○副議長(
杉崎源三郎議員) お諮りします。本件について、いずれも質疑及び委員会への付託並びに討論を省略して直ちに一括して採決したいと思いますが、異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
杉崎源三郎議員) 異議なしと認め、これより一括して採決します。 本件はいずれもこれに同意することに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
杉崎源三郎議員) 異議なしと認めます。よって、本2件はいずれもこれに同意することに決しました。
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○副議長(
杉崎源三郎議員)
追加日程第4
議員提出議案第2号 第31回
オリンピック競技大会の
東京招致に関する決議 を議題とします。
提案理由の説明を求めます。13番
橋本議員。 (13番
橋本正男議員 登壇)
◆13番(
橋本正男議員) ただいま議題となりました
追加日程第4
議員提出議案第2号 第31回
オリンピック競技大会の
東京招致に関する決議について、
南雲議員、
西野議員、
中野議員、
赤沼議員、
大島議員、
稲垣議員、
臼井議員、
木村議員、
梅田議員、
浅香議員、
中島議員、
井上議員の御賛成をいただきまして御提案申し上げます。 議案の説明につきましては、議案の本文の朗読をもってこれにかえさせていただきますので、御了承願います。 第31回
オリンピック競技大会の
東京招致に関する決議
オリンピックは、
スポーツを通じて世界平和の実現に大きく貢献する、世界最大の
スポーツ・文化の祭典である。 1964年の第18回
オリンピック東京大会は、我が国の戦後復興の象徴として開催され、多くの国民に感動と自信を与え、生まれ変わった
首都東京の姿を世界にアピールした。これを機に、東京はさらなる発展を続け、政治、経済、文化が高度に集積する世界に類を見ない大都市となった。 首都である東京において、約半世紀ぶりに
オリンピックを開催することは、世界平和を希求する強い意思を世界にアピールするとともに、これまで培ってきた独自の伝統・文化や先端的な技術・産業を世界に発信し、成熟した
都市東京の姿を全世界に示す絶好の機会となる。 また、
オリンピックの開催は、
市民スポーツの振興や青少年の健全育成、世界平和の推進に大きく貢献するものである。 よって
昭島市議会は、
東京都民共通の願いである2016年開催の第31回
オリンピック競技大会の東京都招致を強く求めるものである。 以上、決議する。 平成18年6月22日
昭島市議会 以上のとおりであります。 よろしく御賛同を賜り、原案どおり可決されますようお願いを申し上げます。
○副議長(
杉崎源三郎議員) これより意見等をお受けします。18番
友清議員。
◆18番(
友清節子議員)
議員提出議案第2号 第31回
オリンピック競技大会の
東京招致に関する決議に関しまして、意見を申し述べます。 2016年に
開催予定の夏季五輪を
石原知事は東京で開催したいということで提案され、それを受けまして各市町村で決議をしようということの内容なんですが、まず開催の費用を見ますと、総額で8000億円とも言われています。その
関連施設を基本とする予定なので、おおむねそれは5000億円ぐらい。そして、その中の都の負担分は、まあ 500億円程度だろうというふうに報道されています。そして、運営費には3000億円、仮設費用とか選手村の管理費ですね。合計で8000億円だろうというふうに試算されています。 しかし、この中には
外郭道路の整備や地下鉄の延伸、
交通基盤の整備費は含まれていないとも言われます。あくまで現段階での、直接かかわる試算であって、このほかにも
オリンピックということを名目にした
大型開発がメジロ押しに進められようというふうにも聞いております。 例えば
各種道路等の総額が7兆円を超えるであろうというふうにも報道されています。その7兆円の中身ですが、
一つ一つは申し上げませんけれども、
首都高速中央環状品川線、これに4000億円、あるいは
外郭環状道路1兆3000億円、放射5号・同7号新滝山街道に 700億円、
羽田空港の築地の
トンネル道路に1兆円、
高速道路多摩新宿線2兆2000億円、こういったもろもろの投資、整備をするお金に7兆4100億円という報道もあります。 そこで一方、それでは国民の暮らしに目をやったときにはどういう国民の暮らしがあるのかというふうに見ますと、いつもここで議論しております所得の格差がますます開き、生保の伸び、そして特に就学費を払えない家庭が
子どもたちの教育にもろに大きな問題を投げかけて、未来を担っていく
子どもたちの教育の場にすごい影響が出てきております。そして、福祉の削減。これは自立支援という耳ざわりはとってもよい言葉で法律になっておりますけれども、実質的には支援よりも疎外する内容になっていると思います。障害者が暮らしにくい社会が到来しています。そして何よりも、自殺者が3万人を超える国であるということは、心しなければならないと思います。 さらにまた、
医療制度改革がここで制定されていきます。今後、
医療現場にも患者にもますます厳しく生きにくい状況をつくり出すことは間違いありません。介護難民という言葉までが出てきている社会、これをどうしていくのか。そしてさらに、75歳以上にすべての保険を年7万4000円という金額が示されましたけれども、こういうふうに高齢者から保険をとっていくという状況にもなっています。そして一方では年金が削減されたことを考えますと、
社会保障制度は本当に十分であるとは言えない状況にあります。 こうした国民の厳しい状況をよそ目に、莫大な税金を投入して開催することが、先ほども祭典という言葉が出てまいりましたけれども、言ってみればお祭りであります。本当に必要なのかどうか。国民の暮らしと照らし合わせて、この7兆円を超す--実際には8000億とも試算の面では言われていますが、それに関連するさまざまな整備費が7兆円とも言われるこの莫大な金額を使ってまで開くということに関しては、私は賛成することはできません。反対の意見といたします。
○副議長(
杉崎源三郎議員) 23番 星議員。
◆23番(
星裕子議員) ただいま提出をされました
議員提出議案第2号 第31回
オリンピック競技大会の
東京招致に関する決議ですが、私どもみ
らいネットワークは反対の立場で意見を言わせていただきたいと思います。
オリンピックの理念なんですが、
スポーツ振興と平和交流ということが大きな理念だと思いますけれども、今回、
招致活動の一連の考え方とか配布をされた文書なんかを見てみますと、「
成熟都市東京の存在を世界に示す絶好の機会である」というふうに、まさに
首都東京の威信を世界に示すんだと、こういう意気込みでございます。私は、こういう
成熟都市東京なんていうのは、もう全世界に知れ渡っていることだと思いますし、
オリンピックの名をかりた、威信というかそういうものを示すという、この考え方はとても納得できるものではございません。 また、
オリンピック開催の副産物というかメリットとして、
インフラだとか経済効果ということが、好きではありませんけれども、現実にこういうこともあると。こういうことを認めざるを得ないということがあるにしても、今回の東京都の
オリンピック開催招致に向けてのコンセプトを見ますと、10キロ圏内で開催して、非常にコンパクトに開催できるんだと、既存の施設を最大限に利用するんだということも申しておりますので、こういった中で我々
多摩地域にほとんど関係が薄いのではないかというふうに思っております。もし関係があるんだとすれば、それは何よりも
横田基地の
民間機乗り入れということに拍車をかけることにつながるのではないかというふうに思っております。 それと、2008年に北京で開催をされるということがありますので、その次の次のときにまたアジアを選んでいただけるのだろうかというところの部分では、私はかなり、
招致準備金の1000億円ということが今回も出されておりますけれども、それも非常に無謀なことではないかと思います。
石原知事は就任以来、
都市再生ということで、盛んに都市部への開発ということに力を入れております。今、
友清議員からも発言がありましたけれども、今後の10年、やはり私はこういうハードというよりももっと教育や福祉の人に投資をしていくというところの部分に重点を置いていくべきだと思いますので、今回のこの決議にはとても納得できるものではありませんので、うちの会派といたしましては反対をします。
○副議長(
杉崎源三郎議員) 10番
永川議員。
◆10番(
永川勝則議員) ただいま議題となりました
議員提出議案第2号 第31回
オリンピック競技大会の
東京招致に関する決議について、反対する立場から
意見表明を行います。
日本共産党の
オリンピックに関する
基本的立場は、世界の人々が
スポーツを通じて交流する平和の祭典としての
オリンピックそのものに反対するものではありません。しかし、
オリンピックが
巨大開発の口実とされたり、
環境破壊につながるような計画とセットされるものであるならば、誘致に賛成できません。都知事の都議会での施政方針では、
オリンピックに向けた
インフラ整備について、
幹線道路ネットワークでの広域的な
交通基盤の
集中的整備とか、
羽田空港の再拡張・国際化、また
横田基地の
軍民共用化による空のアクセスの拡充を進めると表明をしています。
横田基地と都心を結ぶ
高速道路多摩新宿線を2兆2000億円かけて築造しようとしています。
オリンピックにかこつけて
横田基地の
軍民共用化を促進するなど、
昭島市民として到底許すことはできません。 都知事はまた、世界一コンパクトな大会を提言していると述べていますが、本来、コンパクトというのであれば、
開催施設だけでなく道路など
インフラ整備や再開発を含め、コンパクトで都民の負担が軽く、環境においても負荷をもたらさないものでなければなりません。都民には福祉を切り捨てて犠牲を押しつけておきながら、
オリンピックを口実に不要不急の
大型事業に大盤振る舞いをすることを許すわけにはいきません。
昭島市議会として促進の決議をすることは、
石原知事が進める
横田基地の
軍民共用化を促進することにもなり、
軍民共用化を認めないとする昭島市とも相反する決議であり、断じて認められません。よって、促進決議に
日本共産党昭島市議団は反対をいたします。 以上です。
○副議長(
杉崎源三郎議員) これにて
意見開陳を終結します。 お諮りします。本件について、委員会への付託並びに討論を省略して直ちに採決したいと思いますが、異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
杉崎源三郎議員) 異議なしと認め、これより起立により採決します。 本件は原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○副議長(
杉崎源三郎議員) 起立多数であります。よって、本件は原案どおり決しました。
-------------------------
○副議長(
杉崎源三郎議員)
追加日程第5
議員提出議案第3号
基地対策予算の増額等を求める意見書 を議題とします。
提案理由の説明を求めます。20番
浅香議員。 (20番
浅香多美子議員 登壇)
◆20番(
浅香多美子議員) ただいま議題となりました
追加日程第5
議員提出議案第3号
基地対策予算の増額等を求める意見書について、各会派の
代表者並びに
高橋議員の御賛成をいただきまして御提案申し上げます。 議案の説明につきましては、議案の本文の朗読をもってこれにかえさせていただきますので、御了承願います。
基地対策予算の増額等を求める意見書 我が国には、多くの自衛隊や米軍の施設が所在しており、各地で
基地施設の所在に起因するさまざまな問題が発生し、
住民生活はもとより
地域振興等に多大な影響を及ぼしている。 そのため、
基地施設周辺の市町村は、
基地所在に伴う諸問題の解決に向けて鋭意努力しているところである。 こうした
基地関係市町村に対しては、
固定資産税の
代替的性格を基本とした
基地交付金(
国有提供施設等所在市町村助成交付金)及び
基地交付金の対象外である
米軍資産や住民税の
非課税措置等の税財政上の影響を考慮した
調整交付金(
施設等所在市町村調整交付金)が交付されている。 また、
自衛隊等の行為または
防衛施設の設置・運用により生ずる障害の防止・軽減のため国の責任において
基地周辺対策事業が実施されている。 しかし、
基地関係市町村の
行財政運営は、
基地所在に伴う特殊な
財政需要の増大等により大変厳しい状況にあり、国による
基地対策のさらなる充実が必要である。 よって、国におかれては、
基地関係市町村の実情に配慮して下記事項を実現されるよう強く要望する。 記1
基地交付金及び
調整交付金については、平成19年度予算において
増額措置を講ずるとともに、
基地交付金の
対象資産を拡大すること2
基地周辺対策経費の所要額を確保するとともに、各事業の
補助対象施設及び範囲を拡大すること。特に、
特定防衛施設周辺整備調整交付金については、平成19年度予算において
増額措置を講ずること 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 平成18年6月22日
昭島市議会 (提出先) 内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、防衛庁長官、
防衛施設庁長官 以上のとおりでございます。よろしく御賛同賜り、原案どおり可決されますようお願い申し上げます。
○副議長(
杉崎源三郎議員) お諮りします。 本件について、質疑及び委員会への付託並びに討論を省略して直ちに採決したいと思いますが、異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
杉崎源三郎議員) 異議なしと認め、これより採決します。 本件は原案どおり決することに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
杉崎源三郎議員) 異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり決しました。
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○副議長(
杉崎源三郎議員) この際、議長より申し上げます。 6月19日をもって任期満了となりました森谷前収入役から退任のごあいさつがあります。森谷前収入役。 (森谷前収入役 登壇)
◎森谷前収入役 おはようございます。 私の収入役退任に当たりまして、大変貴重な時間にもかかわりませずごあいさつ申し上げる機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 平成14年6月に議会の御同意をいただきまして収入役に就任させていただきましたが、これまで大過なく職務を果たすことができましたのも、議会の皆様方のお力添えと御指導のたまものと、心から厚く感謝を申し上げる次第でございます。 また、
北川市長を初め理事者、部課長、そして職員の方々のこれまでの御指導、御協力に対し、心から深く感謝申し上げます。 私が収入役に就任した平成14年当時は、以前から続く景気の低迷により地方を取り巻く環境は極めて厳しく、市の行財政は厳しい運営を余儀なくされている状況にございました。また、行財政の健全化や地方分権時代の到来による三位一体改革の推進などに、行政体として本格的に取り組む時代を迎えるとともに、財務の運営面においてもペイオフの全面解禁や超低金利時代への対応、そして公金管理のあり方や執行組織の見直しなど、収入役の職務との関連につきましても多くの制度改善の検討が進められ、地方自治体においては大きな転換期を迎えておりました。 このような中で、私といたしましては、財務運営や公金の安全管理に視点を置き、確実かつ効率的、効果的な運用・管理に努めてまいりました。おかげさまで、皆様のお力添え、御指導をいただく中で、これまで大過なくその職責を果たし、ここに退任を迎えられましたことにつきまして、改めて感謝とお礼を申し上げる次第でございます。 結びに、今後の昭島市並びに
昭島市議会のますますの御発展と、議員の皆様はもとより、市長、理事者、部課長、そして職員の皆様方の御健勝、御活躍、御多幸を御祈念申し上げまして、退任のあいさつとさせていただきます。 どうも長い間、ありがとうございました。(拍手)
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○副議長(
杉崎源三郎議員) 以上をもって、本日の日程はすべて終了しました。 これをもって、平成18年第2回
昭島市議会定例会を閉会します。
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△閉会 午前11時33分
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 副議長
杉崎源三郎 議員 大島 博 議員
梅田征寿...