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令和3年市庁舎建設特別委員会 本文 開催日: 2021-03-08
令和3年市庁舎建設特別委員会 名簿 開催日: 2021-03-08

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  1. 府中市議会 2021-03-08
    令和3年市庁舎建設特別委員会 本文 開催日: 2021-03-08


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1             市庁舎建設特別委員会記録                   令和2年3月8日(月) 午前9時29分 開 会 ◯西村 陸委員長 ただいまから市庁舎建設特別委員会を開会いたします。  本日の付議事件市庁舎建設について及び議案1件であります。  ここでお諮りいたします。本日、第8号議案の委員会審査に先立ち、現地視察をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯西村 陸委員長 御異議がありませんので、ここで委員会を休憩して、現地視察を行うことといたします。                午前9時30分 休憩                午前9時55分 再開 3 ◯西村 陸委員長 市庁舎建設特別委員会を再開いたします。  審査の順序は日程のとおり進めさせていただきますので、よろしく御協力をお願いいたします。  ここで、議事に入ります前に委員の皆様と理事者側の皆様に申し上げます。ただいま新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発令中でありますので、質疑及び説明はこれまで以上に簡潔明瞭を心がけ、会議に要する時間の短縮に努めるようお願いいたします。  また、マスクを着用したまま御発言をいただいておりますので、マイクに音が入りづらい状況となっております。御発言の際にはマイクを近づけてくださいますようお願いいたします。  これより議事に入ります。         ────────────────── 付議事件
     1 市庁舎建設について 4 ◯西村 陸委員長 付議事件1、市庁舎建設についてを議題といたします。  本件について報告をお願いいたします。どうぞ。 5 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 それでは、前回の市庁舎建設特別委員会が昨年12月11日に開催されましたので、それ以降の市庁舎建設に係る状況につきまして、お手元の資料に基づき御説明させていただきます。  1の市庁舎建設用敷地の状況といたしまして、初めに、これまで埋蔵文化財発掘調査を行っておりました西庁舎玄関前の南側部分につきましては、アスファルト舗装による復旧を終え、2月上旬から車寄せ及び駐車場としての利用を再開しております。  次に、敷地拡張部分のうち、北西角の部分につきましては、昨年の12月から埋蔵文化財発掘調査に着手しており、予定どおり5月末までに調査を終える予定としております。  また、これまで継続して行ってまいりました府中街道に面した地権者の方との用地取得の交渉でございますが、ここで多少の進展がございましたので、御報告できる段階になりましたら、改めて御報告させていただきたいと考えております。  1の市庁舎建設用敷地の状況についての説明は以上でございます。  続きまして、2の施工者の選定結果について御説明させていただきます。  初めに、(1)の総合評価値の算出及び落札者の選定といたしまして、新庁舎建設工事の入札につきましては総合評価方式を採用しており、1月26日に府中市新庁舎建設施工者選定委員会から、施工者の選定についての答申がありましたので御報告するものでございます。  特別委員会資料に記載のとおり、入札参加者は4者で、このうち市内企業建設共同企業体を組んでの参加も2者ありましたが、代表企業はいずれも大手の建設会社でございました。  評価値につきましては、1月12日に開催した第3回の選定委員会で評価された技術提案等の点数に、標準点の100点を加えた合計点を記載しております。  4者の中で技術提案等が一番高く評価されましたのは、一番右に記載の竹中・京王建設共同企業体の141.17点で、4番目は一番左に記載の株式会社大林組東京本店の135.53点で、その差は5.64点でございました。  また、入札金額につきましては、第3回選定委員会の翌日の1月13日に開札を行ったところ、予定価格157億6,924万円に対し、それぞれ記載の金額で入札がございました。一番低い入札金額は、右から2番目に記載の大成・三浦建設共同企業体の128億円で、一番高い入札金額は、一番右に記載の竹中・京王建設共同企業体の149億8,000万円で、その差は21億8,000万円でございました。  本件の入札におきましては、評価値と入札金額から算出する総合評価値が一番高い入札参加者を落札者とすることとしておりますが、右から2番目に記載の大成建設と市内企業である三浦組で構成される大成・三浦建設共同企業体が1.099点で4者中一番高い数値となりました。  なお、大成・三浦建設共同企業体入札金額が府中市公共工事入札価格調査制度取扱要項に定める調査基準価格145億770万800円を下回ったため、市で調査を行ったところ、当該契約の内容に適合した工事の履行がなされるものと認められましたことから、この結果を受けまして、選定委員会から大成・三浦建設共同企業体を落札者として選定する旨の答申があったものでございます。  (1)の総合評価値の算出及び落札者の選定についての説明は以上でございます。  続きまして、(2)の施工者選定結果報告書について御説明させていただきます。恐れ入りますが、別紙の施工者選定結果報告書を御覧ください。こちらは2月8日に選定委員会から提出があったもので、この報告書に基づき選定経過等についての概要を御説明させていただきます。  表紙をめくっていただき、裏面の目次を御覧ください。初めに報告書の構成について御説明させていただきます。  本報告書には、選定結果等として、選定委員会開催経過や選定された大成・三浦建設共同企業体の主な技術提案内容、また、選定の講評として、総評や落札者の提案も含めた各者の提案内容全体に対する各項目別の評価等を記載しております。  また、参考といたしまして、これまでの選定スケジュール及び昨年8月に公表しました施工者の募集等についての内容を記載しております。  それでは、1ページを御覧ください。選定結果等の1の府中市新庁舎建設施工者選定委員会の設置につきましては、今回、施工者の選定を行った選定委員会の5名の委員の氏名、所属等を記載しております。  次に、2の選定委員会開催経過につきましては、これまで3回行った選定委員会開催経過について、2ページにかけて記載しております。  続きまして、2ページ中段を御覧ください。3の落札者の選定経過につきましては、昨年の8月26日から行った入札参加者の募集に対し、4者から入札参加申請があり、公正な審査を行うため、各入札参加者にAからDまでの参加者記号を付与し、匿名にしたことなどを記載しております。  続きまして、3ページを御覧ください。(3)の評価値の決定につきましては、1月12日に開催した第3回選定委員会において決定された、各入札参加者の評価値の詳細を記載しております。  第3回の選定委員会当日は、A者から順番にプレゼンテーションを行っていただき、全者のプレゼンテーションが終了した後に、施工者募集要項で定める評価基準に基づき審査を行い、各委員の平均点を選定委員会の評価値として決定しております。  評価値が一番高かった入札参加者はB者の竹中・京王建設共同企業体で、2番目がC者の大成・三浦建設共同企業体、3番目がD者の清水建設株式会社、4番目がA者の株式会社大林組東京本店となっております。  続きまして、4ページを御覧ください。4の落札者の選定結果につきましては、先ほど特別委員会資料にて御説明させていただいた選定結果を記載しているほか、参考として本件の入札の予定価格及び低入札価格調査制度の適用による調査基準価格をそれぞれ記載しております。  こちらに記載のとおり、評価値と入札金額で算出した総合評価値が最も高いC者の大成・三浦建設共同企業体を落札者として選定しております。  続きまして、5ページを御覧ください。5の選定された大成・三浦建設共同企業体の主な技術提案内容につきましては、今回、選定委員会が落札者として選定しました大成・三浦建設共同企業体提案内容のうち、主なものについて、評価項目ごとに記載したものでございます。  多岐にわたりますので、上から順に概要のみ御説明させていただきます。  初めに、上段に記載の業務推進体制につきましては、五つの提案事項を上げており、その概要としましては、市内企業の地元力と大手建設会社の総合力で事業を推進していくとともに、事業の特性を踏まえた技術者、また近隣対応担当者コスト管理担当者を専任で配置することで、長期間にわたる現地建て替えに対応できる体制とするというものでございます。  次に、中段に記載の工事品質確保につきましては三つの提案事項を上げており、その概要としましては、今回の構造的な特徴でもある免震建物同士の接続時における課題の抽出とその対策を講じるとともに、コンピューターによる3D検討や試作品模型の作成による事前検討を行うことにより、施工精度や品質の確保、仕上がりイメージの共有化を図るというものでございます。  次に、下段に記載の工程管理につきましては、三つの提案事項を上げており、その概要としましては、解体工事と「はなれ」工事を当初の予定より早めることで、最後に行う外構工事においての来庁者動線の安全に配慮した計画とするとともに、狭隘な敷地での施工性を確保するため、建設敷地とは別に施工ヤードを確保し、全体工期を順守するというものでございます。  続きまして、6ページを御覧ください。上段に記載の公衆災害対策等につきましては、三つの提案事項を上げており、その概要としましては、工事車両の出入りにおける周辺道路の安全を確保するとともに、騒音対策として、大きな騒音が想定される時期については仮囲い上部に防音シートを追加で貼ることにより防音対策を強化するというものでございます。  最後に、中段に記載の地域との協働・連携等につきましては、四つの提案事項を上げており、その概要としましては、各種地域活動への参加、有事の際の復旧支援のほか、現場見学会を開催するとともに、市内企業の活用につきましては、建設共同企業体を組成する市内企業活動実績やネットワークを通して幅広い業種を採用していくというものでございます。  以上が、落札者として選定されました大成・三浦建設共同企業体の主な技術提案内容でございます。  続きまして、7ページを御覧ください。選定の講評としまして、総評、各項目別の評価、まとめの三つから構成しております。  初めに、1の総評につきましては、今回の総合評価方式での各者の提案内容全体を通しての選定委員会の総評を記載しております。  提案内容全体の評価としましては、上から7行目、二つ目の段落に記載しておりますとおり、各入札参加者から提出された技術提案は、いずれも高度な技術力と真摯な取組を感じさせるものであり、経験豊かな大手事業者ならではの創意工夫が見られたことに加え、市が求める地域経済の活性化の視点が盛り込まれた優れた内容であったとしております。  また、落札者として選定されました大成・三浦建設共同企業体につきましては、下から8行目、一番下の段落に記載しておりますとおり、大成・三浦建設共同企業体は、技術提案において、工程の見直しによる利用者の安全及び利便性の向上、BIMやモックアップによる事前検討や、フェーズごと動線確保具体的対策など、多くの項目を提案しており、堅実で、よく検討されていたといえるとしております。  続きまして、8ページを御覧ください。2の各項目別の評価につきましては、全者からのプレゼンテーション終了後の審査の段階において、各委員からいただいた御意見を評価項目ごとにまとめたものでございます。こちらも多岐にわたりますので、上から順に主な意見のみ御紹介させていただきます。  初めに、(1)の企業の能力等及び(2)の配置技術者の能力等につきましては、いずれの入札参加者も経営状況は安定し、実績が十分な企業であった。また、配置技術者についても経験豊富な技術者をそれぞれ配置する予定としており、本工事に対する前向きな姿勢が見られたとの御意見がございました。  次に、(3)の技術提案のうち、中段に記載の業務推進体制につきましては、市役所を運営しながら行う本工事の特性を考慮すると、調整という役割は非常に大きく、組織的な体制を取っている提案を評価する。一方、本社の支援などはあるものの、現場のバックアップ体制の記載が見られない提案もあり、現場代理人への負担が懸念される。コスト管理については、その重要性は極めて高いため、しっかりとしたマネジメントが具体的に記載されている提案を評価するとの御意見がございました。  次に、下段に記載の工事品質確保につきましては、躯体の精度の確保、施工手順の工夫による免震性能の適切な発揮、施工上のリスク管理などについて多くの具体的な提案があり、十分な実績と豊かな経験に裏づけられた提案であり、評価するとの御意見がございました。  続きまして、9ページを御覧ください。上段に記載の工程管理につきましては、コンピューターによる3D検討や施工方法の工夫などにより、各入札参加者とも工期を順守する提案となっていたが、一部工程を見直し、移転期間の確保や利便性の向上を図る提案も出されており、これらの提案を評価するとの御意見がございました。  次に、中段に記載の公衆災害対策等につきましては、新庁舎建設工事は、長期間にわたる大規模な工事であり、近隣への影響を考慮することは重要であり、提案に当たって、地域の実情を十分把握している提案は実現性を高く評価する。また、騒音、振動に関する対策については、各入札参加者がそれぞれの手法で十分な配慮が検討されており、全ての提案を高く評価するとの御意見がございました。  次に、(4)の地域との協働、地域経済活性化への貢献につきましては、市内企業との建設共同企業体での参加も2者あり、市内企業との連携などについて期待する。また、全ての入札参加者がそれぞれの手法で多様な提案をしており、総じて高く評価する。市内企業の活用についても、下請、建設資材の発注のほか、建設業者以外の業種への発注について具体的な根拠を示し提案されていたとの御意見がございました。  以上が、各者の提案内容全体を通しての各項目別の評価についての御意見でございます。  続きまして、10ページを御覧ください。最後に、3のまとめにつきましては、今回の総合評価方式での選定全体を通しての選定委員会委員長の所感を記載しているものでございますが、恐れ入りますが説明は割愛させていただきます。  なお、11ページ以降につきましては、参考といたしまして、これまでの選定スケジュール、また、施工者の募集等として入札参加者の資格要件のほか、評価項目及び配点などを記載しております。  以上で市庁舎建設についての説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 6 ◯西村 陸委員長 説明は終わりました。  これより質疑・意見を求めます。手塚委員。 7 ◯手塚としひさ委員 簡潔に。  まず、今回の評価の総合評価値の算式がありますけども、評価値を金額で割ると、この計算方式というのは、決められたとか、何かに基づいてされたものなのかどうかということをお尋ねします。今回、一回で決まったということで、非常によかったのではないかと思っているので、そこをちょっとお尋ねします。  それから、今回の評価の中で、総合点は違うところが一番だったけれども、というところがあって、評価値のところで、部分的にほかより低いところがありますよね。そういうところは、まだ実際に工事するまで期間があるので、例えば指導とかによって、この辺はもうちょっと力を入れてくれとか、何とかしてくれとか、そういうことで、上げるようなことが可能なのかどうか、もう既に提案しているので、その提案どおりしかできませんということなのか、その辺の考え方をお尋ねします。  最後にもう一点、地元業者の説明があって、それなりに使っていただけるということなので、それはそれで評価したいと思いますけれども、具体的にどのような職種のものを、例えば市内の何者ぐらいを活用してみたいな、そういうところまで見えているんでしょうか。その辺り、分かる範囲でお答えください。  以上です。 8 ◯西村 陸委員長 順次答弁願います。どうぞ。 9 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 まず、1点目の総合評価値の算出の計算式でございますが、こちらにつきましては、国のほうで総合評価方式に基づくガイドラインというのがございまして、そちらの計算式にのっとって行っているところでございます。  続きまして、2点目の、今回選定されました大成・三浦建設共同企業体の中で、詳細の評価値の中で低い点数というところでございますが、こちらは選定委員会の中で評価された点数を記載してございまして、その中で、今後契約になった暁には工事を進めてまいります。その際に、市のほうと工事監理者もつけまして、協議しながら進めてまいりますので、その中で改善等が行えるところがあれば行っていきたいと考えてございます。  3点目の、地元の、市内企業の活用の件でございますが、今回、総合評価方式につきましては、地元に対する貢献というのも項目として上げてございまして、具体的に、今回選定されました大成・三浦建設共同企業体につきましては、外部足場ですとか、そういう仮設工事ですとか、金属工事型枠工事のほか、クリーニング等、あと、細かい話ですと、お弁当とか、あらゆる面で市内企業を活用していくと提案いただいておりまして、その内容につきましても、工事中において市と協議して確認を行いながら、実績等も確認してやっていきたいと考えてございます。  以上でございます。 10 ◯西村 陸委員長 答弁が終わりました。手塚委員。 11 ◯手塚としひさ委員 大体分かりました。最初の評価値の計算式については、国のガイドラインということなので了解しますが、基本的には、ほかの自治体とか、先進的に、ほとんどこの算式、評価を使っているのか、あるいは幾つか算式があった中で、この算式を府中市として選んだのか、その辺り、もう一回、教えていただければと思います。  2点目のことについては、ぜひよろしくお願いしたいと思いますが、3ページの一覧表になっているところを見たときに、ちょっと気になったのが、工事品質確保のところが一番低いんですよね、大成・三浦建設共同企業体が。工事品質とかが低いというのがちょっと気になったものですから、その辺り、指導でほかのところと同等レベルに上げることが可能なのか、上げるためには金額を余計に払わなきゃいけないとか、そういうことが発生するのかどうか、5.6でも十分だよということなのか、その辺も含めて、もう一度お答えいただければと思います。  地元の関係については分かりましたので、極力というか、それなりに使っていただけるということなので、地元企業もそれぞれ頑張っていただいて、やっていただけるような指導をいただければと思いますので、よろしくお願いします。 12 ◯西村 陸委員長 御答弁願います。どうぞ。 13 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 1点目の総合評価値の計算式でございますが、国のガイドラインで示されておりますのは、今回は、評価値と入札金額を割り返して……、割っている除算式というものでございまして、そのほかに評価値と価格を加算式といって足してやる計算式もございまして、一般的に加算式と言われるのは土木工事系によく用いられる算出、計算式ということで、建築工事につきましては、今回、市のほうで採用している除算式のほうが多く使われているということで認識してございます。  2点目の、今回選定されました大成・三浦建設共同企業体工事品質の点数でございますが、今回の選定におきましては、先ほどの選定委員会からの御意見にもありましたとおり、全てが大手の建設会社でありまして、高度な技術力を持ったレベルの高い中での評価ということになってございます。  先ほど委員からもありましたように、評価につきましては5段階評価でやっておりまして、結果的に4番目という数字にはなっておりますが、配点が8点の中での5.6点ということで、点数だけでいいますと、決して低いわけではなく、問題はないものと市では捉えております。  また、一般的な品質確保につきましては、工事の標準仕様書というものがございまして、そちらにのっとって品質管理も行ってまいりますので、品質の在り方につきましても、工事をやっている中で十分管理して行っていきたいと考えております。  以上でございます。 14 ◯西村 陸委員長 答弁が終わりました。手塚委員。 15 ◯手塚としひさ委員 最初のガイドライン、何種類かある中でというか、この割り算方式というのが建築関係ということで理解しました。  評価の、3ページの表の関係についても分かりましたので安心しましたけれども、一応、A、B、C、D、4者の数字というのは大成・三浦組も分かっていることだと思いますので、特にほかより劣っているところについては、もっと上のところもあるので、それに負けないようにしっかりやっていただきたいというような御指導だけはお願いしたいなと思いますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。 16 ◯西村 陸委員長 ほかに御発言ございますか。市川委員。 17 ◯市川一徳委員 まず、市庁舎建設、用地の状況は御説明で分かりました。  それから、今回の報告書で、一、二点、お聞きしたいと思います。  今回、大成・三浦建設共同企業体ということで、落札されて、何といっても予定価格はもちろんですが、調査価格より低い中で、適正に審査されて落札されたということで、かなり下回った状況ですけれども、適正に行われたということで、感想としては、いい状況で落札されたなと個人的にも思いました。  それで、今回、大成・三浦建設共同企業体が施工者ということで決まったんですけれども、改めて企業体の、今回、市内業者も入っているということで、発注者としてのメリットをお聞かせください。  それから、今回の大成と三浦の出資率、どうなったのか、お聞かせください。  あと、もう一点、御説明でもあったように、工程管理の関係で、解体及び「はなれ」の工事の工程を一部見直して、引渡しを早めるということなんですけれども、この辺、もう少し具体的に教えてください。  あと、工程の中で、2)のローリング工事ということで、鉄筋ユニットなどを行うために、市の未利用地、市有地はどこになるのか、もし分かれば教えてください。  以上、お願いします。 18 ◯西村 陸委員長 順次答弁願います。どうぞ。 19 ◯田中啓信契約課長 まず、共同企業体のメリットでございますが、国のほうでは共同企業体の在り方としまして、大規模かつ高難度の工事の安定的施工の確保や、優良な中小中堅建設企業の振興などを図る目的で有効であるとしておりまして、本市におきましては、地元の建設業者の方々が受注機会を増やすよう図っているところでございます。  本件におきましても、地元の建設業者からの御要望等もございまして、入札の参加の機会を市内事業者にも求めるといったところで採用しているところでございます。  以上でございます。 20 ◯西村 陸委員長 どうぞ。 21 ◯田中啓信契約課長 すみません。出資比率ですが、大成企業が70%、三浦組が30%でございます。  以上でございます。 22 ◯西村 陸委員長 どうぞ。 23 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 続きまして、3点目の、今回選定されました大成・三浦建設共同企業体の提案の中の、工程を早めるというところでございますが、今回、提案につきまして、まず、「おもや」を建設後に既存庁舎解体工事を行いますが、こちらの既存庁舎の解体工事を、当初市のほうでは22か月と予定しておりましたが、そちらを4か月早めるという提案がございました。その後、「はなれ」の工事につきましても、そのまま、4か月早まった段階で進めまして、「はなれ」の竣工自体は、当初は令和8年11月を予定していたんですけれども、それを3か月早めた令和8年8月に「はなれ」自体は竣工させるということで提案をいただいております。  その後の3か月を使って、「おもや」の外構工事を行うということでございますが、先ほど、現地でも御説明させていただいたんですけども、「おもや」を、使っているときにつきましては、「おもや」の出入口は北側の道路と、あと、府中街道側の道路からのみの通行となりますが、大成・三浦建設共同企業体の提案は、「通り庭」自体も3か月早く終わらせまして、「通り庭」をまず通れるようにしますというような御提案をいただいております。ですので、それによって来庁者の動線も本来の「通り庭」を使えるということで有効な提案であると考えてございます。  続きまして、4点目の、施工ヤード、建築敷地以外での場所を確保ということでございますが、こちらにつきましては、現在、もともと給食センターがあった旧給食センターの跡地を想定しておりまして、今後、契約になった暁には、そちらの使用方法等につきましても市と十分協議して行ってまいりたいと考えてございます。  以上でございます。
    24 ◯西村 陸委員長 答弁が終わりました。市川委員。 25 ◯市川一徳委員 分かりました。企業体によってのメリットということで分かりました。市内の会社も入ったということで、さらに今後の、市内での事業者というんですか、必要な備品、その他、多々あると思いますので、波及していただければと思いますし、今回の建設工事そのものもスパンが長いですので、そういった面も含めて、今後竣工に至るまで、そういう面も確認しながら、これからチェックを含めて進めていただきたいというふうに私たちも思いました。  それから、出資率30%ということで、状況としては、これはもともと募集段階でもそういうふうな規定になっていたかと思いますけれども、改めて確認させていただいたので、分かりました。  次の、解体が早くなるということなんですけれども、状況としては旧庁舎の解体には22か月かかるということで、それが4か月早くなって18か月で済むということで、「はなれ」が1か月ということで、計3か月早まるということで、解体が4か月早くなるというのは相当なものだなと思うんですけれども、1か月早くとかいったら分かるんですけど、やはり大成・三浦の提案の特徴なのかなと思うんですが、その辺をもう少し、いわゆる解体の間に、解体してから埋蔵発掘調査ももちろん含まれているんだと思いますけれども、どういった工法なのか、我々で分かる範囲で、こういうところが縮減されるんだよということを、参考までにお聞かせください。  それから、未利用地を利用しての組立てというんですか、旧給食センターということですが、やはり延べ6年近くかかるんですか、これ1か所だけで済むのか、また、ほかも状況によっては変わるとか、そういうこともあるのか、ちょっとその辺も含めて教えてください。  以上です。よろしくお願いします。 26 ◯西村 陸委員長 順次答弁願います。どうぞ。 27 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 まず、1点目の解体工事につきましては、解体の工期を大幅に縮めるという提案は、今回4者の中で大成・三浦建設共同企業体のみでございましたが、当初、市のほうといたしましては、解体のほうは、西庁舎の地上部を解体した後に東庁舎の地上部を解体して、その後、北庁舎の地上部を解体して、最後に地下を解体すると、段階的に各庁舎一つずつ解体していくということで工程を組んで22か月としておりましたが、大成・三浦建設共同企業体の提案につきましては、ある程度同時に、3棟ともラップさせながら解体をしていくということで、で、その際に、リスクとして考えられるのが、それぞれ監理ができるのかというのもございまして、各棟ごとに担当者を配置して、ある程度同時に上屋を解体していくという提案がございまして、その結果、4か月早まるような工程で、今御提案をいただいているところでございます。  2点目の、施工ヤードを、今回、建築敷地、現地での建て替えということで、かなり狭隘な場所での工事になりますが、そのほかの別のところでの土地を確保してということでございますが、現在のところは旧給食センターの土地のみを計画はしてございますが、確かに、今後、6年という大変長い工期になりますので、その都度、施工会社とも協議しながら、できるだけ有効な手法等を検討して、有効活用できる土地がございましたら、そちらについても検討していきたいと考えてございます。  以上でございます。 28 ◯西村 陸委員長 答弁が終わりました。市川委員。 29 ◯市川一徳委員 分かりました。ありがとうございます。  工事とか、こういった解体にしても、どちらかというと、早まるというより、往々にして遅れることが多いんでね。今後、コロナもそうですが、何があるか分からないので、そういう面では、早めにこういうことが進められるというのは、ある意味では本当に余裕ができるというのはいいことなのかと思います。  それで、「通り庭」が早めに使えるというようなことなんですけれども、工程のやり方が、多少は、その会社によっていろいろあるんだなということをつくづく思ったんですけれども、ちょっと思ったんですけど、そうすると地下の駐車場も早めに使えるということなんですかね。すみません。もう3回目なんですけれども、それをお願いします。  それから、わかりました。未利用地の関係の活用ということで、今後いろいろ変わることがあるかと思いますけど、取りあえず給食センターの跡地ということなので、市民説明とか、そこまでは必要ないかもしれないんですけど、そこでも組立て等、様々あるので、自治会等には、その辺もお知らせしていただいて、理解いただけるようにお願いしたいと思います。  1点だけお願いします。  以上で私の質問を終わります。 30 ◯西村 陸委員長 御答弁願います。どうぞ。 31 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 今回提案いただきました工程の関係でございますが、「はなれ」の竣工及び地下の工事につきましては3か月早めるということで御提案いただいておりまして、現段階におきましては御提案いただいたというところでございまして、今後契約になった暁には、詳細を市と協議して詰めていきたいと考えてございますが、可能性としては、駐車場も3か月早く使えるということも可能かと考えてございます。  以上でございます。 32 ◯西村 陸委員長 よろしいですか。  ほかに御発言ございますか。そなえ委員。 33 ◯そなえ邦彦委員 冒頭、敷地の拡張について進展があったというお話だったんだけれども、お知らせできる範囲で、具体的にお願いしたいです。  それと、私の勘違いかもしれないんですけど、入札予定価格を事前に提示するというような話を、前回、何かちらっと聞いたようなんだけれども、入札価格がばらばらなんですけれども、その辺、どうなのか。  以上。 34 ◯西村 陸委員長 2点、よろしいですか。 35 ◯そなえ邦彦委員 はい。 36 ◯西村 陸委員長 順次答弁願います。どうぞ。 37 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 まず、敷地の件になりますが、このたび地権者のほうから契約に向けた交渉の同意が得られたということで、このたび用地特別会計のほうで予算の計上をさせていただいた次第でございます。  以上でございます。 38 ◯西村 陸委員長 どうぞ。 39 ◯田中啓信契約課長 予定価格の事前公表につきましては、本件につきましては、技術提案がよりしやすくなるよう、事前公表をしたものでございます。  以上でございます。 40 ◯西村 陸委員長 そなえ委員、どうぞ。 41 ◯そなえ邦彦委員 最後のほう聞こえなかった。 42 ◯西村 陸委員長 どうぞ。 43 ◯田中啓信契約課長 委員長、失礼しました。  よりよい技術提案をしていただくために事前公表したものでございます。  価格の違いにつきましては、それぞれの事業者が適正に積算した結果だと認識しております。  以上でございます。 44 ◯西村 陸委員長 そなえ委員。 45 ◯そなえ邦彦委員 ちょっと分からないんですけれども。  それと、3ページの評価点ですね。これは客観的な算定の基準みたいなのはあるんですかね。かなり細かく数値が出されているけど。  以上。 46 ◯西村 陸委員長 どうぞ。 47 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 今回の評価値の算出につきましては、昨年8月に募集要綱を公表したときにも、基準として公表してございまして、本日の資料につきましても、後ろの14ページ以降に、それぞれの配点であったり評価方法、また、評価基準等を記載してございます。  以上でございます。 48 ◯西村 陸委員長 答弁が終わりました。 49 ◯そなえ邦彦委員 分かりました。 50 ◯西村 陸委員長 よろしいですか。ほかに御発言ございますか。稲津委員。 51 ◯稲津憲護委員 ありがとうございます。  1点だけ。以前、これは私も一般質問をさせていただいたことだったんですけれども、建設キャリアアップシステムを、こうした公共工事のほうにもなるべく取り入れて、建設業界にも配慮していただきたいということで一般質問させていただきました。  今回の業者の選定に当たって、いろいろ評価されたと思うんですが、その点についてどの程度検討されていたかということをお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 52 ◯西村 陸委員長 1件でよろしいですか。御答弁願います。どうぞ。 53 ◯田中啓信契約課長 評価の基準の中には盛り込むことはできませんでしたが、入札後、ヒアリングの結果、当該事業者につきましては、大手建設業界などのリーディングカンパニーとしまして、そういったところを適切に運用していくといったところの確認は取れております。  以上でございます。 54 ◯西村 陸委員長 稲津委員。 55 ◯稲津憲護委員 確認が取れたということは、建設キャリアアップシステムを活用しながら工事を施工していくということでいいですか。はっきりお答えいただければと思います。すみません。 56 ◯西村 陸委員長 どうぞ。 57 ◯田中啓信契約課長 その旨を確認しましたところ、そのとおりでございますけれども、確認がとれております。  以上でございます。 58 ◯西村 陸委員長 稲津委員。 59 ◯稲津憲護委員 分かりました。ありがとうございます。  今、質疑等で、私も疑問点に思っていたところは、大体やり取りで分かりましたので、今後、安全かつ、今コロナの状況ということもありますけれども、今後施工するに当たっては安全面をしっかりと怠らないよう、また、近隣、市内業者への配慮ということも、この評価の中に盛り込まれていましたし、ぜひとも円滑にこの事業が進むことを願っております。  以上でございます。 60 ◯西村 陸委員長 ほかに御発言ございますか。遠田委員。 61 ◯遠田宗雄委員 1点だけお聞きしたいんですが、駐車場の工事のイメージが湧かなかったものですから、もう一度、御説明いただきたいんですけれども、解体していく部分と、それから、駐車場を一体的につくっていくのかという部分で、さっきエリア分けの説明はいただいたんですが、その部分で、工程的にかぶってしまう部分があるのかなと思ったんですが、一括して駐車場をつくっていくわけにいかないと思うので、その辺のスケジュールみたいなものを、御説明をもう一度お願いしたいです。 62 ◯西村 陸委員長 1点でよろしいですか。 63 ◯遠田宗雄委員 はい。 64 ◯西村 陸委員長 御答弁願います。どうぞ。 65 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 地下の駐車場につきましては、地下を駐車場の入り口につきましては「はなれ」の南東側になりまして、最初にまず「おもや」を建築してまいります。「おもや」をつくるときには、入り口がございませんので、駐車場としての利用はできないんですけども、地下というのが、構造物、コンクリートを打って、形にはしてまいります。  詳細な仕上げにつきましては、まだ「おもや」ができた段階では使えませんので、コンクリートの躯体を仕上げる形のみとなる予定でございます。その後、「はなれ」工事を行う際に、今度「はなれ」の地下部分の駐車場をつくってまいりまして、それと併せて地下に下りるスロープも「はなれ」工事の中で出来上がりになりますので、全体としての駐車場の仕上げにつきましては、「はなれ」工事の仕上げを行うときに「おもや」の分も併せて一緒に行いまして、最終的な段階で使えるようにしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 66 ◯西村 陸委員長 遠田委員。 67 ◯遠田宗雄委員 ありがとうございます。今の御説明でよく分かりました。  「おもや」の部分が、ちょっとイメージが湧かなかったものですから、どんなふうに車が入っていくのかなとかという感じの、よく理解できましたので、ありがとうございました。結構です。 68 ◯西村 陸委員長 ほかに御発言ございますか。奥村委員。 69 ◯奥村さち子委員 では、何点か質問させていただきます。  今回の入札金額なんですが、全体的に低い金額であったと思いますけれども、市としてどのように、この理由を捉えているのかということと、あと低入札価格の調査ということで、その調査に関しては、契約の内容に適合した履行がされていると認められたとありますけれども、この具体的な調査の内容、項目など、教えてください。  調査の結果というのは、報告書の中にちょっと見当たらないんですけれども、それについて、理由とか、その辺、教えてください。  それと、市民に対して、今回のこの入札に関わるお知らせというのは、これからどのようにされていくのでしょうか。また、その内容について教えてください。  それと、もう一点ですが、先ほどの質疑、御答弁の中で、加算点について、低い部分もあったけれども、これから工事を進める中で協議をして改善をしていくという御回答がありましたけれども、建設に関わる監理について、今回の共同企業体のほうで責任を持ってやるということは分かりますけれども、その運営管理について、市も含めてどのような体系で行っていくのか教えてください。  以上です。 70 ◯西村 陸委員長 4点。順次答弁願います。どうぞ。 71 ◯田中啓信契約課長 まず、入札の結果としまして、3者が基準価格を下回ったような状況でございますけれど、こちらにつきまして、最近の建設業界の市場動向を見ますと、やはりオリンピック関連など建築需要が落ち着いたというところですとか、また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴いまして、公共工事への発注につきましてはほとんど影響がないといったところがございますので、こういったところから、まず、公共事業のほうに、大企業が、受注意欲が高まっているといったところがございます。  また、建築需要が落ち着いたところで、建築の資材ですとか、従事者の確保、そういったところが比較的容易になったところから、企業努力でこういった結果が生じたものと捉えております。  続きまして、低入札価格の調査につきましてですが、こちらにつきましては、調査項目を12項目程度設けまして、必要な書類を事業者に提出していただきます。その上で、庁内の関係課長で構成します調査会のほうで内容を確認しまして、その上で落札を決定しているものでございます。  主な理由でございますが、こちらにつきまして、この業者につきましては、大手企業としまして、資材の調達ですとか、そういったところをまとめて行うようなところで、価格の削減なりをするといったところで、独自の積算システムなどを用いまして、それぞれ節減できるところについて節減をして、積み立てて、適正に積算しているといったことが分かりましたので、問題ないだろうと判断したものでございます。  以上でございます。 72 ◯西村 陸委員長 どうぞ。 73 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 続きまして、3点目の、今回の入札についての市民等への公表の関係でございますが、今回の工事議案といたしまして、議決いただいた後に、今回、お示しさせていただいている経過報告書をホームページで公開していきたいと考えているのと、あと、併せまして、選定委員会につきましても計3回やってございますので、そちらのほうの議事録も併せて同じタイミングでホームページで公開していきたいと考えております。  4点目の、工事の監理体制でございますが、先ほど委員からもありましたように、現場の監督が監理するのは当然といたしまして、そのほか、今回の提案といたしまして、大規模な工事であるということで、本社の監理部門の協力も得ながら監理していきますというのがございます。また、今回、工事監理ということで、別に工事監理者をつけていきたいと考えておりますのと、あと、市も担当の監督員という形で現場に入りまして、定例的には週1回は必ず、定例会議というのを現場で行いますし、そのほかにも、現場はすぐ庁舎の隣ということで、近い場所でございますので、適宜現場には行って工事監理をしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 74 ◯西村 陸委員長 答弁が終わりました。奥村委員。 75 ◯奥村さち子委員 ありがとうございます。  入札金額が低かったということの理由は分かりました。  それと、低入札価格の調査ですけれども、12項目あったということで、主な要因としては様々独自の調達、削減ということで積算されたということで分かりますけれども、12項目、どういった項目があるのか、具体的に教えていただきたいなと思います。  それと、今回、先ほど市民の方に広報するのは、今回の報告書をホームページ等で公表するということですけれども、結局、先ほどの低入札価格の調査については、この選定委員会の役割外のところになるので、ここに示されないのか、その辺を、もうちょっと詳しく教えてください。  それと、建設の監理については、市のほうも監督員を設置するなど、定例会議も行いながら一緒に進めていきますということでした。長期的な建設でありますので、特に同じ敷地内というところでは、市役所の機能を継続しつつ建物をつくるということで、市役所の運営管理も含めて、市の役割をしっかり果たしていっていただきたいと思いますので、トラブルのないように綿密な管理運営をお願いしたいと思います。  では、質問、お願いします。
    76 ◯西村 陸委員長 2件。どうぞ。 77 ◯田中啓信契約課長 低入札価格調査の審査事項につきまして、細かくなりますが、12点。その価格により入札した理由、見積内訳の数量及び単価の状況、手持ち工事状況と技術者の配置予定、手持ち資材の状況及び資材購入予定、手持ち機械の状況及び機械の配置予定、労働者の確保計画及び配置予定、建築副産物の排出予定、安全対策の予定、過去に施工した公共工事名・発注者名及び成績状況等、経営状況について、信用状況について、その他の12項目でございます。  低入札調査の結果の公表の件でございますけれども、こちらにつきましては、これまで行ったものについて公表しておりませんので、従来どおりの取扱いとさせていただいているところでございます。  以上でございます。 78 ◯西村 陸委員長 答弁が終わりました。奥村委員。 79 ◯奥村さち子委員 ありがとうございました。分かりました。項目については確認いたしました。  市民に対しての、先ほどの、公表という形で、この報告書を出すということで、低入札価格については、これまでもそういった内容について公表してこなかったということでありましたけれども、今回の入札で、市民の方、やはりそれぞれ、特に入札金額が低かったということで、大丈夫なのかとか、どうしてなのかという疑問を持つ方もいらっしゃるかと思いますので、説明、納得がいくように行う必要があるかと考えておりますので、その辺の今後の配慮も、対応などもお願いしたいと思います。  質問は以上です。 80 ◯西村 陸委員長 ほかに御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯西村 陸委員長 ないようですので、市庁舎建設についての報告を了承することといたします。        ──────────────────  2 第8号議案 府中市新庁舎建設工事請負契約 82 ◯西村 陸委員長 次に、付議事件2、第8号議案 府中市新庁舎建設工事請負契約を議題といたします。  本案について担当者から説明を求めます。どうぞ。 83 ◯田中啓信契約課長 ただいま議題となりました第8号議案 府中市新庁舎建設工事請負契約につきまして御説明申し上げます。  本案は、府中市宮西町2丁目24番地において、府中市新庁舎建設工事を施行するものでございます。  恐れ入りますが、第8号議案参考資料、入札経過調書及び府中市新庁舎建設工事条件付一般競争入札(総合評価方式)に関する評価調書を御覧ください。  初めに、入札経過調書を御覧ください。入札につきましては、予定価格を157億6,924万円、調査基準価格を145億770万800円とし、資料下段に2番目の米印で記載しておりますとおり、予定価格内で入札のあった者の中から、技術提案等を評価した評価値を入札金額で除し、10の8乗を乗じて得た総合評価値が最も高い者を落札者とする総合評価方式による条件付一般競争入札として実施したものでございます。  次に、評価調書を御覧ください。表に評価の内訳として記載していますとおり、評価値につきましては、標準点を100点とし、加算点として、入札参加申出時に提出された書類に基づき配点する企業の能力等及び配置技術者の能力等並びに新庁舎建設施工者選定委員会の評価に基づき配点する技術提案及び地域の協働、地域経済活性化への貢献を50点を満点として加えたものを評価値としております。  入札参加者の各評価項目の採点結果及び評価値につきましては、記載のとおりでございます。  恐れ入りますが、入札経過調書にお戻りください。入札につきましては、令和3年1月13日に、共同企業体を含む4者による入札会を実施した結果、入札金額128億円、総合評価値1,099点で、東京都新宿区西新宿1丁目25番1号、大成建設株式会社を代表者とし、府中市若松町1丁目10番地の3、株式会社三浦組を構成員とする、大成・三浦建設共同企業体が落札いたしました。  なお、資料下段に3番目の米印で記載していますとおり、当該入札金額が低入札価格調査制度調査基準価格を下回っていたため、必要な調査を行い、審査の結果、当該契約の内容に適合した履行がされると認められることから、落札を決定したものでございます。  落札率は81.17%でございます。  恐れ入りますが、議案書1ページにお戻りください。3及び4に記載のとおり、現在、消費税及び地方消費税を加算した契約金額140億8,000万円で同建設共同企業体の代理人、東京都西新宿6丁目8番1号、大成建設株式会社東京支店と仮契約を締結しております。  5の工期は、契約確定の日の翌日から令和8年11月30日まで、6の支出科目等は、令和2年度一般会計、総務費、総務管理費、債務負担行為となっております。  以上、請負契約につきまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により御提案申し上げるものでございます。  なお、工事の内容につきましては、新庁舎建設推進室から御説明申し上げます。  失礼いたしました。ただいまの説明で誤りがございましたので訂正させていただきます。入札金額及び総合評価値の説明のところで、総合評価値を1,099点と説明してしまいしましたが、1.099点の誤りでございました。訂正いたします。失礼いたしました。 84 ◯西村 陸委員長 どうぞ。 85 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 続きまして、工事の内容について、A3版の図面、左上に第8号議案参考資料と表示しております、府中市新庁舎建設工事の図面に基づき御説明させていただきます。  本工事につきましては、新庁舎建設工事及び既存庁舎解体工事を一括して発注する工事でございますので、各工事の内容を順に御説明いたします。  A3版の図面、議案参考資料の表紙を1枚おめくりください。初めに、新庁舎建設工事につきまして御説明いたします。  裏面の2ページを御覧ください。左側に建物概要及び工事項目、右側に案内図を記載しております。  最初に、建物概要につきましては、1の工事場所から6の構造・階数までは記載のとおりでございます。  7の面積表は、建設する建物の床面積についてそれぞれ記載しております。「おもや」、「はなれ」の床面積につきましては、表の上から、6階は743.19平方メートル、5階は2,739.57平方メートル、4階は5,209.46平方メートル、3階は5,800.39平方メートル、2階は5,290.15平方メートル、1階は4,868.85平方メートル、地下1階は7,603.11平方メートルで、「おもや」、「はなれ」の小計は3万2,254.72平方メートルでございます。  次に、建設する附属建物の床面積につきましては、来庁者用駐輪場(1)は46平方メートル、来庁者用駐輪場(2)は48平方メートル、バス待合所は6平方メートル、喫煙所は7.95平方メートルで、建設する建物の合計床面積は3万2,362.67平方メートルでございます。  次に、工事項目につきましては、1の建築工事は建物の躯体となるくいや免震装置の設置、コンクリートの打設を行うとともに、建具や家具の設置、内装や外装の仕上げなどを行う工事、2の電気設備工事は、建物に電源供給を行うキュービクルや動力盤、分電盤を設置するとともに、LED照明器具、コンセント、非常用発電機などの強電設備や放送設備、自動火災報知設備などの弱電設備を設置する工事、3の空気調和設備工事は、各室の冷暖房と室内換気を行う空気調和機や換気機器を設置するとともに、各室の状態監視及び空気調和機の自動制御、遠隔操作を行うための中央監視盤などを設置する工事、4の給排水衛生設備工事は、建物の給水や排水を行う配管の敷設や受水槽、加圧ポンプを設置するとともに、節水型の大便器や小便器などの衛生器具や消火設備などを設置する工事、5の昇降機設備工事は、各階への昇降を行うエレベーター5基と、「おもや」の1階と2階をつなぐエスカレーター2基を設置する工事、6の外構工事は、建物外の構内舗装を行うとともに、足元灯や外部コンセント、散水栓などを設置する工事でございます。  次に、右側に記載の案内図につきましては、縮尺5,000分の1で表示しております。  なお、各図面とも上が北の方位を示しております。  続きまして、3ページを御覧ください。配置図を縮尺600分の1で表示しております。内容につきましては、先ほどの現地での説明と重複いたしますので省略させていただきます。  続きまして、4ページを御覧ください。上段に外部仕上表、中段に内部仕上表-1を表示しております。  初めに、上段の外部仕上表につきましては、建物の屋根、外壁、外装などの仕上げ材について表示しております。  次に、中段の内部仕上表-1につきましては、「おもや」地下1階及び1階の各諸室の床、壁、天井の仕上げ材について表示しております。  続きまして、5ページを御覧ください。内部仕上表-2につきましては、「おもや」1階、2階及び3階の各諸室について表示しております。  続きまして、6ページを御覧ください。内部仕上表-3につきましては、「おもや」3階及び4階の各諸室について表示しております。  続きまして、7ページを御覧ください。内部仕上表-4につきましては、「おもや」4階及び5階の各諸室について表示しております。  続きまして、8ページを御覧ください。内部仕上表-5につきましては、「おもや」5階、6階及び「おもや」の各階共通部分並びに「はなれ」地下1階の各諸室について表示しております。  続きまして、9ページを御覧ください。内部仕上表-6につきましては、「はなれ」地下1階、1階及び2階の各諸室について表示しております。  続きまして、10ページを御覧ください。内部仕上表-7につきましては、「はなれ」2階、3階及び4階の各諸室について表示しております。  続きまして、11ページを御覧ください。内部仕上表-8につきましては、「はなれ」4階及び「はなれ」の各階共通部分の各諸室について表示しております。  仕上表につきましては以上でございますが、全ての諸室におきまして、安全で快適な環境の確保を図り、健康を推進するため、使用材料及び工法を選定し、シックハウス対策やノンアスベスト材の使用など、将来的な改修や解体時にも有害物質が排出されない計画としてまいります。  続きまして、12ページを御覧ください。平面図を縮尺500分の1で表示しております。地下1階につきましては、来庁者用駐車場、公用車用駐車場、機械室等を配置いたします。駐車場の出入口は「はなれ」の南東側に配置しており、車両は、スロープ状の車路を通って地下駐車場内に入場いたします。  駐車場内におきましては、来庁者が円滑に利用できるよう、回遊性の高い動線計画とするとともに、駐車場の出入口に近い建物の東側に来庁者用駐車場を配置し、その奥の建物の西側に公用車用駐車場を配置することでゾーンを区分しております。  続きまして、13ページを御覧ください。1階平面図でございます。建物内への出入口につきましては、黒色の三角形で示しており、「通り庭」を介して歩行者がアクセスしやすい計画としております。  「おもや」1階につきましては、総合案内、ロビー、執務室等を配置いたしますが、「おもや」の西側及び東側に、それぞれトイレや階段、エレベーターを集約し、中央に執務室を計画いたします。総合案内及びロビーにつきましては、「通り庭」からの入り口近くに配置し、視認しやすい位置とするとともに、床には「通り庭」と同様のレンガタイルを採用し、耐水性や防汚性を確保してまいります。  また、総合案内の近くにエレベーターや、1階と2階をつなぐエスカレーターを配置し、利用者動線に配慮した計画としております。  「はなれ」1階につきましては、売店、歴史コーナー、レストラン等を配置いたします。売店につきましては、「はなれ」の西側に配置し、府中街道側からのアクセスが良く、立ち寄りやすい位置に計画いたします。  歴史コーナーにつきましては、「はなれ」の南東側に配置し、府中の歴史と身近に触れ合うことができる展示などを計画いたします。  レストランにつきましては、「はなれ」の東側中央に配置し、大國魂神社に面して景観が良く、アクセスしやすい位置に計画しております。  また、「はなれ」のトイレや階段、エレベーターにつきましては、建物の南側中央及び北側にそれぞれ集約し、配置いたします。  続きまして、14ページを御覧ください。2階平面図でございます。「おもや」2階につきましては、執務室等を配置いたします。「おもや」の南東側に設置するエスカレーター及び「おもや」と「はなれ」をつなぐ屋外ブリッジや屋内ブリッジを設けることで、回遊性のある計画としております。  「はなれ」2階につきましては、執務室のほか、市民協働ラウンジ、図書館等を配置いたします。  市民協働ラウンジにつきましては、「はなれ」の西側に配置し、市民と市の協働のためのスペースとして計画しており、床にはフローリングを用いて、木のぬくもりが感じられるしつらえといたします。  図書館につきましては、「はなれ」の南東側に配置し、緑豊かな大國魂神社に面してアクセスしやすくするとともに、内装では、壁一面を書架とするなど、印象的な空間を計画しております。  続きまして、15ページを御覧ください。3階平面図でございます。「おもや」3階及び「はなれ」3階につきましては、執務室等を配置いたします。  「おもや」、「はなれ」共にフロア全体に執務室を配置し、屋内ブリッジでつなぐことにより、回遊性が高く、部署間の連携が図りやすい計画としております。  続きまして、16ページを御覧ください。4階平面図でございます。「おもや」4階につきましては、執務室のほか、市長室及び関連諸室等を配置いたします。「はなれ」4階につきましては、執務室のほか、災害対策本部室等を配置いたします。  市長室を「おもや」の南東側に配置し、「おもや」東側の屋内ブリッジで接続をした先に災害対策本部室を配置することで、有事の際の災害対策拠点として円滑に対応できる計画としております。  続きまして、17ページを御覧ください。5階平面図でございます。「おもや」5階につきましては、議場、傍聴ロビー、委員会室等を配置いたします。議場につきましては、「おもや」の南側に配置し、壁面に木材を使用することにより、府中の豊かな自然を象徴する、木に包まれた空間といたします。傍聴ロビーにつきましては、「おもや」の東側に設置するエレベーターからアクセスしやすい位置に配置し、議会を身近に感じられる計画といたします。また、傍聴ロビーには、議場の中の様子を映すディスプレーを設置してまいります。  「はなれ」屋上につきましては、展望テラスを配置いたします。展望テラスは、大國魂神社などの周囲の町並みを見渡すことができる、開かれた市民の憩いの場として計画いたします。  続きまして、18ページを御覧ください。6階平面図でございます。「おもや」6階につきましては、機械室、機械置場等を配置いたします。免震構造の建物の地上階にキュービクルや非常用発電機などの重要設備機器を設置し、有事の際にも庁舎機能の安全性を確保できる計画といたします。また、機械置場につきましては、空調用の室外機などを配置し、機器から発する排熱を建物の高い位置から放出することで人工排熱の低減に努めるとともに、防音壁で囲むことにより周辺環境に配慮した計画といたします。  続きまして、19ページを御覧ください。屋階平面図で、「おもや」の屋上を表示しております。  続きまして、20ページを御覧ください。立面図を縮尺400分の1で表示しております。  上段の北立面図につきましては、右側が「おもや」、左側が「はなれ」でございます。「おもや」、「はなれ」共に、外壁の外側に日差しや視線を遮る有孔折板を設置いたします。有孔折板の貼り方を、「おもや」は横貼り、「はなれ」は縦貼りとすることで、それぞれの印象的な外観をつくります。外壁につきましては、1階は有孔折板と同等品質のスチールパネルを計画し、上階と統一感のある景観形成を図ってまいります。上階におきましては、耐火性、耐久性、遮音性に優れた押出成形セメント板を計画し、フッ素樹脂塗装をすることで気候の変化や雨水への耐性を高めてまいります。  下段の東立面図、大國魂神社側からの見え方につきましては、手前に「はなれ」、その奥に「おもや」が見える形となり、外装材、外壁等につきましては北立面図と同様でございます。  続きまして、21ページを御覧ください。上段の南立面図につきましては、手前、右側に「はなれ」、その奥に「おもや」が見える形となり、外装材、外壁等につきましては北立面図と同様でございます。  下段の西立面図、府中街道側からの見え方につきましては、左側に「おもや」、右側に「はなれ」が見える形となり、外装材、外壁等につきましては北立面図と同様でございます。  続きまして、22ページを御覧ください。断面図を縮尺400分の1で表示しております。各断面図におきましては、図面右側に記載の断面位置図において示す位置を、切断面としたものを表示しております。上段のA-A’断面図につきましては、「おもや」及び「はなれ」を東西に切断し、北側を向いた断面としており、下段のB-B’断面図につきましては、「おもや」及び「はなれ」を南北に切断し、西側を向いた断面を表示しております。また、断面図には、建物、各階及び各諸室の天井の高さを表示しております。建設する建物の最高高さは「おもや」の30.14メートルで、「はなれ」の高さは21.04メートルでございます。  続きまして、23ページを御覧ください。仮設計画図を縮尺600分の1で表示しております。「おもや」工事期間中における仮設計画図につきましては、右下の凡例に従い、安全対策といたしまして、仮囲いを設置する位置、仮囲いの出入口、工事車両の出入口、交通誘導員の配置位置等を表示しております。工事期間中におきましては、高さ3メートルの鋼板製の仮囲いを、建設敷地周辺の道路、隣地及び既存庁舎との間に設置いたします。この仮囲いにより、敷地の安全、粉じん、騒音対策に努めてまいります。  また、仮囲いの設置により、周囲の通行上、見通しが悪くなる敷地の角の部分につきましては、仮囲いを透明樹脂パネルとすることで、歩行者、通行車両等の見通しを確保し、交通安全に配慮してまいります。  工事車両の出入口につきましては、主たるものといたしまして、敷地西側、府中街道側に1か所、また、それとは別に北側に1か所設置いたします。また、それぞれ交通誘導員を配置し、工事期間中の歩行者等の安全対策に努めてまいります。  続きまして、24ページを御覧ください。「はなれ」工事期間中における仮設計画図でございます。凡例等につきましては、「おもや」工事期間中における仮設計画図と同様でございます。工事車両の出入口につきましては、主たるものといたしまして、敷地西側、府中街道側に2か所、また、それとは別に南側に1か所、東側に2か所設置いたします。  なお、「はなれ」工事期間中における「おもや」への来庁者等の動線につきましては、「通り庭」も「はなれ」と併せて工事中となることから、黒色の三角形で示しております府中街道と北側道路に面する出入口からアクセスする計画としております。  新庁舎建設工事についての説明は以上でございます。  続きまして、既存庁舎解体工事につきまして御説明させていただきます。  裏面の26ページを御覧ください。左側に建物概要、右側に案内図を記載しております。  初めに、建物概要につきましては、1の工事場所から5の構造・階数までは記載のとおりでございます。6の面積表は、解体する建物の床面積について、それぞれ記載しております。  まず、西庁舎の床面積につきましては、表の上から、塔屋3階から地下1階までの小計は4,774.77平方メートルでございます。次に、東庁舎の床面積につきましては、表の上から、塔屋2階から地下1階までの小計は9,862.13平方メートルでございます。次に、北庁舎の床面積につきましては、表の上から、塔屋1階から地下2階までの小計は7,492.81平方メートルでございます。最後に、渡り廊下の床面積につきましては、表の上から、3階及び1階の小計は56.78平方メートルで、これら解体する建物の合計床面積は2万2,186.49平方メートルでございます。  次に、右側に記載の案内図につきましては、縮尺5,000分の1で表示しております。なお、各図面とも上が北の方位を示しております。  続きまして、27ページを御覧ください。配置図を縮尺600分の1で表示しております。内容につきましては、先ほどの現地での説明と重複いたしますので省略させていただきます。  続きまして、28ページを御覧ください。平面図を縮尺500分の1で表示しており、解体建物における既存の各諸室について御説明いたします。  東庁舎地下1階及び中地下2階並びに北庁舎地下2階につきましては、東庁舎には機械室、北庁舎には電気室等がございます。  続きまして、29ページを御覧ください。西庁舎地下1階、東庁舎中地下1階及び北庁舎地下1階の平面図でございます。西庁舎には更衣室、東庁舎には職員用駐輪場、北庁舎には公用車用駐車場等がございます。  続きまして、30ページを御覧ください。西庁舎、東庁舎及び北庁舎の1階平面図でございます。西庁舎及び東庁舎には執務室、北庁舎には来庁者用駐車場等がございます。  続きまして、31ページを御覧ください。西庁舎、東庁舎及び北庁舎の2階平面図でございます。西庁舎には議場及び関係諸室、東庁舎には執務室、北庁舎には来庁者用駐車場等がございます。  続きまして、32ページを御覧ください。西庁舎、東庁舎及び北庁舎の3階平面図でございます。西庁舎には委員会室、東庁舎には市長室、北庁舎には会議室等がございます。  続きまして、33ページを御覧ください。西庁舎塔屋1階並びに東庁舎及び北庁舎4階の平面図でございます。西庁舎には機械室、東庁舎には執務室、北庁舎には電算機械室等がございます。
     続きまして、34ページを御覧ください。西庁舎塔屋2階並びに東庁舎及び北庁舎5階の平面図でございます。西庁舎には機械室、東庁舎には執務室、北庁舎には飲食スペース等がございます。  続きまして、35ページを御覧ください。西庁舎塔屋3階、東庁舎6階及び北庁舎塔屋1階の平面図でございます。西庁舎には機械室、東庁舎には執務室、北庁舎には屋上等がございます。  続きまして、36ページを御覧ください。西庁舎塔屋屋根、東庁舎7階及び北庁舎塔屋屋根の平面図でございます。西庁舎及び北庁舎には屋根、東庁舎には執務室等がございます。  続きまして、37ページを御覧ください。東庁舎の8階から塔屋屋根の平面図でございます。東庁舎8階には執務室、塔屋各階には機械室等がございます。  続きまして、38ページを御覧ください。立面図を縮尺400分の1で表示しており、こちらは西庁舎の各面の立面図でございます。  続きまして、39ページを御覧ください。東庁舎の各面の立面図でございます。  続きまして、40ページを御覧ください。北庁舎の各面の立面図でございます。  なお、解体する建物の内装材及び外装材の一部にアスベストが含有されていることが判明しておりますので、関係法令を順守し、適切に処分してまいります。  続きまして、41ページを御覧ください。解体計画図を縮尺600分の1で表示しております。凡例等につきましては、新庁舎建設工事の「はなれ」工事期間中における仮設計画図と同様でございます。  なお、建物の解体に先立ち、建物周囲において外部足場及び防音パネルを設置することで、騒音や粉じんの抑制に努める計画としております。  また、新庁舎建設工事と同様に、工事期間中におきましては、歩行者等の安全対策に努めてまいります。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 86 ◯西村 陸委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。手塚委員。 87 ◯手塚としひさ委員 予算書を持ってこなかったので、ちょっと確認なんですけれども、今回のこの契約の関係の令和3年度の予算というのはどんなふうになっているんでしょうか。  今回、工事契約において、先ほどもありましたように、予定価格より大分安くなったと理解したんですけれども、そのことによって令和3年度の予算がどのようになるのか、その辺りの状況について、まずお尋ねをしたいと思います。  あと、喫煙所というのは、今回1か所だけ、今あるところとほぼ同じところにできるということでよろしいですか。私も、当初、庁舎内にも議会フロアを含めて何か所か喫煙所をつくるような、基本設計のときか、実施設計にも入っていましたかね、ちょっとその辺りで、当初、何か所か喫煙所をつくるような話があったように記憶しているんですけれども、そこは全てなくなるということでよろしいですか。当初、何か所ぐらい喫煙所を予定していて、そこが見直しでどういうふうになったのか、その辺り、分かる範囲で教えていただければと思います。  あと、もう一点、このたび、西側の駐車場が、また市民にも利用できるような形に、今、きれいに整備していただいて、ありがたく思っておりますけれども、あそこの西側の現行の駐車場についてはずっとそのまま使える状況になっていくのか、あるいはどこかの段階で、またもう一回つくり直すとか、いろいろあると思うんですけれども、どういうふうになっていくか、その辺りの流れを教えてください。  以上です。 88 ◯西村 陸委員長 順次答弁願います。どうぞ。 89 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 まず、1点目の令和3年度の予算の関係でございますが、今回予算に計上させていただいております金額は、今回の、税抜きで128億円の金額での予算計上をさせていただいているところでございます。なので、予定価格より今回の工事契約の金額が下がっておりますので、その下がったほうの金額での予算計上としておりまして、令和3年度分につきましては、前払い金と、あと、令和3年度中における出来高払いの分を予算として計上させていただく予定でございまして、金額といたしましては26億1,456万4,000円を、令和3年度分の建設工事費として予算計上させていただく予定としております。  2点目の喫煙所の関係でございますが、喫煙所につきましては、先ほど御説明させていただきました「はなれ」の南西側、現在の喫煙所のあるところと近い位置に1か所となりまして、確かに委員がおっしゃられましたように、当初は建物の中にも一部計画はしていたんですけれども、その後、たばこの関係の、健康増進法ですとか、そこら辺の関係がございまして、見直しを行っておりまして、現在のところ、新庁舎が出来上がった際の喫煙所といたしましては「はなれ」南西側の喫煙所1か所で、当初内部に検討していた箇所につきましては、「おもや」、「はなれ」に、合わせまして3か所ほど、中では検討していたんですけれども、今のところ1か所にするという形で検討してございます。  あと、3点目の西側駐車場の関係でございますが、西庁舎の玄関前の駐車場につきましては、埋蔵文化財も終わりまして、解体工事が始まるまでは今のままでお使いいただくような形で考えております。  以上でございます。 90 ◯西村 陸委員長 答弁が終わりました。手塚委員。 91 ◯手塚としひさ委員 分かりました。令和3年度当初予算は既に今回の契約の内容を見込んでということに、そこは理解をいたしましたが、当初、新庁舎の関係で予定していた、総費用200億円を超えるかどうかというふうなことでいろいろ議論があったかと思いますが、そこは、今回の契約の関係で、その分は若干減ると見込んでよろしいんでしょうか。その辺り、トータルに対して、もし減るとしたらどの程度減る見込みかということでお尋ねをしたいと思います。  次の、喫煙の関係については分かりましたが、改めて喫煙所はつくり変えるということだと思いますが、今の喫煙所についても、若干、煙が漏れているよみたいな声があって、今回のあの喫煙所も東京都の補助金でやったんだと理解しているんですけれども、もうちょっとレベルのアップした喫煙所になると理解してよろしいですか。確認させてください。  駐車場の関係は分かりましたが、そうすると、解体工事が始まった段階については、ほぼほぼ平面で止められる駐車場はなくなるということなんでしょうか。「おもや」のほうには平面の駐車場はほとんどないのかなと思うんですけど、そこを改めてお尋ねします。  以上です。 92 ◯西村 陸委員長 順次答弁願います。どうぞ。 93 ◯高島大輔庁舎建設推進室長補佐 まず、1点目の概算事業費の関係でございますが、令和2年第1回の市庁舎建設特別委員会で御報告させていただいた概算事業費につきましては、土地買収関連費を含めますと211.2億円ということでございましたが、今回の落札、入札における金額を考慮しますと、土地も含めまして182.6億円になるというふうな形で考えてございます。  2点目の喫煙所の形でございますが、今、計画しておりますのは、入り口、三方壁が、正面は植栽等で隠すんですけれども、両サイドと背中は壁がございまして、あと、新しくできるものは屋根もつけるような形で計画してございます。  3点目の駐車場の関係でございますが、解体工事に入りますと「おもや」のみになります。「おもや」の車寄せ部分に障害者の駐車場は2台ほど確保しようというふうな計画をしてございますが、それ以外の駐車場につきましては敷地内で確保することが困難でございますので、現在のところは府中駅前の市の公共駐車場等を利用していただくような形で計画してございます。  以上でございます。 94 ◯西村 陸委員長 手塚委員。 95 ◯手塚としひさ委員 まず、総額につきましては200億円を超えているところが180億円台になるということで、非常によかったんじゃないかと思いますので、これから何が起こるか分かりませんので、改めてということがあるかもしれませんけれども、一応理解をさせていただきました。  喫煙の関係も分かりましたので、基本的には庁舎側もそうですし、道路側とか民家側にも煙が漏れるというようなことがないように、最新の形でやっていただければということでお願いしておきます。  あと、駐車場の関係、分からないでもないですけれども、やはり急にというようなこともあるし、障害者用2台だけというのが、ちょっとどうだろう、何とかならないかなと思いますし、そういう声もありますから、難しいのかもしれないんですけど、せっかく今回整備した西側の駐車場、解体のときも使うのは難しいのかな、答弁は結構なので、何台かでも市民が来て、止められるようなことをちょっと検討していただいて、障害者だけではなくて一般の方でも、一応許可を取りながらでも結構なので、止められるようなことを検討していただきたいなということをお願いしておきます。  以上で終わります。 96 ◯西村 陸委員長 ほかに御発言ございますか。よろしいですか。赤野副委員長。 97 ◯赤野秀二副委員長 意見を申し上げます。  私たち共産党は、敷地拡張と「おもや」、「はなれ」の2棟建て、特に2棟建てについては見直すように求めてまいりました。  今回、この工事請負契約は2棟建てでこのまま進められるということを基にした契約なので、この契約については反対を表明します。  以上です。 98 ◯西村 陸委員長 ほかに御意見ございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯西村 陸委員長 御異議がございますので、挙手により採決をいたします。  本案について賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 100 ◯西村 陸委員長 挙手多数であります。よって、第8号議案は可決すべきものと決定いたしました。  以上で、市庁舎建設特別委員会を閉会いたします。                午前11時28分 閉 会 Copyright © Fuchu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...