。 ○小林 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   ISO 14001の目標設定につきましては、自分で目標を設定することができます。なので、どこそこの基準を達成するというものではなく、自分が達成できるぎりぎりのところというんでしょうか、そういうところで、前年度ですとか、その他の状況を勘案しながら環境管理委員会等で諮りながら目標を設定しております。 ◆福田 委員   わかりました。ちょっとうがった見方をすると、何かほとんど達成しているのを見ると、達成の数値がわざと甘いんじゃないかという、そういう見方もできなくもないのかな。いや、皆さんが御努力されているのは十分理解できるんですけども、例えば上から3番目のガスの使用料なんかは、目標値に対して27%も削減できているんですよね。だから、ちょっとその辺、どうなのかなと思って、ぶっちゃけた話を。 ◎仁藤 環境政策課長   ガスの達成率につきましては、この間、ESCO事業がございまして、ESCOの設備が電気系の設備が導入されました。それで、ガスの使用についても、努力できるような目標を計算して、達成できるかぎりぎりのところを設定したんですけれども、かなり設備的なところでガスの使用が下がり、電気系統のESCO事業の機器を使ったということが割に起因していると思います。 ◆福田 委員   わかりました。環境問題って、多分、市民の人の関心、これからどんどん高くなっていくと思うんで、さらなる努力をしていってもらいたいと思います。  以上です。 ○小林 委員長   ほかに。はい、真山委員。 ◆真山 委員   公害防止対策費の真ん中にある工場認可等事務費、工場指定作業所台帳整備委託料というのがあるんですが、これはどういうものなんでしょうか。お答えよろしくお願いします。 ○小林 委員長   はい、三井担当課長。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   これについては、指定作業所、具体的には洗濯屋さんであるとか、ガソリンスタンドであるとか、そういったものの届け出が環境政策課に必要になってまいりますが、それを今まで紙ベースで保管してあったものをパソコン処理というか、データ化して、市民にすぐ提供できるというか、事務的にも効率よくするためにしたものでございます。 ◆真山 委員   ありがとうございました。そうすると、具体的には、その台帳、どんな用途で使うというものなんですか。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   一番具体的には、ガソリンスタンドであるとか洗濯屋さんなんか薬品を使って運営をされていますけれども、それがなくなった後、要は、窓口に来るのは不動産屋さんが多いんですけども、以前、そこに何があったのかということで調べに来ます。そこに指定作業所があった場合には、土壌汚染が発見されていないのか、いるのかというような調査で不動産屋さんがまいります。具体的には、このような案件がございます。 ◆真山 委員   ありがとうございました。ちょっと細かいところから入ってお伺いしたいのは、この公害防止対策費というのはいろんな項目が上がっていますし、割と環境部のほうの、確かに公害対策とか環境問題ということで、いろんな数々のたくさんの事業というものをやっているんですね。そういう細かい調査とか研究があるんで、委託料というのがすごく多いような気が私はするんですが、この委託料ということでちょっと伺いたいのは、先ほどちょっと出ましたけれども、委託先というのはどんなふうなことでやっているのか。それから、どういう委託先が多いのか。例えば市内とか、市外とか。それから、あとは入札でやっているのかなと思うんですが、入札でやっていらっしゃるのかどうかとか、その辺の環境部がやっている委託先の全般的な傾向みたいのをちょっと知りたいんですけれども、お願いします。 ○小林 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   公害防止対策費等の委託料につきましては、国で定めている調査につきましては、一斉の調査の委託先でございます。それと入札をしているものも一部ございます。それから、地下水汚染の浄化等の委託料につきましては、機器を借り上げている専門業者がございますので、借り上げている業者に委託をまたかけるというような形になります。 ◆真山 委員   わかりました。例えば公害防止対策費の中の大気汚染等測定調査費の中に騒音測定機器購入費というのがありますよね。騒音の調査委託先というのはないみたいなんですが、その場合は、市が独自でやっているというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   これにつきましては、市内にはいろいろ工場等もあり、騒音問題で近隣トラブルが発生しておりますので、環境基準というものがありまして、○○デシベルという単位ですけれども、そういうような調査、継続的に職員が行って、その計器を使って測定するための購入費でございます。実際には、この機械を使って職員がはかっております。 ◆真山 委員   わかりました。それから、その下のところの地下水汚染浄化対策費の中に、まず、委託費というのがありますよね。委託費があって、その下に地下水汚染浄化機器等借上料というのは、これは、委託とはまた別な、この業務の割り振りというか、どんなふうになっているんでしょうか。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   地下水汚染浄化費につきましては、毎年、市内にあります民間井戸20ヵ所、1年に20ヵ所の調査をやっております。この調査につきましては、飲み水ということではなくて、生活用水として使えるというようなものの調査をやっております。  それから、地下水の浄化対策費についての委託料につきましては、浜食さんの隣の市有地で地下水から汚染が発見されたということで、そこの地下水を浄化して、府中用水に流すための機器の委託料と調査費でございます。  以上でございます。 ◆真山 委員   わかりました。 ○小林 委員長   はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   湧水対策なんですが、このページで言えば、上から1つ目の◎ということになって、お聞きしたいのは、ここにある施設設置費ではなくて、国分寺崖線、具体的にもう少し言いますと3・4・10の延長問題が今、都市整備のほうで地元の関係者といろいろなやりとりがあるというふうに聞いていますけれども、崖線、はけの湧水保全というのは、非常に重要な問題だし、ましてや道が通ったり、あそこは外環の近傍でもありますけども、特にあそこ、実篤記念館がありますよね。あそこの周辺のちょうど交差状になっているところが、3・4・10の延長線とずっと深部のほうを外環が通る予定路線になっているというふうに言われているんですよ。都市整備部のほうでは、自然に悪影響を与えないような道路形態を検討していくということが盛んに言われているんですが、環境サイドから、特に湧水、わき水を守るという角度から環境部としての取り組みを何か考えていく必要があるんじゃないかと思うんですが、その辺については、現時点ではどんなスタンスをお持ちなんですか。 ○小林 委員長   はい、塩足次長。 ◎塩足 環境部次長   今、3・4・10とか実篤の付近ということ、あるいは崖線と湧水というようなことでの御質問ですけども、道路づくりは都市整備部ということで市役所の中で役割分担等もありますが、市全体として調布市の緑を守る、水を守るということは一体でやっていくということで、まず、事業部門としてどういうことができるか、やるか。いろいろフォーシーズンの委託調査もかけるということで、よりベターな方策をとりたいということで事業部門はやっていると思います。  それから、私どものほうも環境基本計画に基づいて、国分寺崖線の緑を守るとか上位の目標に掲げておりますので、それらが市として達成できるように今、両部門間でいろいろ協議しながら進めているところです。 ◆雨宮 委員   その第一歩というのか、何ていうのか、ちょっとあれですけども、例えば一番基礎データを集めるという意味で言うと、やはり、現地調査を環境サイドのほうからイニシアチブを発揮して調査をかけていくというような取り組みも必要なんじゃないかなというふうに思うんですが、そんな心づもりというか、準備というか、何か考えているんですか。 ◎塩足 環境部次長   委員のほうも予算等で御存じかと思いますけども、実際の調査費をつけているのは事業部門のほうの都市整備部のほうでつけている。環境部のほうでは、そういう計上はしていないというのが現状でございます。 ◆雨宮 委員   環境サイドでの独自の調査というのは、例えば、いろんな大きな公共事業をやる場合には必ず環境アセスをやるじゃないですか。もちろん、この3・4・10が環境アセスの都条例上の、あるいは国のアセス対象に多分ならないだろうというふうには思うんですが、だから、当然、調査義務はないとしても、今、塩足次長がおっしゃったように、調布市自身の取り組みとしてということで位置づけられるんであるとすれば、やはり、環境サイドからの環境という立場での必要な調査、この場合には、特に湧水とかその周辺事情に的を当てた調査という形で絞り込んでもいいと思うんですけれども、そういうことをきっちり位置づけてやる必要があるというふうに思うんですが、今後の方向性の問題としてでもいいんですが、もう少し明確な答弁をお願いできますか。 ◎塩足 環境部次長   今後もずっとということではないかもしれませんけども、今時点でいけば、アセスの適用を受けてやる事業においても調査のほうは事業者側のほうが調査して、あるいは、どういう調査をするかという計画を立ててという流れがございますので、アセス的にやるにしても、基本的には事業者側のほうの責務において実施していく。あるいは調布市として崖線を守るという、具体的にどういうことに配慮すべきだというような項目は、突出して何か希少動物まで含めてどうだとか、ここは水が大事なんだということを調布の地域固有の課題として配慮すべき項目としては挙げられるかもしれませんが、だからといって調査まで環境部門のほうでやるかというと、今、ちょっと私だけかもしれませんが、そういう調査は事業者側のほうでやっていくというような流れでやっております。 ◆雨宮 委員   具体的な、例えば予算措置をどうしたとか、こうしたとかという話は、今の話のとおりでいいと思うんですよ。ただ、今、はやりというと語弊があるんだけど、要するに、庁内横断的な、総合的な取り組みをという意味で私、言っているつもりなんですが、その点はよく受けとめていただいて、環境部のほうからも、やはり、環境専門ですからね。専門家としての立場で、手は出さなくても口は出すということをお願いしたい。  それから、もう一点、地下水汚染の問題なんですが、事務報告書の 380ページの一番下、13の地下水汚染調査事業というのがありますね。次のページ、地下水汚染浄化対策事業まであるんですが、ここで私がおやっと思ったのは、私、以前、建設委員をやっていたときに、この地下水の汚染調査については、結果の数値が生で一覧表で事務報告書に出ていたんですよ。皆さんの中で、そういう記憶を持っている方はいますか。かつて一覧表で出ていたんです。御存じないですか。御存じない。  ということで、私もおやっと思ったんで、実は、事務報告書を20年ほどさかのぼってちょっと調べてみたんですよ。あそこに資料室があるから、それはすぐできるんですけど、さすがに昭和を調べてもしようがないから、平成2年から。これがそうなんですよ。生データね。多摩川1丁目からずっと行って、調布ケ丘1丁目、これ、20ヵ所か21ヵ所、同じ調査をやって、こういう結果を出しているのと、今回のこれは何でしょうかということが、まず第1の疑問点なんですよね。  これには、こういうところではかりましたということが書いてあるわけでしょう。しかも、その14のところで浄化対策事業、これは、平成19年度の 380倍から平成20年度においては 250倍に低下していると。今年度のやつは、基準値も書いていないんですよ。この当時、平成2年の当時のやつには、一覧表のデータが出ていて、その下に脚注で水質基準という基準値まで示されているんですよ。  それを年次ごとにずっと追いかけていくと、これ、全部やっていたら時間が幾らあっても足りませんからあれしますけども、平成3年まで基準値が出ているんです。4年になってくると今度は数字だけです。それでも数字が全部出ています。どんどん追っかけていくと、突然、平成6年から、この年は地下水調査の結果……ここもまだあります、出ています。こうやっていくと途中で消えるときがあるんですよ。  これは平成7年です。この年から今のような、非常にどこにあるんだかわからないようなデータになっちゃっているんですよ。しかも、もっと驚いたことに、ここに20年度においては 250倍に低下しているとなっていますよね。これは多摩川3丁目のところでしょう。あの浜食さんというところ。それから、鶴川街道を1本向こうへ行った今のガソリンスタンドがあるところ、今、あそこをめぐっては問題がいろいろ起きていますよね。調布市もその当事者の一人になっているはずですけども。  それで、本当にこの事務報告書というのは精査されてつくられているんだろうかという疑問が出てきた。といいますのは、今が 250倍でしょう。この値が前々、前年から変わっていないところが連続して出てくるところがあるんですよ。これは、13年度のやつです。この年から曝気のあれ、始まるようですね。  これ、14年度の事務報告書の該当する部分です。地下水汚染浄化対策事業となっていて、地下水の汚染浄化機材を環境事業団より借り上げて、多摩川3丁目市有地、市が持っている井戸より揚水して浄化、15年3月3日現在、テトラクロロエチレンの濃度は環境基準の 2,600倍から 1,600倍に低下しているという記述があります。なるほどなるほどと見て、翌年です。15年度の事務報告書です。同じ環境事業団より借り上げて同じ場所を浄化した。16年3月20日現在、さっき読み上げたのが15年3月3日ですから、ちょうど1年後です。そのクロロエチレンの濃度は基準値の 2,600倍から 1,600倍に低下している。気がつきましたか。数字が全然変わっていないんですよ。もう一回読みますよ。15年3月3日現在、濃度は、環境基準の──ここよく覚えておいてください── 2,600倍から 1,600倍に低下している。つまり、14年度の1年間をかけて、曝気だと思いますけど、浄化処理をやったら約 1,000倍相当の濃度が下がっていると書いてあるんですよ。15年3月3日で。ちょうどその1年後ですよ。1年後、16年3月2日現在では、環境基準の 2,600倍から 1,600倍に低下している。これ、浄化対策を継続してやっているんですよね。やっていますね。これ、私の読み方が違うのかよくわかりませんけど、さらに、16年度、これもちょうど1年たって、やはり、環境基準の 2,600倍から──これ、 2,600って、もともとが 2,600という読み方をするんですかね。だけど、1年間経過しているんだから低下したところより、さらに何倍分下がっているというふうに読むほうが普通のように私は思うんだけど。ところが、今何でそういうことを言ったかというと、次の17年度になると表現が変わってくるんですよ。  平成12年時点では、環境基準の 1,300倍だったものが18年1月7日、17年度ですよね。約1年間経過して 630倍になっている。だから、明らかにこの年度は、ここまできたやつがここまで下がったよという言い方をしているんです。その前の年度は、ここがスタートで、ここから 1,300倍になって、丸1年たっても 1,300倍としかなっていないと。表現が統一されていないんですよね。だから、どっちが正解なのかがよくわからないし、しかも、さっき言いましたように、こういう数値表がなくなったのは、12、13年のころからなくなっちゃっているんです。だから、検証のしようがないんですよ。これは、一体、事務報告書のあり方としてどんなものなんでしょう。
     だから、これは、現在の皆さんを責めているという意味ではないんですよ。過去から連綿として同じような前例主義で多分やってきているんだろうから、それがこういう結果になっちゃっていると。これ、何を基準に見たらいいのか。本当に信憑性があるんだろうかというふうに言われても 100%否定し得ないでしょう。と私は思うんですよ。どんなもんでしょう。 ○小林 委員長   仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   事務報告書に20ヵ所の地下水の調査の結果が載っていたというところでは、現在のところでは、環境速報が名前を変えて、現在のところは、「未来へつなぐ調布の環境」というデータブックをつくっておりますが、そちらのほうに地下水の状況として調査した20ヵ所につきましては、採取日と物質の濃度、検出されたもの、それから、環境基準については表記させていただいております。  次の御質問の地下水汚染浄化対策の浜食のところ、多摩川3丁目で浄化しているところにつきましては、確かにこの浄化の報告については、毎月浄化報告が上がってきておりまして、この数値を事務報告書に載せるにつきましては、年度の末の数値を採用させていただいておりますので、大まかにこのぐらいの数字ということで掲載しているわけではなく、調査数値を表記させていただいております。 ◆雨宮 委員   いや、言いたいのはそういうことではないんですよ。環境速報に書いてあるなら、それはそれで見ればいい話なんですけど、例えば、こっちのほうにも括弧書きでもいいから、詳細は速報のほうに記載みたいなことが書いてあれば、それは一体性をもって理解できるわけですよ。だけど、たまたま私、何年か前に建設委員をやっていて、その表が頭にすり込まれていたということが何かあれなのかもしれませんけども、やはり、記述の一貫性、表現の一貫性というものについては、それは変更を加えるときには、それが明確にわかるような記述というか、表現というか、これ、やらないとだめなんですよ。そうしないと、今のような説明を受けて、初めて速報を見てみましょうという話にしかならないでしょう。最近、市民の皆さんもいろいろ調べる方が多いですから、事務報告書というのは、何だかんだ言ったって決算の報告書ですから、ある意味では一番重みが大きいんですよ。だから、あっちの、いわば傍流の資料にありますからというんじゃ、これは言いわけにならないですよ。今後の改善方向としてはどうでしょうか。 ◎塩足 環境部次長   記述の一貫性は、当然、そういうものを保ちながら表記すべきだと思いますので、改善に努めます。  それから、ちょうど環境白書を調布市でつくって、それから、白書と白書の発行の間に年次速報を発行するという体制をとったのが平成11年度前後だったと思いますけれども、その際も、この事務報告書は、もう一方ではボリュームが厚くなり過ぎているということで、膨大な表等は極力というような要請もあったことから、そういう何かを見えないようにしようという意図などというのは全くなく、白書の系列で表示していこう、速報で環境として出していこうという意思が強かったんだと思いますが、もう一方、御指摘のとおり、きのうまで載っていたものが急になくなっているわけですから、ここについては速報のほうに引っ越しましたという案内をやってしかるべきだったかなと思っておりますので、以後気をつけたいと思います。 ◆雨宮 委員   そういうふうに改善していただきたいと思いますが、ただ、ここの20年度の事務報告書で言うところの14番、浄化対策事業というくくりありますよね、目15の。ここで言っている 250倍、あるいは基準値 1,300だったのが 250に低下しているという表現と、冒頭に紹介したように、平成の初期の 2,600倍から 1,300倍、そういうのが2回同じ記述が続いていたり、要するに、どこが基準なのか、何を基準にしているのかというのが、その点もあいまいでよくわからないんですよ。それは、今の皆さん方の認識としては、何を基準に 1,300から 250になったりというふうに理解しているんですか。  なぜ、そういうことにこだわるかといいますと、さっき言ったように10数年ぐらい前までは、少なくとも基準値の絶対値が載せられていたんですよ。そうすれば、それに対して何倍というのは計算で出ますよね。何を基準に 2,600倍といっているのか。あるいは1年たっても数字が変わったのか、変わらないのかというのがわかるんです。基準値、要するに測定の基準値もなければ、その倍数も何か、あるときは 2,600になったり、あるときは 1,500になってみたりと、どこを基点にしているかというのもわからない。これだとすべてが総体的な位置関係しかわからないような表現なんですよ。私、地下水、ここの部分にこだわっているのは、この地域、長い間にわたって下がってはきているけども、まだ完全に基準値におさまっていないわけでしょう。しかも、基準値をはるかにオーバーしているわけだから有害性があるわけですよ。  だから、やはり、そういう問題の本質をどこでとらえるかということをちゃんとやらないと、何か横並び一線で、少しページ数を減らしましょうよと、そういう努力は努力でいいと思うんですけど、だけど、必要なところまで削ってしまうということにもなりかねない。しかも、この現地は、今も言いましたけれども、現に、まさにこの土地の隣接地をめぐって、汚染が原因になって、調布市との間に訴訟まで起きているわけでしょう。これは、そういう非常に重要な中身を持った調査なんです。そういう認識を持って当たっていく必要があるし、今までだって、そういう認識を持ってないとは私も言いませんけれども、だけど、やはり、残念ながら結果に出るんですよ。ちょっとそのあたりで今後の問題、先ほど塩足次長のほうから答弁いただきましたけれども、もう少し、より根本的というか、基本的な部分で、部長、答弁どうでしょうか。 ○小林 委員長   はい、長岡部長。 ◎長岡 環境部長   まず、記述につきましては、今、御指摘いただいた点を踏まえて改善をしようと思います。今さら言いわけをしてもしようがないんですが、かつて事務報告書をめぐっては、幾度か見直しがありました。規格もB5からA4になったり、そのときに厚いとか、薄いとかという行ったり来たりもありました。今、御指摘の対策事業については、かつては表だけが載っていて、その表が何を意味しているのかという部分がなかった。それから、今度は、表がページ数の厚さに大きな部分を占めていたので、その表はどこかに載せるということで割愛したと。こんないろいろな経過があったと思います。  14番については、今、現に隣接地をめぐっての問題もありますので、ここの表記からすると、経年における基準に対して、経年でどう変化したかというのを、ほかの部署であると思いますけれども、経年変化として3ヵ年程度は載せるというようなことで、その数値を載せ、どう変化したのかということを合わせて表記していきたいと思います。  それから、そのほかについても、今、委員御指摘のように、事の重要性をかんがみて、その表記については工夫をして、わかりやすく適切に伝えるということで努力をさせていただきます。 ◆雨宮 委員   わかりました。ちょっときつい言い方になってしまいましたけれども、ぜひ、真意を酌み取っていただきまして、改善方、よろしくお願いします。 ○小林 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、 264、 265ページ。はい、真山委員。 ◆真山 委員   右側備考の真ん中のちょっと下、生活環境対策費というのは、先ほどちょっと御説明があったと思うんですが、これ、どういうもので、どういうことをやったのか、ちょっともう一回説明をお願いします。 ○小林 委員長   はい、三井担当課長。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   少し詳細に説明させていただきますと、これは、深大寺東町7丁目にひとり住まいの高齢者の方がいらっしゃいました。死亡後、相続人が不存在なため老朽化した空き家が放置され、近隣住民から環境政策課のほうに再三にわたり、害虫だとかネズミだとか、いろんな関係で苦情が寄せられてまいりました。その結果、平成20年3月に納税課が相続人不存在により裁判所に申し立てを行いました。その結果、財産清算に1年以上かかるということで、近隣住民からもっと早く何とかしてくれよというようなお話がございまして、相続財産管理人を通じて、裁判所の同意を得まして、市が一時的に老朽化した家を解体したというものでございます。  当然、当初予算がございませんので、予備費から財政課と調整して流用させていただいて解体したということでございます。 ◆真山 委員   わかりました。そうすると、この土地は、現在、更地ということになって、法定相続人というんですか、その方の管理になっているわけですか。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   その土地は、法定相続人ではなくて財産管理人、弁護士さんが間に入りましたが、結果的には、その家の隣の方が土地を購入したと。今現在、そこがどうなっているかというのは確認しておりません。 ◆真山 委員   そうすると、これ、だれも相続する人がいないからしようがないのかなという感じもするんですが、こういう場合というのは、工事費、回収するということは可能なんですか。それとも、もうこのままになっちゃう。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   この件につきましては、結果的に土地が売れまして、市が解体費用として 300万円かかりましたけれども、それは、市のほうにいただいております。 ◆真山 委員   わかりました。そうすると、こっちに予備費から持ってきているけども、それはもとに戻ったというふうに考えてよろしいんですね。  あと、最近、高齢化でこういうケースってふえるのかなという気もするんですけど、例えば現時点で市内でこういうことというのは、ほかにも例があるんでしょうか。これに似たような例とか、こういうふうになりそうな例とかというのは。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   このケースは相続人がいないであるとか、庁内の各課が連携して本当にうまくいったケースで、レア的かなと思いますが、今、委員がおっしゃったように、現在、私どもで関係している空き地に限らず、民民との関係でも樹木の剪定なんかで依頼がまいります。そこには、当然、お年寄りの方、この間までいたんだけれども、御夫婦で入院されちゃって管理ができないというようなことで、そのようなケースも入ってきておりまして、間に弁護士さんが入るだとか、後見制度、後見人さんが入って、その方が処理をしていくというケースも幾つかはケースとしてございます。 ◆真山 委員   ありがとうございます。 ○小林 委員長   よろしいですか。 ◆真山 委員   はい。 ○小林 委員長   ほかにありますか。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   シックハウス対策事業費のことでお伺いしたいんですけれども、対策委員会だとか有識者会議、こういった開催もされておりますけれども、その中で、この事務報告書を見ますと、シックハウス症候群対策ということで、室内化学物質簡易測定を2件、市民からの要望で実施されたということなんですが、この点について御質問したいんですけれども、これは、こういう市民からの要望によって実施するというのはいつぐらいから実施されているのか。また、これ、対象物件はどうなのか。あと、測定をするのに費用というんでしょうか、幾らぐらいかかっているのか、3点お伺いしたいんです。 ○小林 委員長   はい、三井担当課長。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   申しわけございません、1点目のいつごろからやっているかということについては、今現在ちょっとわかりません。  2件の市民の家からございましたから、環境政策課のほうとしては、簡易測定でありますので、検知管という簡単な器具ですけれども、ホルムアルデヒドとトルエン、パラジクロロベンゼン、この3物質をはかることができます。ほとんどホルムアルデヒドなんですが、そういうことで、1日密封した上で、その後、職員が行ってはかるという簡易測定でございます。測定については民間の家ではかる。  あと、公共の建物については、それぞれの担当セクションで予算化をしていただいて、測定には、金額は今ちょっと言えないんですが、結構な費用がかかるんですが……。 ○小林 委員長   以上ですか。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   今、一部屋幾らという金額は、今ちょっと持ち合わせておりません。 ◆内藤 委員   ありがとうございます。対象物件が民間ということなんですけれども、例えば今、新築住宅なんかでもシックハウス対策ということで環境に配慮した資材をかなり使っていると思うんですが、たまたま2件要望があったから測定をするのか。例えば、この辺、要望があったときに初めて測定をするということになっているんでしょうかということなんです。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   現在のところ、要望があった時点で職員が出向いて測定をしているということでございます。 ◆内藤 委員   わかりました。費用のほうはかなりかかっていると。ここの対策事業費の中で、どこにこの2件分が載っかっているんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   シックハウス対策事業の○の諸経費のところに 4,880円が掲示されておりますけれども、その分の中で、ガス検知管費が消耗品費として 4,200円かかっております。その費用で2件分測定ができております。 ○小林 委員長   はい、塩足次長。 ◎塩足 環境部次長   先ほどいつからかという御質問にお答えできなかったんですが、一般家庭における簡易測定の実施は平成15年度からで12件、それから16年度3件となっております。 ◆内藤 委員   ありがとうございました。 ○小林 委員長   ほかにありますか。よろしいですか。真山委員。 ◆真山 委員 。  もう一点。 265ページ、一番下の点線で区切られた部分で委託料からそれぞれいろんなところへの流用というのが出ているんですが、私、ちょっと不勉強で申しわけないんですが、いろんな款、項、目の最後のところで、まとめたところで流用というのは出ているのは何となく見ているわけですね。それは認識していて、例えば、中のこの項目からこっちへ流用するのは、そういうケースもあり得るのかなというふうに見ているんですが、ここのところを見ていますと、すべて委託料から流用になっているんですが、委託料というのは、私の理解では外へ払われるお金じゃないかと思うんですが、その外へ払われるはずのお金を中のほうへ持っていくというのは、この辺はどうなのかなという疑問があるんで、その辺の疑問にお答えしていただきたいということと、それから、現実的に、金額の大きい小さいなんですが、大きいものもありますので、何でこんなに大きな委託料を流用するというのはどういう理由があるのかなというのは、ちょっと疑問にしておりますんで、もちろん、法的には別に問題ないことなのかもしれませんけど、その辺、ちょっとわからないので、教えていただければありがたいと思っております。 ○小林 委員長   はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   委託料は、確かにおっしゃるように外に支払うべきものでございますが、この委託料の流用につきましては、予定していなかったところでの支出があったときに、款、項、目の中でとか、事業費の中でお金を探すことになります。そうしましたときに、最初不用額が 700何万円出ておりましたが、競争入札により契約差金で大体 500万円近いお金が委託料で出ております。その中で想定されなかったところへの流用をかけたものが一部。  それから、事業の相手先が変更になったことによって、委託料から流用をかけたものがございます。具体的に申し上げますと、一番上の委託料から旅費へ流用というのは、これは、低炭素都市推進協議会へ、このたび環境モデル都市に応募しましたところ、ワーキンググループだとか、その設立に際しまして、協議会に出席することが必要になりまして北九州市に、予想しないところで出張が発生しましたので、それを流用いたしました。  次の委託料から使用料へ流用というのは、先ほどから議論の対象になっておりました地下水の浄化に関するもので、曝気塔を撤去する予定で予算組みをしたんですけれども、継続しようということで、その仕様が変わりましたので、委託料で同じ地下水汚染の中で計上していたものの委託料から使用料へ科目を移したものでございます。  次の委託料から負担金及び交付金に流用 100万円というのは、こちらは飼い主のいない猫の不妊去勢手術を地域ぐるみでやっていただくということを目途としてグループを形成して、そこに委託をかけましょうというふうに動いておりましたが、受け手側の団体が解消されたために委託がかけられず、その不妊去勢をしております負担金補助で一部しておりましたところに同じ目的として使い方の違いとして流用をかけました。  次の委託料から積立金の流用 1,000円につきましては、利子積立金の利子の利率が上がったがために 1,000円分積立金に積み増しをするために支出したものでございます。  最後の工事請負費へ予備費流用は、先ほど三井のほうが御説明しましたように、独居老人死亡のための対応として予備費を充用させていただいております。  以上でございます。 ◆真山 委員   ほかは納得はできたような気がするんですけど、一番上の委託料から旅費への流用の説明は、私がちょっと腑に落ちないのは、この場合だったら委託料じゃなくて予備費から出すのがルールに合ったやり方じゃないかなと思うんですけど、そういうことはないんですか。
    ◎仁藤 環境政策課長   予備費を出すというのは、まず、自分の環境整備費の中から予算を探るということが予算の手当てをする順番というものが決まっておりまして、それで委託料から旅費への流用をかけたものです。 ◆真山 委員   わかりました。それでいいのかなという感じもしているんですが、やはり、先ほどもちょっと環境部の中で委託料の話、私、取り上げましたけれども、委託料というのは割と多いなという印象をまずお話ししました。それから、伺ったら、入札なんかやるんで、金額が余ることもあるというようなことをおっしゃっていましたけれども、そうなると、この委託料というのは、ある程度、予算を決めるけども、足りないときもあるんでしょうけど、余っちゃたら、そのとき、そういう金額をほかへというのがそんな簡単にいいのかどうかという、私自身はまだちょっと納得し切れないところがあるんですけども、説明を聞くとそういうところがあってもしようがないのかなという気もしますが、私の理解のあれでは、この辺ぐらいしかできないんで。雨宮さんあたりがこれを聞いてくれるのかなと思っていたんですが、出ないんで、私の乏しい知識で伺わせていただきました。 ○小林 委員長   ほかにこのページ、はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   流用の話じゃないんですけど、最初の説明の仕方の問題で、ちょっとまた注文なんですよね。確認しますけれども、この工事請負費の 317万円の流用というのは、その上の独居対策ということでよろしいんですか。解体工事費。 ○小林 委員長   はい、三井担当課長。 ◎三井 環境政策課生活環境担当課長   そのとおりでございます。 ◆雨宮 委員   そのことを確認した上でなんですが、もともとの予算額 302万円ですよね。それに対して流用額が 317万円、補正ではないけれども、言ってみれば事実上の補正みたいなもんですよ。当初予算額の実額を超えるような使い方の変更がある場合には、やはり、最初の説明のときに、この流用部分も含めて補足説明というのか、やられてしかるべきだというふうに私は思うんですけどね。単なる流用だから、それでいいということにはならないと思うんですよ。その辺どうでしょうか。説明の仕方の問題です。 ○小林 委員長   答弁求めます。はい、仁藤課長。 ◎仁藤 環境政策課長   最初の御説明のときに、一番最後の◎として生活環境対策費 302万円のことについて御説明をして、その御説明のときには市が予備費を流用して家屋の解体に要した経費というふうに御説明差し上げましたが、この 265ページの一番最後の予備費の点線以下の部分について、それと合わせて念を押すところが抜けておりました。予備費を流用しているところについては、最初の御説明の中で少し触れさせていただいておりました。 ◆雨宮 委員   ちょっと私の聞き落としもあったようですが、誤解していただきたくないのは、こういう流用をすべて全部説明してくださいということを言っている意味合いではなくて、さっきも言いましたように、当初の予算額に近いか、あるいは、それを上回るような流用の場合にはしかるべく説明を加えてほしいということですので。 ○小林 委員長   はい、塩足次長。 ◎塩足 環境部次長   ちょっと誤解があるかもしれませんが、生活環境対策費 300万円の執行で、ここに決算事項別に表示されておりますが、これは、予備費を充用する際に科目設置をして設けた科目でございます。当初にはない(「そうなんですか」と呼ぶ者あり)。こういう独居老の生活環境に対する苦情というのが発生するか否かは当初予算ではわかっていなかった事象ですので、この倍の金額をやったわけではなくて、この 300万円充用することの受け口のために歳出の科目を設けたというものでございます。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   では、説明員に申し上げますけれども、簡潔、明瞭にわかりやすく、くどくど説明をするんじゃなくて明確に、委員が尋ねていることに答えるということをお願いしたいというように思います。  それでは、このページないようですので、次に、 266、 267ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   職員の人件費のところで諸手当なんですが、その中に特別調整額というのがありますよね。これは、ちょっと私、認識していなかったんですが、給与体系を変えたじゃないですか、ここ1、2年。要するに東京都に合わせるとか言って。それに伴って出てきているものなのか。それとも、もともとあったものなのか。その辺、ちょっと確認しておきたいんですが。 ○小林 委員長   はい、高田課長補佐。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   こちらにつきましては、従前の管理職手当でございます。それが名前が変わって、こういう名前になっていると思います。 ○小林 委員長   今の答弁は、もう一度よくわかりやすく述べてください。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   従前ありました管理職手当が名前が変わりまして特別調整手当になったものでございます。 ◆雨宮 委員   そうすると、これ、本当に純粋に名称が変わっただけで、体系だとか、額について全く従前どおりなんですか。私、別に特別調整額なり手当がまかりならんということを言うつもりじゃなくて、今、人件費問題って非常に世間の注目も浴びているし、特に調布の人件費については、いろいろ言われている折がらですから、やはり、事柄を正確に認識しておかないとまずいというふうに思うんですよ。私、ここへ来るまでは総務にいて、職員の給与問題もいろいろ議論したんですけれども、市当局のほうは是正という言い方をしますけど、私は、必ずしもこの間の給与体系の変更に 100%賛意を示しているというわけではないんだが、ただ、それにしてもどういう形で変更になっていて、それが具体的にどんなふうに反映されているのかということについては、細かいところまで全部知り尽くせなんてことを言うつもりはないんですが、少なくともこういう予算書なり決算書に出てくる事柄については、あらあらの説明ができるようなものにはしておいてもらいたいという思いなんですよ。 ○小林 委員長   いかがですか。答弁求めます。はい、高田課長補佐。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   そのように勉強してまいります。済みません。 ◆雨宮 委員   それでは、勉強した結果は後でお知らせください。 ○小林 委員長   では、後ほどよろしく。このページどうでしょう。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続きまして、 268、 269ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   広域処分場の問題なんですけども、ここには、事業としては三多摩は一つなり交流事業ということでしかありませんけど、広域処分場、エコセメント、あれ、建設するときにかなり大きな問題になりましたけども、その後の経過、推移を見たときに、1つは、調布から持ち込んでいる処理灰、これ自身はかなり減っているんだろうというふうに思いますけど、そのことによってエコセメント自身の消費ルートというんですか、嫁入り先、これの現状はどんなふうになっているのかということが1点知りたいというふうに思っていまして、広域組合、議会の中からは議員を送っているのはたしか1人ですか。ですから、ちょっと日常的に状況がわからないもんで、この機会にと思いまして、よろしくお願いします。 ○小林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今、調布及び三多摩地域から運び込まれてエコセメント化したものは、主に太平洋セメントの販売ルートで消費されているという現状でございます。それとともに多摩地域では、いろんな公共工事の中で、道路の側溝等については積極的に今使用しているという現状でございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   ざっとの数字でいいんですけども、量はわかりませんか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今、手元にちょっと資料がございませんので、後ほど。 ○小林 委員長   よろしいですか。 ◆雨宮 委員   はい。 ○小林 委員長   ほかに、このページでありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   次に、 270、 271ページ。はい、福田委員。 ◆福田 委員   中ほどちょい上ぐらいの不法投棄の処理のところなんですが、先ほどの説明で不法投棄がふえている傾向があるというふうな説明があったかと思うんですけど、どれぐらいふえていて、なぜふえたのかというのを教えていただきたいんですが。 ○小林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   通常ですと 250〜 260件のところが、昨年度は 300数十件にはね上がってまいりました。不法投棄場所というのは、我々、ある程度押さえておりまして、そこを重点的にパトロールしておりましたけれども、最近、やはり、人の目につかないところが、開発とか、いろんなことのためにふえてきたという状況も見受けられます。それから、また、我々が定期的にパトロールをしている合間を縫って投棄をされている現状もあるようでございます。  今後、これについては、我々もパトロール時間の変更とか、または回る手順等を変更して対応していきたいと考えております。 ◆福田 委員   ちょっとわかれば教えていただきたいんですが、例えば市内の具体的にどの辺にどんなものを捨てているかというのはわかりますか、答えられる範囲で結構です。 ○小林 委員長   はい、塩足次長。 ◎塩足 環境部次長   20年度ですと、家電リサイクルに関するものが多いんですが、テレビ60台、冷蔵庫25台、洗濯機24台、エアコン5台というような数字になっています。 ○小林 委員長   委員は場所はどこですかという話でしたが、はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   やはり、高速道路下沿いが主でございます。それと、あと野川、仙川の河川敷内が多く見受けられるところでございます。 ◆福田 委員   わかりました。大分ふえている傾向があるんですが、手を打つというか、どのような対策をこれから打っていくお考えでしょうか、簡潔に。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   今まで投棄されている場所を重点的に回ってきましたけれども、新たに捨てやすい場所がふえてきておりますので、その辺に立て看板とか、または、先ほども言いましたけれどもパトロールの時間帯等を変更して巡視をして防止に努めたいと考えております。 ◆福田 委員   済みません、1点追加で、例えば市内だけじゃなく、市外の人がこっちに捨てに来ているとか、そういう事実というのはわかりますか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   申しわけありませんが、現在、捨てられたものを調べているんですが、その辺はちょっと明確にわかりません。 ◆福田 委員   結構です。ありがとうございます。 ○小林 委員長 
     ほかに、このページで。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   ごみ袋のことで2つあるんですけど、1つは、事業系の手数料、料金値上げしましたね。その際に、例えば社会福祉施設、高齢者の関係だとか保育園だとか、そういうところに対する負担軽減措置をとるべきだというふうに私たち主張したんですが、その際は、なぜ減量になるのにそういう必要があるのかみたいな話だったように記憶しているんですけど、何でなるのかはちょっとはっきり覚えていませんが、それが1点と、それから、同じ時期にいわゆるおむつ袋、小さなものをと言ったのか、ちょっとあいまいな部分があるんですけど、その2つについて、実際に1年間やってみて、そういう心配というか、それは杞憂にすぎなかったのか、あるいは今後の課題として、やはり、検討していく必要があるのか。現時点ではどんな判断をされているんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   まず1点目、福祉施設の関係のところにも、やはり、一般の事業所と同じように、我々、お尋ねしていろいろ説明をさせていただいております。ただ、福祉施設、公的な、または民間によって対応がばらばらで、資源化、または減量化のお話は進めておりますが、資源化のところで温度差があるのが現状でございます。これについては、鋭意努力をして、なるべく負担軽減の方向に結びつくように努力してまいりたいと思っているのが1点目でございます。  2点目のおむつ袋のL袋だけだったのが、M袋を作製した件でございます。これについては、7月から配布を開始しておりますけれども、実際には御好評いただいているという状況でございます。 ◆雨宮 委員   最初の問題なんですが、施設ごとに温度差というのは、社会福祉、社会保障の分野ごとにというとらえ方なのか。そういうことは基本的に関係なくて、それこそ個別単体の施設ごとにそれぞれかなり受けとめ方にばらつきがあるということ、どちらなんでしょうか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   個別の施設ごとに考え方が、ちょっと調整をさせていただいている現状です。 ◆雨宮 委員   わかりました。なぜ、こういう軽減化、軽減化ということを主張するかという背景は、昨今の社会保障制度の制度が非常に大きく変えられて、いわゆる受益者負担という言い方で、利用者負担が物すごく、あるいは施設そのものへの負担が、ごみの話という意味じゃなくて総体的に負担が重たくなってきていますから、やはり、末端の自治体レベルで取り組める可能性のあるものについては、こういう分野でもぜひ今後とも引き続き検討してもらいたいし、可能な限りそこに近づけて実現のために頑張ってほしいなというふうに思います。これは要望です。 ○小林 委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、 272、 273ページ。はい、真山委員。 ◆真山 委員   ここのページを見ていますと、いろんな出されたごみ、いろいろ分別したものごとに収集運搬とか処理という項目が並んでおります。ペットボトル、瓶、缶、プラスチック、古紙、牛乳パックと出ていて、真ん中辺のちょっと下あたりの○のところで牛乳パックの次に廃棄物等処分委託料という、この廃棄物というのは、その後に粗大ごみとかいろいろありますけども、廃棄物というのは、どういうもののことなのかなというのをちょっと知りたいんです。私の解釈では、ここにこういう項目でいろいろ分かれているから、廃棄物というのは、いわゆる不燃ごみなのかなというような解釈をしているんですが、どういったものかという点です。まず、それをちょっとお答えください。 ○小林 委員長   はい、高田課長補佐。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   こちらの廃棄物等につきましては、資源物を収集した際に混入した不適物の処理で、粗大ごみ等で収集された鉄類を再利用事業者まで搬送処理するための費用でございます。 ◆真山 委員   つまり、これ、分類されているほかの、いわゆる雑多なごみですね。そういうふうな解釈でよろしいんですね。 ○小林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   もろもろの古紙とか、古布とか、金属類を資源回収しておりますけれども、その中に本来入っていけないものを集めて、それを処分しているという、その経費でございます。 ◆真山 委員   わかりました。資源化できないものというふうに了解いたしました。  もう一点ですが、いろいろ分かれている中に、上のほうにカン類収集運搬委託料、それから、カン類プレス作業委託料というのがあって、これ、缶プレス作業も入っているんですが、その一方で、一番下の近くに諸経費のところにカン類プレス機修繕料、カン類プレス機保守点検料というのが別にあるんですけども、これはどういうふうなことなんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、高野担当課長。 ◎高野 ごみ対策課クリーンセンター担当課長   先ほど補正のときにも御説明しましたが、缶プレスにつきましては、調布市独自で収集をしておりまして、ふじみ衛生組合のほうに行かないで、調布市のクリーンセンター内で機器を使ってプレスをしております。その補修等の費用でございます。  以上でございます。 ◆真山 委員   ちょっと私の解釈が間違っていたのかな。プレス作業等委託料、作業委託料というと、そういうところへ全部、ちょっと言葉は悪いですけど丸投げするのかなと思っていたわけなんですよ。つまり、プレスの作業しているところが当然、そういう機械やなんかも持っていて、普通は、そっちが全部、つまり、そういうものも含めて委託料という中には使っている機械の、例えば維持費とか、そういうのも委託料に入っているのかと思ったら、機械は別という考えですか。普通、何か私たち民間の会社で言うと、頼むなというと大体全部そっちに頼んじゃうのが普通で、修理代は別よなんていうのは余りないと思うんですけど、その辺はいかがなんですか。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   まず、ここにあるカン類プレス作業等委託料ですが、機器類については、ごみ対策課の所有でございます。ですから、そこの作業自体の委託業務でございます。ですので、一番下にある諸経費、修繕等は、ごみ対策課のほうの責任で行っているということで別になっているわけでございます。 ◆真山 委員   わかりました。 ○小林 委員長   ほかにございますか。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   剪定枝です。あれ、チッパー車というんですかね。あれは、今、市の保有しているのは1台でしたっけ。 ○小林 委員長   はい、高野担当課長。 ◎高野 ごみ対策課クリーンセンター担当課長   リースでございますが、クリーンセンターには今1台ございます。 ◆雨宮 委員   あくまでも需要との関係で物を判断するということになろうかと思いますけれども、調布、緑が非常に多いし、それから、私自身も多摩川住宅という巨大な団地に住んでいて、剪定枝の処理が大変なんですよ。自分の住宅のことを言っているわけじゃないんだけど、あれをふやして剪定枝の有効利用、要するにチップ化してというふうな考え方というのは余りお持ちでないですか。 ○小林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   現在、1台で、毎年、需要が倍々ゲームで件数、量もふえてきております。処理能力的にはまだ上限には達していませんので、動向をちょっと注視して、今後、1、2年をかけて、上限に近づいた段階で、今御指摘のような点についても拡充の範囲がどの辺までいけるかによって、機械をふやすかどうか検討してまいりたいと思っております。 ◆雨宮 委員   わかりました。私もかつて建設委員会の視察だったと思いますけども、チップにしたやつを直接、公園かなんかにまいて、これがなかなかいい効果を上げているという視察先で聞いた話もありますし、事務報告書だか何を読んだか忘れちゃいましたけど、その中にも市民の感想として、必ずしも堆肥化しなくてもそのまま使って非常に好感が持てるみたいなものを読んだこともありますので、これは、大いに今後も進めていっていただきたいというふうに思います。 ○小林 委員長   御意見ということですよね。ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   なければ次に、 274、 275ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   この説明項目の特段どの項目というふうに限定するわけではないんですが、減量とごみの組成の問題でちょっとお聞きしておきたいんですが、一番は、冒頭の説明の際にごみの排出量が1日1人当たり60グラムぐらい減ったというお話で、それはそれで非常に歓迎すべきことで、市民の努力も引き続いているということが言えるんだろうと思いますけれども、ごみの有料化のときであるとか、あるいは新しい施設をつくったとか、そういう折に触れて、ごみの組成問題というのが非常に大きなテーマになりますけども、最近どうでしょう。減量で大声上げてみんなで頑張っていたときは、多分、分別もかなり相当徹底されてやられていたと思うんですが、その後、例えば、こんな小さい紙パックだとか、厳密にやれば紙資源として再生できるようなものが可燃ごみの中に混入しているとか、あるいは、それに類するような、要するに、分別が事実上、後退しているような現状というのは起きていないかどうか。それと組成の関係をお聞きしておきたいんですが。 ○小林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   確かに、言われるように平成16年から戸別収集一部有料化ということで進めて、かなり急激に分別が一時期よりは進んだ傾向がございました。ここに来て、やはり、委員のおっしゃるとおり、若干、組成的には資源ごみがまだまざっている状況が見受けられるのは事実でございます。ただ、これは、我々が地域別、商店街とか住宅街とか、個別にある程度継続してサンプリング、分析しておりますので、それによって対応も、広報にもいろいろと品を変えて、手を加えて、PRして減らしていきたいと思っております。 ◆雨宮 委員   同じような話ですけど、いわゆる含有水分量、これについてもひところは一絞りが幾らとか言って、スローガン的に呼びかけられてもいましたけれども、その辺の水分量っていうのはどうなんでしょう。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   水分量は、やはり、若干横ばいでございます。ただ、ある程度、我々が資源化、今取り組んでいませんのが水分を多く含んでいる生ごみでございますので、この辺については、少し力を入れていかなければいけないかなというふうに考えております。 ◆雨宮 委員   減量問題というのは、これからまさに佳境に入りつつある、ふじみにしろ何にしろ、それの施設キャパを直接規定するといいますか、影響を与えるパラメーターになりますんで、より一層の減量努力を、それは、もちろん行政だけに任せておけばいいという話じゃなくて、私たち自身も市民の皆さんに大いに呼びかけて、そして、みずからも努力をするというのが必要だろうというふうに思いますけれども、気の長い取り組みになると思いますが、よろしくお願いします。 ○小林 委員長   ほかに、よろしいですか。はい、福田委員。 ◆福田 委員   今の雨宮委員の関連になるかもしれないんですが、生ごみ処理装置等購入費補助金で、事務報告の 406ページなんですけども、ごみ処理等の購入補助の交付状況というのが出ているんですが、18、19、20年度と3つ数字が出ているんですけども、どうも19年を頭に、例えば一番上の生ごみ堆肥容器というのですと、19年に20件あったのが、これは飛び抜けて多いんですかね。次の20年度に3件に減っちゃっている。あと、生ごみ処理剤というのも45件が40件に、だから、全体的に減ってくる傾向にあるのかなと思うんですが、これはどうなんですか、行き渡ったから減っているということなんですかね。それとも関心が薄れてきているのか。その辺の認識をちょっと。 ○小林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   確かにデータを見ますと、特に堆肥化装置と生ごみ処理剤等については減少傾向にございます。これは、私どもPRはしておりますけれども、こういう生ごみの資源化に対する興味がある方たちについては、ある程度のところの件数が行き渡ってきているのかなと。ただ、今後も継続してPRして、なお一層広めていきたいと考えております。 ◆福田 委員   わかりました。調布、今、人口もふえているし、結構入れかわりの激しいまちだと思うんで、特に新しく入ってくる人に対して有効なPRをぜひとも行っていただきたいと思います。多分、市民の意識は物すごく高いと思うんで、新しく入ってくる人、うまく巻き込むような、そんなPRをしていただきたいと思います。  以上です。 ○小林 委員長   ほかに。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、 276、 277ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   次に、 328、 329ページ。いいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、 330、 331ページ。はい、雨宮委員。
    ◆雨宮 委員   非常につまらないことを聞くんですけど、さっき保守点検でしたっけ、せせらぎの散歩道に水を流しているって聞いたんですけど本当ですか。 ○小林 委員長   はい、土屋課長。 ◎土屋 緑と公園課長   先ほど言いましたように、せせらぎの散歩道ほか4ヵ所でまだ水を流しておりますけども、特に皆様からのお声は受けてございません。 ◆雨宮 委員   私が住んでいる真裏にあるもんで、いつも通って見ているんですけど、何か水を見かけた覚えがないような。 ○小林 委員長   はい、大貫課長補佐。 ◎大貫 緑と公園課長補佐   せせらぎの散歩道は、滝のところを流しております。 ○小林 委員長   よろしいですか。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   ほかに、このページよろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続きまして、 332、 333ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   ちょっとどこで聞けばいいのかはっきりしないんで、もしかするとずれているかもしれないんですけど、いわゆる市民ファンドの問題ね。この後、崖線のところで出てくるのかもしれませんが、ちょっとここで聞いちゃいますけど、市民参加型ファンド、グリーンファンドというのは、調布の行政の中では非常に大きく位置づけられていますよね。これは、19年から24年までの基本計画ですけども、ここにもこんなに大きな掲載がされていますし、それを具体化したというか、推進プログラムの中にも 147ページでうたわれているんですが、これまでの経過を見聞きする限りにおいては、これがなかなか進まないというのが現状なのかなというふうに思っているんですけれども、まず第一に、現局面での取り組み状況というのはどんなぐあいになっているんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、土屋課長。 ◎土屋 緑と公園課長   現在まで、これは、19年、20年で取り組みにつきまして策定させていただきまして、20年度では、いろいろやってまいりましたけれども、とりあえずは崖線緑地を守るということを重点的にやらせていただいておりますけども、今現在、崖線の土地がどうだということがございませんので、今の段階ではちょっと進んでいない状況になっております。  以上です。 ◆雨宮 委員   市民参加型のいわゆるファンドですから、単純に言えば投資を募るということですよね。ファンドという呼び方をしないかもしれませんけども、もう1つのやり方でトラストという手法が一時期、ちょっと昔になりますけども、流行した時期もありましたけれども、基本計画なり推進プログラムの中でうたっているファンドというのは、具体的にどんな形をイメージしているんですか。それと、思うようになかなか進まないというところ、何がネックになっているのか。やはり、そこを明らかにしていかないと事態は進まないんではないかなという気がするんですけれども。 ○小林 委員長   はい、大貫課長補佐。 ◎大貫 緑と公園課長補佐   制度の運用に当たっては、樹林地等の緑地の規模、一応 1,000平米以上で、取得価格が2億円以上、市民の関心が高い土地を想定しております。国分寺崖線や仙川崖線を中心とし、深大寺・佐須地域の農地などの取得も視野に入れて考えております。  以上です。 ◆雨宮 委員   対象案件はいいんですよ。それは、大体見当がつくんだけど、要は、市民参加型ファンドというのは、単純に言えばお金の問題ですからね。どういう仕組み、例えば参加する市民の人から1口10万円とか20万円とかで私債を発行して、金を集めて必要な財源に充てるということだとか、いろいろなことが考えられると思うんですけど、現段階で調布市の環境部として検討している枠組みについて、もう少しわかるように説明してください。 ◎大貫 緑と公園課長補佐   現在の枠組みとしましては、公定歩合のプラスアルファで金利を上乗せしまして、一般の市場に広く公募するように考えております。 ◆雨宮 委員   それは、そうすると総額公募みたいなやり方なんですか。要するに、例えば1件1億円の物件だったら、それを市場にがばっと出しちゃって、それにお客さんがつく。単純に投資信託みたいな形にしろというつもりは全くないんですけど、普通の市民から見れば、一定のお金の規模でないと、何千万とか何億なんて言われたって、絵にすら書けないという話になってしまって、やはり、現実的に買ってみようかという気になるためには、5万なのか10万なのか、それはどこで線引きが妥当かわかりませんけど、そういう手近なもの、身近なものとして受け取れるような、そういう枠組みをつくっておかないと、幾ら制度としてこういうふうにしましたといっても、実効性が伴わないというふうに思うんですけど、その辺の検討はどうなんですか。 ◎大貫 緑と公園課長補佐   現在考えているのは総額で考えております。お1人幾らではなくて、土地が出ましたら、何億という土地で総額でファンドを募集するような形を考えております。 ○小林 委員長   長岡部長。 ◎長岡 環境部長   基本計画に載っている市民ファンド、グリーンファンドという名称で掲載しておりますけども、現在、環境部のほうで、1つの内部の検討で出ている方向は、俗に言う、ほかの団体でもやっておりますが、ミニ公募債というものです。ですから、例えば1億円の土地が生じましたと。それを市が取得する場合については、1億円のミニ公募債を発行すると。これについては、当然、募集については証券会社が間に入りますので、購入できる単位として細分化していく。例えばお1人1回50万円とか 100万円という規模で決めて、それで募集して募るという方向を今考えているところです。 ◆雨宮 委員   要するに、ある種の証券化するということですよね。 ◎長岡 環境部長   地方債の発行ですから証券化ということになります。 ◆雨宮 委員   わかりました。実際には、ミニ公募債もうまくいっているところもあれば、いっていないところもあるみたいですけれども、これだけ大きく位置づけているわけだし、同時に、今、私も都市計画審議会の委員をやっていますけども、都計審の中でも、例えば生産緑地の保存のための財源対策をどうするんだという議論がいつも出てくるんですよね。今の説明ですと、環境部のほうでは崖線ということを当面は考えていらっしゃるようですけども、それは、崖線であろうが、生産緑地であろうが、何であろうが、とにかく現状の緑をどうやって守っていくか。今の国の税制なんか、相続税制やなんかの問題があるから、余り単純に一言でこうだとは言えないんですけど、やはり、当面、それを補完する制度としてのファンドという位置づけにもなるんじゃないかなというふうに思うんですよ。ですから、そういう意味で言えば、具体的に実現可能性のある制度設計をしていただいて、実際に市民の間に普及させていくような取り組みを今後もひとつよろしくお願いします。 ○小林 委員長   よろしいですか。 ◆雨宮 委員   はい。 ○小林 委員長   ほかに。はい、福田委員。 ◆福田 委員   大きな質問の後でちょっと聞きづらいんですけど、自然保護費のホタル飼育管理費というのがあるんですが、これ、上は井戸の借用ということだったんですけど、諸経費というのが38万円あるんですけど、これの中身を教えていただきたいんです。 ○小林 委員長   はい、土屋課長。 ◎土屋 緑と公園課長   自然保護費の諸経費につきましては、毎年の6月くらいにかけまして蛍を皆様に見ていただいておりますけども、これに伴いまして、一応、調布警察、それから、交通安全協会、こちらの方たちをそれぞれ整理のためにお願いしておりますので、それのお茶代ということで、賄いで使わせていただいているのが現状でございます。  以上です。 ◆福田 委員   わかりました。私は、てっきりホタル飼育管理費とあったんで、蛍を飼うのにこれだけお金がかかるのかなと思って聞いたんですが、そういうお金は入っていないんですか。 ◎土屋 緑と公園課長   申しわけございません。先ほど言いましたように、渇水対策用の井戸をお借りしておりますので、その電気代ということで使わせていただいているものもございます。 ◆福田 委員   ということは、今の答弁だと、賄いのお金と電気代という理解で38万円でよろしいわけですね。 ◎土屋 緑と公園課長   そのとおりでございます。 ◆福田 委員   わかりました。結構です。ありがとうございました。 ○小林 委員長   ほかに、よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、続いて 334、 335ページ。ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   ほかになければ、これで環境部所管の質疑を打ち切ります。  ここで理事者入れかえのため暫時休憩いたします。  再開は3時40分からいたしますので、よろしくお願いいたします。    午後3時12分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後3時40分 開議 ○小林 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  それでは、これより都市整備部所管の審査に入ります。  なお、初めに都市整備部の決算について総括的な説明を求め、続いて都市整備部所管の前半部分、道路橋りょう費までについて、各担当から個別の説明をお願いいたします。はい、足高次長。 ◎足高 都市整備部次長都市整備部付主幹事務取扱   それでは、平成20年度一般会計決算の都市整備部所管分の説明に先立ちまして、総括説明をいたします。  都市整備部の平成20年度は、フロアレイアウトを大きく変更して、市民の窓口に対する利便性の向上を図ることからスタートを切りました。来庁された市民の移動を最小限に工夫するとして中央のたまり場を配置し、雑然さを軽減いたしました。  また、組織的には、街づくり推進課に中心市街地整備計画担当を創設して、中心市街地活性化を目指し、連立事業と連動したまちづくりの推進体制を充実したことが挙げられると思います。  総括といたしましては、人件費を除いた都市整備部所管分の予算現額85億 8,500万円余に対しまして、支出済額は80億 8,000万円余でございます。全体執行率は94.1%でした。  なお、不用額の総額は5億 500万円余でありまして、主な不用額の内容は、項「都市計画費」のうち目「都市計画総務費」及び「街路事業費」で、これは、都市計画道路、それから、連立関連の用地及び補償費でございます。  また、主な執行内容でございますが、項「都市計画費」、目「街路事業費」で、19年度決算比較では7億 8,400万円余の増でございます。これは、連立事業に関連している附属街路や都市計画道路3・4・26号線、これは布田南通りでございます。あと3・4・28号線、これは蓮慶寺通りでございます。3・4・32号線、これは西調布駅の北側でございます。などの用地費及び補償費によるものでございます。
     次に、項「道路橋りょう費」、目「道路維持費」でございます。3億 300万円余の増でございます。街路灯やカーブミラーなどの道路附属物の維持管理費を交通安全施設費から移しかえによるものでございます。  次に、項「土木管理費」の目「交通安全施設費」でございますが、これが1億 8,600万円余の増でございます。これは、駐輪場の用地取得などを行ったものでございます。  一方、平成19年度比で減額の主なものといたしまして、項「住宅費」、目「住宅建設費」の3億 4,100万円余の減額で、これは、調中前市営住宅の建てかえが完了したことによります。  次は、項「都市計画費」、目「市街地再開発事業費」の3億 1,600万円余の減でございます。これは、調布駅南第一地区の事業の完了によるものでございます。  また、項「都市計画費」、目「都市計画総務費」の1億円余の減でございますが、これは、仙川駅の駅前広場用地の買い戻しが完了したことによるものでございます。  次に、平成20年度の新たな取り組みなどでございます。  まず、連立事業3駅の駅前広場、鉄道敷地整備の基本的な考え方としてデザインコンセプト案を取りまとめております。  次が平成19年度に作成いたしました調布市自転車等実施計画に基づきまして、西調布駅、仙川駅、京王多摩川駅周辺の駐車施設整備とあわせまして、有料化に取り組みました。  次は、富士見第1市営住宅の改修工事を実施いたしました。  次は、平成21年度までの継続事業ではありますが、地域別街づくり方針に取り組んでおります。  都市整備部の事業は、複数年にわたるものが多々ございます。さらに、後年度に継続して進める必要があるものにつきましては、計画的な執行に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。平成20年度の決算の総括につきましては以上でございます。  なお、詳細説明につきましては各担当よりいたします。  以上でございます。 ○小林 委員長   河野街づくり推進課副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   それでは、詳細につきまして御説明させていただきます。  まず、 100ページ、 101ページをお願いいたします。  款10「総務費」、項5「総務管理費」、目55「交通安全対策費」でございます。  備考欄にあります上から8行目でございます。街づくり推進課所管分、目55「交通安全対策費」のうち、街づくり推進課所管分の交通安全対策事務費につきましては、平成20年度から組織改正によりまして、交通対策課はなくなり、街づくり推進課と道路課に所管がえを行っております。この諸経費につきましては、街づくり推進課職員の普通旅費として支出したものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   はい、御前道路課長補佐。 ◎御前 道路課長補佐   続きまして、道路課所管の◎交通安全対策事務費でございます。  諸経費につきましては、放置自転車対策係職員の普通旅費として執行したものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   伊藤住宅課長。 ◎伊藤 住宅課長   それでは、少し飛びまして 188、 189ページをごらんください。  民生費、社会福祉費、目15「高齢者福祉費」でございます。都市整備部所管の執行率は99.7%で、当初の計画どおり執行いたしました。備考欄に沿って説明いたします。  備考欄の下のほうでございますが、住宅課の部分、◎の高齢者住宅管理費からであります。○の初めの高齢者住宅賃借料でございますが、市内にありますシルバーピア深大寺、柴崎、多摩川の高齢者住宅3ヵ所、計39戸の賃借料として執行いたしました。そして、光熱水費、維持管理事務費、使用料収納事務費につきましては、高齢者住宅の管理にかかわる経費として執行いたしました。  以上でございます。 ○小林 委員長   山田建築指導課長補佐。 ◎山田 建築指導課長補佐   それでは、 296ページ、 297ページをお願いいたします。  款40「土木費」、項5「土木管理費」、目5「土木総務費」をお願いいたします。  右側備考欄でございます。◎一般職人件費でございます。これは、建築指導課一般職員18名の人件費に要した経費でございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   はい、金子開発調整課長補佐。 ◎金子 開発調整課長補佐   中段をごらんください。款40「土木費」、項5「土木管理費」、目5「土木総務費」の都市整備管理事務費でございます。執行率は91.3%であります。  それでは、右側の備考欄に沿って御説明申し上げます。  消耗品費及び機器借上料は、コピー機等のリース代、コピー用紙、トナー代などに要した経費であります。  なお、コピー用紙の単価の上昇に伴い、7万 4,297円については、同一大事業内の車両管理費から目的外使用で対応いたしました。  車両管理費は、都市整備部所管車両のうち11台分のガソリンや車検等の維持管理費として支出いたしました。  なお、自動車事故損害賠償金の支出がなかったこと及び自動車損害共済基金分担金の引き下げなどにより、前年度と比較して31万円余の減額となっております。  以上でございます。 ○小林 委員長   河野街づくり推進課副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   続きまして、街づくり推進課所管分、◎自転車対策費でございます。  自転車等駐車対策協議会委員報酬でございますが、自転車等対策実施計画に基づき、仙川、西調布駅周辺自転車駐車場の整備、有料化や使用料の改定等を実施することから自転車等対策協議会を開催いたしました。協議会委員に対する報酬でございます。  続きまして、土地賃借料につきましては、自転車等駐車場の用地及び仙川駅、西調布駅周辺自転車等駐車場を整備、有料化するに当たり、代替自転車駐車場を借地したことによる賃料でございます。  次のページをお願いいたします。 298、 299ページになります。  上から自転車駐車場機器等借上料につきましては、新たに整備・有料化した仙川駅2ヵ所、西調布駅2ヵ所の機器リース料でございます。  1つ飛ばさせていただきまして、自転車駐車場運営等業務費につきましては、施設管理公社に委託しております自転車駐車場の管理及び整理、誘導等に関する業務委託、及び有料化開設準備に要した経費でございます。  次に、また1つ飛ばさせていただきまして、自転車等対策推進検討調査費でございますが、自転車等対策実施計画で示した短期計画を実施するための検討に要した費用でございます。  自転車駐車場管理費につきましては、既に有料化されている仙川南第2、調布北、調布南、飛田給北自転車駐車場の機械警備に要した費用でございます。  続きまして、◎ミニバス交通事業費であります。ミニバス運行事業補助金といたしまして、ミニバス西路線に補助金として支出したものでございます。  次に、ミニバス折返場用地賃借料につきましては、北路線の柴崎折り返し場用地賃借料として執行したものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   はい、御前道路課長補佐。 ◎御前 道路課長補佐   続きまして、道路課所管の◎自転車対策費でございます。  土地賃借料につきましては、市内にあります自転車等保管所兼返還所の借地料でございます。  放置自転車対策指導員報酬につきましては、調布駅周辺において自転車等の放置を未然に防止するために注意や誘導を行う自転車等放置防止誘導員の報酬でございます。  自転車駐車場運営等業務費につきましては、市内9駅周辺の自転車利用者に対して、自転車等駐車場への誘導業務並びに放置禁止区域内の撤去及び自転車保管所における返還業務の委託に要した費用でございます。  自転車等処分委託料につきましては、撤去後に保管期間を経過した放置自転車等を処分するために要した費用でございます。  その他の項目につきましては、保管所の機械警備や所管している車両の管理費等で支出したものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   河野街づくり推進課副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   続きまして、 300ページ、 301ページになります。  中段、目10「交通安全施設費」でございます。執行率といたしましては99.3%でございます。  街づくり推進課所管分、◎自転車駐車場等整備費でございます。自転車等駐車場測量等委託料につきまして、国領北自転車駐車場用地買収に伴う不動産鑑定評価委託及び仙川、西調布における整備・有料化のための現況測量に要した費用でございます。  次の自転車駐車場等整備工事費、自転車駐車場等整備委託料につきましては、仙川、西調布おける5ヵ所の駐車場の整備・有料化、及び国領北自転車駐車場新設に要した工事費及び設計費でございます。  続きまして、自転車駐車場整備負担金につきましては、仙川駅東自転車等駐車場整備負担金、総額4億 5,300万円を平成16年度から平成25年度までの10年間にて負担するため支出しているものでございます。  続きまして、◎でございます。自転車駐車場用地費でございます。用地特別会計繰出金につきましては、債務負担行為により取得した駐車場用地に対する利子を執行したものです。  自転車駐車場用地買収費につきましては、国領駅北駐車場用地取得に要したものでございます。  続きまして、 302ページ、 303ページをお願いいたします。  公社経営健全化促進事業用地買収費につきましては、公社経営健全化方針に基づき、公社用地として買収いたしました調布駅北第2駐車場を買い戻すために支出したものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   はい、御前道路課長補佐。 ◎御前 道路課長補佐   次に、◎自転車駐車場等整備費でございます。自転車等駐車場測量等委託料につきましては、今年度から開設する(仮称)富士見町自転車等保管所の測量を行った費用でございます。  続きまして、◎自転車保管所等整備費でございます。自転車保管所等設計委託料につきましては、(仮称)富士見町自転車等保管所の工事設計委託に要した費用でございます。  なお、決算書の項目にはございませんが、当初予算に計上しておりました放置自転車移送費用返還金並びに自動車違法駐車対策費が未執行となっております。放置自転車移送費用返還金につきましては、過年度に収入した撤去及び保管に要した費用を新年度に対応する場合の措置として科目設置しておりましたが、該当がなく、また、自動車違法駐車対策費につきましては、違法駐車の防止を呼びかける看板作製委託料として14万 9,000円を計上しておりましたが、調布警察との連携により、取り締まりの強化を実施していただけたこと。また、平成21年4月1日から駐車違反取り締まりが駐車監視員として民間委託される効果を見越して、新たに看板製作は行わなかったために未執行となったものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   山田建築指導課長補佐。 ◎山田 建築指導課長補佐   続きまして、その下になります。目15「建築指導費」でございます。当初予算額 7,843万 2,000円、支出済額 6,708万 4,302円、不用額 414万 7,698円、執行率は 94.18%でございます。  続きまして、不用額の主なものについて説明いたします。
     節1「報酬費」についてですが、建築審査会委員5名及び調停委員会委員3名の報酬でございます。建築審査会の開催を定期で12回、臨時を4回の計16回、調停委員会は4回の開催を予定しておりました。しかし、平成20年度では、建築審査会は11回の開催、調停委員会は開催しなかったため不用額が生じたものでございます。  続きまして、節12「役務費」でございます。役務費は、筆耕翻訳料や自動車保険料、車検代及び通信費等ですが、そのうちの筆耕翻訳料で建築審査会及び調停委員会の開催回数が減ったことによるものでございます。  次に、節13「委託料」でございますが、建築基準法施行規則の一部改正により、台帳整備を目的とした指定道路調書等作成業務委託等の契約差金が生じたことによるものでございます。  続きまして、節15「工事請負費」についてでございます。これは、違反建築物に対する撤去工事等の行政代執行費を予算化しているもので、この行為に至る劣悪なものはなく、未執行となったものでございます。  なお、本件の予算化は、違反建築物の増長の抑制力になっていると考えております。  それでは、右側備考欄をごらんください。主なものについて御説明いたします。  最初の◎建築審査会事務費です。その下、○建築審査会委員報酬は委員5人の報酬費で、建築審査会11回及び全国建築審査会会長会議1回に要した経費でございます。  その下の○建築審査会運営費は、全国建築審査会会長会議が10月に北海道札幌市で開催され、この参加に伴う経費及び11回の建築審査会開催に伴う会議録作成に要した筆耕翻訳料等の経費でございます。  続きまして、その下◎建築指導管理事務費です。2つ目の○消耗品費です。主として書籍、法令図書の追録加除及び事務用消耗品の経費でございます。  続きまして、2つ下の定期報告業務委託料でございます。建築基準法第12条第1項に規定する特殊建築物の定期報告を財団法人東京都防災・建築まちづくりセンターへ業務委託した経費でございます。  続きまして、 304ページ、 305ページをお願いいたします。  上から2つ目の○でございます。道路情報システム管理費です。こちらはシステムの1年間の借上料でございます。  その下3つ目の○になりますが、構造計算適合性判定業務委託料でございます。これは、平成19年6月の改正基準法により、建築確認申請の際に対象建築物の構造計算適合性判定業務委託料として執行した経費でございます。  続いて、3つ下の○になりますが、指定道路調書等事務費でございます。こちらは建築基準法施行規則の一部改正により、道路台帳の整備を行った指定道路調書等作成業務委託料として執行した経費でございます。  最後に、◎建築物防災対策事業費でございます。その下の○被災建築物応急危険度判定事業費は、応急危険度判定の際に使用するヘルメットの購入に係る経費と応急危険度判定員への情報提供等の通信に伴う経費でございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   はい、御前道路課長補佐。 ◎御前 道路課長補佐   続きまして、 306、 307ページをお願いいたします。  款40「土木費」、項10「道路橋りょう費」全体について御説明いたします。  平成20年度は、道路橋りょう総務費、道路維持費、道路新設改良費におきまして予算の補正を行っております。道路橋りょう総務費では一般職人件費を、道路維持費では道路維持管理費を、また、道路新設改良費では道路用地費をそれぞれ増額補正いたしました。補正後の予算現額に対する執行率は96.2%でございます。  それでは、目5「道路橋りょう総務費」から、右側の備考欄に沿って主なところを御説明いたします。  ◎一般職人件費ですが、道路課職員37名分の一般職職員給、諸手当等、時間外勤務手当、共済費として執行したものでございます。  続きまして、目10「道路維持費」でございますが、予算現額7億70万円余に対して支出済額6億 7,814万 6,625円であり、執行率は96.8%でございます。不用額は 2,255万 3,375円ですが、主なものは委託料でありまして、地籍調査事業委託料において東京都との協議の結果、一部事業内容の変更による事業費の減及び契約差金、また、緊急災害復旧業務委託料において、結果的に当初の予算額を執行する状況に至らなかったことなどによるものでございます。  なお、当初予算で計上しておりました項目のうち、道路管理事務費の橋りょう台帳整備委託料、物件補償及び地籍調査事務費の機器借上料が未執行となっております。  橋りょう台帳整備委託料につきましては、市内の橋梁についての台帳整備費であり、平成20年度は、極めて軽微な補正内容であったため、効率性の観点から次年度にまとめて補正することとしたため、未執行となったものでございます。  また、物件補償につきましては、道路賠償任意保険適用対象外の案件が発生した際に支出する項目ですが、平成20年度は該当がなかったため未執行となったものでございます。  機器借上料につきましては、地籍調査で使用する境界データ管理を行う地籍成果システム機器の借り上げであり、平成20年度においては、導入は不要と判断されたため未執行となったものでございます。  では、右側の備考欄に沿って主なところを御説明いたします。  ◎道路管理事務費でございます。消耗品費につきましては、道路等の境界に設置する境界石、事務用品や図書等の購入に要した費用でございます。  路線調査測量等委託料につきましては、市が管理している道路などの財産境や管理区域を確認するために境界確認測量及び境界図の作成、境界石の埋設等を行うのに要した費用でございます。  土木工事積算システム保守委託料及び機器借上料につきましては、工事積算を行うシステムの保守、サポート及びシステム専属パソコン2台の借り上げの費用でございます。  土地賃借料につきましては、飛田給の鹿島建設西側にございます市道西53号線が狭いため、対向車の待避所として鹿島建設より借りている土地の賃借料でございます。  道路台帳補正委託料につきましては、道路法の規定により整備しております道路台帳等について、道路占用物件の変更及び新たな道路の認定、廃止、拡幅等に伴う補正を行うのに要した費用でございます。  続きまして、 308、 309ページをお願いいたします。  道路情報システム管理費につきましては、道路情報システムへの道路台帳データや告示データ、道路占用物データなどの情報入力委託及びシステム機器の借上料でございます。  道路現況図等作成委託料につきましては、道路の認定、廃止等に伴い、現地測量や登記及び議案資料図面の作成に要した費用でございます。  ふれあいのみちづくり事業費につきましては、要綱に基づき実施しているふれあいのみちづくり事業に係る消耗品費及び参加団体の団体保険料でございます。  損害保険料につきましては、調布市で認定している市道、その他サイクリングロードに係る事故に対する損害賠償責任保険料でございます。  各種負担金につきましては、調布市が加入している11の協議会の平成20年度負担金及び会費として執行したものでございます。  続きまして、◎道路維持管理費でございます。光熱水費につきましては、道路課が管理しております街路灯に係る電気料金として執行したものでございます。  道路清掃等委託料ににつきましては、道路や附帯設備、地下通路等の清掃委託に要した費用でございます。  連絡業務委託料につきましては、市役所が閉庁する土日、夜間や休日、年末年始における市民からの通報などに対応するための委託に要した費用でございます。  除草等委託料につきましては、道路課で管理しております市道及び水路やサイクリングロードなどの除草に要した費用でございます。  維持補修費につきましては、ふれあいのみちづくり事業に伴い、給水設備の改良を行った修繕料、建設業協同組合及び管工事協同組合と道路の補修について単価契約を行い、必要に応じて道路舗装の補修や雨ますの設置などを実施した舗装補修等委託、平成21年2月、3月の雪害に対応した緊急災害復旧業務委託、常温合材や融雪剤、これは、塩化カルシウムなど、道路の維持補修に必要な材料の購入に支出しました整備用原材料からなっております。  管理施設補修等委託料につきましては、点字ブロックやベンチの設置、撤去、補修など、安全施設以外の道路附帯設備の補修等に要した費用でございます。  施設修理委託料につきましては、道路反射鏡やガードレールなどの交通安全施設及び街路灯の新設、修理並びに各種案内板の設置などに要した費用でございます。  続きまして、 310、 311ページをお願いいたします。  保守点検等委託料につきましては、主要市道33号線──これ、スタジアム通りでございます──の横断歩道橋に附属するエレベーター3基の保守点検、巡回警備、清掃の委託に要した費用でございます。  飛田給公共通路維持管理費につきましては、飛田給公共通路維持管理委託料は公共通路の日常の清掃、付随するエレベーター2基、エスカレーター2基の定期点検に要した費用であり、飛田給公共通路維持管理費負担金は公共通路の施設に係る電気料金として支出したものでございます。  街路樹管理費につきましては、市道区域に植えている街路樹について剪定、除草、清掃、害虫の駆除など、街路樹の管理委託に要した費用でございます。  続きまして、◎法定外公共物等管理事務費でございます。法定外公共物等管理事務費につきましては、法定外公共物であります水路や畦畔について処分を行うため、土地の測量や鑑定評価を委託したものでございます。  法定外公共物等管理専門嘱託員報酬につきましては、法定外公共物の事務処理を行うための専門嘱託員1名の報酬でございます。  続きまして、◎地籍調査事務費でございます。地籍調査事業委託料につきましては、上石原1丁目の街区の立ち会い及び一筆調査の準備、上石原2丁目地区における街区調査に要した費用でございます。  その他の項目につきましては、事務用品の購入や立ち会い通知の発送に必要な切手代、全国国土調査協会負担金等で執行したものでございます。  続きまして、 312、 313ページをごらんください。  目15「道路新設改良費」でございます。予算現額13億 1,798万 2,000円に対して支出済額12億 7,859万 4,253円で、執行率は97%でございます。不用額は 3,938万 7,747円で、主なものとしましては、委託料と公有財産購入費については、生活道路の用地取得交渉の状況に合わせ、年度末までの執行に対応するために確保していた予算が未執行となったもの。工事請負費において地権者との協議の結果、土地交換契約等に時間を要し、一部工事の発注が次年度へ先送りとなった結果、未執行となったものでございます。  また、測量・調査委託料のうち生活道路網整備計画策定委託料 500万円は未執行となっており、平成22年度策定予定の総合的な交通計画との整合を図るため、平成20年度での執行を見送ったものでございます。  なお、道路整備費における物件補償、道路用地費における角切等用地買収費と、人と環境にやさしい道路物件補償がそれぞれ未執行になっております。物件補償、角切等用地買収費につきましては、民地との段差解消や生活道路の拡幅整備に伴い必要となる小規模な土地の買収など、生活道路の整備工事に伴って執行するために計上した予算でありましたが、これらについては、平成20年度はともに該当がなかったため未執行となったものでございます。人と環境にやさしい道路物件補償につきましても、該当がなかったために未執行となったものでございます。  それでは、右側の備考欄に沿って主なところを御説明いたします。  ◎道路整備費でございます。生活道路整備実施設計委託料につきましては、仙川区画道路9号ほか合計6ヵ所の路線設計委託及び野川にかかる虎狛橋ほか2橋の耐震補強設計委託に執行したものでございます。  測定等委託料につきましては、道路面の傷みぐあいを調査する路面性状調査及び必要な路面補修の程度を判断し、設計に反映するためのFWD調査を実施するのに要した費用でございます。  生活道路新設・改良工事費につきましては、市道北10号線ほか合計3ヵ所の道路新設、改良工事、橋梁の橋面舗装の改良工事及び地権者の方々からの申請を受けて実施する私道整備工事に係る費用として執行したものでございます。  人と環境にやさしい道路整備実施設計委託料につきましては、主要市道12号線、品川通りにおいて歩車道の段差を解消したり、車道部に低騒音排水性舗装を施工するなどを内容とした、人と環境にやさしい道路整備工事に係る実施設計委託料として執行したものでございます。  人と環境にやさしい道路整備工事費につきましては、主要市道12号線、品川通り及び主要市道24号線、染地通りにおいて人と環境にやさしい道路整備工事費として執行したものでございます。  狭あい道路整備工事費につきましては、調布市狭あい道路拡幅整備要綱に基づき整備を進めているもので、狭隘道路の解消に向けて、幅4メートルの拡幅整備費として執行したものでございます。平成20年度の実績としましては、98件であり、L型側溝整備延長は 2,224メートルでございます。  狭あい道路整備測量等委託料につきましては、狭隘道路の拡幅整備用地として寄附された土地の測量、分筆等に係る経費及び所有権移転登記の費用として執行したものでございます。平成20年度は99件の測量を行いました。  狭あい道路整備協力奨励金につきましては、調布市狭あい道路拡幅整備要綱に基づき協力をいただいた隅切り用地に対して交付する奨励金として西つつじケ丘1丁目58番地など8件で執行したものでございます。  狭あい道路整備物件補償につきましては、狭隘道路の拡幅整備に先立ち、地権者等が支障物件の除去工事を行った場合の助成金で、八雲台2丁目12番地など36件で執行したものでございます。  続きまして、◎道路用地費でございます。土地評価鑑定等委託料につきましては、生活道路の拡幅整備に伴う用地取得の際、土地及び物件の評価に必要な鑑定をするための調査経費として、市道北69号線など21件において執行したものでございます。  測量・調査委託料につきましては、生活道路の拡幅整備に伴う用地測量や官民境界境の表示、境界石の埋設に伴う経費として執行したものでございます。  続きまして、 314、 315ページをごらんください。  市道北48号線用地買収費でございます。都市計画道路、調布3・2・6号線、武蔵境通りから深大寺保育園に至る生活道路の拡幅整備に伴う道路用地の土地開発公社からの買い戻しでありまして、深大寺北町3丁目17番地先ほかの道路用地529.19平方メートルを取得するために執行したものでございます。  生活道路物件補償につきましては、生活道路の用地買収に伴い、建物やその他物件の取り壊し、再建築など、物件補償するための経費として、布田3丁目53番地など7件で執行したものでございます。  生活道路用地買収費につきましては、生活道路の拡幅整備に伴い必要となる小規模な土地の買収を実施するのに要した費用であり、菊野台2丁目地内の道路用地 54.47平方メートルを取得いたしました。  用地特別会計繰出金につきましては、債務負担行為により過年度に取得した生活道路事業用地に対する元金、利子の償還分でございます。  公社経営健全化促進事業用地買収費につきましては、土地開発公社経営健全化促進策の一環として、公社が長期保有している用地のうち道路課が所管するものの一部の買い戻しに要した費用でございます。  続きまして、目20「橋りょう維持費」でございますが、予算現額 4,000万円に対して支出済額 1,251万 2,850円であり、執行率は31.3%でございます。不用額は 2,748万 7,150円であります。これは、詳細設計の結果、耐震補強の規模が当初予定していたよりも大幅に軽減されたため、事業費が小さくなったことにより発生したものでございます。  ◎橋りょう維持管理費でございます。橋りょう維持補修費につきましては、耐震補強が必要な橋梁について、仙川にかかる中条橋、宅添橋、柳川橋、3橋の耐震補強工事を実施したものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。  ここでお諮りいたします。  本日の会議はこれまでとして、明日、この続きから審査を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認めます。  それでは、本日の審査はこれまでとし、明日午前10時に委員会を再開いたします。  なお、改めて通知はいたしませんので、御了承願います。  これにて委員会を散会いたします。    午後4時22分 散会...