府中市議会 > 2018-06-18 >
平成30年建設環境委員会 本文 開催日: 2018-06-18
平成30年建設環境委員会 名簿 開催日: 2018-06-18

  • DMO(/)
ツイート シェア
  1. 府中市議会 2018-06-18
    平成30年建設環境委員会 本文 開催日: 2018-06-18


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-01
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1             建 設 環 境 委 員 会 記 録                   平成30年6月18日(月) 午前9時30分 開 会 ◯横田 実委員長 ただいまから建設環境委員会を開会いたします。  当委員会に付託されました案件は議案3件、陳情1件であります。また、協議事項として報告1件を予定しております。  審査の順序は、日程のとおり進めさせていただきますので、よろしく御協力の方、お願いいたします。  これより議事に入ります。         ────────────────── 付議事件  1 第53号議案 府中市立自転車駐車場条例の一部を改正する条例 2 ◯横田 実委員長 付議事件1、第53号議案 府中市立自転車駐車場条例の一部を改正する条例議題といたします。  本案について、担当者から説明を求めます。お願いします。 3 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 ただいま議題となりました第53号議案 府中市立自転車駐車場条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。  本案は、府中市立府中北自転車駐車場使用料に係る無料時間を設定するほか、所要の改正を行うものでございます。それでは、お手元の資料の新旧対照表により改正内容を御説明させていただきます。恐れ入りますが、新旧対照の1ページ、2ページをお開きください。  最初に、第4条、8条、9条、16条は全条的な表現の統一のため、「一に」を「いずれかに」に改めるものでございます。  次に、第7条第3号は「入場から出場までの時間」を「駐車時間」に改め、「当該入場から」を削り、第7条第2項に「市長は、前項第3号に規定する使用期間について特に必要があると認めるときは、これを変更することができる」規定を追加するものでございます。  恐れ入りますが、3ページ、4ページをお開きください。別表第1は、府中北自転車駐車場使用区分及び使用料を変更するもので、使用区分は時間使用、1台当たりの使用料は24時間までごとにつき100円といたします。
     また、備考として、駐車時間が2時間以内の時間使用に係る使用料無料とする規定を追加いたします。  次に、付則では、別表1の改正規定につきましては、公布の日から起算して9カ月を超えない範囲内において施行期日規則で定めるものとし、別表第1以外の改正規定公布の日から施行するものとしております。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 4 ◯横田 実委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。赤野委員。 5 ◯赤野秀委員 何点か聞きたいんですけれども、今回、この駐車場は、自転車駐車場条例の改定の際に、7条2項に市長使用期間について特に必要があると認めるときは、これを変更すると新しく追加されているのですが、これは何で追加、どういうケースが考えられるのか。このところが新たに追加されたということで聞きたいということと、あと、7条の1、2ということで省略になっているんですが、定期使用と一時使用規定されていると思うんですが、これのところで今回、3、4で一時使用から時間使用に変わっているんですが、これはほかのところでは、北自転車駐車場以外のところでは、特に一時使用の1日単位というのはどのくらい設定されているんでしょうか。市立自転車駐車場全部で六つぐらい、条例の中にはあるんですが、その辺、お聞きしておきたいと思います。  以上です。お願いします。 6 ◯横田 実委員長 2点でよろしいですか。 7 ◯赤野秀委員 はい。 8 ◯横田 実委員長 順次、答弁願います。お願いします。 9 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 まず1点目の、特に定めることの追加につきましてお答えいたします。こちらにつきましては、これまで利用者が、それぞれ御事情によりまして72時間以上とめた場合の例外規定というのを設けておりませんでしたので、今回、これを機にこの例外規定を設けまして整理させていただくものでございます。利用される方が、災害ですとか、その他の事故、また、それぞれの御都合により72時間以上とめる必要があった場合につきまして、市長の方が必要と認める場合は使っていただけるような形にするものでございます。  次に、時間使用の概念でございますが、こちら、現在、時間ごとに計測している施設につきましては府中南自転車駐車場のみとなってございます。ほかの多磨霊園ですとか西府の駐輪場につきましては1日単位での設定となっておりまして、府中北自転車駐車場もこれまでそういう形でやってきたものを、機械の設定、それから、今回2時間無料という制度を設けることによりまして、時間使用という形で24時間単位で継続できるような形にしております。  以上でございます。 10 ◯横田 実委員長 答弁、終わりました。赤野委員。 11 ◯赤野秀委員 わかりました。7条の2項の規定でもう一回聞きたいんですけれども、これ、72時間を超えてする場合もあるということで、具体的に、今の答弁でわかったんですけれども、実際に運用面では、その都度判断するということなんですか。それとも、そういう特別な事情が生じた場合、一時的に判断してやっていくということなんですか。常にあるということじゃないんですよね。それは確認しておきたいです。  あと、使用期間関係で、今回、時間から時間使用料ということで変更になっているんですけれども、もしこれ、先ほどの一時利用とか時間利用、これを超えた場合というのは、これは規則規定されると思うんですが、実際に撤去とかそういったものというのは、警告した上で撤去になっているのか、それとも、もうこの時間を超えたら撤去というか、そういうふうになっているんでしょうか。確認だけお願いします。  以上です。 12 ◯横田 実委員長 順次、答弁願います。お願いします。 13 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 まず、72時間以上を超えたものの対応につきましては、今後、その都度ということでは考えております。現状の使われ方といたしまして、実際問題、置きっ放しにして廃棄されるようなイメージのもの以外は、ほとんど72時間以上使われることのない状態でございまして、時々、どこか地方の出張に行かれるですとか、それぞれの御都合で超える場合は、お客様の方から事前に御連絡をいただいているようなところもございますので、今後も同じような対応が続くものと考えております。  次の撤去につきましても同じような形でございまして、ある程度、警告時間を設けた後に現状撤去するような状況でございます。  以上でございます。 14 ◯横田 実委員長 答弁、終わりました。赤野委員。 15 ◯赤野秀委員 撤去と時間の72時間、7条2項の関係わかりましたので、ありがとうございます。 16 ◯横田 実委員長 ほかに。西宮委員。 17 ◯西宮幸委員 じゃ、料金についての今回の条例ということで、2時間までは無料ということで、協議会のときにも議論が出ていたと思うんですが、委員会の場なので、改めて2時間という時間設定をしたと。1時間でも3時間でもなくて、2時間という時間設定をしたのはなぜかということをお聞きしたいと思います。  あわせて、2時間までが無料ということで、ある意味、無料の時間が明確になったので、利便性が高まるということも言える部分があるんですが、現実の問題として、特に甲州街道北側ちょこ・りん・スポット周辺で、本当に一時的に、例えば、病院の予約のときとか、そういったときなんかにちょっととめる方がいらして、そうした市民の方などは、ちょっとした駐輪でも、ちょこ・りん・スポット期間が10時前とか、そういう時間帯だと注意をされてしまうということもあって、今回の2時間まで無料という時間設定を機に、そうした、本当にちょこっと、文字どおり10分とか、その程度とめられるような方にとっても利便性を高めていくような、そうした工夫というか、駐輪場にもっと誘導するようにするとか、そのあたりの工夫について、お考えになっているところがあれば、今後の中長期的な方針も含めてあれば、今のところのお考えをお示しいただきたいと思います。  以上です。 18 ◯横田 実委員長 順次、答弁願います。お願いします。 19 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 まず、2時間の設定の理由でございますけれども、利用料金につきましては、近隣の駐輪施設府中駅周辺にもございます。こういったところの利用につきましては、おおむね2時間が無料という形でやられておりますので、こちらにつきましても同じような形に、合わせる形で設定させていただいたところでございます。  続きまして、こちらへの誘導工夫でございますが、今回、改修するに当たりまして、一時利用利用スペースを約400台程度増加させていただいているところでございます。また、ベルトコンベアも設置させていただいておりまして、より利便性の高い施設にさせていただくことを考えております。これにつきましてはこちらの方への誘導、それから、周知の方につきまして十分させていただくとともに、前回、南側の方、駐輪場をつくったときも、誘導員のスタッフに地図等を持たせまして御案内をさせていただいたところでございますので、こういったノウハウを生かしまして、今後も誘導について行いたいと考えております。  以上でございます。 20 ◯横田 実委員長 答弁が終わりました。西宮委員。 21 ◯西宮幸委員 わかりました。近隣の駐輪施設に合わせての料金設定といいましょうか、無料時間設定だということがわかりました。  誘導関係なんですが、特にこれは、やはりその場で平置きで、今ですと、ちょこ・りん・スポットに置けるわけですが、できたら平置きで置けるとありがたいという声はずっとあります。そこについて、特に誘導のところは、もちろん注意をして、促して誘導していくということもあるかとは思うんですが、注意ということだけじゃなくて、こういうことで2時間のスペースを確保したので、そういったことをどうぞ御利用くださいということで、注意をするというんじゃなくて、利便性が高くなったので、そちらの方、ぜひともお使いくださいという感じで、せっかくの無料時間帯を設定したので、その時間帯を有効に使うということをなるべく促すということで、余り周辺自転車利用される方に、利便性が低くなったというイメージ、印象を与えるのではなくて、利便性がちゃんと確保できていますよということを強くアピールするように、また、そういう誘導をお願いできればということを思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 22 ◯横田 実委員長 ほかに御発言ございませんか。高津委員。 23 ◯高津みどり委員 ありがとうございます。付則のところで、「公布の日から起算して9月を超えない範囲内において規則で定める日から施行する」とあるんですが、前回の協議会で、ことしの11月から1月までが工事期間改修工事をやって、2月から使用料が適用されるということでお聞きしているんですけれども、9カ月を超えない範囲内ということでは、予定としては2月1日からということでよろしいのかどうかということを一つお願いしたいと思います。  それと、2月1日からということで、施行と一緒にちょこ・りんの廃止も同じときに合わせて廃止されるということでよろしいんでしょうか。確認でお願いします。 24 ◯横田 実委員長 2点お願いします。お願いします。 25 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 まず、こちらの施行考え方でございますけれども、現在、2月1日のリニューアルオープンを目指して計画を進めているものでございます。  続きまして、ちょこ・りん・スポットの閉鎖につきましては、こちらの方、できまして、若干の周知期間ですとか、こちらの誘導期間も見ながら、閉鎖時期について決定していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 26 ◯横田 実委員長 高津委員、どうぞ。 27 ◯高津みどり委員 ありがとうございました。そうしますと、また確認なんですが、ちょこ・りんに関しては、2月1日から北自転車駐車場がオープンして、その後、状況を見て、数カ月とかという単位廃止の方向にということでよろしいのでしょうか。それだけお願いします。 28 ◯横田 実委員長 1点確認です。お願いします。 29 ◯石川佳正生活環境部次長 ただいまのちょこ・りんの廃止の時期に関する御質問でございますけれども、現在、中心市街地に関する部分の駐輪場環境整備ということで進めてございまして、全て整うのが2月ごろを予定しておりまして、それが整った段階で、今年度内にはという形で考えておりますので、2月中のどこかについては廃止して、ちょこ・りん・スポットをやめて、それぞれの自転車駐輪場の方に周知を図っていきたいと思っております。  以上でございます。 30 ◯高津みどり委員 わかりました。ありがとうございます。 31 ◯横田 実委員長 ほかに御発言ございますか。加藤委員。 32 ◯加藤雅委員 済みません、1点だけ、確認をさせてください。  まず、この北自転車駐車場利用関係なんですけど、今回、2時間が無料になるということでございますので、今現状利用が、相対的に大体どれぐらいの稼働率。例えば、2時間以内で出庫する割合と、通勤・通学を考えると、多分10時間以上とめられている方の利用という形の二つに大概は分かれるとは思うんですけど、大体どれぐらいの割合で、今、頻度があるかというのは、わかれば教えてください。お願いします。 33 ◯横田 実委員長 1点でよろしいですか。 34 ◯加藤雅委員 はい。 35 ◯横田 実委員長 答弁願います。お願いします。 36 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 現在、府中北自転車駐車場につきましては、定期利用が約800名、それから、一時利用が大体230名程度ございます。一時利用につきましては、90から100%の方がほぼ1日とめられるような通勤・通学目的利用されている方となっております。  以上でございます。 37 ◯横田 実委員長 加藤委員。 38 ◯加藤雅委員 わかりました。じゃ、このまま意見を申し上げます。今、各委員からのお話も聞いて、総合的に、この中心市街地自転車駐車場利用状況も把握できてまいりました。先ほど高津委員からも話が出たとおり、将来的にはちょこ・りんのことも視野に入れながらの今回の利用関係の変更も含まれていると思っております。先ほど聞いた限りでは、今、一時利用の中での定期利用がかなり多いということですけど、今現状、北側にはちょこ・りん・スポットがあるので、そういう使い勝手はできてない状況ということもありますけど、いずれは、こういった2時間無料の制度ができるということであれば、そちらに入っていくのかなというところがあります。  ただ、地下駐車場になりますので、できる限り高齢者お子様連れ、こういった方の利便性には十分配慮をお願いしながら、一つ、その辺の考え方、今後整備していく中でお願いしたいと思います。  また、新庁舎における自転車の駐輪の関係も少し議論になっておりますので、府中市の中心市街地の中での自転車利用の形が、これで一つ整ってくるのかと思いますので、また、それは新庁舎の方でも生かされるのかなと思っておりますので、この議案については賛成いたします。  以上です。 39 ◯横田 実委員長 ほかに御発言ございますか。よろしいですか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯横田 実委員長 御発言がないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。本案については可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯横田 実委員長 御異議なしと認め、第53号議案は可決すべきものと決定いたしました。         ──────────────────  2 第54号議案 府中市立公園条例の一部を改正する条例 42 ◯横田 実委員長 次に、付議事件2、第54号議案 府中市立公園条例の一部を改正する条例議題といたします。  本案について、担当者から説明を求めます。お願いします。 43 ◯後藤直樹公園緑地課長補佐 ただいま議題となりました第54号議案 府中市立公園条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。本案は、都市公園法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。  改正内容でございますが、都市公園法施行令第8条第1項の規定に基づき、一の都市公園の敷地内に設ける運動施設の敷地面積の総計は、当該都市公園の敷地面積の100分の50を超えてはならないとされてきた運動施設率について、従来の基準を参酌した上で、地域の実情に応じ、当該都市公園を設置する地方公共団体が条例で定めることとなりましたので、本市においても都市公園の運動施設率の基準を条例に追加するものでございます。  改正の内容につきましては、議案書の新旧対照表により御説明させていただきます。新旧対照表の1、2ページをお願いいたします。  第7条の3は、「運動施設率に関する制限」で、都市公園法施行令第8条第1項の規定に基づき、本市が定める運動施設率の割合は100分の50といたします。ただし、府中市立公園条例第2条の4第1項第4号に規定する都市公園である総合公園及び運動公園のうち、規則で定める寿中央公園においては、運動施設率の割合を100分の75といたします。  この理由といたしましては、寿中央公園は、都市公園法が施行された昭和31年以前に開設されており、現時点では、敷地内の市民球場や陸上競技場などの運動施設率が約73%となっていることから、実情と将来的な施設の改修等を鑑み、75%と定めるものでございます。  付則でございますが、条例施行期日公布の日からとしております。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますよう、お願いいたします。 44 ◯横田 実委員長 説明は終わりました。これより質疑・意見を求めます。加藤委員。 45 ◯加藤雅委員 ただいまの説明の中では、地域事情に合わせてということの御答弁があったと思いましたので、実際に本市では寿中央公園が100分の75という規定以外は100分の50であるということで、たしか、以前にも御説明を受けたような形だと思います。いわゆる100分の50に定めたということで、本市の参酌の中の考え方として、緑地面積は確保していくという認識の中の100分の50という形で考えていいものなのかどうかということで御質問させてください。  以上です。 46 ◯横田 実委員長 答弁願います。お願いします。 47 ◯後藤直樹公園緑地課長補佐 ただいま御質問の公園の中におきましても、運動施設について50%、しかしながら、緑地の面積はいかがかといったことでございますけれども、体育施設におきましても、施設の周りに樹木の植栽、また、サッカー場等におきましては、場内については芝生化をしている状況でございまして、現在、総合計画で定めております緑地率の30%を目標に、市といたしましても緑地化を推進しているところについては特に考え方は変わってございません。  以上でございます。 48 ◯横田 実委員長 加藤委員。 49 ◯加藤雅委員 わかりました。地域の事情によって、なかなか土地を確保できないから、こういう改正が市町村におりてきたというようなことだと思いますので、特段、本市においては影響はないものと思っておりますが、先ほど申し上げたとおり、施設だけの改修で公園の比率が下がっていくことは余りよろしくないと思いますから、そういった考えは持たないでいただいて、今後も定める中のもので100分の50を守っていただきたいと思います。  以上です。 50 ◯横田 実委員長 ほかに御意見ございますか。よろしいですか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51 ◯横田 実委員長 御発言がないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。本案については可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯横田 実委員長 異議なしと認め、第54号議案は可決すべきものと決定いたしました。         ──────────────────  3 第55号議案 府中都市計画道路3・4・16号(一期区間)街築工事(第1、2工区)          請負契約 53 ◯横田 実委員長 次に、付議事件3、第55号議案 府中都市計画道路3・4・16号(一期区間)街築工事(第1、2工区)請負契約を議題といたします。
     本案について担当者から説明を求めます。お願いします。 54 ◯田中啓信契約課長補佐 ただいま議題となりました第55号議案 府中都市計画道路3・4・16号(一期区間)街築工事(第1、2工区)につきまして御説明を申し上げます。  本案は、府中市紅葉丘2丁目19番地先から23番地先において、府中都市計画道路3・4・16号(一期区間)街築工事(第1、2工区)を施工するものでございます。  恐れ入りますが、第55号議案参考資料、入札経過調書をごらんください。入札につきましては、平成30年4月20日に、10者による公募型指名競争入札会を実施しました結果、予定価格1億6,388万4,000円に対し1億2,650万円で、府中市住吉町3丁目1番地の8、池田土木株式会社が落札いたしました。落札率は77.19%でございます。  なお、入札経過調書には記載はございませんが、池田土木株式会社の入札金額は、本入札会における低入札価格調査基準価格であります1億4,749万5,600円を下回る価格でございました。  そこで、府中市公共工事低入札価格調査制度運用基準の規定に基づき、本入札会を一旦保留とし、池田土木株式会社から11項目にわたる資料の提出を求め、平成30年4月26日に公共工事低入札価格審査委員会を開催し、提出された資料をもとに慎重審議を行った結果、「仕様書・設計書に適合した履行がなされないおそれはない」との結論に至り、5月2日に開催した指名業者審査委員会に報告し、審議の結果、落札と決定したものでございます。  恐れ入りますが、議案書の1ページをお開きください。3に記載のとおり、現在、消費税及び地方消費税を加算した契約金額1億3,662万円で同者と仮契約を締結しております。工期は、契約確定の日の翌日から平成31年3月29日まで、支出科目は平成30年度一般会計、土木費、都市計画費となっております。  以上、請負契約につきまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により御提案申し上げるものでございます。  なお、工事の内容につきましては土木課から御説明申し上げます。 55 ◯横田 実委員長 お願いします。 56 ◯塩澤雄二土木課長補佐 続きまして、第55号議案につきまして、お手元のA3版の第55号議案参考資料に基づき御説明させていただきます。恐れ入りますが裏面をごらんください。  初めに、資料左側の工事概要でございますが、右側の案内図とあわせて御説明いたします。案内図は、上側が北の方位を示しております。現在事業を進めております府中都市計画道路3・4・16号は、人見街道と東八道路を結ぶ道路になります。  1の工事場所は、府中市紅葉丘2丁目19番地先から府中市紅葉丘2丁目23番地先まででございます。2の施工延長は、案内図右下の凡例にございますとおり、1区間のうち横線で示した区域で280.7メートルでございます。3の道路幅員は16.0メートルでございます。  次に、工事項目でございますが、1の街築工は、路面排水のための街きょや集水ますなどの設置及び植栽などを行う工事。2の塗装工は、車道及び歩道の舗装などを行う工事。3の交通安全施設工は、歩行者の横断防止のための防護柵、歩行者と自転車を分離するための柵及び道路照明などを設置する工事でございます。  続きまして、標準断面図をごらんください。本工事区間におきましては、無電柱化のための電線共同溝が整備されております。幅員は16.0メートル。幅員の構成は、車道幅員7.0メートルの両側2車線、歩道幅員は4.5メートルになります。歩道内では、車道側を自転車、民地側を歩行者の通行とし、歩道中央に構造的に通行を分離するための柵及び通行を示す標識を設置します。また、両側の歩道内には街路樹として高木及び低木を植栽し、あわせて両側に道路照明も設置します。  以上が工事内容でございますが、工事中の安全につきましては十分注意を払い、施工してまいります。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 57 ◯横田 実委員長 説明は終わりました。これより質疑・意見を求めます。西宮委員。 58 ◯西宮幸委員 じゃ、何点かお聞きをします。まず、契約自体、低価格入札であったということで、審査の結果、問題はないということだったんですが、一応、応札者、池田土木の方では、低価格入札で大丈夫ということで、どういう根拠で、逆に1億2,000万円ちょっとの金額の入札で大丈夫であったのか。例えば、いろんな単価の関係とか、そういうことなのか、そのあたりのことをお知らせいただければと思います。  あと、工事内容についてですけれども、概略わかりましたが、まず一つは、年度内といいましょうか、平成31年3月末までということなんですが、具体的にいつぐらいから工事がスタートして、年度末とはいえ、いつぐらいまでに一応のめどがつくということになっているのか。あるいは、周辺の沿道の住民の皆さん方に対しての、騒音等のいろんな状況というのは、何か問題になるようなことがあるのかどうか。もしあるんだとすれば、いつぐらいの時期にそうした周辺への影響が考えられるような、そうした工事というものがあるのかということを教えてください。  とりあえず、じゃ、その二つ、お願いします。 59 ◯横田 実委員長 順次、答弁願います。お願いします。 60 ◯田中啓信契約課長補佐 低入札による入札の根拠につきまして御説明申し上げます。低入札価格審査制度の中で、池田土木の方から聴取した資料によりますと、この価格で入札した理由につきましては、安価で資材調達ができること、協力会社との信頼関係があること、及び街築工事を最も得意とするなどの理由から経費の削減が図れると判断し、応札したということでございまして、積算価格の方、土木課の方で内容を確認しましたところ、資材の中で、市場価格を考慮して積算しております二連集水桝の価格がかなり安価で入手できるとのことを確認しております。  以上でございます。 61 ◯横田 実委員長 お願いします。 62 ◯塩澤雄二土木課長補佐 工事の内容につきましてお答えいたします。  まず、工期の関係でございますが、今議会を通りましたら、工事契約を結びまして、大体7月ぐらいから工事着工に入りたいと考えております。工期の日程等でございますが、なるべく早期に終わるように、住民の皆様に御迷惑にならないように、なるべく工期内におさまるように進めたいと考えております。  また、周辺の騒音等の問題でございますが、まず、周辺住民の皆様には、工事のお知らせを配りまして、こういう工事がいつから入りますと。また、通行どめ等がなされる前には、いつからいつまで通行どめになりますですとか、その辺の対策をしまして、また、騒音等につきましては、低騒音の機械等を採用いたしまして工事に当たっていきたいと思います。いずれにしましても、周辺の住民の皆様の御協力が必要でございますので、その辺はしっかり対応していきたいと考えております。  以上でございます。 63 ◯横田 実委員長 答弁、終わりました。西宮委員。 64 ◯西宮幸委員 契約の方の様子はわかりました。安価で資材調達ができる部分が集水桝等であるということなので、それはそのように受けとめます。工事についても対応はわかりましたので、今の、例えば朝日町通りの工事なんかでもそうなんですが、余り工事なれしていない地域の方というのは、工事が始まって、周辺に影響が出てくるとナーバスになりますので、そのあたりは十分に御対応、御説明いただければと思います。  あと、これ、わかればでいいんですが、今回の道路の取りつけのときに、ずっと用地買収等々で周辺の皆さんからいろんな御意見とかあったかと思うんですが、一つ、私が何回かお聞きしていたのが、道路、こちらで言うと、東通り側の方から取りつけで道が今回の3・4・16の方につくときに、真っ平らじゃなくて、湾曲してというか、結構取りつけ寸前のところで、割にきゅっとカーブになって、おりる感じで取りつけになるということで、そのあたり、もうちょっと平らにならないかみたいなことを気にされた方もいらして、いろいろとそういう関係の苦情といいましょうか、御意見とかそういったものもあったかもしれない。実際、私は何回か聞いていて、そういった趣旨の話はさせていただいているんですけれども、そのあたり、今回、道路をつくるに当たって、取りつけ、接続、東西からのそれぞれの路地とかの接続の部分で、何かしら工夫を工事の関係でされているところが、工事というか、設計の部分ですね、工夫されていることがあるのかどうかということが一つ。  それから、この標準断面図に街路樹があります。やはり一般質問でも街路樹の関係、お話をさせていただいたので、これも、御担当課いらっしゃらないのかな。もし今のところで、街路樹の樹種とかそうしたものが決まっているのであれば、どういうものがあって、どういうものを決められていて、それから、街路樹の整備の間隔、かなり密に植わることによって後々のメンテナンスに影響が出てくることがありますので、そのあたりの間隔などについて、今のところ、どういう設計になっているのか、わかれば教えてください。 65 ◯横田 実委員長 答弁願います。お願いします。 66 ◯塩澤雄二土木課長補佐 工事の内容でございますが、まず、取りつけに関することでございますが、やはり今回、16メートルの道路ができ上がっていく形になります。各路線に東西方向に既存の道路がありますので、そこの取りつけに関しましては、段差等がないような形ですりつけ等を行いながら工事を施工していきたいと思っております。  あと、街路樹につきましては、今、高木の方がハナミズキ、低木の方がオオムラサキツツジを植える形を設計しております。この樹種に関しましては、平成28年度に工事説明会をさせていただきまして、工事の方でも周辺住民の皆様にはお知らせをしまして対応させていただいております。  間隔につきましては、数字的なことは申しわけないんですが、いわゆる密にならない形で、歩道の切り下げ等もありますので、その間隔をにらみながら設計しておりますので、そういう形で配置しております。  以上でございます。 67 ◯横田 実委員長 西宮委員、どうぞ。 68 ◯西宮幸委員 樹種の方もわかりましたので、ぜひとも配慮とか、設計をされているんだと思うんですが、よろしくお願いします。  それから、今後の工事とか具体的に設計のところになってくると、工事が進むにつれて、また周辺からいろいろなお話が出てくると思いますので、そのあたりを丁寧に御対応いただければと思います。工事の進捗も、恐らく掲示板等で周辺に掲示をされるような形で、いついつはこういう工事をするとかで進められるとは思うんですが、そのあたりも、掲示板だけでなくて、その書き方とか、いろんなチラシでお知らせをするときにも丁寧に御対応いただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 69 ◯横田 実委員長 ほかに御質問ございますか。加藤委員。 70 ◯加藤雅委員 まず、今回、低入札審査会、久しぶりに議案案件の契約で聞いたような気がするんですけど、5,000万円以上での直近の低入札審査会に係った案件が何件ぐらいあるのかというのと、それと、金額を見ますと、落札した池田土木のほか、村上建設と児玉建設も金額的には落札していれば低入札に入ってくると思うんですけど、今、土木のこういった発注状況というんですか、今、どうなんですか、多いんですか、少ないんですか。それとも、低い金額で、今、荒れちゃっているような状況みたいなことというのはあるんですか。その辺の状況を教えてください。  以上です。 71 ◯横田 実委員長 順次、答弁願います。お願いします。 72 ◯田中啓信契約課長補佐 低入札価格調査の最近の状況でございますが、昨年度、国史跡武蔵国府跡(国司館地区)保存活用整備工事(第1期その2)でございまして、その前となりますと、平成25年度の押立文化センター改築工事が対象となってございます。  続きまして、土木工事の発注状況でございますが、例年、変わりない発注状況ではございますが、都市計画道路につきましては、久しぶりに市で施工する大規模な道路工事となっておりまして、こちらの案件につきましては、大規模な道路の築造工事ということになりまして、かなり業者の方でも受注に力を入れていると見られるような入札状況確認されております。  以上でございます。 73 ◯横田 実委員長 加藤委員。 74 ◯加藤雅委員 わかりました。じゃ、特段発注の状況が少ないから、こういう形でというわけではないという理解でいいんですよね。今、御答弁にあったとおり、大きい工事で、少し業界内では人気があるような工事ということで、少し金額が、特に最低金額と2番目でも1,250万円も開きがあって、市の見解としては、それは安くて的確な工事ということはよくわかるんですけど、低入札の審査でもいろいろと、さっき、西宮委員からいろいろ、部材が安価で入るだとか、街築工事が得意だとか協力会社が得られているとかということで、私ども素人感覚で言うと、今、工事って発注多いのかなという気はするんですね、全体的に。資材も上がっていて人件費も上がっている中で、じゃ、急にこの工事でそんなにどんと安く、そういう部分だけ安くできるのかというところ、ちょっと不安には思うんですよ、感覚的には。もちろんそれはできるということで判断をしたんですから、これ、履行に関しては市が全面的に、やっぱり今後、契約を結んだ後にしっかり確認はしていかないといけないと思うんですけど、そういった意味で、やっぱりその辺の不安要素は拭えないことはありますので、ぜひ、基本的に履行確認の間隔というのを少し狭めるなり、抜き打ちという言い方はひどいですけど、そういった形で確認を入れておかないと、金額も大きいですし、万が一、途中でできないよなんていうことになると、ほんとに低入札審査会は一体何だったのという話に、また戻ってしまいますので、その辺、市の見解としては、できるということの判断は、それは了承しますから、その辺だけしっかり確認事項は怠らずにやっていただきたい。  それから、安価で仕入れているものも、多分、仕様書に沿っているものだと思うんですけど、違うものが入ったりとか、そういうことはしないように、特にその辺は気をつけて現場確認はお願いしたいと思います。  以上です。 75 ◯横田 実委員長 ほかに御発言ございますか。赤野委員。 76 ◯赤野秀委員 今までのお二方の質疑を受けて、再度聞いておきたいんですけども、今回、最高と最低の差が5,150万円で、予定価格の3分の1に近い差がついているんですけれども、この辺って、今回の池田土木の方での安くできたというのを、低入札の審査を経てのところなんですけれども、例えば、部材が安く上がったうちの大きな部分というのを先ほど言われていたような気がするんですけれども、大体どのくらいの比率なのか。あと、いろいろ要素あったと思うんですが、それぞれの要素ごとに、安く上がった方での金額、ほかの、例えば、最高額のところと比べてどうだったのかというのを、もし詳しくわかるんだったら教えてください。  以上です。 77 ◯横田 実委員長 答弁願います。お願いします。 78 ◯田中啓信契約課長補佐 当該事業者の入札額の内訳で、資材等にかかる部分につきましては、約1,000万円程度乖離がございました。あと、その他の部分につきましては、それぞれ現場管理費ですとか一般管理費、こういったところも多少努力されて見積もっているところでございます。  また、最高と最低の差でございますが、こちらにつきましては、最高の内訳といったところ、詳細といったところは確認しておりませんので、はっきりとしたことはわかりませんが、それぞれの工事の科目の直接工事費、共通仮設費、現場管理費、一般管理費につきまして、それぞれ、やはり差が出ているようなところでございます。  以上でございます。 79 ◯横田 実委員長 赤野委員。 80 ◯赤野秀委員 今回、低入札審査会も経ているということで、中身はわからない部分はあるんですけれども、いろいろ入札に関しては注意して、よろしくお願いします。  以上です。 81 ◯横田 実委員長 ほかに御発言ございますか。よろしいですか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯横田 実委員長 御発言がないようですので、これより採決いたします。  お諮りいたします。本案については可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯横田 実委員長 御異議なしと認め、第55号議案は可決すべきものと決定いたしました。         ──────────────────  4 陳情4号 バスターミナル駅高架下横断歩道の設置についての陳情 84 ◯横田 実委員長 次に、付議事件4、陳情4号 バスターミナル駅高架下横断歩道の設置についての陳情を議題といたします。  陳情の朗読をお願いいたします。お願いします。 85 ◯関根美保議事課長 陳情人住所氏名は、府中府中町1-5-7、府中35番街商店会会長、横山光芳さん、ほか17人。件名は「バスターミナル駅高架下横断歩道の設置についての陳情」。陳情趣旨、府中市宮町1丁目102、バスターミナル駅高架下横断歩道の設置について。  陳情理由、平成29年7月14日、昭和57年都市計画から35年の時を経て、府中駅南口再開発事業、最後の複合ビルが完成竣工いたしました。南口再開発地形A地区・B地区・C地区の完成により、3地区を中心とした、回遊性によるにぎわいのあるまちづくりが推進されてきました。しかしながら、京王線高架下バスターミナルに接していた横断歩道がなくなり、東西を行き来する手段として、南側、くるる、伊勢丹交差点か北側甲州街道へ迂回しなければならない現状になりました。特にお年寄りや身体の不自由な市民にとっては大変な負担になっております。また、府中駅東側地域の商店街では人の往来が少なくなり、経営努力も限界に来ております。地域住民も不便性を感じ早期の歩道設置を要望しております。  高架下、バスターミナルに横断歩道の設置は市民の生活感からくる自然の要求ではないでしょうか。設置要望は商工会議所より、市長宛てに要望書が提出されております。設置要望に対していまだ解決できないのは、人の安全性を名目に、車社会優先の施策が根底にあるのでしょうか。  市の施策の一つである中心市街地活性化政策も一部の地域だけに限定される危惧が見られます。駅周辺の商店街活性化のため、市民が憩えて回遊性のあるにぎわいのあるまちづくりのためにも、宮町1丁目102京王線高架下歩道設置をお願いいたします。  陳情事項、1、早期に府中市宮町1丁目102、バスターミナル駅高架下横断歩道の設置。  以上でございます。 86 ◯横田 実委員長 陳情者の方がお見えになっておりますが、補足説明についてはいかがいたしましょうか。     〔「お願いします」と呼ぶ者あり〕 87 ◯横田 実委員長 それでは、委員会を休憩し、陳情者の方から補足説明を受けます。陳情者の方、こちらにお願いいたします。                 午前10時20分 休憩                 午前10時28分 再開 88 ◯横田 実委員長 それでは、委員会を再開いたします。これより質疑・意見を求めます。加藤委員。 89 ◯加藤雅委員 今、陳情者からも補足を受けました。この府中駅の再開発に伴ってバスターミナルも開業したことでございますが、これまでもさまざま、再開発対策特別委員会建設環境委員会にもこの件については諮られてきたわけでございます。そこで改めてなんですが、交通広場にかかわるハード整備全体の考え方をもう一度確認をさせてください。それから、高架下の横断歩道設置にかかわる市の対応、それから、特に議会に対する報告と、これまで警視庁との交通協議の経過をお聞きしたい。それから、所管課であります府中警察署とはどういう協議を行っているかということでお聞きします。  あと、もう一つ、現状の安全対策はどのように考えられているか。  以上、よろしくお願いします。 90 ◯横田 実委員長 順次、答弁願います。お願いします。 91 ◯酒井康太地区整備課長補佐 まず1点目の交通広場に係るハード整備全体の考え方というところでございますが、交通広場につきましては、府中駅の南北全体の完成によって、北側の甲州街道並びに南側の旧甲州街道を相互通行により連絡することから、交通広場部分への歩行者の通行は、安全上、極力抑制をするという必要がございます。このため、人工地盤のペデストリアンデッキを都市計画決定いたしまして、周囲の施設からペデストリアンデッキへの歩行者動線を確保してまいったところでございます。  交通広場の整備に当たりましては、都市計画で定められた事業として、警視庁を初め、さまざまな関係機関との協議を重ねてきたところでございます。その中で、地域の皆様が設立した法人である再開発組合と協働して進めてきたところでございます。  続きまして、市の対応、また、議会、警視庁とのこれまでの協議等の状況でございますが、交通広場の計画につきましては、記録がある中でも、平成21年から平成29年の約10年間で60回近く警視庁と協議を重ねてまいりまして、議会に対しましても適宜御報告をさせていただいたところでございます。  警視庁との協議の中では、横断歩道を設けると信号機の設置が必要になるとのことでございまして、運転者の信号機の誤認ですとか、広場内のバス停留所の配置及びタクシー待機台数への影響が生じるということがございまして、横断歩道設置は不可であることを確認いたしまして、議会の方にも御報告させていただいておるところでございます。  以上でございます。 92 ◯横田 実委員長 お願いします。 93 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 現状のロータリー安全対策につきましては、こちら、設計する際におきましては、警視庁との協議の上、安全性を十分に配慮する中で設計されておりますが、個別具体的な安全対策といたしましては、ロータリー内に人が立ち入らないように、それまでチェーン式であった柵を、より強固なガードパイプに設計変更したほか、車両が交通広場から駅前に出る箇所には、より視認性を高めるためにミラーを設置したような経緯もございます。  また、ロータリー完成後になりますが、宮町中央通りとの交差点におきまして、信号を守らないような歩行者が散見されることから、「子供が見てます。信号を守りましょう」といったような看板を設置したりですとか、また、こちらの交差点、直進禁止になっている箇所ございまして、こちら、交通違反を誘発し、危険なことから、交差点内の東西方向の流動性を消去したようなこともございます。  以上でございます。
    94 ◯横田 実委員長 府中警察署との対応が抜けているようであります。 95 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 失礼しました。府中警察署との協議でございますが、ロータリー改修後につきましては、平成29年9月に再度、府中警察署の方に相談に伺いましたが、これまでどおり横断歩道の設置はできないとの見解が示されたところでございます。  さらに、本年5月にも府中警察署に相談に伺いましたが、その際、本市からは、北側ロータリー出口への横断歩道の設置、それから、ロータリー内への横断歩道の設置、それから、ロータリー南側への横断歩道の設置につきまして、具体的な箇所を示させていただきまして提案させていただきました。  まず、北側ロータリー出口への横断歩道の設置についての見解でございますが、既存の横断歩道及び信号機から近く、車両から信号機、横断歩道が認識しづらい。また、ロータリーの出口に隣接しており、バス、タクシーの交通量が非常に多く歩行者の安全性確保ができないことから非常に危険であり、設置が困難であるとのことでございました。  次に、ロータリー内への横断歩道の設置につきましては、ロータリーを横断するような横断歩道の設置は警視庁管内でも余り聞いたことはないが、現状、ロータリーでは、バスやタクシー等が必要な台数、停車、滞留できることを前提に設計していることから、ロータリーを横断するような横断歩道を設置するためには、停止線を含め、その分の面積をとる必要があり、現状使用状況では難しいのではないかとのことでございました。  次に、ロータリー南側への横断歩道の設置につきましては、既存の横断歩道及び信号機が近く、車両から信号機、横断歩道を認識されづらい。歩行者の安全確保ができないことから、非常に危険であり、とても困難であるとのことでございました。  以上でございます。 96 ◯横田 実委員長 答弁終わりました。加藤委員。 97 ◯加藤雅委員 いろいろお聞きしまして、ありがとうございます。ちょっと再質問もあるんですけど、一応、いろいろ警視庁の中の協議を、以前にも議会にも報告は受けておるんですが、きょうは陳情という形で上がっていますので、そこで改めて何点か、また確認をしながら聞いているわけなんですけれども、今回、市長にも陳情、陳情というか、要望書を上げているということで陳情文も書かれておりますので、基本的には横断歩道、交通安全にかかわることですので、所管としては警視庁が行うことなんですけれども、市としての横断歩道の設置について、もう一度、どのように考えているかということを確認させてください。  それから、交通安全対策の現状はわかりましたので、ロータリーの改修後の事故件数、相互通行が始まってからで構いませんので、その区間から把握できるところまで、事故の件数を教えてください。  それと、陳情文と、先ほどの休憩中に聞いたこともあわせて市の見解を聞きたいんですけど、今回、回遊性のことをあげられておりますので、この取り組みについて、中心市街地活性化基本計画にも取り上げられていると思うんですけれども、これまでどのような事業を実施してきたか。今後も、何か事業の実施予定があったら、それも含めて教えてください。  それから、先ほど、休憩中にも赤野委員から質問が飛びました、商売の形態が3割も減ったということで、陳情者から申し上げられましたので、中心市街地基本計画の中では空き家店舗の調査も行っていると思うんですけれども、その状況について、陳情者の方が事業をされている府中駅の東側や北側の状況がわかりましたら教えてください。  以上、何点かよろしくお願いします。 98 ◯横田 実委員長 順次、答弁願います。お願いします。 99 ◯石川佳正生活環境部次長 まず最初に、2回目の答弁といたしまして、横断歩道設置に関する市の考え方についてでございますけれども、改修された府中駅のロータリーにつきましては、府中駅ロータリーに求められる機能性として、安全性や利便性を十分に検討して、関連機関との協議の上、設計、施工されたものと認識しております。そのような中、当初の協議の中でも、現在のロータリーの形状が決定してきた状況でございまして、交通管理者でございます府中警察署の方から、安全性への視点から現状では設置が困難であるとの見解が出ておりますので、これらのことから、現状では設置については大変難しいと考えてございます。しかし、本市といたしましては、横断歩道の設置については、今後も引き続き関係機関に対して要望は行っていきたいとは思っております。  以上でございます。 100 ◯横田 実委員長 お願いします。 101 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 ロータリー改修後の事故の件数でございますが、府中警察署に平成29年7月から平成30年5月までと、その前年同期間の甲州街道から宮町中央通り間における人身事故件数について確認いたしました。前年は2件の人身事故が発生しておりますが、完成後は人身事故は発生してないとのことでございました。  以上でございます。 102 ◯横田 実委員長 お願いします。 103 ◯斎藤 隆経済観光課長補佐 回遊性を創出する事業でございます。平成29年度には、東京競馬場の来場者を府中市内の店舗に誘導する東京競馬場タイアップ事業「府中ぐるめぐり&スタンプラリー」を実施いたしました。府中市全体で74店舗、中心市街地では51店舗の参加をいただきまして、実施を行いました。また、一般社団法人まちづくり府中によりまして、府中駅の東西をつなぐイベントといたしまして、大型商業施設3カ所が合同で行った一斉セールの「キテキテ府中」などがございます。  今後なんですけれども、今年度では新しい事業といたしまして、中心部のお店の店主などが講師となりまして、お店が持つ専門知識を提供したりですとか、初心者向けの体験講座を実施したりですとか、お店へのリピーターを創出するまちゼミを、まちづくり府中が中心となって実施をいたします。この取り組みに多くのお店が参加していただくことによりまして、お店自体が活性化することや、参加するお店同士のつながりが生まれまして、まちのにぎわいにつながるものでございますので、ぜひたくさんの方に御参加いただければと考えております。  続きまして、中心市街地におけます空き店舗の状況でございます。府中駅の東側、平成28年度で8店舗、平成29年度で11店舗で3店舗増加しております。また、府中駅の北側では、平成28年度で11店舗、平成29年度で7店舗、4店舗減少しておりますが、いずれも空き店舗が必ずしも店舗として再開している状況ではありませんで、事務所や住宅に改修したものもある状況でございます。  以上でございます。 104 ◯横田 実委員長 答弁、終わりました。加藤委員。 105 ◯加藤雅委員 御答弁ありがとうございました。3回目は特に質問ないんですけど、このまま意見を申し述べさせていただきたいと思います。  今回、1回目でハード面の全体的な考え方をお聞きしたり、現状の交通安全対策にも言及してお聞きしました。また、商業における回遊性等々も御質問させていただいた中で、府中駅のバスターミナルは、いわゆる、いろんな関係者、地権者も含めながら協議を行って、今の形ができ上がったということはよく理解できます。ただ、やはり図面で見ながらということで、完成を見ると、いろんな形で、こういうことが欲しいとか、実際、バスロータリーの横断歩道の話じゃないですけど、ちょっとした段差があったりだとかということで、いろんな形で、再開発も含む、駅前のことでさまざま意見や要望があったりしていることの事実も把握できておりますし、市としても、今、府中警察署との協議は切らしてないということの状況もわかりました。  回遊の部分に関しては、商店街といろんな形でのタイアップ事業などをしていることもありますけれども、空き店舗なんかも現状的には今、形を変えて営業しているという形もございます。その辺の市の考えたり調査をしていることと、実際、東側で商売している方との、もしかしたら考え方だとか応援の仕方というのもずれがあるのかもしれませんので、本陳情を通して、せっかくそういうことも見えてきたんですから、私は横断歩道ができたら、商売が上がるという考え方はないと思うんですね。回遊性を求めるのであればペデストリアンデッキが十分ありますから、そういった形でできると思うんですけれども、ただ、生活圏内の方にしてみれば、今まで確かにあった横断歩道がなくなって、近くに行けた道も、隣の家に行くのも、もしかしたら分断という形で、今、陳情者が言われていますけど、そういった形で、少しずつ生活をする圏内に置かれている人は状況が変わってしまい、使う必要のないペデストリアンデッキを渡ったりとかということも、もしかしたら、この陳情からは読み取れる部分もあるのかと思っております。  本会派としても、石川議員や村木議員、臼井議員等、市内の中心に置かれている議員たちは、やっぱり府中駅のよりよい利便性を図るためということで、さまざまな形で御意見も申しております。今回、横断歩道の設置というだけの考え方の陳情ということは、かなり見解的にも厳しいと思いますし、これが一つのロータリーの形が変わらない限りは、こういった横断歩道の設置は難しいのかなと思っております。ただ、いろんな意味で生活圏内の利便を向上させるのであれば、それは一つのエスカレーターをつけるだとかエレベーターをつけるだとかということも、もう一つ、極論から言えば、今度、地下を掘るとか、いろいろ手法はあるとは思うんですけれども、ただ、できることというのが限られてきますので、その辺は今後の生活圏内の方にいろいろと御意見を伺いながら、その発言も議会から押していただきたいと思いますので、横断歩道設置というだけではなかなかあれなんですけれども、そういった意味で、全て府中駅の利便性を図るという意味合いでは、この陳情、とりあえず警察協議もまだ続いているということでございますので、継続審議を表明します。 106 ◯横田 実委員長 ほかに御発言。赤野委員。 107 ◯赤野秀委員 ちょっと聞きたいんですけども、私、横断歩道が現時点でないところを横断していらっしゃる方を見かけたんですけども、府中市はそういう実態があるということをつかんでいらっしゃいますか。遠回りするのが大変なのでということで、そういう実態があるということでつかんでいらっしゃるかということと、あと、参考の資料が、資料として配られているもの、先ほども説明者の方から、甲州街道から200メートルの間で横断歩道がないという話なんですけれども、この横断歩道を撤去するときに、なくなるときに、ロータリーの話は、ロータリーも変わるということで、それに伴ってということがあると思うんですけれども、警視庁の内部の規則の、横断歩道から200メートルの範囲で新たな横断歩道を設置しないというところとの絡みで、何か警視庁はあったのか。  それから、先ほど、視認性のところで、信号機が近くにあると視認性が損なわれるということをおっしゃったんですけれども、その辺って5メートルとかそういった間隔じゃないので、視認性のところで問題があるとは思わないんですけど、その辺、もう少し、よくわからないので教えてください。  以上です。 108 ◯横田 実委員長 順次、答弁願います。お願いします。 109 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 まず、1点目の横断者のことを市がつかんでいるかというところでございますが、本市といたしましては、こちらのところは、駅前あたりから横断してしまうような方がいらっしゃるということは認識しております。その対策といたしまして、間の部分には「横断はやめましょう」というような貼り紙等をさせていただいているところではございます。  以上でございます。 110 ◯横田 実委員長 お願いします。 111 ◯酒井康太地区整備課長補佐 2点目の、警視庁との協議の中で、北側の甲州街道から南側の旧甲州街道の間、200メートルの間で何か意見、指摘等があったのかというところでございますが、警視庁との協議の中では、仮に南側に横断歩道を設置した場合、伊勢丹の北東側の、今現状ございます横断歩道の信号機との距離が近くなってしまうということで、一般的に警察の中では、信号機間は100メートル以上離すというところが原則というところで御指導いただいた経過がございます。  また、視認性の件でございますが、現状の現場を確認した中でも、仮に横断歩道を新たに設置して信号機を設置した場合に、先ほど申し上げました、現状の信号機との位置関係から視認性が損なわれるというところですとか、また、駅の高架下のところに、現状、高架の橋脚がございますので、そういったものによる横断者の視認性が悪いというところから、横断歩道を設置した場合に非常に危険が生じるという状況はございます。  以上でございます。 112 ◯横田 実委員長 赤野委員。 113 ◯赤野秀委員 質問はもういいですけども、市では継続して、そういう交渉をしているということなんですけども、警視庁のルールというのは、車社会、車が結構多かったときということであると思うんです。高齢化とか子供さん連れのバギーを押しているというところについては、やはり配慮がそれほど、比較的若かったということで、配慮がなかった時代でのルールだと思うので、この辺って、もし、これ、地上で横断歩道がないような状況で放置するより、横断歩道をきちっとつけて、車を制御して、あそこ、車、そんなに多くないので、車を制御して、安全に渡ってもらうという方法がやはり望まれるのでないか。今の社会状況の中からも今後も高齢化が進むということなので、そういう思いがあります。私は中河原の駅前の横断歩道の問題、質問してきたんですが、交通量とか道路幅員の問題は、この場所はないと思うので、その点からしても横断歩道の設置というものはできるのかと思います。今、市も交渉しているということなので、この陳情については継続して、市の動向を見守っていたそうかなと思います。  以上です。 114 ◯横田 実委員長 高津委員。 115 ◯高津みどり委員 ありがとうございました。2件ほど、お伺いしたいと思います。先ほど、加藤委員のお話の中で、市としてはずっと府中警察署ともやりとりをしていただいて、交渉もしていただいているということがわかりました。現状では、横断歩道の設置については厳しいんですけれども、要望を行っていきたいという御見解があったんですが、横断歩道以外で、例えば、何か考えられるものとかというものも要望として上げていく予定があるのかどうか、1点、お願いします。  もう1点は、ちゅうバスのバス停が、先ほどの陳情者の方から、東側のということがあったんですけれども、これまで交通広場ができるまでは東側でおりてという形で、ちゅうバスを利用される方もいらっしゃって、そのまま多分、東の方に行かれるという方もいらっしゃったのかと思うんですが、ちゅうバスのバス停が西側、ぐるっと回って、主に西側の方におりるような形になっていて、そういった形で、ちゅうバスを利用される方から、例えば、東側に行くのが不便とかというような御意見とかというのがあるのかどうか、その2点、お伺いしたいと思います。 116 ◯横田 実委員長 順次、答弁願います。お願いします。 117 ◯小塚栄志地域安全対策課長補佐 順番、前後して申しわけありませんが、ちゅうバスの御利用者からの方について先にお答えさせていただきます。ちゅうバスの方、御利用者の方からは特に、西側の方に移ってどうこうというような声はいただいているところではございません。  次に、横断歩道以外につきましての警視庁への協議ということでございますが、現在のところ、警視庁の方で絡んでくる事案につきましては、信号及び横断歩道のところが中心となっておりますので、市からは府中警察署の方に働きかけていることにつきましては信号及び横断歩道のことだけになります。  以上でございます。 118 ◯横田 実委員長 高津委員。 119 ◯高津みどり委員 ありがとうございました。そうしますと、警察の方への要望としては、横断歩道をということで引き続きやっていただいているということで、今、こういった御意見とか陳情も上がっているということで、ほかで府中市として何か考えられることとかということについてはお考えがあるのかどうか、そこだけ1点、お願いします。 120 ◯横田 実委員長 1点、お願いします。 121 ◯塩澤雄二土木課長補佐 東西の行き来という観点からしまして、これまで議会からも、くるる北側のところにエレベーター、エスカレーター設置の御要望をいただいておりまして、今、エレベーターに関しまして、地下埋設物ですとか周辺の土地を調査して、その辺の諸条件は整理しているところでございますので、その辺でエレベーターの考え方は今、考えているところでございます。 122 ◯横田 実委員長 高津委員。 123 ◯高津みどり委員 ありがとうございました。先ほどの説明から、市としてもかなり要望もしていただいているということで、なかなか現状としては思うようにいかないということ、それから、陳情者の皆様方の趣旨としてはよくわかるというところではありますが、今、まだ本当に検討していただいている、また、要望も行っているという状況でもございますので、私もこの件につきましては、このまま継続でお願いできればと思っています。  以上です。 124 ◯横田 実委員長 ほかに。西宮委員。 125 ◯西宮幸委員 今、各委員の皆さん方のいろんな質疑、それから、休憩時間中ではありますが、陳情者の方の御意向なども確認しました。やはり再開発の事業がまとまるまでに大変長い議論があって、東西の横断をめぐるお話も随分いろいろ、再開発対策特別委員会では非常に進められて、この間、細かくは私も傍聴等をしていて、申し上げませんけれども、かなり市の方でも御努力をされた中で現状になってきているという理解を私はしております。その意味で、まちの骨格ということを考えたときに、一つ、現状がやはり前提にならざるを得ないかなという部分はございます。  ただ、その一方で、先ほど、陳情者の方のお話の中でも、まず基本的な考え方として、府中駅の北口のところの交差点から、くるる、ル・シーニュのところの交差点の約200メートルの間の中で横断歩道があればということも一つの考え方というお話もございました。現実、制約条件がある一方で、地域のお声ということも、これはこれでありますので、この間、ずっと府中市の方でも警察等にも働きかけもなさってきているということもございますから、今後の御意見として、こうした意見があるということを踏まえて、今後とも御努力いただきたい。  その意味で申し上げますと、今回のこの陳情で、いろいろ府中市の方でも努力をされてきているという経過があるので、その努力の経過ということを、また改めて、今回の委員会の議論の後についても御努力されるということを見届けてまいりたいと思いますので、今回の6月議会における判断としては、私どもの会派としては、この陳情については継続審査を主張いたします。 126 ◯横田 実委員長 ほかにございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯横田 実委員長 意見がないようですので、採決したいと思います。ほとんどの皆さんの意見が継続審査ということですので、継続審査についてお諮りいたします。  本件については、継続審査にすることで御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯横田 実委員長 御異議なしと認め、陳情第4号は継続審査に付すべきものと決定いたしました。  以上で、当委員会に付託された案件の審査を終了いたします。         ──────────────────  5 報告77 府中都市計画道路3・4・16号(一期区間)電線共同溝整備工事(第4工区)        の契約状況について 129 ◯横田 実委員長 次に、協議事項に入ります。協議事項5、報告77 府中都市計画道路3・4・16号(一期区間)電線共同溝整備工事(第4工区)の契約状況についてを議題といたします。  本件について、担当者より説明を求めます。お願いします。 130 ◯田中啓信契約課長補佐 それでは、府中都市計画道路3・4・16号(一期区間)電線共同溝整備工事(第4工区)の契約状況につきまして御説明させていただきます。  本案件は、平成30年2月1日から平成30年4月30日までに、契約金額税込み5,000万円以上1億5,000万円未満で契約した工事の契約状況につきまして御報告するものでございます。お手元の資料をごらんください。  初めに、工事の概要でございますが、工事の種別は一般土木工事、内容は、整備延長、L側97.4メートル、R側97.6メートル、通信系管路工、電力系管路工、プレキャストボックス設置工を施工するものでございます。  契約金額は6,998万4,000円で、工期は平成30年4月3日から平成30年9月20日まで。契約した業者は、府中市押立町4丁目16番地27、株式会社フクオ工業でございます。  次に、2ページの見積合経過調書をごらんください。予定価格は7,257万4,000円で、平成30年3月16日、市内業者9者による公募型指名競争による見積もり合わせ会を実施した結果、見積もり金額6,480万円で株式会社フクオ工業を採用いたしました。採用率は89.29%でございます。  続きまして、工事の場所でございますが、3ページの案内図をごらんください。工事の場所は、府中市紅葉丘2丁目11番地先から紅葉丘2丁目19番地先でございます。  なお、工事の進捗状況は、6月1日現在、約23%でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 131 ◯横田 実委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。西宮委員。 132 ◯西宮幸委員 経過調書、見させていただいて、失格が5者ということなんですね、見積もり合わせ。5者というのはどういうことなのか、改めて教えてください。 133 ◯横田 実委員長 1点でよろしいですか。答弁、願います。お願いします。 134 ◯田中啓信契約課長補佐 いずれも、最低制限価格を下回ったものでございます。 135 ◯横田 実委員長 西宮委員。 136 ◯西宮幸委員 最低制限価格を下回ったということであれば、また改めてお聞きしたいんですが、もし可能であれば、どこの会社がどうということまでは具体的にはお聞きしませんが、どれぐらいの金額で失格の価格というのは、具体的にあったのかということですね。ある程度、やはり市の方で予定価格を設定されているということですから、当然、工事の質を確保する上で、予定価格が質を保った工事において必要ということが前提だと思うんですけども、これだけ失格になるような低価格の見積もりが提示されたというのは、どういうこととして理解をされていらっしゃるのか、お聞きします。 137 ◯横田 実委員長 答弁願います。 138 ◯田中啓信契約課長補佐 失格者の応札額につきましてですが、一番最低の価格を入れたものから順に、万円単位で御説明させていただきます。最低価格のところが5,806万円、続きまして、6,263万円、6,295万円、6,306万円、6,340万円でございました。  失格者が多いような状況につきましてですが、先ほど、55号議案の中でも御説明させていただきましたが、こちら、都市計画道路として府中市が発注で整備するものでございまして、こういった大規模な工事につきまして、かなり受注を希望されるのか、こういった状況が見られている傾向でございます。  以上でございます。 139 ◯横田 実委員長 西宮委員。 140 ◯西宮幸委員 約5,800万円というのはかなり安いというか、1,400万円ぐらい低い価格のところも出てきているということで、工事の見積もりというのは、それぞれの会社のノウハウとか協力会社の有無の問題もあるとは思うんですが、それにしても、ちょっと低いなというところがありますので、建設業者側の工事を受注したいという期待は期待として受けとめますけれども、こういう建設会社側の状況があるからこそ、ぜひとも工事に当たっての、ダンピング等含めて、質の確保、維持ということについては十分に御配慮いただきたい。  これ、なぜ特に申し上げるかというと、電線共同溝の工事に当たって、先ほども触れましたが、朝日町通りのときには、やはり周辺の皆さんから、いろんな形で細かい御要望というか、苦情というか、そういうことがありました。共同溝ですから、文字どおり1社だけではなくて、いろいろな関係者がかかわってくるというところもあってのことなんですけれども、やはり周辺の住民の皆さん方からすれば、ある種の煩わしさというのは正直言ってあったことも事実でございますので、そのあたりの注意といいましょうか、これは今後の工事に当たっても、いわゆる工事のハード面の区分だけではなく、そういう説明等も含めた配慮ということを十分にお願いをしたいということも改めてお願いを申し上げます。  以上です。 141 ◯横田 実委員長 ほかに御発言ございますか。 142 ◯高津みどり委員 1点だけ。先ほどの街築工事の場所と、それから、電線共同溝工事のところ、重ならないとは思うんですが、工事的には多分、先ほどの街築工事が7月ぐらいからこれで決定して始まってということで、電線工事についてはもう4月から始まっているので、2カ月ぐらいかな、7月、8月、9月。3カ月ぐらいは同じ期間に、場所はちょっとずれるという感じだと思うんですけど、かなり長い場所というか、約200以上という感じになると思うんですが、そのあたりの工事として、先ほどの西宮委員からありましたように、騒音であったりとか、それから、工事業者同士のというようなところでの、そういったことでの協調ということとかは市の方としては対策はされているのかどうか、1点お願いします。 143 ◯横田 実委員長 答弁願います。お願いします。
    144 ◯塩澤雄二土木課長補佐 その案件につきましては、先ほどの55号議案の南側のところを今、施工させていただいています。ちょうど委員のおっしゃるとおり、工事が期間、重なるときがありますけれども、その辺は周辺住民の皆様に適切にお知らせする等ですね、あと、現地の方にも掲示看板をさせていただいておりますので、その辺は業者間の調整、あと、住民間の調整、これはきちっとやらせていただきたいと思います。 145 ◯横田 実委員長 高津委員。 146 ◯高津みどり委員 ありがとうございました。よくわかりました。車両とかというのも、多分、工事車両がかなり行き来するかなと思うんですが、そのあたりのことについても今のような状況でよろしいでしょうか。その1点だけ、確認だけ、お願いします。 147 ◯横田 実委員長 答弁願います。お願いします。 148 ◯塩澤雄二土木課長補佐 もちろん工事期間の車両につきましても、トラックですとか、そういったものが通行しますので、その辺も十分、事故等のないように調整含めて対応していきたいと思います。   以上でございます。 149 ◯高津みどり委員 ありがとうございます。確認できましたので。いいです。ありがとうございました。 150 ◯横田 実委員長 ほかに御発言はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯横田 実委員長 御発言がないようですので、本件は了承することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 152 ◯横田 実委員長 御異議なしと認め、本件は了承することといたします。  以上で、当委員会協議事項を終了いたしました。  続いて、所管事務調査について協議いたしますが、説明員が交代いたしますので、委員の方はしばらくお待ちください。         ────────────────── 所管事務調査 153 ◯横田 実委員長 それでは、お手元の資料に基づき、事務局より説明願います。お願いします。 154 ◯大井孝夫庶務課長 それでは、建設環境委員会行政視察(案)につきまして御説明をさせていただきます。  視察日程は、7月25日水曜から27日金曜の2泊3日でございます。視察地と目的でございますが、視察地は長野県松本市、長野県須坂市、新潟県妙高市でございます。  まず1日目、松本市の目的ですが、「「残さず食べよう!30・10運動」について」でございます。松本市では、食品ロスの取り組みとして、飲食店等からの食べ残しを減らすため、会食、宴会時の乾杯後30分間と終了前10分間に食事を楽しむ運動を展開しております。また、市政施行記念事業として、食品ロス削減の決意を全国の自治体等に発信しており、これらの取り組みについて視察を行うものでございます。  次に2日目、須坂市の目的ですが、「地域新エネルギービジョンについて」でございます。須坂市では、太陽、風、水など自然の力を活用した新エネルギーの導入や普及啓発を図るための指針として、平成18年2月に「須坂市地域新エネルギービジョン」を策定し、重点プロジェクトとして公共施設への木質バイオマス導入やクリーンエネルギー自動車の導入を掲げており、これらの取り組みについて視察を行うものでございます。  最後に、3日目の妙高市の目的ですが、「観光情報発信サイト「妙高ノート」について」でございます。妙高市では、市の最新ニュースや旅行と観光に役立つ観光情報をテーマ別に発信するキュレーションサイト「妙高ノート」を導入しております。このサイトを運営する妙高観光推進協議会では、平成28年2月に官公庁が創設した「日本版DMO候補法人制度」に登録され、観光地経営の戦略策定と実施のための調整機能を備える法人として、発足されたものでございます。これらの概要について視察を行うものでございます。  以上でございます。 155 ◯横田 実委員長 ただいま説明がありました。この三つが出てきましたが、ほかにも多少、私の方と副委員長の方でお話をさせていただいたときに幾つかあったんですが、相手方から拒否されまして、一番最初に「残さず食べよう!」がメーンであったもので、その近郊ということでやったんですけど、相手方のあることですので、今ここに出てきたところが、ちょうど我々、建設環境のところの部分も当てはまるし、日程的にも行程的にも最善かなということで示させていただきました。いかがいたしましょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 156 ◯横田 実委員長 それでは、所管事務調査については、お手元の資料のとおり決定することといたします。  なお、詳細については、後日御連絡させていただきます。  以上で建設環境委員会を閉会いたします。                午前11時12分 閉 会 Copyright © Fuchu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...