昭島市議会 > 2020-02-27 >
02月27日-01号

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  1. 昭島市議会 2020-02-27
    02月27日-01号


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    令和 2年  3月 定例会(第1回)               令和2年        第1回昭島市議会定例会会議録(第1号)-----------------------------------1.開会月日 2月27日(木)-----------------------------------1.出席議員(21名)   1番  馬場 保           2番  森田久夫   3番  松原亜希子          4番  吉野智之   5番  八田一彦           6番  ゆざまさ子   7番  奥村 博           8番  荒井啓行   9番  山本一彦          10番  高橋 誠  11番  三田俊司          12番  渡辺純也  13番  小林こうじ         14番  林 まい子  15番  篠原有加          16番  佐藤文子  17番   欠員           18番  木﨑親一  19番  赤沼泰雄          20番  大島ひろし  21番  南雲隆志          22番  青山秀雄-----------------------------------1.欠席議員(なし)-----------------------------------1.職務のため議場に出席した事務局職員  議会事務局長      遠藤英男   議会事務局次長     塩野淑美  議事担当係長      藤田修平   主任          寺尾秀幸  主任          長谷川 亨  主事          青木真一-----------------------------------1.説明のため出席した者  市長          臼井伸介   副市長         早川 修  企画部長        永澤貞雄   企画部政策担当部長   萩原秀敏  総務部長        佐々木啓雄  総務部危機管理担当部長 武藤 茂  市民部長        小松 慎   保健福祉部長      佐藤一夫  子ども家庭部長     板野浩二   環境部長        池谷啓史  都市整備部長      金子泰弘   都市計画部長      後藤真紀子  会計管理者       河野久美   水道部長        永井慎一  教育長         山下秀男   学校教育部長      高橋 功  生涯学習部長      山口朝子   選挙管理委員会事務局長 岡崎茂樹  監査事務局長      村野正幸   農業委員会事務局長   藥袋州子-----------------------------------1.議事日程(第1号)  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 令和2年度施政方針及び令和2年度教育施策推進の基本的考え方  第4 議案第6号 令和2年度昭島市一般会計予算  第5 議案第7号 令和2年度昭島市国民健康保険特別会計予算  第6 議案第8号 令和2年度昭島市介護保険特別会計予算  第7 議案第9号 令和2年度昭島市後期高齢者医療特別会計予算  第8 議案第10号 令和2年度昭島市中神土地区画整理事業特別会計予算  第9 議案第11号 令和2年度昭島市水道事業会計予算  第10 議案第12号 令和2年度昭島市下水道事業会計予算  第11 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて           [令和元年度昭島市一般会計補正予算(第3号)]  第12 議案第2号 令和元年度昭島市一般会計補正予算(第4号)  第13 議案第3号 令和元年度昭島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第14 議案第4号 令和元年度昭島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  第15 議案第5号 令和元年度昭島市中神土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)  第16 議案第21号 昭島市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例  第17 議案第23号 昭島市立拝島第三小学校除湿温度保持機能復旧工事請負契約  第18 議案第24号 昭島市自転車等駐車場の指定管理者の指定について  第19 議案第25号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約  第20 議案第13号 昭島市庁舎跡地施設整備資金積立基金条例を廃止する条例  第21 議案第14号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例  第22 議案第15号 昭島市一般職の職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例  第23 議案第16号 昭島市印鑑条例の一部を改正する条例  第24 議案第17号 昭島市介護保険条例の一部を改正する条例  第25 議案第18号 昭島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例  第26 議案第19号 昭島都市計画中神土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例  第27 議案第20号 昭島都市計画中神土地区画整理事業調査会条例の一部を改正する条例  第28 議案第22号 昭島市給水条例の一部を改正する条例  第29 陳情第1号 種苗法改定自家増殖(採種)禁止法案に関する陳情  第30 陳情第2号 国民健康保険税に関する陳情  第31 議員派遣の承認を求めることについて-----------------------------------1.本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)のとおり----------------------------------- △開会 午前9時31分 ○議長(大島ひろし議員) 定足数に達しましたので、ただいまから令和2年第1回昭島市議会定例会を開会いたします。 本日の議事日程につきましては、あらかじめ配付のとおりであります。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) この際、本定例会の議会運営につきまして、議会運営委員長の報告を求めます。9番 山本議員。     (9番 山本一彦議員 登壇) ◆9番(山本一彦議員) 皆様、おはようございます。議会運営委員会の協議結果について御報告を申し上げます。 本委員会は2月19日に開催し、本定例会の会期日程及び議事日程について協議を行いました。 初めに、会期につきましては、理事者側より提案される案件及び代表質問並びに一般質問の通告状況等を勘案し、本日から3月26日までの29日間といたしました。 続いて、本日の議事日程ですが、会議録署名議員の指名、会期の決定の後、市長から令和2年度施政方針及び教育長から令和2年度教育施策推進の基本的考え方について所信表明を受け、その後、議案等の上程、付託などを行うことといたしました。 なお、令和2年度の各会計の当初予算については、副市長から提案説明を受けた後、正副議長を除く全議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、審査をお願いすることとなりました。 また、日程第11から日程第19まで及び日程第31の10件につきましては、即決でお願いいたします。 なお、本日は傍聴席において手話通訳を行います。 次に、代表質問は全会派から通告があり、3月2日の会議において行うことといたしました。 次に、一般質問は14人の議員から通告があり、3月3日及び4日の会議においてそれぞれ5人の議員が、5日の会議において4人の議員が行うことといたしました。 また、3月6日から25日までを休会とし、付託案件等の審査のため関係委員会を開催し、最終本会議を26日といたしました。 なお、26日の本会議終了後に全員協議会を開催し、一部事務組合議会の年間活動報告を予定しておりますので、御承知おきください。 このほか、追加案件といたしまして、人事案件及び表彰案件が予定されておりますので、御承知おき願います。 以上で議会運営委員会の報告を終わります。議会運営に特段の御協力をお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) 委員長の報告を終わります。よろしく議会運営に御協力をお願いいたします。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第1 会議録署名議員の指名 を行います。 本件は、会議規則第78条の規定により、議長において6番 ゆざ議員及び16番 佐藤議員を指名いたします。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第2 会期の決定 を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月26日までの29日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定いたしました。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第3 令和2年度施政方針及び令和2年度教育施策推進の基本的考え方 について、市長及び教育長より所信表明をお受けいたします。 初めに、令和2年度施政方針について。臼井市長。     (臼井市長 登壇) ◎臼井市長 皆さん、おはようございます。今日から第1回定例議会始まりますので、よろしくお願いしたいと思います。 施政方針演説については、施政方針については事前に資料を出させていただいておりますけれども、大変、新型コロナウイルス等々が、蔓延がちょっとひどいということでございまして、ちょっと内容が変わっているところもございますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、令和2年第1回昭島市議会定例会の開会に当たりまして、市政運営に臨む所信の一端を申し上げます。 時は平成から令和へと新たな時代に移り変わり、私が市民の皆様の負託を受け、市政運営を担わせていただいてから4年目の春を迎えております。これまでの市政運営に対しまして、市議会を初め市民の皆様に御理解と御協力をいただきましたことに、改めまして深く感謝をいたすところでございます。 今年の干支は、庚子であります。新しい環境への体制を整え、可能性のある未来に向かって成長する年と言われております。本市にとってみれば、第五次総合基本計画や総合戦略の最終年次を迎え、その集大成を図るとともに、新たな時代におけるまちづくりの礎となる次期計画へのたすきをつなぎ、未来への成長につなげる大変重要な年であると考えております。 私は、これまで飛耳長目をモットーに現場主義を貫き、持てる力の全てを傾注し、市政運営に邁進してまいりました。新年度を迎えるに当たり、改めて初志貫徹の思いの下に、気候変動による災害対応や新型コロナウイルス感染症の発生など、こうした変化の激しい社会経済状況下にあっても、自らの目で課題の本質を見極め、将来を見据えた市政運営に全力で取り組んでまいる覚悟であります。市議会並びに市民の皆様の格段の御理解と御協力を切にお願い申し上げる次第であります。 なお、世界的に感染が拡大しております新型コロナウイルス感染症対策につきましては、国において基本方針を定め、感染拡大の速度や規模を抑えるために、徹底した対策を講じるとしております。本市といたしましても、既に対策本部を設置いたし、状況把握や対応策などにつきまして検討を行っております。刻々と状況が変化をいたしておりますが、国や東京都の対応を注視いたし、より一層、市民の皆様の安全と安心の確保に向け、万全の体制で臨んでまいります。 昨年を顧みますと、大型台風や集中豪雨など多くの自然災害の脅威にさらされた1年でありました。とりわけ、台風第19号は、河川の氾濫など各地に甚大な被害をもたらしました。本市の公共施設におきましても、多摩川増水等の影響により甚大な被害を受け、改めて治水対策に努めていく思いを強く致したところでございます。自然災害から市民の皆様の生命、財産を守ることは基本的な責務であります。災害は忘れた頃にやってくる、備えあれば憂いなしを念頭にあらゆる災害を可能な限り想定する中で、災害対策の充実、強化に努めてまいります。 また、世界気象機関の発表によれば、昨年の世界の平均気温は2016年に続いて高く、直近5年間、10年間の平均気温はいずれも過去最高とのことであり、この傾向が続けば、世界の平均気温は今世紀末までに3度から5度上昇すると予測されております。環境との共生を普遍的な理念としてまちづくりを進めている本市といたしましては、水と緑に恵まれた環境を未来永劫に引き継いでいかなくてはなりません。そのため、温暖化対策を初めとした地球環境の保全は待ったなしの状況であり、まさに実効性のある取組が求められているところであります。 未来は今我々が何をするかにかかっているとの思いの下、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの理念を踏まえ、世界的な取組とも歩調を合わせる中で、でき得る限りの地球環境の保全に努めてまいる所存であります。 次に、平和への思いについてであります。世界の恒久平和は人類共通の願いであり、戦後75年を迎え、私も、悲惨な戦争の記憶を忘れてはならない、戦争を繰り返してはならない、また戦争を体験した人々の思いを次の世代にしっかりと語り伝えていかなければならないと、改めて強く思うところであります。こうした思いの下、地道な取組ではございますが、世界の恒久平和に向け、平和事業の取組を推進いたし、市民の皆様とともに一歩一歩着実に歩みを進めてまいりたいと存じます。 一方、我が国周辺を取り巻く安全保障環境は、変化が激しく先行きが不透明な世界情勢と相まって、依然として厳しい状況が続いております。日米地位協定に基づき提供、運用がなされている米軍基地は、我が国の国防政策の基調をなすものと捉えておりますが、CV-22オスプレイの運用がなされ、周辺環境に対する新たな負担を生じているものと認識いたしております。引き続き、市民の皆様の声を受け止めながら、騒音や事故の危険など基地に起因する諸問題の解決に向け、東京都や周辺市町と連携し、対応いたしてまいりたいと存じます。 我が国の経済状況は回復基調が続くと思われておりましたが、米中経済摩擦や新型コロナウイルス等の影響もあり、大変厳しい状況になっていくのではないかと危惧しておるところであります。また、こうしたことから、市内の大企業や中小企業、個人事業主も含めまして、この先どのような影響が生じるのか、大変心配しております。加えて、昨年の出生数が統計開始から最少の86万4000人を記録するなど、人口減少は加速して進行いたしております。今後、人口減少に伴う社会経済情勢の変化や自治体運営に与える影響を予測しつつ、併せまして、多発する自然災害がもたらす経済への影響も念頭に、市政運営に努めていかなければならないものと認識いたすところであります。 こうした中、国の令和2年度予算において、新経済・財政再生計画の下、歳出改革の取組を継続するとした上で、全世代型社会保障制度の構築に向け、消費税増収分を活用した社会保障の充実を図るとともに、経済対策の着実な実行により、個人消費や投資を切れ目なく下支えするとしております。また、東京都の令和2年度予算案においては、東京2020大会を確実に成功させるとともに、成長と成熟が両立した輝ける未来の東京をつくる予算とし、妊娠・出産から子育てまでの切れ目のない支援や豪雨災害対策など、施策展開を打ち出しております。 引き続き、国や東京都の予算編成が自治体に与える影響について、その動向を注視してまいります。 次に、市政運営の基本方針について申し上げます。 私はこれまで、住んでみたい、住み続けたい、ここでなりわいをしたい、なりわいを続けたい、訪れてみたい、昭島大好きと思っていただける楽しい昭島の実現に向け、市民の皆様の先頭に立ち、取り組んでまいりました。安全で利便性に富んだ都市基盤と、水と緑の自然環境が調和した快適で住みやすい住宅都市としての地域特性を次世代へしっかりと引き継ぐとともに、時代の変化を的確に捉え、将来を見据える中で、新たな時代にふさわしいまちづくりを推進いたしてまいります。 さて、大変多くの皆様から御期待の声が寄せられておりますが、アキシマクジラの原寸大化石のレプリカをエントランスに配し、本市のシンボリックな施設となるアキシマエンシスが、3月28日にオープンのときを迎えます。図書館機能を中心とした知の拠点として、また多文化共生の推進や国際交流の拠点、さらには教育と福祉の連携拠点としてその魅力を最大限発揮し、市内外からも多くの方が訪れ、愛着や親しみを持って利用していただけるよう努めてまいります。併せまして、教育委員会とも連携を図り、読書の楽しさや大切さを育む取組を推進いたし、子どもたちの読む力の向上にもつなげてまいります。 また、イタリアを拠点とし、世界を舞台に活躍されている武藤順九氏の作品を配した昭島・昭和の森武藤順九彫刻園が昨年6月に開園をいたしました。都内にいながら緑豊かな自然環境の中で著名な芸術家の作品を身近に鑑賞できることから、はとバスのツアーコースにも組み入れられるなど、市内外より多くの方に御来場いただき、御好評をいただいております。引き続き、潤いや安らぎを感じられる芸術振興の拠点として、関係団体とも連携を図り、さらなる鑑賞機会の提供に努めるとともに、その管理運営を支援いたしてまいります。 昨年、ラグビーワールドカップ2019では、仲間たちとワンチームをつくり上げ、見事ベスト8に輝いた日本代表の活躍に日本が沸き上がり、また本市で開催いたしましたパブリックビューイングは、歴史的勝利の瞬間を多くの皆様と共有し、大いに盛り上がったことは記憶に新しいところであります。 本年は、国際的な平和の祭典である東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が、半世紀余の時を経て、再び東京の地で開催されます。私のかねてからの願いでありました平和のシンボルである聖火が昭島の地を、そして多摩地域全域を駆け巡る日が目の前に迫り、非常に感慨深いものでございます。オリンピック聖火のリレーにつきましては、小中学生や市民ボランティアなど多くの皆様に御協力いただき、その感動を肌で感じていただけるよう、しっかりと取組を進めてまいります。そして、大会開催時には多くの感動や興奮を享受することができるよう、また東京2020大会の効果をレガシーとして継承できるよう、市民の皆様を初め、関係団体とも連携を図り、オール昭島として大会の成功に向けた取組を進めてまいります。 こうした文化、芸術、スポーツの取組を通じ、国内外からも多くの方が訪れ、本市の魅力を感じていただけるよう、楽しいまちづくりを進めてまいりたいと強く思っております。そして、様々な文化や地域との交流が芽生え、多文化共生意識や国際交流の機運の醸成につながればと思うところであります。 次に、本市の財政見通しでありますが、学校給食共同調理場、清掃センター、市民交流センターの更新課題など、公共施設等の老朽化への課題を初め、脅威を増す自然災害への備えなど、今後の財政需要はさらに高まるものと予想されます。公共施設等の老朽化への対応は喫緊の課題の一つであり、公共施設等総合管理計画における個別施設計画に基づき、維持・更新に係る費用の平準化を図る中で、更新時における施設の集約化、複合化を視野に入れ、計画的な維持・管理に努めていかなければなりません。 課題は山積しており、引き続き厳しい財政環境が予測をされますことから、私の持論であります、入るを量りて出ずるを制す、を基本に財源の確保に努め、財源に裏打ちされた施策の推進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるよう、行財政の健全化と持続可能な財政運営に努めてまいります。 併せまして、高度化・多様化する市民ニーズに適切に対応するためには、時代の変化に柔軟に対応し、俯瞰的な視点から政策に取り組む職員が求められており、さらなる職員の資質向上は欠かせない視点であります。こうしたことから、今後の市職員のあるべき姿を見据え、新たな人材育成基本方針を策定いたし、時代にふさわしい職員の育成に努めてまいります。また、ワーク・ライフ・バランスや働き方改革に配慮した職場環境の整備に努めることにより、職員一丸となって喫緊の課題にも適切に対応し、目指すまちづくりを推進してまいります。 次に、教育の推進についてであります。 具体的な教育施策につきまして、後ほど教育長から申し述べさせていただきますが、私からは教育に対する基本的な考え方について申し上げたいと存じます。 本年度も引き続き、総合教育会議を通じて教育委員の皆さんと意見を交わし、教育委員会と市長部局との連携を密にする中で、責任ある教育の実施に努めてまいります。また、新学習指導要領への適切な対応とともに、学校ICT環境のさらなる整備推進や今後の社会教育の在り方など、教育環境を取り巻く諸課題に対しまして、教育委員会と協議、調整を図り、課題解決に向け検討を進めてまいります。そして、子どもたちの成長をしっかりと支え、昭島の未来、我が国の未来を担う人材の育成に向け、全力で取り組んでまいりたいと存じます。 これらの基本方針に基づき、本市の令和2年度予算は、厳しい財政環境や社会経済情勢の変化、また市民ニーズを的確に捉える中で、将来にわたり財源の確保に努め、堅実な施策展開を支える財政基盤の構築を図ったものであります。その結果、一般会計及び特別会計の予算総額は672億2385万4000円となっております。 それでは、予算編成の大綱と主要な施策について申し上げます。 歳入の根幹をなす市税において、個人市民税では増収が見込まれるものの、法人市民税では税率改定に伴う減収が見込まれ、経常一般財源総額では大幅な好転を見通せる状況にはなく、不足する財源については、基金の取崩しと市債の借入れによる補填に頼らざるを得ない、大変厳しい編成作業となりました。こうした状況下にありまして、限られた財源を最大限有効活用し、各種施策を積極的に推進するとともに、歳入歳出の両面から行財政改革に取り組み、将来にわたる財源確保に努め、持続可能な行財政運営の確立を図ることを基本に取りまとめたところであります。 これらの基本方針に基づきます令和2年度予算における主な施策の取組について、私が政策の基本に据えました6本の柱を基軸に、総合基本計画の施策体系に沿って申し上げます。 初めに、「心ゆきかう あきしま」明るい地域社会の形成についてであります。 冒頭にも申し上げましたが、昨年も自然災害の脅威にさらされた1年であり、とりわけ、大型台風や集中豪雨による風水害が各地で発生をいたしました。今後、これまで経験したことのない自然災害に見舞われることも想定されます。市民の皆さんが安全で安心して住み続けられるまちの具現化に向け、引き続き、自助、共助、公助の視点に立ち、それぞれの役割分担に応じた地域防災力の向上を図ってまいります。併せまして、交通安全対策や防犯対策の計画的な実施にも努めてまいります。 また、アキシマエンシス内に男女共同参画センターを開設いたし、相談機能や情報提供機能を充実させる中で、男女共同参画の根幹施設として運営いたすとともに、さらなる女性活躍の推進に向けた担当課長の職を設置いたし、女性が活躍できる職場環境の実現に向け、その取組を推進いたしてまいります。 続きまして、「ともに支え合う あきしま」健康と福祉の充実についてであります。 人は生まれながらに平等であるを胸に、若者も高齢者も、障害のある人もない人も、市民の誰もが住み慣れた地域で健康で生き生きとして生活していけるよう、各般にわたる福祉サービスの充実を図ってまいります。また、社会全体で子ども・子育てを支援する地域社会の構築に向け、第2期子ども・子育て支援事業計画に基づき施策展開を図るとともに、園舎の改築、改修などの計画的な実施、さらには一時預かり保育の拡充や学童クラブの改修による定員枠の拡大など、安心して子どもを預けられる環境の整備に努めてまいります。このほか、社会問題化している子どもの貧困対策につきまして、適切な支援の実施に向け、国の施策とも整合を図りながら取組を進めてまいります。 次に、国民健康保険につきましては、医療費の適正化など財政健全化に向けた取組を推進してまいりましたが、いまだ一般会計からの赤字繰入れによる歳入歳出の均衡を保っている状況にございます。引き続き大変厳しい状況には変わりありませんが、国民健康保険運営協議会の答申も踏まえ、将来を見通す中で、本年度の国民健康保険税率は据え置く決断をいたしたところであります。 介護保険につきましては、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも健康で生き生きと暮らしていけるよう、地域包括ケアシステムの深化、推進に努めてまいります。このため、地域包括ケアシステムの中核をなす地域包括支援センターを拝島地区に新設いたすとともに、喫緊の課題である認知症対策といたしまして新たな認知症検診を開始するなど、高齢者の在宅支援の充実に努めてまいります。 後期高齢者医療につきましては保険料改定の年であり、広域連合におかれましては、市区町村独自の保険料軽減策を継続するなど対応に努めてまいりましたが、必要最小限の見直しをせざるを得ない状況にございます。被保険者の皆様には御理解をお願いいたしたいと存じます。 市民生活を支えるこれらの社会保障制度につきましては、引き続き、市民生活への影響と財政運営の状況を注視いたし、安定的、持続可能な制度運営に努めてまいります。 続きまして、「未来を育む あきしま」教育・文化・スポーツの充実についてであります。 喫緊の課題の一つであります学校給食共同調理場につきましては、災害時の役割や食育施設としての役割を踏まえ、早期の整備に向け具体的検討を進めてまいります。 また、東部地域における図書館機能につきましては、その在り方につきまして検討を進めてまいるとともに、当面、田中孝氏の御寄附により購入をいたしました移動図書館車による巡回ルートに東中神駅を加え、さらには既存の移動図書館車を活用し、昭和公園に配置いたしてまいります。 大神公園、くじら運動公園につきましては、現在、早期の再開に向け準備を進めております。今しばらくの御不便をおかけすることとなりますが、御理解賜りたく存じます。 続きまして、「環境をつなぐ あきしま」循環型社会の形成についてであります。 さきにも申し上げましたが、本市にとってかけがえのない宝である水と緑に恵まれた環境は、未来永劫引き継いでいかなくてはなりません。また、地球温暖化に起因する気候変動に伴う大型台風や集中豪雨、気温上昇にも対応できるまちづくりも喫緊の課題となっております。こうした状況を踏まえ、新たに地域気候変動適応計画などを内包した総合的な環境基本計画を作成いたし、多角的な視点から施策を推進する中で、人と環境が調和したまちづくりを進めてまいります。 可燃ごみ処理につきましては、清掃センターの修繕計画を確実に実施いたし、環境に十分配慮した運営に努めるとともに、今後の処理手法につきまして、その検討を加速化し、具体化してまいります。これを確たるものにするためには、さらなるごみの減量は欠かせません。これまでにも、市民や事業者の皆様の御理解、御協力により、食品ロス削減のため、3010運動を初めとする各種取組を進めてまいりました。引き続き、ごみの減量とリサイクルの取組をなお一層推進いたすとともに、事業系ごみの搬入手数料の改定を検討いたすなど、さらなるごみの減量に努めてまいります。 併せまして、今般のプラスチック海洋汚染などの実情に鑑み、使い捨てプラスチックの削減に向け、プラスチック-1(マイナスイチ)運動を本市から発信するとともに、市内4駅へのマイボトル用給水スポットの設置や、再利用が可能なあきしまの水マイボトル缶の作製をいたし、持続可能なプラスチックスマート社会の実現を目指してまいります。 続きまして、「基盤を築く あきしま」快適な都市空間の整備についてであります。 まちづくりの根幹をなす自然災害に強い都市基盤の整備を初め、ユニバーサルデザインや地域環境との調和にも配慮した潤いとゆとりのある道路空間の確保等により、快適な都市空間の整備に努めてまいります。 立川基地跡地昭島地区につきましては、隣接する国営昭和記念公園が拡張され、一体となった緑の空間が整備されますよう、国や関係機関とも調整を図ってまいります。 併せまして、東中神駅周辺の市街地とも一体となり、にぎわいと活力のあふれる本市の東の玄関口としてふさわしいまちづくりを進めてまいります。 また、超高齢社会において、移動や外出時の交通手段の確保など、課題の一つでありますことから、コミュニティバスのルート見直しにより、公共交通の空白地区の解消と、運行情報を検索できるバスロケーションシステムの導入など、公共交通の充実に努めてまいります。 さらには、社会問題ともなっており増加傾向にある空き家への対応につきまして、国の動向を注視いたし、関係機関との連携を密にする中で、空き家対策計画を策定いたし、課題解決に向けた取組を推進してまいります。 次に、中神土地区画整理事業につきましては、昭和39年に事業認可を受け、着実な推進に努めてまいりましたが、事業の長期化に伴い、地域の皆様には長年にわたり御不便をおかけしてまいりました。私といたしましては、早期の課題解決に向け、市街地の再評価や地権者の皆様の御意向を調査いたし、多角的な視点から事業の在り方を検討するなど、一歩踏み込んで取組を進めてまいる所存でございます。 下水道事業につきましては、下水道総合計画に基づく施策の着実な推進と施設の長寿命化に努め、浸水のない安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。併せまして、公営企業会計への移行を機に、経営戦略を策定いたし、持続可能な事業運営と経営基盤の強化に努めてまいります。 続きまして、「躍動する あきしま」産業活性化についてであります。 引き続き、市と市民の宝であります深層地下水100%の水道水を広く周知するため、市内事業者等と連携した、「あきしまの水」ブランド構築・推進事業の展開や、市内の創業希望者への支援など、関係機関とも連携を図り、総合戦略や産業振興計画に基づく施策を着実に推進してまいります。 また、官民連携のさらなる推進に向け、まちづくり企業サミットや実務者レベルの情報交換会を開催いたすとともに、地元企業等にも御協力をいただく中で、職住近接のまちづくりを進めてまいります。併せまして、商工会を通じて中小企業や商店街とも連携を図り、にぎわいのあるまちづくりを地域とともに進めてまいりたいと存じます。 このほか、消費者行政につきましては、消費生活相談体制の充実や、消費者教育、啓発活動に引き続き努め、安全で安心な消費生活環境の確保を図ってまいります。 次に、水道事業についてであります。 深層地下水100%の安全でおいしい水道水を将来にわたって安定供給していくことを基本といたしまして、引き続き、第二次水道事業基本計画に基づく施策の着実な推進と経営基盤のさらなる強化に努めてまいります。また、水源井や配水場の適切な維持・管理に努め、水質の安全管理に万全を期すとともに、配水管路等の耐震化工事の実施により、災害に強い水道施設の整備に努めてまいります。併せまして、引き続き、水源地や水脈の究明に向け、深層地下水流動調査を実施してまいります。 以上、私の市政運営に対する基本的な考え方を申し上げました。人口減少、超高齢社会にあって、本市を取り巻く行財政環境は変化が激しく、また厳しい状況が続くことが想定されております。私はこうした試練に直面いたしましても、決して臆することなく、様々な課題に果敢に立ち向かい、魅力あふれるまち昭島に磨きをかけてまいる所存であります。 初の試みでありました昭島市まちづくり企業サミットにおいて、今は亡き堺屋太一氏にとって最後の御講演をいただきました。その基調講演において、「新たな時代においては、楽しい日本をつくらなければならない。楽しいまちづくりをコンセプトに楽しい昭島をつくっていきましょう」との御提言を頂きました。「楽しいまちとは、多様性と意外性に富んだまちである。住んで楽しい、働いて楽しい、通って楽しい、そんなまちづくりを目指してほしい」との堺屋氏の思いは、私の目指すまちづくりに通ずるものがあります。私に託された最後の思いであると受け止めております。この思いをかみしめながら、11万3000余の市民の皆様方の先頭に立ち、住んでみたい、住み続けたい、ここでなりわいをしたい、なりわいを続けたい、訪れてみたい、昭島大好きと思っていただける、多様性と意外性に富んだ楽しいまちづくりを進めてまいりたいと存じます。 結びに、重ねて、市民の皆様、また市議会議員各位の御理解と御協力を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、令和2年度の施政方針とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。 ○議長(大島ひろし議員) 次に、令和2年度教育施策推進の基本的考え方について。山下教育長。     (山下教育長 登壇) ◎山下教育長 令和2年度の教育施策推進に当たりましての基本的考え方及び重点施策について申し述べ、市議会並びに市民の皆様の一層の御理解、御協力を賜りたいと存じます。 さて、急速に進展する少子高齢化や高度情報化、経済や社会のグローバル化などに家族や地域社会の在り方などの変化も加わり、教育を取り巻く環境は大きく変容してきております。このような中で、教育には、様々な変化を踏まえ、その在り方を常に確認しつつ、変化に主体的に対応し、持続可能な社会の発展に寄与する人づくりが求められております。 こうした認識の下、本年度におきましても、計画期間の最終年度となります第2次昭島市教育振興基本計画に基づき、確かな学力の定着、豊かな心の醸成、健やかな体の育成、輝く未来に向かって、生涯学習の推進の5つのプランごとに、具体的な教育施策を着実に推進してまいります。 その上で、学校教育におきましては、これからの社会の予測困難な変化にも、自ら課題を見つけ、学び、考え、判断して行動し、一人一人が思い描く幸せな人生を築き、社会の一員として明るい未来を共につくっていけるよう、心身ともに健全健康で、知・徳・体の調和の取れた、そして何事にも感謝する心が持てるたくましい昭島っ子の育成に努めてまいります。併せて、児童・生徒たちが学んで楽しい、先生たちが教えることが楽しい学校づくりに邁進してまいります。 また、生涯学習におきましては、教育振興基本計画において生涯学習推進の目標に定める市民相互と地域のつながりを育てる生涯学習を基本とし、学習活動を通じてお互いの多様性を認め合い、世代を超えた学びを通してつながりを深め、地域の課題に向かいつつ、独自の強みや特色を生かした地域共生社会を実現するために、より多彩で創造的な取組が推進できるよう、多様な主体とこれまで以上に連携、協働してまいります。 それでは、令和2年度予算における重点施策につきまして申し上げます。 初めに、学校教育についてであります。 本年度は、小学校において新学習指導要領が本格実施となります。主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の取組として、新たに採択した教科書に対応した教師用のデジタル教科書を導入するなど、確かな学力の定着をより一層推し進めてまいります。 また、中学校においては新学習指導要領の移行措置期間の最終年度として、円滑な移行に向けて着実に準備を進めるとともに、令和元年度から開始した大学教授等の授業観察による教員の指導力向上を目的とした授業力向上アドバイザー事業に引き続き取り組んでまいります。 併せまして、特別支援学級に配置している介助員の人数を拡充し、一人一人の状況に応じたきめ細やかな学習ができる支援体制の充実を図るとともに、いよいよ3月28日に開館を迎えますアキシマエンシスにおきましては、特別支援教育、教育相談、不登校支援の機能を集約し、個に応じた支援のさらなる充実に努めてまいります。 また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される今夏、児童・生徒が聖火リレーや競技を観戦できる貴重な機会を通じて、心に残る体験やスポーツに親しむ姿勢、ボランティアマインド、国際親善に寄与する資質の育成を目指してまいります。 これらの施策を展開し、知・徳・体の調和のとれた児童・生徒の育成を図ってまいりますが、施策展開に当たり中心を担うのは、直接、児童・生徒と向き合う教員であります。全ての教員が全力で教育に当たれるよう、学校の働き方改革実施プランに基づき、学校との連携を基本に、スクール・サポート・スタッフの全校配置や部活動指導員の配置拡充、学校閉庁日の設定など、引き続き教員の働き方改革に取り組んでまいります。 また、教育環境の整備といたしまして、児童・生徒の熱中症対策及び災害時の避難所機能の向上を図るため、今年度は小学校6校の体育館に空調機器の設置工事などを実施するほか、児童・生徒が安全・安心で快適な学校生活を送り、効果的な学習に取り組めるよう、便所改修工事、外壁等改修工事、除湿温度保持機能復旧工事を計画的に実施してまいります。 このほか、学校給食共同調理場の更新課題につきましては、中学校自校給食校の親子方式への移行並びに現位置建て替えによる小学校8校分の新たな調理場の整備に向け、具体的検討を進めてまいります。 続きまして、生涯学習についてであります。 平成30年12月、中央教育審議会より今後の社会教育の振興方策について答申が出され、公民館、図書館、博物館などの社会教育施設の今後の在り方について方向性が示されました。 その中では、社会教育施設に求められる役割として、より多くの住民の主体的な関わりを促し、市長部局や大学、企業など他団体と幅広く連携、協働することや、多様な人材の活躍を後押しし、住民主体による地域課題の解決を目指す人づくり、つながりづくり、地域づくりを推進していくこととされております。このような社会教育施設を取り巻く状況の変化等を踏まえ、多目的な機能を集約したアキシマエンシスにおいて、その利点を最大限に生かし、市民一人一人の学びを支援し、地域の課題解決に資するとともに、人と人とをつなぐ本市の新たな知の拠点として、地域共生社会の中心となる施設を目指してまいります。 その中心的な機能を担う市民図書館につきましては、これまでの蔵書数を大幅に増加し、多彩な学習環境やICTを活用した様々なサービスを提供してまいりますとともに、子ども一時預かりサービスの導入やライフステージに対応した事業の実施など、ソフト面においてもより一層の充実を図ってまいります。 また、同施設内に開設する郷土資料室では、本市が誇る文化財を展示するほか、双方向に体感できる本市オリジナルのICT機器を活用し、楽しみながら本市の歴史と文化を学ぶことのできる環境を確保し、郷土を愛する心の醸成に努めてまいります。 昭島の象徴となるアキシマエンシスを基軸に据えながら、近隣の昭島市民会館・公民館を一体的に捉え、地域全体で質の高い芸術や伝統文化など多様な文化芸術に触れる機会の充実や、その活動に親しむための環境整備に注力してまいりたいと存じます。 このほか、東京2020大会を初めとする国際的なスポーツの祭典のレガシーとして、開催後においても、市民の誰もがスポーツに親しみ、スポーツを通じた健康で活力のある生活を営めるよう、その環境整備に努めてまいりたいと存じます。 結びとなりますが、本年度で5年目を迎えます新たな教育委員会制度も定着いたし、着実な運営が図られております。今後におきましても、総合教育会議での意見交換などを通して、これまで以上に市長部局との連携を強固なものといたし、昭島市の教育を力強く進めてまいる所存であります。重ねて、市議会並びに市民の皆様の一層の御理解、御協力をお願い申し上げ、私の発言を終わらせていただきます。 御清聴ありがとうございました。 ○議長(大島ひろし議員) 以上で、令和2年度施政方針及び令和2年度教育施策推進の基本的考え方について を終わります。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第4 議案第6号 令和2年度昭島市一般会計予算 から日程第10 議案第12号 令和2年度昭島市下水道事業会計予算 までの7件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。早川副市長。     (早川副市長 登壇) ◎早川副市長 ただいま上程をいただきました日程第4 議案第6号 令和2年度昭島市一般会計予算から日程第10 議案第12号 令和2年度昭島市下水道事業会計予算までの7件につきまして、一括して御説明を申し上げます。 初めに、一般会計でございます。 恐れ入りますが、予算書7ページをお開きいただきたいと存じます。 令和2年度昭島市一般会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算から第6条の歳出予算の流用までそれぞれ定めております。 一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ432億5800万円、対前年度比33億6400万円、7.2%の減となっております。 それでは、9ページからとなります第1表歳入歳出予算の主な内容につきまして、御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。予算説明書におきましては、20ページからとなります。 第1款市税につきましては、個人市民税では納税義務者の増などを勘案し、増を見込むものの、法人市民税では税率の引下げによる減を見込むなど、総額で194億7200万円を計上いたし、対前年度比0.7%の減といたしております。 次に、26ページからとなります第2款地方譲与税及び28ページからとなります第3款利子割交付金から、34ページの第14款交通安全対策特別交付金までの各種交付金につきましては、地方財政計画におけます前年度からの伸び率や東京都からの交付見込額通知などを勘案し、それぞれ計上いたしております。 なお、30ページになります第6款法人事業税交付金につきましては、法人市民税の減収分の補填措置として本年度より創設されたもので、8億8000万円を計上いたしてございます。 第7款地方消費税交付金におきましては、令和元年10月からの地方消費税率引上げに伴う影響額などを勘案し、25億6600万円、対前年度比5億6600万円、28.3%増となっております。 また、32ページとなります第13款地方交付税につきましては、普通交付税では交付額の算定におけます国の予算の伸び率及び臨時財政対策債への振替額等を勘案し、3億円を計上いたし、特別交付税では前年度までの交付実績等を勘案し、5000万円を計上いたしております。 34ページからとなります第15款分担金及び負担金につきましては、幼児教育・保育の無償化による保育所運営費等負担金の減などを見込み、総額3億3961万7000円を計上いたし、対前年度比29.3%の減となっております。 第16款使用料及び手数料につきましては、事業系ごみ搬入処理手数料の増などを見込み、総額8億9012万2000円を計上いたし、対前年度比1.6%の増となっております。 次に、40ページから59ページまでとなります第17款国庫支出金につきましては、子どものための教育・保育給付費負担金の増などあるものの、アキシマエンシス整備に係る防衛省のまちづくり支援事業補助金の減などにより、総額91億6817万2000円を計上いたし、対前年度比9.1%の減となっております。 続きまして、58ページから93ページまでとなります第18款都支出金につきましては、公立学校屋内体育施設空調設置支援事業補助金の減などあるものの、子どものための教育・保育給付費負担金の増などにより、総額66億2315万8000円を計上いたし、対前年度比2.5%の増となっております。 次に、94ページとなります第20款寄附金につきましては、ふるさと納税及び蒸気機関車改修事業指定寄附金などを勘案し、2000万円を計上いたしております。 次に、第21款繰入金につきましては、予算の調整におけます一般財源の補填として財政調整基金6億6000万円を繰り入れますとともに、公共施設整備等資金積立基金を初めとする特定目的基金につきましても対象事業費に充当いたすため、それぞれ計上いたしております。 次に、96ページとなります第23款諸収入につきましては、総額2億5046万8000円を計上いたしております。 次に、102ページからとなります第24款市債につきましては、都市計画道路3・4・1号整備事業に伴う土木債や拝島第三小除湿温度保持機能復旧工事に伴う教育債などの建設事業債7億2000万円、また財源不足への補填といたしまして臨時財政対策債を4億円計上いたしております。 次に、104ページからとなります歳出に移らせていただきます。 第1款議会費につきましては、総額3億5305万4000円を計上いたし、対前年度比1.2%の減となっております。 次に、108ページからとなります第2款総務費につきましては、総額44億1965万6000円を計上いたし、対前年度比18.0%の減となっております。 主な内容といたしましては、自治会等に対する補助金、コミュニティバスの運行に係る経費や国勢調査に係る経費などを計上いたしております。 次に、182ページからとなります第3款民生費につきましては、総額224億223万5000円を計上いたし、対前年度比2.5%の増となっております。 主な内容といたしましては、第1項社会福祉費では、認知症検診事業に係る経費などを計上いたしたほか、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計への繰出金をそれぞれ計上いたしております。 第2項児童福祉費では、新たに児童発達支援総合相談事業などを始めるほか、待機児童の解消に向けた取組として、多摩保育園改築工事費や福島保育園改築工事費に係る補助金などを計上いたしております。 第3項生活保護費におけます扶助費につきましては、被保護者数の動向や決算見込額などを勘案し、対前年度比2.4%減の43億3214万1000円を計上いたしております。 次に、246ページからとなります第4款衛生費につきましては、総額37億9659万6000円を計上いたし、対前年度比2.7%の減となっております。 主な内容といたしましては、第1項保健衛生費では、流行性耳下腺炎任意接種やロタウイルスワクチン定期接種に係る経費、給水スポット設置事業費などを計上したほか、第2項清掃費では、安定したごみの焼却処理を図るため、引き続き清掃センターの補修に係る経費を計上いたすとともに、さらなるごみの減量化施策に要する経費などを計上いたしております。 次に、290ページからとなります第5款労働費につきましては、労働相談等事業に伴う経費や勤労商工市民センター管理運営費などを計上いたし、総額7597万5000円、対前年度比3.5%の減となっております。 次に、294ページからとなります第6款農林費につきましては、昭和用水路保全事業などを計上いたし、総額5603万9000円、対前年度比24.1%の増となっております。 次に、298ページからとなります第7款商工費につきましては、引き続きにぎわいのあるまちづくりの取組として、「あきしまの水」ブランド構築・推進事業に係る経費の計上などにより、総額1億9146万2000円、対前年度比48%の減となっております。 次に、304ページからとなります第8款土木費につきましては、総額24億7523万3000円を計上いたし、対前年度比0.7%の増となっております。 主な内容といたしましては、昭島駅北口とアキシマエンシスをつなぐ市道北150号への誘導ブロックの設置や歩道整備のほか、都市計画道路3・4・1号整備事業費に係る経費を計上いたすとともに、引き続き道路維持管理経費、市道舗装改修等事業費や街路灯維持管理経費などを計上いたしております。 また、今年度より公営企業会計となりました下水道事業会計への負担金や、中神土地区画整理事業特別会計繰出金につきましても、それぞれ計上いたしております。 次に、328ページからとなります第9款消防費につきましては、常備消防委託料などのほか、ハザードマップ配布に係る経費や防災行政無線デジタル化事業に伴う経費などを計上いたし、総額14億3345万6000円、対前年度比22.7%の減となっております。 次に、336ページからとなります第10款教育費につきましては、総額59億329万円を計上いたし、対前年度比27.2%の減となっております。 主な内容といたしましては、3月28日にオープンいたしますアキシマエンシス管理運営費などのほか、学校教育の分野では、全小学校に教師用デジタル教科書を導入し、大型ディスプレイを活用した授業を行うなど、知・徳・体の調和の取れた児童・生徒の育成を図ってまいります。 学校施設整備では、熱中症などの事故防止に向けて、小学校6校の体育館に空調機器を設置し、令和3年度までに小中学校全19校に設置してまいります。そのほか、拝島第三小除湿温度保持機能復旧工事や東小及び光華小の便所改修工事などに係る経費を計上いたしております。 社会教育費では、東京都指定有形文化財の木造大日如来坐像ほか2躯の修繕費に対する補助などを計上いたしております。 保健体育費では、東京2020大会開催におけるコミュニティライブサイト、シティドレッシング、聖火リレー関連イベントなどの経費のほか、新たな学校給食共同調理場の整備に向けた地質調査及び設計に係る経費などを計上いたしております。 次に、432ページの第12款公債費につきましては、総額で20億8100万3000円を計上いたし、対前年度比2.4%の減となっております。 第13款予備費につきましては、7000万円を計上いたしました。 大変恐縮でございますが、14ページにお戻りをいただきたいと存じます。 第2表継続費でございますが、第10款教育費、第2項小学校費の拝島第一小除湿温度保持機能復旧事業につきましては、整備に伴う工事請負費及び管理委託料といたしまして、総額2億8570万円を計上いたし、2か年の実施期間が必要となりますことから、令和2年度から令和3年度までにわたる継続事業といたすものでございます。 第3表債務負担行為でございますが、自転車等駐車場管理委託につきましては令和4年度まで、多摩保育園改築工事費補助及び防災行政無線デジタル化事業につきましては令和3年度まで、環境コミュニケーションセンター資源ごみ選別等業務委託につきましては令和7年度まで債務が及ぶものとして、その期間及び限度額を設定いたすものでございます。 次に、第4表地方債でございますが、歳入の第24款市債におけます建設事業債及び臨時財政対策債の限度額などを設定いたすものでございます。 以上が令和2年度昭島市一般会計予算でございます。 続きまして、特別会計及び公営企業会計の令和2年度予算につきまして、御説明を申し上げます。 初めに、国民健康保険特別会計でございます。 国民健康保険におきましては、広域化という大変な大きな制度改正の実施から2年を経過しようとしております。本年度は、保険税率について現状を維持することといたすとともに、子育て世帯支援のための本市独自の均等割額の軽減措置につきましても継続をいたしてまいります。なお、国からは保険税均等割の軽減拡充や課税限度額の見直しなども示されており、適切な対応に努めてまいります。引き続き、保険税の収納率の維持・向上や保健事業の適切な実施を図る中で、制度の安定的な運営に努めてまいります。 恐れ入りますが、453ページをお開きいただきたいと存じます。 令和2年度昭島市国民健康保険特別会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算から第3条の歳出予算の流用までそれぞれ定めております。予算の総額は、歳入歳出それぞれ118億6000万円、対前年度比2億3800万円、2.0%の増となっております。 それでは、455ページからとなります第1表歳入歳出予算の主な内容につきまして、御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。予算説明書では、464ページからとなります。 第1款国民健康保険税につきましては、被保険者数の減少傾向を勘案いたし、20億8223万7000円を計上いたし、対前年度比5.8%の減となっております。 第4款都支出金につきましては、83億3836万8000円を計上いたし、対前年度比3.9%の増となっております。 これらを主な財源といたしまして、なお不足する部分につきましては、赤字補填分を含め、一般会計繰入金12億5000万円、基金繰入金1億7500万円を充当し、収支の均衡を保っております。 次に、472ページからとなります歳出に移らせていただきます。 第1款総務費につきましては、人件費や事務経費など1億7808万9000円を計上いたしております。 また、歳出総額の69.6%を占めております第2款保険給付費につきましては、医療費の動向等を勘案し、82億5788万4000円を計上いたし、対前年度比4.0%の増となっております。 第3款国民健康保険事業費納付金につきましては、東京都への納付金として32億7166万3000円を計上いたし、対前年度比2.3%の減となっております。 第5款保健事業費につきましては、健康維持増進事業や特定健康診査等に係る経費など1億2900万5000円を計上いたし、対前年度比1.5%の増となっております。 以上が令和2年度昭島市国民健康保険特別会計予算でございます。 次に、介護保険特別会計でございます。 介護保険事業におきましては、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画の最終年度を迎えておりますが、膨らみ続ける介護サービス事業への対応や医療と介護の連携の推進、さらには認知症対策など、介護保険事業は大変多くの課題を抱えております。こうしたことを十分踏まえながら、次期計画の策定を進めてまいります。引き続き、適切な保険給付や公平公正な保険料収入の確保に努め、安定的な事業運営を推進いたしてまいります。 恐れ入りますが、予算書501ページをお開きいただきたいと存じます。 令和2年度昭島市介護保険特別会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算から第3条の歳出予算の流用までそれぞれ定めております。予算の総額は、歳入歳出それぞれ92億7746万1000円、対前年度比2億3782万9000円、2.6%の増となっております。 それでは、503ページからとなります第1表歳入歳出予算の主な内容につきまして、御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。予算説明書では512ページからとなります。 第1款保険料につきましては、消費税率10%の実施に伴う第3段階までの公費負担による軽減実施の影響などを勘案いたし、対前年度比1.4%の減となる19億9936万3000円を計上いたしました。 第2款国庫支出金及び第4款都支出金につきましては、法定負担分等として、国庫支出金では対前年度比2.8%の増となる19億3709万1000円を、都支出金では対前年比2.7%の増となる13億2314万円をそれぞれ計上いたしております。 第2号被保険者の法定負担分であります第3款支払基金交付金は、23億5226万円を計上いたし、対前年度比2.3%の増、また第6款繰入金につきましては16億6300万円を計上いたし、対前年度比8.3%の増となっております。 次に、522ページからとなります歳出に移らせていただきます。 第1款総務費につきましては、人件費や事務経費など、2億5078万8000円を計上いたしております。 また、歳出予算の91.2%を占めております第2款保険給付費につきましては、認定者数や介護サービス費用の増加などを勘案し、84億6200万4000円を計上いたし、対前年度比2.1%の増となっております。 第4款地域支援事業費につきましては、地域包括支援センター増設に係る経費や介護予防給付費の増加を見込み、4億3027万1000円を計上いたし、対前年度比12.3%の増となっております。 以上が令和2年度昭島市介護保険特別会計予算でございます。 次に、後期高齢者医療特別会計でございます。 本年度は、東京都後期高齢者医療広域連合における新たな財政期間の初年度であり、保険料の改定時期となっております。被保険者である後期高齢者の生活実態を十分に踏まえ、広域連合と足並みをそろえて、適切な収支と丁寧な説明に努めてまいります。本年度におきましても、高齢者が安心して医療を受けることができる環境を維持していくため、医療費の適正化や保健事業の適切な実施を図り、安定的な事業運営に努めてまいります。 恐れ入りますが、553ページをお開きいただきたいと存じます。 令和2年度昭島市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算に定めております。予算の総額は歳入歳出それぞれ25億1739万円、対前年度比8239万7000円、3.4%の増となっております。 それでは、554ページからとなります第1表歳入歳出予算の主な内容につきまして、御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。予算説明書では562ページからとなります。 歳入予算の44.1%を占めております第1款後期高齢者医療保険料につきましては、被保険者の増などを勘案し、11億941万5000円を計上いたし、対前年度比5.5%の増となっております。 また、第3款繰入金につきましては、東京都の広域連合独自で実施している保険料減額措置の財源負担分を含め、一般会計からの繰入金として、対前年度比1.5%増となる13億2000万円を計上いたしております。 次に、566ページからとなります歳出に移らせていただきます。 歳出予算の92.9%を占めております第2款広域連合納付金につきましては、23億3951万6000円を計上いたし、対前年度比2.9%の増となっております。 また、第3款保健等事業費につきましては1億1413万2000円を計上いたし、対前年度比7.4%の増といたしております。 以上が令和2年度昭島市後期高齢者医療特別会計予算でございます。 次に、中神土地区画整理事業特別会計でございます。 中神土地区画整理事業につきましては、引き続き第二工区駅前ブロックの早期完了に努めるとともに、長期化している本事業の在り方について検討を行ってまいります。 恐れ入りますが、585ページをお開きいただきたいと存じます。 令和2年度昭島市中神土地区画整理事業特別会計予算につきまして、第1条の歳入歳出予算及び第2条の一時借入金についてそれぞれ定めております。予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億1100万3000円、対前年度比7100万円、18.6%の減となっております。 それでは、586ページからとなります第1表歳入歳出予算の主な内容につきまして、御説明を申し上げます。 初めに、歳入でございます。予算説明書では594ページからとなります。 第2款国庫支出金につきましては、歳出におけます対象事業費から2000万円を計上いたし、対前年度比20.0%の減となっております。 第3款都支出金につきましても、国庫支出金と同様の理由から1000万円を計上いたし、対前年度比20.0%の減となっております。 第4款繰入金につきましては、2億3600万円を計上いたし、対前年度比21.3%の減となっております。 次に、598ページからとなります歳出に移らせていただきます。 第1款総務費につきましては、人件費や事務経費並びに審議会委員選挙経費など、1億3949万1000円を計上いたし、対前年度比32.9%の増となっております。 第2款事業費につきましては、事業調査委託費、事業用地取得費及び建物等移転補償費など、1億6947万6000円を計上いたし、対前年度比38.4%の減となっております。 以上が令和2年度昭島市中神土地区画整理事業特別会計予算の内容でございます。 続きまして、水道事業会計でございます。 恐れ入りますが、別冊となっております令和2年度昭島市水道事業会計予算及び予算説明書を御覧いただきたいと存じます。 水道事業におきましては、第二次水道事業基本計画に基づく施策の着実な推進と経営基盤のさらなる強化に取り組んでまいります。 1ページを御覧いただきたいと存じます。 令和2年度昭島市水道事業会計予算につきまして、第1条の総則から第7条のたな卸資産購入限度額についてそれぞれ定めております。 初めに、第2条業務の予定量でございますが、給水栓数を6万1000栓、年間総給水量を1253万4333立方メートル、1日平均給水量を3万4341立方メートルといたしております。主要な建設改良事業といたしまして、配水管新設・改良工事では4億8730万円を計上いたし、工事延長約2635メートルを施工する予定でございます。また、前年度からの継続事業である中央配水場耐震補強事業を実施する予定でございます。 次に、第3条収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては事業収益の総額を19億7995万6000円と見込み、対前年度比4476万6000円、2.3%の増となっております。この内訳といたしましては、営業収益18億5837万2000円、営業外収益1億2158万3000円などとなっております。なお、事業収益のうち、その91.9%を占める給水収益につきましては、18億1904万4000円を見込み、対前年度比1.0%の増となっております。 支出につきましては、事業費総額を15億2265万3000円と見込み、対前年度比18万3000円、0.0%の増となっております。この内訳といたしましては、営業費用14億6840万円、営業外費用3425万2000円、予備費2000万円などとなっております。 以上のことから、収益的収支における消費税控除後の純利益につきましては、3億7012万9000円を予定いたしたところでございます。 次に、2ページの第4条資本的収入及び支出でございますが、資本的収入につきましては、総額を977万2000円と見込み、対前年度比621万1000円、38.9%の減となっております。 資本的支出につきましては、総額を15億6276万3000円と見込み、対前年度比2億294万6000円、14.9%の増となっております。この内訳といたしましては、建設改良費10億3819万3000円、企業債償還金1457万円、投資その他の資産5億円、予備費1000万円となっております。 なお、資本的収支における不足額15億5299万1000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金6億1819万円及び建設改良積立金8億4994万9000円などで補填するものといたしております。 第5条では予定支出の各項の経費の金額の流用を規定し、第6条では議会の議決を得なければ流用することのできない経費を定め、第7条では、たな卸資産購入限度額を2594万円と定めるものでございます。 なお、4ページ以降におきまして、予算説明書及び予算参考書をお示ししておりますので、御参照賜りたいと存じます。 続きまして、令和2年度より公営企業会計へ移行いたします下水道事業会計でございます。 恐れ入りますが、別冊となっております令和2年度昭島市下水道事業会計予算及び予算説明書を御覧いただきたいと存じます。 下水道事業におきましては、下水道事業総合計画に基づき、公衆衛生の確保のための汚水管の維持管理と長寿命化の実施及び市民の生命、財産を保護するための雨水管整備の推進並びに事業の持続性の確保に向けた経営基盤のさらなる強化に取り組んでまいります。 1ページを御覧いただきたいと存じます。 令和2年度昭島市下水道事業会計予算につきまして、第1条の総則から第10条の他会計からの補助金についてそれぞれ定めております。 初めに、第2条業務の予定量でございますが、整備済み面積を1440ヘクタール、年間有収水量を1289万6604立方メートル、1日平均有収水量を3万5333立方メートルといたしております。 主な建設改良事業といたしまして、下水道長寿命化事業1億6350万円、下水道総合地震対策事業7370万円などを計上し、その他記載の事業等を実施する予定でございます。 次に、第3条、事業の管理運営に係る収益的収入及び支出でございます。 収入につきましては、事業収益の総額を26億9063万4000円と見込んでおります。この内訳といたしましては、営業収益21億2411万7000円、営業外収益5億6651万6000円でございます。 次に、2ページの支出でございますが、事業費総額を22億9296万円と見込んでおります。この内訳といたしまして、営業費用21億1323万6000円、営業外費用1億1300万6000円、特別損失4671万8000円、予備費2000万円となっております。 以上のことから、収益的収支における消費税控除後の純利益につきましては、3億8024万7000円を予定したところでございます。 次に、第4条建設改良等固定資産に係る資本的収入及び支出でございます。 資本的収入につきましては、総額を2億2982万1000円と見込み、その内訳といたしまして、企業債を初め一般会計からの負担金、管渠等の建設に係る国・都からの補助金等を計上いたしております。 資本的支出につきましては、総額を10億9379万1000円と見込んでおります。この主な内訳といたしまして、建設改良費5億2576万9000円、企業債償還金5億5664万8000円、予備費1000万円などとなっております。 なお、資本的収支における不足額8億6397万円につきましては、当年度分消費税資本的収支調整額4460万1000円及び当年度分損益勘定留保資金5億9775万9000円、並びに引継金2億2161万円で補填するものといたしております。 次に、第4条の2特例的収入及び支出でございますが、令和元年度以前に発生した債権、または債務に係る未収金及び未払い金の額を、それぞれ2億7963万2000円及び2億1789万3000円を計上いたしております。 次に、3ページの第5条債務負担行為でございますが、昭島市水洗便所改造資金融資損失補償及び昭島市水洗便所改造資金融資利子補給について、期間並びに限度額をそれぞれ定めるものであります。 次に、第6条企業債でございますが、起債の目的を下水道事業といたし、限度額を1億6120万円とし、起債の方法、利率、償還の方法について定めるものであります。 次に、第7条では、一時借入金の限度額を3億円と定めるものであります。 第8条では予定支出の各項の経費の金額の流用について定め、第9条では議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものでございます。 次に、4ページの第10条他会計からの補助金でございますが、一般会計から受ける補助金額を7022万6000円と定めるものであります。 なお、5ページ以降につきましては、予算説明書及び予算参考資料をお示ししておりますので、御参照賜りたいと存じます。 以上が令和2年度昭島市一般会計から令和2年度昭島市下水道事業会計予算までの7件の内容でございます。 よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより一括して質疑並びに意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第4 議案第6号から日程第10 議案第12号までの7件については、委員会条例第5条第1項及び第2項の規定により19人の委員によって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに会期中での審査を付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 ただいま設置されました特別委員会委員については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。 お諮りいたします。本特別委員会委員の選任については、正副議長を除く全議員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 よって、本7件についてはいずれも会期中に審査を終了し、報告を願います。 暫時休憩いたします。
    △休憩 午前10時56分----------------------------------- △再開 午前11時10分 ○議長(大島ひろし議員) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第4 議案第6号の提案理由につきまして、訂正の申出がありますので、これを許可します。早川副市長。     (早川副市長 登壇) ◎早川副市長 大変貴重なお時間を拝借し、恐縮に存じます。 先ほど提案理由の御説明を申し上げた中で、議案第6号 令和2年度昭島市一般会計予算の御説明を申し上げた中で、予算説明書で30ページとなります、第6款法人事業税交付金の予算計上額についてでございますが、8800万円と申し上げるべきところ、私8億8000万円と申し上げてしまいました。おわびを申し上げながら、訂正をお願いしたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第11 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて を議題といたします。提案理由の説明を求めます。永澤企画部長。     (永澤企画部長 登壇) ◎永澤企画部長 ただいま上程をいただきました日程第11 議案第1号 専決処分の承認を求めることにつきまして、御説明を申し上げます。 本議案は、昨年10月12日に襲来いたしました台風第19号による大神公園及び多摩川緑地くじら運動公園の被害の復旧を実施いたすべく、令和2年1月7日付で専決処分をいたしました令和元年度昭島市一般会計補正予算(第3号)につきまして御報告を申し上げ、その御承認を賜りたく御提案をいたすものでございます。 今回の補正額でございますが、歳入・歳出それぞれ9760万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ479億2700万円といたしたものでございます。 それでは、2ページ、3ページになります第1表歳入歳出予算補正につきまして、補正予算説明書により御説明申し上げます。 恐れ入りますが、10、11ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、歳入でございます。 第16款国庫支出金、第1項国庫負担金、第4目災害復旧費国庫負担金につきましては、歳出におけます大神公園等復旧工事の計上に伴い、4140万円を計上いたしたものでございます。 第23款市債、第1項市債、第7目災害復旧土木債につきましても、歳出におけます大神公園等復旧工事の計上に伴い、5620万円を計上いたしたものでございます。 続きまして、歳出でございます。 恐れ入りますが、12、13ページをお開きいただきたいと存じます。 第11款災害復旧費、第1項公共施設災害復旧費、第1目公共施設災害復旧費につきましては、台風第19号による被害のありました大神公園及び多摩川緑地くじら運動公園の復旧のための大神公園等復旧工事として9760万円を計上いたすものでございます。 次に、恐れ入りますが4ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2表繰越明許費補正でございますが、大神公園等復旧工事につきましては、工期が令和2年度まで及ぶことから9760万円を繰越明許費として追加いたすものでございます。 次に、第3表地方債補正でございますが、先ほど歳入の第23款市債で御説明申し上げましたとおり、追加いたすものでございます。 以上、地方自治法第179条第3項の規定に基づきまして、令和元年度昭島市一般会計補正予算(第3号)専決処分の御報告を申し上げる次第でございます。よろしく御承認を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。8番 荒井議員。 ◆8番(荒井啓行議員) 何点か質問いたします。 1月7日に専決処分したということでこの議案が出されましたけれども、まず、大神公園の面積、どれだけの面積をどういうふうに改修をするのかということ。それからもう一つはくじら運動公園の面積、どのぐらいどういうふうに改修するのかというその詳細をお答えいただきたいのと、それから着工はもう始まっているのか、それから竣工は令和2年のいつ頃を予定しているのかという概要をお答えいただきたいと思います。 ○議長(大島ひろし議員) 山口生涯学習部長。 ◎山口生涯学習部長 まず、大神公園、くじら運動公園の面積でございますが、専有面積といたしまして大神公園は4万4703平方メートル、くじら運動公園が10万3025平方メートルでございます。 また、工事の概要でございますが、両公園とも台風第19号により削り取られてしまいました土をまず補填するという、そしてそこを転圧をかけるというところが、表層工が主な工事でございます。基本的にはそのような工事をいたします。 着工でございますが、契約をしたのが本年度1月23日でございます。竣工につきましては6月の末を予定しております。 以上でございます。 ○議長(大島ひろし議員) 8番 荒井議員。 ◆8番(荒井啓行議員) 分かりました。6月の末には竣工予定だということが分かりましたのと、大神公園の運動場も、それからくじら運動公園についても、野球場があったりサッカーをする場所があったり、あるいはテニスの場所があったり、様々な施設が予定されているので、そこら辺が元どおりになるというふうに理解をいたしますが、ぜひここら辺の中で、周りの道路なども含めてどのようになってくるのかということなどもお答えいただきたいのと、私が気になっているのは、駐車場が八高線の下流域にありますけれども、ここら辺の整備なんかもどのようにするのか、そこら辺も含めてお答えいただきたいと思います。 ○議長(大島ひろし議員) 山口生涯学習部長。 ◎山口生涯学習部長 まず、道路についてでございますが、以前にも御報告を差し上げたことがあるかと思いますけれども、公園の中に走る道路につきましては、国土交通省のほうで発災直後に土を入れてならしていただいたという経緯がございますので、道路については特に変更することはございません。 駐車場でございますが、本年度予算をつけていただきまして、駐車場を150台から300台にするという委託事業を考えておりました。ただ、あそこの公園が被災したことにより、来年度に、こちらは4号補正のほうでもまたお話しをするお話なんでございますけれども、来年度に予算を繰越すような形で、今のこの大神、くじら運動公園と一体化として整えてまいりたいと今のところは思っております。 以上でございます。 ○議長(大島ひろし議員) 8番 荒井議員。 ◆8番(荒井啓行議員) 駐車場のところがよく、最後分からなかったんですが、6月の運動公園のほうと一体となって駐車場も整備をしていくということというふうに理解してよろしいんですか。そこのところだけお答えください。 ○議長(大島ひろし議員) 山口生涯学習部長。 ◎山口生涯学習部長 大変失礼いたしました。こちらの工事の中に含めるというよりも、別工事というか、委託でいきますけれども、同時期に整備をしてまいる予定でございます。 ○議長(大島ひろし議員) ほかに御意見等ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) これにて、質疑を集結いたします。 お諮りいたします。 本件について、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件について、これを承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認めます。よって、本件はこれを承認することに決しました。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第12 議案第2号 令和元年度昭島市一般会計補正予算(第4号) から日程第15 議案第5号 令和元年度昭島市中神土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) までの4件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。初めに、日程第12 議案第2号について説明を求めます。永澤企画部長。     (永澤企画部長 登壇) ◎永澤企画部長 ただいま上程をいただきました日程第12 議案第2号 令和元年度昭島市一般会計補正予算(第4号)につきまして、御説明を申し上げます。 補正額は歳入・歳出それぞれ5億5410万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入・歳出それぞれ473億7290万円といたすものでございます。 それでは、3ページから5ページまでになります、第1表歳入歳出予算補正につきまして、補正予算説明書により御説明申し上げます。 大変恐縮でございますが、12、13ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、歳入でございます。 第5款株式等譲渡所得割交付金、第1項株式等譲渡所得割交付金につきましては、東京都からの交付見込額通知によりまして、2500万円増額いたすものでございます。 第16款国庫支出金、第1項国庫負担金、第1目民生費国庫負担金につきましては、歳出におけます障害児給付事業費の増額計上に対応し2460万円を増額いたすものでございます。 第2項国庫補助金、第1目総務費国庫補助金につきましては、歳出におけます通知カード・個人番号カード関連事務交付金の増額計上に対応し、1590万円を増額いたすものでございます。 第2目民生費国庫補助金につきましては、保育対策総合支援事業補助金では、歳出におけます保育所運営費助成補助金の増額計上に対応し50万円を増額いたし、保育所等整備交付金では、歳出におけます福島保育園改築工事費補助金の減額計上に対応し2044万円を減額いたし、子ども・子育て支援事務費補助金では、幼児教育無償化に伴う事務費に対する補助金として増額交付が見込まれることから1000万円を増額いたし、障害者総合支援事業補助金では、幼児教育無償化に伴い、障害児通所施設に通所する児童に係る保健福祉総合システム改修経費に対し、新たに補助金が交付されることから280万5000円を計上いたすものでございます。 第3目衛生費国庫補助金につきましては、妊娠・出産包括支援事業補助金では、産後ケア事業につきまして補助対象事業となることから計上し、母子保健情報連携システム改修事業補助金では、歳出におけます保健福祉総合システム改修の増額計上に対応し計上いたすもので、合計で354万7000円を計上いたすものでございます。 第5目土木費国庫補助金につきましては、社会資本整備総合交付金におけます市道昭島46号道路整備事業に対する交付金が見込めなくなったことから減額いたすものでございます。 14、15ページをお開きいただきたいと存じます。 第7目教育費国庫補助金につきましては、歳出におけます中神小大規模改造(外壁等改修)工事の減額計上に対応し177万円を減額いたすものでございます。 第9目特定防衛施設周辺整備調整交付金につきましては、交付額の確定に伴い、学校図書館支援員配置事業及び小学校デジタル教科書整備事業の財源として、基金への積立額を計上いたすとともに、公共施設防犯カメラ設置事業の執行見込みに対応し、事業費への充当額を減額いたし、合わせて2008万9000円を増額いたすものでございます。 以上により、国庫支出金総額では4673万1000円の増額となります。 14、15ページをお開きいただきたいと存じます。 第17款都支出金、第1項都負担金、第1目民生費都負担金につきましては、保険基盤安定負担金では歳出におけます後期高齢者医療特別会計繰出金保険基盤安定分の増額計上に対応し、967万円を増額いたし、障害児入所給付費等負担金では、歳出におけます障害児給付事業の事業費の増額計上に対応し1230万円を増額いたすものでございます。 第2項都補助金、第2目民生費都補助金につきましては、障害者施策推進区市町村包括補助金では、歳出におけますグループホーム開設準備経費補助金の計上に対応し、23万1000円を増額いたし、子ども家庭支援区市町村包括補助金では、その補助対象事業について東京都が新たな補助金を設けたことから減額いたすとともに、歳出におけます福島保育園改築工事費補助金の減額計上に対応し、合計で2145万4000円を減額いたし、ユニバーサルデザインのまちづくり緊急推進事業補助金では、アキシマエンシス校舎棟の便所改修工事に対して交付されることとなりましたことから計上いたすとともに、歳出におけますくじら運動公園の簡易トイレ購入費の減額計上に対応し減額いたし、合計で888万8000円を増額いたし、16、17ページになります保育サービス推進事業補助金1539万9000円、保育力強化事業補助金229万7000円につきましては、東京都が新たに設けた補助金として計上いたし、保育所等児童安全対策強化事業補助金では、歳出におけます保育所運営費助成補助金の増額計上に対応し150万円を増額いたすものでございます。 第3目衛生費都補助金につきましては、産後ケア事業につきまして、国の妊娠・出産包括支援事業補助金が交付されることとなったため130万9000円を減額いたすものでございます。 第7目土木費都補助金につきましては、道路整備費補助金では市道昭島46号道路整備事業に対する社会資本整備総合交付金の交付が見込めなくなったことから850万円を計上いたし、無電柱化事業補助金では歳出におけます無電柱化路線選定業務支援委託の減額計上に対応し1500万円を減額いたすものでございます。 第9目教育費都補助金につきましては、公立学校施設トイレ整備支援事業補助金では、光華小大規模改造(東側便所改修)工事におけます単価差分につきまして交付が見込まれますことから726万4000円を増額いたし、公立学校施設防災機能強化支援事業補助金では、歳出におけます中神小大規模改造(外壁等改修)工事の減額計上に対応し88万5000円を減額いたすものでございます。 以上により、都支出金総額では1869万8000円の増額となります。 第18款財産収入、第2項財産売払収入、第1目不動産売払収入につきましては、本年度におけます3件の廃道敷等の売払い処分により2427万1000円を計上いたすものでございます。 18、19ページをお開きいただきたいと存じます。 第19款寄附金、第1項寄附金につきましては、今年度の収入見込みに合わせ380万円を増額いたすものでございます。 第20款繰入金、第2項基金繰入金、第1目財産調整基金繰入金につきましては、本補正予算の収支の状況から1億2270万円を減額いたし、第2目公共施設整備等資金積立基金繰入金3億5000万円減及び第7目特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金繰入金90万円減につきましては、充当事業の執行見込みなどにより減額いたすものでございます。 以上により、繰入金総額では4億7360万円を減額となります。 第23款市債、第1項市債につきましては、事業費の執行見込みなどによります起債対象事業費の減額計上に対応し、1億9900万円を減額いたすものでございます。 続きまして、歳出につきまして御説明を申し上げます。 20、21ページをお開きいただきたいと存じます。 第1款議会費から36、37ページの第10款教育費までの給料、職員手当等並びに共済費につきましては、各種目におけます執行見込みにより職員人件費を減額いたしております。なお、職員人件費につきましては、大変恐縮に存じますが、各款ごとでの説明を省略させていただきたく、御了承のほどお願い申し上げます。 次に、第2款総務費、第1項総務管理費、第6目財産管理費の基金積立金につきましては、公共施設整備等資金積立基金積立金では、歳入におけます不動産売払収入及び寄附金2807万1000円を積み立てるとともに、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金積立金では、交付額の確定及び充当事業の減などに伴い、学校図書館支援員配置事業及び小学校デジタル教科書整備事業への対応として2078万9000円を積み立てるものでございます。 第12目情報システム管理費につきましては、母子保健情報連携のためのシステム改修経費として440万円を増額いたすものでございます。 22、23ページをお開きいただきたいと存じます。 第3項戸籍住民基本台帳費、第1目戸籍住民基本台帳費につきましては、地方公共団体情報システム機構への通知カード・個人番号カード関連事務交付金の増額が見込まれることから1590万円を増額いたすものでございます。 以上により、総務費総額では3486万円の増額となります。 24、25ページをお開きいただきたいと存じます。 第3款民生費、第1項社会福祉費、第3目障害者福祉費につきましては、新たに開設したグループホーム開設準備経費補助金として30万9000円を計上いたすものでございます。 第4目高齢福祉費につきましては、後期高齢者医療特別会計における補正予算に対応し、保険基盤安定分の増など合計で125万円を増額いたすものでございます。 第2項児童福祉費、第2目子育て支援費につきましては、事業費の執行見込みに合わせ4920万円を増額いたすものでございます。 第4目私立保育所費につきましては、私立保育所運営費では安全対策のためのベビーセンサー購入費に対する補助といたしまして200万円を増額いたし、民間保育所等整備補助事業では、工事の進捗状況により2670万3000円を減額いたすものでございます。 26、27ページをお開きいただきたいと存じます。 第6目学童クラブ費につきましては、事業費への国庫支出金充当額の変更に伴う財源更正をいたすものでございます。 以上により、民生費総額では164万4000円の減額となります。 第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目母子保健費につきましては、事業費への国都支出金充当額の変更に伴う財源更正をいたすものでございます。 28、29ページをお開きいただきたいと存じます。 第5目環境費につきましては、事業費の執行見込みに合わせ1000万円を減額いたすものでございます。 第2項清掃費、第2目ごみ処理費につきましては、事業費の執行見込みに合わせ1億1484万2000円を減額いたすものでございます。 第3目し尿処理費につきましては、事業費への公共施設整備資金積立基金繰入金の充当額の変更に伴う財源更正をいたすものでございます。 以上により、衛生費総額では1億3214万2000円の減額となります。 30、31ページをお開きいただきたいと存じます。 第8款土木費、第2項道路橋りょう費、第3目道路新設改良費につきましては、事業費の執行見込みに合わせ7278万6000円を減額いたすものでございます。 第3項都市計画費、第6目土地区画整理費につきましては、中神土地区画整理事業特別会計における補正予算に対応し7400万円を減額いたすものでございます。 以上により、土木費総額では1億6698万6000円の減額となります。 第9款消防費、第1項消防費、第1目常備消防費につきましては、事業費の執行見込みに合わせ622万2000円を減額いたすものでございます。 第3目消防施設費につきましては、事業費の執行見込みに合わせ1億8706万8000円を減額いたすものでございます。 第4目災害対策費につきましては、全戸配布いたしますハザードマップ作成に係る経費451万円を計上いたすものでございます。 以上により、消防費総額では1億8878万円の減額となります。 32、33ページをお開きいただきたいと存じます。 第10款教育費、第1項教育総務費、第5目教育福祉総合施設費につきましては、事業費への都支出金の充当額変更に伴う財源更正をいたすものでございます。 また、それぞれ事業費の執行見込みに合わせ、第2項小学校費、第4目学校施設整備費では1127万3000円を減額いたし、34、35ページになります第4項社会教育費、第5目図書館費では457万7000円を減額いたし、36、37ページになります第5項保健体育費、第3目体育施設費では1710万円を減額いたすものでございます。 以上により、教育費総額では8985万円の減額となります。 第12款公債費、第1項公債費につきましては、年度末までの執行額が確定いたしましたことから、市債償還利子を518万8000円減額いたすものでございます。 次に、恐れ入りますが6ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2表繰越明許費補正でございますが、ハザードマップ作成事業につきましては、令和2年度までその執行が及ぶことから451万円を繰越明許費といたし、旧拝島公園プール解体等事業につきまして、資機材搬入路の調整に時間を要したことなどにより、令和2年度までその執行が及ぶ予定の経費4900万円を繰越明許費といたし、それぞれ追加いたすものでございます。 次に、第3表債務負担行為補正でございますが、学校給食用牛乳パックリサイクル機器設置事業につきましては、債務が令和2年度まで及ぶことから追加いたし、福島保育園改築工事費補助につきましては、工事の進捗状況により限度額を変更いたすものでございます。 次に、第4表地方債補正でございますが、先ほど歳入の第23款市債で御説明申し上げましたとおり、限度額を変更いたすものでございます。 以上が令和元年度昭島市一般会計補正予算(第4号)の内容でございます。 よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) 次に、日程第13 議案第3号及び日程第14 議案第4号の2件について説明を求めます。佐藤保健福祉部長。     (佐藤保健福祉部長 登壇) ◎佐藤保健福祉部長 ただいま上程をいただきました日程第13 議案第3号 令和元年度昭島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。 補正額は歳入歳出それぞれ2億3483万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ121億3006万1000円といたすものでございます。 今回の補正の主な理由でございますが、今後の療養給付費の執行見込額の増と過年度分の都支出金の交付額の確定などから、歳入歳出において所要の補正を行うものでございます。 それでは、2ページから3ページまでになります第1表歳入歳出予算補正につきまして、補正予算説明書により御説明申し上げます。 10、11ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、歳入でございます。 第4款都支出金につきましては、歳出における保険給付費の執行見込額の増に対応いたし、第1項都補助金、第1目保険給付費都交付金を1億7300万円増額いたすものでございます。 第6款繰入金、第2項基金繰入金、第1目国民健康保険事業運営基金繰入金につきましては、歳出における過年度分の都支出金の確定に伴う返還金の財源として6183万1000円を増額いたすものでございます。 次に、歳出につきまして御説明を申し上げます。 12、13ページをお開きいただきたいと存じます。 第2款保険給付費、第1項療養諸費、第1目一般被保険者療養給付費につきましては、今後の執行見込額の増によりまして1億7300万円を増額いたすものでございます。 第8款諸支出金、第1項償還金及び還付金、第2目返還金につきましては、過年度分の都支出金の確定に伴い6183万1000円を計上いたすものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、ただいま上程をいただきました日程第14 議案第4号 令和元年度昭島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 補正額でございますが、歳入歳出それぞれ4467万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億2840万8000円といたすものでございます。 今回の補正の主な理由でございますが、保険料収入及び広域連合への納付金の見込みなどにより、歳入歳出において所要の補正を行うものでございます。 それでは、2ページから3ページまでになります第1表歳入歳出予算補正につきまして、補正予算説明書により御説明申し上げます。 10、11ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、歳入でございます。 第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料、第1目後期高齢者医療保険料につきましては、今後の保険料の収入見込みにより4288万円を増額いたすものでございます。 第2款広域連合支出金、第2項広域連合補助金、第1目保健事業補助金につきましては、長寿・健康増進事業補助金の交付額の確定により54万円を計上いたすものでございます。 第3款繰入金、第1項一般会計繰入金、第1目一般会計繰入金につきましては、歳出における広域連合への納付金の今後の執行見込みに対応し125万円を増額いたすものでございます。 次に、歳出につきまして御説明を申し上げます。 12、13ページをお開きいただきたいと存じます。 第2款広域連合納付金、第1項広域連合納付金、第1目広域連合分賦金につきましては、保険料等負担金、保険基盤安定負担金及び保険料軽減措置負担金の執行見込額に対応し、合わせて4467万円を増額いたすものでございます。 第3款保健等事業費、第1項保健事業費、第1目保健衛生諸費につきましては、長寿・健康増進事業補助金の交付に対応する財源更正でございます。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) 次に、日程第15 議案第5号について説明を求めます。後藤都市計画部長。     (後藤都市計画部長 登壇) ◎後藤都市計画部長 ただいま上程をいただきました日程第15 議案第5号 令和元年度昭島市中神土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 補正額は歳入歳出それぞれ1億4245万円を減額いたし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億4104万円といたすものでございます。 それでは、2、3ページになります第1表歳入歳出予算補正につきまして、補正予算説明書により御説明申し上げます。 恐れ入りますが、10、11ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、歳入でございます。 第2款国庫支出金、第1項国庫補助金につきましては、駅前ブロックの建物等移転補償費の減により、社会資本整備総合交付金1730万円を減額いたすものでございます。 第3款都支出金、第1項都補助金につきましては、社会資本整備総合交付金に連動する補助金でありますことから865万円を減額いたすものでございます。 第4款繰入金、第1項一般会計繰入金につきましては7400万円を減額いたすものでございます。 第5款保留地処分金、第1項保留地処分金につきましては、保留地の処分が困難となったことから4250万円を減額いたすものでございます。 続きまして、歳出につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、12、13ページをお開きいただきたいと存じます。 第2款事業費、第2項工事費につきましては、年度末までの執行見込みを勘案し300万円を減額いたすものでございます。 第3項事業用地取得費につきましては、年度末までの執行見込みを勘案し8545万円を減額いたすものでございます。 第4項補償費につきましては、年度末までの移転建物を勘案し5400万円を減額いたすものでございます。 なお、事業費総額では1億4245万円の減額となっております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより一括して質疑並びに意見をお受けします。8番 荒井議員。 ◆8番(荒井啓行議員) 一般会計のところで2点ばかりお伺いをいたします。 16、17ページにあります財産売払収入で、土地売払収入、3か所とたしか説明がありました。それぞれ何平米ずつ売払いされたのか、面積をお答えいただきたいのが1点と、もう一つは次のページになりますか、全体的にこの市債のところでお伺いしますが、昭島消防署昭和出張所の整備事業債が1億3400万円減額というか、なっています。この関係でいきますと、新たな昭和出張所の予定地というのはおおよそ何平米で、もう買収というか、取得をしたのかどうなのか、幾らで取得をしたのかどうかということも含めてお答えを頂きたい。いつ取得をしたのかも含めてお答えいただきたいというふうに思います。たしか歳出のほうでもありましたよね。ですからそこら辺の、昭和出張所の用地のことについて、詳しく経過を含めて、今現在どうなっているのか、幾らで取得をしたのか、あるいはできるのかというようなことも含めた、その内容についてお答えください。 ○議長(大島ひろし議員) 佐々木総務部長。 ◎佐々木総務部長 まず、土地売払収入の件でございます。3件ございまして、地積で申し上げますと91.54平方メートル、それと42.08平方メートル、79.30平方メートル、合計212.92平方メートルとなっております。 ○議長(大島ひろし議員) 武藤危機管理担当部長。 ◎武藤総務部危機管理担当部長 ただいま昭和出張所の整備事業について御質問いただきました。平米数につきましては1500.13平米、取得金額につきましては1億8451万5990円となっております。 また、契約日につきましては、もう既に取得はさせていただいておりまして、令和元年11月21日に契約を交わさせていただいて、登記のほうも済んでおります。 また、この土地の取得に関しましては、今後のスケジュールにつきましては今年度現在、土地の整備を行っております。それが終わりましたらば、来年度、東京消防庁のほうで建物の建設を始めていくという形になっております。 完成につきましては、令和4年3月を予定しております。 以上でございます。 ○議長(大島ひろし議員) 8番 荒井議員。 ◆8番(荒井啓行議員) 分かりました。関連して、昭和出張所の建物は来年度から整備を進めていくと。この費用というのはどこから出すのか、昭島市としての分担金なりそういったものは出てくるのか、東京都のほうで賄うのか、そこら辺の計画というのは実際どうなっていくのか。昭島市のもし負担があるとすれば総体、おおよそどのぐらいの規模で建物が建てられて、そのうち昭島市が全額負担するのか、半分なのかどうなのかということも含めたその計画についてはどうなるのかお答えください。 ○議長(大島ひろし議員) 武藤危機管理担当部長。 ◎武藤総務部危機管理担当部長 現在予定されています建物の面積につきましては、延べ面積で建物のほうは495.49平米という形になっております。2階建ての建物で予定しておりますが、こちらのほうの建設に当たりましては、これは全て東京都消防庁のほうからの金額で、市の負担はございません。 ○議長(大島ひろし議員) ほかに御意見等ございませんか。13番 小林議員。 ◆13番(小林こうじ議員) 歳入のほうで、15ページですか、学校図書館支援員配置事業とその下、小学校デジタル教科書整備事業ということで2789万円、これは説明ですと歳出のほうで基金に積み立てていくという説明でございました。 この2つの事業というのは、いつから始めるのかということと、基金に積み立てるということは恐らくすぐに始めることではないと思うんですけれども、この事業について詳細をお聞かせください。また、この積立金に繰り入れているという理由も教えてほしいということ。 それからこの整備事業費のほうの歳入ですけれども、これは単年度なんですか。それとも継続してこういった事業費が来るのかどうか、その点を教えてください。 ○議長(大島ひろし議員) 永澤企画部長。 ◎永澤企画部長 この事業につきましては、特定防衛施設周辺整備調整交付金の基金の積立てということで、今年度から、今回の補正のほうで積立てをさせていただいて、実際の運用になるのは令和2年度のほうから考えております。 積立てのほうにつきましては、ここの防衛の施設のほうが計画的に積み立てることができるということが分かりましたので、これをしっかりと積立てをしていただきながら事業をしていこうという、そういうことで予算化はしているということでございます。 ○議長(大島ひろし議員) 13番 小林議員。 ◆13番(小林こうじ議員) 令和2年度からと。市長のほう、施政方針のほうでも言っていたICT教育ということで、その点に使うのかなということなんですけれども、あと学校図書館支援員配置事業に関しても、令和2年度から補正予算で積み立てておいて、令和2年度からそういった配置事業をやっていくということなんだと思うんですけれども、図書館支援員配置についてはどういった計画というか、どういうふうな事業を進めていくのか、もし今の時点で分かったら教えていただけたらと思います。 ○議長(大島ひろし議員) 高橋学校教育部長。 ◎高橋学校教育部長 学校図書館については、今も支援員を配置しておりますので、来年度についても支援員を配置する形で予算のほうを提案をさせていただいています。 この調整交付金が財源としてそちらのほうに使えるということで今調整をしておりますので、こちら基金に積ませていただいて、財源としてそちらの事業に充当をしていくというふうに考えております。現在やっている事業に充てていくと。 ○議長(大島ひろし議員) 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時56分----------------------------------- △再開 午後1時10分 ○議長(大島ひろし議員) 会議を再開いたします。 21番 南雲議員。 ◆21番(南雲隆志議員) ありがとうございます。 一括しての即決ということで、日程12から15までなんですが、私は、一番最後の日程15の中神土地区画整理事業の特別会計補正予算について、お尋ねいたします。 まず、歳入のところで11ページ、第5款、第1項保留地処分金の4250万円ですけれども、要は事業地として区画整理事業が持っている土地を売ることができなかったんで、この分収入がないわけなんですけれども、これはなぜ売れなかったのかというのが1点。 合計4点質問します。 2点目が、次の13ページの、まず市道昭島10号の道路の改修工事、執行見込みを勘案したというお話ありましたが、あそこの道路は一番北の信号機の設置されているところまで工事される予定だったと思うんですけれども、その部分まで完了はするんだけれども、事業費として契約先の建設業の会社がこれだけの金額で抑えられるよということで300万円落ちてきたのか、それとも来年度に繰り越されるからなのか、その点です。 それと3番目が、同じく第2款の事業費ですが、第3項の土地区画整理事業用地取得経費、この8545万円分、これはやはりなぜ取得できなかったのかなと。それと、何平米で、それは道路用なのか宅地用なのか、業務地は業務地なんですが、その点を教えてもらいたいなと。 そして最後、4番目、第4項の補償費なんですが、5400万円、補償費ということは、移動できなかったということ、区画整理事業が進まなかった、これは過去10年間眺めてみても、一進一退といいますか、多々あることなんですけれども、どうしても保留地を売ることができなかった、ないしは逆に公有地として買い取ることができなかったとか、そういうのの繰り返しで一個一個着実になんだけれども、一個一個なかなか、特にこの10年間が歩みが遅い部分ができてきている。平成20年の中神駅北口ロータリーのオープンのところまではかなり進んできたんだけれども、やはりこの10年間、特にまたこの5年間ぐらいがなかなか進めることができていない状況なんだけれども、そのことも含めて、今、補償費として何件分だったのか、その辺を教えてください。 ○議長(大島ひろし議員) 後藤都市計画部長。 ◎後藤都市計画部長 今、4点について御質問いただきました。 まず、1点目の保留地処分金の関係です。 保留地処分につきましては、取得する意向のある事業者の方がいらしたんですが、その資金を準備することができないために、今回減額いたすものでございます。 2点目に、市道昭島10号の整備費用についてですけれども、信号機の設置に伴うという中で、当然警察との協議が必要になってきます。そうした中での、まだいろんな影響も考えた中での予算を組ませていただいたところですが、実際に警察との協議が済んで、契約も確定した中で、減額補正をさせていただいているものでございます。 3点目の事業用地についてでございます。 こちらのほうは、取得できなかったというよりも、年度当初に予定したものは全部取得しております。ただ、路線価等で予算を考えているんですけれども、個別の査定要因がありまして、そういったところから、予算よりかなり低い額で取得できたものでございます。 取得の面積でございますが、2者から取得しております。1者からは169.44平方メートル取得しております。これは道路用地です。もう1者からは543.50平方メートルです。こちらにつきましては、道路用地と公園用地となっております。 続きまして、補償費についてでございます。 補償費については、議員おっしゃるとおり、ここ数年なかなか移転補償が以前ほど進捗していないところがございます。また、なかなか個別の要因があるところで、難しいところはあるんですけれども、今年度につきましては、当初予定では4件予定をしておりましたが、実際移転が合意になったのは1件というところでございます。 ほか3件につきましては、借地権の問題であるとか、所有している方の年齢的な問題であるとか、諸事情により相調わなかったところでございますが、引き続き移転に向けて取り組んでまいる所存でございます。 以上でございます。 ○議長(大島ひろし議員) 21番 南雲議員。 ◆21番(南雲隆志議員) ありがとうございます。 つまり、今3番目に質問したところの事業用地取得経費については、トータル、今、平米数、ざっくり大ざっぱな数字で言うと約700平米ぐらいか、それを8162万5000円、これで購入できたという理解でいいのかな、としたら非常に区画整理事務所の皆さん頑張っていただいて、一生懸命進めていって、まずこの8162万5000円で取得、700平米を上回る分を購入できたんですよねと今理解するんですけれども、それでオーケーなのかというが1つと、そうだということなんでしょうから、それはやはり一個一個だけれども、一歩一歩だけれども、しっかり進めていってくれるんだなというふうに理解します。 あと、もう一つの質問は補償費の件なんですが、残り駅前ブロックについていえば、残りもう1割以下、5%ぐらい、残りがそれぐらいになっている局面なんで、なかなか、今、部長からもお話ありましたけれども、借地権の問題やら御高齢だといういろいろな問題があろうかと思いますけれども、そこも一つ一つ丁寧に進めていっていただければなと思います。こっちは意見です。 先ほど、冒頭言いました事業用地取得について、私の理解で合っているのかなというのをちょっと確認お願いします。 ○議長(大島ひろし議員) 後藤都市計画部長。 ◎後藤都市計画部長 事業用地取得につきましては、議員のおっしゃるとおりでございます。 ○議長(大島ひろし議員) ほかに質疑並びに御意見等ございますか。6番 ゆざ議員。 ◆6番(ゆざまさ子議員) 私は、一般会計補正予算の中の歳入の13ページと、17ページの保育サービス推進事業補助金について、ちょっとお伺いしたいんですけれども、昨年10月に幼児教育・保育無償化が始まりましたけれども、このときに昭島市でもいろいろ対策を練って、事務費も独自で出すということで、予算をつけていましたけれども、13ページにあります子ども・子育て支援事務費補助金というのは、まずこれはどのように使われたのかを知りたい。 どのようなところにどういうふうに使われたのかが知りたいというところと、17ページの保育サービス推進事業補助金に対して、いろいろ、認定こども園、家庭的保育、小規模保育、事務所内保育、私立保育所とありますけれども、ほか今、世の中でいろいろ騒がれている類似保育園に対しては、昭島市はどのような対応を取っているか。類似保育園を昭島市が把握をしているのがあるのかどうかを含め、教えてください。 ○議長(大島ひろし議員) 板野子ども家庭部長。 ◎板野子ども家庭部長 まず初めに、13ページの子ども・子育て支援事務費補助金でございますけれども、こちらにつきましては、幼児教育・保育の無償化の実施に関わります消耗品や印刷製本費、通信運搬費、説明会の旅費、臨時職員の賃金、それと職員の時間外勤務手当のほうに充当させていただいております。 それと、保育サービス推進事業補助金に関わります類似保育園の関係でございますけれども、東京都のほうで把握している無認可の保育所を称するものであるということで御答弁をさせていただきますけれども、こちらのほうは保育サービス推進事業補助金の対象のほうにはなってございません。 市のほうには幾つかございますけれども、この補助金の対象にはなっていないということで御理解いただきたいというふうに考えてございます。 ○議長(大島ひろし議員) 6番 ゆざ議員。 ◆6番(ゆざまさ子議員) 国のほうからそういった、これに使ってくださいよということで、いろいろ保育士の処遇改善などにも使ってほしいということで、先ほど御答弁ありましたけれども、実際にそういった給与の関係に使われたかどうか、市として把握されていますでしょうか。 また、類似保育園に関して、先ほど昭島市にも幾つかあると御答弁いただきましたけれども、他市の状況を見ると、類似保育園も含め、市の独自で補助金の対象としているところもあると伺っておりますが、その辺に対して市としての考えをお聞かせください。 ○議長(大島ひろし議員) 板野子ども家庭部長。 ◎板野子ども家庭部長 まず、保育サービス推進事業の補助金の使い道というか、対象経費につきましては、まず零歳児保育の実施でございますとか、延長保育事業の実施とか、それと一時預かり保育の実施ですとか、アレルギー児対応、またそういったところに関する補助金ということで、こちらのほうは処遇改善に直接関わる補助金ではないというふうには考えてございます。どちらかというと、保育の環境改善のほうに関わる補助金ではないかというふうに考えております。 次に、類似保育園等への市の独自の補助ということでございますけれども、こちらのほうにつきましては、他市の状況等を勘案する中で、今後研究してまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(大島ひろし議員) 6番 ゆざ議員。 ◆6番(ゆざまさ子議員) ありがとうございます、御答弁。 先日、私、みらい子育て全国ネットワークさんと意見交換会をしまして、党としても保育士さんの処遇改善というのが大変重要であると。今回の無償化によって浮いた財源に関して、また国からの補助も保育士さんの処遇改善に使われるのがよいのではないかと思っています。 保育士さんのアンケートによりますと、やはり処遇改善がアンケートの中で一番ということで、取り上げられておりますので、これは意見なんですけれども、昭島市としてもしっかりと保育士さんの処遇改善にこの補助金というのは使われるべきではないかと私は思っておりますので、意見として言わせていただきます。 また、類似保育園に関しても、他市の状況も踏まえて、しっかり前向きに御検討いただきたいと思っております。意見として言わせていただきます。 以上です。 ○議長(大島ひろし議員) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本4件について、いずれも委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに一括して採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、これより一括して採決いたします。 本4件はいずれも原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認めます。よって、本4件はいずれも原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第16 議案第21号 昭島市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。永井水道部長。     (永井水道部長 登壇) ◎永井水道部長 ただいま上程をいただきました日程第16 議案第21号 昭島市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由及び内容につきまして御説明申し上げます。 本条例は、平成29年6月9日に公布されました地方自治法等の一部を改正する法律が本年4月1日に施行されますことから、当該一部改正法の施行に伴う規定整備等を行うものでございます。 改正の内容につきましては、恐れ入りますが、2枚目の議案参考資料、昭島市水道事業の設置等に関する条例新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 まず、第5条でございますが、この条で引用する地方自治法第243条の2第8項が繰り下げられたことによりまして、地方自治法第243条の2の2第8項に改めるものでございます。 次に、第6条は「負担附き」の「附く」を、現在用いられるべき漢字に改めるものでございます。 恐れ入りますが、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 本条例の附則につきまして、施行日を令和2年4月1日といたすものでございます。 以上、簡略な説明で恐縮に存じますが、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件について、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は、原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第17 議案第23号 昭島市立拝島第三小学校除湿温度保持機能復旧工事請負契約 を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。佐々木総務部長。     (佐々木総務部長 登壇) ◎佐々木総務部長 ただいま上程をいただきました日程第17 議案第23号 昭島市立拝島第三小学校除湿温度保持機能復旧工事請負契約についての提案理由並びにその内容につきまして、御説明を申し上げます。 本件は、昭島市立拝島第三小学校の除湿温度保持機能復旧工事施工のための請負契約でございます。 契約の方法につきましては、入札に参加する者に一定の資格要件を課した制限つきの一般競争入札によりまして、総合評価落札方式を採用し、執行いたしましたところでございます。 本件の契約金額は3億3440万円、契約先は、東京都立川市柴崎町二丁目25番3号、八重洲工業株式会社、代表取締役長谷川福夫となっております。 この契約金額から、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づきまして、本議案を上程させていただくものでございます。 工事概要等につきましては、別紙参考資料のとおりでございます。 以上、簡略な説明で恐縮に存じますが、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件については、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第18 議案第24号 昭島市自転車等駐車場の指定管理者の指定について を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。金子都市整備部長。     (金子都市整備部長 登壇) ◎金子都市整備部長 ただいま上程をいただきました日程第18 議案第24号 昭島市自転車等駐車場の指定管理者の指定について、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。 初めに、提案の理由でございますが、公の施設の管理を行う指定管理者の指定につきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を経る必要があることから、提案をいたすものでございます。 それでは、内容につきまして御説明申し上げます。 指定管理者が管理する公の施設の名称及び位置は、議案の1にお示ししたとおり、昭島市自転車等駐車場条例に設置いたしました自転車等駐車場の18か所でございます。 次に、指定管理者の名称は、公益社団法人昭島市シルバー人材センター、代表者の氏名は会長光富宏規、事務所の所在地は昭島市中神町二丁目32番18号でございます。 指定期間につきましては、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間といたすものでございます。 昭島市シルバー人材センターは、本市が自転車等駐車場を設置したときから駐車場の管理業務を受託し、さらに平成20年度から12年間、指定管理者としての管理業務に当たり、その業務に相当な知識、経験を有する者を確保しているなどの実績がございます。指定管理者として業務委託制としており、この3年間、健全な管理業務に努め、平成30年度には、機械式の東中神駅周辺の自転車等駐車場開設においても柔軟な対応を図ってまいりました。 次に、苦情の件数でございますが、指定管理者としてシルバー人材センターが管理を始めた平成20年度からの3か年の平均は68件でございましたが、改善に取り組むことで、平成29年度からの3か年の年間平均は17件と減少しており、日中は事務処理センター、夜間は警備会社に委託して責任を持って対応しております。 以前、実施いたしました各自転車等駐車場における利用者アンケートの結果では、管理員の対応について、88.7%の方から、満足、ほぼ満足の回答を頂きました。その内容といたしましては、利用者の方々に対する毎朝の挨拶や、雨の日のサドル拭きや自転車の出し入れの手伝いへの感謝のコメントも頂いております。 また、管理員へのアンケートも実施したところ、地域の人々に感謝されることでの働く喜びと、規則正しい生活を送ることにより、健康増進にもつながるとの意見も述べられております。 このような実績を踏まえ、指定管理者としてより一層効率的で適正な管理を行うことを期待できること、また一億総活躍社会の実現に向けて、高齢者の雇用の確保を図り、高齢者の職業の安定、その他福祉の増進を図るとともに、地域社会の発展にも寄与することを考慮し、指定するものでございます。 なお、参考資料といたしまして、公益社団法人昭島市シルバー人材センターの概要を添付させていただきました。 以上、簡略な説明で恐縮に存じますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。22番 青山議員。 ◆22番(青山秀雄議員) 今のシルバー人材センターの各駐輪場で働いている人たちの、あるいは利用者のアンケートで、皆さん努力しているということは十分分かりました。 私が見ている限りでは、本当にそういう形でやられているというふうに思いますし、それは大変いいことだというふうに思うんですが、各駐輪場において、まだまだ働く人の環境の整備がされていないという部分が、改善されていない部分があると思うんです。 駐輪場にトイレがないや水道がないという、これは以前にも指摘をしましたけれども、何とか努力をして設置できるような方法でというふうに言っていますけれども、現在その辺の進んでいない部分だとか残っている部分、またこれからの計画なんかについて、どういうふうに。指定管理者のシルバー人材センターの皆さんにお願いするにしても、そこで働く人たちの環境というのは大変重要だというふうに思っています。近くの公園に水をくみに行ったりとか、そういうことをしばしば見るんですけれども、私は働く人たちのそういうことも含めて、改善をしていくべきではないかというふうに思うんですが、その辺の計画性などについても答えていただければというふうに思います。 ○議長(大島ひろし議員) 金子都市整備部長。 ◎金子都市整備部長 今、シルバー人材センターに管理を委託をしているわけでございます。もちろん、ここで働くシルバー人材の職員の人たちの働く環境改善、これに努めていかなくてはならないと我々も十分思っているところでございます。 各駅に、先ほど御説明しました駐輪場が多数ございます。その中で、それぞれの管理をしていただいている管理員の人たちの意見も集約をしながら、できるところから改善はしていきたいとふうに思っているところでございます。 なかなか、当初から整備はしてきたつもりではおるんですが、条件的に整備できないところにつきましては、これからも改善に向けて、意見を聞きながら努力はしていきたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(大島ひろし議員) 22番 青山議員。 ◆22番(青山秀雄議員) 条件的に難しいところも、それも十分理解はしているんです。 ただ、冬の寒いとき、そういうときに家を出るときに、トイレがないから水分は取ってこないんだとか、駅のトイレを借りるにしても、混雑のときにとても借りられるような状況じゃないよと、そういう声も届いているというふうには思うんですけれども、そういう現状があるということは十分承知をしていただきたいということと、皆さんが自分たちの駐輪場だけではなく、駅周辺の清掃活動なんかも一生懸命やっています。やはりそういう面ではもっともっとこういう環境整備というのは必要だというふうに思いますので、これからも前向きに取り組んでいただきたいと思います。それは意見とさせていただきます。 以上です。 ○議長(大島ひろし議員) ほかにございませんか。6番 ゆざ議員。 ◆6番(ゆざまさ子議員) ありがとうございます。 私も、たまに自転車等駐車場使わせていただいているんですが、ちょっと1つ確認ですけれども、自転車を借りて、お金を払って駐輪されている方がいるんですけれども、台数がその枠で決まっているというふうに伺ったんですけれども、これはどのようにして規定して決まっているんでしょうか。 なぜかというと、最近多いのがチャイルドシートをつけた電動自転車、大きいんですけれども、それを入れようとするとなかなか狭くて入りづらかったりするんです。シルバー人材センターの方にお尋ねをしましたら、市のほうで台数が決められているので、それを入れてしまっているために大変狭くなっている状況であると伺ったんですが、その辺のヒアリングなどというのは、昭島市のほうでシルバー人材センターの方に対してやっているのかどうか、ちょっと確認させてください。 ○議長(大島ひろし議員) 金子都市整備部長。 ◎金子都市整備部長 今、御質問があったのは、各駐輪場の駐輪の台数ということでございます。 自転車の形態が、昨今、今御質問にありましたように、いわゆるチャイルドシートが取り付けられたり、また最近、非常に我々も苦慮しているのが電動自転車で、それになったことによって非常に大きなチャイルドシートがついてきたというところであります。 それで、以前から駐輪場の敷地において、通常の自転車の台数というのは規定をしているわけでございますけれども、そういった時代の変化に基づいて、とめられる自転車が変わってきたというところは我々も承知しているところであります。 そういったところから、台数の、とめ場所ですね、これをなるべく多くとめられるようにということで、自転車のラック等を設置しているわけですけれども、自転車の形態が変わってきたことでそのラックが使えない、そういったことで、そういった自転車もとめられるスペースは取っているわけなんですが、そこがなかなか実情を把握し切れていない、対応できていない駐輪場があることは我々も十分承知をしております。 そういったところから、利用状況を指定管理のシルバー人材の管理員のほうと意見交換はしながら、変えられる部分については変えていきたいなというふうに思っているところでありますけれども、ただ一般の利用者も非常に多い駐輪場につきましては、スペースの確保ということが必要になってきますので、そこは非常に課題があるなというふうに感じているところであります。 今後も、こういった自転車の変化に伴って、できる限り対応のほうは図っていきたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(大島ひろし議員) よろしいでしょうか。     (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件について、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第19 議案第25号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約 を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。佐藤保健福祉部長。     (佐藤保健福祉部長 登壇)
    ◎佐藤保健福祉部長 ただいま上程をいただきました日程第19 議案第25号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について、提案理由及びその内容について御説明申し上げます。 提案理由でございますが、東京都後期高齢者医療広域連合の令和2年度及び令和3年度の財政運営に関しましては、平成30年度及び令和元年度に引き続き、保険料の所得割額の独自軽減策を継続するとともに、審査支払手数料などを区市町村の一般財源で対応することとなります。このため、組合規約の一部を変更する必要が生じましたことから、地方自治法第291条の11の規定に基づき、御提案いたすものでございます。 それでは、変更の内容につきまして、議案参考資料の新旧対照表に基づき、御説明を申し上げます。 参考資料を御覧いただきたいと存じます。 附則の変更でございます。 附則第5項中「平成30年度分及び平成31年度分」を「令和2年度分及び令和3年度分」に、また資料の裏面となりますが、「平成30年4月1日現在」を「令和2年4月1日現在」に改めるものです。 恐れ入りますが、議案本文にお戻りください。 附則の規定です。 第1項において、本規約の施行期日を令和2年4月1日と定めるとともに、附則第2項において、この規約による変更後の附則第5項の適用に関する経過措置を規定いたすものでございます。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより質疑並びに意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件について、委員会への付託並びに討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、これより採決いたします。 本件は原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第20 議案第13号 昭島市庁舎跡地施設整備資金積立基金条例を廃止する条例 から日程第23 議案第16号 昭島市印鑑条例の一部を改正する条例 までの4件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。初めに、日程第20 議案第13号について説明を求めます。永澤企画部長。     (永澤企画部長 登壇) ◎永澤企画部長 ただいま上程をいただきました日程第20 議案第13号 昭島市庁舎跡地施設整備資金積立基金条例を廃止する条例につきまして、提案理由について御説明申し上げます。 本基金は、平成7年3月、庁舎跡地施設建設のため設置され、平成9年2月に策定しました昭島市庁舎跡地土地利用基本構想において、総合福祉センター及び社会教育施設の整備について、具体的な方向が規定され、運用がなされました。 社会教育施設につきましては、平成26年6月の全員協議会におきまして、つつじが丘南小学校跡地に整備する旨、御了承いただき、平成26年9月には、小学校跡地に整備する教育福祉総合センターにも基金を処分可能といたしました。 この度、教育福祉総合センターの整備が終了し、当基金の設置目的が達成されたため、昭島市庁舎跡地施設整備資金積立基金条例を廃止とする本条例を提案するものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) 次に、日程第21 議案第14号及び日程第22 議案第15号の2件について説明を求めます。佐々木総務部長。     (佐々木総務部長 登壇) ◎佐々木総務部長 ただいま上程をいただきました日程第21 議案第14号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由並びに内容の御説明を申し上げます。 本条例は、来年度4月からの会計年度任用職員の任用開始に伴い、会計年度任用職員の服務の宣誓について定めるとともに、併せて規定を整備する必要があるため、条例の一部改正を提案いたすものでございます。 それでは、改正内容の御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、2枚目の参考資料、新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 初めに、第1条につきましては、文言の整理を行うものでございます。 次に、第2条第1項におきましても、同様に文言の整理を行うとともに、同条第2項において、会計年度任用職員の服務の宣誓に関する規定を追加するものでございます。 具体的には、会計年度任用職員の服務の宣誓については、第1項の規定にかかわらず、任命権者は別段の定めをすることができるとし、この別段の定めとは、会計年度任用職員においては、任命権者等の面前での宣誓書への署名を要さず、署名した宣誓書を提出することで足りるものとし、また再度の任用を行った場合は、さきの任用に際して行った服務の宣誓もって、これを行ったものとみなすことといたします。 続きまして、第3条につきましては、文言の整理を行うものでございます。 1枚目の議案を御覧いただきたいと存じます。 附則といたしまして、本条例の施行期日は令和2年4月1日とするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、ただいま上程をいただきました日程第22 議案第15号 昭島市一般職の職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由並びに内容の御説明を申し上げます。 本条例は、本年4月からの会計年度任用職員の任用開始を踏まえ、非常勤職員の育児休業及び部分休業について定めるとともに、育児休業に係る子の要件を緩和し、併せて規定を整備するため、条例の一部改正を提案いたすものでございます。 それでは、改正の内容の御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、4枚目の参考資料、新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 初めに、第1条につきましては、文言の整理を行うものでございます。 次に、第2条では、育児休業をすることができない職員を規定しており、第1号では、育児休業者の補填として任期を定めて採用した職員とし、第2号では、部分休業者の補填として任期を定めて採用した職員とし、第3号では、ア、イ、ウにおいて、育児休業が取得できる非常勤職員の条件を規定しており、このいずれかに該当する非常勤職員以外の非常勤職員としております。 なお、本条第3号で規定している、育児休業が取得できる非常勤職員の条件としては、アでは、引き続き在職した期間が1年以上かつ育児休業法の規定により、養育する子が1歳6か月、あるいは2歳に達する日までにその任期が満了すること及び引き続き採用されないことが明らかではなく、勤務日の日数を考慮して、規則で定める非常勤職員としており、この規則で定める非常勤職員とは、恐れ入りますが、8枚目の参考資料、昭島市一般職の職員の育児休業等に関する条例施行規則(骨子)を御覧いただきたいと存じます。規則(骨子)第1のとおり、1週間の勤務の日数が3日以上または1年の勤務日の日数が121日以上ある者といたします。 恐れ入りますが、新旧対照表にお戻りいただきたいと存じます。 次に、イでは、第2条の3第3号に掲げる場合に該当する者については、養育する子が1歳に達する日において育児休業をしている非常勤職員に限ることとし、ウでは、その任期の末日を育児休業の期間の末日とする育児休業をしている非常勤職員であって、育児休業に係る子について、任務が更新され、または任期の満了後に引き続き採用されることに伴い、任期の末日の翌日または引き続き採用される日を育児休業の期間の初日とする育児休業をしようとするものとしております。 次に、第2条の2を3条繰り下げ、第2条の5とし、新たに第2条の2として、養育をするための対象となる子のうち、条例で定める者を規定しており、養子縁組里親を希望しているものの実親等の同意が得られず、養育里親となった場合の児童についても、養育をするための職員の子として認めております。 続きまして、新たに第2条の3として、非常勤職員の育児休業取得可能期間を規定しており、第1号では、本条第2号及び第3号以外の場合においては、養育する子の1歳到達日とし、第2号では、非常勤職員の配偶者が、非常勤職員の養育する子の1歳到達日以前のいずれかの日において、子を養育するために育児休業法、その他の法律の規定による育児休業を取得している場合において、非常勤職員が育児休業をしようとする場合は子が1歳2か月に達する日までとし、第3号では、1歳から1歳6か月に達するまでの子を養育するため、非常勤職員が子の1歳到達日の翌日を育児休業の期間の初日とする育児休業をしようとする場合であって、ア、イのいずれにも該当するときは、子の1歳6か月到達日までと規定しております。 なお、本条第3号のア、イのいずれにも該当するときとは、アにおいては、非常勤職員が子の1歳到達日において育児休業をしている場合、または非常勤職員の配偶者が子の1歳到達日において地方等育児休業をしている場合とし、イにおいては、子の1歳到達日後の期間について、育児休業をすることが継続的な勤務のために特に必要と認められる場合として、規則で定める場合に該当する場合としており、この規則で定める場合とは、恐れ入りますが、8枚目の規則(骨子)を御覧いただきたいと存じます。 規則(骨子)第2の1のとおり、保育所への入所を希望しているが、当面その実施が行われない場合、または非常勤職員の配偶者であって、常態として子の養育を行う予定であった者が死亡、負傷、離婚等により、子を養育することができなくなった場合といたします。 恐れ入りますが、新旧対照表にお戻りいただきたいと存じます。 続きまして、新たに第2条の4として、非常勤職員が子を養育するため、前条で規定した期間を超えて2歳に達するまで育児休業をすることができる場合を規定しており、非常勤職員が子の1歳6か月到達日の翌日を育児休業の期間の初日とする育児休業をしようとする場合であって、第1号及び第2号のいずれにも該当するとしております。 具体的には、本条第1号では、非常勤職員が子の1歳6か月到達日において育児休業をしている場合、または非常勤職員の配偶者が子の1歳6か月到達日において地方等育児休業をしている場合とし、第2号では、子の1歳6か月到達日後の期間について、育児休業をすることが継続的な勤務のために特に必要と認められる場合として、規則で定める場合に該当する場合としており、この規則で定める場合とは、恐れ入りますが、8枚目の規則(骨子)を御覧いただきたいと存じます。 規則(骨子)の第2の2のとおり、第2の1の場合を準用することといたしております。 恐れ入りますが、新旧対照表にお戻りいただきたいと存じます。 続きまして、第3条では、既に育児休業をしたことがあるときに再度育児休業をすることができる特別な事情を定めており、第1号では文言の整理と規定の整備を行い、第2号から第5号までを1号ずつ繰り下げ、新たに第2号として、承認が取り消された後に、子が第1号ア、イに掲げる場合及び民法または養子縁組が成立しないまま措置が解除された場合を加え、第7号として、第2条の3第3号に掲げる場合または第2条の4に規定する場合に該当することを加え、第8号として、その任期の末日を育児休業の期間の末日とする育児休業をしている非常勤職員が、育児休業に係る子について、任期が更新され、または任期の満了後に引き続き採用されることに伴い、任期の末日の翌日または引き続き採用される日を育児休業の期間の初日とする育児休業をしようとすることを加えております。 次に、第7条では、部分休業をすることができない職員について規定をしており、第1号及び第2号のいずれにも該当する非常勤職員以外の再任用短時間勤務職員を除く非常勤職員は、部分休業をすることができない職員と規定しております。 なお、本条第1号及び第2号のいずれにも該当する非常勤職員とは、第1号においては、引き続き在職した期間が1年以上である非常勤職員とし、第2号においては、規則で定める非常勤職員とし、この規則で定める非常勤職員とは、恐れ入りますが、8枚目の規則(骨子)を御覧いただきたいと存じます。 規則(骨子)の第3のとおり、1週間の勤務日の日数が3日以上または1年の勤務日の日数が121日以上であり、かつ1日の勤務時間が6時間15分以上の者といたします。 恐れ入りますが、新旧対照表にお戻りいただきたいと存じます。 続きまして、第8条から第10条を1条ずつ繰り下げ、新たに第8条として、部分休業の承認についての規定を追加し、第1項では、部分休業の承認は、勤務時間の初めまたは終わりにおいて30分を単位として行うものとし、第2項では、昭島市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の規定による、育児時間または介護時間の承認を受けて、勤務しない職員に対する部分休業の承認については、1日につき2時間から、育児時間または介護時間の承認を受けて、勤務しない時間を減じた時間を超えない範囲内で行うものとし、第3項では、非常勤職員に対する部分休業の承認について、1日につき定められた勤務時間から5時間45分を減じた時間を超えない範囲内で行うものと規定しております。 次に、第9条に見出しとして「(部分休業をしている職員の給与等の取扱い)」を付し、同条第1項を非常勤職員を除く職員に対する取扱いへ改め、同条第2項として、新たに非常勤職員が部分休業をした場合の報酬に関する取扱いを規定いたします。 続きまして、第10条に見出しとして「(部分休業の承認の取消事由)」を付すことといたします。 続きまして、議案3枚目の裏面を御覧いただきたいと存じます。 附則といたしまして、第1項では、本条例の施行期日を令和2年4月1日とし、第2項では、本条例の施行に伴い、昭島市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例において、規定の整備を行うものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) 次に、日程第23 議案第16号について説明を求めます。小松市民部長。     (小松市民部長 登壇) ◎小松市民部長 ただいま上程をいただきました日程第23 議案第16号 昭島市印鑑条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。 本条例は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の趣旨を踏まえ、印鑑登録に係る登録資格について、資格要件を改める必要が生じましたことから御提案いたすものでございます。 本条例の改正内容につきましては、議案参考資料として配付をさせていただいております、昭島市印鑑条例新旧対照表に基づき御説明させていただきますので、恐れ入りますが、お開きいただきたいと存じます。 第3条は登録資格について規定するものであります。 同条第2項第2号において、印鑑の登録を受けることができない者として規定されている、成年被後見人を、意思能力を有しない者(前号に掲げる者を除く。)に改めるものでございます。 恐れ入りますが、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 本条例の附則として、施行日を公布の日といたすものでございます。 以上、簡略な説明で恐縮に存じますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより一括して質疑並びに意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第20 議案第13号から日程第23 議案第16号までの4件については、いずれも議事日程のとおり総務委員会に審査を付託いたします。よって、いずれも会期中に審査を終了し、報告を願います。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第24 議案第17号 昭島市介護保険条例の一部を改正する条例及び日程第25 議案第18号 昭島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 の2件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。佐藤保健福祉部長。     (佐藤保健福祉部長 登壇) ◎佐藤保健福祉部長 ただいま上程をいただきました日程第24 議案第17号 昭島市介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容について御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございますが、国におきまして、低所得者に係る保険料の軽減強化が図られることになったことから、御提案申し上げるものでございます。 それでは、改正内容につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案参考資料の新旧対照表を御覧ください。 保険料率を定める第12条の改正です。 同条第1項中「平成32年度」を「令和2年度」に改め、参考資料の最後のページとなりますが、同条第2項から第4項において、令和2年度における第1号被保険者に係る軽減後の保険料率について、第1項第1号の階層については2万1780円に、第1項第2号の階層については2万6862円に、第1項第3号の階層については4万5738円にそれぞれ改めるものです。 議案本文にお戻りください。 附則ですが、第1項におきましては、本条例の施行期日について、第12条第1項の改正は公布の日から、他の部分は規則で定める日と定めております。 また、第2項につきましては、今回の改正に関する経過措置を規定いたすものでございます。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、ただいま上程をいただきました日程第25 議案第18号 昭島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及びその内容について御説明申し上げます。 初めに、提案理由でございますが、国におきまして、課税限度額の見直しと低所得者に係る保険税の軽減強化が図られることとなったことなどから、御提案申し上げるものでございます。 それでは、改正内容につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案参考資料の新旧対照表を御覧ください。 課税額を定める第2条の改正です。 第2項では基礎課税額を、第4項では介護納付金課税額を定めておりますが、これまで61万円としていた基礎課税額を63万円に、16万円としていた介護納付金課税額を17万円にそれぞれ改めるものです。 次に、保険税の減額を定める第23条の改正です。 本文の改正は、課税限度額を改めたことに伴う規定の整備です。 次ページとなりますが、第2号では、均等割の5割軽減を、第3号では均等割の2割軽減をそれぞれ定めておりますが、その所得基準額の算定において、被保険者等の人数に乗ずる額を、5割軽減では28万円を28万5000円に、2割軽減では51万円を52万円にそれぞれ改めるものです。 新旧対照表の4ページまでとなりますが、附則の改正です。 第15項は改元に伴う規定整備です。 第16項及び第17項の改正は、本市独自の子育て世代に対する支援の取組である第2子及び第3子以降の負担軽減措置を継続するため、その実施期間を延長するものです。 議案本文にお戻りください。 附則ですが、第1項におきましては、本条例の施行期日について、附則第15項の改正は公布の日から、附則第16項及び第17項の改正は令和2年4月1日から、他の部分は規則で定める日と定めております。 また、第2項につきましては、今回の改正に関する経過措置を規定いたすものです。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより一括して質疑並びに意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第24 議案第17号及び日程第25 議案第18号の2件については、いずれも議事日程のとおり厚生文教委員会に審査を付託いたします。よって、いずれも会期中に審査を終了し、報告を願います。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第26 議案第19号 昭島都市計画中神土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例 から日程第28 議案第22号 昭島市給水条例の一部を改正する条例 までの3件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。初めに、日程第26 議案第19号及び日程第27 議案第20号の2件について説明を求めます。後藤都市計画部長。     (後藤都市計画部長 登壇) ◎後藤都市計画部長 ただいま上程をいただきました日程第26 議案第19号 昭島都市計画中神土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例につきまして、その提案理由及び内容の御説明を申し上げます。 初めに、提案理由でございます。 民法の一部を改正する法律及び民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令の施行による土地区画整理法施行令の一部改正に伴い、分割徴収及び分割交付に係る清算金に付すべき利子の利率を改定するとともに、併せて規定の整備をいたすため、本条例を提案いたすものでございます。 それでは、改正内容につきまして、参考資料の新旧対照表により御説明を申し上げます。 第23条第2項中「分割徴収」を「分割徴収し、」に、「徴収又は交付すべき」を「徴収し、又は交付すべき」に改め、同条第3項中「分割徴収」を「分割徴収し、」に、「第1回の徴収」を「、第1回の徴収し、」に改め、同条第4項中「分割徴収」を「分割徴収し、」に、「の徴収」を「の徴収し、」に改め、同条5項中「分割徴収」を「分割徴収し、」に、「の徴収」を「の徴収し、」に改め、同項ただし書中「年6パーセント」を「法第103条第4項の規定による換地処分の公告があった日の翌日における法定利率」に改めるものでございます。 恐れ入りますが、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 本条例の施行日でございますが、附則におきまして、令和2年4月1日からといたすものでございます。 以上、簡略な説明で恐縮に存じますが、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、ただいま上程をいただきました日程第27 議案第20号 昭島都市計画中神土地区画整理事業調査会条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由及び内容の御説明を申し上げます。 初めに、提案理由でございます。 昭島都市計画中神土地区画整理事業調査会を第三工区に新たに設置し並びに委員の定数及び任期を改めるとともに、併せて規定の整備をいたすため、本条例を提案いたすものでございます。 それでは、改正内容につきまして、参考資料の新旧対照表により御説明を申し上げます。 第1条中「第二工区」の次に「及び第三工区」を、「ため、」の次に「工区ごとに」を加えるものでございます。 次に、第2条中「第二工区」を「それぞれの工区」に、「調査及び」を「調査し、及び」に改めるものでございます。 次に、第3条中「24人以内」を削り、第2項として「調査会の委員の定数は、第二工区にあっては16人以内、第三工区にあっては10人以内」を加えるものでございます。 次に、第4条中「第二工区に係る土地区画整理法第103条に規定する換地処分の公告の日までとする」を「5年とし、再任を妨げない」に改めるものでございます。 次に、第8条中「調査」を「調査し、」に改めるものでございます。 恐れ入りますが、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 本条例の施行日でございますが、附則におきまして、令和2年4月1日からといたすものでございます。 以上、簡略な説明で恐縮に存じますが、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) 次に、日程第28 議案第22号について説明を求めます。永井水道部長。     (永井水道部長 登壇) ◎永井水道部長 ただいま上程をいただきました日程第28 議案第22号 昭島市給水条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由及び内容につきまして御説明申し上げます。 本条例は、平成29年6月2日に公布されました民法の一部を改正する法律が本年4月1日に施行されますことに伴いまして、改正後の民法に規定する定型取引における定型約款として給水条例を位置づけて、水道使用者と給水契約を締結する運用となりますことから、給水装置の切離しに関するこれまでの規定を見直し、使用者との間に誤解が生じることのないよう、給水装置の切離しに係る義務と権利の制限を明確に規定するものでございます。 改正の内容につきましては、恐れ入りますが、2枚目の議案参考資料、昭島市給水条例新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 まず、43条第1項におきまして、使用する見込みのなくなった給水装置の撤去義務を明確に規定するものでございます。 次に、同条第2項は、水道の管理上必要な場合に、所有者等の同意がなくても給水装置の切離しができること及びその費用は所有者の負担になることを明確に規定するものでございます。 最後に、第3項は、切り離した給水装置により、再び水道を使用する場合について規定したものでございます。 恐れ入りますが、議案本文にお戻りいただきたいと存じます。 本条例の附則につきまして、施行日を令和2年4月1日といたすものでございます。 以上、簡略な説明で恐縮に存じますが、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大島ひろし議員) これより一括して質疑並びに意見等をお受けいたします。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第26 議案第19号から日程第28 議案第22号までの3件については、いずれも議事日程のとおり建設環境委員会に審査を付託いたします。よって、いずれも会期中に審査を終了し、報告を願います。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第29 陳情第1号 種苗法改定自家増殖(採種)禁止法案に関する陳情 及び日程第30 陳情第2号 国民健康保険税に関する陳情 の2件を一括して議題といたします。 本2件については、それぞれ議事日程のとおり所管の委員会に審査を付託いたします。よって、いずれも会期中に審査を終了し、報告を願います。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 日程第31 議員派遣の承認を求めることについて を議題といたします。 お諮りいたします。 地方自治法第100条第13項及び会議規則第157条第2項の規定に基づき、お手元に配付いたしました議員派遣の承認を求めることについてのとおり、これを承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) お諮りいたします。議事の都合により、明日から3月1日までの3日間、本会議を休会といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大島ひろし議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。----------------------------------- ○議長(大島ひろし議員) 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。 次回は3月2日午前9時30分から会議を開きますので、御了承願います。 本日はこれにて散会いたします。----------------------------------- △散会 午後2時21分...