調布市議会 1995-12-20
平成7年 第4回 定例会−12月20日-04号
平成7年 第4回 定例会−12月20日-04号平成7年 第4回 定例会
平 成 第4回
調布市議会会議録第 19 号
7 年 定例会
12月20日(水曜日)
出席議員(30人)
第 1番 福 山 めぐみ 君
第 2番 大 河 巳渡子 君
第 3番 井 樋 匡 利 君
第 4番 岸 本 直 子 君
第 5番 安 部 宝 根 君
第 6番 林 明 裕 君
第 7番 土 方 長 久 君
第 8番 伊 藤 義 男 君
第 9番 荻 窪 貞 寛 君
第10番 杉 崎 敏 明 君
第11番 清 水 静 枝 君
第12番 雨 宮 幸 男 君
追加日程 議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)
(
委員会審査報告)
追加日程 議案第103号 平成7年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
(
委員会審査報告)
追加日程 議案第104号 平成7年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)
(
委員会審査報告)
追加日程 議案第105号 平成7年度調布市
水道事業会計補正予算(第1号)
(
委員会審査報告)
第30 請願・陳情審査結果について
陳情第19号 朝鮮人学校の児童、生徒の保護者に対する補助金支出に関する陳情
陳情第31号
衆議院議員選挙小選挙区の
定数不平等配分是正に関する陳情
陳情第15号 公共工事における下請単価・賃金実態調査と改善指導を求める陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第16号 「
住宅耐震相談」、「安全点検」の実施を求める陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
請願第 6号 調布市議会が国に対して公的年金制度の改善を要請する意見書を提出することの請願
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第18号 希望するすべての子供の全
日制高校進学保障を求める陳情
陳情第20号 公園誘致に関する陳情
陳情第21号 三者(自治体、地域業界団体、
建設労働組合)の懇談会の開催を求める陳情
陳情第27号 直営自校方式による中学校給食の実施を求める再陳情
陳情第 4号 直営自校方式による中学校給食の実施を求める陳情
―平成7年第2回定例会より継続審査の件―
請願第 5号 生活保護の受給者を差別し、医療を受ける権利を侵害する医療券方式を健康保険証のような医療証に改善する意見書の決議に関する請願
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第22号 布田小学校の近くに新たな学童クラブの建設を求めるための陳情
陳情第23号 乳児枠の拡大、延長保育等の充実についての陳情
陳情第25号
調布市立金子保育園の民間委託の白紙撤回を求める陳情
陳情第26号
調布市立金子保育園の民間委託の白紙撤回を求める陳情
陳情第28号 市の敬老手当に関する陳情
陳情第29号 日の出町第二処分場予定地の
事業認定申請の取り下げを処分組合に働きかける陳情
陳情第30号 調布市の
敬老手当存続を要望する陳情
陳情第 3号
高齢者住宅改造資金の助成改善の陳情
―平成7年第2回定例会より継続審査の件―
陳情第 6号 診療報酬の引き上げ・改善及び
民間歯科医療機関の
経営基盤安定化についての陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第 7号 未就学児までの
乳幼児歯科医療費助成に関する陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第10号 診療報酬の改善及び大都市の特別加算についての陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第24号 現状の拡大につながる調布飛行場の
コミューター空港化に反対し、都に移管する際に、市が市民に公約した「21項目の制限」の厳守を求める陳情
陳情第 8号 調布飛行場の整備についての陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第 9号 調布飛行場の整備についての陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第11号 調布飛行場の
東京都営正式空港化促進に関する陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
第31
議員提出議案第25号 オウム真理教への
破壊活動防止法発動に反対する意見書提出について
第32
議員提出議案第26号 「臨海」は副都心でなく、都民の願いである憩いの場に転換を求める意見書提出について
第33
議員提出議案第27号 米軍兵士による少女暴行事件に抗議し日米地位協定の見直しを求める意見書提出について
第34 削除
第35
議員提出議案第29号 横田基地を初め米軍基地の撤去・返還を求める意見書提出について
第36
議員提出議案第30号 現行の「
福祉定期預貯金」制度の抜本的改善を求める意見書提出について
第37
議員提出議案第31号
鉄道共済年金是正を求める意見書提出について
第38 諸 報 告
18
調布基地跡地利用対策特別委員会報告
19
立川地区共立病院組合議会報告
20
ふじみ衛生組合議会報告
21
二枚橋衛生組合議会報告
22 東京都三
多摩地域廃棄物広域処分組合議会報告
23 東京都十一市
競輪事業組合議会報告
24 東京都六市
競艇事業組合議会報告
25 議長報告
午前10時30分 開議
○議長(遠藤衛 君) おはようございます。ただいまより、平成7年第4回
調布市議会定例会を再開いたします。
ただいまの出席議員の数は30人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
直ちに会議を開きます。
本日、
市長室広報担当並びに議会事務局による本会議場の写真撮影を許可しておりますので、御了承をお願いいたします。
本日の議事日程並びに議事運営につきましては、12月19日及び先ほど
議会運営委員会が開かれておりますので、
議会運営委員長にその報告を求めます。
関口昌昭委員長。
〔
議会運営委員長 関口 昌昭君登壇〕
◎
議会運営委員長(関口昌昭 君)
議会運営委員会の報告を申し上げます。
本日再開の本会議の議事日程並びに議事運営につきましては、昨日及び先ほど
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について御報告いたします。
本日の議事日程につきましては、日程第1から第20までが各委員会において審査の終了した
市長提出議案20件で、それぞれ各委員会の審査報告、討論、採決を行うことになっております。
日程第21から第29までが市長提出の追加議案9件で、委員会に付託を行い、本会議を一たん休憩いたしまして、休憩中に委員会の審査をお願いし、審査終了後、本会議を再開し、審査の終了した議案9件を追加日程として上程し、
委員会審査報告、討論、採決を行うことになっております。
続いて、日程第30が請願・陳情の審査結果についてでありまして、各委員会の審査報告をお願いし、それぞれ決定していくことになっております。
日程第31から第37までが意見書提出の
議員提出議案7件で即決であります。
なお、日程第34の
議員提出議案については、昨日、提出者より取り下げ願が提出されましたので、御報告いたします。
最後に、日程第38が諸報告8件であります。
以上が、本日最終日の議事日程及び議事運営でございます。これに従って議事を進めてまいることに決定しておりますので、全日程が終了するまでよろしく御協力のほどをお願い申し上げます。
以上で報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
議会運営委員長の報告は終わりました。報告のとおり会議を進めてまいりたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認め、報告のとおり会議を進めてまいります。よろしく御協力のほどをお願いいたします。
これより日程に入ります。
─────────── ── ───────────
△第1 議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 日程第1 議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本決算は各常任委員会に付託し、審査を受けておりますので、順次その報告を各常任委員長に求めます。
最初に、
政策総務委員会の審査報告を鈴木委員長に求めます。鈴木委員長。
〔
政策総務委員長 鈴木 正昭君登壇〕
◎
政策総務委員長(鈴木正昭 君) おはようございます。
政策総務委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
政策総務委員会所管部門、本件につきまして、審査の結果、賛成多数をもちまして原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
政策総務委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、
生活文教委員会の審査報告を任海委員長に求めます。任海委員長。
〔
生活文教委員長 任海 千衛君登壇〕
◎
生活文教委員長(任海千衛 君) 御報告申し上げます。
生活文教委員会の審査結果についてでありますが、議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定、
生活文教委員会所管部門、本案につきましては、審査の結果、賛成多数をもって原案認定と決しました。
以上でございます。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
生活文教委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、
福祉環境委員会の審査報告を藤塚委員長に求めます。藤塚委員長。
〔
福祉環境委員長 藤塚 昭子君登壇〕
◎
福祉環境委員長(藤塚昭子 君)
福祉環境委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
福祉環境委員会所管部門、本件は、審査の結果、多数をもって原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
福祉環境委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、
建設水道委員会の審査報告を杉崎委員長に求めます。杉崎委員長。
〔
建設水道委員長 杉崎 敏明君登壇〕
◎
建設水道委員長(杉崎敏明 君)
建設水道委員会の審査結果について、御報告申し上げます。
議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
建設水道委員会所管部門につきまして、審査の結果、賛成多数をもって原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
建設水道委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
以上で各常任委員長の審査報告は終わりました。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
12番、雨宮幸男君。
◆12番(雨宮幸男 君) 議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党を代表して反対の立場からの討論を行います。
まず、歳入についてであります。
高率国庫負担金の削減がこの年も引き続き行われました。予算段階でその影響額6億9,500万円、さらに、年度途中で民生費の国庫負担金が6,000万円削減をされました。保健事業費の一般財源化も行われ、調布市財政に深刻な影響を与えています。しかるに、吉尾市政は政府によるこうした自治体いじめの政策を唯々諾々と受け入れている実態であり、認めることはできません。
この年には、
都市計画税率が0.25%に引き下げられました。しかし、固定資産税の評価方法が変更されたことによりまして、市民に対しては実質的な減税効果が得られたとは言えず、政策目標を達成したと言えません。
次に、歳出であります。
政策総務委員会所管部門でありますけれども、新しい基本計画の策定作業が始まりました。財政事情がかつてなく悪化しているにもかかわらず、その基本路線はこれまでと同様、
都市基盤整備に名をかりた開発偏重と言わざるを得ません。これは市民意識調査にはっきりとあらわれている市民の望む方向に真っ向から反するものであります。
市長はこれからの市政運営について、思い切ったリストラと受益者負担を明言いたしました。これは結局、弱い立場に置かれた市民の皆様に負担と犠牲を押しつけるものであり、それは、
行財政改革指針や
補助金等審議会答申などにも明確にあらわれているものであります。
官官接待の問題であります。
政策総務委員会の質疑や日本共産党の資料要求によって明確になりましたけれども、秘書課、あるいは都市計画課、
開発事業本部、こういった部門で、残念ながら、官官接待が行われていることが明確になりました。今、この問題は社会問題ともなっており、公費を使ってのこうした接待、これは即座にやめるべきであります。
次に、
福祉環境委員会の所管でありますけれども、今日の社会の変化、情勢にこたえるには福祉部門の充実、まだまだ非常に不十分であります。現場段階での努力は一定程度認めるものでありますけれども、これを充実させなければなりません。
予算の中で、日本共産党は、
民間借り上げ住宅の高齢者住宅の拡充や高齢者の
入院見舞金制度の設置、さらには、入院給食費の助成、粗大ごみの有料化反対などの要求を提出してまいりました。
少子化対策として、地方版の
エンゼルプランが叫ばれ、具体化されつつあります。保育の分野では、行政がしっかりと手を差し伸べて保護しないとならない、そして女性が安心して、仕事や育児に専念をしなければならない、こういう社会情勢からまだまだ抜け出しているとは言えません。
こうした中で、上布田保育園の民間委託問題では、予算審議の段階で、日本共産党などが指摘した、そして危惧したことがそれぞれの箇所、箇所であらわれてしまいました。保母さんたちの努力は相当なものが認められますけれども、しかし、市当局の父母への対応、あるいは、子供たちへのアフターケアには公的責任を放棄したと言わざるを得ない実態が生まれてしまいました。
次に、谷戸沢の第二処分場の問題であります。
この処分場建設については、今、最も急がれているのは、まず第一処分場の汚水漏れの疑惑を抜本的に解明することであります。さらには、こうした問題の解決なしに、第二処分場を建設する、あるいは、第一処分場へごみを持ち込むことは非人道的と言わざるを得ません。
さらに、ごみの有料化の問題であります。
事業系のごみ、粗大ごみの有料化がされました。有料化はごみ減量を目的とするということのはずでしたけれども、委員会質疑を通じて、若干ながらごみの増加が見られる。このことからも当初の目標が達成したとは言えないと指摘せざるを得ません。
生活文教委員会所管の分野であります。
教育費についてでありますけれども、最近、特に、いじめや登校拒否が大変深刻な社会問題となっております。そうした中で、文部省の教育方針とそれに対する評価が問われています。文部省の進める新学習指導要領は、教育基本法の目的から反して、特色ある教育の名のもとに差別選別を進め、また、日の丸、君が代に見られるように、文部省から学校に至る上意下達の管理教育が進められています。全国的にも新学習指導要領の見直しを議決した地方議会がふえている中で、調布市政が新指導要領を容認していることは重大な問題であります。
いじめ、登校拒否対策を初め、行き届いた教育を進めるために、市としてできることを積極的に進めるべきであります。学校ごとに図書室の司書補助員の配置や現場の教師が本来の仕事に打ち込めるように、保健、教職事務員の増員などを進めるべきであります。
中学校給食の実施についてでありますが、議会の結論待ちの態度ではなくて、教育課程の一環としての学校給食法の趣旨にのっとり、積極的に進めることを改めて強く要求するものであります。
生活文化部の市営住宅建てかえ用地や社会教育部の社会教育施設用地、さらには、東部体育館用地についてでありますけれども、いずれも建設計画があいまいであったり、利用に適さない制約があることなどが改めてはっきりいたしました。このようなずさんな土地買収を進めてきた責任を指摘せざるを得ません。
まちづくりについてであります。
深大寺の区画整理事業をめぐって、農家と一般地権者が対立を深めているもとで、明確な見通しを持たないままに、用地買収を先行させることは重大な問題であります。
さらに、京王線の立体化は、まちづくりの重要課題であり、市民にとっても極めて切実な願いでありますが、京王線の連続立交事業とまちづくりを一体のものとして計画しろという、建設省のいわゆる採択要件に調布市政が迎合していることは認めることができません。
採択要件に絡んだ国領南北の再開発や布田地区の区画整理事業など、駅前再開発、区画整理事業をこのまま進めるならば、財政破綻は確実であります。調布駅の南口広場と中央公民館跡地利用について、市民の意見を十分に聞くこともしないまま、バスターミナル化を進めようとする市の態度にも、こうした姿勢が見られます。採択要件が事実上の圧力となって、まちづくりへの住民参加、市民参加を疎外する結果になっていると言わざるを得ません。
以上をもって、平成6年度一般会計決算認定に対する反対討論といたします。
○議長(遠藤衛 君) 30番、富澤稔君。
◆30番(富澤稔 君) 平成6年度
一般会計歳入歳出決算の認定についての討論を行います。
我が国の経済は依然厳しく、幾つかの金融機関が経営破綻に陥るなど、バブル崩壊の傷跡が今なおいえていない。また、高い失業率が続き、生産的な経済活動は低迷したままであります。まさに、平成不況の延長線にあるという状況にありますし、好況に転じるまでには、なお相当数の時間を要するであろうと予測されております。
調布市においては、税収を中心とした財政構造でありますので、この不況の影響をまともに受け、平成6年度の市税収入は4年前の水準まで低下しており、一段と厳しさを増しております。
このような状況の中で、調布市の歳入の主体を占める市税では、個人市民税の特別減税が実施されたことによりまして、市民税所得割が対前年度31億2,000万円の減収、法人税割、固定資産税が伸びたにもかかわらず、市税全体としては5.9%のマイナス、23億1,750万円余の減収になっております。市税収入が2年連続して前年度実績を下回ったことは、過去に例のないことであります。このことからも、いかに厳しい財政運営だったかを実感できるものであります。
この補完財源として、減税補てん債の発行と市税が順調に推移していたときに蓄えた基金などで対応しております。こういう非常事態に基金をもって対応できるのも、長期的な視野に立って財政運営に努めてきた成果と評価するものであります。
一方、歳出におきましては、不況の影響をまともに受ける高齢者や障害者等、いわゆる社会的弱者と言われる方々や、中小企業に携わる市民の生活防衛と生活環境など、市民生活に密着した緊急的課題に取り組んでおります。
特筆すべきことは、高齢化社会に備えて、調布基地跡地に特別養護老人ホーム、高齢者在宅サービスセンターの建設を初め、国領地区にも在宅サービスセンターを整備し、また、ホームヘルパーを大幅に増員するなど、在宅福祉の充実を図っております。
学校教育におきましても、滝坂小学校と第八中学校の改修を初め、調布中学校の校庭整備や給食室、体育館及びプールの改修などがあります。
また、文化面におきましては、文化の殿堂としての文化会館たづくりの建設であります。時代の流れとともに、物の豊かさから心の豊かさが求められており、今まさに、生涯学習の時代でもあります。文化会館たづくりは、こうした市民の願いにこたえ、休日、夜間も開設し、利用者の利便を最優先した文化の拠点としての施設であり、21世紀を展望した投資であります。
景気悪化に歯どめの兆しが出てきたと言われてはおりますが、厳しい財政環境がまだまだ続きます。今まで以上に簡素で、効率的な市政運営に努め、市民ニーズに適切に対応し、かつ弾力的な財政運営を推進するようお願いいたしまして、自由民主党を代表しての賛成討論といたします。ありがとうございました。
○議長(遠藤衛 君) 21番、漁郡司君。
◆21番(漁郡司 君) 議案第82号 平成6年度
一般会計歳入歳出決算の認定に対して、反対の立場から討論を行います。
まず初めに、財政状況の厳しい中、強められた経常経費の抑制が、事務事業の執行に多くの困難を与えたであろうことを思いめぐらしながら、それでも98.4%の執行率のもと、個々の事業について成果を上げられてきた各原課、担当職員の皆様方に心より敬意を表するところであります。
市民文化会館たづくり建設の継続事業の推進、小・中学校の計画的な施設整備や改修事業の実施、調布基地跡地への特養ホームの建設やベッドの確保、高齢者住宅の拡充、在宅福祉事業の拡充、健康づくりへの各種診療の充実、夜間急患診療所の建設と身障者歯科診療所や
精神障害者作業所の併設、環境管理計画の策定と資源ごみ回収の拡大、都市計画道路3・4・30号線の増築・開通、狭隘道路整備事業の推進などなど、それぞれの事業の前進については一定の評価をするものであります。
また、土地開発公社を通じた土地行政、用地取得方法の問題点の大きな改革・改善についても、その御努力を評価いたします。
しかしながら、財政構造全体の問題、歳出構造での土木費への偏重の問題、21行政経営推進本部の設置による改革指針の問題など、基本的な行財政運営の問題を見るとき、残念ながら決算認定の立場をとることは難しいと言わなければなりません。
とりわけ財政問題は、さまざまな財政指標から、全く厳しい状況に置かれてしまい、将来への禍根を残す1年となったと言わなければなりません。経常収支の比率では84.7%、実質的な公債比率は20.2%、実質減債高倍率に至っては182.3%、市債の発行はもう限度。基金も70億余りとなり、大変将来に向けての大きな厳しい状況を残す1年の決算となったのではないでしょうか。
歳入をみますと、平成6年度は、平成3年のバブル経済の崩壊から3年目の年であり、経済状況の影響が翌年から市税を中心とした税収に影響を与えることを考えると、バブルの影響を受けた予算編成としては、平成5年度に続く2年度目と位置づけられた年でした。
市税への影響は平成不況の影響に加え、国の景気浮揚策として導入された減税にリンクした市税減税による減収など、厳しい環境に置かれた1年でした。当初予算からは27億7,000万円の市税の減額補正となったものであります。これは、前年度に比べて6%、金額にして23億円の減少でありました。しかし、一方で、歳入総額全体を見れば、809億8,000万円、当初予算に比べて、17億5,000万円もの増加となっており、その大きな財源補てんとして基金からの繰り入れが101億円、市債が124億円、合わせて225億円、歳入総額全体の30%を占めるという膨大な数字となっているところです。
一方、歳出をみますと、総額は、当初予算とほぼ同額でありますけれども、特徴としては、投資的事業が前年度に比べて66億円も増加をしており、その款別状況を見ますと、教育の分野では半減、民生の分野では3割減となっており、文化会館たづくりを抱えた総務費の分野では約2倍、土木費の分野ではほぼ同額となっておるわけです。文化プラザを抱えているとはしても、計画事業が歳入構造の変化に対応されずに進んでしまった平成6年、1年だったと言わなければなりません。
平成6年度は市長選の年でもあり、歳入を無視をしてまでも計画事業の遂行を優先されてしまったという問題と思わざるを得ないところであります。
財政計画を大きく上回る市債の発行と基金の取り崩しで、投資事業が確保された年でしたけれども、後年度の大きな負担を生み出した年でもあり、この問題点を指摘しないわけにはまいりません。
また、基金の活用については、
都市基盤整備事業基金については、京王線の線増連続立体化事業を目的として積み立てながら、実は、都市計画道路建設に流用するなど、基金の当初の目的とは違った拡大解釈のもとで基金運用がされた1年であったということも指摘をしないわけにはまいりません。
そうした幾つかの大きな問題を指摘し、新基本計画遂行の中での改善を求めながら、本決算に対する反対の討論とします。
○議長(遠藤衛 君) 9番、荻窪貞寛君。
◆9番(荻窪貞寛 君) おはようございます。私は、議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、公明を代表し、賛成の立場から討論をさせていただきます。
さて、平成6年度の日本経済は、バブル崩壊後、景気浮揚策として経済対策が実施され、一時期は、緩やかながらも景気回復基調にあるとの観測があったものの、多方面にわたる経済対策の実施にかかわらず、景気回復の足踏み状態が長引き、全般的には厳しい状況が続いてまいりました。
長引く景気低迷の影響により、東京都は、法人二税を中心に、都税収入が3年連続して前年度を下回り、3年間で約1兆円の減収となり、昭和62年度の決算額にまで落ち込みました。
このような中、調布市においても歳入の根幹をなす市税が特別減税措置により、30億円余の減収影響を受け、平成3年度の決算の水準まで落ち込みました。しかしながら、市税の急激な減少にもかかわらず、調布市は市民生活の維持向上を図るため、市政の緊急課題を中心にさまざまな施策に充てるべき一般財源の確保に努めてまいりました。それは、年度間の財源調整のために蓄えてきた基金の取り崩しや減税補てん債の借り入れなどにより、財政の対応能力を活用されてきたところです。これは地方自治体の共通の課題でもありますが、税収入に依存している財政構造にあるため、景気の動向に左右されることのない財政基盤確立が今後の大きな課題と言えます。
その意味からしますと、平成6年度決算の中で、将来の公債費への償還財源として、減債基金費の設置、そして行政経営推進本部による行財政改革の推進など、21世紀を見据えた内容があらわれたことは大いに評価されるものであります。
今後も景気の先行きが懸念されますが、生活者の視点に立った施策を充実させるとともに、行政のスリム化を目指し、市長を初め、全職員の方々のさらなる御努力を期待し、以上、財政運営の面から概念的に申し上げて、私の賛成討論とさせていただきます。
○議長(遠藤衛 君) 14番、山口茂君。
◆14番(山口茂 君) 私は、議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、グローバル調布21を代表し、賛成の立場から討論を行うものであります。
さて、御承知のとおり、平成6年度はバブル経済崩壊の後遺症から脱却しようとした年であり、依然として景気の先行きは不透明の中で、我が市としても大変厳しい行財政運営を余儀なくされたわけであります。
このような状況下にありまして、まず特筆すべきことは、調布市
行財政改革指針を策定されたことであります。我が会派はこれを高く評価するとともに、その実効を強く期待いたすものであります。
平成6年度決算をまず歳入面で見ますと、とりわけ市税収入において、個人住民税が特別減税により30億4,000万円の影響を受けております。ところで、この影響額は全額地方債で賄えるわけでありますが、少しでも後年度負担を減らそうとする職員の方々の懸命な努力により、4億円少ない26億4,000万円の借り入れへと大幅な圧縮が図られていますことを見逃してはなりません。
一方、歳出面の主なものを見たとき、まず福祉の分野におきましては、高齢化社会への整備として、調布市立特別養護老人ホームの建設、在宅デイサービスセンターの建設、並びに夜間急患診療所の改築工事など、福祉の着実な充実、推進が図られております。
また、文化、教育の分野では、とりわけ市民の生涯学習の拠点、文化会館たづくりの建設が最終年度でありました。既に、今現在オープンをいたしておりますが、その利用率は極めて高く、いかに市民の文化水準の高揚に寄与しているかがうかがえます。加えて、滝坂小学校の大規模改修工事を初めとする学校教育施設の整備、学校週5日制への取り組みなどであります。
また、その他の分野におきましては、ごみ減量とごみ資源の有効利用、環境管理計画の策定、20数年ぶりの悲願、都市計画道路3・4・24号線、国領旧道新道間、3・4・30号線、調布駅北口新道間の開通等々であります。
いずれにいたしましても、大変厳しい財政環境においても、市民生活密着型を目指して取り組まれた本決算は、効果的な行財政運営の集大成であると受けとめ、その努力を多とするものであります。
今後とも、吉尾市長を先頭に、行財政の体質を強化され、市民の心に響く市政運営を推進されますよう要望し、グローバル調布21の賛成討論といたします。
○議長(遠藤衛 君) 13番、杉山典子君。
◆13番(杉山典子 君) 議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、生活者ネットワークを代表いたしまして、賛成の立場で討論をいたします。
まず、歳入を見てみますと、市税収入が2年連続して落ち込み、財源の確保のため、市債の発行や基金の取り崩しを行うなど、財政の対応能力を活用したと言えると思います。
歳出について見てみますと、市立特別養護老人ホームと在宅サービスセンター建設工事や夜間急患診療所改築工事など市民要望にこたえる事業が進められていると評価をいたしますし、全体の予算執行状況を見てみましても、それぞれ目的に沿った適正な執行がなされているとの判断をしております。
しかし、財政指標での幾つかの数字を見てみますと、経常収支比率は前年度よりもさらに上昇し、84%となっており、財政の硬直化は昨年に比べ一層進んだと言わざるを得ません。今後の義務的な経費の確実な増加を考えますと、堅実で健全な財政運営の確保、そのための事業の中での最優先課題の整理や長期的視野での事業の見直し等が必要ではないかと考えます。
また、昨年も申し上げたことですが、歳入未済額、不納欠損額の年々の増加はやはり問題としてとらえておかなければならないと思います。担当者の方々の努力は認めるものではありますが、この額の年々の増加は市民の中での負担の公平さを欠くこととなると思われますので、ぜひ一層の御努力をお願いしておきたいと思います。
生活文教委員会所管部門で、特に身近で市民に密着した事柄が多い中、とりわけゆとりある市民生活を充実するための市民農園などの拡充、都市農業の振興に、今まで畑仕事などに無縁の方たちとの接点も今後留意していただきたいと要望いたします。
また、文化、教育といったすぐに効果のあらわれるものではない分野については、女性課、国際交流などの派遣事業で育った人たちの報告などの場の提供や人材活用にも努めていただきたいと思います。
学校教育は、施設整備とともに、子供たちの主体性を育てる授業の工夫、人間性をはぐくむ場づくりが大切です。学校5日制に伴う社会教育との連携では、郷土博物館の資料が文化会館たづくりでも見られたりと、図書館、公民館、たづくりと女性課を含めて、それぞれの事業の提携に今後とも工夫を凝らし、市民のニーズに合った事業展開を要望いたしまして、生活者ネットワークの賛成討論といたします。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 2番、大河巳渡子君。
◆2番(大河巳渡子 君) 議案第82号 平成6年度
一般会計歳入歳出決算の認定について、元気派市民の会は賛成の立場から討論を行います。
平成6年度は厳しい財政状況の中で、2年連続して一般財源の中心である市税が減収となりましたが、市債の発行や基金の取り崩しにより、財源を確保し事業展開を行い、主に文化面では、市民文化会館たづくり建設、福祉面では市立特別養護老人ホーム、在宅サービスセンター建設、教育面では学校教育施設の整備、基盤整備では都市計画道路用地買収など、幅広く各種事業を行い、執行率は98.4%と所期の目的は達成されたと評価しています。
しかしながら、歳入未済額は、昨年度より12.9%増加しており、大半が滞納繰越分で占めています。景気低迷化で厳しいものと理解しますが、税収の確保は市行財政運営の基盤であり、財務は担当部門のみならず、市全体の課題として滞納整理計画を策定され、税負担の公平の確保という観点からも努力されるよう要望します。
市民にとっては、身近なまちの予算がどう使われているか関心の高いところです。市税収入の増収が期待できない情勢の中、また、事業用地の売却等も行われている現在、これらの事業用地等の取得については、達成率を問題にするよりも、事業化への見通しを見きわめつつ、むしろ慎重に行うことが重要だと考えます。
住民合意の見通しが立たないまま、事業推進のための土地の先行取得をすることは、将来の財政負担になりかねません。安定した行財政運営という視点からも、財政状況の厳しい中ではありますが、市民生活の向上のため、市民本位の計画行政の推進を要望し、本決算への賛成の討論といたします。
○議長(遠藤衛 君) 討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第1 議案第82号 平成6年度調布市
一般会計歳入歳出決算の認定について、本決算に対する各常任委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本決算は各常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本決算は起立多数をもって認定することに決しました。
─────────── ── ───────────
△第2 議案第85号 平成6年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 日程第2 議案第85号 平成6年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本決算は
政策総務委員会において審査を受けておりますので、その報告を鈴木委員長に求めます。鈴木委員長。
〔
政策総務委員長 鈴木 正昭君登壇〕
◎
政策総務委員長(鈴木正昭 君)
政策総務委員会の審査結果について御報告申し上げます。
議案第85号 平成6年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定について、本件につきましては、審査の結果、賛成多数をもちまして原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
12番、雨宮幸男君。
◆12番(雨宮幸男 君) 議案第85号 平成6年度の用地特別会計決算認定について、反対の立場から討論を行います。
本特別会計決算には、平成3年度の債務負担行為が含まれているわけであります。この年度の債務負担行為額は160億円余り、そして、債務負担行為の議決限度額を40億円強上回っているわけであります。この点につきまして日本共産党は、これまで一貫して議決限度額を上回る債務負担行為設定は法を逸脱したものだと厳しく批判してまいりました。ところが、これに対して理事者側は、金融機関からの借入金は限度額以内と強弁してきたわけであります。しかるに、本決算の審査を通じまして、債務負担行為限度額とは金融機関からの借入限度額でもなく、また当該年度の取得限度額でもない、地方自治法に規定された後年度負担を伴う債務の償還計画であることを認め、これまでの見解を事実上、変更したわけであります。このように、法を逸脱したもとで運用された平成3年度債務負担行為を含む本決算を認めることはできません。
以上をもちまして、反対討論といたします。
○議長(遠藤衛 君) 25番、元木勇君。
◆25番(元木勇 君) 議案第85号 平成6年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定について、自由民主党を代表いたしまして賛成の立場から討論を行います。
用地取得に係る債務負担行為の債務の解消については、ここ数年来の積極的な対応によって減少傾向にありましたが、平成6年度においても、なお一層その御努力が続けられ、債務負担行為の未償還元金は平成5年度に比較すると12.4%も減少してきております。債務保証の限度額一つを見ましても、平成6年度では29億円と、平成5年度と比較いたしますと2分の1、平成4年度から見ますと4分の1まで縮小されてきており、実際の土地の取得にあっても同様であります。市民生活の利便性、快適性の向上を図る上で道をつくったり、公園の整備を進めたりで用地の取得が必要であり、反面、債務の解消は図らなければならないという相入れない条件の中での成果であり、一方ならない苦労があったことと推察いたします。
調布市のまちづくりも、土地開発公社を通しての土地取得により一段と進んだのは事実でありますが、社会、経済環境の大きな変化の中で、今は債務の解消が求められており、今後もこの御努力の継続をお願いして、私の賛成討論といたします。
○議長(遠藤衛 君) 21番、漁郡司君。
◆21番(漁郡司 君) 議案第85号 平成6年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。
この間、平成3年、平成4年と社会党議員団はいち早く土地行政について、そのシステムや債務負担による財政への影響力など問題点を指摘し、改善、改革を求めてきたところであります。
債務負担の限度額及びその執行額につきましては、平成5年度に引き続き、大幅に抑制をされたと評価をいたしております。平成3年度の125億から平成4年度が103億、そして、5年度には58億、平成6年度は29億と大きな改善が図られてまいりました。また、代替地の処分方法につきましても精算方式へと改革がされ、例えば、金利の二重支払いの問題や、また、事業を無視した先行取得の問題などの改善が明確にされたと評価をいたしているところであります。こうした改善、改革についてはしっかりと見詰め、その評価を明確にすることが財政運営、行政運営の中では必要だろうと思っているところであります。こうした改革点を明確に評価し、本決算については認定、賛成をするものであります。
○議長(遠藤衛 君) 討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第2 議案第85号 平成6年度調布市
用地特別会計歳入歳出決算の認定について、本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本決算は起立多数をもって認定することに決しました。
─────────── ── ───────────
△第3 議案第83号 平成6年度調布市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 日程第3 議案第83号 平成6年度調布市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本決算は
生活文教委員会において審査を受けておりますので、その報告を任海委員長に求めます。任海委員長。
〔
生活文教委員長 任海 千衛君登壇〕
◎
生活文教委員長(任海千衛 君)
生活文教委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第83号 平成6年度調布市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、審査の結果、賛成多数をもって原案認定と決しました。
報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
3番、井樋匡利君。
◆3番(井樋匡利 君) 私は日本共産党を代表して、議案第83号 平成6年度調布市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。
平成6年度は、保険税の連続引き上げ2年目の年であります。さらに、市側は今後の値上げを示唆し、厚生省の指導に沿って低所得者に負担を強いる平準化を進めようとしています。一方、政府の当然負担すべき補助金、交付金が削減され、この年度に一般財源化され、削減された助産費などで総額1億5,000万円に上っています。したがって、日本共産党は、本決算に対して反対します。
以上。
○議長(遠藤衛 君) 16番、大須賀浩裕君。
◆16番(大須賀浩裕 君) 議案第83号 平成6年度調布市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、自由民主党議員団を代表し、賛成の立場から討論を行います。
国民健康保険制度は、国民皆保険を支える基本的な制度として、我が市におきましても市民の約3分の1が加入しており、地域住民の健康増進、地域医療の確保に大きく貢献しておりますことは御案内のとおりであります。
平成6年度の国民健康保険事業特別会計決算は、高齢化の進行、医療制度改正に伴う医療費の増高の中で歳出総額の約97%の給付費を賄い、非常に苦しいやりくりを行った状況が見受けられます。これからはますます高齢化が進み、医療費が増高するばかりであります。
国民健康保険制度は、一地方自治体独自ではどうにもならないさまざまな問題を抱えております。国では、医療保険審議会など関係審議会において新たな高齢者介護システムの確立、医療保険制度のあり方について本格的な検討が進められているところであります。
このような状況の中で、国民健康保険制度の安定的発展が図られるよう国に強く改善を求め、さらに保険税の収納率の向上など健全財政の維持に努力され、地域保険として市民の健康の保持、増進に役立つ運営が行われるようお願いし、我が党の賛成討論といたします。
○議長(遠藤衛 君) 討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第3 議案第83号 平成6年度調布市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本決算は起立多数をもって認定することに決しました。
─────────── ── ───────────
△第4 議案第84号 平成6年度調布市
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
△第5 議案第86号 平成6年度調布市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 日程第4、日程第5、以上2件を一括議題といたします。
本2件は
福祉環境委員会において審査を受けておりますので、その報告を藤塚委員長に認めます。藤塚委員長。
〔
福祉環境委員長 藤塚 昭子君登壇〕
◎
福祉環境委員長(藤塚昭子 君)
福祉環境委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第84号 平成6年度調布市
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は、審査の結果、多数をもって原案認定と決しました。
議案第86号 平成6年度調布市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は、審査の結果、全員異議なく原案認定と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
4番、岸本直子君。
◆4番(岸本直子 君) 議案第84号
老人保健特別会計歳入歳出決算についてです。
日本共産党は、老人医療費を有料化した老人保健法に反対しております。高齢化社会を迎えて、本来なら国の役割と責任はますます高められなければなりません。ところが、老人医療は有料化され一般医療と差別した医療制度となっております。平成5年4月1日からは初診時と入院時における本人負担分が引き上げられ、自己負担が拡大されました。さらに、入院給食費が1日600円から800円となり、1ヵ月2万4,000円もの自己負担を押しつけられようとしております。付き添い看護の廃止などの医療制度の改悪は、特に高齢者を公的な医療制度から見放す結果になっていると言わざるを得ません。よって、こうした性格と本質を持つ老人保健法とその具体化としての平成6年度の老人保健特別会計決算には反対をいたします。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 1番、福山めぐみ君。
◆1番(福山めぐみ 君) 議案第84号 平成6年度調布市
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、公明を代表して賛成の立場から討論を行います。
我が国の老人医療につきましては、御承知のとおり昭和40年代の高度経済成長期時代には、老人医療無料化の施策を実施してまいりました。しかし、高齢化社会の進展に伴って、昭和58年2月、国民の自立、自助と連帯の精神に立って、疾病予防や健康づくりを重視した老人保健法が制定されました。この法の目的は、総合的な老人保健、医療対策を推進し、増大し続ける老人医療費を国民が公平に分かち合うバランスのとれた老人保健医療制度の確立を目指したものであります。
我が国は、世界的にも高い水準の医療が保障されており、いつでもどこでも自由に医療機関を選んで受診ができるようになっています。このようなすぐれた医療制度の長期的安定を図るために、若い世代だけではなく、高齢者もその負担能力に応じて医療費の一部負担が実施されました。また、さきにゴールドプランの策定に伴い、老人訪問看護療養費制度も創設され、在宅医療は一層推進されております。
一方、子供の出生率の低下に伴って高齢化の進展に拍車がかかり、21世紀に向けた医療制度の展開が必要となりました。昨年10月に健康保険法の一部が改正されました。これは利用者本位、在宅ケアを重視した老人保健福祉施策を総合的に推進することが改正の目的であります。改正の主な内容といたしましては、付き添い看護、介護の改革、訪問介護事業の拡大、入院時の食事の改善、医療保険者からの拠出金を財源とする老人保健施設整備を図る助成制度も創設され、在宅介護の支援が一段と強化されております。
このような状況の中、本市の老人医療費は、平成6年度で約88億3,000万、対前年比で14.9%の伸びとなっています。これは、厚生省が本年8月に発表しました平成6年度医療保険医療費動向による老人医療費の伸び10.2%を大きく上回っております。このような医療費の増大は、本市における老人医療対象者の増加に伴うものと考えられます。これらの増大傾向は今後も続くことが見込まれますし、国は新たな在宅介護保険制度の導入を検討している段階であります。
現在、制度が大きく変わろうとしている中で、個別に入院見舞金等を支給する施策では対応は困難であります。高齢者のニーズも時代とともに変化し多様化している中、より多くの方のことを考え、日の当たらないところへどのように手当てをするか。そして、何よりも安心して在宅生活を継続できる医療と福祉の連携を目指すバランスのとれた施策こそが今求められていると考えられます。
このような基本的事項を踏まえた上で、本決算につきましては、法の精神にのっとったものと理解し、賛成いたすものであります。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第4 議案第84号 平成6年度調布
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本決算は起立多数をもって認定することに決しました。
日程第5 議案第86号 平成6年度調布市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本決算は満場一致をもって認定することに決しました。
─────────── ── ───────────
△第6 議案第89号 調布市
使用料等審議会条例 (
委員会審査報告)
△第7 議案第90号 調布市職員の勤務時間,休日,休暇等に関する条例の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
△第8 議案第91号 調布市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 日程第6、日程第7、日程第8、以上3件を一括議題といたします。
本3件は
政策総務委員会において審査を受けておりますので、その報告を鈴木委員長に求めます。鈴木委員長。
〔
政策総務委員長 鈴木 正昭君登壇〕
◎
政策総務委員長(鈴木正昭 君)
政策総務委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第89号 調布市
使用料等審議会条例、本件につきましては、審査の結果、賛成多数をもちまして原案了承と決しました。
議案第90号 調布市職員の勤務時間,休日,休暇等に関する条例の一部を改正する条例、議案第91号 調布市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例、以上2件につきましては、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
12番、雨宮幸男君。
◆12番(雨宮幸男 君) 議案第89号
使用料等審議会条例に反対をいたします。
本条例案は、諸証明の発行手数料や調布市の各種使用料の見直しに当たって審議会を設置するものであります。
ところで、21
行財政改革指針によりますと、「使用料等については3年ごとに見直す」と明記されています。昨今、見直しの名による値上げは、他の自治体におきましても、いわば常套的な手法となっており、調布市においても例外でないと言わざるを得ません。したがって、値上げを前提とした審議会設置を認めることはできません。
また、条例第2条の3号には、諮問事項について「市長が別に指定するもの」との規定があります。委員会審査を通じまして、この規定については、これまで無料施設であったものの有料化もあり得ることが明確になりました。これも認めることはできません。
以上をもちまして、反対討論といたします。
○議長(遠藤衛 君) 6番、林明裕君。
◆6番(林明裕 君) 議案第89号 調布市
使用料等審議会条例について、グローバル調布21を代表し、賛成の立場から討論を行います。
まず、使用料、手数料等の料金設定に当たっての原則論から申し上げれば、当該行政サービスは利用する特定の者が利益を受けるものであることから、利用する者と利用しない者との立場を考慮した、いわゆる受益者負担の公平性を踏まえることが必要であり、また、この場合、その料金が受益の程度に応じた額であることが基本であると考えます。さらに、それを下回った額であれば、その差額は税などの一般財源を充てることとなり、結果として、住民間の負担の公平性が損なわれることとなることは御承知のとおりであります。
したがいまして、その料金は提供する行政サービスにかかわるコストの上昇等の実情に常に対応した料金であることが求められ、適時に適正な料金改定を図っていくことが必要となってきますが、時期や負担の求め方がそれぞれ異なっていたことから、適正な料金設定とはいかなかったような部分もあったのではないかと推測いたします。
そこで、今回徹底して行っていただきたい
行財政改革指針にも示されているように、使用料、手数料等の額の適正化を図るため、また、市民参加型の市政を推進していく上で、市民の合意形成を求める場の一つとして、
使用料等審議会条例を設定することに対し、的を得た方策であり、賛成いたすものであります。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第6 議案第89号 調布市
使用料等審議会条例、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は起立多数をもって可決されました。
お諮りいたします。
日程第7、日程第8、以上2件一括採決を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、これより2件一括採決を行います。
日程第7 議案第90号 調布市職員の勤務時間,休日,休暇等に関する条例の一部を改正する条例、日程第8 議案第91号 調布市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例、以上2件に対する委員長の報告は可決であります。本2件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本2件は満場一致をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
△第9 議案第81号 交通事故に関する和解及び損害賠償の額の決定について
(
委員会審査報告)
△第10 議案第92号 調布市児童遊園条例の一部を改正する条例(
委員会審査報告)
△第11 議案第93号 調布市
敬老手当条例を廃止する条例 (
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 日程第9、日程第10、日程第11、以上3件を一括議題といたします。
本3件は
福祉環境委員会において審査を受けておりますので、その報告を藤塚委員長に求めます。藤塚委員長。
〔
福祉環境委員長 藤塚 昭子君登壇〕
◎
福祉環境委員長(藤塚昭子 君)
福祉環境委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第81号 交通事故に関する和解及び損害賠償の額の決定について、議案第92号 調布市児童遊園条例の一部を改正する条例、以上2件につきましては、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
続きまして、議案第93号 調布市
敬老手当条例を廃止する条例、本件、審査の冒頭で公聴会開催を求める動議が出されましたが、審査の結果、少数により否決されました。続いて、本件を審査の結果、多数により原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
4番、岸本直子君。
◆4番(岸本直子 君) 議案第93号 調布市
敬老手当条例を廃止する条例に日本共産党は反対をいたします。
敬老手当廃止に当たり、市が独自に行いました高齢者福祉意向調査の中で、必要だとする人の数が46%、不要だとおっしゃられた方が54%という報告がありました。また、廃止についてはやむを得ないという見解での賛成、積極的賛成とは言いがたい、このように本会議で市長は認識を示されました。
市内の老人クラブ連合会や民生委員の声の中に、従来どおり支給してほしい。廃止は基本的には認められない。これは意向調査の中の実際にあった切実な声です。日本共産党は委員会でも広く市民の生の声を聞くべきだと公聴会の提案をさせていただきましたが、残念ながら否決されました。議会としても、独自に高齢者から聞くことが必要であり、そういった意味で、まだまだ十分審議がされたとは言えないはずです。敬老手当分の財源を地域福祉計画の在宅介護やそれにかかわる施設、設備に振り分けるとのことでしたけれども、こういった事業は、一般財源の中からの位置づけが当然のことであるべきです。低所得者層のお年寄りが当てにしているであろうこの種の手当を廃止し、在宅介護に関する事業費を確立するというやり方には賛成できるものではありません。市民の目線に立った福祉施策の充実を願うものとして、この条例には反対をさせていただきます。
○議長(遠藤衛 君) 28番、関口昌昭君。
◆28番(関口昌昭 君) 議案第93号 調布市
敬老手当条例を廃止する条例について、自由民主党を代表して賛成の立場から討論を行います。
敬老手当は昭和45年から25年間支給してきた制度であり、多摩地区においても、数市で実施という貴重な事業でありました。私自身、この時期に長きにわたった制度を廃止することは感慨深いものがあります。と同時に、お年寄りの楽しみを取り上げることになるのではないかといった一抹の寂しさと苦しさを感じます。
しかし、考えてみますと日本社会は戦後大きく変わってまいりました。敬老手当が制度化されたころは、年金や保健医療の制度の整備がようやく緒についたばかりでしたし、福祉においても、特定の階層の人々に対して施設入所と金銭給付を中心に措置していた時代でありました。そのときにあっては、敬老手当の役割はこの事業の趣旨にありますように、長寿をお祝いし、敬老の精神を啓蒙し、かつ生活を支えるという目的を十分に果たしてきたと思います。
ところで、今日では日本の高齢化は世界に例を見ないスピードで進み、しかも世界で最高の水準に達すると言われております。高齢化の速度が早いドイツやイギリスでさえ、高齢化率が7%から14%になるのに45年かかったものが、我が国は25年で到達し、平成37年には4人に1人が高齢者という社会を迎えます。あわせて75歳以上の後期高齢者が増大するのもまた一つの特徴であります。
先人たちが経験したことのない高齢化社会は、お金のあるないにかかわらず、加齢とともに、だれもが日常生活において福祉や保健医療のサービスを利用する時代なのだと認識することだと思います。私は、そのための基盤整備をしっかりやっていただきたいと思うのであります。
調布市では、平成5年に策定した地域福祉計画に沿って施策が展開されておりますが、引き続きその実現に最大の努力をしていただきたいと思います。しかし、それだけで高齢社会を支えていくには不十分であろうと思います。地域福祉計画の目標を現実と比較して見直し、調布市民が必要とし、利用しやすい調布市らしい福祉・保健サービスや施設の整備、さらに建物、道路、交通機関などを含め、人に優しい愛と美のまちづくりの一日も早い実現を望むものであります。
一方で、調布市の財政事情は、ここ数年非常に厳しいことは承知いたしていますが、高齢社会の進展はとまってはくれず、どのような情勢にあっても高齢者に対する施策は推進しなければなりません。庁内の各部署が一丸となって目標の実現に向かって、誠心誠意邁進していただきたいと考えるものであります。
以上、時代背景と調布市の今後の課題を述べまして、調布市
敬老手当条例を廃止する条例の賛成討論とするものであります。
○議長(遠藤衛 君) 11番、清水静枝君。
◆11番(清水静枝 君) 議案第93号 調布市
敬老手当条例を廃止する条例について、社会党を代表して反対討論を行います。
今日、日本が高齢社会に突き進んでおりますことは、私が言うまでもありません。政府統計が示すとおり、21世紀には4人に1人が高齢者になります。したがって、高齢福祉対策は行政の重要課題であり、当市においても施策の柱に立てております。
各自治体とも政府のゴールドプランに基づいて、地域福祉計画を作成しました。しかし、平成不況が続く中、税収減となり計画実現の財源捻出に頭を痛めていることと思います。我が市では、そこで出てきたのがこの敬老手当の廃止です。
提案理由の説明では、もうその役割は終わったと言われました。平成6年度決算の敬老手当額を見ますと4億1,000万円余となっております。70歳以上すべての方に支給してきたこの制度に対して、行政は厳しい財政状況の中から施策の転換を図ったと言わざるを得ません。ここ数年、高齢福祉施策の論議において、全体の見直しをしていきたいことが言われてはまいりました。しかし、このたびの廃止提案は、見直し論議の積み重ねをしないまま一挙に廃止という提案であります。敬老手当を生活設計に入れている方々とっては大きな問題です。
行政は、委員会の当日に敬老手当廃止に伴う具体的対策として代替事業17項目を提示しました。内容は、いずれも今まで進めてきた施策に上乗せした必要最小限のものでありますので、私はこれには賛成であります。とりわけ在宅福祉基金の新設は、社会党として今まで提言してきたものです。しかし、事前の取り扱いとして支給対象者への行政としての思いやりが欠けていたのではないでしょうか。
平成不況によって税収減が続く中、70歳以上すべての方に支給することが財政を圧迫するのであれば、所得制限を設けて低所得者への心配りをする段階的扱いをする一方、市民の理解を得るきめの細かい取り組みがなされてなかったと思います。
資料でいただいた高齢者福祉施策意向調査結果、敬老手当の見直しに関する関係団体からの意見聴取の要約等にあらわれておりますけれども、制度が浸透していなかった面、生活困窮者には支給を継続してほしいとの意見が述べられております。
したがって、社会党は敬老手当廃止に伴う具体的対策の徹底を図るための取り組みと同時に、所得制限を設けることを要求して、議案第93号 調布市
敬老手当条例を廃止する条例に反対するものであります。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 5番、安部宝根君。
◆5番(安部宝根 君) 議案第93号
敬老手当条例を廃止する条例について、生活者ネットワークを代表しまして賛成の討論をいたします。
私も、今回高齢社会における在宅福祉のケアに焦点を当てて一般質問いたしましたが、この調布市でも、7年後の2002年には人口の14%以上が65歳以上という高齢社会を迎えます。住みなれた地域に安心して住み続けるためには、在宅ケアのサービスが充実していることが大切です。現在、在宅介護はその多くが家族に頼っている、また頼らざるを得ないのが現実です。長寿化のためケアの期間が伸び、重度化しています。家族といってもその多くが妻を当てにし、娘、子供の配偶者と女性がケア役割を担っている現実もあるわけです。ケアする人の時間的束縛、肉体的疲労、精神的ストレスが高まり、老人虐待をも引き起こすと新聞報道がされています。ケアの質を高め、ケアを受ける人も担う人も人格が尊重され、精神的、肉体的に自立した生活を営めるよう望むところです。そのために、ホームヘルパーの派遣やショートステイ、デイサービスといった在宅福祉の3本柱の充実やサービスの拡充が必要になり、在宅支援センターの整備を初めさまざまな整備が急がれるところです。そのための財源の確保は大きな課題です。もちろん年金生活で、この敬老手当を楽しみになさっている方たちにも十分納得されるサービスが受けられるよう十分な配慮をしていただきたいと思います。
だれもが、いざというときに安心してサービスが受けられるための基盤整備やサービスの質の向上と拡充、システム構築のためにこの財源を生かすよう強く要望して、この議案の賛成討論といたします。
○議長(遠藤衛 君) 2番、大河巳渡子君。
◆2番(大河巳渡子 君) 議案第93号 調布市敬老手当を廃止する条例について、元気派市民の会は、賛成の立場から討論いたします。
敬老手当条例は、昭和45年に高齢者の長寿を祝し、敬老思想の高揚を図るとともに、生活費の一部としての目的もあったと認識しています。しかしながら、条例が施行された当時から比べると高齢化の波は市におきましても例外ではありません。高齢社会へ進む中、個々人の財産や所得状況など考慮することなく、年齢によって70歳のみの一律の手当支給には限界があります。新たな高齢福祉施策が必要となってきた現在では、高齢者の方が緊急に求めているニーズに対し、限られた財源を有効に生かすことが今必要になってきたと考えます。
景気低迷下であり、市民生活も苦しい状況ですので、したがいまして、福祉関係団体も条件つきの了承だと聞いております。新たな財源確保が困難な現在、廃止は多くの方の痛みを伴うお願いになりますので、今後も高齢福祉の充実という福祉目的に限った財源としてぜひ執行され、その内容が支給されていた方々にきちんと報告されることを要望します。
財政状況の厳しい折、納税の見返りとしての行政サービスの質の低下を市民は危惧しています。同時に、税金の使われ方への市民の関心が高まっている現在、十分な住民合意のできる納得のいく財源の活用をあわせて要望し、賛成の討論とします。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 討論を打ち切ります。
お諮りいたします。
日程第9、日程第11、以上2件一括採決を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、これより2件一括採決を行います。
日程第9 議案第81号 交通事故に関する和解及び損害賠償の額の決定について、日程第10 議案第92号 調布市児童遊園条例の一部を改正する条例、以上2件に対する委員長の報告は可決であります。本2件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本2件は満場一致をもって可決されました。
日程第11 議案第93号 調布市
敬老手当条例を廃止する条例、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は起立多数をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
△第12 議案第 94号 市道路線の認定について (
委員会審査報告)
△第13 議案第 95号 市道路線の認定について (
委員会審査報告)
△第14 議案第 96号 市道路線の認定について (
委員会審査報告)
△第15 議案第 97号 市道路線の認定について (
委員会審査報告)
△第16 議案第 98号 市道路線の廃止について (
委員会審査報告)
△第17 議案第 99号 市道路線の廃止について (
委員会審査報告)
△第18 議案第100号 市道路線の一部廃止について (
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 日程第12から日程第18まで7件を一括議題といたします。
本7件は
建設水道委員会において審査を受けておりますので、その報告を杉崎委員長に求めます。杉崎委員長。
〔
建設水道委員長 杉崎 敏明君登壇〕
◎
建設水道委員長(杉崎敏明 君)
建設水道委員会の審査結果について、御報告申し上げます。
議案第94号 市道路線の認定について、議案第95号 市道路線の認定について、議案第96号 市道路線の認定について、議案第97号 市道路線の認定について、議案第98号 市道路線の廃止について、議案第99号 市道路線の廃止について、議案第100号 市道路線の一部廃止について、以上7件につきまして、審査の結果、全員異議なく原案了承と決定いたしました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。
日程第12から日程第18まで7件一括採決を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、これより7件一括採決を行います。
日程第12 議案第94号 市道路線の認定について、日程第13 議案第95号市道路線の認定について、日程第14 議案第96号 市道路線の認定について、日程第15 議案第97号 市道路線の認定について、日程第16 議案第98号 市道路線の廃止について、日程第17 議案第99号 市道路線の廃止について、日程第18 議案第100号 市道路線の一部廃止について、以上7件に対する委員長の報告は可決であります。本7件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本7件は満場一致をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
△第19 議案第87号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第2号)
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 日程第19 議案第87号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本案は各常任委員会に付託し、審査を受けておりますので、順次その報告を各常任委員長に求めます。
最初に、
政策総務委員会の審査報告を鈴木委員長に求めます。鈴木委員長。
〔
政策総務委員長 鈴木 正昭君登壇〕
◎
政策総務委員長(鈴木正昭 君)
政策総務委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第87号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第2号)、
政策総務委員会所管部門、本件につきましては、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
政策総務委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、
生活文教委員会の審査報告を任海委員長に求めます。任海委員長。
〔
生活文教委員長 任海 千衛君登壇〕
◎
生活文教委員長(任海千衛 君)
生活文教委員会の審査結果について、御報告を申し上げます。
議案第87号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第2号)、
生活文教委員会所管部門でありますが、審査の結果、全会一致をもって原案了承と決しました。
報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
生活文教委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、
福祉環境委員会の審査報告を藤塚委員長に求めます。藤塚委員長。
〔
福祉環境委員長 藤塚 昭子君登壇〕
◎
福祉環境委員長(藤塚昭子 君)
福祉環境委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第87号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第2号)、
福祉環境委員会所管部門、本件につきましては、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
福祉環境委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、
建設水道委員会の審査報告を杉崎委員長に求めます。杉崎委員長。
〔
建設水道委員長 杉崎 敏明君登壇〕
◎
建設水道委員長(杉崎敏明 君)
建設水道委員会の審査結果について、御報告申し上げます。
議案第87号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第2号)の
建設水道委員会所管部門につきまして、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
建設水道委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
以上で各常任委員長の審査報告は終わりました。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第19 議案第87号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第2号)、本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は満場一致をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
△第20 議案第88号 平成7年度調布市
老人保健特別会計補正予算(第2号)
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 日程第20 議案第88号 平成7年度調布市
老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本案は
福祉環境委員会において審査を受けておりますので、その報告を藤塚委員長に求めます。藤塚委員長。
〔
福祉環境委員長 藤塚 昭子君登壇〕
◎
福祉環境委員長(藤塚昭子 君)
福祉環境委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第88号 平成7年度調布市
老人保健特別会計補正予算(第2号)、本件につきましては、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
日程第20 議案第88号 平成7年度調布市
老人保健特別会計補正予算(第2号)、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は満場一致をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
△第21 議案第106号
調布市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
△第22 議案第107号 調布市
長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
△第23 議案第108号 調布市
教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
△第24 議案第109号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
△第25 議案第110号 調布市
水道事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
○議長(遠藤衛 君) 日程第21から日程第25まで5件を一括議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を求めます。吉尾市長。
〔市 長 吉尾 勝征君登壇〕
◎市長(吉尾勝征 君) 議案第106号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、
調布市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものであります。
その内容といたしましては、議員報酬につきましては、平成3年10月1日に改定して以来現在に至っております。この間、地方公共団体を取り巻く社会的、経済的情勢は急激に変化し、いわゆるバブル経済の崩壊による影響は地方公共団体の財政面にも及び、本市もその例外とは言いがたい状況にあります。しかし、このような状況にありながらも、市民の代表者として市議会議員の責務が増大していること、また、都内各市における議員報酬の改定状況及び一般職職員の給与の改定状況等を考慮し、特別職報酬等審議会に諮問いたしましたところ、去る11月10日答申をいただきましたのでこれを尊重し、議長の報酬を月額64万円に、副議長の報酬を月額58万円に、議員の報酬を月額55万円にそれぞれ改定するとともに、平成7年12月の月分にかかるものから適用するものであります。
よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
続きまして、議案第107号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、調布市
長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正するものであります。
その内容といたしましては、市
長等常勤特別職の職員の給料につきまして、平成3年以来の改定を行うものであります。議案第106号でも御提案申し上げましたが、この間、地方公共団体を取り巻く社会的、経済的情勢は急激に変化し、いわゆるバブル経済の崩壊による影響は地方公共団体の財政面にも及び本市もその例外とは言いがたい状況にあります。しかし、このような状況にありながらも、都内各市をおいては本市を除くすべての市で改定が実施されるとともに、一般職職員の給与水準も人事院勧告に基づき毎年引き上げが実施されている状況にあります。これらの諸状況及び給料の均衡等を考慮し、特別職報酬等審議会に諮問いたしましたところ、去る11月10日答申をいただきましたのでこれを尊重し、市長の給料を月額105万円に、助役の給料を月額91万円に、収入役の給料を月額81万円に、常勤の監査委員の給料を月額73万円にそれぞれ改定するとともに、平成7年12月の月分にかかるものから適用するものであります。
よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
続きまして、議案第108号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、調布市
教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正するものであります。
その内容といたしましては、議案第107号で御提案申し上げました市
長等常勤特別職の職員の給料の改定と同様に、教育長の給料を月額81万円に改定するとともに、平成7年12月の月分にかかるものから適用するものであります。
よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
続きまして、議案第109号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、調布市職員の給与に関する条例の一部を改正するものであります。
その内容といたしましては、職員の給与改定でありますが、国家公務員につきましては人事院の給与勧告を基礎に平均0.9%の給与改定を行うことが本年9月26日の閣議において決定されており、これを受けまして、地方公務員の給与につきましても各地方公共団体においてそれぞれ給与改定が実施されようとしているところであります。本市におきましても、人事院の給与勧告を尊重する中で、諸般の事情を考慮し、職員の給与を改定するものであります。
給与の引き上げ率につきましては、人事院勧告の0.9%とする中で、その配分につきましては、給料を0.79%とし、諸手当等を0.11%とするものであります。
よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
続きまして、議案第110号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、調布市
水道事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正するものであります。
その内容といたしましては、議案第107号で御提案申し上げました市
長等常勤特別職の職員の給料の改定と同様に、
水道事業管理者の給料を月額75万円に改定するとともに、平成7年12月の月分にかかるものから適用するものであります。
よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
付託を行います。
本5件は
政策総務委員会に付託いたします。
─────────── ── ───────────
△第26 議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(遠藤衛 君) 日程第26 議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を求めます。吉尾市長。
〔市 長 吉尾 勝征君登壇〕
◎市長(吉尾勝征 君) 議案第102号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)でありまして、歳入歳出それぞれ1,312万9,000円を減額いたすものであります。
その内容を歳出予算から申し上げますと、市議会議員の報酬改定及び特別職、一般職職員等の給与改定並びに関係経費の所要額を精査したものであります。
これに対する歳入予算といたしましては、減収が見込まれる収益事業収入を計上いたしました。これによりまして歳入歳出予算の総額は、699億1,879万9,000円と相なるものであります。
よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
付託を行います。
本補正予算については、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。
─────────── ── ───────────
△第27 議案第103号 平成7年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(遠藤衛 君) 日程第27 議案第103号 平成7年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を求めます。吉尾市長。
〔市 長 吉尾 勝征君登壇〕
◎市長(吉尾勝征 君) 議案第103号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、平成7年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でありまして、歳入歳出それぞれ215万8,000円を減額いたすものであります。
その内容を歳出予算から申し上げますと、
一般会計補正予算と同様に職員の給与改定及び給与関係経費の所要額を精査したものであります。
これに対する歳入予算といたしましては、一般会計繰入金を減額いたすものであります。これによりまして歳入歳出予算の総額は、99億181万4,000円と相なるものであります。
よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
付託を行います。
本件は
生活文教委員会に付託いたします。
─────────── ── ───────────
△第28 議案第104号 平成7年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(遠藤衛 君) 日程第28 議案第104号 平成7年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を求めます。吉尾市長。
〔市 長 吉尾 勝征君登壇〕
◎市長(吉尾勝征 君) 議案第104号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、平成7年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)でありまして、歳入歳出それぞれ656万5,000円を増額いたすものであります。
その内容を歳出予算から申し上げますと、
一般会計補正予算と同様に職員の給与改定及び給与関係経費の所要額を精査したものであります。
これに対する歳入予算といたしましては、一般会計繰入金を増額いたすものであります。これによりまして歳入歳出予算の総額は、45億1,886万9,000円と相なるものであります。
よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
付託を行います。
本件は
福祉環境委員会に付託いたします。
─────────── ── ───────────
△第29 議案第105号 平成7年度調布市
水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(遠藤衛 君) 日程第29 議案第105号 平成7年度調布市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を求めます。吉尾市長。
〔市 長 吉尾 勝征君登壇〕
◎市長(吉尾勝征 君) 議案第105号につきまして提案理由を御説明申し上げます。
本案は、平成7年度調布市
水道事業会計補正予算(第1号)であります。
その内容といたしましては、
一般会計補正予算と同様に職員の給与改定等に伴い給与等の額を精査し、補正いたすものであります。
まず収益的支出につきましては、営業費用といたしまして590万1,000円を減額いたすものであります。これによりまして収益的支出の総額は、36億4,657万1,000円と相なるものであります。
次に、資本的支出につきましては、建設改良費として5万9,000円を増額いたすものであります。これによりまして資本的支出の総額は、21億118万5,000円と相なるものであります。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、10億6,946万4,000円につきましては、内部留保資金であります当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税資本的収支調整額、減債積立金及び建設改良積立金をもって補てんするのものであります。
よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
付託を行います。
本件は
建設水道委員会に付託いたします。
議会運営委員長の報告のとおり、ここで委員会審査のため暫時休憩いたします。
午後 0時22分 休憩
─────────── ── ───────────
午後 3時10分 開議
○議長(遠藤衛 君) 本会議を再開いたします。
ただいま議案第102号から議案第110号まで9件の委員会審査が終了した旨、各常任委員長から報告がありました。
お諮りいたします。
この際これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題といたします。
─────────── ── ───────────
△追加日程 議案第106号
調布市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
△追加日程 議案第107号 調布市
長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
△追加日程 議案第108号 調布市
教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
△追加日程 議案第109号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
△追加日程 議案第110号 調布市
水道事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 追加日程 議案第106号から110号まで5件を一括議題といたします。
本5件は
政策総務委員会において審査を受けておりますので、その報告を鈴木委員長に求めます。鈴木委員長。
〔
政策総務委員長 鈴木 正昭君登壇〕
◎
政策総務委員長(鈴木正昭 君)
政策総務委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第106号
調布市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、議案第107号 調布市
長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、議案第108号 調布市
教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、以上3件につきましては、審査の結果、賛成多数をもちまして原案了承と決しました。
議案第109号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、本件につきましては、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
議案第110号 調布市
水道事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、本件につきましては、審査の結果、賛成多数をもちまして原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。12番、雨宮幸男君。
◆12番(雨宮幸男 君) 議案第106号
調布市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、同107号 調布市
長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、同108号 調布市
教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、同110号 調布市
水道事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、以上4議案につきまして一括して反対の立場からの討論を行います。
まず第1に、現在、調布市行財政運営の基軸とも中心とも位置づけられておりますいわゆる21
行財政改革指針、この問題が報酬等引き上げ審議会の中で実質的な審査対象とされておりません。今、調布市民に対していわゆる財政が厳しい、緊縮財政ということを理由にさまざまなお願いといいますか、をしているわけでありますけれども、こうした中でこの報酬の引き上げのみについては
行財政改革指針との関連、あるいは整合性についての審議がされていない、この点を第1に指摘しなければなりません。
同時に、きょうの午前中の敬老手当などにみられますように、市民に対して非常に大きな負担を強いているわけであります。例えば、今度の引き上げによりまして予想される財源額は年間4,200万円程度と言われております。敬老手当の約1割分にも相当する金額であります。もしこれを仮に敬老手当に振り向けるとすれば、少なくとも1割前後の方は救えるはずではないでしょうか。
3つ目に、類似団体、この類似団体につきましても、いわゆる調布市と同じ行政上の分類団体でありますけれども、多摩の中の8つの市の中で今度の引き上げによって第2位と、こういう高額な報酬が今の調布市の実態の中で果たして市民の理解を得られるか、大きく疑問であります。
以上の理由によりまして、4件、報酬関連の議案に対して反対するものであります。
○議長(遠藤衛 君) 7番、土方長久君。
◆7番(土方長久 君) 議案第106号
調布市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、以下、第107号、第108号、第110号につきまして、自由民主党を代表し、賛成の立場から討論をいたします。
市議会議員の報酬及び市
長等常勤特別職の給与につきましては平成3年10月1日、市長につきましては同11月1日に改定され、既に4年が経過しております。この間、地方公共団体を取り巻く社会的、経済的情勢は急激に変化し、特にバブル経済の崩壊による影響は、地方公共団体の財政面にも及び、本市もその例外とは言いがたい状況にあります。
しかしながら、このような状況にありながらも、一般職の職員につきましては、国や東京都等との均衡を図りながら毎年給与改定が実施され、この間の給与水準は、定期昇給を含めますと13%を超える上昇となっております。
また、特別職の報酬等につきまして東京都各市の状況を見ますと、本市が改定を行った平成3年以降に本市を除くすべての市で改定が実施され、この間の平均引き上げ率は12%を超えている状況にあります。
こうした実情を踏まえ、特別職報酬等審議会で各種資料に基づき慎重かつ公正に審議を尽くした答申内容を尊重し、賛成するものであります。
○議長(遠藤衛 君) 13番、杉山典子君。
◆13番(杉山典子 君) 議案第106号
調布市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、生活者ネットワークは賛成の立場で討論をいたします。
市の財政が厳しい中での今回の報酬改定は、市民の方にとっては納得しづらい面があることは十分承知をしておりますが、4年間の据え置きや三多摩各市ともこの4年間の中で改定が実施されていることなどを考えたとき、今回の改定はやむを得ないものと思います。
また、改定率についても、もう少し低く押さえられたらとの思いもありましたが、やはり審議会の答申を尊重すべきと考えます。審議会答申にもありますが、今後は改定について2年ごとぐらいの審議が必要であるとも思っております。
いずれにいたしましても、市民の方に議員の活動をより理解していただけるようにしていくことも私たち議員の務めであるとの認識を持ち、今後さらに活動を広く市民に伝える努力をしていきたいと思いますし、またそのことが市民の方々の納得を得られる道ではないかとも考えます。
以上のことを申し上げ、賛成の討論といたします。
○議長(遠藤衛 君) 討論を打ち切ります。
お諮りいたします。
追加日程 議案第106号、議案第107号、議案第108号、議案第110号、以上4件一括採決を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、これより4件一括採決を行います。
追加日程 議案第106号
調布市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、追加日程 議案第107号 調布市
長等常勤特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、追加日程 議案第108号 調布市
教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、追加日程 議案第110号 調布市
水道事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、以上4件に対する委員長の報告は可決であります。本4件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本4件は起立多数をもって可決されました。
追加日程 議案第109号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本件は満場一致をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
△追加日程 議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 追加日程 議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
本案は各常任委員会に付託し、審査を受けておりますので、順次その報告を各常任委員長に求めます。
最初に、
政策総務委員会の審査報告を鈴木委員長に求めます。鈴木委員長。
〔
政策総務委員長 鈴木 正昭君登壇〕
◎
政策総務委員長(鈴木正昭 君)
政策総務委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)、
政策総務委員会所管部門、本件につきましては、審査の結果、賛成多数をもちまして原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
政策総務委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、
生活文教委員会の審査報告を任海委員長に求めます。任海委員長。
〔
生活文教委員長 任海 千衛君登壇〕
◎
生活文教委員長(任海千衛 君)
生活文教委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)、
生活文教委員会所管部門でありますが、審査の結果、賛成多数をもって原案了承といたしました。
報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
生活文教委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、
福祉環境委員会の審査報告を藤塚委員長に求めます。藤塚委員長。
〔
福祉環境委員長 藤塚 昭子君登壇〕
◎
福祉環境委員長(藤塚昭子 君)
福祉環境委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)、
福祉環境委員会所管部門、本件は審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
福祉環境委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
続いて、
建設水道委員会の審査報告を杉崎委員長に求めます。杉崎委員長。
〔
建設水道委員長 杉崎 敏明君登壇〕
◎
建設水道委員長(杉崎敏明 君)
建設水道委員会の審査結果について、御報告申し上げます。
議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)の
建設水道委員会所管部門につきまして、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で
建設水道委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
以上で各常任委員長の審査報告は終わりました。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。12番、雨宮幸男君。
◆12番(雨宮幸男 君) 議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)、反対をいたします。
先ほどの市長等並びに議員の報酬引き上げに関連いたしまして、議会費及び総務管理費にこの予算が補正計上されておりますので、反対をいたします。
○議長(遠藤衛 君) 8番、伊藤義男君。
◆8番(伊藤義男 君) 議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)につきまして、自由民主党議員団を代表いたしまして、賛成の立場から簡潔に討論いたします。
本補正予算は、一般職職員の給与改定に伴う所要経費の精査と、常勤特別職の給与並びに議員報酬の改定に伴う所要経費を計上したものであります。一般職職員の給与改定の内容は人事院勧告を勘案しましても妥当でありますし、また常勤特別職の給与にしても、議員報酬にしても、その改定内容は都下各市の実態からしますと適切な額であると判断するところであります。
したがいまして、そのために必要な経費を計上した予算でありますので、妥当な予算であると判断いたしまして、賛成するものであります。
○議長(遠藤衛 君) 討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
追加日程 議案第102号 平成7年度調布市
一般会計補正予算(第3号)、本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は起立多数をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
追加日程 議案第103号 平成7年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 追加日程 議案第103号 平成7年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本案は
生活文教委員会において審査を受けておりますので、その報告を任海委員長に求めます。任海委員長。
〔
生活文教委員長 任海 千衛君登壇〕
◎
生活文教委員長(任海千衛 君)
生活文教委員会の審査結果について、御報告を申し上げます。
議案第103号 平成7年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、本案につきましては、審査の結果、全会一致、原案了承と決しました。
報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
追加日程 議案第103号 平成7年度調布市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は満場一致をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
△追加日程 議案第104号 平成7年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 追加日程 議案第104号 平成7年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本案は
福祉環境委員会において審査を受けておりますので、その報告を藤塚委員長に求めます。藤塚委員長。
〔
福祉環境委員長 藤塚 昭子君登壇〕
◎
福祉環境委員長(藤塚昭子 君)
福祉環境委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
議案第104号 平成7年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)、本件は、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
追加日程 議案第104号 平成7年度調布市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は満場一致をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
△追加日程 議案第105号 平成7年度調布市
水道事業会計補正予算(第1号)
(
委員会審査報告)
○議長(遠藤衛 君) 追加日程 議案第105号 平成7年度調布市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本案は
建設水道委員会において審査を受けておりますので、その報告を杉崎委員長に求めます。杉崎委員長。
〔
建設水道委員長 杉崎 敏明君登壇〕
◎
建設水道委員長(杉崎敏明 君)
建設水道委員会の審査結果について、御報告を申し上げます。
議案第105号 平成7年度調布市
水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、審査の結果、全員異議なく原案了承と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 討論なしと認め、討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
追加日程 議案第105号 平成7年度調布市
水道事業会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は満場一致をもって可決されました。
─────────── ── ───────────
△第30 請願・陳情審査結果について
陳情第19号 朝鮮人学校の児童、生徒の保護者に対する補助金支出に関する陳情
陳情第31号
衆議院議員選挙小選挙区の
定数不平等配分是正に関する陳情
陳情第15号 公共工事における下請単価・賃金実態調査と改善指導を求める陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第16号 「
住宅耐震相談」、「安全点検」の実施を求める陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
○議長(遠藤衛 君) 日程第30 請願・陳情審査結果についてを議題といたします。
陳情第19号、陳情第31号、陳情第15号、陳情第16号、以上4件は
政策総務委員会に付託し、審査を受けておりますので、鈴木委員長にその審査報告を求めます。鈴木委員長。
〔
政策総務委員長 鈴木 正昭君登壇〕
◎
政策総務委員長(鈴木正昭 君)
政策総務委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
陳情第19号 朝鮮人学校の児童、生徒の保護者に対する補助金支出に関する陳情、本件につきましては、審査の結果、なお調査、検討を要するため継続審査と決しました。
陳情第31号
衆議院議員選挙小選挙区の
定数不平等配分是正に関する陳情、本件につきましては、審査の結果、全会一致で不採択と決しました。
陳情第15号 公共工事における下請単価・賃金実態調査と改善指導を求める陳情、平成7年第3回定例会より継続審査の件、陳情第16号 「
住宅耐震相談」、「安全点検」の実施を求める陳情、平成7年第3回定例会より継続審査の件、以上2件につきましては、審査の結果、なお調査、検討を要するため継続審査と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。
陳情第31号については委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告のとおり決定されました。
お諮りいたします。
陳情第19号、陳情第15号、陳情第16号、以上3件については委員長の報告のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。
─────────── ── ───────────
請願第 6号 調布市議会が国に対して公的年金制度の改善を要請する意見書を提出することの請願
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第18号 希望するすべての子供の全
日制高校進学保障を求める陳情
陳情第20号 公園誘致に関する陳情
陳情第21号 三者(自治体、地域業界団体、
建設労働組合)の懇談会の開催を求める陳情
陳情第27号 直営自校方式による中学校給食の実施を求める再陳情
陳情第 4号 直営自校方式による中学校給食の実施を求める陳情
―平成7年第2回定例会より継続審査の件―
○議長(遠藤衛 君) 請願第6号、陳情第18号、陳情第20号、陳情第21号、陳情第27号、陳情第4号、以上6件は
生活文教委員会に付託し、審査を受けておりますので、任海委員長にその審査報告を求めます。任海委員長。
〔
生活文教委員長 任海 千衛君登壇〕
◎
生活文教委員長(任海千衛 君)
生活文教委員会の審査結果について、御報告を申し上げます。
請願第6号 調布市議会が国に対して公的年金制度の改善を要請する意見書を提出することの請願、平成7年第3回定例会より継続審査の件、陳情第18号 希望するすべての子供の全
日制高校進学保障を求める陳情、陳情第20号 公園誘致に関する陳情、陳情第21号 三者(自治体、地域業界団体、
建設労働組合)の懇談会の開催を求める陳情、陳情第27号 直営自校方式による中学校給食の実施を求める再陳情、陳情第4号 直営自校方式による中学校給食の実施を求める陳情、平成7年第2回定例会より継続審査の件、以上6件でありますが、全会一致をもって継続審議と決しました。
報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。
請願第6号、陳情第18号、陳情第20号、陳情第21号、陳情第27号、陳情第4号、以上6件については委員長の報告のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。
─────────── ── ───────────
請願第 5号 生活保護の受給者を差別し、医療を受ける権利を侵害する医療券方式を健康保険証のような医療証に改善する意見書の決議に関する請願
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第22号 布田小学校の近くに新たな学童クラブの建設を求めるための陳情
陳情第23号 乳児枠の拡大、延長保育等の充実についての陳情
陳情第25号
調布市立金子保育園の民間委託の白紙撤回を求める陳情
陳情第26号
調布市立金子保育園の民間委託の白紙撤回を求める陳情
陳情第28号 市の敬老手当に関する陳情
陳情第29号 日の出町第二処分場予定地の
事業認定申請の取り下げを処分組合に働きかける陳情
陳情第30号 調布市の
敬老手当存続を要望する陳情
陳情第 3号
高齢者住宅改造資金の助成改善の陳情
―平成7年第2回定例会より継続審査の件―
陳情第 6号 診療報酬の引き上げ・改善及び
民間歯科医療機関の
経営基盤安定化についての陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第 7号 未就学児までの
乳幼児歯科医療費助成に関する陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第10号 診療報酬の改善及び大都市の特別加算についての陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
○議長(遠藤衛 君) 請願第5号、陳情第22号、陳情第23号、陳情第25号、陳情第26号、陳情第28号、陳情第29号、陳情第30号、陳情第3号、陳情第6号、陳情第7号、陳情第10号、以上12件は
福祉環境委員会に付託し、審査を受けておりますので、藤塚委員長にその審査報告を求めます。藤塚委員長。
〔
福祉環境委員長 藤塚 昭子君登壇〕
◎
福祉環境委員長(藤塚昭子 君)
福祉環境委員会の審査結果につきまして、御報告申し上げます。
請願第5号 生活保護の受給者を差別し、医療を受ける権利を侵害する医療券方式を健康保険証のような医療証に改善する意見書の決議に関する請願、本件につきましては平成7年第3回定例会より継続審査の件でございますが、審査の結果、なお調査、検討を要するため継続審査と決しました。
陳情第22号 布田小学校の近くに新たな学童クラブの建設を求めるための陳情、本件につきましては、審査の結果、なお調査、検討を要するため継続審査と決しました。
陳情第23号 乳児枠の拡大、延長保育等の充実についての陳情、本件につきましては、審査の結果、多数により採択と決しました。
陳情第25号
調布市立金子保育園の民間委託の白紙撤回を求める陳情、陳情第26号
調布市立金子保育園の民間委託の白紙撤回を求める陳情、陳情第28号 市の敬老手当に関する陳情、陳情第29号 日の出町第二処分場予定地の
事業認定申請の取り下げを処分組合に働きかける陳情、陳情第30号 調布市の
敬老手当存続を要望する陳情、以上5件につきましては、審査の結果、多数により不採択と決しました。
続きまして、陳情第3号
高齢者住宅改造資金の助成改善の陳情、本件につきましては平成7年第2回定例会より継続審査の件でございますが、審査の結果、なお調査、検討を要するため継続審査と決しました。
陳情第6号 診療報酬の引き上げ・改善及び
民間歯科医療機関の
経営基盤安定化についての陳情、陳情第7号 未就学児までの
乳幼児歯科医療費助成に関する陳情、陳情第10号 診療報酬の改善及び大都市の特別加算についての陳情、以上3件につきましては平成7年第3回定例会より継続審査の件でございますが、審査の結果、なお調査、検討を要するため継続審査と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
〔4番議員、11番議員退席〕
お諮りいたします。
陳情第23号については委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告のとおり決定されました。
〔4番議員、11番議員復席〕
〔生活者ネットワーク議員退席〕
○議長(遠藤衛 君) お諮りいたします。
陳情第25号、陳情第26号、以上2件については委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。
11番、清水静枝君。
◆11番(清水静枝 君) 陳情第25号、26号
調布市立金子保育園の民間委託の白紙撤回を求める陳情に対して討論を行います。
高度経済成長に伴い、女性の社会進出は目覚ましいものがあります。単に経済的な面ばかりではなく、自立し社会参加と同時に、女性の地位向上に貢献してまいりました。女性が社会参加する中で、社会も変わり男性も変わってきました。とりわけ子育てについては男女両性の責任において行うことが当たり前になってまいりました。こうした中で、保育行政に対する要望、意見が多く出され、行政はその対応に追われているのが現状だと思います。
陳情第23号にもあります乳幼児枠の拡大、延長保育等の充実の要望は今に始まったわけではありません。長い間の課題であり、懸案事項でした。産休明けから子供を預けるのですから、単に需要と供給のアンバランスを是正さえすればよいというものではありません。
行政の説明では、195名の待機児の解消、延長保育、一時保育や障害児保育の実施を早期に行うことは市民ニーズにこたえるため、それには民間委託でなければできないということですが、このことは突如として出された問題です。民間委託の前に、今まで論議してきた問題点や、父母が心配している運営問題など、まだ結論を出す段階ではないと思います。市民の保育需要の調査、市内全域の保育施設の実態把握、その中での公的保育のあり方など、社会党はもっと論議を深めよりよい保育行政を進めるには継続審査を主張しましたが、否決されました。
したがって、本会議で陳情第25号、26号に対し採択を求めるものであります。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) ただいまの清水議員さん、今の委員長報告に対する異議でありまして、討論ではございませんので、ひとつ御注意をお願いいたします。
4番、岸本直子君。
◆4番(岸本直子 君) 陳情第25号、第26号
調布市立金子保育園の民間委託の白紙撤回を求める陳情についてです。
上布田保育園が民間委託されてから8ヵ月過ぎました。この間何回か行われている父母会でのアンケートでは、市への要望として、民間委託後のアフターケアや保育の質の低下の問題を、少なからぬ父母たちが不満をもっております。
これに対し、民間委託後、市は何をしてきたのか。行政としての実態調査や父母との懇談などの問題点を解決する努力をしてきたとは決して言えません。そのことから見て、金子保育園の父母の方々がさまざまなことを危惧し、こうした陳情を出すのは当たり前のことです。行政責任として保育の分野から決して手を離さない、これが市に求められている市民、また父母のニーズであります。
児童福祉法第24条における国と自治体の児童に対する責任と義務の中には、保育に欠ける子供は保育所に入れて保育しなければならない。また、費用は公費で保障すると明記されております。この公的保育制度の基本に反して民間委託を進め、乳児枠の拡大、一時保育、延長保育などの父母の要求に措置制度外の補助金でこたえていくという全国的な動きがある中で、この民間委託は事実上措置制度をなし崩しにしていくものだと日本共産党は考えています。
そういった発端になり得る公立保育園の民間委託には反対をし、両陳情の採択を求めるものです。
○議長(遠藤衛 君) 陳情第25号、陳情第26号、以上2件については採択を求める意見がありました。採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 起立少数、否決されました。よって、陳情第25号、陳情第26号、以上2件については委員長の報告のとおり決定されました。
〔生活者ネットワーク議員復席〕
○議長(遠藤衛 君) お諮りいたします。
陳情第28号、陳情第30号、以上2件については委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。
4番、岸本直子君。
◆4番(岸本直子 君) 陳情第28号 市の敬老手当に関する陳情、第30号 調布市の
敬老手当存続を要望する陳情について、採択を求めます。
先ほど議決された議案第93号
敬老手当条例を廃止する条例に日本共産党は反対をしております。両陳情は日本共産党の趣旨と同じものですので、この陳情の採択を求めます。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 11番、清水静枝君。
◆11番(清水静枝 君) 先ほども申し上げました条例廃止の問題については、まだ時期尚早で、きちんと市民に対しての討論、検討の場、意見聴取等で聞いておりますけれども、やはり身近な団体としてのところがそういうことを言っておりますので、私は関連して採択を求めるものです。
○議長(遠藤衛 君) 陳情第28号、陳情第30号、以上2件については採択を求める意見がありました。採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 起立少数、否決されました。よって、陳情第28号、陳情第30号、以上2件については委員長の報告のとおり決定されました。
お諮りいたします。
陳情第29号については委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
4番、岸本直子君。
◆4番(岸本直子 君) 陳情第29号 日の出町第二処分場予定地の
事業認定申請の取り下げを処分組合に働きかける陳情についてであります。
日の出最終処分場に関する一連の問題の中身は、地元住民、自治体だけの問題にとどまらず、今や全国的な問題となっております。処分場の地下水汚染が問いかけているものは、公害や環境問題、また人命に対する行政のあり方ではないでしょうか。日本のごみ問題を日の出の処分場が象徴していると考えられます。ごみをつくらない社会をどうつくるか、あるいは、ごみを生み出さない地域社会をどうつくっていくのか、住民のライフスタイルそのものをどうやってリサイクル型に変えていくかが大きなかぎでもあります。
日本共産党は以前からデータ公開の必要性と破損箇所の修理、原因究明を要求してまいりました。環境保護の立場に立ち、住民との合意なしに第二処分場の建設を進めることには反対です。また、そのための土地の強制収容を許すわけにはいきません。よって、この陳情の趣旨はよく理解できるものです。採択を要求いたします。
○議長(遠藤衛 君) 5番、安部宝根君。
◆5番(安部宝根 君) 陳情第29号の日の出町第二処分場予定地の
事業認定申請の取り下げを処分組合に働きかける陳情について、生活者ネットワークは採択を求めるものです。
谷戸沢処分場に関しては、92年3月にゴムシートの破損報道をきっかけに地下水汚染の疑惑が生じ、地元住民からの地下集水管水質データ開示の問題や、それに伴う処分組合の95年5月から9月まで、3,285万円もの間接強制金の支払いなど、多くの問題が発生しています。
東京都は水質検査の結果を、安全性に問題なしと発表しておりますが、地下水の開示データを日本環境学会が検討したところ、蒸発残留物、全窒素濃度、BOD、CODの検討結果が発表されました。そのデータをみても、90年11月から異常な高濃度値となっており、汚水漏れの可能性は否めません。
このように、谷戸沢処分場への安全性について問題が解決されないまま、第二処分場の建設が進められていくことに疑問を抱きます。谷戸沢処分場がもういっぱいになるから、早く第二処分場の建設をというのでは、余りにもごみを搬入する側として無責任な考え方ではないでしょうか。
現在、処分組合が東京都に出している
事業認定申請は、土地収用法に基づくものであり、最終的に土地の強制収用もあり得るものです。谷戸沢処分場の問題を解決しないままでのこのような強引なやり方ではなく、この陳情理由の中にもありますように、三多摩の市民と行政が合意できる時点まで第二処分場の事業認定を取り下げるべきと考え、採択を求めます。
以上です。
○議長(遠藤衛 君) 陳情第29号については採択を求める意見がありました。採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 起立少数、否決されました。よって、陳情第29号については委員長の報告のとおり決定されました。
お諮りいたします。
請願第5号、陳情第22号、陳情第3号、陳情第6号、陳情第7号、陳情第10号、以上6件については委員長の報告のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。
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陳情第24号 現状の拡大につながる調布飛行場の
コミューター空港化に反対し、都に移管する際に、市が市民に公約した「21項目の制限」の厳守を求める陳情
陳情第 8号 調布飛行場の整備についての陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第 9号 調布飛行場の整備についての陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
陳情第11号 調布飛行場の
東京都営正式空港化促進に関する陳情
―平成7年第3回定例会より継続審査の件―
○議長(遠藤衛 君) 陳情第24号、陳情第8号、陳情第9号、陳情第11号、以上4件は調布基地跡地利用対策特別委員会に付託し、審査を受けておりますので、津金委員長にその審査報告を求めます。津金委員長。
〔調布基地跡地利用対策特別委員長 津金 理君登壇〕
◎調布基地跡地利用対策特別委員長(津金理 君) 御報告いたします。
陳情第24号 現状の拡大につながる調布飛行場の
コミューター空港化に反対し、都に移管する際に、市が市民に公約した「21項目の制限」の厳守を求める陳情、本件につきましては、審査の結果、なお調査、検討を要するため継続審査と決しました。
続きまして、陳情第8号 調布飛行場の整備についての陳情、陳情第9号 調布飛行場の整備についての陳情、陳情第11号 調布飛行場の
東京都営正式空港化促進に関する陳情、以上3件につきましては平成7年第3回定例会より継続審査の件でございますが、審査の結果、なお調査、検討を要するため継続審査と決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(遠藤衛 君) 以上で委員長の報告は終わりました。
報告に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。
陳情第24号、陳情第8号、陳情第9号、陳情第11号、以上4件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。
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△第31
議員提出議案第25号 オウム真理教への
破壊活動防止法発動に反対する意見書提出について
○議長(遠藤衛 君) 日程第31
議員提出議案第25号 オウム真理教への
破壊活動防止法発動に反対する意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を雨宮幸男君に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 省略することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本案は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第31
議員提出議案第25号 オウム真理教への
破壊活動防止法発動に反対する意見書提出について、本案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は起立少数をもって否決されました。
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△第32
議員提出議案第26号 「臨海」は副都心でなく、都民の願いである憩いの場に転換を求める意見書提出について
○議長(遠藤衛 君) 日程第32
議員提出議案第26号 「臨海」は副都心でなく、都民の願いである憩いの場に転換を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を任海千衛君に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 省略することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本案は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第32
議員提出議案第26号 「臨海」は副都心でなく、都民の願いである憩いの場に転換を求める意見書提出について、本案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は起立少数をもって否決されました。
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△第33
議員提出議案第27号 米軍兵士による少女暴行事件に抗議し日米地位協定の見直しを求める意見書提出について
○議長(遠藤衛 君) 日程第33
議員提出議案第27号 米軍兵士による少女暴行事件に抗議し日米地位協定の見直しを求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を雨宮幸男君に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 省略することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本案は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第33
議員提出議案第27号 米軍兵士による少女暴行事件に抗議し日米地位協定の見直しを求める意見書提出について、本案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は起立多数をもって可決されました。
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○議長(遠藤衛 君) 御報告いたします。
岸本直子君ほか2名から提出された
議員提出議案第28号 政党助成法「3分の2条項」の廃止に反対し、政党助成法廃止を求める意見書提出については、取り下げたいとの申し出がありました。御了承をお願いしたいと思います。
お諮りいたします。
日程第34については議事日程から削除したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認め、日程から削除することに決しました。
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△第35
議員提出議案第29号 横田基地を初め米軍基地の撤去・返還を求める意見書提出について
○議長(遠藤衛 君) 日程第35
議員提出議案第29号 横田基地を初め米軍基地の撤去・返還を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を井樋匡利君に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 省略することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本案は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第35
議員提出議案第29号 横田基地を初め米軍基地の撤去・返還を求める意見書提出について、本案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は起立少数をもって否決されました。
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△第36
議員提出議案第30号 現行の「
福祉定期預貯金」制度の抜本的改善を求める意見書提出について
○議長(遠藤衛 君) 日程第36
議員提出議案第30号 現行の「
福祉定期預貯金」制度の抜本的改善を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を任海千衛君に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 省略することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本案は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第36
議員提出議案第30号 現行の「
福祉定期預貯金」制度の抜本的改善を求める意見書提出について、本案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は起立少数をもって否決されました。
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△第37
議員提出議案第31号
鉄道共済年金是正を求める意見書提出について
○議長(遠藤衛 君) 日程第37
議員提出議案第31号
鉄道共済年金是正を求める意見書提出についてを議題といたします。
事務局に朗読いたさせます。
〔書記朗読〕
○議長(遠藤衛 君) 以上で朗読は終わりました。
続いて提案理由の説明を清水静枝君に求めます。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 省略することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 説明を省略いたします。
お諮りいたします。
本案は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
採決を行います。
日程第37
議員提出議案第31号
鉄道共済年金是正を求める意見書提出について、本案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(遠藤衛 君) 本案は起立多数をもって可決されました。
お諮りいたします。
ただいま可決されました
議員提出議案第27号、第31号、以上2件につきましては、その取り扱いを議長に一任させていただきたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、その取り扱いを議長に一任させていただきます。
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△第38 諸報告
18
調布基地跡地利用対策特別委員会報告
19
立川地区共立病院組合議会報告
20
ふじみ衛生組合議会報告
21
二枚橋衛生組合議会報告
22 東京都三
多摩地域廃棄物広域処分組合議会報告
23 東京都十一市
競輪事業組合議会報告
24 東京都六市
競艇事業組合議会報告
25 議長報告
○議長(遠藤衛 君) 日程第38 諸報告に入ります。
お諮りいたします。
調布基地跡地利用対策特別委員会報告、
立川地区共立病院組合議会報告、
ふじみ衛生組合議会報告、
二枚橋衛生組合議会報告、東京都三
多摩地域廃棄物広域処分組合議会報告、東京都十一市
競輪事業組合議会報告、東京都六市
競艇事業組合議会報告、議長報告、以上8件の諸報告でございますが、お手元に配付してありますプリントによって御了承をお願いしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) 御異議なしと認めます。よって、御了承をお願いいたします。
─────────── ── ───────────
○議長(遠藤衛 君) お諮りいたします。
ここで、田丸収入役より発言の申し出がありますので、これを許したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤衛 君) それでは発言をお願いいたします。
〔収入役 田丸 良治君登壇〕
◎収入役(田丸良治 君) ただいま議長さんのお許しをいただき、また、本会議の貴重なお時間をちょうだいいたしまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
このたび12月末日をもちまして収入役を退任することになりました。2期8年にわたりまして、微力ながら大きな過ちもなく職責を果たすことができましたのは、ひとえに議員の皆様方の温かい御理解と御指導のたまものと、この席をおかりしまして心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
思い起こしますと、8年前、60歳を過ぎて今まで経験をしたことのない役所勤めに入りました。当初は大変戸惑うことも多くございましたが、職務を通じていろいろと学び、また体験をいたしました。その間、楽しかったこと、苦しかったこと、いろいろ今頭の中を走馬灯のようにめぐっております。本当に感無量でございます。私の70年の人生の中で大変貴重な経験をさせていただき、また勉強をさせていただきました。
「人の一生は重き荷を負うて遠き道を行くがごとし、急ぐべからず」、これは徳川家康の有名な家訓でございますが、私のこれからの残された人生、どう過ごしていくかということを考えまして、多少の不安はございますが、何とかぼけがこないように努力しながら、努めて前向きの人生を歩んでいきたいと、このように決意をいたしております。
最後に、行財政、大変厳しい折ではございますが、調布市のますますの発展と議員の皆様方の御健勝並びにさらなる御活躍を心からお祈りいたしまして、お礼のごあいさつといたします。どうもありがとうございました(拍手)。
○議長(遠藤衛 君) 以上で田丸収入役の発言は終わりました。
─────────── ── ───────────
○議長(遠藤衛 君) 以上で今定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
これにて平成7年第4回
調布市議会定例会を閉会いたします。
午後 4時 8分 閉会...