府中市議会 2010-09-14
平成22年第3回定例会(第15号) 本文 開催日: 2010-09-14
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時0分 開議
◯議長(
高野律雄議員) ただいまから本年第3回
市議会定例会を再開いたします。
定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
────────────── ◇ ──────────────
2
◯議長(
高野律雄議員) 本日の日程は、各
常任委員会の
審査報告であります。初めに、
総務委員会の
審査報告を求めます。
総務委員長。
〔
総務委員長比留間利蔵議員登壇〕
3
◯総務委員長(
比留間利蔵議員) 本年第3回
定例会において、当
委員会に付託された議案3件、陳情1件について、去る9月2日、
委員会を開催し、
慎重審査の結果、次のとおり決定しましたので報告いたします。
────────────── ◇ ──────────────
1.第65
号議案 平成22年度府中市
公共用地特別会計補正予算(第1号)
4
◯議長(
高野律雄議員) 日程第1第65
号議案平成22年度府中市
公共用地特別会計補正予算(第1号)を議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
5
◯総務委員長(
比留間利蔵議員) 本
特別会計補正予算は、
歳入歳出それぞれ27億7,680万円を追加し、
予算総額を44億5,289万円とするもので、補正前の額に対して165.7%の増となっております。
その主な内容ですが、
国史跡武蔵国府跡御殿地地区(仮称)
用地取得のため、歳入では教育債を追加し、歳出では
公共用地取得費を増額としております。
以上のような説明を受けた後、質疑に対し、国の
公有地化の制度では、
土地購入費が多額になる場合、市が起債による財源に基づき一括先行取得し、その償還時に
国庫補助を行うものとなっており、その償還は10年と定められている。本件に係る利子については、直近の国の利子等に基づき試算すると、トータルで約1億5,500万円と見込んでいる。本
定例会で補正を行うことについては、
土地所有者への
支払い期限の関係から、今年度中に起債等の手続を終わらせる必要があることなどによるものである。近隣における
国史跡指定の事例としては、国分寺の
武蔵国分寺跡の中枢部が、本件同様、国史跡の指定を受け、国の補助を得ながら
公有地化を進めると伺っている。今後の
保存整備のスケジュールについては、本年度中に
国史跡指定の決定がいただける予定であり、その後は、文化庁、東京都の指導をいただきながら、
保存管理、
整備計画策定のための
委員会を立ち上げ、その中で具体的な協議を進めていきたいと考えている。本件に係る起債については、今年度内に公的な資金を借り入れる予定で、元金、利子の返済については平成23年度からとなる。
保存整備事業に係る補助金については、国が2分の1、東京都が4分の1の補助率となる予定である。
当該地南側、約6,000平方メートルの土地については、階段状のマンションで、
府中街道側は1階に
商業施設を有する14階建て、
府中本町駅側は2階建てのほか、駐車場が計画されており、
駐車場の屋上は
公開空地として
一般市民も使えるような形で調整中である。今後、
保存整備計画を策定する中では、駅からお客様に来ていただき、園内を見ていただいて、また戻るという動線についても十分検討し、駅との一体性を図っていくことも必要であると考えている。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、駅前の土地を史跡の保存、活用のために整備するというのは大きな決断があったと思う。また、本件については、歴史と文化の
まち府中を大きく象徴するものであるので、今後は、
大國魂神社や、けやき並木と一体となった大きなシンボル、プロムナードというような形になるよう、広く意見を聞きながら実現させていただきたい。などの意見があり、本案については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
6
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
7
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第65
号議案は可決されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第71
号議案 平成21年度府中市
競走事業特別会計歳入歳出決算の認定について
8
◯議長(
高野律雄議員) 日程第2第71
号議案平成21年度府中市
競走事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
9
◯総務委員長(
比留間利蔵議員) 本
特別会計における
決算額は、歳入948億8,207万4,000円で、
執行率93.7%、歳出947億398万4,000円で、
執行率93.5%となっております。
歳入の主なものは、
入場料収入、
勝舟投票券発売収入のほか、
場外発売事業収入は、SG、
GI競走等の
場外発売による
売上金等となっております。
一方、歳出の主なものは、
競走開催費、
場外発売事業費、
一般会計繰出金などとなっております。また、
競走事業運営調整基金は、平成21年度末の残高が30億900万円となっております。
以上、各項にわたる説明を受けた後、質疑に対して、平和島競走場における昨年度の
施設改修については、3階スタンドの室内化、4階
特別観覧席の改善、早朝の
前売り外向発売所の新設などとなっている。また、他場では、
江戸川競走場が平成20年度から21年度にかけて
大幅改修を実施し、昨年6月からリニューアルオープンしている状況である。競艇界における
売り上げ向上策としては、本年の10月後半から11月にかけて、全国の
ナイター場で、各1節間、三連単を発売せず、従来の
発売方法とする試みについて準備を行っているところである。
ミニボートピア黒石の売上額については、1日
当たり平均約230万円となっているが、試算では1日当たり400万円程度の
売り上げがないと
施設会社の経営が厳しい状況であると考えており、今後、
売り上げ向上に係る方策について、
関係団体で検討していきたいと考えている。
施行者全体の平成21年度
事業収益については50億6,700万円、繰出金については137億8,900万円の見込みとなっている。
施行者から
日本船舶振興会への
交付金の平成21年度
決算額は約246億円となっている。平和島で平成23年度に開催する
SG競走については、
全日本選手権競走を予定している。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、今後、
SGレースの毎年開催、
日本船舶振興会への
交付金、施設の改善など、大きな課題があると思うが、施設については
売り上げの大きな要素であると考える。これらも含め、さまざまな団体の会議などにおいて要望をしていただくことをお願いし、本件に賛成する。
競走事業は、これまで54年間で2,800億円以上の果実を府中市にもたらしてきた。それを維持することは厳しいかもしれないが、今後も府中市財政の大きな柱となるものであり、厳しい状況の中で知恵とさまざまな努力により、
一般会計へ8億円もの繰り出しを行ったことに対し敬意を表し、本件に賛成する。
日本船舶振興会への
交付金については、本来の
公営競技の
意味自身が失われることにならないよう、引き続き、少しでも変えていくような取り組みをお願いしたい。厳しい状況だということはよくわかるが、私たちは、
電話投票や、ボートピアの
地方進出など、ギャンブルの拡大という点に異議を申し上げており、この点で、市の姿勢はそう変わっていないと思う。本事業の予算、決算についてはそのような中で組まれているものであるので、本決算についても認定できない。などの意見がありました。
そこで、採決の結果、本件については、賛成多数により認定すべきものと決定いたしました。
10
◯議長(
高野律雄議員) これより第71
号議案を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
11
◯議長(
高野律雄議員) 挙手多数であります。よって、第71
号議案は認定されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第72
号議案 平成21年度府中市
公共用地特別会計歳入歳出決算の認定について
12
◯議長(
高野律雄議員) 日程第3第72
号議案平成21年度府中市
公共用地特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
13
◯総務委員長(
比留間利蔵議員) 本
特別会計における
決算額は、歳入24億3,850万3,000円で、
執行率101%、歳出23億1,336万2,000円で、
執行率95.8%となっております。
歳入の主なものは、
一般会計繰入金のほか、
不動産売払収入は、押立町2丁目
公共用地など3カ所の
土地売払収入、
用地取得寄附金は、
日本中央競馬会環境整備事業の寄附金となっております。また、市債は、西府町第2
市民農園用地取得のための商工債、道路や公園等の
用地取得及び
物件等補償料のための
臨時財政対策債となっております。
一方、歳出は、
公共用地取得費で、
道路用地、
公園用地や諸
施設用地等の
取得事業費などとなっております。
以上、各項にわたる説明を受けた後、質疑に対して、
富士見通り拡幅用地については、
本宿小学校角の交差点の
右折渋滞解消のための
右折レーンを設置するため取得したものである。市立第十
小学校拡張用地については、学校の建てかえに伴う用地として取得したものである。市立第六
小学校拡張用地については、東京都住宅局の土地であったものを都の各局の協力をいただきながら、時価の約半額で購入したものである。なお、この用地の今後の活用については、できる限り校庭が有効利用できるような形で考えていきたい。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、三
多摩地区においては、
都営住宅建てかえの関係で、本来、全体協定の
土地利用計画に基づき
公園用地等でもう少し市に提供を受けられるものが、現在では、その協定は反故にされたという話も伺っている。今後、こういう事例があれば、これまでの経緯も含め、御努力いただきたい。また、第六
小学校拡張用地の取得に当たっては大変な努力があったことがよくわかったので、今後ともよろしくお願いしたい。などの意見があり、本案については、
全員異議なく、認定すべきものと決定いたしました。
14
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
15
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第72
号議案は認定されました。
────────────── ◇ ──────────────
(前回からの
継続審査事件)
1.陳情第9号
府中市議会の本
会議場に国旗の掲揚を求める陳情
16
◯議長(
高野律雄議員) 日程第4前回からの
継続審査事件陳情第9
号府中市議会の本
会議場に国旗の掲揚を求める陳情を議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
17
◯総務委員長(
比留間利蔵議員) 本陳情については、直ちに審査に入り、質疑に対して、
福生市議会では、8月31日招集の第3回
定例会から本
会議場に国旗が掲揚されたと伺っている。などの答弁がありました。
これらをもとに審査の結果、議場における国旗の掲揚については、これまでも議員の中から提案され、
各派代表者会議等で議論されてきたが、結論が出ていなかったものである。このような中で、前回は、もう少し時間をかけて検討するということで継続としたが、我々としては、本陳情は採択した上で、もう一度議会の中で議論し、方向づけをしたいと考えるので、本陳情については、採択を主張する。国旗の問題については、いろいろな経緯もあるので、慎重に扱っていかなければならないと思うが、国旗、国歌は法律で決まっているものであり、議会も
立法機関であるということを考えると、択一的に判断を迫られた場合、不採択という判断は難しいと考える。そこで、今後、これについても議論されていくことを期待し、本陳情については、採択を主張する。本件については、採択した上で、議会の中で話し合うべきとの意見もあるが、
委員会や議会で採択されたという事実は非常に重いものであり、その後の議論にも差し支えると思うので、一たん不採択にした上で、
各派代表者会議や
議会運営委員会で再度議論する方が禍根を残さないやり方であると考える。よって、本陳情については、不採択を主張する。
日の丸を国旗として認めない人はいないが、それを議場に掲げるということについてはさまざまな論議があり、三多摩ではほとんど実施されていない状況である。また、これまで
府中市議会では、各会派の意向を見ながら実施するという
議会運営上の流れがある中で、今後、
議会運営上の話がつかないと、外からの陳情等により多数決で決まっていくというのは非常に不安でもあるので、
各派代表者会議や
議会運営委員会で結論が出ていない以上、本陳情については、議会全体としては不採択として、それを前提に論議していくのも一つの考え方であると思うので、本陳情については、不採択を主張する。などの意見がありました。
そこで、採決の結果、本陳情については、賛成多数により採択すべきものと決定いたしました。
18
◯議長(
高野律雄議員) 3番、
浅田議員。
19 ◯3番(
浅田多津子議員) 私どもは、
総務委員会に
所属議員がおりませんので、ここで発言をいたします。
この内容については、
総務委員会のみで決めることではなく、また、この陳情で決めることでもないとの意見も出されておりました。
総務委員会では、採択して、今後、
代表者会議で議論していくという意見と、また、不採択にした上で、ゼロベースで議論をしていくという意見が出されていました。
私たちは、これから
代表者会議で議論していくという中で、これを一
たん採択とすると、それに縛られるのではないかと危惧をいたしております。
今後、
代表者会議で十分な議論をすることを前提とし、この陳情は不採択といたします。
20
◯議長(
高野律雄議員) 26番、
村井議員。
21 ◯26番(村井 浩議員) 先ほどの
委員長報告の中で、
各派代表者会議の模様が詳しく御報告されておりまして、しっかり受けとめました。ありがとうございました。
私個人にすれば、
日の丸は結構、私の孫が誕生するときの正月とか、私が還暦を迎えたときとか、うちの玄関に
日の丸を揚げていた。明るくてめでたい気がするからね。だけど、それは個人なんですよ。だけど、実際には、今のような
地方分権が強く叫ばれているときに、見てくださいよ、府中市の市旗もないじゃないですか、ここ。
自分たちの自治体の市旗もないのに、
日の丸を揚げましょう、置きましょう。それはね、私は今の時代というのは、
日の丸が提示されたことによって、昔の戦争を思い出すという人はこの議場には恐らくいないんだ、市民の中にたくさんいるけれども。むしろ、
アメリカに従属するよりは、日本は日本だというような心意気を示すというような意味で、この
日の丸が出ているんだと、私はいいように理解はしますが、それにしても、
地方分権の時代に、
自分たちの市旗を置いていない、そういう状況のときに、この
日の丸を掲げるということについては、それは少しまだ、前後しているじゃないか、違うんじゃないかと、こんなように感じております。
そういう意味で、この陳情には反対でございますが、もしこれがここで可決されて、
日の丸を置くというようなことになれば、後々間違っても
アメリカの星条旗と並んでおくようなことはしないように。府中市旗ぐらいは、ちゃんと
日の丸の前にやっていただきたい。そして、また、長い時間をかけて、市民の中にはたくさん
日の丸アレルギーのある人がいますから、そういう人たちに
十分理解がされるような、そういう根回しをして、その上でこういうのをやっていただきたい、こう要望して、この件については反対でございます。
以上です。
22
◯議長(
高野律雄議員) これより陳情第9号を採決いたします。本陳情に対する
委員長の報告は採択であります。
本陳情は、
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
23
◯議長(
高野律雄議員) 挙手多数であります。よって、陳情第9号は採択されました。
以上で
総務委員会の報告を終わります。
────────────── ◇ ──────────────
24
◯議長(
高野律雄議員) 次に、
文教委員会の
審査報告を求めます。
文教委員長。
〔
文教委員長杉村康之議員登壇〕
25
◯文教委員長(
杉村康之議員) 本年第3回
市議会定例会において、当
委員会に付託された議案1件については、去る9月3日、
委員会を開催し、
慎重審査の結果、次のとおり決定いたしましたので報告します。
────────────── ◇ ──────────────
1.第60
号議案 府中市
市民会館条例の一部を改正する条例
26
◯議長(
高野律雄議員) 日程第5第60
号議案府中市
市民会館条例の一部を改正する条例を議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
27
◯文教委員長(
杉村康之議員) 本案は、府中市
市民会館において、市民の利便性を高めることを目的として実施する
指定管理者制度における
利用料金制度の導入に伴い、所要の改正を行うものです。
主な改正の内容ですが、まず、第6条第1項は、見出しを含めて使用料を
利用料金と改め、会館の利用に係る料金の納入先を
指定管理者とするとともに、
利用料金の納入を原則として前納とすることを規定するものです。
同条第2項は、別表第1に定める額の範囲内において、あらかじめ市長の承認を得て、
指定管理者が
利用料金の額について定めることができるように改めるものです。
同条第3項は、
利用料金を
指定管理者の収入とすることについて改めるものであります。
第17条は、府中市公の施設における
指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づいて新たに追加したもので、
市民会館の
指定管理者自体の指定が取り消された場合や天災等により
管理業務が困難になった場合について、新たな
指定管理者が指定されるか、困難の事由が消滅するまでの間、市長が使用料を徴収できることを規定するものです。
また、付則の第1項は、施行日を平成23年4月1日とするものです。
付則第2項は、
利用料金の決定に関して必要な手続そのほかの
準備行為等を
条例施行前にできるよう規定するものです。
以上のような説明を受けた後、質疑に対し、PFIと
指定管理者の業務分担は、PFIは施設全体の維持管理で、
指定管理者は施設の受付と器具の貸し出し業務をそれぞれ役割分担している。
利用料金の
指定管理者の収入による
指定管理者と市のそれぞれのメリットは、
指定管理者については、指定管理料に充てることで、より効率的な運営ができ経営努力を発揮しやすくなることであり、市については、使用料の還付処理事務などがなくなり、事務の簡素化が図られることである。施設の修繕全体及び第三者行為による修繕は、現在は市が行っているが、今後は
指定管理者が施設管理の中で行えるようにしていきたいと考えている。現在、光熱水費については、図書館と
市民会館部分で面積案分し、すべて市の負担で払っている。
指定管理者が今後行う第三者行為等による修繕については、利用者への支障がないよう細かく仕様書等で契約をしていきたいと考えている。これまでの還付及び減免の事例は、還付はキャンセルが出た場合で、減免は障害者の方の
駐車場の
利用料金などがある。減免の基準については、今後も現状と同様になるよう
指定管理者にお願いしていく。また、無料のサービス部分についても後退しないよう、仕様書に記載するとともに、公開できるようにする。今後の市の支出については、指定管理料の不足部分や大規模な修繕が必要な場合などを除き、基本的に
指定管理者とPFIの方で会館の運営をしていっていただくこととなり、市としての支出はほとんどなくなるものと考えている。この改正により市民の利便性が図られると思われることは、一番大きなところでは、
利用料金が直接
指定管理者に入ることで、インセンティブを働かせて市民に対するサービスをさらに向上していただけるところである。
利用料金制度導入後の市の負担については、やむを得ないものを除き、指導により、極力ふえることのないよう努めていきたい。キャンセルに伴う還付の手続については、今後、
指定管理者の手続の簡素化により、利用者にも利便性が上がるものと考えている。
利用料金の値上げをせざるを得ない事態が発生した場合については、条例改正が必要となり、議会に諮ることとなる。
市民会館における
指定管理者の選定方法については、地域と非常に密接した施設で、かつ図書館と
市民会館等の複合施設という特殊な形態でもあるため、一般の公募により選定することは考えていない。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、この改正によって、
市民会館がより使いやすくなり、市民サービスが向上したと言われるよう努めていただき、本案に賛成する。市民はだれが管理者とか気にして使用しているわけではなく、何より柔軟に対応していただくことを希望して本案に賛成する。隠れていた無料のサービス部分については、
指定管理者がサービス向上の面から、より一層オープンにしながら市民の使い勝手が良くなるよう進めてもらうことを希望し、本案に賛成する。などの意見があり、本案については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
28
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
29
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第60
号議案は可決されました。
以上で
文教委員会の報告を終わります。
────────────── ◇ ──────────────
30
◯議長(
高野律雄議員) 次に、厚生経済
委員会の
審査報告を求めます。厚生経済
委員長。
〔厚生経済
委員長隆 ミワ子議員登壇〕
31 ◯厚生経済
委員長(隆 ミワ子議員) 本年第3回
市議会定例会において、当
委員会に付託された議案6件、陳情1件については、去る9月6日、
委員会を開催し、
慎重審査の結果、次のとおり決定いたしましたので報告します。
────────────── ◇ ──────────────
1.第63
号議案 平成22年度府中市老人保健医療
特別会計補正予算(第1号)
32
◯議長(
高野律雄議員) 日程第6第63
号議案平成22年度府中市老人保健医療
特別会計補正予算(第1号)を議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
33 ◯厚生経済
委員長(隆 ミワ子議員) 本
特別会計補正予算は、
歳入歳出それぞれ902万6,000円を増額し、
予算総額を1,367万6,000円とするもので、補正前の額に対し194.1%の増となっております。
その内容は、平成21年度の老人医療費確定に伴う精算を行うもので、歳入では、社会保険診療報酬支払基金の不足額の精算交付及び前年度からの繰越金となっております。歳出では、
一般会計繰出金及び償還金を増額し、
一般会計、国、東京都及び社会保険診療報酬支払基金にそれぞれ返還するものとなっております。
以上のような説明を受けた後、質疑に対して、今回の精算返還金については、平成21年度分として歳入したものに対する精算返還が生じたため、前年度繰越金を財源として、国と東京都、社会保険診療報酬支払基金に返還するものである。本
特別会計については、法令により、平成22年度をもって終了することになっており、それ以降、精算等が発生した場合、
一般会計で対応するか、条例上で措置し
特別会計を引き続き継続するかについては市の判断に任されているので、今後、財政当局と協議していきたいと考えている。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、本案については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
34
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
35
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第63
号議案は可決されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第64
号議案 平成22年度府中市介護保険
特別会計補正予算(第1号)
36
◯議長(
高野律雄議員) 日程第7第64
号議案平成22年度府中市介護保険
特別会計補正予算(第1号)を議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
37 ◯厚生経済
委員長(隆 ミワ子議員) 本
特別会計補正予算は、
歳入歳出それぞれ1億4,239万9,000円を増額し、
予算総額を114億3,428万5,000円とするもので、補正前の額に対し1.3%の増となっております。
その内容は、平成21年度決算に伴う繰越金等による所要の予算措置を行うもので、歳入では、繰越金を増額、歳出では、介護サービス等諸費を減額、また、高額医療合算介護サービス費、介護給付費等準備基金費の増額のほか、償還金及び還付金、
一般会計繰出金を増額し、国、東京都、社会保険診療報酬支払基金及び
一般会計にそれぞれ返還するものとなっております。
以上のような説明を受けた後、質疑に対して、国等への精算返還金及び
一般会計への繰出金については、平成21年度分の歳入に係る精算によるものであり、その割合は介護保険制度における国、東京都、市の保険料の負担割合に基づくものである。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、本案については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
38
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
39
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第64
号議案は可決されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第67
号議案 平成21年度府中市国民健康保険
特別会計歳入歳出決算の認定について
40
◯議長(
高野律雄議員) 日程第8第67
号議案平成21年度府中市国民健康保険
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
41 ◯厚生経済
委員長(隆 ミワ子議員) 本
特別会計における
決算額は、歳入204億9,992万4,000円で、
執行率91.9%、歳出204億9,481万2,000円で、
執行率91.8%となっております。
まず、歳入の主なものとして、国民健康保険税は収入率66.9%で、本決算における保険税収入総額の歳入総額に占める割合は23.1%、前年度比1.5ポイントの増となっております。不納欠損は、生活困窮や所在不明によるものなど、合計1万3,876期分となっております。また、国庫負担金は、
執行率91.3%、
一般会計繰入金は、
執行率74.6%、前期高齢者
交付金は65歳から74歳までの前期高齢者の医療費に係るもので、
執行率99.9%となっております。
一方、歳出の主なものは、保険給付費の療養諸費で、件数、費用ともに微増となっております。
以上、各項にわたる説明を受けた後、質疑に対して、国民健康保険加入者における年収300万円以下の世帯数については、ここ数年、増加の傾向にある。国民健康保険税に係る応益分と応能分の割合については、国の基準は50対50となっているが、都内や多摩地域などでは所得が大きいということで応能部分をふやしているという状況にある。なお、本市では、現在、おおむね応益分が40%、応能分が60%となっている。レセプト点検については、医療費の適正化という部分で、保険者にとって重要な業務であるので、昨年度から、委託内容の見直しなど改善を図っているところである。国民健康保険税の収納率については、税額が低い方ほど低くなる傾向にあるが、収入が多い方についても滞納は見られるので、税の公平性の観点からも、今後とも、納税率を向上させる努力をしていきたいと考えている。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、本案については、
全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。
42
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
43
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第67
号議案は認定されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第68
号議案 平成21年度府中市後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算の認定について
44
◯議長(
高野律雄議員) 日程第9第68
号議案平成21年度府中市後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
45 ◯厚生経済
委員長(隆 ミワ子議員) 本
特別会計における
決算額は、歳入32億104万1,000円で、
執行率99.6%、歳出31億7,923万1,000円で、
執行率98.9%となっております。
初めに概要ですが、平成21年度は、保険料の徴収、東京都後期高齢者医療広域連合からの請求に基づく負担金の支払い、広域連合との委託に基づく健康診査を実施しました。
続いて、歳入の主なものとしては、後期高齢者医療保険料、
一般会計繰入金などとなっております。
一方、歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金、健康診査費などとなっております。
以上、各項にわたる説明を受けた後、質疑はなく、審査の結果、後期高齢者医療制度は、現在、さまざまな議論がなされている状況にあるが、本決算は、現制度の中で対応されているものであるので、本決算の認定について賛成する。本制度については、当初から即時廃止を求めてきた。さらに、これまで行われていなかった短期証の発行が予定され、この先、資格証明書の発行となれば医療にかかれない事態も予想される。現在、新たな医療制度が検討される運びとなっているようであるが、本制度について直ちに廃止を求めるという立場は変わらないので、本決算の認定については反対する。などの意見がありました。
そこで、採決の結果、本案については、賛成多数により認定すべきものと決定いたしました。
46
◯議長(
高野律雄議員) これより第68
号議案を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
47
◯議長(
高野律雄議員) 挙手多数であります。よって、第68
号議案は認定されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第69
号議案 平成21年度府中市老人保健医療
特別会計歳入歳出決算の認定について
48
◯議長(
高野律雄議員) 日程第10第69
号議案平成21年度府中市老人保健医療
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
49 ◯厚生経済
委員長(隆 ミワ子議員) 本
特別会計における
決算額は、歳入4,633万1,000円で、
執行率115.1%、歳出3,730万7,000円で、
執行率92.7%となっております。
歳入の主なものは、支払基金
交付金や国庫負担金、また、第三者納付金等の雑入などとなっております。
一方、歳出の主なものは、
一般会計繰出金、東京都及び社会保険診療報酬支払基金への精算返還に係る償還金などとなっております。
以上のような説明を受けた後、質疑等はなく、本案については、
全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。
50
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
51
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第69
号議案は認定されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第70
号議案 平成21年度府中市介護保険
特別会計歳入歳出決算の認定について
52
◯議長(
高野律雄議員) 日程第11第70
号議案平成21年度府中市介護保険
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
53 ◯厚生経済
委員長(隆 ミワ子議員) 本
特別会計における
決算額は、歳入109億6,150万7,000円で、
執行率99.1%、歳出108億1,910万6,000円で、
執行率97.8%となっております。
歳入の主なものは、保険料や国庫支出金、支払基金
交付金などで、このうち保険料は、現年度分の特別徴収及び普通徴収のほか、平成18、19、20年度保険料滞納分です。また、国庫負担金の介護給付費負担金現年度分は、介護給付費に係る国の負担金で、負担率は、給付費の居宅給付分の100分の20、施設等給付分の100分の15となっております。
一方、歳出の主なものは、保険給付費で、このうち介護サービス等諸費は、居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費などとなっております。
以上、各項にわたる説明を受けた後、質疑に対して、介護従事者処遇改善臨時特例基金については、平成20年度に行われた介護報酬改定が保険料に与える影響を緩和するため、国から各保険者に交付された
交付金を原資とするものである。居宅サービスと施設サービスの割合については、平成21年度末で、居宅サービス利用者が4,679人、これに対し、施設サービス利用者が1,141人という状況で、それぞれの平成21年度
決算額では、居宅サービスが60億5,433万円、施設サービスが37億2,336万円となっている。居宅サービスと施設サービスの今後の動向については、国の目指している方向が、在宅で医療的ケアも受けられるようにするというものであり、医療と介護の連携が必要であるという流れであるので、今後は居宅サービスの方がふえていくものと考えている。地域包括支援センターの課題については、介護予防プラン作成に相当の労力を割かれるため、本来の業務に影響を与えるということが挙げられる。そこで、国でもプランの簡略化などについての検討が行われているところである。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、介護職員の処遇改善については、それが実際の従事者にきちんと届いているかというのが見えづらいので、できる限り把握できるような取り組みをお願いしたい。在宅介護支援センターから地域包括支援センターへ段階的に移行が進んでいく中で、処遇困難ケースの対応等の機能の充実ということも求められていると考えるので、職員体制の充実などを図っていただくことをお願いしたい。介護予防事業の評価については、評価項目の精査など、大変な部分もあると思うが、ぜひお願いをしたい。また、介護予防事業については、有意と言えるような評価が出るよう取り組んでいただきたい。などの要望・意見があり、本案については、
全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。
54
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第70
号議案は認定されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.陳情第11号 都市再生機構の見直しに当たり、UR賃貸住宅を公共住宅として継続、居住
者の居住安定策確立を求める意見書の提出に関する陳情
56
◯議長(
高野律雄議員) 日程第12陳情第11号都市再生機構の見直しに当たり、UR賃貸住宅を公共住宅として継続、居住者の居住安定策確立を求める意見書の提出に関する陳情を議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
57 ◯厚生経済
委員長(隆 ミワ子議員) 本件については、審査に先立ち、
委員会を一たん休憩し、陳情者の補足説明を受けた後、
委員会を再開し、審査を行ったものであります。
審査に入り、質疑はなく、都市再生機構の賃貸住宅にお住まいの方からの要望事項は例年出されており、これまでも住民の意向を十分尊重しながら対応いただきたいとの意見書を関係機関へ上げてきているところであるが、今般の行政刷新会議の事業仕分けによる都市再生機構の見直しで、今後どのようになっていくのかということについては、居住者の方にとって心配の種であると思うので、本陳情を採択し、関係機関に意見書を提出することが望ましいと考える。との意見があり、本陳情については、
全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。
なお、
委員会提出議案として、意見書提出の手続を進めることとなりました。
58
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本陳情に対する
委員長の報告は採択であります。
本陳情は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
59
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第11号は採択されました。
以上で厚生経済
委員会の報告を終わります。
────────────── ◇ ──────────────
60
◯議長(
高野律雄議員) 次に、建設環境
委員会の
審査報告を求めます。建設環境
委員長。
〔建設環境
委員長市川一徳議員登壇〕
61 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) 本年第3回
市議会定例会において、当
委員会に付託された議案8件、陳情3件については、去る9月7日、
委員会を開催し、
慎重審査の結果、次のとおり決定いたしましたので報告します。
なお、審査に先立ち、関係議案等の現地を精査しておりますことをあらかじめ報告します。
────────────── ◇ ──────────────
1.第56
号議案 府中市道路線の認定について
1.第57
号議案 府中市道路線の認定について
1.第58
号議案 府中市道路線の廃止について
1.第59
号議案 府中市道路線の廃止について
62
◯議長(
高野律雄議員) 日程第13第56
号議案から日程第16第59
号議案までの4議案を一括議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
63 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) 第56
号議案から第59
号議案までの4議案については、いずれも関連性があるものと認め、一括審査を行ったものであります。
まず、第56
号議案は、開発行為により市に帰属することとなった道路及び既存の市有通路20路線を、道路法第8条第1項の規定に基づき、道路線に認定するものであります。
次に、第57
号議案は、宮西町地区の道路整備事業の実施に伴い、同事業に係る道路を、道路法第8条第1項の規定に基づき、道路線に認定するものであります。
次に、第58
号議案は、宮西町地区の道路整備事業の実施に伴い、同事業に係る道路線を、道路法第10条第1項の規定に基づき廃止するものであります。
次に、第59
号議案は、大山道拡幅整備事業の実施に伴い、同事業に係る道路線を、道路法第10条第1項の規定に基づき廃止するものであります。
以上のような説明を受けた後、質疑に対し、市道4-13号については、周囲の土地を同一の
土地所有者が所有しており、当該道路は寺の参道として使われていること、当該道路には交通機能、インフラとしての役割がなく、道路としての本来の機能を持っていないことなどから、一般の交通の用に供する必要がなくなったと認められるため、今回廃止するものである。市道4-13号の廃道敷は、新設道路である市道4-488号を整備する中で、交換などにより整理する考えである。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、現地視察を行い、状況がよくわかったので、本案に賛成する。との意見があり、4議案については、いずれも
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
64
◯議長(
高野律雄議員) 29番、小野寺議員。
65 ◯29番(小野寺 淳議員) ただいまの
委員長報告をお聞きしまして、状況、わかりました。
実は付託の段階で、57号の新設道路と58号の廃止について、その関連性やら、今後の事業を進める上での、事業がどういう形になっていくのかということで質問させていただきました。
廃止によって参道が市の普通の道路じゃなくなるわけですから心配をしたんですけれども、そのことによって新設道路と廃止をした部分が、事業を推進するために地主さんと交渉される過程で、交換ということが
委員長の話にもありましたので、この点を理解する中で、本件については認定に賛成をさせていただきます。
ありがとうございました。
66
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。4議案に対する
委員長の報告はいずれも可決であります。
4議案については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
67
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第56
号議案、第57
号議案、第58
号議案及び第59
号議案は可決されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第61
号議案 府中市廃棄物の処理及び再生利用に関する条例の一部を改正する条例
68
◯議長(
高野律雄議員) 日程第17第61
号議案府中市廃棄物の処理及び再生利用に関する条例の一部を改正する条例を議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
69 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) 本案は、家庭ごみの排出者の利便性の向上を図るため、指定収集袋の種類を増加し、これに伴い、廃棄物処理手数料を新設するほか、事業系ごみの処理について必要な対応を行うため、所要の改正を行うものであります。
主な改正内容として、まず、第14条第5項は、市長が事業系廃棄物を処理したときの処理手数料について、1キログラムにつき57円と設定する旨の規定を追加するものであります。
別表の1、家庭廃棄物処理手数料については、容器包装プラスチックを処理したときの手数料として、5リットルの指定収集袋1袋につき5円及び10リットルの指定収集袋1袋につき10円を新たに規定するものであります。
付則第1項は、本条例の施行日を平成22年12月1日からと規定するものであります。ただし、第14条の改正規定については、公布の日から施行するものと規定しております。
付則第2項は、改正後の別表1の表の規定について、施行日以降に市長が処理を行う家庭廃棄物について適用することを規定するものであります。
付則第3項は、新たに設定する家庭廃棄物に係る処理手数料の徴収及び指定収集袋の交付については事前に行うことができることを規定するものであります。
以上のような説明を受けた後、質疑に対して、今回の条例改正は、市民からの要望に基づき、より小さいサイズである5リットル及び10リットルの指定収集袋を作成することで、より一層のごみ減量を進めていただくことを目的とするものである。ダストボックス置き場の跡地のうち、民有地については既に半分以上を元の状態に戻しており、今年度中にすべての民有地を元の状態に戻す予定である。また、開発行為に伴い、市に帰属を受けた土地の利用方法については、年内をめどに、庁内の検討会で方針を定める予定である。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、今後も市民の要望をしっかり反映していただくことを要望し、本案に賛成する。ダストボックス置き場の跡地の処理については、地主等の理解を得ながら進めていただきたいと考える。また、ごみ減量の効果については、広報などで市民にしっかり周知していただくことを要望し、本案に賛成する。などの意見があり、本案については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
70
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
71
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第61
号議案は可決されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第73
号議案 平成21年度府中市下水道事業
特別会計歳入歳出決算の認定について
72
◯議長(
高野律雄議員) 日程第18第73
号議案平成21年度府中市下水道事業
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
73 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) 本
特別会計における歳入
決算額は37億2,356万5,000円で、
執行率は97.5%、歳出
決算額は37億82万2,000円で、
執行率は96.9%となっております。
歳入の主なものは、下水道使用料及び
一般会計からの繰入金で、下水道使用料は現年度分、延べ148万8,317件分、過年度分は平成20年度までの1万6,220件分となっております。
歳出の主なものは、下水道費及び公債費であります。
以上、各項にわたる説明を受けた後、質疑に対して、下水道事業に関する今後の検討課題としては、老朽化した下水管の整備と、下水道課職員の高齢化に伴う若年層への技術の継承が挙げられる。との答弁がありました。
以上により、審査の結果、来年度の事業計画をしっかり立てて、着実に事業を推進していただくことを要望し、本案に賛成する。との意見があり、本案については、
全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。
74
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
75
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第73
号議案は認定されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第74
号議案 平成21年度府中市火災共済事業
特別会計歳入歳出決算の認定について
76
◯議長(
高野律雄議員) 日程第19第74
号議案平成21年度府中市火災共済事業
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
77 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) 本
特別会計における歳入
決算額は363万2,000円で、
執行率は37.6%、歳出
決算額は219万4,000円で、
執行率は22.7%となっております。
歳入の主なものは、共済会費収入で3,419世帯分となっております。
歳出の主なものは、火災共済事業費及び災害救助基金積立金であります。
以上、各項にわたる説明を受けた後、質疑に対して、近年、火災共済の加入者数は、若干減少気味であることから、今後も自治会等を通じた周知活動を徹底するとともに、より一層の加入促進を目指し、効果的なPRを行っていきたいと考えている。災害対策本部と防災課が消防署に合築したことにより、市と消防署の連携がより深まり、市内で発生した火災などの状況が把握しやすくなったと認識している。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、今後も消防署とのコミュニケーションをしっかりとって業務を進めていただくことを要望し、本案に賛成する。との意見があり、本案については、
全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。
78
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
79
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第74
号議案は認定されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.第75
号議案 平成21年度二枚橋衛生組合
一般会計歳入歳出決算の認定について
80
◯議長(
高野律雄議員) 日程第20第75
号議案平成21年度二枚橋衛生組合
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
81 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) 本案については、決算の説明に先立ち、二枚橋衛生組合の概要と解散に至った経緯などについて説明を受けました。
説明の内容は、当組合は、昭和32年2月15日に設立された一部事務組合であり、設立以来、50年にわたり、府中市、調布市及び小金井市の3市の可燃ごみの焼却業務を主たる業務とし、ごみの処理施設の設置、運営並びに同施設から最終処分場までの運搬業務などを行ってきた。
しかし、施設の老朽化に伴う建てかえ計画を検討、協議した結果、新たな施設の建てかえ計画では、3市のごみをすべて処理することは困難であるという結論に至り、平成21年度までに調整が整い次第、組合を解散することとなり、平成19年3月末をもって焼却業務をすべて停止した。
その後、解散に向け、組合議会や構成市間において協議を行い、財産処分、清算事務や費用負担などの協議が整ったため、平成22年3月31日をもって解散に至った、などであります。
なお、最終年度である平成21年度の決算は、清算事務を担当している小金井市が調製し、決算の審査及び議会の認定については、それぞれの構成市において行うこととなっており、地方自治法第292条において準用する同法施行令第5条第3項の規定により、また、二枚橋衛生組合の解散に伴う協定書に基づき、本市議会の認定に付すものであります。
本会計における
決算額は、
歳入歳出ともに4億5,144万487円で、
執行率99.7%となっております。
歳入の主なものは、組合運営費分担金、繰越金及び施設整備基金繰入金であります。
歳出の主なものは、一般管理費及び財産管理費であります。
以上、各項にわたる説明を受けた後、質疑に対して、現在のところ、本市に帰属した組合跡地について、特定の利用計画は持っていないが、小金井市から、新ごみ処理施設の建設用地として本市に帰属した土地も利用したい旨の申し入れが正式にあれば、議会と相談の上、対応を検討していきたいと考えている。年度当初の契約で、多摩川衛生組合では、ことしの4月から来年3月までの1年間に、小金井市のごみを約6,000トン受け入れることとなっている。ダストボックス撤去直後は、市内で粗大ごみなどの不法投棄が見られたこともあったが、地域住民の御協力や職員の市内パトロールの結果、最近は市内で不法投棄されたごみの絶対量は大幅に減少している。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、小金井市のごみ行政に貢献できるような跡地利用の方策を検討していただくことを要望し、本案に賛成する。組合跡地の利用方法については、地域住民も非常に関心を持っている問題なので、すべてが決定した後で住民が知るというようなことのないよう、事前に住民への情報提供や意見聴取を行っていただくことを要望し、本案に賛成する。などの意見があり、本案については、
全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。
82
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
83
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、第75
号議案は認定されました。
────────────── ◇ ──────────────
1.陳情第10号 四谷6丁目墓地建設の中止を求める陳情
1.陳情第13号 四谷6丁目墓地建設計画の中止を求める陳情
84
◯議長(
高野律雄議員) 日程第21陳情第10号四谷6丁目墓地建設の中止を求める陳情及び日程第23陳情第13号四谷6丁目墓地建設計画の中止を求める陳情を一括議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
85 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) 陳情第10号及び陳情第13号は関連性があるものと認め、一括審査を行ったものであります。
まず最初に、本陳情については署名の追加があり、合計2,027人になっておりますことを御報告いたします。
本陳情については、審査に先立ち、
委員会を一たん休憩し、陳情者の補足説明を受けた後、
委員会を再開し、審査を行ったものであります。
審査に入り、質疑に対して、当該墓地開発計画の概要としては、場所は四谷6丁目9番1ほか4筆、事業者は東村山市に所在する宗教法人万行寺、区域面積は2,008.1平方メートル、墓地区画数は649区画となっている。墓地開発の動きを受けて、職員が当該地の所有者を何度か訪問し、府中市は墓地の新設について御遠慮いただいていることを説明し、最終的には、土地の処分を再考していただくよう、書面によりお願いしている。また、事業者である宗教法人万行寺にも職員が訪問し、墓地開発を再考していただくよう、書面によりお願いしている。そのほか、墓地経営の許可を出す多摩府中保健所にも職員が訪問し、本市は都立多磨霊園を抱えていることから、墓地の土地利用率が突出して高いこと、墓地の需給を見定めて近隣市で市民墓地を計画しており、市内では新規の墓地を認めない姿勢であることを説明している。また、都条例による保健所からの意見照会に対しても、同様の回答を行っている。事業者は、代理人に弁護士を立て、府中市内における墓地、墓園の造成に関する指針は、地方自治法第2条第16項に規定する地方自治体の法令遵守義務に違反した事務処理であること、また、市が指針を根拠に、
土地所有者と事業者に墓地開発再考のお願いをしたことについては違法であることを主張し、指針と
土地所有者へのお願いを撤回するよう市に要求している。また、
土地所有者へのお願いに起因して土地の売買ができなくなったときは、市に損害賠償を求めることなどを、書面により市に通知している。東京都から、墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例は、適正な墓地を供給することを前提とした制度ではあるが、市とも十分協議するよう事業者に行政指導していると聞いている。事業者は、墓地が完成した後に、墓地の経営許可を得ることとなる。また、都条例で定める許可申請前の手続として、都と事業者による事前相談、標識の設置、関係機関に対する保健所からの照会、近接住民などに対する事業者からの説明及び保健所による近接住民などからの意見の申し出の受付が行われる。なお、近接住民などから意見の申し出がある場合には、近接住民などと協議を行うよう保健所から事業者に指導を行うこととなる。東京都からは、近接住民などからの意見書を受けたので、住民と十分協議するよう、8月6日付で書面により事業者に指導を行ったと聞いている。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、地域住民の考え方に沿って、事業者に指導していただくことを要望し、採択を主張する。市側も新規の墓地は認めないという姿勢を関係機関に示しており、市議会と連携すれば大きな力になると思うので本陳情を採択し、市議会として意見書を提出すべきであると考える。また、事業者が市を提訴してきた場合には、戦うぐらいの気持ちで対応していただきたいと考える。地元住民の熱意を感じるので、採択を主張する。この問題は、決して地域だけの問題ではなく、府中市全体にとって、今後、大きな課題となると思うので、採択を主張する。などの意見があり、本陳情については、いずれも
全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。
なお、
委員会提出議案として、意見書提出の手続を進めることとなりました。
86
◯議長(
高野律雄議員) 25番、手塚議員。
87 ◯25番(手塚歳久議員) この件につきましては一般質問させていただきましたし、全会一致で陳情を採択ということにつきまして感謝をする立場でございますが、今の
委員長報告の中にございました状況においては、事業者が訴訟問題に発展する、提訴というふうな
委員長報告がございまして、実際問題として、予定でいきますと、10月1日からは工事に入るというふうな形で来ておりますので、余り時間もございませんので、現時点におきまして、そういった訴訟の動き、そういうふうなことがあるのかどうか、そのあたり、市の担当の方でつかんでいるかどうか、そのことだけお尋ねをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
88 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) それでは、関係部局からよろしくお願いいたします。
89
◯議長(
高野律雄議員) 都市整備部長。
90 ◯秋山 勤都市整備部長 弁護士の方からの訴訟の関係でございますけれども、現在のところ、そのような手続はされておりませんし、お話も伺っておりません。
以上でございます。
91 ◯25番(手塚歳久議員) 一応そういうケースにつきましては、できましたら向こう側もそれなりの弁護士でやっていますので、万が一そういう対応になりましたら、市としてもきちんと弁護士を立てるなりしていただいて、対応をきちんとしていただきたい。この件につきましては、多くの方がお話をされているように、どうしても、何が何でも、この計画を中止しなきゃいけないという立場で頑張っていきたいと思っておりますので、市側のこれまでの対応についても感謝をしております。市長からの要望書も出していただくということでございますので、そういったことに改めて感謝を申し上げ、この件については賛成をいたします。よろしくお願いいたします。どうもありがとうございます。
92
◯議長(
高野律雄議員) 1番、赤野議員。
93 ◯1番(赤野秀二議員) 建設環境
委員会に委員を共産党から出していませんので、一言。
ちょっと質問があるんですけれども、先ほど手塚さんが言われた弁護士からの訴えということなんですけれども、向こうが根拠としている法律とか、そういったものが今わかれば教えていただきたいということと、今回のような遠隔地に宗教法人自体があって、こういうふうにかなり離れたところに墓地がもしつくられるとしたら、その管理自体は適切に管理されるものと思われますか。その点、お聞きしたいと思います。お願いします。
94 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) この件についても
委員会の方で出ておりませんので、部局の方からよろしくお願いいたします。
95 ◯秋山 勤都市整備部長 まず、管理につきましては、東京都の条例に基づきまして許可をいたしますので、東京都が判断することになります。
また、弁護士の方からの訴訟ですけれども、現在、弁護士とは何回か協議をしていますけれども、どのような内容で訴訟に至るかというものにつきましては、明確なお話はございません。しかしながら、先ほど
委員長が御報告したように、現在の段階では地方自治法の法令順守義務に違反をしているんだという主張でございます。
以上でございます。
96 ◯1番(赤野秀二議員) 都が判断して管理できるかどうか見きわめるということなんですけれども、やはり非常に管理、難しいと思うんですよね。日新町にできたお墓については市内の法人がつくったということなので、管理はできるのかなと思うんですけれども、こういうふうに遠隔地にあるのが、東京都としても本当に認められるんだったら、今後、とにかく業者があいた土地を見つけてきて、宗教法人に、墓地にできる土地があるんだけれども墓地にしませんかというふうな極端なビジネスモデルがまかり通っていいのかなという思いも、私、します。
そして、今回、
委員会に先立って現地も精査させていただきましたし、私、その前に何度か足を運ばせていただきましたけれども、やはり
駐車場なんか、接道の問題とか、あと、何よりも近隣の住民の方が穏やかな生活を営んでいる中で、2,027筆もの署名が寄せられたという重みは重いと思いますので、本陳情については、採択、賛成したいと思います。
97
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。一括議題の陳情2件に対する
委員長の報告はいずれも採択であります。
一括議題の陳情2件は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
98
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第10号及び陳情第13号は採択されました。
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1.陳情第12号 府中市都市計画に基づく府中市街づくりのインフラについての陳情
99
◯議長(
高野律雄議員) 日程第22陳情第12号府中市都市計画に基づく府中市街づくりのインフラについての陳情を議題とし、その
審査報告を求めます。
委員長。
100 ◯建設環境
委員長(市川一徳議員) 本陳情については、直ちに審査に入り、質疑に対して、都市計画法第53条は、都市計画道路、都市計画公園などの都市計画施設の区域または土地区画整理事業や市街地再開発事業などの施行区域内において建築物の建築をしようとする者は、都道府県知事あるいは市町村長の許可を受けなければならないことを定めている。
都市計画法第54条は、同法第53条に基づき許可をする際の許可の基準を定めたものであり、階数が2以下で、かつ地階を有しないもので、主要構造部が木造、鉄骨造などの構造で、容易に移転し、除却することが可能な建築物については、市長は許可をしなければならないことを定めている。逆に、これに該当しない建築物については、市長は許可をすることができるというできる規定になっている。
区画整理区域内の建築物はすべて都市計画法の規定に基づく許可を得た後、建築確認申請を行い、確認を取得してから建築されており、区域内に都市計画法の規定に違反する建築物は存在しない。また、このことから、陳情に記載されている調査報告書のようなものも存在しない。などの答弁がありました。
以上により、審査の結果、本陳情の要望事項で、市として生かせる部分があれば、しっかり対応していただくことを要望し、本陳情については、不採択を主張する。存在しない調査報告書を提出してほしいという陳情者の願いには同意できないので、不採択を主張する。などの意見があり、本陳情については、賛成者がなく不採択にすべきものと決定いたしました。
101
◯議長(
高野律雄議員) お諮りいたします。本陳情に対する
委員長の報告は不採択であります。
本陳情は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
102
◯議長(
高野律雄議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第12号は不採択と決定いたしました。
以上で建設環境
委員会の報告を終わります。
────────────── ◇ ──────────────
103
◯議長(
高野律雄議員) これをもちまして、本日の日程は終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
午前11時20分 散会
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