昭島市議会 > 2023-12-15 >
12月15日-05号

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  1. 昭島市議会 2023-12-15
    12月15日-05号


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    令和 5年 12月 定例会(第4回)               令和5年        第4回昭島市議会定例会会議録(第5号)-----------------------------------1.開議月日 12月15日(金)-----------------------------------1.出席議員(22名)   1番  美座たかあき         2番  安保 満   3番  松原亜希子          4番  永井みつる   5番  ひえのたかゆき        6番  なかおフミヒト   7番  大野ふびと          8番  佐藤文子   9番  高橋 誠          10番  小林こうじ  11番  吉野智之          12番  渡辺純也  13番  八田一彦          14番  ゆざまさ子  15番  林 まい子         16番  奥村 博  17番  三田俊司          18番  木﨑親一  19番  赤沼泰雄          20番  大島ひろし  21番  南雲隆志          22番  青山秀雄-----------------------------------1.欠席議員(なし)-----------------------------------1.職務のため議場に出席した事務局職員  議会事務局長      板野浩二   議会事務局次長     関野 実  議事担当係長      藤田修平   主任          奥田高啓  主事          澤田尚実   主事          吉松直也-----------------------------------1.説明のため出席した者  市長          臼井伸介   副市長         早川 修  企画部長        永澤貞雄   総務部長        山口朝子  総務部危機管理担当部長 小松 慎   総務部デジタル化担当部長                                 小林大介  市民部長        萩原秀敏   保健福祉部長      青柳裕二  保健福祉部保健医療担当部長      子ども家庭部長     滝瀬泉之              岡本由紀子  環境部長        池谷啓史   都市整備部長      鬼嶋一喜  都市計画部長      後藤真紀子  都市計画部区画整理担当部長                                 吉野 拡  会計管理者       柳 雅司   水道部長        橋本博司  教育長         山下秀男   学校教育部長      高橋 功  生涯学習部長      磯村義人-----------------------------------1.議事日程(第5号)  第1 議案第94号 自治功労者を定めることについて  第2 議案第95号 自治功労者を定めることについて  第3 議案第91号 令和5年度昭島市一般会計補正予算(第6号)  第4 議案第92号 令和5年度昭島市水道事業会計補正予算(第2号)  第5 議案第93号 令和5年度昭島市下水道事業会計補正予算(第2号)  第6 議案第89号 市民総合交流拠点施設建設工事(建築工事)請負契約  第7 議案第90号 市民総合交流拠点施設建設工事(機械設備工事)請負契約  第8 議案第77号 昭島市組織条例の一部を改正する条例  第9 議案第78号 昭島市庁舎市民ホール・大会議室及び展示ギャラリー使用条例の一部を改正する条例  第10 議案第79号 昭島市税賦課徴収条例の一部を改正する条例  第11 議案第84号 住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について  第12 議案第85号 町の区域及び名称の変更について  第13 議案第80号 昭島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例  第14 議案第81号 昭島市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例  第15 請願第1号 補聴器購入費用等の助成制度に関する請願  第16 陳情第16号 高齢者福祉センター等のカラオケ設備の設置に関する陳情  第17 議員提出議案第3号 CV-22オスプレイの墜落事故に関する意見書  第18 議員派遣について-----------------------------------1.本日の会議に付した事件  議事日程(第5号)のとおり----------------------------------- △開議 午前10時10分 ○議長(赤沼泰雄議員) 定足数に達しましたので、ただいまから第4回昭島市議会定例会5日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、あらかじめ配付のとおりであります。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) この際、本日の議会運営につきまして、議会運営委員長の報告を求めます。12番 渡辺議員。     (12番 渡辺純也議員 登壇) ◆12番(渡辺純也議員) 皆様、おはようございます。議会運営委員会の協議結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、本会議に先立ち開催し、本日の議事日程について協議を行いました。 その内容ですが、日程第1及び日程第2の表彰案件、日程第3から日程第5までの予算、日程第6及び日程第7の契約案件の7件については、それぞれ即決でお願いいたします。 次に、日程第8から日程第16までの9件については、各委員会に付託され、審査の終了した条例、請願、陳情等について、各委員長から御報告をいただき、それぞれ採決をお願いいたします。 なお、日程第15については討論の通告が、日程第16については意見開陳の申出がありますので、それぞれ終結の後に採決をお願いいたします。 次に、日程第17の議員提出議案については、即決でお願いいたします。 次に、日程第18については、即決でお願いいたします。 以上で、議会運営委員会の報告を終わります。議会運営に特段の御協力をお願いいたします。 ○議長(赤沼泰雄議員) 委員長の報告を終わります。よろしく議会運営に御協力をお願いいたします。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第1 議案第94号及び日程第2 議案第95号の自治功労者を定めることについて の2件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。臼井市長。     (臼井市長 登壇) ◎臼井市長 おはようございます。上程前に、ちょっと一言、御礼を言わせていただきます。 先般、12月9日、昭島市制施行70周年記念プレ事業を実施させていただきました。~平和への祈りを込めて~私たちは伝えますということで、3時スタートだったのかな。3時から、ちょっと押して5時半まで、本当に海老名さんはじめ、ウクライナの皆さん方、そしてカテリーナさんと林家まる子さんの司会、ジョン・グレゴリーさんのピアノ演奏と、盛りだくさんの中で平和の在り方というのを感じさせていただいて、大変御好評だったということで私も大変うれしく思っていますし、海老名さんも次の日は、やはり1時間半もしゃべっていますからお疲れになったということでございましたけれども、お電話があって、まだまだ元気よというふうな話をされていました。くれぐれも、議員の皆さん方にもお会いできて大変うれしく思っていますし、ぜひ戦争のない平和な社会に共に頑張っていきましょうということをおっしゃっていました。 僕は、話を聞いていて、戦争というのは人を狂わせるんだなということを改めて感じましたし、どうやって食い止めていくのか。戦争をしたら、始まったらもう終わりかなというような感じがします。ですから、いかに戦争はしないように、止めていく方法はいろいろとある。抑止力もそうですし、また外交もそうだと思いますけれども、そこら辺はやはり真剣に考えていかなくちゃいかぬのかなと痛切に感じたところであります。くれぐれも議員各位には本当にありがとうございましたと海老名さんが言っていましたので、私のほうからお伝えします。本当にありがとうございました。 それともう1点、12月20日はまた企業サミットがありますので、また議員各位も、議長職をはじめ、お呼びいたしますので、ぜひぜひ御参加される方はよろしく御協力のほどお願い申し上げます。 ただいま上程をいただきました日程第1 議案第94号及び日程第2 議案第95号 自治功労者を定めることについての2件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 本年10月5日付をもちまして選挙管理委員を退任されました秋山辰郎氏及び赤堀宣子氏は、議案にお示しのとおり、選挙管理委員として長年にわたり市政の進展に御尽力され、その功績は誠に顕著であります。 このため、本市表彰条例に基づき自治功労者として定め、長くその功績をたたえたいと存じますので、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(赤沼泰雄議員) お諮りいたします。 本2件について、いずれも質疑及び委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに一括して採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、これより一括して採決いたします。 本2件は、いずれも原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本2件はいずれも原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第3 議案第91号 令和5年度昭島市一般会計補正予算(第6号) を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。永澤企画部長。     (永澤企画部長 登壇) ◎永澤企画部長 ただいま上程をいただきました日程第3 議案第91号 令和5年度昭島市一般会計補正予算(第6号)につきまして御説明申し上げます。 本補正予算は、国の令和5年度補正予算に計上されました物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金及び地方交付税を活用し、住民税非課税世帯等生活支援特別給付金支給事業のほか、本市の実情に応じた物価高騰対策事業を早期に実施いたすべく、御提案いたすものでございます。 補正額でございますが、歳入歳出それぞれ13億9279万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ548億5519万4000円といたすものでございます。 それでは、2ページ、3ページになります第1表 歳入歳出予算補正につきまして、補正予算説明書により御説明申し上げます。 大変恐縮でございますが、10、11ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、歳入でございます。 第13款地方交付税、第1項地方交付税につきましては、国の補正予算に伴い再算定が行われましたことから、追加交付となりました1億9226万6000円を増額いたすものでございます。 第17款国庫支出金、第2項国庫補助金につきましては、水道料金・下水道使用料減免事業及び住民税非課税世帯等生活支援特別給付金支給事業の財源として、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金11億7381万5000円を増額いたすものでございます。 第21款繰入金、第2項基金繰入金につきましては、本補正予算の収支の均衡を図るため、財政調整基金繰入金2671万3000円を増額いたすものでございます。 続きまして、歳出につきまして御説明申し上げます。 12、13ページをお開きいただきたいと存じます。 第2款総務費、第1項総務管理費につきましては、第1目一般管理費では、物価高騰等の影響を受けている市民の負担軽減を図るため、水道料金及び下水道使用料減免事業を再実施いたすべく、2億9940万円を増額いたし、第6目財産管理費では、再算定により追加交付されました普通交付税のうち、臨時財政対策債償還基金費に相当する7839万4000円を財政調整基金に積立てをいたすものでございます。 なお、臨時財政対策債償還基金費は、地方公共団体が令和6年度及び令和7年度における臨時財政対策債の元利償還金の一部を償還するための基金積立てに要する経費とされておりまして、当該算定額については後年度の基準財政需要額に算入されないこととなるため、減債基金等、償還財源としての計画的な活用が求められております。本市におきましては、財政調整基金に積立てをいたし、対応いたすものでございます。 総務費総額では3億7779万4000円の増額となります。 第3款民生費、第1項社会福祉費につきましては、住民税非課税世帯に対し、1世帯当たり7万円の支給を実施すべく、10億1500万円を計上いたすものでございます。 恐れ入りますが、4ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2表 繰越明許費補正でございますが、水道料金・下水道使用料減免事業、外1件につきまして、令和6年度までその執行が及ぶ予定の経費を繰越明許費といたし、追加いたすものでございます。 以上が、令和5年度昭島市一般会計補正予算(第6号)の内容でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(赤沼泰雄議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。20番 大島議員。 ◆20番(大島ひろし議員) 13ページの物価高騰緊急対策事業費で2億9940万円計上されていますけれども、これについてお伺いしたいと思います。 最初に、この事業の対象者と期間と具体的な内容をお伺いしたいと思います。 2点目として、財源として、秋の国会の重点支援地方交付金というんでしょうか、昭島に交付予定額があると思うんですけれども、これを全部使っちゃうというような理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(赤沼泰雄議員) 永澤企画部長。 ◎永澤企画部長 13ページになります物価高騰緊急対策事業費でございますが、こちらのほうにつきましては、国のほうの国庫支出金になります物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金が、その中で2つに分かれてございます。推奨メニュー分といたしまして1億5881万5000円、これは市の事業として独自のものとして使える金額になります。またさらに、その中に低所得世帯支援分が10億1500万円ありますので、こちらのほうにつきましては、歳出における住民税非課税世帯等生活支援特別給付金支給事業費として、こちらは歳入をそのまま事業費として執行すると、そういう補正予算でございます。     (「対象者とか事業内容とかも質問しましたので、お答えを」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 永澤企画部長。 ◎永澤企画部長 昭島市非課税世帯等生活支援住民税非課税世帯のほうの生活支援特別給付金の対象者でございますが、こちらにつきましては……     (「水道料金」と呼ぶ者あり) ◎永澤企画部長 水道料金。すみません。水道料金は分かるか、対象者。
    ○議長(赤沼泰雄議員) 橋本水道部長。 ◎橋本水道部長 対象世帯ですけれども、全世帯を対象に基本料金の減免を行ってまいります。 また、基本料金が1万円を超える企業におきましては、上限を1万円と定めております。 以上でございます。 ○議長(赤沼泰雄議員) 20番 大島議員。 ◆20番(大島ひろし議員) 2回目の質問ということで御理解してもらいたいと思うんですけれども、実は、令和5年度補正予算成立を踏まえた「重点支援地方交付金」の取扱い等についてということで、内閣府地方創生推進室から各都道府県の財政担当、市町村担当課、地方創生担当課に事務連絡が来ておりまして、これを読ませてもらいますと、低所得者支援枠として1兆592億円と、推奨事業メニューとして5000億円。いわゆる区市町村が、あるいは都道府県がそれぞれの地域特性に合わせた事業をやって、物価高騰で苦しんでいる市民、都民、都道府県民の対策をするというふうになっておりますけれども、先ほどの部長答弁だと、5億円なので、私が試算したら、大体、昭島の数字というのは1000分の1かなということで、5億円ぐらい来るかなと見込んでおりましたけれども、実際に来る限度額というのはどれぐらいなんでしょうか。 ○議長(赤沼泰雄議員) 永澤企画部長。 ◎永澤企画部長 今回の補正予算に計上させていただきました物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金につきましては、国のほうからは、推奨メニュー分として市が独自に使える金額は1億5881万5000円、先ほどの低所得世帯支援分については10億1500万円と。こちらのほうにつきましては国のほうが算定した内容でございますので、それを活用した今回のほうにつきましては事業のほうを補正予算として計上させてございます。 ○議長(赤沼泰雄議員) 20番 大島議員。 ◆20番(大島ひろし議員) そうしますと、今回の秋の国会で、推奨メニューとして昭島市に5000億円の中で送られる分の限度額を全部使って、この水道・下水道利用料金の基本料金、4か月間でしょうか。先ほどちょっと期間の答弁はありませんでしたけれども、恐らく来年の1月から4月までということで、それを、様々なメニューがある中で、市の独自メニューというんでしょうかということで御決定されたというような経過でよろしいのかというのと、これは私も、市民の皆様、全事業者の皆さん、再開してほしいという声は頂戴していますので、御決定をしていただいたことには大変感謝しているわけですけれども、今後、1月から4月、今、来年度予算編成中、真っただ中かと思いますけれども、来年度のことは--来年のことを言うと笑われると、まだ今年なのであれですけれども、来年度の予算に引き続き継続するというようなことを御検討されているのか。補正予算の質疑なので、そこまで言う立場ではないと言うかもしれませんけれども、お考えがございましたら、この2点、お伺いできればと思います。 ○議長(赤沼泰雄議員) 臼井市長。 ◎臼井市長 これは、ずっと元来、自民党さんからも御要望いただいて、公明党さんからも御要望いただいて、各議員さんからも御要望いただいている中で、水道料金・下水道料金、これは市民の皆さんに大変好評だということと、いつ来るのか、いつ来るのかということで、全体のこの前の国会の補正予算の案が可決したのが随分遅かったですよね。13兆1900億円でしたか。その中でのメニューとして住民税非課税世帯の部分についても、ある大臣さんなんかは、もう12月中に出しますからみたいなことを言っている大臣さんがいて、今日可決して、12月に出せると思いますか。だから、我々、現場でやっているのと、国会の大臣が言っているのと、この乖離が激し過ぎる。地方のことは地方に任せてもらいたいというふうに私は改めて思いますし、この住民税非課税世帯支援特別支給の部分では、人数でいうと1万4000人ぐらいなんですね。だから、そこの部分に対しては、今、本当に準備して、しっかりとした中で1月中。12月は無理ですよ、申し訳ないけれども。これは議員各位にもぜひ言っていただきたいんですけれども、それは、この前、可決して、今、今日可決して、すぐやれと言っても、それは無理ですよ。これは1月中だとか2月中になるということ、1月中までに頑張るようにと、公約はしませんけれども、今、一生懸命もうメニューとしてやっているということでございます。 あとの今後の水道料金・下水道料金の展開については、今年度の部分の中の決算額を含めまして、取りあえず、今年は、今の部分の中で、国から1億5888万5000円ですか、いただいた部分から、それとまた、改めて再算定が行われた国の交付税プラス、もちろん昭島市の財政調整基金を削って支出すると。1回のを2か月間にわたってやりますと、やはり1億5000万かかりますので、4か月分であればやはり3億ちょっとかかってしまうような部分ですから、そこら辺の部分については財政調整基金も取崩し、そしてまた、今、今回、キックバックされてきた再算定された交付税を使いながらさせていただきたいなというふうに思っています。 それで、今、大島議員指摘されたとおり、では、もっと今年中、こんな物価高騰だから、臼井市長、頑張れと言っていただいていると思うんですけれども、そこら辺はまた、ここら辺の今の財政状況等々を鑑みまして、ただ、やらなくてはいけないことはやらなくちゃいけないというふうに思っていますので、ちょっと考えさせていただきたい。今、ひとまずは国から出た部分、そしてまた地方交付税の再算定があった部分、そして財政調整基金を削っても、今、物価高騰に対して市民の皆さんが大変だから突っ込んでいくと、そういう覚悟で今回提案させていただきましたことだけはぜひぜひ御理解いただければありがたいと、そういうふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(赤沼泰雄議員) ほかにいかがですか。8番 佐藤議員。 ◆8番(佐藤文子議員) 私も補正予算の部分で幾つか質問させてもらいます。 国が経済対策ということで、非課税世帯への7万円の給付を実施するということで、今回の補正に出てきたということですけれども、それぞれの自治体が、さらにそれぞれ独自に様々考え、検討しながら、それぞれのやり方というのはあると思いますけれども、例えば1万円を上乗せするような自治体とか、そういったやり方もあるんだなというふうに思いますけれども、その点では、昭島市はこれまでもされてきた水道や下水道の減免ということで、全ての世帯に今の状況の中で支援をしていくと、こういうことだというふうに思います。 やはり私たち、当然、非課税世帯への支援というのは重要ですけれども、今のこの物価高騰の中で、市民の皆さん、どの世帯も、子育て世帯や、あるいは事業者の方々も本当に大変な思いをしているという点で、幅広い支援というのが必要だというふうに思っています。そういう点で、水道や下水道というところでもう全ての人たちに行き渡ると、こういう減免の事業というのは本当に重要だというふうに考えているところです。 その点で、今、市民の皆さんの暮らし向き、非課税世帯、あるいは子育て世帯、事業者の方々、それぞれ立場はありますけれども、それぞれの市民の皆さんの今暮らしの状況をどのように市としては捉えていらっしゃるのか。そして、その中で、先ほども推奨メニューというお話もありましたけれども、今回のこういった補正の考え方になったというふうに思いますが、その辺の議論の経過というのを教えていただければと思います。 ○議長(赤沼泰雄議員) 臼井市長。 ◎臼井市長 先ほど申し上げましたとおり、やはり上乗せ7万円。前回3万円出していて、今回7万円で、上乗せして7万円になったんですね。それプラス上乗せする市もあると思いますけれども、物価高騰、昭島市はやはり水と緑ですから、水道事業者である昭島市のそのポテンシャルを持ってやっていくのが一番いいのかなというふうに思いますし、いつも言っていますけれども、普通、市民の皆さんに1万円配るとなると、事務経費で3000円かかってしまう。事務経費で1人に1万円支給しますよといったときに、事務経費、手続上とかで口座番号をやって、それで事務経費が3000円で、人をうちのほうも抱えながら11万4000人に配るわけですから、事務経費がそれだけかかってしまう。1万円出すのに3000円かかってしまう。 ただ、今回の、いつも言うように、1億5000万円の水道料金を、オールで水道料金・下水道使用料を減免するのにかかる諸経費というのは、うちのほうは大体280万円ぐらいだよね。大体280万円の諸経費の中で、つまり費用対効果がある。無駄なお金、頂いている国民の血税、市民の血税を無駄なく使って、さらに効率がいいということになると、この方法が一番いいのかなということの判断と、そして僕が運動会へ行ったり、お祭りへ行ったりで、市長、またやって、やってという声が強かった。先ほど自公からとかほかの議員さんからも、党からもあったけれども、そういう声も強かったということの決断ということで御理解いただければありがたいかな。費用対効果で、週刊新潮から、褒められましたからね、前回やってね。そういう意味も含めて、費用対効果、そこら辺も考えるのがやはり我々政治家の立場ですから、それも御理解いただければありがたいかなと。 そして、物価高騰については、僕も夜は買物へ行っていますけれども、いや、人がいない。スーパーにも人がいない。どうしちゃったんだろう。スーパーをやめるところも多くなっていますし、大変状況からいうと、30%引き、20%引き、ラベルを貼るのが大体6時半か7時頃なので、その時間になると増えて、昨日は僕、50%引きのカキフライを買ったかな。そういう時代になってきちゃったのかななんていうふうに思いますし、市民の皆さんは生活苦の中にあるんじゃないかなと。 それと、私が行く緑町の八百屋さんも、ここで、臼井市長、長らくお世話になりました。もう朝から晩まで働いていても、八百屋さんで全然もうもうからないし、子どもたちも育ち上がったからもうやめると。臼井市長と別れるのは寂しいけれども、いろいろといつも何か買いに来てくれてありがとうねと、今年の10月いっぱいだったかな、終わったというところもありますし、もうちょっと、私から言うと13兆1900億円の補助でよかったのか。もっと真水で20兆円から30兆円ぐらいどんと突っ込むぐらいの覚悟がちょっと政府はあってよかったかなと。これは個人的見解ですけれども、そう思います。 以上です。 ○議長(赤沼泰雄議員) 8番 佐藤議員。 ◆8番(佐藤文子議員) 今、市長からお答えもありましたけれども、市内の市民の皆さんは本当に今大変な状況の中で日々を懸命に暮らされている、そういう状況があちこちで見られるというふうに思います。そういう点で、先ほども質疑の中でありましたけれども、やはり新年度はどうするのかというところについては、ちょっと考えさせてほしいというお話がありました。こういった水道・下水道の減免制度はやはり続けていただきたいということを意見として申し上げておきたいというふうに思います。 それで、この間、昨年来、子育て世帯への経済的負担の軽減にも効果があるというところで、あらゆる自治体において、学校給食の無償化に踏み出す、こういう自治体が幾つも幾つも出てきています。その中で東京都が、小池知事が給食費の補助をすると、こういう所信表明が報道されていまして、ただ、報道の中では2分の1補助だと。そして2分の1は自治体だという、こういう報道ですけれども、2分の1でも大変だと、こういう自治体もあるというふうに聞いています。東京都は全額それこそ出していただきたいと私も思うわけですけれども、それでも、2分の1補助だとしても、何らか踏み出すというような、こういった表明があった下で、こういった事業が進められるのであれば、ぜひ昭島市も手を挙げていただいて、学校給食の無償化に踏み出していただきたいというふうに私は思っているわけですが、今回のこの東京都の小池知事の表明についてどのような受け止めをされているのか、最後、お聞かせいただければと思います。 ○議長(赤沼泰雄議員) 臼井市長。 ◎臼井市長 いつだったか、先週、発表が小池知事さんのほうからあり、2分の1。詳細はまだちょっと分かっていないんですけれども、詳細が分かり次第ということと、それで、東京都市長会でも、この前、役員会を開かせていただいて、東京都市長会の会長名で、やはりこれについては東京都の部分のしっかりとした説明を受けたいと。プラスアルファとして、やるなら東京都で全部見てほしいというような要請はしたところであります。そういったちょっと状況を見ながら考えていきたいなというふうに思っていますし、これも、自民党さんからも公明党さんからも、そうした無償化については前向きにやっていただきたいというふうな要請書が来ていますので。共産党さんからも出ていましたか。 そういったところで、我々としても、今、前向きなんて言っちゃうといろいろ語弊があるから、ちょっとタイムラグで、今、この前、唐突にとは言いませんけれども、所信表明で話したばっかりなので、どういう事情でどうなっていて2分の1なのか、どうなのかと。26市でも、中学校給食をやっているところもあれば、これからというところもあるということも含めて、全体的に、昭島市みたいに、昭和43年に小学校で、中学校は47年にスタートしたところというのはないんですね、これだけ早く学校給食を進めたというところは。そういったところも踏まえて、ちょっと周りを見ながらではないですけれども、いろんな自治体の考え方もあるでしょうし、一律には何かちょっとあれなのかなというふうな形。そこら辺のところのちょっと時間をいただいて対応していきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 今日の答弁はここら辺ぐらいにしてとどめて、よろしくお願いします。 ○議長(赤沼泰雄議員) 8番 佐藤議員。 ◆8番(佐藤文子議員) 分かりました。ぜひ私としては前向きに進めていただきたいということは、学校給食の無償化、そして水道・下水道のこの減免も、これは昭島市がやっているということで、共産党の都議団も、東京都としてもやるべきだと、こういう提案もさせていただいているところです。そういった点も含めて、今後も市民の暮らし応援に力を尽くしていただきたいと意見として申し上げて、終わります。 ○議長(赤沼泰雄議員) 18番 木﨑議員。 ◆18番(木﨑親一議員) では、私のほうからもちょっと質問させていただきますけれども、この生活者支援給付事業でございますけれども、先ほど市長からお話がございました。1月のいっぱいには何とかなるかなという、支給がね。そんなことを言われましたけれども、今、物価高騰で本当に大変な思いをしているところが多いと思いますので、ぜひこれはもう一日でも早く支給ができるように努力していただきたいな、そんなふうに思います。 また、今の水道の件でございますけれども、昨年もたしか1月から4月まで減免をやっていただいたということでございますけれども、改めて、メニューは違うにしても、この非課税の事務費が3500万円ですよね。先ほど市長からも事務費のほうが270万円ぐらいかななんていう話もしていましたけれども、今回、これを見ると、たしか、前は水道の関係で3億円を超えていたような気がするんですが、事務費か何かが安くなったのかね。ちょっとその点を聞かせていただきたいと思います。 ○議長(赤沼泰雄議員) 橋本水道部長。 ◎橋本水道部長 事務費におきましては、減免事業、検針時に減免のお知らせビラを配布しておりましたけれども、ちょっと印刷のほうが間に合わないということで、市ホームページ、また市公式X等でお知らせするということで、今回はビラを配布しないで、広報やホームページでお知らせする、その人件費やビラの料金が安くなっております。 ○議長(赤沼泰雄議員) 18番 木﨑議員。 ◆18番(木﨑親一議員) そうすると、幾らぐらい安くなったんでしょうかね。ちょっとその点、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(赤沼泰雄議員) 橋本水道部長。 ◎橋本水道部長 ビラに関しましては、約50万円ほど安くなっております。 ○議長(赤沼泰雄議員) 18番 木﨑議員。 ◆18番(木﨑親一議員) 50万円だけですね。分かりました。ありがとうございます。 自民党会派としても、本当にこれはメニューとして推奨していますので、ぜひ、先ほども言われましたけれども、4月じゃなくて、また6月、8月と、そうできれば本当にいいなと思っております。本当にありがたいのが、やはりこの水道料金、これは、水道事業というのは昭島単独でやっているということで、もう本当にすぐにできる。そしてまた、本当に事務費、通常でしたら、先ほど市長も話ししていただいていましたけれども、通常だと本当に多くの事務費がかかるのを、本当に安く、200万円ちょっとぐらいで事務費が今回もできたということで、本当にありがたいなと改めて思います。 それと同時に、今、物価高騰の中で、やはり昭島市民全体に還元ができて、また事業者にも還元ができるというのは、本当にこれはすばらしいなと思いますので、ぜひこれからも、本当に6月、8月、10月、12月と続けていただければありがたいなと思っております。 それと、先ほど給食費の話が出ました。本当に我々も会派として毎回要望を出しておりますけれども、ただ、いかんせん、やはり小中学校となると、5億円まではいきませんけれども、5億円近く金額がかかるということで、あまり強くなかなか言えなかったんですけれども、今回、そんな形で小池知事のほうからもそんな話が出ましたが、まだ正式ではないけれども、もしそういう面で、どのぐらいの金額になるのか分かりませんけれども、ぜひ前向きに考えていただければありがたいな。これは答弁は求めませんけれども、我々会派としての意見として言わせていただきます。 以上です。 ○議長(赤沼泰雄議員) 臼井市長。 ◎臼井市長 大変激励を含めて、御意見ありがとうございます。ぜひ今回、この決定、1月からというのは、やはり先ほどの7万円の支給がちょっと遅れるみたいな感じなので、それだったら1月のお年玉として水道料金を減免しようと。ただし、それには、やはりビラを配ってから、今月分の水道料金・下水道使用料は減免いたしますと、グリーンの紙で配っていたんだよね、たしか。それがないものですから、私もインフォメーションしますけれども、ぜひ議員各位におかれましては、今回の議会の最終日で、水道料金・下水道使用料減免、1月、2月、3月、4月の4か月間減免しますからということは、マイクでしゃべっているときに一番受けると思いますので、ぜひ、あるいは頑張ってそれを推奨していただければありがたい。 ちょっとうちのほうはペーパーが間に合わなかったもので、今回、事務経費100万ちょっとだもんね。だからすごい、4か月で100万で市民の皆さんにこれだけ還元される費用対効果というのはないですよ。だから、ぜひそこら辺は、議員各位、私も説明させていただきますけれども、また議員各位は市民の代表でありますから、そこはぜひ口頭で、1月から4月まで、皆さんのために水道料金と下水道使用料は基本料金はしっかりかかりませんのでということだけインフォメーションしていただければというふうに思います。 給食費の無料化については、小学校でいうと、無償化すると3億5000万円ぐらいだったかな。中学校が入ると、2億円ちょっとだから、多分5億円ちょっとかかるというふうな事業ですから、少しお時間いただいて、その気持ちはよく分かりましたので、そこら辺を加味しながら、どういう対応ができるかということを考えていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(赤沼泰雄議員) 22番 青山議員。 ◆22番(青山秀雄議員) 今、給食費の問題と水道料金の減免の問題、やり取りを聞いていましたけれども、やはりこういう本当に生活に直結する判断をしていただいたというのは私たちも評価していますけれども、打ち出の小づちではありませんから、やはり減免ももちろん暮らしを支えるという意味では大変重要な施策だというふうに思いますけれども、それ以上にまた歳入も増やさなきゃいけないと、そういう努力も私は必要だということをしみじみ感じています。 やはり昭島の水はおいしい上に安い。そこでまた減免されている。近隣の自治体の市民の皆さんから、そういう羨ましい声も私はもらっていますけれども、よく聞くんですけれども、やはりそういう昭島の水道というのはきちんと単独の事業として維持しているし、決して赤字を出したわけでもありませんから、そういう面では、市民の皆さんのやはり理解もある中でそういう高度な決断ができたということで、そこは本当に評価していきたいというふうに思っています。 それと、学校給食費の無償化の問題で、東京都の小池知事が、私、受け止め方としては突然という感じですけれども、東京都が発表したということは、もう既に都がそういう、知事が発表ですから、無償化になるのだろうというような、そういうもう受け止め方の人が多いですよね。2分の1を自治体が負担するということになれば、それに対応できる、できない、やはり同じ多摩の中でもこのバランスというか、アンバランスなどが生じないように、公平、公正に教育を受ける子どもさんたちが自治体によってばらばらにならないような、やはりそれは市長会などを通して、東京都にしっかりその辺の裏づけというか、予算なども私は求めていくべきだというふうに思うんですけれども、その辺についてもどのように市長として、先ほど、もうこの答弁で勘弁してくれということを言っていましたけれども、ぜひそういうことも含めて、私たちが説明できるような考え方というか、東京都に対する市側のお考えも聞かせていただけますか。 ○議長(赤沼泰雄議員) 臼井市長。 ◎臼井市長 青山さんが先ほどおっしゃるとおりで、うちの東京都市長会、今、会長は、東村山市が会長でございますので、小池知事に対して、学校給食費負担軽減に関する緊急要望についてということで、12月11日に送らせていただきました。 ちょっと長くなって、読ませてもらいますけれども、東京都においては、令和5年の第4回都議会定例会で、知事より、国に対して子育て世帯への支援充実・強化・早期実現を図るよう強く働きかけを行うとともに、都として先行して高校授業料の実質無償化や学校給食費の負担軽減に大胆に踏み出す旨の発言がありました。 また、12月8日には、文部科学省及び内閣府特命大臣(こども政策、少子化対策)に対して、子育て世帯に対する支援充実・強化に関する緊急要望を行いました。 東京都市長会では、令和6年度の東京都予算編成に対する最重要要望において、学校給食費の全額補助が市町村の財政負担なく実現するように国に働きかけること、また、この実現までの間は、都においては補助制度を創設するなどの財政支援を行うことについて要望してきたところであります。 今回の都の対応は我々の要望を受けたものであり、まずは感謝申し上げるということで、しかしながら、多摩26市では、一部の自治体においては、学校給食費の無償化や一部公費負担の実施予定をしている一方、財政的な事情で実施を見送らざるを得ない自治体もあるなど、対応はばらつきがあります。これを踏まえ、都においても、都内全ての児童・生徒及び保護者が居住する自治体によって大きな教育格差を受けることのないよう、最大限配慮することが重要であります。 今後、学校給食費負担軽減施策の策定に当たっては、多摩26市の全てが市の財政負担なく取り組むことができるよう、制度設計を行っていただくよう強く要望します。 これを緊急要望で12月11日に出しましたので……     (「まだです」と呼ぶ者あり) ◎臼井市長 まだ。これから。これからということで、そうですね。これからということでさせていただいているところでありますので、ちょっとそこら辺を見ながら対応していきたい。 小池知事にはいつも我々は、東京都市長会、一応、我々に相談してから発表してと言っているんですけれども、やはりパフォーマンスじゃないですけれども、どんと言ってから、後から説明なので、今回もこのようなことのないようにということは言いますけれども、今こういう緊急要望を出したということだけぜひ御理解いただいて、それで足並みをそろえながら、だけれども、先行してやる自治体、もう府中市なんかはやっていますし、青梅市も、この前、選挙で公約されていますし、立川市も、中学校は遅れるけれども、公約に出しています。公約でやると言っていますから、そういったところの中であると、隣がやっていて、うちがやらないとなると、格差がありますから、そういったところの財政的な裏づけをもって、そしてまた、本来、義務教育であるのは国がやるべきなんですよ。それを強く訴えながら対応していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(赤沼泰雄議員) 22番 青山議員。 ◆22番(青山秀雄議員) 今、緊急のそれを読み上げていただきまして、安心いたしました。やはり東京都と比べて三多摩格差はまだまだある中で、三多摩の中でさらにそういう格差はないという強いメッセージと受け止めましたので、ぜひ自信を持って市民の皆さんに私は紹介できるなというふうに思います。 やはり国の責任者の言葉というのは非常に重いものがありますから、そういう面では、市長も先ほどこの非課税世帯に対する生活支援金の問題で、昭島の対応としては、そういう1月いっぱいという形で、今、精いっぱい努力をしていると、私はそういうふうに説明していますけれども、福生市の方とかあきる野市の方とか、そういう方からも、本当にああいう発表をされれば、もう年末には来るのだろうという、そういう相談も受けて、それは各自治体のほうによく聞いたほうがいいですよというふうに言っているんですけれども、本当に発表されると、もうすぐそれが自分たちのところに来るんだ、いつ来るんだと、そういう期待をしているわけですよね。だから、やはり特に国会のそういう役職にある人たちの言葉というのは非常に重いものがあるというふうに思うので、そういうことも含めて、市長会なんかを通して、様々に臆測だとか、そういう本当に期待させてしまうという重みを十分かみしめた中で、この発言をしていただくように強く求めていただきたいというふうに思います。それは意見として言わせていただきます。 以上です。 ○議長(赤沼泰雄議員) 13番 八田議員。 ◆13番(八田一彦議員) 私からも1点だけ質問させていただきたいと思うんですけれども、先ほど上下水道の関係で減免の話が出ていたと思うんですけれども、この周知のところなんですけれども、市公式X等でやっていくというような話だったと思いますが、LINEも使うような感じなんでしょうか。その辺、どのような形の周知方法を取っていくのか。チラシは今回刷らないということで、経費削減というのは、本当にそれはすばらしいことだなと思うんですけれども、私も今日……     (「間に合わなかった」と呼ぶ者あり) ◆13番(八田一彦議員) 間に合わなくて。それはそれで費用対効果としては大きいと思うんですけれども、どういう周知方法をしていくかというのをちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(赤沼泰雄議員) 橋本水道部長。 ◎橋本水道部長 御質問いただきました周知につきましては、1月1日号の広報に、全世帯に配られますので、目立つところに掲載をいたします。また、ツイッター等、LINEも含めまして、使えるものは全て使って周知していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(赤沼泰雄議員) 13番 八田議員。 ◆13番(八田一彦議員) 私も今日、朝、駅で、こういう話がありますよというのは本当に話をさせていただきました。やはり市民の皆さんがすごく関心のある事項だと思いますので、また、なかなか広報を見ない方とかもいらっしゃいますし、SNSを見ない方もいますので、しっかり我々も周知させていただいて、これだけ市が皆様の物価高騰に対してアプローチをかけていますよというところも周知をしていきたいと思います。 先ほど来、給食費の無償化の件で、私の党の代表顧問であります小池百合子都知事のほうから先々週発表されて、我々、党としてもしっかりと動いていきたいところであると思っているところでございます。26市、なかなか財政の状況がもちろん全然違いますし、2分の1、やはり負担しなくてはいけないというのは、そう簡単なことではないと思っていますので、ここら辺、しっかりと我々も動いていきながら、東京都のほうにしっかりと話を持っていきたいなと思っていますので、そこは市側と我々議員側ともしっかりと連携しながら話を進めていかなくてはいけない部分かなと思っています。これは意見というか、しっかりと進めていきたいと思っているところでございますので、今後も市側と一緒に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(赤沼泰雄議員) 14番 ゆざ議員。 ◆14番(ゆざまさ子議員) 私からも少し質問なんですけれども、水道料金・下水道使用料減免ということで、そもそも水道・下水道が減免になっている世帯もあるかと思いますけれども、実際にこれが世帯それぞれ、減免になる世帯と、もうそもそも減免だった世帯の数を教えていただきたいと思います。 また、今回、非課税の世帯への生活支援の特別給付金、これは国の事業で、10分の10、全て国が賄うということでしたけれども、もう昭島市のホームページに既にいろんな問合せが来ているということで、まだ決まっていないよということで市はお伝えしていますけれども、どれくらいの方が問合せがあって、どんな内容だったのかというのを教えていただけますでしょうか。 ○議長(赤沼泰雄議員) 橋本水道部長。 ◎橋本水道部長 初めに、減免の対象になっていないというか、もともと児童福祉手当等をもらっている方々につきましては基本料金をいただいておりませんので、その方たちは使用料を減免するという形も一時考えましたけれども、そうすると、どれだけ使用するとかの予想ができませんので、予算立てができない。また、この児童手当をいただいている方たちの分をシステムで抽出するのに非常に時間とお金がかかることもありますので、基本料金だけをもともと減額しておりますので、このままいかせていただいたということでございます。 すみません。件数につきましては、すみません、今持ち合わせがございませんので、後ほど資料提出させていただきたいと思います。 ○議長(赤沼泰雄議員) 青柳保健福祉部長。 ◎青柳保健福祉部長 住民税非課税世帯に対する給付事業でございます。今、議員から御質問にもございましたが、今、ホームページに載せてございまして、詳細が確定次第、お知らせしますので、しばらくお待ちくださいということで載せさせていただいてございます。 問合せの件数及び内容についてでございますけれども、件数、具体的な数字はちょっと押さえてございませんけれども、やはり報道を通じて問合せをいただくような形になっています。それは一定数お問合せはいただいてございます。内容については、ほとんどが、いつ給付がされるのかという内容になってございます。報道がやはり年内云々という話も出ていますので、そのあたりを踏まえて、いつ支給されるんですかという問合せが圧倒的に多いと、このような状況でございます。 ○議長(赤沼泰雄議員) 14番 ゆざ議員。 ◆14番(ゆざまさ子議員) ありがとうございます。水道減免、すごく皆さん喜んでいただいていますけれども、やはりそもそも減免世帯というのはこれの恩恵を多分あずかっていないので、別立てで何か考えていただくことができなかったのかなというのが1点と、あと、やはり国の事業で、先ほど3500万円でしたか、そのシステム開発とかが毎回かかるということで、すごくこれも課題だなと。これは国のほうでもしっかり分かって、全体的な事務費がどれくらいかかっているのか。あと、自治体の方がやはりすぐ給付が整わないというところはすごく課題だなと思っていますけれども、この辺に関しては、市側からしっかり国のほうに、この事務経費とかそういうスケジュール的なことを物申す機会があるのかどうなのか、ちょっと確認させてください。 ○議長(赤沼泰雄議員) 青柳保健福祉部長。 ◎青柳保健福祉部長 まず、事務費の考え方でございますけれども、今般、3500万円計上してございます。対象の見込み世帯数1万4000世帯と想定してございますけれども、国から示されている事務費の基本的な考え方につきましては、1世帯当たり2500円という単価が示されてございますので、それを1万4000世帯見込むと、3500万という形になってございます。 スケジュール感ですとか事務費のところにつきましては、東京都を通じて意見をする場面というのはございますけれども、やはり各自治体どこも、特に近隣の自治体も含めてですけれども、人口数が多いところにつきましては、なかなかやはり準備に時間を要すると。こういった給付事業をここ数年、何度も実施をしてございますけれども、やはりシステム改修を行った上で給付をするというスタンスを取ってございますので、どうしても、制度設計がはっきりしない限りは、そのシステム改修にも一定の時間を要してしまいますので、そのあたりの時間を必要とする中で、どうしても給付のスピード感という部分では課題があるものというふうに受け止めてございます。そのあたりにつきましては、意見を伝える場面はございますので、そうした市の事情については、そういう機会を捉えてお伝えさせていただいていると、このような状況でございます。 ○議長(赤沼泰雄議員) 14番 ゆざ議員。 ◆14番(ゆざまさ子議員) ありがとうございます。いろいろ市民の方から聞くと、子育て世代の給付ですとか、そういったところもほかの市に比べると大変頑張っていただいて、早いよというお声もいただいておりますが、今回も1月に整えていただいているということで、しっかりと給付が隅々まで渡るようにぜひお願いしたいと思います。これは意見です。 以上です。 ○議長(赤沼泰雄議員) 12番 渡辺議員。 ◆12番(渡辺純也議員) 私からもちょっと質問させていただきます。 まず、水道料金のところなんですけれども、ここは、先ほど来、御答弁があったとおり、4か月で約3億円ぐらいということだったんですけれども、この財源なんですけれども、交付金プラス、先ほど財調を使うということだったんですが、その内訳、それを教えてください。 ○議長(赤沼泰雄議員) 永澤企画部長。 ◎永澤企画部長 財源につきましては、まず、歳入の地方交付税の普通交付税の中に、今回、3つの分類でちょっと国から提示されております。まず、その中の臨時経済対策費1億565万3000円、それから調整額の復活分821万9000円、それから国庫支出金における物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金推奨メニュー分1億5881万5000円、それから繰入金の中の財政調整基金繰入金、こちらの2671万3000円、こちらの合計額が水道料金・下水道使用料減免事業補助金の総額になります。 ○議長(赤沼泰雄議員) 12番 渡辺議員。 ◆12番(渡辺純也議員) 分かりました。ありがとうございます。 この水道料金というのは、先ほど市長からもありましたとおり、我が会派としても、とにかく全世帯、そして全事業者ということで、分断をせずにということで何かないかということをずっと訴え続けてきて、水道料金・下水道料金ということに行き着いて、これも市民の方から本当にいい政策ですと喜ばれております。私の耳にもたくさんそういった喜びの声が入っておりますので、これも4か月ということでございますけれども、先ほどもありましたとおり、それ以降、財源の問題もあるとは思いますけれども、何とか、そういった市民の方の声も届いていると思いますので、続けていただく方向をまたぜひ検討していただきたいなということで、これは意見として申し上げさせていただきます。 2つ目といたしまして、この13ページの下のところの住民税の非課税世帯の給付金につきまして、これは頑張って1月以内ということでありましたけれども、すみません、事務的なことでひとつお聞かせください。これについては、まず、何かその対象者には周知が行くんでしょうか。行って、恐らく、夏に3万円もらった人が7万円ということなので、特別な手続はちょっともしかしたら要らないのかもしれないですけれども、その通知が行って、そしてそこから振込が行われる。その通知が行ってからの振込の期間だとか、そういったところを今分かる範囲で、いついつまでというのはちょっとまた、今分からないと思うんですけれども、通知が行って、それから振込という、このスパンというんですか、もし分かればちょっと教えていただければと思います。 ○議長(赤沼泰雄議員) 青柳保健福祉部長。 ◎青柳保健福祉部長 まず、対象者に対する案内の部分でございますけれども、今御質問いただいたとおり、今年の夏に3万円の部分について既に給付をしてございますので、その方々を基本として、今回7万円を追加するというようなスキームになってございます。 そうしたこともございまして、今年の夏にお支払いをしている方につきましては、そこの支払った口座情報を記載した上で、この口座に振り込みますよというようなところを基本としてお知らせ等を送っていく予定でございます。その口座で問題がなければ、ちょっと日にちについては、今、最終調整をしているので、なかなか具体の日にちは申し上げられませんけれども、そこの口座にいついつ振り込みますと。もしそこを変更したい場合については手続をしてくださいねというような形を取る予定でございますので、基本的には、問題がなければ、その案内が行って、御確認をいただいて、問題がなければ指定された日にちに振込がなされるというような予定になってございます。 それから、令和3年度に同じようなタイミングで12月に補正を上程させていただきまして、臨時特別給付金という事業を実施しているんですけれども、そのときには、案内等の送付が1月の末で、実際の給付が2月の中旬以降という形になってございます。今回は追加給付ということでございますので、少し条件は異なりますけれども、今申し上げた令和3年度のスケジュールを少しでも早められないかということで今調整を行っておりまして、なるべく早くお届けできるように今調整をさせていただいていると、このような状況でございます。 ○議長(赤沼泰雄議員) 12番 渡辺議員。 ◆12番(渡辺純也議員) ありがとうございました。今、部長の御答弁いただいたスキーム、本当に分かりやすくてすばらしいと思います。また、御努力されていることを本当に高く評価させていただきますので、無事故で行き渡るようによろしくお願いいたします。 最後、意見だけちょっと申し上げます。物価高騰が続いておりますけれども、その対策として、今回、この2つが挙げられたんですけれども、先ほど来あるとおり、やはり物価高騰で結構大変な思いをされているというのは、低所得者のみならず、特に子育て世代の方々だというふうに、私もいろんな声を伺う中で認識をしております。 その中で、先ほど来あるとおり、学校給食の無償化ということでございますが、私ども公明党昭島市議団としても、先ほど市長からもお話があったとおり、国や都がしっかりと支援をしていただくならば、もう本当に進めてほしいということを訴えてまいりました。12月5日に東京都が、学校給食費の負担軽減、この取り組む方針を示されて、そして東京都から8日に国に対してまた緊急要望書というものを提出された。今後、今、東京都が2分の1という予定でありますけれども、また国のほうでどう動くか、ここら辺も注視をしていただきながら、しっかりと検討していただきたい。 これは、本当に物価高騰で、もう何回も申し上げますけれども、子育て世代の方々、特に小学生、中学生がいる、そういった子育て世代の方々というのは本当に大変な思いをされているということで、何とか少しでもこういった経済的負担を減らしていくという、そういった取組をやっていただきたいなというふうに思いますので、これは意見として申し上げます。 私からは以上でございます。 ○議長(赤沼泰雄議員) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件について、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第4 議案第92号 令和5年度昭島市水道事業会計補正予算(第2号) を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。橋本水道部長。     (橋本水道部長 登壇) ◎橋本水道部長 ただいま上程をいただきました日程第4 議案第92号 令和5年度昭島市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、初めに、補正予算説明書の5ページを御覧いただきたいと存じます。 本補正予算は、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金等を活用し、再度、水道基本料金の減免事業を実施するものでございます。 収益的収入におきましては、給水収益を減額いたし、一般会計からの繰入れといたしまして、その他の営業収益を増額するものでございます。 また、水道料金システムの改修に関わる事務費の下水道負担分として、下水道使用料受託徴収収益を増額し、他会計補助金を増額いたし、併せて収益的支出においても水道料金システムに関わる事務費を増額するものでございます。 次に、補正額について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、1ページにお戻りいただきたいと存じます。 補正予算の第2条でございますが、補正予算(第1号)第2条において定めました収益的収入及び支出のうち、収入の第1款事業収益につきまして、第1項営業収益では、営業収益内におけます科目間の増減でございますことから補正額はゼロ円となり、補正後の額は当初予算と同額となります。 次に、第2項営業外収益を108万円増額し、補正後の額を1億1578万6000円といたし、支出の第1款事業費につきましても、第1項営業費用108万円を増額し、補正後の額を17億4542万4000円といたすものでございます。 次に、補正予算の第3条でございますが、補正予算(第1号)の第3条において改めました他会計からの補助金につきまして、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を108万円増額し、488万円に改めるものでございます。 なお、補正予算説明書といたしまして、6ページに予定損益計算書をお示ししてございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(赤沼泰雄議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件について、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第5 議案第93号 令和5年度昭島市下水道事業会計補正予算(第2号) を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。鬼嶋都市整備部長。     (鬼嶋都市整備部長 登壇) ◎鬼嶋都市整備部長 ただいま上程をいただきました日程第5 議案第93号 令和5年度昭島市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、補正予算説明書の5ページを御覧いただきたいと存じます。 本補正予算は、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金等を活用し、再度、下水道使用料の基本使用料の減免を実施するものでございます。 収益的収入におきまして、下水道使用料を減額いたし、一般会計からの繰入れといたしまして、その他営業収益を増額するものでございます。 また、徴収業務委託先である水道部における事務費の下水道事業負担分につきましても一般会計からの繰入れとし、他会計補助金を増額いたすとともに、併せて収益的支出においても、下水道事業会計負担金分といたしまして業務費を増額するものでございます。 それでは、補正額につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、1ページにお戻りいただきたいと存じます。 補正予算の第2条でございますが、補正予算(第1号)第2条において定めました収益的収入及び支出のうち、収入の第1款事業収益につきまして、第1項営業収益では、営業収益内におけます科目間の増減でありますので補正額はゼロ円となり、補正後の額は当初予算額と同額となります。 次に、第2項営業外収益52万9000円を増額し、補正後の額を5億5983万9000円といたし、支出の第1款事業費につきまして、第1項営業費用52万9000円を増額し、補正後の額を22億4863万2000円といたすものでございます。 次に、補正予算の第3条でございますが、補正予算(第1号)の第3条において定めました他会計からの補助金につきまして、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を52万9000円増額し、1億4518万5000円に改めるものでございます。 なお、補正予算説明書といたしまして、6ページに予定損益計算書をお示ししておりますので、御参照いただきたいと存じます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(赤沼泰雄議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件について、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第6 議案第89号 市民総合交流拠点施設建設工事(建築工事)請負契約 及び日程第7 議案第90号 市民総合交流拠点施設建設工事(機械設備工事)請負契約 の2件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。山口総務部長。     (山口総務部長 登壇) ◎山口総務部長 ただいま上程をいただきました日程第6 議案第89号 市民総合交流拠点施設建設工事(建築工事)請負契約及び日程第7 議案第90号 市民総合交流拠点施設建設工事(機械設備工事)請負契約の2件につきまして、一括して提案理由並びにその内容につきまして御説明申し上げます。 市民総合交流拠点施設建設工事につきましては、規模の大きい工事のため、専門の工事種別に分離して発注いたすものでございます。 入札の方法につきましては、いずれも入札に参加する者に一定の資格要件を付した一般競争入札方式を採用いたしました。 なお、議案第89号 市民総合交流拠点施設建設工事(建築工事)につきましては、建設共同企業体方式を採用し、施工いたすものでございます。 つきましては、これら2件の工事請負契約を締結いたしたく、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づきまして、本2件の御提案をいたすものでございます。 それでは初めに、議案第89号 市民総合交流拠点施設建設工事(建築工事)請負契約につきまして御説明申し上げます。 本件は、制限付一般競争入札により、契約金額を10億9340万円で、東京都八王子市旭町11番6号、田中・カトービルド建設共同企業体、代表者、株式会社田中建設、代表取締役、田中義照と契約を締結いたすものでございます。 次に、議案第90号 市民総合交流拠点施設建設工事(機械設備工事)請負契約につきまして御説明申し上げます。 本件は、総合評価落札方式による制限付一般競争入札により、契約金額を1億9250万円で、東京都昭島市中神町二丁目25番18号、株式会社奥山設備、代表取締役、奥山雅英と契約を締結いたすものでございます。 なお、本2件の工事概要等につきましては、別紙、議案参考資料のとおりでございます。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(赤沼泰雄議員) これより一括して質疑並びに意見等をお受けいたします。7番 大野議員。 ◆7番(大野ふびと議員) 参考資料のほうの1の工事概要の(4)の工事内容のほうで、アの建築工事のほうで、主要施設として東部出張所が含まれております。これは、現在、玉川会館にある機能だと思われますけれども、一方、公共施設等総合管理計画のほうで、令和8年度までの短期目標として、玉川会館について、近隣施設の市民交流センターの建て替えに伴う機能の集約化を含め、今後の施設の在り方を検討しますというふうに記載されております。玉川会館の今後の在り方について、検討状況というのはどのようになっておりますでしょうか。 ○議長(赤沼泰雄議員) 永澤企画部長。 ◎永澤企画部長 まず、御質問の玉川会館そのものの関係でございますが、今回、こちらの市民総合交流拠点施設につきましては、玉川会館に入っています東部出張所機能につきましては、今回の整備に合わせて移転することについてはもう計画の中に入っています。ただ、その後、玉川会館につきましては、検討の中では、どういったことで今後、施設運営をしていくかということについては、まだ正式には決まっておりませんので、今後、この市民総合交流拠点施設の建設工事に合わせながら、その玉川会館の在り方についても検討してまいりたいと思っております。 ○議長(赤沼泰雄議員) 7番 大野議員。 ◆7番(大野ふびと議員) 検討に当たっては市民の声をぜひ聞いていただいて、十分に反映させていただくようお願いしたいと思います。これは意見になります。 以上です。 ○議長(赤沼泰雄議員) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本2件について、いずれも委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに分割して採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、これより分割して採決いたします。 初めに、日程第6 議案第89号 市民総合交流拠点施設建設工事(建築工事)請負契約について採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。 次に、日程第7 議案第90号 市民総合交流拠点施設建設工事(機械設備工事)請負契約について採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第8 議案第77号 昭島市組織条例の一部を改正する条例 から日程第12 議案第85号 町の区域及び名称の変更について までの5件を一括して議題といたします。 本5件については、いずれも総務委員会に審査を付託してありましたので、委員長の報告を求めます。8番 佐藤議員。     (8番 佐藤文子議員 登壇) ◆8番(佐藤文子議員) ただいま議題となりました日程第8 議案第77号 昭島市組織条例の一部を改正する条例から日程第12 議案第85号 町の区域及び名称の変更についてまでの5件について、総務委員会における審査の経過並びにその結果について御報告申し上げます。 本委員会は、12月7日に開催し、理事者側に提案理由の概略について説明を求め、審査を行いました。 初めに、日程第8 議案第77号 昭島市組織条例の一部を改正する条例について、質疑等の概略を申し上げます。 委員より「子育て世代包括支援センターと子ども家庭支援センターを集約するとのことだが、担当の職員数は増えるのか、または現行のままなのか」との質疑があり、「現在、人員等の体制について、具体的な人数を検討している。国や都から示された現行の2つのセンターの設立の意義や機能は維持した上で、組織を見直し、相談体制を強化していくとの考え方に留意し、組織体制を構築していく」との答弁がありました。 以上により質疑等を終結し、討論を省略して採決の結果、本件は全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、日程第9 議案第78号 昭島市庁舎市民ホール・大会議室及び展示ギャラリー使用条例の一部を改正する条例について、質疑等の概略を申し上げます。 初めに、委員より「市民ホールに設置された大型ディスプレーのマルチ画面機能は、市民の方が借りた際にも利用できるのか」との質疑があり、「市民の方も利用できるよう検討している」との答弁がありました。 次に、委員より「貸出しの料金が一式3000円とのことだが、午前と午後を通しで借りても3000円なのか」との質疑があり、「午前、午後、夜間、全日と貸出しの区分があるが、1回当たり3000円としており、午前だけ使用しても、午前、午後を通して使用しても、3000円とする予定である」との答弁がありました。 以上により質疑等を終結し、討論を省略して採決の結果、本件は全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、日程第10 議案第79号 昭島市税賦課徴収条例の一部を改正する条例について、質疑等の概略を申し上げます。 委員より「昭島市では都市計画税の税率は0.25とのことだが、他市では0.2の自治体もある。昭島市の財政が非常に豊かだとしたら、税率や充当率を下げることができるのか」との質疑があり、「都市計画税とは別に事業所税という税金を課すことができる自治体が、昭島市より税率が低くなっている場合がある。また、都市計画税は、都市計画事業等に充当する目的税となることから、各市の事業の進捗等に伴って設定される。昭島市においては0.25を継続していく」との答弁がありました。 以上により質疑等を終結し、討論を省略して採決の結果、本件は全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、日程第11 議案第84号 住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について、特に質疑等はありませんでした。 討論を省略して採決の結果、本件は全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、日程第12 議案第85号 町の区域及び名称の変更について、質疑等の概略を申し上げます。 初めに、委員より「区割りは、その範囲の中で広いほうから順に一丁目、二丁目、三丁目としているのか」との質疑があり、「住居表示に関する取扱要綱にのっとり、北東側から順番になるように決めている」との答弁がありました。 次に、委員より「対象地域の北側に住宅があるが、世帯数は。また住民からの意見は」との質疑があり、「約10件あり、このたび、町名を募集し、変更予定であると、各戸に訪問し、説明をした。以前に変更があるとは聞いていたとの意見や、現状では配送の間違いがあるなどの意見があった」との答弁がありました。 次に、委員より「代官山となった歴史的な背景を市民へ周知しては」との質疑があり、「市ホームページに昭島市住居表示審議会の議事録等を掲載しているが、由来については今後どのように周知していくのか、検討していく」との答弁がありました。 以上により質疑等を終結し、討論を省略して採決の結果、本件は全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、本5件に対する総務委員会の報告を終わります。 ○議長(赤沼泰雄議員) ただいまの委員長報告に対する質疑並びに本5件に対する意見等を一括してお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本5件について、いずれも討論を省略して直ちに一括して採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、これより一括して採決いたします。 本5件はいずれも委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本5件はいずれも委員長報告どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第13 議案第80号 昭島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 を議題といたします。 本件は厚生文教委員会に審査を付託してありましたので、委員長の報告を求めます。14番 ゆざ議員。     (14番 ゆざまさ子議員 登壇) ◆14番(ゆざまさ子議員) ただいま議題となりました日程第13 議案第80号 昭島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、厚生文教委員会における審査の経過並びにその結果について御報告申し上げます。 本委員会は、12月8日に開催し、理事者側に提案理由の概略について説明を求め、審査を行いました。 以下、本件に対する質疑などの概略を申し上げます。 委員より「基礎自治体の財政は大変厳しい状況である。国の施策であり、財源は国が責任を持つべきと考えるが、都道府県と基礎自治体に2分の1の財源負担を求めたことに対して、議論はあったのか」との質疑があり、「2分の1を都と市で負担する点については、今後、市長会を通じての要望、要請など、機会があるごとに国へ財政支援の拡大を求めていく」との答弁がありました。 以上により質疑などを終結し、討論を省略して採決の結果、本件は全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、本件に対する厚生文教委員会の報告を終わります。 ○議長(赤沼泰雄議員) ただいまの委員長報告に対する質疑並びに本件に対する意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件について、討論を省略して直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第14 議案第81号 昭島市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例 を議題といたします。 本件は、建設環境委員会に審査を付託してありましたので、委員長の報告を求めます。10番 小林議員。     (10番 小林こうじ議員 登壇) ◆10番(小林こうじ議員) ただいま議題となりました日程第14 議案第81号 昭島市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例について、建設環境委員会における審査の経過並びにその結果について御報告申し上げます。 本委員会は、12月11日に開催し、理事者側に提案理由の概略について説明を求め、審査を行いました。 以下、本件に対する質疑等の概略を申し上げます。 初めに、委員より「事業系一般廃棄物等の手数料が1キログラム当たり5円増額の改定ということである。一般廃棄物が単価の安い自治体に流れる傾向があると聞くが、その認識でよいか」との質疑があり、「ごみを持ち込む業者側とすれば考え得ることであるが、市として、市外のごみが市内に入ってくるようなことはあってはならないと考えており、展開検査等を抜き打ちで行い、そのようなことのないように日々努力している」との答弁がありました。 次に、委員より「今回の料金設定は、他市に比べてそれほど極端ではなく、事業系ごみをできるだけ抑制していく方向性であることを十分理解した」との意見がありました。 以上により質疑等を終結し、討論を省略して採決の結果、本件は全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、本件に対する建設環境委員会の報告を終わります。 ○議長(赤沼泰雄議員) ただいまの委員長報告に対する質疑並びに本件に対する意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件について、討論を省略して直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第15 請願第1号 補聴器購入費用等の助成制度に関する請願 及び日程第16 陳情第16号 高齢者福祉センター等のカラオケ設備の設置に関する陳情 の2件を一括して議題といたします。 本2件は、いずれも厚生文教委員会に審査を付託してありましたので、委員長の報告を求めます。14番 ゆざ議員。     (14番 ゆざまさ子議員 登壇) ◆14番(ゆざまさ子議員) ただいま議題となりました日程第15 請願第1号 補聴器購入費用等の助成制度に関する請願及び日程第16 陳情第16号 高齢者福祉センター等のカラオケ設備の設置に関する陳情の2件について、厚生文教委員会における審査の経過並びにその結果について御報告申し上げます。 本2件は、いずれも今定例会で付託され、12月8日に審査を行いました。 初めに、日程第15 請願第1号 補聴器購入費用等の助成制度に関する請願について御報告申し上げます。 請願者は、全日本年金者組合昭島支部支部長、昭島社会保障推進協議会会長、外624名であります。 その内容は、市の健康診査で聴力検査を実施すること及び補聴器の購入費用や補聴器使用の調整費用の助成制度を制定することを求めるものです。 以下、本件に対する質疑などの概略を申し上げます。 初めに、委員より「認知症と難聴は関連性があると聞くが、市が実施する健康診査で聴力検査を実施することは可能か」との質疑があり、「特定健康診査や後期高齢者医療健康診査については、検査項目が法律で定められており、聴力検査は該当しないため、取り入れることは難しい」との答弁がありました。 次に、委員より「補聴器の使用により認知能力の低下が抑制されると、社会参加が促進され、医療費や介護費用の低減にもつながると考える。補助を行うに当たり、財政的にも特に昭島市が困難な状況にあるとは考えられず、本請願は採択すべき」との意見がありました。 次に、委員より「これまでの質疑などを聞いた上で、本請願は不採択としたい」との意見がありました。 次に、委員より「来年度より実施した場合、都で2分の1、市の一般財源で2分の1を賄う必要があるとのことだが、市としてどのような課題が想定されるのか」との質疑があり、「市で一定の財源を賄う必要があることから、これまで実施している高齢者関連の施策や事業の見直しなども必要となってくる。事業全体を十分に検討する中で、必要性、重要性、緊急性を踏まえて決定していく必要がある」との答弁がありました。 次に、委員より「市の経常収支比率は適正とされる範囲にはなく、またこれから市が抱える問題なども考えると、多くの財源が必要になってくる。市で対応することは困難であり、都や国による対応を求めていきたいと考え、本請願は不採択としたい」との意見がありました。 次に、委員より「地域共生社会の実現のためには、高齢者の社会参加、生活の質をしっかりと確保する必要があり、そのためにコミュニケーションは欠かせないものである。聞こえの問題があればコミュニケーションは難しくなるため、福祉施策を見直す中で、補聴器購入費用の助成について、無理のないところから取り組んでいただきたいと考え、本請願は採択したい」との意見がありました。 以上により質疑などを終結し、討論を省略して挙手採決の結果、本件は賛成少数により不採択とすべきものと決しました。 次に、日程第16 陳情第16号 高齢者福祉センター等のカラオケ設備の設置に関する陳情について御報告申し上げます。 陳情者は、カラオケ友の会代表、平成歌謡会代表、外6名であります。 その内容は、朝日町高齢者福祉センター、拝島町高齢者福祉センター、アキシマエンシス校舎棟の音楽室など、市内の会館や音楽施設にカラオケ設備の設置を求めるものです。 以下、本件に対する質疑などの概略を申し上げます。 初めに、委員より「カラオケという取組は、高齢者の社会参加や介護予防、仲間づくり、健康増進に資する面がある。本陳情は採択すべき」との意見がありました。 次に、委員より「市内にカラオケの利用団体の数はどれくらいあるのか」との質疑があり、「公共施設予約システム利用団体として、カラオケをメインに登録し、松原町高齢者福祉センターで活動している団体の数は、22団体である」との答弁がありました。 次に、委員より「カラオケをする場所、活動場所の充実が図られていない理由は何かあるのか」との質疑があり、「高齢者福祉センターなど、全てにカラオケの設置となると、防音などの対応が必要である。そのほか、どのような施策による対応が可能か、検討している状況である」との答弁がありました。 次に、委員より「松原町高齢者福祉センターのみにカラオケが設置された背景は何か」との質疑があり、「松原町高齢者福祉センターの都営住宅の下でありながら、周辺の方々の配慮もあり、実施した経過がある」との答弁がありました。 次に、委員より「カラオケの発声は、高齢者のコミュニティーづくりに大きな貢献をしており、歌うことの重要性は認識しているが、ほかの高齢者福祉センターに設置するより、団体が身近なところでカラオケができる対応をすべきと考えているので、本陳情は不採択としたい」との意見がありました。 以上により質疑などを終結し、討論を省略して挙手採決の結果、本件は賛成少数により不採択すべきものと決しました。 以上で、本2件に対する厚生文教委員会の報告を終わります。 ○議長(赤沼泰雄議員) ただいまの委員長報告に対する質疑並びに本2件に対する意見等を一括してお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 質疑なしと認めます。 初めに、日程第15 請願第1号については討論の通告がありますので、これより討論を行います。 発言を願います。7番 大野議員。     (7番 大野ふびと議員 登壇) ◆7番(大野ふびと議員) 日程15 請願第1号 補聴器購入費用等の助成制度に関する請願について、日本共産党昭島市議団を代表して、賛成する立場で討論を行います。 その前に、12月8日の厚生文教委員協議会における私の発言について訂正いたします。 本請願について質問を行った際、東村山市でも難聴高齢者の補聴器購入に関する助成制度が実施されていると申し上げましたが、同市の制度が対象とするのは18歳未満で、高齢者に対する助成ではありませんでした。大変申し訳ありませんでした。今後は、事実確認を徹底し、誤りのない発言に努めてまいります。 それでは、討論に入らせていただきます。 厚生労働省の令和2年度老人保健健康増進等事業として実施された、自治体における難聴高齢者の社会参加等に向けた適切な補聴器利用とその効果に関する研究の報告書によると、認知症の要因の一つに難聴が指摘されています。難聴が、QOL、生活の質や認知機能に影響を与え、介護予防やQOL維持を図る上で重要なテーマになっていることから、補聴器等の早期の利用によって、QOL等の低下を予防することが重要だといいます。そして、自治体が取組を強化すべき課題として、難聴を早期に発見する仕組みの構築が挙げられています。 難聴高齢者は、自分が難聴であるという自覚がないことが多く、早期発見のためには高齢者に対する聴力検診が重要です。通常の聴力検診では、周波数1000ヘルツと4000ヘルツの検査が行われますが、高齢者の難聴を発見するには、低音域の250ヘルツから高音域の8000ヘルツまで検査する必要があります。このような聴力検診を実施している事例として、当該報告書では、石川県金沢市と豊島区の取組が紹介されています。 金沢市では、病院や診療所で個別に特定健診等を受ける場合に、市が発行する健康診査受診券を耳鼻咽喉科のある医療機関へ持参すると、聴力検診を受けることができます。豊島区では、65歳の方を対象に、特定健診等の追加項目として聴力検診が実施されており、特定健診等の実施医療機関の紹介により、耳鼻咽喉科で受けることができます。 特定健診等は、生活習慣病の予防などを目的とし、検査項目もこの目的に沿って設定されていますが、特定健診等と併せてオプション検査を行うことは妨げられるものではありません。実際、厚生労働省が定める基準では、胸部レントゲンは特定健診等の項目には含まれませんが、昭島市の特定健診等では胸部レントゲンも行われています。昭島市が実施する特定健診等で、聴力検査をオプションとして行うことは可能だということです。そして、保険者努力支援制度で特定健診の受診率が指標にされるなど、昭島市は特定健診等の実施や受診率の向上に努める必要があることから、特定健診等と併せて聴力検査を行うことは、難聴の早期発見に大きく寄与することになります。 また、先ほど触れました厚生労働省の調査研究事業の報告書には、補聴器使用によって認知症の発症率が低下するかについては、明確なエビデンスは現段階では示されていないと記載されています。しかし、これは令和2年度に実施されたもので、その後も国内外で研究が進められています。 今年7月にアメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究チームが医学誌ランセットに発表した研究成果によると、補聴器を使用している期間が長くなるにつれてコミュニケーション能力が向上し、認知能力の低下が48%抑制されたといいます。この結果を踏まえて、研究チームの代表者は、政府にできる取組として、成人に対する聴力検査や補聴器使用への保険適用などのほか、補聴器市場を広げ、補聴器を手軽に購入できる環境を整備することを挙げています。 補聴器を公的医療保険の適用対象とすることは政府にしかできませんが、補聴器市場の拡大に向けては基礎自治体にもできることがあります。日本国内の補聴器の出荷台数は、2022年の実績で約60万台ですが、65歳以上の難聴高齢者数は約1655万3000人と推計されています。日本での補聴器の普及価格帯は、片耳当たり15万円から20万円と高額で、このことが補聴器購入のハードルとなっています。市町村が助成を行い、難聴高齢者が補聴器を購入しやすくなれば、市場の拡大によって補聴器の価格が低下し、さらに購入しやすくなるという好循環が期待できます。 補聴器は、眼鏡と異なり、着用すればすぐにはっきり聞こえるようになるわけではありません。難聴の方が補聴器をつけることは、閑静な住宅街から突然、電車の線路沿いに引っ越すようなもので、環境の変化に脳を慣らすトレーニングが必要です。最初はうるさく感じても我慢し、就寝時以外はできるだけ補聴器を着用するようにします。また、検査によって聞こえづらい音域を把握し、その部分の音量を増幅するなどして、補聴器をその人専用につくり上げていく調整作業も必要になります。 脳のトレーニングと補聴器の調整には3か月から半年はかかると言われ、これらをしっかり行わないと、せっかく補聴器を購入しても、耳に合わない、煩わしいと言って結局使わず、無駄になってしまいます。補聴器の調整費用について助成を行うことは、補聴器の有用性を実感してもらい、使用の継続を図る上で必須の取組です。 日本年金者組合大阪府本部の調べによりますと、高齢者を含む軽度・中等度の難聴者を対象に補聴器の購入等について助成を行っている自治体は、10月18日現在、全国で218に上ります。都内では、23区で18、多摩26市でも三鷹、調布、府中、国分寺、日野の5市で実施されています。 神奈川県相模原市では昨年7月に高齢者補聴器購入費助成がスタートしており、その実現には、市民2665人の署名が後押しになりました。本請願には624人の署名が添えられていますが、これは人口比では相模原市を上回っています。この多くの声を切り捨ててはなりません。 難聴高齢者を支援する仕組みの整備は、一自治体が担う課題ではなく、国や都において行うべきだという考え方もあります。しかし、これまで日本では、福祉施策にせよ、環境施策にせよ、それぞれの自治体が独自かつ創造的に政策を展開してきたものが、後になって国による財源措置につながったり、国全体の制度として広がっていったりしました。既に難聴高齢者の補聴器購入費用等の助成を行っている自治体に、昭島市をはじめ、多くの自治体が続くことで、その必要性を国や都が強く認識することとなり、全都的、あるいは全国的な制度が早期に実現する可能性が高まります。 以上の理由から、本請願は採択すべきものと考えます。 難聴は、改善可能な認知症の危険因子のうちで最も重要と考えられ、早急な対策が必要です。また、難聴になると、人とのコミュニケーションがうまく取れなくなり、閉じ籠もりがちになってしまいます。高齢者と社会との接点を確保し、孤立を防ぐために、この請願第1号 補聴器購入費用等の助成制度に関する請願について、日本共産党は賛成し、不採択とした厚生文教委員長の報告に反対をするものです。 ○議長(赤沼泰雄議員) これにて討論を終結いたします。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時59分----------------------------------- △再開 午後1時10分 ○議長(赤沼泰雄議員) 会議を再開いたします。 日程第16 陳情第16号については意見開陳の申出がありますので、これより意見開陳を行います。 自席にて発言を願います。8番 佐藤議員。 ◆8番(佐藤文子議員) 先ほど午前中に高齢者福祉センター等のカラオケ設備の設置に関する陳情について、厚生文教委員長の報告が行われました。日本共産党昭島市議団として、陳情に賛成する立場から意見を述べます。 昭島市高齢者福祉センターは、高齢者の社会参加の促進及び福祉の増進を図ることを目的として設置することが、昭島市高齢者福祉センター条例で定められています。2013年、平成25年のこの条例改正時に、同センターにおけるカラオケ装置の設置理由について、市は高齢者の介護予防や健康づくりが目的であることを説明しています。 陳情者が述べているように、昭島市でも、介護予防の観点から、歌の教室などでコミュニティーの形成に取り組まれています。カラオケは健康の万能薬と言われ、病気の予防に効果があると言われています。歌う前の緊張感や発声時の高揚感、そして歌った後の安堵感等によって、自律神経の働きも整えられ、病気の予防に役立つとされています。1人で閉じ籠もっている方や病気がちでふさいでいる方、鬱状態の方などにとっても効果があるとされています。 医学的なデータでも、歌を歌うことが有酸素運動の効果となり、中性脂肪やコレステロールの数値も改善してくることが立証されています。また、歌うことは腹式呼吸法となり、全身の血流が改善する。腹筋の強化、臓器の働きの高まりにも作用し、ますます血液の循環がよくなることも分かっています。それによって脳の働きも活性化されるとされています。何よりも、気持ちよく歌うということは、自律神経を刺激してホルモンを活性化させ、老化防止にさえ効果があると言われています。 さらに、一部の医療機関などでは、肥満外来でカラオケを取り入れて、肥満が原因で起こる生活習慣病の治療として行っている、こういったところもあるというふうに言われています。 厚生文教委員会の審査で、委員並びに市長の発言からは、高齢者や市民のカラオケの機会を充実させていく、この必要性が語られていました。高齢者が生き生きと社会参加し、そして仲間をつくり、介護予防も含めて表現する場を提供する、これは昭島市の高齢者福祉センターの目的にも合致し、昭島市の取り組む重要政策の柱だと考えます。この市民の声に応えて、高齢者が歌やカラオケ、そして歌謡を通じて自らの健康づくりやコミュニティーづくりに積極的に活動できる場所、これをさらに拡充すべきです。 本陳情は採択すべきであり、陳情を不採択とする厚生文教委員長報告には反対をいたします。 以上、日本共産党昭島市議団の意見開陳といたします。 ○議長(赤沼泰雄議員) これにて意見開陳を終結いたします。 これより分割して採決いたします。 初めに、日程第15 請願第1号 補聴器購入費用等の助成制度に関する請願について、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は不採択であります。本件は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(赤沼泰雄議員) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告どおり決しました。 次に、日程第16 陳情第16号 高齢者福祉センター等のカラオケ設備の設置に関する陳情について、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は不採択であります。本件は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(赤沼泰雄議員) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第17 議員提出議案第3号 CV-22オスプレイの墜落事故に関する意見書 を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。9番 高橋副議長。     (9番 高橋 誠議員 登壇) ◆9番(高橋誠議員) ただいま議題となりました日程第17 議員提出議案第3号 CV-22オスプレイの墜落事故に関する意見書について、各会派の代表者並びに無会派の3人の議員の御賛同をいただきまして、御提案申し上げます。 議案の説明につきましては、議案の本文の朗読をもってこれにかえさせていただきますので、御了承願います。 CV-22オスプレイの墜落事故に関する意見書 令和5年11月29日に鹿児島県屋久島の沖合において、米空軍横田基地所属のCV-22オスプレイ1機が墜落した。 この事故でお亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、御遺族並びに関係者の皆様に対し哀悼の意を表する。 昭島市議会は昭和57年に非核平和都市宣言を行い、非核三原則の遵守や航空機騒音等の軽減とともに、日米地位協定の運用に対する適切な見直しなどを要請してきたところである。 そのような中、オスプレイについては、今般の事故以外も本年8月にオーストラリアでMV-22の墜落事故が発生したほか、9月にはわずか2週間足らずの間に、4回、計6機のMV-22が予防着陸を繰り返すなど、昭島市民は、オスプレイの安全性に対する不安を更に募らせている。 よって、昭島市議会は、度重なる事故の発生に対して厳重に抗議するとともに、日本政府においては、米国政府に対し、下記のことを強く求めるよう要請する。 1 オスプレイについて、安全性が確認されるまで、飛行停止措置を継続すること。 2 当該事故の経緯を明らかにするとともに、原因究明を行い再発防止を図ること。 3 航空機の点検整備を強化するとともに、安全確保の徹底を図ること。 4 以上に関する情報を関係自治体に速やかに提供すること。 5 オスプレイに対する基地周辺住民の不安に対し、国の責任において丁寧な説明を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和5年12月15日 昭島市議会 提出先 内閣総理大臣、防衛大臣、外務大臣、北関東防衛局長 以上のとおりであります。よろしく御賛同を賜り、原案どおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(赤沼泰雄議員) お諮りいたします。 本件について、質疑及び委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 日程第18 議員派遣について を議題といたします。 お諮りいたします。 地方自治法第100条第13項及び会議規則第157条第1項の規定に基づき、あらかじめ配付いたしました議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行うことに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤沼泰雄議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。----------------------------------- ○議長(赤沼泰雄議員) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 これをもちまして、令和5年第4回昭島市議会定例会を閉会いたします。----------------------------------- △閉会 午後1時20分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    議長    赤沼泰雄    副議長   高橋 誠    議員    永井みつる    議員    林 まい子...