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令和2年総務委員会 本文 開催日: 2020-02-28
令和2年総務委員会 名簿 開催日: 2020-02-28

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  1. 府中市議会 2020-02-28
    令和2年総務委員会 本文 開催日: 2020-02-28


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    最終取得日: 2021-08-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               総 務 委 員 会 記 録                   令和2年2月28日(金) 午前9時29分 開 会 ◯佐藤新悟委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。  当委員会に付託されました案件は、議案6件であります。  審査の順番につきましては、平和島競艇開催のため日程の順序を変更し、競走事業関係の議案審査を先に行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯佐藤新悟委員長 御異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。  ここで議事に入ります前に、委員の皆様と理事者側の皆様に申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大対策として、質疑及び説明は簡潔明瞭とし、会議に要する時間の短縮に努めるようお願いいたします。  なお、当該委員会に属している会派の議員と一般の傍聴は遠慮していただいておりますので、御承知おきください。  これより議事に入ります。         ────────────────── 付議事件  4 第15号議案 令和元年度府中市競走事業会計補正予算(第1号) 3 ◯佐藤新悟委員長 付議事件4、第15号議案 令和元年度府中市競走事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案について、担当者から説明を求めます。どうぞ。
    4 ◯國分大樹業務課長補佐 本日は、平和島開催に伴いまして、議事日程に御配慮いただき、ありがとうございます。  それでは、第15号議案の説明に入ります前に、このたびの新型コロナウイルス感染症拡大防止に係るボートレース業界の対応について、御報告させていただきます。ボートレース業界では2月28日から3月15日までの期間、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、モーターボート競走の無観客開催の実施及び競走場、外向発売所及び場外発売場における発売中止を決定いたしました。平和島もこの決定に従い、本日の開催から無観客開催を実施することを御報告させていただきます。  続きまして、令和元年度の舟券売り上げ状況等につきまして、令和2年2月24日、府中市開催169日終了時点の状況を資料に基づき御報告をさせていただきます。  お手元の資料、競走事業舟券売上額及び利用者数等についてをごらんください。初めに、1の全競走の売上総額等ですが、今年度の売上総額は551億2,431万2,900円、平成30年度が577億8,680万4,800円で対前年度比マイナス4.6%となっております。売り上げ減の主な要因は、3月にSG開催を控えていることによるものでございます。  次に、2の競走の種別ごとの売上総額等でございますが、(1)一般競走の売上金額の総額は、本年度445億8,606万円、平成30年度は380億6,004万6,800円で、対前年度比プラス17.1%でございます。  なお、平和島本場の1日平均売上額は3,945万4,673円でございます。  恐れ入りますが、裏面をごらんください。利用者数でございますが、本年度は総数1,142万8,145人、対前年度比プラス13.4%となっております。平和島本場の1日平均利用者数は2,444人でございます。また、平和島本場の一人当たりの購買額は1万6,139円で、対前年度比プラス2.2%という状況でございます。  (2)特別競走、アは、令和元年度に新設されたプレミアムGIボートレースバトルチャンピオントーナメント競走を昨年11月に4日間の開催により実施し、売上金額は52億2,190万2,500円となっております。プレミアムGI比較として、平成30年度の賞金女王決定戦競走を記載しています。  イのGI周年記念競走ですが、令和元年10月に開催いたしまして、売上金額は53億1,635万400円で、対前年度比プラス11.5%となっております。  次に、3のその他でございますが、令和元年度はSG総理大臣杯競走ボートレースクラシック)を令和2年3月17日から3月22日まで開催いたします。  以上で売り上げ状況の報告を終了させていただきます。 5 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 6 ◯河邉 洋庶務課長補佐 引き続き、第15号議案 令和元年度府中市競走事業会計補正予算(第1号)につきまして、補正予算実施計画明細書により御説明申し上げます。  恐れ入りますが、16、17ページをお開きください。今回の補正の内容につきましては、収入では、勝舟投票券の発売状況に合わせて平和島開催レースの発売金を増額するもの及び他場レースの発売事務受託収益を増額するものにつきまして補正するものです。  支出では、主に売り上げ連動に係る経費、6日間の開催日数の増加に伴う経費及び他会計への繰出金を増額するものです。  初めに、収益的収入でございますが、款の1競走事業収益、項の1営業収益、目の1開催収益を630億8,700万円と見込みましたが、説明欄の1勝舟投票券発売金の1平和島、2平和島劇場、3電話投票、5ボートピア横浜、6ミニボートピア黒石、7オラレ上越、9協力場外場における発売額の増加を見込みまして、107億2,295万5,000円増額するものです。  目の2場間場外発売事務受託収益は、他のレース場で開催するレースの受託発売額の増加を見込み、その受託金収入を4億354万4,000円増額するものです。  以上、収益的収入合計、補正前の額701億7,605万8,000円、補正額111億2,649万9,000円の増額、計813億255万7,000円、補正率は15.9%の増となります。  恐れ入りますが、18、19ページをお開きください。続きまして、収益的支出でございますが、款の1競走事業費用、項の1営業費用、目の1開催費の説明欄の1から4は、売り上げの増によるもの、説明欄の9舟艇費、10施設費及び11選手費は、6日間の追加開催に係るもの、説明欄の12委託費の1は、6日間の追加開催に係るもの、3は、平和島劇場の売り上げ増によるもの、5、6及び7は、専用場外場の売り上げ増によるもの、10は、電話投票の売り上げ増によるもの、11は、協力場外場の売り上げ増によるもの、説明欄の13分担金の1は、売り上げの増によるもの、5は、電話投票の売り上げ増によるもの、10、11及び12は、専用場外場の売り上げ増によるもの。  目の2場間場外発売事務受託費、説明欄の3施設費の2は、ボートピア河辺他場売り上げ増によるもの、説明欄の4委託費の2は、平和島劇場の他場売り上げ増によるもの、3、5及び7は、専用場外場の他場売り上げ増によるもの、説明欄の5分担金の2、恐れ入りますが、20、21ページをお開きください。4及び6は、専用場外場の他場売り上げ増によるもの。  目の5資産減耗費、説明欄の1は、立体駐車場改修工事に伴う設置機器の入れかえ等により生じた資産価値の減少に係る経費の増。  以上、収益的支出合計、補正前の額690億2,890万2,000円、補正額98億1,246万9,000円の増額、計788億4,137万1,000円、補正率は、14.2%の増となります。  恐れ入りますが、22、23ページをお開きください。続きまして、資本的支出でございますが、款の1資本的支出、項の1建設改良費、目の3リース債務支払費の説明欄の1は、リース機器の導入を今年度は見送ったことなどによる減です。  項の3利益剰余金繰出金、目の1他会計繰出金、説明欄の1及び2は、一般会計への繰出金を18億5,000万円増額、公共用地特別会計への繰出金を1億5,000万円減額、合計で他会計への繰出金を17億円増額するものです。  以上、資本的支出合計、補正前の額17億4,008万5,000円、補正額16億8,441万8,000円の増額、計34億2,450万3,000円、補正率は、96.8%の増となります。  恐れ入りますが、ページをお戻りいただきまして、2ページをお開きください。  なお、資本的支出の補填財源につきましては、第4条に記載のとおり、当年度分損益勘定留保資金1億4,550万8,000円、過年度分損益勘定留保資金1,138万4,000円、当年度利益剰余金処分額22億200万円及び繰越利益剰余金処分額5億円とすることに修正してございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 7 ◯佐藤新悟委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。村崎委員。 8 ◯村崎啓二委員 先ほど、委員長の言われたとおりですので、必要なところだけお聞きします。先ほど最初の説明で無観客試合にするということになって、その後、心配なのは、総理大臣杯がどうなるかなんですけれど、今回の補正はそこら辺の売り上げを見込んだ形での予算なのか、あるいは確定分についての補正をされているのかお伺いいたします。  もう一つ、それにしても27億円というのは大変な額だと思います。本当に御努力に感謝するんですけれど、先般も、4定のときも、聞いたときはまだはっきりしていなかったということですけど、繰出金の額というのは全国の、二十、四十ありますけれど、施行者はまた幾つか分かれますけれど、施行者別でいくとどのぐらいの多さなのか、教えてください。  2件、御質問いたします。 9 ◯佐藤新悟委員長 答弁、お願いします。どうぞ。 10 ◯柏木茂永事業部次長 1点目の新型コロナウイルスのSG開催への影響でございます。現時点では、ボートレース業界で3月15日までの措置という形になっておりまして、SG開催につきましては3月17日からとなりますが、回復が見込まれない場合は、当該措置の延長が見込まれるということでございます。現時点では、開会式となる選手紹介式、公開インタビュー、表彰式などは、現時点で、お客様の前で行う形式のイベントにつきましては中止が決定しております。イベント、表彰式についての運用の仕方につきましては、お客様と接触のない方法を検討しておるところでございます。  2点目につきまして、今回の補正の金額でございますが、SG競走等の売り上げ目標が一応100億円という形で設定しておりますが、そこを見込んだ金額での、見込み金額の補正という形になっております。  以上でございます。 11 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 12 ◯河邉 洋庶務課長補佐 現時点で、本市の令和元年度27億円の繰出金額等について、他施行者と繰出金額の比較というのはできておりませんが、前年の平成30年度の比較で申し上げますと、本市は23億円の繰出金を行っておりまして、これにつきましては、全36施行者の中で丸亀市に続く2番目となっているところでございます。  以上でございます。 13 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。村崎委員。 14 ◯村崎啓二委員 最初の件はわかりました。これもある意味では天災的なことなんですけれど、もう一度聞きます。そうすると、今回のことで、この単純な、先ほどいただいたところで、やはり電話投票が多いとはいえ、全体の5割満たない中で、そうすると、開催を中止するということはないにしても、この電話投票の売り上げというのはどのぐらい、今、見ているのか。  実際その後どうするかは、またここで論議するというよりは、実際の対応は考えていると思うんですけれど、もう一つは、やはり今回、27億円ということで、繰り出しについては本予算でまたお尋ねしようと思うんですけれど、非常に今、どこかの市が、財政が足りなくて非常事態をしているという中で、今回、これが補正の大きなかなめになっているわけですけど、一般会計の。やはりこのような厳しい状況の中で、競艇が今までやってきた地道な努力というのはやはりこういう苦しいときに出て発揮されているということについては、高く評価いたしたいと思います。  最初の件、よろしくお願いします。 15 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 16 ◯柏木茂永事業部次長 SG競走の売り上げ見込みの中で、電話投票のみの売り上げを現時点で見込んでいる金額でございますが、売り上げの占有率で我々が計算したところで、おおむね55%を占めているという形で組んでいます。したがいまして、100億円に対しての55%ですから、55億円ぐらいを現時点では予想をしております。  以上でございます。 17 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。村崎委員。 18 ◯村崎啓二委員 わかりました。最低必要経費というのがあるので、55億円で果たして繰り出しが出るかということはとても心配ですけれど、事態が事態ですので、どういう事態にも備えるような形での対応をよろしくお願いいたします。  以上です。 19 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございませんか。西村委員。 20 ◯西村 陸委員 よろしくお願いします。冒頭に、補正の前に競走事業の舟券の売り上げ額の資料もいただきましたので、あわせて質問させていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。  まず、売り上げ報告につきまして、総額で前年度比較17.1%ということで、非常にふえてよかったと思います。改めて業界全体の流れもあるかと思いますが、平和島としての御努力も含めまして、売り上げ好調な理由をお聞きをしたいと思います。これがまず1点でございます。  それから、補正の方につきましては、今、村崎委員からもありましたけれども、補正で27億円と大幅にふえているということで御報告をいただいております。この背景といいますか、先ほどの舟券の売り上げということにも関連してくると思いますが、大幅にふえている、その理由について改めて伺いたいと思います。  2件、よろしくお願いいたします。 21 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 22 ◯國分大樹業務課長補佐 一般競走の売り上げが伸びている大きな要因でございますが、ここ数年、右肩上がりでふえている電話投票の伸びによるものでございます。また、ここ数年来、横ばいであった本場売り上げにおいても3.8%の増、売り上げ占有率の高い協力場外売り上げにおいても5.6%の増と、一般競走が好調であることにつながっているものと思います。  以上でございます。 23 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 24 ◯河邉 洋庶務課長補佐 2点目の御質問でございますが、27億円と繰出金が大幅にふえている理由でございますが、売上金額が令和元年度につきまして全般的に好調でございまして、本場売り上げ、また、各ボートピア売上額の合計の増などですとか、あと場間場外発売収入の増、場外発売受託収入の増、特に収益率の高い、やはり電話投票発売収入が大幅増と、約100億円の増となったことが理由でございます。特に電話投票の補正額におきましては、一般競走で当初予算費の44.5%、それから、全競走で37.5%の増を見込んだということで、このような形になってございます。  以上でございます。 25 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西村委員。 26 ◯西村 陸委員 ありがとうございます。全体的に底上げがされている上で、さらに電話投票が大変伸びているというようなことだったかと思います。それで、本場の方も伸び率という意味では電話投票が非常に大きいと、そこが非常に貢献度が高いということかなと思うんですが、本場の方も上がっているというようなことに関しては、委員会の方でも、本場でのさまざまな取り組みというのは今まで議論をされてきましたし、また取り組んできてもいただいております。この本場といったところに着目をした場合に、どういった施策を展開されてきたのか、ここまでを評価するという意味でもお願いをしたいと思います。  もう一つは、オラレ上越が2桁の増になっているということなんですが、これについてはどういうような理由があったのかということについてお尋ねしたいと思います。  それから、あと、補正のことに関して言うと、電話投票の利益率という部分でお聞きしたいんですが、電話投票の場合は、恐らく人が介していないとか、さまざま、工程的にも非常に効率的な売買がされて運営されていくのかなと思いつつ、それでもやっぱり関係の事業者等にあがり等も取られていくというようなこともあるでしょうから、そういったことも差し引いて、この利益率ですか、これが電話投票の利益率とそれ以外のところの利益率はどのぐらいの差があるのかというのをちょっとお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 27 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 28 ◯清水貴之業務課長 本場の売り上げにつきまして、微増ではあるものの、依然として厳しい状況にはあるとは認識しているところですが、本場の売り上げ向上施策としては、ボートレースになじみのない、なじみの薄い客層に対して、今年度で言いますと人気アイドルグループのSKE48とのコラボイベントや、夏休み期間においては恐竜展など、通常開催の土・日、祝日には子供に人気のキャラクターショー等を実施し、新たなファン層の獲得に努めたのがいい方向には向かっているのではないかと考えております。イベント参加者も思いのほか多く、平和島の認知度向上に寄与しているものと考えております。  そのほか併設のスポーツ施設トンデミの利用者に向けたクーポン券の作成や、周辺商業施設との企画コラボなど、本場への誘客も図っているところでございます。  次に、オラレ上越の売り上げが上がっているように見えるというところですが、これは前年度、売り上げが落ち込み、今年度、回復傾向に転じてきたため、数字が大きくなっているものでございます。回復傾向の原因としては、抽選会や食事サービス、本場観戦ツアーなど、リピーターを取り込む企画を多目に実施しておりますことと、あと、ツイッターなどSNSによる情報発信も効果を奏しているものと思われます。  また、ナイター発売を中心に若年層、女性の新規客も少しずつですが、ふえてきており、売り上げの向上につながっているものと考えております。  以上でございます。 29 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 30 ◯河邉 洋庶務課長補佐 電話投票発売金に対しての収益率でございますが、全体に対して約11.2%となってございます。電話投票発売金収入の補正額が約99億円に対しまして、収益額は約10億9,700万円というような形となってございます。また、電話投票に関する経費ですが、電話投票システム借上費、電話投票委託費が売り上げ連動経費でございまして、借上費が売上額の約2.8%で、約2億7,500万円、委託費が売上額の約3.0%で約2億9,600万円となっているところでございます。  以上でございます。 31 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 32 ◯柏木茂永事業部次長 電話投票以外の収益率についてでございます。今、申し上げました電話投票の収益率がおおむね11.2%に対しまして、ボートレース平和島劇場、外向き発売所につきましては3.5%、専用場外場につきましては、横浜、黒石、上越、刈羽、そちらが収益率は2%という形になります。ボートピア河辺につきましては、今、収益という形にはありませんので、ゼロ%という形になります。  なお、本場だけを見た収益という形で見ますと、こちらの方につきましては、現時点ではおおむねマイナス40%ぐらいになっています。これは本場に全て経費がかかってくる部分を本場が担っている部分がありますので、ボートモーター借り上げですとか、大きな経費が本場にはね返ってきておりますので、収益率として見たら、本場だけを見ましたらマイナスという形になっています。  以上でございます。 33 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西村委員。 34 ◯西村 陸委員 ありがとうございます。本場の売り上げ向上については、業界全体の当然盛り上がりもある中で、本場としての集客に対するさまざまな努力で、これは恐らく周辺の商業施設等、それから、あといろいろなイベント等で企画の工夫をされているということなのかなと思いますけれども、非常にエリアとしての開発が進められていく中で、そういったコラボレーションの魅力といったところが非常に大きいのかなとも思いましたし、また、特に若い方、これは恐らく電話投票もそうだと思うんですが、企画の内容を聞きますと、若い方の集客というものにつながっているという気がいたしますので、今後の、将来のファン層を獲得していくために、恐らく本当に今までやってきたこと、プラス新しいチャレンジをやはりどんどん取り組んでいかないといけないなというのを取り組みを見ながら感じたところでございますので、ぜひ引き続きお願いしたいと思います。  また、本場の魅力ということもありながら、ボートレースの魅力をしっかりと伝えていくという部分と、それから、本当にビジネスとして考えたときに、やはりインターネット、電話投票の伸びというのは本当に無視できなくなってきているなということで、今回も無観客レースの話も聞きましたけれども、いついかなる、いろいろなリスクがやってくる中で、どっちかが非常に沈んでも、どっちかでしっかりと立て直していけるという一つのラーニングでもあるのかなと、そんな気がいたしましたので、電話投票に関しては非常に積極的に、本場を優先させるという考え方もあるんですが、本場への魅力、投資をしていきつつも、やはりその強みを伸ばしていくということも大事な取り組みだなと思いましたので、今後の取り組みにも期待させていただきたいと思います。  それから、オラレの件はわかりました。あと、利益率の件も今まさしく申し上げたとおりで、非常にやっぱりその強みということですので、利益率の件も合わせてわかりました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 35 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございますか。臼井委員。 36 ◯臼井克寿委員 では、重ならないように、1点、質問させていただきたいと思います。今年度、平和島ではないんですが、とあるボートレース場で不正があって、逮捕者が出て、業界としては大きな事件があったかと思います。これはボートレースに限らず、公営娯楽というのは、公平で公正でというのが大前提でないとファンが拡大していかないと思っています。それにつきまして、業界として、また平和島としての影響や、不正防止に向けた対策というのはどういう形でとられてきたのか、1点、お尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 37 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 38 ◯柏木茂永事業部次長 今、委員がおっしゃられた、ことしの1月8日に、マスコミに発表された元レーサーの不正事件につきましては、業界でも非常に重く受けとめております。また、危機も感じております。お客様からの疑念を払拭するには、業界各団体それぞれが取り組まなければいけない課題でありますので、業界全体で視認できる対策を講じておるところでございます。特に競技運営を企画しているモーターボート競走会におきましては、選手管理の係る面で開催初日前の前日検査、それと滞在期間中においても厳重な持ち物検査等を行っております。また、機器の導入ということで金属探知機、よく空港か何かであるものがあると思うんですが、これをやって、不正に物を持ち込まないということも徹底して行っているところでございます。  以上でございます。  すいません。追記で、もう1点。職員並びに関係者に向けて競走会が主導でそういった不正事件の再発を防止するための研修会等もここで行っているところでございます。  以上でございます。 39 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。臼井委員。 40 ◯臼井克寿委員 わかりました。既にいろいろな対策をとられているということで、これは来年以降にもつながっていくことかと思いますので、再発防止に向けて力を注いでいただきたいと思います。ここ数年の業界の伸びを見ていると、やはり時間をかけて質の高い事業を展開してきた結果が少しずつ好調な結果としてあらわれてきているのかなと思っておりますが、こういった一つの大きな事件によって、業界全体で取り組んできたことが無駄になってしまう可能性もありますので、そのあたりは、平和島には直接関係なかったわけですけれども、当事者意識を持って取り組んでいくことが大切なのかなと思っておりますので、このあたりは今後ともしっかりとした対応をお願いしたいと思います。  まとめて意見まで申し上げさせていただきますが、本議案については賛成を表明させていただきます。  以上です。 41 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯佐藤新悟委員長 御発言がないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。本案については可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯佐藤新悟委員長 御異議なしと認め、第15号議案は可決すべきものと決定いたしました。         ──────────────────
     6 第21号議案 令和2年度府中市競走事業会計予算 44 ◯佐藤新悟委員長 次に、付議事件6、第21号議案 令和2年度府中市競走事業会計予算を議題といたします。  本案について、担当者から説明を求めます。どうぞ。 45 ◯河邉 洋庶務課長補佐 ただいま議題となりました第21号議案 令和2年度府中市競走事業会計予算につきまして、御説明申し上げます。  恐れ入りますが、102、103ページをお開きください。業務予定量は、第2条に記載のとおりで、令和2年度の特別競走の開催は、10月にGI周年記念競走を、12月にSGグランプリ(賞金王決定戦競走)を予定しております。  収益的収支の総額は第3条に記載のとおり、資本的収支の総額は第4条に記載のとおりで、資本的収支の不足額20億2,860万7,000円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,568万7,000円、当年度分損益勘定留保資金2億92万円、当年度利益剰余金処分額18億200万円で補填することとしております。また、利益剰余金の処分といたしまして、第8条に記載のとおり、利益積立金と建設改良積立金にそれぞれ100万円を積み立て、一般会計繰出金を15億円、公共用地特別会計繰出金を3億円としております。  なお、予算参考資料40ページの売上額一覧表におきまして、平和島競走場開催競走及び場間場外発売受託競走の売上額の対前年度比較を記載させていただいておりますので、あわせて御参照ください。  恐れ入りますが、予算説明書128、129ページをお開きください。当初予算実施計画明細書に基づきまして、予算の内訳を御説明いたします。  初めに、収益的収入でございますが、款の1競走事業収益、項の1営業収益、目の1開催収益、説明欄の1勝舟投票券発売金の1から9は、平和島スタンド、平和島劇場、電話投票、ボートピア河辺ボートピア横浜ミニボートピア黒石、オラレ上越、オラレ刈羽及び協力場外場での発売金。  目の2場間場外発売事務受託収益は、他場開催レースを府中市で発売したものの受託金収入。  目の3その他営業収益、説明欄の1は、平和島スタンドの入場料収入で、年間40万4,000人を見込むもの、説明欄の2は、平和島レースの発売、払い戻し窓口等での事故による収入、説明欄の3は、平和島レースの時効金収入で、的中・返還舟券の払い戻し期間60日を過ぎたもの、説明欄の4雑収入の1は、大田区への納入金2億円のうち、施設会社がその50%を負担するもの、2は、大田区へ支払う年間維持管理経費のうち、施設会社がその50%を負担するもの、3は、市営駐車場の料金収入、4は、飲料販売等に伴う事業収入、5は、京浜急行電鉄株式会社の協賛金収入、7は、場内での落し物、忘れ物として処理される遺留舟券等の拾得収入、8は、従事員交通費過払い支給分の過年度戻入による収入。  項の2営業外収益、目の1使用料について。恐れ入りますが、130、131ページをお開きください。説明欄の2は、正門前駐車場に設置の電柱に係る敷地使用料となります。  目の2受取利息及び配当金について、説明欄の1は、本会計の普通預金利子収入で、運用利率0.001%を見込むもの、説明欄の2は、競走事業運営調整基金及び平和島競走場駐車施設整備基金に対する利子収入で、運用利率0.025%を見込むもの、目の3長期前受金戻入は、受贈財産に係る減価償却費及び除却費相当額を収益計上することにより費用と相殺するもの。  以上、収益的収入、合計797億6,332万9,000円でございます。  恐れ入りますが、132、133ページをお開きください。  次に、収益的支出でございますが、款の1競走事業費用、項の1営業費用、目の1開催費、説明欄の1は、平和島レースの払戻金で発売額から返還金を除いた売上金のおおむね75%、説明欄の2は、平和島レースのフライング・出おくれ・欠場などによる返還金、説明欄の3は、公益財団法人日本財団への交付金で、売り上げのおおむね3.0%、説明欄の4は、一般財団法人日本モーターボート競走会への交付金で、売り上げのおおむね1.3%、説明欄の5は、地方公共団体の財政の健全な運営に寄与するための公営競技納付金、説明欄の6は、平和島及びボートピア河辺の従事員に係るもので、1及び2は給料、3及び4は手当、5及び6は法定福利費で、令和2年度から地方公務員法改正に伴う会計年度任用職員制度の導入により改めたもの、説明欄の7販売促進費の1は、平和島レースに係る新聞・雑誌・ウエブ等媒体関係への広告費、2は、場内イベント・ファンサービス、ファン送迎用バス等に係る費用、3は、場内で配布する食品等の費用で消費税軽減税率の対象となるもの、説明欄の8は、コピー、パソコン及びFAX等のリース料。  説明欄の9は、平和島レースに係る借上費で、ボート70隻、モーター70基分、説明欄の10施設費の1は、平和島スタンドに係る施設及び放映機材等の借上費、2はボートピア河辺、3はオラレ上越、4はオラレ刈羽に係る施設借上費、説明欄の11選手費の1は、平和島レースに係る全国統一基準による選手賞金、2は、GIII及び一般戦競走の4着から6着に対する完走手当、3は、特別賞金、4は、レースへの参加賞、5は、選手共済への助成金、説明欄の12委託費の、1は、平和島レース開催に係る投票所業務処理装置、銀行業務等の委託費、2は、場内清掃、警備等の委託費、3から7、恐れ入りますが、134ページから135ページをお開きください。及び8は、平和島レースに係る平和島劇場、ボートピア河辺ボートピア横浜ミニボートピア黒石、オラレ上越及びオラレ刈羽の開催業務代行委託費等、9は、駐車場の管理及び昇降機の保守点検委託費等、10は、電話投票事務運営等の委託費、11は、平和島で開催するSG競走、GI競走、女子戦等を他場に発売委託した際の施設借上費、開催諸経費等、12は、ボートピア河辺における平和島本場分の発売集計システムの運用委託費、説明欄の13分担金の1は、一般社団法人全国モーターボート競走施行者協議会に対するもの、2は、同団体の競艇事業活性化資金に対するもの、3は、総務省関連団体及び特別競走に係るもの、4は、関東地区の8施行者が定額を負担するもの、5は、ボートレース振興会の電話投票システム利用に対するもの、6及び7は、大田区に対するもの、8は、府中市、競走会及び施設会社の3団体で構成し、地元対策、警備、清掃、各種業務及びその他共通事項に対処するためのもの、9は、売り上げの0.3%、10及び11は、売り上げの1%、12及び13は、売り上げの2%、14は、平和島、15は、ボートピア河辺の従事員共済会に対するもの、16は、東京3場を構成する施行者、競走会、施設会社で負担するもの、17は、開催中止順延時の選手宿泊費、18は、34議会、19は、8議会で構成するもの、20は、関東地区の公営競技施行者等が定額を負担するもの、21は、SG競走、GI競走等の実施に伴う開会式などの費用を負担するもの、22及び23は、ともに従業員数に応じた定額を負担するもの、24は、東京3場の日程調整会議などに係るもの、説明欄の14雑費の、1は、出走表、マークカード及び舟券などの印刷費、2は、駐車場の水道及び電気料金に係る費用、3は、駐車場管理に係る消耗品等に係る費用、4は、来客への賄い等に係る費用、5は、賄い等に係る費用で消費税軽減税率の対象となるもの、6は、開催消耗品、選手記念品等に係る費用です。  恐れ入りますが、136、137ページをお開きください。  目の2場間場外発売事務受託費は、他のレース場で行われるSG競走、GI競走、女子戦等の場外発売に伴う経費で、説明欄の1従業員人件費は、平和島スタンド及びボートピア河辺の従事員に係る人件費で、1及び2は、給料、3及び4は、手当、5及び6は、法定福利費で、会計年度任用職員制度の導入に伴い対応したもの、説明欄の2販売促進費の1は、場外発売に係る広告費、2は、イベント・ファンサービス、ファン送迎用バス等に係る費用、説明欄の3施設費の1は、平和島スタンドに係る施設費及び放映機材等借上費、2はボートピア河辺、3はオラレ上越、4はオラレ刈羽に係る施設借上費、説明欄の4委託費の1は、場外発売に係る警備、清掃等の業務委託費、2から7は、他場レースに係る平和島劇場、ボートピア河辺ボートピア横浜ミニボートピア黒石、オラレ上越及びオラレ刈羽の開催業務代行委託等に係る費用、8は、駐車場の管理に係る委託費、9は、ボートピア河辺における場外分の発売集計システムの運営委託費、説明欄の5分担金の1は、他場開催の特別競走に係る負担金、2は、売り上げの0.3%、3及び4は、売り上げの1%、5及び6は、売り上げの2%、説明欄の6雑費の1は、場外発売に係る出走表、マークカード、舟券などの印刷費、3は、消耗品等に係る費用です。  目の3管理費(総係費)の説明欄の1は、事業部職員19人分及び再任用職員1人分の人件費、説明欄の2は、月額制会計年度任用職員13人分の人件費、説明欄の3の1と2は、本年12月から翌年3月までの賞与引当分。  恐れ入りますが、138、139ページをお開きください。  説明欄の4は、事業部職員19人分の法定福利費、説明欄の5は、本年12月から翌年3月までの賞与に係る法定福利費引当分、説明欄の6は、出張等に伴う旅費、説明欄の7は、発売・払い戻し窓口での事故金、説明欄の8は、その他管理費の1は、産業医1人分、2は、レース中に負傷した選手に対する見舞金等、3は、固定資産評価委託費、システム管理費等です。  目の4減価償却費は、有形固定資産、無形固定資産の減価償却に係る経費、目の5資産減耗費は、投票所の投票機器、硬貨計数機、紙幣計数機などの固定資産を廃棄したことで生じる資産価値の減少に係る経費です。  項の2営業外費用、目の1支払利息、説明欄の2は、開催準備金などが一時的に不足した場合の借入利子分、説明欄の3は、自動発券機・払い戻し機等のリースに係る利子分です。目の2消費税は、入場料・駐車場料金収入等に係るものです。  以上、収益的支出、合計778億4,833万8,000円でございます。  恐れ入りますが、140、141ページをお開きください。  次に、資本的収入でございますが、款の1資本的収入、項の1基金繰入金、目の1基金繰入金は、市営立体駐車場の大規模改修に伴う工事費用に充てるための基金取り崩し分です。  以上、資本的収入、合計2億6,807万2,000円でございます。  恐れ入りますが、142、143ページをお開きください。  次に、資本的支出でございますが、款の1資本的支出、項の1建設改良費、目の1施設整備費は、市営立体駐車場の大規模改修に伴う工事費用、目の2資産購入費は、紙幣計数機、硬貨計数機などの購入費、目の3リース債務支払費は、自動発券機、払い戻し機などのリース債務支払費。  項の2投資、目の1基金造成費の説明欄の1及び2は、競走事業運営調整基金及び平和島競走場駐車施設整備基金の利子相当分を積み立てるもの。  項の3利益剰余金繰出金、目の1他会計繰出金の説明欄の1及び2は、一般会計及び公共用地特別会計への繰出金です。  以上、資本的支出、合計22億9,667万9,000円でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 46 ◯佐藤新悟委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。村崎委員。 47 ◯村崎啓二委員 全体的な傾向は引き続き、一つは、全体的には競走事業自身の売り上げというのは今後も順調に伸びるというような形での予算編成をしているかということです。それは基本なんですけれど、幾つか聞きます。  去年、暮れのレースで決勝戦が中止になる。要するに風が強くて中止になりましたし、2回あったんですけれど、ことしになっても、3周のところ2周になったりしたかたちで、風の影響をかなり受けたレースがあり、特に去年の場合は、ちょうど、ことし行われるSGと同じような時期に決勝が中止になったということは結構大きなことだと思います。風対策ということについて、今どのように考えていることがあるか、あるいは考えようとしているのかお尋ねします。  次に、今回も18億円という大きな基金を繰り入れ、繰出金があるということは大変な御努力だと思うんですけれど、一方で、駐車場整備基金、あるいは運営調整基金のことですけれど、今、額はどの程度で、目標額のどの程度だということと、もともとこの調整基金というのは、どのようなことで使うことが想定されているか教えてください。  次に、消費増税が今回あって、今までの委員会の中では、消費増税については施行者だけじゃなくて、さまざまなところで、これが施行者だけの負担にならないように努力をするということをしましたけど、何かこの消費税増税によっての一つの損失額と、それに対しての対策が全体の中では行われたか教えてください。  最後に、会計年度任用制度は、していく中で、これについては、特に従事員の皆さんが安定した雇用になっていいと思うんです。これに伴って例えば意識の向上とか、そこら辺については何かあるのかどうかお尋ねします。  以上です。 48 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁、願います。どうぞ。 49 ◯柏木茂永事業部次長 まず1点目の風対策でございます。委員の御指摘のとおり、昨年末、年末の比較的売り上げのよい年末のレースで2回、中止をさせていただきました。昨今、風の影響というものは、従来からそうなんですけれども、特に侮れない部分がございまして、全国的にも中止の機会がふえている形となっております。平和島での開催の中止の原因は、ほとんど重立って強風でございます。当然、競技運営に支障を来すようなことになりますので、売り上げにも影響が出るところでございます。  平和島の風は、御承知の方がいるかと思いますが、冬場は北風が強く、向かい風になります。南風が吹きますと追い風になります。南風が強くなりますと選手に対しては追い風になりますので、フライング事故というものにつながる、一つの事故にもつながります。北風ですと向かい風になりますので、スピードを出して選手が走っているものに対して反対の風が吹き込みますので、ここで転覆とか、接触事故だとか、そういったことが起こりやすい機会となっております。特に平和島は立地条件で対岸にマンションが非常に密、並んで建っておりますので、ビル風というものも季節によっては強く吹く形になります。昨年の例で申し上げますと、レースを中止する直前まで、実は風はさほど吹いていませんでした。急にその次のレースの段階で突風が吹くようになって、それまで5メートルぐらいだった風が急遽17メートルを超えるような風が吹きまして、競技の中止の判断をする場合は、必ず競技運営の競走会、もしくはひどい場合は選手代表と意見を交わしながら、中止をするかどうかという判断をしておるところでございます。  したがいまして、その風の対策でございますが、それぞれの場の環境もあるんですが、風対策としては、他場では防風ネットを設置している場も聞いております。平和島の水面につきましては、東京都が管理しているものでありまして、また、設備といたしましては、施設会社が設置するものでありますので、施行者としては、安全な競技運営と安定した収入確保につながる施策として、これら関係団体の意見を聞きながら、今後は特に調査研究をしてまいりたいと思います。  以上でございます。 50 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 51 ◯河邉 洋庶務課長補佐 競走事業運営調整基金についてでございますが、競走事業運営調整基金につきましては、当該競走事業の適正かつ円滑な運営を図ることを目的として、基金の方が設置されまして、災害などにより突発的に生じて、自場の一時的な、一時的な入場停止ですとか、また、開催レース状況に伴う収支の年度間調整、または大規模な機器等の入れかえ、こういったものを目的として、弾力性の高い形での調整基金というふうな形の利用が行われているものでございます。  現段階でございますが、調整基金につきましては、平成30年度の決算時にはもともと目標金額として設定されています15億円に達してございまして、現在、平成30年度決算時には15億400万円というような金額が現在ありまして、今現在、100万円ずつ積んでいるものというのは、利子分のものを積んでいるというような状況となってございます。  以上でございます。 52 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 53 ◯清水貴之業務課長 続きまして、駐車場基金の方でございますが、現在、今年度から3カ年をかけて駐車場の改修を行っているところでありまして、3年の総額で約11億円程度、まだ来年度、再来年度につきましては、人件費、資材費高騰とか、その辺のめどがついておりませんので、その辺については、今の試算では11億円程度、基金を使用する予定でございます。もともと駐車場の改修基金につきましては15億円という形をとっておりましたので、約4億円強ほど余る予定でございますが、これにつきましては、今後、国の制度や、台風災害等々があった場合に、駐車場関連で修繕、改善しなきゃいけないところがございましたときに使用目的として残していく予定でございます。  以上でございます。 54 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 55 ◯柏木茂永事業部次長 3点目の消費税増税についてでございます。消費税の増税につきましては、昨年の10月から8%から10%になりました。令和2年度の予算の中では、8%のところが当初予算のところと比較しますと、おおむね令和2年度の影響額、増税による収益への影響額は、おおむね1億円程度というふうに捉えております。なお、金額の大きな電話投票のシステム利用料、委託料、こちらの方はボートレース振興会が所管でございますが、こちらの方につきましては、施行者支援という形で8%から10%の移行後も、もともとの基本料金を下げて、総額として見たら変わらないという施行者支援の措置をとっていただいているところでございます。  以上でございます。 56 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 57 ◯清水貴之業務課長 来年度の従事員に関する会計年度任用職員の導入に伴って、雇用というか、その部分に関しては、会計年度任用職員は従来、位置づけが法律上、不明確であった臨時職員や非常勤職員等の適正な任用、勤務条件を確保し、その任用及び服務規律等の整備を図ることを目的として創設される制度でありまして、当然、従事員の方でも、ここで制度が変わるということで一応、やはり服務規律等もしっかりしたものになって、地方公務員法における会計年度任用職員という位置づけが示されるということもありますので、全ての従事員にはその旨を伝えておりまして、皆さん承知して、今後の業務については、何といいますか、自覚していっていただいているというような状況でございます。  以上でございます。 58 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。 59 ◯村崎啓二委員 わかりました。まず風のことはわかりました。やはり風がこういうことが出てくると一番中止が多いのは、江戸川が波の関係があるんですけど、そういうところというのはSGが来ない、大きなレースが来ないということがあるので、これが今回、本当に暮れ、心配なんですけれど、このことというのは、一定程度風があった方がレースのおもしろみとか、それぞれ場のおもしろみはあったとしても、度が過ぎるとレースそのものというか、いいレースが来ないということになるので、検討していただきたいと思います。その中で、先ほども防風対策は何ができるかというのは、なかなかビル風の問題は難しいかなと思いますけど、一定程度の対応はできるのかなとは思います。  それとの関係で、調整基金の話ですけれど、やはり15億円、確かにこの額というのは災害時等ということからなんですけれど、やはりまだ目いっぱいに市の財政ということで出していることがあるんですけど、今回のコロナウイルスの件もありますし、まさに今回、その時期なのかなと思いますけれど、先ほど風の問題も出てきましたので、やはりもう少し運営調整基金の考え方について、内部留保、実際、足りないから一般会計から反対に繰り入れるということはなかなか理解が得られないことですので、今までなかったような事態も含めて、もう少しふやしたらどうかなと思う。これは意見ですので、御検討いただければと思います。  それと、一つ、ことしの初めに尼崎で、レース中、選手が亡くなるという事態、転倒によって亡くなるということがあって、やはりそのこと自身は選手に対して本当に気の毒だし、また、見ている方からしても、やはり競技ということに対しての足が遠のくということになります。これを受けて何か対策、あるいは選手会から要望がありましたら教えてください。  消費税増税についてはわかりました。今、27億円とか、そういう話をしている中で、1億円というのは、それほどとは思いません。一時期、数億円の売り上げのときにこのような状況だったら1億円は大変な額だと思います。一定程度配慮されたことはわかりました。このことについても、これは意見ですけれど、実は電話投票を上げても、上がった分の5%は場に行くというシステムがあります。場自身がある意味ではもとですから、やむを得ないところはありますけれど、場自身がほとんどのところが施行者がやっている中で、うちも含めて数場しかない中で5%、電話投票が上がった分をまた施行者に、場に出すというシステム自身も検討ができないか、検討していただきたいと思います。  会計年度任用についてはわかりました。今までもそうじゃないということはあります。じゃなくて、一生懸命頑張ってされてきましたけど、やはりこのような形で制度としてはっきり位置づける中で、働く方が本当にしっかり意識を持って、また働き方改革という時代の中ですので、頑張って働けるような環境をつくったことについては評価したいと思います。  1点、お願いします。 60 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 61 ◯柏木茂永事業部次長 選手の事故の対策でございます。やはりこちらの方も選手を運営管理しておりますモーターボート競走会の方から、その事故以降に開催をしているそれぞれの場に参加する選手に対しまして安全運転に向けてという形で、競走会の執行本部の方から各選手への連絡徹底並びに身を律してレースに臨むようにと、さまざまな案件がここで発生しておりますので、それとあわせて競走会の方から強い競技の内容の徹底で、安全な運転、かといって変な誤解を受けてはいけませんので、きちんと初心に返って気をつけてレースをするようにという徹底した話はその都度、開催の都度、開催前の前検日の集合時に必ず行って徹底しているところでございます。  以上でございます。 62 ◯佐藤新悟委員長 村崎委員。 63 ◯村崎啓二委員 わかりました。実は先ほどの風の中止になった、2レース続けて風で転倒したということがあって、そのときは事故にはつながらなかったんですけれど、そのことも含めて、非常に売り上げがよくて、全体的にはイケイケの時代なんですけど、やはりこういうときこそしっかりと、基本的なルール、競技のやはり正常な運営に向けて頑張っていただきたいと思います。御尽力されていると思いますけれど、引き継ぎよろしくお願いいたします。  以上です。 64 ◯佐藤新悟委員長 赤野委員。 65 ◯赤野秀二委員 すいません。ちょっと総務でのこの競走事業は初めてなんでお願いします、予算初めてなので。129ページの舟券売り上げの負担、1のスタンドからの売上金、販売金、発売金が出ているんだけども、それぞれの収益というか、利益はどのくらいになるのか。先ほど補正のときに利益率の話をされていたんですけれども、その辺、出るようだったら教えてください。  それから、さっき補正のときも、ボートピア河辺がなかなか収益を出せてないということで、この状況と今後の見込みを教えてください。  それから、あと会計年度任用職員、さっき、村崎委員に聞いていただいたんですけれども、この制度導入に伴って、この人件費というか、給与、手当の分でどのくらい金額は増減というか、ふえているんだと思うんだけど、変わっているのか。また、何か会計年度任用職員の制度に伴って新しくそういう手当がふえたものというのをちょっとページ数と金額を教えてください。  それから、あと駐車場のことは、聞こうと思ったので、わかりましたのでいいです。  あと、オリ・パラの影響はどのようにあらわれて、それは見込んでいるのかというのと、特に影響ないなら、ないで結構なんですけれども、その辺、教えてください。  以上です。 66 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁、願います。どうぞ。 67 ◯柏木茂永事業部次長 一つ目の御質問の発売金に対しての利益率になります。令和2年度の当初予算の中における部分の利益率になりますが、平和島の勝舟投票券発売金というものに対してはおおむねマイナス、ここは40%ぐらいの収益率という形になります。劇場ですね。その下の平和島劇場につきましては、発売金に対して3.5%(「金額はわからない」と呼ぶ者あり)金額……(「わからないんだったらいいです」と呼ぶ者あり)済みません。ちょっとパーセンテージで、申しわけありません。電話投票……、失礼しました。平和島劇場で申し上げますと、発売金額に対しまして、自場分の売り上げで場外分の売り上げを申し上げますと、合算でおおむね8億4,000万円になります。ボートピア河辺につきましてはゼロ円、横浜につきましては2億6,700万円で、ミニボートピア黒石につきましては2,400万円、オラレ上越につきましては1,900万円、オラレ刈羽につきましては1,400万円、協力場外につきましては3億9,000万円ということを予算として見込んでおります。  以上でございます。 68 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 69 ◯國分大樹業務課長補佐 2点目の河辺の収益が出せていない状況についてでございます。ここ4年ほど、売り上げ状況につきましては増加傾向というのが続いているところでございますが、ここでようやく平成21年当時の水準に戻ってきたような状況でございます。昨年度以降、指定席エリアの改修、場内の大型映像装置の更新など施設整備も進めており、老朽化した設備のメンテナンス等も必要になってくることから、市への繰り入れを確保するレベルには達していないというのが状況でございます。今後も場としての将来を見据えた運営に取り組みながら、繰り入れが可能となるように努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 70 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 71 ◯清水貴之業務課長 会計年度任用職員制度の導入に伴って、人件費等につきましては、平和島本場で2,600万円程度の増、ボートピア河辺では940万円程度の増となる予定でございます。増額の理由につきましては、本場、河辺ともに、制度移行に伴う期末手当、地域手当、そして、河辺については寒冷地手当というものが発生しているところでございまして、そのような手当の関係で、それが増額の大半を占めているところでございます。  予算書のページでのところでございますが、まずは133ページの開催費の6、従業員人件費のところに、中に記載があります。それと137ページ、場間場外発売事務受託費の中の1番の従業員人件費、こちらに記載があるところでございます。  以上でございます。 72 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 73 ◯柏木茂永事業部次長 続きまして、オリンピックの影響についてでございます。現時点では、監督官庁であります国土交通省を初めボートレース業界の中では特段、開催規制や自粛の通知等は来ておりません。また、警視庁からの要請も来ておりません。  しかしながら、平和島周辺の地域におきましては、聖火リレーから開会式が行われる7月22日から24日につきましては直前に自粛や規制が入ることも想定し、平和島本場での開催は、予定はしておりません。影響として考えられますのは、交通規制等による最寄りの駅からバスの運行に影響が出るというもの程度と、現時点では捉えております。  以上でございます。 74 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。赤野委員。 75 ◯赤野秀二委員 収益とか利益を伺いましたけど、ボートピア河辺、改修とか整備を行っているということで、今、実質、何か持ち出しという感じになっているんですか。要するに販売と収益の関係で、回収率でどのように減収しているのか、その辺をちょっとよくわからない。教えてください。  それから、厳しい状況はわかりましたが、受けとめておきます。  それから、会計年度については、初めて導入される制度なのでちょっとお聞きしました。再質問はありません。  それから、オリ・パラの影響は、ちょっと気にしていたのが送迎バス運行サービスのバスは、例えばオリンピックとかパラリンピック期間中、バスの台数を確保したいという話が国の方であるのかもしれないんだけど、その辺の影響は全くない契約になっているのか、その辺が、具体的にはほかのところにもそういったバスがオリ・パラの期間、余り運行できないみたいなところもあるみたいなので、その辺、教えてください。  以上です。
    76 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 77 ◯清水貴之業務課長 まず、ボートピア河辺の施設の老朽化等による整備について、本市からの持ち出しがあるのかという質問だと思われるのでございますが、それにつきましては、基本的には施設会社の全ての売り上げの中から収益を出しまして、その中で折り合いをつけて施設会社負担でやっているものでございまして、本市からのものはございません。  以上でございます。 78 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 79 ◯柏木茂永事業部次長 オリンピック・パラリンピック開催期間中のバスの運行でございますが、平和島周辺で毎年行われます箱根駅伝は平和島の近くの国道15号を走っているんですが、そのときは当方の方も開催しておりますので、バスの運行ルートを変えたりとか、時間で調整をしたりという作業、運行はしております。現時点でバス会社の方から、オリンピック・パラリンピック開催期間中において何か協力要請とか、そういった要望というものは現時点では来ておりません。  以上でございます。 80 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。赤野委員。 81 ◯赤野秀二委員 わかりました。全体的にわかった。後で意見を。 82 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございませんか。西の委員。 83 ◯西のなお美委員 1点だけ。会計年度任用制度のところで、確認だけなんですけれども、137ページに、下の方に月額制のところで13人の方の予算が組まれているんですけれど、これはこれまでで言う嘱託員のことになるんだと思うんですが、その方たちへの説明と、あと雇用の仕方について、再雇用というんですか、されるときの基本的には嘱託の方は再雇用されているんだと思うんですけれども、そのあたりの状況についてお聞かせください。  それから、次のページの法定福利費引当金とか、このあたりも会計年度にかかわるものかと思ったんですけど、今、ちょっと御説明がなかったので、このあたりも聞かせてください。  済みません。以上、お願いします。 84 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 85 ◯柏木茂永事業部次長 まず1点目の月額制会計年度任用職員人件費等のところの13人についてでございます。こちらの13名は現在の雇用形態で府中市の嘱託職員という形になっておりまして、新年度からこちらの会計年度任用職員という形になります。雇用形態と、あとは勤務条件等につきましては、当該本人たちの継続雇用という形で今、進めておりますので、そこら辺についての説明等は個々に行っておるところでございます。  以上でございます。 86 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 87 ◯河邉 洋庶務課長補佐 法定福利費引当金の関係ですが、こちらは賞与引当金という形で前年から用意しておく積み立てに対して、法定福利費に係る、こちらを引き当てているものというような形のものになります。  以上でございます。 88 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。よろしいですか。 89 ◯西のなお美委員 はい。 90 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございますでしょうか。臼井委員。 91 ◯臼井克寿委員 まず初めに、感想といいますか、この予算書を見させていただきまして、業界全体としては引き続き好調なのかなと。何よりも勝舟投票券の発売が前年度と比較して14.5%伸びているところで、額で言うと91億円余りの増額です。引き続き好調を維持しているなという印象を受けたのと、とはいえ繰出金が18億円ということで、少々かためのといいますか、予算案をお示しになられたのかなという印象を受けました。今回、先ほど審査した補正予算で、この3月補正で大幅な増額補正を見られることを受けて、また来年の今ごろ、こういった増額補正ができればなという、まずは感想と、願いも込めて、令和2年度しっかりお取り組みいただければと思いました。  質問を大きく2点させていただきたいと思います。ここ数年、見させていただいて、やはり電話投票が強いのかなという印象を受けております。日本全国、多くのボートレース場があるんですが、平和島の、特にナイターを強みにしている場なんかはちょっと省いていただければと思うんですけれども、平和島のようなナイターはやっていない場との比較の中で、平和島の電話投票と本場売り上げの状況がわかれば、比較などがわかれば教えていただきたいと思います。  次に、ボートレース場、平和島も含めてだと思うんですけれども、地域とのあり方、ともにまちづくりをしていく姿勢であったりとか、また、単に公営娯楽というよりかは、それも含めてさらに発展的に子どもたちや、そういった地域との、企業やいろいろなかかわりを連携していくことで、単にギャンブル場という位置づけから、かなり地域に貢献をしていっているのかなと私は印象を受けております。これは平和島も含めて、他場も含めてそういう印象を受けるのですけれども、業界全体としてそういった取り組み姿勢などがあればお聞かせいただきたいと思います。  以上、2点、よろしくお願いいたします。 92 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 93 ◯柏木茂永事業部次長 1点目の電話投票の状況でございます。平成30年度の占有率でお話をさせていただければと思います。平成30年度におきましては、全国で見ますと電話投票の占有率が53.6%、半分以上が電話投票という現状になっております。それに対して、本場につきましては9.8%というような占有率になっております。平和島においてはどうかという形になりますと、電話投票が43.6%、本場は16%、そうなりますと、業界として見たら、まだまだ本場の占有率が高いというような形で、本場の売り上げがまだいいという形での評価という形で認識をしております。  以上でございます。 94 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 95 ◯柏木茂永事業部次長 続きで、2点目の業界全体としての、今後のボートレースの本場のあり方、また、業界としての方向性という形でございます。委員がお話しになられたとおりに、ボートレース自体をギャンブル場というイメージから、将来はボートレースパーク、公園化ということが業界の方向性として出されております。これの趣旨で言いますと、本場の施設自体をやはり地域の行政、地域に必要とされるようなレース場を目指す、目指していこうという指針を出されております。したがいまして、他場でその中央の方針を取り入れて実施しているところも複数場、見受けられているところで、平和島としてもその辺の認識を持って取り組んでまいりたいと思っています。  以上でございます。 96 ◯佐藤新悟委員長 臼井委員。 97 ◯臼井克寿委員 ありがとうございました。まず、平和島の電話と本場売り上げについての比較で業界全体の数値から見ると、平和島はまだ本場の売り上げが高いということがわかりました。この電話投票はもう今、業界全体の流れとしてはそちらに依存しているというのは、もうこの流れというのは別に、そこに対抗する必要もないと思いますので、そこの電話投票の部分というのはしっかりと受けとめつつ、ただ、まだ平和島では本場の売り上げが業界全体の9.8%に比べて、平和島が16%というお話があったかと思いますので、まだまだ平和島は業界全体の中では本場での売り上げが堅調だということがデータにあらわれておりますので、電話投票とあわせて、本場の強みを生かしていただきたいと思います。これは何か数字的に平和島が、余りほかの場と比較してもしようがないんですけれども、ちょっとその辺の様子がわかれば教えてください。  次に、ボートレース場全体としての将来像ということでお尋ねをいたしました。私たちも他の場を見に行かせていただいたときにそういった印象を受けます。いろいろどの場も単にギャンブル場ではなくて、いろいろファミリー層向けであったりとか、イベント内容を含めても、いろいろなファン層を取り込むような取り組みをもちろん既にやられていることは手にとるように、まさに地域にしっかりと貢献した施設になるような取り組みをされているのかなと感じております。平和島が今後どのように考えて取り組んでいくのか、お考えがあればお聞きしたいと思います。  以上2点、お願いします。 98 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 99 ◯河邉 洋庶務課長補佐 まず1点目でございます。令和元年度4月1日から、直近で2月1日までの状況でございますが、その中での売り上げで言いますと、平和島本場につきましては、全国24場ある中で第2位というような形となっております。ちなみに、第1位は戸田というところでございます。それと電話投票でございますが、電話投票の部分につきましては、全国24場中12位という、12番目のというかたちになります。  以上でございます。 100 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 101 ◯柏木茂永事業部次長 平和島の今後の取り組みでございます。ボートレース平和島は他場とは違いまして、隣接地に商業施設、スポーツ施設、娯楽施設があります。いかにそれらの施設と回遊性を持たせまして本場への誘客を促進するかということを課題として取り組んでおります。ファミリー層、若年層が利用する施設に本場利用券の設置や、スタンプラリーなどは現在でも実施しております。また、施設面の改善という面では、安全面から、現在6カ年にわたって行っておりますスタンドの耐震工事を次年度で完了させる予定でございます。その次に、快適なスタンドの空間づくりに着手する方向で進めてまいりたいと思います。  また、業界で進めているパーク化の視点からも、今後ともファミリー層、若年層が楽しく過ごせる空間を創出する必要性がありますので、場内にも子供の遊び場を充実させるなど、施設会社と今後も協議を進めて必要な施設改修に取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 102 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。臼井委員。 103 ◯臼井克寿委員 それぞれありがとうございます。本場売り上げについては2位ということで、かなり高い位置で、これもやはり長年、適切な事業をしっかりと取り組んできた結果が今まさにこういう形であらわれているのかと思います。せっかくなんで1位を目指しながら、それだけが目的じゃないと思うんですけど、1位を目指しながら取り組んでいただければと思います。  また、電話投票の12位というのは傾向というか、圧倒的にデータとしてナイターやモーニングを実施しているところが電話投票が高いというのは出ておりますので、これは単純な比較はできないと思っておりますので、この12位は12位として冷静に受けとめたいと思っております。この業界全体の堅調さと、あわせて平和島の本場の売り上げが引き続き順調な状況で推移するように期待をしていきたいと思います。  また、レース場全体の取り組みとして、考え方がわかりました。既に他場で取り組まれた、いい事例なんかも十分入ってきていると思いますので、そういったところは柔軟に取り入れつつ、ただ平和島のよさというのがたくさんあると思います。徒歩圏内に例えば温泉施設があったりとか、水族館や映画館や、また昨年、一昨年でしたか、スポーツ施設、アスレチックなんかもできたりしまして、本当に老若男女、いろいろな世代が楽しめる施設が徒歩圏内にある強みというのも平和島の特徴かと思いますので、しっかりと地域性を生かした本場づくりをしていただければと御要望申し上げて、私の質問を終わらさせていただきます。また、本議案については賛成を表明させていただきます。  以上です。 104 ◯佐藤新悟委員長 ほかには。西村委員。 105 ◯西村 陸委員 1件、お願いします。先ほど臼井委員の方から繰出金についてかための設定という発言もありましたので、そのことについて聞きたいと思います。ちょっとその金額の設定の根拠ということで、今年度の当初予算で10億円で、補正予算で17億円で27億円という結果になっていたと思います。今回は18億円、当初予算で18億円ということですから、当初予算の比較でいくと8億円上げたということでもありますし、また経過からすると少し控え目と、そういう見方もできると思うんですが、実際この18億円という設定の根拠についてお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いします。 106 ◯佐藤新悟委員長 よろしいですか。答弁、願います。 107 ◯柏木茂永事業部次長 18億円の根拠でございます。まず繰出金のところの算定につきましては、当該年度の売り上げ見込みから行っております。今年度と比較しまして、令和2年度についての大きなレースの相違点でございますが、今年度につきましては、3月に予定をしておりますSGクラシック競走に対しまして、次年度はボートレースグランプリ、ボートレース業界で一番売れるレースとなっております。こちらの売り上げ比較で見ますと60億円ふえるという予想を立てております。それ以外に一般戦での売り上げ見込みも含めまして、今回の御提示させていただきました補正の金額とさほど変わらない予算を立てています。そこで27億円と18億円という差になるわけですが、今回、支出の部分での特徴になりますけれども、グランプリ競走の開催という形になりますと選手賞金、こちらが格段に変わってきます。グランプリですと普通のSG競走よりも3倍ぐらいですか、賞金額がふえます。それ以外に、グランプリ競走につきましては広報宣伝費、そういったものも通常のレースよりもかかる形になります。それとあわせまして、先ほど少しお伝えさせていただきましたが、消費税の増税、それと会計年度任用職員による人件費の増、そういったものが支出の部分で新規でふえるところが多々見受けられるところもありまして、18億円という数字の根拠とさせていただきたいと思います。  以上でございます。 108 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西村委員。 109 ◯西村 陸委員 よくわかりました。非常に収入も大きいんだけれども、その分、いわゆるステータスが高いというか、かけるべき経費も非常に大きくなってくるというようなこと、あとは社会的な背景というか、人件費であるとか、消費税であるとかということで、よくわかりました。それだけに何としても成功させたいというところも、そのプレッシャーも非常に上がってくると思いますので、非常に不確定な要素が最近は多い中で何とか成功に向けて引き続きの御尽力をお願いをしたいと思います。  先ほど赤野委員の方からオリンピック・パラリンピックの影響ということで出たんですが、逆に、非常に羽田から近いという立地からもすると、我々の立場からすると、来訪者、府中市としてもやはりおもてなしだとか、そういった形でいろいろな準備をしているわけなんですが、今度、ボートレースという立場からオリンピック・パラリンピックへの取り組みといいますか、何か施策的なものがもしこの予算の中であれば教えてください。 110 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 111 ◯河邉 洋庶務課長補佐 オリンピック・パラリンピックというだけに焦点を当てたものではないんですが、「おおた水辺にぎわい競走」といったものが6日間の増で、先ほど補正の部分にございましたが、当該年度については、その競走は特には、令和2年度においては特にはないものとなります。しかしながら、本場活性化に向けてインバウンドを想定した外国人観光客の取り組みというようなところの中で、現在、発券機の多言語化対応ですとか、または施設会社においてでございますが、指定席売り場の横に多言語化対応をしたフロアごとの場内案内看板の掲出、それから、JIS規格に基づくサインの統一といったものを進めてございます。また、観戦ツアー等につきましても海外の方が、今回はコロナとか、そういったものの前の段階だったんですが、在日中国人の方を対象とした在日中国人観戦ツアーといったものも平和島において実施しておりまして、ツアー参加者がボートレースの魅力をSNS配信というようなところから本国に向かって配信していくというような形のもの、また、インフルエンサー、キー・オピニオン・リーダー、こういった方が羽田空港からも近い立地と、平和島、それとボートレースの魅力を大陸に向けて配信していたというものがございます。  以上でございます。 112 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西村委員。 113 ◯西村 陸委員 ありがとうございました。非常にコロナウイルスの影響もどこまであるか、全く誰もわからないところではありますが、いずれにせよ、オリンピック・パラリンピックに関しても国を挙げて、東京都中心に成功を目指して今、進んでいるところでもありますので、しっかりと開催ができるという前提の中で、こういった多言語対応という使いやすさの部分もそうですし、また、特に電話投票、本場での開催が中心になってくると思いますけれども、さまざまな魅力をぜひ。特に日本にしかない魅力でもある、その一つであると思いますので、ぜひまた海外からのインバウンドを、またリピーターも含めて確保していく、そういった考え方でもってぜひ臨んでいただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 114 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございますか。  それでは、意見。赤野委員。 115 ◯赤野秀二委員 今予算、他会計繰出金18億円ということで、予算段階ですがこの額出すということで、これまでも市の財政に貢献してきたということは認めるものなんですけれども、私たち、本場での開催、節を持った開催についてはよしとしていたんですけど、やはり外へ拡大すべきじゃないということを従来より言ってきました。このことについては異論がありますので、この会計、予算については反対します。 116 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御意見ございますか。西村委員。 117 ◯西村 陸委員 意見ということで申し上げたいと思います。本当にボートレース収益事業の非常に顕著な伸長を見るにつけ、本当に関係者の皆さんの努力、また、府中市政におけるボートレースの貢献度といったところをしっかりと評価をさせていただき、今回の予算には賛成をさせていただきたいと思います。 118 ◯佐藤新悟委員長 ほかに。村崎委員。 119 ◯村崎啓二委員 今、西村委員が言われたとおりなんですけれど、一つ、意見の中で貢献は認めるけど、反対という意見もありましたけれど、この3年間で約70億円の収益をもたらした。これ、今回の学校建てかえの2校分にほぼ当たるわけなんですね。そのような現実的に府中市の財政というのは、財政が今、天から降ってきたわけじゃなくて、あるいは基金なんてしないで、どんどん、どんどん使えと言う人もいますけれど、やはりこれは入ることと出ることをずっと備えて先人がこのような事業をしてきたことを含めて、ちょっと同じような意見になって申しわけないんですけど、賛成をいたします。 120 ◯佐藤新悟委員長 西の委員。 121 ◯西のなお美委員 このたびの、すごく繰り入れの額の多さですとか、非常に市に貢献していただいているということはとても理解していますし、先ほどの人件費のところでもお聞きしました。今までの嘱託の方も継続して雇用していただいて、丁寧に説明をしていただいているということですので、そのあたりを気をつけていただくことと、あとは、以前にもちょっと質問して確認しましたけれども、ギャンブル依存症についての対策についても引き続きお願いしつつ、今回については賛成させていただきたいと思います。 122 ◯佐藤新悟委員長 御異議がありますので、挙手により採決いたします。  本案について、賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 123 ◯佐藤新悟委員長 挙手多数でございます。よって、第21号議案は可決すべきものと決定いたしました。         ──────────────────  1 第2号議案 府中市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例 124 ◯佐藤新悟委員長 次に、付議事件1、第2号議案 府中市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について、担当者から説明を求めます。どうぞ。 125 ◯板橋洋光政策課主幹 ただいま議題となりました第2号議案 府中市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、御説明申し上げます。  今回の改正は、各種行政計画の策定等に関しまして、広く市民や関係者の意見を聞くため、府中市商店街振興プラン検討協議会等を設置するほか、現在設置しております附属機関の所掌事項の見直し、また役割を終えた附属機関の廃止に伴い、所要の改正を行うものでございます。  改正の内容につきましては、議案書の新旧対照により御説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、議案書新旧対照の1、2ページをお開き願います。  まず、別表(第2条~第5条)の1、府中市長の附属機関でございますが、表に記載のとおり、初めに、府中市保健計画推進協議会につきましては、令和3年度を計画初年度とする府中市食育推進計画を新たに策定し、当該計画を推進するため、所掌事項の(2)を追加等するとともに、名称並びに委員の定数及び任期につきまして、記載のとおり改正するものでございます。  次に、府中市基地跡地留保地利用計画検討協議会につきましては、設置に係る役割を終え、廃止するため削除するものでございます。  次に、表に記載のとおり、新たに府中市商店街振興プラン検討協議会、府中市観光振興プラン検討協議会、府中市市民会館・中央図書館複合施設PFI事業者選定委員会及び府中市地域公共交通協議会に関する所掌事項、委員の定数及び任期について追加するものでございます。  恐れ入りますが、3ページ、4ページをお開き願います。  次に、2の府中市教育委員会の附属機関でございますが、表に記載のとおり、新たに府中市スポーツ推進計画検討協議会、府中市学校教育プラン検討協議会及び府中市学校適正規模・適正配置検討協議会に関する所掌事項、委員の定数及び任期について追加するものでございます。  続きまして、付則の1、施行期日でございますが、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。ただし、別表の1、府中市長の附属機関の表の府中市基地跡地留保地利用計画検討協議会の項を削る部分及び付則の2、非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正におきまして、別表第1の基地跡地留保地利用計画検討協議会委員の項を削る部分につきましては、公布の日から施行するものでございます。  最後に、付則の3は、非常勤職員の報酬、費用弁償、期末手当等に関する条例の一部を改正するものでございまして、別表第1について、保健計画推進協議会委員を保健計画・食育推進計画推進協議会委員に改めるとともに、記載のとおり、新たに商店街振興プラン検討協議会、観光振興プラン検討協議会、市民会館・中央図書館複合施設PFI事業者選定委員会、地域公共交通協議会の委員報酬日額1万1,000円を、恐れ入りますが、5ページ、6ページをお開きいただきまして、スポーツ推進計画検討協議会、学校教育プラン検討協議会及び学校適正規模・適正配置検討協議会の委員報酬日額1万1,000円を加えるものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 126 ◯佐藤新悟委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。西村委員。 127 ◯西村 陸委員 よろしくお願いします。幾つかの協議会について変更されていくということで御説明をいただきました。その中で府中市保健計画と食育推進計画推進協議会については、従来の保健計画、福祉保健部中心に保健計画と子ども家庭部が主導して進められてきた食育推進計画が一緒になるというようなことかなと思うんですけれども、この辺の一緒にするというような考え方について、まずはお尋ねしたいと思います。  それと、あと、どの協議会もそうなんですが、これは今回、委員の人数と任期について書かれているんですが、協議会そのものの期間、決めてから何年間にわたってその計画を推進していくという計画書があると思うんですけれども、推進計画あると思うんですが、その期間の設定というのはこの推進協議会の中で決めていくものなのか、最初から決めてから議論に入っていくのか、その辺の期間の考え方についてお尋ねしたいと思います。  2件、よろしくお願いします。 128 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 129 ◯横道淳子健康推進課長 まず御質問1点目の保健計画と食育推進計画が一緒に審議される経緯の中での考え方ですが、こちら、それぞれの計画そのものはライフステージでの検討を重ねる中で、保健計画と食育推進計画それぞれが目指す健康の増進であるとか、個々の、やはり意識の啓発というところで深くかかわることから、検討は総合的に行うということで、今回、保健計画及び食育推進計画の中での検討を一緒にするということでお願いしております。  以上でございます。 130 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。
    131 ◯板橋洋光政策課主幹 続きまして、二つ目の各協議会における検討の中で、それぞれの例えばプランの検討の計画期間等の考え方ということでございますけれども、こちらについては、一般論として政策課の方でお答えさせていただきますと、それぞれプランの検討をいただく中で、従前のプランを引き続き見直すものですとか、あるいは新規につくるものとさまざまあるかと思うんですが、やはりその中で、この附属機関の中で適切な期間等についてもやはり一体……、何といいますか、計画の内容とあわせて御検討いただくケースが多いものと認識をしているところでございます。  以上でございます。 132 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西村委員。 133 ◯西村 陸委員 ありがとうございました。保健計画・食育推進計画については健康という軸に対して総合的に検討していくということで、考え方わかりました。  その上でなんですが、恐らく食育推進計画については、独立して今まで検討、それから、進められてきた計画があると思うんですが、これは総合的にということで、保健計画と一緒になることで、恐らく範囲は保健計画の方がずっと広いのかな、大きいのかなという感じがするので、今まで食育一つで立ち上がったものが保健計画の中に入っていく中で何となく縮小するようなイメージが自分の中にどうしてもあるんですが、その辺の食育に対しての考え方、それは、内容はこれから検討されていくんだとは思うんですが、その辺の、何となく吸収合併的なイメージがあるものですから、食育に関しては縮小していってしまうんではないかというちょっと懸念に対して、お考えがあればお願いしたいと思います。  それから、協議会の期間、計画期間については、これもわかりました。それで、恐らく今までからまた継続していくものについては前回に倣って、今回も何年というような考え方のものが多いのかなという気がするんですが、時代の流れも少しずつ非常にスピーディーになってきていて、5Gとか、ソサエティー5.0とかという新たな価値観が生まれつつある中で、非常に計画自体も少し小回りがきくようにしていくような動きもあってもいいのかなという気がするので、非常に、7年とかそういった長いものなんかも中にはあると思うんですが、そういった期間の見直し、時代性といったものをよく検討いただいて設定していただけるといいのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。こちらは再質問ありません。ありがとうございます。  1件だけお願いします。 134 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 135 ◯横道淳子健康推進課長 食育推進計画は、食の大切さを市民一人一人が理解して、食を通して人間性を培っていける計画として位置づけておりますが、委員の御心配されているような縮小という方向では考えておりませんで、保健計画とむしろ一緒に検討する中ですが、計画としては、個別計画としてそれぞれ公表する予定で計画しております。ただ、成果物としての出し方については、個別計画を1冊の合冊としてお示しすることを想定して、今、検討中でございます。繰り返しになりますが、食育の計画推進自体が縮小することのない方向で計画策定後の評価等々につきましても検討は重ねていきたいと思っております。  以上です。 136 ◯佐藤新悟委員長 西村委員。 137 ◯西村 陸委員 それぞれわかりました。ぜひまた委員さん、協議会の中でしっかりもんでいただけるようにしっかりと下地をつくっていただきたいなと思います。あと、特に質問で触れませんでしたけれども、地域公共交通協議会については新設で立ち上がるということで、非常に新しい移動の考え方というものがこれからどんどん入ってくると思っていますので、都度、都度申し上げますけど、大変期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 138 ◯佐藤新悟委員長 ほかに発言はございませんか。よろしいですか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 139 ◯佐藤新悟委員長 それでは、御発言がないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。本案については可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 140 ◯佐藤新悟委員長 御異議なしと認め、第2号議案は可決すべきものと決定いたしました。         ──────────────────  2 第3号議案 府中市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 141 ◯佐藤新悟委員長 続きまして、付議事件2、第3号議案 府中市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について、担当者から説明を求めます。どうぞ。 142 ◯鈴木幸之助防災危機管理課長補佐 ただいま議題となりました第3号議案 府中市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。  本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法施行令が一部改正されたことに伴い、本市においても被災者の状況に応じた適切な支給及び貸し付け等を実施できるよう、災害弔慰金の支給等に係る制度について所要の改正を行うものでございます。改正の内容につきましては、議案書の新旧対照により御説明させていただきます。  それでは、新旧対照の1、2ページをお開き願います。  初めに、第16条は、償還免除について定めるもので、破産手続開始の決定もしくは再生手続開始の決定を受けた場合について、償還を免除できるものとし、同条1号及び2号を追加し、各号に該当する場合は償還の免除を行わないものと定めたものでございます。  次に、第19条は、償還金の支払い猶予について定めるもので、第1項は、借受人が次条の規定により報告を求められて、正当な理由がなく報告をせず、または虚偽の報告をした場合は、償還金の支払い猶予を行わないものと定めたものでございます。第2項は、「前項」を「前項本文」に改めたもの。  次に、第20条は、報告等について定めるもので、償還免除または償還金の支払い猶予をするか否かを判断するために必要があると認めるときは、借受人またはその保証人の収入または資産の状況について報告を求め、または官公署に対し必要な文書の閲覧もしくは資料の提供を求めることができるものといたします。  3、4ページに移りまして、次に、第21条は、府中市災害弔慰金等支給審査会について定めるもので、第1項は、災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給に関する事項を調査・審議するため、市長の附属機関として、府中市災害弔慰金等支給審査会(以下「審査会」という。)を置くことを定めるものでございます。第2項は、審査会は、市長が任命し、または委嘱する委員7人以内をもって組織するものといたします。第3項は、委員の任期は2年といたします。第4項は、前2項に定めるもののほか、審査会の組織及び運営に関し必要な事項は規則で定めることといたします。  次に、付則の1は、この条例は、次の各号に掲げる区分に応じて、当該各号に定める日から施行するものといたします。第1号は、第16条及び第19条の改正規定並びに第20条を第22条とし、第19条の次に2条を加える改正規定につきましては、公布の日から適用いたします。  第2号は、第20条を第22条とし、第19条の次に2条を加える改正規定及び次項の規定につきましては、令和2年4月1日から適用するものと定めたものでございます。最後に、付則の2は、非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものでございまして、別表第1について、災害弔慰金等支給審査会の委員報酬日額1万1,000円を加えるものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 143 ◯佐藤新悟委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。村崎委員。 144 ◯村崎啓二委員 今回の、もともとの法改正に伴うことでありますけれど、この中で災害弔慰金に対する新たな組織の中で、先般の災害の死亡であるかどうか不明なことを審査する、因果関係等を調査することがここの機関の仕事になっていると思うんです。そこら辺は、委員を選ぶときに既にそこら辺を了承された上でされるんでしょうか。日当との関係でお尋ねします。あるいは別に、場所によっては臨時委員を採るような規定があるところがあるんですけれど、そこら辺はどうお考えなんでしょうか。 145 ◯佐藤新悟委員長 1点でよろしいですか。 146 ◯村崎啓二委員 はい。 147 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 148 ◯鈴木幸之助防災危機管理課長補佐 支給審査会の構成につきましては、医師2名、弁護士2名、あと担当部長と考えておりますが、その具体的にどなたをというところまでは、今のところは決まってはいないところなので、この条例改正後にそういった適任者をこちらの方で探すと考えております。  以上でございます。 149 ◯佐藤新悟委員長 村崎委員。 150 ◯村崎啓二委員 もう一度、確認します。この委員というのは、災害であるかどうか不明確な案件について因果関係を調査審議することもこの委員の仕事かどうか、もう一度、確認。その場合、日額1,100円というので……、いや、1万1,000円。1万1,000円というのは現実的な額なんですか。ちょっとほかのところも含めてお尋ねいたします。 151 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 152 ◯関根 滋行政管理部危機管理担当副参事 委員おっしゃるとおり災害関連死を審査していただく機関でございまして、報酬につきましては、我々の方も本市の、例えば防災会議、ほかにもある……、都議会などを参考にしながら、あわせて他市にも同じような審査会を設けているところも含みまして、今回、1万1,000円ということで提示させていただいているところでございます。  以上でございます。 153 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。村崎委員。 154 ◯村崎啓二委員 わかりました。現実的な中で、委員を選ぶときはそのことを重々確認の上、選んでいただきたいと思います。 155 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 156 ◯佐藤新悟委員長 御発言がないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。本案については可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 157 ◯佐藤新悟委員長 御異議なしと認め、第3号議案は可決すべきものと決定いたしました。         ──────────────────  3 第13号議案 令和元年度府中市公共用地特別会計補正予算(第1号) 158 ◯佐藤新悟委員長 次に、付議事件3、第13号議案 令和元年度府中市公共用地特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案について、担当者から説明を求めます。どうぞ。 159 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 ただいま議題となりました第13号議案 令和元年度府中市公共用地特別会計補正予算書(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  それでは、2ページをお開き願います。補正額は、歳入歳出予算総額から歳入歳出それぞれ1億9,903万5,000円を減額し、予算総額を13億4,082万7,000円とするものでございます。  次に、5ページの第2表をごらんください。繰越明許費でございます。庁舎用地取得事業費の物件等補償料について、事業協力者の移転がおくれていることに伴い、本年度内に土地の引き渡しが完了しない見込みとなったことから、当該事業費を繰り越すものです。  次に、下の第3表をごらんください。地方債の補正でございます。都市計画道路用地取得事業費について、限度額を変更するものでございます。  8ページをお開き願います。それでは、補正予算の明細につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明申し上げます。  まず、歳入でございますが、款の5国庫支出金、項の5国庫補助金、目の5土木費国庫補助金、説明欄1は、四谷さくら公園拡張用地買収に対する補助金で、補助金の交付額の確定により減額するもの、説明欄2は、都市計画道路3・4・16号用地2期分の買収費に対する補助金で、補助金交付額の確定により増額するもの。  款の10都支出金、項の5都補助金、目の5土木費都補助金、説明欄1は、都市計画道路3・4・16号用地2期分の買収費及び四谷さくら公園拡張用地買収費に対する補助金で、補助交付額の確定により減額するもの。  款の15財産収入、項の10財産売払収入、目の5不動産売払収入、内容は、一般競争入札により市有地を売り払いしたものございます。なお、売り払いの場所につきましては、6ページ送っていただきまして、こちらに、事業位置図説明資料に事業名及び面積を、また、位置につきましては、2ページ送っていただきまして事業位置図に赤色で示しております。  補正予算書8、9ページにお戻りいだきまして、款の20、項の5寄附金、目の5用地取得寄附金、説明欄1は、充当財源の組みかえにより減額するもの。  款の25、項の5、目の5繰越金、説明欄1は、前年度からの繰越金。  款の30諸収入、項の10収益事業収入、ページ変わりまして、10、11ページをお開き願います。目の5競走事業会計繰入金、説明欄1は、充当財源の組みかえにより減額するもの。  款の35、項の5市債、目の5土木債、説明欄1は、都市計画道路用地取得に伴うもので、執行額に合わせて減額するもの。  以上、歳入合計の補正額は1億9,903万5,000円減額し、予算総額13億4,082万7,000円となり、補正前に比べ12.9%の減となります。  続きまして、歳出に移らさせていただきます。12、13ページをお開き願います。  款の5、項の5、目の5公共用地取得費の説明欄1の道路用地取得事業費、1は、市道2-127号改良整備事業用地外3路線の取得に伴う物件等補償料の執行残額を減額するもの、2の都市計画道路用地取得事業費、1は、物件等補償料(債務負担行為解消分)の確定により減額するもの、2は、物件等補償料の執行残額を減額するもの、3の公園用地取得事業費、1は、武蔵府中熊野神社古墳公園拡張用地の取得に伴う物件等補償料の執行残額を減額するもの、4の諸施設用地取得事業費、1は、基幹保育所新築用地の取得に伴う物件等補償料の確定により増額するもの、5の宅地造成事業費、1は、代替地の地盤改良に伴う物件等補償料について増額するもの。  以上、歳出の合計の補正額は、1億9,903万5,000円を減額し、予算総額は13億4,082万7,000円となり、補正前に比べて12.9%の減となります。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 160 ◯佐藤新悟委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。赤野委員。 161 ◯赤野秀二委員 5ページの繰越明許費、余りこの会計に繰越明許は聞かないような気がするんですけれども、今回、土地引き渡しのおくれ、移転のおくれということだったと思うんですけれども、もう少し聞かせてほしいのと、これは決算までには移転するんですよねという話。決算までというか、そんなに遅くない時期にちゃんと移転を完了するんですよねということでお聞きしたいと思うんですが、それと、8、9ページの国庫支出、都支出金、さくら公園関係の交付金の減額なんですけど、これはどういった理由というか、何か普通に決定した交付金でそうなったということだけなのか、何か理由があるのか教えてください。  それと、歳出の方で、13ページの公共用地取得費の5の宅地造成事業費で物件補償料及び地盤……、何か、改良とかいうように聞こえたんで、これをもう一度。それとその上の4番、ちょっとよく聞こえなかったんで、もう一度、説明してください。済みません。よろしくお願いします。  以上。 162 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 163 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 順に御説明させていただきます。まず、繰越明許費についてなんですが、こちらの方は庁舎用地取得事業費の物件補償料の2割金を繰越明許するものとなります。こちらの方は平成30年度に契約が完了しておりまして、その際に債務負担を平成31年に設定していたものなんですが、今年度中に最後の2割金をお支払いするのは、建っている建物を壊していただいて、更地にして市の方に引き渡していただいた時点でお支払いさせていただく額となりまして、こちらの方が事業協力者の移転のおくれが見込まれておりまして、今年度中の更地引き渡しが難しいという見込みから、来年度に繰り越しするものでございます。  続きまして、決算までにはということなんですが、一応繰り越すということで、来年度執行という形になりまして、移転の時期につきましては、この予算が御承認いただいた上で、いわゆる契約変更という形になりますので、庁舎建設の、いわゆる時期におくれ等が生じないような形で契約変更の方を進めたいと思っております。  続きまして、さくら公園の減額はなぜというところなんですが、こちらの方は、いわゆる当初、国の方に要望していた補助金が満額出なかったということで、それにあわせて補助金が減額されておりますので、歳入の方を減額させていただいております。 164 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 165 ◯新藤純也行政管理部次長 続きまして、宅地造成事業についてですが、こちらは平成30年度に事業協力者への代替地として売り払った土地につきまして、地盤調査の結果、地盤強度が不足していることが確認されたため、地盤改良で必要となる費用について、補償金として支出したものでございます。それと、その上の諸施設用地取得事業ですが、こちらは基幹保育所の新築用地の物件調査が終わりましたので、こちら、物件補償料が確定したので、今回、増額したものでございます。  以上でございます。 166 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。赤野委員。 167 ◯赤野秀二委員 わかりました。5ページの繰越明許のことはわかりました。翌年度、来年度の執行ということで、それはそうですね。わかりました。勘違いしていました。  それで、あと13ページの先ほど話があった宅地造成事業費の地盤改良、代替地のものなんです。これは庁舎の用地の代替地ということなんですか。何の用地の代替の補償なんでしょうか。  以上、お願いします。  もう1個、済みません。庁舎関係の用地取得については、もうこれで、延びたけれども、終わりということでいいんですか。結局、25億何ぼ出したのか、どのくらいの金額になったか確認をお願いします。 168 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 169 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 地盤改良費の事業……、その土地についてなんですが、基本的には何の事業の代替地というのは、やはり個人のプライバシーの関係もありますので、あくまでも事業協力者に提供した代替地ということで、済みません、御理解いただきたいと思います。  続きまして、庁舎の方なんですが、基本的には平成30年度に一応、契約の方は、ただいまの計画地についての契約は全て終わっておりまして、予定ですと令和元年度末に土地の引き渡しが全て計画地については終わる予定だったんですが、1カ所につきまして来年度まで繰り越しして、最後に2割金をお支払いするという形になっております。費用につきましては、今のところ、執行額は約25億7,000万円、用地関連費についてはお支払いの方をさせていただいております。  以上でございます。 170 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。よろしいですか。  ほかに。西村委員。
    171 ◯西村 陸委員 よろしくお願いします。1件だけ、歳入の土地売払収入のところなんですが、地図に示していただいて、住所も示していただいているんですが、この場所は南白糸台小学校の学童クラブの場所だと思うんですが、これは号数まで書いてないんですけれども、番地ということで、まで書いてあるということで、同じところになると思うんですが、これはちょっと学童クラブの建物との関係性を聞かせていただければと思います。よろしくお願いします。 172 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 173 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 場所につきましては、今、委員がおっしゃったとおり南白糸台小学校の学童クラブの北側にありまして、今回、全部で4区画、そこについては売り出しをさせていただきまして、そのうち1区画が入札、応札がありましたので、そちらの方に売り払ったという形になります。今回の場所につきましては、学童クラブのすぐ北側の位置になります。位置関係というのはそういうことでよろしいでしょうか。  以上でございます。 174 ◯佐藤新悟委員長 西村委員。 175 ◯西村 陸委員 ありがとうございます。位置関係、すぐ北側、隣接するすぐ北側ということで、これは学童クラブの敷地として使っていたところではなくて、あくまで空き地か何かになっていたということですか。私も、あの地域にそんなに行っているわけではないので想像できないものですから。要するに学童クラブへの影響的なところ、今使っている何か敷地が減るとかということではないということでよろしいですか。その確認でございます。 176 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 177 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 今回の土地につきましては、学童クラブとはまた別の宅地で、事業の代替地として一応6区画、用意してはあったものなんですが、今の土地の代替地としての用を足さないということで、今回、一斉に一般競争入札の方に公募をさせていただきまして、1件、販売したという形になっております。  以上でございます。 178 ◯佐藤新悟委員長 西村委員。 179 ◯西村 陸委員 わかりました。結構です。ありがとうございました。 180 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございませんか。村崎委員。 181 ◯村崎啓二委員 今、赤野委員の質問に対して、繰越明許した途中から物件移転補償を契約変更すると言われた答弁があったんですけれど、そういうことはできるんですか。繰越明許費の設定変更というのは、用地買収かね。 182 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 183 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 済みません。契約変更というのは、まず物件補償費のいわゆる退居期限の変更をするための契約変更となるんですが、いわゆる繰越明許を御承認いただい後、契約のいわゆる退居期間、引き渡し期間の日にちの変更をさせていただくということで、そちらについては問題なくできると確認しております。  以上でございます。 184 ◯佐藤新悟委員長 村崎委員。 185 ◯村崎啓二委員 それでしたら、わかりました。額が変更になったら繰越明許費に意味がないなと思って。細かいことで済みません。よろしくお願いします。 186 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございませんでしょうか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 187 ◯佐藤新悟委員長 御発言がないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。本案については可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 188 ◯佐藤新悟委員長 御異議なしと認め、第13号議案は可決すべきものと決定いたしました。         ──────────────────  5 第20号議案 令和2年度府中市公共用地特別会計予算 189 ◯佐藤新悟委員長 次に、付議事件5、第20号議案 令和2年度府中市公共用地特別会計予算を議題といたします。  本案について、担当者から説明を求めます。どうぞ。 190 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 ただいま議題となりました第20号議案 令和2年度府中市公共用地特別会計予算について、御説明申し上げます。  説明は、歳入歳出予算事項別明細書に基づきまして御説明いたしますので、予算書の92、93ページをお開き願います。  まず、歳入でございますが、款の5国庫支出金、項の5国庫補助金、目の5土木費国庫補助金、説明欄1、防災・安全交付金は、都市計画道路3・4・11号用地及び都市計画道路3・4・16号用地一期分の買収費に対する補助金で、それぞれ基本額の2分の1。  款の10都支出金、項の5都補助金、目の5土木費都補助金、説明欄1、市町村土木補助金は、都市計画道路3・4・11号用地買収費、都市計画道路3・4・16号用地一期分の買収費に対する補助金で、それぞれ基本額の2分の1。  款の15財産収入、項の5財産運用収入、目の5財産貸付収入は科目存置でございます。目の10利子及び配当金、説明欄1は、土地開発基金の預金利子を見込んだものでございます。  項の10財産売払収入、目の5不動産売払収入は科目存置でございます。  款の20、項の5寄附金、目の5用地取得寄附金は、会営競馬及び土地開発公社からの寄附金でございます。  款の25、項の5繰越金、ページ変わりまして、94、95ページをお開き願います。目の5繰越金は科目存置でございます。  款の30諸収入、項の5、目の5市預金利子は、普通預金の利子を見込んだものでございます。  項の10収益事業収入、目の5競走事業会計繰入金は、記載のとおりでございます。  項の15、目の5雑入は科目存置でございます。  款の35、項の5市債、目の5土木債、説明欄1は、都市計画道路3・4・11号用地及び都市計画道路3・4・16号用地一期分の取得に伴うものでございます。  基金繰入金は、前年度対比のために記載したものでございます。  以上、歳入合計予算額は13億2,445万6,000円でございます。  続きまして、歳出でございますが、96、97ページをお開き願います。  款の5、項の5、目の5公共用地取得費、説明欄1の負担金は、記載の協議会への負担金、説明欄2の管理事務費は、用地取得の事務に要する経費で、この主なものは宮西町地区道路整備事業用地取得業務委託及び不動産鑑定手数料でございます。説明欄3の測量及び物件調査費は、用地の買収に伴う測量及び物件調査費等を見込んだものでございます。  次の公有財産購入費の取得予定地につきましては、予算参考資料51ページの事業位置図説明資料に事業名及び取得面積を、また、位置につきましては、2ページ送っていただきまして事業位置図に青色で示してございますので、あわせて御参照いただきますようお願いいたします。  予算書96、97ページにお戻りいただきまして、順に説明いたします。説明欄4の道路用地取得事業費、1の物件等補償料は、市道2-127号改良整備事業用地外7路線の用地取得に伴う物件等補償料でございます。2の公有財産購入費は、隅切り用地でございます。  説明欄5の都市計画道路用地取得事業費、1の物件等補償料(債務負担行為解消分)は、都市計画道路3・4・11号用地外2路線の用地取得に伴う物件等補償料、2の物件等補償料は、都市計画道路3・4・11号用地外3路線の用地取得に伴う物件等補償料でございます。3の公有財産購入費は、事業位置図説明資料に記載のとおり、都市計画道路3・4・11号用地外2路線の事業用地取得で、面積は約1,370平方メートル、図面対照番号1から3で、位置図では青の1から3でございます。  6の公園用地取得事業費、1の物件等補償料は、武蔵府中熊野神社古墳公園拡張用地の取得に伴う物件等補償料でございます。2の公有財産購入費は、事業位置図説明資料に記載のとおり、分梅町第2地域公園用地の用地取得で、面積は約750平方メートル、図面対照番号4で、位置図では青の4でございます。  7の諸施設用地取得事業費、1の物件等補償料(債務負担行為解消分)は、基幹保育所新築用地の取得に伴う物件等補償料でございます。8の1は、代替地の造成工事費でございます。  款の10、項の5公債費、目の5利子は、一時借入金の利子償還金でございます。  以上、歳出合計予算額は13億2,445万6,000円でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 191 ◯佐藤新悟委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。西の委員。 192 ◯西のなお美委員 確認だけお願いします。92ページ、93ページの寄附金についてなんですけれども、用地取得寄附金のところで、会営競馬寄附金と土地開発公社寄附金というのがありまして、この二つ目の土地開発公社寄附金というのが過去のものを見てもちょっと見当たらなかったものですから、この内容について、どういったものかというのと、今回、出てきた理由を教えてください。 193 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 194 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 こちらの土地開発公社寄附金というのは、土地開発公社の方で保有している土地の貸し付け料とか、あと、貯金利子、あと電柱占有料、送電線の線下補償料の事業外収入が蓄積したものでありまして、この資金を具体的な活用方法がないまま、銀行預金で保有していることは一応資金の管理のリスクが考えられるということで、その利用方法として一応、自己財源として土地を購入費に充てること、もしくは設立団体に寄附をすること、この2種類の使い方があるんですが、他市町村の方は、土地開発公社で土地を買う際は金融機関でお金を借りますので、どうしても利子がつきますので、でしたら自己資金で買うという手段をとるんですが、府中市土地開発公社の方は、土地開発基金が無利子で借りられますので、いわゆるそれを使っても構わないですけど、基本的には買い戻すとまた同じように戻ってきてしまうので、やはり公社の方の設立団体、いわゆる府中市の方に寄附するという選択肢を選んでおります。  こちらの方につきましては、この検査機関である東京都と協議いたしまして、結果、寄附をしても構わない。いわゆる公社の今後の運営に損害を与えない、寄附することによって公社が破綻してしまうと問題になりますので、そういうことが問題ないということが認められた時点で寄附をしても構わないという協議をいただきましたので、今回、寄附をするという形をとったものでございます。  以上でございます。 195 ◯佐藤新悟委員長 西の委員。 196 ◯西のなお美委員 ありがとうございます。ということは、特にこの金額が幾ら分たまったらとか、期間といった問題ではなく、公社の方が判断というか、決めた後で都と協議をすればということで、何か特別な基準となるようなものは特にないということでしょうか。 197 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 198 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 済みません。金額的な基準はございません。  以上でございます。 199 ◯西のなお美委員 わかりました。 200 ◯佐藤新悟委員長 よろしいですか。ほかに御発言は。村崎委員。 201 ◯村崎啓二委員 公債費の利子で、一時借入金等の利子償還に係る経費で、36万4,000円で、諸収入、特定財源、この読み方を教えてください、96、97ページです。 202 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 203 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 ここの数字の計算……、今、済みません。一時借入金等利子償還金の金額についての説明でよろしいでしょうか。 204 ◯村崎啓二委員 なぜこういうことが生じているかという考え方を教えてください。 205 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 済みません。こちらについては、年度当初に、いわゆるお金がないときに土地を買わなきゃいけなくなったときに、一時的に銀行から借り入れをする場合に利子として持っているもので、年利が1.475%で3億円を30日借りた際の借入金の利子として予算計上の方をさせていただいております。ただ、これを執行したというのは、基本的には実績的にはないんですが、一時的に30日間、借り入れたときの利子償還金として予算計上をさせていただいております。  以上でございます。 206 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。村崎委員。 207 ◯村崎啓二委員 わかりました。要は普通一時借入金にしなくてもお金というのはいろいろな市の財産、いわゆる無利子で回って、いわゆる回ってくる場合がほとんどだと思うんですけれど、これは3億円を30日借りる。今まではなかったけれど、やはりこれはずっと、これは執行したことはないわけですか。今までなかったかということと、この3億円という根拠はどういった、根拠は何ですかということです。一時借り入れするというのは、それなりに財政上、36万円だとしても、資金繰りの問題で同じく市の会計の方からかいすると、銀行から借り入れは普通しないと思うんですけれど、ここで毎年やっているなら申しわけなかったんですけれど、出している根拠というのを教えてください。 208 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 209 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 こちらのもの、資金というのは、基本的に府中市に年度当初お金がなかったとき、一応、用地会計の方ですので買戻資金に当たるのがほとんどですので、いわゆる市の出納等にお金がないときに、一時的にお金を借りるために30日分の利子を一応予算計上させていただいているんですが、あと3億円の根拠というところではあるんですが、済みません。こちらの方は例年、土地を買う面積もさまざまではあるんですが、3億円という額をもって限度額、借りられる限度額を3億円と設定させていただいて、その分を借りたときの利子という形で予算計上させていただいております。過去については、執行の方は特にございません。  以上でございます。 210 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。村崎委員。 211 ◯村崎啓二委員 3回目ですので、土地開発公社である程度、そのために土地開発、要するに直買いの話ですよね、今の話は。急にいい土地があったから直買いで買うからということで、今までは土地開発公社で1回買うからという説明があったし、ほかの場合でも、例えば現実的には、競走会計から一時的に借りているとか、そういうことがあるので、今まで入れているからいい、入れているというのが好ましいかどうかはちょっと今後検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。 212 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございますか。臼井委員。 213 ◯臼井克寿委員 これは92ページ、93ページですか、財産収入のうちの財産売払収入、不動産売払収入ということで、先ほど補正のところで1件上がってきたと思うんですけれども、ちょっと考え方を教えてほしいんですが、先ほどの補正では4区画のうち、1区画が競売で売れたというお話があったかと思います。令和2年度において売り払いを予定している区画がどれぐらいあるのかというのを教えていただきたいのと、あと競売をどのような形で進めていく、府中市がどのように進めているのか教えていただきたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 214 ◯佐藤新悟委員長 答弁、願います。どうぞ。 215 ◯三浦直広財産活用課公有地担当副主幹 今年度の当初予算では、今回、科目存置ということで予算の方は計上させていただいているんですが、こちらの方は、基本的に売り払いが確定している年等については予算計上させていただくんですが、まだ売り払い側の収入が確定しておりませんので、今回、科目存置にさせていただいておりますが、今後の見通しとしては、令和2年度の方も、基本的には今のところ、一般競争入札での土地の売り払いというのはさせていただきたいと考えているんですが、今のところ、どこを売るという形について、まだ決定しておりません。それと言いますのは、今年度、基本的に6区画出して、いわゆる1区画しか売れなかったということもありまして、何らかやはりその辺の原因を突きとめた上で、また同じようにただ出しても売れない可能性もありますので、そういうものの調査研究、また今回は、ちょうど昨年の9月から競争入札の方の募集をしたところ、台風が連続で2回来たというところで、その台風が、まだ被害が残っている中が一応締め切り期間ということで、買い控えというわけじゃないんですが、やはり買い時期ではなかったんじゃないかということも一つの原因じゃないかと考えられる部分もありますので、そういう部分も考慮した上で一般競争入札を開催したいとは思っているんですが、土地についての選別はこれから考えていきたいと思っております。  以上でございます。 216 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 217 ◯臼井克寿委員 わかりました。昨年度については6区画を計画していたけれども、要は応札がなかったということなんでしょうね。わかりました。いろいろな競売の方法があろうかと思うんですけれども、もしかしたら、関心を持っている方が見つけづらい、府中市のやり方が見つけづらい可能性もあろうかと思うんですね。たしかにホームページで載っていたと思います。それは私、記憶しているんですけれども、ほかの先進事例があろうかと思いますので、先ほど、今の台風の話で時期の難しさもあると思いますが、未利用の土地をいつまでも抱えているというのも決して健全な状況ではないと思いますので、適切な時期に適切な価格で売却できる方法というのを少し探していただきまして、うまく進めていただきたいと要望申し上げさせていただきたいと思います。  以上です。 218 ◯佐藤新悟委員長 ほかに御発言はございませんか。村崎委員。 219 ◯村崎啓二委員 意見を。本事業の中で3・4・11、3・4・16、重要な都市計画道路で工事を進めますし、周辺の皆さんも期待しているところですので、用地買収、大変だと思いますけれど、都市基盤計画の整備のために引き続き努力していただきたいと思います。本議案は賛成いたします。 220 ◯佐藤新悟委員長 ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 221 ◯佐藤新悟委員長 御発言がないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。本案については可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 222 ◯佐藤新悟委員長 御異議なしと認め、第20号議案は可決すべきものと決定いたしました。  以上で当委員会に付託されました案件の審査を終了いたしました。  以上で総務委員会を閉会いたします。
                   午前11時58分 閉 会 Copyright © Fuchu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...