府中市議会 > 2020-12-14 >
令和2年学校施設老朽化対策特別委員会 名簿 開催日: 2020-12-14
令和2年学校施設老朽化対策特別委員会 本文 開催日: 2020-12-14

  • 870(/)
ツイート シェア
  1. 府中市議会 2020-12-14
    令和2年学校施設老朽化対策特別委員会 本文 開催日: 2020-12-14


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1         学校施設老朽化対策特別委員会記録                   令和2年12月14日(月) 午前9時29分 開 会 ◯松村祐樹委員長 ただいまから学校施設老朽化対策特別委員会を開会いたします。  本日の付議事件は、学校施設老朽化対策についてであります。  ここで、議事に入ります前に、委員の皆様と理事者側の皆様に申し上げます。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、質疑及び説明は簡潔明瞭とし、会議に要する時間の短縮に努めるよう、お願いいたします。  これより議事に入ります。         ────────────────── 付議事件  1 学校施設老朽化対策について 2 ◯松村祐樹委員長 付議事件1、学校施設老朽化対策についてを議題といたします。  本件について報告をお願いします。どうぞ。 3 ◯遠藤勝久学校施設課長補佐 おはようございます。それでは、学校施設老朽化対策について、前回の学校施設老朽化対策特別委員会開催日以降の学校施設老朽化対策検討状況について、お手元の資料に基づき御説明させていただきます。  初めに、議題1の次期実施校に係る動きの府中市立府中第三小学校改築に伴う基本構想及び府中市立府中第六小学校改築に伴う基本構想について、別紙1及び別紙2に基づき御説明いたします。  それでは、別紙1を御覧ください。  こちらは、府中市立府中第三小学校改築に伴う基本構想となります。1枚めくっていただきまして、左側のページ、目次では、1の基本構想の背景と目的、2の現状の分析、3の整備方針、4の与条件の整理、5の配置の検討として、5つの章立てで構成しております。
     それでは、各項目の内容について御説明いたします。  1ページをお願いいたします。  1の基本構想の背景と目的の(1)背景では、本市の学校施設は、一斉に老朽化しており、老朽化対策が重要かつ喫緊の課題となる中、令和元年度に策定した府中市学校施設改築長寿命化改修計画(以下、「計画」といいます)において、各学校の老朽化対策の調査結果や、築年数に基づく総合評価から、第三小学校を次期実施校に位置づけたことを記載しております。  (2)の目的では、今後、設計業務を行うに当たり、計画に記載された市全体の学校施設整備方針を踏まえ、新たな学校施設の規模や事業スケジュールを設定するための与条件の整理を行い、設計者が設計業務を速やかに行えることを目的とするとともに、基本計画策定のための基礎資料として、基本構想を整備することとしております。  また、改築事業の実施に当たっては、これまでの教育活動や、地域の伝統・文化活動に根差した学校独自の取組について現状を把握し、基本計画策定時には、地域住民も交えた新しい学校づくり検討会などを開催して、第三小学校の改築事業に取り入れていくことを記載しております。  2ページをお開き願います。  2、現状の分析の(1)では、現在の建物の現況を記載しております。  (2)児童数の推移では、第三小学校の児童数は、令和3年度は759人と見込むものの、それ以降は増加傾向になるものと予測しており、令和12年度は現在の1.15倍となる870人と予測しております。  (3)建築基準法等の制約では、敷地北側都市計画道路が計画されており、都市計画道路内には新築建物を配置しないよう留意が必要となっております。また、既存の学童クラブ都市計画道路内に建設されているため、学校施設と併せて整備することが望ましいと考えています。加えて、南側の第2都市下水路について、建設機器の搬入などを行う際には、補強する必要があるものと考えております。  3ページをお願いします。  (4)のアンケート総合学習の授業・ヒアリングによる現状の把握では、現状の学校施設について、平成30年度に実施した児童及び保護者へのアンケートや、今年度に六年生の総合の学習の時間を活用した改築についての授業を実施するとともに、学校へのヒアリングなどを行い、学校の使われ方を把握いたしました。  第三小学校の独自性については、おとぎ山や桜の森など、三小独自の施設があることなどが特徴として現れております。  5ページをお開き願います。  3の整備方針の(1)老朽化対策の進め方では、1)といたしまして、第三小学校については校舎・体育館・プールの全てを改築し、学童クラブ放課後子ども教室についても学校施設と一体的に整備することとしています。  次に、(2)の目指すべき学校施設整備方針では、5ページから7ページにかけて、計画で定めた5つの本市が目指すべき学校施設と、それに対する学校施設の全体整備方針を踏まえ、安全性や防犯性、温かみのある落ち着いた空間づくりユニバーサルデザインのほか、地域の拠点や災害時の避難場所としての整備に関して基本的な考え方をまとめております。  少し飛びまして、8ページをお開き願います。  8ページの4、与条件の整理では、(1)の配置の条件について、1)から5)までの5項目を掲げ、校舎等の配置について整理しております。特に2)校舎と校庭、プールの位置関係の検討では、校地の北側の都市計画道路の関係上、校舎を北側に建設した場合、北側敷地境界に寄せることが難しいこと、校舎が南側や西側に建設した場合、冬季において校庭への日陰が発生する一方、仮設校舎が不要となり、建設工事費が抑制される等の利点が生まれることを記載しております。  9ページをお願いします。  (2)の教育環境の充実についての具体的な取組では、計画の諸室整備方針の中から、1)から10ページの4)までに記載した4項目を具体的な取組としており、戻りまして、9ページの1)普通教室では大きさを8メートル掛ける9メートルにするとともに、10ページに記載してあります2)から4)では、メディアセンター校務センター多目的ルームを設置することとしています。  これらの整備については、現在、設計を進めております府中第八小学校の整備内容等も踏まえ計画してまいります。  (3)の地域との連携についてでは、1)地域開放や災害時の避難所として活用できる範囲を府中八小と同様に、計画に記載した体育館、多目的ルーム家庭科室、会議室、和室とした計画にすることとしています。2)では、おとぎ山や校庭の桜、サツマイモを栽培する畑など、地域の伝統や文化活動に根差した学校独自の取組が可能な施設にすることとしています。  11ページの(4)の各室の条件についてでは、現段階で想定した必要となる諸室及び規模と室数を記載しております。  12ページをお開き願います。  (5)の改築の施設規模及び事業スケジュールでは、1)のウ、延べ床面積といたしまして、校舎棟、体育館、学童クラブなど、合わせて9,500平方メートル程度と見込んでおります。2)の事業スケジュールでは、令和5年度から新校舎の改築工事に着手し、令和7年4月の供用開始を目指すこととしています。  13ページをお開き願います。  5の配置の検討では、表の上段に配置計画の考え方を記載しております。上段、左側の学校機能では、改築に当たり校舎、体育館、学童クラブ等の各機能が使えない時期のないローリング計画とすることなどの3点、右側の法的制約では、都市計画道路内に新築建物を配置しないことなどの3点を前提に、表の2段目以降に、A案からD案までの4つの配置計画案を作成し、それぞれの案に対し、表の左側、建替手順平面計画、校庭、周辺との関係の各項目に対する考察を行っております。  表2段目の左側の建物配置の現状に記載しておりますA案では、その左に記載した現状の配置と同様に、新校舎を北側に配置した計画となっておりまして、仮設校舎の建設が必要なプランとなります。新校舎については、都市計画道路より南側に配置し、新体育館を西側、プールを既存体育館の位置に建設する計画としております。  B案は、A案同様、校舎を北側に建設するため、仮設校舎を建設するプランとなっており、新体育館とプールを西側に並べて配置しております。A案に比べまして、体育ゾーンまとまりがあるものの、校庭が狭い計画となっております。  C案は、新校舎を南側に配置した計画で、仮設校舎の建設がないプランとなります。体育館は西側に配置し、プールを既存の位置で建て直しする計画としており、北側の都市計画道路部分を校庭として使用することで、整形で広い校庭を確保できる計画となっております。  最後のD案は、新校舎を西側に配置した計画で、仮設校舎を建設しないプランとなります。新体育館を西側、プールを南東側に配置する計画となっております。  この配置の検討につきましては、今後、様々な方々の御意見をいただきながら、良好な教育環境の確保の視点に立ち、来年度策定予定基本計画で決定していきたいと考えております。  続いて、別紙2を御覧ください。  こちらは府中市立府中第六小学校改築に伴う基本構想となります。構成は、先ほどの府中第三小学校の基本構想と同様となりますので、第三小学校と異なる部分を中心に御説明いたします。  それでは、2ページをお開き願います。  2の現状の分析の(2)児童数の推移では、第六小学校においては、令和3年度の757人をピークに、今後、児童数は減少していくものと見込んでおり、令和12年度は現在より36%減となる482人と見込んでいます。  (3)の建築基準法等の制約では、学校周辺用途地域が異なることから、日影規制への配慮が必要となり、特に東西側で配慮が必要となっております。  3ページをお願いします。  (4)のアンケート総合学習の授業・ヒアリングによる現状の把握では、第六小学校の特徴として、六小縁日や防災キャンプなど、学校が地域と行う活動が挙げられております。  1ページ飛びまして、5ページをお開き願います。  3の整備方針は、三小と同様としております。  恐れ入りますが、少し飛びまして、8ページをお開き願います。  8ページの4、与条件の整理についての(1)の配置の条件についてでは、1)から5)までの5項目を記載しており、2)の校舎と校庭、プールの位置関係の検討では、校舎が既存の配置と同様に、北側に配置する場合は仮設校舎を建設する必要があること、校舎を西側や南側とした場合は、校庭への日陰が発生する一方で、仮設校舎を建設しない計画となることなどを記載しています。  9ページをお願いします。  5)の放課後子ども教室学童クラブ位置関係では、学校敷地外にある学童クラブ学校敷地内に再整備することを記載しております。  少し飛びまして、12ページをお開き願います。  12ページの(5)改築の施設規模及び事業スケジュールでは、1)のウ、延べ床面積といたしまして、校舎棟、体育館、学童クラブなどを合わせて9,400平方メートル程度を見込んでおります。  13ページをお開き願います。  5、配置の検討では、三小と同様に、A案からD案までの4つの配置計画案に対する考察を行っております。  表2段目の左側の建物配置の現状に記載しておりますA案では、その左に記載した現状の配置と同様に、新校舎を北側に配置した計画としておりまして、仮設校舎の建設が必要なプランとなります。また、新体育館を校舎同様に北側、プールを校地南西側に配置し、校庭が現状より広い面積が確保できる計画としております。  B案は、A案同様、校舎を北側に建設するため、仮設校舎を建設するプランとなっており、新体育館を校地北側に配置しています。また、A案との異なる点といたしまして、プールを体育館の屋上に配置することで、校庭がさらに広く確保でき、体育ゾーンまとまりもよい配置となっております。  C案は、新校舎を東側に配置した計画で、仮設校舎の建設がないプランとなります。また、新体育館及びプールを南西側に配置することで、不整形ではありますが、現在よりまとまりのある校庭が確保できる計画としております。  最後のD案は、新校舎と新体育館、プールを南側に配置した計画で、仮設校舎を建設しないプランとなります。全ての建物を南側に配置することで、まとまった整形の校庭となりますが、校庭の一部が日陰になることが懸案となります。  この配置の検討につきましても、三小と同様、様々な方々の御意見をいただきながら、来年度策定予定基本計画で決定してまいりたいと考えております。  以上が府中市立府中第三小学校改築に伴う基本構想及び府中市立府中第六小学校改築に伴う基本構想についてとなります。  以上で、学校施設老朽化対策についての説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 4 ◯松村祐樹委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。増山委員。 5 ◯増山あすか委員 御説明いただき、ありがとうございました。  学校の面積の規模についてお伺いしたいんですけれども、今回の基本構想を見ますと、第三小学校の令和12年度の人数予測というのが870人とあります。12ページの学校の大きさ、校舎棟については8,000平方メートル程度ということになっております。一方で、第六小学校については、人数が減るということで、482人ということで、三小と比べてほぼ半分ぐらいの大きさなんですが、校舎棟の大きさが8,000平方メートルということで、同じになっています。それで大丈夫なのかなというのが疑問としてあります。  現在、進んでいる第八小学校についても、同じ校舎棟については8,000平方メートルで、人数予測としては659人なんですけれども、全ての学校が同じ大きさというのは分かるんですが、子どもの人数に合わせてやっぱり大きくしたりというのは必要なのではないかなと思うんですが、その点について、お考えをお聞かせください。 6 ◯松村祐樹委員長 1点でよろしいですか。  答弁願います。どうぞ。 7 ◯遠藤勝久学校施設課長補佐 ただいま御質問いただきました、三小と六小の学校規模が同程度になっていることへの御質問について、お答えさせていただきます。  まず、今回の基本構想の学級数、普通教室の設定につきましては、現在、令和2年度から令和12年度までの実績と推計の中を見まして、基本的には最大の学級数をベースに設定しております。現在、三小と六小の学級数については、同じ23学級という状況になってございます。そういった状況の中で、三小については今後、増加傾向にありまして、六小については減少傾向にあるという状況になっております。  こちらの最大の学級数の状況に応じて学校施設の規模を設定しておりまして、そういった観点から、現在、両校ともに8,000平方メートル程度と設定しております。三小については、令和12年度までの学級数については、26学級程度を今、見込んでおりまして、普通教室の数についても26学級の設定とさせていただいております。六小につきましては、現在の23学級をベースに設定をさせていただいているところではあるんですけども、今後、児童数は減少傾向に当然入ってきますので、こちらで活用しなくなる教室が出てくるということが見込まれてまいります。  こういった中で、それぞれ増加傾向減少傾向で違いのある学校となっておりますので、今回の学校の改築事業における1つのテーマになるのかなと思っておりまして、現在、設計者の選定をプロポーザルで実施させていただいているんですけども、この減少に対する新しい学校の建て方の考え方について提案課題とさせていただいておりまして、今後、設計者の考え方等もいただきながら、この減少していったときの学校の活用についても検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 8 ◯松村祐樹委員長 答弁、終わりました。増山委員。 9 ◯増山あすか委員 分かりました。その点、学級数が減少した場合、どのように活用するかということはプロポーザルの条件とするということで、よく分かりました。しっかり検討していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 10 ◯松村祐樹委員長 ほかに。村崎委員。 11 ◯村崎啓二委員 六小のことでお伺いします。まず……(「マイク」と呼ぶ者あり)すみません。  1つは、学童クラブが移築するということで、学童クラブの跡の扱いということをどのようにするのかというのを教えてください。跡というのは、跡地ということです。  あと、ここの学校は学園通りと接していて、非常にあそこ、学園通り自身の歩道が狭いということもあって、ちょっとこの図では分からないんですけれど、正面玄関はどこにするかということもあり、避難ということを考えたら、やっぱり広い道を考えるんですけれど、そういうことも含めて、歩道や、セットバックとか、歩道幅員をより確保するためにどうするかということをお尋ねします。  それと、3点目は、今、増山委員のともちょっと関係するんですけれど、実はこの学校は以前、二小、一小の学園校のときの対象で、まあ、結局はそのままだったということも一部あったんですけれど、一方では、やはり当然二小の問題、一小の問題が出てきたときに、いわゆる学区変更も、適正学級の問題というのが先ほど……、審議が進んでいるんですよね。今、増山委員に対する答弁では、それもプロポーザルと言っているんですけど、プロポーザルというか、市の方針がもしここを学区変更というふうなことと考えるならば、プロポーザルの問題というより、市がどういうふうに対応するか。もっと言えば、ひょっとしたら、もう少し広いほうが必要なのではないかというところも出てくるんですね。  今回、もう一つの委員会で学区の編成の在り方を論議していて、当然ここを1、2と考えると、ここが対象の1つかなとなるし、そうすると結構、地域との関係では、まずそんな簡単な話ではないとあるんですけど、そこら辺をどういうふうに考えているかということをお尋ねします。  それと、前もちょっとお話、ちょっと意見を述べたんですけれど、国自身がどうなるか分かりませんけれど、少人数学級編制を40から30とか35とかへ行くという動きも一部であるわけなんですね。既にもう今、造っている一中とか八小については、もうそういうのはあまり考慮する時間がないということなんですけど、そこら辺はどういうような形で案に考えているのかということで、一番心配なのは、造ったはいいけど、また増設しなくちゃいけないとか、そうなると、やはり特に階数が高いところというのは、そう増設は簡単な話でもないし、そこら辺がお悩みのところだと思うんですけれど、要するに、学区の適正学級と言われる問題も含めて、どのようにこのことで考えを入れているのかということの基本的な考えと、今、言った学級数の定数を減らすということについて。  あと、もう一つ、コンピューター室の扱いなんですけど、今までコンピュータールームというのが、パソコンルームみたいな形だったのが、今回、タブレットという中で、ICT教育の、大幅に考え方が変わっていくのかなという気がするんですけれど、それに応じた形での、どういうふうに対応するのかというのは、やはり共通の在り方も含めて大きく影響が出てくるかなと思うんですけど、そこら辺はどのように、今、新たに進めようとしているICTと、今回の一と八はちょっと間に合わないにしても、三と六についてはまさしくもう始まっている最中、後の問題ですので、お考えを教えてください。よろしくお願いします。 12 ◯松村祐樹委員長 順次答弁願います。どうぞ。 13 ◯遠藤勝久学校施設課長補佐 まず、1点目の学童クラブの活用についての御質問についてですけども、学童クラブにつきましては、六小の改築に伴いまして、新施設の稼働後に、敷地の活用や処分などについて検討を進めていきたいと考えておりまして、市長部局側と検討してまいりたいと考えております。  2点目の学園通り、六小の正門についての御質問についてですけども、まず、今の六小の正門につきましては、6割の児童と、あと、来校者の方のほとんどが利用している門ということになっておりまして、学園通り沿いからのアクセスが非常によいというところで正門として活用されているところです。  そういった中で、六小の1つの課題といたしまして、正門から見た、たたずまいというところで、今、校舎の裏側を入っていくような形になっておりますので、学校とのヒアリング、また、地域の方々とお話をしていく中では、こういったところの改善が必要と考えております。  今後の学校改築後の正門の取扱いにつきましては、委員御指摘のとおり、災害時のアクセスのしやすさとか、そういったところを含めますと、学園通り沿いに正門を配置するのが望ましいのかなと考えているところでありますが、こちらについても建物の配置計画を考える中で検討してまいりたいと考えております。  また、周辺道路セットバックにつきましては、六小につきましては、北側の学園通り、また、東側の市道の部分、あと、南側の少し東寄りのところでつながっている市道の部分につきましては、八小と同様に4.5メートルのセットバック……、道路中心線から4.5メートル後退しまして、歩道を確保してまいりたいと考えております。  次に、3点目の六小の学区域と、その学級規模等の考え方についての御質問かと思いますが、現在、適正規模適正配置の検討を、まさにその点を進めているところでございまして、検討会の中でそういった議論が今、行われているところです。当然一小と二小の学級数が増加していて、学校が手狭になってきているという過大規模の対応という話の中で、周辺で改築を行っております、現在の例えば第八小学校、また第六小学校等につきましても、新しい学校として改築することによって、地域の方々にとっても魅力のある学校というような位置づけになってまいると考えておりますので、こういった点につきましても適正規模適正配置の検討する中で検討してまいりたいと考えております。  4点目の少人数学級への対応についてでございますが、現在、少人数学級についてでございますが、学級編制につきましては、国が義務教育の全国的水準の維持向上を図るために、いわゆる義務標準法で学校編制の基準として1学級の児童・生徒数を規定しており、小学校一年生が35人、その他の学年は40人としております。これに基づきまして、東京都の学級編制の基準の中で、小学校二年生、また、中学校一年生が35人学級として学級編制できることと規定されておりまして、府中市においては、こういった考えの中で、現在、学級の編制規模を設定しているところでございます。  委員御指摘のとおり、現在の報道によります一学級30人編制とする事項要求を文部科学省が行っているというところで認識をしているところでございますが、今回の基本構想においては、あくまで現在の基準に基づき普通教室の数、また、普通教室の大きさを設定しているところでございます。今後、国や都のそういった基準の改正等の動向を見極めながら考えてまいりたいと思いますが、普通学級の数だけにかかわらず、普通教室の大きさというところに関しても大きく影響を与えてくるのかなと考えておりますので、学校施設改築長寿命化改修計画の見直しを含めまして、引き続き検討してまいりたいと考えております。  最後に、5点目のパソコン室の取扱いについてですけども、現在、設定しているコンピューター室につきましても、パソコンの撤去を各学校で今後、進めてまいるところでございますが、これに伴いまして、新しい学校においても、メディアセンターにコンピューターが配置されないというような状況になるものと思っておりますが、今回のメディアセンターにつきましては、図書等、タブレット等含めまして、自らが学んで、主体的に学んでいくというアクティブラーニングの考え方に基づく、中心になる部屋と考えておりますので、コンピューターがなくなった場合においても自主学習ができる部屋とか、そういったような形で必要な大きさを確保してまいりたいと考えております。  以上でございます。 14 ◯松村祐樹委員長 答弁、終わりました。どうぞ。 15 ◯町井 香学校施設課長 すみません。補足で説明させていただきますが、先ほどの第六小学校の学園通りの歩道のセットバックの考え方でございますけど、現在、歩道橋等が学園通り、六小の前に架かっておりまして、その部分でかなり歩道が狭くなっている状況になってございます。そういったところも見ながら、今後、設計を進めていく中で、歩道の有効幅員を大きく取れるようにセットバック等を考えていきたいと考えてございます。  それと、最後に、コンピューター室の考え方ですが、今、第八小学校でも検討はしているんですが、図書室とコンピューター室と合同で設置しているような状況で、その中で調べ物学習ができるような環境づくりと、それに伴って発表ができるような場というところで、今、検討しているところでございます。  以上でございます。 16 ◯松村祐樹委員長 答弁が終わりました。村崎委員。 17 ◯村崎啓二委員 分かりました。まず、学童のほうについては、今後、敷地をどうするかは考えるということで、確かに道路を隔てたようなところなんですけれど、近いところにあるには違いないので、その活用については、その後の活用の仕方もあるんで、安易に飛ばすようなことがないように、できたら学校関係の施設として何か使えればと思いますけど、そこら辺は、地域の皆さんのお考えもあると思いますけれど、有効活用をぜひとも考えていただきたいと思います。また、中に持っていくということについてはやはり適切な対応だと思います。  北側の正面玄関については、先ほどの基本構想の意見の中でも、場所ということでいろいろ意見があって、確かに形としては、普通は、入って校庭が見えて、学校が見えたほうがいいというのはあるけれど、実際は、緊急的なことを考えると、今、様々な側面があるので検討しているということで、よろしくお願いします。  それとやはり横断歩道橋、本当は今の時代、横断歩道橋は、私はなくすべきだと思っているんですけども、そのままにしろということですけど、あそこの場合はちゃんと歩道を造ったほうがよっぽど、学園通り自身が中央道からもちょっと外れているんで交通量も多くないんで、そんなに交通動線をするわけじゃないんで、どうかなと思いますけど、それはちょっとここで言ってもしようがない話ですけど、ある以上、やはり非常にあそこら辺が朝もちょっと、学園通りを使っている人からするとちょっとごちゃごちゃして歩けないような状況になっているので、やはり適切なセットバックと、法的な4.5メートルという以上な形の対応はしていただければと思います。  それと、学区域と規模の問題、これは非常に大変なときに基本構想をつくったなという気がいたしています。確かにおっしゃるように、基本構想のときでは、これからこうなるだろうというのを見込んでやるわけにいかないということで、御苦労されているかなと思います。ただ、これから実際、基本構想から設計と入っていく段階で、もう既に方針が変わることも、まあそんな簡単には変わらないかなと思います、財務省の考え方でありますけど。でもこれはやはり適宜対応できるような、基本構想で決めたからということよりは、基本構想の中で、今後のそういう、外的なというか、今の教育をめぐる様々な状況に対応できるような、規模の問題についても、部屋の問題ついても対応できるというのをどこかに入れて、する中で、基本構想から基本設計へ行ったときに、基本構想が反対に、桎梏にならないような対応をしていただければと思います。  学区域の問題については、確かに1つ、学校が新しくなるから変更するというのに対して、一定のインセンティブがあることはあると思いますけれど、一小、二小の地域の方というのは、やはり自分たちの学校に対しての愛着、あるいは親子とも住んでいる人も多い中で、かなり学区変更ということについてはお考えの方もいますので、そこら辺を十分、お尻を決めて対応するというと、じゃ、ここで建て替え時まで決めるんだとなると、そう簡単な話でもないと思いますけれど、十分、もし学区変更ということでしたら、なるべく地域とか保護者の皆さんとも十分対応しながら進めていただきたいと思うし、自分のところからすると、できるだけ一、二はそのままという気持ちもありますので、それはそれとしてお伝えしておきます。  パソコン室については分かりました。確かにこれから様々なICTの中で、教育の内容の中でICTを使った、違った形の授業ということで、その一定のスペースということも必要になってくるかなと思いますので、そこら辺は十分考えながら次の段階に行っていただきたいと思います。  以上です。
    18 ◯松村祐樹委員長 ほかに御発言ございますか。清水委員。 19 ◯清水 勝委員 ありがとうございます。先ほど来、児童数の減少、増減の話もありました。そんな中で、適正配置ということで、学区内の変更等も含めて、村崎委員、あるいは増山委員のほうからもいろいろ話がありましたけども、はっきり言って、統廃合的な考え方というのも出てくるのではないか。これは地域の関係もあって難しいと思いますけども、そういったのも含めて、その考え方をどのように入れていくのかというのも1点、聞きたいなと思っています。  それと、7ページか、環境に配慮した学校施設の中で、省エネとか省資源型ということが書いてあるんですけども、今後、再生可能エネルギーの関係での設備等の考え方がありましたら、教えてください。  それと、換気設備だとか、空調設備、今後かなり必要になってくるのではないかなと思いますので、それらを含めた形での考え方を教えていただければと思いますし、あと、これまでお話ししてきましたけれども、キュービクルだとか、電源設備、これらの位置、要は2階以上にやるとかというのは、これまでの一中、あるいは八小と同じような考え方でやっていくのかというのを教えていただければと思います。  3点、よろしくお願いします。 20 ◯松村祐樹委員長 順次答弁願います。どうぞ。 21 ◯遠藤勝久学校施設課長補佐 1点目の統廃合に関する考え方についてなんですけども、こちらは、先ほど御答弁させていただいた中で出てまいりました適正規模適正配置の検討会の中で、現在、少人数化した場合と学校が大規模化した場合の教育環境における児童・生徒に対する影響というのを今、議論させていただいているところです。  少人数化になりますと子供たちの、例えば子供たちに細かく目が行き届くというようなメリットはあるんですけども、一方では、なかなか学校、クラスになじめなかった場合に、6学年を通じて1学級の場合ですと、ずっと同じ人間関係で過ごさなくてはいけないというような、そういったデメリット等があります。また、競争意識がなかなか働きにくいというようなデメリットもありまして、教育環境として、府中市としてどんな規模が望ましいのかというところを今まさに議論させていただいているところでございます。  そういった中で、少人数化してくる学校というのも、地域によっては発生することを見込まれておりますので、先ほどちょっとお話しさせていただいた学区域の編成ですとか、統廃合というのも1つの手法だとは思いますので、そういった様々な考え方について、適正規模適正配置検討会の中で引き続き協議・検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 22 ◯松村祐樹委員長 どうぞ。 23 ◯町井 香学校施設課長 続きまして、再生可能エネルギーの考え方でございますが、今、省エネルギー・省資源化というところでうたわせていただいてございますが、再生可能エネルギーにつきましても、今後、設備機器等を考えながら、ライフサイクルコストを見ながら、導入のほうは検討してまいりたいと考えてございます。  教室等の換気ですとか空調の考え方でございますが、その部分につきましても、換気につきましては当然、建築基準法等で決められている換気量というところはございます。それ以外に、今、コロナというところの考え方もございますので、そういった部分で換気量、空調の考え方等、設備の考え方を決めていきたいと考えてございます。  最後に、キュービクル、電源の位置の関係なんですが、第三小学校につきましても、ハケ下の学校で浸水想定区域というところがありますので、当然、第八小学校と同様に、キュービクル、電源の位置というところは水害の避難に遭わないようなところで、今後、検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 24 ◯松村祐樹委員長 答弁が終わりました。清水委員。 25 ◯清水 勝委員 ありがとうございました。考え方含めて、よく分かりました。  それと、それぞれ了解しましたけども、11ページの各室の条件のところで、基本的に震災時というのは出ている、水害時というのは、特に記載とかというのは何か、考え方的にどうなんでしょうかという単純な質問なんですけど、マトリックスの表のところにそういうふうになっているんですけども、震災時に教室を使うというのはあるんですけども、水害時のときはどうするんだという意見は単純に出てくる可能性があるので、それだけちょっと教えてください。 26 ◯松村祐樹委員長 よろしいですか。 27 ◯清水 勝委員 はい。 28 ◯松村祐樹委員長 答弁願います。どうぞ。 29 ◯遠藤勝久学校施設課長補佐 11ページに記載のある震災時につきまして、三小につきましては、多摩川が氾濫した浸水想定区域内になっておりまして、現在は、その場合には避難所に指定されていないという状況がありますので、三小につきましては、この震災時というのは地震の場合と、あとは内水氾濫をした場合というようなことになりますので、この辺はちょっと誤解のないような形で、今後、進めていきたいと思います。  以上です。 30 ◯松村祐樹委員長 答弁、終わりました。清水委員。 31 ◯清水 勝委員 分かりました。ありがとうございました。ぜひ全体的なエネルギー構想も含めてですけども、災害時、水害時、そういった対応の関係も含めて、ぜひ丁寧に進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 32 ◯松村祐樹委員長 ほかに御発言。比留間委員。 33 ◯比留間利蔵委員 ありがとうございます。私のほうから若干疑問を。今回、配置図の検討で、北側に校舎がある部分と、南側、東側等に校舎がある部分で、仮設校舎がある、ないの違いが主なところなのかなと思っておりますけど、仮設校舎がないということで金額もかなり減るのかなと思いますが、作業工程にかなりのむらが、むらというか、格差があるのかなと思っています。単純でいいんですけど、金額と作業工程がどれだけ、どう違うのかというのだけ御説明いただけますでしょうか。1点。 34 ◯松村祐樹委員長 1点でよろしいですか。 35 ◯比留間利蔵委員 はい。 36 ◯松村祐樹委員長 答弁願います。どうぞ。 37 ◯町井 香学校施設課長 仮設校舎がなかった場合の金額としては、おおむね5億円から7億円程度、事業費が下がると見込んでございます。工程のほうも、半年程度短くなる可能性があるものと考えてございます。  以上でございます。 38 ◯松村祐樹委員長 答弁、終わりました。比留間委員。 39 ◯比留間利蔵委員 ありがとうございます。  今回、北校舎と南校舎や東、西校舎等で、あんまり北校舎以外は私の知っている限り二小しかないのかなと思っていますけど、工程的や金額的にもいいのかなとは思いますけど、ただ、書いてありましたけど、日照がね、日が当たらなくて、場所によっては寒くなると凍ちゃったりするという話も聞いているので、その辺もよく検討していただきながら、校舎の配置については考えていただきたいと思います。併せて、地域の皆さんの御意見も結構あるでしょうから、その辺の話も聞いて、また、災害、先ほども清水委員からもありましたけど、災害時の出入りのしやすさも含めて考えていただいて、検討していただければなと思っています。  小学校、中学校についてもそうなんですけど、地域の皆さんのかなり思い出が強い施設だと思いますので、新しく改築して喜ばれる方もいるでしょうし、思い出が何かちょっと薄れていくという方もいらっしゃるでしょうから、全員の意見を聞くのは無理でしょうけど、皆さん方が納得していただいて、新しい校舎が地域になじむような計画を今後も進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 40 ◯松村祐樹委員長 ほかに御発言ございますか。西の委員。 41 ◯西のなお美委員 御説明、ありがとうございました。  それでは、幾つかお聞きしたいと思います。  まず、第三小学校についてなんですけれども、都市計画道路の予定があるということで、期間などが今の段階である程度見えているのかということを教えてください。  それから、基本構想の中に、アンケート調査、平成30年のアンケート調査が生かされているということで、結果が書いてあります。それで、もし分かればでいいんですけど、第三小学校のアンケート結果が、平成30年に行ったとき、これは市内全員のアンケート結果だったんですが、図工室というのが1位に来るというのは、ちょっと珍しいというか、意外だったと思いました。この理由も木の匂いがよいとかということで、現状の三小の図工室の何か特徴的なことがあるのかどうかというのが分かれば教えてください。  それから、あと、今回は総合的、総合学習の時間で子どもたちの意見を、改修・改築についての授業発表があったというところで、興味深く見させていただきました。  それで、こういったところ、特に改善点については、これは三小なんですけれども、非常に子どもたちの視野の広さといいますか、例えばバリアフリーのところ、項目がありまして、お年寄りや車椅子の方に来てもらいやすくしたいとか、あとは、障害のある人でも遊べる遊具といった考え、非常にすばらしいなと思いました。こういったところを、今後、これはもちろん設計に生かしていくんだと思うんですけれども、その辺りをどのように、改善点ということなので、今、何かしらの問題を子どもたちが感じているということだと思うんですけど、それをどのように分析して生かしていくのかというところの考えがあれば教えてください。  それから、あとは災害時の避難所の考え方についてです。災害時については、体育館、多目的ルーム家庭科室、会議室、和室が地域開放とされて、たしか避難所にもなっていたと思います。それで、コロナのことがあって、避難所の運営については、学校によっては、現状の体育館以外の部分も、段階的に人数に合わせて広げていくという考えを避難所計画の中に入れてきていると思うんですけれども、そういったところで、それは恐らくセキュリティーゾーンの問題にも関わると思うんですが、そういったところの考え方、今後、設計する上での何か変更などがあれば教えてください。  それから、あと、設計についてのプロポーザルが行われるということでしたけれども、この現状と予定を教えてください。  以上、お願いいたします。 42 ◯松村祐樹委員長 順次答弁願います。どうぞ。 43 ◯酒井康太地区整備課長補佐 まず1点目の三小北側の都市計画道路3・4・6号につきまして、プランが見えているかの御質問にお答えさせていただきます。  当該都市計画道路につきましては、東京都の東京における都市計画道路整備方針の中で、都市計画道路として必要性が認められるものの特別な事由により検討を要する、計画内容の再検討路線という位置づけがなされております。こちらの都市計画道路としての必要性につきまして、今、東京都と協議をしながら、その検証を進めているところでございまして、分倍河原周辺地区のまちづくりの中で今後の在り方について整理をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 44 ◯松村祐樹委員長 どうぞ。 45 ◯遠藤勝久学校施設課長補佐 次に、2点目の三小のアンケート結果の中での図工室の特徴についてになりますが、細かい特徴については、今後、私たちのほうでも再度ヒアリング等しながら、把握してまいりたいと考えておりますが、三小のほうの図工室に実際に行ってみますと、入った瞬間に、まず木の匂いがする、大きさは、ほかの学校と同じような大きさにはなりますけども、入った瞬間に木の匂いがして、ちょっと温かみがあるような、まず雰囲気がございます。また、教室の周りに子供たちが作った作品がきれいに並べてありまして、ものづくりをするすばらしさとか、大切さとか、やりがいみたいなものが湧き出るのかなというのがこのアンケート結果にもつながっているのかなと捉えているところです。  次に、3点目の改善点につきましての分析と生かし方についてになりますが、現在、先ほどお話しいただいたとおり、バリアフリーの指定に関しては、三小と六小ともに、今、エレベーターがついていないというところがございますので、やはりそういったバリアフリーの考え方というのが子供たちにとっても強いのかなと思っております。  分析についてなんですけども、例えばこの三小の改善、ウの改善点の、例えば食堂というのが1番上にあるんですけども、こういった中で、学年やクラスが違う人と仲よくなれるので食堂が欲しいと、今、書いてあるんですけども、こういったところにつきましては、それは食堂でなくても実現できる可能性があるのではないかなと。そういった子供たちが大事にしたいところというのを酌み取りながら、設計の中でどのような形で実現できるのかというのをいろいろな工夫で考えていきたいと考えているところです。  4点目の避難所の考え方につきましては、現在、学校施設改築長寿命化改修計画で定めた体育館と校舎内の4室を地域開放と災害時の開放に使える部屋と設定しておりますが、今回、夏に防災危機管理課のほうで進めております水害時の避難については、コロナ禍での対応等も含めまして、幅広く校舎等も開放していくという考え方が出てきておりますので、そういった中については、十分配慮してセキュリティーゾーンの考え方等を設定してまいりたいと考えております。  最後に、5点目のプロポーザルの現状についてですが、三小と六小のプロポーザル、設計者選定につきましては、10月から10月末にかけて公募を実施しておりまして、現段階では、内部選定委員会による一次審査を11月に終えたところでございます。現在も選定作業中になっておりまして、この後、二次審査という形で、設計者の具体的な提案をプレゼンテーションによって行っていただきまして、外部選定委員によりまして受注候補者の検討をいただいた上で、教育委員会として設計者の選定を行ってまいりたいと考えております。  予定としては、12月中に設計者の選定を行いまして、1月の初旬に契約の手続を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 46 ◯松村祐樹委員長 答弁が終わりました。どうぞ。 47 ◯西のなお美委員 細かく、ありがとうございました。  まず都市計画道路については、これは特に予定が何年後とか決まっているというわけではないということでよかったでしょうかというところを一応確認させてください。  三小は、比較的校庭が広いんだと思うんですけれども、都市計画道路がもし造られた際に、児童数も増えるということなんですが、広さがきちんと確保できるのかどうかというところを確認させてください。  それから、アンケートについては、細かくありがとうございました。こういったアンケート、そして、総合の授業の中で出たいろいろな詳細については、今後、分析をぜひしていただきまして、これはぜひ実現に向けていただきたいというところで、子どもたちの思いを生かしていただけたらと思います。  それと、追加でちょっとお聞きしたいんですが、これまでの改築の工程の中で、八小、一中では地域の方々などを入れた協議体のようなものをつくっていたかと思いますけれども、今回の三小、六小については、どのような感じになりますでしょうか。違いがあるのか、同じようにしていくのかというところを、詳細を教えてください。  それから、あと、バリアフリーについては、これはぜひ実現をしていただきたいと思います。  あと、避難所については、水害時についても、また、コロナについても、様々な変更が出てきていると思いますし、まだ確定してないものもあるんだと思うんですね。三小については、ハケ下ということで、水害時には避難所にならないと思うんですけれども、いずれにしても、災害があった後、避難所になった後に、できるだけ早く学校を復旧させるというのがすごく大切なことなんだと思うんですけれども、そういった視点で、特に水害時の、先ほどキュービクルの話などもありましたけれども、電気設備ですとか、通信系のものについては、まあ校務センター、1階ということで決まっているということなんですけれども、十分に考えていただけたらと思っております。できるだけ復旧が早くできるような状況については、検討をお願いします。  それから、プロポーザルについては、現在、二次審査が終わっているということでしょうかね。先ほど増山委員の質疑の中で、例えば六小の場合だと、減少に対する新しい学校の在り方の生かし方といったようなことがプロポーザルの中でということをお聞きしたんですけれども、これは事業者の選定の中で問われているものなのかというところ、これまでの学校の一中と八小の事業者選定のときと違うことがあれば教えてください。  以上、お願いいたします。 48 ◯松村祐樹委員長 順次答弁願います。どうぞ。 49 ◯酒井康太地区整備課長補佐 1点目の都市計画道路3・4・6号線の今後の予定が決まっているかの御質問でございますが、具体的なスケジュールにつきましては、現時点では決定しているところではございませんが、東京都の都市計画道路整備方針が令和7年度までの計画期間となってございますので、それまでに廃止も含めまして、今後の在り方の方針を決定してまいりまして、必要に応じて都市計画変更などの手続も進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 50 ◯松村祐樹委員長 どうぞ。 51 ◯遠藤勝久学校施設課長補佐 続きまして、都市計画道路の建設、竣工後の校庭の広さについてですけども、現在、三小の校庭については、ほかの小学校よりもかなり大きい面積を確保している学校となりまして、都市計画道路が予定どおり竣工された場合には、約2,000平方メートル程度の敷地が減少するものと見込んでおりますが、その場合においても、三小の校庭については広く活用できるものと考えております。  2点目の八小と……、検討会についてでございますが、八小と一中と同様に、スクール・コミュニティ協議会を中心に、今後、御相談しながら検討会等の設置に向けた準備を進めてまいりたいと考えております。  3点目の水害時の電気設備・通信設備の取扱いについてですけども、こちらについても、八小の設計している電気設備・通信設備を2階とか屋上階に設置するというようなところで今対応しておりますので、そういったものを参考に、検証しながら進めていきたいと考えております。  4点目の今回のプロポーザルにおける児童数減少への対応についての設計課題となっているかというところの御質問なんですけども、すみません、先ほどお話しいただいた中で、現段階では一次審査が終わっている状況でございまして、最終的な二次審査についてはこの後、予定している状況でございます。その中の提案課題といたしまして、3つの設定をしております。その1つに、公共施設として、将来の人口動態対応や、メンテナンス性についてどのように考えておりますかという提案課題を設けておりますので、こういった中での設計者の提案を伺うことになっております。これにつきましては、八小と一中の場合は4点、伺っておりまして、教育環境の充実をどう図るかというところを設計課題に1つ、加えていたんですけども、ちょっと時間等の問題もございましたので、今回については3点の設計課題にさせていただいて、その3点については八小と一中と同様となっております。  以上です。 52 ◯松村祐樹委員長 答弁が終わりました。西の委員。 53 ◯西のなお美委員 分かりました。都市計画道路については、令和7年までに計画が確定するかどうかというところなんでしょうか。これはなかなか市では決められないことだと思うので、適切に検討していただきまして、広さについても十分あるということですので、考慮していただきながら進めていただけたらと思います。  それから、今後の地域の方々の意見については、これまでどおりスクール・コミュニティ協議会など、意見を聞かれるということです。これまでの一中、八小についても、地域の方、防災関係の方ですとか、意見を聞いていただき、設計に生かしていただいているというふうに報告を受けていますので、こちらのほうも丁寧にお願いできたらと思います。  水害の際、避難所の考え方についても確認させていただきました。こちらもよろしくお願いいたします。  プロポーザルについては、今回は3点あるということで、1点目と2点目はこれまでと同じということですかね。分かりました。こちらも、後ほど内容は確認させていただきたいと思います。今回いただいた資料についても、ちょっとじっくり読ませていただきまして、今後いろいろ意見させていただけたらと思います。ありがとうございました。 54 ◯松村祐樹委員長 ほかに御発言はありませんか。竹内委員。 55 ◯竹内祐子委員 各委員が質問した内容で、お聞きしたい内容もそれぞれ分かりました。私のほうも幾つかお聞きしたいと思います。  三小、六小のそれぞれの特色というのは、こういった中でアンケート等をいただいて、ヒアリングからも分かるんですけれども、この中では、学校に行ったヒアリングというものがありまして、こういったものの意見の反映というのは、今後どういうふうにされていくのか。まず1点。  そして、先ほども何回かございました適正規模適正配置についてなんですけれども、今後、検討会の中でも協議されていくということなんですが、三小はやはり増加傾向で、六小に関しては減少の見込み。現在、減少という中では、六小の減少が大きく、半数程度になるというところでは、何かその理由ですとか、裏づけのようなものがあれば、お教えいただきたいと思います。  このコロナ禍で見えてきた課題を今後どのように生かしていくかというところでは、先ほども避難所の問題ですとか、また換気、空調のことについてはお聞きしているんですけども、やはり学級数の問題が大きく、今後、議論されていくかと思います。国の動きを注視するということなんですけども、やはり国のほうでも施設を考えていく上では、そういったところでまだ議論があまり進んでいないので、市としても、ぜひ少人数についての議論をしていただきたい。これは先ほどの検討会の中で行われているのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。  まず、そちらを3点、お願いします。 56 ◯松村祐樹委員長 順次答弁願います。どうぞ。 57 ◯遠藤勝久学校施設課長補佐 まず、1点目の三小と六小における学校の意見の反映につきましては、児童の意見、また保護者の意見より、より具体的な現場での御意見となっておりますので、回数を重ねながら、設計段階で具体的な反映を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 58 ◯松村祐樹委員長 どうぞ。 59 ◯町井 香学校施設課長 続きまして、三小は増加傾向、六小が減少傾向というところの裏づけの部分でございますが、学校施設改築長寿命化改修計画の中の児童数の推移でも出させていただいていますが、やはり府中市中心部のほうはかなりまだまだ増加、児童・生徒数が増加する傾向にございまして、市の縁辺部のほうは減少していくというところで、やはり少子化のほうが縁辺部のほうは進んでいくと考えてございます。  それと、適正規模の協議会の中で学級数等というところの検討でございますが、基本的に、適正規模適正配置というところで、児童数の増加・減少というところで、適正な学級等を協議会の中で議論していまして、少人数の学級数というところでは議論していないような状況でございます。  以上でございます。 60 ◯松村祐樹委員長 答弁が終わりました。竹内委員。 61 ◯竹内祐子委員 まず学校からの意見に関しては、より具体的な意見だということなので、より丁寧に進めていただきたいと思います。六小の場合は、駐車場等の……、失礼しました。今後、避難、水害時の避難の際は、車で避難をされる避難先にもなっていますので、校庭ですとか、駐車場、やはり設備として機能面というところを重視しないといけないんですが、その点について何かお考えとしてあれば、お聞かせ願いたいと思います。  学級編制等の検討会では、学級数についての具体的な人数についてということはないということなんですけれども、やはり設備面では、建ててしまった後に追加するというのは、やはり増設するというのは現状、かなり負担もありますので、その点について、国の動きというよりも、やはり市独自で検討を進めていっていただきたい。今後、検討する場としては、どこがふさわしいのかというところでお考えを教えてください。  三小、六小の増加傾向減少傾向というのが中心地か、中心地でないかというところで大きく違いがある、少子化の進み具合というのも大きな差があるということなんですけども、一小、二小に次ぐ規模で、三小は増加するというふうにも見られていますし、先ほども、適正な、適正規模適正配置の中では学区編成等々があるということも、お話あったんですけれども、改めて一小、二小と三小の考え方は、大きく学区を見ていくと、ちょっとこの図面を見ていただくと、図表で示していただいている児童数についての中では、地域が分かれるんですけども、今後、そこをどのように配置していくのか、大きな配置替えということは、学区替えということはないと思うんですけども、調整をどのように行っていくのかということをもう一度、お聞かせいただきたいと思います。
    62 ◯松村祐樹委員長 答弁願います。どうぞ。 63 ◯遠藤勝久学校施設課長補佐 まず、六小の災害時の車の動線についてになりますが、アンケート、学校のヒアリング等の中でも、実は今、第六小学校が学級増の、過去の増加に伴いまして、かなり建て替えと増改築を繰り返してきた学校ということで、学校に行きますと校舎内と校地内で、全てのところで動線がかなり複雑になっております。そういった中で子供たちに関しても、昇降口から正門と、また校庭に行くアクセスが非常に煩雑になっていたり、あと、車と児童の動線が一緒になってしまっているというような状況がございます。  災害時の場合についても、こういった車の動線、あと、児童の動線等も全体的に配置計画の中で考えながら、車での避難についても総合的に判断した計画としてまいりたいと考えております。  以上です。 64 ◯松村祐樹委員長 どうぞ。 65 ◯町井 香学校施設課長 続きまして、施設面での少人数等の検討の場でございますが、あくまでも国のほうの動向を注視しながら、国のほうで考え方等が示された段階に、学校施設の改築・長寿命化改修計画を見直すような形になってまいりますので、検討の場としては、そういったところが決まった場合には、長寿命化改修計画の中で考え方を検討していくものと捉えてございます。  それと、少子化における学区域の考え方でございますが、今現在、適正規模適正配置の検討協議会の中で、まずは、学校の適正な規模の考え方というところを整理してございますので、学区域等含めまして、今後、検討していく内容と考えてございます。  以上でございます。 66 ◯松村祐樹委員長 答弁が終わりました。竹内委員。 67 ◯竹内祐子委員 大変丁寧に御説明いただきまして、ありがとうございます。  まず、動線と車の使用に関してということは、丁寧に進めていただければと思います。  少人数学級については、やはり検討する場というのが今の現段階ではないというか、ぜひ教育委員会の中でも検討、話し合う検討をしていただきたいと思うんですけども、この委員会でも、やはり少人数に関しての考え方というのも考えていくべきなのかなと。学校施設においてはどのように、やはり少なくなった場合は、今後、その活用の考え方はあるんですけども、増えたときの考え方というのがまだ、先ほどは施設、平米数同等とという、現状、ほかの三小、六小は同等ということで、考え方なので、このままで行くと、実際に増えたときには学校の施設面で足りないところが出てくるのではないかというのも懸念されますので、ぜひこの中でも議論をしていく必要があるのではないかなと、これは意見させていただきます。  そして、学区編成等の規模の考え方については、今、実際検討中、話合い中ということなので、これは、私も傍聴しながら拝見させていただいて、また改めて意見をさせていただきたいと思いますので。  以上です。ありがとうございます。 68 ◯松村祐樹委員長 ほかに御発言ございますか。佐藤委員。 69 ◯佐藤新悟委員 意見でよろしいですか。 70 ◯松村祐樹委員長 はい。 71 ◯佐藤新悟委員 すみません。ありがとうございます。  詳細な説明をいただきまして、今回の三小並びに六小の基本構想という形でお示しをいただいた部分、十分承知させていただいたところでございます。  また、その中でなんですけれども、この委員会が創設されて数年がたちますけれども、現進行中である一中並びに八小の計画、そういった計画が進んでいる中で、教育委員会、また担当主管課が得たノウハウというのをしっかり反映した形で、今計画にもうまく進めていただきたいと思うんですけれども、やっぱりそのノウハウの中で注意すべき点、また、この委員会の中で出た御意見等をしっかり反映しながら進めていただきたいと思います。特に、地域住民の皆様にとっては、学校の新しい建設というのは、校舎、体育館、プール等配置転換があったりする中で、かなり大きな住環境の変化というのが考えられるところでございます。そういったところを考えると、やはり地域住民の方々には、今まで得たノウハウの中でさらに丁寧な、そして、できれば早い段階での地域住民に対する周知をお願いして、地域の住民の方々が「いい学校になったね」と言うような、皆さんが言えるような計画の進行を切にお願いしたいと思いますので、ぜひそこのところを考慮したところで、今計画、基本構想から進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上になります。 72 ◯松村祐樹委員長 ほかに御発言はございますか。よろしいですか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯松村祐樹委員長 ないようですので、学校施設老朽化対策についての報告を了承することといたします。  以上で学校施設老朽化対策特別委員会を閉会いたします。                午前10時46分 閉 会 Copyright © Fuchu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...