令和5年定例会 12
月定例議会 令和5年
青梅市議会会議録第11号(12
月定例議会) 令和5年12月7日(木曜日)出席議員(24人) 第1番 中野芳則 第2番 山田紀之 第3番 寺島和成 第4番 茂木亮輔 第5番 井上たかし 第6番 ぬのや和代 第7番
みねざき拓実 第8番 藤野ひろえ 第9番 目黒えり 第10番 山崎善信 第11番 片谷洋夫 第12番 長谷川真弓 第13番 山崎哲男 第14番 阿部悦博 第15番 迫田晃樹 第16番 山田敏夫 第17番 島崎 実 第18番 山崎 勝 第19番 鴨居たかやす 第20番 久保富弘 第21番 湖城宣子 第22番 山内公美子 第23番 鴻井伸二 第24番 野島資雄――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(なし
)―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――議会事務局出席職員職氏名 事務局長 宿谷尚弘
事務局次長 遠藤元希 調査係長 大島淳一 議事係長 中村政弘
会計年度任用職員 先崎由美子
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者の職氏名 市長
大勢待利明 副市長 小山高義
病院事業管理者 大友建一郎
モーターボート 競走事業管理者 為政良治 教育長 橋本雅幸 企画部長 森田欣裕 総務部長 谷合一秀
市民安全部長 青木政則 市民部長 細金慎一 環境部長 川島正男
健康福祉部長 兼
福祉事務所長 増田博司
こども家庭部長 木村芳夫
地域経済部長 渡部亀四郎
拠点整備部長 水信達郎
都市整備部長 木崎雄一
会計管理者 谷田部祐久
病院事務局長 新居一彦 ボートレース
事業局局次長 山中 威
学校教育部長 布田信好 生涯学習部長 森田利寿――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――議事日程第1号 第1日 12月7日(木) 午前10時開議 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 議会期間の宣告 日程第3 諸報告 日程第4
市長所信表明演説 日程第5 議案第57号 令和5年度青梅市
一般会計補正予算(第6号) 日程第6 議案第58号 令和5年度青梅市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第7 議案第59号 令和5年度青梅市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第8 議案第60号 青梅市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 日程第9 議案第61号 青梅市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第10 議案第62号
青梅市議会議員の議員報酬および
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 日程第11 議案第63号 青梅市一般職の
任期付職員の採用および給与の特例に関する条例の一部を改正する条例 日程第12 議案第64号 青梅市市税条例の一部を改正する条例 日程第13 議案第65号 青梅市印鑑条例の一部を改正する条例 日程第14 議案第66号 青梅市
空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例 日程第15 議案第67号 青梅市病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例 日程第16 議案第68号
東京都市公平委員会を共同設置する
地方公共団体の数の増加および
東京都市公平委員会共同設置規約の変更について 日程第17 議案第69号 青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について 日程第18 議案第70号 青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について 日程第19 議案第71号 青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について 日程第20 議案第72号 青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について 日程第21 議案第73号 青梅市
自立センターの
指定管理者の指定について 日程第22 議案第74号
青梅市民斎場および青梅市火葬場の
指定管理者の指定について 日程第23 議案第75号 青梅市
総合体育館および青梅市体育施設の
指定管理者の指定について 日程第24 議案第76号
青梅市立学校給食センター根ヶ布調理場解体工事にかかる契約の締結について 日程第25 議案第77号 物品の買入れについて 日程第26 議案第78号 市道路線の認定について 日程第27 議案第79号 市道路線の認定について 日程第28 議案第80号 市道路線の認定について 日程第29 議案第81号 市道路線の認定について 日程第30 議案第82号 市道路線の認定について 日程第31 議案第83号 青梅市
固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第32 議案第84号 青梅市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第33 陳情5第7号 「
ガソリン価格の高騰対策として、
トリガー条項の発動と
ガソリン税・
軽油取引税への
消費税課税停止・見直しを求める意見書」を政府に送付することを求める陳情書 日程第34 陳情5第8号 「再審法(刑事訴訟法の再審規定)改正の促進を国に求める意見書」の提出を求める陳情書
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 議事日程第1号のとおり
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△午前10時00分 開議
○議長(島崎実) おはようございます。 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから令和5年
青梅市議会定例会12
月定例議会を開会いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(島崎実) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 12
月定例議会における
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、第10番
山崎善信議員、第11番
片谷洋夫議員、第12番
長谷川真弓議員を指名いたします。
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△日程第2 議会期間の宣告
○議長(島崎実) 次に、日程第2、議会期間の宣告を行います。 12
月定例議会の議会期間は、本日から12月27日までの21日間といたします。
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△日程第3 諸報告
○議長(島崎実) 次に、日程第3、諸報告を行います。 局長から諸般の報告をいたさせます。
◎
議会事務局長(宿谷尚弘) 御報告申し上げます。 初めに、本定例議会に提案されます議案について、令和5年11月30日付け青総文第56号及び同日付け青総文第57号をもちまして議案28件の送付を受け、既に御配付させていただきました。 次に、陳情2件、郵送陳情1件及び要望書1件を受理し、その写しを本日御配付させていただきました。 次に、本定例議会に議案等の説明のため出席いたします者の職氏名について、令和5年12月6日付け青総文第59号をもって報告を受け、その写しを本日御配付させていただきました。 最後に、監査委員から、令和5年11月29日
付け青監第40号をもちまして令和5年度第2回
定期監査報告書を受理し、既に御配付させていただきました。また、令和5年9月29日
付け青監第33号をもちまして令和5年7月執行分の、令和5年10月30日
付け青監第36号をもちまして令和5年8月執行分の、また、令和5年11月29日
付け青監第41号をもちまして令和5年9月執行部の
例月出納検査の結果についてそれぞれ報告を受理し、既に御配付させていただきました。 以上で報告を終わります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第4
市長所信表明演説
○議長(島崎実) 次に、日程第4、
市長所信表明演説を聴取いたします。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 令和5年12
月定例議会の開会に当たり、市政運営に関して市長として所信の一端を申し上げます。 私は、先日行われた市長選挙の結果、多くの市民の御支援を頂き、市制施行以来70有余年の歴史と伝統ある青梅市の第9代の市長に就任いたしました。 さて、昨今の世界情勢に目を向けてみますと、昨年の2月にロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まり、2年近く経過しましたが、今もなお、ウクライナでは激しい攻防が続いており、さらに、イスラエルと
イスラム原理主義勢力ハマスとの戦闘の激化など、激動の時代を迎えております。 国内に目を向けてみますと、
新型コロナウイルス感染症の猛威は去ったものの、
エネルギー価格の高騰に伴う急激な物価高をはじめ、異常気象や環境問題へのさらなる取組など、世の中の流れが大きく変わっています。 また、より一層の
グローバル化と本格的な
少子高齢社会、
人口減少社会を迎え、地域の在り方が模索されています。 これから不透明な時代を迎える予感がする中、子どもや若者が夢を持ち、年齢や性別、障害の有無にかかわらず、誰もが真に活躍することができる社会が求められています。 さて、本市は、東京という日本の中心でありながら、恵まれた自然環境の中で、市内の各地域に、先人から脈々と積み重ねられてきた貴重な歴史や文化があります。 経済では、生産性の高いものづくりや小売、飲食、サービス業、医療・福祉関連などがあり、そして、何より約13万人の人財を有しています。 私は、この人財の「財」を、貴重な財産、宝として捉えています。 まさに、この大きな変革の中、本市がさらに発展していくためには、この貴重な財産、宝である人財とともに、いま一度、本市の可能性を捉え直し、その潜在能力を開花させていくことが重要であると考えております。 本市に人財が集い、交流し、新しい何かが常に創造され、「住んでいて本当に良かった」と、市民に心から思っていただけるよう様々な政策に取り組んでまいります。 そして、「東京・西多摩の雄」として、国内外の誰もが憧れるような
まちづくりを目指し、挑戦してまいります。 議員各位におかれましては、御理解とお力添えを賜りますよう心よりお願い申し上げます。 それでは、これからの市政運営に当たっての基本方針を御説明いたします。 基本方針の1点目は、市民の誰もが、青梅の地で夢を持ち、活躍できる、活動できる
まちづくりに取り組みます。 例えば、経済活動・仕事の場であったり、子育ての場であったり、文化・芸術・スポーツで自己表現をする場であったり、また快適な日常を過ごす場であったり、本市の成長と市民の生活の質の向上が有機的に結びつき、好循環を生み出していくことを基本的な方針の一つに挙げたいと思います。 基本方針の2点目は、本市の成長と市民の生活の質の向上を創り出すために、本市の行政運営をアップデートしていきたいと思います。 その1つ目は、人事制度を工夫し、専門職員を育ててまいります。 現在、多くの行政では、職員が比較的短期間で部署が変わる
ジョブローテーション制度が採用されております。 この制度は、様々な職場をバランスよく経験することで、視野や知識・技術を幅広く深いものとしていくと同時に、職員の多様な適性等を生かした人材育成が可能となります。 しかしながら、一方では、長期的なプロジェクトへの効果的な対応や、専門性を有した知見と習熟した技能を必要とする業務もあります。 これらのことから、専門資格を有する福祉職の一般事務の採用を進めるなど、専門性を有した職員の育成を図ってまいります。 2つ目は、審議会、委員会等において、多くの専門家を登用するとともに、コンサルありきをやめ、市民と職員が自ら考える体制を構築してまいります。 さきに述べさせていただいたとおり、本市は、様々な知見を有した約13万人もの人財を有しております。 一般的に、
コンサルタントは、その分野に精通しており、広く、深い見識を有してはおりますが、本市に対する思い、深い見識を最も有しているのは、そこに住んでいる青梅市民の皆様であります。 また、市民の中には、
コンサルタントに負けない専門的な知識を有している方も多くいらっしゃいます。この貴重な人財を審議会、委員会等に組み入れて、職員とともに、自ら考える体制を築いてまいります。 3つ目は、第7次青梅市
総合長期計画を実現するための短期的な実施計画を策定いたします。 現在の第7次青梅市
総合長期計画は、10年後のまちの将来像を定め、それを実現するための基本的な方向が掲げられており、基本構想と基本計画の2段構成となっております。 私は、このまちの将来像を実現するためには、具体的な施策を複合的かつ集中的に行うことが効果的と考えております。 そのため、具体的な施策を取りまとめた短期的な実施計画を、細やかな
スケジュール感とスピード感を持って定めていきたいと考えております。 4つ目は、職員自らが
先進自治体を訪れ、様々な事例を研究できる体制を整えてまいります。 私は、3期12年間の
市議会議員時代、公私を含め、多くの自治体に足を運び、それぞれの時代に即した行政の実践例を直接自分の目で見、また、その思いを聞いてまいりました。 行政における課題は、それぞれの自治体において、その状況から違ったものだと認識しております。しかし、同じ行政課題を抱え、それを解決している
先進自治体も多数存在しています。 これまでも、
国内研修等の制度を活用し、様々な
先進自治体を職員が直接訪れ、事例の研究を行ってまいりましたが、今後は、このような事例研究をより活性化してまいります。その上で、多数の実践例を本市に見合った形にアレンジし、また本市なりの創意工夫も加えながら、市民に還元できる体制を築いてまいります。 5つ目は、DXの推進についてであります。 令和4年6月に策定された、本市のDXに関する基本方針である
スマートローカル青梅に基づき、現在、
行政サービスを変える、市役所を変える、地域社会を変えるという「3つの変える」を中心に、全庁一体となってDXを推進しております。 先日、11月17日に開催されましたTokyo区
市町村DXawardに、本市からは「書かない
窓口推進事業」をエントリーし、多くの自治体等から高い評価を頂き、特別賞を受賞いたしました。 また、東京都と自治体などの
デジタル化を推進する
一般財団法人GovTech東京において事業展開する、区市町村との協働事業「
人材シェアリング」や「共同調達」等についての活用に向け、現在、調整を行っております。 庁内業務に対するさらなるDXを推進し、働き方改革、新しい生活様式、誰一人取り残さない
デジタル化の実現に向けて、今後も取り組んでまいります。 基本方針の3点目、健全で安定的な財政運営についてであります。 市民生活を豊かにし、健全で持続可能な財政運営を図っていくためには、安定した自主財源の確保に向け、基幹財源である市税収入はもとより、新たな自主財源の発掘や国や都の補助金等を有効活用するなど、財政基盤の確立が重要であります。 また、一つ一つの事務事業について、費用対効果等をしっかりと検証していくとともに、DXによる
業務効率化や事業の見直しにも取り組み、歳出の抑制を図っていく必要があります。 さらに、
モーターボート競走事業において、売上向上策に積極的に取り組み、収益の確保に努めてまいります。 なお、
モーターボート競走事業からの繰入金は、その時々における
重要施策等、様々な用途に活用を図ってまいります。 次に、私の考える主な重点施策について申し述べます。 初めに、
子育て支援についてであります。 本市では、0歳から14歳の年少人口が、平成25年に1万7300人でありましたが、令和5年に1万3000人を下回り、この10年間で約4500人も減少してしまいました。多摩26市の中で、その減少率は最も大きい状況であります。 私は、この状況を目の当たりにし、これからの子育て政策について、抜本的な対策が必要であると考えております。 その一つとして、私が公約で掲げている、第1子からの給食費の無償化をはじめ、さらなる子育てしやすいまちの実現に向け、青梅市ならではの支援を充実してまいります。 次に、教育振興についてであります。 現代社会において、一人一人の個性や価値観が重視される中、学びや学校の在り方について、その多様性が求められております。通信教育やフリースクール、
オンライン教育など、新たな学び方の選択肢を広げるとともに、
ICT教育をさらに推進し、理解度に合わせた最適な学習を進めてまいります。 また、本市には、豊かな自然環境をはじめ、スポーツや音楽、文化・芸術、プログラミングなど、たくさんの体験する場所や機会があります。 私は、こうした青梅の特色ある体験の機会に、一人一人の子どもが参加しやすい仕組みをつくり、自分らしく、好きなことをとことん学ぶことができる環境を整えてまいります。 また、誰一人として取り残されず、自らの道を切り開いていけるよう、生きるための基礎力をつける、
青梅ならではの教育を実現してまいります。 次に、医療・介護予防・福祉についてであります。 まず、医療についてであります。 このたび、
青梅市立総合病院は、
市立青梅総合医療センターとして名称を変更し、新たな施設で診療を開始いたしました。 国の医療政策や東京都の
地域医療構想等により、医療機能の分化が進み、より高度で専門的な医療を提供する病院が地域に求められています。その役割を確実に果たしていくために、
西多摩保健医療圏において、誰もが質の高い医療を受けられる体制を新病院で構築してまいります。 引き続き、安定した事業運営を図り、地域の医療機関や行政などと連携して、市民が安心して受診できる地域医療の充実に努めてまいります。 次に、介護予防についてであります。 超高齢社会となった今、さらに介護予防に取り組むとともに、支える側と支えられる側の枠組みを越えて、地域での支え合い活動を推進してまいります。 さて、すてきな公共施設が充実している自治体ほど、長寿で健康寿命が長いという調査報告がされている研究があります。 私は、これから、本市の公共施設をおしゃれで居心地のよい場所にリニューアルしていきたいと考えております。 こうした中、地域の住民同士が気軽に集い、一緒に活動内容を企画し、ふれあいを通じて
生きがいづくり、仲間づくりの輪を広げる通いの場が地域の介護予防の拠点の一つになります。 子どもから高齢者まで、仲間で集まって楽しめる場所を充実し、
健康づくりにつながる環境をつくってまいります。 また、12月15日から、
健康ポイントアプリを導入いたします。 このアプリは、歩いたり、イベントに参加することにより、ポイントが付与されるものであります。こうしたアプリケーションを活用し、多くの市民に健康に関心を持っていただくほか、今後の健康診断の
受診率アップなどに努め、さらなる市民の
健康づくりに取り組んでまいります。 次に、福祉についてであります。 国において、
地域共生社会の実現に向けた改革が進められており、本市においても地域福祉の一層の推進に向け、現在、青梅市
地域福祉総合計画を策定中であります。 複雑化・複合化した
福祉ニーズに対し、民生・児童委員など関係機関との連携をさらに推進し、様々な分野を横断した相談支援を行ってまいります。 しかしながら、本当に困っている市民に対して、支援制度の情報が届いていない場合も見受けられます。 このため、広報おうめや
市ホームページなどで案内し、支援の申請を待つのみではなく、様々なチャネルで困難に直面している市民に、行政から寄り添って支援する体制を整備してまいります。 次に、都市基盤・
生活インフラの整備についてであります。 近年、本市では人口減少に伴う利用者の減少により、
公共交通サービスの維持、確保が厳しい状況にある中、運転免許を返納した高齢者など、いわゆる交通弱者の日常生活を支える移動手段を確保することが課題となっております。 公共交通については、自宅や指定場所から目的地まで、乗り合いにより低料金となる
デマンドタクシーの導入を検討してまいります。 持続可能な
地域公共交通を実現するため、地域の
交通事業者と連携しながら、新たな公共交通の導入を進め、市民の移動手段の確保に取り組んでまいります。
圏央道青梅インターチェンジ北側の物流拠点の整備については、年明け早々に
事業認可等が取得できる見込みであり、令和6年度の早期に工事着手を目指しております。 また、青梅駅前地区市街地再開発事業におきましては、このたび既存建物の解体が完了し、年明けには新たな再開発ビルの基礎工事が開始されます。 にぎわいと活力のあるまちを目指し、引き続き、事業に対する協力、支援を着実に行ってまいります。 都市基盤として重要なライフラインの一つである下水道施設は、維持管理の時代に移行しております。引き続き、衛生的かつ安全、安心な生活環境を保つため、計画的、効率的な維持管理を推進してまいります。 次に、空き家対策についてであります。 現在、日本全体において、総世帯数を超えた住宅数が存在しています。つまり、多くの空き家が存在しています。 適切な管理が行き届かない空き家は、防犯を含めた安全面の低下、公衆衛生の悪化、景観の阻害等、様々な悪影響を及ぼします。 その一方で、空き家をリノベーションして居住するような事例が多々あり、貴重な地域資源になる可能性があります。 このような可能性を生かしていくため、
空家バンク等の仕組みを積極的に活用し、情報発信することにより定住人口を確保してまいります。 次に、産業・観光の振興についてであります。 地域を発展させるためには、経済の好循環が必要不可欠であります。この好循環とは、企業が地域外から所得を稼ぎ、それが市民に分配され、さらに市民が市内で消費をすることであります。 本市の産業を牽引するのは、汎用・生産用・業務用機器及び電子部品・デバイスの分野であります。この分野での生産性は全国平均の2倍であり、地域外から所得を稼ぐ基盤産業でもあります。 職住近接である本市では、この基盤産業が経済の
地域内循環の起点となります。この基盤産業が引き続き市内で事業を継続できるよう、支援を行ってまいります。 さらに、地域内での消費を喚起するため、それぞれの商店街を支援するとともに、地域特性を生かした魅力的な個店の
販売チャネルを拡大するなど、商業の活性化にも力を入れてまいります。 地域外からの所得を増やすためには、観光振興の視点も欠かせないものと捉えております。 国は、成長戦略の柱、
地域活性化の切り札として、持続可能な
観光地域づくりや
インバウンド回復に戦略的に取り組むこととしております。 本市は、豊かな自然とともに、歴史的、文化的な価値を持つ多くの観光資源を有しております。この魅力的な資源を生かすには、情報発信が肝要であります。戦略的かつ効果的な情報発信に努めてまいります。
インバウンド対策としては、国際基準に準じて作成された日本版持続可能な
観光ガイドラインによるロゴマークを取得した利点を生かし、
インバウンド需要の確実な取り込みを図ってまいります。 国や都では、革新的なアイデアで急成長する可能性の企業、いわゆる
スタートアップ企業を生むための支援を強化しております。国の目標では、2027年度までに、この支援額を10兆円規模に引き上げることが掲げられております。 本市でも、こうした国の動向を注視しつつ、この流れを、そして時期を逸することなく支援してまいりたいと考えております。 これらの施策を連動させ、また、本市における重要な要素である小売、飲食、サービス業、医療・福祉関連、農林業などをともに活性化し、経済の好循環の流れを整えてまいります。 次に、脱炭素・カーボンニュートラルについてであります。 全世界の共通目標であるカーボンニュートラルについて、持続可能な社会の構築、また、SDGsを達成するためにも、自治体の果たす役割は大きなものであると認識しております。 脱炭素社会の実現においては、市民一人一人のライフスタイルの転換、社会全体での省エネルギー対策、再生可能エネルギーの導入、森林の整備による吸収源対策などを推進していくことが重要であります。 市民、事業者、市が一体となった取組を推進し、2050年のゼロカーボンシティを実現するため、一歩一歩着実に進めてまいります。 また、循環型社会の形成に寄与するため、ごみ減量化に向けた取組の推進及びリサイクルセンターの機能強化を進めてまいります。 次に、文化・芸術・スポーツについてであります。 市民や事業者、NPOなど多様な主体が創意工夫し、やりたいと提案されたことをとことん実現できるよう、様々な支援を行い、地域の活性化につなげてまいります。 美術館、博物館などの文化施設をはじめ、スポーツ施設等の老朽化対策は、本市においても大きな課題となっております。 現在、進めている新市民ホールの建設のほか、サッカー場、野球場などのスポーツ施設、各市民センター、学校、公園など、計画的に施設再編を実施してまいります。 さらに、こどもから高齢者まで、多くの世代の市民が集まれる居心地のよい場所を創出し、魅力ある
まちづくりを進めてまいります。 次に、防災対策・安全対策についてであります。 本市は、北部及び西部の山間部から東部の都市部、また多摩川周辺など、多様な形態の土地を有しており、各地域ごとに想定される災害リスクも異なっております。 いつ起こるか分からない大規模災害や有事に備え、本市における防災、災害対策の根幹となる青梅市地域防災計画を見直してまいります。 地区防災計画の策定に当たっては、各地区の自主防災組織で活動する防災、減災にたけた防災士などの人財を活用してまいります。 また、各地区の消防団とともに、それぞれの地域の実情に即した防災体制のさらなる強化に努めてまいります。 社会の変化に伴い、近年、増加する特殊詐欺などの犯罪は、多様化してきております。こうした被害から市民を守るため、防犯カメラの設置、更新をはじめ、特殊詐欺対策等、先端技術の導入を進めてまいります。 また、地域コミュニティの要である自治会活動や市民活動、各スポーツや文化芸術活動を充実させ、市民がお互いに顔の見える関係をつくりやすくすることで、安全安心な信頼性のある地域社会をつくってまいります。 以上、これからの市政を推進するに当たり、所信の一端を述べさせていただきました。 これらの基本的な考え方の下、
まちづくりを進めていくためには本市のあらゆる分野で活躍されている人財の英知を結集し、オール青梅で方向性を共有していくことが必要であります。 そのため、積極的な情報発信を行いながら、市民の皆様はもちろん、経済界の皆様とも幅広い議論を行い、これからの本市が目指す方向性を定めていきたいと思います。 そして、市民の皆様と本市が目指す方向性を共有しながら、青梅市の成長と市民の生活の質の向上に取り組み、「東京・西多摩の雄」として、青梅市に住んでいて本当によかったと思えるような
まちづくりを推進し、「誰もが憧れるまち 青梅」を目指してまいります。 これらを実現するためには、市議会並びに市民の皆様の御理解と御協力が必要不可欠であります。 より一層の御指導、御協力をお願い申し上げ、私の所信表明といたします。 長時間の御清聴、誠にありがとうございました。
○議長(島崎実) 以上をもちまして、
市長所信表明演説は終了いたしました。
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△日程第5 議案第57号 令和5年度青梅市
一般会計補正予算(第6号)
△日程第6 議案第58号 令和5年度青梅市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
△日程第7 議案第59号 令和5年度青梅市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(島崎実) これより議案審議を行います。 日程第5、議案第57号から日程第7、議案第59号までの3件は、いずれも令和5年度各会計補正予算議案でありますので、以上3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) ただいま一括議題となりました議案第57号から議案第59号までの補正予算関係議案3件につきまして、御説明申し上げます。 初めに、
一般会計補正予算について御説明いたします。 まず、議案第57号「令和5年度青梅市
一般会計補正予算(第6号)」でありますが、歳入歳出とも既定予算に5億4787万8000円を追加し、その総額を605億5127万7000円にしようとするものであります。 初めに、歳入についてでありますが、国庫支出金及び都支出金において、障害者自立支援給付費負担金などを増額するものであります。 このほか繰入金において財政調整基金を取り崩し、増額をしようとするものであります。 続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。 まず、総務費でありますが、戸籍住民基本台帳経費において、氏名の振り仮名法制化に伴うシステム改修に係る委託料を追加するほか、市税還付等経費を増額しようとするものであります。 次に、民生費であります。自立支援給付経費において、訓練等給付費等の増額を行うほか、
子育て支援事業経費において、子ども食堂推進事業補助金を増額しようとするものであります。 続いて、消防費であります。避難所施設整備経費において、LPガス災害時対応バルク等賃貸借における債務負担行為期間の変更により、賃借料を減額しようとするものであります。 最後に、教育費でありますが、美術館施設整備経費において、改修に係る設計委託料などを増額しようとするほか、文化複合施設等整備経費において、健康センター等の解体に係る設計委託料を追加しようとするものであります。 以上、歳入歳出予算のほか、繰越明許費1件の設定、また、債務負担行為の2件の追加及び2件の変更をお認めいただこうとするものであります。 以上で一般会計の説明を終わり、続いて各特別会計について申し上げます。 初めに、議案第58号「令和5年度青梅市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」につきまして、御説明申し上げます。 本補正予算は、令和6年1月からの被保険者の産前産後期間に係る国民健康保険税免除措置の導入に伴うものであります。 補正予算の内容でありますが、歳入歳出とも既定予算に220万円を追加し、その総額を147億9892万4000円にしようとするものであります。 まず、歳入につきましては、国民健康保険税を減額する一方、繰入金を増額しようとするものであります。 次に、歳出でありますが、一般管理経費において、プログラム開発等委託料を増額しようとするものであります。 続きまして、議案第59号「令和5年度青梅市
介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきまして、御説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出とも既定予算に224万円を追加し、その総額を114億9156万1000円にしようとするものであります。 まず、歳入でありますが、国庫支出金に事業費補助金を追加するほか、国庫支出金及び都支出金において、地域支援事業交付金を増額しようとするものであります。 一方、歳出につきましては、総務費において、プログラム開発等委託料を追加するほか、地域支援事業費において、事業実施委託料を増額しようとするものであります。 以上、歳入歳出予算のほか、債務負担行為につきまして、変更1件をお認めいただこうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより各議案の質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま一括議題となっております各議案につきましては、議案の委員会付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第8 議案第60号 青梅市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
○議長(島崎実) 次に、日程第8、議案第60号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第60号「青梅市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 本案は、令和5年人事院勧告及び東京都人事委員会勧告を踏まえ、一般職の職員の給料表及び勤勉手当の支給割合を改めようとするものであります。 改正の内容でありますが、初めに給料表の改正につきましては、初任層に重点を置きつつ、全級全号給の給料月額を引き上げるものであります。 次に、勤勉手当の支給割合の改正につきましては、年間で0.10月の引上げを行うこととし、令和5年においては、12月期でその調整を行い、令和6年6月期以後は、6月期及び12月期の支給割合について、それぞれ0.05月引き上げるものであります。 また、定年前再任用短時間勤務職員に対する勤勉手当の支給割合につきましても同様に、年間で0.05月引き上げるほか、所要の規定の整備を行うものであります。 なお、施行期日等につきましては、給料表及び令和5年12月期の勤勉手当の支給割合の改正については令和6年1月1日とし、令和6年6月期以後の勤勉手当の支給割合の改正については令和6年4月1日とし、その他の改正規定は公布の日とするほか、必要な遡及適用の規定を置くものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第9 議案第61号 青梅市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例
○議長(島崎実) 次に、日程第9、議案第61号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第61号「青梅市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 本案は、一般職の職員に支給する期末・勤勉手当の支給割合の見直しを踏まえ、市長、副市長及び教育長に支給する期末手当の支給割合を改めようとするものであります。 改正の内容でありますが、期末手当の支給割合について、年間で0.10月の引上げを行うこととし、令和5年においては、12月期でその調整を行い、令和6年6月期以後は、6月期及び12月期の支給割合について、それぞれ0.05月引き上げるものであります。 なお、施行期日等につきましては、令和5年12月期分については令和6年1月1日とし、令和6年6月期以後の分については令和6年4月1日とするほか、必要な遡及適用の規定を置くものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第10 議案第62号
青梅市議会議員の議員報酬および
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(島崎実) 次に、日程第10、議案第62号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第62号「
青梅市議会議員の議員報酬および
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 本案は、一般職の職員に支給する期末・勤勉手当の支給割合の見直しを踏まえ、市議会議員に支給する期末手当の支給割合を改めようとするものであります。 改正の内容でありますが、期末手当の支給割合について、年間で0.10月の引上げを行うこととし、令和5年においては、12月期でその調整を行い、令和6年6月期以後は、6月期及び12月期の支給割合について、それぞれ0.05月引き上げるものであります。 なお、施行期日等につきましては、令和5年12月期分については令和6年1月1日とし、令和6年6月期以後の分については令和6年4月1日とするほか、必要な遡及適用の規定を置くものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第11 議案第63号 青梅市一般職の
任期付職員の採用および給与の特例に関する条例の一部を改正する条例
○議長(島崎実) 次に、日程第11、議案第63号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第63号「青梅市一般職の
任期付職員の採用および給与の特例に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 本案は、令和5年人事院勧告及び東京都人事委員会勧告を踏まえ、特定
任期付職員の給料表及び期末手当の支給割合を改めようとするものであります。 改正の内容でありますが、給料月額を1200円から3200円までの範囲で引上げを行うとともに、期末手当の支給割合について、年間で0.05月の引上げを行うこととし、令和5年においては、12月期でその調整を行い、令和6年6月期以後は、6月期及び12月期の支給割合について、それぞれ0.025月引き上げるものであります。 なお、施行期日につきましては、給料表及び令和5年12月期分の期末手当の改正については公布の日とし、令和6年6月期以後の分の期末手当の改正については令和6年4月1日とするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第12 議案第64号 青梅市市税条例の一部を改正する条例
○議長(島崎実) 次に、日程第12、議案第64号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第64号「青梅市市税条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 本案は、令和5年度までとされている都市計画税の税率に関する特例措置について、その適用期間を延長しようとするものであります。 改正の内容でありますが、都市計画税の税率につきましては、本則税率0.3%を0.25%に引き下げている特例措置の適用期間を令和8年度まで、3年間延長するものであります。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日とし、改正後の規定の適用関係について必要な経過措置を置くものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第13 議案第65号 青梅市印鑑条例の一部を改正する条例
○議長(島崎実) 次に、日程第13、議案第65号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第65号「青梅市印鑑条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 本案は、市民サービスのさらなる向上を図るため、窓口における印鑑登録証明書の交付申請の際、個人番号カードを提示して自ら申請する場合は、印鑑登録証の提示を不要にしようとするものであります。 改正の内容でありますが、個人番号カードの交付を受けた者が、当該個人番号カードを提示して自ら申請する場合は、印鑑登録証の提示を要しないこととするほか、所要の規定の整備を行うものであります。 なお、施行期日につきましては、令和6年1月1日とするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第14 議案第66号 青梅市
空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例
○議長(島崎実) 次に、日程第14、議案第66号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第66号「青梅市
空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 本案は、
空家等対策の推進に関する特別措置法の一部改正を踏まえ、管理不全空家等に対する措置について新たに規定し、同法に定められた事項を削除するほか、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 改正の内容でありますが、初めに、管理不全空家等の定義並びに認定、指導及び勧告の措置の規定を追加するものであります。 次に、相続人の不存在及び不在者への対応の規定について削除するものであります。 最後に、青梅市
空家等対策審議会において諮問等をする事項に、管理不全空家等の認定及び当該管理不全空家等の所有者に対する指導、勧告等を追加するほか、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、施行期日につきましては、公布の日とするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、環境建設委員会に付託いたします。
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△日程第15 議案第67号 青梅市病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例
○議長(島崎実) 次に、日程第15、議案第67号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第67号「青梅市病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 本案は、新病院の開院に合わせ、医療法の規定に基づき、東京都知事から病床数の変更の許可を受けたことに伴い、病床数を改めようとするものであります。 改正の内容でありますが、一般病床数を475床から465床に、感染症病床数を4床から6床にそれぞれ改めるほか、新病院の整備完了時における病床数について、精神病床のみの改正とするものであります。 なお、施行期日等につきましては、公布の日とするほか、必要な遡及適用の規定を置くものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、福祉文教委員会に付託いたします。
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△日程第16 議案第68号
東京都市公平委員会を共同設置する
地方公共団体の数の増加および
東京都市公平委員会共同設置規約の変更について
○議長(島崎実) 次に、日程第16、議案第68号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第68号「
東京都市公平委員会を共同設置する
地方公共団体の数の増加および
東京都市公平委員会共同設置規約の変更について」御説明申し上げます。 本案は、
東京都市公平委員会を共同設置する
地方公共団体に、東京たま広域資源循環組合を新たに加入させたいので、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日とするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎実) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにございませんか。 ほかにないものと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本件を原案のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎実) 御異議ないものと認めます。よって、議案第68号「
東京都市公平委員会を共同設置する
地方公共団体の数の増加および
東京都市公平委員会共同設置規約の変更について」は、原案のとおり可決されました。
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△日程第17 議案第69号 青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について
△日程第18 議案第70号 青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について
△日程第19 議案第71号 青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について
△日程第20 議案第72号 青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について
△日程第21 議案第73号 青梅市
自立センターの
指定管理者の指定について
△日程第22 議案第74号
青梅市民斎場および青梅市火葬場の
指定管理者の指定について
△日程第23 議案第75号 青梅市
総合体育館および青梅市体育施設の
指定管理者の指定について
○議長(島崎実) 次に、日程第17、議案第69号から日程第23、議案第75号までの7件は、いずれも
指定管理者の指定に関する議案でありますので、以上7件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) ただいま一括議題となりました議案第69号「青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について」から、議案第75号「青梅市
総合体育館および青梅市体育施設の
指定管理者の指定について」までの議案につきまして、御説明申し上げます。 これらの議案は、
指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づきまして、御提案申し上げた次第であります。 初めに、議案第69号「青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 本案は、青梅市第一
学童保育所、青梅市第三
学童保育所、青梅市第五
学童保育所、青梅市第六
学童保育所、青梅市今井
学童保育所、青梅市藤橋
学童保育所及び青梅市吹上
学童保育所の
指定管理者として、株式会社こどもの森を指定しようとするものであります。 指定の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間とするものであります。 次に、議案第70号「青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 本案は、青梅市第二
学童保育所、青梅市第四
学童保育所、青梅市第七
学童保育所、青梅市成木
学童保育所及び青梅市友田
学童保育所の
指定管理者として、社会福祉法人青梅市社会福祉協議会を指定しようとするものであります。 指定の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間とするものであります。 次に、議案第71号「青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 本案は、青梅市河辺
学童保育所、青梅市霞台
学童保育所及び青梅市若草
学童保育所の
指定管理者として、知創株式会社を指定しようとするものであります。 指定の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間とするものであります。 次に、議案第72号「青梅市
学童保育所の
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 本案は、青梅市新町
学童保育所の
指定管理者として、株式会社モアスマイルプロジェクトを指定しようとするものであります。 指定の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間とするものであります。 次に、議案第73号「青梅市
自立センターの
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 本案は、青梅市
自立センターの
指定管理者として、社会福祉法人青梅市社会福祉事業団を指定しようとするものであります。 指定の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間とするものであります。 次に、議案第74号「
青梅市民斎場および青梅市火葬場の
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 本案は、
青梅市民斎場及び青梅市火葬場の
指定管理者として、富士建物管理株式会社及び富士建設工業株式会社の2者で構成された富士建物管理・富士建設工業共同体を指定しようとするものであります。 指定の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間とするものであります。 次に、議案第75号「青梅市
総合体育館および青梅市体育施設の
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 本案は、青梅市
総合体育館及び青梅市体育施設の
指定管理者として、株式会社フクシ・エンタープライズ及び株式会社NTTファシリティーズの2者で構成された、青梅市スポーツ施設運営パートナーズを指定しようとするものであります。 指定の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間とするものであります。 以上7議案につきまして、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより各議案の質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ありませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま一括議題となっております各議案につきましては、議案の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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△日程第24 議案第76号
青梅市立学校給食センター根ヶ布調理場解体工事にかかる契約の締結について
○議長(島崎実) 次に、日程第24、議案第76号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第76号「
青梅市立学校給食センター根ヶ布調理場解体工事にかかる契約の締結について」御説明申し上げます。 本案は、青梅市立学校給食センター根ヶ布調理場を解体するため、請負契約を締結しようとするものであります。 工事の概要といたしましては、別紙議案第76号の付属資料のとおり、鉄骨造2階建ての厨房棟ほか附属の建物等の解体であります。 契約の方法につきましては、制限付一般競争入札とし、本年8月31日に告示を行った結果、10者から入札参加資格申請があり、10月6日に開札を実施いたしました。
改札の結果につきましては、株式会社海成東京支店が1億2588万8000円で落札しましたので、これに消費税及び地方消費税を加えた1億3847万6800円をもって、本議案のとおり請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げた次第であります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第25 議案第77号 物品の買入れについて
○議長(島崎実) 次に、日程第25、議案第77号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第77号「物品の買入れについて」御説明申し上げます。 本案は、青梅市消防団が使用している消防自動車のうち、更新時期を迎えた車両について購入しようとするものであります。 購入物品といたしましては、別紙議案第77号の付属資料のとおり、小型動力ポンプ付積載車計8台であります。 契約の方法につきましては、付属資料の裏面のとおり、指名競争入札としたものでありまして、業者8者に対し、10月5日に指名通知を行い、10月20日に開札を実施いたしました。 開札の結果につきましては、日本機械工業株式会社本社営業部が1億445万円で落札しましたので、これに消費税及び地方消費税を加えた1億1489万5000円をもって、本議案のとおり買い入れたく、御提案申し上げた次第であります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第26 議案第78号 市道路線の認定について
△日程第27 議案第79号 市道路線の認定について
△日程第28 議案第80号 市道路線の認定について
△日程第29 議案第81号 市道路線の認定について
△日程第30 議案第82号 市道路線の認定について
○議長(島崎実) 次に、日程第26、議案第78号から日程第30、議案第82号までの5件は、いずれも市道路線の認定に関する議案でありますので、以上5件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) ただいま一括議題となりました議案第78号から議案第82号までの「市道路線の認定について」御説明申し上げます。 これら5議案は、開発行為により新たに整備された道路について、道路法の規定に基づき市道に認定しようとするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより各議案の質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま一括議題となっております各議案につきましては、環境建設委員会に付託いたします。
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△日程第31 議案第83号 青梅市
固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(島崎実) 次に、日程第31、議案第83号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第83号「青梅市
固定資産評価審査委員会委員の選任について」御説明申し上げます。 青梅市
固定資産評価審査委員会委員のうち安藤秀明氏につきましては、本年12月23日をもちまして任期満了となります。つきましては、同氏を引き続き委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づきまして、御提案申し上げた次第であります。 よろしく審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎実) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありませんので、通告による討論はないものと認めます。 ほかにありませんか。 ほかにないものと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎実) 御異議ないものと認めます。よって、議案第83号「青梅市
固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、原案のとおり同意されました。
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△日程第32 議案第84号 青梅市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
○議長(島崎実) 次に、日程第32、議案第84号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長登壇〕
◎市長(
大勢待利明) 議案第84号「青梅市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 本案は、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、子育て世帯の負担を軽減するため、被保険者の産前産後の期間に係る国民健康保険税を減額しようとするものであります。 改正の内容でありますが、出産被保険者の産前産後の期間に係る所得割額及び被保険者均等割額の減額並びにその届出について、新たに規定するものであります。 なお、施行期日につきましては、令和6年1月1日とし、改正後の規定の適用関係について、必要な経過措置を置くものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(島崎実) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 本件につきまして、御質疑ございませんか。 御質疑ないものと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件につきましては、福祉文教委員会に付託いたします。
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△日程第33 陳情5第7号 「
ガソリン価格の高騰対策として、
トリガー条項の発動と
ガソリン税・
軽油取引税への
消費税課税停止・見直しを求める意見書」を政府に送付することを求める陳情書
△日程第34 陳情5第8号 「再審法(刑事訴訟法の再審規定)改正の促進を国に求める意見書」の提出を求める陳情書
○議長(島崎実) これより陳情審議を行います。 日程第33、陳情5第7号及び日程第34、陳情5第8号の2件を一括議題といたします。 ただいま一括議題とした各陳情につきましては、陳情の委員会付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
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○議長(島崎実) お諮りいたします。 議事の都合により、明8日から20日までを休会とし、21日午前10時より本会議を開きたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎実) 御異議ないものと認めます。よって、明8日から20日までを休会とし、21日午前10時より本会議を開くことに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。
△午前11時15分 散会
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