昭島市議会 2023-02-28
02月28日-01号
令和 5年 3月 定例会(第1回) 令和5年 第1回
昭島市議会定例会会議録(第1号
)-----------------------------------1.開会月日 2月28日(
火)-----------------------------------1.出席議員(22名) 1番 金井悦子 2番 馬場 保 3番 松原亜希子 4番 吉野智之 5番 八田一彦 6番 ゆざまさ子 7番 奥村 博 8番 荒井啓行 9番 森田久夫 10番 山本一彦 11番 高橋 誠 12番 小林こうじ 13番 渡辺純也 14番 林 まい子 15番 篠原有加 16番 佐藤文子 17番 三田俊司 18番 木﨑親一 19番 赤沼泰雄 20番 大島ひろし 21番 南雲隆志 22番
青山秀雄-----------------------------------1.欠席議員(なし
)-----------------------------------1.職務のため議場に出席した事務局職員 議会事務局長 板野浩二
議会事務局次長 関野 実 議事担当係長 藤田修平 主任 鈴木直子 主任 奥田高啓 主事
吉松直也-----------------------------------1.説明のため出席した者 市長 臼井伸介 副市長 早川 修 企画部長 永澤貞雄 総務部長 山口朝子
総務部危機管理担当部長 小松 慎
総務部デジタル化担当部長 小林大介 市民部長 萩原秀敏 保健福祉部長 青柳裕二
子ども家庭部長 滝瀬泉之 環境部長 池谷啓史
都市整備部長 鬼嶋一喜 都市計画部長 後藤真紀子
都市計画部区画整理担当部長 会計管理者 柳 雅司 吉野 拡 水道部長 橋本博司 教育長 山下秀男 学校教育部長 高橋 功 生涯学習部長 倉片
久美子-----------------------------------1.議事日程(第1号) 第1
会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 令和5年度施政方針及び令和5年度
教育施策推進の
基本的考え方 第4 議案第22号 昭島市中神駅
北側地域整備事業特別会計条例 第5 議案第7号 令和5年度昭島市
一般会計予算 第6 議案第8号 令和5年度昭島市
国民健康保険特別会計予算 第7 議案第9号 令和5年度昭島市
介護保険特別会計予算 第8 議案第10号 令和5年度昭島市
後期高齢者医療特別会計予算 第9 議案第11号 令和5年度昭島市
中神土地区画整理事業特別会計予算 第10 議案第12号 令和5年度昭島市中神駅
北側地域整備事業特別会計予算 第11 議案第13号 令和5年度昭島市
水道事業会計予算 第12 議案第14号 令和5年度昭島市
下水道事業会計予算 第13 議案第2号 令和4年度昭島市
一般会計補正予算(第7号) 第14 議案第3号 令和4年度昭島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第15 議案第4号 令和4年度昭島市
中神土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 第16 議案第5号 令和4年度昭島市
水道事業会計補正予算(第3号) 第17 議案第6号 令和4年度昭島市
下水道事業会計補正予算(第4号) 第18 議案第18号 昭島市子ども・
子育て会議条例の一部を改正する条例 第19 議案第25号 昭島市
自転車等駐車場の指定管理者の指定について 第20 議案第15号 昭島市消防団条例の一部を改正する条例 第21 議案第16号 昭島市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 第22 議案第17号 昭島市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例 第23 議案第19号 昭島市
地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例 第24 議案第20号 昭島市特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 第25 議案第21号
昭島市営住宅条例の一部を改正する条例 第26 議案第23号 昭島市中神駅
北側地域整備事業運営基金条例 第27 議案第24号
昭島都市計画中神土地区画整理事業施行規程及び
昭島都市計画中神土地区画整理事業調査会条例の一部を改正する条例 第28 陳情第7号 憲法第16条の解釈を明らかにすることを求める陳情 第29 陳情第8号 指定管理者について、明らかにすることを求める陳情 第30 陳情第10号 弁護士費用3億5000万円の発生を回避する措置を求める陳情 第31 陳情第6号 学校給食の無償化を求める陳情 第32 陳情第1号
昭島市議会議員定数の変更事案については広く市民意向を調査の上慎重に審議されますよう求める陳情 第33 陳情第2号
昭島市議会議員定数について、市民の参政権に関わる民主主義の重大問題であることから、原則的かつ公正で慎重な議論と判断を求める陳情 第34 陳情第3号
昭島市議会議員定数について、市民の参政権に関わる民主主義の重大問題であることから、原則的かつ慎重な議論と判断を求める陳情 第35 陳情第4号 「定数削減陳情」の採決の前に市民の十分な議論を求める陳情 第36 陳情第5号 議員の役割が確実に果たせる市議会への改革を求める陳情 第37 陳情第9号
昭島市議会会議規則に「請願の紹介議員の成立手続の根拠条文」を明記する改正を求める陳情 第38 陳情第11号 市民にさらに公開された議会への改革を求める陳情 第39 陳情第12号
昭島市議会議員現定数の是認に関する陳情について
-----------------------------------1.本日の会議に付した事件 議事日程(第1号)のとおり
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△開会 午前9時30分
○議長(
三田俊司議員) 定足数に達しましたので、ただいまから令和5年第1回
昭島市議会定例会を開会いたします。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。
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○議長(
三田俊司議員) この際、本定例会の議会運営につきまして、
議会運営委員長の報告を求めます。12番 小林議員。 (12番 小林こうじ議員 登壇)
◆12番(小林こうじ議員) おはようございます。
議会運営委員会の協議結果について御報告申し上げます。 本委員会は、2月20日に開催し、本定例会の会期日程及び議事日程について協議を行いました。 初めに、会期につきましては、理事者側より提案される案件及び代表質問並びに一般質問の通告状況を勘案し、本日から3月28日までの29日間といたしました。 続いて、本日の議事日程ですが、
会議録署名議員の指名、会期の決定の後、市長から令和5年度施政方針及び教育長から令和5年度
教育施策推進の
基本的考え方について所信表明を受け、その後、議案等の上程、付託など行うことといたしました。 なお、令和5年度の各会計の当初予算については、副市長から提案説明を受けた後、正副議長を除く全議員で構成する
予算審査特別委員会を設置し、審査をお願いすることとなりました。 また、日程第4及び日程第13から日程第19までの8件につきましては、即決でお願いいたします。 なお、本日は傍聴席において手話通訳を行います。 次に、代表質問につきましては、全会派から通告があり、3月2日の会議において行うことといたしました。 次に、一般質問は13人の議員から通告があり、3月3日の会議において5人、6日及び7日の会議においてそれぞれ4人の議員が行うことといたしました。 また、3月8日から27日までを休会とし、付託案件等の審査のために関係委員会を開催し、最終本会議を28日といたしました。 このほか、追加案件といたしまして人事案件及び表彰案件が予定されておりますので、御承知おきください。 また、28日の本会議終了後に全員協議会を開催し、一部事務組合議会の活動報告を予定いたしておりますので、御承知おきください。 以上で、
議会運営委員会の報告を終わります。議会運営に特段の御協力をお願いいたします。
○議長(
三田俊司議員) 委員長の報告を終わります。よろしく議会運営に御協力をお願いいたします。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第1
会議録署名議員の指名 を行います。 本件は、会議規則第78条の規定により、議長において1番 金井議員及び14番 林議員を指名いたします。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第2 会期の決定 を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月28日までの29日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定いたしました。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第3 令和5年度施政方針及び令和5年度
教育施策推進の
基本的考え方 について、市長及び教育長より所信表明をお受けいたします。 初めに、令和5年度施政方針について。臼井市長。 (臼井市長 登壇)
◎臼井市長 皆さん、おはようございます。いよいよ令和5年第1回定例会、今日から始まりますので、よろしくお願いしたいと思います。 今、三田議長のほうから冒頭、御挨拶の中で、暑さ寒さも彼岸までということの中で言われておりましたけれども、本当に寒かったですね。今日はちょっと暖かくなるのかなというふうに、私も6回、市議選を戦ってきていますので、今頃は本当に政治活動、後援会活動へ出られる方は大変かなというふうに思っています。 先般、日曜日は善行表彰で、そしてまた善行表彰の健全協力者の方々の表彰式があって、林まい子副会長も御参列いただいて表彰させていただき、その後、昭和公園でフットベースボールの大会があったものですから行ったら、2時間ぐらいぐるぐる回っていたんですけれども、市内の子どもたちからいろいろな子どもさん、市川とか羽村とか、いろいろなところから来る大会だったもので、寒かったですね。多分、皆さん、頑張っているのかななんて思い浮かべながら、私も頑張ってまいりました。よろしくお願いしたいと思います。 それでは、令和5年施政方針演説、お話しさせていただきたいと思います。 冒頭、施政方針に先立ちまして、トルコ南部のシリア国境近くで発生した大規模地震により、トルコ、シリアの両国で甚大な被害が出ていることに関しまして、亡くなられた全ての方に心から哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。国際社会による支援の輪が広がり、一日も早く復興への歩みが進むことを切に祈っておるところであります。 まさにいろいろ、首都直下、あるいは南海トラフと言われております。本当に他人ごととは思えないような私も緊張感を覚えたというところであります。そうした対応を含めて、今後ともしっかり取り組んでいきたいというふうに思っているところであります。 それでは、令和5年第1回
昭島市議会定例会の開会に当たりまして、市政運営に臨む所信の一端を申し上げます。 私が市民の皆様から負託を受け、首長として重責を担うことになりましてから、7年目の春を迎えております。この間、市民の皆様をはじめ、
市議会議員各位にも御理解と御協力を賜りましたことに心より感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうございます。 新年度を迎えるに当たり、改めて初心に立ち返り、私のモットーである飛耳長目を旨に、現場主義を貫き、市民本位の市政運営に全力を挙げて取り組んでまいります。 総合基本計画の2年目を迎える本年は、目指すまちづくりの実現に向けて、市民の皆様とともに力強く、着実に歩みを進め、各般にわたる取組を軌道に乗せる年であります。 聖徳太子が制定した17条憲法のその冒頭、第1条に掲げた和を以て貴しとなす、この言葉を胸に刻み、職員同士の和を保ち、連携を高め、組織の力を最大限に発揮する中で、一つ一つの課題に向き合ってまいります。 忘れもしない昨年の2月24日、世界を驚愕させたロシアによるウクライナへの武力侵略に大変大きな衝撃を受けました。それから1年余りが経過いたしましたが、いまだに収束には至っておらず、厳しい寒さの中で緊迫した日々を過ごされているウクライナの人々の心情を察しますと、憂慮に堪えません。 不幸にして犠牲となられた全ての方々に重ねて心から哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々及び祖国を追われ避難を余儀なくされている方々に心よりお見舞いを申し上げます。 現下の先行き不透明な世界情勢を鑑みますと、悲惨な戦争の記憶を忘れてはならない、戦争を繰り返してはならない、また戦争の惨禍を次世代にしっかりと伝えていくことが大変重要であるという思いを以前にも増して強くいたしたところであります。 今なお続くロシアによる侵略行為に対し、断固抗議いたすとともに、一刻も早い平和的解決を切に願うばかりであります。 昨年は、本市が非核平和都市を宣言してから40周年の節目の年を迎えました。これを記念いたしまして、例年開催しております核と平和を考える市民のつどいにおきまして、新たに被爆体験者からの証言を後世に伝える活動に取り組まれている
被爆体験伝承者を本市にお招きいたしました。被爆者から伝え聞いた体験談や平和への思いなどの講話を通じ、市民の皆様と改めて核のない平和な社会について考える、大変貴重な機会になったと思っております。 真に平和な世界の実現には、決して諦めない、たゆまぬ努力が必要であります。今後におきましても、平和事業を通じ、市民の皆様とともに一歩一歩確実に平和の歩みを進めてまいります。 一方、現在の東アジア地域に目を向けますと、国際秩序への挑戦ともとれる動きが加速しており、我が国周辺を取り巻く安全保障環境は、これまで以上に緊迫した状況に直面しているものと捉えております。今後の我が国の安全保障に関しましては、国権の最高機関である国会において十分なる議論がなされ、確たる方向性を見いだしていただきたいと考えております。その動向をしっかり注視してまいります。 こうした中、米軍横田基地が我が国の平和と安全のために果たす役割は、その重要度を増す一方で、本市をはじめ、周辺住民にあっては、日常生活に著しい影響を受けているものと認識しております。引き続き、市民の皆様の声をしっかり受け止めながら、基地に起因する諸課題の解決に向け、東京都や基地周辺市町との連携を基軸に、また議会の御協力を賜りながら対応してまいります。 次に、市政運営の基本方針について申し上げます。 世界的な原材料価格の上昇や円安などによる昨今の物価高騰の影響は、流行の波を繰り返す
新型コロナウイルス感染症と相まって、先行き見通せない不安とともに、市民の暮らしや社会経済活動に大きな影響を及ぼしております。 昨年の9月から物価高騰対策として実施してまいりました水道料金・下水道使用料の減免事業につきましては、多くの市民の皆様並びに事業者の方々からお喜びの声をいただいており、当初予定しておりました4か月の減免期間を2か月延長の上、現在も継続しているところであります。今後、さらに2か月間延長いたし、市民の皆様の暮らしを応援してまいる所存であり、引き続き、ウィズコロナ、そして
アフターコロナを見据えた地域経済の再生に向け、迅速かつ的確な対応に努めてまいります。 一方、本年5月に感染症法における位置づけが2類相当から5類に移行され、
新型コロナウイルス感染症への対応は新たな局面を迎えているものと考えております。国や東京都の動向に細心の注意を払い、今後におきましても、市民の皆様の命と健康を最優先に、必要な対応を図ってまいります。
新型コロナウイルス感染症へのこれまでの対応を一つの契機とし、東京都におきましては、デジタル化の推進や保健所の在り方など、より戦略的な備えが必要であるとする一方で、将来にわたって福祉・保健・医療サービスを提供していくため、福祉保健局を福祉局と保健医療局に再編し、より高い専門性と機動性を発揮し得る組織体制に変革していくとしております。 本市といたしましても、コロナ禍で進んだ社会の変容を的確に捉える中、市民の誰もが尊厳を持ち、心身ともに健やかに地域で安心して暮らせるよう、保健福祉部に新たな担当部長を配置いたし、盤石な組織体制の下、各般にわたる社会保障並びに保健・福祉制度を推進してまいります。 望ましい環境像「気候危機を乗り越え、美しい水と緑を将来の世代に」を実現することは、私たちの責務であります。昨年は、気候危機・
気候非常事態宣言、
ゼロカーボンシティ表明、再エネ100の宣言 RE
Action参加等を実現し、市民の皆様に対し、市の強い意志を示したところであります。本市では、事務事業における目標、
カーボンクォーター2030の実現に向けた取組を推し進めております。 地球温暖化・気候危機対策は、全人類の存亡をかけた喫緊の課題である、このことが市民の皆様の共通認識となり、市域全体で脱炭素化に向けた具体的な行動が広まるよう、引き続き、2050年カーボンニュートラルへの
マイルストーンとなる、2030年
カーボンハーフ実現のため、市を挙げて取り組んでまいります。 冒頭に、トルコ南部で発生した大規模地震に触れましたが、南関東から東海に及ぶ広範な地域に甚大な被害をもたらした関東大震災は、本年の9月1日をもって、その発生からちょうど100年。また、多くの防災対策の教訓ともなった阪神・淡路大震災からは28年が経過いたしました。そして、東日本大震災にあっては12年がたとうとしておりますが、いまだに復興に向けた過程にあり、今なお多くの課題を残しているものと認識しているところであります。 今後30年以内に70%の確率で発生すると言われて久しい
首都直下型地震やマグニチュード9クラスの
南海トラフ巨大地震、そして本市に最も大きな被害が見込まれる
立川断層帯地震の発生に備え、昨年見直された東京都の被害想定を踏まえた防災・減災の取組を着実に進めていく必要があります。 さらに、大型台風や集中豪雨、記録的猛暑など、気候変動の影響による異常気象が日本を含む世界各地で頻発しており、本市にとりましても決して対岸の火事ではありません。 改めて、自助・共助・公助の理念に立ち返り、市民、自主防災組織、事業者及び市がそれぞれの役割を十分に認識する中で、有機的な連携を強化し、地域防災力の向上を図ってまいります。そして、災害は忘れた頃にやってくる、備えあれば憂いなしを念頭に、いつ何どきやってくるとも分からない自然災害に対し、万全な備えをしてまいります。 また、
総務部危機管理担当の下に防犯対策、交通安全対策を一元化し、昭島警察署など関係機関との連携を深める中で、総合的な危機管理体制の充実・強化を図ってまいります。 今後、避けることのできない人口減少・超高齢社会の進展による影響は、地域社会の存立基盤を揺るがす社会問題となっております。 とりわけ深刻さを増す少子化の進行は、危機的な状況にあります。昨年の出生数は80万人を割り込むことが見込まれるなど、その対策に一刻の猶予もありません。 こうした中、国においては、最重要政策と位置づけるこども・子育て政策の新たな司令塔として、本年4月1日にこども家庭庁が創設されます。同日施行されるこども基本法に基づく総合的な子ども施策を含め、社会全体が子どもの視点に立ち、子どもの利益を第一に考える
こどもまんなか社会の実現に向け、国を挙げて取組がスタートいたします。 東京都におきましても、
チルドレンファースト社会の実現に向けた取組のさらなる加速につながるため、
子供政策連携室を核に、政策分野の垣根を越えた子どもの政策を総合的に推進していくとしております。 私といたしましても、地域社会の宝であり、未来を創る希望である子どもたちの健やかな成長をしっかりと支えるべく、国や東京都の動向を注視いたし、関係機関との連携を密に、地域全体で子育てを支える社会の実現に向け、市を挙げて誠心誠意取り組んでまいる覚悟であります。 超高齢社会の進展への対応につきまして、増大する市民ニーズに的確に対応するため、新たな担当課長を配置するとともに、高齢者が住み慣れた環境で自分らしく暮らし続けるための支援の充実と、地域が有する社会資源を積極的に活用するための仕組みづくりを後押しいたし、
地域包括ケアシステムを深化・推進してまいります。 老朽化の進む公共施設等への対応につきましては、引き続き、
公共施設等総合管理計画に基づき、市民ニーズの多様化による利用状況の変化への対応を図りながら、市民サービスの維持・向上を前提に、適切な管理に努めてまいります。 本年6月をもって
市民交流センターを閉館した後には、かねてより令和7年の開設に向け計画を進めてまいりました、東部地域における新たな交流拠点となる施設の建設をスタートいたします。 この新たな施設は、各種機能集約による市民サービスの向上はもとより、東部地域の防災拠点としての役割を担うほか、脱炭素社会の実現に向けた地中熱の利用などによる積極的な環境配慮や、市民が便利になったと実感できるデジタル化にも対応してまいります。整備にあたりましては、今後の
公共施設建て替えのモデルケースとすべく、新たな時代にふさわしい拠点施設を目指してまいります。 新幹線図書館として皆様に愛されてきた旧市民図書館の
つつじが丘分室につきましては、まずは老朽化が進む車体を良好な状態に保つことを最優先に考え、クラウドファンディングの手法による財源の確保に取り組んでまいります。 また、公有財産の有効活用につきましては、
公有財産利活用方針の下、施設等の利用状況や地域住民の御意見等も踏まえ、財政負担などにも十分配慮しながら、最適な活用を検討してまいります。なお、旧
拝島公園プール跡地につきましては、市民ニーズなどを十分に踏まえた上で、地域の活性化に資する土地の活用の検討を着手してまいります。 次に、
中神土地区画整理事業についてであります。 権利者の皆様には、事業の長期化に伴い、長きにわたって御不便をおかけしておりますことから、今後、まちづくりについて改めて御意見をお伺いし、御理解を頂戴する中、第2工区各ブロック、第3工区それぞれの区域の整備手法を見直すに至りました。 これを受けて、事業を進捗しております第2工区駅前ブロックにつきましては、引き続き
土地区画整理事業の早期完了に努めてまいります。 一方、第2工区北ブロック・西ブロック及び第3工区につきましては、
土地区画整理事業によらない整備手法に変更いたし、市議会にも御了承をいただきました中神駅
北側地域整備計画に基づき、安全で安心して快適な都市生活を送れるまちづくりの早期実現を目指してまいります。 そして、本年度から、市民の皆様には十分な御理解をいただけるよう、新たな中神駅
北側地域整備事業特別会計を創設いたし、事業手法を変更する区域のまちづくりに係る経費を明確化するとともに、引き続き丁寧な説明に努めてまいります。 次に、教育の推進についてであります。 具体的な教育施策につきましては、後ほど教育長から申し述べさせていただきますが、私からは教育に対する基本的な考え方について申し上げたいと存じます。 本年度も引き続き、総合教育会議を通じ、教育委員の皆様と教育に関する思いや考え方などについて意見交換する中で、教育委員会と市長部局とのより強固な連携を築き、責任のある教育の実施に努めてまいります。そして、子どもたちの成長をしっかりと支え、昭島の未来、我が国の未来を担う人材の育成に向け、全力で取り組んでまいります。 これらの基本方針に基づき、令和5年度予算について申し上げます。 我が国の経済は、コロナ禍による低迷から緩やかな持ち直しが続いている一方で、物価高騰や欧米諸国の金融引締めによる世界的な景気後退への懸念もあります。今後も厳しい状況が続いていくものと思われます。 こうした中、国の予算案につきましては、足元の物価高を克服しつつも、経済再生の実現に向け、人やGX・DXをはじめとした成長分野への大胆な投資のほか、子ども政策の充実を含む新しい資本主義の加速や外交・安全保障環境の変化への対応など、歴史の転換期を前に、我が国が直面する内外の重要な課題に対し道筋をつけ、未来を切り開くための予算としておるところであります。 東京都の予算案につきましては、少子化や自然災害、気候変動などへの対応をはじめ、大都市東京が抱える諸課題の解決に向け、未来への投資に大胆に財源を振り向けるなど、都政のあらゆる分野の施策をバージョンアップするとしております。 これらの国や東京都の施策と連携をする中で、現下の物価高騰に加え、学校給食共同調理場整備事業や市民総合交流拠点施設整備事業をはじめとする大規模建設事業などへの対応から、本市の財政需要は一層の高まりを見せております。 こうした状況下で取りまとめた令和5年度の一般会計及び特別会計を合わせた予算総額は、対前年度比5.4%増の760億8996万8000円となりました。 それでは、令和5年度予算案における主な施策の取組について、総合基本計画の施策体系に沿って申し上げます。 初めに、「安全で安心して住み続けられるまち」についてであります。 災害時における避難に際し、支援を必要とする方が円滑に行動できるよう、避難行動要支援者個別避難計画の作成に着手してまいります。 また、災害時のエネルギー供給面におけるリスクを想定するとともに、カーボンニュートラルシティの実現に向けた視点も十分に踏まえ、民間企業との連携による、いわゆる太陽光PPA事業の導入や避難所におけるレジリエンス強化を図るための非常用電源確保策について検証を深めてまいります。 続きまして、「互いに支え合い、尊重し合うまち」のうち、コミュニティ活動の推進についてであります。 地域の安全・安心を醸成していく上で、共助の考えの下、自治会をはじめ、地域で活動する様々な団体が連携を深めていくことは、大変重要な視点であると考えております。地域防災力の向上を一つの旗印とし、地域コミュニティ活動の充実につなげる手法について検討してまいります。 健康支援・医療体制の充実並びに高齢者・障害者福祉の充実につきまして、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により受入れ件数が急増した二次救急医療機関に対し、救急体制確保に要する費用の一部補助を増額いたし、市民が24時間・365日、緊急時に安心して医療の提供を受けることのできる体制の確保を支援してまいります。 また、老朽化が進む保健福祉センターにおける各種設備、施設機能の復旧に向け、引き続き取り組んでまいります。 社会保障制度の充実につきましては、市民の暮らしへ与える影響と財政運営の状況に十分留意をいたし、市民生活に支えるセーフティネットである国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の安定的な制度運営に努めてまいります。 なお、国民健康保険につきましては、今日まで、昭島市国保財政健全化計画に基づき、赤字繰入れを削減していく中、国民健康保険事業運営基金を活用し、安定的、持続可能な制度運営に取り組んでまいりました。 しかしながら、被保険者数は減少する一方で、医療の高度化などに伴う医療給付費の増により、東京都に対する国民健康保険事業費納付金が昨年に引き続き大幅に増額となるなど、国民健康保険を取り巻く環境は大変厳しい状況にあります。こうした中、国民健康保険運営協議会における国民健康保険税の税率の在り方について諮問をいたしたところ、保険税率を改定することはやむを得ないとする一方で、被保険者への影響を最小限に抑えることが望ましいとの答申を頂戴いたしました。 私といたしましては、現下の社会経済状況や被保険者への影響を十分に踏まえ、熟慮に熟慮を重ねた結果、本年度において、これまでに蓄えてまいりました基金を最大限活用するとともに、一般会計からの繰入金を増額することで、保険税率の改定を見送る決断をいたした次第であります。引き続き、市長会を通じ、国や東京都に対し、さらなる財政支援等を要望するとともに、安定的な制度運営の確保に最大限注力してまいりますので、御理解をお願いいたしたいと存じます。 多様性を認め合える地域の醸成に向けましては、あらゆる分野において女性の参画が進み、性別に関わりなく、全ての市民が健康に暮らし、活躍できる社会を実現するため、男女共同参画センターにおける相談業務や情報提供も充実してまいります。 続きまして、「未来を担う子どもたちが育つまち」についてであります。 誰一人取り残すことなく、全ての子どもの健やかな成長を支援するため、妊娠期から出産・子育てまで、一貫して伴走型相談支援の充実と経済的支援の取組を着実に推進いたし、安心して子どもを産み、育てることのできる環境の整備に努めてまいります。 子どもに係る医療費助成につきましては、本年の4月1日より助成対象を高校生等まで拡大するとともに、これまで義務教育就学児から設けておりました所得制限を撤廃いたし、制度を運用してまいります。 子どもや若者を取り巻く貧困対策を含めた多様な課題への対応につきまして、新たな子ども・若者未来対策推進計画に基づき、子どもの視点に立った施策を推進してまいります。 学校給食共同調理場につきましては、児童への安全・安心で栄養バランスの取れたおいしい給食を安定的に提供することを基本といたし、食育・防災の役割を備えた施設として、令和6年、来年の4月から供用開始に向け、着実に整備を進めてまいります。 市立小中学校の校舎等の大半は建築から50年以上経過しており、今後、数十年の間に耐用年数を迎え、更新時期が集中的に訪れることとなります。財政負担の平準化に配慮しながら、子どもたちに安全・安心で快適な学習環境を継続的に提供していくためには、適切な時期に効果的な方法で建物を更新していく必要がありますことから、まずは全ての校舎等の現状を把握し、今後の計画的な更新に向けた評価を行うため、小・中学校建物耐力度調査を実施するとともに、学校プール施設の在り方につきましても、他市における状況を踏まえ、課題整理に取り組んでまいります。 続きまして、「文化芸術、スポーツの振興を図るまち」についてであります。 人生100年時代にあって、豊かで充実した時間を過ごすことは市民の切なる願いであり、生涯にわたり文化芸術やスポーツに親しむことは大変有意義であると考えております。 文化芸術、スポーツのさらなる振興に向けましては、その活動拠点である市民会館、公民館、総合スポーツセンターをはじめとする各施設において、多様な市民のニーズを的確に捉えた、より質の高いサービスを提供していくための実効性のある手法について、様々な角度から検討してまいります。 続きまして、「環境負荷を低減し、水と緑の自然環境を守るまち」についてであります。 基本方針で申し上げました脱炭素社会の実現に向けた具体的な行動といたしましては、総合スポーツセンター、みほり体育館の照明や街路灯等のLED化を進めるとともに、全小中学校の照明LED化にも着手いたします。また、本庁舎で導入しております再エネ100%電力及びカーボンニュートラルガスについて、導入施設の拡充を図るとともに、新たな太陽光発電設備等を設置いたし、創電、蓄電を計画的に進めてまいります。 清掃センターにつきましては、計画的な保全対策を講じつつ、改めて精密機能検査を実施いたし、施設の状況を的確に把握した上で修繕計画の見直しを行い、引き続き、環境に十分配慮した安全で安定した可燃ごみ処理を継続してまいります。 今後の可燃ごみ処理手法につきましては、これまで積み重ねてきた内部及び外部での調査・研究により得られた情報・課題を一つ一つ丁寧に確認しながら、関係機関等々と相談・調整をし、早期の方針決定に向けて検討してまいりたいと、そういうふうに思っています。 また、大規模災害発生時に災害廃棄物を適正かつ迅速に処理し、市民生活の混乱を最小限に抑えるため、新たな災害廃棄物処理計画を策定いたします。 あわせて、市民の皆様や事業者の方々の御理解・御協力をいただく中で、プラスチック マイナス1運動のさらなる定着や小中学校におけるフードドライブにより、ごみの減量化・資源化の取組を一層推し進めてまいります。 事業系ごみ搬入処理手数料につきましては、社会経済情勢等の影響を慎重に見極めながら、引き続き、その改定について検討してまいります。 続きまして、「快適で利便性に富んだまち」についてであります。 引き続き、道路・橋梁・管路などの老朽化の対策を計画的に実施いたすとともに、自然災害に強い都市基盤整備を推進してまいります。また、ユニバーサルデザインの導入や地域環境にも配慮いたし、潤いとゆとりのある快適な都市空間の整備に努めてまいります。 都市計画道路3・4・1号整備につきましては、周辺住民の皆様に御理解いただけるよう、工事の影響を最小限に抑えた現場環境の構築や丁寧な説明に努め、JRとも連携しながら着実に事業を推進して進めてまいります。 増加傾向にある空き家への対応につきまして、新たな空家等対策計画に基づき、安全・安心な住環境の確保に向けた取組を推進してまいります。 水道事業につきましては、本市の宝である深層地下水100%の安全でおいしい水道水を将来にわたって安定供給していくことを基軸に、地下水資源の保全と安全管理に努めるとともに、第二次昭島市水道事業基本計画に係る中間年の見直しをいたし、水道事業の着実な推進と経営基盤のさらなる強化に取り組んでまいります。 あわせて、災害発生時の大規模な断水に備え、指定避難所等に飲料水を供給するための体制強化を図るなど、災害に強い水道インフラの構築に努めてまいります。 深層地下水流動調査で明らかになりました深層地下水の起源と流動のメカニズムに触れ、あきしまの水をもたらしてくれる大自然の恵みに対する感謝の気持ちを新たにしたところでもあります。本調査結果を効果的に活用いたし、改めて貴重な地下水資源の保全意識の醸成を図るとともに、本市の魅力として内外に積極的にPRしてまいる所存であります。 下水道事業につきましては、引き続き、経営戦略に基づく持続可能な事業展開と経営基盤の強化に取り組むとともに、下水道総合計画に基づく施策の着実な推進と管路等の長寿命化に努め、雨水管理総合計画に基づき、浸水のない、安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。 立川基地跡地昭島地区につきましては、隣接する国営昭和記念公園と一体的な緑の空間が整備されるよう、関係機関等にも積極的に働きかけてまいります。また、同地区につながる都市計画道路3・2・11号等の早期整備に向け、施行者である東京都への要望を行うなど、東中神駅周辺の市街地とも一体となり、環境や景観に配慮する中で、にぎわいと活気があふれる、本市の東の玄関口としてふさわしいまちづくりを進めてまいります。 玉川上水南側に広がるゴルフ場等における民間企業による大規模開発計画でありますが、環境との共生をまちづくりの理念の一つに掲げる本市にとりまして、大変課題のある計画と認識しております。 昨年10月、事業者は、本事業に係る東京都条例に基づく環境影響評価調査計画書を提出しております。これを受けて、本市では、翌11月、広範な分野にわたる意見書を東京都に提出し、あわせて、事業者に対しましては、11月10日、本市のまちづくりを理解し、市民の皆さんの切実な思いを受け止めた事業計画とすることを要請したところであります。 今後におきましては、玉川上水周辺の豊かな自然環境や愛され続けてきた景観を次世代に継承していくことを基本といたし、東京都や交通管理者等の関係機関と連携の下、事業者との協議に臨むとともに、玉川上水南側地域に係る新たな地区計画の策定に向けた検討を行ってまいります。 最後となりますが、「生活を支え、活力を生み出すまち」についてであります。 魅力あふれる都市として発展を続けていくためには、社会の構成員であります企業とも連携を深め、オール昭島でまちづくりに取り組んでいく姿勢が大変重要であると考えております。最重要課題の一つであります2050年のカーボンニュートラル実現に向けましても、官民連携の下、一層の機運の高まりと具体的な環境行動の実践につながる取組を進めていく必要があります。こうしたことから、平成30年の開催以来、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大もあり、開催を見送っておりました、5年ぶりとなる昭島まちづくり企業サミットの開催に向けまして、市内企業にも御協力をお願いし、全庁連携の下、準備を進めてまいります。 昭島の夏の風物詩であります昭島市民くじら祭でございますが、コロナ禍による令和2年度、3年度に引き続き、50周年を記念する令和4年度におきましても中止を余儀なくされました。本年度は、感染防止にも十分配慮いたし、再び地域ににぎわいを創出し、そして市民の皆様の心にも残る50周年記念事業として改めて実施すべく、商工会との連携を深めてまいります。 また、長期化する
新型コロナウイルス感染症や原油価格・物価高騰の影響を受けている中小企業の経営を支えるため、引き続き、緊急対策融資のあっせん及び商工会が実施している融資への一部利子補助を実施するなど、地域経済を支える事業者の方々への支援に努めてまいります。 以上、私の市政運営に対する基本的な考え方を申し上げました。 今後、一段と厳しい財政環境や社会経済情勢の変化、また新たな時代の要請への対応を迫られることが想定される中にあって、将来にわたり安定的な行政サービスを提供していくためには、機動的な対応を可能とする組織・人員体制の構築が肝要であります。引き続き、自ら学び、積極的に行動する自律した人財の育成と多様な人財の確保に努めてまいります。 そして、鋭意取り組んでいる行政のデジタル化でありますが、デジタルデバイド対策にも最大限の配慮をする中で、マイナンバーカードの活用を基軸とする行政手続のオンライン化をはじめとしたより質の高いサービスの提供や、AI・RPAなど最新デジタル技術の積極的な活用を通じた業務改善・業務改革に取り組み、将来を見据えた自治体DXを強力に推し進めてまいります。その成果として生み出される時間を職員による直接顔が見える市民対応に振り向けることで、全ての市民が実感する行政サービスの向上につなげてまいりたいと、そのように思っているところであります。 20年後、30年後、その先の社会を見据え、コンパクトな市域の中に、充実した都市基盤と水と緑の自然環境が調和した、田舎過ぎず、都会過ぎず、ちょっと都会な昭島、いいですね。昭島の特徴とも言える住宅都市としての魅力に磨きをかけ、将来都市像「水と緑が育む ふるさと昭島」、そして、多様性と意外性に富んだ、笑顔があふれる楽しいまち昭島の確たる実現に向け、力を尽くしてまいる所存であります。 結びとなりますが、本定例会が終了いたしますと、議員の皆様方におかれましては、近く4年の任期が満了することとなります。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大や世界的な物価高騰など、社会経済状況が一段と厳しくなりました。この4年間におきまして、昭島市の発展に大きく寄与されました皆様方の熱意と御尽力に対し、改めて敬意と感謝の意を表する次第であります。ありがとうございました。あわせまして、本定例会におきまして、新年度当初予算をはじめとする重要な議案が山積いたしておりますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 終わりに、重ねて、市民の皆様、また
市議会議員各位の御理解と御協力を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、令和5年度施政方針とさせていただきます。 大変御清聴ありがとうございました。(拍手)拍手もありがとうございました。
○議長(
三田俊司議員) 次に、令和5年度
教育施策推進の
基本的考え方について。山下教育長。 (山下教育長 登壇)
◎山下教育長 令和5年度の
教育施策推進に当たりましての
基本的考え方及び重点施策について申し述べ、市議会並びに市民の皆様の一層の御理解、御協力を賜りたいと存じます。 実に3年にも及ぶコロナ禍は、人々の日常生活や社会経済活動に深刻な影を落とすとともに、教育環境にも大きな影響をもたらしながら、今なお終息とは言えない状況が続いております。一方、国は、
新型コロナウイルス感染症を感染症法上の2類相当から5類に引き下げることを決定し、特段の事情が生じない限り、5月8日から実施するとの見通しを示しました。また、マスクの着脱は、屋内外を問わず、個人の判断に委ねることを基本に、3月13日からの実施を決定するなど、
新型コロナウイルス感染症への向き合い方にも変化の兆しが見えております。 これまでの間、学校教育におきましては、児童・生徒の学びを保障するため、基本的な感染防止対策を徹底する中で、鋭意、教育活動の継続に努めてまいりました。 本年度は、コロナ対応への一定の変化が想定されますが、学校で学んだことが子どもたちの生きる力となって、明日に、そしてその先の人生につながってほしい、これからの社会がどんなに変化して予測困難な時代になっても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい、そして明るい未来を共に創っていきたいという学習指導要領に込められた3つの願いを大切にして、引き続き、児童・生徒に寄り添いながら、きめ細かな教育活動に邁進してまいります。 また、本年度は、新たな教育振興基本計画がスタートして2年目となります。学習指導要領の理念である主体的・対話的で深い学びを実現するため、本計画に掲げた、確かな学力の定着、豊かな心の醸成、健やかな体の育成、輝く未来に向かっての4つの教育施策を着実に推進するとともに、同じく実施2年目となる特別支援教育推進計画に沿って、特別支援教育のさらなる充実に努めてまいります。 その上で、児童・生徒が自らの個性や能力を伸ばし、様々な困難を乗り越え、人生を切り開いていくことができるよう、心身ともに健全・健康で、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな児童・生徒を育成してまいります。また、持続可能な社会づくりに貢献する資質・能力を育むため、全教育活動にSDGsの取組目標を関連させた学習を展開し、学校・家庭・地域の密接な連携の下、ふるさと昭島の自然と文化を愛し、社会に主体的に貢献できる、たくましい昭島っ子の育成に努めてまいります。あわせまして、児童・生徒が学んで楽しい、先生が教えて楽しいと実感できる楽しい学校づくりに引き続き邁進してまいります。 生涯学習におきましては、教育振興基本計画における生涯学習の推進に向け、文化芸術活動の促進、文化財の保護・調査・活用、スポーツ・レクリエーションの振興、図書館活動の充実、生涯を通じた学習活動の推進の5つの基本施策を推進するとともに、子ども読書活動推進計画及びスポーツ推進計画に掲げた各施策を着実に推進してまいります。 また、生涯学習活動の拠点となる各施設に関しましては、感染症の状況に注視しながら学びを止めない環境の維持を図り、利用者への場の提供に努めてまいります。 本年度におきましても、教育振興基本計画に掲げた生涯学習推進の目標である市民相互と地域のつながりを育てる生涯学習を基本として、市民それぞれの能力や必要に応じ、だれもが、いつでも、どこでも、気軽に学習し、家庭や地域の教育力を高める多様な学習活動をはじめ、スポーツ、文化芸術など、市民の自主性を尊重した生涯学習の推進に邁進してまいります。 なお、中央教育審議会の答申により示されました、今後の社会教育の振興方策としての公民館、図書館等の社会教育施設の在り方につきましても、組織体制を含め、引き続き検討してまいります。 それでは、令和5年度予算における重点施策について申し上げます。 初めに、学校教育についてであります。 本年度は、新たな取組として、田中小自閉症・情緒障害固定学級整備事業、水泳指導民間活用事業及びコミュニティ・スクールの導入を実施してまいります。 まず、田中小自閉症・情緒障害固定学級整備事業についてであります。 現在、本市の東部に位置する富士見丘小自閉症・情緒障害固定学級においては、在籍児童数が大幅に増加しており、その平準化を図るため、また、児童一人一人の状況に合わせたきめ細かな指導と通学の利便性向上を図るため、本市の西部に位置する田中小における令和6年度の新規開設に向け、準備を進めてまいります。 次に、水泳指導民間活用事業についてであります。 異常気象による熱中症予防や
新型コロナウイルス感染症対策などにより、近年の安定的な授業時数の確保が困難な状況に鑑み、民間の屋内プール施設及び施設所属の専門指導員の活用により、安全・安心かつ効果的な水泳指導が実現され、教員の働き方改革にも資する取組となるか、その検証を目的に、つつじが丘小、光華小において民間活用による水泳指導を試行実施してまいります。 次に、コミュニティ・スクールの導入についてであります。 未来を担う子どもたちの成長を地域全体で支え、学校を核とした地域づくりにも資するよう、現在の学校評議員制度を学校運営協議会制度へ移行することによりコミュニティ・スクールを導入し、学校と保護者、地域の方々との連携・協働を一層推進する中で、地域とともにある学校づくりをより明確にしていくため、本年度は、武蔵野小、つつじが丘小、瑞雲中の3校においてコミュニティ・スクールを導入してまいります。 また、令和元年度から実施している授業力向上アドバイザー事業を本年度も通常の学級、特別支援教室、知的障害特別支援学級で継続して実施し、教員の指導力向上を図りながら、児童・生徒一人一人の特性に応じた課題の改善や育成に努めてまいります。 教育施策の展開に当たり、その中心を担うのは、直接、児童・生徒と向き合う教員であります。全ての教員が全力で教育活動に当たることができるよう、引き続き、全校にスクール・サポート・スタッフを配置するとともに、ICT支援員の配置によりサポート体制の全校展開を継続するほか、中学校に部活動指導員を配置するなど、教員の働き方改革にも資するよう、多様な外部人材の効果的な活用を図ってまいります。 また、小中学校の学習支援員等につきましては、それぞれの意向に沿った支援方法を選択できるよう、会計年度任用職員及び有償ボランティアによる両面からの支援体制に移行してまいります。また、学習支援員の配置時間数を増やすとともに、就学・教育相談担当の心理士を増員し、子どもたちがより質の高い支援を適切に受けることができるよう、支援体制の充実を図ってまいります。 次に、教育環境の整備といたしましては、児童・生徒が安全・安心で快適な学校生活の中で効果的な学習活動に取り組めるよう、学校の個別施設計画に基づく便所改修工事、外壁等改修工事などの環境整備を着実に進めるとともに、脱炭素化へ向けた取組として、小中学校照明器具のLED化及び太陽光発電設備等設置工事を実施してまいります。 また、校舎等の計画的な更新に向けた基礎資料とするため、全ての小中学校の校舎、体育館における建物の構造耐力、経年による耐力・機能の低下、立地条件による影響の3点の項目を総合的に評価する小・中学校建物耐力度調査を実施してまいります。 このほか、令和4年12月に新築工事に着手した学校給食共同調理場の整備事業につきましては、安全・安心で栄養バランスの取れたおいしい給食を提供するため、また災害時の炊き出しと食育推進の役割を兼ね備えた基幹施設として、令和6年4月の供用開始に向け、着実に整備を進めてまいります。 続きまして、生涯学習についてであります。 人生100年時代を迎え、生涯学習の価値は一段と高まりを見せております。誰もが生涯にわたり必要なときに必要な学びを通して成長し、心身の健康を保持しながら、市民それぞれのニーズに応じた多様な学習の機会を確保することが重要であります。 そのためには、SDGsの理念である誰一人取り残さないを基本に、高齢者から若者まで全ての人々に活躍の場があり、元気に活動し続けられる社会、安心して暮らすことができる社会の構築を目指していく必要があります。その基盤の一つである教育福祉総合センター、アキシマエンシスにつきましては、本市の知の拠点として、つなぐ、広がる、見つける、育むをコンセプトに、他の生涯学習施設と有機的な連携を図りながら、社会環境の変化を的確に捉え、地域の課題解決及び国際交流に資する施設となるよう取組を進めてまいります。 また、生涯学習施設の設置目的を踏まえ、市民ニーズを反映した質の高いサービスを提供していくとともに、脱炭素化に向けた具体的な取組として、生涯学習施設における再生可能エネルギーの導入、照明器具のLED化、太陽光発電設備等の設置を進めてまいります。 市民図書館では、蔵書の充実、電子書籍サービスの拡充及び移動図書館車の有効活用のほか、障害者サービスの一層の充実を図り、利用者の満足度の向上に努めてまいります。 子どもは、読書により言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにします。人生をより深く生きる力を身につけていけるよう、子ども読書活動推進計画に掲げた各施策に取り組んでまいります。さらに、学校教育における市民図書館を活用した調べ学習、郷土資料を通じた郷土への愛着心の醸成のほか、学校図書館へのさらなる支援など、学校教育と連携を図る中で、子どもの読書習慣の定着、学習の基盤となる資質・能力を育成するための読書活動の推進、特別な配慮を必要とする子どもへの読書環境の整備に努めてまいります。また、図書館を活用した調べ学習につきましては、本市における地域コンクールの実施に向け検討を進めてまいります。 市立会館及び公民館では、誰一人取り残さない生涯学習の一環として、ICTを活用した学びを推進するため、インターネット通信環境を活用したパソコン・スマートフォン教室などの学習機会を充実し、デジタルデバイドの解消に努めるとともに、オンライン講座を取り入れた取組を進めてまいります。 市民会館・公民館では、身近で気軽に文化芸術に親しむ機会を提供するため、引き続き文化芸術に関する講座やコンサートなどを実施してまいります。また、老朽化が著しい空調設備等の施設機能を復旧するため、長寿命化工事に向けた設計に着手してまいります。 スポーツ・レクリエーションの振興では、スポーツ推進計画に掲げた各施策を着実に実施し、「誰でも より楽しく ~スポーツで繋がる 楽しいあきしま~」の実現に向け、安全・安心なスポーツ・レクリエーション環境の構築に努めてまいります。 そのため、快適な施設利用に向け、総合スポーツセンターA棟の空調機器を更新するとともに、劣化が進行するみほり体育館の床改修工事を実施してまいります。 また、劣化やコロナ禍により利用を休止しております市民プールの在り方について、多角的に検討を進めてまいります。 結びとなりますが、市長部局と教育委員会の連携をより一層強固なものといたすため、総合教育会議において市長と教育委員が意見交換を行い、共通の理解を深める中で、昭島市の教育を力強く進めてまいる所存であります。 重ねて、市議会並びに市民の皆様の一層の御理解、御協力をお願い申し上げ、私の発言を終わらせていただきます。 御清聴ありがとうございました。
○議長(
三田俊司議員) 以上で、令和5年度施政方針及び令和5年度
教育施策推進の
基本的考え方についてを終わります。 暫時休憩いたします。
△休憩 午前10時39分
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△再開 午前10時55分
○議長(
三田俊司議員) 会議を再開いたします。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第4 議案第22号 昭島市中神駅
北側地域整備事業特別会計条例 を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。早川副市長。 (早川副市長 登壇)
◎早川副市長 ただいま上程をいただきました日程第4 議案第22号 昭島市中神駅
北側地域整備事業特別会計条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございますが、本条例は、昭島都市計画
中神土地区画整理事業区域の一部において、事業計画変更により本
土地区画整理事業から除外をいたしました第2工区北ブロック・西ブロック及び第3工区の整備に要する経費を明確化するため、新たに中神駅
北側地域整備事業特別会計を設置する必要がありますことから、御提案を申し上げるものでございます。 それでは、条例の内容につきまして御説明を申し上げます。 第1条につきましては、中神駅
北側地域整備事業の円滑な運営とその経理の適正を図ることを目的とし、地方自治法第209条第2項の規定により本特別会計を設置することを定めるものでございます。 第2条につきましては、本特別会計におけます歳入及び歳出の構成につきまして定めるものでございます。 附則におきまして、この条例の施行期日を令和5年4月1日からといたすものでございます。 以上、簡略な御説明で恐縮に存じますが、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件について、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第5 議案第7号 令和5年度昭島市
一般会計予算 から日程第12 議案第14号 令和5年度昭島市
下水道事業会計予算 までの8件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。早川副市長。 (早川副市長 登壇)
◎早川副市長 ただいま上程をいただきました日程第5 議案第7号 令和5年度昭島市
一般会計予算から日程第12 議案第14号 令和5年度昭島市
下水道事業会計予算までの8件につきまして、一括して御説明を申し上げます。 初めに、一般会計でございます。 令和5年度の予算編成におきましては、燃料費の高騰等による経常経費の増と市民生活を下支えする物価高騰対策に加え、喫緊の課題である少子化への対応や脱炭素化の推進、公共施設老朽化対策としての大規模建設事業など、昭島市総合基本計画の将来都市像「水と緑が育む ふるさと昭島」の実現に向けたまちづくりを着実に進めるため、各種施策を戦略的、一体的に計上いたしました。 一方、歳入におきましては、市税をはじめ、補填財源などを除いた一般財源額で一定の増を見込みましたが、償還元金を上回る市債の借入れを見込んでも、なお前年度を上回る財政調整基金繰入金による財源補填を要する、大変厳しい予算編成となったところであります。 引き続き、基金と市債のバランスに配慮し、将来に過度な負担を残さない、持続可能な行財政運営に努めてまいります。 それでは、予算書7ページをお開きいただきたいと存じます。 令和5年度昭島市
一般会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算から第6条の歳出予算の流用までそれぞれ定めております。
一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ491億円、対前年度比28億9600万円、6.3%の増となっております。 続きまして、9ページからとなります第1表 歳入歳出予算の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。予算説明書におきましては、22ページからとなります。 第1款市税につきましては、コロナ禍からの社会経済活動の回復と物価高騰や金融資本市場の変動等、両面から経済への影響などを勘案し、各税目において対前年度比でそれぞれ増を見込み、総額で207億7220万円を計上いたし、対前年度比9億9360万円の増といたしました。このうち個人市民税は、前年度の実績や雇用所得環境の改善による収入の増などを勘案して、対前年度比4億1560万円増の76億2970万円を計上いたし、法人市民税は、前年度の実績や企業収益の増などを勘案し、対前年度比2億7760万円増の16億2150万円を計上いたしております。 次に、28ページからとなります第2款地方譲与税及び30ページの第3款利子割交付金から34ページの第14款交通安全対策特別交付金までの各種交付金につきましては、地方財政計画におけます前年度からの伸び率や東京都からの交付見込額通知などを勘案し、それぞれ計上いたしております。 なお、第13款地方交付税につきましては、普通交付税では、交付額の算定におけます国の予算の伸び率及び臨時財政対策債の振替額等の状況に加え、市税や各種交付金の増を勘案し、前年度と同額の1億円を計上いたし、特別交付税につきましても前年度と同額の6000万円を計上いたしました。 第15款分担金及び負担金につきましては、保育所運営費等負担金の減などを見込み、2億6197万5000円を計上いたしました。 36ページからとなります第16款使用料及び手数料につきましては、
自転車等駐車場使用料の増などを見込み、8億9927万5000円を計上いたしました。 次に、42ページからとなります第17款国庫支出金につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金や
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の減などにより、98億1552万9000円を計上いたしております。 続きまして、58ページからとなります第18款都支出金につきましては、とうきょうママパパ応援事業補助金や子どものための教育・保育給付費負担金の増などにより、74億8215万円を計上いたしました。 次に、96ページとなります第20款寄附金につきましては、ふるさと納税としての寄附金の減を見込み、2350万円を計上いたしております。 第21款繰入金につきましては、予算の調製におけます一般財源の補填として財政調整基金14億7000万円を繰り入れますとともに、公共施設整備等資金積立基金をはじめとする特定目的基金につきましても、対象事業費に充当いたすため、それぞれ計上いたしております。 次に、98ページからとなります第23款諸収入につきましては、3億6364万9000円を計上いたしました。 次に、102ページからとなります第24款市債につきましては、都市計画道路3・4・1号整備事業に伴う土木債や学校給食施設整備事業に伴う教育債などの建設事業債21億3300万円に加え、財源不足への補填といたしまして、臨時財政対策債を1億円計上いたしております。 次に、106ページからとなります歳出でございます。 第1款議会費につきましては、3億6109万4000円を計上いたしました。 次に、110ページからとなります第2款総務費につきましては、対前年度比25.2%増の54億584万5000円を計上いたしました。 主な内容といたしましては、市民ホール等へのディスプレー設置やAI-OCR、RPAの導入など、情報通信技術の活用に係る経費、新幹線図書館として親しまれてきました旧昭島市民図書館
つつじが丘分室の改修に向けたクラウドファンディングの実施に係る経費、昭島駅北側大規模開発に伴う住居表示の実施に係る経費などのほか、151ページからとなりますが、市民総合交流拠点施設整備事業費といたしまして、実施設計委託料、整備工事費、第二駐車場の用地取得費など、5億288万2000円を計上いたしました。 次に、180ページからとなります第3款民生費につきましては、243億8829万3000円を計上いたしました。 主な内容といたしましては、第1項社会福祉費では、引き続き増加する障害者福祉、高齢者福祉サービス需要に対応いたすとともに、地域福祉計画、障害者福祉計画の策定に係る経費、個別避難計画の作成などを行う避難行動要支援者対策事業費、保健福祉センター大規模改修工事に向けた実施設計委託料などのほか、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計への繰出金をそれぞれ計上いたしております。 第2項児童福祉費では、認定こども園の新設等に伴うサービス需要の増に対応いたすとともに、食材費の高騰に伴う保育所等への補助金などのほか、225ページとなりますが、所得制限を設けずに実施をいたします義務教育就学児医療費助成事業費及び高校生等医療費助成事業費を計上いたしております。 第3項生活保護費におけます扶助費につきましては、被保護者数の動向や決算見込額などを勘案し、43億6384万1000円を計上いたしました。 次に、244ページからとなります第4款衛生費につきましては、43億6095万1000円を計上いたしました。 主な内容といたしましては、第1項保健衛生費では、地域救急医療体制確保支援事業費などのほか、265ページとなりますが、妊娠8か月面談や東京都と連携した出産・子育て応援ギフトの配布を実施いたします出産・子育て応援事業費、1億9898万7000円を計上いたしております。 第2項清掃費では、安定したごみの焼却処理を図るため、清掃センター焼却施設の補修及び精密機能検査実施に係る経費、さらなるごみの減量化施策に要する経費などのほか、大規模災害発生時に備えた災害廃棄物処理計画策定事業費や環境コミュニケーションセンターへの再生可能エネルギー100%電力導入に係る経費を計上いたしております。 次に、290ページからとなります第5款労働費につきましては、労働相談等事業費や勤労商工市民センター管理運営費など、7899万6000円を計上いたしました。 次に、294ページからとなります第6款農林費につきましては、昭和用水路保全に係る経費や都市農業振興施設整備事業補助金など、6266万7000円を計上いたしました。 次に、298ページからとなります第7款商工費につきましては、まちづくり企業サミット開催に係る経費や50周年記念事業分を含めたくじら祭補助金などを計上いたすとともに、中小企業に対する事業資金融資利子等補助金などのほか、新たに地域産業デジタル化推進事業補助金を加えた中小企業支援事業費など、2億1093万8000円を計上いたしております。 次に、304ページからとなります第8款土木費につきましては、29億7756万2000円を計上いたしました。 主な内容といたしましては、街路灯や公園園内灯のLED化に係る経費や仮称玉川上水南側地区地区計画の策定に係る経費などのほか、323ページとなりますが、都市計画道路3・4・1号整備事業費といたしまして立体交差部工事委託料など、5億8260万円を計上いたしております。 また、下水道事業会計への負担金や
中神土地区画整理事業特別会計繰出金、先ほど御議決をいただきました中神駅
北側地域整備事業特別会計繰出金につきましても、それぞれ計上いたしております。 次に、328ページからとなります第9款消防費につきましては、常備消防委託料などのほか、消防団員の処遇改善に係る経費や災害時情報伝達一斉配信システムの導入に係る経費など、13億8828万1000円を計上いたしております。 次に、336ページからとなります第10款教育費につきましては、78億3461万6000円を計上いたし、対前年度比31.2%の増となっております。 主な内容といたしましては、第1項教育総務費では、送迎バス等安全対策支援のための幼稚園への補助金などのほか、アキシマエンシス管理運営費などを計上いたしております。 第2項小学校費及び第3項中学校費では、田中小自閉症・情緒障害固定学級整備工事費や小学校における民間活用による水泳指導の試行実施に係る経費などのほか、今後の施設老朽化対策の計画的実施に向け、小・中学校建物耐力度調査委託料などを計上いたしました。 第4項社会教育費では、昭和会館及び武蔵野会館空調設備改修工事費などのほか、引き続き、文化財資料等の電子化公開に係る経費などを計上いたしております。 第5項保健体育費では、みほり体育館床改修工事費や食材費の高騰に伴い拡充をいたしております学校給食用食材料購入費補助金などのほか、419ページからとなりますが、学校給食施設整備事業費といたしまして、令和6年4月の供用開始に向け、整備工事費や備品購入費等、22億5325万2000円を計上いたしております。 また、各項にわたりまして、太陽光発電設備等の設置や照明器具のLED化、再生可能エネルギー100%電力及びカーボンニュートラルガスの導入など、教育施設における脱炭素化の推進に係る経費を計上いたしております。 次に、420ページの第12款公債費につきましては、18億3075万6000円を計上いたしました。 また、422ページの第13款予備費につきましては、前年度と同額の2億円を計上いたしております。 恐縮でございますが、14ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2表 継続費でございますが、第2款総務費、第1項総務管理費の市民総合交流拠点施設整備事業では、総額18億3100万円を計上いたし、3か年の実施期間が必要となりますことから、令和5年度から7年度までにわたる継続事業といたすものでございます。 また、第10款教育費、第3項中学校費の昭和中除湿温度保持機能復旧事業では総額4億6020万円を計上いたし、第4項社会教育費の大神会館太陽光発電設備等設置事業では総額4150万円を計上いたし、それぞれ2か年の実施期間が必要となりますことから、令和5年度から6年度までにわたる継続事業といたすものでございます。 第3表 債務負担行為でございますが、住居表示公図等整備業務委託から学校給食配送委託までの9件につきまして、令和6年度以降に債務が及ぶものとして、その期間及び限度額を設定いたすものでございます。 次に、第4表 地方債でございますが、歳入の第24款市債におけます建設事業債及び臨時財政対策債の限度額などを設定いたすものでございます。 以上が令和5年度昭島市
一般会計予算でございます。 続きまして、特別会計及び公営企業会計の令和5年度予算について御説明を申し上げます。 初めに、国民健康保険特別会計でございます。 国民健康保険におきましては、財政運営の責任主体を都道府県とする広域化の実施により、持続可能な社会保障制度の確立に寄与してきたところであります。しかしながら、団塊の世代の方の後期高齢者医療制度への移行等に伴い被保険者数が減少する一方、医療費の高度化等により1人当たりの医療費は増加傾向が続いており、東京都へ拠出する国民健康保険事業費納付金においては、令和4年度に続き大幅な増加となるなど、大変厳しい運営状況に変わりはございません。 こうした中、保険税率につきましては、国民健康保険運営協議会の答申等を踏まえ、これまでに蓄えてまいりました国民健康保険運営基金を最大限に活用する中、なお不足する財源については、一般会計からの繰入金を緊急に増額し、対応することにより、現状の保険税率を維持することといたしました。 また、国の制度改正に伴う出産育児一時金の増額や課税限度額の見直しにつきましても、適切な対応に努めたところであります。 引き続き、保険税の収納率の維持向上や医療給付費の適正化、また保健事業の適切な実施に努める中で、市民の健康の維持増進と安定的な制度運営の確保に努めてまいります。 それでは、445ページをお開きいただきたいと存じます。 令和5年度昭島市
国民健康保険特別会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算から第3条の歳出予算の流用までそれぞれ定めております。 予算の総額は、歳入歳出それぞれ124億3500万円、対前年度比2億200万円、1.7%の増となっております。 447ページからとなります第1表 歳入歳出予算の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。予算説明書では456ページからとなります。 第1款国民健康保険税につきましては、被保険者数の減少などを勘案し、19億9069万円を計上いたしました。 第4款都支出金につきましては、85億7608万9000円を計上いたしております。 これらを主な財源として、なお不足する部分につきまして、赤字補填分を含め、一般会計繰入金15億1900万円、基金繰入金3億3500万円を充当し、収支の均衡を保っております。 次に、464ページからとなります歳出でございます。 第1款総務費につきましては、人件費や事務経費など、1億8242万5000円を計上いたしました。 また、歳出総額の68.3%を占めております第2款保険給付費につきましては、医療費の動向等を勘案し、84億9840万2000円を計上いたしております。 第3款国民健康保険事業費納付金につきましては、東京都への納付金として、対前年度比1億9160万円増の36億300万円を計上いたしております。 第5款保健事業費につきましては、健康維持増進事業や特定健康診査等に係る経費など、1億2803万8000円を計上いたしました。 以上が令和5年度昭島市
国民健康保険特別会計予算でございます。 次に、介護保険特別会計でございます。 介護保険事業におきましては、高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画の最終年度を迎えており、引き続き、計画の推進を基本とし、
地域包括ケアシステムの深化と推進を図ってまいります。また、膨らみ続ける介護サービス需要への対応や医療と介護の連携、さらには認知症対策など、介護保険事業を取り巻く状況を十分に踏まえ、次期計画の策定を進めてまいります。引き続き、適切な保険給付や公平・公正な
保険料収入の確保に努め、将来を見据えた安定的な制度運営に努めてまいります。 それでは、493ページをお開きいただきたいと存じます。 令和5年度昭島市
介護保険特別会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算から第3条の歳出予算の流用までそれぞれ定めております。 予算の総額は、歳入歳出それぞれ103億4833万7000円、対前年度比141万8000円の増となっております。 495ページからとなります第1表 歳入歳出予算の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。予算説明書では504ページからとなります。 第1款保険料につきましては、第1号被保険者数の増加を見込み、21億8793万9000円を計上いたしました。 第2款国庫支出金及び第4款都支出金につきましては、法定負担分として国庫支出金では21億4445万8000円を、都支出金では14億8955万2000円をそれぞれ計上いたしました。 第2号被保険者の法定負担分であります第3款支払基金交付金は26億3903万2000円を計上いたし、また、第6款繰入金につきましては18億8500万円を計上いたしております。 次に、514ページからとなります歳出でございます。 第1款総務費につきましては、人件費や事務経費など、2億5510万9000円を計上いたしました。 また、歳出予算の92.4%を占めます第2款保険給付費につきましては、要介護認定者数の増加や介護サービス費用の増加などを勘案し、95億6400万4000円を計上いたしております。 第4款地域支援事業費につきましては、コロナ禍における総合事業の利用実績などを踏まえ、3億9016万4000円を計上いたしました。 以上が令和5年度昭島市
介護保険特別会計予算でございます。 次に、後期高齢者医療特別会計でございます。 令和5年度は、東京都後期高齢者医療広域連合において、次期財政運営期間の保険料額の検討が実施をされます。令和4年度より、団塊の世代が75歳を迎えるなど、被保険者が増加を続ける中、医療の高度化に伴う医療費の増加傾向も依然として継続をしているところであります。こうした中、国においては、現役世代の負担抑制を資するため、保険料負担率の見直しや子育て支援対策への拠出が検討されております。広域連合におかれましては、市民生活への影響を十分踏まえ、慎重な検討をお願いするところであります。 本年度におきましても、引き続き広域連合と足並みをそろえ、医療費の適正化や保健事業の適切な実施を図り、高齢者が安心して医療を受けることができるよう、安定的な事業運営に努めてまいります。 それでは、545ページをお開きいただきたいと存じます。 令和5年度昭島市
後期高齢者医療特別会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算に定めております。 予算の総額は、歳入歳出それぞれ29億3027万6000円、対前年度比1億5200万9000円、5.5%の増となっております。 546ページからとなります第1表 歳入歳出予算の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。 予算説明書では554ページからとなります。 歳入予算の45.0%を占めております第1款後期高齢者医療保険料につきましては、被保険者の増などを勘案し、13億1954万6000円を計上いたしました。 また、第3款繰入金につきましては、東京都の広域連合独自で実施している保険料減額措置の財源負担分を含め、一般会計からの繰入金として15億600万円を計上いたしております。 次に、560ページからとなります歳出でございます。 歳出予算の93.6%を占めております第2款広域連合納付金につきましては、27億4240万1000円を計上いたしました。 また、第3款保健等事業費につきましては、1億2781万3000円を計上いたしております。 以上が令和5年度昭島市
後期高齢者医療特別会計予算でございます。 次に、
中神土地区画整理事業特別会計及び先ほど御議決をいただきました中神駅
北側地域整備事業特別会計でございます。 恐れ入りますが、別冊となっております昭島市予算及び予算説明書、
中神土地区画整理事業特別会計及び中神駅
北側地域整備事業特別会計を御覧いただきたいと存じます。
中神土地区画整理事業につきましては、事業区域を変更し、第2工区駅前ブロックは
土地区画整理事業を継続いたし、第2工区北ブロック・西ブロック及び第3工区は
土地区画整理事業から変更し、他の事業手法によりまちづくりを行う方針といたしました。 それでは、
中神土地区画整理事業特別会計から御説明を申し上げます。 5ページをお開きいただきたいと存じます。 令和5年度昭島市
中神土地区画整理事業特別会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算及び第2条の一時借入金について定めております。 予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億3435万3000円、対前年度比3億2465万円、49.3%の減となっております。 6ページからとなります第1表 歳入歳出予算の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。 予算説明書では14ページからとなります。 第2款国庫支出金及び第3款都支出金につきましては、歳出におけます対象事業費から国庫支出金では1350万円、都支出金では675万円をそれぞれ計上いたしました。 第4款繰入金につきましては、2億7700万円を計上いたしております。 次に、18ページからとなります歳出でございます。 第1款総務費につきましては、人件費や事務経費など、1億1197万4000円を計上いたしました。 第2款事業費につきましては、換地処分に向けた換地設計測量、事業用地取得費及び建物等移転補償費など、2億1934万3000円を計上いたしております。 以上が令和5年度昭島市
中神土地区画整理事業特別会計予算の内容でございます。 次に、中神駅
北側地域整備事業特別会計でございます。 37ページをお開きいただきたいと存じます。 令和5年度昭島市中神駅
北側地域整備事業特別会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算及び第2条の地方債について定めております。 予算の総額は、歳入歳出それぞれ9億4200万2000円となっております。 38ページからとなります第1表 歳入歳出予算の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。 予算説明書では46ページからとなります。 第1款使用料及び手数料につきまして、300万1000円を計上いたしました。 第2款財産収入におきましては、土地の売払収入として2億6400万円を計上いたしております。 第3款繰入金につきましては、1億5500万円を計上いたしました。 第5款市債につきましては、5億2000万円を計上いたしております。 次に、48ページからとなります歳出でございます。 第1款総務費につきましては、人件費や事務経費、基金積立金など、1億6275万2000円を計上いたしました。 第2款事業費につきましては、公園及び周辺道路の用地取得費や南文化公園設計委託料など、7億7625万円を計上いたしております。 恐縮でございますが、40ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2表 地方債でございますが、歳入の第5款市債におけます中神駅
北側地域整備事業債の限度額などを設定いたすものでございます。 以上が令和5年度昭島市中神駅
北側地域整備事業特別会計予算の内容でございます。 続きまして、水道事業会計でございます。 別冊となっております令和5年度昭島市
水道事業会計予算及び予算説明書を御覧いただきたいと存じます。 水道事業につきましては、本市の宝である安全でおいしい深層地下水100%の水道水を将来にわたり安定して供給し続けることを使命とし、令和4年度に策定いたしました水道事業水安全計画、管網整備計画、さらに深層地下水流動調査の結果を踏まえ、令和5年度に中間見直しを行う第二次昭島市水道事業基本計画に基づき、安全な水道、災害時にも頼れる水道、持続可能な水道の3つの目標を達成するための施策を着実に推進し、健全経営の下、さらなる経営基盤の強化に取り組んでまいります。 1ページをお開きいただきたいと存じます。 令和5年度昭島市
水道事業会計予算につきまして、第1条の総則から第9条のたな卸資産購入限度額についてそれぞれ定めております。 第2条業務の予定量では、給水栓数を6万2000栓、年間総給水量を1276万9691立方メートル、1日平均給水量を3万4890立方メートルといたしております。 主な建設改良事業といたしまして、配水管新設改良工事5億380万円のほか、令和4年度からの継続事業であります中央配水場自家用発電設備更新事業を実施する予定であります。 第3条では収益的収入及び支出について定めております。収入につきましては、事業収益の総額を19億5662万円と見込み、対前年度比2588万円、1.3%の増となりました。 この内訳といたしましては、営業収益18億4378万3000円、営業外収益1億1283万6000円などとなっております。 支出につきましては、事業費総額を17億7849万6000円と見込み、対前年度比5396万1000円、3.1%の増となりました。 この内訳といたしましては、営業費用を17億4247万4000円と見込み、昨今の電気料金高騰を受け、対前年度比8994万5000円の増となっております。 以上のことから、収益的収支における消費税控除後の純利益につきましては、7787万2000円を予定いたしたところでございます。 2ページとなります第4条では、資本的収入及び支出について定めております。 収入につきましては、総額を918万1000円と見込み、対前年度比56万8000円、5.8%の減となりました。 支出につきましては、総額を12億3456万9000円と見込み、対前年度比1億9715万4000円、19.0%の増となっております。 この内訳といたしましては、建設改良費12億2456万9000円となってございます。 なお、資本的収支における不足額12億2538万8000円につきましては、当年度分消費税資本的収支調整額1億156万5000円、当年度分損益勘定留保資金6億5399万2000円及び建設改良積立金4億6983万1000円で補填するものといたしております。 第5条債務負担行為では、応急給水対応給水車購入につきまして、期間及び限度額をそれぞれ定めております。 3ページとなります第8条他会計からの補助金では、一般会計から受ける補助金額を193万円と定めております。 第9条では、たな卸資産購入限度額を3115万5000円と定めました。 なお、6ページ以降におきまして、予算説明書及び予算参考書をお示ししておりますので、御参照を賜りたいと存じます。 続きまして、下水道事業会計でございます。 恐れ入りますが、別冊となっております令和5年度昭島市
下水道事業会計予算及び予算説明書を御覧いただきたいと存じます。 下水道事業におきましては、下水道総合計画及び下水道事業経営戦略等の各計画に基づき、公衆衛生の確保のための汚水管の維持管理と長寿命化の実施及び市民の生命、財産を保護するための雨水管整備の推進並びに事業の持続性の確保に向けた経営基盤のさらなる強化に取り組んでまいります。 1ページをお開きいただきたいと存じます。 令和5年度昭島市
下水道事業会計予算につきまして、第1条の総則から第10条の他会計からの補助金についてそれぞれ定めております。 第2条業務の予定量では、整備済み面積を1440ヘクタール、年間有収水量を1312万6480立方メートル、1日平均有収水量を3万5865立方メートルといたしております。 主な建設改良事業といたしまして、汚水管浸入水対策事業1億8000万円、下水道総合地震対策事業9570万円のほか、記載の事業を実施する予定でございます。 第3条では、事業の管理運営に係る収益的収入及び支出について定めております。 収入につきましては、事業収益の総額を24億8684万3000円と見込み、対前年度比303万2000円、0.1%の増となりました。 内訳といたしましては、営業収益19億2844万8000円、営業外収益5億5839万4000円となっております。 支出につきましては、事業費の総額を23億3541万円と見込み、対前年度比3308万9000円、1.4%の増となりました。 内訳といたしましては、営業費用22億4718万7000円、営業外費用6822万2000円などとなっております。 以上のことから、収益的収支における消費税控除後の純利益につきましては、1億2531万4000円を予定いたしたところでございます。 2ページとなります第4条では、建設改良等固定資産に係る資本的収入及び支出について定めております。 収入につきましては、総額を3億631万6000円と見込み、対前年度比2億7624万3000円、47.4%の減となりました。 この主な内訳といたしましては、企業債1億6980万円、他会計補助金1億2981万4000円、国や都からの補助金630万円などとなっております。 支出につきましては、総額を10億92万7000円と見込み、対前年度比3億5647万3000円、26.3%の減となりました。 主な内訳といたしましては、建設改良費5億6393万8000円、企業債償還金4億2692万9000円などとなっております。 なお、資本的収支における不足額6億9461万1000円につきましては、当年度分消費税資本的収支調整額4295万円及び過年度分損益勘定留保資金4億5241万3000円並びに当年度分損益勘定留保資金1億9924万8000円で補填するものといたしております。 第5条債務負担行為では、昭島市水洗便所改造資金融資損失補償外1件につきまして、期間及び限度額をそれぞれ定めております。 3ページとなります第6条企業債では、起債の目的を下水道事業、限度額を1億6980万円といたし、起債の方法、利率、償還の方法について定めております。 第10条他会計からの補助金では、一般会計から受ける補助金額を1億4374万円と定めております。 なお、5ページ以降におきまして、予算説明書及び予算参考資料をお示ししておりますので、御参照を賜りたいと存じます。 以上が令和5年度昭島市
一般会計予算から令和5年度昭島市
下水道事業会計予算までの8件の内容でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) これより一括して質疑並びに意見等をお受けいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第5 議案第7号から日程第12 議案第14号までの8件については、委員会条例第5条第1項及び第2項の規定により、20人の委員によって構成する
予算審査特別委員会を設置し、これに会期中での審査を付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 ただいま設置されました特別委員会委員については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名をいたします。 お諮りいたします。 本特別委員会委員の選任については、正副議長を除く全議員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 よって、本8件については、いずれも会期中に審査を終了し、報告を願います。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第13 議案第2号 令和4年度昭島市
一般会計補正予算(第7号) から日程第17 議案第6号 令和4年度昭島市
下水道事業会計補正予算(第4号) までの5件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 初めに、日程第13 議案第2号について説明を求めます。永澤企画部長。 (永澤企画部長 登壇)
◎永澤企画部長 ただいま上程をいただきました日程第13 議案第2号 令和4年度昭島市
一般会計補正予算(第7号)につきまして御説明を申し上げます。 補正額は、歳入歳出それぞれ2億3340万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ531億3490万円といたすものでございます。 それでは、2ページから3ページまでになります第1表 歳入歳出予算補正につきまして、補正予算説明書により御説明申し上げます。 大変恐縮でございますが、10、11ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、歳入でございます。 第1款市税、第1項市民税につきましては、これまでの収入実績及び年度末までの収入見込みから個人市民税2億円を増額いたすものでございます。 第17款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目特定防衛施設周辺整備調整交付金につきましては、交付額の確定に伴い、充当対象事業費の執行見込みなどを勘案し、事業費への充当額を減額いたすとともに、基金への積立額を増額いたし、合わせて3868万7000円を増額いたすものでございます。 第19款財産収入、第2項財産売払収入につきましては、本年度におきまして特定公共物等の売払い処分が6件見込まれますことから、2791万3000円を増額いたすものでございます。 第21款繰入金、第2項基金繰入金につきましては、本補正予算の収支の状況から、財政調整基金繰入金3320万円を減額いたすものでございます。 続きまして、歳出につきまして御説明を申し上げます。 12、13ページをお開きいただきたいと存じます。 第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費につきましては、物価高騰等による市民の負担軽減を図るため、水道料金及び下水道使用料減免事業を2か月延長すべく、1億5125万円を増額いたすものでございます。 第6目財産管理費の基金積立金につきましては、公共施設整備等資金積立基金では、歳入におけます財産売払収入2791万3000円の積立てをいたし、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金では、交付額の確定及び充当対象事業費の減などに伴い、3968万7000円の積立てをいたすものでございます。 以上により、総務費総額では2億1885万円の増額となります。 第3款民生費、第1項社会福祉費につきましては、後期高齢者医療特別会計における補正予算に対応し、314万円を減額いたすものでございます。 第7款商工費、第1項商工費につきましては、都による支援を受けてもなお燃料費高騰の影響がある公衆浴場に対する補助を実施すべく、70万8000円を計上いたすものでございます。 第8款土木費、第1項土木管理費につきましては、昭島駅北側地域等において交通量調査を実施すべく、1800万円を計上いたすものでございます。 14、15ページをお開きいただきたいと存じます。 第10款教育費、第5項保健体育費につきましては、事業費の執行見込みに合わせ、101万8000円を減額いたすものでございます。 恐れ入りますが、4ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2表 繰越明許費でございますが、水道料金・下水道使用料減免事業ほか4件につきまして、それぞれ令和5年度まで、その執行が及ぶ予定の経費を繰越明許費といたすものでございます。 以上が令和4年度昭島市
一般会計補正予算(第7号)の内容でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) 次に、日程第14 議案第3号について説明を求めます。青柳保健福祉部長。 (青柳保健福祉部長 登壇)
◎青柳保健福祉部長 ただいま上程をいただきました日程第14 議案第3号 令和4年度昭島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 補正額は、歳入歳出それぞれ5621万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ29億2899万6000円といたすものでございます。 本補正の主な内容でございますが、
保険料収入及び広域連合への納付金の見込みなどにより、歳入歳出において所要の補正を行うものでございます。 それでは、2ページから3ページまでになります第1表 歳入歳出予算補正につきまして、補正予算説明書により御説明申し上げます。 10、11ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、歳入でございます。 第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料、第1目後期高齢者医療保険料につきましては、今後の保険料の収入見込みにより4905万円を増額いたすものでございます。 第2款広域連合支出金、第2項広域連合補助金につきましては、第1目区市町村支援事業補助金において522万円、第2目市区町村事務補助金において、窓口負担割合改正関係市区町村事務補助金を508万円、それぞれ計上いたすものでございます。 なお、広域連合支出金総額では1030万円の計上となります。 第3款繰入金、第1項一般会計繰入金、第1目一般会計繰入金につきましては、新たな補助金が見込まれることから、事務費等繰入金について314万円を減額いたすものでございます。 次に、歳出につきまして御説明申し上げます。 12、13ページをお開きいただきたいと存じます。 第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費につきましては、歳入におけます窓口負担割合改正関係市区町村事務補助金の計上に伴う財源更正となります。 第2款広域連合納付金、第1項広域連合納付金、第1目広域連合分賦金につきましては、保険料等負担金及び保険料軽減措置負担金の執行見込額に対応し、総額で5621万円を増額いたすものでございます。 第3款保健等事業費、第1項保健事業費、第1目保健衛生諸費につきましては、歳入におけます区市町村支援事業補助金の計上に伴う財源更正となります。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) 次に、日程第15 議案第4号について説明を求めます。吉野区画整理担当部長。 (吉野
都市計画部区画整理担当部長 登壇)
◎吉野
都市計画部区画整理担当部長 ただいま上程をいただきました日程第15 議案第4号 令和4年度昭島市
中神土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、2ページをお開きいただきたいと存じます。 第1表 繰越明許費補正でございます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、権利者交渉委託業務が年度内に終了しない見込みであることに加え、建物移転補償が、補助金を確保しているものの、年度末までの執行が見込めないことから、1億6157万円を繰越明許費といたすものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) 次に、日程第16 議案第5号について説明を求めます。橋本水道部長。 (橋本水道部長 登壇)
◎橋本水道部長 ただいま上程をいただきました日程第16 議案第5号 令和4年度昭島市
水道事業会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。 今回の補正の内容でございますが、昨今のコロナ禍における原材料費や物価高騰等への対応を図るため、現在実施しております水道基本料金減免事業の対象期間を2か月間、再度延長するものでございます。 恐れ入りますが、初めに補正予算説明書の5ページを御覧いただきたいと存じます。 収益的収入につきましては、水道料金を減額いたし、一般会計からの繰入れといたしましてその他の営業収益を増額するものでございます。また、水道料金収納業務受託者への事務費の下水道負担分として下水道使用料受託徴収収益を増額し、水道負担分につきましては、一般会計からの繰入れといたしまして他会計補助金を増額し、水道料金収納業務受託者への事務費として収益的支出の業務費を増額するものでございます。 次に、補正額につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、1ページにお戻りいただきたいと存じます。 補正予算の第2条でございますが、補正予算(第2号)第2条において定めた収益的収入及び支出のうち、第1款事業収益につきまして、第1項営業収益では、営業収益内の科目間における増減でありますので補正額はゼロとなり、補正後の額は当初予算と同額となります。 次に、第2項営業外収益、132万円を増額し、補正後の額を1億1797万円といたし、支出の第1款事業費につきましては、第1項営業費用、132万円を増額し、補正後の額を16億5938万9000円といたすものでございます。 なお、補正予算説明書といたしまして、6ページに予定損益計算書をお示ししております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) 次に、日程第17 議案第6号について説明を求めます。鬼嶋
都市整備部長。 (鬼嶋
都市整備部長 登壇)
◎鬼嶋
都市整備部長 ただいま上程をいただきました日程第17 議案第6号 令和4年度昭島市
下水道事業会計補正予算(第4号)につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、補正予算説明書の5ページを御覧いただきたいと存じます。 本補正の内容でございますが、昨今のコロナ禍における原材料費や物価の高騰等への対応の一環として、現在実施しております下水道基本使用料免除事業の対象期間を再度延長するものでございます。 収益的収入におきまして下水道使用料を減額いたし、一般会計からの繰入れといたしましてその他営業収益を増額するものでございます。 また、収納業務委託先であります水道部における事務費の下水道負担分につきましても一般会計からの繰入れとし、他会計補助金を増額いたすとともに、併せて、収益的支出において、下水道事業会計負担分といたしまして業務費を増額するものでございます。 それでは、補正額につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、1ページにお戻りいただきたいと存じます。 補正予算の第2条でございますが、補正予算(第3号)第2条において定めました収益的収入及び支出のうち、収入の第1款事業収益につきまして、第1項営業収益では、営業収益内におけます科目間の増減でありますので、補正額はゼロ円となりまして、補正後の額は当初予算額と同額となります。 次に、第2項営業外収益、64万7000円を増額し、補正後の額を5億6776万8000円といたし、支出の第1款事業費につきまして、第1項営業費用、64万7000円を増額し、補正後の額を22億3106万5000円といたすものでございます。 次に、補正予算の第3条でございますが、補正予算(第3号)第3条において定めました他会計からの補助金につきまして、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を64万7000円増額し、4億6070万5000円に改めるものでございます。 なお、補正予算説明書といたしまして、6ページに予定損益計算書をお示ししておりますので、御参照いただきたいと存じます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) 本5件に対する質疑並びに意見等を保留して、暫時休憩をいたします。
△休憩 午前11時52分
-----------------------------------
△再開 午後1時10分
○議長(
三田俊司議員) 会議を再開いたします。 日程第13 議案第2号 令和4年度昭島市
一般会計補正予算(第7号) から日程第17 議案第6号 令和4年度昭島市
下水道事業会計補正予算(第4号) までの5件について、これより一括して質疑並びに意見等をお受けいたします。14番 林議員。
◆14番(林まい子議員) 補正予算(第7号)の13ページ、昭島駅北側地域等交通量調査事業費について質問です。 同調査につきまして、調査時期や調査地点などの詳細を教えてください。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 今、交通量調査の調査時期と地点についての御質問をいただきました。 まず、調査時期についてでございますけれども、今回、この補正が通りましたら、速やかに発注の手続に入りたいというふうに考えてございます。発注後、受注者のほうの準備等々もございますけれども、市として考えておりますのは、3月中に間に合えば3月、あるいは遅くとも4月中には実施できるような形で進めてまいりたいというふうに考えてございます。 調査地点につきましては、現在、青梅線の線路の北側で12か所、南側で6か所、計18か所を想定してございます。 以上です。
○議長(
三田俊司議員) 14番 林議員。
◆14番(林まい子議員) できるだけ広範に地点については設定をしていただきたいということを意見として申し上げたいのと、こちらの調査については市だけで行うものなのか、教えてください。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 今回の調査につきましては、市がコンサルタントに委託して、コンサルタントのほうが実施する事業となってございます。
○議長(
三田俊司議員) 14番 林議員。
◆14番(林まい子議員) 今後、こちらの開発計画について、市としては、都や交通管理者などの関係者と連携をして対応していくことになるかと思うのですが、こちらの調査結果についても必要に応じてしっかりと共有していただきたいということを意見として申し上げたいのと、こちらの調査結果を具体的にどのように生かしていくのか、お答えください。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 今、議員さんおっしゃられましたとおり、データにつきましては交通管理者とも共有いたしまして、今後考えられる渋滞対策ですとか交通安全対策、どういったことにしていけばよろしいのかと、そういったことに活用してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
三田俊司議員) 8番 荒井議員。
◆8番(荒井啓行議員) 10、11ページの歳入、市民税のところでお伺いをいたします。 2億円の増収があったということで計上されました。ここにあるとおり、現年課税分で普通徴収ということですから、対象となった納税義務者というのは何人なのかということを含めた、その増収の要因について詳しくちょっとお答えいただきたいと。2億円ですから相当な、個人の収入だけではない増収分じゃないかと思うんですが、そこら辺の2億円になった詳しい内訳についてお答えいただきたいと思います。
○議長(
三田俊司議員) 萩原市民部長。
◎萩原市民部長 増収となった要因についてでありますが、令和4年度市民税の課税対象となる所得につきましては、令和3年中の所得という形になります。給与所得ですとか営業所得、雑所得などの総合課税につきまして、前年の令和2年中の所得と比較して3%程度伸びている状況にございます。 これと、一番大きな要因といたしましては、譲渡所得、分離課税となりますけれども、土地や建物、株式等の譲渡に対して課税を行う譲渡所得が、前年度比較で所得ベースで70%を超える増額となっております。こうしたことが大きな要因となっております。
○議長(
三田俊司議員) 8番 荒井議員。
◆8番(荒井啓行議員) ちゃんと答えていただきたいんですが、何件くらいのそういう対象になっているのかと。譲渡所得は70%だとか、3%伸びているという、そういう答弁だけではちょっと私は分からないので、件数としてどういう状況なのかということについては承知しているはずだと思うんだよね。ですから2億も増えたということですから、きちんと詳しく答えてください。
○議長(
三田俊司議員) 萩原市民部長。
◎萩原市民部長 すみません。今、全体の納税義務者数ですとかこの増加した対象者となる件数について、ちょっと手持ち資料がございませんので、確認をさせていただきたいと思います。
○議長(
三田俊司議員) では、ほかの質問を行っておきましょう。 (「確認してください。3回しか質問できないですから」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) すぐ分かりますか、この後。 (「ちょっと確認させていただいていいですか」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) はい。 では、ゆざさん、よろしいですか。6番 ゆざ議員。
◆6番(ゆざまさ子議員) 補正予算の御説明、ありがとうございました。私から2点ほど、2つの事業について伺いたいと思います。7号の補正予算の12、13ページにあります子どもの医療費助成事業というのと、あと、先ほども御質問がありました北側地域の交通量調査事業費についてちょっと伺いたいと思っています。 まず、子どもの医療費助成事業というのは、これは、昭島市が高校生まで無償化になりまして、所得制限を撤廃したときの補正予算だと思いますけれども、今後、今回、これは補正が上がりますけれども、これからずっとこれは継続的に使えるのかどうかというところと、今、新聞でもありました、今日、東京新聞ですけれども、子育て支援で都内に格差ということで、多摩地域と23区では、結構、子育て支援というのは格差が出てきている。今回、200円の自己負担分が昭島市では医療費の中で残ってしまう。多摩の中でも200円の自己負担がある市とない市と差が出てきてしまっていますけれども、これをぜひ是正するにはどうしたらいいか、そういう御検討をされたのかどうかというのをまずお聞かせいただきたいと思います。 あともう1点、先ほど御質問がありました、調査の手法と期間も伺いましたが、実際にどのような手法を取られるのかというところを伺いたいと思います。国でもこういった交通量調査を5年に一度やっているかと思いますけれども、本市としてどのような調査方法、カウンターを使って人がカウントするのか、もしくは、ちょっと先進的な地域だと、AI、カメラを使ってカウントしていくという自治体もあると伺っております。継続的に、私、この調査というのはやっていったほうがいいと思うんですけれども、具体的な手法を教えてください。 以上です。
○議長(
三田俊司議員) 永澤企画部長。
◎永澤企画部長 まず、歳入のほうになると思うんですけれども、子どもの医療費助成事業に対します特定防衛施設周辺調整交付金事業基金積立金になります。こちらは、今回、基金として積み立てさせていただきまして、毎年度の予算の中でこれを基金として積み立てながら運用していくと、そういう考えでございます。
○議長(
三田俊司議員) 滝瀬
子ども家庭部長。
◎滝瀬
子ども家庭部長 200円の一部負担金についてでございます。昨年12月の頭の調査では、26市の中では4市が撤廃をしているという状況でございます。本市におきましては、この一部負担金についてはお支払いいただく方向で今おりますが、今御質問にありましたとおり、医療費の格差、地域間格差が出ているという状況でございますので、東京都のほうには撤廃の要請は引き続きしていきたい。それに併せて、本市におきましても検討のほうを継続して検討していきたいというところでございます。
○議長(
三田俊司議員) 臼井市長。
◎臼井市長 今、ゆざ議員から御質問があった点でございますけれども、やはり23区は全部撤廃だと、所得制限、プラスアルファ200円も。東京都26市の市長会の中でも、今、部長が答弁したとおり、4市ということで、さらに今後というところもあるかもしれません。ただ、昭島市としては200円ということになりましたけれども、これはやはり東京都と継続的に協議をしながら、公平・公正な部分の中で、子どものことですから公平・公正にいこうではないかと。これは26市全体の市長会としても統一見解なので、今後ともしっかりその話は東京都と進めていきたいと、そういうふうに思っていますので、しっかり頑張りますのでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 交通量調査の手法でございますけれども、人の手によるカウンターで今のところは考えてございます。 以上です。
○議長(
三田俊司議員) 6番 ゆざ議員。
◆6番(ゆざまさ子議員) ありがとうございました。先ほどの子どもの医療費助成事業については、しっかりと東京都、国のほうにもしっかり求めていっていただきたいなと、これは意見として言わせていただきます。 先ほどの調査の件なんですけれども、カウンターを使ってということですけれども、これは1回だけじゃなくて、引き続き行っていくというのが大変必要じゃないかなと。今回、開発がどんどん行われていくというところで、必要だと考えております。また、カウンターだと車に対する調査だと思いますけれども、例えば歩行者ですとか、あとは、例えば振動とか排気については調査を行うのかどうかというのはこの中には多分含まれていないんですけれども、ここはそういうのをやるのかどうか、ちょっと教えてください。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 まず、継続的に実施するかどうかについてなんですけれども、それにつきましては、その時期が、必要なタイミングがございましたら、またその際に検討してまいりたいというふうに考えてございます。 それから、交通量の種類なんですけれども、自動車のみならず、自動二輪車、それから自転車、歩行者も全て調査する予定となってございます。 それと、騒音とか排気ガスにつきましては今回のこの調査には含まれておりませんが、今、環境影響評価調査の中で事業者のほうである程度実施する項目になってございますので、そちらについては今回計上はしていないところです。 以上です。
○議長(
三田俊司議員) 萩原市民部長、どうですか。答弁できますか。
◎萩原市民部長 今、課税課長に確認していただいているので、ちょっと資料が届かないと、まだお答えすることはできません。
○議長(
三田俊司議員) 分かりました。 ほかに質問ありますか。16番 佐藤議員。
◆16番(佐藤文子議員) 私からも何点か質問させていただきます。 第1項総務管理費で、
新型コロナウイルス感染症緊急対策事業費で、水道料金減免、下水道使用料減免ということで計上されました、先ほども市長の施政方針演説でもあったとおり、この間、4か月の減免をされて、さらに2か月の延長をして、そしてまた2か月ということだと思いますけれども、たくさんの市民の方に喜ばれているということで、重要な施策だというふうに思っています。この補正については、3月、4月というところだと思うので補正に出てくるんだと思うんですけれども、4か月減免をして、次に2か月延長、2か月延長と来ているわけですけれども、この延長をする判断の時期であったりとか判断をする根拠というのは、どういうことでこの間されているのかということ。この3月、4月が終わった時点で引き続き延長していただきたいなと私は思うわけですけれども、ここの基本的なこの間の考え方、教えていただきたいなというふうに思います。これが1点。 それから、公衆浴場支援事業費の部分で、東京都の補助を受けても、なお影響があるというところで補助を実施というふうに先ほど説明があったと思います。補助対象となっているのが2か所だと思うんですが、市内にある公衆浴場、もう少しあるのかなと思うんですけれども、その辺はどういった形で対象になっていないのか、手を挙げるとか、そういうことなのか、ちょっとその辺のことをもうちょっと詳しく教えていただきたいと思います。 それから、3点目、先ほど来、質問が出ていますが、昭島駅北側地域等交通量調査事業費ということで、まずお聞きしたいのが、これはGLPの昭島プロジェクトと密接に関わっての調査だと思うんですけれども、そういうことで、そういう理解でよろしいかどうか、1点。 そして、先ほど時期や場所ということがありました。線路の北側で12か所、南側で6か所という答弁がありましたけれども、具体的にはどちらを考えているのか教えていただきたいというふうに思います。 それから、この調査をして渋滞対策ということが先ほど言葉としてありました。先ほども質疑の中で、騒音とか振動とか大気汚染とか、そういったことについては、そういった調査ということではないということですけれども、自動車の交通量の調査をするということは一定のものが導き出せるんじゃないかなと思うんですが、その辺はどのように考えたらいいか、その点をお知らせください。 ごめんなさい、ちょっと前後しちゃいますけれども、さきの具体的な場所ですけれども、これは昭島市内ということでよろしいでしょうか。お願いします。
○議長(
三田俊司議員) 臼井市長。
◎臼井市長 水道料金・下水道使用料の
基本的考え方について、私の…… (「マイク」と呼ぶ者あり)
◎臼井市長 マイクが入っていない。どうも、荒井議員、御指摘ありがとうございます。 水道料金・下水道使用料の減免につきましては、当初、地方創生臨時交付金の使い方について、いただいたものをどうやって使うかということで、私、市長としては、市民の皆さんに全体的に平等に行き渡る方法はないかなということで、皆さん、職員と幹部職員とみんなで考えていたときに、私とすると、1万円配っていくというのもどうかなというような少し提案をしたんですけれども、それだと、市長、事務費がもっとかかっちゃうと。では、事務費がかからないで、皆さんに平等に、5万3000世帯プラス事業者に行き渡る方法はと考えたときに、水道料金もいいよとか、下水道使用料の減免を地方交付税に使うことはいいよねということの結論に達して、地方創生臨時交付金を最初に使わせていただいたと、9、10、11、12、1、2。 今回の3月、4月におきましては、先ほども2億円ということがありましたけれども、税収が上がった分はやはり還元したい。それも平等に還元したいということで、水道料金・下水道料金ということで減免と、そういうような使い方というふうな形で、私のほうからこういうふうな使い方はいいんじゃないかということで指示したところであります。 これは、某週刊誌に出ていましたけれども、地方創生臨時交付金でイカのモニュメントとか何かを造ったところもあれば、昭島市と出ていて、昭島市はこういう使い方をしているんだからすばらしいよねというような週刊誌、朝、僕が市長室に行ったら、大変です、週刊誌に出ていますと。褒められていますということでそういうふうな話題になりました。 そういったところの中で施策の展開を、市民に平等に行き渡るような施策の展開は何なのかと。地方創生臨時交付金もそういうものだと私は思っていたので、昭島は水と緑ですから、それで水道事業もやっていると。そういうことの中で決定したということで御理解いただきたいと思います。
○議長(
三田俊司議員) 萩原市民部長。
◎萩原市民部長 公衆浴場の支援事業についてでありますけれども、市内の公衆浴場は3か所ございます。それぞれこのお湯を沸かすのに使っている燃料が異なるもので、東京都の補助が10月1日基準で、10月から年度末までの6か月間、全体で45万6000円の補助があるんですけれども、この補助を受けても、なお価格高騰分に影響が出たところが2つの公衆浴場ということになってございます。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 交通量調査についての御質問でございます。 まず、この調査がGLPの関係と密接なものなのかという御質問でございます。これにつきましては、当然、それなりにGLPに関わることでもございますけれども、昭島駅の北口につきましては、その物流センターとかデータセンターの開発のほかにも、大型マンションの開発も既に着工されておりますし、そのほか商業施設の開発なんかも予定されているところでございます。そのような状況の中において、現在の状況、どういった交通の流れですとか、どこの地点が渋滞するのか、どの程度の渋滞が発生するのかとか、そういったことを道路管理者として把握しておくべきだろうということで、今回御提案させていただいたものでございます。 それから、場所につきましては、具体的な場所ということで、18か所は全て市内でございます。あと、まず、線路の南側6か所につきましては、小荷田の交差点、堂方上の交差点、清泉中学校前の交差点、朝日町の交差点、昭和会館北交差点、昭島消防署前の交差点となります。北側につきましては、基本的には昭島駅周辺の箇所となります。全て申し上げたほうがよろしいですか。 (「はい」と呼ぶ者あり)
◎鬼嶋
都市整備部長 拝二小南交差点、昭島代官山、昭和の森広場、昭島駅北口、市民会館西、瑞雲中学校、それから市道昭島13号と都道59号の交差地点ですね。それから市道昭島11号と都道59号の交差地点になります。それから、つつじが丘団地、つつじが丘一丁目、それから市民会館北、それから市道昭島23号と市道昭島37号の交差地点を現時点では予定している箇所でございます。 それから、交通量調査と騒音、振動が関連性があるのではないかという御質問をいただきましたけれども、交通量調査、交通量だけのみならず、騒音、振動につきましては、気象条件とか、その他いろいろな諸条件が絡み合いますことから、今回の中ではその辺については実施できないのかなというところでございます。 以上でございます。
○議長(
三田俊司議員) 16番 佐藤議員。
◆16番(佐藤文子議員) 水道料金・下水道使用料については市長からお答えいただきました。これを出していただいてよかったなと思うのと同時に、5月以降どうなるのかなというところでちょっと聞かせていただきました。 公衆浴場の件についてはよく分かりました。 次に、交通量の調査の件、具体的な今考えているというところで18か所お答えいただいて、ありがとうございました。本当に市民の皆さん、大変な不安をお持ちの中で、市がこういった交通量調査を実施していくというのは重要な取組だというふうに思っています。それで、騒音だとか振動だとか大気の関係だとか、そういったことはこの中に具体的な詳細としてないということですけれども、一定のやはり交通量が、自動車の量がどれだけなのかというところを見ていく上では、重要な一つの調査になってくるというふうに思っています。 先ほど、時期は3月、間に合えばというようなお話がありました。これは調査をする時間帯とか曜日とか、その辺のところはどのようにお考えなのか。子どもたちが通学をする時間であるとか、様々予測ができるわけですけれども、この辺についてはどういった時間帯、曜日等々を想定しているのか、教えていただきたいというふうに思います。 それから、この交通安全対策という点で、GLPの計画を含めて、昭島の北側の地域がどうなっていくのかというところで、様々、市民の皆さんから御意見が出されていると思います。GLPの関係では、動的手法のシミュレーションをするようにということを市民の皆さん、考える会の団体の皆さんなどがGLP社に対して求めている、こういう状況にあるわけですけれども、今回のこの補正とは別の話になりますけれども、そういったことは市としてGLP社に求めているのかどうか、その点について、最後、お聞かせください。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 交通量調査の曜日とか時間ですけれども、まず、18か所、全箇所、平日1回と週末に1回予定してございます。同じ箇所で計2回、実施を予定してございます。 それから、時間につきましては、基本的には朝の7時から夜の7時までの12時間を予定してございます。ただし、その中で3か所ほど、24時間の実施をする予定となってございます。 それから、安全対策で事業者のほうに動的なシミュレーションを市として求めているかということにつきましては、そういった話も事業者のほうにはお話はさせていただいたところでございます。 以上でございます。
○議長(
三田俊司議員) 16番 佐藤議員。
◆16番(佐藤文子議員) すみません。3回目、最後、お聞きします。 24時間調査をされる3か所について教えてください。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 現段階で予定しておりますのは、拝島二小南の交差点と瑞雲中学校の交差点、それから昭和会館北の交差点ですね。線路の北側2か所、南側で1か所となってございます。 以上です。
○議長(
三田俊司議員) 7番 奥村議員。
◆7番(奥村博議員) 13ページの子どもの医療費助成事業に関連してちょっと質問したいと思うんですけれども、特定防衛施設周辺整備調整交付金がこの子ども医療費助成事業に2分の1を充当するというような形になっているのかなというふうに思うんですけれども、この特定防衛施設周辺整備調整交付金事業というのは、これまで、この防衛施設に関する影響等を考慮したときに入る必要がある、そうした事業に対するということなんですけれども、今回、これからこうした生活環境改善に関連するような、こうした子ども医療費助成についても対象事業だということなのかどうかということが1点と、こうしたこの調整交付金事業の今年度のメニュー、全体はどんなものがあったのか、それと総額についてどのくらいあるのかについてちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
三田俊司議員) 永澤企画部長。
◎永澤企画部長 まず、今回の子ども医療費助成事業につきましては、今回、防衛のほうのこの基金を使うことについて、昭島側としてもまず調整をさせていただいて、まず問題がないかということを確認させていただいて、今回、基金として出させていただいております。 それから、メニューにつきましては、今回の4年度のほうでは、例えば総合スポーツセンターの外壁等改修工事、それから市民会館・公民館大ホール・小ホール舞台設備改修工事、学校給食調理備品購入事業、
市民交流センター事業、それから乳幼児医療費助成事業、小学校コンピュータ教室等機器整備事業、英語技能調査事業及び英語学習施設利用事業、図書館システム整備事業、今回の子ども医療費助成事業になっております。交付額としては、国から今示されているのは4億5868万7000円の総額となってございます。
○議長(
三田俊司議員) 7番 奥村議員。
◆7番(奥村博議員) 分かりました。いわゆる特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金としてこれを計上している中で、それがこうした子ども医療費助成についてもそれは可能であるということで、そのことでできるということで理解してよろしいんでしょうか。
○議長(
三田俊司議員) 永澤企画部長。
◎永澤企画部長 まず、今回の子どもの医療費助成事業につきましては、これは単年度で終わるわけではなくて、毎年度毎年度、経常的にこの財源としては必要になってきます。それについては、ある程度一定の歳入を見込みながら事業としては継続していくというのが市としての考え方でございまして、その中で利用できるものはないかというところで、まず防衛施設周辺整備調整交付金、この基金のほうが使えないかということで、防衛のほうと調整して、これが基金として使えるということでしたので、これを事業費としてみたということでございます。
○議長(
三田俊司議員) 7番 奥村議員。
◆7番(奥村博議員) 分かりました。全体で、今年度のこの調整交付金の総額、今メニューは示されましたけれども、全体ではどのくらいの額として承認されたというか、状況なんでしょうか。
○議長(
三田俊司議員) 永澤企画部長。
◎永澤企画部長 今回、補正額のほうでも増額させていただいておりますが、当初予算から増額になりまして、交付額としては4億5868万7000円でございます。
○議長(
三田俊司議員) ほかによろしいですか。 萩原市民部長、大丈夫ですか。では、萩原市民部長、お願いします。
◎萩原市民部長 すみません。数値の確認にお時間をいただきまして、申し訳ございませんでした。 今回、個人市民税の増加理由のところの納税義務者というところなんですけれども、納税義務者のうち、この所得状況が改善して上がったという形では、個々に照らし合わせないと数字は確認できませんので、ちょっとこれは今数字を出すことは不可能なんですけれども、納税義務者数全体で申し上げますと、当初予算の見込みで、1万3560人、普通徴収で見込んでおりましたが、決算見込みで1万4684人ということで、納税義務者数の増加が1124人ございます。当然、転入者等もいらっしゃいますけれども、非課税から課税に転じた方という部分もこの中に含まれていると。そういうところで全体の伸びが普通徴収のところで増加をしているという部分です。 あと、譲与所得については、ちょっと今、数字を確認中なんですけれども、ちょっとここで具体的に数字、影響があった義務者数を出すことができませんので、申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
○議長(
三田俊司議員) 8番 荒井議員。
◆8番(荒井啓行議員) 分かりましたが、答弁は了解しましたが、やはりそうしたこの普通徴収によって、しかも現年課税分で普通徴収によって2億円という増収があったということは、やはりその根拠を質問されたらきちんとそれなりに持っていただきたいというのが私の希望でありました。およそ何人ぐらいの方々に課税されたことによってこれだけの収入があったんだということというのは、今も言ったとおり、1124人の部分が譲渡じゃない部分についてはそういうふうに言っているわけですから、そういったことをぜひお願いしたいというふうに思います。72億何千万という中の個人市民税、それのうちの2億円が増えたということは大変いいことだなというふうに思いますし、そこら辺についてはぜひよろしく今後ともお願いしたいということであります。 以上です。
○議長(
三田俊司議員) ほかに。5番 八田議員。
◆5番(八田一彦議員) 私から2点ほど質問させていただきたいと思います。 先ほど来、水道料金、上下水道の、本当に市民の皆様から、駅に立っていても本当にありがたいというお話をいただくところなんですけれども、ちょうどこの半年ぐらい基本料がなかった間に引っ越してきた方というのが結構実はいらっしゃって、そういう方というのは昭島というのはすごい水道料金が安いよねということしか知らなくて、そもそも基本料が減免になっているということを知らないんですよ。なので、この後、4月以降、では5月になって上がってしまう。上がってしまうわけじゃないんですけれども、元に戻るんでしょうけれども、そこがちょっと心配しているところではあるんですけれども、やはり5月以降もこの原油高高騰の影響というのはまだまだ受けていく部分だなと思っているんですね。なので、市として、今後、5月以降に関してもそういう考えを持っているのか。もちろん予算がないと難しいとは思うんですけれども、そういう検討がされているのかというところを1点お伺いしたいというところと、あと、先ほど来、出ている昭島駅の北側の開発のところですよね。こういう大規模な開発が行われるときに、今までもこういう交通量の調査というのが行われたりしたことというのは過去にあったのでしょうか、その辺をお伺いしたいと思います。
○議長(
三田俊司議員) 臼井市長。
◎臼井市長 八田議員のほうから新たに転入された方ということで、市のほうは全戸配布で水道料金をこうしていますというので、多分、転入された方にも……。出していないのかな。出しているか。 (「出しています」と呼ぶ者あり)
◎臼井市長 出していますよね。ですから、そこら辺の中で御理解いただければ、全戸配布プラス転入された方にも、しっかりと昭島はこういうふうな形で。 ちなみに、今言われていましたけれども、全国で昭島市のお水は今まで5番目に安かったんですけれども、ここで4番目に安くなりました。10万から30万の都市の中では全国で一番安さが2番目ですから、そこも強調していただければありがたいかな。 5月以降についてというのは、この部分の中では非常に、結構、会派の皆さんからもこの要望があったということで我々も取り組んでいる一つなので、5月以降、新議会になってからまた御要望があって、どうなるか分かりませんけれども、それは歳入歳出を見合わせながら、そしてまた今、物価高騰、電気代も含めて、大変市民の皆さんが苦しんでいらっしゃるということも踏まえて、どうなるか、ちょっと考えさせていただきたい。今、御答弁はちょっと難しいので、それはお許しいただきたい、そういうふうに思います。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 過去の開発に伴う交通量調査の実施事例はございません。 以上です。
○議長(
三田俊司議員) 5番 八田議員。
◆5番(八田一彦議員) 今、市長から答弁いただきまして、ありがとうございました。確かに新しい議会になってからだともちろん思いますので、ぜひまた、本当に原油高の高騰の影響というのはまだまだこの先も続くと思うんですよね。その割にはなかなか給与が上がっていかないという若い世代の方、本当に多いと思いますので、その支援としては本当に大きな、この基本料の減免というのは大きかったなと思いますので、今、4位と2位というお話がありましたけれども、1位になって、さらにそれでアピールして、他市から来ていただけるような形という流れができたらいいんじゃないかなと、これは意見として言わせていただきたいと思います。 開発のほうなんですけれども、過去にはなかったということだと思うんですけれども、今後、まだまだ昭島の北側、開発が行われていくということだと思うんですね。先ほどAIというのもありましたけれども、これは多分、人の手でカウンターでやっていくようなやつだと思うんですよ。これだけ技術力が上がっている中で、多分、防犯カメラを設置して、防犯カメラの中で人とか、もしくは車とか、もしくは自転車とかというようなカウントをするような多分機械というのはもう出ているんですよね。なので、随時、今後は、もしかしたら、今までは定期的にやっていたのかもしれないですけれども、これを本当に常に把握していくようなシステムというものの導入を本来ならば検討していく必要があるのかなという時期が来ているのかなと思いますので、これは意見として言わせていただきたいと思いますけれども、将来的には、常時、交通量が把握できるような状況というのを考えていってもらえたらなと思います。 以上です。
○議長(
三田俊司議員) 22番 青山議員。
◆22番(青山秀雄議員) 今、昭島駅の北側の開発事業に伴う交通量調査だというふうに思うんですけれども、答弁の中では、あくまでも昭島の市内のという感じでしたよね。やはり私は、この昭島は独自にこれでいいと思うんですけれども、近隣の立川だとか福生市なんかとも、やはり一緒に、建設されるところは昭島であっても道路というのはつながっているわけだし、すぐ直近に五日市街道だとかいろいろ、現在でも、16号にぶつかる五日市街道なんていうのは本当にもう毎日、昼間でも混雑していますよね。やはりあの辺の美堀町の北側の五日市街道、横田のすぐ角のところ、ああいうところだとか、立川から昭島へ入る、やはりそういうところも同時に、私は、近隣のそういう自治体に呼びかけて調査、そのことがやはり正確になるというふうに思うんですけれども、その辺についてはどうなんですか。
○議長(
三田俊司議員) 鬼嶋
都市整備部長。
◎鬼嶋
都市整備部長 近隣市との連携ということなんですけれども、今回、私どもが実施する交通量調査は市内だけとなっておりますけれども、その辺、情報のほうは共有しながら、近隣の自治体にも情報提供はしてまいりたいというふうには考えてございます。 以上でございます。
○議長(
三田俊司議員) 22番 青山議員。
◆22番(青山秀雄議員) そういう昭島の中だけではなく、つながっているわけですから。例えば、今の拝島第二小学校の都道220号線ですか。あの辺なんかについても、本当に現在でもあの辺には物流センターが幾つもあって、あれは16号、そしてまた中央高速とか、やはりそういうつながっているわけですよね。やはりそういう面では連携が絶対必要だというふうに思いますので、ぜひそういうことも。今回の調査もやはりそういう動線を考えながらこういうふうに選んだというふうに思いますので、ぜひ八王子に対しても、近隣に対して、そういう正確性を持つためにも、このGLPの物流会社の設立問題というのは昭島だけじゃありませんよという、そういう認識を共通するような働きかけもやはり私は昭島市としてやっていくべきだというふうに思うんですけれども。
○議長(
三田俊司議員) 臼井市長。
◎臼井市長 青山議員のおっしゃるとおりだというふうに思います。先般、相武国道の所長がお見えになったので、しっかりとした説明を私はさせていただきました。ここは昭島だけの問題じゃなくて、八王子の部分は、今後、今、八王子のところは、今度、某スーパーができていくところ、すごい今広がっているということで、なぜあれが広がっているのかと。あれは大店立地法の規制で道路を広げていかなくちゃいけないと。何でロジスティクスとデータセンターのところは広げることができないのか。これは法整備が遅れているのかなということもちょっと言わせてもらいましたし、やはり行為的な中での交通渋滞というのは、僕も議員のとき、青山議員もそうだったですけれども、16号をあれだけ拡幅したのは何のためだったのかというと、やはり地域の皆さん方に、しっかりと広げていって安心感を求めた道路を求めるところで頑張ってきたというふうに思いますので、ロジスティクスが通っていくために造ったわけじゃないというふうに私も自覚しておりますので、そういった意味で、相武国道の所長を含めたところの、次長も来られたので、しっかりお話しさせていただきましたので、全体的に共有しましょうよということは伝えましたので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
三田俊司議員) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本5件について、いずれも委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに一括して採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認め、これより一括して採決いたします。 本5件は、いずれも原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認めます。よって、本5件は、いずれも原案どおり決しました。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第18 議案第18号 昭島市子ども・
子育て会議条例の一部を改正する条例 を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。滝瀬
子ども家庭部長。 (滝瀬
子ども家庭部長 登壇)
◎滝瀬
子ども家庭部長 ただいま上程をいただきました日程第18 議案第18号 昭島市子ども・
子育て会議条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容につきまして御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございます。こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行により、子ども・子育て支援法の一部が改正されたことに伴い、規定を整備する必要が生じましたことから、御提案申し上げるものでございます。 次に、条例の内容につきましては、議案参考資料として配付させていただいております新旧対照表に基づきまして御説明をさせていただきます。 恐れ入りますが、新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 子ども・子育て支援法の一部改正により、本市子ども・子育て会議の根拠とする条文が第77条第1項各号から第72条第1項各号に改正されたことに伴い、本条例第1条、設置及び第2条、所掌事項について、引用条文の整理を行うものでございます。 恐れ入りますが、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 附則におきまして、本条例の施行期日を令和5年4月1日からと定めるものでございます。 以上、御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件について、委員会の付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第19 議案第25号 昭島市
自転車等駐車場の指定管理者の指定について を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。鬼嶋
都市整備部長。 (鬼嶋
都市整備部長 登壇)
◎鬼嶋
都市整備部長 ただいま上程をいただきました日程第19 議案第25号 昭島市
自転車等駐車場の指定管理者の指定について、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。 初めに、提案の理由でございますが、公の施設の管理を行う指定管理者の指定につきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を経る必要があることから提案をいたすものでございます。 それでは、内容につきまして御説明申し上げます。 指定管理者が管理する公の施設の名称及び位置は、議案の1にお示ししたとおり、昭島市
自転車等駐車場条例に設置いたしました
自転車等駐車場の18か所でございます。 次に、指定管理者の名称は公益社団法人昭島市シルバー人材センター、代表者の氏名は会長、光富宏規、事務所の所在地は昭島市中神町二丁目32番18号でございます。 指定期間につきましては、令和5年4月1日から令和8年3月31日までの3年間といたすものでございます。 昭島市シルバー人材センターは、本市が
自転車等駐車場を設置したときから駐車場の管理業務を受託し、さらに、平成20年度から15年間、指定管理者としての管理業務に当たり、その業務に相当な知識、経験を有する者を確保しているなどの実績がございます。指定管理者として、この3年間、健全な管理業務に努め、コロナ禍の中、令和2年度の昭島駅南口立体
自転車等駐車場塗装工事や東中神駅南口
自転車等駐車場の移設工事においても柔軟な対応を図ってまいりました。 次に、苦情の件数でございますが、指定管理者としてシルバー人材センターが管理を始めた平成20年度からの3か年の年間平均は68件でございましたが、改善に取り組むことで平成29年度からの3年間の年間平均は20件、まだ年度途中ではございますが、令和2年度からの3年間の年間平均は4件と減少しており、日中は事務処理センター、夜間は警備会社に委託して、責任を持って対応しております。 以前実施いたしました各
自転車等駐車場における利用者アンケートの結果では、管理員の対応について、95%の方から満足、ほぼ満足の回答をいただきました。その内容といたしましては、利用者の方々に対する毎朝の挨拶や、雨の日のサドル拭きや自転車の出し入れへの手伝いへの感謝のコメントもいただいております。 また、管理員へのアンケートも実施したところ、地域の人々に感謝されることでの働く喜びと規則正しい生活を送ることにより、健康増進にもつながるとの意見も述べられております。 このような実績を踏まえ、指定管理者としてより一層効率的で適正な管理を行うことを期待できること、また、一億総活躍社会の実現に向けて、高齢者の雇用の確保を図り、高齢者の職業の安定、その他福祉の増進を図ることとともに、地域社会の発展にも寄与することを考慮し、指定するものでございます。 なお、参考資料といたしまして、公益社団法人昭島市シルバー人材センターの概要を添付させていただきました。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件について、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第20 議案第15号 昭島市消防団条例の一部を改正する条例 を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。小松危機管理担当部長。
◎小松
総務部危機管理担当部長 ただいま上程をいただきました日程第20 議案第15号 昭島市消防団条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由並びに内容の御説明を申し上げます。 本条例は、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律に基づき、令和3年に国から出されました消防団員の報酬等の基準の策定等についてを踏まえ、消防団員の処遇改善として休団及び出動報酬について定めるとともに、併せて規定を整備する必要があるため条例の一部改正を提案いたすものでございます。 それでは、改正内容の御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、2枚目の参考資料、新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 初めに、第7条の2を加え、2年を超えない範囲で消防団の活動の休止をすることができることを定め、同第2項にその承認方法を規定しました。 次に、第14条では、見出しを報酬に改め、同条第1項において、年額報酬及び出動報酬を規定し、同条第2項では、年額報酬について定めるとともに、同条旧第2項の報酬を年額報酬に改めて支給方法を定め、同項を同条第3項といたします。 次に、出動手当を規定しておりました同条旧第3項を削除いたし、第4項において新たに出動報酬を定め、旧第3項では災害等での3000円であった出動手当を、8時間以上の服務従事では8000円、8時間未満の場合は4000円等の出動報酬に改め、同条に第5項及び第6項を加え、出動報酬の支給方法を定めるとともに、併せて文言の整理を行うものでございます。 次に、第14条の2は、同条を改めたことに伴い、新たに費用弁償を規定するものであります。 次に、別表であります。従来の報酬年額を報酬額(年額)と改めるものであります。 次に、1枚目の議案にお戻りいただきたいと存じます。 附則といたしまして、第1項では本条例の施行期日を令和5年4月1日からとし、附則第2項では同条第14条第4項から第6項までの規定の適用日を定めるものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第20 議案第15号については、議事日程のとおり、総務委員会に審査を付託いたします。よって、会期中に審査を終了し、報告を願います。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第21 議案第16号 昭島市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 から日程第24 議案第20号 昭島市特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 までの4件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 初めに、日程第21 議案第16号及び日程第22 議案第17号の2件について説明を求めます。青柳保健福祉部長。 (青柳保健福祉部長 登壇)
◎青柳保健福祉部長 ただいま上程をいただきました日程第21 議案第16号 昭島市
国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容について御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございます。出産育児一時金の支給額につきましては、全国で一律で50万円に引き上げるとの国の方針に基づき健康保険法施行令等が改正されたことに伴い、本条例における出産育児一時金の額の改定について御提案申し上げるものでございます。 それでは、改正内容につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、参考資料の新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 第7条第1項における出産育児一時金の額について、42万円から50万円に改めるものでございます。 次に、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 附則の規定でございますが、第1項におきまして、本条例の施行期日を令和5年4月1日といたし、第2項につきましては、今回の改正に関する経過措置を規定いたすものでございます。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、ただいま上程をいただきました日程第22 議案第17号 昭島市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容について御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございます。国において課税限度額及び減額措置に係る所得基準の見直しが図られることとなったことから、御提案申し上げるものでございます。 それでは、改正内容につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、参考資料の新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 初めに、課税額を規定する第2条第3項では、後期高齢者支援金等課税額について、20万円を22万円に改めるものでございます。 次に、国民健康保険税の減額について定める第23条の改正でございます。2ページ目となります第23条第1項第2号では、均等割額の5割軽減の対象となります世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者及び特定同一世帯所属者1人につき加算する金額を28万5000円から29万円に改め、3ページ目となります第3号では、均等割額の2割軽減の対象となります世帯の軽減判定所得の算定において、前号と同様、加算する金額を52万円から53万5000円にそれぞれ改めるものでございます。 次に、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 附則の規定でございますが、第1項におきまして、本条例の施行期日を規則で定める日といたすとともに、第2項につきましては、今回の改正に関する経過措置を規定いたすものでございます。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) 次に、日程第23 議案第19号について説明を求めます。滝瀬
子ども家庭部長。 (滝瀬
子ども家庭部長 登壇)
◎滝瀬
子ども家庭部長 ただいま上程をいただきました日程第23 議案第19号 昭島市
地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容につきまして御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございます。児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令等の施行により、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準等の一部が改正されたことに伴い、
地域型保育事業の運営基準等を改めるとともに、併せて規定を整備する必要が生じましたことから、御提案申し上げるものでございます。 次に、条例の内容につきましては、議案参考資料として配付させていただいております新旧対照表に基づきまして御説明させていただきます。 恐れ入りますが、新旧対照表の2ページをお開きいただきたいと存じます。 第1条関係、昭島市
地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例につきましては、第8条の2において、安全計画の策定等について新たに規定をいたすものでございます。第1項では、
地域型保育事業所において、利用乳幼児の安全の確保を図るため、設備の安全点検や日常生活における安全に関する職員の研修及び訓練等、安全に関する計画の策定について、第2項では、職員に対し安全計画を周知するとともに、研修及び訓練の定期的な実施について、第3項では、保護者に対する安全計画の周知について、第4項では、安全計画の定期的な見直しについて、これらを事業者の義務といたすものでございます。 次に、3ページを御覧いただきたいと存じます。 第8条の3において、自動車を運行する場合の所在の確認について、新たに規定をいたすものでございます。第1項では、利用乳幼児の移動に自動車を運行するときは、乗車及び降車の際に点呼等により乳幼児の所在確認を行うこと、第2項では、乳幼児の送迎を目的とした自動車を日常的に運行するときは、乳幼児の見落としを防止するための装置の設置について、それぞれ事業者の義務といたすものでございます。 第11条では、
地域型保育事業所が他の社会福祉施設と併せて設置する場合は、保育に支障がない場合に限り、設備及び職員を兼ねることができることとするものでございます。 第14条では、懲戒に係る権限の濫用禁止を定めておりましたが、懲戒が児童虐待を正当化する口実に利用されることから、この規定を削除するものでございます。 第15条では、
地域型保育事業所において感染症または食中毒の発生及び蔓延防止のため、職員に対する研修並びに訓練を定期的に実施することを努力義務とするものでございます。 次に、5ページを御覧いただきたいと存じます。 第2条関係、昭島市特定教育・保育施設及び特定
地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例につきましては、第26条におきまして、懲戒権の濫用禁止を定めた規定を削除するものでございます。 次に、8ページを御覧いただきたいと存じます。 第3条関係、昭島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正につきましては、第7条の2において、安全計画の策定等について新たに規定をいたすものでございます。第1項では、放課後児童健全育成事業所において利用者の安全確保を図るため、設備の安全点検や日常生活における安全に関する職員の研修及び訓練等、安全に関する計画の策定について、第2項では、職員に対し安全計画を周知するとともに、研修及び訓練の定期的な実施について、第3項では、保護者に対する安全計画の周知について、第4項では、安全計画の定期的な見直しについて、これらを事業者の義務といたすものでございます。 次に、第7条の3において、自動車を運行する場合の所在の確認について新たに規定をいたします。第1項では、利用者の移動に自動車を運行するときは、乗車及び降車の際に点呼等により利用者の所在確認を行うことを事業者の義務とするものでございます。 次に、第13条の2において、業務継続計画の策定等について新たに規定をいたすものでございます。第1項では、感染症や非常災害発生時において業務を継続するための業務継続計画を策定すること、第2項では、職員に対し業務継続計画を周知するとともに、研修及び訓練の定期的な実施について、第3項では、業務継続の定期的な見直しについて、これらは事業者の努力義務といたすものでございます。 次に、第14条第2項では、放課後児童健全育成事業所において感染症または食中毒の発生及び蔓延防止のため、職員に対する研修並びに訓練を定期的に実施することを努力義務とするものでございます。 また、本改正に当たりまして、規定の整備がございます。恐れ入りますが、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 2枚目裏面の附則第1項におきまして、本条例の施行期日は令和5年4月1日からといたしますが、文言の整理及び懲戒に関する規定の削除につきましては公布の日からと定めるものでございます。第2項では、
地域型保育事業者において乳幼児の送迎を目的とした自動車への見落としを防止するための装置の設置につきましては、令和6年3月31日までの間、経過措置を設けるものでございます。第3項では、放課後児童健全育成事業所の安全計画の策定等につきまして、令和6年3月31日までの間は努力義務とする経過措置を設けるものでございます。 以上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) 次に、日程第24 議案第20号について説明を求めます。高橋学校教育部長。 (高橋学校教育部長 登壇)
◎高橋学校教育部長 ただいま上程をいただきました日程第24 議案第20号 昭島市特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございますが、本条例は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5の規定に基づき、令和5年4月から武蔵野小学校、つつじが丘小学校、瑞雲中学校において、保護者、地域住民、学校職員等で構成する学校運営協議会を設置し、地域とともにある学校づくりを目指すコミュニティ・スクールを導入するに当たり、学校運営協議会委員を地方自治法第203条の2の規定に基づく非常勤の委員として任命いたしたく、報酬の額を定める必要がありますことから、御提案申し上げるものでございます。 次に、改正内容につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、2枚目の議案参考資料、新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 別表第1につきまして、学校運営協議会委員の報酬日額を定めるものでございます。 最後に、議案本文を御覧いただきたいと存じます。 附則といたしまして、この条例の施行期日を令和5年4月1日からといたすものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) これより、本4件について、一括して質疑並びに意見等をお受けいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第21 議案第16号から日程第24 議案第20号までの4件については、いずれも議事日程のとおり、厚生文教委員会に審査を付託いたします。よって、いずれも会期中に審査を終了し、報告を願います。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第25 議案第21号
昭島市営住宅条例の一部を改正する条例 から日程第27 議案第24号
昭島都市計画中神土地区画整理事業施行規程及び
昭島都市計画中神土地区画整理事業調査会条例の一部を改正する条例 までの3件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 初めに、日程第25 議案第21号について説明を求めます。後藤都市計画部長。 (後藤都市計画部長 登壇)
◎後藤都市計画部長 ただいま上程をいただきました日程第25 議案第21号
昭島市営住宅条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由及び内容の御説明を申し上げます。 初めに、提案理由でございます。東京都パートナーシップ宣誓制度の施行を踏まえ、市営住宅の入居者の資格等を改めるとともに、併せて規定の整備をいたすものでございます。 それでは、改正内容につきまして、参考資料の新旧対照表により御説明申し上げます。 初めに、入居者の資格を規定しております第6条において、第1項中の(身体上又は精神上著しい障害があるために常時の介護を必要とし、かつ、居宅においてこれを受けることができず、又は受けることが困難である者に該当しないと認められる者に限る。)を削除するとともに、同項第3号に、若しくは東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例(平成30年東京都条例第93号)第7条の2第2項の規定による証明若しくは同条第1項の東京都パートナーシップ宣誓制度に類する制度として市長が認めるものによる証明を受けたパートナーシップ関係(同条例第3条の2第2号に規定するパートナーシップ関係をいう。)の相手方(以下「パートナーシップ関係の相手方」という。)を加えるものでございます。 2ページを御覧ください。 これに伴いまして、入居者の決定等を規定いたします第8条において、第2項第2号中に、若しくはパートナーシップ関係の相手方を加え、また、同居の承認を規定いたします第11条においては、入居の際に同居した親族を入居の際に同居した者に改め、3ページ下段に記載の生活協力員用住宅の入居者の資格を規定いたします第41条において、第1項第3号中に、又はパートナーシップ関係の相手方を加えるものでございます。 このほか、併せて送り仮名と規定の整備をいたすものであります。 恐れ入りますが、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 本条例の施行日でございますが、附則におきまして、令和5年4月1日からといたすものでございます。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) 次に、日程第26 議案第23号及び日程第27 議案第24号の2件について説明を求めます。吉野区画整理担当部長。 (吉野
都市計画部区画整理担当部長 登壇)
◎吉野
都市計画部区画整理担当部長 ただいま上程をいただきました日程第26 議案第23号 昭島市中神駅
北側地域整備事業運営基金条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございますが、本条例は、昭島都市計画
中神土地区画整理事業の区域から、事業計画変更により除外いたしました旧第2工区北ブロック・西ブロック及び第3工区を中神駅
北側地域整備事業を行う区域に位置づけたことに伴い、これまで
土地区画整理事業の減歩緩和用地として取得してまいりました土地の売却収入の一部等を当該区域におけます公共施設の整備等に要する経費に充てるため、中神駅
北側地域整備事業運営基金を創設する必要がありますことから、御提案申し上げるものでございます。 それでは、条例の内容につきまして御説明申し上げます。 第1条につきましては、中神駅
北側地域整備事業区域内の道路、公園等の公共施設の整備等に要する経費に充てるため、本基金を設置することを定めるものでございます。 第2条につきましては、本基金に積み立てる額について定めるものでございます。 第3条につきましては、本基金に属する現金の管理について定めるものでございます。 第4条につきましては、本基金の運用益金の処理について定めるものでございます。 第5条につきましては、本基金に属する現金の繰替運用について定めるものでございます。 第6条につきましては、本基金の処分について定めるものでございます。 第7条につきましては、この条例に定めるもののほか、本基金の管理について必要な事項は市長が別に定めることといたすものでございます。 最後に、附則におきまして、この条例の施行期日を令和5年4月1日からといたすものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、ただいま上程をいただきました日程第27 議案第24号
昭島都市計画中神土地区画整理事業施行規程及び
昭島都市計画中神土地区画整理事業調査会条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございますが、本条例は、昭島都市計画
中神土地区画整理事業の区域から、事業計画変更により第2工区北ブロック・西ブロック及び第3工区を除外いたしたことに伴い、関連のある2つの条例について、本
土地区画整理事業の施行地区及び工区ごとに設置する調査会に関する規定を改める必要がありますことから、御提案申し上げるものでございます。 それでは、各条例の改正の内容につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案参考資料、新旧対照表1ページをお開きいただきたいと存じます。 第1条関係、
昭島都市計画中神土地区画整理事業施行規程の一部改正につきましては、第3条におきまして、本
土地区画整理事業の施行地区のうち、第2工区については、北ブロック・西ブロックに相当する地域を除外した区域を変更後の第2工区といたし、第3工区については、その全部を廃止いたすものでございます。 次に、裏面2ページを御覧いただきたいと存じます。 第2条関係、
昭島都市計画中神土地区画整理事業調査会条例の一部改正につきましては、本
土地区画整理事業の区域から第3工区を除外いたしたことに伴い、第1条から第3条までにおきまして、第3工区の調査会の設置、組織等に関する規定を削るものでございます。 次に、大変恐縮ですが、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 附則におきまして、この条例の施行期日を公布の日からといたすものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
三田俊司議員) これより、本3件について、一括して質疑並びに意見等をお受けいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第25 議案第21号から日程第27 議案第24号までの3件については、いずれも議事日程のとおり、建設環境委員会に審査を付託いたします。よって、いずれも会期中に審査を終了し、報告を願います。
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○議長(
三田俊司議員) 日程第28 陳情第7号 憲法第16条の解釈を明らかにすることを求める陳情 から日程第39 陳情第12号
昭島市議会議員現定数の是認に関する陳情について までの12件を一括して議題といたします。 本12件については、それぞれ議事日程のとおり、所管の委員会に審査を付託いたします。よって、いずれも会期中に審査を終了し、報告を願います。
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○議長(
三田俊司議員) お諮りいたします。 議事の都合により、明日、本会議を休会といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
三田俊司議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、3月2日午前9時30分から会議を開きますので、御了承願います。 本日は、これにて散会といたします。
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△散会 午後2時29分...