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令和元年決算特別委員会  名簿 開催日: 2019-09-25
令和元年決算特別委員会  本文 開催日: 2019-09-25

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  1. 府中市議会 2019-09-25
    令和元年決算特別委員会  本文 開催日: 2019-09-25


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               決算特別委員会記録                   令和元年9月25日(水) 午前9時29分 開 議 ◯佐藤新悟委員長 ただいまより決算特別委員会を再開いたします。  ここで、委員の皆様にお願いをいたします。本委員会は平成30年度決算に対する委員会であります。質問に際しては、この点を改めて御配慮いただきますようによろしくお願いいたします。  初めに、赤野委員の質疑を許可いたします。赤野委員。 2 ◯赤野秀二委員 私から、大きく3件質問します。  まず1件目、131ページ、保健医療費の項目番号18の妊産婦・新生児訪問指導費になるかと思って質問します。まず最初に、子どもを妊娠してから母子手帳を申し込みに行った際に、赤ちゃんの訪問の御案内ということで、はがきも一緒にもらって、それで、その後、生まれてから出生(シュッショウ)、出生(シュッセイ)、どっちでもいいのか、通知票ということで出すということが流れとしてはあるようなんですけれども、この出生通知書から新生児訪問の流れ、「こんにちは赤ちゃん事業」ということらしいんですけども、その内容について教えてください。  それで、この内容と対象者、平成30年度では生後4カ月になるまでの赤ちゃんということで、何世帯あって、そのうち、この届けの通知のはがきが市に届いた件数と、届いたところについては、自宅、里帰り先とかいうことはあるんだけども、そういうことで、全世帯に対して実施されているのかどうか、その辺がこの件についての1件目です。  それから、2件目、135ページの屋外害虫等駆除対策費ということと、あと、公園費に対すること、両方に絡むと思うんだけども、要するに、街路、というか、まちなかの木についている害虫、これまでの平成30年度の中では、いわゆる樹木の伐採とかそういった問題が大きな議論になったんだけども、害虫にかかって樹木が伐採されているという、害虫がついて、そういったことがあったと思うんですけども、なぜ害虫直接駆除じゃなくて伐採になってきたのか。あと、公園の樹木でも、この間、チャドクガがついて伐採ということになったと思うんですけども、それも除虫、要するに、殺虫剤みたいなのを使って駆除とか、あと、その他の方法がとれなかったのか、その辺をまず聞いておきたいと思います。これ、公園だけでなくて街路樹にも関係するかもしれないんですけども、よろしくお願いします。害虫駆除のやり方について。  それから、最後は耐震関係です。151ページの耐震アドバイザー事業と161ページの、これは住宅関係費の木造住宅耐震改修等のところで聞きたいんですけども、耐震アドバイザーというのが、やはり非常に重要な仕組みで、府中市、かなり努力していただいたんですけども、前年度実績に比べて、平成30年度、大きく減少しているんですけども、これはあくまで対象となるところを訪問してきて、行くところが少なくなってということなのか、それとも減の要因はほかにあるのか教えてください。  それから、同じく木造の耐震アドバイザー事業を受けて、耐震改修とか進んでいくのかなと思うんですけど、この辺も耐震改修費に至っては前年実績の半分ぐらいになっているんですけれども、この背景について、なぜ減っているかということ、その辺教えていただきたいと思います。  以上です。 3 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 4 ◯子ども家庭支援課長補佐 まず初めに、新生児訪問に関しましての質問についてお答えいたします。  まず、こちらの事業の流れになりますが、妊娠届け出時に出生通知票ということで、赤ちゃん訪問の御案内というはがきの方をお渡ししまして、そちらを返信していただいた方に、助産師または保健師の訪問の方を行っている事業でございます。  ただ、原則、はがきとなりますので、把握の経路といたしましては、病院から気になったりとか、あとは電話、出生通知票を出す前に、育児相談というところで電話が入った方には電話でお受け付けしてというような形で、複数の把握経路がある事業でございます。原則、流れといたしまして、はがきの場合ですが、はがきを出していただくと、出生の状況ですとか、あと、御自宅に訪問してほしいのか里帰りの方で受けたいのかというところの希望を書くところもございますので、そちらを見させていただいて、市内で訪問する、また、里帰りの方の自治体に依頼するというところで新生児訪問の予約という形で事業の方が進んでいくような状況になってございます。  事業の内容になりますけれども、こちらは、先ほど言いました、保健師または助産師の方が家庭を訪問して、赤ちゃんとお母さんの健康状態、子供の発育、発達、育児に関する相談や利用できるサービスの紹介を行っております。また、ほぼ、自治体で今行っていると思いますが、産後の鬱を予防したり早期発見するための産後鬱のスクリーニング検査も実施している事業となります。
     対象の世帯になりますが、申しわけございません、世帯での把握ではなく、あと、こちら、4カ月まで実施できるということになっておりますので、3、4カ月の対象者数を母数としております。平成30年度に関しましては、対象者数が2,013件となっております。あと、届いた件数につきましても、先ほど言いましたように、はがきの件数で捉えておりませんで、連絡等もございますので、おおむねなんですけれども、はがきで把握する件数につきましては約70%、あと30%ぐらいは連絡ですとか、お母さん自体からの連絡というようなところでの件数となっている状況でございます。  全世帯に実施できているかというところでございますが、こちらの方はまだ全戸訪問となっておりますが、全部の世帯に行けている状況ではございません。  以上でございます。 5 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 6 ◯公園緑地課長補佐 それでは、公園の方の樹木の害虫のことについてお答えいたします。害虫がついた樹木について、害虫の駆除ではなく、なぜ伐採をするのかというところ、また、殺虫剤等の散布で駆除ができないのかというところでございますが、まず、薬剤、殺虫剤等の散布につきましては、農林水産省からの通知等で、農薬を散布する場合の健康被害というのが懸念されるということで通知等が来ておりますので、そういった通知に基づきまして、公園での樹木の管理に関しまして、農薬等の散布というのは基本的に行っていないという状況でございます。その中で、害虫がついた場合に駆除するという形になりますと、樹木の剪定か伐採かというような判断になってくるかと思うんですが、樹木の剪定で対応する場合と伐採で対応する場合は、そちらの公園の状況等によりまして、例えば、子供が立ち入ったりですとか、そこで遊ぶような、立ち入れるようなオープンなスペースになってしまいますと、剪定で対応した場合でも害虫がまだ残っているとか、そういったことも懸念されるというところから、個別に対応するんですけども、伐採での対応も行うということになっていることでございます。  以上でございます。 7 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 8 ◯管理課長補佐 次に、街路樹の害虫の対応についてお答えします。公園の樹木と同様に道路の街路樹につきましても、基本的には害虫については、人体に影響ある虫なのかどうかという現場の確認とともに、剪定を基本的にしまして害虫の対応をしている状況でございます。その中で、必要となれば、樹木の方の消毒や伐採の方も進めていっている状況でございます。  以上でございます。 9 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 10 ◯建築指導課長 耐震に関する御質問に順次お答えをいたします。  初めに、耐震アドバイザーにつきまして、平成30年度、派遣が少なくなってきているのではないかという御質問でございますけれども、木造住宅の耐震アドバイザー制度自体については、市民の方からは一定の、来ていただけるということで安心感があるという形の中で一定の役割は担っているかと考えておりますが、昨年、大阪北部の大規模な地震、あるいは北海道の胆振東部の地震などがあった中で、我々としましても、実はこのアドバイザーの派遣等につきましては、件数が上がっていくものかと感じていたところでございます。しかしながら、昨年度後半に向けての取り組みの中で、実際やってみますと、それほど、思ったよりも伸びてこなかったというところがございまして、建築士事務所協会、御協力いただいている協会の方々と昨年度末から定期的に今、打ち合わせ会を設けさせていただきまして、意見交換をしているところでございます。  具体的には、これまでも耐震をやったところのフォローアップに回っていくとか、あるいは啓発的な活動についても、もう少し我々職員も含めて、外に出ていって啓発の方を再度上げていこうかと考えているところでございます。引き続き、このアドバイザーにつきましては有効な手段だと思っておりますので、件数が上がっていくよう我々も工夫等をしていきたいと考えております。  次に、耐震改修費につきまして、前年から比べますと、こちらも結果が上がってこなかったんではないかということかと思いますけども、これも同様に、昨年度、大規模な地震が立て続けにあった中で、もう少しこのところにつきましても上がっていくものかと考えていたところでございます。  一方で、耐震改修にまで至らない中でも、実は傾向が少し変わってきているのかもしれませんが、耐震の診断をした中で、実は除却というものを今回設けているところでございますけども、除却の方が実は満額というか、早期にお申し込みをいただくような状況に今至っておりまして、今、その辺の評価も事務所協会の御協力もいただきながら調査をしているところでございますけれども、場合によっては、耐震改修ではなくて新築、改築の方に住民が向けているのかなというところも感じているところでございます。  一方で、窓口であるとかイベントなどでお話を聞いている限りでは、やはり御高齢の方のひとり住まい、こういったものも大きな課題かと思っておりますので、そういったところのフォロー等も引き続き、いろんな形で取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 11 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。赤野委員。 12 ◯赤野秀二委員 2回目、新生児訪問の事業ですけども、先ほどの答弁の中で、件数というか、要するに、対象者数が、人数わかったんですけど、はがきだけでないよということで、相談とか直接会ったところも含めて、実際は2,013人ですか、2,013件のうち、どのくらいが平成30年度の対象となったのかということと、あと、やはり産後鬱とかそういったことの対応ということで、非常に不安に思っている4カ月までのところで、この事業、本当に全対象世帯が、世帯というか、対象となる人が受けていただきたいと思うんだけども、その辺については、例えば、立川市なんかでは、通知票みたいな、はがきによる申し込みではなくて、市の方から対象となる全世帯を訪問するというふうにネットを見ると書いている、ネットを見るというか、私に知らせてくれた人が見てくださいということで見たら、そういうふうに書いていて、全ての人に対して訪問しますと書いているんですけども、府中市でもそういうことはできないのか。訪問する前に電話で日程を調整しますということでなっているんですけども、府中市でもそういうことができないのか。  例えば、最初の母子手帳を交付した段階で、連絡先なんかつかんでいるわけだから、そういうことができないのかと思っているんですが、その辺についてはどうでしょうか。こちらから積極的に、全世帯を対象にしてやっていくという点について考え方を教えてください。それが1件目です。  それから、さっきの対象となる、実際にこの年度、要するに、連絡なり相談があった件数も含めて、何件ぐらいになっているのかということを教えてください。  それから、次の害虫の関係ですけども、伐採するだけじゃないんだよということでわかりましたけれども、やはり殺虫剤を使えないというのは、そういう指導が国からあったということ。確かに殺虫剤やると、まいているときとか、まいた後なんか、残留農薬なんかが大変かなと思うんですけども、やはり伐採じゃなくて、剪定でできる範囲はできるだけ剪定で木を残すという形をぜひお願いしたいということと、あと、伐採なり剪定に至るまで害虫があって、例えば、チャドクガがついているケース、私、知っているんですけども、そういったケースにおいて、作業が完了するまで、立て札か何か、立ち入らないような注意喚起とかそういったものがされているのか。要するに、ボールなんかぶつけると、平気で毛虫が落ちてきて、それにさわるということも考えられるので、そういう注意喚起は、実際に作業されるまでなされているのか、その辺、2回目教えてください。  3件目です。いろいろな地震とか、そういったものがあってもなかなか進まなかったということはわかりました、耐震アドバイザー、改修についてもですね。それで、除却が確かに若干ふえているんですけれども、除却できるというところは、ある程度住まなくなったとか、そのまま更地として残しておくとか、いろいろ判断あると思うんですけども、改修が進まないというところでは、高齢者のひとり住まいとかそういったことを言われたんだけども、やはり何らかの対応できないかということで、以前あった耐震シェルターってまだあるんでしょうか。要するに、部屋の中で対応するというのが。木造耐震のところで、改修とかそういったところ以外に、シェルターというのが施策の成果を見てもよくわからないんですけれども、そういったものがあって、もっと言えば、全体改修じゃなくて、1部屋しか居住してないという私の知り合いの人もいるんですけども、居住している部屋だけ改修するということについても可能な補助があるのかどうか、その辺、お願いします。  以上です。 13 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 14 ◯子ども家庭支援課長補佐 それでは、新生児訪問の平成30年度の実施件数ですけれども、平成30年度、府中市内で実施した件数は1,657件、他市の方で実施をしていただいた件数が65件となっております。  あと、立川市のように、事前に全件電話をかけたりという取り組みができないかについてでございますが、こちらの実施数を上げるというところは、こちらも課題として認識しているところで、平成30年度から全件面接が始まりましたので、それによって実施数が上がってくるかどうか見ている状況でしたが、やや横ばいになっている状況でございました。こちらに関しましては、他市の実施状況等を見ながら、あと個人情報等も配慮が必要かと思いますので、そちらの方を配慮しながら、全世帯が受けられるように対応の方、考えていきたいと思っております。  以上でございます。 15 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 16 ◯公園緑地課長補佐 それでは、害虫の関係の2回目の御質問にお答えいたします。害虫等の駆除ですとか伐採、剪定の作業をされるまでの注意喚起の方法等ということでございますが、例えば、市民の方から、害虫がついている樹木がありますよという発見ですとか、そういった市民の方からの通報があってから実際に作業するまでの期間というのは、こちらで現場を確認等させていただいて、必要に応じて注意喚起等、ここに害虫がいますよという看板の設置ですとか、そういったことの対応はしているんですけども、全ての通報に対して対応できている状況ではないというのが現状でございます。実際に作業している際には、作業中については当然、安全管理を徹底しておりますので、注意喚起ですとか立入禁止とか、そういった処置はしているという形になっております。  以上でございます。 17 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 18 ◯管理課長補佐 同じく街路樹につきましてお答えさせていただきます。作業中はもちろんお知らせの方をさせていただくんですけど、作業に入るまでの間は、必ずしも皆さんにその旨を伝えている形ではやっておりません。しかしながら、その虫が人体に影響するとか、現場の状況から、その場を、その木の下を通らない方がいいときは、木に注意喚起のビラを貼らせてもらったり、皆さんにその旨がわかるような形で対応していきたいと考えております。  以上でございます。 19 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 20 ◯建築指導課長 耐震に関するシェルターの関係についてお答えをさせていただきます。耐震シェルターにつきましては、委員おっしゃるように、耐震の関係で、改修費の制度として実はございます。ただし、過去5年間で言いますと、実は1件しか申請がなかったものでございまして、その状況につきましても、事務所協会の方々、御協力いただいている方々ともいろいろ意見交換をしているところでございますが、耐震シェルターにつきましては、制度のうちの補助をいたす中で、最大30万円の補助という形はしておるところでございますけれども、いろんな形が国等から示されているものがございまして、ベッド型のものから、部屋を丸ごと補強するもの、さまざまなタイプが実は出ているところでございます。建物を補強するというわけじゃなくて、人が寝ているところを補強するというものになりますので、かなり高額なものになるという結果が出ているところでございます。  このような中から、物自体はいろんな物が市販でも出ているところでございますけれども、実際に流通しないというか、そういったものが採用されないというところでございます。お話を聞いた中でございますと、シェルターにするよりも実は建物を改修した方が安かったりとかそういうものもございますので、個々の建物の状況により対応していると聞いております。  以上でございます。 21 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。赤野委員。 22 ◯赤野秀二委員 1件目ですけれども、今後できるだけ全世帯が対象になるように検討していくということだったんですけれども、ぜひお願いします。実は、私の娘の方が、このはがき、もらったけども、気兼ね……、気兼ねという言い方をしたんだけど、気兼ねして、来てもらうのも申しわけないということで出さなかったそうなんですけども、やはりそういう気遣いは無用と思うので、ぜひ積極的に市の方から全世帯の訪問を行っていただきたいと思います。  以上です。ぜひよろしくお願いします。1件目、終わります。  それから、害虫の駆除なんですけれども、わかりました。注意喚起の札を立てている場合もあるけども立ててないケースもあるということなので、市民が連絡してから、実際に対策をとられるまで、連絡した市民の方は、非常に有害な害虫だと思って、はらはらしながら、下を通る人がいたらお話をしているとかそういったことがあるので、ぜひ市が確認して以降、そういった注意喚起の立て札など、わかるように対応していただきたいと思いますし、街路樹の方も今後検討するということなので、ぜひよろしくお願いします。  最初言いましたように、できるだけ剪定で済めばそれでお願いしたいと思います。伐採というのは、やはり市民の方から、せっかく育っている木、たとえ害虫がついていたとしても悪いのは木じゃないよということで話がありますので、ぜひ剪定ができる部分についてはお願いします。  それから、耐震についてはわかりました。いろいろあって、改修の方が安くなるケースも多いということなので、改修できないというのもあるんでしょうけども、その辺は今後も助成拡充なんかも含めて、耐震改修が進むように努力していただきたいと思います。  以上申し上げて終わります。ありがとうございました。 23 ◯佐藤新悟委員長 以上で赤野委員の質疑を終了いたします。  次に、竹内委員の質疑を許可いたします。竹内委員。 24 ◯竹内祐子委員 私からは5件。135ページ、157ページとちょっとまたぐんですけども、環境衛生費、公衆トイレ管理費、土木費、都市計画総務費について、西府駅の北公衆トイレと府中駅西公衆トイレ、多磨駅、府中駅等の公共サイン設備事業についてお伺いいたします。  市民の要望に応えていただき実現した事業として、とても喜ばしく思っている、まず、府中駅の西公衆トイレについてですが、設置に当たって御苦労された担当者の方、所管部署の皆様にはお礼を申し上げたいと思います。  要望に対しては市民との協議をされたということでしたので、先日の陳情にもありましたとおり、府中駅の西公衆トイレに関しては外国語表示がないことや、トイレに設置してある案内板の小ささ、すぐに目視確認できるかと言われると、やはりわかりにくいということは私も現地で確認をして感じました。誰でも使えるだれでもトイレ、男女トイレの区別については、障害のある方からは、できる限りだれでもトイレを利用する人、ここでは障がい者の方を指しておりますが、優先してほしいとの声があります。車椅子を利用する方にとっては、男女トイレを利用したくてもできないという理由もありますので、考慮をしてほしいという理由からです。だれでもトイレがあることによって、そこで実際休憩をしてしまう人や、場合によっては食事をとるという人もいるという、そういう事例もあるそうです。場所がわかりやすくて用途、目的を明確にする表記にすることを求めていきたいと思いますが、公共サイン整備については、観光インフラ整備の支援助成金の、歳入の際に早まって聞いてしまったということがあって申しわけございませんが、総合案内板の設置と仕様について、確かに外国語の説明があるということは確認できたんですけども、ピクトグラムの説明について、多言語で表記がしてあるだけでした。しかも、とても小さいです。これが設置してあるから大丈夫だろうという考え方ではなくて、できればわかりやすいような表記にしていただくというのが正直な感想でした。駅や空港などでは公共サインとして取り入れられているのは、実例としては床面サインというような、必要としている方がルートを誘導されて、その道をたどっていくとその場所に着くというようなサイン表示で、誰が見てもわかり……。 25 ◯佐藤新悟委員長 竹内委員、質問を明確にお願いいたします。 26 ◯竹内祐子委員 済みません。わかりやすい、理解のできる公共サインの表示をお願いしたいと思います。公衆トイレと公共サインについては、府中のまちなかでのユニバーサルデザインに対する考えがどうなっているか、お願いします。また、現行の公衆トイレの管理方法についても教えてください。  次に2件目、商工費で観光振興事業費。清水委員が質問されていて確認できた部分もありましたので、ここでは私の確認なんですけども、外国人観光客をターゲットにラグビーのPR、動画を成田空港で放映したのに約2,638万円で、外国人観光客の誘致促進事業については、インターネットを活用した広告宣伝、同じく2,638万円ということなんですけども、どちらもラグビーのワールドカップにおけるインバウンドを目的として講じられたということですが、どの程度の見込みが設定されていたのか、費用対効果として現時点での評価をお願いします。  次に、土木費の157ページ、公園費ですが、施策の成果による2件のトイレ改修については中央公園と押立公園の改修かと思いますけれども、今後の改修計画や防犯対策について検討していることがあれば教えてください。  あと、153ページ、道路維持費、施策の成果では67の221ページ、道路修繕についてです。これは、先日の説明では北西部の地区ということで御説明があったんですけども、現在、府中市で占用工事が行われている箇所が多く見受けられるんですが、今回の改修について、道路のライフサイクルコスト縮減と長寿命化においてはどのように考えがあるのか教えてください。  以上です。 27 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 28 ◯環境政策課長 まず初めに、トイレのユニバーサルデザイン、案内板の関係でございますが、案内板につきましては、東京都の方で作成しております「国内外の旅行者のためのわかりやすい案内サイン標準化指針」というものに基づきまして、ユニバーサルデザインに沿った対応としているところでございます。また、外国語表示につきましても案内板等でピクトグラムを採用するなど、英語、中国語、韓国語での表記ということで誘導しているところでございます。  続きまして、トイレの管理ということでございますが、西府駅にございます公衆トイレにつきましては、清掃委託という形をとっているところでございます。また、府中駅にございます、だれでもトイレの部分につきましても、本市が清掃委託という形で対応しているところでございます。併設されております男女トイレにつきましては、鉄道事業者の所有のトイレとなっておりますので、そちらに対し、清掃の負担を市の方でしているという状況で管理をしているところでございます。  以上でございます。 29 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 30 ◯経済観光課観光・おもてなし担当主幹 観光の関係の御質問にお答えさせていただきます。  まず、金額につきましてもう一度整理させていただきたいんですけれども、SNS等を活用した事業につきまして1,550万円、それから、映像関係、成田空港関係につきまして1,088万8,000円という内訳になって、合計で2,600万円という形になっております。  こちらの見込みと評価というところでございますけれども、なかなかこちら、単体での見込み、評価というのは難しいところがあるんでございますが、こちらの動画等を流すことによりまして、この期間中も含めまして、多くの外国人の方がいらっしゃいます。最近、日本にいらっしゃる外国人の方、リピート率が非常に高くなっているものでございますので、今回お越しの方で府中に来ることができなかった方に対しましても、次回、それ以降につきまして、ぜひ府中に来ていただくきっかけになるような形ということで広告をさせていただいているところでございまして、一人でも多くの方に本市を訪れていただきたいものと考えているところでございます。  以上でございます。 31 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 32 ◯公園緑地課長補佐 それでは、公園のトイレについての御質問について順次お答えいたします。  まず、公園トイレについての改修計画等があるかというところでございますが、公園施設のトイレ等の便益施設につきましては、現在、インフラマネジメント計画の中で、トイレ等の施設については集約化あるいは合同化を実施していくということで、そういった取り組みの方向性は出させていただいていますが、個別にこのトイレをこうというような、そういった個別の計画というのはまだ用意してないというところでございます。  続きまして、トイレの防犯対策というところでございますが、確かに現在、公園のトイレ等では、いたずらですとかそういったものが多かったり、そういったところで犯罪対策というところで、こちらとしても現在苦労しているというところは実際ございます。そういったトイレ等の改修に合わせて、設備的に防犯的な対策を取り入れたりですとか、公園全体として犯罪が起きにくいような公園の管理をしていくですとか、そういったところで対応していこうということで今現在は考えているというところでございます。  以上でございます。 33 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 34 ◯管理課長補佐 次に、占用工事が市内で行われていますが、道路管理に関しての縮減に関するお答えをいたします。市内の中で他企業、ガス工事や水道工事で行われる工事が市内で行われているんですけど、これによって、今、道路が掘り返されるとか、どんどん悪くなってしまうのじゃないかというお話かなとは思われるんですけど、他企業とは3カ月に1回、道路の調整会というのを開いていまして、なるべく掘り返しがないようにしたり、あとは市の方での道路工事の予定のラインをお知らせしたりして、なるべく水道工事にしても市の工事にしても、その後に道路がまた掘り返されたり、さらにお金がかかるような形にならないように調整をしている状況でございます。  以上でございます。 35 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 36 ◯都市整備部次長 道路のライフサイクルコストの考え方ということでございますが、現在、インフラマネジメント計画の中で、この取り組みをすることで、コストを含めて適正な維持管理ができると考えておりまして、その中で、例えば、道路の路面性状調査をした中で、MCIという指標がありまして、その数値がどのように劣化しているかというのを検証した中で、適切な時期に補修をするなど、ライフサイクルコストを考えた補修計画を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 37 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。竹内委員。 38 ◯竹内祐子委員 ありがとうございます。東京都の指針ですとか案内板の普及ということで努めていただいていると思うんですけども、案内板がここにあるから、それでもう事足りるというような状況ではなくて、やはり訪日の外国人に対してはおもてなしの気持ちで、例えば、トイレだったりとか案内をつくる。障害のある方では、そういった案内を周りの方に頼んでもうまく話せなかったりコミュニケーションがうまくとれないという場合は、やっぱり目で見てもわかりやすいというのは大事かなと。ユニバーサルデザインに関しては、誰にとってもわかりやすい、そういった表示は、障害がある方や外国人にとっても優しいものですし、そういった誰にとっても優しいものは、住む方に対しても、よりよい、住みやすいまちになっていくと思いますので、今後も進めていただくようにお願いいたします。管理についても同じように、利用者の声を聞いて、よりよく改善するように努めていただければと思います。  これに関してなんですけども、観光庁からは、訪日外国人の旅行者受入環境整備緊急対策事業ということで、地方での消費拡大に向けたインバウンド対応支援事業として、ことしの10月31日までに応募が設定されていて、補助金が出るような、国のそういった事業もあります。これはトイレの改修を目的としているもので、それに対しての補助金が国から3分の1出るということなんですけども、それ以外にも、外国人の方への観光案内所だったりとか、デジタルサイネージだったりとかVRの機器だったりとか多言語案内用のタブレットの端末を入れたり、案内標識、掲示物などの多言語化、無料の公衆無線LAN、環境の整備に対する経費などにも使えると多岐にわたっておりますので、こういった補助を今後活用していっていただくことを期待しております。また、そういった活用の考えがあるかどうかだけ聞かせてください。  それに関連しまして、観光振興事業に関しましては、SNSや動画の配信で多くの外国人の方の見込みはとれるということなんですけど、具体的な数字がないというところで、今後それをどういうふうに具体化していくのかなというところは気になります。観光スポット、いわゆる訪日外国人の旅行者の方が毎年一定数訪れているとされるような観光施設、外国人が訪れている数をどうやって把握していくのか、具体的な方法があれば教えていただきたいのと、また、府中市の場合、そういった観光スポットはどういうところが当てはまると考えているのか教えてください。  公園に関しては、インフラマネジメントの計画で集約して合同化していくということで、今後の改修に関しては、さまざまな話し合いの中で必要に応じてやっていただけるということなんですけども、防犯対策に関しては、積極的な整備ですとか、公園全体を見て対策していただけるということなので、ぜひやっていっていただきたいんですけども、まだまだ日本の公園というのは、「防犯」というキーワードが余り踏まえて設計されていないというところが多くて、公共トイレの防犯性能が低いということもあります。府中市の場合は、公園自体は視界が遮られるというような、壁があったり木々に囲まれていることはほとんどないかと思うんですけれども、男女共用だったり入り口が男女同一であったり、また、入り口自体が壁で遮られて、中に進むとちょっと見えない。中に進むと男女一緒だった。そういったような場所もありますので、公園でお子さんを安心して遊ばせたいという保護者の方、願いもありますので、防犯面、強化しながら改修、既に取り組んでいらっしゃるかと思いますが、しっかりと進めていただきたいと思います。再質問はございません。  道路の維持費に関しましては、同じようにインフラマネジメント計画の中で計画されていくということなんですけども、他の企業の工事、私、結構よく見るんですけども、水道工事だったりガス管の改修工事だったり、間隔的にすごい短い距離で何カ所も工事をして、平面であればいいんですが、凹凸があったりとか、しばらくするとそこに段差が出てしまったりとかして危ないと感じられるところも多く見受けられます。  私の住んでいる地域では、しみず下通りと東郷寺下の交差点のところは大型車の通行も非常に多くて、道路のひび割れや段差も目立っています。一方では、府中駅の周辺では、現在は旧甲州街道の舗装工事が夜間行われております。そこまで損傷しているとは見受けられなかったんですけども、これはどういった基準で行っているのかというところを教えてください。お願いします。 39 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞお願いします。 40 ◯財政課長 一般的な回答になってしまいますけど、国や東京都の補助金等の活用につきましては、それぞれの主管課において対象事業を抑制させる中で、そういった補助金が活用できるものについては鋭意活用していくということで努めていくということでやってございます。  以上でございます。 41 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 42 ◯経済観光課観光・おもてなし担当主幹 続きまして、観光客数の見込み等の調査の具体的なところでございますけれども、現在、東京都におきまして、観光客の動態調査というものを実施しておりまして、府中駅周辺の観光スポット、大國魂神社ございますが、周辺で言いますと、観光情報センター、それから、郷土の森の博物館の周囲にございます観光物産館、また、サントリーの工場などの状況を調査しているところでございます。  さらに現在、臨時の観光情報センターというものを府中駅に設置しておりまして、そちらでも調査を図っておりますので、こういったものを活用していきたいと考えております。  以上でございます。 43 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 44 ◯管理課長補佐 続きまして、市道の補修の基準ということなんですけど、こちらの方は路面の性状調査という調査を行っておりまして、その中で数値が悪かったところから順次、作業の方、進めております。  以上です。 45 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 46 ◯都市整備部次長 道路内の占用物に関する部分での工事ということでございますけれども、道路の中に占用されるものにつきましては、ガス、上下水、また電気などがございまして、道路の表面の基準ということではなく、そういう占用物の必要性、需要がある中で占用物に対する工事がされることになっております。これにつきましては、沿道の住環境の負担を減らすために、道路上の工事調整会議というものを開いて、できるだけ負担が少ないように調整をしているところでございます。  以上でございます。 47 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。竹内委員。 48 ◯竹内祐子委員 もちろん国の補助に関しては所管の部署が判断するということなんですけども、ぜひ積極的にこういった活用を行っていってください。  観光スポットに関しては、東京都が調査を基本的にはされているということなんですが、きのうの答弁の中でも、インバウンドの考え方というか、そこで調布のファンゾーンに府中市のブースを出していて、記念の乗車券が配布されるということだったんですけど、これはどちらかというと日本人に向けての誘導効果なのかなと感じました。2020年大会に向けて軌道修正、方向性の確認等をしておいた方がよいのではないかと思いました。  提案としては、インバウンドであれば、海外ドラマのロケ地誘致というのを他の自治体は行っていて、例えば、タイの映画、ドラマの舞台となった佐賀県では、タイからの観光客が年間で12倍になったということで、それも万単位の人で全然変わってきているということです。ロケ地となった神社は、いわゆる聖地巡礼ということで、タイ人の観光客、頻繁に見られるということになりました。府中市にも歴史、文化を感じられる史跡や郷土の森、芸術の森などがありますし、外国人のインバウンド効果についても有効ではないかと考えています。「ノーサイド・ゲーム」のロケ地としても使われまして、日本人の観光客に対しては情報発信することができましたので、ぜひともそういった海外に向けての取り組みでしたら別の方向性を考えていただくというのも手じゃないかなと思っています。
     公園に関しては、私も前々からかかわっている地域の方々が、押立の場合は市民要望が上がっていて、改修されたこと、すごく喜んでいらっしゃいました。高齢者の方も多くて、お散歩のコースにもなっておりますので、歩行者用の通路の舗装もされて、本当に急にトイレに行きたくなった際も安心できる、とても歩きやすくなったという声がありました。ぜひ今後も改修、必要とされている既存の公園、トイレについては積極的に進めてください。よろしくお願いいたします。  道路についてなんですけども、やはり占用の工事があるということで、そこの部分は理解できるんですけども、実際に府中駅中心地であれば、道路のメンテナンスはすごい進んでいると感じるんですけれども、中心地以外のところではどうなっているのか。地域で格差が起こっているようにも感じておりますので、そういった部分に関しての積極的な道路メンテナンス、今後の道路のメンテナンスを確立して長寿命化を行っていくような、それを目指すように、施策、ぜひともよろしくお願いします。  以上です。 49 ◯佐藤新悟委員長 以上で竹内委員の質疑を終了いたします。  続きまして、結城委員の質疑を許可いたします。結城委員。 50 ◯結城 亮委員 私からは、土木費で2件お願いします。これは156ページ、都市計画総務費、鉄道駅整備事業にかかわって1件です。平成30年度、2018年度も共産党として、市内の駅の安全ホームドアの設置、これを要望いたしました。JRあるいは私鉄への安全ホームドアの設置の申し入れの状況、あるいは鉄道事業者の反応をお答えいただければと思います。  2件目です。161ページの、これは住宅管理費の木造住宅耐震費にかかわって1件お願いします。これまでも木造住宅の耐震は、赤野議員などもいろいろ一般質問などで取り上げました。私からは、この事業の進め方及び市民の対応について、そういう視点で確認させていただきたいんですが、これは参加された方から実際に伺った話ですが、この事業で住宅耐震地域啓発隊というのが組まれました。自治会、町会を対象としたそうした啓発事業でありますけど、昨年度は何回実施したのか、まずこれを確認してお聞かせください。  これ、私も実際に見に行って参加をさせていただきました。啓発活動として、府中公園で福祉まつり、建築指導課の方がブースを出しておりました。啓発活動されておりましたが、そのブースに来た人数、来場者数、アンケートなどをされたと思うんですが、その傾向が、もしまとめてあれば教えていただきたいということです。これも、参加された方から伺ったんですが、この事業を進めるに当たって、毎年、商工会議所で市内事業者向けの説明会を実施されているということでありますけども、昨年度参加された事業者数を教えていただきたいと思います。  以上です。 51 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 52 ◯計画課長補佐 初めに、ホームドアに関する御質問にお答えいたします。市では毎年、市内に駅があるJR、京王電鉄、西武鉄道の鉄道事業者各社に対しまして要請行動を行っておりまして、本年につきましては8月に、それぞれの鉄道事業者に対しまして、安全対策の充実としてホームドアの設置を要望しております。各鉄道事業者の反応につきましては、まずJRについてでございますが、2032年度末ごろまでに、東京圏在来線の主要路線全駅にホームドアを整備していくと伺っております。次に、京王電鉄及び西武鉄道についてでございますが、利用者が1日10万人以上の駅への設置を優先的に進めていくということでございました。なお、市内におきましては利用者が10万人以上の駅はございません。  以上でございます。 53 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 54 ◯建築指導課長 耐震に関する御質問に順次お答えをいたします。  初めに、昨年度の住宅耐震地域啓発隊の派遣でございますけれども、昨年度は3回ほど実施をしているところでございます。  次に、福祉まつりの出店ということでございますが、総合防災訓練でも同様のことを実施させていただきましたけれども、このブースのところに、アンケートのようなものということでございますが、実はクイズでございまして、クイズの中には、耐震の重要性であるとか、あるいは地震の被害状況であるとか、昨年度からは危険なブロック塀のパネル展示などもさせていただきまして、そういったものにお答えをしていただいた中で御参加をさせていただいているところでございます。参加人数につきましては、昨年度は378名の御参加をいただいたところでございます。  次に、昨年度の商工会議所における市内事業者向けの説明会に参加した業者様の数ということでございますけれども、昨年度は54社、参加者は59名御参加いただいたところでございます。  以上でございます。 55 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。結城委員。 56 ◯結城 亮委員 1件目の安全ホームドアの設置の件ですが、最近の新聞で、東京都が鉄道駅での転落防止事故を防ぐために、鉄道事業者にホームドアの設置の補助の拡充をするという記事がありました。これは10万人未満の駅も対象にするという記事でありました。党としては、都内のJRと私鉄の整備率がまだ23.8%だということで、鉄道事業者に整備計画の策定を求めるというような記事がありましたので、ぜひこの機会を捉えて積極的に府中市内での安全ホームドアの設置もぜひ強く要望していただきたいということをこの際お願いをしたいと思います。  それから、耐震の啓発隊の件で2回目なんですが、この質問をなぜしたかといいますと、昨年、市民の方、あるいは市内事業者の方から、昨年の秋ごろだったと思うんですが、住宅耐震の地域啓発隊という、その説明の中で、ブロック塀の安全性についての説明があったというお話でありました。福祉まつりと総合防災訓練では、このブースにはブロック塀の点検チェックポイントなどを示して、パネル展示が始まっていたということでありました。2回目伺いたいんですけど、自治会、町会を対象とした住宅耐震地域啓発隊、非常に有効な手段というか、ツールだとは思うんですね。もう少しこれを、せっかくなので広報などを活用してもらって、多くの市民に知っていただくような機会になれば、そういうふうに取り組んでいただきたいなと思うんですけど、この点、考えを伺いたい。  それから、この点もこの際、触れたいんですが、ことし3月の予算特別委員会で、耐震のほかに危険なブロック塀の予算化に当たって、市内業者あるいは民間団体、建設組合などと協力して進めていただきたいという話を要望いたしましたが、今年度の商工会議所の取り組みで、毎年実施している市内事業者向けの説明会に参加をされた市内業者の方から、例年になく市が積極的に協力していると伺っておりますが、今年度参加した業者の数、また、例年とは違う説明会なのかを教えていただきたい。  以上です。 57 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 58 ◯建築指導課長 初めに、住宅地域啓発隊の取り組みかと思いますけれども、この住宅地域啓発隊の周知につきましては、これまでも広報の掲載やホームページなどを活用して情報発信をしてきております。ところがというわけじゃないんですけども、なかなか件数が上がってこないというところもございますので、引き続き福祉まつりや、私ども、総合防災訓練などにも、私も含め、職員が直接市民の方々のところに参りますので、こういったところを機会と捉え、周知に努め、有効な手段として今後も取り組んでまいりたいと考えております。  次に、市内業者向けの説明会のことかと思いますけれども、委員おっしゃるとおり、今年度から若干やり方を変えさせていただきまして、今年度は6月11日にむさし府中商工会議所で開催された講習会に参加された事業者様として、今回は58社、参加者としては61名の方に御参加をいただいております。この中には、昨年度とはちょっと変わっておるのは、委員おっしゃるように、ブロック塀の安全対策の助成制度についても御説明をさせていただいたところでございます。なお、事業者の方から、今回の参加に間に合わなかったということで、追加で説明会を開催してほしいということで、商工会議所に再度お申し込みいただきましたので、その後も2回目ということで、7月25日に緊急で、また商工会議所の方で講習会を開催させていただきまして、そのときに11社、参加者としては13名の方に御参加いただいたところでございます。引き続き商工会議所と連携を密にさせていただきまして、住宅耐震、ブロック塀もそうですけれども、市内業者の方々の御協力をいただかないと、この事業、進んでまいりませんので、そういったところにしっかりと丁寧に対応してまいりたい、お願いしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 59 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。結城委員。 60 ◯結城 亮委員 じゃ、3回目なんで意見。啓発活動については、引き続き市民の方と直接触れ合うというような形がやっぱり有効だなと思いました。また、そういうイベント、防災訓練の啓発も有効でありますし、特に自治会、町会などの集まりで高齢者の方には非常に有効だなと、そういう集まりでの説明というのは有効だなと思います。職員の方も大変だと思いますが、ぜひよろしくお願いします。  それから、先ほど言いましたけども、市内業者、商工会、あるいは建設組合、そうした方々と大いに連携をされて、また、市内業者の方も市民に啓発をする、大いにその機会を捉えて、ぜひ協力体制をしっかり構築して、この耐震制度を進めていただきたいということだけ申し上げて終わります。 61 ◯佐藤新悟委員長 以上で結城委員の質疑を終了いたします。  次に、西の委員の質疑を許可いたします。西の委員。 62 ◯西のなお美委員 3件、よろしくお願いします。  衛生費から、まず138ページ、ごみ減量推進事業費になりますでしょうか、府中公園などで行われているお祭り、桜まつりですとか環境まつりなどありますが、ここで出るごみについて、こちらはごみ減量推進課の方などで、経費だとか量とかそういったことについては把握をされているかということと、そこでのごみ減量の取り組みなどがもしあるようでしたら教えてください。  2件目は農業費、農業公園整備事業費についてです、144ページ。農業公園につきましては、平成30年度後半に市民向けのワークショップがあったかと思います。こちらの中で出された意見、どのようなものがあったのかということと、あと、それが基本設計などにどう反映されたか、また、そのほか、何か反映されたことなどがありましたら教えてください。  そして、3件目です。消防費になります。160ページ、162ページあたりかと思います。このたびの千葉の台風の被害を見まして、情報伝達の大切さというのを非常に感じました。携帯基地局が使えなくなり、また、電話やインターネットなどが使えないということで情報が得られないということは本当に大変なことだと思いました。そこで、FMラジオの活用についてお聞きしたいと思います。これまでも一般質問などで議論がされてまいりましたので、その経緯を踏まえてお聞きします。府中市にもコミュニティFMが開局しておりますので、ぜひ連携していただき、特に災害の際などについては活用できるのではないかと思います。災害時の協定などを結ぶという考えはないでしょうか。また、もし協定を結ぶということがありましたら、その中に緊急情報を自動的に伝送する機器や通信回線の構築なども入れていただけたらと思いますが、そういったことについてお考えがあれば教えてください。  以上3件、お願いします。 63 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 64 ◯ごみ減量推進課長補佐 桜まつり、環境まつり等の府中公園で実施しているお祭りについて、ごみ減量推進課で把握しているかということについてお答えをさせていただきます。  こちらのごみにつきましては、各実行委員会の方でそれぞれ事業者と契約をして排出をしているところがございますので、ごみ減量推進課では把握をしておりません。ただし、こちらの事業につきましては、排出場所で各委員がついてしっかりとごみの分別の方はされているとは認識をしております。  以上でございます。 65 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 66 ◯経済観光課農政担当主幹 農業公園のワークショップで出された意見等でございますが、体験の学習施設については、農作物育成に関する講義や、自分たちで育てた試食会などができるような設備の充実を図ってほしい、ほかに、防災機能を具備した公園にしてほしいとか、あと、畑につきましては、単なる家庭菜園ではなく、もう少し本格的な農業が行えるような畑にしてほしいというような、さまざまな御意見がございました。また、その意見の反映でございますが、本年度、令和元年度に実施設計を行っていく中で、さまざまな要望等を取り入れられる部分については取り入れて実施設計を行いました。  以上でございます。 67 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 68 ◯防災危機管理課長補佐 続きまして、災害時の情報伝達におけるラジオの活用についての御質問ですけども、今現在、FM府中とは災害時の協定を結ぶために調整を進めているところでございます。なお、その中で自動的に緊急の情報を流せるような仕組みというところは、今のところは協定の内容には入ってない状況でございます。  以上でございます。 69 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西の委員。 70 ◯西のなお美委員 ありがとうございました。  まず、お祭りのごみの件です。これは私の方でいろいろ調べさせていただきました。桜まつり、環境まつり、福祉まつりなど、これ、実行委員会形式でされているところが多くて、内容は本当にさまざまでした。何トントラックにひっくるめて回収したりとか、あと、きちんと分別してリサイクルしているとか。あと、環境まつりについては、リユース食器を使い、出店者から出たごみは出店者が持ち帰るということで、事業としてはごみがゼロだったということで大変すばらしいと思いました。  このお祭りについては、そういうわけで、お祭りによっては非常にたくさんのごみが出ているということはわかりました。こういったことが想定されていますので、ぜひこちらもごみ減量の取り組みの一つとして、それぞれが主催する主管課ですとか実行委員会の方にさまざまな情報を流すとか、ごみ減量に向けての取り組みというものを期待したいと思うんですけれども、そういった考えについてはいかがお考えでしょうかというところをお願いします。  農業公園については、ワークショップの内容、わかりました。防災への要望ですとか本格的な農業に取り組みたいという声があったということで、今年度実施設計に取り入れていくということでした。私もワークショップ、参加をさせていただきました。近隣の方ですとか農家の方なども参加されて、基本設計の中でもかなり細かい要望も出て、それを取り入れていただけたのかと思います。そして、お聞きをしたいのは、今後の予定としましては、当初の予定どおりですと、2021年の2月に供用開始ということで、まだ時間もあります。農業公園、整備に係る基本方針、これは平成29年6月に出されているものなんですけれども、案が出ているものなんですけど、こちらの中で運営について、公設民営方式の導入と市民協働参画型の仕組みづくりということが提案されています。地域を中心にさまざまな主体が運営に携わることができる市民協働参画型の仕組みづくりを目指しますということでした。ですので、供用開始までにぜひ近隣の住民の方ですとか、市内でも農業に関心のある方、最近ふえていますので、そういった方を一緒にワークショップをしたりとか学習会をしたりとかという取り組みが今後の市民協働参画の仕組みに必要だと思いますが、その考えについてはいかがでしょうか。お考えをお聞かせください。  あと、FMラジオについては、協定を結ぶ調整が進んでいるということをお聞きしました。しかしながら、緊急情報の自動伝達については予定がないということでした。こちらの緊急情報を自動伝達するというところについては、緊急の際に大変必要なものだと思います。今お聞きした協定の内容だけですと、何かあったときにFM局がスタジオ、また放送送信所が無事であれば使えるかもしれないというようなところかと思いますけれども、この自動伝達装置があることで、自動起動ラジオというシステムが使えるということでした。この自動起動ラジオシステムというのを使いますと、防災無線のかわりに使うことができるということで、例えば、このたびの千葉のような災害が起こった際にも、防災無線がダウンしても使えるということですので、ぜひ協定の中にそういったことを取り入れていただきたいと思いますが、そういった考えていただける余地はございますでしょうかということをお願いいたします。 71 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 72 ◯ごみ減量推進課長補佐 主催するお祭りの実行委員会等へ、ごみ減量に関する周知についてでございますが、こちらにつきましては、関係部署を通じまして、イベントごみの削減についての事例等ございましたら周知の方をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 73 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 74 ◯経済観光課農政担当主幹 続きまして、農業公園の運営方法についてでございますが、管理運営につきましては、ワークショップにおいてもさまざまな御意見がありましたが、本市といたしましては初めての試みになりますので、先進自治体を参考に検討してまいります。現在のところは、施設管理・運営などをまずは民間に委託し、2年から3年程度の管理を行い、その中で浮き彫りとなる農業公園のよいところ、悪いところをさまざま精査し、その後、管理運営について民間に委託するのか、NPO法人に委託するのか、指定管理者にするのかなどの選択肢を慎重に検討していく必要があると認識しております。  また、どのような手法を選択するにしても、農業公園周辺の農業者の協力がなければ絶対に成り立たない公園ですので、農業者等の意見を参考にしながら管理運営等を検討してまいりたいと考えております。  以上です。 75 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 76 ◯行政管理部危機管理担当副参事 FMラジオの緊急伝達装置の関係でございますけど、まず、今回の協定については、お互いにできるところから行うという考えで行っております。市として期待しているのは、災害が起きた際に、避難所等の情報なんかを流していただければとまずは考えております。今後、FM府中、おつき合いの中で、緊急伝達装置については、お互いに相談しながら考えていきたいと思っております。  以上でございます。 77 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西の委員。 78 ◯西のなお美委員 ありがとうございました。  まず、お祭りのごみについては、ぜひ取り組みを積極的にお願いしたいと思います。こちらで、例えば、調布市が取り組んでいるんですけれども、割り箸を集めてリサイクルをしていると。製紙工場、紙をつくる工場などに持ち込んでいるということをお聞きしました。府中市内でも、市の東部にある自治会の方々では、お祭りなどイベントした際に、割り箸をわざわざ分別して、府中市ではやってないので、わざわざ調布市に持ち込んでいるという声を聞きました。ぜひ府中市でも取り組んでいただきたいという声がございましたので、ぜひ御検討いただけたらと思います。  先ほど、ちょっとお話ししましたリユース食器については、環境まつりの件で確認をしましたら、リユース食器を扱っているところが、障がい者の方の就労支援をされている事業所だったということもあります。割り箸の件に関しましても、そういった就労支援につながるという視点もございますので、ぜひ御検討いただけたらと思います。  あとは、これもぜひ取り組んでいただきたいこととしましては、今、大変問題となっておりますプラスチックごみ、お祭りなどでは大量に出ると聞いています。ただ、こちらも実行委員会によっては、できるだけ燃えるごみ、紙食器を使ってほしいというようなことで取り組んでいらっしゃるところもあるということでしたので、ぜひ情報共有していただきまして、環境に配慮したお祭りの運営をお願いできたらと思います。  以上です。  そして、農業公園については、まず二、三年は民間委託を検討しているということでした。民間委託をする場合でも、例えば、世田谷区の農業公園については、当初から民間委託する条件の中に、市民協働の視点を入れた内容を入れています。要は、最初から指定管理とか民間委託に出すというものではなくて、最終的には市民が担うということでの契約をしているということでした。慎重に進めていただくのは結構なんですが、公設民営方式の導入と市民協働参画型の仕組みづくりということですので、仕組みをつくるのには時間がかかると思います。ぜひ市民を巻き込んだ運営の手法について、また、供用開始までの活動についてもまだ時間ありますので、ぜひ取り組みをお願いしたいと思います。  そして、防災の件、FMラジオの件です。まずは、できるところからということでした。しかしながら、今の災害、千葉の様子を見ますと、本当に府中市でもいつ起こるかわからないなと非常に危機感を持っていますので、早急に検討していただけたらと思います。FM府中のラジオ局については、現状では送信所はおおむね2日間電源を備えているということでした。しかし、やっぱり緊急情報が伝わらないということでは防災ラジオの意味がありませんので、例えば、これ、葛飾区なんですけど、防災協定を結んでいる行政、たくさんございますので、いろんな例あると思うんですけど、今持っているのは葛飾区なんですけれども、葛飾区の場合はホームページに「災害時のFMラジオ放送」というページがございます。ここには、ぐらっときたら、何か様子が変だなと思ったら、かつしかFM、周波数78.9メガヘルツにラジオのダイヤルを合わせてくださいということで、本当に無線のような使い方が区から提案されているという状況です。そういったこともあります。ぜひ早急な取り組みをお願いしたいと思います。  以上で終わります。 79 ◯佐藤新悟委員長 以上で、西の委員の質疑を終了いたします。  次に、奥村委員の質疑を許可いたします。奥村委員。 80 ◯奥村さち子委員 では、私から2点質問をさせていただきます。  1点目は、土木費の153ページなんですが、こちら、みちづくりバリアフリー化整備事業費、こちらは昨日、前川委員の方から質問がありまして御答弁いただきましたので、重ならないところで確認をさせていただきたいと思います。昨日の御答弁では、平成30年度の美好町通りのバリアフリー化、そして、スタジアム通りの視覚障がい者用のブロックの改修がありましたということで、また今年度に向けましては、朝日町のバリアフリー化の改修という形で行いますという御答弁をいただきましたけれども、こちら、今まで府中市の中で行ってまいりましたバリアフリー化の現状、また、これからの中長期的な計画がありましたら教えてください。  もう1点ですが、衛生費の方なんですけれども、135ページになります。公害対策費の各種分析調査費からです。その中の地下水の調査ですが、旧武蔵台2号水源が月に1回調査を行っておりますけれども、この調査の経緯と数値の推移を教えてください。  以上2点です。 81 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 82 ◯土木課長補佐 まず初めに、バリアフリーの関係でお答えいたします。本市のバリアフリー整備は、平成13年度から昨年、平成30年度までの17年間実施しておりまして、全部で40路線、延長が13.8キロメートルでございます。また、今後予定しているところとしましては、美好町通りと、そのほか、庁舎の外周道路として、北側の路線、南北の路線、あとは、駅前の新宿仲通り、ここら辺を進めていく予定でございます。  それと、あと、都市計画道路として、新設道路となります紅葉丘、多磨方面の都市計画道路3・4・16号と3・4・11、多磨駅西側になりますが、これも今後の新設道路として予定してございます。  以上でございます。 83 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 84 ◯環境政策課長 続きまして、武蔵台2号水源の地下水の調査の関係でございますが、こちらにつきましては、昭和57年に水道水の水源井から高濃度のクロロトリエチレンが検出されたというところから調査、検査をしているところでございます。現在におきましては、有機塩素系化合物による高濃度の汚染が見られた旧武蔵台2号水源から地下水を揚水して、曝気処理という処理方法を使いまして、汚染物質を除去した後、浸透ますを通して地下へ還元という作業をしております。  現状でございますが、昨年度の平均値となりますが、クロロトリエチレンについては、曝気前が平均値では11倍、また、テトラクロロエチレンにつきましては0.9倍、トリクロロエタンについては0.01倍ということで、基準値をかなり上回っているところではございますが、曝気処理を行うことにより、検出下限値未満ということで除去した後、地下水として還元をしているところでございます。  以上でございます。 85 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。奥村委員。 86 ◯奥村さち子委員 御答弁ありがとうございました。バリアフリー化についてのこれまでの状況と、あと、これからの計画についてお答えいただきました。車椅子を使われる方や視覚障がい者の方から、またいろいろ声をいただきながら、また調査も進めていただきながら、バリアフリー化、これからも積極的に進めていただきたいと思います。再質問はありません。  2件目の衛生費の分析調査費の件です。今までの経緯と数値のことを確認させていただきました。ありがとうございました。二つ目の質問をさせていただきます。今の御報告におきましては、汚染物質に対しての調査、引き続き行っていただきまして、汚染物質の除去の作業、また、その設備管理をしっかり行っていただきたいところなんですけれども、先日、9月10日の東京都の水道局より報告されたことによりますと、府中の武蔵台浄水場の有機フッ素化合物の濃度がアメリカの目標値を超えて、厚生労働省の検討の開始が始まったということと、あと、東京都の水道局が地下水のくみ上げを一時停止するなどの対応をしたということでした。それについて府中市としての見解、また対応をどのように考えておりますでしょうか。  以上、1点です。 87 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 88 ◯環境政策課長 今、御指摘のございました水道局からの通知につきましては、本市におきましては9月11日付の文書ということで、水道局における有機フッ素化合物への対応ということでの通知が水道局の方から届いております。内容を確認しておりますが、現行の水道法等々で、そういった規制や基準がないという部分がございますので、今後につきましては、厚生労働省において対応の検討開始、または水道局においても、国の目標値や基準値が新設された後、適切な対応という趣旨の内容がございましたので、引き続き情報収集と動向に注意をしていきたいと考えております。  また、あわせて現在行っております旧武蔵台2号水源における処理過程について、水質の調査委託している事業者にも問い合わせを行うなど対応をしていきたいと考えております。  以上でございます。 89 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。奥村委員。 90 ◯奥村さち子委員 わかりました。今御答弁いただきました日本の水道法にも規制がなく、また、WHOの基準にもないということでありますけれども、東京都の水道局としては、今回の有機フッ素化合物については問題視をして対応しております。給水の件数ですけれども、今、武蔵台の浄水場の方からは、府中市内では2万5,300件、国分寺市に500件、国立市に200件、給水件数があります。府中市としても、これからこの状況を踏まえて注視していくべきだと考えます。詳細な内容の聞き取りとか、あと情報を、ぜひ東京都水道局と密にとっていただきながら、これからの府中市の対応を検討いただきたいと思っております。再質問はありません。  以上です。 91 ◯佐藤新悟委員長 以上で奥村委員の質疑を終了いたします。  次に、渡辺委員の質疑を許可いたします。渡辺委員。 92 ◯渡辺 将委員 昨日の清水委員の質問や、先ほどの竹内委員の質問と重なってしまいましたので、146、147ページの観光費の3番、観光振興事業費について、デジタルサイネージ費についてのみお伺いいたします。令和元年第2回府中市市議会定例会において一般質問させていただいたラグビーワールドカップ2019日本大会と、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の成功と府中市の発展、振興についての質問の中で、府中市の取り組みとして、成田空港の国際線到着ロビーのデジタルサイネージ、新宿、渋谷の大型ビジョン、京王線車内サイネージのプロモーションの掲出などについてお伺いしました。それに関連して、先ほどの答弁にあった2,600万円の中のデジタルサイネージ費1,088万8,000円の決算金額の内訳金額について、1件お伺いいたします。
     以上です。 93 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 94 ◯経済観光課観光・おもてなし担当主幹 デジタルサイネージ費の決算金額についてお答えいたします。外国人観光客に府中市を認知、来訪させることを目的としてPR動画を作成いたしまして、成田空港第1ターミナル到着階にありますビジターサービスセンターでデジタルサイネージを活用したプロモーション動画を掲出したものでございまして、PR動画の作成費につきましては700万円、成田空港への掲出につきましては、昨年の10月から年度末、3月31日までの掲出で掲出費用388万8,000円、合計で1,088万8,000円でございました。  以上でございます。 95 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。渡辺委員。 96 ◯渡辺 将委員 御答弁ありがとうございました。動画制作費700万円、映像掲出費が380万8,000円ということでわかりました。一般質問で指摘させていただいたとおり、市内でもさまざまな評価があると思いますが、このデジタルサイネージについての所感や手応えについて見解をお伺いします。  以上、2回目です。 97 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 98 ◯経済観光課観光・おもてなし担当主幹 本事業につきましては、世界中の旅行者に対しまして府中市を認知させ、市内に外国人観光客を誘致することを目的としてございますが、日本にお越しの外国人の観光客の多くの方が、実は旅行前に既に旅行先を決めているものと捉えておりますので、成田空港で本市の動画を見てすぐに多くの方に本市に訪れていただけるものとは考えてございません。  観光庁が実施いたしました平成29年度の訪日外国人消費者動向調査では、訪日外国人の61.4%がリピーターとなってございまして、リピート率が高いことから、本動画視聴を次回以降の訪日の際に本市に訪れていただくきっかけにしていただきたいと考えてございます。現在、SNS等を活用した海外の魅力発信事業もあわせて実施してございますが、デジタルサイネージ単体の効果ということではなかなか難しいことではございますが、これらの事業と組み合わせることで、一人でも多くの外国人の方に本市を訪れていただきたいものと考えているところでございます。  以上でございます。 99 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。渡辺委員。 100 ◯渡辺 将委員 御答弁ありがとうございました。デジタルサイネージを見た方々が府中を訪れたいと思うような取り組みや、リピーターを獲得する取り組みが今後も継続して必要だと思います。来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、より一層海外の方に向けた府中市の広報活動を推進していただきたいと思います。  また、昨日、議会費から民生費のところで村崎委員も述べられましたが、9月22日の府中ラグビーウイークフランスデーでは、府中市が公認キャンプ地となっているフランス代表選手の方々が大國魂神社を参拝され、市民や子どもたちと太鼓や華道、日本舞踊など日本文化を体験いただき、交流できたことはすばらしい取り組みでした。  しかし、昨日、清水委員が指摘されたように、9月20日の開幕試合、日本対ロシア戦、9月22日のフランス対アルゼンチン戦が東京スタジアムで行われましたが、試合後に東京スタジアムで観戦されていたインバウンドの方々が府中に来て、府中の魅力を知っていただくような取り組みが弱いように私も感じました。ぜひ来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、多くの外国人の方々に府中を訪れていただけるような施策に取り組んでいただくよう改めて要望させていただきます。  最後に1点、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人の方々が府中を訪れていただけるような取り組みを行う予定や、現在行っている取り組みがありましたら教えてください。  以上です。 101 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 102 ◯経済観光課観光・おもてなし担当主幹 まず、現在行っている事業についてでございますけれども、現在実施しているさまざまな魅力発信事業につきましては、今回、本市にお越しいただけなかった方に対しまして、また、お越しいただきました方がSNS等で拡散していただけることができましたら、東京オリンピック・パラリンピック開催時など、次回以降の布石になるものと考えております。また、外国人観光客への魅力発信事業につきましては、今年度、ワールドカップが終了した後も継続した実施を予定してございますので、東京オリンピックや、その後の本市への誘客に向けたアピールを今後も積極的に実施していきたいと考えております。  以上でございます。 103 ◯佐藤新悟委員長 以上で渡辺委員の質疑を終了いたします。  次に、杉村委員の質疑を許可いたします。杉村委員。 104 ◯杉村康之委員 大きく4点質問いたします。商工費関係で中活の関係で細かく四つ質問いたします。  先日も一般質問したんですが、周辺地域に対する影響という、波及について一つだけ聞きますが、この間、一般質問の答弁でも、まちゼミ等に力を入れているというお話でしたけれども、周辺地域の中、周辺地域と言っても、中心市街地のエリアの中、旧A、B、C地区以外のエリアの中の周辺、桜通りとかけやき並木の北側だとか国際通り、府中本町駅の周辺などについてもエリアの中だと思うんですが、この辺の活性化事業についてはどのように考えているか聞かせてください。  それから、二つ目、ちょこ・りん・スポット廃止によって中心市街地の活性化、具体的には近辺の店舗の売り上げだとか人の流れについてどのような影響があったかないか、その辺の把握を教えてください。  三つ目は、これはワールドカップ関係なんですが、3人の委員の皆さんからもいろいろ議論があったので、どのぐらい見込みがあるかということについてはもう質問しませんが、今、渡辺委員からも鋭い質問ありましたけれども、今後、来年に向けての布石ということは、ワールドカップを考えるに当たっては大事かなと思うんですけれども、今、いろいろ答弁の中でも、リピートを上げるというお話もあって、それは大変重要なことかなと思うんですけれども、リピートが起こるには、1回でも府中に足を運んでもらわないといけないと思うんですが、そういった効果がどれだけあるかということがまずは大事だと思います。それについては、いろいろこれまで議論もあったし、まだ30日ぐらいあるわけですから、今後の効果を見守りたいなと思うんですが、来年に向けて、今回のラグビーワールドカップでどれだけの外国人の方が府中に訪れていただいたかということについて、いろいろな施策を行っていますが、その効果をしっかりと、このワールドカップを通して効果をはかることが重要かなと思います、来年に向けて。その効果をちゃんとはかるような仕組みになっているかどうか、それを聞いておきたいと思います。  それから、伊勢丹についてですが、伊勢丹の跡にどういった店舗、どういった業態が入るかということについて、府中市として、あるいはまちづくり府中として、どの程度リクエストが言えるのか、言ってきたのかということをお聞かせください。これは商工費についてです。  大きく二つ目、避難所の電源について。この夏に小学校では空調を全校に入れたわけですけれども、当然これは災害時、避難所となった場合にも使用されるんだろうと思いますが、そうなると、避難所の電源確保ということが今まで以上に必要になってくると思うんですが、それに対する対策、今のところの考えをお聞かせください。蓄電池の導入といったことも考えているんでしょうか。二つ目です。  三つ目は、以前から質問しておりますが、剪定枝を公共施設の燃料にしてはどうかというような御提案もして、いろいろそのスキームも考えていただいていると思うんですが、そういったことは本当にペイをするのかしないのかという調査を今後していきますというお話だったと思うんですが、その調査について、今、現状としてどんな段階で、どのような状況でしょうか、教えてください。これが三つ目。  四つ目で、大きく建築指導に関連して二つ質問します。建築違反があった場合に、一般的に指導の流れとしてどのような流れになるか。最終的に詰めていくと法的にどうなるかということも含めて、一般的な流れ、手順、教えてください。  それから、これも前回、予算委員会か何かで一度聞いているんですが、民間で建築指導するケースがほとんど、9割ぐらいになっていますけれども、それに対して、前回のお話も聞く中で、民間の指導に対して市が権限を持って監督するということがなかなか難しいというようなお話だったと思うんですが、しかし、前も話をしたように、横浜市の事例にあるように、民間がやった場合でも、何かミスがあった場合には市が、特定行政庁が責任をとらなきゃいけない、賠償責任まであるということが判例でも出たということです。権限はなくて責任はとらなきゃいけないということになると大変問題かなと思うので、その辺について、今後、府中市としてどういうふうに対応をとっていただくか、部内でお話をしてくださいということをお願いしたと思うんですが、その後、対応策についてお話し合いをされたと思うんですけれども、今の段階でどのような結論が出ていますでしょうか、お聞かせください。  以上です。 105 ◯佐藤新悟委員長 杉村委員、全て質問、多岐にわたりましたけれども、平成30年度決算においての答弁でよろしいでしょうか。 106 ◯杉村康之委員 はい。 107 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 108 ◯経済観光課長 それでは、1件目のまち会社に関する旧A、B、Cの再開発区域以外の事業の活性化はどうしているのかということにつきまして答弁させていただきます。まちづくり府中、まちづくり会社につきましては、エリアマネジメントの担い手として、各地域でイベントを仕掛けるプレーヤーとしての役割を期待しているわけではございませんで、各地域の店舗や商店街、団体などが主体的にまちとかかわっていただくことを支援するコーディネーターとしての役割を期待しておりまして、このまちづくり府中におきましても、この考え方に基づいて、各種の事業、企画を実施していただいているところでございます。  特に、お店のファンづくりを進め、個店と地域の活性化を目指すむさし府中まちゼミや、市内の回遊性を創出する東京競馬場タイアップ事業につきましては、御指摘の旧A、B、C地区以外の店舗にも主体的にかかわっていただける事業として実施してきております。今後につきましては、なるべく早期に中心市街地で養った成功事例を市内全域に波及させ、活性化に結びつけてまいりたいと考えているところでございます。  2件目のちょこ・りん・スポットの廃止の影響による売り上げ、人の流れ等についてでございますが、けやき並木に隣接をいたします大規模商業施設にお伺いをしておりまして、売り上げや人の流れ等について聞いておりますが、ちょこ・りん・スポット廃止に伴う影響というものは、ないわけではございませんが、さほど、いわゆる売り上げに響くような大きな影響というまでには至っていない状況があると伺っております。  ただし、その他の店舗につきましては、特に自転車駐車場を当初より整備できていない、または規模が小さいものにつきましては、一部の店舗で影響が出ているとも聞き及んでおります。しかしながら、この間、府中駅周辺には集客力の高いスーパー等もできている現状もございますことから、その影響によるものが少なからず大きいものではないかという捉え方をしております。  以上でございます。 109 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 110 ◯経済観光課観光・おもてなし担当主幹 観光関係の御質問にお答えいたします。外国人観光客に府中にどれだけお越しいただいているのかということにつきましては、現在、府中駅前に臨時インフォメーションセンターを開設してございまして、そちらで利用状況の調査を実施しているところでございます。また、先ほども御答弁いたしましたが、東京都におきましても観光客の動態調査が実施されております。  また、現在、スマートフォンなどビッグデータを活用した動向調査につきましても調査、研究を行っているところでございますので、こういった情報をもとに効果をはかっていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 111 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 112 ◯経済観光課長 続きまして、伊勢丹の撤退後の市側からの要望といいますか、リクエストについてでございますが、一般質問等でも御答弁させていただいておりますが、あくまでも民間の建物ということでございまして、現時点では一日も早く商業施設としてオープンしていきたいということは伺っております。このことから、本市といたしましても、この間、衰退してしまうおそれがあることから、その動向を十分注意してまいりたいと考えております。  以上でございます。 113 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 114 ◯防災危機管理課長補佐 続きまして、避難所の電源についてでございますが、避難所運営に必要な非常用の電源確保につきましては、関係課と調整をして考えていきたいと思ってございます。  以上でございます。 115 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 116 ◯公園緑地課長補佐 続きまして、剪定した枝の活用の調査についての御質問にお答えいたします。  平成30年度においては、特に予算事業として計上しているものではございませんが、庁内内部において担当課等で内部での検討を行っているという状況でございます。なお、平成31年度、令和元年度においては、そういったことを踏まえて、外部の調査機関等に委託で調査を実施するような形で予算計上させていただいておりまして、あわせて環境省系の補助を活用して実施することで予算計上させていただいているという状況でございます。  以上でございます。 117 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 118 ◯建築指導課長 建築指導に関する御質問に順次お答えをいたします。  まず、一般的なことかと思いますけども、違反があった場合の対応、法的なということでございますけども、我々のパトロールの中で現地を見るケースが大部分でございまして、そうした中で違反があった場合に、まずは施工主、建築主、設計者を呼び出しまして御説明をした上、是正に向けた中の協議に入ります。そうした中で、法的にということかと思いますけども、仮に是正指導の中でなかなか進まないような場合には、建築基準法の第9条の規定に基づいた中の手続の中で対応することになっております。  次に、民間建築確認検査機関の関係のその後の対応、お願いしたことかということかと思いますけども、我々としましては、民間の建築確認検査機関、確かに、委員おっしゃるように、9割以上いっているところでございますけれども、パトロールをした中で、仮に先ほどの検査の関係であるとか、さまざまなケースの中で疑義が生じるようなときには、民間の建築確認検査機関を呼び出し、その中でお互いに、その件について協議をさせていただいているという状況でございます。引き続き、そういったフォローも含めて対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 119 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。杉村委員。 120 ◯杉村康之委員 中心市街地周辺地区、旧A、B、C以外でということで、旧A、B、C以外の店舗に対しても、まちゼミなどの、競馬場のタイアップなどの呼びかけはしているということだったと思うんですが、実際にどれだけの方が参加しているかというと、A、B、C地区に比べると参加率がそれほどでもないのかなと思うんですが、ぜひ引き続き、エリア全体として参加できるようにしていっていただきたいと思います。  そのためにも、イメージ的には、やはりけやき並木だとかが中心にどうしてもなるので、イベントなんかについては、旧A、B、C地区が中心市街地、中活の中心に見えてしまうので、その周辺の人たちが参加をしようという盛り上がりには少し欠けてしまうのかなと思いますので、イベントはもちろんきっかけなので、そういうイベントもA、B、C地区だけではなくて、もう少し広げた、桜通りだとかそういうところも含めて、あるいはロータリーの東側だとかもそうですけれども、そういったところでもきっかけになるようなことを、ある程度する必要があるんじゃないかなと思います。それは要望でお願いします。  二つ目が、ちょこ・りん・スポットの影響は、大規模については、多少あるけれどもさほどではない、周りについてはあるような話ですが、これについても、もちろん、ちょこ・りん・スポット廃止だけの影響ではないと思うので、いろいろなものが関係してあわさっている話だと思うんですが、よくよくそういったことを分析して、分析をすることによって、ある程度わかってくると思うので、ちょこ・りん・スポットにかわる対策、あるいは、ちょこ・りん・スポットの復活ということも必要であれば検討する必要があるかなと思うので、よくよく分析をしていただきたいと思います。  ラグビー、外国人のインバウンドの関係ですけれども、そういったインフォメーションで調査をしたり、東京都の動向調査によって、どれだけの人が府中に訪れたかという結果は把握できるのかもしれないんですが、それが市が打ったインフルエンサーのことだとか、先ほどから出ているPR動画だとか、きのうも出ていた記念乗車券だとか、そういったものがどれだけプラスの影響があったかなかったのかということを結びつけて考える必要があると思うので、そういったことは後で、ラグビーワールドカップが終わった後にお聞きしたいと思うので、ぜひそういった効果をはかるように努力してください。よろしくお願いします。  避難所電源については進めていくということでしたので、ぜひお願いしたいと思います。蓄電池導入ということもぜひ考えていただきたいんですが、やはり今までの避難所に必要だった電源とかかる電力量というのは全然違うと思うので、ぜひしっかりとお願い……。蓄電池の導入が、前からスマートシティーには必要だということでお話ししていますが、避難所、緊急の場合に必要だということで蓄電池の必要性が今高まっているかなと思うので、それがきっかけになってスマートシティーにもつながっていくかなと思うので、ぜひ積極的に御検討いただきたいと思います。よろしくお願いします。  剪定枝の公共施設への活用ですが、今年度、調査を実施するということですので、結果としてそれにつながってきたということなので、よろしくお願いしたいと思います。今まで、大きな流れの中で、いろんな議論を積み上げてきて調査につながっていると思うので、調査結果次第だと思いますが、今後ペイするとなれば実施になるんでしょうから、今までの積み上げということがあるので、ぜひこれまでアドバイスをいただいてきた人だとか、そういった専門家の知見も取り入れる形でしっかりと進めていっていただきたいと思いますが、そういった今までアドバイスをいただいた方なんかの知見を何らかの形で取り入れていくということについてお考えをお聞かせください。一つです。  建築指導についてですが、一般的な流れ、手順はお聞きしました。昨年の平成30年10月に、この間の陳情もありましたけれども、あれに関する是正命令を出されたということがあったと思います。是正命令、去年の10月ですから、もうすぐ1年たつわけですけど、是正命令を6回出していると聞きました。6回出しても、もちろん是正命令の中には、従わなければ次の段階にいきますよということも書いてあるわけですが、是正命令に従わないという状況が6回続いているわけですね。これをこのまま放っておいていいのか、次の段階に移行しなくていいのかということがあります。次の段階に、1年たっても、6回無視されても移行しないというのはなぜかということを聞かせてもらいたいと思います。  民間の建築確認についてですが、今のお話だと権限があるということのようなんですが、前はそんな権限はないというお話だったように思うんですが、今のお話だと、そういった権限を行使する場合には行使していきたいというようなニュアンスかなと思うんですが、市としての権限があるのかということについて確認したいと思います。お願いします。 121 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 122 ◯公園緑地課長補佐 剪定した枝の活用の調査について、2回目の御質問にお答えいたします。これまでの積み上げに基づいての実施というような御質問かと思いますが、当然、活用の調査を平成31年、外部に委託して実施をしていくということになりますので、そういったこれまでの経緯も踏まえ、また、環境省系の補助の活用もございますので、そういった補助の条件等も踏まえながら、今年度、予算執行等実施していきたいと考えております。  以上でございます。 123 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 124 ◯建築指導課長 建築基準の指導に関する御質問かと思いますけれども、まず1件目につきましては、確認ですけれども、前回の建設環境委員会にございました陳情の案件の件ということでございますかね。その後の対応ということかと思いますけれども、我々としましては、そのときも御答弁させていただきましたが、是正命令をかけた中でも、我々としては、違反者と引き続き是正指導をした中で、限りなく建築基準法に適合するよう誘導していくというのが大前提でございますので、まずはそういったものの取り組みを引き続きやらせていただければと考えております。  次に、民間の建築確認の権限ということでございますけども、我々としましても、パトロール等で回っている中で、先ほど申しましたように、疑義とかそういったものでございますときには、しっかりと民間の建築確認検査機関を呼び出しまして、お話をさせていただいた中で報告等を求めて対応していくという方針でございますので、そういったところをきちっと取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 125 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。杉村委員。 126 ◯杉村康之委員 剪定枝の話ですが、専門家の知見を何らかの形で取り入れていく考えがあるかないかを聞かせてください。  建築指導の話ですが、1年、6回無視されているということなんで、やっぱり伝家の宝刀は抜くべきときには抜かなきゃいけないと思うので、それをいつまで放っておくかと、その理由を聞いたんですが、それはいいとして、建築指導課だけで解決できないようなことでしたら、ぜひ部内でしっかりと解決できるようにお願いしたいと思います。ずっと放っておいても府中市はこれ以上やってこないんだなと思われかねないと思うので、ぜひお願いします。  それから、民間の建築確認の話は、権限があるかないかをもう一回聞かせてください。  以上です。 127 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 128 ◯公園緑地課長補佐 剪定枝の活用の関係でございますが、専門家の意見、知見をということでございますが、先ほど申しました環境省系の補助を利用するものになりますので、そういった補助条件等を見ながら、専門家の意見をどう加えられるかということも確認しながら進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 129 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 130 ◯建築指導課長 建築指導に関する御質問にお答えをします。民間の建築確認の権限ということですけども、先ほど申したように、疑義等々がありましたら、民間の建築確認検査機関に対して報告を求める権限がございますので、そうしたところを有効に使った上で、その報告を持ってくる場合にも、直接窓口などに来ていただいて状況を、私どもとしても確認、報告を求めているところでございます。  以上でございます。 131 ◯佐藤新悟委員長 以上で杉村委員の質疑を終了いたします。  次に、そなえ委員の質疑を許可いたします。そなえ委員。 132 ◯そなえ邦彦委員 衛生費で2件、土木で2件、消防費で2件です。  まず、衛生のところの133ページの保健衛生費の一般健康診査費。今、総合健康診断の中にピロリ菌の検査をやっているのかどうか。それから、昨日、高津委員ががん検診のところで聞いていた、その答弁の中に、基本的な5がん以外の任意の二つのがん検診、これについては東京都の関係で、私、細かく聞き損なったんですけど、廃止の方向に行っているということなんだけど、その辺、細かくお聞かせ願いたいと思います。  それから、139ページ、塵芥処理費です。今、保育所とかそういう保育施設で、おむつの処理をどうしているのか、その辺についてお聞きします。  それから、土木、153ページですかね、道路維持管理費です。府中市では、道路等包括管理事業ということで、北西部については民間委託しているということで、平成30年から3年間ということなんですけど、3年たった以降の方向性はどうなっているのか。現在、道路の損傷箇所の点検については民間委託しているということですけど、関係機関との協定とか連携についてはどうなっているのか、その辺について聞きます。  それから、155ページの道路橋りょう費です。電線類地中化事業費ということで、今、電線地中化をして、路上に変圧器があると思うんですけど、その管理はどうなっているのか、その辺について聞きます。  それから、消防費、161ページの消防団活動費です。現在の消防団の充足率、運営については条例で決めていると思うんですけど、登録の規定というか、消防団になる規定というのがあれば教えていただきたいと思います。  それから、163ページ、防災資材等整備費。市内の防災倉庫、備蓄している非常食等の食料の種類、昨日、遠田委員の方から、母子栄養のところで液体ミルクというお話があったんですけど、それらについてどうなっているのかお聞きしたいと思います。  以上です。 133 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 134 ◯健康推進課長 それでは、衛生費の1点目から答弁させていただきます。  まず、ピロリ菌の検査は府中市ではやってございません。全く検診自体を行っておりませんので、一般健康診査の中にも含まれておりません。  次に、2点目の昨日のがん検診検討会議での答弁でお答えしました任意のがん検診についての確認でございますが、こちらは東京都より平成28年度から、生活習慣病検診管理指導協議会のがん部会というところから、昨日も答弁いたしましたが、府中市で行っているがん検診全体について評価書をいただいております。その中で、府中市の場合は、この5がんの検診は全てマニュアルに基づいて行っている確認を受けているほか、現在任意でやっている前立腺がん検診と喉頭がん検診につきましては、両方とも死亡率減少効果を示す証拠が不十分であるため対策型の検診として実施することは勧められない、今後の実施については検討が必要であるということでいただいており、廃止することが望ましいということで文書を受けている経過があるということの内容になります。
     以上でございます。 135 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 136 ◯保育支援課長補佐 続きまして、保育所のおむつの処理に関する御質問でございますが、平成30年度におきましては、市立保育所におきましては、おむつの方は保護者の方に持ち帰っていただいている処理方法でございます。私立保育園に関しましては、半分程度の園が施設で処理を行い、半分程度は保護者に持ち帰っていただいている処理を行っておりました。なお、平成31年度からは、市立保育所におきましては、施設でおむつを処理する方法に変更しております。  以上でございます。 137 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 138 ◯都市整備部次長 続きまして、道路等包括管理事業の関係についてお答えいたします。  こちらにつきましては、平成30年度から市内の約4分の1の区域、北西地区におきまして試行的に3年間事業を行っているものでございまして、こちらにつきましては、今、1年半ほどたっておりますが、まず、2年間で検証して評価をいたしまして、それで有効性があれば令和3年度から市全域に広げていきたいと考えておりまして、現在、業務の内容を確認しながら検証している状況でございます。  次に、関係機関等のことでございますが、道路包括管理事業につきましては、あくまでも業務委託でございますので、関係機関等の調整につきましては、市が入った中で調整をしているところでございます。それから、道路の点検等につきましては、路面性状調査について、平成23年、平成28年に行っております。これは包括管理とは別の話ではあるんですが、今後、道路について長寿命化を図る、ライフサイクルコストを考えた管理を進めていくという中で、道路の表面の劣化状況を確認して、今後どのように劣化が進行していくかということを確認した中で、長寿命化計画につなげていきたいと考えております。  以上でございます。 139 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 140 ◯土木課長補佐 続きまして、電線類地中化事業に伴いまして、路上の変圧器、設置される変圧器に関しましては、電力事業者の管理になってございます。  以上でございます。 141 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 142 ◯防災危機管理課長補佐 続きまして、消防団に関する御質問ですが、こちらの方は、府中市消防団に関する条例の規定により任命を行っているところでございます。  続きまして、防災倉庫の非常食の種類でございますが、アルファ米、クラッカー、粉ミルクの備蓄を行っているところでございまして、液体ミルクについては現在、備蓄はございません。  以上でございます。 143 ◯佐藤新悟委員長 消防団員の充足率の答弁が抜けておりますけれども。どうぞ。 144 ◯防災危機管理課長補佐 失礼しました。定員が420名で、今現在の団員数が409名(※後述の行政管理部危機管理担当副参事の答弁において、「409名」は誤りであり、正しくは「408名」である旨の訂正答弁あり)となってございます。  以上でございます。 145 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。そなえ委員。 146 ◯そなえ邦彦委員 ピロリ菌、うちの近所にもピロリ菌、検査でひっかかって、長いことお酒も飲めない状態で大変な、もう6カ月ぐらいたつのかな。ピロリ菌の検査というのは、簡単な尿検査でできるということですから、ぜひ中に検査をするようにお願いしたいと思います。  それから、喉頭がんと前立腺がんの検診、東京都が何言っているかわからないんですけど、私の身近にも喉頭がんにかかっている人もいるし、前立腺がん、かかって治療が終わった人もいるし、今かかっている人も結構大勢いますね。結局は、それらの人たちはかかってもしようがないと、がんで死んでもしようがないということなんですね。結局、そういう検診をやらないでね、それは民間で勝手に高い金使ってやりなさいと言えばそれまでなんですけど、もう少し市民の立場に立って考えていただきたい。廃止については、ぜひ御検討いただきたいと思います。  それから、節目検診って5年間で1回ですね。5年の間には、もうがんにかかっちゃうんですね。やっぱりぜひ毎年やっていただきたいと思います。  それから、保育所のおむつの問題です。最後、聞き取れなかった。市でやる方向で行くということだったのかな。東松山市なんかでは、保育所で紙おむつ処理をするときに、市の方で補助金を出すということで、それから、広島市でもそういう方向でやっているということですね。保護者の方たちは非常に困っていると思うんです。うちに持って帰っても処分が大変だということで、ぜひ保育所の方で何らかの形で処分できるように御検討いただきたいと思います。  それから、道路の問題です。2年で検証して、有効だったら市全体でということなんですけど、関係機関との協定のことを聞いたんですけど、答弁がなかったんですけど、鳴門市なんかでは郵便局と協定を結んで、郵便局の配達のときに道路を見てもらって、不備があるときには市の方に連絡をいただくということをしているらしいです。それから、新聞配達なんかも、結構毎日全地域、新聞配達しているので、そういうところともぜひ協定を結んでいただければと思います。  それから、道路等包括管理事業については、なかなか市民に周知徹底してないんじゃないかなと思うんですよね。多分、今でも市の方に連絡をしてきて、市の方から民間委託の事業者の方へ連絡しているんだと思いますけど、周知の方をより徹底して行っていただきたいと思います。  それから、路上変圧器です。国土交通省の方で、防災とか観光情報の発信に活用する計画を進めているということで、電力会社の所有ということですけど、ぜひ連携をとって、港区なんかでもう既に、変圧器にデジタルサイネージという案内板、電化の、電子看板ということですね、これらを設置しているということです。埼玉とか岐阜の方でもそういう方向で行っているということです。ぜひこのような先進市の取り組みについて御検討いただければと思います。  それから、消防団、420名に対して409名というのが多いか少ないかというのはわからないんですけど、私が聞いた条例云々というのは、外国籍とか女性の方とか大学生がその条例の中に入っているのかどうかということです。その辺について、2回目、お聞きします。  それから、液体ミルク、昨日の答弁の中で、量が多くなるとか、消費期限の関係で難しいというお話があったんですけど、今、全国的にあちこちで防災備蓄倉庫に液体ミルクを備蓄しつつあるということです。災害時の子育てに対する不安を解消して、子どもたちの成長を守るための備蓄ということで、粉ミルクにかわって液体ミルクを備蓄するような方向で御検討いただきたいと思います。  以上です。 147 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。そなえ委員、おむつについての質問は、市でやる方向かというところは質問でよろしいですか。 148 ◯そなえ邦彦委員 その辺、確認、ちょっと。 149 ◯佐藤新悟委員長 そこから質問でいいですか、それが1点目で。 150 ◯そなえ邦彦委員 ええ。 151 ◯佐藤新悟委員長 2点目が外国人消防団の、3点目が今の質問という形で、3点でよろしいですか。順次答弁願います。どうぞ。 152 ◯保育支援課長補佐 まず、おむつの御質問でございますが、市立保育所におきましては、平成31年度、今年度から施設で処理する方法に変更しております。私立保育園に関しましては、振興費の方で一般保育所対策費ということで出しておりまして、園の考えのもと、施設で処理するか、保護者に持ち帰っていただいているかという判断をしていただいているところでございます。  以上でございます。 153 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 154 ◯行政管理部危機管理担当副参事 消防団に関する御質問にお答えいたします。  まず最初に、先ほど、409名と答えたんですが、408名の誤りです。どうも済みませんでした。まずは、女性とか外国人とかということなんですけど、任命基準がございまして、市内に居住し、通勤し、または在学していること、年齢満18歳以上であること、志操堅固で身体強健であることとしてありますので、そういった区別で任命等の区別は行っておりません。  以上でございます。 155 ◯佐藤新悟委員長 そなえ委員。 156 ◯そなえ邦彦委員 おむつは本年度からやるという方向なんで、ぜひ。  私立の方も、ぜひそういう方向で御指導していただきたいと思います。  消防団、今、外国籍の人とか女性とか大学生いないと思うんですけど……、いる、ああ、そう。元消防団の人が、学生はいるということなんだけど、東京農工大学とか外大等々があるんで、ぜひそちらの方に働きかけをして、学生の消防団員もお願いしたいと思います。  それから、外国籍、草津市とか函館市、災害時の避難誘導や避難所での通訳などということで外国人にも有効に活用していただいているということです。そういうことで、消防団自身の問題だと思うんですけど、外野からどうのこうの言う問題ではないかもしれないですけど、ぜひそういうことも機会があったらお伝えいただければと思います。  以上、終わります。 157 ◯佐藤新悟委員長 以上で、そなえ委員の質疑を終了いたします。  次に、比留間委員の質疑を許可いたします。比留間委員。 158 ◯比留間利蔵委員 私の方から、大きく4点。衛生費の稲城・府中墓苑組合についてですが、施策の成果を見ましたが、府中市と稲城市の利用件数は、これ、載ってないんだと思うので、それを教えていただきたいのと、また、墓地の利用数の府中市と稲城市の割合がどうなっているのか、また、今後の募集予定も教えてください。  続きまして、137ページの府中の森市民聖苑についてです。これについては、平成30年度決算で2件の改良工事が載っておりましたが、市民聖苑の今後の整備状況を教えてください。また、霊安室の稼働率とその他の施設の稼働率も含めて教えていただければと思います。よろしくお願いします。  これもお聞きするだけになるかと思いますが、139ページ、リサイクルプラザ整備事業費、これは加藤議員の方も一般質問をしていただいておりますが、今後の整備状況について教えてください。よろしくお願いします。  それと、商工費、147ページ、商店街街路灯について、商店会街路灯等LED化事業費についてです。平成30年度決算で6商店街がLED化されたとわかりましたが、37商店街中LED化されていない商店街の数を教えてください。また、LED化されない前の電気料も教えていただければと思いますので、よろしくお願いします。その4点です。よろしくお願いします。 159 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 160 ◯住宅勤労課長 それでは、初めに、墓苑組合の利用状況のところから御答弁を申し上げます。  まず、利用割合というところでございますが、南山ホールの使用状況でお答えをいたします。平成30年度、式場の使用件数が115件、そのうち府中市の割合が4件でございます。それから、法要室でございますが、全体163件、そのうち府中市の割合が68件でございました。それから、墓地の利用の関係でございますけれども、申しわけございません、後ほど答弁をさせていただきたいと思います。今後の墓地の募集の関係でございますが、毎年6月前後に1回目の募集をしまして、今回も規定に達していない種類の墓地がございます。それにつきましては、今後追加募集ということでしているところでございます。  それから、市民聖苑の関係の御質問にお答えをいたします。市民聖苑につきましては、平成30年度、大きな工事を二つさせていただきました。一つが、冷温水発生機の改修工事でございます。これにつきましては、市民聖苑の空調の調子が悪くて、それの改修工事をさせていただいたものでございます。もう1件が、地下駐車場の設備改修でございまして、ちょうど利用料金の改定もございましたので、そのタイミングに合わせて、老朽化に伴って地下駐車場の機器の更新を行ったというものでございます。  今後の市民聖苑の工事の計画ということの御質問かと思いますが、だんだん老朽化が著しくなってまいりましたので、施設開苑をして30年が経過するころの令和8年度ごろを目途に大規模改修したいなと、今、内部的には考えているところでございます。  以上でございます。 161 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 162 ◯ごみ減量推進課副主幹 続きまして、3点目のリサイクルプラザの整備事業費につきまして、今後の予定等につきましてお答えいたします。リサイクルプラザの整備につきましては、まず、先日の補正予算でも皆様に議論いただきました、資源棟の破砕機投入コンベアの修理、また破袋機、こちらの方、緊急修理で対応しているものの整備を進めてまいります。また、今年度の整備事業費としては、計量システムの交換ですとか破砕機の刃物の交換、修理等をお認めいただいておりますので、こういったものを着実に整備し、また、今後につきましても、そういった整備が必要なものに関しましては予算を計上して修理をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 163 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 164 ◯経済観光課長 商店街街路灯のLED化につきまして、御答弁させていただきます。37の商店街のうち、本年度末を経過した段階で、残り2商店街が残っているところでございますが、この残りの2商店街につきましても、LED化に向け準備を進めていると伺っております。  続きまして、LED化に伴う電気料の前と現状でございますが、LED化、平成24年度から実施しておりますので、平成23年度の金額で申し上げますと、補助金額として1,965万8,000円で、平成30年度が1,017万8,363円となっておりますので、約950万円の削減効果が上がっているものと認識しております。  以上でございます。 165 ◯佐藤新悟委員長 市民聖苑の稼働率の答弁がないですけれども、よろしい……。どうぞ。 166 ◯住宅勤労課長 答弁漏れがありまして、申しわけございません。  まず、墓苑組合の南山ホールの霊安室の関係でございますが、平成30年度、全体が36件、そのうち府中市が2件でございました。それから、墓地の使用許可数でございますが、平成30年度、全体が795件、このうち府中市の割合が474件で59.6%でございます。  それから、市民聖苑の施設の稼働の関係にお答えをいたします。施設の稼働状況でございますが、開業日数、平成30年度、345日、このうち式場の関係でございますが、式場、合計で2,103件の利用がございました。また、法要室が699件の利用でございます。  以上でございます。 167 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。比留間委員。 168 ◯比留間利蔵委員 事前に御相談しなかったので答弁も漏れていますけど、それはもういいです。もうお昼なので早々にやめますけど、まず、稲城・府中墓苑組合ですが、当初よりあんまり利用者ないと思っておりましたけど、そこそこといいますか、多少あるんだなと思っております。負担金も発生しているし、府中市民にとってはちょっと使いづらい場所でもあるなと思っていますし、交通機関がかなり使いづらいなと思っています。何を言いたいかといいますと、例えば、府中市民聖苑については、霊安室もかなりいっぱいだという話も聞いています。稲城・府中墓苑組合の霊安室については、さほどいっぱいじゃないという状況もわかりましたので、葬儀をやられた方はわかると思いますけど、霊安室じゃなくて、自宅とか業者のところにお預けをすると、夏場に関して言うと、かなりお高くなるというような話も聞いておりますので、ニコイチでうまく使えるような御配備をお願いしたいと思っております。  また、墓地については全体の59.6%が府中ということで、まだまだ募集ももちろんあるんでしょうけど、これは何を言いたいのかというと、これも当初のときに、府中市と稲城市の割合があったと思いますので、ぜひそれは守っていただきながら募集をかけていただきたいなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。  2回目の質問はしませんので、続きまして、市民聖苑とリサイクルプラザ、これは歳入のときにお話ししましたけど、出店といいますか、府中市で経営はしていて、委託業者が管理をしているところだと思いますけど、公共施設マネジメントをぜひこれも活用していただいて、計画的に整備をしていただかないと、どちらにしろ、市民聖苑にしろリサイクルプラザ、芸術劇場、その他いろんな施設についても一番市民が影響を受けるところでございますので、ぜひマネジメントを通して……、マネジメントじゃないのか、公共施設の扱いとして順次整備をしていただきたいと思っております。  また、市民聖苑については、令和8年ごろに大規模修繕を予定したいというようなこともありますが、ぜひ業者のお話も聞いていただいて、何を言いたいかというと、式場から、例えば、第3式場なんか左へ出るんですけど、葬儀の関係者に聞くと、霊安室から左に出るというのはほとんどないという話も聞いておりますので、右に出るのが普通らしいですね。というようなこともあるみたいなので、業者しかわからないような利用の仕方だとか、ましてや、昨今、大きい葬儀というより、個人的に葬儀をやることも多いのかもしれないので、もうちょっと小さい部屋があってもいいのかなと思っております。  また、例えば、第3式場からお清めのところに行くのには、2階から1階に下がって、また2階に上がるというような不便な動線になっていますので、2階を通ってそのまま行けるんじゃないのかなと思っているので、そういうことも含めて、大規模改修が入る節には御留意いただきたいなと思っています。よろしくお願いします。  最後に、街路灯のLED化についてですが、これは平成24年度からということでしていただいております。これも東京都からの助成金が入っていると思いますけど、残り2商店街で多分、平成23年度から2商店街をしていただけると、平成23年度予算は半分ぐらいになってくるのかなと思いますので、これは随分貢献できたのかなと思っていますので、今後とも御支援をよろしくお願い申し上げます。  以上です。ありがとうございました。 169 ◯佐藤新悟委員長 以上で、比留間委員の質疑を終了いたします。  ここで、午後1時まで休憩いたします。                 午後0時2分 休憩                 午後0時59分 再開 170 ◯にしみや幸一副委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。都合により、委員長の職務を代行いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、松村委員の質問を許可いたします。松村委員。 171 ◯松村祐樹委員 4件あったんですけども、かぶってしまいましたので省きたいと思います。災害廃棄物処理計画策定費ということで、今後、議会に報告あるということなので、そのときお尋ねしたいと思います。  それと、農業公園も質問しようとしたんですけども、平成30年度の実績等々もわかりました。答弁、先ほど聞いておりまして、初めての試みということで、施設管理など、民間委託ということで二、三年ということで状況がわかりました。一つ言わせてもらえれば、府中市全体で4分割にして進んでいくわけでありまして、西府のところが一番最初に整備していくわけでありまして、ぜひそういった観点からも、府中市全体の施設なんですけども、地域の方とのつながりというのはしっかり大事にしていただいて、ワークショップもいろいろ私も出ていましたけども、いろんな方が来ていまして、プロの方も、農家の方もお越しになっていたりしていましたので、そういった意見も十分反映していただいて、本格的な農業公園にしていただければと思いますので、これは要望にして終わりたいと思います。  それと、144ページの商工費、商工業振興費、地域資源活用商店街活性化事業費についてお尋ねしたいと思います。平成30年度から初めて実施した事業でございますけども、空き店舗の活用や新規開業支援ということで、商店街の活性化など事業の目的に合った取り組みをできたのかどうか、まず成果をお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、164ページの消防費の災害対策費の防災施設管理費に当たると思います。防災行政無線の重要性というのが取りざたされていると思いますけども、府中市、非常放送ですとか一般放送、Jアラートなど放送して、情報伝達の手段としても活用していると思っております。そこで、平成30年度の防災行政無線の整備状況について、まずお尋ねしたいと思います。それと、現在ついている無線の設置時期はどのようになっているのか教えていただきたいと思います。これ、例えば、古かったら今後どういうふうにしていくのか、その辺もあわせてお尋ねしたいと思います。それと、平成30年度の運用にかかった経費の内訳についても教えていただきたいと思います。  以上、大きく2点、お願いします。 172 ◯にしみや幸一副委員長 では、順次答弁お願いします。どうぞ。 173 ◯経済観光課長 それでは、1件目の地域資源活用商店街活性化事業の取り組み状況とその成果について御答弁申し上げます。本事業につきましては、中心市街地以外の商店街のさらなるにぎわいの創出や活性化を図るため、むさし府中商工会議所の持つ情報やノウハウを活用して、新規開業を目指す方を支援することで、商店街が抱える空き店舗問題の解決とさらなるにぎわいの創出を図ることを目的に実施しているものでございます。その実施内容についてですが、当事業につきましては、むさし府中商工会議所と委託契約を結び、チャレンジショップの設置や、経営指導を初め誘致に向けたイベントの開催、商店街の空き店舗利用に係る賃貸料の一部助成などを行ったところでございます。  なお、その成果についてでございますが、本事業の目的の一つである商店街のにぎわい創出等につきましては、これは単年度でその成果を評価することは大変難しいところでございますが、少なくとも本事業の実施により商店街の空き店舗の解消を図り、新規店舗の出店に結びつけることができたことは一定の成果であると捉えているところでございます。  以上でございます。 174 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 175 ◯防災危機管理課長補佐 続きまして、防災行政無線の御質問にお答えいたします。防災行政無線の現在の設置数でございますが、市内132カ所に設置してございます。設置時期につきましては、昭和57年8月に10子局で運用を開始しております。その後、順次整備を進めて、現在、132子局で運用している状況でございます。  それから、費用につきましては、ランニングコストで総額約424万円かかってございます。それから、今後のことでございますが、交換の目安としまして、親局につきましては10年から15年、子局につきましては15年から20年というのが交換の目安になってございますので、更新時期が過ぎているものもあることから、防災行政無線の再整備を現在検討しているところでございます。  以上でございます。 176 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。松村委員。 177 ◯松村祐樹委員 商店街の活性化事業について、取り組みはわかりました。成果についても、単年度で評価ということはなかなか難しいけども、一定の成果があったということで理解しました。市内全域の各商店街の活性化について、取り組みの成果というところに関しては評価できると思いますし、今回、空き家の活用で4店舗使った、また、チャレンジショップで2事業、あと、施策の成果を見ると、創業チャレンジバスツアーも行ったということで理解しておりますけども、再度お聞きしたいのは、この取り組みの、今言ったところの状況を詳しく教えていただければと思います。
     あと、平成30年度のこういう結果を受けて、今後の取り組みというのもどうしていきたいのかというのをお聞きしたいのと、むさし府中商工会議所へ委託事業として今後も進めていくのか、その辺も確認させていただければと思います。  続いて、防災行政無線についてです。整備状況については、10から現在132まで更新して、整備されたということでわかりました。時期については、昭和57年ということで30年ちょいかかっているということで、その辺も理解できました。設置時期と今現在のまちの生活環境というのは大きく変化していると思っておりまして、防災行政無線については、いろいろ御意見も伺っているところでありますけども、市として今後の無線のあり方というか、その辺について市の見解をお伺いしたいと思います。  あと、更新時期が来たときに、今のデジタル化というのがあると思いますけども、それに向けて考えがないか、その辺もお聞きしたいと思います。それも、メリット、デメリットがあれば、ついでに教えていただければと思います。  以上です。 178 ◯にしみや幸一副委員長 では、順次答弁お願いします。どうぞ。 179 ◯経済観光課長 それでは、2回目の御質問にお答えをさせていただきます。  まず、地域資源活用商店街活性化事業の各事業の取り組みの状況についてでございますが、空き家の活用事業につきましては、商工会議所の紹介により、商店街の空き店舗を活用して開業した4事業者に対しまして、その賃貸料の一部、賃貸料の場合は50%以内、月10万円を限度に最大12カ月ということで事業を実施しておりますが、これらを補助し、4商店街の空き店舗の解消につなげたところでございます。  次に、チャレンジショップの設置についてでございますが、京王線武蔵野台駅南側のむさしの台商栄会の会内からの約22平米の空き店舗を活用して、専門家による指導のもと、出店経験を積めるよう支援を行いまして、お二人の方がコーヒーショップとネイルサロンを同時に出店いたしました。創業チャレンジバスツアーにつきましては、今後、創業を検討している7名の参加者が、これまでむさし府中商工会議所の創業支援によって開業した店舗をめぐり、店主に直接成功事例やアドバイスを受けたところでございます。  最後に、今後の取り組み状況についてでございますが、本事業は地域のにぎわい創出を図るための一つの手法として実施しているところでもございますが、3年間を目安に事業の費用対効果を検証しながら、本事業の継続について検証してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 180 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 181 ◯行政管理部危機管理担当副参事 防災行政無線の2回目の御質問にお答えいたします。  まず、設置された昭和57年と比べて現在の状況なんですけど、市民の方からは、うるさいとか聞きづらいなんて声も来ております。うるさいというのについては、申しわけありませんけど、緊急時の放送を理解してもらうように今、説明はしているところでございます。聞きづらさについては、狭い範囲にスピーカーが多数設置されているため、音が輻輳してしまうことから聞き取りにくいと考えられます。また、ビルなどの反射が重なって明瞭が悪くなることが考えられております。これを解決するために、再整備として、防災行政無線のデジタル化と、あわせて子局の本数を減らすことも今検討しております。  デジタル化のメリットについては、音質が向上するほか、機材の整備は必要ですが、画質送信や文字情報の表示、親局と子局の間の通信などがあります。デメリットと言えば特にないと考えておりますが、強いて言えば、費用が大きくかかることがあると考えております。  以上でございます。 182 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。松村委員。 183 ◯松村祐樹委員 商店街の方はわかりました。府中市は、中心市街地活性化基本計画に基づいて、府中駅周辺のにぎわいということに力を入れているというのが、よくわかっておりますけども、今回も、この事業の成果を聞いて、中心市街地以外の商店街についてもしっかり取り組んでいることに関して理解できました。今後においても、さらに市内の商店街の活性化に向けて向上していただきたいと思っております。  活用してもらって、中には、今、聞くところによると、人が入っていないとか、そういった状況もあるみたいですので、そういったところも皆さんに理解してもらいながら、活力ある場所にしていただければと思います。今後においても、3年間目安に、商工会議所に委託しながらということで理解できましたので、連携についてもしっかりとっていただいて、商店街の活気を向上、目指していただきたいと思います。  あと、聞くの忘れちゃったんですけども、最後に、事業によって、商店街側の反応ですとか、支援を受けた側の今の現状というか、その辺も教えていただければと思います。  以上です。  防災行政無線については、あり方、考え方についてはわかりました。多分いろいろ、自分のところにも御意見伺っているんですけども、今、御答弁あったように、うるさいですとか聞きづらいとかいろんな御意見あるんでしょうけども、ぜひその辺は理解してもらいたいところでもあります。ホームページとか見ますと、フリーダイヤルですとかそういった手段もあったり、提携した防災の情報がサービスとして自宅で即時に聞くことができるようなサービスもあるみたいですから、そういったところも、聞きづらいという声があったら、そういったサービスの方に周知していただければと思っております。  あと、デジタル化ということで多くの利点があることもわかりました。デメリットについては、費用が少しかかるということで、額については聞きませんでしたけども、古いものから更新していくときは、ぜひ検討していただきたいと思います。そのようなところに関しては、いろんな御意見もあるでしょうから、そこら辺も頭に入れながら整備していただければと思います。  以上で終わります。 184 ◯にしみや幸一副委員長 じゃ、1件だけ、商店街の関係の、3回目の質問、答弁お願いします。どうぞ。 185 ◯経済観光課長 本事業によります商店街の反応や、支援を受けた方の現在の状況についてでございますが、商店街からは、新規店舗の開業によって、子育て世帯などの新たな客層の集客に一定の効果があったとか、現時点では直接的な影響は感じないが、今後、商店街にとってプラスの効果が期待できるなど、にぎわいを期待できるお声を伺っているところでございます。  また、市内のほかの商店街との情報交換や見学会を行いたいとの御意見も上がっておりまして、本事業により、各商店がそのにぎわいについて強く問題意識を持っていただいたのではないかと感じているところでございます。  次に、支援を受けた方の現在の状況でございますが、空き店舗を活用して開業した4事業者の方につきましては、引き続き市内で営業を営んでいると伺っております。また、チャレンジショップに出店されていたお二人につきましては、お一人は御自宅で、もう一人はキッチンカーで開業されていると伺っております。  なお、バスツアーに参加いただいた7名の方につきましては、その事業自体が創業段階からの支援となるため、現時点では開業されたというお話は伺ってございません。  以上でございます。 186 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。以上で、松村委員の質問を終わります。  続きまして、増山委員の質問を許可します。増山委員。 187 ◯増山あすか委員 私から3件質問させていただきます。  まず、151ページの土木費です。こちらの特定緊急輸送道路沿道建築物補強設計費につきまして質問させていただきます。こちらにつきましては、ここ数年間毎年計上されていて、進捗状況について確認しておりましたけれども、平成30年度の進捗状況についても教えていただきたいと思います。たしか昨年、耐震補強されていない建物につきましては、ホームページで名前を公表するなど、積極的に市の方でも取り組んでいただいていたと認識しておりますけれども、平成30年度の状況について教えてください。  続いて2件目です。152ページ、153ページの狭あい道路整備事業費についてです。こちらにつきましても、途中で当該事業は補正を行いまして、今回の決算では当初予算からは増額になっていると思いますが、その進捗状況について教えてください。  続きまして、164ページから165ページの災害対策費についてです。災害対策につきましては、自助、共助、公助が大切であるということで市民の皆様にもお話をしており、平成30年度も例年どおり、市民を対象とした総合防災訓練、その他さまざまな取り組みをしていただいております。そこで今回お聞きしたいのは、職員向けの防災訓練というのが平成30年度行われたかどうかについて教えてください。  もう1点です。震災があった場所に、災害派遣という形で職員を派遣していると思いますけれども、その体験ですとかノウハウについては、どのように共有を図っているかについても教えてください。  以上3点、お願いいたします。 188 ◯にしみや幸一副委員長 では、順次答弁お願いします。どうぞ。 189 ◯建築指導課長 特定緊急輸送道路沿道建築物の昨年度の状況ということかと思いますけれども、特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化の補助金、昨年度は増額したことも含めてかと思いますけども、補強設計や建築物の建てかえに向けた調整をさせて、継続して行った結果、平成30年度には多くの建築物の耐震化に結びついたことが、昨年度の補助金額増加といったようなことを含めての結果だと思います。  また、状況ということですけども、補強設計と耐震改修の内訳で御説明をさせていただきます。補強設計が昨年度は2件、それと耐震改修が5件で、うち1件は建てかえに進んだものでございます。  狭あい道路につきまして御説明させていただきます。狭あい道路の増額補正をした理由ということかと思いますけども、平成30年6月に発生をいたしました大阪府北部地震後、ブロック塀の撤去、移設の助成金が唯一できるのが狭あい道路の拡幅整備事業であったために、この事業をうまく活用させていただきまして、その結果、給付申請が増加したためでございます。市民が安全・安心できる災害に強いまちづくりを実現するために、平成30年度中に工事施工ができる件数分を増額補正させていただき、取り組んだところでございます。  あと、実績でございますけれども、昨年度の進捗ということでございますが、整備件数としては42件でございまして、整備の面積は437.08平方メートルです。距離で言いますと748.52メートルを実施したものでございます。このうち増額の補正分としては6件で、約170メートル分を整備したものでございます。  以上でございます。 190 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 191 ◯防災危機管理課長補佐 続きまして、職員向けの訓練についてお答えいたします。平成30年度につきましては、災害対策本部の設置訓練と初動班の参集訓練を行っております。災害対策本部の設置訓練につきましては、災害対策本部員、本部連絡員、防災危機管理課の職員及び訓練参加職員で図上訓練形式で実施をしております。初動班参集訓練につきましては、初動班職員が各避難所に参集し、学校関係者との顔合わせや防災倉庫の確認、通信訓練などを実施してございます。 192 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 193 ◯行政管理部危機管理担当副参事 続きまして、被災地に派遣した職員の行ったときの市職員の周知の方法なんですけど、直近の例で申し上げさせていただきますと、熊本地震が起きた際に職員を派遣しており、戻ってきた職員が職員向けに講習会、講演会のような形で周知を行っているところでございます。  以上でございます。 194 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。増山委員。 195 ◯増山あすか委員 それぞれ御答弁いただき、ありがとうございました。  まず1件目の特定緊急輸送道路についてですけれども、こちらの耐震化につきましては、本当に本市だけの問題ではなくて、その道路を通る近隣他市に続く道でもございますので、今後も対策の推進を強く要望いたしますので、よろしくお願いいたします。たしか沿道沿いのホテルなんかも、まだ未実施であると思います。大変影響が大きいと思いますので、営業の継続というのももちろん大切ですけれども、やはり安心・安全の方が第一だと私は思いますので、働きかけにつきましてはきちんとしていただきますよう要望いたします。  そして、この事業を通じて、現在、市側では木造住宅以外の耐震化のノウハウも蓄積しているのではないかなと思います。木造住宅の耐震化は、ある程度進んできたと感じておりますけれども、これからは賃貸、分譲含め、マンションや団地の耐震化について、老朽化対策についてが次なる課題であるのではないかと思っております。  聞くところによりますと、東京都では住宅施策、特にマンションなどの共同住宅の管理、耐震化、そして建てかえに向けて大きく組織変更を図り、取り組んでいると聞いております。そこで、近隣自治体である、現在、私が調べたところでは、八王子市、町田市、調布市、武蔵野市、日野市、多摩市等々で、マンションについても耐震診断や改修の助成制度がある自治体が出てきていると聞いております。  そこでお聞きしますが、府中市内における旧耐震基準、昭和56年以前に建てられた共同住宅は何件ぐらいあるのか、わかれば教えてください。また、近隣市と同様に助成金を活用してマンション等も耐震化を進めるお考えがあるのかについてお聞かせください。  続きまして、2件目です。狭あい道路の解消につきまして。平成30年度につきましても、工事件数42件ということで進んでいるということがわかりました。狭あい道路の解消につきましては、狭い道路ですと、災害の面でも緊急車両が入れないといった不都合等ありますので、ぜひとも私としては進めていただきたいと思っております。昨年の一般質問でも要望いたしましたが、狭あい道路の解消につきましては、土地所有者から寄附をお願いするだけではなくて、補助金も出して、やはり代々持っている土地を手放す、市民みんなのために手放すことに当たって寄附をお願いするというのは、やはりちょっと無理があるかなと私は個人的に思います。ですので、補助金等を出して、きちんと道路として整備をしていくことが市として必要だと思いますので、ここの寄附ではなくて、補助金が出せるような形で条例化するよう強く要望いたして、2件目については終わります。  続いて、3件目です。職員向けの防災訓練につきましては、平成30年度は二つ行ったということでわかりました。災害対策といいますと、やはり防災担当部署が行うというような職員の中での意識傾向があると思います。しかしながら、実際に巨大な災害が起きた際は全庁あげての対応となるため、全職員を対象とした研修というのは大変重要なことだと思いますので、今後も取り組んでいただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  災害派遣に、昨年、熊本の震災について職員派遣を行って、その職員による体験談について研修会を行ったということですけれども、やはり実際に被災していない本市にとっては貴重な体験だと思いますので、これをきちんと継承して、今後の府中市の対策に役立てられるよう対応していっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて、2回目の質問としてですけれども、本市だけの問題ではありませんが、近年、自治体では民間への委託という事業が多くなってきておりまして、技術職の人数も減ってきているような状況です。そのような中で災害が起きた場合に、事務職員だけでは対応できないことが多くあるということで懸念されているような状況だということを聞いております。  そこでお伺いしたいのですが、本市の職員が災害時に役立つような資格などはどのようなものがあるか教えてください。また、そういった職員の災害対応能力のさらなる向上のための資格取得や講座の受講についてどのように考えられているか2回目でお伺いします。よろしくお願いいたします。 196 ◯にしみや幸一副委員長 順次答弁お願いします。どうぞ。 197 ◯住宅勤労課長 それでは、2回目の質問に順次お答えをいたします。  初めに、1件目の関係で、府中市内にマンションが何件あるかという御質問でございますが、昭和56年という御質問でございましたが、東京都の方でマンション管理条例を制定し、これから運用していくという段階でございまして、その情報提供を受けておりますので、その数字でお答えをいたします。昭和58年以前に建てられたマンション、6戸以上のマンションでございますが、府中市内に155棟、それから、昭和59年以降に建てられたもの、これも同じ基準で390棟あると報告を受けております。  以上でございます。 198 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 199 ◯行政管理部危機管理担当副参事 続きまして、職員の災害時に役立つ資格などの御質問にお答えいたします。  こちら、今生かせる資格というのは、応急危険度判定士や被災地宅地判定士などがあります。これらの資格については、今、都市整備の職員がもう取得しております。そのほか、今後さらに資格を持っていることの有利性なんですけど、災害が発生した際には資格が必要な対応を市の職員の対応でできることや、被災地への応援も幅が広がりますので、こうした資格の取得というのは本市の災害の際に役立つ取り組みと考えております。  その上で、これ以外に災害対応能力向上に資するような資格や講座については、国の動向を注視しつつ、先行している自治体を調査するとともに、関係する課と研究していきたいと考えております。  以上でございます。 200 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。増山委員。 201 ◯増山あすか委員 わかりました。まず1件目の旧耐震基準に基づくマンションの戸数ですけれども、ぴったりそのままではありませんけれども、およそ155棟ということでわかりました。今後、近隣他市につきましても、そういった動きも出ておりますので、府中市としても、この155棟につきまして、耐震化、改修等につきまして取り組んでいただきたいと思いますので、この点につきましては要望させていただきます。  また、耐震化にあわせて、老朽化したマンション、空き家も目立ってきております。その管理についてどうなっていくのかということも含めて、あわせた上でのまちづくりとして対応していっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、職員の災害対応能力に向けての資格ですけれども、即生かせるのが応急危険度判定士や被災宅地判定士等があるということでわかりました。現在、本当に委託している業務がすごく多くなってきております。委託先が市内の業者であれば、何か災害が起こった場合に、倒木の撤去ですとか水道管の破裂など瞬時に対応できる部分もあると思いますが、そうでない場合、やっぱり時間がかかってしまう部分もありますし、職員が駆けつけたところで何もできないというような状況もあると思いますので、職員の災害時の対応能力の向上については全庁あげて取り組んでいっていただきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で終わります。 202 ◯にしみや幸一副委員長 以上で増山委員の質問を終わります。  続きまして、臼井委員の質問を許可いたします。臼井委員。 203 ◯臼井克寿委員 よろしくお願いします。まず、131ページの衛生費についてです。保健医療費で夜間診療、休日診療を行っておりますが、施策の成果などを見ますと、文字どおり、市民のために夜間や休日に行っていただけていると思いますし、私も利用させていただいていて、医師や看護師がいて、市民が通常の医院がお休みしているであろうときに対応していただけるということで、本当に安心して利用させていただいております。大部分が人件費なのかなと思いますが、改めてこの委託費の内容について、どういった内容でこういった金額になっているのか教えていただきたいと思います。  それと、府中市では保健センターという、市で持っているすばらしい施設があって、そこで夜間診療や休日診療を行っているということですが、ほかの自治体の様子を見ますと、例えば、輪番で各医院がやったりですとか、手法はいろいろあるのかなと思っております。市で把握している事例がありましたら教えていただきたいと思います。  次に、141ページのこれも衛生費で、し尿処理についてです。このことについては、府中市はいち早く下水道がしっかり整備されたということで、大部分は何かしらのイベントなどでのし尿収集や、あと工事現場などもあろうかと思うんですが、そういったところの対応なのかなと思うんですが、今現在、市内事業者でし尿収集ができる事業者が幾つあるのか教えていただきたいと思います。  それと、下水道がしっかり整備されているということで、平時はこのし尿収集、大きく依存することはないんでしょうが、大規模災害時などにおいては、このし尿収集運搬が市に、また市民に果たす役割というものは非常に大きくなってくると思うのですが、災害時における市が期待している役割や、そういった市内事業者との取り決めが何かありましたら教えていただきたいと思います。  次に、土木費についてです。これは道路橋りょう費、道路維持費、緑化対策費にまたがってくる道路等包括管理事業費についてです。これは、数年かけて準備を進めてきまして、全国からも注目をされている、府中市が極めて先進的に取り組んでいる事業かと思うんですけれども、それを平成30年度に、府中市の北西地区でしっかりとルールといいますか、やり方を定めて、北西地区でこの包括管理事業を始めた初年度だと思うんですが、1年たっての包括管理事業の評価を1回目でお尋ねをしたいと思います。  次に土木費で、これ、どこに入るのかわからないので教えていただきたいんですが、先般の台風もありましたし、昨年も大きな台風がありまして、市内で倒木などもありました。こういったときに、人や家屋、また家財などに被害を与えてしまったときには、保険などにも加入していると思うんですけれども、保険の加入状況といいますか、これ、各課とか部で対応しているのか、それとも全庁的に対応するのか、市で管理しているものが、市民に影響を与えたときに、入っている保険の状況について。もし全体で入っているんでしたら全体で教えていただきたいですし、各課での対応でしたら、今回、倒木がすごく気になるので、公園関係と、あと街路樹を担当しているところでの対応状況でも結構ですので教えていただきたいと思います。  最後に、これは質問をしません。昨年の、先ほど申し上げた台風もそうですし、先般の台風もそうですけれども、市の担当者におかれましては、直前のいろいろな警報にしっかり柔軟に対応していただいて、例えば、防災危機管理課の職員においては、泊まって24時間での対応をしていただいたり、消防団では防災センターに、四百数名の団員が先般の台風では朝の7時過ぎまで対応していただいたりですとか、また、管理課を初めとする影響があるであろう課の職員におかれましても対応していただいたと聞き及んでおります。なかなか100%の対応が難しいというのは理解しておりますが、しっかりと直前の情報に柔軟に対応していただいて、適切に対応していただけたことに感謝を申し上げると同時に、災害はいつ起こるかわかりませんので、これからもしっかりとした対応をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上、よろしくお願いいたします。 204 ◯にしみや幸一副委員長 順次、答弁お願いいたします。どうぞ。 205 ◯健康推進課長 それでは、御質問1点目の休日・夜間診療、この診療費それぞれの決算の内容について御説明させていただきます。  まず、夜間診療につきましては、どの診療も保健センターの1階で行っておりますが、夜間診療は毎日夜の7時半から10時までの時間帯の夜間の診療で、医師が1人、看護師が1人、薬剤師1人の配置でございます。決算値が4,151万1,420円となっております。休日の診療、これは日曜、祝日及び年末年始ということになりますが、基本的には医師が2人、看護師が2人、薬剤師が1人ですが、年末年始につきましては診療のできる医療機関が減ることから、医師は3人、看護師も3人、あと薬剤師も3人ということでふやしております。決算値は、2,682万8,840円になっております。  また、休日の歯科診療につきましても、日曜と祝日、こちらは夜間はやっておりませんで、歯科につきましては、日曜、祝日と年末年始になっております。歯科診療につきましては、9時半から12時と1時から4時半までの時間帯になっておりますが、歯科医師が1人、あと歯科衛生士が2人という配置になっております。年末年始につきましては、歯科医師が2人、歯科衛生士が3人、あと、ゴールデンウイークの連休等々につきましては、歯科医師が1人、歯科衛生士は2人で、この体制は変わっておりません。決算額が1,338万4,530円となっております。  以上でございます。  済みません、答弁漏れありました。委託費の内訳は、それぞれ人件費になっております。周辺市の状況でございますが、まず、府中市は長年、昭和52年から1カ所で行っておりますが、武蔵野市につきましては市内2カ所のクリニックを日ごとに指定して、市民は広報等で確認をして行く輪番制の体制、また、調布市は市内3カ所及び休日歯科の応急の医師会の診療所、また、小金井市は市内4カ所のクリニックを日ごとに指定、また、三鷹市では、三鷹市医師会館のところで診療1カ所というところで、輪番制のところが周辺市では武蔵野市と調布市と小金井市、あと三鷹市と府中市は固定方式での診療という形になってございます。  以上でございます。 206 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 207 ◯ごみ減量推進課長補佐 続きまして、し尿処理にかかわる質問につきまして順次お答えさせていただきます。  まず1点目のし尿処理のできる業者についてでございますが、市内でし尿処理を収集できる業者につきましては1社でございます。  続きまして、災害時に期待すること及び取り決めについてでございますが、災害時の取り決めについては特に定めてはおりません。期待することにつきましては、避難所施設など仮設トイレが設置されることとなりますので、その際には仮設トイレというのは当然、バキューム車での収集が必要になりますので、そういったところの対応を期待しているところでございます。  以上でございます。 208 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 209 ◯都市整備部次長 続きまして、包括委託事業の1年たったところの評価等についてお答えいたします。包括管理事業につきましては、開始から1年半近くがたっております。徐々に受注者については業務を実施することになれて、市の考え方を理解していただき、打ち合わせについてもスムーズに行っているところで、事業に支障があるような大きな課題はございませんが、多少の細かい点では今後見直すような点もある状況ではございます。  また、これまで得た市民サービスの効果としましては、平成30年度の苦情要望件数については、事業開始前の平成29年度と比べまして23%削減されたということがございます。また、管理経費の効果といたしましては、複数の業務をまとめたことで、前年と比べまして約2.6%削減されました。また、受注者側の効果といたしましては、複数の業務をまとめた契約であることから、市民からの要望の対象箇所付近を総合的に対処できたですとか、複数年契約のため、維持管理を担当する目線から受契を整えるなど計画的な選定ができたなど効果も得ているものと考えております。今後、本運用に向けて、まず今年度、検証して、2年間の検証を経て評価をさせていただいて、有効であるということが確認できれば、令和3年度から本格稼働、全域について進めていきたいと考えております。  以上でございます。 210 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。
    211 ◯公園緑地課長補佐 続きまして、災害に係る保険の加入についてお答えいたします。  まず、公園の管理担当ということでお答えいたしますと、公園の施設につきまして、その対象ということで賠償責任保険に加入をしているという状況でございます。  以上でございます。 212 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 213 ◯財産活用課長補佐 保険の関係でもう1点補足をさせていただきたいと思います。本市は、全国市長会の方に市民総合賠償補償保険という保険に加入しておりまして、市が所有、使用、管理する施設の瑕疵及び市の過失に起因する法律上の損害賠償責任を負う場合に保険金が適用される保険に加入しておりまして、昨年度も台風により公園の樹木が折れて自動車に当たるという事案があったんですけれども、それに関しては保険金が支払われるという事例がございました。  以上でございます。 214 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 215 ◯管理課長補佐 続きまして、道路における保険の加入状況をお伝えします。道路につきましては、道路賠償責任保険に加入しておりまして、こちらについては対象が管理瑕疵によるものによりまして、台風などの自然災害によるものは対象外となっております。  以上です。 216 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。臼井委員。 217 ◯臼井克寿委員 ありがとうございます。  まず、夜間診療についてです。1回目で状況はわかりました。2回目でお尋ねしたいのは、委託費という、人件費というのがわかったんですが、今、医師や看護師、薬剤師というお話がありましたので、それぞれ幾らぐらいの費用が1人当たりかかっているのか教えてください。  次に、他の自治体の主な状況も教えていただいてわかりましたが、府中市のように1カ所でやることで、市民がここに行けばいいとわかるメリットもあれば、3カ所、4カ所でやることによって、より近くの医院に行けるという、両方、それぞれ利点とその逆もあるのかなと思うんですけれども、そういったことも含めて、今、府中が、先ほど、昭和52年からということで42年ぐらいたつんですかね。私も子どものころから、ここは過去数回行っているんです。昨年も久しぶりに行ったんですけれども、ほとんど同じような事業を40年しっかり続けられていると思うんですが、社会情勢や市民ニーズの変化、また、各治療院のそれぞれの企業努力などもあって、夜間診療を始めるところがあったり、また、休日、土曜日や日曜日、積極的にあけていくような医院があったりですとか、当時、40年前と今とでは置かれている状況も違うかと思うんですが、府中市としては、今、この事業について、課題ですとかそういったことが何かあるのかどうか、お聞きしたいと思います。  それと、この保健センターでやることによって、医師会や歯科医師会が責任を持って対応していただけるというメリットがある一方で、歯科医師会や医師会という大きな組織に見ていただいているような形で、なかなか先生の顔が見えてこない。時には、少し冷たい対応といいますか、事務的な対応をされたというお話も聞きます。これは何に原因があるかわかりませんけれども、例えば、きょうの担当は何々クリニックの何々先生ですとか、そういったのが入り口などにあれば、今もしっかり診ていただけていると思うんですけれども、看板を掲げながら保健センターで診ていただけるという意味で、より一層市民に寄り添った丁寧な対応ができるのかなと考えるのですが、そういったクレームなども含めて、何か市で把握していることがあったら教えていただきたいと思います。  この保健医療費については以上です。  次に、し尿収集についてです。今、市内で対応できる業者が1社ということでわかりました。そこで、人材育成や企業の技術の継承であったりですとか、そういったことを中長期的に考えていく必要があるのかなと思います。恐らく府中市の規模で1社しかないということであれば、小さな自治体であれば、もしかしたら、こういった業者が1社もないという自治体もあるのかなと思います。そうすると、何か災害が起きたときに、そういった業者が必ず府中市民のために対応していただけるかどうか、いただけるにしても、2市、3市を見ながらというような対応も考えられるのかなと思うんですが、そういった部分において、人材育成や技術継承のために市は積極的に支援をしていくべきだと思いますが、そのあたりの考え方をお尋ねしたいのと、あと、災害時における取り決めを今してないということなんですけれども、これは多くの団体や組合が、また企業も含めてですけれども、災害時における協定などを結んでいると思うんですが、やはりし尿処理の部分においても何らかの取り決めをしていくことで、より市民の災害時における安心度が増すのかなと思うんですが、このあたりの考え方をお聞きしたいと思います。  次に、包括管理についてです。包括管理についての状況はわかりました。2回目といたしましては、令和3年というお話でしたが、最終的にはこれを全市的に広げていくというお考えでいいのか、お聞きをしたいと思います。これ、1点です。  最後に、保険の関係です。今、公園と、あと道路の方でお答えをいただいたと同時に、財産活用課の方からもお答えをいただきました。昨年は倒木による車の被害ということで保険を適用したということなんですが、私も保険詳しくないからあれなんですけれども、保険の支払いが二重になっていることがなければいいんですが、もしそういうことがあるようでしたら、しっかり整理をしていただいて、各課で、公園を管理しているところや道路を管理しているところで保険に入る必要があるのかどうか、また、財産活用課の方で一括で保険に入ることでスケールメリットもあろうかと思うんですけれども、そのあたりがどのように整理されているのか、2回目でお尋ねしたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 218 ◯にしみや幸一副委員長 順次、答弁お願いします。どうぞ。 219 ◯健康推進課長 それでは、御質問にありました1人ずつの単価につきましては、これ、夜間診療ではなく、それぞれの診療ごとに答弁ということでよろしいんでしょうか。 220 ◯にしみや幸一副委員長 それぞれお願いします。 221 ◯健康推進課長 まず、夜間診療につきましては、医師が、こちら、勤務1回につきの単価になります。6万400円、看護師が1万6,690円、薬剤師が1万6,690円です。休日診療につきましては、医師1人の勤務につき11万2,540円、看護師が2万1,040円、薬剤師が2万1,040円となっております。また、休日の歯科につきましては、歯科医師が10万7,700円、歯科衛生士が1万8,300円となっております。休日の歯科で出た薬については、休日診療の薬剤師の単価の中で、薬剤師会の処方で出されている背景がございます。  続きまして、府中市として、この事業についての課題をどのように捉えているかという御質問ですが、説明でもございましたが、休日歯科の診療の1人当たりの利用人数が年々減少してきている状況がございます。特にゴールデンウイークと年末年始についての休日の歯科の診療の受診者数というのはニーズがあるんですが、ふだんの日の休日の歯科については受診者の減ということがございますので、特に休日を診療、普通に開業している歯科医院がふえていることもありまして、地域の歯科診療のあり方も鑑みながら検討していくことも必要ではないかと、課題の一つではあると認識しています。  また、事務的な対応だったというようなクレームの認識についてですが、保健センターの方にも、医師の説明が不十分だったとか、待ち時間についての苦情であるとか、そういった苦情は幾つかいただくことがございまして、そちらは、それぞれ会の方に伝えている状況がございます。  委員から出ました入り口の表示につきましては、診療日当日に、小さいプレートではありますが、きょうの先生は何々先生ですと掲示はしてあるということを申し添えさせていただきます。  ただ、今後のこの取り組みについての市の考えにつきましては、中心地でずっと事業を継続してきて、市民のニーズもございますし、高い評価を得ているものと考えてはおりますが、おっしゃられるとおりに、休日・夜間診療の実施状況というのは、40年前と随分地域の状況も変わってきていることがございますので、今後、保健計画の協議会等の御意見を伺いながら検討する必要が、諸所課題についてもあると考えております。  以上でございます。 222 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 223 ◯ごみ減量推進課長補佐 続きまして、し尿処理につきましてお答えさせていただきます。人材育成や技術継承についての市のかかわり方についてでございますけれども、こちらにつきましては、当然し尿処理につきましても、家庭のし尿件数は減っていますけども、イベント等でふえて、引き続きあるということもありますので、こちらについては事業者と引き続き協議をしてまいりたいと存じております。  続きまして、災害時の取り決めについてでございますが、こちらについても、広域資源などもございますけども、委員のおっしゃいますとおり、まず、府中市は確実にやってくれるところというところでは重要なところになりますので、こちらにつきましても検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 224 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 225 ◯都市整備部次長 道路包括管理事業の御質問にお答えいたします。現在、評価をしておりますので、評価後、令和3年度から市域全域を対象としていきたいと思います。また、発注に当たっては、府中市域を複数分割して委託をしたいと考えております。  以上でございます。 226 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 227 ◯行政管理部次長 続きまして、最後に保険料の二重払い等についてお答えいたします。先ほどお答えしましたとおり、現在、建物については、それぞれの個別で入っている保険と、それから、包括的に財産活用課が入っている保険がございます。委員御指摘のとおり、細かく見ますと、例えば、その対象、それから補償内容等、重なっている部分というのもまだ可能性もありますので、これから十分よく整理してみたいと考えております。  以上でございます。 228 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。臼井委員。 229 ◯臼井克寿委員 ありがとうございます。まず、保健医療費についてです。いろいろお尋ねをさせていただいたり、私の考えを述べさせていただきましたが、この間、医師会、また歯科医師会が府中市民のために果たしてきた役割というのは大きかったと思いますし、これからも余りかかわらないように私たちも健康に気をつけなきゃいけないのですが、何かあったときには気軽に行きやすい場所にある、そういった医療環境を府中市とそういった業界がしっかりと構築していくということが重要であると思いますので、引き続き医師会や歯科医師会、また看護師、薬剤師会などとも連携を図りながら進めていただければと思います。改めて思ったのは、医師や歯科医師には結構な費用がかかるのかなという。夜間2.5時間で6万何がしという、これ、時給で換算するのもナンセンスなのかもしれないんですが、すごいなというのが印象ですが、これも市民の生命をしっかりと守っていく上では必要な経費なのかなと理解をしておりますので。  ただ、先ほども御答弁ありましたが、40年前と比べて、今の医療環境というのも変わっておりますし、市民ニーズや社会情勢も大きく変化していると思いますので、このあたりはしっかりと捉えていただきまして、今後の医療体制の構築に当たっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。  し尿処理についてです。こちらも、今の答弁でよくわかりました。1社しかないということで、ふだんは全く問題がない業務ですけれども、何か大きな災害が起きたときには大変お世話になる業界といいますか、業種だと思いますので、そこはし尿処理の担当している部署、また防災の部署、そういったところとしっかりと情報共有をしていただきながら、できましたら災害時防災協定を結ぶなど前向きな対応をしていただければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  包括管理についても、見通しはわかりました。かなり全国が注目をしている先進的な取り組みで、昨年、この事業がスタートするまでも紆余曲折がありましたが、関係職員の皆様の御尽力により平成30年度スタートして、今、1年半が経過したわけでございます。課題が見えてきているということですので、この課題をしっかり整理していただいて、令和3年から全市に向けてスタートができるように取り組んでいただきたいと御要望申し上げます。  保険についても今の御答弁でよくわかりましたので、もしダブっているところなどがありましたら、そこはしっかりと整理をしていただいて、ないのが一番なんですけれども、やはりこれも全て防げるわけではありませんので、万一のそういった事故が起きたときには、しっかりと市民に対応ができるような体制づくりをしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 230 ◯にしみや幸一副委員長 以上で臼井委員の質問を終わります。  続きまして、加藤委員の質問を許可いたします。加藤委員。 231 ◯加藤雅大委員 それでは、商工費と土木費については質問がございますが、まず、衛生費の塵芥処理費のリサイクルプラザの関係で、これは質問ではないんですけれども、平成30年度決算でございますので、一言要望申し上げたいと思っております。  この決算では、前回の補正予算で1,000万円の減額補正をいたしましたよね。たしか、支柱か何かの外部塗装か何かということで、思った以上に腐食が進んでいたということで、この決算でその1,000万円減額補正して、無駄なお金を使わなかったというところは評価をさせていただきたいと思っておりますが、いずれにいたしましても、一般質問でも行ったとおり、このリサイクルプラザはいろんなところで老朽化が進んでいるということでございますので、既に備品等いろいろ、自転車操業的な感じになっているところもあります。したがって、今後のリサイクルプラザ自身の改築等を含めながら、いろいろな視野に立っていただいて、ぜひ市民に迷惑がかからないように、こちらを進めていっていただきたいと思いますので、この1点だけ要望させていただきたいと思います。  それでは、商工費の方で質問がありますので、146、147ページ、商工費の商工振興費の補助金の10番、特産品等開発支援事業費でお伺いしたいことがございます。こちらの、まず、平成28年度から平成30年度の3カ年の決算時の特産品の開発について、参加者数というのか、事業者数というのか、その数と販売までできたものを教えてください。また、あれば、現在の販売実績等について教えてください。それから、特産品について、食品以外あれば教えてください。3問目、特産品開発における課題についてお伺いしたいと思います。  続きまして、商工費の中の観光費、6の負担金の1と2、国分寺・府中観光振興連絡協議会と京王線沿線観光連絡会議について質問したいと思いますので、まず、国分寺・府中の方からなんですけど、この事業、平成25年から始まった事業だと思いますので、これまでの事業内容と平成30年度の決算の新たな取り組みについてお伺いしたいと思います。それから、今決算までの課題などあれば教えてください。  それから、京王線観光連絡会の方については、これ、平成30年度からの事業ですので、改めて連絡協議会の内容について教えていただきたいと思います。それから、今決算の主な課題を教えてください。それと、初年度の決算ということなので、今決算の評価についてお伺いしたいと思います。  それから、土木費に移りまして、158、159ページです。こちらの土木費、緑化対策費の中の4番目、自然環境調査員活動費の関係でお伺いしたいと思います。この予算の中には、私が平成29年3回の定例会、一般質問で取り上げた蛍の育成について、この中に予算が入っておりますのでお伺いしたいと思います。一般質問で、平成22年以降、羽化の確認ができてないと当時の生活環境部長から答弁いただきましたので、今、一般質問後、羽化の状況についてお伺いします。  以上、よろしくお願いします。 232 ◯にしみや幸一副委員長 順次、答弁お願いします。どうぞ。 233 ◯経済観光課長 それでは、特産品等開発事業費に関する御質問に順次お答えをさせていただきます。  まず、参加者数についてでございますが、特産品等開発支援事業につきましては、特産品の開発・発掘事業と市場流通促進事業の2種類がございますので、それぞれの数でお答えをさせていただきます。平成28年度、特産品開発・発掘事業1件、市場流通促進事業1件、平成29年度、特産品開発・発掘事業2件、市場流通促進事業1件、平成30年度、特産品開発・発掘事業2件、市場流通促進事業1件となってございます。  次に、販売できるようになった特産品及びその販売実績についてでございますが、平成29年度中に申請のありました府中産ブルーベリーを使ったTOKYO府中アイスが本市の観光協会推奨品に登録され、郷土の森観光物産館を初め、市内飲食店で販売を行っており、これまでに3,000個以上の販売実績を上げているところでございます。  続きまして、食品以外のものでございますが、本事業は平成17年度から実施している事業でございますが、食品以外の特産品につきましては、これまでに市内在住の漫画家等によるオリジナル扇子やケヤキを利用した木管楽器、コカリナ、それと府中市に伝わる昔話の絵本の開発などがございます。  続きまして3点目、特産品における課題についてでございますが、特産品等の開発事業につきましては、本市の新たな魅力の向上と商業及び観光振興を図るために取り組んでいる事業となりますが、近年、本市の特産品の開発というよりは、それぞれ個々の事業者の商品開発の支援となってしまっている感が否めない状況となってございます。また、本事業の実施に当たりましては、広報紙やホームページを初め、むさし府中商工会議所の協力を得るなどして、その周知を図っているところでございますが、申請される事業者数が伸び悩んでいる状況となっております。さらに、申請される事業者におきましても、固定化がされてきている傾向がございますことから、さらなる周知方法などの工夫が必要であると認識しているところでございます。  以上でございます。 234 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 235 ◯経済観光課観光・おもてなし担当主幹 それでは、観光関連の御質問に順次お答えさせていただきます。  まず初めに、国分寺・府中観光振興連絡協議会関連の御質問ですが、まず、こちらの事業内容と平成30年度の決算の新たな取り組みにつきましてお答えいたします。本事業につきましては、平成25年度から東京都市長会の財源を活用して事業を実施してございますが、これまで観光アプリの作成、観光マップや冊子の作成、スタンプラリーの実施、両市の写真コンクール入賞作品の共同展示、JRA(東京競馬場)での合同PRブースの設置など実施してございます。平成30年度の新たな取り組みといたしましては、国分寺・府中観光アプリ「ぶらり国・府」を改修いたしまして、武蔵国府の国庁や国分寺の七重塔を3Dグラフィックで再現する3DARや、スポットをめぐり指定の行動を行うラリー機能の追加を実施いたしました。なお、アプリにつきましては、累計で1万1,000件のダウンロードがこれまであるところでございます。  続きまして、今年度までの課題でございますが、昨年度、初めてデジタルスタンプラリーを実施したところでございますが、参加者のアンケート結果からは、スマートフォンだけで参加できるので紙のスタンプラリーよりも手軽にできた、写真を撮影するなどデジタルスタンプラリーならではの楽しみができた、また、モバイルは初めてだったのでおもしろかったなどのお声もいただいておりますが、スマートフォンを使うことで子供が参加しづらい、紙などのスタンプを押すこれまでのやり方の方がよかったとの御意見もいただいております。スタンプラリーにつきましては、参加者の約4割が国分寺市や近隣市からの御利用をいただいておりまして、多くの市外の方に本市にお越しをいただくきっかけとなっていることから、連携事業の効果は高いものと捉えておりますが、実施手法につきましては、実際にスタンプを押して手元に何かが残るような手法と、スマートフォンなどを活用した手法とのそれぞれのよさがございますので、そのよさを生かせるような企画を検討する必要があるものと認識しております。  続きまして、京王線の関連の事業につきまして御説明いたします。まず、平成30年度からの事業でしたが、連絡会の内容につきましてお答えいたしますが、こちらの事業につきましては、京王線沿線の府中市、多摩市、日野市、稲城市の4市が連携し、各市が保有する観光資源、地域資源を活用し、市内外の居住者及び外国人観光客に対し、訪問の動線である京王線を軸に観光振興を図るための協議会で、東京都市長会からの全額補助を受け、昨年度は4市観光マップの作成のためのワークショップやフィールドワークを実施し、これらの結果をもとに、4市の地域の観光マップの作成、配布を実施したところでございます。  続きまして、今決算の主な課題でございますが、平成30年度は、まず観光マップを作成いたしましたが、今後、このマップの周知、活用が平成30年度終了時の課題となるものと捉えております。  最後に、初年度決算としての評価でございますが、本協議会を通じまして、広域的な観光マップや観光ルートの作成を行いましたが、本市だけでは距離的な面や時間的な面では御満足いただけない層に対しまして、比較的長距離の観光ルートの紹介が出てきたとともに、共同実施作業を通じまして、京王線沿線の4市が一体となって観光施策を盛り上げようという機運の醸成ができたものと捉えております。  以上でございます。 236 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 237 ◯環境政策課長補佐 続きまして、蛍の御質問についてお答えいたします。蛍の羽化の状況でございますが、平成30年度には5月17日の日中に蛍の成虫を確認し、同日の夜8時には10匹程度の蛍の発光を確認いたしました。以後、6月末まで同時刻における観測確認を行い、6月11日の観測数1匹を最後に見られなくなりましたが、確認できた蛍の個体数は延べ90匹程度でございます。蛍の成虫の寿命は1週間から2週間程度と言われておりますので、総数としましては20匹前後と推察しております。  次に、今年度につきましては、5月9日から観測を始め、5月13日の夜8時に2匹の蛍の発光を確認いたしました。  次に、以後、6月末まで同時刻における観測確認を行い、6月18日の確認数1匹を最後に見られなくなりましたが、確認できた蛍の個体数は延べ約100匹程度でございます。総数といたしましては、30匹前後と推察しております。  以上でございます。 238 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。加藤委員。 239 ◯加藤雅大委員 では、2回目に入らせていただきます。  まず、特産品の開発事業につきましては、諸課題が、質問させていただいた中で大分見えてきた気がします。本当に、参加している業者というか、件数も少ないですし、食品以外にあげていただいたものとかは、さっぱりどういったものかわからなかったです。本当に目にすることがなかったのか、私が市内に出なかったのかよくわからないですけど、それぐらい記憶にないなというようなものが、一応、過去につくられたということもわかりました。  TOKYOアイスなんかは、私、家が物産館に近いものですから、ポスターとか商品とかを見かけたこともございますし、たまたま昨日、大國魂神社の隣の洋菓子店に行きましたら、このアイスのビラも拝見することできましたけど、なかなかそういったことで周知も難しいのかなと。ほかでは見かけることが少ないかなということもすごく感じております。  この支援事業自体が、行政主導でやっていくことがもう限界に来ているんじゃないかなと、私個人は感じているんですね。そこで質問なんですが、この事業をまちづくり会社やNPO法人の委託事業として切りかえてもよいと思いますが、その考えについてお聞きしたいと思います。  それから、府中観光連絡協議会についてですけれども、これ、記憶にあったときが平成28年だか平成27年にこの関係で質問したことがあるんですけど、このときもこの観光アプリを随分推していたような気もしますし、今回聞いても、新たな取り組みとして改修したということがあったのかなというところと、この手の事業を聞くと、「スタンプラリー」という言葉がとっても多いかなと思っております。昨日でしたっけ、遠田委員が総務費の企画の中で、多摩川流域事業交流事業費、これ聞いたときも、各自治体のイベントのスタンプラリーを行っているといったような答弁があったと思うんですけど、横でせっかく連携しているのに、スタンプラリー、スタンプラリーって、事業名が違うだけで、やっているようなことは似たり寄ったりになってきちゃっているのかなというのはすごく感じてきておりますので、京王線の観光連絡協議会の件については、特に今年度初めての事業なので内容を確認させていただいて、観光マップまで作成できたというところなんですけど、これ、再質問しませんけど、これが結局、スタンプラリーみたいなことにつながらないでいただきたいんですよね。スタンプラリーが本当に悪いと言っているわけではないんですけど、類似した事業ばっかりになってきがちになっているのかなというところは否めないので、その辺は気をつけていただきたいと思っておりますが、これは要望としておきます。  ちょっと戻りまして、府中観光連絡協議会についてなんですけど、アプリを推していくことはいいんですが、観光アプリの活用が重要点にいきがちになっているようにも、答弁を聞いている限りでは感じておりますので、今後、両市の共同イベントの開催、こういったものに力を入れていただければなと思いますので、その考えがあるかどうかお尋ねします。  それと、せっかく国分寺との振興連絡協議会でございますので、本市で言えば、国分寺はJRで、武蔵野線で西国分寺とつながっておりますし、バスの関係も通っておりますから、こういった鉄道・バス会社を使った観光PRや協働事業の展開、こういった民間を含めながらの事業展開の考えはないか、お尋ねしたいと思います。  それから、土木費に入りまして、蛍の関係です。御努力のおかげで、8年ぶりに蛍が復活できたということで、もう大変喜ばしいことだと思います。私も実際、現場に行かせていただいて、蛍が羽化したというところを確認させていただきました。本当に地元の方々がすぐに連絡いただきまして、こういった取り組みが実ったなと思っております。羽化の確認がとれたことを踏まえながら、以前の育成の取り組みの違いがあれば教えていただきたいと思います。また、今回、一番の成果の取り組みについてあれば教えてください。  以上です。 240 ◯にしみや幸一副委員長 順次、答弁お願いします。どうぞ。 241 ◯経済観光課長 それでは、特産品等開発事業費についての2回目の御質問にお答えをいたします。委員御指摘のとおり、本事業につきましては、先ほども御答弁させていただきましたが、広報紙やホームページを初め、むさし府中商工会議所の協力を得るなどして、その周知を図っているところでございますが、申請する事業者数が伸びてない状況となっているところでございます。御提案いただきました本事業を、まちづくり会社やNPOへの委託事業に切りかえることにつきましては、本事業は申請後に専門知識を有する審査員が、本市の新たな特産品となり得る商品の開発及び発掘に該当するか否かを書類及び面接によって審査を経て決定していることとなりますことから、これらを踏まえた上で、民間事業者等への委託が可能かどうか鋭意検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 242 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 243 ◯経済観光課観光・おもてなし担当主幹 国分寺・府中観光振興連絡協議会の御質問に順次、お答えいたします。  まず初めに、今年度の両市での共同イベントについての考えでございますが、今年度につきまして、既に6月に東京競馬場におきまして合同PRブースを出展しているところではございますが、年度末の3月には、国分寺と府中をテーマにした講演会を中心とするイベントの実施を予定しているところでございます。今後も、歴史的にも古くからつながりの深い両市の魅力を効果的に発信できる取り組みにつきまして、国分寺・府中観光振興連絡協議会におきまして検討してまいりたいと考えてございます。  続きまして、鉄道・バス事業者を使った観光PRや協働事業の展開の考えについてでございますけれども、こちらにつきましては、平成29年度に実は、JR東日本が実施する「駅からハイキング」のコース選定に当たりまして、本協議会として協力をさせていただいたところでございます。今後につきましても、地域の観光振興には欠かせない資源でございます、鉄道・バス事業者と連携した事業の展開につきましても検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 244 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 245 ◯環境政策課長補佐 2回目の蛍の御質問についてお答えいたします。これまでの取り組みとの違いにつきましては、蛍の外敵となるザリガニなどの駆除や蛍飼育上の樹木整備による日照条件の確保などの飼育環境や水路整備を府中ホタルの会の皆様が継続的に熱心に取り組んでいただいたことが実を結んだ結果であると捉えております。  また、他市の団体の方との意見交換や多摩動物公園の方からのアドバイスにございました、蛍の餌となるカワニナの飼育や繁殖を第一の目標とされ、カワニナが育つ環境が徐々に整えられ、カワニナの増加が見られたこと、また、昨年、ことしと2年続けて観察できたことが一番の取り組みの成果があったと認識しております。  以上でございます。 246 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。加藤委員。 247 ◯加藤雅大委員 御答弁ありがとうございました。3回目ですから意見だけ述べさせていただきたいと思います。特産品開発事業、御答弁いただきまして、書類及び面接の審査という大事な点だけは市で行っていただいて、あとの部分というのは、この支援事業に対しての開発に関して、商工会議所以外にも御協力いただくという意味合いも含んだ意味でございますので、こういったまちづくり会社、NPOといった、いわゆる民間での活力は活力として使うと。こういった補助金ですから、締めるところは締めるという形でちゃんと市がチェック機能だけを果たしていただければと思いますので、いい意味で民間との協働でやっていただければなと思っておりますので、ぜひその辺は御検討いただければと思っております。  それから、国分寺・府中の観光の部分での再質問です。歴史的という部分は確かに府中と国分寺とのつながりはありますので、こういったテーマを掲げた講演会もよろしいとは思うんですけど、以前、一般質問でも言わせていただいたとおり、国分寺市はペンシルロケットをつくられた発祥の地でありますし、府中市は、プラネタリウムという宇宙をテーマにしたものもございます。そういったお互いのいい部分の観光資材を使っていただいて、共同でイベント等を立てるというような仕組みづくりをぜひやっていただきたいなと思っております。観光アプリがだめだというわけじゃないんですけど、やはり国分寺市と交流をしっかり持っていただきたいと。人の交流がなければ、そういったいいアイデアも生まれないかなというところもありますので、デジタル化に頼り過ぎないように、ぜひその辺を考えていただきたいと思っておりますし、鉄道会社、バス会社、こういったところにも魅力ある府中、国分寺について協働で観光の資源を広げて、輪を広げていただきたいと思いますので、御協力いただけるようお願いしていっていただきたいと思います。
     それから、蛍の関係です。聞き忘れちゃったこともあるので、3回目で1回だけ聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。ここまでの状況で、劇的とまでは言わないですけれども、試行錯誤の上で羽化の成功につながっているということでございます。多分、実際、幼虫の数はもっと多い、何百匹というような数だとは思うんですけれど、それに対して、先ほど御答弁いただいた、羽化した数がおおよそ30匹程度かなというところなんですけど、この数字が多いか少ないかではなくて、ゼロが30になったということをよく踏まえていただきたいと思います。本当に、平成22年以降、8年間一度も羽化しなかったことが、ここでようやく実ってきたということですので、ここにさらなる蛍の育成について、諸課題は多少残っているようでございますので、そういったところで予算の方はカットしないでいただきたい。長い目で見ていただきたいと思いますので、ぜひ財政御当局、よろしくお願い申し上げたいと思います。何せ自然を相手にしておりますので、成功する年もあれば失敗する年もありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  そこで、自然を相手にしたということで、2回目で聞きたかったんですけど、近隣市で取り組んでいる八王子市、それから稲城市の育成の状況、この辺の状況もわかれば教えていただきたいと思いますので、この質問をして終わりたいと思います。 248 ◯にしみや幸一副委員長 3回目の答弁、お願いします。どうぞ。 249 ◯環境政策課長補佐 蛍の3回目の御質問についてお答えいたします。近隣の状況でございますが、既に、毎年、蛍の飼育に成功され、情報交換させていただいております八王子市の団体からは昨年度、多くの幼虫が見られれば、府中市の方へ少しお譲りしたいというお話をいただいておりましたが、今年度は特に気象が厳しく、幼虫も少なく、羽化も厳しい状況であったと伺っております。  また、稲城市では、上谷戸親水公園にて蛍の飼育が行われております。本市とは飼育環境の規模や蛍の種類などが異なりますが、自然繁殖の個体も含め、例年、多数の蛍の成虫が確認されており、順調な成育が見られたと伺っております。  以上でございます。 250 ◯にしみや幸一副委員長 以上で答弁終わりました。加藤委員の質問を終わります。  ここで、衛生費から消防費までの質疑を終了いたします。説明員入れかえのため、しばらくお待ちください。  次に、教育費から予備費までの質疑を行います。  初めに、質疑者の挙手を求めます。     〔質疑者挙手〕 251 ◯にしみや幸一副委員長 順次読み上げますので、お願いいたします。村木委員、加藤委員、臼井委員、増山委員、そなえ委員、杉村委員、西の委員、竹内委員、赤野委員、遠田委員、高津委員、西村委員、前川委員、稲津委員、村崎委員ですね。私の方で失念している方いらっしゃいますか。いらっしゃらないですね。  では、村木委員の質問を許可いたします。村木委員。 252 ◯村木 茂委員 3件、質問させていただきます。  教育委員会、教育の関係というのは余り質問したことないんですけど、教育委員会の運営費で、たしか教育委員会の組織が滋賀県の大津市のいじめ問題から変わったと私は記憶しているんですが、その後の組織、今回見たら、年間、協議会12回、臨時会4回と施策の成果で出ておりますが、その後、組織変更後の教育委員会の運営等々について、問題点、従来どおりの教育委員会であるということなのかどうか、その辺を聞きたいと思います。これは質問だけですから、2回目は要りません。現状の教育委員会のあり方を聞かせていただきたいと思います。  それから、ページ、191ページ、学校開放運営事業、十中のプール開放というのが施策の成果に載っておりまして、それ以外にも体育館、校庭等の開放という意味で使っていただいているんだと思いますが、これはどのような運営方法で、どのような手続で、そして、ある程度規制というのがあるのかどうか、私も使っている方からもいろいろ現状を聞かされているんですが、詳細を聞かせていただきたいと思います。  それと、最後に基金のこと。これは総括質問で、我々は市川委員が質問いたしますが、なるべく一緒にならないように、ダブらないように。基金なんですが、現在、17件あります。私は、府中の今日まで先人たちがつくってきたこのまちづくりに府中の基金というのが、本当に他市に比べて、府中市の財政が豊かである一つの要因であると自負している一人であります。その中で、これ、合計額は約629億円でありますが、今後のこの基金のあり方を、このままでいいのか、また、それぞれ基金の運営、運用に関しては柔軟な対応をしているという話を聞いておりますけれども、ある党はこれだけためているんだから、どんどん市民のために使えと言っている党もあるようですけども、それは私はいけないと思います。あくまで基金は、いざ、これから市民の、いわゆる税金を大切に運営するための府中の伝統を誇る基金であると、先ほど申し上げたように、思っておりますので、今後のそれぞれの基金のあり方、特に17ある中で、公共施設整備基金、公園緑化基金、それから都市基盤産業基金等々がございますが、その今後のあり方、これをまたふやしていくのか、いや、これはこういうことで使っていく予定でおるとか、将来に向かっての、決算ですから、今までの過去の経過の中で、これからの見方の中で、今までの経過を踏まえて聞かせていただきたいと思います。  以上3点、よろしくお願いいたします。 253 ◯にしみや幸一副委員長 随時、答弁、お願いいたします。どうぞ。 254 ◯教育総務課長 それでは、1件目の制度改革後の教育委員会の状況につきまして御説明をさせていただきます。委員御案内のとおり、平成27年4月1日から新教育長を設置し、また、教育委員長が廃止されました。このことによりまして、教育行政における責任体制の明確化が図られたと認識してございます。また、総合教育会議の設置によりまして、迅速な危機管理体制の構築ですとか市長との連携が強化されたものと認識しております。  教育委員会の運営そのものでございますが、これにつきましては、定例会、臨時会含め、大きな変更は特にございません。したがいまして、現在のところ、大きな問題なく教育委員会が実施されているところでございます。  以上でございます。 255 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 256 ◯スポーツ振興課長補佐 続きまして、学校開放運営事業につきまして御答弁申し上げます。  初めに、学校開放のうちプール開放、御質問いただきました、十中プール開放につきましての運営形態につきましては、地域プールと同様で事業者の方に運営を委託しておりまして、利用者につきましては、事前の予約等々必要ございませんで、当日、場所にお越しいただきまして、御利用いただくという形態をとってございます。  一方で、校庭ですとか体育館、こちらの学校開放事業につきましては、まずは、社会教育関係団体の御登録が必要となっておりまして、御利用に当たりましては、御希望の小・中学校あるんですけれども、そちらに利用者の代表に集まっていただきまして、学校利用調整会というものを開催していただきます。これは、向こう3カ月分を一斉に調整をする場でございまして、そちらの中で各団体の使う利用日、利用時間帯というものを決定して運営してございます。こちらの校庭、体育館につきましては、基本的に当該学校が使ってない時間を利用させていただいておりまして、特段、学校開放を運営している間に管理員等々の手配というものはしておりません。  申しわけありません、十中プールの開放につきましては、現在のところはまだ試行実施という段階でございますので、御承知おきのほど、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 257 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 258 ◯財政課長 それでは、基金の関係につきましてお答えさせていただきます。  まず、基金でございますけど、恐らく委員、回転基金を除いて今おっしゃったと思うんですけど、回転基金を含みますと、20基金で平成30年度末残高としては691億2,600万円程度ございます。その上で、基金についての考え方というところになるんですけれども、平成30年度の決算におきましては、基金を再編して、後期総合計画期間の新たな基金の考え方をスタートさせた初めての年度ということになります。その上で、その考え方としましては、まず、財政調整基金につきましては、本市が不交付団体であるため、一定の額が必要だということで80億円までの引き上げ、それから、かつて起こったリーマンショックのように、一般財源の急激な減少等にも対応できるように財源調整機能の拡充、こういったところの考え方で取り組んだところでございます。  さらに、基金の活用という視点におきましては、総合計画4分野を推進するための基金として四つの基金を設けまして、総合計画期間内における新規レベルアップ事業のうち、短期・集中的に取り組む必要がある事業につきまして、その財源として活用するというような扱いにさせてもらったところでございます。  それから、最後にもう1点、今後、公共施設の老朽化対策等が本格化してくるというところがございますので、そういった中で後年度負担を考慮しますと、市債の借り入れにつきましても適正規模にしていく必要がありますので、後期計画期間の令和3年度までの間につきましては、少なくとも財源が生じた場合には、できる限り積み立てをするという方針を立てさせていただいたところでございます。  それに伴いまして、平成30年度決算につきましては、財政調整基金による調整を6億6,900万円させていただきました。さらに、総合計画4分野基金の活用としましては、新規事業等25事業に対して3億2,300万円の活用をさせていただいてございます。また、公共施設整備基金への積み立てとしましては、臨時的な法人市民税の増収ですとか収益事業収入の増加に伴いまして、49億6,500万円の積み立てをしてございます。いずれにいたしましても、これらの手法につきましては、基金の積み立て活用方針、令和3年度までの方針に基づいた対応をさせていただいたところでございます。  それから、お話のありました公園緑化基金でございますけれども、こちらにつきましては、今、約12億円あるところですけれども、今すぐにこちらの活用先があるわけではないんですけれども、今後、また公園の整備あるいは崖線の取得、こういったところが生じた場合に活用したいと考えてございます。  以上でございます。 259 ◯にしみや幸一副委員長 村木委員。 260 ◯村木 茂委員 教育委員会のお話は随時、常任委員会で、文教委員会でお話を聞かせていただいて、学校のいじめ等々に関しましても常任委員会で報告をいただいておりますので、あえて2回目の質問はいたしませんけれども、組織変更から、その後、平成27年以後、問題なく運営されているということを聞いて、安心というよりも、人が人をつくる、国の根幹であります教育が府中市においては従来どおりの政策の中で進められてきているということで安心いたしました。  続いて学校運営事業でございますが、十中プール開放ということが書いてあって、今、試行的だということで、これは各プールの今後のあり方等々の検討の中で出てきたということは承知しております。しかしながら、今後、いわゆる「学校開放」という言葉からするように、学校は聖域であると、我々が育った時代は、学校は本当に勉強する場であって、一般の人が入れないというような意識のあった時代もありました。ですから、学校開放ということじゃなくて、今後、学校が地域によってどのような運営事業として考えているのか。先ほど、いわゆる社会教育団体に登録をした方が、体育館、学校、校庭等を利用されているということでございますが、そこで事故が起きたときに、じゃ、その責任の所在はどこにあるのか、社会教育委員会なのか教育委員会なのか学校なのかというような問題もよく出てくるわけで、その点も学校開放事業というもののあり方ということが、これからこの決算の中で、ある程度問題点が見えてきたと思います。特に、さっきお話があったプール開放というもののあり方、これが教育委員会として、社会教育としてどのようなあり方を今後考えていくのか、これのもとになった中で考えて、各学校の調整をしていくのか。それから、そこのある中学校を借りている団体から、そこは大変人気のある体育館だと思うんですけれども、抽選をしていると。抽選をして使っているんだけれども、非常に施設を、例えば、極論ですけど、ガラスを割ってしまったという場合の責任等々のとり方は、使用者の責任になるのか、また、学校施設を一部破損したというときは、その責任の所在というのが、その規則、規制の中に盛り込まれているのか、その辺を聞かせていただきたいと思います。現状で結構です。  それから、基金のことですが、まだまだこれから、実は不用額は収入のときに17億円今回あると聞いておりました。不用額がいいか悪いかということは、多いか少ないかという点は検討したいと思いますが、基金において、今後、いわゆる人口減から来る基金のあり方というものが、私は、さっきの質問の中で一つ申し上げたのは、流動性を持って基金が運営できるのかどうか、その確認だけしたいと思いますので、以上2点、よろしくお願いいたします。 261 ◯にしみや幸一副委員長 答弁お願いします。どうぞ。 262 ◯スポーツ振興課長補佐 それでは、学校開放事業の2回目の御質問にお答え申し上げます。  まず1点目の今後のプール開放の考え方といった御質問ですけれども、委員御指摘のとおり、こちら、公共施設マネジメントの取り組みの一環としまして、学校プールの開放といった部分と、それから、相反する部分で地域プールの処分という、そういったセットの中で取り組みを進めているところでございまして、今回、十中プールを開放、試行でさせていただきまして、いろんな運営上の課題ですとか、そういったものが出てくる中で、いかに今後、十中に限らず、学校でプールを一般の方に開放していけるかといった部分は、今後課題を整理する中で、次の学校といったものが可能なのかどうかといった検証をしていきたいとは考えてございます。  それから、利用団体の責任の所在、物を壊したときですとか、そういったところの考え方でございますけれども、先ほど申しましたとおり、学校開放の管理員といったものを当該場所には置いておりませんので、まずはその状況の確認を私ども、学校開放所管課の方で利用団体の方にさせていただく中で、それが団体の方の責にあるといったような場合には、場合によっては弁償ですとかそういった費用負担をお願いする場合もございます。  また、ケースとしては、例えば、学校側の施設の方に瑕疵があったとか、そういった部分であれば、逆に言うと、責任は学校の方という考え方もできるかと思っています。学校側にも団体側にもといったような場合、明らかでないといった場合であれば、私どもスポーツ所管課の方で予算をかけて対応していくといったような考えになるかと思います。  以上でございます。 263 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 264 ◯財政課長 続きまして、基金についての2回目の御質問につきましてお答えさせていただきます。  基金につきましては、今回、年度間の一般財源の調整、それから、今の後期基本計画期間の施策の推進、そして、将来に向けての基金の積み立てと、大きく三つの要素を盛り込ませていただいているところでございますけれども、個々の事業の進捗等は、計画どおりいく場合、いかない場合ございますので、それぞれの状況に合わせて、流動性を持ってといいますか、柔軟に対応していきたいと考えてございます。  以上でございます。 265 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。村木委員。 266 ◯村木 茂委員 ありがとうございます。社会教育の学校運営に対する考え方、わかりました。今後、高齢人口がふえてきて、その中で、これは非常に関係あるかと思いますが、学び返しとか、いわゆる学校の中で体育館を利用して、もう一度昔とったきねづかをというのかな、そういう点で利用者が大変これからもふえていくんではないかなと思います。でも、あくまでそこは教育の場ですから、そこのすみ分けはぜひ、「規制」という言葉はよくないかもしれないけども、ある程度拘束を持って進めて、大いに利用していただきたい。特に、学び返しというか、いわゆる健康の増進のための施設も含めた学校開放という場を今後進めていただきたいと思いますし、それに対するある程度の拘束、規制というものをつくる必要もあるんではないかなと私は考えておりますので、十分検討していただきたいと思います。  それから、基金に関してはわかりました。柔軟性を持って進めていただきたいと思いますが、果たして、これからこれ以上基金をふやしていいものかどうかも、もう少し検討していただきたいし、これから税収が少なくなるであろうことを予想すれば、府中市の600億円に近い基金というものは、これから大変必要なことであると思いますし、市民に負担をかけないで、行政の中で市民の負担を少なくして進めていくという施策を政策というものに生かしていただきたいと思いますし、今後の基金のあり方を、やはり我々も一つ一つチェックしていきたいと思っておりますので、これで質問を終わります。ありがとうございます。 267 ◯にしみや幸一副委員長 以上で村木委員の質問、終わりました。  続いて、加藤委員の質問を許可いたします。加藤委員。 268 ◯加藤雅大委員 私から2件、教育費について質問させていただきたいと思います。  172、173ページの学校整備費の13番、外構工事費について。さきの歳入でもお聞きしましたので、改めながら、確認しながら質問させていただきたいと思います。  まず、歳入でブロック塀を確認したときに、平成30年6月に一斉調査を実施したということでしたが、危険と判定したブロック塀等は全部で何校ありましたか、それから、今決算で何校対応できましたか、予算編成についても教えてください。  続きまして、184、185ページの社会教育費の中の社会教育振興費の9番、武蔵国府跡保存整備活用検討会議運営費についてお伺いしたいと思います。施策の成果を見てみますと、第2期工事については引き続き庁内検討を行ったと書いておりますので、まず、主な庁内検討の内容とは何ですか。それと、この検討会のメンバー構成についてお伺いしたいと思います。  それから、20の武蔵国府跡管理運営費の関係でお伺いしたいんですが、第1期工事後、オープンを経て、地元自治会等へ維持管理についてお願いしたという経緯があるみたいですけど、この内容についてどのような話があったかお知らせください。  それと、この広場の開園時間について、現在の利用時間は、たしか午前9時から午後5時までだったと思いますが、これを設定した理由についてお伺いしたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 269 ◯にしみや幸一副委員長 随時、答弁お願いします。どうぞ。 270 ◯学校施設課長補佐 初めに、ブロック塀の関係の危険と判断したブロック塀、全部で何校ありましたかというところでございますが、昨年、平成30年6月18日に発生した大阪北部地震で、学校施設のコンクリートブロック塀が倒壊しまして、児童が下敷きとなったという痛ましい事故を受けまして、平成30年6月18日から26日にかけまして、ブロック塀の一斉調査を実施しております。その調査の結果から、現行の建築基準法に適合していないブロック塀ですとか、基準内であっても、ひび割れ等があるようなブロック塀、万年塀につきまして、小学校で13校、中学校で1校となっております。そのうち、道路に面して設置されているブロック塀、万年塀につきましては9校ということになってございます。その9校につきまして、全て対応が完了してございます。  続きまして、決算で何校対応したかというところでございますが、6月に実施した調査をもとに、昨年の7月4日に、各学校の保護者に対しまして、危険なブロック塀などにつきまして、撤去、改修で進めていくというような文書を送付してございます。その後に、昨年、補正予算を提出させていただきまして、道路に接している5校につきまして改修工事を実施してございます。その他の道路に接している4校につきましては、延長ですとか高さですとか現場の状況などから軽微な改修で対応が可能ということで、緊急的に校舎等維持管理費における修繕で対応してございます。  以上でございます。 271 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 272 ◯ふるさと文化財課長補佐 続きまして、武蔵国府跡保存整備活用検討会議の御質問について御説明いたします。  まず、1点目の第2期工事に向けて庁内での検討、どのような検討がされているかという御質問ですが、第2期工事に向けての建物の整備につきまして、民間活力の導入の可能性につきまして関係課と協議をさせていただいております。  2点目の武蔵国府跡保存整備活用検討会議の委員構成でございますが、委員は18名で、歴史や史跡整備に関する学識経験者が9人、観光協会、JR東日本、大國魂神社、JRA、むさし府中商工会議所など団体の代表が8人、あと、市民代表として本町1丁目の自治会長の1名で構成してございます。  3点目、続きまして、地元自治会への御要望でございますが、国司館史跡広場の周辺も含め、清掃、それから、不適切な利用等を含めてお願いしたところ、先日も夜間に、閉園後に柵を乗り越えて侵入した人がいたんですけども、警察への通報とかそういった御協力をいただいてございます。  続きまして、4点目の利用時間でございますが、周辺住民からも、防犯上の観点から夜間閉鎖してほしいとの御意見もございますが、第1期整備工事の竣工後の開園時間でございますが、仮設の建物しかございませんので、セキュリティーも最小限のものとなってございますので、朝9時から5時までとさせていただいております。  以上でございます。 273 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。加藤委員。 274 ◯加藤雅大委員 ありがとうございます。ブロック塀に関して再質問を続けたいと思います。大体の内容は見えてきましたが、この中でもまだ未実施の学校があるということも確認ができてきましたので、危険なブロック塀などの未実施校について、今決算まで終わらなかった理由についてお伺いしたいと思います。  また、今後の改修予定としては計画ができているのか、できていれば、改修スケジュールについてお尋ねしたいと思います。  それから、3点目なんですけど、この未実施について、雑駁な質問で申しわけないんですけど、大まかな概算金額というのがわかれば教えていただきたいと思います。  続きまして、武蔵国府跡の関係です。検討会議の運営の主な内容は民間活力の関係だけなんですかね。主なものということでお聞きしたんですけど、1点しか出てこなかったので、もう少し何か詳しく、詳しくというか、その1点だけをやっていたわけじゃないと思うんですけど、それしか答弁が出てこないということであれば、それで構いません。構成メンバーは、お聞きした感じでは、学識経験者とかJR、また大國魂神社、商工会議所等ですね。ただ、地元の関係が本町1丁目自治会だけのようですけど、こういう検討会について、1丁目自治会だけしか呼ばなかったというのはどうなのかなというところは感じております。  あそこの地域で言えば、本町2、3丁目自治会があったり、御殿下自治会があったり、場所で言っては、矢崎町も周辺的には入ってくるんじゃないかなと思うんですけど、その辺のメンバー構成については若干、地元の意見として、なかなか広く通らなかったんじゃないかなと思うところはありますので、今さら言ってもしようがないかもしれないんですけど、ただ、2期工事について、今後そういったことは生かしていっていただきたいので、この2期工事の関係、今わかる範囲で構わないので、今後のスケジュールについてお尋ねしたいと思います。  それから、管理運営費の方は、地元自治会の協力で清掃とか、また、利用時間外に不審者が入ったことで通報していただいたと、いろいろあるようで、そういった地元自治会とのつながりは今後も継続的にやっていっていただきたいと思っておりますし、この関係については、まだこの御殿の広場のところは活用方法がいろいろあると思いますので、地元自治会といろいろと施策も練っていただきたいと思っております。  再質問は、開園時間について、先ほど設定理由はお伺いしましたけれども、利用時間については、いろいろ賛否の声があります。開園時間を設定しないでほしいということと、逆に、今みたいに設定した理由の中で、いろいろと防犯の関係や、やはり府中本町の駅ですと、競馬、それから競艇の関係の来場客が汚すんじゃないかとかというようなことの懸念が自治会や地域の住民から一度御相談があったこともあって、いろいろ賛否の声はあると思うんですけど、この2期工事後の利用の時間について、まだ市の考えがあるのか、利用時間設定を変えていくのかどうかという、今現在の考えで構いませんので、その辺の見解について教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 275 ◯にしみや幸一副委員長 答弁お願いします。どうぞ。 276 ◯学校施設課長 それでは、ブロック塀の2回目の御質問に順次お答えしたいと思います。  初めに、昨年度までのブロック塀などの改修が終了していない理由といたしましては、昨年度は道路に接しているブロック塀などが直ちに危険であると判断しましたことから、緊急対応を行ったところでございます。しかしながら、民有地に接しているブロック塀などは、地権者の協力を得ながら境界を確認し、実施することとなっている状況でございまして、その関係でブロック塀などの改修が現在おくれている状況でございます。  次に、今後の改修計画やスケジュールにつきましては、隣接する地域の方との境界を確認するために測量作業などが必要となることから、現状ではまだ未定となっている状況でございます。  最後に、未実施の改修の概算金額でございますが、現在、ブロック塀などの改修が実施されていない学校についての改修費用は細かく試算していない状況でございますが、残されたブロック塀や万年塀の延長を踏まえますと、改修費については1億円以上は必要になるのではないかと考えているところでございます。そのほか、この改修費のほかに測量費用などが別途必要になると考えております。  以上でございます。 277 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 278 ◯ふるさと文化財課長 続きまして、国司館地区の2回目の御質問に順次お答えいたします。  まず、申しわけございません、1回目の御質問で庁内の検討会議というお話でしたので、庁内では改修計画に向けた、民間活力に向けた課題の整理その他をさせていただいたということで御答弁させていただきました。2回目の検討会議の主な検討内容でございますが、第1期整備に当たっての復元模型について、製作する国司館の配置やその内容、また、VR映像の内容について事務局の考えを御説明して、それに対して御意見をいただきました。  また、地元自治会からの御要望もいただきまして、第2期工事に向けては、ガイダンスとともににぎわいを創出する店舗を併設してほしい、また、広場内に日影がないので、夏場、非常に高温となることから対策をしてほしいなどの御意見をいただいたところです。  また、この検討会議に当たって、史跡指定から数年間、地元の懇談会とともに作業部会を設置させていただいておりまして、委員、今御指摘いただきました本町2、3丁目、御殿下自治会の会長にはその作業部会に入っていただいて、その代表として本町1丁目の自治会長がふさわしいということで入っていただいた経緯がございますので、適時、その作業部会で、このような自治会の方にもお話をさせていただいております。  また、続きまして第2期のスケジュールでございますが、本年度、第2期工事の基本計画を策定しておりまして、この計画を策定している中で、ガイダンスとともに民間活力を導入した施設を目指して、現在、施設の機能、規模も含めて検討しているところでございますので、そのスケジュールにつきましても、この計画の中で現在検討しているところでございます。  最後に、管理運営のこの第2期工事後の利用時間の設定の考え方でございますが、委員、今おっしゃっていただいたように、JR府中本町の駅前ということもあり、夜間についても御利用いただける方、また早朝の御利用もあり、いろいろな価値が生まれると思いますので、セキュリティーの整備が前提にもなりますが、施設の機能を検討していく中で、夜間の利用も検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 279 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。加藤委員。 280 ◯加藤雅大委員 ありがとうございます。  まず、ブロック塀ですね。未実施の関係で、その中で学校とその隣に隣接する地権者との境界画定などの作業があるということは、この答弁でよく認識できました。ただ、そうは言っても、この予算が始まったのは、大阪北部地震で下敷きになってしまった女児童の痛ましい事故から国も動いて、予算を出して、東京都も補助金を出したわけでございます。単年度ではありましたけれども、いわゆる緊急的なことはすぐ対応していただいたことは、もちろん評価をさせていただきたいとは思っておりますが、とにかく未実施が残っているということを忘れてしまってはいけないと思うんですね。今現在、課題はある中で、わかっているんですけど、計画が立ってないということ、この点については、やはり平成31年度予算では、民間ブロック塀の関係とか出てきて、我々議会の方としても、一段落してしまったような印象も残ってしまっているのは事実だと思います。  ただ、やはり人の命や財産がかかっている部分のこういった未実施のところが残って、危険なブロックが残っているということは認識していかなきゃいけないと思いますし、このことは改修スケジュールを立てていっていただきたいと思っておりますので、女児童が亡くなったこの事故を忘れないために、予算は多少かかるとは思うんですけれども、人の命はお金にはかえられませんので、ぜひ教育部の皆さん、ここはスケジュールに対して課題を乗り越えていただいて、未実施について検討を始めていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  それと、国府跡の関係はわかりました。課長、丁寧な御答弁ありがとうございました。ただ、私も言いわけじゃないんですけど、施策の成果で「庁内検討を行った」と書いてあったので、そのように質問させていただいたので、そこだけは御理解いただきたいと思います。また、検討メンバーの関係もよくわかりました。スケジュールや今後の利用の設定の時間も、あわせてこの質問の中で見えてきましたので。ただ、オープンしてまだ2年ですし、そういったいろいろな課題や地域との関係がこれから2期工事に生かしていただきたいと思います。
     ただ、未利用地については、雑草もちょっと生えてきたりしておりますので、その辺の適切な、工事前の管理はしっかりやっていただきたいと思いますので、その点をお願い申し上げて質問を終わります。 281 ◯にしみや幸一副委員長 以上で加藤委員の質問を終わります。  じゃ、臼井委員、お願いします。 282 ◯臼井克寿委員 ありがとうございます。まず、186ページ、郷土の森博物館費についてです。この年から新しくプラネタリウムが、日本を代表する先端技術を駆使したプラネタリウムになったと認識しております。平成30年度の施策の成果を見ますと、5万9,594人ということでした。過去3年程度でいいので、このプラネタリウムの利用者数を教えてください。  2点目です。体育施設費と、あと、一部学校開放の十中のプールにかかわってくることをお尋ねしたいと思います。プールの管理運営費についてです。毎年国内で、プールで数件事故が起きて、ことしも都内では幼い命が奪われるという事故もございました。そこで、府中市はプールの管理、地域プールと、あと学校開放している十中、もう1校ありましたっけね、あっ、今年度か。今年度1校追加でやっていますが、十中と地域プールについては委託での管理を行っていると思うんですが、安全面から、やはりしっかりとした委託が求められると思うんですが、市の考えをお尋ねしたいと思います。それと、このプールの委託においての人員の配置状況について教えていただきたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 283 ◯にしみや幸一副委員長 順次、答弁お願いします。どうぞ。 284 ◯ふるさと文化財課長補佐 まず初めに、府中市郷土の森博物館、プラネタリウムの過去3年間の観覧者数をお答えいたします。平成29年度、4万4,459人、平成28年度、6万6,023人、平成27年度、6万1,546人、平成29年度につきましては、10月からリニューアル工事の関係で投影を休止してございます。  以上でございます。 285 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 286 ◯スポーツ振興課長補佐 続きまして、プール運営管理費の関係の御質問にお答え申し上げます。  初めに、プール運営に当たって、委託等を含めまして市の考え方という形での御質問でございますけれども、まず、プール運営に当たりましては、委員からも御指摘いただきましたように、まずは何よりも安全管理、この部分を市としても第一に考えております。当該委託業者につきましても、プール開始前には、ミーティングと申しますか、打ち合わせの機会を複数回設けまして、そこで安全管理については十分市の考えを伝える中で運営をいただいているものと捉えてございます。  それから、続きまして、人員配置でございますけれども、本市、規模の違うプールがございまして、それぞれで人数は違うんですけれども、例えば、一番大きな郷土の森の総合プールに関しましては、こちらは土日と平日で若干体制が異なるんですけれども、土日につきましては統括の責任者を1名置きまして、その他、いわゆる監視員といった業務の者を、土日につきましては25名、平日につきましては21名という体制を敷いてございます。  それから、若干規模の小さい地域プールの主なところの体制で申し上げますと、同じく統括の管理責任者を1名、それから、通常の監視員を8名といったような体制で運営しております。  それから、最後に、ここで先ほどもお答え申し上げました十中プール、試行段階なんですけれども、こちらの運営形態につきましては、統括責任者1名、それから、通常の監視員を4名という体制で運営してございます。  以上でございます。 287 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。臼井委員。 288 ◯臼井克寿委員 ありがとうございます。まず、プラネタリウムについてです。平成29年度が6カ月の運営ということで4万4,000人、それ以前については6万1,000人や6万6,000人ということで、これは最後ということでいろいろ企画をされていたと思うんですけれども、それで半年で4万4,000人というのはすごい数字だなと評価をさせていただきつつ、逆に、平成30年度、最先端の機器が入って、これは4月はやってなくて5月からスタートしたと記憶しているんですけれども、11カ月で、オープニングでいろいろな動員をかけたというか、いろいろなイベントをやっていただいたんですが、11カ月の運営で5万9,594人というのは少々残念かなという思いがあります。  複数、私が聞いた話によると、暑さの影響というのもあるのかもしれませんが、それとあわせて、番組内容が劇的に変わったという話を聞いております。これは、管理体制が、民間企業に管理を委託したのも平成30年からで、民間会社の自主作成をした番組数が多くなってしまって、今まで番組を購入していた部分が減った。これは購入するのにお金がかかったんでしょうけれども、特に子どもに人気があった人気アニメと一緒にコラボした番組が大幅に減ってしまって、委託先の民間企業の自主制作の番組がふえてしまったということで、これは民営化したことによって、民間の経費削減による番組購入費が減らされたという捉え方もできるのかなと思います。  ただ、市が委託をした委託費の内容には、やはり今まで人気があった購入費を見込んで委託契約を、委託費の中に人権費やら番組購入費やら、いろいろな経費を積み重ねてプラネタリウムの管理を委託していると思うんですね。そういったことを思うと、やはり子どもたちに人気があった番組はしっかりと購入をしていただいて、また、自主制作についてはかなり玄人向けの番組と聞いているんですけれども、それはそれで必要な部分だと思いますので、それを全てなくせと言うつもりはありませんが、このあたりはしっかりと市民の声が届いていると思いますので、委託業者とも話し合って進めていただきたいと思うのですが、そのあたりのこれからの取り組み、既に取り組まれているのでありましたら、思いのほか人数が伸びなかったことに対する対処ということでお尋ねをしたいと思います。1点、よろしくお願いいたします。  次に、プールの管理についてです。管理体制、安全にしっかり力を入れていきたいというお考えはよくわかりました。気になるのが、プールの管理、1名の責任者、そして、多くは、いわゆるアルバイトで、夏休みということや季節の短期間、時間での採用などを思うと、やはり多くの労働力の担い手というのは学生が担ってくるのかなと思っております。そうしますと、なかなか技術の蓄積であったりとか継承であったりというのが難しいのかなと思うと、プールが開く前のしっかりとした研修が大きな事故防止につながる対策なのかなと思っております。  そこで、2回目の質問といたしましては、委託費、委託するに当たって、そういった研修を含めた算出、委託内容になっているのか。プールの管理については、一定程度の資格を持っていないとプールの監視に当たれないはずですが、その研修もこれは企業努力に任せてしまっているのか、それとも、市がやはり資格、たしかこれ、毎年更新が必要だったものもあろうかと思うんですけれども、委託に関してしっかりと研修体制や準備に向けた費用も見ていく必要もあるのかなと思うんですが、このあたり、状況がどのようになっているのかお尋ねしたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 289 ◯にしみや幸一副委員長 答弁お願いします。どうぞ。 290 ◯ふるさと文化財課長 まず、1点目の博物館プラネタリウムについてお答え申し上げます。まずは、委員御指摘のとおり、昨年度につきましては、8月の猛暑の影響もあるとは思うんですが、やはり夏休みのファミリー層に人気のある「クレヨンしんちゃん」を1日1枠としたことなど、委員御指摘のとおり、私ども主管課としても、観覧者数が、リニューアルをしたにもかかわらず伸び悩んでしまったことというのは大変反省しておりまして、真摯に受けとめております。つきましては、既に運営グループと協議をたびたび行っておりまして、現在、運営グループの取り組みとして今後考えていくことは、まず、今、委員が御指摘いただきましたプラネタリウム番組の選定につきましては委員御指摘のとおりでございまして、特に運営グループの中での番組選定が多くなっていることがございますので、今後、番組選定の範囲を制作・配給会社にかかわらず広げていくという取り組みをまずは考えていくこと、それから、プラネタリウム番組の区分につきまして、従来は星空の生解説を先にやって、その後、子供の時間とか映像の時間をセットでやっていたんですが、現在、運営グループの方では、これを星空生解説に力を入れるということで、生解説の時間と映像の時間をセットではなく分けてやっていました。ただ、これもやはりお客様からの御意見の中でありましたように、生解説番組の内容と技術をより向上させることで、お客様のニーズを的確にくみ取っていく目的で今後考えていきたいと思っております。  また、3点目に、プラネタリウム運営の今後の改善策として、やはりリニューアル後の周知が足りなかったということ、それについては宣伝の工夫をする、また、夏休みの子供向けの番組なども含めて、今後、梅まつりもまた控えておりますので、プラネタリウム番組の内容を広く学校教育との連携も含めて周知をさせていただいて、郷土の森博物館のプラネタリウムにより多くのお客様に来ていただけるように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 291 ◯にしみや幸一副委員長 どうぞ。 292 ◯スポーツ振興課長補佐 続きまして、プール管理運営費の2回目の御質問にお答え申し上げます。御質問の方、監視員の人材育成等を含めた研修にかかる費用が費用の中に含まれているかどうかという御質問でよろしかったかと思うんですけども、このプール運営事業の仕様の中で、先ほど委員御指摘のとおり、そもそも監視員自体に必要な資格基準を設けております。それは代表的なところで申しますと、日本赤十字社の水上安全法救助員と同等の資格を持つ者といったような、こういう資格基準で仕様書上、縛っている部分と、それから、そもそもこの受託に当たっては、警備業に当たるということで、警備業法が適用されるということで、警備業法の中では、15時間以上の研修ですとかそういったものが義務づけられていますので、そういった部分も入っているかと思います。  それから、その他、仕様書の中で業務内容の方に、例えば、東京都の保健所が開催する衛生管理講習会に参加することですとか、その他必要な研修に参加するといったようなものを含んでおりますので、そういった意味で言うと、この仕様の内容に基づいた委託金額で運営していただいているものと捉えております。  以上でございます。 293 ◯にしみや幸一副委員長 答弁、終わりました。臼井委員。 294 ◯臼井克寿委員 まず、プラネタリウムについては、今、課長の方から御説明があって、何に課題があって、その課題を解決するにはどうすればいいかというのに十分なお話がございましたので、ぜひそれをしっかりと取り組んでいただきまして、せっかくすばらしい機械が入っておりますので、私、これ、個人的な話ですけど、自分がプラネタリウムが好きで、いろいろなものを見に行きますが、本当に府中はすごい機械が入っておりますので、まずそこを存分に生かせるように進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、プールの管理運営費については、要は、含まれてないんですよね。研修や、これ、プール管理運営費って、でっかく見ると大きな金額になるんでいいんですけれども、一つ一つの地域プールの委託費を見ていくと、かなり少額になってきます。そこの少額の委託費の中で、今、御答弁があった15時間の研修が必要だとか、その他いろいろなお話がありましたけれども、それを捻出していくのというのはかなりの企業努力が必要なのかなと。スケールメリットはないわけで、施設によっては四、五名で管理をしているわけですから、その中でやっていくというのはかなりの企業努力が必要なのかな。その企業努力のひずみによって、人員に適切な賃金確保ができなくなってしまったときに、優秀なスタッフを採用できずに事故が起きてしまうことが一番よくないサイクルなのかなと思いますので、これは絶対に起きてはいけない事故なわけですから、改めてこの委託費の内容をよく確認していただいて、子どもたちだけではなくて、地域開放することでいろいろな方がプールを利用されるわけですので、そういった市民の生命の安全を守る上では必要な経費についてはしっかりと割いていただきたいと思います。  それと、1点、これ、要望ですけれども、細かい話で申しわけないんですが、ことしも去年も非常に暑くて、プールの温度が上がり過ぎて、プールの温度を下げたいけれども、水道代に制限があって、なかなか水を入れられない。十中についても、学校側から1日の使用できる水の量なんかも、予算の関係があるのは理解するんですけれども、なかなか水温を下げる対策が難しいという声も届いておりますので、そのあたりは、暑さというのはこれからも続くと思いますので、水道の費用の予算措置を適切にすることで健康管理にもつながると思いますので、このあたりはしっかりと調査していただきたいと思いますので、要望申し上げて終わりにいたします。  以上です。 295 ◯にしみや幸一副委員長 以上で、臼井委員の質問を終わります。  ここで30分程度、休憩いたします。                 午後3時30分 休憩                 午後3時58分 再開 296 ◯佐藤新悟委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ここで、委員の皆様に改めてお願いいたします。質問は明確、端的にお願いいたします。また、答弁者におきましても同様にお願いいたしますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、増山委員の質疑を許可いたします。増山委員。 297 ◯増山あすか委員 私から端的に1点質問させていただきます。  学校給食費についてお伺いします。現在、食品ロス問題について話題になっており、また、今回の決算でも多くの委員が取り上げております。  そこで、学校給食について、食べ残している残量がどのくらいか。小学校、中学校分けて教えてください。  また、食べ残す量に学校によって偏りがあるのかということ。また、残して戻ってきた食品はどうするのか。その食品について、どうして戻ってきたのかということの分析は行っているかについて教えてください。  以上です。お願いいたします。 298 ◯佐藤新悟委員長 答弁お願いします。どうぞ。 299 ◯学務保健課給食センター所長 それでは、給食費の残菜についてお答えをいたします。  残菜量、申しわけございませんが、小・中ではなく、合計という形でお答えさせていただきますが、平成29年度が合計31万8,007キログラム、平成30年度は33万5,108キログラムとなっております。  その残菜の検討といいますか、状況につきましては、毎日献立を立てた栄養士が残菜の量を確認しておりまして、その残菜の量によりまして、その後の献立や配食量、こういったものの参考という形でしております。  それから、学校により偏りがあるかどうかにつきましてですが、ほぼ平均的な数値となっておりますが、学校によって一部、完食が多い学校と残菜の多い学校があるというのは認識しております。  以上でございます。 300 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。増山委員。 301 ◯増山あすか委員 わかりました。平成29年度に比べて、平成30年度の残菜量が多いということがわかりました。  分析につきましては、その残菜量をはかって分析をしているのが、毎日献立を考えた人が行っているということなんですけれども、考えた結果であれば毎年減っていくと思うんですけれども、ふえているということですので、その現在の分析がきちんとされていないのではないかという懸念がこの数字から考えられます。  学校によって偏りということで、完食しているところと残菜が多い学校があるということなんですけれども、学校名がわかれば教えてください。  2回目として、そのほか、学校の現場ではどのような給食を食べることについて、完食するですとか、どういった指導をしているのかということを教えてください。  また、今、私たちも食品ロスの話がありますけれども、食べられる分だけよそって食べるということを進めていきましょうということなので、学校でもそういった指導が必要なのかなと思うんですけれども、学校で出している量が子どもに対して多過ぎるから残すのではないかという点もあるのですが、量は適正な量なのかについて教えてください。  また、学校で食べる時間がちょっと短いという話も耳にしているのですが、学校によって食べる時間というのは何分とっているのか教えてください。  また、味についても、薄いというような意見も聞くのですけれども、アンケートはとっていて、それは献立に生かされているのかということについて教えてください。  2件目、お願いいたします。 302 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 303 ◯学務保健課給食センター所長 それでは、順次お答えしたいと思います。  残菜の結果によっての分析といいますか、それにつきましては、やはりお子様、児童・生徒の好き嫌いというものもあるんですが、やはり味つけでしたり、献立も大体毎月1回から2回は新しいメニューを取り入れて提供している状況もございます。その結果によって、残菜が多かったり、少なかったりというような状況も出ております。  続きまして、学校別でございますが、ちょっと今、これを確認しておりますので、後ほどお答えさせていただきます。  それから、完食する指導でございますけれども、栄養士の方で一口メモというメモをつくりまして、各小・中学校にお配りしております。これは給食の時間に放送委員の方に、きょうの給食はこういった特徴のある給食なんですよというような説明をしていただく一口メモを作成して、それを読み上げていただいて、食への関心を持っていただくというような形をしております。  それから、残菜が多いという形で、その量が適正なのかどうかということでございますけれども、これは国の基準に基づいて、摂取カロリーですとか、必要な成分の取得量とかも決まっておりますので、それに見合ったような形で提供はしているんですが、場合によっては、ものによってはちょっと量を多くつくったかなというようなところもありますので、それは毎回反省という形で次回に生かしているような状況でございます。  それから、給食の時間でございますけれども、学校によってちょっと差はありますが、平均20分ぐらいの時間を確保している状況でございます。  それから、アンケートの実施の結果を、それを生かしているかということでございますけれども、アンケートを実施した結果、やはりどうしても児童・生徒の好みの献立が1番、2番という上位に来てしまいます。そうしますと、どうしても偏った献立になりますが、できるだけ希望に沿った献立をつくるようにし、提供しているような状況でございます。  済みません、先ほどちょっと答弁できませんでしたけれども、残菜の多い、少ない学校でございますけれども、多いところで、小柳小学校……、済みません、残菜が多い小学校、小柳小学校、本宿小学校、新町小学校、残菜が少ないところで、第七小学校と小柳小学校……、大変失礼いたしました、残菜が少ないのは本宿小学校と新町小学校の2校で、多いところが第七小学校と小柳小学校でございます。大変失礼いたしました。  以上でございます。 304 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。増山委員。 305 ◯増山あすか委員 御答弁いただき、ありがとうございました。  指導につきましては、栄養士の方で一口メモをつくっているということがわかりました。やっぱり残菜の量を考えますと、これだけではちょっと足りない部分もありますので、やはり食品を大事に食べるということをきちんと指導すると同時に、適正な量についてやはり考えていく必要があると思います。摂取カロリーを考えての分量というのもわかるんですけれども、結局残してしまえば、そのカロリーは摂取できないということになりますので、その点、よくよく考えていただきたいと考えております。  朝日町の方に今、給食センターがありますので、本当に近所の人たちが給食センターで働いていらっしゃる方が多いんですね。話を聞くと、本当に朝すごく早く、6時、5時から行って調理をして、大変な思いをしているのに、すごい量が返ってくるのを見ると、毎回悲しいんだという話を聞きます。また、全部それを捨ててしまうということは、今、テレビなどで問題になっているのは、子どもの貧困とか子ども食堂と言っているのに、こんなに捨ててしまうというのはどういうことなんだろう、どう思いますかと私も聞かれまして、答えに窮しました。  やはり子どものときから残さず食べる、適正な量をとるということを教えていくことは大事なことだと思いますので、給食の献立のメニューから、量から、きちんと考えていただきたいと思います。  済みません、一つ聞き忘れてしまったんですけれども、3回目として、残して戻ってきた食品をどのように廃棄しているのかということと、新たにミミズコンポストということで、再生できるような形を導入、臼井議員からの要望で導入されたと思うんですけれども、それの効果について教えてください。  以上です。ありがとうございました。 306 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 307 ◯学務保健課給食センター所長 残菜で戻ってきました生ごみにつきましては、業者の方に引き取りをしていただいて、生ごみ堆肥処理という形で肥料の方に活用できるような処分といいますか、委託処理をしております。  それから、ミミズコンポストでございますが、給食調理中に出ました野菜の切れ端等を週に2回から3回ほど提供いたしまして、正直言いますと、まだ余り土といいますか、そちらの方はふえてはいないんですが、引き続き、まだミミズは元気でいますので、提供して様子を見ていきたいと思っております。  以上でございます。 308 ◯佐藤新悟委員長 以上で、増山委員の質疑を終了いたします。  次に、そなえ委員の質疑を許可いたします。 309 ◯そなえ邦彦委員 1件お聞きします。  177ページの部活動指導費です。現在、中学校の部活で外部指導員を導入していると思うんですけれども、それの学校の数ですね、それから外部指導員の数、それから種目ですね、どういうものがあるのか。その辺をお聞きします。 310 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 311 ◯指導室長補佐 部活動に関する御質問に順次お答えさせていただきます。  初めに、外部指導員を導入している学校の数でございますが、中学校全校で導入しております。  次に、人数でございますが、体育系の部活で84人、文化系で90人、合計174人でございます。  種類といたしましては、体育系では、卓球、バスケットボール、サッカーなど、また、文化系では、吹奏楽、合唱、演劇などでございます。  以上でございます。 312 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。そなえ委員。 313 ◯そなえ邦彦委員 中学校の部活、指導、担任というか、先生がなかなかなり手がいなくて、部活、数が限定されるということですね。中学校全校で導入しているということで、以前、私も聞いたことがあるんですけれども、大分普及してきたかなという感じですね。これは学校側からリクエストして、こういう指導者をお願いしますと、そういう形でやっているんですかね。その辺の形式を教えていただきたいと思います。  それから、以前も言ったんですけれども、スポーツ団体とか文化団体、体育協会それから芸術文化協会とか、そういうところとの連携、その辺についてはどうなっているのか。  それから、市内のスポーツクラブの数と種類、わかれば教えていただきたいと思います。  あと、スポーツ推進委員というのがあるんですけれども、これは中身はどうなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。  以上です。
    314 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 315 ◯指導室長補佐 まず、外部指導員の配置についてでございますが、こちらは学校の方で学校の人脈を駆使して探し出してくるというような状況でございます。その上で、教育委員会の方に届け出されるという流れになっております。  次に、関係機関との連携というところでございますが、現在のところございません。  以上でございます。 316 ◯スポーツ振興課長 初めに、市内におきますスポーツクラブ等の数についてでございますが、申しわけございません、捉えておりません。  続きまして、スポーツ推進委員の役割につきましてですが、こちらは市町村におきますスポーツ推進のための事業の実施にかかわる連絡・調整並びに住民に対するスポーツの実技の指導、その他スポーツに関する指導・助言などを行うものでございます。  以上でございます。 317 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。そなえ委員。 318 ◯そなえ邦彦委員 ぜひ校長会とかそういう機会があったら、スポーツ団体とか文化団体、定期的に、学校に任せて人脈でお願いするということじゃなくて、せっかく体育協会とか芸術文化協会とかあるんですから、そういうところに定期的に交流をお願いして、指導員を流動的に配置するという、そういう体制をぜひつくっていただきたいと思います。  市内のスポーツクラブは把握していないということですけれども、島根県益田市で、部活の指導者の人材バンクということを始めたということです。中学校の部活動を支援したいという市民を広く公募して、学校からの派遣要請を受け付ける相談窓口も設置して、それぞれの要望を聞きつつマッチングを図って人的支援を促進するということです。それから、青森とか八戸で、運動部を地域主導のスポーツクラブに移行する取り組みに着手したということです。なかなか一朝一夕には難しいと思うんですけれども、ぜひ子どもたちがやりたい種目があるのにもかかわらず、学校で部活がないとか、担任の先生がなかなかつき手がないから部が成立しないとか、そういうことがないように、外部指導員を有効に使って、中学校の部活が活発になるように何とか御検討をお願いしたいと思います。  以上です。 319 ◯佐藤新悟委員長 以上で、そなえ委員の質疑を終了いたします。  次に、杉村委員の質疑を許可いたします。 320 ◯杉村康之委員 2件質問いたします。  一つは教育の方で、スクールコーディネーターについて、スクールコーディネーターが各学校で活躍されていると思うんですが、特徴的な活動の事例を二、三教えてください。そして、当初の目的とそれに対する成果を教えてください。  あと、補助金が活用されていたのかなと思うんですが、どういった補助金だったかというのと、期間限定だったかもしれないので、その辺についても教えてください。  それが1件目。  二つ目は基金についてですが、村木委員からも質問がありましたけれども、私も同様に、これについては市の財政を裏打ちするものとしては誇りに思う者の一人でありますが、平成25年度と比べて、このときは四百七、八十億円だったのが、今、700億円近くになっているということで、この5年間で毎年四、五十億円ずつふえているということです。当初、最初、平成26年でふやしたときに、いろいろ議論があったと思うんですが、公共施設マネジメントで将来的にさまざまな施設でお金もかかってくるということだったと思います。まだそのときは年に60億円とか70億円とか平均するとかかるだろうというような公共施設マネジメントでしたけれども、そのときはまだまだ将来的にどのぐらいかかるかということを大ざっぱにも余りわからなかったわけですが、5年たつので、ある程度、学校施設の建てかえなどについても計画も出てきましたし、5年たって、将来幾らかかるかというのが多少は絞れてくるんじゃないかなと思うので、それに対して将来的に10年あるいは20年の単位でどれぐらい大まかに費用が必要となってくるのか、それに対して基金がどれぐらい必要になってくるのかという見通しが5年たって多少あれば教えてください。  それが一つと、基金についてもう一つは、これは細かいことですけれども、平成29年度の時点で基金の見直しがあって、福祉基金というのが廃止になっている。あるいは、環境基金も廃止、市民活動推進基金も廃止となりましたが、特に福祉基金が40億円あったのが、これが廃止になって、先ほども出ていた健康福祉基金なども創設されているんですが、これは5億円です。40億円だったのが、この基金がなくなったことによって、これを何で賄っているのか。あるいは不要になったのでなくしたということなのか。この40億円はどこに行ったのかということをもう一回教えてください。平成29年と平成30年のと、余り変わっていなかったので、教えてください。細かいのは福祉基金だけでいいです。  以上です。 321 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 322 ◯指導室統括指導主事 スクール・コミュニティ協議会の地域教育コーディネーターについて御説明いたします。まず、特徴的な取り組みといたしましては、ふるさと学習における地域との結びつきを行うための学校の窓口となって地域に働きかけていただく、また、青少対や地域行事等の行事に参加する際に、こちらも地域との窓口になっていただいて、地区行事に子供たちを連れて行く、また、そこのコーディネーター等をしていただいております。また、放課後の各学校のさまざまな補習教室や子供たちの放課後の活動に関しても、地域コーディネーターの方と地域の人材を結びつけてという形で運営に携わっていただいております。  本市におけるスクール・コミュニティ協議会の運営業務の中で、補助的な立ち位置で学校の窓口となり、地域との結びつきを行っていただくという意味では、企画や調整にも大分携わっていただくコーディネーターが出てきております。  以上でございます。 323 ◯指導室長補佐 続きまして、地域コーディネーターに関する補助金についてでございますが、こちらは地域学校協働活動推進事業費補助金という中に含まれておりまして、地域コーディネーターの配置に対しまして、東京都から3分の2の補助金を受けております。また、この補助金に関しましては、時限的なものと現在は伺っておりません。  以上でございます。 324 ◯財政課長 続きまして、基金についての御質問に御答弁させていただきます。  基金の、特に投資的事業の今後の活用先についての見通しという点でございますけれども、まず一つ、ある程度明確の数字が出ているものとしては、学校につきましては計画の素案というのが既に出されておりますので、ここでおおむね今後30年で1,200億円弱というのが数字としては出ております。それ以外の事業につきましては、現時点ではまだ事業費が明確に出ているものは私としても承知しておりませんけれども、想定しているものといたしましては、一つは分倍河原駅の周辺整備、それから府中基地跡地の留保地の整備、そして各種公共施設、特に文化スポーツ施設が大きいんですけれども、こういったものの大規模改修とか、公共施設マネジメントの取り組みも進めていくんですけれども、順次生じてくるであろうと。ただ、こういったところが大き目の財源を要するだろうということは想定しておりますけれども、現時点で具体的な額というのが出ているところではないというところでございます。  それから、2点目の福祉基金の廃止の関係でございますけれども、まず、新たな基金の積み立て活用方針におきましては、総合計画4分野を推進するための基金というのを創設いたしました。そこの背景となる考え方としましては、それまであった福祉基金に代表するような利子運用基金の活用というのが現状の低金利の中では難しいというところで、利子運用基金については余り活用が難しい中、廃止できるものは廃止した上で、新たな基金の活用の形というのをつくった方がいいのではないかというところで、総合計画4分野基金というのを創設したものでございます。この総合計画4分野基金の中で吸収できる基金については廃止させていただいたところですけれども、この総合計画4分野基金については、当初予算で取り崩して補正予算で積み立てるというサイクルで基本額を維持していく仕組みの中で活用していくことを考えておりますので、かつての福祉基金のような大き目のお金、利子を稼ぐための大き目のお金を用意する必要もないと。そういったところで大きく額を低くした上で、当初予算と補正予算でのサイクルで回していくような基金にしたというところでございます。  あと、このときの基金の再編においてのお金の行き来でございますけれども、廃止した基金が、福祉基金が38億円程度、それから市民活動推進基金が10億円程度、環境基金が18億円程度、全て合わせますと66億8,500万円分を廃止しております。これを再編する中で、総合計画4分野基金に19億800万円、公園緑化基金に12億円、美術品購入基金に2億円、財政調整基金に8億4,700万円、公共施設整備基金に25億3,000万円という形で再配分をして基金の再編をしたということになります。  以上でございます。 325 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。杉村委員。 326 ◯杉村康之委員 コーディネーターですが、学校の窓口ということでございます。いろいろ学校と地域の皆さんが、開かれた学校づくりだとか、市民協働の一環として、いろいろ以前よりもかかわることがふえていると思いますが、学校と地域の皆さんで打ち合わせをしたりするときに、この間の市民協働の話じゃないですけれども、日程を調整するというようなことが当然出てくると思いますが、そういったときに、やはり学校の先生は特に残業代もないので、なかなか夜にという、しょっちゅうやるわけにいかないかなと思うんですが、そういったときに、学校のそういう事情もあるし、先生方の本来の子どもに向けたことに専念していただくためにもということで、スクールコーディネーターというのが設置されたんだろうなと思うんですけれども、そういう意味で、もちろん必要なときには学校の先生もそういった地域の会議に出席するということは必要だと思うんですが、なるだけそういったことはしなくても済むように、スクールコーディネーターが、学校の先生が出席されなくても、かわりとなってスクールコーディネーターが参加できるような、そういったところまでいけるといいなと思っておりますが、今のお話を聞いているとそ、そういった企画調整までということもおっしゃっていたので、そういう学校の代表的な形で、窓口というか代表的な形で出席されてきている、コーディネーターも出てきているのかなと思いましたので、そういったことをぜひ全学校的にも広めていただけるように、教育委員会の方でもお願いできればと思います。  以上です。  基金の話ですが、将来の学校以外のことについても、今、御答弁をいただきましたが、マンションなんかでも長期修繕計画というのを立てるわけですよね。はっきりした額はもちろんわからなくても、10年後に大規模でどれぐらいかかるとか、その間にエレベーターの修繕でどれだけかかるとか、そういうことを想定の範囲で、もちろん10年後、20年後にどれだけ費用がかかるかというのは前後するわけですが、今の時点で想定して、そういったものをある程度長期的な計画を立てるわけですから、市としても同じようなことがやっぱり必要じゃないかなと思います。基金を使う、あるいは今、おっしゃったような分倍河原の話だったり基地跡地、そういったことも大まかな長期的な計画を立てた上で、基金を、そうしたらどれだけ集めよう、ということを大ざっぱでも出していくべきじゃないかなと思います。5年前については、とりあえず基金を貯めていこうということでよかったと思うんですが、5年たって、今後そういったことをある程度絞っていく、見通しを立てていくということは必要じゃないかなと思うんですが、それについていかがでしょうか。  福祉基金の御説明はよくわかりました。自分でも計算してみたんですけれども、どこへ行っているのかなというのがわからなかったんですが、その多くが公共施設管理基金の方だということは今、わかりましたので、これについてはありがとうございます。  以上です。 327 ◯佐藤新悟委員長 杉村委員、1件質問になりますか。 328 ◯杉村康之委員 はい。 329 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 330 ◯財政課長 今後のさまざまな事業の事業費の見通しという部分ですけれども、確かに委員おっしゃるとおり、そういった事業費がある程度想定した上で財源についても考えられるというところが我々としても理想的だと考えてございます。  ただ、現状では学校以外の事業費につきましては、まだ大ざっぱなものであっても出てきていない状況がございますので、そういったところもありますので、総合計画の後期基本計画期間の基金の積み立て活用方針の中におきましては、基金をできる限り、財源が生じたらできる限り積み立てるという形での方針にさせていただいたところでございます。  現状、こういった事業を進めていくための財源としては、基金と起債をあわせて使っていくということになりますので、基金があればあっただけ、将来負担については減らすことが可能になるという側面もありますので、現状では、少なくとも令和3年度までにつきましては現方針で進めていきたいと考えてございます。  以上でございます。 331 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。杉村委員。 332 ◯杉村康之委員 一応承りますが、やはりさっきのマンションの話じゃないですけれども、大ざっぱでもいいので、ある程度見通しを、大ざっぱな見通しを立てることは必要かなと。それは想定が変わることはもちろんある前提で必要かなと思います。とりあえず貯めていこうというだけでずっといくと、とりあえずだったら、今、必要な人に使ってほしいという意見が出ても当然だと思うので、ぜひ、とりあえずだけじゃなくて、ある程度見通しが立てられるように努力をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 333 ◯佐藤新悟委員長 以上で杉村委員の質疑を終了いたします。  次に、西の委員の質疑を許可いたします。西の委員。 334 ◯西のなお美委員 それでは、幾つかお願いします。  まず、166ページになります。教育費になりますが、教育指導費、学校経営支援員についてですが、支援員について幾つかお聞きしたいと思います。  まず、学校経営支援員の種類について、どのような種類の指導員がいるかということを教えてください。  そして、副校長等校務改善支援事業費についてですが、こちらは平成29年度と平成30年度の支援員の勤務時間の推移を教えてください。  それから次は、合理的配慮支援員についてです。合理的配慮支援員の数と、また、支援が必要とされる児童・生徒の数、3年間の推移をお願いします。  それから、こういった支援員を学校で採用する際にはどのような採用の仕方をしているかということを教えてください。  そして次、同じページになりますけれども、学校教育ネットワーク事業費、大型提示装置やタブレット導入、この項目でよろしかったでしょうか。こちらについてお聞きをします。平成30年度はモデル校3校で大型提示装置やタブレットを導入ということでした。今年度から全小学校で導入されたわけですけれども、特別支援学級や特別支援教室など、特別支援の場で使用されているかということを教えてください。  それから、168ページと174ページも関連しますけれども、学校管理費の中で、職員の人数、正規職員、再任用、嘱託員とあると思いますが、それぞれについて、三、四年の推移で教えてください。数を教えてください。  それから、172ページと、こちらも関連して176ページ、小学校と中学校にあります入学準備金、こちらが平成29年度と比べて減っている理由を教えてください。  あと、同じページになります。教科用消耗器材費、これは毎年確認させていただいておりますが、教材費の保護者負担額について、行財政改革プランで公費削減が始まる前の年と平成30年度の比較がわかる数値を教えてください。  以上、お願いいたします。 335 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 336 ◯指導室長補佐 それでは、順次お答えさせていただきます。  初めに、学校経営支援員の種類でございますが、補助内容の種類ということでお答えさせていただきます。全部で6項目ございます。初めに、学習課題の解決に関する業務の補助、次に生活指導上の課題に関する業務の補助、次に特別支援に関する業務の補助、次に学校図書館の充実に関する業務の補助、次に夏季休業中の水泳指導、最後に、その他学校長が必要と認める運営に関する業務の補助となっております。  次に、副校長等校務改善支援事業の勤務時間でございますが、こちらは小・中学校の合計でお答えさせていただきます。平成29年度、1万8,655時間、平成30年度、2万9,918時間でございます。  次に、合理的配慮支援員の人数と支援が必要とされる児童・生徒の人数でございますが、こちらも小・中学校合計でお答えさせていただきます。平成28年度、支援員93人、児童・生徒63人、平成29年度、支援員127人、児童・生徒67人、平成30年度、支援員73人、児童・生徒38人でございます。  次に、各学校における採用についてでございますが、各学校において学校が所有している人材ネットワークを活用しまして採用しているほか、市が広報で募集し、登録している方の中から学校が採用を行っております。  次に、特別支援の場でのICT機器の活用についてでございますが、こちらにつきましては、本年度、小学校全校に導入した際に、固定級についても大型提示装置を配置したことなども踏まえ、また、タブレットパソコンも含め、今後活用されるものと考えております。  以上でございます。 337 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 338 ◯教育総務課長補佐 続きまして、学校管理費の学校事務職員の人数につきまして、市負担の学校事務職員の人数、3年間の推移でお答えいたします。  小学校につきましては、平成28年度、正規職員8人、再任用職員13人、嘱託職員1人、平成29年度、正規職員2人、再任用職員9人、嘱託職員11人、平成30年度、正規職員ゼロ人、再任用職員5人、嘱託職員17人となっております。  次に、中学校でございますが、平成28年度、正規職員2人、再任用職員7人、嘱託職員2人、平成29年度、正規職員1人、再任用職員6人、嘱託職員4人、平成30年度、正規職員ゼロ人、再任用職員4人、嘱託職員7人となっております。  以上でございます。 339 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 340 ◯学務保健課長 続きまして、入学準備金の決算値が平成30年度決算が平成29年度より少なくなっている理由でございますけれども、入学準備金の平成29年度につきましては早期支給制度ができた年でありまして、それまでは新しく小学校に入学する児童……、済みません、こちら、小・中学校同じ理由になりますので、小学校をもとにお答えさせていただきますと、平成29年度につきましては、新しく小学校に入学した児童159人に7月中に従来どおり支給したんですけれども、その年に早期支給、来年新一年生になる児童に3月に支給する制度に国の方で見直されましたので、平成29年度につきましては補正予算を組みまして、平成30年度の新一年生126名に3月に支給したため、合計285人の支給となっているため、その支給の決算値が多くなっておりまして、平成30年につきましては通常どおり184人に支給しておりますので、通常の決算数値になっておりますので、その差が小学校については400万円、中学校については800万円の差が出ているということでございます。  以上でございます。 341 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 342 ◯教育総務課長補佐 最後に、教材費の保護者負担額についてお答えいたします。1人当たりの額で、小・中それぞれでお答えさせていただきます。  まず、削減が始まる前が平成26年度になりますが、平成26年度が、小学校1,834円、中学校5,346円、これに対して平成30年度が、小学校4,533円、中学校9,919円となってございます。  以上でございます。 343 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西の委員。 344 ◯西のなお美委員 細かくありがとうございました。  まず、支援員についてです。学校ごとに採用したり、人材ネットワークを使ってなど、あと、市の広報で採用してということもあるということでした。さまざまな支援員の先生がいらっしゃることがわかりました。先ほど、そなえ委員の質問にも、クラブ活動の方で支援員の方がいらっしゃるということでした。  まず、学校経営支援員についてなんですが、こちらも専門の先生、いろいろ各種いらっしゃるということでしたが、その他、校長が認めるという支援員の方について、こちらのその他の内容について、業務内容について教えてください。  支援員については学校ごとに採用するということなんですけれども、これだけたくさんの種類の支援員の方を手配するのは非常に大変だという学校からの声も聞いています。校長先生、副校長先生が人脈を使ってということをよく聞いているんですけれども、先ほど広報で募集した方については教育委員会でということでしたが、こちらはある意味、人材バンクのような形で整っているものなのでしょうか。現状を教えてください。  それから、副校長等校務改善支援については、平成29年度から平成30年度にかけてかなりの数がふえていることがわかりました。  そして、合理的配慮支援員については、平成29年度から平成30年度にかけて、必要とする生徒数、そして支援員の数も激減しているというところが大変問題だと捉えてはおります。ちょっと今回は別の視点でお聞きしたいと思います。  まず、この合理的配慮支援員については、支援員に対しての研修などはあるんでしょうか。資格などはどういったものがあるのでしょうかということ。  あとは、先日、市民協働事業で行われた企画に参加をしました。映画「みんなの学校」の上映会とともに、明星大学の教授、星山麻木先生をお招きした講演会がございました。同時に、発達障がいなどについて気になっている親御さんですとか、支援について興味がある方が集まって情報交換というのをしました。その中では、改めて地域の中でともに学ぶことを望む子どもたちのためにできることを地域でみんなで取り組んでいきたいという声が聞かれました。  そのときにも出たんですけれども、八王子市では学校サポーター制度というのがございます。ある程度の学生などにも呼びかけているそうなんですけれども、研修を受けた人たちが地域で子どもたちを支えるという意味で、支援員として登録しているということで、とてもよく機能していると聞いておりますが、このような制度を府中市で導入するというお考えはありますでしょうか。見解を教えてください。  それから、ICTの活用についてなんですけれども、特別支援学級や特別支援学校では今後検討するというお答えでしたでしょうかというところの確認をお願いします。  モデル校を見に行きましたけれども、特別支援教育の中でも非常にこういったICTというのは有効に活用できると思っておりますので、ぜひ調査・研究をしていただきたく、お聞きをしておりますが、現状をもう一度お願いします。  それから、あと、また別の視点なんですけれども、今、小・中学校に通う子どもたちの問題の一つとして、教科書また副教材の重さの問題があります。ランドセルがとても重い、中学校についてもリュックがとても重いという声があります。そういった中で、ICTを活用することで副教材を少なくするという取り組みも始まっていると聞いています。ICTを活用することで、単純にいろいろな教材、プログラムをふやすだけではなく、このような子どもたちの問題を解決するようなことをぜひ考えていただきたいと思いますが、見解はいかがでしょうか。  あとは、ICTについては、例えば外国籍の子どももふえている中で、そういったところでの活用も有効だと思いますが、もしそういったところのお考えがあれば教えてください。  それから、入学準備金についてはわかりました。済みません、こちらはたしか早期支給が実現した年で、前の年に前倒しがされたということでした。減の理由はわかりました。  このように、補正予算でもつけられましたけれども、入学準備については多額のお金がかかるということは毎年のように指摘をさせていただいており、また、国でもいろいろ方針が変わってきております。そういった中で、府中市で何ができるかということをお聞きしていきたいと思うんですけれども、入学準備については、特に中学校の入学時の問題については毎年取り上げさせていただいています。今回は体操服、ジャージについてお聞きをしたいと思います。予算のときにもちょっとお聞きしたんですけれども、今、制服のリサイクルですとか、体操服、ジャージについてもリサイクルの取り組みが随分進んできております。市民の間で、リサイクルというかリユースですね、卒業したお子さんのものを回していくというような活動がございます。そういった中で、ジャージ、体操服の刺繍がついているので、これが取りにくいものがあるのでリユースできないという声がございました。また、ジャージの名前だけを刺繍をお願いすると、また個別に600円から800円かかる。体操服とかズボン全てですので、少なくとも4カ所あります。こういったところに経費がかかるということがありまして、名前はないといけないのかという声が市民の方からございました。それで、中学校のジャージの中で刺繍を導入していない学校があれば教えてください。  以上、細かくなりましたが、お願いいたします。 345 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 346 ◯指導室長補佐 それでは、2回目の御質問に順次お答えさせていただきます。  初めに、学校経営支援員のその他の業務内容でございますが、こちらは事務職員の支援や教員の事務作業の支援などでございます。
     次に、支援員の採用に関しての人材バンク的なものになっているのかという御質問でございますが、こちらにつきましては、市に御連絡いただき、登録いただいた方々につきましてはこちらで管理させていただいており、学校から要望があった際に紹介させていただいているというような形をとらせていただいておりますので、ある意味、バンク的な役割を果たしているものと考えております。  次に、合理的配慮支援員の資格や研修等でございますが、合理的配慮支援員につきましては、資格等は特に制限はございません。また、研修につきましては実施していない状況でございます。  次に、八王子市の学校サポーターについての見解でございますが、八王子市の学校サポーターにつきましては、大学生、大学院生による特別支援教育に関する有償ボランティアということで、大学が多くある地域性を生かした仕組みと認識しております。本市で特別支援学級に配置している補助員の中にも、教員を目指している大学生がおりますが、人材確保の観点から、他市の取り組みについて今後も研究してまいりたいと考えております。  次に、特別支援学級におけるICTの件でございますが、こちらは1回目の答弁で伝わらず申しわけございませんでした。まず、考え方としまして、大型提示装置につきましては、いわゆる固定級については普通学級と同じような形で配置をさせていただいております。また、各学校に配置したICT機器は移動が可能な状態になっておりますので、特別支援教室へ移動して使用するということも可能になっておりますので、特別支援教室においては既に活用されているという話も聞いておりますので、今後、全校に配置したことによりまして活用も広がっていくものと考えております。  次に、ICTの活用で副教材を減らせないかというところでございますが、こちらもICTの活用や普及が進めば将来的には可能かなとは考えておりますが、現時点ですぐにというのはちょっと難しいかと考えております。  次に、外国籍の子供へのICTの活用ですが、こちらは現在、翻訳機などのアプリも普及しているところもございますので、現在研究しているところでございます。  最後に、ジャージの刺繍の件でございますが、こちらは体操着等に名前の刺繍をしていない中学校は、市内11校中1校でございます。当該校に理由を問い合わせたところ、個人情報の保護のため、学校判断で行っていないとのことでした。  以上でございます。 347 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西の委員。 348 ◯西のなお美委員 細かくありがとうございました。  まず、支援員の関係、学校経営支援員など、あと、副校長等校務改善支援事業などについての支援員の考え方についてです。学校経営支援員のその他の支援員の勤務時間数、3年ぐらいの経緯で教えていただけますでしょうか。  それから、合理的配慮支援員の件については、現状は研修などはしていないということでした。皆さんも御存じだと思います。特別支援の必要なお子さんの対応ということで、誰でもいいというわけではないと思いますので、ぜひ研修などもしていただきたいのとともに、長く勤めていただけるような待遇なども検討していただきたいと思っています。  そして、学校サポーターの取り組みについては研究していただけるということですので、ぜひこちらもその流れについては研究していただけたらと思います。  合理的配慮支援員、また学校経営支援員の中にも特別支援の関係の支援員の方がいらっしゃいますけれども、希望どおりに支援員の方がついていないという声が保護者の方からもよく聞かれますので、このあたりはぜひ取り組んでいただきたいものだと思っております。  それから、ICTの関係はわかりました。特別支援の中ではぜひ活用していただきたいということ。また、副教材ですとか、外国籍のお子さんについても、今後ぜひそういった視点を持った上での機材の導入をお願いできたらと思っております。  それから、ジャージの件はわかりました。何年か前にいろいろ子どもたちの事件があったときに、ジャージについては名前があるから非常に危険だということがありまして、うちの上の子のときにはジャージ登校を禁止というか、控えるようにといった時代もございました。ふだん、子どもたちは名札をつけているわけではないと思うんですけれども、なぜ体操服とジャージに名前が必要なのかというのは、いま一度検討していただけたらと思いまして、このたび取り上げさせていただきました。  入学時の問題をずっと取り上げていますけれども、改善に至りません。国の方でも今、いろいろな取り組みがある中で動きがございますので、ぜひ学校についても、教育委員会の方としても働きかけをお願いできたらと思います。  今、私、3回目でしたっけ。 349 ◯佐藤新悟委員長 1点、最後質問をしましたけれども。 350 ◯西のなお美委員 済みません、このたび、支援員のことについて取り上げたことについては、職員の人数も確認させていただきました。今、嘱託の方がとてもふえている中で、とても学校事務職員の権限が大きくなっているということがございます。中教審の中でも、学校における働き方改革に関する総合的な方策についての中間まとめというものの中で、平成29年3月に学校教育法の一部改正により事務職員の職務規定を見直したということがございます。学校におけるマネジメント機能を十分に発揮できるようにするため、学校事務職員がその専門性を生かして学校の事務を一定の責任を持って自己の担任事項として処理するということが求められています。  そういった中では、さまざまな支援員の方、この後、お聞きしましたけれども、事務職、事務の業務量がふえていることがわかっています。そういった中では、ぜひ職員の方の増員も含めて見直しをお願いできたらと思います。  それでは、最後1点お願いいたします。 351 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 352 ◯指導室長補佐 それでは、その他の時間の推移、3年間で、小学校、中学校合計の時間でお答えさせていただきます。平成28年度、863時間、平成29年度、2,215時間、平成30年度、2,495時間でございます。  以上です。 353 ◯佐藤新悟委員長 以上で西の委員の質疑を終了いたします。  次に、竹内委員の質疑を許可いたします。竹内委員。 354 ◯竹内祐子委員 では私から、先ほど、そなえ委員から部活動の指導員についてという質問があったので、その部分でわからなかったことがあったのでお聞きしたいです。  部活動指導員の方は1人当たりどのくらいの給与というか、そういうのが発生しているのか。  指導員の方を選んでいる理由が、人脈であったりということだったんですけれども、こちらに関しては、それ以外の適正な審査ですとか、そういったチェックは行われているのでしょうか。2点です。  それと、次に167ページ、171ページ、177ページになりますと、教育指導費と教育振興費、小学校、中学校で、教職員の研修費についてがあるんですけれども、これがそれぞれ、小学校、中学校に分かれているのはわかるんですけれども、指導費と振興費で分かれている理由と、主に行われている研修について、参加人数も含めてお願いいたします。  次に、171ページ、175ページにあります教職員の健康検査費、こちらは施策の成果で、女性がん検診が小学校延べ人数608人、中学校延べ人数221人とあるんですけれども、全体の対象人数と過去3年間の受診の実績についてをお願いします。  179ページの給食センター費、給食配膳事業費なんですけれども、こちらは委託で行われているということだったんですが、配膳、配送、その業務において、現在上がっている問題点だったり課題点だったりというのがあれば教えてください。  以上です。 355 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 356 ◯指導室長補佐 それでは、順次お答えさせていただきます。  初めに、部活動指導員の1人当たりの報酬、賃金というところでございますが、こちらは1日当たり2時間3,000円を上限として運用させていただいております。  次に、人員を選ぶ際のチェック体制というところでございますが、こちらは基本的に学校の方で面接をしていただいております。  次に、教職員研修費、目が分かれている理由でございますが、初めに、教育指導費にあります研修費につきましては、市が実施いたします教員向けの研修の際にかかる経費を計上しているものでございます。次に、小学校費、中学校費につきましては、校長先生などが教科の大会などに参加する際の参加費を計上しているものでございます。失礼いたしました、あと、学校内で行われる研修の際の費用もあわせて計上しております。  次に、教職員の女性検診の件でございますが、人数と3年間の実績というところで、人数と受診の割合という形でお答えさせていただきたいと思います。  初めに、平成28年度、子宮がん検診につきましては451人、90.9%、平成29年度、454人、93.0%、平成30年度、444人、92.3%、次に、乳がん検診につきましては、平成28年度、455人、93.0%、平成29年度、446人、95.7%、平成30年度、443人、94.6%。  以上でございます。 357 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 358 ◯教育総務課長補佐 教職員研修費に関しまして補足をさせていただいてよろしいでしょうか。  教職員研修費ですが、指導室所管分のほかに、教育総務課の所管分がございまして、こちらの方、教職員の自主的な校内での研修用図書の購入経費を措置しております。  以上でございます。 359 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 360 ◯学務保健課給食センター所長 学校給食センターの配膳委託につきましての御質問なんですが、配膳業務につきましては、各学校に生徒・児童の人数に応じて配膳員を配置しております。生徒数、児童数の多いところはやはり多くの配膳員を雇用しているんですが、なかなか雇用の問題で、やめられて補充が見つからないとか、そういった課題が今、出ているものです。特に小学校、中学校の配膳員は御近所に住んでいる方がパートで来ていただいておりますので、そういった意味も含めますと、次の方がなかなか雇用に結びつかないといったような課題がございます。  配送業務につきましては、特に今のところ課題はございません。  以上でございます。 361 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。竹内委員。 362 ◯竹内祐子委員 それぞれ御答弁ありがとうございます。  まず、部活動の方に関しては、私も疑問に思った点は、まず、先日も大学の方だったりとかで指導員の体罰だったり、そういうものが問題になって、また、過度なスポーツ指導が行われるということがあり得ますので、その部分でちょっと気をつけていただきたいという意見でございます。これについての再質問はございません。  配膳、配送についてです。こちらに関しては……、そういう事例があったので……。 363 ◯佐藤新悟委員長 質問を続けてください。 364 ◯竹内祐子委員 配送の業務に関しては特に問題点はないということだったんですけれども、交通状況によっては配送がおくれてしまって、やはり食べ物を運んでいるので、そういった部分で注意をしていただければという声があったことがありました。配膳用のケースが以前に比べてちょっと汚れが落ちにくいだったりとか、衛生面が心配されるという声も聞いたので、実情、今、どうなっているのかということを確認いただければと思います。  続いて、教職員、がん検診のことについては、数字は細かくわかりました。これで、今、女性検診が今年度から廃止になると伺っています。それについて、理由を教えていただきたいのと、また、現場からどういう意見があるか。また、それによって起こる影響などについて想定されていることがあれば教えてください。また、削減によってどのくらいの経費が削減されるのかという点を2回目に質問させていただきます。お願いします。 365 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 366 ◯学務保健課給食センター所長 給食の配送の件についてお答えいたします。  確かに、市内の交通状況によりましては遅配という形の事態が起きる可能性も正直ありますが、まず1回目に各学校に食器の方を配送いたします。そのときに、各ドライバーの方で情報を共有して、例えば、「今日は甲州街道が混んでいるから違う道を通った方がいいよ」とか、そういった情報を共有しながら、実際の給食の配送の際は時間におくれることがないように気をつけながら配送しております。  また、衛生面の方でいきますと、トラックに積み込むコンテナでございますけれども、現在はコンテナ丸ごと洗浄しておりますので、汚れているということは余りこちらの方も認識はしていないんですが、万が一そういったことがないように、今後洗浄の方は気をつけて対応していきたいと思っております。  以上でございます。 367 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 368 ◯指導室長補佐 続きまして、女性検診の件についてお答えさせていただきます。  初めに、廃止の理由でございますが、こちらにつきましては、まず府中市の職員の定期健康診断では行っていなかった項目であること、また、公立学校共済組合、こちらの方で自己負担ゼロで検診を実施していることなどでございます。  次に、現場の声でございますが、今年度当初、電話等で「今年度はないのですか」とか、「なくなった理由は」などの問い合わせはございました。  次に、影響でございますが、こちらにつきましては特段の想定はございません。  最後に、削減額でございますが、予算ベースで平成30年度と平成31年度を比較いたしまして、約400万円程度削減できたものと考えております。  以上でございます。 369 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。竹内委員。 370 ◯竹内祐子委員 ちょっと誤解があったようなので、訂正というか、弁解させていただきたいんですけれども、先ほど説明の中で、どういった形で申請して登録するのかというのが、結構安易な形で選ばれているのではないかという心配なところがあったので、あえて聞かせていただいたので、特にやってきていただいている方に対して不信感があるとかではなくて、しっかりと審査をされているのであれば、そこは問題ないと思いますが、念のための質問をさせていただきました。失礼がありましたら申しわけございません。  では、がん検診に関してなんですけれども、現役の教職員の方からはかなり不安の声が多く聞かれています。現状、これまでは養護教諭の方が日程を取りまとめて、先生が一度に検診を受けられるようにという手配をしてくださっていました。主に6月から8月の間に、夏休みも利用して、先生の場合は土曜日も出勤されることも多いので、そういった方の場合は前もって予約をしていただくのは本当にありがたいんですけれども、今回これが廃止になってしまうと、個人個人で予約をしていかなければいけませんし、病院も自分で探さないといけなくなってしまいます。平日はもちろん授業があるので、必然的に受診できる日というのは限られてしまいますので、ただでさえ今、忙しい先生たちに対して、一方では待遇改善をすると言っていますが、その一方ではこういった制度を削減してしまうのは逆行してしまうのではないかと考えます。市民検診と重複しているという点は確かにあるのですが、そういった理由で廃止にするのは安易ではないかなと私は思いますので、ぜひその点についてお伺いします。  以上です。 371 ◯佐藤新悟委員長 最後、質問になりますか。 372 ◯竹内祐子委員 1件。 373 ◯佐藤新悟委員長 意見ですか、1件の質問なんですか。 374 ◯竹内祐子委員 質問です。 375 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 376 ◯指導室長補佐 先生の検診というところではございますが、やはり原資は税金というところを踏まえますと、適正な使用が求められるものと考えております。今後も適切な健康診断の運営に向けて努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 377 ◯佐藤新悟委員長 以上で竹内委員の質疑を終了いたします。  次に、赤野委員の質疑を許可いたします。赤野委員。 378 ◯赤野秀二委員 何件か聞こうと思ったんですが、ダブっている部分があるので、入学準備金のことがさっき聞かれましたので、分かりました。  あと、教材費の保護者負担化のことで、さっきこれも聞かれたんですけれども、市の削減総額、これまで実施前からどのくらい、平成30年度末までに削減されたのか。市の費用の削減額、教材費の部分で。  それから、この教材費については学校裁量のところがあるということで、学校間で保護者負担の差があるのではないかと思っているんですけれども、その多いところと少ないところの1人当たりの額が分かったら教えてください。  それから、191ページの体育事業費、項目番号9の学校開放のことで何人かお聞きになりましたけれども、この学校開放のことで気になっているのが、校庭の貸し出しもそうなんですけれども、体育館の貸し出し、施策の成果を見ますと、平成28年度、平成29年度は余り変わっていないんですけれども、平成30年度になると、クラブ数で約40クラブぐらい減っている。時間数でも2割ぐらい……、日数か、延べ日数と書いてある、使用日数でも2割ぐらい減っているのが気になって、これは有料化が1月からされていて、その影響なのかなと思うんですけれども、利用するクラブ数が減っている理由というのはつかんでいますでしょうか。それから、利用時間の減という、この理由も教えてください。これが開放の方です。  それから、193ページの社会体育費のところで、朝日サッカー場のところですけれども、この年度、大体でき上がってきた年度だと思うんですけれども、この年度までにこの整備に使ったお金の総額と、完成まで最終的な総額を教えてください。それから、この整備について、国と都からそのうちどのぐらい出たのか教えてください。  以上かな。お願いします。 379 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 380 ◯教育総務課長補佐 教材費の公費の削減総額でございますが、平成27年度から平成30年度までの累積ということで、約6,453万円と確認してございます。  次に、保護者負担額の多い学校、少ない学校について、平成30年度の数値をお答えさせていただきます。平成30年度の小学校では、多い学校、6,073円、少ない学校、2,988円、中学校は、多い学校は1万2,736円、少ない学校が7,800円となってございます。  以上でございます。 381 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 382 ◯スポーツ振興課長 続きまして、学校開放の団体数が減っている件につきましてでございますが、こちらにつきましては、従来、平成29年度まではPTAの団体もこの数に含まれておりましたが、平成30年度より、有料化に伴いましてPTAを外しましたところ、団体が減少したものでございます。ちなみに、平成29年度は385団体、平成30年度は344団体、差し引き41団体減っているところでございますが、そのうちPTAが33団体、残りの8団体が減少しているという状況でございます。  以上でございます。 383 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 384 ◯スポーツ振興課長補佐 続きまして、朝日サッカー場の改修費の関係についてお答え申し上げます。現朝日フットボールパークになりますけれども、こちら、平成30年度までの支出額ということで、債務負担行為で平成32年度まで組ませていただいている分も含めてお答えさせていただきたいと思います。金額の方が5億7,567万8,000円となっております。  それから、このうち都の補助金が幾らかという御質問でございますけれども、このうち都の補助金の金額につきましては2億478万2,000円となっております。  以上でございます。 385 ◯佐藤新悟委員長 よろしいですか。赤野委員。
    386 ◯赤野秀二委員 教材費の分はわかりました。やはり学校による負担の差が結構激しいなと思います。私たちは教材費の保護者負担化は反対してきたんですけれども、実際にはこういうような開きもあって、大変な状況になっているなということです。  この教材費負担について、この数年間、保護者負担化が行われてきたんですけれども、保護者の方から何か寄せられている声はありますか。2回目でお願いします。これはそれでいいです。  あと、体育館のクラブ数の減というのは、PTAを外したということですけれども、8団体がそのほかに減っているということなんですけれども、これは有料化に伴うということではないんですか。有料化に伴う影響って、これはここには出ていないということでよろしいんですか。再度確認させてください。  それから、朝日サッカー場についてはわかりました。とりあえず聞くだけだったので、お願いします。  以上2件。 387 ◯佐藤新悟委員長 2件答弁願います。どうぞ。 388 ◯教育総務課長 まず、1件目の教材費の保護者負担の関係でございますけれども、こちらにつきまして、削減に伴っての保護者からの声ということで、直接教育委員会の私どもの方には声は今のところ寄せられてはいないところでございます。  以上でございます。 389 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 390 ◯スポーツ振興課長 先ほど御答弁いたしました8団体がどうして減ったのかというところでございますが、この件数自体は、例年10件前後、継続されない団体もございますので、詳しく理由についてはお伺いしておりませんが、例年の誤差の範囲のうちと考えております。  以上でございます。 391 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。赤野委員。 392 ◯赤野秀二委員 では3回目、教材費の方はわかりました。とりあえず承っておきます。  体育館の開放の方ですけれども、減の理由はさまざまだろうということなんだけれども、毎年減っているというけれども、平成28年、平成29年、施策の成果では減ったように見えないんです。一つふえているように見えるんだけれども、有料化の影響はないということでいいんですか。そこの御答弁がなかったので、お願いします。 393 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 394 ◯スポーツ振興課長 先ほど減の範囲内と申しましたが、増減の範囲内であると訂正させていただければと思います。有料化になりましたのが1月から3月の期間の数字を今、御報告させていただきましたので、主管課といたしましては影響はないものと考えておりますが、今後またその内容等を検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 395 ◯佐藤新悟委員長 赤野委員、よろしいですか。 396 ◯赤野秀二委員 はい。 397 ◯佐藤新悟委員長 以上で赤野委員の質疑を終了いたします。  次に、遠田委員の質疑を許可いたします。遠田委員。 398 ◯遠田宗雄委員 1点だけお願いします。  181ページの学校給食費、先ほど増山委員が質問されておりましたので、追加のような形でお聞きいたします。  平成28年度の残菜について、先ほど何キログラムという御答弁でしたので、合わせるようにして御答弁をお願いできればと思います。  それから、延べ給食数、平成30年度で結構でございますので、これを教えてください。  1回目、その2点をお願いします。 399 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 400 ◯学務保健課給食センター所長 平成28年度の残菜キロ数でよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)平成28年度の残菜量につきましては、35万772キロとなっております。  済みません、平成30年度の給食提供数でございますけれども、年間で371万5,031食となっております。  以上でございます。 401 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。遠田委員。 402 ◯遠田宗雄委員 ありがとうございます。  そうすると、平成28年度の残菜数が35万772キロ、平成30年が33万5,108キロですから、平成29年9月から新給食センターが稼働されているので、新旧の違いがわかればということで、平成28年度の数字を出してもらいました。  そうなってきたときに、延べ給食数は逆に新給食センターの平成30年度の方がかなりふえているわけですから、給食数がふえているにもかかわらず、残菜が減っているという、この捉え方でよろしいのかなと思うんですが、これはなぜ減ったのかという、こういう把握はされているかどうか。2回目でお聞きします。  それともう1点、処理として、先ほど同じく増山委員の質問に対して、業者に堆肥処理として処理していただいているということでしたので、この堆肥処理が実際どこでどのように使われていくのか把握されているかということと、それから、堆肥処理の業者に対しての費用ですが、これはどのぐらいかかっているのか。キログラム単位であるのか、数字的なものを含めて、把握されている範囲で結構ですから教えていただきたいと思います。 403 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 404 ◯学務保健課給食センター所長 残菜量が年々減少している状況というのは、正直まだ現状については把握できておりませんが、新給食センターの方で新たに調理するようになりまして、できるだけ残菜、切りくずといいますか、野菜のくずといいますか、そういったものを極力出さないような最新の機械、それと調理の仕方によって多少の工夫があるのかなとは捉えております。  それから、堆肥の処理でございますけれども、これにつきましては、埼玉県寄居町の方へ業者の方が搬送いたしまして、そこで堆肥化を行っている状況でございます。  金額の方でよろしかったですかね。処理経費につきましては、平成30年度、約1,260万円ほどとなっております。  以上でございます。 405 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。遠田委員。 406 ◯遠田宗雄委員 ありがとうございます。突然お聞きしたにもかかわらず、御丁寧に答弁いただいてありがとうございます。  堆肥処理ということでしたので、そのほかにも、今、ほかでさまざまな取り組みがされているということですが、飼料化にしてみたり、バイオマス発電の取り組みとか、そういったところでやっているところもあるんですが、このような形で堆肥処理されているということは、やっぱり実際にごみとして燃やすだけということから考えれば、金額的にも安い部分も出てくるでしょうし、何よりも食品ロスの削減につながってきていることだと思います。あわせて、今、お話しさせていただいたように、今後、飼料化であるとか、バイオマス発電とか、そういったところでも含んでいけば、食育、それが食教育というか、循環型社会としてしっかり見えていく、児童・生徒への対応も可能ではないかなと思いました。その先につながるものとして、SDGsを志向した実践というか、そういったことにつながっていくんだろうと思いますので、このような取り組みをしっかり、細かく子どもたちが理解できるように、また、そういった形で教えていっていただければ、さらに子どもたちが循環していく社会の仕組みというものを理解できるんじゃないかなと思いましたので、お聞きをさせていただきました。  ありがとうございます。1点だけでした。終わります。 407 ◯佐藤新悟委員長 以上で遠田委員の質疑を終了いたします。  次に、高津委員の質疑を許可いたします。高津委員。 408 ◯高津みどり委員 確認も含めて4件お願いします。  初めに、166ページ、167ページの教育指導費の中の学校経営支援事業費です。先ほど西の委員からも質問がありましたので、重複しないところでお聞きしたいと思います。  初めに確認ですが、合理的配慮支援員というのは学校支援員の中の特別支援員というところに入るのかどうか、確認をさせてください。  そして、支援員の配置についてなんですけれども、学校の実態に合わせて配置と施策の成果にはあげられているんですけれども、基準というのがあるのかどうか。人数的なものも含めてあるのかどうかお聞きしたいと思います。  2件目です。同じページの自治体情報セキュリティクラウドについてです。これは東京都の情報セキュリティクラウドに参加し、セキュリティーの多層化をしたとありますが、この事業内容について教えてください。そして、東京都の情報セキュリティクラウドに参加することによるメリットなどがあれば、それについても教えていただきたいと思います。  3件目です。184ページ、185ページの社会教育振興費の市史編さん事業費についてです。平成30年度のレベルアップ事業で、ビジュアル版の府中市史刊行準備というのがあげられていました。多言語化で、今、行われているラグビーワールドカップ、また来年のオリンピック・パラリンピックで訪れる外国人向けにも販売できる刊行物にすると書かれてありました。予算の概要のところであったんですけれども。先日、でき上がったビジュアル版をいただきました。大変コンパクトにまとめられていて、見やすかったんですけれども、ここには販売価格というようなものは表示がなかったんですけれども、どういうところで頒布というか、販売というか、する予定があるのかどうか。その点についてお聞きしたいと思います。  4点目、188ページ、189ページの美術館費についてです。展覧会事業費についてですが、平成30年度は美術館は半年間の休館がありました。天井の工事があったので、その中でも企画展の入場者数は大変多かったと思われます。特に、今年度にまたがって開催された「へそまがり日本美術展」については大変好評だったとお聞きしていますが、その背景と要因などがあれば教えていただきたいと思います。  以上4点、お願いいたします。 409 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 410 ◯指導室長補佐 それでは、順次お答えさせていただきます。  初めに、1点目の学校支援員の中に合理的配慮は含まれているのかというところでございますが、合理的配慮支援員につきましては、小学校費、中学校費でそれぞれ別予算という形で計上させていただいております。  次に、配置基準につきまして、基本的には学校長の判断ということになりますが、前年度に予算要望を出していただき、それに基づいてこちらで配置させていただいているという状況でございます。  次に、セキュリティクラウドについてでございますが、こちらはインターネットと参加団体との間に位置しておりまして、こちらに参加いたしますと、ウエブサイトの閲覧、メールの送受信、ウエブの公開などの際に不正なアクセス等から防御が可能になるほか、セキュリティーインシデント発生時には緊急ブロック等が実施されるというものでございます。加入時につきましては、負担金として都に支払いを行っているものでございます。  以上でございます。 411 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 412 ◯ふるさと文化財課市史編さん担当主幹 市史編さんの「武蔵府中まちの歴史物語」の刊行物の件につきましてお答えさせていただきます。こちら、頒布価格は500円でございまして、市政情報センター、観光情報センター、市民相談室、郷土の森博物館、そしてふるさと府中歴史館で頒布をいたしております。  以上でございます。 413 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 414 ◯美術館副館長補佐 「へそまがり日本美術展」の好評の背景についてでございますが、「へそまがり日本美術展」は江戸の江戸絵画祭りといたしまして毎年春に開催しているものでございまして、これが例年ますます定着しているということが一つと。それから、天井改修による休館中、十分な広報準備ができたということも非常に大きな要因となったものと考えてございます。  以上でございます。 415 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。高津委員。 416 ◯高津みどり委員 御答弁ありがとうございます。  初めに、合理的配慮支援員は、済みません、ちょっと見落としてしまったので、わかりました。  あと、学校支援員の配置については、前年度に予算を要望して、教育委員会の方で配置をしていただけるということで、わかりました。  2回目になりますが、学校の状況が変わった場合、学級崩壊というか、いろいろ子どもたちの状況が変わったりというところがあるんですけれども、支援員の配置なんですが、年度中に人材が確保される、配置がされるという、追加でされるというようなことがあるのかどうか。相談などがあれば、そういったことができるのかどうか。また、そういった場合の人材確保などは教育委員会の方で対応していただくことがあるのか。その点について、2回目の質問お願いいたします。  それから、自治体情報セキュリティクラウドについてはわかりました。さまざまなところで緊急の場合にはブロックされてセキュリティーが守られるということで、加入については負担金を払うということでした。  2回目としましては、これは平成30年度の新規事業として行われていたんですけれども、平成31年度の予算にはこのものは計上されていませんでした。一度加入すると、維持費等などで支払うといったものはないのかどうか。その点について確認をさせてください。  市史編さん事業についてはわかりました。500円で販売をしていただいているという、大変安いなと思いますが、外国人が日本の歴史など大変関心を持っている方も多いです。ワールドカップ、オリンピック・パラリンピックに合わせてということで、間に合わせて今、頒布をしていただいているということです。本当にいい形でできていますので、これについてはより多くの方に触れていただける、また見ていただければと思います。インバウンドの活用にもなるのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。これについては再質問はございません。  美術館についてです。天井の工事があったために広報活動などをする、十分に準備をすることもあったのでということもあって、「へそまがり日本美術展」については大変好評だったということで、今、お話がありました。市立の美術館として20年にわたって大変努力を重ねられていることに対して感謝申し上げます。市民だけでなく、こうした外国人の方も多く訪れるように、なされていければいいなと思います。  今後の美術館の企画展など、どのようなことが計画されているのか質問したいと思いますので、この点だけ1点お願いいたします。 417 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 418 ◯指導室長補佐 それでは、2回目の御質問にお答えさせていただきます。  初めに、学校経営支援員の関係でございますが、年度途中での追加配当等のことでございますが、こちらにつきましては、学校から要望があった場合には、予算の範囲内で対応させていただいているところでございます。毎年幾つかの学校でやはりそういった声は上がってまいりますので、できる限り対応させていただいております。  そのときの人材確保についてでございますが、こちらにつきましては、やはり学校の方で対応していただいているところでございます。  次に、セキュリティクラウドの2回目の御質問についてでございますが、平成30年度で予算計上させていただきましたが、こちらは東京都が行うセキュリティクラウドに途中で参加する場合にかかる経費というところで計上させていただいたものでございます。ですので、平成31年度以降はかからないという状況でございます。  以上でございます。 419 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 420 ◯美術館副館長補佐 美術館の今後の展覧会についてですが、地域美術館としまして、府中発信の独自の企画をこれまでどおり進めてまいります。基本に忠実に、そして真面目な美術館として市民に向かい、次世代である小学生に対する鑑賞教室をこれからも軸に展開してまいりたいと考えてございます。  以上です。 421 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。高津委員。 422 ◯高津みどり委員 御答弁ありがとうございました。  まず、学校支援員についてはわかりました。年度途中でも対応していただけるということでした。ただ、人材確保については各学校での対応ということで、実際に支援員の方たちができる方だと、本当にたくさんの仕事を与えられているというようなお話も伺っています。適材適所というところではありますし、予算の範囲内でということでは、なかなか全てのところに間に合うようにということはないと思うんですけれども、本当に実情に合わせた配置ということで、ここにも書かれてありますので、そういったところを配慮していただきながら、しっかりと、学校の先生たちの教員の働き方改革も問題になっておりますので、そういった点でも支援員の配置ということをしっかりと行っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  自治体の情報セキュリティクラウドについてはわかりました。一度、途中で加入した後はもう負担金などはかからないということで、わかりました。  美術館についても、本当に地域に密着したということで、これからもやっていただけるということで、本当に親しまれているのかなと思いますので、美術館については今後もしっかりといい展覧会を企画していただいて、多くの方々に見ていただけるような、地域に愛される美術館を目指していただければと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。ありがとうございました。 423 ◯佐藤新悟委員長 以上で高津委員の質疑を終了いたします。  次に、西村委員の質疑を許可いたします。西村委員。 424 ◯西村 陸委員 よろしくお願いいたします。私から2件お尋ねいたしたいと思います。簡単にやらせていただきます。  学校整備費です。小・中学校、172ページ、173ページ、176ページ、177ページでございます。ここまで学校の耐震化の事業につきましては、学校本体の耐震化、それから非構造部材の耐震化、そして今年度は防災的な観点も加えた学校体育館へのエアコン設置という形で、本当にここまで毎年さまざまな形で複数年にわたって、防災という視点から学校整備を続けてきてくださったことに感謝申し上げたいと思います。  その中で、平成30年度の取り組みとしては、複数年にわたって窓ガラスの飛散防止対策事業として、飛散防止フィルムを学校の校舎等に張りつけるということで、これは非構造部材の耐震化という一環で進めてきていただきました。ほぼこれで終了になってきたのかなと思うんですが、これで1点確認させていただきたいんですが、校舎等の窓ガラスとあります。これは体育館も含まれていたのかどうか。その1点だけ確認をさせてください。よろしくお願いいたします。  それから、もう1点は186ページと187ページ、郷土の森博物館、先ほど臼井委員も質疑をされておりましたので、そこで確認させていただきました。  私から1点だけ……、その前に、平成30年度の事業としては、たしか目玉の一つだったと思います。大変我々も期待しておりましたし、また、文教委員会等でも本当に熱い議論が交わされて、いろんなリクエストを出させていただいたものに対して、本当に魅力のある運営方式も含めて、非常に斬新な提案をしていただいたかと思っておりますので、この場をおかりしまして本当に感謝申し上げたいと思います。  それで、私が聞きたいのは本当に小さいことなんですけれども、たしか新しいプラネタリウムになってから、貸し出しといいますか、貸し切りといいますか、そんなこともされていたかと記憶しています。オープニングの企画の中の一つに、たしかコンサートも企画をされていたように思いますが、市民への貸し出しというようなことで、何件ぐらい、あるいは、あったとすればどのような企画等でそういったものがあったのかというのを、それだけ確認をさせていただきたいと思います。  以上2件、よろしくお願いいたします。
    425 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 426 ◯学校施設課長補佐 初めに、ガラスの飛散防止フィルムの体育館の状況でございますが、平成27年度に体育館の非構造部材の耐震化をさせていただいたときに、体育館については全て対応しております。  以上でございます。 427 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 428 ◯ふるさと文化財課長 平成30年度の貸し出しでございますが、貸館事業として事業を実施しておりまして、その事業といたしましては、例えば星と声、声優の星空プラネタリウムの朗読会、それから探求スペシャル宇宙編inプラネタリウムなどの貸館事業を行っておりまして、市民が直接という形での貸し出しではございませんで、あとこれ以外にも、日本の世界的な映像のフェスティバルを貸館事業として実施したこと、このような形で、事業としては3件程度になっておりまして、これらでイベントも含めて開催させていただいたところでございます。  以上でございます。 429 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。西村委員。 430 ◯西村 陸委員 それぞれありがとうございました。  学校の飛散防止フィルムの件、体育館もやっていただいているということで確認をさせていただきました。これをお聞きしましたのも、先日の台風15号で、大島の海洋国際高校の体育館がやはり暴風で窓ガラスが割れて、そこに風がものすごい圧で入り込んだときに、屋根が吹っ飛んでしまって、それで体育館が避難所として機能しなくなってしまったと。そういう話を我が党の国会議員の方から、現地視察を踏まえてそういった指摘をいただいたものですから、改めての確認をさせていただいたところでございます。これについては結構です。再質問はありませんので、確認ということでさせていただきました。ありがとうございました。  それからプラネタリウムの方につきましては、貸館事業ということで3件の実績があるということで、わかりました。先ほど臼井委員の質疑でもありました、私も全く同じ観点で、やはり今回の新しいプラネタリウムの魅力というのは、新しい技術とそれから運営方式も含めて、非常によりよくなっているということで、非常に評価をしています。その上で、恐らく教育的あるいは学術的な価値と、それから観光的、エンターテイメント的な価値というものと、両面持っているがゆえに、多分そういった番組編成とか、そういった企画面で非常に迷うところじゃないかなと思うんですが、本当にしっかりとまた企画、番組編成も含めて、いかに両方の魅力を引き出すかといったところをぜひ御協議いただきながら、市内外に対して、恐らくアプローチも、今までと同じ広報だとちょっと物足りないかなと思いますので、そういった魅力をいかにして、限られた予算の中ではありますけれども、しっかりと告知をしていただきながら、周知を図っていただきながら、また集客の工夫を重ねていただきながら、より魅力のある観光スポットであり、また子どもたちの宇宙に対する興味をそそるような、そういったすばらしいプラネタリウムに育てていくという、そういったところを我々も応援したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  再質問はございません。ありがとうございました。 431 ◯佐藤新悟委員長 以上で西村委員の質疑を終了いたします。  ここで、10分程度トイレ休憩を挟みたいと思いますので、よろしくお願いします。                 午後5時44分 休憩                 午後5時55分 再開 432 ◯佐藤新悟委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  次に、前川委員の質疑を許可いたします。前川委員。 433 ◯前川浩子委員 よろしくお願いいたします。  まず、ICTの教育推進事業から、2020年度が新学習指導要領が始まる年ですので、その前に、その準備といたしまして、新学習指導要領の中に小学校でのプログラミング体験が必修となっておりますので、その前の準備の段階の今まで平成29年度や、特に平成30年度、この決算の年のお取り組みが重要だと思いますので、この平成30年度にICT教育、どのようなことをなさったか教えてください。その重点事項と、そこから見えてきた課題を教えてください。  二つ目は、同じように、新学習指導要領への移行を前にして、国際理解教育、新学習指導要領になりますと英語教育となりまして、この9月に小学校の英語の教科書が採択されました。その前段階として、平成30年度国際理解教育、また英語教育、どのようなことをなさったかを教えてください。  次は食育にいきます。大きな給食センターができて、日本全国から注目されている府中市ですけれども、学校、給食センター等で給食を生かした食育の取り組みを教えてください。今までも古い給食センターのときも、栄養士の方々がさまざまなお取り組みをなさっていましたが、新しい給食センターになりまして、この平成30年度どのような展開になったかを教えてください。  次がPFIでございます。中央図書館複合施設整備等事業、市民会館複合施設運営手法等調査事業とございますけれども、施策の成果の149ページを読みますと、地区図書館を含む市立図書館及び「ルミエール府中」全体の次期運営手法検討のための調査等を実施した。そして基礎資料をつくったとございます。現在のPFIの契約がもうすぐ、あと2年、3年か、令和4年9月に終了いたしますので、それに向けての準備だとは思いますけれども、アンケートをとったりしていますね。そのアンケートの中でどのような特色があったのか。また、VFMがすごくPFIを取り入れるときに問題になりましたけれども、当初20%と言われていたVFM、今はどのような状況なのか。また、毎年のモニタリングにおきまして何か大きな問題はありましたか。そして、なぜ地区図書館も今回この整備事業の見直しの中に入っているのかをお答えください。  もう一つは、先ほど何人かの委員の方もお話しになりましたけれども、合理的配慮支援員です。合理的配慮支援員に関しましては、私は6月に一般質問をさせていただきました。合理的配慮支援員はインクルーシブ教育システム、またインクルーシブ教育を支えていくための大きな大きな要因です。この平成30年度は予算執行率47%という、行政の制度としては瓦解しているような状態に陥っておりました。  その要因については一般質問でるるお聞きいたしましたので、再度お聞きすることはいたしませんが、平成30年度における府中市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に係る報告書、文教委員会のときにも申しましたけれども、再度申し上げますが、ここの改善点や課題の中の合理的配慮支援員にかかわるところ、学校生活支援シートの作成により、学校と保護者間の支援内容の合意形成は進んできた。しかし、福祉的サービスの意味合いが強く見られる傾向もあり、教育的な観点から、合理的な配慮として人的支援が不可欠かについては疑問があり、インクルーシブ教育システムを踏まえた合理的配慮の理解推進や教育的な観点の周知は今後も課題であると。このような否定的な表現が書かれております。この年には本当に合理的配慮支援員をめぐってさまざまな保護者の方、子どもたちが苦しんだ年です。それの評価がこれ。私には到底解せません。これについて御見解をいただきたいと思います。  以上でございます。 434 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 435 ◯指導室長補佐 それでは初めに、平成30年度のICTに関する取り組みについて回答させていただきます。  初めに、平成30年度におきましては、第三小学校、矢崎小学校、第八中学校をモデル校といたしまして、全普通教室に大型提示装置、書画カメラ、教員用のタブレットパソコンを配置させていただきました。またあわせて、各校には児童・生徒用のタブレットパソコンを40台配置いたしました。  次に、モデル校の取り組み状況など踏まえ、各校に情報教育推進リーダーを選出いただきまして、リーダーを対象といたしました研修や、実際にモデル校に導入いたしましたICT機器に触れる機会を設けるなどの取り組みを行いました。  最後に、矢崎小学校におきまして、東京都教育委員会のプログラミング教育推進校に指定されたことに伴い、研究を行っております。  次に、課題等でございますが、やはり平成30年度におきましては、配置した3校における使用状況を踏まえ、全校に広げたいというような思いでおりました。また、結果、今年度、小学校におきましては全校に配置させていただくことが可能となりましたが、中学校が残っておりますので、こちらが一番大きな課題と捉えております。  また、モデル校におきましては、タブレットパソコンの使用、稼働率が大変上がっている状況が見られるという声もございます。今後、タブレットパソコンのやり方についても検討していかなければならないと考えております。  以上でございます。 436 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 437 ◯指導室統括指導主事 平成30年、どのような英語教育をしてきたかについて御回答いたします。  まず、大きく2件、府中市立学校外国語教育促進事業という中で、小・中連携、一貫教育、コアイングリッシュティーチャー事業がございます。こちら、英語の専門講師を中学校に配置しまして、そこの系列にある小学校2校を巡回し、中学校の教員が小学校で授業を行い、指導の連携またはカリキュラムの連携を研究していくという形での事業が1点ございます。  また、もう1点は、アクティブイマージョンプログラム「Cooking in English」という形で、子供たちが学習した英語を使う機会を、さまざまな地域の教育資源を効果的に活用し、英語を用いた体験的、実践的なプログラムを通して、英語によるコミュニケーションを楽しむ機会を児童・生徒に提供するというところで取り組んでまいりました。  最後にもう1点、小学校外国語導入に向けて、こちら、平成29年度より小学校の先生方を悉皆研修としまして、具体的な教材や授業展開、指導方法等について、外国語について学び、また、パフォーマンステストについても、実施方法等の知識を得るような研修会を経年で継続して実践しております。また、平成30年度は小学校で三、四年生35時間、五、六年生70時間、学習指導要領の時数を先取りして全面で英語教育を府中市では実施しております。その際、アシスタントの英語の教員の時数をふやして、各小学校の授業に対応しているところでございます。  以上となります。 438 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 439 ◯学務保健課給食センター所長 続きまして、給食を生かした食育の取り組みについてお答えいたします。  給食センターでは、府中の子供たちの食育の拠点となるよう、調理作業を見学できる社会科見学の受け入れや、調理教室が実施できる調理実習室を設けているほか、栄養士や調理員による学校訪問や授業、試食会への参画、職場体験の受け入れ、広報誌「ランチタイムズ」やホームページ、ツイッターでの情報提供など、さまざまな事業を実施し、子供たちに望ましい食習慣や食に関する理解促進を図っております。また、学校と連携した取り組みといたしまして、給食センターの栄養教諭が各学校に出向き、学校ごとにテーマを決めて食育に関する授業を行うほか、栄養士や調理員が自分が担当する学校の給食時間に訪問し、子供たちに給食センターの活動を紹介するほか、学校での試食会に参加して保護者と情報交換を行うことも実施しております。  以上でございます。 440 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 441 ◯図書館長補佐 図書館の図書館経費にございます「ルミエール府中」の運営手法等の調査費についての御質問について御回答いたします。  アンケートの特色でございますが、アンケートにつきましては2種類とってございまして、一つ目は図書館に関する市民アンケートということで、こちらは一般的に市民の方に全体的にお聞きするアンケートでございまして、その中での特徴としましては、失礼しました、市民アンケートともう一つは利用者アンケートのこの二つをとってございます。どちらのアンケートにつきましても、今後の市立図書館の運営につきましての問いをしている中で、今までどおりの運営手法で行ってほしいというところのお声を大きくいただいておりますが、特に市民アンケートにつきましては、利用したことが少ないですとか、したことがないという方も含まれていることもありまして、運営についてわからないという御回答も多かったのが特徴でございます。  続きまして、VFMが当初は20%ということでございますが、この調査におきましても、再調査を行いまして、平成30年度時点でも20%をキープしている状況でございます。  続きまして、モニタリングにつきましてですが、モニタリングにつきましてはPFI事業者と毎月1回、必ずモニタリングということで行っておりまして、運営また施設、施設の維持管理等々の評価をしているところでございますが、こちらの指摘事項につきましては事業者の方でも真摯に受けとめ、改善をしていただいているところでございますので、大きな問題はないと捉えております。  最後に、地区図書館について、なぜ一緒に検討しているのかということでございますが、こちらは第2次府中市公共施設マネジメント推進プランにおきまして、地区図書館への指定管理者制度の導入の可否について検討するとされていることもありまして、この機会に中央図書館とともに市立図書館としての運営について検討しているものでございます。  以上でございます。 442 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 443 ◯教育部副参事 続きまして、合理的配慮支援員に関連しまして、平成30年度における府中市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に係る報告書、取り組みナンバー13、特別支援教育の充実の3番、自己評価、前年度からの改善点や課題の第3点につきまして、こちらでございますけれども、福祉的サービスを決して否定する考えではございません。子供の能力、可能性を最大限に伸ばすことが特別支援教育の意義であり、教育の視点を踏まえ、一人一人の思いや願い、そういったものに寄り添いながら学びの保証をしていくという教育的な観点から、それを柱として、その子供に必要な配慮を考えていくことや共通理解をしていくことの大切さを課題と考えているという意味の記述でございます。  以上でございます。 444 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。前川委員。 445 ◯前川浩子委員 いろいろありがとうございます。  ICTよくわかりました。せんだって教育委員会でお話ししているときに、この資料を頂戴いたしまして、何と去年の7月21日の週刊東洋経済に府中の第三小学校が白熱プログラミング教育の最前線ということで取り上げられています。学校に余り出入りしないと何が行われているのかよくわかりませんでしたけれども、これを見るだけで、小学生がパソコンを操り、そして最終的にプロジェクションマッピングまでやっているんです。ここに大きな可能性を私は見ました。  これから先もICTに関してはなかなか大変かと思いますけれども、先生方の支援について1点お聞きしたいと思います。なれている方、なれていない方、いろいろいるかと思うんですが、文教委員会でもICTが盛んな武雄市に参りましたが、そこのところはやはり難しいようなお話も聞いておりますので、学校そして先生方への支援をどのようになさっていくかお聞かせください。  英語の方ですが、英語、本当にたくさんいろいろなことをやっていらっしゃるんですね。先日も、21日、西武多磨駅のところで中学生がラグビーのために道案内を外国人の方々にしているところに出くわしました。また、イングリッシュクッキングが楽しいとか、いろいろなお声を聞いておりますが、ここでもう一つお聞きしたいのが、場をつくっていくということの大切さ、そしてここでもICTの活用が図られないかということを一つお聞きしたいです。言語を学ぶということは、私、文法は否定しません。文法は大事です。車を運転するときにルールがわからなければ運転ができないのと一緒ですから、大事なんですが、下を向いているだけでは言語はできるようになりません。先ほどのICTのお取り組みの、これを英語教育の中に何か生かしていけるようなことがあったら、子どもたちにとって楽しい英語教育になるのではないかと思います。そこをちょっと、可能性をひとつお聞かせください。  食育に関してです。食育は以前から府中市の給食センターが中心になって細やかにやってきたとお聞きしておりますし、さまざまな場面でそれを拝見してまいりました。それが今、新しい給食センターになっても引き継がれているということ、とても頼もしく思います。  二つだけ聞きたいんですけれども、給食の中で使われている地場野菜のパーセンテージ、そして、私の大好きな給食展、試食会はことしは開催されるのかどうかをお聞かせください。  PFIのことですけれども、あの中央図書館ができますとき、PFIで行うというときに、私はやはり議員をやっておりまして、あれから随分長い時間がたったなと思いつつ、あのときのPFIで取り決められたさまざまなことがきちんと行われてきているのだなというのと、VFMが、Value for Moneyがこの長い間、落ちることなくキープしてこれたというのはすごいことだなと思いますが、ここに来てまた一つ何か新しい動きがあると思いますので、このことに関しましては、地区図書館、中央図書館、「ルミエール府中」を含めましてまた御報告がいただけると思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。PFIはさんざん頭を悩ませたので、また詳細を御報告いただけるとありがたいです。これは再質問はございません。  最後の合理的配慮支援員です。今、室長の方から力強いお言葉をいただきました。本当に平成30年度はひどかったんです。子どもたちが悩んだんです。苦しんだんです。本当に親も大変だったんです。だから、もう一度ここで立て直してやってくださいというお願いを聞いていただいております。子どもたちに寄り添い、一人一人のニーズに応えていってくださるという室長の力強いお言葉を頂戴いたしましたので、一つだけ、6月にお約束した要綱はどうなりましたでしょうか。それだけお聞かせください。  以上です。 446 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 447 ◯指導室長補佐 それでは、ICTに関する御質問にお答えさせていただきます。  先生や学校への支援ということでございますが、ICT機器の配置に際しまして、あわせてICTの支援員というものを配置しております。支援員はいわゆるSEという方でありまして、ICT関連業務に当たり、教職員等が対応が困難な場合に支援を行うものでございますが、例えば授業中の機器のふぐあいなどに対応するなどの支援や、一緒に教材を作成したりといった支援を想定しているものでございまして、本年度は22校を巡回してもらっているものでございます。  以上でございます。 448 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 449 ◯指導室統括指導主事 ICT教育に英語を活用できるかについて御回答いたします。  一部、東京都の教材等ネットワークに乗せて、現在、小学校でもICTを使って英語教材を活用している授業は実施しているところでございます。また、ICTを順次進めていくというところの大きな目的としては、子供たちに資質、能力を身につけさせる、使いこなすよりも、やはり学力が身につくのか、楽しむ、学ぶ力がつくのかというところを最重要で考えております。そういった意味では、ICTと英語というところはとても相性がいいものと捉え、今後研究をしてまいります。  以上となります。 450 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 451 ◯学務保健課給食センター所長 それでは、給食センターの方の関係で、まずは地場産野菜の使用状況で、平成30年度の使用実績で申し上げます。野菜の年間総使用量は38万7,579キロで、そのうち府中産の野菜使用量は2万3,909キロとなり、府中産の使用割合は6.17%となります。ちなみに、平成29年度と比較して1.2%の増となっております。  続きまして、2点目の今年度の給食展、試食会の御案内です。ことしは11月2日の土曜日、午前10時から午後3時まで、学校給食センターの方で実施をいたします。試食できる献立は、ふだん子供たちが食べている給食の中でも特に自信のあるものを御用意しておりますので、議員の皆様にも近々御紹介させていただきますので、ぜひとも御来場くださいますよう、この場をかりて御案内させていただきます。  以上です。 452 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 453 ◯教育部副参事 合理的配慮支援員の要綱につきましては、文言、表現、わかりづらさ等の御指摘をいただいているところでございます。要綱につきまして、事業の趣旨を踏まえて見直し等検討しているところでございます。 454 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。前川委員。 455 ◯前川浩子委員 あちこちいろいろ御答弁ありがとうございました。  ICT等は、本当に子どもが学ぶ力をつけるにはとても可能性が高いものと思っております。また、私、せんだって国際理学療法士大会というのが行われましたときにボランティア通訳で言っておりましたんですが、そこでICTを使ったADHDやLDの子たちへの支援のアプリをイスラエルの方が見せてくれました。ああ、こういうこともできるんだなという可能性は物すごく感じましたので、大変かと思いますが、どうぞ子どもたちのためにICTの開発、そしてそれを使った楽しい英語の時間、英語は口から出さないと言葉はうまくなりませんので、何か楽しいことができそうなわくわく感でいっぱいになりました。ありがとうございます。  食育、府中の地場の野菜が少しふえているようですが、畑が少なくなっている中でふえているというのは大変なことだと思います。御苦労さまでございます。  11月2日、自信のある給食が出るそうなので、みんなで行きましょう。  以上です。どうもありがとうございました。 456 ◯佐藤新悟委員長 以上で前川委員の質疑を終わります。  次に、稲津委員の質疑を許可いたします。稲津委員。 457 ◯稲津憲護委員 私からは1点、これは教育費、体育施設費、八ヶ岳府中山荘の整備事業費ということでお尋ねします。  まず、この平成30年度は給湯設備改修工事の予算を執行していたんですけれども、まず確認ということで、その後の状況に問題がないかどうか。その点をお尋ねします。  あと、それに関連して、八ヶ岳府中山荘の施設の方に担当課の方が最後に現地に行ってみたのはいつだったのかというのも念のため聞きたいと思います。  これに関連して、最後に、もし現地の状況を見たということであれば、府中山荘の正面玄関の階段とか、あとロビーと廊下のカーペットの状況、この点についてちょっと気づいたことがもしあったらお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 458 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 459 ◯学校施設課長補佐 八ヶ岳府中山荘の関係の、まず初めに給湯設備の改修の関係で、その後の状況ということでございますが、給湯設備については、年に1回点検・確認作業を行っておりまして、その中で給湯設備の方のふぐあいというところは今のところ報告されてございません。  府中山荘に担当が現地に行った時期でございますが、担当職員につきましては定期的に施設の確認に行ってございまして、近いところで言いますと、先週、府中山荘の方に行ってございます。管理職の方も年に数回は行くようにしてございます。  以上でございます。 460 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 461 ◯学校施設課長 最後に、正面玄関の階段やロビーと廊下のカーペットについて気づいたことがあるかということでございますけれども、正面玄関の階段につきましては、タイルの一部が現在はがれている状況でございます。また、ロビー、廊下のカーペットにつきましては、老朽化により汚れやくすみが出ている状況と認識しているところでございます。  以上でございます。 462 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。稲津委員。 463 ◯稲津憲護委員 ありがとうございます。  八ヶ岳府中山荘は小学生五年生とかがよく使っていらっしゃるところで、今、府中市では4泊5日ですか、そういうふうに本当に多くの子どもたちが使っているところでもあるんですね。私も先般ちょっとお伺いさせていただきまして、食事もいただきまして、本当においしかったということと、本当に快適に過ごさせていただきました。また、市民の方の利用もそのとき見させていただきましたけれども、本当に満足されているようではあったということで、よかったかなと思っています。そういった意味では、この府中山荘というのは子どもたちだけでなく、市民にとっても憩いの場でもあるかなということを改めて再認識いたしました。
     そういった意味で、この施設を大事に使ってこれからもいかなくちゃいけないかなと思っておりますけれども、今、お尋ねしました質問の中で、最後の方で、気づいたところということでは、正面玄関の階段のタイルがはがれているとか、カーペットの老朽化を答えていただきましたけれども、定期的に職員の方も行っていらっしゃるという御答弁ではあったんですけれども、やはり施設に入ると一番最初に見えるところでもあるので、そういったところを、平成30年度の決算では給湯器の設備改修工事をやっていましたけれども、今、答弁いただいた中のカーペットとかタイル、階段ですね、こういったところも整備事業費ということで、今後ぜひ御検討いただければ本当にいいのかなとも思っておりますけれども、その点について担当課の考えなりありましたらお聞かせいただきたいと思います。ぜひよろしくお願いします。 464 ◯佐藤新悟委員長 答弁願います。どうぞ。 465 ◯学校施設課長 今、御質問のありました今回の階段の部分、タイルのはがれとか、あと、カーペットの汚れ等、八ヶ岳府中山荘の本館の方ですけれども、一番新しいのはそれでも34年たっております。今回、給湯設備の関係を改修させていただきましたが、現状、まず八ヶ岳府中山荘は基本的にはセカンドスクールで、子どもたちが多く利用していただいて、市民の方も今、おっしゃっていただきましたが、利用していただいて、非常によかったという評判をいただいているんですけれども、利用率はなかなか向上しないのも現状でございます。  そういったものも踏まえまして、まず八ヶ岳府中山荘が機能が停止しないこと、次に、やはり安全対策のほかに、機能停止のほかに安全対策をしっかりすること。今回、玄関のタイルのはがれ等につきましては、よく見て安全対策をしっかりとやっていかなければいけないというところで認識したところでございますが、そういったところを順次やりながら、全体的な改修のバランスをとりながら、できる限り良好に八ヶ岳府中山荘を使っていただくように今後も改修していく、また皆様に喜んでいただけるような施設を目指したいと考えております。  参考なんですが、実は給湯設備のほかに、平成30年度は畳の総張りかえをやっております。また、床下の配管等の改修費等もありまして、この給湯施設のほかに600万円ほど改修を行っている状況もございますので、そういったものを踏まえて、今回御指摘いただいたところも、安全を第一に考えながら改修については検討していきたいと考えております。  以上でございます。 466 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。稲津委員。 467 ◯稲津憲護委員 御答弁ありがとうございました。  今、いただいた答弁については承りたいと思いますけれども、機能が停止していないことというのが重要ということもちょっといただきましたけれども、ある意味、一般の方々の利用促進という意味では、この設備の部分の改修をしていくこと、なかなか見えない部分、配管とか給湯設備というと、一般の利用者にはわからない、見えないところであるんですけれども、それも十分にやっていただいて、安全な部分を確保するということは確かに重要だと思います。それと同時に、表から見える部分、玄関の顔の部分というのはやはり重要でもありますし、そこで入ってみた方が再度使っていただけるリピーターをこれからもふやしていくという意味では、先ほど指摘させていただいた部分を早急に対応していただきたいと思っております。  また、ちょっと施設を見させていただいて、裏側も一周してみたんですけれども、どうも地盤の部分でちょっとずれが出てきているところをちょっと見受けさせていただきました。そういった意味で、単なるコンクリートの老朽化によってひびが入っているだけだったらいいんでしょうけれども、そこのところ大丈夫かなというふうな見方もできるので、そこのところも今後注意して見ていただければと要望させていただいて、この件、ぜひとも円滑に次年度予算に盛り込めるようにお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。 468 ◯佐藤新悟委員長 以上で稲津委員の質疑を終了します。  次に、村崎委員の質疑を許可いたします。村崎委員。 469 ◯村崎啓二委員 最後になりました。よろしくお願いします。  2件ほどお願いいたします。多くは聞かないんですけれども、時間ですので、1回目、2回目、質問を兼ねていたしますので、ちょっと将来的なことも出ますので、よろしくお願いいたします。  まず、185ページの平和啓発事業についてお尋ねします。  一つ目は、平成30年、平成28年、平成26年、飛び飛びですけれども、事業費の総額と参加人数の推移。  次に、平成30年度の事業で、施策の成果に出ていますけれども、内容が書いていないので、夏休み平和子ども教室、小学校連携平和事業、平和展、平和のつどいというのがありますので、事業について主なものを簡潔に内容について教えてほしいと思います。  次に、平和のつどいが毎年夏に行われているんですけれども、今、言った平成30年、平成28年、平成26年の参加者数と会場についてお尋ねします。これについては、会場がグリーンプラザから「ルミエール府中」になって、特にことしは参加者が少なかったような気がするんですけれども、そこら辺の影響があるかどうかということです。  最後は、以上を踏まえて、今後の取り組みとして、子どもと大人がともに参加できるような新たな企画等についての考えがあれば、次年度に向けてよろしくお願いします。  次は187ページです。先ほど加藤委員の方が端的に質問していただきましたので、国司館と徳川御殿の史跡広場の件です。2期に向かっての取り組みについてはわかりましたので、それを除いて質問します。  11月24日に華々しくオープンしました。平成30年、年度途中ですけれども、入場者数というんですか、ゴーグルの貸し出しがどのぐらいあったかということをお尋ねします。  次に、活用なんですけれども、以前、国府サミット等ありましたけれども、広場を活用した関連事業があったか、今後どう考えているかお尋ねします。  次に、史跡ですので、資産としての活用、これは例えば史跡の講座だとか、関連史跡めぐりなど、いろいろあると思うんです。これについての実績、あるいは企画について教えてください。  4番目については、小・中学校との連携についてお尋ねします。  5番目は、府中街道から見ると、あそこは何だろうというのは皆さん聞かれているんですけれども、看板とかサインみたいなもの、要するに、あれだけ府中街道に車が通るわけです。その皆さんに対してのアピールというか、それがどのようにされているのか。あるいはされていないようなんですけれども、それについてのお考えをお願いします。  最後ですけれども、ちょっと上記のとは少し外れることなんですけれども、来年、オリンピックのロードレースが広場の下に、府中街道を通るので、広場をアピールする絶好のチャンスのような気がしますので、そこら辺でオリンピックと連携した、あそこに人がいっぱい来るかなとは思うんですけれども、企画等の考えがありましたら教えてください。  以上です。よろしくお願いします。 470 ◯佐藤新悟委員長 順次答弁願います。どうぞ。 471 ◯文化生涯学習課長補佐 平和啓発事業費の御質問につきまして順次お答えいたします。  まず初めに、平成30年度、平成28年度、平成26年度の事業費総額と参加人数の推移についてお答えいたします。平成30年度、84万8,000円、参加者数8,533人、平成28年度、338万8,000円、参加者数1万1,484人、平成28年度につきましては、平和都市宣言30周年記念事業を実施しております。平成26年度、191万6,000円、参加者数1万5,108人。 472 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 473 ◯文化生涯学習課長 続きまして、二つ目の御質問についてお答えさせていただきます。  平成30年度のそれぞれの事業の内容等と参加人数という御質問でございますけれども、まず、夏休み平和子ども教室でございますが、こちらにつきましては、子供向けの平和に関する映画の鑑賞会と、あとはパステルアートの作品の作成で、参加人数は21人でございます。  続きまして、順番が飛びまして、平和展でございますが、平和展につきましては延べ2回行っておりまして、それぞれの期間が1週間単位で実施してございます。そこで、内容につきましては、戦争に関するパネル展の展示、あと、平和樹木の二世アオギリの発育のパネルの展示等を行ってございまして、参加人数につきましては延べ8,306人でございます。  続きまして、平和のつどいでございますが、こちらは社会教育関係団体の方の御協力により、戦争体験の講演会を行っております。そのほかに、戦争に関する映画の上映を行っております。  最後に、順不同で申しわけございませんが、小学校連携平和事業でございますが、こちらは昨年度からモデル事業として実施をさせていただいているところでございますけれども、市の身近な戦争に関する資料を活用いたしまして、市立小学校2校で、私ども当課の職員とふるさと文化財課職員の協力を得て、直接職員が学校の授業に行って、先生の協力を得ながら事業を実施したところでございます。2校で延べ110人でございます。 474 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 475 ◯文化生涯学習課長補佐 次に、平和の日のつどい、平成30年、平成28年、平成26年の参加者数と会場についてお答えします。済みません、平成26年度が手持ちの資料でございませんので、平成30年度と平成28年度についてお答えさせていただきます。  平成30年度、参加者人数が206人、実施場所が「ルミエール府中」コンベンションホール飛鳥、平成28年度、参加人数、417人、府中グリーンプラザけやきホールとなっております。  続きまして、会場の変更が参加者数に影響しているのではないかという御質問でございますが、グリーンプラザの方はやはり駅からの利便性がよいということもありまして、会場の変更が多少影響しているものと捉えております。 476 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 477 ◯文化生涯学習課長 たびたび申しわけございません。  最後に4番目の、今回の三つの御質問を踏まえて、今後の取り組み、子供と大人がともに参加できる企画ができないかということでございますけれども、今回、この事業、平和啓発事業を行う中で、子供を対象とした事業を除きますと、どちらかというと大人の方の参加が多いのかなという印象がございます。特に御高齢の方の御参加も多いというような状況もある中で、今後、子供たちもより多くの方々が大人と一緒に参加することによって、平和の尊さ、命の大切さをともに考える企画というのは必要な事業と捉えております。  以上でございます。 478 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 479 ◯ふるさと文化財課長補佐 続きまして、国司館と家康御殿、史跡広場にかかわる御質問についてお答えさせていただきます。  まず、入場者数でございますが、平成30年11月25日から平成31年3月31日までの開園日数121日でお答えさせていただきます。入場者数は1万4,459人、そのうちVRの貸し出し件数が3,083人でございます。  続きまして、広場を活用した関連事業の実績と今後の活用についてでございますが、委員おっしゃったとおり、11月24日にオープンイベントとして府中囃子の演奏、また地元の小学生の合唱等でイベントを開催させていただいております。そのほか、地元の消防団が文化財の防火訓練ということで、消防団のポンプ車の導入のお披露目式とあわせまして、防火訓練で使用していただいてございます。  今後につきましてでございますが、くらやみ祭りに関連した利用を初めとしまして、歴史にちなんだ活用を想定してございます。国史跡といった縛りがある中、目的外の使用ができないことがございますが、関係部署、関係団体と連携しまして、史跡の活用へとつながるような事業で使用していただけるよう努めてまいります。 480 ◯佐藤新悟委員長 どうぞ。 481 ◯ふるさと文化財課長 続きまして、3点目の歴史的価値の資産としての活用についてでございますが、まず、史跡の講座としては、市内外の研究団体などの講座がございまして、その際には私など市の学芸員が実際現地に行きまして、その講座の対応などを行っております。  また、関連の史跡めぐりなどにつきましては、観光ボランティアのガイドツアーに国司館と家康御殿を組み込んでいただきまして、観光ボランティアが多くのお客様を国司館地区にお連れいただいて、さまざま史跡に親しんでいるツアーなどがございます。  また、本日から国分寺・府中観光振興連絡会でのトートバッグのスタンプラリーも始まりまして、そちらの中にもこの国司館と家康御殿の史跡広場をポイントとして組み込んでもらって、市内外にPRをしてまいりたいと考えております。  4点目の小・中学校との連携でございますが、こちらにつきましては、各小・中学校にお願いをして、先般、地元の第三小学校の六年生の児童140人ほどがこの広場に来てもらいまして、実際にVR体験もしてもらいまして、非常にわかりやすくよかったという声をいただいております。今後は地元の中学校にも働きかけをお願いしているところでございまして、多くの子供たちに訪れていただくようにお願いしてまいりたいと思います。  5点目の府中街道から見える大きなサインの設置でございますが、今回、第1期工事が竣工したところで、市内外から多くの方に訪れていただいておりますところで、まずは先ほど御答弁したように、さまざま使っていただいているところで、史跡の標識、看板は設置していますが、大きなサイン表示につきましては第2期整備に向けて整備し、完成させたいと考えておりました。しかし、わかりにくいというお声は既にいただいておりましたところで、本課の職員が頑張って現地に看板をつくるなどして、第2期整備に向けて対応してまいりたいと考えております。  最後に、東京2020オリンピック・パラリンピックの関係の自転車ロードレースがこの国司館地区を通る件でございますが、先般、私もテスト走行の際に見させていただきましたが、確かに委員がおっしゃるようにチャンスでございますので、今後、関係部署と連携をして、さまざまな企画について検討させていただきたいと思っております。  以上でございます。 482 ◯佐藤新悟委員長 答弁が終わりました。村崎委員。 483 ◯村崎啓二委員 啓発事業についてはわかりました。やはり数字を見ても、周年のときを除いて減っているということが否めません。平和コンサートがなくなっていったということも一つなんでしょうけれども、ただ、その中でもことしの事業を見ると、小学校の連携、平和事業ということで、各学校に回って職員の皆さんが戦争体験等についてしたというような、そのような新しい取り組みもしているので、それぞれ頑張っているのかなという気がしました。  ただ、参加人数で、ことしは8,533名のうち8,050名は生涯学習センターでの平和展で、生涯学習センターの入り口で平和展をやれば、入った人がみんな参加者になるので、この数字を入れると本当にちょっと厳しいなという気がしましたし、ル・シーニュのときも行きましたけれども、やはり本当にまばらだったかなと。すごく努力されていることはわかるんですけれども、もう少し頑張っていただきたいと思います。  平和の日のつどいについても、私は基本的には参加するようにしていますけれども、本当にとてもいい企画、ことしは平和とオリンピックということで、柔道の選手がおもしろい講演をしてくれたし、その後の映画も、田中麗奈さん主演の「夕凪の街 桜の国」でよかったんですけれども、参加者が本当に少なくて残念でした。ぜひともこれについては、場所については、来年についてはもう決まっているのかもしれないですけれども、ことしは特に暑かったからなんですけれども、ぜひとも会場については、来年は難しいにしても、それ以降について御配慮していただければと思います。  それ以降、今後についても、子どもを含めた企画ということで、これはぜひともよろしくお願いします。このごろは平和展に行くと、平和展に語り部とか言いながら、聞く人もみんなほとんどそれと同じ年代みたいになっているので、やはり若い人とともに平和、平和というのは何も戦争だけじゃなくて、今、本当に平和に生きていることの幸せというのを、みんながするというのでは、重要な企画だと思うので、いろいろな形での、オリンピックも来年大きなあれだと思いますけれども、ぜひともそういう形をしていただければと思います。  参考までに、他の市でもこのごろ市長が子どもたちと広島に行くという、そういうこともしています。今回、広島に行った市長が帰りにとんでもないことをして、トラブルしたということもありますけれども、それだけ多くの市が来ているということですので、全体的には平和都市宣言、高野市長は平和首長会議に参加するなど、平和に対しての取り組みを着実にしていますので、やはり少しずつでも若い人も参加していくような取り組みを進めていただくようよろしくお願いします。  二つ目の国司館です。これについては本当に、国司館と家康御殿というのはある意味では府中が栄えているもとの話ですので、御意見はいろいろあると思いますけれども、せっかく駅の前にありながら、まだまだあれは何だと思う人が結構いるわけです。それだけ、やはりアピールするということと、もともと広場を活用した事業をしながら、やはり文化財のあるまち、府中はいわゆる歴史のまちと言いながら、案外歴史を子どもたちが学んでいない、伝えていないということもありますので、ぜひともこの知的資産として活用する、あるいは小学校との連携についてもよろしくお願いします。  また、先ほど、御考慮いただくということですけれども、オリンピックの件や、あるいは、府中街道から見ると何だという話ですので、あれでサインをするだけでも、そのサインも割と品のいいサインをしていただきたいと思います。でかい字をばんばんと書くような、そういうのではなく、歴史と文化を感じるようなサインをつくっていただいて、それを通る人だけでも府中市はこのような取り組みをしているという、本当に看板としての役割を果たしていただきたいと思います。このような地道な事業の中で、府中市の歴史のまちの事業を進めていることは大きく評価して、二つの質問といたします。  どうもありがとうございました。 484 ◯佐藤新悟委員長 以上で、村崎委員の質疑を終了し、本日はこの程度をもって延会いたします。  なお、明日午前9時半から委員会を再開いたしますので、定刻までに御参集願います。                午後6時46分 延 会 Copyright © Fuchu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...